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09月10日-一般質問-02号

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  1. 鉾田市議会 2013-09-10
    09月10日-一般質問-02号


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    最終取得日: 2021-07-22
    平成25年  9月 定例会(第3回)                  平成25年第3回               鉾田市議会定例会会議録 第2号                                                    平成25年9月10日 午前10時00分開議                                        出 席 議 員  議 長 16番  山 口   德 君       12番  井 川 茂 樹 君  副議長 10番  岩 間 勝 栄 君       13番  米 川 宗 司 君      1番  根 嵜   眞 君       15番  友 部 政 德 君      2番  小 沼 幸 義 君       17番  栗 田   洋 君      3番  出 沼 丈 夫 君       18番  田 口 清 一 君      4番  小 川 一 彦 君       19番  堀 田 正 衛 君      5番  水 上 美智子 君       20番  高 野   衛 君      6番  入 江   晃 君       21番  石 津 武 吉 君      8番  小 沼 俊 秀 君       22番  倉 川 陽 好 君      11番  畠   長 弘 君                                               欠 席 議 員      7番  江 沼 久 男 君       9番  飯 塚 幸右衛門君                                        出 席 説 明 者  市     長  鬼 沢 保 平 君      旭市民センター長  人 見 國 昭 君  教  育  長  鬼 澤   明 君      大洋市民センター  飯 島 幸 至 君                          副  参  事  総 務 部 長  小 堤   明 君      会 計 管 理 者  根 本 研 司 君  市 民 部 長  小 島 一 夫 君      教 育 部 長  米 川 治 夫 君  産 業 経済部長  小 沼 頼 廣 君      上 下 水道部長  田 山 和 彦 君  建 設 部 長  大 槻 幸 雄 君     農業委員会事務局長 久保田   篤 君  健 康 福祉部長  長 洲 健 男 君                                              出席事務局職員  事 務 局 長  小野瀬 武 彦        庶 務 係 長  塙   啓 一  議 事 調査係長  和 泉 経 義        書     記  坂 本 あすみ                                                        議 事 日 程 第 2 号                              平成25年9月10日(火曜日)                                   午前10時00分開議開議                                           日程第1 諸般の報告                                   日程第2 一般質問                                                                            1.本日の会議に付した事件                                議事日程に同じ                                                        午前 9時59分開議 △開議の宣告 ○議長(山口德君) おはようございます。 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成25年第3回鉾田市議会定例会を再開いたします。 これより本日の会議を開きます。 7番 江沼久男君、9番 飯塚幸右衛門君から会議規則第2条の規定により欠席届が提出され、本日の会議を欠席となりますので、ご報告いたします。 △諸般の報告 ○議長(山口德君) 日程第1 諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定に基づき説明のため出席した者は、市長ほか12名でありますので、報告いたします。 △一般質問 ○議長(山口德君) 日程第2 これより一般質問を行います。 質問は通告順に行います。重複質問は省略願います。また、執行部答弁は簡単明瞭にお願いをいたします。 倉川陽好君。          〔22番 倉川陽好君登壇〕 ◆22番(倉川陽好君) おはようございます。22番倉川です。通告に基づきまして一般質問をいたします。 まず、けさの新聞に行方市長選の論評が載っておりました。その中で、やはり花を咲かせるために種をまいても収穫前では何の実績にもならない。やっぱり実績がなければ市民の方からは評価されないというような論評がありました。鬼沢市長が4年間、70億円から122億円、約59億円近くの預金をしました。これも職員初め市長、議員の皆さんの人件費を低く抑えて頑張ってきた成果だと思いますが、これをどのように市民の方が評価するかというのもこれからの課題ではないかと思います。 それでは、通告に基づきまして質問いたします。ご静かにお願いします。あなたのときにも話しませんから、どうぞ。 1点目に、戦没者慰霊祭についてお尋ねいたします。太平洋戦争が終結して、今年で67年になります。この戦争では、一般市民を合わせて300万人というとうとい多くの人の命が失われたとのことであります。7月15日に、大洋地区遺族会靖国神社参拝に初めて出席させていただきました。当日は、御霊まつりの最終日でした。境内にはご遺族や戦友や関係者の方からの献灯が飾られ、多くの参拝者の方が全国から来ておられました。ご遺族の方たちと参拝し、遺族の皆様の思いや戦争で亡くなられた多くの方たちが祭られている靖国神社に参拝し、二度と戦争はやらない、起こしてはならないという不戦の誓いを遺族会会長さんの挨拶の中にもありました。浅田次郎さんが、戦争体験者がいなくなってしまう前にこの小説を書いて世に出したかった。その見出しで本を求め、読ませていただきました。「終わらざる夏」という題名の本です。内容は省きますが、戦争終結前の内容です。赤紙1枚で招集され、家族を残し戦地に赴く兵隊さん、残された家族の皆さん、働き手がいなくなり、残された家族の生活の問題、招集令状を配る役場職員の苦悩等々、現在の平和な世界で生活している私たちにとっては想像できないことです。多くの犠牲者、そして戦争で亡くなられた方の奥さんも年々少なくなっている。遺族の皆様は、各地区で慰霊碑の前で毎年慰霊祭を行っているようであります。 大洋村時代、遺族会の働きかけで村の公民館で慰霊祭を開催したことがありますが、鉾田市も合併して8年が経過します。遺族会もいまだ合併しないで、3地区の状況であります。担当も市の福祉課と社会福祉協議会です。市長は、遺族会を統合して、組織の一本化と担当の一元化、そして合同の慰霊祭についてどのように考えるか、市長の見解を求めます。 2点目に市の借地問題についてお尋ねいたします。大震災以降、市内の土地の価格も値下がりぎみのようです。現在、市で貸与している土地や借地の地代等についてはどのように評価し、価格を設定しているのか。また、借地の利用状況についてはどうでしょうか。それらの結果、返還や価格の見直しについて考えているのか。そして、利用頻度の結果、返還についてはどうなのか。財政面で考え、借地料についても見直す必要があると思いますが、執行部の見解を求めます。 3点目に、職員の視察研修についてお尋ねいたします。全国の自治体で、交付金等の減額により自治体間の競争が激しさを増しているようです。各自治体でブランドを立ち上げ、そして製品化で地元産品に付加価値をつけて販売する。自治体は、地域の住民の皆様の所得を上げて、豊かになっていただいて地域を元気にする、大事なことであります。鬼沢市長も、いち早く鉾田市のブランド協議会を設置し、各種製品のブランド化を図り、産業課の職員と全国にPRに努めて成果を上げているようでありますが、その反面市民の皆様がどのようにしたら快適な生活ができるか、児童の教育問題から高齢者の福祉の問題と、さまざまな課題があります。それらを各課でインターネットで検索すればわかるかもしれませんが、現場を見て、聞いて、体験してくることも大事なことと思います。現在の鉾田市では、視察研修費はないと言ってもいい状況です。そこで提言ですが、市で毎年職員に公募して、コンペ方式で選定し、選定された職員をチームで研修していただき、職員に活性化を与える制度を考えてはどうでしょうか、市長の見解を求めます。 4点目に、高齢者福祉施設入所状況とこれからの対応についてお尋ねいたします。これからの国や地方自治体にとっての最大の課題は高齢者福祉の問題ではないでしょうか。当市の高齢者比率が27%弱に、高齢者の増加が顕著なようです。そして、家庭での日常生活を営むことが困難な高齢者家族が増加している状況です。そのために、施設でお世話になる。ますます高齢者福祉のための財政負担が重くなってくると思います。また、過日大洋公民館において認知症フォーラムが開催されました。私も参加させていただきました。また、認知症は、85歳以上で4人に1人にその症状があると言われ、現在は210万人、平成52年には400万人に増加するとの予測もあるようです。また、これからは要介護1から2の方は、在宅で介護との話もあるようです。このように個人的にも介護保険の負担や入所の負担金が問題になります。個人の負担の増加か、市町村の負担増かの判断は、認定審査での判断が大事な問題です。そのため、施設に審査を任せないで、第三者機関に委託している広域組合を視察しましたが、これからの高齢者福祉、介護問題にどのように取り組んでいくのか、また当市の施設数と施設に対する指導等はどのように対処しているのかお尋ねいたします。 5点目に、地籍調査についてお尋ねいたします。大洋村時代、当時の石津村長の提案では、10年計画でのことでありましたが、ご存じのように大洋地区は別荘や土地の分譲で土地が細かく分割されており、筆数もかなりふえているようです。それらの理由等もあるのか開始後20年近くが経過しているようでありますが、これらの進捗状況はどうでしょうか。また、既に終了した地区でも筆界未定の問題もあると思いますが、これらの対処はどのように進めていくのかお尋ねいたします。 6点目に、国の補助事業についてお尋ねいたします。交付金に依存している各自治体にとって、住民の皆様の要望に応え、各施策を実施していくことは大事なことです。そして、限られた財源での実施は大きな課題です。国は、毎年度地域活性化等の施策を実施しているようです。当市では、これらの事業への取り組みについてどのように対応しているのか、各部での取り組みについて各部長より答弁を求めます。 ○議長(山口德君) 倉川君の質問に対し答弁を願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(長洲健男君) それでは、順次お答えしてまいります。 1点目の遺族会の合併、担当の一元化のご質問にお答えいたします。遺族会の合併につきましては、合併協議会の協定の中で公共団体の取り扱いという協定項目があり、それぞれの団体の実情を尊重しながら統合整備に努めるものとされております。市としては、それぞれの遺族会の自主性尊重の観点から、合併に関しての積極的な助言は行っておりません。今後、遺族会の皆様から合併についての提案がありましたときは、支援をしてまいりたいと考えております。また、担当の一元化についても、組織の統合にあわせ検討していきたいと思います。 2点目の慰霊祭の合同開催についてお答えいたします。慰霊祭の合同開催については、3地区の遺族会との協議を進め、方向性を見出していきたいと思います。 次に、4点目の介護問題への取り組み、施設数、施設に対する指導についてお答えいたします。まず、介護問題の取り組みについてですが、基本的には3年ごとに見直しを行っている高齢者福祉計画及び介護保険事業計画に沿った高齢者施策を推進しているところでございます。具体的には、高齢者の誰もが住みなれた地域において安心して自立した生活が送れるように、保健、医療、福祉の関係機関及び地域の民生委員、ボランティア、民間団体等の連携による地域包括ケアシステムの充実もその一つでございます。また、特別養護老人ホーム等入所待機者についても新規の開設や建設計画等もございますので、ある程度の待機者の解消につながるものと考えているところでございます。 次に、施設数でございますが、居宅介護支援事業所から老人保健施設まで、施設の規模の大小はございますが、75事業所ございます。また、地域密着型施設としてグループホームが5事業所、小規模多機能型居宅介護が1事業所となっております。施設入所の状況ですけれども、市外の施設入所者も含め老人福祉施設287名、老人保健施設238名、介護療養型医療施設11名、グループホーム105名となっています。 施設に対する指導でございますが、地域密着型施設であるグループホーム等については年1回各事業所を訪問し、運営基準等が適切に行われているかなどの指導を行っており、それ以外の事業所については県で指導を行っております。 以上でございます。 ○議長(山口德君) 総務部長。 ◎総務部長(小堤明君) それでは、借地問題について答弁いたします。 まず、1点目の価格の設定でございますが、市有地の貸付料の算定方法は、鉾田市公有財産規則に基づく行政財産の使用料に準じて算出することを基本としております。行政財産は、定めのあるもののほか、固定資産評価額を基準に土地で4%、建物で7%で算出いたします。また、借地料につきましては、昨年の定例会でもご答弁させていただきましたが、旧町村時代についてはその当時の資料がございませんので、不明な点があります。合併後に新たに契約を結んだものにつきましては、近傍の借地料を参考に平米単価を設定しております。 続きまして、利用状況でございますが、現在有償での貸付地は12件、14筆あります。住宅用地、事務所、駐車場、資材置き場ゴルフ場用地太陽光発電用地などがあります。貸付料の合計では143万5,679円となっております。また、借地としましては、防火水槽や防災無線などの消防施設の借地件数が1,306件あります。また、行政財産関係では保育所施設が2件、8,564平米、幼稚園及び学校関係が8件で4万4,007平米、それから野球場、体育施設などが3件で2万9,553平米、庁舎駐車場が2件で9,759平米、それからストックヤードなど土木施設が4件で1万7,135平米、その他の行政施設として17件、4万2,873平米となっております。 2点目の執行部の基本的な考え方といたしましては、まず貸付地につきましては今後も処分できるところは売払処分を行っていきたいと考えております。また、借地につきましては、契約更新時に固定資産評価額の変動に合わせて契約条項で「甲乙協議の上、これを変更することができる」となっていることから、土地所有者と協議をし、改定を行っていく考えです。なお、短期契約で結んだものの中には、固定資産税の相当額の変動にあわせて変更を行っているものもあります。また、どうしても必要な土地につきましては、基本的に買い取りのお願いを行って、買い取りを進めています。買い取りが無理な場合でも、その更新時期に賃借料の改定をお願いすることを説明しているところでございます。また、今後恒久的な施設建設に当たっては、極力用地取得により事業推進を図る考えでおります。 続きまして、職員研修につきましてでございますけれども、職員研修につきましては、昨年12月の定例会で倉川議員からご質問をいただき、視察については新たな政策や事業を実施する場合に、「百聞は一見にしかず」と言われますように、先進地の事例視察は効果的であると考えております。人事担当としましては、議員ご指摘のとおり職員の資質向上のため、職員研修の充実は必要不可欠であると認識しております。これまで事業課サイド先進地視察や茨城県自治研修所、それから広域の事務組合の研修派遣など行ってきましたけれども、今回の提案のように自己研さんや政策実現のために職員みずからが企画立案をし、よいものについては職員が希望する先進地視察研修を実施するような職員提案型の研修制度について検討していきたいという考えでおります。以上です。 ○議長(山口德君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼頼廣君) 地籍調査事業の現在の進捗状況と筆界未確定問題の対処につきましてのご質問でございますが、初めに進捗状況についてご答弁申し上げます。 鉾田市の地籍調査事業に関しましては、鉾田地区昭和58年度、大洋地区平成2年度、旭地区が平成3年度から事業に着手しまして、それぞれ事業を実施しているところでございます。全体の計画面積188.24平方キロメートル中既に171.42平方キロメートルが完了しておりまして、達成率は91.07%となってございます。 今後の事業着手最終予定年度としましては、旭地区平成25年度、鉾田地区平成27年度、大洋地区平成31年度となってございます。その後、閲覧、認証等が約2年かかりますので、鉾田市全域の終了は平成33年度になる予定でございます。 現在、震災の影響により、登記未完了地区である平成21、22年度の測量が終了し、今後閲覧、認証等を得まして、平成26年度に登記完了する予定であり、並行いたしまして新規地区にも着手しております。 続きまして、筆界未確定問題の対処につきましてご答弁申し上げます。筆界未定地につきましては、地籍調査事業説明会及び現地確認作業におきまして、筆界未定地となった場合のデメリット等について説明及び文書にて各地権者の方へ周知徹底を図ってございます。地籍調査事業は、各地権者が設置した境界標を確認し測量を行う国の補助事業であるため、期間内に境界標が設置されない場合、やむをえず筆界未定地として処理せざるを得ないこととなり、後日改めて未定地の解除することはありません。また、地籍事業の成果が筆界未定地として登記完了したものにつきましては、地権者みずからが筆界未定地の解除を行っていただくこととなります。以上でございます。 ○議長(山口德君) 総務部長。 ◎総務部長(小堤明君) それでは、国の補助事業について、地域活性化施策取り組み状況についてお答えいたします。 まず、国の補助事業につきましては、各部署ごとに国の予算概要や補助制度の概要、各省庁の概算要求などの情報を国、県のホームページなどから、また各種事業説明会などに出席し収集して、市に有利なものを検討しているところでございます。また、事業のメニューによっては他の部署にまたがるものがあることから、庁内での情報の共有化も進めているところでございます。 さらに、予算編成に当たっては、新規事業は基本的に財源の確保を前提に行うよう徹底しているところでございます。 それでは、総務部が実施してきた主な事業についてご説明申し上げます。まず初めに、消防防災関係では、平成20年度から再編交付金を活用いたしまして防火水槽の設置、消防ポンプの購入、消防車の購入などを実施しております。また、震災以降につきましては、特定防衛施設関連市町村調整交付金を活用した防災ラジオの全戸配布、さらには消防団安全対策設備整備費補助金を活用し、各消防団に発電機や投光器などの資材を整備し、消防防災力の強化に努めております。 続きまして、庁舎関係では、市町村行政機能応急復旧補助金を活用し、福祉事務所の庁舎、それからこの庁舎の擁壁復旧事業を行っております。その他総務部が所管する国保補助金の活用といたしましては、平成18年から22年にかけてまちづくり交付金、平成20年度から24年度にかけてサイクル交付金、平成20年度のリーマンショック以降の数次にわたる地域活性化臨時交付金、さらには特定防衛施設関連市町村調整交付金再編交付金などを各部で実施する事業に充て、きめ細かな地域活性化施策を実施しているところでございます。特に防衛施設関連市町村調整交付金及び再編交付金防衛庁関係の交付金については、複数年にわたって柔軟に事業に対応できるよう一部基金化をし、健康づくりやイベントなどのソフト施策大和田学区地区に設置した防犯灯の維持管理費などに充当しているところでございます。以上です。 ○議長(山口德君) 市民部長。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎市民部長(小島一夫君) わかりました。市民部といたしましては、環境省基金を活用した再生可能エネルギー導入事業ということで、24年から26年ということで、庁舎などへの太陽光発電設備、蓄電池、こういった整備を進めているということでございます。ですから、これからということになれば、現在旭支所をやっておりまして、26年で本庁舎というような段取りでございます。以上でございます。 ○議長(山口德君) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(小沼頼廣君) それでは、産業経済部における補助事業についてご答弁申し上げます。 まず、産業経済課関係でございますが、国の補助につきましては本市として取り組めるものを適宜実施してございます。国の地域活性化施策の中で、平成25年度の農林水産省所管事業から本市で実施しております事業は8事業でございます。主なものを説明させていただきます。 まず、「強い農業づくり交付金」でございます。これは、平成25年度より取り組んでいる事業でありまして、国産農産物の安定供給のため、生産から流通までの強い農業づくりに必要な共同利用施設の整備等について交付金を交付する事業となります。 次に、「新規就農者経営継承総合支援事業」でございます。これは、就農前後の青年新規就農者に対する給付金の給付等を行うことによりまして、青年の就農意欲の喚起と就農後の定着を図り、青年就農者の大幅な増大を図ることを目的に昨年度から実施された事業でございます。 そのほか、産業経済課としましては、環境保全型農業直接支援交付金事業経営所得安定対策事業経営体育成支援事業等6事業に取り組んでございます。 次に、商工観光課についてでございます。商工観光課におきましては、茨城県の消費者行政活性化基金事業補助金を活用してございます。これは、悪徳商法や多重債務問題、契約に関するトラブル、その他身近な消費問題に取り組むため、鉾田市消費生活センターの強化及び啓発、相談員のレベルアップ等を図ることを目的とする事業でございます。 また、非正規労働者や中高年等の失業者に対しまして、次の雇用までの短期の雇用を図るため、県の緊急雇用創出事業補助金を平成21年度から活用してございます。 最後に、地籍調査関係でございますが、地籍調査におきましては、国土調査法の法律に基づきまして、国・県の補助を受けまして地籍調査事業を実施してございます。産業経済部各事業に関しては、以上でございます。
    ○議長(山口德君) 建設部長。 ◎建設部長(大槻幸雄君) それでは、建設部に関しましての補助事業につきましてご説明いたします。 まず、国の補助事業といたしましては、社会資本整備総合交付金事業を平成21年から23年度で借宿地内のほうを実施してございます。平成24年度から橋梁及び道路ストック点検事業ということで、こちらは現在進めているところでございます。 それから、電源立地地域対策交付金事業としまして、平成20年度から平成23年度、こちらは上太田地内の整備のほうを進めてまいりました。 次に、特定防衛施設関連市町村調整交付金事業ということで、平成20年度から平成26年度で、現在も実施中でございますが、紅葉地内の55号線の整備事業を今進めているところでございます。 それから、百里飛行場関連再編関連特別事業、再編交付金事業ですね、としまして、平成21年度から平成25年度にかけまして、大和田地内の整備を進めてまいりました。 次に、百里飛行場周辺道路改修等補助事業ということで、平成19年度から平成23年度に大和田地内の市道の整備に取り組んでまいりました。 また、県の補助事業としましては、原子力地域振興事業ということで、平成21年度から平成28年度予定でございまして、現在進めてございますが、こちらは上鹿田地内の市道の整備を実施しているところでございます。 次に、県単土地改良事業ということで、平成21年度から平成25年度にかけまして、安塚地内、沢尻地内の農道の整備事業ということで取り組みをしてきたところでございます。以上でございます。 ○議長(山口德君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(長洲健男君) 6点目の国の補助事業に対する取り組みについて、健康福祉部所管事業についてお答えをいたします。 まず、平成20年度ですけれども、地域活性化・緊急安心実現総合対策交付金によりまして、高齢者生活支援事業に105万円でございます。 平成21年度につきましては、地域活性化・生活対策臨時交付金によりまして、保健センターの施設用備品、老人福祉センター、ほっとパーク鉾田、とっぷ・さんて大洋などの各施設の整備、保育所耐震診断事業、地域活動支援センターに配置した福祉車両の購入などに約3,934万円でございます。 同じく平成21年度、地域活性化・経済危機対策臨時交付金によりまして、旭の保健センター昇降機の設置、新型インフルエンザ緊急対策、地域子育て支援拠点整備、高齢者生活支援、公共施設地上デジタルテレビ整備、老人福祉センター施設改修に約4,742万円でございます。 平成22年度ですが、地域活性化・きめ細かな臨時交付金によりまして、老人福祉センター、保健センター、保育所などの各施設の改修事業に約1,640万円でございます。 平成23年度ですが、住民生活に光をそそぐ交付金によりまして、高齢者生活支援事業、地域活動支援センター整備、児童虐待・DV対策、保育所図書等整備、自殺防止対策などに1,095万円となってございます。以上でございます。 ○議長(山口德君) 教育部長。 ◎教育部長(米川治夫君) それでは、教育部所管の地域活性化対策についてご答弁申し上げます。 文部科学省においては、公立学校施設の耐震化等整備事業、学校・家庭・地域連携による教育支援活動促進事業などがあり、その中で活用したものに学校施設環境改善交付金の制度があります。小中学校施設の不適格建物の改築、地震、防災対策、大規模改造、学校給食施設整備、防災機能強化事業などを利用しています。平成25年度は、鉾田北中学校改築事業、鉾田大竹小学校体育館の耐震補強及び大規模改修事業等に取り組みをしております。今後も補助金、交付金を活用しながら、教育環境整備に努めていきたいと思います。以上です。 ○議長(山口德君) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(田山和彦君) 上下水道部の地域活性化事業としましては、国の地域再生基本方針に基づく汚水処理施設整備交付金事業、こちらの事業を活用いたしまして、公共下水道事業及び浄化槽整備事業を平成17年度から進めております。平成22年度からは農業集落排水事業につきましても、この交付金事業に取り組んでいるところであります。加えまして、公共下水道事業におきましては、国土交通省所管となります社会資本整備総合交付金事業もあわせまして活用しております。以上でございます。 ○議長(山口德君) 倉川陽好君。 ◆22番(倉川陽好君) 1点目から順次質問させていただきます。 1点目の慰霊祭問題と3団体の合併の問題ですけれども、最初の合併協議会の席上では、協議して進めるというような形で、既に合併して8年が経過しております。これも合併しなくてもそのままで進むのだったらば、私らもよく言われるのですけれども、「商工会も合併しないほうがよかったよね」って、合併しちゃったので、施設はろくに使えなくなっちゃって、よそへ貸されちゃっているというような話もありますけど、まして遺族会の取り扱いについては社協と福祉課でやっているので、過日も慰霊碑の問題で宗教問題も絡んできましたけども、やはりこれは団体、社協のところであれば市のほうの管轄でなくなるので、余りそういうような差しさわりもないのかなと思いますし、やはりあの当時、戦争に行った方は役場の職員の人らがやった赤紙1枚で言われたと。今みたいに生活保護制度はないので、働き手がいなくなっちやったときに、後誰が生活を支えたかというと残された家族が働いて、それで本当に疎開だ、いろんな面で苦労したとかという、みんなこの前も靖国へ行ったときにも、親のペンダント持って、これ、亡くなったんだよって、この人らって。その人ら、本当に私らより5~6個上の人ですけれども、本当にかなり苦労してやった人たちですよね。それで、今のままで行くと、もう風化しちゃうんではないかというようなことでありますから、福祉部長の答弁ではあの程度でしょうから、ぜひこれから新たに市長選に立候補する市長に対して、この問題に対して強いリーダーシップでどのように進めていくか、お尋ねします。 ○議長(山口德君) 市長。 ◎市長(鬼沢保平君) 遺族会につきましては、今議員さんがおっしゃったような、そういう歴史がございます。私も、それぞれの慰霊祭やら、また靖国にもほとんど出席をさせていただいております。 そういう中で、統合につきましては、私は基本的にはそれぞれの遺族会で顕彰碑を建てて、それをみんなで守ったり、また単独で慰霊祭も行っております。1つは、その辺をやっぱり尊重すべきだろうというのが基本的な考えでございます。3遺族会のほうからそういう提案等があれば、そのときは一緒になって取り組んでいきたいというふうに考えています。 ○議長(山口德君) 倉川陽好君。 ◆22番(倉川陽好君) 執行部としては、あくまでこの問題に対しては遺族会の3つの会長さんの意向に基づいて進めるというような判断でございますし、ぜひそれらについてもやはり行政主導でできるところはやるのは、どの辺までだかわかりませんけど、非常に難しい問題かなと思います。 私も母の弟が戦死したんですけど、全くそういう、一緒に生活していたわけでもないし、私は亡くなってから生まれたので、全くそういう意識もなかったんですけど、やはりこれはその家族にとっては大事なことですし、大洋村時代は本当に当時の遺族会の会長さんが村で節目の慰霊祭やってほしいということでやった覚えもあります。あと2年たつと、終戦70年、そのような節目のときにどのように、またそのとき市長になっていただければいいんですけど、それもわかりませんけども、部長は定年になんないんだろう、まだ、あと2年ぐらいは。当然そこらのところは認識してやっていただきたいと思います。 本の呼び出しに、こういうようなことありました。「眠っていた60年余の魂が、根底から揺さぶられました。17歳の息子に、真の戦争を語るいい機会かと思います。小国民と呼ばれて、軍国少女時代を過ごした自分の人生を顧みて、人間一人一人の人生を心底痛切な思いで考えました。とても優しい浅田さんが、歯を食いしばって万年筆を運んでいるような印象を持ちました。体験記でも、バーチャル戦記でもない、平和を遡及する新しい小説、今生きていられる自分が物語の中の人々に祈りと感謝の気持ちでいっぱいです」というような報道もなされました。やはり、今の平和な時代は亡くなられた方のとうとい犠牲があってのことでありますし、やはり市町村では忘れてはならないことでありますし、これらについての教育問題とかいろいろあると思いますけれども、教育長、どのように考えますか。 ○議長(山口德君) 教育長。 ◎教育長(鬼澤明君) この戦争体験者の思い、そういうものは十分に受けとめて、子供たちにしっかりと教えていかなければならない、そういうふうに思っております。 ○議長(山口德君) 倉川陽好君。 ◆22番(倉川陽好君) 2点目は何だか忘れちゃった。借地問題でしたっけね。借地問題につきましても、本当に現在の決算でも借地料と貸している土地の値段ではかなり、雲泥の差があります。過日も美原球場等も見て回って、本当にこの土地を借りて、地代を払っていていいのか。また、大洋地区の運動公園なんかも、本当にほとんど無償のような形で地域の住民の方に貸している。本当に喜んでみんな使っている。そのように多くの施設がある中で、スポ少が月に1回か2回借りているところだったらば精査して、中居の球場もありますし、大洋の球場もあります。そのようなことを有効に活用して、スケジュールを組んでやれば、借りる子供らの財政負担というのはないんですよね。ほとんど無償みたいな形で借りていられるので、ぜひそういうところも精査して、進めていただければいいのかなと思います。やはり、地代とか何かについては、やはりこれからの行政の中で借りておくということは、後継者に借りを残すということでありますし、私も自分の体験で親が借地で住んでいたもので、自分の子供が小学校のころ、その地主の子供に6年生くらいの女の子に、「ここはうちの土地なんだ」と言われて、泣き泣き帰ってきたことありました。そのような苦しい体験もありますし、本当に貸している方は地代をもらって、優雅に生活できるかもわかりませんけど、これから公共用地につきましても余っているところは売っていくということでありますので、ぜひ寄附していただいた土地とか、そういうのもあるので、そのようなことの有効活用を進めていきながら、精査して、財政負担を軽くするようなことも考えていただければと思います。これについての答弁は結構です。 3点目は、職員研修でしたよね。先ほど総務部長より、本当に職員提案型の研修については前向きに検討するということであります。やはりこれらの問題についても県や自治体でやっている研修は、研修した人が行って、学んで、見て、聞いて、どのように報告するか。その報告の中で、上司の人がこれについてあなたはどのように感じて、こうで、ではこれから自分が、市の採用試験でもやはり市長らは職員の採用のときにいろいろディスカッションをやらせながらやっていくというようなことでありますが、やはり研修を学んだ子供たちにも、やはり担当課で上司とお話ししたり、またみんなで、グループでお話ししながら、今はこういうことあるようですよねとか、いろんな形で話し合うことによっての研修ということもあると思うのです。つくば市では、市長が塾を開校して、入社3年目から4年目ぐらいの子供を勉強させているということであります。それは、今自治体職員の優秀な人が、いろんな国の事業でもやっているところもありますし、産業課で成功した人、そういう人を学んで10カ月くらいのペースで今年から月に1回程度進めるようでありますし、今どこの自治体でも一番市にとっての財産は職員ですよね。職員がいかに優秀かでこれからの、上九一色村であのようにテレビで、マスコミで宣伝された方、あれも当初の採用試験受けて入ったのでなくて、東京からのUターンの人が帰ってきて、お寺の坊さんか何かやりながらやっていて、いろんな形で過疎地域の米をあそこまでブランド化させてやったということもありますし、やはりこれは職員が一つの市を変えていくというような起爆剤の一つでありますし、やはり市長は全てに目を通すことはなかなか不可能だと思うのです。これは、部長さんがトップに立って、市長から指示されたことだけでなくて、自分が目を光らせて進めていく、大事なこだと思うので、ぜひこれらについてももう総務部長がこれからの問題についてはやっていくということですので、答弁は結構です。 次に、福祉施設の問題でございますが、これらについては本当に入所待ちが今どのくらいかと言われていておりますけれども、一番の課題は鉾田では施設数はもう十分なのかなと思います。ただ、マンパワーの不足で、入所人員の定員がいっぱいのところどのくらいありますか。 ○議長(山口德君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(長洲健男君) 施設の満杯といいますか、老人福祉施設、それから老人保健施設、それからグループホーム、それらは全て今満杯の状態になっております。 ○議長(山口德君) 倉川陽好君。 ◆22番(倉川陽好君) 私が聞いた話だと全く違うので、特養の負担の安いところはほとんど満杯かもわからないです。ただ、高額の医療を、お金を払っている人らは大変だということで、安い施設に移りたいので、施設の中での入所の入れかえ、そういう問題が非常に顕著になっているというような施設の報道もありましたし、ある施設では人手不足のために定員満杯に入っていないところあるのですよね。年に1回の審査ではわからないと思います、多分。それで、これからハタミ病院でも、あれ今度老健施設になるんでしょう。そうすると、それでも今度来年あたりから50~60人の採用枠がまた入ると思うんです。 やはり、それともう一つのこれからの課題は、痴呆症にしろ、いろんな問題は地域包括支援センターといいますけど、ここに区長さんいますけど、地域の区長さんとか、みんなで相談して、あの人はぼけているからでなくて、そういう人に優しい、あの人はちょっと物忘れが激しいとか何かで、地域の人が理解をしながら一緒に生活していくというような、地域でやっていかなかったら、これからは無理だろうというようなことも言われています。まして、これから要介護1、2の場合は在宅でいくということになった場合に、やはり若い人が働きに行っちゃった場合には、地域で支える人がご近所とかいろんな方が支えることになると思いますので、ぜひそういうことの指導もこれから進めていただければと思います。 最後の、国の補助事業についてだけ質問します。国の補助事業については、先ほど各課の部長から今までの実績等についても評価ありましたけど、私も自民党とかに入ってくると、地域活性化ガイドマップというのを送っていただきまして、今年の平成25年度事業についてはこういうものがあるのだということであったので、例えば消防の災害施設の整備に関する経費でも、消防団施設整備補助金というのも補助金3分の1であるとか、これも平成25年度の予算額が19億円ついているとか、あと外部専門家アドバイザーシステム地域人材ネットというのもありますし、地域独自の魅力や価値の向上の取り組みを支援する民間専門家や先進地市町村で活躍している職員を地域力創造アドバイザーとして登録して、ホームページで紹介して、それを各自治体で勉強するところに派遣するというような事業もありますし、また産業経済課に関しましては、すごい羅列が、物すごくありますよね。これらについてもやっていただくとか、あと教育委員会では学校関係だけでなくて、文化庁の文化財の問題とか、これからの施設ですか、文化複合施設、美術館、そういうような施設の大事さをうたっていまして、これからの子供をどのように育てていくか、一番大事な問題だと思うんです。地域にそういう触れ合う場がないということは大きな損失で、10年前に合併して約束した文化複合施設についても予算化されて、3分の2の補助金が出てくるのにいまだに建てられない。凍結された、その凍結の条件は何だと言ったら、災害復興だと。災害復興終わりました。今度新しく議員から市長に立候補する方が中止だと訴えている。市長は、どういうことなのかと、そういうことも考えたときに、教育長もやっぱりこれからの新しい地域の人材育成、子供たちを育てて、本当に教養豊かな文化度の高い子供、いろんな形で育てていかなかったら、一番の地域の活性化の源は人材確保、育成だと思うのです。幸い札のほうは人材育成が進めたと、映画館とかいろんな方います。やはり、それも200年からの地域の伝統だと思うのです。地域の誇り、それを失ったらば、これからは市民も育たないと思いますので、そろそろ時間でございますので、終わります。 ○議長(山口德君) 10分間休憩します。                午前10時52分休憩                                                        午前11時03分開議 ○議長(山口德君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 石津武吉君。          〔21番 石津武吉君登壇〕 ◆21番(石津武吉君) 21番日本共産党の石津武吉であります。第3回定例会、4項目ほど通告を行いました。それで、先ほど行方の市長選挙の結果等々についてコメントがありましたけれども、今日の茨城新聞見まして、新しく当選された新市長のインタビュー等々が載っておりまして、その中で私感じたことがございますのは、新市長に当選された方は、3人の子供を持つということで、子育て支援を1番に公約に掲げながら選挙を始まったが、実際の選挙戦いろいろ聞いてみると、お年寄りからは、高齢者からはとにかく商店街が廃れている、あるいは病院にもなかなか行けないと、バスも通っていない等々、そういうことが切実な声として寄せられたというようなことがございまして、鉾田市長選挙も来月告示のようでございますので、鉾田市長選挙においてもそうした高齢者の声の問題、あるいは交通難民というようなところにやっぱり大きな争点として立候補される方は戦っていただきたいなということを強く私は感じた次第でございます。 そこで、本市の市長選挙の問題でございますけれども、鬼沢市長は6月の定例会が終わってから、定例の記者会見で市長として3期目の出馬をするという表明をされました。そこで、2点ほど伺いますが、6月の定例会の一般質問では、鬼沢市長は3選出馬するのかどうかというあたりを質問なされたんですけれども、残念ながらそれには明確にお答えにならずに、その後の定例の市長の記者会見で3選出馬を表明するというような事態になったわけなんですけれども、私としてはできるだけ現職の市長ですから本会議場でやはり出馬の意思というものを表明していただきたかったなという気持ちが私強いのでありますけれども、しかしこれは市長本人の問題でございますから、そういう強くは言えないんですけれども、なぜ本会議の一般質問に答える形ではなくて、定例の記者会見で出馬を表明されたのか、その辺についてまずお答えを願いたいと思います。 第2点としては、そこでの出馬の理由の第1番に、文化複合施設が議会で凍結の決議がされているので、この問題についてこの件について住民に信を問うというようなことが報道されましたが、市長はなぜこの任期満了の事態において住民に信を問うというようなことを表明されたのか。この場合、信を問うという場合には、みずから市長が途中で辞職して選挙で信を問うというのがまず考えられます。さらに、あるいは直接住民投票を行って、住民の声はどっちにあるのかということを聞くという選択もあったとは思うんですが、もう1年3カ月ほど前のことでございますから、今なぜ信を問うという形になったのか。1年3カ月前の時点において市長は途中で辞職するとか、あるいは住民投票を行うというような選択はされなかったのかぜひお答えを願いたいと思います。 次に、警察の交通取り締まりにおける市の駐車場が使われている件についてお尋ねをいたします。市役所すぐ近く、すぐ出て信号を左に曲がると、すぐに警察官がピピピッ、ピピピッと旗を揚げて、一般の人を交通違反を取り締まっているという事態がございます。なぜ取り締まっている場所が市の駐車場なのかどうか、これらについて市あるいは市長は警察に対してそうした協力体制をとってやっているのか、さらには警察と市における市営駐車場を使う協定というものをなされているのかどうかお尋ねしたいと思うのでございます。 それで、市民からは、なぜ役所を出てすぐのところで取り締まりをやらなくちゃいけないのかということにおいては、やはりこれは警察の取り締まりのための取り締まりという批判の声が寄せられております。したがいまして、こうした声について市長、総務部長はどのような思いで今いらっしゃいますか。さらには、国家公安委員長もこうした警察の交通取り締まりの行き過ぎについて厳しい警告を発しているところでございます。私は、ぜひこの駐車場を大きく改築といいましょうか、少しできばえをよくして、2階建てのようにして立派なものにしてやったほうが警察はそうしたものを使えなくするという点で非常にいいのではないかと思いますので、私の考えについてどのように思っていらっしゃいますかお尋ねをいたします。 第3の項目でございますが、大震災からの教訓についてお尋ねをいたします。現在、鉾田市においては新防災計画、これが策定されようとしております。その中で、初動態勢、初動対応に大きな問題があったと、6月の時点で総務部長は言われておりました。この市の防災に対する基本姿勢というものが準備がやはり一昨年の3月のあの大震災の時点では基本姿勢がなされていなかったのではないかなと、今改めて私はそのように思うんでございます。市長初め職員全体のこうした防災あるいは災害対策における意識づけというのが非常に弱かった点をしっかりと受けとめて、やはりこれをきっちりと文章にし、市民に向けて表明すべきではないかと思うんですが、初動態勢において最初どのような問題点があったのかお尋ねをいたしたいと思います。 最後に、第4項目でございますが、先月茨城新聞に、NPO法人から全国の市町村ごとの平均寿命というものが発表されたそうです。これは、5年に1遍そうした公表というものが行われるそうでございます。そこで、茨城新聞の記事を見ましたが、何と何と鉾田市においては県内で女性の部においては最下位というのが載っておりました。44市町村の中の最下位ということでございました。男性においても、ほとんど下から数番目というようなところで、まさに最下位クラスと言っていいんでしょうか。全国的に見ましても、茨城県で最下位ですから、全国的にも下のほうであったことは言うまでもありません。さらに、この記事の中において健康福祉課長がインタビューを求められていたのがございまして、そこで言ったのが「検診を受けてもらうしかない」というような非常にのんきなことを言っていたように私は感じたんですけれども、抜本的にやはり鉾田市の健康づくり、これを対策を講じ、やっていかなくてはいけないのではないかなというふうに思っております。命と暮らしの先進都市を標榜しながらも、残念ながら現時点においては後進都市というふうに言わざるを得ません。こうした不名誉な状態を一日も早く脱していただきたいと思うのでございますが、これらについて市長、部長の答弁を求めるものでございます。再質問は質問席で行います。 ○議長(山口德君) 石津君の質問に対し答弁を願います。市長。 ◎市長(鬼沢保平君) まず、1点目の質問でございますけれども、6月の定例会の段階では出馬の決断までは行っておりませんでした。その後、後援会の皆さんと協議をし、出馬を決断いたしましたので、7月9日の記者会見を開いて表明いたしました。ただ、これは議員のおっしゃったように定例の記者会見ではございません。 続きまして、2点目でございますけど、その折私は6つの主な事業を説明させていただきました。その中の今度質疑で、文化複合施設はどうするんですかというような質問がございました。私としては、現在議員の皆さんの提案で凍結ということになっておりますが、復興も順調に進んでおるので、今年度ぐらいには凍結が解除されるのかなと、そういう思いを持っておりました。しかしながら、現状まだ進んでおりませんので、とりあえずの凍結を何とか解除したいと、そういう意味で住民の皆さんに信といいますか、意見を聞きたいと、そのようなつもりでそういう答弁いたしました。 そして、次に辞職はどうだったんだいというのが質問だと思いますけど、あの当時我々としては特例債の残りの期間、あとは復興も我々としておおむね何とか進んでいるかなという思いで、昨年3月の定例会で説明会の予算を提案させていただきました。しかしながら、議員の皆さんからまだ復興が十分でないと、そういう意見で凍結の意見書が出され、可決され、我々としてもそういう見方もあるんだろうという思いで、我々執行部としても協議をし、凍結とさせていただきましたので、その時点で辞職というような考えはございませんでした。 そしてまた、住民投票の件ですけど、基本的には私はこの計画については住民の皆さんに説明会、いまだやっておりません。規模につきましても金額についても一切やっていません。その辺で、基本計画を住民の皆さんに説明をさせていただき、そういう中でご理解をいただいて進めていきたいなというふうに考えています。以上です。 ○議長(山口德君) 総務部長。 ◎総務部長(小堤明君) それでは、2点目の警察の取り締まりの関係でお答えいたします。 まず、1点目ですけども、駐車場の問題につきましては、鉾田警察署から毎年年間を通しての借用申請が出ております。内容につきましては、1年間、4月から3月31日までの間で、その内容といたしましては交通事故抑止及び各種犯罪等の検挙及び抑止のための使用ということで、実際の使用といたしましては、先ほど議員が言いましたように、建物の一段低いところにある職員駐車場の入り口に、先ほどありましたように警察官が張りついて、それで交通指導を行うということで行っております。 それと、この取り締まりが「取り締まりのための取り締まり」ではということですけども、この取り締まりにつきましての批判、それからご意見等は市のほうへは直接は来ておりません。ただ、交通違反の取り締まり自体は、各都道府県において計画されております。また、計画された取り締まりの内容というものは、その日時、場所等をラジオや新聞で事前に公表されていることから、その情報を知ることでもドライバーは安全運転を心がけるという、ひいては事故の抑制につながっております。市民一人一人が交通ルールを遵守し、交通事故に遭わないよう交通安全に関する意識の啓発、向上を図る上では必要だなと私は考えております。 それから、先ほどありました取り締まりのための取り締まりということですけども、この件につきましては、古屋国家公安委員長が発言した内容をもとに、安全な道路で制限速度20キロ超過を取り締まるのは疑問というような内容の発言から始まったものだと思います。これにつきましては、検討会議などを開いて、それで今後の取り締まりのあり方を検討していくというような方向だと思っております。こういうことが具体的に結果が出れば、ある意味で住民の方の理解の得られるような取り締まりに変わっていくのかなというような期待は若干持っておるところでございます。でも、駐車場の改修につきましては、今のところ職員及び来客の駐車場のスペースが何とか確保できている状況でありますので、今後の検討課題ということでさせていただきたいと思います。 それから、地域防災計画でございますけれども、現在改定作業を進めております地域防災計画の目的につきましては、ここの中で先ほど議員がおっしゃいましたように、反省点という部分で東日本大震災のさまざまな教訓、課題を踏まえ、これと同程度の大震災の対応の指針となることを期して策定するということで、前段で書いております。そのさまざまな教訓、課題の一つとして、議員ご指摘のように職員一人一人が災害に対する備えが十分でなかったことや、各災害対策本部がありますけれども、その中の各部の果たすべき役割が曖昧だったということ、それから意思決定が総務対策部に集中し、初動対応に混乱が起きたということは大きな反省点であると思っております。また、これらをしっかりと受けとめて、この課題を解決するために改定中の地域防災計画では各対策部の果たすべき役割、事務分掌を明確にし、初動対応の強化、さらに災害対策行動の確保、災害時の要援護者支援、迅速な災害対応の実施に関して強化をしているところでございます。 また、全ての職員が昼夜を問わず災害対策に一生懸命取り組んでいたことも事実であります。それぞれの体験を通じて今回の震災から教訓を得た職員も少なくありません。今回の災害から何を学び、市民の安心・安全を守るために、今後それをどう生かすべきか、常に危機意識を持たせるために事務分掌及び果たすべき役割などを各課に掲示し、具体的な方策についてもそのようなことで、常に職員が意識できるような方策を検討していきたいと思っております。以上です。 ○議長(山口德君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(長洲健男君) 4点目の平均寿命のご質問にお答えをいたします。 議員ご指摘のとおり、8月4日付茨城新聞掲載の平均寿命は男女とも全国でも下位でございます。しかしながら、一方では県立健康プラザの資料では、平成22年度の65歳から94歳までの女性の健康余命(健康余命とは、健康で自立の生活ができる余命)については、県平均を上回っており、県内市町村と比較しても中間または上位というデータもございます。 市といたしましては、各種検診の受診率向上はもちろんのことですが、児童生徒に対する食育などの健康教室、また成人に対する予防教室など積極的に参加いただけるよう努力してまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(山口德君) 石津武吉君。 ◆21番(石津武吉君) 細かいことは余り聞きませんけども、後援会等いろいろ相談するまでにちょっと時間かかったと。本当は、本会議で質問に答えてやりたかったんでしょうけども、それはできなかったというようなことで、そこは了解しますが、ぜひ今後どうなるかわかりませんので、その辺におさめたいと思います。 それで、凍結の決議がされているので、これ新聞報道だけの問題で、市長とのやりとり初めてなんですけども、住民に信を問うと、こうあったもんですから、これはもう議会に対してこれに賛成した議員に対して真っ向からやって、勝負にかかったという言い方はおかしいんですが、そういうふうになったのかなと思って、一瞬私はそう思ったんですよ。あれっと思って、信を問うというんだったらば、市長を辞職するか、あるいは議会を解散するとか、いろいろやり方あると思うんですが、何かそういう感じではなさそうな印象を受けたんですけども、正直なところ結局文化複合施設を3期目当選すれば、引き続いてやっていきたいというようなことを何か凍結決議がされているので住民に信を問うという強い言葉になったのかなとは思うんですが、その辺のところだけお聞きしたいと思います。 ○議長(山口德君) 市長。 ◎市長(鬼沢保平君) 先ほど答弁しましたように、これは皆さんもご承知のように、合併時のまちづくり計画に上がっている事業でございます。そういう中で、住民の皆さんにまだ一切詳細について説明もなされてないんですよ。ですけど、私としてはまずはその凍結をまず解除してもらって、そして後は規模とか財源的なもの、いろんなものを説明し、その中でやっぱり住民の皆さんから例えばそれがだめだとか、そういう話になればまた考えなきゃならないと思うし、ただ皆さんに理解をいただきたいなというのが今の自分の気持ちで、今議員が言ったように、何でかんでそういうつもりはございません。以上です。 ○議長(山口德君) 石津武吉君。 ◆21番(石津武吉君) 大体わかりました。 わかりましたが、何か早とちりした議員も1人いらっしゃるようですから、激戦のようでございます。 次にですね、この警察の交通取り締まり、やはり実態としては余りにも近過ぎると思うんですよね。警察が一々旗を振って、ピピピッとホイッスルを鳴らして、こっちへ入れ、こっちへ入れと。市役所来るなり、それから茨城県の鹿行県民センターとか、あるいは市の商店街ですか、向こうのほうに入っていく人から見れば、本当に何か嫌な感じがするんですよね。しかも、あそこが市の駐車場だというところは、みんなほとんどわかんない感じなんですよ。ですから、私は警察と市役所が何か一体となってやっているんではないかなというふうに思っている人もたくさんいると思います。ただし、そういう声は聞いていないよと言うけども、そういう声は静かな声としてあるんです。 それで、そこを私先ほども提案しましたけど、駐車場をもう少し立派にして、2階の駐車場にして、その2階のほうから市役所のほうへ、市庁舎のほうへ回れるような、そういうのをつくってやったほうがいいのかなというふうには思っているんですけども、これ、市長のお答えをいただきたいと思います。 ○議長(山口德君) 市長。 ◎市長(鬼沢保平君) まず、取り締まりの件については、私はスピードについてはさっき議員がおっしゃったようには、いろんな意見があろうかと思いますが、シートベルトは、これは一種の習慣に近いようなものなので、ぜひご理解いただければなと思います。 また、駐車場の件については、今の段階ではそこまでちょっと検討しておりませんが、内容を少し精査させていただきます。 ○議長(山口德君) 石津武吉君。 ◆21番(石津武吉君) 次に、大震災の教訓についてでございますが、この内部の災害対策本部を立ち上げたが、内部の意思の疎通がやっぱりうまくいかなかったというところなんですよね。対策本部は立ち上げたんだが、実際何をどう対処するのかと、電源はないと、それから通信手段も遮断されているという中で、どうしたらいいのかというあたりをやっぱり小堤部長はそのとき総務課長だったんだから、災害対策本部に当事者として入っていたと思いますが、意思の疎通がうまくいかなかったということは、結局立ち上げたが実際は何もできなかったと。それから、どうしたらいいのかというところが、やっぱり動き出せなかったというところなんですけども、そこら辺実態として直接あの場面にいた総務部長はどうだったのかというのを、生々しく語っていただけませんか。 ○議長(山口德君) 総務部長。 ◎総務部長(小堤明君) それでは、お答えします。 今、質問がありましたように、私は確かに対策本部の事務のほうやってました、その一番初めに対策本部を立ち上げて、各対策部ごとにやるべき仕事の防災計画の中に羅列されている項目については、各対策部で検討始まったんですけども、現実問題として避難所の開設のノウハウとか、どういう機材が必要だとか、それから避難すべき人たちがどの辺にどの程度集まっているのか、1つの事例として大洋地区につきましては各学校が一時避難所になっていました。その避難所と避難所を開設する避難場所というか、そこが一応別なものなんですけど、その辺の認識もなかったので、とりあえず各避難場所へ集合した方を今度1カ所の大洋中学校のほうへ避難場所を指定する、開設するためにそちらに移動してもらうとか、その辺の初動の、最初にやるべきものというのがまだ定まっていなかったというのは、確かに現状です。 それと、対策本部の中では、今度救助ですか、その被災者支援というか、そういう制度的にやらなくちゃならないということも、今回初めての手続がありました。国のほうでは、早く激甚災害指定を受けましたので、それに基づく新たな手続というものはかなりの量ありました。 それと、今回幸いに状況が早く把握できたというのは、消防団の方をうまく活用できて、被害状況を全域調査してもらったと。ただ、そういうものはデータとして上がってきたときに、どういうものを順番的に優先順位をつけて作業に入っていくかという、その辺の全体的な段取りというのがやっぱり混乱した一番大きな部分だったのかなと思っております。その中には食料、水、衣料品、それから自衛隊の派遣、そういうものかもろもろあります。そういうものを今回は各部署ごとにきちんと早目に、瞬時で移動できるような人員の配置と手続の内容を明確にしていきたい、ここの部分が一番大きかったのかなと思います。 それと、土木関係とか水道関係のライフラインをいかに復旧させるかの、その業務の、協力いただける業者の方とのやりとり、この部分も早く進めたい状況であったんですけども、そこで出てきたのが通信手段が遮断された、停電のために通信の方法がなくなったというところが大きな問題だったのかなということで、今回ここの庁舎の改修もお願いするんですけども、自家発電とか、それから無線機、そういういろんな、一個の通信手段ではなくて、多数の通信手段を確保していくということも教訓で、大きな対策にしなくちゃならないと考えております。以上です。 ○議長(山口德君) 石津武吉君。 ◆21番(石津武吉君) 生々しく語っていただきました。問題は、それを本当に教訓として生かし切れるかどうかというあたりだと思うんですよ。立ち上げたが、実際は何もできない、右往左往というような状況だったんだろうとは思いますが、やはりその辺を職員全体が意識づけをやっぱりきっちりやっていく。それから、訓練もやっていくということを常にやらないと、もう既に震災の風化が始まっているんですよ、風化が。向こうの三陸とか宮城とか、津波でやられても、それから震災でがたがたになっても、すぐ2年、3年たつともうすぐ風化が始まってしまうと、この風化との戦いだと今言われていますから、ぜひその辺は心して市長、かかっていただきたいなと思います。 それから、最後に市町村ごとの平均寿命で、NPOの発表した平均寿命は最下位だったが、茨城県の健康福祉とか、健康づくりではまあ真ん中辺だよと、平均余命と言うらしいですけどもね。だから、平均余命が真ん中辺だから、そんなことはないよという否定されたのかどうか、平均寿命は最下位というのは何か大したことはないんだよというふうに私、健康福祉部長が今言ったのは、そういうふうな認識なんですけども、そもそも平均寿命と平均余命がどんなものかというのは、それいろいろやってもしようがないので、平均余命が真ん中辺だから、NPOが発表した平均寿命は最低だと、女性の場合ね。これについて8月4日に出されたのは大した問題ではないんだよと、市長として何もそんなに心配する問題ではないんだよというふうにお考えなのかどうかお尋ねしたいと思います。 ○議長(山口德君) 市長。 ◎市長(鬼沢保平君) やはり、平均寿命のあのデータは、私は大したことないとは思っておりません。数字だけ見ると県内で40市町村、女性の場合ですね、最下位、全国でもたしか下から15番だと思います。それは、いろんな原因があろうかとは思いますが、それを少しでも寿命延ばすという意味で、例えば健康診断もちろんですけども、その前にやっぱり食の問題も、例えば塩分の問題とか、あとはいろんな運動とか、体を動かすとか、そういうのをやっぱりトータルで取り組んでいかなければならないのかなというふうに思います。 ○議長(山口德君) 石津武吉君。 ◆21番(石津武吉君) 最後ですから、保健師というものもたくさん今いらっしゃいますよね、鉾田市の中に。やはり保健師の方がやっぱり地道に回るとか、地域を回るとか、あるいは血圧を、昔の保健婦という時代はそういうイメージだったんですけど、今は何かパソコンだけいじくっているような、そういうイメージなんですけども、ぜひそうした小まめな対応というのは必要だと思いますし、検診についても1回出しても連絡しないと何も来ないんですよね。だから1回この日やりたいというふうに言っても、なかなかその後来ないので、ぜひそうしたコミュニケーション等々も、検診の、ぜひ必要だなと思いますので、その辺についての身近な対応というものを求めて、私の一般質問終わりたいと思います。以上です。 ○議長(山口德君) 水上美智子君。          〔5番 水上美智子君登壇〕 ◆5番(水上美智子君) 5番水上美智子です。議会傍聴まことにありがとうございます。 初めに、2020年東京オリンピックが決定いたしました。大変すばらしいことであります。スポーツ界のみならず、日本全国に夢と希望を与えていただけると思います。改めてお礼を申し上げます。おめでとうございました。 それでは、ただいまより通告に従い、6項目、7点の一般質問をいたします。1項目、期日前投票率の向上について。1点目、7月21日に行われました参議院選挙において、期日前投票率についての結果をお伺いいたします。 2点目、期日前投票に必要な宣誓書を入場券の裏面に印刷して、あらかじめ自宅で事前に氏名や住所を記入し、投票所に持参して期日前投票ができるようにしていただけないかお伺いします。 2項目、妊婦に優しい社会について。妊婦の方に障害者駐車場を気兼ねなく利用してもらうために、マタニティーマークの表示板の設置をしていただけないかお伺いします。 3項目、小型家電リサイクル法の成立について。使用済み小型電子機器等再資源化促進法が2012年8月に成立し、2013年4月に施行されました。現在、小型家電に含まれるレアメタルや貴金属は、その大半がリサイクルされず、ごみとして埋め立て処分されています。日本全国で年間に廃棄される小型家電は約65万トンと推定されています。その中に含まれている有用な金属の量は約28万トンで、金額にして約844億円にも上ると言われています。新制度の小型家電リサイクル法により、市町村が使用済み小型家電を回収し、国の認定を受けた業者が引き取ってレアメタルなどを取り出すリサイクル制度が創設されることになります。制度導入は、市町村の任意であります。以前の質問で、茨城県の説明を受けて対応するとの答弁でありました。本市の取り組みの考えを改めてお伺いいたします。 4項目、熱中症対策について。今年の夏は大変暑い猛暑の日が続きました。毎日のように新聞やテレビで熱中症に気をつけてとの呼びかけがありました。以前の質問でも、全体的な効果、設置場所等について調査検討が必要であるとのことでありましたが、学校施設に熱中症対策の一つとしてミストシャワーの設置を考えていただけないかお伺いします。 5項目、健康マイレージの取り組みについて。健康診断の受診やスポーツ活動への参加などで、ポイントをためると幼稚園や保育園、小中学校などの寄附という用途や、また公共施設利用券との交換や抽せんで景品と交換ができるなどの特典がある健康マイレージの取り組みが今注目をされています。市民の健康受診率を上げ、健康づくりに励むことで医療費や介護費の抑制につながります。ぜひ行っている市町村を調べていただき、取り組みの検討をお伺いいたします。 6項目、緊急医療情報キットについて。以前の質問に対して、緊急医療情報キットにおいて、「民生委員のご協力をいただきながら普及させていただきたい」と答えていただきました。現在の配布状況についてお伺いいたします。 ○議長(山口德君) 水上君の質問に対し答弁を願います。総務部長。 ◎総務部長(小堤明君) それでは、期日前投票についてお答えいたします。 投票率につきましては、今回の参議院選挙の期日前投票の投票率につきましては、14.94%となっております。前回の参議院選挙より1.23ポイント向上しております。 また、2点目の入場券に宣誓書の印刷ができないかということでございますけれども、現在の入場券の仕様でいきますと、1封筒の中に縦に3人のスペースとなっておりますので、この中に宣誓書を書き込むことは可能ではありますけれども、かなり文字が小さくなり、スペースが狭く、逆に高齢者の方にとっては使いづらい様式になる可能性があります。現在、窓口の、必ず期日前投票は投票所に来ますので、その場で書いていただいても1分かからないぐらいで簡単に書けますので、その辺があります。ですから、実際に実施している市町村も出てきている状況はありますけれども、今後選挙管理委員会の中で検討していきたいということで考えております。以上です。 ○議長(山口德君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(長洲健男君) それでは、順次お答えをいたします。 2項目め、マタニティーマークの表示板設置というご質問でございますが、平成23年10月1日から「いばらき身体障害者等利用証制度」が開始され、その制度の中で妊婦さんにつきましては母子手帳発行時にマタニティーマークの交付と制度の説明を行っているところでございます。その利用証を車等に掲示していただければ、身体障害者専用駐車場も利用可能となります。したがいまして、表示板設置までは必要ないとの考えから、現在のところ設置予定はございません。 次に、5項目め、健康マイレージについてお答えいたします。この制度は、検診の受診や健康に関する事業への参加、個人目標を立てて、それを達成することをポイント化し、ポイントを交換したり、抽せんなどで商品が当たるといった制度で、全国幾つかの自治体で実施しているようでございます。その名称、予算、内容は各自治体によってさまざまですが、主に検診の受診率向上を目的としている自治体が多いようです。県内では、神栖市、つくば市が実施をしておりますが、鉾田市としては今のところ実施する予定はございません。 6項目め、緊急情報キットの配布状況についてお答えをいたします。配布につきましては、各地区の民生委員にお願いをして、配布をしているところでございます。旭地区については9月5日、鉾田地区については9月9日にお願いをしたところでございます。大洋地区については9月13日を予定いたしております。対象者につきましては、市内に住所を有するおおむね65歳以上のひとり暮らしの方及び高齢者のみで構成された世帯を対象としております。以上でございます。 ○議長(山口德君) 市民部長。 ◎市民部長(小島一夫君) 3項目めの小型家電リサイクル法の取り組みということについてお答え申し上げます。 小型家電製品の取り扱いにつきましては、従前から本市は埋め立て処分をしているのではなく、処分業者に委託をして、リサイクル処理を実施してきております。今回の法施行により、議員ご指摘のとおり自治体は小型家電回収の責務を負い、原則といたしまして国が認定する認定事業者へその回収品を引き渡しをするということとされております。しかし、国のほうでこの認定事業者というのはですね、今年6月の末に初めて1回目の事業者を認定しているというような状況でございまして、まだ事業者が出そろっているというような状況にはございません。そういうことから、市といたしましては今後認定事業者を含め、これからも出てくるという事業者も含めて、協議を重ね、小型家電製品のリサイクルに対しまして適切に対応していきたいという考えでございます。以上でございます。 ○議長(山口德君) 教育部長。 ◎教育部長(米川治夫君) 熱中症対策についてお答えします。 平成23年度第3回定例会においても、水上議員からミストシャワーの設置、エアコンのない教室に固定式の扇風機の設置要望がありました。現在では、エアコンのない教室については壁かけ式扇風機が設置されたところです。ミストシャワーについては、地球温暖化と高温多湿現象が問題視されている中、夏の暑い屋外での霧のシャワーは見た目にも清涼感を感じさせ、暑さをしのいでリラックスを促す癒やしの効果もあります。子供たちの熱中症対策には有効な機能であり、特に都市部では需要があるということは認識しております。しかし、導入に当たっては全体的な効果に検討の余地があり、今年のような猛暑による熱中症対策はなるべく炎天下を避け、日陰で休むとか、小まめに休憩と水分をとるなどして、正しい予防法を知って、体調管理をすることが大切なことと思います。ミストシャワーの冷却効果は一時的であるのに対し、熱中症対策としてはぬれタオルを首に巻くとかして、冷却効果を持続させるなどして、工夫をしていただくこともよいのではないかと思います。以上です。 ○議長(山口德君) 午後1時まで休憩します。                午前11時53分休憩                                                        午後 零時59分開議 ○副議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 水上美智子君。 ◆5番(水上美智子君) それでは、再質問をさせていただきます。 初めに、1項目の再質問であります。参議院選挙におきまして、自治体においてはさまざまな取り組みで投票率の向上に対応をされております。その一つが期日前投票の呼びかけではないかと思います。その中で、宣誓書を投票所の中で、やっぱり先ほど部長の答弁では、記入するのに1分くらいしかかからないというお話もありましたし、また課題、高齢者の方々に対しての課題も答弁いただきましたけれども、投票所の独特の雰囲気の中で記入するのはやはり心理的にも負担であるとの声も私も何件か聞いております。そういう取り組みの中で、やはり投票率を上げるための一つの施策、入場券に宣誓書を一緒に配布していただければ、やはりアップにつながるのではないかと思います。先ほど、部長の前段の議員の答弁の中で、「百聞は一見にしかず」、この言葉がずっと昼休み中頭から離れませんでした。この言葉を通しまして、その取り組みをされている自治体、そこにやはり行って、どのようにやっているか、それを見てきていただきたいなと感じました。そういう中で、準備には大変時間も手間もかかると思います。そういう中で、ぜひ私のお願いとしましては次の県議会、または鉾田市議会の選挙までには対応がしていただけないか、再度お伺いしたいと思います。 ○副議長(岩間勝栄君) 総務部長。 ◎総務部長(小堤明君) 投票率を上げるという点では、この期日前投票というのは制度的には事前に投票しても、投票が成立するということで、この部分については市のほうでも積極的に推進しているところです。夜8時まで行っておりますし、かなり定着してきているのかなという感じはしております。先日の県知事選挙でも、鉾田自体は期日前投票だけ見れば中間以上の上位で期日前投票処理しております。そういうことで、定着はしております。ただ、投票率を上げる一つの手法として、これをPRしていくことは大事だと思います。ただ、今回の宣誓書をどうするかという部分は、その宣誓書が直接的に投票率の向上につながるかどうかは、なかなか判断難しいとは思うのですけれども、その向上率を上げる中で、先ほど言いましたように、投票所で直接その場で書くのが嫌だというような部分があるとすれば、そういうのも含めて今後選挙管理委員会の中で他町村の事例もうちのほうで把握している部分ありますし、様式的にこういうものでも印刷が可能だという部分までは検討はしております。ただ、この後行われる市長選、それから補欠選、こういう間近な選挙に直接変えるということになると混乱を来す場合もあります。また、様式が変わったことによって、新たなトラブルを起こす可能性もありますので、その辺は慎重に選挙管理委員会の中で検討していきたいということで考えております。 ○副議長(岩間勝栄君) 水上美智子君。 ◆5番(水上美智子君) いろいろな課題はあると思いますが、やはりこの期日前投票の向上について、この一つの宣誓書を入場券にというのは取り組みとしては間違いはないと思っておりますので、ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思います。 それでは、2項目の再質問に移ります。先ほど、健康福祉部長のほうから、妊婦さんにおきましては車のところにマタニティーマークの配布をしているという答弁でありました。このマタニティーマーク、実は結構妊婦さん方、またそのご家族には周知はされていると思いますが、一般の方々にはやはりこの周知はされていないのではないかなと感じております。そういう中で、一番の問題は、このマタニティーマークが車のここに置いてあって、ここの車は妊婦さんなんですよということが一般の方に知っていただくことが大事ではないかと考えます。そういう中で、私も先ほど取り組みはないとはっきりと言われましたが、そういうためにも障害者駐車場に表示板の設置、特に妊婦さんがいらっしゃる機会が多いと思われます保健センター初め図書館などにそういうものがあればいいかなと感じております。やはり、妊婦さんは大切な命を育む方々であります。そういう鉾田市として優しい環境づくりを、安全・安心の取り組みをしていただきたいと思いますので、1回目の質問でないということでありましたので、再度聞きませんが、ぜひご検討よろしくお願いいたします。 それでは、3項目の再質問に入ります。今回市民部長のほうから、国が認定する事業者は6月末にされたという具体的な日程を聞きました。そういう中で、まだまだ始まったばかりの、今後これからの導入、運営がされるのではないかと考えました。 そういう中で、この小型家電のリサイクルはやっぱり循環型社会の構築を目指す意味でも大変重要な取り組みであります。そういう中で、具体的にこれからではありますけれども、やはり効率よくするために公共施設の設置初め地域のイベント会場の設置などももし今後対応の中に考えていただきたいと思いますし、またその中でも課題としまして個人情報の保護対策初め回収品の盗難防止策など、さまざまな課題もやはり運営をすればなると思いますので、そういう点でもこれからであるということは聞きましたので、もし何か市民部長のほうから答弁ありましたら、よろしくお願いいたします。 ○副議長(岩間勝栄君) 市民部長。 ◎市民部長(小島一夫君) お答えいたします。 先ほど6月の末に初めて国が指定をしたということで、全国で14業者というようなことでございます。そういうことでございますので、これから十分そういった認定業者さんとの協議を踏まえて対応するというものでお答えをしました。 また、今議員がおっしゃられるのは、いわゆる今回の回収ということで自治体の責務ということですので、いわゆる義務ではなくて責務ということでもあります。それと、実質的に回収ボックスみたいなことをお話しいただいたのかなと思うのですけれども、実際先行的に実施している自治体の状況を見ましても、なかなかそういった周知効果という点ではあるようでございますが、実際そこに物を入れてもらっているのかという話になると、若干余り効果的ではないといったようなお話もございます。それと、回収して、そういう希少金属を有効に活用できる、そういった割合の高いもの、言ってみれば携帯電話とか、そういったものというのは既にいわゆる販売店あるいは専門店のほうでの回収というような形で一定のルールというようなものも成り立っているような状況もございます。そういうことですので、市のほうといたしましては、全体的なリサイクルに出しているわけですが、さらにそれを余り手間をかけずにより一定の区分ができる中でその認定事業者さんが引き取るというような形になっていって、またそれにかかる費用もペイするような感じでいけるというのが一番の理想でございますので、そういった点を含めて当然検討については重ねていきたいということでございます。以上でございます。 ○副議長(岩間勝栄君) 水上美智子君。 ◆5番(水上美智子君) さまざまな課題は今部長のほうからお話聞きまして、あると思います。しかし、鉾田市民の方々にも本当に循環型社会の構築というのを意識づけるためにも、ちょっと若干話は変わりますけれども、ペットボトルのキャップ、これも本当に公共施設のほうに置かれまして、本当にたくさん集まって、市民が一体となって参加している、そういう意味でもこの小型家電のリサイクル、本当にもし市民の方がああ、いい、いいことだからみんなでやろうとなれば、きっといろんな課題はあると思いますが、ぜひ私としましてはこの運営がもうスムーズにもしできるのであればいいかなと思っておりますので、何とか今後いろんなやっている自治体なども調査検討していただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 では、4項目の再質問に入ります。今回ミストシャワーということで、中学校でこの夏休み期間での部活においては大変熱中症対策にご苦労されたのではないかと思っております。そこで、教育部長、小中学校でこの夏熱中症らしきあれで体調崩されたとか、そういう声は伺っていないかどうかお伺いしたいと思います。 ○副議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(米川治夫君) 中学校での熱中症については、あったことは認識しております。ただ、小学校での熱中症ということについては、情報を把握していません。以上です。 ○副議長(岩間勝栄君) 水上美智子君。 ◆5番(水上美智子君) では、中学生が熱中症にかかられて大変な思いをしたということは部長のほうには聞こえているということで、そのときに対応を速やかに先生方がされたかと思いますが、私がこの質問を再度したということは、本当に今年の夏は毎日が35度、体温より上がっている地域もありました。そういう中で、本当に、先ほど部長のほうからもありましたけれども、ミストシャワーに限らず、やはり総合的な対策が必要であり、その一つ一つが生徒たちのやっぱり未然に防げる対策になるのかと思います。私がミストシャワー一つに今回焦点を絞って質問をいたしましたが、やはり教育委員会としても本当に子供たちが安心で安全な環境で学校生活に取り組めるように、やはりこのミストシャワーの一つの課題としまして、対応を考えていただきたいと思いますので、また今後とも早急なもし対応ができるように要望いたしまして、質問を終わります。 では、5項目の再質問に入ります。この健康マイレージ、今回市長に答弁をお願いしたいと思います。全国に先駆けて実施している静岡県袋井市の例をここで挙げさせていただきます。この袋井市では、2007年度から健康づくりの活動をしております。この健康マイレージ制度、対象者は15歳以上の市内在住、在勤の方で、参加方法ははがき型のカードを利用する「すまいるカード」と、携帯電話やパソコンを活用する「e―すまいる」の2種類があります。日々の健康づくりとして自分に合った運動、食事、ウオーキングの目標を立て、その実践記録を市に報告、提出すると、ポイントが加算されるという仕組みになっております。そして、ポイントをためて、1つには公共施設利用券と交換したり、そして健康増進につながっていると聞いております。また、1つには、民間のサービス券と交換し、まちの活性化につながっているとも聞いております。また、1つには、学校などにポイントを寄附して、教育環境の充実につなぐ取り組みをされております。2012年度には、袋井市は人口8万7,000人ですが、その中で参加者数が1万人を突破したと聞いております。近くでは、先ほど部長のほうからもありましたけれども、神栖市でもつくば市でも取り組んでいるということでありました。そういう意味で、前段議員からも本当にこの鉾田市の女性の寿命が結構茨城県内で下のほうだということも伺いましたので、そういう意味でもこの取り組みがもし、先ほど市町村を調べてほしいと1回目で言いましたけれども、市長として何かご意見があればお伺いしたいと思います。 ○副議長(岩間勝栄君) 市長。 ◎市長(鬼沢保平君) 確かに健康というのは、何もしないで健康にするのは難しい。いろいろ自分でいろんなことに取り組むというのは大変大事かなというふうに思います。ただ、議員がおっしゃっているように、それを何かそれに対して報酬とは言いませんけど、そういう形で取り組んでいくのがいいのか、やっぱり自主性を尊重するのか、その辺ちょっと内部でも議論しているような状況です。今、県内でも2カ所あるというような話も聞いていますので、その辺の取り組みの状況とかですね、効果、その辺も少し調査をしていきたいと思います。 ○副議長(岩間勝栄君) 水上美智子君。 ◆5番(水上美智子君) 市長、ありがとうございます。 今後のやはりこれから広がりつつあるこの健康マイレージの施策であると思いますので、この事業をしっかりやっているところ、また調べていただいて、やはりそれなりの結果が出ていれば鉾田市として可能かどうかをお願いしたいと思います。こういう将来の超高齢化社会を見据えた施策の一つとして、この事業は私は大変重要だと思います。生活習慣病を予防し、健康寿命を延ばして、将来的に医療費の削減につながると思いますので、どうか調査をさらにしていただいて、前向きな対応をお願いしたいと思います。 最後になります。緊急医療情報キットの件でありますが、先ほどの部長のお話ですと、旭が9月5日、鉾田が9月9日、大洋がこれからの9月13日ということで、これから徐々にこの事業が行われるということで、私はもうそれぞれ現場に配布されているのかなと、ちょっと想像したんですけども、やはりこれは市だけではできません。民生委員、またその他いろいろな方々の手助けを得てやはりやっていかれるので、思った以上に時間、手間がかかっているのかなと推測しました。そういう中で、配布する側としても本当に地域見守りの観点から効果は絶対あると思います。 そういう中で、今年の夏、先ほども何度も言いましたけども、猛暑で熱中症、先ほどは中学生と言いましたけど、高齢者の中で熱中症できっと緊急搬送された方ももしかしたら鉾田市内にいるのではないかなと思いますけれども、そこは私も調べておりませんのであれですけれども、それくらいに今年の夏は異常気象だということで、そういう意味でもいざというときにこの情報キットが配布されていれば未然に大事な、大切な命を守ることができる一つの手だてであると思いますので、これからこの事業が本当に高齢者の安心・安全な環境づくりということで、成功されることを期待しております。また、今回6点の質問の中で、本当に鉾田市全体のやはり安心・安全な環境づくりということで質問させていただきました。以上で一般質問を終わります。 ○副議長(岩間勝栄君) 畠 長弘君。          〔11番 畠 長弘君登壇〕 ◆11番(畠長弘君) 改めまして、こんにちは。議席番号11番畠でございます。通告に従い、2項目、7点に分けて質問をいたします。市長、教育長を初め担当部長にはご答弁を願います。 今年の夏も暑い日が続き、熱中症、ゲリラ豪雨、竜巻など、全国各地で発生し、不安と恐怖を与えております。いつ我が身に降りかかるのか、備えと心構えの必要性を感じます。そのような中、2020年東京オリンピックの開催が決まり、日本中が喜び、このことで景気が上向くことを願い、子供たちに夢と希望が持てる社会に突き進むことを願います。逆に、このことで震災の復興が後回しにならないことを同じく願うところでございます。今回は、教育環境整備、市有地の有効利用について順次お聞きをいたします。 まず、運動会シーズンの今月は、父兄はもとより一般市民も学校へ出向く機会がふえます。そこで、急ピッチでグラウンドの清掃をしている学校も目立ちます。校庭敷地内の除草剤散布を禁止する通達があったとのこと、それならばどのような方法で、誰が整備していくのか、行政からの支援対策等を考えているのかについてまずお聞きをいたします。 旧鉾田町内に将来市内で1つになる給食センターが稼働しております。今、小学校の統廃合も進められていますが、それならば旭地区の給食センターはいつごろまで使用できるのか、使用するのか、給食センターの統一はいつごろになるのかについてお聞きをいたします。 食物アレルギーを持っている生徒も本市にいると思いますが、全国の中で給食を食べて大きな事故が起きてしまいました。2カ所の給食センターの対応は十分なのか、先生など緊急時の対策マニュアルはできているのかについてお聞きをいたします。 通学時、夜間などで事故が起きています。夏休みの後で子供たちも気が緩んでいます。生徒たちが事件、事故等に遭わないためにも、危険個所の改善、生徒たちへの指導等が十分なのかお聞きをいたします。 今、全国的に読書を勧める活動がふえて、いわゆる活字離れを防ごうとしていますが、「はだしのゲン」など、貸し出し図書の規制、また指導があるのかについてお聞きをいたします。 次に、市有地の有効利用についてお聞きをいたします。まず、再生可能エネルギー、太陽光発電を目的とした事業所に貸し出した市有地に、使用規制があるのか、20年後には更地返還となっているが、大量の表土が削られているが、どのような形で戻すのかについてお聞きをいたします。 私も何回かお聞きしていますが、箕輪地区の市有地を残土のストックヤードとして使用を考えているようですが、その後の活用まで含めた計画なのか、その点についてお聞きをいたします。 なお、再質問につきましては質問席にて質問をいたします。 ○副議長(岩間勝栄君) 畠君の質問に対し答弁を願います。教育部長。 ◎教育部長(米川治夫君) それでは、まず除草剤散布禁止についてお答えします。除草剤散布禁止により、校庭敷地内の整備に関する対策、支援などはあるのかということについて、答弁いたします。 最初に、鉾田市内の学校における除草剤散布の件についてですが、今年除草剤散布を新たに制限したわけではございません。鉾田市内の学校では、子供たちの健康面を考慮し、今までにも校庭敷地内への除草剤の使用を控えようということを確認していました。今年度6月11日に、農林水産部長及び生活環境部長の連名で、住宅地等における農薬使用についての通知があり、その内容が「子供たちへの健康被害が生じないよう、農薬を使用しない管理を心がける」ということでした。市内の学校や園では、既に確認しておりました校庭等に除草剤の散布は控えるということを校長・園長会で再度確認いたしました。教育的見地からすると、除草剤を散布することにより、自然でない植物の枯れ方を目にするなど、心理的な影響を特に幼稚園児、小学生、中学生に与えることのないように、除草剤の使用を控えてきました。今後も、そのように対応していきたいと考えています。 市内の学校では、学校職員だけでなく、保護者や地域の方の協力を得て、従来どおりに鎌や草刈り機による除草を実施しております。また、学校によっては親子奉仕作業という形で奉仕作業を進め、子供たちに働くことの大切さや愛校心を高める活動として実施しているところもございます。保護者数の減少等で作業も大変になってきている状況でございますが、教育的に意義あることなので、安易に除草剤での対応をしないということを心がけております。 教育委員会の校庭敷地内の整備に関する支援としましては、敷地内に急斜面があり、除草が困難な学校には整備の補助を実施しておりますが、それ以外の学校にはこれまでどおり除草のための支援はございません。ご理解とご協力をお願いします。 次に、給食センター統一ということですけれども、いつごろかとの質問ですが、給食センターの統一は鉾田学校給食センターの調理能力の日量4,000食を目途に統一する必要があります。平成25年度の調理数は、鉾田学校給食センターが3,438食、旭学校給食センターが1,129食で、合わせると4,567食になり、鉾田学校給食センターの調理能力を大きく上回っており、4,000食を下回るのは現在の出生数で見ると平成31年以降となることから、給食センターの統一も平成31年以降と考えます。 旭学校給食センターのいつごろまでということですけれども、平成7年から稼働しています。ということで、調理、洗浄機能等が老朽化により頻繁に故障と修繕を繰り返している状況にあります。今後も機器の故障は避けられませんが、鉾田学校給食センターに統一されるまで旭学校給食センターを使用してまいります。以上です。 次に、アレルギーを持っている生徒用の給食の提供ということですけれども、アレルギーを持っている生徒用の給食の提供はどうしているかとの質問ですが、対応策としまして1として献立表対応、2として除去食、3として代替食での対応を実施しています。まず、鉾田学校給食センターでの対応ですが、医師の診断に基づきアレルゲンを含まない代替食または除去食を提供しています。アレルギーのある児童等の保護者には、対応の適否を確認するため、事前に献立表を配布しています。鉾田学校給食センターでの対応者数は23名です。 次に、旭学校給食センターの対応ですが、鉾田学校給食センター同様医師の診断に基づいたアレルゲンを含まない除去食を提供しています。旭学校給食センターには、アレルギー対応の特別調理室がないため、代替食の提供はできないため、除去食のみの対応となっています。アレルギーのある児童等の保護者には、鉾田学校給食センター同様対応の適否確認のため事前に献立表を配布をしています。旭学校給食センターでの対応者数は10名です。 マニュアルということですけれども、以上のように献立表を配布し、医師の診断に基づくということで、アレルゲン物質についての対応をしているところです。 次に、通学路の安全対策、危険個所に改善は進んでいるかということですけども、平成24年度に通学路の安全確保に関する対策を講じるために、茨城県鉾田工事事務所・鉾田市道路建設課及び鉾田警察署交通課・総務課交通係・教育委員会・各小学校が連携して合同点検を実施し、改善を図るための対策案を作成したところです。市内における対策必要箇所は61カ所あり、平成24年度中に17カ所の改善を実施しました。今年度は、鉾田警察署において、いこいの村涸沼付近に横断歩道の設置、鉾田市でスクールゾーン整備7カ所の改善を行いました。そのほか改善箇所について、各関係機関で予算措置を行っており、道路建設課でも5カ所の改善を行う予定となっております。 今後も対策必要箇所については、引き続き関係機関と連携をして、安全対策を図ってまいります。 次に、「はだしのゲン」などの学校貸し出し図書の規制指導はあるのかということについてお答えします。「はだしのゲン」については、島根県松江市立の小中学校の図書館で、漫画「はだしのゲン」に閲覧制限がかかっていた問題、8月26日に松江市教育委員会が各校への制限指示を撤回された件でのご質問かと思います。鉾田市の小中学校の図書館にも、この「はだしのゲン」の本は購入されております。鉾田市の小学校の20校中13校でそれぞれ3冊から20冊の本が整備されております。中学校4校中3校で6冊から20冊の本が整備されています。この本が置かれていない学校では、単に購入していないだけで、内容等がどうだからという観点で購入されなかったわけではありません。この本に関しては、学校、教育委員会とも閲覧制限は設けておりません。また、市内の学校で購入する本は課題図書などのように推奨されている本がほとんどですので、学校も教育委員会も小中学校図書室の本にあえて閲覧制限などの規制等は設けていないのが状況です。以上です。 ○副議長(岩間勝栄君) 総務部長。 ◎総務部長(小堤明君) それでは、市有地の有効活用について2点お答えいたします。 まず、1点目の太陽光発電の貸し地の使用規制でございますけれども、貸し付けに当たりましては普通財産の賃貸借契約書により細かく定めております。目的といたしましては、太陽光施設の用に供することということ、それから財産の使用に関する部分では譲渡、それから転貸しは禁止しております。また、担保の提供についても禁止しております。それから、解約の条件等、それからそこで起きた損害に対する賠償の責任、これは借り受け人が行うと、こういうような内容で規制はあります。 また、20年後の更地返還の件でございますけれども、この契約の内容で借り受け人の負担で市の指定する期間までに原状に回復して返還するということになっております。これ、更地ですので、基本的には構造物とか基礎などは全て撤去した上で、更地で戻すということでございます。 それから、先ほど議員がおっしゃいました大量の土ということがありましたけれども、この件につきましてはもと表面に雑草がありましたので、雑草部分の除去で2センチから3センチ取って、これは処分したそうです。あとは高低差が約80センチ近くありましたので、低いほうへ高いところの土を取ってやって、今は不陸が終わって平らな状態になっております。以上です。 それと、次に2点目の箕輪地区の市有地のストックヤードの件でございますけれども、ストックヤードとしては工期間のずれなどから再利用されていない建設発生土を一時的に保管し、別な工事で利用するようにすることで、建設発生土の有効理由を図るための建設ヤードです。これにつきましては、使用期間が長期になることを想定しておりますので、現段階で使用後の活用策については具体的な検討はいたしておりません。ただ、期待できるものとしては、現在水田でありますけれども、そのストックヤードとして使うことによって地盤が自然に安定できるという、その分については期待をしておりますので、実際にこの事業が終わったときにはそれを含めた活用を検討していきたいということで考えております。以上です。 ○副議長(岩間勝栄君) 畠 長弘君。 ◆11番(畠長弘君) それでは、順次再質問を行います。 まず、最初の校庭並びに敷地内の除草剤の規制についてでありますけれども、ただいまの部長の答弁では従来どおりの対応だということで、今回新たに設けたわけではないという形だと思います。私も、校庭、子供たちが運動するところに除草剤を頻繁にまいている、それでもってきれいになっているということがよしとしては考えていないわけでありますけども、では先ほども言いましたけれども、部長の答弁では父兄並びに親子というのですか、生徒、子供たちと一緒になって除草作業をする、または先生方にという形だと思うのですが、今ゆとり教育の見直しということが全国的に言われております。けさのちょっとテレビを見ていましたら、静岡県の知事が、ちょうど静岡で国語が全国最低だったということで、下から100番目までの学校名は公表できませんけども、校長名を公表するなんていう話をして、学力向上に大変力を入れるということは、これはどこの地域も、茨城県も同じだと思いますし、もちろん鉾田市も同じことだというと、なかなか先生方がそれを対応するというのも難しい。また、かといって、では子供にやらせろという話ですけれども、今はいろんな意味で子供たちもそういうものを使った経験がないと、経験がないからやらせるのではなくて、経験させろと言われるかもしれないのですが、それに伴う危険度が増すことによっての、また逆のリスクもあるのではないかという形で、なかなか子供たちにやらせることも難しい。では父兄、子供たちが預かっているなら父兄がやれよということですけれども、従来の地域と違って職業も多様化しておりまして、なかなか学校のほうに出向く機会というのがもう期間が限られると難しい面も出てくるというと、そこも大変難しい。しかしながら、今運動会シーズンですので、どこの学校も大変きれいな、教育長も運動会シーズンほとんどの学校を視察されることかと思うのですが、どこの学校も大変きれいなふうになっていると思うのですが、それを1年から1年その状態にしているというのは大変これ難しいのかなと思いますけども、鉾田市はそれは基幹産業が農業ですから、農家やっている方なんかわかると思うのですが、なかなか今除草作業というの大変骨の折れる仕事でありまして、それに労力大変かかるということであります。 では、今言われるように従来どおりで果たして済むのか。運動会シーズンですから、今きれいですけど、そのちょっと前までは大変荒れていたところも私は何校か目にしたところもあるんですが、それをよしとしていたのかということですよね。それは、こういう通達があったからできなかったんだというところの学校からの言い分も出てくるんではないかなと思うんですが、何らかの支援策がないというままで現状維持しろということは不可能ではないかなと思うんですが、その点部長はどういう考えなのか、改めてお聞きをいたします。 ○副議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(米川治夫君) 校庭の除草作業についてですけども、議員おっしゃるとおり運動会、体育祭等の現在の校庭の状況と1年中同じなのかというのは、非常に見る限りでは大分違うと思います。父兄の方あるいは家族の方が集まる状況ですので、その場に合ったような校庭等にしていると思います。ただ、教育委員会での除草についての方策あるいは支援、そういうことについてはこれから学校と話し合いをしながら除草作業についてのことを検討していきたいと思います。以上です。 ○副議長(岩間勝栄君) 畠 長弘君。 ◆11番(畠長弘君) 検討なされるんだとは思うんですけれども、放っておいても草は伸びてくるわけですから、対応を素早くやらないといけないのかなと思うんですね。一番心配するのは、やっぱり安全な形の中で除草作業をするということが一番だと思うんですよね。だから、無許可で散布してしまったりして、それを父兄も子供も知らない、生徒も知らない中で、そこで校庭で運動をしていたりということがあってはならないことですので、絶対にそういうことがないためにも、ある程度のやっぱり支援策というものを鉾田市は市長が中心になってやっているシルバー活用とか何とかとやっていますので、そういう方々にも手をかりてやるという案もあると思うんです。これ、小学校の統廃合が間近に迫っていますので、いつまでもエンドレスに続くものではなくて、小学校の数が減れば限られたところにやるというの、そんな経費がかかるわけではないので、今これ、生徒数が少なくなっていますんで、少ないと逆に校庭は荒れるんですね。たくさんの生徒がいて、校庭で運動していると自然に踏み固められて草も出ないということもありますので、ここ何年かのことだと思うので、緊急にやっぱり対策を持って取り組んでいただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。質問の制限がありますので、次の質問に移らせていただきます。 給食センターの統一についてですね、大体平成30年、31年ころからということで、鉾田の給食センターが4,000食が限界だということで、生徒の数が4,000人になるまで待っているというように今聞こえたわけでありますが、今大変それ鉾田も少子化、子供の数は少なくなって、今まで何も対策を打たなければ自然に生徒の数は少なくなっていって、今部長が言われたような目標でいいのかなと思うんですが、これから鉾田なんかもやっぱりいかに生徒、子供の数をふやそうかというのをやっていかなければならないので、あえて現在より少なくなるものを想定しないで、今の鉾田の給食センターの中で4,500並びに5,000とは言いませんけども、現状くらいまでのものがつくれるようにして、1つにして、やっぱり事業をスリム化していくということも必要ではないかなと思うんですが、生徒の数が少なくなるのを指をくわえて待っているだけでよろしいのでしょうか。その点についてお聞きするとともに、旭の給食センターが手狭だというのがあって、老朽化が進むにつれて、物は何でも古くなればなるほどお金がかかるというのはあれで、一日も早くそれは1つにしたほうがいいと思うので、私が今言ったように鉾田の給食センターのほうを旭が使えなくなる前にふやして、1カ所で稼働していくというような考えは持つことはないでしょうか。ただ単に生徒の、子供の数が減ることを望んで行政として動いていいのか、その点についてお聞きをいたします。 ○副議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(米川治夫君) 鉾田給食センターに統一ということですけども、鉾田給食センターの施設の大きさということで、1つに食器、食缶などの学校へ配送するコンテナが数があります。その数においては、今が鉾田の給食センターではコンテナ数が現状ではいっぱいです。というのは、学校数が多いために、配布するコンテナの数が多いわけです。ということで、小学校の統廃合等が終わらない限りこのコンテナの数の制限が解除されませんので、統廃合が終わるまでは少し難しいのかなというのが現状の課題となっています。以上です。 ○副議長(岩間勝栄君) 畠 長弘君。 ◆11番(畠長弘君) ただいま本当に部長が言われたとおり、大きな問題は給食センターではあるんですが、その前の大きな問題というのはやっぱり小学校の統廃合が予定されているように実施できるかできないかという大きな問題だと思うんですね。今回、通告しておりませんので、答弁は結構ですが、やっぱり今北中学校の、小学校の統廃合が進んでおります。次に予定されている南中学校内の小学校の統廃合というものも、やはり行政の責任としてスムーズに行っていただきたいということを要望しておきます。 アレルギーを持つ生徒の給食について、ただいま部長のほうから詳細にご答弁いただいて、3つの方法があるということで、献立を周知することによっての注意、また除去食というか、アレルギー物質を除去したものをその生徒に与える、代替の給食を与えると、その3つがあるわけですけども、鉾田のほうで23名、旭が10名ということでありますけども、鉾田のほうは代替の給食が与えられるということでわかりましたけども、旭の10名に関してはそのときはふりかけだけで食事をとったという例もあると聞いております。果たしてこれでいいのかなという感じがありますよね。鉾田の給食で食べている生徒はアレルギーを持っていても代替の給食を食べられるけど、旭の給食センターから運ばれてる給食を食べている子供はふりかけで食べているということを、教育長はご存じかと思うんですが、教育長のお考えとしてはそれはそれでいいのかという点は、教育長のお考えはどうなのかお聞きします。 ○副議長(岩間勝栄君) 教育長。 ◎教育長(鬼澤明君) ただいまふりかけの話ですが、私は正直報告を受けておりませんので、そういう状況はないように対応しているんではないかと、そういうふうに思っております。確認いたします。 ○副議長(岩間勝栄君) 畠 長弘君。 ◆11番(畠長弘君) 教育長、確認ではなくて、鉾田から給食をいただいている生徒は代替の給食が食べられるんだけど、旭の……ふりかけがどうのこうのと言われるとまたこれ、押し問答になってしまいますんで、それ言いませんけども、は、代替の給食が与えられないということならば、その10名の生徒を鉾田から運んでくるということも可能ですよね。それ、時間的なあれもあるので、それは難しいと言うかもしれませんけども、だから平等であり続ける、鉾田の子供たちはどこの子供たちも平等であり続けるという方針から行くと、ちょっとね、おめえアレルギーがあるんだから特殊なんだよと言って片づけていいものではないと思うので、それはやっぱり多少改善する必要がある。それで、平成31年までは現況のままで行くということだと思うんで、これからそういう子供たちがどんどんふえてくる可能性もありますんで、それはそれでいいんですかって教育長の聞いてるんで、教育長がそれはふりかけだか何だかわかんないからって言っているんではなくて、それがいいか悪いかをちょっと聞いてるんで、その点について再度ご答弁いただければと思います。 ○副議長(岩間勝栄君) 教育長。 ◎教育長(鬼澤明君) 旭と鉾田の給食センターで多少処理の仕方にどうしても差があることは認識しておりますけれども、例えば除去食の中で上手に鉾田のセンターと同じように差異のないような、そういう対応を工夫していただいている、そういうふうに認識しております。
    ○副議長(岩間勝栄君) 畠 長弘君。 ◆11番(畠長弘君) そう教育長にお答えしていただけるのかなと思いましたので、1回ちょっと余計な質問になってしまいました。そうだと思うんですね。ですから、旭でも鉾田でも旧大洋でもみんな同じような、どこの子供たちも同じもの、それが教育長が進めるすばらしい子供を育てる教育の一環の、食事も一つのあれなんで、ぜひともそういう形の中で今後とも取り組んでいただきたいと思います。 次に、通学路の安全対策についてですけども、平成24年に連携してですね、対策会議を開いて作成したということで、現在17カ所改善されたということで、まだまだ改善漏れの部分があるのかなと思いますけれども、これも明日すぐやれって建設部長には言ってもすぐできるものではありません。ですから、順次それは行っていただければ結構な話なんですけども、それよりも今心配なのはですね、安全対策というので不審者みたいな方が大変多くてですね、先ほども質問の中で言った夜間、これ夜間は通学時でありませんので、ですけどもやっぱりそういうことに遭わない、ましてやそういうのって愉快犯みたいなんがありましてですね、連鎖的に起きる可能性がありますので、通学時なんかの安全対策というのを徹底してやる、それで一番大切なのはすぐにできるというのは、やっぱり大人を、地域を巻き込んでですね、生徒たち、子供たちを守っているまちなんだよという認識づくりを、そういう人たちに知らしめるということが大事だと思います。部長、だから「110番の家」とか何とかというのもありましたよね。ああいうものをやっぱり統一して、鉾田地区はこう、大洋地区はこう、旭地区はこうでなくて、鉾田市全体で統一したものがあって、市民一人一人の意識を高めていくというのが大事だと思うのですが、そういう統一ロゴみたいなもの、形の中で今後とも取り組むことは考えておるかどうかお聞きいたします。 ○副議長(岩間勝栄君) 教育部長。 ◎教育部長(米川治夫君) 小学校の統廃合等もあります。ということで、通学路の再見直し等もあります。ということで、子供が逃げ込める家ということで、入り口に統一されたものを置くみたいな、そういうことは従前からやっていた経緯があります。そういうことをもう一度再検討し、そのようなものを設置していければと考えています。以上です。 ○副議長(岩間勝栄君) 畠 長弘君。 ◆11番(畠長弘君) ぜひよろしくお願いいたします。 今後、小学校の統合が終わると、スクールバスの対応になるということでですね、この問題は自然的に解決するかと思うんですが、やっぱり市民の意識というものは植えつけていかなければいけないと思いますので、ただいま部長が言われたようなことをこれからも早急に進めていただきたいと思います。 5点目になりますけども、貸し出し図書について、本市で松江市の教育委員会で出た問題で、もう全国的にこの報道がされてですね、私もその「はだしのゲン」というものを、実際目にしたことはあると思うんですが、改めて読んだこともなくて、今度読もうかなと思ったんですが、なかなかもう読むこともできないという形で、どの部分が最初教育委員会でだめだと判断したのかなというのが正直あるんですよ。この問題、被爆がらみの漫画の本ですんで、原発に対するそういうものなのかなという意識もありましたし、描写的なものがちょっと過激だったというのもあるのかなと思いますけども、鉾田市では規制は設けていないということで、小学校で13校、中学校で3校が現在でも置かれているし、残りのところがそれはだめなんだと判断したわけでなくて置かないということではないということですので、では何でこの問題が教育委員会で取り上げることになったのかなというのを改めて教育長はこの問題はどう見ますか。1回教育委員会で規制をかけたんですが、それは規制を解除したという経緯もありますけれども、この問題がこうやって報道されることによって注目されたという、ある意味ね。逆の意味で注目されましたので、やっぱりこういう問題にはもっと慎重にやっぱり対処していかなければいけないと思いますけども、鉾田市としては規制もないということですけども、教育長はこの問題についてどのような認識があるかについてお聞きをいたします。 ○副議長(岩間勝栄君) 教育長。 ◎教育長(鬼澤明君) お答え申し上げます。 「はだしのゲン」、議員おっしゃるとおりの中身、特に第1巻のところではピカドンという、あの原爆、それによって大変な状況に置かれた、そういう表記がございます。その表現の仕方がかなり過激であったと、そういう説明がございますので、私はそのことを気にしたのかなとは思ってますけれども、でもその裏側にある何かがあったのかもしれませんが、それは私としては詳細には把握はしておりません。やはり現実はわかりません。ただ、そういうこともあっての判断もあったのかなと。ただ私としては、「はだしのゲン」も含めて、学校に置かれる本、配置される本、これは当然きちんと表現が適切でないものは制限する方法がとられておりますので、恐らくそういう制限がかかってない本を制限したということについての多分判断の仕方が問われたのかなと、そういうふうに思っているところでございます。 ○副議長(岩間勝栄君) 畠 長弘君。 ◆11番(畠長弘君) ただいまの教育長のご答弁で、教育長のお考えもわかりましたし、適切な判断の中で学校に置かれている図書自体にそういうものがあるということは考えられないと私なんかも思いますので、今後とも適切な指導の中行っていただきたいなと思います。 2項目めの市有地の貸し出しについてお聞きしております。ただいま総務部長からご答弁いただきましたけども、もともとこの土地はですね、運動場として土地を集約していたという経緯を知っている周辺住民の方からの問い合わせがあったから質問しているわけでありますけれども、先ほどの答弁で雑草が3センチほどあって、それを除去して、あとはそういう基盤を並べるのに平らにしたんだということで、納得しました。見るからに何か1メートル以上も表土をどこかに持ち去ってしまったようで、これが後でもとに戻すときに果たして戻せるのかなと心配したという経緯がありました。ただいまの部長の答弁の中で、そういうことはないんだということでありますので、この点は納得したところでありますけども、市有地の有効利用というのは、今後小学校の跡地利用など、さまざまな分野で重要な案件になってくるわけでありますので、当初の目的から離脱しないような契約の中、行っていただきたいなと思っております。わかりましたので、再質問は結構であります。 一番最後の質問に移らせていただきます。箕輪地区の市有地の利用でありますけれども、実はなぜこういうことかという、まだこの時期にまた質問するんだと市長も言われるかと思うんですが、実は市長、この隣の大洗町松川というところにですね、やっぱり同じように今回震災から出た残土などを利用して、震災復興予算を使ってですね、公園をつくろうということで、ちょっと市長も今度大洗のほうに向かわれたときにちょっと見ていただけると助かるんですが、ちょうど大洗の人に言わせると涸沼の夕日を見るのに大変美しいところだということで、公園化しようという話があって、今回震災を逆手にとって、その復興予算なんか使えないのかなという形の中で、その残土をちょっと使うことによって使えるということで、国、県からの予算を使ったということで、それよりも私もそれ合併直後からこの件については市長のほうに何回もお聞きしていますけども、市長もその中でこれから公園として活用していくというお話をしておりました。ただいま総務部長の答弁では、ちょっとストックヤードとしては期間がちょっとかかるということで、そうだと思います。これは大変広いところですんで、今一番思っているのは、今近くでやっぱり水田として活用している人もいます。せっかく今回ストックヤードにするならばですね、市が持っている市有地と民有地との境をはっきりしてですね、やっぱり将来利活用できるところもちゃんとまとめて、また水田として活用できるところは活用してもらうというので、今のままではお互いに入り込んでいる部分もありますので、そこらを整理することは今現在でもできるんではないかなと思います。そういうことによって、市もこの土地を有効利用しようと考えているんだなと思っていただけるんではないかなと思います。その点について再々ですけども、市長にお伺いしておりますので、市長からご答弁をいただければなと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○副議長(岩間勝栄君) 市長。 ◎市長(鬼沢保平君) 大洗の件については、ちょっと承知をしておりませんので、確認をさせていただきます。 あと、詳細については今後の、一応今の段階では具体的なことをちょっと話できませんので、今後の課題とさせていただきます。 ○副議長(岩間勝栄君) 畠 長弘君。 ◆11番(畠長弘君) ただいま市長からもありましたけども、やっぱり今後の課題の一つのテーブルにのせていただけると確信しましたので、この件についての質問を終わり、私の一般質問はこれで終わりにしたいと思います。 ○副議長(岩間勝栄君) 10分間休憩します。                午後 2時01分休憩                                                        午後 2時12分開議 ○副議長(岩間勝栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 友部政德君。          〔15番 友部政德君登壇〕 ◆15番(友部政德君) 15番友部です。通告順に従いまして3項目、5点ほど伺います。 まず、1項目め、鉾田海岸の侵食防止についてお伺いいたします。茨城県の海岸線は約180キロあると言えます。そのうち鉾田市内は約20キロと言われており、その海岸線を鹿島港、大洗港、ひたちなか港ができ、沖合に延びる防波堤の影響からか、海岸の侵食が目立っております。特に下荒地下から台ノ浜にかけては防潮堤がなく、台風等のたびに侵食されております。地元では、早く防潮堤をつくってほしいと、再三陳情を行っていますが、先が見えません。鉾田市として地元の要望に応えるようにしてほしいのですが、どのように考えているかをお伺いいたします。 2点目、海岸の侵食防止のため、ヘッドランドがつくられております。台ノ浜下のナンバー23から柏熊下のナンバー29までの間は、鉾田海水浴場となっているためつくられておりません。そのかわりナンバー23を約500メートル延長し、ナンバー29の北側を300メートルほど延長する計画があると聞いております。漁業関係者や地元区長さん方に説明をし、協力が得られるようにするとのことですが、その後について伺います。 2項目め、新市連絡道路についてをお伺いいたします。1点目、新市連絡道路は、3つの区間に分けて行うとのことです。用地の買収、埋蔵文化財の調査等は終わっていると思いますが、その後の進捗状況について伺います。 2点目、鉾田病院前の交差点は徳宿方面からの流れはスムーズなのに対し、小高根方面からは朝夕を中心に右折車があるために渋滞がひどいようです。大型店進出による影響かと思われますが、将来新市連絡道路は交差点へつながると思います。先行して500から100メートルくらい改良工事ができたらと思いますが、いかがでしょうか。 3項目め、平均寿命について。これについては、午前中同僚議員が聞いておりますけれども、角度を変えてお伺いをいたします。よく言われることですが、「病は口から入り、災いは口から出る」と言われます。私どもが毎日食べている食材が我々の平均寿命に関係するとしたら、それは大変なことです。先日、テレビで心臓疾患の一番少ない地区として福岡県が紹介されておりました。青い魚をたくさん食べているということでした。特にサバとかアジとか、そういうことで平均寿命が延びているということですが、鉾田市としての対策をお伺いして1回目の質問を終わります。 ○副議長(岩間勝栄君) 友部君の質問に対し答弁を願います。建設部長。 ◎建設部長(大槻幸雄君) それでは、ご質問に順次ご答弁させていただきたいと思います。 まず、第1項目めの鉾田海岸侵食防止についての、まず1つ目の防潮堤の対策についてのご質問でございます。下荒地地区の海岸につきましては、堤防の整備がなされていないところがあり、高波浪により侵食が進んでいる状況でございます。当該地区海岸は、茨城県の鉾田海岸侵食対策事業の区間内でありますことから、当事業の進捗により、砂浜の回復が期待される海岸となっているとのことですので、侵食対策事業の進捗による回復状況を見守っていきたいというふうに鉾田の工事事務所のほうからは伺っておりますが、早急に何らかの対策を進めていただくよう市として継続して要望してまいりたいと思っております。 次の、同じく侵食防止の2点目でございます。こちらの大竹海岸の侵食防止のためのヘッドランド、23、29番のベッドランドの延伸の計画についてでございます。こちらにつきまして、鉾田工事事務所に伺ったところ、大竹海岸の侵食対策としまして、両端の既存ヘッドランドナンバー23、ナンバー29の延伸と養浜を主体工法として行う予定とのことです。平成23年度には国補事業化を図り、周辺海岸や漁業への影響、海上保安庁等関係機関との調整を行い、現在は突堤延伸の設計を行っているとのことでありました。 続きまして、新市連絡道路についてのご質問にお答えいたします。現在の新市連絡道路の進捗につきましては、全長2,620メーターを3工区に分けまして、安塚から二重作を結ぶ路線として整備を進めておりますが、今年度は県道鉾田鹿嶋線と接する3工区、二重作地内になりますけれども、盛り土工事を行うために地盤改良、これは田んぼの中、それと水路の用地の中の部分でございます。こちらを地盤改良の工事を行いまして、二重作地内の生活道路であります市道大洋0102号線、こちらを横断するためのボックス設置工事等に入る準備を進めておりまして、間もなく工事に着手する予定となっております。また、2工区におきましては、用地の不動産評価・補償調査に着手しまして、用地買収に今年度入る予定としております。1工区、こちらは大竹鉾田線側のほうでございますけれども、こちらにつきましては本年度に用地測量を行う予定としております。 最後に、鉾田病院脇の交差点の渋滞解消に関しましてのご質問でございます。こちらに関しましては、市としましては早急な整備は難しいと思われます。しかしながら、交通量の多い交差点とは承知しておりまして、主要地方道水戸鉾田佐原線の未整備箇所でもありますので、今後交差点改良を県のほうに要望していきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○副議長(岩間勝栄君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(長洲健男君) それでは、3点目の平均寿命に関するご質問でございますけれども、先ほど石津議員にお答えしたとおりでございます。以上です。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎健康福祉部長(長洲健男君) それでは、食べ物というご質問でございますけれども、いわゆる3大生活習慣病と言われます悪性新生物、それから心疾患、脳疾患の死亡率については県平均を鉾田市は上回っている状況がございます。そういった状況がございますので、幼稚園あるいは保育園児、児童生徒に対し食育の健康教室、また成人に対しては各種検診の受診勧奨のことはもちろんのことでございますけれども、受診後の予防教室等積極的に参加をできるよう努力をしていただき、生活習慣病の死亡率を低下をするような施策を今後進めていきたいと考えております。以上でございます。 ○副議長(岩間勝栄君) 友部政德君。 ◆15番(友部政德君) まず、1点目についてお伺いいたします。 私もあそこをちょっと土木のほうへ行ってきました。あそこを何でやんねんだって言ったら、人家がないからやんないっつんだいね。台ノ浜からあそこまでは上に人家ないですよね。だからやんないよということ言ってました。しかし、それでは困るんですよ。人家がないからって、毎日毎日侵食されていますから、将来的には上まで行くんですよ。だから、ぜひ要請していっていただきたいと思います。これはもうさっき養生していくということを言いましたんで、改めて再質問しませんけれども、ぜひ今日は地元の区長も来ておりますけれども、本当に心配しているんですよ、あそこの人らは。あそこだけがないんだもんね。あとはあるんですから、全部、前後は。ひとつそれだけよろしくお願いします。 次に、2点目のヘッドランドなんですけど、これもやっぱり土木へ行って聞いてきました。今言ったとおり大体同じなんですけども、特にあそこは防波堤を両方出して、大洗から砂を持ってきて入れるというわけなんですよね。すると、それはいつころまでにやるんですか、来年度も着工してやっているということですけど。 ○副議長(岩間勝栄君) 建設部長。 ◎建設部長(大槻幸雄君) それでは、お答えします。 ヘッドランドの延伸とあわせまして養浜事業を行うというようなことで、先ほども言いましたけども、今設計をしているところだということなんで、具体的に何年度から砂を入れるというような回答のほうはまだいただいてはないんですけども、早急にその養浜事業のほうにつきましても進めてもらって、先ほどの防潮堤ですか、こちらのほうもあわせて施工するような方策が何かないかというようなことで要望していきたいと思っておるところでございます。 ○副議長(岩間勝栄君) 友部政德君。 ◆15番(友部政德君) 先ほど言いましたけども、11年ですか、大震災がありましたよね。あれの影響もあるのかなと私なりには考えておりますけれども、よく地元の区長に聞かれるんですよ、いつできるんだ、いつできるんだと、計画されているのは知っているんですよね。だけど、いつできるんだ、いつできるんだって、特に聞かれておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 次に、新市連絡道路、これ用地の買収とか、3区工事ですね、3区間はどのくらい進んでいるのか。埋蔵文化財発掘もやりましたよね。あれの結果とかがありましたらお伺いします。 ○副議長(岩間勝栄君) 建設部長。 ◎建設部長(大槻幸雄君) お答えします。 3工区の文化財の調査ですか、こちらのほうにつきましては済んでおりまして、すぐに工事というわけにもいかないと思いますけれども、今進めている工事とあわせまして、そちらの区間につきましても工事ができるような方向になっておりますんで、引き続き今進めようとしている地盤改良及びボックス設置に引き続き工事のほうを進めるように県のほうにもお願いしていきたいと思っております。          〔「用地の買収……」と呼ぶ者あり〕 ◎建設部長(大槻幸雄君) 用地買収につきましては、詳しい進捗率とかはちょっと今出ておりませんので、後ほどお示ししたいと思います。 ○副議長(岩間勝栄君) 友部政德君。 ◆15番(友部政德君) 3つに分けているんだから、3工区くらい用地買収が終わったのか、終わらないのかお聞きしたいと思うんですね。ぜひ後で届けてください。 次に、鉾田病院前の交差点です。私もあそこいつも通っているんですね。あそこに大型店ができまして、右折車があると信号2回か3回待たされるんだいね。だから、ぜひですね、あれを改良して、ともかく無理かもわかんないけども、改良して、徳宿のほうから来るやつはもう右折ラインありますからすぐできるんですけども、こっちから行くやつは混んでるんですよ。だから、ぜひ本当に八百屋の前の交差点も改良やりましたけども、何と言うんですか、ある程度区間がないとできないもんで、50メーターでも100メーターでもいいですから、いずれにしても新市連絡道路はあれさつながっていくんでしょう、それだけお伺いします。 ○副議長(岩間勝栄君) 建設部長。 ◎建設部長(大槻幸雄君) 今議員からの質問でございますが、新市連絡道路はある意味つながっているかという質問でございますけれども、合併当時は1路線というような形の法線が入っていたかと思いますけども、今現在は今進めております新市連絡道路、大竹鉾田線までですか、そこが新市連絡道路というような扱いをしておりまして、そこから北側に向かって鉾田病院の脇に抜ける部分につきましては市街地連絡道路というような仮名称でございますけども、進めておりまして、まだ法線が確定したわけにはなっていないんですね。仮に概略設計というのは済んでいるわけなんですけども、これから法線、多少なりとも変更される可能性は出てくるのかなと思っております。 ○副議長(岩間勝栄君) 友部政德君。 ◆15番(友部政德君) それにしても、途中はどうでも、最後はあそこさ行くと思うんですよ。そうではないとすると、ちぐはぐになっちゃうでしょう。だから、ぜひですね、これも検討して、よろしくお願いしたいと思います。 次に、平均寿命についてです。先ほど本当に午前中同僚議員からありましたけれども、この平均寿命ね、一番長いのが女性では沖縄県の北中城というんですか、89歳ですね。だから、鉾田市と比べると4.2歳の差があります。同じく男性では長野県の松川村、これが82.2歳ですから、鉾田市が78歳ですから、これも4.2歳の差なんです。これ、いずれにしても沖縄県と言えば大体想像つきますけど、この北中城というのは2年連続長寿だそうです。そういう中で、恐らく食べ物が影響していると思うんですよね。小さいときから食べているもんですから、あとは労働の問題とかいろいろな問題あると思うんですけども、そういう中で例えば鉾田市で食生活改善委員会とか、いろいろありますよね。そういう方々と連絡を密にしてですね、対策を立てる方向を考えていただきたいんですよ。ただ今のままではしようがないんで。その可能性はありますか。 ○副議長(岩間勝栄君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(長洲健男君) お答えをいたします。 先ほども食育に関するということでご答弁を申し上げましたけれども、市内には生活改善推進委員、旭、鉾田、大洋おりますので、その食生活改善委員とも連携をとりながらですね、食育に関しての施策は十分にとっていきたいと、このように思います。以上です。 ○副議長(岩間勝栄君) 友部政德君。 ◆15番(友部政德君) 一昨日オリンピックも決まったそうです、東京に。私もあと7年生きていればオリンピックが見られるかと思うんですけども、ぜひですね、こういう対策もとっていただいて、平均寿命が延びるように、最下位ではないように、上がるようにお願いして、終わります。 △散会の宣告 ○副議長(岩間勝栄君) 以上で本日の日程は終了いたしました。次会は、明日11日定刻から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。                午後 2時33分散会...