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09月25日-委員長報告・質疑・討論・採決-07号

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  1. 筑西市議会 2020-09-25
    09月25日-委員長報告・質疑・討論・採決-07号


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    最終取得日: 2023-05-30
    令和 2年  9月 定例会(第3回)                 令和2年第3回              筑西市議会定例会会議録 第7号令和2年9月25日(金) 午前10時開議                                            令和2年第3回筑西市議会定例会議事日程 第7号                           令和2年9月25日(金)午前10時開議第 1  議案第74号 字の区域の変更について     議案第75号 市道路線の廃止について     議案第76号 市道路線の認定について     議案第77号 筑西市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例            の一部改正について     議案第78号 筑西市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につい            て     議案第79号 筑西市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正            について     議案第80号 筑西市臨時地域外来検査センター条例の制定について     議案第81号 筑西市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について     議案第82号 令和2年度筑西市一般会計補正予算(第10号)     議案第83号 令和2年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)     議案第84号 令和2年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第1号)     議案第85号 令和2年度筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)     議案第86号 令和2年度筑西市病院事業債管理特別会計補正予算(第1号)     議案第87号 令和2年度筑西市下水道事業会計補正予算(第1号)     議案第88号 令和2年度筑西市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)     議案第89号 令和元年度筑西市水道事業会計処分利益剰余金の処分について     議案第90号 令和2年度筑西市一般会計補正予算(第11号)     認定第 1号 令和元年度筑西市一般会計及び特別会計決算認定について     認定第 2号 令和元年度筑西市水道事業会計決算認定について                                     (以上19案一括上程)第 2  請願第 2号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を            求める請願     請願第 3号 種苗法「改正案」の廃案を求める請願                                     (以上2件一括上程)第 3  議員提出議案第 1号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書(案)の提出                について     議員提出議案第 2号 種苗法「改正案」の廃案を求める意見書(案)の提出について     議員提出議案第 3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税                財源の確保を求める意見書(案)の提出について                                     (以上3案一括上程)第 4  議案第91号 財産の取得について第 5  閉会中継続審査申し出について第 6  議員の派遣について                                       本日の会議に付した案件 日程第 1 議案第74号ないし認定第2号 日程第 2 請願第2号及び請願第3号 日程第 3 議員提出議案第1号ないし議員提出議案第3号 日程第 4 議案第91号 日程第 5 閉会中継続審査申し出について 日程第 6 議員の派遣について                                    出席議員   1番 中座 敏和君     2番 小倉ひと美君     3番 三澤 隆一君   4番 藤澤 和成君     5番 森  正雄君     6番 保坂 直樹君   7番 田中 隆徳君     8番 稲川 新二君     9番 小島 信一君   10番 大嶋  茂君     11番 津田  修君     12番 石嶋  巌君   13番 増渕 慎治君     14番 仁平 正巳君     15番 真次 洋行君   16番 尾木 恵子君     18番 箱守 茂樹君     19番 堀江 健一君   20番 秋山 恵一君     21番 榎戸甲子夫君     22番 赤城 正德君   23番 三浦  譲君                                 欠席議員   な し                                 説明のため出席した者    市長        須藤  茂君      副市長       菊池 雅裕君   教育長       赤荻 利夫君      市長公室長     日向 裕次君   総務部長      高島 健二君      企画部長      関口 貴一君   人口対策部長    相澤 一幸君      税務部長      須藤 昌則君   市民環境部長    熊坂 仁志君      保健福祉部長    赤城 俊子君   こども部長     児玉 祐子君      経済部長      關  紀良君   土木部長      神戸 清臣君      上下水道部長    大林  弘君   会計管理者     菊池  勇君      教育部長      小野塚直樹君   農業委員会事務局  田所 秀一君      秘書課長      飯山 正幸君   次長兼農地調整課長                                 議会事務局職員出席者   事務局長      鈴木  徹君      書記        中島 国人君   書記        篠﨑 英俊君                                           〔議長 仁平正巳君議長席に着く〕 ○議長(仁平正巳君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は22名であります。よって、会議は成立いたしております。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者は、お手元に配付した文書のとおりであります。 議会運営委員会委員長議会運営委員会の協議結果についての報告をお願いいたします。 議会運営委員会委員長 榎戸甲子夫君。          〔議会運営委員会委員長 榎戸甲子夫君登壇〕 ◆議会運営委員会委員長榎戸甲子夫君) おはようございます。議会運営委員会委員長報告。 円滑な議会運営を図るべく、去る9月24日午前10時から当委員会を全員協議会室に招集し、議長出席のもと開催いたしました。その議会運営委員会の結果についてご報告をいたします。 議員提出議案3案及び追加議案1案が提出されました。議員提出議案第1号から議員提出議案第3号までを日程第3とし、議案第91号を日程第4とし、上程、説明、質疑の後、委員会付託を省略し、討論の上、採決することが決まりました。 以上、ご報告をいたします。 ○議長(仁平正巳君) ただいま報告のありました追加議案は、お手元に配付いたしております。 本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 これより議事日程に入ります。 日程第1 議案第74号「字の区域の変更について」から認定第2号「令和元年度筑西市水道事業会計決算認定について」まで、以上19案を一括上程いたします。 本案につきましては、既に各常任委員会及び決算特別委員会の審査が終了し、その報告書が議長まで提出され、お手元に配付してありますので、直ちに委員長の報告を求めます。 まず、総務企画委員会委員長 津田修君。          〔総務企画委員会委員長 津田 修君登壇〕 ◆総務企画委員会委員長(津田修君) おはようございます。それでは、委員長報告を申し上げます。 令和2年9月11日、総務企画委員会に付託されました議案第82号ほか1案につきまして、令和2年9月14日に委員会を開催いたしました。その審査結果について報告いたします。 議案第82号「令和2年度筑西市一般会計補正予算(第10号)」のうち所管の補正予算については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第90号「令和2年度筑西市一般会計補正予算(第11号)」のうち所管の補正予算については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。 ○議長(仁平正巳君) 次に、福祉文教委員会委員長 小島信一君。          〔福祉文教委員会委員長 小島信一君登壇〕 ◆福祉文教委員会委員長小島信一君) 令和2年9月11日、福祉文教委員会に付託されました議案第77号ほか9案につきまして、令和2年9月15日に委員会を開催いたしました。その審査結果についてご報告いたします。 議案第77号「筑西市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第78号「筑西市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第79号「筑西市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第80号「筑西市臨時地域外来検査センター条例の制定について」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第82号「令和2年度筑西市一般会計補正予算(第10号)」のうち所管の補正予算につきましては、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第83号「令和2年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第84号「令和2年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第1号)」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第85号「令和2年度筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第86号「令和2年度筑西市病院事業債管理特別会計補正予算(第1号)」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第90号「令和2年度筑西市一般会計補正予算(第11号)」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(仁平正巳君) 次に、経済土木委員会委員長 森正雄君。          〔経済土木委員会委員長 森 正雄君登壇〕 ◆経済土木委員会委員長(森正雄君) おはようございます。委員長報告。 令和2年9月11日、経済土木委員会に付託されました議案第74号ほか7案について、令和2年9月16日に委員会を開催いたしました。その審査結果についてご報告いたします。 議案第74号「字の区域の変更について」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第75号「市道路線の廃止について」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第76号「市道路線の認定について」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第81号「筑西市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第82号「令和2年度筑西市一般会計補正予算(第10号)」のうち所管の補正予算については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第87号「令和2年度筑西市下水道事業会計補正予算(第1号)」については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第88号「令和2年度筑西市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)」については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第89号「令和元年度筑西市水道事業会計処分利益剰余金の処分について」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告をいたします。 ○議長(仁平正巳君) 次に、決算特別委員会委員長 津田修君。          〔決算特別委員会委員長 津田 修君登壇〕 ◆決算特別委員会委員長(津田修君) それでは、委員長報告をいたします。 令和2年9月11日、決算特別委員会に付託されました認定第1号及び認定第2号につきまして、令和2年9月17日、18日及び23日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案の審査結果をご報告いたします。 初めに、認定第1号「令和元年度筑西市一般会計及び特別会計決算認定について」、賛成多数をもって原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 次に、認定第2号「令和元年度筑西市水道事業会計決算認定について」、全会一致をもって原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 次に、主な審査について申し上げます。市長公室では魅力発信事業イベント発信状況ホームページ改修成果について、総務部では公共施設包括管理事業の内容及び成果について、企画部では公共交通対策事業の広域連携のバスダイヤ改正について、総務部では固定資産税の税収理由について、市民環境部では空家対策事業空き家バンク登録状況行政代執行後についてであります。保健福祉部では西部医療機関機構運営支援事業医師確保状況と駐車場の利用改善についてであります。こども部では妊娠・出産支援事業の産前・産後サポート、産婦健康診査の診査後のケアの実施内容について、経済部では商工団体運営補助事業の補助金の内訳について、土木部では橋梁長寿命化事業の現状と今後の計画について、上下水道部では水道事業会計の検針業務と不納欠損額の内訳について、教育委員会では明野地区義務教育学校整備事業アンケート調査結果と周辺道路整備について、農業委員会では、農地の利用状況等調査事業の進捗状況についてなど委員の皆様からは大変活発な質疑をいただきました。 以上、委員長報告といたします。 ○議長(仁平正巳君) 以上で委員長報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(仁平正巳君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 この際、申し上げます。議事の都合により、本日の討論の1人当たりの持ち時間は30分以内といたします。 討論の通告がありますので、発言を許します。 23番 三浦譲君。          〔23番 三浦 譲君登壇〕 ◆23番(三浦譲君) まず、台風の影響が免れたのでほっとしているところです。稲の刈り入れ、収穫がある中で大変心配していました。昨年の台風の大きさを考えると、まだまだ油断できないなと思います。 さて、討論ですけれども、今度の議会に提出された議案の中で、賛成も多くありますし、また、これは問題だと、反対せざるを得ないという点もあります。そういう立場で討論を行いたいと思います。 まず、今度の議会に提出されたPCR検査センターを条例化するということで、来年3月までということですけれども、これは県の指導があってという説明でしたが、当然のことということで、むしろPCR検査センターの活用をもっともっと考えていくべきだなというふうに思います。 さて、昨年度の決算書を見ますと、今の市政の流れというものが見えるかと思います。まず、どのような授業が行われたかというと、何といっても大きなものは道の駅の7月開業がありました。決算書によると、順調に進んでいると。コロナの影響も最小限に抑えたという話で、これはよかったというふうに思います。 また、茨城県西部メディカルセンター、これは平成30年10月に開業したわけですけれども、基本的には地域医療医療砂漠の解消には不可欠なもので、決して恵まれた環境での出発ではないために前途多難ではありますけれども、行政は義務的な財政負担、これは当然であって、しかし市の支出を最小限にするために独立行政法人の努力を求めたいところであります。 さて、行政側としても人材確保の面で、特に看護師の確保が非常に困難であるという話ですから、今後は市側としても、県にも地域医療での人材確保の面で最大限の努力を求めていく必要があるのではないかと思います。 さて、全体的に市民の暮らしはどうか、その中で市政はどのような役割を果たしてきたかという点を考えてみたいと思います。何せ市政は、市民の暮らしを守るのが本来の役割です。市民の生活状況はどうかといいますと、アベノミクスで戦後最長の好景気のはずでしたが、実際は検証したところ、消費税を8%から10%に値上げする前に既に失速をしていたということが分かりました。 総務省の会計調査によりますと、総世帯の実収入は連続して減少しています。これで貧困と格差、不安定雇用が一段と進んでいるという状況があります。こうした中で、市民の暮らしを見ると、例えば滞納督促状というものがありますが、令和元年度の予算でこの滞納督促状が計上されていますけれども、人口10万人の筑西市で8万件の督促状を発送する、こういう予算を組みました。予算議会でも私問題にしましたが、もちろん8万件というのは、納期による重複、また税別の重複もありますけれども、それにしても驚くべき数字です。それだけ税金はさっさと払いたい。払いたいけれども、払い切れない。そして、やりくりをして払っているが、間に合わないという状況が広く市民の中にあるという証拠です。納税相談も行っています。 しかし、そこに行った人から、現実には困っている事情を話しても聞いてもらえず、幾ら払えるのだと、そして税の公平性だから払ってくださいの一点張りということで、高圧的に言われる。これでは納税相談ではないという苦情がたくさん聞かれます。こういったやり方は改めていかないと、納税者の納得は得られないし、人権問題も心配されます。 徴税のやり方、私、前に議会で取り上げましたけれども、取り立て一本やりと、これで徴税率を上げるというやり方は、既にもう限界です。先進地では、相談、生活再建の支援型、これに切り替えています。こうすることによって徴税率が上がっています。こういうところを見習うべきではないでしょうか。市長は、そのときの私の質問に一理あると言いましたけれども、一理どころか、この滞納督促状の件数を考えただけでも、これを現実に考えていかなければならない課題だと私は言いたいと思います。 さて、もう1つ、市長は人口10万人死守と銘を打ったスローガンを打ち上げ、頑張ってきました。これを振り返ってみるとどうなのかということです。確かに子育て時期の世代の負担軽減、育児の様々な問題に対する対策の施策が増えました。これは本当にかゆいところに手を届かせようという努力、そういうことだと思います。 しかし、一方、特に働く世代にとっての支援、これがまだ薄いままということです。特に商工費や農林水産費のほうを見てみますと、例えば商工費は1億円強ですけれども、その約半分は自治金融に充てられているお金です。市独自の支援策が必要です。農業面でも似たような状況です。後継者がいないという問題が長年ありますけれども、新規就農者や退職者を育成していくという環境づくり、これらは商工会議所とか農協に任せている。任せているというのは強い言い方ですけれども、しかしもっともっと行政が主体的にやるべきではないかと思います。 それには、市がビジョンを持って地域経済を底上げするのだという発想を持つことが必要だと思います。地域内経済循環を進める環境整備を実効性のある条例をつくっていくこと、そしてその条例によって推進部隊となる協議会をつくっていくこと、これがまず必要です。その上で現状分析、その対策、様々な先進地の視察を行ったり応用したりということが、コロナで衰退した地域経済ですから、なおさら今これが必要になっていると思います。また、市の財政支出を地域経済の循環に乗せるために、市が地元業者への発注を増やしていくということは当然やらなければならないことです。 しかし、市外の大手企業への発注、例えば市の体育施設や公共施設管理委託が進んでいます。これが恒常的になるとどうなるか。この大手企業から下請をしている地元企業、地元業者、中小業者あるいは零細業者の声が届きにくくなります。そして、大手と交渉しようにも、大手には逆らえないという意識が働きます。いつの間にか単価を下げられていたということもあり得ます。 さらに、市職員の施設管理能力、意識の低下、これも起こってきます。委託は行政改革路線で増えています。しかし、本当に必要な部分とそうではない部分を精査する必要があります。外部委託をすれば経費節減になるというのが行政改革路線の本音ですけれども、そういうところに注目する嫌いがどうしても行政側に出てくる。国も旗を振っています。地元業者の育成、経済循環、職員の意識・能力の向上、こういった面からも考えていく必要があるのではないかと思います。 決算書の中には、今年度、令和2年度の予算から消えたものがあります。協和保育園協和幼稚園の廃止がされました。この部門は、公立には私立にできない負債部門も行うという役割、保育の質の確保に先導的役割を果たすということがありますが、それらのことは一応検討したことにはしてありますけれども、むしろ民間にできることは民間にという行政改革路線で廃止が行われました。実際保育士から、手のかかる子がいるけれども、経営者に職員を増やしてほしいと要望しても増やしてもらえないというのも出ています。 さて、決算書では消費税8%から10%への引き上げで、公共施設の使用料の統一、値上げが行われました。広報紙で何度もそれは説明をしましたが、まだまだ不徹底で困惑している状況がありました。また、特にあけの元気館まで料金の値上げが行われました。私はこのあけの元気館という施設は、むしろ奨励すべき施設であって、消費税を上乗せして値上げするべきではないと思います。やはり消費税は国が上げた。そして地方にも上げろと要請をしてきた。しかし、国の言いなりになるだけではなくて、地元の市民のために市長の決意を見せることも必要だと。それによって、市長が市民を守るということが市民に伝われば、信頼も大きくなると思います。 それから、マイナンバーカードも指摘しておかなければなりません。これも国が進めているもので、筑西市もそれに乗って進めているわけですけれども、このマイナンバーカード、ポイントをつけるということで今推奨しています。なかなか普及率が上がらないということで、今後、医療保険証、保険証の機能も持たせようとしています。税と社会保障という個人情報がひもづけされた情報漏えいは、対策を万全にしているといっても、漏えいの危険があります。今問題のNTTドコモ銀行の口座から預金が引き出された事件、ドコモカード、ソフトバンクのペイペイなど次々と発覚しています。どこでも個人情報の流出には万全の対策を取っていたはずですけれども、この種の事件は絶えないのが現実です。 主にこうした点から、今の市政の運営について、そして令和元年度の決算について討論を行いました。市長が、そして市政が、市民の暮らしを守る、市民の暮らしを第一にするという姿勢で、今後の市政に臨んでほしいと思います。 以上で討論を終わります。 ○議長(仁平正巳君) 次に、通告のない諸君の発言を許します。 初めに、賛成の討論を希望する諸君は挙手願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(仁平正巳君) 次に、反対の討論を希望する諸君は挙手願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(仁平正巳君) 以上で討論を終結いたします。 これより逐条採決いたします。 まず、議案第74号「字の区域の変更について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第75号「市道路線の廃止について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第76号「市道路線の認定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第77号「筑西市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕
    ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第78号「筑西市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第79号「筑西市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第80号「筑西市臨時地域外来検査センター条例の制定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第81号「筑西市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第82号「令和2年度筑西市一般会計補正予算(第10号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第83号「令和2年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第84号「令和2年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第1号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第85号「令和2年度筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第86号「令和2年度筑西市病院事業債管理特別会計補正予算(第1号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第87号「令和2年度筑西市下水道事業会計補正予算(第1号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第88号「令和2年度筑西市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第89号「令和元年度筑西市水道事業会計処分利益剰余金の処分について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第90号「令和2年度筑西市一般会計補正予算(第11号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、認定第1号「令和元年度筑西市一般会計及び特別会計決算認定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり認定されました。 次に、認定第2号「令和元年度筑西市水道事業会計決算認定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり認定されました。 次に、日程第2 請願第2号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願」及び請願第3号「種苗法「改正案」の廃案を求める請願」を一括上程いたします。 本件につきましては、関係常任委員会から審査結果の報告書が提出され、お手元に配付してありますので、直ちに委員長の報告を求めます。 まず、福祉文教委員会委員長 小島信一君。          〔福祉文教委員会委員長 小島信一君登壇〕 ◆福祉文教委員会委員長小島信一君) 令和2年9月2日、福祉文教委員会に付託されました請願第2号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願」について、令和2年9月15日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました請願の審査結果のご報告をいたします。 請願第2号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願」については、願意妥当と認められるので、採択すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。 ○議長(仁平正巳君) 次に、経済土木委員会委員長 森正雄君。          〔経済土木委員会委員長 森 正雄君登壇〕 ◆経済土木委員会委員長(森正雄君) 委員長報告。 令和2年9月2日、経済土木委員会に付託されました請願第3号「種苗法「改正案」の廃案を求める請願」について、令和2年9月16日に委員会を開催いたしました。その審査結果をご報告いたします。 請願第3号「種苗法「改正案」の廃案を求める請願」については、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(仁平正巳君) 以上で委員長報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(仁平正巳君) 質疑を終結いたします。 討論を願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(仁平正巳君) 討論を終結いたします。 これより逐条採決いたします。 請願第2号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願」について、委員長の報告は採択であります。 本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本件は委員長報告のとおり採択に決しました。 次に、請願第3号「種苗法「改正案」の廃案を求める請願」について、委員長の報告は採択であります。 本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立多数。よって、本件は委員長報告のとおり採択に決しました。 次に、日程第3 議員提出議案第1号「教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書(案)の提出について」から議員提出議案第3号「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書(案)の提出について」まで、以上3案を一括上程いたします。 直ちに提出者の説明を求めます。 まず、議員提出議案第1号について、9番 小島信一君。          〔9番 小島信一君登壇〕 ◆9番(小島信一君)                                                                                議員提出議案第1号                                     令和2年9月25日筑西市議会 議長 仁 平 正 巳 殿                                 提出者  小 島 信 一                                 賛成者  小 倉 ひと美                                  〃   保 坂 直 樹                                  〃   増 渕 慎 治                                  〃   真 次 洋 行                                  〃   秋 山 恵 一                                  〃   榎 戸 甲子夫                                  〃   三 浦   譲            教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に            係る意見書(案)の提出について 上記の議案を別記のとおり、筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。                                           本案につきましては、お手元に配付いたしました案文のとおり提案いたし、提案理由の説明に代えさせていただきます。 以上、1案を提出いたします。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、議員提出議案第2号について、5番 森正雄君。          〔5番 森 正雄君登壇〕 ◆5番(森正雄君) 説明いたします。                                                                                議員提出議案第2号                                      令和2年9月25日筑西市議会 議長 仁 平 正 巳 殿                                 提出者  森   正 雄                                 賛成者  藤 澤 和 成                                  〃   大 嶋   茂                                  〃   堀 江 健 一          種苗法「改正案」の廃案を求める意見書(案)の提出について 上記の議案を別記のとおり、筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。                                           本案につきましては、お手元に配付いたしました案文のとおり提案いたし、提案理由の説明に代えさせていただきます。 ご審議を賜りますようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 次に、議員提出議案第3号について、11番 津田修君。          〔11番 津田 修君登壇〕 ◆11番(津田修君)                                                                                 議員提出議案第3号                                      令和2年9月25日筑西市議会 議長 仁 平 正 巳 殿                                 提出者  津 田   修                                 賛成者  小 島 信 一                                  〃   森   正 雄                                  〃   榎 戸 甲子夫        新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し        地方税財源の確保を求める意見書(案)の提出について 上記の議案を別記のとおり、筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。                                           本案につきましては、お手元に配付いたしました案文のとおり提案いたし、提案理由の説明に代えさせていただきます。 よろしくご審議のほど賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(仁平正巳君) 以上で説明を終わります。 質疑を願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(仁平正巳君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は委員会付託を省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(仁平正巳君) ご異議なしと認めます。 討論を願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(仁平正巳君) 討論を終結いたします。 これより逐条採決いたします。 まず、議員提出議案第1号「教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書(案)の提出について」、賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第2号「種苗法「改正案」の廃案を求める意見書(案)の提出について」、賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立多数。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第3号「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書(案)の提出について」、賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 休憩いたします。                                休  憩 午前10時49分                                                                              再  開 午前11時 4分 ○議長(仁平正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、日程第4 議案第91号「財産の取得について」を上程いたします。 直ちに説明を求めます。 小野塚教育部長。          〔教育部長 小野塚直樹君登壇〕 ◎教育部長小野塚直樹君) 議案第91号「財産の取得について」ご説明申し上げます。 筑西市GIGAスクール構想における1人1台の端末調達のため、下記のとおり財産を取得することについて、筑西市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 記といたしまして、1、購入物品及び数量、筑西市GIGAスクール構想における1人1台端末一式。 2、契約の方法、条件付き一般競争入札。 3、取得予定価格6億2,093万9,000円。 4、相手方、筑西市一本松1755番地2、関彰商事株式会社ビジネスソリューション部下館支店、支店長、冨田良一。 なお、財産取得の契約につきましては、9月23日に入札を実施し、翌24日、昨日に仮契約を締結したところでございます。 次に、別紙、参考資料をお開き願います。筑西市GIGAスクール構想における端末調達の概要でございます。この概要には、ただいまご説明しました議案書に記載するものと重複しておりますので、それ以外の主な部分についてご説明申し上げます。 まず、3、納入場所、下館小学校ほか26校、教育委員会。 4、予定価格6億2,200万円。 5、契約金額6億2,093万9,000円。 6、落札率99.8%。 1つ飛びまして、8、納入期限、令和3年3月31日。 9、購入内容として、学習者用タブレットパソコン端末本体7,000台のほか各種教材ソフトウエアを購入するものでございます。裏面に端末調達の明細書を添付してございます。 なお、小中学校におけるICT環境整備につきましては、GIGAスクール構想等の国の整備方針に基づき、コンピューターや周辺機器などを計画的に更新し、児童生徒の情報活用能力の育成に努めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 説明を終わります。 質疑を願います。 21番 榎戸甲子夫君。          〔21番 榎戸甲子夫君登壇〕 ◆21番(榎戸甲子夫君) 早速質問いたします。この入札記録を拝見しますと、99.8%というような大変高額な高比率で落札をしたそうでございますが、では一体この入札参加は何社あるのか、そしてこの予定価格を算出するに当たり、いわゆる歩掛かりというものを何%でこの予定価格を決定したのか、まずはその辺からお尋ねしたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 榎戸甲子夫君の質疑に答弁願います。 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 榎戸議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 今般の入札につきましては、応札者は4社でございました。 それから、予定価格についてのご質問でございますが、予定価格につきましては発注主管課から提出されました契約締結依頼……          (「もう一回、今の」と呼ぶ者あり) ◎総務部長(高島健二君) (続)発注主管課から。          (「主管課」と呼ぶ者あり) ◎総務部長(高島健二君) (続)発注主管課、教育委員会から提出をされました契約締結依頼に基づきまして、その設計価格を予定価格として入札を執行したところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 21番 榎戸甲子夫君。 ◆21番(榎戸甲子夫君) セオリーどおりに予定価格を出したそうですが、この99.8というパーセントは、ほかの業界、建設業界とかいろいろな物品を買う、購入に当たっても、このようなほぼ満額に近い落札というのは、まず見たこともないし聞いたことがない。行政の皆様方は常に節約、節税というのを訴えながら、なぜこのIT関係だけはこんな高額になるのでしょうか。 そして、今気になったのは、部長、1番から9番までの説明あったのに、何で7番だけ、相手方だけ飛ばしたのですか。こういうことをするからおかしくなるのです。我々はこの書類を持って聞いているけれども、傍聴される方、あるいは今、何テレビでしたか。          (「ケーブルテレビ」と呼ぶ者あり) ◆21番(榎戸甲子夫君) (続)ケーブルテレビ等でたくさんの市民が見ていらっしゃる。そのときに、7番の一番肝心な契約相手方を飛ばすとは何事なの、これは。何を意味しているかと私は頭にクエスチョンマークがぎらぎらしているのだよ、今。 そして、6億円からの巨額な予算の中で、誠意努力して値を下げたのはたった100万円です。こういう入札の仕方でいいのだろうかと。これは我々議員のほぼ、今、休憩室で、そういうのを代表して私言っている、何人かおられますでしょうけれども。まずその辺を聞きたいのですが。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 榎戸議員ご質問の契約の相手方、まずこちらの件は、7番、これは裏面の参考資料に書いてございます7の相手方でございますが、冒頭の議案書の4の相手方のところでご説明しましたので、概要の部分は重複する部分については省略したということでございます。事前に前段として議案書、議案第91号の4番であらかじめ説明したものでございますので、ご理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 私のほうから落札率についてご答弁をさせていただきたいと思います。 結果として99.8%という高い落札率になったところでございますが、今回の入札の契約方式につきましては、紙による一般競争入札を取りました。透明性、競争性、公平性を確保しつつも、入札自体適正に執行したところでございますので、適正なる競争の結果によるものというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 21番 榎戸甲子夫君。 ◆21番(榎戸甲子夫君) 冷静に考えてみれば、99.8%の落札率は行政、皆様方には本来でいえば責任はないのです。応札業者4社で、言いたくないけれども、談合らしきもの、相談があったかどうか分かりませんが、でもこの数字を見る以上は99.8%以上3社というのは、99.9%、99.95%だという、そういう数字が表れるわけでしょう。そういうことでしょう。だから先ほど申しましたように、行政発注のいろいろな購入や工事、そういうもので、こういうものはあり得ないのです。だから私が常々教育委員会に言っていました、皆様方が学校関係に、ネット関係の、これも3度も4度も私は質問しておりますが、完全に業界になめられている、そう思いませんか。この時代、こんなに財政逼迫している時代に、この業界だけは100%近くで応札できるという、そういう雰囲気になってしまった。では、それをどこで直すのだといえば、皆さん方の努力ですよ、これは。そうでしょう。では、その予定価格6億2,200万円の金額が妥当だという、この算出を割り出したのが、ここにも甘さがあったのではないですか。 今回のこの取引は、筑西市になって初めてでないでしょう。何回目ですか、筑西市になって学校に関係するネット関係なんかの購入は。そのとき再三私が申し上げていますように、この業界は下取り価格がゼロなのだ。普通のものというのは、途中で切替えをしたりなんかすると、大体下請値段というのは取るのだ。一般社会で、簡単に言えば車を新車に乗り換えるときに、必ず自分の今乗っている車を下取り価格として値引きというのは、もう通常通っているのだ。なぜこの分野だけがそういうことができていないということは、私、部長にもう3回も言っているでしょう。そういう努力もして、果たしてこの6億2,000万円の予定価格を編み出したかという、皆さん方の努力がないとこの分野だけは、それと我々は市民の声を背負っているのですよ、我々22名は。 なぜここで、こういう論議されるかといえば、我々はいわゆる議決権を持っているのだな、そうでしょう。我々議決権を持っているから、我々だって今までのこの議会においてでも、大変苦しい状況を皆さんおっしゃっていたではないですか。そういうこととともに協力するために、この99.8%ではない。6億円からのお金を本当にきちんとした時代にマッチした予算提示をして、落札させているのかと私は言いたい。どうですか。100%だっていいのだよ、そういう努力があれば。自信を持って99.8%というふうにおっしゃってください。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) ただいまご質問いただきました榎戸議員からの質疑に答弁いたします。 まず、今までタブレットになって購入したのは、6回ございます。それ以前はデスクトップであるとか、そういった機器は違いますけれども、学校教育の情報化ということで、平成17年からこういう調達……          (「それは分かっている」と呼ぶ者あり) ◎教育部長小野塚直樹君) (続)はい、知っています。 下取りの件、今回は1人1台にするために新規で買うタブレットでございます。よって、下取りという廃棄するものは、今回の6億円の中の対象となる端末を買うに当たっては、下取りということは発生しません。廃棄するものはございません。 そして、落札価格の件ですけれども、入札所管課、総務部長がお答えしましたように、4社が入って、競争性、当然事前の公告ということで透明性も担保した結果として鋭意努力はしました結果として、この99.8%ということで理解しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 21番 榎戸甲子夫君。 ◆21番(榎戸甲子夫君) かつて購入したのと全く違う1人1台のタブレットだというふうにおっしゃいました。それはそれで理解できます。でも、我々が受けている印象というのは、これほどの巨額の、確かに6億円というふうに値するでしょう。市内小中学校でしょう、27校というのは。違うのか。小中学校だね。小学校20校の中学校7校と、それで教育委員会の方々の連結したタブレットですから。それは内容分かります。 ですから、私がなぜこういうふうに申し上げますかというと、99.9%でもいいのですよ、100%でも。ただ、それに掲示する前に、あなた方がいかに安く購入できるかという、そういう努力をなさったかというのが、私は大ごとなのです。総務部長、あなた方は、今までに業者から見積りいただいて、なるほどねと言って、ではその何百台も買う。これに対して、検証も何もしないで、ただ業界が出された見積書をうのみにして、今までのやってきたことがセオリーだと前例に倣っていたわけだ、真面目に。 でも、今、国があしき前例を打破すると言っているのだ。国がそう言っている以上、地方行政もそういうことも。ですから、総務部も教育委員会もそういうことの話合いをして、自分たちで同じ市民でしょう。6億円という高額な値段をちょっと高くないかいと思わないかい。立場こそ違い、我々の町の財源の6億円を捻出するときに、たとえ補助があっても、いかにしたら削減できるのだという、そういう頭は働かなかったのですか。よく縦割りというけれども、これも縦割りの弊害だと私は思うのだ。そういうときこそ関連している教育委員会と総務部で、確かに新しい物品を買うけれども、本当に6億円からの予算でいいのだろうか。これだけ我々市民から負託されている、いわゆる簡単にチェック機能ということがあれば、私はそう言いたいのです。どうですか、打合せしました、教育委員会と。 ○議長(仁平正巳君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 榎戸議員さんのご質疑にご答弁いたします。 先ほど答弁いたしましたとおり、確かに所管課のほうで決めました設計金額を予定価格としているところでございますが、見積りをきちんと徴取しているかどうか、そういったところも事前には確認しております。その話の中で、通常購入する価格、そういったものも当然所管課のほうでは調査をしておりますので、そういったものも踏まえ事前のお話合いといいますか、相談というのはしているところでございます。それに基づいて出てきました設計価格、これを基に予定価格というものを定めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 21番 榎戸甲子夫君。 ◆21番(榎戸甲子夫君) 部長、確かに部長のおっしゃることよく分かるのです。私が言いたいのは、こういう状況、環境の中で、6億円という金が、これ600円、60円なら言わない、私は。市民誰もが思うと思うのだ、これをケーブルテレビなどで見ている方々が。そのときに、教育委員会から資料が来た。それで、部長がおっしゃった今の言葉、そこでもう1つ、私は頭を働かせてほしかったのが、この行政に納めるタブレットも、一般の私用の方が買っているタブレットも、メーカーはほぼ同じなのだ。そういう出回っているタブレットと、この業界の中で一般企業などに納めているという、そういう比較をしましたか。していませんでしょう。 ○議長(仁平正巳君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) ご答弁申し上げます。 申し訳ございません。そこまでの検討、私どものほうではしてございませんでした。申し訳ございません。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 教育委員会から総務部に契約、入札の依頼をする前段として、教育委員会では当然GIGAスクール構想の所管課であります。民間、一般市場の調査、そして総務部との契約の打合せプラス情報系、パソコン系、詳しい情報政策課、そういったものを担当同士で何度も検討しているところは検討しているものでございます。 そして、今回のGIGAスクール構想のタブレットでございますが、これは一般にパッケージといいますか、こういうグレードといいますか、そういうものは市販されてございません。というのは、国の文部科学省のほうが補助金を出すに当たって、GIGAスクール構想向けのパッケージ、例えばスペック、CPUの性能です。それから、メモリーの容量、それから画面のサイズ、当然無線対応であるとか、そういう条件をGIGAスクール対応にいち早く文部科学省が設定したものでございます。 そういった中で、国からの、文部科学省の補助金、これが1台当たり4万5,000円と、そういった情報をいち早く文部科学省が提示したと。それに倣ってメーカーが、本当に大量の全国1,700の自治体が発注してきます。何百万台という台数になるかと思います。そういった中で、メーカーが新たにこのパッケージ商品をつくり出した、そういう製品ということで、比較する材料としては厳しいものもありましたけれども、こういう背景があるということをご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 21番 榎戸甲子夫君。 ◆21番(榎戸甲子夫君) 今の話を聞くと、国の文部科学省のそういう流れの中で、忠実にお役目を果たしたと、そう私は聞こえました。今、お国といえば、新総理大臣の菅さんが、今までのあしき慣習とか前例とか、でもこれ前例はないのですね、新しいパソコンなどは。ただ、我々が、市民が、皆さん方に立ち向かうときに、99.8%というのは、これはもう業界が文部科学省の情報を得ているから、雑な言葉で言えばなめているのです。町に協力しようなんていう応札業者4社ではないわけだ。6年ごとに億の金を教育委員会が使っているのでしょう、こういう時期に。だから、そこにもう一歩頭を働かせて、今、筑西市が大変な思いをしても、ほかの町もそうですが、だから6億2,000万円の設定は文部科学省の試算が入っていたから致し方ないというふうに私は聞こえた。このタブレットも一般に出回っていない学校専用のタブレットだと言っているけれども、そんなに変わらないタブレットだと私は思うのです。時間も時間だし、長引いてしまいますが、この質問の結論は出ないにしても、私は不平不満の感情は残っています。 それで、今後、27校ある小中学校のインターネット関係、ソフト関係、6年、6校ごとにやるのでしょう。このときには、再三言っているようにもっともっと値引きした形の交渉を皆さん方が頭ひねって、ほかの土木業者や物品業者などが、どれほど皆さん、発注元の歩切りの中で競って80%台で戦っているのです。同じ市民です。ですから、そういうことを今後の、私が言っていることの質問がどうだか私も頭がちょっと興奮してしまいましたのですが、とにかく最後に1つ言いたいのは、こういう状況、ますますコロナが収まらなければもっともっと苦しくなるはず。そういうときに、行政こそ市民の痛みを感じで、もっともっと削減する方法で、今後こういう物品納入とかそういうものに当たっていただきたい。 終わります。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。          〔7番 田中隆徳君登壇〕 ◆7番(田中隆徳君) ちょっと質問がかぶるかも分かりません。ご了承ください。 先ほどちょっと聞き漏れてしまったかも分かりませんが、入札見積りです。見積りの業者等、それは何社ぐらい見積りを取っているのかどうかお伺いしたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 田中隆徳君の質疑に答弁願います。 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 田中議員のご質疑に答弁申し上げます。 総務部に契約の依頼をするに当たって、設計金額ということで所管課のほうは設定するわけでございますが、この見積りに当たっては複数の業者、2社について見積りを取ったところでございます。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) 今、2社ということをお伺いしました。その2社の業者は、明かせるというか、公表できるのでしょうか、お願いします。公表できるのであればお願いします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長、公表できるかどうか。 ◎教育部長小野塚直樹君) これは契約までの過程の情報でありまして、この議場のほうでは公表は控えさせていただければと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) そうしたら、では業者名はいずれにしても、受注した会社と見積りを取った金額業者が同一だということはないとは思うのですが、その辺の確認です。よろしくお願いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) その件についても入札の過程、結果が全てでございますので、公表のほうは控えさせていただきたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君、 ◆7番(田中隆徳君) これ議決案件ですよね。議員さん、多分みんなそういうふうな疑念を抱いている方も多いと思います。やはり議長、これ公表といいますか、なぜ公表できないのか、そこの理由が分からないのですが、やはり議決するに当たって情報として、幾らの見積りで、どの業者が提出しているのか、これはあくまでも業者見積りですから何の悪いこともないと思うのですが、その提出を求めたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 菊池副市長、ただいまの件について説明願いたいのですが、なぜ公表できないか。見積り業者の公表は、なぜできないのか。 ◎副市長(菊池雅裕君) 田中議員さんの見積り業者の公表についてご質問でございますが、基本的に見積りといいますと、我々筑西市におきましては大体無料でやっていただいているというふうな状況が、これまで慣例として続いております。通常であれば、本来の姿であれば、見積りをいただく場合はお金を払って、市の公金を支出して見積りいただくということであれば公表はしなくてはいけない部分でございますけれども、あくまでも無料でやっていただいて、善意で徴取している部分でございますので、公表のほうは差し控えるというような形で対応させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) 分かりました。であれば、その業者名は結構です。ただ、なぜこういうことを聞いているかというと、この予定価格が、何というのですか、適正なのかどうかを知るために、やはり見積金額というのはやっぱり、2社取ってあれば2社それぞれの見積金額というのがあると思うのですが、その開示もできないのでしょうか、よろしくお願いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 教育委員会のほうで設計金額を設定したわけですけれども、見積額2社取って、低いほうの額を予定価格と設定いたしたところです。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) 分かりました。そうですよね、低いほうだと思います。ですから、それを比較するために、我々議会に対しても、その業者名は結構ですから、見積りを紙で提示して公表、公開してもらうわけにはいかないでしょうか、お願いします。 ○議長(仁平正巳君) 見積金額のみ提示できますか。 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 田中議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 見積金額につきましては、その会社の今後の営業にも関わる情報でございますので、公表のほうは差し控えさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 会社名ではなくて、金額だけの提示はできますかという質問です。 菊池副市長。 ◎副市長(菊池雅裕君) ご答弁申し上げます。 会社の名前を伏せるのであれば、A社、B社ということでお出ししたいと思いますので、ご理解ください。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) では、後ほどその提示をお願いします。 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) 願わくは議決前にお願いしたいと思います。 それで、ちょっとまたお伺いしたいのは、これ金額の話は業者間の話だと思いますが、それはさておいて、これを使う教育者、教育委員会の、先ほどこれは一般品ではないと、特注みたいな話でしたが、これはこういう会議というか、こういうタブレットです。こういったものをチョイスするに当たって、どういった協議がなされたのかお伺いしたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 庁内の会議の件かと思いますが、当然契約所管課、それから情報政策課との担当者レベルでの打合せ会議は重ねているところでございます。また、それ以前に、このGIGAスクール構想が文部科学省で昨年公表されて、1月に説明会もございました。その説明会に出席し、またその後々出ましたQ&Aとか、そういった資料も検討材料としているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) 申し訳ありません、うまく伝わりませんでした。私ちょっと聞きたかったのは、そういう行政の上から目線で何々が協議したとかではなくて、例えば教育者とか、後援会の何というのです、後援会です。親です。そういった使うほうです。あくまでも与えるほうではなくて、使うほうがこれいいですねと、不便ですねと、会議というか、あくまでもそういうレベルの協議をやっているのですかという問い合わせです。
    ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 失礼いたしました。例えばタブレット、ハードです。それからソフト、特に両面において、学校の現場の先生との意見交換、そして入札に当たってのどういった仕様にするか、そういった部分での検討は重ねました。ただ、保護者との云々という部分ではございません。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) 分かりました。 それと、入札の在り方なのですが、例えば常々、よく市の全体のことを考えて、市の活性化、経済です。そういったことにおいて、よく分離発注というのが行われます。例えば消防車なら消防車、いろいろな指名業者がなされ、そこで競争性が生まれ入札なっています。また、学校単位の空調、あれなんかも本当に中学校単位だったのか、小学校単位だったのかちょっと分かりませんが、やはりああいうふうな分離発注。私は、市長はいい政策だな、やっているなと思っています。 これだって例えばの話、中学校単位での分離発注というのですか、もう企画は一緒にしておけば、そういう方法はなかったのかどうか。つまり6億2,000万円というやつが、これはスケールメリットにはかなりあると思います。このスケールメリットがあるので、1社が取ったほうが1億円も減額になったのですよというのなら話は分かるのです。こういう大型発注というのも分かるのですが、ほぼ満額ですよね。これ設計した会社が極端な話、応札者だったなんていったら大変なことになってしまうと思うのですけれども、仮にそういう自分で値段を決めておいて、自分で満額で入札していてというようなことでは、私は周りから見たときにどうなのかなと。やはり学校の空調のように、市内にはたくさんこういう受注できる業者はいると思うのです。そういう学校単位の発注という考え方はなかったのかどうか、お伺いします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 田中議員おっしゃいますように、まず分割して発注すべきか、1つにすべきかということは、一番最初に課題として考えました。契約所管課ともご相談、調整いたしました。結果としては、1つで入札したわけでございますが、その理由は、やはり仕様をこの機種に定めてしまいますと、裏返せば同等品にしませんと競争性が働きません。そしてまた、分割してしまいますと、北方面の学校では、また南方面の学校では機種が違ってしまいます。そういったことで、せっかく交付金、補助金を活用して買えるものですから、学校間の機器のばらつき、そしてこれから納品の時期もばらつきが生じないよう入札を1つとしたものでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) 逆に聞きます。今、できない言い訳をしているように私は聞こえましたが、逆に知恵を使って分離発注でできるようにはできなかったのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 大きな課題としましては、競争性を高めるのにどちらがいいかということになります。あくまで結果論としての落札率でございますが、やはり教育の均一化、その機械の均一化ということも教育の現場としては重々考えておりますので、入札を1つとした、これは言い訳ではありませんが、それが最善と判断したところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) ちょっとおかしいと思います。やはり競争性といって6億円の入札に応札できる会社、市内にこれ何社あるのですか。分割やったら、もっと増えるのではないですか、競争相手が市内の業者で。どうなのですか、その辺の考え方。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 これまで先ほど申し上げましたタブレットになってから、今まで6回ほど入札しています。本当に小さな電気屋さんまで入ればベストなのですけれども、最大の課題となりますのは何百台、何千台という発注の中で、作業としてネットワークの回線の設定であるとか、そういった設定も何百台、今回7,000台、そういった能力にも関わってきます。実績、それからメーカーとの取引、そういったことあって、今までにタブレットの入札6回ございました。ほとんど一般競争入札、その条件は当然地元優先です。その中で10社の20社も入札いただければいいのですけれども、そうではありませんで、地元優先ということですと、四、五社程度が応札いただけるという条件の結果となっています。そういう実績、台数がたくさんあるということもご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) では、ちなみにお伺いしますが、市場調査とか聞き取り、今、町の電気屋さんだとできないと言っていましたけれども、これ聞き取り調査か何かやったのですか。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 聞き取りということは当然してございません。入札の公告をして、応札いただいた会社が、その件数が全てだと理解してございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 7番 田中隆徳君。 ◆7番(田中隆徳君) ですから、たった4社ですよね。6億円なんて受注できる業者はいませんよ、確かに町の電気屋さんで資本から何から。ただ、私が言っているのは、空調ができたではないですか。あれと同じような考え方で、町の経済、市の経済を考えたときに、そういう考え方をできないというもう頭ごなしではなくて、どういうふうにしたらできるのかという知恵がなかったのかどうか、これはもう言っても詮ないことだと思うのですが、いずれにいたしましても後ろがつっかえてしまうとあれなので、私この辺でやめますが、ぜひ今後はそういった分離発注といいますか、こういういつも名前が出てくるような業者が一括受注するようなことがないように、もうちょっと知恵を使って市が動き出すように、その辺は検討願いたいと思うのです。 ただ、議長、その資料、よろしくお願いいたします。終わります。 ○議長(仁平正巳君) ちょっとお待ちください。先ほどの採決前に見積価格の金額のみの提示をお願いします。 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) すみません。見積り2社いただいた金額の先ほど配付ということでございましたが、今、2社の金額手元にございます。それを口頭で発表するということ。 ○議長(仁平正巳君) 許可します。明確にお願いします。 ◎教育部長小野塚直樹君) では、ゆっくりご説明します。よろしいですか。2社のうち、A社6億2,200万円。もう一度言います。6億2,200万円でございます。 次に、2社目、B社とします。9億218万2,600円。もう一度言います。9億218万2,600円。 以上でございます。          (「後で結構ですから書面を」と呼ぶ者あり) ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。          〔10番 大嶋 茂君登壇〕 ◆10番(大嶋茂君) 大体榎戸議員、田中議員のほうから私が質問したいこと出ました。私は一応3点お伺いします。 この一般競争入札、条件付ということなのですが、そういったことでいろいろな疑問が出ているわけです。この条件付というのはどういう条件なのか、どういう入札にこの条件付がつくのか、1つ。 2点目、納入期間が令和3年3月31日ということなのですが、この事業、GIGAスクール構想において、授業は何月から導入するのか、2点。 あとは、本来であればタブレットとかソフトウエア、2つの分野に分かれるのですが、我々どういうものか分からない、この写真だけでは。ちょっと内容について、タブレット、パソコンはどういうものなのか。あと、4つのソフトウエア、どういうものか分からないと高いか安いのだか分からない。本来であれば、このタブレットなんかは見本を持ってきていただければ我々も本当に理解しやすいのですが、ちょっとこれだけでは全然分からない。 この3点についてお伺いします。 ○議長(仁平正巳君) 大嶋茂君の質疑に答弁願います。 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 大嶋議員さんのご質疑にお答えいたします。 条件付ということでございますが、今回の入札参加資格の条件としましては、1つとしまして筑西市内、市外、県外の本店、支店、または営業所で登録をしていること、2点目といたしまして当該公告日までにOA機器の納入実績があることという2点の条件をつけております。これは入札参加者を広く募ると同時に、事務としてOA機器の取扱いを行っていないような不適格業者、こちらを排除する目的で条件をつけさせていただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 大嶋議員の質疑に答弁申し上げます。 2つ目のご質問は、授業、その開始の時期についてのご質問かと思います。このタブレットの7,000台の納期は、ここにありますように3月31日。それと、ネット環境の整備、これも予算を頂きまして同時並行でやっています。実際に授業で使える目標は、新年度から使えるようにという目標で取り組んでおるところでございます。 それから、タブレットないしソフト、どういったものかというご質問、3つ目かと思います。まず、議案書のほうに白黒の写真で、見えにくい部分があって申し訳ございません。タブレットは、サイズはA4判程度と見ていただきたいと思います。そしてキーボードつきで、当然今のスマートフォンを大きくしたようなタッチパネルは、当然の最新型であります。 そして、ソフトのほうでよろしいでしょうか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ◎教育部長小野塚直樹君) (続)ソフトウエア、ここにございますオクリンク、これはメーカーがベネッセコーポレーションのもので、言葉では言いにくいのですけれども、動画の再生についてスムーズにできるようなソフトで、それを学習に使う。例えば、特に理科であるとか、理科の中でも生物、その発育の動画が見られるとか、そういった応用が利く、汎用性のあるソフトでございます。 それから、ドリル教材として、ライブラリアドバンス、これソフトの名称でございますけれども、メーカーはラインズという会社でございます。これはいろいろな宿題をハードに落として、宿題をやると、算数でも、理科でもいいですけれども。そうすると集計ができると。そうすると、その子供にとってどこが弱いのか、弱い部分の評価が手で採点するよりもスムーズにできる、そういったソフト。言葉ではこういった程度しかご説明できませんが、そういったソフトでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。 ◆10番(大嶋茂君) 条件付、先ほど田中議員が申し上げたとおり、市内で6億円で応札する会社というのは、そうない。ですから、できるだけ多くの業者が応札できるような方法、私もこれ必要だと思います。2社か3社では、やっぱり落札率も上がってきてしまう。その点お願いしたい。 また、こういうタブレットの場合は、多分もう見本があると思うのです。ですから、こういうときに本当はこういう問題というのを見せていただければ、多少議員さんも納得できるのではないかと。これだけでは横文字で、私たちもどういうものなのか分からない。今読んでいたのですが、そういった点お願いしたいと思います。 以上です。終わります。 ○議長(仁平正巳君) 3番 三澤隆一君。          〔3番 三澤隆一君登壇〕 ◆3番(三澤隆一君) 私もこのGIGAスクール構想においては一般質問等でずっとやってきたものですから、先ほど先輩方、3名の方お話しされたので、入札の件というのは理解しました。 それで、ちょっと細かい点になるのですが、まず質問でもやったのですけれども、タブレット端末、これ7,000台という数、東芝製なのですけれども、この7,000台の3月31日までの一括納入というのは可能なのかどうか、まずそこから伺いたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 三澤隆一君の質疑に答弁願います。 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 三澤議員の質疑に答弁申し上げます。 入札を経て、昨日、仮契約、契約には納期も入ってございますので、当然間に合うものでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 3番 三澤隆一君。 ◆3番(三澤隆一君) では、一括で納入が可能ということですね。はい、安心しました。 それで、改めてなのですが、1台4万5,000円と先ほど部長言われましたけれども、この財源についてなのですけれども、もう一度ちょっと確認の意味で国の割合、県の割合、また市の割合、この6億2,000万円というのは全て市のほうなのか、ちょっとその辺もう一回確認させてください。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 ただいまのご質問は、遡りまして7月29日の補正予算、6億2,000万円の補正予算の財源内訳としまして、少々お待ちください。まず、国の補助金、これが2億2,279万5,000円、公立学校情報機器整備補助金、このGIGAスクール、1人1台のための補助金です。プラス、新型コロナウイルス感染症対応、地方創生臨時交付金、これがGIGAスクール前倒しとなったきっかけとなった交付金、地方創生の意味もあって交付金がつきます。その額は、この事業全体、コロナ対応地方創生事業ということで、この歳入が7億4,042万円です。もう一度言います。7億4,042万円、これは全事業に関わるもので、結論を申しますと国の補助金、それから交付金含めて全額7,000台購入に当たって充当できるもので、市の持ち出しはございません。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 3番 三澤隆一君。 ◆3番(三澤隆一君) 分かりました。そうするとパソコンも端末も、ほかの部分、通信のネットワークの整備、そういったものもないということで、1つちょっと小さい問題なのですが、これカメラ、例えば教職員の先生方がマイクとか、ウェブ用のカメラとか、モニターとかそういった備品というのはもう既に用意されているのか、もしくは用意されていなければ、それは今後予算化されるのかお伺いします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 今回の予算、財産の取得、この議案で調達するものは、あくまでパソコン、タブレット本体、あとソフトウエアで、そういった周辺機器については今まであるもので対応、不足するのであれば、また今後の課題としているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 3番 三澤隆一君。 ◆3番(三澤隆一君) 分かりました。 それで、一番裏の面です。これは備品、ソフトウエア単体、本体の端末以外に、ソフトウエアでこれ中身見ると、児童生徒一人一人に通信をしながら、例えば資料を配付したり回収もできるとか、そのほか一番下の4番、これ7,300ということは、タブレット1台に対して1つ、情報漏えいに対するセキュリティーとかそういったものが入ってくると思うのですが、私の記憶が間違っていなければ、質問のときに部長のほうからの回答で、家庭とのやり取りは、今は考えていないとあったような気がしたのですが、今後、こういったものが3月末までに入るということは、もう全てクラウドを通じて、セキュリティー面も含めてやり取りがもうできる状態だということだと思うのです。 先ほど7億4,000万円でしたか、7億4,000万円という予算があれば、各家庭の通信環境がある、なしの家庭もあると思うのですが、そういった家庭の補助という部分も考えれば、もう既にこれ家でも、どこの校外にいても、全てネットワークができて、先生方と生徒児童が全てやり取りできる状態になると思うのですが、この辺の考えについて最後お聞きします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 三澤議員おっしゃいますのは、この1人1台のタブレットを児童生徒が持ち帰って、ハードに入っているドリルをやるだけではなくて、双方向性のズーム、これはソフトの名称でしょうか、ズームを使って双方向で授業をやる、交流する、そういった部分について、双方向性の部分については家庭でのネット環境の壁があると、Wi-Fiがついているか。そういう中で、今後、市のほうとしてタブレット1台はついたけれども、家庭環境まで整備することができるか。 そこで、一般質問で答弁しましたのは、まずネット環境を家庭で整備するに当たって機器、ポイントです。接続機器、これについての助成プラス毎月通信料が何千円かかかります。そういった毎月の通信料の補助もあります。そういった部分につきましては、財政所管課と次の手だてとして検討していくべきものと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 3番 三澤隆一君。 ◆3番(三澤隆一君) 分かりました。その部分は予算の部分で、各家庭の負担も当然出てきますので、でもこれせっかくいい事業でありますし、ここまでそろっているのであれば、もう一刻も早くスタートしていただきたいと。働き方改革も含めて、どうか今後ともよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。          〔8番 稲川新二君登壇〕 ◆8番(稲川新二君) 少しお聞きしたいのですけれども、確認なのですが、総務部長、先ほど条件おっしゃいましたけれども、全国から募ったということでよろしいのでしょうか。 それと、見積金額は公表していただきましたが、3億円からの違い、これを頂いたときに、まず疑問に思わなかったのか、その辺からお聞きしたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 稲川新二君の質疑に答弁願います。 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 稲川議員さんのご質疑にお答えします。 条件付につきましては、1つ目の条件としましては筑西市内、市外、県外の本店、支店または営業所を登録しているということでございますので、結果的にはそういった形になるのかなというふうに思います。 3億円の違いというところなのですが、その2社の見積り、事前の担当同士の打合せのときには確認をさせていただいたところだと思います。大きな違いがあるということで、こちらとしても驚いたところではございましたが、より安く購入すべきものであるというふうな判断から、さらに低いものを参考として調整をさせていただいたところでございます。 以上ございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) やはり先ほど誰が聞いても、3億円の差は何なのだろうと思うところなのですけれども、いろいろ聞き取りはしたということですけれども、確かに安いほうを取ったと言われればそれまでなのですが、部長、先ほどの答弁の中で、やはり透明性を高めるために今回紙入札にしたというようなご答弁がございましたが、これ電子入札、紙入札、明確な入札を出すに当たって、するに当たっての振り分けの仕方というのは今ありましたか。 ○議長(仁平正巳君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) ご答弁申し上げます。 本市におきましては、物品につきましては現在、電子入札のシステムを導入しておりませんので、物品につきましては紙による指名競争入札か一般競争入札ということで取り扱っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) やはり誰もがこの99.8%ですか、その数字を見たときに、あれっと思ったと思うのですけれども、今回、万が一この議案が通らなかった場合は、年度内での納入というのは難しくなってくるのだと思うので、なかなかこの辺反対しづらい議案なのですが、その辺についてどうお考えでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) ただいま稲川議員さんおっしゃいますとおりだと思います。子供たちの教育環境を整備するのが教育委員会、行政の使命でありますので、議員おっしゃるとおりだと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) ほかについては田中議員がしっかり聞いてくださったので、これで終わります。 ○議長(仁平正巳君) 12番 石嶋巌君。          〔12番 石嶋 巌君登壇〕 ◆12番(石嶋巌君) 12番 石嶋巌、議案第91号について質問いたします。 先ほど条件付一般競争入札について、透明性、適格性、公平性を説明されました。私はここに欠けているのが、もう1つあると思います。これは公開制であります。この点を、質問いたします。 その公開制に関連しまして、入札4社の入札額を質問いたします。 ○議長(仁平正巳君) 石嶋巌君の質疑に答弁願います。 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 石嶋議員さんのご質疑にご答弁を申し上げます。 公開制ということに関しましては、入札については公告をしております。また予定価格、こちらについても事前公表をしているところでございます。 それから、入札の結果についてのご質問でございます。4社応札がございました。1社が入札額5億6,449万円、次2社目5億6,500万円、3社目が5億6,530万円、4社目が5億6,545万円。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 12番 石嶋巌君。 ◆12番(石嶋巌君) 口頭での答弁なものですから、数字の比較がなかなか難しいものがあります。その見積額について、ペーパーでの提出を要望いたします。 先ほど稲川議員からも質問がありましたが、見積り2社で6億円と9億円、3億円も差がある。そうしますと、今、高島総務部長から4社の見積り5億6,500万円何がしとありましたが、もっと値段を下げる可能性があるのではないかと思いますが、その点はいかがでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) ご答弁申し上げます。 先ほどご答弁させていただきました4社、これは入札額でございますので、見積額ではございません。入札結果については、別途、議員の皆様に結果のほうをお配りさせていただきたいと思います。 それから、6億円と9億円、大きな違いがございました。こちらについては、こちらでもびっくりしたところではございますが、より低い金額での取得というものを心がけて、そちらを参考に予定価格を算出したところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 12番 石嶋巌君。 ◆12番(石嶋巌君) 予定額を算出したといいますけれども、もっと値下げ交渉に努力すべきではないかと私は申し上げます。今、コロナ禍において企業の設備投資、さらにはGDPの6割を占める家計消費、これも下がっております。そうした中で、唯一公共事業と言えるものだけが、この惨事便乗型、安倍政治によって国から、県から、市政まで貫かれていると思います。やはりそうした中で、先ほど田中議員も質問でありましたが、地域経済、この地域内の経済循環をどう市政において実現していくか、持続的な地域社会をつくっていくかが、今鋭く求められていると思います。このコロナ禍の中で、改めて公共や地方自治体の存在意義だけでなく、住民の危機的状況下での市長の役割と政治姿勢が問われていると思います。市長の見解を伺います。 ○議長(仁平正巳君) 石嶋議員に申し上げます。議案質疑においては、それのみにしてください。それは一般質問で行ってください。 ◆12番(石嶋巌君) 分かりました。では、議長からそういう指摘がありましたので、訂正します。 以上で質問を終わります。 ○議長(仁平正巳君) 議長において申し上げます。そろそろ質疑も出尽くしたと思われますので、この辺で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は委員会付託を省略したいと存じますが、これにご異議ございませんか          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(仁平正巳君) ご異議なしと認めます。 討論を願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(仁平正巳君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第91号「財産の取得について」、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(仁平正巳君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第5 「閉会中継続審査申し出について」を上程いたします。 本件につきましては、お手元に配付してありますとおり、議会運営委員会委員長から継続審査の申し出があったものであります。 お諮りいたします。本件について、委員長の申し出のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(仁平正巳君) ご異議なしと認め、委員長の申し出のとおり決しました。 次に、日程第6 「議員の派遣について」を上程いたします。 本件につきましては、お手元に配付してありますとおり、地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、議員を派遣するものであります。 お諮りいたします。本件について、お手元に配付した文書のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(仁平正巳君) ご異議なしと認め、お手元に配付した文書のとおり議員を派遣することに決しました。 以上で今期定例会に付託されました案件は全て議了いたしました。 これをもちまして、令和2年第3回筑西市議会定例会を閉会いたします。 長期間大変お疲れさまでございました。                                閉  会 午後 0時 9分...