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  1. 守谷市議会 2021-09-01
    令和 3年決算予算特別委員会−09月01日-02号


    取得元: 守谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 3年決算予算特別委員会−09月01日-02号令和 3年決算予算特別委員会               守谷市議会決算予算特別委員会                  (第 2 号)         ──────────────────────────             令和3年9月1日 午前10時00分開会         ────────────────────────── 出 席 委 員                       委 員 長  渡 辺 大 士 君                       副委員長  山 本 広 行 君                       委  員  小 菅 勝 彦 君                         〃    海老原 博 幸 君                         〃    首 藤 太 亮 君                         〃    田 中 啓 一 君                         〃    砂 川   誠 君                         〃    神 宮 栄 二 君                         〃    高 梨   隆 君                         〃    渡 辺 秀 一 君                         〃    長谷川 信 市 君                         〃    青 木 公 達 君
                            〃    山 田 美枝子 君                         〃    寺 田 文 彦 君                         〃    高 梨 恭 子 君                         〃    伯耆田 富 夫 君                         〃    梅 木 伸 治 君         ──────────────────────────                       議  長  高 橋 典 久 君         ────────────────────────── 欠 席 委 員                       委  員  山 崎 裕 子 君         ────────────────────────── 出 席 説 明 者         市長                  松 丸 修 久 君         副市長                 田 中   健 君         教育長                 町 田   香 君         教育部長                宇田野 信 彦 君         教育部参事               奈 幡   正 君         教育部次長兼学校教育課長        小 林 伸 稔 君         生涯学習課長              福 島 晶 子 君         生涯学習課中央図書館長         石 川 みどり 君         教育指導課長              古 橋 雅 文 君         教育指導課副参事            大 場 邦 弘 君         学校給食センター所長          坂   登司男 君         上下水道事務所長            鈴 木 規 純 君         上下水道課長              奥 野 清 輝 君         ────────────────────────── 本会議に職務のため出席した者                  議会事務局長     高 橋 弘 人                  議会事務局係長    岩 地 祐 子         ──────────────────────────                 議  事  日  程                             令和3年9月1日(水曜日)                                午前10時00分開会 1.審査案件  1)議案第51号 令和2年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定  2)議案第52号 令和2年度守谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定  3)議案第53号 令和2年度守谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定  4)議案第54号 令和2年度守谷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定  5)議案第55号 令和2年度守谷市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定  6)議案第56号 令和2年度守谷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定  7)議案第57号 令和2年度守谷市水道事業会計決算認定  8)議案第58号 令和2年度守谷市公共下水道事業会計決算認定  9)議案第59号 令和2年度守谷市水道事業会計利益の処分  10)議案第60号 令和2年度守谷市公共下水道事業会計利益の処分 1.本日の会議に付した事件  1)議案第51号  2)議案第52号  3)議案第53号  4)議案第54号  5)議案第55号  6)議案第56号  7)議案第57号  8)議案第58号  9)議案第59号  10)議案第60号         ──────────────────────────                 午前10時00分開会 ○渡辺 委員長  皆さんおはようございます。  これから決算予算特別委員会の2日目を開会いたします。  ただいまの出席委員は17名であります。  定足数に達しておりますので会議は成立いたします。  本日は,山崎裕子議員が欠席であります。  議長に出席いただいておりますので,御挨拶をお願いいたします。 ○高橋 議長  皆さん,おはようございます。今日から9月に入ったということで,天気のほうも何か昨日より10度近く涼しくなっているようで,気候の変化によって体調を崩される方もいらっしゃいます。今この時期,けへん,こほんとやっているとちょっと白い目で見られるかもしれませんので,夏風邪といいますか,体調変化によって風邪を引かないようによろしくお願いします。  また,今日,決算予算特別委員会2日目ということで,まさか2日目で教育委員会のほうまで来るとは夢にも思っておりませんでしたが,それだけ現執行部の事業内容がすばらしいことなのかなという捉え方を私なりにさせていただきました。今日,恐らく終わってしまうのかなというふうに感じておりますけれども,最終,最後まで慎重なる御審議のほどよろしくお願いをいたします。以上です。 ○渡辺 委員長  ありがとうございました。  付託案件の審査に入る前にお知らせをいたします。  昨日に続き,新型コロナウイルス感染症感染防止対策により,各会派に割り当てました9名の委員が会議室に残り,その他の委員は第2委員会室または応接室で委員会の状況を御確認ください。  当委員会に付託されました全ての議案の説明,質疑を終了した後に議案の表決を取りますので,議案の表決の際には全員が入室していただきますので,よろしくお願いいたします。  ここで,会議室に残る委員以外は退室していただいて結構です。  それでは,席の入替えにつきまして暫時休憩をいたします。                 午前10時03分休憩          ──────────────────────                 午前10時05分開議 ○渡辺 委員長  それでは,休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,議案第51号 令和2年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定教育委員会所管の審査から再開いたします。  内容説明者及び答弁者は挙手をし,職,氏名を述べてください。内容説明及び答弁は主に部長とし,補足的な説明答弁のみ課長等にお願いいたします。  それでは,教育部長より内容の説明をお願いいたします。 ◎宇田野 教育部長  私からは,教育委員会所管の令和2年度決算の概要について御説明をいたします。  最初に,決算書の8,9ページをお願いいたします。  款10教育費の令和2年度支出済額は55億5,742万1,585円となっておりますが,教育委員会所管の決算額につきましては,項6の幼稚園費268万4,000円を差引きまして,款3民生費に含まれます児童クラブ関連事業分,合計4億943万1,536円及び款12諸支出金の基金費で,教育文化振興基金2,810円を加えた59億6,417万1,931円となります。前年度より19億8,180万6,009円の増となりましたが,一般会計支出総額357億5,809万405円に占める割合につきましては16.7%となり,前年度より1ポイント減少しております。  それでは,決算書に基づきまして,歳入の主なものから御説明をいたします。  決算書の18,19ページをお願いいたします。  款12分担金及び負担金,項1負担金,目1民生費負担金,節3児童福祉費負担金,備考欄の児童クラブ入所負担金3,634万8,150円は,新型コロナウイルス感染症対策として,クラブ数を増やして運営いたしました小学校9校の児童クラブ39クラブの入所負担金です。  次に,28,29ページです。  款14国庫支出金,項1国庫負担金,目3教育費国庫負担金,節1小学校費負担金,備考欄の公立学校施設整備費負担金7,320万8,000円は,黒内小学校校舎増築及び改修工事に対するものです。  次の30,31ページで,項2国庫補助金,目2民生費国庫補助金,節2児童福祉費補助金,備考欄の子ども・子育て支援整備交付金7,935万2,000円は,黒内小学校児童クラブ1棟4クラブの増築に対する国負担分で,対象経費に対し国が補助基準額の3分の2,県が6分の1を負担するものです。  その下の子ども・子育て支援交付金放課後児童健全育成事業)4,737万円は,小学校9校の児童クラブ運営に対する国負担分で,対象経費に対し,補助基準額の3分の1ずつを国と県が負担するものです。  続きまして,34,35ページです。  項2国庫補助金,目5教育費国庫補助金,節1小学校費補助金,備考欄の学校施設環境改善交付金9,005万2,000円は,郷州小学校校舎改修工事,その下の学校施設環境改善交付金(繰越明許分)9,365万3,000円は,御所ケ丘小学校校舎改修工事に対する補助金です。  その下の学校保健特別対策補助金606万1,400円は,36,37ページの節2中学校費補助金,備考欄の学校保健特別対策補助金191万6,600円とともに,新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策に対するものです。  34,35ページの節1小学校費補助金及び36,37ページの節2中学校費補助金,それぞれの備考欄,公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金5,488万1,000円と2,326万7,000円は,国が推進するGIGAスクール構想に伴い各学校内のネットワーク環境を再整備するため,補助率2分の1を限度とした補助金です。  同様に,節1小学校費補助金,節2中学校費補助金,それぞれの備考欄,公立学校情報機器整備費補助金1億2,681万円と5,638万5,000円は,GIGAスクール構想を実現するためのタブレット端末購入に対し,1台当たり4万5,000円を限度とした補助金です。  36,37ページの節5学校給食費補助金備考欄学校施設環境改善交付金2億8,750万3,000円は,学校給食センター整備事業に対する令和2年度分で,全体の約40%分の補助金です。  42,43ページをお願いいたします。  款15県支出金,項2県補助金,目2民生費県補助金,節4児童福祉費補助金,備考欄の子ども・子育て支援整備交付金1,983万6,000円は,黒内小学校児童クラブ1棟4クラブの増築に対する茨城県負担分で,補助基準額の6分の1です。  その下の子ども・子育て支援交付金放課後児童健全育成事業)4,536万円は,小学校9校の児童クラブの運営に対する茨城県負担分で,補助基準額の3分の1です。なお,新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策として,運営時間を延長した経費全額が加算されております。  次に,60,61ページです。  款20諸収入,項5雑入,目1雑入,節5学校給食費納付金の総額2億5,648万4,261円は,給食を提供した児童生徒の保護者及び教職員等から納付された学校給食費で,4月から5月の市内小中学校の臨時休業により,2か月少ない徴収となりました。収納率は現年度分で99.91%です。
     68,69ページで,節13雑入,備考欄の下から四つ目,学校臨時休業対策費補助金333万5,000円は,新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策として,学校が休業したことにより売上げが著しく減少した食材納入事業者への補償金に対する全国学校給食会連合会の補助金です。  続きまして,歳出の主なものを,決算書に基づき御説明いたします。  決算報告書では156ページから192ページに主な事業を掲載しておりますので,後ほど御確認ください。  最初に,民生費の児童クラブ関連経費です。  決算書の219ページをお願いいたします。  款3民生費,項2児童福祉費,目1児童福祉総務費,備考欄中段の11児童クラブ運営事業2億5,189万6,714円は,児童クラブ運営業務の委託料が主なものです。  次に,221ページです。  備考欄中段の12黒内小学校児童クラブ建設事業1億5,753万4,822円は,児童数の増加に伴う1棟4クラブの建設及び関連経費です。建設完了に伴い,令和3年4月から受入れ定員を拡大しております。  続きまして,決算書346ページ下段からの教育費です。  初めに,355ページをお願いいたします。  款10教育費,項1教育総務費,目2学校教育総務費,備考欄中段の76任期付職員給与関係経費7,363万7,071円は,小学校高学年の理科,音楽,図工の授業につきまして,令和2年度から市独自で任用した教科専科を担当する常勤講師の給与等です。  357ページをお願いいたします。  目3教育研究指導費の備考欄下段の04外国語教育推進事業8,497万4,599円は,外国語指導助手の配置に要する経費で,全小中学校各1名の配置に加え,令和元年度からの大規模小学校2校に加え,令和2年度からは各中学校に2名の複数配置をいたしました。  なお,令和2年度中学校3年生の実用英語技能検定,英検ですが,3級以上取得率は市内4中学校全体で47.9%となりまして,前年度より7.6ポイント減少しています。これは新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策のため,検定試験会場として各中学校の使用を見合わせたことが影響したものと考えられます。  次に,359ページです。  備考欄06学習支援ティーチャー等配置事業5,952万3,798円は,小学校1,2年生,中学校1年生をはじめ,各校の実態に応じて複数の教職員で学習指導や生活指導を行う非常勤講師の報酬等で,小中学校合わせて33名を配置いたしました。  次の07学校教育研究研修事業3,016万6,344円は,ICT活用支援業務の委託料が主なもので,ICT環境を有効に活用するため,令和2年度からICT支援員を中学校区に各1名とし,全体で2名から4名に増員して配置いたしました。  369ページをお願いいたします。  目4学校給食センター費,備考欄中段の04給食提供事業4億9,126万4,730円は,給食の試食,牛乳及び副食材料等の購入に要した賄い材料費3億4,732万9,418円と,給食配送業務及び給食調理業務の委託料が主なものです。  次に,371ページです。  備考欄の07学校給食センター改築事業14億1,134万円は,今後増加が想定される児童生徒に対応した調理食数や学校給食衛生管理基準に適用するため,令和4年度の開業予定で実施しております学校給食センター改築にかかる工事費の部分払い分です。  続きまして,項2小学校費です。  377ページをお願いいたします。  目1学校管理費の備考欄下から二つ目,03小学校管理備品購入事業2,390万8,071円は,学校が必要とする備品の購入に加え,新型コロナウイルス感染症感染予防対策として全校全教室分の加湿器を購入したものです。  379ページで,目2教育振興費の備考欄下段の02小学校図書教材等購入事務2,933万4,806円は,教科用教材,国語和英辞典,学校図書等の購入に加えまして,令和2年度の教科書採択替えに伴い,デジタル教科書を購入したものです。  381ページの備考欄04小学校ICT環境整備事業の4億3,371万5,811円は,各校のICT教育環境を維持することに加え,GIGAスクール構想を推進するため校内ネットワークを再整備し,児童1人1台のタブレット端末を購入した費用が主なものです。  次に,383ページの目3学校建設費の備考欄01御所ケ丘小学校校舎改修事業4億8,035万5,105円及び385ページの備考欄05郷州小学校校舎改修事業3億978万9,630円は,施設の長寿命化と教育環境向上を目的とした改修工事費です。  御所ケ丘小学校校舎改修工事は,令和2年12月に工事が完了し,郷州小学校校舎改修工事については,当初予定どおり令和4年2月中の完了を予定しております。  また,385ページの備考欄04黒内小学校校舎増築事業3億7,305万7,370円は,黒内小学校児童数の増加に対応するための校舎増築及び改修工事費で,令和4年2月中の完了を予定しております。  続きまして,項3中学校費です。  391ページをお願いいたします。  目1学校管理費の備考欄下から二つ目04中学校管理備品購入事業1,331万9,449円は,学校が必要とする備品の購入に加え,小学校費と同様,新型コロナウイルス感染症感染予防対策として,全校全教室分の加湿器を購入したものです。  395ページの目2教育振興費の備考欄中段04中学校ICT環境整備事業1億9,221万3,101円は,小学校費と同様に各校のICT教育環境を維持することに加え,GIGAスクール構想を推進するため校内ネットワークを再整備し,生徒1人1台のタブレット端末を購入した費用が主なものです。  次に,399ページの目3学校建設費の備考欄09守谷中学校校舎増築事業2,732万7,500円は,守谷中学校生徒数の増加に対応するため,校舎増築の実施設計をした費用です。  続きまして,項4社会教育費です。  407ページをお願いいたします。  目1社会教育総務費,備考欄中段の23放課後子ども教室事業924万885円は,放課後子ども教室運営業務の委託料が主なものです。なお,新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策として,令和2年3月以降,運営を休止している状況です。  413ページをお願いいたします。  目4公民館費,備考欄の01公民館運営管理事業1億1,465万3,565円は,委託料で指定管理料が主なものです。  417ページをお願いいたします。  目5図書館費,備考欄の01図書館運営管理事業1億1,446万9,536円は,図書館の運営管理費で,図書館奉仕員の人件費,図書館システム経費図書館資料費が主なものです。なお,新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策として,休館や一部利用の制限を実施いたしました。  次に,419ページです。  備考欄下段の02学校図書館活動推進事業2,204万9,941円は,令和元年度から実施した学校教育改革プランに基づき,中央図書館との連携による学校図書館の充実を図るための各種研修を行うなど,学校図書館運営サポートに要する人件費と学校図書館システム経費が主なものです。  続きまして,項5保健体育費で,427ページをお願いいたします。  目1保健体育総務費,備考欄中段の08守谷ハーフマラソン開催補助事業300万円は,守谷ハーフマラソンを主催する実行委員会に対する補助金ですが,新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため,従来形式での大会開催を中止し,代替大会として,オンラインハーフマラソンを実施いたしました。  以上が令和2年度教育委員会所管の決算の概要でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○渡辺 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手を願います。  大丈夫です。4名ですね。  それでは,高梨 隆委員より,質問をお願いいたします。  幾つありますでしょうか。 ◆高梨隆 委員  四つあります。 ○渡辺 委員長  お願いいたします。 ◆高梨隆 委員  こちらの最初は,決算報告書の184ページの総合教育支援センター事業についてお尋ねします。  予算のほうでは,最初の予算のところでは2,819万円であって,それが前年度からは急に増えたというか,1,200万円ほど予算増になっていますけれども,これは職員が増えたということでいいのですか。 ○渡辺 委員長  大場副参事,違いますか。 ◎古橋 教育指導課長  すみません,場所が逆になってしまって,申し訳ございません。 ○渡辺 委員長  古橋課長ですね,すみません,お願いいたします。 ◎古橋 教育指導課長  今,お話があったとおり,人数が増えたことと,あと,会計年度職員に伴いまして,報酬等が増えたことが大きな原因となっております。  以上でございます。 ◆高梨隆 委員  分かりました。  次に,今,職員の内訳は予算書のほうには書いてあったんですが,センター長1人,それから検査員1人,それから,いじめ対策1人,それから相談員が約10人の先生方が,そこで大変な思いでとにかく勤務しているということです。そこに今後の事業の方向性というのがありますけれども,実績では908件という非常に大変な,1日平均,割ってもこれほどの相談回数があるということです。  今後の方向性の中で,不登校の実態はいろいろあると思いますけれども,いつも話題になりますけれども,令和2年度,不登校の実数というのが約100名ほどいたと,正確な数字はちょっと分からないんですけれども,小学校35人,それから中学校が65人で約100名の不登校がいたと。この不登校の方は,908件に,この中の相談件数に入っているわけですよね。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  この中に入って,各相談員のほうが相談を受けております。  以上となります。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  それで,結局,相談員は,そこで相談をするというわけだけれども,今後の事業の方向性の中で,不登校児童生徒やその保護者に向けた相談員によるアウトリーチ型訪問支援の必要性の要望が高まっていると書いてあります。これは今,社会で不登校の問題について必ず,一番最後に出てきますけれども,現実に相談に来られないというそういうふうな生徒児童も多分いるんじゃないか,いわゆる家庭訪問の必要性があるということなんでしょうけれども,家庭訪問はこの中で行っていないわけですね,この相談員の方とか。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  この中で,すぐ家庭との調整が取れた家については,実際,アウトリーチ型で家庭訪問している御家庭もございます。  以上となります。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  すると,ここの方向性として,特に家庭訪問して,何というんですかね,もっと顔と顔を突き合わせた,本当,家庭訪問というのは非常に大変だと思いますけれども,でも家庭に行けば,その家庭の不登校の生活環境なり,そういうものも全部分かるわけですけれども,そういうために今後とも職員の増員が必要だということでよろしいですか。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  できれば増員の方向でいければありがたいところではございますし,あと,本年度から,スクールソーシャルワーカーという,より専門性のある職員も配置しておりますので,相談員と連携を図りながら,なかなか相談員だけでは家庭に入りにくい,また,相談員にすらなかなか会ってくれないというような保護者がいる場合には,そちらのスクールソーシャルワーカーが対応するように,今年はさらなる強化を図っているところでございます。  以上です。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  今,社会では,以前ほど不登校に対する風当たりというのは,非常に何か風向きがちょっと変わったように私,感じているんですけれども,その中で,不登校の生徒を学校に戻すということを前提としないで,不登校の生徒を「はばたき」のように,その「はばたき」の中の不登校の生徒たちのいわゆる生活,学習内容の質を上げるという,そういうふうな方向で,そういう考えはないんですか。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  今おっしゃっていただいたとおり,「はばたき」における学習支援等も,今後は充実させていく予定でございます。今は文科省のほうとしましても,学校への復帰を前提としない不登校対策というのも行われておりますので,その辺についても,十分周知,相談員の間でも理解をし進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  最後です。不登校100人という数字が出ていますけれども,そのうちの「はばたき」には11人がいわゆる登校しているということなんですけれども,この数はもっと増えるような方向で活動しているんですか,増えたほうがいいという方向で。学校に行けないから,こっち来いよということで。約1割なんですが,その点の実数。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  今お話があったとおり,「はばたき」に来ることも,先生,相談員,スクールソーシャルワーカーのほうも本年度も進めさせていただいているところはございます。ただ,完全に不登校の生徒が全欠という,いわゆる全く学校に来ない生徒ばかりではなく,この数字は年間30日以上欠席している児童生徒になりますので,この中には週何回かは放課後登校みたいなものをしている生徒もおりますし,保健室登校みたいなものをしている生徒も含まれておりますので,全欠と呼ばれる1日も学校に行かない児童生徒については,できる限り外の空気を吸わせて,対人関係なんかも成長させるようにするために,こちらの「はばたき」への通室を進めているところでございます。  以上です。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  この仕事,非常に苦労の多い大変な仕事だと思います。私の恩師も守谷で校長先生を辞めた後,長年ここの市役所で,守谷で働いて,ここで一生懸命働いていたのをよく話を聞いて,今でも覚えております。いろいろ大変だと思いますが,よろしくお願いいたします。  次は,二つ目は……。 ◆山田美枝子 委員  関連で。 ○渡辺 委員長  山田委員,お願いします。 ◆山田美枝子 委員  不登校のことで関連。具体的に,小学校何人,中学校何人という今の数字を取りあえず教えていただきたい。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  令和2年度,昨年度,30日以上欠席した児童生徒につきましては,最終的に小学校39名,中学校89名,合わせて128名となっております。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  先ほど来,今の文科省の傾向としては復帰を前提としないということで子供たちに対処していただいているのは,私はいいと思うんですけれども,フリースクールに値するところが「はばたき」以外にも市内にはないんでしょうか。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  市役所が対応しているところとしましては「はばたき」だけになっております。  以上です。
    ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  あと,中学校の卒業の段階で高校に行くときに,柏市のほうでは高校のフリースクールスタイルというところがあるらしいんですけれども,守谷市においては中学校卒業の段階で中学卒業資格を得て,今度,高校に行くときの進路指導として,そういう不登校だった子供が行くフリースクール的なところというのは,柏市も対象になるでしょうけれども,そういう事例というのはありますか。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  現在,委員のおっしゃったのは,多分通信制の高校になるかなと思いますので。 ◆山田美枝子 委員  いや。 ◎古橋 教育指導課長  とは別ですか。 ◆山田美枝子 委員  ええ,柏にちゃんと登校するフリースクールがあるんです,卒業資格まで。 ○渡辺 委員長  山田委員,あるだけじゃなくて,何々学園とかその辺までちゃんと言っていただかないと,多分,混乱させてしまうかなと思いますので。 ◆山田美枝子 委員  実際に,私の孫が今回,中3でそこの学校の受験を終わりまして,フリースクールとして登校というのが決まったもので,具体的な名前は分からないのだけれども,実際に実例としてあります。 ○渡辺 委員長  古橋課長,今の質問受けていかがですか。 ◎古橋 教育指導課長  申し訳ございません,柏の学校までは把握はしていなかったんですけれども,恐らくフリースクールスタイルを取っていても高校卒業資格が得られるということであれば,枠組みとしては通信制高校の枠組みに入らない,フリースクールだけでは卒業資格が得られないので,多分その中に通信の学習過程が組み込まれた上で授業は行われているのかなというふうに思いますので,通信制でも,実際にオール通信でやるお子さんから,週何回か通学をして,スクーリングみたいのをして学習を重ねていくところもありますので,もしかしたら柏のほうは教科の選択の自由度がほかの通信制の学校よりも高い学校にはなっているのかなというふうには思うんですけれども,申し訳ございません,どれくらいのフリースクールの色合いが濃い学校であるのかは,この後,勉強させて……。 ◆山田美枝子 委員  学校のことを聞いているんじゃなくて,守谷市で中学校の不登……。 ○渡辺 委員長  山田委員,勝手にしゃべらないでください。 ◆山田美枝子 委員  すみません。守谷市で中学校を卒業する段階で不登校だった子にどういう道を用意しているか,今までの事例を聞きたいということです。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  そこは3年生の担任の先生と相談をし,本人の選択肢を一番優先しております。主なものとしましては,茨城の県立高校の全日制のほうを希望されるお子さんは,ここから通学できる全日制の学校を受験されているお子さんもいて,実際,進学されているお子さんもおります。やはり一番多いパターンとしましては,今ずっと申し上げてきました,通信制の高校に進学しまして,通信制で高校のほうを学んでいくという生徒が多くございます。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  これから文科省の傾向も,学校に戻すだけじゃなくて,要するに前途ある子供たちがそういう自由なスタイルの学校に行けるという道は,教育委員会としても,もうちょっと気持ちを注いでもらいたいなと思ったので質問しました。  以上です。 ○渡辺 委員長  それでは,高梨 隆委員,二つ目をお願いいたします。  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  二つ目は,報告書の180ページ,市費負担,教科担任制授業,任期付職員給与関係経費という括弧つきのところです。守谷は全国に先駆けて,文科省は今年2月ですか,2022年度から教科担任制を導入するということで,全国でやるということを公表した。既に守谷は1年先んじて,この制度を導入しました。非常に守谷は,そういう面では,教育に非常に力を入れているということが分かる一面じゃないでしょうか。  その中で,文科省の答申だと,2022年度をめどに,英語と理科,算数,これを例示したというけれども,守谷のすばらしいところは,図画工作,いわゆる芸術も教科担任制を導入した。非常にこれはいい制度,担任の先生方が楽になったという,余裕が少し出たという,結果的にそういうふうないい点も生んだようです。  問題は,これの成功するかどうかの鍵,そこに指導の結果が,教科担任の授業が楽しく分かりやすいと感じている児童が約77,約8割近い,そういう結果が出ております。要は教員の確保というか,教科担任の先生をいかに何というんですか,優秀とは言いませんけれども,子供の能力を引き出せる優秀な教員を集められるかどうかが一番の鍵だと,私は思っております。  ただ,退職して,暇潰しで,そういう先生はあまりいないとは思いますけれども,そこでちょっとお伺いしますが,守谷市の今回の教科担任の職員の採用の状況あたりを説明してください。何名応募者があったとか,どういう制限をつけたとかありましたら,お願いします。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  昨年度,最初にスタートする際に公募いたしまして,それぞれの教科につきまして応募のあった職員につきまして,こちらで面接を行った上で最終的に決定させていただいております。  理科,図工,音楽それぞれに定員を超える応募がありましたので,実際に御遠慮いただいた先生方が各教科でございます。ただ,昨年度は図工を4名募集させていただいて,実際に5名の応募があったところだったんですけれども,守谷市としてお願いできるというところで難しい部分もありまして,実際には3名の先生で採用にし,昨年度は1名欠員という形でスタートさせていただきました。  本年度は,各学校の校長先生方,また自己評価等をしていただきまして,昨年度から今年にかけて採用いたしました14名の先生につきましては,すばらしいということで継続して勤務をしていただいているところでございます。その図工の1名足りなかったところにつきましては,今年,昨年度末,再度公募させていただきまして,そこに1名の応募が実際ございました。その先生につきまして面接をさせていただいた結果,すばらしい先生だということで,本年度採用させていただき,現在,定員の15名が全部埋まっているという状況になっております。  以上です。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  分かりました。  一つだけ最後に聞きたいんですけれども,この教科担任制度を導入するときに,その当時の奈幡室長が,守谷から将来にゴッホやモーツァルトが出るか分からないという,そういう返事をいただきましたけれども,数学,理科も非常に重要だと思いますけれども,守谷には今,アーカスというモダンアートの現代美術の,世界の精鋭を集めて,市民にあまり人気はありませんけれども,活動しております。そういうものを見ると,特に芸術的というか,図画工作こういうものについて,小学校5,6年生ではちょっと遅いんじゃないかと,そういう面では,もっと3,4年生とかそのくらいからこの図画工作の教科担任制を何か入れて,採用してみて,そういう計画はありますか,そういう見通しは。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  貴重な御意見ありがとうございます。芸術的な面を育てる上においては,小さいうちからのほうがいいとは言われているところであるので,理想的ではあるかなというふうには思うんですが,現在の人員確保というところも,非常に毎年,注意してやっていかなければいけない部分がございまして,可能であれば行いたいなとは思うところなんですけれども,現状としましては,高学年の先生方をまず確保いたしまして,現事業もまだ2年目ですので,しっかり軌道に乗せてから,その次のステップに進んでいきたいというふうに考えております。  以上です。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  では,三つ目の質問にいきます。 ○渡辺 委員長  すみません,高梨 隆委員,質疑なので簡潔に,質問にならないようにお願いです。 ◆高梨隆 委員  簡潔にいきます。3番目の質問は,報告書の166ページの中学校教育振興事業,英検の補助と,それから部活動の指導員についてです。  まず,英検について,先ほど部長の予算の説明の中にありましたように,英検の受験は,今年はコロナのために47.9%で非常に減ったというふうに聞きましたけれども,これはコロナのせいでしょうけれども,普通はどのくらいあるんですか,昨年度あった実績では。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  令和元年度までは順調に伸びてきておりまして,令和元年度には52%の取得率のほうがありまして,本年度はさらに高い数値を見込んでいるところでございます。  以上です。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  では,英検は3級,4級のあたりが中学生の対象の試験だと思いますけれども,この補助額は幾らなんですか,全額ではありませんよね。 ○渡辺 委員長  小林課長。 ◎小林 学校教育課長  英検の補助につきましては,例えば3級ですと,検定料が3,900円ですので,そちらの2分の1を市のほうで助成させていただいております。  以上です。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  英検の補助,守谷,AETを雇って英語力を伸ばしているあれですから,成果として,やっぱり英検の資格を取らせるというのは非常に重要だと思いますし,非常に有効だと思います。しかし,英検を受けない人はこの補助を自動的に受けられないわけで,そこのところの不公平感というのはどのように考えていますか,資格はあくまで,その人に身についちゃうものですから。 ○渡辺 委員長  小林課長。 ◎小林 学校教育課長  あくまで,守谷市としましては,目標としましては,中3の段階で英検3級以上,取得率を60%というふうに目標を立てていますので,生徒たちに対しては英検をなるべく頑張って取るようにという,あくまで強制ではないので,その中で受けられた方に対しての助成という形になっておりますので,お願いいたします。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  次に,部活動の指導員についてお伺いします。これはそこに守中,愛宕中,御所ケ丘,けやき台中学校,いろいろな部で,早速,部活動指導員というのが活躍していると思います。この指導員が非常にスポーツに関して,いろいろな指導者がいると思います。そういう指導者の資質とか,指導力とか能力なんかはどのようにして採用のときに判断しておりますか。 ○渡辺 委員長  小林課長。 ◎小林 学校教育課長  こちらの部活動指導員につきましては,あくまで登録制ということで,どういった部活のものに携わりたいかということで希望を募り,あとは学校のほうでどういった方を求めるかというところで,そこでマッチング作業をしますので,実際に学校の部活動の担任の先生とかとお会いになっていただいて,指導方針であったりとか,そういったものを話し合って決めていくというような流れで行っております。  以上です。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  スポーツの指導者は,とかく今言われることは,勝利至上主義ですかね,とにかく負けないで勝つということが第一で,生徒を,何ですかね,もちろん殴って指導するなんていうことは今どきないでしょうけれども,生徒とのあつれきやいろいろな問題が生じる要素があると思いますから,何かそういうふうな問題点があったということはありますか,守谷の……。 ○渡辺 委員長  小林課長。 ◎小林 学校教育課長  こちらの部活動指導員の配備につきましては,平成30年度から行っているところではあるんですが,今のところ,そういったトラブルというか,問題はこちらのほうには寄せられておりません。  以上です。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  そういうことでしたら非常にいいと思います。  最後に,四つ目の質問にいきます。四つ目は,報告書の191ページの図書館について質問いたします。  資料の充実を図るという,この年度の目標が書いてあります。今はちょうどコロナで休館で入れないんですけれども,コロナによって図書館の活動も非常に何か狭められてしまいましたけれども,一つ最初に,電子図書館の利用者の推移というのが分かれば教えてください。 ○渡辺 委員長  石川館長。 ◎石川 中央図書館長  来館者という形で大丈夫でしょうか。令和元年度に関しまして,来館者は29万8,043人で,貸出し資料につきましては,延べ97万6,305点だったんですけれど,ちょっとお待ちください。  電子図書館につきましては,貸出し数につきまして,令和元年度は776点だったのですが,令和2年度に関しては2,931点の貸出しとなっております。  以上になります。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  急に増えていますよね。増えるためには,電子図書館の資料の数が今どのくらいあるか,どのくらい増やしているか,お金のかかる話なんですけれども,そこを説明してください。電子図書館の電子図書の冊数は。 ○渡辺 委員長  石川館長,すぐ出なそうですか。 ◎石川 中央図書館長  すみません,後ほど回答させていただきます,冊数ですね。 ◆高梨隆 委員  最後にいきます。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  資料の充実を図っているわけで,今,図書館に,コロナ関係なければ行くといろいろな仕組みがありますけれども,その中で,資料の充実ということをうたっているわけで,その中で希望図書,こんな本を買ってほしいという表があるんですよ。それを出すと,図書館員が判断して,選書して,それを買うかどうかを多分判断すると思うんですけれども,私,結構高い本はなかなか当たり外れがあって,買ってもらうかと思って購入図書を出したんですけれども,この間,初めて採用されまして,私が購入希望を出した本を買っていただきました。この購入希望図書という紙に書いて出すのは,大体,年間何件ぐらいありますか。 ○渡辺 委員長  石川館長。 ◎石川 中央図書館長  リクエストの数につきましては,令和2年度につきましては20万9,015点ございました。 ◆高梨隆 委員  20万もあるんですか。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  20万冊買ってくれという要望があるんですか。 ○渡辺 委員長  石川館長。 ◎石川 中央図書館長  申し訳ないです。こちらに関しては予約,買ったものもありますし,お断りした分に関しては数が入っていないんですけれども,ほぼ購入か,あと相互貸借という形でほかの図書館から借りてというふうな対応をしているものもありますので,およそ20万ぐらいの数という形になります。  あと,先ほどの御質問にありました電子図書館の数なんですけれども,今,よろしいでしょうか。3,732点ありまして,そのうち青空文庫という著作権が切れているような少し古めの本があるんですけれども,こちらが5,230点という数になります。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  分かりました。コロナの時代,電子図書館があれば,家でも本を借りて読めるという非常に利便性が高いんですけれども,そういうふうな事情だというのが分かりました。  先ほどの希望図書の20万件というのは,ちょっと予想外でして,びっくりしました。質問してよかったと思います。私はそういうふうに考えなかったんで,買ってほしいという市民が購入希望の書類を出すと,その選書の基準というのをきちんと市民に示していないと,何で俺がこうやって購入希望を出しているのに買ってくれないんだということで怒る人もいると思いますから,こういう面でこういう本を買うという,そういうふうなルールを一応示したほうが市民にとっては納得いくと思いますが,いかがですか。 ○渡辺 委員長  石川館長。 ◎石川 中央図書館長  選書の方針についてなんですけれども,要綱の中で,守谷市立図書館等資料収集規定というのがございまして,こちらのほうは図書館のホームページのほうを見ていただけると,おおよその基準的なものは書いてあります。ただ,多くの市民の方がこれを見て納得していただけるかというのは,また別の問題にはなるかと思いますが,そのような形になっております。  以上です。 ○渡辺 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  とにかく,市民にとって図書館は非常に大切なところですから,これからますますの充実をしていただくようにお願いいたします。  以上で終わります。 ◆海老原博幸 委員  関連で1点だけお願いします。 ○渡辺 委員長  質疑でお願いいたします。 ◆海老原博幸 委員  先ほど購入希望の冊数が20万9,015件あるというふうに伺ったんですが,実際に,冊数ではなくて,それを希望した人の人数,結局,何人の方で20万になっているのか,希望された方は何人ぐらいいらっしゃるのか,そこだけ教えていただけませんでしょうか。 ○渡辺 委員長  石川館長。
    ◎石川 中央図書館長  申し訳ないんですけれども,人数までは把握のほうはしておりません。 ◆海老原博幸 委員  分かりました。結構です。 ◎石川 中央図書館長  すみません。 ○渡辺 委員長  関連でお願いいたします。  首藤委員。 ◆首藤太亮 委員  すみません,長くなりまして。聞きたいのが1点だけ。  今,電子図書のサービスが始まっていると思うんですけれども,今,せっかく小中学生にタブレット1人1台配られたときに,子供たちのタブレットで,この電子図書というのは将来的に利用させるような,何かものを考えているのか。あと予算的なもので,今後そういう見込みがあるのか,それだけお答えください。 ○渡辺 委員長  石川館長。 ◎石川 中央図書館長  昨年度からなんですけれども,電子図書館を利用するにはパスワードが必要だったんですね。中学生以上をパスワードが登録できるというふうに図書館のほうではパスワードの管理をするということを考えると,中学生以上なのかなということで,そういった形にしていたんですけれども,昨今,GIGAスクールとかも始まってタブレットも1人1台になるということもありまして,昨年度から,特にカードを持っている方に関しては,誰でもパスワードの登録ができるという形で,インターネットのほうから登録ができるように変更のほうをしております。なので,お子さんでもできる形にはなっていますので,慣れたお子さんであれば,タブレットのほうから自分でパスワードを登録したり,親御さんとやる形にはなるかもしれないですけれども,それで児童の読むような本も電子図書の中にはありますので,そちらで利用している方も既にいらっしゃるのかなと思います。  今後につきましては,学校司書が各校に1名ずつおりますので,タブレットも使ってそういう図書館の利用もしてみようというようなこともやっていければなとは思っております。  以上になります。 ○渡辺 委員長  首藤委員。 ◆首藤太亮 委員  ありがとうございます。まだタブレット,実際には配られてないというのが現実ですので,実際に今のサービスできるんだよということを知らない方が多分,非常に多いのかなと思います。コロナだからこそ,今,家にいがちな子供も,先ほどお話に出た,学校に行けない不登校の生徒の子も,全員がやっぱりタブレットというものを共有して,そこからデータ,図書だったり何なり,学校のリモートだったりという,そういう環境が,今,守谷市ではもう整備されておりますので,ぜひその辺を,学校のほうで教育に加えながら,皆さんに,生徒たちに周知していただければと思います。  ありがとうございました。以上です。 ○渡辺 委員長  それでは,高梨 隆委員の質問をここで終わらせていただきます。  続きまして,山田委員,お願いいたします。  質問,何点ありますでしょうか。 ◆山田美枝子 委員  多いので,10分休みどうでしょうか。1時間たっている。7点ぐらい。 ○渡辺 委員長  そうしたら,暫時休憩をいたします。再開は11時10分になります。  先ほどから,高梨 隆委員,ほかの方もそうなんですけれども,質疑じゃなくて質問になっていますので,決算審査にかかる質疑のみを簡潔にお願いできたらと思います。  それでは,10分間休憩いたしますのでよろしくお願いいたします。                 午前11時00分休憩          ──────────────────────                 午前11時10分開議 ○渡辺 委員長  それでは,休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,山田委員の質疑からお願いいたします。  質疑7点ですよね。 ◆山田美枝子 委員  6件です。 ○渡辺 委員長  6件,それでは,お願いいたします。 ◆山田美枝子 委員  一つ目,報告書の161ページの小学校就学援助事業について伺いますけれども,人数が減っているんですけれども,要保護,準要保護の児童数をまず教えてください。 ◎小林 教育部次長  すみません,調べてお答えします。 ○渡辺 委員長  そうしたら,二つ目いって。 ◆山田美枝子 委員  二つ目というか,これに関して。 ○渡辺 委員長  そこに関連しているのね。 ◆山田美枝子 委員  要保護,準要保護の就学援助の中身を教えていただきたいと思ったんですけれども,さっき英検の半額と言っていましたけれども,要保護,準要保護の子供に関しては全額補助と聞いたような気がするんですけれども,要するにそういう就学援助の種類というか,どんなものを就学援助として。 ○渡辺 委員長  小林課長。 ◎小林 学校教育課長  すみません,大変申し訳ありませんでした。  要保護の認定者が13名おりまして,準要保護が196名です。それと,あとメニューのほうなんですけれども,こちらの支援としまして学用品費,それから通学用品費,それから校外学習等の費用,そのほか修学旅行費,これは保護者の実費相当分,それから医療費であったりとか学校給食費,その他,卒業アルバム代等の支援を行っております。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  英検のほうは。 ○渡辺 委員長  小林課長。 ◎小林 学校教育課長  すみません,英検のほうは,準要保護の子たちに関しましては,費用のほうは全額市のほうで持つという規定になっております。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  準要保護の196名に関しては,英検を受ける場合は全額補助してくれるということですか。 ○渡辺 委員長  小林課長。 ◎小林 学校教育課長  おっしゃるとおりです。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  その人数が今回,令和元年から2年で減っているんですけれども,コロナ禍で増えているじゃないかなと思ったんですけれども,その辺はどうなんでしょうか。 ○渡辺 委員長  小林課長。 ◎小林 学校教育課長  当然,卒業される子もいますので,こちらとしては,ほぼ横ばいかなというふうに見ております。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  分かりました。  では,二つ目の質問に入ります。決算書の221ページかな,児童クラブ1億5,000万円で,子供たちがとても増えているんですけれども,建物の,何というのかな,耐用年数というか,どのくらいを目指した建物になっているのか。要するに,児童クラブが今,爆発的に増えている地域はそうなんですけれども,今,郷州小学校も改築ですけれども,子供数が減っているんで,減っているそのことを想定した建物かを伺いたいんですけれども。 ○渡辺 委員長  福島課長。 ◎福島 生涯学習課長  建物の耐用年数につきましては,今,木造の建物と,それから軽量鉄骨の建物があります。それぞれ大体25年とか27年とか耐用年数ありますので,そこら辺を見込んで,あと起債なども組んだりしていることもあるので,その辺の年数は見込んでおります。  やはり先ほどおっしゃったように,子供の数が変動します。この後,先,見越しますと,恐らく,令和8年,9年あたりが児童数のピークになるんですね,その頃までは建物は当然もちますので,このまま。もし不足した場合には,学校と調整をしながら,学校の特別教室なども借りるということを考えています。  郷州小学校につきましては,もともと専用棟,別の棟がなくて,校舎の中の2クラブ設置して,今,運営していますので,それはそのままで考えております。  あと,ピークの頃を迎えるに当たっては,全員協議会とかでも御説明をさせていただいておりますけれども,民設クラブなどの誘致,公設ではなくて民設民営の児童クラブです,そういったところも組込みながら待機児童を出さないようにしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  民設の児童クラブの対応も考えているということなんですけれども,あと,昼間,児童クラブとかは空いているわけで,大分,郷州小学校もエレベーターもつくんですけれども,近所の人というか高齢者とかの利用というのは考えていますか。 ○渡辺 委員長  福島課長。 ◎福島 生涯学習課長  ただいま山田委員がおっしゃるように,小学校専用室が午前中空いております。その間に,例えば,シニアのシルバーリハビリ体操で使われたりとか,それから学校のPTAのお母さん方が会議等で使われたりということもありますので,シェアしながら今現状は使っておりますので,そういったことはこれからも考えていきたいと思っています。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  ぜひ,これだけ税金を使うので,その辺の還元もしたほうがいいかなと思います。ありがとうございました。  3番目に,給食センターについて伺いたいんですけれども,報告書の188ページに不具合が発見された件数33件って,どういう不具合かをお聞かせください。 ○渡辺 委員長  坂所長。 ◎坂 学校給食センター所長  33件というのは,こちらは修繕費がかかった件数,実際にお金がかかっている修繕ということの件数でございます。  一例,例を挙げますと,例えば,ガスジェットオーブンの修繕,あるいは冷凍冷蔵庫の扉,レボル釜,釜の蓋でありますとか,取っ手,あるいはスライサーの刃であったり,フライヤーというのがあるんですがそれのバルブの交換でありましたり,排気ファンのファンベルトの交換等々でございます。  以上でございます。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  老朽化にかかるかなとは思うんですけれども,新設になったらこういうことはないのかなとは思うんですけれども,学校給食の提供事業費の中にいろいろな内容があるんでしょうけれども,今,アレルギー対応の給食とか,そういうのに対応している子供の数とか分かりますか。 ○渡辺 委員長  坂所長。 ◎坂 学校給食センター所長  今,手元に正確な数はないんですが,アレルギーの成分表をお配りしておりますのは,記憶で申し訳ないですが200件程度で,アレルギーの成分を希望している方は大体200ぐらいだったかなと思います。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  200名くらいが,要するに,イレギュラーの食事を用意しているということなんでしょうか。 ○渡辺 委員長  坂所長。 ◎坂 学校給食センター所長  食事を用意する方はまた別でございまして,大体,おおむね20から50の間程度が代替食を希望されるというふうに記憶しております。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  ありがとうございました。給食センターはこれでいいです。  では,次が……。 ○渡辺 委員長  4点目ですね。 ◆山田美枝子 委員  四つ目,決算書の357ページになるのかしら,外国語の指導の方なんですけれども,今,外国語指導教師というのは何人いらっしゃるのか伺います。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  小中学校合わせまして,現在19名になっております。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  外国語の先生たちというのは,とても日本が居心地がいいというのは,前,広報の取材で聞いたんですけれども,外国語の先生たちというのは,大体平均何年ぐらい守谷にいらっしゃるんでしょうか。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  各先生方の御事情にもよって,1年でお帰りになる方から,現在,長い方ですと5年くらいいらっしゃる方もいらっしゃいます。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  特にトラブルとか父兄からの評判とかはどうなんでしょうか,トラブルはないですか。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  今のところ保護者のほうから,例えば,替えてくれとか,この先生では嫌だといったような大きなクレームのほうは入っておりません。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。
    ◆山田美枝子 委員  では,結構です。  では,5番目の質問になりますけれども,決算書359ページでしょうかね,ICT教育の支援のティーチャーなんですけれども,学校区で1名,かなり少ないと思うんですけれども,その辺どうお感じになっているんでしょうか。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  昨年度からGIGAが始まりまして,かなり忙しく働いていただいておりますので,もう少し増員できればなというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  増員というのは,どのぐらい考えているんですか。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  今のところ,まず1名増員できればというふうに考えております。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  ネットワーク環境がないお子さんとかがいた場合,今のところ貸出しのPCは持って帰ったりはしないわけですか,家庭で困ったりすることはないですか。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  4年生以上のiPadの貸出しについては,現在進めているところでございます。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  その際,家庭の何かWi−Fi環境がないとかというのは聞いていますか。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  Wi−Fi環境がない家庭につきましては,現在,モバイルWi−Fiのほうも同時に貸出しているところでございます。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  しつこいようですけれども,モバイルWi−Fiを貸出しても父兄が使いこなせない家庭というのはあると思うんですけれども,その辺の調査はしているんでしょうか。 ○渡辺 委員長  古橋課長。 ◎古橋 教育指導課長  基本的には,電源を立ち上げれば特に操作なくつながるようにはなってはいるところなんですけれども,その辺は各学校ごとにつながらないものについては1件1件対応させていただいているところです。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  私たちでさえ困ったときはパソコンってストップしますので,その辺,心を注いだほうがいいかなと思ったので,ICT教員少ないなと思ったんですけれども,これはいいです。終わります。  では,五つ目。 ○渡辺 委員長  六つ目ですね,次で六つ目です。 ◆山田美枝子 委員  もう終わっちゃう。 ○渡辺 委員長  はい。 ◆山田美枝子 委員  そうですか。分かりました。  では,六つ目,公民館のことなんですけれども,413ページでしょうか。今回,昨年はコロナで大分,公民館を使わなくなったんですけれども,そのときの委託料とかというのは全く変わらないんですか。 ○渡辺 委員長  福島課長。 ◎福島 生涯学習課長  委託料につきましては,若干,返還していただいた部分がございます。そちらのほうは,やはり休館に伴いまして,電気料金ですとか,ガス,水道料金そういったもろもろが精算するに値するものということで850万円ほど,最後に精算金として戻してもらっております。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  今,公民館,徐々にまた少しずつ使われ始めていて,特に中央公民館の,何というかしら,音楽会とか,ただ問題は,あそこの音響設備すばらしいんですけれども,それを使うに当たって人件費がかかるというんですけれども,使うとすると具体的に幾ら人件費がかかって,それはどこが負担しているんですか。 ○渡辺 委員長  福島課長。 ◎福島 生涯学習課長  令和2年度中にそういったお話を1回させていただいたことがあるんですけれども,その後,指定管理者のほうと協議をいたしまして,操作をできる職員の方を配置をしていただきました。ですので,利用者の方に負担していただくというものは,今,一切ございません。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  そうですか。何か音響とか照明とかで3万円ぐらい要るんだと聞いてちゅうちょしたことがあるんです。それはなくなったということですね。 ○渡辺 委員長  福島課長。 ◎福島 生涯学習課長  今,オペレーターの方が1人ないし2名配置できるようにはなっていますので,その人数で収まればほとんどのものが対応できますので,ほとんどいただいておりません。ただ,もっとすごい照明ですとか,装置を何か使いたいとか,そういうときには2人では足りませんので,もしかしますと,そういうときに若干,先ほどおっしゃった3万円とかという金額はかかるかもしれませんけれども,ほとんどなく対応できるようにはなっております。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  公民館で,そういうふうにしていただきたいと思います。  では,終わります。 ○渡辺 委員長  続きまして,高梨恭子委員,お願いいたします。  質問,何点でしょうか。 ◆高梨恭子 委員  2点です。 ○渡辺 委員長  では,2点よろしくお願いいたします。 ◆高梨恭子 委員  ありがとうございます。  1点目は,報告書の156ページ,学校教育総務事務の中にあります「今年度から弁護士に学校法律相談事務を委託し」とございまして,成果のほうで「今年度大きな訴訟に発展するような案件はなく」とあります。実際にどのような運用というか,具体的にどのように行っているのかをお示しいただきたいと思います。 ○渡辺 委員長  小林課長。 ◎小林 学校教育課長  こちらの制度につきましては,令和2年度から始めまして,弁護士によるメールとか電話による指導,助言,それから相手方との面接をする際の同席,三つ目としては教職員向けの校内研修ということで,大きく三つございます。  令和2年度につきましては,学校からの相談件数が7件ということで,いずれも保護者等の対応に学校が悩み,それについて弁護士のほうに相談したと。大きな事案等には発展しなかったんですが,そういった件数となってございます。  そのほか,弁護士のほうに職員向けの研修を一度行っていただきました。計画では,各校1回ずつ,年間13回やる予定だったんですが,やはりコロナの影響もあったものですから,オンラインで管理職の方向けに研修のほうを行っております。  以上です。 ○渡辺 委員長  高梨恭子委員。 ◆高梨恭子 委員  7件ということで,こういうことが相談できる場所があるということは,すごく安心してお仕事ができるのかなと思います。  そうしますと,決算書のほうの349ページにあります弁護士謝礼という金額が,その弁護士に払われた金額ということでよろしいのか,それとも,年間でお幾らというふうに決めて委託されているのか,その辺をお示しいただければと思います。 ○渡辺 委員長  小林課長。 ◎小林 学校教育課長  この弁護士謝礼というのは3万6,376円,これが今回の教職員向けの校内研修にかかった費用だけとなっております。そのほか先ほど言った,7件のメールとか電話の相談に関しましては,こちらの弁護士につきまして,市の顧問弁護士のほうに実はお願いしてございまして,総務課のほうでお支払いしている顧問弁護料の中でやりますかということを言っていただいていますので,相談料につきましては,ここには含まれておりません。  以上です。 ○渡辺 委員長  高梨恭子委員。 ◆高梨恭子 委員  承知しました。今後とも引き続きよろしくお願いします。  次に,二つ目の質疑をお願いいたします。  決算書の353ページ,通学補助員事業についてお尋ねします。700万円程度の金額が上げられておりますけれども,何人が何か所で行っているのかをまずお示しください。 ○渡辺 委員長  小林課長。 ◎小林 学校教育課長  令和2年度は,通学補助員が全部で24名配置させていただいております。配置場所につきましては全部で16か所ということで,見通しの悪い通りであったりとか,信号機のない交差点,また,交通量の多い交差点等に配置させていただいております。  以上です。 ○渡辺 委員長  高梨恭子委員。 ◆高梨恭子 委員  今,補助員を置く基準についてもお示しいただきましたけれども,十字路で1か所だけに横断歩道がないところを,通学路においてコの字型に横断していかなければいけないところが,みずき野地内でもあります。また,ひがし野のところにもあります。そういったところをお願いしに行った場合に,どうしても県道だと,交通防災課が先だよとか言われまして,何というのかな,学校教育委員会と連絡を取って,交通防災課とともに切下げをして1回で渡れるようになるんであれば,そういうこともお願いしたいですし,ひがし野のところも,上に郷州沼崎線が走っていて,やはり何回も横断歩道を渡らねばならないというようなところがありますので,そういった危険箇所の把握とともに,この通学補助員を置くのか,あるいは道路の環境を整えるのか,その辺も今後精査していただけたらいいかなと思います。よろしくお願いします。 ○渡辺 委員長  小林課長。 ◎小林 学校教育課長  貴重な御意見ありがとうございます。ぜひともそういった場所につきましては,教育委員会と,あと道路を管理している建設課と現地確認しまして,対応のほうを検討していきたいと思います。ありがとうございます。 ◆高梨恭子 委員  よろしくお願いします。ありがとうございます。以上です。 ○渡辺 委員長  それでは続きまして,青木委員,質疑,何点ありますでしょうか。 ◆青木公達 委員  3点。3点のうち2点は山田委員が聞いたカテゴリーと一緒のものになりますので,繰り返しになるか分かりませんけれどもよろしくお願いします。 ○渡辺 委員長  では,お願いします。 ◆青木公達 委員  まず最初に,タブレットの件なんですけれども,守谷市は,緊急事態宣言が解除になる12日までは,小中学校,リモートで授業をやるというようなことを発表していると思うんですけれども,先ほどのお話だと,タブレットの配付を今4年生以上をやっているところですというお話があったと思うんですけれども,そうすると,全生徒に家庭でリモートでやるのは無理なのか,それとも家庭のものを使ってやっているのか,その辺のところを確認したいんですが。 ○渡辺 委員長  奈幡参事。 ◎奈幡 教育部参事  16日に,保護者様には方針を周知させていただきました。学校で使っているタブレット,これはWi−Fi接続におけるリスク,トラブルが一部想定されるということで,原則,家庭でのデバイスを御活用願いますということで周知をしております。  貸出しも同時に行っております。どういった家庭に貸出しをしているのかというと,御家庭に端末のないおうち,また,Wi−Fi接続,先ほど課長がお答えしたような家庭には,4年生以上につきましては学校で使っているiPadプラスWi−Fiルーターを貸出ししております。  実際に貸出しをした数ですけれども,守谷市においては非常に御家庭の環境も恵まれておりまして,大変御協力をいただいていることをありがたく思っておりますが,小学校でいうと約3割,中学校では4人に1人,25%ぐらいが貸出しを希望しております。今のはiPadです。Wi−Fiルーターにつきましては6,200名おりますけれども,実際に貸出しをしたのは150です。  先週3日,今日で水曜日,6日目に入りますけれども,学校からは随時,オンライン授業の状況は報告をいただいております。初日からつながらなかった御家庭は極めて少なくて,8月25日のスタート時において,小学校では4,247名中デバイス不良でつながらなかった児童が3.3%,中学校におきましては1,915名中16名,0.8%,これは日にちがたつにつれて,今日は教育長も,あと指導主事もまた学校に視察に行っておりますけれども,教師のスキルも上がるし,御家庭のスキルも相まって上がる,非常にいい形での双方向が行われております。昨日現在,学校長から報告いただいた時点では,中学校で100%,小学校高学年,4年生以上でもほぼ100%,一部つながらない御家庭極めて少なくなっておりまして,その家庭におきましては,各担任が丁寧に,午後の時間,連絡を取り合っているというような状況でございます。  以上です。 ○渡辺 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  分かりました。では,タブレットはいいです。  次は,山田委員もお尋ねしていましたけれども,小学校と中学校の就学援助事業なんですが,私も自分がどういう疑問を持っているのか,はっきり明確にしていない時点で今話すのでちょっと分かりにくいところがあるか分からないですけれども,ここに今,報告書の161ページと168ページに,支給した児童数,生徒数が書いてありますが,山田委員もちょっと言っていましたけれども,私はコロナ禍でもう少し人数が増えているのかなと思ったところ,それほどでもなかったと。小学校については,平成26年度の基準値を少し超えて十何名ぐらい超えていますので,その分増えたのかなと思っているんですけれども,中学生に至っては,平成26年度の基準値136,これは平成26年なのでコロナの前だと思うんですけれども,それよりも結構数字が,支給した生徒数が減っているんです。それで,令和3年,今年度の目標値として110名とまた上がっていると。  これってそもそも,私は結構コロナ禍で,パートタイムとかアルバイトとかやっているところに,お母さんの独り親のところで苦しい状況になっているんじゃないかなと思ったところ,あまり数字が変わってないと。そうすると,守谷では,コロナ禍でそういう影響を受けた人が少ないのか,それとも国から出ているいろいろな助成金ありますので,そっちのほうでカバーができているがために,ここの数字はそんなに変動がないというふうに理解するのか,その辺のところは,学校教育課のほうで,何かこんなのじゃないかという意見みたいのはございますか。 ○渡辺 委員長  小林課長。 ◎小林 学校教育課長  こちらの窓口のほうに,コロナで収入が減ってすごく生活が苦しいから何とかこういった支援をしてほしいとか,そういった生の声というのは,今のところまだ届いてないんです。ただ,今後は分からないですよ。もしかしたら届く可能性はあるかと思うんですが,現時点でこちらで把握している範囲では,さほど例年とそんなには変わっていないのかなというふうには見ているんですけれども,今の時点という判断になるんですが,今後は多分分からないと思います。  以上です。 ○渡辺 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  そういう方が少なければ少ないほどいいにこしたことはないので,数字に表れていない現状がないのかなと,非常にこの数字を見て思ったもんですから,ちょっと質問させていただきました。少なくとも,学校教育課のほうでは,そういう要望というのか,切なる声というのは届いてないと。一般的に,コロナの前のレベルで困っている方がいるぐらいだという判断だと思います。分かりました。では,それはそれで結構です。  次,最後の質問ですが,報告書の178ページのスポーツ少年団事業なんですけれども,私も一応,スポーツ少年団のところに関係している者として,非常に団員数が伸び悩んでるというのか,減ってきていると。それと,あと団の数も以前から比べると減っていると,子供の数が守谷市で減っているのかというと,決してそんなことはないと。そうすると,減った人数,私の子供が現役でやっていたときには,FC郷州ですけれども,1年から6年まで私が監督をやっていたときにピークになって,それが300名弱いたんですよ。郷州小学校のあの広い校庭では足りないんで,市にお願いして第2調整池を貸してもらって,そこで父兄を駆り出して整地したぐらい,子供たちがうようよいたんです。  あそこ,みずき野を中心にした郷州小学校が生徒数が少なくなったということがあって,FC郷州も今70名ぐらいしか子供がいなくなっちゃいましたけれども,ほかの団も,例えば黒内が今,物すごく伸びていますけれども,それから守谷小学校,伸びていますけれども,では,あそこでやっているスポーツ少年団の子供たちが増えているかというと,全く増えていなくて,逆に減っているんです。それを考えた場合に考えられるのは,多分いろいろなスポーツが,今から20年,30年ぐらい前よりもいろいろな選択肢が子供たちも増えているので,そっちに移っているという可能性もあるんですけれども,それだったら,スポーツ少年団の団数が増えてもいいんじゃないかと,種類がね,いいんじゃないかと思うんですけれども,それも全然増えていないと。  というのは,考えられるのは,かなりの人数がクラブチームに行っちゃっているんです。なぜかというと,親が楽なんですよ,あまりこれを言うと怒られるか分からないですけれども,はっきりいうと,親が楽なんですよ。毎月毎月,月謝と称するお金を払っていれば,試合に,自分たちの車じゃないです,そのクラブのバスで連れていってくれるし,送り迎えもしてくれるし,そんなことで,かなりクラブチームに流れていっていると。それを考えた場合に,スポーツ少年団って本当にこれから成り立っていくのかというふうに,私は非常に危機感を持っているんです。  これはちょっと話がずれるかも分からないんですけれども,子供会の組織率も今めちゃくちゃ減っているじゃないですか,あれも昔,陰りが見え,少なくなったときの最初に出てきた話というのは,5,6年生になると父兄が役員にならなくちゃいけないと,それが嫌なので,子供たちが5,6年ぐらいになると,みんな子供会から辞めさせちゃっていると。というのは,1年から4年ぐらいもいれば,大体子供の,仲よしの子供はできるから,だからもういいだろうという判断で減らしちゃったと。
     そうすると,今まで子供たちを支えてきたスポーツ少年団や子供会あたりがどんどん廃れていってしまうのではないかと思っているんですけれども,ここに今後の事業の方向性の一番最後のほうに,団員数の増加を図るというふうに,かなりはっきりと言っているんですけれども,具体的に何か考えているのか,それともそんなことは各団考えろよという話なのか,その辺はいかがでしょうか。 ○渡辺 委員長  福島課長。 ◎福島 生涯学習課長  ただいまの青木委員のお話は,本当に,確かに今直面した課題でもあります。それで,ここに高い目標値も掲げておりますけれども,スポーツ協会の傘下として,今スポーツ少年団の活動をしていただいているんですけれども,スポーツ協会が法人化したということもありまして,様々連携して,いろいろなことを,大人も子供も一緒にということですとか,今,本当にコロナ禍でどういった事業ができるか難しいところではあるんですけれども,徐々に皆さんに意見をいただきながら考えてまいりたいと思います。  その一歩としまして,「広報もりや」のほうに,今,スポーツ少年団,1団1団ずつなんですけれども,毎月,もりや未来アスリートということで紹介をさせていただいています。それを掲載したことによって,お問合わせなんかも若干はございますし,あとは,少年団を抜けた団もあるんですね,それでも活動しているところもあるんです。その方から,どうして加入しているところだけとかという苦言をいただいたりとかというのもあるんですけれども,それは市として,スポーツ少年団の皆さんにも相互連携でいろいろなことを御協力していただいたりしていますので,それは大きく支援をこれからもしていきたいと考えています。  あと,先ほどの親御さんの負担とかそういう話は,本当に私も1回,クラブチームとスポ少とメリットとデメリットどんなところなのかということを抜き出して考えたんですけれども,やはり委員のおっしゃるとおり,親の負担が多いとか,そういうところはございます。ですので,そちらのほうも,こちらで何とかということは言い切れないんですけれども,団の皆さんにも御相談いただいたりもしていますので,もし相談があれば,私どものほうに,スタッフのほうで相談に対応させていただきたいと思いますので,お気軽に来ていただきたいと思います。  それから,支援としましては,金銭面に関してもしておりまして,大会の遠征費なんかも補助はさせていただいております。今のところ,コロナ禍で大会がなくなってしまったりとかして,そういった遠征費の支出も今ない。逆にコロナの対策で,そちらに指導者の皆さんも神経使っていただいて,それから団にも大変支出面が多くなるだろうということもありますので,逆にそういった面で,各団ごとに幾らかずつ支援をさせていただければなとか,そういうことも考えておりますので,これからも長く見守っていっていただきたいと思います。御指導のほうもよろしくお願いします。 ○渡辺 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  ありがとうございます。別に,スポーツ少年団の現状が,市に責任があるとは言っていませんからね,批判しているわけじゃなくて,このままいくと,スポーツ少年団活動そのものが廃れちゃって,気がついてみたら,クラブチームだけだったと。ヨーロッパ辺りはクラブチームでやっているのがほとんどのところが多いので,ある意味,これは守谷だけの問題じゃなくて,日本全国のスポーツ少年団の置かれている問題点だと思うので,課題だと思うので,日本全体の子供を取り巻くスポーツの世界というのも,ヨーロッパみたいにクラブのほうに移っちゃうのかなと,それも一つの時代の流れなのかなというような気もしないこともないんですけれども,ただ,このままいっちゃって本当にいいのかなという思いもあったので,ちょっとお聞きしました。  以上です。 ○渡辺 委員長  それでは,質疑を終結いたします。  以上で教育委員会所管の審査を終了いたします。  それでは正午まであと10分ほどあるんですけれども,ここで暫時休憩といたします。午後は1時から再開したいと思いますのでよろしくお願いいたします。                 午前11時50分休憩          ──────────────────────                 午後 1時00分開議 ○渡辺 委員長  それでは,休憩前に復し会議のほうを再開したいと思います。  それでは,議案第51号 令和2年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定の上下水道事務所所管の審査に入ります。  内容説明者及び答弁者は挙手をし,職,氏名を述べてください。内容説明及び答弁は主に所長とし,補足的な説明答弁のみ課長等にお願いします。  それでは,上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。 ◎鈴木 上下水道事務所長  議案第51号 令和2年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定の上下水道事務所所管について御説明させていただきます。  初めに,歳入について御説明いたします。  決算書の54,55ページをお願いいたします。  款18繰入金,項1他会計繰入金,目4農業集落排水事業特別会計繰入金,備考欄の農業集落排水事業特別会計繰入金の257万4,917円は,令和元年度の農業集落排水事業特別会計の歳入歳出決算額の確定に伴いまして,同会計から繰入れたものでございます。  次に,歳出について御説明いたします。  歳出は,農業集落排水事業特別会計,水道事業会計及び公共下水道事業会計の3会計に対する一般会計からの繰出金となります。  決算書の118,119ページをお開きいただきたいと思います。  款2総務費,項1総務管理費,目7企画費の備考欄25上下水道基本料金減免対策事業の300万円は,新型コロナウイルス感染症が社会経済活動に甚大な影響を及ぼしため実施しました上下水道基本料金の減免措置につきまして,新型コロナウイルス感染症対応としまして,地方創生臨時交付金を一般会計から水道事業会計及び公共下水道事業会計に繰り出したものでございます。  次に,284,285ページをお願いいたします。  款4衛生費,項1保健衛生費,上から二つ目の枠,目4上水道費,備考欄61水道事業会計負担金の80万4,000円は,水道事業支弁職員5名にかかる児童手当に要する経費につきまして,地方公営企業法第17条の2の規定に基づく国の繰出基準通知により,水道事業会計に対して繰り出したものです。  次に,304,305ページをお願いいたします。  款6農林水産業費,項1農業費,目5農地費,備考欄60農業集落排水事業特別会計繰出金の3,788万3,000円は,令和2年度農業集落排水事業特別会計の歳出決算に対する歳入不足額について繰り出したものでございます。  次に,336,337ページをお願いいたします。  款8土木費,項4都市計画費の上から二つ目の枠,目3公共下水道費,備考欄60公共下水道事業会計負担金の5,411万5,049円は,水道事業会計同様,国の繰出し基準の通知によりまして,公共下水道事業会計に対して繰り出したものでございます。  備考欄の一つ目,雨水処理維持管理負担金1,397万6,176円は,主に,下水道設備台帳資産管理システム構築等の委託にかかる雨水分と雨水マンホール蓋の修繕にかかる材料費,雨水排水路及び排水樋管の草刈り,樋管操作委託に対する繰出金です。  二つ目の水質規制負担金174万690円は,下水道に排除される下水の規制に関する事務経費で,事業場揚水調査に対する繰出金です。  三つ目の下水道事業債償還元利負担金2,257万9,972円は,守谷駅周辺一体型土地区画整理事業地内の汚水管の移設及び敷設替え並びに雨水管整備費の一部に充当した新市街地整備事業債等の元金償還金及び利子償還金に対する繰出金です。  四つ目の雨水管渠整備事業負担金1,497万4,211円は,雨水マンホール鉄蓋交換工事の資材費及び下水道設備台帳資産管理システムのハードウエアにかかる雨水分に対する繰出金です。  五つ目のその他繰り出し84万4,000円は,主に,公共下水道事業支弁職員4名にかかる児童手当に要する経費です。  次に,346,347ページをお願いいたします。  款9消防費,項1消防費,上の枠,目3消防施設費,備考欄02消火栓設置維持管理事業負担金の2,837万5,190円は,国の繰出し基準通知により,消火栓交換工事等に要する経費として,水道事業会計に対して繰り出したものでございます。  説明は以上です。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○渡辺 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手を願います。  それでは,青木委員よりお願いいたします。  質疑,何点あるでしょうか。 ◆青木公達 委員  1点です。 ○渡辺 委員長  お願いします。 ◆青木公達 委員  報告書の219ページの概況のところのウの建設改良事業というところで,老朽管更新工事の一部については令和3年度へ繰り越したというような文章があるんですが,この種の工事というのは,例えば,何年までに終わるというわけではなくて,ずっと続くもんだというふうに理解したほうがよろしいんですか。 ○渡辺 委員長  青木委員,これ水道事業会計になりますので,今,一般会計になりますので,そのときでもよろしいですか。 ◆青木公達 委員  いいです。 ○渡辺 委員長  それでは,山田委員,お願いします。  質疑,何点ありますか。 ◆山田美枝子 委員  1点だけ。排水機場の,今ここにも老朽化と書いてありますけれども,何か3基のうち1基が壊れたということありましたよね。何だったかしら。違う,排水機,農業じゃなく。 ○渡辺 委員長  農業集落排水事業じゃないですか,そちら。 ◆山田美枝子 委員  じゃなかった,排水機が壊れて,3基のうち1基が壊れたのは。                〔「小貝川」と呼ぶ者あり〕 ◆山田美枝子 委員  小貝川,あれはこれとは関係ないんですか。 ◎奥野 上下水道課長  ちょっと私から言うのもあれですが,これは公共下水道のほう,公共下水道とか農業集落排水は,また別に経済課が所管している排水機場。 ◆山田美枝子 委員  分かりました。すみません。 ○渡辺 委員長  では,どちらも質疑は大丈夫ですか。  それでは,質疑を終結いたします。  次に,議案第56号 令和2年度守谷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。 ◎鈴木 上下水道事務所長  それでは,議案第56号 令和2年度守谷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明させていただきます。  初めに,歳入について御説明いたします。  決算書の550,551ページをお願いいたします。なお,決算報告書につきましては217ページからとなります。  一番下の歳入合計欄,予算現額4,842万9,000円に対しまして,収入済額は4,780万2,006円です。予算現額に対する収入済額の割合は98.71%となります。  主な内容につきましては後ほど御説明いたします。  次に,歳出について御説明いたします。  552,553ページをお願いいたします。  一番下の歳出合計欄,予算現額4,842万9,000円に対しまして,支出済額は4,386万1,727円で,予算現額に対する支出済額の割合は90.57%です。  次に,歳入歳出決算事項別明細書について御説明いたします。  554,555ページをお願いいたします。  歳入の主なものについて御説明いたします。  款2使用料及び手数料,項1使用料,目1農業集落排水処理施設使用料,節1現年徴収分の収入済額は540万5,615円で,収納率は99.43%です。  節2滞納繰越分は3万7,074円で,収納率は100%です。  次に,款3県支出金,項1県補助金,目1農業集落排水管理費補助金の収入済額190万円は,農業集落排水処理施設最適整備構想策定委託に対する補助金です。  款4繰入金,556,557ページに移りまして,項1他会計繰入金,目1一般会計繰入金の収入済額3,788万3,000円は,主に施設の維持管理費及び地方債償還に対する一般会計からの繰入れです。  次に,歳出の主なものについて御説明いたします。  558,559ページをお願いいたします。  款1農業集落排水費,項1農業集落排水管理費,目1農業集落排水管理費,備考欄の03農業集落排水施設維持管理経費2,103万6,221円の主なものは,12委託料の汚泥搬出運搬業務委託料188万5,059円と,560,561ページに移りまして,18負担金,補助及び交付金で,農業集落排水施設の包括管理委託等にかかる公共下水道会計への負担金1,880万1,889円です。  次の款2公債費1,774万7,236円は,平成8年度から平成12年度までに借り入れた地方債の元利償還金です。令和2年度末の元金の未償還額は1億2,433万4,992円です。  なお,詳細につきましては,歳入歳出決算書の629ページに記載してございます。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○渡辺 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  それでは,質疑を終結いたします。  次に,議案第57号 令和2年度守谷市水道事業会計決算認定の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。 ◎鈴木 上下水道事務所長  議案第57号 令和2年度守谷市水道事業会計決算認定について御説明させていただきます。  初めに,令和2年度の事業概況について御説明いたします。  決算報告書の219ページをお願いいたします。  1,概況,(1)総括事項,アの業務状況ですが,令和2年度末の給水人口は6万9,166人,普及率は99.42%です。昨年度,水道使用者に対して給水した水道整備の年間総給水量は704万4,939立方メートルです。また,料金収入の対象となった年間の総有収水量は682万2,318立方メートルで,有収率は96.84%となりました。  それでは,決算について御説明いたします。  決算書の566,567ページをお願いいたします。  こちらが収益的収支の決算報告書となります。1年間の事業活動で得られた収益とその収益を得るために要した費用となります。いずれも税込額となっております。  上段の表,収入から御説明いたします。  第1款,水道事業収益の決算額は15億7,404万9,561円で,予算額合計に対して102.51%となっております。  第1項,営業収益は13億3,693万3,883円で,大半が水道料金収入となっております。
     第2項,営業外収益は2億3,543万4,120円です。この額には分担金収入のほか,長期前受金戻入1億5,302万7,866円が含まれております。  第3項,特別利益は168万1,558円で,貸倒引当金の戻入額及び賞与引当金の戻入額となります。  次に,支出について御説明いたします。  第1款,水道事業費用の決算額は13億7,025万2,432円で,予算額に対しまして89.8%です。  第1項,営業費用の決算額は13億4,107万1,463円です。主なものにつきましては,受水費6億9,796万5,490円,配水場の運転管理及び料金徴収業務委託料1億101万3,440円,減価償却費2億6,294万207円です。そのほか配水場塔の維持修繕,本管及び給水管の漏水,消火栓の修繕並びに鉛製給水管の布設替え,研磨によるメーター交換費用等を含む修繕費につきましては9,433万9,366円となっております。  次に,568,569ページをお願いいたします。  こちらが資本的収支の決算で税込額となっております。  上段の表,収入から御説明いたします。  第1款,資本的収入の決算額は2,593万7,000円で,予算額に対して145.42%です。  第1項,他会計負担金の決算額は2,581万7,000円で,消火栓の更新に伴う工事負担金となります。  次に,支出について御説明いたします。  第1款資本的支出の決算額は2億7,229万9,761円で,予算額に対しまして69.26%です。翌年度への繰越額を除いた予算額2億9,688万3,000円に対する実質の予算執行率は91.72%となります。  第1項,建設改良費の決算額は2億6,685万2,033円で,主に老朽化した配水管の布設替え工事費及び包括管理委託で実施しました排水施設更新工事です。  第2項,企業債償還金の決算額は544万7,728円で,元金分の償還金です。また欄外には,資本的収入額が資本的支出額に対して不足する分の補填財源を記載してございます。財源は積立金2億2,551万1,884円と,当年度分消費税資本的収支調整額2,085万877円です。  571ページをお願いいたします。  損益計算書となります。先ほど御説明いたしました,収益的収入及び支出を税抜きにしまして,1年間の経営成績について地方公営企業法施行規則に基づき報告式で表したものです。  1の営業収益は12億1,645万3,654円です。  2の営業費用は12億5,072万5,457円です。  営業収益から営業を差し引いた営業収支は3,427万1,803円のマイナスとなり,営業損失となります。なお,新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い,生活支援策として実施しました6か月間の基本料金減免措置によりまして,給水収益は8,047万5,870円減少しております。  次に,3の営業外収益は2億2,850万1,809円で,4の営業外費用は1,618万8,761円です。営業収支に営業外収支を加えた経常収支は1億7,804万1,245円のプラスとなり,経常利益です。この経常利益に5の特別利益を加え,6の特別損失を差し引いた,下から4段目の1億7,892万3,344円が当年度純利益となります。また,純利益に前年度の繰越利益剰余金1億86万391円を加え,さらに既に資本的収支補填財源として使用した減債及び建設改良積立金の合計額,その他未処分利益剰余金変動額2億2,551万1,884円を加えた5億529万5,619円が,令和2年度の未処分利益剰余金となります。  次に,572,573ページをお願いいたします。  こちらが貸借対照表で,バランスシートと呼ばれてございます。令和2年度末の水道事業の財政状況を示したもので,地方公営企業法に基づく会計基準にのっとりまして,資産の部,負債の部及び資本の部に分けて示したものとなります。全てが税抜きの金額となります。  初めに,資産の部ですが,資産は,1,固定資産,2,流動資産から成ります。固定資産は,事業用の土地や建物及び浄配水施設の構築物等から成る有形固定資産と,県水増量のための受水に関わる費用で,県に支出しました負担金を会計基準に基づき施設利用権とする無形固定資産となります。流動資産は,現金,預金及び1年以内に現金化が可能な流動性債権となります。資産合計は83億7,972万8,916円となります。  次の負債の部です。負債は,3,固定負債と,4,流動負債及び5,繰延収益となります。固定負債は,建設改良費等の財源に充てるために借入れした企業債で,1年を超えて返済日が到来する企業債と修繕引当金です。流動負債は,1年以内に返済が到来する企業債と未払金及び賞与引当金等となります。さらに,資産の形成及び取得の際に企業債以外の補助金や負担金等の外部から受入れした資金で将来収益化される資金を長期前受金として,また,繰延収益として新会計基準により計上しております。固定負債,流動負債及び繰延収益で収益化累計額を差し引いた後の負債合計は32億100万5,583円となります。  次に,資本の部で,資本は,6,資本金と7,余剰金となります。資本金は,特別会計から企業会計に移行した時点での引継現金,国の繰出金制度に基づく一般会計からの出資金及び減債積立金等の積立金取崩し使用による資本金勘定への組入れで41億9,610万9,176円となります。剰余金は,主に減価償却を要しない土地の帳簿価格から成る資本剰余金と減債積立金及び建設改良積立金並びに当年度未処分利益剰余金の利益剰余金となり,合わせて9億8,261万4,157円となります。さらに資本金と剰余金を合わせた資本合計額は51億7,872万3,333円となります。負債資本合計は資産合計額と同額の83億7,972万8,916円となります。  次に,574,575ページをお願いいたします。  剰余金計算書となります。573ページの貸借対照表の資本金と剰余金の令和2年度中の変動額と増減額を表したものとなります。  576ページをお願いいたします。  こちらは令和2年度中の現金の増減を表したもので,キャッシュフロー計算書となります。一番下の資金期末残高については,572ページの貸借対照表の資産の部の2,流動資産,(1)現金預金残高と同額で32億1,446万9,135円となります。期首残高より1億3,455万1,243円増加いたしました。  577ページからは,収益的収支,資本的収支,固定資産及び企業債の明細書となっております。  収益的収支,資本的収支につきましては,いずれも税込額と税抜額で記載し,また,説明欄には,その詳細について税抜額により記載してございます。  説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○渡辺 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手を願います。  それでは,青木委員よりお願いいたします。  質問は1点でよろしいですね。 ◆青木公達 委員  1点です。報告書の219ページの該当のところのウ,建設改良事業のところですけれども,老朽管更新工事について書かれていますけれども,こういう更新工事というのは,毎年発生するものなのか,あるいは何年ぐらいたって,例えば10年ぐらい単位やれば大体一新されるものなのか,その辺のところをちょっと教えていただければと。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  建設改良事業に記載されております老朽管の更新については,市内全域で配水管が約394キロございます。これも古いものでは昭和47年以降布設されておりますので,これらを順次,更新していますが,年間約1キロから3キロ程度の更新を行っています。これらを全て終わらせるのには,単純計算すれば100年ぐらいかかるということになります。更新したものについても今布設しているものも,40年,50年たって今度また更新対象となってきます。なので,この更新管の入替えというのは,ずっと未来永劫続いていくものということになります。  以上です。 ○渡辺 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  ありがとうございます。それで,今,令和2年度のところは約2億円ぐらいの費用がかかっているんですけれども,この2億円というのは大体,未来永劫ずっと続くというふうに考えたとしても,毎年2億円ぐらいはずっと出ていくというふうに理解してよろしいですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  経営戦略策定してございまして,経営戦略はあくまでも今後10年の見通しということになりますが,大体,水道事業では3億円,4億円ぐらいを建設改良事業として支出することを見込んでいます。もちろん,この中には職員給与費だとかそういったものも含まれているんで,実際の工事費をもうちょっと下がりますけれども,ずっと数億円はかけながら更新していくことになっていきます。  以上です。 ○渡辺 委員長  大丈夫ですか。  それでは続きまして,山田委員,お願いいたします。  質疑,何点ありますでしょうか。 ◆山田美枝子 委員  一応,概況のところで3点ほど伺います。  業務状況の中で,給水人口が増えているということで,前年度比547件というのは,これはマンションとかそういうのが入るのか,具体的にどういう件数なんでしょうか,増えているという内容。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  この給水件数547件というのは,実際には,マンション,アパートとかの施設ごとに転入とか転出もあるので,具体的にどういうふうになったかというのはなかなかお示しできないんですけれども,例えば,分担金の今回増減がございましたので,これを例に例えますと,分担金では,戸建て,アパート,マンションを合わせまして,今回234件の加入金がございました。令和元年度は477件でしたので,前年度よりも243件,分担金自体は減少と,このような状況になっております。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  これは一応分担金だと増えたのが234件ということですね。 ◎奥野 上下水道課長  減。 ◆山田美枝子 委員  減なの。分担金は234減だけれども,要するに,給水件数としては前年度比が増になっていますよね,そういうことなの,よく分からないけれども。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  給水件数というのは,例えば,ある家があって,そこが空き家だったとします。そこにもう既に給水管自体は入っていたとすれば,分担金は入ってこないです。そういったことです。 ◆山田美枝子 委員  そういうことね。分かりました。ありがとうございました。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  2点目なんですけれども,資本的収支の総支出額が2億7,200万円で,その資本的収支の総支出額というのは,内容はどういうことなんでしょうか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  決算書の586ページ御覧いただきますと,資本的支出の明細が載っております。例えば,職員の人件費これらに約990万円,そして老朽化した配水管であるとか,あと自家発電設備の更新こういったものの設計委託料で2,090万円,また,老朽化した消火栓,配管などこういったものの更新工事に2億3,320万円,これが一番大きいです。そのほか企業債元金償還金540万円など,こういった内訳となっております。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  ありがとうございました。  では,3個目の質問なんですけれども,その他のところで,電子化による管理を開始したと書いてあるんですけれども,それはどういうところに委託して,料金はどのくらいなものなんでしょうか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  こちら設備資産管理システムというのは,例えば,守谷市の水道事業で保有している資産全て,管路もあれば,配水場もあれば,いろいろな電気機械設備,こういったものがあります。これらを地図上にどういったものがあるか,写真とかも全部展開できるようになっていて,それらの取得額が幾らかというのも明細が出てくるようになっています。さらには,それらの減価償却がどれぐらいあるかとか,そういったものがシステム化されているものになりまして,契約額1,859万円こちら税込みですね,株式会社大輝というところと,こちらと契約を結んでいます。この1,859万円のうち水道分の構築をした委託料としては660万円,そのほか下水道負担分として1,199万円が構築するための委託料となっています。  そのほかに,令和2年度の決算では,この設備に伴う更新とか保守点検料も別途またかかっておりまして,こちらは更新委託料としては,水道分が502万円,下水道分が619万3,000円,合わせて1,122万円で,株式会社大輝と契約を行っています。  以上です。 ◆山田美枝子 委員  分かりました。ありがとうございました。 ○渡辺 委員長  それでは続きまして,海老原委員,お願いいたします。  質疑,何点でしょうか。 ◆海老原博幸 委員  大きく2点質問させてください。  まず1点,損益関係なんですけれども,571ページ,営業収益の部分なんですが,御説明で営業損益がマイナス3,400万円というお話だったんですが,昨年度コロナ関係で,基本料が8,047万円減少していたということで,これがなければ,基本的に営業収益でプラスになっていたという理解でよろしかったかどうか,まず,その確認をしたいです。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  ただいまの営業損失は営業収益と営業費用の差ですので,今回ここで損失が3,400万円出ていますが,実際に,基本料金の減免をしなければ8,000万円ぐらいが上乗せされますので,5,000万円ぐらいの損失じゃなくて,収益として計上されたことになります。 ○渡辺 委員長  海老原委員。 ◆海老原博幸 委員  分かりました。ありがとうございます。  では,2点目です。先ほど質問された青木委員とちょっと関連するんですけれども,まず,更新が毎年1キロから3キロ。実際には40年から50年の耐用年数で,また違った工事が必要になるという話なんですけれども,素人考えで大変恐縮なんですけれども,それで考えると,普通だったら,その工事の距離数を倍にすれば素直に回るかなというふうな考えになるんですけれども,それがこの1キロ,3キロ,それからそれとは別にというのは,どういった背景からそういうふうな更新になるのか,ちょっと教えていただきたいですけれども。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  この老朽管の更新については,経営戦略の策定とともに老朽管更新計画というものを別途つくっています。おっしゃるとおり,財源さえあれば物理的には10キロでも20キロでもできるんでしょうけれども,実際には,対応できる職員,こちらに限りがあります。今,水道のほうで老朽管更新に携われる職員というのは3名おりまして,その3名でこの1億円から3億円やるのが,今のところ精いっぱいです。なので,これらに対応するためには職員をどんどん増やしていかないと,幾ら財源があったとしても賄うことができないという状況にあります。  以上です。 ○渡辺 委員長  海老原委員。 ◆海老原博幸 委員  すみません。それに付随する質問なんですけれども,それで今,1キロから3キロというお話なんですけれども,それ以外に更新工事があるわけですよね。それは,その職員じゃなくて外部に委託するから,別にできるんですよと,そういう理解でよろしいですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  配管類の更新についても,例えば,自家発電設備とか,ほかの配管じゃないいろいろな施設の更新ってあるんですけれども,これらは基本的には,設計委託は外部に委託しています。ただ,外部に委託したものが成果品として上がってきたときには,今度それらの図面のチェックだとか,その手直しだとか,そういったものに技術職員が全部チェックしているわけです。なので,外部委託したものをそのままうのみにして全部発注しちゃえばそれでいいんですけれども,そういうわけにはいかないので,あとは現場が動けば,今度,現場で制水弁の操作だとか,水を止めながら断水して布設替えとかしますので,そういった現地操作もありますし,あと,立会い等も出てきますので,やはり外部委託したからすんなりできているわけではないというような状況にございます。 ○渡辺 委員長  海老原委員。 ◆海老原博幸 委員  ありがとうございます。以上です。 ○渡辺 委員長  以上で質疑を終結いたします。  次に,議案第58号 令和2年度守谷市公共下水道事業会計決算認定の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。 ◎鈴木 上下水道事務所長  それでは,議案第58号 令和2年度守谷市公共下水道事業会計決算認定について御説明させていただきます。  初めに,令和2年度の業務概況について御説明いたします。  決算報告書の233ページをお願いいたします。  1,概況,(1)総括事項,アの業務状況でございますが,水洗便所設置済み人口,いわゆる下水道使用者数は6万8,455人,普及率は99.18%でございます。昨年度,浄化センターで処理しました年間の総汚水処理水量は1,219万6,890立方メートルとなります。また,使用料収入の対象となった年間の総有収水量は1,029万8,801立方メートルで,有収率は84.44%となります。  それでは,決算について御説明いたします。  決算書の591,592ページをお願いいたします。
     こちらが,収益的収支の決算報告書となります。水道事業会計と同様に,1年間の事業活動で得られた収益とその収益を得るために要した費用となります。いずれも税込額となっております。  上段の表,収入から御説明いたします。  第1款下水道事業収益の決算額は22億5,260万1,009円で,予算額に対しまして97.53%となります。  第1項,営業収益は13億7,977万6,863円で,大半が下水道使用料となります。  第2項,営業外収益の8億7,282万4,146円は,長期前受金戻入が主なものとなります。  次に,支出について御説明いたします。  第1款,下水道事業費用の決算額は19億6,587万2,683円で,予算額に対しまして91.68%となります。  第1項,営業費用の決算額は18億5,423万5,539円で,主なものは農業集落排水処理場を含む浄化センター等の運転管理と維持補修及び汚泥処分並びに使用料徴収委託費5億7,872万9,033円,そして,減価償却費11億2,478万3,627円となります。  第2項,営業外費用の決算額は1億1,130万4,779円です。  それでは,593,594ページをお願いいたします。  こちらが,資本的収支の決算となり,税込額となっております。  上段の表,収入から御説明をいたします。  第1款,資本的収入の決算額は1億5,068万3,484円で,予算額に対しまして84.18%となります。主な収入は,第2項,他会計負担金3,241万2,714円と,第4項,一般貸付金返還金9,250万円,さらに第5項,受益者負担金2,139万2,770円となります。  次に,支出について御説明いたします。  第1款,資本的支出の決算額は4億5,631万227円で,予算額に対しまして65.61%です。翌年度への繰越額を除いた予算額5億4,086万6,000円に対する実質の予算執行率は84.37%となります。  第1項,建設改良費の決算額は1億8,733万6,956円で,主に,汚水管敷設工事や公共汚水ます設置工事,マンホール蓋更新工事及び包括的管理委託で実施しました浄化センターやポンプ場の更新工事となります。  第2項,企業債償還金の決算額は2億6,897万3,271円で,元金分の償還金となります。翌年度繰越額の合計1億5,466万3,000円の主なものは,都市計画道路坂町清水線の道路改良工事に併せて行います下水道管敷設,整備申請に基づく下水道管敷設工事及びマンホール蓋更新工事及びマンホールポンプ設置工事で,いずれも完了は令和3年度となることから,本年の6月定例月議会で御報告しましたとおり,予算の繰越しを行ったものとなります。  表の欄外には,資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額の補填財源を記載してございます。説明は省略させていただきます。  596ページをお願いいたします。  こちらが損益計算書となります。先ほど説明いたしました収益的収入及び支出を税抜きにしまして,1年間の経営成績について地方公営企業法施行規則に基づきまして報告式で表したものとなります。  1の営業収益は12億5,565万4,412円となります。  2の営業費用は17億9,517万1,243円です。  3の営業外収益は8億7,251万2,665円となります。  4の営業外費用は5,862万1,474円となります。  6の特別損失は30万5,501円となります。  これらの全てについて,収益から費用を差引きして得られた下から4段目の2億7,406万8,859円が,当年度の純利益となります。  なお,新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い,生活支援策として実施しました6か月間の基本料金減免措置によりまして,下水道使用料は7,949万6,338円減少しております。また,純利益に前年度の繰越利益剰余金及びその他未処分利益剰余金変動額を加えた4億6,420万6,839円が,令和2年度の未処分利益剰余金となります。  次に,597,598ページをお願いいたします。  貸借対照表となります。  令和2年度末の公共下水道事業の財政状況について,資産の部,負債の部及び資本の部に分けて示したものとなります。こちらも水道事業会計と同様となり,全て税抜金額となります。  初めに,資産の部ですが,資産は,1,固定資産と,2,流動資産を合わせまして296億5,932万3,141円となります。  次に,負債の部ですが,負債は,3,固定負債,4,流動負債,繰延べ収益を合わせまして211億2,636万3,760円となります。  資本の部ですが,資本は,6,資本金と7,剰余金から成り,当年度未処分利益剰余金を含む資本合計は,下から2段目で85億3,295万9,377円となります。  負債資本合計は,資産合計と同額の296億5,932万3,141円となります。  次に,599,600ページをお願いいたします。  剰余金計算書となります。こちらも水道事業会計と同様,貸借対照表の資本金と剰余金の令和2年度中の変動額及び増減額を表したものとなります。  次に,601ページをお願いいたします。  キャッシュフロー計算書となります。一番下の資金期末残高につきましては,597ページの貸借対照表の資産の部の2,流動資産,(1)現金,預金の額の額と一致し,47億6,744万3,983円となります。期首残高より1億3,809万1,687円増加となります。  602ページからは,水道事業会計と同様に,収益的収支,資本的収支,固定資産及び企業債の明細書となっております。  説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○渡辺 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手を願います。  山田委員,1名ですね。  それでは,山田委員,質疑のほうお願いいたします。  質疑,何点ありますでしょうか。 ◆山田美枝子 委員  4点ほど。  報告書の233ページの概況の中のことを聞きたいんですけれども,最初に,業務状況のところで,1日平均汚水処理で「晴天時」という言葉があるんですけれども,今,ゲリラ豪雨とか多いし,雨水について,この間,奥野さんがテレビに出ていましたよね,あれはどういう意味で出ていたのかというのを,ついでに伺わせてください。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  まず初めに,晴天時の汚水処理水量についてでございますが,晴天時における汚水処理水量は,晴れているときにおいて,一般家庭などからの生活汚水量,また,工場等からの営業の汚水量,そのほか地下水量などを合わせたものです。主に,こちらは,処理場を建設する際の計画時点で処理能力を算定するとき,また,供用開始後,施設の利用率,こういったものを算出するときの指標となるものです。  令和2年度の決算報告書にございますとおり,令和2年度の晴天時の1日平均汚水処理水量は3万2,205立方メートルでございました。記載はございませんが,雨天時の1日平均汚水処理水量は3万6,154立方メートルありましたので,晴れのときと比べて雨の日のほうが3,949立方メートル多かったと。この原因としては,主にマンホールの継ぎ目とか,マンホールの蓋とか,こういったようなところから不明水として雨水が侵入して,晴れているときよりも処理水量が増加しているということになります。  もう一つの御質問にあった,テレビでの放映なんですけれども,こちらは,株式会社明電舎というところと共同実証実験を行っています。これは,排水樋管と市内に設置している雨水マンホールの蓋,これらに水位計などを設置していまして,河川の水位が上昇したときに,万が一,樋管を閉めたら行き場がなくなってマンホールの中の水が上昇していきます。そういったものを遠隔でモニタリングできるような実験を今行っていて,将来的には,1時間後の雨雲データなどから予測分析をして,1時間後にどれくらい河川が上昇するか,また,マンホール内が上昇するか,こういったものを見て,樋管の排水操作の運用基準,こういったものをつくっていきたいと,こういった実験を行っているものです。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  明電舎との提携でそういうのが分かるとしたら,とても重要ですよね。では,今後はもうちょっと継続して,明電舎とそういう関係続けるんですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  今,既にスマートフォンとかでも水位計を見られたりもするんですが,一部,太陽光を電源としている排水樋管もあって,そうすると,雨が続くとデータが途切れてしまったりもするので,ちょっと改善しながら,年度内には実用化に向けて実施していきたいなということで,今,協議進めているところです。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  すみません,ちなみに業務提携というのを結んでいるんですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  業務提携というよりは,協定書を結んで,今のところ守谷市は負担しないで明電舎のほうでやってもらっているんですけれども,これが実際に使えるものとなれば,ある程度の負担をしながらも,我々も必要な情報だと思っていますので,継続していきたいなと思っています。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  今のは1個目ね ○渡辺 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  すみません,今のやつというのは,守谷市内で何か所ぐらいに設置されているんですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  今,実験を行っているのは,公共下水道として管理している稲子田排水樋管というところと,こちらは松ケ丘の近くにあるんですけれども,もう一つが松前台にある小屋場排水樋管というところ,2か所の排水樋管と,それに近く設置してあるマンホールの蓋3か所,ここ水位計を設置してモニタリングをしているという状況です。 ○渡辺 委員長  いいですか。  それでは,山田委員,2点目,お願いします。 ◆山田美枝子 委員  2点目,財政収支状況の中の資本的収支の総収入額というんですけれども,この内容はどういうものでしょうか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  今,多分お話あったのは,総事業収益のところでしょうか,財政収支状況の。 ◆山田美枝子 委員  そうです。総収入額。 ◎奥野 上下水道課長  こちらのほとんどが下水道使用料です。 ◆山田美枝子 委員  そういうことか。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  分かりました。それで,その下に消費税資本的収支調整額というのがあるんですけれども,これはどういう内容なのかしら。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  お答えいたします。  こちら決算書233ページにもあるんですけれども,決算報告書の消費税資本的収支調整額ですけれども,資本的収支というのは,もともと収入が非常に少ないものです。支出が多いために,資本的収支だけで考えれば,ここの予算は消費税の還付対象と,消費税が戻ってくる対象となります。実際には,下水道事業全体でいえば,収益的収支も含めて考えれば料金収入が多いものですから,納付対象となっています。そういったことから,資本的収支では支出が収入を上回っているので,資本的支出にかかる消費税相当額を財源として使用しているという内容になります。 ◆山田美枝子 委員  分かりました。ありがとうございました。 ○渡辺 委員長  山田委員,3点目。 ◆山田美枝子 委員  3点目か,これ最後でいいんですけれども,私にとっては。一番下に,要するに,下水道施設包括管理業務委託で実施している更新工事について,会計処理を資本的支出に変更したというような内容がどういうことなのかなと思ったもんですから。 ○渡辺 委員長  聞いていますか,いいですか。  では,奥野課長,お願いします。 ◎奥野 上下水道課長  こちらは,上下水道施設,今回,水道も下水道も同じことをやっているのですけれども,上下水道施設の運転管理とか,あと修繕工事,こういった維持管理に関わるものというのは,今,ウォーターエージェンシーという会社に包括的に委託して,業務を頼んでいるんですけれども,これまでは,委託費の中で修繕工事に関わる部分,実際には修繕してオーバーホールをしようと,例えば,古くなってきたポンプとかを点検して分解清掃して,もう1回使おうと思っていたところ,実際にメーカーのほうで見たら,同じ金額で新しいものに交換できますよというケースもあります。新しく入れ替える場合は,正式にいえば,これは減価償却の対象資産となりますので,今まで収益的収支で見ていた,そういった修繕部分の更新に関わるもの,これを資本的支出のほうに組み替えて適切な会計処理を進めていくために変更したものとなります。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  分かりました。私,もう1個ぐらいいいんだっけ。 ○渡辺 委員長  四つとは言われていますけれども。 ◆山田美枝子 委員  そうですか,では,もう一つ,6か月間,令和2年度には減免をしてもらってその影響も出たようなんですけれども,まだまだ感染が,今回もステージ4になったんですけれども,これからも水道というのは物すごく市民にとって死活問題なんですけれども,そういうことに対して,今回,1回6か月減免したんですけれども,それをベースにして,まだこれが続いたら,そういうことがあるかどうかというようなことを,何か御意見があったら。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  例えば,水道は今回,新型コロナウイルスの影響を考えると,令和2年度では,家庭用の使用水量がかなり伸びました。これというのは,原因としては,在宅勤務等が多かったということが原因なのかなと思っています。そのため,当年度純利益についても2億円程度の利益を計上しているということ,1億7,800万円計上することができました。  一方,下水道については,一般家庭の増量よりも工場等の排水がかなり低下しまして,下水道使用料全体でいえば,もし基本料金を減免しなかったとしても,対前年度,令和元年度よりも7,000万円程度の減となっています。なので,こういった社会経済情勢の影響というのは,今回でいえば,下水道に大きく出てきました。  当然,渇水等が始まれば,今度,水道のほうにも影響も出てきますし,そういったことを考えると,短期的な収益または支出,こういったものを見て料金の上げ下げをするべきではなくて,もっと長期的な視点で将来の予測を見ながらやっていかないと,結果として利用者の方に御迷惑かけますので,そういったものでの変更というものは,今のところ考えてございません。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  御丁寧にありがとうございました。以上です。 ○渡辺 委員長  それでは以上で質疑を終結いたします。  次に,議案第59号 令和2年度守谷市水道事業会計利益の処分の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。 ◎鈴木 上下水道事務所長  それでは,議案第59号 令和2年度守谷市水道事業会計利益の処分について説明させていただきます。  守谷市水道事業会計の令和2年度決算によって得られた当年度純利益を含みます当年度末の未処分利益剰余金について,地方公営企業法第32条第2項の規定に基づきまして,その利益の処分を行うに当たり,議会の議決を求めるものとなってございます。
     利益の処分につきましては,引き続き安全安心な水道水を水道使用者に安定して供給できるよう,また,安定した事業の持続と経営を確保することを主眼として行うものとなってございます。  それでは,2ページをお願いいたします。  令和2年度会計決算に基づく利益の処分対象額は,剰余金処分計算書表中の右側上から2行目の未処分利益剰余金の当年度末残高5億529万5,619円となります。うち処分額は,その下4億5,451万1,884円となります。内訳につきましては,資本金への組入れに2億2,551万1,884円を処分するものとなってございます。これは,令和2年度の資本的支出の補填財源として使用した額で,事業の安定性を確保するため,資本金へ組入れ処分するものでございます。  次に,その下の減債積立金の積立てにつきましては,既に企業債元金残高に対する積立てが終わっており,処分は行わずに,令和3年度以降の改築更新や施設整備のための事業資金としまして,建設改良積立金へ2億2,900万円を積立てするものでございます。なお,処分後の残高5,078万3,735円につきましては,翌年度の繰越利益剰余金となります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○渡辺 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手を願います。  海老原委員1名ですね。  それでは,海老原委員,お願いいたします。  質疑,何点でしょうか。 ◆海老原博幸 委員  1点だけ。 ○渡辺 委員長  お願いします。 ◆海老原博幸 委員  今,御説明ございました,処分についてですけれども,この資本金への組入れ2億2,500万円,これは単純に,要は設備の償却費,償却額を資本にまた組入れ直して安定させているという,そういう理解でよろしいんでしょうか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  こちら実際には,令和2年度の減債積立金で使用した額,こちらの分を資本金として組入れし直すものです。要は,企業債の償還の元金として使用したものです。 ○渡辺 委員長  海老原委員,大丈夫ですか。 ◆海老原博幸 委員  はい。 ○渡辺 委員長  それでは以上で質疑を終結いたします。  次に,議案第60号 令和2年度守谷市公共下水道事業会計利益の処分の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いいたします。 ◎鈴木 上下水道事務所長  議案第60号 令和2年度守谷市公共下水道事業会計利益の処分について説明させていただきます。  守谷市公共下水道事業会計の令和2年度決算によって得られました当年度純利益を含む当年度末の未処分利益剰余金について,地方公営企業法第32条第2項に基づきまして,その利益の処分を行うに当たりまして,議会の議決を求めるものでございます。  利益の処分につきましては,引き続き下水道使用者が排水する汚水の安定した移送と適正な汚水処理の下,生活環境の維持及び改善を図るとともに,公共水域の水質向上,さらに雨水からの生命,財産を守るため,安定した事業の持続と経営を画することを主眼として行うものとなります。  それでは,2ページをお願いいたします。  令和2年度会計決算に基づく利益の処分対象額は,剰余金処分計算書表中の右側,上から2行目の未処分利益剰余金の当年度末残高4億6,420万6,839円となります。うち処分額は,その下4億1,164万1,998円となります。内訳は,資本金への組入れに1億3,764万1,998円を処分するものでございます。これは,令和2年度の資本的支出の補填財源として使用した額で,事業の安定性を確保するため,資本金へ組入れ処分するものでございます。  次に,その下の減債積立金への積立てにつきましては,2億7,400万円を積立て,引き続き安定した事業の持続と経営を確保するため,企業債の償還財源とするものでございます。  なお,処分後の残高5,256万4,841円につきましては,令和3年度に繰り越すものとなっております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○渡辺 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手を願います。  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  先ほど水道の利益の処分のところで,今,委員から質問のあったことで,ちょっと訂正させていただいていいですか。 ○渡辺 委員長  それでは訂正お願いいたします。 ◎奥野 上下水道課長  先ほど減債積立金の使用額と私,申しましたが,そのほかにも建設改良積立金これの使用額も,建設改良費の使用額も財源として使っていますので,これも資本金の一部となっています。すみません。 ○渡辺 委員長  それでは改めまして,公共下水道事業会計利益の処分についての質疑に入りたいと思います。  質疑のほうありますでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  それでは質疑を終結いたします。  以上で,上下水道事務所所管の審査を終了いたします。  当委員会に付託されました全ての議案の説明,質疑は終了をいたしました。  これから全員が入室し,討論,採決を行います。執行部の方は退室していただいて結構です。  ここで暫時休憩といたします。再開は2時10分といたします。                 午後2時01分休憩          ──────────────────────                 午後2時10分開議 ○渡辺 委員長  休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,当委員会に付託されました議案について議案番号順に採決を行います。  これから,議案第51号 令和2年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定の自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結いたします。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第51号 令和2年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定の採決をいたします。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手多数です。よって,議案第51号を認定することに決定しました。  続きまして,議案第52号 令和2年度守谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結いたします。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第52号 令和2年度守谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手多数です。よって,議案第52号を認定することに決定しました。  次に,議案第53号 令和2年度守谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第53号 令和2年度守谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手多数です。よって,議案第53号を認定することに決定しました。  次に,議案第54号 令和2年度守谷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第54号 令和2年度守谷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手多数です。よって,議案第54号を認定することに決定しました。  次に,議案第55号 令和2年度守谷市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定の自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。
     討論のある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第55号 令和2年度守谷市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手多数です。よって,議案第55号を認定することに決定しました。  次に,議案第56号 令和2年度守谷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第56号 令和2年度守谷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手全員です。よって,議案第56号を認定することに決定しました。  次に,議案第57号 令和2年度守谷市水道事業会計決算認定の自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論のある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第57号 令和2年度守谷市水道事業会計決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手多数です。よって,議案第57号を認定することに決定しました。  次に,議案第58号 令和2年度守谷市公共下水道事業会計決算認定の自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第58号 令和2年度守谷市公共下水道事業会計決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手多数です。よって,議案第58号を認定することに決定しました。  次に,議案第59号 令和2年度守谷市水道事業会計利益の処分の自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第59号 令和2年度守谷市水道事業会計利益の処分を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手多数です。よって,議案第59号を認定することに決定しました。  次に,議案第60号 令和2年度守谷市公共下水道事業会計利益の処分の自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第60号 令和2年度守谷市公共下水道事業会計利益の処分を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手多数です。よって,議案第60号を認定することに決定しました。  以上で,全ての議案の採決が終了しました。  以上をもちまして,決算予算特別委員会に付託された決算認定及び利益の処分の審査が終了しました。  審査結果報告書及び委員長報告の作成につきましては,正副委員長に一任願いたいと思いますが,御異議ありませんでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  御異議なしと認めます。よって,そのようにいたします。  審査終了に当たり,一言申し上げます。  本定例月議会におきまして,決算予算特別委員会に付託された令和2年度各会計決算認定及び利益の処分を慎重に審査し,本日,議案10件全ての審査を終えることができました。各会計とも認定すべきものと決定したところでありますが,執行部におかれましては,決算予算特別委員会での意見を参考に,限られた予算をより効率よく執行することを強く望むところであります。  ここで,市長から御挨拶を頂戴したいと存じます。 ◎松丸 市長  皆さん,こんにちは。渡辺大士委員長,山本副委員長をはじめ,委員の皆様には,2日間にわたり,精力的に,かつ適正に8会計全ての決算を認定いただきましたことを,心から感謝を申し上げたいというふうに思います。  コロナ禍での議会の開催,また,委員会の開催ということで,人数制限等々があって非常に難しい運営だったのかなというふうに思いますけれども,この委員会の中で指摘を受けました事項につきましては,我々としても真摯に受け止めて,次年度の予算をしっかりそこに反映をさせてまいりたいというふうに思います。  また,来週からは常任委員会の開催ということでございますけれども,非常に今日などは気温が急に下がっているというような状況もございますので,委員の皆様には体調の維持管理に努めていただき,残すところ12日余りでございますけれども,議会の運営がスムーズにいきますことを御祈念をいたしまして,私からの御礼の言葉に代えさせていただきます。ありがとうございました。 ○渡辺 委員長  ありがとうございました。  決算審査は,明日2日までの決算予算特別委員会を予定しておりましたが,全ての審査が終了しましたので,明日は休会としたいと思いますがよろしいでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  それでは,明日2日は休会といたします。  以上をもちまして,令和3年9月定例月議会決算予算特別委員会の決算審査を終了します。  委員の皆様,御協力ありがとうございました。                 午後2時20分閉会  委員会条例第30条第1項の規定により署名する。      決算予算特別委員長  渡 辺 大 士...