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06月05日-一般質問-02号

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  1. 筑西市議会 2020-06-05
    06月05日-一般質問-02号


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    最終取得日: 2023-05-30
    令和 2年  6月 定例会(第2回)                 令和2年第2回              筑西市議会定例会会議録 第2号令和2年6月5日(金) 午前10時1分開議                                            令和2年第2回筑西市議会定例会議事日程 第2号                            令和2年6月5日(金)午前10時開議第1 一般質問                      本日の会議に付した案件 日程第1   一般質問                                 出席議員   1番 中座 敏和君     2番 小倉ひと美君     3番 三澤 隆一君   4番 藤澤 和成君     5番 森  正雄君     6番 保坂 直樹君   7番 田中 隆徳君     8番 稲川 新二君     9番 小島 信一君   10番 大嶋  茂君     11番 津田  修君     12番 石嶋  巌君   13番 増渕 慎治君     14番 仁平 正巳君     15番 真次 洋行君   16番 尾木 恵子君     18番 箱守 茂樹君     19番 堀江 健一君   20番 秋山 恵一君     21番 榎戸甲子夫君     22番 赤城 正德君   23番 三浦  譲君                                 欠席議員   24番 鈴木  聡君                                 説明のため出席した者   市長        須藤  茂君      副市長       菊池 雅裕君   教育長       赤荻 利夫君      市長公室長     日向 裕次君   総務部長      高島 健二君      企画部長      関口 貴一君   人口対策部長    相澤 一幸君      税務部長      須藤 昌則君   市民環境部長    熊坂 仁志君      保健福祉部長    赤城 俊子君   こども部長     児玉 祐子君      経済部長      關  紀良君   土木部長      神戸 清臣君      上下水道部長    大林  弘君   会計管理者     菊池  勇君      教育部長      小野塚直樹君   農業委員会事務局長 山形 浩之君      秘書課長      飯山 正幸君                                 議会事務局職員出席   事務局長      鈴木  徹君      書記        中島 国人君   書記        篠﨑 英俊君                                           〔議長 仁平正巳君議長席に着く〕 ○議長(仁平正巳君) おはようございます。 開会に先立ちまして、議場に出席しております新任部長等を改めて、紹介いたさせます。 鈴木議会事務局長。 ◎議会事務局長(鈴木徹君) 今年度、着任いたしました新任部長等を所属順にご紹介いたします。 初めに、市民環境部長、熊坂仁志君。 次に、保健福祉部長赤城俊子君。 次に、土木部長、神戸清臣君。 次に、上下水道部長、大林弘君。 次に、会計管理者、菊池勇君。 最後に、秘書課長、飯山正幸君。 ○議長(仁平正巳君) これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は22名であります。よって、会議は成立いたしております。 なお、欠席通知のあった者は、24番 鈴木聡君の1名であります。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者は、前回のとおりであります。 また、本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 これより議事日程に入ります。 日程第1 「一般質問」であります。 この際申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言はそれぞれ30分、質問回数は、一問一答方式を選択した場合は無制限、総括方式を選択した場合は3回以内といたします。 それでは、通告順に従い発言を許します。 5番 森正雄君。          〔5番 森 正雄君登壇〕 ◆5番(森正雄君) おはようございます。5番 自由と民主の会、森正雄であります。 まずもって今般のコロナウイルス感染症におきまして、お亡くなりになられました皆様方のご冥福を心より願うものでございます。と同時に、感染されている方々におかれましても一日も早いご回復をお祈り申し上げる次第でございます。 本日、議長が申されましたように30分の持ち時間ということでありますので、早速、通告に従いまして質問をさせていただきたいと思います。 まず、新型コロナウイルス感染症対策という中で地方創生臨時交付金の活用についてということで、お伺いをさせていただきます。この交付金、これまでの地方創生の数々の交付金がございましたけれども、同じように実施計画、あるいは職員の皆さんの創意工夫の下に、そういったアクションをしていかないともらえない、この交付金であるわけであります。 そこで、今回の国の一次補正です。一次補正におきまして、どういった事業を国のほうへ申請したのか、その辺を改めてお伺いいたします。 あとは質問席から質問いたします。 ○議長(仁平正巳君) 森正雄君の質問に答弁願います。 関口企画部長。 ◎企画部長(関口貴一君) 森議員さんのご質問に答弁いたします。 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、これにつきましては、令和2年4月7日に閣議決定されまして、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策におきまして、まずは感染拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている、いわゆる地域経済や住民生活を支援し、地方創生を図るということを目的にしまして、必要な事業について実施できるよう創設されたものでございます。 この交付金の活用には、先ほど議員さんおっしゃいましたように実施計画を策定しまして、その承認を得る必要があることから、5月15日に、県を経由しまして、国へ実施計画の提出を行ったところでございます。 質問の交付申請した事業内容でございますけれども、まず事業件数は16件を申請してございます。その事業名及び内容、金額でございますけれども、感染症対策事業としまして、市民へのマスクや除菌液の配布、そして庁内への体温測定カメラの設置等、これらの事業についての経費を4,460万6,000円、そして防災支援事業としまして、避難所での感染拡大防止のために必要な資材を購入する経費で157万2,000円、また感染症対策休業要請協力金、そして市内事業主家賃支援補助事業飲食店感染防止対策支援補助事業など、いわゆる市内の中小企業や飲食店等に対します支援を行う経費としまして1億850万円、そしてプレミアム付商品券発行事業として、これは地元商店及び飲食店並び子育て世帯に対する支援を行う経費としまして1億6,403万9,000円、さらに学校再開に向けた給食支援事業として、給食費の無償化及び臨時休校に伴う食品ロス削減の取組に係る経費で2,970万円となっております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 5番 森正雄君。 ◆5番(森正雄君) 分かりました。一次補正で、思ったより結構企画のほう、財政のほうで申請はしているのだなという思いを持って聞かせていただきました。 そこで、今日は30分という持ち時間なのですが、突っ込むことができませんので、次に進みますけれども、今回5月27日でしたか、閣議決定で、この臨時交付金の二次補正が閣議決定がされて、今後2兆円規模で予算化されるであろうと予想されているわけでございますけれども、その二次補正の予算取りというのですか、その辺どのように進めているのか、状況を教えてください。 ○議長(仁平正巳君) 関口企画部長。 ◎企画部長(関口貴一君) ご答弁申し上げます。 ただいま議員さんおっしゃいましたように令和2年5月27日に閣議決定されました、国の二次補正予算におきまして、本交付金が、さらに2兆円増額され、総額3兆円交付される見込みになったことから、国、県の動向を踏まえまして、現在新型コロナウイルス対策本部会議の下部組織でございます、連絡調整員が中心になりまして、全庁的に第2弾の提案の取りまとめを開始したところでございます。今後これらを踏まえまして、本格的な検討に入りたいと考えております。 なお、検討に際しましては、事態の長期化も視野に入れながら、市民ニーズを的確に捉えまして、関係所管部局と連携しながら実施計画取りまとめに努めてまいりたいと思いますので、よろしくご理解賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 5番 森正雄君。 ◆5番(森正雄君) 分かりました。 この地方創生臨時交付金というのは、市の各部署の職員の皆さん、あるいは財政部局の思いというものがあれば非常に使い勝手のいい、自由度の高い交付金でありますよね。しっかり交付を受けられるようにですよ、進めていただきたい。今、企画部長がおっしゃられたように進めていただきたいというふうに思います。 続きまして、自殺対策についてであります。今回コロナ関連自殺対策について伺います。ここに来て若干感染症、落ち着いてはきておりますけれども、いわゆる個人消費とか、あるいはパンデミックという中で、インバウンド、あるいは輸出関係、貿易関係、こういった外需、いわゆる実体経済と言われるもの、その落ち込みが甚だしいという状況にあります。 そういう中におきまして、今、日本のGDP、これが10%以上減少するのではなかろうかというような予測がされております。そうしますと、50兆円から100兆円の国内総生産が減少する、いわゆる付加価値というものが生まれない、それだけ減るということになるわけであります。また、失業率、これも10%以上は失業率が上がるのではないかというような予想もされているわけであります。そうしますと、700万人、800万人の失業者が出るというような予測がされているわけであります。 そういう中におきまして、まさにリーマンショック以上の経済的な打撃を受けるということであります。リーマンショックは、失業率ですか、これが9%ぐらいだったと言われ、失礼しました。失業率ではなくてGDPの減少率が9%ぐらいだったと。また、失業率は6%ぐらいだったというような、私調べたのですが、そういうような状況でありました。つまり、まさにリーマンショック以上の、この経済の打撃を受けるということであります。 そうしますと、日本で失業率が1%上がると2,300人から2,500人の自殺者が出るというデータがあるのです。これはエビデンスですね、証拠があります。そういう日本の状況の中で、そういった、いわゆる実際に日本の今までの経過の中での経験値から、先般コロナウイルス特措法が改正されました。その中に自殺対策に対する附帯決議というものがなされております。 その内容をちょっと朗読させていただきます。「コロナウイルス感染症の影響が、健康問題にとどまらず、経済・生活問題、さらには自殺のリスクの高まりにも発展しかねない状況となっていることを踏まえ、自治体と連携し、自殺対策に万全を講ずること」、こういった条文なのです。これが附帯決議なされたと、特措法の改正で。 そこで、当然これは附帯決議に、条文にあるように自治体と連携の下に、この自殺対策をするような条文でありますけれども、当然自殺対策に対する、この要請といいましょうか、通達、そういったものは来ているのだろうというふうに思います。 そこで、どういった自殺対策を、このコロナに関して、さらに強化しているのかというところをお伺いさせていただきます。 ○議長(仁平正巳君) 赤城保健福祉部長。 ◎保健福祉部長赤城俊子君) 森議員さんのご質問にご答弁させていただきます。 新型コロナウイルス感染症への対応による経済的なダメージは、国民……          (「聞こえません」と呼ぶ者あり) ◎保健福祉部長赤城俊子君) (続)すみません。失礼いたしました。 新型コロナウイルス感染症への対応による経済的なダメージは、国民生活に大きな影響をもたらし、緊急事態宣言解除後におきましても、生活困窮等による自殺リスクの高まりが懸念されるところでございます。 本市の相談状況といたしましては、新型コロナウイルス感染症関連の自殺の相談は、令和2年1月から5月末までで4件の相談がございました。現在市では、自殺対策としまして、精神科医師によるこころの健康相談、精神保健福祉士によるこころの生活支援相談、または保健師等が随時相談を受ける体制を整えているところでございます。その他、ご自身で携帯電話やパソコンでメンタルチェックを行うことができる「こころの体温計」を活用するとともに、自殺相談窓口につきましては、6月1日号の広報紙におきまして、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴います相談、もしくは対応の仕方など、広報活動をさせていただいているところでございます。 今後も、このような情報を提供することによりまして、広く市民の皆様に周知し、相談機関につなげ、自殺防止対策に取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 5番 森正雄君。 ◆5番(森正雄君) 部長、新任部長で初めての答弁ですが、よく分かりました。 今、答弁で相談業務、非常に相談業務を拡張して、さらに努めるという話であります。相談業務、さらに努めていただきたいと思います。お願いしたいと思います。 そこで、部長の冒頭で、経済状況が非常に厳しいという話を引用されました。私もそう思います。そう考えますと、先ほど失業率の話をさせていただきました。1%上がると、これは間違いなく、そういう数字がエビデンス、証拠としてあるわけです。そういうやはり経済面での自殺というものが一番懸念されるのだろうというふうな思いを持つところであります。 そこで、私は経済対策で、いわゆる自殺対策で一番大切なことというのは、やはり今、国、県、市が、このコロナウイルス感染症対策という部分で、経済対策、あるいは生活支援策、そういった対策をそれぞれ数多く打っているところでありますけれども、それを市民に知っていただく、そしてその政策なり、そういった施策を享受してもらう、実際にその恩恵を受けてもらうこと、そのサポートをしていくこと、そのことが私は自殺対策強化の一番大切なところなのだろうというふうに思うわけであります。 そこで、私は失業率という面で、ちょっと質問させていただきたいと思いますけれども、雇用調整助成金という制度がございます。この雇用調整助成金は、現行では企業者、あるいは事業者、個人も今度二次補正では、そういう方向になっていくようですけれども、事業者がしっかり雇用を維持していく、そういった事業者に対して休業補償、従業員に1日当たり現行では8,330円、二次補正で今後これからどうなるか分かりませんけれども、一応今国会で二次補正が通れば1万5,000円、1人当たりの日当1万5,000円の手当が、その雇用調整助成金によって助成されるというものでありますけれども、これは非常にいい制度なのですけれども、非常に使い勝手が悪いといいましょうか、申請しづらいという難点があるようでございます。 そこを数字的に申し上げますと、5日前にちょっと調べたものなのですけれども、この雇用調整助成金、非常にいい制度なのですけれども、これは2月頃から相談が徐々に増えてきたようです。ですが、累計で今までの相談件数は四十数万件だそうであります。にもかかわらず実際にその雇用調整助成金を申請している数というのは7万件程度だそうであります。実に20%しか、この雇用調整助成金の相談はしても申請はされていない、こういうことです。それを茨城県に引き直しますと、相談件数、やはり累計で3,500件くらいあるそうであります。しかしながら、実際に申請をしているのは700件程度であるそうです。これまた20%ぐらいしか、その雇用調整助成金を申請していないという状況にあるわけであります。 そこで、この申請していない理由は、申請が非常にしづらい、いわゆる雇用を証明するものの証明でありますので、法定資料なんかも提出するようです。十数種類の書類を提出するようでございます。なかなか個人事業者では提出できないというような話も聞きます。その辺市でしっかり申請サポートというものが必要なのではないかと、このように思うわけでありますけれども、その辺経済部長、お伺いします。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) 森議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 ご質問の雇用調整助成金でございますが、事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が雇用の維持を図るため、休業手当等に要した費用を助成するものでございます。国の第二次補正予算において助成額の引上げや労働者自らが直接申請できる新制度の創設など、助成金の拡充が図られる予定でございます。 助成金の申請手続が煩雑であるという声も聞こえておりますが、事業者の方はハローワーク、税理士、商工会議所・商工会等にご相談されているというように伺っております。 また、小規模事業者の経営支援につきましては、中小企業診断士によるセミナーや個別相談会を開催しております。それから、経営指導員による相談等も随時行っており、経営改善計画を作成するなど継続的な支援を行っております。 なお、国の制度でございます、経営を維持するための持続化給付金等申請相談や、助言を行うための無料相談窓口を6月から8月中の毎週水曜日に開設し、事業者の皆様にご利用いただいているところでございます。 今後も商工会議所・商工会と協力しながら、中小企業者の皆様の支援に努めてまいりたいというように思っております。 以上でございます。
    ○議長(仁平正巳君) 5番 森正雄君。 ◆5番(森正雄君) 分かりました。 今、商工団体等々による、いわゆるサポートですね、そういった申請者への、今、持続化給付金という話も出ましたけれども、特に私は失業率というところを考えますと、やはり雇用調整助成金、基本的に商工団体は、こういうときのために市では助成をしているわけでありまして、これはまたその商工団体の会員を守るということは、自分のなりわいを守るということでありますので、当然のことであります。しっかり市のほうとしても商工団体へ働きかけて、そういった事業者への支援というようなものは、努めるように働きかけはしていっていただきたいというふうに思います。 今、相談という話をされましたけれども、私は実際相談しても、申請するのは、それぞれの事業者個人になるわけですよね。そこがなかなか難しい、相談しても自分で申請するということで。したがいまして、私は、今回の二次補正の事業計画の中でですよ、そういった、いわゆる事業者が雇用調整助成金とか、持続化給付金とかもらうというか、申請するに当たって専門的な、そういった代書をする人の手数料を補助して、そして代理申請してもらうというような、そういう施策も必要なのではないかと私は思います。 本当は私、議員の中にも数多く行政書士さんがいますから、行政書士さんに頼めばいいのになというような思いを持ったのですが、そしたら、これは厚生労働省の管轄の補助代書業務というのは、社会保険労務士しかできないのですよね、それは私今回。でもそういうサポート行政書士さんでもできると思うのですけれども、ぜひ社会保険労務士等の申請に当たっての手数料支援、その辺これはそういう二次補正の実施計画の中で、そういったことも視野に入れた申請をしていただければなという思いを持っているものですから、そうしないと、個人では、さっき数字を言いましたけれども、なかなか申請が伸びない。実際にもらわないで諦めてしまうという実態は、これは私は多少は改善すると思うのですが、改善していかないと思いますよ。 実際に市のいい政策を受けてもらうための、市としての役割というか、サポートをしっかりやっていただきたいというふうに思うのですけれども、その辺財政、あるいは市長のほうからもいただければというふうに思うのですが。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) この前、テレビでもやっておりましたけれども、水戸で。八十何歳の方が、この制度を受けようと思ったけれども、全然やり方が分からないということで、市に相談に行いましたらば、代替としてやっていただいて、そして助かったということがありました。今申しましたように小事業者、あるいは個人事業者のために、やはりそういう手続が難しいということで、今おっしゃったように、昨日からちょうど行政書士さんにもお願いしまして、予約制でございますけれども、お願いして、そういうところをしっかりやっていきたいと思っております。今後8月末の頃まで、期間は大体決まっているのですが、またその後伸びれば延ばすようにしっかりとやっていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 5番 森正雄君。 ◆5番(森正雄君) 市長、ありがとうございました。 このコロナウイルス感染アフターコロナとよく言われますけれども、これは長引くことが予測されているわけであります。今、私申し上げた、市長も答弁されましたけれども、金銭的な支援ですね、その辺もしっかり今後検討いただきたい、このように思います。 私も駆け足の質問で、大変お聞き苦しいところがあったかと思いますけれども、以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(仁平正巳君) 次に、4番 藤澤和成君。          〔4番 藤澤和成君登壇〕 ◆4番(藤澤和成君) 改めまして、こんにちは。4番 自由と民主の会、藤澤和成でございます。 本当にコロナ、大変な世の中になってしまったわけでありますけれども、被害を受けた皆様、そして日常が一日も早く戻りますように心より願いまして、早速ですが、質問に入ります。 初めに、市長に伺ってまいりますけれども、本当に市内でも大中小、規模はいろいろありますけれども、本当に厳しい状況の中、営業の自粛ですとか、感染拡大の防止に市内の業者の皆さんはご協力いただいているわけであります。 そんな中、筑西市が取り組む、それから取り組んできたもの、そしてこれから取り組まなければならないもの、成果が出ているものも含めまして、市長に伺ってまいりたいと思います。 質問席で続けますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(仁平正巳君) 藤澤和成君の質問に答弁願います。 須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 今言いましたようにコロナ対策、いわゆる拡大防止をということが一番大切なことでございますけれども、しかしその拡大防止をしながら地域経済、特に地域の経済をしっかりと守っていかなくてはいけないということが大切だと思っているところでございます。 現在市といたしましては、県の施策にあります、休業要請協力金を県がやっておりますけれども、最大30万円でございますけれども、それに5万円を上乗せしたいと、これを一つとしてやっていきたいと思っております。 それから、2つ目といたしましては、命名したのですけれども、筑西市応援プレミアム商品券というものを発行いたしまして、家計の支援につながるプレミアム率の高い商品券、これをぜひとも発行していきたい、このように思っているところでございます。 また、3つ目といたしまして、先ほども言いましたように個人事業の方が、なかなか手続が分からないということでございまして、昨日から行政書士さんにお願いをいたしまして、無料相談ということでやっているところでございます。今後も感染防止に努めながら地域経済を支えていきたいと、このように思っております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) 藤澤議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 現在、市として実施しております経済対策事業でございますが、市独自の休業要請協力金の交付額は、1事業所当たり5万円でございます。5月18日から申請受付が開始され、昨日ですか、6月4日現在で64事業者から申請がございました。迅速に交付できるよう手続を進めているところでございます。 また、プレミアムつき商品券の発行事業につきましては、5,000円で7,000円分の商品券を購入できると。そして、8月から販売いたします。飲食店専用券も含めた商品券を2万セット用意しますので、市民の皆様にご活用いただき、地元商店や飲食店を応援していただけますようお願い申し上げます。 なお、国の制度でございます、経営を維持するための持続化給付金等申請相談や助言を行うための無料相談窓口、市長から答弁ございましたけれども、6月から8月中の毎週水曜日午後からですが、開設しており、事業者の皆様にご利用いただけるようにしてございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 4番 藤澤和成君。 ◆4番(藤澤和成君) ありがとうございます。今3つ出ましたけれども、本当に大切なのは、市の独自の支援が、どれだけスピーディーに、ほどよく絶妙にできるかということだと思うのですけれども、今回様々な各業界、各方面からいろいろ市長、また市に対して要望が届いていると思いますが、その対策について聞かせていただきます。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 今言いましたように要請は、各団体、あるいは議員の会派の皆様方からも要請を受けているところでございます。その要請に応えるべく、市といたしましても、一生懸命このコロナウイルスに対する要請はやっていきたいと思っております。 それで、先ほど言いましたように休業要請協力金に加えまして、市独自の協力金の上乗せ、あるいは上下水道料金、あるいは市税の猶予などの受付を現在開始しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) ご質問にご答弁申し上げます。 要望でございますが、理容組合の皆様からご要望いただきました、店舗経営の支援に関わる協力金につきましては、県が休業要請をしている事業者に対して支給している協力金に筑西市独自で5万円の協力金を上乗せしているところであります。理容組合を含めました休業要請を受けていない施設についての協力金の支給につきましては、県内市町村の状況を調査させていただいているところでございます。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(仁平正巳君) 大林上下水道部長。 ◎上下水道部長(大林弘君) 藤澤議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 理容組合の皆様から要望がありました水道料減免についてでございますが、現在の水道事業につきましては、経営に必要な経費を水道料金で賄うことができており、黒字の経営状況で推移しているところでございます。 しかしながら、今後の水道事業におきましては、人口減少に伴い、水道料金等の増収が見込めない一方、未整備地区における配水管布設や老朽化に伴う施設の更新などに多額の費用が必要となります。そのため、経営環境はますます厳しさを増すものと考えております。 このような状況の中で、市民及び事業者の皆様方の水道料減免に伴う料金収入の減少は、経営を圧迫し、安定した事業経営に影響を及ぼすため、現時点において水道料を減免することは難しい状況でございます。 しかし、新型コロナウイルス感染症拡大による市民生活及び事業継続への影響等を鑑み、理容組合を含む事業者の皆様方の水道料減免について、引き続き検討してまいりたいと考えております。 なお、現在、上下水道部では、新型コロナウイルスの影響により、水道料の納入が一時的に困難になった方から分割納付や納入猶予の相談等も受け付けておりますので、引き続き相談者に寄り添い、希望に沿えるよう丁寧に対応してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 ○議長(仁平正巳君) 須藤税務部長。 ◎税務部長(須藤昌則君) 理容組合の皆様から要望のありました、市税の軽減制度についてご説明申し上げます。 令和2年度の市の対策といたしましては、徴収猶予の特例制度がございます。新型コロナウイルス感染予防対策の影響により、令和2年2月以降の任意の1か月において、事業等による収入が前年同期に比べておおむね20%以上減少し、納付を行うことが困難である場合、無担保、延滞金なしで、1年以内の期限に限り、徴収を猶予するものでございます。 令和2年2月1日から令和3年1月31日までに納期が到来する地方税に適用され、既に納期が到来している地方税についても遡って適用されるものでございます。 令和3年度には、令和3年度課税の1年分に限り、固定資産税及び都市計画税の軽減措置が設けられております。新型コロナウイルス感染予防対策の影響で、令和2年2月から10月までの任意の連続した3か月以上の売上げが、前年の同期と比べ30%以上50%未満減少した場合、消却資産及び事業用家屋に係る固定資産税、都市計画税の課税標準額を2分の1、50%以上減少した場合には課税標準額をゼロとする制度でございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 4番 藤澤和成君。 ◆4番(藤澤和成君) ありがとうございました。 いろいろ調査研究されているということなのですけれども、例えば水道ですとか、こういったものも、例えば全市民を対象にすると、いろいろ額もかさんだり、いろいろあるので、本当に損害を受けているところ、こういうところを救済するべく、そういった観点も含めて、引き続きご検討いただきたいと思います。 また、税制上の措置には、経済産業省からもいろいろ来ていますけれども、建物等生産設備については国の支援なんかもあると思うのですけれども、事業を継続する上でリース品というものが、いろいろな会社にはいろいろありまして、これがなくなってしまうと、例えば土地や建物は守れても生産設備としてのリース品というものを守っていかないと、なかなか事業継続も難しい局面も出てきますので、こういったところも含めて、隙間の支援といいますか、上乗せと横出しと、これを引き続きお願いしてまいりたいと思います。ありがとうございます。 では、次に移りますけれども、これは前回からの続きですが、筑西市の産業振興条例の制定について進捗を伺いたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) ご答弁申し上げます。 前回の定例会でもご質問いただきました産業振興条例でございますが、この条例は、市が目指す産業の在り方、またよりよく発展させるための施策の推進、地域活性化に向けた協働体制の整備など、産業を振興していくための理念や役割等を明らかにするための条例でございます。 市では、平成30年度より経済部に産業戦略室を設置し、農政・商工及び観光資源等を有効かつ効果的に活用できるよう、相互協力による積極的な事業推進に取り組んでいるところでございます。 条例制定の進捗状況でございますが、既に条例を制定している市町村の資料の収集及び部内での協議・検討をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 4番 藤澤和成君。 ◆4番(藤澤和成君) 分かりました。今、繰り返し申し上げていますように、今、世の中が本当に大変な時代なものですから、こういう条例をつくって、市内の商工業者の皆さんを応援するのも、これは立派な経済対策だと私も思っています。今まで皆さんにご答弁いただいたことは、お金に関することばかりでしたが、こういったお金のあまりかからない、こういった支援策もすばらしいので、次回以降、また進捗については伺っていきたいと思いますので、今日は、この辺にしたいと思います。 それでは続いて、これも立派な経済対策ですけれども、市内業者の皆さんの仕事ぶりについて伺いたいと思います。業種別の受注率を聞かせてください。 ○議長(仁平正巳君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 藤澤議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 令和2年第1回定例会におきまして、平成30年度における各発注主管課が随意契約をした規定の額に満たない少額随意契約についてご答弁を申し上げました。 令和元年度における競争入札及び随意契約につきましても、発注先、発注額に関し集計ができましたので、市内事業者への発注状況について、発注形態ごとに業種別で申し上げます。 なお、発注形態につきましては、一般及び指名競争入札による契約、契約主管課が随意契約した規定の額以上の特命随意契約、各発注主管課が随意契約をした規定の額未満の少額随意契約の3つに分けてございます。 まず、一般及び指名競争入札による契約でございますが、建設工事につきましては、発注総額24億8,017万2,380円に対しまして、市内事業者への発注額は23億4,657万2,580円、割合にして94.61%でございます。 建設コンサルタント業務につきましては、発注総額3億7,714万4,440円に対しまして2億1万1,600円、割合にして53.03%。 物品につきましては、発注総額2億8,492万6,087円に対しまして1億8,756万7,347円、割合にして65.83%。 役務につきましては、発注総額1億4,780万460円に対しまして9,029万7,020円、割合にして61.09%。 競争入札による契約全体といたしまして、発注割合は85.85%でございました。 続きまして、契約主管課が随意契約した規定の額以上の特命随意契約でございますが、建設工事につきましては、発注総額4,791万1,974円に対しまして、市内事業者への発注額は2,542万8,200円、割合にして53.07%でございます。 建設コンサルタント業務につきましては、発注総額1億7,335万6,760円に対しまして1億4,652万4,560円、割合にして84.52%。 物品につきましては、発注総額8,942万4,982円に対しまして7,822万2,343円、割合にして87.47%。 役務につきましては、発注総額23億7,902万7,345円に対しまして3億6,308万2,375円、割合にして15.26%。 特命随意契約全体といたしましては、市内事業者への発注割合は22.80%でございました。 続きまして、各発注主管課が随意契約した規定の額に満たない少額随意契約でございます。 建設工事につきましては、発注総額4億2,205万1,198円に対しまして市内事業者への発注額は4億87万2,746円、割合にして94.98%。 建設コンサルタント業務につきましては、発注総額1,647万6,570円に対しまして1,416万1,870円、割合にして85.95%。 物品につきましては、発注総額3億7,329万8,487円に対しまして2億6,508万7,088円、割合にして71.01%。 役務につきましては、発注総額5億1,988万7,204円に対しまして3億2,338万5,738円、割合にして62.20%。 少額随意契約全体といたしまして、市内事業者への発注割合は75.36%でございました。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 4番 藤澤和成君。 ◆4番(藤澤和成君) 細かい数字、ありがとうございました。よく分かりました。 前回から指名選定委員会ですとか、入札の要綱について、いろいろ申し上げさせていただいているわけですけれども、改善された点ですとか、今後はさらに目標をつけていかれるようなことがありましたら、伺いたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 藤澤議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 改善点、今後の目標ということでございますが、これまでも競争入札の条件設定や指名事業者の選定につきましては、筑西市競争入札参加業者指名選定委員会におきまして、市内業者の育成についての配慮を念頭に置き、まずは市内業者の本店登録者を、そして本店登録者のみでは賄えない特殊な案件、または競争性の確保が図られないような場合には市内業者の支店登録者、さらに市外業者へと条件等の範囲を広げて対応しているところでございます。 競争入札以外の随意契約につきましても、市内業者の積極的な活用を図るよう、かねてより庁内周知を行っておりますが、やはり特殊な案件につきましては、やむを得ず市外業者に発注しているものもございます。 今後とも、市内業者でできるものは市内業者にという基本的な考えは変えることなく、市内業者の育成を踏まえた競争入札の条件設定、指名事業者の選定及び随意契約をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 ○議長(仁平正巳君) 4番 藤澤和成君。 ◆4番(藤澤和成君) ありがとうございました。次回以降、また伺いたいと思いますので、よろしくお願いします。 では最後、安心安全なまちづくりについて伺っていきたいと思うのですけれども、本当に落ち着かない世の中で、地震が起きる日が、最近また本当に多いのですけれども、これから言われている都市防災においては、複合災害対策というワードが出まして、これもしっかりと考えていかなければならないのですけれども、対策はいろいろと講じられていると思うのですけれども、まずこの複合災害というのは、これはどういう状況を想定されているものなのか、伺います。 ○議長(仁平正巳君) 熊坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(熊坂仁志君) 藤澤議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 複合災害とは、どういうものかということでございますが、台風や大雨、地震などの自然災害によって市民の避難所への避難が必要となるといったことがあるかと思いますが、そうしたときに避難所内で新型コロナウイルスの感染が蔓延すること、クラスターが発生することといったことが、いわゆる複合災害ということになってくるのかなというふうに認識しております。こうした複合災害が発生しないよう、避難所における感染症対策というものに万全を期していくということが大切になってくるのかなというふうに思ってございます。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 4番 藤澤和成君。 ◆4番(藤澤和成君) 大変分かりやすい答弁、ありがとうございます。 最近は、ただ避難すればいいというものではないらしく、いろいろ注意すべき点があると思うのですけれども、その辺はどのようにお考えですか。 ○議長(仁平正巳君) 熊坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(熊坂仁志君) ご答弁申し上げます。 現状のコロナ禍において、地震や台風などの自然災害が発生した際の 複合災害への対応につきましては、現在関係部局において避難所におけるコロナウイルス感染症対策、どのようにやっていくのかということについて協議を進めているところでございます。いわゆる3密状態を避けるために可能な限り、多くの避難所を開設すること、併せてレイアウトやスペースを工夫して避難所内の衛生環境を整備すること、また感染症対策の備蓄品や資器材などを確保していくこと、それから災害の状況によって避難所内における避難者の健康状態を確認すること、こういった取組を徹底することによって複合災害へ対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 4番 藤澤和成君。 ◆4番(藤澤和成君) ありがとうございます。熊坂部長、本当にお仕事は早いなと思ったのは、もうホームページのほうにしっかりと、例えば分離の避難ですとか、それから在宅避難という、こういったこともしっかりとホームページに出ていますので、あと筑西市の防災計画への反映を要望したいと思いますので、これはしっかりいろいろ調査していただいて、しっかりと反映させていただきたいと思っています。 それから、今ホームページの件はお話をしましたけれども、そのほか市民の皆さんへの周知方法は何かお考えがありましたら、伺います。 ○議長(仁平正巳君) 熊坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(熊坂仁志君) ご答弁申し上げます。 今、藤澤議員さんからご指摘ありましたとおり分散避難、市の避難所だけではなくて、知人ですとか、ご家族ですとか、別の安全な場所に避難していただくということもコロナウイルスの対策においては重要だというふうに考えておりまして、こういったことにつきまして、ホームページにも掲載させていただいたところでございます。 こういった新たな情報につきましては、ホームページだけではなくて、広報紙ですとか、SNSといったところでも、しっかり周知していきたいと思っておりますし、今後は国や県からコロナウイルスに関する通知などは随時送られてくるというふうに思っておりますので、そういったものにつきましても、随時市民の皆様にお伝えできるように対応してまいりたいというふうに思っておるところでございます。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 4番 藤澤和成君。 ◆4番(藤澤和成君) ありがとうございます。自治会の皆さんですとか、あとは自主防災組織があるところ、ないところありますし、消防団、それから防災士なんかも上手に活用していただいて、周知徹底を図っていただきたいなと思っています。 そして、最後、熊坂部長、下館というところは、とても坂道が多いところでありまして、旧市内と呼ばれるところは、家の密集率も高く、高齢者率、それから独居率も物すごく高いのです。これから市民の安心安全な生活をつくって守っていくためには、既存の公共施設、それからこれから整備されるであろう公共施設、こういったものには、しっかりと防災機能を持たせていかなければならないなと私も思っているのですけれども、部長のお考えを聞かせていただけますか。 ○議長(仁平正巳君) 熊坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(熊坂仁志君) ご答弁申し上げます。 前回の前部長のときの答弁もさせていただいているところではあるのですけれども、市内におきましては29か所の指定避難所、これに加えまして公民館や集落センターなど、127施設が指定緊急避難場所というところで指定されているところでございます。 現在、こうした避難所の機能を強化する事業といたしまして、市民や来訪者に対して、平常時は避難所であることの周知を図り、災害時は避難所をすぐに認識できるように分かりやすい図記号、ピクトグラムですね、これを用いた避難所案内看板の掛け替えということを進めているところでございます。 こうした取組を進めることによって、一時的な避難場所としての機能を持つ指定緊急避難所が、より利用しやすいものになっていくのかなというふうに考えているところでございまして、基本的には、こうした取組を進めていくことで、利用しやすい環境というものを整えていきたいというふうに考えているところでございます。 なお、どのような場所を指定避難場所、指定緊急避難場所とするかということにつきましては、地域の実情の変化に応じて検討すべきものだというふうには考えておりますので、こうしたものを見直すということをする場合には、今ご指摘あったようなご意見を踏まえながら検討を行ってまいりたいというふうには考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 4番 藤澤和成君。 ◆4番(藤澤和成君) 部長、期待していますので、どうぞよろしくお願いします。 本日も丁寧なご答弁ありがとうございました。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 暫時休憩いたします。                                休  憩 午前10時57分                                                                              再  開 午前11時13分 ○議長(仁平正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 15番 真次洋行君。          〔15番 真次洋行君登壇〕 ◆15番(真次洋行君) 15番 真次洋行です。発言時間が30分しかありませんので、早速通告に従って質問させていただきます。 初めに、市長の政治姿勢について質問させていただきます。これから梅雨に入り、また台風などの自然災害を含んで、先ほど藤澤議員からもありましたけれども、複合災害、そういうような季節にもなってきております。 そこで、私は今、今年は特にコロナウイルス感染症の第2波、第3波が来るのではないかと、こういうふうに言われて心配されています。まさしくこの複合災害と重なるような形で、この秋から冬に訪れるのではないかというような話もございます。 そこで、今、各地方自治体では、もう1度避難体制の見直しをしております。そして、それに向かっても取組をしております。それと同時に、避難場所のもう1度点検をし、この3密を避ける、感染を避けるような、このような体制を取っている地方自治体が新聞等でも報道されております。筑西市においては、どのような対策を今行おうとしているのか。今この時期にやっておかないと、またそういう時期が来たときにやったのでは遅いです。そのことについて、まず市長の考えをお聞きします。 次からは質問席にて質問させていただきます。 ○議長(仁平正巳君) 真次洋行君の質問に答弁願います。 須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 真次議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 茨城県では、緊急事態宣言が解除されましたけれども、新型コロナウイルスの収束というのは、まだでございますので、これから皆様方にも感染拡大に、市民の皆様方にもご協力をまだまだお願いするということでございます。 そういう中で、今おっしゃいましたように複合災害ということがございます。これにつきましては、今議員さんおっしゃったとおりでございますので、しっかりと今、各部署で準備をさせておりますので、詳しいことは部長に説明させたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 熊坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(熊坂仁志君) 真次議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 現在、関係部局におきまして、新型コロナウイルス感染症に対する対策を念頭に協議を進めているところでございます。避難所において3密状態を避けるということが大切になってきますので、どのように対応するかというところでございますが、可能な限り多くの避難所を開設するということが、まず大切なことなのかなというふうに考えているところでございます。 併せて避難所内のレイアウト、それからスペースを工夫して避難所内の衛生環境を整備すること、次に感染症対策の備蓄品や資器材、具体的にはマスクですとか、間仕切り用の段ボール、簡易テント、これらを確保するということを検討しているところでございます。 さらに、災害の状況によって避難所内における避難者の健康状態を確認するといったことも大切な取組だというふうに考えているところでございます。 こうした取組を徹底することによって複合災害に対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。 さらに、市民の皆様には、分散避難といたしまして、市の避難所だけではなく、安全な場所にある親戚、知人の家に避難していただくということもご検討いただくように周知、啓発を行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) ありがとうございます。 その中で、例えば例として、昨年、この筑西市においては、台風災害が発生しました。これは19号、21号、その前は10号がありましたけれども、特に19号については、放送等で避難をしてくださいという状況があったと思います。そして、多くの方が、このスピカビルの地下に集まって、そこに避難できない人もいました。まさしく3密状態でありました。 そういうことにおいても、早くこのような避難所については、きちっと明確にしてあげて指示を出せるような体制づくりも必要だと思いますので、お願いしたいと思います。 それで、この中で先ほどありましたけれども、避難場所において段ボールベッドというのが、今テレビでも、昨日もある放送局では流しておりました。その前も別の局では流しておりました。段ボールベッドが非常にいいと。なぜならば、密室状態になったり、体育館だとか、人が動いたりすると、ほこりが立って、座っているだけでは、それが感染経路になる。そういうことでは、段ボールベッドが一番いいのだと。一番いいとは言っていませんでしたけれども、そういうのが効果的であるというふうなことを言っておりました。 つまり、そういう状況なので、そういうものがあると、避難する方は高齢者の方が、ある意味では多いかもしれませんけれども、そうなると、その段ボールベッドの高さは大体30センチから40センチくらいですから、腰かけにもなるような形で、直接床とは触れないような形になる。こういうことをあるテレビ報道ではやっておりましたので、そういうことについて、これは昨年、第4回定例会で三澤議員が、このことについて当時の市民環境部長に質問しております。 そして、この段ボールベッドは、筑西市ではどのぐらいあるのか聞いたときに、当時では100セットあるということでありました。これからは、最初に森議員が地方創生臨時交付金について関口企画部長に質問して、避難所における、そういう備品の調達ということで、ちょっと数字はあれですけれども、170万円と答えたのですかね、ちょっと数字はあれですけれども、そういうことについても、きちっと対策を取って、備蓄しておくということが、これから大変大切になってくるのではないか。 これはコロナウイルスとの闘いは、国も言っていますけれども、長期戦になると言われておりますので、その辺についての考え方をお願いします。 ○議長(仁平正巳君) 熊坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(熊坂仁志君) ご答弁申し上げます。 避難所における備蓄品、資器材、どういったものを整備していくのかといったことについてでございますけれども、今現在、今ご指摘にありました地方創生臨時交付金において150万7,000円という数字で、今申請をしているところでございますが、さらにこれ以上の上積みができないかということも検討している最中でございます。 それで、段ボールベッドのご指摘があったところでございますが、おっしゃるとおり現在在庫は100程度あるところではございます。この段ボールベッドをさらに増やしていくのかどうかというところの検討でございますが、現状においては、簡易テントがテントの状況になっていますので、ほこり、ウイルス等の感染の対策には一番適切なのかなというところで、この辺りを増やしていくということで検討を進めているところでございますが、具体的にどのようなものを実際に整備していくのかということにつきましては、これからさらに検討もできるというふうに思っておりますし、最小の資源で最大の効果が出るような備蓄品の整備ということは検討していきたいというふうに思っておりますので、ご指摘いただいた段ボールベッドのことについても検討の材料に、視野に入れながら、何を整備していくのかということについて、しっかり検討してまいりたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) この問題については、この後も何人かの議員さんから質問があると思いますけれども、ぜひそういう意味では、せっかく地方創生臨時交付金が一次、二次出るわけですから、大いにこれを活用して、利用して、市民の安全のために行っていただきたいと思いますので、今後素早い対応でやっていただきたいということを取りあえずお話しして、次の質問に行きます。 次に、給食費の免除について、今このコロナウイルスにおいて、各家庭において、経済的に大変な負担が大きく保護者にかかってきています。その中で自治体において、茨城県でも給食費の6月から9月まで免除、それとこの2020年度、これを給食費を無料にする等様々な自治体が出てきておりますけれども、筑西市としては、6月までは免除ということなのですけれども、それ以後については、このような免除制度はできないのかどうか、お伺いします。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 今の学校給食費無料ということでございますけれども、5月28日からパンと牛乳、その他軽食と称して出させていただいておりますし、6月、来週月曜日から給食が始まるわけでございまして、5月は軽食でしたけれども、5月分、6月分の給食を全額無料にするということで、今やっているところでございます。 その後の無料というお話がございましたが、平成30年から筑西市におきましては、1人1,300円の補助を皆様方に差し上げておりますので、それを考えた場合、また1つは、例えば古河市などは、うちの筑西市は7,000人ぐらい小中学校の子供さんはいるのですが、古河市は大体1万人ぐらいいるのですが、古河市は9月まで無料にするようなことを言っておりますけれども、しかしながらそういう1,300円の経費を換算しますと、そんなには無料にしたときと、既に平成30年からやっている1,300円の免除ということを考えますと、一生懸命この数字をしっかりとやっていきたいと思いますので、5月、6月の無料化はしますけれども、その後については、今のところ考えてはございません。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) やっている自治体がありますので、ちょっと参考にしながら検討していただきたいと思います。先ほど市長が言われましたけれども、古河市は小学生が6,955人、中学生が3,359人、これが9月まで無料になっています。その経費がありますけれども、給食代が80日間分とすると、その分がかかってくるわけですけれども、そういう計算で、ちょっと掛け算はしておりませんけれども、そういうものも無料にしていると、こういうことであります。 また、神栖市は小学生が5,199人、中学生が2,565人で、これは給食費を無料にすると、こういうことで、あとほかの自治体はあるのですけれども、そういうことでやっていますので、こういう時期ですので、何とか検討していただいて、保護者の負担を減らす対策をお願いしたいということ要望しておきますので、ぜひお願いしたいと思います。 次に、教育行政についてお伺いします。本市は3月3日から6月5日まで、約3か月ちょっと休校になっており、部分的な分散登校になっております。また、8日から通常授業に、登校になるわけですけれども、そこで国が定めている年間授業時間というのは決まっていると思います。その中で大幅な授業時間が削減されており、学力の低下が懸念されています。どのくらい筑西市においては授業時間が減ったのか。そして、授業時間の確保について、どのような対策を考えているか、まずお伺いします。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) 真次議員さんのご質問に答弁申し上げます。 ご存じのように本市では、他市町村に先駆けまして、分散ではありますけれども、5月25日から授業を再開しております。そして、6月8日の月曜日から、来週の月曜日から通常の授業が始まり、給食も提供していくことになっておりますし、部活動も開始することになっております。 この授業時間の確保につきましては、本来なら40日間ある夏休みを縮めて、2週間程度に設定することによって、その他の日を授業日に充てることになります。このようにしますれば、相当程度の授業時間は確保できることになります。 その他細かなところで、様々な工夫を加えることによって、昨年同様の授業時間の確保ができる見通しになっております。したがいまして、この後、今まで休んだ分は、夏休みの振り替え、それから国の基準に達するまでに少々時間はかかりますけれども、この年度内でほぼほぼその達成ができる見通しになっておりますので、焦らずに着実な指導を続けるようにということで、現在のところ進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) 授業時間を短縮するのではなく、夏休みを2週間程度にするということ、ある自治体では、先ほどありました、夏休み9日間というところも新聞報道ではされている自治体もあります。そして、土曜日を、月のうち4回あるとすれば、2回は土曜授業ということでやっています。そして、運動会の中止など検討している自治体が報道されています。 そういう中で、今の教育長の答弁では、年度内の授業時間は確保できるという見込みでありますけれども、そういう中で心配しているのは、子供たちの教育格差、そういうものが生じないような対策をしっかりとできる、その教育のカリキュラムといったらおかしいですけれども、そういうものをしっかりとお願いしたいなと思います。 それに伴って3月3日から学校が休校になっているわけですけれども、本来ならば3月の春休みまでの期間というのは授業をしなければいけません。21日間ぐらい、3週間ぐらい。その分ができていない状況にあります。そういうものについてはどういう形で、もう学年が上に上がっていますから、1年生は2年生の勉強をしなくてはいけない。ただ、1年生で学ぶべきところを学んでいない、それぞれ繰り上がっていきますけれども、そういうことについての対策というのは、どういうふうになっているのでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) ご心配されたことだとは思いますけれども、3月3日からお休みになっておりますが、学校はほぼほぼ計画的に進めておりますので、調査もかけましたけれども、相当程度まで、その学年で終わらすべく、指導内容についてはカバーできておりました。しかし、不足した分については、ご存じのように休み中にプリントを配布したり、家庭訪問したり、あるいはテスト問題に代えたりして、その補充もしてきておりますし、あとは新年度になってからも、そういう部分も含めて追いつけるように指導を入れてきているところでありまして、その不足については、やはり指導の中で必ずやっていくということで進めておりますので、指導の残しがないように、さらに私どもでも指導監督を進めてまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) それと、この4月というか、3月から4月にかけて、この筑西市にも子供さん、転勤でとか、様々な形で転校されて、各違う自治体から来た人の子の学力というか、そういうものが、例えば転校の人数を見れば分かると思いますけれども、そういうことでの、きちっとした、チェックというとおかしいですけれども、そういうことについて学校ではやっているのでしょうか、学力の差が生じないように。ほかから来た人の分を合わせるためには、そういう取組はどうなっているのでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) これは日本の国の教育制度の特徴でございますけれども、ほぼほぼ全国どの地に行きましても、学ぶべきものは決まっておりまして、時間も確保されているということになります。少し教科書の種類は違うところもありますけれども、日本の国民として身につけなければならないというものは、どの地に行きましても共通で学ぶということになっておりますので、転校という言葉がありますけれども、転校していったとしても追いつくことになっています。 しかし、当然多少の差はありますので、そういうお子さん、児童生徒にとりましては、よりきめ細かな対応をして、そういう漏れがないように各学校で対応してもらうということになっております。引き続き、私どもでもよく見させていただいて、取りこぼしがないように努めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) もう時間的にありませんので、そういう意味で学力差が、保護者も大変心配していますので、ぜひその辺のことについては、しっかりとお願いするしかありませんので、よろしくお願いします。 次に、3密というか、これから始まるわけですけれども、今までは分散登校で、各教室も2人に1人とか、そういう形で机なんか並べたと、こういう新聞記事があります。これは下妻市の記事ですけれども、結局分散登校で、机がみんな空いているわけです。後ろも空いています。 そうすると、今度8日から始まった場合、この辺のソーシャルディスタンス、そういう形で教室の机の配置というのはどういう形で、あるところでは、そういうことを守ろうとしたら、教室からはみ出てしまうのだと、こういうところの記事も出ておりましたけれども、筑西市はどういうふうに考えているのでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) コロナウイルスに感染している児童がいないということが前提でありますけれども、最初の2週間は週に1日ずつ、そして25日の週から毎日でありますけれども、分散登校して、子供たちが、今のところ感染者がいないという状況で進んでおります。教室の大きさは決まっておりますので、さらに1か月かけて子供たちの中に現在のところ感染者がいないということが確認されてきておりますので、教室の大きさというのは限られておりますので、最大限机の間を離す、交互に前後左右配置する等の工夫をして、距離を離した対応をしながら換気を十分に行う、あるいは必ずマスクの着用等をしながら3密を防ぎたいというふうに考えております。 また、通常の学級だけではなくて、学びの方法を変えることによって少人数指導というのがあります。余裕教室という教室、要は子供たちが減っておりますので、3クラスだったところが2クラスになっている格好で、1クラス分教室が空いている、余裕教室というのですけれども、そういうところを使った少人数指導等も積極的に活用して、できるだけ3密を避けるような努力をしていきたい、工夫をして対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) この机というか、3密を避けるためには、学校によって子供の数も違うので、教室の大きさというのは大体決まっているのですか、どこの学校も。だから、それで多い、三十四、五人のところとか、それとか20人のところとか、10人のところとか、全然違うので、その辺もよくこれから指導していただいて、3密にならないような対策をして、ぜひ授業を受けられるようにしてほしいと思います。 次に、時間の関係で進ませていただきます。中学生において部活動の成果を発揮する場所がなくなっております。高校でいえばインターハイが中止になり、また高校野球も中止になり、それに代わる代替大会を各都道府県で検討しているところがあります。中学生でいえば北関東大会とか、全国大会とかありますけれども、そういうものも中止になっております。 そういう意味で、せっかく3年間、一生懸命汗水垂らした子供たちの成果が発揮できる場を筑西市には、県でできなければ、筑西市は7中学校あります。そういうことについて教育委員会として検討していただけないだろうか、まずお伺いします。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) 本当に子供たちが、大会がなくなって残念な思いをしているというふうに思います。本市では、新型コロナウイルスの感染拡大がある程度収束して、部活動を含む学校教育活動が安全に実施できるようになるという状況が前提でありますけれども、感染防止の対策を徹底した上で、生徒や保護者の皆さんの同意があれば、相当部分保護者の皆さんのご協力もいただかなくてはなりませんので、生徒や保護者の皆さんの同意があれば、代替の案を検討してまいりたいというふうに考えております。このことについては、中心になって進めてくださっている県西地区の中学校体育連盟とか、本市の中学校の体育連盟というのがありまして、また校長会の皆さんとか、関係団体とも連携をしながら対応を検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) ぜひ運動部だけではなくて、文化部もありますから、私のほうは特に運動部関係は、本当に1年生から3年生まで汗水垂らして、野球、サッカー、陸上、いろいろありますけれども、一生懸命やった。それが最後の学年で何もない形で卒業していくのに本当にどう言っていいか分からない気持ちになります。皆さんも報道で見られたと思いますけれども、あの高校野球が中止になったときに多くの球児が泣いておりました。それと同じように中学生も同じ心情になっているのではないかと思います。これは必ず将来に、そういう大会に出たことによって、またいろいろなところの自分の心に残ると思うので、ぜひこういう大会はできないのか、筑西市だけでもできないのかどうか、再度検討できないでしょうか、お願いします。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) ただいまご説明申し上げましたとおり、生徒たちもこれから6月8日から通常の登校に入りますので、その体力の回復状況、これから部活動も開始しますので、それを徐々に徐々に高めながら、県でやっていた総体という大会まではできないわけでありますけれども、何かその思い出がつくれるような代替の大会を企画してみたいというふうに考えておりまして、校長会や小中体連の皆さんと協議を進めているところでございますので、ご理解賜りたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 15番 真次洋行君。 ◆15番(真次洋行君) もう時間がありませんので、これは強い要望しかありませんので、ぜひお願いしたいと思いますので、お願いします。 あと、すみません。9月入学については、今年度見送り、来年も見送りということで、新たな機会に質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 また、保健福祉部の西部メディカルセンターについては、ほかの人も質問する予定で、私のほうは割愛させてもらいますので、よろしくお願いします。 以上で終わります。 ○議長(仁平正巳君) 次に、2番 小倉ひと美君。          〔2番 小倉ひと美君登壇〕 ◆2番(小倉ひと美君) 皆様、こんにちは。議席番号2番 明政会、小倉ひと美でございます。 新型コロナウイルス感染症対策の最前線で、命をかけて闘ってくださっている医療従事者の皆様、そして私たちの生活を維持するために感染の危険と向き合いながら働いてくださっている皆様に心から感謝を申し上げます。 ほんの数か月前までは、目に見えないウイルスの脅威を感じてはいたものの、世界各国で医療崩壊が起き、多くの方がお亡くなりになられ、経済活動が全てストップするような事態になるとは想像できなかったのではないかと思います。 日本でも4月に入ると感染者が急増し、医療現場が逼迫する状況となり、緊急事態宣言が出されました。不要不急の外出の自粛、営業自粛を強く求められました。現在では、緊急事態宣言は全て解除されましたが、私たち一人一人が気を緩めることなく、手洗い、密閉、密集、密接の3密を避けるなど、感染予防を続けることで、心配されている第2波、第3波を大きな波にしないことが大切です。今後は、このウィズコロナ、コロナウイルスと共存していく中で、感染予防をしながら、どのように経済活動を再開させ、回復させるのか。また、私たちがどのようにしたら今までの日常生活に近い生活ができるのか、この相反する対策をどのように両立させていくのか、科学的根拠に基づいた対応が重要ではないかと思います。 今回私は、日常生活の中の、特に子供たちの学校教育に絞って質問をさせていただきます。 初めに、新型コロナウイルス感染症に対して学校及び放課後児童クラブは、これまでどのような対応をしてきたのか、伺います。 あとは、質問席にて質問をさせていただきます。 ○議長(仁平正巳君) 小倉ひと美君の質問に答弁願います。 小野塚教育部長。 ◎教育部長(小野塚直樹君) 小倉議員さんのご質問に答弁いたします。 今年3月3日から小中学校の臨時休校におきましては、従来の長期の休業中の対応と同じように約1か月間、放課後児童クラブで朝から対応をお願いしてまいりました。しかしながら、感染症の防止、そして拡大の見通しが立ちませんで、休校が延長されましたことから、4月13日からは学校でも預かる体制を取ってきたところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 2番 小倉ひと美君。 ◆2番(小倉ひと美君) では、学校預かりの基準を含め、これまでの対応をどのように考えていますか。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。
    ◎教育部長(小野塚直樹君) この感染防止のためには、本当に人との接触を避けることが一番ということでございますので、そのため休校の措置を取ってきたわけでございます。その間、放課後児童クラブで対応をお願いしてまいりましたが、対応しきれない放課後児童クラブ、社会福祉法人さんであったり、保護者会であったりしますので、学校での預かりということになったわけでございます。本当に保護者の皆様には、ご理解、ご協力いただいて、本当に感謝申し上げるところでございます。 そういった中で、お預かりした児童の数ですけれども、最高で701人、これは全体の児童数の15.8%の児童をお預かりしたところでございます。幸いなことに、これまで学校において感染確認はされておりませんので、引き続き学校での、放課後児童クラブでの感染防止の対策を徹底しながら、やはり学校、そして保護者、放課後児童クラブで相互に話合い、本当に急に延長が決まったりして、放課後児童クラブさんには急な対応ということで、大変なご苦労をおかけしたのですけれども、放課後児童クラブの皆さん、そして庁内ではこども部と連携して、これからも最善の方法を講じていきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 2番 小倉ひと美君。 ◆2番(小倉ひと美君) 今、部長のおっしゃったように、国からの突然の休業要請に、現場では大変混乱した状況の中での対応だったと思います。そのような状況にもかかわらず、大きなトラブルもなく、来週の通常登校を迎えられることは放課後児童クラブの指導員の皆様や教職員の皆様、間で調整をしてくださった行政職員の皆様のお力と心から感謝を申し上げます。 学校の臨時休校中にいただいたご意見、そして学校預かりの基準にどうしても面倒を見ることができないという条件があったため、最初は祖父母等の力を借りて、何とか対応していましたが、あまりにも学校の休校期間が長期間になったため、祖父母等が本当に疲れ切ってしまって大変だったことや、また自営業で働きながら、何とかお子様の面倒を見ていた方もいらっしゃったのですが、やはりお子様がいると、仕事の効率が上がらず、仕事に支障を来してしまったなどといったご意見もいただきました。 今後また、こういった感染症が拡大するようなことがあって、学校の休校というような事態になることも考えられます。ぜひ今回の対応について、しっかりと検証していただき、この預かりの基準ということを見直すことも考えていただきたいのですが、このことについては、いかかでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長(小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 お預かりする基準というのは、学校から保護者の皆様に通知を差し上げた内容のことかと思います。今回の急な休校、そして放課後児童クラブ運営、そして学校預かり、いろいろ検証して、それぞれの立場の皆様のご意見を聞いて、皆様が納得して、やはり最終的にはお互いさまといいますか、どこかで負担を分け合わないと、この社会活動は成り立ちませんので、そういったことを理解いただきながら、これからも基準をはっきりお伝えできるようにしていきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 2番 小倉ひと美君。 ◆2番(小倉ひと美君) ぜひよろしくお願いいたします。 次に、学校の休校が長期化してしまい、子供たちの学力の低下が心配されます。また、家庭での学習時間が増えたことで、各家庭により学習内容や学習時間の差が出てしまったのではないか。また、この学校の休校期間中に、例えば県立の下館一高附属中学校では、オンライン授業を始めましたが、筑西市立の中学校ではプリント学習だったことなどから、子供たちの学力の格差が広がってしまったのではないかという心配もあります。また、長期間の学校の休校により、子供たちの生活の乱れも心配されています。 そこで、このような子供たちの学力の低下、学力の格差、生活の乱れについては、どのように考えていますか。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) 今までに経験できないような経験をしております。学校での授業ということに関しましては、お休みですので、当然学力の向上というものにはつながりませんでしたけれども、私はとてもある意味ですよ、ある意味ではですけれども、我慢をしなければならないときは我慢をすると。しかも、自分の思いだけでは通らないものがあるとか、あるいはご家族の中で助け合っていかなくてはならないときには助け合うのだとか、また家族総ぐるみで、この難局に立ち向かうのだとか、そういうすごい勉強をしたというふうに考えています。 私たち大人は、やはりそこに視点を当てて、家族力とか、兄弟の力とか、そういうものがいかに力強いものなのかということを確認してみたいというふうに思います。しかし、当然学校に来て学ばなければならない時間でもあったわけですので、私たちとしましては、学校の先生方としましては、見えないコロナウイルスでありますので、家庭訪問して接触することすらためらわなくてはならないという事態でありましたので、できるだけ接触を避けて、しかも効率が上がるようにということで、最初から終業式とか、あるいは始業式とかというのを本市では保護者の皆さんにご協力をいただきました。大変ご協力いただいたおかげで、その休みで十分というわけではありませんでしたけれども、プリントを配布したり、あるいは電話を使って会話をしたり、私は接触することもお許しいただいてやれたりと、様々な方法でやってきたわけであります。 もちろん、オンラインを使って進めたところもありまして、もしかしたら、それによって多少の差というのはできたというふうには思っておりますけれども、しかしきちっとみんなで、これをやっていこうという、ある意味では新しい気持ちで、これからの時間を過ごしていけば学力の格差などというのは、本当に僅かなもので、それよりも何よりも心が元気になったり、病気にならなかったり、そういうことのほうが、むしろ大切なことだというふうに捉えています。もちろん、学力をつけるという責任が学校には課されておりますので、授業の内容を濃いものにしていただいて、今まで使えなかった視聴覚の機器、コンピューター等を使ったり、あるいは様々な工夫をして、できるだけ早く、この休んだ分のカバーをするように、みんなで力を合わせて対応してまいりたいというふうに考えております。 また、生活のリズムも狂ったことは事実でありますけれども、ここ2週間、登校してもらった結果、ほぼほぼ欠席の数も、通常今まであったような欠席人数と変わっておりませんので、子供たちはやはりそれに向かうという、こういう事態に向かうという力は十分に備わってきている、そういうふうに信じています。私たちの教育は、基本は信頼関係でありますので、子供が駄目になったとかではなくて、ある意味ではたくましくなってくれたはずではないかとか、そういう期待を込めて、これから一生懸命応援をしていきたいというふうに思っています。一日も早く正常な活動に戻れるよう、全校体制で臨んでいきたいと思いますので、応援をよろしくお願いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 2番 小倉ひと美君。 ◆2番(小倉ひと美君) 教育長の、今までにない経験ができた期間という前向きな捉え方をして、教育長の言葉を信じ、今後の学校の在り方に期待をしたいと思います。では、いよいよ来週から学校が通常登校となります。学校を再開するに当たっての感染防止対策について伺います。 初めに、児童生徒や教職員に対し、どのような感染防止対策を考えているのでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) この5月22日付で文科省から学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルというのが出ておりまして、先ほども答弁させてもらいましたけれども、これは日本の場合には全国ほぼほぼ一斉に対応できるような仕組みになっておりまして、学校長を責任者として校内に保健管理体制を構築するということになっております。学校医の先生や学校薬剤師の先生等と連携した保健管理体制を整備する必要がございます。 また、感染症対策としては、感染源を断つこと、感染経路を断つこと、抵抗力を高めることの3つのポイントを踏まえる必要がございます。具体的には、発熱等があったら、これは保護者の皆さんのご協力が絶対的に必要なのでありますけれども、発熱等があったら、無理して登校させることがないようにする、休ませるということ、あるいは学校に来ましたら、手洗いやせきエチケットの励行、消毒、換気の徹底、身体的距離、ソーシャルディスタンスという言葉で使っておりますけれども、身体的距離の確保、マスクの着用、また加えて規則正しい生活を送る、睡眠とか、食事とかも含めて、保護者の皆さんの協力を得て、社会全体で取り組むということで、もちろん学校は学校で、全校体制で取り組むということにしていきたいというふうに思います。3密を徹底的に避ける、新しい生活様式を実践しながら、授業中や給食の時間、あるいは休み時間、登下校時の児童生徒の行動を見守ったり、教員のほかにも、特に筑西市にあります、地域ボランティアの皆さん等の協力を得ながら、感染防止対策を学校や地域ぐるみで取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 2番 小倉ひと美君。 ◆2番(小倉ひと美君) 学校教室の換気などもおっしゃっておりましたが、各教室に子供たちのために空気清浄機を設置するなんてことはお考えではないですか。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) エアコンが入りましたので、空気の換気は十分にいくわけですけれども、当然できるだけ2か所以上の窓、学校でいえば2か所以上どころではなくて、南、北とほぼほぼ動きますので、今のところ、空気清浄機ということは考えていなくて、エアコンがその機能を果たすだろうということで、この夏考えております。 もちろん、今までのインフルエンザの対策で、空気清浄機も相当学校の中にも入っておりますので、その活用についても議員さんからいいアイデアを頂戴しましたので、推進をしてみたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 2番 小倉ひと美君。 ◆2番(小倉ひと美君) よろしくお願いします。 では、万が一、登校した児童生徒が体調が悪くなった場合、特に発熱の症状があり、新型コロナウイルスの感染が疑われる場合、どのような対応をするのか、伺います。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) これは新型コロナウイルス対応ということではなくて、私どもは専門医ではありませんので、まず症状にもよりますけれども、重篤な危険が予測されるという場合には、ためらわず救急車の出動を要請して専門医の診察を受けるということを大前提にして進めております。 加えて、新型コロナウイルスの可能性もありますので、先ほどお願いをしましたけれども、とにかく来たらすぐに熱が出るなんてことは、まず考えられませんので、熱っぽいとか、あるいはその症状が疑われるようなときには休んで、これは疑いがある場合にも欠席という扱いではなくて、むしろこちらから、おいでにならないで待機してくださいという出席停止という制度がありますので、それで対応しますからということで、再三保護者の皆さんにも通知をしているところであります。 なお、そういう際には、当然保健室に行くわけでありますけれども、さらには保健室以外でも、他の子供が来ることも考えられますので、場所を設定するようなことも考えながら進めてもらっているところです。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 2番 小倉ひと美君。 ◆2番(小倉ひと美君) 保健室というお話が出ましたが、子供に発熱の症状があって、新型コロナの可能性もあるかなというお子様と対応する保健室の先生にも感染のリスクがあるかと思います。保健室に簡易的な、しっかりと隔離できるようなビニールタイプのものも最近では市販されているようなのですが、そういったもので感染のリスクを下げるというようなことはご検討いただけますか。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) 当然のことでありまして、今そのものを私提示できませんけれども、やはりできるだけ感染を避けるということは、これは当然のことでありますので、少なくてもそういう症状だということであれば、少しでも他の子供たちと接触の機会が減るような、そういうことも考えてまいりますし、一応市のほうでも、今のところ、先生方にもフェイスシールドというものを新聞報道で御覧になったと思いますけれども、そういうものも含めて、もう少し防護服に近いようなものでしょうか、そういう体制も整えるように至急に進めてまいりたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 2番 小倉ひと美君。 ◆2番(小倉ひと美君) 通常子供たちと接するときは、さほど物々しい装備にすると、子供たちもおびえてしまったり、萎縮してしまうこともあるかと思います。ただ、もし感染しているかもというような状況の場合は、やはり先生方の感染リスクもありますし、また子供たちからほかのお友達にうつしてしまう可能性もあります。そういった場合、しっかりと隔離できるような、感染リスクを下げるような対応をお願いしたいと思います。 では次に、今後の学習プログラムということで、先ほど真次議員へのご答弁で、夏休みを短縮して、昨年同様の授業時間を確保できる見通しというお答えでした。ちょっと授業が駆け足になってしまうかなという心配があります。学習についていけない子供たちも増えてくるのではないかなと思うのですが、そういった子をサポートする体制というのはお考えでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) 先ほど真次議員さんにもお話をさせてもらいましたけれども、物理的なものとしては、ほぼほぼ昨年並み、例年並みの授業の時間、日数は確保できます。したがって、冬休みまで、感染の状況によりますけれども、冬休みまで学校に来なくてはならない、あるいは先ほどちょっとお話がありましたけれども、土曜日まで学校に来なくてはならないようなものでなくて、茨城県の場合には進めそうな感じがしております。これに関しましては、当然子供たちの学力保障というのは、私たちの最大の課題でありますので、様々な方法を使いながらやっていってみたいというふうに思います。 なお、国のほうでも配慮してくれるようなことになっておりまして、本市なんかでいいますと、退職された先生方に少しお手伝いをしていただけないかということで進む予定になっております。そのほかにも、国のほうでも予算化されてきているものもありますので、そういうものも使いながら、できるだけ早く正常な形に戻るように努力をしてみたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(仁平正巳君) 2番 小倉ひと美君。 ◆2番(小倉ひと美君) では、運動会などの学校行事というのはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) このコロナ禍において、できるだけ外部の人と接触することを避けるということが前提にはなっているのでありますけれども、運動会とか、あるいは文化祭とか、先ほど出ております総合体育大会、新人大会、こういうものも子供にとっては大変大きな教育活動でありますので、できるだけやってみたい、やりたいという気持ちを強く持っております。しかし、これは感染の状況とかを見ていかなくてはなりませんし、今お話ししましたように外部の人たちとの接触を避けることが、まず大切だというふうに、この場合には言われておりますので、保護者の皆様、PTAの役員さん等もおりますし、十分協議して、学校行事は行っていきたいというふうに思っています。 なお、その際、できるだけ市内で統一できてやれればいいのかなということで考えております。よく言われております、小中音楽会なんかは非常に熱心にやっているのでありますけれども、県西地区全部聞いてみたところ、どの市町でも残念ながら中止になったようです。運動会などについては、できるだけやれるようにすることが望ましい。ですから、よく保護者の皆さんや地域の皆さんと相談して進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(仁平正巳君) 2番 小倉ひと美君。 ◆2番(小倉ひと美君) まさに教育長のおっしゃるとおり、学校行事は子供たちの心が大きく成長する機会だと思います。安易に中止を決定することよりも、どうしたら開催することができるか。たとえ規模を縮小してでも開催ができるようにご検討のほうお願いいたします。 次に、夏休み短縮ということなので、暑さ対策をしっかりお願いしたいと思うのですが、特にマスクの着用ですが、屋外の登下校中、屋外では、ある程度の距離が保てればマスクの着用は必要ないというような報道も出ています。ぜひこういったことをしっかりと安全確認していただいて、必要ないのであれば、ぜひ登下校中のマスク、必要ないよというようなことを子供たちに言っていただければ、暑いのを我慢してマスクして登校することもなくなると思います。 また、傘などを日傘の代わりにして、また傘を差すことによって子供たち同士の距離をしっかりと保つことができるということで、傘を差しての登校なども推奨しているところもあります。ぜひそういった事例を参考にして暑さ対策、お願いしたいと思います。 次に、第2波、第3波に備えた取組ということなのですが、ちょっと時間がないので、もし第2波が来たとき、筑西市で感染者が非常に多く出てしまい、放課後児童クラブでもお子さんを預かるのが不安だ、またそのような状況になった場合、医療従事者の方とかが、どうしてもお子様を預かってほしいなんていう要望があったときに、その最後の受皿として公立の学校が、その役目を果たさねばいけないと考えますが、そのようなことは想定されていますか。 ○議長(仁平正巳君) 赤荻教育長。 ◎教育長(赤荻利夫君) 今、暑さ対策については、先ほど2週間程度ということでお話を申し上げましたけれども、いろいろ統計的に見ても、8月の第1週あたりが一番暑いのではないかと。それで、年中行事の中であるお盆というものも含めて、本市では、まだ決定ではありませんけれども、8月1日から16日ぐらいまでを夏休みということで予定しているところであります。 そして、今、第2波、第3波の問題でありますけれども、これは仮に学校で出たときに、学校預かりなどということは考えられませんよね。どういうふうに消毒をして、どういうふうにして、その後再開するか。それについては、やはり全市的に考えていかなくてはならない。基本的には、学校で預かれるときというのは、学校が休みにならないときというふうに考えています。しかし、設備、施設なんかの関係もありますので、市の関係部署で十分協議した上で、当然のこととして学校でお預かりして、学校という場所で、工夫をした上でお預かりをしてということも考えられると思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 時間です。 ◆2番(小倉ひと美君) 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(仁平正巳君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ散会いたします。 お疲れさまでございました。                                散  会 午後 0時17分...