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  1. 守谷市議会 2021-03-17
    令和 3年 3月定例月議会−03月17日-05号


    取得元: 守谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 3年 3月定例月議会−03月17日-05号令和 3年 3月定例月議会                令和3年守谷市議会              3月定例月議会会議録 第5号        ─────────────────────────           令和3年3月17日 午前10時00分開議        ───────────────────────── 1.出席議員 12名     議長 18番 高 橋 典 久 君        1番 小 菅 勝 彦 君         2番 海老原 博 幸 君        4番 田 中 啓 一 君         5番 山 本 広 行 君        6番 渡 辺 大 士 君         7番 砂 川   誠 君        9番 堤   茂 信 君        10番 高 梨   隆 君       11番 渡 辺 秀 一 君        12番 長谷川 信 市 君       14番 山 田 美枝子 君 1.欠席議員 8名    副議長 17番 高 梨 恭 子 君        3番 首 藤 太 亮 君         8番 神 宮 栄 二 君       13番 青 木 公 達 君        15番 寺 田 文 彦 君       16番 山 崎 裕 子 君        19番 伯耆田 富 夫 君       20番 梅 木 伸 治 君
    1.出席説明者         市長                 松 丸 修 久 君         副市長                田 中   健 君         総務部長               岩 田   賢 君         保健福祉部長             堀     浩 君         総務部市長公室長           浜 田 耕 志 君         保健福祉部次長            椎 名 恵美子 君 1.本会議に職務のため出席した者         議会事務局長             高 橋 弘 人         議会事務局長補佐           山 崎 隆 裕         議会事務局主任            寺 田 茂 紀 ┌───────────────────────────────────────┐ │新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため,議場への出席議員を制限して実施した。│ │欠席議員は別室のモニターにて会議を傍聴した。                 │ └───────────────────────────────────────┘ 1.議事日程        ──────────────────────────               議 事 日 程 第 5 号                           令和3年3月17日(水曜日)                午               前10時00分開議 日程第1.市政に関する一般質問     11. 渡 辺 秀 一 議員     12. 長谷川 信 市 議員 1.本日の会議に付した事件  日程第1.市政に関する一般質問        ──────────────────────────                午前10時00分開議 ○議長高橋典久君) これから本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は11名であります。  定足数に達しておりますので会議は成立いたします。  本日の日程は,昨日に引き続き,市政に関する一般質問であります。        ────────────────────────── △一般質問議長高橋典久君) それでは,順次発言を許します。  通告順位11番,渡辺秀一君,登壇願います。  渡辺秀一君。                〔11番渡辺秀一君登壇〕 ◆11番(渡辺秀一君) 通告順位11番のもりや清流会渡辺秀一でございます。今回は大項目の見出し一つ守谷市のふるさとづくり寄附金事業についての1点のみの質問とさせていただきます。また,執行部の皆様は,昨日,人事異動の内示が出ていろいろ忙しいと思いますが,よろしくお願いいたします。  それでは最初の質問に入りたいと思います。  まず,(1)の寄附金の推移について伺いたいと思います。守谷ふるさとづくり寄附金事業は,皆様も御承知のとおり,年々増加している傾向であります。これは平成28年度から返礼品協力事業者の拡充を図ってきたからであると思います。  それでは,これまでの寄附金額の推移について伺いたいと思います。 ○議長高橋典久君) 市長公室長浜田耕志君。 ◎市長公室長浜田耕志君) お答えをさせていただきます。  まず,平成20年度の地方税法の改正によって,ふるさと納税の制度が創設をされております。守谷市においても,平成20年度から事業を開始しております。その後,平成27年度の税制改正により,ふるさと納税制度が拡充されております。議員言われるとおり,平成20年度には返礼品及び返礼品協力事業者等について拡充をし,事業の拡大を図ってまいりました。  それまでですと,数十万円から数百万円程度の寄附額で推移をしておりましたけれども,平成28年度は約6億円,平成29年度,平成30年度は約12億円,令和元年度は約15億円の寄附を頂くことができております。今年度は最終の補正予算で28億円ということで,昨日現在で24億七,八千万円という形での寄附を頂いております。  順調にといいますか,市長トップセールス,また一番は,担当課が一生懸命頑張ってしっかり本当にやっていただいていますので,順調に右肩上がりで推移をしているという状況でございます。 ○議長高橋典久君) 渡辺秀一君。 ◆11番(渡辺秀一君) ありがとうございます。そうですね,平成28年度に約6億円から現在では,令和元年度では15億円の寄附額を頂いていると,これは松丸市長トップセールスだけではなく,担当課の職員の皆さんが本当に全員で一致団結してやってこられたたまものではないかとは私も感じております。  続きまして,二つ目質問に移りたいと思います。  (2)の令和3年度に寄附金を充当する事業及び寄附金見込みについて,質問をさせていただきます。  これまで頂いた寄附金は,ふるさとづくり基金としていますが,令和3年度に取崩して充当する事業について伺いたいと思います。また,先ほどもちょっとお話に触れたのかもしれませんが,令和3年度の寄附金見込額についてもお伺いしたいと思います。 ○議長高橋典久君) 市長公室長浜田耕志君。 ◎市長公室長浜田耕志君) 来年度,令和3年度の充当する事業についてということでお答えをさせていただきますが,守谷ふるさとづくり寄附条例というものがございまして,ふるさとづくり寄附金を充当できる事業として規定をしております。  まず,生活環境の向上を図る事業,それから,健康福祉の増進を図る事業教育文化の振興を図る事業都市基盤の整備を図る事業産業経済の振興を図る事業市民協働の充実を図る事業,その他市長が特に必要と認める事業と,この七つで区分されてございます。令和3年度の充当先ということでは,この条例で規定する事業区分に沿って重点事業重点施策に充当させていただいております。  詳細については,予算説明書参考資料を御覧いただければと思いますけれども,主なものとしては,健康福祉の関連では,待機児童解消のための民間保育所整備費の補助であったり,教育文化関係では,黒内小学校であったり守谷中学校の校舎の増築事業,それから,その他市長が特に必要と認めるものということでは,まちづくり協議会活動支援市内小学校への教科担任教職員の配置,GIGAスクール構想に対応した小中学校への学習タブレットの整備などに充当をしてございます。  それから,令和3年度の寄附金見込みということでございますけれども,令和3年度当初予算においては,令和2年度の寄附金額の実績を踏まえて30億円の寄附金ということで見込んでございます。  以上でございます。 ○議長高橋典久君) 渡辺秀一君。 ◆11番(渡辺秀一君) ありがとうございます。今,担当課からのお答えの中に,ふるさとづくり寄附金のほうは,翌年度以降に基金から取崩して各事業に活用していると。また,今年度とか,そういった予算の中には,待機児童解消のため民間保育整備事業などの助成金としても使用されているというお話がありましたが,確かにちょっと懐かしい話をさせていただきますが,私がこの市議会に入らせていただいたのが2013年の平成25年,1期目ですね。その頃,ちょうど市の大きな課題の一つで待機児童問題というのがあったかと思います。本当に当時の市議会議員のほとんどの皆さんが,この議場においてこの待機児童解消についての一般質問を相当されたと思いますし,今日は傍聴席にいる川名さんも相当この待機児童解消問題にはいろいろ御尽力いただいたと思いますし,また今回,定年を迎えます堀部長におかれましても,長年この待機児童解消問題というのは,ずっといろいろ対応に追われていたのかなと思います。  そして,このふるさと納税の歴史を少しひも解いてみますと,平成20年度から,このふるさとづくり寄附金事業を始めております。当時,今,御答弁がありましたとおり,当初は数十万円から数百万円,100万円ちょっと行くか行かないかだったというお話も伺っております。またその後,平成28年度に返礼品返礼品協力事業者を拡充し事業の拡大を図ったところ,その結果,平成28年度には約6億円のふるさと納税寄附額を集めることができたと,そういった,先ほどお話がありました。  松丸市長におかれましては,たしか平成28年12月に市長に就任されました。翌年の平成29年9月には当然前年度の,平成28年度の決算をしますよね。当時そのときに,決算書平成28年度のふるさと納税として6億円の寄附金が集まったと思います。そしてそれから執行部は翌年の平成30年度の予算編成をしていく中で,非常にこのふるさと納税寄附金というのが,いろんな意味でこの施策に対して充当ができたのではないかと私は推測します。  その中で,平成30年度の予算書に初めて保育所整備事業というのが組み込まれました。予算規模では当時3億9,369万円,うち財源といたしましては,国庫支出金と,その他としてふるさと納税からの基金が充当されたと記憶しております。このことから見ますと,その後,保育所整備事業にこのふるさと納税の基金が,毎年充当されています。  ということは,8年,9年前,1期目から非常にその待機児童解消というものを,当時の会田市政も相当取り組んではいたかと思いますが,一気にふるさと基金事業というのが加速化された中で一つの解消のめどになったのかなと,私はそういうふうに感じますが,そこら辺も含めて市長の考えとか,市長も当時を振り返ってどのように考えたのか,お伺いしたいと思います。 ○議長高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長松丸修久君) これは議員時代から,やはり財政は,不交付団体であっても非常に厳しいという部分,キャッシュフローの部分においては非常に厳しいんだという感覚は持っておりましたし,また,新たな行政として財源をつくるといっても,ある意味では,住民税にしても,固定資産税にしても,都市計画税にしても,やはりこれは国の関与が欠かせないというようなことがございました。そういう中で,新たなふるさと納税の制度というのは,まさしく努力をすればそれが報われる制度だというふうに私は感じまして,やはり財源がなければいろんな理想の実現には至らないというふうに思っておりましたので,そういう意味では,ふるさとづくり基金を利用した財源確保ということに尽力をしてまいりました。  人員的にも昨年から増やして,彼らもやはりモチベーションを上げていろいろと知恵を絞って新しいチャレンジをしてきていただいたと。昨年度は15億円を,目標を10億円上げて25億円だよということで,もちろんその目標に向かって一生懸命やっていただいた結果,ほぼ達成できたというふうに私は認識をしておりますし,そういう意味では,まちを挙げて財源確保を,いろんな返礼品事業者にも協力をしていただいているということもございます。また議会の皆様にも逆に目標をつくっていただいて,議会特別委員会でもつくっていただいて,ふるさとづくり基金推進委員会でもつくっていただいて,皆さんそれぞれの市民の皆さんとの交流も深いというところからすれば,こんなものは返礼品になるのか,ならないかというようなことも含めて,情報をいただけると非常に助かるなというふうに思ってもおりますし,そういう市民自らが,そして,まち挙げて,市全体挙げてやはりふるさとづくり基金の増額に取り組むということは,まさしくチーム守谷になり得る一つの大きな手段なのかなというふうに思っておりますので,その辺も鑑みて,今年25億円で来年30億円ということではありますけれども,議会の皆様には,また途中で補正というようなことも,増額補正ということも含めて努力をしてまいりたいというふうに思っておりますので,何とぞ御理解と御協力のほどよろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長高橋典久君) 渡辺秀一君。 ◆11番(渡辺秀一君) 大きなところでの質問の回答となりましたが,私はそういう取組の中の一つといたしまして,市長の1期目のときに,私の記憶では待機児童ゼロというものをたしか公約に挙げていました。  その後,平成28年12月に市長になって平成29年,すぐに3月ですから,予算のときにはなかなか組み入れなかったが,やはり平成28年度のふるさと納税の結果が,自分の次の平成30年度の予算の中にこの保育所整備事業ということを,このふるさと納税を充当することによって待機児童解消のための大きな一助になったんではないかなと,そういった質問をさせていただいたんですが,そこはどうですか。 ○議長高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長松丸修久君) もちろんそれは思い切って今年というか,今年度,6園開園できたというのは,財源がなければなかなかできなかったことだろうというふうに思いますし,そういう意味でふるさとづくり基金によるところが非常に大きかったというふうに思います。  それまでは,やはり,お金がどのぐらいという,新しい保育園を造るんだという見合いをしなきゃいけなかった部分が,思い切って1年間に5園6園とオープンできたというのは,ふるさとづくり基金による部分が非常に大きかったなというふうには思っております。 ○議長高橋典久君) 渡辺秀一君。 ◆11番(渡辺秀一君) ありがとうございます。本当にずっと長年この待機児童解消というのは,多くの守谷市議会議員も,どうしたらいいんだろうという中で一つのやっぱり解消になるきっかけをつくったというのは,非常に大きな一助となったのではないかと私も思います。  また,先ほど市長のほうから,議会のほうでも特別委員会をつくったらなんていう,そういう意見が出されたので,ちょっと私もああそうかと思ったんですけれども,ちょっと私も議長のところでオフィシャルではない話なんですけれども,当時,長谷川総務教育委員長もいたので,来年の予算編成の中で市長公室の新しいところができるよね,その中にふるさと納税もそこに含まれますよね,そういったところが今後拡大拡充していくには,やはり経済課とかそういったところも関連していくので,できれば市長公室の新しいところを総務系ではなく都市経済常任委員会系にしたらどうですかねと,議長にオフィシャルでないところで話したところ,それは一理あるけれども,やはりその所管ごとのというのは長年にわたって築いてきたものだから,それであれば,確かに別物で横串を刺すようなものを議会でつくるのもありではないかという,そんな話も確かに議会の中で,中というよりはオフィシャルではないところですが,そんな話もありました。今後,それを持ち帰りながら,少し検討をさせていただきたいと考えております。  それでは,次の質問に入らせていただきたいと思います。  (3)の今後の展開について伺いたいと思います。  これからもふるさとづくり寄附金が増収になるのは喜ばしいことでもあります。今後の展開についてお聞かせ願いたいと思います。 ○議長高橋典久君) 市長公室長浜田耕志君。 ◎市長公室長浜田耕志君) 今後の展開ということでお答えをさせていただきますけれども,返礼品,それから,返礼品を扱う協力いただける事業者,これをさらに増やしていきたいというところ,それから,現在,ふるさと納税サイトが8ポータルサイトありますけれども,こちらももう少し増やせないかというところ,それから,ウェブを中心とした広告であったり,また今回ちょっとコロナの関係でできなかったんですが,守谷サービスエリア等々でのイベント告知といったところも,さらなる周知に努めたいというところ,それから,既に御寄附を頂いている過去の寄附者へのさらなるアプローチ展開を図りたいというところ,それと,今,返礼品ということで,物だけは一部のサービスの部分も今,一生懸命取組をしておりますけれども,特に飲食店舗等でのサービス電子感謝券といったところでの拡充,これらを継続あるいは拡大をしていくと,そういった予定で進めております。  また,これまで地方交付税が不交付であったために活用できなかった,これは企業版ふるさと納税というのもあるんですね。ですから,これは今後,来年度からは活用できる見込みでございますので,これもしっかり進めていきたいというふうに思っております。  それからあわせて,市長による営業活動と言うんでしょうかね,ここも引き続きお願いをしていくということでございますけれども,先ほど市長の御答弁にもありましたけれども,議員の皆様におかれましても,引き続き御協力をいただけると幸いでございます。 ○議長高橋典久君) 渡辺秀一君。 ◆11番(渡辺秀一君) 御答弁ありがとうございました。非常に今,企業版ふるさと納税という新たな取組がこれからいいのではないかと,私もつい3日ぐらい前ですかね,たまたま全国の企業版ふるさと納税ってどういう自治体事業をして,どういったところの企業がそれに対してふるさと納税というか,寄附をされているのかというのをちらっと見たときに,これそう言えば,昔,確かに担当課皆さんもおっしゃっていた。しかしながら当時,交付団体ではなかったのでなかなか取り組めなかったが,新年度はそういったところも新たな取組としてされるということは非常に新たな挑戦というか,面白い取組ではないかなと私も期待しています。  また,返礼品等協力事業者及び返礼品等の拡大というところで,ちょっと御質問を数点させていただきますが,まず,そういった中で県の地域資源認定の拡大の働きかけというのが一つあるのかなと思います。当然,返礼品は原則として単一自治体での生産加工されたものでありますが,県が複数市町村において地域資源として認定した返礼品は,当該市町生産加工がなくても,当該地域資源として活用できるという,そういう何か制度があると伺っております。  現在,茨城県の地域資源の認定を受けているのは常陸牛の一品だと伺っていますが,例えば,こういったところの県の地域資源の認定の拡大をしていただくことによって,牛だと常陸牛ですけれども,豚であればローズポークとか結構有名なブランドのものもありますし,今,茨城は干しいもですか,サツマイモ,そういったのを非常に私もよく買うんですけれども,そういったところの働きかけなんていうのも今後してみてはどうかと思うんですが,質問させていただきたいと思います。 ○議長高橋典久君) 市長公室長浜田耕志君。 ◎市長公室長浜田耕志君) おっしゃるとおりでございます。やはり市内の事業者様,ふるさと納税の仕組み上,市内での製品の加工云々というルールがございますので,そこはやはり限界があると思うんですね。ですから,今後の取組としましては,本当に県の認定あるいは地域,守谷市だけではなくて,県,近隣との連携,ここはしっかり進めていって魅力ある返礼品,これを拡充していくということは当然,取り組むべきものだというふうに考えてございます。 ○議長高橋典久君) 渡辺秀一君。 ◆11番(渡辺秀一君) できればこういったところは市長トップセールスの力が非常に試される場でありますので,私は,こういったところで市長には本当に期待したいと思います。  続いてもう一つ,あります。市内業者ECビジネスへの働きかけというのも一つあるのかな,トレンドじゃないのかなと私は考えております。御存じのとおり,近年このECビジネスはまだまだ右肩上がりでありまして,これからも成長が見込まれる産業だと言われております。  さらに,新型コロナウイルスの流行により感染予防の観点からも,実店舗よりもネット販売の需要が伸びることも予想されております。こういった観点から,市内業者ECビジネスへの働きかけをしてもらい,まずはサイト出店料などのかからない,このふるさと納税などを活用してもらいたいと思います。  しかしながら,現状,担当している財政課の方々がこのふるさと納税全般を運営されている中では,やはりこの財政課だけでのマンパワーでは非常に私は不足をされているのかなと。しかしながら,今後そういったところを取り組んでいくには,例えば,今回,この新型コロナウイルス予防感染防止のために,経済課皆さんなど飲食店のほうに出向いてテイクアウトクーポン事業とか,そういった連携を非常に図っています。
     今後そういったところも考えますと,各課ごとではなく,横串と言いますか,経済課とかそういったところの所管の連携というのが,私は必要ではないかと思いますが,そういったところ新年度の取組としてどんな感じで今考えているのか,お伺いしたいと思います。 ○議長高橋典久君) 市長公室長浜田耕志君。 ◎市長公室長浜田耕志君) まさに来年度からは,新しい課としてデジタル戦略課というものが設置をされます。議員言われるとおり,デジタルの技術によってその横串を通すと,そういう部分では財政課経済課だけでなくて,役所の内部をデジタルという新しい技術でしっかり横の連携をつくっていく。そういう組織ができるんだろうというふうに私は思っております。  ふるさと納税に関しても,まさにEC,eコマース,市内の事業者は個人の店舗であったり,なかなか取っつきにくい部分があるわけですよね。ですから,そこをどういう形で支援をしていくかというのも当然あります。今回コロナ環境下において,経済課のほうでも,議員言われたとおり様々なクーポンとテイクアウト,いろいろな事業を展開してございます。全くふるさと納税のほうと連携が取っていなかったというわけではないんですけれども,まさに来年度については,しっかり経済課ふるさと納税のほうも含めて,そこに例えばシティプロモーションもあるでしょうし,コロナ対策対応というのもあるでしょうし,そこはしっかり連携を取りながら進めていきたいというふうに思っております。 ○議長高橋典久君) 渡辺秀一君。 ◆11番(渡辺秀一君) ありがとうございます。本当にこの新年度のふるさと納税基金の中の取組として,非常にこの市内業者の裾野を広げるというのが一つの大きな課題でもあり,チャンスでもあるのかなと思います。  これ,一つの例えなんですけれども,私の後輩で市内で工務店を営んでいる後輩がいます。普通でしたら町の民間の建物とか町大工とか,そういったものが主ななりわいですが,今回,傍ら材木レジンを合わせたような,そういった商品も,最近開発して作っております。それを今回,この守谷ふるさと納税の中に,それを返礼品として,先月からですかね,出店したそうです。材木をレジンで加工するのに非常に時間と技術を要して,なかなか手間暇のかかるもので,これ幾らぐらいで売るのと聞いたところ,寄附金で言ったら15万円近くじゃないととてもとても採算が合わないんだと,それを聞いたときに私も,果たして売れるのかねなんて,ちょっと疑問を抱いていたんですが,出店を先月まで,まだ1か月ぐらいしかたっていないのに,先日お会いしたら,「渡辺さん,返礼の寄附が1件来ました」と,でもこれってすごく,彼からすれば大きなビジネスチャンスであり,大きな発見だったと思います。  今後本当に潜在的に市内の業者がそういったチャンスを広げるという意味では,このふるさと納税って,裾野を広げる意味で大きな役割もありますので,今後そういった働きかけといったところを支援していただきたいなと思います。  そして最後の質問に入らせていただきます。  この,ふるさと基金がいろんな用途で使われた中で,今話したように,いろんな市内業者で新たに,例えばこのふるさと納税に出したい,ECビジネスに参入したい,そういった人を後押しする,また,飲食店とかそういった普通の生産農家といったところで今度加工品として6次化ですよね。  そういったもので新たなECビジネスに挑戦したい,そういう人たちを後押しするような,そういった基金事業的なもの,基金というか補助金とか,そういった新たな使われ道としても,ぜひ,ひとつ検討していただきたいと思いますが,その辺はどのように考えているのか,お尋ねしたいと思います。 ○議長高橋典久君) 市長公室長浜田耕志君。 ◎市長公室長浜田耕志君) 新たな基金の使い道といいますか,市内業者飲食店舗等々への支援ということでは,当然,先ほどお答えしたとおり,さらに返礼品協力事業者を拡大していく,あるいは,新しい返礼品の開発をして増やしていくということを予定してございます。その中で,どういった支援が市内事業者に対して,飲食店事業者に対してというのは,しっかりと支援策というのを考えさせていただいて,まさに経常経費的にそこに財源を充てるということは,今,想定はしておりませんので,本当に政策的なものに対してしっかり財源を活用させていくということでございますので,引き続き,御協力をいただければと思っております。 ○議長高橋典久君) 渡辺秀一君。 ◆11番(渡辺秀一君) ありがとうございます。新年度も30億円からのふるさと納税寄附金の予算額を御提示された中で,それの3分の1といいますと,10億円が守谷市内の中にマーケットとして,市場としてあると。その10億円のマーケットを,私はやはり一つでも多くの市内の事業者がそれをうまく活用していただきながら豊かな生活になっていただきたい。そういった使われ方が,今後そういった市の寄附額として,市の事業でいろんなところで施策としてこの基金を使われるのは,これ当然もう皆さん御承知だと思いますが,また新たなところで市内でも一つでも多くの事業者がそういった取組に,今こういうマーケット市場がこの市内にはあるんだよというのをまず認識していただきながら,それを活用していただく,そういった仕組みづくりというんですかね,そういった取組をまた今後検討していただきたいと思いまして,私の一般質問を閉じさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長高橋典久君) これで渡辺秀一君の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩をいたします。議場の換気をお願いします。                午前10時33分休憩          ──────────────────────                午前10時45分開議 ○議長高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,引き続き一般質問を続行いたします。  次,通告順位12番,長谷川信市君,登壇願います。  長谷川信市君。                〔12番長谷川信市君登壇〕 ◆12番(長谷川信市君) 通告12番,もりや未来の長谷川信市でございます。本日は3月17日というと,春のお彼岸の入りということです。私も朝,仏様のほうにお線香を上げてから市役所のほうに向かってきました。今回私がこの一般質問最後と,12番目,渡辺秀一都市経済常任委員長,そして私も総務教育常任委員長と,その2人がということで昨日の全員協議会議長のほうからハードルを上げた言葉をいただきました。  先ほど質問に入る前に,ふるさと納税のお話もございました。市長先ほどの答弁の中に,特別委員会をつくって議会としてもというお話がありましたけれども,それは以前に私,議長のほうからお聞きしました。ランチミーティングしたときに,議会としてもそういう特別委員会をつくって,目標に向けて,議会と行政と両輪で行こうじゃないかというようなお話を,議長が先に言っていましたので,ここで皆さんに御報告申し上げます。  そこで一般質問に入りたいと思います。  令和3年度の施政方針に,新型コロナウイルス感染症拡大により,守谷市においても過去に経験したことない厳しい市政運営を強いられると認識している。この未曾有の状況だからこそ,既存概念や前例主義にとらわれることなく,「守谷市には何が必要なのか」「市民の皆様は何を望んでいるのか」,と施政方針に挙げられておりました。  「もりやビジョン」の「フォープラスワン」中の一つに「わくわく子育て王国もりや」というものがあります。その中に含まれる独り親世帯について,今回は,1点通告させていただいております。まず,守谷市において独り親世帯の現状を確認しながら質問させていただきます。  まず1点,市内における独り親世帯数はどのぐらいあるのか,お尋ねいたします。 ○議長高橋典久君) 保健福祉部次長椎名恵美子君。 ◎保健福祉部次長(椎名恵美子君) お答えいたします。  独り親の世帯数につきまして市で把握できておりますのは,児童扶養手当の申請をされている世帯となっております。令和3年2月末現在で,児童扶養手当の申請世帯は461世帯となっております。そのうち実際に受給されている方が351世帯,そのほかの112世帯は所得の要件などによって支給は停止となっております。  以上です。 ○議長高橋典久君) 長谷川信市君。 ◆12番(長谷川信市君) ありがとうございます。児童扶養手当の申請世帯が466世帯,扶養手当を受給されている方が351世帯ということで,この数字を私見たときに非常に多いなというふうに思いました。独り親世帯にとっては様々な苦労があるのかなというふうに思っております。  そこで次に,独り親世帯に対しての市の対応についてお伺いいたします。 ○議長高橋典久君) 保健福祉部次長椎名恵美子君。 ◎保健福祉部次長(椎名恵美子君) お答えいたします。  独り親世帯の方が抱える課題というのは様々あると思います。例えば独り親の方の相談というものですが,本人からだけでなくて,学校とか地域の方などからも相談のほうがつながることがあります。そういった場合には,まずは相談者の方のお話をよく傾聴いたしまして,保護者の方の了解を得た上で,関係する機関と連携して課題の解決に向けた支援計画というのを立ててまいります。  例えば,金銭的な相談につきましては,社会福祉課や社会福祉協議会の協力が必要になってきます。生活保護が必要な世帯なのか,またはフードバンクなど一時的な支援で乗り切れるかなど,必要な支援をしていくことになります。また,例えば子供の問題とか,母親本人の問題などについては,学校や保育所,幼稚園,保健センター,教育支援センターなどと連携をしながら,必要な支援に確実につながるように対応しております。子供が成長するまでの長期的な支援が必要な場合というのもございます。いつでも相談できる場所の提供と,それから広い視野で関係機関と連携して必要な支援の方法を提供し,独り親家庭の支援に努めているところでございます。  以上です。 ○議長高橋典久君) 長谷川信市君。 ◆12番(長谷川信市君) 次長,すみませんでした。質問内容が途中で終わってしまいまして,今の答弁は学校との連携等の質問でございました。  今,答弁の中にいろいろと連携していると,学校,小学校,幼稚園,保育園と,そのお話を聞いて安心いたしました。私も先月,とある小学校へ伺いまして,独り親世帯の状況についてお話をすることがありました。そこで,学校ではやはり行政と連携はうまく取れているということをおっしゃっていましたので,まず安心をいたしました。  様々な問題や課題等々ある独り親世帯に対して,守谷市が実施している支援はどのようなものがあるのかをお尋ねいたします。 ○議長高橋典久君) 保健福祉部次長椎名恵美子君。 ◎保健福祉部次長(椎名恵美子君) お答えいたします。  独り親世帯の方に対する支援といたしましては,児童扶養手当というのがございます。これは,18歳未満,高校3年生が卒業するまでのお子さんを養育する独り親家庭の方が対象で,所得やお子様の人数によって支給額などが変動するものでございます。  そして,守谷市独自として母子・父子福祉住宅手当というのがございます。児童扶養手当を受給している方で,その方の名義で家やアパートなどを借りて住んでいる方に月5,000円支給しております。  そのほかに,高等職業訓練促進給付金事業というのがございます。これは児童扶養手当の受給者や同等の所得水準の独り親家庭の方に,就職に有利な資格を取得するための養成機関で1年以上就学する場合に給付金が支給されるというものでございます。あとはそのほかに,JRの定期券の割引などがございます。これは,受給世帯の方には,JRの通勤や通学の定期券を3割引きで購入できるというものでございます。  それから,母子・父子・寡婦福祉資金の貸付金の制度というのもございます。これは,独り親家庭の方の自立を促進するための資金の貸付けを行うもので,事業開始資金だったり,住宅資金だったり,12種類の貸付金という種類がございます。  以上でございます。 ○議長高橋典久君) 長谷川信市君。 ◆12番(長谷川信市君) 今の答弁によりますと,国の施策,また国と市,または市単独での支援があるということが分かりました。  冒頭に新型コロナウイルス感染症のお話もいたしました。その中で,コロナ禍の中での生活の影響ということが心配されるところでございます。  新型コロナウイルス感染症の影響により,独り親世帯に対する給付金,コロナの関係ですね,給付金の状況と給付金等の独り親世帯への周知,方法はどのようになっているのかお尋ねをいたします。 ○議長高橋典久君) 保健福祉部次長椎名恵美子君。 ◎保健福祉部次長(椎名恵美子君) お答えいたします。  新型コロナウイルス感染症の影響によります守谷市独自給付金といたしまして,子育て王国ひとり親家庭応援給付金,児童扶養手当を受給している独り親世帯の方に対しまして,対象児童1人につき3万円を支給いたしました。対象世帯数は332世帯でございます。  そして国の施策として,ひとり親世帯臨時特別給付金というのを支給いたしました。基本給付と追加給付という項目がございまして,基本給付については児童扶養手当の受給世帯,1世帯5万円,2人目以降の児童1人につき3万円を支給いたしました。支給対象件数は410件となっております。  そして,追加給付というのもございまして,新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した方に対して支給するもの,児童扶養手当の全部停止している方,また受給資格のない方でも該当する場合には支給をいたしました。1世帯5万円です。2月末までの支給件数で331件となっております。また,12月に再度,ひとり親世帯臨時特別給付金の再給付ということで,1世帯5万円,2人目以降の児童1人につき3万円を支給しております。こちらも給付対象件数は410件となっております。  周知の方法といたしましては,市の広報やホームページ,Morinfo,そのほかに市内の施設だったりスーパー,あと駅などにポスターやチラシを掲示いたしました。  以上でございます。 ○議長高橋典久君) 長谷川信市君。 ◆12番(長谷川信市君) ありがとうございました。やはり様々な給付金等がこのコロナ禍の中で行ってきたということでございます。  昨日,報道の中で生活困窮者への支援策を取りまとめる関係閣僚会議で,未来を担う子供たちを第一に考え,独り親,所得の低い子育て世帯に対して子供1人に5万円を支給するという内容の報道がまたありました。やはり国も子供を国の宝ということで,子供たちを本当にちゃんと育てようというような考えで,本当に生活困窮している家庭に給付しようということでございます。  このような中,今回私が独り親世帯にについて一般質問を告知させていただいたわけでございますが,なぜこの問題に取り組んだかと言いますと,昨年の暮れですか,私も所属している守谷ライオンズクラブ,今,渡辺秀一会長の下で活動しているんですけれども,そこで,こういうコロナ禍の中で独り親世帯,本当に困っている家庭に食料の援助をしようという形で,社会福祉協議会とともに「もりやもぐもぐ応援バッグ」という取組をさせていただきました。次長にも大変お世話になったんですけれども,独り親世帯の児童扶養手当のところかな,そこにお知らせをしていただきまして,本当に必要な人に対して,この応援バッグを取りに来てもらって,取りに来られない人は,当日25日クリスマスなので,サンタクロースの格好でその家まで運んで,本当にうれしい,ありがとうというお話をいただきました。そのことを私,本当にもう今まで分からなかったと言うと失礼ですけれども,本当にこれだけで苦しんでいる世帯があるんだなと実感したところでございます。  やはりこの財源の厳しい中,本当に困っている人,そういうところに手を差し伸べるというのが,行政の本来の在り方なのかなというふうに思います。それと同時に,行政にばっかりということもいけませんので,例えば先ほどお話ありましたふるさと納税,新年度は30億円という大きな目標に向けて,行政の力は大変必要でございます。しかしながら,あとは議会も両輪となって資源を取りに行くと言うとおかしいですけれども,財源の確保,そうすれば,おのずと本当に困っている世帯に対して,そういう予算をつけていろいろな事業ができるのかなというふうに思っております。  そこで質問なんですけれども,そのような団体との連携ですか,事業展開,協力体制というのは,私は必ず構築していろんな事業を,単発事業じゃなくて年間を通し何回かできるような体制を取っていく必要があるんだろうなというふうに思いますけれども,そのお考えはあるのかどうかお願いします。 ○議長高橋典久君) 保健福祉部次長椎名恵美子君。 ◎保健福祉部次長(椎名恵美子君) お答えいたします。  先ほど議員のほうからお話がありましたように,昨年の暮れの守谷ライオンズクラブの方々の,この独り親家庭を支援したいという申出,本当にありがたく思っております。もぐもぐ応援バッグ,この配布については,受取りになった家庭からは,私どものほうにも多くの感謝の声が届いておりました。中には,支援してもらって本当にいいのだろうかと,申し込むのにためらいがあったと。でも,仕事や生活に不安を抱えて先の見えない状況の中で,とってもありがたかったという御意見がございました。  独り親家庭の方に限らず,本当に支援が必要な方にどう届けるかというのが課題であるといつも思っております。その課題解決のために,民間団体の方だったり,あとは地域の方のお力を借りながら協力の連携体制を構築していくことが必要であると思います。  今後も,市民の皆様の生活に密着した支援活動ができるように,一緒に協力して取り組んでまいりたいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。 ○議長高橋典久君) 長谷川信市君。 ◆12番(長谷川信市君) ありがとうございます。今,いろんなアンケートの中の御紹介もありましたけれども,やはり市だけではなく,いろんな団体と提携を結んで,守谷市全体でそういう困った人を助けていくという体制が取れれば最高の守谷,そして完璧な王国の誕生になるのかなというふうに思います。  先ほど次長のほうからいろんなアンケートを紹介していただきましたけれども,私も何点かアンケート,このようにアンケートを集計して私も全部読んだんですけれども,読んでいるうちに本当に目頭が熱くなるというか,これだけ大変なんだなというような思いで読ませていただきました。  その中にはいろんなこともあります。紹介します。「生活が本当に苦しくて困っていたので助かりました。本当にありがとうございました」,この最後のほうに面白いというか,ああやってよかった,守谷市は間違っていないんだなというアンケートがありました。「守谷市は独り親家庭にすごく優しい。守谷に越してきましてよかった。本当にありがとうございます」と,守谷に来てよかったという内容もありました。  私もなかなか気づかない点が1点があるんですけれども,何が欲しいですかというアンケート,いろいろなアンケートがあるんですけれども,「塾のシングルマザー割があればいい」と。ということは,本来であれば塾に通わせたい子供がいると,でも実際塾に通わせることができないという親御さんもいる。それは本当に実態だと思います。  私もこういう意見を見ながら,例えば,今,大学生,学校に通えない子供たち,家で勉強しています。そういう大学生とかボランティアを募って,逆に言えばそういう世帯のお子さんたちを寺子屋じゃないですけれども,そういうところに集めて学習をさせるというようなことができれば,本当にそういう生活に困っている方の手助けになるのかなと。  ここにもあるんですよね。「シングルマザー,イコール貧乏,塾に行けない,ばかの負のスパイラル」というふうに思ってしまわないような施策体制を,行政としても取っていくべきだというふうに私は考えたところでございます。  様々なこういう企画運営等を行って,本当に困っている方に手が届くような事業をしていきたいなと,議会としても,そういうものを働きかけていきたいなというふうに思っています。  最後の質問になるんですけれども,堀保健福祉部長はこの3月定例月議会で最後,私のこの一般質問でそこの席から答弁するのも最後になるんだろうなというふうに思います。保健福祉畑も長いと思います。  いろんな苦労,そしてこれからの課題,こうすればもっと守谷の福祉はもっとよくなるよという思いがありましたら,この場で声を大にして教えていただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) 声を大にしてという言葉をいただきました。いつもマイクの声がよく聞こえないと言われていましたので,最後また頑張ってお話をさせていただきたいと思います。  私もこのアンケートを読ませていただきまして,先ほど議員おっしゃったとおり,「負の連鎖」というところに,やはり気がつきました。感謝の声ももちろんありましたけれども,プラス,今度は自分も支援する側に回りたい。そしてそれには負の連鎖を断ち切らなくちゃならないというふうな一文がありました。まさにそのとおりだと思っております。  先ほど椎名次長が回答させていただいたとおり,様々な支援策がございますが,資料に関する助成制度のことにつきましては,さらに皆様に周知を図り,そして相談を受ける体制を強化していく必要があると思っております。次年度から児童福祉課が「のびのび子育て課」そして「すくすく保育課」,この二つに分割をされてまいります。それぞれの役目が,分かりやすく皆様に伝わるようにということでの組織の改編でございます。のびのび子育て課のほうにおいて様々な支援,相談業務がさらによくなることを思っております。  最後,私ごとで大変恐縮でございますが,退職に当たり御礼を申し上げたいと思います。議長はじめ議会の皆様には,大変お世話になり,ありがとうございました。特にこのコロナ禍にありましては,随時議会を開催していただきまして,緊急の予算措置,条例改正など,本当に迅速な審議,対応いただきました。本当にありがとうございました。  特に,保健福祉常任委員会の委員長はじめ委員の皆様には,この定例・臨時議会のたびに大変多くの議案を審議していただきました。本当にありがとうございました。  皆様に支えられて,この行政の数ある仕事の中で,最後に保健福祉の仕事に就けたことは,本当によかったなと感じております。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長高橋典久君) 長谷川信市君。 ◆12番(長谷川信市君) 部長,ありがとうございました。お疲れさまでした。  この私の一般質問,最後の質問になります。  今まで,独り親世帯についていろいろと伺ってまいりました。やはり財源,本当に厳しい,私たち議会としても厳しい財源の中,どのような市民サービスがということを考えながらやっているわけでございますけれども,やはり先ほど私何回も言うように,本当に苦しい人,そこに手を差し伸べる,そういう王国を松丸市長,やってほしいというふうに思っておりますし,先ほど部長のほうからもいろいろありました。やはり,それができて初めての守谷市わくわく子育て王国ということだと思いますので,市長のお考え,本来であれば副市長とかも聞きたかったんですけれども,時間の都合が今日ありますので,市長のお考えを聞きたいと思います。 ○議長高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長松丸修久君) ありがとうございます。まさしく私も,その感想を社会福祉協議会の方から頂いて,最初からずっと読み出したら,途中から本当に目頭が熱くなって胸がいっぱいになって……行政って結局こういうことをやらなきゃいけないんだなというのが,つくづく感じ入りました。  特に,子育てという意味では,無垢な子供たちを伸び伸び健やかに育てていくということにおいては,収入の差って,本当はそれによって差が開くというのはあってはならないんだろうというふうに思っておりますし,そういう意味では,長谷川議員の質問を調整会議の中で,まさしくどこか守谷には優秀な人材がいるから,小学校閉校後の夜でも,そこで塾でもできないかというようなお話をさせていただきました。
     そうすると,これは私も知らなかったんですが,要するに,我々の世代で教わった例えば算数の考え方と,今の学校で教えている算数の考え方が全く違うということもあるんで,なかなか高齢者というか,リタイアした人に教えてもらうということは難しいだろうというふうなことで,まさしく長谷川議員の御提案にありましたように,しからば,では大学生どうなんだと。特に今,みずき野には大学生がおりますし,そういう学校の施設を使って少なくても全小学校の中で,送り迎えをどうするかという問題はあろうかと思いますけれども,そういう取組はぜひしていきたいなというふうに思いますし,経済的な格差が学業の格差になるというのは……私は……許しちゃいけないというふうに思っておりますので,そこはしっかりと対応してまいりたいというふうに思います。  また,今回のそれこそライオンズクラブと社会福祉協議会と一緒にやっていただいた事業というのは,本当に守谷の温かさ,守谷に住んでおられる市民の皆さんの温かさというのを,独り親家庭に届けられたのかなというふうに思っておりますし,実行委員長が会田定彦氏だったのか,即刻,来年も引き続きよろしくお願いしますというメールを送りましたけれども,そういう愛のある行政というのを究極つくっていくことが,守谷の未来の子供たち,また,守谷を愛してくれる子供たちをつくる一つの大きな要因だというふうに私は信じておりますので,引き続き,企業を募ったり,また私もそういう意味では,行政だけでやるんではなくて,やはり多くの市民の皆さんが参加をして,その方たちを支えていくというような形が一番ふさわしいんだろうというふうに思います。  何でも行政,行政というのは,私は違うんだろうなというふうに思いますし,そこに住まわれている皆さんの行為,善意が伝わるような,またそれが守谷の一つの新しい力になるような形が取れればいいなというふうに思いますし,そこに向けて私個人としても全力で支援をしていきたいというふうに思っておりますので,よろしくお願いいたします。 ○議長高橋典久君) 長谷川信市君。 ◆12番(長谷川信市君) 市長,ありがとうございました。やはり市長の答弁を聞きますと,市民を一番に考えてのお答えなのかなというふうに思っております。我々議会も,守谷市民の生活向上第一ということを考えながら,今後とも活動していきたいというふうに思っております。  以上をもちまして,私からの一般質問を終了とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長高橋典久君) これで長谷川信市君の一般質問を終わります。  これをもちまして,本会議中の一般質問を終わります。  以上で,本日の日程は全て終了しました。  本日はこれで散会いたします。                午前11時12分散会...