今後そういったところも考えますと,
各課ごとではなく,横串と言いますか,
経済課とかそういったところの所管の連携というのが,私は必要ではないかと思いますが,そういったところ新年度の取組としてどんな感じで今考えているのか,お伺いしたいと思います。
○
議長(
高橋典久君)
市長公室長浜田耕志君。
◎
市長公室長(
浜田耕志君) まさに来年度からは,新しい課として
デジタル戦略課というものが設置をされます。議員言われるとおり,
デジタルの技術によってその横串を通すと,そういう部分では
財政課と
経済課だけでなくて,役所の内部を
デジタルという新しい技術でしっかり横の連携をつくっていく。そういう組織ができるんだろうというふうに私は思っております。
ふるさと納税に関しても,まさにEC,
eコマース,市内の
事業者は個人の店舗であったり,なかなか取っつきにくい部分があるわけですよね。ですから,そこをどういう形で支援をしていくかというのも当然あります。今回
コロナの
環境下において,
経済課のほうでも,議員言われたとおり様々なクーポンとテイクアウト,いろいろな
事業を展開してございます。全く
ふるさと納税のほうと連携が取っていなかったというわけではないんですけれども,まさに来年度については,しっかり
経済課,
ふるさと納税のほうも含めて,そこに例えば
シティプロモーションもあるでしょうし,
コロナの
対策対応というのもあるでしょうし,そこはしっかり連携を取りながら進めていきたいというふうに思っております。
○
議長(
高橋典久君)
渡辺秀一君。
◆11番(
渡辺秀一君) ありがとうございます。本当にこの新年度の
ふるさと納税基金の中の取組として,非常にこの
市内業者の裾野を広げるというのが一つの大きな課題でもあり,チャンスでもあるのかなと思います。
これ,一つの例えなんですけれども,私の後輩で市内で
工務店を営んでいる後輩がいます。普通でしたら町の民間の建物とか
町大工とか,そういったものが主ななりわいですが,今回,
傍ら材木と
レジンを合わせたような,そういった商品も,最近開発して作っております。それを今回,この
守谷の
ふるさと納税の中に,それを
返礼品として,先月からですかね,出店したそうです。材木を
レジンで加工するのに非常に時間と技術を要して,なかなか手間暇のかかるもので,これ幾らぐらいで売るのと聞いたところ,
寄附金で言ったら15万円近くじゃないととてもとても採算が合わないんだと,それを聞いたときに私も,果たして売れるのかねなんて,ちょっと疑問を抱いていたんですが,出店を先月まで,まだ1か月ぐらいしかたっていないのに,先日お会いしたら,「渡辺さん,返礼の
寄附が1件来ました」と,でもこれってすごく,彼からすれば大きなビジネスチャンスであり,大きな発見だったと思います。
今後本当に潜在的に市内の業者がそういったチャンスを広げるという意味では,この
ふるさと納税って,裾野を広げる意味で大きな役割もありますので,今後そういった
働きかけといったところを支援していただきたいなと思います。
そして最後の
質問に入らせていただきます。
この,ふるさと基金がいろんな用途で使われた中で,今話したように,いろんな
市内業者で新たに,例えばこの
ふるさと納税に出したい,
ECビジネスに参入したい,そういった人を後押しする,また,
飲食店とかそういった普通の生産農家といったところで今度加工品として6次化ですよね。
そういったもので新たな
ECビジネスに挑戦したい,そういう人たちを後押しするような,そういった基金
事業的なもの,基金というか補助金とか,そういった新たな使われ道としても,ぜひ,ひとつ検討していただきたいと思いますが,その辺はどのように考えているのか,お尋ねしたいと思います。
○
議長(
高橋典久君)
市長公室長浜田耕志君。
◎
市長公室長(
浜田耕志君) 新たな基金の使い道といいますか,
市内業者,
飲食店舗等々への支援ということでは,当然,
先ほども
お答えしたとおり,さらに
返礼品協力事業者を拡大していく,あるいは,新しい
返礼品の開発をして増やしていくということを予定してございます。その中で,どういった支援が市内
事業者に対して,
飲食店舗
事業者に対してというのは,しっかりと支援策というのを考えさせていただいて,まさに経常経費的にそこに財源を充てるということは,今,想定はしておりませんので,本当に政策的なものに対してしっかり財源を活用させていくということでございますので,引き続き,御協力をいただければと思っております。
○
議長(
高橋典久君)
渡辺秀一君。
◆11番(
渡辺秀一君) ありがとうございます。新年度も30億円からの
ふるさと納税の
寄附金の予算額を御提示された中で,それの3分の1といいますと,10億円が
守谷市内の中にマーケットとして,市場としてあると。その10億円のマーケットを,私はやはり一つでも多くの市内の
事業者がそれをうまく活用していただきながら豊かな生活になっていただきたい。そういった使われ方が,今後そういった市の
寄附額として,市の
事業でいろんなところで施策としてこの基金を使われるのは,これ当然もう
皆さん御承知だと思いますが,また新たなところで市内でも一つでも多くの
事業者がそういった取組に,今こういうマーケット市場がこの市内にはあるんだよというのをまず認識していただきながら,それを活用していただく,そういった仕組みづくりというんですかね,そういった取組をまた今後検討していただきたいと思いまして,私の
一般質問を閉じさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
○
議長(
高橋典久君) これで
渡辺秀一君の
一般質問を終わります。
ここで10分間休憩をいたします。議場の換気をお願いします。
午前10時33分休憩
──────────────────────
午前10時45分開議
○
議長(
高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。
それでは,引き続き
一般質問を続行いたします。
次,
通告順位12番,
長谷川信市君,登壇願います。
長谷川信市君。
〔12番
長谷川信市君登壇〕
◆12番(
長谷川信市君) 通告12番,もりや未来の
長谷川信市でございます。本日は3月17日というと,春のお彼岸の入りということです。私も朝,仏様のほうにお線香を上げてから市役所のほうに向かってきました。今回私がこの
一般質問最後と,12番目,
渡辺秀一都市経済常任委員長,そして私も総務教育常任委員長と,その2人がということで昨日の全員協
議会で
議長のほうからハードルを上げた言葉をいただきました。
先ほど質問に入る前に,
ふるさと納税のお話もございました。
市長の
先ほどの答弁の中に,
特別委員会をつくって
議会としてもというお話がありましたけれども,それは以前に私,
議長のほうからお聞きしました。ランチミーティングしたときに,
議会としてもそういう
特別委員会をつくって,目標に向けて,
議会と行政と両輪で行こうじゃないかというようなお話を,
議長が先に言っていましたので,ここで
皆さんに御報告申し上げます。
そこで
一般質問に入りたいと思います。
令和3年度の施政方針に,
新型コロナウイルス感染症拡大により,
守谷市においても過去に経験したことない厳しい市政運営を強いられると認識している。この未曾有の状況だからこそ,既存概念や前例主義にとらわれることなく,「
守谷市には何が必要なのか」「市民の皆様は何を望んでいるのか」,と施政方針に挙げられておりました。
「もりやビジョン」の「フォープラスワン」中の一つに「わくわく子育て王国もりや」というものがあります。その中に含まれる独り親世帯について,今回は,1点通告させていただいております。まず,
守谷市において独り親世帯の現状を確認しながら
質問させていただきます。
まず1点,市内における独り親世帯数はどのぐらいあるのか,お尋ねいたします。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部次長椎名恵美子君。
◎
保健福祉部次長(椎名恵美子君)
お答えいたします。
独り親の世帯数につきまして市で把握できておりますのは,児童扶養手当の申請をされている世帯となっております。
令和3年2月末現在で,児童扶養手当の申請世帯は461世帯となっております。そのうち実際に受給されている方が351世帯,そのほかの112世帯は所得の要件などによって支給は停止となっております。
以上です。
○
議長(
高橋典久君)
長谷川信市君。
◆12番(
長谷川信市君) ありがとうございます。児童扶養手当の申請世帯が466世帯,扶養手当を受給されている方が351世帯ということで,この数字を私見たときに非常に多いなというふうに思いました。独り親世帯にとっては様々な苦労があるのかなというふうに思っております。
そこで次に,独り親世帯に対しての市の対応についてお伺いいたします。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部次長椎名恵美子君。
◎
保健福祉部次長(椎名恵美子君)
お答えいたします。
独り親世帯の方が抱える課題というのは様々あると思います。例えば独り親の方の相談というものですが,本人からだけでなくて,学校とか地域の方などからも相談のほうがつながることがあります。そういった場合には,まずは相談者の方のお話をよく傾聴いたしまして,保護者の方の了解を得た上で,関係する機関と連携して課題の解決に向けた支援計画というのを立ててまいります。
例えば,金銭的な相談につきましては,社会福祉課や社会福祉協
議会の協力が必要になってきます。生活保護が必要な世帯なのか,またはフードバンクなど一時的な支援で乗り切れるかなど,必要な支援をしていくことになります。また,例えば子供の問題とか,母親本人の問題などについては,学校や保育所,幼稚園,保健センター,教育支援センターなどと連携をしながら,必要な支援に確実につながるように対応しております。子供が成長するまでの長期的な支援が必要な場合というのもございます。いつでも相談できる場所の提供と,それから広い視野で関係機関と連携して必要な支援の方法を提供し,独り親家庭の支援に努めているところでございます。
以上です。
○
議長(
高橋典久君)
長谷川信市君。
◆12番(
長谷川信市君) 次長,すみませんでした。
質問内容が途中で終わってしまいまして,今の答弁は学校との連携等の
質問でございました。
今,答弁の中にいろいろと連携していると,学校,小学校,幼稚園,保育園と,そのお話を聞いて安心いたしました。私も先月,とある小学校へ伺いまして,独り親世帯の状況についてお話をすることがありました。そこで,学校ではやはり行政と連携はうまく取れているということをおっしゃっていましたので,まず安心をいたしました。
様々な問題や課題等々ある独り親世帯に対して,
守谷市が実施している支援はどのようなものがあるのかをお尋ねいたします。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部次長椎名恵美子君。
◎
保健福祉部次長(椎名恵美子君)
お答えいたします。
独り親世帯の方に対する支援といたしましては,児童扶養手当というのがございます。これは,18歳未満,高校3年生が卒業するまでのお子さんを養育する独り親家庭の方が対象で,所得やお子様の人数によって支給額などが変動するものでございます。
そして,
守谷市独自として母子・父子福祉住宅手当というのがございます。児童扶養手当を受給している方で,その方の名義で家やアパートなどを借りて住んでいる方に月5,000円支給しております。
そのほかに,高等職業訓練促進給付金
事業というのがございます。これは児童扶養手当の受給者や同等の所得水準の独り親家庭の方に,就職に有利な資格を取得するための養成機関で1年以上就学する場合に給付金が支給されるというものでございます。あとはそのほかに,JRの定期券の割引などがございます。これは,受給世帯の方には,JRの通勤や通学の定期券を3割引きで購入できるというものでございます。
それから,母子・父子・寡婦福祉資金の貸付金の制度というのもございます。これは,独り親家庭の方の自立を促進するための資金の貸付けを行うもので,
事業開始資金だったり,住宅資金だったり,12種類の貸付金という種類がございます。
以上でございます。
○
議長(
高橋典久君)
長谷川信市君。
◆12番(
長谷川信市君) 今の答弁によりますと,国の施策,また国と市,または市単独での支援があるということが分かりました。
冒頭に
新型コロナウイルス感染症のお話もいたしました。その中で,
コロナ禍の中での生活の影響ということが心配されるところでございます。
新型コロナウイルス感染症の影響により,独り親世帯に対する給付金,
コロナの関係ですね,給付金の状況と給付金等の独り親世帯への周知,方法はどのようになっているのかお尋ねをいたします。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部次長椎名恵美子君。
◎
保健福祉部次長(椎名恵美子君)
お答えいたします。
新型コロナウイルス感染症の影響によります
守谷市独自給付金といたしまして,子育て王国ひとり親家庭応援給付金,児童扶養手当を受給している独り親世帯の方に対しまして,対象児童1人につき3万円を支給いたしました。対象世帯数は332世帯でございます。
そして国の施策として,ひとり親世帯臨時特別給付金というのを支給いたしました。基本給付と追加給付という項目がございまして,基本給付については児童扶養手当の受給世帯,1世帯5万円,2人目以降の児童1人につき3万円を支給いたしました。支給対象件数は410件となっております。
そして,追加給付というのもございまして,
新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した方に対して支給するもの,児童扶養手当の全部停止している方,また受給資格のない方でも該当する場合には支給をいたしました。1世帯5万円です。2月末までの支給件数で331件となっております。また,12月に再度,ひとり親世帯臨時特別給付金の再給付ということで,1世帯5万円,2人目以降の児童1人につき3万円を支給しております。こちらも給付対象件数は410件となっております。
周知の方法といたしましては,市の広報やホームページ,Morinfo,そのほかに市内の施設だったりスーパー,あと駅などにポスターやチラシを掲示いたしました。
以上でございます。
○
議長(
高橋典久君)
長谷川信市君。
◆12番(
長谷川信市君) ありがとうございました。やはり様々な給付金等がこの
コロナ禍の中で行ってきたということでございます。
昨日,報道の中で生活困窮者への支援策を取りまとめる関係閣僚会議で,未来を担う子供たちを第一に考え,独り親,所得の低い子育て世帯に対して子供1人に5万円を支給するという内容の報道がまたありました。やはり国も子供を国の宝ということで,子供たちを本当にちゃんと育てようというような考えで,本当に生活困窮している家庭に給付しようということでございます。
このような中,今回私が独り親世帯にについて
一般質問を告知させていただいたわけでございますが,なぜこの問題に取り組んだかと言いますと,昨年の暮れですか,私も所属している
守谷ライオンズクラブ,今,
渡辺秀一会長の下で活動しているんですけれども,そこで,こういう
コロナ禍の中で独り親世帯,本当に困っている家庭に食料の援助をしようという形で,社会福祉協
議会とともに「もりやもぐもぐ応援バッグ」という取組をさせていただきました。次長にも大変お世話になったんですけれども,独り親世帯の児童扶養手当のところかな,そこにお知らせをしていただきまして,本当に必要な人に対して,この応援バッグを取りに来てもらって,取りに来られない人は,当日25日クリスマスなので,サンタクロースの格好でその家まで運んで,本当にうれしい,ありがとうというお話をいただきました。そのことを私,本当にもう今まで分からなかったと言うと失礼ですけれども,本当にこれだけで苦しんでいる世帯があるんだなと実感したところでございます。
やはりこの財源の厳しい中,本当に困っている人,そういうところに手を差し伸べるというのが,行政の本来の在り方なのかなというふうに思います。それと同時に,行政にばっかりということもいけませんので,例えば
先ほどお話ありました
ふるさと納税,新年度は30億円という大きな目標に向けて,行政の力は大変必要でございます。しかしながら,あとは
議会も両輪となって資源を取りに行くと言うとおかしいですけれども,財源の確保,そうすれば,おのずと本当に困っている世帯に対して,そういう予算をつけていろいろな
事業ができるのかなというふうに思っております。
そこで
質問なんですけれども,そのような団体との連携ですか,
事業展開,協力体制というのは,私は必ず構築していろんな
事業を,単発
事業じゃなくて年間を通し何回かできるような体制を取っていく必要があるんだろうなというふうに思いますけれども,そのお考えはあるのかどうかお願いします。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部次長椎名恵美子君。
◎
保健福祉部次長(椎名恵美子君)
お答えいたします。
先ほど議員のほうからお話がありましたように,昨年の暮れの
守谷ライオンズクラブの方々の,この独り親家庭を支援したいという申出,本当にありがたく思っております。もぐもぐ応援バッグ,この配布については,受取りになった家庭からは,私どものほうにも多くの感謝の声が届いておりました。中には,支援してもらって本当にいいのだろうかと,申し込むのにためらいがあったと。でも,仕事や生活に不安を抱えて先の見えない状況の中で,とってもありがたかったという御意見がございました。
独り親家庭の方に限らず,本当に支援が必要な方にどう届けるかというのが課題であるといつも思っております。その課題解決のために,民間団体の方だったり,あとは地域の方のお力を借りながら協力の連携体制を構築していくことが必要であると思います。
今後も,市民の皆様の生活に密着した支援活動ができるように,一緒に協力して取り組んでまいりたいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。
○
議長(
高橋典久君)
長谷川信市君。
◆12番(
長谷川信市君) ありがとうございます。今,いろんなアンケートの中の御紹介もありましたけれども,やはり市だけではなく,いろんな団体と提携を結んで,
守谷市全体でそういう困った人を助けていくという体制が取れれば最高の
守谷,そして完璧な王国の誕生になるのかなというふうに思います。
先ほど次長のほうからいろんなアンケートを紹介していただきましたけれども,私も何点かアンケート,このようにアンケートを集計して私も全部読んだんですけれども,読んでいるうちに本当に目頭が熱くなるというか,これだけ大変なんだなというような思いで読ませていただきました。
その中にはいろんなこともあります。紹介します。「生活が本当に苦しくて困っていたので助かりました。本当にありがとうございました」,この最後のほうに面白いというか,ああやってよかった,
守谷市は間違っていないんだなというアンケートがありました。「
守谷市は独り親家庭にすごく優しい。
守谷に越してきましてよかった。本当にありがとうございます」と,
守谷に来てよかったという内容もありました。
私もなかなか気づかない点が1点があるんですけれども,何が欲しいですかというアンケート,いろいろなアンケートがあるんですけれども,「塾のシングルマザー割があればいい」と。ということは,本来であれば塾に通わせたい子供がいると,でも実際塾に通わせることができないという親御さんもいる。それは本当に実態だと思います。
私もこういう意見を見ながら,例えば,今,大学生,学校に通えない子供たち,家で勉強しています。そういう大学生とかボランティアを募って,逆に言えばそういう世帯のお子さんたちを寺子屋じゃないですけれども,そういうところに集めて学習をさせるというようなことができれば,本当にそういう生活に困っている方の手助けになるのかなと。
ここにもあるんですよね。「シングルマザー,イコール貧乏,塾に行けない,ばかの負のスパイラル」というふうに思ってしまわないような施策体制を,行政としても取っていくべきだというふうに私は考えたところでございます。
様々なこういう企画運営等を行って,本当に困っている方に手が届くような
事業をしていきたいなと,
議会としても,そういうものを
働きかけていきたいなというふうに思っています。
最後の
質問になるんですけれども,堀
保健福祉部長はこの3月定
例月議会で最後,私のこの
一般質問でそこの席から答弁するのも最後になるんだろうなというふうに思います。保健福祉畑も長いと思います。
いろんな苦労,そしてこれからの課題,こうすればもっと
守谷の福祉はもっとよくなるよという思いがありましたら,この場で声を大にして教えていただければと思います。よろしくお願いします。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(堀浩君) 声を大にしてという言葉をいただきました。いつもマイクの声がよく聞こえないと言われていましたので,最後また頑張ってお話をさせていただきたいと思います。
私もこのアンケートを読ませていただきまして,
先ほど議員おっしゃったとおり,「負の連鎖」というところに,やはり気がつきました。感謝の声ももちろんありましたけれども,プラス,今度は自分も支援する側に回りたい。そしてそれには負の連鎖を断ち切らなくちゃならないというふうな一文がありました。まさにそのとおりだと思っております。
先ほど椎名次長が回答させていただいたとおり,様々な支援策がございますが,資料に関する助成制度のことにつきましては,さらに皆様に周知を図り,そして相談を受ける体制を強化していく必要があると思っております。次年度から児童福祉課が「のびのび子育て課」そして「すくすく保育課」,この二つに分割をされてまいります。それぞれの役目が,分かりやすく皆様に伝わるようにということでの組織の改編でございます。のびのび子育て課のほうにおいて様々な支援,相談業務がさらによくなることを思っております。
最後,私ごとで大変恐縮でございますが,退職に当たり御礼を申し上げたいと思います。
議長はじめ
議会の皆様には,大変お世話になり,ありがとうございました。特にこの
コロナ禍にありましては,随時
議会を開催していただきまして,緊急の予算措置,条例改正など,本当に迅速な審議,対応いただきました。本当にありがとうございました。
特に,保健福祉常任委員会の委員長はじめ委員の皆様には,この定例・臨時
議会のたびに大変多くの議案を審議していただきました。本当にありがとうございました。
皆様に支えられて,この行政の数ある仕事の中で,最後に保健福祉の仕事に就けたことは,本当によかったなと感じております。本当にありがとうございました。(拍手)
○
議長(
高橋典久君)
長谷川信市君。
◆12番(
長谷川信市君) 部長,ありがとうございました。お疲れさまでした。
この私の
一般質問,最後の
質問になります。
今まで,独り親世帯についていろいろと伺ってまいりました。やはり財源,本当に厳しい,私たち
議会としても厳しい財源の中,どのような市民
サービスがということを考えながらやっているわけでございますけれども,やはり
先ほど私何回も言うように,本当に苦しい人,そこに手を差し伸べる,そういう王国を
松丸市長,やってほしいというふうに思っておりますし,
先ほど部長のほうからもいろいろありました。やはり,それができて初めての
守谷市わくわく子育て王国ということだと思いますので,
市長のお考え,本来であれば副
市長とかも聞きたかったんですけれども,時間の都合が今日ありますので,
市長のお考えを聞きたいと思います。
○
議長(
高橋典久君)
市長松丸修久君。
◎
市長(
松丸修久君) ありがとうございます。まさしく私も,その感想を社会福祉協
議会の方から頂いて,最初からずっと読み出したら,途中から本当に目頭が熱くなって胸がいっぱいになって……行政って結局こういうことをやらなきゃいけないんだなというのが,つくづく感じ入りました。
特に,子育てという意味では,無垢な子供たちを伸び伸び健やかに育てていくということにおいては,収入の差って,本当はそれによって差が開くというのはあってはならないんだろうというふうに思っておりますし,そういう意味では,
長谷川議員の
質問を調整会議の中で,まさしくどこか
守谷には優秀な人材がいるから,小学校閉校後の夜でも,そこで塾でもできないかというようなお話をさせていただきました。