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  1. 守谷市議会 2021-03-15
    令和 3年 3月定例月議会-03月15日-03号


    取得元: 守谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 3年 3月定例月議会-03月15日-03号令和 3年 3月定例月議会                令和3年守谷市議会              3月定例月議会会議録 第3号        ─────────────────────────           令和3年3月15日 午前10時00分開議        ───────────────────────── 1.出席議員 20名     議長 18番 高 橋 典 久 君   副議長 17番 高 梨 恭 子 君         1番 小 菅 勝 彦 君        2番 海老原 博 幸 君         3番 首 藤 太 亮 君        4番 田 中 啓 一 君         5番 山 本 広 行 君        6番 渡 辺 大 士 君         7番 砂 川   誠 君        8番 神 宮 栄 二 君         9番 堤   茂 信 君       10番 高 梨   隆 君        11番 渡 辺 秀 一 君       12番 長谷川 信  君        13番 青 木 公 達 君       14番 山 田 美枝子 君        15番 寺 田 文 彦 君       16番 山 崎 裕 子 君        19番 伯耆田 富 夫 君       20番 梅 木 伸 治 君 1.欠席議員
            な し 1.出席説明者         市長                 松 丸 修 久 君         副市長                田 中   健 君         教育長                町 田   香 君         総務部長               岩 田   賢 君         生活経済部長             飯 塚 俊 雄 君         保健福祉部長             堀     浩 君         教育部長               宇田野 信 彦 君         総務部市長公室長           浜 田 耕 志 君         総務部次長              川 村 和 彦 君         生活経済部次長            鈴 木 規 純 君         保健福祉部次長            稲 葉 みどり 君         教育部次長              小 林 伸 稔 君 1.本会議に職務のため出席した者         議会事務局長             高 橋 弘 人         議会事務局長補佐           山 崎 隆 裕         議会事務局係長            鈴 木 里 美           令和3年3月定例月議会一般質問通告事項 通 告 順 1番 堤   茂 信 議員  1.新型コロナワクチンの接種について 〔市長・担当部長〕   (1)新型コロナワクチン接種の準備状況について     ア 市内のワクチン接種の対象者は何名か     イ それに対して必要なワクチン数量は     ウ 超低温冷凍庫の準備状況は     エ 注射針の準備状況は     オ ワクチン接種のチームは何チームを考えているか     カ ワクチン接種のための医療関係者の確保状況は     キ 市内医療従事者へのワクチン接種状況は   (2)新型コロナワクチンの接種を行うにあたっての課題について     ア ワクチン接種の手順やスケジュールはどうなるか     イ 問合せ対応(コールセンター等)はどうか     ウ ワクチン接種会場はどこを考えているか     エ ワクチン接種のシミュレーションは行ったか     オ 接種会場までの移動が困難な方への対応はどうするか     カ ワクチン接種キャンセル対応は 2番 海老原 博 幸 議員  1.守谷市の学校教育について 〔市長・教育長・担当部長〕   (1)ICT教育の進め方について   (2)道徳教育について 3番 青 木 公 達 議員  1.地方自治法の一部改正について 〔市長・担当部長〕   (1)監査委員の権限強化について     ア 守谷市は監査基準を策定しているか     イ 守谷市包括外部監査の実施を検討する意思はあるか     ウ 勧告制度と合議不調時における各監査委員の意見の公表についてのの見解は   (2)内部統制について     ア 守谷市は内部統制に関する方針及び体制の整備をする意思はあるか   (3)地方公共団体長等損害賠償責任の見直し等について     ア 『善意でかつ重大な過失がない』ことは誰に証明責任があり誰が決定するのか     イ 賠償の限度額(係数)はどの様に決められたのか     ウ の一般職員も損害賠償請求の対象にしているのは何故か 4番 山 崎 裕 子 議員  1.コロナで厳しい財務状況が見込まれる。の経費削減を。 〔市長・担当部長〕   (1)コロナで厳しい財務状況が見込まれる。の経費削減を望むが,どのような方策を考えているのか。   (2)経費削減の目標金額はどうか。 5番 砂 川   誠 議員  1.新型コロナウイルスワクチン接種について 〔市長・担当部長〕   (1)ワクチン接種の庁内体制について   (2)接種会場について   (3)接種優先者とその後の計画   (4)相談窓口設置コールセンター)について   (5)市民への広報について 6番 山 田 美枝子 議員  1.新型コロナワクチン接種スケジュール 〔市長・担当部長〕   (1)想定される接種順位   (2)新型コロナワクチンの特性   (3)守谷市としてのワクチン接種体制   (4)市民への周知,近隣自治体との連携  2.高齢者への介護サービス 〔市長・担当部長〕   (1)市内の前期高齢者後期高齢者人数(5年前と5年後も)   (2)要介護,要支援の人数   (3)老老介護,独居高齢者の市内の状況   (4)今後の対策(災害時) 7番 山 本 広 行 議員  1.安全な室内空間の構築について 〔市長・担当部長〕   (1)プラチナチタン触媒エアープロットについて   (2)守谷市でも取り入れる段階にあるか  2.学校教育現場教育委員会の連携について 〔市長・教育長・担当部長〕   (1)学校現場と教育委員会の報連相は密に取れているのか   (2)学校,PTA等の予算,またこれからの対応策について 8番 首 藤 太 亮 議員  1.稲戸井調節池の利活用について 〔市長・担当部長〕   (1)稲戸井調節池について現在の進捗状況は   (2)平成31年度に計上されていた事業費が令和2年度には計上されていないが,その理由は   (3)平成31年度に行われた守谷市子ども・子育てに関するニーズ調査等の結果を受け今後の利活用計画は  2.守谷市地震災害について 〔市長・担当部長〕   (1)2月13日に発生した地震について災害情報周知について
      (2)守谷市の地震発生時の震度計設置場所について   (3)市区町村の災害対策本部などの設置基準について 9番 田 中 啓 一 議員  1.松並青葉地区の防犯及び交通改善に関する質問 〔市長・担当部長〕   (1)市内防犯カメラの総台数及び設置年度予算(昨年度の新規設置台数及び設置要望)   (2)松並青葉地区防犯状況把握と盗難多発による防犯カメラ設置要請について(設置市民リサーチと設置障害)   (3)市内の信号機新規設置に関する状況(新規信号機設置の定義と要望)   (4)松並青葉地区の松並木通りの信号設置要望(一時停止と直進事故多発及び横断者の安全) 10番 小 菅 勝 彦 議員  1.守谷市地域防災計画(Ⅵ原子力災害対策計画)について 〔市長・担当部長〕   (1)原子力災害に備えた茨城県広域避難計画との関連   (2)東海村との協定 11番 渡 辺 秀 一 議員  1.守谷市ふるさとづくり寄附金事業について 〔市長・担当部長〕   (1)寄附金の推移について   (2)令和3年度に寄附金を充当する事業及び寄附金の見込みについて   (3)今後の展開について 12番 長谷川 信   議員  1.ひとり親世帯について 〔市長・担当部長〕   (1)市内において世帯数はどのくらいあるのか   (2)ひとり親世帯に対してはどのような対応をしているのか 1.議事日程        ──────────────────────────               議 事 日 程 第 3 号                           令和3年3月15日(月曜日)                               午前10時00分開議 日程第1.議案第31号 令和2年度守谷市一般会計補正予算(第14号) 日程第2.議案第31号に対する質疑 日程第3.議案第31号について委員会付託 日程第4.市政に関する一般質問     1.堤   茂 信 議員     2.海老原 博 幸 議員     3.青 木 公 達 議員     4.山 崎 裕 子 議員     5.砂 川   誠 議員 1.本日の会議に付した事件  日程第1.議案第31号  日程第2.議案第31号に対する質疑  日程第3.議案第31号について委員会付託  日程第4.市政に関する一般質問        ──────────────────────────                午前10時00分開議 ○議長(高橋典久君) これから本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は20名であります。  定足数に達しておりますので会議は成立いたします。        ────────────────────────── △議案第31号 令和2年度守谷市一般会計補正予算(第14号) ○議長(高橋典久君) それでは,日程第1,議案第31号 令和2年度守谷市一般会計補正予算(第14号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) 提案の理由を申し上げます。  今回の補正は歳入歳出それぞれ5,592万4,000円の増額,繰越明許費の変更及び債務負担行為の追加でございます。  歳入は繰入金で,ふるさとづくり基金繰入金の増額であります。歳出は総務費で,守谷東口市有地整備事業の増額であります。  よろしく御審議の上,御決議のほどお願いをいたします。 ○議長(高橋典久君) 補足説明を願います。  総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) 議案第31号 令和2年度守谷市一般会計補正予算(第14号)につきまして御説明いたします。  1ページをお願いいたします。  今回の補正は,歳入歳出それぞれ5,592万4,000円の増額,繰越明許費の変更及び債務負担行為の追加です。  3ページをお願いいたします。  第2表,繰越明許費補正は,守谷東口市有地整備事業を変更するもので,新型コロナウイルス感染症の影響等による業務進捗の遅れに伴いまして,補正予算(第13号)で追加した同事業の繰越明許費について,当初より増額が見込まれるオープンスペース整備工事費の補正分を増額するものです。  第3表,債務負担行為補正は,大山新田太陽光発電設備設置事業に係る訴訟弁護等事務を追加するものです。同事業に係る訴訟等について令和3年度以降も継続することが確定したことによりまして,引き続き顧問弁護士へ訴訟弁護や相手側との交渉について委託するためのものです。  5ページをお願いいたします。  歳入の補正内容について御説明いたします。  1枠目,款18繰入金,項2基金繰入金,目6ふるさとづくり基金繰入金,節1ふるさとづくり基金繰入金5,592万4,000円の増額は,今回の補正で財源不足が生じた守谷東口市有地整備事業について,一旦ふるさとづくり基金を財源として繰入れするものです。  次に,歳出の補正内容について御説明いたします。  2枠目,款2総務費,項1総務管理費,目7企画費,説明欄11守谷東口市有地整備事業5,592万4,000円の増額は,繰越明許費でも御説明いたしましたが,当初より増額が見込まれるオープンスペース整備工事費について補正するものです。  以上が,令和2年度守谷市一般会計補正予算(第14号)の内容となっております。 ○議長(高橋典久君) 次,日程第2,議案第31号に対する質疑を行います。        ────────────────────────── △議案第31号に対する質疑 ○議長(高橋典久君) 質疑ありませんか。  山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 14番山田美枝子です。  今の御説明に対して,3点ほど伺いたいんですけれども,まず1点目なんですけれども,今回コロナの影響で整備費用というのが5,500万円膨らんだということなんですけれども,コロナの影響で膨らんだということは,工事にかかれなかったという具体的な内容をお示しください。 ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) コロナの影響ということでございますけれども,コロナの影響というのは,その積算とか,そういった形のものが時間がかかってしまったということで,金額的なものというよりは,その時間的なものがかかってしまったということでございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 積算に時間がかかったから5,500万円って,意味がよく分からないんですけれども。どうしてそんな金額が増えたの。 ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) 5,592万4,000円につきましては,全員協議会のほうでも御説明いたしましたけれども,大和の見積額2億8,930万円でございますけれども,当初予算の予算でございますけれども,2億5,206万2,000円ということで,そちらから設計費のほうを流用いたしまして,それが1,868万9,000円となっておりまして,その差額が2億3,337万6,000円が今現在の予算となっておりまして,その見積額が出てきたことによりまして,その差額を5,592万4,000円となっておりまして,それが今回の補正額となっております。  時間が遅れたというか,そういう積算が遅くなってしまったので,その当初の予算に間に合わなかったということでございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 遅れた理由がコロナだということなのでしょうか。コロナによると言ったので,その理由が分からなかったんですけれども。 ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) その積算を依頼するに当たりまして,その業者であったり,そういったこと,そちらのほうで,やはりコロナの影響によりまして積算の遅れが出ていた,出てきたということでございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) このことに関して,もう一つ,さっき全員協議会で30年のローン契約というか,30年というのはとても長くて,杞憂かもしれませんけれども,アワーズもりやはもう25年契約か何かで,途中で全くにぎわい創出にならなかったので,あのような,要するに契約をやめるというような事態になったときは,どのようなフォローを考えているのでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 市長公室長浜田耕志君。 ◎総務部市長公室長(浜田耕志君) これから具体的に事業契約,これまで基本協定を締結させていただいております。今度近々にも額が固まったと,確定をしたというところでありますので,具体の事業契約を締結させていただきます。その中で,当然運営管理,維持管理の項目も整理をさせていただいて,当然その後,今後30年,長くわたって管理をしていただくということもありますので,当然経済の状況が変わった,変わる云々というところも踏まえて,それは契約の中で整理をさせていただいて,当然何かあったときには違約金が発生するだとか,そういったところというのも整理をさせていただければというふうに思っております。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。
    ◆14番(山田美枝子君) 30年の間にかなりの変化があるんだと思うので,その辺の契約をしっかりすべきだなと思って伺いました。  最後に,下のほうの太陽光のほうなんですけれども,大体訴訟の費用というのは,大体これから概算どのくらい見込んでいるのでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えします。  まず弁護士との契約に当たりまして,まず着手金として現在48万円ほどお支払いしてございます。その後は,弁護士さんが裁判所に出頭するために1日1万円という費用がかかってございます。その後,今回の訴訟は非財産権の訴え,要するに工事の改善命令とか取り消せという行為でございますので,勝訴した場合,報償費として30万円ということで契約上なってございます。  今後,その裁判が長引くによってどれだけの金額になるか,それから第一審後,原告側がどういう対応をするかによって今後の費用は変わってきてございますので,継続費のほうにおいては金額は明示せず,裁判費用のということで徹底させていただいているところでございます。 ○議長(高橋典久君) ほかに質疑ありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋典久君) これで議案第31号の質疑を終わります。  次,日程第3,議案第31号について委員会付託を行います。        ────────────────────────── △議案第31号について委員会付託 ○議長(高橋典久君) 議案第31号につきましては,会議規則第37条第1項の規定により,お手元に配付しました付託表のとおり,それぞれ所管の委員会に付託いたします。  ここで暫時休憩します。                午前10時11分休憩          ──────────────────────                午前10時15分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  ただいまの出席議員は11名であります。  次,日程第4,市政に関する一般質問を行います。        ────────────────────────── △一般質問 ○議長(高橋典久君) それでは,通告順に発言を許します。  通告順位1番,堤 茂信君,登壇を願います。  堤 茂信君。                〔9番堤 茂信君登壇〕 ◆9番(堤茂信君) 一般質問通告順位1番,会派もりや未来の堤 茂信です。  今回は,今,市民の皆様が最も関心の高いであろう新型コロナウイルスワクチンの接種について質問をしたいと思います。国からの情報が十分ではなく,不透明な部分も多いかと思いますが,現時点で分かる範囲で御回答をいただければというふうに思います。  最初に,新型コロナウイルスワクチン接種についての私の考えを述べさせていただきます。  新型コロナウイルスは,全ての罹患者に症状が出るわけではありません。多くの場合は,症状が出ないか,軽症で終わるようです。しかし,高齢者や持病をお持ちの方は,あるいは高齢者でなくとも一部の患者は肺炎を発症し,これまでに世界では265万人,アメリカでは53万人を超える方々が,また,日本においても8,500名を超える方々が命を失っている恐ろしい病気です。  このウイルスに人類が勝利する最も有効な手段がワクチン接種だと言われております。ワクチン接種によって,新型コロナウイルスに対する免疫をつけたり,免疫を高めたりすることで,発症や重症化の予防,社会全体の流行を抑制する効果が期待されます。  社会全体をウイルスから防衛するためには集団免疫を高めることが必要であり,そのためには,より多くの方々が安心安全な環境で,迅速にワクチン接種を行う必要があります。その意味でも,新型コロナウイルスワクチン接種を担う守谷市保健センター,そして,2月8日に新設された守谷市新型コロナウイルスワクチン接種対策室の責任は極めて重要です。  さて,新型コロナウイルス接種に関して,アメリカの話ではありますが,興味深い記事がありましたので御紹介をさせていただきます。  ワシントン州シアトルに住む90歳の御婦人は,1回目のワクチン接種を受けるために毎日電話をかけ続け,必死の思いで予約を取ったそうです。何とか予約は取れたそうなのですが,運の悪いことに,予約した日の数日前から雪が何センチも積もってしまい,病院まで車で行けなくなってしまったそうです。前年に人工股関節への置換手術を受けていた御婦人は,ワクチン接種会場である病院までの約4.8キロの道のりを,服を着込み,長靴を履き,2本のつえを握って向かい,予約時間から5分遅れで病院に到着し,何とか無事にワクチン接種を受けられたそうです。御婦人は,地元の取材に対して,ワクチン接種は簡単ではない,大変だったと語ったということです。老齢の御婦人にこのような御苦労をかけているようでは,とても安心安全にワクチン接種を提供しているとは言えません。  守谷市では,2月の第2回臨時議会において,補正予算で65歳以上の方々に対して,新型コロナウイルス接種タクシー助成券を配布する事業が可決されました。タクシー助成券の配布方法等については議会の中でも議論はありましたが,ワクチン接種会場までの移動手段を持たない,特に罹患した場合に重症化が心配される高齢者に対して,スピーディーに施策を打たれたことについて,私は高く評価をさせてもらっております。  それでは,質問のほうに入らせていただきたいと思います。  まず,新型コロナウイルスワクチン接種の準備状況についてでございますが,市内のワクチン接種の対象者は何名ほどいらっしゃるのか教えてください。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  今年2月1日現在,守谷市における総人口は6万9,405人でございます。医療従事者,こちらの方々につきましては,県が主導で接種を行います。また,16歳未満の方,こちらについては今回のワクチン接種の対象ではない状況にございます。  総人口6万9,405人から医療従事者の数2,435人,こちら県の発表値でございますが,そして16歳未満の方1万1,193人を差し引きますと,対象者の方は5万5,777人となっております。うち高齢者の方は1万6,868人となっている状況です。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございます。対象の方は,医療従事者の方を除いて約5万5,000人,この方々が2回接種をするということになると,11万回の接種機会を設けなければならない。大変な数の接種機会を準備しなければいけないということで,その御苦労,大変さは想像にかたくはございません。  それでは,これだけの接種機会を設けるためのワクチン数量,これは国のほうで準備をしているというふうに聞いておりますけれども,それらワクチンの接種の状況というのは,今現在どうなのか,分かる範囲で教えていただけますでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  集団免疫の獲得ということで,約7割の方がこの接種を受けるということが,まずこのワクチン接種の大きな目的となっております。対象者の7割の方が2回接種することを目標とした場合に,高齢者では2万3,000回,全対象者では7万8,000回分のワクチンが必要となる予定です。  ワクチンの配給量につきましては,現在4月26日の週までには,全市町村に1箱975回分が発送される見込みとなっております。その前に,茨城県には4月5日の週に2箱,同月12日と19日の週にそれぞれ10箱のワクチンが配付される予定となっております。しかし,県から市町村への配分についてはまだ未定となっております。  高齢者の接種が始まります4月の段階では,十分な配給がまだ確実になっていない状況でございますけれども,市民の皆様には不安や混乱を与えないよう,最新情報の公表に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございます。なかなかこればかりはでコントロールすることができないので,国の情報がどうなのかということを逐次最新情報を取ってということかなというふうには思ってはおります。  最近はスマホでもいろいろなアプリがありまして,AIワクチン接種予測というふうなアプリがございます。こちら,自分の居住地,それから年齢,職業,あとはどのような病気を持っているかどうかということを入力をすると,大体いつ頃あなたは接種ができますというものが出てくるアプリでございます。私の場合は,こちらで,守谷市の中でどうなのかというのでアプリで見てみますと,AIのほうは,今から4から6か月以内に順番が回ってくるのではないかというふうなことでございます。  守谷市の中では,私は約40%から100%の間,つまりは,そうですね,前半4割の方が終わって,それ以降にあなたの順番は回ってきますというふうなことではございますけれども,相当時間のかかる事業だなというふうに再認識をしているところでございます。  また,こちらのワクチンは,その保存が非常に重要だというふうなこともいろいろなメディアで言われております。その中でも,超低温冷凍庫,こちらのほうで厳重に管理をしなければならないというふうなことも伝え聞いておりますけれども,この超低温冷凍庫,こちらのほうは,守谷市の中ではどの程度の数量が確保できているのか,今現在不足があるのか,ないのか,そちらのほうの状況について教えていただけますでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  超低温の冷凍庫,ディープフリーザーですが,2月18日に総合守谷第一病院に1台,3月4日に保健センターに1台設置済みとなっております。5月以降に追加で5台が配置される予定となっております。その配置場所につきましては,配置が可能な医療機関があるかどうか調整中としております。  したがいまして,合計5台が配置される予定となっております。そして,台数的には充足するものと考えております。また,超低温冷凍庫を設置しない医療機関のワクチンについては,保健センターの超低温冷凍庫で保管するワクチンを配送する予定となっております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございます。超低温冷凍庫は市内に5台配置をする。当面その5台で充足するであろうというふうな御回答。少し5台というのは少ない気もいたしますけれども,超低温冷凍庫を設置しない医療機関に対しては,保健センターのほうから保管するワクチンを配送するというふうなことで,市内各所にワクチンを引き渡すというふうなことで理解をさせていただきました。  御参考までに聞いておきたいんですけれども,この超低温冷凍庫,市内に5台配置をするということですが,1台で何回分のワクチンが保管できるのか,お分かりなら教えていただけますでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  超低温冷凍庫1台で20箱のワクチンが保管できます。1箱で接種回数につきましては975回分となっております。そうしますと,1台で1万9,500回分のワクチンが保管できるという状況でございます。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございます。超低温冷凍庫1台でおおむね2万回弱の回数のワクチンが保管できるというふうなことで,それが5台あるということは約10万回相当のワクチンが市内には保管ができるというふうなことで理解をさせていただきました。  それでは,次の質問に移らせていただきますけれども,ワクチンをいかに無駄に使わず,より多くの方々に接種をしていただくのかということで,注射針の話がいろいろなメディアでも取り上げられております。1瓶から5回接種できるだの,6回接種できるだのというふうなことが言われておりますけれども,6回接種をするためには特殊な注射針が必要というふうな話も聞いております。  こちら守谷市の中でも,もちろんより多くの方々にワクチン接種をしていただきたいわけですけれども,6回接種できるような特殊な注射針の手配というのはで考えていらっしゃるのかどうか,そのあたりについてはいかがでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  注射針につきましては,国が準備するとなっております。現在,1バイアル当たり6回接種用のものの確保ということで国は努めてございますが,現在,高齢者用のほうにつきましては5回分で想定をしているところでございます。  注射針につきましては,独自で準備するということは考えてはいないという状況です。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) こちらのほうも国のほうでいろいろと動いていらっしゃるというふうなことでございます。  最近の報道では,この注射針以外にも,接種する前,方法によっては回数が増やせたりだとか,あるいは取り上げられている注射針以外にも,いろいろと回数が多くできるような注射針があるような話も出てきております。日本各地,様々な方法でワクチンの回数を確保できるように皆さん考えて,いろいろなことを考案されているようでございますので,もちろんそういった情報をいち早く入手をしていただいて,として対応ができることはお考えだとは思いますけれども,ぜひともより多くの方々にワクチンが接種できるよう,御対応のほうはお願いをしたいと思います。  また,こんなにたくさんの方々に一度にワクチンの接種をしていただくということで,相当数の方々がこの接種の事業に携わらないと事業が回らないんだろうなというふうなことも思うわけですけれども,このワクチンの接種,これに対して,まずその1か所をワンチームというふうに数えるとするならば,そのワンチーム何名ぐらいの方々にワクチン接種の事業に携わっていただいて,何チームぐらい1日に稼動をさせて,1日にどの程度の人数の接種ができるというふうに見込んでいらっしゃるのか,そのあたりについてはいかがでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  まず,高齢者の接種につきましての計画ですけれども,9週間で1回目の接種,それから12週間で2回目の接種が完了するという計画を立てております。計画のとおり進めるためには,1週間当たり約2,500人の接種が必要となっています。  高齢者の方につきましては,かかりつけの医療機関で接種することを希望される方が多いと考えております。できる限り,かかりつけの医療機関で接種ができるようにしたいと考えておりますが,ワクチンの配給量の状況によりまして,接種の進捗状況が遅れた場合,公共施設などでの集団接種など多く設けまして,1週間当たりの接種予定人数を調整していく必要があると考えております。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) 今,ワンチーム何名でというところは,多分その接種会場の規模によって,一概にワンチーム何名というのは言えないんだろうなということで,御回答がなかったんだというふうに思いますけれども,1週間当たりに約2,500名の方々の接種を行いたいということでございました。  最初に聞いておけばよかったのかもしれないですけれども,平日5日間で回すのであれば,1日500名,土日を含む7日間で回すのであれば,1日当たり約360名ぐらいの接種を行うということになろうかと思いますけれども,接種は土日も行えるように今御検討をされておられるのかどうか,そのあたりはいかがでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  先ほど答えさせていただきました,1週間で2,500人という数字ですけれども,12週間で完了するために計算をした単純計算値であります。ですから,土日も含めた形となります。  これは医療機関へのアンケートを実施しておりまして,その結果,土日は休診日としている医療機関が多いのですが,そのため,土日の接種人数は少なくなります。しかし,週単位で2,500人を上回る接種をできるというふうな見込みのアンケート集計となっております。  現在,体制を整えても,十分なワクチンの接種,ワクチンの供給がないと接種ができないことになりますので,当初から週2,500人の接種ができるかどうかは現時点では不透明という状況となっています。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございます。もちろんワクチンの確保状況によっては様々状況が変わってくるんだろうなというふうに思いますけれども,今,土日も含めて御対応を御検討いただいているということであったかなというふうに思います。  このワクチン接種に際しては,医療関係者の御協力が必要不可欠だというふうに思います。
     今現在,この医療関係者の方々の御協力の体制,何名ぐらいの方々が御対応を御検討いただいているのか,そのあたりについては最新の情報いかがでございましょう。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  各医療機関での個別接種の状況につきましては,医療機関会議等を踏まえまして,先生方にアンケートを取らせていただいております。その結果,約28の医療機関から協力を得られるという意向をいただいております。今後,ワクチンの接種券を同封する文書に,接種できるクリニック,診療所などの情報を提供してまいりたいと考えております。  また,公共機関での,公共施設の集団接種につきましては,こちらについても市内20を超える医療機関の先生方から,ドクター,看護師の方々の協力を得られるとの回答をいただいております。集団接種に必要な人数につきましては,規模や回数によって変わりますけれども,現段階ではある程度の人数の確保はできるというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) この新型コロナの蔓延で,医療従事者の方々は本当に大変な思いをされている,これは報道でもございますし,何名かの私の医療従事者の友人も,本当に大変な思いを,御本人だけではなく御家族も含めてされている中で,こういった御協力をいただけるというのは大変ありがたく,本当に心より感謝を申し上げたいというふうに思います。  かかりつけのお医者様もワクチン接種の御対応をしていただけるというふうなことで,やはり市民の皆様の安心感は格段に増すのだろうなというふうなところで,本当にこの部分,いろいろな医療関係者の方々との御調整は大変だと思います。また,関係者の方々もいろいろな思いをされていると思うんですけれども,ぜひとも引き続き御協力が仰げますように,御調整のほうよろしくお願いを申し上げます。  ワクチン接種は,まず最初に医療関係者の方々から順番に打たれるというふうなことで,こちらのほうは冒頭の御回答の中で,県が主体になって行うという御質問でございましたけれども,今現在,守谷市の中において,医療関係者の方々のワクチン接種の状況というのはどうなのか,そのあたりについて情報があれば教えていただけますでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  医療従事者ワクチン接種につきましては,先ほど申し上げましたとおり,県が実施主体となっております。県のほうに確認したところ,ワクチン接種につきましては強制ではないところもありますし,細かな情報については公表予定はないということでございました。  現在,お知らせできるのが,接種対象の方が2,435人ということでございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございます。こちら県が主体で行っているということ,またいろいろな個人情報等々もあるので,恐らくあまり細かい情報は開示できないというふうなことで理解をさせていただきました。  それでは,質問の大きな大項目2ポツのほうに移らせていただきたいと思います。  この新型コロナウイルスワクチン接種を行うに当たっての課題についてというふうなことでございますけれども,恐らく皆さんが最も関心のあるところで,ワクチン接種の手順やスケジュール,このあたりについてでございます。  こちらのほうは,まず郵送でワクチン接種の案内が来て,申込みをされて,ワクチン接種の順番が回ってくる,そういったことだというふうに思うんですけれども,ワクチン接種の案内が来た後に,この順番,恐らく多くの方々ができるだけ早くワクチンを受けたいと,打ちたいというふうなことだと思うんですけれども,この接種の順番というのはどのようによって決まるのか。  そして,例えばファイザー社のワクチンの場合は,通常1回目の接種から3週間後に2回目の接種を受けるということのようですけれども,2回目の接種,こちらのほうは1回打ったその3週間後にきちんと打つような順番が取れるのかどうか,そのあたりについてはいかがでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  まず,国のほうの示している状況ですけれども,4月23日までに接種券を郵送するということを標準として示しております。  守谷市におきましては,接種開始時期の詳細はまだ未定であるんですけれども,現在のところ,4月中旬頃に接種券を郵送する予定で進めております。また,高齢者以外の方の接種券につきましては,ワクチンが配給される量によって決定してまいりたいと考えております。  接種を希望する方は,接種券の到着後,予約相談センターに電話していただくか,インターネットの予約システムを利用して医療機関等に予約をしていただく形になります。ですから,電話では予約相談センター,ネットでは予約システムというのを構築してまいります。  予約につきましては申込み順となりますけれども,医療機関ごとに接種可能な人数が異なっておりますので,希望する医療機関の予約状況によっては,申込みが早くても,接種日は先になってしまうという可能性はございます。また,予約につきましては,1回目と2回目を同時に取っていただく予定としております。したがいまして,予約をキャンセルした場合や問診の結果等によって接種が受けられなかった場合を除いて,改めて2回目を取るということは生じません。  予約相談センターの番号や予約システムの利用方法につきましては,接種券に同封する文書について個別にお知らせをしてまいります。また,広報等でもお知らせをしてまいります。なお,原則として,住所地所在地の市町村の医療機関で接種していただくこととなっております。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございます。予約は,予約の順番,申込み順で順番を決めるというふうなこと。1回目の接種に合わせて2回目の予約も併せて取れるということ。希望する医療機関の予約状況によっては接種日は前後するというふうなお話で理解をさせていただきました。  確保できるワクチンの量によって,どの医療機関にどれだけ回すのか,ワクチン確保のめどが立たない場合,接種日をどのように調整するのかなど,様々な混乱も予想されますけれども,国のワクチン調達次第ということだと思いますので,ここはこれ以上深掘りをいたしませんけれども,様々なケースを想定をして,リスク管理をよろしくお願いをしたいというふうに思います。  特に,この問合せの対応というところが,恐らくこの事業の一つの肝になるんだろうなというふうに思っているところでございます。  私は今回,この(2)イで通告をしておりました,問合せ対応の件の質問でございますけれども,こちら一般質問,今日午後,砂川議員のほうがここは詳細を聞きたいんだと,僕が攻めるというふうにおっしゃっておられましたので,私からは本件については質問を割愛をさせていただきたいと思いますけれども,議長,よろしいでしょうか。 ○議長(高橋典久君) はい,認めます。  堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) 議長の御了解が得られましたので,この部分につきましては砂川議員に託して,次の質問に移らせていただきたいというふうに思います。  それでは,次の質問はワクチンの接種会場についてでございます。  こちらのほうも決まっていること,決まっていないこと,様々あろうかと思いますけれども,まずそのワクチンの接種会場の場所はどこを想定されているのか。広さや,それからそこに行かれる方の駐車場の確保の問題,そういったことについて,現在どのような検討状況なのか教えていただけますでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  医療機関以外での接種会場につきましては,現在,保健センター,市役所,常総運動公園の体育館などの公共施設を想定して準備を進めているところでございます。それぞれ広さや駐車場が異なりますけれども,協力していただけるドクター,医師や看護師さんの状況を踏まえて,実際の開催場所を決定してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございます。各医療機関以外では幾つかの公共施設を会場として準備されているというふうなこと,こちら,先ほども話がございましたが,公共施設で集団接種,それから医療機関で個別接種,これを並行して行っていくというふうなことでよろしいのか,念のために確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) おっしゃるとおり,並行した形で接種を進めてまいりたいと考えております。  なお,集団接種につきましては,公共施設でないと実施できないものということではないんですけれども,接種券を忘れた方,紛失した方に会場で接種券を再発行するための環境面ですね,システムの状況を考慮しますと,公共施設で行うのが望ましいというふうに考えておるとこです。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございます。  次の質問に移らせていただくんですけれども,ニュース等々では,いろいろな自治体がこのワクチン接種に当たってはシミュレーションを行われ,シミュレーションの中で人の動線の問題ですとか,あるいは待つ方々の待合状況ですとか,そういったことの確認を行われているわけですけれども,まだ守谷市の中でそういったシミュレーションが行われたということは私は存じ上げないんですけれども,守谷市の中でそういった接種のためのシミュレーション,これについて行われているのか,あるいは今後行う予定があるのか,また,新型コロナワクチン接種後の経過観察の対応というものも含めて,今現在どのように考えていらっしゃるのかお答え願えますでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えさせていただきます。  集団接種について,現在,それぞれの場所の詳細の配置図など,それから必要な物品の確保に努めているところでございます。  シミュレーションにつきましては,準備が整い次第,医療機関の方々と調整の上,できる限り早い段階で実施できるよう努めて考えておりますが,3月中には実施できるように準備を進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございます。3月中にそういったものも含めて,いろいろな準備を整えていくというふうなことでございましたので,何とぞよろしくお願いしたいというふうに思います。  次の質問に移らせていただきたいと思います。  次の質問は,冒頭,補正予算でタクシーの補助券を配布できるようにというふうなことで,施策を打ち立てているわけですけれども,お体が不自由で,接種を希望されるんだけれども,なかなかその接種の会場まで移動ができない,またタクシー,福祉タクシー,そういったものに乗るのも困難な方,こういった方も相当数今いらっしゃるというふうに思っております。  そういった方々への対応については,今現在どのようにお考えなのか教えていただけますでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  先ほど議員おっしゃったように,タクシーの助成券を発行してまいります。タクシーなどに乗れる方につきましてはタクシー券,そして福祉タクシー券をまずは活用していただきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございます。こういった移動手段をできるだけ準備をして,できるだけその移動手段を使っていただきたいというふうなことだと思うんですけれども,なかなかやはりそういったものに乗ること自体が難しい方もいらっしゃるわけでございます。  守谷市ではSDGsの考え方にも賛同して,ぜひともそういった考え方で行政を行っていきたいということが市長の施政方針の中でも示されてございます。  弱者を取り残さない,こういった考えを念頭に置くと,ここはやはりそういった方々に対して,具体的にどういったケアができるのかということを考えを及ばせないと,そういった弱者を救うことができないわけでございますけれども,ここはぜひとも強くそういった対応のお願いをしたいと思うわけですけれども,再度になりますが,その部分について,もう一度お考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  外出することが困難な方々につきましては,としましても,自宅でワクチンを接種していただくことが一番というふうに考えております。しかしながら,ワクチンの持ち運び,それから環境面での状況で,まだまだ調整ができない状況にございます。  このような状況は,他の市町村等も同じというふうに考えておりますので,国や県に続けて確認をしてまいりたいと考えております。詳細が分かり次第,調整,検討させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございます。ここは国や県の確認,そういった認可というんでしょうか,国や県がやってもいいというふうな話がないと,なかなかできないということであろうかとは思いますけれども,この弱者にこそ手を差し伸べる体制,冒頭申し上げました,ワクチン接種を受けたい方が安心安全に,迅速に受ける,そこには弱者の方々も含めて,ぜひともその体制を整えていただきたい。ここは強く強くお願いをいたしまして,次の質問に移らせていただきたいというふうに思います。  次の質問は,ワクチンはできるだけ多くの方々に接種をしていただくために,1滴も無駄にしないというふうな考え方が重要で,その中には,例えばその当日ワクチンの接種予約はしたんだけれども,キャンセルでいらっしゃらなかった。そうすると,そのワクチンをそんなに長い間保管ができないわけですから,次の方に使っていただくというふうな,そういうキャンセルの対応というふうなことも,いろいろなメディアの中で取り上げられておりますけれども,そういったキャンセルの場合の有効活用について,今現在どのようにお考えなのかお示しを願えますでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  付き添いの方に接種をしていただくこと,また,直近の予約者の方に連絡して接種をいただくということが現在考えられているところです。  ただし,付き添いの方が65歳未満の方であった場合,接種していいかどうかということなど,まだ国の方針が示されておりません。  貴重なワクチンを無駄にしないため,その他の方法も含めて,今後有効な方策を検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございました。貴重なワクチン,1滴も無駄にしない気持ちで,有効な方策の御検討をよろしくお願いをしたいというふうに思います。  1950年代まで,しばしば世界各地で流行したポリオは,ワクチンの開発によってポリオ患者は激減をいたしました。紀元前より伝染力が非常に強く,死に至る疫病として恐れられた天然痘は,やはりワクチン開発,接種によって,1977年以降,世界中で患者は発生しておらず,世界根絶宣言が発せられています。  新型コロナウイルスにおいても,人類の英知をもって開発されたワクチンによって,人類が新型コロナウイルスに打ち勝つ日が1日も早く訪れることを願っております。この重責を担う保健センター並びに守谷市新型コロナウイルス接種対策室の皆様には大変な思いをされているとは思いますけれども,そういった思い,感謝とエールを送らせていただきたいと思います。  最後に,守谷市新型コロナウイルスワクチン接種対策室,こちらは市長の肝煎りで精鋭が集められてできた組織だと思っております。今,まさにワクチン接種事業の立ち上げに奔走されていることと思います。  市長には,年度が変わっても,本対策室を全面的にバックアップをしていただきたいというふうに思います。また,ワクチン接種に対する市長の思い,このあたりを最後にぜひともお伺いをしたいと思いますが,いかがでございましょう。 ○議長(高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) 堤議員には,いろいろな意味でアドバイス等々いただいて感謝申し上げたいというふうに思いますし,ウイルスというのは,今議員おっしゃるように,人類にとって,ある意味で宿命的に発生する敵というか,一つの人間とどういうふうに,人間が人類がどう立ち向かうかというのももちろんあろうかと思いますけれども,やはり多分一つのウイルスを根絶させても,また次のウイルスが起こってくるんだろうというふうに思いますし,そういう意味では,人類が存続する限り,そのウイルスとのまた闘いであったり,ときには共生であったりという選択をしていかなければいけないんだろうというふうに思います。  今回,世界的にパンデミックというようなことで,世界中の人たちがこの新型コロナウイルスと闘っている,または多くの方が亡くなっているというような状況下においては,私自身も,やはりこれは世界的な危機でもあると同時に,守谷の市民の安全安心にとって,今現在は最重要課題だろうというふうな認識でおります。  新型コロナウイルスワクチン接種という一つの光明が見えているわけでございますから,それらをスムーズに,どのように多くの市民の皆さんに接種をしていけるかということが,この行政にとっては本当に最重要課題だというふうに思っておりますし,そのために今,保健センターの2階で対策室を設けさせていただいて,彼らも昼夜を問わず,一生懸命勉強もしておりますし,対策を練っているという状況でございます。  割かし,今たまたま河野大臣の参与をしております人間が私の後輩であったりということもありますので,夜中にメールの交換であったり,情報の共有であったりというようなことで,やはり国も現場のことを知らなければ,なかなか対応できないというのが今回のワクチンの特性だというふうにも思っておりますし,それは日本国民全員に打っていくからには,やはりそれぞれの自治体の状況等も把握するという必要があろうということで,国のほうも昼夜を問わず対策をしているというところ,ただ,現実としてワクチンがなかなか入荷してこない,入荷のスピードがどうなっていくかというのが確かな情報がない。  そのワクチンの量が確定すれば,逆に各自治体の体制もつくりやすいのですが,いつの時期にどれだけの体制をつくるかということも含めて,非常に難しい判断が迫られているというのが現実でございます。  私もできるだけ早く,そして我々の守谷の市民のためにできるだけ早く接種を始めたいという思いはあるんですけれども,それが逆に混乱を招くというリスクも抱えているという状況でございますので,しっかりと国のほうの情報をいち早く取って,対応できるような体制を早急につくっていきたいというふうに思っております。  ただ,当初は3月12日に予約券の発行をしろよというのが,1か月半ほど前まではそのような状況でございましたけれども,結局,予約券を発行してもワクチンが届かないから1か月延ばそうかということで,4月中旬以降というようなお話になっておりますので,そういう意味では,幾分,少しは余裕ができて,その体制構築,または予約券並びにそれらを発行して,その後のシミュレーションというのもしっかりできる時間ができたのかなというようなこともございますので,急がば回れではないですけれども,やはりしっかりした体制で,ある意味ではアナフィラキシーということも考えながら,その体制をしっかりとつくってまいりたいというふうに思っております。 ○議長(高橋典久君) 堤 茂信君。 ◆9番(堤茂信君) ありがとうございました。市長もこのことは最重要課題だという御認識の中で,としても全面的にバックアップをして,市民の命を守っていくんだという覚悟だというふうに受け止めをさせていただきました。  最後になりましたが,今回,私の一般質問に答弁をいただきました保健福祉部の堀部長,今月で御卒業だというふうに伺っております。堀部長には,これまでも何度か一般質問の中で,いつも真摯に,丁寧に御答弁をいただきまして,誠にありがとうございます。
     直近では,令和元年6月定例月議会の中で,入所不承諾児の児童数の問題について意見を言わせていただいて,この令和3年4月までに新しい保育園,幼稚園を開園をして,そういったものの減少に努めていきますというふうな御答弁を当時いただきました。今まさに,新しいそういった施設が市内各所で立ち上がって,この4月から,より多くの方々が幼稚園,保育園に行っていただけるというふうな環境をまた整えていただきましたことも,大変最後の一般質問の中で私にとっても感慨深い思いで今回質問をさせていただきました。  堀部長におかれましては,4月以降もお体にお気をつけになられて,ますますの御健勝,御活躍を心よりお祈りを申し上げまして,私の今回の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(高橋典久君) これで堤 茂信君の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩をいたします。議場の換気をお願いします。                午前11時05分休憩          ──────────────────────                午前11時16分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,引き続き一般質問を続行いたします。  次,通告順位2番,海老原博幸君,登壇を願います。  海老原博幸君。                〔2番海老原博幸君登壇〕 ◆2番(海老原博幸君) 通告順位2番,もりや清流会の海老原です。今日2人目の一般質問となります。引き続きよろしくお願いいたします。  今回,私は通告のとおり,大きな項目として,ICT教育の進め方について,そしてもう一つ,道徳教育について,この大きな二つについて質問をさせていただきます。  まず初めに,ICT教育の進め方について,費用面,それから教育内容の件について,そういう順番で質問をさせていただきます。  まず,確認なのですが,昨年11月の臨時議会において,タブレットを1人1台持ちの環境整備として2億2,308万円,4,274台の設備案件が,財産の取得について,議案第94号という形で提示され,議決されております。  このときの物品売買の仮契約書に基づきますと,納入期限が令和3年3月17日となっておりますが,現在この4,274台についてはどのような状況になっているか,お答えお願いいたします。 ○議長(高橋典久君) 教育部次長小林伸稔君。 ◎教育部次長(小林伸稔君) お答えさせていただきます。  納入状況ということで,今現在,3月に入りましてから,各校に順次端末のほうに納入させていただいております。それで,3月16日,あした黒内小学校と,あと守谷小学校かな,2か所入れば,全台納入が完了いたします。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 海老原博幸君。 ◆2番(海老原博幸君) 御回答ありがとうございます。そうしますと,この案件については予定どおり納入が進んでいるというふうに理解いたしました。  続きまして,これが約全校生,小学生,中学生の3分の2の分という理解でよろしいかなと思うんですけれども,今年度の予算で残りの分を購入という形で,備品購入費,タブレット,小学校の分として1億180万2,000円,それから中学生の分として4,363万円という形で,約1億5,000万円の予算計上もされていますが,これについては,今後どのような予定で発注納入で進めるのか教えていただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 教育部次長小林伸稔君。 ◎教育部次長(小林伸稔君) 今年度予算計上させていただいております台数というのが2,030台となってございます。  今現在,その端末購入に当たっての仕様書のほう作成しておりまして,4月に入りましてから入札等準備をさせていただきまして,予定としましては,4月末から5月ぐらいに入札を行い,6月に議会の承認案件になりますので,そちらのほうで議会の承認をいただきましたらば,随時各学校のほうに,8月末までには残りの台数を全部納入する予定となっております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 海老原博幸君。 ◆2番(海老原博幸君) 御回答ありがとうございます。  そうしますと,4月のスタートの時点では,今まで使っている,リースでお借りしているタブレットをそのまま利用するという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 教育部次長小林伸稔君。 ◎教育部次長(小林伸稔君) 議員のおっしゃるとおりでして,既存の端末のほうが1,968台,8月末までリース期限ございますので,そちらと併用して使用したいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 海老原博幸君。 ◆2番(海老原博幸君) はい,了解しました。  そうしますと,今年度の予算に,小学校ICT環境整備事業の中で,使用料及び賃借料という形で,コンピューター,小学校のほうで1億491万1,000円,それから中学校のほうで5,319万9,000円という形になっていますが,この予算の中には,今,夏ぐらいまで使う賃借料も入っているという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 教育部次長小林伸稔君。 ◎教育部次長(小林伸稔君) おっしゃるとおりでございます。  そのほか,端末以外に電子黒板であったりとか,その他のリース料等もその予算の中には含まれております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 海老原博幸君。 ◆2番(海老原博幸君) 分かりました。  そうしますと,今年3月に約4,700台が入って,それから8月ぐらいに2,000台ぐらいが入ってという形になると思うのですが,そうしますと,以前ちょっとお話をお伺いしたのですが,大体このタブレット,パソコン一般的に5年で更新をかけるというお話を伺った記憶があるのですが,次回更新をかけるときというのは,この約6,000台強のパソコンを,ある年度で一括して更新するようなお考えか,それともほかの方法を考えているのか,今の進め方はまだ未定だったら未定で構いませんが,ちょっとお聞かせください。 ○議長(高橋典久君) 教育部次長小林伸稔君。 ◎教育部次長(小林伸稔君) そうですね,今の機器というのは大体5年ぐらいが更新の期間かなというのはこちらでは見ているのですが,実際にその時点で国等の補助があるかどうかというのは,まだ未定な状況です。また,世の中の流れとして,その端末自体が,要は教材というか,道具の一つではないかというような考え方もありますので,BYODというんですか,そういった形の保護者の方に負担していただくということも将来的には考えていかなくてはいけないのかなと。  ただ,そこら辺の方針については今後検討していきたいなというように考えております。 ○議長(高橋典久君) 海老原博幸君。 ◆2番(海老原博幸君) ありがとうございます。今まで何点か質問させていただきましたが,守谷市のICT教育,非常に看板分野という形で,今年度の重点実施事項についてにも入っている内容でございます。そういうこともございまして,これ,単純に予算で見ますと,平成31年から,やっぱりどんどん,どんどん増えているという状況になっております。そういう中で,やっぱりこういう会社でもそうですし,やっぱりトップ肝煎りの内容というのは,どうしてもどんどん,どんどん予算が大きくなっていく傾向にあるのかなというふうに思っています。  そういう中で,守谷市としては,もう既に執行部の方御存じのとおり,決して予算的に余裕がなくなってきておりますので,そこら辺どういう形で進めていくか,いろいろ御検討をいただきながら進めていただきたいなという思いをちょっと思いながら,まず初めの質問をさせていただきました。  もう1点,予算関係で質問をさせていただきます。  今年度の予算の中に,委託料として電算処理委託料1,216万円というのがありまして,これは過去2年同じ項目で比較すると,そういう項目がなくて,今年度,小学校の分で1,200万円,中学校の分で550万円という数字が出てくるのですが,これは具体的にどういう内容の委託料になるのでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 教育部次長小林伸稔君。 ◎教育部次長(小林伸稔君) 今ちょっとお調べさせていただいて,御回答させていただきたいと思います。すみません。 ○議長(高橋典久君) 海老原博幸君。 ◆2番(海老原博幸君) そうしましたら,今後,この点もそうなんですけれども,多分予算的な部分でお話しさせていただくと,私も今回質問するに当たって,文部省のガイドラインとか,いろいろ調べさせていただきました。やっぱり,国肝煎りでやっている内容なので,いろいろな企業さんもソフトウエア,支援ソフト等々,多分いろいろなことを出してくると思うので,やっぱり目移りしてくるような状況にはなるのかなと思います。  それと踏まえて,どうしても教育という部分になると,どうしてもコストがセーブしにくい,そういう雰囲気を持った分野なのかなというふうに思っています。そういう部分で,ぜひとも精査しながら予算計上していただければなというふうに思っています。よろしくお願いいたします。  続いて,中身のほうに入ってまいります。  まずICT教育につきましては,プログラミング思考を育てるというのが第1項目にあるようでございます。いろいろ読んでいくと,私なりに解釈すると,数学的思考,ロジック的な思考になるのかなというふうに思っています。  どういうふうに評価するのかなというふうに,いろいろ文部省等の資料を読ませていただきましたが,あくまでも教科全体の中で,そういうプログラミング思考が育まれているかどうか評価してくださいよみたいな,そんな内容が書かれていました。ちょっと分かったような,分からないような,そんな形で私はここに来ているのですが,具体的に守谷市としては,このICT教育,子供たちの習熟度というのはどんな見方で捉えようとしているか,あるいはもう決まっている内容があるのであれば教えていただけると幸いでございます。 ○議長(高橋典久君) 教育部長宇田野信彦君。 ◎教育部長(宇田野信彦君) ICT教育についてでございますけれども,ICT計画,一口でICTと言いますけれども,実際には御質問にもあったプログラミングという,直接ICTに関わる授業というのが昨今出てきております。それ以外にもICTを活用した授業ということで,プログラミングにかかわらず,一般の今までやってきた授業の中でもICTを活用していくというような状況がございます。  今まで守谷市では,そういったものをノウハウとして,3人に1台という体制ではございましたけれども,ノウハウとして積み上げております。  一般的に授業で活用するという部分につきましては,実際に学校の先生方,教職員が今までやってきた授業の事例をそれぞれ提出して,こういった冊子を毎年作っております。こういうものを活用して,それぞれ授業に活用していく。それからプログラミングに関しましては,やはり同じようにプランというのを立てさせていただきまして,守谷型のエドテック,教育のプログラミング学習なんですけれども,モリテックというような名前をつけさせていただいて,こういったプランをつくって,各学校,13校ありますけれども,学校間の格差等も出ないように,としてICT教育については推進しているところでございます。 ○議長(高橋典久君) 教育長町田 香君。 ◎教育長(町田香君) ICT教育の評価ということで,議員のほうから今お話しがありましたので,簡単にですが触れさせていただきます。  通常,評価と言ったときに,国語であるとか,算数であるとか,理科であるとか,社会であるとか,これは教科固有の能力の評価ということで,いわゆるその通信簿その他がつけられるようになります。このICT教育に関しましては,工業高校あるいは情報処理系の学校であれば,そういう教科として成立をしていて,評価もそういった評価がされていると思います。  小中学校の場合には,あくまでもそのICTを使って,算数や理科や社会,国語,そういったものが個別最適化の学習形態が保障されて,その中で子供たちが楽しく授業に取り組むことができて,そして教科本来の力を身につける,そういった部分にどれだけICTの分野からその機器を取り入れた形での授業が成果を上げたか,そういった全体的な評価はありますけれども,教科としての評価といったことはありませんで,その辺は,守谷の場合には,今部長から申し上げましたモリテックということで,守谷でICT教育を1年生から順序立てて進めていく,そういう計画ができています。その計画にのっとって評価項目も入っておりますので,その評価項目にのっとって,各学校,各担任の先生が進めているということであると思います。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 海老原博幸君。 ◆2番(海老原博幸君) 教育長,御回答ありがとうございました。実際には,私自身がそのICT教育というのを受けていないものですから,今のお答えを半分分かって,半分分かっていないという部分がございますが,ただ,この教育自体が必要だという認識はしております。  ただ,再度重複したお話になってしまいますけれども,どうしても基本的にその単体で評価しづらいという部分であると,逆に投資もどこまでするのというのが割と曖昧になりがちなのかななんて個人的にはちょっと思っています。  私はずっと会社員として資材の系のコストカットのほうをやっていたものですから,どうしてもこの教育という部分,それからその評価がはっきりしないという部分については,どうしても費用が増す方向に行ってしまう傾向がある内容なのかなというふうに思っています。改めて,そういう部分で費用対効果を見極めながら進めていただきたいと思っております。  それと,中身についてもう少し進めさせていただきますが,一つだけ私,守谷市の教育立派なんですけれども,ちょっと懸念している内容がありまして,ICT教育,英語教育,非常に力を入れておりますことは存じ上げております。逆に,返って国語能力,読解能力,それからコミュニケーション能力,そういう部分への力の入れ具合というのが,やっぱり比較して弱くなってしまうのかなというような懸念も正直持っております。  そこら辺について,今,守谷の小中学校はどのような考え方で進めているのか,これはいい,悪いではなくて,今の状況を教えていただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 教育長町田 香君。 ◎教育長(町田香君) 細かいところまでありがとうございます。  今,守谷の教育,おっしゃるように,大変力を入れて進めております。予算的な裏づけも十分な形の中で,子供たち一人一人が自分の,例えば5年先,10年先,15年先を見据えた形で学習が進められているということだと思います。コンピューターに特化した形で特に進めているわけではありません。  国語,もちろん読解力あるいはコミュニケーション能力といったものは,これは学習の基盤になるものでありますから,当然そこのところについてはきちんと進めていくということ。その1単位時間の授業をしっかり組立てを確かなものにして,そして子供たちと一緒につくり上げていくような授業ということで今守谷では進めております。  そういう意味では,ICTあるいは英語教育というところにだけ力が入って,そこのほかのところがおろそかになるといったことはないというふうに思っておりますし,そのためには事前の計画をきちんと立てていくことが大事なので,そのことは守谷市の先生方の集まりである教育研究会という組織があって,その中で年間の指導計画といったものもつくられております。  国語に関しては,あるいは算数に関してはというと,個別のそういう計画も立てておりますので,計画に沿って,計画にのっとって,評価を十分にしながら,次のステップに進むような形で守谷の教育が進んでいるというふうに思っておりますので,ぜひ御安心をいただければありがたいなというふうに思っておるところであります。 ○議長(高橋典久君) 海老原博幸君。 ◆2番(海老原博幸君) 教育長,御回答ありがとうございました。余計なお世話でございました。引き続き子供たちの教育行政全般にわたって御尽力いただければと思っております。  続きまして,同じ教育内容でございましたが,ちょっと分野は変わりまして,道徳教育についてちょっと質問させていただきます。  この道徳教育の内容というのは,ヒアリングのときにもちょっとお話しさせていただきましたが,道徳の時間にかかわらず,人間教育,あるいは,特に今回,私は郷土愛とか,守谷を愛する気持ちをどうやって育むの,あるいは今どういうふうにそういうことを学校として実践しているのか,そんなことをちょっと質問させていただきます。  実は私,今回こういう質問するには,やっぱりそれなりの経験がございまして,私,会社員として,30代,約10年間,山形県鶴岡という日本海側の城下町に10年間住んでおりました。やはり徳川の譜代大名のお膝元ということで,非常に文化水準が高い地方都市でございました。そういう中で,10年間住んでいることもあったんですけれども,いろいろな方から,私よく当時はえびちゃんとか,えびさんとか言われていたんですけれども,えびちゃん,鶴岡いいとこだろう,家建てちゃえよって,もう本当に何十人もの人からそういう言葉言われて,鶴岡の人というのは鶴岡本当に愛しているんだななんて思った記憶がございまして,今もその思いはぶれることなく思っております。そんなことがあって,鶴岡の同期の者とか,先輩後輩にもそんな話を聞いた記憶がございます。  そういう中で,ずっと振り返ってみますと,私の息子,ちょっと単身赴任とかあったりして,小学校2年のときに鶴岡の小学校に守谷から転校していきまして,1回目の授業参観というか,1回目,初日,多分授業を見ていってくださいという形で見させていただきました。たまたま社会の時間で,鶴岡のいいとこをみんなで発表しようみたいな,そういう時間でした。小学2年生がみんなはきはきと手を挙げて,鶴岡のこういうとこがいいですとか,ああいうとこがいいですとかって,いろいろなことを言って,今思えば,こういうこともやっぱり郷土愛を育む一つの手法なのかななんていうふうに思ったりもしておりました。  そういう中で,今回質問するのは,やはり守谷市もこれから2040年代には人口が減るという中で,いかに守谷で生まれ育った子供たちが守谷で住み続けたいと思えるようにしていかなくてはいけないのかななんていうふうな考えを持っています。これは教育の一義的な目的ではないのですが,そういう経験も踏まえて,守谷市としてどういうことに取り組んでいたりするのかなというようなことをちょっと考えておりました。  そういう中で,私自身も御近所に小学4年生がいらっしゃったので,道徳の本や,それからそういう話をしたところ,社会科の副読本で,小学校3年生,4年生用の「もりや」というやつですね,こういうやつとか,「わたしたちの茨城」という,こういう本を読ませていただきました。非常に私自身で勉強になりました。知らないことも多くて,すごいいい本だなというふうに思っています。これは「もりや」も「茨城」も,本当にそのとおりだと思いました。なおかつ,道徳の本については,やっぱり人間形成において,すごい多様な項目を一つ一つ物語風に,そのテーマを決めて作っているんだなと。その教科書を作っている先生方の御苦労,それから中身を見てすごいなと思ったりしながら,ちょっと目を通しておりました。  そういう中で,道徳の時間に関して言うと,たしか23ぐらいの項目があった中で,郷土愛という部分では,何かお祭りか何かをテーマにした一つぐらいだったかなと。当然ながら道徳という分野で考えると,いろいろなことを学ばなくてはいけないので,しようがないのかななんて思ったりをしています。そういう中で,さっき鶴岡でも社会の時間でやっていたように,守谷市でも社会の時間を使ってこういう「もりや」って副読本で守谷を知ってもらうとか,そういうことをされているんだなというふうには大枠では理解しております。  そういう中で,守谷を知る,こういう形で知った上で,守谷に対する気持ちを育ませるとか,そういう部分で,学校,小学校中学校で何か仕掛けているようなものがもしあるようでしたら,ちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 教育部長宇田野信彦君。 ◎教育部長(宇田野信彦君) 道徳以外ということでお答えさせていただきます。  例えば授業で事例でございますのが,国語の授業の中でプレゼンテーション,発表の授業ですね,そういったときに課題を提示するわけなんですけれども,その課題で守谷市に住みたいと思ってもらえるためにはどうしたらよいかと,そういった課題を設定して,プレゼンテーションの授業を国語の中でやっている。これ,中学校なんですけれども,そういった事例ですとか,あるいは,一般的には生活科でまち探検というのを小学校のほうではあります。これは特に守谷市でということではございませんけれども,まち探検をして,守谷,実際守谷ですよね,守谷の子供たちですから,いろいろな発見をしているのがある。あるいは職場体験ということで,市内の事業者さんに御協力をお願いをして,いろいろな職場で,これは中学生なんですけれども,体験をしていくと。それぞれ地元の,守谷のよさをそれぞれに児童生徒は発見しているのかなと思っております。  また,それ以外に地域のつながり的なもので,事例で申し上げますと,今,野鳥のみちというのがございます。これは当初,鳥のみちという名前で,徐々に今の規模になってきたわけなんですけれども,最初につくり始めたときから,これの観光協会さん,事業をやっていただいておりますけれども,そのときにも,これは愛宕中学校になりますけれども,そちらの生徒たちと一緒につくり上げていったという,地域との結びつきですね。そういったものも学校単位でそういった体験,あるいは稲作というところでも地域の皆さんの御協力をいただいて稲作を体験するということも実施してございます。  私が知っている事例だけになってしまいますけれども,こういったことが行われているということで承知してございます。 ○議長(高橋典久君) 教育長町田 香君。 ◎教育長(町田香君) いろいろありがとうございます。  郷土愛ということなので,私もぜひお話しをさせていただきたいことがありまして,それは先週,中学校の卒業式がありました。これを私,見に行ったのですが,非常に凛とした空気の中で,感動的な,厳粛な卒業式が挙行されておりました。市内の四つの学校ともに同じでした。  今,部長が申し上げたような,いろいろな活動する中で,昨日卒業した,先週卒業した生徒たちは,恐らく自分の周りの友達を本当の友達と確認をしていると思うんです。そして,お互いに協力できる,そういうすばらしい友達だという確認を日々の学習の中でしていると思うんです。そういったふうに,一つ一つの学校で行う活動の中で自分の居場所を見つけ,そして自分の本当の友達を見つけ,そして自分の母校であるそれぞれの学校を誇りに思う。そういった形の子供たちに気持ちを持ってもらうことが大事だと思うんです。
     そのためには,1時間1時間の授業の中で,先生が工夫をし,子供たちが楽しく授業の中に取り組んで,そして授業の中でも私の友達,私の先生,そういった存在を改めて確認できるような,そういった学習活動を学校の中でどんどん取り入れていくことが大事かなというふうに思います。そういう意味では,特別活動と呼ばれる分野,いろいろな行事があって,その中で子供たちが力を合わせながら何かをなし遂げたという体験を経験をする,そういう教科というか領域ですけれども,そういったものについては,各学校校長先生方にお願いしているのは,子供たちが後になって,あのときのあの行事はとてもすばらしくて,私はこの学校の生徒でよかったと思えるような,そういったものを工夫してほしいというようなことを常々校長会には申し上げてきております。  そういった意味で,それぞれの学校が子供たちにとって本当に楽しい教育活動になるような創意工夫をしていくことが郷土愛を育てていく根本,原点になるのかなというふうに思っているところです。今後も,さらにそういった学校行事等については力を入れていくような形で進めていきたいというふうに思っております。  長くなってしまいましたが,すみません,申し訳ありませんが,以上,申し上げました。 ○議長(高橋典久君) 海老原博幸君。 ◆2番(海老原博幸君) 御回答ありがとうでございます。全くそのとおりでございますね。私も中学を卒業してから何度も,高校に入ってから,中学校の恩師,野球部の監督の顔を見に行った記憶がございます。やっぱり中学校がホームグラウンドという気持ちになるということは非常に大切なことなのかななんていうふうに思っています。引き続き,よろしくお願いいたします。  最後に,学校だけではなくて,実は私の地元には,同じ4年生で,片や守谷の公立小学校,片や私立の小学校に,本当に御近所さんで行っている子供がお二人おりますし,ふだん全く交流がないですね。そういう2人を地域としてどうやって,地域の一員として仲間にしていくかというのが我々地域の人間の仕事かなと思いながら,日々頭を悩ませております。学校は学校で,地域は地域として,地元守谷を愛する人たちを1人でも増やしていければなと思っています。引き続きよろしくお願いいたします。  最後に,道徳の時間,これが正式な教科になって五,六年たつかなというふうに思います。  実際に,この道徳の時間というのが教科に含まれることによって,実際に何か子供たち,変化している部分はあるのでしょうか。  逆に,今までの話で言うと,道徳に限らず,いろいろな部分でやっているから,特に教科化されたからどうこうでもないよという言い方も逆にあるかもしれませんが,もし何か教科制になって変わった部分があれば教えていただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 教育長町田 香君。 ◎教育長(町田香君) 道徳についてですけれども,道徳は特別の教科というふうに呼ばれています。これは,ほかの教科は,数学は数学の力をつけるために,国語は国語の力をつけるためにということが目標ですけれども,道徳については全人格の陶冶というふうなことになってくると思いますけれども,教科だけではなくて,全教育活動で道徳の力をつけるということになっています。これが特別の教科と言われるゆえんであります。  ほかは,それぞれの教科の固有の目標,道徳は学校の教育活動全体を通して道徳的な力をつけていくというようなことになっています。それがほかの教科とは違う特別の教科ということだと。ということは,道徳は道徳の時間だけで独立しているということではなくて,数学の時間も,社会の時間も,理科の時間も,英語の時間も,全人的な子供たちの成長を目指して,道徳だけではなくて,全人的なということで,学校の教育活動全体であるというようなことが今まで以上に意識されてきたということはあると思います。  これまで,それぞれのところが教科固有の目標に向かってということだけで終わっていたものが,道徳が入ることで,全体的に学校の教育活動の中で子供たちを大きく育てていこうという,そういう意識を強く持つようになってきたというのもあるように思います。そこは特別の教科,道徳が入ったことによって,学校の教育活動が全体が少し考え方において様変わりをしてきたということで,今まで以上に子供たちの一人一人の子供たちの成長といったことを目指した教育を意識するようになってきているということはあるように思います。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 海老原博幸君。 ◆2番(海老原博幸君) 御回答ありがとうございます。私も守谷市のホームページで,道徳教育の学校の先生たちの集まり,それの審議会というんですか,それの履歴をずっと見させていただきました。いろいろな先生方が集まって,どんな形でやっていこうかと頭を悩ませながら,いろいろ教育の方法であったり,教え方であったりやっていたのだなというふうに思いながら,今のお話を聞いておりました。  確かに道徳の時間だけで済む話ではなくて,総合力だと思います。今のお話を聞いて,非常に納得しております。ありがとうございました。  最後に,道徳というお話につながりますが,挨拶という部分でのお話をさせていただきます。  私,ここ6年ぐらい,朝,守谷駅の清掃活動をしております。2年ぐらい前から,会社を辞めてから時間に余裕がでてきまして,今まで会社員時代では時間的に回り切れなかったところまで回るようになって,8時近くまで駅にいるような状況が続きました。そういう生活を送って,8時近くまでいるようになった,清掃活動をやって1か月ぐらいした後,守谷駅の東口にスクールバスが来る,東風小学校の児童さんが,女の子でした,私の前に止まって,いつもきれいにしてくれてありがとうございますっておっしゃってくれたんですね。非常に私びっくりしました。  私,五,六年清掃活動をやっていて,多分大人でもそういうふうに言ってくれる人って100人いたら10人いないですよね。私の経験則で言うと五,六人かな。五,六人がそういう形で,すごく笑顔でいつもありがとうございますって言ってくださって,その次に,こっちが気がつかなくても,先方のほうから挨拶してくれる人が二,三十人で,こっちから挨拶して返す人が50人ぐらいで,残り10人ぐらいは,こっちが挨拶してもそっぽを向く人がいます。そういう,それが一般的なのかなと思いながら日々掃除しています。  そういう中で,小学校6年生の女の子がそういうことをやって,私正直びっくりしまして,その女の子に,それって御家庭で教わったの,学校で教わったの,どうしたの,どこで教わったのって聞きました。そうしたところ,私たちの学校では,校長先生がいつも昇降口で私たちの靴のかかとをそろえてくれているんですと。そういうことを見ているので,いつも校長先生にありがとうございますって言っていますっておっしゃったんですね。私びっくりしまして,東風小学校さんに行ってきました。行きました,2年前です。議員になる前です。  そこでは,朝,正門の前で2人の先生がスクールバスや徒歩で来る子供たちを迎えて,そこで子供たちが,まず先生の前に立ち止まって,きちんと挨拶して,そこから昇降口に入って,そこにはもう校長先生がいらっしゃって,校長先生が入ってきた子供たちの靴をそろえているという様子を見て,子供たちは校長先生にも御挨拶とお礼を言っているという姿を見てきました。そのとき,いろいろお話聞きまして,その校長先生も元は公立の校長先生だったというふうに伺っています。  非常に感銘しまして,ただ校長先生も御謙遜されていて,いや,Yさんという子は御家庭もしっかりしているからという形でおっしゃっていました。私もそうなのかななんてと思いつつも,そのお子さんには当時6年生と1年生の妹さんがいて,妹さんはお姉ちゃんにくっつけられて頭下げるぐらいでした。そうしたら,1年後にはお姉ちゃん卒業して,妹さん2年生になって,またもう1人妹さんが入れて3姉妹なんですね,1年生の女の子は。2年生と1年生で私の目の前に来ると,止まって挨拶してという,そんなお子さんたちがいらっしゃいます。それとは別に,6年生,去年は分からなかったんですが,今年になってから6年生の男の子も同じような感じで,私が議員になったから知っていたのかもしれないですね,海老原さんいつもありがとうございますなんて大きな声で言って,挨拶していかれました。非常に立派だな,私自身,こういう小学校が守谷市にあって,すごくいいことだなと思っています。  ほかの公立の学校については,私まだ不勉強なんですけれども,正直言うと,ほかで掃除しているときには,それなりの挨拶が普通の子供たちなのかなというふうに思っています。  そういう観点で,今現実に守谷の公立小学校,中学校でやられているような挨拶に対する運動,活動,指導,そういう部分で,何かもしあれば教えていただければ幸いです。 ○議長(高橋典久君) 間もなく正午になろうとしておりますが,このまま海老原博幸君の一般質問を続行したいと思います。よろしいでしょうか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋典久君) それでは,引き続き一般質問を続行します。  教育長町田 香君。 ◎教育長(町田香君) もうすぐお昼ということなので,長くならないようにしたいと思いますが,挨拶は非常に大切なことで,守谷の公立学校の名誉のために申し上げれば,守谷の公立学校も,どの学校も挨拶運動を進めております。非常にさわやかな挨拶が返ってくるということは間違いないというふうに思います。それから,小学校と中学校と一緒になって合同での挨拶運動をしているといったところもありますし,11月の県民の日のときには,守谷駅に集合して,守谷中学校だけではなくて,黒内小学校その他の学校も含めて,あそこで大々的に挨拶運動をしているという,そういう現実もございます。  ただ,挨拶に関しましては,数年前に,何年か前に千葉県のほうでしたが,PTAの関係者が子供をというようなことがあったと思います。それ以来,その挨拶に関しての考え方,空気が少しずつ変わってきたことは間違いないと思います。まずは,安心安全の確認をできて,そして,その安心安全が確保されれば,子供たちもさわやかに挨拶をするというようなことなのだろうと思います。  そういう意味では,時と場合に応じた形で挨拶がきちんとできる,そういって一つ上の段階に今,挨拶に関しては来ているのかなというふうに思います。必ず知らない人でも挨拶をしようというような,そういうことではない形が少しずつ今できてきているのかなというふうに思っているところであります。  海老原議員に挨拶をされる方,子供たちは海老原議員との関係ができていて,そこで安心安全が確保できている。それから,私立の学校の子供たちはスクールバスが身近にあったり,あるいは先生方がその場の近くにいるということで,安心安全の感覚がある。当然そういうところでは,挨拶も大きな声でできるということだと思います。その辺のところ,何が一番子供たちにとっていい形なのかというのは,改めて考えていかなければいけないと思うのですが,挨拶については大事なことだということは,まず間違いなく市内の小中学校でも実践を通して,そういう心を育てているところであります。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 海老原博幸君。 ◆2番(海老原博幸君) ありがとうございました。引き続き,そういう挨拶の部分についても御指導のほうをいただければ幸いでございます。 ○議長(高橋典久君) 教育部次長小林伸稔君。 ◎教育部次長(小林伸稔君) 先ほど,議員のほうからICT環境整備事業の新年度の予算の中で電算処理委託料ということで,小学校のほうで1,216万1,000円,それと中学のほうで550万9,000円ということで,内容につきまして,すみません,即答できずに申し訳ありませんでした。  内容としましては,タブレットを使った授業で必要となる授業用の支援ソフトというのがあるのですが,そちらの利用と設定の費用となっております。そのほかのドリル教材も併せてこちらのほうで計上させていただいております。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 海老原博幸君。 ◆2番(海老原博幸君) ありがとうございます。  以上で,私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ○議長(高橋典久君) これで海老原博幸君の一般質問を終わります。  ここで休憩といたします。  午後は1時10分より再開いたします。                午後零時02分休憩          ──────────────────────                午後1時10分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,引き続き一般質問を続行いたします。  次,通告順位3番,青木公達君,登壇願います。  青木公達君。                〔13番青木公達君登壇〕 ◆13番(青木公達君) 通告順位3番青木公達でございます。よろしくお願いいたします。  今回の通告した質問は,地方自治法の一部改正についての1項目であります。  今回の改正法は,第31次地方制度調査会が内閣総理大臣に提出した人口減少社会に的確に対応する地方行政体制及びガバナンスの在り方に関する答申,これを31答申というそうですが,この答申を踏まえて国会に提出され,平成29年6月に参議院本会議で地方自治法等の一部を改正する法律として可決成立したものでございます。  主な内容は,1番目として監査制度の充実強化,二つ目として内部統制に関する方針の策定等,三つ目として地方公共団体の長等の損害賠償責任の見直し,四つ目として決算不認定の場合における長から議会等への報告義務の4点であります。ちなみに,一番最初の監査制度の充実強化の一部と,4番目の決算不認定の場合の報告義務の施行日は平成30年4月1日,それ以外は2年後の令和2年4月1日となっており,現在は全て施行済みとなっております。  これまでの地方自治法改正の多くは,守谷市のような小さな地方自治体にとっては,既存の条例等の若干の修正を行うだけで,ほかに大きな影響はないような改正でございました。しかしながら,今回の改正法案は地方自治体の運営や監査委員監査において近年にない重要な内容を含んでいると思っております。  先ほど申し上げた31答申は,人口減少社会に的確に対応する地方行政体制及びガバナンスの在り方をテーマとして,住民から地方公共団体に対する信頼性の向上のために,住民,長,議会,監査委員がそれぞれの立場に応じて適切に役割を分担するとともに,それを地方公共団体の事務処理の適正化につなげることを目的としております。したがって,今回の改正は都道府県や指定都市のような大きな都市のみならず,その他の市町村,守谷市みたいなところにも影響を及ぼすものとなっております。  改正点として,先ほど4点申し上げましたが,今回はコロナ禍の中で一般質問の時間も限られておりますので,守谷市において重要と思われる3点,一つ目が監査委員の権限強化,2番目が内部統制,3番目が長等の賠償責任の見直しに絞ってお尋ねしたいと思います。  では,まず最初に,監査委員の権限強化についてお尋ねいたします。  改正法第198条に,監査委員が監査等を行うに当たっては,監査基準に従い行うこと。そして,その監査基準は監査委員が定めることとありますが,最初の質問として,守谷市には現監査委員が定めた監査基準はあるのかどうか,お答えお示しいただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 総務部次長川村和彦君。 ◎総務部次長(川村和彦君) お答えをさせていただきます。  今,青木議員おっしゃいましたように,監査基準につきましては,地方自治法第198条の3第1項によりまして,監査委員が監査等を行うに当たっては,この監査基準に従うことが規定されておりまして,同法198条の4第1項によりまして,監査基準は地方公共団体の監査委員が定めるということになってございます。  守谷市におきましては,令和2年3月26日に守谷市監査基準を策定いたしまして,同年4月1日から施行しているところでございます。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 青木公達君。 ◆13番(青木公達君) ありがとうございます。  ヒアリングのときに,監査基準に関してはちょうど1年前ぐらいに制定されたとのことでしたので,ヒアリングが終わってからネットで調べて,読ませていただきました。  監査基準は総務大臣が定める指針を踏まえて策定されているとはいえ,監査委員が定めると規定されているわけで,監査委員の監査基準に対する責任は非常に大きなものと思われます。第1条2項には,監査基準に従い公正不偏の態度を保持し,正当な注意を払って,その職務を遂行するとうたっております。公正不偏の態度をどのように担保するのか,特に議会から選出されている議選委員の公正不偏とは一体どういうふうに考えたらいいのか,その存続を含めて議論する必要があるのではないかと思っております。  改正法の198条の4,3項に,監査委員は監査基準を定めたときに,直ちにそれを普通地方公共団体の議会,長,委員会及び委員に通知するとともに,これを公表しなければならないとありますが,これは実施されたのかどうかお聞きしたいと思います。  私の記憶によると,議会では通知されてはいないのではないかと思っておりますけれども,いかがでしょうか。 ◎総務部次長(川村和彦君) 時間もらっていいですか。 ○議長(高橋典久君) ここで暫時休憩いたします。                午後1時16分休憩          ──────────────────────                午後1時17分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  総務部次長川村和彦君。 ◎総務部次長(川村和彦君) 大変申し訳ございませんでした。  策定後,議会のほうには通知を差し上げてございます。それから,ホームページのほうでも公開をさせていただいているという状態でございます。 ○議長(高橋典久君) 青木公達君。 ◆13番(青木公達君) ありがとうございます。  今,議会のほうにも,それからホームページにも載せているという話だけれども,ちなみに議会に通知したのはいつ頃だったか覚えありますか。というのは,私1年分探したんですけれども,見当たらなかったんですよ。モアノートとか,いろいろなところで。 ○議長(高橋典久君) 総務部次長川村和彦君。 ◎総務部次長(川村和彦君) 策定が3月26日となってございますので,施行が4月1日となっておりますので,その間に議長宛てに通知を出させていただいております。 ○議長(高橋典久君) 青木公達君。 ◆13番(青木公達君) それでは,そういうことということなので,これが終わってからもう一度調べてみたいと思いますが,通知という言葉がどういう通知の仕方なのかよく分かりませんけれども,とにかく終わってから調べたいと思います。  次に,それでは監査委員に関する二つ目の質問に移ります。  改正法第252条36第2項は非常に分かりにくい言い回しになっているので,簡単に解説すると,改正前は包括外部監査制度について,全ての都道府県と指定都市に導入が義務づけられているが,その他の市町村については任意で導入できると。ただ,この場合,会計年度ごとに包括外部監査契約を結ぶ必要があるとか,それから財政面での負担が大きいなどと導入の支障になってきたものがあったわけですが,そのため改正法では,任意に導入する地方団体に対して会計年度ごとに必ず実施することを義務づけるということはなし,やめにして,条例で実施頻度,例えば4年ごとに実施するというように定めができるということになって変更してあります。  そこでお尋ねしたいのですが,守谷市としては,この包括外部監査の実施を検討する意思はあるのかどうか,その辺はいかがでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 総務部次長川村和彦君。 ◎総務部次長(川村和彦君) ただいま青木議員から法改正の内容について,前と後の説明はそのとおりだと思います。  この包括外部監査の実施について,守谷市監査委員とも協議をさせていただきまして,今のところ全国的に導入が義務づけられている都道府県等以外の市町村に対しては実施しているところはないと,それから包括外部監査契約を行う際,契約の相手方に対して,こちら公認会計士や弁護士となると思うのですが,各自治体で契約している費用が1,000万円を超えるというような高額となって財政負担が多いこと,それから財務監査,財政援助団体等監査の実施におきましては,今,監査委員のほうに対応することでおおむねやれているということと考えておりますので,現在のところ実施する予定はございません。  といたしましても,代表監査委員につきましては監査のプロフェッショナルであると考えてございますので,現在外部に頼る必要はないと考えてございます。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 青木公達君。 ◆13番(青木公達君) ただいま次長から,現在のところ実施する予定はないと拒絶されてしまいましたけれども,市長にお尋ねしたいのですが,4年に1回ぐらいは外部監査を実施して,その結果を市民に公表することを取りあえず検討してもいいのではないかと思いますけれども,検討する意思はございませんか。
    ○議長(高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) ただいま次長のほうからお話しありましたように,うちの監査委員さんは特に非常にレベルも高い方でもございますし,十二分に監査という部分の役割は担っていただいているのだろうというふうに思いますし,議会に対してもそうでありますし,毎年監査の報告というのは出ているわけでございますので,今の段階ではそれ以上考えてはおりません。 ○議長(高橋典久君) 青木公達君。 ◆13番(青木公達君) 全く検討する意思もないということだと思います。財務監査等,その外部監査というのは基本的に違う視点から見るところもありますので,機会があったら再度検討していただければと思います。  それでは,監査に関する最後の質問に移ります。  新しく導入された勧告制度等監査委員間の合議不調時の意見の公表に関して,の見解についてお尋ねしたいと思います。  勧告制度は改正の法第199条第11項に,合議不調に関しては第75条第5項及び第199条13項に規定され,監査委員の権限の強化を目的としております。勧告制度に関して,改正前では,監査を受ける者が措置を講じた場合は監査委員に通知する義務がありましたけれども,監査違憲にあったにもかかわらず措置を講じなかった場合は,何ら監査委員に通知する等の義務はありませんでした。それで,それはおかしいだろうということで,今回の改正法では,特に措置を講じる必要があると認められるものに関しては勧告を行うことができるし,勧告を受けた長等は,こうした措置について監査委員に通知することとされています。  そのようなことを念頭において,新しい勧告制度ができたことについてののお考えというのか,感じ方,感想をお示しください。 ○議長(高橋典久君) 総務部次長川村和彦君。 ◎総務部次長(川村和彦君) 今,青木議員おっしゃいましたように,改正法によりまして,監査の結果に関する報告のうち,特に措置を講じる必要があると認められたものにつきましては,監査委員は勧告を行うことができることとしまして,勧告を受けた市長等はこれを重く受け止め,勧告に基づき講じた措置について監査委員に通知し,監査委員はその措置の内容を公表しなければならないとされたものでございます。  といたしましては,当該事例が発生した際は,この法律の規定に基づきまして,適切に処理することはもとより,監査委員と緊密に連携することによりまして,監査委員の意思を尊重し,誠意をもって対応していくよう努めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 青木公達君。 ◆13番(青木公達君) 監査委員の意思を尊重して,誠意をもって対応するということでございました。  次に,合議不調に関してですが,これは行政の問題というよりも,監査委員の問題と認識しています。私が知っている限りにおいて,守谷市で意見の違う監査報告を見たことがないので,問題がなかったと推測しております。ただ,監査報告書作成段階でいろいろな意見があったら,まとめの段階で調整して,今までは報告書として出るときには,調整した後の御報告だけが公表されていたということがあったかもしれません。しかしながら,これからは合意されていない結果が公表される可能性があるわけでございます。  過去において,監査委員間で報告書作成時に異なった意見が出たことがあるかどうかも含めて,合議不調時の措置に関するのお考えをお聞かせください。 ○議長(高橋典久君) 総務部次長川村和彦君。 ◎総務部次長(川村和彦君) 合議不調時における各監査委員の意見の公表ということでございますけれども,こちらは地方自治法改正前では,監査委員による監査の結果に関する報告等の決定は監査委員の合議によるとされていますが,合議により決定することができない事項がある場合に,その部分については監査委員が監査の結果に関する報告等をすることができないため,報告等に向けて積み重ねてきた監査委員の審査とは無駄になってしまうことになります。  このため,今回の改正により合議により決定することができなかった場合についてのみ,監査結果報告として対外的に明らかにする以外に,合議に至らない場合であっても,結果として公表することとなるため,監査の透明性を高めることが可能となりました。  このことを踏まえまして,守谷市としましては,現在のところ監査委員の意見が合意に至らなかったという事例はありませんが,将来的にこのような事例が発生した場合は,この地方自治法の改正趣旨に基づき,適切に処理することを想定してございます。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 青木公達君。 ◆13番(青木公達君) ありがとうございます。今まで不調に終わったことはないけれども,これからあった場合には,それなりの法に基づいた処理を適切に行いたいというお話だと思いました。  次に,監査委員の話はこれで終わりまして,2番目に通告した内部統制についてお聞きいたします。  改正法では,第150条第1項から第8項にうたわれています。その中で,第2項を簡単に説明しますと,都道府県知事等指定都市の市長には内部統制に関する方針の策定等が義務づけられました。その他の市町村長に関しては,長には方針を定め,必要な体制を整備するよう努めなければならないとしてあります。要は積極的に努力するか,消極的に努力するか,何もやらないか,これはもう全て長にお任せするというものでございます。  私が内部統制という言葉に出会ったのは,約,多分20年ぐらい前だったと記憶しております。最初はIT関係のプログラムを組むときの総務チェック機能の総称ぐらいだろうと,自分の業務とは直接関係ないものと思っておりました。しかし,その半年後ぐらいに,私たち事務屋の業務にも内部統制を取り入れることになり,まさしく黒船来襲ごとく,業務プロセスの書面づくり,見直しチェックポイントの作成等々,右往左往したことを思い出しております。その間,導入担当部分からは,今までの業務チェックコントロールというのは,今までしたことと何ら変わらなくて,何も新しいことを要求しているのではないと。今の日常の業務をプロセスとして整備し,ルールづくりをしてもらうだけだと,それらのことをよく言われたことを思い出しております。  アメリカではインターナルコントロールの名の下で1990年代に一般化され,日本では平成12年,西暦2000年に大手銀行の巨額損失事件,これはアメリカでの投資失敗ですけれども,が発端になり,その後何件かの不祥事を経て,平成18年,2006年に全ての上場会社が経営者の名の下で内部統制報告書として提出,公表するとともに,公認会計士監査法人による監査が義務づけられたと記憶しております。  少し横道に外れてしまいましたけれども,先ほど申し上げたように,内部統制については方針を定め,必要な体制を整備するよう努めなければならないとありますが,守谷市としては方針を定め,必要な体制を整備する意思はあるのかどうかお示しいただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 総務部次長川村和彦君。 ◎総務部次長(川村和彦君) といたしましては,今回の地方自治法の改正による内部統制につきましては整備の義務はありませんけれども,監査委員と連携いたしまして,将来的に調整の内部統制制度の導入義務化を想定しながら,その初期手段として,他で実施している資料を参考に,現在業務手順書を作成して,内部統制の一環である業務手順の図式化やリスクの洗い出しを行う作業に着手しているところでございます。  現在は体制整備というところまでは至りませんけれども,今後においてもこのような作業を行うことを継続して,内部統制制度を意識した事務を進めていければなというふうに考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 青木公達君。 ◆13番(青木公達君) ありがとうございます。将来の義務化を想定して,業務手順書を作成して,図式化やリスクのある洗い出し作業を既に着手しているということなので,評価したいと思っております。このような作業を継続して,内部統制制度を意識していきたいとのこと,ぜひ継続していってほしいものと思っております。そうすれば,今回みたいに追加議案の提出とか,最近多い臨時議会の回数とか,それも改善されていくのだろうというふうに思っておりますので,ぜひ,非常に手間がかかることは重々承知していますけれども,後からそれが成り立ってしまえば,非常にチェックポイントとか何かが非常に楽になりますので,ぜひやっていただければと思います。  では,最後の質問に移りますが,3番目に通告したのは地方公共団体の長等の損害賠償責任の見直し等についてでございます。  これは改正法第243条の2にうたわれているもので,改正法第243条2に基づき,守谷市では今定例月議会,議案第5号として上程され,総務教育常任委員会で守谷市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例として採択されました。  総務教育常任委員会でのやり取りを念頭に置きながら,質問や返答が重複しないように気をつけながら質問をしたいと思っております。  改正法第243条の2に,長や職員等の地方公共団体に対する損害賠償責任について,その職務を行うにつき,善意でかつ重大な過失がないときは損害賠償額を限定して,それ以上の額を免責する旨を定めることができるとうたっております。  そこでお尋ねしますが,この条文でうたっている善意かつ重大な過失がないことは,誰に証明責任があり,そして誰が決定するのかを御見解をお示しください。 ○議長(高橋典久君) 総務部次長川村和彦君。 ◎総務部次長(川村和彦君) お答えをさせていただきます。  市民は住民監査請求制度によりまして,市長等のに対する損害賠償責任につきまして,監査委員に対して請求することができますが,ほとんどの場合は住民監査請求では解決せず,住民訴訟になるパターンが多いと思います。よって,最終的には重大な過失があると証明するのは原告側になります。そして,善意で重大な過失がないということを決めるのは裁判所ということになります。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 青木公達君。 ◆13番(青木公達君) 住民監査請求があって,それが住民訴訟となり,裁判となった場合に,重大な過失があるかどうかを証明するのは原告,この場合住民だと思いますから,原告にあると。それで,重大な過失がないということを判断するのは裁判所であるということだと思いますけれども,その辺のところは理屈としては理解しております。ただ,ヒアリングのときにこの説明を受けてから,どうももやもやして仕方がなかったんですね。この週末も一般質問内容を確認しながら考えていたのですが,もやもやしていた理由が少し分かったような気がしますので,それを質問の形に代えさせていただきたいのですが,次長から,市長等のに対する損害賠償責任について監査委員に対して請求することができるが,ほとんどの場合は住民監査請求では解決する住民訴訟となるとの御返答がありました。  住民監査請求は最初に監査委員に提出されるわけですけれども,これは監査委員がまず重大な過失があるかどうかも含めて事実確認を行うという理解でよろしいのでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 総務部次長川村和彦君。 ◎総務部次長(川村和彦君) 条例適用のフローという形でちょっと御説明させていただきますと,例えば,市民Aという方が不当な公金の支出が認められるから,市長に対してが被った損害1億円と例えますと,1億円を補填させる措置をしなさいという地方自治法242条の住民監査請求したと仮定いたしますと,まず監査委員による事実の認定が行われます。ここでの監査委員の認定結果において,市民への請求どおり,監査委員が,市長には過失があるので1億円の損害賠償を補填すべきだという勧告がなされ,素直に市長が非を認めて,1億円を補填する措置を行ったときは,市民Aは納得していますので,ここで案件は終息すると。ですが,このようなケースはまずないということですね。  それから,1億円の補填を監査委員から勧告された市長が,私には全く責任がないとして,監査委員の認定結果に対し何の措置もしない場合,また,損害賠償補填は認めるとしても,私は市民のためを思って行った善意の行為で重大な過失もないと考えているので,条例で定める7,000万円のみを補填しますとなった場合,市民Aは到底納得しないということから住民訴訟を起こすと思われます。ひいては,そもそも監査委員の認定結果自体に不服の場合も同様に住民訴訟に発展するものと考えます。ですから,一義的には監査委員の認定結果に対して,市長が自分で過失があるかどうか,重大な過失があるかどうかという判断は市長が行うということになってございます。 ○議長(高橋典久君) 青木公達君。 ◆13番(青木公達君) 私の聞いているのは,住民訴訟が起きた場合に,住民から監査請求を受け取るのは,監査委員が最初に受け取るわけですね。監査委員が受け取って,その次に,それがどういうふうに持っていくのかを判断するときに,それを受け取ったときに,監査委員の役目としては,先ほどから言っている議会,長,それから関係委員会等にそれを通達するということがあるわけですけれども,そのときに,そこに重大な過失がありますよとか,これはありませんよという判断も含めて通知するわけですよね。いかがでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 総務部次長川村和彦君。 ◎総務部次長(川村和彦君) この時点での監査委員の判断は,補填するか,補填させないかの判断のみで,重大な過失があるかどうかという判断はそこではしないという形になってございますので,監査委員で,そこで例えばさっき言った,1億円だと7,000万円ですけれども,7,000万円の賠償しなさいということではなくて,監査委員は1億円を払うか払わないかの判断をするということになります。 ○議長(高橋典久君) 青木公達君。 ◆13番(青木公達君) 今のお話は,監査委員は重大な過失があるかどうかは判断しないという話ですけれども,そうすると監査委員の役目って一体何なんですか,そのときには。ただ受付という事務だけなのですか。  よく分からないんですよね。いろいろ調べましたけれども,あるともないとも書いてある文書って何もないんですよ。この監査請求に,監査委員に対して請求するという文章は確かにあるんですけれども,それがどういう,内容も含めて請求して判断してというの,そこのとこが全然書いていないので,今問題点として聞いているわけです。  なぜこんなことにこだわっているかというと,今回の地方自治法改正法の中で,監査委員の立場というのは非常に力を持っているように書かれているわけです。持たせているわけです。このところも多分一つだと思うんですね。そこから考えると,その辺の判断するのは監査委員ではないのかと。  もしそれがしなくてはいけないということになると,監査委員の責任というのは非常に大変で,役割というのは大変で,もしかたら住民訴訟の矢面に立たされることもあり得るわけです。その辺のところ,だから今次長のお考えで,ないとおっしゃいましたが,自信があるのだったらそれで結構です。ただ,ないのだったら,もう一度調べ直したほうがいいのではないかというふうに思うのですが,いかがでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 総務部次長川村和彦君。 ◎総務部次長(川村和彦君) それでは,内容についてはもう1回確認をさせていただいて,報告させていただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 青木公達君。 ◆13番(青木公達君) もう一度確認するということですので,ぜひそこのところははっきりさせていただきたいと思います。それでないと,先ほどの言った,特に議選の監査委員の中立性というのは一体どこで保つんだって話に,またその辺のところも絡み合ってきますので,はっきりした結論をいただければと思います。  では,次の質問に移りたいと思います。  そうですね,まず最初に,賠償限度額(係数)についてですが,これは改正法243条の2第1項に明記されておりますけれども,常任委員会で説明がありましたので省略したいと思いますが,それで議長,よろしいでしょうか。 ○議長(高橋典久君) はい,認めます。 ◆13番(青木公達君) それから,次の項目で,従業員の一般職員への賠償責任請求の対象になっていることに対する質問ですけれども,多分これも常任委員会の質疑事項の中でそれに類似するような返答をもらったと思いますので,これも取り消したいと思います。よろしいですか。 ○議長(高橋典久君) はい,認めます。 ◆13番(青木公達君) 今回,地方自治法の一部改正ということで通告させていただきましたが,通告時と現時点での私も理解度を比べると,一般質問の資料を集めれば集めるほど,今回の地方自治法の一部改正といったのがどんどん広がっていくことを感じました。  当初に申し上げたように,第31次地方制度調査会からの答申,いわゆる31答申に今回の自治法改正の意図が含まれております。  繰り返しになりますけれども,その内容としては,先ほど申し上げた次の四つ,内部監査制度の充実,二つ目に内部統制に関する方針,それから三つ目に地方公共団体の長等の損害賠償責任の見直し,四つ目として,これは質問に上げませんでしたけれども,決算不認定の場合における長から議会への報告義務,これらがテーマとして,31答申のテーマとして上がっておりましたけども,これを守谷市と言い換えてみますと,住民からの守谷市に対する信頼性の向上のために,地方公共団体って書いてあるところを守谷市に置き換えているだけですけれども,住民からの守谷市に対する信頼性の向上のために,住民,長,議会,監査委員がそれぞれの立場に応じて適切に役割を分担するとともに,これを守谷市の事務処理の適正化に上げる,つなげることを目的とした地方自治法改正であるということを強調しておきたいと思います。  それともう1点,最後に繰り返したいのは,先ほどちょっとお話ししましたが,今回の改正で監査委員の権限が上がった,あるいは強化されたということは,裏を返せば,監査委員の責任がいろいろな場面で大きくなったということです。いろいろな場面で監査委員の責任が問われるケースがどんどん出てくるだろうということでございます。31答申が述べているように,住民,長,議会,監査委員が適切に役割分担して,守谷市のガバナンスの全体的な仕組みをどのようにこれから構築していくかを問いただしているのが今回の自治法改正であると再度申し上げたいと思います。  この辺のところを市長はどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) 私は常々,議会にいるときも申し上げておりましたけれども,2000年の地方分権一括法という法律は,地方の地方自治体の自立自走を促す方向に行っている,まさしく地方制度調査会そのものが,やはり今どのようにしたら地方を自立させていくかという方向に行っているのだろうというふうに思います。  今,河野大臣も,どちらかというと,今コロナにかかりきりではありますけれども,やはり河野大臣自身が,これからの地方自治の在り方という部分を自立自走させていくべく,分権にふさわしい地方の在り方というのを模索しているという一つの流れだろうというふうに思っておりますし,これはいずれ我々自治体の責任で,そこに住む住民,市民をしっかりと支え,守っていく体制づくりを促す方向の一つだというふうに私は思っておりますので,大いにこういう方向は私は歓迎をしております。 ○議長(高橋典久君) 青木公達君。 ◆13番(青木公達君) ありがとうございます。今回の地方自治法改正に関して,全体的には非常に前向きに捉えているという市長の言葉だと思います。  外部監査をするかどうかはともかくとして,私が言った中の一番重要だと思っているのは,監査委員の考え方,それと内部統制の考え方,やり方,それをぜひとも確立していただいて,市長の任期の間に確立していただいて,行く行くはそれが結局は全体のコストの減になるだろうというふうに私は思っておりますので,これからぜひ御検討願えればというように思って,私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(高橋典久君) これで,青木公達君の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩をいたします。                午後1時49分休憩          ──────────────────────                午後1時58分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,引き続き一般質問を続行いたします。  次,通告順位4番,山崎裕子君,登壇願います。  山崎裕子君。                〔16番山崎裕子君登壇〕 ◆16番(山崎裕子君) 山崎裕子君でございます。それでは,私からの一般質問を始めさせていただきたいと存じます。  今回,一般質問で上げさせていただきましたのは一つでございます。コロナ禍で厳しい財務状況が見込まれるということで,の経費削減をということでございます。  具体的には,(1)コロナで厳しい財務状況が見込まれます。の経費削減を望むが,どのような方策を考えているのか。また,(2)経費削減の目標金額はどうかということについて,これから一般質問をさせていただきます。  まず初めに,コロナ禍で厳しい財務状況が見込まれる。の経費削減を望むが,どのような方策を考えているかということでございます。具体的には事業を廃止また節約など,いろいろな方法があるかと存じますが,のほうのお考えをお聞かせいただきたいと思います。  せんだって,令和3年度の市長の施政方針にこのようにございました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もあり,今後の財政状況は一層厳しさが増すと考えられます。このような状況の中,社会保障費や建築年数の経過に伴う施設改修費などの増加が見込まれることから,経常経費の圧縮を継続して行い,新しい事業に取り組むための財源の捻出を図ってまいりますとあります。私も社会保障費の保障や今後の施設などの改修費などの増加というものは現段階からも増えているということから,賛成の立場で御質問をさせていただきたいと存じます。  具体的にどのような方策を考えているか,方法や案をお尋ねしたいと思います。例えば事業廃止,節約など,どういった具体的な方策をとしては考えていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) お答えいたします。  令和3年度の予算編成に当たりましては,経費削減の方策といたしまして,義務的経費等以外の経常経費,こちらは年々持続的に,固定的に支出される経費となっておりまして,人件費,物件費,扶助費,公債費などになりますけれども,こちらにつきましては一般財源ベースで本年度の予算から5%削減といったものを,令和3年度の予算編成方針の中で各課予算要求基準として示してございます。また,こちらの消耗品や電気代といった具体的な項目で削減目標といったものは示してございませんけれども,経常経費をトータルで捉えまして,経費の削減を行っております。  そのほかにも予算編成方針におきましては,新型コロナウイルス感染症の影響を受けまして,令和2年度に中止した事業や実施方法等を見直した事業につきましては,まずは廃止といったものを検討した上で,安易に今までと同じように事業の内容を戻すのではなく,令和2年度の影響等を検証しまして,事業の廃止や見直しを行うことといったものも明記しまして,幾つかの事業を中止としてございます。しかしながら,細かい経費の削減はできますけれども,事業そのものが廃止といったまではなかなか踏み込めないのが現状となってございます。  一方で,歳入面といったものを見まして,財源の確保を努めることも,結果的にこの経費削減と同じような効果を生み出すものとなりますので,同じく予算編成方針におきまして,外部資源の確保と活用を重視いたしまして,事業実施に際しまして活用できる補助金,助成金,民間資金等があるかの確認を徹底いたしまして,財源の確保を努めることも明記して,財源の確保にも取り組んでございます。  そのほか,今後の方策といたしまして,行政を大きな視点で捉えますと,の重点政策に掲げてございますデジタルトランスフォーメーションの取組といったものを推進しまして,業務の効率化や人件費の圧縮を進めまして,経費の削減を図ることも削減につながるのかなと考えてございます。また,先ほども申し上げました経常経費の削減につきましては,予算要求基準等を示しながら,引き続き削減のほうを図っていきたいと考えてございます。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 山崎裕子君。
    ◆16番(山崎裕子君) ありがとうございました。今後,具体的な何か政策というものを考えていくということだと思いますが,ここで施政方針で掲げられた市長の今後の経費削減についてのお考えをお聞かせいただければと存じます。 ○議長(高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) 今,部長のほうから答弁があったのが主なものだというふうに思いますし,やはり経常経費をどういうふうに抑えていくかというのが一番大きな課題だろうというふうに思っておりますし,前の青木議員の質問にもありましたように,これからやはりガバナンスというのをしっかりしていき,PDCAサイクルをしっかり回しながら,職員の人事管理をしたり,また,これからDX,デジタルトランスフォーメーションの中で,やはりこれからのデジタル化を進めていくことによって,もしくは人員の削減であったり,業務の効率化であったりというようなところが削減ができるのだろうというふうにも思っておりますし,そういうことを早急にスピード感を持って進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(高橋典久君) 山崎裕子君。 ◆16番(山崎裕子君) 先ほどのお答えの中に,人員の適正化とか,あと業務の効率化というふうにございます。加えまして,やはりコロナがいつ終息するか分からないということですので,費用対効果ということで,事業の廃止とか,あと事業の予算の縮小なども図っていただきまして,必要な施策に費やしていけるように御工夫をなされていかれればいいのかなというふうに願っているところでございます。  次の質問でございます。  経費削減の目標金額はどうかということでございます。具体的に,先ほどコロナ禍でいつ収束するか分からないということで,必要な施策もこれからいろいろまた出てくるかと思われますので,経費削減の目標を掲げる以上,金額の目標というものも出てくるかと存じます。  守谷市の財政調整基金のほうですが,ちょっと目減りをしておりまして,14億4,900万円と,前年度の26億5,400万円から減っております。やはり目標金額というものを定めて,それにできるだけ近づくような取組は今後求められていると思います。  そこでお尋ねします。  経費削減の目標金額はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) お答えいたします。  歳入と歳出の予算の均衡といったものを保つ上で,令和3年度予算編成方針におきまして,先ほども申し上げましたけれども,義務的経費の経常経費につきまして5%削減といったものを各課予算要求基準としてお示ししました。その結果,令和3年度予算編成に当たりましては,経常経費につきましては約3,500万円の削減が目標となっております。ただ,こちら約半数の課につきましては達成できましたけれども,トータルで目標金額はちょっと難しかったような状況もあります。ただ,部内で調整をいたしまして,目標達成ということで進めてきたところでございます。  今後も歳入の見込みによりましては,予算の均衡を保つために,経常経費の目標金額が必要になる場合があるかと思っております。その都度,適切な削減目標といったものを立てまして,予算編成の中で対応のほうをしていきたいと考えてございます。ただ,近年の経常収支の悪化というものを見ますと,繰り返しになりますけれども,経常費につきましては引き続き削減に努めまして,財源を捻出する努力といったものを続けていきたいなと考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 山崎裕子君。 ◆16番(山崎裕子君) 3,500万円の削減目標に対して,約半数の達成率ということでございました。いろいろと御努力をされたということなんですけれども,さらなるその達成率の向上に向けて,市長としてはどのように施策を進めていかれるのか,お考えをお聞かせいただければと存じます。 ○議長(高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) それは先ほど申し上げたように,経常経費を減らしていくという中で一番やはりできることというのは,やはり業務の効率化による人件費の削減というのがしやすいのかなというふうに思っておりますし,予算の審議の中でもなされたかというふうに思いますけれども,これから三,四年は非常に守谷市の学校であったり,いろいろな建物の長寿命化をしていくというようなことで,改修費等々もかかってくることからすると,債総額そのものはやはりなかなか減っていかないという状況にあるのだろうというふうに思います。そういう中では,先ほどと同じになってしまいますけれども,DXであったり,ガバナンスであったりというような手法を取り入れながら,業務の改善,そして人件費の削減に取り組んでいきたいというふうに思っております。 ○議長(高橋典久君) 山崎裕子君。 ◆16番(山崎裕子君) お答えいただきましてありがとうございます。できるだけ目標に近づけるよう,引き続き御努力をよろしくお願いしたいと存じます。  続きまして,次の質問でございます。  先ほど,予算の編成上で経常収支のことを考えて予算を組んでいるというようなお答えがございましたが,経費削減実施や経費削減目標金額の達成に向けた進捗管理の方法はどのように行っていくおつもりでいらっしゃるのでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) お答えいたします。  経費削減の実施状況につきましては,各課からの予算要求に当たっての目標としたものにつきましては,予算編成の段階で確認のほうをしてございます。具体的に申し上げますと,10月下旬に予算編成システムの入力といったものを始めまして,それと同時に,一般財源の部内配分調整といったものを行っております。そして11月中旬から下旬にかけまして,各課のヒアリングを行ってございます。そして12月下旬には三役ヒアリング,こちら市長,副市長,教育長ですね,そのヒアリングのほうを実施しておりまして,また最終的に1月下旬に最終三役ヒアリングといったことでヒアリングを行いまして,今年度は2月18日,予算の内示会といったことで行っております。  こういった中で,予算の部内の調整であったり,各課のヒアリング,そういった時々におきまして,削減といったものは確認をしながら進めているところでございます。  いずれにいたしましても,経費の削減,経常経費の削減につきましては,住民サービスの低下,そういったものをさせないような方法や額といったもので行う必要もあるのかなと考えております。  なお,年度内の進捗管理といったものは現在行ってございませんけれども,今後その必要性や管理の方法など,必要であれば検討はさせていただきたいなと考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 山崎裕子君。 ◆16番(山崎裕子君) これまでは,予算のときに検討していて,その後の進捗管理というのはやっていなかったようにお伺いしました。今後計画的に,先ほど50%の達成率だったというのが過去の実績でございますので,できればもうちょいパーセンテージを上げていけるように,定期的な進捗を把握するというような取組を今後されていかれるのが経費削減達成率を上げるためには重要ではないかというふうに存じます。  先ほど,今年度はそういった取組もちょっと考えているということでしたので,経費削減,そして必要な新しい施策,もしまたやりたいということがあったときに使えるように,今後も御努力をお願いしたいと申し上げまして,私からの一般質問とさせていただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) これで,山崎裕子君の一般質問を終わります。  ここで,執行部入替えのため,暫時休憩いたします。                午後2時15分休憩          ──────────────────────                午後2時17分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,引き続き一般質問を続行いたします。  次,通告順位5番,砂川 誠君,登壇願います。                〔7番砂川 誠君登壇〕 ◆7番(砂川誠君) 通告順位5番,公明党の砂川 誠です。本日,4人目の一般質問となり,午前中からのことでお疲れもあると思いますが,引き続きよろしくお願いいたします。どうぞよろしくお願いをいたします。  通告に従いまして,新型コロナウイルスワクチン接種について質問をさせていただきますので,よろしくお願いいたします。  まず初めに,3月11日で東日本大震災から10年というような月日がたっておられます。亡くなられた方,また,今なお避難生活をされている方,大勢の方がおります。心よりお見舞いを申し上げたいというふうに思います。また,このコロナ禍において,医療従事者の方皆様をはじめ,最前線で対応してくださっている関係者の方に心より感謝を申し上げたいというふうに思います。  さて,今回の質問は,ワクチン接種について質問をいたします。既に午前中,堤議員からも多くの関連質問があり,重複する部分が多数ありますけれども,かぶらないように質問をさせていただきたいというふうに思います。  それでは,新型コロナウイルス感染症拡大防止の切り札にもつながるというふうに思われる,市民の皆様も非常に関心の高い新型コロナウイルスワクチン接種について質問をいたします。  3月14日の時点で,国内でのこれまでの感染者数,大体44万5,000人以上,死亡者数は8,500人以上,茨城県内では,感染者数6,172人,死亡者数122人というふうになっております。守谷市で言いますと,今日の時点で141人の感染者が出ております。  東京,千葉,神奈川,埼玉,1都3県には,いまだなお緊急事態宣言が発令中であります。茨城県は独自の緊急事態宣言が解除になっておりますけれども,依然として感染者数が減らない現状が続いております。  なかなかこの感染症の終息のめどがつかないこの状況の中で,今般の新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種事業は,その終息に向けて極めて重要なプロジェクトとなっているというふうに思います。しかしながら,国からのワクチン接種ワクチン供給量が不確定であるため,接種に関する情報がなかなか下りてこないと,各自治体も接種体制の計画が見通せないのが実情だと思います。午前中の堤議員の質問の答弁にもありましたように,なかなか政府のほうから計画が下りてこない,計画が立てられないというふうな実情だというふうに思います。しかしながら,4月12日の週から高齢者の優先接種が数量限定で開始されるというふうに聞いてもおります。  少ない情報の中で接種事業に取り組まなければならない状況ではありますけれども,この未曾有のワクチン接種事業への守谷市の体制についてお尋ねをいたします。  職員の人数,構成に関してお聞きかせいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  2月8日に守谷市新型コロナウイルスワクチン接種対策室を立ち上げてございます。現在8人の兼任職員及び2名の応援の職員,保健師ですけれども,合計10名で準備を進めているところです。構成につきましては,総務部から1名,生活経済部から1名,保健福祉部から4名,そして都市整備部から1名,教育委員会から1名という状況となっております。  過去に例のない,今砂川議員もおっしゃいましたが,未曾有の本当に大変な対応をしなくてはならない状況になっているわけですけれども,必要な人数の,その対策室の人数の確保というのは分かりませんけれども,守谷市の職員の職員数,限られた職員数の中で最大限の体制を取っているというふうに考えております。今後接種が開始となった場合に,補助的な業務や臨時の業務が増えてまいります。それらの業務に対しましては,会計年度任用職員や派遣職員などを活用して対応していきたいと考えているところです。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 砂川 誠君。 ◆7番(砂川誠君) ありがとうございます。これまで経験したことのないこのワクチン接種事業,今のところ供給量が不足して,なかなか入ってこないというふうなところで,スピードダウンしているというところがあります。ただ,供給量が本格化してきて,スピードアップした場合,今の職員で対応できるのかという心配もあります。  答弁の中で,任用の職員,また臨時職員を充てるというふうなところが,スピードアップしてきたときにすぐ対応できるような,こういう体制を今のうちから構築していっていただきたいというふうに思います。この国からの供給量が本格化すれば,それに比例して仕事量も増えていくというふうに思いますので,しっかりと対策をよろしくお願いをいたします。  次の質問に移ります。  接種会場について伺いたいというふうに思ったんですけれども,午前中の堤議員でほぼ私の質問内容という形になっております。  ここで再度確認をさせていただきたいと思います。  ワクチンのこの接種に関して,個別化,集団化というところで,両方を併用していくんだというふうな話がございました。また,28の医療機関にも協力をいただけるというふうに答弁から読み取れました。  また,このシミュレーションという形でやるのかというところで,ここがちょっと私,あやふやだったんですけれども,この体制が整えば,集団接種が整えば,予行演習じゃないですけれども,シミュレーションをやってみるという方向なのかどうか,そこら辺だけをはっきりさせてください。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  やはりシミュレーションにつきましては,集団接種をやるに当たっては必要だということで,医療機関の先生方からもお声をいただきました。こちらにつきましては,3月上旬に医療機関の先生方に集まっていただいて,私どもと情報共有,そして意見交換をさせていただいた際,当然ながら個別接種だけでは足りない状況になります。集団接種を踏まえてやらなくてはならないということになりますと,やはり予行練習のシミュレーションを重ねて,解決,考えられる対応をまずしていかなくてはならないだろうということですね。特に,今言われています,接種する前の問診,それから接種した後の状況,こちらについて非常にどのような形を取ったらいいのか,先生方も御心配なところがございます。  その意見を踏まえまして,実際にシミュレーションをやってみるということになっておりまして,3月中に実施するよう,今準備を進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 砂川 誠君。 ◆7番(砂川誠君) ありがとうございます。ぜひ,このシミュレーションはやっていただきたいというふうにも思います。  最初に川崎のほうでシミュレーションをしたとときに,やっぱり問診,そういう負担,我々も問診と聞くと,簡単に終わりそうなんですけれども,やっぱり高齢者の方はいろいろなことを心配して,いろいろなことを聞くという,そこで時間も取られるというふうなところがありました。また,副反応についても,やっぱり不安な面がある。そういうところで,しっかりとそこら辺を考えて,時間をどれだけ短くできるのか,スムーズに流せるのかというところをシミュレーションをしてみて,やっぱり分かることだろうというふうに思いますので,ぜひともシミュレーションをやっていただきたいというふうに思います。  次に,接種優先者とその後の計画についてというところで質問をさせていただきたいと思います。  4月12日の週から高齢者の優先接種が始まるかと思いますが,県が主体となって行う医療従事者の優先接種と並行して行われていくのかなというふうに思います。  混乱が起きなければというふうにも感じるんですけれども,今後ワクチン接種の優先者はどのようになり,どのような計画で接種が進められていくのか,また,接種優先者,これをの裁量で決定できるものなのか,そこら辺をお伺いしたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  国が示しておりますワクチン接種の優先順位につきましては,まず都道府県が実施いたします医療従事者が最も優先順位が高く,もう既にスタートをしているところでございます。  が実施主体となりますのは,医療従事者と当面の間対象外とされております16歳未満の方を除く方となっております。その中で第1の順位が65歳以上の高齢者の方,約1万7,000人となります。第2順位が基礎疾患を有する方及び高齢者施設の医療従事者,第3順位がそれ以外の者というふうになっております。  現在,当市において配給されるワクチンの数は少ない,多くはないだろうということが想定されますので,第1順位の高齢者のうちクラスター発生の危険率の高い,危険性の高い高齢者施設への入所の方,それから入院中の方,さらに優先して接種いただく方,その方々をさらに優先して接種していただくなど,限られたワクチンを有効に活用する方法も検討しているところでございます。これらは国が示す優先順位の中で,がさらに細かく順位を決めるということは問題はないだろうというふうに考えております。  しかし,高齢者の接種が進まない間に,キャンセルの穴埋めとして,高齢者でない付き添いの方に接種するなど,国が示す優先順位の範囲を超えて接種することは認められるかどうかについてはまだ不透明なところでございます。  今回のワクチン接種事業につきましては,法律に基づき市町村が実施する法定受託事務ということでなっておりますが,全額国の補助事業となっているものでもあり,国の意向を踏まえて,できる限り実施自治体である市町村の意見が反映できるよう,国や県に働きかけてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 砂川 誠君。 ◆7番(砂川誠君) ありがとうございます。65歳以上の高齢者,その次に基礎疾患のある方,そしてまた高齢者施設の従事者,そして最後がそれ以外の一般の方々というふうな順序だということを理解しました。  また,この限られたワクチンを有効に使用する,活用するという意味でも,例えばお年寄りを連れてきた方,また在宅介護をやられているヘルパーさん,そういう方々も,やっぱり高齢者施設の従事者に準ずるのかなというふうにも思います。これは国のほうでも,ここはある程度優先順位をつけて,ヘルパーさんにも優先順位をつけてという話も出てきているというふうにも伺いますので,そこら辺はの対応を迅速にしていただいて,ワクチンの無駄のないように,迅速にワクチン接種が進むことをよろしくお願いをいたします。  続きまして,相談窓口についてお尋ねをいたします。  午前中の堤議員から私にボールが投げられました。ワクチン接種に関しては,この相談窓口というのがございます。これは,いわゆるコールセンター全員協議会でも説明があったんですけれども,このコールセンターは業務委託をするというふうに伺っております。  このコールセンター,いつ頃設置をして,いつからどのような感じで設置開始,対応していくのかというところをお聞かせください。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  予約及び予約に関する相談窓口となるコールセンター,予約相談センターですが,接種券等の発送に合わせて,4月中旬頃の開設予定で準備を進めているところでございます。土日祭日を含め,毎日朝の9時から午後5時まで開設をいたします。  なお,が開設します予約相談センターにつきましては,予約の受付と予約に関する相談窓口となっております。接種についての不安等につきましては,厚生労働省が設置するコールセンターに問合せいただきたいと考えております。  しかしながら,基本的な質問につきましては,Q&Aを固めていきましてお答えをさせていただきたいというふうに考えておりますし,皆様方の不安が少しでも解消されるような状況に努めてまいりたいと考えております。また,個別のことにつきましては,やはりかかりつけ医の先生方にも御相談をしていただきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 砂川 誠君。 ◆7番(砂川誠君) ここでちょっと確認をさせていただきたいんですけれども,この予約については,このコールセンターでも予約ができます。それとホームページ,SNSでも予約できます。両方できるという考えでよろしいのでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  そうです,そのとおりでございまして,予約システムのほうに入る形で,SNS等で使って予約ができます。ですから,電話での予約システムを使っての予約と2通りあるということでございます。  以上でございます。
    ○議長(高橋典久君) 砂川 誠君。 ◆7番(砂川誠君) ありがとうございます。両方でできるということで,まず,多分コールセンター,すごい問合せがあるのかなというふうには思います。電話回線10回線というふうに全員協議会の場でも一応説明は受けましたけれども,10回線すぐふさがってしまうのかなという心配もあるんですけれども,やっぱりそこを本格化していくと,やっぱりこの相談,先ほどもおっしゃいましたけれども,ワクチン接種に関する悩み相談というのは,厚労省のほうでもコールセンターを設けているというところで,そこへの案内という部分でやっぱり周知徹底をしていただいて,コールセンターは予約とその予約にまつわる相談だというふうなことを,はっきりとここを立て分けたほうが,市民の皆さんも相談しやすいのかなというふうに思います。  次に,この市民への広報についてお伺いをいたします。  国からのワクチン供給,これがなかなか出てこないというところで,接種に関する情報が確定しないために,市民への接種計画への周知,これが十分に行われない,この可能性が起こってくるか,こういうふうに心配をしているところでございます。  市民の皆様にも非常に関心が高いこの接種事業でありますけれども,この接種に関する情報をどのように市民に広報していくのか,お考えがあればお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  2月25日及び3月10日号の広報紙,そしてホームページにて大まかなスケジュール等を掲載しているところでございます。このような形で広報させていただきました。スケジュールについてはまだ未確定な部分がありますので,赤枠で囲ってございます。  今後も新たな情報が出てくるかと思います。緊急の情報につきましては,広報及びのホームページだけでなく,広報車による広報も含め,速やかに市民の方にお知らせするよう努めてまいりたいと考えております。  近隣の自治体の連携につきましては,守谷市は取手医師会の区域となっておりますので,同市医師会の区域となっている取手医師会,取手と利根町と連携して準備を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 砂川 誠君。 ◆7番(砂川誠君) ありがとうございます。  この広報なんですけれども,やはりお年寄りの方が一番心配されているのかなというふうに感じます。特にテレビ等で報道される副反応についてというのが,ややもすれば大きく取り上げられ,不安もあおっているというふうな感じがなきにしもあらずな,そういったところの情報をしっかりと,国から下りてきた情報をすぐ市民の皆様に情報を発信していく,知ってもらうという意味で,やっぱりお年寄りの方,なかなかホームページも見られない,また,なかなか電話をできないという方も中にはいらっしゃいますので,ぜひの広報車を使って回っていただければ,今,広報車が回っているんだけれども何を言っているのかなというのが,隣であったり,問合せがあるというところで,その情報が伝わりやすいのかなという面もありますので,ぜひとも広報車の活用をしていただきたい,広報をしていただきたいというふうに思います。  また,このワクチン接種,供給量が少ないという部分で,なかなか情報が出しにくいと,でも市民に情報提供という形で,少ない情報の中でいろいろな情報を伝えていかなければいけないという部分でなかなか難しいところがあるとは思うんですけれども,しっかり広報紙,チラシもいっぱい作って,多分1週間おきぐらいにいろいろな情勢が変化すると思うところがあると思います。  この週替わりで変わっていくこの情勢を,しっかりでも市民に広報していくというふうな形を取っていただければなというふうに思いますけれども,部長のお考えをお聞かせください。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えいたします。  先ほど砂川議員おっしゃいましたように,なかなか広報紙も手にされていない部分もあるかと思います。砂川議員おっしゃいました広報車での広報につきましては,なかなか皆さん窓を締め切った状態であったりして,聞こえづらい部分がございますが,砂川議員おっしゃいましたように,どんなことを流しているんだろうといった注意をしていただく,それによって問合せをしていただくなどということにつながるということが理解できましたので,広報車の活用も十分注意して活用してまいりたいと思いますし,チラシ等につきましても,また検討させていただいて,広報紙は月に2回しか出ませんので,その辺のところも注意しながら広報に努めたいと思います。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 砂川 誠君。 ◆7番(砂川誠君) ありがとうございます。ぜひともよろしくお願いをいたします。  最後に,新型コロナワクチンの接種事業,これはこのコロナ禍において,収束に向けて極めて重要な大きなプロジェクトであるというふうに冒頭でも申し上げましたけれども,この接種事業に関して,公明党のほうは1月20日に当本部でワクチン接種対策本部というものを立ち上げております。これは全国の都道府県,県本部と連携を取って,円滑な接種体制の整備に向け,全力で取り組んでいこうというふうな形で取組を進めているところであります。  ワクチン接種に要する自治体や医療現場への財政負担が生じないような,そういった財政措置,また,先ほども話があったアナフィラキシー,副反応等のこういう市民への的確な情報提供を素早くやってほしい。また,この接種が始まりますと,接触管理,これのシステム,これの導入に当たるやっぱり自治体や医療機関,これの財政負担というものが重くのしかかる。また,その作業も事務的な作業も増えてくるというところで,ここをしっかりと政府がバックアップをすると,サポートしていくというふうなところをしっかりと訴えさせていこうという意味合いもありまして,先日,堀部長そして保健センター所長にいろいろと要望,意見を私たち聞き取り調査をしまして,この対策本部へ上げていったという経緯があります。まだなおその作業はありますので,しっかりこの接種事業が本格化するその前に,いろいろな問題点,課題を我々拾い上げて,この対策本部に押し上げていきたいなというふうに思います。  この新型コロナワクチン接種事業,これまで経験のない事業だというふうに思います。走りながら,いろいろなことを考えて,手探りでやっていくというふうな状況かとも思いますけれども,このコロナ禍の収束の切り札になってくれるというふうに思いますので,対策室,またを挙げて,円滑に,そして安全に接種が進む,こういった取組をぜひお願いしたいというふうに思いまして,私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(高橋典久君) これで,砂川 誠君の一般質問を終わります。  本日の一般質問はこれをもって終了とし,明日16日は通告順位6番の山田美枝子君から続行したいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋典久君) 御異議なしと認めます。よって,本日はこれで散会いたします。                午後2時45分散会...