稲敷市議会 2017-09-05
平成29年第 3回定例会-09月05日-01号
上下水道部長 諸 岡 三千雄 君
教育部長 川 崎 忠 博 君
会計管理者 内 田 義 博 君
農業委員会事務局長 海老原 貞 夫 君
監査委員 根 本 正 敏 君
監査委員事務局長 神 保 孝 行 君
政策企画課長 松 田 治 久 君
秘書広聴課長兼
シティプロモーション推進室長
糸 賀 一 典 君
総務課長 坂 本 浩 一 君
1.
出席事務局職員
議会事務局長 櫻 井 郁 雄
書記 板 橋 渉
書記 吉 岡 隆
1.
会議録署名議員
10番 中 村 三 郎 君
12番 伊 藤 均 君
1.
議事日程
──────────────────────────
議 事 日 程 第 1 号
平成29年9月5日(火曜日)
午前10時00分開会
日程第1
会議録署名議員の指名について
日程第2 会期の決定について
日程第3 報告第4号 平成29年度
一般財団法人稲敷市
農業公社事業の報告について
報告第5号 平成28年度稲敷市
一般会計継続費精算報告書について
報告第6号
健全化判断比率の報告について
報告第7号 稲敷市
農業集落排水事業特別会計の
資金不足比率の報告について
報告第8号 稲敷市
公共下水道事業特別会計の
資金不足比率の報告について
報告第9号 稲敷市
水道事業会計の
資金不足比率の報告について
報告第10号 稲敷市
工業用水道事業会計の
資金不足比率の報告について
日程第4 議案第68号 稲敷市
健康づくり推進協議会条例の制定について
議案第69号 稲敷市
農地耕作条件改善事業分担金徴収条例の制定について
議案第70号 稲敷市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について
議案第71号 稲敷市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について
議案第72号 稲敷市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について
議案第73号 稲敷市
奨学資金貸与条例の一部改正について
議案第74号 平成29年度稲敷市
一般会計補正予算(第2号)
議案第75号 平成29年度稲敷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議案第76号 平成29年度稲敷市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
議案第77号 平成29年度稲敷市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第78号 平成29年度稲敷市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第79号 平成29年度稲敷市
浮島財産区
特別会計補正予算(第1号)
議案第80号 平成29年度稲敷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第81号 平成28年度稲敷市
一般会計歳入歳出決算認定について
議案第82号 平成28年度稲敷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
議案第83号 平成28年度稲敷市、稲敷郡町村及び一部事務組合公平委員会特別会計歳入歳出決算認定について
議案第84号 平成28年度稲敷市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
議案第85号 平成28年度稲敷市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
議案第86号 平成28年度稲敷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
議案第87号 平成28年度稲敷市
浮島財産区特別会計歳入歳出決算認定について
議案第88号 平成28年度稲敷市古渡財産区特別会計歳入歳出決算認定について
議案第89号 平成28年度稲敷市基幹水利施設管理事業特別会計歳入歳出決算認定について
議案第90号 平成28年度稲敷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
議案第91号 平成28年度稲敷市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について
議案第92号 平成28年度稲敷市
水道事業会計決算認定について
議案第93号 平成28年度稲敷市
工業用水道事業会計決算認定について
議案第94号 市道路線の認定について
議案第95号 市道路線の変更について
議案第96号 市道路線の廃止について
日程第5 決算審査特別委員会設置について
決算審査特別委員会委員の選任について
決算審査特別委員会正副委員長の互選について
1.本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名について
日程第2 会期の決定について
日程第3 報告第4号
報告第5号
報告第6号
報告第7号
報告第8号
報告第9号
報告第10号
日程第4 議案第68号
議案第69号
議案第70号
議案第71号
議案第72号
議案第73号
議案第74号
議案第75号
議案第76号
議案第77号
議案第78号
議案第79号
議案第80号
議案第81号
議案第82号
議案第83号
議案第84号
議案第85号
議案第86号
議案第87号
議案第88号
議案第89号
議案第90号
議案第91号
議案第92号
議案第93号
議案第94号
議案第95号
議案第96号
日程第5 決算審査特別委員会設置について
決算審査特別委員会委員の選任について
決算審査特別委員会正副委員長の互選について
──────────────────────────
午前10時00分開会
○議長(高野貴世志君) おはようございます。
ただいまから平成29年第3回
稲敷市議会定例会を開会いたします。
ただいまの
出席議員は19名です。地方自治法第113条の規定により定足数に達しておりますので、会議は成立します。
なお、本
定例会の会期中は、上着の着脱を自由といたします。
傍聴者の方に申し上げます。
議場での私語は禁止されていますのでご注意願います。また、発言、録音、撮影等は認められませんので、静粛な傍聴にご協力をお願いします。
本日の
議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。
──────────────────────────
○議長(高野貴世志君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、
10番 中 村 三 郎 君
12番 伊 藤 均 君
をそれぞれ指名いたします。
──────────────────────────
○議長(高野貴世志君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りする前に、過日、議会運営委員会を開いておりますので、委員長から会期等について、委員会の結果を報告願います。
議会運営委員長伊藤 均君。
〔議会運営委員長伊藤 均君登壇〕
◎議会運営委員長(伊藤均君) おはようございます。
ただいま議長より指名を受けましたので、議会運営委員会で決定しました会期日程等についてご報告いたします。
去る8月29日に開催しました会議には、委員6名のほか、高野議長、木内副議長に出席をいただき、稲敷市議会委員会条例第16条の規定により会議は成立いたしました。
付託されました平成29年第3回
稲敷市議会定例会の議会運営についてを議題とし、執行部より、田口市長、油原
総務部長、坂本
総務課長に出席をいただき協議をいたしました。
それでは、お手元に配付されております資料に基づきご説明をいたします。
本
定例会の会期日程は、本日5日から29日までの25日間であります。
まず、本日5日は日程第3で、報告第4号から報告第10号までの7案件について市長より報告を求めます。
次に、日程第4で、議案第68号から議案第96号までの29案件を一括上程し、市長より提案理由の説明を求めます。提案理由説明後、
監査委員より決算審査結果の報告を求めます。
次に、日程第5で、決算審査特別委員会の設置について並びに決算審査特別委員会委員の選任についてを議題といたします。
明日6日は議案調査のため休会とし、7日と8日は午前10時より、市政一般に関する通告質問を行います。今回の一般質問通告者は7名であります。7日は5名、8日は2名の議員が一般質問を行います。
次に、議案第68号から議案第96号までに対する発言通告により質疑を行います。質疑終了後、議案第68号から議案第80号及び議案第94号から議案第96号までを各所管の常任委員会へ、議案第81号から議案第93号までを決算審査特別委員会へ議案付託を行う予定であります。
11日、12日、14日、15日、19日、20日は、各常任委員会に付託された案件並びに決算審査特別委員会分科会の審査を行います。13日、21日はその予備日といたします。
25日は、決算審査特別委員会を開催し、付託された案件の審査を行い、26日はその予備日といたします。
27日、28日は議事整理のため休会とします。
29日は本
定例会の最終日であります。午前10時に開会し、各委員会に付託されました議案の審査結果を報告いたしまして、討論、採決となります。なお、追加議案等がある場合は随時審査を行ってまいります。
以上のとおり、議会運営委員会で決定いたしました事項等に対しましては、議員の皆様方にご賛同をいただきたくお願いを申し上げまして報告といたします。
○議長(高野貴世志君) 委員長の報告が終わりました。
お諮りいたします。
本
定例会の会期は、ただいま委員長から報告のあったとおり、本日5日から29日までの25日間にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高野貴世志君) ご異議なしと認めます。よって、本
定例会の会期は、本日5日から29日までの25日間と決しました。
──────────────────────────
○議長(高野貴世志君) 日程第3、報告第4号から報告第10号までの7案件について、市長より報告を求めます。また、市長より市政報告を行いたいことの申し出がありましたので、これを許します。
市長田口久克君。
〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 改めまして、おはようございます。
平成29年第3回
稲敷市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙にもかかわらずご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
開会に当たり、提出議案の大要と当面するさまざまな課題への
取り組みについてご説明申し上げます。
初めに、最近の経済情勢について申し上げます。
内閣府が発表した月例経済報告によりますと、景気は一部に改善のおくれも見られるものの、緩やかな回復基調が続いており、先行きについては、雇用、所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待されるとしております。
こうした中、国においては、引き続き東日本大震災からの復興創生に向けて取り組むとともに、デフレからの脱却を確実なものとし、経済再生と財政健全化の双方を同時に実現していくため、今後、経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる骨太の方針などを取りまとめ、加えて、ニッポン一億総活躍プランを着実に実行することとしております。
特に、骨太の方針におきましては、先般その素案が示され、去る3月に決定された働き方改革実行計画を受けまして、働き方改革による生産性向上及び成長と分配の好循環の実現を目指すといった観点から新たに働き方改革が明記されております。本市におきましても、職員のワークライフバランスの実現に向けて積極的に取り組んできたところであります。
今後は、働き方に対する価値観や意識の改革を図るとともに、他市に先駆けて働き方改革の先導的役割を果たすことで、市内企業に対しても働き方改革を促し、企業の生産性と収益力の向上による個人の所得拡大や地域経済の活性化を図ってまいります。
それでは、平成28年度の決算に基づく主な財政指標についてご報告申し上げます。
法律に基づく財政の
健全化判断比率につきましては、健全性が保たれているものの、財政の弾力性を示す経常収支比率につきましては、前年度と比較して2.2ポイント上昇し、90.6%となりました。上昇の主な要因は、町村合併以降最大の懸案であった新庁舎建設事業など大型プロジェクトの完了により、起債償還額が増加したためであります。
今後も、道路や上下水道などのインフラ整備や、学校を初めとする公共施設の再編整備は不可欠であることから、地方交付税措置率の高い起債を優先して借り入れ、将来の財政負担の軽減を図り、健全財政の維持に向け、さらなる改善に努めてまいります。
次に、地方創生の
進捗状況について申し上げます。
稲敷市の人口減少の克服及び地方創生を目的とした人口ビジョン総合戦略の策定から約2年が経過しました。各部局において積極的に取り組んでいただいた結果、総合戦略に位置づけた88の事業のうち、9割を超える81事業を平成28年度中に実施することができました。また、残りの7事業につきましても、事業の統合などもございますが、本年度中に6事業を開始することとしております。
しかしながら、稲敷市の人口は、昨年4月からの1年間で754名が減少しております。本市を取り巻く環境は依然として厳しい状況にありますが、地域の特性に合わせた効果の高い人口減少対策を見きわめ、継続することが重要であると考えております。引き続き総合戦略に掲げる目標実現に向けまして、全職員が一丸となって取り組んでまいりますので、議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。
それでは、今期
定例会に提案をいたします議案などでございますが、報告案件7件、条例の制定案件2件、条例の一部改正案件4件、各会計補正予算案件7件、平成28年度各会計の決算認定案件13件、市道路線の認定、変更、廃止案件3件の36案件でございます。
それでは、順次、提案要旨を説明させていただきます。
初めに、報告第4号 平成29年度
一般財団法人稲敷市
農業公社事業の報告についてでございます。
一般財団法人稲敷市農業公社は、地方自治法第243条の3第2項の規定により、その経営状況を示す書類などの議会への提出が義務づけられておりますことから、平成28年度
一般財団法人稲敷市
農業公社事業報告及び平成29年度事業計画を報告するものであります。
次に、報告第5号 平成28年度稲敷市
一般会計継続費精算報告書についてでございます。
本報告は、継続費に係る継続年度が平成28年度に終了した事業の精算について、地方自治法施行令第145条第2項の規定により行うものです。
対象事業につきましては、庁舎建設事業に係る3事業及び第2次稲敷市
総合計画策定支援業務となっており、年割額及び支出済額等につきましては、議案書別記のとおりとなっております。
次に、報告第6号
健全化判断比率の報告についてでございます。
本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき行うもので、平成28年度の決算をもとに、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率の四つの比率について算定し、
監査委員の意見をつけて議会に報告するものであります。
各比率につきましては、議案書に記載したとおりでありますが、四つの比率の全てにおいて、早期健全化基準を下回っていることを申し添えます。
次に、報告第7号、第8号、第9号、第10号の
資金不足比率の報告についてでございます。
報告第7号から第10号につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、
農業集落排水事業特別会計、
公共下水道事業特別会計、
水道事業会計及び
工業用水道事業会計の四つの公営企業会計について、平成28年度の決算をもとに
資金不足比率を算定し、
監査委員の意見をつけて議会に報告するものであります。
なお、詳細につきましては、議案書に記載したとおりですが、全ての公営企業会計において資金不足がないことを申し添えます。
○議長(高野貴世志君) 以上で、報告は終了いたしました。
──────────────────────────
○議長(高野貴世志君) 日程第4、議案第68号から議案第96号までの29案件を一括して議題といたします。
市長より提案理由の説明を求めます。
市長田口久克君。
〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) それでは、続いて、議案第68号 稲敷市
健康づくり推進協議会条例の制定についてでございます。
本案は、市民の健康づくりに関する施策につきまして、統合的かつ効果的に推進することを目的に、稲敷市健康づくり推進協議会を設置するため、新たに条例を制定するものであります。
次に、議案第69号 稲敷市
農地耕作条件改善事業分担金徴収条例の制定についてでございます。
本案は、農業経営規模拡大や農作物の高付加価値化、品質向上等に
取り組み、農地の大区画化などの基盤整備を行うための稲敷市農地耕作条件改善事業に要する費用のうち、受益者分担金の徴収に関して必要な事項を定めるため、新たに条例を制定するものであります。
次に、議案第70号 稲敷市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についてでございます。
本案は、一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する法律が改正されたことに伴い、同法の規定内容に準じて、特定
任期付職員の期末手当の支給割合について、条例の一部を改正するものであります。
次に、議案第71号 稲敷市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正についてでございます。
本案は、国家公務員の
育児休業等に関する人事院規則が一部改正されたことに伴い、市職員が再度の育児休業を取得することができる特別の事情等について、同規則の規定内容に準じて条例の一部を改正するものであります。
次に、議案第72号 稲敷市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてでございます。
本案は、市民の健康づくりに関する施策を統合的かつ効果的に推進するための稲敷市健康づくり推進協議会の設置に伴い、委員の報酬等を定めるため、条例の一部を改正するものであります。
次に、議案第73号 稲敷市
奨学資金貸与条例の一部改正についてでございます。
本案は、有為な人材の育成を図ることを目的に貸与する市の奨学金制度について、利用者の利便性を向上するため、貸与額を月額上限5万円に増額するとともに、本市への定住促進を狙い、奨学資金返還金の一部を免除する制度を創設するため、条例の一部を改正するものであります。
次に、議案第74号 平成29年度稲敷市
一般会計補正予算(第2号)でございます。
本案は、既定の予算額に6億6,558万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を215億8,245万4,000円とするものであります。
歳出補正の主なものにつきましては、総務費に4億1,797万4,000円を追加するもので、公共施設再編事業1億8,938万4,000円、ふるさと応援寄附金事業2億4,230万3,000円が主なものです。
次に、土木費に5,568万4,000円を追加するもので、道路新設改良事業3,000万円、市道江戸崎5129、5128号線改良事業1,755万円が主なものです。
次に、教育費に8,348万4,000円を追加するもので、小学校施設維持管理費1,690万1,000円、中学校施設維持管理費914万1,000円、新利根幼稚園における園児バス1台の購入費731万6,000円、あずま生涯学習センターにおける施設補修工事等835万7,000円、江戸崎総合運動公園維持管理費461万2,000円が主なものであります。
次に、諸支出金に5,769万7,000円を追加するもので、ふるさと応援寄附金を基金に積み立てるものであります。
次に、歳入補正の主なものについてですが、繰入金について9,232万7,000円を増額しておりますが、各特別会計からの前年度繰出金の精算に係る繰入金となるものです。
次に、市債を1億9,640万円増額するもので、桜川地区センター及び東支所の改修等に係る合併特例債となっております。
歳入につきましては、このほかに障害者自立支援給付費を初めとする国庫支出金1,319万2,000円、農業費補助金を初めとする県支出金974万9,000円、ふるさと応援寄附金を初めとする寄附金3億10万円、繰越金5,326万4,000円などを計上しております。
次に、議案第75号 平成29年度稲敷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でございます。
本案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ4,273万円を追加し、歳入歳出予算の総額を66億4,062万円とするものであります。
歳出の主なものにつきましては、前年度療養給付費等負担金及び退職者医療療養給付費等交付金の精算に伴う返還金3,816万3,000円、前年度繰入金の精算に伴う一般会計への繰出金456万7,000円であります。
歳入につきましては、国庫支出金118万8,000円、前年度繰越金4,154万2,000円の追加であります。
次に、議案第76号 平成29年度稲敷市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でございます。
本案は、既定の予算額に2,451万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を4億4,645万1,000円とするものであります。
歳出につきましては、公営企業会計システム構築業務委託料として40万8,000円、施設修繕料として700万円、前年度繰入金の精算に伴う一般会計への繰出金1,710万6,000円を追加するものであります。
次に、議案第77号 平成29年度稲敷市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。
本案は、既定の予算額に5,135万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を17億5,856万3,000円とするものであります。
歳出につきましては、公営企業会計システム構築業務委託料として69万5,000円、施設修繕料として800万円、前年度繰入金の精算に伴う一般会計への繰出金4,265万8,000円を追加するものであります。
次に、議案第78号 平成29年度稲敷市
介護保険特別会計補正予算(第1号)でございます。
本案は、既定の予算額に3,611万円を追加し、歳入歳出予算の総額を36億6,548万1,000円とするものであります。
歳出の主なものは、非常勤一般職員報酬102万3,000円、在宅医療、介護連携アンケート調査委託料152万5,000円、前年度精算に伴う国、県等負担金の償還金及び還付加算金555万円並びに一般会計への繰出金2,729万6,000円を追加するものであります。
歳入の主なものは、繰入金154万2,000円並びに繰越金3,248万8,000円を追加するものであります。
次に、議案第79号 平成29年度稲敷市
浮島財産区
特別会計補正予算(第1号)でございます。
本案は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ111万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を554万円とするものであります。
歳出につきましては、和田公園内にある
浮島財産区管理地と民地との境界にある樹木の伐採、抜根並びに処分費であります。
次に、議案第80号 平成29年度稲敷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございます。
本案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ4万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を9億2,360万8,000円とするものであります。
歳出につきましては、後期高齢者医療保険料還付加算金4万9,000円、歳入につきましては、広域連合からの還付加算金4万9,000円をそれぞれ追加するものであります。
○議長(高野貴世志君) ここで休憩いたします。
再開は10時45分とします。
午前10時29分休憩
──────────────────────
午前10時44分開議
○議長(高野貴世志君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
引き続き、市長より提案理由の説明を求めます。
市長田口久克君。
〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) それでは、続いて、議案第81号 平成28年度稲敷市
一般会計歳入歳出決算認定についてでございます。
本案は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、平成28年度一般会計の歳入歳出決算について、
監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。
平成28年度一般会計の歳入歳出決算の概要につきましては、歳入決算額は216億1,087万4,386円で、対前年度比で10.7%、25億9,690万4,204円の減額となっております。
歳出決算額は207億7,956万9,066円で、対前年度比で10.0%、23億108万3,449円の減額となりました。
歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を控除した額である実質収支額は、6億2,118万9,320円の黒字となっております。
次に、平成28年度予算の執行状況についてですが、歳入予算額に対する収入済額の割合である収入率は97.9%、歳出予算額に対する支出済額の割合である執行率は94.2%となり、収入率、執行率ともに前年度比率を下回っております。
次に、議案第82号 平成28年度稲敷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
平成28年度稲敷市国民健康保険特別会計の歳入歳出決算の概要につきましては、歳入総額68億645万3,316円、歳出総額63億9,854万534円で、歳入歳出差引額4億791万2,782円を平成29年度に繰り越すものであります。
歳出の主なものにつきましては、保険給付費37億3,722万8,373円、後期高齢者支援金等7億3,032万1,467円、前期高齢者納付金等52万61円、介護納付金3億239万2,153円、共同事業拠出金14億5,084万2,714円でございます。
歳出全体に占める構成比は、97.2%となっております。
歳入の主なものにつきましては、国民健康保険税11億4,115万8,536円、国庫支出金14億227万1,639円、療養給付費交付金1億7,910万8,553円、前期高齢者交付金12億1,299万3,029円、共同事業交付金15億5,499万7,615円でございます。歳入全体に占める構成比は、80.7%となっております。
次に、議案第83号 平成28年度稲敷市、稲敷郡町村及び一部事務組合公平委員会特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
本案は、歳入歳出決算額は、歳入総額20万6,891円、歳出総額9万2,832円で、歳入歳出差引額は11万4,059円となるものであります。
次に、議案第84号 平成28年度稲敷市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
本案は、歳入総額4億2,817万7,477円、歳出総額4億1,106万9,813円で、歳入歳出差引額は1,710万7,664円となるものであります。
次に、議案第85号 平成28年度稲敷市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
本案は、歳入総額15億9,074万482円、歳出総額15億2,811万9,504円で、歳入歳出差引額は6,262万978円となるものであります。
次に、議案第86号 平成28年度稲敷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
本案は、歳入総額36億6,063万9,054円、歳出総額34億3,460万3,560円で、歳入歳出差引額は2億2,603万5,494円となるものであります。
歳出につきましては、介護保険事業の特性上、保険給付費が歳出全体の91.5%を占め、31億4,362万2,402円となっております。
歳入の主なものにつきましては、介護保険料7億5,913万1,917円、国庫支出金7億6,153万2,347円、支払基金交付金8億8,946万6,547円、県支出金4億8,700万395円、繰入金5億3,488万7,994円となっており、これらで歳入全体の93.8%を占めております。
次に、議案第87号 平成28年度稲敷市
浮島財産区特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
本案は、歳入総額161万1,343円、歳出総額111万8,061円で、歳入歳出差引額は49万3,282円となるものであります。
歳出の主なものは、当該財産区の一般管理費が69万5,061円で、構成比の62.2%、基金積立金が42万3,000円で、構成比の37.8%を占めております。
歳入の主なものは、財産貸し付け収入113万4,380円で、構成比の70.4%を占めております。
次に、議案第88号 平成28年度稲敷市古渡財産区特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
本案は、歳入総額420万5,700円、歳出総額357万7,580円で、歳入歳出差引額は62万8,120円となるものであります。
歳出の主なものは、当該財産区の一般管理費が261万580円で、構成比の73.0%、基金積立金が96万7,000円で、構成比の27.0%を占めております。
歳入の主なものは、財産貸し付け収入364万9,990円で、構成比の約86.8%を占めております。
次に、議案第89号 平成28年度稲敷市基幹水利施設管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
本案は、歳入決算額2億1,342万6,415円、歳出決算額2億1,292万8,415円で、歳入歳出差引額は49万8,000円となるものであります。
歳出の主なものである基幹水利施設管理事業費は2億1,243万円、歳入の主なものは、分担金及び負担金3,187万8,000円、県支出金1億2,745万8,000円、繰入金5,359万2,000円となるものであります。
次に、議案第90号 平成28年度稲敷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
本案は、歳入総額9億965万2,800円、歳出総額8億9,720万4,053円で、歳入歳出差引額1,244万8,747円を平成29年度稲敷市後期高齢者医療特別会計へ繰り越すものであります。
次に、議案第91号 平成28年度稲敷市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
本案は、歳入総額1,311万3,776円、歳出総額1,048万530円で、歳入歳出差引額は263万3,246円となるものであります。
歳出につきましては、介護サービス事業の特性上、サービス事業費824万7,530円となるものです。
歳入につきましては、サービス収入1,023万5,053円が主なものとなっております。
次に、議案第92号 平成28年度稲敷市
水道事業会計決算認定についてでございます。
本案は、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、
監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。
収益的収支につきましては、総収益9億7,341万9,859円に対し、総費用9億1,606万8,928円で、収支差引5,735万931円の純利益となるものです。
また、資本的収支につきましては、収入総額483万2,560円に対し、支出総額1億834万574円となるものです。
収入不足額1億350万8,014円の補填財源は、過年度分損益勘定留保資金9,900万7,294円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額450万720円であります。
次に、議案第93号 平成28年度稲敷市
工業用水道事業会計決算認定についてでございます。
本案は、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、
監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。
収益的収支につきましては、総収益975万8,693円に対し、総費用462万1,830円で、収支差引513万6,863円の純利益となるものであります。
次に、議案第94号 市道路線の認定についてでございます。
本案は、江戸崎地区の市道江戸崎1455号線外1路線及び新利根地区の市道新利根1375号線外1路線並びに東地区の市道東1708号線を認定しようとすることについて、道路法第8条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
江戸崎地区の路線は、民有地内にある排水管の布設替えに伴う路線認定のほか、事業所、所有地の一体的利用に伴い、事業用地内を横断する市道があるため、代替道路を設けて路線認定をするものです。
新利根地区の路線は、伊佐津地区の太陽光発電事業区域に存する未供用の市道を一部分割し、新たに路線認定するほか、県道龍ケ崎潮来線バイパスの整備に伴う機能補償として、新たに路線認定するものであります。
東地区の路線は、寄附のあった結佐地内の道路用地について路線認定するものであります。
次に、議案第95号 市道路線の変更についてでございます。
本案は、江戸崎地区の市道江戸崎3257号線及び新利根地区の市道新利根540号線外3路線を変更しようとすることについて、道路法第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
市道江戸崎3257号線は、道路認定に関連する事業用地内を横断する市道であるため、路線の起点を変更するものであります。
また、新利根地区の市道新利根540号線外3路線については、伊佐津地区の太陽光発電事業区域に存する一部区間が未供用路線であることから、起点及び終点を変更するものであります。
最後に、議案第96号 市道路線の廃止についてでございます。
本案は、新利根地区の市道新利根542号線外1路線及び桜川地区の市道桜川4137号線を廃止しようとすることについて、道路法第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
当該3路線は未供用であり、現状は一般交通の用に供していないことから廃止するものであります。
以上、各議案の提案理由の概要を説明させていただきました。
ご審議の上、適正なるご決定を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(高野貴世志君) 以上で、市長の説明が終わりました。
次に、
監査委員より議案第81号から議案第93号までの13案件について、決算審査結果の報告を求めます。
代表
監査委員根本正敏君。
〔
監査委員根本正敏君登壇〕
◎
監査委員(根本正敏君) 改めまして、おはようございます。
平成28年度稲敷市決算審査等の結果につきまして、
監査委員2名を代表いたしまして、私、根本がご報告をさせていただきます。
このたび、市長より審査に付されました案件は、平成28年度稲敷市一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに定額基金運用状況、平成28年度稲敷市水道事業及び
工業用水道事業会計決算、平成28年度稲敷市の財政における
健全化判断比率、
資金不足比率についてであります。
まず初めに、平成28年度稲敷市一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに定額基金運用状況についての審査結果についてご報告申し上げます。
平成28年度一般会計及び特別会計の歳入歳出決算書並びにその他政令で定める書類等については、いずれも法令に準拠して作成されており、関係諸帳簿等を精査した結果、計数に誤りはなく、適正に処理されていたことを確認いたしました。
今後の市の
財政状況を鑑みると、少子高齢化による社会保障費の増大など課題も多く、経済状況の先行きも不透明であることから、さらなるコスト意識を持った業務遂行に努めていくことが必要であると考えます。
次に、定額基金運用状況でございますが、審査の対象は、平成28年度稲敷市奨学基金、平成28年度稲敷市印紙等購買基金であります。
審査の結果、計数に誤りはなく、いずれも基金設置の目的に従い適正に運用されているものと認められました。
続きまして、平成28年度稲敷市水道事業及び
工業用水道事業会計決算についての審査結果でございますが、審査に付されました各事業の会計決算書類及び証書類、事業報告書、その他の決算附属書類は、いずれも地方公営企業法及び関係法令の規定に準拠して作成されており、その計数に誤りはなく、予算の執行状況、経営成績及び
財政状況も適正に表示されているものと認められました。
また、地方公共団体の財政健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき審査に付されました平成28年度稲敷市の
健全化判断比率の審査結果でございますが、平成28年度決算に基づく
健全化判断比率については、関係法令等に準拠して適正に算定されており、その基礎となる事項が記載された書類とも符合し、誤りがないものと認められました。
実質赤字比率及び連結実質赤字比率にあっては、実質赤字額及び連結実質赤字額は算定されず、実質公債費比率及び将来負担比率にあっても、これらの比率における早期健全化基準を下回っていることから、本市における財政の健全化は良好に保たれているものと判断されました。
さらに、平成28年度稲敷市の
資金不足比率の審査結果でございますが、審査に付されました
資金不足比率については、いずれも関係法令等に準拠して適正に算定されており、その基礎となる事項が記載された書類とも符合し、誤りがないものと認められました。
農業集落排水事業特別会計、
公共下水道事業特別会計、
水道事業会計及び
工業用水道事業会計の4会計については、いずれも資金不足がなく、事業経営の健全性は保たれているものと判断できます。今後とも、創意工夫による効率的、効果的な事業運営に努めていただきたいと思います。
以上のとおり、平成28年度稲敷市決算審査等の結果につきましてご報告をさせていただきましたが、審査の結果の詳細については、お手元の決算審査意見書にてご確認いただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(高野貴世志君) 以上で、
監査委員の報告が終わりました。
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○議長(高野貴世志君) 日程第5、決算審査特別委員会の設置について、並びに決算審査特別委員会委員の選任についてを議題といたします。
ここで、今期
定例会において、お手元に配付のとおり、議長及び議会選出
監査委員を除く全議員を委員とする決算審査特別委員会を設置したいと思います。
これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高野貴世志君) ご異議なしと認めます。よって、今期
定例会において議長及び議会選出
監査委員を除く17名を委員とする決算審査特別委員会を設置することに決しました。
この後、休憩中に全員協議会室において決算審査特別委員会を開催します。
ここで休憩いたします。
午前11時12分休憩
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午前11時23分開議
○議長(高野貴世志君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
さきに設置いたしました決算審査特別委員会の委員長及び副委員長の互選の結果につきまして、ご報告いたします。
決算審査特別委員会委員長に中村三郎君、副委員長に根本 浩君がそれぞれ選任されましたのでご報告いたします。
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○議長(高野貴世志君) 以上をもちまして本日の日程は終了いたしました。
次の本会議は、7日午前10時に本議場において再開いたします。
なお、
議案質疑の発言通告は、あす6日正午までに議長宛て提出願います。
本日は、これにて散会いたします。ご苦労さまでした。
午前11時23分散会...