• 自殺(/)
ツイート シェア
  1. 常陸大宮市議会 2020-03-17
    03月17日-05号


    取得元: 常陸大宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    令和 2年  3月 定例会(第1回)          令和2年第1回常陸大宮市議会定例会会議録議事日程(第5号)                    令和2年3月17日(火)午前10時開議日程第1 諸般の報告日程第2 議会改革推進特別委員会報告日程第3 議案第14号から議案第22号     委員会審査報告日程第4 議案第3号から議案第13号     委員会審査報告日程第5 請願陳情の件     委員会審査報告追加日程第1 議案第37号 令和元年度常陸大宮一般会計補正予算(第10号)追加日程第2 議案第38号 令和2年度常陸大宮一般会計補正予算(第1号)追加日程第3 議案第37号及び議案第38号       委員会審査報告日程第6 議案第36号 指定金融機関の指定について日程第7 選挙第1号 常陸大宮選挙管理委員会委員及び補充員の選挙日程第8 選挙第2号 茨城北農業共済事務組合議会議員補欠選挙日程第9 閉会中の所管事務調査について-----------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第9まで及び追加日程第1から追加日程第3まで-----------------------------------出席議員(17名)     1番  圷 司一議員      2番  高村 功議員     3番  黒部博英議員      4番  小原明彦議員     6番  岡崎欣也議員      7番  三次弘史議員     8番  坂本繁輝議員      9番  冨山和男議員    10番  大貫道夫議員     11番  小森敬太郎議員    12番  吉川美保議員     13番  武石寿長議員    14番  高村和郎議員     15番  淀川茂樹議員    16番  掛札行雄議員     17番  秋山信夫議員    18番  金子 卓議員欠席議員(なし)-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長         三次真一郎  副市長        綿引義久 教育長        茅根正憲   政策審議監      佐藤浩之 総務部長       小野英幸   地域創生部長     佐藤民子 市民生活部長     樫村勝弥   保健福祉部長     廣瀬史明 産業観光部長併農業委員会事務局長  建設部長       相澤信一            圷 栄一 上下水道部長     草野仁一   教育部長       大町 隆 消防長        内田正行   会計管理者      桐原英夫 秘書広聴課長     鈴木史彦   企画政策課長     堀江信宏 総務課長       泉 藤男   財政課長       小田倉則一-----------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長     石川 保   議会事務局次長    神永雪雄 議会事務局次長補佐  青山正樹   議会事務局主査    沼田隆弘 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○淀川議長 おはようございます。 ただいまの出席議員は17名で定足数に達しております。 直ちに本日の会議を開きます。-----------------------------------議事日程の報告 ○淀川議長 まず、議事日程の報告をいたします。 議事日程については、お手元に配付した印刷物のとおりであります。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○淀川議長 次に、会議録署名議員でありますが、前回、3番、黒部議員、12番、吉川議員の2名にお願いしてあり、本日も引き続きお願いいたします。----------------------------------- △諸般の報告 ○淀川議長 これより日程に入ります。 日程第1、諸般の報告をいたします。 一部事務組合議会等の報告でありますが、茨城北農業共済事務組合議会及び茨城県後期高齢者医療広域連合議会が開催されております。報告内容は、配付印刷物のとおりであります。 以上で報告済みといたします。-----------------------------------議会改革推進特別委員会報告淀川議長 日程第2、議会改革推進特別委員会報告を議題といたします。 委員会の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 議会改革推進特別委員会掛札委員長。     〔掛札議会改革推進特別委員会委員長 登壇〕 ◆掛札議会改革推進特別委員会委員長 議会改革推進特別委員会の調査結果についてご報告申し上げます。 お手元に配付いたしました議会改革推進特別委員会調査結果報告書をご覧ください。 本委員会は、議会改革の推進に関する調査を実施し検討を行うため、令和元年第2回定例会において設置され、市議会議員政治倫理条例について及び会派制についての2点について検討を行ってまいりました。特別委員会の概要や委員会の開催状況につきましては、記載のとおりでありますが、10名の委員により8回にわたり検討を行いました。 次に、検討の経緯になりますが、まず、本委員会での調査・検討する内容としては、方向性の検討及び結果の提示のみとし、具体的な条例制定及び改正までは踏み込まないことといたしました。 市議会議員政治倫理条例についてでは、市議会議員政治倫理条例地方自治法第92条の2の条文解釈や内容を検討し、県内の自治体の状況についても研究した結果、市議会議員政治倫理条例の第2条(議員の責務及び政治倫理基準)及び第10条(市工事等に関する遵守事項)の調査・研究が必要であるなど幾つかの検討事項が挙げられ、委員の意見として、条例第10条の規定は物品納入契約を含めた契約に見直したほうがいいという意見や、第10条の規定の業務委託契約が工事に係るものだけなのか分かりづらいなどの意見が出されました。 会派制については、全国及び県内の会派制の状況を研究し、会派制の必要性について調査が必要であるなどの検討事項が挙げられ、委員の意見として、会派でなく政策集団で対応できるのではとの意見や会派をつくれるよう環境の整備をすべきではないかという意見が出されました。 2項目とも検討事項及び委員の意見を記載してありますので、お目通し願います。 最後に、委員会の意見といたしまして、市議会議員政治倫理条例については、審査の途中において見直しの必要はないとの意見もありましたが、審査を重ねた結果、第10条の市工事等に関する遵守事項で契約を辞退する項目に物品納入契約も含め第2条との整合性を図ることが望ましいとの結論に至りました。 また、会派制については、導入したほうがいいとする意見と必要ないとする意見、環境を整備するべきとの意見に分かれたことから判断を見送り、今後も調査・研究が必要であるとの結論に至りました。 以上が議会改革推進特別委員会の調査結果報告になります。 ○淀川議長 以上で報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 ないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終結いたします。 以上で報告済みといたします。----------------------------------- △議案第14号~議案第22号委員会審査報告、質疑、討論、採決 ○淀川議長 次に、日程第3、議案第14号から議案第22号までの9件を一括議題といたします。 審査の経過と結果について、各常任委員会委員長の報告を求めます。 初めに、総務常任委員会小森委員長。     〔小森総務常任委員会委員長 登壇〕 ◆小森総務常任委員会委員長 総務常任委員会から審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 今定例会において本委員会に付託されました議案第15号から議案第19号までの5件につきまして、3月3日に関係部課長等の出席を求め、委員会を開催いたしました。 初めに、議案第15号 常陸大宮市証人等の実費弁償に関する条例の審査では、執行部より証人等に支給する実費弁償額を現行の1,500円から2,200円に引き上げるほか、証人等の範囲について、新たに公職選挙法農業委員会等に関する法律、その他の法令等に規定する証人等を加え、区長等の職員以外の者にも実費弁償ができるよう、条例の全部を改正するものと説明がありました。 その後、委員からは、支給金額を引き上げる理由や時間に応じて金額に差はあるのかとの質疑があり、金額は市の一般職員の規定に倣うものであり、また、日当については1日当たりで支給するため、時間による金額の増減はないとの答弁でありました。 その他、種々質疑応答後、自由討議、討論はなく、採決の結果、全会一致で議案第15号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第16号 常陸大宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についての審査では、執行部より国から交付される委託金の算定基準に合わせ、報酬の額を100円から200円引き上げるほか、投票所等の開設時間の繰上げや繰下げ時、管理者が投票時間の途中で交代した場合の計算方法を定めるものとの説明がありました。 質疑、自由討議、討論はなく、採決の結果、全会一致で議案第16号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第17号 常陸大宮市職員の旅費に関する条例及び常陸大宮市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例についての審査では、執行部より行財政改革の一環として平成22年度から10年にわたり実施していた日当の特例措置を廃止するほか、日当に係る規定を全面的に見直すとともに所要の改正を行うものとの説明がありました。 その後、委員から近隣の動向や現行内容と比較した金額の増減について質疑があり、執行部より茨城県における旅費改正の動向やまた、平成30年度における出張状況から算出すると約56万円の負担増になるとの答弁がありました。 その他、種々質疑応答後、自由討議、討論はなく、採決の結果、全会一致で議案第17号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第18号 常陸大宮印鑑条例の一部を改正する条例の審査では、執行部より成年後見制度の利用の促進に関する法律の趣旨に鑑み、印鑑登録における資格要件を見直し、近年における性的指向や性自認に配慮し、証明書への男女の別の記載を削除するものとの説明がありました。 委員からこれまで本市において男女を記載していたことによる不都合な事例はあったかとの質疑に対し、執行部からは本市での事例はないとの答弁がありました。 質疑終結後、自由討議、討論はなく、採決の結果、全会一致で議案第18号は原案のとおり可決することに決しました。 最後に、議案第19号 常陸大宮市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例についての審査では、執行部より今回の改正で事前協議及び関係者説明会開催を義務づけるほか、埋立て等に用いる土砂等について制限を設けること、申請者に係る欠格要件の創設や名義貸しを禁止する規定を設けるものと説明がありました。 委員から規則で定める周辺関係者のうち、埋立て等区域を包含する区の住民とは具体的に誰かとの質疑に対し、区長から推薦された区民を想定しているとの答弁がありました。 さらに、本市独自の制度なのか、他市町村の取扱いはとの質疑には、ほかの自治体では本市と同様に利害関係者を説明会の対象にしているとの答弁がありました。 そのほか、委員から意見として説明会への参加者は制限すべきではなく、誰でも参加できるようにするべきとの意見が出されました。 質疑終結後、自由討議、討論はなく、採決の結果、全会一致で議案第19号は原案のとおり可決することに決しました。 以上が総務常任委員会の審査の経過と結果であります。 報告を終わります。 ○淀川議長 次に、文教福祉常任委員会、三次委員長。     〔三次文教福祉常任委員会委員長 登壇〕 ◆三次文教福祉常任委員会委員長 文教福祉常任委員会の審査結果についてご報告申し上げます。 今定例会において本委員会に付託されました条例に関する議案3件を審査するため、3月4日午前9時から関係部課長等の出席を求めて審査を行いました。 議案第14号 常陸大宮市いじめ問題再調査委員会条例については、いじめ防止対策推進法が平成25年に制定されているが、本市でなぜ今回この条例を提案するのかとの質疑では、県内中学校で起きた中学3年生の自殺事案などがあり、本市もいじめの重大事案が発生した際に教育委員会が実施した当該いじめに係る調査結果を基に市長が重大案件と認めれば、第三者委員会による再調査を必要と判断した際にこれを速やかに実施するために体制整備を図ることと、茨城県でもいじめ根絶を目指す条例が令和2年4月1日から施行されることなどから、今回条例を提案するものですとの答弁でした。 その他、種々質疑応答の後、自由討議、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり可決することに決しました。 議案第20号 常陸大宮特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、第2条の「幼児教育・保育の無償化に係る法改正に伴い」と、第3条以降の「幼児教育・保育の無償化に伴い」の改正条文の説明の表記の違いについてはとの質疑では、第2条は子ども・子育て支援法の改正に伴う用語の意義を改正するものであり、第3条以降は第2条で定義した用語を使用し文言等を整理するための改正であるとの答弁でした。 質疑終結後、自由討議、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第21号 常陸大宮地域医療を担う人材確保修学資金貸与条例の一部を改正する条例については、修学資金制度の借受け者の要件と現状はとの質疑では、住所地の限定はなく市外県外を問わず申請することが可能であり、この制度の借受け者は現在7名おり、常陸大宮済生会病院に勤務している方が1名、専門研修中が1名、臨床研修中が4名、大学在学中の方が1名であるとの答弁でした。 質疑終結後、自由討議、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 以上が条例の審査の経過と結果であります。
    淀川議長 次に、経済建設常任委員会坂本委員長。     〔坂本経済建設常任委員会委員長 登壇〕 ◆坂本経済建設常任委員会委員長 経済建設常任委員会での審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 今定例会において本委員会に付託されました条例1件を審査するため、3月5日午前9時から関係部課長等の出席を求め委員会を開催いたしました。 議案第22号 常陸大宮道路占用料徴収条例及び常陸大宮法定外公共物の管理に関する条例の一部を改正する条例の審査では、執行部から道路法施行令の一部改正があったため、市道に係る道路占用料と公共物の使用料を見直すものなどの説明がありました。 その後、質疑、自由討議、討論はなく、採決の結果、全会一致で可決することに決しました。 以上が本委員会の審査の経過と結果であります。 ○淀川議長 以上で報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を許します。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 質疑がないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより議案第14号から議案第22号までの9件について、順次討論、採決を行います。 初めに、議案第14号 常陸大宮市いじめ問題再調査委員会条例は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおりに決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第15号 常陸大宮市証人等の実費弁償に関する条例は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第16号 常陸大宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第17号 常陸大宮市職員の旅費に関する条例及び常陸大宮市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第18号 常陸大宮印鑑条例の一部を改正する条例は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第19号 常陸大宮市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第20号 常陸大宮特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第21号 常陸大宮地域医療を担う人材確保修学資金貸与条例の一部を改正する条例は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第22号 常陸大宮道路占用料徴収条例及び常陸大宮法定外公共物の管理に関する条例の一部を改正する条例は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第3号~議案第13号委員会審査報告、質疑、討論、採決 ○淀川議長 次に、日程第4、議案第3号から議案第13号までの11件を一括議題といたします。 審査の経過と結果について、常任委員会委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員会吉川委員長。     〔吉川予算決算常任委員会委員長 登壇〕 ◆吉川予算決算常任委員会委員長 予算決算常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。 今定例会において付託されました令和2年度各会計の歳入歳出予算を審査するため、3月6日、9日及び10日に関係職員の出席を求め委員会を開催いたしました。 最初に、議案第3号 令和2年度常陸大宮一般会計予算については、歳入では地方交付税の増の内容について、ふるさと応援寄附金増額の根拠について、歳出では人事評価事業について、災害ごみ処理対策での派遣職員受入れ事業について、駅周辺整備事業の新年度の内容について、美和認定こども園の運営について、そして、中学校スクールバスの運行について、消防車両更新の目安などについて、種々質疑応答がありました。 特に、浪漫文化街並みづくり事業での山方宿広告塔塗装工事については、3日間にわたっての審議となりました。 質疑終結後、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第4号 令和2年度常陸大宮国民健康保険特別会計予算については、保険者努力支援分についてや特定健康診査の受診者数と未受診者対策など、種々質疑応答がありました。 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第5号 令和2年度常陸大宮公営墓地特別会計予算については、上村田霊園分譲の状況について、質疑応答がありました。 採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第6号 令和2年度常陸大宮介護保険特別会計予算については、被保険者数などについて、質疑応答がありました。 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第7号 令和2年度常陸大宮宅地造成事業特別会計予算については、特に質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第8号 令和2年度常陸大宮戸別浄化槽整備事業特別会計予算については、償還金について、質疑応答がありました。 採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第9号 令和2年度常陸大宮温泉事業特別会計予算については、特に質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第10号 令和2年度常陸大宮後期高齢者医療特別会計予算については、新年度からの保険料改定の内容について、資料請求がありました。 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第11号 令和2年度那珂地方公平委員会特別会計予算については、特に質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第12号 令和2年度常陸大宮上水道事業会計予算については、水道施設更新事業、配水管についてなど、種々質疑応答がありました。 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決することに決しました。 最後に、議案第13号 令和2年度常陸大宮下水道事業会計予算については、農業集落排水処理施設更新工事について、質疑応答がありました。 採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 以上が本委員会での審査の経過と結果であります。 報告を終わります。 ○淀川議長 以上で報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を許します。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 質疑がないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより議案第3号から議案第13号までの11件について、順次討論、採決を行います。 初めに、議案第3号 令和2年度常陸大宮一般会計予算は、討論の通告がありますので、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を許します。 18番、金子議員。     〔18番 金子議員登壇〕 ◆金子議員 日本共産党の金子 卓です。 議案第3号 令和2年度常陸大宮一般会計予算に反対する討論を行います。 予算案には、新型コロナ対策費が1円も計上されていませんが、新型コロナウイルス対策は緊急課題です。中小零細業者や非正規雇用、独り親家庭など、特に大きな影響を受ける方々への支援、市独自で何ができるのか、真剣な検討、政策提供を強く求めます。 今、地方は、住民の暮らしの混乱、福祉・医療の危機、人口減少と地域経済の衰退など、深刻な問題に直面しています。国の政治がひどいときだけに、市政が、市民の暮らしと福祉を守る防波堤の役割を果たさなければなりません。 件数が多くなっています。悪質滞納者がこのように増えるわけはありません。市民の生活実態をよく聞き、生活再建など親身に対応する相談、収納活動に転換すべきであり、県租税債権管理機構への徴収移管はやめるべきです。 自衛官募集ですが、当市は適格者を抽出し名簿を提出しています。本人の同意は取っていません。適格者名簿の提出は、中止するよう求めます。マイナンバー制度が開始され、証明書等のコンビニ交付の運用拡大も行われ、新年度も652万円余が計上され、個人番号カード交付事業には3,089万円余が予算化されています。税と社会保障の個人情報を国が一元的に管理し、徴税の強化、給付の抑制を狙うとともに、権力による国民監視とプライバシー漏えいの恐れのあるこの制度は廃止すべきです。 また、人事評価制度は公務労働にはそぐわない制度と考えます。 地域創生まちづくり事業は、5年間を期間とした事業ですが、予算執行実績を急がないで趣旨に沿った事業になるよう見直しを求めます。 医療福祉費ですが、当市は所得制限のある県内でも数少ない自治体の一つになっています。所得制限は撤廃すべきです。 イノシシ被害が増大し、市民は大変困っています。新年度予算で、施策進展は見られません。近隣自治体の施策を研究し、職員が地域に入り、地域の方と共に地域ぐるみの被害防止対策を積極的に行うことを求めます。そのためには専任の職員が必要です。当市の基幹産業である農業の振興のため、市独自の支援策を大幅に拡充すべきです。 常陸大宮駅周辺整備事業です。先日、2025年までの第1期整備計画の概要の説明がありました。その中の駅西広場ですが、通勤通学時、時間によっては100メートル以上の車列等の交通渋滞が発生という現状を、東西への分散で解消すると言っていますが、交通渋滞は朝夕の送迎だけであり昼間は閑散としています。そのような現状からして、また、東西への分散と言いながら、駅西広場の機能と規模はあまりにも過大な計画です。このような計画を認めるわけにはいきません。新年度中に国に提出する予定としている都市再生整備計画案の抜本的な見直しを求めるものです。 全員が参加できない現在の中学生海外研修事業は中止すべきです。 新年度予算の中で、山方広告塔塗装事業が大きな問題となりました。実施設計委託料と合わせて1,500万円近い事業費をかけてまで行う必要があるかどうかの是非の前に、この広告塔が市の財産ではなく、今年になって寄附を受けた財産であることの問題です。市の財産でもない物の塗装工事を予算計上し、それを理由として査定しました、事前に議会に何の協議もありませんでした。また、塗装等の修繕や解体撤去の費用が捻出できないがためのような寄附を受け入れた前例の記憶などありません。公正、公平を欠く行政と言わざるを得ません。地方自治法96条1項、第9号に規定する議会の議決を必要とする負担付寄附には該当しないということですが、寄附の基準が明確になっていない。 ○淀川議長 金子議員に申し上げます。討論時間の5分間が経過しましたので、討論を終結してください。 ◆金子議員 基準そのものがないという状況は納得できません。 このことも指摘しまして、反対討論といたします。 ○淀川議長 次に、本案に賛成の方の発言を許します。 3番、黒部議員。     〔3番 黒部議員登壇〕 ◆黒部議員 3番、黒部です。 議案第3号 令和2年度常陸大宮一般会計予算につきまして、賛成の立場から討論を行います。 本市の予算状況を見ますと、地方交付税や地方消費税交付金などの一般財源の増が見込まれるものの、教育・保育の無償化に係る経費などそれ以上の負担増があり、引き続き厳しい状況であります。 歳入におきましては、地方債の活用や基金等の繰入れ等により所要の財源が確保されております。 歳出におきましては、前年度から継続事業となる学校給食センター施設整備事業や昨年発生した令和元年東日本台風に係る災害関連経費が計上されているほか、東京オリンピック・パラリンピック推進事業、高校生の外来まで対象が拡充された医療福祉費、有害鳥獣対策、常陸大宮駅周辺整備事業、その他、子育て支援や地域創生に資する各種事業など、市総合計画に基づき様々な行政需要に対応しつつ財政運営の健全化にも配慮された予算編成がなされているものと考えます。 以上申し上げまして、議案第3号 令和2年度常陸大宮一般会計予算の賛成討論といたします。 ○淀川議長 以上で討論を終結いたします。 これより電子表決システムにより採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 表決を終了いたします。 賛成14、反対2で、賛成多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第4号 令和2年度常陸大宮国民健康保険特別会計予算は、討論の通告がありますので、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を許します。 2番、高村 功議員。     〔2番 高村 功議員登壇〕 ◆高村功議員 日本共産党の高村 功です。 議案第4号 令和2年度常陸大宮市国民健康保険特別会計のうち、事業勘定に対する討論を行います。 国民健康保険は他の公的医療保険と比べ、年金生活者や低所得者が加入しているという構造的な問題を抱え、今や社会的弱者の医療制度と言われ、その結果、高過ぎる保険税や財政悪化につながり、多くの世帯にとって大きな負担となっています。 国保会計に一般会計法定外繰入れを行い、市が財政的に支援するのは当然のことです。全国知事会も2014年、制度を持続可能なものとするために、1兆円の公費投入を求めたことはご承知のとおりです。 引き続き、一般会計からの法定外繰入れを継続し、今後とも引き上げるべきではありません。国保の高過ぎる保険税は、必要な医療を受ける大きな障害となっており、保険税の引下げは緊急な課題であり、そのためには国庫負担の根本的な引上げこそが必要です。 また、子供の数が多いほど国保税が引き上がる均等割は子育て支援に大きく逆行しており、市独自の軽減措置に取り組むべきです。特定健診の負担金1,000円を無料にして、年1回の健診の大切さを訴え、予防可能な疾病を予防し、医療費の増加を防ぐべきです。 また、市独自の国保税減免制度の積極的な周知と活用を強く要請いたしまして、反対討論といたします。 ○淀川議長 ここで、傍聴者の方に申し上げます。 議場内での携帯電話の使用は禁止されておりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 次に、本案に賛成の方の発言を許します。 1番、圷議員。     〔1番 圷議員登壇〕 ◆圷議員 1番、圷 司一です。 議案第4号 令和2年度常陸大宮市国民健康保険特別会計歳入歳出予算について、賛成の立場から討論を行います。 令和2年度の当初予算額は44億700万円で、前年度比1億9,900万円の減となりました。これは被保険者数の減少に伴い、保険給付費及び国民健康保険事業費納付金が減となるためです。 また、保健事業はデータヘルス計画に基づき、生活習慣病の発症及び重症化予防を図るとともに、特定健康診査の実施や未受診者への受診勧奨を行うなど、市民の健康維持と医療費抑制の取組が期待できる予算となるため、賛成するものであります。 以上、賛成の討論といたします。 ○淀川議長 以上で討論を終結いたします。 これより電子表決システムにより採決をいたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 表決を終了いたします。 賛成14、反対2で、賛成多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第5号 令和2年度常陸大宮公営墓地特別会計予算は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第6号 令和2年度常陸大宮介護保険特別会計予算は、討論の通告がありますので、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を許します。 2番、高村 功議員。     〔2番 高村 功議員登壇〕 ◆高村功議員 日本共産党の高村 功です。 議案第6号 令和2年度常陸大宮介護保険特別会計予算に反対する討論を行います。 介護保険は、この間、約3割近く引き上げられました。その結果、近隣市町村では最高額、県内でも上位に位置する保険料となっています。介護保険は、新年度でも総報酬制の導入や高額介護サービス費の負担限度額の引上げ、施設入所者の食費、住居費の負担増など、さらなる制度改革が狙われています。まさに保険があって介護なしの介護保険制度となっています。 保険料の高騰を抑えながら介護の提供基盤を拡大し、本当に持続可能な制度にするためには国庫負担割合を大幅に引き上げるしかありません。介護を受ける人も支える人も、誰もが安心できる公的介護制度を目指した改善が強く求められています。 このことを申し述べまして反対討論といたします。 ○淀川議長 次に、本案に賛成の方の発言を許します。 1番、圷議員。     〔1番 圷議員登壇〕 ◆圷議員 1番、圷 司一です。 議案第6号 令和2年度常陸大宮介護保険特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 介護保険特別会計の予算額は51億5,300万円で、前年度比2,900万円の増であります。これは、介護サービス給付費等が増となったことが主な要因であります。 介護保険については、被保険者数が増加した一方で、低所得者の軽減強化が図られたため、前年度比1.3%の減となっております。高齢者が可能な限り住み慣れた地域で自立した生活を送れるように、認知症への早期対応、生活支援サービスなど地域包括ケアシステムの推進などに取り組む内容の予算となっておりますので、議案第6号は賛成するものといたします。 以上、賛成討論といたします。 ○淀川議長 以上で討論を終結いたします。 これより電子表決システムにより採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 表決を終了いたします。 賛成14、反対2で、賛成多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第7号 令和2年度常陸大宮宅地造成事業特別会計予算は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第8号 令和2年度常陸大宮戸別浄化槽整備事業特別会計予算は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第9号 令和2年度常陸大宮温泉事業特別会計予算は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第10号 令和2年度常陸大宮後期高齢者医療特別会計予算は、討論の通告がありますので、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を許します。 2番、高村 功議員。     〔2番 高村 功議員登壇〕 ◆高村功議員 日本共産党の高村 功です。 議案第10号 令和2年度常陸大宮後期高齢者医療特別会計予算に反対する討論を行います。 2008年に発足した後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に強制的に囲い込んで負担増と差別医療を押しつける悪法です。しかも、8年間据え置かれてきた保険料は令和2年度、3年度、大幅に引き上げられ、医療費自己負担についても1割から2割に引き上げられようとしています。後期高齢者医療制度は速やかに廃止すべきという立場から、予算に反対するものです。 以上です。 ○淀川議長 次に、本案に賛成の方の発言を許します。 1番、圷議員。     〔1番 圷議員登壇〕 ◆圷議員 1番、圷 司一です。 議案第10号 令和2年度常陸大宮市後期高齢者医療特別会計歳入歳出予算について、賛成の立場から討論を行います。 後期高齢者医療特別会計の歳入歳出予算の総額は5億5,800万円で、歳入の予算の主なものは、後期高齢者医療保険料で4億1,500万円、保険基盤安定繰入金などの一般会計繰入金が1億4,100万円となっております。 また、歳出予算では、後期高齢者医療広域連合納付金が5億5,100万円となっております。 これは後期高齢者医療制度の円滑な運営及び事務の執行に必要な予算で、適正な内容になっております。今後においても高齢者が安心して医療を受けられるよう、医療費適正化事業など効果的な取組をさらに推進していただくことをお願いし、賛成の討論といたします。 ○淀川議長 以上で討論を終結いたします。 これより電子表決システムにより採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 表決を終了いたします。 賛成14、反対2で、賛成多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第11号 令和2年度那珂地方公平委員会特別会計予算は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第12号 令和2年度常陸大宮上水道事業会計予算は、討論の通告がありますので、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を許します。 18番、金子議員。     〔18番 金子議員登壇〕 ◆金子議員 日本共産党の金子 卓です。 議案第12号 令和2年度常陸大宮上水道事業会計予算に反対する討論を行います。 簡易水道料金が上水道事業に統一され、高い上水道に合わせて引き上げられ、当市の水道の水道料金は近隣市町村で一番高い料金になっています。併せて、これまでの簡易水道地域では、加入者分担金も倍近くになってしまいました。このことは、過疎化の進む周辺地域に対する定住政策にも矛盾するものです。また、量水器使用料は廃止すべきです。 上水道事業は、水道普及率が99%を超えているのに独立会計ということで、膨大な建設費や設備費を水道料金で負担させ、高過ぎる水道料金のままになっているのは問題です。この構造的な問題を解決し、水道料金の引下げを求めるものです。 県水の受水費は、新年度も1億円を超える金額が計上されています。県中央広域水道用水供給事業の契約水量の押しつけをやめさせ、見直しを求めるべきです。 また、家庭や公共施設での雨水利用を積極的に普及することを要請しまして、反対討論といたします。 ○淀川議長 次に、本案に賛成の方の発言を許します。 9番、冨山議員。     〔9番 冨山議員登壇〕 ◆冨山議員 9番、冨山和男です。 議案第12号 令和2年度常陸大宮上水道事業会計予算について、賛成の立場から討論いたします。 上水道事業会計については、収益的支出13億2,100万円、前年度比3,200万円、2.5%増となっております。資本的支出9億4,600万円、前年度比6,900万円、7.9%増となっております。 令和2年度においても、限られた水道予算内で老朽化した施設の更新や漏水多発路線を中心に選定した老朽配水管の更新を行い、有収率の向上に取り組んでおります。 また、毎年の路線更新率も目標を達成しております。さらに、持続可能な水道事業経営を実現するため水道事業計画を策定するなど、水道事業経営基盤の確立に配慮した内容となっていることから、今後の事業の運営について、さらなる財政健全化とコスト意識を高め、より効率的な事業運営を図っていくものと思慮して、議案第12号に対する賛成討論といたします。 ○淀川議長 以上で討論を終結いたします。 これより電子表決システムにより採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 表決を終了いたします。 賛成14、反対2で、賛成多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第13号 令和2年度常陸大宮下水道事業会計予算は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 ここで10分間休憩いたします。 △休憩 午前11時05分 △再開 午前11時13分 ○淀川議長 休憩前に引き続き再開いたします。----------------------------------- △請願陳情の件委員会審査報告、質疑、討論、採決 ○淀川議長 次に、日程第5、請願陳情の件を議題とし、審査の経過と結果について常任委員会委員長の報告を求めます。 経済建設常任委員会坂本委員長。     〔坂本経済建設常任委員会委員長 登壇〕 ◆坂本経済建設常任委員会委員長 経済建設常任委員会での審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 今定例会において本委員会に付託されました請願1件を審査するため、3月5日午前9時から関係部課長等の出席を求め委員会を開催いたしました。 また、現地踏査により確認を行いました。 請願第R2-1号 市道10262号線の道路改良に関する請願書については、委員から道路上を雨水が流れるため側溝の整備は必要であり、願意妥当であるとの意見がありました。 その後、自由討議、討論はなく、全会一致で採択すべきものに決しました。 以上が本委員会の審査の経過と結果であります。 ○淀川議長 以上で報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を許します。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 質疑がないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより請願陳情の件について討論、採決を行います。 請願第R2-1号 市道10262号線の道路改良に関する請願書は、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。 本案について、委員長報告は採択すべきものであります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり採択することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、請願第R2-1号は委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時16分 △再開 午前11時23分 ○淀川議長 休憩前に引き続き再開いたします。-----------------------------------議事日程の追加 ○淀川議長 ただいま市長から議案第37号 令和元年度常陸大宮一般会計補正予算(第10号)及び議案第38号 令和2年度常陸大宮一般会計補正予算(第1号)の2件が追加提案されました。 この際、議案第37号及び議案第38号を日程に追加し、議題にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、議案第37号及び議案第38号を追加日程として議題とすることに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時24分 △再開 午前11時27分 ○淀川議長 休憩前に引き続き再開いたします。----------------------------------- △議案第37号及び議案第38号の一括上程、説明、質疑、委員会付託 ○淀川議長 追加日程第1、議案第37号 令和元年度常陸大宮一般会計補正予算(第10号)及び追加日程第2、議案第38号 令和2年度常陸大宮一般会計補正予算(第1号)を一括議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 小野総務部長。 ◎小野総務部長 それでは、ご説明を申し上げます。 追加議案書のその2の1ページをお開き願います。     〔議案第37号について議案朗読〕 ページを返していただきまして、2ページをご覧願います。 第1表歳入歳出予算補正、まず、歳入でございます。 15款国庫支出金、補正額5,353万9,000円の減額、2項国庫補助金での補正でございます。 16款県支出金、補正額541万7,000円の増額、3項委託金での補正でございます。 19款繰入金、補正額722万9,000円の増額、2項基金繰入金での補正でございます。 22款市債、補正額5,230万円の増額、1項市債での補正でございます。 歳入合計、補正前の額271億5,403万1,000円、補正額1,140万7,000円、計で271億6,543万8,000円でございます。 次に、その下の3ページをご覧願います。 歳出でございます。 2款総務費、補正額1,140万7,000円の増額、4項選挙費での補正でございます。 10款教育費、2項小学校費及び3項中学校費につきましては、国庫補助金の交付内定に伴う財源補正のため補正額はございません。 歳出合計、補正前の額271億5,403万1,000円、補正額1,140万7,000円、計で271億6,543万8,000円でございます。 ページを返していただきまして、4ページをご覧願います。 第2表繰越明許費補正でございます。 県議会議員補欠選挙費及び市議会議員補欠選挙費について、選挙の執行が4月12日に決定したことにより、繰越明許費の追加を行うものでございます。 続いて、その下の5ページをご覧願います。 第3表地方債補正でございます。 学校教育施設等整備事業債につきまして、限度額を1億1,250万円から1億6,480万円に増額変更するものでございます。 なお、補正後の限度額の計につきましては、35億1,609万2,000円でございます。 続きまして、ページを返していただきまして、7ページをご覧願います。     〔議案第38号について議案朗読〕 ページを返していただきまして、8ページをご覧願います。 第1表歳入歳出予算補正、まず、歳入でございます。 16款県支出金、補正額1,631万3,000円の増額、3項委託金での補正でございます。 19款繰入金、補正額1,141万6,000円の増額、2項基金繰入金での補正でございます。 歳入合計、補正前の額226億2,000万円、補正額2,772万9,000円、計で226億4,772万9,000円でございます。 次に、その下の歳出でございます。 2款総務費、補正額2,772万9,000円の増額、4項選挙費での補正でございます。 歳出合計、補正前の額226億2,000万円、補正額2,772万9,000円、計で226億4,772万9,000円でございます。 以上、一般会計に係る補正予算の概要についてご説明を申し上げました。 なお、9ページ以降に補正予算に関する説明書を盛り込んでおりますが、この補正予算の詳細に関しましては予算決算常任委員会においてご説明を申し上げます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○淀川議長 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 本案は、配付の議案付託表のとおり予算決算常任委員会に付託をいたします。 付託いたしました議案につきましては、常任委員会において審査終了の上、本日の本会議において審査の経過及び結果を報告されますようお願いいたします。 暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時34分 △再開 午後1時01分 ○淀川議長 休憩前に引き続き再開いたします。----------------------------------- △議案第37号及び議案第38号委員会審査報告、質疑、討論、採決 ○淀川議長 追加日程第3、議案第37号及び議案第38号について、審査の経過と結果について、常任委員会委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員会吉川委員長。     〔吉川予算決算常任委員会委員長 登壇〕 ◆吉川予算決算常任委員会委員長 本日、予算決算常任委員会に付託されました補正予算2件を審査するため、先ほど関係部課長等の出席を求め委員会を開催いたしました。 議案第37号 令和元年度常陸大宮一般会計補正予算(第10号)について、執行部より県議会議員と市議会議員の各補欠選挙費や教育費、国庫補助金減額による市債等の補正であるなどの説明がありました。 教育費、国庫補助金減額の理由についての質疑もありました。 質疑終結後、自由討議、討論はなく、採決した結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第38号 令和2年度常陸大宮一般会計補正予算(第1号)について、執行部より県議会議員並びに市議会議員の各補欠選挙に伴う費用の補正であると説明がありました。 質疑、自由討議、討論はなく、採決した結果、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 以上が本委員会での審査の経過と結果であります。 報告を終わります。 ○淀川議長 以上で報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を許します。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 質疑がないようですので、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより議案第37号及び議案第38号について、順次討論、採決を行います。 初めに、議案第37号 令和元年度常陸大宮一般会計補正予算(第10号)について、討論を行います。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第38号 令和2年度常陸大宮一般会計補正予算(第1号)について、討論を行います。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本案について、委員長報告は可決であります。 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第36号の上程、説明、質疑、委員会付託の省略、討論、採決 ○淀川議長 次に、日程第6、議案第36号 指定金融機関の指定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 桐原会計管理者。 ◎桐原会計管理者 指定金融機関の指定についてご説明申し上げます。 追加議案のほうをお開き願います。     〔議案第36号について議案朗読〕 どうぞご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○淀川議長 説明が終わりましたので、質疑を許します。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案について、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。-----------------------------------常陸大宮選挙管理委員会委員及び補充員の選挙 ○淀川議長 次に、日程第7、選挙第1号 常陸大宮選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。 本件については、本年2月14日付で常陸大宮選挙管理委員会委員長から議長宛てに、選挙管理委員会委員及び補充員の任期が令和2年3月30日をもって満了となる旨の通知がありました。 よって、地方自治法第182条第1項及び第2項の規定により、選挙を行うものであります。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決定いたしました。 常陸大宮選挙管理委員会委員には、野口3509番地、皆川善廣氏、山方680番地の6、三次 克氏、国長302番地、糟谷式部氏、鷹巣2649番地の2、廣木文子氏。 次に、補充員には、第1位、富岡1657番地の1、樫村英子氏、第2位、上檜沢170番地、内田 寛氏、第3位、東富町667番地の1、山本三郎氏、第4位、山方2172番地の9、大森清文氏をそれぞれ指名いたします。 お諮りいたします。ただいま指名しました方を常陸大宮選挙管理委員会委員及び補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました方を常陸大宮選挙管理委員会委員及び補充員の当選人と定めることに決定いたしました。-----------------------------------茨城北農業共済事務組合議会議員の補欠選挙 ○淀川議長 日程第8、選挙第2号 茨城北農業共済事務組合議会議員の補欠選挙を行います。 現在、欠員が生じているため、選挙を行うものであります。 選出する議員は1名であります。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決定いたしました。 茨城北農業共済事務組合議会議員には、6番、岡崎欣也議員を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま指名いたしました方を当選人と決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名した岡崎欣也議員が当選されました。 岡崎欣也議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をいたします。----------------------------------- △閉会中の所管事務調査について
    淀川議長 日程第9、閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。 本件は、お手元に配付いたしました申出書のとおり、総務常任委員会委員長文教福祉常任委員会委員長経済建設常任委員会委員長から閉会中の所管事務調査の申出があります。 お諮りいたします。総務常任委員会委員長文教福祉常任委員会委員長経済建設常任委員会委員長の申出のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○淀川議長 異議なしと認めます。 よって、申出のとおり決定をいたしました。----------------------------------- △閉会の宣告 ○淀川議長 以上をもちまして、本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 ここで、三次市長より発言を求められておりますので、これを許します。 三次市長。 ここで、議員、執行部の皆様におかれましては、マスクを外していただくことをご協力願います。     〔三次市長 登壇〕 ◎三次市長 私にとりまして、市長任期中、最後の定例議会となる本定例会を終えるに当たり、このような発言の機会をいただきましたことに議長並びに議員各位に感謝申し上げます。と同時に、ご多用の中、議会傍聴を賜りました多くの市民の皆様にも感謝申し上げる次第でございます。 議員の皆様方には、市政執行に当たり、ご指導、ご鞭撻を賜り、誠にありがとうございました。改めて御礼申し上げます。 今期定例会は20日間にわたり、令和2年度の予算、令和元年度の補正予算、条例の制定及び改正、財産の取得、人事案件など多くの議案をご審議いただきましたが、全議案とも原案どおりご承認賜りました。ありがとうございました。 行政は、「過去」と「今」と「未来」が、大切な1本の線でつながっているということを、去る11日の大貫議員の一般質問に対する答弁でお話しさせていただきました。行政は継続が大切であります。お認めいただいた骨格予算を新しい執行部にバトンタッチし、その上で新執行部が組んだ本格予算をご審議いただき、執行していただければと思います。 平成16年(2004)10月16日に誕生した常陸大宮市は、今年満16歳を迎えます。山方町長として5町村合併に関わり、市制施行と同時に、矢数 浩初代市長の補佐として助役、副市長を務め、平成20年(2008)4月の市制施行後、初めての市長選挙で当選させていただきました。 私は、市長就任以来、一貫して「ふるさと常陸大宮」の発展と市民福祉の向上を図るため、市民の皆様の声に真摯に耳を傾けながら、初当選のときの初心を忘れることなく、全力で市政運営に取り組んでまいりました。 この間、道の駅かわプラザのオープン、郷育立市宣言、東京2020オリンピック・パラリンピック大会のパラオ共和国選手団の受入れやホストタウン交流、財政再建など、ハード・ソフト面を含めて多くの事業を推進することができました。 一方では、人口減少に歯止めがかからない厳しい状況に直面しております。戦後の昭和25年(1950)のピーク時に6万9,209人、約7万人弱でありますが、だった人口が70年後の今年2月1日現在、3万9,662人となりました。約3万人の減少です。今後も依然として人口減少が続くと予想され、この対応がこれからも市政の最重要課題であり続けるに違いありません。 今、振り返ってみて特に印象的なものは、9年前の東日本大震災と昨年の令和元年東日本台風(台風19号)における対応、復旧・復興でありました。被災された市民の皆様に改めてお見舞いを申し上げますとともに、一日も早くふだんの生活を取り戻せるよう引き続き行政力を発揮してまいります。 しかし、今また、中国武漢発の新型コロナウイルスが全世界に蔓延しております。現時点で茨城県や常陸大宮市内に感染者はおりませんが、国・県や医療機関などとも連携を図り、一日も早い終息に向けて対応してまいります。 さて、私の残任期間は、本日を含め37日であります。いよいよ3期12年の任期も最終段階に入りました。最後まで全力投球することはもちろんですが、油断しないでやっていこうと心に決めております。 鎌倉時代末期の1330年頃に吉田兼好によって書かれた「徒然草」の第109段に、有名な木登り名人の言葉が載っております。今の私は、この名人の言葉に耳を傾けたいと思います。 高い木に木登りをしていた者が降りてきて、地上2メートルほどになったときに、「注意して降りろ」と名人が初めて声をかけました。「失敗は安心した頃にしでかすものだ」という教訓であります。今まで小さな失敗を幾つも重ねてきた私ではありますが、今回は特に注意してこの言葉をかみしめ、与えられた任期を全うしたいと決意しております。 豊かな自然と醇風美俗の麗しい人情・風俗・習慣に育まれた「ふるさと常陸大宮」に生まれ育ったことを誇りに、先人たちが築き残してきた多くの財産を守り受け継ぎながら、未来を担う子供たちへしっかりと引き継いでいくことが私たちの使命であり責任であることを肝に銘じ、市長を退任する4月22日以降も、一市民として常陸大宮市の発展に誠心誠意、微力を尽くしてまいる所存であります。 皆様方には今後とも、変わらぬご指導、ご鞭撻をお願い申し上げ、常陸大宮市の未来像である「人が輝き、安心・快適で、活力と誇りあふれるまち」として、発展し続けることを願いつつ、議会での最後のご挨拶とさせていただきます。 長い間、ありがとうございました。〔拍手〕 ○淀川議長 三次市長が出席されます最後の定例会となりますので、議会を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。 三次市長におかれましては、平成20年4月に第2代常陸大宮市長に当選され、3期12年にわたり、その手腕を遺憾なく発揮され、数々の事業に精力的に取り組まれてこられました。特に、「ふるさと常陸大宮」を誇りに思う心を育む郷育立市宣言や市総合計画に掲げる「人が輝き、安心・快適で、活力と誇りあふれるまち」のように、人を育て、地域の個性を生かしながら、市民と共に市政に全力で取り組んでこられました。 また、先ほど市長のお話にもございましたけれども、東日本大震災や昨年の東日本台風など、幾多の苦難にも見舞われましたが、力強いリーダーシップを発揮され、復旧・復興へと着実に導いていただきました。 市民を代表しながら感謝申し上げますとともに、三次市長の12年間にわたる市政運営を市議会を代表いたしまして、深甚なる敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 誠に、ありがとうございました。そして、大変お疲れさまでした。 これにて令和2年第1回常陸大宮市議会定例会を閉会といたします。 ご協力、誠にありがとうございました。 △閉会 午後1時23分...