坂東市議会 > 2020-03-17 >
03月17日-04号

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  1. 坂東市議会 2020-03-17
    03月17日-04号


    取得元: 坂東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-08
    令和 2年  3月 定例会議(第1回~第4回)             令和2年坂東市議会          3月定例会議会議録(第4回会議)令和2年3月17日(火曜日)午前10時13分開議議事日程(第4回会議)令和2年3月17日(火曜日)午前10時開議 日程第1 議案第15号 市道路線の変更について 日程第2 議案第16号 市道路線の廃止について 日程第3 議案第18号 令和元年度坂東一般会計補正予算(第5号) 日程第4 議案第22号 令和元年度坂東公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第5 議案第25号 令和2年度坂東一般会計予算 日程第6 議案第26号 令和2年度坂東国民健康保険特別会計予算 日程第7 議案第27号 令和2年度坂東後期高齢者医療特別会計予算 日程第8 議案第28号 令和2年度坂東介護保険特別会計予算 日程第9 議案第29号 令和2年度坂東介護事業特別会計予算 日程第10 議案第30号 令和2年度坂東農業集落排水事業特別会計予算 日程第11 議案第31号 令和2年度坂東工業団地整備事業特別会計予算 日程第12 議案第32号 令和2年度坂東水道事業会計予算 日程第13 議案第33号 令和2年度坂東下水道事業会計予算 日程第14 議案第34号 令和元年度坂東一般会計補正予算(第6号)(追加) 日程第15 同意第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第16 同意第2号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第17 同意第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第18 同意第4号 教育委員会委員の任命について本日の会議に付した案件 日程第1(議案第15号)=ないし=日程第13(議案第33号) 日程第14 議案第34号 日程第15(同意第1号)=ないし=日程第17(同意第3号) 日程第18 同意第4号出席議員  議長  張替秀吉君         10番  金久保幸男君 副議長  後藤治男君         11番  石山 実君  1番  張替進一君         12番  眞喜志 修君  2番  古谷 司君         13番  桜井広美さん  3番  倉持欣也君         14番  滝本和男君  4番  渡辺利男君         15番  風見好文君  5番  青木浩美君         16番  滝本輝義君  6番  青木和之君         18番  渡辺 昇君  7番  染谷 栄君         19番  藤野 稔君  9番  石川寛司君         20番  林 順藏君欠席議員  なし説明のため出席した者の職氏名 市長        木村敏文君   教育部長      松崎和人君 副市長       鈴木 清君   会計管理者     小林 中君 教育長       倉持利之君   総務課長      木村光男君 市長公室長     青木 栄君   財政課長      根本靖彦君 総務部長      山口 誠君   保険年金課長    木村一省君 企画部長      金久保吉之君  こども課長     木村紀子さん 市民生活部長    猪瀬宏彰君   介護福祉課長    冨山義之君 保健福祉部長    吉岡浩之君   道路管理課長    田中 豊君 産業経済部長    鈴木 博君   下水道課長     秋葉 宏君 都市建設部長    奥貫浩司君   水道課長      木村 睦君 上下水道部長    小島 浩君   学校教育課長    逆井克広議会事務局職員出席者 局長        羽富 智    係長        横川 誠 局長補佐兼係長   中村 勉    主幹        横島 篤     午前10時13分 開議 ○議長(張替秀吉君)  議員及び執行部の皆さんに申し上げます。発言される際には、発言要求ボタンを押していただき、マイクを近づけて発言くださるようお願いいたします。----------------------------------- ○議長(張替秀吉君)  ただいまの出席議員は20名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 なお、地方自治法第121条の規定により、本日の会議に出席を求めた者はお手元に配付した資料のとおりであります。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 これより議事日程に入ります。----------------------------------- △日程第1 議案第15号ないし日程第13 議案第33号 ○議長(張替秀吉君)  日程第1議案第15号市道路線の変更についての件から、日程第13議案第33号令和2年度坂東下水道事業会計予算の件までを一括議題といたします。 順次、委員長の報告を求めます。 なお、報告に当たり、各委員長を議長において指名してまいりますので、登壇の上、報告願います。 初めに、総務常任委員会委員長予算特別委員会委員長はいずれも渡辺利男君でありますので、続けて報告を願います。渡辺利男君登壇。     〔総務常任委員会委員長予算特別委員会委員長 渡辺利男君 登壇〕 ◆総務常任委員会委員長予算特別委員会委員長渡辺利男君)  皆様おはようございます。 総務常任委員会より御報告申し上げます。 当委員会の審査案件は、今定例会議で付託されました議案第18号令和元年度坂東一般会計補正予算(第5号)、議案第22号令和元年度坂東公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の2件であります。 去る3月5日、委員会室1において、市長、副市長、教育長、担当部課長の出席を得て審査を行いましたので、その経過と結果を申し上げます。 初めに、議案第18号について説明を聞いてから質疑に入りました。委員からは、小・中学校の通信ネットワーク整備の具体的な内容についてや、小林孝三郎奨学金が減額となる理由について、産地パワーアップ事業進捗状況についてなどの質疑がなされ、執行部から詳細な説明を得て審査を行いました。 また、地籍調査費が増額補正されることに関連しまして、執行部は市民に対して地籍調査の在り方や必要性についてもっとPRして、理解と協力を得られるよう努力するべきだとの意見も出されました。 その他の補正予算につきましても、事業内容について各委員から質疑があり、慎重な審査の結果、議案第18号については全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号について説明を聞いてから質疑に入りました。今回の補正予算のうち、繰越しを予定している雨水幹線整備事業については、この工事が遅れることによって都市計画道路三本松・中西線全体の完了時期にも影響が出てしまうのかといった質疑や、そもそも三本松・中西線事業については事業期間が非常に長く、近隣住民からは騒音、振動、粉じんなどの苦情が多く寄せられていることからも、防じん対策や通学路の安全対策等を徹底していただきたいとの要望がありました。 さらには、工事が遅れ、予算の繰越しをせざるを得なくなった理由や責任の所在等の質疑がなされ、執行部に対して、適正な工事監理や確実な業務執行がなされるよう、職場環境の改善や適正な人員配置等を検討すべきとの要望がございました。執行部からは、今後は再発防止と適正な執行体制の確立に努めていきたい旨の答弁がありました。 以上のような過程を経まして、慎重に審査した結果、議案第22号についても原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、予算特別委員会より御報告申し上げます。 当委員会は、全議員で構成されました委員会でありますので、審査結果のみを御報告申し上げます。 当委員会の審査案件は、今定例会議で付託されました令和2年度各会計予算9件であります。 去る3月9日及び10日に、全員協議会室において慎重な審査を行った結果を申し上げます。 議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第28号及び議案第32号については賛成多数により、また、議案第29号、議案第30号、議案第31号及び議案第33号については全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(張替秀吉君)  次に、産業建設常任委員会委員長石川寛司君登壇。     〔産業建設常任委員会委員長 石川寛司君 登壇〕 ◆産業建設常任委員会委員長石川寛司君)  産業建設常任委員会より御報告申し上げます。 当委員会の審査案件は、今定例会議で付託されました議案第15号市道路線の変更について及び議案第16号市道路線の廃止についての2議案であります。 去る3月5日、委員会室1において、市長、副市長、担当部課長の出席を得て審査を行いましたので、その結果を報告申し上げます。 初めに、議案第15号及び議案第16号について、執行部の説明を聞いてから現地調査を行いました。現地においても執行部の説明を聞きながら詳細な調査を行い、慎重審査の結果、2議案とも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。よろしくお願いします。 ○議長(張替秀吉君)  以上で委員長報告を終わります。 これより委員長報告について質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。以上で質疑を終了いたします。 これより議事日程に従い、採決に入ります。 初めに、議案第15号市道路線の変更についての件を採決いたします。 この件の委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第15号の件は原案可決と決しました。 次に、議案第16号市道路線の廃止についての件を採決いたします。 この件の委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第16号の件は原案可決と決しました。 ○議長(張替秀吉君)  次に、議案第18号令和元年度坂東一般会計補正予算(第5号)の件を採決いたします。 この件の委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第18号の件は原案可決と決しました。 次に、議案第22号令和元年度坂東公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の件を採決いたします。 この件の委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第22号の件は原案可決と決しました。 ○議長(張替秀吉君)  ここで、令和2年度各会計予算について、討論の申出があります。 まず、反対討論の申出がありますので、これを許します。19番藤野 稔君登壇。     〔19番 藤野 稔君 登壇〕 ◆19番(藤野稔君)  日本共産党の藤野 稔です。 私は、議案第25号令和2年度一般会計予算、議案第26号令和2年度国民健康保険特別会計予算、議案第27号令和2年度後期高齢者医療特別会計予算、議案第28号令和2年度介護保険特別会計予算、議案第32号令和2年度水道事業会計予算の5議案に反対の立場から討論を行います。 議案第25号、一般会計予算についてであります。 安倍内閣の2020年度予算案は、消費税の10%への増税で深刻な打撃を受けている国民の暮らしや営業には目もくれず、大企業優遇と大軍拡を推し進める最悪の予算案となっています。一般会計の総額は102兆6,580億円と、前年に引き続き100兆円を超えております。財政が大変だからといって国民に消費税増税を押しつけながら、一方で無意味なばらまき予算を計上するという構図がますます鮮明になっている予算であります。 軍事費は8年連続で増加しており、5兆3,100億円となっております。米軍への思いやり予算は、安保条約上も日本に負担義務がなかったものですが、累計では9兆9,200億円にもなります。国民の税金は国民の暮らしや生活、社会保障に回すべきであります。 大企業や富裕層優先で国民には冷たいアベノミクスの本質は変わらず、社会保障自然増削減や大企業の減税など、格差と貧困を一層進める予算に変わりありません。景気は、アベノミクスの効果などどこにもありません。消費税増税で深刻な状況となっております。 こういう政府予算の下で、坂東市の予算は市民の暮らしを守ることが求められています。市の2020年度(令和2年度)予算案は206億6,000万円です。歳入では、市税が77億5,692万3,000円で0.7%、5,753万2,000円の増額ですが、市民税は31億921万7,000円で、前年比1億1,160万2,000円の減額であります。個人、法人とも減額です。景気の後退、消費税の影響がますます影響してくることが心配されております。 市税で増額となっているのは固定資産税で、1億7,333万8,000円の増額となっています。景気にかかわらず増額となっており、市民にとっては大きな負担となっているものです。個人市民税滞納繰越分の歳入は4,621万2,000円となり、前年比で増額になっています。この点でも市民の暮らしが厳しくなっていることを表していると思います。 地方消費税交付金が消費税の増税により11億7,000万円と、1億6,700万円の増額です。私は、消費税の増額には反対であります。 歳出では、租税債権管理機構による税金滞納者への徴税は大変厳しいものがありますが、生活再建を基本とした滞納処分、徴税に転換することを求めるものであります。 マイナンバー制度は普及しておりません。負担金が通知カード個人番号カード関連事務委任交付金として3,227万1,000円が計上されております。昨年も指摘しましたが、住民基本台帳と同じように普及が進まず、無駄になることが懸念されております。 消防団の団員確保のために地元行政区から消防団に支援金を出していますが、市として考えるべきではないでしょうか。市内の自営業者中小企業への支援、振興対策が十分だとは言えないと私は考えています。 農業は市の基幹産業との位置付けに基づき、農業振興予算を拡充すべきだと考えます。市独自の農業後継者対策を求めます。新規就農者への補助など、対策を求めます。 昨年、学校給食費の補助を母子父子家庭の子供への補助も行うべきと求めましたが、拡大することを求めます。 政府は昨年、幼児教育・保育の無償化を実施しましたが、2020年度からは無償化の財源を消費税増税分で賄うことを求めています。本末転倒ではないでしょうか。無償化によって、副食費が新たな負担になっています。少子化対策としても、無料化を図るべきではないでしょうか。少子化対策に抜本的な対策を講じなければ、少子化はさらに進むと予想されます。対策を求めます。 防災ラジオの普及が進んでいませんが、防災を考える上で貴重な情報確保の機器の一つであります。普及が進むよう取り組むことを求めます。 コロナウイルスによる肺炎が重大な問題となっております。政府の来年度予算には1円も対策費が計上されず、追加の組替えも行われていない状況です。市予算には対策費は計上されておりませんが、必要な対策を抜かりなく行うことが求められております。 次に、議案第26号、国民健康保険特別会計についてです。 平成30年度から国保財政が県単一となりました。国民健康保険は構造的な問題を抱え、高過ぎる国保税や財政悪化につながっていることは、財政の県単一化によっても解決されません。高い国保税は、協会健保の保険料に比べて年収400万円の4人家族では2倍以上にもなる、非常に不公平な税であります。均等割は一人4万1,000円で、人頭税とも言えるものであります。均等割の減額あるいは免除を求めます。 また、国保税の一般被保険者の滞納繰越分の歳入は9,215万1,000円を計上しています。国保税が大きな負担になっていることを示しております。高過ぎる国保税は、市民が必要な医療を受ける大きな障害となっています。保険証の資格証明書の発行はやめるべきであります。国保税徴収がより厳しい徴税とならないようにすることを求めます。 保険料の引下げは喫緊の課題であり、そのためには国庫負担の抜本的な引上げこそ必要であります。国保税の引下げを強く求めるものであります。 次に、議案第27号、後期高齢者医療特別会計予算についてであります。 予算額は5億3,670万円と前年比で3,050万円の増額となっています。昨年に引き続き、保険料が3,773万3,000円の増額であります。 後期高齢者医療制度は、75歳になると否応なしに別建ての医療制度に囲い込み、負担増と差別医療を押しつける世界でも例のない高齢者いじめの仕組みです。75歳を越えた高齢者の収入の多くは年金であります。その年金から否応なしに差し引かれる保険料、家族に頼るほかない低年金、無年金の高齢者にとっては大きな負担で、普通徴収者の滞納が減ることはありません。普通徴収者滞納繰越額は、前年度の238万円よりさらに増加して、240万6,000円です。滞納者は189人になっています。医療費は1割負担が原則ですが、安倍内閣は秋の臨時国会に2割負担導入の改悪案を提出しようとしております。お年寄りにさらに負担を押しつけるもので、許されるものではありません。お年寄りを差別し、重い負担を押しつけている後期高齢者医療制度は廃止すべきと考えます。 議案第28号、介護保険特別会計についてです。 予算総額は40億4,650万円で、対前年度比1.4%の増額となっています。保険料は10億461万6,000円で、前年度比462万3,000円の減額です。普通徴収保険料の滞納は646人で、滞納徴収額は364万6,000円です。普通徴収保険料の納付者の収入が低額だということは明らかであります。普通徴収の高齢者にとっては重い負担です。保険料の減額、減免制度をつくるべきであります。 要支援1・2が保険対象から外されるなど、介護保険事業が負担あってサービスなしの状況になりつつあります。施設入所者、特に特別養護老人ホームへの入所待ちの要介護者、待機者は171人もおりまして、減ることはありません。入所施設不足の打開が求められております。 最後に、議案第32号、水道事業会計予算についてです。 水道事業会計は、営業収益が対前年比1%増額になり、13億160万6,000円で、水道事業費は12億5,052万5,000円で、差引き5,108万1,000円の黒字を予定しています。黒字は前年より2,700万円あまり増額となっています。各施設、水道管ともに老朽化が進み、大規模更新のための費用が必要と言っておりますが、黒字分は水道利用者の市民に還元すべきであると考えます。 私は、水道料金の引下げを求めていますが、当市の水道料金は他市町に比べて高いものであります。基本料金を1立米からにする、あるいは基本水量を半分の5立米に引き下げるなどして料金を引き下げるべきです。また、消費税は10%にもなっているものであります。引き下げるべきです。 以上、五つの予算案に反対の討論といたします。 ○議長(張替秀吉君)  以上で藤野 稔君の反対討論を終わります。 次に、賛成討論の申出がありますので、これを許します。3番倉持欣也君登壇。     〔3番 倉持欣也君 登壇〕 ◆3番(倉持欣也君)  皆さん、改めまして、おはようございます。政友会の倉持欣也です。 令和2年度坂東一般会計予算特別会計水道事業会計及び下水道事業会計につきまして、賛成の立場から討論を行います。 市長が市政運営の所信の中で述べられた、ばんどう未来ビジョンに掲げる将来都市像「みんなでつくる やすらぎと生きがい 賑わいのある都市(まち)坂東」の実現に向けて、「ひとづくり」「暮らしづくり」「都市づくり」「仕事づくり」の四つのテーマを柱とした各種施策を推進し、次代を担う子供たちが夢と希望に満ちあふれ、誰もが長寿で安全安心に暮らすことができ、活力あふれるまちづくりを推進していくことに期待しております。 今回提案をされました令和2年度坂東一般会計予算の総額は206億6,000万円で、前年度当初予算と比較しますと14億円、6.3%減の予算であります。減の主な理由といたしましては、JA岩井養鶏施設施設整備補助事業岩井公民館規模改修事業猿島体育館規模改修事業などの終了によるものです。 まず、歳入を見ますと、市税では、緩やかな景気の回復により増収が見込まれますが、歳出では社会保障関連経費地方債償還による公債費の増が多く見込まれるなど、厳しい財政状況であります。そのような状況の中、地方交付税の確保、国庫補助金県補助金の活用、基金の繰入れなどにより財源を確保し、重点的、効率的な配分がなされていると思われます。今後とも、市税の徴収率向上に努めるなど、自主財源の確保にしっかり取り組んでいただきたいと要望いたします。 歳出面におきましては、「ひとづくり」の分野では、子育て支援につきまして、少子化が進む一方で、保護者の就労形態子育て支援ニーズが多様化するなど子育て環境が大きく変化する中で、子供の健やかな成長と子育て環境の充実を図るため、家庭的保育事業を推進し、低年齢児の受入れを拡大するほか、給食費の第3子以降に対する助成を3歳児から中学3年生までに拡大して、負担軽減を図ることとしております。また、中川幼稚園跡地放課後児童クラブ施設を建設するなど、施設整備を進めることとしております。 学校教育につきましては、現在策定を進めております教育施設長寿命化計画を踏まえ、逆井山小学校トイレ改修岩井中学校部室建替えの設計に着手することとしております。 「暮らしづくり」の分野では、地域福祉につきまして、地域福祉計画自殺対策推進計画に基づき、保健、福祉、医療の連携の下、関係機関や団体、市民の皆様の協力を頂きながら、安心して心豊かに暮らせるまちを目指すこととしております。 また、障害福祉サービス相談業務の充実に努め、就労機会の拡大を図るとともに、保護者、学校及び事業所と連携を図りながら、児童発達支援事業放課後等デイサービス事業を実施することとしております。 健康づくりにつきましては、生活習慣病予防対策としまして各種健康診査健康教育保健指導などを実施し、人生100年時代に向けて健康長寿の延伸を図ることとしております。 母子保健対策につきましては、健診、相談、訪問に加え、産後ケア、産前産後サポート事業を実施し、令和元年度に開設しました子育て世代包括支援センターなどにおいて妊娠から出産・子育て期にわたる切れ目のない支援を行っております。また、妊産婦・乳児健康診査費小児インフルエンザ予防接種費などに加え、おたふく風邪任意予防接種費、定期接種化されるロタウイルス予防接種費につきましても助成を行い、子育て期経済的負担軽減を図ることとしております。 行財政につきましては、多様な市民ニーズへの対応や利便性の高い行政サービスを提供できるよう、人材育成や効率的な行政運営に努めることとしております。また、効果的な財政投資財政運営の健全化を図るため、行財政改革を推進することとしております。 「都市づくり」の分野では、防災対策につきましては、昨年の台風対応での課題を踏まえ、自然災害に対して減災対策避難対策などを強化するとともに、情報伝達手段として導入しました防災ラジオのさらなる普及を図り、防災減災に努めることとしております。 道路関係事業につきましては、生活道路の整備では、地元の皆様の御意見、御協力を頂きながら、緊急性などを考慮し、優先的に整備すべき箇所を整理した上で計画的実施に努めることとしております。 圏央道関連事業につきましては、平成29年2月に県内全線開通しました圏央道の4車線化工事が着手されておりますことから、これらの効果を最大限に生かすため、地域の魅力発信や振興に資する地域利便施設などにつきまして、費用対効果を十分に調査しながら整備計画を進め、一体的な整備を目指すこととしております。 「仕事づくり」の分野では、農業につきましては、本市の基幹産業であり、今後も持続的発展を可能とする足腰の強い産業としていくため、農地の集積、集約化をさらに加速させ、経営の効率化を促進していくこととしております。 商業につきましては、中心市街地商店街をはじめ各店舗の活性化を促進するため、商工会や関係団体等と連携しながら、魅力度アップに向けた各種事業を展開するとともに、地域のにぎわい創出に取り組む商業団体などの活動を支援するなど、地域経済の活性化を図ることとしております。 中小企業への支援につきましては、自治金融や振興金融の融資に伴う保証料の補給を行い、中小企業が金融機関から資金を調達しやすくすることで経営基盤の安定を図ることとしております。 坂東インター工業団地におきましては、14区画、14社との契約に至り、既に6社が順調に操業を開始され、令和2年度には新たに2社が操業開始を予定しております。残りの2区画につきましても、早期完売を目指して企業誘致に取り組むこととしております。 観光につきましては、市の知名度向上や交流人口の拡大を図るため、将門まつりをはじめ各種観光イベントの充実を図るとともに、菅生沼や平将門公の関連史跡、逆井城跡公園、茨城県自然博物館などの文化体験施設への誘客を促進することとしております。 以上、評価いたします主な事業についてのみ述べましたが、厳しい財政現況にある中で重要施策に予算の重点配分がなされております。今後におきましては、より一層の行財政の健全化に努め、市民要望に応えるために、より多くの市民の声を聞き、その声を市政に取り入れ、市民の目線に立ち、ニーズや課題の一つ一つに真摯に向き合いながら、市民が主役の協働のまちづくりに取り組んでいただきますよう要望いたします。 次に、国民健康保険特別会計につきましては、国民健康保険加入者の高齢化などに伴い、1人当たりの医療費が増加し、大変厳しい財政運営状況にあります。 介護保険特別会計につきましても、保険給付費が伸びて厳しい状況にあります。 工業団地整備事業特別会計につきましては、事業の推進を図り、早期の分譲完了を期待しております。 水道事業会計につきましては、配水管の更新と耐震化事業に取り組んでおります。 下水道事業会計につきましては、汚水管渠工事や管理棟の耐震補強等に取り組んでおります。 以上、各会計につきまして申し述べましたが、これまでに積み残された何百という生活道路の切実な整備要望に対しては、緊急性や地域性などを考慮し、計画的に整備を進めていくための方針を策定したということです。今後は、公平、公正な整備の実現に向けて動き出していくということで、安心しております。そして、その道路整備には欠かすことができず、また、これまでは事業完了まで100年はかかると言われていた地籍調査事業に対しては、その事業完了目標を大幅に短縮した計画を策定し、専従の組織、地籍調査推進室の設置や職員の配置に合わせ、適切な事業費の計上にも努めており、道路事業、整備事業だけでなく、個人資産の保全や災害時復旧の迅速化などにも寄与するものであると考えております。 予算の執行に当たっては、尊い財源を無駄にすることなく、適切な執行がなされることを要望し、令和2年度一般会計及び特別会計並びに水道事業会計及び下水道事業会計の全ての予算に賛成するものでございます。 最後に、議員各位の御賛同を頂けますよう心からお願いを申し上げまして、賛成討論といたします。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(張替秀吉君)  以上で討論を終了いたします。 それでは、令和2年度各会計予算について採決を行います。 初めに、議案第25号令和2年度坂東一般会計予算の件を採決いたします。 この件の委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ないものと認めます。 採決を確定いたします。賛成多数であります。よって、議案第25号の件は原案可決と決しました。 次に、議案第26号令和2年度坂東国民健康保険特別会計予算の件を採決いたします。 この件の委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ないものと認めます。 採決を確定いたします。賛成多数であります。よって、議案第26号の件は原案可決と決しました。 次に、議案第27号令和2年度坂東後期高齢者医療特別会計予算の件を採決いたします。 この件の委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ないものと認めます。 採決を確定いたします。賛成多数であります。よって、議案第27号の件は原案可決と決しました。 次に、議案第28号令和2年度坂東介護保険特別会計予算の件を採決いたします。 この件の委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ないものと認めます。 採決を確定いたします。賛成多数であります。よって、議案第28号の件は原案可決と決しました。 次に、議案第29号令和2年度坂東介護事業特別会計予算の件を採決いたします。 この件の委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ないものと認めます。 採決を確定いたします。賛成多数であります。よって、議案第29号の件は原案可決と決しました。 次に、議案第30号令和2年度坂東農業集落排水事業特別会計予算の件を採決いたします。 この件の委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ないものと認めます。 採決を確定いたします。賛成多数であります。よって、議案第30号の件は原案可決と決しました。 次に、議案第31号令和2年度坂東工業団地整備事業特別会計予算の件を採決いたします。 この件の委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ないものと認めます。 採決を確定いたします。賛成多数であります。よって、議案第31号の件は原案可決と決しました。 次に、議案第32号令和2年度坂東水道事業会計予算の件を採決いたします。 この件の委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ないものと認めます。 採決を確定いたします。賛成多数であります。よって、議案第32号の件は原案可決と決しました。 次に、議案第33号令和2年度坂東下水道事業会計予算の件を採決いたします。 この件の委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはないでしょうか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ないものと認めます。 採決を確定いたします。賛成多数であります。よって、議案第33号の件は原案可決と決しました。----------------------------------- △日程第14 議案第34号 ○議長(張替秀吉君)  日程第14議案第34号令和元年度坂東一般会計補正予算(第6号)の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。市長・木村敏文君。 ◎市長(木村敏文君)  議案第34号令和元年度坂東一般会計補正予算(第6号)につきまして、御説明申し上げます。 今回御提案いたします補正予算(第6号)につきましては、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ650万円を追加いたしまして、補正後の予算総額を231億5,144万8,000円とするものでございます。 新型コロナウイルス感染症対策本部から示されました新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策といたしまして、保育所等におけます感染拡大防止用のための子供用マスク等を整備する費用を追加するものでございます。 第2表繰越明許費補正につきましては、新型コロナウイルス感染症対策としての保育対策総合支援事業が年度内に完成が見込めないために繰越しをするものでございます。 歳入につきましては、国庫支出金では、国庫補助金で、民生費国庫補助金650万円を追加するものでございます。 歳出につきましては、民生費で、児童福祉措置費で、民間保育所運営助成に要する経費550万円、認定こども園費で、認定こども園ふたば運営に要する経費50万円、認定こども園ひまわり運営に要する経費50万円をそれぞれ追加するものでございます。 よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(張替秀吉君)  これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第34号の件については、会議規則第35条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、これより議案第34号の件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第15 同意第1号ないし日程第17 同意第3号
    ○議長(張替秀吉君)  日程第15同意第1号固定資産評価審査委員会委員の選任についての件から、日程第17同意第3号固定資産評価審査委員会委員の選任についての件までを一括議題といたします。 ここで、職員をして資料を配付いたさせます。     〔資料配付〕 配付漏れはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 提出者から提案理由の説明を求めます。市長・木村敏文君。 ◎市長(木村敏文君)  同意第1号から同意第3号までの固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、一括して御説明を申し上げます。 本案は、令和2年5月16日をもちまして任期満了となります坂東市固定資産評価審査委員会委員に、同意第1号、木村道夫氏、同意第2号、新谷孝雄氏、同意第3号、古塚孝一氏の3名を引き続き選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定によりまして、議会の同意を求めるものでございます。 よろしく御審議の上、同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(張替秀吉君)  これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第1号ないし同意第3号については、会議規則第35条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。それでは、これより順次採決いたします。 まず、同意第1号の件を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。 次に、同意第2号の件を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。 次に、同意第3号の件を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。----------------------------------- △日程第18 同意第4号 ○議長(張替秀吉君)  日程第18同意第4号教育委員会委員の任命についての件を議題といたします。 ここで、職員をして資料を配付させていただきます。     〔資料配付〕 配付漏れはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 提出者から提案理由の説明を求めます。市長・木村敏文君。 ◎市長(木村敏文君)  同意第4号教育委員会委員の任命につきまして、御説明申し上げます。 本案は、坂東市教育委員会委員のお一人が令和2年5月17日をもちまして任期満了となりますため、後任といたしまして大和真由美氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(張替秀吉君)  これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第4号については、会議規則第35条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。それでは、これより同意第4号の件を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。 以上をもって本定例会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。 次の会議日まで散会いたします。大変御苦労さまでした。ありがとうございます。     午前11時08分 散会    地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                会議録署名人                  議長                  議員                  議員                  議員...