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09月07日-一般質問-03号

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  1. 筑西市議会 2020-09-07
    09月07日-一般質問-03号


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    最終取得日: 2023-05-30
    令和 2年  9月 定例会(第3回)                 令和2年第3回              筑西市議会定例会会議録 第3号令和2年9月7日(月) 午前10時開議                                            令和2年第3回筑西市議会定例会議事日程 第3号                            令和2年9月7日(月)午前10時開議第 1  一般質問                      本日の会議に付した案件 日程第 1 一般質問                                  出席議員   2番 小倉ひと美君     3番 三澤 隆一君     4番 藤澤 和成君   5番 森  正雄君     6番 保坂 直樹君     7番 田中 隆徳君   8番 稲川 新二君     9番 小島 信一君     10番 大嶋  茂君   11番 津田  修君     12番 石嶋  巌君     13番 増渕 慎治君   14番 仁平 正巳君     15番 真次 洋行君     16番 尾木 恵子君   18番 箱守 茂樹君     19番 堀江 健一君     20番 秋山 恵一君   21番 榎戸甲子夫君     22番 赤城 正德君     23番 三浦  譲君                                 欠席議員   1番 中座 敏和君                                 説明のため出席した者    市長        須藤  茂君      副市長       菊池 雅裕君   教育長       赤荻 利夫君      市長公室長     日向 裕次君   総務部長      高島 健二君      企画部長      関口 貴一君   人口対策部長    相澤 一幸君      税務部長      須藤 昌則君   市民環境部長    熊坂 仁志君      保健福祉部長    赤城 俊子君   こども部長     児玉 祐子君      経済部長      關  紀良君   土木部長      神戸 清臣君      上下水道部長    大林  弘君   会計管理者     菊池  勇君      教育部長      小野塚直樹君   農業委員会事務局長 山形 浩之君      秘書課長      飯山 正幸君                                 議会事務局職員出席者   事務局長      鈴木  徹君      書記        中島 国人君   書記        篠﨑 英俊                                           〔議長 仁平正巳君議長席に着く〕 ○議長(仁平正巳君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は21名であります。よって、会議は成立いたしております。 なお、欠席通知のあった者は、1番 中座敏和君の1名であります。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者は、前回のとおりであります。 また、本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 これより議事日程に入ります。 日程第1 「一般質問」であります。 この際申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言は、それぞれ30分、質問回数は、一問一答方式を選択した場合は無制限、総括方式を選択した場合は3回以内といたします。 それでは、前回は三澤隆一君までの質問が終了しておりますので、本日は三浦譲君からお願いいたします。 23番 三浦譲君。          〔23番 三浦 譲君登壇〕 ◆23番(三浦譲君) おはようございます。テレビで台風10号が大分警戒を流しておりました。これまでの台風とはレベルが違う、温暖によって巨大台風の時代が来たのかなという感じがしました。そして、数日前からの備えが一番大事だということも、何回も知らされました。被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げます。この筑西市でもこれを教訓に、やはり見直すべきところは見直していくという再検討が必要なのかなというふうに思います。 さて、質問では、コロナ禍での困窮実態と支援策の遂行状況、そして今後の課題ということで上げました。前回の議会でもこれらの点について質問いたしましたけれども、その後、困っている人が支援策を求めて申込みが増えているのではないかということで伺います。社会福祉協議会での生活福祉資金の貸付け、市税の減免、猶予、上下水道料金の減免、猶予、また事業融資の市で売上げ減少を証明するその発行件数、また生活保護生活困窮相談、これらについて伺います。 ○議長(仁平正巳君) 三浦譲君の質問に答弁願います。 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) 三浦議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 社会福祉協議会での生活福祉資金の特例の貸付けについてでございます。令和2年3月25日から8月25日の間での状況についてお答えいたします。 まず、生活福祉資金の特例貸付けの相談件数につきましては、1,831件でございます。緊急小口資金の申込み件数は729件、申込み総額1億4,000万円、総合支援資金の申込み件数は703件、申込み総額3億5,491万円でございます。 参考までに、3月25日から5月26日までの緊急小口貸付けは165件。総合支援資金は76件でございました。 説明は以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、須藤税務部長。 ◎税務部長須藤昌則君) 三浦議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 8月末現在の減免申請でございますが、国民健康保険税申請件数が51件となっております。徴収猶予につきましては、徴収猶予特例制度申請件数が78件、現行の猶予制度申請件数が6件、合計84件となっております。第2回定例会において答弁をいたしました5月末時点より73件増加しております。 申請件数の内訳でございますが、法人が55件、個人が29件となっております。税目別の内訳といたしましては、法人市民税が20件、固定資産税が29件、個人住民税特別徴収が14件、普通徴収が12件、軽自動車税が1件、国民健康保険税が8件となっております。 なお、収税課窓口におきまして、納税相談を受けた件数は217件、そのほか徴収猶予特例制度について案内した件数につきましては、電話による相談を含め80件となっております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、大林上下水道部長。 ◎上下水道部長(大林弘君) 三浦議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 上下水道料金に関する減免、猶予についてでございますが、まず水道料金の減免につきましては、コロナ禍での市民生活経済活動を支援するため、市の水道契約者を対象に、10月請求分から3か月間基本料金の2分の1を減免いたします。 なお、この減面についての申請手続は不要ですが、詳細につきましては、9月1日号の広報紙や上水道ホームページでご案内をしております。 次に、上下水道料金に関する支払い猶予等納付相談につきましては、前回5月末時点の件数を報告いたしましたので、その後の相談件数について申し上げます。6月から8月末までに新たに個人の方から20件、事業者から1件、合計21件の相談がございました。これまでの累計は、個人の方から57件、事業者から12件の合計69件でございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) 三浦議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 事業者を対象としました融資につきましては、国や県の制度による実質無利子、無担保の融資が数多く用意されております。公的な融資もございますし、民間金融機関からの融資もございます。融資の中には、売上げが減少したことを市が認定した認定書が必要な融資もございまして、感染症の影響が出始めました3月上旬から8月31日までで、重複して申請されている事業者も見受けられますが、865件の申請がございまして、認定書を交付いたしました。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 生活保護…… ○議長(仁平正巳君) 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) 三浦議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 市の福祉相談件数は、令和2年4月1日から7月末までで、延べ116件でございます。そのうち新型コロナウイルスの影響による相談件数は延べ6件でございました。 生活保護の世帯数は、令和2年7月末で755件、保護人員は896名です。新型コロナウイルスの影響による申請件数は1件でございました。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 予想以上の数字が出てきました。特に総合支援資金などでは、前回の件数の10倍も増えているということが分かりました。それで、国、県、市では支援策をやっておりますけれども、市の支援策の遂行状況、これらについて伺います。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) ご答弁申し上げます。 市独自で実施しております事業者を対象としました支援策につきましては、5月より7つの支援事業を実施してございます。8月31日現在でご報告いたします。 1つ目は、休業要請協力金でございます。予算執行率57.9%、想定700件のところ申請数は403件でございました。こちらの受付は8月31日の消印有効ということでございました。 2つ目、中小企業者等家賃支援補助金でございます。執行率は2.4%、想定数450件のところ申請数は11件でございました。こちらの受付期間は10月末となってございます。 3つ目です。飲食店等感染対策補助金でございます。予算執行率は7.7%、想定数250件のところ申請数が21件でございました。こちらの受付期間も10月末となってございます。 4つ目です。理容業・美容業、療術業支援給付金でございます。予算執行率は23.7%、想定数300件のところ申請数69件でございます。こちらの受付期間は11月末となってございます5つ目、ホテル・旅館業等支援給付金でございます。こちらは予算執行率34.3%、想定数19件のところ申請数5件でございます。こちらの受付期間も11月末となってございます。 6つ目です。中小企業者等事業継続支援給付金でございます。予算執行率7.1%、想定数300件のところ申請数21件でございます。こちらの受付期間は令和3年1月末となってございます。 7つ目です。事業者支援制度申請代行等助成金でございます。予算執行率7.4%、想定数100件のところ申請数12件でございます。こちらの受付期間も令和3年1月末となってございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 23番 三浦譲君。
    ◆23番(三浦譲君) 若者支援便…… ○議長(仁平正巳君) 相澤人口対策部長。 ◎人口対策部長相澤一幸君) 三浦議員さんのご質問に答弁いたします。 ちくせい若者支援便について申し上げます。8月31日までの申請受付分としまして、予算執行率17.7%、想定件数約2,600件のところ、受付件数が472件でございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 執行率がまだ始まってそんなにたっていないところでの集計ですから、低いのはやむを得ないと思いますけれども、それにしても出足がちょっと鈍いなという気もします。いずれも必要な支援策であって、どんどんこれを利用されるということが必要なのですけれども、これを実施して、課題とか効果、こういったものはどうでしょうか、それぞれお願いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) ご答弁申し上げます。 各種支援策につきましては、申請数が想定より少ないものも見受けられます。原因として2つ考えられます。1つ目として、市独自の支援策を事業者が把握していない可能性があること、それと2つ目として、支援策の対象となる事業所が想定より少ない場合でございます。支援策の周知につきましては、市の広報紙への数回による掲載、ホームページ、SNS、ラインの活用並びに商工会議所や商工会の会報を通じてのお知らせを実施しております。また、対象事業者が想定数より実際は少ない可能性につきましては、支援事業は1事業者当たりに対しての支援となってございますけれども、想定数は店舗で計上したため、事業者数と店舗数に隔たりが生じている可能性があること、それと国の支援策に申請しているため、市の支援策の対象とならない事業者がいること、また売上高の減少が少なく、対象要件に該当しない事業者があることということが考えられます。今後も支援策を知らなかったというような状況がないように、対象となる事業者への周知を進めるとともに、商工会議所商工会等商工団体と連携を図りながら、事業者支援に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 相澤人口対策部長。 ◎人口対策部長相澤一幸君) 答弁いたします。 今後の課題と対策についてでございますが、まず課題といたしましては、該当となるご家族の皆様にさらに周知活動をし、申請をしていただき、一人でも多くの若者に支援便をお届けしたいということでございます。 対策といたしまして、現在コロナの長期的な影響により、学生のオンライン授業、また就業者のテレワークによる在宅勤務等で、筑西市に帰郷して生活している若者が散見されます。これらの状況を踏まえ、申請期限を8月31日から10月31日までと延長したところでございます。このことにより、今後大学等の授業並びに就業者の勤務が通常に近い状態となれば、再び地元を離れ、県外で居住することになった際、支援便の申請ができるようになるものと考えてございます。 また、支援便にアンケートを同梱し、これまでも心温まる感想をいただいておりますが、そのアンケートチラシに、お友達の中でまだ届いていない友達がいたら教えていいだけるよう、ご協力依頼の一文を新たに追記してございます。加えて、窓口申請に来られた保護者の方々にも同様にお伝えしてございます。 今後も、コロナ感染状況を注視しながら、一人でも多くの若者に筑西市からの支援便が届けられることを最優先に、誠心誠意努めてまいりますので、議員さんにもご協力とご理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 質問項目に上げておりました遂行状況を公表したほうがいいというふうに私は思っているのを取り上げましたけれども、これらについてはぜひ検討していただきたいと思います。 それから、実情把握ということですけれども、これまでで、さらに実情把握していく必要があるというふうに思います。そして、今までの支援策でどのような反応があるかと、こういうのも今後の検討材料ですから、それらが現在つかんでいるところをよろしくお願いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 日向市長公室長。 ◎市長公室長日向裕次君) 三浦議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 市民生活に関するアンケートや聞き取り調査による実態の把握でございますが、現在までのところ実施はしておりません。前回のご質問のときにもお答えいたしましたが、コロナ禍において市民の皆さんから市長への手紙やメールなど多数寄せられているとともに、各課の窓口におきましても、直接様々な相談をお受けしているところでございます。また、多くの業界、団体などからも要望書を頂戴しているところでございます。これらを市民の皆さんの切実な声として認識し、担当部署において迅速に対応するとともに、新たな支援制度として事業しているところでございます。まずは、現在実施しております各種支援制度を幅広く広報周知し、市民の皆さん、事業者の皆さんに活用を促してまいります。 なお、新たな対応策につきましては、現在新型コロナウイルス感染症の第2波以降を想定した本市独自の感染症対策ビジョンの策定作業を、保健福祉部が中心となり進めているところでございます。これは各部署の担当者からなる連絡調整員が、現下のコロナ災害に対する現状と課題を分析するとともに、災害時や冬季期間、また1年以上先、新たな生活様式への備えなどを対応策として取りまとめるものでございます。 感染症対策ビジョンにつきましては、職員が現場で酌み取った市民の声を最大限に反映させて策定してまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 若者支援便のほうではどうですか。 ○議長(仁平正巳君) 相澤人口対策部長。 ◎人口対策部長相澤一幸君) 答弁いたします。 アンケートの状況、内容でよろしかったでしょうか、お答えいたします。 支援便のアンケートにつきましては、簡単な設問4項目について、支援便の中に同梱して回答のご協力をお願いしてございます。8月31日現在発送件数431件中回答数48件、回答率11%でございます。設問1、「ふるさと筑西市から支援便が届いた率直な感想をお聞かせください」では、ほぼ全員が、「すごく助かりました」、「とてもうれしい」と回答していただいております。ほかには、「感動しました」、「元気をもらいました」、「買物に行けていなかったので助かりました」、「生き延びられました」、「故郷を感じることができた」、「野菜が新鮮でうれしかった」、「干し芋が入っていてよかった」、「思ったより豪華でうれしかった」、「たくさん入っていて驚きました」「筑西市民であったことをうれしく思った」、「市長のメッセージやるるぶが地元へ帰れないため、心の支えになった」、「驚きとうれしさと、心配して申請してくれた親への感謝の気持ちが湧きました」、「市長の言葉も泣きそうになりました」などであります。 設問2、「筑西市へどの程度帰郷していないのですか」、ここでは「3か月以上」が一番多く、約36%、2番目に、「6か月以上」と「1か月以上」が同数で約23%と、予想以上に帰郷できていない多くの若者がいることが分かりました。 設問1と2をご紹介させていただきました。この程度よろしいでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) いろいろと取り組んでいると、我々の予想外の効果も出ているなというふうに思います。若者がいろいろと感じているということ、市長への手紙に対しても感動しているということですから、今後これは大きな効果だろうというふうに思います。こういうふうに、いい面はどんどん広げていってほしいなというふうに思います。 時間がないので、次の質問に移ります。地域経済の支援策ということですけれども、コロナによって経済が随分疲弊しました。マスクや工業部品、食料など、海外からの輸入に依存し過ぎているという見直しが行われています。地域経済も同じように言われています。従来は大型店の誘致、企業誘致、こういう外部依存が定番でした。しかし、過度に依存すると、地元のお金が吸い上げられて中央に流出するという問題、企業が来てももうからなければ出ていく、このスピカビルでもお察しのとおりです。本当の強い地域経済にするということが、このコロナで考えなくてはならないという大きな課題になっていると思います。それが本当の地域創生になるのだろうというふうに思いますが、どうするかというと、最近は地域内経済循環、これにシフトをしていかなくてはならないと、地域に入ってきたお金を地域の中で再配分する。所得を地域の中で増やしていくと、こういう方式が今言われているわけですけれども、そのためには市長の決断が必要なのです。今までだけではだめだと、もっと地域内経済循環の方式にしていこうという市長の決断、明確な指示があって、そして商工関係者、国、県が集まって、専門家も集まってきて、どう組替えたらいいのかということを、協議会をつくって検討していく、こういうふうにして、これが本当の人口流出対策、人口増の対策になるのではないかというふうに思いますが、市長、いかがでしょう。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 三浦議員さんの質問にお答えいたします。 おっしゃるとおりだと思っております。農業、あるいは商業、工業、これを生産力を高めまして、そして雇用を増やし、そしてそこで得たお金はやはり市内で使っていただく、消費していただくということが大切だと思っております。ちょっと例が違いますが、よく言われますたばこ税、約8億円弱いただいているわけですけれども、これもたばこは市内で買ってくださいと、ちょっと違う例ですけれども、おっしゃるようにこの市内循環型、大切だと思っていますので、よくしっかりと考えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) この地域内経済循環というのは、国も後押しをやるようになりましたけれども、この地域の中でいろいろな産業があるけれども、それがまだしっかりとつながり切っていないというところにこれからの対策の仕様がある、そういうところに力を入れようではないかと。実態把握が、経済循環が本当にどの程度行われているのか、地産地消から含めて。地域内の産業がお互いに発注し合う関係がどこまで進んでいるかという調査をするのです。そのためにはいろいろな関係者に集まってもらって、調査をする、分析をする必要があります。そこから実態が分かって、何だ、これでは地元に残るお金がなくなってくるのは当たり前だという、その認識がしっかりできるようになってくるというところから始めなくてはならない訳ですけれども、ゴーサインが必要なのです。市長、ぜひこれを、ゴーサインを出してほしいと思うのです。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) おっしゃったように、私も皆さんと協力して一つのゴーサインが必要だと思っておりますので、しっかりやっていきたいと思いますし、商工業、商工会議所、商工会、商工の担当ともよく相談して、しっかりやっていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 商工会議所や商工会も考え方は同じです。お金が地元に入ってきたら、そのお金をできるだけ外に出さなければ、地域がだんだん、だんだん豊かになってくると。この経済の循環率、これが上がれば上がるほど、商工会、地元の業者が潤ってくるわけです。それが市民にも、もちろん働いている人もいっぱいいますから、そこへ波及してくるということなので、しかしはっきり言ってしまいますけれども、商工会議所や商工会で市を挙げてそれをやろうではないかというリーダーシップは、実際はとても取りづらいです。ですから、ここは行政が音頭を取らなければならない、そういう意味で今回市長にぜひこの音頭を取っていただきたいと、商工会議所と相談してやるのだと、これ当たり前ですけれども、音頭を取る人は市長、あなたですから、これをお願いしたいのです。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) おっしゃるとおりでございます。肝に銘じて指揮を取っていきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) みんなで相談しては大事なのですが、やらなくてはならないこと、時の流れをつかむこと、これはやっていかなければなりませんから、ぜひ市長にお願いしたいというふうに思います。 それで、中小企業条例とか産業振興条例をつくらないと、その動きが、予算がつかないですから、口だけになってしまうわけです。この条例をつくることが大事です。ところが全国では、これらをつくっていても動かないほうが多いのです、実際は。ですから、その機動性を持たせなくてはならないということで、これは条例をつくれば自動的にいいのだではなくて、本来の目的が地域の経済循環ですから、どうやったら進むかという話し合いを進めなくてはならないのです。こういう立場の違いが、条例をつくればいいではなくて、実施しなければならない、効果を出さなければならないということですから、市長、その辺で、コロナでここは考えどきです。ぜひ前向きの姿勢を見せてほしいなというふうに思います。どうですか。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 分かりました。茨城県内ではまだどこもやっておりませんけれども、しっかりとやっていきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 時間が参りました。 ◆23番(三浦譲君) 残念ながら、ほかは割愛せざるを得ませんので、ありがとうございました。 ○議長(仁平正巳君) 次に、10番 大嶋茂君。          〔10番 大嶋 茂君登壇〕 ◆10番(大嶋茂君) こんにちは、議席番号10番 明政会、大嶋茂です。通告順に進めてまいりますので、執行部の皆さん、よろしくお願い申し上げます。時間もありませんので、簡潔明瞭な答弁、よろしくお願いいたします。 さて、今現在7年8か月続いた内閣の安倍首相が、8月28日、突然の辞任を発表、次期首相選びが混沌とした状況にあります。この内閣は新型コロナウイルス感染症対策を現下の最大の課題と位置づけております。いろいろな施策を試みておりますが、いまだ収束が見通せないのが現状であります。4日深夜、NHKBS1の「コロナ、仕事が消えた」という番組がありました。派遣、アルバイト、契約社員等の非正規社員の解雇、雇い止めが急増している状況が報道されております。派遣、アルバイト、契約社員等は、休業補償も受けられないのが現状であります。この放送の中で「自殺」という言葉が何回も出てまいりました。4月から6月のGDPも前年比27.8%減で、戦後最悪のマイナス成長に落ち込んだことが報告されております。また、厚生労働省の8月25日の発表によれば、コロナ禍以降4万8,000人超、失業者の増加、雇用不安が現実のものとなっております。来年の大卒の求人数も15.1%減ということで、また大学生の1割が退学を視野に入れているということも報道されております。 このような状況下、感染拡大防止対策、社会経済活動対策を同時に行うことは非常に困難が伴うものであります。東京都は、この対策のために財政調整基金の9割を使い果たしたという報道もなされております。 それでは、質問に入りたいと思います。市長の政治姿勢についてお尋ねします。Go To トラベルの導入についてであります。政府が現在経済活動対策として実施しておりますGo To トラベルの導入については、国会議員、知事、学者等いろいろな意見がありますが、このことについて市長の考えをお尋ねいたします。 あとは質問席で質問させていただきます。 ○議長(仁平正巳君) 大嶋茂君の質問に答弁願います。 須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 大嶋議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 このGo To トラベルの事業についてでございますけれども、各都道府県の状況、あるいは考え方、違うところが多数ありまして、なかなかうまくいかないかなというところもあります。そういう意味でその賛否両論はいろいろありますけれども、しかしながら、今回のこのGo To トラベルに関しては、幾らか私は期待するところでございまして、何とかこれがうまくいければいいなという認識でおります。市といたしましてですけれども、これは利用する側と、市として受け入れる側がありますので、感染防止に徹底して、お互いに両立できるようにしていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。 ◆10番(大嶋茂君) この制度につきましては、7月22日に開始されたのですが、当時反対が74%でございました。しかし私もやはり経済を止めては仕方がない、私は嫌々ながら、やはりこの制度は実施してよかったのかなと思います。またこの後Go To イート、これ食べ物です。25%食券に上乗せして、今月中旬から始まる予定ということでございます。その後Go To イベント、Go To 商店街というのも計画されているようでございます。 次に、保健福祉行政についてお尋ねいたします。まず初めに、茨城版コロナNextについてでございます。コロナ対策指針です。我々はこういったことは、このコロナにおいてはいろいろな難しい、新しい言葉が出てきております。国、県は一生懸命広報活動していただいているのですが、ただ国民、市民はなかなか難しい言葉で理解がされておりません。私そういった面で質問させていただきます。 茨城版コロナNex(コロナ対策指針)とは、18業種への感染症対策のガイドラインと、「いばらきアマビエちゃん」の組み合わせによる対策強化ということでありますが、その概要についてであります。まず、ステージの基準とその内容について、4ステージ、6指標ということでございますので、まずそれをお尋ねいたします。 ○議長(仁平正巳君) 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) 大嶋議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 茨城版コロナNext(コロナ対策指針)についてお答えいたします。茨城版コロナNextとは、新型コロナウイルスの感染可能性を可能な限り抑制しながら、段階的に社会経済活動、学校を再開させるための指針でございます。県内の医療提供体制や県内、都内の感染状況を示す6つの指標と、専門家の意見を踏まえ、現状のステージを4段階で判断し、そのステージごとに外出自粛、休業要請、学校再開の基準を定めているものでございます。 令和2年5月7日に、茨城県の第15回新型コロナウイルス感染症対策本部にて策定されました。その後、7月3日の第20回新型コロナウイルス感染症対策本部会議にて改定され、それぞれのステージでの要請内容が変更になりました。 改定後の指針では、業種別の感染防止対策のガイドラインと「いばらきアマビエちゃん」の組み合わせにより、個別の施設等の対策を実施し、一律の行動制限は実施しないこと、学校活動は原則どおりにする等に変更されております。 ステージの基準及び内容についてでございますが、県内の医療提供体制、県内の感染状況、都内の感染状況を示す6つの指標のもと、ステージ1から4まで、4つのステージに分けております。 ステージ1につきましては、感染が抑制できている状態、ステージ2、感染がおおむね抑制できている状態、ステージ3、感染が拡大している状態、ステージ4、感染爆発、医療崩壊のリスクが高い状態でございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。 ◆10番(大嶋茂君) ③点目、18業種ということで通告してありますけれども、これはちょっと時間がありませんので、結構でございます。 次に、茨城県の現在のステージ、これは幾つなのか、またそれによってどういう制限を受けるのか、お尋ねします。 ○議長(仁平正巳君) 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) ご答弁申し上げます。 茨城県の現在のステージにつきましては、7月31日からステージ3となっております。これに伴う制限といたしましては、クラスター発生業種等及び大規模イベントでのいばらきアマビエちゃん未登録施設の利用自粛、特別支援学校等での状況に応じての分散登校となります。 このほかステージ2からの継続要請事項といたしまして、高齢者等への外出等に係る注意喚起、いばらきアマビエちゃん登録施設の利用推奨がございますが、現在の感染状況を鑑みた措置といたしまして、東京都への不要不急の移動、滞在の自粛の要請がございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。 ◆10番(大嶋茂君) 分かりました。それでちょっと今回通告はしていないのですが、ちょっとお尋ねしたいと思います。 今回県議会、今開催されております。議場において、アマビエちゃんを導入してチラシですか、登用用のQRコードが掲示してあるそうでございます。また、今回の県議会で、アマビエちゃんの登録義務の条例案が提出されております。当市での今後の導入予定はいかがでしょうか。通告はしていないのですが、お答えできればよろしくお願いします。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) お答え申し上げます。 アマビエちゃんの登録の義務とか条例ということでしょうか、現在まだそこまでの経済部としてはお話にはなってはいませんが、今の支援策を申請されている事業者の方に対しましては、このアマビエちゃんの内容を説明して登録をしていただいている状況でございます。大変申し訳ありません。この程度でよろしくお願いします。 ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。 ◆10番(大嶋茂君) では、市長、よろしくお願いします。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 現在約2万2,000件のいろいろな業種の方がいらっしゃいますけれども、その中で今のところ769件という方に登録していただいております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。 ◆10番(大嶋茂君) こういう制度があって、安全を確保するということでございますので、ぜひともPRして登録していただけたらよろしいのかなと考えます。 では、次に移ります。全国自治体病院協議会の緊急要望が出されております。そういった中で確かに今病院の経営悪化がかなりひどい状態でございます。そういったことでちょっと質問したいと思います。 医療機関に対する支援、どのような支援があるのか、また医療従事者への支援、どういうものがあるのか、地域医療の確保についてはどのような対策を取っているのか、この3点についてお尋ねします。 ○議長(仁平正巳君) 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) ご答弁申し上げます。 病院、医院の経営悪化に対する支援についてでございますが、国の第1次補正予算におきまして、ウイルスとの長期戦を闘い抜くための医療、福祉の提供体制の確保の中で、医療機関に対する支援と医療従事者に対する支援がございます。まず、医療機関に対する支援でございますが、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の抜本的拡充としまして、重点医療機関への支援、こちらは空床確保の補助でございます。患者と接する医療従事者等への慰労金支給、救急・周産期・小児医療機関への院内感染防止対策、医療機関、薬局等における感染拡大防止等のための支援がございます。 また、医療・福祉事業者への資金繰りの支援の拡充として、新型コロナウイルス感染症の影響により、休業や事業を縮小した医療福祉事業所への資金繰りの支援や医療用物資の確保、医療機関等への配布等支援がございます。 市といたしましては、新型コロナウイルス感染症の風評被害対策といたしまして、感染により休業、診療縮小を余儀なくされた医療機関に対しまして、継続、再開に必要な整備の支援を行うことにより、地域において必要な診療機能を維持することを目的に行うものでございます。 続きまして、医療従事者への支援でございますが、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業がございます。医療機関に勤務する医療従事者や職員は、現在新型コロナウイルス感染症の拡大防止、収束に向けてウイルスに立ち向かい、リスクの高い患者様との接触を伴うこと、継続して提供することが必要な業務でありますので、相当程度心身に負担がかかる中、強い使命感を持って業務に従事していることに対し、慰労金を給付するものでございます。 市の支援といたしましては、巡回診療PCR検査センターに協力していただいております医師につきまして、当センターにおいて新型ウイルスに感染し、医師の勤務している医療機関が休業した場合に、休業補償ができるよう保険に加入しているところでございます。 次に、地域医療の確保の対策でございますが、新型コロナウイルス感染症が感染拡大している現状におきまして、全国の医療提供体制は逼迫し、医師を含めた医療人材が不足し、疲弊している状況であり、新型コロナウイルス感染症への医療などの医療崩壊を招かないような対応が求められるところでございます。 国におきましても、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業を実施し、病床確保や入院医療機関を開設する設備、帰国者・接触者外来設備整備に関する財源的な支援、医療従事者や派遣体制の確保など、医療従事者の確保、新たに新型コロナウイルス検査を実施する医療機関への助成など、地域医療を確保する諸対策を行っているところでございます。 市におきましても、新型コロナウイルス感染症においては、PCR検査センターを継続し、地域の医療機関の感染を未然に防ぎ、各医療機関においては、受診者の方の治療に当たっていただきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。 ◆10番(大嶋茂君) 筑西市は、この3点につきましても、市長を筆頭にかなりよくやっているのではないかと私は感じております。 次に移ります。新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金、この事業についてでありますが、まず、事業概要についてであります。慰労金の内容、給付対象者、給付金額、申請者、申請先、これについてお尋ねいします。 ○議長(仁平正巳君) 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) ご答弁申し上げます。 新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業でございますが、医療機関等に勤務する医療従事者や職員は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止、収束に向けてウイルスに立ち向かい、リスクの高い患者との接触を伴うこと、継続して提供することが必要な業務でありますので、相当程度心身に負担のかかる中、強い使命感を持って業務に従事してすることに対しての慰労金を支給するものでございます。 支給対象者といたしましては、病院、診療所、訪問看護ステーション、助産所等に、令和2年2月11日から令和2年6月30日まで10日以上勤務した職員でございます。職種、常勤、非常勤関係なく対象となっております。 給付金額といたしましては、勤務の内容により異なりますが、1人5万円から20万円の給付がございます。申請者といたしましては、医療機関等が医療従事者から委任を受けて、代理申請、受領を行います。医療機関等から医療従事者等に給付をする流れになってございます。申請先といたしましては、茨城県国民健康保険団体連合会でございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。 ◆10番(大嶋茂君) やはり一番差別を受けたりなんかしている大変な職場でございます。できたら市のほうでも本当は出してもらいたいぐらいですが、財政の事情もございますので、初めは医療機関ということだったのですが、障害者福祉等や介護のほうにも出るような形になった、よかったなと私思っております。 では、次に移ります。次には、コロナ禍においての子育て世帯の支援対策でございます。一番今つらい思いをしているのが、いろいろな報道を見ましても、特に母子世帯が大変な思いをしているということでございます。この影響で雇用状況の悪化ということで、まず非常勤、母子世帯のお母さんというのは非常勤の勤務が多いのです。そこが全部なくなっていると、縮小されているということで、働く先がないということで、大変ひどい目にあっているということでございます。そこで、まず第1点、現在母子家庭に対する支援、どういうものがあるか、お尋ねします。 ○議長(仁平正巳君) 児玉こども部長。 ◎こども部長(児玉祐子君) 大嶋議員さんのご質問にお答えいたします。 独り親世帯につきましては、子育て世代臨時特別給付金のほか、ひとり親世帯臨時特別給付金、そのほかに市独自の施策といたしまして、市応援プレミアム商品券の配付がございます。こちらは児童1人当たり5,000円、それから独り親世帯につきましては、追加で3,000円分を上乗せして配付しております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。 ◆10番(大嶋茂君) 継続的なものとして、児童扶養手当、児童手当、医療費無償化とか継続的なものですけれども、今回制度されるひとり親世帯臨時特別給付金、これは1回だけの給付なのです。そうしますと、これから1年先、1年半先が母子家庭にとっては大変なときが来るのではないかと思いますので、財政と相談していただいて、継続的な支援ができたらなと思います。よろしくお願いします。これは質問ではありません。 次に移ります。市民環境行政についてであります。水害・土砂災害の避難勧告等に関するガイドラインの改訂及び避難勧告等の発令に係る基本的考え方の策定についてお尋ねします。まず、この避難勧告等に関するガイドラインの概要についてお尋ねいたします。 ○議長(仁平正巳君) 熊坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(熊坂仁志君) 大嶋議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 避難勧告等に関するガイドラインは、地方公共団体が避難勧告等の発令基準や伝達方法を改善する際の参考とするために、内閣府が公表しているものでございます。昨年3月に改訂が行われております。ガイドラインの改訂の概要でございますけれども、平成30年7月の西日本豪雨災害の教訓を踏まえまして、住民に「自らの命は自らが守る」、こういう意識を持っていただいて、自らの判断で避難行動を取れるように、行政はそれを全力で支援するという住民主体の取組強化による防災意識の高い社会を構築するという方針が示されているものでございます。 この方針に沿いまして、住民が取るべき行動を直感的に理解できるように、避難情報や防災気象情報などを5段階の警戒レベル、警戒レベル1から5といったような形で、これを付して提供するように整理されまして、情報と行動の対応が明確されているというようなところでございます。 さらに、防災と福祉の連携による高齢者の避難行動に対する理解促進や学校における防災教育、避難訓練、地域防災リーダーの育成について、内容の追加、充実などが図られているものでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。 ◆10番(大嶋茂君) 次に、広報についてお尋ねしたいのですが、私たちも、みんなそうだと思うのですが、国民は、避難情報は市町村、防災・気象情報ですか、これは国、都道府県ということなのですが、その内容について分かりづらいというのがあれです。ですから、この広報について何かこれから工夫していただきたいなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 熊坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(熊坂仁志君) ご答弁申し上げます。 広報活動につきましてですけれども、ホームページでの情報発信をはじめとしまして、広報紙では7月から3か月連続で防災関連記事の掲載をさせていただいております。さらに、防災訓練や出前講座等においても周知、広報活動を行っているところでございます。 それから、8月15日号の広報紙の配布と併せまして、防災情報などを改訂した洪水ハザードマップを全戸配布したところでございます。このハザードマップにおいても、分散避難の考え方ですとか、非常用持ち出し袋の内容に関して記載しております。市民の皆様においては、災害時に備えるツールの一つとして日頃から活用していただきたいなというふうに考えているところでございます。今後も様々な機会におきまして、周知、啓発などの広報活動を継続してまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。 ◆10番(大嶋茂君) 時間がありませんので、続いてどんどん行きます。 次に、学校における防災確保計画の作成、計画に基づく避難訓練、防災計画の実施についてでありますが、2019年度中に計画を作成、2020年に避難訓練、防災教育の実施について定めるということになっておりますが、本市の状況はどうなっておるでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 大嶋議員さんのご質問に答弁申し上げます。 平成29年度の法改正によりまして、要配慮者が利用します施設では、避難確保計画の策定、避難訓練の実施が義務されてございます。そういった中で該当します浸水想定区域内の市内の7つの小学校と、土砂災害警戒区域内の市内の中学校1校でございます。こちらにつきましては、避難確保計画を策定し、また避難訓練も消防署、それから市の消防防災所管課の指導のもと実施しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。 ◆10番(大嶋茂君) やっているということでございますので、分かりました。 次に、時間はないのですが、教育行政についてお尋ねします。第1点、学校再開ガイドラインについてでありますが、9項目ぐらいあるようなのですが、2項目だけちょっと質問します。 学校行事の実施についてであります。修学旅行、宿泊学習、また運動会、各種大会、文化的行事、学習発表会、音楽会、クラブ発表会、こういった開催についてはいかがでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) 大嶋議員さんのご質問に答弁させていただきます。 筑西市では、学校行事は授業と同じようにとても大切な教育活動というふうに考えております。したがいまして、修学旅行、宿泊学習については、一律に中止ということにはまだしておりません。実施につきましては、学校の先生や保護者の皆さん、PTA等の皆さんのご意見を十分に尊重しながら、慎重に判断して実施したいというふうに考えております。 また、運動会につきましては、この土曜日に中学校全校で終了いたします。小学校についても実施する方向で検討をしております。 それから、各種大会でございますが、中体連でやっております部活動の新人戦は、県大会を実施するという方向で進んでおりますので、その趣旨にのっとりながら、県西大会、そして市内の大会も実施してまいりたいというふうに考えています。 それから、中学校の文化祭は全校で行わないということになっております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 10番 大嶋茂君。 ◆10番(大嶋茂君) 何項目か残ってしまったのですが、時間がありませんので質問を終了させていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(仁平正巳君) 暫時休憩いたします。                                休  憩 午前11時 2分                                                                              再  開 午前11時14分 ○議長(仁平正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ここで、教育長から発言を求められておりますので、これを許します。 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) ただいまの大嶋議員さんの質問に答弁させていただきましたけれども、少しリズムよく答えてしまいまして、県西大会、県大会、市内の部活動の大会は開催するが、中学校の文化祭は全て中止いたしますということで答弁をしてしまいましたけれども、実際には市内全体で行う音楽会とか、学習発表会とか、そういうものについては、密がどうしても避けられないということで中止になっておりますが、学校単位で行う文化祭については、できるだけ開催しようということで今進めておりますので、訂正させていただきたいというふうに思います。大変失礼をいたしました。 ○議長(仁平正巳君) 9番 小島信一君。          〔9番 小島信一君登壇〕 ◆9番(小島信一君) 皆さん、おはようございます。9番 明政会、小島信一です。今定例会もコロナ禍の中での開催となりました。質問時間の短縮もやむを得ません。早速質問に入ります。今月18日、茨城県の大井川知事が記者会見を行い、新型コロナに関する独自の条例案について発表がありました。注目の一つとして、不当な差別の禁止があります。これは筑西市長が先頃発信なされた新型コロナ感染症に関連した人権尊重への願いと同趣旨です。不当な差別や偏見をしないことをお願いすることですが、根本対策として市長は何を、どのような策があるかと、これを伺いたいと思います。 あとは質問席で続けます。 ○議長(仁平正巳君) 小島信一君の質問に答弁願います。 須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 小島議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 やはり新型コロナ感染者の方、あるいはそのご家族、あるいは濃厚接触者の方に対しまして、偏見や蔑視等々があるわけでございまして、それから医療、それから介護関係者、一生懸命やっていただいておりますけれども、その方たちにも誹謗中傷等が報道されています。これは事実であるならば、本当に極めて残念なことと思っております。その誹謗中傷等の人権侵害をなくすために、市のホームページ、あるいは広報紙等で新型コロナウイルス感染症に関連した人権尊重への願いということで、この前も出させていただきましたし、周知しているところでございます。今後ともいろいろとそういうことでデマ、誹謗中傷等がございますけれども、そういうことは信用せず、県や市の情報をしっかりと聞いていただきまして、人権尊重をしていきたいと思っているところでございます。 以上でございます。詳細については部長に説明させます。 ○議長(仁平正巳君) 9番 小島信一君。 ◆9番(小島信一君) 分かりました。マスコミも国も地方自治体も、そろって恐ろしさを強調した新型コロナウイルス、その結果、一般市民はとてもウイルスを恐れています。この恐れが偏見差別のもととなっていることは明らかです。しかし、この半年で膨大なデータが集まり、現実も見えてきています。様々な専門家が意見を述べています。それをよく聞きますと、実はデータ上、それほど恐ろしいウイルスではないということが見えてきました。政府は感染症恒例に従った取扱いを緩和する方向も検討しているようです。これには私は大賛成です。実態上、筑西市近辺ではウイルス感染者は非常に少なく、感染者の症状は軽度で済んでいます。そして、全員回復しています。これらの事実を踏まえ、偏見差別をなくすために、そして恐怖心を薄れさせるために、市長のメッセージとして、感染対策と適切な措置を取れば恐ろしいウイルスではない、過度に恐れることはないというお言葉です。そういう言葉を発信する必要もあるのではないかと考えるのですが、市長はどのように考えますか。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 情報というのがしっかりしていれば、そしてそのしっかりした情報を出せば、このコロナウイルスというのは恐ろしい病気ではないということを、皆様方に知っていただくべく発信しているところでございます。これから始まりますインフルエンザのほうは、年間約8,000人から1万人の方が亡くなっていると言われますので、しかしそういうことも含めまして、これから一緒になると大変でございます。その前にコロナというものは、皆様方の注意、そして皆様方のマスク、あるいは手洗い、その他のしっかりした手当てができれば恐ろしくないということを喚起していただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 9番 小島信一君。 ◆9番(小島信一君) 私もそのように思います。できれば、市長のほうもマスクを外して答弁していただけると助かるのですが、すみません、よく聞こえないものですから。 県条例の2つ目の注目点は、いばらきアマビエちゃんシステムの導入の義務です。先ほど大嶋議員の質問もありました。市長としてはどのようにお考えか、賛成か反対かの立場を明確にしてお答え願いたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 私はアマエビちゃんにつきましては、県がしているからというわけではありませんけれども、私は賛成でございまして、しっかりとやっていきたいと思っております。先ほど言いましたように、例えば床屋さんとか飲食店とか、いろいろ項目入れますと、約2万件近くあるわけでございますけれども、その中で今約800件の方に協力いただいておりますけれども、今後とも賛成する立場で一生懸命お願いしたいと思っております。 以上でございます。
    ○議長(仁平正巳君) 9番 小島信一君。 ◆9番(小島信一君) 私も賛成をしたいと思います。当初このシステムが発表されたとき、我が道の駅グランテラス筑西も積極的に導入すべきと、私も個人的に駅長にも勧めたのですが、しっかり感染防止対策をしているという、これをPRできると私はそう思ったから、そうすれば当然誘客にもつながる。道の駅では、そのときはもう既に導入していました。しかし、一般の飲食店事業者の考えは違っているようなのです。商工会議所、青年部の方に何人かからお話を聞いたのですが、このシステムに登録すると、感染者が来店すれば、同日に来店した方にはメールが届く、そしてそのメールを受け取った方は、同じ日に同じ店に来ているよという警告が来るわけです。メールには店の名前はないようなのですが、当然メールを受け取った方は、どこに行ったかというのは知っていますから、店が特定されてしまう。そうすると、当然あの店に感染者が出たという風評被害を受ける可能性がある。そういったことです。反対をしているというのですか、このアマビエちゃんシステムを義務することに反対しているという方がいるようです。 ですから、先ほども申し上げましたとおり、市長が直接、最新のデータによれば、このウイルスは適切な措置と対策で怖くないのだと、きちっと対処すれば怖くないのだというメッセージを、きちっとやはり市の事業者にお伝えする、それから市民にもお伝えする必要があるのではないかと思うのですが、どうでしょう。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 今議員さんおっしゃったように、このアマビエちゃんというのは、我々市側といたしましても、もう少し真剣にまずやっていかなくてはいけない、先ほどの意見にお答えしますけれども、いけないと思っておりますし、それからこれにつきましては、例えば今日Aというお店に行きました。入れました。そして、これは一生続くものではなくて、明日また、次の日にまたAという店に行きました。またやります。次の日またAという店にいきました。またやります。このように1回やったからといっていいわけではなくて、なかなか大変なところもありますし、しかしそれも私は、もしご協力いただければ、そのほうがいいと思いますし、しかしながら、先ほど言いましたように、それ以上に怖くないのだということをしっかりと皆様方にお知らせすることも非常に大切なのだと、このように思っているところでございます。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 9番 小島信一君。 ◆9番(小島信一君) 私もそのように思います。 次に参ります。茨城県ではGo To トラベルではなくて、Go To 屋外イベントを推進しています。コロナ時代に適応したイベントの提案を募集しています。いばらき観光誘客推進事業というのですか、潰れた企画には1件当たり1億円を上限として補助する事業です。これはさきの8月31日に締切りになりましたが、我が筑西市はこの応募を検討していたのか、したのか、その辺を伺います。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) 小島議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 本事業につきましては、本件の観光資源を生かした新たな集客コンテンツとなる屋外誘客イベントの開催、少し中身を申し上げますと、イベントを核として地元の観光業者、飲食店、交通事業者などとの連携により、地域経済を活性する取組を実施することが補助の対象条件ということになっております。このたび関東鉄道常総線近隣の自治体及び関東鉄道株式会社との意見交換会を踏まえ、関鉄観光株式会社が申請者として、先日茨城県に対し申請書を提出したところでございます。現在申請中のため、詳細は伝えられないのですが、概要といたしまして、参画自治体のランドマーク的施設で統一イベントを行いまして、地域でのスケール感を演出するとともに、その魅力を市外、県外の方々に広く周知します。また、統一イベントに合わせて自治体ごとの特色を生かしたPRイベントを開催することよって、誘客に相乗効果をもたらすという考えでございます。 下館駅は、3鉄道が乗り入れるターミナル駅、すなわち交通の要衝であり、道の駅グランテラス筑西と連携を図ったイベントを考え、新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底した上で開催し、本市の魅力を広く周知したいと考えております。申請はしてございます。よろしくお願いします。 ○議長(仁平正巳君) 9番 小島信一君。 ◆9番(小島信一君) とてもすばらしいことだと思います。本当にありがとうございます。このGo To 屋外イベント、いばらき観光誘客推進事業が出たときに、我が筑西市はどうなのだろうと、私も少し心配してしていたのですが、やはりウィズコロナ、コロナとともにこれから経済活動もやっていかなければならない、そういう中で地域経済の活性、にぎわいづくり、重要だと思うのです。イベント、観光、非常に役立つと思います。偏見差別の解消にも、やはりこういったイベントはつながるのだろうと思います。 次に参ります。さきの6月定例会、それから7月の臨時議会において、コロナ禍で打撃を受けた事業者の支援事業予算が成立いたしております。また、成立した給付金支援事業は、事業者の方からも一定の評価をいただいています。実績も上がっています。先ほどの大嶋議員や三浦議員さんへの答弁でも明らかであります。しかしながら、やはりこれだけでは足りない事業もあります。売上げ前年比が1割か2割になっている、そういう事業者たちがいるのです。大規模宴会場、そしてホテル、イベント関連事業者、このまちのにぎわいづくり、交流人口維持に欠かせない事業者が多いのが特徴です。コロナ禍で経営困難となったこれら事業者支援は、筑西市の人口対策、経済活性にはぜひとも必要です。次回の第4回定例会、あるいは来年度本予算において、さらなる事業者支援をお願いしたいのですが、どうでしょうか、市長。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 今、国のこれは1次、2次と3億6,000万円、そして8億9,000万円、約12億5,000万円の補助金をいただきまして、また基金からも繰り出して一生懸命やっているところでございます。事業が苦しいということは重々、いろいろな商売が苦しいということは重々理解しておりますので、今後のコロナの推移を見極めて、商工、あるいはその他の団体とも相談して、今後ともしっかりと見極めてやっていきたいと思っております。 一つ済みません。先ほどコロナは安心だと言ったのは申し訳ありません。マスクや手洗いや10人以上集まらないとか、いろいろなことをちゃんとしてくれれば怖い病気ではありませんという、そういう意味でございます。 ○議長(仁平正巳君) 9番 小島信一君。 ◆9番(小島信一君) ありがとうございます。きちっとした対策、きちんとした措置をすれば、それほど怖くないというのが私の持論でありますし、賛同していただいて感謝申し上げます。 次に参ります。我が市の道の駅、オープンしてはや1年が過ぎました。アクセス道路の交通量の懸念がありましたが、目的型施設として集客に成功しています。これまで1日当たり売上げ430万円をキープ、今年4月には来場者100万人突破、これは予定より3か月も前倒し、現場はよくやったと思います。全国に誇れる道の駅だと自負しております。いただいた資料によれば、経常利益が約960万円、純利益が約700万円、大変うれしく思います。駅長はじめ現場の皆様に感謝とねぎらいの意を表したいと思います。 今日は時間が予定より過ぎてしまいましたので、質問が幾つかあったのですが、道の駅については一つお願いしたいと思います。 私たちがいただいた計画、実は平成30年にこういったものをいただいております。筑西市道の駅管理計画、こういったものがありました。この計画と比べても現在の道の駅は非常によくやっていると、数字的に非常によくやっていることが分ります。例えば初年度の年間売上げは、計画で約9億5,000万円、実績はたった9か月で10億円を突破しています。また、営業利益は計画では120万円、実績は930万円、ともに計画を上回っています。賞賛してよいと思います。ただ経費に当たる販売費及び一般管理費は、年間で計画では1億5,000万円、実績では9か月間で既に1億5,000万円を消費しているのです。使っているのです。ですから年間予測では約2億円でしょう、経費が計画より5,000万円超過しています。こういった報告です。 こういった報告は、我々がいただいた、こういった報告といいますか、こういったデータです。我々がいただいているものでは知ることができないのです。これは要望ですが、いただいたこの経営状況についてという書類がありますが、これにさらに詳しい附属明細書のついた財務諸表がいただきたい。これは要望でとめておきます。 そして、このたびの純利益が約700万円出ているのです。この処理についてどのように決定しているのか、お伺いします。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) 小島議員のご質問にご答弁申し上げます。 経常利益の処理についてということでよろしいですか。純利益の処理についてでございますが、道の駅グランテラス筑西の運営に当たっては、指定管理の基本協定書の中で、指定期間中における本業務の向上及び施設の修繕、その他必要な場合に備え、当該剰余金を適正に管理するものとすると定めております。この協定に従い、剰余金である純利益につきましては、サービス向上のための新たな取組や施設の拡充などの設備投資、また今般のコロナウイルス感染症の流行に伴う経済活動の停滞といった不測の事態に備え、株式会社ちくせい夢開発の内部留保としておき、適正に活用いただく予定でございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 9番 小島信一君。 ◆9番(小島信一君) よく分かりました。私がこの処理を注視するのは、市の30億円の投資があったということ、そしてちくせい夢開発のこの第3セクターの経営財務が大変優遇されているという事実があるからです。広大な施設は筑西市の所有ということで固定資産税がかからない、しかも使用料、賃借料もかからない、指定管理者というリスクから来るものなのですが。さらに、施設内のテナント料がちくせい夢開発に入る。つまり利益が出るよう誘導されています。もしここで不適切な利益処分があれば、やはりこれはまずいことだろうと、我々議会は夢開発の財務管理に注視しなければならないと思います。道の駅に関しては以上です。 次に参ります。このスピカビル、駅前に存在する重厚な複合ビル、これは今さら申し上げるまでもなく、筑西市中心市街地のシンボル、にぎわいづくりの中心的建物です。5階フロアには商業施設が並んでいます。その商業フロアの中心的テナントのコナミスポーツが撤退してしまいました。そこで伺いますが、筑西市の損失はないのでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 小島議員さんのご質問にお答えをいたします。 コナミスポーツクラブ下館につきましては、スピカビルの開業以来、名前こそ違いますが、スピカビルのキーテナントとして長く5階で営業し、多くの皆様がご利用されておりました。この撤退はコナミスポーツ株式会社とスピカ・アセット・マネジメントとの企業間の商取引でありますので、市として直接的な金銭的損失は発生してございませんけれども、多くの人が利用されてきた施設でありますことから、撤退により人の往来が減ってしまう、また駅前のにぎわい創出が遅れてしまうと、そういった複合ピルとしての位置づけからは影響があるものであるというふうには認識をしております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 9番 小島信一君。 ◆9番(小島信一君) 撤退に関して、市民からは惜しむ声が多いのです。今SAMが、スピカ・アセット・マネジメントが交渉に当たるというような発言もありましたが、物が大きいだけに、やはり筑西市としては何らかの対策を取るべきだったのではないかなと私は思いますが、我々議員がいただいた資料によれば、2年前にも交渉があったということが分かります。これは全員協議会でいただいた資料の抜粋なのですが、少し読んでみます。 平成30年の更新に当たり、2年前です。コナミスポーツ側から「大幅な賃料等の減額がない限り契約継続は困難との見解が示され、契約期間2年間として合意、その際、市側は賃料を以前の水準に戻すことを次期契約更新の条件として提示」、つまり2年前にコナミ側は、2年間は借りるけれども、次の交渉、次の契約に関してはもっと下げてくださいよ、そうしなければ継続しませんというふうに言っていたのです。一方、市のほうは値上げです。2年後は値上げしますよということを言っているわけですから、この時点で交渉は決裂しているというか、形の上ではもう終わってしまっているのです。2年後、つまり今年はもう借りませんよ、貸しませんよになっているのです。この間何ら手を打っていなかったのかどうか、交渉していなかったのかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) お答え申し上げます。 2年前に相当の減額がない限り更新はできないということで、一度家賃のほうを下げて契約をしております。この2年間というものにつきましては、当然お互いに言い分が違いますので、どちらか落としどころといいますか、着地点を見出そうとお互いに協議を続けてきたものだというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 付け加えます。これは平成20年の頃から問題が起きておりまして、2年前は今の話でございます。その間に市といたしましては、大手企業をはじめ何社もの間ご紹介を申し上げました。ぜひとも利用してください、プールをということで、プールを利用してもらいました。しかしながら、残念ながら、声をかけたところが来なかったところは、もう一回聞いていただければいいのに行かなかった。私どもが声をかけた、職員の皆さんにも声をかけました。そういう協力は惜しみませんでした。よって、やることはしっかりとやったはずでございますので、その後は意見が違いますから何とも言えませんけれども、職員一同努力はさせてもらいました。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 9番 小島信一君。 ◆9番(小島信一君) 分かりました。時間も押していますので次に参ります。 撤退したものは仕方がない、それでは今後あのプール、プールはできないのかという市民の声が非常に多いのです。プールに関してはどのように考えているでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) ご答弁申し上げます。 5階フロアのプールについては、スピカビル開業以来から営業している施設でございますので、築後約30年が経過しまして、設備や機器等の老朽が進んでいるところでございます。プールとして維持するためには相当の費用を要することが見込まれます。プールとして活用を図るのか、また他の用途で使用するか等については、現在のところは具体的には決まっておりませんが、スピカビル所有者として、ビル管理会社であるスピカ・アセット・マネジメントと、今後についても十分に検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 9番 小島信一君。 ◆9番(小島信一君) 2年前にこの事態はある程度予測できたのですから、プールの処遇、プールどうするかというのはもっと早めに検討しておくべきだったのだろうと思います。それから、スピカ・アセット・マネジメントと相談するという話ですが、これは重大なフロアです。そこはやはり市が主導してやるべきなのだろうと思います。それからもう一つ、全体大きなフロアが空いてしまいました。非常に大きなフロアです。1テナントといいながら、非常に大きなスペースが空きました。これについてどうするのか、計画はあるのか、その辺もお聞かせください。 ○議長(仁平正巳君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) ご答弁申し上げます。 現在のところは、スピカ・アセット・マネジメント株式会社が後に入る施設というものを探しておりますので、現在のところ何に使うという計画のほうはございません。しかしながら、長期間フロアを空けておくということもできませんので、スピカ・アセット・マネジメントから相談や申入れ等があれば、対応先や必要な協議を行ってまいりたいと思います。いずれにしましても、市は出資法人でございますので、これからも地方自治法を踏まえました指導、監督等を行ってまいりたいと思っています。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 時間が参りました。 18番 箱守茂樹君。          〔18番 箱守茂樹君登壇〕 ◆18番(箱守茂樹君) 最近は、テレビのスイッチを入れると、コロナ、コロナ、そして7月には太陽の出ないような長い雨のシーズンがありました。8月になったらえらく暑い日が続き、そして9月になったら台風と、本当に最近は困ったなと、そんな状況でございます。そうした中で行政のほうも大変ご苦労されていることだと思うのですが、新型コロナウイルス感染症の流行による行政への影響について、このことについてご質問をさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症の流行が、日本中、世界中に広がっておりまして、ワクチンなどもなかなか開発されない、対応対策に苦慮している状況でございますが、市においてもそれぞれの部署においてご苦労されていることと思います。こうした状況の中でいろいろな行事が、これまでに中止というふうなことになってまいりました。そして、これからについて、年明け以降について、この行事についてどうなのかというようなことを聞かれます。特に成人式、これについてどうなるのかなと、これは成人式を迎える人人たちにとりましては、早い時期からの準備が必要でありますし、やるのか、やらないのか、いつやるのか、どんな形でやるのかと、そんなことを心配するのは当然だと思います。人生の中で一つの区切りになる大きなイベントでありますので、これはぜひ市のほうでも対応というものをしっかりしていただきたいと思うのですが、現時点でどのようなことになっているのか、また同じように、年明け以降の状況といたしまして、正月に消防出初め式、あるいは新年賀詞交歓会、こういったものも毎年予定されているわけですが、こういったものについてはどうなのか、お聞きしたいと思っております。 新型コロナウイルス感染症は、いろいろな方面にこれまでと違った行動を強いられております。こうしたことは、市の計画であります総合計画やその下で都市計画マスタープラン、まち・ひと・しごと創生人口ビジョン総合戦略、そういった計画、こういったものにも影響があるのではないでしょうか、今後の見通しはどうなのか、お聞かせいただきたいと思います。 また、このコロナウイルスの騒ぎの中で働き方改革、こういったことも言われておりますが、その中でテレワーク、こういったものも言われております。市といたしましては、このテレワークの導入、それについてはどのようにお考えになっているのか、お聞きしたいと思います。 次に、コロナウイルスは、経済活動にも大きな影響を与えておりまして、リーマンショック以上のマイナスを及ぼすだろうと言われております。国の借金が今年の3月末で1,114兆円と言われておりまして、GDP対比で見ますと、世界で一番悪い状況、これが来年3月にはさらに240兆円借金が膨らむだろうと、そんなことも予想されております。市においてもコロナ対策で様々な出費がある一方で、経済活動の停滞で、法人市民税などを含めて減収になるのではないかと心配しておりますが、その辺の見通しはいかがでしょうか。 以上、今の時点ではコロナウイルスがこれからどうなるのか、あるいはワクチンが開発されて、そして収束して、東京オリンピック・パラリンピックが開催されて活気を取り戻す。あるいは逆に、これから冬場に向かって、さらに感染が広がるのか、なかなか今の段階では見通せない状況でございますが、現時点での状況をお聞かせいただきたいと思います。 次に、筑西・下妻広域連携バスについてお伺いいたします。これにつきましては、10月に実証実験運行が開始されると、そういう予定でございましたが、これは予定どおりに始められるのか、あるいは下妻市との協議はどのように進んでいるのか、これもお聞きしたいと思います。 まず、第1回目の質問はこれで終わります。 ○議長(仁平正巳君) 箱守茂樹君の1回目の質問に答弁願います。 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 箱守議員さんのご質問に答弁いたします。 ご質問の新型コロナウイルス感染症の流行による行政への影響としまして、教育委員会が所管します成人式の開催についてのご質問でございます。例年ですと、1月第2月曜日、成人の日の前の週、土曜日に開催しておりますこの成人式につきましては、現在予測のつかないコロナ禍の状況ではございますが、式典を開催する方向で準備を進めております。開催日は、例年どおり1月9日土曜日とし、開催方法につきましては、十分なコロナ対策を講じ、特に3密を解消して実施するために、下館地区の会場を4つに分散しまして、市内の7つの中学校を全て中学校単位での開催をする予定でございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、熊坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(熊坂仁志君) ご答弁申し上げます。 市民環境部所管の消防団出初め式の開催予定についてご答弁申し上げます。消防団に係る行事、活動、訓練等につきましては、消防団本部及び分団長会議において協議検討し、開催の有無や開催内容等を決定しているところでございます。筑西市消防団出初め式につきましては、新春を飾る恒例行事として、例年1月の第2日曜日に開催しているところでございますが、令和3年の出初め式の挙行の有無につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の状況等を踏まえて、今後の消防団本部、分団長会議において決定する予定としておりまして、現時点では未定となっております。詳細が決まり次第、市のホームページや広報紙等において周知したいと思っております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、日向市長公室長。 ◎市長公室長日向裕次君) 箱守議員さんの新年賀詞交歓会の開催についてのご質問にご答弁申し上げます。 来年の新年賀詞交歓会の開催につきましては、現在のところ未定でございます。賀詞交歓会は、筑西市、JA北つくば、下館商工会議所及び筑西市商工会の共催によりまして開催しているものでございます。今後4団体の事務局レベルにおいて、県などの開催の動向を踏まえつつ、感染対策を図りながら開催が可能かどうか、検討、協議してまいります。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、関口企画部長。 ◎企画部長(関口貴一君) 箱守議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 初めに、コロナ禍による総合計画への影響についてでございます。コロナ禍の影響を受けていると思われる本年度事業の評価につきましては、来年度に実施することになります。その段階で個別の事業にどの程度の影響があったのかを総括検証しまして、その後に作成されます実施計画に対応策を盛り込む形で総合計画全体の進捗管理を行ってまいりたいと考えております。 次に、総合計画の今後の見通しについてでございますけれども、計画に位置づけられておりますPDCAサイクルの中で進捗を管理してまいりたいと考えております。また、5年間の前期計画が令和3年度で完了することから、後期の5年間の基本計画策定に向けた作業を本年度から開始しております。今後各種関連データを収集しまして、今般のコロナ禍の影響などを織り込みながら、実情に合った実効性の高い計画策定を目指してまいりたいと考えております。 次に、テレワークの導入見通しでございますけれども、これは働き方関連改革法案が施行されたのをきっかけに、そして昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、従来や通常とは異なる働き方として注目が集まっております。しかしながら、市町村では導入があまり進んでいないという状況であります。これはセキュリティーが大きく影響しております。したがいまして、今後はセキュリティー対策をした上で、導入目的の明確、導入範囲、形態などの基本戦略の策定や、さらには現行の勤務規定や服務規程等との整合性を検討する必要があります。時代のニーズとして必要な働き方改革であると考えますので、導入に向けて引き続き検討してまいります。 次に、筑西・下妻広域連携バスについての下妻市との協議状況ですが、運行に必要な協議は全て整っております。現在新規路線の認可について運輸局に申請中であり、今月中にも認可が下りる予定となっております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、神戸土木部長。 ◎土木部長(神戸清臣君) 箱守議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 都市計画マスタープランの影響でございますが、都市計画マスタープランは、都市計画法の規定に基づき、市の20年後の姿を見据えた土地利用の在り方や都市施設の整備方針等を具体的に定めたまちづくりの方針でありまして、中長期的な視点に立った都市の将来像を明確にし、その実現に向けて大きな道筋を明らかにするための基本的な方針を定めたものであるため、コロナ禍の影響についてはないものと考えております。しかしながら、今後も上位計画である第2次筑西市総合計画や茨城県が策定する茨城県都市計画マスタープランとの整合や調整を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、今後の見通しにつきましても、市の都市計画に関する基本的な方針を定めたものであるため、コロナ禍の影響についてはないものと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、相澤人口対策部長。 ◎人口対策部長相澤一幸君) 箱守議員さんのご質問に答弁いたします。 まち・ひと・しごと創生人口ビジョン総合戦略への影響につきましては、全てに影響があるものではなく、また最終的な目標値が2024年であることから、現時点での修正は考えてございません。しかしながら、上位計画の総合計画同様、本年度の事業の評価を来年度に実施することになりますので、その段階でどの程度影響があったかを総括し、必要に応じて盛り込みながら進捗管理を行ってまいりたいと考えております。 次に、総合戦略の今後の見通しでございますが、こちらも総合計画同様、PDCAサイクルにより、検証、改善を図りながら、必要に応じてコロナの影響なども盛り込みながら、適切に管理してまいりたいと考えてございます。 また、一方で、国が示しておりますとおり、人口減少がピークとなる2040年頃までは人口減少が続くことが予想されております。しかしながら、この第1期に基づき策定しました第2期総合戦略の積極的な実践により、人口規模はダウンサイジングになりながらも、徐々に人口減少が緩和され、あらゆる世代にとって住みやすいまち、そして選ばれるまちになっていくと期待しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、須藤税務部長。 ◎税務部長須藤昌則君) 箱守議員さんのご質問の今後の税収見込みについてご答弁申し上げます。 初めに、今年度の見通しについて税目ごとに申し上げます。個人市民税につきましては、前年1月から12月の所得に対する本年度の課税となっていること、固定資産税、都市計画税につきましては、1月1日現在の所有者に対する物件の課税となっていることから、本年2月頃からのコロナ禍による影響は少ないと考えております。 法人市民税につきましては、これらの税目とは異なり、各法人の事業年度の実績による申告納税制度でございます。今後申告納税が予定されている法人につきましては、コロナ禍の影響を受ける法人が多くなることを鑑みますと、税収は減少すると考えております。 次に、来年度の見通しでございます。個人市民税に関しましては、令和2年1月から12月までの所得に対する課税となることから、コロナ禍の影響を大きく受けるサービス業、飲食業など、事業者の所得の減少、また給与所得者につきましても、残業等の減少による収入減が考えられるため、税収は減少すると見込んでおります。 法人の市民税に関しましては、各法人の事業年度の実績による税額が決定されることから、コロナ禍の影響を大きく受けることになります。コロナ禍の長期により業績の落ち込みが継続されれば、税収は大きく減少すると考えております。 固定資産税、都市計画税につきましては、コロナ禍による減収となった中小企業、個人事業主に対する事業用家屋、償却資産について、課税標準額の軽減措置が令和3年度に設けられていることから、この制度による減収が見込まれております。 以上のようなことから、コロナ禍の影響による税収の見通しにつきましては、今年度は法人市民税による税収の減、来年度におきましては、市税全体に影響が出てくると考えております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 18番 箱守茂樹君。 ◆18番(箱守茂樹君) 現時点で来年度の話をするのもなかなか大変だと思うのですが、しかし現実には、そういうふうなことを心配されている方が多いと、それも事実でございます。特に成人式を迎える方々におかれましては、早く準備しなくてはいけないのにどうなるのかなと、そんな心配もされております。また、行政といたしましては、一番大事な税収がどうなのかと、そういったことも心配の種だと思います。そういったことで大変な時期ではあると思うのですが、頑張っていただきたいと思いますし、特にコロナの影響で生活の様式が何かどんどん変わろうとしているのではないかと、変わらざるを得ないのではないかと、そんなことも言われておりますし、この機会に東京一極集中、そういったものと地方との関係、そういったものを見直そうと、そんな議論もこれからされてくるのではないかと思います。 そして、そういう中で、安倍総理大臣が退任する。そういう中で次期の総裁候補がいろいろ政策を述べておりますが、その影響というものはかなりあるのではないかと思いますし、あるいはそういったものが地方都市にとりまして大きなチャンスになるのではないかと、先を見越しながらいろいろなことで手を打ってやっていくと、そういったものが非常に大事なことだと思います。そういった意味で大変行政の皆さんにはご苦労さまでございますが、頑張って取り組んでいただきたいと思います。 次に、市長にお尋ねいたしたいと思います。新型コロナウイルス感染症がなかなか抑えられないと、そしてワクチンの開発が待たれるところでございますが、いつになったら、このコロナウイルスが収束するのか、不透明な状況の中で国もいろいろとやっておりますが、市としても対応しなければならないことも多々ありまして、大変な時期でございます。そうした中で来年4月には市長選挙があります。この大変な時期に須藤市長にはぜひ続けて市政のトップに立ち、様々な行政課題に対応していただきたいと思っております。既に藤澤議員の質問において、3選出馬の強い意思を感じたところでございますが、これまでやってきたこととして、茨城県西部メディカルセンターの開院、道の駅グランテラス筑西の実現、鬼怒川緊急対策プロジェクト事業や国道50号4車線等々、また他の市議会に先駆けまして人口対策部、あるいはこども部の創設など、そういったものの話が須藤市長からありました。大変ご苦労さまでございます。 これまで2期8年の様々なご苦労、貴重な経験を財産として、国、県とのパイプをより太く、そして筑西市の将来に向けて力を振るっていただきたいと思っております。さらに、県西地区の中心都市として、周辺自治体との連携協力、これをより強いものにして、コロナウイルスにより生活様式が変わろうとしている中で、大都市・地方都市の関係も議論されようとしているわけでございますが、当面の難しい課題、それに取り組むと同時に、将来に向けて、10年先に向けて頑張っていただきたい。若い人の声を聞いて、この前話した中に、また鉄道の利便性の向上、こういったことなども加えていただきまして、力を振るっていただきたいと思います。 改めて、来年4月、須藤市長の市長選に向けての決意のほどをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 箱守議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 私、7年半前に市長に推挙いただきまして、それからいろいろと皆様とご協力してやってまいりました。例えば病院に関しましても、あれは128億円かかったわけですけれども、しかしながら、あれも国から26億3,300万円いただきましたし、道の駅に関しましても、約30億円弱、二十数億円でできたのですけれども、これも10億円国からそのうちいただきました。いろいろとこのような事業をやっていくにも、皆様方とともにやってきたと思っているところでございます。今後は私に課せられた10年先を見据えてのことでございますけれども、その中で人口対策部も創りました。こども部も創りました。そういうことで先々を見据えた市の発展というものを考えてやっていきたいと思っているところでございます。 また、今回は、今議員さんがおっしゃってくださったように、道路網でもございますけれども、道路網も二十数年かかって、これはその人たちの努力があって、今にあると私は思っておりますけれども、協和バイパス350億円いただきました。今年そのうちの数千万円を使って始めます。ということもありますし、4車線もありますし、あるいは子供のお祝い金等もございます。もろもろ今後の10年を見据えて、安心してよかったと、住んでいてよかったと、このように思える筑西市に少しでも思っていただくように、コロナ対策をしっかりやって、そして進めていきたいと思っているところでございます。 今後につきましては、藤澤議員さんおっしゃったように、3期目をぜひ私、立候補させていただいて、そして、立候補してもやはり皆様方のお力、市民の皆様のお力、職員の皆さんにも手伝ってもらわなくてはいけませんので、オール筑西ということで、市政を担っていきたいと思っておりますので、どうぞご協力のほどご理解をいただきたいと思っています。一緒にやっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 18番 箱守茂樹君。 ◆18番(箱守茂樹君) 市長から心強い答弁をいただきました。まさにこの災害時期に市長が前から言っていますように、一人では何もできないのだと、みんなに協力してもらってやっていくのだと、そういうようなスタンスでぜひこれから頑張っていただきたい、そしてそれが筑西市の活性につながるのだと、それは大事なことだと思います。そうした中で若い人の意見を聞く、これも非常に大事なことでございますので、人口対策部でいろいろ今でも高校生にアンケートをしたり、何かやっているようでございますが、そういったものも大事にしながら、将来に向けての、筑西市発展に向けてのご活躍、そういったものをご期待申し上げます。そして、安倍総理大臣は健康上の理由でやめるということになりましたので、ぜひ体のほうには十分気をつけて頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 以上で終わります。 ○議長(仁平正巳君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ、散会をいたします。 お疲れさまでございました。                                散  会 午後 0時11分...