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令和 3年 3月定例月議会-03月16日-04号

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  1. 守谷市議会 2021-03-16
    令和 3年 3月定例月議会-03月16日-04号


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    令和 3年 3月定例月議会-03月16日-04号令和 3年 3月定例月議会                令和3年守谷市議会              3月定例月議会会議録 第4号        ─────────────────────────           令和3年3月16日 午前10時00分開議        ───────────────────────── 1.出席議員 14名     議長 18番 高 橋 典 久 君   副議長 17番 高 梨 恭 子 君         1番 小 菅 勝 彦 君        2番 海老原 博 幸 君         3番 首 藤 太 亮 君        4番 田 中 啓 一 君         5番 山 本 広 行 君        7番 砂 川   誠 君         9番 堤   茂 信 君       10番 高 梨   隆 君        11番 渡 辺 秀 一 君       12番 長谷川 信  君        14番 山 田 美枝子 君       16番 山 崎 裕 子 君 1.欠席議員 6名         6番 渡 辺 大 士 君        8番 神 宮 栄 二 君        13番 青 木 公 達 君       15番 寺 田 文 彦 君        19番 伯耆田 富 夫 君       20番 梅 木 伸 治 君
    1.出席説明者         市長                 松 丸 修 久 君         副市長                田 中   健 君         教育長                町 田   香 君         総務部長               岩 田   賢 君         生活経済部長             飯 塚 俊 雄 君         保健福祉部長             堀     浩 君         教育部長               宇田野 信 彦 君         総務部市長公室長           浜 田 耕 志 君         総務部次長              川 村 和 彦 君         生活経済部次長            鈴 木 規 純 君         保健福祉部次長            稲 葉 みどり 君         教育部次長              小 林 伸 稔 君 1.本会議に職務のため出席した者         議会事務局長             高 橋 弘 人         議会事務局長補佐           山 崎 隆 裕         議会事務局係長            岩 地 祐 子 ┌───────────────────────────────────────┐ │新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため,議場への出席議員を制限して実施した。│ │欠席議員は別室のモニターにて会議を傍聴した。                 │ └───────────────────────────────────────┘ 1.議事日程        ──────────────────────────               議 事 日 程 第 4 号                           令和3年3月16日(火曜日)                               午前10時00分開議 日程第1.市政に関する一般質問     6. 山 田 美枝子 議員     7. 山 本 広 行 議員     8. 首 藤 太 亮 議員     9. 田 中 啓 一 議員     10. 小 菅 勝 彦 議員 1.本日の会議に付した事件  日程第1.市政に関する一般質問        ──────────────────────────                午前10時00分開議 ○議長(高橋典久君) これから本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は11名であります。  定足数に達しておりますので会議は成立いたします。  本日の日程は,昨日に引き続き,市政に関する一般質問であります。        ────────────────────────── △一般質問 ○議長(高橋典久君) それでは,順次発言を許します。  通告順位6番,山田美枝子君,登壇願います。  山田美枝子君。                〔14番山田美枝子君登壇〕 ◆14番(山田美枝子君) 通告順位6番,日本共産党山田美枝子です。  まず初めに,現在の世界的なコロナ禍において,多くの人々が亡くなられています。その貴い命をなくされた皆様に,心より哀悼の誠をささげさせていただきます。また,現在コロナに罹患し入院中の皆様にお見舞い申し上げます。並びに,この時期医療関係に携わる医師,看護師,その他の皆様の働きに敬意と感謝を申し上げさせていただきます。  それでは,私の一般質問。いよいよおととい日曜日,東京に桜の開花宣言がなされましたが,思えば前回の12月定例月議会に,私は,自分の両足の膝の関節に人工関節に置き換える手術をするということを申し上げまして,12月定例月議会の終了後入院いたしまして,議会の皆様の方々には御迷惑をおかけいたしましたが,無事両足の手術を終えまして,退院いたしまして2か月たちまして,今の医学の進歩にも私自身が驚いて,もっと早くやればよかったと思ったぐらいなのですけれども,ステッキをつかなくても少し歩けるようになりましたので,桜を見に行きたいと思うのですけれども,そこまでの元気はないのかなと思っております。  私自身が経験したことで,今回の一般質問をつくらせていただきました。  今回は,市政に対する質問を二つなのですけれども,一つ目は,新型コロナウイルスワクチン接種のスケジュールという大きなくくりで,二つ目は,私も含めて高齢者への介護サービスについてお尋ねしたいと思います。  新型コロナウイルスワクチンについての質問は,昨日堤議員と砂川議員がなされましたので,それとかぶらないような質問をさせていただきます。  まず,新型コロナウイルスワクチン接種が世界規模で1億2,800万回がこれまでに実施されているということです。しかし,まだその大半が一部の国にとどまり,およそ130カ国ではまだまだ実施されていないと,ユニセフ,WHOが警鐘を鳴らし,ワクチンを公平に供給するように訴えています。  日本においては,時事通信の2月の世論調査で,新型コロナウイルスワクチン接種を希望する人は7割以上に上ることが分かっています。  さて,それでは,守谷市においての接種順位,それは,きのうの段階でお2人の議員が聞きましたので,国と同じで,まず医療従事者向け先行接種というのが一,二万人程度,同じく医療従事者向け優先接種というのが370万人程度,高齢者向け優先接種3,600万人程度,その他の基礎疾患のある方優先などとなっています。先に堤議員と砂川議員がその辺も正していただいたのですけども,伺いたいのは,医療関係の中に今救急車ですね。私自身も夫が亡くなりまして救急車を一度呼んで,本当に医療の現場で働く若い人たちに感銘を受けたのですけれども,その救急車のスタッフというのは,医療関係者に入るのかをまずちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  救急隊の方々,この医療機関の接種の中に含まれている状況にございます。  以上です。 ◆14番(山田美枝子君) 広域消防の中の救急隊員だけはというか,広域消防全体ではないのですね。救急隊員の方が医療関係ということで,ワクチン接種優先順位が高いということでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  広域消防の職員全員がこの接種の対象となっております。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 分かりました。当然そのほうがその必要があると思います。  それから,国から来るワクチンの数というのは,分からないとは思うのですけれども,昨日,としての見込み数1日2,500名というのを伺いましたけども,国からのそういう確約みたいのはないのでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えさせていただきます。  接種の計画ですけれども,1週間で2,500人を打つ計画を立てております。国からのワクチンがいつ,どのように具体的入るかというのは,県からの配分が来ますので,そちらにつきましては,まだ確実になっていない状況にございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) まだ,いろいろ皆目その辺の数なども全然分かっていないということなのですけれども。  次の質問なのですけれども,今回の新型コロナワクチンの特性がありまして,それぞれファイザー社とかアストロゼネカ社とか武田も出るなどありますけれども,守谷市にはどの特性のものを考えているのか伺います。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  現在,国において確保しているワクチンは,ファイザー社アストロゼネカ社,武田・モデルナ社この3種類となっております。現在,薬事承認がされておりますのが,ファイザー社ワクチンのみとなっておりますので,当面の間は,ファイザー社のものが配給されるものとなっております。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 分かりました。今,新しいワクチンというのも出てきているようなのですけれども,守谷市としてのワクチン接種体制というのは,準備体制は堤議員も聞きましたけれども,私がちょっと心配しているのは,副反応に関してなのですけれども,副反応が出た場合の搬送体制というか,30分その場にいて,不調になった場合の想定というのは必要だと思うのですけれども,その辺はどうなっているのか伺います。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  接種の後,経過を見ている時点というのは,そこにドクターがいらっしゃいますので,ドクターが処置を行います。また,消防,各医療機関との連携につきましては,接種日程,そして場所,これら情報共有を図っておりまして,スムーズな対応ができるよう調整をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君 ◆14番(山田美枝子君) 昨日の段階で,堤議員に28の医療機関と協力いただけるというお答えをいただいているようなのですけれども,近隣自治体との連携というのは,とても大事だと思うのですね。  副反応が出た場合の緊急の搬送先などが近隣自治体になるということもあり得ると思うのですけれども,その辺はどうなっているのでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  まず,守谷地区,守谷におきましては,取手医師会,取手守谷市,利根町この三つの21町で構成している医師会がございます。この中でまず連絡調整を図っております。そのほか,皆さんが心配していらっしゃる緊急搬送体制等,連携を取りながら調整をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 準備しても足りない,し足りないということはないですけれども,今聞くところによりますと,この間の質問で冷凍保存が必要ということで,もう今5台のワクチン用冷凍庫が来ているというのを伺ったのですけれども,そういうのを聞くと,具体的になっているのだなというのは分かるのですけれども,高齢の方々は,準備段階に入るのかなと。
     この守谷市におきましては,予算措置ワクチンを受けるためのタクシーの券を出すとかというような,積極的な予算措置もなされているようなのですけど,最終的には,新型コロナウイルスは,国の責任で抜本的な対策を立てて,国民の命を守る必要があると思うのですけれども,地方自治体としても国への要望出しつつ,市民の命と暮らしを守るための予算というのはとても大事だなと思うのですけれども,ここで,せっかくですから市長の御意見を伺いたいのですけれども,まず,市長はワクチンをお打ちになるか。今日菅首相が打つらしいのですけれども,市長自身ワクチン65歳以上ということで,いつお打ちになるのか伺いたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) いつ打てるかということが,まず大前提だというふうに思いますので,市民の皆さんがある意味では順番的には市民の皆さん優先で,私は,少し空きができそうなときに打とうかなというふうに思っております。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) ぜひ市民のリーダーシップをより強く取っていただくために,ワクチンを率先してぜひ打っていただきたいなと思います。  まだまだ続くコロナ禍なのですけれども,人的支援と財政支援というのが両方相まって,市民の命と暮らしを守ることになるのではないかなと思うのですね。それで,医療福祉施設への地方自治体としての対応というのは,これからますます大変になってくると思うのですけれども,その辺私たち議会人としてもしっかりと見守らせていただきたいと思いますし,市民の皆様の御意見を議員として受けて,これからも市政の皆様と一緒に頑張っていきたいと思いますので,この質問は,私で3人目になりますので,この辺で終わらせていただきまして,次の質問に移らせていただきます。  高齢者への介護サービスについて伺います。  日本の高齢者人口は増え続け,我が守谷市も例外ではありません。また,75歳以上で年収200万円以上の人の医療費窓口負担を現行の1割から2割に倍増する,菅内閣は2月5日,医療制度改定一括法案を閣議決定し国会提出しました。今,国会での成立を狙っています。新型コロナウイルス感染症による受診控えが起こっている最中に,追い打ちをかける冷酷な政治に高齢者の怒りの声が広がっています。  さて,今回は医療費ではなく,介護サービスについてお尋ねします。  市内には,介護保険サービス事業所が多くあり,訪問介護居宅介護,また,短期入所生活介護通所リハビリと多くのサービス事業所があり,高齢者の病気,重篤化の防波堤になっているのが介護サービスです。  2000年に始まった20年前,私自身が守谷市みずき野の自宅で認知症の始まった姑と,がんの末期の母を両方の自宅で見ていたのですね。そのときに始まったので,とても印象が深いのですね。あの当時の会田市長から,これから介護保険介護サービスが始まるから,それを受けてくれということで,私自身1人では介護し切れなかった。週一度私は東京に趣味の教室に通っていたのですけれども,そのときは,介護サービスの方々がうちに2人来てくれて,姑や母にお弁当を食べさせてくれたり,そういう居宅介護サービスをしてくれたということが,物すごく印象に残っているのですね。あのときからどうなっているか。今の市内の状況,取りあえず前期高齢者後期高齢者の人数,5年前と5年後をお示しいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部次長稲葉みどり君。 ◎保健福祉部次長稲葉みどり君) お答えいたします。  令和3年2月1日現在の,まず前期高齢者65歳から74歳までの方の人数ですが9,362人,後期高齢者75歳以上の方ですが6,622人となっておりまして,合計すると1万5,984人となっております。  5年前平成27年の人口ですが,これは,国勢調査の数字で発言させていただきます。前期高齢者は8,148人,現在よりも1,214人少なかった。後期高齢者は4,503人で,現在よりも2,119人少ない結果でした。  5年後,令和7年,2025年と申し上げたほうが分かりやすいでしょうか。こちらは,推計数です。介護保険の8期計画の推計から引用させていただきます。前期高齢者は7,706人,現在よりも1,656人減,後期高齢者は8,499人,現在よりも1,877人増えると予想しております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) とても分かりやすい,数字だとよく分かるわけですね。5年後はもっと後期高齢者が増えてしまうと。ますます介護サービスという仕事が忙しくなるというか必要になるというか,そういうことが目に見えているわけですね。  私自身も今回,実は,介護認定をしたほうがいいというので認定させていただきまして,今,家に手すりをつけていただきましたけれども,2割負担で7万円の手すりが2万円で済むと。これはとてもうれしいことなのですけれども,そういう介護サービス,私自身も母の要介護をいただきまして,いろいろな資料をいただきました。要支援1,2,要介護1から5までによって,そのサービスの価格というのは決まっているわけなのですけれども,ちなみに,現在のこれから後期高齢が増えるので,ますます要介護が増えると思うのですけれども,現在の要支援者,要介護の1から5までの数を参考までにお示しいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部次長稲葉みどり君。 ◎保健福祉部次長稲葉みどり君) お答えいたします。  まず,報告の月報が出ているのが,令和2年12月現在となっておりますので,そちらの数値でお答えいたします。  まず,第1号被保険者という65歳以上の人数ですが,要支援1,2の認定者は441人,介護の1から5の認定者は1,512人,合計1,953人となっております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) ちなみに要介護1,2,3,4,5で,細かくその1,512人のバランスは教えていただけますか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部次長稲葉みどり君。 ◎保健福祉部次長稲葉みどり君) 要介護1から5の人数でよろしいでしょうか。 ◆14番(山田美枝子君) はい。 ◎保健福祉部次長稲葉みどり君) それでは,お答えいたします。  まず,要介護1につきましては458人,次に,要介護2,392人,ごめんなさい,第1号被保険者だけでよろしかったですね。失礼いたしました。今のは若い人たちも入れてしまいました。訂正です。  要介護1の65歳以上の方が451人,要介護2の方が379人,要介護3の方が284人,要介護4の方が241人,要介護5の方が157人です。1,512人という合計になっております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 今の特別養護老人ホームに入っている方は,ほとんど今車椅子なってしまって,要介護3以上だというのを伺いましたけれども,これからそういう要介護の高い方が増えていって,介護保険サービスをたくさん受けることになると思うので,その辺は,市民の皆さんの税金から補填していかなくてはならないものが多くなっていくのだと思うのです。  私自身が2000年に介護保険制度が始まって,それから,そのときから2人の母が私のうちにいて,だんだんに弱っていって,自宅で見切れないときが来て,特別養護老人ホームに入ったのですけれども,特別養護老人ホームの価格があの頃は,私の主人の母は,板前の奥さんで国保,国民年金だったのですけれども,月6万円ぐらいしかなかったのですけれども特別養護老人ホームの負担が7万円ぐらいだったので,うちから1万円補填するだけで面倒見てもらえたのですけれども,今もう2000年に始まった介護保険制度が2010年に現場の事情を知らない国会議員が決めたことなんでしょう,ユニット式になって,個室なんかができたので,今,特別養護老人ホームも12万円,13,18万円とあの頃の倍以上かかるらしいので,その辺が私はちょっと心配しているのです。  その前に次の質問に入りますけれども,今,老老介護,高齢者の夫婦,私のみずき野独り暮らし,あるいは老老という言い方を言いたくないですけれども,高齢者の二人暮らしと,あと独居と老老介護の方が多くなっているのですけれども,今,市内のそういう家族状況の大体の人数とかお示しいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部次長稲葉みどり君。 ◎保健福祉部次長稲葉みどり君) お答えいたします。  まず,独り暮らしの高齢者ということでお答えさせていただきます。令和2年4月1日現在で,男性が615人,女性1,023人,合計1,638人となっております。参考までに,先ほどおっしゃっていた高齢者のみの世帯というのですか。そこは,今65歳以上としては持っていないのですが,昨年熱中症予防のために80歳以上の高齢者だけで暮らしている方の訪問をさせていただきました。そのときの数としましては,80歳以上のみ世帯というのですか,そこには,夫婦もしくは兄弟でお住まいの方もいらっしゃるようですが,80歳以上のみ世帯が294世帯でした。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) それは,私自身が今みずき野という三井不動産が建てた住宅がもう35年以上たちまして,実感として,うちの前を通る人がほとんど白髪か毛がない,変な言い方なのですけれども,高齢者なものですから,たまに電車乗って,髪の毛が真っ黒な人がこんなにいたんだと思うような状態なのですけれども,本当に目に見えて,お独り暮らしの人がうちの近くのコンビニに独り暮らし用のおかずを買いに行くような姿もすごく目にしているので,やがて一人で暮らせなくなる,やがて老老介護ができなくなると,先ほど言いました特別養護老人ホームに入れればラッキーかなというような感じなのですけれども。  現在の,今市内に三つ特別養護老人ホームがありますけれども,そういうところで生活をさせていただくことが,私はボランティアで何度も行っていますけれども,ああいう過ごし方をさせていただかないと,例えばさっきおっしゃった熱中症ですね。みずき野みずき野集会場に昼間夏の暑いときは来てもいいと,冷房の部屋が用意してありますけども,そうじゃない,そういう大型住宅地ではないところの高齢者は,とても厳しい状況になるのが目に見えているのですけれども,今の市内三つの特別養護老人ホームですね。峰林荘,七福神,もう一つ,それの待ち人数というのですか。ウエイティングの人数などがありましたら教えてください。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部次長稲葉みどり君。 ◎保健福祉部次長稲葉みどり君) お答えいたします。  令和3年2月1日現在で調査した数でお示しします。特別養護老人ホーム3施設の待機者につきましては,市内在住の方で198人となっております。ただ,198人に関しては,3施設,重複して申込みされている方もいらっしゃいますので,実際の数字としましては198人よりは一定割合少なくなると考えております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 私も個人的に特別養護老人ホームに電話かけて聞きました。どの特別養護老人ホームも大体50人ぐらいが待っているというのを聞いたのですけれども,私自身が母を抱えて,そのウエイティングの時期がとても大変だったのですね。認知症の母は出ていってしまって,4時間ぐらい帰らなくて,警察が見つけてくれて帰ってきて足が真っ黒になって,随分小貝川の向こうのほうまで歩いていってて,認知症になっている方は物すごくアドレナリンが出て,遠くまでどんどん歩いていって,でも,感情面は大人ですから,私はどこにいるのと聞けなくて,どんどん歩いていってしまったらしいのです。だから変な言い方ですけれども,早く特別養護老人ホームが空かないかなと思ったことが,すごく強く私自身あるのですね。  それから,末期がんの母もあの頃は,みずき野の医者が自宅に在宅で見に来てくれて,そのお金が1回500円で済んだのですけれども,今その医者も歳を取っていなくなってしまいまして,居宅でそういうがん末期を見るというのは,また物すごく大変なのではないかなと今思うので,特別養護老人ホームの待ち人数,一見東京と比べて,物すごく少ないよと言われるのですけれども,やはり198人待っていらっしゃるということは,それだけ自宅で,母であり娘であり女の人たちが,いかに大変な介護をしているかというのが目に見えて私は分かるので,この辺は行政として,何か対応を考えていくべきではないかと思うのですけれども,市長自身,お母様を亡くされたのですけれども,その辺の介護の実態というのは御存じかなと思ってちょっと伺いたいと思うのですけれども。すみません,意地悪な振り方をしました。 ○議長(高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) ちょうど昨年,もう1周忌終わったばかりなのですけれども,おやじが亡くなって,10年ほど母親と一緒に暮らしておりましたけれども,うちの母親は,少なくとも自分の身の回りのことをし,私の食事をし,作り,私のものを洗濯をし,でございましたので,私は,介護をするというよりも私が助けられていたほうが多いというのが実態でございますので,実感としては,母に関しての介護という部分はないのですけれども,いろいろな方が市内にいらっしゃるし,特に老老介護というお話がありましたけども,非常に大変な思いをされている方が多いのだろうというふうに思います。  また,施設に入っていただいたほうが,介護する側も介護される側もいい環境ができるのだろうというふうに思っておりますし,そういう意味では,待機者が100,200人に余る,200人に届かないにしても,かなりの数の方が待機をしているということであれば,それらを守谷にある施設では優先的に取っていただけるようなお願いもしていかなくてはいけないのかなというふうに思っております。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 市長には,その辺のところ,よくお分かりいただきまして,在宅の介護をしている主に女性たち,最近は男性もいるようですけれども,その辺に対して,の救いの手というか窓口を開けて,いつでも何か事件にならないように。80,90過ぎた高齢者夫婦は,もう夫婦といえどもお互いに負担になっていて,御飯の支度も嫌だというような嘆きを私自身も聞きます。  それから,夫婦けんかといっても段々よく分からなくなって,激しくなって,おばあさんに腕をかじられたおじいさんとか,変な話なのですけれども,いろいろ具体的にそういうのが私の耳に入ってくるものですから,大変な事態がこれからますます起こることはあり得るのではないかなと思って,その辺の認識が,やはり行政が特に窓口があってもらいたいと思います。  この項の最後の質問なのですけれども,災害時,地球が今,大規模災害時代に入ったと言われていますね。雨が降ればゲリラ豪雨,今朝も地震があったので,私は独り暮らしなものですから,娘が我孫子から電話してきましたけれども,土浦で震度4ぐらいだったから大したことはなかったのですけれども,この質問は,介護サービスからちょっと逸脱しているのですけれども,災害時に民生委員の方との連携とか,その老老介護,独居老人に対して,どのような災害時の対応,介護サービスとはちょっとずれるかもしれないですけれども,その辺の体制ちょっと伺いたいと思います。支援体制。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  民生委員の方々,から民生委員の方々については,まず災害時に備えて,平常時での見守り,そして,災害時の避難支援への御協力を依頼しているところでございます。民生委員の方々には,民生委員・児童委員協議会定例会において,災害時における対応や避難行動要支援者の方々の名簿について,説明をさせていただいているところでございます。  民生委員の方が被災時の支援を行う際には,まず,自分の安全を確保していただきながら活動していただくことが基本となっておりますけれども,平常時の心構えとしまして,関係機関との情報伝達方法の協議,小学校区単位での連携,そして,委員が不在だったりした場合の補助体制の協議などを,実際に会議を重ねてやっていただいているところでございます。  私ごとでございますが,私の母1人で今度85歳になるところでございますが,地震があったりした場合には,実は民生委員さんから電話をいただいている状況がございます。各民生委員さんで,それぞれ気を配りながら活動していただいているところでございます。災害時においては,避難所のほうに出向いたり,それから避難行動要支援者の名簿に載っている方のところへ出向いたりと,それぞれ細かい配慮をしていただいているのが現状でございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) ありがとうございました。  実は,その民生委員自身がお年を取ってきて,私の住んでいるみずき野8丁目に8人民生委員がいるのですけれども,今,みんな男性になって,本当は女性の民生委員も必要なのですけれども,高齢になると女性はいろいろ用事があるのでできないのか,民生委員の数も減ると同時に,民生委員の高齢化というのもありますので,その辺がこれからの高齢化社会どうなっていくのかなという心配があります。  今日の質問は終わりなのですけれども,ケアマネジャーという方がいて,ケアプランを作成して,介護サービスを受けるわけなのですね。介護サービス事業者との連絡調整をケアマネジャーがすると。利用者である高齢者が安心して介護サービスを利用できるこのシステムは,誠にありがたいのを私自身実感しています。さっきの人口動向を見ましても,ますますその必要性がこれから増加していくわけですね。特に,この団塊の世代が75歳後期高齢になるということが控えていますので,そのためにこの介護制度,サービス制度の持続可能こそが非常に重要であるというのは,もちろん行政の方は分かっているでしょうけれども,超高齢化社会に向けて,予防重視それがとても大事だと思うのですけれども,予防重視システムへの転換が今こそ必要なのではないかということで,この質問をさせていただきました。  どうもありがとうございました。終わります。 ○議長(高橋典久君) これで山田美枝子君の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩をいたします。議場の換気をお願いします。                午前10時35分休憩          ──────────────────────                午前10時43分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,引き続き一般質問を続行します。  次,通告順位7番,山本広行君,登壇願います。  山本広行君。                〔5番山本広行君登壇〕 ◆5番(山本広行君) 通告順位7番,公明党の山本広行です。  今回私からは,通告に従って,2点質問をさせていただきます。1点目が,安全な室内空間の構築について。2点目が,学校教育現場と教育委員会の連携についてとさせていただきました。  昨日から多くの方の御発言にもありましたけれども,このコロナ禍ワクチン接種もスタートしましたけれども,なかなか進み具合が早いとは言えず,慎重に慎重を重ねているからこそ,時間もかかってしまっている部分も多くあるとは思いますが,それでも何より一日も早いコロナの終息を願うのは,市民誰もが切望しているのは間違いない事実と思います。  そこで,今回私からは,ある非常に興味深い点を見つけましたので,この場で取上げさせていただきたいと思います。  通告書に記載のとおりなのですが,プラチナチタン触媒のエアープロットについてです。これは,なかなか聞き慣れない言葉かもしれませんけれども,簡単に一言で言えば,空気中の有害物質を分解する触媒技術をエアープロットといいます。このエアープロットという名称は商品名でありまして,静岡県にある会社が特許を取得した技術の名称になります。ここで,事前にお断りを入れておきますけれども,私自身は,こちらの会社とは一切関わりはございません。ただ,市議会議員として,このコロナ禍でお役に立てる,市民の皆様の一助となると思いまして,取上げさせていただく次第ですので,御承知おきください。  それでは,早速ここで質問させていただきます。  このプラチナチタン触媒のエアープロットは,執行部の皆様は御存じでしたでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) お答えいたします。  このプラチナチタン触媒のエアープロットにつきましては,管財課の職員や建築課建築士の業務の範囲内におきましては聞いたことはございませんでした。ただ,今回の質問を受けまして,静岡県静岡にございますエアープロットの特許業者など業者のホームページなどを見まして,情報のほうを確認させていただきました。  先ほど議員からございましたように,エアープロットにつきましては,窓ガラスに塗布,塗るだけで様々な空気が汚れる原因物質を分解しまして,きれいな空気の住空間を提供,健康をサポートする窓ガラス用プラチナチタン触媒ということで,非常に簡単にきれいな空気環境をつくる技術なのかなといった感想を持ったところでございます。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) 失礼ながら認知度がこの茨城県ではまだ低いので,御存じないのは失礼ながら致し方ないかとは思います。かくなる私も知人からこの話を聞くまでは一切存じ上げませんでした。  光触媒は聞いたことがあったのですけれども,その光触媒よりもさらに一歩前進したのが,このプラチナチタン触媒なので,今回は,このプラチナチタン触媒のエアープロットについて,先ほど答弁いただきましたけれども,私の知っていることをここで少しお話しさせていただければと思います。  私の友人から,「山本さん,こんないいものがあるのですよ。」というふうに紹介されまして,仲のよい友人でしたもので,また当初は,何か営業してきたのかなというふうに軽く受け流そうかなと思っていた部分があったのですが,新型コロナウイルスも含めて,分解する簡単な方法があるというふうに言われて,疑いながらも一応聞く耳を持ったわけであります。  ここで,私が得た情報として紹介させていただきますと,このエアープロットというのは,どういった仕組みかといいますと,窓ガラスにプラチナとチタンを塗布すると。作業としてはこれだけになります。このプラチナとチタンが太陽光のエネルギーで空気中の化学物質や有機化合物を水と二酸化炭素に分解しまして,常にきれいな空気環境をつくることができます。太陽光のない夜間でも効果があります。一般の戸建て住宅で作業する場合ですと,大体約二,三時間ほどで施工が完了するそうです。施工費は,1平米当たり1万5,000円からというふうになっていますので,金額としてはやや割高感があります。  そして,このエアープロットをすることで,何ができるかというところですけれども,先ほども述べましたように,空気中のウイルスや細菌を徹底分解しまして,感染を予防する効果が極めて高いということです。  では,空気中の有害物質とは,どのようなものに効果があるかというところなのですが,以下の有害物質に効果があるそうです。花粉,カビ,ダニの死骸やふん,ハウスダスト,ウイルス,結核菌などの細菌,ホルムアルデヒド,PM2.5,また,臭いの元となるたんぱく質などです。このプラチナチタン触媒では,従来の触媒技術に比べて9倍の分解効果をJIS試験でも認められております。また,約10年前に国土交通大臣認定も取得しておりまして,ロシアのウイルス学生物工学研究センターでも,このエアープロットがウイルスを分解することが実証済みというふうになっています。  また,私が一番興味を引かれたところとしては,13年前にこのエアープロットを施工した幼稚園では,施工後インフルエンザでの集団感染がゼロ,また,花粉症やぜんそくなども園内に入ると出てこないというふうなことがあります。また,シックハウスなどの有害物質もなくなるため,悪臭などの臭いも除去することに効果があるということです。  さて,等々と私が説明というか紹介というような発言をしていましたけれども,ここ,まだ我が守谷市でも,現状このエアープロットを取り入れる予定はあるのかというところをまず聞かせください。
    ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) お答えいたします。  現段階で分かっていることでございますけれども,エアープロットにつきましては,居室などの空気環境を改善する特許技術でありまして,ガラスにエアープロットを塗布することで,太陽光とプラチナチタン触媒の相乗効果で空気がきれいになりまして,快適で安心できる空気環境をつくることができる。そして,アレルギーの原因となる原因物質,有害物質等々を除去するといった内容だけとなっておりますので,エアープロットにつきまして,活用情報を収集いたしまして,費用や効果,現状などを調査した上で検証が必要なのかというふうに考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) 先ほども申し上げましたけれども,なかなか認知度が低いというのはさることながら,新たな試みに今日出すのは一朝一夕には行かないかと思いますので,すぐ判断はできないかと思われますけれども,ここで,ごめんなさい,先ほど説明した中に抜けている点も何点かありましたので述べさせていただきます。  このエアープロットが1回施工すると,半永久的に効果は持続することです。また,そのガラスに付着しているプラチナを無理やり剥がしたりですとか,要は,薬品を使用して窓掃除をしたりしては駄目なのですけれども,通常の施工後は,そのまま放置で特別問題ないですと。先ほど施工費は1平米で1万5,000円からというふうに言いましたけれども,その後のランニングコストが全くかからないことを考慮すると,非常にコスト的には割安なのではというふうに思います。  また,汚れもつきにくくなるので,乾いた布で軽く窓ガラスを拭くだけで常にきれいな窓が保てるという部分もありまして,窓掃除の手間も省けるというメリットもございます。  そこで,予算等を鑑みると,いきなり大きな場所で行うのは当然リスクがありますので,市内の学校,もしくは保育所,また,高齢者福祉施設などでの試みはどうだろうかというふうにも考えます。実際に静岡県では,官公庁や公共施設でも現在使用されている実績もあります。その実績なども考慮しまして,お考えを再度もう一度お聞かせいただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) お答えいたします。  静岡県静岡の特許取得業者のホームページになりますけれども,窓ガラスに触媒を塗ることによりまして,室内の滞留によりまして,窓に付着した有害物質などを太陽の紫外線によりまして分解するとございます。また,導入実績になりますけれども,静岡県内を中心にしまして,先ほど議員からありましたように,幼稚園,保育所,病院,クリニックなどが挙げられております。  このことから,プラチナチタン触媒のエアープロットの効果になりますけれども,日当たりの良好な個室,比較的小さな部屋などが適当であるのかなと考えられます。守谷市役所庁舎などのように,日当たりが制限されておりまして,各フロアがオープンな施設構造,建築部におきまして,どの程度効果があるか検証が必要なのかなというふうに考えてございます。また,販売ルートが一般住宅を中心にしている点なども,大規模施設での効果検証等も必要なのではないかなと感じてございます。  いずれにいたしましても,先ほど申し上げましたけれども情報が少ないため,施工状況や効果などの情報を集めまして,検証が必要になるのではないかと考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) 既にいろいろとお調べいただいていると思いますので,本当にありがとうございます。  茨城県内にも幾つかこのエアープロットを施工できる業者さんがいらっしゃるようなのですけれども,そのうち1社の施工業者さんにお会いしたときに,このエアープロットは,一番分かりやすく言えば,アフターケアのいらない,半永久的に使える空気清浄機だというふうにおっしゃっていました。今後,アフターコロナになっても需要は大きく見込めるものだと思いますので,初めは,イニシャルコストがかかってもその後のランニングコストがかからないという観点から,非常に魅力的ではあるかとは思います。  また,昨年の春先に噴霧器の購入の予定もあったかと思うのですけれども,NITEから次亜塩素の安全性の観点から中止になってしまった部分を考えれば,それの代用にも使えるものにもなるかと思いますので,ぜひ御検討いただければと思いますので,よろしくお願いいたします。  それでは,2点目の質問に移らせていただきたいと思います。  学校教育現場と教育委員会の連携についてです。  まずは,このコロナ禍の中でもふだんから生徒児童へのしっかりとした教育,勉学を教えていただいている教職員の皆様には感謝いたします。守谷市では,学校教育改革プランの下,守谷市独自の教育施策で前進していると思います。教育という分野に関しては,市長自らも自信を持って,他の行政には秀でていると自負されていると思いますし,私自身も大いに誇れるところだと思っております。しかし,実際の生の声というのはどうなのだろうかと思いまして,実際に私自身が吸い上げたというか,経験した箇所も踏まえて質問させていただきます。  まず,率直に各小中学校からの現場の声というのは,どのような体系のもと,タイムリーに教育委員会のほうに届いているのか,それをお答えいただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 教育部長宇田野信彦君。 ◎教育部長(宇田野信彦君) 各学校の声ということなのですけれども,もちろん定例的な報告をいただいている部分もございます。  毎月,いじめの認知報告であったり,長期欠席児童生徒支援の報告,そういったものは書面にて,毎月提出いただいて確認させていただきます。  それ以外にも緊急な交通事故であったり,あるいは,不審者の情報であったりという,学校からの情報というのも,これは,まず緊急ですので,口頭でお電話等でいただくのが大体多いものです。それも当然文章によってもいただくということで情報をいただいている。それ以外の御要望等々ある場合ですけれども,そういったものが直接教育委員会のほうでお受けしているという,これは,直接お電話であったり,あるいは,校長会等を通じて御要望いただく等もありますけれども,そういったことで状況の把握に努めているところでございます。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) 連絡を密に取り,報告していただいているとのことですので,必要な情報の交換がスムーズにできているかと思うのですけれども,まずちょっと1点目に取上げさせていただくのが,児童生徒側からの目線であります。  今回,私のほうで一つ,いじめを受けている方と接触する機会がございました。そのいじめの被害を受けている保護者の方とお話しまして,私自身も直接学校に出向いたりして,対応に当たったりもさせていただきました。しかし,話を伺っていくと,学校現場の声とまたいじめを受けている生徒の保護者の声,また,教育委員会が得ている情報など,正直本当にタイムリーに伝わっているのかと疑念を抱いたことが多々ありました。というより,現在起きている問題に対して,真剣に解決する方向に動いているのかがよく見えない部分なんかがございました。その点なども含めて,しっかりと意思疎通は取れているのかをお答えいただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 教育部長宇田野信彦君。 ◎教育部長(宇田野信彦君) いじめに対してということで,学校の対応,まず現場での対応になってくるのですけれども,いじめの対応をちょっと御説明させていただきますと,各学校に,これは常設なのですけれども,いじめ対策本部というのを立ち上げていただいております。もちろん教育委員会のほうでものいじめ対策本部というのが別にあるわけなのですけれども,学校においては,いじめ事案報告,あるいは児童生徒への対応ということ,それから今後の指導方針,児童生徒の様子,いじめの解消とそういったことに組織的に取り組むということでございまして,実際に,毎月それぞれの学校で教職員全員参加していただいて,対策会議というのを必ず開いていただいております。その中で,先ほど申し上げましたように,いじめの状況把握であったり,それに対する対応ということを皆さんで話し合っていただいて対応していただく,学校全体で対応していただくということをしているところです。  一般的にいじめを受けた,あるいは,いじめを見たお子さん,あるいは,その保護者の方から学校に訴えがあった場合,そのいじめを認知するということになるわけなのですけれども,双方のお子さんにもお話を聞いて,状況確認した上で解決につながるよう指導するということに取り組んでおります。  ただ,発生から教育委員会への連絡等も,先ほど申し上げた紙の報告というのは,定例的に月1回という形になっておりますので,学校側の判断で,緊急であるというような場合を除きますと,いわゆるちょっとタイムラグが発生する場合はあるかと思います。ただ,そういった形で,学校全体あるいは教育委員会も含めて連絡を取り合って,そのいじめに対応しているという状況でございます。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) いじめの問題は,以前に私も一般質問の場で取上げさせてもらいましたけれども,本当に解決するのは難しくて,また,当事者の生徒が,今までどおり学校に通って,不自由なく楽しく生活していける方向に導いていくことが最も大事だと思うのですけれども,当事者の方たちの意思の疎通が図れていなかったりですとか,誰かが人ごとのように捉えていけば,根本的に解決していくことは至極難しいことだというふうに思います。  もう一度,教員の皆様,また,保護者の皆様,あと教育に携わる皆様全員で,よりよい方向に導いていける最善の方法をもう一歩進んで考えていきたいと,また,いくべきであるというふうに思います。子供たち一人一人が安心して教育を受ける環境を整えてあげることは,我々大人の使命でもありますし責務でもあると思います。教職員関係者の皆様には,今後とも何卒誰一人取り残されることなく,教育の権利を平等に持たせていってあげられる努力を継続してお願いしたいと思います。  2点目として,今度は,教職員の皆様の立場,先生側からの現場の声というふうになります。  先日,ある教職員の方からこのようなお話を伺いました。学校敷地内に設置してある児童たちの遊具の塗装が剥がれてきていて,とてもみすぼらしく思えるので,自分で塗装したとのことでした。それも,子供たちが登校している時間帯にはできないので,土曜日の休日に来て,お一人で作業されたというふうなことでした。その方は,当初は,遊具全てを本当に御自身独りで行おうとされていたのですけれども,一つの遊具でとても時間がかかってしまって,全てやるには難しかったというふうにおっしゃっていました。しかし,でも,それは愚痴とかではなくて,とても充実したような笑顔でやってみましたというふうな形でお話されていたのですけれども,ただ,これをですね,一人で行うには限りなく限度があるというふうに思います。  その話を私も聞いて,ちょっと私も疑問を抱いたところだったのですが,学校の管理はが行っているものなのですけれども,それにもかかわらず,お一人の教員の方が休日を割いて,遊具の塗装を塗っているというのは,当然その方,その道のプロの方ではございませんので,本来教員がやるべきことではないことまで行っていることに,非常に疑問を抱いたというところでした。  本来管轄のものがどういった管理基準になっているのか。また,誰が行うのかが明確になっていない部分があるのではないかと思い,ここで質問させていただきたいと思います。  学校側の予算とPTAの予算,また,各役割が明確になっていない,不透明になっている箇所について,今後,どのように対応していくのかというのをお示しいただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 教育部次長小林伸稔君。 ◎教育部次長(小林伸稔君) お答えさせていただきます。  学校の管理運営であったりとか,教育活動に必要な経費につきましては,設置者であるが負担することが,これは法律で定められております。具体的に申し上げますと,先ほど議員から御指摘があった学校の設備,備品の整備や教育活動を行うための教材に係る経費,そのほか学校施設の維持,運営のための消耗品であったりとか,光熱水費を要する経費等については,もう全ての責任において整備負担しているというような状況となってございます。  ですので,先ほどの修繕のお話出ましたが,そちらの費用につきましても,のほうで予算を持っています。かつ,各学校のほうにも均等割で5万円ほど修繕料ということで,軽微な修繕については,学校のほうで業者のほうに依頼をして直していただくとか,やっていただくという形になるのですが,今回教職員の方が自らやっていただいたということなので,教員の方にも中には,御自分でやりたいという方もいらっしゃると思うのですね。もしかしたら,学校に配分された予算では足りないから自分でやったとか,そういった話でやったのか経緯は分かりませんが,もしそういう自分たちでやらなくてはいけないとか負担になるようなことであれば,それは遠慮なく当然の教育委員会のほうに申し出ていただいて,教育委員会のほうでも予算組んでおりますので,その中で対応していきたいなというふうに考えております。  また一方で,PTAのほうの会費なのですけれども,PTAの会費につきましては,PTAの運営や活動費に充てられている以外に,学校環境の充実や改善に使われていたという経緯もありますので,改めて,学校へPTAに公費負担とすべき経費はどういったものなのか,また,そういったPTAのほうで支援を受けることが可能であると考えられるような経費はどういうふうなのか,そういった基準等をお示しさせていただいて,そこら辺を明確にさせていただければなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) ありがとうございます。やはり先生方は教師である以上,使命感とか責任感の強い方ほど御自分でやってしまおうという行動力が勝ってしまうのか,それとも教育委員会との連絡に逡巡したりとか,連携を取るのをおっくうに感じてしまうとかはないと思うのですけれども,自分でやってしまったほうが早い,そういう感覚の方もいらっしゃるのだというふうに思います。もちろん,その行動力には否定はしませんし,本当にただただ感謝する次第なのですけれども,役割が明確にきちんと割り当てられていれば,未然の事故防止にもつながる部分もあると思いますし,貴重な時間の節約にもなると思います。その点も踏まえて,統一された基準というのを明確な基準というのを提示していただいて,共有していただきたく思いますので,どうかよろしくお願いいたします。  私から,今日取上げさせていただいたのは2件のお声なのですけれども,実際の現場の声というのは,まだまだ多くの悩みとか懸念されている事項というのは,多々あるのだというふうに思います。しかし,常日頃から使用している消耗品や維持費に関してだけではなく,教員の方も働きやすく,児童生徒一人一人誰もが楽しく学べる環境をつくっていって差し上げたいなというふうに考えております。  またこれは,私自身にも言えることですけれども,市議会議員として,また総務教育常任委員として,また,私自身も2人の子供の親として,もっと現場に足を運んで現状の問題点ですとか懸念されている事項等しっかりと拾い上げて,反映していけるように努力していく所存でありますので頑張ってまいります。そのためにも,一日も早いコロナの終息を願いまして,私の一般質問を終了させていただきます。今回も市長また執行部の皆様,貴重なお時間を大変にありがとうございました。  以上です。 ○議長(高橋典久君) これで山本広行君の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩をいたします。                午前11時11分休憩          ──────────────────────                午前11時20分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,引き続き一般質問を続行いたします。  次に,通告順位8番,首藤太亮君,登壇願います。  首藤太亮君。                〔3番首藤太亮君登壇〕 ◆3番(首藤太亮君) 通告番号8番,立憲民主党首藤太亮でございます。まず,冒頭に市長はじめの執行部の皆様におかれまして,新型コロナウイルス対策への日頃の運営に関しまして,本当に御苦労と,そして,敬意を表すとともに,改めて感謝の意を申し上げます。引き続き感染状況の把握,そして,一日でも早いワクチン接種を実現していただくべく,継続的な御対応のほどをよろしくお願いいたします。  さて,私が守谷市議会議員となり,早いもので1年がたちました。長いようで短い1年間ではございましたが,その間,世間では様々なことがございました。私にとって,令和2年度の一般質問では,私のライフワークでもあります,守谷市に住む子供たちの保育事業に関する質問,そして,学校教育,環境設備など注力して,一般質問を行ってまいりましたが,令和3年度においては,住みよいまちづくりをテーマに,グリーンインフラ,そして,公共福祉などに関する一般質問を中心に行いたいと思っております。  それでは,通告に従い一般質問に移らせていただきます。  大見出し1の一つ目の御質問になります。こちら稲戸井調節池の利活用について,問いてまいりたいと思います。  令和2年度9月の一般質問でも私のほうで一般質問をさせていただきましたが,こちら大野地区土地活用に関しての御質問をさせていただきました。それと同時に,こちらの稲戸井調節池も合わせ,この15ヘクタールもの大きい広い土地を大野地区とともに,どのように利活用していくのか。今後,全国的にも人口が減少している今,守谷市が魅力あるまちとして,この非常に重要な事業であると私は考えております。  ここで質問をさせていただきます。  稲戸井調節池に関して,占用受渡しイメージの計画上,令和2年度には,用地買収,そして協議が終了していると思います。ですが,令和3年度に関して,今は伐採,掘削作業を行っていると思います。現在の進捗状況をお示しください。 ○議長(高橋典久君) 市長公室長浜田耕志君。 ◎市長公室長(浜田耕志君) まず,国の状況についてでございますけれども,議員今言われたとおり,洪水調節容量確保のための掘削,あるいは,モニタリング調査ということで,地下水位のモニタリング,それから大野川の水位,それから植生の関係であったり,サシバ,オオタカ等の猛禽類のこれらのモニタリングの調査が今実施をされております。  そして,一番関係してくるのが用地買収ですね。用地買収のほうは,全体として,ほぼほぼ済んでいる状況にはありますけれども,まだ困難な案件ということで残っている未買収の部分が若干ございます。が占用をし,利活用を想定しているエリアにおいても数件残っている状況にございます。  それから,の状況ということでお答えをさせていただきますと,河川事務所との情報交換,あるいは調整というのは,随時進めている状況でございます。  また,利活用については,その利活用の構想を策定するために,調査業務,基礎調査業務ということで,昨年度,令和元年に実施をし,その結果の検証,検討を進め,来年度,令和3年度になりますけれども,その利活用構想をまとめる準備を今しているという状況でございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。  では,次の質問に移らせていただきます。  二つ目の質問は,平成31年度,令和元年度の予算計上がされていた5,718万円の事業費についての質問になります。  先ほども聞きましたとおり,当時の計画より若干の遅れが生じているのかなと思います。平成31年度の予算では計上されておりましたが,令和2年度の予算書の中には,全く予算の明記がございませんでした。  稲戸井調節池利活用事業の予算項目に関して,こちら令和2年度なぜ予算計上されていないのか。そして,平成31年度の予算こちらは,どのように利用されたのかお示しください。 ○議長(高橋典久君) 市長公室長浜田耕志君。 ◎市長公室長(浜田耕志君) 平成31年度の予算,これは5,700云々とおっしゃって,571万円ですね。これは,先ほども少し触れさせていただきましたけれども,基本構想策定に向けた基礎調査の業務,これの委託料ということでございます。  それから,令和2年度においての予算計上,今年度においての予算計上というのはしておりませんけれども,今年度において,調査業務の成果を受けてのを検証,検討を行うことということにしておりました。当然,来年度,令和3年度においては,構想をまとめるための最終的な予算を上げさせていただいているという状況でございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございました。  それについての関連の質問になります。  今後,先ほど完結させるというようなお話がございましたが,今後の工事費等でどの程度の費用を想定しているのかお示しください。 ○議長(高橋典久君) 市長公室長浜田耕志君。 ◎市長公室長(浜田耕志君) 整備費用,工事費用ということにおいては,まだまだ国との詰めが残っている,済んでいない部分というのが多々ございます。具体的には,掘削をする,しない,あるいは,どこまで国が整地を見てくれる,どこまでこうやってくれるというところをですね。また,最終的にが占用をできる面積というのも,まだ確定というところまでには至ってございません。これらによって,大分費用が差が出てくるというところもありますし,また,利活用の内容といいますか,何を整備するかによっても当然費用が変わってくるということでございますので,なかなか現段階において,想定ができていないという現状ではありますけれども,利活用の構想の中である程度の目安として,何らかの形でお示しをできればというふうに考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。  それでは,次の質問に移ります。  三つ目の質問に関しては,平成31年度に実施された守谷市子ども・子育てに関するニーズ調査の15項目のうち,遊び場について,,国に対する自由意見の中に,子供たちの様々な遊び場や年齢が異なる子供たちと遊べるような広大な自由広場のような公園といったような文言を私のほうで見つけました。  その結果を受けて,市民の意見,市民が本当に求めているもの,この自由討議の中で,市民の人たちがに,国に要望したもの,この意見を踏まえまして,守谷市としては,今後どのように利活用していきたいと思っているのかをお示しください。 ○議長(高橋典久君) 市長公室長浜田耕志君。 ◎市長公室長(浜田耕志君) 市民の皆様の意見の反映ということで,まずはお答えさせていただきますと,基本構想,先ほどから繰り返しになってしまいますけれども,この構想をまとめる中で,市民の方々の意見を十分聞く,把握をしたいというふうに考えてございます。当然基礎調査の業務,令和元年度に実施した中でも,既存のアンケートなどの自由意見なども拾いながら把握に努めているというところでございますし,第2期の子ども・子育て支援事業計画に関連したアンケート調査,これの本当に小学生の調査,中学生の調査なども入っているようでございますし,不満な理由としても,公園などの子供が外で遊べる場所が近くにないといったようなことも承知をしております。  また,議員言われるとおりに,自由回答の中でも子供の遊べるスペース,これがもっと増えるといいですねであったり,遊び場,居場所についても,子供が安心して過ごせる場所があればというような御意見も,私のほうでも把握をさせていただいております。  利活用の方法ですけれども,まだまだ先ほどもお答えをさせていただきましたけれども,調整するべき部分というのが多々ございます。最終的な占用をさせていただく面積であったり,地盤の高さの問題,あるいは,それによっては,増水時の水がどの辺まで入ってくるかというようなところも検討しなければいけませんし,また,つくばエクスプレスの施設,常磐自動車道もそうですけれども,具体的に本当にそことどのぐらい話したらいいのかとか,離隔の問題であったり,また,サービスエリアがあり,今現在スマートインターチェンジの計画があり,また,大野地区の利活用の計画もありということで,これらとの調整,あるいは連携というところも考えなければいけないというふうに思っています。  その他,例えば行政だけで整備をするというところ以外にも,民間活力の導入といったところの検証というか探る必要は十分あるのだろうというふうに思います。基本構想をまとめて,中でその辺も十分整理をして,想定でき得る案といいますか,望ましい在り方といいますか,そういったところをしっかり整理をさせていただければというふうに考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。近年では,若者を中心にキャンプなどが非常にはやっていると聞いております。スマートインターができて,都内から,また地方からこの緑豊かな守谷市にわざわざキャンプしに来てくれる,そういった若者たちが増えることによって,がより活性化するのではないかと私のほうでは考えております。
     また,には存在しないようなアスレチック場できるか,できないかは,また調査の結果が出ると思いますけれども,アスレチック場やもともと遊水地に造られたような横浜スタジアムであったり,岐阜県にあります河川環境楽園など,様々な全国では,この遊水地を活用して,のPR,そして,の強みに変えているという事業が多々ございます。  今後,このTXが通り,そして,人口が増え続けている守谷,住みやすい守谷,それにプラスアルファでこの稲戸井調節池,そして,大野地区スマートインター,これをぜひ今後の守谷,人口を増やすための,そして,住みよいまちづくりのための守谷として,一つ大事な事業になると思いますので,ぜひ,市民の方の声を反映させながら,非常に私のところに若い方々が農園,農業をしたいと,農地を貸してくれという方非常に増えています。こういった形で無料でというのも難しいかもしれないですけれども,そんなに高くないお金で貸出しをして,若い方々に活力を与えられるようなまちであってほしいと私は願っております。私の一つの提案として,こちらは発言させていただきました。ぜひよろしくお願いいたします。  では,次の質問に移ります。  大見出し2の,こちら守谷市地震災害についての質問に入らせていただきます。  本日,今朝方ですか地震がありまして,私の質問内容は,2月13日に発生した地震についての質問でございます。今,非常に地震が増えておりまして,首都直下型地震も来ると予想されている中で,非常にこの地震問題,地震対策というのは,人の命を守る非常に重要なことだと私は考えております。  まず,ここで質問させていただきます。一つ目の質問です。  2月13日に発生した地震について,守谷市の地震情報の周知の方法についてお示しください。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 2月13日に発生しました地震は,福島県沖で発生し震度6強,マグニチュード7.1で,地震により守谷市は震度4を記録いたしました。このため,守谷市災害時初動対応マニュアルに基づきまして,は,連絡体制に移行し,市民,消防,警察等からの被害情報の収集,また,職員による市内パトロールを行いましたが,で対応できる被害はございませんでした。  しかし,茨城県内の一部の地域で停電が発生しておりましたので,守谷市内の停電情報として,守谷市内では停電が発生していないことや,東京電力パワーグリットの停電情報サイトをツイッターに配信した状況でございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。  いろいろ御対応をしていただいたと思いますが,私のほうで地震発生時は家の中におりまして,子供もちょうど寝ている時間でした。ただ,私の体感では,とても震度4には正直思えないような強さで,正直地震が来たときに子供の寝室にすぐ向かいました。そういったところで,不安になって,同日のホームページを確認させていただいたのですけれども,先ほどお答えしていただいたような守谷市からの情報が私のほうでうまくキャッチできなかったのですが,それはなぜかという関連の質問なのですけども,お答えいただければお答えください。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えします。  先ほど御説明いたしましたけれども,災害の状況を把握したときに災害がなかったということで,ただ,先ほど停電が一部ありましたということで,早期に発信できるツイッターのほうでさせていただきました。ホームページのほうにつきましては,災害がなかったので,結果的にはホームページには掲載していなかったという状況になってございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。  守谷市のほうのツイッターで周知したということですけれども,私,先日守谷市のツイッターを確認しまして,今回の実際に投稿されたページのリツイート,引用リツイートいいね数を確認させていただきました。その結果,6件のリツイート,2件の引用リツイート,25件のいいねの結果でございました。私の主観から申しますと,非常にこのいいね数が少し少ないかなというふうに思います。特に,各SNS,フェイスブックと違ってツイッター,非常に検索エンジンに引っかかりづらい媒体となっています。ハッシュタグ等地震の情報守谷市とハッシュタグをつけていたようですけれども,検索エンジン結果,ページに出てきた結果が5ページ,6ページに表示されております。このとき,守谷市地震で検索した際にすぐに出てくるページとしてはホームページ,そしてフェイスブックページ,これが非常に有効なのかなと私のほうで感じております。  ここで一つ,これは提案ですけれども,ツイッターのほう,もし行うのであれば,少しホームページのほうも活用しながら,各媒体の弱点を補うような形で,今後地震の情報等を投稿していただければなというふうに感じました。  そして,こちら私のほうで個人的に質問したい内容として,災害時,ホームページ,ツイッター,フェイスブックのほうは確認したのですけれども,災害時こそMorinfoを活用すべきではと私のほうで感じました。こちらMorinfoの活用に関して,何かお考えがあれば示しください。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) Morinfoにつきましては,災害モードに移行しますと,アプリの登録者にお知らせする機能がありますが,今回の状況としては,被害報告もなかったため,通常運用のままになってございました。  今後は,震度4程度でも被害の状況によって,Morinfoを活用した情報発信等さらに活用を検討してまいりたいと考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。  では,次,二つ目の質問に移ります。  二つ目の質問は,地震発生時の震度を計測する震度計測設置場所についてお尋ねしたいと思います。  過去にも私以外の各議員の方々から,何度かこういった形で質問はあったかと思います。ただ,私を含め守谷市には,新たに他市町村から引っ越しをされている方,他県から引っ越しをされる方,非常に多い地域になっております。この引っ越しをしてきた新しい住民の方々は,振動測定器,震度計測設置場所を知らない方が多いかと思います。  そこで質問ですが,震度計測設置場所についてお示しください。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 守谷市の震度計につきましては,茨城県により県内多くの市町村と同様に庁舎敷地内に設置してございます。設置場所の詳細につきましては,茨城県より防災上の対応ということで,気象庁が示す情報以外は控えるということになってございますので,詳細につきましては御了承いただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。  すみません,一つちょっと関連の質問をさせていただきます。  震度計測器の設置基準,先ほどお話伺いました気象庁のほうが設置場所を決めているということだと思うのですけれども,こちら,もともと設置してある場所,守谷市に関しては地盤が非常に強いと私は思っております。  地盤が強いところに関しては,先ほど冒頭でも述べたとおり,震度4だったとしても非常に体感的には強い揺れを感じました。気象庁がこちら設置場所を決めているということは,十二分に理解はしているのですけれども,実際,今回,前回の2月13日の地震,非常に不安に感じられた方が多いかと思います。市民が安全に,しかもこのまちに住み続けたいと思っていただくには,こういった災害に対しての安心安全という気持ちが非常に大事かと思います。  県もしくはから気象庁に設置場所の変更,申請してみてはいかがでしょうかというのが私の一つの案でございます。これについて,何かお答えできる範囲で。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 先ほど議員おっしゃってございましたけれども,設置場所につきましては,茨城県のほうで設置してございます。先ほど言った気象庁というのは,気象庁の出している地震の内容で,守谷市大柏地内と大柏までしか入っていませんので,そのことで気象庁の示すということでお答えしましたので,気象庁が設置している場所を決めてということではございませんので,よろしくお願いいたします。  先ほどの,提案したらいかがかということでございますけども,気象庁が震度計設置環境基準を定めてございます。この基準に基づきまして,茨城県が震度計を設置,管理してございます。そこで,ここで計測した地震を気象庁が発表してございます。また,機種は同一で気象庁の検定品であり,性能にばらつきはございません。  なお,震度計は年1回の点検をしておりまして,昨年8月の点検においても異常なしという報告を受けてございますので,以上,場所を移動するというような提案のほうは,今のところ考えてございません。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。いろいろと難しい問題,そしてクリアしなければいけないこと,今後非常に出てくるのかなと思います。地震というのは,非常に命に直結するものでございますので,今後とも対応のほう,お願いしたいと思います。  では,三つ目の質問に移りたいと思います。  2月13日に発生した最大震度5弱の地震についてですが,こちら,茨城県防災危機管理部防災危機管理課のほうから資料が出されたと思います。この資料を目にすると,茨城県内の震度5弱,4,3,各地域の市区町村別の名前が掲示されております。そして,その中にですね,市町村の災害対策本部設置状況というものも記載がございました。  三つ目の質問に関しまして,この市区町村災害時の災害対策本部設置基準について,前回,茨城県震度4ということだったのですけれども,ほかの地域で震度4の地域,警戒本部というものを設置しておりましたが,守谷市に関して,こちらの警戒本部並びに災害本部を設置しているという情報が私のほうでは得られませんでした。  どのような経緯から守谷市が災害本部や警戒本部を設置するのかどうかをお示しください。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えいたします。  災害が発生しますと,守谷市は,守谷市災害時初動対応マニュアルに地震の発生状況に応じて,配置体制が定められてございます。震度4では連絡体制,震度5弱では警戒体制,震度5以上で非常体制ということで移行することになってございます。  今回の先日の福島沖地震では,当市は震度4でしたので,連絡体制に移行して対応したということでございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。  ちなみに,今後,東日本のようなすごい規模が大きい地震が来ると予想されていると思いますけれども,先ほどお伺いしたもの以外で,災害時における守谷市の対策などございましたらお示しをお願いいたします。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 規模の大きい地震が守谷市を襲った場合ということでございますけれども,震度5以上の場合は,守谷市地域防災計画の地震災害対策編に基づきまして,は非常体制に移行します。非常体制では,市長が本部長となり,対策本部を設置します。このとき議長,副議長は,対策本部に参加していただくことになってございます。また,警察,消防,自衛隊等を含む防災関係機関,それから,災害時応援協力締結団体等と協力しまして,大規模災害に対応していくこととなってございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) お答えありがとうございます。今までの回答を聞いておりますと,非常に守谷市の職員の方々,非常に頑張っていただけているなと感じました。ただ,それだけに情報発信が,アウトプットのほうがいまいち浸透しないのかなというところが非常に残念でございます。  の職員,そして,守谷市の体制,しっかりとされたものであれば,しっかりとアウトプットをしていただき,市民の方々にそのアウトプットの情報を得て,安心していただけるような体制を取っていただきたいなと思います。  先ほどの質問の関連,もう一つちょっと質問したいことがございます。  現在,スマートフォンが主流となっていると思います。大体皆さんスマートフォンをお持ちの方非常に多いのかなという時代になっておりますが,いち早く情報を得られるツールとしても活用できるのかなと私のほうでは感じております。  災害時の対応,時代とともに変わってくるのかと私のほうではそういった印象を受けておりますが,その中で,いち早く地震情報や安否確認などを,先ほど私Morinfoのお話をしましたが,この地震情報,もしくは安否確認,こういうのをMorinfoでも活用できないかなと,連携を取れないかなと常日頃から感じております。  災害時のMorinfoの今までの活用,今までの活用方法は先ほどお伺いしたのですけれども,今後の活用,後は操作が不慣れな高齢者の方とか,後はスマートフォンをお持ちでない方,もしくは障がい者の方,避難が遅れる障がい者の方,いろいろな方がいると思いますけれども,このスマートフォン,今後デジタル技術を活用して,どのような施策,対策を講じているのかお示しください。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) まず,災害時のMorinfoの使い方についてお答えいたします。  は,災害時に,災害等の情報を収集発信するツールとして,Morinfoを通常モードから災害モードに移行します。移行と同時に,市民に安否確認,それから,職員には安否確認と参集メールが配信されます。市民は,平時のMorinfoのレポート機能を活用し,被害情報レポートで災害,被害状況を投稿することができ,市内の被害情報として災害対策本部で活用するとともに,市民と被害情報を共有します。  また,避難者を自分の行きたい避難所へ誘導ができ,避難所ごとの情報を発信できます。市内の災害情報は,プッシュ式で配信できるなどの機能がありますが,今後も災害時に役立つ機能について,向上に努めてまいります。  また,操作が不慣れな方に対しましてですが,ガラケーと呼ばれているフィーチャー・フォンをお持ちの方には,緊急速報メール,エリアメール,それからメールもりやで発信し,携帯電話等お持ちでない方には,広報車での伝達,Lアラートによるテレビのデータ放送,それから,IBS茨城放送による周知をすることになってございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) お答えありがとうございます。今,幾つか質問をさせていただきましたが,の職員の方,非常によくやっていただいていると私のほうでは感じました。だから,アウトプットのほうの徹底もしていただきたいですし,今後デジタル化が世の中進みまして,今小学校,中学校にICT技術,タブレットが1人1台と,こういった非常に恵まれた環境になっていると思います。  私のほうで,先ほど御回答いただいた中で一つの提案として,ぜひ検討していただきたいこととしては,まず一つ目,今後,今お答えいただいた中で,守谷市の災害時の課題が大きく分けて,二つあるのかなと今率直に思いました。一つ目は,防災無線がないことですね。広報車が走って広報していただくというようなお話がありましたけども,東日本大震災や大きい規模の地震があったときに道路が分散されると予想ができます。先ほど,広報車の伝達とございましたが,これほど大きい地震があった場合,これだけでは不十分かと思います。 そして,二つ目,Morinfo自体のダウンロード数が少ない。これは,ちょっと質問,先ほどのお話に戻りますけれども,Morinfoをせっかく活用して,こういった地震情報やの情報を提供するに当たりまして,ダウンロードがそもそもされてないと意味がないのかなと思います。実際に,私の子供が通っている学校の父兄の方々に実際Morinfoの災害モードの話,私のほうで聞いてみたところ,10人中8人が皆さん災害モードというものを知らなかったというのが現状でございます。こんなすばらしい機能がついているMorinfo,機能も知らない,もしくはダウンロードしていないという方が,市民の方々,非常に多くおられると思います。  また,高齢者に関しては,固定電話のみの方々が多いのかなという印象もございます。そのため,スマートフォンから本来取れるはずの情報を取れず,取り残されてしまうのではないかという傾向にあるのかなと私のほうでは感じております。私としては,守谷市民の大事な市民の方々の命を守るため,こういったものが一つでもクリアできるように,守谷市の体制を整えていただきたいと考えております。  また,上記の二つの課題を解決する方法として,私ものほうにやってくれ,やってくれといつも頼むばかりではなく,一つの提案として,今,の財政の現状,コロナで交流ができないなど,非常に今財政が厳しく,むしろ守谷市は,コロナ禍の状況でよくいろいろな支援や,そして,施策を講じているなと私のほうでは感心しております。だからこそ,使える財源も限られていると私のほうでは自負しておりますので,先ほど申し上げた防災無線,そして,スマホを持っていない方にスマホを配る,もしくは,高齢者の方と情報共有する,いろいろな案がございますが,一番身近にできるものとしては,以前,私の一般質問で松丸市長が述べた御近所で助け合いが非常に大事なのかなと私のほうでは考えております。そのために,交通防災課のほうも,まちづくり協議会こちらとできるだけコミュニケーション,そして連携をとっていただきまして,地域主導,住民主導のまちづくり,これの本当の意味合いをこの地震災害でも発揮していただきたいなと私のほうでは考えております。  震災の10年の節目でございます。守谷市民の生命,そして,暮らしを守るため,いかにして市民全体に災害の情報をいち早く届けるか,このスピードが非常に大事です。地域主体のまちづくり,このまちづくりをしていく上で,災害時に情報の格差があってはいけないと私は考えております。この防災無線をつける,そして,スマホ配る,近所の方々,御高齢者の方々に情報を共有するなど,市民の命を守るため自助努力,自力だけではなくて,公助と共助による連携した対策,人の命がかかっているものであれば,市政がこういった環境を整備するのが必要ではないかと私は思います。  Morinfoやスマートフォン活用とともに,防災無線などの設置を踏まえ,いち早く市民に広報できるよう,安心安全,住みやすいまちづくり,そして,今後,の対応を私も御協力しながら,よろしく申し上げまして,私の一般質問を終わりにしたいと思います。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 災害時の初動マニュアルにおきまして,震度4で連絡体制,それから震度5弱で警戒体制,それから震度5強が抜けていまして,震度5以上でということで非常体制と申し上げてしまいました。正確には,震度5強以上でということで訂正お願いいたします。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) 丁寧な御回答ありがとうございました。ぜひとも,今後とも,こういった地震災害において,非常に重要なことですので,今後ともよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(高橋典久君) これで首藤太亮君の一般質問を終わります。  間もなく正午になりますので,ここで休憩といたします。  午後1時10分より再開をいたします。                午後零時00分休憩          ──────────────────────                午後1時07分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,引き続き一般質問を続行いたします。  次,通告順位9番,田中啓一君,登壇願います。  田中啓一君。                〔4番田中啓一君登壇〕 ◆4番(田中啓一君) 通告番号9番,もりや創世会の田中でございます。まずは,市長はじめとします行政執行部の皆様,日頃からの業務,本当にありがとうございます。新型コロナウイルス感染の関係含め,今後ワクチン接種の多忙もありますので,ぜひとも引き続き,御尽力と御協力のほど,よろしくお願いしたいというふうに思っております。  私の一般質問なのですが,まず大見出しとしては,松並青葉地区の防犯及び交通改善に関する質問ということでして上げさせていただきます。  御存じのとおり,守谷市で人口の増加のエリアであります松並青葉地区は,今後の発展に大きく寄与するエリアでもあります。その反面,人口増加に伴う設備等の障害が多く,改善すべき課題が山積しております。  前回の私の一般質問では,この質問に関連する松並青葉地区の人口増加に伴う小学生の国道横断登下校に関する質問,これを上げさせていただきました。その件に関しましては,現在,地域住民との話合いを定期的に行い,県議会議員の方にも御相談をさせていただいきながら,歩道の拡張という方向で改善策を進めている状況でございます。  その話に関連するかのように,今回の質問も松並青葉地区の防犯灯,交通改善についての要望があり,先だって,先日3月6日に近隣4自治体の自治会長及び関連各位の出席の下,今回の件に関する意見交換の場にお招きをいただき,意見交換をさせていただいた次第でございます。会合の詳細としては,過去に行政への要望を提出された内容として,防犯カメラの設置,二つ目として,信号の設置,それから,速度規制の交通表示,それから,交通標識,横断歩道の増設,いずれに関しても今回の質問にリンクする内容となっておりました。そういった部分を踏まえて,今回の山積された課題と障害を改善事項すべく質問とさせていただきますので,どうぞよろしくお願いをしたいと思います。
     さて,本題に入りますけれども,大見出しの松並青葉地区の防犯及び交通改善ということで,細かくは4点。一つ目は,市内防犯カメラの総数及び設置年度の予算について,二つ目は,松並青葉地区の防犯状況把握と盗難多発による防犯カメラ設置の要請について,三つ目は,市内の信号機の設置に関する状況について,四つ目は,松並青葉地区の松並木通りの信号設置要望について,この4点に絞り込んで端的に御質問をさせていただきます。  まず,一つ目の市内防犯カメラの総台数及び設置年度の予算についてでございます。近年防犯カメラに限らず,ドライブレコーダーや個人のSNS等による動画投稿により,犯罪や事故等が解決される事例が多数ございます。今後の守谷市の防犯カメラについて質問をさせていただきます。  まず,現在,市内に設置されている防犯カメラの総数をお教えいただけると幸いでございます。よろしくお願いします。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 現在,守谷市が管理しております市内の防犯カメラの総数でございますけれども,168基を管理してございます。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございます。  168基ということでございますけれども,では,その中でも令和2年度新規で設置した台数,これをお教えいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 168基のうち,2基が令和2年度に新規設置したものでございます。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございます。  では,現状の今,令和2年度の設置台数ということでございますけれども,新規に設置をする場合,これの防犯カメラの設置の定義であるとか,それから条件等,これは,どの程度満たして,どういうようなことであればこの設置がスムーズにいくかといったところもお示しいただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えいたします。  新規に設置する場合の場所の選定理由でございますけれども,毎年取手警察署に対し,防犯カメラの設置要望書を提出いただいております。その中で,優先順位が高い場所を選定してございます。優先順位の高い理由としましては,近隣市町村を結ぶ主要地方道路,それから,各種犯罪の被疑者車両の通行ルートの可能性があることや,近年,急速に発展し,人口が増加したエリアで,自動車盗難や住宅侵入窃盗などが多発しているというのが挙げられます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございます。  今の設置の定義という大枠の中で,では,そのカメラの設置に関する市民からの設置の要望等は,どの程度この守谷市内の住民の方々から上がってきているのかということをちょっとお教えいただきたいなと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 現在,三つの自治会より要望が提出されてございます。その要望の箇所でございますけども,過去に事故があった交差点,それから,地区の出入り口なる幹線道路,それから,地区内の主要箇所ということで三つ上がってございます。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございます。  近年,先ほども申し上げたとおり,車のあおり運転等,それからSNS含めて,カメラの重要性というか記録として残すことで,最終的にその追跡調査含めたことが有効に行われているというのが昨今の現状でございまして,そういった意味からすると,今後どんどんカメラの設置ないし,刷新というところも以前お聞きしましたけども増えていくし,増やさなければいけないというふうに私個人的には思っています。  では,令和3年度の防犯対策の関連の予算ということになりますけれども,これは,新規設置含めた以外の防犯としての予算,これはどのぐらい設けているのかお教えいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 令和3年度の防犯対策予算で答えさせていただきます。令和3年度の防犯対策予算では2,499万9,000円を計上してございます。昨年度と比較しますと957万円,前年比で言いますと162%の増加となってございます。  また,防犯カメラに係る関連経費等としましては1,819万2,000円となっており,主に,防犯カメラの更新,保守業務が経費の86%,金額にしますと2,574万4,300円となってございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございます。防犯カメラのほうの関連経費のほうまでの数字もお示しいただいたということで,今のこの数字を見る限り,約250万円,これの部分で,半分以上は,防犯カメラのほうに充当していただける予算を設けていただいているということからすると,今後積極的な市民の防犯に関する要望をお答えしていただけるというのも,数字上分かりましたので,ぜひともここのところは,御対応いただけると非常にありがたいなというふうに思っております。  今,守谷市全体のお話と予算のお話をさせていただきましたけども,実際にそうしますと,この議題であります松並青葉地区の防犯状況の把握と,盗難多発による防犯カメラ設置要望というところについて質問をさせていただきたいと思います。  この松並青葉地のエリアに関しては,皆さんも御存じのとおり,非常に今新興住宅立地というところで,住宅の新興が非常に進んでいると。まして,安心安全というようなところで,他県からの移住者が非常に増えている。本当に魅力のあるエリアだなと私個人的には思います。  その一方,このエリアは袋小路になっている場所が多く,それと,その住宅の中でも一方通行になっている箇所がございます。そういった箇所も含めて,非常にこの近年このエリアは,空き巣それから車の盗難,この辺が多発しているという声が実態として非常にありまして,その辺の住民からの不安の声も含めて,現在の松並青葉地区における犯罪件数,特に今冒頭申し上げました車両の盗難,それから空き巣,この二つについて,実態として行政としては,どの程度を状況を把握されているのかというところについてちょっとお答えいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 防犯件数につきましては,令和2年1月1日から12月31日までの1年間において,守谷地区交番管内の主な犯罪件数は,刑法犯総数が239件あり,そのうち自動車盗難20件,それから,空き巣・忍び込みが17件となってございます。そのうち,松並青葉地区につきましては,刑法犯総数が8件,そのうち,自動車盗難6件,空き巣・忍び込みが2件となってございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございます。安心安全という売りでお住まいに他県から来ました方々にとっては,この守谷地区交番内の犯罪件数というところで見ますと,自動車盗難20件,それから空き巣関係が17件,うち,特に私がちょっと気になるのは自動車の盗難ですね。普通では,車を盗まれるという感覚は,あまり一般庶民的にはないですけれども,ここは,このエリア,高所得者が結構多いエリアでもあると私個人的に思っていますし,車のグレードもいい車が置いてあったりというふうに見受けられます。  そういった意味で,こういった自動車の盗難に関しても松並青葉地区6件,約3割近くが松並青葉地区の盗難ということでございますので,そういったことからすると,今後も行政としても,ここのエリアに対しての防犯の目を強めていただきたいと。もちろん,前回,先日お話を市民の方々からいただいた流れとして,強い要望ございました。その辺のところのほうを御理解いただいた上での御判断というところになると思います。  この件に関して,松並青葉地区からこの設置の要件,要望というのは,私は,先日行って聞きましたけども,直接行政のほうにどの程度声が上がっているのかということを踏まえてお答えいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 松並青葉地区から要望は,地区に出入りする幹線道路になる場所に7基防犯カメラ設置の要望いただいております。そのうち,1基,3月末に完了する予定でございます。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございます。この17基の要望というのは,恐らく私もこの3月6日の会合に出たときにいただいている方々の要望と一致がしますので,これも同じ方の御要望だなというふうに思います。  そのうち,1基はこの3月に設置予定ということでございますけれども,どこに設置をするのかお教えいただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えします。  設置箇所は,松並木通りという,一方通行になっているところの北側の街区になります。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございます。  もちろんこの設置ということに関しては,ありがたいというふうに思っておりますけれども,この7基という根拠は,実は,この非常にこの松並青葉地区の自治会の幹部の方々は,どこに防犯カメラをつけると抑止力があって,その盗難した車が見つかるか,犯人が捕まるかというところまではいかなくても,今以上には,犯罪件数が減るであろうというところは,実は民間の警備会社含め,そういった防犯カメラの会社のほうに問合せを非常にまめにされておりまして,この7基というのは,実はそういう根拠に基づいた台数になっています。  そうは言っても台数が予算上の問題もございますし,最終的に落としどころ何台かというのは,今後の話にはなってくると思うのですが,そういった部分からすると,今後設置というところで,ぜひとも私も今回一般質問を上げさせていただいた流れでございますので,何とか現実的に設置に向けていきたいと思うのですが,このエリアの防犯カメラ設置するに当たって障害となる,または,いろいろと問題点,その点があればお答えいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えします。  松並青葉地区は,御承知のとおり電線の地中化ということで,まちの景観を大切にということで,電気を地中化になってございまして,防犯カメラを立てるときに電気の供給をはじめとした課題や,それから,防犯,太陽光を利用した防犯カメラを設置する場合の費用関係,それから民間の宅地から電気を供給できないかということも東電との協力などを今現在実施してございます。  それと,先ほど1か所先に先行してつけた場所というのは,地中化になっていないところでしたので,先行して1か所つけさせていただいた経緯でございます。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございます。そういった意味では,1基先行して,そういった形に設置をしていただいたということに関しては,ありがたい次第です。  今後,今部長がおっしゃったように,ここの問題というのは,電線が地中に埋まっているということですね。それと,詳細説明したとおり,まず一方通行が多く,それから袋小路になっている。いろいろな意味で住みやすいという前提で設計された住宅地ですけれども,実際にオープンしてみると,いろいろな問題が浮き彫りになってきていると。そういった部分,我々行政と市民がうまくタイアップして,問題解決に進んでいければなというふうに思っていますので,その点も踏まえて,この防犯カメラ,特にここだけのエリアではないと思いますが,特に心配されているエリアでございますので,今後御相談させていただきながら進めていきたいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。防犯カメラについては,以上でございます。  次に,同じく松並青葉エリアに信号機の設置というところの部分についてのお話になります。  信号機につきましてですけれども,市内の信号機の設置についての状況,これについてちょっとお伺いいたします。  信号機に関しましては,簡単に設置ができるという認識ではございません。しかしながら,設置場所によっては,今後交通量が多くなることや人口増により横断者が増える,このことを踏まえて,まず先のことまで考えての設置というのは難しいかもしれませんけれども,非常にそういった部分では,この信号についての疑問も市民のほうから多く上がっております。  そういった部分で,令和2年度の市内で信号機を設置したこの件数,実績としての件数をお教えいただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 守谷市におきまして,ここ数年,新規の信号機の設置はございません。直近でいきますと,平成27年に12月と8月に2か所設置した経緯はございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございます。私が想像していたとおり,信号の新規設置という部分に関して御回答いただいたとおり,約5年ほどないという状況であります  そういった部分でございますので,これも密なお話合いの中でのお話ですけれども,次に,信号機の設置の要望件数,これはどの程度,行政のほうに上がってきているのか。また,設置できる条件,この辺のところをお示しいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えします。  令和2年度に新規設置の要望があった箇所は,松並青葉四丁目地内の交差点,カワチ薬局付近が1か所でございます。  設置できる場所の条件でございますけれども,守谷市は,地域住民から設置要望があった場合,交通規制を管轄します取手警察署に守谷市のほうから要望書を提出いたします。 それを受けまして,取手警察署では,交通量調査などを実施し,交通量や危険度,それから,設置することの弊害等を含め,交通の流れの円滑化を図るために設置が必要かどうかを総合的に判断し,必要と判断した場合は,取手警察署から茨城県の警察本部のほうに上申する形になってございます。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございます。今の市内の信号機の設置状況含め,それから新規の設置に当たり,条件と非常にハードルは高いなというふうに改めて認識をいたしました。  最後になりますけれども,松並青葉エリアの信号の設置というところになりますが,実は,これも皆さん御存じのとおり,松並木通りにありますこのカワチ薬局の交差点のところ,ここの信号の要望というところになるのですが,実は,この交差点は私も何度か現場に足を運び,交通状況も含め,それから,歩道どのぐらいの方が渡るかというような調査も含めて見てきましたけれども,既に信号機が設置できる支柱がもう既に建っているのですね。市民の方々からすると,ここにいつかは信号がつくだろうというような,もう形になっているものですから,非常にいつなのかというような御要望がまず上がりました。  そういった部分からすると,なぜ信号がつかないのかという部分ですけれども,実際にその信号をつけるに当たって,交通量であるとか,それから事故件数含め,いろいろな何か条件がつかないとという先ほどのお話ですけれども,このカワチ薬局前の信号をつけるに当たり,この事故件数などは,どの程度行政のほうで把握されているのかというのをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 取手警察署交通課のほうに確認したところ,過去2年の状況を見ると,令和元年度に物損事故が1件,人身事故が1件発生してございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございます。  今の回答の件数からすると,それほど事故が起きているわけでもなく,というところになるのですが,その事故の件数の実態以上に,横軸・縦軸の交差点の中で優先道路とそれから一時停止する側の横軸の道路と,ここが非常に不明確な部分になっていますので,ここのところ,松並青葉の住宅街から一方通行で幹線道路出るには,そこを通らなければならないというところを含めると,非常に信号全部つけるというだけではなくても,例えば押しボタンの信号にするとか,歩行者優先にするとか何かしら今後人口増のことを考えていくと,ましてや信号がいつでもつけられる段取りはついておりますので,ここのところは,もう一度行政のほうでも現地調査含めて,それから交通量いろいろなところの観点から見ていただくということが必要になってくるのではなかろうかというふうに思っています。  この交差点に将来的に信号設置が必要かどうかと,今現状では,どのように認識されているのかお答えいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) こちらの交差点の信号につきましては,令和2年の秋に設置要望を出してございます。取手警察署において,交通量調査を実施したところ,朝夕でも交通量が少ないだけでなく,信号機を設置することにより,円滑な交通の流れを阻害する可能性が大きいという判断をされたところでございます。  今後,交通量の諸状況が変化し,設置の必要性があると判断された場合には,取手警察署から茨城県警察本部に申請し,そこで設置の最終判断がされることになってございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございます。  交通量,それから近隣の人口増というところが,今後の設置に向けてのキーワードになってくるのだろうからと思いますけれども,ちょっとこれは初歩的な御質問になるかと思いますけれども,この松並木とそれから松並青葉の住宅街から入っている横軸の道路について,これは,県道,市道どちらの私の認識だと,昔は,松並木は県道ではなかったかなというふうに思っているのですが,この辺,初歩的な御質問なりますけれどもお教えいただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えさせていただきます。  議員おっしゃいますように,以前は,一方通行になっていた道路につきましては県道でございましたけれども,今現在においては,両方,十字,クロスしている2路線ともの管理道路になってございます。 ○議長(高橋典久君) 田中啓一君。 ◆4番(田中啓一君) ありがとうございました。そうなると,の管轄の道路というところになりますので,そういう意味では,再度住民の声も含め設置に向けて,今にすぐという話はないでしょうけれども,そういった部分で御協力をいただきたいなというふうに思っている次第でございます。  詳細につきましては,今回,この松並青葉地区の質問ということで,防犯,それから,交通改善,この大見出し二つを大きく上げさせていただいた上での質問になりましたけども,改めて,ここの部分については,前回御質問させていただいた小学生の国道294号線の横断,これも松並青葉地区の小学生の問題でございますので,そこも踏まえて,今回のことも付け加えて,私,引き続き,この改善に取り組ませていただきたいと思っておりますので,ぜひとも御協力のほどをいただき,私の一般質問とさせていただきます。どうもありがとうございました。
    ○議長(高橋典久君) これで田中啓一君の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩をいたします。                午後1時38分休憩          ──────────────────────                午後1時47分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,引き続き一般質問を続行いたします。  次,通告順位10番,小菅勝彦君,登壇願います。  なお,小菅勝彦君から資料配付の申出があり,これを許可しましたので,御報告いたします。  小菅勝彦君。                〔1番小菅勝彦君登壇〕 ◆1番(小菅勝彦君) 通告番号10番,立憲民主党小菅勝彦です。コロナ禍の大変な中,執行部の皆さん方にいろいろヒアリング等お時間を割いていただきまして,誠にありがとうございました。  私の一般質問なのですけれども,守谷市地域防災計画,こちらのⅥ原子力災害対策計画について御質問したいと思っております。  まず,2011年,平成23年3月11日金曜日,14時46分18.1秒,宮城県男鹿半島の東南東沖130キロメートルを震源とする東北地方太平洋沖地震が発生しました。この地震による被害が東日本大震災と呼ばれます。  この地震から1時間後に遡上高14メートルから15メートルの津波に襲われた福島県双葉郡大熊町,双葉町にまたがる東京電力福島第一原子力発電所の1号機から5号機で,全交流電源が喪失し,原子炉が冷却できなくなり,1号,2号,3号機が炉心溶解発生しました。それにより大量の放射性物質の漏えいを伴う重大な原子力事故に発展しました。  先週の木曜日で10年の時がたちました。東日本大震災からの復興の様子がテレビ等で紹介されていましたが,福島第一原子力発電所周辺の自治体では復興どころではなく,地震直後のままの状態,そのような状態のまま今も手つかずの状態のところが多くあります。もちろん住民の皆さんは,違う自治体に避難されています。また,避難先から新しい地を求めて,違う自治体に住居を移された方,こういう方もまだたくさんいらっしゃいます。  その中で,東日本大震災で茨城県那珂郡東海村の日本原子力発電株式会社東海第二原子力発電所,こちらで地震のとき原子炉が自動停止しました。外部電源も停止し,約5.4メートルの津波が来襲しました。非常用ディーゼル発電機1台が停止しまして,外部電源が一時止まるということになりました。13日に外部電源が復帰し,15日に原子炉が冷却,冷温停止とこういう状態になり,幸いにも福島第一原子力発電所のような事故にならなかった。実際のところ,これは,かなり際どいところだったようです。そういう深刻な事故になりませんでしたが,その東日本大震災から10年,再稼働に向けた準備が進んでおります。  今回,一般質問するその守谷市地域防災計画,Ⅵ原子力災害対策計画についてです。この守谷市地域防災計画,この中の事故災害対策編,こちらがⅠからⅥまでありまして,Ⅰが総則,全体を示したものです。Ⅱこれが航空災害対策計画,Ⅲこちらが鉄道災害対策計画,Ⅳ道路災害対策計画,Ⅴ大規模な火事災害対策計画,そして,Ⅵとして原子力災害対策計画,六つに分けた対策計画があります。  今回は,先の東日本大震災での福島第一原子力発電所と東海第二原子力発電所の特に,東海第二原子力発電所の再稼働の方針,こちらを鑑みて,Ⅵの原子力災害対策計画,改めて質問いたします。  まず,茨城県のほうで策定しております原子力災害に備えた茨城県広域避難計画との関連について,お尋ねしたいと思います。  茨城県が策定しております原子力災害に備えた茨城県広域避難計画は,地域防災計画,これは原子力災害対策計画編に基づき,あらかじめ避難計画を策定することとされている市町村の取組を支援するため,茨城県広域防災計画原子力災害対策計画編に基づき,広域的な避難先や避難経路,避難者の輸送手段など必要な事項を定めているものです。その中に,3章,住民の避難等に係る広報という項目があります。 この計画は,避難する側の行動について主な内容になっていますが,情報伝達こういったものはとても大切なことだと思います。避難者を受け入れる側も正しい情報が必要と思われます。  守谷市としては,東日本大震災のような地震が発生し,原子力災害が発生した場合,で収集した情報をどのように市民に伝達をするのか,お伺いしたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えします。  守谷市の情報伝達の手段といたしましては,緊急速報メール,エリアメール,それから広報車の伝達,メールもりや,Morinfo,ホームページ,SNS,それからLアラートによるテレビのデータ放送,IBS茨城放送による周知することとなってございます。  守谷市は,情報の発信収集のツールとして,市民生活総合支援アプリ「Morinfo」を使用しておりますが,災害時には災害モードへ移行します。普段使いと同様な方法で身の回りの被害情報を投稿したり,被災情報及び災害対応状況を対策本部等と共有したり,自分の位置から近所の避難所への誘導ができたり,避難所ごとの情報及びからの災害情報の周知を取ることができます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。ちょうど午前中,首藤議員のほうもMorinfo等そういった情報,地震のときのちょうどお伺いしていたところだったので,地震とかそういう災害のときに必ずデマ情報とか,そういったのが最近数多く出回ってきてしまいます。公的な機関,行政ですとか国,県,こういったところの情報が一番大事になるかと思われますので,そちらのほうの徹底といいますか,素早い情報発信こちらのほうはお願いしたいと思います。  続きまして,守谷市守谷市地域防災計画,先ほどから申し上げていますが,事故災害対策編のⅥ原子力災害対策計画をもって,第5節広域避難受入れ体制の準備,ここの第1広域避難受入れ等についてお伺いいたします。  こちらなのですが,は,原子力災害時に備えた茨城県広域避難計画,福島県原子力災害広域避難計画,原子力災害における東海村民の広域避難に関する協定及び原子力災害時におけるいわき市民の広域避難に関する協定に基づき,その避難を支援し,避難者を受け入れるため避難元と綿密に調整を行うとあります。こちら東海村との協定,こちらなのですが,つくばみらい,取手守谷市,それと東海村,31村の協定書というのは,ホームページから確認できたのですけれども,いわきとの協定についてはどのようになっているのか確認したいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えいたします。  いわきにおきましても,災害協定のほうは結んでございます。また,守谷市地域防災計画(事故災害対策編),原子力災害対策計画には,原子炉災害における広域避難として,避難所を定めております。この計画には,いわきの広域避難につきましても適用しておりまして,市内の全避難所の受入れ可能人数5,200人,それから,受入れ可能な避難場所として15か所を提示してございます。しかしながら,災害時の受入れ人数等については,今後調整が必要になってきてございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。いわきとの協定というか,具体的な形みたいなものがまだ見えていないということでよろしいわけですね。ありがとうございます。今,いわきの体制は,今後いろいろ,そのときそのとき確認取るというのは理解いたしました。  東海村との協定にて,東海村作成の避難場所マップというのが私のほうで確認しました。そちらの避難所マップ,こちら守谷市内に15か所,先ほどお示しをしてありました避難場所が記載されていまして,居住地域ごとに避難場所が指定されています。守谷市のハザードマップ,こちらにも出ているところなのですけれども,これに対して,東海村とかのほうでは,さらに,そちらをちょっと遠いのですけれども,1か所1か所指定して,ここはどこどこ地区の方が避難する,こちらはどこどこ地区と細かく指定されております。指定されていることによって,多分東海村の方々がスムーズに移動できる,目的の避難場所に到達できる。かつ,どこ行ったらいいのだろうということがならないようにしているかと思われます。  そこで,ただ守谷市のほうもこのハザードマップ,避難場所,広域避難受入れ避難所ということで指定,丸印がついているのですけれども,守谷市の市民の方々こちらは,ちょっとこれは,どういうことなのだろうかなというふうに思うのではないかと私は考えるのですね。私も最初こういう協定があることが分からないが,これは,守谷市民が行くのではなく,どこからか来るんだよねというふうな意味合いで捉えると思います。  もちろんこういう避難することにならなければいいのですけれども,それを想定しているということであるのであれば,どういうことを想定して,これが設けられているのかなというふうに思うと思うのですね。こちらについて,どういうお考えなのかなというふうにお聞きいたします。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えいたします。  議員おっしゃるように,ハザードマップには避難所のところに広域避難というように書いてございますけれども,おっしゃるように,どういうことかというふうに思われる市民もおると思いますので,広域避難の説明につきましては,ハザードマップの改装の際に要望について記載するともに,また,今後広域避難の用語の周知について検討してまいりたいと考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。受け側,守谷市のほうは避難を受ける側,こちらのほうの体制,心づもり必要かなと思いますので,何というのでしょう,人助けという言い方は変なのですけれども,受ける側としての協力体制が整えられやすいように,理解度は高めておいたほうがよろしいと思いますので,よろしくお願いいたします。  続いて,先ほどから出ていますが,東海村との協定について確認したいと思います。資料としてお配りしております地図なのですけれども,避難地域を表している地図,よろしかったら御覧になっていただきたいと思います。  ちょうど30キロ圏内,丸で囲われているところから中心に東海第二原子力発電所がございます。そこから守谷市,ほぼ87キロ,約90キロというところの距離にあります。東海村は,先ほど言いましたように,守谷市,取手,つくばみらい,この3が東海村から避難されている方々を受け入れる自治体となっております。多分これは,私の想像なのですけれども,なぜこの地域だったか。多分常磐自動車道こちらを使って避難して,1分で来られる,これは多分一番の理由なのではないかなと思っております。  そういったことで,広域避難を受け付けると。東海第二原子力発電所,これがほぼ市街地にあります。本当は拡大した図もお配りしたかったところなのですけれども,東海村役場から東海第二原子力発電所,これが4キロの距離なのです。さらに驚くことが,東海村立白方小学校,こちらは東海第二原子力発電所まで1.7キロメートルです。ここからちょうど国道294号線に出たぐらいの距離の位置に小学校があります。そのような住宅地,ほぼ人が住んでいるところにあります。これは,世界でも東海村にしかないと思います。  そのような地域にある原子力発電所,そこから避難されている方々を受け入れる。ただこの計画というのも,ただ単に原子力発電所が何かトラブルが起きたときだけの想定だと思われます。これが,地震があって福島第一原子力発電所のように,地震があって壊れた場合,そういう場合といいますと道が通れなくなる,そういう可能性が高くなってきます。また,通信網が途絶えるかもしれません。そうなりますと,避難というのもかなり難しくなってくるかとは思います。  そういう中であり,守谷市地域防災計画(事故災害対策編),原子力事故対策編の第3節,こちらに原子力災害等の事前対策における情報の収集,連絡体制等の整備として記載がありますが,平時は,どのように原子力関連情報を収集,蓄積し,市民に伝達するのでしょうか。お答え願いたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) は,平時において,原子力関連情報を国や県により入手するとともに,東海村,いわきからの広域避難訓練等に係る情報と,年1回から3回の会議に参加し,意思の疎通を図っております。今後,市民に関わるような情報をホームページ等を使用し,市民に周知してまいりたいと考えております。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) 今までは,そういった情報等伝達という機会はありましたでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 以前に東海村の実際の避難訓練ということで,取手,近隣のつくばみらいで実施してございますので,そのときに守谷市のほうも情報を交換したり,担当とのやり取りをしてございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。  避難訓練等があったということで,これは,守谷市では行われているのでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えします。  避難訓練につきましては,今までに取手,つくばみらいを会場に2回実施してございます。今年度,守谷市が会場になる予定でございましたけども,新型コロナウイルスの影響により,来年度に延期になってございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。  避難訓練,過去2回,取手,つくばみらいあったと思います。これ,どのくらいの規模で行われたのでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 平成30年度に取手で行われた広域避難訓練では,村民が171名,職員,協力関係約200人の合計371人,それと,令和元年度につくばみらいにおいて行われた広域避難訓練では,村民が250人,職員それから協力機関約200人で計450人の訓練規模で行われてございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。  コロナ禍守谷では行われなかった。今後その予定とかというのは,具体的にありますでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 今後は,守谷市のほうで,来年やる予定で今検討してございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。  先ほども申し上げましたけれども,実際は,実情に即するかどうかは分からないところですけれども,移動されるときは,多分集団バスか何かに乗り合いされて移動されて,多分その地区という,どこどこの地区という形で指定されて,目的の避難場所に移動されてくるという,そういう形の訓練だったのでしょうか。多分今まで東海村の避難マップを見ていますと,先ほども言いましたが,各地区地区,指定されているようなので,そういう形で行われたのかどうか確認したいのですけれども。すみません。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えします。  取手の実施のときには,藤代庁舎がハブになってございまして,そこに来ると。守谷市のところは,守谷高校が避難所のハブになってございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。避難するになるのはもちろん東海村の方々なので,多分そちらでそれぞれ決められて動いているのだと思います。受ける側としても混乱のないように,多分訓練とかされて確認は取られると思います。今後そういったことがあるときは,ぜひともよろしくお願いしたいと思います。  続きまして,原子力災害における広域避難受入れに際し,あらかじめ東海村,いわき守谷市に備蓄しているようなものというのはあるのでしょうか。ちょっと確認したいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 原子力災害における広域避難受入れで,避難所運営に必要な物資,それから防災資機材につきましては,避難する東海村が茨城県と協力して確保することになってございます。守谷市においては確保してございません。  しかし,必要物資が不足する場合は,東海村が避難受入れ先のに対して,物資の一部の貸与,提供を要請できることと協定上なってございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。  これは,私の中でシミュレーションしているものなのですけれども,実際何か事故が起こった場合,すぐ避難しなければならない。多分どの程度の準備がされているのか,これは想像できないところなのですけれども,もし,そういうときに守谷に避難されてきた,必要な物資がありました。このような場合に,どういうふうな形を取るのか教えていただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) すみません,もう一度よろしいでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) もし災害があった場合に,本当に急に避難してこなければならない事態ですね。多分東海村のほうで準備がされているとしても,必要なものをそのまま一緒に持ってこられないようなときですね。そういうようなときが発生した場合,守谷市はどのように対応するかということです。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えします。  避難する側が基本的には持参して避難してくるというのが基本になってございます。ただ,物資がないという場合は,先ほどもお答えさせていただきましたけれども,協定上,避難先の市町村に対して,物資の提供をする,申し出ることができますので,守谷市においても断る理由がなければ,当然支給するという形になると思います。  以上でございます。
    ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) すみません,私のほうも聞き取りが悪かったので,だぶったことを質問してしまいました。失礼しました。ありがとうございます。  それと,もう一つは確認したいことがありまして,今年1月下旬,1月31日の新聞紙上で,避難する,避難民,避難受入れ側と避難する側の人数が合わずに,1万8,000人程度足りないのではないかという新聞報道がありました。一応先ほどからの守谷市の避難の避難受入れ側の人数,そして,東海村からの避難の方の数は確認すると。これ,間違いなく守谷市のほうでは,その数は大丈夫なのでしょうか。確認です。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えさせていただきます。  令和3年3月4日現在,東海村の守谷市への広域避難者数は5,118人で,これに対しまして,守谷市内の避難所18か所のうち15か所の避難所を使用しまして,5,200人の避難者を受け入れることが可能になってございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。その言葉,安心しました。先ほどより避難場所,受入れ人数,避難される東海村の人の数というのは聞いているので,間違いないだろうと思っていましたので安心しました。  先ほどもお話したのですけれども,この避難計画,先ほど申しましたように,原子力発電所単体での事故であった場合を想定されていた分,避難計画だと思うのですね。いろいろこの計画を読んでみますと,原子力発電所の事故があって,たまたまそのとき,後に地震があったり,もしくは台風が来た,そういった災害が重なってしまった場合,これは考えられることだと思うのですけれども,そのようなときというのは,どのような対応になるのでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えいたします。  東海村におきまして,原子力災害による広域避難の前に複合災害が発生した場合,国,県,東海村が協議の上,他の避難所を選定,調整とすることになってございます。また,当市において,東海村の方が避難後に地震が発生し,守谷市民の方が避難所を必要とする場合など,広域避難の避難者の受入れ期間の見直しが必要になったときは,東海村と協議することになってございます。  説明は以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。平たい言い方をすれば,臨機応変に対応するという理解の仕方でよろしいのでしょうか。多分これは,もう想像するしかないのですけれども,台風があって,そのときも地震は来ますし,それによって,原子力事故が起こる可能性もあります。その逆,順番が前後すること,幾らでも考えられることだと思いますので,もうこれは,密に連絡を取ってもらうしかやりようがないのかなと思います。  今ざっくりとした質問しかできないのですけれども,これは自然災害,さっきから申します地震,台風,場合によっては火災というのもありますけれども,そういったものというのは,経験がかなり皆さんあると思います。行政側もあると思います。人間も年を取っている人はあると思います。そういう中,この原子力事故,今まで,この前の東日本大震災の福島第一原子力発電所こちらのほうは,皆さんも十分御存じだと思います。ただ,実際大変な思いをしている方々は見ますが,直接接していることはそんなにないと思います。ひょっとしたらの守谷市に避難されている方がいるのかもしれないのですけれども,そういった中,この東海第二原子力発電所,これのちょっと前1999年3月,関連施設,これは民間の会社になりますけれども,JCOという会社が核燃料のプルトニウムをバケツにひしゃくで入れて,核融合を起こしてしまった事件がありました。22年前です。あのときもやはり近くの住民の方々は避難しました。幸いにといいますか,それ以上大きく広がることはなかったのですが,当事者だった方々お2人がお亡くなりになりました。これは,日本でそういう原子力関係の亡くなった方になります。そういうヒューマンエラーの考え方もあります。現在ある原子力発電所ですね。  その上で,東海第二原子力発電所,現在東日本大震災の影響で稼働はしていません。ただ,稼働に向けて今進んでおります。附帯設備等更新して電源関係,防潮堤,そういったものも整備して,新しく稼働に向けて,地域自治体の承認を得ようとしております。ただの原子炉,その後もこちら側のほとんど手つけられていません。約40年,正確には43年たっておりますが,そういう状態のものを再稼働しようとしております。車で言ったらばタイヤを替えた,塗装もきれいにした,オイルも交換した,でも,エンジンの中のピストン,コンロッド,クランクそういったものは全然手つけていませんというような状態なのかなと思います。  先ほどの地図,また御覧なっていただきたいと思います。先ほど赤い円30キロ圏,こちらのその中に14市町村ございます。その14市町村の中に約93万9,000人の方がいらっしゃいます。東海第二原発がもし事故があった場合,その方々が今度避難しなければなりません。今まで私が質問してきたのは,いわきもありますが,ほぼ東海村の方々の避難,それで,これだけ具体的なこと,こうでこうでときちんとしたことを言うのが難しい問題だと思います。なので,そこの茨城県の地図の上から,ほぼ関東,東関東から北関東にかけて地図が載っております。93万人の方々が避難するのが今,茨城県の南部,西部及び近隣県として,福島県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,これだけの範囲に避難することになるのです。これは,物すごいプロジェクトといいますか,難解な事業だと,事業という言い方も変なのですが,ことだと思われます。  私は,この東海第二原子力発電所の再稼働には,こういった理由から反対したいと思っております。再稼働せず廃炉になれば,まずこの大きな問題,すぐ解決します。確かに自然災害,台風,地震,そういうので避難というのは必要ですが,それに一番足かせになるのが原子力災害だと思っております。このことを申し上げて,私の一般質問を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(高橋典久君) これで小菅勝彦君の一般質問を終わります。  本日の一般質問はこれをもって終了し,明日17日は,通告順位11番の渡辺秀一君から続行したいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋典久君) 御異議なしと認めます。よって,本日はこれで散会いたします。                午後2時26分散会...