筑西市議会 > 2019-09-11 >
09月11日-一般質問-05号

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  1. 筑西市議会 2019-09-11
    09月11日-一般質問-05号


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    令和 元年  9月 定例会(第3回)                 令和元年第3回              筑西市議会定例会会議録 第5号令和元年9月11日(水) 午前10時開議                                        令和元年第3回筑西市議会定例会議事日程 第5号                         令和元年9月11日(水)午前10時開議第1 一般質問                      本日の会議に付した案件 日程第1   一般質問                                  出席議員   1番 中座 敏和君     2番 小倉ひと美君     3番 三澤 隆一君   4番 藤澤 和成君     5番 森  正雄君     6番 保坂 直樹君   7番 田中 隆徳君     8番 稲川 新二君     9番 小島 信一君   10番 大嶋  茂君     11番 津田  修君     12番 石嶋  巌君   13番 増渕 慎治君     14番 仁平 正巳君     15番 真次 洋行君   16番 尾木 恵子君     17番 外山 壽彦君     18番 箱守 茂樹君   19番 堀江 健一君     20番 秋山 恵一君     21番 榎戸甲子夫君   22番 赤城 正德君     23番 三浦  譲君     24番 鈴木  聡君                                 欠席議員   な し                                 説明のため出席した者   市長        須藤  茂君      副市長       菊池 雅裕君   教育長       赤荻 利夫君      市長公室長     日向 裕次君   総務部長      高島 健二君      企画部長      関口 貴一君   人口対策部長    相澤 一幸君      税務部長      須藤 昌則君   市民環境部長    鈴木 建國君      保健福祉部長    中澤 忠義君   こども部長     児玉 祐子君      経済部長      關  紀良君   土木部長      猪瀨 弘明君      上下水道部長    柴  武司君   会計管理者     谷中 茂美君      教育部長      小野塚直樹君   農業委員会事務局長 山形 浩之君      秘書課長      鈴木 敦史君                                 議会事務局職員出席者   事務局長      鈴木  徹君      書記        田崎 和彦君   書記        篠﨑 英俊君                                           〔議長 仁平正巳君議長席に着く〕 ○議長(仁平正巳君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は24名であります。よって、会議は成立いたしております。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者は、前回のとおりであります。 また、本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 これより議事日程に入ります。 日程第1 「一般質問」であります。 この際申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言は、それぞれ1時間、質問回数は、一問一答方式を選択した場合は無制限、総括方式を選択した場合は3回以内といたします。 それでは、前回は真次洋行君までの質問が終了しておりますので、本日は津田修君からお願いいたします。 11番 津田修君。          〔11番 津田 修君登壇〕 ◆11番(津田修君) 皆さん、おはようございます。きのうは会議の冒頭に、経済部長の關氏から台風15号被害の状況の説明がございました。ありがとうございました。幸い筑西市においては直撃が免れました。台風の時期になると、九州、さらには四国等のたび重なる、甚大なる被害の状況がテレビやラジオで報道されます。そのたびに感じるわけでございますが、この筑西市というところは本当に自然災害といいますか、こういうものが少ない土地であります。皆さんもお感じになられているだろうというふうに思います。そのことを考えまして、私はけさ、ご先祖様がこの地に永住をしてくれたことに感謝をし、仏壇に線香を上げてまいりました。線香を上げた後に、私パソコンを開いたのです。この文面に、きょうの日付をということで入れました。どこを間違えたか、9月11日を9.11というふうに打ち込んだのです。そうしましたら、アメリカの9.11事件、大変な事件があったことを記憶にあると思います。あのときに、2棟の大きなビルのところに2つもの飛行機が激突した。私も見ていました。何だろう、そういうふうな感じを思いました。皆さんもどうでしょうか。今9.11という話をして、頭の中に浮かんでいるのではないかなというふうに思います。2001年9月11日、現地の時間でございますが、朝の8時46分、世界貿易センター通称ツインタワーと言うそうでございますが、イスラム過激派テロ組織アルカイダの2度にわたる激突でございました。これを考えながら、すぐにやってきます2020年度のオリンピック、危機感の薄い日本人にとって、大丈夫かなというふうな感じも一方で持っていました。もう1度仏壇の前に座り、ドアをあけてまいりました。 それでは、質問に入らせていただきたいというふうに思います。きょうで一般質問4日目になります。13人目の登壇でございますが、きょうは公共交通関係の質問が、この議会において7名の方が通告をされております。既にお答えをいただいている部分、重複する部分があると思いますが、ご理解を賜り、よろしくお願いをしたいというふうに思います。 この交通網は、交通空白を解消し、高齢者や交通弱者の移動手段の確保と維持、さらにはアクセルとブレーキの踏み違え事故、高齢者が余儀なくされている運転免許返納マイカー依存から公共交通への移動が進められる大きな目途もあります。重要な施策の一つという認識にございます。この施策に対しまして、充実、拡充に期待を寄せております。今運行されておりますデマンドタクシー筑西広域連携バス、さらには筑西地域内運行バス、さらには、最近でございますが、自転車等の設置も5カ所に置かれているということでございます。しかしながら、この運行状況は、我々関城地区に住む者にとっては余り利用価値のないといいますか、利用できないというふうな感じがいたしております。そこで、地域の方々の大きな期待を寄せる広域連携バス、下妻から関本を通り川島のほうへというお話があります。これについての質問を重点的に行わせていただきたいというふうに思います。 まず初めに、この広域連携バスにつきまして、市長はどのようなお考えを持たれ、可能性についてのご質問をまず最初にさせていただきます。市長、よろしくお願いいたします。 次回は質問席で質問をさせていただきます。 ○議長(仁平正巳君) 津田修君の質問に答弁願います。 須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 津田議員さんの質問にお答えをしたいと思います。 下妻市との広域の連携でございますけれども、昨年度ですけれども、下妻市との間にいろいろと協議を重ねてまいりまして、今年度におきまして、その沿線住民の方にアンケートをとっているところでございます。そして、8月末ぐらいまでにアンケートをとりましたので、今集計をしているところでございます。そして、集計に基づきまして、この地域にバスが必要かどうか、そういうことを今後しっかりとこの集計に基づいて下妻市と話し合いをしていきたいと思っているところでございます。それが現状でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) ありがとうございました。市長のほうで、今進行中であると。話し中であるというふうなお話でありました。せっかくでございますので、部長のほうにひとつ、細かい点でございますが、決まっていないことはないということで結構でございますので、お答えをいただきたいというふうに思います。 まず初めに、利用者というものに対しまして、どの程度を想定していらっしゃるのか、いかがでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 関口企画部長。 ◎企画部長関口貴一君) 津田議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 この路線につきましては、需要調査、先ほど市長からも答弁ありましたように、需要調査の結果を分析した上で、公共交通会議の中で専門的なご意見を頂戴しながら検討してまいりたいと考えております。したがいまして、利用者数の予測につきましても、結果で得られるさまざまなデータを収集しながら、その会議の中で検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) それでは、今私がお願いをいたしました、利用者はどの程度ということまでまだご検討されていないということでございますね。 それでは、次の質問でございますが、運行ルートということはどのようなことを想定されているでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 関口企画部長。 ◎企画部長関口貴一君) ご答弁申し上げます。 運行ルートでございますけれども、こちらにつきましても、アンケート調査の中でもかつて民間路線のバスを運行していたルート、こちらを基本として想定しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) そのお答えですと、調査中ということですから、その程度になってしまうのかなというふうに思いますけれども、1つ関連しているので、ちょっとお話をお願いしたいのですが、この路線の運行、これは何年ごろまで運行され、どの会社が運行されていたのかご存じでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 関口企画部長。 ◎企画部長関口貴一君) 合併前の平成19年でしたか、済みません、手元に資料ないのですけれども、関鉄パープルバスが筑波山口への広域連携バスとか、あるいは下妻と川島地区を結ぶバスもたしか同一時期に廃止になったと思っています。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) 私関城におりますので、あれだと思うのですが、関東鉄道バスかな、これが運行されて、下妻市から結城市のほうまで行かれていたのかなというふうに思います。もとへ戻れば何年ということわかるのですけれども、まだ十四、五年前ではないかなというふうに思います。ちょっと向こうへ行けばわかるのですが、わかりました。そうすると、これから先お願いするものに対してもやっぱりわからないという返事が多いのかなというふうに思うわけで、1回目、あと5問ぐらいありますので、ずっと並びます。わかったことだけちょっとお話を願います。 次の質問は、便数は何便ぐらい予定しているのかなということが1つ。 それから、運賃というものはどの程度になるのかなということ。 それから、運行形態、これはどういうものになるのかな。 さらに、運行開始時期、どのくらいの時期を予定しているのかということでございます。 もう1つは、これを運行するに当たり、実証実験運行、これも想定されているのかと、この辺のところをご質問しようというふうに思っておりました。今のお話ですと、まだ調査中ということで、はっきりとしたお返事ができないような感じを受けますので、この中で想定できるものだけお答えをいただければいいのかなというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 関口企画部長
    企画部長関口貴一君) ご答弁申し上げます。 議員さんも今ご指摘のように、現在調査中ということでございますので、具体的な便数、あるいは運行形態については、そういった需要調査を踏まえまして検討するということになるかと思います。 ただ、最後にご質問ありましたように、今後の取り組みとしましては、事業化の是非につきましては、やはり当市及び下妻市との双方の公共交通会議、あるいは公共交通活性化会議、いずれの会議の中でも検討を進めまして、最終的な合意を形成する必要がございます。まずは、需要調査の結果を十分に分析した上で、事業化の是非につきまして専門的な議論を重ねる必要がございます。現時点では運行開始時期等の調査につきましては明言できませんけれども、ご理解賜りたいと存じます。よろしくお願いします。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) わかりました。 それでは、お答えができないということでございますので、地域の要望としてお願いをして終わらせていただきたいというふうに思います。この路線は、下妻市から結城市のほうまでということを予定されているのではないかなというふうに思うわけでございますが、ぜひとも関本地区、これは絶対外さないようにしていただきたいということが大きな望みであります。これが1つ。 さらに、先ほどから申し上げました高齢者に対する配慮、これをしっかりとお願いしたい。簡単に言えば、乗りおりがたやすくできるということを重点的に置いていただきたい。これが2つ。 さらに、この運行に関しましては、たくさんのことにご利用いただくということが必要条件だというふうに考えております。そのためには、高等学校といいますか、近隣の高等学校の学生たちがこの場所を利用できるような、そういうふうなことを、路線の確保といいますか、その辺も考慮しながら、多くの学生に乗りおりをしていただく、これをお願いしたいというふうに思います。 いずれにいたしましても、もうとにかく何度も言われておるわけでございますが、これからの高齢化時代、大変な高齢化を迎えるわけでございまして、要するに足のないといいますか、足に不自由をかけるといいますか、このために何とか解消したいということが、これも公共交通の大きな目的だというふうに思いますので、その辺もしっかりと力を入れてお願いをしたいというふうに思います。 それでは、また、今度12月のときにしっかりとしたお答えがいただけるように、また再度質問をさせていただくような形になると思いますけれども、ひとつよろしくお願いをしたいというふうに思います。 それでは、次のグラウンド・ゴルフについてお願いをいたします。これは、筑西市の総合計画、生涯スポーツの推進とあります。スポーツイベントの充実やスポーツ施設を効果的に運営していく必要があるというふうにもうたっております。筑西市においては、今グラウンドゴルフ協会の認定を受けた球場がございません。余り認定ということにこだわっているわけではございませんが、認定を受けなくてもほかの地域から愛好者を呼んで大会を開くということはできるわけでございますが、格の面でこういう形的なものもあったほうが大会を盛り上げるのにいいのかなというふうな考えを持っております。 それでは、細かく質問をさせていただきます。グラウンド・ゴルフの推進についての考え、これがあるのかどうかをまずお答えをいただきたいというふうに思います。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 津田議員さんのご質問に答弁申し上げます。 グラウンド・ゴルフについて、ご質問の趣旨の順番としましては、グラウンド・ゴルフの推進についてまず答弁申し上げます。グラウンド・ゴルフにつきましては、高齢者のスポーツや健康の増進に加えまして、地域のコミュニティー、そういったことにも大変役立つと考えてございます。また、体育協会、任意団体でありますけれども、体育協会の中にもグラウンド・ゴルフの登録がございまして、市からも補助を行って、グラウンド・ゴルフの推進をしているところでございます。 教育委員会としましても、年々愛好者がふえていますことから、高齢者クラブ連合会、それから競技団体の皆様と連携し、今後ともグラウンド・ゴルフの推進に努めていきたい考えでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) ありがとうございます。部長のほうも大分多くの愛好者がいるという認識があるようでございますので、ひとつ推進にはお力を入れていただきたいというふうに思います。 それでは、これはちょっと市長にお尋ねするような形になってしまうかなというふうに思いますが、去る6月末でございます。協和の杜グラウンドにおいて、筑西市高齢者クラブ連合会主催の第9回筑西市わくわくスポーツ大会にご出席され、祝辞を述べられたというふうに思いますが、ご出席されましたでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 協和の杜につきましては、毎年参加させていただきまして、高齢者の方のスポーツに激励をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) 出席されたというお話は聞いております。感じとしまして、どうでしたか。100名ぐらいお集まりいただいたというふうに思いますが、あの高齢者の方々の元気度といいますか、その辺はどういうふうなお感じを持たれたでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 今人生100年時代でございまして、特にあそこにお集まりの方々はしっかりとした足取りで元気そのまま、一目見ても元気だということを感じました。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) あの大会は、各地区の代表が出て大会をされたということでございます。それで、その大会に出場するために、各地区で予選という形ではないのですが、上手な者を選んで送り出そうということで、些細な大会をやっておりました。その中で、96歳ぐらいのお年寄り、おじいちゃんでございますが、この方が元気にやっている姿を見たことがあります。それと、このグラウンド・ゴルフに関しましては女性の参加者が非常に多いのです。やはり今、年齢的に言いましても高齢化が進んでおりますし、年をとった人間の数で言えば女性のほうが多いのですが、まず80を過ぎた女性がやるスポーツというのは、正直言ってこのグラウンド・ゴルフが最適ではないかと思いますし、またほかにないのではないかなというふうな感じを持っております。どうぞ、先ほど推進していただけるということになっておりましたので、この辺のところも十分にひとつお願いをしたいというふうに思います。あと、二、三ちょっとありますので、その後市長にお願いをしたいというふうに思います。 この大会の後、これも9月5日でございますが、これは年金協会連合会主催グラウンドゴルフ大会、これが筑西市の運動公園で行われました。多目的グラウンドといいますか、あそこをお借りして、100名余りと言っていましたが、100名ちょっと出席をされた。大分盛況であったというふうに考えてございます。これも多分市長ご存じだろうというふうに思います。この盛況の要因、グラウンド整備がよかったということでありました。試合を行う2つのコースが整然と確保ができました。これは皆さんご存じだろうと思いますが、隣にグラウンド・ゴルフ、その隣にバードゴルフというものが、下館地区の方々かな、この方たちが練習をしている場所でございます。この2つを整然と整備をされて、大会を開いたということでございます。このグラウンドでございますけれども、偶然の一致ということだろうというふうに思いますが、この大会の2日前、芝を刈ったということであります。この芝の刈り方といいますか、相当伸びていたところをきれいに刈ってくれたということで、スムーズに大会ができた。成績も上がったよという話でございました。 このように、この地域においては運動場やサッカー場、ほかにも多分13ぐらいあるというふうに聞いておるわけでございますが、運動場は豊富にございますし、この運動場を整備してもそういう好評を得られるということでございますので、他のグラウンドでもそのような評価が得られるのではないかなというふうに思っております。 そこで、もう1つ大会があったのでございますが、これも紹介をさせていただきます。昨年の11月24日、筑西市スポーツ推進協議会主催の協和の杜公園、これで参加者が60名ということで大会が行われておりました。これは部長さんたちもご存じだったのだろうというふうに思いますので、どうでしょうか。ご存じでありましたでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 中澤保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(中澤忠義君) 津田議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 申しわけございませんが、主催団体から市のほうにご案内、あるいは後援要請等がございませんでしたので、承知しておりませんでした。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) この大会は、筑西市スポーツ推進協議会主催ということでございますので、関係していると思います。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 ただいま津田議員がご紹介いただきました初めの年金受給者連合会主催の大会ですか、こちらは主催者が年金ということで福祉のほう、競技よりも主催者ということで、年金でありますので、年金受給者ですので、福祉のほうに。そしてまた、今2つ目にお話あったスポーツ推進協議会、これはスポーツ推進協議会の主催ではなく、スポーツ推進委員、昔でいう体育指導員、そういった方が協和地区で中心的な役割でグラウンド・ゴルフをやっておりまして、推進委員の方が主催されたということで、これは協和の杜公園ですか、そちらのほうは教育委員会スポーツ推進委員教育委員会が担当しておりますので、そちらのほうは存じ上げてございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) わかりました。私は、今部長からお話がありましたので、理解をいたしました。なるほどというふうに思いました。なぜかといいますと、先ほど申し上げました協和の杜の2つの大会でございますけれども、筑西市の選手、これを主体に集めて大会をやられていたわけでございます。しかしながら、愛好者、関城地区には相当な数がいらっしゃいまして、まず連絡不行き届きといいますか、この大会を知らないという方が大勢いるわけでございます。なるほどなというふうに思いました。やはりしっかりとした冠といいますか、その大会の指示をする主催者がしっかりしていなかったということになるのかなというふうに思いまして、いかがでしょうか。今後大会を開く場合に、市として、主催という形でなくても結構なのでございますが、何らかの関係を持つということをお願いしたいわけでございますが、そうしてオーケーをとればそれを冠にしたいというふうに考えておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 グラウンド・ゴルフ、これにつきまして競技団体競技人口がふえまして、ますます盛んになるものと考えてございます。そして、高齢者の皆様の健康増進、それからコミュニティーといったことで大変有意義であると考えております。 大会の件でございますけれども、運営方法などについて競技団体の皆様と検討する必要がありますが、競技団体の皆様が主役となり、多くの方々が生き生きと活躍されることが一番でございますので、教育委員会としますれば、また市としても同じですが、後援であるとか協賛であるとか、そういった形で協力して、連携していきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) 先ほどもちょっと申し上げましたが、愛好者に完全なる連絡が行っていない。大会があっても連絡が来なかったというふうな話をあちこちで聞くものでございますので、ひとつその辺を解消したいというふうに思っております。ぜひとも大会を開く場合に何らかの関係といいますか、ご指導といいますか、役職の方々につながりを持っていただきたいというふうに思います。年金協会の場合は主催が茨城県の協会ということでございますので、これは皆様方が知らなくても仕方ないのかなというふうに思います。ただ、市長は、この大会があるのはご存じなかったですよね。どうぞ。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 県と県の社協の主催の件については存じております。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) それでは、先ほども少し述べさせていただきましたグラウンドに関しましても、芝を刈っていただければ立派な競技場になる。また、前回ですか、お話をさせていただきました、各地域で練習、試合をされている方、大変でこぼこといいますか、こんなところでスポーツするのかなというふうなところでやっている地域の方もいらっしゃいます。前回お話をさせていただいたと思いますが、そんなに大きな場所ではなくて、簡単に競技ができます。ゴルフのように芝の上に穴をあけてしまったり、広大な敷地がなくてもできるということであります。今あちこちで高齢者がこのスポーツを楽しんでいる姿は多く見られるのではないかなというふうに思います。 そこで、1つ市長にお願いをしたいわけでございますが、先ほどから申し上げているように、どうしても大会をやる場合にはしっかりとした冠が欲しいというふうに思っております。選手集めにしても、グラウンド整備といいますか、運営に対するお願いをするにも、こういう大会なのだと。こういうところが主催をしてくれているのだ、こういう方が主になって力を入れて協力をしてくれているのだというふうな形があれば多くの選手を集めやすいというふうに思うわけでございます。あちこちの地域でお話を聞いていますけれども、必ず1つや2つは市長杯といいますか、こういうものを持ってやられている地域がたくさんございます。私は、これをお願いする一つの考え方は、グラウンド・ゴルフをやっている方々というのは、ご存じのように、高齢者が多いわけでございます。物すごいノウハウといいますか、この大会を行うにも立派なノウハウを持っております。運動場を整備するのにも技術を持っております。決して市や市長さんにお願いしたからって、労力とかほかのもので負担をかけるということは少なくなるというふうに考えております。ぜひとも人を集めるためで結構でございますので、ひとつその冠としてお願いをしたいというふうに思っておりますが、ご意見のほどお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) グラウンド・ゴルフに限らず、高齢者の方がスポーツをやるということは、先ほど教育部長言いましたように、コミュニケーションにも役立っているわけでございまして、しっかりと今言われたことを肝に銘じていろいろと考えてみたいと思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) ありがとうございました。それでは、ますますこのグラウンド・ゴルフに対してお力添えをいただけるということで、まずグラウンド・ゴルフの質問は終わらせていただきます。 次に通告をしておりますシルバー人材センターについてのご質問をさせていただきたいというふうに思います。これは高齢者雇用対策として、シルバー人材センターは重要な役割を持っているというふうに思っております。 そこで、初めの質問といたしまして、筑西市としてシルバー人材センターへの支援、このようなものは行っているのかどうかをお尋ねをいたします。 ○議長(仁平正巳君) 中澤保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(中澤忠義君) ご答弁申し上げます。 高齢者の働く意欲の助成として、活躍の場を確保するとともに、高齢者の能力を生かした就労を支援するという観点から、年額800万円をシルバー人材センターのほうに補助いたしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) ありがとうございました。わかりました。800万円の件は、決算書、この中にも載っておりました。私も存じております。 それでは、2番目の質問でございますが、この登録会員数、これはどのような推移をしているのかお尋ねをいたします。 ○議長(仁平正巳君) 中澤保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(中澤忠義君) ご答弁申し上げます。 本年7月末現在の会員数が633人でございまして、ここ数年ほぼ横ばいの状況でございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) ありがとうございます。この仕事のことでございますけれども、登録をしていないと、会員になっていないと一般の方がシルバー人材センターからお仕事を回していただくということができないということでございます。私も何人ぐらいいるのかなというふうなことをちょっと調べさせていただきましたが、横ばいということで、ふえたりなんかしていないというのが現状の状態でございます。それでよろしいですよね。これもやっぱり高齢者の方々に仕事をと。私は、高齢者が元気はつらつ生活するためには仕事を持つということが本当に大事な一因だというふうに思っております。どうぞこのシルバー人材センターへの働きかけとして、会員数をふやしていただき、さらには仕事のほうもふやしていただいてお願いをしたいというふうに思います。高齢者の場合、8時間、9時間、こういうふうな長い時間働くということは大変だろうというふうに思いますが、3時間、4時間ぐらい働いている方は大勢いらっしゃいます。私も存じておりますが、86ぐらいの女の方が、あの暑い中草取りをやっているのです。元気だなというふうに思います。こういう元気な方がたくさんいてもらわないと、これからの筑西市で大きな問題になる高齢者の増、こういうものも、元気な方がいっぱいいらっしゃらないと、ただ歳だけとっていったってしようがないというふうに思いますので、そのためにも働く場所というものを確保するためにも、多くの会員を募集していただくようにお願いをしたいというふうに思います。働きかけをしていただけるかどうかをご質問をさせていただきます。 ○議長(仁平正巳君) 中澤保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(中澤忠義君) ご答弁申し上げます。 現在、会員募集の働きかけにつきましては、市のイベント、商工まつり、小栗判官まつりなどでリーフレットとかティッシュの配布をしているほか、道の駅でのPR活動、また会員向けのシルバーだよりというのがございまして、その中で新しい会員を募集している旨の周知をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) ありがとうございます。 それでは、質問を変えます。シルバー人材センターで2つの事業に関係しているというふうに記憶いたしております。この2つのことについてお尋ねをさせていただきます。1つは、シルバー・キッズ事業、これがどういうものか。 2つ目として、駐車場、駐輪場管理業務、こういうものは市役所のほうからお願いをしているのかなというふうに思いますので、どういうものか、ちょっとご説明をいただきたいというふうに思います。 ○議長(仁平正巳君) 児玉こども部長。 ◎こども部長(児玉祐子君) 津田議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 まず、シルバー・キッズ事業のことでございますけれども、市がシルバー人材センターに委託しております放課後児童クラブの名称がシルバー・キッズになっております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) わかりました。 それでは、駐車場の件はどういう形なのでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 猪瀨土木部長。 ◎土木部長(猪瀨弘明君) 土木部においての駐車場管理業務としましては、下館駅前駐車場のエレベーター及び精算機設備並びに消防設備等の保守点検や定期料金収納業務、入出庫の管理、清掃業務等の管理委託をしております。シルバー人材センターの活用状況につきましては、下館駅前駐車場の入出庫の管理業務及び新治駅駐車場管理を委託しております。 下館駅前駐車場の業務内容でございますが、平日の8時から午後6時までの10時間シフト制で、作業時間を割り振って業務を行ってもらっております。午前10時から午後3時までは来庁者が多いため、駐車場をスムーズに利用できるよう2名体制をとっており、ゲートの開閉操作や入出庫の補助を行ってもらっております。また、構内外の清掃及び除草作業を行い、常にきれいな環境を保ち、見回りや来庁者の方に簡易的な案内を行ってもらっております。 続きまして、新治駅の駐車場につきましては、指定管理者制度にて管理してもらっております。業務内容でございますが、施設の利用の許可に関する業務、利用料金の徴収及び減免に関する業務、施設及び附属設備等の維持管理に関する業務を行ってもらっております。 なお、シルバー人材センターを活用した業務につきましては、高齢者等の就業の推進にもつながると考えておりますので、ご理解を賜りたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) ありがとうございました。 もう1つちょっと重ねてお願いをさせていただきますが、このほかに公共に関する仕事ということで、市とかかわりの持てる事業というものはあるのでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 猪瀨土木部長。 ◎土木部長(猪瀨弘明君) 土木部内でもシルバー人材センターにお願いすべきことはかなりあります。ですから、できる範囲の事業はかなり契約しておりますので。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 中澤保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(中澤忠義君) 所管の保健福祉部でございます。手元に資料はございませんが、保健福祉部においても、保健センターの清掃、植栽管理、また害虫駆除などを実施しておるところでございまして、市の公共施設においても同様のお願い、委託をしているところと考えております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 鈴木市民環境部長。 ◎市民環境部長(鈴木建國君) ご答弁申し上げます。 現在、下館駅南自転車駐輪場、それから同じく北の自転車駐輪場及び新治駅の自転車の駐輪場の3カ所については、シルバー人材センターを指定管理者として管理業務を行わせているところでありまして、その指定期間は平成28年度から令和2年度までの5年間となっております。 ○議長(仁平正巳君) 11番 津田修君。 ◆11番(津田修君) ありがとうございました。今いろいろな部長さんのほうからお話がありました。やっぱりたくさんのものが関係しているのかなというふうに思います。先ほどもちょっと申し上げました。お年寄りに仕事をということで、できる限りお年寄りができる仕事は人材センターを通してお仕事を回していただきたいなというふうに思いますし、元気なお年寄りを育てていくためにも仕事をということだろうというふうに思いますので、ひとつその辺のことをお願いをしておきます。 私、前回も今回もお年寄り関係のお願いばかりをしてきたわけでございますが、私の根底にあるものは、やはり高齢者がスポーツや仕事、これをすることによって、健康で元気で健やかに生活すること、これが大事だなというふうに思っております。これから25年ぐらいになりますと団塊の世代ということで、ぐうんと75歳の方々がふえるということで想定されるわけでございますので、ひとつこの辺を十分にお考えをいただいて、お年寄りが元気で健やかに過ごせるためには仕事とスポーツという考え方を持っておりますので、この辺の施策について十分なるご指導なり政策なりをしっかりと立てていただきたいというふうに思います。お願いにいたしまして、今回の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(仁平正巳君) 暫時休憩いたします。                                休  憩 午前10時51分                                                                              再  開 午前11時10分 ○議長(仁平正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 8番 稲川新二君。          〔8番 稲川新二君登壇〕 ◆8番(稲川新二君) 8番 令和会、稲川でございます。よろしくお願いいたします。冒頭、きょうは期せずして9月11日、9.11ということで、アメリカの同時多発テロが起こった日でございます。先ほど津田先輩に話されてしまいましたが、私どもの身近なところで言いますと、4年前の9月9日から11日にかけての鬼怒川の氾濫、我が筑西市では溢水というのですか、越水というのですか、多くの方々が床上浸水などの被害に遭われたのが4年前の9月11日でございます。東日本大震災から日本人みんなの防災意識というのが変わったのかなというところでございますけれども、そういったことを忘れることなく、気を引き締めていきたいと思っております。 それでは、質問に入らせていただきます。初めの子供の安全安心対策についてでございますが、初日、三澤議員だったかと思いますけれども、質問なさいました。ご答弁いただきましたが、割愛しようと思いましたが、これは私も毎回ではないですけれども、1年に1度は取り上げて、子供の安全安心を地域全体で守るということは、どんな対策を講じてもこれが万全だということはありませんので、警鐘を鳴らすためにも、この公と民、できること、どのような子供たちを守る体制づくりについて行っているのか、お聞きいたします。 あとは質問席にて質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 稲川新二君の質問に答弁願います。 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 稲川議員さんのご質問に答弁申し上げます。 子供の安全を守る体制づくり、また学校、地域でどのような活動を行っているかといったことにつきまして、まず教育委員会としましては、地域の子供は地域で守る、こういったスローガンのもと、1つには地域子供安全ボランティア、そしてこどもを守る110番の家、そしてさらに加えてながら見守り、これはことし3月の広報紙にも掲載しまして、啓発を新たにお願いしているものでございます。そしてまた、地域では、特に小学校単位では、それぞれの地域に合った活動をしていただいているところでございます。先進的な例としましては、伊讃小学校では子供安全推進委員会というものを組織いただきまして、登下校の見守りをしていただいております。同じく、河間小学校ではスクールガードといった組織を立ち上げて、10年以上続けていただいてございます。そして、明野地区の5つの小学校につきましては、明野地区の自警団ということで、青パトに乗って防犯パトロールをしていただいているといったこともございます。また、協和地区では自治会が協力いただきまして、今般、110番の家の調査、古い看板であるとか空き家の看板を調査いただいてございます。このように、各地域、PTA、自治会、青少年育成市民の会であるとかそういった方々のご協力をいただきながら、子供の安心安全を守っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 各地区、各小学校単位ですか、さまざまな形で子供の見守りというのを行っているということですので、ぜひ今後も公と民と協力して、子供たちを守る体制づくりにぜひご尽力いただきたいと思っております。 それで、私の携帯にもたまに不審者情報というのが入るのです。これは入らないほうがいい情報なのですが、それを見ますと、ほとんどがわけのわからない声かけか、携帯による写真撮影ですかね、子供に向けて、そういった内容だと思うのですが、そういった情報が入ったときの対応についていま一度お伺いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 不審者が発生した場合の対応でございますが、当然本人、それから保護者から学校を通じて連絡がございます。そして、教育委員会としましては、必要に応じて聞き取り、学校からの連絡をもって情報メール一斉配信サービスを利用しまして、登録者の皆様に通報しているところでございます。そして、さらに、市民環境部の市民安全課へ情報提供しますとともに、警察署、これは生活安全課でございます。そして、市内の小中学校、幼稚園、保育園、認定こども園、それから特別支援学校、高校など、関係機関に一斉にファクスいたします。そういったことで情報の共有を行っております。 また、さらなる取り組みとしまして、重大、憂慮すべきような事案、例えばこづかれたであるとか、つきまといのしつこい事案、そういった案件が発生した場合には防災無線を使います。それから、地域の自治会の役員様にご協力いただいて、地域を特定して、こういう事案が発生しましたので、見守りをお願いしますということで、直接ご連絡申し上げています。また、地域女性連絡協議会の皆様にも、せんだっての会議でボランティア登録であるとか、ながら見守りを協力いただけるということで、そういった地域の団体との連携をとっているところも実際でございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 昨年度も協和地区の門井、下館地区幸町あたりでやはり子供たちに対する接触があったかと思いますが、どういったやからがそういうことをやっているかわかりませんが、一番そういった方が気にするのは人の目だと思うのです。いかに今おっしゃったような連携をとっていただいて、みんなの目でそういったことが起きないように、ぜひ連携を図っていっていただきたいと思います。 それと、危険箇所の整備なんかも大分進めていっていると思いますけれども、これは季節によって発生する危険箇所といいましょうか、通学路に結構今の時期ですと、ちょうど夏休み明けるタイミングで草が大きくなってしまって、特に低学年の子供たちなんかは歩道を歩いていても、草が出ているので、道路側を歩くような場面を目にすることがございます。そういった対応というのは、どのような対応をなさっていますでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 通学路における、特に夏の時期の除草の要望、こういった要望につきましては、道路管理者、当然国道であれば国道事務所、県道であれば県の土木事務所、市道であれば市の土木部というふうに、子供の安全確保が第一でございますので、そちらの道路管理者のほうで定期的に除草を実施しているところでございます。そのほか、学校、それから自治会などから要望があった場合には、その都度それぞれの道路管理者のほうに情報を提供し、お願いをし、速やかな対応をお願いしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 道路であればそういった形で発注してやっていただくということもあります。私も過去何度かお願いして、本当に早急な対応していただいたこともございます。民地からの草というのが非常にどう対応していいのかというところでありますけれども、私なんか怒られても勝手に刈払機持っていって刈ってしまうのですけれども、そうすると大体気づいて刈ってくださるという場面もあるのですけれども、そういった民地の対応なんかもぜひ要望があれば持ち主さんですか、そういった方への対応もぜひよろしくお願いしたいと思います。 次に移りたいと思います。体育施設についてお伺いいたします。合併後、十四、五年たちますが、いわゆる箱物と呼ばれる体育館の施設であったり、面と言われるグラウンド、そういったものが市内多数ありますけれども、その現状、どのような施設がどのぐらいあるのか、できれば地区ごとにお聞かせいただければと思います。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 筑西市の体育施設の状況です。こちらについてご説明します。 まず、体育施設につきましては、平成30年度から指定管理者として指定管理を委託してございますが、基本的に設置は市町村、教育委員会でありますので、そういったことで、体育館、それと運動場、面の部分とあわせて地区ごとにご説明いたします。下館地区につきましては、上平塚の下館総合体育館、それから下館トレーニングセンター、二木成でございます。シルバー人材センターの隣でございます。それと、下館武道館、弓道場、取り壊した市民会館の隣の建物です。そして、下館地区の運動場では、上平塚にあります下館運動場、それから小貝川、成田橋の近くにあります成田スポーツ公園、それから旧鬼怒川大橋の北側、鬼怒緑地がございます。下館地区については、体育館が4つ、運動場が3つとして区分してございます。 次に、関城地区につきまして、体育館は関城体育館でございます。これはグリーンスポーツ、グリスポとよく言っていますけれども、そちらとあわせて関城体育館、藤ケ谷になります。あと、関城体育センター、これは河内、関城中学校の南側、河内公民館の隣にある体育センターでございます。ちなみに、こちらはせんだっての全員協議会でご説明しましたように、耐震診断の結果を受けて、10月から利用中止をお願いするところでございます。そして、関城地区の運動場につきましては、関城運動場、藤ケ谷と辻に分かれてございます。そして、2つ目に、富士ノ宮球場、関本の上、鬼怒川大橋の北側の部分でございます。 そして、明野地区の体育館につきましては、明野トレーニングセンター、これは明野公民館の敷地内にあります体育館でございます。それと併設して明野武道館がございます。そして、もう1つ、明野体育センター、これは明野中学校の北側、明野いきがいセンターの隣にあります。こちらも先ほどの関城体育センターと同様、耐震診断の結果を受けまして、10月から利用中止のお願いをしているところでございます。そして、明野地区の運動場の部分につきましては、明野運動広場、宮山でございます。それから、明野球場、これは明野中学校の北側の部分です。それから、明野中央公園、これ公民館の敷地内でございます。それと、4つ目につくば明野工業団地スポーツ公園、向上野にございます。 次に、協和地区の体育館につきましては、協和の杜体育館でございます。それと同じ地内に、名目上は協和多目的センターとございますが、小さな体育館、あと会議室を併設している実質的な体育館でございます。2つでございます。同じく協和地区の運動場としますれば、協和球場、これは細田です。特別支援学校の手前にあるものです。そしてまた、協和サッカー場、これは蓮沼でございます。そして、3つ目に、協和の杜テニスコート、これは久地楽でございます。協和地区については、体育館が2つ、運動場が3つございます。全体で筑西市が管理しています体育施設は23に区分してございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) ありがとうございました。聞いただけでも私が小さいころからある施設だなというような感じで、合併前とは大きく変わったというところはないような気がしますが、築30年以上たっているような建物もあるかと思いますけれども、その中で協和地区の協和球場なんかは借地だったと思いますけれども、そういった借地の部分というのは何カ所かあるのでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 借地につきましては、細かい数字、済みません、手元ございませんが、体育施設につきまして5つほど借地がございます。1つには、鬼怒緑地、これは運動場の部分でなくてトイレを使っている部分なのですけれども、鬼怒緑地。それから、関城の富士ノ宮球場、そして明野の中央公園のところのテニスコート、それから協和球場、それと関城体育館の道路を隔てた東側の駐車場、それから冒険の森と関城地区では呼んでいたところでございます。体育施設につきましては、5つ借地がございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) これが合併前からお借りしているということになりますと、大分借地料のほうもかかってきているのかなと。借地で利用している運動場についての今後の考え方なんかがあればお伺いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 借地につきましては、合併前といいますか、そういったいろいろな施設ができた当時の経緯で、買い取りではなくて地権者との関係で借地になったものと認識しております。そういった施設は体育施設に限らずたくさんございます。そういった中で、借地というのは財産権の分野でございまして、あくまで契約に基づくものでございますので、強制的に買い取りができるとか、そういったこともできないものでございます。あくまで財産権でございます。そういった中で、これから将来を考えた場合には、地権者の皆様と協議といいますか交渉していただいて、これからについては個別に検討すべき案件として、課題として持っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 地権者の方も逆に相談受けるのを待っていらっしゃる方もいらっしゃるのではないかなというような思いもありますので、ぜひその辺打ち合わせ等してもらえればと思います。 次に移ります。先ほど部長がおっしゃったように、平成30年度からミズノグループさんへ運動施設の管理運営を指定管理としてお任せしているところでございますが、当然維持管理、老朽化した施設もございますので、維持管理、修繕というのが出てくるのではないのかなと思います。低額のものについてはミズノさんがやっていらっしゃるのかなと思いますけれども、高額のもの、まずどのような修繕、どのぐらいかかっているのか、わかればお聞きいたします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 体育施設の修繕についてご説明します。 先ほどご説明しましたように、指定管理者になってございますが、指定管理の取り決め、これ基本協定書というものがございます。その中で明記してございます。基本的に小規模な修繕、これは50万円未満のものについては指定管理者が発注、管理してございます。それで上限を設けております。年間の指定管理料の中で、1件当たり50万円ですけれども、累積1,200万円を指定管理者の責任で修繕することになってございます。ちなみに、1,200万円の修繕につきましては精算方式をとってございます。そして、昨年の実績としましては70件を修繕いたしました。本当に簡易的なドアのノブを取りかえたりとか、ちょっと大きいものですと、トイレの床下の配管がさびてしまったので、そういったものを直したとか、もろもろのものでございます。そして、それとは別に、市のほうの大規模な修繕もございます。昨年度ですと、一番記憶に残っていますものはトレーニング室、上平塚の総合体育館のトレーニング室のエアコンが壊れました。それを市のほうで直接修繕したものもございます。その他、あと国体関係で駐車場の白線を引いたであるとか、あとはフェンスが老朽化しているので、そういったものを直した。そういったもろもろで、直営でやったものについては36カ所をやってございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 上限1,200万円ということで、ミズノグループさんのほうではそこまでは、少額のものはやっていると。そのほか多額、高額にかかってくるものは市でやるということで、大分数がある中、老朽化が進む中、今後の考え方、体育施設自体の。学校なんかも明野地区から義務教育学校、統廃合行われていきますけれども、こういった体育施設の今後についてはどのようなお考えがあるでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 体育施設の将来のあり方、運動場であっても公共施設でございます。また、一方、体育施設に体育館もございます。それぞれ、特に箱物については半数以上が築30年以上経過しまして、大規模な改修が必要な時期になってございます。建物、躯体そのものだけでなく、設備、特に防水、雨漏り関係、そして空調設備、そういったものの耐用年数は、建物の耐用年数よりも設備の耐用年数が短い、これ当然のことでありますけれども、そういった耐用年数を過ぎて壊れる前に直す、予防保全、こういったものが大変重要になっていると考えてございます。そういった維持管理、公共施設マネジメントと言って実施しておりますが、そういったものについて大きな課題があると。その一方、公共施設の適正配置、言葉を変えれば集約であるとか複合化、そういったことも将来の公共施設については重要な課題であると認識しております。総務省の言う公共施設等総合管理計画、筑西市で定めました公共施設適正配置に関する基本方針、こういったものに従いまして進めるべきところでございますが、何分こういった公共施設につきましては利用団体の皆様のご理解、ご協力がないと先に進めません。そういった中で、2年目になりますけれども、各利用団体の会議、体育施設であれば第三者機関としてスポーツ推進審議会、それから任意団体としまして体育協会、あとスポーツ少年団、それからアスクといったものもございます。そういった利用団体の皆様の会議に、これは総務部の行政改革推進課のほうとも連携しまして、まずは課題の共有ということで、これからの公共施設のあり方についてご検討、協議いただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) やはり利用者の方たちの意見を取り入れていただいて、なるべく住民サービスを低下させることなく、集約していかなければならないという大変難しい課題ではございますが、ぜひ、これは避けて通れない道だと思うのです。集約というのはどうしても。合併後15年たつわけですから、その辺ぜひ、先ほどおっしゃった話ではありませんけれども、利用者との打ち合わせ、協議をもって進めていっていただければと思います。 次に移りたいと思います。公民館についてお伺いいたします。やはり体育施設と同じですけれども、4地区ごとに公民館と呼ばれるものございますが、現在の状況についてお伺いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 公民館の現状ということで、まず答弁申し上げます。 これも地区ごとにご説明します。まず、各地区の公共施設につきましては、合併前の施設を引き継いでいる状況でございます。そして、まず、下館地区、こちらは中央公民館、アルテリオ含めまして、地区公民館が9つ、中央公民館含めますと10館ございます。特に小学校の学区単位で設置している状況でございます。 そして、関城地区につきましては、今の関城東小学校、関城西小学校の前の関本地区、河内地区、黒子地区に3館公民館がございます。こちらは、支所の隣にあります生涯学習センターを含まないで3館ございます。 そして、明野地区については、海老ケ島の公民館がございます。そのほかに、同じコミュニティーの機能として、類似施設として海老ケ島の集会所がございます。そちらを合わせますと、明野地区には2館ございます。 そして、協和地区につきましては、協和支所と複合化しました地区公民館が1つでございますが、そのほかに小栗地区には小栗小学校の東にふれあい健康プラザ、これ県の予算確保した関係上、ふれあい健康プラザとなっておりますが、機能的にはコミュニティーということで、地区公民館的な役割を果たしております。 それから、もう1つ、協和地区には、古里小学校の隣に協和転作促進センターという名称でございます。こちらも、先ほどのふれあい健康プラザと同様、名称は予算のつけ方で違ってきてございますが、地区のコミュニティーということで、公民館的な役割をしているものでございます。そういったことで、協和地区については、公民館という名は1つ、それ以外に2つ、合計3つコミュニティー施設があるという状況でございます。 以上でございます。
    ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) その公民館ですけれども、職員の配置状況であったりとか、運営状況についてお聞きいたします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 公民館施設そのものも合併前を引き継いでいると申し上げましたが、職員の配置、運営方法も含めて合併前の運営方法で来てございます。まず下館地区については、地区公民館館長、それから社会教育指導員と事務嘱託員で1つの公民館に3名ございます。 あと、関城地区につきましては、それぞれ社会教育指導員と事務嘱託員、2名ないし3名がございます。地区公民館の館長は、関城の生涯学習センター長が兼務してございます。 明野地区につきましては、公民館1つでございます。そちらに市の職員、これは市の職員が館長になってございます。そして、社会教育指導員で、その他非常勤を含めて6名体制でやってございます。海老ケ島の集会所には、職員の配置はございません。 それから、協和地区、これは協和支所の隣の協和公民館です。そちらには、館長は市の職員、そして社会教育指導員、非常勤を含めて6名体制でございます。そして、名称は違いますふれあい健康プラザ、小栗、こちらと協和転作促進センター、こちらは職員の配置はございません。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) わかりました。さきの全員協議会でもありましたが、耐震診断の結果で今後利用ができない公民館等はあると思いますけれども、先ほどの話ではないですけれども、老朽化が進んでそういった公民館施設についても集約、大規模改修というのが必要になってくると思いますけれども、職員の配置も含め、今後の公民館のあり方についてお聞きいたします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 まず、施設の維持管理といったハード面の部分でご説明します。まず、公共施設につきましては、利用者の安全が第一と考えております。そういった中で、公民館の大規模な改修を計画的に実施し、長寿命化を図る。または、河間小学校、嘉田生小学校、そして五所小学校との複合化、そういった、これは小学校に限るものではございませんが、複合化を図って、機能としましては地域コミュニティー、そして避難所、そういった機能を維持するための整備をするか、そういった選択がございます。これにつきましても、行政主導ではなく、課題を共有して、地元のご理解をいただくよう努力しているところでございます。 そして、ソフト面、運営方法、特に職員の配置であるとか、どういった運営形態をしていくかというソフト面の課題がございます。このことにつきましては、今回、1年かけて使用料の適正化のことで各地区の公民館の利用団体の会議に出向いて説明いたしました。そして、二回り目としまして、公民館の運営方法につきまして、これは7月開催の公民館運営審議会がございます。そちらに諮問しまして、これからのコミュニティー、防災も含めまして、公民館をどういうふうな運営方法でもっていくべきなのか。具体的に申しますと、現在の公民館は社会教育法の規定がございまして、営利目的、物品販売の規制などはかかっております。そういった規制を取り払って、より人が集まる、物品販売も、例えば高齢者の方が手芸をやって、それを文化祭で展示するだけではなく、展示して販売すると。あと、そば打ちの教室をやれば、1日そば店を営業して人を集めるであるとか、そういったことでもっと規制をなくして運営方法を変えて、地域の皆様が集まるようなことを地域で考えていただきたいということを公民館運営審議会のほうから諮問いただきましたので、今後地域の皆様と相談、協議していく予定でございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 部長おっしゃった集約、複合化、やはり今後の義務教育学校の統廃合などが進みますと、小学校の跡地利用問題であったりとかそういったものとも親密に絡んでくる問題でございますので、ぜひ、公民館のあり方というのはやはり小学校単位というのが一番基本なのではないのかなと私思いますので、そういった部分しっかりと今後進めていっていただきたいと思います。 次に移ります。真次先輩が取り上げました、にいばりの里ですけれども、私も質問したいと思います。にいばりの里ですけれども、市長が二、三年前から小栗内外大神宮、小栗城跡を絡めた整備というのをおっしゃっていますが、現在、測量なさったという話もございましたが、現在の整備についての状況をお聞きいたします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) にいばりの里の現在の状況につきまして、せんだってご説明した部分と重なりますが、改めてご説明いたします。 現在の状況は、昨年度からにいばりの里を構成します国指定の新治廃寺跡について国庫補助金を活用しまして、保存活用計画の策定に着手したところでございます。ちなみに、昨年度は新治廃寺跡の指定区域の測量を行いまして、基礎資料となります地形図を作成いたしました。今年度は、新治廃寺跡保存活用計画策定委員会を設置しまして、基本的な計画、これはあくまでも埋蔵物の保存活用計画でございまして、全体的な、全体的と申しますのは、新治廃寺の土地が約4万平米ほどございます。そういったにいばりの里構想といいますか、そういったものに着手する前段階のあくまでも文化財の保存活用計画を策定すると。その後に全体的な構想、構想といいますれば遊歩道であるとかにぎわいの創出だとか、そういった観点での構想は保存活用計画を作成してからと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 今おっしゃった保存活用計画策定につきましては、これは業者へ委託なさるのでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 この文化財の保存活用計画は、文化財の保存ということで、専門的な知識、経験が必要なものでございます。そういったことから、今年度、委託業者を入札で契約締結したところでございます。契約期間は来年3月までとなってございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 地形の測量調査をしたということでございますが、部長はご存じかどうか、新治廃寺跡地を、ほぼボランティアで除草などをなさっているえのきの会という方たちがいらっしゃるのですけれども、そういった方たちが、あそこ多分ほとんどが民地だと思うのです。新治廃寺跡という大きなこの木なんの木みたいな木の部分、本当に一部分ではないのかなと思うのです。ほかはみんな民地になっていると思うのですけれども、そういった方たちが除草するのにも、結局どこからどこまでが民地なのかどうなのかというようなお話もお聞きします。そういった測量なさったのであれば、情報の提供などはいかがでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 民地でございますので、そういった地元の方が除草いただいているということは承知してございます。そういった除草、草取りをされるときに、こちらの教育委員会のほうに連絡ございまして、行けるときにはといいますか、そう言ったら失礼でございますが、草刈り、除草をするときに教育委員会のほうも出向いて、そのまま教育委員会で除草できるものではございませんが、連携している部分はございます。そして、そういった中で、測量した成果といいますか、そういったことでお役立てできるものが、なおかつ情報の提供できるものがあれば、そういったご相談の中で前向きに対応、協力関係をつくりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) そちらはよろしくお願いします。 あと、その方たちとお話ししていますと、その方たちがすごく参考にしていらっしゃるのですが、関城の五郎助山、あそこはもう立ち上げて20年ぐらいになるそうですけれども、さまざまな事業をなさっていて、本当に人が集ってというようなすばらしい事業をなさっているのですけれども、そういったことでえのきの会の方たちがまた有志を募ってNPOを立ち上げて、あの辺の一帯の、あそこはすごく歴史的な部分もありますし、五郎助山に並ぶような市の文化遺産になっていくのではないかなということで、そういったお話もございますので、ご相談があった場合はぜひ乗っていただきたいということと、その方たちが言うには、策定計画がなされて、園路であったりとか、遊歩道であったりとか、そういった整備がされるまでにはまだまだちょっと何年かかかるような気もしますが、まずは一番その方たち皆さんが望んでいるのは、国道50号から、あそこ農業資料館がございますけれども、あそこが本当に拠点になると思うのです。そこまでのアクセス道路、多分、真次先輩も言っていましたけれども、協和時代、そこまでの土地を買い上げた経緯、計画した経緯というのがあると思うのですけれども、そちらの計画が死んでいなければそういった計画を前倒しで進めるようなわけにはいかないでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 農業資料館の前の道路用地、これは昭和59年、協和町の時代に計画したものがそのまま進展せずにあるということで確認してございます。そこの部分につきましては、新治廃寺跡の指定区域に重なるか、また重ならなくても、埋蔵文化財には包蔵地といいまして、指定区域の外側でも発掘調査が必要になってきます。地中にどういったものが埋まっているかというものをしませんと、単に構造物をつくることはできないものでございます。そういった意味で、今文化財の保存活用計画をつくっているところでございますので、まずは文化財の保護、そしてにぎわい、それから小学生が農業資料館を見学していただく場合の利便性、そういったことも重々承知しているところでございます。そういったもろもろの課題を含めながら、今後の保存活用計画、そしてにいばりの里の構想といいますか、そういったものに順次進めていく予定でございますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 8番 稲川新二君。 ◆8番(稲川新二君) 今回オープンした道の駅、あそこは派手な交流人口の場です。にいばりの里なんかは地味ですけれども、本当にずっと人を呼べるような場所だと私は思っております。新治廃寺跡、約4万平米ということですけれども、国道50号の南には新治郡衙跡、これは奈良時代の役所跡で、ある文献と内容が、焼き米なんていうのがちゃんと調査の結果出ていたり、倉庫跡なんかがあったり、文献と一致するような貴重な資料的な価値のある埋蔵文化財というのですか、悲しいかな、埋蔵文化財であるので、石碑があって、案内板がちょこっとあるぐらいで、10万平米以上の敷地がそういった埋蔵文化財になっていると思います。 それと、先ほども言いましたけれども、小栗内外大神宮、これも国の指定文化財というのですか。本当にあれはもう、それから小栗判官の中にも登場します照手姫伝説のうわばみ池、ああいったものを巻き込んで壮大なものができるのではないかなと思います。近隣でもそういったものを活用して地元の活性化につなげている地区ってさまざまあると思いますけれども、ぜひそういった場所にしていきたいなと。それにはやっぱり先ほどの民間の力というのも非常に大きな力になると思うので、ぜひ協力していっていただきたい。 そして、私前にも言いましたけれども、農業資料館、確かに年間通すと小学生たちが集って、昔の農具ですか、そういったものを展示してありますが、ぜひ、地元の藤田さんが発掘調査して、数々の遺品というのですか、今現在桜川市のほうに保存を依頼しておりますけれども、新治汲古館に預けてあるものをあそこで展示できればなと。また花を添えるのではないかなという思いもございますので、ぜひ力を入れていただきたい。ぜひ私紹介しますので、民間の方たちともお話しする機会を持っていただきたいということをお願いして、またほかの部長さんには全然質問が行かなかったことをおわびして、私からの質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(仁平正巳君) 暫時休憩いたします。                                休  憩 午前11時59分                                                                              再  開 午後 1時 4分 ○議長(仁平正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 12番 石嶋巌君。          〔12番 石嶋 巌君登壇〕 ◆12番(石嶋巌君) 12番 石嶋巌です。一般質問を行います。 初めに、8月28日未明、記録的な大雨が九州北部を襲いました。佐賀県大町町では、冠水で一時順天堂病院と老人福祉施設200名以上が孤立、鉄工所から大量の油が流出するなどの被害が出ています。総務省消防庁のまとめでは、福岡県、佐賀県、両県で4人死亡、福岡県、佐賀県、長崎県の住宅被害は、一部損壊が6棟、床上浸水が946棟、床下浸水が1,345棟に上ります。被災された人々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、被災者に寄り添い、被災者の生活の再建と被災地の復興のために力を尽くすのが、行政とともに政治の責任であると強く感じます。 9月9日未明には、強い台風15号が首都圏を直撃しました。1都6県で最大93万件の停電が発生しました。停電は、今なお50万件に及びます。筑西市でも、屋根半分を飛ばされ、家財道具が水浸しになり、市に相談に来られた方がいらっしゃいました。担当職員2名が親身に相談に乗っておりました。困ったときに頼りになる市役所の役割は、市民の安心の保障であります。 市長の政治姿勢について質問いたします。市民が市役所に用事があって、来庁者1日当たり何人いるかどうか、伺います。 そうした市民の皆さんの対応を行う職員の研修や教育プログラム、100前後あると新人研修でお聞きいたしました。主にどのような内容の研修があるのか、伺います。 その研修も、すぐに効果が出るものと、ある程度時間がかかるものがあると思います。研修や教育には終わりはありませんが、今後重点的に力を入れる分野はあるのかどうか。あるとすれば、どのような研修を行い、強化していくのか、伺います。 新人研修でストレスチェックを実施したことをお聞きしました。実際の結果、高ストレス12.9%と聞きましたが、詳しい内容を伺います。 さらに、高ストレスに該当した職員には産業医面接を勧めていると聞きましたが、やって終わりではなく、その後のフォローはどのように行っているのか伺います。 療養休暇を取得した職員数とその対応について伺います。 さらに、その職場で業務に支障が起きていないかどうか、伺います。 市役所職員に一番重要なのは、市民の命と暮らしを守ることです。市職員の業務への熱意を維持向上していくためには、気持ちよく働けるよう、働きやすい職場環境を維持していくことが重要であると考えます。 防災対策について伺います。今から96年前の1923年9月1日、関東大震災では、地震や津波で死者、行方不明者が10万人以上に及びました。防災会議による筑西市地域防災計画が策定されております。この中で風水害の歴史を見ますと、今から1,237年前の782年に洪水により、中舘八丁の愛宕山大権現のご神体が田畑に流されたと記されております。地震災害では、今から164年前の1855年11月11日、安政江戸地震、マグニチュード6.9で家屋等の被害が出ておると記録されております。事実を正確に漏らさずに記録に残すということは民主主義の基本であり、後世への大きな責任であると考えます。 近年、突発的な自然災害が多発しております。市としての対策を伺います。 今から4年前、2015年9月9日から11日にかけて、台風10号による豪雨で、川島地区、船玉地区で鬼怒川が溢水、床上浸水111棟、床下浸水96棟の被害がありました。この2地区に避難所が開設されましたが、そのときの問題点や改善すべき点について伺います。 さらに、避難された方々の意見や要望、感想等があればどのようなものだったか、伺います。 災害から市民の生命と財産を守ることは全職員の使命ですと書かれております筑西市職員の災害初動マニュアルがあります。いかに制度や組織が整備されても、それを運用する者の心構えがなければ制度は生かされません。作成部数と職員への定着状況について伺います。 次に、原子力災害について伺います。今から20年前、1999年9月30日、東海村のJCOで我が国で最初の臨界事故が起きました。当時の村上村長は、事態の重大さから、独断で避難指示を出しました。この臨界事故でJCO作業員2名のとうとい命が奪われ、周辺住民を含む667名が被曝しました。さらに、風評被害では、茨城特産の干し芋、納豆の売り上げが激減いたしました。筑西市は那珂市と災害協定を結んでいますが、仮に那珂市から避難者を受け入れる場合、体制は整っているのかどうか、伺います。 2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震により、日本史上最大最悪の東電福島第一原発が炉心溶融事故を起こしました。いまだにふるさとに帰れない福島県民は約10万人、住民登録を福島に残したままの避難者は6万人。原発事故は、ふるさとを奪う異質の災害をもたらします。 今から100年前に田中正造さんは、「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」と残しました。今こそ謙虚に受けとめることが大事なことと考えます。 首都圏原発である東海第二原発は、半径30キロ圏に96万人も住んでおります。3.11のときも、津波があと70センチ高ければ、海水が入り、全てのポンプが不能になる寸前でした。さらに、使用済みの高レベル放射性廃棄物は、再処理するという核燃料サイクル政策、1兆円もかけた「もんじゅ」は廃炉となり、破綻しております。高レベル放射性廃棄物の最終処分場もいまだに決まっておりません。放射線影響の観点から、数万年にわたって人間の生活環境から遠ざける必要があります。稼働から40年も経過した老朽原発、東海第二原発の再稼働をとめることが、原発による異質の災害をなくす確かなものであると考えますが、市長の考えを伺います。 消費税増税について伺います。消費税導入前の1988年から現在の8%、30年間を、消費税導入で社会保障はどう変わったかを見ますと、医療の本人窓口負担、1割から3割に、高齢者の外来窓口負担は定額800円から、2割から3割に、厚生年金の支給開始年齢は60歳から65歳に、負担増の連続です。消費税10%増税の負担増は、家計や個人商店、中小企業を直撃し、消費や景気を冷え込ませます。米国のサマーズ元財務長官も、金融危機以来最も危険な瞬間かもしれないと言いました。こうした中で、消費税の増税は、世界経済にとっても、日本経済にとっても、筑西市の市民にとっても無謀というものです。プレミアム商品券の申請書の送付件数、購入引きかえ券の送付件数を伺います。 プレミアム商品券は、筑西市内でしか使えません。利用できる店舗数はどのぐらいあるのか伺います。 また商売を営んでいる市民の声をどのぐらいつかんでいるのか、お伺いします。 私も商店街の皆さんに伺ってまいりました。異口同音に、商店街ではなくなってしまった。ふえたのは、居酒屋と学習塾と駐車場とおっしゃっておりました。また、カード決済、ポイント還元、8%、10%、混乱する。人がいない、さっぱり。消費税より累進課税のほうがいい等々、切実な声をお聞きしてきました。 次に、農業問題について伺います。農林水産省は、2018年度の食料自給率、2017年度より1%低下し、37%カロリーベースになったと公表しました。過去最低の水準です。 2001年7月、アメリカ農業クラブ連盟で、当時のブッシュ大統領は次のように話しました。食料を自給できない国を想像できるか。そんな国は、国際的な圧力と危険にさらされている国だ。食料自給率は国家安全保障の問題であり、アメリカ国民の健康を守るために輸入食品に頼らなくてよいのは何とありがたいことか。ここには真実が述べられていると思います。 米の消費減少に加え、農業の生産基盤の弱体化がいよいよあらわになってきています。とりわけ深刻なのは、農業生産の担い手の高齢化と急速な減少です。このまま進めば農業技術の継承も途絶えてします。 ことしの夏の天候不順による米や野菜、果物など生産への影響について、作況について把握している状況を伺います。 米栽培農家は、毎年米価が決まらない中で稲刈りを行っていますが、この状況は食管法が廃止されてからのことです。どのように考えているか、伺います。 農業委員会で従事者アンケートを実施しましたが、どのような目的で行ったのか、送付件数等伺います。まだ集計ができていないということですので、集計ができ次第、結果について報告をいただきたい。 さらに、アンケート結果、どのように生かしていくのか伺います。 これ以上、農産物の自由化で農業を破滅に追い込むのではなく、食料主権に立って、農業を抜本的に再生させるための政策転換が必要なことを強調いたします。農業の多面的な発展、価格保障や所得保障などによる農業経営条件の抜本的な改善、若者が安心して就農できる条件の整備などで、大小多様な家族経営が成り立ち、農業の多様な担い手を大幅にふやすことが農業を守っていく確かな道だと考えます。さらには、地域の集落を維持していくことにもつながり、ひいては筑西市の人口減少の大きな歯どめにもつながっていくものと考えます。 1回目の質問は以上であります。あとは質問席で質問いたします。 ○議長(仁平正巳君) 石嶋巌君の1回目の質問に答弁願います。 まず、須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 石嶋議員さんの東海第二原発の再稼働につきましてご答弁を申し上げたいと思います。 ことしの2月に日本原子力発電は再稼働ということで、そういう意向を示しておりますけれども、しかしながら再稼働に当たりましては、県及び東海第二原発5キロ範囲内の6市村がございますけれども、これの事前協議によりまして、実質的に事前了解を得るという協定を結んでおりますので、この6市村の同意がなければ私は再稼働はないものと思っているところでございます。 今後も県及び周辺6市村の判断を注視いたしまして、その判断に寄り添った行動をとっていきたいと思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 石嶋議員さんのご質問にお答えをいたします。 初めに、市役所の利用者について、1日どれぐらいいるのかというご質問でございます。本庁舎が入るスピカビルは、市役所のほか、下館商工会議所及びテナント等が入居する複合施設でございます。建物へのアクセス手段である入り口が複数あるため、市役所を訪れる来庁者の方のみを正確にカウントするのは難しい状況にあることをまずご理解いただきたいと思います。その上で、来場者につきまして、1階東側の案内と西側の総合案内において、それぞれの入り口から来場される方をカウントしております。1日当たりの平均は、平成29年度が887人、平成30年度が1,063人、令和元年度7月までで1,125人でございます。 続きまして、職員研修について、研修の内容及び効果についてご答弁をさせていただきます。職員研修につきましては、地方公務員法第39条の規定により、筑西市職員研修規程及び筑西市人材育成基本方針に基づき実施をしております。研修の分類といたしましては、階層別研修、統一的研修、特別研修、派遣研修がございます。 研修内容を申し上げますと、階層別研修は、新任職員、係長、課長などの役職別に行うもので、職務を遂行する上で必要な知識、技能、教養等を習得するための研修でございます。 次に、統一的研修は、特定の制度や規範等の習得を目的とする研修です。例としましては、コンプライアンス研修、交通安全研修、ハラスメント防止研修などがございます。 次に、特別研修は、職務執行上必要な専門的知識及び技能の習得を目的とする研修でございます。例としましては、接遇研修や手話講座のほか、茨城県自治研修所が主催する各種講座がございます。 次に、派遣研修は、他の機関へ職員を派遣する研修になります。現在、国や県の機関等に実務研修生として職員を派遣しているところでございます。 なお、昨年度、平成30年度につきましては、延べ約1,600人の職員が各種研修を受講しているところでございます。 これらの研修受講の効果でございますが、毎年実施しております窓口来庁者の満足度をはかる窓口アンケートによりますと、職員の窓口対応に、満足、おおむね満足と回答する来庁者が80%を超えております。市民サービスの向上を目的とした接遇研修や手話講座の効果が出ているものと思われます。 また、その他の研修につきましても、研修受講者の自己啓発はもちろんのこと、個人の研修成果を組織で共有している場面も見受けられますので、職員研修の意義は非常に大きなものがあると考えているところでございます。 次に、今後強化すべき項目とのご質問でございます。筑西市人材育成基本方針では、職員に求められる能力としまして、役職別に目標を設定しております。例として、若手職員である主事には職務遂行能力や接遇能力、組織のリーダー的役割を担う係長には課題解決能力や政策立案能力、組織のトップである部長には政策判断能力や組織経営能力、このようにそれぞれの役職ごとに期待される能力が目標として設定されているところでございます。これを達成するため、職員一人一人が、どの能力が足りているか、どの能力が不足しているかを正確に認識し、研修の機会を通して能力向上に努める必要があるものと考えております。 今後も、既存の研修内容を充実させるとともに、時代に即した新たな研修を取り入れるなど、積極的かつ効果的に研修を実施し、職員の資質向上から市民サービスの向上につなげてまいりたいと存じます。 続きまして、ストレスチェックについてのご質問でございます。ストレスチェックの実施状況と結果についてご答弁申し上げます。平成27年12月からメンタルヘルス不調の1次予防対策として、ストレスチェックが制度化され、職員に対するストレスチェックが事業者に義務づけがされております。本年度はまだ結果が出ておりませんので、平成30年度の実施状況を答弁させていただきます。平成30年度は、9月9日から9月12日まで、臨時職員等を含みます1,142人を対象に実施をいたしました。その結果は、受検者が979人、受検率としましては85.7%でございました。この結果、高ストレスという診断が出た場合の対応と対策についてでございますが、高ストレス者と判断された職員に対しましては、職員による面接を行い、さらに面接指導を申し出た職員に対して産業医による面接指導を実施しております。また、全職員にグループウエアを活用し、ストレスの解消法、相談等によるストレスへの対処法の周知も行っているところでございます。 最後に、療養休暇についてのご質問にご答弁をいたします。療養休暇を取得した職員数と対応についてのご質問でございますが、平成30年度の療養休暇を取得した職員は、延べ264人でございます。実人数としましては122人でございます。そのうち、30日以上の長期療養休暇を取得した職員は18人でございます。対応につきましては、長期療養休暇者の状況に応じ、産業医による面接指導、復帰等に向けた相談等を実施しているところでございます。 療養休暇を取得している職場等では業務が滞らないかとのご質問でございますが、通常は所属長の指示により、課内職員が連携し、業務の遅延がないように努めているところでございます。しかし、長期療養休暇を取得した場合には、状況に応じて臨時職員を雇用して対応しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、鈴木市民環境部長。 ◎市民環境部長(鈴木建國君) ご答弁申し上げます。 まず、突発的な自然災害に対する市の対策でございますが、災害に対し適切な防災活動を実施するため、平成31年3月に筑西市地域防災計画の改定を行いました。また、大規模災害発生時においては、職員及び庁舎の被災に伴い、行政機能の低下が予想されますので、優先的に実施すべき業務をあらかじめ特定し、必要資源の確保及び配分等の方策を定めた筑西市業務継続計画を平成31年2月に策定しております。さらには、外部の応援を円滑に受け入れるため、令和元年8月に筑西市災害時受援計画を新たに策定いたしました。そのほかにも、市民の防災意識の向上や地域コミュニティーで相互に助け合う共助の推進を図るため、自主防災組織の結成推進や補助金の交付、防災力の向上の担い手となる人材を育成するため、防災士資格取得に要する補助金の交付などに取り組んでおります。 続きまして、4年前の鬼怒川水害の際の避難所に関する問題点等についてご答弁申し上げます。関東・東北豪雨の際に開設した避難所の問題点及び改善点について、平成27年9月、関東・東北豪雨に係る報告書によると、避難所の環境面及び運営面につきまして不十分であったとの報告がございます。まず、環境面においては、避難所での生活に必要な備蓄品等の不足、間仕切りがなく、プライバシー確保が不十分など、避難された方々からご意見をいただいております。運営面におきましては、避難所運営マニュアルが有効に活用されなかった、情報の共有化が図られず、避難所を運営する職員が問い合わせや要望に十分に対応できなかったことなどがございました。 この関東・東北豪雨からもうすぐ4年となりますが、この間、環境面では、避難所で必要なアレルギー対応食品、缶詰やレトルト食品、アルミマットやカーペットといった新たな備蓄品の充実、さらにはプライバシー確保のため、段ボール間仕切りや簡易型テントの調達、また運用面では、避難所の円滑な運営のため、業務継続計画や受援計画の策定などを進めてまいりました。今後も避難所運営を含めまして、災害時に備え、日ごろから担当職員のみならず、全職員一丸となって、市民の生命、財産を守るべく、防災、減災対策を進めてまいります。 続きまして、避難された方の感想等についてご答弁申し上げます。先ほどの答弁と若干重複する部分がございますが、避難された方々からは、自宅を含めた避難指示地域の情報が欲しい、アレルギー対応の乳幼児向けの粉ミルクが欲しい、他の避難者との間に仕切りがなく、プライバシーが確保されない、高齢者を特に支援してあげてほしいなどのご意見、ご要望がございました。 続きまして、防災初動マニュアルについて答弁申し上げます。筑西市職員災害初動マニュアルにつきましては、昨年度末、900部作成しまして、議員さんを含めまして、市役所全職員に配付してございます。この職員災害初動マニュアルは、災害時における市職員の非常配備手順及び防災行動計画でありますタイムラインを簡潔にわかりやすく編集した携帯カード型のマニュアルでありますので、常日ごろより各職員が財布やバッグ等に携帯し、災害への備えをしていただいているものと考えております。 続きまして、原子力災害について、那珂市からの避難者を受け入れる体制についてご答弁申し上げます。国の防災基本計画におきまして、原子力発電所からおおむね30キロメートルの範囲の地方公共団体においては広域避難計画を策定することになっております。那珂市におきましても、この30キロメートル圏内に該当していることから、平成28年1月26日に災害時における相互応援に関する協定書及び原子力災害時における県内広域避難に関する協定書を筑西市と結んでおります。 市の受け入れ体制でございますが、那珂市民の一部、約3万7,000名の受け入れを想定しており、市内の小中学校及び高等学校、体育館、計32カ所を避難所として予定しております。避難所の開設等受け入れ業務につきましては、那珂市の要請に基づき筑西市が行うものとしておりますが、できるだけ早期に筑西市から避難所の運営を那珂市に移管させることとしております。また、避難に当たっては、那珂市は県と連携しまして、筑西市の負担が過大とならないよう配慮しなければならないとされております。 筑西市が避難の受け入れをする場合の期間は、原則として1カ月以内となっております。 また、避難所運営に必要な物資及び防災資機材等については、那珂市が県と協力し、確保するものとし、避難に要した費用は那珂市が負担することとなっております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、關経済部長。 ◎経済部長(關紀良君) 石嶋議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 まず、消費税増税について、商売を営んでいる市民等の声をどのくらいつかんでいるかでございますが、事業主と接する機会の多い商工会議所、それと商工会様から確認しましたところ、軽減税率対象の8%のものと標準税率対象の10%のものが販売対象として混在しているということでございました。店舗については、対応に苦慮している様子が見受けられるようでございます。例えば持ち帰りの食料品が8%、ついている箱であればそのままでよろしいのですが、箱を買って持ち帰るというときには、箱代は10%ということが発生するようでございます。 また、国からの支援としまして一部補助もございますが、複数の税率に対応できるレジ等の導入やシステムの改修費用に負担が発生しているそうです。キャッシュレスにつきましては、既に対応できている機器を購入している事業者もあるようですが、今後導入を検討している事業者様からは問い合わせの声が多いと伺っております。 なお、国が決済手数料や決済端末導入代金を補助するキャッシュレス・消費者還元事業でございますが、8月21日時点で市内の小売業やサービス業の72店が登録申請している状況でございます。また、キャッシュレスに対応できる機器を導入せず、今までどおり現金で対応するという事業者もあると聞いております。 続きまして、プレミアム商品券の申請書の送付件数等でございますが、プレミアム商品券を購入できる対象者につきましては、住民税非課税の方と子育て世帯の世帯主の方となります。対象のうち、住民税非課税の方には事前に購入引きかえ券の交付申請をいただくことになっておりまして、該当と思われる方には商工振興課より7月下旬に申請書を送付いたしました。送付数につきましては、世帯ごとに送付いたしまして、約1万2,000通、それと対象者数としましては、約1万7,000人ほどでございます。送付後も未申告の方の申告等により、対象と思われる方には随時申請書を送付しているところでございます。 購入引きかえ券につきましては、住民税非課税者分は申請書の審査終了後に、子育て世帯分を含めて9月下旬に郵送する予定となってございます。購入引きかえ券は、対象者お一人様に1枚送付することになっておりまして、送付数は約5,000通と見込んでおります。 なお、9月下旬以降から受け付け期間の11月30日までの申請につきましては、審査後に購入引きかえ券を順次郵送いたします。 今後も、事業の目的であります消費税率の引き上げが家計に与える影響を緩和するとともに、地域の消費を喚起、下支えするために、商工団体と連携を図りながら事業の周知を推進してまいります。 次に、利用できる店舗数はどのくらいあるのかということでございますが、利用できる店舗につきましては、広報紙「ピープル」やホームページ、下館商工会議所、筑西市商工会の会報を通じて、7月1日から募集しております。8月9日までに登録いただいた事業所につきましては、取扱店一覧表を作成し、購入引きかえ券に同封して送付する予定でございます。取扱店一覧表に記載しております店舗数は413店でございます。取扱店の申し込み期間は12月27日となっておりますので、取扱店一覧表を作成後に申し込んでいただいた事業者につきましては、ホームページにてお知らせをしております。また、全ての取扱店にのぼり旗やポスターを掲示しておりますので、利用しやすいと考えております。 ちなみに、今9月11日でございますので、取扱店が10店ほどふまして、現在は423店となっております。 続きまして、農業についてでございます。天候不順による米や野菜の生産の影響についてでございますが、議員さんご質問のとおり、梅雨入り後の長雨や日照不足、低温の影響を受けて、こだますいか、大玉すいかにつきましては一部に品質の低下が見られ、7月に入って販売単価が低迷したというところでございます。また、梨につきましても日照不足の影響を受けまして、9月出荷のメーンとなります豊水でございますが、これにおきましては生理障害の一つであるみつ症が発生しており、前年に比べて出荷量は少し減少するものというように見込まれます。 また、米についてでございますが、コシヒカリの生育状況について申し上げますと、出穂時期は平年より4日から9日おくれと。それから、収穫適期につきましても、平年の3日から9日おくれという状況と伺っております。 なお、関東農政局より公表された令和元年産水稲の8月15日現在におきます作柄の概況では、茨城県については平年並みと見込まれておりますという状況でございました。 続きまして、米栽培農家の毎年の米価が決まらない中でというご質問でございます。筑西市では、主食用米の価格安定のため、飼料用米を軸とした新規需要米の作付を推進しております。主食用米の平成30年度生産数量目標3万867トンに対して生産量は2万6,637.6トン、目標対生産率、これは86.3%、同じく平成29年度の生産数量目標3万867トンに対して生産数量は2万6,618.5トン、目標生産率が86.2%で、主食用米の生産量の目標値を達成しております。これによりJA北つくばにおける買い取り米価格は、平成30年度、平成29年度とも1俵当たり1万4,000円台を維持しております。引き続き、この新規需要米の作付を拡大、推進し、主食用米の価格安定に努めてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、山形農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(山形浩之君) 石嶋議員さんのご質問のうち、農業委員会所管のものにつきましてご答弁申し上げたいと思います。 まず、4番の農業についての農地利用実態調査の集計結果について伺いたいということでございますが、結論から申し上げますと、まだ集計結果は出ておりませんので、本年度の調査概要につきまして説明をさせていただきたいと思います。 初めに、調査の目的でございますが、農地利用の集積、集約化を着実に推進することを目的としまして、農地の利用状況や今後の活用意向等について調査を行うものでございます。そして、本年度の調査の対象は、下館地区のみを対象としてございます。5月から6月にかけまして、農地台帳に基づき調査個票を作成し、7月末に対象者となります4,199人の方に調査票を発送いたしました。8月末現在、2,382人の方から回答をいただき、回収率は57%ということになっております。9月に未回答者のリストを作成いたしまして、10月から11月にかけまして、農業委員さん、農地利用最適化推進委員さんに担当地区を戸別訪問していただきまして、未回答者分を回収していただくという予定になっております。その後、集計作業に入りまして、年度内には集計結果を出せるように努めてまいりたいというふうに考えております。 続きまして、この調査を今後どのように生かしていくかということでございますが、経済部の農政課、あるいは水田農業振興課、そして茨城県、農地中間管理機構など関係機関とも連携を図りまして、相対での農地の貸し借りの解消や農地の出し手、受け手を掘り起こしまして、人・農地プランに沿った農地の集積、集約に生かしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 12番 石嶋巌君。 ◆12番(石嶋巌君) 最初に、市長の東海第二原発についての回答がありました。5市1村の首長さんの判断を見るとおっしゃいましたが、須藤市長自身の東海第二原発再稼働の動きに対しての考えを再度お聞きしたいと思います。 それと、須藤市長に対しては、全国市長会においても東海第二原発の再稼働ストップをぜひとも声を大にして取り上げていただきたい、強く思います。 総務部長の答弁で、来庁者が1,000人からいらっしゃるとお聞きしました。複合施設になっておりますが、この市役所に直接用事があって来られる方ばかりではないと思いますが、そうした方々に対して市職員の皆さんは適切な対応をとられていると思います。先ほどの窓口満足度でもかなり高い数値が報告されました。そこで、教育は確かに必要です。それと同時に、ストレスチェックで1,140人対象で979人、87%実施されたということなのですが、高ストレスで対象になった人数がお聞きできませんでした。再度お聞きすると同時に、高ストレスに対して面接とか相談を実施していると伺いましたが、人は城なりと武田信玄も言っておりますが、職員の能力を最大限に発揮するためにも、こうしたストレスチェックを克服していくことが求められていると思います。 それと、市民環境部長の答弁をいただきましたが、日常的な防災意識の向上、これが確かに大事だと思います。さらに、避難所での環境面、プライベート、これは貴重な経験だと思います。筑西市の地域防災計画にもありますが、食料品の備蓄も大分充実していると思います。そうした貴重な経験を生かすためにも、先ほどありました情報の共有化、これを強めていくことが必要だと思います。 防災初動マニュアルがありますが、900部の発行と聞きましたが、ストレスチェックが979人、1,140人からの該当者でということでありましたが、900部では少ないのではないかというふうに思います。 次に、那珂市から3万7,000人も受け入れる、32カ所を設定していると答弁いただきましたが、原発事故は異質の災害です。危険があります。福島第一原発事故、8年半になりますが、いまだに10万人が帰れません。避難期間が1カ月以内とされておりますが、1カ月ではとても短い期間ではないかと思います。再度伺います。 次に、経済部長の答弁について伺います。商工会議所の話を聞いたということで、複数税率で対応に苦慮しているとおっしゃいましたが、まさにそのとおり、本音の言葉だと思います。こうした苦慮させるような消費税10%増税は、全く道理がないということが証明されていると思います。さらに、キャッシュレスで決済手数料を国が負担すると言いましたが、これは期限があるものです。生活や商売は持続しております。その持続の中でこの負担の期限を切られては、その後の負担は商売をしている人や生活者にかかってきます。 それと、プレミアム商品券、それで家計を支える、消費を喚起すると経済部長はおっしゃいましたが、これは余りにも無責任と言えるのではないかと思います。消費を喚起するのは消費者の財布を温めることが肝要と考えます。 それと、423店になったと言いますが、この周知徹底も必要かと強く思います。 天候不順の農産物への影響について、詳しく伺いました。日照不足で豊水のみっ症の発生、これもところによると30%に及んで出荷ができないということも伺っております。さらに、台風15号による落下による被害も出ております。こうした中で、やはり農業を支えていくためにも、こうした農作物の被害に対しては農業共済の共済システムもありますが、それでは補うことができない部分、何とか補填をできる手だてはないかと考えます。 それと、JA北つくばで1万4,000円台を目指していると答弁がありました。農林水産省の試算によりますと、米の生産原価は1万6,000円です。2,000円の赤字になります。そうした赤字の米づくりをいつまでも強いることはできないと思います。ことしの水田を見ましても、田んぼによってはヒエや雑草が生い茂っている田んぼが目につきました。この雑草による被害は、収穫が1割から2割減ります。こうした勤労意欲、作物をつくる意欲をそぐような施策は改めるべきだと考えます。 それと、従事者アンケート、下館地区のみとおっしゃいましたが、旧3町はなぜ実施しなかったのかお聞きします。 ○議長(仁平正巳君) 石嶋巌君の2回目の質問に答弁願います。 初めに、須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 東海第二原発の再稼働ということでございますが、5市1村の話し合いによりまして、事前了解、そして同意がなければ再稼働はないと言っておりまして、それを指示したいと思いますし、また44市町村にそのようなアンケートが行きました。44市町村も5市1村の意見に同意をするということでございますので、しっかり見きわめていきたいと思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) ご答弁申し上げます。 高ストレスの対象者でございますが、割合にしまして12.9%でございます。こちらの高ストレスを克服していくということは大変な課題でございます。当市といたしましては、1次予防として、メンタルヘルス不調となることをまずは未然に防止する。2次予防としまして、メンタルヘルス不調を早期に発見し、適切な対応を行う。3次予防としまして、メンタルヘルス不調となった職員の職場復帰を支援する、こういったものを職員の面談、産業医の面接指導を含めて対応してまいりたいと考えております。 また、ストレスチェックの受検率が低いのではないかというご質問でございます。ストレスチェックにつきましては、職員に対して義務化をされていないため、任意の受検となっております。そのため、こういった数字が出てまいりましたが、職員がなるべく受検しやすい、期間を延長するですとかそういった対応をして、なるべく多くの方に受検いただけるように対応してまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 次に、鈴木市民環境部長。 ◎市民環境部長(鈴木建國君) 防災初動マニュアルの配付数でございますが、比較対象となりましたストレスチェックにつきましては、臨時職員を含めた全職員が対象となっております。初動マニュアルの配付につきましては正職員のみとなっておりますので、災害対応をすることとなる正職員には全て行き渡っていることとなります。 続きまして、那珂市民の受け入れ期間1カ月では短いのではないかというご質問ですが、こちらの期間につきましては、協定上は原則1カ月となっております。当然災害の状況によりまして、避難期間が長くなれば別途協議の上、避難期間も、また受け入れ期間も長くなるというふうに考えているところでございます。 ○議長(仁平正巳君) 關経済部長、時間が来ておりますので、端的にお願いします。 ◎経済部長(關紀良君) お答え申し上げます。 まず、増税の影響ということで、商売を営んでいる方の声、窓口相談に来ていただいたときには十分対応したいというように考えてございます。 それから、プレミアム商品券の下支えということに関しましては、2割のプレミアムがついてございます。5,000円の商品券を4,000円で買えるというプレミアムがついております。 それから、店舗数のお知らせでございますが、ホームページ、それとお知らせ版にて十分に周知したいというように考えております。 天候不順でございますが、これはこれから対応していきたいというように思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 時間が参りました。 ◆12番(石嶋巌君) 以上で終わります。 ○議長(仁平正巳君) 暫時休憩いたします。                                休  憩 午後 2時 5分                                                                              再  開 午後 2時20分 ○議長(仁平正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 17番 外山壽彦君。          〔17番 外山壽彦君登壇〕 ◆17番(外山壽彦君) 17番 明政会、外山でございます。本日、きょう最後の質問者となってしまいましたけれども、お疲れでしょうが、しばらくの間おつき合い願いたく思います。 さて、前々から議員さんたちが今現在の自然災害に対してお見舞いを申し上げております。後で触れますけれども、この筑西市内でも1986年、昭和61年の小貝川、大谷川の台風10号によって、建設省始まって以来の激甚の災害交付を受けた経緯があります。あれからもう既に33年ですが、災害は忘れたころにやってくるのではなくて、今は忘れないうちにやってくるという認識のほうが強いだろうというふうに思います。まずもって、千葉の方々に特にお見舞いを申し上げます。早く電気がつきますよう、お祈り申し上げます。 では、一般質問の通告に従いまして、一般質問をただいまより行います。まず最初に、筑西市の道の駅についてであります。そもそも道の駅というのは、1993年に国土交通省が一般道路から休憩所とトイレをつくるということで、当時島根県に第1号ができました。それから今、全国で1,160。恐らくこの筑西市のグランテラス筑西は1,146番か1,147番だと思います。でも、昨今は、道の駅の形態を利用しまして防災機能を踏まえた、さらには情報発信基地としての地方自治体のまちづくりのためにならないかということで、そういうことで昨今の道の駅づくりは進んでおります。 また、7月11日以来、今道の駅グランテラス筑西は、うれしい悲鳴が上がっております。といいますのは、私の周りの方々も、いつ行ってもいっぱいだ、いつ行ったらすくのですかとよく言われます。これは、鈴木駅長を初め多くのスタッフの方々のご努力のたまものだと感謝をしておりますが、またこの中でちょっと質問をさせていただきますが、旅雑誌「じゃらん」という雑誌があります。じゃらん道の駅満足度ランキング2018というのがあります。全部は紹介できませんけれども、第9位が島根の道の駅キララ多伎、それと新潟のふるさと村。何が有名かというと、やはりそこにある、新潟で言えば潟王という道の駅でしか売っていないお酒。また、8位は道の駅象潟、これ秋田でございます。イワガキが有名です。それと、福岡のうきは。チーズと温泉だそうです。この近くでは猪苗代、福島県です。地鳥を使った釜飯。そして、ベストスリーが広島の世羅。マツタケのにおいでもってシイタケのような食感があるという松きのこ。そして、オリジナルのコーヒー。第2位が、これは皆さんご存じだろうと思いますけれども、実は福岡の宗像にある道の駅です。これは魚介類専門です。特にヤリイカがすごいそうです。そして、何といっても「じゃらん」の第1位は兵庫県淡路市です。ここは明石海峡の真下にある風光明媚なところで、淡路牛とタマネギの特産で第1位を獲得しております。 ただ、筑西市でも人が入り切れないほど今にぎわっております。そして、また、きょうの新聞には、道の駅の第3弾のものづくりというこのようなパンフレットがきょう入りました。これはまさに鈴木駅長がイベントを通して人を呼ぼうということで始まったのだろうと思います。このおかげで恐らく多くの人たちがグランテラス筑西に押しかけているのだろうというふうに思います。ただ、道の駅をつくるのは、やはり地場産業の育成というのは大きな問題であります。筑西市の道の駅グランテラス筑西にしかないもの、ない食材、ない景色、ここにしかないものというのは何か。これをやはり今のうちに手を打って考えておかないと、人がわざわざグランテラス筑西に来るようなことはなくなるだろうと思います。過日の茨城新聞の記者手帳のコラムに、実は菊池副市長のコメントが載っておりました。今現在、レジを通したレシートが7,000枚。そして、来客数は1万人近くあると思いますというコメントが載っておりました。これをざっと換算すれば、1日1万で300日とした場合、これで300万人です。あの有名な群馬県川場村の川場田園プラザ、あそこが180万人。3,300人の人口に対して180万人。下妻市が今80万人。思川の道の駅が約100万人。それから見れば、いかに今この出発がすばらしいものだったかなというふうに思います。ですから、今のうちに、イベントをやるのも物すごく大事です。ですけれども、筑西市のグランテラス筑西にしかないもの。1つ挙げれば下館ラーメンでも結構です。といいますのは、皆さんも行ったことがあろうかと思いますが、茂木町の道の駅、あそこはユズを利用したゆず塩らーめんがかなり有名です。これで客を引っ張っております。このように、やはり道の駅の地元産でつくられるものは何か、そういうものを探し出し、売り出す必要があろうかと思います。 まず、第1回目の質問につきましては、グランテラス筑西の特徴、誘客のための最大のものとは何でしょうか。それについてまずもってお伺いいたします。 あとは質問席にて質問いたします。 ○議長(仁平正巳君) 外山壽彦君の質問に答弁願います。 猪瀨土木部長。 ◎土木部長(猪瀨弘明君) グランテラス筑西誘客のための最大の特徴について、外山議員からのご質問にご答弁申し上げます。 まず、誘客のための最大の特徴はどのようなものかについてでございますが、約4.8ヘクタールの広大な敷地を有効に生かしたさまざまな施設、機能を有しているところと認識しております。当道の駅の名称であるグランテラス筑西を決定するに至った経緯においても、広大な敷地、広場があり、洗練されたイメージが当道の駅の特徴としてうまく表現されていることから選定されております。 道の駅の基本である農産物、物産の直売所は、本地域の有数の農産物を生かすべく、広いスペースで数多くの産品を取りそろえるほか、清潔で洗練された陳列にこだわり、お客様からもデパ地下みたいだという好評もいただいております。飲食につきましては、数多くのテナントによりさまざまなメニューを提供しておりますが、お総菜店を初め、テイクアウトされた商品も充実させ、道の駅にいる間だけでなく、家に帰ってからも食を楽しんでいただけるよう取り組んでおります。そのほか、キッズスペースや遊具、芝生広場により、子育て世代の方にも楽しんでいただける滞在型の道の駅となっております。とともに、ドッグランやコインシャワー、コインランドリー等、ほかの道の駅にはない機能も有し、さまざまな要望にも応えられるような施設となっております。これらの多くの施設、機能を有することが、まず本道の駅の最大の特徴と考えております。さらに、外山議員がおっしゃるように、地場産品を生かした道の駅独自の品物もこれからの研究課題かなと思っていますので、つくってもらえるように、各地元企業、ちくせい夢開発にも協力してもらいたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 17番 外山壽彦君。 ◆17番(外山壽彦君) 最大の特徴は何かという質問でしたのですが、今部長が言われたのはほとんど全て、道の駅に陳列されているもの全てをおっしゃられているような気がします。それだとやはり特徴というものがつかめないのではないかというふうに思います。 それで、ちなみに、広大なグランテラス筑西ということですが、先ほど言いました群馬県の川場田園プラザは7ヘクタール、常陸大宮市はうちより広くて5.5ヘクタールあります。これは河川敷も含めております。ですから、そういう中でのいろいろなやりとりがあってよろしいのだろうと思います。 ただ、道の駅と言えば朝どれの野菜というのはどこでも扱っています。どこでも扱っているものを、古河市のまくらがの里は野菜をかなり厳密化して、本当においしい野菜をつくるということで、ここ何カ月前から急に売り上げが伸びたそうです。ですから、野菜はもちろんですが、筑西市として何か足りない、ずば抜けたものを打ち出す必要があろうかと思います。でも、今部長が答弁されたように、全て間違っていることではないです。ただ、その中でも特に特徴ある、これだったら絶対負けないというものをやはりここ1年以内ぐらいにつくり出さないと。といいますのは、今は道の駅を目的で家族旅行に来ます。わざわざ道の駅に来るのです。ただのドライブの帰りにトイレに寄った、休憩に寄ったというのはないのです。今は道の駅目標で来ますので、その辺がやはり少しでも交流人口をふやす。筑西市がよりにぎやかになることを願っております。ですから、ご努力のほうは鈴木駅長を中心にお願いをしたく思います。 次の質問に変わります。今現在、買い物客についてなのですが、オープン後の1カ月の買い物客は、先ほど記者手帳の中で副市長が、レジが7,000枚、それと一般客は1万人近く来ていると思いますというコメントがありました。これ恐らく間違いないだろうと思います。ただ、これが半年も1年も続きませんので、できましたならばこれが幾らかでも続くようにご努力をお願いしたいと思います。買い物客につきましての質問は、削除いたします。 続きまして、ハイブリッド道の駅の根拠についてお伺いいたします。 ○議長(仁平正巳君) 猪瀨土木部長。 ◎土木部長(猪瀨弘明君) 外山議員からのご質問にご答弁申し上げます。 当市の道の駅のコンセプトは、「fun! fan! fan! ~みんなが楽しい道の駅~」でございます。これを具現化するに当たり、さきに答弁申し上げたとおり、従来型の道の駅の機能に、これまでの道の駅になかったさまざまな施設、機能をプラスすることで、子育て世代からシルバー世代までの3世代にご利用いただける施設となることを目指してまいりました。このことを端的にあらわす言葉として、鈴木駅長が造語いたしたものが複合型ハイブリッド道の駅でございます。現に開業後にご来場いただいているお客様層を見ましても、これまでの道の駅のメーンターゲットであったシニア、シルバー世代から20代の若者世代まで幅広い方々のご来場もいただいていると認識しております。今後も皆さんに楽しんでいただける道の駅であり続けるよう、道の駅としての基本機能を充実させてまいりたいと思っており、さまざまなアイデアをプラスしながら、株式会社ちくせい夢開発には運営をしていただきたいと存じております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 17番 外山壽彦君。 ◆17番(外山壽彦君) ハイブリッドというのはそういう意味ではなくて、異種同士が一つに結合されて一つのものをつくる。今世間で言われているのは、自動車なんかがハイブリッド車ということを言われています。あれは電気とガソリンが融合して、車の動力になっているというのでハイブリッドというのです。ですから、確かにイメージ的にはそういうイメージではなくて、ハイブリッドというと先進的な、将来的な、未来的なというイメージがどうしても我々なってしまいますけれども、ハイブリッドというのはそういう意味で、異種のものが一つになるという意味で私は捉えておりましたので、ハイブリッド道の駅ということでうたっておりますけれども、その辺にはどんな意味があるのかなということで質問をさせていただきました。ただいま部長から答えられて、遊具場所がある、ドッグランがある、食べ物屋がある、肉があると。そういうものでハイブリッドというイメージで捉えてお話をしてくれたのだろうと思いますので、これは承知いたしました。 続きまして、これは再三道の駅について説明を部長に過去に投げかけております。最近の道の駅は防災機能を有しているところが非常に多いし、国土交通省も、やはり道の駅というのは、駐車場がある、厨房がある、トイレがある、いろいろな情報発信するところもある。そういう意味で、道の駅には防災機能、防災拠点となるべきところがある。特に筑西市の道の駅は、あの道を下がりますと消防署があり、警察署があります。さらにもう少し行きますと中核病院があります。まさに防災拠点としては非常にすぐれたところであるなというふうに私個人は思っておるのですが、あのときにソーラーパネル、太陽光のあれはつけないのですかということで、それはやりませんということをおっしゃられました。今からどうこうということではないのですが、今ある道の駅の設備の中で防災拠点となり得る何か品物はございますでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 猪瀨土木部長。 ◎土木部長(猪瀨弘明君) 今現在ある施設としましては、外山議員にも再三答弁しましたけれども、あくまでも普通の一般的な施設での維持管理できる設備でございまして、受水槽も40トンということで、トイレの処理水で言えば1.8日分ということでございます。特段大きな受変電を持っているわけではありません。あくまでも太陽光のソーラーパネルをやらなかったというのは、あの部分の数%の電力しか賄えないということで、私は答弁をしたつもりであります。 まず、道の駅の目的は、道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供と地域の振興に寄与することであり、休憩機能、情報発信機能、地域連携機能の3つの機能をあわせ持つ休憩施設でありますが、災害時には防災機能も果たします。具体例といたしましては、十分な容量を持った駐車場は災害時の一時的な避難所として利用できます。情報発信機能につきましても、モニターや掲示板の利用により、交通情報、気象情報、緊急医療情報等が発信できます。地域連携機能では、直売所を利用して、救援物資の中継、配布などの利用も可能であると考えております。 緊急避難場所ですが、市内には指定緊急避難場所が135カ所、指定避難場所が31カ所、福祉避難場所が4カ所ございます。本道の駅は、避難場所が必要となる有事の際に、積極的に市民を誘導する指定緊急避難場所とすることは想定しておらず、あくまでも道路や道の駅利用者が一時的に避難できる場所として考えております。さらには、近隣における災害復旧活動の後方支援の拠点としての利用を想定しております。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 17番 外山壽彦君。 ◆17番(外山壽彦君) 今部長の答弁ですと、今現在筑西市には避難所とか指定したところは何カ所もあると。ですから、改めて道の駅を防災拠点としては認定していないようなことをおっしゃられました。先ほど言いましたように、国土交通省では昨今の道の駅については、これはもう防災拠点機能を加えなさい。さらには情報発信基地もやりなさい。それで、ドライバーのための今は道の駅というよりは、地方の活性化のための道の駅の方向が進んでおります。ぜひともこれについては再度やれる範囲内で、そういう緊急避難場所になれるかどうかは検討していただきたいというふうに思います。 次に行きます。問題の情報発信基地なのですが、これは全員協議会のときにも私申し上げました。今あるトイレの両壁にただポスターが張ってあるだけ。あとは、いろいろな情報に対してのパンフレットや何かはどこに置いてあるかわからない。もうちょっと工夫をして、もうちょっと広い場所。例えば下野の道の駅なんかはトイレの前にはあるのですが、トイレの前にホールがあるのです。あのホールのところにいろいろなパンフレットなり、いろいろなものが置いてあります。せめてあれぐらいは、一緒くたに置くのではなくて、ここは一つの情報発信基地のいろいろな説明文書等が置いてありますよというのを独立させて置いてもらわないと、あれでは全く情報発信基地の意味が働きません。ですから、その辺の創意工夫はしていただきたく思います。それについてのコメントを一言お願いします。 ○議長(仁平正巳君) 猪瀨土木部長。 ◎土木部長(猪瀨弘明君) 観光、イベント情報などを初めとする筑西市の魅力、地域資源をPRする情報発信機能についてですが、まず現状としまして、総合案内所にコンシェルジュが常駐し、施設の案内のほか、ご来場いただいた方々に対し、市内の旬の観光情報等をご紹介しており、またモニター2台を設置し、国体PR、筑西魅力発信動画、板谷波山、森田茂両先生の紹介動画などを常時放映しております。放映内容は随時更新可能なシステムとなっておりますので、現在広報広聴課と制作中のPR動画など今後も内容を充実してまいりたいと思っております。 また、市内観光資源を360度動画で紹介する体感型観光案内「ちくせい見どころめぐり バーチャルリアリティー動画」を制作し、総合案内所で公開しております。これは、ゴーグルの形の画面をのぞき込むと、顔の向きに合わせて360度ぐるりと周囲を見渡せるような映像が広がる映像作品で、ゲーム感覚で楽しみながら観光資源を知っていただく仕組みとなっております。 今後につきましても、観光を初めとする各部署にPRキャンペーンの場として道の駅を活用いただけるよう働きかけるとともに、道の駅発着ツアーの企画や外国人向けの観光案内所の登録など外部に向けた積極的な情報発信力の強化にも努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 17番 外山壽彦君。 ◆17番(外山壽彦君) それでは、よろしくお願いいたします。時間の関係上、簡潔明瞭にできるだけお願いしたいのですが、次に移ります。 母子島遊水地の環境保全と利活用についてであります。まず、1つ目の質問は、ダイヤモンド筑波への対応についてなのですが、これは市のほうで駐車場をつくっていただいたり、交通整理をしていただいたり、トイレの設置は建設省でやっていたのかな。ことしはこうこう、こうこうこういうのをやりますよではなくて、前回の2月14日にやったもの以外より、これが1つふえますよとか、そういうものがありましたならば教えてください。 ○議長(仁平正巳君) 関口企画部長。 ◎企画部長関口貴一君) 外山議員さんのご質問にご答弁いたします。 現在の活用の予定でございますけれども、ただいま外山議員さんご指摘のように、とりあえずは前回、ことしの2月、昨年の10月等の実績を踏まえまして、その反省点を踏まえた改善点につきましては検討していますけれども、新たな取り組みということでは、今のところ、ただいまご指摘ありましたように、ちっくタッグによるおもてなし、あるいは特産物のPR、あるいは駐車場の設置、誘導板の設置等で、本市を訪れるお客様に快くおもてなしをしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○議長(仁平正巳君) 17番 外山壽彦君。 ◆17番(外山壽彦君) 市の職員の皆様には、朝の4時、5時ごろから交通整理にかかってもらって、本当に頭の下がる思いでいます。これもひとえに筑西市がよりすばらしくなるための行動ですので、どうかひとつ今度の10月28日前後にはまたよろしくお願いをいたします。 母子島遊水地の保全、利活用についてお伺いします。実はあそこは、先ほど冒頭に言いましたけれども、1986年、昭和61年の台風10号によって激甚災害指定を受けた場所であります。ですから、あの母子島遊水地プラス周りの国土交通省の土地、さらには田んぼ等は初期湛水池として今現在利用されている関係上、トイレはつくれない、何々はつくれないということで今までは、私個人も河川事務所の所長と話し合いをしてきました。だが、ここちょっと違うのです。外山さん、市のほうで何か企画立案があれば、我々はその話によっては乗ってもいいよという答えをいただいているのです。あそこで一番の問題は草刈りなのです。草なのです。今、下館ロータリークラブも80万円からのお金を出して、年2回草刈りをしております。さらには、ごみ拾いは年3回、旭ケ丘の住民の方々やボーイスカウト、ガールスカウト、当然そのときは市の職員の人にも何名か参加してもらっています。そうしますと、2月14日のダイヤモンドと10月28日、前後1週間、あとはあそこには下館ロータリークラブが290本の桜の木を記念樹として植えております。そうしますと、桜、この3回しかないのです。でも今は、おかげさまでダブルダイヤモンド筑波は筑西市の負の遺産からまさに景勝地として生まれつつあります。小美玉市のダイヤモンド、下妻市のダイヤモンド、結城市のダイヤモンド、その中でも風光明媚な一番の売りは筑西市の母子島遊水地から見たダブルダイヤモンド筑波でございますので、どうかこれ、もしそういう折衝をしていなければ、これは私のほうからお願いでございます。提案であります。ぜひ、企画はどこが担当するかわかりませんけれども、庁内のほうで、ここをこういうふうにすればよくなる。例えば花を植えるとか、一つの例です、コキアを植えるとか、スイセンを植えるとか、いろいろな方法があろうかと思います。要は人が出入っていれば草は伸びませんので、どうかその辺のもし企画があれば一度近々に国土交通省の下館河川事務所と話し合っていただきたく思いますので、これを私のほうからご提案申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、文化振興についてお伺いをいたします。今現在、何回も言っております、1,730余の自治体で2人の文化勲章を出しているのは、この筑西市、旧下館市であります。茨城県で3人しかおりません。横山大観先生、そして板谷波山先生、そして森田画伯とおるわけであります。さらには人間国宝の大西勲先生、浅香鉄心先生、飯野農夫也さん、まさにこの筑西市は文化芸術のまちであります。さらに、今度土浦市の神林さんから板谷波山の作品三十数点が寄贈され、時価3億円とも言われております。 現在の板谷波山の記念館の整備、進捗状況について、まずもってお伺いをしたく思います。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 外山議員さんのご質問に答弁申し上げます。 板谷波山記念館の整備の件と進捗状況でございますが、平成29年、神林コレクションと呼ばれます貴重な板谷波山作品群44点でございますが、これの寄贈を契機としまして、現在の記念館の現状を検証しまして、今後記念館に神林コレクションを展示し、そして波山の陶芸家としての歩みや人間性を紹介するために必要な施設の整備について、基本構想、基本計画を策定しております。策定に当たりましては、学識経験者、また各種団体の代表者、地元有識者など17名で構成します板谷波山記念館整備検討委員会を昨年設置しまして検討している状況でございます。現在、検討委員会では、パブリックコメントを実施しております。基本構想案、基本計画案をお示しして、9月13日まで実施しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 17番 外山壽彦君。 ◆17番(外山壽彦君) これはできれば市長にお伺いしたいのですが、実は過日の茨城新聞に、板谷波山記念館を建てるということで、7億円という数字が発表されました。これは私が聞き及びますところには外観だけであって、中身は何のお金が入っていないというから、恐らく10億円は超えるだろうというふうに思いますけれども、今教育部長が言われたように、今進んでいるようですが、これについては今現在市長はどのように思われているのでしょうか。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 今部長が言いましたように、板谷波山記念館整備検討委員会がありまして、それにパブリックコメント、皆様方の意見を頂戴しているところでございます。この意見を重要視して、その後検討していきたいと思っているところでございます。私の気持ちの中は、こうして多くの方に検討していただいていることを大変感謝申し上げている次第でございます。しかしながら、板谷波山先生は国の財産でもありますし、市民の多くの皆様方が賛同していただいて初めてできるものでございますので、そういうことも肝に銘じてやっていきたいと思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 17番 外山壽彦君。 ◆17番(外山壽彦君) では、今の段階では、これに関しての質問はきょうは避けておきます。 それで、これも通告してありますけれども、板谷波山先生及び森田画伯の市に対しての作品の寄附についてお教えください。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 答弁申し上げます。 現在、波山先生の作品、先ほど申し上げました神林コレクションの44点含め、陶芸作品35点、それから陶芸作品以外の絵画、鳩杖などで15点ございます。 森田先生につきましては、これまでにたくさんの寄附をいただいております。飯泉先生のお力添えで60点以上もの寄附をいただいたと聞き及んでおります。現在、森田先生の作品は96点ございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 17番 外山壽彦君。 ◆17番(外山壽彦君) これは私のほうで調べたのは、森田画伯は市に80点寄附しているそうです。それで、市が買い上げたのが10点、一般の方からの寄附が6点、今言われましたように合計96点、これが森田画伯が市に対しての貢献度であります。 さらに、板谷波山先生は何といっても陶芸家で、最初に文化勲章をいただいた方であります。残念ながら、私の聞き及んでいるところでは、下館小学校に寄附1点、あとはどうなったかわかりませんけれども、ただ今部長がおっしゃられた神林コレクションを含まないでというふうに聞き取りのときには言っておいたのですが、とりあえずは1点。森田画伯は96点ということで私は聞き及んでおります。 ただ、ここで、同じ文化勲章受章者で、森田画伯のほうのバックアップ体制というのですか、対応が市として弱いのではないかというふうに常々思っておりました。森田画伯は、1989年に文化功労賞、1993年に文化勲章、そして文展や日展は多くの受賞を受けております。世界的に有名になったのは、森田画伯の作品を外務省で買い上げて、白鳥全権大使がイタリアのムッソリーニに贈ったことから世界的に有名になりました。これは1938年です。そして、戦後41年の1966年に出羽三山の羽黒山へ登り、薪能、俗に言う黒川です。こういうことで、今下館に貢献をしているわけでありますけれども、アルテリオの美術館には特別室があるということで、先日見に行ってまいりました。これはそもそもしもだて美術館をつくるときに、板谷波山先生と森田茂さんの作品を飾るためのスペースだと聞かされておりましたけれども、私が行ったときには周りの十何カ所に森田先生の絵はたった2点。あとは、私の存じない方の絵が飾ってありました。少なくとも文化勲章受章者で、さらには市にこれだけ貢献していて、しかもつくるときには、これは森田茂さんと板谷波山先生のためにつくられたというふうに聞き及んでおりますけれども、もうちょっと、幾らかわりばんこにやるにしても、もうあと4点や5点は常設しておいていても私はいいのではないかというふうに思うのです。やはり市の貢献度合いに見合った展示をすべきだと思いますけれども、これについてお伺いをいたします。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) ただいま外山議員がおっしゃいましたように、板谷波山先生、森田先生のほか、人間国宝であります大西勲さん、飯野先生、それから浅香鉄心先生、そしてまた同じく文化勲章受章者の大久保婦久子先生の作品も飾られてございます。これは当時、平成15年に建てられた、当時は森田先生と板谷波山先生でしたけれども、それ以後の成り行きといいますか、人間国宝になられた先生もその後でありますし、そういった以後の経緯がありまして、お二人の先生以外のものが展示されている状況でございます。 そういった中で、森田茂先生に当たりましては、文化勲章を受章されました日本を代表する画家でありますので、その都度、その都度と申しますれば、下館市制50周年記念、これは平成15年でございました。そのときに森田茂特別展を実施したり、あと森田先生が100歳のとき、これは平成12年ですけれども、100歳記念として森田茂展。そしてまた、森田先生の新しい作品ができました平成22年には新所蔵品展、そして平成29年ですけれども、森田先生の誕生110周年記念特別展を実施しております。ことしは9月から国体もあります。また、報徳サミットもありますので、筑西の至宝展という中で森田先生も重点的に展示する企画展を催しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 17番 外山壽彦君。 ◆17番(外山壽彦君) 何といっても、私余り同じ文化勲章受章者に差をつけてほしくないし、もう少しバックアップしてもいいのかな。といいますのは、森田画伯の流れは飯泉俊夫先生が引き継いでおりまして、飯泉俊夫先生のグループがやはり同じように一生懸命筑西市内で活動しております。ですから、そういう方々の励みにもなりますので、市長も頭痛いでしょうが、森田画伯のことももう少し筑西市民として捉えていただきたいというふうに思います。 それから、今部長が言われました、これが9月26日から12月22日までの「筑西の至宝 美の巨匠展」ということで、パンフレットが配られております。この中に4人の方のお名前が載っているのです。板谷波山、森田茂、大久保婦久子、大西勲。大西勲先生までは僕わかります。ただ、大久保婦久子さんというのは、僕が調べた関係では伊豆の生まれ。しかも皮革の芸術家です。でも、この方は今現在もアルテリオの特別室に展示されているのです。これは通告していません。ですから、もう部長の判断で結構ですので、大久保婦久子さんというのは、何でどうしてしもだて美術館にまで堂々と、森田茂さんなんかと一緒に同等に並べられているのですか。これは答えられなければ答えなくても結構です。通告していませんので。 ○議長(仁平正巳君) 小野塚教育部長。 ◎教育部長小野塚直樹君) 外山議員のご質問にお答えします。 その当時の担当からの話、私の記憶の中で申し上げます。大久保婦久子先生は、外山議員おっしゃいましたように、皮革工芸、動物の皮を使った工芸の第一人者でございますが、森田茂先生と日展で活躍した、森田先生が先輩に当たります。そういった関係で、近しい関係でありまして、森田先生からのお話があって、この美術館を建てる際に、大久保婦久子先生のご遺族から寄附をいただいたということを伺ってございます。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 17番 外山壽彦君。 ◆17番(外山壽彦君) この件につきましては、また後日もう少し詳しくお伺いしますし、個人的にお伺いするかもしれません。 では、これぐらいでとめまして、時間の関係上、恐らくできないと思いますので、筑西市民の交通手段について、協和、関城地区の循環バス等の計画についてということですが、これにつきましては皆さん何人もの方がやっております。ただ、一言だけ、協和地区の公共交通は考えていないのですか。それだけで結構ですので。デマンドタクシーで今対応していますけれども、デマンドタクシーではとてもではないけれども太刀打ちができない。ただ、関城地区については、下妻市との連携バスが今後走るようなことをおっしゃられました。協和地区は、今のところ考えているのか、考えていないのか。同じ筑西市民なのに、なぜこんなにも差がついてしまったのか。ただ一言で結構ですので、これから考えるとか、考えていますとか、全く考えていませんとか、その程度で結構ですので、次回にこれを持っていきますので、そのことだけとりあえずお伺いします。 ○議長(仁平正巳君) 関口企画部長。 ◎企画部長関口貴一君) 外山議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 路線バス事業につきましては、現在地域の特性や需要を慎重に見きわめる必要がございますので、現在地域内運行バスの状況や成果、こちらの課題をさまざまな角度から検証しまして、より実践的なデータを収集した上で、今回もいろいろな議員さんからご提案ございましたので、外山議員さんのご意見もございますので、こういったご意見を踏まえまして、次期の公共交通網形成計画策定の過程において、他の地域での可能性について十分慎重に検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○議長(仁平正巳君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 市長の立場から言わせていただきます。1市3町は同等な立場で合併したわけでございますので、差別化はしておりませんので、するつもりもありませんので、市長として一言申し述べたいと思います。 ○議長(仁平正巳君) 17番 外山壽彦君。 ◆17番(外山壽彦君) 企画部長、市長、それではぜひとも協和地区のことをよろしくお願い申し上げます。 では、最後の質問になります。実は、筑西市出身の偉大なる作詞家、矢野亮先生の顕彰についてであります。昭和の歌謡曲の名曲、夕焼け空が真っ赤っか、これは皆さん聞いたことがあるかと思います。一小節。夕焼け空が真っ赤っかという歌です。また、さらには「夕焼けとんび」、「リンゴ村から」、「おーい中村君」、これは皆矢野亮先生が作詞した歌でございます。さらに、私の一番大好きな歌である高倉健が歌いました、義理と人情をはかりにかけりゃ義理が重たい男の世界、俗に言う「唐獅子牡丹」であります。この作詞家が筑西市、旧下館町から出たのです。私もつい1カ月ぐらい前に常陸大宮市の道の駅に行ったときに、ある常陸大宮市の方に言われたのです。なぜ矢野先生を筑西市では放っておくのですか。それで、私なりに調べてみました。そうしたら、まさに矢野先生の歌は我々が知っている歌ばかりなのです。これは旧下館市の今の大町と国道50号のところの前の消防署の跡の近くに三上医院というお医者さんがあったそうです。そこの3男の方として生まれました。そして、明治大学卒業後、キングレコードやビクターの作詞家を歴任し、昭和61年に勲四等瑞宝章を受章しております。本県出身の作詞家は、「別れの一本杉」で知られる笠間市出身の高野公男さんでありますが、笠間市には歌碑が建てられております。今はPRの時代であり、道の駅グランテラス筑西は広い場所ですので、昭和の偉大なる作詞家、矢野亮先生を顕彰するためにも歌碑を建立してはいかがかなというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。
    ○議長(仁平正巳君) 日向市長公室長。 ◎市長公室長(日向裕次君) 外山議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 歌謡曲「夕焼けとんび」や「おーい中村君」など、昭和歌謡を代表する作詞家、矢野亮先生は、旧下館町出身で、その名は今でもさん然と輝いております。私どもの広報広聴課では、昨年の広報紙「ピープル」2月1日号、こちらでございますが、特集を組みまして、市民の皆さんに先生の功績をご紹介したところでございます。また、その後、こちらにございます「常陽藝文」におかれましても先生の特集を組まれ、広く市外の皆様にも先生の名と筑西市が世間に広まったと認識しております。 議員さんご提案の顕彰碑設置につきましては、筑西市の宝として、先生と筑西市の知名度アップに大きく寄与するものと重々承知はしてございますが、反面、市民の皆さんには先生の功績がまだ浸透し切れていない状況であることも事実かと思います。今後、市民の皆さんから勉強会や碑の設置などについて機運の高まりがございますようでしたら、市といたしましても協力をしてまいりたいと考えております。議員さんにも、ぜひご協力をお願いしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(仁平正巳君) 17番 外山壽彦君。 ◆17番(外山壽彦君) 今答弁聞いていて、ちょっとがっかりしてしまいました。市民のほうに投げかけて、市民のほうが機運が高まった場合には市としても考えるという答弁で間違いないと思います。これは筑西市からこのような方が輩出したということで、やはり今は、道の駅ではないですけれども、各自治体の競争です。そういう中で幾らかでも筑西市をPRするためにも、ただ財源の問題とかいろいろな問題はあろうかと思いますけれども、そうではなくて、こういう先人をたたえるという意味でもやはり前向きにもっと考えていただかないと、住民の方からこういうのが盛り上がればと言いますけれども、今は昭和の時代ではないですから、こういう歌を知っている方はだんだん亡くなっていきます。「おーい中村君」なんていうのは、我々はみんな知っています。今の20代、30代の方わからないでしょう、恐らく。ですから、機運が盛り上がってからでは絶対できません。これはやはり市のほうでそういう先人の方がいる、しかも筑西市出身の方だということで、もっともっと前向きに考えていただかないと、ただ、今はその財源の問題があるので、ちょっと検討はしますが、少し時間をいただきたいとかそういう答えだったらいいのですが、機運が盛り上がって市民の方に浸透してからといったら、恐らくできないと思います。100%。体のいいお断りなのかなというふうに思います。 最後に、まだ時間ありますので、1つ漏れましたので、今ここで再度質問します。実は先ほど文化振興のところで一番最後に稲荷町通り、これを何か愛称、俗称というと語弊があるから愛称、例えば下館駅北口からアルテリオがあります。しもだて美術館があります。そして、その先には板谷波山記念館、新しくなるか、今のままかわからないですけれども、これを芸術通りとか、波山通りというと、また森田先生のほうに差がついてしまいますので、文化通りとか芸術通りとか、愛称もお金のかからない話ですから、そういうものを下館は文化のまちなのだという一助になれば、私はよりもっとわかりやすい芸術のまち筑西だというのを知らしめることができるだろうし、通称名で話されれば市民の意識も大分変わってくるのではないかということで、これにつきましてはご提案をさせていただきます。 時間が大分3分も余ってしまったのですが、きょうはこれで私の一般質問は終了いたします。執行部の皆さん、まことにありがとうございました。 ○議長(仁平正巳君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ、散会いたします。 大変お疲れさまでございました。                                散  会 午後 3時17分...