神栖市議会 > 2022-12-23 >
12月23日-05号

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  1. 神栖市議会 2022-12-23
    12月23日-05号


    取得元: 神栖市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    令和 4年 12月 定例会(第4回)        令和4年第4回神栖市議会定例会会議録議事日程(第5号)  令和4年12月23日(金)午後2時開議日程第1 議案第1号 令和4年度神栖市一般会計補正予算(第7号)     議案第2号 令和4年度神栖市介護保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)     議案第3号 令和4年度神栖市水道事業会計補正予算(第1号)     議案第4号 令和4年度神栖市下水道事業会計補正予算(第1号)     議案第5号 財産の取得について           ・4神栖市はさき保健交流センター什器類購入     議案第6号 指定管理者の指定について           ・神栖市はさき保健交流センター     議案第7号 指定管理者の指定について           ・はさきマリンプール     議案第10号 神栖市職員の修学部分休業に関する条例     議案第11号 神栖市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例     議案第12号 神栖市職員の給与に関する条例及び神栖市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例     議案第13号 工事請負契約の締結について            ・4海浜公園墓地合葬墓整備工事     請願第3号 インボイス制度実施中止を求める意見書に関する請願書           〔各常任委員会委員長報告・質疑・討論・採決〕日程第2 議員派遣の件日程第3 閉会中の所管事務調査件-----------------------------------本日の会議に付した案件日程第1 議案第1号 令和4年度神栖市一般会計補正予算(第7号)     議案第2号 令和4年度神栖市介護保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)     議案第3号 令和4年度神栖市水道事業会計補正予算(第1号)     議案第4号 令和4年度神栖市下水道事業会計補正予算(第1号)     議案第5号 財産の取得について           ・4神栖市はさき保健交流センター什器類購入     議案第6号 指定管理者の指定について           ・神栖市はさき保健交流センター     議案第7号 指定管理者の指定について           ・はさきマリンプール     議案第10号 神栖市職員の修学部分休業に関する条例     議案第11号 神栖市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例     議案第12号 神栖市職員の給与に関する条例及び神栖市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例     議案第13号 工事請負契約の締結について            ・4海浜公園墓地合葬墓整備工事     請願第3号 インボイス制度実施中止を求める意見書に関する請願書           〔各常任委員会委員長報告・質疑・討論・採決〕日程第2 意見書案第3号 インボイス制度実施中止を求める意見書            〔提出者趣旨説明・質疑・討論・採決〕日程第3 議員派遣の件日程第4 閉会中の所管事務調査件出席議員(21人) 議長 17番  五十嵐清美君 副議長 18番  佐藤節子君     2番  幸保正東君       3番  山本 実君     5番  佐々木義明君      6番  神崎誠司君     7番  小野田トシ子君     8番  須田光一君     9番  石井由春君      10番  境川幸雄君    11番  額賀 優君      12番  高橋佑至君    13番  西山正司君      14番  鈴木康弘君    15番  遠藤貴之君      16番  後藤潤一郎君    19番  関口正司君      20番  飯田耕造君    22番  木内敏之君      23番  宮川一郎君    25番  長谷川 隆君-----------------------------------欠席議員(なし)-----------------------------------説明のため出席した者       市長           石田 進君       副市長          石川祐治君       教育長          新橋成夫君       市長公室長        山本 明君       総務部長         竹内弘人君       企画部長         笹本和好君       波崎総合支所長      比嘉年美君       福祉部長         高安桂一君       健康増進部長       大滝紀子君       生活環境部長       吉川信幸君       都市整備部長       藤代尊啓君       産業経済部長       荒沼秀行君       会計管理者        野口義幸君       教育部長         小貫藤一君       政策監兼政策企画課長   青木祐人君       医療対策監        藤枝昭司君       危機管理監        山口政文君       福祉事務所長       日高篤生君       教育委員会次長      佐々木 信君       秘書課長         谷田川優子君       総務課長         加瀬能孝君-----------------------------------議会事務局出席者       議会事務局長       大塚伸一郎       議事課長         原 孝雄       議事課課長補佐      岩渕和也 △開議 午後2時00分 △開議の宣告 ○議長(五十嵐清美君) これから本日の会議を開きます。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(五十嵐清美君) 諸般の報告をいたします。 まず、教育福祉委員会において、副委員長が欠けたことから副委員長の互選が行われ、その結果が届いております。副委員長に8番、須田光一議員が互選されましたことを報告いたします。 次に、各常任委員会委員長から委員会審査報告書が提出されておりますので、その写しをお手元に配布してあります。 次に、総務産業委員会委員長から、請願審査結果報告書が提出されておりますので、その写しをお手元に配布してあります。 次に、議案第1号 令和4年度神栖市一般会計補正予算(第7号)に対する修正案が提出されておりますので、お手元に配布してあります。 次に、議員派遣の件をお手元に配布してあります。 次に、各常任委員会及び議会運営委員会から閉会中における所管事務調査の申出がありましたので、その一覧表をお手元に配布してあります。 次に、教育委員会教育長から地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定に基づき、令和4年度教育委員会点検評価報告書が提出されておりますので、お手元に配布してあります。 それぞれご覧おき願います。以上でございます。----------------------------------- △日程第1 議案第 1号 令和4年度神栖市一般会計補正予算(第7号) △議案第2号 令和4年度神栖市介護保険特別会計事業勘定補正予算(第1号) △議案第3号 令和4年度神栖市水道事業会計補正予算(第1号) △議案第4号 令和4年度神栖市下水道事業会計補正予算(第1号) △議案第5号 財産の取得について       ・4神栖市はさき保健交流センター什器類購入 △議案第6号 指定管理者の指定について       ・神栖市はさき保健交流センター △議案第7号 指定管理者の指定について       ・はさきマリンプール △議案第10号 神栖市職員の修学部分休業に関する条例 △議案第11号 神栖市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 △議案第12号 神栖市職員の給与に関する条例及び神栖市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例 △議案第13号 工事請負契約の締結について        ・4海浜公園墓地合葬墓整備工事 △請願第3号 インボイス制度実施中止を求める意見書に関する請願書 ○議長(五十嵐清美君) 議事日程に入ります。 日程第1、議案第1号ないし議案第7号、議案第10号ないし議案第13号及び請願第3号を一括して議題といたします。 これより、各常任委員会委員長から報告を求めます。 はじめに、総務産業委員会委員長から、同委員会の審査の経過及び結果の報告を求めます。 委員長、10番、境川幸雄議員-----------------------------------                           令和4年12月23日 神栖市議会 議長 五十嵐清美様                         総務産業委員会                           委員長 境川幸雄           総務産業委員会審査報告書 本委員会に付託された議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので、神栖市議会会議規則第110条の規定により報告します。                 記議案番号件名審査の結果議案第10号神栖市職員の修学部分休業に関する条例原案可決議案第11号神栖市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例原案可決議案第12号神栖市職員の給与に関する条例及び神栖市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例原案可決               主な発言の要旨 〔議案第11号〕 問 神栖市のラスパイレス指数を伺いたい。 答 令和3年度が97.7、4年度が96.7です。 〔議案第12号〕 問 特定幹部職員とは、どのような職員を指すのか。 答 課長以上の等級を指します。 問 特定幹部職員の勤勉手当は引き下がるのか。 答 人事院勧告に鑑みて、引き上がります。-----------------------------------                           令和4年12月23日 神栖市議会 議長 五十嵐清美様                         総務産業委員会                           委員長 境川幸雄           請願審査結果報告書 本委員会に付託された請願については、下記のとおり決定したので、神栖市議会会議規則第143条の規定により報告します。                 記請願番号件名審査の結果請願第3号インボイス制度実施中止を求める意見書に関する請願書不採択と すべきもの-----------------------------------     〔総務産業委員会委員長 境川幸雄君 登壇〕
    総務産業委員会委員長境川幸雄君) ただいま議長からご指名がございましたので、総務産業委員会における審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第10号 神栖市職員の修学部分休業に関する条例のほか3件であり、去る12月16日に委員会を開催し、市長をはじめ副市長ほか関係部課長等の出席の下、慎重な審査を行いました。 付託された議案で特に論議の対象となりましたのは、議案第11号では、神栖市のラスパイレス指数について、議案第12号では、特定幹部職員についてなどであり、執行部との間で活発な質疑応答が交わされました。 慎重審査の結果、付託された議案はいずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 また、請願第3号 インボイス制度実施中止を求める意見書に関する請願書については、慎重審査の結果、起立採決により不採択とすべきものと決定いたしました。 以上、審査の経過と結果について申し上げましたが、本委員会の決定に対しまして、議員各位の賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(五十嵐清美君) 次に、教育福祉委員会委員長から、同委員会の審査の経過及び結果の報告を求めます。 委員長、9番、石井由春議員-----------------------------------                           令和4年12月23日 神栖市議会 議長 五十嵐清美様                         教育福祉委員会                           委員長 石井由春           教育福祉委員会審査報告書 本委員会に付託された議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので、神栖市議会会議規則第110条の規定により報告します。                 記議案番号件名審査の結果議案第5号財産の取得について ・4神栖市はさき保健交流センター什器類購入原案可決議案第6号指定管理者の指定について ・神栖市はさき保健交流センター原案可決議案第7号指定管理者の指定について ・はさきマリンプール原案可決               主な発言の要旨 〔議案第5号〕 問 備品は誰が管理し、耐用年数に応じてどのような管理方法を考えているのか。 答 備品の管理は指定管理者に委ねますが、経年劣化については市が管理します。 〔議案第6号〕 問 指定管理者制度が最も適した運営方法なのか。 答 広域的に豊富な実績を有する指定管理者のアイデアやノウハウを市と共有しながら、より効果的な事業やサービスを市民へ提供する体制が取れることから、最も効果的であると考えています。 〔議案第7号〕 問 修繕費の設定について伺いたい。 答 新規施設で積算が難しいため、令和4年度から3年間は余剰金が発生した場合、市に返金を求めることとしています。 問 各プール施設を使用する学校の振り分けについて伺いたい。 答 はさきマリンプールは、波崎地区の小学校4校、中学校3校の計7校が使用する予定です。海浜温水プール、かみす防災アリーナ温水プールは、今後集約し、調整しながら振り分けをしていきます。 問 学校授業としての使用料は市が負担しているのか。 答 アリーナは使用料を、海浜温水プール指定管理委託料に上乗せし、市が負担しています。 問 当該業者を選定した理由を伺いたい。 答 学校授業を前提とした施設であることから、学校支援の考え方を特に重視するとともに、市民の生涯学習スポーツ活動の推進と市民の相互交流を促進する施設でもあることから、それらをより効果的、効率的に施設運営を行える業者として選定しました。また、授業における指導体制や学校支援策などの提案、地域振興や地元雇用も大切な視点として評価しています。-----------------------------------     〔教育福祉委員会委員長 石井由春君 登壇〕 ◆教育福祉委員会委員長石井由春君) ただいま議長からご指名がございましたので、教育福祉委員会における審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第5号 財産の取得について、4神栖市はさき保健交流センター什器類購入のほか2件であり、去る12月16日に委員会を開催し、市長をはじめ教育委員長ほか関係部課長の出席の下、慎重な審査を行いました。 付託された案件で特に論議の対象になりましたのは、議案第5号では、備品の管理について、議案第6号では、指定管理者制度による運営の効果について、議案第7号では、各プールを使用する学校の振り分けについて、学校授業で使用する場合の使用料について、当該業者を選定した理由についてなどであり、休憩中を含め、執行部との間で活発な質疑応答が交わされました。 慎重審査の結果、付託された議案は、議案第5号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものに、議案第6号、議案第7号については、起立採決により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上、審査の経過と結果について申し上げましたが、本委員会の決定に対しまして、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(五十嵐清美君) 次に、都市環境委員会委員長から、同委員会の審査の経過及び結果の報告を求めます。 委員長、11番、額賀優議員-----------------------------------                           令和4年12月23日 神栖市議会 議長 五十嵐清美様                         都市環境委員会                           委員長 額賀 優           都市環境委員会審査報告書 本委員会に付託された議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので、神栖市議会会議規則第110条の規定により報告します。                 記議案番号件名審査の結果議案第13号工事請負契約の締結について ・4海浜公園墓地合葬墓整備工事原案否決               主な発言の要旨 〔議案第13号〕 問 入札参加資格を有する事業者のうち、市からの建設工事の受注数の制限によって本建設工事への入札参加資格を有しない者とした事業者はあったのか。 答 5月と6月の入札時点では、入札参加資格者名簿に登録された13事業者のいずれも建設工事の受注数の制限を受けていませんでしたが、11月の入札時点では、13者のうち4者が建設工事の受注数の制限を受け、入札参加資格を有する事業者は9者でした。 問 Bランクの事業者でJVを組織して、応札させることはできないか。 答 契約事務規程により、JVによる工事は、建設工事で予定価格が10億円以上となる工事を対象としていることから、今後検討の余地はあるものの、現行制度において、本件をJVによる工事の対象とすることに至りませんでした。 問 液状化や津波の対策は、本工事に含まれているか。 答 液状化対策については、地質調査により当該地盤は液状化の危険性があると判定されているため、本工事の中で、地盤の状況に応じた液状化対策を行います。また、津波対策についても、浸水想定区域内であるため、建物自体を地盤高より1メートル高く設計しています。加えて、令和5年1月から、県による南防波堤の嵩上げ工事が開始する予定と承知しており、安全性は確保されると考えています。-----------------------------------     〔都市環境委員会委員長 額賀 優君 登壇〕 ◆都市環境委員会委員長(額賀優君) ただいま議長よりご指名をいただきましたので、都市環境委員会におきます審査の結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第13号 工事請負契約の締結について、4海浜公園墓地合葬墓整備工事であり、去る12月16日に委員会を開催し、市長をはじめ関係部課長の出席の下、慎重な審査を行いました。 付託された議案で特に論議の対象となりましたのは、入札の経過と課題について、液状化対策津波対策についてなどであり、執行部との間で活発な質疑応答が交わされました。 慎重審査の結果、付託された議案は起立採決により否決すべきものと決定をいたしました。 以上、審査の経過と結果について申し上げましたが、本委員会の決定に対しまして、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(五十嵐清美君) 次に、予算決算常任委員会委員長から、同委員会の審査の経過及び結果の報告を求めます。 委員長、12番、高橋佑至議員-----------------------------------                                 令和4年12月23日 神栖市議会 議長 五十嵐清美様                         予算決算常任委員会                           委員長 高橋佑至           予算決算常任委員会審査報告書 本委員会に付託された議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので、神栖市議会会議規則第110条の規定により報告します。                 記議案番号件名審査の結果議案第1号令和4年度神栖市一般会計補正予算(第7号)原案可決議案第2号令和4年度神栖市介護保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)原案可決議案第3号令和4年度神栖市水道事業会計補正予算(第1号)原案可決議案第4号令和4年度神栖市下水道事業会計補正予算(第1号)原案可決               主な発言の要旨総務産業分科会 〔議案第1号〕 問 鹿島地方事務組合分担金(新可燃ごみ処理施設長期包括運営業務委託分)の債務負担行為について、期間を20年間とした理由を伺いたい。 答 鹿島地方事務組合において検討した結果、委託期間が終了する前に施設の大規模修繕を完了できる20年間が最適な期間だということで設定しました。 問 施設の瑕疵担保期間に合わせて運営委託をすることはできないのか。 答 業者とは建設のみの契約をしており、運営にあたり必要とされる従業員や有資格者確保の観点から、今から運営業務を追加することは難しいと考えています。 問 20年間で人口もごみの量も減ってくるのではないか。 答 基本的には減少していきますが、ピーク時のごみを安定して処理するための施設を設定する必要があり、日量230トンというごみ処理施設の規模を決めました。 問 委託期間20年という契約は、他自治体でも行っているのか。 答 設計・建設・運転管理を一括発注するDBO方式を採用している他市施設の事例を見ると、20年間が主流となっています。 問 20年間の契約となった場合に、議会のチェックは入るのか。 答 毎年、鹿島地方事務組合分担金を予算計上する際に、議会のチェックが入るものと認識しています。 問 20年間の契約は業者に対する保護施策ではないのか。 答 業者の保護を目的としたものではありません。 問 債務負担行為が設定されなかった場合、国から交付される財源の扱いはどうなるのか。 答 返還とならないように対応をしていきたいと考えています。教育福祉分科会 〔議案第2号〕 問 補正の理由を伺いたい。 答 高額医療合算介護サービスについては、介護保険国民健康保険など、医療保険の両方を利用し、自己負担額の合計が限度額を超えた場合に支給する制度で、この対象者が増えたことによる増額と、居宅介護サービス給付費については、令和3年度と同程度の見込みであることから減額するものです。都市環境分科会 〔議案第3号〕 質疑なし 〔議案第4号〕 質疑なし-----------------------------------     〔予算決算常任委員会委員長 高橋佑至君 登壇〕 ◆予算決算常任委員会委員長高橋佑至君) ただいま議長からご指名がございましたので、予算決算常任委員会における審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第1号 令和4年度神栖市一般会計補正予算(第7号)のほか3件であり、神栖市議会予算決算常任委員会運営要項に基づき、各議案を分科会に送付して審査を行うことといたしました。 まず、12月16日に総務産業分科会教育福祉分科会都市環境分科会をそれぞれ開催し、関係部課長等から詳細なる説明を受け、慎重な審査を行いました。 これを受け、本日、本委員会を開催し、市長をはじめ副市長、教育長ほか関係部長等の出席の下、各分科会委員長から審査の経過の報告を求め、各分科会委員長報告に対する質疑を行いました。 付託された議案で、議案第1号については、期間が20年と長期間であり、技術進歩や社会情勢等の変化に対応できないとの理由で、債務負担行為補正追加のうち、鹿島地方事務組合分担金、新可燃ごみ処理施設長期包括運営業務委託分の項を削る修正案が提出されました。 慎重審査の結果、議案第1号に対する修正案は起立採決により否決すべきものと決定し、また、原案につきましては起立採決により可決すべきものに、議案第2号ないし議案第4号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上、審査の経過と結果について報告を申し上げ、報告終わります。 ○議長(五十嵐清美君) 以上で、委員長報告を終わります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 19番、関口正司議員。 ◆19番(関口正司君) 総務産業委員会に質問いたします。 どのような質問が出され、どのような賛成討論、反対討論がされたのでしょうか、伺います。 また、どこか個人事業者や市民の声を聞いたり、専門家の意見を聞いたりしたのでしょうか。または調査したりしましたでしょうか、伺います。 ○議長(五十嵐清美君) 10番、境川幸雄議員。     〔総務産業委員会委員長 境川幸雄君 登壇〕 ◆総務産業委員会委員長境川幸雄君) ただいまのご質問にお答えいたします。 当委員会の請願第3号に関する審査においては、委員から、国は無駄を廃止するなど身を削る政策をとらないで、増税等の議論がされるなど、この物価高、あるいは政情不安の中で、そのような政策しか見えてこないとして、本請願に賛成したりする意見もございましたが、採決において、起立採決により不採択とすべきものと決したところでございます。 調査に関しましては、特に行っておりません。 以上です。 ○議長(五十嵐清美君) 19番、関口正司議員。 ◆19番(関口正司君) 一般質問でも、消費税の問題はやりましたけれども、いろいろ問題点がたくさんありまして、この市内にもたくさんの対象者があります。既に廃業しなければならないとか、たくさんの業者があります。そういう業者は調査もしないし、その意見も聞かないで、こういう結果を出されたことが非常に残念です。 免税制度を設けたというのも、消費税でもなければ消費税の預り金的なものでもないということを最初から分かっているんですよね。それで、この免税点を設けたんですけれども、そもそも労働の対価として受け取るものについては、消費税はかからないんです。それはご存じのとおりで、ところがインボイス制度では100万円でも50万円でも、個人事業者となれば、届出を税務署に出さなければいけません。確定申告しなくちゃならないんです。この労働の対価として100万円、その対価には消費税は掛けてはならないんです。にもかかわらず、この消費税が掛かる。このために、たくさんの免税事業者、1千万人と言われているんですけれども、宅配を請け負うドライバー、フリーランスアニメーター、プロ野球選手やJリーガー、土建業者、個人タクシー、駐車場経営など、それから芸能人が多いんです。何千万円と稼ぐ人は本当に有名な人で、ほとんどの人は1千万円以下で必死にやっているというのが多いんです。 例えば、ここでシルバーセンターの働いている人なんです。65歳以上で、それまで年金がもらえないから、それまで働くとかそういう人たちは、年間100万円稼いだとして、全て労働単価ですから売上げと見なされて、10万円の消費税です。どうしてこれが許されるのか、疑問が出されなかったのでしょうか、伺います。 ○議長(五十嵐清美君) 10番、境川幸雄委員長。     〔総務産業委員会委員長 境川幸雄君 登壇〕 ◆総務産業委員会委員長境川幸雄君) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。 あくまでも当委員会における審査の経過と結果について報告をしたものであり、私個人の見解についてお答えできませんので、よろしくお願いいたします。 また、先ほどの質問のうちの調査ですけれども、委員会としての調査を行ったものではなくて、それぞれ委員各位が、それぞれの調査でされた後に、この委員会での採択に当たったものと考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(五十嵐清美君) 19番、関口正司議員。 ◆19番(関口正司君) まず、本当に働く人で労働単価ということになれば、消費税が掛けてはならないところに掛かるわけですから、皆さんの真摯な採決をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。--質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時17分 △再開 午後2時18分 ○議長(五十嵐清美君) 休憩前に引き続き再開いたします。 次に、議案第1号 令和4年度神栖市一般会計補正予算(第7号)に対して、鈴木康弘議員ほか9人から、お手元に配布しました修正の動議が提出されております。 この動議は、地方自治法第115条の3の規定による所定の発議者がありますので、この動議は成立しております。 したがって、これを本案と併せて議題とし、提出者の説明を求めます。 14番、鈴木康弘議員。     〔14番 鈴木康弘君 登壇〕 ◆14番(鈴木康弘君) ただいま議長よりご指名をいただきましたので、提出しいたしました修正案についてご説明を申し上げます。 議案第1号 令和4年度神栖市一般会計補正予算(第7号)中の第3表、債務負担行為補正中、鹿島地方事務組合分担金、新可燃ごみ処理施設長期包括運営業務委託について、期間が20年と長期であり、技術進歩や社会情勢等の変化などに対応できないため、期間等を削除する修正案を提出するものであります。 ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(五十嵐清美君) 説明が終了いたしましたので、これより本修正案に対する質疑を行います。--質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 次に、議案第1号 令和4年度神栖市一般会計補正予算(第7号)に対する討論に入ります。 討論については、修正案と原案に分けて行います。 はじめに、鈴木康弘議員ほか9人から提出されました修正案に対する討論に入ります。 本案に対する反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。 6番、神崎誠司議員。     〔6番 神崎誠司君 登壇〕 ◆6番(神崎誠司君) 一般会計補正予算(第7号)修正案、新可燃ごみ処理施設長期包括運営業務委託分を修正した案に反対の意味で討論をさせていただきます。 新可燃ごみ処理施設運営業務委託については、事務組合において今年度、半年もかけて調査、検討を行い、決定したものであります。なおかつ、組合議会でも全会一致で議決し、債務負担の予算計上をしているものであります。これに基づいて鹿嶋、神栖両議会に債務負担行為の予算が提案されたものであり、発注形態については、事務組合の決定事項であり、この場で賛否を問うものではないもので、尊重すべきものであります。 また、今後のスケジュールとしては、令和5年12月から新施設のごみの搬入をし、令和6年1月から3月には新施設の試運転を行わなければならないと聞いております。このため、令和5年11月までには、業務委託先の会社は従業員の雇用をし、教育、研修、訓練を行わなければなりません。そのためには、5月には委託業者を決定する必要があり、それに向けて1月初旬には事業者向けの公告をする必要があることであります。 このように確実に委託する必要があることから、本議案は早急に可決し、議決すべきと考えます。 また今回、新ごみ処理施設と同規模の施設においては、近年の事例で見ると、15年、20年間の契約だけであり、短期の業務委託契約はありません。さらに3年、5年という期間限定の運営委託を行うとした場合には、専門技術者を含む約30人程度の従業員の期限付きの雇用をする必要があり、そのような雇用形態では応募をしてもらえる見込みが薄く、全く現実的ではないものと思います。このように、短期で運営委託は実現が不可能な形態による事務委託を困難になります。 また、そもそも新可燃ごみ処理施設の設置運営事務は、鹿島地方事務組合が事業主体であり、本議会でやる債務負担行為は、鹿島地方区事務組合の実施することを両市の負担に応じているものであり、義務的経費負担であることから、認めるべきと考えます。 市民生活に早急でも必要な施設であります。議員各位のご理解、ご賛同をお願いいたしまして、修正案の反対討論といたします。 ○議長(五十嵐清美君) 次に、本案に対する賛成者の討論を許可いたします。 10番、境川幸雄議員。     〔10番 境川幸雄君 登壇〕 ◆10番(境川幸雄君) 10番、境川でございます。修正に対して賛成の立場での討論をさせていただきます。 今ほどの神崎議員の反対討論を聞いておりますと、我々議会が必要でなくなってしまうんじゃないかなというような、ちょっと危惧するところでございます。組合議会を否定するものではございませんが、我々神栖市議会としてもしっかりした議論が必要であると思い、賛成討論をさせていただきたいと思います。 先ほどの組合議会の中で議論を半年ほどされてきたというところでございますが、その議論の内容において、情報がしっかり示されない中での議論もあったように伺います。それぞれの市が中継施設をつくるに当たっては、必要な経費がかかります。しかし、もともと、例えばその底地に、ごみやら必要でないものを処理しなくちゃいけないものについては、新しいものを私は建てる前に、しっかりそれぞれの市が、それぞれの責任において解決をして、この議論を私は進めるべきだと思います。 また、今後、中継施設を維持していくに当たっては、20年というものが示されているわけであります。先ほども提案理由の説明にございましたが、20年の中には日進月歩技術も進みます。時の情勢も、今回のウクライナ問題のような議論も発生する可能性もございます。だから、そういうことから、我々議会のチェック機構を働かせるためにも、20年というのは私は長過ぎるんじゃないかと。 そのようなことから、やはり我々が今回2パーセント、58.何パーセントというような負担率を神栖市が負担しております。これについても、私はこういった一般的に迷惑施設と言われるごみ処理場を神栖市に底地も用意してつくるわけです。そうなった場合には、やはり鹿嶋市との友好関係を、絆を深めていくためにも、やはり2パーセントに神栖市が低くても私はいいんじゃないかなというように考えます。 このようなことから、今後とも、いつまでも財源が豊かな神栖市であれるわけではありません。そういったことから、やはり皆さんの血税をしっかり慎重審議、我々議会として議論をした後にこの事業を進めるべきと思い、私はこの立場で修正案に賛成をさせいただきます。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げまして、討論を終わります。 ○議長(五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。--討論がないようですので、修正案に対する討論を終結し、次に、原案に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第1号 令和4年度神栖市一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。 まずはじめに、鈴木康弘議員ほか9人から提出された修正案について、起立により採決いたします。 お諮りいたします。 本修正案に賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(五十嵐清美君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時28分 △再開 午後2時28分 ○議長(五十嵐清美君) 再開いたします。 ただいまの採決の結果、可否同数です。 したがって、地方自治法第116条第1項の規定により、議長が本修正案に対して裁決いたします。 議案第1号 令和4年度神栖市一般会計補正予算(第7号)の修正案については、議長は可決と裁決いたします。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について起立により採決いたします。 お諮りいたします。 修正議決をした部分を除く原案に賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(五十嵐清美君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時30分 △再開 午後2時31分 ○議長(五十嵐清美君) 再開いたします。 ただいまの採決の結果、可否同数です。 したがって、地方自治法第116条第1項の規定により、議長が修正議決した部分を除く原案に対して裁決いたします。 議案第1号 令和4年度神栖市一般会計補正予算(第7号)の修正議決した部分を除く原案については、議長は可決と裁決いたします。 次に、議案第2号 令和4年度神栖市介護保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第2号 令和4年度神栖市介護保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第3号 令和4年度神栖市水道事業会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第3号 令和4年度神栖市水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第4号 令和4年度神栖市下水道事業会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第4号 令和4年度神栖市下水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第5号 財産の取得について、4神栖市はさき保健交流センター什器類購入に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第5号 財産の取得について、4神栖市はさき保健交流センター什器類購入を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第6号 指定管理者の指定について、神栖市はさき保健交流センターに対する討論に入ります。 本案に対する反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、関口正司議員。     〔19番 関口正司君 登壇〕 ◆19番(関口正司君) 討論に先立ち、本会議に対する意見を述べさせていただきます。 今だけ、金だけ、自分だけとやゆされる昨今、象徴的出来事が安倍元首相襲撃事件でした。犯人は、統一教会との関係を示唆していますが、政権中枢との関係が深まっています。同時に自民党の議員の関係が深いことが明らかになりました。 政治は、戦争をなくし、平和な社会づくりを目指し、国民の、市民の社会保障を構築し、安心して暮らせる社会づくりが使命です。中央の自民・公明の岸田政権が歩み出した戦争への道、軍備増強への道、これではせっかく戦後77年、これまで築いてきた平和の道が、いつか来た道に戻ることになりかねません。 戦前、国民総生産で10倍以上のアメリカに宣戦布告をした理由の一つに、1941年当時、少なくともアジア太平洋地域ではアメリカを上回る軍事力があったと言われます。それに戦費を賄うため、臨時軍事費という一般会計とは別立ての予算を組み、軍事機密を理由に議会チェックできなかったと言われています。 開戦から81年、「八月や六日九日十五日」、今は亡き半藤さんの句です。平和憲法を世界普及することです。世界で一文字も改定していない憲法は世界最高の力ある憲法です。戦後77年、命を一度も紛争に巻き込まれず、命を守ったのは、憲法のおかげです。憲法改悪反対を主張し、反対討論とします。 6号議案に反対いたします。 はさき保健交流センターの建設に反対するものではありません。運営を指定管理者にすることに反対するものです。これまでも何度も意見を述べてきましたが、改めて反対の理由を述べさせていただきます。 指定管理者制度は2003年通常国会で決められたもので、新たな自治体リストラです。丸投げされる自治体業務は、市民のためといって自治体の業務に目を向け、自治体ビジネスとして、当初はごみの収集や焼却、学校給食や施設整備などが主でしたが、今や福祉や教育の分野まで手を広げて、とどまることをしません。しかもこの方式に総括をしないで、大変市民にとって、その影響ははかり知れません。民間のノウハウをと必ず言いますが、それは自己否定になりかねません。長年公務に関わってきた皆さんは、職員こそ、市民サービスのプロではありませんか。それは理由になりません。しかも委託によって、そこに働く労働者の賃金、処遇とも下がり、逆にそこで人件費を経費を削減するしかありません。市にも回り回って、風が吹けば桶屋が儲かるになりかねません。市のためにも、市民のためにも、なりかねませんので、本案に反対いたします。 ○議長(五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第6号 指定管理者の指定について、神栖市保健・交流センターを採決いたします。 採決は起立により行います。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案に賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(五十嵐清美君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第7号 指定管理者の指定について、はさきマリンプールに対する討論に入ります。 本案に対する反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、関口正司議員。     〔19番 関口正司君 登壇〕 ◆19番(関口正司君) 7号議案に反対いたします。反対の趣旨は6号と同じですので、省略させていただきます。 市民の声を聞きながら、市民のため、子どものため進めていただくよう要望します。本議案は、はさきマリンプール指定管理者の指定を決めるものですが、事実上、子どもたちのプールになることは、学校プールの廃止することでも明らかです。ここまで資本の手が伸びてきたのだと思い知らされます。しかも東京の業者、子どもにとっても市にとってもマイナス要因ばかりです。近い将来、反省の上、公営に戻ることでしょう。そのことを願って、反対討論といたします。 ○議長(五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第7号 指定管理者の指定について、はさきマリンプールを採決いたします。 採決は起立により行います。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案に賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(五十嵐清美君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第10号 神栖市職員の修学部分休業に関する条例に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第10号 神栖市職員の修学部分休業に関する条例を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第11号 神栖市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例に対する討論に入ります。 本案に対する反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、関口正司議員。     〔19番 関口正司君 登壇〕 ◆19番(関口正司君) 11号議案に反対します。 これは特別職の手当引上げの問題ですが、議員を含む特別職とのことで、議員の場合、市民の声を聞き、議会の特別な論議を経て改定すべきでありまして、この時期に引上げなど賛成できません。 以上の理由により反対するものです。 ○議長(五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第11号 神栖市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 採決は起立により行います。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案の賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(五十嵐清美君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第12号 神栖市職員の給与に関する条例及び神栖市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第12号 神栖市職員の給与に関する条例及び神栖市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第13号 工事請負契約の締結について、4海浜公園墓地合葬墓整備工事に対する討論に入ります。 本案に対する反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、後藤潤一郎議員。     〔16番 後藤潤一郎君 登壇〕 ◆16番(後藤潤一郎君) 13号の反対討論をさせていただきます。 この施設は、空き家対策と同じように、今後のお墓の継承者不足などにより墓の管理ができなくなる家庭が増加していく社会に対応する神栖市の事業として、とても必要なすばらしい計画であり、事業そのものに反対するものではありません。 しかしながら昨今、コロナの不景気などにより、市内の建設業者も受注不足に苦しんでいる状況であります。入札方法にて、例えばJVとBランク業者が応札できるなど、地元業者が受注できるような条件をもう一度ご検討いただき、入札の再執行をお願いするものであります。神栖市内の業者の育成、市内の経済効果向上にご尽力をお願いしまして、反対討論とさせていただきます。 ○議長(五十嵐清美君) 次に、本案に対する賛成討論の通告がありますので、これを許可いたします。 13番、西山正司議員。     〔13番 西山正司君 登壇〕 ◆13番(西山正司君) 議案第13号 海浜公園墓地合葬墓整備工事に賛成の立場で討論をいたします。 少子高齢化や核家族化の進展など社会情勢が大きく変化しており、墓地の維持管理や承継に不安を感じる方が増えております。今後を心配されて、墓地購入などの相談を受けることがあります。お墓は建てたいものの、承継する息子や娘が都内などで働いており、神栖市内に居住していなかったり、ご夫婦2人暮らしで承継者がいない場合もあります。現状の海浜墓地の使用容量では、承継者がいなければ、購入もしくは継続して使用することは難しい状況にあります。 昔は、個人の遺骨は墓地に埋め、親族が定期的にお参りをし、供養をするというスタイルが一般的でした。お墓も墓石で立派なものを作成し、墓地に永久に入れてもらうという形が常識とされました。しかし、生活スタイルの変化と少子化問題の影響により、お墓の扱い方やお葬式のスタイルなどが少しずつ多様化してきております。お墓を建てるのは、費用などを考慮すると無理だと考える方もおられるかと思います。お墓は無理でも、先祖の霊が粗末にならずに納骨ができ、なおかつ最終的には合葬もできる施設の必要性を感じている方々もおられます。 今定例会で執行部から、海浜公園墓地合葬墓整備工事についての提案がなされました。必要性について、少子高齢化や核家族化の進展など社会情勢が大きく変化しており、土地の維持管理や承継に不安を感じる方が増えています。現在、墓地管理における様々な問題や市民からの問合せも増えている状況であり、合葬墓は墓地管理等への多様性や将来へ不安の少ない墓地形態として、生前予約制も考慮した計画としており、承継問題に不安を感じている方にも安心して利用していただける施設です。利用者については、一般的な清掃などの維持管理を必要とせず、承継者への負担も軽減され、承継者が不在である世帯、負担をなるべく軽減したい世帯にとっても有益な施設となっており、点在する諸問題の解決策として非常に有効であると考えられますとコメントしています。 一方で、入札の結果については、残念な結果となりました。5月に1回目、6月に2回目の入札をされたようですが、神栖市内で入札可能な会社は入札に参加せず、不調になりました。その後、11月に3回目の入札が行われ、設計の見直しや鋼材高騰分を鑑み、1,400万円ほどの上積みで応札され、11月18日に仮契約が締結されました。3回目の入札に参加したのは契約に至った1者のみで、しかも市内業者ではなく、那珂市内に本店を置く建設会社でした。入札の困難さなど知る由もありませんが、仕方のないことなのかもしれませんが、1者の入札や市外業者の応札については、今後の課題なのではないでしょうか。 11月18日に仮契約を締結しておりますので、来年秋完成を目指し、応札業者は資材の発注なども進んでいるものと思います。大屋根を利用した、厳かな参拝スペースを設け、納骨用ロッカーには遺骨約1,500体収納できる納骨室、遺骨を約4,500台安置できる合祀室を併設した施設の無事完成を願いながら、議案に対し賛成の意を表したいと存じます。 議員各位の賛同を衷心よりお願い申し上げ、海浜公園墓地合葬墓整備工事の賛成討論といたします。 ○議長(五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第13号 工事請負契約の締結について、4海浜公園墓地合葬墓整備工事を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案否決であります。 したがって、原案について採決いたします。 お諮りいたします。 採決は起立により行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(五十嵐清美君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時53分 △再開 午後2時53分 ○議長(五十嵐清美君) 再開いたします。 ただいまの採決の結果、可否同数です。 したがって、地方自治法第116条第1項の規定によって議長が本案に裁決します。 議案第13号 工事請負契約の締結について、4海浜公園墓地合葬墓整備工事については、議長は否決と裁決いたします。 次に、請願第3号 インボイス制度実施中止を求める意見書に関する請願書に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、請願第3号 インボイス制度実施中止を求める意見書に関する請願書を採決いたします。 本請願に対する委員長報告は不採択であります。 採決は起立により行います。 お諮りいたします。 本請願を採択することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(五十嵐清美君) 起立多数であります。 よって、本請願は採択することに決しました。----------------------------------- △日程の追加 ○議長(五十嵐清美君) お諮りいたします。 ただいま、請願第3号 インボイス制度実施中止を求める意見書に関する請願書が採択されましたので、この際、日程を追加し、追加日程第2として、意見書案第3号 インボイス制度実施中止を求める意見書を議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時56分 △再開 午後2時57分 ○議長(五十嵐清美君) 再開いたします。----------------------------------- △追加日程第2 意見書案第3号 インボイス制度実施中止を求める意見書 ○議長(五十嵐清美君) 追加日程第2、意見書案第3号 インボイス制度実施中止を求める意見書を議題といたします。 提出者より趣旨説明を求めます。 19番、関口正司議員。     〔19番 関口正司君 登壇〕 ◆19番(関口正司君) ありがとうございます。 採択できましたので、インボイス制度実施中止を求める意見書を報告いたします。 上記の意見書案神栖市議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出します。 令和4年12月23日神栖市議会議長 五十嵐清美様                      提出者                       神栖市議会議員 関口正司                      賛成者                       神栖市議会議員 鈴木康弘                               飯田耕造                               山本 実         インボイス制度実施中止を求める意見書(案) 新型コロナ感染の影響で景気回復が見通せず、中小業者の経営混乱が続くなかで、2023年10月から消費税のインボイス制度(適格請求書等保存方式)が実施されようとしています。 世界では付加価値税(消費税)を引き下げる動きが広がっているなか、財務省は消費税のインボイス制度を実施して、消費税収を2,480億円も増やそうとしています。消費税のインボイス制度は年間1千万円以下の小規模事業者やフリーランスを課税業者に仕立て上げ消費税を搾り取るという計画です。 免税業者を取引から排除しかねないインボイス制度は、業者間の取引慣行を壊し、免税点制度を実質的に廃止するものです。仕入れや経費に含まれる消費税を、価格や単価に転嫁できなければ、ベンチャーもフリーランスも育ちません。 建設業界では、下請けとして現場第一線で働く消費税免税小規模建設業者の出入りも多いことから、インボイス制度導入の影響で経営難による廃業などが増える恐れがあります。そうなれば、建設業界として現場の働き手を失う事態になりかねません。 また、高齢者の社会参加促進や生きがいの充実などに貢献しているシルバー人材センター事業においては、会員が請負契約を結び個人事業主として配分金(収入)を得ていることから、会員が課税業者になるか、シルバー人材センターが会員への分配金に含まれる消費税を負担するか、厳しい選択を迫る迫られることになります。 インボイス制度導入が与える影響は広範囲です。 地域経済が疲弊する下で、中小商工・農漁業者は事業継続や雇用維持に必死の努力を続けており、インボイス制度に対応できる状況でありません。多くの中小企業団体や税理士団体も「凍結」「延期」「見直し」を表明し、現状での実施に踏み切ることに懸念の声を上げています。 新型コロナ危機を克服し、新しく構築すべき経済・社会においても地域に根ざして活動する中小業者の存在が不可欠です。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。                           令和4年 月 日                           茨城県神栖市議会 提出先 衆議院議長  細田博之様 参議院議長  尾辻秀久様 内閣総理大臣 岸田文雄様 財務大臣   鈴木俊一様 法務大臣   齋藤 健様 以上でございます。 ○議長(五十嵐清美君) ただいま提出者の趣旨説明が終了いたしましたので、これより質疑に入ります。質疑ありませんか。--質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、神栖市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略することとしたいと思います。ご異議ございますか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 これより討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、意見書案第3号 インボイス制度実施中止を求める意見書を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」「異議あり」と言う人あり〕 ○議長(五十嵐清美君) 異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(五十嵐清美君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後3時03分 △再開 午後3時04分 ○議長(五十嵐清美君) 再開いたします。 ただいまの採決の結果、可否同数です。 したがって、地方自治法第116条第1項の規定により議長が本案に対して裁決いたします。 意見書案第3号 インボイス制度実施中止を求める意見書については、議長は否決と裁決いたします。----------------------------------- △日程第4 閉会中の所管事務調査の件 ○議長(五十嵐清美君) 日程第4、閉会中の所管事務調査の件を議題といたします。 本件につきましては、お手元に配布のとおり、各常任委員会並びに議会運営委員会から閉会中の所管事務調査の申出があったものであります。 お諮りいたします。 本件について、それぞれ閉会中の所管事務調査に付することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。----------------------------------- △日程第3 議員派遣の件 ○議長(五十嵐清美君) 日程第3、議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本件につきましては、お手元に配布のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。----------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(五十嵐清美君) 以上で本日の日程は全部終了いたします。 令和4年第4回神栖市議会定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶申し上げます。 議員各位には、去る12日から本日までの12日間にわたる会期の中、終始熱心に議案の審議を尽くされまして、議案運営にご協力いただきましたことに心から敬意を表する次第でございます。 執行部におかれましては、今定例会で議員各位から出された様々な意見等を十分尊重されまして、さらなる市民の福祉向上に努められますようお願い申し上げます。 結びに、今年も残すところ9日余りとなり、年の瀬も押し迫ってまいりました。議員各位におかれましては、何かとお忙しい毎日であろうと思いますが、健康に十分留意され、新年のなお一層のご活躍を心からご祈念申し上げまして、令和4年第4回神栖市議会定例会を閉会いたします。 お疲れさまでした。 △閉会 午後3時07分◯朗読を省略した議長の報告-----------------------------------    閉会中の所管事務調査一覧表◯総務産業委員会 ・地域振興について ・行財政運営について ・農林水産行政について ・商工観光行政について ・指定管理について ・市民協働について ・入札について ・固定資産評価審査委員会について ・地方税法について◯ 教育福祉委員会 ・教育行政について ・福祉行政について◯ 都市環境委員会 ・土木行政について ・防災行政について ・生活環境行政について ・不法投棄について◯ 予算決算常任委員会 ・予算、決算に関すること◯ 議会運営委員会 ・議会運営に関する事項 ・議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項 ・議長の諮問に関する事項 ・次期定例会等の会期及び議事日程等に関する事項地方自治法第123条第2項の規定により署名する                議長                署名議員                署名議員                署名議員...