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09月19日-委員長報告・質疑・討論・採決-07号

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  1. 筑西市議会 2014-09-19
    09月19日-委員長報告・質疑・討論・採決-07号


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    平成26年  9月 定例会(第3回)                 平成26年第3回              筑西市議会定例会会議録 第7号平成26年9月19日(金) 午前10時1分開議                                        平成26年第3回筑西市議会定例会議事日程 第7号                        平成26年9月19日(金)午前10時開議第1 議案第61号  字の区域の変更について   議案第62号  筑西市税条例の一部改正について   議案第63号  筑西市夜間休日一次救急診療所条例の一部改正について   議案第64号  筑西市保育の実施に関する条例の一部改正について   議案第65号  筑西市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定め           る条例の制定について   議案第66号  筑西市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定につ           いて   議案第67号  筑西市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制           定について   議案第68号  平成26年度筑西市一般会計補正予算(第4号)   議案第69号  平成26年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)   議案第70号  平成26年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   議案第71号  平成26年度筑西市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)   議案第72号  平成26年度筑西市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)   議案第73号  平成26年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第2号)   議案第74号  平成26年度筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)   議案第75号  平成26年度筑西市水道事業会計補正予算(第1号)   認定第 1号  平成25年度筑西市一般会計及び特別会計決算認定について   認定第 2号  平成25年度筑西市水道事業会計決算認定について   認定第 3号  平成25年度筑西市病院事業会計決算認定について                                    (以上18案一括上程)第2 請願第 2号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める請願   請願第 3号  要支援者を介護予防給付から切り離すことに反対の請願   請願第 6号 「労働者保護ルールの現行制度の維持・改善を求める意見書の採択」に関する請          願   請願第 7号  教育予算の拡充を求める請願   請願第 8号 「集団的自衛権容認の閣議決定」の撤回を求める意見書の提出を求める請願   請願第 9号  政府による緊急の過剰米処理を求める請願   請願第10号  農業委員会、企業の農地所有、農協改革など、「農業改革」に関する請願                                    (以上7件一括上程)第3 議員提出議案第 2号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書(案)の提出について   議員提出議案第 3号  教育予算の拡充を求める意見書(案)の提出について   議員提出議案第 4号  政府による緊急の過剰米処理を求める意見書(案)の提出について                                    (以上3案一括上程)第4 閉会中継続審査申し出について                                  本日の会議に付した案件 日程第1 議案第61号ないし認定第3号 日程第2 請願第2号ないし請願第10号 日程第3 議員提出議案第2号ないし議員提出議案第4号 日程第4 閉会中継続審査申し出について出席議員                                    2番 小島 信一君     3番 田中 隆徳君     4番 稲川 新二君   5番 大嶋  茂君     6番 増渕 慎治君     7番 津田  修君   8番 内田 哲男君     9番 仁平 正巳君     10番 塚原 鉄雄君   11番 石島 勝男君     12番 加茂 幸恵君     13番 真次 洋行君   14番 尾木 恵子君     15番 外山 壽彦君     16番 堀江 健一君   17番 藤川 寧子君     18番 秋山 恵一君     19番 赤城 正德君   20番 箱守 茂樹君     21番 齊藤  晃君     22番 榎戸甲子夫君   23番 三浦  譲君                                 欠席議員   な し                                  説明のため出席した者    市長        須藤  茂君      副市長       木内 良夫君   教育長       赤荻 利夫君      市長公室長     稲見  猛君   総務部長      宮窪 英治君      企画部長      小堀 幹也君   税務部長      濱野 京一君      市民環境部長    鈴木 重衛君   健康増進部長    山口  明君      福祉部長      新谷  豊君   経済部長      市塚 克己君      土木部長      小島 一夫君   上下水道部長    永田 俊一君      会計管理者     北條 洋子君   市民病院事務部長  市村 雅信君      教育部長      滝田  誠君   農業委員会事務局長 谷貝 公康君      秘書課長      稲見 浩之君                                       議会事務局職員出席者   事務局長      酒寄 祐吾君      書記        國府田 弘君   書記        中島 国人君                                                 〔議長 赤城正德君議長席に着く〕 ○議長(赤城正德君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は21名であります。よって、会議は成立しております。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者は、前回のとおりであります。 議会運営委員長議会運営委員会の協議結果についての報告をお願いいたします。 議会運営委員長 堀江健一君。          〔議会運営委員長 堀江健一君登壇〕 ◆議会運営委員長堀江健一君) 改めまして、おはようございます。 円滑な議会運営を図るべく、去る9月12日正午から当委員会を正副議長室に招集し、正副議長出席のもと開催いたしました。その議会運営委員会の結果についてご報告申し上げます。 今定例会に提出されている請願7件に係る議員提出議案3件を日程第3として上程し、審議することが決まりました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(赤城正德君) 本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 これより議事日程に入ります。 日程第1 議案第61号「字の区域の変更について」から認定第3号「平成25年度筑西市病院事業会計決算認定について」まで、以上18案を一括上程いたします。 本件につきましては、既に各常任委員会及び決算特別委員会の審査が終了し、その報告書が議長まで提出され、お手元に配付してありますので、直ちに委員長の報告を求めます。 総務企画委員長 外山壽彦君。          〔総務企画委員長 外山壽彦君登壇〕 ◆総務企画委員長外山壽彦君) 平成26年9月11日、総務企画委員会に付託されました議案第62号外1案につきまして、平成26年9月12日に委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました議案の審査結果のご報告をいたします。 議案第62号「筑西市税条例の一部改正について」は、軽自動車税の税率の引き上げにより、原動機付自転車、軽自動車のほか、農耕作業用の小型特殊も増税になることに対して、質疑、反対の意見がありましたが、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第68号「平成26年度筑西市一般会計補正予算(第4号)」のうち所管の補正予算につきましては、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(赤城正德君) 次に、福祉文教委員長 石島勝男君。          〔福祉文教委員長 石島勝男君登壇〕 ◆福祉文教委員長石島勝男君) 皆さん、おはようございます。平成26年9月11日、福祉文教委員会に付託されました議案第63号外9案につきまして、平成26年9月12日に委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました議案の審査結果のご報告をいたします。 議案第63号「筑西市夜間休日一次救急診療所条例の一部改正について」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第64号「筑西市保育の実施に関する条例の一部改正について」は、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第65号「筑西市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について」は、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第66号「筑西市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」は、子供の安全と保護者の安全を保障する意味でも、保育士の資格要件を外さないほうがよいのではとの反対意見がありましたが、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 議案第67号「筑西市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第68号「平成26年度筑西市一般会計補正予算(第4号)」のうち所管の補正予算については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第69号「平成26年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第70号「平成26年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第73号「平成26年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第2号)」については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第74号「平成26年度筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)」については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(赤城正德君) 次に、経済土木委員長 津田修君。          〔経済土木委員長 津田 修君登壇〕 ◆経済土木委員長(津田修君) 経済土木委員長報告。 平成26年9月11日、経済土木委員会に付託されました議案第61号外4案につきまして、平成26年9月12日に委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました議案の審査結果のご報告をいたします。 議案第61号「字の区域の変更について」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第68号「平成26年度筑西市一般会計補正予算(第4号)」のうち所管の補正予算については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第71号「平成26年度筑西市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第72号「平成26年度筑西市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第75号「平成26年度筑西市水道事業会計補正予算(第1号)」は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(赤城正德君) 次に、決算特別委員長 外山壽彦君。          〔決算特別委員長 外山壽彦君登壇〕 ◆決算特別委員長外山壽彦君) 決算特別委員長報告をいたします。 平成26年9月11日、決算特別委員会に付託されました認定第1号外2件につきまして、平成26年9月16日及び17日に委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました議案の審査結果をご報告いたします。 初めに、認定第1号「平成25年度筑西市一般会計及び特別会計決算認定について」、賛成多数をもって原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 次に、認定第2号「平成25年度筑西市水道事業会計決算認定について」、全会一致をもって原案のとおり認定すべきものと決定をいたしました。 次に、認定第3号「平成25年度筑西市病院事業会計決算認定について」、全会一致をもって原案のとおり認定すべきものと決定をいたしました。 次に、主な審査内容について申し上げます。 まず、企業誘致推進課では、企業誘致の現状と雇用創出への取り組みについて、市長公室では、都市開発株式会社生産状況について、総務部では、入札業者資格基準入札予定価格の公表について、企画部では、市の財政状況と今後の見通しについて、税務部では、コンビニ収納など各種収納対策の成果について、市民環境部では、LED防犯灯への切りかえ計画について、健康増進部では、各種検診事業の現状と受診率向上について、福祉部では、母子家庭高等技能訓練促進費等給付事業の現状について、経済部では、都市農村交流事業の現状と今後の取り組みについて、土木部では、橋梁長寿命化取り組み計画について、上下水道部では、浄化槽設置補助の現状について、教育委員会では、小中学校等のエアコンの整備状況について、市民病院では、医師確保への取り組み状況についてなどでございます。 委員の皆様からは、大変活発な質疑をいただきました。 また、委員及び執行部の皆様のご協力により、円滑なる審査ができましたことに対し御礼を申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(赤城正德君) 以上で委員長報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤城正德君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 この際、申し上げます。議事の都合により、本日の討論の1人当たりの持ち時間は30分以内となります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、23番 三浦譲君。          〔23番 三浦 譲君登壇〕 ◆23番(三浦譲君) おはようございます。私は平成25年度の主に一般会計補正の決算について発言をしたいと思います。 市の決算については、当然のことながら、賛成の部分もあれば、反対の部分もあります。私はよいところはよいと、悪いところは悪いとはっきりと指摘をして、それで次年度の予算編成にぜひ生かしていただきたいという気持ちであります。 それで、私はこの一般会計を見て、主に筑西市の今後の活力をどうつくっていくかという点について考えてみたいと思います。 まず、その前に平成25年度の予算、予算のほうは前の市長が立てた予算を今の須藤市長が執行したという、言ってみれば変則的な運営になっていたものですから、須藤ビジョンがそこにびしっとあらわれているかというと、まだその段階ではなかったわけです。しかし、運営のほうでは、それでも自分なりのカラー、公約したことをそこにできるだけ生かしていくリーダーシップがあったわけです。そういう点からどう見ていくかということであります。 まず、大きな事業としては、新中核病院の問題がありました。この新中核病院、それから本庁舎の問題、これが須藤市長にかけられた大きな2つの課題でした。新中核病院については、もうご存じのように、桜川市とのいろいろな問題、そもそも新中核病院は1市でつくるものではなくて、2市でつくるという非常に難しい面があったことが前市長のときから続いて、平成25年度も非常に紆余曲折したということがあります。ただ、平成25年度に至っては、前市長が掲げていたのは、協和中央病院民間病院も入れた統合再編という枠組みを打ち出したわけですけれども、須藤市長は公約として県西総合病院市民病院の枠組みと公立病院の枠組みを訴えたわけです。私はそれに賛成をする立場で推進をしてきたわけですけれども、途中でなかなか思うように進まないというところから、機能分担連携路線というのを打ち出しました。これが新聞にでかでかと出まして、市民の間ではこれは分裂だと、今までの話は分裂だということで、今後どうなってしまうのだろうという不安を随分与えました。私はここにちょっと反省材料があるのではないかというふうに思うのです。 病院問題は専門的な意見があちこちから出されますから、市長としてはいろいろ悩んだろうとは思います。しかし、やはり市長は対市民で不安を与えず、一貫して自分の政策を進めていくという立場にあるわけですから、この不安をつくってしまったというのは、これは問題があったのではないかというふうに思います。いろいろとまとめていく上で、課題が残ったのではないか。ぜひ今後に生かしていただきたいと思います。 また、本庁舎問題では、これは本庁舎を当面は崩壊しない程度の、倒壊のほうです。柱が倒壊しない程度の補強をしながら、スピカビルへ移転していくということで、私もこれを推進してきましたが、それはことしの6月の議会で決着を見たわけですけれども、その点に関してはおおむね私はよかったのではないかと評価をしています。問題は今後の取り組み次第で、この移転が正解だったのか、不正解だったのかが市民に問われてくるわけです。立体駐車場が1つのネックになっているということと、これは今度の補正予算でも取り組んで評価できます。 それから、やっぱり駅前の活性化をどうしていくかという大きな課題が残っています。確かに条例は移転するということになりましたけれども、中身はこれからということですから、ぜひここのところに力を入れていってほしいというふうに思います。 また、平成25年度予算では、小さいと思えるかもしれませんが、難病手当の補助金の廃止ということがありました。これは前市長時代に組んだ予算ではありました。これが県内で唯一廃止ということだったわけです。これは後で明らかになったわけですけれども、それに対してことしの予算の中で、今期9月議会の補正予算の中にもしっかりとそれの復活が入っているということは、私は須藤市長、機敏にやったなというふうに、これは評価したいというふうに思います。 それから、主に行政改革というのが、これは合併直後から行政改革大綱アクションプラン、そのほかにもそれを進めていくための計画ということで行われて、現在に至っているわけですけれども、その中で私は行政改革は当然やっていかなくてはならないものだと思いますが、その中で太い柱というのは、現実には予算を削減するということになっているわけです。そのために各課では、自分たちの持っていた予算、これはゼロベースで見直していくことになってはいますが、現実にはいろいろな事業が継続していくわけですが、その枠の中でいかに予算を減らすかというところが至上命題になっているわけです。そのためにいろいろと対市民で支障が出ているのではないかということを私は指摘をしたいわけです。 例えば市民の満足度といったところで考えてみると、確かに市の財政は一時よりはよくなっている。国が提出するようにと言っている財政指標、これも基準をクリアしている。だから、財政運営的にはいろいろお金がないという問題はありますけれども、一応クリアしていると。では、市民はそれで満足をしているかというと、またこれは別なのです。そういったところで、いろいろな面を考えてみたいと思うのですが、例えばこれは職員の削減というのが定員管理計画の中で行われています。職員を減らせば減らすほどいいと、市民の中には一般的に思われているわけです。 ところが、今度の議会でも審議の中で、臨時職員が159人、嘱託36人で、合わせて195人です。ということがわかってきました。全職員で900名ほどいるわけですが、そのうちの約200人がこういう立場の職員なのです。2割に近いのです。どんな仕事をしているかということですが、正職員の補助的な仕事ということ、例えば産休だとか、病休だとか、いろいろなときの補助、そのための臨時的な補助だと、こういう説明でしたけれども、それでは何ですか、臨時職員は159人ですが、みんなこれお産だとか、病欠だとか、そういったことの何ですかということになるわけです。実際に行われているのは、正職員は帳簿上減らしているけれども、臨時職員がふえているということになっているわけです。私はやむを得ないのであったら、それはいいとしても、これだけの人数ですから、やはり正職員と同じ仕事をせざるを得ないわけです、どう考えても。隣の机に座っているけれども、給料は違う。仕事は同じ。これでやる気が出るかということになるわけです。職員は若い職員ほどいろいろと素養を磨いて、技術も磨いて、どんどん成長していかなくてはならない。しかし、臨時職員には半年雇用ですから、それはできないわけです。幾らやる気を持っていても、後の雇用の継続、これないわけですから、場所によってはありますけれども、それは特殊な例で、そういったことから、人材育成という面を考えると、甚だ疑問ではないかというふうに思います。 この市の活性化ということを考えたときに、誰がその活性化を一番担うかということなのです。市民はもちろんです。しかし、やはり司令塔となるのは市役所、市役所の人間、人なのです。やはり人を大事にすると、そして人をいかに育てていくかということが活力につながっていく。一番の源が臨時職員をふやして、定員管理がうまくいっていますということでやっていては、これは筑西市の将来を細らせるものになってしまうのではないかということなのです。 ○議長(赤城正德君) 8番 内田哲男君、出席いたしました。 ◆23番(三浦譲君) ですから、人件費を安くすれば市の財政は助かるという単純な考え方は私は非常に怪しいことだというふうに思います。ですから、臨時職員については、必要なところと、そうではないところははっきり分ける。人材を育てていくということが必要だというふうに思います。 それから、職員の資質向上という部分では、職員の研修はやっています、やっていますと、いろいろな課長研修から新任研修やいろいろありますが、市民からの不満というのが、やはり深刻な不満も出されているのです。例えばここでは言えないようなこともあるのです。私はそういう点から考えると、職員の資質向上の点では、今までの研修だけではできない。だったらどうするのだということになるわけです。ここを考えていただきたいというふうに思います。研修しているから大丈夫だというような流れ作業的な研修ではだめだろうと思います。これは市長がやはり市民に対する姿勢というものをもう体であらわしていく。言葉でもあらわすけれども、体でもあらわしていくと。やっぱりトップのリーダーを見て、職員、特に若い職員は影響をされていくというふうに思います。今までの職員とは違うなと言われるように、中身の資質を磨くという点を、これはいろいろなところから情報を聞けば出てくると思いますので、現実に即してやっていただきたいというふうに思います。 それから、この職員をしっかり資質磨いて、スキル磨いて力量をつけていくということは、この市の活性化にとっては非常に大きいということがある1つの例としては、人口減少で定住促進を図っていかなくてはならない。この定住促進を図るのに、あの施策をやればいいのだ。子育て支援だとか、例えば空き家条例をつくって、そこに都会から来る人を受け入れるとか、といったような単発のことだけでは進まないのです。これはどこでも悩みなのです。これがうまくいっているところは何をやっているのかというところを研究してほしいのですが、私がいろいろ調べたところでは、やはり人を連れてくる。人を長く住んでもらうには、人と人との関係だというのです。信頼関係。その信頼関係で、人というのは行政側にとっては担当の職員のことです。担当の職員と市民あるいは外部の、市外の人との関係の信頼性があるかないかで、人が来る、来ない、定住する、しない。非常に大きいと、こう言っている首長がいます。実際にそこに実績も数字であらわれているところもあります。ですから、この定住促進対策を今、市で取り組んでいますけれども、これもただ単にアイデアを出してくれということだけではなくて、きちんと張りつける人を選び、その人を対市民のその素養をどんどん磨いていくという取り組み方、人材育成が必要だろうと思うのです。人材の点では、そういうところが私はまだまだ足りないのではないかというふうに思います。 それから、地域の活性、中小企業をいかに活性していくかということがあります。農業もそうです。やはりこれには補助金を持ってきてそこに充てればいいのだというやり方ではだめ。やはりこれも人ですよね。人が必要になってくるわけです。しかもちゃんとできる。通り一遍のこれ該当しません。ぱっと断わる。お金がない。はい、だめですというだけの話ではなくて、やはり業者とか、市民の立場に立って、ちゃんと受け答えができる。一緒に悩める人材が必要だというふうに思います。そうすれば、市民に対してなおざりな対応をする職員はいなくなってくるというふうに思います。 それから、大きな問題では、図書館の指定管理の問題があります。これは6月議会でしたか、に決定はされましたけれども、その準備というのは、その前から、前の段階、平成25年度の段階で行われてきているわけです。この図書館の指定管理については、皆さん新聞でご承知のように、水戸市のほうでは小さな図書館については試行的にやってみましょう。だけれども、大きなところはストップと、やらせないというのは審議会で決まったわけです。筑西市のほうではどうかというと、これが行政改革大綱にあるわけですから、それにのっとって粛々と進められたということなわけです。これで行政改革をやった。人件費削減した。成果だということになるわけです。 しかし、そんな単純なものではないだろうというのが水戸市の取り組み方なのです。ちょっと考えただけでも、図書館の役割というのは非常に大きいと思います。やはり地域の活性化、市の活性化を考えた場合には、人材育成にとっては非常に大きな財産になるし、その活用もいろいろと取り組み方があるはずです。そういったものを民間ができるのかということなのです。民間は利益なのです。建前上は地域に貢献する。しかし、本気になってそこに職員を張りつけて人材育成をするとか、地域に貢献するとかといったところまでは給料に入っていないのです。ここが大きな違い。私はこの図書館の指定管理については、やはりやったとやらないでは、今後大きな開きが出てくるだろうというふうに思います。 それから、活力の面では、経済面を考えてみたいと思います。経済面ではやはり今言われているのは、地域内での循環経済、こう言われているわけです。地域に入ってきた金は、極力地域で回す。地元業者育成等々とか、地産地消といった。そのほかにも年金経済というのもあるわけです。年金として筑西市に入ってくるお金は、莫大なお金なのです、額なのです。そのお金を地域内で極力回せるような仕組みをつくっていこうという取り組みもあります。 私が取り上げたいのは、給食センターのことです。下館給食センター、7,000食、現在工事中です。この巨大調理場をどう生かしていくのかという視点が、経費節減しかないのです。これ聞いてびっくりなのです。7,000食です。これを地産地消のアップのためにどういう取り組みをやっているのかということをお聞きしました、決算特別委員会で。農協と経済部と教育委員会で話し合いをやりました。その回数がたったの1回なのです。もう7,000食の給食センターが4月から稼働するという段階なのにですよ、まだそんな程度かよと私は言いたいわけです。これは全然地域経済考えていないのではないのですかと厳しく私は言いたくなってしまうのです。もっと真剣に、もう生産体制一気にはできません、生産というのは。これは難しい。だけれども、3レーンあるのです、計画で3レーン。ですから、7,000食一遍につくるから、一遍に食材そろわなくてはというものではない。3分の1ずつつくれるのですから、献立も違うことができる。ですから、材料の調達も7,000食一遍よりは楽という方式で、この点はいい方式取り入れたなと私は思いますけれども、地産地消をこれから上げていくという取り組みがされていないと同然なのです。去年静岡の視察に行ったところでは、もう地産地消を50%、米除いてですよ、50%を超えている。筑西市はかろうじて30%といったような段階です。ここに力を入れていってほしいというふうに思います。ちなみに給食食材は、市内全部で5億円です。食材だけで5億円。この5億円が地域で回るのか、それとも冷凍食品だとか何だとか、外部にどんどん出ていくのか、これの違いは大きいというふうに思います。 それから、入札の問題です。この入札の問題では、私はいつも落札率を取り上げていますけれども、その問題とは別に、この調達額が行政改革の名で、各担当のほうで去年よりも安くしなくては、安くしなくてはという力が働くわけです。これを業者のほうから見てみるとどうなのかというと、去年より安くやらないと受け取れない。仕方がないということになるわけです。そうすると、特に大変なのは、家族でやっているような業者です。自分の給料を減らさざるを得ないということになるわけです。しかし、仕事は前よりもいろいろな注文がくっついてきて、あれもやってください、これもやってくださいということになっている。これ行政側から見ると、非常に都合のいい話で、いろいろな仕事を、業者は仕事をとりたいだろうから、こういう条件もあわせてつけるということになっていくと、業者は仕事はふえたけれども、金額のほうは減っているということになって、非常にここが私は市の活性化という点で問題になっているのではないかというふうに思います。これはつぶさにいろいろな業者に実情を聞けば、わかってくると思います。ただ、公の場で、さあ皆さん、言ってくださいと言っても、言えない。ですから、やはりこれにはいろいろな手法を考えるべきだというふうに思います。 地域の活性、市の活性を考える場合に、須藤市長企業誘致に今力を入れています。成果も上がっている。雇用も今後ふえる。これは大変いいことだというふうに、私はその努力を褒めたいと思います。しかし、逆に地域の中でやる気をなくしていく業者もこの調達ということの中であるということも頭に入れなくてはならない。数としてはそのほうが多いのです。業者の数としてはそのほうが多いし、そこで働いている人数も多いのです。誘致するよりも多い人たちが活性化をなくしているという現状、これを今後考えていってほしいというふうに思います。 最後に、税金の収納のことについて触れたいと思います。今の景気の状態ですから、滞納、差し押さえというのがふえているわけです。不納欠損せざるを得ないというのもふえているということも言われました。しかし、この収納率を上げなくてはならない、これも行政改革大綱の中にも入っています。ですから、担当としては、去年よりアップしなくてはならないということになってくると、やはり紋切り型の徴収、督促になりやすいという問題が出てきているわけです。特にそれが大変なのは、やはりお金がなくて、なかなか払えないというところです。収納担当者の経験のある人は、例えば国保税で納める額が大きい人が滞納したときに督促をすると、どんと大きなお金が入ってくる。しかし、1,000円単位の人は督促しても、なかなかそれが払えないということを言っていました。やはりこの督促のあり方、コールセンターもありますが、これにさらに丁寧な、弱者にも優しい市政と言われる取り組みをしていってほしいと思います。 ○議長(赤城正德君) 三浦議員さん、時間です。 ◆23番(三浦譲君) 以上で終わります。 ○議長(赤城正德君) 次に、6番 増渕慎治君。          〔6番 増渕慎治君登壇〕 ◆6番(増渕慎治君) 皆さん、改めましておはようございます。私は第3回の今定例会に18案上程されました。賛成の立場で意見を述べさせていただきたいというふうに思っております。また、決算特別委員会の委員として、2日間参加させていただきましたので、そちらのほうでも私の考えを述べさせていただきたいと思います。 まず、今回の議案の中で何点かについて私の考え、また印象について皆さんにお話をさせていただいて、ぜひ賛成をいただきたいというふうに思っております。 待機児童を含めた、これは我が市だけではなく、日本全体の問題にもなるのですが、今回安倍内閣が改造されまして、地方重視ということで、いろいろ施策が出されております。その中で地方創生、これは昔から、前々から地方分権ということで聞いていて皆さんもご存じだと思うのですが、なかなか実態としてそれが見えてこなかったということでありますが、今回新たに地方創生特命大臣ということで、重鎮の大臣がついたわけであります。そして、前々から言われている女性の社会進出に対しての支援ということで、新たな担当省もできました。そのような中で、今回子育て支援、そして現在問題になっております待機児童も含めた関連の法案が今議会に提出されました。これは現在保育所が子供たちを預かっているわけでありますが、この地域にある幼稚園も含めて待機児童がないように子育て支援をしていくということであります。国の政策でもあるし、我が筑西市で現在問題になっておる人口減少など考えると、この条例を改正して、私はしっかりとした子育て支援政策を打ち出していただきたいというふうに考えております。 一言に子育て支援といっても、なかなか実効ある政策は見つかりません。今議会で私は3人目の子供の誕生に対しての市独自の政策を質問させていただきました。やはり子供1人を育てるためには、たくさんの費用とたくさんの労力と、そういう意味で私は市としても支援の方策をぜひ考えていただいて、今回皆様にも資料を提出させていただきましたけれども、団塊ジュニア時代にこの地域では2,000人の子供たちが誕生いたしました。しかし、昨年、平成25年度については、残念ながら700名ちょっとということで、非常に出生率の減少が際立っているところであります。当然これに関連しますけれども、今回の決算の中でもう1度お話しさせていただきますが、当然学校の入学者も減るわけでございます。そのような中での教育の仕方、それについてもやはり人口減少がかなり影響しているというふうに思っております。 また、今回の第68号の一般会計補正予算の中でお話をさせていただきたいと思います。筑西市も合併いたしまして、東西20キロメートル、南北15キロメートルということで、非常に大きい地域になりました。これも毎回毎回議員の皆様から一般質問等にされます生活道路の補修、今回生活道路補修並びに新設工事につきまして約2億8,000万円の予算が計上されました。なかなか厳しい財政の中でありますけれども、執行部におきましては、予算を計上していただいたことに対して私は評価をさせていただきたいというふうに思っております。 また、決算認定について、ちょっと私の印象を述べさせていただきます。先ほど決算特別委員長のほうからもお話がありましたが、特に企業誘致推進課についてお話をさせていただきたいというふうに思っています。今議会中にいろいろ筑西市に進出企業の記事が新聞等に報道されたことは議員の皆様もご存じだろうというふうに思っております。特に我が市には日本で最大の食品加工メーカーがずっと稼働しているわけでありますが、今回その関連100%子会社の企業が我が市に進出するということが発表されております。また、一昨日には農業関係の流通を担う企業が筑西市のこの地域を拠点としてこれからの事業を拡大していくというニュースがございました。そのような中で、企業誘致推進課については、いろいろ意見がありました。積極的に情報をとって、そして今回も皆様もご存じのとおり、きのう全国の地価の評価が出されました。我が筑西市は残念ながら前年度より落ちましたが、今回企業誘致の中で最大の目玉である日野自動車関連の地元である古河市においては、地価が横ばい、もしくは一部上昇という報道がされております。そういう中でありますので、これからもこの大手企業の進出に合わせて、企業誘致推進課におかれましては、積極的に企業推進を図っていただいて、雇用の確保に、そしてこの地域の新たな産業に結びつくようにぜひご努力をいただきたいというふうに思っております。 それから、今回平成25年度の決算において、おおむね財政指数についても良好という報告がなされました。ただ、一部企業、特に企業はその景気、不景気に非常に左右される企業もございます。そして、残念ながら外交などの問題にも影響されまして、非常に読みにくいという面もありますが、今回は基金を取り崩しながらも、決算をしていただき、なかなかこれから厳しい段階でありますけれども、行財政改革については、なお一層進めていただいて、これからの財政を見据えた平成27年度の予算編成をぜひお願いしたいというふうに思っております。 今回の決算の中に議員の皆さんからいろいろお話がありましたが、特に私は感じたことを2点ほどお話しさせていただきます。筑西市において、観光事業については皆様ご存じのように、8月にメーンイベントであります祗園まつりを初め筑西市のお祭りが、イベントなどがたくさん催しをされました。そのような中でありますけれども、この観光事業拡大ということで二千数百万円の予算を使っておりますが、なかなか効果が見えてこない面がございます。特に前回の議会でも私は一般質問させていただきましたが、現在の観光を支援する母体としての観光協会の組織がなかなかフルに発揮できていないこともあるのではないかなというふうに思っております。これについては、いろいろ地域、地域によって状況が違いますので、一概には言えませんけれども、ぜひ執行部におかれましては、なお一層の観光振興を図る意味で、このあり方について再度ぜひ研究、検討をしていただきたいというふうに思っています。 特に観光は、一地域だけで、そしてこの観光事業が私はこの地域の活性化になるという時代でもありません。特にお隣の桜川市、真岡市、茂木町ですか、そのような地域と一緒に、これから広域的な私は観光振興もぜひ執行部の皆様にはお考えをしていただきたいというふうに思っております。 それから、この決算の中で、病院問題が出ました。現在の市民病院については、皆様ご存じのとおり、医師6名で先生方、そして非常勤の医師もおりますが、何とか地域の医療を守るという意味で頑張っていただいておりますが、市民の応えに、そして市民の要望に満足な医療提供できていないという状況は、なかなか改善をされておりません。そのような中で、この現在新中核病院についても、ちょっと最後にお話しさせていただきますが、現在の市民病院についても、やはりしっかりとした、市民が納得する病院経営を私はぜひ担当部並びに市長にはお願いしたいというふうに思っております。 最後になりますが、新中核病院でございます。過日の当筑西市選出の県会議員の一般質問がございました。そのような中で、当然地元の代表ということで、この新中核病院について知事に質問をしておる記事が載っておりました。感想から言わせていただければ、非常に厳しい答弁であったなというふうにこの記事を見ますと感じるわけであります。当然これは市民の皆さんも見たと思います。このような中で、果たしてこの新中核病院、私たちが考えているその病院像と、国、県が考えている病院の経営とか、その像がかなりずれているなというふうに思っております。特にこの新中核病院につきましては、皆様ご存じのとおり、3.11、あの東日本大震災後、急速に構想がスピード化はいたしましたが、残念ながらお隣の桜川市との考えがなかなか我々の考えと一致しませんで、3月9日の合意書ということになりました。その段階で国、県が考えている病院像、当然ベッド数の削減もございますが、非常にずれを生じてしまったなというふうに思っております。 特にこの管内においての救急医療、脳疾患、心疾患についてが非常に貧弱な状況であります。そのような中での新中核病院構想が出ましたけれども、なかなか一本化にできていないのが現状であります。先ほど三浦議員も言いましたけれども、病院は非常に専門的な知識が必要であります。果たして医師が50名集められるのか、そして300床の病院が果たして経営できるのか、そういうことを考えると、なかなか方向性が見えてこないのも事実であります。そのような中で、須藤市長におかれましては、私は現在の方向性を含めながら、この地域の医療体制を守るという意味で、いろいろ方策を考えていただいて、現在も年間10億円近い市民病院に対しての繰り入れをしておりますが、この地域の市民、10万5,000人の医療をどのような形で守っていけるかということを私は新中核病院の建設もありますが、先ほどちょっと出ました合意書もあります。パートナー病院との部分もあるというふうに私は思っております。現在、この問題について皆さんと一緒に議論をしております。どうか市民に納得のいただける、そして我々が本当に経営できるかできないかも含めてしっかりとこれから議論を進めていただきたいというふうに思っております。 いろいろ話は飛びましたけれども、ぜひ議員の皆様におかれましては、今議会に提案されました18案、ぜひ賛成をいただけるようお願い申し上げまして、私の討論とさせていただきます。
    ○議長(赤城正德君) 暫時休憩いたします。                                休  憩 午前11時 8分                                                                              再  開 午前11時20分 ○議長(赤城正德君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 12番 加茂幸恵君。          〔12番 加茂幸恵君登壇〕 ◆12番(加茂幸恵君) 12番 加茂幸恵です。今議会には決算認定以外に15の議案が出されました。その中で私は第68号、関連して第69号、第70号、第73号について、まず最初に第68号について意見を述べていきたいと思います。一般会計補正予算です。 この中で、難病手当の増額での復活予算が計上されました。618名、年間1万2,000円で、816万円ということです。また、子育てファミリーサポートセンターへのNPOの認可ということで、その補助が組まれています。そしてまた、先ほども出ましたが、生活道路への補正として2億4,000万円が組まれました。さらには生徒指導対策支援員の配置など評価できるものです。特に先ほど述べた難病手当については、早速補正予算に計上していただきまして、ありがとうございました。難病患者の方々と接して、健常者の私たちのできることはたくさんあるのだと気づかされました。特に6月23日、県の役員さんや地元の患者さんなど十数名で市長への要請を行いましたが、参加された皆さんはみずからも難病の苦しみの中にありながら、遠くは神栖市などからも参加者がありました。県内の1つの市もこの難病手当が漏れることなく進んでいこうとの連帯と温かい気遣いが感じられ、本当に学ぶことの多い出会いでした。須藤市長に一人一人の声を聞いていただけたことを大変うれしく思っています。筑西市の手当を復活することで、市内の618名の方々の励みになることは言うまでもありません。それだけではなく、県内のさまざまな難病に苦しむ本人の方あるいは家族を含めて励ましと喜びとなることと思っています。さらに、近隣市並みに増額もされることを願い、大いにこの点に賛成いたします。 一方、一般会計補正予算には、124万円の社会保障・税番号制度システム整備費の利用料が予算化されています。税と社会保障の個人情報を一括管理し、徴税強化、給付抑制を狙っていると言われている問題の制度です。マイナンバー制度は来年度から出発ということですが、番号一つで個人を特定し、あらゆる情報が読み取られるという仕組みになっていると考えます。一人一人に番号をつけ、簡単に情報システムで処理でき、効率的でコストダウンできると政府は言っています。しかし、セキュリティー問題や個人情報のプライバシーなど問題を含んでいます。この点について私たちは基本的に反対です。この点で私は三浦議員とともに相談をし、相当考えた上で、今回の市の補正予算については、難病手当復活への強い願いが込められていることから、一般会計補正予算に賛成の討論といたします。 なお、特別会計で国保、後期高齢、介護保険、いわば第69号、第70号、第73号の補正が出ております。これにつきましては、システム改修費が主な支出ですので、国民のプライバシーの侵害につながる番号制度に、これは将来に禍根を残すということで、国の動向にかかわらず、これまでどおり個々の状況をつかんで、必要な社会保障を提供することを強く求めるものです。この第69号、第70号、第73号につきましては、反対といたします。 次に、第64号、第65号、第66号と、保育の実施に関する先ほど増渕議員も言いましたが、子ども・子育て支援新制度に関する条例案の中身についてです。これの特に第66号、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、この点は先ほど増渕議員が言われましたけれども、いわば保育にもっと支援策をしていこうという中で出てきたものだと考えます。しかし、幾つかの問題点もはらんでいることを考えます。 その中に、第1には、家庭的保育では、特に資格問題がこれまでは認定保育園、保育所、幼稚園ともに保育士、あるいは教諭ということになっておりました。しかし、この条例を見てみますと、家庭的保育については、保育者でなくてもよいというのが含まれております。特にA、B、Cという保育基準が違う保育園です。それの中で、Aについては全員保育士、Bについては半数保育士、そしてCについては保育士の資格がなくてもいいとなっております。そしてまた、こういう特に最近の事件で無資格者の多い認可外保育施設の死亡事故の件数が非常に多くなっていることを思うときに、リスクの高い無資格者の保育は避けるべきであり、またもし保育資格がない者に対しては支援策として何年以内にとるよう支援をしていくというようなことが必要ではないかと考えます。 また、2つ目の問題として、給食に関して自園調理方式を基本としています、これまでは。その園の中に、あるいは保育所の中に給食室があって、調理員さんがいるということでした。しかし、小規模保育、家庭的保育や事業所保育などは連携施設からの搬入も認められるということで、特にアトピー、アレルギー児の対応、子供の体調に応じたきめ細やかな食事の提供は非常に大事なことですので、給食は自園調理方式としていくことが求められます。 3つ目に、保育料についてです。独自の軽減措置をこれまでやってこられましたが、これの継続が必要ではないかと、その点について意見を述べていきたいと思います。これらの問題については、先日、福祉部長との懇談をしましたけれども、保育士資格は当然で、今後も、これからもそうしますと、それから自園での給食もそのとおりです。学童については面積は学校との関係もあり、すぐには無理だけれども、2教室、2枠を検討しますということでした。国からの指導で条例を提出したということですが、それであってもこの実態に即した条例が必要ではないかと、条例で定めてしまうと、それは今後に生きてきてしまうのではないかというように考えます。そういう意味で、この条文は全部が載って国からそのままということですので、その辺のところで検討課題だと思います。そういう現状を下回る点に反対の討論といたします。 また、第67号に触れますけれども、学童保育の問題です。筑西市放課後児童健全育成事業について意見を述べて賛成とします。学童保育は、保育所同様、仕事と子育ての両立のためには、欠かせない施設です。今回初めて国レベルでの措置基準が示されました。6年生まで利用拡大がされたことから、利用は大きく伸びて、働くお母さんたちを励ましています。条例では定員をおおむね第10条第4項で、40人を超えないものとする。また、支援員は2人以上とするとなっています。現実は70名を超すこともあります。40人を超える場合は、教室、指導員とも2枠とし、教室を2教室にするとの答弁がありました。新制度で6年生までが対象になったことを踏まえ、設備支援員の拡充の具体化が求められます。このことについては教育委員会、福祉部、そして学校とが連携して速やかに対応していただけるよう望むものです。 以上、議案の中には賛成の中身と、これを一括で出しているということで、そういうことが言えると思います。一部意見も添えての討論とさせていただきます。 以上です。 ○議長(赤城正德君) 次に、13番 真次洋行君。          〔13番 真次洋行君登壇〕 ◆13番(真次洋行君) 賛成の立場で意見を述べさせていただきます。皆様の声から昼までに終わるかということで、簡単に終わらせますので、よろしくお願いします。 さて、今回提出された議案は、第61号から認定第3号の18案であります。また、この9月の定例議会は決算議会とも言われているものであります。私はその中で特に議案第64号から第65号、第66号については、この国の政策で待機児童ゼロを目指すというこの今の政権のもとでつくられた条例改正案であります。特にこれに関しては、今大変にこの子育てのしやすい、子供を産んで子育てがしやすい環境づくりが必要であるということで、この第64号から第66号については、そういう政策のもとに出てきた条例であります。これは今この条例が必要であると私は考えております。 また、第67号については、放課後児童クラブのことでありますけれども、この筑西市においても、放課後児童クラブに入りたい人というのが結構いらっしゃいます。それで、入れないということであります。しかし、この第67号は小学校6年生まで拡大されると、こういう条例になっております。そういう意味においては、この条例は必要でもあり、今、筑西市のニーズに合ったものであると私は思っております。 さて、先ほど増渕議員も言っていましたけれども、企業誘致推進課において企業誘致をやっておりますけれども、この中では市長も先頭を切って企業を誘致する活動をしております。そういう中で、この企業の誘致が少しでありますけれども、目に見える形であらわれているのも現状であります。その中で、私は企業誘致について、先ほどの中で、筑西市にはきのうの新聞でこういう記事が出てきたことは皆さんもお読みになったと思います。筑西市の畑を関東の拠点にと、そして30ヘクタール、当面は。こういう企業で、つくば市の会社の農業生産法人がこの筑西市に関東の拠点として、農業の拠点としてつくると。そして、ここには支店をつくると。そして、加工工場をつくるということが新聞等で発表されております。そして、そこにおける雇用の人数は、農業大学の新卒者らの20代を中心に30人雇用するということも発表されております。そういう意味では、やはり筑西市においては、農業が主の市でありますし、この筑西市は粗生産高もこの地域、茨城県では2位を占める割合でありますので、当面はキャベツ畑を栽培とありますが、それの以後については、さまざまな栽培をするという内容が書かれております。このことについて筑西市もこれと同時に今後企業、農業を企業として大きくこれからもそういう意味では誘致していく必要性があるのではないかと、そういうふうに私はこの新聞を見てそう思いました。今後そういうことについてはしっかりと生かされるような、せっかくこのように農業をこの筑西市を拠点にしてくれるという要するに向こうからの話でありますので、しっかりとこれを大きく、そして雇用が生めるこの筑西市の産業の一つとして、農業の活性化を目指していきたいと。そして、雇用を生み出していく。そうすれば必ずや市に経済波及があると私は考えておりますので、この点についても必要であると思っております。 さて、次に認定第3号、市民病院決算認定についてであります。この市民病院については、今回の決算で特に先ほどもありましたけれども、7億5,200万円という一般会計からの繰り出しをしております。そういう中で考えられるのは、毎年7億円近いこの繰入金を入れている状況であります。その最もの要因は、先ほどありましたけれども、医師の確保、そして医師が少ない。また、診療科目が少ないということで、このように病院の経営を圧迫しているものであります。このことについては、非常に難しい問題ではありますけれども、この一般会計からの繰出金を減らすような、そういう努力が今後必要になってくると思います。特にこの中で言いたいのは、医師確保については、医局とのパイプを常にとっていかなければ、医師確保というのは難しいのではないかということを私は申し上げておきたいと思います。 そういう中で出てきた過日の県議会における一般質問の中で、新中核病院の問題について知事は答弁しております。この新中核病院については平成21年から今日まで地域医療再生計画として、県が国から言われて作成して、それに筑西市と桜川市が当たっているわけであります。また、それによって、今まで特に東日本大震災以後については、さまざまな問題を克服しながら、今日結論を出したのが3月のときに、話し合いをしたけれども、それぞれを単独で運営整備をやっていくと、こういうことが決定したわけです。そういう中において、8月には建設推進協議会が立ち上げられると、こういうことになっておりましたのを、若干おくれて10月ごろということであります。それにしてもこの話し合いをし、いよいよ建設推進協議会を立ち上げる前に来て、この県の方向性については非常に怒りを買うものであります。この答弁の中で、「国からは両市が単独で整備を進めるのであれば、将来の収支や医師確保の見通しが立たなくなるのが明らかである。そのようなところに財政支援は疑問であると大変に厳しい見方をしている。今回の方向性を抜本的に見直し、病院の規模や診療機能などについて、互いに整合性のとれた整備計画策定をするよう強く求められております。こうした状況を打破していけるかを危惧しています」、このように県知事は答弁しております。 これについて私たち筑西市の議会は真剣に話し合うし、そして3月の時点からいよいよこの建設推進協議会が立ち上がるということを希望を持ってやっておりましたが、しかし、本来ならば、これは県が中心でやるべき仕事であったわけですけれども、それがいつの間にか他人事のように考えている、こういう感じがしてなりません。そういう中で、この新中核病院については、今せっかく建設推進協議会を立ち上げて3者でやっている中で、このような発言でありますけれども、もしそういうような話が国から最初からあったとしたならば、3月の時点で私たちこの筑西市の市民、また議会に早く報告をすべきであったのに、6カ月を過ぎて、いよいよまとまろうという、立ち上げるという中で出てきた話について、非常に私は不愉快を感じます。 こういう状態がこれからまた話し合いをするとなれば、先ほど言ったように、この話し合いは震災後は何回もあり、あれから3年半たって、ようやくまとまった話、そして当初では平成28年にこの新中核病院ができるという構想でやっておりました。場所問題もそうでありますけれども、しかし、平成30年秋という構想のもとで進んでいるわけであります。またこれがおくれるということには絶対になってはなりません。でないと筑西市はこの新中核病院をつくるために、みんなが待ち望み、そして毎年繰り入れる7億5,000万円から8億円近いお金を繰り出してきています。これは新中核病院ができるその日まで何とかお互いに頑張ろうということで一致して執行部と議員とが一体となっていることです。そういう意味において、このことについて協議会の中でこの知事の話をしっかりまとめて、また振り出しに戻って一からやるのかどうか、その辺もしっかり確認していかなければいけないと思います。それでないと、ますますいろいろな意味で立ち上げようとしましたが、まただめだと、こういう形になってくるのではないかと。しかし、私たち議員は市民の皆様の声に応えるために、安心して暮らせるまちづくり、そして希望がある筑西市ということを掲げるならば、何が何でも一致団結して、新中核病院の建設が早くできるようやらなければいけないと、そういうふうに考えております。 さて、私は今定例会に提出された全ての議案について賛成をします。よって、議員各位の皆様、この提出された議案に賛成賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(赤城正德君) 以上で討論を終結いたします。 これより逐条採決いたします。 まず、議案第61号「字の区域の変更について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第62号「筑西市税条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第63号「筑西市夜間休日一次救急診療所条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第64号「筑西市保育の実施に関する条例の一部改正について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第65号「筑西市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第66号「筑西市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第67号「筑西市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第68号「平成26年度筑西市一般会計補正予算(第4号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第69号「平成26年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第70号「平成26年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第71号「平成26年度筑西市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第72号「平成26年度筑西市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第73号「平成26年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第2号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第74号「平成26年度筑西市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第75号「平成26年度筑西市水道事業会計補正予算(第1号)」について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、認定第1号「平成25年度筑西市一般会計及び特別会計決算認定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり認定されました。 次に、認定第2号「平成25年度筑西市水道事業会計決算認定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり認定されました。 次に、認定第3号「平成25年度筑西市病院事業会計決算認定について」、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり認定されました。 次に、日程第2 請願第2号「「手話言語法(仮称)」の制定を求める請願」及び請願第3号「要支援者を介護予防給付から切り離すことに反対の請願」並びに請願第6号「「労働者保護ルールの現行制度の維持・改善を求める意見書の採択」に関する請願」から請願第10号「農業委員会、企業の農地所有、農協改革など、「農業改革」に関する請願」まで、以上7件を一括上程いたします。 本件につきましては、関係常任委員会から審査結果の報告書及び継続審査の申し出が提出され、お手元に配付してありますので、直ちに委員長の報告を求めます。 総務企画委員長 外山壽彦君。          〔総務企画委員長 外山壽彦君登壇〕 ◆総務企画委員長外山壽彦君) 平成26年9月3日、総務企画委員会に付託されました請願第8号について、平成26年9月12日に委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました請願の審査結果のご報告をいたします。 まず、請願第8号「「集団的自衛権容認の閣議決定」の撤回を求める意見書の提出を求める請願」について、集団的自衛権は本来国民的議論によるべきである。閣議決定の内容を読めば、即戦争に持っていくようなことはないものであり、現在の世界情勢では、集団的自衛権は必要であるなどの意見が出されましたが、不採択とすべきものと決定をいたしました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(赤城正德君) 次に、福祉文教委員長 石島勝男君。          〔福祉文教委員長 石島勝男君登壇〕 ◆福祉文教委員長石島勝男君) 請願について委員長報告をいたします。 平成26年2月26日と9月3日に福祉文教委員会に付託されました請願第2号外2件につきまして、平成26年9月12日に委員会を開催しました。 本委員会に付託されました請願の審査結果のご報告をいたします。 請願第2号「「手話言語法(仮称)」の制定を求める請願」、願意妥当と認められるので、採択すべきものと決定いたしました。 請願第3号「要支援者を介護予防給付から切り離すことに反対の請願」については、将来の財源を考慮し、要支援者が要介護にならないための施策を考えるべきであるなどの意見が出され、不採択とすべきものと決定いたしました。 請願第7号「教育予算の拡充を求める請願」、願意妥当と認められるので、採択すべきものと決定いたしました。 以上でご報告を終わりにします。 ○議長(赤城正德君) 次に、経済土木委員長 津田修君。          〔経済土木委員長 津田 修君登壇〕 ◆経済土木委員長(津田修君) それでは、ご報告をいたします。 平成26年9月11日、経済土木委員会に付託されました請願第6号外2件につきまして、平成26年9月12日に委員会を開催いたしました。 本委員会に付託されました請願の審査結果のご報告をいたします。 請願第9号「政府による緊急の過剰米処理を求める請願」、願意妥当と認められるので、採択すべきものと決定いたしました。 請願第6号「「労働者保護ルールの現行制度の維持・改善を求める意見書の採択」に関する請願」、請願第10号「農業委員会、企業の農地所有、農協改革など、「農業改革」に関する請願」、以上2件につきましては、さらなる調査研究をし、慎重に審査の上結論を出したいとの理由から、閉会中継続審査の申し出をすることに決まりました。 以上でご報告を終わりにいたします。 ○議長(赤城正德君) 以上で委員長報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤城正德君) 質疑を終結いたします。 討論を願います。 23番 三浦譲君。          〔23番 三浦 譲君登壇〕 ◆23番(三浦譲君) 請願第8号、集団的自衛権の閣議決定の件について、意見を述べたいと思います。 委員会でも戦争をするためのものではないということの意見もありました。私はこれが本当にそうなのかどうかということを言いたいと思います。この集団的自衛権が本当に必要だということであれば、行使すべきだということであれば。これは憲法第9条、これを改正しなければならないわけです。しかし、それをやれば、当然国民の批判を浴びると、国民投票をやっても過半数は得られないという見通しがあって、それでこれを回避するために閣議決定という裏口入学と言われておりますけれども、そういう方法をとらざるを得なかったというのが評論家で言われているところです。正々堂々とやれば、これは誰も文句は言えません。その決定に従うだけです。しかし、閣議決定という方法でなぜ急いだかという問題があります。戦争をするためのものではない閣議決定、だったら何で積極的平和外交をうたわないのか。積極的平和主義と言いながら、積極的平和外交は言ったことがないのです。これは不思議でしようがないです。戦争を回避するのは外交ですから、外交に力を入れなければならないのに、ところが、外交は随分歩きました。南アメリカのほうまで行きましたけれども、中国と韓国には行かない。中韓が抜けていると、こう言われますけれども、そういう外交なのです。これでは一つも戦争回避の努力をしたということにはならないと。逆に海外にこの間随分行きましたけれども、安倍さんは。飛行機2機で行っています。1つは政府特別専用機です。もう1つは民間にチャーターした主に大企業の人たちが何百人と乗っていった。何をやってきたかというと、売り込みです。日本の商品の売り込みと同時に、武器の売り込みもやってきているのです。何のための外交だったかというのはここで言ってわかると思います。 それから、なぜ集団的自衛権の閣議決定を急がなくてはならないのかというのは、ただ単に法人が紛争地でアメリカの艦船に救出される。それが攻撃された場合に、日本が手を出すのだと、守るためだと、こういううたい文句です。これ自体は荒唐無稽であり得ない話だというのが専門家の見方です。 それはともかくとして、では現実にどこで紛争が起こるのという話なのですが、ペルシャ湾というのが、これはアメリカもそこが一番の問題だということで、空爆などを現在も進めていますけれども、そこにアメリカが行っているものだから、そこでの紛争が起こるだろうと。これは石油の利権をめぐっての紛争だということで、要するに石油問題と武力の行使という話がここがリンクする場所なのです、ペルシャ湾。では、それは戦争はあり得ないのかというと、そうではなくて、いつも火種になっている場所なのです。ですから、今回の閣議決定によって、そこで武力衝突が起こった場合に、一定の制限とは言っていますけれども、日本が米軍のお手伝いに出かけるということになるわけです。一旦その場所で武力衝突に巻き込まれれば、そこは私は法律上抜けますというわけにはいかないというのが、これは一般の見方です。それは当然そうです。ですから、そこで出かけていった自衛隊が、今までは死人は出しておりませんけれども、今度は死人が出るだろうと言われているわけです。こういう現実的な問題が既にあって、そこで閣議決定を急いでやるということになっているわけです。 では、今度は自衛隊に行く人がぐっと減るだろうと言われています。では、徴兵制か。そう簡単に徴兵制はできません。ここで、注目したい発言があるのです。これは評論家の内橋克人さんという人が言っていますけれども、アメリカでは徴兵制はない。ないけれども、どうして若者が集まって海外の戦争に出かけていくのか。そこには貧富の格差が非常に大きいという背景、社会的な背景があって、仕事がない。食べていけない。軍隊に入れば高い給料がもらえる。海外に行けば、さらにもらえるという関係があって、志願する人が多いという現状があると言っているのです。日本の今の政治の中では、貧富の格差がどんどん開いている。これが実は徴兵制にも結びつくおそれがあると。徴兵制ではない。徴兵制をしかなくても、若者が軍隊に志願するという下地が今できつつあるという恐ろしい話をしております。これは非常に現実的な話ですけれども、この海外で戦争する国になるということは、そこまでの話が現実的に起こっているということであって、政府系筋が戦争なんかしないのですという宣伝をかなりやっておりますけれども、だったらなぜ閣議決定が必要なのですかというこの疑問はいつまでも拭えないということになってしまいます。 どうぞご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(赤城正德君) 討論を終結いたします。 これより逐条採決いたします。 請願第2号「「手話言語法(仮称)」の制定を求める請願」について、委員長の報告は採択であります。 本件は、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本案は委員長報告のとおり採択に決しました。 次に、請願第3号「要支援者を介護予防給付から切り離すことに反対の請願」について、委員長の報告は不採択であります。この場合の採決は、本件について採択であるかどうかを採決いたします。 よって、本案について採択することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立少数。よって、本件は不採択とすることに決しました。 次に、請願第6号「「労働者保護ルールの現行制度の維持・改善を求める意見書の採択」に関する請願」について、委員長の報告は継続審査であります。 本件は、委員長報告のとおり継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本件は委員長報告のとおり継続審査に決しました。 次に、請願第7号「教育予算の拡充を求める請願」について、委員長の報告は採択であります。 本件は、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本件は委員長報告のとおり採択に決しました。 次に、請願第8号「「集団的自衛権容認の閣議決定」の撤回を求める意見書の提出を求める請願」について、委員長の報告は不採択であります。この場合の採決は、本件について採択であるかどうかを採決いたします。 よって、本件について採択することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立少数。よって、本件は不採択とすることに決しました。 次に、請願第9号「政府による緊急の過剰米処理を求める請願」について、委員長の報告は採択であります。 本件は、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本件は委員長報告のとおり採択に決しました。 次に、請願第10号「農業委員会、企業の農地所有、農協改革など、「農業改革」に関する請願」について、委員長の報告は継続審査であります。 本件は、委員長報告のとおり継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本件は委員長報告のとおり継続審査に決しました。 次に、日程第3 議員提出議案第2号「「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書(案)の提出について」から議員提出議案第4号「政府による緊急の過剰米処理を求める意見書(案)の提出について」まで、以上3案を一括上程いたします。 直ちに提出者の説明を求めます。 まず、議員提出議案第2号及び議員提出議案第3号について、11番 石島勝男君。          〔11番 石島勝男君登壇〕 ◆11番(石島勝男君)                                                                              議員提出議案第2号                                   平成26年9月19日筑西市議会 議長 赤 城 正 德 殿                                 提出者  石 島 勝 男                                 賛成者  加 茂 幸 恵                                  〃   田 中 隆 徳                                  〃   大 嶋   茂                                  〃   増 渕 慎 治                                  〃   仁 平 正 巳                                  〃   真 次 洋 行             「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見             書(案)の提出について          上記の議案を別記のとおり、筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。                                           本案につきましては、お手元に配付しました案文のとおり提案いたし、提案理由の説明にかえさせていただきます。 続きまして、                                                                             議員提出議案第3号                                   平成26年9月19日筑西市議会 議長 赤 城 正 德 殿                                 提出者  石 島 勝 男                                 賛成者  加 茂 幸 恵                                  〃   田 中 隆 徳                                  〃   大 嶋   茂                                  〃   増 渕 慎 治                                  〃   仁 平 正 巳                                  〃   真 次 洋 行           教育予算の拡充を求める意見書(案)の提出           について                 上記の議案を別記のとおり、筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。                                           本案につきましては、お手元に配付しました案文のとおり提案いたし、提案理由の説明にかえさせていただきます。 以上、2案を提出いたします。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(赤城正德君) 次に、議員提出議案第4号について、7番 津田修君。          〔7番 津田 修君登壇〕 ◆7番(津田修君)                                                                              議員提出議案第4号                                   平成26年9月19日筑西市議会 議長 赤 城 正 德 殿                                 提出者  津 田   修                                 賛成者  齊 藤   晃                                  〃   塚 原 鉄 雄                                  〃   堀 江 健 一                                  〃   箱 守 茂 樹             政府による緊急の過剰米処理を求める意見書             (案)の提出について           上記の議案を別記のとおり、筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。                                           本案につきましては、お手元に配付いたしました案文のとおり提案いたし、提案理由の説明にかえさせていただきます。 以上、提出いたします。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(赤城正德君) 以上で説明を終わります。 質疑を願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤城正德君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は委員会付託を省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤城正德君) ご異議なしと認めます。 討論を願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤城正德君) 討論を終結いたします。 これより逐条採決いたします。 まず、議員提出議案第2号「「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書(案)の提出について」、賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第3号「教育予算の拡充を求める意見書(案)の提出について」、賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第4号「政府による緊急の過剰米処理を求める意見書(案)の提出について」、賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(赤城正德君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第4 「閉会中継続審査申し出について」を上程いたします。 本件につきましては、お手元に配付してありますとおり、議会運営委員長から継続審査の申し出があったものであります。 お諮りいたします。本件について、委員長の申し出のとおり決するにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(赤城正德君) ご異議なしと認め、委員長の申し出のとおり決しました。 以上で今期定例会に付託されました案件は全て議了いたしました。 これをもちまして、平成26年第3回筑西市議会定例会を閉会いたします。 長時間、大変ご苦労さまでございました。                                閉  会 午後 0時22分...