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03月02日-一般質問-04号

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  1. 筑西市議会 2021-03-02
    03月02日-一般質問-04号


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    最終取得日: 2023-05-30
    令和 3年  3月 定例会(第1回)                 令和3年第1回              筑西市議会定例会会議録 第4号令和3年3月2日(火) 午前10時開議                                            令和3年第1回筑西市議会定例会議事日程 第4号                            令和3年3月2日(火)午前10時開議第1 一般質問                                 本日の会議に付した案件 日程第   一般質問                                 出席議員   1番 中座 敏和君     2番 小倉ひと美君     3番 三澤 隆一君   4番 藤澤 和成君     6番 保坂 直樹君     7番 田中 隆徳君   8番 稲川 新二君     9番 小島 信一君     10番 大嶋  茂君   11番 津田  修君     12番 石嶋  巌君     13番 増渕 慎治君   14番 仁平 正巳君     15番 真次 洋行君     16番 尾木 恵子君   18番 箱守 茂樹君     19番 堀江 健一君     20番 秋山 恵一君   21番 榎戸甲子夫君     22番 赤城 正德君     23番 三浦  譲君                                 欠席議員   な し                                 説明のため出席した者   市長        須藤  茂君      副市長       菊池 雅裕君   教育長       赤荻 利夫君      市長公室長     日向 裕次君   総務部長      高島 健二君      企画部長      関口 貴一君   人口対策部長    相澤 一幸君      税務部長      須藤 昌則君   市民環境部長    熊坂 仁志君      保健福祉部長    赤城 俊子君   こども部長     児玉 祐子君      経済部長      關  紀良君   土木部長      神戸 清臣君      上下水道部長    大林  弘君   会計管理者     菊池  勇君      教育部長      小野塚直樹君   農業委員会事務局長 山形 浩之君      秘書課長      飯山 正幸君                                 議会事務局職員出席者   事務局長      鈴木  徹君      書記        中島 国人君   書記        篠﨑 英俊君                                           〔議長 仁平正巳君議長席に着く〕 ○議長(仁平正巳君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は21名であります。よって、会議は成立いたしております。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者は、前回のとおりであります。 また、本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 これより議事日程に入ります。 日程第1 「一般質問」であります。 この際申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言はそれぞれ30分、質問回数は、一問一答方式を選択した場合は無制限、総括方式を選択した場合は3回以内といたします。 それでは、前回は中座敏和君までの質問が終了しておりますので、本日は真次洋行君からお願いいたします。 15番 真次洋行君。          〔15番 真次洋行君登壇〕 ◆15番(真次洋行君) おはようございます。15番 真次洋行です。 初めに、2年前から提案をしていましたおくやみコーナーを1月20日に設置していただき、大変ありがとうございます。この3月で退職される部長さんはじめ、職員の皆様、長きにわたり市勢発展のためにご尽力いただき、大変ご苦労さまでした。また、ありがとうございました。今後は体に十分注意され、人生100年時代と言われておりますけれども、第二の人生をしっかり頑張っていただければと思います。それでは、通告に従って質問させていただきます。 昨年の第4回定例会でも質問しましたけれども、そのときは令和3年度の予算について、大まかなことについて質問をさせていただいております。今回令和3年度の予算は既に決定しております。どのような重点策を置いた編成をしたのか、まずお伺いします。 次からは質問席で質問させていただきます。 ○議長(仁平正巳君) 真次洋行君の質問に答弁願います。 須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 真次議員さんのご質問に答弁したいと思います。 予算のことでございますので、大切なので、ちょっとゆっくりと話させていただきます。令和3年度の予算編成に当たりましては、歳入面で新型コロナウイルス感染症の影響による消費の低迷や景気の悪化により、市税などの一般財源の大幅な減収が見込まれております。このため、この厳しい財政状況を十分に認識しまして、全ての事務事業を徹底して見直すこと、限られた財源を有効活用しまして、本市の将来像の実現に取り組むことを柱として、予算編成に努めたところでございます。 その中で子育て・若者世代から高齢者まで、切れ目のない支援に努めることに重点を置いたところでございます。具体的には、子育て支援事業といたしまして、誕生祝い金事業あるいは多子世帯保育料軽減事業小中学校入学祝品支給事業など。若者に対しましては、若者支援事業といたしまして、結婚新生活支援事業定住促進住宅取得支援事業。そして、高齢者等支援事業といたしまして、高齢者等買い物支援事業高齢者等ごみ出し支援事業などを実施してまいります。 そのほかにも花火大会開催あるいは板谷波山生誕150周年、あるいは玉戸・一本松線整備事業、そして明野地区義務教育学校整備事業などを重点事業として進めておりまして、魅力ある筑西市の構築に努めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) 重点政策については分かりました。その中で最初に言われた子育て支援と若者に力を入れていることが大変うかがえました。 そこで、私はその子育て支援について、勝手にではありますけれども、3本柱というものを考えました。それは、1つはここにございますけれども、こういう筑西市の子育てであります。この中で3本柱といったのは、まずは子供が生まれたときに祝金の20万円、これはどこの市も20万円はやっていません。5万円とか10万円やっているのはありますけれども、この20万円というのは大変にすばらしいことでありますし、またほかの人たちも、ほかの地域の人も羨ましがっていることです。 次に、はぐくみ医療福祉でありますけれども、これは18歳まで、こういう形で医療の面、子供が生まれて20万円頂いて、そして医療費18歳まで、はぐくみ医療の助成等を行っています。これは市単独でやっています。これも1つは筑西市の誇るべきものだと思います。 もう1つ、3点と言ったのは学校給食。子供が生まれて、そして医療費、そして学校にかかる費用、そういうものが現在では一部助成になっておりますけれども、これは私が平成29年3月の定例会で学校給食の無償化ができないかということで質問させていただきました。そのときに300円はやっているけれども、今後1,000円プラスするということで、現在は1,300円の補助をしております。このことについては、学校給食の無償化については他の議員も何人か質問しております。 そこで、私が3本柱と言ったのは、筑西市誕生祝金とはぐくみ医療、そして給食費無償化にすれば、子育ての3本柱の骨格ができるのではないかと。そうすることによって、多くの魅力ある筑西市、こういうものになるのではないかなと思います。市長は、「ピープル」の昨年の5月号の中でも子育てについてしっかりとうたっております。それはここに「ピープル」ありますけれども、子育てについてのその内容については筑西市の子育てについて、こういうふうに表現されております。これは「子育てするなら筑西市」というテーマで載っております。 私はこれをあれするわけではありませんけれども、子育てのまち筑西市、こういうものを多く訴えることによって、魅力ある筑西市をアピールすることです。それによって人口減少対策にもつながってくるというふうに確信するものですけれども、市長の考えはどうでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) この予算というのは、こちらから議員の皆様方に提出いたしまして、ご賛同いただいて成立するものであります。よって、予算の範囲の中で、いわゆる収入支出の範囲の中で、今言われたようなこともできると確信をしておるところでございます。 給食費につきましては、平成30年まで300円補助しておりまして、今言ったように1,000円プラスしておりました。真次議員さんの今の質問に対して、これ非常に私も大切なことだと思っております。今のところその1,300円のほかに、コロナ禍に伴いまして6月分の給食費の無料化、あるいは昨年の6月ですね。今年1月から3月まで、さらに1,000円をプラスした2,300円の助成もしているところであります。あるいは分散登校時の軽食の無償提供等々をやっているところでございます。3本柱の一つといたしまして、給食無償化につきましては、真剣に取り組んでいきたいと思います。今ここでそうしましょうということはちょっと今予算上もありますので、意見として重要な質問だと思って、しっかりと検討していきたいと思っているところでございます。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) ありがとうございます。その答弁の中でも平成29年の中でも検討するという、そういうことで答弁をいただいています。さらに今市長が言われたように、検討していくということで、ぜひこの筑西市の魅力ある、そして人口減少対策、若者が増えればこのまちはにぎわいを増します。そういうことで、ぜひそういうこの施策に力を入れていただきたいということを要望しておきます。よろしくお願いします。 次に、これは多くの方が質問しておりますので、重ならないつもりで質問をさせていただきますけれども、よろしくお願いします。福祉行政について、新型コロナワクチン接種体制についてどうなっているのかお伺いします。 これは、私は川崎市での接種予行演習というのがありました。これを受けての質問をさせていただきます。これは、まず時間的には1人15分から30分かかったそうです。そういうことについて、時間がかかる、こういうことについてしますと、1日何人ぐらいこの接種ができるのかどうか、検討しているのかお伺いします。特にかかるのは、問診時間等がかかると言われています。そういうことから、まず1点、1日何人ぐらいの接種、検査ができるのかお願いします。 ○議長(仁平正巳君) 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) 真次議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 川崎市の事例ということで、かなりお一人の方に15分から30分、接種までにかかったということでございます。私どももそちらはもちろん認識しているところでございます。 まず、筑西市が1日何人を想定しているかということでございますけれども、医師会のほうとも調整をさせていただきますけれども、全体的に集団接種ということで、今3月末を目指しまして65歳以上の方には接種券をお送りします。その中でなるべく問診票、予診票のほうを送れればいいなということで今進めているところではございますので、その状況である程度事前に書いてきていただくということで想定しますと、あくまでも想定ですが、1日280人ぐらいはできるのではないかというふうには考えておりますが、ご存じのように、まだ体制がきちっと整っておりませんので、こちらの数字が確定ということは申し上げられない状況ではございます。これから国からの指針、そして県からの情報等を収集いたしまして、実際に接種をしていただきます医師会の先生方とも調整をさせていただいて、対応を進めてまいりたいと、このように現時点では準備を進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) まだ未定だそうですけれども、280人ぐらいということであります。そうしますと、これで接種場所というのが、特に集団と個別がありますけれども、個別箇所について昨日尾木議員の質問の中で42か所ですか、7か所ですか、そういう答弁がありましたけれども、結局これは観察期間があって、そうするとかなりの待機する場所も必要になります。そうしますと、待機する個別の場合は、それだけの待機場所というのは実際的に確保できるのかどうかということも検討する必要があります。そして、密になる可能性が非常に高いということにもなります。そういう場合についてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) ご答弁申し上げます。 真次議員さんがおっしゃるとおり、私が昨日申し上げました西部医療機構の講堂をお借りしてという場合ですと、やはり広さもございます。そして、何か所で接種するかということももちろん影響してまいります。それを踏まえますと、接種後は最低でも15分間の経過観察の時間を置くようにということがございますので、やはり密にならないように、まずは予約の体制を整えてまいります。その上で経過観察をさせていただきまして、無事に安心して接種をしていただけるような体制を整えてまいりたいと、このように考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) 特に接種したときに体調が悪くなる方というのは、例でもあったみたいですけれども、こういう場合の対応というのはどうするのか。どこの病院にそういう方々を搬送するのか、そういう細かいものの打合せというのは今後されるのだろうと思いますけれども、計画上はどういうふうに考えているかお伺いします。 ○議長(仁平正巳君) 赤城保健福祉部長
    保健福祉部長赤城俊子君) ご答弁申し上げます。 接種後に体調が悪くなられた方、こちらの方を想定いたしまして、現時点では病院での接種、集団接種ですね、それとあと個別のクリニックでの接種ということで、医療体制が整ったところでということで医師会の先生方とは打合せをさせていただいております。特に集団接種につきましては、医療機構ですとかそちらですと既にもう救急体制が整っておりますので、そのまま対応させていただける。そして、クリニックの場合におきましても、一般的に一番心配なのはアナフィラキシーということで、その副反応が一番心配されているところですが、そちらも先生方の経験もございますし、それに対応する医療機器のほうも準備をするということで、今担当のほうとは話合いを持っていますので、その辺のもちろん後の副反応についての医療的なものについては、こちらも十分と調整をさせていただいて万全な体制を整えるべく、ただいま準備をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) それと、ワクチン保存温度というのは、あるメーカーは温度がマイナス80度だとか、もう1つのものは20度だとか、そういうふうに言われておりますけれども、それで国は各冷凍庫の確保ということで冷凍庫を準備しております。その中で最近この日本列島含んで地震とか豪雨によって停電だとか様々な自然現象で電気が使えない。また、太陽光発電をやっているときは、太陽とも関係がありますから、使えない。こういうことが起きる可能性はあります。そのときにどのような、この自家発電とか、そういうのはありますけれども、そのもつ日数的なものもありますから、そのときのこのワクチンの保管というか、そういう体制というのは頭の中に入れていなければいけないと思うのですけれども、その辺はどういうふうに考えているのかお伺いします。 ○議長(仁平正巳君) 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) ワクチン保存体制でございますけれども、筑西市としましては6月までに6台の配置を予定しております。こちらは市内の医療機関のご協力をいただきまして、停電や災害に備えて非常用電源の備えてあるところ、そちらへご依頼するということで今詳細を詰めております。ほとんど医療機関のほうは決まっておりますが、最終的なご判断はまだいただいておりませんので、医療機関につきましては、本日は公表は差し控えさせていただきたいと思いますけれども、やはり停電ということを一番心配しておりまして、非常用電源のあるなるべく大きいところ、病院のほうにご協力をいただくということで医療機関の先生方、そして医師会の先生方とも調整をさせていただいているところではございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) 自家発電というのも言っておりますけれども、これは自家発電するにはやっぱりガソリンとかそういうのが必要なものですから、そういう確保というのもしっかりと考えた上でいろいろな想定した対策を取っていただきたいということで申し上げておきたいと思います。 次に、このコロナの中で宿泊療養自宅療養で突然死する方が新聞やマスコミ報道でもされております。そういう中において、その人たちの健康管理をするためにパルスオキシメーターというのがあります。これはそういうことを受けて、国が各医療機関に設置、医療器具として備えるようにしておりますけれども、またあるところでは貸与をしています、個人に。だから、そういうことについて、このパルスオキシメーターをこの重症化しないためには、大変にある意味では分かると、その状態がそういうことであります。そういう体調が急に変化したときに、この器具を使って血中の酸素飽和度を調べ、また脈も調べますから、筑西市としてはこういうことについて、これはコロナだけではなくて、心臓病の方、心臓疾病の方やまた肺気腫、またペースメーカーを入れている方など、筑西市には数多くの方がいらっしゃると思います。そういう方々に購入をしたいと希望があった場合の、これ1個が結構高いのですよ。個人的でありますけれども、私もこれは持っておりますけれども、いろいろなメーカーがあって、7,000円から8,000円が普通です。高いのは2万円から3万円近くするのです。普通であれば七、八千円のものであれば足りますけれども、そのときの助成というのはできないものでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) ご答弁申し上げます。 まずは、現在コロナウイルスの陽性になり、宿泊施設または自宅療養になられた方につきましては、昨日もご答弁申し上げましたが、筑西保健所よりご本人様にパルスオキシメーターの貸出しをして、体調管理をしていただいているというところがまず現状でございます。 真次議員さんのご質問ですけれども、高齢者の方が常日頃から自宅で体調管理パルスオキシメーターを活用するための購入助成ということをおっしゃっているのかと思いますけれども、茨城県ではございませんけれども、県外の場合にはパルスオキシメーター使用方法が分からないということで、せっかく貸出しをしても高齢者の方が使用しないまま亡くなったというふうなケースもございました。できましたら体調が優れない方につきましては、医療機関等に至急ご連絡をしていただくことが最善ではないかと、このように考えているところでございます。 今回議員さんからのご提案につきましては、保健所などと相談をして連携を図りながら今後の検討課題として取り組んでまいりたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) これは高齢者、65歳以上というのが3万2,312人いるということで、前回の質問の中で答弁がありました。そういう中でこのあるところで、若い人がやっぱり病気にかかって、そういう病院に入ったときに、それをつけて調べていたと。そうすると、それで退院して、こういうものが自宅に1つ、家の中で1つあれば、体調管理がしやすいのだけれども、こういう声を聞きました。そういう観点からいったときに、筑西市の命を守るという面で全員がということではなくて、そういうところに少しでも助成ができないものかどうか。例えば3,000円とか2,000円とか、先ほど言いましたけれども、8,000円ぐらいするものでありますから、高いのは2万円から3万円ですけれども、そういうものにすれば家族に1つあれば、みんなでそのときに気をつける。特に高齢者がいるお宅については、それは調べて、家族の人が調べれば、ああ、うちのおじいちゃん、おばあちゃん、何か高いな、血中の酸素が高いなとすぐ対応できると、こういう話を聞きましたけれども、そういうことからぜひこれについては全員だったら大変でしょうけれども、そういう現実的な生の声としてはそういうふうになるということを認識して、何とかできないものかどうかということでお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 では、時間が迫ってまいりましたので、前回ちょっとできなかったので、もうこれも時間がありませんけれども、教育行政について、SDGsの取組についてということで質問させていただきます。 学校教育においてSDGsはどのように指導、取組について指導をしているのか。また、取り組んでいるのかについてであります。これはもう2015年に国連で採択されたものです。持続可能な開発目標と、持続可能な社会をつくるための目標です。2030年を一つのゴールとして、17の項目を掲げて169のターゲットから成っています。誰一人も取り残さないためにという行動指針を決めて今取り組んでいます。今教育のほうでも非常にこの取組をしている自治体が多く報告されております。 ここにもいろいろな自治体の資料がありますけれども、そういう中で特に大事なのは、この17のうちの目標4、要するに教育です。これが非常に大事であるということを位置づけられて、その教育の中で教育が一番真ん中に来ています。そして、この教育の中にESDというのがあります。この取組にしてやっている自治体が今日もありますけれども、時間がありませんからご紹介できませんけれども、こうしています。筑西市ではこの問題についての取組というのはどういうふうに考えて教育しているのでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) 真次議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 今ありましたとおり、SDGsは持続可能な開発目標と訳されておりまして、人類が将来の世代にわたって恵み豊かに生活を確保できるように、一人一人が自己認識をもって課題解決に挑むために設定されている目標です。その目標は17項目ありまして、自然環境、教育、人権、産業開発、多様性の理解など多岐にわたっておりまして、世界共通の課題であります。 筑西市内の小中学校においては、各学校の特徴を生かしながら、このSDGsの視点を取り入れて日々の学習に取り組んでいるところでございます。例えば総合的な学習の時間において、地域のNPO法人里山を守る会と連携しながら、関城地区の里山を活用した自然体験学習を行い、豊かな自然に触れ合うことを通して、環境保全や食糧問題について考えておりますし、また勤行川沿いの幾つかの小学校では、サケの稚魚の放流体験等を行いまして、このSDGsの取組に当てているところでございます。 教科の中でも既に行っておりまして、社会科では平和とか貧困とか海洋資源とか陸上資源とかに考える機会を、また理科では気候変動、特別の教科、道徳では人権や差別、国際理解など、ふだんの学習から一歩踏み込んで考える機会を持つことで、SDGsにつなげられるようにしております。 このような取組を通して未来に向けて子供たちの問題解決能力を養うことを目標にして、さらに取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) 時間が迫ってきていますけれども、いろいろな取組をいろいろな学校でやっています。この新聞にもあります。これは北海道でありますけれども、森林は宝だと。子供たちにその体験をさせて、その森林から出るものについて、例えば木を切ったときにチップとか、細かいごみです、それをどういうふうにしていくのかとか、そういう実際的にして、将来の子供たちにこのSDGsの考え方をしています。 もう1つは、この紙、牛乳パックとか、そういうものについても取り組んで、この牛乳パックをリサイクルして、そしてどういう形に使えば自然環境が破壊されないのかとか、そういう取組をしている学校が多く、今いろいろな形で、17ありますから、取り組んでいます。そういうことがこれからが未来の子供たちのために、また未来のこの地球のために絶対必要な教育であるということを説いております。ぜひ文部科学省でもそういう取組を推進しているはずだと思います。ぜひ筑西市もそういうことでよろしくお願いしたいと思いますので、時間が来ましたので、以上で終わります。 ○議長(仁平正巳君) 次に、11番 津田修君。          〔11番 津田 修君登壇〕 ◆11番(津田修君) 改めまして、おはようございます。 それでは、まず前段に年頭の首相挨拶の中でございますが、ワクチンは感染対策の決め手だと述べておりました。できる限り2月下旬までに接種を開始すると強調いたしておりました。新型コロナウイルスワクチン接種開始が2月に見込まれる中、県内各自治体では市民への接種のため準備に動き出しております。ワクチン接種は、医療従事者向けは県が受け持ち、高齢者や一般市民は市町村が担当することになっております。高齢者の市民へのワクチン接種は、4月上旬に予定され、場所や接種する医療従事者の確保が現在現実味を帯びております。各自治体は接種へ向けた予算を確保し、対策チームを立ち上げつつあります。 県内2番目の感染者の多い土浦市では、次のような準備をしている旨の報道がありました。1月25日でありましたが、それはコロナ対応に対する健康増進課に6人のワクチン接種チームを整え、ワクチン接種は65歳以上の高齢者向けが4月上旬に始まることとされ、約4万2,000人が対象になります。土浦市の人口は14万1,693人、3月上旬にも接種券を送り、コールセンターで予約を取り付けて接種する計画です。ワクチンを保管する特殊な冷凍庫は、コロナの重症、中等症等の患者を受け入れている市内2か所の病院に各1台、市に9台が割り振られる予定であります。市は保健センターでの集団接種を見込み、3人の医師で1日に200人、5日間で1,000人の接種を想定しているそうであります。そのほかインフルエンザ予防接種で協力を得ている80から90か所の医療機関に要請をして、接種できる医師を確保したいというふうに言われております。 そこで質問に入ります。筑西市では、コロナワクチン接種準備はどのように進められているのかお伺いいたします。初日答弁の中にコロナウイルス接種対策室ありという説明があったように思いますが、具体的な構想とか計画とか教えていただきたいというふうに思います。この期に至っては、先ほど述べた土浦市ぐらいの青写真は示すべきというふうに思いますが、いかがなものでしょうか。 準備を進める上での課題として、医師や看護師、スタッフの確保、接種会場の確保、体制整備にかかる財源等挙げられております。接種会場への高齢者向け輸送といいますか、足の確保、接種後のケア室等の設置なども必要ではないかなというふうに考えます。 2番目の質問でございますが、ワクチン接種のスケジュールについてはいかがなものか、お尋ねいたします。厚生労働省は、25日に新型コロナウイルス感染のワクチンについて自治体向けの説明会が開かれたと聞いております。65歳以上の高齢者に接種券を3月中旬以降に配り始め、接種開始から2回目の接種まで約3か月以内に終えるスケジュールを示しております。人口10万人、うち65歳以上の人が2万7,000人いると仮定して、週に6,000回の接種が必要と試算されております。筑西市高齢者は約3万2,000人だろうというふうに記憶しておりますが、毎日1,000人近い接種をこなすことになります。周到な準備、スケジュールを立てておくべき必要があるというふうに思いますが、いかがなものでしょうか。 3番目として、一般市民と高齢者の接種は市が担当することになっておりますが、一般市民、高齢者接種対象者は筑西市では何人ぐらいおられるのか、お伺いをいたします。あくまで接種は希望する人が受けることになっておりますが、国が想定している接種率7割としておりますので、その辺もお伺いをいたします。 4番目といたしまして、ワクチン接種は集団接種、個別接種、巡回接種の3通りがあるように聞いております。筑西市はどのような接種方法を見込まれているのか、お伺いいたします。この集団接種法でございますが、最初は集団接種が話題となっておりました。ここに来て、個別接種と集団接種を組み合わせたいわゆる練馬モデルと言われるものが注目を集めております。しかし、この茨城県の中の日立市のワクチン接種でございますが、これはかかりつけを基本に実施する方法を明らかにしております。大いに参考になるというふうに思います。日立市の高齢者は5万9,000人で、さきに述べた国の想定する7割ということを鑑みますと、約4万2,000人だそうであります。 昨年の暮れ、10月から12月にかけて日立市は市内の医療機関で約8万7,000人がインフルエンザ予防接種を受けておられるそうです。高齢者の2回分までのワクチン接種8万4,000回の接種も医療機関で十分可能と見ているようであります。 さらに、ワクチン接種に関する副作用への不安も根強く、持病や服用中の薬の種類なども把握をしているかかりつけ医であれば安心感があるとしております。適時な接種方法というふうに思いますが、いかがなものでしょうか。 参考までに、筑西市のインフルエンザ予防接種、昨年の10月から12月、3か月にかけてどの程度の人が接種されたのか、お伺いいたします。 5番目といたしまして、ワクチン接種後の副反応について、雑多な情報が聞こえていますが、厚生労働省や県から確かな報告がされているのかどうか、お尋ねいたします。今外国において接種後の七、八割が注射箇所に痛みがあると伝えられております。だるさや頭痛もありますが、二、三日以内に治るようであります。頭痛やだるさなどの症状は、はしかと風疹のワクチンの場合には18%、インフルエンザにおいては1.5%と言われております。コロナのほうが、副作用が起きやすいように見えます。しかし、数日以内に回復されるのであれば心配はない、変異が起きているのはワクチンが効いている証拠と考えられると述べている学者もいらっしゃいます。日本のワクチンに多い皮下注射では斜めに針を刺します。しかし、コロナのワクチン接種は筋肉に注射をするため、筋肉が皮下組織の下にあるためでありますが、針を真っすぐに深く刺す映像がテレビで映されております。痛みを感じるのではないかなというふうにも映ります。ただし、痛みは体がワクチンに反応しているため、痛みや頭痛、倦怠感などが起きると指摘をする専門家もいらっしゃいます。接種のメリットはリスクを上回ることとしておりまして、ファイザー社のワクチンにおいては、コロナ感染症を発症するリスクが95%減る結果が出ているとしております。 また、2月25日でありますが、NHKの報道において、日本国内で接種された2万1,800回のうち、3人に反応があったと報道されております。率にしますと0.014%であります。極度なアレルギー症状はなかったと伝えられております。 しかし、副反応に対する不安感、根強いものがあります。接種のメリットはリスクを上回るとしておりますが、コロナウイルス拡大防止は一人でも多くの人が接種することが望まれるというふうに思います。副反応の不安感を取り除くためにも、接種率を上げること、副反応の不安感を取り拭うことこそ、接種率を上げることにつながるというふうに思います。 今述べたことはあくまでも新聞やインターネットでの抜粋のものであります。確かな情報、国、県から伝えられているのかどうか、お尋ねをいたします。 それでは、第1回目の質問を終わらせていただきます。 ○議長(仁平正巳君) 津田修君の1回目の質問に答弁願います。 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) 津田議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 まず、ワクチン接種の準備についてでございますが、医師、看護師等スタッフの確保及び接種会場の確保につきましては、真壁医師会筑西支部、市内各医療機関等に病院等と現在調整を進めているところでございます。昨日ご答弁をさせていただきましたが、現在筑西市内のクリニックにおきましては、現時点では47クリニックが自分のところで接種をしたいということで、お手挙げをしていただいているところでございます。そのために個別接種及び集団接種の両方を想定して現在調整を行っているところでございます。今後も市内の医療機関の医療従事者のご協力を得るなど人員の確保に努めるとともに、市として全庁的な職員体制を考えております。 こちらの確保につきましては、報道がされておりますとおり、国のワクチンの調達状況がかなり予定よりも遅れております。現在2月17日から医療従事者先行接種ということで全国的に接種が始まってはおります。ただ、その後の医療従事者の中でも優先接種という方がいらっしゃいまして、筑西市の場合にはこちらの優先接種のほうから始まるということになってまいります。この優先接種は、今先行接種を受けていただいた約2万人の方々が体温を測り、ご自分の体調を記録することによって副反応の確認をしております。それに基づきまして、申し訳ございませんが、恐らく3月中旬頃には市内でも接種が始められるものと思います。 こちらは、あくまでも国から茨城県に医療従事者分ですということでファイザー社のワクチンが届きまして、県がどの市町村にこのワクチンを配付するか、その状況に応じて配付の始まる時期が決まってまいりますので、今私のほうからいつ始まりますとかということは申し上げることができません。その後の65歳以上の高齢者の方につきましても、やはり早くても昨日の河野大臣の報道機関へのご説明ですと、4月の中頃に、多分茨城県は10箱だと思いますが、10箱がまず第1弾として配付されるということになります。そちらを茨城県が今度各市町村にどのように配分していくか、そちらを見据えながら接種のほうは会場の設置ですとか、医療機関の先生方との調整をしていかなければならないというふうに担当と医師会とのほうと話合いを持っているところです。 65歳以上の方の全員に行き渡るだけの調達ということは、昨日の河野大臣のお話ですと、2回分は6月中に完了できるというようなお話がございますので、筑西市もそこを目指し、皆さんに安心安全に、そしてできればかかりつけ医のいる方はかかりつけの先生のところで安心して受けられるようなそういう体制を整えるべく、今努力しているところでございますが、何分にもワクチンがどのぐらいいつ届くか、このことを確定できないというところがありますので、随時国から、そして県からの情報を収集して遅れないように、皆様にご不安を抱えないような形で体制を構築してまいりたいと、このように今努力しているところでございます。 続きまして、体制準備についての財源でございますが、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費の国庫補助金の活用によりまして、接種の準備を進めてまいります。 ワクチンの接種スケジュールですが、今も申し上げましたように、なかなか最初の国の方針は、やっぱり3月中旬をめどに300万人程度の医療従事者に向けた優先接種を、そして4月からは65歳以上の高齢者3,000万から4,000万人の方に向けた優先接種を開始する予定ですということでございましたが、現在やっぱりワクチンの調達が思うように国のほうでいかないということもありますので、それを見ながらスケジュールは整えてまいりたいと、このように存じております。 接種対象者でございますが、新型コロナワクチンの接種対象者は、16歳以上の方になります。筑西市におきましては約9万人の方が対象となります。16歳以上の方約9万人の方が対象となります。 接種方法についてですが、何度かご説明させていただいておりますけれども、市内会場におきます集団接種と協力医療機関、個人の病院の先生方の協力によります個別接種を組み合わせたハイブリッド、2つを両方組み合わせた方式をできるように今体制を整えておるところでございます。こちらは今後も真壁医師会筑西支部の先生方ともよく連携を取りながら、安全に安心して皆さんが受けていただけるような体制の構築を図ってまいります。 ワクチン接種後の副反応についてでございますが、先ほども申し上げましたが、2月17日から全国の医療従事者の方4万人の方に対して先行接種を行っているところでございます。その中で先ほど議員さんもお話しされておりましたけれども、現在までで実際に医療機関で医療従事者の方が打たれた中では、3名の方に副反応が出たということの報告は報道されております。ただ、その中で重度のアナフィラキシーショック、こちらは出ていないということですので、報道でも10万人に1人ぐらいは可能性があるのかなということですので、今のところはその実際日本の中で先行接種として受けた方の中では、3例ほどは出ておりますけれども、重症化しているわけではないということで確認はしているところでございます。 海外の事例を申し上げますと、今後接種を予定しておりますワクチン接種後にワクチンとの因果関係がないものも含めまして、接種部位の痛み、そして頭痛、倦怠感、筋肉痛などの事例が見られたと発表しているところでございます。 先ほどもちょっとご質問がございましたけれども、もしアナフィラキシーショックが起きたときにはどうするかというさっきご質問がございましたが、これらはすぐに治療を行うこととなりますので、やはりその医療体制が整った、想定した準備を医療機関でもしていただくということになりますので、安心して受けていただけるという体制を構築してまいりたいと存じております。 次に、一般的にワクチン接種では副反応による健康被害、病気になったり、障害が残ったりということがまれにございます。こちらの体制でございますが、国のほうで救済制度が設けられておりますので、ならないのが一番なのですが、制度はちゃんと構築されております。 あと、新型コロナウイルスワクチンの接種につきましても、今申し上げましたように、万が一健康被害が生じた場合には、予防接種法によります救済制度がございます。先ほど市のインフルエンザの接種の状況ということでご質問いただきましたけれども、実績としましては大体7割程度ですけれども、申し訳ございません。ちょっと細かい数字が今日手元にございませんので、改めましてご報告をさせていただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) ありがとうございました。時間の関係もありますので、私はこのコロナワクチンの接種の件なのですが、やっぱり早くコロナを収束するためにも、一人でも多くの方が接種を受けるということが一番大事だというふうに思っています。 1日の日に広報の話もありました。私ちょっとホームページと、それから広報紙を読ませていただきました。ただ、やっぱりあまり危機感というかな、緊迫感というかな、そういうものが伝わってこないのです。あるいはあの広報紙とかを作っている方というのは、職員の方ではないでしょう。あれ業者か何かにお頼みになられているのではないのですか。その辺どうでしょうか。 私はそういう面で、ほかのインターネットとか新聞とかに載っているのと同じようなものしかあの中には載っていないのです。だから、もうちょっと緊迫感といいますか、真実味といいますか、そういうものがあっていいのかなというふうに思いますので、その辺のところも一つお考えをいただきたいというふうに思います。 それともう1つは、これちょっと市長になのですが、やっぱり多くの方に受けていただく、接種をしていただくということにインパクトのあるものって、やっぱり市長がメッセージを送るということが大事だろうというふうに思いますので、1つだけお聞かせいただきたいのですが、市長はこの接種を受けられる用意ができた場合には、どうでしょう、受けられるおつもりなのでしょうか。それをちょっと1つだけお聞かせ願います。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 市民の皆様方に、まず接種がしかるべき時期が来ましたら、私は受けさせていただきます。 今議員さんがご心配なように、市民の皆様にいかに精神的に安心した情報が送れるか、しっかりとした、幾ら国のほうから来なくてはいけない、県のほうから報告がなくては伝えられないというわけでは、そういうわけにはいきませんので、現在の状況はこうなっています。市としてはこういうふうに考えています。ですから、ご安心くださいというような情報をしっかりと流すように、SNSあるいは市のホームページ、それから「ピープル」等々、たくさん方法はありますから、そういう方法で市民に安心できるような情報を流していきたいと思っております。ありがとうございます。 ○議長(仁平正巳君) 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) ご答弁申し上げます。 まず、広報紙、そしてホームページの作成でございますが、こちらはまずは基本的には担当課で作成をしまして、広報広聴課の職員と調整をして、職員が作成はしてございます。ただ、今回のコロナウイルスの件の広報につきましては、やはりどうしても今のところはなかなか詳細まで決まっておりませんので、皆さんが必要とする情報を現時点では発信することは難しいのですが、今後定期的に皆さんに分かりやすい進捗状況等を皆様宛てに発信したいと、このように予定しているところでございますので、ご理解賜りたいと思います。 それと、先ほどのインフルエンザの件数でございますが、本年度の2月19日現在でございます。対象者の方が3万2,821人でございます。そのうち1万9,145人の方がインフルエンザの接種をされております。もう1度繰り返します。2月19日現在、3万2,821人の対象者の中で1万9,145人の方がインフルエンザの接種をされております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) ありがとうございました。一人でも多くの方が接種ができるように、皆さんがやっぱり進んで受けられるような情報を流していただきたいなというふうに思います。ありがとうございました。 ○議長(仁平正巳君) ここで休憩といたします。                                休  憩 午前11時 2分                                                                              再  開 午前11時19分 ○議長(仁平正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 7番 田中隆徳君。          〔7番 田中隆徳君登壇〕 ◆7番(田中隆徳君) こんにちは。7番 田中でございます。早速質問に入らせていただきたいと思います。 この4月で、私も早いもので初登庁から10年の節目を迎えようとしております。その10年を思い返してみますと、本当に様々なことがございました。そして、感じたことは、本当に政治の世界は大変何が起きるか分からない厳しい世界なのだと、改めて感じているところでありますが、しかし今そんな感傷に浸っている暇はなく、世の中を見渡せば、コロナ禍の中で苦しんでいる人、経済を含めて大勢おります。そして、まだまだ予断が許されない中、政治の停滞は許されないことだと強く感じているところであります。そして、いみじくも今議会は予算議会であります。そんな中、外からは財政を心配する声も聞こえてまいります。中には我が市が第二の夕張市になってしまうのではないのかというような厳しいことを話している方もいらっしゃると聞き及んでおりますが、市長に市長の政治姿勢として今の財政状況、そして今後の財政運営、そしてその方策について伺いたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 田中隆徳君の質問に答弁願います。 須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 田中議員さんの質問にお答えしたいと思います。 財政状況でございますので、大切なことでございますので、ちょっとゆっくりすみません、申し訳ありません。これまでの財政状況といたしましては、合併以来、一般会計の収支については継続して黒字決算となっております。また、国による財政状況を示す財政健全化の基準につきましても、最近でありますけれども、令和元年度決算において、全て基準を大幅にクリアするなど、健全な財政状況にあると考えているところでございます。 また、市の貯金と言われます財政調整基金につきましても、国が示す基準の約2倍の基金、いわゆる貯金を確保しております。 なお、地方債現在高につきましては、増加が見込まれておりますが、合併特例債や臨時財政対策債などの有利な地方債を活用することによりまして、実質公債費比率や将来負担比率を低く抑えることに努めております。 詳細につきましては、担当部長から説明をさせますが、今のところ健全であることを申し上げておきます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 関口企画部長。 ◎企画部長(関口貴一君) 田中議員さんのご質問に答弁いたします。 本市の財政運営につきましては、ただいま市長から答弁がありましたとおり、国が示す財政健全化の基準を大きくクリアしております。詳細を申し上げますと、令和元年度の本市の実質公債費比率は8.7%で、国が示します早期健全化基準25.0%の3分の1程度となっております。また、将来の負担比率につきましても、本市は67.5%で、やはりこれも国が示します早期健全化基準の350%の5分の1程度と低い数値を示しております。 財政調整基金も本年度当初予算で繰入れを見込んでおりましたが、財源調整の結果、本年度末までにほぼ全額を積戻しまして、結果として約44億円確保できます。これは国が示す基準の約2倍に相当します。 なお、地方債現在高につきましては、普通会計の令和元年度末現在高が約440億円となっておりますが、このうち合併特例債や100%の交付税措置のある臨時財政対策債の占める割合が約83.7%となっております。この元利償還額は後年度の交付税への算入がありまして、大変有利な地方債を活用することで、先ほど申し上げましたように、実質公債費比率と将来負担比率を低く抑えることができております。 しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大による消費の低迷や景気の悪化によって、市税などの一般財源の減収が見込まれることから、今後は厳しい財政運営になると想定されることから、国、県の動向、経済の動向をしっかりと見極めまして、引き続き健全な財政運営に心がけてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) ありがとうございました。確かにそうなのですよね。別々の1市3町でやっていた頃は、本当に単独の建設債なんかを使ってやってきましたが、もうあれから本当にかなりたちますから、償還も終わってきていると思います。それで合併してから合併特例債のような有利な債権でやっていますから、実質公債費というのはやっぱり少なくなっているのだろうと思います。 ただ、やはり部長おっしゃったように、収入も減っています。このコロナ禍の、アフターコロナということで税収も厳しくなると思います。経常収支の比率の数字もやっぱり重たい。それと、それに伴って事業費というのですか、総額も減っている。その辺はやはり慎重に償還を上回らないような事業計画が必要なのだろうと思います。安心しました。 それで、市長は今まで随分補助金というのですか、国、県から多額のそういうふうな交付金を私は取ってきた市長なのだなと感じております。そして、財政のほうはもとより、行政改革ですね、行政改革のほうも、こども部だったり、人口対策部だったり、本当にタイムリーな部署編成をやってきたと感じております。ただ、私はもう1歩、2歩、市長にはその行政改革ということで前進していただきたい。 といいますのも、私が感じるその行政改革なのですが、それは財政のほうは今しっかりしているということで安心しましたが、まだまだやはり縦割りなのですよね、行政の中が。1つ例をかいつまんで申しますと、今回の議案にも上がっていますが、筑西市民病院の解体費。解体することには何ら異議はないのですが、ただその方法にしても、やり方にしても。それと、議会本会議直前に全員協議会が開かれ、全員協議会に突然上がってきて説明は受ける。ですが、全員協議会から本会議の間の日数がいかんせん短過ぎて、半年なのか1年なのか分かりませんが、温めてきたその計画をたった数日間で議論しろ、決議しろと言われても、なかなか私どもも一生懸命やっていますが、それに追いついていけません。やはり生意気申すようでありますが、議会を軽視されているとは思いたくはありませんが、願わくばもう少し、いま少し丁寧にやっていただきたいなと思っております。 そういう中で、私これ提案なのですが、その市長が当然最終決裁は市長です。そして、全責任、最終責任も市長です。その前段で、庁議もあると思います。重点会議もあると思います。それとは別途に、やはりこの我が市の行く末、将来を見詰めたときに、その筑西市民病院ばかりではないと思うのです。本庁舎の在り方もこれから考えなければならない。学校の跡地利用なんかも考えなければならない。いろいろな跡地利用も含めて、我が市の根幹に携わる問題が出てくると思います。そういうところを病院は福祉ですよ、学校は教育ですよ、本庁舎は総務なのかも分かりませんが、そういう縦割りで跡地利用云々かんぬんというような計画をするのではなくて、せっかく我が市には副市長がいるわけですから、副市長に座長になっていただいて、そういった戦略会議みたいな会議を月一なのかどうなのか、そこはいずれにしても、そういう各部署から上がってくるものを、やはりその課から上がってきて部でぽんと意見を出してくるのではなくて、じっくりやはり丁寧にその計画というのをやっていただきたいなというこれは願いなのですが、いかがでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 私の施策といたしましては、まずやるときに対しましては、今までもこれからも、議員の皆様にご相談して、そして賛同を得て、そして市民の皆様にご理解をいただくと、そういう趣旨でやってまいりました。今後とも、今田中議員さんがおっしゃったことはもっともだと思っておりますので、しっかりとそういう方法を取っていきたいと思いますし、また病院に関しましても、大変不信感を招くようなことをして申し訳ありませんでした。今おっしゃったような副市長を中心として一つの委員会を立ち上げて、じっくりと皆様に一つ一つご理解を得て、病院以外もそうですけれども、何かありましたらそのように今後ともやっていきたいと思います。申し訳ありません。よろしくお願いします。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) ぜひひとつよろしくお願いいたします。財政議会ではありますが、向いている方向は一緒だと思うのです。本当にみんな元気な筑西市ということで同じ方向を向いているわけですから、やはりそういう形で丁寧にやっていただければ幸いであります。よろしくお願いいたします。 それでは、議長に許可を得まして、ちょっと配付をしてもらったのですが、これは日本工業経済新聞1月21日付の新聞の記事なのですが、率直に申しまして、私これを見たときに驚きました。これ通告してあるので、ちょっと順番が変わってお聞きしますが、何に驚いたかというと、先ほども言いましたが、この記念館の整備自体に驚いたということではなくて、その文化課が計画しているという記事。1課が計画していて、それがもう建設に向けた準備委員会の設立へ協議が始まっているというのです、水面下で。我々、多分ですよ、その議会としてはそんなに詳しく知っている方はほとんどいないと思います。やはり何が言いたかったかというと、この記念館の是非を問う話ではなくて、もう予算までこれややもすると数字まで出ていますから、見積りまでかかっているような状況で、もうほとんど推進している、そういうことに驚いたのです。 大変無礼な言い方で、本当にいつもお世話になっている部長には大変失礼だと思いますが、私は議会が軽く見られているのかなと、少し憤りも感じました。やはりこういったものも、こういう記事が出る前に、もう少し詳しく話があってもいいのではないかなと受け止めるわけですが、部長いかがでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 申し訳ありません。私はこの記事、今初めて見させていただきました。全く承知しておりません。私も非常に憤慨しております。 板谷波山先生は我が市の宝でございますので、このようにやって委員会を開いているのも承知しておりますし、その委員会の内容もその都度持ってきていただいておりますから、その点については十分承知しております。 しかし、この記事による2階、3階を造るとか、あるいは7億円から、以前新聞で10億円と出ていました。その件につきましては、私は全く承知しておりません。それだけは申し述べたいと思っております。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 田中議員のご質問に答弁いたします。 今議場に配付のこの新聞記事でございますが、もう1件この同時期にもう1つの新聞も同じような内容で掲載となったものがございます。ただ、違うのは、こちらの今配付しました新聞記事にありますように、建設に向けた準備委員会の設立へ、内容や人選の協議を進めている、こういったことは市長申し上げましたように、一切ございません。 この件について、新聞社の記者から電話があったということは報告を受けておりますが、予算の編成の中で新年度予算にこの整備に関する予算があるかないかということでのきっかけで問合せがあり、そういったことは予算的には、田中議員の質問にもありますけれども、生誕150年記念事業をメインとして展開していく、これが市の方針でありますので、この整備に関する予算はつけて、ご存じのように、つけてありません。そういった中でこういう文言が書かれたのは心外でございまして、こういう事実は一切ございません。 また、ここに文化課ということが書いてありますが、協議委員会のレベルでこの板谷波山の記念館の整備検討委員会は開催し、昨年度に終わりまして、報告は受けている状況。その中で構想、計画はございますが、その後の実際に具体化するものについては、市としての実施計画であるとか予算編成の中で検討すべきものでありますので、こういった事実は、重ねて申し上げますが、本日配付の新聞記事にありますような建設への内容、設立へ、内容や人選の協議を進めているということはございませんので、ご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) 安心いたしました。市長からは強いメッセージがありましたし、私納得しました。ただ部長、これを投げ込みした人がいるのかどうか分かりませんが、いずれにしてもこの記者を呼んで、これは訂正か修正の記事を書かせたほうがいいですよ、これ。こういうもう何か完全に進んでいるような話の記事は、私まずいと思うのです。やはりまだ検討しているなら検討しているというような状況で載せるならいいですが、これだともう本当に図面でもあるような、相見積りでも取っているような、3階建てとか7億円とか具体的な数字も出ていますけれども、これはやっぱりちょっとおかしいのではないのかなと私は思いますので、この辺はちょっと調整していただいたほうがよろしいかと思います。よろしくお願いいたします。 それで、今度波山先生の生誕記念事業についてですが、まず簡潔で結構です。事業内容についてお伺いしたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 田中議員のご質問に答弁いたします。 事業内容でございますが、まず実行委員会のほうを組織しまして、先月に開催。これはコロナの影響下の中で書面会議にいたしました。その中でもお諮りしている内容でございます。 まず、内容としましては、大きく展示する部門、部会もつくっておりますが、展示をするその会場としましては、しもだて美術館、それから板谷波山記念館、そして廣澤美術館。特に廣澤美術館におきましては、事前に協力をお願いするということで、市長はじめお伺いしまして、協力をいただけるということで、会場は3つとして予定してございます。 そしてもう1つは、イベントでございます。プレイベントも含めまして、こちらは道の駅もございます。そして、実行委員会には道の駅の代表も入っていていただいております。そしてまた、廣澤美術館、あとご存じのように、ザ・ヒロサワ・シティもございますので、展示だけでなくて、イベントもできないかということで実行委員会開催後、現在これから具体的などういったものができるか、検討していくところでございます。 大きくは、繰り返しますと、展示の部門、あとイベントの部門、そういった中で令和4年4月から6月にかけて開催する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) ありがとうございます。生誕記念ですから、私お祭りだと思います。派手にやったほうがよろしいかと思います。 先ほど記念館のことでちょっとあれしてしまって申し訳ありません。ただ、私その分科会の方のことを恐れずに、自分の思いを語らせていただくと、やはりその板谷先生は日本の宝ですし、我が市の宝。それは私も重々分かっています。ただ、新館整備とまちのにぎわいというのは、私はリンクしないのだろうと感じております。その証拠に、あれだけ華美な豪華なあの美術館があっても、その後の駅前通りはどうだったか、今の駅前通りはどうなのか考えたときに、やはり私は別物なのだろうと考えます、私個人では。 ただ、この生誕記念というのは我が市を知ってもらうために、物すごく有効なイベントだと思います。今部長がおっしゃったように、イベントの内容については、私は一々あれしませんが、ただ私はそのイベントで何をやるかが大事ではなくて、どれだけの人に知ってもらうか、このイベントがあることを。私は広報が大事だと思うのです。ちなみに市内だけで盛り上がるのではなくて、周辺自治体で盛り上がるのではなくて、少なくとも常総線沿線、水戸線沿線、真岡線沿線、また我が市と関連のある尊徳先生のそのサミットだったり、また台東区ですか、関係のある自治体に、私予算が足らなければ補正を打って、こっちから出向いていって、こういう祭りがあるのだとPRするぐらいの全庁挙げて広報していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 板谷波山先生、筑西市だけではなく、日本全国、そして世界でも名の知れた、本当に陶聖と言われるほどの誇れる人物でございます。そういったせっかくの生誕150年という機会でありますので、広報の仕方としましては、新聞各社、それからテレビなどへの情報提供、ホームページ、フェイスブックもそういったSNSも当然でございます。今度実行委員会のメンバーの中にもそういったことに専門にたけた方もお願いしてございます。本当に板谷波山、この記念事業だけでなく、また道の駅も使っていただいたりしますので、筑西市を全国にPRする機会として捉えております。 そして、また1つクラウドファンディングも実施する予定で準備もしています。そういったところで、全国的に周知、PRをしていきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) ぜひこの記念事業が大成功することを期待しておりますし、頑張っていただきたいと思います。 それでは、通告最後なのですが、農業行政についてお伺いしたいと思います。農業振興地域における農用地の地区からの除外についてなのですが、農業振興地域整備推進協議会という長い名前の協議会があるらしいのですが、まずその役割と権限をお伺いしたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) 田中議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 筑西市農業振興地域整備推進協議会ですが、これは農業振興地域の整備に関する法律、俗に言う農振法の規定に基づき筑西市が策定する筑西農業振興地域整備計画に係る事項について協議を行い、整備計画が適切に運用されるよう市長に対し、同法に基づいた意見を提言することを目的として設置されている諮問機関でございます。 協議会は、市議会、農業委員会、農業協同組合、農業共済組合、土地改良区、茨城県の農業部門、学識経験者から構成され、農業に関して幅広い意見をいただくものというようになっております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) そうそうたるメンバーで構成されている協議会だと今認識しましたが、諮問委員会ですから当然答申が出て、そこの答申で仮に不同意、不採決みたいな決議が行われた場合に、答申としてどういった扱いになっていくのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) お答え申し上げます。 農用地区域からの除外、編入など整備計画の変更を行う場合は、市へ整備計画の変更申請書の申請が必要となります。申請された内容について、申出書の内容の精査、現地確認を行った上で協議会の協議事項ということになります。 協議会で整備計画を変更する際に5つの変更要件を満たすかどうかを検討いたします。1つ目として、事業計画の必要性・妥当性、代替性、農用地区域以外の土地をもって代えることが困難であることということ。 それと、2つ目で農用地の集団化、農作業の効率化などに支障を及ぼすおそれがないこと。 3つ目が農業の担い手に対する農用地の利用集積に支障を及ぼすことがないこと。 4つ目が農業用用排水設備や調整池などの施設に支障を及ぼすことがないこと。 5つ目が土地改良事業等が完了した日の翌年度から起算して8年が経過した土地であることが条件となっております。 周辺農用地等への支障を及ぼすかどうか、農振法における変更要件を満たすかどうかが検討され、農振法における5つの変更要件を満たさないと判断された内容については、整備計画を変更することに対して不同意との意見を市長に提言することとなります。それを受け、市は農用地区域からの除外、編入に関する整備計画の変更を行わず、申出書の内容は認めないというようなことになります。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) 私専門ではないので、ちょっと本当に難しくて、これからもまた深掘りが必要だなと思うのですが、この質問中途半端になってしまうのですが、もう時間ですので、最後になってしまいましたが、退職される部長さん、あと職員の皆様、本当に長いお勤め、ご苦労さまでした。また、議長におかれましても、本当にいいときに生意気なことを言ったりしてしまい、申し訳ありません。大変お世話になりました。ここで質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(仁平正巳君) 次に、8番 稲川新二君。          〔8番 稲川新二君登壇〕 ◆8番(稲川新二君) 令和会、稲川でございます。よろしくお願いいたします。 質問に入らせていただく前に、この3月でご退職なさる職員の皆様、長きにわたり筑西市発展のため、また住民サービス向上のためご尽力いただきましたこと、心より感謝いたします。お疲れさまでした。それでは、早速質問に入らせていただきます。 筑西市には4つの駅が存在しますけれども、その一番東、協和地区にあります新治駅ですが、現在老朽化を理由に改修を行っているという状況でございます。JR東日本の事業ではございますが、その改修の内容をお聞かせいただきたいと思います。お願いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 稲川新二君の質問に答弁願います。 関口企画部長。 ◎企画部長(関口貴一君) 稲川議員さんのご質問に答弁いたします。 新治駅の改修につきましては、JR東日本水戸支社から、駅舎の老朽化に伴いまして安全性の理由により駅舎を建て替えるとの報告を受けております。建て替えに当たりましては、駅を無人化にすることを想定し、駅舎をコンパクトな形にするとともに、維持管理や防犯上の理由からトイレについては撤去するということで報告を受けています。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 昨年の10月から無人化になっておりますし、今部長がおっしゃったトイレがなくなるという件、私ある方からお知らせいただきまして、新治駅へ行ってきたのですけれども、確かに貼り紙がしてあって、老朽化に伴って駅の建て替えを行いますと。その際、トイレは撤去して、整備後もトイレを造らないと。利用する方は電車内のトイレを利用してくれというような文言の貼り紙がしてあるのですけれども、驚きました。えっ、トイレがなくなってしまうのと。これはこの内容を聞いたときに、市としてはどのような、ただ聞いて終わりだったのか、何かしら市で話合いなされたのか、お聞きいたします。 ○議長(仁平正巳君) 関口企画部長。 ◎企画部長(関口貴一君) 答弁いたします。 JR側から、先ほど申し上げましたように、築120年という古い駅舎なので、改修したいと。なおかつ、無人化となるということで、私どものほうでも新治駅舎については、雨天時の待合環境が悪いということで、上に屋根をつけてくれないかとか要望をしました。あわせてトイレについても、そのままということで要望しました。しかしながら、JRのほうの基本方針としまして、無人化に伴う防犯上の問題あるいは維持管理の問題等から、それは要望としては承るけれども、現状としては難しいということで、そういった経過を踏まえての現状でございます。ご理解賜りたいと存じます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) これは皆さんにお聞きしたい。私もそうですけれども、学生時代は電車を利用して高校まで毎日通っておりました。ローカル線のトイレって、皆さん使ったことありますか。新幹線のトイレなんてというのは、座席とトイレのエリアで分かれていて、非常に入りやすい、きれいだし。これは失礼かもしれませんけれども、ローカル線のトイレって、それこそトイレの脇が座席になっていて、臭いも多少あって、よっぽどせっぱ詰まったときでないと入らないというのが私のローカル線のトイレの感覚です。申し訳ないのですけれども、JRの皆さん、本当に清掃だ何だ気を遣っていただいていると思いますけれども、特に朝晩は学生が利用するのです、公共交通。交通手段として、通学手段として。幾ら車社会といっても、本当に学生たちはそれで学校へ通う。万が一のときに私が考える駅というのは、乗る前にトイレを済ませておこう。万が一のときは、もう少しで駅だから我慢しようというような感覚だと思うのです。それでこのトイレがなくなってしまう。電車の中のトイレを利用してくれ。ちょっと私は腑に落ちないのです。 これ今回の請願にも私名前、紹介議員として連ねておりますけれども、昨日も小島議員もおっしゃっておりましたけれども、やっぱりワンマン化、無人化というしようがないことだと思いますけれども、それにはやはり利用者の安全安心を確保して、施設や設備を整備してから行ってもらいたいと思っているのです。ぜひこれ、実は私の10年の間で下館駅の中のトイレって、市が予算を出して改修している経緯があったのかなというところがあるのですけれども、その辺どうですか。 ○議長(仁平正巳君) 関口企画部長。 ◎企画部長(関口貴一君) ただいまの下館駅ということでしょうか。下館駅の構内は乗降者数が3,000以上の場合には、バリアフリー化のほうの国の補助事業が受けられますので、JRが主体的になってやったということでございます。ただ、駅の外のちょうどスピカビルの目の前にあるエレベーターがあると思うのですけれども、あちらのほうについては、市のほうで行っております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 乗降数の問題ではないと思うのです、トイレというのは。ぜひあそこは市で管理している駐輪場もございます。市のほうでちょっとでも予算を組んで、トイレの整備行っていただけないでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 関口企画部長。 ◎企画部長(関口貴一君) 答弁いたします。 稲川議員さんおっしゃる意見、私も大変理解できます。取りあえずは先日の小島議員さんのご質問に答弁しましたけれども、事業主体であります鉄道会社様にまずは沿線自治体も同じような課題を抱えていますので、同じ共同歩調を取りながら要望すると。加えまして、本市独自でJR水戸支社のほうには、これまでも要望したことによって、要望がかなったという経過もございますので、市単独としても要望してまいりたい。あわせまして、現在撤去となりましたJRのトイレ跡地、当然JRの所有地でございますので、その所有地について市がどういった関わりができるのかも含めまして、まずは意見交換を踏まえて、そういった課題についても十分検討してまいりたいと考えています。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 鉄道、電車といったら、今でこそ車社会でありますが、安価に人々を日本中どこでも行ける、網羅している交通手段だと思っております。その中で駅というのは、駅に行けばトイレがある。携帯電話が今これだけ普及していますけれども、公衆電話がある。それと、ちょっと話がそれますけれども、ポストがある。新治駅、ポストもなくなってしまったのですよ、いつの間にか。その辺どのような経緯でなくなったのか、ご存じでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 関口企画部長。 ◎企画部長(関口貴一君) 郵便ポストの件につきましては、申し訳ないです。私のほうではその情報は入っていませんでした。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) やっぱり電車に乗る前に投函していこうというような感じで、私なんかも今までいたところもありますし、各集落にはまだこんなところにポストがあるのというような存在もあります。駅にはやっぱり最低、公衆電話はございますけれども、ポスト、トイレ、本当にこれもう1度JRさんと協議なさっていただきたい。学生や利用される方全てのために、ぜひここは何とかトイレを造ってもらいたい。 そんな中で無人駅でありますけれども、玉戸駅のトイレもありますけれども、あれ話によると、市で整備したような話も聞きましたけれども、そういったことでいいのでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 関口企画部長。 ◎企画部長(関口貴一君) 答弁いたします。 玉戸駅の場合は、市のほうから期成同盟会を活用して要望しております。新駅として玉戸駅が設置された、その設置する際に玉戸駅周辺を市の単独で整備してくださいと、それが条件でございましたので、ロータリー設備、公園、トイレというものについては、市が主体的に整備してございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) ぜひそういった経緯も聞きますと、新治駅も何とかお願いできないのかなというところで、最後市長、何かいただければありがたいのですけれども。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) まず、郵便局のポストに関しましては、郵便関係の人にちょっと聞いてみました。1日に入っている枚数が新治駅前は非常に少ない。人件費をかけてちょっと取りに行くのにも相当何か難しいというようなことを言っておりました。正しいかどうか分かりませんが、郵便局を辞めた方ですから、そう言っておりました。 それから、トイレに関しましては、今部長答えましたように、水戸線期成同盟会もございます。それから、市からとしても一生懸命陳情もしてまいります。結論といたしますと、そういうことを一生懸命やって、しかし陳情、陳情といっても、何年かかるか分からないような陳情をやっていてもしようがありませんので、すぐにそういう行動を起こすとともに、結果論としてはあそこたしか水洗ではないのですよね。下水も途中までしか行っておりませんし、もしやるとなれば下水工事もやるし、水洗にしなくてはいけないとも思っております。 そういうことも含めまして、これは市としても市民の方が乗るわけですから、真剣に考えていきたい。今ここで私がまた予算を組んでいないのに、分かりました、やりましょうというわけにはいきませんけれども、真剣に前向きに検討して、市民の皆様が安心してトイレに入れるよう考えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) ありがとうございます。本当によろしくお願いいたします。 次に移ります。農耕車の公道走行についてでございます。農耕車といいましても、皆さんの頭の中で連想されるのは、俗に言いますトラクターですね。畑を耕うんする、耕す機械ですけれども、それの作業機、これも作業機という言い方をすると、ぱっと出ないと思うのですけれども、やっぱり畑を耕うんするロータリーといいまして、後ろについたぐるぐる回るやつですね、それをつけた農耕車が道路交通法の改正によって公道を走れるようになりました。これはある程度の条件を満たした形でなのですけれども、公道を走行することが可能になりました。 そこで、道路交通法改正になってから農耕車が関連する事故ってどのような推移があるでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) 稲川議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 農耕車の事故というご質問でしたが、農業の作業機を装着した農耕車、主に耕作用のトラクターが公道を走行する際の規制に関しましては、曖昧な判断がされていたところでございますが、令和元年度に国土交通省から道路運送車両法に基づく保安基準による制限の緩和が示され、基準が明確化されたところでございます。 ご質問いただきました改正後の公道における農耕車と一般車の事故につきましては、令和元年度に1件発生しております。内容につきましては、走行中のトラクターに一般車両が追突したということを受けてございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 1件ということで、それほど事故は起きていないということですけれども、実はこれまでもその状況で走行していた農家の方たち、たくさんいらっしゃるのです。 それで、今回道路交通法の改正によって大きく2つに分けられたのです。細かなことを言ってもあれですから、その作業機をつけた車両のトラクターの長さであったり、高さであったり、幅であったり、一番は走行の速度なんかもその分ける中の条件では非常に重要なのですけれども、簡単に言うと小さい機械というのは小型特殊自動車の免許で乗れると。要するに普通車の免許を持っていれば乗れるのだと。それのサイズを超えたものについては、大型特殊の免許というのが必要になってくると。その辺の細かな部分の周知というのが各メーカーさん、警察の方も一生懸命周知されているとは思うのですけれども、市でもぜひ農家の方向けにそういった勘違いなさっている方、本当に勘違いして乗っていると、警察の方に捕まると多額な罰金、35万円だか50万円だか取られるような違反になりますので、ぜひこれ市でも何かしらの方法で、特に農家さんに対しての周知をしていただきたいのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) お答え申し上げます。 法改正の内容についての農業従事者への周知でございますが、農林水産省のホームページ及び市窓口での周知パンフレットの掲載に止まっているのが現状でございます。議員さんから指摘いただきましたとおり、公道での農耕車による交通事故防止の観点からも、市ホームページや周知パンフレットの配付により、農業従事者へのさらなる周知に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 今回問題にしたいのは、先ほど言った小さな機械というのは、多分個人の農業者の方が屋敷の周りの畑を耕してというような形で使っていらっしゃると思うのです。その後の大型特殊が必要な機械に乗っていらっしゃる方というのは、今の時代ですけれども、本当に広大な土地を耕作されている方が道路をどんどん走って利用しているものだと思うのですけれども、その大型特殊の免許を取得するのに、私ちょっと調べましたらば、10万円ぐらいかかってしまうのですよね。またまたよく調べたらば、大型特殊の農耕車用という限定つきの免許があるそうなのです。その免許って、ではどうやって取るのというところで調べましたらば、茨城県、この辺では水戸市の農業大学校でしか何か取れない、やっていない。国の出先機関としてやっているのでしょうか、に委託されてやっているでしょうけれども、そこでしか受けられない。しかも、年に三、四回しかやっていない。しかも、その1回の受け入れる人数が、コロナ禍の影響もあるでしょうけれども、1回につきその15人、あと牽引式のが15人とか、1回で15人から30人ぐらいの人数しか受けられないというようなことを聞きました。 それと、限定なので、予算も8,000円から1万円程度で済むそうです。これはぜひ筑西市内の農業従事者の方に、そういった受講するお金の多少なりとも補助、または会場というのがその水戸市の大学まで行かなくてはできないという状況を何とか市のほうで解決できないものかなと。例えばJAさん、農業協同組合さんにお願いしてみるとか、または各機械メーカー、そういったところへお願いするとか、あと会場というのは筑西市に自動車教習所って3つありましたけれども、1か所は営業をやめられていますけれども、市のほうで映画の撮影か何かに使ったなんていう話も聞きますし、そういったところをお借りして、そういった資格を取る会場というのを何とか広めるということはできないでしょうか。
    ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) お答え申し上げます。 ただいま議員さんからありましたように、農耕車、近くでございますと、家の周りでトラクターにロータリーとか草刈り機とかいろいろな作業機をつけて乗ってしまうのが現状で、今までもそうだったと思われます。これは、作業機の場合ですと、1メートル70センチメートルを超えるものは大型特殊になってしまいます。高さとか長さとかもありますけれども、なってしまいます。そういう中で今ご指摘されましたとおり、現在県内で農耕車限定の大型特殊車両の免許取得については、茨城町にあります茨城県立農業大学校に限定されております。免許を取得するためには3日間の研修、講習を受けて、4日目に茨城県の警察運転免許センターによる出張試験、実地試験ですが、これが必要になります。 茨城県立農業大学校における農耕用の大型特殊免許の取得研修につきまして、今年度は定員25名を、内訳ですが、特殊免許が15名、牽引が10名、合計25名なのですが、これを11回開催され、免許取得の需要への体制は確保されているということではございます。 質問いただきました市内への免許試験会場の提供は、法規制緩和によるさらなる免許取得需要の増加により、今後供給体制の強化が必要とされる際には、農業従事者の利便性の向上を図るため、県及び県の運転免許センター等の関係機関と連携し、本市農業の振興に努めてまいりたいというふうに思っていますが、電話で聞き取りをいたしました。今現在実施している農業大学校の出張試験だけでも人員的にフル回転というような状況を免許センターから回答をいただきました。会場の追加ということではかなり厳しいものがあるのかなというように判断しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) そういった試験を行う側の人員というのがフル回転だと。なので、会場を増やすということはなかなかできない、難しいという答弁でしたが、そこはこれ今の時代ですから、11回。うちも実は何人か受けさせたいなとも去年思って、インターネットで見ますと、もう常に満タン。しかも、法人絡みの受講者というのは優先順位で下げられてしまって、なかなか受けられない状況が続いていて、これ何とか自治体としては機械のメーカーに強く、メーカーがぜひ先頭になってそういった場所を提供していただければ、会場等は市のほうでマッチングするというような形で、何とかそうすれば筑西市の農業従事者の方は本当にこぞって受けるのではないかなと思います。やっぱり免許を受けることによって自覚も生まれますし、事故なんかもなくなっていくのかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 時間もありますので、次に移ります。新型コロナワクチン接種についてですけれども、初日から皆さんが聞いていらっしゃるのです。先ほどまでも皆さんずっと聞いていられますので、私が聞こうとしている会場については、これから医師会の方と調整をかけながら集団接種、個別接種、ハイブリッド方式でやっていくと。会場については、茨城県西部メディカルセンターを中心として、あと各クリニックの先生方とも調整していくというお答えでしたので、割愛させていただきたいと思います。 あとは、人数についても、先ほど16歳以上の方で9万人と、約9万人いらっしゃるということでお聞きしましたので、これも割愛したいと思います。 あとは1点だけ、これは部長にお聞きしてもなかなか難しい答弁になるのかなと思いますけれども、私が日頃回っている中で切実なお願いされたので、これだけ質問したいなと。国の指針、県の指導もありますけれども、高齢者の方、優先順位であって、ワクチン接種の医療従事者があって、高齢者があって、その後基礎疾患のある方、高齢者施設の職員の方とありますけれども、私が声を聞いているのは高齢者施設、また障害者施設に従事されている方の声なのです。 どんな声かというと、私たちは高齢者の方をお世話している立場で、私たちが高齢者の方に、重症化するリスクの高い方たちを相手に仕事をしていてうつしてしまったら、本当に怖いのだという思いなのです。ですから、その一自治体の思い、考えでそのワクチンの、先ほども言いましたけれども、ワクチンの供給の関係もあるのでしょうけれども、そういった関係者をぜひ医療従事者まで引き上げろとは言いません。高齢者ワクチンの供給次第によっては年齢で分けるのかなとも思いますけれども、その中に高齢者施設の従事者、また障害者施設の従事者をぜひ優先順位を上げて組み込んでいっていただければなという思いがあるのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) 稲川議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 確かにおっしゃるように、高齢者施設、障害者施設の従事者の方につきましては、やはりご自分からうつしてはいけない、そういう不安感もありますでしょうし、逆にご利用者の方からうつされるということもあるかと思います。 まずは、優先順位につきましては、何度か申し上げましたので、今議員さんのほうからもおっしゃっていただきましたので、そのとおりでございます。ただ、昨日茨城県のほうから報道機関のほうに発表がございまして、茨城県は4月以降の高齢者への接種の際に、高齢者施設の入所者と職員を優先する方針を決めたということでございます。そちらに伴いまして、障害者施設の職員の方にはちょっと今回は対象にはならないのですが、高齢者施設にお勤めの方、職員の方につきましては、その頻度、その方の接触する頻度によって対象になってくる。一定条件がありますけれども、対象になってくるということになっておりますので、そこは前向きに県のほうも考えていただいて、国のほうの指針に沿った県の対応をこれからしていただくということになっているということで認識しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) ちょっと安心しました。何とかそういうふうな方向で行っていただきたいと思います。 以上です。ありがとうございました。 ○議長(仁平正巳君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ散会いたします。 お疲れさまでございました。                                散  会 午後 0時20分...