△請願第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願
△請願第2号
特別支援教育の環境整備に関する請願書
○議長(
五十嵐清美君) 議事日程に入ります。 日程第1、議案第3号ないし議案第8号、認定第1号ないし認定第3号、請願第1号及び請願第2号を一括して議題といたします。 これより、各
常任委員会委員長から報告を求めます。 はじめに、
総務産業委員会委員長から、同委員会の審査の経過及び結果の報告を求めます。 委員長、10番、
境川幸雄議員。
----------------------------------- 令和4年9月29日
神栖市議会 議長
五十嵐清美様
総務産業委員会 委員長 境川幸雄
総務産業委員会審査報告書 本委員会に付託された議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
神栖市議会会議規則第110条の規定により報告します。
記議案番号件名審査の結果議案第3号神栖市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
原案可決議案第4号神栖市職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例
原案可決 主な発言の要旨 〔議案第4号〕 問 政策監、
危機管理監及び医療対策監の職にある職員に適用されないのはなぜか。 答 任期付職員は今回の条例改正から除かれているということ、また、職務の専門性から後任を選任しづらいということも挙げられています。 問 政策監、
危機管理監及び医療対策監には、定年がないという理解でよいのか。 答 現在の制度上では、そのような規定になっています。 問 定年年齢を延長することで、退職手当の算定に問題は生じないのか。 答 60歳を超えて
自己都合退職をしても定年退職と同じ支給率に基づき支給されること、また、支給額は役職定年前または給料支給額が7割となる前の給料月額に基づいて算定されることから、支給額が現行制度に基づき60歳で退職した場合と比較して少なくなるといった影響は生じないものと想定しています。 問 退職予定者への事前の説明は十分されているのか。 答 各年度において60歳に到達する職員に対し、その前年度に定年引上げに関連する諸制度及び勤務上の処遇等について説明を行う予定となっています。
----------------------------------- 〔総務産業委員会委員長 境川幸雄君 登壇〕
◆
総務産業委員会委員長(境川幸雄君) ただいま議長からご指名をいただきましたので、
総務産業委員会における審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第3号 神栖市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例のほか1件であり、去る9月16日に委員会を開催し、市長をはじめ副市長ほか
関係部課長等の出席のもと、慎重に審査を行いました。 付託された議案で特に論議の対象となりましたのは、議案第4号では、政策監、
危機管理監及び医療対策監の定年について、退職手当の算定についてなどであり、執行部との間で活発な質疑応答が交わされました。 慎重審査の結果、付託された議案はいずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上、審査の経過と結果について申し上げましたが、本委員会の決定に対しまして、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(
五十嵐清美君) 次に、
教育福祉委員会委員長から、同委員会の審査の経過及び結果の報告を求めます。 委員長、9番、
石井由春議員。
----------------------------------- 令和4年9月29日
神栖市議会 議長
五十嵐清美様
教育福祉委員会 委員長 石井由春 請願審査結果報告書 本委員会に付託された請願については、下記のとおり決定したので、
神栖市議会会議規則第143条の規定により報告します。
記請願番号件名審査の結果請願第1
号教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願採択
すべきもの請願第2
号特別支援教育の環境整備に関する請願書採択
すべきもの
----------------------------------- 〔教育福祉委員会委員長 石井由春君 登壇〕
◆
教育福祉委員会委員長(石井由春君) ただいま議長からご指名がございましたので、
教育福祉委員会における審査の結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、請願第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願、及び請願第2号
特別支援教育の環境整備に関する請願書の2件であり、去る9月15日に委員会を開催し、審査を行いました。 いずれの請願についても、全会一致をもって採択するものと決定をいたしました。 以上、審査の結果について申し上げましたが、本委員会の決定に対しまして、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(
五十嵐清美君) 次に、
都市環境委員会委員長から、同委員会の審査の経過及び結果の報告を求めます。 委員長、11番、額賀優議員。
----------------------------------- 令和4年9月29日
神栖市議会 議長
五十嵐清美様
都市環境委員会 委員長 額賀 優
都市環境委員会審査報告書 本委員会に付託された議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
神栖市議会会議規則第110条の規定により報告します。
記議案番号件名審査の結果議案第5号神栖市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
原案可決議案第8
号工事請負契約の締結について
・4波崎東部市営住宅建替工事
原案可決 主な発言の要旨 〔議案第8号〕 問 キッチンに設置するコンロの仕様やエアコン、
ソーラーパネルの設置予定について伺いたい。 答 キッチンにはガスコンロを設置します。エアコンについては、入居者が必要に応じて各自で設置していただきます。また、屋上は津波の避難場所としての利用を考えているため、
ソーラーパネルの設置予定はありません。 問 解体する市営住宅の住民は既に退去しているのか。また、その住民は、優先的に新しい市営住宅に入居できるのか。 答 令和3年10月末で全ての住民の移転が完了しています。移転した方は、優先的に入居できることになっています。 問
入札事業者数と落札率について伺いたい。 答 6者の共同企業体から応札があり、落札率は83.74パーセントです。 問 建設場所を選定した経緯と建物の塩害対策について伺いたい。 答 地元住民との意見交換の中で、
災害ハザードエリアでないことや地域にとって効果的な土地活用が見込めること、1世帯当たり2台分の駐車場を確保できることなどの要望を受け、それを達成できる場所として、今回の場所を選定しました。海岸に近い場所ですので、塩害対策をした部材を使用することを設計で指示しています。 問 新しい市営住宅は、バリアフリーに対応しているか。 答 対応しています。 問 入居までのスケジュールを伺いたい。 答 令和5年度から建替工事に着手し、6年10月末を目途に完成、それ以降の入居となる予定です。
----------------------------------- 〔都市環境委員会委員長 額賀 優君 登壇〕
◆
都市環境委員会委員長(額賀優君) ただいま議長よりご指名をいただきましたので、
都市環境委員会におきます審査の結果についてご報告を申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第5号 神栖市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例のほか1件であり、去る9月20日に委員会を開催し、市長をはじめ副市長のほか関係部課長の出席のもと、慎重な審査を行いました。 付託された議案で特に論議の対象となりましたのは、議案第8号では、附設される設備について、入居要件について、建設地選定の経緯についてなどであり、執行部との間で活発な質疑応答が交わされました。 慎重審査の結果、付託された議案はいずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上、審査の経過と結果について申し上げましたが、本委員会の決定に対しまして、議員各位の賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(
五十嵐清美君) 次に、
予算決算常任委員会委員長から、同委員会の審査の経過及び結果の報告を求めます。 委員長、12番、
高橋佑至議員。
----------------------------------- 令和4年9月29日
神栖市議会 議長
五十嵐清美様
予算決算常任委員会 委員長 高橋佑至
予算決算常任委員会審査報告書 本委員会に付託された議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
神栖市議会会議規則第110条の規定により報告します。
記議案番号件名審査の結果議案第6号令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第4号)
原案可決議案第7号令和4年度神栖市
国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)
原案可決認定第1号令和3年度神栖市
歳入歳出決算の認定について認定認定第2号令和3年度神栖市
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について
原案可決
及び認定認定第3号令和3年度神栖市
下水道事業会計決算の認定について認定 主な発言の
要旨総務産業分科会 〔議案第6号〕 問
高度医療機器整備費補助金の具体的内容を伺いたい。 答
宝山ハートクリニックに導入するMRIに対する補助金です。 問 みどりの
食料システム戦略事業の対象は新規参入者に限定するのか。 答 新規参入者だけでなく、この事業に関連する一般の農業者や法人も対象になります。 問 商工会館の解体にあたり、敷地内にある記念碑の今後の管理についてはどのように考えているか。 答 敷地は市有地であるため、周辺の除草等の管理などは行っていきたいと考えています。 〔認定第1号 歳入〕 問 運転免許証を返納する高齢者も多いが、軽自動車税はどのように推移しているのか。 答 登録台数は、令和2年度、3年度ともに増加傾向です。 〔認定第1号 歳出〕 (
市長公室関係) 問 ホームページや
ツイッター等を連動させて情報発信をすることはできないか。 答 委託業者に確認し、検討したいと思います。 問 市長へのたよりの年間件数を伺いたい。 答 令和3年度の実績は441件です。 問 令和3年7月18日に開催された神栖の医療に関する市民と専門家の懇談会は、定期的に開催をしないのか。 答 時機を見ながら検討していきたいと思います。 (総務部関係) 問 洋上投票システム機器借上料の内容を伺いたい。 答 事前に船会社等から登録をしていただき、洋上の船舶と交信をしながら投票ができるというシステムです。 問 選挙に関する市民への意識調査の回答率が約40パーセントとのことだが、回答率を上げるための検討はできないのか。 答 イベントの際にブースを立ち上げるなど、機会があるごとに継続してアンケートを取っていきたいと考えています。 (企画部関係) 問 県立高校を市立化した場合に、年間10億円の費用がかかるという根拠を示していただきたい。 答 どういった条件で算定したかについては、追って情報提供したいと思います。 問
サイクリングロード等、既存の媒体を整備して活用することで、
にぎわいづくりの一端とすることができるのではないか。 答 自転車による交流人口を拡大できるよう利用促進に取り組んでいきたいと思います。 (
産業経済部関係) 問
農業委員会が非農地証明書を発行する要件と、農地の地目変更にかかる法務局からの照会に対してする回答の基準には乖離があるのではないか。 答 非農地証明書の発行については、農地法及び茨城県が定めた
農地法関係事務処理の手引に基づいており、農地の保全、農業の振興を目的としていることから、非農地になってから20年という要件があります。法務局による農地の地目変更は、
不動産登記法に基づいており、現況がどうなっているのかという部分に着眼点があるため、農地の現況を現地調査によって確認するよう農林水産省から通知されています。 問 法務局からの照会に関する回答は報告案件とするのみで、
農業委員会で審議をしないのはなぜか。 答 回答期限が2週間以内と示されており、総会を毎回開催することが難しいため報告案件としています。 問 法務局から照会があった際の現地調査は、航空写真等でいつまで耕作していたかを確認しているのか。 答 法務局からの照会では、現況についての回答を求められているため、一般的には航空写真等での確認はしていません。 問 法務局からの照会に対する回答について、他市町村での取扱いを伺いたい。 答 県内の
農業委員会では同様の取扱事務を行っていると認識しています。 問 地域振興券発行事業では、事業者に平等にお金が行き渡っているのか。 答 令和3年度のクーポン券の換金額が100万円未満のお店は全体の76.9パーセント、100万円から500万円未満が21.4パーセント、500万円以上が1.7パーセントであり、換金がなかったお店については16.7パーセントと、ばらつき、偏りがあると感じています。 問 観光振興費における繰越明許の内容を伺いたい。 答 ふれあいセンター湯楽々改修工事の工期延長による工事費、設計意図伝達業務及び工事監理業務の委託料、指定管理者への休業補償です。教育福祉分科会 〔認定第1号 歳出〕 (福祉部関係) 問 神栖市シニアクラブ活動助成金の1クラブ当たりの助成額を伺いたい。 答 1クラブ当たり月5千円に加え、1回以上活動した会員1人につき700円を合筆した金額が交付されるため、構成人数で違いがありますが、令和3年度決算額をクラブ数の61で割った場合の平均額は、年間約17万9千円です。 問 生活保護費の市の負担割合を伺いたい。 答 国の補助が4分の3で、市の負担は4分の1です。 問 生活保護費は令和2年度と比較してどのくらい増えたのか。 答 6,600万円の増です。 問 介護保険特別会計の国及び県の負担金について減額補正の内容を伺いたい。 答 国の負担金は令和3年度の介護保険の財政調整交付金との交付額の算定方法の改正による減額、県の負担金は給付費のうち県の負担割合が大きい施設介護サービス分が減額となり、負担割合の小さい居宅サービス分が増額となったことによるものです。 (健康増進部関係) 問 国民健康保険給付費が増額となった要因を伺いたい。 答 高齢化の伸展や医療の高度化等により、1人当たりの保険給付費が年々増加していることと、令和3年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による受診控え等も落ち着いてきたことが要因だと考えています。 問 後期高齢者医療特別会計への一般会計からの繰入れについて、実績と今後の見通しを伺いたい。 答 令和3年度は2年度と比較し、一般会計からの繰入れが約680万円増えています。要因としては、被保険者の増加により、低所得で保険料の軽減を受ける方も増加し、この軽減分を法に基づき一般会計へ繰り入れていることが考えられます。4年度以降は、この繰入れ分が毎年若干伸びていく見通しです。 (教育委員会関係) 問 PCB廃棄物処理委託料について伺いたい。 答 以前、市内の学校や幼稚園に設置されていた化学物質のPCBを使用した蛍光灯の安定器は、交換後、他の場所へ保管していますが、法により高濃度PCB廃棄物は令和4年度末まで、低濃度PCB廃棄物は8年度末までに処分しなければならないことから、3年度はPCB処理に係る仕分け業務を行ったものです。 問 当市における令和3年度のいじめの状況について伺いたい。 答 認知件数は小学校で636件、中学校で233件です。発見のきっかけは、小・中学校ともにアンケート調査からが最も多く、続いて、小学校では本人からの訴えや学級担任の観察、中学校では本人からの訴えや保護者からの訴えとなっています。また、最も多い内容は、冷やかしやからかい、悪口等ですが、学校の十分な対応でほぼ解消しています。 問 特別支援学校の設置等について、当市からの要望はどうなっているのか。 答 通学状況の問題や特別な支援を必要とする児童生徒が増えている状況を踏まえ、設置基準を早期に定めて課題改善を図るよう、県へ要望を出しているところです。 問 ブリティッシュ・ヒルズ英語研修委託料による研修参加者の選考方法を伺いたい。 答 令和3年度は、市内小・中学生を対象に、小学生は抽選で、中学生は英語力を期待して面接で選考を行いました。4年度も同様に実施しましたが、中学校は他市の私立や附属中学校へ通っている生徒も対象としました。 問 少子化が進む中、今後、公立幼稚園の統廃合は検討しているか。 答 現在は検討していません。 問 かみす防災アリーナのPFI方式による運営について、今後の見通しを伺いたい。 答 施設整備費は、当初設定した支払金額で固定していますが、運営・維持管理費は15年間の長期契約のため、物価や利用者数の変動によるリスク分担を行う仕組みとなっていて、毎年の支払金額もそれに連動し、変動、改定していくものとなっています。収入の面では、毎年、利用者、利用料金ともに計画値を上回っている状況です。都市環境分科会 〔認定第1号 歳出〕 (生活環境部関係) 問 大規模災害に備えて、災害廃棄物仮置場候補地を現状の2カ所から増やす考えはあるか。 答 災害廃棄物基本計画の見直しも含めて、災害廃棄物仮置場候補地を増やすことを検討していきます。 問 物価高騰に伴う指定ごみ袋の値上げは検討しているか。 答 現時点では、値上げの予定はありません。 問 台風によって、市内のどこでどのような被害が発生すると想定しているのか。 答 知手中央地区で土砂災害、利根川河川沿いで洪水の被害想定としています。 (都市整備部関係) 問 港公園とその他の公園とで除草剤の取扱いが異なるのはなぜか。 答 港公園については、県の管理基準に沿って除草剤を使用していますが、その他の公園については、利用者への影響を考慮して除草剤を使用していません。 〔認定第2号〕 問 漏水による損失は年間でどの程度か。 答 漏水によって年間155万立方メートルが流出し、約8,400万円の損失となります。 〔認定第3号〕 問 南浜の公共下水道整備が進まないのはなぜか。 答 現時点では、事業計画区域外のため整備が進んでいません。今後、人口密集地への整備が完了次第、南浜地区を事業計画区域に追加したいと考えています。
----------------------------------- 〔
予算決算常任委員会委員長 高橋佑至君 登壇〕
◆
予算決算常任委員会委員長(高橋佑至君) ただいま議長からご指名がございましたので、
予算決算常任委員会における審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第6号 令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第4号)のほか4件であり、
神栖市議会予算決算常任委員会運営要項に基づき、各議案を分科会に送付して審査を行うこととしました。 まず、9月15日に教育福祉分科会、16日に総務産業分科会、20日に都市環境分科会をそれぞれ開催し、
関係部課長等から詳細なる説明を受け、慎重な審査を行いました。 これを受け、本日、本委員会を開催し、市長をはじめ副市長、教育長ほか関係部長等の出席のもと、各分科会委員長から審査の経過の報告を求め、各分科会委員長報告に対する質疑を行いました。 慎重審査の結果、付託された議案等は、議案第6号は起立採決により原案のとおり可決すべきものに、議案第7号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものに、認定第1号は起立採決により原案のとおり認定すべきものに、認定第2号は起立採決により原案のとおり可決及び認定すべきものに、認定第3号は起立採決により原案のとおり認定すべきものと決定をいたしました。 以上、審査の経過と結果について申し上げましたが、本委員会の決定に対しまして、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(
五十嵐清美君) 以上で委員長報告を終わります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。--質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 ここで暫時休憩いたします。
△休憩 午後2時10分
△再開 午後2時10分
○議長(
五十嵐清美君) 休憩前に引き続き再開いたします。 これより討論に入ります。 まず、議案第3号 神栖市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第3号 神栖市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第4号 神栖市職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第4号 神栖市職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例を採決いたします。 本案に対する委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第5号 神栖市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第5号 神栖市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第6号 令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第4号)に対する討論に入ります。 本案に対する反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、関口正司議員。 〔19番 関口正司君 登壇〕
◆19番(関口正司君) 2022年度第3回定例議会の反対討論を行います。 討論に先立ち、本会議に対する意見を述べさせていただきます。 政府は、故安倍元総理の国葬を閣議決定し、強行しました。法の規定もなく、憲法違反です。弁護士のグループのメンバーらが国葬反対の声明を発表しています。当市のこの件での賢明な判断に敬意を申し上げます。こういう憲法違反の行政が、今日の市民の命と暮らしを脅かしている根源です。 声明は、故安倍氏の国葬について、4つの点で反対を表明しています。1つ、国民に弔意を強制する、2つ、岸田内閣による政治利用、3つ、法律の根拠を欠き財政民主主義に反対する、4、統一教会の被害拡大に手を貸す。出席した弁護士は、国家は国民の精神に立ち入って弔意を示す儀式を行ってはいけないと述べています。 また、統一教会の霊感商法問題に取り組んできた弁護士は、教会は政治的意図を持って自民党などの保守政治に接近してきたと指摘し、故安倍氏の国葬が統一教会の違反行為も励ますために使われる恐れが否定できないと指摘しました。 詳細は、連日の報道で詳しく述べられているように、関係ある自民党などの議員が厳しく問われているのはご存じのとおりです。その中心は、反共の1点です。共産党を倒すためには霊感商法まで繰り出しての選挙です。それでも日本共産党は、ぶれずに100年、真実と正義を貫き、共闘で守り通してきました。 6号議案に反対します。 新型コロナ支援事業や母子管理事業に反対するものではありません。公益事業の民営化に反対するものです。 また、廃棄物減量作戦を取り組んでいるときに、旧商工会館会解体に当たって、従来の解体方法で解体し、再生できるものまで粗大ごみとして処分されるからです。ある展示会で、ドイツでは、展示、建物、タイル1枚に至るまで再生できるように解体したそうです。これからはそういう時代になるのではないでしょうか。 ワンガリ・マータイさんが、日本のもったいないを国際語にしてくれたように、石油も石炭も命のように二度と生まれません。物を大切に、特に緑、樹木を大切にするよう求め、正面玄関のマキの木を移設されるよう求めて、反対討論といたします。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第6号 令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。 採決は起立により行います。 本案に対する委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案に賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
五十嵐清美君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第7号 令和4年度神栖市
国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第7号 令和4年度神栖市
国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第8号
工事請負契約の締結について、4波崎東部市営住宅建替工事に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第8号
工事請負契約の締結について、4波崎東部市営住宅建替工事を採決いたします。 本案に対する委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、認定第1号 令和3年度神栖市
歳入歳出決算の認定についてに対する討論に入ります。 本案に対する反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、関口正司議員。 〔19番 関口正司君 登壇〕
◆19番(関口正司君) 認定1号に反対いたします。 討論に先立ち、今日の市民の苦しみの根源が何なのか正しく共有し、党派を超えて市民のために全力を尽くすべきと考え、発言いたします。 これまでの質疑討論を踏まえ、2021年の決算についての意見を述べさせていただきます。 当市は、高校までの医療費の無料化、給食費の無料化、60歳以上の路線バスの無料化など、近隣市町村から比べ市民サービスは進んでいますが、同レベルの諸外国に比べ、非常に遅れています。 最も遅れている一つに教育の問題があります。もちろん、政府や県の行政の遅れに起因するものですが、地方自治としてやれるところがたくさんあります。少人数教室や子どもの権利尊重、そのための職員増員などです。また、市民サービスを向上させるために公務員の大幅増員です。決算では、継続反復している業務の民営化や会計年度任用職員制度など、非正規を固定化するものであり、市民にとって、職員にとっても課題を残すものであり、さらに処遇改善と正規化を求めます。 立憲主義、民主主義を踏み外した安倍政権が病に倒れ、引き継いだ菅総理も政権を投げ出し、さらに引き継いだ岸田政権も違法なカルト教団との関係がきちんと説明できません。生活の苦しさも医療の混乱も、中央の自公政権の軍備拡大と利益優先の政治行政にあると考えます。昨年度予算も、社会保障費を削減しながら、軍事費を戦後最高の5兆4千億円、さらに今年度は武器爆買いをアメリカに約束して、GDPの2パーセントを目指して軍事費の倍増を目指すという。世界は核兵器禁止条約が発効され、69カ国が批准したのに、日本は被爆国出身の総理が批准しないばかりか、反対し、核の傘に依存する状態です。こういう行政に地方自治権を活用して異議ありと声明を、声を上げましょう。 私は、
教育福祉委員会の質疑の中で、職員の皆さんは優秀で市民サービスに奔走している方でも、国政や県政の課題でも、使い方も、開発優先、軍事優先の市民を忘れた行政の中でも、他市町村に比べ進んだ面があります。ただ一つ足りないものがあるといえば、年齢です。戦争体験をしていない幸せな方ばかりです。戦争を体験した77歳以上の高齢者は、今もあの苦しみ、悲惨さを忘れることはできません。二度とあの苦しみをこれからの市民にさせないように戦争反対、原発反対のゼロの声を上げるべきです。 ある国連事務総長が、1人の高齢者がなくなるのは、町の図書館が1つなくなるに等しいと語っていたことを前に紹介しました。 コロナは最悪の事態に進み、国民が、市民が不安に打ちひしがれているときに、憲法改悪、軍事予算倍増など、とんでもありません。この国政に地方自治が翻弄されてはなりません。 以上を提言して、認定1号の反対討論といたします。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、認定第1号 令和3年度神栖市
歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 採決は起立により行います。 本案に対する委員長報告は原案認定であります。 お諮りいたします。 本案に賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
五十嵐清美君) 起立多数であります。 よって、本案は認定されました。 次に、認定第2号 令和3年度神栖市
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてに対する討論に入ります。 本案に対する反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、関口正司議員。 〔19番 関口正司君 登壇〕
◆19番(関口正司君) 認定2号、水道事業に反対いたします。 神栖市は、四方八方を水に囲まれた水豊かな町です。開発前は日本三大砂丘と言われる砂山から湧き水があったと聞いております。波崎の海岸がとても好きで、時々、海岸に行ってぼんやり海を眺めています。開発前は、神栖の海岸も同じように砂丘が続いていたことを想像しながら、砂丘の歴史を見てとりました。 水豊かな地が今、水の料金は最も高く、それも県の責任引取り制度で、必要以上の量の料金を払わなければならないからです。何度も改善を提言してきましたが、改善されません。無駄な工事の差止めと料金の引下げを求めてきました。 地下水は、2003年の地下水のヒ素汚染で飲めなくなりました。それ以前は清流の地下水を飲んでいたことになり、ここにも戦争の傷痕がいまだにありました。このことから、さらに開発の歴史からも、むしろ飲み水は無料にすべきです。さらに、2011年の原発事故で、今度は空からの永久汚染とも言われるほど汚染されるということが起き、こういう状況にあって水の料金は全国に比べ高いものになっています。 県の水道局は、責任引取り制度で、必要以上の高い水を買わされているからです。これらを直ちに改めるとともに、先進国の民営化の再公営化を教訓として民営化しないよう提言し、認定2号に反対いたします。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、認定第2号 令和3年度神栖市
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを採決いたします。 採決は起立により行います。 本案に対する委員長報告は
原案可決及び認定であります。 お諮りいたします。 本案に賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
五十嵐清美君) 起立多数であります。 よって、本案は可決及び認定されました。 次に、認定第3号 令和3年度神栖市
下水道事業会計決算の認定についてに対する討論に入ります。 本案に対する反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、関口正司議員。 〔19番 関口正司君 登壇〕
◆19番(関口正司君) 認定3号に反対します。 気候変動による災害の発生など、公共下水道は難工事が予想できます。であればこそ、企業会計はすべきではなかったと思います。 これからは、ますます難工事になると考えられます。公共工事の民営化は、現場業務の担い手を非正規雇用に置き換えて民間企業が利益を得るという搾取の強化が本質です。会計検査院の報告書2021年では、財政上のメリットがなくなった300件以上の債務不履行があったと報告されています。総務省のPFI事業である島根県浜田市の刑務所では、食事の異物混入や受刑者から預った私物の紛失が起きているなど、民営化は失敗している例が出てきています。さらに検証が必要です。 今後、老朽化部門の改修工事など費用が重なり、その部分は利用者にかぶせようとの思惑が見て取れます。 よって、認定3号に反対します。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、認定第3号 令和3年度神栖市
下水道事業会計決算の認定についてを採決いたします。 採決は起立により行います。 本案に対する委員長報告は原案認定であります。 お諮りいたします。 本案に賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
五十嵐清美君) 起立多数であります。 よって、本案は認定されました。 次に、請願第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、請願第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願を採決いたします。 本請願に対する委員長報告は採択であります。 お諮りいたします。 本請願は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、請願第2号
特別支援教育の環境整備に関する請願書に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、請願第2号
特別支援教育の環境整備に関する請願書を採決いたします。 本請願に対する委員長報告は採択であります。 お諮りいたします。 本請願は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。
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△日程の追加
○議長(
五十嵐清美君) お諮りいたします。 先ほど請願第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願が採択されましたので、この際、日程を追加し、追加日程第2として、意見書案第1号
教職員定数改善及び
義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書を議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 暫時休憩いたします。
△休憩 午後2時31分
△再開 午後2時32分
○議長(
五十嵐清美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△追加日程第2 意見書案第1号
教職員定数改善及び
義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書
○議長(
五十嵐清美君) 追加日程第2、意見書案第1号
教職員定数改善及び
義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書を議題といたします。 提出者より趣旨説明を求めます。 15番、遠藤貴之議員。 〔15番 遠藤貴之君 登壇〕
◆15番(遠藤貴之君) ただいま議長からご指名をいただきましたので、意見書案第1号の趣旨説明をさせていただきます。 朗読をもって説明に代えさせていただきます。意見書案第1号
教職員定数改善及び
義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書 上記の意見書案を
神栖市議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出します。 令和4年9月29日
神栖市議会 議長
五十嵐清美様 提出者
神栖市議会議員 遠藤貴之 賛成者
神栖市議会議員 飯田耕造 須田光一 秋 嘉一
教職員定数改善及び
義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書(案) 学校現場では、貧困・いじめ・不登校など解決すべき課題が山積しており、子どもたちのゆたかな学びを実現するための教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。また、新型コロナウイルス感染症対策にともない新たな業務も発生しています。ゆたかな学びや学校の働き方改革を実現するためには、加配教員の増員や少数職種の配置増など
教職員定数改善が不可欠です。 2021年3月の義務標準法改正により、小学校の学級編制標準は段階的に35人に引き下げられるものの、今後は、小学校に留まることなく、中学校での35人学級の早期実現も必要です。加えて、きめ細かい教育をすすめるためには、さらなる学級編制標準の引き下げ、少人数学級の実現が必要です。 一方、厳しい財政状況の中、独自財源により人的措置等を行っている自治体もありますが、自治体間の教育格差が生じることは大きな問題です。義務教育費国庫負担制度については、「三位一体改革」の中で2006年度に国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。国の施策として定数改善にむけた財源保障をし、子どもたちが全国のどこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。ゆたかな子どもの学びを保障するための条件整備は不可欠です。 よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要請します。 記 1.中学校での35人学級を早急に実施すること。また、さらなる少人数学級について検討すること。 2.学校の働き方改革・長時間労働是正を実現するため、加配教員の増員や少数職種の配置増など
教職員定数改善を推進すること。 3.教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、地方財政を確保した上で義務教育費国庫負担制度を堅持すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 令和4年 月 日 茨城県
神栖市議会提出先 衆議院議長 細田博之様 参議院議長 尾辻秀久様 内閣総理大臣 岸田文雄様 財務大臣 鈴木俊一様 総務大臣 寺田 稔様 文部科学大臣 永岡桂子様 以上でございます。 議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
五十嵐清美君) ただいま提出者の趣旨説明が終了いたしましたので、これより質疑に入ります。--質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、
神栖市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 これより討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、意見書案第1号
教職員定数改善及び
義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。
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△日程の追加
○議長(
五十嵐清美君) 次に、先ほど請願第2号
特別支援教育の環境整備に関する請願書が採択されましたので、この際、日程を追加し、追加日程第3として、意見書案第2号 鹿行地域の
特別支援教育に係わる意見書を議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 暫時休憩いたします。
△休憩 午後2時39分
△再開 午後2時39分
○議長(
五十嵐清美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△追加日程第3 意見書案第2号 鹿行地域の
特別支援教育に係わる意見書
○議長(
五十嵐清美君) 追加日程第3、意見書案第2号 鹿行地域の
特別支援教育に係わる意見書を議題といたします。 提出者より趣旨説明を求めます。 11番、額賀優議員。 〔11番 額賀 優君 登壇〕
◆11番(額賀優君) ただいま議長よりご指名をいただきましたので、意見書案第2号の趣旨説明をさせていただきます。 朗読をもって説明に代えさせていただきます。意見書案第2号 鹿行地域の
特別支援教育に係わる意見書 上記の意見書案を
神栖市議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出します。 令和4年9月29日
神栖市議会 議長
五十嵐清美様 提出者
神栖市議会議員 額賀 優 賛成者
神栖市議会議員 木内敏之 後藤潤一郎 鈴木康弘 幸保正東 鹿行地域の
特別支援教育に係わる意見書(案) 鹿行地域に住む障害のある子どもたちの多くは、県立鹿島特別支援学校に通学しています。同校は、広大な鹿行地域5市の子どもたちを一手に引き受け、全校児童生徒総数は352名と県内第2の超大規模校になってしまいました。同校のキャパシティは校舎を増築しても足りず、増加する児童生徒や教師に対応すべく駐車場確保のため運動場や遊具を減らし、プレハブ校舎を設置して対応しています。それらは緊急対応であり、根本的な解決にならず、増加し続ける障害のある子どもたちの教育を今後も同校が担っていくことは困難と思われます。 また、通学時間は最大で片道80分と定められておりますが、旧波崎町地区はバス停までの時間や渋滞・緊急停車などを含めると2時間弱、往復で3~4時間も通学に時間を費やしている状況です。子どもたちは下校後に放課後等デイサービスを利用していますが、子どもたちの成長と家族にとって極めて重要な施設となっています。17時に終了する事業所が多いため、移動時間が長いと利用が難しくなります。 神栖市から同校へ通学する児童生徒は全体の4割を占めています。通学負担の軽減と同校の過大過密を緩和するには、神栖市に特別支援学校を新設することが最適と考えます。 障害のある子どもの中でも、特に、特別な支援を必要とする医療的ケア児は、体力的にも精神的にも長時間の通学が困難です。訪問学級を希望する場合もありますが、現在は対応可能上限に達しているため、新たに希望する児童に対応できておりません。ただ欠席している状況で教育機会が失われています。学校規模に合った児童生徒数であれば、こういった問題は起こりえません。医療的ケア児の支援は看護師が必要であり、その内容は課題も個別性も高いです。それゆえに家族が学校に待機し、学校外の活動(遠足や修学旅行など)には付き添いが求められています。通学バスへの乗車が認められない場合も多くあります。主たる保育を母親が担う場合が多く、就労が困難で困窮する状況に追い詰められる家庭もあります。医療的ケア児支援法が新たに制定され、その対応が求められています。 県教育委員会は、知的障害特別支援学校の普通教室が不足している状況に対して、令和2年2月に「県立特別支援学校教育環境整備計画」(以下「いばとくプラン」)を策定しました。この計画は、直近3か年平均の転出入率及び進学率を加味しながら年次進行させて、各学年の児童生徒数を算出しています。茨城県における、6~17歳人口と知的障害特別支援学校在籍数の比率は過去15年以上、直線的に増加しています。しかし、「いばとくプラン」にはこの比率の増加傾向が加味されていません。実際にはプラン想定以上の児童生徒数の増加が見込まれます。 県の対応は、「仮設校舎設置の契約期間が令和3年度末に満了する」「今後しばらくは微増傾向であると予想され、現在の仮設校舎と同等数の普通教室を引き続き確保する必要があるため校舎を増築する」としています。現在の仮設校舎と同等数の普通教室でまかなえるとは到底思えません。 さらに、「いばとくプラン」の問題は、知的障害の児童生徒増加の対応のみとなっていることであります。鹿島特別支援学校の通学区域は肢体不自由教育を行う水戸特別支援学校の通学区域であり、広大で到底水戸まで通学できません。そのため、鹿島特別支援学校内に肢体不自由児学級を形成しています。肢体不自由児童生徒の通学区域等の教育条件は大変厳しく、県内には知肢併設のつくば特別支援学校を含め3校しかありません。鹿行地域に通学しやすい肢体不自由障害対応の
特別支援教育の環境整備が必要です。 以上のことから、下記3点について要望いたします。 記 1 知的障害児、肢体不自由児対応の特別支援学校を神栖市に新設する。 2 重複クラスを尊重する。 3 医療的ケア児の特性を踏まえた教育環境、通学環境を整備する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 令和4年 月 日 茨城県
神栖市議会提出先 茨城県知事 大井川和彦様 茨城県教育委員会教育長 森作宜民様 以上でございます。 議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
五十嵐清美君) ただいま提出者の趣旨説明が終了いたしましたので、これより質疑に入ります。--質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、
神栖市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 これより討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、意見書案第2号 鹿行地域の
特別支援教育に係わる意見書を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。
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△日程第4 報告第1号 令和3年度神栖市
一般会計継続費精算報告書 ・
都市計画道路整備事業 ・教育研修施設整備事業
○議長(
五十嵐清美君) 日程第4、報告第1号 令和3年度神栖市
一般会計継続費精算報告書、
都市計画道路整備事業、教育研修施設整備事業を議題といたします。 本件につきましては、報告案件でございますが、質疑はございませんか。--質疑がないようですから、本件はこれをもって報告済みといたします。
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△日程第5 報告第2号 令和3年度決算に基づく神栖市
健全化判断比率の報告について
○議長(
五十嵐清美君) 日程第5、報告第2号 令和3年度決算に基づく神栖市
健全化判断比率の報告についてを議題といたします。 本件につきましても、報告案件でございますが、質疑はございませんか。--質疑がないようですから、本件もこれをもって報告済みといたします。
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△日程第6 報告第3号 令和3年度決算に基づく神栖市
水道事業会計及び神栖市
下水道事業会計についての
資金不足比率の報告について
○議長(
五十嵐清美君) 日程第6、報告第3号 令和3年度決算に基づく神栖市
水道事業会計及び神栖市
下水道事業会計についての
資金不足比率の報告についてを議題といたします。 本件につきましても、報告案件でございますが、質疑はございませんか。--質疑がないようですから、本件もこれをもって報告済みといたします。
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△日程第7 報告第4号
鹿島港湾運送株式会社の令和3年度第52期営業報告及び令和4年度事業計画について
○議長(
五十嵐清美君) 日程第7、報告第4号
鹿島港湾運送株式会社の令和3年度第52期営業報告及び令和4年度事業計画についてを議題といたします。 本件につきましても報告案件でございますが、質疑はございませんか。 19番、関口正司議員。 〔19番 関口正司君 質問者席へ移動〕
◆19番(関口正司君) 通告に基づいて何件か質問いたします。 大幅な輸出、それから輸出の増の原因は、要因は何になっているのか。 バイオマス発電が今始まっているようですけれども、2基建設されて、その燃料の輸入はどれくらいになるのかをお願いいたします。 それから同じように輸入と今後の見通しです。企業の撤退などが言われていますけれども、これはどういうふうに影響していくのかどうかをお願いいたします。 次に、市の配当金、これ50パーセントの株を持っているわけですが、それでどれぐらいの配当金があるのかお願いいたします。今年どれくらいか。 それから、事務所が統合されるようですが、そうしますと本部がどちらになって、営業所というか事業所はどちらになるのか。どういうイメージなのかをお願いいたします。 それから、職員は115名ですか。正規職員なのか、人員増なのか。それをお願いいたします。 それから、地元の方で騒音とかほこりとかがひどいということで苦情が出ていると思いますが、県には当市としてどのように要望しているのか。 北公共埠頭が、工事が未完成になっているようですが、この工事の進捗状況、これからの工事はどうされるかをお願いいたします。
○議長(
五十嵐清美君)
企業港湾商工課長。
◎
企業港湾商工課長(池田修治君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 はじめに、大幅な取扱貨物量増加の要因についてでございますが、大きな要因としましては、中国における粗鋼減産措置に伴い、日本国内の鉄鋼メーカーの生産量が増加したことにより、鹿島港からの鋼材の輸出量も増加となったことが、同社の取扱貨物量増加の主な要因と伺っております。 次に、バイオマス発電事業に要する燃料の輸入貨物取扱量についてのお尋ねでございますが、今年度の取扱数量としましては22万トンを見込んでおり、令和5年度中に新たなバイオマス発電事業所が操業しますと、約37万トンになる見込みであると伺っております。 次に、同社の今後の見通しについてのお尋ねでございますが、スポット的な取扱いであるプラント等の貨物は減少いたしますが、バイオマス発電用燃料の取扱いが増えることにより、今年度の取扱い貨物量は前年度から微増を見込んでおります。 また、2024年度末の日本製鉄の高炉1基閉鎖に伴う取扱貨物量の減少が予想されるところでありますが、先ほど申し上げました令和5年度中のバイオマス発電事業所操業に伴いまして、中期的には安定した取扱数量を見込んでいると伺っております。 次に、令和3年度事業分の市への配当金についてのお尋ねでございますが、令和3年度事業となる第52期は純利益2億582万6,721円で、配当金が1株当たり30円であり、神栖市は、持ち株12万5千株で配当金は375万円となっております。 次に、南公共埠頭事務所の建て替え後の両事務所の用途についてのお尋ねでございますが、南公共埠頭事務所は来年度に建て替えを計画しており、建て替え後は、現在、北公共埠頭側事務所内にあります経営管理部を南公共埠頭新事務所へ移動し、迅速かつ効率的な経営体制の構築を目指すと伺っております。これに伴いまして、本部も南公共埠頭事務所のほうへ移ることになります。また、北公共埠頭側の事務所につきましては、同埠頭側周辺における荷役業務等に必要な部署を残し、継続して使用していくと伺っております。 次に、人員は増加しているが、人件費が減少している理由についてでございますが、前年度となります令和2年度の人件費においては、退職者が2名出たことによる退職金の計上により増額しているため、令和3年度の人件費は減少したものと伺っております。なお、正規職員のほかには、執行契約社員と契約社員も数名ございます。 次、地元住民からの粉じん等への苦情に関する市から県への要望についてのお尋ねでございますが、市の対応としましては、苦情が寄せられた際には、担当部署において住民宅周辺での現地確認を行い、荷役事業者である鹿島港湾運送に対する指導等により対応しているほか、同社及び港湾管理者である茨城県に対し、住民への適切な対応をお願いしたところでございます。 また、北公共埠頭整備の早期完成につきましては、額賀議員の一般質問でもお答えさせていただいておりますが、茨城県及び関係団体等とともに国等への要望活動を積極的に行っていくほか、取扱貨物量増加を図るための集荷促進事業の推進等により、早期完成の実現に向けて取り組んでまいります。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、関口正司議員。
◆19番(関口正司君) すみません、通告していないんですけれども、何点か追加でお願いしたい。 たしか中国に鉄鋼の輸出ということで、それが非常に多くなっているということですが、今、くず鉄置場が非常に増えていますよね。それも、この関係なんでしょうか。突然まちの一角にくず鉄置場ができるとか、あるいはこの役場の前にも大分、大きなのができていますけれども、これは別に土地の利用とか、いろいろなことで問題はないのでしょうか。これはちょっと質問違うかもしれませんが、お願いいたします。 それから、今やはり騒音とか粉じんとかで困るという人は多くなっているので、その相談を受けているんですけれども、これは今、北公共埠頭の砂がそのままになっているんです。砂が崩れた状態のままのところがあるわけです。あれ、せめて護岸工事だけでもやって、そこに船が移ることができれば、騒音や粉じんが解決すると思うんですけれども、せめて深掘りするとか、そういうのではなくて、土留めの感じで、今のままでは砂が崩れたままになっていますから、普通の港のように、ただ土留めのようなことをつくるようなことを県には要望したらどうでしょうか。お願いいたします。
○議長(
五十嵐清美君)
企業港湾商工課長。
◎
企業港湾商工課長(池田修治君) ただいまの関口議員の2回目のご質問にお答えいたします。 騒音、粉じん、こちらがひどいということで、護岸工事を県のほうに要望してはどうかというご質問、ご意見に関しましては、鹿島港湾運送のほうでも、この粉じん等を防止するために防じんネットの設置等を茨城県に要望しているところでございます。ただ、茨城県に関しましても予算的な問題もありまして、なかなか実現には至っていない状況でございます。 もう一点、くず鉄等の置場でございますが、こちらは特に中国の粗鋼生産量、こちらが落ちている等の影響も、多少やはり影響しているとは思います。確かに北公共埠頭側においてもくず鉄の置場、そういう集積事業者が現在増えている状況でございます。特に環境面においては、そういった影響、問題はないと考えております。 以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、関口正司議員。
◆19番(関口正司君) 粉じんとか音がひどいというのは、そこの砂が崩れているところを工事して、そこに移動して、そこでやればいいんではないかということなんです。 それで、今のところは南埠頭のところが大きな災害になっているんですけれども、そこの民家が近くにあるわけですよね。ほかのところはほとんど民家がないので、北埠頭なんかも民家はほとんどありませんから、そういうところで荷揚げをすれば解決するんじゃないかと思って提案したいと思うんです。それは別に回答はいいですから、そういう工事を早めにしてくださいということでお願いします。 それから、南側の今の事務所が本部事務所になって、そのまま残すということになるわけですね。分かりました。 それから、くず鉄もいわゆる製鉄会社が直接というのではなくて、下請の会社とかそういうのが製鉄をやっているんですね。 これからも、十分工事には注意していただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。--質疑がないようですから、本件もこれをもって報告済みといたします。
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△日程第8 報告第5号 令和3年度神栖市
下水道事業会計継続費精算報告書 ・
公共下水道整備事業(雨水)
○議長(
五十嵐清美君) 日程第8、報告第5号 令和3年度神栖市
下水道事業会計継続費精算報告書、
公共下水道整備事業(雨水)を議題といたします。 本件につきましても報告案件でございますが、質疑ございませんか。--質疑がないようですから、本件もこれをもって報告済みといたします。
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△日程第9 議案第10号 令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第5号)
○議長(
五十嵐清美君) 日程第9、議案第10号 令和4年度神栖市一般会計補正(第5号)を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 市長。 〔市長 石田 進君 登壇〕
◎市長(石田進君) 令和4年第3回
神栖市議会定例会に追加提出いたしました議案につきまして説明をさせていただきます。 今回の提出案件は、予算に関するもの1件でございます。 議案第10号につきましては、令和4年度神栖
一般会計補正予算(第5号)についてであり、補正は、歳入歳出それぞれ1億5,413万8千円を追加し、補正後の予算規模を464億7,068万6千円とするものであります。 補正の内容につきましては、食費等の物価高騰等の影響を受ける低所得の子育て世帯に対し、生活応援特別給付金を支給するため、補正予算を計上するものであります。 財源といたしましては、県支出金を充てるものであります。
○議長(
五十嵐清美君) 提案理由の説明が終了いたしましたので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、関口正司議員。 〔19番 関口正司君 質問者席へ移動〕
◆19番(関口正司君) これは明るいニュースだと思いますけれども、実は先日ですけれども、想像以上に生活が苦しくなっているということは分かりました。先日、5人の家族ですけれども、お父さんが膠原病、そうしているうちに今度は3人の子どもの1人が白血病、それで、1年、2年という間入院するというような中で、奥さんの稼ぎだけで生活すると。それをお父さんやお母さんが6年間支えてきた。それをもうとてもできないから何とかしてくれということで相談に来たんです。そういう方があります。例えば、それが1件でも2件でも、そういう人があったとすれば、そういう人の解決のために全力を尽くすというのがこの議会だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 この支給されるのはいいことなんですけれども、支給の範囲、それから支給の内容、それから数などをお願いいたします。 それから、低所得者となっているんですが、その低所得者の範囲、それから、もちろん非課税の世帯だと思いますけれども、その内容をお願いいたします。 次に、生活保護者に対しても、これが支給されるのかをお願いいたします。
○議長(
五十嵐清美君)
こども福祉課長。
◎
こども福祉課長(大竹博子君) 私からは、関口議員のご質問にお答えいたします。 はじめに、この事業は令和4年9月28日に茨城県の補正予算が成立したことを受け、食費等の物価高騰等の影響を受ける低所得の子育て世帯に対し、茨城県独自に対象児童1人当たり5万円の特別給付金を支給する事業となっております。 支給範囲と内容、低所得の範囲についてのお尋ねでございますが、茨城県低所得の子育て世帯に対する生活応援特別給付金の支給対象者につきましては、1人親世帯の場合で申し上げますと、令和4年9月分の児童扶養手当の受給者に加え、公的年金を受給していることにより児童扶養手当の支給を受けていない方、新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変し、収入が児童扶養手当を受給している方と同水準になっている方になります。 家計急変の方につきましては、ひとり親と子ども2人の世帯の収入基準額を申し上げますと、年間収入見込額が412万5千円を下回った方となります。ひとり親世帯以外の場合は、令和4年9月分の児童手当等受給者で、令和4年度の住民税均等割が非課税の方、高校生のみ養育世帯で住民税均等割が非課税の方、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変した方となります。家計急変の方につきましては、夫婦と子ども2人の世帯の収入基準額を申し上げますと、年間収入見込額が209万9千円を下回った方となります。 対象者への支給額は、児童1人当たり5万円でございます。 次に、どのくらいの人数に支給されるのかとのお尋ねでございますが、申請が不要であるひとり親世帯の児童扶養手当受給者及びひとり親世帯以外の児童手当等受給者で住民税均等割が非課税の方につきましては、約1,200件程度を見込んでおります。 次に、生活保護受給者の受給中の方についてのお尋ねにお答えいたします。 生活保護を受けている方であっても、先ほど申し上げました本給付金の支給対象者の要件を満たせば支給対象者となりますので、給付を受けることが可能となっております。 予算が成立した場合には速やかに準備を進め、申請が不要であるひとり親世帯の児童扶養手当受給者及びひとり親世帯以外の児童手当等受給者で住民税均等割が非課税の方への支給を11月下旬で想定しております。また、申請が必要な一部の方につきましても、申請受付後、随時支給する予定でございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、関口正司議員。
◆19番(関口正司君) よく調べていただいて正確に調べて、それで給付漏れがないようにお願いしたいと思います。 それから、もう一つお願いがあるんです。これは通告しておりませんので、後で結構ですけれども、例えば申告はして、非課税ではないんだけれども、突然病気とかそういうのになった場合に、もう突然駄目になりますから、そういう場合に生活が苦しくなると思うんですけれども、そういう場合の対応をどうするのかを、後で結構ですから、よろしくお願いしたいと思います。ぜひ、そういう人も救っていただきたいと思います。お願いします。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑はございませんか。--質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案につきましては、
神栖市議会会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会への付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議案第10号 令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第5号)に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第10号 令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。
-----------------------------------
△日程第10 議員派遣の件
○議長(
五十嵐清美君) 日程第10、議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本件につきましては、お手元に配布のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。
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△日程第11 閉会中の
所管事務調査の件
○議長(
五十嵐清美君) 日程第11、閉会中の
所管事務調査の件を議題といたします。 本件につきましては、お手元に配布のとおり、各
常任委員会並びに
議会運営委員会から閉会中の
所管事務調査の申出があったものであります。 お諮りいたします。 本件について、それぞれ閉会中の
所管事務調査に付することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。
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△閉会の宣告