筑西市議会 > 2016-06-17 >
06月17日-議案質疑・委員会付託-06号

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  1. 筑西市議会 2016-06-17
    06月17日-議案質疑・委員会付託-06号


    取得元: 筑西市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    平成28年  6月 定例会(第2回)                 平成28年第2回              筑西市議会定例会会議録 第6号平成28年6月17日(金) 午前10時開議                                            平成28年第2回筑西市議会定例会議事日程 第6号                           平成28年6月17日(金)午前10時開議第1 議案第40号  財産の取得について   議案第41号  工事請負契約の締結について   議案第42号  市道路線の認定について   議案第43号  筑西市一般職任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について   議案第44号  筑西市医療福祉費支給に関する条例の一部改正について   議案第45号  平成28年度筑西市一般会計補正予算(第1号)   議案第46号  平成28年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)   議案第47号  平成28年度筑西市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)                                      (以上8案一括上程)                                        本日の会議に付した案件 日程第1 議案第40号ないし議案第47号                                 出席議員   1番 小倉ひと美君     2番 三澤 隆一君     3番 藤澤 和成君   4番 森  正雄君     5番 保坂 直樹君     6番 田中 隆徳君   7番 稲川 新二君     8番 小島 信一君     9番 大嶋  茂君   10番 石島 勝男君     11番 増渕 慎治君     12番 仁平 正巳君   13番 真次 洋行君     14番 尾木 恵子君     15番 外山 壽彦君   16番 金澤 良司君     17番 箱守 茂樹君     18番 藤川 寧子君   19番 堀江 健一君     20番 秋山 恵一君     21番 赤城 正德君   22番 榎戸甲子夫君     23番 三浦  譲君     24番 鈴木  聡君                                 欠席議員   な し                                 説明のため出席した者   市長        須藤  茂君      副市長       石井  正君   教育長       赤荻 利夫君      市長公室長     谷中 德久君   総務部長      菊池 雅裕君      企画部長      坂入 龍一君   税務部長      中川 隆雄君      市民環境部長    尾岸 雅仁君   保健福祉部長    神原 光司君      経済部長      杉山 栄一君   土木部長      猪瀨 弘明君      上下水道部長    廣瀬 正明君   会計管理者     百目鬼 香君      市民病院事務部長  市村 雅信君   教育部長      柴  武司君      農業委員会事務局長 水越 司雄君   秘書課長      高島 健二君                                 議会事務局職員出席者   事務局長      國府田 弘君      書記        鈴木  徹君   書記        中島 国人君          〔議長 箱守茂樹君議長席に着く〕 ○議長(箱守茂樹君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は23名であります。よって、会議は成立いたしております。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者は、前回のとおりであります。また、本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 これより議事日程に入ります。 日程第1 議案第40号「財産の取得について」から議案第47号「平成28年度筑西市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」まで、以上8案を一括上程いたします。 これら8案につきましては、既に説明が終了しております。直ちに質疑を願いますが、各議案につきましては、各常任委員会に付託し、詳細な審査をお願いしたいと存じますので、質疑は総括的なものにとどめていただきたいと存じます。なお、重複する質疑や既に回答があったと判断されるものにつきましては、できるだけご遠慮いただけますようお願いいたします。 この際申し上げます。議事の都合により、本日の議案質疑についての各議員の発言はそれぞれ45分、質疑回数は、一問一答方式を選択した場合は無制限、総括方式を選択した場合は3回以内といたします。 それでは、通告順に従い、発言を許します。 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) では、早速議案質疑をいたします。 議案第40号「財産の取得について」お尋ねをいたします。議案書にありますように、パソコン教室システム一式を取得する予定でありますが、まずは契約の方法が指名競争入札となっておりますが、何社で入札をして、落札のパーセント、それをまずは教えていただきたいと思います。 ○議長(箱守茂樹君) 榎戸甲子夫君の質疑に答弁願います。 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) 榎戸議員さんのご質問にご答弁させていただきます。 指名業者の数ということでございますが、筑西市競争入札参加者指名選定委員会設置要綱の規定に基づきまして、今回7社を指名しているところでございます。          (「えっ。もう一度」と呼ぶ者あり) ◎総務部長菊池雅裕君) (続)7社でございます。内訳としまして、市内業者2社、市外業者が3社、県外業者2社、合計7社でございます。 続きまして、落札率でございますが、93.83%というところでございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) この財産取得、特にパソコン関連の取得につきましては、昨年第1回臨時会のときに、43号議案で私は質問しております。それとほぼ同じような形ですが、教育長におかれましては当時ご答弁なさっておりまして、柴部長につきましては今回初めてでございますが、さきの部長さんは滝田さんがお答えになりましたので、既に議事録はお読みになってこの場におられると思いますので、その点よろしくお願いします。 まず、この市内27校を、ほぼ5校ぐらいのブロック制にして、6年サイクルで入れかえをしていくのだと。その6年が、行政から言わせると、特にソフトが日進月歩の時代、6年サイクルがベターであろうと、このように当時承りました。我々は、行政における教育委員会だけが、学校教育とはいえ、6年サイクルで、これだけの予算を講じてコンスタントにやっているようですが、では果たして教育委員会にもソフト、インターネット関連の予算というものは毎年多くないと思いますが、教育委員会全体で使うパソコンインターネット関係、これも6年ぐらいのサイクルで予算づけをしているのですか。 ○議長(箱守茂樹君) 柴教育部長。 ◎教育部長柴武司君) お答えをいたします。 昨年度もお答えをしたものでございますが、教育委員会、特に学校関係につきましては、サーバー関係は5年、パソコン関係は6年ということで更新をしております。昨年度からパソコン教室につきましてはタブレット型パソコンを導入しておりますので、タブレット型につきましては、昨年度から始まったということで、これまでの6年スパンではなくて、できるだけ早くタブレット型については今後とも導入をしていきたいというふうに考えておりますが、学校の先生が使っておりますパソコンにつきましては、6年ということで更新をしてございます。これにつきましては、市の情報機器の更新が、税、また住基等の基幹系につきましては5年、私たち職員が使っておりますパソコンについては6年ということで更新をしておりますので、学校関係につきましても、それに準じて更新時期を定めております。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) そうしますと、ほぼ小学生、中学生、義務教育9年間のうちで、6年サイクルといいますと機種は変わるわけですね。パナソニックとか富士通とかNECとかいろいろな、落札業者によってメーカーが変わるわけです。そうしますと、学校途中で、例えば小学校の4、5年生のとき、あるいは中学校の1年のときに、急に機種が変わるという、そういうときにおいて、パソコンというのはふぐあいといいますか、戸惑いは子供さんたちには起きないものでしょうか。 ○議長(箱守茂樹君) 柴教育部長。 ◎教育部長柴武司君) お答えをいたします。 パソコンの導入に当たりましては、機種の選定に当たりましては、同程度ということで入札に参加をしていただいております。当然前回はNEC、今回はパナソニックというようなことが生じるかと思いますが、機種が変更となったとしても、パソコン自体は、キーボードの配列ですとか、そういうものはほとんど変わりませんし、操作方法もそれほど変わるものではございませんが、子供たちは、私たちが考えている以上に、パソコンの操作につきましては順応性が早いということで、機種が変わったとしても支障はないというような状況でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 今パソコンの主たるものは変わらないけれども、であるならば、メーカーがかわれども、ほかの、例えば黒板とかスクリーンとかカメラとか、私から言わせれば、逆にそういうものは全くかえる必要はないではないですか。カメラとかスクリーン、アンプ、スピーカーシステム、ではなぜこういうものをかえるのですか。メーカーはかわっても、パソコン自体は変わっても、その現場における子供さんたちの戸惑いもなければ、その収納庫さえも同じく使えるわけではないですか。 ですから、私がちょっと疑念を抱くのは、6年サイクルで5つなりの学校の全てを丸抱えで廃棄してしまうという、そこに無駄はないのですかというのが私の主たる今回の質疑なのです。教育委員会の、前回1年前に私が臨時会で訴えたのは、無理無駄がどうしても私らは漂っていると思うのだと。だって、そうでしょう。アンプとかスピーカーとかカメラとか、そういうものを丸抱えで交換するのです。では、その交換したものは、普通民間であれば、教育委員会以外であれば、まずパソコンのソフトなんかは5年サイクルが3年でもいいでしょう。ただ、ほかのものは、10年でも15年でも使っているのが普通の民間の会社であり、我々民間人なのです。何で教育委員会だけがそっくりメーカーごと取りかえて、そこに無理無駄がないのですかというような質問を私は前回したのです。 そして、パソコンを収納するラック、いわば保管庫ですね、何で保管庫を取りかえる必要があるのでしょうか。その辺がちょっと私は不思議なので、お尋ねしたいのですが。 ○議長(箱守茂樹君) 柴教育部長。 ◎教育部長柴武司君) お答えをいたします。 昨年度やはり榎戸議員からそのようなご指摘、ご指導をいただきまして、今回平成28年度に購入する調達明細書にも書いてございますように、今回はデジタルカメラ、あとはビデオというものは購入をいたしません。といいますのは、周辺機器につきましては、議員さんおっしゃいますように、壊れるまで、修理可能というまでは使用していきたいというふうに考えております。今回特にタブレット用パソコン収納庫ということで購入をしますが、タブレット型を昨年度から導入しておりますので、タブレット型につきましては、今回導入する学校には、これまでそのような収納庫がございませんでしたので、改めて買わせていただくというようなことでございます。 それから、今回電子黒板用ペンソフトとか55型液晶ディスプレーというようことで新たに購入をさせていただきますが、これまで何台かはございましたが、今回タブレットを導入するということで、より効果的に活用するということで、前回のものを廃棄、処分するということではなくて、新たに追加で購入するというものでございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 確かに1年前の質問のときには、デジタルカメラ、アンプ、スピーカーシステムを購入していました。今回それは入っていません、この羅列した機材の中には。それにかわってインタラクティブ書画カメラ、これはデジタルカメラにかわるものですね。4ページです。それと、電子黒板用ペンソフト、セットのモデル、これはいわゆる前回のスクリーンにかわるものですね。そして、液晶型ディスプレーというのは、これはテレビですか。それと、これは15校にこの液晶テレビが、なるのですが、では今までこれにかわるものは何だったのですか。 それと、今度取りかえをする5つの学校には、これと同等のものがあったはずです。それが全て廃棄処分になってしまうとはどうしても考えづらいのですが、そうしますと普通民間で行われている入れかえというときには、下取りという制度があるのです。下取りという制度。全く無償で持っていくのですか。あるいは本当に処分するのでしたら、その処分費はこの契約の中に、見積もりといいますか、処分費というのも計上して落札をしているのでしょうか。
    ○議長(箱守茂樹君) 柴教育部長。 ◎教育部長柴武司君) お答えをいたします。 今議員さんがおっしゃいますように、書画カメラからディスプレーでございますが、これにつきましては既存のものの処分ということではなく、新たに追加ということでございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 学校ですから、学年ごとパソコン教室も違うでしょうし、小学校でしたら6学年が交代で使いますから、2台が3台、3台が4台あったほうがよろしいので。では、前回この液晶テレビにかわるスクリーン等がありましたら、それは学校に現存しているという理解でよろしいのですね。それでよろしいのですね。 ○議長(箱守茂樹君) 柴教育部長。 ◎教育部長柴武司君) お答えをいたします。 これまでも各学校には、55型よりも小さい、40型ぐらいのテレビが何台か置いてございました。それはそのままにして活用してございますが、今回新たに学校との協議の中で、もっと大型のディスプレーが欲しいと。今回タブレット型を導入するに当たって、やはり大型のディスプレーがより効果的であるということから、今回新たに追加ということで55型のディスプレーを購入するもので、これまでありました40型程度のテレビにつきましては、そのまま活用ということになります。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 今回の1億1,800万円何がしのこの予算でございます、5つの学校において。そうしますと、行政、教育最優先という言葉もございまして、子供にかける予算というものは、これは惜しんではならないというのは皆さんも我々も同じなのです。ただし、その教育を行う上で、やたらこういう機械、今のインターネットの時代、パソコン、まして今度はグレードアップした機種だから、これだけの分がかかってしまうという、その中であっても、やはり27校を6年サイクルで予算をつけるということは、必ずと言っていいほど、私は予算削減の知恵というものを教育委員会の中で持つべきだと思うのです。 前回のときに教育長は、そういうことで、来年は、来年とは言いませんでしたが、私の質問に対して、努めて機種を、あるいはそっくり丸抱えで交換する中でも、使えるものは使う、あるいは先に延ばしても大丈夫だと。先ほど言っていたデジタルカメラがそうですが、そういうことで教育長のお言葉をいただきたいのですが、やはり1億円何がし、少ないときでも五、六千万円かかっています。これはもう6年サイクルでいったら、毎年ずっと未来永劫かかるわけですから、やはりそのときに私が申し上げたのは、インターネットに精通している職員を教育委員会の中に配置をして、こういうものをきちんと精査をして、業者任せとしか私は思えないのです、業者任せとか。 ですから、業者と教育委員会がどうだとは言いませんが、業者が勧めても、教育委員会の中でインターネット関係に熟知しておれば、これはまだ使えるという、いわゆる先に延ばしてもいいという、予算の削減という、これは策が出てもいいのですが、そういうことを果たして、去年の質問について、この1年かけて教育長の考えはどのように変わっておりますか、ちょっとご意見をいただきたいと思います。 ○議長(箱守茂樹君) 赤荻教育長。 ◎教育長赤荻利夫君) 榎戸議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 昨年ラックの問題で議員さんに質問を受けたわけですけれども、私もちょっと突然の質問だったものですから、冷静に答えられなくて申しわけなかったのですけれども、コンピューターシステムは、デスクトップ、机上にこういうふうに置いてあるものからノート型パソコンにかわったのです。デスクトップのときは、ラックコンピューターを収納するラックは必要なかったのでありますが、ノート型パソコンを導入した、今まで6年刻みで来ていますので、それだけノート型パソコンの導入がおくれたところには、ノート型パソコンを収納するラックがなかったものですから、それで買ったということで、あるところで収納庫を没にして新たに買ったということでは決してなかったわけであります。 それで、ノート型に転じてきましたらば、また今度は、私たちにはちょっと追いつけないくらいの進み方で、タブレットが一斉に導入され始めまして、私たちとしては全力で子供たちに新しい教育を勧めてみたいということで進めておるのですが、それ以上に進んでおりまして、これを議員さんがお読みになったかどうかわかりませんが、6月12日の茨城新聞の「言論」という中でも、新浪というサントリーホールディングスの社長が、「日本は、人工知能IT分野人材育成で欧米に比べおくれが目立つ。この分野の数学や物理、コンピューターの教育は、少なくとも小学校低学年から始めないと間に合わない。中学校から本格的に始まるのでは遅過ぎる」と。私たちも懸命にコンピューター関係でおくれのないようにということで取り組んでいるわけでありますけれども、私もまだ自分のパソコンは4台目なのでありますけれども、半期、半期で機種が更新されて、どんどん、どんどん新しくなり、また大きなシステムそのものが、デスクトップからノート型、そしてタブレット型ということで進行しまして、なかなか私たちの整備でも社会の流れに追いつけないような状況なのであります。 うちのほうに学務課関係で大変一生懸命やってくれている職員がおりまして、しかも今はもうこういう機種なんかも、インターネットで引けば、最低の賃金なんていうのはもう競い合っておりますので、ある程度出てきてしまうと。そういうものも参考にしながら一生懸命、できるだけ安く使えるように。 そして、ここにも書いてありますけれども、小学校でも数が違っておりますが、最高の人数に対応すると。その学校で最高の人数に対応できるようにということで、目いっぱいあるところもありますし、40台を超しているところもありますし、30台台にとまっているところもありまして、そういうことでもできるだけ予算の削減を図って、子供に適応させていきたいというふうに考えて努力をしているところであります。 私も直接担当にもお話をしまして、できるだけの削減を図って、必要なものなのかどうかということは絶えず確認しながら進めているというところでありますので、どうぞご理解を賜りたいというふうに思っています。できるだけ予算の削減ということについては、これからも継続して努力をしてみたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 今のは、説明をとくと拝聴しておりましたが、私が申し上げたいのは、先ほども申しました。そのパソコンの機材をそっくり丸抱えで引き取りなさる。そこに真新しいものがそっくり入ってくるわけです。そうしますと、それは削減とか予算縮小とかということでなければ、現場の先生方も生徒さんもこれはありがたいはずです。中古を長年使っているわけではありませんから。 ただし、その中で、今度は機種そのものノート型パソコンになりましたから、それを収納するラックが今度は収納庫になった。これはこれでわかるでしょう。ということは、次のサイクルが来たときに、メーカーがかわって形が変わったというと、また取りかえでしょう。多分そうだと思うのです。ノート型パソコンといえば形はそんなに変わりませんし、でも多分にメーカー純正部品だと言ってそっくり取りかえると思うのです。ですから、そのときに教育委員会がどういう対応をするのかというのを私は申し上げておきたいのです。 私は途中ですが、もう手が挙がりました。どうぞ。 ○議長(箱守茂樹君) 柴教育部長。 ◎教育部長柴武司君) お答えをいたします。 議員さんがおっしゃいますように、収納庫関係を特に言われているかと思いますが、そういうものにつきましては、おさまるものであれば、周辺機器の一つでございますので、使える限りはそのまま使っていくと。廃棄ということは考えておりません。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 22番 榎戸甲子夫君。 ◆22番(榎戸甲子夫君) 私は、失礼かと思うのですが、イメージは、5つの学校のを今度はかえますよと言う、誰か教育委員会の担当者と、その落札したメーカーが。そうしますと、7社の入札でしょう。応札したのが7社。すると、その7社の営業なりその担当者が、7つの学校の機種を全部見て回るということは考えにくいのです。これはあり得ないでしょう。ですから、皆さん方が提出する今の学校の機材、附属品までこうですよということを提示して、見積もりをして落札すると思うのです。7社あっても、部長、7社が今回の5校に、現場に踏み入って、よく見てなんていうことはまずないでしょう。現場を見て見積もりして応札したとは考えにくいのです。ですから、もう既に5年前、6年前に入っている学校のそれを、一覧表を見て、それでその当時と、6年も前ですと大きく値段も変わっていますし。そうしますと、機種が変われば附属品も変わる、全て変わるから丸投げだというから、それなら楽なのです。楽だし、一番ベターかもしれません。 でも、その中で、あえて私がしつこく言っているのは、そっくり丸投げで、下で下取りした中に、必ずリサイクルとして回っているものというのは絶対あると思うのです。みんな廃棄してしまうのですか。ですから、そこに教育委員会、ほかの教育委員会はわかりません。我が筑西市における教育委員会では、廃棄処分だといってまるっきりごみくずではなくて、リサイクル等に使えれば、わずかの金額でもこれは値引き交渉にもなる。ですから、落札した業者はもう、こういう制度ですから、なかなか難しいでしょうけれども、でも教育委員会、あなた方の意図するそういうものが、落札前にその7社なりのメーカーに伝われば、それ相当の引き取り価格までを提示した入札、応札という、私はこういうふうになってくるのではないかと。そういうことを試みてもいいのではないかと私は思います。まるっきりもう丸抱えで、廃棄してください。そうすると、もうぴかぴかで全ていいものが入ってくる。子供たちは喜ぶだろうなという感覚でしかないわけですから。 ですから、今後そのような方向で何とか、私は無駄遣いとは言っていませんが、でも必ず削減できる方法があるのではないかということを私は申し上げ、そして教育長がおっしゃったように、小学校1年生から中学3年生まで、もうこの機械がなければ、機械ありきの教育という一端を今申し上げました。されどここ十数年、あるいはそれ以上かもしれませんが、この機械のパソコン教室の教育をずっとやっていましても、問題は相変わらず多いです。ですから、この機会に、インターネットパソコンなどに振り回されない、もっと違う面でこの筑西市の子供たちの教育にいそしんでほしい、そのお願いを申し上げて私の質問を終わります。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) まず、おととい大爆発があって、全国版のニュースで筑西市が、ヘリコプターで上からの映像が流れました。まず、けが人も死亡者もいなかったということが何より。今度は、もうちょっといいことで筑西市が全国に名前をはせるようなことがあるといいなということを申し上げたいと思います。 議案第40号で、今榎戸議員が取り上げました、教育情報ネットワーク・パソコン教室システム等機器調達ということで、小学校が3校、中学校が2校、金額にして1億1,800万円の議案について伺ってまいります。 まず、1番目に、見積もりの仕方について伺います。予算を組んだり入札にかけたりするときの見積もりですけれども、業者に依頼したのか、していないのかという点をお願いします。 ○議長(箱守茂樹君) 三浦譲君の質疑に答弁願います。 柴教育部長。 ◎教育部長柴武司君) お答えをしたいと思います。 今回のパソコン関係一式ということで見積もりをいただいた業者は、依頼をした業者はございません。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) ということは、市独自で見積もりをつくったということになるわけですね。先ほどもインターネットで安いのはどこかとかいうのがありましたけれども、その辺をどういうふうに予算をつくり上げていくのか、予定価格をつくり上げていくのかという点について伺います。 ○議長(箱守茂樹君) 柴教育部長。 ◎教育部長柴武司君) お答えをいたします。 先ほど教育長のほうからも榎戸議員のご質問にご答弁申し上げましたように、この設計金額をはじくためには、職員が行っておりますが、現在学務課にやはりベテランの職員がございますので、そしてまたこれまでも毎年、学校のパソコン教室並びにパソコン導入については設計をしておりますので、ノウハウがございます。したがいまして、職員の中でこの設計については行えることができると。構築の機器構成等につきましても理解してございますので、その上で、金額等につきましては、やはり毎年導入をしておりますので、導入実績の金額がございます。それから、カタログに載っているものにつきましては、大体何掛けというようなことで想定をしております。また、オープン価格というものが最近ございますので、それにつきましてはネット上で調査をいたしまして、その実勢価格をもとに設計金額を積算しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) ベテランの職員がいるから適正にやっているというお話でしたので、心強いと思うのですが、我々議会としては、そこがちゃんとやられているかというチェックはしなくてはならないわけで質問するわけですけれども、例えば今いろいろなオープン価格が出されているから、そこから割り出していくとか、さまざまな方法でやっているということですけれども、それで適正なのかどうか。筑西市の場合、こういう見積もりが適正かどうかというのは、筑西市の経験上は、そういう今説明されたやり方でやっているけれども、ほかの地域ではどうだろうかといったような比較、こういったものも必要ではないのかなと思うのですけれども、その辺はどうでしょうか。 ○議長(箱守茂樹君) 柴教育部長。 ◎教育部長柴武司君) お答えをいたします。 現在他の市町村の落札価格というようなことでは比較してございません。ただ、他の市町村と構成等も違いますし、学校の間取り等も違うことから、そういう比較はしてございませんが、今回の入札におきましては3社が応札をされたということで、その状況、入札価格を見ますと、うちのほうでつくった設計金額が全く適正価格ではないというようなことは言えないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 設計金額をつくるときに、いろいろな角度から比較をしなくてはならないということは当たり前だと思うのですが、例えば民間であれば、それこそ厳しい査定が何段階もされるというわけで、本当に厳しいわけです。行政の場合は甘くないかという疑問がやっぱり出るわけで、その点の二重、三重、四重の査定といったような、民間がやっているようなやり方をきちんとやっぱり取り入れていかないと、少しでも経費はかけないで最新型の教育を提供するということで、経費のほうはやっぱりシビアにやっていかなくてはならないと思うのです。 そのチェック体制のことなのですが、職員が見積もりというか設計金額を出す。それをどうやって適正なのかというチェックをしていくのかという部分なのです。落札金額からかけ離れた見積もりではないという、そういう解釈も一つにはあるかと思いますけれども、チェックのほうなのです。それをお聞きしたいと思います。 ○議長(箱守茂樹君) 柴教育部長。 ◎教育部長柴武司君) お答えをいたします。 設計金額でございますが、教育委員会でまず起案を行います。当然契約が伴いますので、総務部の契約担当のほうに合議という形で再度チェックをしていただいて、最終的に入札の予定価格が決定するわけでございますので、その時点でチェックがかかるというふうに認識をしてございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 契約担当のほうでチェックをしてもらうということですので、契約担当のほう、これはわかりますか、どういうふうにやっているか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) 三浦議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 その辺の価格につきましては、筑西市競争入札参加業者指名選定委員会ということで、そちらの中で決定してまいっているところでございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) ちょっといきなり部長に質問を投げかけてしまったものですから、多分今のはさっぱり質問と答弁が合わなかったので、もうちょっと別な角度から見てみますと、市ではこれが適正な見積もりだと思っても、もしかしたらもっと安くできるのではないのか。ただ、それはメーカー側の専門的な知識がないとこれはわかりませんから、なかなか行政としてはわからないのではないかというふうに思うのです。そういう難しさはあると思います。だけれども、例えば医療機器などでも何掛けというのを聞くと、民間の病院の何掛けと行政の言う何掛け、この仕入れ価格ですね、これには大きな開きがあるのだという話を現場の人からも聞いていますけれども、教育関係のほうでも似たようなことがないのかという心配をするわけです。 ですから、今のチェック体制、多分総務部長は、ちょっとすれ違いましたけれども、情報関係の職員が総務部にいますから、そちらのほうも多分詳しいので、そこでいろいろと最新の情報を見て、適正だというふうに言ったのではないかなというふうに思うのですが、その辺どうでしょうか。わかりますか。 ○議長(箱守茂樹君) 坂入企画部長。 ◎企画部長(坂入龍一君) 情報関係の機器等につきましては、企画部に情報政策課がございますので、予算執行の際に、情報政策課のほうに合議することになっておりまして、情報政策課のほうでチェックをさせていただいているというような体制をとっております。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) それで、チェックは2段階のわけですね。担当、今回は教育委員会、それで2段階は企画部のほうで行うということで、2段階のチェックを入れているということですけれども、もう少し工夫できないかなと。3つ目のチェックはできないかなというふうに思うのです。 それについては、専門的な知識ですから相当難しいですが、例えばこういう関係のコンサルタントというのもあると思うのです。コンサルタントに相談してみると、そういうこともやってみたらどうかと思うのです。その辺をちょっと今後の検討課題として提起しておきたいなと思います。 次に、機種、今回の仕様書で機種、メーカーなどについて、これは従来と、今まで使っていたものと同じという前提で仕様書をつくったのか、それとも違うのかという点について伺います。 ○議長(箱守茂樹君) 柴教育部長。 ◎教育部長柴武司君) お答えをいたします。 仕様につきましては、これまでと同等の、それ以上の性能を有するものの機械と、機器ということで仕様書のほうを作成しております。機器につきましては、やはり6年前と今では機種名そのものが変わっておりますので、同程度以上の性能を有するものということで仕様書のほうを書かせていただいております。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 機種の性能については、同等、それ以上というもの。仕様書にはメーカーの名前もついているわけです。そのメーカーも同じと、今使っているのと同じと考えていいですか。 ○議長(箱守茂樹君) 柴教育部長。 ◎教育部長柴武司君) お答えをいたします。 メーカーにつきましては、基本的にこのメーカー、書かせていただいておりますが、このメーカー以外にも、この指定されたもの以上の性能、これ以上の性能であれば納品を可能としてございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 私は、仕様書のことをお聞きしたいわけですが、同等かそれ以上であれば、どのメーカーでもいいですよという話なのですけれども、仕様書についてはメーカーの名前まで出しているということなものですから、我々素人としては、メーカーまで出さなくてはならないのかどうかということなのです、どのメーカーでもいいのであれば。例えばNECという名前が出てくる。これは今もNECを使っている。タブレットについては新しいですかね。あるいは一部導入していますけれども、そういうのと、従来のと同じということなのかということなのです。 ○議長(箱守茂樹君) 柴教育部長。 ◎教育部長柴武司君) お答えをいたします。 現在導入前のメーカーについて、私は今把握をしてございませんが、基本的にはここにメーカー、品番ということで記載させていただいておりますが、このメーカーと品番を見れば、このメーカーの品番の性能がわかるということで、これ以上のものを納品していただくという理解でございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) わかりました。 先ほども、この部分は榎戸議員も触れておりましたので、入札する側の業者としては、とにかく性能で機種を選んでくると。つまり納品するときの話ですね、それは。納品するときは、別のメーカーでも自分が安く仕入れられるメーカーのもの、機種を入れるということなわけですね。 それでは、そこを確認した上で、今度は指名競争入札の部分について伺うわけですけれども、7社を指名して、4社が辞退をして、3社が応札をしたということなのですが、この情報機器関係の入札だと、辞退というのがいつも多いのです。大体6社、7社を指名するのだけれども、大体半分は辞退している。それは何で辞退するのだろうかというのが私はわからないところなのですが、競争性が低下するのではないかという問題があるものですから、その辺担当としてはどう考えているかお願いします。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えしたいと思います。 どうして辞退というふうなことが起こるかというご質問でございますが、指名する側といたしましては、先ほど申し上げました指名競争入札選定委員会のほうで、7社以上ということでございますので、これまでの過去の筑西市との契約実績及び入札指名等の実績を勘案して、そして調達事案を確実に、良好に履行できると思われるということで選定委員会のほうで指名しているわけでございまして、辞退となりますと、業者側の都合がございますので、私のほうからその理由ということではちょっと答えられない部分かなというふうに認識しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) それはもっともだと思います。ただ、市に対して、それら指名された業者は指名願を出しているわけです。それによって、適格だということで指名をしたということなのです。指名願を出しているにもかかわらず入札には参加しないというのは何なのだろうか。指名を受けるということは、業者の側から見るとメリットがあるのです、落札しなくても。指名されるということにメリットがある。信用性です。なぜ辞退してしまうのかなというところが私は疑問なのです。 落札率は、先ほど言われたように93.83%。では、次点のほうはどのくらいかというと95.61%です。では、第3番目の96.93%。ですから、もう1社あるいは2社辞退しないで参加する余裕の部分があるのです、落札率から見ると。ということで、なぜ辞退するのか、やっぱりこの点からもよくわからないと私は疑問に思っているのです。 それで、何よりもわからないのは、今まで学校関係情報機器パソコン教室の機器調達については、いつも同じ業者が落札をしていたのです。いつもというのは、100%ではありませんが、90%以上です。落札をしていたS商事。これが今回は辞退をしているのです。何でいつもとっている、とるということは、落札するということは、それだけ自分は安い価格で入札できるというものがあるからです。そういう強みを持っているから続けてとれる。なのに、今回は辞退をするというところがますます解せないと私は思うのです。 筑西市民病院で、新中核病院の準備段階として情報機器を入れました。それはS商事が落札をしたというのは直近の話ですけれども。なのに、だったらそれだけ有利にとれるのだったら、またこれをとったっていいのではないのと思うわけです。 そこで伺いますけれども、例えばこの落札業者が下請に出すということはできるのかできないのか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えしたいと思います。 落札業者が下請というふうな話でございますが、あくまでも市といたしましては落札業者との契約でございますので、その次に関しましては、市のほうでは言及できないのかなと認識しているところでございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) つまり落札した業者が、あるいは自分のところよりも安く調達できる業者に下請に出すといったことが、あるかどうかはわかりませんけれども、そういうことをやろうと思えばできるということになるわけです。禁止事項はないですよね。もう一度確認します。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) 申しわけございません。ただいまそういった資料がございませんので、追って回答したいと思います。失礼いたします。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) その部分をはっきりさせておかなくてはならないと思うのです。落札したのはA業者、ところが実際に納入に来た業者、それから工事をやる業者は別だったということだと、それではもっと安く設計価格を見積もることができるということにもなるわけです。そういう問題もありますので、お願いしたいと思います。 それから、予定価格の設定なのですけれども、これは事前公表ですよね。確認します。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) 三浦議員さんおっしゃるとおり、事前公表でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 事前公表だと、業者、入札する側にとってみれば、できるだけ有利にとりたいですから、できるだけ高い落札率でとるように努力をするわけです。ところが一方、今回3社が応じていますから、競争性が生じる。なので、余り高くやったら落とせないというわけで、ある程度のところ、どこまで下げたらいいかなということを考えるわけです。しかし……そういうわけで予定価格を事前公表すると、やはりそこのところに合わせた入札が行われる、これはよく言われる話です。そうしたら、適正に設計価格を出して予定価格にするわけですけれども、この予定価格を事後公表にしたらどうかと思うのですが、事前公表ではないと都合が悪いという理由がもしあったら述べてください。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えしたいと思います。 事後公表ということでございますが、規定によりますと、事後公表の場合は入札3回までできるというふうな規定になってございますが、これまでも競争性、公平性、透明性の確保という観点から、事前公表しているところでございますので、ご理解賜りたいと思います。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 今入札は、特に大きい額のものはそうですけれども、事前公表ではなく、事後公表にしていくというふうになってきているのです。やっぱりそれは、公平性を保つ、競争性を保つという意味でそういう改善がされてきているわけですけれども、今回も1億円を超える入札ですから、やっぱりこれから、今後事後公表にして競争性を高めると。それならば、教育委員会で組んだ設計価格が、落札率から見てどれだけ適正なのかということがよりわかってくるというふうに思うのです。ぜひそれをやっていただきたいと思いますけれども、どうでしょうか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) 事後公表の検討というふうなご提案でございますが、今後慎重に研究してまいりたいと考えております。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 慎重に、かつ積極的に検討していただきたいなと思います。 それでは、2点目の議案第41号の明野庁舎について伺ってまいります。私が言いたいのは、今回1億7,600万円をかける建てかえですけれども、新しい公共施設を建てかえるというのは、協和庁舎が第1号なのです。協和庁舎を建ててみて、ちょっとこれは不便だなと思った点があるのです。 それは、協和庁舎の入り口といいますか、支所と公民館と一体になっていますから、どちらかというと中央にある入り口です。そこの公民館に直接入れる入り口のところに面している中庭という部分があるのですけれども、ブロック敷になっていて、車が入ると、そのブロックががたがたいうものですから、車は進入禁止になっています。例えば近く選挙が行われますけれども、投票で高齢者、足の悪い人が、そこは投票所にもなっています。投票所まで、車ですぐ入り口の近くまで行けないという問題があるのです。そのために職員がいろいろ苦労するわけですけれども、駐車場から入り口までの距離がどうしてもできてしまうのです。 明野庁舎の場合は、その点はどうなのかなということを心配するわけですけれども、そういうブロック敷の部分はないですよね。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えしたいと思います。 庁舎駐車場のいわゆるバリアフリーといいますか、そちらにつきましては、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、いわゆる通称バリアフリー法とおっしゃいますが、そのバリアフリー法及び茨城県ひとにやさしいまちづくり条例の基準をクリアしたものとさせていただいているところでございます。また、庁舎の出入り口付近には、車椅子利用者用駐車スペース2台を確保いたしまして、また駐車場には地先境界ブロックを設置する設計となってございます。利用者の通行部分は、車椅子の通行に支障のない段差2センチ以下ということで、車椅子の方にも十分配慮した設計となってございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 3番 藤澤和成君、出席いたしました。 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) ブロック敷については、ないということで理解してよろしいですね。 それから、今部長が言われました、歩道の部分との境目に当たる縁石といいますか、仕切りについても私は聞こうと思いましたけれども、これが配られた資料です。この資料のところを見ると、縁石が結構段差があるように見えるわけなのです。この点について、今たしか2センチ以内ということで、そういうふうなつくりをするということで、だから支障はないというふうに理解してよろしいですか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答え申し上げます。 庁舎の駐車場側の障害者用の車2台スペースがございますが、その周り、先ほど申し上げましたとおり2センチ以下の段差ということで、角も滑らかにカーブしてございますので、転倒というか、けがの心配もございませんので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) それは一応安心しましたけれども、やっぱりそういうブロックをやることによって、確かにそこを歩く人の安全性は保ちやすい。車との境目もつくりやすい。だけれども、だんだんにその段差がへっこんできて、高くなったりしないかということがあるものですから、その点、念を押しておきたいと思います。 それから、協和庁舎でも空間の広さの問題があるのですけれども、この設計書の部分を見ると、待合室、市民が手続などに来るときの待合室の部分、よく見えないですけれども、小さい字で。「待ち合い」とたしか書いてある。待ち合いの部分です。ここが非常に狭いように感じるのです。ちょっとこれでは殺風景になってしまうのではないか、狭いから。やっぱり手続で市民がやってくる。狭いところで待っていなくてはならないというような感覚にとらわれるようではだめだと思うのです。やっぱりある程度のゆとりというのが必要だと思うのです。そういう空間のゆとり。例えば児童の作品を、今明野庁舎では時々、児童の作品を展示するスペースがありますけれども、そういうのがなくなってしまうのではないかというふうにも思うのです、これを見ると。その点どうなのでしょうか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えしたいと思います。 庁舎内への児童の作品を展示するスペースというご質問でございますが、今回の設計には設定はしてございません。しかしながら、小規模な展示等につきましては、パーティションを活用するなどの対応は可能と考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) パーティションで仕切ってというのはちょっと無理ではないかなというふうに思うのです。余りに狭いと思います。私は、この設計をする段階で、当然地元の人たちの要望も聞きながら設計に反映させたとは思いますけれども、協和庁舎をつくるときもそうでした。住民の皆さんとやりました、設計者も入れて。ところが、でき上がってみるとイメージと違うのです。狭苦しい感じがしたりするのです、使い方にもよると思うのですが。ですから、庁舎のスペースというものは、もうちょっと広目にとってやれないのかなというふうに思うのですが、どうなのでしょうか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答え申し上げます。 もう少しちょっと広目というふうなご質問でございますが、やはり支所といいますのは、基本的に住民の利便性というか、住民票なり、そちらの生活関連のほうを優先させていただいておりますので、どちらかというとそういった作品とか展示というのをメーンに考えてございませんので、協和支所と同じようなスペースという形で今回設計させていただいておりまして、656平米という形の面積、協和支所と同じような形でつくらせていただいておりますので、ご理解賜りたいと思います。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) ちょっと注文すれば、協和庁舎の場合と同じ面積だという今の話でしたけれども、協和庁舎の場合は隣にすぐ公民館部分があるのです。図書室もあります。ですから、全体的には何となくゆとりを感じる部分があるのです。ところが、明野庁舎の場合は単独支所ですから、支所だけの機能ですから、私はその辺を考慮して、少しゆとりをつくっておくべきではないのかなというふうに思うのです。 その辺の発注する側の考え方なのですけれども、やっぱり面積が同じだからいいという考え方だけでは、これからまた公共施設を建てかえたり何なりするわけですけれども、そのときにまた、新しくて気持ちはいいのだけれども、狭苦しいというような、あるいはゆとりを持たせる、例えば子供たちの展示なんかで気分的にゆとりを感じさせる部分、そういったものもなかなかとれないようでは、これは問題になってしまうと思うのです。今後やっぱりここをよく考えてほしいと思うのです。 財政的にはそんなに、もう一回り大きくしたらお金がかかる。だから、庁舎の場合、協和庁舎を基準にして、それ以上はふやさないと、足りるのではないですかと、こういう考えだと思うのですけれども、ここはそれだけの一面的な考え方にはなじまないと思うのです。明野庁舎では私はそう思いますが、どうでしょうか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答え申し上げます。 協和庁舎との比較ということで私先ほど答弁いたしましたが、協和支所の場合は公民館と併用という形で、会議室等も併用して使われているという形で、今回明野庁舎につきましては、会議室3つほど設定してございます。77平米、44平米、あと23平米と小会議室ということで、そちらも企画展などをする場合には、当然有効活用できるのかなということで認識しているところでございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) とにかく来庁する市民が少し窮屈さを感じるようでは評判が悪くなりますから、応対はもちろんですけれども、接遇の部分は、しかしこういう空間の部分も大事だというふうに思いますので、非常にいろいろと工夫をして、使いやすくする必要があるのではないかなと思います。立体的にはここには書いていませんから、平面的ですから、私はそう感じるわけですが、立体的に使うということで、少しその辺も考慮していただきたいなと思います。 それから、防災拠点の機能を持たせるというお話がありましたけれども、これはどういう機能を入れるのでしょうか。 ○議長(箱守茂樹君) 尾岸市民環境部長。 ◎市民環境部長(尾岸雅仁君) 三浦議員さんのご質疑にご答弁させていただきます。 防災拠点としての機能についてでございますが、まず災害に強い建物である必要がございます。具体的には、大震災の際にも大きな補修をすることなく使用できるよう、十分な耐震性が確保されております。また、当該敷地は、洪水に対しましては、ハザードマップ上浸水の危険性はございません。そのほか防災拠点としての必要な資機材の備蓄スペースの確保あるいは応急給水スペースの確保、災害車両の出入りを想定した駐車スペースレイアウトや舗装計画等を行うとともに、停電等の非常時に使用できるコンセントつきソーラーLED街路灯を設置する計画になっております。 以上でございます。
    ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 防災拠点ということで、それなりの装備と施設をつくるということですので、わかりました。 それでは、大きな3点目の新中核病院の統合支援委託料という件について伺います。911万6,000円、これはどういう業務を委託するのでしょうか。 ○議長(箱守茂樹君) 坂入企画部長。 ◎企画部長(坂入龍一君) 三浦議員のご質疑にご答弁をさせていただきます。 今回の補正予算に計上させていただきました、統合支援委託料911万6,000円でございますが、新中核病院の基本構想、基本計画におきまして、筑西市民病院は診療所化を図り、在宅医療支援体制を整備するということを打ち出しておりまして、この在宅療養支援体制の整備と診療所化にかかわる業務について支援を受けるということでございます。具体的な内容といたしましては、診療所化、在宅療養に向けた体制整備、課題の整理ですとか、医療圏・他診療所の機能や特徴に関する情報収集、分析及び事業計画の作成支援、そういったものを受けるものでございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) わかりました。こういうものを市独自でアドバイスを受けながら作成するということはできないのでしょうか。911万円もかけるということですから、ちょっと私は、これが多いのか少ないのかわからないのですが、専門的な知識が必要ならば、そこは知識をかりてくるという方法もあるのではないかと。その点どうでしょうか。 ○議長(箱守茂樹君) 坂入企画部長。 ◎企画部長(坂入龍一君) 統合支援委託につきましては、地方独立行政法人化ですとか、あるいは人事統合、経営改善と、そういったものについても専門的な見地から支援を受けているものでございまして、今回の診療所化、在宅療養支援体制の整備につきましても、こういった専門的な見地からの支援を受けたいということで委託料を計上したものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 今新中核病院でコンサルタントを頼んでやってもらっているということで、そのコンサルティング業者に新たにこの部分をやってもらうということなのですね。今までの新中核病院全体のコンサルタントとは考えられないのですか。 ○議長(箱守茂樹君) 坂入企画部長。 ◎企画部長(坂入龍一君) 先ほど申しましたように、今やっているコンサルタントの中で、業務は別な業務になるものですから、新たに別な業務を委託するというふうなことで今回予算を計上させていただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 23番 三浦譲君。 ◆23番(三浦譲君) 確かにきちんとした計画を立てなくてはならないですけれども、やっぱり我々素人から見ると、1,000万円近くのお金をコンサルタントにかけてやらないとできないのかなという気がします。事例は幾つもあると思うのです。やっぱりそういうところから学ぶとか、新中核病院で専門家もついているわけですから、その点のアドバイスを受けながらやっていくことができるのではないかなというふうに思うのです。説明としてはわかりました。 それでは、以上で終わります。 ○議長(箱守茂樹君) 暫時休憩いたします。                                休  憩 午前11時11分                                                                              再  開 午前11時25分 ○議長(箱守茂樹君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 総務部長から発言を求められておりますので、これを許します。 ◎総務部長菊池雅裕君) 先ほど三浦議員さんからのご質問で、下請の禁止事項はあるのかという答弁漏れがございましたので、ご答弁させていただきたいと思います。 物品購入の場合ですが、メーカーから直接仕入れて販売してくるとの想定がございますので、契約書上の第三者への下請に関する事項は設けてございません。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 1番 小倉ひと美君。 ◆1番(小倉ひと美君) 議案第41号「工事請負契約の締結について」に質問させていただきます。 明野庁舎を整備するとのことですが、筑西市公共施設適正配置に関する指針に、公共施設管理の4原則の1つに、施設総量、総床面積の縮減とあります。市の公共施設全体の総床面積を20年間で20%縮減することを目標としているそうですが、今回の明野庁舎の整備も、そのことに基づき整備を計画されたのでしょうか。 ○議長(箱守茂樹君) 小倉ひと美君の質疑に答弁願います。 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) 小倉議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 一般質問でも小島議員さんのほうにもご答弁させていただいているところなのですが、現在の明野庁舎につきましては、昭和43年に建築されました旧耐震基準の設計の施設でございまして、建物、設備ともに老朽化が進んでございます。また、バリアフリーへの対応が不十分であり、庁舎として恒久的に使用するためには、耐震補強に加えて大規模改修工事が必要となってまいります。 平成25年度に、今後の整備方針の参考資料といたしまして、明野庁舎再整備基本調査を実施し、耐震補強及び大規模改修を行った場合と新築工事を行った場合との工事費用を比較しましたところ、概算ではございますが、新築のほうが工事費用を抑えられるとの結果となってございます。加えまして、現庁舎の2階、3階部分は、合併後ほとんど利活用がなされていないのが現状でございます。 これらを踏まえまして、現在の跡地敷地内に、明野地区の中核施設として、環境やユニバーサルデザインに配慮いたしました、必要最低限で、コンパクトで効率的な行政サービスを提供できる庁舎として整備するという、市の方針を地元の皆様にもご説明して、現在整備を進めているところでございますので、ご理解賜りたいと思います。 ○議長(箱守茂樹君) 1番 小倉ひと美君。 ◆1番(小倉ひと美君) では、今回の整備におきまして、新しい明野庁舎は、現庁舎に比べて具体的にはどのくらい面積が縮減されたのでしょうか。また、今回の整備により維持管理コストも削減されるということで、よろしいのでしょうか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えしたいと思います。 庁舎整備後の床面積でございますが、656.64平方メートルで、現庁舎2,728平方メートルに対しまして約4分の1の面積となっておりますことから、公共施設適正配置に関する指針の基本原則にも適合しているというところで理解してございます。 また、コストにつきましても当然、面積、施設が小さくなりますので、それだけ維持管理費のほうも縮減されるものと理解しているところでございます。 ○議長(箱守茂樹君) 1番 小倉ひと美君。 ◆1番(小倉ひと美君) ありがとうございます。では、庁舎の敷地に関して伺います。 建物の縮減に合わせて敷地も縮減するのでしょうか。敷地の一部に借地があるとお聞きしましたが、庁舎を整備するのを機に、この借地部分はどのように取り扱うのか伺います。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) ご答弁申し上げます。 小倉議員さんがおっしゃるように、明野庁舎敷地南側一部に借地856.79平米ございます。こちらにつきましては、地主と土地賃貸契約を結んでいるところでありまして、現在の契約でいきますと平成31年3月31日までということで、あと3年という形で計画しているところでございます。 また、この土地につきましては、昭和43年、現明野庁舎建設当時から借用しているものでございまして、現在は消防団29分団詰所及び昨年度解体しました公用車車庫の跡地となってございます。今回の工事に着手することになりますと、工事完了の平成30年度末まで借用している跡地を、工事関係の資材置き場及び工場事務所、さらには支所への来庁者用の駐車場として、今後も契約まで利用していく予定でございます。 なお、今後の契約継続等につきましては、現在の消防団詰所の建かえが27年後、ローテーションで建てかえスケジュールがございまして、消防防災のほうに確認しましたところ、あと27年後に建てかえというふうな予定もされていることも踏まえまして、今後改めて地権者の意向も聞きながら協議してまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(箱守茂樹君) 1番 小倉ひと美君。 ◆1番(小倉ひと美君) ありがとうございます。では、筑西市では、この明野庁舎の以外にも借地があると思います。筑西市全体では借地がどのくらいあり、年間お幾らぐらいお支払いしているのでしょうか。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ○議長(箱守茂樹君) 議案に関係ないな。議案質疑ですから。 答弁できますか。 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答え申し上げます。 現在市が借用している施設が83ございまして、有償で借地をしている土地の総面積が36万5,800平方メートル、36.5ヘクタールございまして、賃料総額で8,100万円ということになってございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 1番 小倉ひと美君。 ◆1番(小倉ひと美君) ありがとうございます。では、第3次筑西市行政改革大綱の財産改革の項目の中に、公有地の有効活用とありますが、市では今後このような借地をどのように有効活用していくのでしょうか。          (「議案外の質問」と呼ぶ者あり) ○議長(箱守茂樹君) これは議案外の質問です。別の機会でお願いいたします。 1番 小倉ひと美君。 ◆1番(小倉ひと美君) では、明野地区を初め市民の皆様によりよく使っていただけるように、明野庁舎の整備をよろしくお願いいたします。今後もこのような借地などの有効活用もぜひよろしくお願いいたします。ご丁寧な答弁ありがとうございました。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) 質問に入る前に、ちょっとお礼の言葉というか。今度の一般会計補正予算で雷神社の、地震災害で5年前えらい被害を受けて、それが市の援助85%ということで、今回1,900万円ですか、補正をいただいてありがとうございます。いろいろこれまで専門家に見立ててもらったら、約1億円はかかるだろうということですけれども、それでも地元負担が大きいので、6,000万円以内で仕上げるということで落ちついて、市から85%、地元が15%負担ということで、2カ年計画で実施することになりました。ありがとうございました、関係者の皆さん。 それともう一つ、下館という地名の問題で非常に市民からいろいろ出ています。下館という地名は940年、これは平将門の乱のころから、平安時代ですけれども、その地名が初めて出まして、1,000年を超える歴史を持つ地名がなくなってしまったということの市民からの話がよく出ます。それはいずれにしても、そういう問題でも今市民が関心を持っていると。地域おこしの関係も含めて、そういう下館の地名の復活という、今議会でも出ていますけれども、そういう問題についてはいずれとしても議案質疑に入りたいと思います。 それで、議案第40号の財産取得のいわゆるコンピューターの話で、三浦議員もやっていましたけれども、いわゆる1億1,800万円ということで落札ということなのですが、これだけの額で、これがなぜ指名競争入札になったのかというのが私らにはわからない。よく指名競争入札は、1,000万円以内の契約とかいろいろ、内部の中での、条例でどうのこうのということはありませんが、これはこういうふうになぜ指名競争入札をしたのかな。その1点。 ○議長(箱守茂樹君) 鈴木聡君の質疑に答弁願います。 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) 鈴木議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 指名選定というか、どうしてなったのかという理由でございますが、本市の入札参加資格を有する者の名簿、いわゆる業者名簿に登載がございまして、かつOA機器の物品売買契約を希望する業者の中から、過去における本市との契約や入札指名の実績等を勘案いたしまして、今回の調達事案を確実に、良好に履行できるものと思われる業者を、筑西市競争入札参加者指名選定委員会におきまして、7社として選定したものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) 先ほど内規みたいなのを言いましたよね。1,000万円以内は指名入札だと。それを超えるものは電子入札だと。今度は、過去の実績とか確実性を確保するためにだということで指名入札にした。では、電子入札というのは、今までこういうことをやったとしても、それが確実にやられるかどうかという心配があったということなのですか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えいたしたいと思います。 今般の議案第40号につきましては、指名競争入札、紙入札でございますが、議案第41号につきましては、一般競争入札という形で電子入札にさせていただいていますので、その辺だけご理解いただきたいなというふうに思います。          (「聞いてないです。議案第40号について聞いている」と呼ぶ者あり) ○議長(箱守茂樹君) もう一度お願いします。 ◎総務部長菊池雅裕君) 今般の物品等につきましては、全て指名競争入札という形でとらせていただいているところでございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) それで、7社の指名をして3社が応札したと。その7社の業者と、そして応札した3社というのは、どことどことどこなのですか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) まず、7社を申し上げます。 広沢商事株式会社、2つ目、日興通信株式会社つくば支店、3つ目、株式会社日立システムズ茨城支店、4つ目、株式会社富士通マーケティング関越支社、5つ目、リコージャパン株式会社関東事業本部茨城支社LA事業部、6つ目、関彰商事株式会社ビジネスソリューション部下館支店、7つ目、株式会社TKC、この7社でございまして、辞退が4社ございまして、入札に参加していただいたのが広沢商事、日興通信、リコージャパン、この3社でございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) これは、内規で7社指名しなければならないというものになっているのですか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えします。 要綱によりまして、7社以上というふうな形でなっておりますので、その7社を満たしているということで、7社で今回指名させていただいているところでございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) 指名競争入札で、これは何回札がありましたか。何回やって落札したか。その経過。本来ならば、ちゃんとそういう経過も含めて全部言うべきなのです。一々私が取り上げたこと一つだけ言って、時間稼ぎとまでは言わないにしても、もっと丁寧に答弁してもらえないですか、煩わせないように。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えします。答弁というか申しわけございません。          (「まだなりたてだから、わかんねんだ」と呼ぶ者あり) ◎総務部長菊池雅裕君) (続)今回の予定価格を事前に公表いたしておりますので、筑西市建設工事等入札執行事務処理要領に基づきまして、1回限りというふうな形で規定になってございますので、1回でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) 私が思うのには、日興通信というのはつくば市だよね。こういう方々は筑西市に税金を払うのですか、筑西市に。確認したいのですが。営業していてね。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えします。 筑西市に法人登録はございませんので、税金は市のほうからは徴収できないことになっておりますので。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) こういう指名競争入札でやることになっているのだったら、地元の業者を指名して、そして競争させたほうが、何ぼ地元のために役に立つかわからないのです、やっぱり。だって、地元は広沢商事だけでしょう、あと1社あるのかな。ないよね、今挙げた中では。 だって、筑西市内の業者で、これだけの仕事をできる業者はいないのですか、広沢商事だけで。こういうことについてもよく考える必要があるのです。だって、つくば市のほうの業者が請負ったって、今言ったように、税金は一円も落ちない。税金は。地元に還元されない。こういう方法は改めるべきだと思うのです、私は。それでなくても財政が大変だ、大変だと言っているわけだから。 これは、部長が就任して初めての入札なのですか。その辺やっぱり新任の部長として、いろいろ勉強して、これが一番いい方法だと思ってやったのだとは思うのだけれども、そういう点ではどういうふうにお感じになりますか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えいたします。 先ほど私が申し上げました7社でございますが、過去5年間も、これまでも指名の実績がございまして、そういった形で私も引き継いでございますので、当然信頼性も保てるということで、今回も7社という形で選定させていただいているところでございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) こういう業者の名簿は、総務部でそろえるのか、それとも教育委員会教育長らがそろえるのですか、これは教育関係ですから。これは、その部署、部署によって、業者をこれにしてくださいと選んでくるのですか、そういうのがわからないのだけれども。それとも管轄する総務部で業者を選定するのか、その辺どうなのですか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えします。 ただいまの過去5年、先ほどの7社に指名していると申し上げましたが、そのほかにもパソコン、プリンター等の機器で、市内の業者、株式会社マスゼンさん、株式会社ナカザワさん、株式会社マルシンさんというところも指名した経緯がございますので、ご理解賜りたいと思います。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) だから、過去にそういう地元の業者が指名されているのが実績としてあるわけです。だから、なぜ今回に限って、地元は広沢商事1社だけなのですか。だから、地元の業者、何社か、3社でも5社でもいいです、必ずしも7社に達しなくたって。現実に今度の新中核病院は、前田建設工業に契約交渉権1社でやっているわけだから。だから、どうして地元の業者を指名してそれだけの、7社なら7社、筑西市も広くなって、そういった業者がたくさんいるわけです。その点どうなのですか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えしたいと思います。 その辺のことも今後検討材料とさせていただきたいなというふうに考えております。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) あと、物品購入は指名競争入札だと、かなり高額な入札でも。これは、筑西市で独自に決めた、そういう条例でもあるのですか。物品購入は指名競争入札。だって、普通入札の問題では、こういったものについての、よく丸投げは違法だと言われますよね。違法だと。こういう物品購入は、そういうものには該当しないのですか。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えします。 物品、今回の教育関係パソコンでございますが、パソコン等のノウハウ等も考慮しまして指名とさせていただいておりまして、プリンター等については、市内の業者という形をとらせてやっているところもございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) 建設の何かで、建設業法だね、丸投げは禁止されているわけです。いろいろ聞くところによると、この物品購入については、過去には、まるっきり下請に出してしまったというような話もあります。だから、物品購入においては、そういう建設業法には該当しないのだと。しないのだったらしないとはっきり、ちゃんと言ってもらいたいのです、私らはその辺わからないので。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えしたいと思います。 先ほども申し上げましたとおり、指名選定の理由ということで申し上げました。OA機器の物品売買契約を希望する業者という中から、過去における契約、本市との契約とか指名の実績等を勘案させていただいて調達したというところでございますので、ご理解賜りたいと思います。          (「議長、議事進行で」と呼ぶ者あり) ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) 私の質問に対して答えていないのです。だから、丸投げは大丈夫なのですか。建設業法では丸投げしては御法度なのです。物品購入は、ではいいのですかと聞いているの。答えていないのです。お願いします。 ○議長(箱守茂樹君) この点につきまして、指名競争なのか一般競争なのか、工事の場合は一般競争なのに、物品購入の場合には、それで指名というようなことをやっているということに対してどうなのかということを鈴木議員は聞いておりますので、それについての答弁をお願いいたします。 そういうようなことですね。          (「丸投げ」と呼ぶ者あり) ◎総務部長菊池雅裕君) お答えしたいと思います。 物品につきましては、丸投げということは該当しないと。下請という話でございますが、該当しないということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) では、議案第41号について。これは電子入札で、明野庁舎が常陸・萩原JVが入札。この入札経過について、何社が参加して、そして1回目の札は幾らで、何回やってこの常陸・萩原ジョイントが落ちたかということを懇切丁寧に説明してください。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えしたいと思います。 今回の明野庁舎建設工事につきましては、2社で構成する特定建設工事共同企業体を参加条件としまして、平成28年5月23日を開札日とする一般競争入札を電子入札システムにおいて執行いたしたところでございます。予定価格を今回事前に公表しておりますので、筑西市建設工事等入札執行事務処理要領の規定によりまして、1回という形でご理解賜りたいと思います。          (「だから」と呼ぶ者あり) ◎総務部長菊池雅裕君) (続)失礼しました。それと、参加した業者でございますが、応札に応じた業者が4JVでございます。 ◆24番(鈴木聡君) 議長、だから今4社でやった、会社の名前と札、幾ら入れて……本当にまだなりたてだから、本当に心苦しいのだ、私も質問するのは、本当に。その辺お願いします。 ○議長(箱守茂樹君) 菊池総務部長。 ◎総務部長菊池雅裕君) お答えします。申しわけございません。 4JVでございまして、落札しました常陸・萩原特定建設工事共同企業体1億6,380万円、2社目、田中・マルイ特定建設工事共同企業体1億6,680万円、3JV目、小薬・龍田特定建設工事共同企業体1億7,830万円、4JV目、アキラ・中山特定建設工事共同企業体1億7,870万円。 以上でございます。          (「落札率」と呼ぶ者あり) ◎総務部長菊池雅裕君) (続)落札率につきましては、91.00%でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) それから、新中核病院の整備事業で、報酬が1,000万円ですよね。この4月からの2人の医療監の話が出ていますけれども、1人は非常勤のまま続けたいと。1人は、4月から常勤の医療監として新中核病院建設に邁進していきたいと。どちらもそういうふうにちゃんと。それは、非常勤とか常勤とかという区別はなくやるということなのですが、ただ当初、そういうことで、4月から2人で常勤になって、そして建設に向けて頑張っていきたいということなのですが。これはどうなのですか、報酬費用の、弁償額の増という問題について、どういうかかわり合いがあるのでしょうか。 ○議長(箱守茂樹君) 坂入企画部長
    企画部長(坂入龍一君) 鈴木議員のご質問にご答弁をさせていただきます。 梶井医療監につきましても水谷医療監とあわせて、4月から常勤としての採用に向けて協議は進めてきたところでございますけれども、自治医科大学及びご本人のご意向によりまして、今年度につきましては引き続き非常勤扱いということになったものでございます。なお、非常勤ではございますが、週2回は必ず定期的に出勤をしているほか、会議、打ち合わせ等にはその都度ご出席をいただいておりまして、水谷医療監とお二人で力を合わせて一生懸命病院のほうの整備のほうを先頭に立ってやっていただいているというような状況でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) この報酬と費用弁償の増額というのはどういうふうに見たらいいのですか。私らにはわからないのです。 ○議長(箱守茂樹君) 坂入企画部長。 ◎企画部長(坂入龍一君) ただいま申し上げましたように、当初常勤というふうなことで予算編成の時点では協議を続けてきたものですから、常勤のほうの職員給与のほうに計上しておりました。それで、非常勤の場合には、ここに計上してありますように、非常勤特別職としての報酬ということで、昨年度と同じく月額100万円というような報酬が今回新たに補正ということで計上させていただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) 2人の先生が、常勤も非常勤も関係なく、とにかく新中核病院建設のためにやっていきたいと、一生懸命ね。だけれども、常勤というのは1週間5日間ありますよね、土日除いて。それは、常勤はもうほとんど大体旧協和町のあそこに詰めているわけでしょう。非常勤というのは週2回ということなのですか。その辺の、気持ち的には、一生懸命やりますというけれども、3日の違いというものは、私はそれなりに影響すると思うのです、業務上。そういうのはどうなのですか。 ○議長(箱守茂樹君) 坂入企画部長。 ◎企画部長(坂入龍一君) ただいま申し上げましたように、梶井医療監につきましても、会議でも何でも、例えば夜の会議につきましても全部今出席をしていただいて、水谷医療監と一緒にやっていただいていますので、お二人、同じ立場で力を合わせてやっていただいているというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) そういうのが私はよくわからないのだ。やっぱり毎日詰めてやるということが本来いいわけだから、そのために4月から常勤ということで予算も組んで、予算を組んでいたからには、2人の了解を得てやってきたことなのだ、本当は。それがことし、予算も組んで変わってしまったのだ。そういう事情はどういう事情なのです。それはわからないのですか。 ○議長(箱守茂樹君) 坂入企画部長。 ◎企画部長(坂入龍一君) 申しわけありませんけれども、ちょっと詳しい事情までは把握しておりませんけれども、大学とご本人のほうの意向で、ことし1年だけは非常勤でやらせてほしいというふうなことでございますので、ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) どういう事情だか本当は私らも知りたいのは……。まあいいです、それでは。 それから、先ほど三浦議員からも出ました、筑西市民病院の在宅医療の問題で、在宅医療としてどういうあり方。一般的には在宅医療と聞けば、先生が患者のうちへ行ってやるという話はわかるのだけれども、それをコンサルタントに頼んで、何をどういう体制を確立するということなのですか。これは市民病院の事務部長が一番わかるのでしょうから、その辺どうぞ答弁願いたいと思います。 ○議長(箱守茂樹君) 市村市民病院事務部長。 ◎市民病院事務部長(市村雅信君) お答えいたします。 新中核病院の基本構想、基本計画で、議員ご存じのように、市民病院は無床の診療所化で在宅の拠点となる施設を目指すということはもうご承知のとおりだと思います。 実際在宅の拠点の施設といっても、いろいろなパターンがあります。現実には2025年問題をどうクリアするかということだと考えております。その在宅の拠点の施設というのは、全国にも事例はございますが、その地域、地域に特性がございます。この筑西、桜川地域には、やはり周辺の3次医療が多いとか、そういったものの特性もありますし、その辺の特徴と現状を十分に把握しつつ、高齢化の推移等々を見据えながら、さらに現在この地域で行っている医師会があります、真壁訪看とか、宮田病院さんが行っている施設との連携、さらに保健福祉部のほうで現在進めております地域医療連携推進事業、こちらとの整合性を図っていくためには、かなり専門的な数値的なものの分析も必要であろうというふうな観点から、この支援業務ということに着手して、2025年問題を問題なくクリアできる体制を構築したいというふうな趣旨でございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) さっぱりわからないのだ。具体的なイメージが湧いてこないのだけれども。 この地域の特性、特徴ということで、それで各関連するものとの連携を図りながらいろいろやっていくのだと。具体的にはどういうイメージを持ったらいいのですか、私らにはわからないのだけれども。在宅医療の診療所化というのでしょう。だから、市村部長は地域医療には明るいのだという話を聞いていますが、具体的にこういうことができるのだよとか、ちょっとわかっている範囲で教えていただければ。 ○議長(箱守茂樹君) 市村市民病院事務部長。 ◎市民病院事務部長(市村雅信君) ご答弁申し上げます。 現在の医療に関する取り巻く状況としましては、先ほどの2025年問題もございますが、今までですと、療養型等々を含めまして、急性期から終末期を病院で過ごすというか終わるというのが考え方でしたが、やはりこれは国の医療費の削減等々の問題から、在宅で、施設を含みますが、療養期を在宅で安定した患者さんの経過を見ていくというふうなことで、国が意向を、既に2014年、もっと前からでもあります。 その中で、在宅というのは、実際には訪問診療、訪問看護、訪問介護ということがございます。在宅で行える治療も現在、点滴とか、いろいろな医療機器もコンパクトになっていますので、1年、1年行える行為がかなり進歩しております。ですが、地域医療連携推進事業の中で市民シンポジウムとかいろいろやっていますが、やはり市民の皆様に在宅の特徴、在宅のよさ、そういったものがまだまだ浸透していないというところで、行える医療、介護、看護というものはどんどん進歩していますので、その辺を積極的に啓蒙しつつ、やはり2025年問題をクリアするためには、現在国が進めている病床再編等々がありまして、療養型というのはほとんどもう病院では、いろいろなパターンがありますが、病院での最期を迎えることをどんどん少なくしていこうという方向でございますので、その辺の考え方、医療の国の方針が変わっているので、それに即してこの地域も目指していきたいというところが目指すところでございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) 在宅医療で、先生があるいは看護師さんが来てくれて、いろいろやってくれるということは大変結構なことだけれども、在宅医療によって、今度はうちに誰もいなくなってしまうということももう心配して、働きにも行けない、そういう問題も起きるのです。だから、必ずしも在宅医療がベターだということでは私はないと思う。これは、国が、2025年問題と言いましたけれども、医療費が重なってしまってどうしようもないのだの話で、終末期は自宅でちゃんとしたほうがいいのではないかとかいろいろなことを言っているけれども、実際に今度は、そういう問題の話を論じ合うと時間がありませんから、そういう問題も生じるということをよく頭に入れて考えてほしいのです。 ○議長(箱守茂樹君) 市村市民病院事務部長。 ◎市民病院事務部長(市村雅信君) ご答弁申し上げます。 鈴木議員さんご指摘のとおりでございます。国が在宅を強化していますが、やはり在宅、まず自宅の場合には、介護を必ずする方がいらっしゃいませんと、それは成り立たないというふうな課題もございます。ですから、全てが在宅ということはまず不可能だと思いますので、その混在型、病院で終末を迎える方、自宅で終末を迎える方、施設で迎える方、そういった方々を混在させながら、いろいろなパターンの選択ができる形を構築していくということが大事なのかなと思っております。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) では、次に移ります。 議案第46号の国民健康保険特別会計で、この追加予算なのだというのですけれども、いわゆる健診助成事業、これは人間・脳ドックかな。172万5,000円。広報で希望者を募ったら、本当にたくさん希望があって予算が足らないと。大いに結構なことなのです。そういう検診を受けて健康を守る。 これは、今までは、新年度本予算では募集したのは40人ぐらいかな。それが殺到して、足らなくなったのだとは思うのですが、今何名の方がこれでふえるのでしょうか。全部で何人の人たちが受けられるのか。 ○議長(箱守茂樹君) 神原保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(神原光司君) お答えします。 まず、人間ドック、どういうものかといいますと、3種類ございます。1つは、短期人間ドック、助成額が2万円。それから、脳ドック、これが1万5,000円。併診ドック、脳ドックと短期ドックをあわせたものが3万円という形で助成するというような内容でございます。 議員さんがおっしゃられるように、市民の健康保持はもちろんでございますが、医療費削減には非常に有効な手段でございます。ましてこれは健診率の算定にもなりますので、これを受けていただくということは非常に有効な手段であると思っております。 一昨年は1,000万円の予算でちょっと足らなかったということがありました。昨年は1,500万円に上げました。そうしたところ、結果的には、最終的に15万円ほど不用額というものが出ました。最初に申し込みを受けますので、その後何らかの都合で受けられない。そのために、その後にはキャンセル待ちの方を随時補充しておったのですが、結果的に不用額も出てしまったということで、平成28年度につきましては、昨年度同様1,500万円の予算措置をしました。 ところがでございますが、合わせて759名という応募がありました。金額的には、先ほど言ったように3種類ございますので、680名の方がその予算枠内での人間ドック助成の該当といいますか、予定者ということになりまして、ただその時点で79名の方があふれてしまったということでございます。この現状を見まして、当初に申し込んでいただいた方については、全て充足したいというふうなことで、財政当局とも協議した結果、今回の補正に至ったわけでございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) わかりました。 最後に、下水道の問題です。予算で、下水道経営戦略策定事業だと。経営戦略を策定するために980万円の増額補正だと。経営戦略というのは何なのです。勇ましい標語で表現されていますが、どういう経営戦略を立てて、市民のためにはこれだけの恩恵があるのだよとか、そういう内容なのかどうか、少し経営戦略についてお尋ねしたいと思います。 ○議長(箱守茂樹君) 廣瀬上下水道部長。 ◎上下水道部長(廣瀬正明君) お答えいたします。 この下水道経営戦略は、住民の日常生活に欠くことのできない重要なサービスであります、公共下水道事業を将来にわたり安定的に継続することが可能となるよう、中長期的な経営の基本計画として策定するものでございます。国の総務省が示しております経営戦略策定ガイドラインによりますと、計画期間は、事業の特性、事業の普及状況、施設の老朽化状況、経営状況等を踏まえ、おおむね10年以上の期間とすることとなっております。 内容につきましては、公共下水道事業の現状と将来見通しを踏まえたものとし、施設・設備に関する投資の見通しを試算した計画と、財源の見通しを試算した計画で構成されております。そのほかに、人件費等の投資以外の経費も含めた上で、収入と支出の均衡がとれた中長期的な収支計画が中心となります。また、組織の効率化や人材育成、PPP/PFI等の効率化など経営健全化の取り組みについても重要な検討を行ってまいります。 なお、策定後は、3から5年周期ぐらいで見直しを行って、適切な事後検証、更新等を行ってまいるとされております。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) 経営戦略は、今いろいろ言ったけれども、3年から5年周期でどうのこうの。これは、いつその戦略が筑西市ではできるのですか。いつまでにやるのですか、この戦略、計画は。 ○議長(箱守茂樹君) 廣瀬上下水道部長。 ◎上下水道部長(廣瀬正明君) お答えいたします。 今年度中に策定する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) 国のガイドラインに従ってつくっていくのだと。国のガイドラインというのは、どういうガイドラインなのですか。例えば将来、10年先だ。向かって、いろいろな試算をするとか、それから財源をどうするか、そういったものを含めて経営戦略をつくるということなのだけれども、これは例えば財源はどうなる、あるいは試算、これはまだ聞いてもわからないわけだよね、これからつくるのでしょうから。ただ、ガイドラインはどういうふうになっているのですか。例えば下水道の使用料を上げるとか、あるいは区域を広げていくとか、いろいろあると思うのです。そういうガイドラインの基本的な筋書きはどうなっているのですか。 ○議長(箱守茂樹君) 廣瀬上下水道部長。 ◎上下水道部長(廣瀬正明君) お答えいたします。 現在示されております経営戦略策定ガイドラインの内容でございますけれども、資料の収集、整理等により現状の把握から始まりまして、現在の経営状況、財政状況の現状を分析いたします。そして、将来予測と将来の課題を抽出いたします。さらに、投資財政計画の検討を行います。次に、効率化、経営合理化等の取り組みの検討も行います。最終的には、将来に関する料金等の改正等についても検討してまいります。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) では、値上げなのでしょう。これは、今年度中にこういうものを仕上げて、次年度からこれを実行していくということになるわけですね、今のあれだと。そうすると、もうガイドラインとしては、こういう、合理化とかいろいろ言っていますが、いわゆる使用料金の値上げが、もう既にガイドラインの中に含まれているのだということとして受けとめてもいいのでしょうか。 ○議長(箱守茂樹君) 廣瀬上下水道部長。 ◎上下水道部長(廣瀬正明君) お答え申し上げます。 使用料金の改定について検討していくというふうなことはうたわれておりますけれども、値上げというふうな文字は入っておりませんので、その辺はご理解願いたいと思います。 なお、今回補正予算として計上しました理由でございますけれども、当初は、平成32年度から公営企業会計に移行するというふうな計画に合わせまして、経営戦略を策定していくというふうなことで予定していたわけでございますけれども、ことしの4月下旬になりまして、議案説明でも申し上げましたとおり、下水道の高資本費対策分の普通交付税措置、これは現在いただいているわけなのですけれども、この交付税措置を次年度以降も引き続き受ける場合には、本年度中に経営戦略が策定されることが条件づけられたため、本定例会に補正予算として計上してきたものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) 時間がないから。もう1つ。 これは、コンサルタントに頼まなければできない問題なのですか。先ほど教育委員会でも、ベテランのその人が、パソコンのいろいろな機器のあれを積み上げて計算したのだと言っているのだけれども、何をやるのでもコンサルタント、コンサルタントで、高いコンサルタント料を払ってやっているというのは、私はもったいないと思うのだ。もう職員の蓄積がたくさんあるわけだから、そういう蓄積を利用して、そしてやるべきだと思うのだが、どうなのです。 ○議長(箱守茂樹君) 廣瀬上下水道部長。 ◎上下水道部長(廣瀬正明君) お答え申し上げます。 現状分析及び将来予測並びに投資計画、財政計画等は、特に専門性が高いことから、職員のみでの策定は困難というふうに判断したことから、業務委託するというふうなことで考えております。 以上でございます。 ○議長(箱守茂樹君) 24番 鈴木聡君。 ◆24番(鈴木聡君) 最後はむにゃむにゃとなってしまったけれども、筑西市になってもう11年です。下水道をやっているのは、下館時代は早くからやっている。そういうもう何十年という蓄積を持って、そういうものはちゃんと残っていないのですか、それは。そういうものを受け継がれて今日までやってきていると思うのですが、そんなに専門性、専門性。だって、皆さん…… ○議長(箱守茂樹君) 時間になりました。 ◆24番(鈴木聡君) 終わりですか。わかりました。 ○議長(箱守茂樹君) 以上で質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第40号から議案第47号までの8案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 この際、ご連絡いたします。20日、21日及び22日の常任委員会は、全員協議会室において審査願います。最終日の討論でございますが、通告用紙をお手元にお配りしてあります。23日の正午まで、時間厳守の上、文書にて通告されますようお願いいたします。 本日の会議は、これにて散会いたします。 ご苦労さまでございました。                                散  会 午後 0時19分...