神栖市議会 2019-12-09
12月09日-04号
○議長(
藤田昭泰君) 日程第2、議案第2号 神栖市
監査委員条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 提案理由は説明されているんですけれども、改正の趣旨、その内容をさらに詳しくお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
監査委員事務局長。
◎参事兼
監査委員事務局長(大川三男君) ただいまの関口議員のご質問にお答えします。 神栖市
監査委員条例の一部を改正する条例につきましては、引用している
地方自治法の一部を改正する法律が令和2年4月1日から施行されることに伴い改正するもので、市民への影響はございません。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑はございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 本案については、
総務産業委員会に付託することといたします。
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△日程第3 議案第3号 神栖市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
藤田昭泰君) 日程第3、議案第3号 神栖市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 発言通告してありますけれども、つけ加えて2つほどありますので、よろしくお願いします。 1つは、現状の問題点と改正の趣旨です。 それと、改定の基準がどこにあるのか。 それから3つ目が、議員の場合も引き上げ、
手当引き上げになるんですけれども、これはしない、するべきではないと思いますけれども、どうなのか。 それから、最後に、労働組合との協議をどのように進めてきたかをお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君) 職員課長。
◎職員課長(加瀬能孝君) 私からは、ただいまの関口議員のご質問のうち、
人事院勧告に伴う条例の一部改正についてご説明をいたします。 今回の特別職の職員の給与に関する一部
改正条例案につきましては、令和元
年度人事院勧告の趣旨に鑑みまして、国に準拠した改正を行うものであります。 主な改正の内容としましては、期末手当の支給率につきまして、12月期の支給率を現行より0.05月分引き上げるものでありまして、この改定の結果、期末手当の
年間支給率が現行の3.35月分から3.4月分へと増額となるものであります。また、令和2年度から期末手当の支給率の割り振りを変更しまして、6月期及び12月期それぞれ1.7月と変更するものであります。 次に、特別職の改定の根拠につきましてでございますが、
人事院勧告に伴う一般職の
国家公務員の指定職員の給与改定に準じ、特別職の
国家公務員の給与を改定するものでございます。これに伴いまして特別職、議員も含めまして今回の改正となります。 続きまして、職員組合との協議でございますが、
市職員組合との協議についてのお尋ねでございますが、今回の
人事院勧告に基づく条例改正の内容につきましては、本年11月28日に職員組合に対しまして説明と意見交換を行いまして、結果といたしまして職員組合からの一定の理解を得られたものと認識をしております。 私からは以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君)
人事院勧告制度というのは、労働組合との
団体交渉権を剥奪する、そのかわりとして
人事院勧告制度があるわけですね。それだけに職員の皆さんの気持ちを大事にしていただきたいと思うんですけれども、じゃ、そういう協議はきちんとしているんですね。今後ともよろしくお願いしたいと思います。 それから、特別職で、ほかの特別職はさておいて、議員の特別職も0.05カ月分でしたか、上がるということなんですけれども、これは議員の歳費は上げるべきではないと思うんですけれども、どんなふうな、これを別にして、ここで賛成ということになれば、
お手盛り値上げになりますから、それは自分は反対なんですけれども、それについてはどんなふうなお考えか。 それと、もう一つ、消費税が10%になりましたね。せめて今度の職員の皆さんは、この引き上げによってその値上げの分ぐらいは賄えるようなことになるんでしょうか。試算をしてみたでしょうか、お願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君) 職員課長。
◎職員課長(加瀬能孝君) 先ほどの関口議員のご質問にお答えします。 特別職の今回0.05月の期末手当の報酬の値上げ分につきましては、こちらにつきましては、
人事院勧告の趣旨に鑑みまして、
人事院勧告どおりに我々はやっておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。 あと、消費税のことなんですけれども、すみません、こちらの試算のほうはできておりませんので、よろしくお願いいたします。失礼します。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 本案についても、
総務産業委員会に付託することといたします。
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△日程第4 議案第4号 神栖市職員の給与に関する条例及び神栖市一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
藤田昭泰君) 日程第4、議案第4号 神栖市職員の給与に関する条例及び神栖市一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 改定の趣旨と、非正規や派遣職員への波及効果がどのように改善されるのか。また、
任期付職員というのは、総数どれぐらいあって、この
任期付職員もどのように改善されるのか、その内容をお願いいたいます。
○議長(
藤田昭泰君) 職員課長。
◎職員課長(加瀬能孝君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 今回の一部
改正条例案につきましては、令和元
年度人事院勧告をもとに国に準拠した改正を行うものでございます。 一般職の職員の給与に関する条例での主な改正内容としましては、給料月額につきましては若年層、特に30歳代半ばの年齢層までの職員に適用される号給の給料月額を本年4月に遡及しまして、平均0.1%引き上げるものであります。また、勤勉手当の支給率につきましては、12月期の支給率を現行より0.05月分引き上げるものであり、この改定の結果、期末手当及び勤勉手当を合わせた
年間支給率が現行の4.45月分から4.5月分へと増額となるものであります。 なお、勤勉手当の支給率につきましては、令和2年度から支給率の割り振りを変更しまして、6月期及び12月期それぞれ0.95月分と変更するものであります。 次に、住居手当の改定につきましては、
国家公務員宿舎使用料の上昇及び民間における住宅手当の
支給状況等を踏まえまして、手当の対象となる家賃額の下限を1万2千円から1万6千円に引き上げるとともに、手当額の上限を2万7千円から2万8千円に引き上げるものであります。 次に、
任期付職員の総数、改善内容でございますが、
任期付職員につきましては、
地方公共団体の一般職の
任期付職員の採用に関する法律等に基づき任用しており、一般職の職員であることから本
給与条例案の適用となります。令和元年12月1日現在の
任期付職員数は62名であります。
任期付職員の本
給与条例案の改正内容につきましては、
特定任期付職員の給料表のうち、1号給の月額を1千円引き上げ、また期末手当の支給率については、12月期の支給率を現行より0.05月分引き上げるものであります。この改定の結果、期末手当及び勤勉手当を合わせた
年間支給率が、現行の3.35月分から3.4月分へと0.05月分増額となります。期末手当の支給率につきましては、令和2年度から支給率の割り振りを変更しまして、6月期及び12月期それぞれ1.7月と変更するものであります。 なお、
特定任期付職員以外の
任期付職員の勤勉手当の支給率につきましては、一般職の職員の給与に関する条例の一部改正内容と同じ支給率となります。 次に、非正規職員や派遣職員への波及効果、改善はあるのかとのお尋ねでございますが、本条例案の適用を受けない臨時職員、嘱託員、委託先からの派遣されている従業員などへの直接的な影響はございません。 私からは以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君)
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) この条例に直接関係ないんですけれども、
任期付職員というのは、例えば1年の任期つきの職員だった場合に、それを5回繰り返したらば正規の職員になるとか、そういうような規定はあるんでしょうか、ないんでしょうか、お願いします。
○議長(
藤田昭泰君) 職員課長。
◎職員課長(加瀬能孝君)
任期付職員の任期につきましては、当初3年未満の任期で任用の場合は、最長で3年まで任期延長が可能でございます。また、3年以上の任期で任用した場合は、最長で5年まで任用が可能という制度でございます。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑はございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、
総務産業委員会に付託することといたします。
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△日程第5 議案第5号 神栖市
下水道事業の設置等に関する条例
○議長(
藤田昭泰君) 日程第5、議案第5号 神栖市
下水道事業の設置等に関する条例を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) これも同じく改定の趣旨、改定による市民、利用者への影響ですけれども、どんなふうによくなるのか、または全く関係ないのか。第5条中、700万円を2千万円にするという意味ですね、その辺をお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
下水道課長。
◎
下水道課長(野口浩君) ただいまの関口議員の質問にお答えいたします。 最初に、制定の趣旨についてのお尋ねでございますが、総務省からの通達により、人口3万人以上の団体においては、令和2年度4月までに
下水道事業へ
公営企業会計を適用するように要請されております。これを受け、移行に必要な条例を定めるべく上程したものであります。 次に、市民、利用者にとって何がよくなるかについてのお尋ねでございますが、今回の条例制定につきましては会計方式を変更するものであり、事業内容に大きな影響を与えるものではありませんので、市民や利用者には今までどおりご利用いただけます。 私からは以上です。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 水道事業と同じような会計方式になるということでよろしいんでしょうか。その場合に、その事業にした場合、今後の利用者に影響はかかわってくると思いますけれども、それと、その会計方式にする理由をもう一度お願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
下水道課長。
◎
下水道課長(野口浩君) ただいまの関口議員のご質問にお答えします。 今回の会計方式ですが、水道事業と同じくなります。会計方式ですね、官公庁会計から企業会計方式へと移行することになり、水道事業と全く同じくなることであります。 これについて、企業会計に移行することにより、民間企業と同等の精度の高い財務諸表をつくることができるようになります。公営企業の資産等を正確に把握できるようになります。今までより的確に資産管理や世代間負担の公平性につながることは、事業を運営していく上でのメリットとなると考えております。 以上であります。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) これは、本会議で何度も確認しているんですけれども、水道事業は民営化はしないということで市長も確約してくれているんですけれども、これも、この
下水道事業もその一里塚ということになるんじゃないですか。民間化への一里塚というふうになるんじゃないかという心配ですけれども、そういう心配はないのかどうかお願いいたします、もう一度。
○議長(
藤田昭泰君)
下水道課長。
◎
下水道課長(野口浩君) ただいまの関口議員のご質問にお答えします。 民営化の話でありますが、今回、条例制定しましても、会計方式だけ変わるということで、組織、職員の身分は今までどおり地方公務員法、
地方自治法にのっとって事業を行っていきますので、民間になるということはございません。 以上です。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案については、都市環境委員会に付託することといたします。
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△日程第6 議案第6号 神栖市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
藤田昭泰君) 日程第6、議案第6号 神栖市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、都市環境委員会に付託することといたします。
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△日程第7 議案第7号 神栖市
水道事業給水条例の一部を改正する条例
○議長(
藤田昭泰君) 日程第7、議案第7号 神栖市
水道事業給水条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) この改定の狙いと、この改定によって水道利用者への影響がどんなふうになるかをお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君) 水道課長。
◎水道課長(出沼和弘君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 今回の改定の狙いと、改定による水道利用者への影響についてのお尋ねでございますが、水道法の一部改正により、指定給水装置工事事業者制度の指定の有効期間が新たに定められ、5年ごとの更新制が導入されました。今回の条例改正は、その際の更新手数料として1万円を指定給水装置工事事業者から徴収するものでございます。 これまでの制度では、事業者の名称や所在地等に変更があった場合の届け出や事業の廃止、休止等の届け出について規定されておりましたが、届け出がない場合、指定給水装置工事事業者の事業実態が把握できず、所在不明な事業者が存在するといったことが課題となってございました。 今回の法改正は、こうした課題に対応するとともに、指定給水装置工事事業者の資質の維持向上を図り、市民の皆様への安全・安心な水道水の供給に寄与するものでございます。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑はございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、都市環境委員会に付託することといたします。
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△日程第8 議案第8号 令和元年度神栖市
一般会計補正予算(第6号)
○議長(
藤田昭泰君) 日程第8、議案第8号 令和元年度神栖市
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 通告してありますので、何点か伺います。 まず、農業支援を受ける要件、これは本会議でも出されたと思いますけれども、再度何が必要なのかをお願いいたします。 次に、農業共済加入率が下がっているようですけれども、その現状と推移で、その下がっている理由、どういうことでなっているのかをお願いいたします。 3つ目が、今後この支援される規定、国が50、市と県が0.5、0.5ということが今後も適用されるのかをお願いいたします。 さらに、今後の農業の見通しです。特に高齢者と後継者がいないということで大変厳しい状況になっていますけれども、再建の見通しをお願いいたします。 5つ目に、市議選での投票率向上に今回対策はどのように立てられておるのかをお願いいたします。 6つ目に、これは確認はしてあるんですけれども、もう一度本会議でお願いしたいのは、小・中学校の全教室にエアコンが設置されました。この運用状況だけ簡単にお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君) 農林課長。
◎農林課長(峰間玄光君) ただいまの関口議員のご質問の中で、農業関係のご質問にお答えいたします。 はじめに、農業支援についてのお尋ねでございますが、国の支援事業である強い農業・担い手づくり総合支援交付金を活用し、農業用ハウスの再建、機械の修繕及び修繕するために必要な資材等の購入費や倒壊したハウス撤去等に対する支援がございます。 次に、農業共済の加入状況についてのお尋ねでございますが、鹿行農業共済組合に確認しましたところ、加入者数については平成28年度が433戸、平成29年度が419戸、平成30年度が410戸、今年度が412戸で、近年ほぼ横ばいで推移しております。また、共済組合職員が戸別訪問などを行い、加入を推進しているとのことでございます。 次に、今後、同様の災害があった場合に、今回のような補助割合になるのかという点についてのお尋ねでございますが、災害支援の補助割合については、被災地域や災害状況等を勘案し、災害ごとに補助割合を含めて補助の内容が変わってくるものと考えております。 次に、農業の見通しについてのお尋ねでございますが、当市の農業は、大部分が家族経営の農家であり、基幹産業の一つであると考えております。農業の見通しについては、今回の台風により被害に遭われた農家の方々が、国の支援制度等を活用しビニールハウスなどの農業用施設の再建を行い、営農を継続していくものと期待しているところでございます。 いずれにいたしましても、市といたしましては、被災された農家の方々が一日も早く再建できるよう、国や県、農業者団体等と連携しながら支援してまいります。 私からは以上となります。
○議長(
藤田昭泰君) 総務課長。
◎総務課長(
大塚伸一郎君) ただいまの関口議員のご質問のうち、市議会議員選挙での投票率向上対策についてのお尋ねにお答えをいたします。 投票率向上対策について具体的な事例で申し上げさせていただきます。 はじめに、インターネットを利用した市メールマガジンやツイッター等による啓発、次に、啓発ポスター、のぼり旗等の掲示物による啓発、次に、成人式、出初式での啓発チラシ等の配布、候補者の氏名、経歴、政見、顔写真等を掲載した選挙公報の配布、3歳から5歳児を対象とした塗り絵の配布など、配布物による啓発、そのほかにエフエムかしまによる期日前投票及び投票への参加の呼びかけ、高校生等による商業施設での啓発などを予定してございます。 私からは以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 学務課長。
◎学務課長(渡邊丈夫君) 関口議員のエアコンの運用状況に関するご質問でございますけれども、今回提案させていただきました補正予算につきましては、エアコンに関する内容がございませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 支援を受けたくても、後継者がいない、自分も高齢になっちゃったということで、被災を受けたけれども申請をしていないという人があるんじゃないですか。農家をもうやめようという人なんかが出ているのかどうか、そこをつかんでいるかどうかを伺いたかったんです。お願いいたします。 それから、先ほど投票率向上のことで、実際一番の最悪の事態は、やっぱり公職選挙法が選挙を余りやるなという法律になっているもんですから、これが一番の原因だと思うんですけれども、そこは法律なのでやむを得ないと思うんですけれども、例えば今、街頭で挨拶しようとしても、自分の名前は書くことができないから、本人と書いてやるしかないと、こういう選挙をやっているのは、恐らく外国ではどこにもないでしょうね。こういうのをどんどん名前を書いて出せるようにしないと、本当の選挙をやっているという意味がないと思うんです。こういうことは、国のほうへ要望するしかないと思いますけれども、さらにそれでもやれることは全部やっていただいて、特に若者対策を何とかしてほしいんです。若者が20%前後ですよね。これは深刻な事態だと思います。政治と自分が生活がつながらないんだと思うんです。だから、政治こそ生活だし学習だしということがわかるような、ぜひ広報をお願いしたいと、これは要望しておきたいと思います。 それから、農業問題では、再三言いますように農業が深刻な事態ということは、国が深刻な事態になるし、まちが深刻な事態になる。これも目に見えてきています。特に今、1割以上が飢餓状態という、世界中でね、という状況の中で米を一粒でも余分につくるということが、もう深刻な時代だと思いますので、いろいろな農工両全の立場で、市長ぜひ今後とも支援をお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(藤田昭泰君) 農林課長。
◎農林課長(峰間玄光君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 今回の台風被害により農業施設の復旧に迷われている高齢者農家の皆さんには、ぜひ復旧に係る市独自の支援をはじめ、各種支援制度を活用していただいて農業の継続をしていただけるように望んでいるところです。その際に、市といたしましても、申請をしていない方は把握をしておりませんけれども、相談について農家に寄り添いながら対応してまいりたいと考えております。
○議長(藤田昭泰君) ほかに質疑はございませんか。 8番、高橋佑至議員。
◆8番(高橋佑至君) 今、関口議員から選挙運動の関連のお話がございました。私も、名前を出せればいいなというふうに強く強く強く求めておりますが、公職選挙法の壁があってなかなか難しいんですが、一歩一歩選挙に関心を持ってもらうためにいろいろなことをやっていかなきゃいけないんだなというふうに思いましたが、質問することは、26ページ、この補正予算26ページ、27ページにある社会福祉管理事業、地域交流・保健福祉機能拠点施設基本設計業務委託料の4,750万7千円、こちらのことについて伺います。こちら12号、土地取得のことについても関連しておりますし、その件で言うならば、私の所管委員会にあたり、その委員会のほうで質疑できる部分ではありますが、市長がなかなか委員会に出席していただけないので、この場で4点ほど伺います。 一般質問で伺ったとおり、この本事業の大枠の概算というんですか、全体でどれぐらいかかるのかというところをお聞きしましたが、設計していなければ答えることができない、正確な数字を把握できないというふうなことでしたので、この構想案における24から27ページのところに、先進施設の実例というのが2施設挙げられておりました。その施設の工事、建設費というのを調べさせていただきました。取手ウェルネスプラザというのが、こちらが約20億2千万円程度、そして立山町の元気交流ステーションみらいぶというのが約16億6千万円となりましたが、こちらは提案者である市長にお伺いしたいんです。職員の方に、課長にお伺いしても、多分、一般質問と同じ答弁が返ってきそうなので、提案者である市長に、この事業というのは、今この実例という形で2事業を挙げていただいたんですが、大体16億円や20億円、それぐらいの費用がかかるという事業で理解すればよろしいんでしょうか。こちらが、まず1点目。 そして、この構想案というものを見てみますと、診察エリアというんですか、診察室、診察エリアというのが上げられております。診察を行うということは、医療行為にあたりませんか。医者が患者を診察するというふうなのが私の理解なんですが、また、こちらの健診を行うというところ、住民健診を行うというところなんですが、隣にあります土合クリニック、済生会の土合クリニックで行うことというのができないのかというのが2点目。 そして、議決後、これも一般質問で伺った中でなんですが、議決後、パブリックコメントを24日まで、議会終了後パブリックコメントを、こちらの構想案のほうのパブリックコメントをとっておりますが、パブリックコメントで構想案が変更できるというようなことを副市長はおっしゃったと思います。これをもとに審議されているんですが、きちんとした議会制民主主義であるならば、議決後に変更されてしまう構想をもとに審議するというのは、なかなかないと思うんです。しっかりとした構想というものを出して、それをもとに議会で審議を行い、議決するかしないかという判断をしなければいけないと思うんですが、こちらは提案者である市長と発言者である副市長、それぞれのご意見を伺いたいと思います。 そして、こちらなんですが、この構想、地域交流・保健福祉機能といろいろな長い名前がついておりますが、こちらの一連の流れを少し確認してみると、もともと市長が労災病院、去年、議会で2回否決されました。その中で昨年11月に、11月10日に市民との意見交換会を開いたときに、市長はこのように発言されたんです。今の分院、土合クリニックだけでは医療というものは足りないから、時系列で言うと昨年11月、そして本年3月の議会に対して、医療を、医療機能を組み込んだ構想を議会に提案したいということを市民の皆さんに約束されました。そして、今年の3月には保健福祉機能等確保基本構想策定事業というものが議会に出され、それが可決されたわけです。そして、先月の11月25日における定例記者会見、その場において市長は、医療や保健などの拠点となる施設になりますというふうなコメントをされました。何が本当なんでしょうか、これ。医療が入っているのか入っていないのかわからないし、議会に対しては医療という言葉を一言も使わないんですが、この定例記者会見でも、今の土合クリニックが医療の拠点になるよということを踏まえた上でご発言されているとは私は読み解けませんでした、そこの部分、触れていらっしゃらなかったんで。ですので、市長は、土合クリニックだけでは足りないから医療を組み込むんだと言ったはずなのに、そこの部分を除いてしまったり、いざ12月議会に上程されたときに、定例記者会見を開けば、医療も入っているよなんていうことを言われてしまうと、何が本当なのか、本当の真意というもの、この施設は医療が入るんですか、入らないんですか。 以上の4点をお聞きいたします。
○議長(藤田昭泰君) 市長。
◎市長(石田進君) それでは、高橋議員の質問にお答えをさせていただきます。 4点いただきました。まず、予算の先進事例の件がありました。私は、先進事例のほうは副市長に任せておりますので、予算については、余り私自身はそれぐらいかかっているという話ではなくて、今、全体に波崎地域の中でどれぐらいのニーズ、オーダー、形をつくっていくのかということで、見えた金額を想定しているものではありません。そういう中で積み上げていきたいと思います。また、設計等が進んでくれば、また金額等もはっきりしてくると思いますので、よろしくお願いをいたします。 また、2番と4番のところは少し関連があると思うんです。要は、診察室の話でございますが、やはり健診をやるということは診察室が必要になります。これは隣にある土合クリニックでは狭過ぎますので、土合クリニックの先生方もしくは神栖済生会病院の本院から先生に来ていただいて、広いところで健診作業をやるためのスペースでございます。 そして、4番目の医療機能の話でございますが、私は、当初、鹿島労災病院のその施設で状況づくりをして、波崎地域の心のよりどころの場所にしたいという思いがございましたが、先ほどご指摘いただきましたように、議会の皆さんのご理解を得ることができませんでした。そういう中で、このいわゆる保健機能の充実、よくお話をするときに、波崎のあのエリアというのは医療機能というのはどうしても出ちゃうんですね。医療機能というのは、はっきり土合クリニックのことを指しております。そして、保健・交流機能の件は、この新しい施設に委ねてまいりたいと思います。議会での答弁でございますので、これ以外のことは考えておりません。また、土合のクリニックの分院については、残念ながらドクター、人不足、ドクター不足もあって、医師不足の中で大変苦労している病院でございますので、済生会病院のほうからも連携してやっていきましょうということを言われておりまして、そういう中では、土合の分院に、いわゆる土合クリニックに医師不足、ドクターを少ししっかりと集めてもらって、波崎地域の安心につなげていきたいと思います。 そういった意味では、いわゆる病院は土合クリニック、そして福祉機能、交流機能、保健センターですね、それは今回の計画に考えております。また、その他いろいろニーズがまた何年後かにいろいろ出てくるときがあるかもしれません。今は、そういう想定はしておりません。 私からは以上です。
○議長(藤田昭泰君) 副市長。
◎副市長(石川祐治君) 私のほうからは、高橋議員のご質問のうち、パブリックコメントにつきまして主にお答えさせていただきたいと思います。 パブリックコメントにつきましては、現在構想を市民の方々に提示して、それに対する意見をいただいております。こちらで想定している機能につきましては、今、市長から申し上げましたとおり、保健機能、福祉機能、地域交流機能に限定しております。この中で、例えば今までまちづくり懇談会で伺ったような意見だとすると、例えば健康増進であればトレーニングルームが欲しいとか、それから敷地の中に散歩できるような遊歩道みたいなものが欲しいとか、それから避難所にも使えるということがあるのでシャワールームなんかも欲しいとか、そういった細かい設備上のご意見等を想定しているところでございまして、この3つの機能を確保するためにどういう施設が必要なのかとか、そういったご意見をいただければと思っております。 それから、この周りの都市計画、若干総合交付金等もいただきますので、周りの環境整備につきましても、こういうものが欲しいとか、例えば自転車道で健康診断をしたいとか、そういった自転車道をつくってほしいとか、そういうようなご要望もあるように聞いておりますので、そういったようないろいろなパブリックコメントをいただければと思っております。 それから、先ほど一言加えさせていただきますと、健診室につきましては、あくまで保健センター機能の中の健康診断のための診察室でございまして、医療行為を行うものではございませんので、その辺については誤解のないようにお願いしたいと思います。 以上でございます。
○議長(藤田昭泰君) 市長。
◎市長(石田進君) 答弁漏れがありましたので、ご答弁させてもらいたいと思います。 パブリックコメントについて、私からもコメントを求められまして、答弁を求められましたので、パブリックコメントについては、しっかりと市民の皆さんの意見を聞く、そういう今機会でございますので、しっかりと声を聞かせてもらいたいということでありまして、議会の皆さんはこういう議場の中でいろいろ大事な議論をさせてもらうというのは、もう当然のことでありまして、二元代表制としてしっかりとお答えをさせていただきたいと思います。 私からは以上です。
○議長(藤田昭泰君) 8番、高橋佑至議員。
◆8番(高橋佑至君) 4点上げたんですが、概算がわからないというところ、建物を建てる話なんですよ、市長。神栖市には現在、その建設物というならばプレハブのようなものから、少し台風のときに話題になったアリーナまであります。どんなものが建つのかわからない。幾らかかるのかわからない。建物を建てるのに幾らするんだというところがわからないまま議決が通ってしまったらどうなるかということなんです。1億円かかるものなのか、10億円かかるものなのか、100億円かかるものなのかという話をしているんです。そこの部分を曖昧に、設計を出さなきゃわからないんだよねというような話をするんじゃなくて、こうやって実例、関係ないところを挙げているわけじゃないんですよ、絶対に。実例として挙げているということは、このようなものをイメージしてくださいねと、挙げたときに、大体公共施設、そんなに値段が10倍、20倍変わるということはあり得ません。私は、だからこの施設、15億円から20億円ぐらいかかる施設、もともとは住民健診を行う施設であったりとか、保健師さんの待機所になると言われていた施設が、いつの間にか地域交流という名目がつけられ、いろいろなものがついて20億円まで膨れてしまったという認識なんです。 そして、副市長の先ほど答弁されていましたが、社会資本整備総合交付金というもの、こちらもアリーナが建てられたときに使われたものだと私は認識しています。大体パーセントでいうと18%ぐらい、総事業120億円の18%ぐらいが出ました。神栖市は不交付団体ですので、そんなに多く補助金を見込める組織ではないという認識は国にあるはずなんです。もっともっと苦しんでいる自治体があるから、そっちのほうに回されてしまうということもあります。幾ら補助金がおりるかわからないけれども、建物の値段もわからない、じゃ、議会はどうやって何を判断すればいいのかという話なんです。今、先ほど市長も二元代表制という言葉をおっしゃいました。変わってしまうかもしれない構想案をもとに議決というのは、どうやって得られればいいんですか。本来であるならば、構想案ではなく構想として議会に上程して、それをもとに審議するのが本来の議会制民主主義なんです。言われたように、副市長も言われたように、いろいろなものが後からくっついて、気がついたら30億円、40億円、50億円と膨れ上がりました。まあ、議会を通ったから変えてもいいよねというような感覚でやられてしまっては、議会の意味をなさないんです。任期、我々は3月までございます。2月いっぱいまでございますが、今回が最後の議会になるんです。もう一度、そこの部分、市長が何の事業費も幾らかかるのかもわからないで事業を展開されているような事態はあってはならないです。 もう一度、このぐらいの規模でいいのか悪いのか、それ以上かかるかもしれないというんだったらば、かかるかもしれないでいいじゃないですか。大枠の概算が出せない理由はわかりませんが、ぜひ出していただきたいのと、あとは、今、市民交流という部分、こちら構想案を見てみると、集会所が300席、区分使用可というふうに書かれているんですが、300人も集まるような集会というのは、過去に近年ございましたか。直近で言うならば、市長が土合の方々とまちづくり懇談会を開かれたのが、こちらも大体20人弱ぐらいしか集まらなかったという話もうかがっております。そして、さらに、昨年、矢田部の公民館でやった市民との意見交換会、こちらも120人集まったという話です。300人集まる想定というのはどこから出てきた数字の根拠なんですか。そこの部分、2点だけお答えください。
○議長(藤田昭泰君) 市長。
◎市長(石田進君) それでは、高橋佑至議員の質問にお答えをしたいと思います。 予算の件でありますが、私は、できるだけ今サイズを平米3千円なのか4千円なのか、それとも3千円以下で済むのか、そういうところを今吟味しております。なるべくいい形をつくりたいと思っていまして、予算ありきで20億円がひとり歩きしたり、10億円がひとり歩きということになるまでに、もうちょっと時間をかけてやりたい。1億円が100億円がということにはなりませんので、大体10億円前後のもので、どんなに高くてもそれぐらいのものを、今、スペース、サイズを調べていますので、もうちょっとその辺の範囲の中でご理解をいただきたいと思います。 私からは以上です。
○議長(藤田昭泰君) 副市長。
◎副市長(石川祐治君) 私からは、おおむねの事業費はわからないというお話につきましてご答弁させていただきます。 先ほど高橋議員からもご指摘いただいたように、取手ウェルネスプラザにつきましては、約4千平方メートルで20億円でございます。それから、立山町のみらいぶにつきましては、逆に6千平方メートルあるんですが、16億円ということでございまして、かなり仕様によるのかもしれませんが、単価にばらつきがございます。伺っているところでは、大体平米40万円から50万円ぐらいが普通だというふうに聞いておりますが、かなり単価とそのつくりによって、かなり増減があるんではないかというふうに考えております。 また、大会議室につきましてはご指摘がありましたが、あそこにつきましては地区区民館がないということが、土合西以外は区民館がないということと、それからコミュニティセンターがあの辺については整備されていないということで、大会議室を区切って100人程度の集会を幾つかできるというようなことで想定しておりまして、最大300人までできるというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(藤田昭泰君) 8番、高橋佑至議員。
◆8番(高橋佑至君) もう少し歯切れのいい回答を期待していたんですが、なかなかちゃんと答えていただけないというのが一般質問同様なんですが、どのぐらいかかるのかわからないけれども、議会で審議してというような言い方をされてしまっても、10億円かかるのか20億円かかるのか30億円かかるのか、安くしたいけれども、安くしたいけれども、いいものつくりたいけれども、いいものつくりたいけれどもと言われても、幾らかかるかわからないもの、一般家庭でわかりやすく言うと、車買うと言ったときに、軽自動車なのか高級外車なのか、いろいろな選択肢がある中で、車だから何でもいいやという人は大体安価なものを選びます。それでもいいものに乗りたいというんだったらば、一般乗用車だったり高級車までいってしまう可能性もあります。そういう振れ幅がある事業だということを私は申し上げている。申し上げた上で、なぜ値段がわからないのか、幾らかかるのか概算が出せないのかという部分なんです。はっきりと、大体大枠で言うとそのぐらいだよ、出されている事例、面積が広いか狭いか、中身の様式によって値段は変わるというふうな言い方をされていますが、大体10億円以上かかるのは間違いない事業になっています。そこの部分、もう少し議会で審議に値するだけの材料を出していただかなければ、審議のしようがないですよ。そこの部分、ご理解いただきたいと思います。 そして、この中で市民交流の中で、あえて触れていなかったんですが、カフェエリアというところ、こちらテレビや新聞などでも報じられましたが、民間が運営するものだというふうに私は考えております。この施設、市長はアリーナ、削減できなかったときにPFI事業というものを余りにもちょっと無責任過ぎる、期間が長くて設計、監理、運営、建設、全て込み込みでやってしまうと、融通がきかない施設になってしまうからというところを説明されておりました、昨年11月の市民との意見交換会で。ということは、こちらの施設は、市長の構想、まだ構想は固まっていないんでしょうが、官で運営するという考え方なのか、カフェが。それとも指定管理のような形をとられて、民間に運営してもらうのか、それともPFI事業、事業費を抑えるがためにPFI事業を選ばれるのかという選択肢が考えられると思いますが、このカフェエリアに関してはどういうふうな、民間に委託するような考え方があるのかないのかというところをお聞きして終わります。
○議長(
藤田昭泰君) 副市長。
◎副市長(石川祐治君) 今の高橋議員のカフェエリアのほうの運営につきましてお答えいたします。 まだ、もちろんこの運営については未定でございますが、ここの機能につきましては、大きく保健福祉機能と交流機能がございます。保健福祉につきましては、当然職員も配置して直営で行うわけでございますが、残りの交流機能につきましては、いろいろな方法があると思っております。直営でやったとしても、カフェとかにつきましては民間の委託とか、そういうことが適当な場合が出てくるんじゃないかというふうに考えております。よろしくお願いします。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑はございませんか。 〔「議事進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案については、予算決算
常任委員会に付託することといたします。 ここで暫時休憩いたします。 再開は11時10分といたします。
△休憩 午前11時01分
△再開 午前11時09分
○議長(
藤田昭泰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程第9 議案第9号 令和元年度神栖市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(
藤田昭泰君) 日程第9、議案第9号 令和元年度神栖市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 業者の選定に期間を有しているので、この補正ということですけれども、この条例ですが、案件ですけれども、その期間を有する主な理由、また今後の見通しをお願いし、また、業者は市内業者だけにということで今選定されているのかどうかをお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
下水道課長。
◎
下水道課長(野口浩君) ただいまの関口議員のご質問にお答えします。 最初に、業者の選定に期間を有する主な理由とのお尋ねでございますが、今回、柳堀汚水中継ポンプ場での電気設備更新工事の一般競争入札において入札不調になったことが主な理由となります。 また、この入札等の手続におきましては、市と委託協定を締結しております地方共同法人日本
下水道事業団が代行しております。日本
下水道事業団は、日本
下水道事業団法に基づく地方共同法人であり、
地方公共団体の共通の利益となる事業等の実施主体として同法に基づき建設工事や設計業務等の発注及び監督など、下水道管理者としての
地方公共団体が行う業務の代行や支援等を担う法人であります。 次に、今後の見通しとのお尋ねでございますが、さきに申し上げた日本
下水道事業団には、これまで培ってきた技術力や経験の強みがあり、市にとって補完者として十分な役割を果たしてくれると思われますので、今後も共通の目的のため協力関係を維持しながら事業を進めていきたいと考えております。 また、日本
下水道事業団へ委託するメリットでございますが、技術面での支援が最大のメリットではないかと考えております。下水道施設には、さまざまな機械及び電気設備等が稼働しており、老朽化の対策等に対して技術面で対応できる職員が当課には在籍しておりませんので、補完者として日本
下水道事業団への委託行為にはメリットが応分にあると思われます。 最後にですが、今回の入札資格要件は、市内業者だけなのかとのお尋ねでございますが、今回の日本
下水道事業団の入札参加資格要件には、市内業者に絞った要件はしておりません。建設業の許可、電気工事業を有する北海道、東北地方、関東地方における営業所との事業者となっております。 私からは以上です。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君)
下水道事業団を通さないと選定が厳しい、また、いろいろな課題が出てくるということなんですけれども、これまでにそういうことはなかったのかどうか、ほかの自治体なんかでも同じような方法でやっているのかをお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
下水道課長。
◎
下水道課長(野口浩君) ただいまの関口議員の質問にお答えします。 やはり技術力が伴うものに対しては、
下水道事業団と委託協定を結んで事業を進めていくことが応分のメリットがあり、今まで平成25年度から協定を結んで事業団と事業を行ってまいりましたが、今回のような事案は初めてであります。他の市町村でも、非常に日本
下水道事業団との委託協定を締結し、事業を行っている団体がほとんどであります。 私からは以上です。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、予算決算
常任委員会に付託することといたします。
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△日程第10 議案第10号 令和元年度神栖市
介護保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)
○議長(
藤田昭泰君) 日程第10、議案第10号 令和元年度神栖市
介護保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 臨時職員の給与のことですが、どういう内容なのか、また、現在何人この臨時職員があって、どのような職種なのか、どういう方が認定にあたっているのかをお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
長寿介護課長。
◎
長寿介護課長(日高篤生君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 補正内容についてのお尋ねでございますが、現在、介護保険の介護認定調査員として嘱託員を7名雇用しているところでございます。今年度、本人の都合により1名が退職したため、かわりの調査員を1名雇用するにあたり、研修修了までの期間を事務補助の臨時職員として2カ月間雇用することから、臨時払い賃金に不足が生じたため補正するものでございます。 また、介護認定調査員につきましては、茨城県が主催する介護認定調査員職員研修を修了した介護福祉士や介護支援専門員などの資格を有している方を嘱託員として雇用し、認定調査を行っております。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑はございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、予算決算
常任委員会に付託することといたします。
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△日程第11 議案第11号 令和元年度神栖市
水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(
藤田昭泰君) 日程第11、議案第11号 令和元年度神栖市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 消火栓関係のようですけれども、どういう修繕工事だったのか、これにより修繕は完成し、今後の見通しをお願いいたします。 2つ目が、収支は十分間に合う計算になっていますけれども、一般会計からの持ち出しについての理由を伺います。
○議長(
藤田昭泰君) 水道課長。
◎水道課長(出沼和弘君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 はじめに、どういう修繕工事だったのかとのお尋ねでございますが、消火栓緊急修繕工事につきましては、昨年度に消防団の協力を得て、市内全域約1,850カ所の調査を行い、その危険度を4段階に分類し、予算編成時には緊急に対策が必要なレベル4と早急に対策が必要なレベル3の合わせて320基の修繕を行うための予算を計上しておりました。修繕工事は、消火栓部分の材料を新品に交換する内容で、まず緊急に対策が必要なレベル4の183基について発注をいたしました。しかし、実際に工事に着手してみますと、水道水の断水を伴わずに消火栓の交換を可能とする特殊工法が必要となったものや、老朽化が著しく交換が不可能で、新たに消火栓を敷設したものが多数ございました。このため工事費が増額し、今回、補正予算をお願いすることになったものでございます。 次に、これにより修繕は済んだのか、また今後の見通しについてのお尋ねでございますが、今回計上させていただいた補正予算をもってしても、修繕工事はレベル4の183基のみにとどまり、残るレベル3の消火栓につきましては、さらなる多額の予算が必要になることから、次年度以降に水道管等の更新計画を考慮しながら、計画的に実施してまいりたいと考えております。 次に、水道事業会計の補正後の収支及び一般会計からの繰出金についてのお尋ねでございますが、水道事業会計の収支につきましては、収入が支出を上回っておりますが、これは老朽化した水道施設の修繕や更新を行うなど、水道事業の健全な運営を持続するための利益として計上するものでございます。また、水道事業への一般会計からの繰り出しにつきましては、地方公営企業法及び施行令に一般会計等において負担する経費が規定されており、消火栓に要する経費は公共性が高く、公営企業に負担させることが適当ではないため、一般会計が負担することとなっております。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 今回の修理は、水道水を利用した消火栓ということでよろしいんでしょうか。これまで問題になった地下水を利用した消火栓もありましたけれども、それはもう既に全部改善されているということでよろしいんでしょうか、お願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
防災安全課長。
◎
防災安全課長(山本明君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。
地下式消火栓を除いた消火栓につきましては、平成29年の調査以降、全て修繕を完了しておりまして、また消防団等の協力を得ながら逐次補修を行っている状況でございます。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 水道課長。
◎水道課長(出沼和弘君) 水道事業会計で今回補正をお願いしているのは、全て水道管に直結した消火栓のみとなっております。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑はございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 本案についても、予算決算
常任委員会に付託することといたします。
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△日程第12 議案第12号 土地の取得について ・地域交流・保健福祉機能拠点施設用地
○議長(
藤田昭泰君) 日程第12、議案第12号 土地の取得について、地域交流・保健福祉機能拠点施設用地を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案については、教育福祉委員会に付託することといたします。
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△日程第13 議案第13号
指定管理者の指定について ・神栖市高齢者ふれあいセンター「むつみ荘」
○議長(
藤田昭泰君) 日程第13、議案第13号
指定管理者の指定について、神栖市高齢者ふれあいセンター「むつみ荘」を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) これから18号までですか、指定管理の問題ですけれども、13号で詳しくお答えいただいて、14、15、16については、16号で2つほどお伺いしますけれども、省略していきたいと思います。 13号ですけれども、
指定管理者の会社に正規と非正規の職員、どういう状況になっているかわかりましたらばお願いいたします。 それから、一般公募の内容をどのようにされているのかをお願いいたします。 また、競争入札、事実上、競争入札ですけれども、競争入札と一般公募との違いがどこにあるのか、利用者にとってどうなのかをお願いいたします。 4つ目ですね、直営の場合との違いを具体的にお願いいたします。 以上です。
○議長(
藤田昭泰君)
行政改革推進課長。
◎
行政改革推進課長(相原康秀君) ただいまの関口議員のご質問のうち、
指定管理者施設における従業員数の内訳につきまして、今定例会に付されております6提案を含めまして、
指定管理者制度を導入しております施設全体の人数として、まず私のほうからお答えさせていただきます。 平成30年度の全指定管理施設、11協定、45施設におきます実績値で申し上げさせていただきますが、トータルの従業員数は213名でございます。内訳といたしましては、正規職員が112名、パートタイム等のいわゆる非正規職員、こちらが101名となってございます。 次に、
指定管理者制度の公募についてでございますけれども、
指定管理者制度におきますガイドラインを定めてございまして、この中におきまして、原則として
指定管理者制度を委託する場合には、公募により応募者を募ると、その中で審査をしていくということにさせていただいております。原則を外れるものといたしましては、公募がなかった場合は、市の外郭団体、例えば文化スポーツ振興公社ですとか、その他の団体に指定管理をお願いすることができるとはなっておりますけれども、現時点におきましては、全て公募により行っているところでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君)
長寿介護課長。
◎
長寿介護課長(日高篤生君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 私からは、直営の場合との違いを具体的にという形で、むつみ荘に関してお答えいたします。 現在の高齢者ふれあいセンター「むつみ荘」につきましては、平成21年のオープン以来、
指定管理者制度を導入しておりますので、直営との比較は行っておりませんが、質の高いサービスを提供するために民間の活力を活用することで、柔軟な運営が可能となっております。具体的には、自社製品などの物販販売を行うなど、収入源の確保に努めるとともに、施設主催のイベントの開催や近隣住民、地元企業、シニアクラブ等の団体への積極的な営業活動を行うことで集客数を伸ばし、地域に密着した施設として利用の促進につなげているところでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) ちょうど神栖市の正規と非正規の比率ぐらいになっているんですね、正規とパートと、正規が112人、パートが101人ということでした。
指定管理者の会社の中でもこういう状況ということですね。そうすると、
指定管理者になった会社の中で、神栖市の職員よりも給与は下がり、さらにその中でまた差があるということがわかりました。この結果、この
指定管理者の会社が結局官製ワーキングプアになっているんじゃないかというふうに思うんですけれども、具体的に例えば収入で年収で200万円以下の職員というのはどれぐらいだとか、そういうのは調べたことがありますか。もしなかったら結構ですけれども、伺います。 それと、
指定管理者に管理を任せると、管理も運営もその責任がその
指定管理者の会社に渡せるのかどうか、それも委託されるのかどうか。例えば、これはむつみ荘ですけれども、この前、波崎の浴場で問題が起きました。あれについては、浴場のところでまた詳しく聞きますけれども、そういう管理責任、運営責任がどうなるのか、市の責任はどうなるのかをお願いいたします。 それから、先ほど平成21年からむつみ荘は委託されているということなんですけれども、株式会社の委託が導入されたのはいつからなのかを、現在は何社が株式会社になっているかを、わかりましたらお願いいたします。 結果、神栖市の費用はどれぐらい下がる、このむつみ荘では最初からなので比較できないようですけれども、費用がどれぐらい削減されて職員がどれぐらい削減できるというようにしたのか、あるいはノウハウがどう公よりも、いわゆる市がやるよりもノウハウが優れているというのは、どういうことが優れているのかをお願いしたいと思います。
○議長(
藤田昭泰君)
行政改革推進課長。
◎
行政改革推進課長(相原康秀君) ただいまの関口議員のご質問のうち、まず年収が200万円以下の従業員数を把握しているかというところですけれども、こちらについては、
指定管理者事業というものは、事業を委託するという形での契約になってございますので、指定管理先での従業員の皆様の給与に関することに対しましてまでは把握してございません。 次に、指定管理事業者についての管理運営における責任についてのご質問についてお答えいたしますけれども、それぞれの協定において、募集段階からその仕様等においてリスク分担といいますか、役割分担を決めてございますので、その中で例えば管理については、通常の修繕等の管理については指定管理事業者が行うと、一定以上の規模の大規模な修繕とか改修については、市が行うというような役割分担が行われております。また、緊急対応につきましても、第一義的には
指定管理者の皆さんに、例えば災害が起こったときなどは指示を出していただくようにして、その後につきましては、市の指示に従って対応していただくというように役割を決めて行っているところでございます。 あとは、指定管理料につきまして、
指定管理者制度導入施設におきます制度導入時、それぞれ若干の年度の差はありますけれども、制度導入時と昨年度、平成30年度の事業実績で比較させていただきますと、指定管理料を市から指定管理事業者に支払います指定管理料、
指定管理者導入施設全体で申し上げますと2,700万円増額しております。平成18年度から一番はじめは行っておりますけれども、平成30年度実績と比較いたしますと2,700万円増額はしてございます。 一方、
指定管理者が行っていただきます事業費といたしましては、1億3,400万円が増加しております。この差で申し上げますと、2,700万円の指定管理料の増額分で1億3,400万円の増額分の事業を行っていただけているというふうに解釈できるものと考えております。 また、補足で施設利用者のアンケート結果においても、おおむね満足度の高い回答が多い状況になってございますので、民間のノウハウを生かしながら管理運営をお願いしております
指定管理者制度につきましては、一定の効果はあるものと認識してございます。 私からは以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 暫時休憩いたします。
△休憩 午前11時33分
△再開 午前11時33分
○議長(
藤田昭泰君) 再開いたします。
行政改革推進課長。
◎
行政改革推進課長(相原康秀君) 大変失礼いたしました。 株式会社が導入されております現在の施設でお答えしてよろしいでしょうか。すみません、手元に集計した資料がないものですから、ちょっと手間取ってしまいましたけれども、施設数としては13施設が株式会社で指定管理を行っていただいておるというところでございます。それ以外では、観光協会ですとか、社会福祉協議会ですとか、文化スポーツ振興公社といった状況になってございます。 以上でございます。失礼いたしました。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) この非正規、正規を聞いたのは、結果的に働く人の条件がどんどん悪くなっていくということが証明されているんです。今それでお伺いしたんですけれども、そうしましたら、機能発注だと。だから、そこで働いている人の給料は幾らあるかはわからないと。しかし、発注するときに、公募するときに積算はするはずです。これだけの人がいて、これだけの人数で幾らかかるということで積算するはずです。その積算の根拠もわからないのかどうかわかりませんけれども、機能発注するにしてもそれは必要になると思いますので、結果的に職員の処遇が改悪されるということなんです。 それで、その株式会社がいつ導入されたかということを聞いたんです、数じゃなくて。株式会社がなぜ導入されたか、何年ごろ株式会社、自治法が変わったでしょう。その変わってから株式会社導入されるようになったんですね。それでいけば、それまでは公的機関あるいは公的同様の機関ということなんです。観光協会とか、文化スポーツ振興公社とか、そういうところしかできなかったんです。ところが、2003年に変わって、法律が変わって、株式会社が導入できるようになったということで、さらに厳しくなったというのが実態だと思うんです。それをこれからずっと進めていくということになると、最終的には市に負担が来るということです。そこの職員が給料が下がるということになれば、そこから上がる税収も下がります。特にこの13、14、15、16、17、18でしたか、株式会社がどんどん来ます。この株式会社が、さらに本社が神栖市にない会社があるんです。そうすると、どういうことになるかはご存じでしょう。法人税のほとんどは本社に行っちゃうんです。あと、その自治体には、そこで働いている人数割で幾らか割り当てられるというだけですよね、法人税は。ということなので、市にとっても将来マイナスになっていきますよということがこの
指定管理者制度だと思うんです。 それで、この
指定管理者制度、これからも進めるんだと思うんですけれども、もし公募して、入札じゃない、公募して1千万円で、はい、むつみ荘を年間やってくださいと、こういう公募した場合に、これまで1千万円でやっていたものが、最悪900万円で受けるところが出たといった場合に、その100万円をどんなふうに工面しているんでしょうか、
指定管理者は。そういうことを考えることはあるでしょうか。 もう3回目なんで、自分の考えを言いますけれども、その固定経費というのはもう決まっているわけですよ。そこで何が一番できるかといったらば、人件費しかないんです。その人件費を削るということになるわけです。今、公募なんかを見ていても、あるいは募集を見ていても、900円から950円というふうに今時間給なっていますね。それは結構なことなんですけれども、それ以上に今度、一般職員の人が幾らか上がるんですけれども、それに影響を与えるかどうかわからないと言った先ほど答弁ありました。そのとおりなんですよね。だから、結果的に働く人の条件を悪くしているんじゃないかということになります。 1つだけ質問したいのは、公募で1千万円で出して、今まで1千万円でやっていたものが900万円になった場合、その100万円の差額はどこで、どのようにやるんでしょうかということを、どこでそれを工面するのか、その100万円をどういうふうに
指定管理者はやっているのかどうかをお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
行政改革推進課長。
◎
行政改革推進課長(相原康秀君) ただいまの関口議員の質問にお答えいたします。 指定管理料の内訳ですけれども、制度導入のときから比較いたしまして、毎年の事業の内容というのは、ある程度の一覧で各担当に示されてくるものでございますので、それを積み上げて比較いたしますと、人件費自体は当然といえば当然なんですけれども、当初からして上がってございます。その中で指定管理料がある程度の額で抑えられていて、事業費が上がっているということは、まさに民間の事業運営のノウハウを生かしながら行われているという理解をしておるところでございます。工夫しながら、いろいろと経費節減等を行いながら指定管理事業者の中で多くの事業展開を行っていただけているというふうに理解してございます。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑ないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、教育福祉委員会に付託することといたします。
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△日程第14 議案第14号
指定管理者の指定について ・かみす聖苑及びはさき火葬場
○議長(
藤田昭泰君) 日程第14、議案第14号
指定管理者の指定について、かみす聖苑及びはさき火葬場を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 先ほど13号質問と同じことを繰り返すつもりはありませんので、それは結構です、同じようなことになると思いますので。14号で伺いたいのは、このかみす聖苑は、いつから指定管理になったのか。最初から指定管理なのか、いつから
指定管理者になったのかお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君) 環境課長。
◎環境課長(風間治君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 かみす聖苑につきましては、平成8年に建設されて以来、市で管理のほうを行ってまいりましたが、平成22年4月から指定管理として業務を行っております。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 先ほど費用あるいは職員はどんなふうに変化しましたかと伺ったのは、その会社の中でそうなったということではなくて、市が運営していた場合と、先ほどむつみ荘は最初から指定管理なので比較できなかったようですけれども、最初、市が運営していたのと、指定管理になってからその費用と職員の変化はどうですかということを伺いたい。
○議長(
藤田昭泰君) 環境課長。
◎環境課長(風間治君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 当初、市で指定管理を行っていたときは、職員、嘱託員合わせて3名で管理を行っておりましたが、平成30年度、指定管理につきましては、正規職員が8名、非正規職員が4名、12名で指定管理業務のほうを行っております。費用に関しましては、市直営で行っていたときの金額でいいますと、管理経費としまして1億60万円ほどかかっていましたが、平成30年度指定管理委託料として支出したのが9,270万円で、差額が790万円ほど経費削減になっております。5年間の指定管理料でいいますと、約4千万円ほど経費削減が見込まれております。 以上です。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) それで、720万円軽減されたんですけれども、その分が人件費に影響を与えたんじゃないですかということです。もう一度確認します。
○議長(
藤田昭泰君) 環境課長。
◎環境課長(風間治君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 環境課としましては、人件費が削られたというふうには捉えておりませんで、企業努力としまして販売、売店などの収入やその他事業者の工夫によって削減されたものだと考えております。 以上です。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑ないようですから、質疑を終結いたします。 本案については、都市環境委員会に付託することといたします。
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△日程第15 議案第15号
指定管理者の指定について ・神栖市矢田部サッカー場
○議長(
藤田昭泰君) 日程第15、議案第15号
指定管理者の指定について、神栖市矢田部サッカー場を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 本案は観光協会ですので、市に準じて職員も大切にされていると思いますが、民間だから大切にしないということではないんですけれども、狙いは経費を削減する。その上で職員も削減するということが狙いですので、この15号でも伺いますけれども、いわゆる公募の金額に対してどれぐらいで入札されたのかをお願いいたします。また、いつからこの観光協会が受け持ってやっているのかをお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
観光振興課長。
◎
観光振興課長(
實川芳成君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 公募時の指定管理料の提案額でございますけれども、観光協会より指定されたのは500万円でございました。その後、仮協定を締結する際に協議をさせていただいた結果、協会側のほうの自主事業あるいはコスト削減等の協議が整いましたので、今回、議会のほうへ提案させていただいております300万円と、年間ベースで300万円という結果になったものでございます。 また、こちらのほうの施設でございますけれども、開設当初より指定管理のほうの制度を導入しているところでございます。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) ことごとく引き下がっているようですね。それで、この500万円が300万円になったようですけれども、市でやったら300万円にならないんですか。500万円でしかできない、それはなぜなんでしょうか、もう一度伺います。
○議長(
藤田昭泰君)
観光振興課長。
◎
観光振興課長(
實川芳成君) ただいまのご質問にお答えさせていただきます。 ただいま、先ほどのご質問に答弁させていただいたものは、あくまでも指定管理料でございます。事業費全体としましては、平成30年度ベースでおおむね2,500万円程度の事業でございます。こちらのほうの施設につきましても、市が直営でやるものよりは住民サービスの向上という視点で、いろいろな自主事業の計画ですとか、また経費のほうの削減にもつながってくるものと思っております。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑はございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案については、
総務産業委員会に付託することといたします。
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△日程第16 議案第16号
指定管理者の指定について ・神栖市営日川浜オートキャンプ場
○議長(
藤田昭泰君) 日程第16、議案第16号
指定管理者の指定について、神栖市営日川浜オートキャンプ場を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) まず、この先ほどの13号から3つ伺ってきたわけですけれども、それは省略するとして、このキャンプ場ですね、業務内容で特殊なことがあるんでしょうか。東京からわざわざ業者を呼んでやらなくちゃならないほどの何か特殊性があるんでしょうか、地元業者はなかったんでしょうか、お願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
観光振興課長。
◎
観光振興課長(
實川芳成君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 こちらのほうのキャンプ場の業務内容に特殊なことがあるのか、また地元の業者ではないのかとのお尋ねでございますけれども、キャンプ場の運営が主な業務となりますので、特種業務は特にございませんけれども、選定委員会時の説明で、誘客のために行う常設テントの設置や、インターネットを活用した施設予約の手法などの自主事業並びにSNSを活用した広報戦略、また提案の指定管理料の減額が評価されたものではないかなと考えておるところでございます。 また、今回の
指定管理者の公募に際しまして、地元業者からの申請はございませんでした。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) それで、この会社の所在は東京ですけれども、ここに営業所とか何かあるんでしょうか。あるいは、本店が神栖市にあるんでしょうか。その場合に、もし本店がない、支店もないとなった場合に、法人税はどんなふうになるんでしょうか、お願いいたします。 それと、ここで働いている職員はキャンプ場ですから職員というのはいないんですかね。職員は、地元の人が採用されているんでしょうか、お願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
観光振興課長。
◎
観光振興課長(
實川芳成君) ただいまのご質問にお答えいたします。 今回上程させていただいております株式会社Recampでございますけれども、こちらのほうは東京都に本社を置くものでございます。こちらのほうのキャンプ場や合宿向けの宿泊している運営がしておりますR.projectとアウトドア事業の総合サービスを展開しております株式会社スペースキーという両者が、キャンプ場運営に特化した事業分野を担わせるため、設立させた合弁会社でありまして、神栖市のほうに本社等はございません。 次に、法人税のほうでございますけれども、先ほど前の議案でも関口議員のほうからもありましたけれども、法人税のほうは人数等での当市へ納税されるものと考えております。 最後に、職員の採用状況でございますけれども、こちらのほうも現在仮協定の協議を進めていた中で、現キャンプ場の職員等の継続雇用並びに新年度からの運営につきまして、これから細部を詰めていき、現在のところ、もう既に求人等の募集をかけているというような状況でございます。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑ないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、
総務産業委員会に付託することといたします。
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△日程第17 議案第17号
指定管理者の指定について ・神栖市ふれあい
センター湯楽々
○議長(
藤田昭泰君) 日程第17、議案第17号
指定管理者の指定について、神栖市ふれあい
センター湯楽々を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) この案件についても、先ほど13号で1から3まで質問したことで答えるところがありましたらばお願いします。同じだったらば、省略していただいて結構です。 その上で、湯楽々とゆ~ぽ~ととの業務内容の違い、また地元業者をなぜ指定しないのかをお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
観光振興課長。
◎
観光振興課長(
實川芳成君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 はじめに、競争入札の結果、直営の場合との比較につきましての考え方につきましては、同様なことでございますので、ご了承のほうをいただきたいと思っております。 次に、湯楽々とゆ~ぽ~と施設の業務内容の違いについてのお尋ねでございますけれども、こちらのほうは、いずれも温浴施設でありますことから、使っているお湯がわかし湯と温泉という点は異なりますが、入浴施設管理という視点からは大きな違いはないものと考えております。 しかしながら、機械設備の相違、また宿泊機能を有するコテージの有無ですとか、両施設の調理場の規模など、入浴施設以外の設備、機能の点では異なってくるものと考えております。また、地元業者の指定についてでございますけれども、今回の
指定管理者の公募に際しまして、地元業者からの申請があり、選定委員会にご出席いただきましたが、選定には至らなかったということでございます。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) これも先ほどと同じように、この地元の職員がここで採用されているかどうかをお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
観光振興課長。
◎
観光振興課長(
實川芳成君) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。 現在、こちらの湯楽々のほうの温浴施設でございますけれども、今回、議会のほうへ上程させていただいております指定管理候補者も同じ湯楽々となってございます。こちらのほうですけれども、具体的な数字のところは今現在持ち合せていないんですけれども、地元の方の従業員としての採用は高い割合であったものと認識しております。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑ないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、
総務産業委員会に付託することといたします。
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△日程第18 議案第18号
指定管理者の指定について ・神栖市ゆ~ぽ~とはさき
○議長(
藤田昭泰君) 日程第18、議案第18号
指定管理者の指定について、神栖市ゆ~ぽ~とはさきを議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) これも同じような質問になりますので、とりあえず省略しますけれども、このゆ~ぽ~とはさきですね、これは今度新聞にも載りました。レジオネラ菌ということが出て、今、休場状態になっていますけれども、この管理責任と運営責任はどちらがどのように持つんでしょうか、お願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
観光振興課長。
◎
観光振興課長(
實川芳成君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 今回のゆ~ぽ~とはさきのレジオネラ菌のほうの検出の件でございますけれども、こちらのほうでございますが、市と
指定管理者との基本協定書におきまして、リスク分担のほうを作成させていただいております。その項目に第三者への賠償という項目が設定されておるところでございます。今回の事案におきましては、施設管理につきましては消毒作業等を通常に行ってはいたんでありますが、
指定管理者のほうの消毒方法等に関する注意を怠ったことによる損害と考えておりまして、その旨、議会の皆様にも情報提供をさせていただいた12月5日の翌日、12月6日に、
指定管理者側のほうと協議を行わせていただきました。このたびの責任等につきまして、健康被害等の賠償等につきましては、協定書にあるように
指定管理者側のほうで対応していただくという回答になってございます。こちらのほうの協議結果によりまして、相談窓口も
指定管理者となり、担当部署及び電話番号等につきまして、両者確認の上、同日当市のホームページのほうにも掲載をさせていただいたところでございます。こちらのほうの対応につきましては、私ども神栖市のほうとしましても、
指定管理者の方と一緒に対応のほうをしてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) この件についての、市として具体的にどんなことをやるとか、そういうことを今考えておられましたら、よろしくお願いします。今、休館状態になっていますよね。今後どうするのかをまず伺いたいと思う。 その上で、今まで13号から18号まで
指定管理者問題です。この中身を、ずっと聞いてきましたらば、大事なところではわからない、民間のことなのでわからない。逃げてしまいます。それでずっと調べてみますと、結局のところ、働く人の条件が悪くなるということ、悪くなっていることは確実です。200万円の官製ワーキングプアを生んでいるんじゃないかということを言ったことについても、お答えがありません。実態にそうなっていると思います。その反映を今度は市にも受けるということですよね。だから、今、神栖市の職員も半分ぐらい非正規というような事態になっている。こういう事態がますますこれから市の運営にも行く行くは大変厳しい時代になってくると思います。この2003年でしたか、自治法がかわって、いわゆる株式会社が参入できるとなったのが、たしか2003年だと思いました。それ以前には、公的機関あるいはそれに準ずる機関しか指定管理もできなかったんですけれども、それも外されて、株式会社が参入できると。いわゆるこの2006年度の当初予算額で、これは神奈川県の場合ですけれども、24自治体で数十億円の経費が削減されると、その分、働いている人の条件が悪くなっているというのが数字で出てきていますので、将来的には
指定管理者あるいは委託、そういうことをやめて、直営にするように求めたいと思います。 何か特別コメントがありましたらば、よろしくお願いします。
○議長(
藤田昭泰君)
観光振興課長。
◎
観光振興課長(
實川芳成君) ただいまのご質問のうち、私からは、今後の市の対応ということについてお答えしたいと思います。 まず、今週に当該施設のほうはレジオネラ菌の再検査の実施のほうを予定しておりまして、そちらのほうの状況を見ながら、神栖市としまして環境衛生改善計画報告書のほうの提出を12月15日までに潮来保健所のほうへ提出するというような流れになってございます。具体的な内容としましては、清掃の状況、検査結果の報告というようなものになってございます。 2点目の今後の施設運営に関してなんですけれども、こちらのほうの施設につきましても、直営と指定管理との比較の状況を見ながら、今現在としましては、市民サービスの向上が図られ、さらに行政改革の方の推進にも通ずるというような視点から、継続して
指定管理者制度のほうの導入をしていければなと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 22番、宮川一郎議員。
◆22番(宮川一郎君) 市長にお伺いしますけれども、市長は、市長になったときから地場産業育成ということをうたってきていますが、これは名前を見ると千葉県、先ほどは東京都、塚原緑地研究所、名前は格好いいよ。だけれども、主な業種は造園、土木工事となっていますよ。こういうのを神栖市内には幾らでもあると思うんですよ。なぜ、これ前の市長のときもそうだったんですけれども、なぜこれ地場産業育成、地場産業育成とどの市長も言いながら、ほかの東京だ、神奈川だ、千葉だ、そんなところばっかり使っているんですか。 それと、先日、そのプレス発表されましたジオラマ菌だっけ、何とか菌とか言っていました。あれは、
指定管理者の責任なのか、行政の市長はじめ皆さんの怠慢が責任なのか、その辺のところを市長お答えください。
○議長(
藤田昭泰君) 市長。
◎市長(石田進君) 宮川一郎議員のご質問にお答えをいたします。 私自身も地場産業育成ということを強く思っておりまして、入札方法もいろいろ工夫を今しているところでございまして、まだ制度そのものが、この後、煮詰めていくところもございます。この指定管理については、少し暇がなかったということで、お許しをいただきたいところがあります。先ほどの関口議員の質問も同じように、地元地場産業をどうして入れないんだという話がありましたが、今の制度の設計ですと、ポイントが地元が勝てないような状況になっておりまして、少し工夫しないと、よりよいものを求めていくと、そういうような今状況になっているということでありますので、地元の中でもどういう思いがある、こういう新しい工夫がある、そして地元の中での利点をこうやって生かしたいというのをどんどんプレゼンをしてもらえるような、そういうような状況につくりかえていきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。 また、レジオネラ菌の件でありますが、その責任についてということでありますが、企画部長が答弁をいたしますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君) 企画部長。
◎企画部長(野口修一君) 責任ということでございますけれども、運営、管理運営も含めて委託しておるものでございますから、運営会社のほうに責任があるというふうに認識してございます。 以上です。
○議長(
藤田昭泰君) 22番、宮川一郎議員。
◆22番(宮川一郎君) いろいろ言いわけだか、何だかわかんないけれども、要は、その何とか菌という、まず最初のほうから言えば、これは
指定管理者に丸投げして、全然俺らはもう業者に任せたんだからいいよという、そういう態度なんですよ、皆さん。それではだめなんですよ。やはり指定管理の契約のときに、きちっとした厳しいものを行政が打ち出さない限りは、彼らは適当な営業しかしませんから、それはなぜかといったら赤字になろうが、何しようが、市が補填してくれるよという、そういう甘えが営利を目的とした企業なんですよ。行政はサービスが大事、最終的に迷惑するのは市民ですからね、そこのところは行政がしっかりしないとだめです。 それと、もう一点、
指定管理者については、いろいろの中で地場産業育成という意味では、市長、経験をさせてやらなきゃだめですよ。地元の業者、造園、土木なんていう会社はいっぱいあるから、何百社とあるでしょう。そういうところに経験をさせてやらないと地場産業は伸びないです。それと、さっき答弁の中で選定漏れしましたとか、そんなのはあんたらの言いわけだから、きちっとやってもらわなきゃ困りますからね。 以上です。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、
総務産業委員会に付託することといたします。
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△日程第19 議案第19号 鹿行
広域事務組合規約の変更について
○議長(
藤田昭泰君) 日程第19、議案第19号 鹿行
広域事務組合規約の変更についてを議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 神栖市は、鹿島事務組合ですので、この案件とは直接関係ないんだと思いますけれども、事務組合、鹿行事務組合にも組合員としてなっていますし、それでこういうふうに案件が出されるんだと思いますが、このごみの処理は、原則ごみの処分は、その自治体で独自にやるというのが決められていると思うんですけれども、本案とは直接そういう意味では関係ないんですけれども、鹿嶋市との共同で実施していることとの功罪をどう調査したかをお願いいたします。答えられるところで結構ですので、お願いします。 また、この方式で潮来市、行方市は、今度はそれぞれ独自にやることになったようですけれども、どのようにごみの減量にとってはどうなのか、この独自にやることがどう図られるのか、また、当市の計画と比較して検討した場合、どんな状況かを伺います。
○議長(
藤田昭泰君)
廃棄物対策課長。
◎
廃棄物対策課長(飯田義則君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 はじめに、現在、鹿嶋市と共同で実施しております可燃ごみ処理につきましては、単独処理を実施した場合と広域処理をしている功罪についての調査については、調査をしておりません。 次に、広域処理でのごみ処理減量が図られるか、比較検討の結果についてのお尋ねでございますが、平成9年、環境省からごみ処理の広域計画について通知がされており、この通知では、処理施設を集約することで公共事業のコスト縮減が図られるなど広域化の必要性は示されておりますが、この必要性の中にごみの減量化は含まれておりません。ごみの処理の広域化とごみの減量化は直接関係するものではありませんが、当市では、ごみの減量化するため、生ごみ処理容器等購入設置補助金を引き続き実施するなど、今後もごみの減量化に努めてまいります。 私からは以上となります。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) これまでRDF、それから再資源化センター、そこからたくさんのことを学んだと思いますけれども、それを教訓にして、あくまでもごみの減量化、行く行くはゼロにするぐらいのつもりで進めていくということが大事だと思います。特に地球の温暖化が騒がれているときに、これを求めて終わりたいと思います。 以上です。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 8番、高橋佑至議員。
◆8番(高橋佑至君) 申しわけないです。 こちらの19号、20号と組合議会、鹿行
広域事務組合議会の関連の話でありますが、こちらなんですが、昨年の第3回定例会に出されたもの、日付が変わっておりますが、中身はこちらの19号は同じだと理解してよろしいのかどうか、1点だけ伺います。
○議長(
藤田昭泰君) 政策監。
◎
政策監兼政策企画課長(飯野英樹君) 高橋佑至議員のご質問にお答えいたします。 基本的に中身は同じでございます。この有効期限といいますか、議案の有効期限みたいなところだけ変わっておりますけれども、中身は同じでございます。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 8番、高橋佑至議員。
◆8番(高橋佑至君) 私も、4年間、鹿行
広域事務組合議会におりましたので大体中身が同じだということも、昨年の第3回定例会に出されたときも全て把握はしておりましたが、昨年第3回の定例会の昨年の第3回の定例会の中で、神栖市は否決になってしまいました。これ、鹿行5市、構成5市のそれぞれの承認を得なければ、規約が鹿行
広域事務組合議会の規約が変更できないという決まりがあるので、先ほどの関口議員の質問ではないですけれども、神栖市は負担をしていないけれども、神栖市議会でも承認がとられたという話でありました。 なぜそれで否決されたのかというと、市長の昨年の議会での発言でございます。行方市や潮来市がごみ処理場を今回3市でできないのを、入れてあげようよというような話をされてしまったことが、本来であるならば、3市でできる、やっていく事業を中止にするだけの話だったものに、さらにその先の話までされてしまったことが、昨年否決されたことだと思います。 そのことについて、市長、隣人がこんなに困っている状況の中で何も検討しないでお断りするというのは、私はできませんでしたというようなことをおっしゃいましたが、そのときのご発言の考え方、1年たちましたが、お変わりないんでしょうか、お答えください。
○議長(
藤田昭泰君) 市長。
◎市長(石田進君) 高橋佑至議員の質問にお答えいたします。 実は、私は今でも変わっておりません。状況はいろいろございますが、当時やはり隣の潮来市、行方市がごみ問題で大変苦慮されているということで、議論をどうするかはともかくとして、議論をしましょうということを考えてございました。そういった中で、この規約そのものは、そういうのとはまた違った、私、議論、思いがありましたので、ただ、この規約そのものを変えないと、もう既に鹿嶋市と動いておりますので、今回の規約で鹿行のほうを解消して、それぞれの状況に新しい道にスタートしていくということが今の状況でございます。 私は、鹿行の中でのごみ問題というのは大変な問題でございまして、そういう中では門前払いみたいな形は、私はしたくないと思っていました。ただ、ただですね、議会の皆さんは暇がないということもありましたし、私もそういう認識もありましたから、そういう面ではいろいろ諸条件を潮来市であったり行方市であったりといろいろ少しお話をさせていただく中で、議会の理解をなかなか得られなかったということもあって、すぐ鹿嶋市と協議をして2市で話を進めていこうと、潮来市、行方市にはこの申し出についてはお断りさせていただこうということに、紆余曲折ありましたが、決定をさせていただきました。 そういった中で、今後は鹿嶋市とまだまださまざまなハードルはあろうかと思いますが、市民の皆さんの生活に直結するものでございますので、スピード感を持って前に進めてまいりたいと思います。 私からは以上です。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、
総務産業委員会に付託することといたします。
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△日程第20 議案第20号 鹿行
広域事務組合の共同処理する事務の変更に伴う財産処分について
○議長(
藤田昭泰君) 日程第20、議案第20号 鹿行
広域事務組合の共同処理する事務の変更に伴う財産処分についてを議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 行方市、潮来市が独自に処分を決めたようですけれども、ここから私たちは何を学ぶべきかと思います。この方式が、ごみの減量に効果的になっているんじゃないかと思います。また、プラごみなんかの減量もするんじゃないかと思いますけれども、どんなふうに受けとめておられるかをよろしくお願いいたします。
○議長(
藤田昭泰君)
廃棄物対策課長。
◎
廃棄物対策課長(飯田義則君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 神栖市と鹿嶋市で進めている新可燃ごみ処理施設建設に伴う潮来市、行方市から広域処理の要請に対して、受け入れをしなかった理由等は何かとのお尋ねでございますが、平成30年11月21日の議員協議会において、要請に対しての検討内容及び方針を説明させていただいております。その内容を説明させていただきますと、本市としては、潮来市、行方市の加入要請に伴う広域化の利点や市民生活への影響等について、総合的な観点から検討を行いました。広域処理することによる建設費や維持管理費の経済効果等については一定の削減が見込まれる部分はありました。しかし、各市における役割分担として、加入要請の市で焼却灰処理をする最終処分場等の建設を依頼した結果、設置困難の回答を受けました。 以上のことを踏まえて鹿嶋市と協議した結果、今回の潮来市及び行方市からの加入要請は受け入れができないものと判断し、神栖市と鹿嶋市の2市による可燃ごみ処理の枠組みで実施していくこととなりました。 以上のことが当市としての方針となっております。 次に、可燃ごみについての鹿嶋市と広域処理をしているのに、潮来市、行方市からの要請について受け入れをしなかったことは矛盾しないかとのお尋ねでございますが、可燃ごみ処理の広域化につきましては、先ほど説明させていただいたことを踏まえて、市民生活への影響等について総合的な観点から検討し、以前から広域処理をしている鹿嶋市と進めていく判断をしたものでありますので、矛盾していないものと捉えております。 次に、プラごみの処理がどうなっていくかのお尋ねでございますが、現在、RDF方式から新処理施設での焼却方式となるため、これまでの不燃ごみとして分別していた固いプラスチックなどは、焼却ができることにより分別方法が変更になる可能性があります。その場合の変更点の詳細につきましては、新可燃ごみ処理施設の稼働までに整理し、早目に市民の皆様へ周知して対応をお願いしたいと考えております。 私から以上となります。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 討論の中で詳しくやりたいと思いますが、これまでたび重なる合併、それからたび重なる広域行政、これが何をもたらしたかは、これまでの歴史が物語っていると思うんです。いかに国が経費を削減してきたか。それが一番の狙いだったと思います。 ごみは5Rで、いつも環境課長が言われているように、5Rでやったら極限的に減らすことができます。それで各自治体できちんと責任を持って処分しなさいと、いろいろな小さな自治体は自分も全国回っているんですけれども、かなりのところまで分別してごみを減らしています。そういうことができると思いますので、これから単に合同でやるとか、広域でやるとかということではなくて、自治体で責任を持ってごみ処理をやるということを求めたいと思います。 以上です。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、
総務産業委員会に付託することといたします。
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△日程第21 議案第21号 専決処分の承認を求めることについて ・令和元年度神栖市
一般会計補正予算(第4号)
○議長(
藤田昭泰君) 日程第21、議案第21号 専決処分の承認を求めることについて、令和元年度神栖市
一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 現在進行形で今進められていますので非常に緊急を要すると思いますが、膨大な震災の廃棄物の発生で、主旨の徹底の遅れや質量から考えて、11月末で締め切られてしまいました、申請がですね。それは無理があると思うんですけれども、今後どうするのか。この時期、期間とした理由を伺います。 それと、もう一つは、それ以降、これからまだ回収されないものがたくさんあるわけですけれども、それは産業廃棄物として処理されるのかどうか、また料金はどうなるのかをよろしくお願いします。
○議長(
藤田昭泰君)
廃棄物対策課長。
◎
廃棄物対策課長(飯田義則君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 はじめに、災害ごみの仮置き場の設置に係る経過からご説明させていただきますと、今年9月に発生しました台風15号の被害により一般家庭から生じた災害ごみにつきまして、須田地区にあります若松運動場に隣接する臨時駐車場用地を仮置き場として受け入れを行ってまいりました。仮置き場の選定につきましては、9月9日の被害が発生した後、市が保有している土地から候補地を選定し、9月13日に地元の行政委員や周辺住民の皆様へ仮置き場についてご説明を行い理解を得たことから、仮置き場の場所を決定いたしました。 受け入れ期間は、9月15日から28日までの14日間、仮置き場において災害ごみの受け入れを実施しました。受け入れ実施期間中に市民の皆様から家屋の修繕について業者の対応が間に合わない等の意見が寄せられていたことから、受け入れ終了後、約3週間、期間をあけ、10月22日から28日の7日間、災害ごみ搬入に係る事前申請を行った上で、再度受け入れを行いました。さらに11月に延長した際にも、約3週間期間をあけ、22日から24日及び29日から12月1日の計6日間、受け入れの延長を行ったところでございます。 なお、9月から11月の受け入れ期間中、大雨による会場がぬかるみ車両の進入に支障がある場合や、暴風により会場内の安全確保が難しい場合は、受け入れを中止させていただきました。災害ごみの受け入れ期間開始や中止などの周知は、防災行政無線や市のホームページ及びメールマガジンなどを通じて、市民の皆様へお知らせいたしました。 受け入れ期間の設定理由についてでございますが、9月の災害発生直後は、詳細な被害状況の把握が難しい状況であったため、近隣自治体の動向を踏まえて期間を決定いたしました。10月及び11月の受け入れ期間につきましては、近隣自治体の動向のほか、受け入れ件数、搬入されたごみ量などを踏まえて決定いたしました。 仮置き場へ搬入できない方についてでございますが、仮置き場を受け入れしておりました災害ごみのうち、RDFセンターやリサイクルプラザへ搬入できるごみであれば、これらの施設をご利用いただけますが、家屋の外壁材や瓦、コンクリート破片などの建築廃材は、RDFセンターやリサイクルプラザでは処理ができません。ごみの種類によっては産業廃棄物となりますので、種類に応じて専門の処理業者へ費用を支払い、処分していただくことになります。 私から以上となります。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案につきましては、
神栖市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 異議なしと認め、さよう決しました。 これより議案第21号 専決処分の承認を求めることについて、令和元年度神栖市
一般会計補正予算(第4号)に対する討論に入ります。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第21号 専決処分の承認を求めることについて、令和元年度神栖市
一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり承認することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 異議なしと認め、さよう決しました。
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△日程第22 議案第22号 専決処分の承認を求めることについて ・令和元年度神栖市
一般会計補正予算(第5号)
○議長(
藤田昭泰君) 日程第22、議案第22号 専決処分の承認を求めることについて、令和元年度神栖市
一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) 3点ほど確認させていただきます。 市営住宅の解体事業の内容と、今後の公営住宅の見通しをお願いいたします。 2つ目が、特定空家解体工事が進められたようですけれども、その実態と費用の回収、これはどのようになっているかをお願いいたします。 3つ目が、今度の震災で漁港も荒らされたわけですけれども、その整備状況、今後の課題、特に市街や漁業に影響する川底の状況と対策などを伺います。
○議長(
藤田昭泰君)
都市計画課長。
◎
都市計画課長(梅原秀市君) 私からは、関口議員の市営住宅の取り壊しに関する質問にお答えします。 10月に発生しました台風19号の影響により、利根川が増水したことに伴い、床上浸水の被害を受けた市営別所住宅3棟及び市営松崎住宅4棟は、建築年数が50年以上経過した木造住宅であり、またこれまでもたびたび床上浸水等の被害に遭っており、老朽化も激しいことから、修繕などによる供用の継続は、入居者の安全面の観点などから困難であると判断し、また管理上、防犯上の観点からも危険であるため取り壊しをすることとしたものでございます。 また、公営住宅の建て替えなどにつきましては、今後、神栖市公営住宅長寿命化計画に基づき検討してまいります。 私からは以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君)
防災安全課長。
◎
防災安全課長(山本明君) 私からは、関口議員のご質問のうち、空き家の代執行状況についてお答えいたします。 台風19号の強風により、息栖地内にある空き家の外壁が一部市道に落下し、そのまま放置すると隣接する民家へ倒壊や外壁の飛散等の被害を及ぼす可能性が高く、保安上危険となるおそれがあるため、空家等対策の推進に関する特別措置法第14条第10項に基づき、専決処分にて略式代執行による解体工事を行うものでございます。 また、当該の空き家につきましては、登記簿謄本に記載された所有者は死亡しており、建物の相続権を有する親族も相続権を放棄しているため、所有者が特定できなかったことから、略式代執行に係る経費の回収は困難と考えております。 私からは以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 水産・
地域整備課長。
◎水産・
地域整備課長(安藤清之君) 私からは、漁港の災害復旧工事の内容についてお答えいたします。 台風19号の利根川上流域の大雨により河川が増水し、市が管理しております太田漁港が数日間にわたり冠水した状態となっておりました。川の水が引いた後も、岸壁陸上部や進入道路など漁港全体に土砂が堆積し、漁港を利用できない状況でありましたので、早急に土砂の撤去工事を行いました。 川底でございますけれども、陸上部の土砂の堆積が四、五センチメートルありましたので、漁港内の泊地もしゅんせつが必要かどうか確認をする必要がありましたので、深浅測量を行いました。前年にも漁港内の泊地の測量をやっていまして、特に震災における土砂が前の年よりも多くなったという状況にはありませんでした。漁港の泊地と、あと船が出入りをします漁港の港口のところ、川側も測量はしたんですが、今のところ特に船の出入りに支障のある土砂の堆積はないということで、今回、緊急にはしゅんせつは行いませんでしたが、前にしゅんせつをやってから10年たっていますので、漁港内のしゅんせつは検討していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) 16番、
関口正司議員。
◆16番(関口正司君) ありがとうございました。 市営住宅で大分古い住宅でしたので、解体はやむを得ないと思いますが、こうして今、住宅困窮者という人はいないんでしょうか、神栖市は。ぜひ把握していましたらばお願いします。 それでは、今後どんどん空き家が増えているわけですけれども、公営住宅をこれからやっぱり検討していく必要があると思いますが、その見通しをお願いしたいと思います。 それから、特定空家でまだそういう解体しなくちゃいけないようなのが市内にどれぐらいあるんでしょうか、お願いします。 それと最後に、港それから入り口は大丈夫のようですけれども、嵐の後、川底は相当変わっているはずです。それがまた水害とかいろいろなことに影響出てくると思いますので、これは国あるいは土木事務所のほうに連絡して、それなりの調査や対策を立てるよう求めていただきたい、このことを要望しておきたいと思います。 以上です。
○議長(
藤田昭泰君)
都市計画課長。
◎
都市計画課長(梅原秀市君) 関口議員の2回目の質問にお答えします。 住宅困窮者は何名かとのお尋ねでございますが、正確には住宅困窮者の定義と市内を調査しておりませんので、数についての把握はしておりませんが、例年、市営住宅の募集については数十名の申し込みがある状態でございます。 また、住宅の今後の見通しでございますが、先ほども答弁させていただきましたが、神栖市公営住宅長寿命化計画に基づき、今後検討してまいります。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君)
防災安全課長。
◎
防災安全課長(山本明君) ただいまの関口議員のご質問のうち、私のほうから、特定空家の今後の代執行等、解体の見通しについてお答えいたします。 現在、特定空家は市内に27戸ございまして、先ほど申し上げました息栖等を除きますと、その後、緊急に略式代執行等、解体する予定はございません。ただ、今後も継続して空き家の状況を見守りながら、適宜判断していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
藤田昭泰君) ほかに質疑ございませんか。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 質疑ないようですから、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案につきましては、
神栖市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 異議なしと認め、さよう決しました。 これより議案第22号 専決処分の承認を求めることについて、令和元年度神栖市
一般会計補正予算(第5号)に対する討論に入ります。 〔「進行」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第22号 専決処分の承認を求めることについて、令和元年度神栖市
一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり承認することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 異議なしと認め、さよう決しました。
-----------------------------------
△日程第23 休会の件
○議長(
藤田昭泰君) 日程第23、休会の件を議題といたします。 明日10日から17日までの8日間を各
常任委員会及び議事整理のため休会とすることにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
藤田昭泰君) 異議なしと認め、さよう決しました。
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△散会の宣告
○議長(
藤田昭泰君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 次会は、12月18日午後2時から本会議を開きます。 本日は、これにて散会いたします。 ご苦労さまでした。
△散会 午後零時34分 令和元年第4回
神栖市議会定例会付託議案等一覧表 (R1.12/9付託)区分議案番号件名
総務産業委員会議案第2号神栖市
監査委員条例の一部を改正する条例議案第3号神栖市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例議案第4号神栖市職員の給与に関する条例及び神栖市一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例議案第15号
指定管理者の指定について
・神栖市矢田部サッカー場議案第16号
指定管理者の指定について
・神栖市営日川浜オートキャンプ場議案第17号
指定管理者の指定について
・神栖市ふれあい
センター湯楽々議案第18号
指定管理者の指定について
・神栖市ゆ~ぽ~とはさき議案第19号鹿行
広域事務組合規約の変更について議案第20号鹿行
広域事務組合の共同処理する事務の変更に伴う財産処分について教育福祉委員会議案第12号土地の取得について
・地域交流・保健福祉機能拠点施設用地議案第13号
指定管理者の指定について
・神栖市高齢者ふれあいセンター「むつみ荘」都市環境委員会議案第5号神栖市
下水道事業の設置等に関する条例議案第6号神栖市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例議案第7号神栖市
水道事業給水条例の一部を改正する条例議案第14号
指定管理者の指定について
・かみす聖苑及びはさき火葬場予算決算
常任委員会議案第8号令和元年度神栖市
一般会計補正予算(第6号)議案第9号令和元年度神栖市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)議案第10号令和元年度神栖市
介護保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)議案第11号令和元年度神栖市
水道事業会計補正予算(第1号)即決議案第1号
固定資産評価審査委員会委員の選任について議案第21号専決処分の承認を求めることについて
・令和元年度神栖市
一般会計補正予算(第4号)議案第22号専決処分の承認を求めることについて
・令和元年度神栖市
一般会計補正予算(第5号)...