鉾田市議会 > 2018-06-12 >
06月12日-一般質問-02号

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  1. 鉾田市議会 2018-06-12
    06月12日-一般質問-02号


    取得元: 鉾田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成30年  6月 定例会(第2回)                  平成30年第2回               鉾田市議会定例会会議録 第2号                                                    平成30年6月12日 午前10時00分開議                                        出 席 議 員  議 長 12番  井 川 茂 樹 君       9番  水 上 美智子 君  副議長 10番  入 江   晃 君       11番  岩 間 勝 栄 君      1番  髙 埜 栄 治 君       13番  米 川 宗 司 君      2番  井 川 倫 士 君       15番  山 口   德 君      3番  渡 辺 拓 哉 君       16番  田 口 清 一 君      4番  亀 山   彰 君       17番  堀 田 正 衛 君      5番  二重作 茂兵衛 君       18番  石 津 武 吉 君      6番  郡 司   功 君       19番  高 野   衛 君      7番  小 沼   勝 君       20番  倉 川 陽 好 君      8番  根 嵜   眞 君                                        欠 席 議 員      14番  友 部 政 德 君                                        出 席 説 明 者  市     長  岸 田 一 夫 君      健 康 福祉部長  金 沢   覚 君  副  市  長  寺 門 利 幸 君     旭市民センター長  飯 島   衛 君  教  育  長  鬼 澤   明 君    大洋市民センター長  小 沼 三 男 君  総 務 部 長  関 谷 公 律 君      会 計 管 理 者  松 金 邦 行 君  市 民 部 長  二重作   勝 君      教 育 部 長  小 沼 富 男 君  産 業 経済部長  鈴 木   賢 君      上 下 水道部長  中 根   衛 君  建 設 部 長  寺 家 喜 重 君    農業委員会事務局長  飯島與治右衛門 君                                        出席事務局職員  事 務 局 長  方波見 隆 雄        庶 務 係 長  豊 田 隆 弘  事務局長補佐兼  和 泉 経 義        書     記  会 沢 かおり  議 事 調査係長                                                        議 事 日 程 第 2 号                              平成30年6月12日(火曜日)                                   午前10時00分開議開議日程第1 諸般の報告日程第2 一般質問                                        1.本日の会議に付した事件議事日程に同じ                                                        午前10時00分開議 △開議の宣告 ○議長(井川茂樹君) おはようございます。 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成30年第2回鉾田市議会定例会を再開いたします。 これより本日の会議を開きます。 14番 友部政德君から会議規則第2条の規定により欠席との報告がなされ、本日の会議を欠席となりますので、ご報告いたします。 △諸般の報告 ○議長(井川茂樹君) 日程第1 諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定に基づき説明のため出席した者は、市長ほか13名でありますので、報告いたします。 △一般質問 ○議長(井川茂樹君) 日程第2 これより一般質問を行います。 順次質問を許します。なお、重複質問は省略願います。また、執行部の答弁は簡単明瞭にお願いいたします。倉川陽好君。          〔20番 倉川陽好君登壇〕 ◆20番(倉川陽好君) 20番倉川でございます。通告に基づきまして、一般質問を始めます。 また、昨日は台風が来るということで小中学校が休みになり、また役場の担当課の方も市内のパトロール大変ご苦労さまでございました。 それでは、通告に基づきまして、質問いたします。 1点目に、鉾田市の住民の皆様の国民年金の加入状況についてお尋ねいたします。国民年金制度は、国民が20歳になったら加入が義務づけられている制度です。団塊世代の皆様が安心して年金をもらうためには、年金を下支えする若い皆様の加入があって、なおかつ政府の年金制度の取り組みが大事なことと思います。年金加入者が100%になっても、現在の年金制度を維持していくことも大変なことと思いますが、現在の当市の加入状況は何%ですか。現在の加入状況についてお尋ねいたします。 そして、担当課では加入等のための説明や、加入はどのように進めているでしょうか。また、未加入者に対する対応やペナルティーはどのように進めていますか、お尋ねいたします。 今年度の予算案の質疑で、移住者の年金未加入者の方の増加傾向で、それらのために生活保護の申請が多いとの説明を受けました。これらの移住者の皆様の対応はどのように考えていますか。また、市営住宅の入居等に関してはどうなのかお尋ねいたします。 2点目に、中学生の海外研修についてお尋ねいたします。今年度予算に計上されました中学生の海外研修については、大洋村時代に北海道の大樹町と交流を重ねて、中学生がいろいろと交流を重ねた経緯もあります。そして、お互いの町村の特産品も商工まつり等で販売し、大いに交流の輪を広げた経緯もありますが、子どもたちが海外へ出かけることによって、子どもたちの未来に大きな夢や希望、そして視野を広げる機会になると思いますが、限られた予算で執行することになるので、選考等においても大変なことと思いますが、将来の鉾田市を担う子どもたちの育成にも期待できると思います。現在の進捗状況についてお尋ねいたします。 3点目に、ホストタウン計画についてお尋ねいたします。再来年、東京で開催のオリンピックの参加国に対するホストタウンに立候補し、誘致等の計画については、執行部では以前説明がありましたが、その後どのように考えているでしょうか。オリンピックは、主催する東京だけでなく、日本全体の祭典としての開催効果を全国津々浦々まで普及させ、地域が力強く発展するためのきっかけになることが期待されていると思います。鉾田市でも地域の活性化を推進するために、大会参加国を誘致することを計画していたようでございますが、海と湖に囲まれ、農業生産高全国的に有数の食と自然に恵まれた鉾田市のPR効果も期待できると思います。執行部の見解をお尋ねいたします。 4点目に、コミュニティ施設についてお尋ねいたします。合併前の大洋地区では、当初は4地区にということで、最初に上島西地区、次に白鳥西地区小学校用地に建てられました。残りの学校区には、用地等の問題もあり建てられませんでしたが、集落の公民館が整備されていない地区に、田塚地区や阿玉地区等においても建てられました。地域の集会施設として活用されております。東日本大震災で、鉾田の旧町内には集会施設は少ないようです。以前は町内の飲食店を利用して行ったようなところもあったようですが、現在は各町内でも飲食店数は少なくなったようです。旧町内にも、今も毎年の夏祭り等も行って、地域のにぎわいのために頑張っているようです。これらの施設は、補助金制度もあったようですが、現在もこれらの制度があるならば、小学校も統合され少なくなり、跡地の利用等の面でも活用すべきと思いますが、執行部の見解をお願いいたします。 5点目に、市の公共施設の利用状況についてお尋ねいたします。合併前の3町村の取り決めでは、旭地区には教育委員会、大洋地区には水道事務所、そして鉾田地区には市役所本所福祉事務所、そして各地区に支所ということで、現在鉾田本所、福祉事務所、旭地区には支所、そして2階が教育委員会として使用されております。しかし、大洋地区の水道事務所は、依然として未使用のままです。そのほかにも大洋地区には、グリーンツーリズムの関連施設も当初の補助目的には使用していないようです。これらの施設や、その他の施設の利用状況についてはどのように対応しているのかお尋ねいたします。 最後に、市長のトップセールスについてお尋ねいたします。今、全国の自治体の一番の悩みは人口の減少ではないでしょうか。国でもこれらの対策の一つとして地方創生を進めていますが、それらの目的は自治体の人口流出、そして他地区からの人口移住が目的ではないでしょうか。それらの対策の対応策は、市の知名度アップが一番大事な手段ではないかと思います。知名度アップの取り組みとして進められているのが、市のブランド対策です。ブランドの語源は、牛を放牧の際に、自分の所有する牛を、他者が所有する牛と区別するために押された焼き印と言われているようです。この概念が、時間の経過とともに商品の商標を示す意味になり、現在では高級品を初めとする商品やマークだけにとどまらず、受け手が連想する価値や世界観などを感じるあらゆるものと捉えられており、差別化や違いづくりという意味が込められているようです。このために、全国の市町村が地方創生の取り組みとして進めているようですが、現在の住民の皆さんは通勤の利便性や日常生活のインフラ環境などで、住みやすさ等の問題が大きなものになっているようです。しかし、地域ブランドの語句が2008年をピークに減少している。その理由は、2008年からシティプロモーションシティセールスという言葉が多くなってきているようです。本来は、地域ブランドを切り口に地域の独自性を明確化し、シティプロモーションシティセールスを展開することが望ましい。そして、これらを成功させるためには、地域ブランドの構築は必須だろうと言われているようです。 当市は、前市長が農産物のブランド対策に取り組みました。ブランドの目的は、地域間競争を勝ち抜くために、地域をブランド化するという手段により、定住人口や交流人口や企業等を獲得することが目的であり、それらに加え、現在鉾田市で生活し、暮らしている住民の皆様に、鉾田市に誇りと愛着を持ってもらうことも大事なことだと思います。市長は、みずからが先頭に立ってのトップセールスを進めているようです。最近の茨城新聞にも、1面にカラーで茨城県知事磯山さやかさん、そして市の二元代表の井川議長のメロンを配る記事は、かなりのインパクトがあったと思います。そして、地元ゴルフ場ロイヤルオーシャンでのミズノカップテレビ中継、そして今年は茨城県で全国湖沼会議ラムサール条約の涸沼といろいろな話題があります。ぜひ市長の鉾田市のトップセールスの考えをお尋ねしたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 倉川議員の質問に対し答弁を願います。市民部長。 ◎市民部長(二重作勝君) それでは、国民年金の加入状況等についてお答え申し上げます。 鉾田市の国民年金の納付率でございますが、平成30年3月末現在61.20%となっております。昨年が59.25%と比べまして、1.95%伸びている状況です。 続きまして、国民年金の加入に当たっての取り組みでございます。「広報」ほこたを通じまして、年金制度の周知を図っております。ホームページでも同様でございます。それと、20歳加入時に国民年金制度の意義・役割を正しく理解してもらうため、成人式典の際にパンフレットを配布している状況でございます。 それと、未加入の状況に関しましては、まず市役所としましては将来の無年金、低年金者の減少を図るために、日本年金機構と連携しまして、保険料の納付が困難な方への免除制度や後納制度のご案内等を行っております。 あとペナルティーというようなお話がございましたが、こちらにつきましては日本年金機構が長期間にわたって未納付の方に催告状のほうを送っております。その中で、保険料を長期間納めないことに関して差し押さえもあり得るというような旨の明記をしているのと、もう一つとしては所得等に関して年金が支払えない場合に関しましては、最寄りの市役所もしくは年金事務所で免除申請、納付の猶予、そちらのほうの手続を進めてくださいというような通知を差し上げている状況でございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 非常に今の社会保障制度の取り組みの中で一番の基本である年金制度について、本当に簡単に考えていてあきれました。私、これ国民年金制度の何について、かなり何ページもあるんですよね。学生の国民年金の強制加入とか、いろいろあります。これらについて、担当課の職員がそのくらいの勉強で、果たしていいのだろうかと、はなはだ疑問に思います。 将来的に学生については何年か免除制度があるけど、いろんな形で最終的には二十何年以上納めないと該当にしないとか、いろいろ制度ありますよね。その中でいろいろ勉強したんですけど、言っても無駄なような気もしますけど、本当にこれからの鉾田市の財政状況含めて、年金を納めていなかった方が今、生活保護で何とかなるというようなことでやったときに、ここに後ろにいる人はどう思いますか。みんな一生懸命将来のためにやっていますよね。だから、今だって最低7万円とか、いろいろあるようでございますが、本当に余りやっても難しくなるとなんなので、できないけど、これは国と都道府県、そして市町村が連携してこの制度を進めていくことでありまして、年金機構に任せていたらどうなるか。過去に大騒ぎしたんではないですか、年金の未納だとかいろんなことで。あれの繰り返しですよね。 最終的には、そこの自治体の人が自分の住民のために責任を持ってやるということですよ。その中には、障がい者の方とかいろんな方に対して納めなくていいとか、いろんな何もあるわけですよ。だから、今の中で活用の中では、体にハンディを持った障がい者の方とか何かについては減免措置もありますよとか何かというような形もあるとか、学生に行っているときには免除がありますとか、いろんな形ありますよね。けさ4時から起きて、広げて勉強したんですよ。だけど、先ほどの答弁を聞いて、やるだけ無駄だと思いましたので、やめます。ぜひこの1点目の何については、答弁はもう結構ですから、これからいかに真剣に鉾田市の住民の皆様のために取り組んでいただくように要望して、1点目を終わります。 ○議長(井川茂樹君) 2点目について答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、中学生海外派遣事業の進捗状況につきましてご答弁申し上げます。 まず、参加者募集につきましては、4月から市ホームページ、地区回覧、「広報」ほこた、さらには各中学校へ応募用紙を配布するなどして周知に努めてまいりました。その結果、市内公立4校のほか、私立中学校の生徒を合わせまして31名の応募がございました。選考につきましては、副市長を委員長とした選考委員会による書類審査及び面接審査を実施しまして、5月16日に評価合計点数の上位10名を派遣生に決定をいたしました。その後、6月2日に保護者説明会、あわせまして第1回目の派遣生を対象としました事前研修会を実施しているところでございます。今後はですね、あと数回の事前研修、ALTを講師に迎えての語学研修等を重ねまして、8月2日から8日間オーストラリアへの現地研修を行う計画となっております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 大体応募者の中から選んでやっていくということでありますが、ぜひこれらの子どもたちに行ってきた後、事後報告として各学校にぜひ生徒たちの前で、こういうことがあって、こういうことがありましたよという、そういうことをやって、自分が行って生の経験したことを、行けなかった子どもたちにもぜひ説明できるように取り計らうようにしていただきたいと思います。結構です。いいよもう、答弁は。あとないから。 ○議長(井川茂樹君) 3点目について答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、ホストタウンについてご答弁申し上げたいと思います。 2020年の東京オリンピックパラリンピック大会に向けましては、先ほど議員からお話がありましたように、平成28年12月に茨城県と連名でベトナムのホストタウンに登録をされております。これまで茨城県とともに、ベトナムとの交流活動や事前キャンプ誘致に取り組んでいるところでございます。昨年は、市内小学校の生徒を対象に、市国際交流協会の協力を得まして、ベトナム人農業実習生に実際参加いただきまして、ベトナム文化の紹介あるいはベトナムの遊び、そういったものを通して交流会を実施してまいりました。また、今年3月には、茨城県とともに駐日ベトナム大使館職員による講演会をいこいの村涸沼で開催しまして、ベトナムの伝統料理を介しながらの交流を深めてきたところでございます。 今年度につきましては、茨城県と共同で東京スカイツリーソラマチにおいて、ホストタウン相手国、いわゆるベトナムとともにですね、イベントに参加することで交流を深め、市特産品や相手国特産品を販売することで観光PRを行う予定でおります。市といたしましては、倉川議員のご意見のとおり、東京までのアクセスの優位性など鉾田市の地域資源を活用いたしまして、そういったメリットをアピールしまして、ベトナムの事前キャンプ誘致活動を茨城県とともに継続してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 多分このホストタウン計画につきましては、平成28年の10月17日に全員協議会で説明あったんですよね。それで、最近の新聞とか何かでは、茨城県内のホストタウンに立候補しているとか、大体内定しているか何かわかりませんけど、そういうところを集めて説明会が開かれたようなこともちらっと見たんですけど、余り詳しく見なかったんでよくわかりませんでしたけど、だからもう既にホストタウンということになると、今決まって来年やらないと、再来年のオリンピックには間に合わないというようなことになるのかなと思いますし、ただベトナムを誘致したからって、オリンピックの前に2~3日ぽろっと鉾田市へ来てもらって、ただ来ましたというようなことではホストタウンの全くの意味がありませんので、鬼沢市長が掲げたホストタウン構想をこのとき説明したような形で、これについては現在の状況ではストップして、現在はホストタウンに向けたいろんな国への、鉾田市のいろんなシティプロモーションとか物産の販売とか、そういう宣伝だけに専念しているのか。あくまでもベトナムの国の、鉾田市に来てもらうということを目標に動いているのか。そのどちらかと思いますので、答弁よろしくお願いいたします。
    ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) 今お話がありました件なんですが、茨城県と連名で登録しているということでございます。それで、何としてもですね、鉾田市のほうへ、今現在は柔道に特化した形での誘致活動ということで、ぜひとも鉾田市に事前キャンプあるいは交流会、そういったものを開催して、何とかオリンピックパラリンピックを盛り上げていきたいということで、今活動を継続しているところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 最初の計画がパアになったということですよね。ベトナムを呼んでいなくて、今度は柔道に特化して進めているということでありますから、目標になるとどこだかわかんないわけでしょう、今度は。やはりあくまでもベトナムを対象に、柔道の面で積極的にPRしていくというようなことでよろしいんですか。          〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ◆20番(倉川陽好君) それで、現在のそういう関係での説明会とか何かについては、もう何回くらいかやったのか。 それで、あと進捗状況については、ぜひ議会のほうにもお知らせください。お願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) ベトナムにつきましては、複数の自治体でホストタウンに登録されているところでございます。現状、先行しているのは長崎県ということで。          〔「鉾田だけのことで」と呼ぶ者あり〕 ◎総務部長(関谷公律君) ああ、いいですか。ということで、鉾田市としては今議員がご指摘のように、ホストタウン登録されているのはベトナムでございます。ベトナムの柔道競技に絞って、事前キャンプの誘致活動をしていくということでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) 柔道だけは最後の何でしょうから、ぜひ柔道の何でベトナムを誘致できるようによろしくお願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 4点目、次の質問に答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、上島西等コミュニティ施設の助成制度につきまして、最初にご答弁申し上げたいと思います。 これらの施設につきましては、議員ご指摘のとおり自治総合センターコミュニティ助成事業、それを活用して整備をしたということでございます。その助成制度につきましては、現在もございまして、補助率が5分の3で、1,500万円が補助上限額という形になっております。ですから、対象事業費の上限としては2,500万円という助成事業がございます。 それと、そのほかにですね、ご承知のとおり市の単独補助事業としまして、地区集会所助成事業補助金がございます。これらにつきましては、地区数の区民数に応じて、定額補助で400万円から1,500万円の補助となってございます。これについては定額補助ですので、例えば1,500万円を事業費が超えれば、1,500万円までは助成するというような制度がございます。地区集会所につきましては、議員ご指摘の鉾田地区の集会所について、いろいろな要望等はございます。具体的な形にはなっておりませんが、ぜひ建てたいというような地区もございます。これらの地区につきましては、今ご紹介したような助成制度を紹介しまして、極力ですね、地区負担を少なくするような形での支援をしてまいりたいと考えております。 しかしながら、現状でですね、地区の人数が小さい地区も市街地区だと多いということでございますので、それらの地区については2~3地区で合同で利用できるような施設の整備、そういったものを含めて、柔軟な形での検討も進めてまいりたいと思っております。 学校の統廃合による、具体的には鉾田小学校でございますが、市街地ただいま鉾田小学校でございますが、鉾田小学校につきましては、土地が借地ということもありますので、その辺を踏まえて検討はしてまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) やはり合併前だからよくわからないと思うんですけど、現在一番活用しているのは白鳥西小学校コミュニティセンターで、あそこは健康づくり体操とか、あとふるさとまつりなんかでも使っていますし、あと防災とか何か台風のときの避難場所としても大いに活用しています。あと、集落のコミュニティセンターとしては、阿玉には逆に2つあるんですよね。阿玉地区と吾妻原地区と仕分けてやっちゃっているし、田塚でもやったし、あのころ当時のトップので、いろいろ優遇措置はあったようです。 それで、なかなか本当にこれをつくったらこのようなことをやりなさいというような形でやっているけど、時が過ぎると、鉄は熱いうちに打てではないですけど、忘れちゃうんですよね、当時の上の人が変わっちゃうと。だから、ぜひやはりこれは代々続けていくようなことでやっていくということが理想でありますので、今のお話だと、この鉾田の町の人はいっぱいいるけど、1,500万円か2,000万円の補助金出るんですよ、町で自前の公民館つくれるんですよ。ぜひ鉾田の区長さんが頑張ってやってくださいよ。大洋地区はそれで頑張りましたから。だから、そのような形で集落で、各地域の何について2,000万円以上の金が出ると。 それで、なおかつ土地についても鉾田地区は借地というのは上等だから、ぜひ市の土地があれば住民の皆さんに貸し出しをやってやって、やるくらいの温かい心構えを持って、この震災でなかなか復旧しない鉾田市の再生に向けて、ぜひ鬼沢市長からつながった岸田市長に答弁をいただいて、この件は終わります。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 私も今、生まれは大洋ですけど、三十数年鉾田の市街地に住んでおる状況の中で、以前は飲食店等々での集会というのがあったということ。そして、今区長さん方に聞きますと、本当に集まるところのない、ましてや市民の皆さんも集まるところないという部分でございますので、今議員ご指摘の部分につきましては、区長さんもおりますので、いろんな部分の方々のご意見を聞きながら、前向きにいこうかなと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、公共施設の更新等の考えについてご答弁を申し上げます。 初めにですね、現在鉾田市で所有している公共建築物につきましては114施設、それで棟数で言いますと465棟ございます。これを、公共建築物の建築年数別の割合で見ますと、築30年を超える建物が約63%ございまして、議員がおっしゃったように老朽化がかなり進んでいる状況でございます。 また、利活用状況につきましては、合併して組織の統合、再編等がありまして、現在、当時補助事業で建てた建物について使われていない施設等もございます。そういったものを含めまして、平成28年度に策定しました公共施設等総合管理計画では、今後ですね、公共建築物を30%削減をしていこうというような目標を定めております。こういった目標に向かいまして、現在利用していない施設あるいは類似施設の統合などについては、今後ですね、各種個別計画を策定する中で、どうしていくかというのを検討していかなければならない大きな課題だということで考えてございます。 特に使われていない施設の有効活用含めて、そういった施設をどのようにしていくかというのは、議員ご指摘のとおり考えていかなければ、将来的な、最大で14億7,000万円の財源不足、施設の維持管理費等に伴う財源不足が試算されておりますので、これは具体的に検討していかなければならないと考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) これについても、公共施設等総合管理計画がやっぱり平成28年に議会に提案されました。その中で具体的例を私は言ったんですけど、現在使われないというのが最もなのは大洋の水道事務所、あと前にもグリーンツーリズム関連の補助事業で、補助金の交付ということでいろんなことを言ったんですけども、やはりあれも国のほうから来た、農林省か何かの方が来て、最後の置き土産でグリーンツーリズムの何か置いていったんですけど、グリーンツーリズムは3点セットなんですよね。販売所と宣伝するところと宿泊所なんですよ。これも、現実的には3カ所別個に建てましたし、それでなおかつ今どうなのかなといったときに、これらの施設について、現在は補助金の対象なんなので使われていませんといったときに、鉾田市ではどのくらいのお金を支払うほかはないのか。やはり水道事務所でも同じですよ、これ。補助金もらって建てたやつですから、これは現在使っていなくて、あれをあのまま放置しておくということに対して私は言いませんけど、傍聴の方が来てどこかに連絡したらば、恐らく国のほうから返還金が請求されるんではないですか。本当にあの補助金というのは、もらいっ放しではないんですよ。 前に、石津さんに、とっぷ・さんてでエアロバイクとか何かもらってやったときに聞いたんですけど、最後のころになったら何と言ったと思います。あれは筑波大学でもらった補助金ですよって、私その当時の15年前に一般質問してやったやつ持っていますから、そのような形に変わっちゃうんですよね。だから、一般の人はわかんないですよね。私みたいに、まめにこうやってとっておけばわかるけど、だからこれらについて現在の、今からでも水道事務所は本来の目的のために本部は鉾田市に置くとか、何らかの形は考えているのか。それで、万が一補助金の返還等が発生した場合にはどのくらいの額が発生するか、それらについて答弁願います。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) まず、補助金の返還につきましては、当然建ててからの耐用年数に応じた額で算定されるものだと思います。現実的には、議員ご指摘のとおり、ふる里見聞館等はグリーンツーリズム事業でつくったということでございますので、グリーンツーリズム事業にふさわしい使われ方をしているかというと、現状は集会施設等での活用ということになってございます。そういった部分含めてのグリーンツーリズム、例えば農業をPRするものを置くとか、そういったもので転換を考えていかなければならない課題だとは考えてございます。 また、水道事務所につきましては、現状として水道のいろいろな機械設備等には稼働していると思います。現状としては、水道事務所としては全く使われていないという状況でございますと思いますので、それらの利活用についてどのようにするか。これについても水道ということで特化するとすれば、なかなか難しい問題があると思います。自由に市民に貸し出す施設となれば、当然目的外使用という形になると思いますので、その辺はちょっと慎重に検討してまいりたいなと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) やはり答弁できないんですよね。以前ね、大洋村時代にロイヤルオーシャンができるときに、あの裏に札の人で養豚場をやっていたんですよね、国から補助金もらって。だけど、オハヨーさんに売っちゃったんだよね。そのままで売っちゃって、自分は補助金はこうならないんですよ。補助金の返還が義務づけられるので、補助金の返還をしているんですよ。だから、岸田市長はなったばかりだからわかんないけど、前の市長とか何かは、農業補助金とか何かについてはもういっぱい出ているわけで、ぜひこれらの農業補助金についても適正に使われてやっているのか、それらについて本当によかったのか。万が一何のときには補助金の返還もありますよとか、何かそういうような、そういうペナルティー的なことも何ら考えていないのか等々ありますよね。 だから、余り長くやっても、まだあと20分あるから大丈夫だな。だから、これらについては本当に岸田市長がトップセールスで鉾田市よくやろう、よくやろうとやっていても、大洋の地区の人らは合併してよくなったことあるのかなという話ですよ。水道施設を本所に置くと言ったのも何もないし、グリーンツーリズムの農産物の観光PRにするんだと言った、パソコンの機械とか何か置いておいたとか、あと商品を展示したとか何かは、今何になっているかといったら、選挙のときに使うか税務申告のとき、あとたまに区長会の集まりなどに使うくらいかな。全くそういうことなので、やはり議員らは提言とかいろいろ言えるけど、執行権がないから、俺が市長だったら、ぱっぱ、ぱっぱやっちゃうなということはあるけど、できないんだよ、これはね。だから、そこらのところみんなお互いに切磋琢磨して、市長と議会は二元代表制で鉾田市をよくするように持っていくというのがこれからの務めだと思いますので、ぜひこれからこの問題についての精査は、答弁は求めませんけど、当初の合併特例債の計画どおりの何に進めていただけるようにお願いして、これは答弁は結構です。 ○議長(井川茂樹君) 6点目、次の質問に対して答弁を願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 私は、就任以来、鉾田市の知名度向上、魅力向上のためにトップセールスを積極的に展開していくことを心がけております。特に、本市は全国第2位の農業産出額を誇る当市ではありますが、鉾田市の知名度はまだまだ低いと実感しており、農畜産物最大の流通先である首都圏に重点を置いたトップセールスを展開しております。 大田市場でのメロン宣伝会、伊勢丹新宿店や三越銀座店でのPR、大井川知事や磯山さやかさんとの銀座マロニエでのメロン無料配布イベントを実施し、東京港区長、新宿区長と面会し、今後の連携について懇談しました。さらに、6月1日には首相官邸を井川議長と訪れ、安倍首相に鉾田市のメロンをご賞味いただくことができました。三越日本橋店での父の日メロン需要創出イベント、お台場でのメロンメロンランなど鉾田市の魅力発信、付加価値向上に努めているところでございます。マスコミには高評価をいただき、新聞やネットニュースなどに取り上げられ、各直売所においても県外ナンバーがふえ、例年以上のにぎわいであると伺っております。 また、各省庁や県への要望活動については、私の持つさまざまな人脈を最大限活用し、新たな事業や補助金について、職員ともども積極的に獲得してまいります。さらには、長年の懸案である工業団地への企業誘致や人口減少対策についても、私みずからが広告塔となることによって、関係機関と連携し、一定の方向性を見出していきたいと考えております。 今後も引き続き、鉾田市の魅力度アップ、知名度アップのために、トップセールスを積極的に展開していきたいと考えております。議員各位のご協力とご理解をお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) やはり同じような内容で、鬼沢市長にシティプロモーションということで質問したことあるんですよね。それで、そのときの答弁書をもらっているんですけど、やはり私は一緒に勉強会やっている水戸市の市長が、シティセールスマガジンの先駆けの中でいろいろなことを、観光とは地域の光景や生活を見て体験することということのほうも、これ言っておりますが、これらから言えば水戸市もそうかもしれないけど、鉾田市には見て食して体験する、これらの魅力がすごくあるわけですよね。だから、これらも生かしていくということも何ですし、水戸市にはないやっぱりこれだけの海や湖という空間もありますし、いろんなのあるからやっていただきたいと思っておりますけども、ぜひこのシティセールスの先駆けは、やはりこれは多分九州の、下関市かと思ったんですよね。そこで出した「雲のうえ」という、北九州市の「雲のうえ」という情報誌で出したものが、シティセールスマガジンの先駆けと言われているような形で取り上げられているようでございますけども、やはり九州とかあっちのほうは水戸市の、水戸市ではなくて、今明治130年の中で明治維新の先駆けになった人たちがやっているので、やはりそれは地域が余りに恵まれていないから、いかにしたらこの地域の住民の人らが生活豊かに暮らせるかということでやっているということがあると思います。 また、鉾田市のほうは昨日の台風でも同じですけど、余り台風とかにさらされないんですよね。北海道とか九州、北海道はどうでも九州と四国は、第4次産業は何だと言ったらば台風だと言うんですよね。台風で、道路だとかいろんなものが壊れて家が壊れると、そういう工事関係の人らの仕事が来ると。働く場所がない人らが、そこで一生懸命働く。それが第4次産業なんだって、ある観光バスのガイドさんが言ったことを思い出しましたけど、ぜひ何でもありということで進めているということであります。 あとはやはり、これらの何でぜひ昔は鉾田でも大洋でも同じだったんですけど、農家の品評会やりましたよね、野菜の。ぜひ鉾田市でもメロンの品評会みたいのをやって、鉾田市のメロンの1番になった人には、鉾田市が100万円で買い上げるくらいに、夕張メロンが300万円ではないけど、鉾田市のメロンが100万円で売れたというくらいの、マスコミに情報発信できるようなそういうようなことも、これからはある程度のはったりも必要だと思いますよ。 市長が、人脈づくりでいろいろやっていると思います。梶山弘志さんとは大学の同級生の何でやっているので、いろんな形で地方創生の何で鉾田市にも何か補助金もらえないかとか、いろんな形でやっている。大井川さんも使ってやっているということでありますが、ぜひ鉾田市の工業団地にしましても、現在どうなっているか全くわからない。私らが見に行ってもわかんないし、聞きに行ってもよくわからない。逆に去年だかおととしは、PCBの用地の問題で多くの市民の皆さんに心配をかけましたけど、あれは議会のほうで行って、絶対そういうことはありませんという約束を県当局からもらってきた、そういうような思いもあります。茨城県、鉾田市一体となって、ぜひこれから市長のトップセールスでどんどん歩くと。ぜひ夏休みか何かには子どもたちも活用して、この豊かな自然の恵みで何か一発、うまかっぺやれなくてもいいから、子どもたちの市内向けのイベント等も何か考えてはどうでしょうか。 ぜひ最後に、教育長がおりますけども、教育長も最後の置き土産に、教育委員会としてはこのような提言をして、私は置き土産にしたいんだというような考えがございましたら、ぜひ教育長、お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 教育長。 ◎教育長(鬼澤明君) 私としては、教育の場というのは地元、自分たちの住んでいるまち、これをしっかりと理解する、そういうことが大事だということで、鉾田市の魅力をしっかりと教えるという、そういう場を設けております。そういうことで、自然災害も少ない、豊かな大地、そして海、そして汽水湖、それから湖、そういうのに囲まれているすばらしい土地である。しかも、インフラも海も陸も沢もそろってきつつある。そこを最大限活用できる、そういう場であるということをしっかりと教えたいと、そういうふうに思っております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 倉川君。 ◆20番(倉川陽好君) どうも教育長には、長い間本当にご苦労さまでした。終わります。 ○議長(井川茂樹君) 以上で倉川君の質問を終了いたします。 10分間休憩いたします。                午前10時49分休憩                                                        午前10時59分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 小沼 勝君。          〔7番 小沼 勝君登壇〕 ◆7番(小沼勝君) 7番小沼 勝です。傍聴の皆様、改めましておはようございます。梅雨に入り、昨日の台風の爪跡も残さなかったとはいえ、何かとお忙しい中、また葉物野菜、メロン等の収穫時期と、1年を通して鉾田市が一番活気のある時期に傍聴いただきまして、ありがとうございます。 また、鬼澤教育長におかれましては、6月末の任期満了にて勇退されるとのことで、長年にわたり鉾田市の教育行政振興のためにご尽力を賜りましたことに、心より敬意と感謝を申し上げ、重ねて健康に留意され、今後もさらなる活躍をご期待申し上げるとともに、鉾田市のためにご助言を賜りたいとお願い申し上げます。 また、4月から副市長、産業経済部長、建設部長が国、県から着任ということで、市民を初め議会としても大いに期待しているところでございます。 それでは、通告に従い、一般質問をさせていただきます。1項目めとして、鉾田市ブランドアップ強化について。1つ目、鉾田市産地ブランドアップPR事業についてお伺いします。過日、東京で開催されたメロンキャラバンについて、いば6、新聞等にも取り上げられておりましたが、ブランドアップのPRだけで、販売には至らなかったのか。 県庁のほうに訪問した際には、大井川知事との対談で銀座の路上で販売できないか、販路拡大の協力、約束、キャラバン等まで同行していただいているわけですから、先着500人500個のメロンを配布しただけで、進呈された方と、されなかった方の差別化はなかったのか疑念が感じられます。 また、PRはどのように行われたのか。 地元市長、区長、行政機関、市場とのかかわりはどのような内容だったのかお伺いします。 先日放送された「ケンミンSHOW」というテレビ番組で、茨城県のメロン産地として鉾田市が紹介され、鉾田市の、鉾田大使のカミナリが愛知県田原市、静岡県袋井市で開催されたメロンサミットの話を織り込みながら、贅沢なメロンの食べ方などの紹介を交え、共演者にはメロンを1人5個進呈するなどして大いにアピールしてくれました。テレビ、ラジオ、マスコミ等において、著名人、有名人によるPR力ははかり知れないものがあります。有効な手段だと思っております。地方新聞、地方テレビ、メディア等はPRを取り上げてくれますが、東京首都圏ではいかがだったのか。そこで、来年の茨城国体を見据え、鉾田市産ブランドアップ事業をさらに強化する必要があると思いますが、市長の考えをお伺いします。 2つ目として、生産者、生産団体、協賛企業との連携についてお伺いします。現在までの企業と加工品販売数についてお尋ねします。また、売れ筋商品、伸び悩み商品はどのような商品があるのか。製造加工品で製造中止、取りやめた商品はあるのか。現在は、新たな商品の開発の依頼をしているのか。生産者、生産団体等の両JAとの検討はしているのかお伺いします。 3つ目として、生産力、ブランド力、今後の向上についてお伺いします。今年度の気象条件の悪い中で、葉物野菜、いちご等は価格に助けられ、メロンにおいても気象条件に左右されることなく、面積の割からすると10%程度の増が見込まれると、生産者の方、そして生産団体の方が申しておりました。しかしながら、メロンにおいては後継者不足のため、生産農家、面積ともに減少しているのが現状です。茨城県では、過去10年間、県内企業立地件数が第1位、また農産物支出額は9年連続全国で第2位、東京都卸売市場における青果物取扱高は14年連続第1位ということです。我が鉾田市においても、産出額は2年連続で全国第2位と2位を堅持し、全国の1位の愛知県田原市と約100億円あった差を、産出額を72億円まで縮めた。部門別においては、野菜、芋類3年連続第1位となっております。このような功績は、前市長の鬼沢氏、元志藤経済産業部長を初め、歴代の経済産業部長や多くの職員がJAとの関係団体と連携し、農業振興のために尽力し、生産意欲、販売意欲の向上を図ってきたことが、生産力、ブランド力の向上につながったものと思われます。 そこで、さらに生産力、ブランド力を向上させるための市長の思いをお尋ねいたします。 2項目めとして、鹿行DMOの派遣事業についてお伺いします。1つ目として、鹿行DMOに関する4月からの職員の出張の理由、経過についてお伺いします。重要な案件ということで、事業計画について各市で会議が行われたと思います。鹿行DMOに関する説明は、3月の2日にありましたが、DMOへの市の職員の出張の説明はなかったように思うが、いつ決まったのかお伺いします。 また、説明、報告に関しては、3月の定例議会中に提案ができたと思いますが、提案しなかった経緯や理由についてお伺いします。 2つ目として、鹿行5市における協議経過について、出張については当然鹿行5市の了解を得ているものだと思いますが、お伺いします。今回は、輪番による当番だったのか。 地域観光の事業、自走化のための収益事業なので、出張を含めて、今後の鉾田市のかかわり方、計画、スケジュール等についてもお伺いします。 3つ目として、行政機関に派遣する場合、職員の給与、手当等は行政機関が負担するが、一般社団法人に派遣する場合は派遣元が負担するのか。共済等合わせてどのくらいかかるのか、詳細についてお伺いします。 最後に、3項目めとして、市民意識調査アンケート凍結についてお伺いします。1つ目として、市民交流館建設白紙撤回に当たり、市民意識調査の予算を計上した中で、執行部から前例のない、みずから凍結に至った理由、経過についてお伺いします。 2つ目として、(仮称)市民交流館建設予定地、飯名の土地は最優先課題として、職員によるワーキングチームを設置し、早急にたたき台をつくるとのことですが、今後どのようなスケジュールで(仮称)市民交流館建設予定地を利活用するのか。市長は白紙撤回したわけですから、素案、考えがあるものと思いますので、改めて市長にお伺いいたします。 以上3項目、再質問は質問席でさせていただきます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君の質問に対し答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 1点目、鉾田市産地ブランドアップPR事業についてご答弁申し上げます。 鉾田市のブランド化の取り組みといたしまして、地方創生の交付金を活用した地域資源ブランド力向上事業や産地ブランドアップ振興協議会での事業を中心に現在実施しております。地域資源ブランド力向上事業では、産出額が多い農畜産物を中心に専門的知見を有する外部専門家を活用したブランド化や効果的なPRの推進、生産者の研修や消費者への宣伝やフェア等の開催、農産物を中心とした地域資源PR用情報発信ツールを活用した積極的な情報発信などを実施しているところございます。先日実施いたしました東京のメロンのPR等についても、こうした事業を活用しつつ、また県との連携を行いながら実施をしてきたところでございます。 また、産地ブランドアップ振興協議会では、ブランド認証加工品等を通じた旬に縛られない年間を通した農産物のPR、トップセールスや消費宣伝活動を実施していくことにより、農産物をPRしてございます。今年度につきましては、先ほど議員からもご指摘ございましたとおり、首都圏を重点に置いたPR活動を展開しているところでございます。 これらの事業を生産者、関係団体、各業種の関係者の皆様と連携しながら継続的に実施していくことにより、鉾田市が有する地域資源を最大限活用し、さらなる農業所得の向上、地域活性化につなげていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 難しい言葉いっぱい並べられちゃったから、聞き取れなくなっちゃった。最初ボリューム小さくて。だから、俺が聞いているのは、この間ブランドアップPR事業に関して、カウントされちゃうから言いたくないんだけど、キャラバンについて新聞等でも取り上げられたと。確かに地域創生の中で、その事業体を使っているというのは重々わかっていて聞いているわけですよ。メロンを進呈したときに、もらえた人ともらえなかった人、またそういう中でどのような、もらえなかった人に対しての気持ちだよな。疑念が感じられる。それでまた、いろんな流れの中で葛藤するものがあると思うんだよ、行った人らは正直な話。目的がこうだった、何々だったと。それが達成できているかどうかということを聞きたかったんだよ。行政マンだから、すばらしい言葉をいっぱい並べてあれなんだと言われるよりは、単刀直入に答えを出してほしかったんだよ。そういう中で、答えがもらえていないという解釈しています、正直な話。だから、カウントかけられちゃうのが非常につらいのかなという。 それとあわせて、鉾田市のメロン産地、いちご、葉物ブランドアップのPRに努めてきたわけですが、課題、反省点、またほこまるが去年は水戸市のメロンランに出ていたのだと。そのほこまるが参加した、協力を図っていたんだけど、今年度は要請がなかったのか、スケジュールが合わなかったのか。また、かわりと言ってはなんだけど、この間メロンランに行ったと。inお台場・有明・青海に参加したと。これPR以外に、意気込みはどういう目的があったのか。PR以外の目的、そういう市民にわかりやすいように、何々事業を持ってきてどうだこうだではなくて、我々はそれはわかっていますよ。杓子定規の話ではなくて、感じたままのことを言ってほしいんだと。でないと市民には伝わらないし、生産者にも伝わらないんで、私はそういうような解釈しています。 そして、あと先日開催された、先ほども市長がミズノオープンの話もしていましたけど、市長を初め産業経済課、商工観光課、国体PRのために教育委員会等の職員が、JA関係者と多く地域の人が協力していた。来年も開催されるんだと。この大会を振り返って、反省すべき点も課題点もたくさんあるのかなと、そういうことを聞きたいんです。理解していただければありがたいんですけど、今の質問はわかりましたよね。カウントされちゃうんで、時間もなくなっちゃうんで、済みません、よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 大変失礼いたしました。今ご指摘いただいた点についてご回答申し上げます。 まず、冒頭ご質問いただきましたメロンの東京のキャラバンで、県の事業でこれは500個メロンを東京の方にお配りをしたということでございます。当然予算等の制限、これは県の事業でございますので、県の予算の中でやるということでございますけども、そこで500個ということでお配りをするということになったわけでございます。もらえなかった人に関してはどうかということでございますが、それは当然もらえなかった人は、非常にもらえなかった、残念ということはあるんだと思うんですけども、我々単発で事業をやっているわけではございませんので、またの機会で我々のメロンのPRの場に来ていただければ幸いということで考えております。試食会等、数多くやっておりますので、そこにぜひご来場いただいて、鉾田市のメロンのおいしさ、これを実感していただければと思っております。 あとはPR事業全体の課題、反省点ということでございますけども、PRというのは東京でやるということで、今年から中心にやっておりますが、非常に競争相手が東京というのは多いところでございます。その中で、頭一つ抜けて鉾田市の魅力を理解してもらうというのは、なかなかこれは難儀なものということでございます。当然メロンに関して、今シーズンだから申し上げますと、夕張市とか静岡とか競合産地も多数ございます。そういった中で、どういったことをやっていくかということについては、現場の実際に東京の消費者の意見を聞きながら、いろいろやっていきたいというふうに思っております。まさに東京の人たちの声を今集めているところでございますので、それを分析してPRに生かしていきたいと思っております。 あとほこまるについてですね。ほこまるについては、イベント等のですね、いろいろキャパシティー、場所の制限とか、あとは東京都の条例等の制限がございまして、なかなかほこまるが入れる場所がない。狭いところでやっている場合もございます。ほこまるが行ける場所に関しては、極力ほこまるを連れてPRをしていきたい。これはほこまるを連れていくことによって、小さい子どもとかですね、非常に印象がいいわけでございますので、そういった形でやっていきたいと思っております。 4点目、ミズノオープンに関しては、観光協会、ブランドアップ協議会、JAさんとさんて旬菜館でブースを出していただきまして、非常に来場者の評判もよく、メロンもおいしかったというふうに言っていただけたところでございます。来年度につきましては、どういった形でメロンを来場いただいた方に買っていただくか、非常に一玉だと重いという話もございましたので、そういった売り方の工夫をぜひやっていきたいなというふうに思っております。これは、JAとさんて旬菜館と、実際に売る人たちと協力しながらやっていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 補足させていただきたいんですけども、まずですね、大井川知事と銀座でどのような形になったかという経緯を申しますと、茨城県知事において表敬訪問、両JAメロン部会の方々と行ったときに、知事が銀座でプロモーションをやると、PRをするという中で、大井川知事、ぜひとも我が鉾田市も入れてくださいというお話をしたところ、快くどうぞという言葉をいただきまして、一緒に銀座においてやらせていただいたということでございます。ただ、県がやったもんでございますから、数の部分については予算等は県のほうで、ただ今後あるときには、先ほども小沼議員が言った部分を含めまして、前もってできるかもわかりませんので、その辺は。 そして、私が一番感じたのは鉾田市という、私も学生時代東京へ行きました。そのとき、鹿島郡と。この鉾田市が、痛切に感じているのは、首都圏から、東京から100キロ圏内にあるにもかかわらず、鉾田市という知名度が足りない。先ほども申しましたとおり足りない。なぜなら、いろんな部分でまだまだ足りないのかなと、広報のPRが。その部分で、もっともっとしなければならない。これは農業生産物ばかりでなく、やはり私の力を入れている観光、いろんな部分において、やはり茨城県の鉾田市。鉾田市はどこにあるのかなという、そして鉾田市はこういう魅力があるんだよ、こういう自然豊かなところがあるんだよ。まさしく私が、安倍総理もおっしゃいましたけれども、日本一のメロンですからと、耳元30センチほどのところでささやきました、大きな声で。やはり本当に鉾田、鉾田、鉾田、鉾田、鉾田、鉾田という部分を売らなくちゃならないと。これは、5万の市民の皆さん同じだと思いますよ、今日来ている方も。そういう部分でやらなくちゃならない。 そして、先ほど申しましたとおり、東京におきましては港区長、そして新たに私が学生時代住んだ4年間の思いを込めて新宿区長に会いに行きました。そして、今後いろんな部分で鉾田市の連携をお願いしたいという部分。そして、お台場でのメロンラン、これにつきまして、やはりあの子どもたち、親子連れ、若い人たちが、ああ、鉾田市のメロンなんですね、ああ、鉾田市なんですね、ああ、鉾田市のメロン、記事のとおり、ああ、鉾田市ってこういうのがあるんですかという部分で、確かに少ないかわかりませんけども、大いに発信しました。そして、その中にいた人たちがみんな、SNSとかいろんな部分で写真とか撮って発信していました。そういう部分を思いを込めて、私は首都圏中心と、人口がいるところ、お金があるところ。特に港区におきましては、一人一人の消費額が一番日本一ということを区長に聞いております。その部分も含めまして、まさしく鉾田市のこの素晴らしい自然環境のある土地、そして農産物。議員のとおり、ハッピを総理に見せました。メロン、いちご、トマト、ニンジン、ミズナ、さつまいも、ごぼう等々、そして約140億円売っている……          〔「俺の時間がなくなっちまうよ」と呼ぶ者あり〕 ◎市長(岸田一夫君) 最後まで聞いてくださいよ。それで、やっぱり総理にも鉾田市は140億円の肉の頭数で売り上げしていますよという部分を含めました。補足ですけど、以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 十分市長の思い感じられる部分、私の時間までちょっととられちゃったかなと。また、最初に産業経済部長には、ちょっときついような形で対応した部分、ちょっと申しわけないなという部分。ただ、傍聴席の皆さんがわかるように説明していただきたいというのが私の気持ちです。これ傍聴席の皆さんもわかるように一つ一つ説明願えればということが、常に議員みんなが思っていることだと思います。 続いて、次に移ってください。 ○議長(井川茂樹君) 2点目について答弁願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 生産者、生産団体、協賛企業との連携についてご答弁申し上げます。 先ほど一部ご答弁申し上げましたが、ブランドの取り組みについては、生産者、生産団体、各業種の皆様と連携して実施していく必要があると考えております。その中で、議員からもご指摘ございましたけども、ブランドアップの関係で、鉾田ブランド認証品というのを実施しております。これは、開発の協力事業者の販路を、一定の販路を持った事業者の方に、その販路に乗って鉾田市のPRをしてもらうといったものでございます。現在、これまで認証したものは34品ございます。うち生産終了したものが8品ございます。 これにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、当市の農産物をですね、旬に縛られず、年間を通して販売できるというメリットがありますので、市としてもやっていきたいと思っております。これに関しては、関係の事業者にですね、商品開発をお願いしておって、その中でどんどんやっていくものでございますので、市からは特にお金を出しているものではございません。なので、市としても鉾田市の産品を使った新商品開発に積極的に取り組んでいただければ幸いでございますけども、市からの働きかけ等は特にしてございません。また、JA等に関しても新たな商品開発等々、現在特に話が出ているわけではございませんが、市といたしましては生産者、生産団体、関係協力企業ですね、が新たな商品開発をする際には、ぜひ取り組んでいただければと思っておりますし、新たなそういう展開をできれば模索していきたいとは考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 新たな商品等についても、やっぱりしっかりと市のほうもサポートしていただければありがたいなと思っております。  そういう中で、協力企業というのは今現在どのくらいあるのか。また、その協力企業について、どのようなことを期待しているのか。また、全体の企画について見直し、課題等はあるのか。それだけを、詳細だけちょこっとお願いします。端的にね。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 端的に申し上げます。鉾田ブランド開発協力事業者については、全部で17社ございます。この中で、お菓子メーカーとですね、酒造メーカーが、結構この中では多いというふうに認識をしてございます。課題といたしましては、もうちょっとバリエーションをふやせればいいかなというふうに思っておりますとともに、その関係事業者に関しましては非常に精力的にやっていただいているところもございますので、そういったところについてはつぶさに要望を伺いながら、市としてできることは模索していきたいなというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 次に移ってください。 ○議長(井川茂樹君) 次の項目に対し答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 次のご質問、生産力とブランド力の向上についてご答弁申し上げます。 生産力及びブランド力の向上については、生産から流通、販売までを視野に入れて、さまざまな事業を展開し、安全安心で高品質な当市産の農産物を全国に発信していく必要があると考えております。具体的には、生産力の向上につきましては、担い手の確保が継続的な課題と認識をしてございます。このため、農業者が目標や希望を持って取り組むことができる農業を確立していくことができるようですね、営農意欲を向上させ、Uターンや新規就農につながるよう、あらゆる施策を講じて対応してまいりたいと考えております。 また、ブランド力の向上につきましては、先ほどの答弁と重複するところがございますので端的に申し上げますが、市長等お願いしておりますトップセールス、先ほども市長からもご答弁ありましたSNS等の多様な媒体を活用したPR、あとは専門家の意見を活用した販売のプロモーション、そういった形で当市産の農産物の付加価値を高めていきまして、農業者の所得向上等々を図り、地域活性化の一助としたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 答弁ありがとうございます。 続いて、4月から新しい産業経済部長に国から迎えられたということで、非常に私たち市民も議会としても期待をしていると。生産力、ブランド力アップについては、かなりのレベルの高い位置づけで、その手腕を発揮していただけるものと大いに期待しているということを伝えます。 また、就任間もなくで、まだ鉾田市という実感等がなかなか湧かないのかなという部分で、部長の感じた鉾田市の印象と、基幹産業である農業を初め、産業全体の振興を図るために考えがあると思うんですが、考えがあればお尋ねします。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 先ほどから答弁に出ておりますけども、鉾田市は全国2位の農業産出額を持つ非常に農業の潜在的な能力にたけた土地だというふうに、改めてここに来て実感をしてございます。さまざまな農産物もございますし、非常に農業者の方も精力的に農業をされているというふうに思っております。 そういった意味で、課題として申し上げるとすれば、非常にやっぱり知名度がないということで、単価が安い。東京には近いんですけども、なかなか高付加価値の販売にはつながっていないというところでございます。なので、先ほどブランドの話もございましたけども、私は鉾田市の知名度を上げて、この魅力ある農業をぜひ首都圏を中心にさまざまな方に知っていただいて、ぜひ高く買っていただいて、農業者の所得、あとはやはり生産には熱心な農業者たくさんいらっしゃいますが、やっぱり販売までなかなか手が回らないという方も多くいらっしゃいます。販売のところは、非常に農業者の方にとって生産意欲につながるような、高く買ってもらえたとかですね、こんなおいしかったという声をいただければ、農業者の生産意欲にもつながると思います。そういった販売の面でも、ブランドというのは非常に大事なことでございますので、引き続き高付加価値のためのブランド化推進等々を中心に、精力的に頑張らせていただきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) これが3回目ですね、議長。 ○議長(井川茂樹君) はい。 ◆7番(小沼勝君) 産業経済部、生産者、生産団体は当初の目的と目標、どのように思案したかと考えれば、以前はさすが鉾田市と、近隣の市町村から取り組みが早いと言われたこともありました。ここ最近、農業を産業としている近隣の市町村から、脇目で追い越されているような、本当に施策への取り組みの遅さが目立つということを伝えます。 6月の4日、茨城新聞の見出しを飾った「住みたい田舎 常陸太田市」、これ施策構想といって中島美那子先生、茨城キリスト教大学の准教授の方が取り組んできた企画の事業なんですよ。やはり時間をかけてもさまざまな部分、市長を初め執行部の皆さんには構築したいということを伝えさせていただきます。鉾田市の独自なものとは言いません。先ほど知名度が低い、知名度が低いと再三市長も産業経済部長も言っています。地方においては、長野県ではテレビで放映されていた、鬼沢市長はテレビに出ていた、ラジオ番組に出ていた、これが現実ですよ。地方においては知名度はありますよ。東京首都圏に関しては、確かに知名度は少ないのかもわかんない。競争相手が多過ぎるのかもわかんない。だけど、地方においては知名度は高いんだと。それを考えないで、知名度が低い、知名度が低いなんて、ちょっとおかしいなというような私は腹立たしい部分があります。腹立たしい部分、かっとする部分はあるんですけど、本当に当初の目的と目標に近づいているのか、これは検証しなければならない。そういう部分の答弁が欲しいんですよ、私は。 新しい新部長となったんだから、今までのやってきた先輩方のことが正しかったのかどうか、これを検証するのも一つだと思いますが、鉾田市は活気とゆとりがあります。しかし、敏捷性の情報力の高さ、まだまだたくさん備えたいアイテムがあるわけですよ。そういう部分を、鈴木産業経済部長に大いに期待しているところです。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 市長、簡単明瞭に。 ◎市長(岸田一夫君) 先ほど小沼議員が腹立たしいというようなお言葉を使いましたけれども、長野県は47都道府県の中の1です。しかしながら、東京は1,200万の都市でございます。そういうことをご理解いただいて、私は、長野県はわかりますよ。でも、先ほどの47都道府県の47分の1、そして我々が言っているのは1,200万の都市、首都圏の話ですよ。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問でよろしいですか。          〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 鹿行DMOに関する4月からの市職員の出張について、その理由、経過についてご答弁申し上げます。 アントラーズホームタウンDMOにつきましては、地域と協働した観光地域づくりを目的として、ザ・ロイヤルゴルフクラブ、鹿島アントラーズ、なめがたしろはとファームの地域企業3社、鹿行5市により設立され、本年4月より事業を開始しております。DMOでは、特にサッカー合宿の誘致を軸としたスポーツツーリズム事業を中心に、そのほかにも各市の多種多様な観光資源を組み合わせながら、鹿行地区の交流人口を図っていくこととしております。 このような中、DMO側よりスポーツクライミング、サーフィンまたは農業体験など他市にはない資源と実績を持つ鉾田市での事業展開を図っていきたいということから、これらの内容の検討と鉾田市の観光資源等についての現状把握のために、職員の出張派遣についての要請があったところでございます。この出張派遣の要請に基づきまして、4月より担当職員を出張させております。 市といたしましては、アントラーズDMOを起爆剤として、鉾田市の観光振興及び交流人口の増加を図ってまいりたいとの思いから、担当職員をDMOへ出張させているところでございまして、今後も積極的にDMO事業にかかわってまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 今の答弁だと、DMOから出張依頼、派遣等の要請があったというように私は理解します。その部分の依頼書等があったとすれば、鉾田市での協議内容、会議録等の開示を求めます。 また、出張に当たり復命書4月から、出張出ていますよね。それについても開示を求めます。今後のスケジュール等についても、いろんなものがあると思うんですが、地方交付金、推進交付金を使っているわけで、活用に当たって大切なことだと私は認識していますので、その辺の細かい詳細についてもお願いします。 派遣事業については、今回本当に条例改正の大事な議案でもあります。事業内容について、たった資料がこれだけだったんです、3月2日に。産業経済部長がここに見えていないときの説明です。派遣に対しても、何に対しても説明不足なんですよ。それで、いきなり条例改正というような流れになりました。それを踏まえた中で、本来ならこれ派遣に関する条例の一部改正は3月中に、商工観光課の職員出張の派遣は3月中に取り決めがなされるものだと。この条例改正にあって、執行部の甘さが招いたことではないかなと。これ執行部が甘いんですよ。議会に対して、謝罪、陳謝すべきなんですよ。市長の認識不足かとも問われます、正直な話。市民に対してどのような説明するのかなと。たった1枚だけです。このような重要な案件にしてしまったのも、市長の手腕かなと私は認識しております。答弁をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、ちょっと経過等についてご説明申し上げたいと思います。 昨年の12月21日に鉾田市役所で開催されましたDMO担当部長終了後に、当時のDMO設立準備委員会委員長から市長に相談があったのが最初だというふうに確認しております。12月21日に、会議終了後にですね、準備委員長が市長を訪ねまして、派遣について相談があったというのが最初だというふうにお聞きをしてございます。その後ですね、市長と委員長の間で協議の場が持たれたということだそうです。その後、市長としては、先ほど産業経済部長からお話がありましたように、鉾田市でも何とか観光に力を入れたい。そのために、DMOを起爆剤として何とか観光振興を図りたいという思いから、鉾田市から職員を出向または派遣という方法で出したいということであったということでございます。 それで、2月15日に第1回アントラーズDMO理事会の席で報告がなされたと。鉾田市から、行政職員については研修出向か派遣の方法で協力をいただく方向で、今協議を進めているということが報告をされたということでございます。その後、3月になって鉾田市の人事担当とDMOサイドで、これはちょっと電話等での協議だったということでございますが、既に3月議会開会中であったことから、議員ご指摘のとおり今回上程しております派遣条例ですね、公益財団法人等への派遣条例の改正が必要だということで、6月議会に提案して7月から派遣をしたいということで、DMOとの協議を持って、DMO側でも7月からでもいいですよということになって今回に至ったということでございます。 おっしゃるとおり時間軸から言いますと、3月議会への上程は可能であったと思うんですが、その辺の市職員の取り扱い、研修出向で行かせるのか、派遣法に基づく派遣で行かせるのか、そういった部分の協議の場がちょっと3月になってしまったということで、今回になったということでご理解をいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 部長の説明、3月中に電話等でというような話だと、文書を交わしていないというような部分というふうにとれますよね。なぜ文書を交わさないのか。派遣という大きな部分、この鹿行DMOに関しては、やはり自走型、着地するまでというような部分もあります。そういう中で、やはり派遣というのを安易に考えているのかな。執行部の甘さがそこにあるのかなというように私はとれます。余りにも、この条例改正もしないで派遣するというようなことは、非常にあってはならない。出張であれば出張なりにというのがあるので、先ほども申しましたように、職員の4月から現在までの復命書、そしてDMOからのあったというような、産業経済部長の派遣依頼があったんだと。報告書があったんだというように私はとれますので、再三にわたって請求しますけど、開示を求めさせていただきます。でないと、これ時間をとめてもらっても結構ですから、時間がないんですよ、あと15分しか。そういう中で、ぜひとも議員皆さんに配付していただければありがたいです。配付することを望みます。 そして、4年間で地方創生交付金1億200万円割る5市ですから、単純に2,000万円、そしてこの募金として200万円。これ募金として最初の、だから募金としてというとおかしいけど、出資金ですよね、出資金として、形として200万円投資したというような解釈しています。この事業自体が4年間で4倍、5年間で、4~5年で4倍にもということだから、事業自体はすばらしいものだと解釈しています。しかしながら、代表理事、役員構成、事務局等の構成、人数まで2月に相手は決定しているわけですよ、DMOは。2月に派遣の部分、12月にその話があった、2月にそれがあった。商工観光の職員はそればかりか、商工観光課は職員の募集も行ったと。ちなみに、正職員で給与600万円、シフト制、週2日、日曜、休日の出勤もあるとなっていますが、給与600万円ですよ。鹿嶋市に設立準備委員会ができ、鹿嶋DMOがスタートしたわけです。代表理事を置き、事務局があり、鹿嶋市の商工観光がマスコミ等の対応に当たっているわけです。鹿嶋市がスタートを切って、鉾田市が協力する。お金で協力しているでしょうよ。なぜ鉾田市から職員を派遣するのか、市長にお尋ねします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) やはりですね、まずもって私は11月の13日から鉾田市長に就任したわけですけども、ご存じのとおり、その中で、その日から私は鹿行広域の管理者、すなわち神栖市、鹿嶋市、潮来市、行方市、そして我が鉾田市ということで、代表の管理者です。その部分で、やはりいつも、先ほども申しましたとおり、我が鉾田市の自然環境、鹿島灘、関東唯一の汽水湖、そして北浦という部分があります。その中で、やはりこのDMOの部分では官民一体となって観光資源等を生かして、そして人口交流の拡大、そして経済効果をもたらすという部分におきまして、私がやはり先頭に立って、いいですか、私が先頭に立っていきたいと。なぜなら、鉾田市はこの5市の中でちょっとおくれているんではないかなと私は思ったんですよ。その部分につきまして、これは鉾田市のほうから職員を派遣して、いろんな部分において鉾田市を押し上げたいなという思いであります。そういう部分におきまして、鉾田市が一番先にという思いであります。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 端的に答えてもらっていないというのが、ちょっと今の答弁ではあります。だから、時間もなくなっちゃうんで、12分しかないので、では私も端的に言います。職員の業務内容について、どのような部署になるのか、今度の派遣職員。銀行でも、計画書がなければお金も借り入れできないんだ、市長。借り入れできない中で、派遣依頼書、報告書、今まだ開示いただいていないんだ、俺。開示してくれというのに。説明も、何もかもが不十分なんです。納得いく説明も、今の中で説明もいただいていない。地方創生推進交付金のひもつきで、自走型で着陸するまで請け負う区分についても、全然説明がない。これ派遣に当たり、その費用負担、構成5市、さっき俺一番最初に言ったわけなんだ。それも何も答弁もらっていない。請負区分について、これらについても誰がどのように話を進めたのか、答弁もらっていないんですよ、正直な話。お金はどのくらいかかるんだと聞いているのに、全然答弁もらっていない。何もかもが慌てちゃっているのかなと思いますよ。 観光戦略を立案した中で、スポーツツーリズム、サッカーを軸とした観光地域づくりなわけです。鹿嶋市は、神栖市はサッカーグラウンドがあります。競技できるグラウンドは鉾田市にありますか。いわゆる旅行業に近い事業所への出資金として200万円、5市と足並みそろえたことに対して指摘しているわけではないんですよ。あたかも説明不足、市民の大切な税金を正当性があるように職員を派遣させる行為に、そこが問題なんだ。職員を派遣させる行為は鉾田市だけですよ、市長。ほかは派遣していないですよ。その辺のところを答弁があれば、市長にお尋ねします。時間ないから端的にね。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、3項めの給与の負担のほうでよろしいですか、先にご答弁申し上げます。 派遣職員の給与については、今回条例提案していますように、公益的法人等への一般職の地方公務員員の派遣等に関する法律に基づく派遣という形を考えてございます。この派遣条例が改正されますと、一定程度の費用負担を派遣先に求めることが可能となります。その費用につきましては、具体的な派遣先、アントラーズDMOは通勤手当、勤勉手当、時間外手当、共済費、それらについては派遣先、アントラーズDMOからご負担をいただくということで、今回補正予算に81万1,000円を歳入として見させていただきました。内訳としては、対象となる職員がまだ独身ということで、扶養手当、住居手当等も派遣先の負担となるところですが、それはないということでございますので、勤勉手当の部分、これが12月分ということで約18万円、それと通勤手当が30万1,000円、そのほか共済費で33万円で、合計で81万1,000円ということになります。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 時間8分しかなくなっちゃった。とりわけこれは、鹿行DMOに関しては、その出資金等反対しているわけではないと。先ほども言いましたけど、正当性があるようにきちんとした説明等がないままだということ。行方市、潮来市、神栖市、職員の派遣については考えていないと聞いております。メリットが少なく、前のめりに職員を派遣する、出す必要性がないと言った方もおります。 そういう中で、派遣に対してどのようなメリットがあるのか。また、いずれにしても負担が偏り過ぎているのか。これ答弁もらっていたら時間がないんで、この負担が偏り過ぎている部分というのを私は懸念して、次の質問に移らせていただきます。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対して答弁を願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 私の選挙公約にもあったとおり、当時進めていた(仮称)鉾田市民交流館の建設計画については白紙撤回したところであり、今回の市民意識調査は、飯名の市有地には文化施設を建設しないことを前提としており、これまでの(仮称)市民交流館建設計画とは切り離したものであることは、さきの3月議会で渡辺議員の質問にご答弁させていただきました。 市民意識調査の実施については、市民が実際に文化施設のあり方に対してどのように考えているのかを率直に聞いてみたいとの思いから、平成30年度の予算に計上し、市民1万人規模の意識調査を4月中に実施すべく準備を進めてまいりました。 そのような中で、去る4月13日に市民交流館の建設予定地であった飯名地区の市民の皆様を対象に、(仮称)市民交流館建設を白紙撤回に至った経緯等を説明する機会を設けた際に、「この土地を放置することなく、早急に有効活用を図ってもらいたい」などさまざまなご意見やご要望を頂戴し、市民交流館の建設予定地であった飯名地区の市有地の利活用方法が決まっていない段階において、文化施設に対する考えを聞く内容の意識調査を実施した場合に、「飯名地区市有地に、文化施設の建設の是非を問うもの」や「文化施設の建設を直ちに問うもの」であると混同され、今回実施しようとする意識調査の趣旨と異なる解釈をされるおそれがあるのではないかとの思いが強くなりました。そのため、建設予定地であった飯名地区の市有地の利活用を最優先事項として取り組むことが重要であり、この利用方針が一定程度のめどが立つまでは、私の本意とする市民意識調査は凍結するべきとの判断に至りましたので、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。 さきの3月議会においては、意識調査を4月に実施したい旨を説明させていただいたことは事実であります。議会の議決の重みは十分認識しており、その方針を転換したことについては私も責任を感じているところでもあり、この場をおかりしまして、率直におわび申し上げます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 時間が本当に4分しかないんで、確かに今市長が議会の皆さんに、一般予算の成立、正当性を否定しないと、してしまったような行為に対して、賛成をされた方、また市民に対しても裏切りだったのかなという部分で謝罪をもらったのはわかります。しかしながら、2月に自分で本当に記者会見で、議会からやってくれと言ったわけではないんだよ、このアンケート意識調査に関しては。建設は是か非か、市民に判断を下すと、委ねるといったことが市長から出ているということ。議場から市長が答弁したことなんです。そして、時間が3分しかないんで、飯名地区の説明会においても重要な財産の提供をしていただき、有効な活用をさせていただきます。市民意識調査についても説明したわけです。これ3月定例会の争点となった5月の25日の全員協議会の中でも、本当に納得いく説明はしていない。就任から半年、白紙撤回、凍結は、過半数以上の市民から市長がとった点数ではないです。選挙でいただいた点数ではなくて、ほかの方に投票した点数ですよ。その過半数以上の方が、疑念を持つのではないか、そういう心配をしているんですよ。 やはり文化施設は反対ではない、市長の言葉ですよね、これね。「住みたい鉾田」。先ほど「住みたい田舎 常陸太田市」とありましたけど、鉾田を考えたときに、「住みたい鉾田」を考えたときに、このままでは44市町村の中で文化施設もない、何もない、ワーストに入りかねるのではないか。市長の考えをお願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 先ほど、また前回も同じですけれども、協議会でも。私の思いは、やはり4月、3月か、飯名地区の皆さんの集会所でお話しして話を聞いたときに、本当に大事な土地を鉾田市に譲ってくれた方等々の意見を聞きました。その中で、やはり今この思い、いろんな土地の思い、そうすることは、やはり最優先課題は、あの飯名地区の市有地を利活用決まってからが最優先だなと私は思いで、こういう場になったということでございます。ご理解をお願いします。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 小沼君。 ◆7番(小沼勝君) 私、説明されたつもりなんですけど、説明になっていないような気がします。このことは、正直言って今後も検証させていただきたいなと思っております。この間、先輩に4文字熟語で「羊頭狗肉」というすばらしい言葉を教わりました。市長は大学を出ているわけだから、この意味はわかると思いますけど、私は今後もこのような明確さがないような答弁をいただけるのかなというように解釈して、今回の一般質問を終わりにします。傍聴ありがとうございました。 ○議長(井川茂樹君) 以上で小沼君の質問を終了いたします。 午後1時まで休憩いたします。                正  午    休憩                                                        午後 1時00分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 渡辺拓哉君。          〔3番 渡辺拓哉君登壇〕 ◆3番(渡辺拓哉君) こんにちは。議会傍聴まことにありがとうございます。今回、初めて高校生が傍聴に来ていただけたということで、できるだけわかりやすく進めていきたいと思います。 それでは、3番渡辺拓哉、一般質問をさせていただきます。通告に従い、3項目4点の質問をさせていただきます。 最初の1項目は、(仮称)市民交流館についてです。これになります。鉾田市が誕生して、国の合併特例債という7割補助をしてくれる補助金を使って音楽ホールをつくろうと決定してから、10年以上たちます。建てる、建てない、どこに建てる、どんなのを建てるで、あっという間に10年も過ぎました。やっと(仮称)市民交流館を建てることで進めることになり、あと業者さえ入札していただければ建設できるところまで来て、3回の入札不調、(仮称)市民交流館反対の新市長の誕生により、(仮称)市民交流館は白紙になりました。白紙になったことにより、これまで使った市民の税金4億8,000万円はどぶに捨てることになってしまいます。また、白紙になったことにより、大きな問題が2つできました。1つ目が、文化施設をこれからどうしていくのか、2つ目が、(仮称)市民交流館の跡地に何を建設するのかです。岸田市長がすべきことは、用地購入費や造成工事費用約2億円を使った飯名地区での無駄のない文化施設をつくるほかに、今の大きな2つの問題を解決する方法はないのです。いま一度考え直していただければと思います。 それでは、1項目1点目の音楽ホールについてをお聞きします。これからの文化施設として、音楽ホールについて何か考えていることはあるのでしょうか。このままでは、ただ白紙にしただけで、その後何も対応しない投げっ放し市長となってしまいます。最後には任期が終わってしまい、何もしなかったとなってしまいます。アンケートもやるやる詐欺的に言っておきながらやっていないので、何かしらの対応は絶対に必要です。ですので、ちゃんとした音楽ホールをつくるまでは時間もかかりますし、できないと思いますので、先に野外ステージをつくったらどうでしょうか。場所は新町通り、新鉾田駅前、ほっとパーク、鹿島灘海浜公園などがいいかと思います。 新町通りは、今回うまかっぺも開催ということで、もしこの先も同じ場所でやるのであれば、イベントをやるごとにステージをつくる予算も削れますし、ほかの「いっぴんマルシェ」、「ひょっとこ大会」などにも活用できると思います。しかし、土地の購入の問題や近隣住民の問題も考えますと、少し厳しいのかなと思いました。 新鉾田駅前は、交通の便がよいので、年配の方や子どもたちが集まりやすいと思います。また、駅前にあれば電車から見えるのでPRにもなります。商工会のイルミネーションとあわせれば、もっとPRになると思います。公園につくれば、土地の購入費はなくなります。あとは近隣住民の理解かなと思います。 ほっとパークは、バーベキューができるスペースの場所が広くあいています。ほっとパークの利用者もふえると思います。また、キャンプ場も一緒にできるようにすることで、夜のイベントや鉾田市に宿泊していただける旅行者もふえると思います。住宅も離れていますから、音楽イベントもやりやすいのかなと思いました。 鹿島灘海浜公園は、前回までのうまかっぺもやっていた場所ですので、イベントはとてもやりやすいのです。海が近い場所ですので、夏は特に野外音楽ステージとしてはやりやすい場所かなと思います。また、バーベキューやキャンプ場を組み合わせることもできます。最近はやっています「グランピング」、グランピングとは、グラマラス、魅力的なとキャンピングを掛け合わせた造語で、テントの設営や食事の準備などの煩わしさを旅行者から解放し、よいとこどりの自然体験に与えられた名称です。このようなこともいいのかなと思いました。結構野外ステージをつくるとなると、問題や場所の選定もあると思いますので、スピードが速い岸田市長ですので、早速検討委員会をつくって話を進めていただければと思います。 ちなみに、政務活動費はないのですが、宇都宮市のオリオンスクエアという野外ステージを見に行ってきました。オリオン通りというアーケードに面しており、透明な扇状の屋根もあって、雨が入らないようになっていて、光は入るようになっています。屋根の下でお店も出せるので、雨の日のイベントもできるのが最大のメリットだと思います。年間利用者数は25万人くらいだそうです。建設費は2億1,000万円です。(仮称)市民交流館を白紙にして無駄にした金額に比べれば、安い金額なのかなと思いました。2020年までには全天候型にするらしいです。また、宇都宮市役所の方には丁寧に教えていただきました。ありがとうございました。鉾田市は鉾田市なりの野外ステージでいいと思いますので、お考えをお聞きしたいと思います。 1項目2点目は、アンケートについてお聞きします。文化施設が必要か必要でないかのアンケートを4月にやると言って、3月の一般会計予算にも入っていたのにもかかわらず、いきなりアンケートを凍結とは何が何だかわからない状態です。予算の採決も10対9とぎりぎりで通ったにもかかわらず、賛成した議員を裏切る行為ではないでしょうか。やると言ったことをやらないのであれば、これから岸田市長が言うことをどうやって信用すればいいのでしょうか。 (仮称)市民交流館予定地の跡地は、ワーキンググループの中で話を決めていくということなのですが、そもそもアンケートをして予定地で建ててほしいのか、市民に聞かないことには、岸田市長一人が飯名地区の場所がだめだと言っているだけではないでしょうか。凍結ではなく、アンケートをいつまでにできるか教えていただければと思います。もしアンケートをやらないのであれば、市民交流館を飯名地区に建てていただきたいと思います。お考えをお聞かせください。 2項目は、うまかっぺフェスタについてお聞きします。現在のうまかっぺフェスタの進行状況はどのような感じでしょうか。 実行委員会も1回目はやったと聞きました。どのような組織づくりをしていくのでしょうか。 集客するためのアイデアは、どのように考えていますか。商工会青年部でのイベントでは、有名人を呼んだり、メロンをチャリティー募金で食べられるようにして集客しました。できれば鉾田市の観光大使である、お笑い芸人のカミナリを呼んでいただければと思います。商工会青年部のイベントでは、日程とお金の都合で呼べなかったので、うまかっぺフェスタでは予算も倍以上あるので呼べると思いますので、よろしくお願いいたします。 また、イベントをやるに当たって、その後鉾田市の来ていただくための仕組みなども教えていただければと思います。前回の話では、鉾田市のマップをつくって歩いてもらう予定だと言っていましたが、どのような進行状況でしょうか、教えていただければと思います。 3項目は、市民の声をどのように聞いているかについてお聞きします。岸田市長の公約で、「市民の声が届くまちづくり」とありましたが、本当に市民の声が届くまちづくりを考えていますか。どのように市民の声を集めていますか。方法はたくさんあると思います。いろいろな団体に行ったり、市の職員と積極的に話をしたり、ホームページやSNSで意見を聞いたり、アンケートをとったり、住民投票をしたりあると思います。意見にも、岸田市長にとってよい意見、悪い意見とありますが、全ての意見に真摯に向き合っていただければと思います。 また、公民館にも意見箱がありました。どのような意見が多かったでしょうか、お聞かせください。 以上、3項目4点の質問です。ご答弁よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 渡辺君の質問に対し答弁を願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 議員ご質問の野外ステージについてでございますが、例として出されております宇都宮市の「オリオンスクエア」につきましては、「中心市街地の活性化」と「にぎわいの創出」の拠点施設として市内中心部に建設され、発表会、展示会などの各種イベントに利用されているようでございます。また、千葉市美浜区にあります野外ステージにつきましても、音楽演奏やダンスなどさまざまなイベントを開催しており、市内外の多くの人でにぎわっております。このことから、野外ステージにつきましては、市民などが交流を図るイベントを開催する施設としては大変有効な施設であると思われます。 しかしながら、千葉市、宇都宮市は県庁所在地でもあることから、人口規模も違いますので、本市と同規模程度で野外ステージがある自治体等を調査し、利活用状況や費用対効果等を含め研究させていただきたいと考えております。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 渡辺君。 ◆3番(渡辺拓哉君) 前向きなお話ありがとうございます。若い世代のためにも、文化の発展はとても大事なことです。いろんなコンサート、お笑い、ライブ、映画、講演会、そのような出会いこそが人の成長につながるのではないでしょうか。ただただ岸田市長の任期中に何かしら結果を出していただきたいと思うので、いつまでにやりたいとかそういう思いがあれば、ぜひよろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 先ほどの後段で申したとおり、いろんな研究課題を調査しましてからですので、具体的なものは、今現在申し上げることはできません。ただ、前向きな姿勢でいきたいなと思っております。そのときは皆さんのお知恵をおかりできればと思います。以上でございます。
    ○議長(井川茂樹君) 渡辺君。 ◆3番(渡辺拓哉君) わかりました。ありがとうございます。 鉾田市にとって、若い世代にとっても、これから余生を過ごす年配の方にも文化施設は必要なものですので、これからもよろしくお願いします。 次、お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁を願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) (仮称)鉾田市民交流館の建設計画については、ソフト面や立地場所など総合的な見地から白紙とし、飯名地区の市有地には、文化施設を建設しないとしたところでございます。 今回進めておりました市民意識調査の内容につきましても、小沼議員の質問においてご説明いたしましたとおりでございまして、市民意識調査につきましては、飯名地区の市有地の利活用について、一定程度のめどがついた時点において実施していくことを考えておりますので、ご理解をよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 渡辺君。 ◆3番(渡辺拓哉君) 最初に話したとおり、10年間市民交流館というのはもめにもめて、結局何も進んでいないという状況なので、優先順位的にはやはり市民交流館を何とかしてからでないと、飯名地区の跡地は何かやるというのは、後からなのではないかなと思うんですよね。 飯名地区の人の思いも、やはりそこに市民交流館を建ててほしいという思いが強いと思うんです。なので、できるだけ早くアンケートのほうをやっていただきたいなと思うんですけど、できれば学生が夏休みに入る前に、7月中とかにやっていただきたいなと思うんですけど、その辺はできないでしょうか、市長。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 何回も同じ答弁になってあれなんですけども、やはり利活用の一定程度めどがつくまでということです。ご理解をよろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 渡辺君。 ◆3番(渡辺拓哉君) 何回言っても、きっと同じ答えにはなっちゃうのかなと思うので、凍結なので中止ではないよという意見だと思うので、できるだけ早くアンケートのほうを進めていっていただければと思います。 次、お願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁を願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) うまかっぺフェスタの進行状況についてお答え申し上げます。 過日、うまかっぺフェスタにつきましては、実行委員会を設置し、第1回の実行委員会を開催いたしました。その際、本年の会場、趣旨等をご承認いただき、また名称についても、「鉾田うまかっぺフェスタ~まちなかカーニバル~」とすることと決定いたしました。これにより、会場となります中心市街地にある空き地の地権者や関係機関等との協議、出店者の募集等の準備を現在進めている段階でございます。 組織につきましては、実行委員会の下部組織といたしまして、市役所の若手によるワーキングチームを設置いたしました。このワーキングチームで、現在、集客するためのアイデア、鉾田市に来ていただくための仕組み等について、いろいろアイデアを出して議論を深めております。マップについても、現在それについても作成すべく、同ワーキングチームで内容、コンセプト等について協議をしてございます。今後、市役所のみならず、市内の関係団体の若手なども巻き込んで、内容にさらに磨きをかけていきたいと思っております。過日行われましたにぎわい祭りもですね、同じく中心市街地で開催いたしましたので、その際のよかった点、反省点等も踏まえて、よりよいものをつくっていきたいと考えております。 うまかっぺフェスタにつきましては、会場を変更しての初めての開催となりますため、課題も多くございますが、今後さらに実行委員会での協議を重ねまして、楽しいイベントとなるよう滞りなく準備を進めてまいりたいと思いますので、引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 渡辺君。 ◆3番(渡辺拓哉君) ご答弁ありがとうございます。 あと、ちょっと集客目標人数とか実行委員会の委員長、あとワーキングメンバーの、言える範囲でメンバーとか教えていただければなと思います。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 集客目標ですけども、にぎわい祭りが1万5,000人だったと伺っております。それよりは少し上乗せしてですね、あとプラスですね、去年のうまかっぺフェスタが2日間で3万5,000人の動員ということでございましたので、目標といたしましては2万人ほど来ていただくよう、まずは目標とさせていただきたいと思っております。 実行委員会につきましては、市長に実行委員長になっていただいております。また、若手のワーキングチームですけども、市役所の若手8名で、今現在議論をしておるところでございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 渡辺君。 ◆3番(渡辺拓哉君) 予算が倍以上あって、目標人数が2万人というのはどうかなという思いなんですね。にぎわい祭りのほうで1万5,000人集めたということで、せめて最低3万人を目標。目標ですから、できるだけ高いところにあったほうがいいと思うんです。なので、ぜひ3万人から4万人と目標を設定していただければと思います。 あと、予算も決められた金額でおさめるしかないので、予算を安く上げるための工夫など、もし行っていれば、ちょっと教えていただければと思います。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 予算を安く上げる工夫でございますけども、今まさに内容の検討をしているところでございます。その中で、いろいろ工夫できるところは工夫していきたいと思っております。にぎわい祭りの際の工夫点等も、改めてお伺いできればと思っております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 渡辺君。 ◆3番(渡辺拓哉君) 了解いたしました。いろいろとアイデアなんかも、自分も協力できると思うので、いろいろ相談していただければと思います。 では次、お願いいたします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対して答弁を願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 市民の声の集約方法として、現在3つの手法を実施しております。 第1に、市民満足度調査でございます。市の現状や各施策に対する満足度、重要課題や市民の意向などを把握するため、第2次鉾田市総合計画に基づき、本年1月5日から31日までの期間、無作為に抽出した市民1,000人に対し、実施しました。 第2に、市民ホットラインという意見箱を市内6カ所に設置しました。市民の皆様から、市政全般に対するご意見、ご要望をお聞きし、お寄せいただいた内容は市政運営の参考とさせていただきたいと思っております。設置後、間もないのですが、意見としましては、市内公共施設の充実、療養型医療機関の設置、道路整備など十数件となっております。 第3に、旭、大洋各支所に設置しました地域相談係でございます。経験豊かな再任用職員を配置したことにより、スピード感ある対応をしております。市民センター窓口での相談対応ばかりでなく、各行政区の区長さんを訪問することでご意見等の拝聴にも取り組んでおります。また、鉾田地区においても、政策秘書課の経験豊かな再任用職員が同様に各区長さんを訪問し、ご意見等の拝聴にも取り組んでおります。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 渡辺君。 ◆3番(渡辺拓哉君) ありがとうございます。そうですね、どのようにまとめて、よい意見とかは発信したりとか、実行に移すことが大事だと思うので、例えば公民館とかホームページに寄せられた意見を掲示して、それに対して一個一個答えていくみたいなこともやってもいいのかなと思いました。 あと、アメリカの大統領トランプさんを見習って、ツイッターとか市長がやっても、またおもしろいのかなと思ったんですけど、その辺やっていく予定とかってありますでしょうか、市長。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 最初の設問は、公民館等ですね、まず。その部分については、そういう部分は今後幹部で話をして、ただトランプさんがやっているツイッターというと、何と私そうでなくても鉾田市のトランプと言われていますから、ちょっとあれなんで、それはちょっとここで返答できる状況ではございません。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 渡辺君。 ◆3番(渡辺拓哉君) ありがとうございます。そうですね。聞くだけではなく、発信することも大事ですので、偏った意見を聞くだけではなく、広く意見を聞いてまとめていってほしいと思います。 以上で一般質問を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(井川茂樹君) 以上で渡辺君の質問を終了いたします。 次に、二重作茂兵衛君。          〔5番 二重作茂兵衛君登壇〕 ◆5番(二重作茂兵衛君) 5番二重作です。皆さん、こんにちは。傍聴者の皆さん、お忙しい中、議会傍聴大変ご苦労さまでございます。またですね、本日は鉾田第二高等学校生徒たちも議会傍聴にご苦労さまでございます。初めての議会の傍聴かと思いますが、これらの機会を大切に、将来は市町村議会議員、また市長になりたいと、そういう大きな夢を持ってですね、今日は傍聴していただきたいと思います。 さて、先月25日に、本年度当初に予定していた文化施設に関する件において、市民と市内中学生の約1万1,000人を対象に行う意識調査の実施を凍結するなどの全員協議会がありました。結果は、市側が再検討したいなど、いつものとおり一貫性のない市長の考えが暴露されたかと思います。市民が主役のまちづくりを推進する岸田市長には、議会を初め市民もあきれていると察します。どうか自分の考えを貫いて邁進されることを期待し、通告順に従いまして一般質問を行います。 第1項目のセクハラ・パワハラについてお伺いします。財務次官のセクハラ行為や狛江市長の職員へのセクハラ行為など、トップに立つ人たちがセクハラ行為を起こし、それぞれ辞職したなどと報道されております。このようなセクハラ問題や、またパワハラ問題について、市長はどのように思うのか。また、部課長を初め職員は、このようなことはないのかお伺いいたします。 第2項目めの大竹海岸の整備についてお伺いします。2月に行われた定例議会において、平成30年度の施政方針を発表した中で、市長は市政運営の基本方針のうち、6項目めの誇れるまちの創造で、スポーツでつながるまちとして、地の利を生かし、鹿島灘を利用したサーフィン大会や各種イベント等の誘致を図りますと説明がありました。そのような中で、鉾田市唯一の観光資源でもある鉾田海水浴場がある大竹海岸の整備について、今後どのようにしていくのかお伺いします。 夏場の海水浴客などは、北関東自動車道が開通したことにより、多くは大洗海水浴場や那珂湊海水浴場に流れていた海水浴客も、東関東自動車道の鉾田インターチェンジも開通したことにより、少しは期待できるのかなと感じているところです。しかしながら、大竹海岸は売店などの休憩所が整備されていないことや、トイレの整備がなされていないのが現状であり、集客が見込まれない一つの理由と考えられることから、例えば商工会を軸として、市全体で整備について取り組んではいかがなものかお伺いいたします。 次に、3項目めの企業誘致についてお伺いします。同じく施政方針の中の5項目めの活気あふれる地域の中で、人口減少対策として、他団体と共同で数千社規模でのアンケート調査を実施するとおっしゃいましたが、アンケート調査はいつごろ行うのですか。それとも市民交流館と同様に凍結の方向に向かうのですか、お伺いします。 また、鉾田西部工業団地や廃校跡地を利用して企業誘致を図ると説明がありましたが、具体的にどのような対策を施していくのかお伺いいたします。 次に、第4項目めの飯名地区の説明会についてお伺いいたします。過日、交流館建設予定地であった飯名地区の皆さんに建設中止の説明会を開催しましたが、地区の皆さんにはどのように説明し、またどのような意見があったのか、具体的にお伺いいたします。 最後に、第5項目めの職員の異動についてお伺いします。4月に行われた職員の定期人事異動は、市長になって初めての人事異動を執行したと思いますが、その中で国や県の職員を迎えたり、逆に若手職員を国の機関へ派遣させたりした大胆な異動ではなかったかと思われます。そうした中で、一部の職員ではありますが、部長職から支所長の職に、また課長から館長へと降格した職員や、一方では次期課長になろうであろうとする職員より年下の方が課長になっていると感じます。管理職への昇格を行うときには、人事評価が大きく作用されると思いますが、裏を返せば次期課長候補たちは人事評価制度の点数が悪いせいで課長に昇格できなかったのか、あるいは市長の独断で判断したのかなど、どのような基準で異動を決断したのか。また、降格や昇級に基準があるのか、市長に明確な答弁をお願いいたします。 以上5項目、よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 二重作君の質問に対し答弁を願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 質問の件については、まことに遺憾であります。以上でございます。          〔「答えになってないよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 二重作君。 ◆5番(二重作茂兵衛君) 済みません。もう一回ご答弁をお願いしたいんですが。 ○議長(井川茂樹君) 市長、質問はパワハラ、セクハラについての質問です。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 私、この質問内容を受け取ったところ、市長はどのように思うのかお伺いしますというような部分でございまして、本当に遺憾であるという思いで、そのことで私は思って一言です。 ○議長(井川茂樹君) 二重作君。 ◆5番(二重作茂兵衛君) そのほかの答弁はないでしょうから、次の項目でよろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 2項目めの答弁をお願いします。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 2点目、大竹海岸の整備についてご答弁申し上げます。 大竹海岸につきましては、海岸自体は茨城県の管理となっておりますが、駐車場について市で所有、管理をしているところでございます。駐車場の整備につきましては、平成21年に整備をいたしました。その後、老朽化した箇所につきましては、その都度トイレ等を含め修繕等をしております。現段階で、大竹海岸駐車場の新たな整備計画はございませんが、今後必要に応じて検討してまいりたいと考えております。 議員ご指摘の大竹海岸へ人を呼び込む取り組みにつきましては、はまぐり祭り、海水浴場の開設等を初めとして、フィッシングイベント、各種テレビ等の撮影等がございます。フィッシングイベントに関しましては、本年より観光協会の協賛として、市の名産でありますメロンを提供いたしました。今後も交流人口の増加につながるようなイベントにつきましては、積極的に誘致を図ってまいりたいと考えております。 また、スポーツでつながるまちということでのイベント誘致に関しましては、大竹海岸ではございませんが、6月3日にサーフィン大会を上幡木のとっぷさんて下におきまして、鉾田市としては初めて観光協会が後援をいたしまして、「波乗り鉾田メロンカップ」と題しましてサーフィンの大会を開催したところでございます。今後も大竹海岸を含めまして、市内の観光資源のPR等に努めてまいりたいと考えておりますので、どうぞご支援のほどよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 二重作君。 ◆5番(二重作茂兵衛君) 先日ですね、茨城新聞で、「鉾田で「メロンカップ」 サーフィンで町おこし」と、大分これ大きくPRしていただきました。これ大変いいことです。これとっぷさんて下の海岸ですね。ここでメロンカップをやったということで、大々的にやったということで、これはとてもいいことですから、市長、これはですね、どんどん伸ばしてですね、これとセットにして大竹海岸をやっていただければありがたいかなと思うんですよ。 鉾田の海水浴場は、古くなりますけどね、昭和の時代、昭和40年代ですか、大体入り込み客が40万人ぐらいあったと聞いております。交通網の発達により、特に北関東高速自動車道が開通したことにより、群馬県、栃木県の方々は海なし県でございますから、大洗海岸や那珂湊海岸へ流れていき、鉾田海水浴場へは大体7万人ぐらいになってきていると今思っております。それはですね、東日本大震災、また台風の影響で天気が悪いということで人数も減っているということですが、大竹海岸はですね、駐車場が近くて、それで浜まで行くのに何メーターもないということで、砂浜が焼けていないんです。大洗海岸はですね、駐車場から何十メートルも先まで行くということで、子どもたちが足にやけどをする事態も起こるということで、スリッパとかゴム草履を履いていかないと海まで入れないということですので、大竹海岸の海水浴場をですね、あそこの売店を整備していただいて、できればですね、あそこの駐車場をただにして、それでシャワーとかトイレ、特にトイレ、この間見てきましたが、トイレがひどいということで、トイレの改装をすればいかがなものかと思うんです。環境組合と協力してですね、それでやっていただければ、また環境組合の方々も協力してやってくれると思いますから、そういうところもお話ししてですね、この大竹海岸を整備していただければありがたい思っております。どうですか。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) まずですね、私の公約であるサーフィンということで、本当に関東はもとより日本の中で、茨城県鉾田市のとっぷさんて下、通称下沢海岸ですか、こちらにおいての波は、本当にもう広まっていると。そういう中で、観光の名所、人口交流を拡大するために私のほうで提案しまして、それでプロの方、その中で観光協会の私会長でございますので、タイアップして、正式名称が「第1回波のり鉾田メロンカップ」ということで、6月でございますので、そのネーミングで始めました。そして、その中でフラの、フラダンスですね、フラの方々のご協力を得て、本当にいろんな方が、世界選手権で2連覇したサーファーも来ました。そういう部分で、もう本当に観光。 そして、最近はメロンの放送では亀山さん、そしてフィッシングでは鉾田の海岸ということで出ております。私もテレビで見ましたけど、本当にこの自然豊かな、いつも同じになっちゃいますけど、東に鹿島灘、北に汽水湖の涸沼、そして南に北浦と、このような環境豊かなすばらしい地域は、日本でも鉾田市以外にないと私は自負しております。その中で、二重作議員がおっしゃったように、私も大洋汲上生まれなものですから、小さい小学校のとき自転車で、あのときプール50円でしたね、入るの。それを持って行ったのを思い出しまして、本当に大竹含めまして、ましてやハマグリの部分が、鉾田市の部分は大竹海岸のみのハマグリがとれるという部分になっていますので、そしてまた私のところに市のほうにはいろんなイベント、いろんな方の来たいと、鉾田市の大竹海岸でいろいろやってみたいという意見もありますので、集客をつけるため、また多くの方々に鉾田市を知ってもらうために、やはりその部分は再考していきたいなと思います。そのときには、ぜひとも議員さんのお力などをおかりしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 二重作君。 ◆5番(二重作茂兵衛君) 前向きな答弁ありがとうございます。ひとつですね、前向きにやっていただければありがたいかなと思います。 もう一つですね、ちょっと苦言を言いたいんですが、産業経済部長、はまぐり祭り、これは市でどのぐらい協力しているの、それをちょっと聞きたいんだけど。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆5番(二重作茂兵衛君) だめだ、自分で答弁したんだもの、はまぐり祭りのこと。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 済みません。ちょっと手元に資料がないもので、ご答弁はちょっとできません。申しわけありません。 ○議長(井川茂樹君) 二重作君。 ◆5番(二重作茂兵衛君) では、教えますか。山田売店が一手に引き受けてやっているんですよ、あれは。それで、市ではあのパンフレット、あのぐらいのものを近くにPRでやっているというのが現状かなと思います。裏にいませんか、やっている人。恐らく山田売店が何十トンというハマグリをですね、自費で買って、それでトラクターであそこの砂浜を耕して、そこでハマグリをまいてですね、それで用意ドンでやっているというのが現状なんです。山田売店の社長さんが言っていましたよ。市では何もやってくれないと。これでは鉾田市の大竹の海岸は寂れるばかりだということで、大変苦言を、私は行って怒られてきました。どうかひとつですね、市長を初め産業経済部長だとか、そういう方にお話をしていただいて、それでこの大竹海岸を発展させてくれという提言をいただきましたので、お話ししておきます。 議長、次の質問でお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対して答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、企業誘致につきましてご答弁を申し上げます。 先ほど議員からご質問がありました企業立地に関するアンケート調査につきましては、一般財団法人日本立地センターが実施しております「立地意向に関する合同アンケート調査」に参加して取り組んでまいりたいと思います。このアンケートにつきましては、1地方公共団体1,000社程度で申し込むことができます。今年度につきましては、19自治体からこの意向調査に参加があったというふうに聞いております。したがいまして、1万9,000社の企業に対してアンケート調査、あわせてそれぞれの参加自治体の情報をダイレクトメールで送るというような形でのアンケート調査の実施となります。実施月につきましては、今年度は前期分の実施ということで、7月にかけて実施するということになってございます。 これらの結果ですね、今まで待っているだけでPR等も特にしてこなかったというのが現状でございますが、直接企業にアプローチをすることで鉾田市の内容をよく知ってもらって、そういった企業動向の発掘に、立地企業の発掘に努めてまいりたいと思います。このアンケート調査にあわせまして、日本立地センターのほうの機関誌あるいはホームページ等にも本市の情報の掲載をお願いしているところでございます。さらにですね、昨年度制度化しました「鉾田市企業立地及び雇用促進奨励制度」についても、あわせて周知徹底を図っていきたいというふうに考えてございます。 しかしながら、PRしても企業が新たに立地をする工業団地がまだ未造成のままであるというのが現実でございます。その点につきましても、昨年度鉾田西部工業団地につきましては、約20ヘクタールにつきまして埋蔵文化財の試掘調査を実施しました。上山鉾田工業団地側のほうの20ヘクタールについて埋蔵文化財試掘調査をした結果、文化財は確認されていないということで、今年度茨城県のほうでは3.6ヘクタール部分、上山鉾田工業団地と接する3.6ヘクタール部分について可能性調査ということで、上山鉾田工業団地の調整池を活用して、ちょっと整備できないかということで可能性調査を実施するということを伺っております。このようにですね、早急に鉾田西部工業団地の造成につながるよう、引き続き要望してまいりたいというふうに考えてございます。 続きまして、廃校跡地につきましては、今年度からですね、担当がまちづくり推進課のほうに移管されたということになります。その中で、学校跡地についても早急にですね、方向性を検討していかなくちゃならないというふうに考えております。先ほどの企業立地のアンケートの情報提供として、廃校予定の学校等の情報も掲載したいと考えております。そういった部分で、サテライトオフィスとか、そういった部分の活用についてもあわせて研究をしてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 二重作君。 ◆5番(二重作茂兵衛君) 企業のアンケート調査、これは茨城県でも恐らくやっていると思うんです。先般、茨城新聞で、大井川知事がやったというので掲載されているかなと思うんです。これもですね、千何百社で恐らくきかないと思うんですが、アンケート調査をやったということで、茨城県は立地条件もいいということで、高速道も鉾田のインターチェンジまで来ているし、あと圏央道とかこういうのが開通して、大分茨城県が近くなったかに思えますので、どうかひとつですね、早急にアンケート調査をしてですね、ぜひとも鉾田市の工業団地にですね、企業を誘致していただければありがたいかなと思っております。 それでですね、今上山の工業団地、あのままだと更地で、農地なんだよね、あれね、まだ。だから、あそこを整備したり、いろいろ農業委員会とか何かかけるとか何かして、早くあそこを企業が来られるような下準備をすればいいかなと思うんですが、その辺はどうですか、総務部長。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) 二重作議員おっしゃるとおりですね、現状のままではなかなか企業が張りつかないと思います。そういうわけで、市長のほうからも直接大井川知事のほうへ、鉾田西部工業団地の早期整備については要望しているところでございます。 それで、県のほうの動きにつきましては、先ほどご説明申し上げたとおりでございまして、当面山林部分、上山鉾田工業団地に接する3.6ヘクタールについて、先行的に調整池を、現状の上山鉾田工業団地の調整池を活用しての整備ができないかということの可能性調査を今年度やるという方向で伺っております。そういう意味で、徐々にではありますが、鉾田西部工業団地につきましても動き始めているのかなというふうには考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 二重作君。 ◆5番(二重作茂兵衛君) 早急にやっていただければありがたいかなと思います。調整池はですね、下の巴川までは恐らくもう通じていると思うんですよね、水路は。ですから、あそこをよく整備していただいて、大水のときにはちゃんと流れるような形でやっていただければありがたいかなと思います。 次の質問をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問について答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、飯名地区における説明会での地区の方の意見等についてご答弁を申し上げます。 4月13日に、飯名区の皆様に対して(仮称)鉾田市民交流館建設事業の白紙に伴う説明会、市長参加のもとで実施をしております。内容的には、冒頭市長から市民交流館の建設を白紙に至った経緯等について説明をさせていただいたところでございます。 また、飯名区の皆様からは、当然市民交流館のためにですね、2年前は建設事業をやるという説明会をやってきて、それで用地取得に至った経過がございますので、規模をもう少し見直してでも、飯名区に市民交流館をつくってほしいというような意見も当然出されました。中には、地元の人は愛着のある土地なので、市長は公約で市民交流館はつくれないんだろうけど、このままにしてもらっては困るので、早急につくってほしい。あと、何も利用されずに、景観ばかりだけでなく治安も不安があるので、このまま放置されるのはだめだというようなこともはっきり申されております。あとは、具体的な要望として、建設予定地周辺の雨水排水対策を充実させてほしい。敷地の除草についても、景観上悪いし、いろんな野鳥とか、そういうところのたまり場にもなってしまうというようなお話もありまして、除草作業もちゃんとやってほしい。敷地の周りはフェンスで囲んで、人が入れないようにしてほしい。あとは、もともとあった道路機能を復旧してほしいというような個別の具体的なお話もいただいたところでございます。 そのような意見を踏まえまして、早期の利活用方針を検討してまいりたいと考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 二重作君。 ◆5番(二重作茂兵衛君) 茨城新聞にですね、こういうふうに出ているんですよね。「住民反発、市、計画撤回で初説明会」ということで、この中にですね、なぜ飯名ではだめなのかと、約束が違うなど不満、反発の声が相次いだということで、何人もこうして、先ほどの渡辺君もこの交流館のことについてですね、質問をしているし、繰り返しになりますが、凍結ではなくてですね、もう少し実の入った話をしていただければありがたいかなと思うんですが、いかがですか。撤回を解消してですね、市長、どう…… ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) これは、今お二方に市長が答弁したとおりでございますので、よろしくお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 二重作君。 ◆5番(二重作茂兵衛君) 余り同じことを聞いても仕方ないかなと思うんですが、それではですね、わかりました。 次の質問でお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 人事異動については、職員の持つ能力と意欲を充分に発揮できるよう職員の異動希望調査を実施したほか、私の公約であります「年功序列人事」から「適材適所人事」への観点を踏まえ実施したものでございます。 また、議員ご質問の降格については、部長級職員での異動、課長級職員での異動でありますので、降任人事には当たらないと考えております。 なお、制度的な事項については総務部長からご答弁させます。以上です。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、私から降任及び昇任についてご答弁申し上げます。 降任については、地方公務員法第27条及び第28条に規定がございます。この規定については、いわゆる分限についての基準でございます。この法律によるもの以外は、意に反する降任等はできないというような規定でございます。降任については、人事評価または勤務の状況を示す事実に照らして、勤務実績がよくない場合や、心身の故障のため職務の遂行に支障があるような場合、その職に必要な適格性を欠く場合、職制もしくは定数の改廃または予算の減少により廃職または過員を生じたと認められた場合、こういった場合については本人の意に反して降任することができるとなっております。これを受けまして、市のほうでは分限審査会条例等を設けまして、こういった事例がありましたら、分限懲戒審査会の審査を経て降任をするというような場合がございます。 そのほか、市では内規として鉾田市職員希望降任降級制度実施要綱がございます。この場合は、本人の申し出により心身の故障や家庭内の事情、いわゆる親の介護等の事情がある場合は、職員本人の希望により降任を申し出ることができるということがございます。これにつきましても、分限懲戒審査会の審査を経て、そういう事実が確認ができた場合は、本人の希望に沿って降任する場合がございます。 次に、昇任についてご説明いたします。例として挙げられました部長級職員や課長級職員について申し上げますと、本市においては任用試験は導入してございません。人事評価の結果や、管理監督者としての能力のほか、政策判断や対外折衝などさまざまな能力が求められる、そういうことを考慮しまして、人事権を持つ任命権者の判断のもと実施されるのが通例となってございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 二重作君。 ◆5番(二重作茂兵衛君) いずれにしてもですね、職員の異動または人事はですね、我々の権限はないものです。市長みずから、これはやっているというようなことでですね、私の目から見て、多少そういうものがあったのかなと思ったわけで、質問したわけでございます。 いずれにしても、職員のやる気の出るような配置をお願いしたいと思います。以上で私の質問は終わります。 ○議長(井川茂樹君) 以上で二重作君の質問を終了いたします。 10分間休憩いたします。                午後 1時56分休憩                                                        午後 2時07分開議 ○議長(井川茂樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 米川宗司君。          〔13番 米川宗司君登壇〕 ◆13番(米川宗司君) 区長様を初め、多くの傍聴者の方々、特に学生の皆さん方には学業、またこれから就活など大変重要な時期に議会の傍聴に来ていただき、まことにありがとうございます。 13番米川宗司です。今日は、記念すべき日といいますか、世界中が米朝2カ国の非核化を初めとした会談が、北東アジア、そして世界の平和と安全のために行われました。我が国としても、非常に歓迎すべきであることと思います。早く平和と世界の安定を望むところでもございます。 さて、通告に従いまして、3項目について順次質問を行います。 まず最初に、人事についてであります。市長は、国や県との結びつきの強化と職員の意識改革のため、組織変更など大きな手だてをしてきました。3月の第1回定例会で、市長提案の副市長人事案件が、質疑、討論さまざまな意見が取り沙汰されましたが、承認をされ、4月からスタートしたところです。市長の女房役として抜てきされ、一つの家庭で申し上げるなら新しい家族になり、家庭、台所を切り盛りするところと考えます。また、県職ということで、市職員にないものに対する大きな夢と期待があるとのことですが、市内において行政経験等のある方も多くいると思います。副市長に対する市長の期待度についてお伺いします。 また、建設部長は県からの派遣、産業経済部長は農林水産省からの派遣でありますが、市職員でもその部署に精通した、また得意分野としてのフットワークのよい職員もいるわけです。その考え、目的についてお伺いします。 次に、副市長にお尋ねであります。県職員時代は福祉畑を歩んできており、福祉に対しては精通したものがあると思いますが、鉾田市という別世界の地で執行部の一員となり、市長を支えるものとして、本市のかじ取り役のナンバー2としての重責を果たさなければなりません。どのような取り組みを持って臨んでいくのかお伺いします。 2点目でありますが、市長にはたくさんの公約を持って、その椅子に座りました。大きく言って6つの公約と申しておりますが、副市長としてその公約実現のための戦略はどのように考えているのか、1つずつの公約を挙げて答弁をお願いいたします。 次に、建設部長であります。略歴を見ますと、平成2年に常陸太田土木事務所をスタートとして、土木関係を主とした分野の仕事に精励され、平成28年4月から土木部道路建設課課長補佐になり、今年度県から派遣で本市の建設部長として着任、本市の道路状況としてもさまざまな問題が山積され、課題も多くあります。市の道路事情は、道路の総延長も長く、改良等も立ちおくれていると思います。建設部長には、県職員時代は土木畑を主に歩み続け、その経験から見て、その状況などをどのように捉えているのか。また、その対処等について考えをお伺いいたします。 次に、産業経済部長であります。本市の基幹産業は農業であります。ほかにも多くの産業を持つ地域で、全国的に見ても平成28年市町村別農業産出額が780億円、平成27年に引き続き、全国第2位を堅持しております。野菜、芋類では、平成26年から3年連続全国第1位となり、名実とも日本で一番野菜をつくるまちとなりました。先人の方々の努力、創意工夫のたまもので、このような地位に君臨したものです。部長は、若くして農林水産省からの派遣であります。本市の経済を担う行政の発信である部署に着任をしたわけですから、ますます大きな期待が寄せられ、責任が問われるものです。先ほどいろいろな質問の中の答弁にもあったようですけれども、その部長としての思い、そしてまた本市の産業経済のより一層の活性を図るために、どのようなことを考えているのかお伺いをいたします。 2項目めの機構改革についてであります。組織変更により、最強の布陣で強力な機能を発揮するために、総務課防災係を危機管理室に昇格、改めたところですが、どのように変わったのかお伺いいたします。 旭、大洋両総合支所に地域相談係が新設されました。市長は、当初話されていたのは、地域相談課を設けると言っていたと思います。なぜ課から係になったのか。また、その役割、そして4月からスタートしたわけですが、その経過等についてお伺いいたします。 次に、最後の項目の道路についてであります。合併特例債道路として始まった涸沼・鹿島灘海岸道路の事業、多少は進んでいるようですが、当初の計画と現在の状況、これからの見込みについてお伺いいたします。 本市が誕生する前に、3町村においてそれぞれの道路建設、拡幅舗装など要望が数多くありました。市誕生後は、そのランクづけをして進めているわけです。旭2026号線は、旧旭村からの継続事業でありましたが、10年からの思いで完了したわけでございます。やっと来た春のようでございます。しかし、その先の約数十メートルが手つかず、経過はどのように進んでいるのかお伺いいたします。以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(井川茂樹君) 米川君の質問に対し答弁を願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 初日、提案説明の中でも述べさせていただきましたが、私は就任後、鉾田市を担う市職員個々の能力を向上させるため、国や県など関係機関との人事交流を積極的に取り組んでいるところであります。国と県との結びつきの強化と市職員の意識改革のため、茨城県での豊富な行政経験を有する寺門副市長、農林水産省キャリア官僚の鈴木産業経済部長、現役の茨城県職員である寺家建設部長を招聘しました。3人には、国や県で培ってきた知識と経験を生かし、鉾田市の発展及び市職員の人材育成にその能力を遺憾なく発揮していただきたいと期待をしているところであります。 また、人材育成の一環として、鉾田市から若手職員3人を農林水産省、環境省、茨城県販売流通課に派遣しております。この3人には能力向上はもとより、幅広い人脈が構築されることに期待しております。3人の貴重な経験が20年、30年後、鉾田市の行政運営の礎になるものと期待しているところであります。以上。 ○議長(井川茂樹君) 米川君。 ◆13番(米川宗司君) 先ほど市長の答弁をいただいたことは前々から聞いておりますし、新聞等々にももう出ていますし、十分にわかるわけですけれども、私の質問と市長の答弁に若干のですね、隔たりがあるのかなと思っております。できれば1回目の答弁として答えてもらいたいんですけれども、再質問ですから2回目になったわけです。 だから、私は3人の、いわゆる副市長、そして建設、産業経済部長をどのように期待しているのか。ただ総合的に、若い職員の指導をしていただきたい、何かを変えてもらいたいという、そういう考えは十分に理解できるんですけれども、例えば副市長にはこういうことで特に力を入れてやっていただきたい、建設部長にはこうですよ、産業経済部長にはこうですよということを、大きな期待と、期待外れになるかもわかりませんけれども、市長としてはただ3人を新しく受け入れて3人を放出して、ドラフトみたいな感じだと思うんですね。ですから、行って勉強してもらうのは、これは結構ですけれども、来ていただいた副市長を初め2人の部長さん方には、この部分ではこういう働きをしてもらいたい。副市長には、トータルとして市のいろいろあると思うんですけど、これから副市長にも質問をしますけれども、市長としてはどういう考えがあるんですかと。漠然として雲をつかむような話では、さっぱり鉾田市も前へ伸びないと思うんですね。ですから、私は先ほど申し上げましたように、それぞれの副市長、建設部長、産業経済部長にはどのように期待とまた目的があるのか、その辺を詳しくお願いをしたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) まずですね、総合的なものは先ほど申したとおり。 副市長におきましては、人事のときも鉾田市にそういう人材はいないのかなという話がありまして、人材はおりました。しかしながら、県とのパイプを構築したいという思いと、そして国にも出向している人材の方でございますので、また福祉関係あらゆる面で能力があるということで副市長に招聘したということでございます。また、茨城県におきましても、鉾田市に副市長として人材がいませんかということで、退職される方が名前が挙がってきた中での招聘でございます。その中で、私の女房役でございますので、本当に5万の市民のために働いていただきたいという思い。そして、今までと違った、チェンジ鉾田という私、言葉も使っておりますので、職員の皆様方にも今までと違った指導をしていただけるんではないかなという思いでございます。 そして、産業経済部長でございますけども、農林水産省のキャリアということで、通常は47都道府県に出向するような方なんですけれども、我が鉾田市の思いをお酌みいただきまして、鈴木産業経済部長が鉾田市のほうに出向するような形になりました。やはり都道府県に行くだけの能力のある方を、我が鉾田市に来ていただきたいという思いで、本当に部長の能力を遺憾なく発揮して、さらにこの全国農業産出額第2位の780億円の鉾田市において、農業、畜産等含めまして2年間勉強していただいて、そして農林水産省に戻ったときには、霞が関で本当に今後の国のために、農業のためになってもらいたいなと思います。この2年間鉾田市に、私は大いに期待しております。 建設部長につきましては、大変インフラ整備がおくれているというような状況におきまして、やはり本格的な実績のある方、建設課におりましたので、その辺も含めまして職員の指導もしていただきたい。そして、鉾田市のインフラの整備のためにもそういう方が必要だなという思いで、県のほうからも招聘させていただきました。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 米川君。 ◆13番(米川宗司君) それぞれのお三方に市長の期待する、また望むところの意気込みがわかりました。副市長にしても両部長にしてもですね、こういうことをしてもらいたいということは、市長の発信がなければそれぞれできないと思うんですね。例えば、それぞれの家庭においても、いわゆるお父さんが何も発信しないのに、お母さんが勝手にやるわけにもいかない。また、家庭の中でいろいろ役はあるようでないかもわかりませんが、やはりお父さんの許可というか、そういう体制が一般的だと思います。特に鉾田市の場合には、あれも変えたい、これも変えたいと、いろいろ変えることがたくさんあって、岸田市長は毎日勇気りんりんのように臨んでいるわけですけれども、副市長の発想、それぞれ2部長の発想、そういうものも、やはりここの鉾田市に来たときは考え等々があるかと思うんですね。それを頭から抑えないで、俺が言うとおりにやれよとかそうではなくて、やっぱり市長もそういうほかからお願いをしたお三方でありますから、そこは理解を持ってやっていくのか。議会の言うことも余り聞かないで、1人で突っ走っているような状況でもあります。そういうところをですね、お三方にできるのかできないのかですよね。それを市長として受け入れるのか受け入れないのか、その辺についてお伺いします。 ○議長(井川茂樹君) 市長。 ◎市長(岸田一夫君) 私のイメージとして、やはり力でやるというふうになっているのかなと思いますけども、やはり緊密な連携を図り、柔軟な政治をしたいという思いで、とりあえず鉾田市の状況を見ていただいて、その後、緊密な連携を図っていきたいと。私はこの風貌ですと、力でいくというように思われていますけど、そういうことがないように、誤解を招かないような政治をしたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 米川君。 ◆13番(米川宗司君) 次の質問の答えに行きたいんですけど、その前にですね、決して市長は力があるとは、剛力で持っていくとは思っておりません。しかしながら、いつでもですね、唐突なことを始まりますんで、その辺はですね、優秀な人材と存在があるわけですから、その辺を十分に、議会を欺くような、決してこの間の答弁ではないですけれども、ないがしろにしているということは言っておりますけれども、ないがしろもこの上もないないがしろとは、唐突も本当に突然ならわかるんですよね。今まで何も言わなくていて、言ったから突然で、いや、これは参っちゃうと。でも、今まで一つのことを流しておいて、それをがたっと変えるのは唐突なんですよね。ですから、そういうことがないようにですね、このお三方にもですね、十分に力を発揮していただくような環境を市長につくっていただきたいと思います。 次の答えをお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し、副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 私には2つご質問がございました。 最初に、1つでございます。どのような思いでというお話でございますけども、私はさきの第1回定例会で議会のご承認を得て、4月1より副市長に就任をさせていただきました。この副市長という非常に重責でございますので、身を引き締めてですね、日々の公務に誠心誠意取り組んでいるというような状況でございます。 岸田市政をですね、補佐する立場ということでございますので、私自身がこれまで培ってきました、先ほど福祉というお話がございましたが、それ以外にも商工とか企画とか土木とか行ってまいりましたので、そういった知見や経験を生かしてですね、市長の掲げる6つの公約を実現できるように誠心誠意努力してまいる所存でございますので、議員各位のご指導、ご協力をお願いしたいと思います。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 米川君。 ◆13番(米川宗司君) 副市長には、県職という崇高な場所での仕事をされて、それぞれの分野分野でご活躍をされてきたことに対しましては深い敬意を表するところで、そしてまた鉾田市の副市長となってこれからやっていくわけですけれども、確かに培ってきた経験、そして人脈とか知見を生かし、市政のために頑張るんですよという意気込みは十分わかるんですけれども、幾らこれまで培ってきた経験とか、今までの環境とはですね、少し変わった、今まで副市長が鉾田市に何か縁あってですね、何年かいたとか、そういうことで鉾田市を深く理解はしていないのかなと思っています。任期は市長の任期ということで、約4年ということですけれども、その4年の中でこのような人脈、経験、知見と言いますけども、鉾田市を理解しないことには、幾らどういう方でもですね、力を発揮できないと思っております。 そういうところでですね、副市長が副市長と、先ほど申し上げましたように、家庭で言えばお母さん役でありますから、うちのお父さんはわけのわかんないことばかり言っているということも、これも思うんではないかと思います。そこでですね、お父さん、違うべよとか、いや、こうでしょうとか、こうやりましょうとかということを、先ほど市長にも言いましたけど、それはそういうことはないですよと言いますけども、やっぱりそういうところは意見としてですね、ばんばん言っていただければと思います。ただ副市長という席に座って過ごすのか、存在感をあらわしてびしばしやるのか、議員を議員でないと思うような感覚でやっていただければ。 そして、先ほどから初めてのこの議会に来て全員協議会、さらにはこの6月の定例からですね、来ていただいて答弁等々をいただくわけですけれども、見たところ何言っているのかなという、みんな議員の皆さん何言っているのかなというような感じにも見受けられるわけですけれども、そういう大きなですね、気持ちで、そして何事にも立ち向かう、また家庭の中を切り盛りする存在でありますから、その辺は力を発揮していただきたいと思います。 また、職員の全体の取りまとめということも、副市長に課せられたものと私は考えます。若い職員のですね、意見も聞きながら、そして年配といいますか、ベテランの職員の意見も引き受けて、そして風通しのよい職員間、そして風通しのよいサービスができるように、それはお母さんの役目であるかと思っています。お父さんは、どうもどこのお父さんも風通しがよくありませんから、その辺は副市長として、一応どう考えていますか、お願いをしたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 今議員ご指摘のように、私もまだ勉強中でございますので、そういった意味では、鉾田市についてはまだまだ知らない部分もございますし、それからこれまでの経緯等、まだまだ勉強が足りない部分もございます。しかしながら、議員ご指摘のように、市長の対外的なパフォーマンス、非常に一生懸命やっているという印象を持ってございますけども、そういった意味でそれを支えるという立場だと思いますけども、中のですね、いわゆる事務方のトップとしてですね、各職員の話を丁寧に聞いたり、あるいはこれまでの経緯を聞いたりしてですね、できるだけ少しずつではありますけども、皆さんが言いたいことを言えるような、そんな環境になっているんではないかと思っておりますし、そういう立場でですね、逆に言えばそういう職員の意を含めた形で市長にも物を申していきたいというふうに思ってございますんで、そういった意味では議員各位のですね、ご協力をいただきながら、少なくともいい方向性に持っていきたいというふうに思ってございます。以上でございます。          〔「次をお願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁願います。副市長。 ◎副市長(寺門利幸君) 2つ目の6つの公約について、具体的にどういう戦略だというお尋ねでございます。 私は、4月に就任以来ですね、勉強というのも兼ねてございますけど、さまざまな現場を見せていただいたり、それから多くの人の話を聞いて、私は鉾田市は非常に恵まれているなというふうに感じたところでございます。先ほど来お話が出ていますように、農業産出額で全国2位であること、あるいは豊かな自然環境が身近にあること、さらにですね、鉾田市に対して非常にプライドを持ってよくしたい、そういう方が大変多くいるということについては、非常に私は実感させていただいて、市にとってもですね、それが大きな財産ではないかというふうに思ってございます。そういった意味では、こういった農畜産業、あるいは自然環境、あるいは豊富な人材、こういったものをですね、その分野だけではなくて、さまざまな分野に活用することが大事ではないかというふうに思ってございます。 先ほど6つの公約それぞれというお話がございましたけども、それぞれというよりは、さまざまな分野をですね、活用して連携を深めると、そういうことが一番大事ではないかと思っております。行政だけではなくて、市民あるいは議会、行政がですね、鉾田市をよくするんだという、そういう共通認識を持って、一体となって推進することによって、新しい市長のですね、6つの公約も実現できて、新しい鉾田市が見えてくるんではないかと、そういうふうに思ってございます。 そういった結果ですね、多くの市民が市の取り組みにも参加をいただいて本市のよさを実感していただき、行政の職員もですね、やりがいを感じられ、議会もそれについて応えようとする、そういういい循環になることによって、新しい鉾田市が見えてくるんではないかと思ってございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 米川君。 ◆13番(米川宗司君) 確かにですね、市長の掲げる6つの公約と言って、私どもにも理解のできない6つの公約でありますけれども、公約は公約ですから、いろいろありますよね。何だか本当に取りとめのないような公約もあるであろうし、いや、これはやっぱりいいのかなというふうなものもあるわけですけれども、この公約を実現のために副市長としては、やっぱり市民も参加しながら、議会も、そしていろいろな分野で参加して、それを構築したいという考えですけれども、先ほど申し上げましたように、副市長の意気込みはこれからですね、大いに期待をするところです。 ただ市長の、先ほど申し上げましたように唐突な部分もありますので、その辺はですね、十分に運転をしていただいて、例えば各部長はその旨をお話ししても、これは聞き入れてもらえないのかなというふうにありますので、各部長のいろいろな意見等々もあろうかと思いますので、その辺を十分に反映できる役として頑張っていただきたいと思います。以上です。 次、お願いします。
    ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁を願います。建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 本市の状況分析についてでございますが、私は本市に着任いたしまして2カ月になりますが、各区長様から道路建設課へ道路などにおける要望が数多く提出されていると感じました。内容を見ますと、生活道路などの維持修繕についての要望が数多くあり、そのほか集落間を結ぶ市道の拡幅整備、さらには国県道につきましても道路拡幅やバイパスなどの道路整備の要望でございました。このようなことから、市内の道路整備の必要性は非常に高いと実感しております。 この要因は、茨城県の道路延長は、北海道に次いで全国第2位となっていることから、鉾田市はもとより、県内の市町村においても道路の整備がおくれているものと思われます。さらに、近年におきましては道路財源の確保が困難であること、そのほかに地権者の方々のご協力は必要不可欠ではございますが、その中で相続や共有地などがある場合には、土地の所有者を調査するなど作業や交渉に膨大な時間がかかります。また、筆界未定地などがあれば、これらが解決しないと工事が着手できません。このように多くの課題を解決しなければ、道路整備は進まないと分析いたします。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 米川君。 ◆13番(米川宗司君) いろいろと本市の道路事情等については、それぞれの課の職員からいろいろ報告があっての答弁だったかと思っております。全く鉾田市の道路の現状とすれば、今部長が申し上げたとおりであると思っております。早く拡幅舗装というものは、当然区長さんを初め地区の皆さんの望んでいるところでございますけれども、やはり5メーターという拡幅ということがなかなかネックになっておりまして、それをクリアすることもままならないというところもあると思います。そういう面で、財源も非常に不足しているのかなと思っております。 ですから、当然建設部長も今までの市の職員にですね、ないものを望んでいるわけですから、その辺をですね、私がやっても誰がやっても同じですよということではなくて、何かやはり先ほど市長が言うように、建設部長にも期待度を高くしているわけですから、当然それに応えなければならないかと思っています。恐らく2年ではないかと思いますけれども、先ほど申し上げましたように、鉾田市になれたころにはいなくなっちゃうのかなというような状況であろうかと思いますので、それを最短でですね、やれるような意気込みをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 私も鉾田市が初めてではございませんので、高校のときですね、鉾田一高という学校に通っておりまして、鉾田市については全然わからないわけではございませんので、いち早く、一日も早く別ないろんな、鉾田市も広いエリアでございますが、十分に市の内情を把握して、一日も早く市の発展につなげるように頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。          〔「次をお願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に答弁願います。産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) 6点目、私の抱負についてご答弁申し上げます。 議員ご指摘のとおり、鉾田市の農業でございますけども、市町村別産出額第2位の実力のとおりですね、肥沃な大地と意欲ある農業者に恵まれていると思っております。個々の農業所得も高くてですね、非常に精力的に農業を行っている地域であると認識をしてございます。 これまで国の役所で全国の産地を見てまいりましたけども、個々の経営者がですね、単発的な取り組みとして積極的に生産や販売に取り組んでいる地域はございますが、産地全体として見てみると、なかなか元気がないような地域が、やはり全国的には多いというふうに認識をしております。そういった点で、鉾田市についてはですね、今私も産地をいろいろ回っているところでございますけども、印象としては非常に元気のある、非常に農業として勢いがある産地だと認識をしております。なので、こういった地域に来られたことについては、非常に私にとっても幸せなことですし、お招きいただいた市長には感謝をいたしております。 こういった農業の一層の活性化ということでございますけども、先ほど小沼議員の答弁でも少し申し上げましたが、東京にも近く、売るときには非常にアクセスがいいというような優位なところはあるんですけども、やはりちょっと単価等が安い部分があるというふうに感じております。なので、私の当面の目標といたしましては、高く売れるものは高く売るというような形で、ブランド化等の取り組みに限らずそういったことを通じて行うことで、農業者の所得をぜひ向上、さらに向上させていきたいというふうに思っております。そういった高く売れているということは、農家の自信にもつながりますし、鉾田市の農業者としての誇りも生まれるものでございますので、そういったお金以外のメリットもたくさんございます。そういった形で、ブランド化の推進とか、あとはそういった6次産業化みたいな形で、どんどん販売力の強化みたいなものも図っていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 米川君。 ◆13番(米川宗司君) 先ほどですね、小沼議員にも答弁したようなことですけれども、これだけの農業を基幹とする地域であります。780億円という第2位であります。ついこの間までは720億円だったんですけれども、60億円も伸ばして第2位についたということです。第1位が愛知県の田原市の852億円だったと思いますけれども、もうマラソンでいえば第1位の背中が見えてきたのかなというふうに思っております。もちろん産業経済部長も、そうそう鉾田市には部長としていつまでもいるような状況にはないかと思っております。そういう面でですね、1~2年のうちには産出額第1位という、いわゆる市長に指名をされたような気もするわけです。では、それをどのようにやったらいいのかというよりも、まずはいろいろなブランドアップとか、いろいろ戦略もあると思います。 含めまして、そういう宣伝効果をどのようにしたらいいのか。先ほどからも質問もありましたように、うまかっぺはどうするのかとか、いろいろにぎわい祭りはどうするのか、トータルでもって、やはり第1位になれるのかなと思っております。特に農協は2つありますんで、その農協をですね、うまくやれる、いわゆる行司役として、この産業経済部からいろいろなものを発信できればいいのかな。生産者は生産者で努力しながら、また産業経済部は産業経済部としてやっていかなければならないと思っております。そして、ぜひともですね、第1位のことについて、部長の意気込みをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(鈴木賢君) ありがとうございます。1位は、議員ご指摘のとおり背中が見えております。産出額でございますので、これは単価を上げて産出額をふやすと。もうちょっと生産量を上げても構いませんし、そのためにいろいろなことができると思います。農業者の皆さんの意見も聞きながら、早急にいろいろやっていきたいと思います。確かにおっしゃるように、いつまでいるかわかりませんので、なるべく早く私も手を打っていきたいというふうに思っております。以上でございます。          〔「次をお願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁を願います。市長。 ◎市長(岸田一夫君) 私の公約である6つの基本政策において、1点目に掲げているのが行政改革でありまして、「市民が主役」、「市民の声が届くまちづくり」、「市役所イコール市民の幸せをつくる会社」を標榜し、組織改革及び人材育成を推進しております。 その中で、機構改革の一環として、今起きてもおかしくない災害に対して、防災・防犯対策の強化により、安全なまちづくりを目指して、総務課内に危機管理室を設置し、地域防災機能の充実を図りました。 近年、自主防災組織などの地域ごとの取り組み等、より地域防災力の重要性が増しており、危機管理室に管理職を配置することにより、これまで以上に事案に対するより迅速な対応をしてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 米川君。 ◆13番(米川宗司君) 危機管理室についての目的等について答えていただいたんですけれども、より以上のものをやるんだということですけれども、何人ぐらい職員はふえたんですか。今までと、防災交通係よりも、どのような強力な布陣にしたのかですね、あとその中の業務の内容といいますか、仕事の余計な部分ができたのか、今までと同じなのか。その2点をですね、伺いたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) まず、室になりまして、どのぐらいの人がふえたのかというご質問でございますが、当時危機管理室ができた、危機管理室に昇格させることにしたときの段階では、職員を1名増員するような計画であったというふうに聞いてございます。しかしながら、年度末になりまして、退職の志望あるいは若い人の急な退職等がありまして、結果として人員増はできなかったと。昨年に引き続き、臨時職員で対応という形になってしまいました。 それで、新たな業務がふえたのかということでございますが、新たなことといいますか、より地域防災力の強化に努めることだと思っております。例えば、自主防災組織百十幾つか登録はしていただいておりますが、具体的な各地区での対応マニュアルの作成とか、そういった地域防災力の強化というのは努めていかなければならないと考えております。そういったものを実施していくためにも危機管理室に昇格させたわけでございますが、今年度につきましては、先ほど言った理由で増員はできなかったというような状況になってございます。以上でございます。          〔「あと内容は」と呼ぶ者あり〕 ◎総務部長(関谷公律君) 内容につきましては、先ほど申し上げましたように、より地域防災力、これは消防団を含めてですが、そういった住民単位での地域防災力の向上に努めていく必要があると考えてございます。それを具体的に今年度どうするかということでございますが、モデル的にですね、地域で防災訓練等も実施したいというようなお話もございます。そういったものを、できる限り多くやっていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 米川君。 ◆13番(米川宗司君) 内容的に、人数がふえないから同じような内容でやるということなんですけども、危機管理室という名称変更したということは、当然内容にも変更があるのかなと思ったんですけれども、昨日は台風の影響で、学校が早々昨日のうちに休校という宣言が出ました。そういう中で、この危機管理室としてですね、やはり市の危機管理室ですから、当然そういう学校の気象関係とか含めまして、この危機管理室でいろいろ発信したり情報収集等をやったのか、この辺を伺いたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) 危機管理室、これは従前にも増して、そういった災害対応については総務課防災交通係の中で情報収集等には努めてまいったところでございます。昨日の台風に関しましても早期の決定ということで、これは教育委員会サイドのほうで決定しましたが、いち早くそういった情報は危機管理室の室長のほうへ連絡が届きまして、市長のほうへ上げていくというような体制をとってございます。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 米川君、3回です。 ◆13番(米川宗司君) これ質問はしないですけども、それは危機管理室のほうに、その旨室長に申したということですけども、休校にするためにいろいろ、やはり危機管理室ですから、当然教育委員会と決めて危機管理室に報告ではなくて、やはり危機管理室を絡めて教育委員会、そして当然危機管理室とともにですね、どういうふうな方向づけをしたらいいのかということをやっぱりやらなければ、この役目が何ら変わりないわけですね、今までと。では、そういうことも含めまして、これからは入梅の雨のシーズンになって、いろいろな災害等々も起きるかもわかりませんが、そういうことも含めまして、危機管理室を大いにですね、やっぱり活用して、また活躍してもらって、市民の安全、また子どもたちの安心をですね、構築していかなければならないかと思っておりますので、この機能を十分にですね、生かしていただければと思っております。 次をお願いします。 ○議長(井川茂樹君) 次の質問に対し答弁願います。総務部長。 ◎総務部長(関谷公律君) それでは、各所に新設された地域相談係の役割と実績についてご答弁申し上げます。 最初にですね、米川議員からご質問がありました、市長の公約では地域相談課だったのが、なぜ係になったのかということでございますが、昨年度の機構改革の中におきまして、市民センターのセンター長の管轄の中で、新たに地域相談係と明示して、市民の信頼、市民から意見を受けやすい、そういった体制をつくれば市長の公約が達成されることができるだろうということで、とりあえず地域相談係、各市民センターにおいて、市民センター長の管轄のもとで地域相談係ということでスタートをしたというようなところでございます。 それで、具体的な内容でございますが、地域相談係には経験豊富な再任用職員3名ずつ配置をしてございます。これは、窓口での相談業務ばかりではなく、実際に行政区の区長さん宅を訪問してご意見を拝聴する取り組みを行っております。またですね、鉾田地区ではどうするかということで、鉾田地区におきましては広聴業務の一環としまして、政策秘書課の再任用職員がですね、大洋、旭と同様に各区長さん等を訪問して、ご意見を拝聴しております。主なご意見としましては、通学路の堆積土砂の撤去や、小学校統廃合による校舎等の利活用などの提言等をいただいてございます。こういったご意見をいただくことによりまして、行政との信頼関係を築き上げていきたいと考えてございます。 旭、大洋市民センターの地域相談係の実績につきましては、各センター長からご答弁をさせていただきたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 旭市民センター長。 ◎旭市民センター長(飯島衛君) 地域相談係につきましては、4月から主任係長1名、係員に再任用職員3名を配置し、業務を行っているところでございます。5月から、職員2名体制で各区長さん宅を訪問し、各区で抱えております問題や課題をお聞きし、時には一緒に現地を立ち会い、その実態を把握し、その後、各区から寄せられました問題や課題を関係各課に報告し、情報を共有し、地域に寄り添った体制で対応を図っているところでございます。 これまで各区長さんから44件の要望等をいただきました。中でも一番道路の補修等の要望が26件と、全体の6割近くを占め、次に防犯灯といった防犯上の要望等が8件などとなっております。また、ダイヤルインにつきましては、担当課がわかり便利であるとのご意見などもいただいております。お留守でお会いできていない区長さんもおりますので、引き続きお留守でした区長さんに関しましても日程を調整し、訪問したいと考えております。引き続き区長さんから要望等をいただきましたことを担当所管課と連絡調整し、結果報告を確認しながら対応していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 大洋市民センター長。 ◎大洋市民センター長(小沼三男君) それでは、大洋市民センターの状況についてご答弁申し上げます。 大洋市民センターにおきましても、主任係長1名、再任用職員3名配置によりまして従事をしているところでございます。訪問につきましては、2名体制により訪問をしている状況でございます。30名の全区長さん宅の訪問は終了しておりますけども、不在の区長さんにおかれましては、再度訪問を実施していきたいと考えております。区長さん訪問時におきましては、これまで電話等で伝わりづらかった状況も直接確認できるなどのご意見も伺っております。 次に、実績でございますが、現在47件の要望等が寄せられてございます。相談事項といたしましては、旭地区同様、道路に関する相談が多い状況でございます。要望内容につきましては、担当所管課と連携、調整しながら対応しているところでございます。また、寄せられた相談内容につきましては、要望、意見、提言、苦情等も含めまして、地域相談の一つとして対応していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 米川君。 ◆13番(米川宗司君) 地域相談係ができて、非常に市民の、またさらに両支所の皆さんは便利になったのかなと思いますけれども、つくってもつくらなくても変わりはなかったのかなというような私は気がいたします。と申しますのは、やはり区長さんというそれぞれの、市長の諮問機関であります区長さんがおるわけですから、当然区長会の集まりにも、今言われたように道路の話とか、いろいろな地区の困り事とか話が出ていたと思うんですね。わざわざ再任用の職員を置いてですね、では地域相談係が権限があるのかといったら、何の権限もないでしょう、聞きっ放しでしょう。だから、いかに地域相談係が、例えば道路の話であれば道路建設課へ行っていち早くできるのか、そういうスピード感がなければ、つくった意味は何ともないと思うんですよね。ただ、区長さんのところへ行って世迷言を聞いて、何があるんですか、なければ後で来ますよ、そういう御用聞きみたいなことをやったって何の成果も上がらないと思うんですよね。もっとスピード感を、市長がいつも言うようにスピード感があるのであれば、もちろん権限は与えられないと思うんですけども、各課それぞれの関連の部、各課に行ってですね、早くその聞きっ放しではなくて、結果を出すように努力しなければ何もならないかと思っています。 そういう面でですね、答えはいいですから、頑張っていただきたいと思います。時々私も支所にお伺いして、話を聞きたいと思っております。 次の答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(井川茂樹君) 3点目、道路について、1つ目の質問に対し答弁願います。建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) それでは、道路についてお答えいたします。 涸沼・鹿島灘海岸地区道路の進捗状況でございますが、本年度、荒地地内の未改良箇所約90メーターの工事を発注しておりまして、この整備により、現在供用開始している箇所を含めまして、沢尻・荒地地内の約1,230メーターが完了する予定となっております。本年度も引き続き、供用開始している北側の沢尻地内約600メーターの用地測量を発注する予定となっております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 米川君。 ◆13番(米川宗司君) 部長も来て、この地区のこと、またこの合併道路のことについて十分に勉強したかと思います。この合併特例債道路で、これは延長が涸沼駅まで持っていくという構想のもとに始まった事業であります。今、涸沼もラムサール、そして涸沼駅の改修とともにですね、やっぱり道路の整備が早く叫ばれている状況です。そういう面で、早くつなげるような、そういう部長のですね、もう新しく来た部長なんですから、期待を持っているわけです。 そして、鉾田市発展のためには、やはり道路からということもございますので、まず当面は早くやらなきゃだめなんですよと。今までの部長にも、何人もの部長にお話ししているんですけども、そういうスピード感がない。何でだめなのかといったら、そういうふうにいろいろなことがネックになるんだということを言われております。例えば相続だとか、反対者がいるとか。でも、それを克服するために、だめだからよくなるまで待つのではなくて、やっぱりこちらから行かなければだめだと思いますね。そういうことを含めまして、部長、どういうふうな考えございますか。 ○議長(井川茂樹君) 建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 先ほど議員が申したとおりですね、相続や共有地などにつきましては調査作業とか、そういったもので時間がかかりますけども、これもいち早く調べて地権者の方々に当たっていって、早急に用地の解決など進めていければと思っています。それについても、やっぱりうちの職員でも限度がありますんで、区長さんなり議員さんの力もおかりしながらやっていければなと思います。以上でございます。          〔「次をお願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井川茂樹君) 次の質問について答弁願います。建設部長。 ◎建設部長(寺家喜重君) 市道旭2032号線についてでございますが、旭2032号線は国道51号より東側に位置する沢尻地内の路線で、その路線に接続する旭2026号線とあわせて町村合併前の旧旭村時代から、地区より整備要望が出されておりました。このうち旭2026号線は、沢尻地区の農道整備事業として平成24年度から平成27年度にかけて整備されております。 ご質問の旭2032号線の整備につきましては、当時土地所有者の方から賛同が得られず、その後、進展がない状態でありました。今後は、整備を進める上で土地所有者の方々の確認作業を進めていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井川茂樹君) 米川君。 ◆13番(米川宗司君) 旧旭村からの継続ということで、当時はいわゆる政権が自民党から民主党にかわったということで農道整備事業、当時産業課内にあった補助事業かと思いますが、それで政権がかわったということで、政権が「コンクリートから人へ」なんていうことを唱えたもんですから、その補助事業が頓挫して、ずっと延び延びになったんですよね。でも、その延長につきましてもですね、やはり地元の区長もそういうことは十分に考えております。当時始まった区長も、まだ存在しております。どうなったのかな、どうなったのかなと。鉾田市になって12年も、あるいは13年もたつのに何をやっているんだと。今までの部長にも課長にも、今市民センター長の当時課長にも申し上げましたけども、早くですね、これを、どこの道路も早くでしょうけれども、建設部長がかわったんですから、大いに期待をしておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 今日は、新しくなられました副市長、そして建設部長、産業経済部長には大変ご迷惑かと思ったんですけれども、それなりに期待をしておりますので、よろしくお願いを申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(井川茂樹君) 以上で米川君の質問を終了いたします。 △散会の宣告 ○議長(井川茂樹君) 以上で本日の日程は終了いたしました。 次会は、明日13日定刻から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。                午後 3時06分散会...