稲敷市議会 > 2017-03-21 >
平成29年第 1回定例会−03月21日-付録
平成29年第 1回定例会−03月21日-04号

  • 暴力団排除対策(/)
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  1. 稲敷市議会 2017-03-21
    平成29年第 1回定例会−03月21日-04号


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    平成29年第 1回定例会−03月21日-04号平成29年第 1回定例会                  平成29年第1回               稲敷市議会定例会会議録 第4号         ─────────────────────────           平成29年3月21日 午前10時00分開議         ───────────────────────── 1.出席議員  20名       1番  中 沢   仁 君     2番   黒 田 茂 勝 君       3番  筧   信太郎 君     4番   根 本   浩 君       5番  若 松 宏 幸 君     6番   竹 神 裕 輔 君       7番  岡 沢 亮 一 君     8番   篠 田 純 一 君       9番  松 戸 千 秋 君    10番   中 村 三 郎 君      11番  根 本 光 治 君    12番   伊 藤   均 君      13番  高 野 貴世志 君    14番   柳 町 政 広 君      15番  篠 崎 力 夫 君    16番   浅 野 信 行 君      17番  木 内 義 延 君    18番   山 下 恭 一 君      19番  遠 藤 一 行 君    20番   山 口 清 吉 君 1.欠席議員
         な  し 1.出席説明員        市長                田 口 久 克 君        副市長               内 田 久 紀 君        教育長               坂 本   繁 君        政策調整部長政策企画課長     高 山   久 君        総務部長              油 原 久 之 君        市民生活部長            糸 賀 正 志 君        保健福祉部長            川 崎 忠 博 君        産業建設部長            宮 本   昭 君        上下水道部長            諸 岡 三千雄 君        教育部長              一鍬田 耕 寿 君        会計管理者             松 田 久 夫 君        農業委員会事務局長補佐農業振興係長大久保 健 一 君        監査委員事務局長          神 保 孝 行 君        秘書広聴課長兼シティプロモーション推進室長                          糸 賀 一 典 君        総務課長              坂 本 浩 一 君 1.出席事務局職員        議会事務局長            櫻 井 郁 雄        書記                板 橋   渉        書記                中 村 秀 一 1.議事日程        ──────────────────────────              議 事 日 程 第 4 号                          平成29年3月21日(火曜日)                               午前10時00分開議 日程第1 議案訂正の件 日程題2 議案第1号 第2次稲敷市総合計画基本構想について      議案第2号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度稲敷市一般会計補正予算(第7号))      議案第3号 稲敷市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の制定について      議案第4号 稲敷市公告式条例等の一部改正について      議案第5号 稲敷市支所及び出張所設置条例の一部改正について      議案第6号 稲敷市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について      議案第7号 稲敷市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について      議案第8号 稲敷市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について      議案第9号 稲敷市職員の給与に関する条例の一部改正について      議案第10号 稲敷市公民館設置、管理及び職員に関する条例の一部改正について      議案第11号 稲敷市道路占用料徴収条例及び稲敷市法定外公共物管理条例の一部改正について      議案第12号 稲敷市消防団員の定数、任免、給与、分限及び懲戒、服務等に関する条例の一部改正について      議案第13号 平成28年度稲敷市一般会計補正予算(第8号)      議案第14号 平成28年度稲敷市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)      議案第15号 平成28年度稲敷市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)      議案第16号 平成28年度稲敷市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第17号 平成28年度稲敷市介護保険特別会計補正予算(第4号)      議案第18号 平成28年度稲敷市浮島財産特別会計補正予算(第1号)      議案第19号 平成28年度稲敷市古渡財産特別会計補正予算(第1号)      議案第20号 平成28年度稲敷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)      議案第21号 平成29年度稲敷市一般会計予算      議案第22号 平成29年度稲敷市国民健康保険特別会計予算      議案第23号 平成29年度稲敷市,稲敷郡町村及び一部事務組合公平委員会特別会計予算      議案第24号 平成29年度稲敷市農業集落排水事業特別会計予算      議案第25号 平成29年度稲敷市公共下水道事業特別会計予算      議案第26号 平成29年度稲敷市介護保険特別会計予算      議案第27号 平成29年度稲敷市浮島財産特別会計予算      議案第28号 平成29年度稲敷市古渡財産特別会計予算      議案第29号 平成29年度稲敷市基幹水利施設管理事業特別会計予算      議案第30号 平成29年度稲敷市後期高齢者医療特別会計予算      議案第31号 平成29年度稲敷市介護サービス事業特別会計予算      議案第32号 平成29年度稲敷市水道事業会計予算      議案第33号 平成29年度稲敷市工業用水道事業会計予算      議案第34号 工事変更請負契約の締結について      議案第35号 指定管理者の指定について 日程第3 請願第1号 農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる請願 日程第4 議員派遣の件 日程第5 常任委員会の閉会中の所管事務調査の件 日程第6 議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件 1.本日の会議に付した事件 日程第1 議案訂正の件 日程題2 議案第1号      議案第2号      議案第3号      議案第4号      議案第5号      議案第6号      議案第7号      議案第8号      議案第9号      議案第10号      議案第11号      議案第12号      議案第13号      議案第14号      議案第15号      議案第16号      議案第17号      議案第18号      議案第19号      議案第20号      議案第21号      議案第22号      議案第23号      議案第24号      議案第25号      議案第26号
         議案第27号      議案第28号      議案第29号      議案第30号      議案第31号      議案第32号      議案第33号      議案第34号      議案第35号 日程第3 請願第1号 日程第4 議員派遣の件 日程第5 常任委員会の閉会中の所管事務調査の件 日程第6 議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件        ──────────────────────────                午前10時00分開議 ○議長(高野貴世志君) おはようございます。ただいまの出席議員は20名であります。  地方自治法第113条の規定により、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  なお、農業委員会事務局諸岡局長が欠席のため、大久保局長補佐が出席しております。  傍聴者の方に申し上げます。議場での私語は禁止されていますので、ご注意願います。また、発言、録音、撮影等は認められませんので、静粛な傍聴にご協力をお願いします。  なお、秘書広聴課から本会議の写真撮影を行いたい旨の申し出があり、傍聴規則第8条の規定により許可しておりますので、ご報告いたします。        ────────────────────────── ○議長(高野貴世志君) 日程第1、議案訂正の件を議題といたします。  市長より議案第10号の訂正理由の説明を求めます。  市長田口久克君。               〔市長田口久克君登壇〕 ◎市長(田口久克君) 改めまして、おはようございます。  ただいま議長のお許しを得ましたので、議案訂正の説明をさせていただきます。  去る2月28日に提出しました議案第10号 稲敷市公民館設置、管理及び職員に関する条例の一部改正について、議案の訂正をしたいので、稲敷市市議会会議規則第19条の規定により申し出をしたものであります。  訂正の理由でありますが、第1条及び第2条別表中に誤字がありましたので訂正するものであります。  訂正の内容でありますが、別紙正誤表のとおりであります。今後、このようなことが起こらないようチェック体制を整え、再発防止に努めてまいります。まことに申しわけございませんでした。  以上、議案の訂正についてご承認を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(高野貴世志君) お諮りいたします。  ただいま、議題となっています議案訂正の件を承認することにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 異議なしと認めます。よって、議案第10号の訂正の件は承認することに決定いたしました。        ────────────────────────── ○議長(高野貴世志君) 日程第2、議案第1号から議案第35号までを一括議題といたします。  これより委員長報告に入ります。  去る3月3日の本会議において各常任委員会に付託されました議案の審査経過と結果について各委員長の報告を求めます。  初めに、総務教育常任委員会委員長篠田純一君。           〔総務教育常任委員長篠田純一君登壇〕 ◎総務教育常任委員長(篠田純一君) 改めまして、おはようございます。  ただいまより、今定例会におきまして総務教育常任委員会に付託されました議案18案件の審査経過並びに結果をご報告いたします。  当委員会では、付託された案件につきまして、去る3月6日、7日の二日間にわたり、第1委員会室において審査を行いました。  執行部からは、坂本教育長高山政策調整部長、油原総務部長一鍬田教育部長を初め、所管の各課長並びに担当職員の出席をいただき、詳細な説明を受けました。  それでは、各議案の主な審査内容と採決結果についてご報告いたします。  初めに、議案第1号 第2次稲敷市総合計画基本構想についての審査であります。  稲敷市総合計画策定条例に基づく本市の最上位計画である総合計画は、行政運営の基本的指針となるもので、新たに平成29年度を計画開始期間とする第2次総合計画基本構想を定めるものであり、長期的、戦略的なまちづくりを推進するため、本構想を策定することが説明されました。  次に、議案第2号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度稲敷市一般会計補正予算(第7号))では、庁舎再編事業新利根地区センター外構工事年度内完了を予定していたが、入札不調となり、再入札を行った結果、年度をまたいでの工期設定となったため、専決処分にて繰越明許費の補正を行ったものであることが説明されました。  次に、議案第3号 稲敷市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の制定についてでは、児童クラブ専用施設として現在整備している新利根地区児童クラブが開所することに伴い設置及び管理に関する条例を制定するもので、8カ所の児童クラブの名称と位置を規定し、児童クラブで行う事業や入所できる対象児童及び負担金の額や免除に関し規定していることが説明されました。  次に、議案第4号 稲敷市公告式条例等の一部改正についてでは、平成29年4月1日からの市内施設の移転廃止に伴い、稲敷市公告式条例、稲敷市公共施設暴力団排除に関する条例、稲敷市部設置条例の三つの条例について、所在地、施設名称、引用する条例名称等を変更することが説明されました。  次に、議案第6号 稲敷市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてでは、地方公務員育児休業等に関する法律及び育児休業介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正に伴い、条例上の改定を行うもので、日常的な介護への対応として、介護時間を創設するとともに、介護休暇を規定の範囲内で取得できることとするなどの改正を行うことが説明されました。  次に、議案第7号、稲敷市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでは、議案第6号と同様の法律改正に伴い、育児休業の対象となる子の範囲を拡大するとともに、非常勤職員に関する育児休業等の取得要件の緩和に係る規定の整備を行うことが説明されました。  次に、議案第8号 稲敷市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでは、新利根地区センターの移転に伴いふれあいセンターが廃止され、ふれあいセンター運営委員会の名称を削除するほか、介護保険法の規定に基づき認知症総合支援事業協議会の会長と委員、在宅医療・介護連携推進協議会の委員について、それぞれ報酬額を追加するもので、また、茨城県隣保館運営費等事業費補助金交付要項の改正により、生活相談員の報酬額を改めることが説明されました。  次に、議案第9号 稲敷市職員の給与に関する条例の一部改正についてでは、一般職の職員の給与に関する法律に基づき、人事院規則で定める地域に在勤する職員に支給される地域手当について、市からの派遣予定先となる地域を新規追加するほか、新たに職員の職務に位置づけされることとなる危機管理監を、等級別基準職務表に追加することが説明されました。  次に、議案第10号 稲敷市公民館設置、管理及び職員に関する条例の一部改正についてでは、新利根地区及び桜川地区センターの新設に伴い、同地区の公民館を廃止するため、稲敷市公民館設置、管理及び職員に関する条例から廃止となる公民館を削除することが悦明されました。  次に、議案第12号、稲敷市消防団員の定数、任免、給与、分限及び懲戒、服務等に関する条例の一部改正についてでは、市役所消防隊市内事業所消防隊などの機能別団員制度を導入することで、消防団の機能充実、団員の確保、日中の活動強化を図り、特定の任務に限り活動する機能別団員制度を導入し、消防団活動に参加しやすい環境を整備するため、関連する条文の改正を行うもので、平日、昼間の災害において消防団を補完する機能が期待されることが説明されました。  次に、議案第13号 平成28年度稲敷市一般会計補正予算(第8号)では、初めに財政課から、既定の予算額から4億8,216万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を214億9,748万6,000円として、継続費、繰越明許費、地方債の補正を行うもので、初めに、補正予算全般にわたり説明がされた後、次に、各所管の補正予算内容について詳細な説明がありました。  次に、議案第18号、平成28年度稲敷市浮島財産特別会計補正予算(第1号)では、前年度決算繰越金を財産区基金積立金に増額することが説明されました。  次に、議案第19号、平成28年度稲敷市古渡財産特別会計補正予算(第1号)では、前年度決算繰越金を財産区基金積立金に増額することが説明されました。  次に、議案第21号、平成29年度稲敷市一般会計予算では、当委員会所管についての詳細な説明がありました。所管の全課に及んでおりますので、その主な内容と質疑の概要を報告させていただきます。  財政課からは、予算の総額が歳入歳出それぞれ203億7,500万円とするもので、前年度予算と比較して7億100万円、3.3%の減少となり、庁舎再編事業に伴う支所及び地区センター整備改修工事ほぼ完了することが、その主な要因であるとの説明がされました。  政策調整部所管では、東京オリンピックパラリンピック事前キャンプ誘致推進事業で、カナダのトランポリン競技事前キャンプ誘致活動の進捗状況とその見込みについて質疑があり、カナダ体操協会は、三重県四日市市と事前キャンプの実施協定を締結しており、今後の誘致の可能性は大変厳しい状況にあるとの答弁がありました。  次に、総務部所管では、合併特例債について、委員より事業債の活用限度額と平成21年では最大活用を100億円とし、公債負担率を15%以内に抑える方針だったが、現時点で事業債総額は幾らと想定しているのかとの質疑があり、執行部からは、活用限度額については225億円で、現時点で想定している事業債総額は125億円であり、公共施設等総合管理計画や小学校の統廃合等を踏まえ、今後の進捗状況に応じ利活用方針を検討するとの答弁がありました。  さらに委員からは、中長期の財政化計画もこれからも策定予定であり、事業債の活用限度額も示されていない中、市長より、これまでの計画にない突発的な事業内容の変更に対して記載の要請があれば記載してしまえるのではないかとの質疑があり、そして、そもそも中長期の財政化計画は、第2次稲敷市総合計画内で計画されるものではなく、財政計画を軸に総合計画も策定されるべきであり、その基本軸がない中、さらに、公共施設の再編に関する事業も各部課所管のデータも総合的にそろわない状態で、縦割的に小学校統廃合に伴う施設整備や、地区センターの整備が行われるため、現在、問題視されているわけで、その解決策としては、早期に中長期的な財政見通し計画を策定し、これに基づいた合併特例債の効果的な活用方針と計画を定め、効率的かつ健全な財政運営に努められるよう意見が述べられました。  次に、教育委員会所管では、学校のトイレの洋式化に伴う改修工事に進め方について質疑があり、今年度は、あずま東小学校の設計を実施しており、また、平成29年度は、阿波小学校の一部洋式化、東中学校においては、外壁塗装等の改修を含めた大規模改修の設計を予定しており、今後についても公共施設等総合管理計画に基づき改修を進めることの答弁がありました。  委員からは、総合計画において、教育と子育ては最上位に位置づけられる事項であり、トイレの洋式化を含めた施設の改修を早急に進め、学校環境の改善を図ることの意見が述べられました。  次に、議案第23号 平成29年度稲敷市、稲敷郡町村及び一部事務組合公平委員会特別会計予算では、予算の総額を歳入歳出それぞれ15万円とすることが説明されました。  次に、議案第27号 平成29年度稲敷市、浮島財産特別会計予算では、予算の総額を歳入歳出それぞれ442万7,000円とし、歳出においては、財産区内の維持保全等に要する除草、倒木処理経費財産基金積立金であり、一般会計繰出金は、和田公園内の松くい虫防除事業への操出金であることが説明されました。  次に、議案第28号 平成29年度稲敷市古渡財産特別会計予算では、予算の総額を歳入歳出それぞれ375万7,000円とし、歳出においては、財産区の管理に要する剪定除草経費地区内集会施設運営費補助と財産区基金積立金であることが説明されました。  次に、議案第34号 工事変更請負契約の締結についてでは、平成28年議案第55号により議決した稲敷市立高田小学校プール新築工事工事変更請負契約を締結するため、議会の議決を求めるもので、契約金額1億5,201万円に156万6,000円を増額し、1億5,357万6,000円とするもので、変更理由は工事用進入路として使用する市道の幅員が狭く、歩道に面しており、通学の安全確保と児童及び地域住民の安全性確保の観点から、交通誘導員の配置が必要となるため、契約の変更を行うことが説明されました。  審査の結果、その内容を適切なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  以上のとおり、総務教育常任委員会に付託されました議案18案件につきまして、審査の経過と結果についてご報告申し上げます。この決定に対しましては、議員各位の賛同を賜りますようお願い申し上げ報告を終わります。 ○議長(高野貴世志君) 以上で、総務教育常任委員長の報告が終わりました。  次に、市民福祉常任委員会委員長竹神裕輔君。           〔市民福祉常任委員長竹神裕輔君登壇〕 ◎市民福祉常任委員長(竹神裕輔君) 市民福祉常任委員会委員長の竹神でございます。  それでは、ただいまより今定例会において、市民福祉常任委員会に付託をされました議案10件に対する主な審査経過及び採決結果につきましてご報告申し上げます。  当委員会は、3月8日、9日の二日間にわたり、第2委員会室において委員会を開催し、関係所管課ごとに議案の概要説明を求めた後、質疑を行う形で審査を実施いたしました。執行部からは、糸賀市民生活部長川崎保健福祉部長を初め、各課所管の課長及び施設長並びに担当職員の皆さんの出席をいただきました。  まず、付託されました各議案のうち、議案第5号 稲敷市支所及び出張所設置条例の一部改正については、東支所新利根地区センターが平成29年4月3日、桜川地区センターが7月24日に場所を移し新たに開庁することに伴い、設置条例の一部を改正するものであるとの説明がありました。  委員からは、使用料の減免措置についての質疑があり、公民館機能を有することから、利用者の方に不便をかけないよう公民館等と同様の減免措置を講じるとの答弁がありました。  次に、議案第13号 平成28年度稲敷市一般会計補正予算(第8号)のうち、当委員会所管部分についての審査経過であります。この議案は、当委員会所管の全課に及んでおり、主に、歳入面では、歳入見込み決算額に対して、また、歳出面では、各事業の最終執行額を見込んだ補正となっています。  各課の説明に対し、健康増進課所管では、電子母子手帳についての質疑があり、スマートフォンなどにより、子供の成長記録やたくさんある予防接種のスケジュールなどを記録、管理するものであり、昨年12月より運用を開始して、約3カ月間で年間出生者約200名のうち現在76名が利用している状況であるとの答弁がありました。  市民協働課所管では、自治総合センターコミュニティ助成金、いわゆる宝くじ広報事業についての質疑があり、平成28年度は、2事業のうち1事業が不採択となってしまったので減額補正をするが、地域コミュニティを促進するため、平成29年度、その不採択となった事業を再度、申請していくとの答弁がありました。  次に、議案第14号 平成28年度稲敷市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)では、4,355万円を減額するものです。主な要因としては、一般被保険者にかかる医療費が伸びて保険給付費は増額となったが、共同事業拠出金等が当初予算より下回る見込みであることから減額補正するものとの説明がありました。  次に、議案第17号 平成28年度稲敷市介護保険特別会計補正予算(第4号)では、5,116万4,000円を減額するものです。今回の補正予算は、平成28年度の保険給付費等の最終執行額を見込んだ補正であり、会計全体で当初予算化された給付費等より下回る見込みであることから、減額補正するものとの説明がありました。  次に、議案第20号 平成28年度稲敷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)では、546万1,000円を追加するものです。主な要因として後期高齢者医療広域連合納付金が増額となったことによるとの説明がありました。  次に、議案第21号 平成29年度稲敷市一般会計予算のうち、当委員会所管部分について詳細な説明を受け、審査を行いました。職員人件費については、各部長から一括説明を求め、保健福祉部では三つの特別会計予算に計上されている24名を除く42名の職員の内訳について、市民生活部では、全体で63名の職員の内訳についての説明がありました。  各課の予算説明の中で、社会福祉課所管では、バス借り上げ料について質疑があり、市の公用バスが2月で廃車になったことに伴い、バス借り上げ料を各課で予算化することになった。また、借り上げするバスの運用方針については、現在、所管課において作成中であるとの答弁がありました。  生活福祉課所管では、子供の学習支援事業についての質疑があり、新利根地区センターにおいて、生活保護世帯等の小学校1年生から高校3年生までの約30名のうち10名程度の参加を予定している。また、この事業の実施が土曜日であることから、警備員が在中する新利根地区センターでスタートするとの答弁がありました。  続いて、生活保護費の不正受給についての質疑があり、不正受給の主なものは、就労しているにもかかわらず隠蔽していること、また、就労能力がありながら就労しないなどということで、この防止策は、世帯ごとの資産台帳や預貯金台帳を作成し、随時チェックを行っている。就労能力の有無は、医療機関などでチェックをしているとの答弁がありました。  市民協働課では、コミュニティ・地域づくり事業の工事請負費についての質疑があり、九軒共同利用施設の空調設備が壊れたため更新をするものであり、ほかの施設についても15年経過して壊れてしまった場合には補助の対象となるとの答弁がありました。  環境課所管では、委員から、オオヒシクイが飛来地である稲波干拓地に、昼間姿を見せなくなったとの話を聞いている。その原因を調査、研究してもらいたい。また、保護団体が2団体となり、地域の方々も困惑しているので、これまでの歴史を最重視しながら解決に向けて市がサポートしてもらいたいとの要望があり、オオヒシクイが稲波干拓地に昼間姿を見せなくなったことについては両団体とも危機感を持っている。どちらの団体も目的は同じであるので、いい方向に進むように市ができる方針を検討していきたいとの答弁がありました。  また、バイオマス利活用事業の実績についての質疑があり、平成26年度から平成28年度までの実績はなく、平成29年度に再度バイオマス利活用プランの見直しを図っていきたいとの答弁がありました。それに対し委員からは、大変有効な事業だと思うので実施の方向で見直ししてもらいたいとの意見が出されました。  次に、議案第22号 平成29年度稲敷市国民健康保険特別会計予算では、歳入歳出の総額を前年度比8,676万3,000円増の65億9,789万円とするとの説明がありました。大きな要因として、保険給付費38億7,158万5,000円で、一般被保険者にかかる医療給付費及び高額療養費の伸びに対応したものであるとの説明がありました。  次に、大きな共同拠出金15億3,926万6,000円については、高額療養費の発生に応じて、過去3年間の実績に基づき国保連合会に拠出をするもので、連合会から示された数値を計上したものであるとの説明がありました。  次に、議案第26号 平成29年度稲敷市介護保険特別会計予算では、介護保険事業における介護サービス等の保険給付を主体とした特別会計で、予算規模全体では前年比5,066万3,000円増の36億2,937万1,000円となるとの説明がありました。  次に、議案第30号 平成29年度稲敷市後期高齢者医療特別会計予算では、前年度比3,936万7,000円増の9億2,355万9,000円が上程をされました。  この特別会計は、茨城県後期高齢者広域連合が運用する制度であり、歳入は、後期高齢者医療保険料と繰入金、歳出は、広域連合への納付金が主なものとなっているとの説明がありました。  最後に、議案第31号 平成29年度稲敷市介護サービス事業特別会計予算では、前年度比141万9,000円減の818万1,000円が計上され、主な内容は、居宅介護予防支援サービスにかかる経費であるとの説明がありました。
     以上、10案件につきまして、採決の結果、全てが全会一致により原案可決すべきものと決定をいたしました。  以上のとおり、市民福祉常任委員会に付託されました10議案にかかる審査経過並びに結果について、ご報告申し上げます。  当委員会の決定につきましては、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。 ○議長(高野貴世志君) 以上で、市民福祉常任委員長の報告が終わりました。  次に、産業建設常任委員会委員長若松宏幸君。           〔産業建設常任委員長若松宏幸君登壇〕 ◎産業建設常任委員長(若松宏幸君) 改めまして、おはようございます。  それでは、ただいまから産業建設常任委員会での審査の経過と結果についてご報告いたします。  さきの本会議におきまして、当委員会に付託されました議案11件並びに請願1件を審査するため、去る3月13日、14日の二日間にわたり、第3委員会室にて審査に当たりました。執行部からは、宮本産業建設部長及び諸岡上下水道部長を初め、関係する所管の各課長及び担当職員に出席をいただきました。  それでは、各議案について、その主な審査内容をご報告申し上げます。  初めに、議案第11号、稲敷市道路占用料徴収条例及び稲敷市法定外公共物管理条例の一部改正についての審査経過であります。  本案は、道路法施行令の一部を改正する政令が平成29年1月18日に公布され、平成29年4月1日から施行されることに伴い、稲敷市道路占用料徴収条例及び稲敷市法定外公共物管理条例の一部改正を行うものであり、主な改正点として固定資産評価額の評価替え等を踏まえた額に改正されたこと、所在地区分の見直しが行われた旨の説明がされました。  次に、議案第13号 平成28年度稲敷市一般会計補正予算(第8号)のうち、当委員会所管部分についての主な審査経過であります。  農政課所管では、多面的機能支払交付金事業費の減額について質疑が交わされ、交付対象面積の減少が主な理由であることが説明されました。  建設課所管では、地籍調査事業の完了について質疑が交わされ、江戸崎、新利根地区では、事業が完了しているものの、東、桜川地区では、現在、半分以下の進捗状況であり、完了まで相当の期間が必要であることが答弁されました。このほか、各課より詳細な説明を受け、審査を行いました。  次に、議案第15号 平成28年度稲敷市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の審査経過であります。  本案は、平成28年度の歳入歳出決算見込み等を精査し、主に繰入金の調整、不用額等を減額し、予算総額を4億2,530万1,000円とするものとの説明がありました。  次に、議案第16号 平成28年度稲敷市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の審査経過であります。  本案は、平成28年度の歳入歳出決算見込み等を精査し、主に国庫補助金、市債、繰入金の調整、不用額等を減額し、予算総額を15億6,903万4,000円とするものとの説明がありました。  次に、議案第21号 平成29年度稲敷市一般会計予算のうち、当委員会所管部分であります。職員給与関係経費につきましては、産業建設部長より産業建設部及び農業委員会事務局を一括して説明いただき、審査いたしました。  農業委員会所管では、現在の農業者年金受給者数について質疑があり、約400名程度が受給していることが答弁されました。  農政課所管では、多面的機能支払い交付金事業について質疑が交わされ、事業計画自体は5年間の期間であるが、その間、補助金の減額がされた場合、その計画自体が頓挫してしまうのではないかとの委員からの指摘があり、執行部からは、事業自体が平成27年に法制化されたことにより事業がなくなることはないと思われるが、事業費の削減については財務省等への要望活動を行い、対応していることが説明されました。また、市としても当該事業における補助金減額の対応策について調査研究を進めることが答弁されました。さらに委員からは、土地改良区にも事業を理解していただき、協力を求めるよう意見が出されました。  商工観光課所管では、稲敷市観光協会への補助金3,200万円について、その事業費配分について質疑が交わされ、事業費配分については実行委員会を通し、前年並みの配分を行ったことが答弁されました。  建設課所管では、橋梁維持補修事業における上須田地区の新利根橋撤去工事について、震災から6年経過しているが、なぜ今まで撤去できなかった理由について質疑が行われました。  執行部からは、撤去に約3億円の費用が必要であることが説明され、市単独での事業実施は難しいことから、国の補助金活用等を模索していたことが答弁されました。このたび、国土交通省からの事業採択が受けられる見通しとなり、事業化されたことが説明されました。また、道路新設事業について、位置図を用い詳細な説明が行われ、質疑が交わされました。  都市計画課所管では、市営住宅管理運営について質疑が交わされ、執行部から入居状況の詳細な説明がありました。また、結佐、阿波住宅以外の市営住宅は築30年以上経過している状況ではあるが、現在、新たな市営住宅建設計画はないことが答弁されました。その対応策として、今後は、市内空き家住宅の借り上げなどの対策を検討していきたいとの答弁がされました。その他、稲敷市における都市計画のあり方について活発な質疑応答が交わされました。  次に、議案第24号 平成29年度稲敷市農業集落排水事業特別会計予算についてであります。本案は、予算総額を4億2,193万7,000円とするものとの説明がありました。本事業は既に事業が完了しており、平成29年度予算については経常的な経費となっていることがあわせて説明されました。  次に、議案第25号 平成29年度稲敷市公共下水道事業特別会計予算であります。本案は、予算総額を17億721万円とするものとの説明がありました。主に施設管理などの経常的経費のほか、現在の事業計画区域内の下水道整備費に充てるための経費であることが説明されました。  次に、議案第29号 平成29年度稲敷市基幹水利施設管理事業特別会計予算審査経過であります。  本案は、予算総額を2億3,547万1,000円とするものであり、国営新利根川沿岸農業水利事業により整備された大規模な用排水機場8施設の維持管理を行うもので、新利根川土地改良区及び豊田新利根土地改良区への管理業務委託が事業内容となっていることが説明されました。  次に、議案第32号 平成29年度稲敷市水道事業会計予算審査経過であります。  本案は、平成29年度業務活動の目標として給水戸数を60戸増の1万960戸とし、事業規模は合計で12億8,617万7,000円であることが説明されました。また、資本的支出の増加については、配水施設改良費の増加が主な要因であることが説明されました。さらに平成29年度工事箇所について詳細な説明が行われました。  次に、議案第33号 平成29年度稲敷市工業用水道事業会計予算審査経過であります。平成29年度、業務予定量は、平成28年度と同様であるとの説明があり、質疑はありませんでした。  次に、議案第35号 指定管理者の指定についての審査経過であります。稲敷市えどさき笑遊館の指定期間の満了を向かえるに当たり、これまでの指定管理者の実績等を踏まえ、稲敷商工会を引き続き、平成29年4月1日から平成34年3月31日まで指定管理者として指定するものとの説明がありました。  以上のとおり、審査の結果、付託されました議案11件につきましては、いずれもその内容を適切なものと認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  最後に、請願第1号 農業者戸別所得補償制度の復活を求める請願の審査経過であります。  事務局から、請願の趣旨の説明を受けた後、意見が交わされました。委員からは、今後長期にわたり日本の農業を維持していくための新たな制度設計を行うことが大切であり、農業後継者不足解消のための対策や新規就農対策を進めることが先決であるため、農業者戸別所得補償制度の復活には反対であるとの討論がありました。  審査の結果、賛成者はなく不採択すべきものと決しました。  これをもって、産業建設常任委員会に付託されました案件の審査の経過並びに結果についてご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し議員各位のご賛同をお願い申し上げ、報告といたします。 ○議長(高野貴世志君) 以上で、産業建設常任委員長の報告が終わりました。  これをもって、議案の審査経過と結果についての各委員長からの報告が終わりました。  ここで休憩いたします。                午前10時41分休憩          ──────────────────────                午前10時54分開議 ○議長(高野貴世志君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより各議案についての討論、採決を行います。  初めに、議案第1号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第1号 第2次稲敷市総合計画基本構想についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第2号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第2号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度稲敷市一般会計補正予算(第7号))を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案承認であります。  本案は、委員長報告のとおり原案承認することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案承認されました。  次に、議案第3号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第3号 稲敷市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の制定についてを採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は原案可決であります。  本案は、各委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第4号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第4号 稲敷市公告式条例等の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第5号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第5号 稲敷市支所及び出張所設置条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第6号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第6号 稲敷市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕
    ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第7号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第7号 稲敷市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第8号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第8号 稲敷市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第9号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第9号 稲敷市職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第10号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第10号 稲敷市公民館設置、管理及び職員に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第11号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第11号 稲敷市道路占用料徴収条例及び稲敷市法定外公共物管理条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第12号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第12号 稲敷市消防団員の定数、任免、給与、分限及び懲戒、服務等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第13号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第13号 平成28年度稲敷市一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第14号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第14号 平成28年度稲敷市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第15号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第15号 平成28年度稲敷市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第16号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第16号 平成28年度稲敷市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第17号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第17号 平成28年度稲敷市介護保険特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。
     次に、議案第18号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第18号 平成28年度稲敷市浮島財産特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第19号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第19号 平成28年度稲敷市古渡財産特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第20号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第20号 平成28年度稲敷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第21号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  まず、原案反対の方の発言を許します。  20番山口清吉君。               〔20番山口清吉君登壇〕 ◆20番(山口清吉君) 20番、日本共産党の山口清吉でございます。  私は、議案第21号 平成29年度稲敷市一般会計予算について反対の立場で討論を行います。  2017年、政府予算案が2月27日に衆院で可決されましたけれども、その特徴は、第一にアベノミクスと消費税頼みの路線の行き詰まりと破綻が一層明確になり、財政運営上も表面化してきたことであります。二つに、そうした苦しい財政状況の中で、安倍首相が目指す戦争をする国づくりのために大軍拡が進められていることであります。第三に、そのつけ回しによって、暮らしの予算が削減されていることです。社会保障予算は、自然増を1,400億円も削減、文教予算、中小企業対策費、農業予算などは、軒並み前年度比マイナスとなっております。第四に、政府が掲げる財政健全化の展望は、いよいよ見えなくなり、日銀の大量国債購入によってつくり出された超低金利に支えられた財政のゆがみがますます深刻になってきています。  アベノミクスの破綻がさらに進行し、2017年度も税収不足に陥ることになれば経済財政再生計画の破綻がいよいよ明白になり、そうなったときには、二つの方向で暴走が心配されます。一つは、基礎的財政収支を黒字化するためと称して、一層の増税や社会保障の削減によって国民に犠牲を押しつける方向であります。二つには、基礎的財政収支の黒字化という目標自体を棚上げし、低金利で国債の発行が容易になっている状況のもとで、逆に財政の浪費を拡大する方向です。  日銀が国債を無制限に引き受け財政支出を拡大する、いわゆるヘリコプターマネーなどが心配される事態となっております。国民の立場で財政を本当によくするには、税金の集め方と税金の使い方を抜本的に改める必要があります。そして、税と言えば消費税しか考えられない、こういう政府の姿勢を転換することが求められております。  翻って、稲敷市の一般会計はどうか。私は、一般会計積立金の残高見込みに目がいってしまいます。2017年度、平成29年度130億円の基金残高を見込んでおります。そのうち、何にでも使える財政調整基金残高が30億円、減債基金が18億円です。莫大な額であります。予算書では、財源不足を言い基金を取り崩す、決算では大きな不用額を計上し、それを基金積み立てに回す、その繰り返しで基金は年ごとにふえてまいりました。財源不足や不慮の災害などに備える基金はある程度必要でしょう。しかし、必要以上のため込みは市民サービスの障害となります。払いたくても払えない国民健康保険税の引き下げや、他の自治体の2倍もする水道料金の引き下げ、給付奨学金制度の実施など、基金のほんの一部を使っていただきたい、こういうところに基金の一部を使っていただきたいと思います。基金の有効活用で市独自の施策を行い、活力ある市民に温かい市政を運営していただくことを願って討論といたします。以上です。 ○議長(高野貴世志君) 次に、原案賛成の方の発言を許します。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) これで討論を終わります。  これより議案第21号 平成29年度稲敷市一般会計予算を採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は原案可決であります。  本案は、各委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立多数であります。よって、本案は、各委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第22号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  まず、原案反対の方の発言を許します。  20番山口清吉君。               〔20番山口清吉君登壇〕 ◆20番(山口清吉君) 20番、日本共産党の山口清吉でございます。  私は、議案第22号 平成29年度稲敷市国民健康保険特別会計予算について反対の立場で討論いたします。  国民健康保険では、2018年、平成30年度から都道府県と市町村の共同運営が決まっております。この間、全国的に2015年度、平成27年度に創設された支援金制度を使った被保険者の保険税引き下げが広がっております。2017年度も同額が維持されており、この支援金を高すぎる保険税を引き下げることに活用することが望まれております。しかし、本予算案では、1,700億円を活用して、国保税を引き下げるどころか、一般会計からのその他の繰入金を5,547万8,000円減額することに使われております。厚労省が言っている2年分の支援金3,400億円は、全国の被保険者1人当たりにすると1万円の財政改善の効果があるというふうな説明にも反しているわけでございます。協会けんぽの保険料負担率が7.6%に対して、市町村国保の国保税負担率は9.9%というふうに高くなっております。それで滞納すると、子どもの筆箱まで差し押さえする、これでは被保険者は浮かばれません。以上です。 ○議長(高野貴世志君) 次に、原案賛成の方の発言を許します。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) これで討論を終わります。  これより議案22号 平成29年度稲敷市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立多数であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第23号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第23号 平成29年度稲敷市,稲敷郡町村及び一部事務組合公平委員会特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第24号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第24号 平成29年度稲敷市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第25号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第25号 平成29年度稲敷市公共下水道事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第26号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  まず、原案反対の方の発言を許します。  20番山口清吉君。               〔20番山口清吉君登壇〕 ◆20番(山口清吉君) 20番議員、日本共産党の山口清吉でございます。  私は、議案第26号 平成29年度稲敷市介護保険特別会計予算について反対の立場で討論いたします。  本予算から要支援の訪問介護と通所介護を総合事業へ移行することになりました。総合事業とは、要支援者の訪問介護と通所介護を介護保険給付から外し、報酬や人員基準を切り下げた基準緩和サービスや、ボランティアなどがサービスを提供するものであります。研修を受けた市民による安価なサービスにかわり、これまでの介護保険によるサービスと比べれば、家事代行ぐらいのサービスに低下するというふうに、これまで実施したところでは言われております。その予算の裏づけである介護予防、生活支援サービス事業費が前年度と比べてわずか495万6,000円しかふえていない、このことに象徴されているのではないでしょうか。このほかにも2017年8月から、ことしの8月から高額介護サービス費の一般区分の月額負担上限額を月3万7,200円から4万4,400円に引き上げられる前提で予算が組まれております。以上です。 ○議長(高野貴世志君) 次に、原案賛成の方の発言を許します。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(高野貴世志君) これで討論を終わります。  これより議案第26号 平成29年度稲敷市介護保険特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立多数であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第27号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第27号 平成29年度稲敷市浮島財産特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第28号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第28号 平成29年度稲敷市古渡財産特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第29号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第29号 平成29年度稲敷市基幹水利施設管理事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第30号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  まず、原案反対の方の発言を許します。  20番山口清吉君。               〔20番山口清吉君登壇〕 ◆20番(山口清吉君) 20番、日本共産党の山口清吉でございます。  私は、議案第30号 平成29年度稲敷市後期高齢者医療特別会計について反対の立場で討論いたします。  75歳以上の後期高齢者医療保険、4月から低所得者に対する保険料の軽減措置を縮小します。所得に応じて支払う所得割は、5割軽減から2割軽減に縮小、被用者保険加入者の扶養家族から後期高齢者医療制度に移られた人の保険料の定額部分も9割減だったものが7割減に減らすことになっております。貧困と格差の広がりの中、高齢者の必要な医療や介護を保障することは大切な課題であります。  マスメディアでも下流老人、漂流老人が問題となっており、生活保護基準以下で暮らす高齢者の貧困や何のセーフティーネットからも切り離されて破滅していく時代が多々報道されております。根底にあるのは、日本の相対的貧困率が高いことであります。高齢者は、特に深刻であります。貧困の拡大の一方で、一握りの富裕層に富がますます集中しており、経済循環の面からも危機と停滞を生んでおります。  今、緊急にやるべきことは、憲法25条の健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を保障する視点を経済政策や社会保障に据え直すことであります。そうした点からも高齢者の負担増や医療切り捨て、そしてさらなる貧困化を進めるような逆流は、どうしても食いとめなければなりません。特例軽減の廃止、保険料の大幅引き上げは許せません。以上です。 ○議長(高野貴世志君) 次に、原案賛成の方の発言を許します。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) これで討論を終わります。  これより議案第30号 平成29年度稲敷市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立多数であります。よって、本案は、各委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第31号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第31号 平成29年度稲敷市介護サービス事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第32号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  まず、原案反対の方の発言を許します。  20番山口清吉君。               〔20番山口清吉君登壇〕 ◆20番(山口清吉君) 20番、日本共産党の山口清吉でございます。  私は、議案第32号 平成29年度稲敷市水道事業会計予算について反対の立場で討論いたします。  平成28年度稲敷市水道事業予定損益計算書によれば、平成29年3月31日現在で、当年度純利益が6,355万7,000円計上されております。そして、平成28年度稲敷市水道事業会計予定貸借対照表によれば、平成29年3月31日、今月の31日ですからね、31日現在、利益剰余金合計額が8億1,405万1,000円計上されております。それを受けて、平成29年度稲敷市水道事業会計予算実施計画書の他会計補助金が2,615万9,000円に、平成28年度と比べると2,829万2,000円も減額されております。水道事業会計の剰余金は積み立て、そして水道会計の他会計補助金は減らす、この繰り返しでは剰余金合計額がふえるだけであります。他会計補助金、平成25年度以来、毎年減額になっていますけれども、これを減らさずに一定水準確保して水道料金の引き下げに活用すべきであるということを主張して討論といたします。 ○議長(高野貴世志君) 次に、原案賛成の方の発言を許します。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) これで討論を終わります。  これより議案第32号 平成29年度稲敷市水道事業会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立多数であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第33号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第33号 平成29年度稲敷市工業用水道事業会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第34号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第34号 工事変更請負契約の締結についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。  次に、議案第35号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) 討論なしと認めます。  これより議案第35号 指定管理者の指定についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
     本案は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。        ────────────────────────── ○議長(高野貴世志君) 日程第3、請願第1号 農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる請願を議題といたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。  委員長報告が不採択のため、原案賛成の方の発言を許します。  20番山口清吉君。               〔20番山口清吉君登壇〕 ◆20番(山口清吉君) 20番、日本共産党の山口清吉でございます。  私は、請願第1号 農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる請願について賛成の立場で討論をいたします。  農業者戸別所得補償とは、米価が恒常的に生産費を下回ることから生産数量目標に従って米を生産する農業者に対して標準的な生産費と販売価格の差額を補填する制度であります。  平成25年産までは10アール当たり1万5,000円が交付され生産を下支えしてまいりました。ところが現在では、経営所得安定対策に切りかわり、米についていえば10アール当たり7,500円に引き下げされております。この制度も平成30年産米、来年度産米から廃止されることになっております。この間、米の価格は生産に必要なコストを大きく下回っております。平成26年産の米で1俵60キロ当たり、生産費は1万5,416円でしたが、同年の総体的価格は1万1,967円、平成27年度でも1万3,174円でした。これではお米をつくればつくるほど赤字になって米づくりをやめるしかありません。  政府は、農業の規模を拡大してコストを下げればいいというふうに言っておりますけれども、米価が低過ぎるため、むしろ規模の大きい農業者ほど赤字が拡大し、経営危機に陥りかねない状況があります。国民が安心して国米産のお米を食べ続けるためにも、水田が果たしている多面的な機能で、環境や国土を守るためにも、地域経済の維持発展のためにも農家の経営を下支えする政策がどうしても必要であります。ここで農業者戸別所得補償制度の復活を求める請願に議員各位の賛同をよろしくお願いいたしまして賛成討論といたします。以上です。 ○議長(高野貴世志君) 次に、原案反対の方の発言を許します。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) これで討論を終わります。  これより請願第1号 農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる請願を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は不採択であります。  請願第1号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(高野貴世志君) 起立少数であります。よって、本案は不採択と決しました。        ────────────────────────── ○議長(高野貴世志君) 日程第4 議員派遣の件を議題といたします。  お諮りいたします。  議員派遣の件については、お手元に配付いたしました文書のとおりに派遣することいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) ご異議なしと認めます。よって、議員派遣の件は、お手元に配付いたしました文書のとおり派遣することに決しました。        ────────────────────────── ○議長(高野貴世志君) 日程第5 常任委員会の閉会中の所管事務調査の件を議題といたします。  各常任委員長から所管事務調査のうち会議規則111条の規定によってお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の所管事務調査の申し出がありました。  お諮りいたします。  各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の所管事務調査とすることにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) ご異議なしと認めます。よって、各常任委員長から申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決しました。        ────────────────────────── ○議長(高野貴世志君) 日程第6 議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件を議題といたします。  議会運営委員長から会議規則第111条の規定によってお手元に配付いたしました本会議の会期日程等の議会運営に関する事項について、閉会中の所管事務調査の申し出がありました。  お諮りいたします。  議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の所管事務調査とすることにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) ご異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の所管事務調査とすることに決しました。  続いて、お諮りいたします。  本定例会中の議案等の審議にかかわる字句、数字、その他の整理を要する件については、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に一任されたいと思います。  これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野貴世志君) ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  以上で、今期定例会の日程は全て終了いたしました。  議員各位のご精励、ご協力に対して心から厚く御礼を申し上げる次第であります。  なお、執行部におきましては、一鍬田教育部長、松田会計管理者、またそのほか16名の職員の方が3月末をもって退職されます。  長年、公僕として施政運営にご尽力されましたことに対し、心から厚く御礼を申し上げます。今後は、健康にご留意されまして、ますますご健勝でご活躍されますことをご祈念申し上げます。  以上をもちまして、平成29年第1回稲敷市議会定例会を閉会いたします。  大変、ご苦労さまでした。                午前11時44分閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する         稲敷市議会議長    高 野 貴世志         稲敷市議会副議長   木 内 義 延         議      員   竹 神 裕 輔         議      員   岡 沢 亮 一...