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12月12日-03号

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  1. 鉾田市議会 2018-12-12
    12月12日-03号


    取得元: 鉾田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成30年 12月 定例会(第4回)                  平成30年第4回               鉾田市議会定例会会議録 第3号                                                    平成30年12月12日 午前10時00分開議                                        出 席 議 員  議 長 12番  井 川 茂 樹 君       9番  水 上 美智子 君  副議長 10番  入 江   晃 君       11番  岩 間 勝 栄 君      1番  髙 埜 栄 治 君       13番  米 川 宗 司 君      2番  井 川 倫 士 君       14番  友 部 政 德 君      3番  渡 辺 拓 哉 君       15番  山 口   德 君      4番  亀 山   彰 君       16番  田 口 清 一 君      5番  二重作 茂兵衛 君       17番  堀 田 正 衛 君      6番  郡 司   功 君       18番  石 津 武 吉 君      7番  小 沼   勝 君       19番  高 野   衛 君      8番  根 嵜   眞 君       20番  倉 川 陽 好 君                                        欠 席 議 員      な  し                                        出 席 説 明 者  市     長  岸 田 一 夫 君      健 康 福祉部長  金 沢   覚 君  副  市  長  寺 門 利 幸 君     旭市民センター長  飯 島   衛 君  教  育  長  石 﨑 千惠子 君    大洋市民センター長  小 沼 三 男 君  総 務 部 長  関 谷 公 律 君      会 計 管 理 者  松 金 邦 行 君  市 民 部 長  二重作   勝 君      教 育 部 長  小 沼 富 男 君  産 業 経済部長  鈴 木   賢 君      上 下 水道部長  中 根   衛 君  建 設 部 長  寺 家 喜 重 君    農業委員会事務局長  飯島與治右衛門 君                                        出席事務局職員  事 務 局 長  方波見 隆 雄        庶 務 係 長  豊 田 隆 弘  事務局長補佐兼  和 泉 経 義        書     記  会 沢 かおり  議 事 調査係長                                                        議 事 日 程 第 3 号                             平成30年12月12日(水曜日)                                   午前10時00分開議開議                                           日程第1 諸般の報告                                   日程第2 一般質問                                                                            1.本日の会議に付した事件                                議事日程のほか追加日程第1 倉川陽好君に対する懲罰動議                                                        午前10時02分開議 △開議の宣告 ○議長(井川茂樹君) おはようございます。 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成30年第4回鉾田市議会定例会を再開いたします。 これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(井川茂樹君) 日程第1 諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定に基づき説明のため出席した者は、市長ほか13名でありますので、報告いたします。 △一般質問 ○議長(井川茂樹君) 日程第2 これより一般質問を行います。 順次質問を許します。なお、重複質問は省略願います。また、執行部答弁は簡単明瞭にお願いいたします。倉川陽好君。          〔20番 倉川陽好君登壇〕 ◆20番(倉川陽好君) おはようございます。雨の中ご苦労さまでございます。20番倉川でございます。通告に基づきまして質問いたします。 今、全国津々浦々、地域創生ということがキーワードになっております。地域創生とは、つくり出すこと、初めて生み出すこと、初めてつくることだということであります。私も勉強会の中で、小沼議員と水戸市選出の議員のもとで勉強させていただきました。その中で、水月会では地域創生についていろんな角度から会派の議員が個々に勉強して、自分の考えを提言しているようであります。その中で、やはり日本が戦後、どのようにして自民党が政権をとってきたか、それらについては戦後70年、日本の政治は常に地方創生を内政の柱としてきた。田中日本列島改造論を下敷きに、高速道路網、新幹線、ジェット空港の整備等、これらの目的につきましては、職住近接、分散型国土の実現を目指すため、地方重視の歴史の流れだそうであります。 これらの地域開発政策と呼ばれる方策は、池田内閣の全国総合開発計画としてスタート、所得倍増計画を掲げ、10年後、国民の所得を2倍にするという目標が示されたようであります。常に地方をキーワードとして、職住近接の地域間の均衡ある発展を目指す地方創生がスタートした年でもあるそうであります。全国総合開発計画に沿って、新産業都市建設促進法工業整備特別地域整備促進法などが制定され、工業立地の分散政策も進められ、現在は国土形成計画に衣がえをしているようであります。そして今、福祉、医療、介護、教育のフルセットの公共サービスにシフトし、国土の7割が山林、自然の大切さ、子育て留学を農山村に求める人たちも、少数教育のゆとりある指導による都会からの留学生も多いとの報道もあるようでございます。 それでは、通告に基づきまして、5点ほど質問いたします。最初に、移住対策と観光対策についてお尋ねいたします。国でも人口減少対策として、地方創生政策を示して、各自治体で独自の政策を計画した市町村に助成金等の処置をしているようです。そのため、各市町村では独自の地方創生戦略を立てて取り組んでいるようであります。鉾田市でも、基幹産業の活性化のためにブランド戦略を計画して取り組み、農業の産出額全国で上位にランクされている。この利点を生かしてどのようにしているか、いろいろ取り組んでいるようであります。 また、2014年に日本創生会議が発表した、2040年までに20歳から39歳の女性の人口が5割以下減少すると推計される市町村を消滅可能性都市との表現を用いて発表しているようであります。少子化や人口減少に歯どめがかからず、このままでいくと社会保障制度の問題化や、税収減による行政の維持や地域のコミュニティーにもかなりの影響が出てくると思います。そのため、各自治体でもこれらの政策の取り組みとして、人口移住の対策、そして地域産業の活性化のために観光対策に取り組むところが多くなっているようです。 また、商工会でも亀山議員を中心に、世界に鉾田市の産物を売るような形で進めているようでありますし、昨日の茨城県でも海外からのバイヤーを集めて県内の産物がどのように売れるかやったそうでありますが、その中でも一番人目を引いたのは大洗町のタコだそうです。このタコも、今までゆでたのをただゆでるだけでなくて、外側をまずやって、中に水分を残して、水分を残したまま加工して、それを出すということで、中国人のバイヤーから引き合いがあったというような報道もなされているようでありますが、これから鉾田市ではこのような形で地域産業の活性化のための観光対策、そしてこれから鉾田市が人口減少対策の取り組みとして移住対策、このような何のためにどのように活性化させるか。産業観光課だけでなくて、市内の各課が自分たちの課がこういうことをできるということをまず頭の中に入れて、そして年度末にはこういう計画を出して、自分らの課ではこういうことをやりますというような発表ができるような形で、ぜひこれから進めていってもらいたいと思いますが、これらの指揮官は岸田市長の肩にかかっておりますので、ぜひ市長の指示のもとに鉾田市全体が一本になって進めていただきたいと思います。 2点目に、上山工業団地の進捗状況についてお尋ねいたします。工業団地が計画され、かなりの年月が経過いたしました。この地区は、現在行方市と鉾田市にまたがる地形で、工場等の立地は行方市のほうが進出企業は多いようです。また、鉾田市地区の工業団地は工場用地として100%が造成されておらず、進出企業が決まったその規模に合わせて造成するとの話もあったようでございますが、これらについては現在はどのようになっているでしょうか。 次に、東日本大震災以前は雪国まいたけが野菜等の栽培をしていたこともあったようですが、これらについては現在は全く見受けられなくなったようでありますが、これらの状況についてはどのようなことだったのか。この前も地元の方から、いろんな問題でこういう問題があるということが提案されましたけど、それらについては経済建設委員会で県庁のほうに行って、その問題の対処を問いましたところ、それらについては現在進出する企業はなくなったとの答弁をいただいております。 次に、農作物の害虫対策についてお尋ねいたします。今年の天候は、30度を超える暑い天気が続き、農作物等にも影響があったと思いますが、水田、畑作等の今年度の状況について、どのように把握しているか、執行部の考えをお尋ねいたします。 次に、職員派遣についてお尋ねいたします。職員派遣については、今年度も産業経済省、そして県のほうから行政に明るい専門職を採用して、これからの鉾田市のまちづくり道路づくりといろんな形で職員の教育、新たな取り組みについて招聘し、現在その幹部の皆さんの指導で進められているようであります。また、それに合わせて市からも県やいろいろなところに派遣で行っておるようでございますが、現在今までの、この前までの過去の何で、市ではこれらの規則等、どのような形で招聘や執行に対して運用していたのか。 そして現在も、過去にはアントラーズの問題でもありましたけど、今民間への派遣の問題についても、現在市ではどうなのか、現状ではこれらもクリアしているのか。現在も、職員がとっぷ・さんて大洋や健康財団、そして社会福祉協議会、そして高齢者のためのところにも市の職員を派遣しているようでありますが、これらに対してはどのような取り組みのもとに派遣しているのかお尋ねしたいと思います。 最後に、公共施設等総合管理計画の進捗状況についてお尋ねします。市では合併後、学校等の統廃合や市の行政施設等総合管理計画のもと、施設の整備、老朽化した施設の持続に対して管理計画のもと進められていると思います。これらは何を基本に進めているのか。昨日も文教委員会の皆さんより、現在ある武道館や大洋の体育館を解体して、新たな統合小学校をあそこに建てるというような話もありますけども、これらに関しても大洋村で一番新しい施設ですよ、あれ。今、鉾田市の公民館は大洋村が一番使い勝手がいいと言って使っているようでありますが、大洋公民館が建てられて、その後、武道館や体育館が建てられたことは、大洋村の皆さんは多分よくご存じだと思います。そして、新しい施設を建てたときに必ず耐震計画とか何か言っておるようでありますが、一番新しい建物は社会福祉協議会の施設、そして余り使われておりませんが、水道事務所、そして見聞館ですか、あれらについてもどのような管理計画のもとにこれから進めていくのか。ぜひ教育施設でありますならば、そういうところも教育委員会の皆さんは勉強に行って、よく把握して、子どもたちが柔道の成果になった武道館を壊すというむちゃな答申を出さないで進めていただければよかったのかなと思いますので、これらについて執行部の考えをお尋ねいたします。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君の質問に対し答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、初めに移住対策についてご答弁を申し上げたいと思います。 先ほど倉川議員からご指摘ありましたように、本市の人口動態について、まずご説明申し上げたいと思います。自然動態におきましては、死亡数が出生数を大幅に上回っている自然減少の状態が続いております。また、社会動態につきましては、先ほど議員からご指摘がありましたように、20歳から39歳までの若年層が転出超過の一方ですね、60歳以上のシルバー世代の転入超過が続いている状況でありまして、社会動態につきましては、ほぼ横ばいで推移している状態にございます。特に若い女性の転出超過は顕著となっておりまして、先ほど申し上げました20歳から39歳までの男女比で見ますと、女性の人口は男性の人口の約8割、ちょうどお子さんを産み育てる時期の女性が大変少ない状況になっております。そういうことから、35歳から39歳の男性の未婚率が約40%を超えているという状況になっております。このことはですね、出生数の減少の傾向に歯どめがかからない要因になっているものと分析をしているところでございます。 そのような観点から、鉾田市の移住対策のターゲットは若い世代、とりわけ首都圏の若い女性をターゲットとして婚活事業や移住セミナー移住体験ツアーを展開しているところでございます。こういった場を活用しまして、鉾田市のよさ、そういったものをアピールをして、鉾田市のシティプロモーション、魅力向上に努めているところでございます。そして、昨日も市長からご答弁ありましたように、結婚支援、子育て支援、教育環境の充実、雇用の場の創出、定住支援、生活環境の充実を庁内横断的に政策パッケージとして継続していくことで、移住・定住の促進に努めてまいりたいと考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 私からは、観光の関係についてご答弁申し上げます。 鉾田市におきましては、長い砂場を持つ大竹海岸鉾田海水浴場ラムサール条約登録湿地であります涸沼、産出額全国2位であります農業などを初めといたしまして、魅力ある観光資源がさまざまございます。しかし、これらを上手に生かし切れていないというのが実情かなと思っております。これら既存の観光資源につきましては、SNS等を用いた効果的な情報発信など、さらにその魅力を高めていく努力などですとか、あとはこれらを組み合わせた観光商品の開発等、この資源をですね、上手に生かした、こういった取り組みを継続して続けていきたいというふうに考えております。 また、鉾田市だけにとどまらずですね、アントラーズホームタウンDMO茨城空港周辺地域資源活用推進協議会、これは茨城空港の百里基地の周辺7市町村で構成するものでございますけども、そういったものですとか、ラムサール条約登録湿地ひぬまの会などの組織を活用しまして、周辺自治体と協力しながら広域的な周遊ルート、こういったものもつくりまして、新たな観光資源の発掘、こういったものも引き続き取り組みながら対応していきたいと思っております。 この観光ですけども、観光客がその地を訪れたことで定住・移住にもつながるものでございます。こうした観光対策を通じてですね、交流人口をふやしていくことで、市の活性化、これにつなげていければと思っております。引き続き魅力ある地域のため、観光対策にも力を入れていきたいと思いますので、引き続きご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 何か各課でやってくれるということだったので楽しみにしていたんですけど、やはり地方創生の取り組みが失敗する3原則というのがあって、やりっ放し行政頼りっ放しの民業、全然無関心の市民との3つが大体要素だというような指摘もされておりまして、今日本の観光がGDPに占める割合が1.9%で、まだまだ伸びる価値は十分にあるようであります。今、福井県が日本で一番幸せな、幸福でありますということで、ランキングなんかで見たら教育分野は1位だとか、仕事分野でも1位、健康分野は13位だそうでありますが、生活分野は7位、しかしながら子育て世代移住者幸福度が1位であります。なぜあの雪の多いところに、このように人気があるか。やはり福井県は眼鏡なんかもつくっているんですよね。地域産業がすごく盛んで。 だから、結婚のためのいろんなことをやって新しい人を呼ぶよりも、今子どもを育てている人が都会では大変だと。保育園も何も、何もない。それを鉾田市に来たらば、保育園、幼稚園全てあいていますよと。小学校なんかは、空き校舎があるくらいあいていますと。十分な環境、教育環境についてはすぐれたところがあります。そういうPRもあるし、今世界中の人が観光に来るというのは、若い人がいいところをぱちぱち撮って流す、あれでかなりあるようですよね。だから、ぜひ今度鉾田市の職員の人も、自分が鉾田市のまちで売りになれるような観光地はどこだというのを、職員が130人だとしたらば130枚、200人だったら200カ所、そのようにして宿題を出してやってくださいよ。商工会だって農協だって、みんなやっていますよ。 食べ物にしても、やはり生のものをそのまま岸田市長が銀座でやって、それは一つの方策かもわかんないけど、それを加工してどのように売っていくか、これが問われると思いますよね。大根屋さんも、この中にも何人かいますけど、大根のままで売るよりも漬物にして売る。今度そのあら漬けの何に出すよりは、もっと加工して、鉾田市の食味のある何についてはどのように加工できるか。それらについても業者さんに補助金出して、ぜひ試作品をつくって、区長さんをみんな集めて試食会とか何かやっていくというのも一つの手だと思いますよ。 それで、ラムサールラムサールと言うけど、私も北浦の近辺にもう70年住んでいますけど、見ているだけで、遊ぶ施設何もないですよ。15~16年前、石岡市のほうの人がウインドサーフィンを北浦でやりたいということで、うちの前のくまのやさんと一緒に石津村長を訪ねたことあるんですけど、そうしたらまず言われたのが、漁業者に対する何をどうしてくれるんだと、補償、いろんなことを言われました。現実に漁業者の方に補償を払わなくても、それだけの所得税を納めている人は数知れていますよね、鉾田市でも。でしょう。それだったら、年に1回くらいそういうものをやって、それで大洋村時代は石津村長は上島西小学校を、あそこにいろんなそういう観光施設をつくって、北浦湖畔の下のところにそういう観光施設をつくるというような計画も立てたようでありますが、やはり夢は夢で終わりましたね。なかなか現実に移してくるのには、行政やいろんな人の協力なければできないですよね。 だから、これから自分たちの住むまちがどのようにしたらよくなるか。幸い今回から時間無制限でありますから、何回でもできるんですけど。          〔「無制限にしてねえぞ」と呼ぶ者あり〕 ◆20番(倉川陽好君) あなたに聞いてんではないぞ、おめえ。自分はさんざんやって、人のことは言うのか、亀山君。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆20番(倉川陽好君) だから、そのようにして1時間の枠ありますので、ぜひこれらについても教育の面から地方移住を、子を持つ親の移住をどのように考えるか。これらも一つの政策で投げたことを、私は担当部長と言ったんので、産業経済部長でも総務部長とも書いたわけではないんだから、誰が指されるかわかんないんだよね、これね。だから、やはり今ここで言っても無理でしょうから、もういいですけど、それは。ぜひこの次は、来年度予算の中にこのように、答弁もらって30年議員やった人と、1年生では大変でしょう。だから、求めませんよ。 最後に市長に、これからの移住対策と観光対策について総括で答弁いただきます。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 観光部門につきましては、いろんな部分で今展開しているところでございます。特にいつもお話ししていますけど、大洋地区のとっぷ・さんて大洋下の海岸におきましては、6月ですか、「第1回波乗り鉾田メロンカップ」ということで、大々的にプロの方々の大会を実施したと。そういう中で、なぜそこを選んだかと私も言いますと、サーファーの方は本当にすばらしい波があるところだということで、オリンピックにおきまして千葉県の一宮町で開催されますけど、そこと同じような状況だと。ならば、将来的にもサーファーの若い人たちが来て、その鉾田市の名を拡散して、そしてオリンピックのあわよくばサブ会場にもなればなという思いで展開しております。そのときも、今年も財務省のほうにかけ合って、土地のほうを一時借地したということです。 そのほかですね、今鉾田市全体見ますと、箕輪地区の涸沼のところに水鳥・湿地センターの誘致に対しまして、鉾田市、茨城町、大洗町ということで各誘致合戦をしまして、現在環境省のほうに要望しております。その中で、箕輪地区の部分は鉾田市の市有地4万5,000平米のところに今展開して、300万円の調査費、そして9月の議会におきましては1,000万円の道路等の予算を組んでいただきました。そういう中で、大洗町のほうは鉾田市と連携を図るということで、夕陽の郷とその部分が近いので連携を図ると。そして、茨城町は対岸の部分でやると。環境省では、今熊本県の荒尾市でやっておりますけど、普通は1カ所なんですけど、我が涸沼を囲んだ1市2町の思いを込めまして、争奪戦になると政治的遺恨が残るんではないかと懸念されますので、今茨城町、鉾田市と同時に同じ内容で出しているところでございます。 そのほかいろんな部分におきましても、先ほど部長が申したとおり農産物等の展開を含めまして、多くの方々に鉾田市に来てもらいたという思いで、鹿島灘、そして関東唯一の汽水湖、涸沼、そして北浦と、こういう環境のところは日本でもないと思っておりますので、今後とも取り組んで展開していきたいと思いますんで、ご協力のほどよろしくお願いします。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) ただいま市長から答弁いただきましたけど、本当に涸沼とかは、前に亀山議員がツリーハウスを建てて、中の池に、ハウスまだ建っていますけど、あれも商工会の財産でありますけども、ああいうものを活用して、やはり涸沼観光にも取り組んでいただきたいと。 また、海岸整備につきましても、先ほど市長からサーフィンのことありましたけども、大洋時代にも商工会で大洋村の人見さんが、結構そういうサーファー指導的立場もやっていましたので、やりましたけど、なかなか行政からの何がいただけなかったのを、今回岸田市長が、行政がバックアップしたということは非常によかったのかなと思いますし、また東日本大震災のときに経済建設委員会で海岸線の整備について潮来市の土木事務所に行って、海岸線の整備を何とかやってくれということでやっていただいていまして、今海岸の京知釡辺のあたりの整備がかなり進んでいますけど、あそこの整備が進めば、岸田市長が言ったサーフィンのメッカになるのには非常にいい立地になると思いますので、ぜひあそこをそのような形で盛り上げていただければと思いますし、また国体でスポーツクライミングというんですか、あれ。昨日たまたまテレビで、ロシアの子どもがフィギュアに対してすごく教育、3歳ころからやっていると。それで、一流になればうちも建つというような形で、夢中で家族ぐるみでお金をかけてやっていました。 そういうことは、市長は余り、日本では無理でしょうけど、例えば海浜公園、総合公園、ああいうところに小さい子どもが遊べるようなクライミングのちょっとしたものをつくるだけで、そういうものの人口増加を図れば、そういう面でのいろんな観光の何もあると思いますし、そういうものを目指す人たちは家族ぐるみで鉾田市に移住してくるかもわかりませんので、何をやっていいかという特効薬は全国どこにもないようでありますので、ぜひ執行部も議会も、そして傍聴の皆さんも知恵を出し合って、鉾田市を観光立市として持っていければいいのかなと思いますし、人口減少対策にしても、お知り合いの方に声をかけながらでも来ていただければ、先ほど答弁がありましたけど、シニア世代の、高齢化のシルバー世代が来ても子どもはふえないというようなことでありますし、今移住の大体の希望の比率というと男性が50%、女性はほとんどないそうですよね。現実に2人で来ても、男性が死んだら帰っちゃうと。加藤の健ちゃん後ろにいるから、大洋の行政の中よく知っていると思いますけど、そのような状況でありますけども、そのような残った女性の方が喜ばれるような、昨日も敬老会の人がフラダンスとか何かやっていましたけど、何か楽しめるようなことを公民館活動で取り組んでいただければ、そういう方も残っていただけるのかなと思いますので、ぜひそこらについても執行部で力を合わせて進めていただければと思います。 それでは、2点目お願いします。
    ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、2点目の工業団地につきましてご答弁申し上げます。 初めに、上山鉾田工業団地につきましては、議員ご指摘のように鉾田市と行方市にまたがる工業団地でございまして、昭和47年に用地買収を着手し、昭和58年4月に工業団地として供用が開始されたものでございます。先ほど議員が言われましたように、鉾田市の部分については日本ビクターが昭和58年4月に操業開始をしましたが、平成6年に休業して以来、新たな工場立地が進んでいないという状況でございます。 次に、その隣接する鉾田西部工業団地につきましては、平成5年から用地買収を着手し、現在のところも未造成の状況でございます。昨年度、茨城県において農地部と山林部合わせて20ヘクタールですね、につきましては埋蔵文化財の試掘調査を実施いたしました。その結果、埋蔵文化財は確認されなかったということを踏まえまして、今年度は上山鉾田工業団地に隣接する山林3.6ヘクタールにつきまして、上山鉾田工業団地の調整池を利用してでの操業はできないかというような可能性調査を進めている状況でございます。 今まで、先ほど議員が言われましたように、県の姿勢としてはオーダーメード方式ということで、企業からそういう申し出があった場合に合わせて造成するというような考えでございましたが、やはり企業としてはすぐ使える土地が求められるという状況でございますので、市としましては早期の造成をお願いした結果、この3.6ヘクタール部分については先行して可能性調査を県において進めていただいている状況でございます。以上が進捗状況でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 以前の何だと、本当にこういう畑になっちゃっているのが大半で、県のほうに行ってもあそこは何だと。それで、中にはごみ焼却場の候補地にも挙がっているんではないかくらいの話もありましたけど、それはまず無理でしょうと。地元の地権者の方は、地元の後継者が働くための職場をつくるんだということで提供しているんだからということで、それらについても途中で消えましたけど、やはり鉾田市の皆さんが、子弟が働くような場所の確保が一番大事ですし、また東京から若い人が来ても職場がないということでありますが、これらについても本当に農業関係の何だと非常に作業場はあると思うんですけど、これらについてもぜひ農業だったらこういう仕事がありますよというようなパンフレット的なものを掲載して、自然豊かな鉾田市でこういうようなところがありますよと。それで、あわせて希望すれば学校の跡地でも住宅地に分譲してやるくらいの、ただあのままにしておくならやったほうがいいんではないかなと思いますし、ぜひこれらについては早急に進めるよう、ぜひ市長から大井川知事にお願いして進めていただければと思います。 3点目お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 農作物の害虫対策についてご答弁申し上げます。 議員ご指摘のとおりですね、本年の3月から10月までの関東甲信越の平均気温でございますが、平均気温を上回っておりまして、鉾田市においても6月中旬から9月上旬は連日のように気温が30度を超える日々が続きました。高温ですけども、もちろん議員ご指摘のとおり農作物全般の病害虫発生を助長する条件になります。水稲においては、カメムシや紋枯病の発生が多かった模様です。農林水産省発表の作況指数によりますと、作柄は平年並み99でございますけども、農協の聞き取りによりますと、平年と比べてですね、1反当たりおよそ半俵の減収となっているというようなお話がございました。また、畑作物に関してですけども、特に秋に収穫を迎えるカンショの病害虫の発生時期も早くなりまして、なおかつ発生量も多くなりました。こうした病害虫の発生状況、予防方法、防除につきましては、県の病害虫防除所や県の鉾田の普及所から市に情報提供がありますので、これらについて各任意組合等に情報提供を行っております。 なお、病害虫の発生状況や防除方法等につきましてはですね、専門的な知識が必要なことから、市役所といたしましては普及所を中心にやっていただいているところに関し、連携を密にしまして、情報収集、情報提供、こういったことに主に取り組んでいくような形になろうかと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 本当に役場なら全部知っているというわけではないんですよね。確かに国の方策だと、米の何についてもかなりいいということでありますが、あれ米粒がいつもより小さいとか何かとか、いろんな形で減収になっているところもあるようですね。それで、畑なんかでも芋の畑にみんな虫がべったりついて周りがなっているとか、ああいう何も、現状もありますし、それも専門家でなければなかなか難しいということでありますが、本当に昔は一番いい方法として、今の時期どういうことを田んぼではやったと思います、病害虫対策。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) ちょっと専門的な知識がないもので、なかなかちょっと済みません、お答えできることが難しく、申しわけありません。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 昔は、私らが小学校のころ、鳥追いとかいろんな形やったりして、田んぼの周りの雑草を燃したんですよ。今どこだっぺ、ひたちなか市だかどこかのほうで消防署が出てやっていますよね、野焼き。団長知っているよな、米川さんもな。だから、そういうことで、昔のあれに復活させるとか、そういうことを野焼きでやればお金もかかんないし、大野村でも何年か前に鳥追いの形でやっていましたし、それでたまたま何でうちのほうの地区で野焼きがだめになったかというと、たまたま体にハンディを持った方がいて、仲間に入れなかったと。その子どもが、自分のうちの物置に火をつけちゃったんですよね。ぼやで済みましたけど、それからえらく学校で先生に怒られて、学校で取り組みは禁止されたこともありますけども、今農家でそういうこともいろいろあるけど、一つ阿蘇の野焼きが観光地の資源としてやっていますよね。北浦や涸沼のあの水辺で、日にちを決めて何日か野焼きやったら観光客が来るんではないですか。だから、病害虫対策だけでなくて、ぜひそこらについても知恵を働かせて進めていただければと思います。答弁はいいです。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、職員派遣につきましてご答弁を申し上げます。 本市職員の派遣の状況でございますが、3つの区分によって派遣をしているのが現状でございます。1つ目は、鹿行広域事務組合、租税債権管理機構等の複数の自治体で構成する一部事務組合や、後期高齢者医療広域連合への派遣、これらは地方自治法を派遣の根拠とするものでございます。これらは、構成する市町村での職員派遣の輪番制により、それぞれ職員を派遣しているという状況でございます。この場合につきましては、人件費については派遣先が全額負担をしているというところでございます。 2つ目は、公益法人等への職員の派遣等に関する法律に基づく派遣でございます。これは、それぞれ自治体において条例を定めまして、派遣する公益法人等を条例で位置づけての派遣という形となります。この場合については、市の事務事業と密接に関連する事業に人的援助を行うということでございますので、人件費につきましては勤勉手当、時間外手当、通勤手当、共済費、こういった勤務の実態に合わせて支払うべき給与等につきましては、派遣先の負担となります。 3つ目は、職員の研修のための派遣でございます。これは、今までで言いますと国や県、民間企業に実務研修のために職員を派遣しているものでございます。これらにつきましては、派遣先または市の要綱、あるいは双方の協定に基づきまして、人件費の負担割合等は定めるものでございます。これまでは、国、県のほかに民間企業として鹿島アントラーズFCに派遣をしてございます。この場合の人件費については、協定に基づきまして、研修ということでありますので、派遣元である市が全額を負担しているケースがほとんどでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 今、総務課長より大ざっぱな説明いただきました。本当にありがとうございます。市で管理委託している指定管理者を置く財団について、あれがやはりこれからの財政力の弱い町村ではネックになるのかなと思います。今、市からとっぷ・さんて大洋やほっとパーク鉾田に年間2億円くらいの助成を出して、なおかつ施設が壊れたら施設の改善費用も行政で持つと。このようなことは、全国の自治体でも茨城県内の自治体でも少ないですね。委託費用をやったら、その中で修繕費をやってくれというのが、県内の指定管理者団体では当たり前になってきている。私らも10年間、何も言わなかったから悪かったんだけど、これから新しい市長になったから、そのくらい強く言ってやってもらったらいいかなと思って言っているんだけど、言われた人は大変だよね。だけど、本当に指定管理者の問題については、人を派遣するならば人件費は財団で持ってくださいくらいの何はなければ、これからは困るのかなと思います。 やはり社会福祉協議会もそうですよ。みんなトップは市の職員が行っているというようなことでありますので、やはりこれからは社会福祉協議会の職員の育成のためにも、鉾田市の福祉部門の中核を担う社会福祉協議会でありますから、それも商工会なんか今1つしかないような状態だけど、社会福祉協議会は3つあるんだよね。鉾田にもあるし、大洋にもあるし、旭にもあるわけですから、ぜひこれらについても3つのままで今までやるならば、どのような形で進める。または1つにして、あとは出張所みたいな形で、単なる人材派遣の受付係とか何かに絞っちゃうとか、いろんなやり方があると思いますので、ぜひ来年度の予算までに検討していただきたいと思います。答弁はいいです。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、公共施設総合管理計画の進捗状況についてご答弁を申し上げます。 平成28年度に策定しました公共施設総合管理計画では、今後40年間に公共建築物の保有量を30%削減するという目標を設定しています。現在は、施設ごとに個別施設計画を順次作成しているところでありまして、平成29年度までに橋りょう、市営住宅、今年度から道路について個別計画の策定に着手しております。現状のところ、計画が策定できているのは橋りょう、市営住宅でございます。目標としては、平成32年度までに全施設で計画を策定していく予定でございます。 それと、先ほど議員からご提案がありました教育施設、特に社会教育施設等につきましては、次年度以降、順次個別計画を策定していくというような状況でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 本当にそういう一番鉾田市の職員の皆さんは、住民が暮らすために困る社宅の何をやってやるというようなことは大変立派なことだと思いますし、またそれらについても、ある程度それに建てる費用をやるならば、市内のアパートなんかのあっせんをして、そちらの費用負担やってやったほうが建てる費用もないのかなと思いますし、そこらも考えていただければと思いますし、現実に議員の皆さんも公民館が古いのか武道館が古いのか何が古いのか、何も把握できていないような状況なので、ぜひ私とか石津さんは、私より石津さんは先輩だから、武道館建てたときも知っているし、体育館を建てたときも知っているし、まだまだ使える十分な何があるし、そこらのときも何をクリアしたら、この施設は50年たったらもうシャットするのか、それとも修理とか何かに持っていくのか等も考慮して進めていかなくちゃいけないのかなと思いますし、たまたま社会福祉協議会、大洋の出張所でありますが、あれらについても耐震的な検査とか何かはしております。 ○議長(井川茂樹君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 耐震は済んでいるというふうに聞いてはございますが、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。済みません。          〔「だからいいあんべになっから、俺は嫌だから、休憩とって確認            して聞いてこいよ。休憩して。いいのか、そのままで答弁立っ            て」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 10分間休憩いたします。                午前10時52分休憩                                                        午前11時02分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 倉川議員の質問に対し答弁を願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 先ほどは失礼しました。建築年度ですが、平成14年ということで、昭和56年以降の建設のため、いわゆる耐震の検査は必要ないという、耐震基準を満たしている施設ということでございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 耐震の必要は平成14年以内はないからやらなかったというような答弁ですね。それでいいんですね。ただ、あそこの社会福祉協議会の何は、後ろは、高齢者の方や弱った方が体操をやったり、いろんなことでやるところですよね。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆20番(倉川陽好君) 何笑っているんだよ。何か俺だめなんだよ、耳がよ過ぎて。 ○議長(井川茂樹君) 静かに願います。 ◆20番(倉川陽好君) それで、あそこは建物の割にはクーラー設備とか何かが大型のがついていると。それで、雨漏りがして下にバケツを置いたり、雑巾で拭いたりなんかというようなことがたびたび見られると。行ったことないから、わかんないやね。だから、そのような状況とか、新しければ全てできるかというと、そうではないんだよね。それで、上にアンテナが倒れたので、アンテナの受けがすごくでかいのがあったから、下のほうはどんなになっているのかと思ったら、下は空っぽだったそうですよ。受けも何もなかったと。手抜き工事の最たるもんなんですよ。だけど、それは現実の14年前やった人ですから、それはあなたたちの責任ではないかもわかんないけど、だから検査というものは何年たとうが、1年たとうが14年たとうが、震災を経過した後の施設については全部検査する。そして、高齢者から福祉の方が集まるような施設については、万全を期してやるのが福祉課の担当課の責任だと思いますよ。 だから、あと新しければいいということでやったらば、本当にこれからは最終責任を誰が持つといったら、岸田市長が持てと言われたとき大変だと思いますよ。だから、もうラベル張ったら、この施設は何年で耐用年数何年だと、みんな。ということだと思いますけど、ぜひだから耐震検査をやらなかった施設は鉾田市内にどのくらい把握しています、部長。 ○議長(井川茂樹君) ただいまの質問は通告にありませんので、質問内容を変えていただきたい。          〔「あんたはばかか、これも関係するの」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 通告にはありませんので。          〔「耐震計画というのもやっているんだよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 進捗状況を聞いておりますので。          〔「進捗じゃねえよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) これは通告外ですので。          〔「議長は誰の味方なんだ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 誰の味方もないです。これは通告で、公正、忠誠に行っております。          〔「これは鉾田市公共施設総合管理計画でしょう」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) いや、それは通告外です。          〔「あんたに聞いてるんじゃねえよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) いや、私が仕切っているのですよ、ここは。          〔「黙ってろよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 黙ってろ、冗談ではないですよ。あんたのは暴言ですよ、今は。          〔「何」「そのとおりだ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 冗談ではないです。          〔「そうだそうだ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 何を言っているんですか、あんたは。私に対して暴言ですよ、それは。          〔「管理計画でやってるんですよ。管理計画もわかんねえのか。そ            れはだって議長が把握してねえんだっぺよ」「暫時休憩」と呼            ぶ者あり〕 ◆20番(倉川陽好君) では、答弁がないようですので、私の質問では答弁できないということであります。これらについては。通告は、役場の職員というのは行政そのものについて1から10までやっていて、議員らのわかんないこともみんなある。それを勉強しているのが給料をもらっている人なんですよ。私らは給料ではないんだから、報酬なんだから。そこらの差というのはよくわかんないと。ぜひあの、大洋村の議会だったらこういうことはなかったよ。 ○議長(井川茂樹君) 倉川議員に申し上げます。通告どおりで進めてください。今のその質問は、また別です、全然。今日の質疑とは。 ◆20番(倉川陽好君) では、お尋ねします。総合管理計画というものはどういうことなんですか、お尋ねします。 ○議長(井川茂樹君) 倉川議員に申し上げます。策定の進捗状況についてお尋ねしますということで通告がなっております。          〔「そんなことあんめや、だって」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) それは倉川議員の、一般質問は通告制で行われていますので。          〔「これは通告書っていうのは、何なのこれは」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) だから、今申したとおりです。 ◆20番(倉川陽好君) 総合管理計画って出したんだよ。ただ、文言が入っていないと。では、今までの過去の例で何々についてと答弁したときに、右側の質問の趣旨、要旨に関しては、余り書いていなくても質問を受けていましたよね。私は、平成28年度策定した鉾田市公共施設等総合管理計画の策定計画の進捗状況についてということで聞いているわけですから、これが何で通告外で、だめなんですか。私は管理計画聞いているんですよ。議長は、議会の議員の味方になってやんなきゃだめだよ。 ○議長(井川茂樹君) 暫時休憩いたします。                午前11時08分休憩                                                        午前11時27分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議会運営委員会の審査結果を報告いたします。ただいまの質問は通告にありませんので、質問内容を変え、時間内を質問を続けてください。倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) それでは、私と議長の意見の相違で、ばかやろうと言ったことに対して謝罪を申し上げます。それでは、終わります。 ○議長(井川茂樹君) 以上で倉川君の質問を終了いたしました。 次に、入江 晃君。          〔10番 入江 晃君登壇〕 ◆10番(入江晃君) では、皆さん、こんにちは。傍聴大変にご苦労さまでございます。ちょっとアクシデントがありましたけども、頑張ってやっていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。議席番号10番入江 晃でございます。それでは、通告に従いまして6項目の質問をいたします。 初めに、SDGsへの取り組みを進めるに当たり、一番は教育であります。教育現場から進めていただければと思いますので、市長、教育長の考えを伺いたいと思います。 SDGsの4番目、質の高い教育をみんなに、いわゆるESD、持続可能な開発のための教育の推進の手引も、今年5月に改訂版が、文部科学省そして日本ユネスコ委員会からも出ております。大事なのは、現場でどのようにしていくのか、具体的な目標を掲げていただければと思いますので、教育長の考えをお伺いいたします。 次に、鉾田市独自の奨学金制度の制定について伺います。大学や専門学校等に進学が当たり前になっている昨今、地元に就職や定住を条件に奨学金等の給付型制度を取り入れる自治体もふえております。国でも茨城県でも、給付型奨学金制度をスタートさせております。鉾田市もぜひ取り組むべきと思いますが、市の考えをお伺いいたします。 続いては、まちなか開催のうまかっぺフェスタの評価についてお伺いいたします。市民の声は、さまざまです。誰も、まずは自分中心の考えが当たり前だと思いますので、いい悪いの評価は出しづらいと思いますが、うまかっぺフェスタは鉾田市の産業祭としての位置づけで開催を続けてきたからこそ、市外多くの方々に参加をいただき、鉾田市の基幹産業である農産物のPRにもなり、海浜公園のすばらしさも周知できてきたものと思いますが、まちなかの活性化を考えた施策とはまた別の方法でないかと思いますが、明年に向けての考え方もあると思います。市の見解をお伺いいたします。 続いて、防犯カメラの設置についてお伺いします。防犯カメラの設置については、積極的に対応していただいていると思います。現在の進捗状況はどうなのかお伺いします。明年は国体も開催されます。さまざまな事件の解決に大きな役割を果たしているのが防犯カメラです。また、犯罪が年々増加傾向にある中、大きな抑止力になっております。市民の安心安全のためにも、早目の設置が必要です。状況をお伺いいたします。 続いて、東関東自動車道鉾田インターアクセス道路について、鉾田インターをおりると右折はきちんと整備をされておりますが、左折して県道110号線への道路は現状のままです。整備の計画はどのような内容かお伺いいたします。前に水戸鉾田佐原線までの計画があるとお伺いいたしましたが、まだまだ先の話なのか、予定があればお聞かせいただきたいと思います。 最後に、地域で支える社会ネットワークについてお伺いいたします。住みなれた地域で、医療、介護生活支援などサービスを一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築や介護予防、認知症施策の充実など推進されていますが、将来の不安はまだまだ大きいと思います。人生100年時代の地域デザインを考えたとき、鉾田市における今取り組むべき課題は何なのか、市の考えをお伺いいたします。 以上、最初の質問を終わります。 ○議長(井川茂樹君) 入江君の質問に対し答弁を願います。教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) それでは、1項目めのSDGsの理念における教育環境の推進についてご答弁申し上げます。 茨城県の平成30年度学校教育指導方針では、時代の変化やグローバル社会に対応できる教育の推進において、ESD(持続可能な開発のための教育)の視点に立った指導計画を位置づけること、また参考といたしまして、持続可能な開発目標(SDGs)についても明記されております。 鉾田市では、年度初めに各小中学校に提示します鉾田市教育に関するグランドデザインにおきまして、平成28年度よりESDを重点目標の一つとして掲げ、推進してまいりました。持続可能な開発目標であるSDGsにつきましても、グランドデザインに明記し、ESDと関連させながら学校教育全体を通じて積極的に取り上げることで、持続可能な世界を実現するための知識と考える力を育ててまいりたいと考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) 県の目標で明記されて進めているというご答弁なんですけども、現実的に我が鉾田市の教育の現場ではどのような具体的な施策でこれ進めているのか。要するに、各学校の校長先生が、ではどれだけESD、SDGsのことを承知しているのか。その辺ちょっと疑問に思っては大変失礼なんですけども、前の教育長もこれは、ESDについてはしっかりと取り組んでいくというのはおっしゃっていました。これは、かなり浸透しているのかなと私は思うんですが、その辺ちょっと私不安でございまして、その辺どこまで校長先生また教員の皆さんが、このESDについて周知をして自分がわかって、教育に具体的にこのように取り組んでいますということは、今述べられますでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) 先ほど申し上げました鉾田市教育に関するグランドデザインを各小中学校に提示しますと、各小中学校は鉾田市のグランドデザインあるいは県の学校教育指導方針等を受けまして、各小中学校で学校のグランドデザインをつくります。その中に明記していただくことで、SDGsは何かの教科でということではないので、そこに明記することで学校教育全体、あるいは複数の教科で指導するときに、そこのSDGsの目標についてどれだけ達成したかというようなことを意識しながら授業が行われる、あるいは教育活動が行われるということになると思いますので、周知徹底は図れるかと思っております。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) では、何回も質問していいということなんで、今回はね、ちょっと長引いて大変申しわけないんですけども、要するに言葉ではやっぱり簡単だと私思います。私も、これ先生ご存じかもしれませんけども、積極的に進めていただいた東京の学校の校長先生、手島先生がESDについていろいろ進めてきて、これは国でも評価をいただいておりますし、昔の下村文部科学大臣も、これやるべきだという、国でね、表現までしているわけです。ですから、大変これ大事なことかなと思いまして、私もこの手島先生の講演をお聞きいたしました。大変すばらしい内容で、これはぜひともね、どんどん進めたほうがいいのかなということでご提案させていただいているんですが、特にこういう内容で、では鉾田市は進めていらっしゃるのであればいいんですけども、こういう各校長先生の判断で今は、ESDはこうなんだよということでカリキュラムつくって進めているのかと思うんですが、そういうところの基本となるというか、お手本となるようなものはどのようにしているのかなというのがちょっと私、わかりますか、言っている意味は、なかなか難しいかと思うんですよ。 これSDGsのカレンダーとか、いろいろあるんですね。こういう資料をもとに、やれというわけではないですよ。これがいいとか悪いとかは、各学校でご判断をいただいて進めるべき教育だと思うんです。というのは、要するにこのESDはSDGs、要するに誰一人取り残さない、開発可能な生産目標ということで、地球全体で進めようという大きなプロジェクトですよ。ですから、これは当然なんだけど、ただ人を育てるところから始めないと、身近に見ればいじめの問題、要するにコミュニケーションがとれないからいじめてしまうんだよという報道も聞いております。昔は、ガキ大将を中心にうまくいっていた。子どものけんかに親なんか出てこない。そういう内容を、ではどうしたらいいのか。これは学校だけではなくて、家庭教育も地域もかかわって、みんなで子どもを育てて、いい人と言ったら失礼だけれども、立派な人材をどんどん輩出していくことが将来の大きな宝になってくるしということだと思うんですね。ですから、学校だけで悩むことではないと私は思っているんですよ。ですから、こういう思想に立って、市全体でね、まず取り組むとしても、そういうことを本当に地域の皆さんにもわかってもらってやっていかなくちゃいけない。 というのは、今でさえ発達障がいという言葉が出ています。昔は、恐らくわからなかったと思います。この部分だけは、どうしてもついてこれない子どもいらっしゃいました。でも、それだけでほかの子どもと違うといって、ある意味ちょっと別扱いになっていたようなところもあったんです。でも、その子をよく見ると、違った能力、物すごい能力があるんですね。ご存じだと思いますけども、マイクロソフトを開発したビル・ゲイツさんも発達障がいだと。でも、物すごい能力があるから、世界中を便利にするようなすばらしいものができているわけですね。そういう一人一人持っているものを最大限に発揮して、その力を世の中のために役立たせようと、そういう教育をみんなで進めたいな。ですから、そこのところなんですね。 ですから、その辺わかった上で、教育に今すぐやれとは言いませんし、逆にそれを各先生方がどんな形でやっていったらいいのかなといったときに、では教育長だったら具体的にはどうするのかなと。私だったら、例えばわからないから、まず先生を呼んで講演を聞いて、こういう形がいいのかな、ではうちの学校はこんなふうにしたほうがいいのかなということになってくるかと思うんですね。まず、このESDについて共感をいただかなくちゃだめですよ。もう成績だけが大事なんだ、点数とる人がいい子なんだ、そうではないですよね、この考えはね。ですから、そのところを今後、教育長も新しくなったばかりなので、これは悪い内容ではないですよね。ESD、SDGsの捉え方というのは。これに共感を、まず教育長が共感していただいて進めるに当たれば、では今を何をやっていただけるのかなというのをまず聞きたかったわけですよ。 だから、教科書どおりに県で出ています。いろいろ私も調べました。読みました。文部科学省の教育指針も読みました。でも、ぴんとこないところも確かにあります、私ら専門職ではないから。でも、そこで、鉾田市の宝物である子どもたちをいかに立派な人材に育てていくか。これ大きなやっぱり大事な、20年後、30年後の大きなこれはもう投資ですよ。だから、1人で演説してみて申しわけない。そういうことで、教育長そこのところ、具体的にではどうするのかというちょっと考えを、今すぐしますというんでなくて結構ですから、お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) 今、議員ご指摘のあったとおり、まだこのSDGsのほうは言われ始めたというところで、私も含めて校長、教頭、学校の教員も勉強不足のところはあるかと思います。まず、校長会、教頭会等で研修の場を設けまして、まず深く理解するということ。そして、市としても先ほど申し上げたようにグランドデザインの中に入れて、学校のグランドデザインにも入れていただいて、それがどのような形で推進されているかということについては、学校評価も行っておりますので、そういうところで検証してまいりたいと思っております。以上でございます。よろしいでしょうか。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) これ一緒に勉強していきたいと思うんですよ、我々議員も、はっきり言って。この考え方で、やはり行政を進めていかないと、いろんなところでいろいろ不祥事が生じてしまいますので、一番基本である教育にまず力を入れたいということなんで、まず講師呼んで講演会でも開いていただければ、私たちも日程さえ合えば参加させていただきたいなと思いますので、よろしく進めていただきたいと思いますんで、よろしくお願いします。 では、次の質問お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それでは、2項目めの鉾田市独自の奨学金制度の制定についてご答弁申し上げます。 奨学金制度の制定につきましては、亀山議員へご答弁申し上げましたとおり、本市には奨学金に関する制度はありませんが、現在のところ高等学校、大学等に関する奨学金は日本学生支援機構で実施している奨学金制度のほか、茨城県奨学金資金制度や民間のあしなが育成会などさまざまな制度がございますので、生徒の家庭状況により、これらの制度の活用を図っていただきたいと考えています。 今後、奨学金制度につきましては、奨学金または奨学金返還金の補助などさまざまな方法について、先進事例を参考に検討していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) 昨日、亀山議員の質問にもございました。要するに、今ほとんどが大学へ行くが当たり前ですよね。大変な状況の中でも、一生懸命頑張って勉強していただいております。当然お金がかかってくる。そういうことで、国もこれ給付型を進めていたんですよ。給付型、まだまだ始まったばかりだし、全員に行くなんてとんでもない、まだまだ先の話かもしれません。そこで、条件をつけてやっていると思います。 茨城県においても、今茨城県に戻って、そこで正規雇用で就職をすれば、その奨学金、県で出しているのは4万円ですか、月。県外通学ではなくて、通学の人は3万6,000円って話を聞いていましたけど、それを4年分として192万円になります、制度としては。これを、要するに茨城県に戻ってきて、そこで就職すれば返さなくていいよという制度でございますね。それにほかのやつとプラスしてはどうかなと、難しいんですが、鉾田市においても年々これ人材がほかに逃げていってしまうと言ったらおかしいけども、戻ってきてくれない。働く場所が少ないというのもあると思うんですけども、そういうものを含めて、鉾田市においてこの給付型の奨学金制度、いっぱい県と同じに出せとは言っておりません。中学生の派遣事業も始まった鉾田市でございます。当然ながらグローバルの大きな力として頑張っていきたいと思っていると思うんで、これ全く考えはないんですか。検討しますということは、やらないということですよね。奨学金制度自体もできていない。またまた、ましてや給付型なんかとんでもないと、こんなふうに聞こえてしまうわけですよ。 ですから、条件は当然鉾田市が有利になる。立派な人材が戻ってきて、例えばここで起業して立派な会社をつくって、それでもうかる事業をしないとは限らないですよね。そういう大きな目標になってしまうかもしれませんけども、そのような条件。とりあえず帰ってきて、地元で働いてくれれば、これはもう絶対いいですよというぐらいの思いで取り組まなくちゃいけないかと思うんですよ。いきなり何百万円返さなくていいよというわけにいかないと思いますんで、当然ながらそういう目標を持って頑張れる学生を支援したい、これ大事なことだなと私は思うんですよ。ですから、誰かが選挙戦で、言っては申しわけないけども、1人生まれたら100万円、2人目は200万円だっけ、3人目は1,000万円だぐらいの大きなことを言っていた人がいました。そのくらいの思いで、やはり今後は行政も、お金を出せばいいというものではないと思いますけども、これはきちっと対応していかなくちゃいけないのかな。ほかと違った施策としてやっていければ、これは大きな鉾田市のPRになるかなと、このように思うんですけども、どうなんでしょうか、その辺の考え。とりあえず教育部長。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆10番(入江晃君) 後ろはうるせえぞ、黙っていてくれよ、ちょっと。よろしくお願いします。では市長、はい。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 昨日も亀山議員にもお答えもしましたとおり、今議員の皆様方からも強い要望もございますんで前向きに、ただの検討ではなくて、昨日も言ったとおり前向きな検討で、どういう形になるかわかりませんけど、これはこれからの問題でございますんで、ただそういう部分があるならば、私の思いもやっぱり子どもさんたちを育てる、鉾田市の未来の投資と、そしてまた鉾田市に戻ってきてもらうようないろんな部分を踏まえまして、前向きに検討させていただきたいと思います。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) では、市長は前向きに検討するということは、何かしら結果が出ると期待をいたします。中身は当然、これいろいろ予算等も精査しなくちゃならないと思いますので、しっかりと取り組んでいただければありがたいと思いますので、将来の鉾田市のためにお願いをいたします。 では、次お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) うまかっぺフェスタの評価についてご答弁申し上げます。 議員のご指摘に関しては、「鉾田うまかっぺフェスタ~まちなかカーニバル~」についてのイベントとしての評価と、またこの中心市街地活性化への効果、この2点かと思います。二重作議員にもご答弁申し上げた内容とちょっとかぶる点もありますけども、この「鉾田うまかっぺフェスタ~まちなかカーニバル~」、鉾田市のPR、そして中心市街地活性化、この2点を軸に開催をしたわけでございますけども、このイベントとしてでございますが、PRという点においては事前の周知等々にもかなり力を入れまして、昨日ご答弁申し上げたとおり2万1,000人のご来場をいただいたと。こういうことでございまして、そういった意味では非常に来場者数も一定の数が来ていただいて、イベントとしては非常によかったのかなと、こういうふうに思っております。また、来場者のアンケート、これ9割以上の方からご満足というようなお声もいただきましたので、内容面でも非常に充実したものができたのかなと思っております。 議員ご指摘のですね、中心市街地活性化に対する効果ということでございますけども、そういったものをですね、考えるきっかけ、当然これにはなったかなということにはなろうかと思いますけども、これまで10回やってきたうまかっぺフェスタ、産業祭としてやってきたものの、このニーズというのはやっぱり非常に強くてですね、飲食物、農産物販売等のブース、これは非常ににぎわっておりましたが、まちなかの商店に興味を持った方、こういったものは余りいらっしゃらなかったのかなと。また、まちなかの商店の皆様にもいろいろ参加していただくべく、こちらとしてはいろいろ取り組んではみたものの、余り上手な形で連携というのができなかったのかなと、これが反省点でございます。 そういった形でですね、来年度の事業につきましては、こういった反省点もございますので、よりよい形、これは中心市街地活性化、それとうまかっぺフェスタ自体の取り組み、この両方を総合的にですね、検討していきまして、3月の議会の予算の審議等々ではそういった内容についてご審議いただければなと、こういうふうに思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) 昨日も二重作議員でね、評価というか、人数いろいろ話がございました。今、部長の答弁で、私は市長がこれやると言ったから進めて、これ当然やむを得ないし、いいことだと思うということで部長も言っていました。評価をきちっとしましょうと私言いましたよね。ですから、それを聞かなくちゃならないんですよ。今の話ですと、イベント的には大変大成功だと。市長が思ったとおりなのかな。花火も含めて開催をしていただいたんで、これは花火を含めての参加人数なんですか、それとも花火は別なんですか、ちょっとそれだけまず確認したいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 花火に関しては、当然商工会の開催ということで別。これの数字は、うまかっぺフェスタに来ていただいた方の人数ということで計算をしてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) これいろいろあると思うんで、とりあえず2万1,000人来たということで、それは了解いたしました。 問題は、まちなかを活性化するためのイベントということであれば、また別な方法で開催してもいいのかな。別に今やったことを悪いとは言っていません、全く。たくさんの人に来ていただいて、成功したと思います。それはそれでね。ただ、そこを商工会さんも同じような、予算がない中、規模を縮小していると思うんで、やっていらっしゃいます。前々から私は言っておりますように、要するにまちなかが活性化するための施策としては、うまかっぺフェスタという内容ではないのかなと思っておりましたので、できれば海浜公園は大きなあそこはいい場所だということで、最近はね、いつもでもないけども、NHKでも取り上げていただいたぐらいすばらしい公園だということで、ようやくあそこも周知が周りになって、お客様も大変来るようになりました。そこでやめてしまうと、またちょっとね、内容が違ってきちゃうのかなと思いますし、鉾田市は基幹産業は農業ですよね。ですから、この農業をもっとPRするという意味であれを始めたのかなと私は思っていたんですが、そうなるとちょっとまた考えが違ってきますし、もう来年の予算編成に入っていますよね。 当然これは、また市長がまちなかでやる言えばその方向で進むのか。また、それはそれとして、その辺もまた、今発言しづらいのかもしれませんけど、ある程度決めておかないと予算のつけようがなくなってしまいますよね。急遽出してくるのか、何かそれはわかりませんけども、でもいよいよ平成も終わりだし、新しい年号にもなるし、いろんな思いで今回新しくまた取り組む必要があるのかなと思いますので、どうなんですかね、これ。率直な意見、市長に怒られちゃうかもしれないが、イベントとして取り組むまちなかフェスタと、産業祭としてのうまかっぺフェスタ、これを一緒にしてやったんだと言えばそれまでかもしれませんけど、場所も問題だし、そこをどう評価するか。どっちがいいとか悪いとか言わなくていいですよ。私としてはこう思いますでいいですよ、ちょっと部長の考えをお聞きします。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 済みません。当然いろんな考えがあってしかりだと思っております。今まさに予算編成ということで、事務方の案作成しておりますけども、当然いろいろ何回も議論重ねて、どういったものがいいか。そろそろうまかっぺフェスタ、議員ご指摘のとおり新しい年号にもなりますし、ここで大きく見直していいんではないか、そういった意見も当然課の職員の中からは出てきております。その中で、当然今後市長とかとも協議していろいろやっていくということかと思いますけども、それはいろんな考えの中から絞っていく。まさに結構な予算をかけてやる事業でございますので、一番市のメリットになるもの、こういったものをいろんなアイデアを出しながら、その中でどんどん絞っていくと。こういう形で予算編成に臨んで今いるところでございますので、議員のご指摘も踏まえながらやっていきたいと思っています。 また、まちなかに関しては、商工会のにぎわい祭り等々やっている事業もございます。そういったものと有機的な連携をしながら、よりよい効果的なものを模索していきたいと思っております。当然まちなか、中心市街地活性化に関しては、別途新規の起業者を育成するとか、既存のお店にてこ入れするとか、そういった事業も必要ではないかと思っております。その上で、イベント等を通じてですね、まちなかの魅力を発信する、これも大事なことだと思っておりますので、今の私の考え方としては、そういったまちなかの商店そのものの継続的な事業と、またそういうまちなかの発信のためのイベントと、こういったものを組み合わせてやっていくのかなと、こういうふうに思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) わかりました。今、市長から聞かなくちゃだめだというような声が後ろから来ていました。今、なかなか言いづらいのか、言っちゃうかわかりませんけども、私が言いたいのは、要するにまちなかで別にフェスティバルやるのは悪いとは言っていないですよ。まちなかに人が来れるような受け皿をつくるのが大事なのかなと思っています。ですから、空きブースもたくさんあるだろうし、そこをどうやったら人が来るようなお店を並べられるのか、そういうところが基本かなと思うんですね。 ですから、それをやりながら、別にそれはフェスティバルはいいと思うんです。やりながらですよ、また農産物のPRも当然大事ですから、これ基幹産業、全国2位の産出額、物すごいですよ、これは。ただ、まだ幸福度が少ないという話なんだけど、もっと実収入上げようとなれば、またさらに考えなくちゃならないと思うんですけど、そういう意味を含めて、まだ市長はこれどうなんですか。言いづらければ、また予算編成これからかと思うんですが、またまちなかでやると言うのか、うまかっぺは来年はまた考えますと言うのか、その辺一応市長の考えを聞いて、この質問を終わりたいと思うんですけど、よろしいでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) まずですね、私の思いは先ほど鈴木産業経済部長が言った言葉で、全て凝縮されております。ただ、今言ったいろんな方の意見も当然、入江議員のこともそう、皆様方からも意見を聞くという部分で、たまたまあれですけど、行政、鉾田市ばかりの力でなく、いろんな方の意見を聞きながら、そういう事業についてつなげていきたいということでございます、今言えるのは。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) まだ時間が29分残っていますが、お昼ですので、お昼の後、続けさせてもらいたいと思いますが、議長よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 午後1時まで休憩いたします。                午前11時58分休憩                                                        午後 1時00分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 4点目についての答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、防犯カメラの設置状況につきましてご答弁申し上げます。 先ほど議員からありましたように、来年度国体が開催される予定でございます。一応国体開催を目標としまして、鉾田市では平成27年度から平成31年度までの5カ年計画で、市内の主要幹線道路の市町村境、あるいは市役所周辺、大洗鹿島線の駅など人の往来が多い箇所、あるいは警察との協議の上、犯罪認知件数の多い地域、そういったところを重点的に整備する目標を掲げまして、28カ所設置する計画でこれまで進めてきております。平成30年度現在で、23基まで設置している状況にございます。さらに、来年度は5基を設置するよう計画しておりますので、国体開催までには目標を達成していきたいというふうに考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) 来年度5基つければ完了ということなんですが、国体に向けて警察との協議はやっぱり必要ということで、ちょっとおくれていたのかなと思うんですけど、私も掌握しています、いろんなところについているということは。今後ですね、さらなる目標的な部分はあるのかないのか。ちょっと5基やっちゃって、もう来年度で終わりですというのか、さらにそれを民間との協力も含めて設置する可能性があるかどうか、ちょっと確認したいんですけども、その辺のさらなる目標をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) さらなる目標ということでございますが、鉾田市を一応面的に捉えて整備するのは、平成31年度で完了というふうに考えてございます。今後につきましては、そういった公共施設等における防犯カメラの設置等を考えていきたいと考えてございます。当然民間との協力を得ながら、商店とかそういったところの防犯カメラの設置については、引き続き協力をお願いしていきたいと考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) わかりました。では、公共施設ということで今後は進めるということで、もう一つ聞きたいのがありまして、これは新聞報道でちょうど11月30日、茨城新聞に県内の公立小中学校の正門や昇降口に防犯カメラの設置率ということで載っておりました。26市町村が100%にということになっていたんですけど、我が鉾田市は、もう私全部ついているのかなと思っていたんですけど、35%という数字が載っておりました。非常にこれ気になる数字かと思いますので、この辺の詳細をちょっとお聞きしたいんですね。もしついていなかったら、もう早急に整備しなくちゃいけないし、ついているんであれば、これ新聞報道が間違いということになってしまうんで、ちょっと茨城新聞に抗議しなくちゃいけないかと思うんですけど、その辺ちょっと部長のほうから詳細をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 先日、防犯カメラの設置につきましては、11月30日の茨城新聞に掲載されてございます。これにつきましては35%という設置率で、一応新聞に掲載されました。これにつきましては、茨城新聞社と私どもの台数的なものの相違、見解の相違がございまして、実際に誤った新聞記事になってしまいました。こちらでもちょっともう少し真剣に数値を把握すればよかったんですけども、このような結果になりました。その後ですね、改めまして小中学校並びに幼稚園における防犯カメラの設置状況について調査をしました。全ての小中学校、幼稚園に設置はしてあります。ただし、調査の結果、小学校5校、中学校1校でちょっと防犯カメラのふぐあいが生じておりましたので、これらにつきましては早急に修繕等を実施してまいりたいと思います。ですから、実質的には設置については100%設置をしてございます。あと、修繕については早急に対応してまいりますので、よろしくお願いします。以上です。
    ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) では、新聞報道は、これ間違いということでいいんですかね。では、何でこんな報道になってしまったんでしょう。だって1回出ちゃったら、もう何だ鉾田市はということになってしまう、みんながわかっちゃっているんですよ。          〔「そうだよな」と呼ぶ者あり〕 ◆10番(入江晃君) どんな取材をされたのか。これ茨城新聞に抗議しました。これは、ちゃんとやるべきですよ。どんな報告を、では逆に教育委員会でしたのか。ちょっと内容、私らもわかりませんけど、誰も新聞のこの数字は信用しちゃいますよね。非常にこれは不愉快ですよね。ちゃんと設置してあるというんですから、部長ね。全部設置してあったと。若干ふぐあいがあったというのは、これやむを得ないと思うんですが、それも直すということだったら、これ間違いですよね。そこのところをちょっと、みんなにわかるようにきちっと説明をして、これが間違いの報道であれば、ちゃんとこれは抗議して謝罪文を載せるとかやってもらわなくちゃならないぐらいの内容ではないですか、これ。どう思いますか、お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) 茨城新聞社には、こちらで実際に数値の誤った報告をしたということで伺っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) よく聞き取れなかった。茨城新聞がではなくて、こっちが間違った報告したの。 ○議長(井川茂樹君) 教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) こちらの事務担当者のほうで誤った認識をしてしまったので、それで誤解を招いてしまったということで、こちらの報告の誤りでございました。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) 間違って報告したのがそのまま載っちゃって、どうなの、これ。新聞社が悪いの、教育委員会が悪いの。これは、うちのほうが悪いってことでしょう。では、新聞社に謝罪申し入れできないから、これどうするの、鉾田市としては。ちょっとそこは、やっぱり問題だよな。これ今さらどうこう言ってもしょうがないけども、きちっとした対処をしていただきたいと思うんで、今教育長が手を挙げていたから、答弁お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 教育長。 ◎教育長(石﨑千惠子君) 新聞等の取材につきましては、私どもの誤解を招くような発言で、結果的にああいう数値となってしまいました。このことに関しては、新聞社それから市民の皆様、議員の皆様にも心からおわび申し上げます。 今後についてでございますが、新聞の取材に対しては、職員に対してきちんと確認して回答するよう、それから回答する場合には上司の確認をとり、そして回答した内容についてはきちんと報告するように指導してまいりたいと思います。本当に申しわけございませんでした。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) 余り責めたくはないんですけども、ちゃんと鉾田市はもう随分前から防犯カメラをきちっと設置をして取り組んできたにもかかわらず、こんな誤った報道をされてしまって、みんなもう不愉快でしょうよね。それを今さらどうしろと言ったって無理かもしれませんけども、ではこれは各職員の問題になってきちゃったら、また、結局市長まで行ってしまうよな。市長の監督不行き届きになってしまうではないですか、ねえ。ですから、ここのところはきちっと、報道になる部分についてはきちっとやっていかなくちゃいけないと思いますし、そこがちょっと問題になってしまったなと。私ら、ちゃんとだってカメラ一生懸命進めていて、もう随分前からやってもらっていたと確信していたのにね、びっくりしたんですよ、35%と言っていたから。だから、ふぐあいは、今パソコンがいろいろ変わったりなんかして多少はしょうがないと思うんだけども、これだって早急に整備しなくちゃいけないし、事故いつ起こるかわかりませんから、そのための防犯カメラですからね。 そういうことで、ではきちっとその部分のね、謝罪なりきちっとしたものをやらなくちゃならないと思うんで、よろしくではお願いします。 では、次お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) それでは、東関東自動車道鉾田インターアクセス道路についてお答えいたします。 鉾田インターチェンジから県道110号線(鉾田茨城線)へのアクセス道路の整備計画でございますが、この路線は本市の道路整備計画において平成8年に東関東自動車道水戸線の鉾田インターチェンジへのアクセス道路として、当間地区の県道茨城鹿島線から靱負地区の県道水戸鉾田佐原線を結ぶ約4.5キロを都市計画道路当間靱負線として位置づけている路線でございます。 この都市計画道路の一部区間である当間地区の県道茨城鹿島線から県道110号線(鉾田茨城線)の約1.5キロメートルの区間につきましては、県において平成22年度から事業を進めてきており、昨年の12月には県道茨城鹿島線から鉾田インターチェンジの区間を供用したところでございます。 ご質問の鉾田インターチェンジから県道110号線(鉾田茨城線)までの区間につきましては、県で引き続き事業を進めており、今年度は道路の詳細設計を行っていると聞いております。当路線は、市内の方々の生活道路として、また観光、産業流通面においても高速道路の利活用促進につながる路線でございますので、整備につきましては県と調整、連携を図っていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) では、その県道110号線につながる道路については、今設計中。設計しているということは、どのくらいの期間で今後ですね、進むのか。設計して、次は用地買収をして、予算をとってという話になってくると思うんですけど、そうなってくると、例えばもうずっとその先も延長していく予定があるんですよね。今、部長のお話では佐原線ですか、水戸鉾田佐原線までつなげるということで、かなり今4.何キロと言っていました。そのうちの1.何キロというのはまだあれなんでしょうけど、そうすると県道110号線までは、今設計をしていれば、次完成までにどのくらいの期間を目標にして進めていくのか。県が進めていることなのでということでいいのか、市も一緒になってやっていくのか。その辺確認して、目標がいつごろまでというのがわかればありがたいんですけど、それはまだわかりませんか。わかるというだけで結構ですから、お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 先ほど申し上げましたように、今年度ですね、道路の詳細設計を進めているところでございまして、一般的な話でいきますと、道路の詳細設計が終わりますと用地測量、そして次に用地買収。用地買収で、ある程度まとまった土地が買えたところで工事というような形になっていきます。ですから、ちょっと何年に、目標というのはちょっと厳しいところでございますので、ちょっとそこはご了解、といたしましても、市といたしましても円滑に事業を進めるよう協力していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) これから、今設計をして、これから先がちょっと見えない状況なのかもしれないですけど、要するにこれは県で全部やってくれるのか。市が予算もやっぱり出してやっていくのか、いろいろ絡んでくると思うんですね。県任せで、それでだからいつになるかわかんないよと言っているんではなくて、なるべく早くからつくってもらいたいと周りの声が出ているわけですよ。せっかくインターができておりてきた、もう右側はできている。もうあと本線がまだ延びると思うんですけども、左は全然もう今までのとおりの道ですから、非常にこれはちょっとみすぼらしいというか、鉾田市に来た人が何だこれはという形になってしまうんで、早目にお願いしたいと思うんですけども、そういうところで、ではどのくらい、全然これはもう市はタッチしないんですか。市はもう県にお任せしていて、県が動かない限り、それはそのままなんですか。いっぱい要望して、早目につくってくださいよとやる必要があるのか。その辺なのよ、やっぱり地元の人は。やる予定になっていますよと言ったって、10年後だか20年後だかわからないのを待っていられないでしょうよ。もうすぐ来年ここまで行きますよとか目標が見えれば、皆さん安心すると思うんですよ。違いますか。私の言っていることがちょっとあれかな。その辺をちょっと聞きたいんですよ。具体的にどこまでというのがわかれば、わからないという今表現だったんだけど、でもこうして頑張って、すぐ進めたいという、そういうことです。よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 先ほどのご質問でございますけれども、我々としましても、事業自体はもう本当に県が行う事業でございます。県だからといって、我々市は何もやらないわけではなく、用地交渉とか地元の利を生かして一緒に行って、早く円滑に協力していただけるような働きとか、あとは県道とはいってもやっぱり市町村道も絡んでくる、排水とかそういうものも絡んでくると思いますんで、そういったところも協力しながら、円滑に早く進められるように働きかけていきたいと考えております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) わかりました。では、きちっと県で計画をつくってやってくれていますので、安心してくださいと住民には言うしかないですかね。そういうことなのよ。ですから、市も一生懸命それを進めてもらえればありがたいんでね、強力にお願いします。 では、最後お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(金沢覚君) 地域で支える社会ネットワークについてご答弁申し上げます。 本市が取り組まなければならない課題としては、まず多様化する医療・介護サービスのニーズに対応するため、医療と介護の連携の推進が重要と考えております。ご指摘の地域包括ケアシステムの構築を目指す上においても、医療・介護の連携は柱であり、関係機関と率先した取り組みに努めてまいります。 2つ目に、地域コミュニティーが薄れる中、住民同士が自発的に支え合う「互助によるネットワーク体制」をいかに市民の方々に浸透させていくかが課題となっております。その解決策として、地域包括ケアシステムの趣旨について、市民の方々の理解をいただけるよう、必要な周知活動に取り組んでいきたいと考えております。 3つ目には、高齢化の進展に伴い、認知症高齢者の増加が見込まれます。認知症の方の意思が尊重され、できる限り住みなれた地域で暮らし続けることができるよう、誰にも優しい地域づくりが求められています。認知症への理解を深めるための普及・啓発活動とともに、生活支援の充実や地域での見守り体制の確立が図れるよう取り組んでまいります。 最後に、これからの鉾田市をデザインするに当たり、高齢者の介護予防や社会参加の場としてはもちろんのこと、認知症など介護を要する高齢者の生きがいの場として、全国で広がりを見せる農業と福祉の連携による地域づくりの取り組みなどについても、全国の動向を注視しながら、関係機関などと検討を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) 今までやってきたことをそのままやっていくぐらいの話しか、今私としては受け取れなかったんですけども、当然これ大事な医療と介護は連携してやっていきます。ですから、今後ですね、これをやりながら、要するに人生100年時代となったときには、今私が聞きたいのは、高齢者がどうこうではなくて、それも当然ですよ、これは。どんどん年とっていくんで大変になってくるんですから。プラスアルファ、元気に健康寿命、これを幾つまで働けるか、動けるか、そういう部分をデザインをして、皆さんに頑張っていただいて、そういう共存社会をつくっていくため、当然これどんどんもう人口は減ってくるわけですよ。ですから、そういうところを踏まえた地域づくりが必要ではないのかなと思って、鉾田市に今足りないものは何なのかということが出てくると思うんでね、それも含めて、それどころではないと。目の前の介護、医療、認知問題のほうがよっぽど大変だと思うかもしれませんけども、将来のことを考えると、今鉾田市で100歳以上の方何人いらっしゃいますか。結構な人ですよね。もう現実に100歳を超える方がふえてきているんですよ。そうなると、健康でそこまで行ければ一番ありがたいわけですよね。そういうためには、ではどんな地域づくりが必要かということを構想として、まず今から進めないと間に合わなくなってしまうでしょうと私は思うんですね。 ですから、こういう質問させてもらったんですけど、鉾田市としてもね、ある程度のビジョンをつくっておいたほうがいいのかなと思って。今日、副市長が福祉のプロだと聞いたんで、副市長にちょっとご意見をいただこうかと思って質問をさせてもらったんでね、その辺を踏まえて副市長のお考えをいただければ非常にありがたいんですけども、どうでしょうか、よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 答弁の機会をいただきまして、ありがとうございます。別に福祉のプロではないんですが、まさしく人生100年時代というのは実際に現実として起きている状況でございます。実際お住まいの方にとってみれば、やっぱり議員ご指摘のように、健康で住みなれた地域で生き生きと暮らせるというのが一番の望みだと思います。そういった意味では、我々市としてはですね、皆さんが望んでいるような地域社会づくりをつくっていくのが一番大事だと思っております。 一般的に健康というと、いわゆる3要素というのがございまして、栄養と、それから運動と、それから休養というような言い方をしております。プラスですね、いわゆる健康長寿という意味では、私は生きがいづくりが非常に大事ではないかというふうに思っておりまして、それが結果的には医療費も削減されますし、それから適正な医療や介護サービスの提供ということにつながるんではないかと思っております。 先ほど部長のほうから答弁ありましたように、今さまざまな形で健康福祉部を中心に施策を取り組んでおりますけども、幸い本市の場合には健診の受診率も高いということで、健康に対する市民の認識も高いんではないかと思います。それから、基幹となるような農業というのもございますんで、そういった意味では農業も重要な皆さんの生きがいづくり、あるいは社会参加の場としては有効ではないかと思っております。そういった意味で、本市の生かせるような、自然環境も非常に豊富でございますんで、そういった本市のよさをですね、皆さんに実感してもらえるような、そういう地域社会づくりをつくっていくのが市の役割であって、皆さんが望んでいる社会ではないかと思っておりますので、そういった意味で今の施策だけではなくて、市全体として皆さんのためにこういう施策を取り組んでいくというものを皆さんにお示しして、その中で皆さんに生き生きする社会をつくっていただくということが、本市の望まれるような社会ではないかと思っておりますので、議員各位あるいは皆さんのご協力をいただきながら、100年を安心して暮らせる社会づくりを目指していきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 入江君。 ◆10番(入江晃君) 副市長のおっしゃるとおりで、これを具体的に進めるのが健康福祉部長ですかね、健康福祉部長ね。それで、あとは公共交通の問題とかその辺も踏まえて、要するに住んでいてよかったな、日本一幸せな市なんだというぐらいの思いで取り組んでいければと思うんですけども、言葉は大きいですけどもね。要するに、今副市長が言ったように、それを具体的にどんな形にしていくかというようなフローをつくらなくちゃ、デザインをしていかなくちゃいけない。だから、そこをちょっと今の副市長が言った内容を、せっかく鉾田市に来ていただいて出向いただいてね、ありがたく思っています。ですから、しっかりそれを足がけをつくっていただいて、鉾田市はこれをしていけば今後心配ないよということをきちっとビジョンをつくってもらえればありがたいなと、このように思うんですね。 ですから、市長がもしかわっちゃったら、副市長もかわっちゃったら、またそれで途切れちゃっても困っちゃうんですよ。わかりますね。行政は、そのまんまずっと行ってもらわなくちゃ困る。ですから、しっかりとその足がけをつくってもらいたいと思うんですが、その辺の決意をちょっと副市長にいただいて、終わりたいと思うんですけど。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 決意というお話でございますけども、地域包括ケアシステムというのがですね、本県全体で進められておりまして、そういった意味では今まではどちらかというと医療や介護サービスを調整する、提供するような仕組みということでございますが、そういった意味では医療や介護以外にも、健康な方も含めましてそういったシステムの中で、さまざまなサービス以外の生きがいづくりも含めたシステムをつくっていくというのが、非常に地域としては望まれる社会ではないかと思っておりますので、そういった方向でできれば、市としてもぜひ進んでいきたいなというふうに思っております。以上でございます。 ◆10番(入江晃君) では、5分ありますけど、以上で終わります。 ○議長(井川茂樹君) 以上で入江君の質問を終了いたします。 堀田正衛君。          〔17番 堀田正衛君登壇〕 ◆17番(堀田正衛君) 17番堀田正衛です。通告順に従いまして一般質問を行います。 傍聴の皆さん、雨の中大変ご苦労さんでございます。私は、鉾田市、行方市、潮来市3市で設立した「一般廃棄物広域処理促進協議会」の経過と今後の展望と、もう一点は市民交流館建設予定地の今後の利活用という2点に絞って質問いたします。 まず1点目、鉾田市、行方市、潮来市の3市で設立した「一般廃棄物広域処理促進協議会」の経過と今後の展望についてを質問いたします。1点目、広域的に一般廃棄物を処理するために、ごみ処理施設建設の検討が始まり、はや10年が経過しました。今年、潮来市が離脱を表明し、さらには行方市が離脱をし、3市協議会は機能を失い、実質的に解散と考えられる。そこで、3市協議会が解散に至った経過について詳しくお伺いいたします。 また、本市のクリーンセンターも老朽化により、毎年のように修理を重ねながらごみ処理を行っているが、3市協議会が頓挫したことで、本市の今後のあり方を早急に検討しなければならないと思う。市長の考えをお伺いいたします。 2点目、岸田市長は鹿行広域事務組合の管理者という立場で、今回の事態をどのように受けとめているのか。また、今後のごみ処理施設建設の進め方についてどのように考えているのかお伺いをいたします。 2項目め、(仮称)市民交流館建設予定地の今後の利活用について。1点目、(仮称)市民交流館の建設予定地は、市長の施設建設の白紙撤回を受け、今後の予定地の利活用を検討委員会を立ち上げて検討していくと聞いている。そこで、現在委員会でどのような検討が行われているのかお伺いいたします。 2点目、岸田市長自身、この予定地の利活用にどのような考えを持っているのかいないのか、持っているならばどのようなことを考えているのかをお伺いいたします。 以上4点よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君の質問に対し答弁を願います。市民部長。 ◎市民部長(二重作勝君) これまでの経過についてご答弁申し上げます。 平成20年7月4日に「鉾田市・行方市・潮来市廃棄物対策連絡協議会」を発足し、広域ごみ処理施設の検討を開始したところでございます。 平成24年5月17日には、「鉾田・行方・潮来市一般廃棄物広域処理促進協議会」を発足し、一般廃棄物を広域的に安全かつ効率的に処理することを目的に設置したところでございます。 平成25年10月8日には、構成3市へ「ごみ処理広域化施設建設候補地」の推薦依頼を受け、各市3候補地の合計9候補地が推薦されました。」 平成28年1月8日には、3市の副市長、担当課長をメンバーとしました「ごみ処理建設候補地選定委員会」で、3市から提案のあった候補地について検討を行いまして、各市1カ所、合計3カ所に候補地の絞り込みをしたところでございます。 その後、平成28年4月1日には鹿行広域事務組合へ事務の移管が行われまして、それに伴いまして3市長及び担当部長、鹿行広域の事務局長を構成メンバーとする「ごみ処理施設建設用地選定委員会」を設置したところでございます。 平成29年7月4日の第5回「ごみ処理施設建設用地選定委員会」で、用地取得関係の調査を行うものとなりました。 そして、平成29年11月1日のごみ処理事業構成3市長会で調査結果の報告を行ったところ、解決困難な諸問題がある1カ所の候補地を変更し、3候補地で再選定を行うこととなりましたが、その後、変更候補地の提出がなされなかった状況が続きました。 平成30年7月17日の鹿行広域事務組合管理者会において、潮来市長より鹿行広域事務組合ごみ処理事業から離脱の正式な申し出が提出された次第でございます。 その後、7月26日でございますが、管理者会、鹿行広域事務組合議会全員協議会において、規約から「広域一般廃棄物処理施設の建設に関すること」を、鹿行広域事務組合事業から除くことが了承されましたことから、規約の変更、財産処分について、鹿行広域事務組合から構成市市議会へ提案の要請がございまして、上程したところです。 上程した結果につきましては、構成する5市のうち、鉾田市と神栖市において否決されたことに伴いまして、規約の変更には至らない状況となっております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 初めに、鉾田市の今後のあり方ということですが、堀田議員もご存じのとおり、各市に確認をしたところ、鹿嶋市と神栖市は2市で新ごみ処理施設を進めることとなり、潮来市と行方市は現施設を補修し、延命を図りたいとのことであります。 鉾田クリーンセンターは、老朽化が進んでおり、市単独で補修し延命化を図るにも多額の費用がかかり、その費用は、国の交付金の要件を満たさないため、市の一般財源からの支出となります。 ごみ処理施設設備に関しましては、多額の費用がかかるため、特定財源として国の交付金等が必要であることから、交付金の要件である人口5万人を満たす枠組みについて、実現性を第一に、慎重に検討してまいります。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) 潮来市と行方市が離脱をしたと。鉾田市は、この問題で離脱の中でこれを受け入れたということは、ちょっと私ども鉾田市の市議会としても納得がいかない。その経緯についても全然示されないということで、どういうわけで潮来市が離脱をし、また1週間ぐらい後に行方市まで離脱をすると。それ以前の協議会では、各市、各候補地を持って会議に臨んでいたはずですよね。そして、その候補地が決まらない。そういう中で、議会にも何の説明もなく条例改正をするんだと。潮来市が離脱をして、行方市もものの1週間ぐらいのうちに離脱を表明したということで、この原因はどこにあるのかと私は思うんですよ。 以前の前市長は、潮来市の施設が老朽化して、いつ壊れるかわかんないと。そういうときどうするんだといったら、いや、そのときは鉾田市と行方市で分散してそのごみは焼却してあげますよと、そういう話し合いがあったようです。それなのに、今10年検討して候補地を決まれば、その建設に入れる。その事態で離脱をするということは、何が原因なのか。私が考えるに、潮来市は早く建設を望んでいるわけですよ。行方市は、鈴木市長が当選したときには、もうごみ施設はつくらないというような公約のもとに当選しておりますんで、行方市への設置は難しいのかなと私も考えておりましたが、それがいつの間にか3市で2市が離脱をすると。鉾田市は何を示したんですか、市長これ。鉾田市にも、鉾田市でもここならいいよと、施設をつくる場所を持って臨んだはずですから、それを何で示さなかったのか。それを3市で検討して、この場所ではまずいというなら、私はやむを得ないこともあるのかと。 それとまた、鉾田市議会の長老議員の場所に、大洋の札というところに、あそこにいい場所があると。もう前々から議場でも、そういう話もありました。そういったものを示して、何とかつくって、もう時間はないですよ。鉾田市の施設も、かなり老朽化が進んでおります。まして潮来市が離脱するのには、かなりせっぱ詰まって離脱をしたと思います。その後、行方市も、だめだこれはと。神栖市、鹿嶋市にお世話になろうというような思いで離脱をしたんだと思います。それで、4市でやろうという、鹿嶋市の市長らがそういった検討もされましたが、岸田市長は鹿行広域の管理者ですよね。鹿行5市の問題を取りまとめる長ですよ。それで、条例改正を出して神栖市は反対、まして決議文まで出すような状態。本当のこの鉾田市の中で条例改正提案したら、全会一致ですよ。説明になっていないから全会一致なんですよ。誰も10年検討して、今まさに建設しなけりゃならないというこの時期に解散しなきゃなんないというのは、全くこれ異常です。もっと3市で、当初候補地を出たときにどことどこが出たのか、ちょっと説明してください。 ○議長(井川茂樹君) 市民部長。 ◎市民部長(二重作勝君) 候補地に当たりましては、構成市の都合、あと所有権等もございますので、ご報告のほうは差し控えさせていただきます。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) そう言われるとどうにもなんないんだけど、候補地はあったんでしょう。これ何回でも聞きますから。言えない、言えないで、議会に提案するときも、全員協議会でどういう経緯だというのも全然説明しない。これでは納得してもらえませんよ。だから、潮来市にも行方市にも鉾田市にも、そういう候補地を示したんでしょう、平成28年当初は。それは示されたけど、公表はできない。示されたか示されないか、それだけお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) その件につきましては、先ほど話したとおり9カ所、最終的には3カ所と、各市1つずつという中で、先ほど話してありますけども、各市の部分で1カ所不適格だという部分が発生しまして、それについての次の再提出を待っていたところでございます。しかしながら、自治体によってもう待てないと。年間1億8,000万円ほどのいろんな補修、改修で使うということで、早急にしなくちゃならないと。その中で、堀田議員ご存じのとおり、潮来市、行方市、鉾田市、各市が、市長が全部かわりました。そういう状況の中で、もうその自治体を待っていられないという状況で、他の自治体の長に離脱と、規約改正をお願いしたいということであります。 また、規約改正につきましても、全員協議会等でご説明した部分がございますけども、ただそういう部分で、全部各市の市長、自治体は、各市の一つ一つが土俵に乗って初めて進めるという暗黙の了解がございましたんで、ご理解いただきたいと思います。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) 暗黙の了解と言われても困るんですけど、いずれね、行政は継続ですよ。10年間やってきたことが、首長がかわったから、首長の思いが変わったからとやられたんでは、市民はたまったもんではないですよ、これ。10年間ね、研究して、やっと土地の購入をして、建設の場になって、首長と担当部長か何かがその事務組合に入って検討を重ねていたんですよ。それで、1市が示さないから離脱、解散ということですか、これ。何も鉾田市だって潮来市だって場所を持っているわけですよ。最初9カ所言ったので。1カ所あればいいんですから、建設場所は。2カ所も3カ所も要らないんですから。違いますか。岸田市長は市長であるし、管理者であるんだから、この組合を総括してまとめる、そういう役割を果たなきゃだめでしょうよ、これ。 そういったところで、行方市が、潮来市が場所を示さなかったら、鉾田市にはこういうところがあるんだと。これでどうだと。そう示さないと、事は前に進まないですよ。みんなが出さないから、私も出さないと。まさしくね、首長らが刀差して会議やっているようなもんで、抜いたら竹光だったというような内容ですよ、これでは。戦えないです、話になんないですよ。違いますか。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) やはり堀田議員は堀田議員の思いで物を話して考えている。私たち市長は、市長の一人一人の思いで政治的に話をしているところでございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) いや、市長は3市の市長同士で、自分の首がかわいくてそうやっているとしか思えませんよ。議会には何の説明もしないで、離脱するんだと。そうでしょう。管理者としての立場、役割というのはどういうことなんですか。鹿行広域の管理者の役割、そこをちょっと聞きたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 市民部長。 ◎市民部長(二重作勝君) これまで市議会の皆様には、7月24日の全員協議会で1度、潮来市からの離脱をした旨のお話で、全員協議会でご説明をしました。また、9月の定例会でございますが、そのときに規約の改正等について事前説明を含めて、全員協議会で説明をさせていただいたところです。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) 説明ではないですよ。説明したつもりで、議員誰も理解していないですよ。私ばかりでなく。恐らく全員理解していないから、こんなことだめだと全会一致で否決食ったんですから、市長が提案した条例改正案は。この5市の中で鉾田市だけですよ、全員一致で否決というのは。要するに説明責任を果たしていないんですよ。だから、こういうことになるんです。 そして管理者としてね、長ならば、3市の10年もかけて検討した内容を、用地がどうのこうのですと、鉾田市にも予定地はあったでしょうよ。それを示して、いや、ここではだめだという、行方市と潮来市の市長らがそういう意見を申せば、これはやむを得ないなということで、どうするんだということでやればいいと思うけど、ほかが出さないから俺も出さないでは、これでは会議でも何でもないですよ。まして市長ですよ。3市長が、潮来市はもう待てないんだから。そういう状況で、今ここで解散されたら、そしてね、鹿嶋市の市長は、4市でも検討しようというようなコメントもありますが、本当であれば管理者であれば、3市でまとまんなければ鹿行5市で検討して、5市でつくろうかと、こういうわけなんだと。そこの中で説明するのも一つの手だと私は思っていましたけど、それもなさらず、ただ鹿嶋市のほうは行方市と潮来市交えて、神栖市と4市でやるかという検討もしたようですよ。神栖市から大反対食ったようですけど、そういう中でこれから鉾田市だって老朽化が進んで、もう多額の修理費をかけかけ、毎年やっているわけですよね。 それで、次に移っちゃいますけど、新聞紙上では、大洗町との問題が出てきましたよ、これ。そういう大洗町からのオファーはあったんですか。 ○議長(井川茂樹君) 堀田議員、これ2問目でよろしいですか。 ◆17番(堀田正衛君) いいです。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 8月29日、大洗町、小谷町長から電話がありまして、夕方5時過ぎに来庁されまして、新聞報道を見て、大洗町長、小谷町長から鉾田市と一緒にやらせてほしいというオファーはありました。以上です。先日もお話ししてあると思うんですけど。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) 恐らくあったんだろうと私も思っておりましたが、いずれにしましても大洗町も、水戸市が独自でやりますんで大変な思いをしているのかなと思います。しかし、やっぱりこれは潮来市、行方市、鉾田市の問題を解決しなければ、大洗町と話し合いはできませんよね。宙ぶらりんだから、やりっ放しだから。言葉は悪いけど、やりっ放しで食い散らかしたままで、今度は大洗町と協議を持つというわけにいかないですよ。まして鹿行広域の管理者ですから、鹿行広域全体の問題も絡んできますんで、その点はどう思いますか。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 今、堀田議員が食い散らかしたと言っていますけど、私はその食い散らかしたという意味がよくわからないんですけど、私は市長として、たまたま鹿行広域の、今日は広域の管理者というより市長として答弁させてもらいますけど、私はその5市の25万の市民のために、ほかの市長とともに、よくするがために頑張っているわけですよ。それが食い散らかしたということは、私どういう意味だかちょっとわかんないんですけど、私はいろんな面でやっております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) いや、言葉が悪いから、食い散らかしたと言って申しわけないんですけど、要するにこの3市の協議会を解散をしないうちに、こっちからオファーがあった。私は、少なくともこの3市の問題を解決した後に、大洗町の問題は新聞報道、そういったものに報道すべきであったと。行方市、潮来市の住民からすれば、鉾田市はこっち、行方市、潮来市が離脱しても、大洗町があるからいいんではないかと、そういう思いにとられますよ、これ。やはり行方市、潮来市の問題を解決して、要するに鉾田市は離脱とも何とも言っていないんですから、2市が逃げ出しちゃったわけですよね、離脱して。離脱するということは、だってそれを岸田市長は了解をしたんですか。了解したんだと思うけど。ちょっとおかしいですよ、これ。離脱をして。そうすると、10年間の検討会は何だったんだと。10年間で、かなりの費用もかかっていると思うんですよね。それが、首長がかわったからということでは、これは行政マンとしては余りいただけないんではないかと思うんですが、そうは思いませんか。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 私のほうから大洗町のほうに声をかけたわけでもないです。その新聞報道を見て、小谷町長さんが夕方来庁したという事実だけです。 それと、市長がかわったから、市長がかわったからとおっしゃいますけども、要は今までかかわったきた人全てがいろんな部分でやってきたわけですよ。それで、先ほど堀田議員はよく鬼沢市長、鬼沢市長と言いますけど、私のほうはそういう話を聞いていないんですよ、実際に。そういう部分で、今言ったとおり3市で、潮来市さん、行方市さん、鉾田市市長で話をして、このままではもう進まないところがあると。別なところに向きたい、また単独で補修するという部分でやるという部分がありまして、この規約はこのままで、動かさないで、そのまま自分たちは自分たちのほうで補修しながらやるというお話でございますから、その状況が全部そろった部分においては規約改正ということでございますんで。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) 全然かみ合わない話だけど、これは前市長の名前をどうのこうのではなく、その当時からそういう約束事が交わされたんですよ。これ行方市の市長にも、私確認とりました。執行部はわかっていないんですか、それは。こういうことがあったときには、こうしますという。 さらにね、大洗町の町長がこっちへオファーしてきたと。それはわかります。なお、この新聞でもこれ書いてあるんですよ。鉾田市も余裕がない。そして、大洗町などとの連携を図り、実現性が高い方向へ向かわざるを得ないと。これは岸田市長のコメントでしょう、これ。言った覚えないですか。それとも、また茨城新聞の記者が適当なことを書いたんですか、これ。よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 私の考えとしては、とにかく実現性を大事にという部分で、いろんな選択肢がございますんで、ここだけだという話ではなくて、選択肢の部分の中の一つだということでございます。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) とにかく新聞社も間違ったことは書かないように言っておきますんで、なかなかこのごろの新聞社もちょっと偏ったことを書いているんで、とりあえずこの3市の廃棄物の処理施設の問題は、それを解決して、その後に大洗町との協議もいいと思いますが、とにかくこの3市の問題はしっかり解決して、仕事をやりっ放しですよ、これはね。組合のあれを閉じることはできないでしょう、これ。凍結するとか云々と言っていますけど、財産も残っているし、また今まで10年間やった経費の問題、離脱をした人らに、どの市にはどのくらいの責任があるか、そこもよく精査してくださいよ。それで報告をお願いしますよ。 では、次の交流館問題の話。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し……          〔「答弁あるって」「だめだよ、議長は」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 金額については、説明……          〔「じゃ、いいです、それは」と呼ぶ者あり〕 ◎市長(岸田一夫君) いや、してあるわけなんです。          〔「いや、それは値段は、値段というか精査は後でいいです」「出            しっ放しになって、議長聞いてやれよ」「いいよ」「答弁するっ            て言うんだから」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 発言者がいいと言うので、次の項目に入ります。副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 飯名地区の土地利活用につきましては、飯名地区市有地利活用検討委員会をこの10月に立ち上げまして、これまで3回会議を開催いたしました。土地の利活用の方向性について、現在検討を進めている状況でございます。 検討委員会におきましては、飯名地区の土地を利活用するために、市にとってどういうものが必要かと。そういうことで、委員の皆様方の率直な意見をいただいたところでございまして、その方向性について、現在検討を進めているところでございます。今後は、検討委員会におきまして利活用の方向性を整理した上で、提言書として取りまとめていく予定でございます。 なお、当初、検討委員会での会議につきましては4回を予定しておりましたが、慎重に議論を進めるべきという意見もございましたので、全体でおおむね6回程度を予定しておりまして、委員報償費の予算につきましては、今定例会におきまして上程をさせていただいたところでございます。どうぞよろしくお願いします。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) その補正組んだのはわかっていますけど、4回を6回にすると。4回やっているわけですよね。その中でいろいろな意見が出たと思うのですよ。どういう意見が出ました。その4回会議をやった中で、検討会をやった中でどんな意見が出たか、大まかでいいですからお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 先ほど申しましたが、これは3回やってございまして、基本的には委員それぞれの、市にとってどういうものが必要かということで、各委員から個別に意見をいただいているという状況でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) 私は、どういう内容で、どういう意見が出たと聞いているんですよ。仮に交流館を欲しいと、ごみ処理施設が欲しいんだとか、消防署が欲しいとかってあったでしょうよ。それを聞いているんですよ。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 現在取りまとめをしてございませんが、各委員の意見を述べさせていただきますと、たたき台として挙げさせております公民館、それから道の駅、それから子どもの施設、あるいは公園、こういった意見についてはたたき台としても挙げてございますが、委員会の中でも、そういった意見についても出されております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) これはね、職員の若い人らに検討委員会を設置して検討しろというのは、そもそも無理なんですよ。大体そういった答えが返ってくるのは、私らでもわかりますよ。本当であればね、市長はあそこは交流館はだめだというならば、あそこへはこういったもので検討しろよと、目安になるような仮に福祉施設みたいなものを考えろよというならば、検討委員会の中でも検討はできると思うんです。ゼロベースで若い職員たちにぶん投げて、まとまったら、こんなばかなことできるかと言われたら終わりでしょうよ。もう少し具体性のある、こういうものでおまえら考えろというならば考えられると思うけど、ゼロベースで、まして岸田市長の個性の強い人が職員に考えろと言ったって、なかなか考えられないと思いますよ。どうですか。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 市長のほうから委員会開催に当たりまして、少なくとも文化ホールについては政治公約の関係で対象外だということについては委員会の中でもご説明を差し上げまして、そういう前提のもとで意見をいただいている状況でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) では、副市長に質問しますけど、文化施設的なもの、公民館とかそういったものは文化施設的なものではないんですか。
    ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 先ほどもご答弁申し上げましたが、公民館についてはたたき台として、案としてお出しもしておりますので、これは中身の話だと思いますが、言葉としては公民館も検討の対象として挙げてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) だから、公民館はたたき台として出しているというのは、公民館も要するに文化施設でしょうよ。言葉が変わっただけではないですか。まあ、これ何回言っても恐らくそれ以上言えないと思うから、公民館イコール交流館という考えもあると思うんですよね。それで……          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 静粛に願います。 ◆17番(堀田正衛君) 市長は、あそこは傾斜地で、そういう複合施設には不適当だと。人集めには、傾斜地は向かないというような答弁をしていましたよね。それなら、茨城鹿島線のところにキリストの協会がありますね。あっちを正面にして、あれから入れば傾斜地ではないですよ。発想の転換も大事だと思うよ。大体あの土地を、以前には消防署とか警察署なんていう話も出ましたけど、消防署、警察では地元の飯名地区で土地を提供する人は納得しませんよ。消防とか警察は、夜中にサイレン鳴らして出動するんですから。それのほうが、もっと地元としては迷惑ですよ、これ。なければならない施設だけど、あそこへ交流館をつくろうと、文化複合施設をつくろうということだから、みんな地元の人は提供したのだ。ここにも、議員でもあそこへ文化センターができるなら、何とか協力してやってくれよと。そういう活動をして協力してもらった経緯がありますよ。 これね、いずれ検討会で検討しても、大体文化施設的なものが答えとして出ますよ。そして、さらにその後アンケートをとれば、交流館的なものが欲しいというのは、もう目に見えていますから、アンケートやってみなさい。だから、それができないから凍結しちゃったんでしょう。やれば、必ず6割、7割は交流館が欲しい、あそこでいいからつくってくれというような要望ありますよ。また、今日傍聴人でも、大貫さんですか、大貫誠さんも来ていますけど、あの人は交流館にぜひ役立ててくれと寄附されています。また、亡くなりましたけど、石田正三郎さんも、2人で相談しながら、私もそういうことなら鉾田市に世話になったからと、3,000万円寄附しておりますよね。あれは、交流館をつくってもらうために、そういう思いで寄附したんですよ。今の担当課長、部長はわからないと思いますけど、議員でもそういう話をされて寄附したんだと話聞いている人おりますか。大貫さんに聞いてもらってもわかりますよ。そういう話をした。 そういうことですので、あそこへ全然地元の思いと違うようなものができるよと言ったって、なかなか地元の理解も得られないし、私らもどういうものが、それによっては賛否は分かれると思いますけど、なかなかこれ市長だけの思いではだめですよ、やっぱり。市民の声、市民の意向に沿ったものをつくらなけりゃ全然進まないですよ。市長も交流館白紙撤回、それはそれでいいですよ。それに準じたものを、名称を変えて、正門玄関をキリスト教会から入れば、傾斜地でも何でもないですから。そういう発想の転換をして、ぜひ進めてもらいたいと思うんです。また、そうしないと、岸田市長は恐らく任期中に目に見えた仕事はできないと思いますよ。そう言いますけど、一言があれば。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 先ほどですね、副市長のほうからありましたとおり、今検討委員会で検討しているところでございまして、土地利用の方向性が出た段階において判断していきたいと。ただ、私のご心配は結構でございますんで、私は私なりの政治姿勢でやりますんで。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) では、最後にね、岸田市長自身、この予定地の利活用に考えを持っているのかいないのか、持っているならどのようなことを考えているのかをお聞かせください。 ○議長(井川茂樹君) これ2問目ですね。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 先ほどの答弁最後にあった一言でございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) 最後の一言ではなく、岸田市長があそこはだめだと言うなら、何をつくりたいというのを、そこを聞きたいんですよ。だから、職員に話を持っていかないで、何か見繕うではなく、岸田市長自体があそこを指定した時点で、今の思いはこれならいいなというものがあったら教えてくださいよ。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 検討委員会は、市の職員ではなくて一般質問の方々が入っておる状況でございまして、その人たちが方向性を出した時点での判断をさせていただきたいと思います。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) そうではないですよ。それは検討委員会での話。ただし、そうではなくて、岸田市長自体はあそこをだめだと。どういうものがいいのだかという岸田市長の考え。それは検討委員会の考えではなく、よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) それにつきましては、先ほど述べたとおりでございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) そんなことを言ったら、永遠に質問しているかわからないよ、これ。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆17番(堀田正衛君) だから、それは文化施設はつくらないと言うんだから、交流館はつくらないと言うんだから、それはいいけど、だから何をつくりたいという市長の考え、それは職員に出されたものでそれでいいというのとは、また別だと思うんですよ。それは市民の人とか職員が考えることで、岸田市長自体は、あそこが交流館に不向きだと言った時点で何ならいいのか、そこを聞いているんです。よろしく。          〔何事か呼ぶ者あり〕 △発言の訂正 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 申しわけない、ちょっと訂正をさせていただきます。 先ほど市長の公約で文化施設というお話を差し上げましたが、交流館に代表されるような大規模な文化ホールについてはつくらないということで、答弁のほうを修正させていただきます。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 堀田議員に申し上げます。今、検討委員会のほうにお願いしているところでございますんで、その結果、それによって判断をしていきたいと思っております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 堀田君。 ◆17番(堀田正衛君) そうすると、それはそれでよしとする。その後に及んで、交流館はまた別に市長は建設を予定しているんですか。計画はあるんですか。 ○議長(井川茂樹君) これは交流館をつくるかという質問ですか、堀田議員。 ◆17番(堀田正衛君) あそこの飯名の地区が、検討委員会で決まったことに対して、あそこ土地を埋めて、その後にアンケートをとって、アンケートをとった場合に交流館が欲しいと言ったときは、だからつくるんですかということです。 ○議長(井川茂樹君) 市長ね、今堀田君の質問は交流館を、またあそこを更地にしてアンケートをとった場合、交流館がまた出てきたときにはどうしますかという話ですね。          〔「飯名とは違う場所で、ほかに」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) ああ、違う場所でも考えているのかということ。          〔「アンケートをとるというんだから、そういうことがあるのか」            と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 要するに、ほかの場所でもアンケートをとって交流館をつくるということが多かったら、市長はどうするのかということですか。          〔「そういうことです」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 結果を見てから判断します。以上です。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 以上で堀田君の質問を終了いたします。 10分間休憩いたします。                午後 2時09分休憩                                                        午後 2時22分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 小沼 勝君。          〔7番 小沼 勝君登壇〕 ◆7番(小沼勝君) 議席番号7番小沼です。声がかれていて非常に聞きづらいかと思いますが、ご了承のほどよろしくお願いします。傍聴席の皆さん、改めましてこんにちは。本日は、足元の悪い中、足を運んでいただきまして、まことにありがとうございます。そして、高校生の皆さん、昨日、今日と連日にわたり傍聴ありがとうございます。12月2日に行われたほこたっ子フェスティバルにおいて、そこのフェスティバルにご招待をいただき、多彩なジャンルで鉾田北中学生によるピアノのソロ、そして吹奏楽部1年生10名、2年生4名の吹奏楽が行われ、4歳児からのダンスで、小学生による空手の演武、演出を拝見させていただきました。鉾田市を盛り上げるようにと活気あふれる姿に、感動とすごい衝撃を受けたものでございます。もっとすばらしい音響の整ったステージがあればと思うところでした。ほこたっ子フェスティバル関係各位の皆さん、ボランティアの方々に、本当にありがとうございました。 それでは、通告に従い一般質問をさせていただきます。大きな項目1番、鉾田市農業を主産業とする施策の取り組みについて。農業振興の国補事業及び県単事業はどのような事業があり、鉾田市においてどのくらい取り組んでいるか、事業の規模や件数についてお尋ねしたい。 2番目として、国補事業で2分の1補助事業の畑作構造転換事業に取り組まなかった理由についてお尋ねいたい。 3番目として、国、県の各団体への補助の周知はどのようになっているか。また、国、県の補助が鉾田市の農業経営者に対してマッチしているか、鉾田市の補助事業者への参加条件、対象者はどのようになっているかお伺いしたい。 大きな2番目として、学校再編計画に基づく小学校跡地利用について。統合小学校事業推進計画について、特例債事業の中の位置づけで、平成21年11月に鉾田市立公立施設適正配置策定委員会が発足し、平成22年10月に適正処置に関する方針が提出されて、平成23年度より具体的な再編計画に着手されたと記憶されております。統合に向けたいろいろな作業の中で、市民協働による計画策定のために専門部会を設定し、さまざまなことを検討されたと思いますが、その中で開校に合わせ、3年程度で利活用計画を策定する予定と聞いておりますが、現時点での進捗状況はどのような状況なのか。 そこで、跡地利用はどのように考えているのか。 2番目として、借地は返還が原則だと聞いているが、地権者から市で購入してほしいと要望があった場合はどのようにするのかお伺いしたい。 跡地利用におけることばの教室や適応指導教室(すずらんルーム)整備や生涯学習館(あけぼの館・歴史館、資料館)の充実を図ってはどうかお伺いしたい。 3番目として、市長の振る舞いについて。10月13日、カシマサッカースタジアム駐車場において、茨城県消防ポンプ操法競技大会が開催され、鹿行地区大会での振る舞い及び10月24日、茨城町長岡での県立消防学校で営まれた消防殉職者慰霊祭での振る舞いについてお伺いしたい。10月13日にサッカースタジアムA駐車場で、第69回茨城県消防ポンプ操法競技大会の鹿行地区大会が開催されましたが、そこで来賓の岸田市長の振る舞いが大ひんしゅくを買ったということを複数の出席した関係者から聞いております。その話を聞いた途端に恥ずかしい思いもしました。 その一つは、来賓席からの、近くに立てかけてあった操法大会の看板だと思いますが、看板をどかせと事務局職員をどなりつけたこと、大会事務局の鹿嶋市職員をどなりつけたというものでございます。看板の真後ろが岸田市長の席だったわけではないでしょうが、ほかの来賓も同じような状況だったと思うところでございます。看板をどかせと職員をどなりつけた、その理由についてお尋ねいたします。鹿行広域事務組合管理者だからといっても、岸田市長は鉾田市長として招待されていることをお忘れではないでしょうから、そして自分の部下ではない鹿嶋市の消防担当者の職員をどなりつけるなんて、恫喝するなんて何を考えているのか。鹿行広域の管理者だから、5市の職員は全て自分の部下だということでもないでしょうが、どなりつけられた鹿嶋市職員の任命者は鹿嶋市長だということ、自分の部下ではないというようなことだと認識をしていただきたいと思います。なぜどなりつけたかお尋ねいたします。 また、10月25日付の茨城新聞によると、10月24日、茨城町長岡の県立消防学校で茨城県消防殉職者慰霊祭が営まれ、消防関係者や遺族ら約300人が参列し、消火や救助活動の際に命を落とした消防職員初め団員の79名に哀悼の意をあらわしたということで、参列者全員で黙祷後、主催者の消防協会の葉梨衛会長が挨拶し、大井川知事が身を挺して県民の命を、体を、財産を守ってくれるために尽くしてこられたみたまに対し、県民を代表して衷心より敬意と感謝の意をささげると述べ、葉梨会長から遺族代表に花輪が献上され、参列された慰霊碑を前に献花をしたとあります。消防殉職者の慰霊祭の席で、またしても岸田市長がやじを飛ばしたという信じられない振る舞いをしたと聞いております。野外での慰霊祭ですが、ワイヤレスマイクが少しの間、音声が消えてしまったと。岸田市長が大声で、「鉾田のマイクを貸してやる」とか、「鉾田市でマイクを買ってやる」とやじを飛ばしたというものです。慰霊祭という厳粛な場所で、県知事や遺族が参列している中で、消防活動中に命を落とした殉職者に哀悼の誠をささげる場で、どうしてそのような恥ずかしい行動をしたのか、真意を伺います。消防署長として経験のある岸田市長が、消防殉職者慰霊祭の意義の重要性を知らないはずがないのに、鉾田市からは遺族も参列しているというのに、どうしてそのようなことをしたのかお尋ねいたします。 そして、4番目として、鉾田・行方・潮来広域ごみ焼却施設について。鹿行広域事務組合の事業として、3市、鉾田市、行方市、潮来市で進めてきたごみ処理施設建設計画から、潮来市、行方市が相次いで離脱を表明した状況の中で、全員協議会の中でも方向性を申しておりましたが、改めて市長としての、今後どう事業を進めていくかお伺いいたします。 2番目として、広域事務組合管理者である岸田市長の求心力が薄くなってきたのかなと言われておりますが、2市が離脱したことに対して、市長の思いとその責任についてお伺いいたします。 以上、再質問は質問席でさせていただきます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君の質問に対し答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) まず、1点目、農業振興に関します国及び県の事業についてご説明申し上げます。 農業振興に対しての補助事業につきましては、国、県それぞれ施設の整備に対する補助ですとか機械の導入に関する補助等がございます。また、後継者育成等のソフト事業、これは国でやっているものですけども、そういうのもございます。 今年度鉾田市で取り組んでいる主な事業としましては、施設の整備を実施します産地パワーアップ事業、これは国の事業でございます。農業機械を導入する儲かる産地支援事業、これが県の単独事業でございます、に取り組んでおります。事業の規模といたしましては、産地パワーアップ事業につきましては、計画書の提出者が6名、総事業費が7,463万305円、補助金が3,454万9,000円、事業内容としましてはパイプハウスの整備でございます。実施規模としましては101棟、面積にしまして3万8,642.49平米を新設しております。県単事業の儲かる産地支援事業につきましては、2団体、総事業費が1,755万円、補助金が541万6,000円、これにて野菜の包装機、これを導入してございます。 こうした機械、施設等のハード事業以外では、国の事業でございますけども、青年就農認定を受けた新規就農者が対象となる農業次世代人材事業がございまして、新規就農者の農業経営が不安定な時期を支える資金、これを支援するものでございますが、今年度は31名に対しまして3,205万35円を交付する予定でございます。 また、耕作放棄地対策としまして、これも国の事業でございますが、荒廃農地等利活用促進交付金事業がございまして、今年度は6事業者、1.4ヘクタールの耕作放棄地について、その再生について取り組んでいただきまして、再生事業費用の補助金として156万9,500円が交付される予定でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) いいですか、次の質問。          〔「次の質問に」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し、産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 2点目、議員ご指摘の畑作構造転換事業でございます。この事業は、平成29年度の補正予算で実施した事業でございますが、バレイショ、てん菜等の省力化のための事業でございます。当然国の事業でございますので、茨城県で取り組むことも可能ではありますが、もともとこの事業につきましては北海道でのバレイショ、てん菜、これ砂糖大根ですね、の作付の減少を念頭に置いた事業であることもありまして、茨城県内の取り組み市町村はなく、県の要望調査もない状況でございました。そのため、市でも事業の申請時期等について把握できておらず、事業者への要望調査や事業周知に取り組めなかったところです。 今後、私も国から来ておりますので、国、県の補助事業情報を積極的に入手しまして、要件が合致する事業を積極的に活用していくよう取り組んでいきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) これ今部長が答弁してくれたんだけど、私に、手元にこの資料があるんですよね。バレイショって、ここで産地化されています。おわかりでしょうけど、バレイショはここで産地化されています。かなりの面積があります。そして、てん菜、これ出ていますけど、確かに北海道でてん菜つくっています。ビートですね、北海道で言うならば。これは北海道だけの事業ではないんですよ。これね、詳しく調べれば調べるほど、どの農機具にも値する、ハウス等にも値するんですよ。前回2分の1で、平成29年度でしたが、その事業があったと思うんです。何人か取り組みはなされたと思うんですけど、任意団体の方が、またそれに匹敵するような大きな事業だったんです。 それを、どうしてそのような判断をしてしまったかというのが、ここに似合わないような判断なのかなという解釈なのか。もし違っていれば、どのような考えでこれを目をつけなかったのか。まして部長は、農林水産省のキャリアです。せっかく鉾田市に来てもらった部分であれば、これを見逃すはずがなかったのかなと私は思っておりますが、部長、答弁あればよろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) その点は議員のご期待に応えられていない部分だと思いますので、反省しまして、この事業、来年度の予算要求にも入っておりますので、来年度の予算要求、概算計上された暁には、積極的な周知等を図っていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 簡単に上辺だけで謝っているだけでしょうよ。社交辞令でしょうよ。鉾田市にどれだけ損害与えたの、農家の皆さんに。これ、この次の3番、4番に行きます。4番はないのか、3番に行きますけど、もうかる農業経営の中の機械購入者おります。この方が、この事業を知っていたらどうなるんですか。片方は3分の1、これ2分の1にしてくださいとなりますよ。補助金の高い率のほうに来ますよ。 この部分に関しては、私ね、産業経済部長に話しする前に産業経済課には話ししたのか、その前に農業関係でこの事業を気がついた農家の方もいるんですよ。時既に間に合わなかったと言って、産業経済課からあしらわれて帰ってきた。うそでしょうと。対応そんな態度なのと。その旨を、私は副市長に相談しました。幼稚園の運動会で副市長が、「小沼さんは農業に精通しているから、農業問題いろいろあるでしょうよね」という中で、いろいろとお話をしました。その中で、私副市長のところへ出向いていって、「これ大きな損害だよね。農業従事している方々に対して大きな損害だよね」ということで、「副市長、よろしくお願いします」ということで、副市長にも回答をもらえるわけだと思っていました。今日までもらっていません。甘く見られているのか、軽く見られているのかわかんないです。普通の人が、こんなのわかるわけないもんね。ホームページ見ないとわからない部分があると思います。そういう中で、答弁2人からいただきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 先ほど来答弁しておりますけども、当然この事業、うちの担当も含め、気づかなかった点は大いに反省すべきところでございますので、それについては当然今後改善していくということであると思っています。その具体的な方策については、今私も部下に指示を出して検討をさせております。 議員がいらっしゃったときにも、一応経緯等をご説明させていただいた後、それは私だけでなくて、たしか担当でございますけども、させてはいただいております。そういった点で、特に回答していないということはないかなと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 議員ご指摘の運動会のときに、新たな予算化の話をご相談申し上げたという事実がございます。それから、その後、私の部屋にいらして、この件についてお話をいただいたことも事実でございます。その対応につきましては、私のほうから産業経済部長にお話を差し上げて、フォローについて、していただくようにお願いをしたわけでございますが、結果的に議員のほうにつながっていなかったと。それから、私が直接議員にご連絡差し上げなかったことについては、素直におわび申し上げたいと思っています。 こういった取り組みについては、なかなか議員ご指摘のようにわかりづらい点がございますので、産業経済部だけではなくて、市の事業全体がなるべく市民の方にわかっていただけるように、あるいは事業者の方についてもですね、懇切丁寧な説明に努めるように、市全体としても取り組んでいきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 確かにね、本当に気がつかない部分、またネットで見て理解しようとするだけの能力のある方がと言ったら失礼なのかもしれないけど、それを理解しなくちゃならない。鉾田市にとって、プラスになるかならないか、やはり常に目を光らかせていなくちゃならない。市民の目となる部分、手となる部分というのは、やはり産業経済部長、やはり副市長、そして市長だと思います。やはり管理者として、市長、一言あれば。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) まさしくですね、鉾田市の職員の代表、管理しているのは私でございますんで、その点につきましては私のほうからも深くおわび申し上げます。 ただ、私も今皆さんに、国、県、いろんなところからの補助金、交付金等があるならば、よく各課、各係で、各部でよく調査をして、全て鉾田市民のため、鉾田市に還元になるようにということを指示してありますので、今後さらに、今日また議会終わりましたら通達いたします。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 本当に私からね、やはり私も農業をやっている身なんで、また農業をやっている身というと自分も欲しいのかなと思われがちなんですが、この事業は本当に鉾田市のために、すごくためになる事業だったのかなと私は自負しております。そういう中で、産業経済部長、ぜひともこれが来年度取り組みがあるというのであれば、ぜひとも取り組んでいただきたい。そして、周知をしていただきたいと思いますんで。 では、次に移ってください。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 3点目、補助金の周知の方法と、各補助事業の条件についてご答弁申し上げます。 補助金の周知方法ですが、ホームページに掲載して周知をしております。そのほか農業振興センター、これ市の施設、子生にある施設でございますけども、そこに登録されている任意組合へのファクス送信や、認定農業者連絡協議会へのメール送信、各農協にお願いをしまして、組合員へのメール送信等またはファクスでの送信、これを行っております。先ほど議員からご指摘もございましたとおり、これで十分ということではないと思いますので、よりわかりやすい周知方法、これについては来年度の事業実施に当たっては配慮して、よりよい、いいものにしたいと思っております。 また、事業要件のほうでございますけども、事業によってさまざまでございます。例えば、地域の中心的経営体、認定農業者ですね、であることですとか、青色申告をやっている方であるとか、またはいろんな事業計画をつくっていただいて、その中で目標設定、何年後にどういう程度の目標を設定していただくといった要件を課しているものなどございます。これらの要件がですね、これらの要件、補助が鉾田市の農業経営者の方にマッチしているかどうかということですけども、個々の経営体の規模、今後の取り組み方針等々さまざございますので、一概に申し上げるのはちょっと難しいかなと思っておりますが、なるべく広く皆さんに補助事業を使っていただけるよう、これが先ほど議員からもご指摘もございましたとおり、鉾田市の利益になるものでございますので、積極的にそういった形で皆様のフォローアップ、こういったものに努めていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 本当にね、取り組みについて、またその対象者については把握できたんですけど、この対象者に対して、やはりまたエラーが出ちゃっているんですよ。聞こえなかった、届かなかった、このもうかる支援事業に対しても聞こえなかったという人が何人もいます。3人一組だ、5人一組だというような流れの事業体であるにもかかわらず、名義を借りなくちゃならない、何を借りなくちゃならない。1人で買うわけではないんだけど、グループで買うんだといったとしても、知らなかったという人が非常に多い。周知している、していると言って、実はある団体のところにも来ていないです。団体名は、あえてここで伏せますけど、ファクスすら来ていないです。これも、本当にどんな管理しているのかなと疑ってしまいます。 ただ、1つ言えるのは、先ほども言ったようにポテトハーベスターが2台、これが50%の補助のほうさ、繰り返しですけど、かえてほしいとなった場合に、どうしますか、これ部長。もうかる経営の30%の補助しかないと。では、市が20%余計にくっつけてやるんですか。そういうことになっちゃうんですよ。やはり誰しもが、先ほどのおいしい話と、また30%ポイント制、やはりポイントがないと補助事業は加われない。ポイントがなくても加われる事業、やはりその辺のところをしっかりと周知を、前回もそうですよね。残渣の扱いのときも、きちんと周知はしていただきたい、取り組んでいただきたい。これ毎回毎回市民の皆さんに周知をしていただきたいということを伝えているにもかかわらず、エラーがあるというのはどういったことなのか確認。やはり連携、確かに市長に全部わかっていろというのは、これ無理な話です。やはり部署間でしっかりと連携をとっていただいて、そうすればエラーのない、やはり携わってくれた方がよかったよと言われるような部分であってほしいのかなと思っていますんで、どうぞよろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) ご指摘ありがとうございます。ファクスのエラー、市の農業振興センターから送っているファクスのものであれば、これは点検をさせていただきます。また、そういった補助要件とかですね、ポイント制とか、わかりづらい点、補助要件の中あると思います。そういった点についても、わかりやすいよう改善をしてですね、ぜひ市内のですね、農業者の皆様にご利用いただけるよう、引き続き努力していきたいと思っております。以上でございます。          〔「次の」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の項目に答弁願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、学校跡地利用につきましてご答弁を申し上げます。 学校跡地の活用につきましては、鉾田市学校跡地利用基本方針において、本市事業による活用を最優先としていることから、中長期的な視野に立って、施設量の最適化を考慮しながら、新たに生じる行政需要に対応することも検討しながら、現在まず公共的な利用について、庁内各課において意向調査といいますか、それぞれの部署でどういったものが考えられるかということを提案していただいて、現在取りまとめているところでございます。 その後ですね、まずそういったいろんな各課から出された意見を総合的に、先ほど言いました最適配置を考慮しながら、どういう施設を活用していくかということをまずは決定していきたいと考えてございます。 その後ですね、本市事業により活用が見込めない跡地につきましては、公共・公益的な団体や民間事業者などを対象にですね、行方市で実際に行っているような事業提案型の一般公募により活用を検討していきたいと考えてございます。 なお、当然のことですが、公共・公益的な団体、民間事業者などによる活用の場合につきましては、地域の意向を最大限配慮しつつ、市全体の活性化や地域振興につながる活用について選定をしてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の項目に対し答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) 続きまして、借地所有者からの購入要望があった場合の対応についてご答弁申し上げます。 議員ご承知のとおりですね、昨年、平成29年に策定しました鉾田市公共施設等総合管理計画においては、公共建築物の延べ床面積の30%削減を目標としてございます。そういうことから、全ての小学校跡地を公共的な事業、市の事業での活用ということは、現実的にはなかなか難しいのかなと考えてございます。 それで、基本方針においては、借地については事業の展開の必要性が特段に認められない限り、原則として所有者に土地を返還するものとしております。したがいまして、借地の所有者による売却の要望があった場合としても、事業実施の見込みがない限りは、原則として所有者の要望には対応できないものと考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 本当に借地を早く返還しなくちゃならないというのは前提だと思うんですよ。結局近隣で言えば、隣接で行方市では学校跡地にファーマーズヴィレッジ等にどんどん使ってもらって、開設して何十万人も集客しているというような中で、やっぱり観光とか集客するという部分に対しての利益が出てくる対応をしていかなくてはならない。少ない財政状況の中でね、やはりそれは公共施設が使われなかったんだから、もうどうなんだといったとき、これはもう資源なんですよ。有効な財産なんですよ。そういう中で、やはりいち早くスムーズに展開できる形をとっていかなくちゃ、やはり活用していくことによって損失が少なくなってくる。そうすれば、その事業に取り組んでいるよという姿勢が市民の方に伝わって、市長は一生懸命頑張っているよというような評価を受けるんではないかなと。やらなければ怠慢だと言葉が返ってくる。やはり怠慢にならないように、やはり利活用をどんどん考えて、先に先に返すものは返す、利益を上げるものは利益を上げて転売してもいいんではないかなと、私はそのように思っていますが、答弁あれば。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) 議員ご指摘のとおりですね、学校跡地についても貴重な資源であると考えてございます。企業誘致等に当たりましては、まずどういう資源があるかという把握が必要であるということも聞いてございます。そういった部分で、企業誘致に当たりましては、学校跡地についても一つの資源として情報提供ができるような体制はとっていきたいなと思ってございます。そのためには、まずは公共的な事業で活用できる施設はどこなのかということをまず最初に決めて、その後そういった形で進めてまいりたいなと思います。 ただし、北小学校区で廃校になった5校につきましては、3年間体育施設等については暫定利用という方向性で行ってきました。そういう意味で、南小学校の統合に伴う廃校跡地も、ある程度体育施設等は学校開放で利用状況があるようでございます。そういう部分も考慮しつつ、段階的にまず北小学校区で廃校になった5校について進めてまいりたいなと考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の項目に対し答弁願います。教育部長。 ◎教育部長(小沼富男君) それでは、3点目の小学校跡地利用についてご答弁申し上げます。 現在、本市の各所にさまざまな教育関係施設があります。旭幼稚園内には「ことばの教室」、環境学習施設(エコハウス)内には「適応指導教室(すずらんロールーム)」、旧鉾田駅近くに「あけぼの館」、さらには旭学習等供用施設内には文化協会・市民会議などの社会教育団体が事務局を置き、それぞれに運営されているところでございます。 今後、以上のような教育関係施設とともに、関係団体からも要望のあった民俗資料館や国体終了後のスポーツクライミング競技の拠点をあわせて1カ所に集約し、より充実度を図った活動が展開できるよう、旧小学校跡地を利用した整備を目指しているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 茨城県消防ポンプ操法競技大会については、消防団員の強固な消防精神を養成、消防ポンプ操法の熟練、確実な団体行動の徹底を図り、火災防御の適応力を高めるために実施しているところであります。鹿行地区大会に鉾田市の代表として野友分団、湯坪分団が出場しておりますので、自治体の首長として激励のため出席させていただきました。 また、茨城県消防殉職者慰霊祭は、災害時等、身を挺して住民の生命、身体、財産を守り、消防の崇高な使命に殉じられた方々に対し、敬意を表し、哀悼の誠をささげるため出席してきました。 当日の先ほどの質問でございますけど、各市市長また消防団長、県のほうからも、私が到着時、座った部分のところが、首長さんの部分で私が一番右側、要するに一番南側の部分で、私の部分に看板があったということで、そのときの言葉、言動が、私はふだんから声が大きいということで、大変相手に不愉快な思いをさせてしまったということは、私の本当に不徳のいたすところでございまして、真摯に受けとめております。 そして、消防殉職慰霊祭につきましては、今のやじというお話ですけども、そちらには消防団員68名、そして消防職員11名、79柱が合祀されております。そういう中で、最初に、この中に鉾田市の消防団員の方も、亡くなられた方も3名おります。そして、私ども等部下であります鹿行広域事務組合職員の23歳の当時職員も合祀されています。そういう中で、まず司会者の放送が入らないと。そして、茨城県知事、大井川和彦知事が読み上げたところ、その後、茨城県議長であります山岡議長が同じように、そして今回は茨城県消防協会長、葉梨衛会長とともにですね、花輪の献上をされたのが、鉾田市の現場で殉職されたご家族の方であります。そういう厳粛の中で、大井川知事のときもそう、山岡議長のときもそう、何ら方策を企てていないという中で、私は前列におりましたんで、消防協会の職員が脇にいまして、これ何なのという部分で、それでも全然進まず、知事、議長等の声がみんなに聞こえなかったと。その中で、私たちの声を聞いて、職員がスピーカーのところに行ってちょっと回しただけで、声が皆さんに聞こえるようになったということで、これが本当に茨城県民のために、国民のために生命、身体、財産をかけた方々の殉職の慰霊祭に何なのという思いが込み上げて、そういう言葉になったと思うんですけど、やはり壊れたとかならわかりますけど、壊れていなくて、つまみをちょっとひねっただけで、そういう状況があるのに、本当にですね、先ほど申したとおり若い人、鉾田市におきましても3名、そして消防職員も1名亡くなっている状況で、私がそういう言葉を出してしまったんですけど、状況的にはそういうことなんです。 総合的に見まして、私が、行動がですね、皆様に不快な思いをさせたということは大変遺憾であり、不徳のいたすところでございますんで、今後は議員のご指摘のとおり、言動につきましては注意していきたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) そのほかにね、その場所でスピーカーが、また器具が調子が悪かったということはわかりました。しかしながらね、やっぱり言動を気をつけなければならない。結局鹿行広域事務組合の議場においても、議事録にありますが、何か答弁が横柄なような部分ともとられる部分もある。また、JA関係者と農業改良普及センターの会合で、県職員に対して恫喝を入れたというような形、聞こえております。そして、鉾田市役所においては、毎朝9時過ぎに出勤してきて、そういう中で9時過ぎに出勤してきて、岸田市長が来たら2階の席の職員は立ち上がって迎えるというような、その様子を見たという来庁者が、「異国のようだね」と言っております。そしてまた、過日10月30日の県議会の告示の日に大洗町であった自民党現職のT氏の出陣式の壇上で挨拶に立った岸田市長が、最後に土下座する姿に聴衆がどよめいたと、12月4日付の朝日新聞に出ておりましたが、市長が土下座したことは、結構市民の間に広まっております。多くの市民が、T氏のためになったのかな、みっともないと言っております。 市長は鉾田市民の代表で、いろいろと、いろんな場所に招待されたりしているわけです。多くの市民が、岸田市長の一挙手一投足を注目しております。みんなが岸田市長の振る舞いを見ております。生意気なことだとわかっておりますが、一言言わせていただいたということで、このことを忘れずにね、市長としてふさわしい行動をとっていただきたく強く訴え、市長の振る舞いについて、私はこれで質問を終わりますけど、答弁があればいただきますが、答弁なければ結構ですけど、本当に強く訴えさせていただきます。市長の振る舞いについてということでは、これで質問を終わりにさせていただきます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 先ほど申したとおり、同じ言葉でございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問、市長。 ◎市長(岸田一夫君) 先ほど堀田議員にご答弁申し上げたとおりですが、ごみ処理施設整備に関しましては多額の費用がかかるため、特定財源として国の補助金等が必要であることから、交付金の要件である人口5万人を満たす枠組みについて、実現性を第一に慎重に検討してまいります。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) やはり広域事業として3市で進めてきたごみ処理、堀田議員に答えたとおりでございますと言われても、傍聴席の人は高校生もいるわけです。本当にもっと丁寧に答えていただきたいなと思うところでございます。 そういう中で、やはり方向性、これ私の手元には開示請求をいただいて、今後のスケジュールと方向性等が若干載っている部分があります。私の口からではなくて、市長の口からもし話していただけるんであれば、お話し願いたいのですが。 ○議長(井川茂樹君) 市民部長。 ◎市民部長(二重作勝君) 11月16日付で、今後の方針について通知が来てございます。 その内容でございますが、まずこれまでの規約の改正につきましては、条件が整い次第、規約変更の判断を行うというのが1点でございます。 続いて、予算についてでございます。平成29年度の剰余金に関しましては、3市のほうへ返還しますと。平成30年度の現在の予算につきましても、事業等が進んでおりませんので、その分で減額補正をこれからすると。あと、平成31年度の新年度予算についてですが、見込みとしましては、3市で負担金の計上はしないというようなことでございます。 また、職員派遣についてでございます。職員派遣については、次年度、平成31年度では現在の状況を鑑みますと、職員の派遣は行わないということでございます。 今後の事務についてでございますが、残った事務に関しましては、現在鹿行広域の事務組合の事務局で対応するとともに、3市の各市の担当課で、そういった業務のほうを行ってまいりたいというようなことが主な内容でございます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 先ほど堀田さんに大体答えたとおりでしょうよ。同じようなことで返ってくるのかなとは思っていましたけど、私が聞きたいのは、確かに平成30年3月以降、構成市議会こっちさ、鉾田市のほうとか各市に話が出てきて、その中で財産とかいろんな部分についてもあれするよという話だと思うんですけど、離脱を表明したのは潮来市さんと行方市さんだよね、先に。こっちは提示ができなかったと。場所も、誰も提示をしなかったという中で、一生懸命10年間やってきて、一生懸命事業をやってきた。しかし、離婚するんだって、婚約まで破棄されちゃったんだよ、極端に言ったら。議場で言う言葉ではないんでしょうけど、失礼しました。 やはり、いい仲になったのに、壊れちゃった。そうしたら、誰がペナルティーあるんですか、これ。痛み分けですか。その辺のところが理解できないんですよ。せっかく積み上げてきたものが、ここで崩れてしまった。それは、やはり今後、市長としてどういう事業の内容で進めていくかということが一番大事だと思うんですよ。方向性も、先ほど堀田議員のほうに話ししておりましたが、大洗町長からアプローチがあったとか、時間をつくってもらった中でそのような話が出たと。つくってもらったと言うと語弊がありますけど、鉾田市のほうに来てくれてとかいうような話だと思うんですが、大洗町さんとごみ処理場をつくる方向性なのか。その辺のところも、まだ市長ははっきりとしていないのですが、もしはっきり言えるのであれば、ここで方向性をお聞かせ願いたいんですが。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 先ほどですね、堀田議員に述べたとおりでございまして、実現性の高い方向性に向かいたいと思います。ですから、いろんな枠組みの中でありますけども、ここという部分については、今のところは申し上げません。皆さんの、最終的には議員の皆様方のご理解をいただきながらやりたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 今答弁いただいたとおり、実現性の高いほう。やはり我々は、最終的には議場で採決になると思うんですが、そのときにやはりその情報、判断、これが一つでも欠けたらば、やはりいい結果が出ない。10年間かけてきたものが、ここで壊れてしまった。いい関係が、どうして、何で壊れるんだと。では、何で大洗町さんから話があったから、大洗町のほうへ向いているんだというような気持ちの人も中にはいると思います。 やはり私が聞いたから答えてくれたというのは十分理解していますから、そういう中でやはり慎重にね、いい形でこの規約の変更をするんであれば、迎え入れなくてはならないかなというように認識しております。 次の質問に移っていただきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 先ほど堀田議員にご答弁申し上げましたとおりですが、続きまして、潮来市と行方市の離脱に伴う鹿行広域事務組合管理者である私の思いと責任とのことですが、鹿行広域事務組合ごみ処理事業から離脱の正式な申し出が提出されているのは潮来市のみとなっております。3市での広域化が解消されたことは、大変遺憾に思っております。 また、今回の状況は、ごみ処理施設建設用地の絞り込みが行われた3市の候補地の中で、1カ所について変更が生じ、再提出をいただくことになりましたが、結果として再提出がその時点ではなかったということでございます。建設用地の選定に至らなかったことが原因であります。そのため、責任という言葉ではなく、原因につきましては、これまでごみ処理事業に携わってきた構成する3市にそれぞれあるものと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 考え的なのものは、大体先ほどと同じなのかなと。やはり市長の思いが、離脱した相手方に対しての思い、そこの責任というのは、私は今の答弁には感じられないんですよ。2市が離脱したことに対して市長の思い、何で俺こういう思いをしなくちゃならないのかなという、その思いってあるでしょうよ。いきなり離脱、離脱と言われてきたわけだから。そのときに、一人ぽつんとなった鉾田市だけが、鹿嶋市さんにも行けない、どこにも行けないと、その思いというのはあるでしょう。何でそのような形になって、俺が広域の管理者のときにこういうことになるのかなと、そういう思いないんですか。その辺のところがあったらお聞かせ願いたいんですが。 ○議長(井川茂樹君) 市長。
    ◎市長(岸田一夫君) 私のほうは、たまたまこの状況、この今管理者であってこういう状況が生まれたということで、何で俺のとき、自分のとき、私のときという思いはございません。以上です。 ◆7番(小沼勝君) わかりました。まだ時間ありますけど、これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(井川茂樹君) 以上で小沼君の質問を終了いたします。 暫時休憩いたします。                午後 3時18分休憩                                                        午後 3時32分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま亀山君ほか3名から地方自治法第135条第2項の規定によって、倉川陽好君に対する懲罰動議が提出されました。この動議を日程に追加し……          〔「ちょっと待ってよ、議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) はい。          〔「動議だから、出せよちゃんと。動議だから、議長に対してちゃ            んと動議出したらいいんじゃないの。提出者は誰だか書いてね            えよ、これ。提出者と賛同者が書いてねえよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 書面で、事務局で。          〔「だから、ちゃんと動議出したらいいんじゃないのよ。動議とい            うのが出て、議長に対してやるのが動議だよ」「議場の中でや            るんだよ」「何だよ、これは。不備だよ」「それが動議なんじゃ            ないの」「ちゃんと手を挙げて出せよ。だめだよ、いきなりや            るの。おかしいよ、これいきなり上程して。何、日程を決める            なんていうのはおかしいんじゃないの。ちゃんと動議出しなさ            いよ」「動議に賛同する人は」「動議に賛成の人は賛成とやれば            いいんじゃないのよ」「それからだよ」「だめだよ。3人とか4            人の名前だけであれしたらだめだっぺよ。はっきりやって諮ん            なきゃだめだよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) ちょっと暫時休憩いたします。                午後 3時34分休憩                                                        午後 3時50分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △動議の提出           〔「議長、動議」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 懲罰動議を出したいと思います。          〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 △日程の追加 ○議長(井川茂樹君) ただいま亀山君ほか3名の方から、地方自治法第35条第2項に規定によって、倉川陽好君に対する懲罰動議が提出され、この動議は3名以上の賛成者がありますので成立いたしました。この動議を日程に追加し、追加日程第1として、直ちに議題とすることについて採決いたします。 追加日程に賛成者の諸君は起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(井川茂樹君) 起立多数であります。 よって、この動議を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。 △倉川陽好君に対する懲罰動議 ○議長(井川茂樹君) 追加日程第1 倉川陽好君に対する懲罰動議を議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、倉川陽好君の退場を求めます。          〔20番 倉川陽好君退場〕 ○議長(井川茂樹君) 提出者の説明を求めます。亀山君。          〔4番 亀山 彰君登壇〕 ◆4番(亀山彰君) 議員、倉川陽好君に対する懲罰動議。 次の理由により、議員、倉川陽好君に懲罰を科させたいので、地方自治法第135条第2項及び議会規則第160条第1項の規定により動議を提出します。 記、理由。平成30年12月12日、平成30年第4回鉾田市議会定例会において、自身の一般質問の最中に、議長による議事進行に従わず、さらには議長に対する暴言を吐き、議場の平静さが失われた。この行為は、議会の規律と品位を著しく低下させ、地方自治法第132条に違反する。以上。 ○議長(井川茂樹君) これより議案に対する質疑に入ります。 それでは、質疑を許します。石津君。 ◆18番(石津武吉君) この地方自治法132条をちょっと読み上げてください。そこのどこに違反するか、明確にしてください。          〔「俺質問してっから。質問はだめか。いいべよ、何もな」と呼ぶ            者あり〕 ○議長(井川茂樹君) よろしいですか。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 大丈夫ですか。亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 石津議員に答弁いたします。品位の保持、第132条、普通地方公共団体の議員の議会または委員会の議会の議員の3分の2以上の者が出席し、その4分の3以上が同意がなければならない。これは、その以前の……          〔「132条だよ、俺が聞いているのは。132条を読み上げてください            と言ったでしょうよ。読めないのか」と呼ぶ者あり〕 ◆4番(亀山彰君) 今言ったとおりですよ。132条は、地方公共団体の議会、会議または委員会の団体の議会の議員の3分の2以上の者が出席し……          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 暫時休憩いたします。                午後 3時57分休憩                                                        午後 3時58分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) 大変失礼いたしました。 品位の保持、第132条。普通地方公共団体の議会の会議又は委員会において、議員は、無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならないと書いてあります。 ○議長(井川茂樹君) 石津君。 ◆18番(石津武吉君) 無礼な言葉をしたり、いろんな失礼なことを言っちゃいかんということで、その中で倉川議員の最大の違反行為というのは、要するに暴言を吐いたというのが一番なんですか、それとも議長による議事進行に従わなかったというのが一番なんですか。          〔「全部入る」と呼ぶ者あり〕 ◆18番(石津武吉君) 全部入るってそういう表現はやめて、どっちかの思いを言ってください。 ○議長(井川茂樹君) 亀山君。 ◆4番(亀山彰君) どちらも非常に重いことだと思います。しかし、その中でも議長に対しての暴言は、我々議員にも暴言を吐いたと同じような言葉だと思っておりますので、議長に対しての暴言を吐いたのが一番重いというふうに感じております。 ○議長(井川茂樹君) ほかに質疑ございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 △懲罰特別委員会の設置について ○議長(井川茂樹君) お諮りいたします。 倉川陽好君に対する懲罰動議については、懲罰特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することとしたいと思います。 なお、懲罰特別委員会の構成委員は、議長及び倉川陽好君を除く18名の委員で構成することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) はい。 ◆18番(石津武吉君) 18人でしょう、何でそんなに要るんですか、人間が。 ○議長(井川茂樹君) いや、前回の…… ◆18番(石津武吉君) 私はその半分で、8人か9人で十分だと思いますよ。 ○議長(井川茂樹君) 前回のときも全員で、当事者と私を抜いて18人で懲罰をやりました。 全員でやることか、8人か、今石津君からありましたので、これの賛否をとりたいと思います。 18人で構成することに賛成の諸君の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(井川茂樹君) 起立多数ですので、よってそのように決定いたしました。 それでは、18人の構成委員ですることにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 暫時休憩いたします。                午後 4時01分休憩                                                        午後 4時02分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △懲罰特別委員会委員の選任について ○議長(井川茂樹君) お諮りいたします。 ただいま設置しました懲罰特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により議長が指名することになっておりますので、ただいまお配りした名簿のとおり指名いたします。 それでは、鉾田市議会委員会条例第10条第1項の規定により、議員控室において、直ちに委員会を開き、委員長、副委員長の互選を行い、その結果の報告を願います。          〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 二重作君。 ◆5番(二重作茂兵衛君) 先ほど倉川議員から、議会運営委員会の辞職願が提出されましたので、議長にとりあえずこれお渡ししますので、お受け取りください。 ○議長(井川茂樹君) 暫時休憩いたします。                午後 4時04分休憩                                                        午後 4時20分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 懲罰特別委員会の正副委員長の互選の結果について報告いたします。 委員長に10番入江 晃君、副委員長に15番山口 德君、以上のとおり決定いたしました。 先ほど付託しました案件につきましては、本日議会終了後に懲罰特別委員会を開き、審議されますようお願いいたします。 倉川議員を入室させてください。          〔20番 倉川陽好君入場〕 △散会の宣告 ○議長(井川茂樹君) 以上で本日の日程は終了いたしました。 次会は、明日13日定刻から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。                午後 4時21分散会...