守谷市議会 > 2021-03-05 >
令和 3年決算予算特別委員会−03月05日-03号

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  1. 守谷市議会 2021-03-05
    令和 3年決算予算特別委員会−03月05日-03号


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    令和 3年決算予算特別委員会−03月05日-03号令和 3年決算予算特別委員会               守谷市議会決算予算特別委員会                  (第 3 号)         ──────────────────────────             令和3年3月5日 午前9時56分開会         ────────────────────────── 出 席 委 員                       委 員 長   渡 辺 大 士 君                       副委員長   神 宮 栄 二 君                       委  員   砂 川   誠 君                         〃     渡 辺 秀 一 君                         〃     長谷川 信  君                         〃     青 木 公 達 君                         〃     山 田 美枝子 君                         〃     寺 田 文 彦 君                         〃     山 崎 裕 子 君         ──────────────────────────                       議  長   高 橋 典 久 君         ──────────────────────────
    欠 席 委 員                       な  し         ────────────────────────── 出 席 説 明 者         上下水道事務所長浄化センター長     長 田   誠 君         上下水道課長               奥 野 清 輝 君         ────────────────────────── 本会議に職務のため出席した者                  議会事務局長      高 橋 弘 人                  議会事務局係長     岩 地 祐 子         ──────────────────────────                 議  事  日  程                             令和3年3月5日(金曜日)                                 午前9時56分開会 1.審査案件  1)議案第22号 令和3年度守谷市一般会計予算  2)議案第23号 令和3年度守谷市国民健康保険特別会計予算  3)議案第24号 令和3年度守谷市後期高齢者医療特別会計予算  4)議案第25号 令和3年度守谷市介護保険特別会計予算  5)議案第26号 令和3年度守谷市介護サービス事業特別会計予算  6)議案第27号 令和3年度守谷市農業集落排水事業特別会計予算  7)議案第28号 令和3年度守谷市水道事業会計予算  8)議案第29号 令和3年度守谷市公共下水道事業会計予算 1.本日の会議に付した事件  1)議案第22号  2)議案第27号  3)議案第28号  4)議案第29号         ──────────────────────────                 午前9時56分開会 ○渡辺 委員長  皆さんおはようございます。  ただいまから決算予算特別委員会の3日目を開会いたします。  本日も,円滑な議事進行への委員各位の御協力を申し上げます。  ただいまの出席委員は9名であります。  定足数に達しておりますので,会議は成立いたします。欠席委員はございません。  傍聴者も本日はございません。  本日,議長に出席いただいておりますので,御挨拶のほうをお願いいたします。 ○高橋 議長  皆さん,改めましておはようございます。  本日,決算予算特別委員会3日目ということで,最終日になるのかなというふうに思っておりますが,また慎重なる審議のほどよろしくお願いをいたします。  昨日,皆さんの元にメールでですけれども,新型コロナワクチンの件につきましてメールをさせていただきました。昨日,保健センターのほうに例の冷蔵庫が納品されましたので,ちょっと私も見に行かせていただきました。  これから国の動向も注視しながら,市民にワクチンの接種を促していくわけでございますが,これから先どうなるか,よく分からないのが現状でございますので,その都度,その都度,皆様には御相談をさせていただきながら進めていきたいなというふうに考えておりますので,またそちらのほうもよろしくお願いをいたします。  私からは以上です。 ○渡辺 委員長  ありがとうございました。  それでは,審査に入ります。  2日目の審査に引き続き,議案第22号 令和3年度守谷市一般会計予算上下水道事務所所管の審査から再開をいたします。  内容説明者及び答弁者は,挙手をし,職,氏名を述べてください。内容説明及び答弁は主に所長とし,補足的な説明,答弁のみ課長にお願いをいたします。  初めに,議案第22号 令和3年度守谷市一般会計予算の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。  長田所長。 ◎長田 上下水道事務所長  議案第22号 令和3年度守谷市一般会計予算上下水道事務所所管分につきまして説明をさせていただきます。  歳入歳出予算のうち,初めに歳入について御説明いたします。  予算書の26ページをお願いいたします。  下段の表,款18繰入金,項1他会計繰入金,目4農業集落排水事業特別会計繰入金の1,000円は,農業集落排水事業特別会計の前年度繰越金を現年度の一般会計に繰り入れて精算するものでございます。  なお,令和2年度決算で農業集落排水事業特別会計歳入歳出額が決定した後,補正で対応する予定でございます。  次に,歳出について御説明いたします。  歳出は,農業集落排水事業特別会計水道事業会計及び公共下水道事業会計の3会計に対する一般会計からの繰出金となります。  予算書の152ページをお願いいたします。  款4衛生費,項1保健衛生費,目4上下水道費,説明欄61の水道事業会計負担金78万8,000円は,水道事業支弁職員5名に係る児童手当に要する経費の一部について,地方公営企業法第17条の2の規定に基づく国の繰出基準通知により,水道事業会計に対して一般会計から繰り出すものでございます。  次に,163ページをお願いいたします。  款6農林水産業費,項1農業費,目5農地費の説明欄60農業集落排水事業特別会計繰出金3,149万9,000円は,令和3年度農業集落排水事業特別会計歳出予算に対する歳入不足額について,一般会計から繰り出すものでございます。繰入れする農業集落排水事業特別会計では,主に農業集落排水施設維持管理経費の一部と農業集落排水事業元金償還金及び利子償還金に充当を予定しております。  次に,179ページをお願いいたします。  款8土木費,項4都市計画費,目3公共下水道費,説明欄60公共下水道事業会計負担金4,425万8,000円は,水道事業会計同様,地方公営企業法第17条の2の規定に基づく国の繰出基準通知に基づき,公共下水道事業会計に対して一般会計から繰り出すものでございます。  一つ目の雨水処理維持管理負担金1,235万2,000円は,主に雨水排水路排水樋管の草刈り及び雨水施設維持管理経費に対する繰出金でございます。  次に,二つ目の水質規制負担金212万7,000円は,下水道に排除される下水の規制に関する事務に要する経費として,事業場排水調査に対する繰出金でございます。  180ページをお願いいたします。  三つ目の下水道事業債償還元利負担金2,258万円は,守谷駅周辺一体型土地区画整理事業地内の雨水管渠の移設及び布設替え工事の一部について,新市街地整備事業債を充当したことから,その工事資金元金償還金及び利子償還金,並びに雨水管整備のために借入れした企業債の元金償還金及び利子償還金に対して繰り出しするものでございます。  四つ目の雨水管渠整備事業負担金563万3,000円は,雨水マンホール蓋の更新に要する繰出金でございます。  五つ目のその他繰出156万6,000円は,生活保護世帯への水洗便所改造資金助成金計上公共下水道事業支弁職員4名に係る児童手当に要する経費が主なものでございます。  次に,185ページをお願いいたします。  款9消防費,項1消防費,目3消防施設費,説明欄02消火栓設置維持管理事業負担金1,642万4,000円は,消火栓の修繕工事費や材料費及び消火活動に係る保険料に対する繰出金でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○渡辺 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手願います。  それでは,全員で3名となります。  それでは,長谷川委員よりお願いいたします。 ◆長谷川信市 委員  1点お願いします。これ,農業集落でもいいんですよね。 ○渡辺 委員長  農業集落は。 ◆長谷川信市 委員  一般,ごめんなさい,農業集落は後ですね。すみません。 ○渡辺 委員長  取下げで大丈夫ですか。  それでは,山田委員,お願いします。 ◆山田美枝子 委員  1点,今予算書の179ページの雨水処理なんですけれども,ゲリラ豪雨とか増えているんですけれども,今回の予算はその辺を考えての,この雨水処理の負担金なのでしょうか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  今回,今年度,令和3年度,雨水処理負担金で主に計上していますのは,古くなった雨水マンホール蓋の鉄蓋の更新,こちらの計上を主に入れています。  後ほど公共下水道事業会計ございますけれども,そちらでは耐水化計画の策定とか,そういったものを計上しています。  以上です。 ◆山田美枝子 委員  ありがとうございました。 ○渡辺 委員長  大丈夫ですか。 ◆山田美枝子 委員  はい,いいです。分かりました。 ○渡辺 委員長  それでは,渡辺委員,お願いいたします。 ◆渡辺秀一 委員  1点だけ。これ,予算説明書の189ページの特別損失のその他特別損失の中で,これ昔の井戸のところを撤去するんだって,こう書いてあるんですけれども,まずここの井戸の場所の土地の管理というの,というか,そこの財産的な市有地というんですかね,は,これはのほうにあるのか,水道事務所のほうのものなのか,まずそっち。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  申し訳ございません,そちら水道事業会計での特別損失なので,ただいまやっているのが一般会計の御説明なので,また後ほどそちら御説明させていただきます。 ○渡辺 委員長  違います,今一般会計です。 ◆渡辺秀一 委員  ごめんごめん,すみません。 ○渡辺 委員長  大丈夫ですか。  それでは,質疑を終結します。  以上で,議案第22号 令和3年度守谷市一般会計予算の全ての審査が終了しました。  これから,議案第22号について自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論のある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第22号 令和3年度守谷市一般会計予算を採決します。  本案に賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手多数です。よって,当委員会に付託されました議案第22号を可決することに決定しました。  次に,議案第27号 令和3年度守谷市農業集落排水事業特別会計予算の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いいたします。  長田所長。 ◎長田 上下水道事務所長  議案第27号 令和3年度守谷市農業集落排水事業特別会計予算の主なものにつきまして説明をさせていただきます。  予算書の351ページをお願いいたします。  令和3年度の予算総額は,歳入歳出それぞれ3,730万8,000円でございます。前年度と比較しまして1,490万9,000円,28.6%の減となっております。  354ページをお願いいたします。  こちらは,総務省から人口3万人未満の小規模な下水道事業においても,令和5年度までに公営企業会計に移行するよう要請があり,本市の農業集落排水事業特別会計について,令和3年度から令和4年度の2か年で地方公営企業法を全部適用するための移行準備を進めるもので,令和4年度に限度額704万円の債務負担行為を新たに設定するものでございます。  357ページをお願いいたします。  歳入から説明させていただきます。  歳入の主なものは,2段目の款2使用料及び手数料,項1使用料,目1農業集落排水処理施設使用料546万円と,4段目の款3繰入金,項1他会計繰入金,目1一般会計繰入金3,149万9,000円でございます。この二つで歳入総額の99%を占めております。  次に,歳出を説明させていただきます。  358ページをお願いいたします。  主なものについて申し上げます。  款1農業集落排水費,項1農業集落排水管理費,目1農業集落排水管理費,説明欄の一番上,01農業集落排水管理費123万6,000円の主なものは,12委託料の二つ目,地方公営企業法適用移行業務委託料110万円で,先ほど債務負担行為の設定で御説明したとおり,総務省からの要請を受けて,令和3年度から令和4年度の2か年で公営企業会計への移行準備を進めるもので,令和3年度は例規の整備を予定しております。  中段よりやや下の説明欄03農業集落排水施設維持管理経費1,652万8,000円の主なものは,12委託料の汚泥搬出運搬業務225万6,000円と,359ページに移りまして,説明欄18負担金補助及び交付金の一つ目,農業集落排水施設運転管理等1,343万8,000円で,主に上下水道事業と一体的に包括管理委託で行う農業集落排水処理場マンホールポンプ運転管理及び維持管理経費,並びに管路施設管理業務等に要する経費について,公共下水道事業会計へ支出するものでございます。  一番下の表,款2公債費,項1公債費は地方債の償還金で,令和3年度は元金1,538万5,000円と利子236万3,000円の償還を予定しています。  362ページをお願いいたします。  こちらは地方債に関する調書で,表の一番右側が令和3年度末時点の借入金に対する未償還残高見込額で1億895万円を見込んでいます。  なお,利子の未償還残高見込額は793万2,000円で,元利合わせた未償還残高見込額は1億1,688万2,000円を見込んでおります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○渡辺 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手願います。  それでは,長谷川委員,お願いいたします。 ◆長谷川信市 委員  1点だけお願いします。説明書の183ページの歳入の状況なんですけれども,県の支出金が今年度ゼロ,新年度,ゼロになった理由を教えてください。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  御説明いたします。  令和2年度については,農業集落排水事業に係る長寿命化の計画費,こちら最適整備構想と言うんですけれども,そちらを計上しているために県の補助金入っていましたが,そちら令和3年後にはございませんので,その分の県の支出金がなくなりました。  以上です。 ○渡辺 委員長  いいですか。  それでは,山田委員,お願いします。 ◆山田美枝子 委員  説明だと,総務省からの,要するに,何というかな,指令で,今度公営企業会計の適用と,それが今の特別会計とどういう違いがあるのか,なぜそういう必要があるのかをちょっと御説明ください。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  御説明いたします。  こちら,当初私どものほうでも,その事務負担等を考えると,企業会計への移行というものはメリットがないということで,総務省とも散々交渉してまいりましたが,総務省のほうの見解としては,閣議決定で,民間,議員とかも含めた分科会で,全ての農業集落排水事業漁村集落排水事業といった小規模なものであっても,全て経営の分析というものを見える化して,比較しやすいようにということで行っていただくものなので,守谷市だけを特別やらなくていいということにはならないという見解をいただきました。  その要請を受けまして,うちのほうもやむを得ず企業会計に移行するものでございまして,どういったものに変わるかというと,一般会計とか特別会計とは全く異なりまして,水道や下水道と一緒に,同じように財務諸表を作成しまして,貸借対照表であるとか,キャッシュフロー,そのほか複式簿記を採用しまして,これからは移行していくということで,今のところ令和5年度からの開始貸借の予定を進めているところでございます。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  複式簿記,懐かしいようなのを聞いたんですけれども,複雑なのかなと,逆にね,いう感じがします。  今回,分担金が50%減っていますけれども,これ見ると増減率50%って書いてあるの,分担県及び負担金。  要するに,将来の見通しとして,守谷市としてのこの農業集落排水のその会計というのはどういう方向に行くのかお示しください。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  実はこの議会が終わった最終日に全員協議会に御報告しようと思っている案件なんですけれども,ただいまうちの職員が手作業で経営戦略農業集落排水事業も作成して,ただいま完了したところでございます。  今最終チェックをしているところなんですけれども,将来の見通しとしましては,施設の更新費,これがやっぱり下水道と同様に農業集落排水事業もかなり大きく支出が見込まれます。これらについては,企業会計に移行することによって,国のほうからの補助金を得られて,更新などできる予定となっていますけれども,令和6年,令和7年あたりになると,今までよりも歳出がかなり増えます。  今,大体予算規模としましては,例年4,000万円程度推移していますけれども,これから5年程度すると,1億円から2億円ぐらいの予算規模となってくることが見込まれます。そのため税源が不足しますので,先ほど分担金が半分と言っていましたけれども,今,主な独立採算ということを主眼に置いた場合には,収入が毎年五百五,六十万円程度しかないんですね,特別会計としては。そうすると,とてもその2億円というのは捻出できないので,これからは企業債の借入れ,こちらを行いながら,さらには一般会計も一定程度入れていただかないと,施設の安定的な更新ができていかなくなるということで,そちらの経営戦略を使って,将来のその財源不足,こちらに対して対応してまいりたいと,このように考えています。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  ありがとうございました。 ○渡辺 委員長  大丈夫ですか。 ◆山田美枝子 委員  はい。 ○渡辺 委員長  それでは,質疑のほうを終結いたします。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第27号 令和3年度守谷市農業集落排水事業特別会計予算を採決します。  本案に賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手多数です。よって,当委員会に付託されました議案第27号を可決することに決定しました。  次に,議案第28号 令和3年度守谷市水道事業会計予算の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いいたします。  長田所長。 ◎長田 上下水道事務所長  議案第28号 令和3年度守谷市水道事業会計予算の主なものにつきまして説明をさせていただきます。  予算書の363ページをお願いいたします。  初めに,第2条から説明をさせていただきます。  令和3年度の業務の予定量として,給水戸数は2万9,060戸,年間の総給水量は689万9,200立方メートル,1日当たり平均給水量は1万8,900立方メートルを見込んでおります。主要な建設改良事業は,上水道建設事業費として,主に配水管の布設替え工事包括管理委託で行う排水施設更新工事など,4億8,482万1,000円を予定しております。  次に,第3条の収益的収入及び支出は事業経営に関する予算でございます。  収入で,第1款の水道事業収益は,対前年度4,116万円増の16億813万2,000円を予定しております。  第1項の営業収益は,対前年度3,045万6,000円増の13億9,065万7,000円で,収益全体の86.5%を占め,主に水道料金収入でございます。  第2項の営業外収益は,対前年度1,070万4,000円増の2億1,747万円で,主に分担金収入及び長期前受金戻入でございます。  支出で,第1款の水道事業費用は,対前年度3,892万7,000円減の14億4,279万1,000円を予定しております。  第1項の営業費用は,対前年度6,090万4,000円減の13億6,958万2,000円で,主に県企業局に支払う受水費,水道施設運転管理維持管理経費料金徴収経費及び減価償却費でございます。  第2項の営業外費用は,対前年度463万9,000円減の4,282万4,000円で,主に企業債の支払利息,受託事業費及び消費税でございます。  第3項の特別損失は,対前年度2,661万6,000円増の2,738万5,000円で,主に井戸施設に係る撤去費及び除却費について臨時的に発生する経費として計上したものでございます。  364ページをお願いいたします。  第4条の資本的収入及び支出は,施設や設備等の整備拡張等に要する建設改良費及び,これら建設改良に要する資金として他会計からの繰入金,並びに企業債の元金償還に関する予算でございます。  収入で,第1款の資本的収入は,対前年度281万1,000円減の1,502万5,000円を予定しております。主に消火栓の設置等に係る他会計負担金や国の繰出基準に基づく職員の児童手当に係る他会計補助金一般会計から繰り入れるものでございます。  支出で,第1款の資本的支出は,対前年度2億4,971万1,000円増の4億9,267万7,000円を予定しております。  第1項の建設改良費は,対前年度2億4,956万7,000円増の4億8,708万4,000円で,主に老朽管更新計画に基づく配水管の布設替え工事及び包括管理委託による老朽化した設備の更新工事などが主なものでございます。  第2項の企業債償還金559万2,000円は,企業債の元金償還金でございます。  なお,資本的収支に対して不足する額4億7,765万2,000円は,積立金559万2,000円,過年度分損益勘定留保資金4億3,025万1,000円及び当年度分消費税資本的収支調整額4,180万9,000円で補填する予定でございます。  365ページをお願いいたします。  第8条は,水道事業は安心・安全かつ継続した事業運営の下,市民に安定した水道水の供給が必要なため,施設や設備の修繕及び建設改良が行えるよう資機材の保有を必要とし,この購入予算について,予算第3条及び予算第4条とは別に,法令に基づき棚卸資産購入限度額を3,000円と定めています。  なお,購入品は貯蔵品として整理して管理し,出庫時には使用内容に応じ,予算第3条または予算第4条の支出予算の当該科目から予算を執行いたします。  366ページをお願いいたします。  こちらは予算の科目区分におきまして,目単位での予定額を記載した令和3年度の予算実施計画で,説明資料となります。  主なものについて説明をさせていただきます。
     上段の表,収益的収入で,款1水道事業収益,項1営業収益,目2給水収益13億2,610万3,000円は,1年間の水道料金収入で,年間有収水量を662万3,200立方メートルと見込んでおります。  目2受託事業収益4,420万5,000円は,農業集落排水事業特別会計及び公共下水道事業会計が負担する料金徴収に係る委託料分を受け入れるものでございます。  目3その他営業収益2,034万9,000円は,一般会計が負担する消火栓維持管理負担金と,公共下水道事業会計で負担する量水器管理経費を含む共通の事業運営経費負担金が主なものでございます。  次に,項2営業外収益,目2受託事業収益793万1,000円は,水道工事に合わせて行う一般会計負担分の道路舗装工事費の収入でございます。  目3分担金収入は,水道加入の際の加入分担金で,令和3年度は,対前年度1,320万円増の5,720万円を計上し,260件を見込んでおります。  目5長期前受金戻入の1億5,017万9,000円は,長期前受金として計上している区画整理事業等に伴う工事負担金や受贈財産等の令和3年度減価償却費相当額の戻入れによる収益化となります。  下段の表,収益的支出で,款1水道事業費用,項1営業費用,目1原水及び浄水費と目2配水及び給水費は合わせて8億9,020万3,000円でございます。主に受水費や量水器の交換経費,配水場包括管理委託及び水質検査委託料など,水道使用者に対して安全な水道水の安定給水に必要な直接的事業運営経費でございます。令和3年度は,運用を廃止した浄水施設の撤去設計委託料2,753万3,000円を計上しております。  367ページの目4総係費1億5,214万2,000円は,職員人件費,上下水道料金徴収委託料及び電気料などを計上しております。  目5減価償却費は,2億6,654万4,000円を予定しております。  目6資産減耗費1,450万6,000円は,水道施設の更新に伴う撤去工事費及び撤去に伴う資産計上額から減価償却累計額を差し引いた未償却額の除却費でございます。  項2営業外費用の目2受託事業費793万1,000円は,給配水管布設工事に合わせて行う一般会計負担の道路舗装工事費でございます。  項3特別損失の目3その他特別損失2,633万8,000円は,当該年度に限り発生する臨時経費として,主に井戸施設に係る撤去費及び除却費でございます。  368ページをお願いいたします。  資本的収入及び支出となります。  上段の表,款1資本的収入については,一般会計が負担する消火栓設置負担金及び児童手当給付補助金が主なものでございます。  下段の表,款1資本的支出の項1建設改良費,目1上水道建設費4億8,482万1,000円は,主に自家発電設備の更新設計委託料,老朽管更新計画に基づく配水管布設替え工事及び包括管理委託で実施する配水場設備等の更新工事でございます。  項2企業債償還金の559万2,000円は,平成7年度から平成12年度までに借り入れた企業債の元金償還金でございます。  369ページから374ページまでが,給与費明細書,債務負担行為に関する調書となっております。  376ページから382ページまでが企業会計特有のもので,財政状態を示した令和3年度末と令和2年度末の予定貸借対照表,令和2年度の予定損益計算書及び令和3年度の予定キャッシュフロー計算書となっています。  383ページ以降は予算明細書となっており,主なものにつきましては,先ほど実施計画書のところで説明をさせていただきましたので省略をさせていただきます。  なお,令和3年度の予定損益計算書につきましては,予算説明書218ページに掲載をいたしました。損益計算書は1年間の経営成績を表す決算書であるため,予算書には掲載しないことから,参考として予算説明書に掲載をさせていただきました。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○渡辺 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手願います。  全員で3名ですね。  それでは,渡辺委員からお願いいたします。  質問,何点ありますでしょうか。 ◆渡辺秀一 委員  1点増えて2点。  まず,予算書のほうの366ページの収益的収入及び支出の中の,この水道事業収益が16億円だと,ざっくり。それの,それは収入ですよね。出ていくのが,支出が14億4,000万円。その後に,今度資本的収入及び支出のほうで,資本的収入のほうの入りが1,500万円で,資本的支出のほうの出のほうが4億9,200万円,これの中の全体的な収入と支出を差し引くと,ちょっとマイナスなのかなというイメージがついてしまうんですけれども,全体的には,それをどういうふうに今回予算の中でうまくやっているのかというところを説明していただきたいと思います。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  こちらの予算書で言うところの366ページにあります収益的収入と支出でございますけれども,こちら企業会計では3条予算と呼ばれているところです。こちらは主に営業活動でどれだけ収益があって,それの営業活動にするため,どれぐらいの支出があるかというところを見ます。ここの3条予算に係るところでマイナスが出ますと,純損失となります。そうしますと,経営状況がよくないので,赤字経営ということになります。 ○渡辺 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  ここまでで1回いいですか。  ということは,この366ページの収益的収入及び支出の中で,ここの水道事業収益の収入の16億円と支出の14億4,200万円,ここの差額が,まだ今回プラスだからいいけれども,これがマイナスだと赤字会計ですよという意味でよろしいのですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  おっしゃるとおりです。参考までに,予算説明書に示しました218ページ御覧いただきますと,こちらが令和3年度の予定の損益計算です。まだ決算が当然出ていませんので,あくまでもこの予算の中での話ですけれども,ここで1番目の営業収益と2番目の営業費用,これを差し引きますと,2営業費用の一番下(7)の次,営業損失とございます。こちらは損失ですので,営業収益と営業費用だけを見比べますと,1,147万1,000円の赤字ということになります,ここだけで見れば。  その次,3の営業外収益,そして4の営業外費用,これを差し引きますと,右側に2億232万円と記載がございます。これは営業外収支の差引きで,こちらプラスになっております。利益ということになります。  そうしますと,先ほどの営業収益と営業費用の差が1,100万円のマイナスでしたけれども,営業外収支の差が2億円のプラスですので,その差引き1億9,000万円というのが純利益ということになりまして,損失が出ていないと。つまり,今回こちらの予算で言えば,営業収支ではマイナスですけれども,営業外収支でプラスになっている,つまり長期前受金戻入というのが一番大きいんですけれども,こちらは過去に整備した国庫補助金だとか,そういったものの戻入れですね,こういったものがあるため,大きく利益が計上できている。しばらくはこういった状況が続くと思われます。  最後に御質問のあった,今度これとは別に,資本的収支ですね。資本的収支というのは基本的に利益を生むものではございません。資本的収入というのは本当に限られているもので,水道下水道会計で言えば,児童手当だとか,あとはそれに伴う,整備に伴う国庫補助金ぐらいしか財源がないんですね。基本的には,ここはプラスになることはどこでもほとんどないと思います。  この財源をどうするかというと,今までに蓄えていた内部留保資金,こういったもので,要は毎年度利益が生じますよね,今水道事業会計,下水道事業会計とも,守谷市はずっとこの3条予算で利益を生み出しています。  3条予算の支出で余ったものというのは,利益として蓄えられていきます。その中でも減債積立とか,そういったもので全部その年度でさらに余ったお金,これを繰越利益剰余金として翌年度以降に蓄えていきます。それを財源として4条予算の投資に使っていくと,このようになっていますので,こちらの予算書にお戻りいただきますと,364ページの第4条,資本的収支の基本のところ,4条予算のところですけれども,今回,収益的収入及び支出の予定額は次のとおり定めるの次に括弧書きがございます。  ここの第4条の括弧書きを御覧いただきたいんですけれども,資本的収入資本的支出に対して不足する額4億7,700万円余りは,積立金559万2,000円,こちらは源泉の積立てですね,と過年度分損益勘定留保資金,こちらがいわゆる内部留保資金に当たる部分です,4億3,000万円及び当年度分の消費税調整額,これで補填しますよと記載しているわけです。  以上です。 ○渡辺 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  分かりました。ということは,さっきの3条予算というんですか,ここがプラスになっていれば,基本的水道事業会計の中では,企業会計の中ではプラスとみなされるけれども,もう一つのほうの,これ4条予算というのですか,のほうが,今回もともと入ってくるのが国とか県とかのそういったものだけれども,出ていくのが,これ見ると予算説明書の189ページの中の建設改良費というのが,これ多分一番今大きいのかな。  ただ,この中の総合的にマイナスだけれども,先ほどの,最初の戻るように364ページの最初の第4条に書いてあるように,過去のプラス分でそこは補填してやっていきますという,こういった予算組みだということで,そういう理解でよろしいのですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  おっしゃるとおりです。 ○渡辺 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  最後2点目,先ほどの質問なんですけれども,予算説明書の189ページのその他特別損失のこの写真の中央地内3号井という井戸ですよね。これ多分今使っていないので,これ撤去するよというようなことなのかなと思うんですけれども,この土地の権利というのは守谷市にあるのか,水道事務所のほうのほうにあるのか,まずそこをお尋ねしたいと。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  守谷市の井戸は,箇所数で言うと,全部で6か所プラス上下水道事務所内の1か所の7か所あるんですけれども,その中でも,例えば令和2年度,今年度中に撤去する予定がアサヒビールと,あとは立沢の焼き肉屋さんの近くですね,あとは松並の1か所。  アサヒは1か所と言っても,そこに三つの井戸があるんですけれども,これらを合わせて5か所撤去する予定です。なので,民間の土地が令和2年度は主で撤去するんですけれども,令和3年度に計上しているこの中央とか,あとそのほか,ひがし野とか立沢ってあるんですけども,守谷市が所有している土地もございます。なので,民間の土地と守谷市の土地両方あります。 ○渡辺 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  多分この写真のやつは守谷市の土地ということは,最終的には守谷市にそのまま返すという意味合いで。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  今のところ財政部局とはそのように調整していますけれども,最終的に上下水道で引き取ってくれって言われるのかどうかは,今協議中のところです。 ◆渡辺秀一 委員  そういうことね。分かりました。  以上です。 ○渡辺 委員長  それでは,青木委員,お願いいたします。  何点ありますでしょうか。 ◆青木公達 委員  1点です。非常に基本的なことをちょっと教えて,今さら何で聞くんだって怒られるかも分かりませんけれども,218ページの予定損益計算書ございますね。それと,予算書のところの資本的支出と収入的支出かな,これの関係というのはどうなっているのですか。  これ,収益的と資本的なやつを数字足せば,この予定損益計算書になるというわけでもないのですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  まず,218ページに載せているのは,税抜きの価格で表示されています。消費税抜きです。損益計算書は,消費税抜きで計算しています。  例えばなんですけれども,予算書の383ページ御覧いただきますと,一番上に水道事業収益とございます。その下に,例えば給水収益というのが,この383ページの目1で給水収益というのがございますが,こちらに計上している本年度の額が13億2,600万円ほどとなっています。対しまして,218ページの給水収益は12億円になっています。この差が消費税相当額ということになります。  これ,税抜で表すのが損益計算書なので,ちょっとずれが生じてございます。 ○渡辺 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  今絶句しているんですけれども。これって国からの指導がそうなっているのですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  公営企業会計は課税対象事業者なので,こちらの予算書に載せるのはどうしても税抜きで一般会計と同じように表示するんですけれども,財務指標,例えば貸借対照表であるとか,キャッシュフローであるとか,この損益計算書,こういったものは税抜きで表示しないと比較がしづらいので,こちらは全て税抜きでやるように指導を受けています。 ○渡辺 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  はあとしか言えない。取りあえず分かりました。  それともう1点,特別損失のところの,このほとんどのところが井戸の処理かな,になっていたと思うんですけれども,井戸施設撤去工事費って。これは,令和3年度のところに特別損益として上がっていますけれども,これ毎年起きることなのですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  実を申しますと,令和2年度は井戸の撤去費というのは,資産減耗費に計上していました。  ちょっと日本水道協会とも相談したんですけれども,一時的に発生する経費なので,こちらは特別損失に計上したほうがいいだろうということなので,令和2年度も今から流用を予定しています。特別損失に流用する予定です。令和3年度は,もうそういう事実が分かっていましたので,当初から特別損失に計上しています。  ただ,同じ資産減耗費の中でも,水道管の撤去というのは,これから更新が進んでいく中では,場所とか額は違うにしても,経常的に発生する経費なので,こちらは資産減耗費にこれからも計上していきます。  ただ,井戸の撤去というのは1年,2年で終わってしまうものなので,これは臨時的な支出ということで特別損失に計上すると,このようになっています。  以上です。 ○渡辺 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  そうしますと,その井戸施設,井戸の撤去というのは,これからもずっと起きていくというふうに考えていいのですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  いえ,先ほど申しましたとおり,この一,二年で終わってしまうので,そうするともうないので,こちらは特別的な扱いと。 ◆青木公達 委員  分かりました。ありがとうございます。 ○渡辺 委員長  それでは,続きまして,山田委員,お願いいたします。  質問,何点ありますか。 ◆山田美枝子 委員  4点ほど。  今の井戸なんですけれども,何か災害時にこの井戸が役立って,守谷は水道水が,何というのかしら,途切れなかったという何か経験があったような気がするんですけれども,この井戸というのは撤去してしまわなければならない理由とかあるのですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  以前も何回かお話しさせていただきましたが,浄水施設を廃止するときに御説明した記憶はあるんですけれども,結局井戸というのも古くなると,井戸から浄水場までの導水管というものがありますが,これらがもう耐久不足なので,地震があったときに壊れてしまうと。それらをまた更新かけると莫大な費用がかかりますし,そもそも井戸をろ過するための浄水施設,こちらにも非常に大きな更新費というのがかかってくるんですね。それよりは,県からの受水に全て切り替えたほうが経営的にはいいということなので廃止に至ったわけなんですけれども,災害時に,今,古くなっていた井戸を使っていくと,まずそちらがダメージを受けてしまいますので,給水が多分不可能なんですね,その井戸からの給水を受けることは。それよりは,県から耐震化で造られている送水管から送ってきてもらったほうが,災害に強いと。せっかくいざというときのために持っている井戸を持っていても,お金はかかるし,壊れてしまうしというので,持っていてもあまりメリットがないだろうと,そういう判断で今廃止していると。  以上です。 ◆山田美枝子 委員  県からの,私,受水というのは,結構地震のときはもう駄目になってしまうのかと思ったら,そうではなくて,一応耐震化の部分があるということですか。分かりました。  二つ目なんですけれども,説明書の186ページの分担金の新規加入者200,マンション60というのが,令和3年度どこなのか,マンションの60というのはマンションの60世帯で,新規加入者の200というのは一戸建てなのか。その場所とか伺いたいんですけれども。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  こちらの200戸というのはあくまでも推定でございまして,令和3年度の話なので,どこで発生するかは正直分からないです。過去の実績で大体200軒ぐらいを,過大に計上してしまうと,歳入が少なくなってしまうと困るので,低めに見積もって大体200軒ぐらいだろうという想定で入れています。  マンションの60軒は具体的に話が進んできていまして,中央のタカラレーベンですね,あそこのマンション建設の話がございましたので,そちらの60軒分を計上して,合わせて260と。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  分かりました。
     3点目なんですけれども,説明書のさっきから言っている水道事業予定損益計算書なんですけれども,これ見ると,当年度,令和3年度ですか,未処分利益剰余金が5億8,000万円と,これが令和3年度の利益なのかと思うんですけれども,これを積み立てていっている金額が,内部留保金ということになるのですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  ざっくりとそういうところです。令和3年度の利益というのはそこではなくて,今言っていた未処分利益剰余金の1,2,3,四つ上の1億6,500万円が,令和3年度の収支によって生まれる利益です。  この5億8,600万円というのは,過年度から繰り越してきたものとか,そういったものが入ってきていて5億8,000万円なんですけれども,最終的な内部留保資金というのはもっと全然大きくて,水道事業で言えば,留保資金だけで言えば20億円近くございます。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  最後四つ目なんですけれども,共産党としてずっと10年以上主張している,要するにこれだけ内部留保の資金があるのだから,市民に還元する考えというのは,コロナの時期でもあるし,そういう市民に還元すべきではないかということに対してのお考えをもう一度聞きたいと思いますけれども。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  3月の補正予算これから控えていますけれども,令和2年度に基本料金減免したり,あと過去にも浄水場やめるとかということもあって,料金改定で減額したという経緯もあります。  令和2年度の状況で行けば,9,000万円近いマイナスとなっているんですね,給水収益が。コロナに伴う基本料金減免を半年間行いましたから。これで相当ダメージを受けています。こちら,予算書の令和2年度の予定損益計算書つけてございますけれども,378ページですね,378ページ,379ページに,こちらは,ごめんなさい間違えました,380ページですね,380ページに損益計算書,こちらは3月補正時点での損益計算書です。こちら見ていただきますと,下のほうに,下から4番目に当年度純利益4,400万円とあります。これを見ていただくと分かるとおり,今年度,令和3年度は1億6,500万円計上していますが,令和2年度にいたっては4,000万円ほどに下がっています。なので,こういったことをやっていくと,内部留保資金が枯渇して,将来必要な建設投資ができなくなりますので,減免とか減額をする予定はございません。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  税の公平性から,これまでたくさん水道料金を納めた人に返すべきではないかという主張を繰り返しまして終わります,質問を。 ○渡辺 委員長  それでは,質疑を終結します。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結いたします。  これから討論を行います。  討論のある方は挙手願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第28号 令和3年度守谷市水道事業会計予算を採決いたします。  本案に賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手多数です。よって,当委員会に付託されました議案第28号を可決することに決定しました。  次に,議案第29号 令和3年度守谷市公共下水道事業会計予算の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いいたします。  長田所長。 ◎長田 上下水道事務所長  議案第29号 令和3年度守谷市公共下水道事業会計予算について説明をさせていただきます。  予算書の393ページをお願いいたします。  初めに,第2条から説明をさせていただきます。  令和3年度の業務の予定量として,年度末の水洗便所設置済戸数は2万8,720戸,年間の総処理水量は1,177万4,900立方メートル,1日当たりの平均処理水量は3万2,260立方メートルを見込んでおります。  主要な建設改良事業は,整備申請に基づく新たな汚水管布設工事や浄化センター改築更新工事が主なもので,3億9,019万1,000円を予定しております。  次に,第3条の収益的収入及び支出は,事業経営に関する予算でございます。  収入で,第1款の下水道事業収益は,対前年度1億1,672万9,000円減の22億9,697万円を予定しております。  第1項の営業収益は,対前年度2億2,468万7,000円減の14億1,582万9,000円で,主に下水道使用料収入でございます。  第2項の営業外収益は,対前年度795万8,000円増の8億8,113万6,000円を予定し,主に長期前受金戻入でございます。  支出で,第1款の下水道事業費用は,対前年度988万4,000円減の21億166万3,000円を予定しております。  第1項の営業費用は,対前年度634万4,000円増の19億7,275万1,000円で,主に農業集落排水処理場を含む守谷浄化センター及びポンプ場施設の運転管理並びに管路施設を含む下水道施設の維持管理に要する包括管理委託料,さらに減価償却費でございます。  第2項の営業外費用は,対前年度1,623万2,000円減の1億2,547万円で,主に未償還の企業債に対する支払利息と消費税でございます。  394ページをお願いいたします。  第4条の資本的収入及び支出は,施設や設備等の整備拡張等に要する建設改良費及び,これら建設改良に要する資金として,国庫補助金,繰出基準等に基づく他会計負担金及び受益者負担金,並びに企業債の元金償還に関する予算でございます。  収入で,第1款の資本的収入は,対前年度1,793万8,000円減の1億3,696万7,000円を予定しております。  第1項の国庫補助金は9,490万円で,浄化センター遠方監視設備及び汚泥濃縮層撹拌機設備更新工事等に対する国庫補助金でございます。  第2項の他会計負担金は2,343万8,000円で,下水道会計の雨水幹線整備費等の立替え払いに対する一般会計からの管渠整備資本費負担金と,老朽化した雨水マンホール蓋の交換に要する一般会計からの雨水管渠整備事業負担金でございます。  第3項は,新たな下水道利用に伴う受益者負担金で1,862万8,000円を予定しております。  支出で,第1款の資本的支出は,対前年度3億8,733万5,000円減の6億4,166万5,000円を予定しております。  第1項の建設改良費は,対前年度9,331万2,000円増の3億9,043万8,000円で,浄化センター改築更新工事や整備申請に基づく新たな汚水管布設工事,道路改良工事に伴う汚水管布設替え工事及び包括管理委託による老朽化施設の更新が主なものでございます。  第2項の企業債償還金2億5,122万7,000円は,企業債の元金償還金でございます。  なお,資本的収支に対して不足する額5億469万8,000円は,積立金2億1,479万4,000円,過年度分損益勘定留保資金2億6,890万1,000円及び当年度分消費税資本的収支調整額2,100万3,000円で補填する予定でございます。  次に,第5条の継続費は,老朽化した浄化センター遠方監視設備の更新事業を行うため,令和3年度から令和4年度の2か年継続事業により委託料と工事費を合わせた総額3億8,940万円の継続費を設定するものでございます。  395ページをお願いいたします。  第9条の棚卸資産の購入限度額は2,100万円で,主にマンホールの鉄蓋を予定しております。  396ページをお願いいたします。  こちらは目単位での予定額を記載した令和3年度の予算実施計画で,説明資料でございます。  主なものについて説明をさせていただきます。  初めに資本的収入で,款1下水道事業収益,項1営業収益,目1下水道使用料13億8,964万3,000円は,年間有収処理水量を1,000万8,640立方メートルと見込んでおります。  目2雨水処理負担金1,235万2,000円は,主に雨水管渠の維持管理費で,一般会計からの負担金でございます。  目3受託事業収益1,343万8,000円は,主に下水道包括管理委託による農業集落排水施設の維持管理経費に対する農業集落排水事業特別会計からの負担金でございます。  項2営業外収益,目3国庫補助金1,700万円は,下水道総合地震対策計画に基づく中継ポンプ場の耐震診断及び下水道施設耐水化計画策定業務に対する国庫補助金でございます。  目4他会計負担金775万2,000円は,主に雨水幹線整備に要する事業資金として借り入れた企業債の支払利息等に対する一般会計からの負担金でございます。  目6長期前受金戻入8億4,801万1,000円は,水道事業会計と同様に償却対象資産のうち長期前受金として計上している国庫補助金と,令和3年度の減価償却費相当額の戻入れによる収益化となります。  目7雑収益421万5,000円は,主に消化ガス発電事業による消化ガス売却代でございます。  続いて,収益的支出について御説明いたします。  397ページをお願いいたします。  款1下水道事業費用,項1営業費用のうち,目1管渠費,目2ポンプ場費,目3浄化センター費を合わせた6億3,825万円は,浄化センターの運転管理を含むポンプ場管路施設等の包括管理委託など,維持管理経費が主なものでございます。  目4受託事業費1,343万8,000円は,上下水道包括管理委託により一体的に行う農業集落排水処理施設の運転管理及び維持管理に係る経費でございます。  目5総係費1億9,199万3,000円は,主に職員人件費及び下水道使用料徴収委託料でございます。また,令和3年度は収入でも御説明しましたが,中継ポンプ場の耐震診断委託料及び下水道施設耐水化計画策定委託料を計上しております。  目6減価償却費は,11億1,351万1,000円を予定しております。  目7資産減耗費1,550万9,000円は,下水道管の更新に伴う撤去工事費及び撤去や更新に伴う資産計上額から減価償却累計額を差し引いた未償却額の除却費でございます。  項2営業外費用,目1支払利息4,972万2,000円は,平成3年度から平成18年度までに借り入れた企業債に対する利息の支払いでございます。  398ページをお願いいたします。  上段の表,資本的収入で款1資本的収入,項1国庫補助金9,490万円は,先ほど御説明したとおり,浄化センター改築更新工事等に対する国庫補助金でございます。  項2他会計負担金2,343万8,000円は,先ほど御説明したとおり,下水道会計での立替え払いに対する雨水幹線整備事業の償還元金等と雨水マンホール蓋の更新事業費に要する一般会計からの負担金でございます。  項3受益者負担金1,862万8,000円は,新たな土地利用に伴い,下水道使用者となる受益者からの負担金でございます。  下段の表,資本的支出で款1資本的支出,項1建設改良費,目1下水道建設費3億9,019万1,000円は,先ほど御説明したとおり,浄化センター改築更新工事,汚水管布設工事,汚水管布設替え工事,申請に基づく公共汚水ます設置工事及び包括管理委託による老朽化設備の更新が主なものでございます。  項2企業債償還金2億5,122万7,000円は,平成3年度から平成18年度までに借り入れた企業債の元金償還金でございます。  399ページから405ページまでは,給与費明細書,継続費及び債務負担行為に関する調書でございます。  406ページから412ページまでが企業会計特有のもので,財政状態を示した令和3年度末と令和2年度末の予定貸借対照表,令和2年度の予定損益計算書及び令和3年度の予定キャッシュフロー計算書となっています。  413ページ以降は,予算明細書となっており,主なものにつきましては,先ほど実施計画書のところで説明させていただきましたので省略をさせていただきます。  また,令和3年度の予定損益計算書につきましては,水道事業会計と同様に,参考として予算説明書219ページに掲載をしました。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○渡辺 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手願います。  6名,全部で6名となります。  ここで会議1時間経過しましたので,10分間の休憩を入れたいと思います。再開は11時15分でお願いいたします。                 午前11時04分休憩          ──────────────────────                 午前11時16分開議 ○渡辺 委員長  それでは,休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,長谷川委員から質疑のほうをお願いいたします。  質問,何点ありますでしょうか。 ◆長谷川信市 委員  1点お願いします。 ○渡辺 委員長  お願いいたします。 ◆長谷川信市 委員  説明書の193ページの浄化センター費の中の委託料について御質問をします。  これ廃棄物処分委託とありますけれども,この処分先,最終処分場だと思うんですけれども,どこに処分しているのですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  こちら複数に分けておりまして,1施設だと,その工場が止まってしまったりすると,受入れできなくなると困るので,今五つから六つ程度予定しています。県内もあれば,埼玉とか,県外の場所もございます。 ○渡辺 委員長  長谷川委員
    長谷川信市 委員  これ,なぜかというと,常総広域等のごみ,最終処分場,もうここ何年かで満杯になると。どうしようかという話もあるんですけれども,やはり水道のほうも処分場が満杯になるというのは,もう先を読んで,次にどこにしよう,どこにしようというのは考えているのですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  昨年度,今年度もあったんですけれども,工場が壊れてしまって受け入れられないとかということもございましたし,受入れ数をある程度こちらのほうで打診しておかないと,ほかのところで使われてしまうと,うちのほうも受け入れられないよって後から言われることもあるので,早め早めに,ある程度の処分先を確保しているというのが,今の現状でございます。 ○渡辺 委員長  長谷川委員。 ◆長谷川信市 委員  この処分の廃棄処分を受け持っている業者が分かればお願いします。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  今,記憶の中で言いますと,NJPというところと,あと水海道産業,あと日立セメント,あとはエコ計画,あと,今ぱっと出てくるのがそんなところですが,あと何社かあったかと思います。 ○渡辺 委員長  長谷川委員。 ◆長谷川信市 委員  1社ではなくて,何社で契約しているという状況ですね。分かりました。ありがとうございます。  以上です。 ○渡辺 委員長  続きまして,山田委員,お願いいたします。 ◆山田美枝子 委員  2点ほど。  先ほど雨水のマンホール蓋のお金だということだったんですけれども,そのとき言いかけたんですけれども,結局雨が降るとゲリラ豪雨になると。内水氾濫に対する備えというのが,もういよいよせっぱ詰まっていると思うんですけれども,その辺の内水氾濫に対する下水道としての備えは,どのような予算措置がしているのでしょうか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  令和3年度の予算では,先ほど所長からも御説明したとおり,耐水化計画というのを計上しています。  この耐水化計画というのは,下水道処理場,浄化センターですね,こちらが浸水したときに備えるための計画でございます。そのほか一般市街地であるとか,そういったところの内水への備えとしましては,令和2年度に内水被害想定図というものを策定してございます。ただ,これはあくまでも想定なので,市民に公表するというよりは,我々が,災害が,実際豪雨が近づいてきたとき,どこら辺が浸水しそうかなというところをある程度事前に分かっておけば,そこに人員を配置して監視の強化とか,そういったことに役立てるものとして,今そういったものを策定していると,こういった備えをしています。  そのほかに雨水管の整備とか,こういったものというのは,今のところは計画はないんですけれども,今,主に工業,区画整理地内とか,そういったところに雨水管が整備されていますので,現在はそちらで対応中という状況でございます。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  市民に知らせない内水の想定図があるとしたら,ぜひ知りたいんですけれども。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  これ,想定の仕方にもよるんですけれども,今設定しているのが雨水観測所を持っている坂東とか,あと龍ケ崎,つくば,こういったところのデータを過去から遡って,最大降雨量というのを見ています。  守谷市ではそんなに降ったことないんですけれども,近年の豪雨とかの最大雨量を想定すると,1時間当たり112.5ミリという雨が降るという計算結果が出ています。ただ,これが守谷市に本当に降るかどうかというのが,全然分からないわけです。  守谷市の事業計画では,雨水整備というのは1時間当たり50ミリ,これが5年に1回ぐらいの確率で降るだろうという想定でつくっています。一方で,内水被害で想定したものは,30年に1回程度降る雨量として112.5ミリ設定していますので,倍ぐらいの雨が降るという想定です。  これへの備えとして雨水管の整備とかってするわけにはいかないので,もう出来上がってしまっていますので。こういったことをあまり公表して,市民に不安をあおってはいけないだろうというのが,今のところの考えです。  以上です。 ○渡辺 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  そういう市民に不安を与えてはいけないという考え方がいいとは思わないんですけれども,承りました。  もう一つの質問は,下水道事務所の内部留保金はどのくらいあるのか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  39億5,600万円でございます。 ◆山田美枝子 委員  うん。 ◎奥野 上下水道課長  39億5,600万円です。 ◆山田美枝子 委員  分かりました。ありがとうございました。 ○渡辺 委員長  以上で大丈夫ですか。 ◆山田美枝子 委員  はい。 ○渡辺 委員長  それでは,寺田委員,お願いいたします。  質問,何点ありますでしょうか。 ◆寺田文彦 委員  1点です。  予算というよりも,将来についてということで,下水道の供用開始から,昭和56年からですので40年たつわけですけれども,これから管路とか処理場の更新を迎えると思うんですけれども,総合管理計画なんか見てみますと,トータルで900億円とか1,000億円かかるような試算出ていますけれども,これを40年間でやるとなると,毎年二十数億円かかると思うんですよ。企業会計自体が二十数億円で,それと同じような金額が毎年かかってくるわけですけれども,今後の見通しというか,計画というか,お考えがあれば教えていただけます。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  将来の更新事業に関しましては,令和元年度,平成30年から令和元年かけて,経営戦略及びストックマネジメント計画を作成しました。  それらの試算によりますと,今後,大体4億円から10億円近くまでの建設改良投資が必要となってくる計算でございます。  早速,令和3年度には約5億円近い建設改良費を計上しています。これは浄化センターの中央監視制御と各建屋式のポンプ場等経由する遠隔操作,これができるような改築更新なんですけれども,こういったものがどんどんこれからも発生してきて,特に水処理施設ですね,最初沈殿地とか最終沈殿池,エルエーションタンク,こういったものの更新が入ってくると,ますますの更新需要が高まってくるので,今,財源をできるだけ確保するように注視しているという状況でございます。 ○渡辺 委員長  寺田委員。 ◆寺田文彦 委員  本当に1,000億円もかかるような更新ということで,本当に大変だと思いますけれども,これだけ水道なくなったら本当大変なので,少しずつ更新すると思いますけれども,市民に不安のないようにお願いしたいと思います。ありがとうございました。 ○渡辺 委員長  それでは続きまして,山崎委員,お願いいたします。 ◆山崎裕子 委員  予算書の417ページで,予算説明書の。 ○渡辺 委員長  山崎委員,マイクのほうお願いいたします。 ◆山崎裕子 委員  ごめんなさい。予算書の417ページで,予算説明書の193ページのことについてお尋ねしたいと思います。  浄化センター費なんですけれども,ここに水質検査委託料という項目がございます。それに関連して,ちょっと確認をしておきたいところがありまして,お聞きしたいと思います。  前に何か大学とかがコロナの影響があるのかというような何か調査をされたというような話を聞きました。それと,あと2011年ですか,放射線ということで,ゼロになっていたというふうに記憶はしているんですけれども,そういった検査の今現状どういったふうになっているのかというのを知りたいということなんですけれども。お願いします。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  お答えいたします。  こちらの予算に計上している水質検査は,下水道法で定められている放流水質基準,こちらは最低限やらなければならない水質基準ですね,こちらを検査するための費用として設定しています。  そのほか御質問にございました下水中の新型コロナウイルスの検出につきましては,今,東京大学のほうに毎月資料を発送していて,検査分析していただいています。  今までに2回検査結果の報告がございまして,いずれも不検出という状況で,やはり絶対的な人数が守谷市の場合少ないので,なかなか検出するのにはちょっと難しいのかもしれません。  ただ,今のところは,検出結果はゼロということになっております。  以上です。 ○渡辺 委員長  山崎委員。 ◆山崎裕子 委員  そうすると,さっき放射線のことも聞いたんですけれども。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  失礼いたしました。ここ数年,放射線は出ておりません。検出されておりません。  以上です。 ○渡辺 委員長  山崎委員。 ◆山崎裕子 委員  理解できました。ありがとうございます。 ○渡辺 委員長  大丈夫ですか。  それでは,青木委員,お願いいたします。 ◆青木公達 委員  1点です。今までと言ったらおかしいのかも分からないけれども,下水道会計というのは,僕は上水道から見ると結構安定していて,問題ないのかなと思っていて,あまり詳しく見ていなかったんですけれども,今回見ていると,令和3年度の予想としても営業収益が14億円に対して営業費用が19億円,5億円ぐらいの赤が出ると。それから,令和2年度のところを見ても,15億円に対して19億円で,これも4億円から5億円ぐらいの赤が出ると。  それをカバーしているのが,営業外損益の,何でしたっけ戻したやつ,長期前受金か,長期前受金の約8億円ぐらいですね,8億4,000万円。これでカバーしている形になっているんですけれども,ただ,この長期前受けというのは,実際の営業活動でやっているわけではないので,これを無視すると,結局,最終損益に関しても,その営業損益の損の部分が,そのままストンと落ちているような,数字的にはなっていると思うんですね。  それで,これから考えた場合に,この状態でいいのかどうか,それともう一つは,こういうふうになったのは,その営業費用というのは大体19億幾ら,20億弱ぐらいの数字になっていますけれども,これがもし変わらないとすれば,営業収益を上げざるを得ないんだけども,その辺のところを何に起因しているのか,その辺のところちょっと教えていただきたいと思うんですけれども。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  こちら,営業費用で一番大きいものが減価償却費ですね。減価償却費が非常に大きくて,これは下水道施設というのは非常に資産をたくさん保有していますので,こちらが毎年度減価償却費として計上されていて,それに対応するのが,営業外で入ってくる長期前受金戻入ですけれども,こちらは減価償却費とはまた似て非なるもので,国庫補助金や工事負担金等で整備したものの戻入れですので,必ず減価償却費のほうが長期前受金の戻入れよりも大きくなるといったことで,支出がどうしても大きくなってきます。  特に令和3年度で言えば,新型コロナウイルスの影響で,家庭用は人口増と1人当たりの使用水量が増えていますけれども,特定事業所,特にアサヒビールだと,こういったところの収益がかなり落ち込んでいるということで,こちらを令和3年度もその回復の見込みはあるように設定してしまうと,経営状況の見通しが立たなくなるので,令和2年度の下半期ですね,こちらの実績を反映しまして,少なめに設定して計上しています。  おっしゃるとおり,大口事業者からの収益が少なくなっていくと営業損失が大きくなっていきますので,ここら辺も非常に注意しなければならないところですが,経営戦略策定しています,こちらで将来の見通し見ますと,そんなに今の実態とかけ離れたようなところでもないので,当面,営業外収支のほうで稼いでいくというか,プラスは出ていくのだろうと。これは見直した長期前受金だとか減価償却費,取得価格,ここら辺を全部見直しましたので,その効果もある意味現れているのだろうと,現金の動きではないですけれども,ここで黒字は当面保たれるだろうと推定しています。  以上です。 ○渡辺 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  分かりました。減価償却費が入っていることを見落としていたので,これを考えれば,実質は黒になっている可能性があるということですね。分かりました。ありがとうございます。  以上です。 ○渡辺 委員長  続きまして,渡辺秀一委員,お願いいたします。 ◆渡辺秀一 委員  二つですけれども,一つ目は,今の質問と全く一緒なので,この予算書の396ページと397ページの中の収入と支出の中で,まず,396ページの収益的収入及び支出の収入の中の全体的に22億9,600万円の中で,項2のほうの,さっきの長期前受金戻入と言うのですか,の比率がやっぱり多い。次のページの支出の中でも,実際はその中の営業費用の中の減価償却費が11億円。我々も商売やっているときに,あまり決算書とかあるときに,その実態的のない数字,要は支出の中で減価償却費が半分以上を占めているというのが,こういうのが普通の企業,我々の一般的な解釈の中で言うと,そうあまり見ないのかなという中で,ただ,水道事業会計の中では,やっぱりそういったものが当たり前に,こういうふうなところで,項目の中で,この収入支出の中で出てくるというイメージの理解でよろしいのか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  そのような御理解で結構だと思います。というのも,この減価償却費が大きくなるというのはどういうことかというと,保有している資産がだんだん老朽化してきているということ意味しています。つまり,造りたてのときは費用配分は少ないので,例えば一つの施設とかだったら,例えば1億円で造ったものを10年使えるとすれば,毎年度1,000万円しか計上されませんけれども,そもそもの取得額が何百億円と持っている資産なので,それを耐用年数ごとに割って積み上げていくと,その減価償却費というのかなり大きくなります。  ただ,それを当年度だけで,取得した年度だけで費用計上するというのは企業会計上よくないということから,30年使えるものだったら30年で費用を負担しましょうということから,施設を持ち続けている,古い施設をたくさん持っていれば持っているほど,この減価償却費というのは大きくなります。  ただ,取替えとかを行って,更新とかを行って除却してしまえば,これは減っていくんですけれども,除却した後に今度新しいものが造られているので,またそれが減価償却費として翌年度以降にまた配分されていきますので,どうしても減価償却費と長期前受金はバランスが取れなくて,どうしても支出のほうが,費用のほうが大きくなると,そういう御理解でよろしいかと思います。 ◆渡辺秀一 委員  2点目,委員長。 ○渡辺 委員長  渡辺秀一委員。 ◆渡辺秀一 委員  分かりました。  あと,もう一度最後,この394ページの予算書のほうの,これもこの4条の中で読み解いていくと,やはり5億円からがほかから持ってくるよというような説明の中で,ただ,この予算説明書の中の,この192ページから見ていきますと,下水道料金というのは,上下水道だか,上水道と一緒にメーターがついていて,先ほどの説明からいうと,上水道も減っていくということは,下水道料金も一般的には,今後予算見てもちょっと減っていくのかな。あわせて,下水道料金と,あと何あるのかって,井戸ですよね。これが多分企業,大手企業がこういったところの収入が多いけれども,やはりこれもコロナの影響で,これからちょっと先行き,見通しが厳しいというような判断なのかな。  これを全体的に考えて,今度支出のほうでどういったことが考えられるといったら,やっぱり経常的な支出の中の出ていくものの,やはり見直しというものもどうなのかなって,ちょっと見ていたんですよ。  この予算説明書の192ページからずっと195ページ,196ページまで見て,この収益的支出の中で,例えば営業費でいくと,全体的に分からない。一つ見たのは,先ほど長谷川委員が言った中の,やっぱり委託料って結構あるんだなと。こういったとこの見直しってどうなのかな。  営業費の中の委託料というのも,いろいろな委託料がありまして,また次,ポンプ場費のこの委託料の中で,これポンプ場包括管理委託料というの,これ4,200万円。次,浄化センター費の中の浄化センター包括管理委託料が,これ3億1,800万円で,廃棄物処理委託料が,これ9,400万円。次のページもそういった数千万円のがあった中で,この委託料というのを選定するときに,当然これは,入札を経て委託業者を決めているのか,まずそこを質問させてください。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  基本的には,結論から言うと,令和3年度の委託料は少し下げています。委託料もいろいろあって,例えば設計委託料であるとか,あとは運転管理をするための委託料であるとか,あとは樋管を管理するための委託料だとか,いろいろなものが上下水道では委託しています。逆に,この委託料を計上することによって,職員の人件費が削られているわけなんですね。  上下水道が平成17年度に統合したときに比べれば,かなり職員の人件費というのは,職員が減っていますから,統合して。その分何をやっているかというと,その包括管理委託を行うことで任せられているというところです。  これらの委託は,全て入札,もしくはケースによっては随意契約するときもありますけれども,基本は入札で決定していますので,これ以上下がる余地というのは,ちょっと難しいところはあるかもしれません。  いずれにしても,委託費自体は,確かにどちらがやるのほうが効率的なのかということを考えれば,やはり専門的な知識持っている委託会社,そういうところに頼むほうが間違いは少ないんですけれども,ただ任せっきりではいけなくて,当然我々技術者もいますから,モニタリングをしながら,過度な見積りになっていないかとか,そういうチェックを働かせていますので,そういったところで抑制はできているものと考えています。 ○渡辺 委員長  渡辺秀一委員。 ◆渡辺秀一 委員  分かりました。その包括的な委託というものに関して,やはりここというのがある程度委託しておけば,それによって,今度自分たちの人件費のほうが,その分,委託した分下がるというか,抑制できるという中で,高い安いというよりは,ある程度,その中のバランス的なものも含めながらという中で,そのほかに,この廃棄物処理とか,下水道使用料徴収委託とか,総合地震とか,そういったものも一応入札でやっているのですか。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  廃棄物委託に限っては,随意契約です。というのも,受け入れている会社がこの近辺あまりないので,そこをかき集めて,受け入れてもらえるところ探していますので,ここちょっと入札とか,1社で決めるわけではないので,先ほど長谷川委員からもありましたとおり,複数の会社とこの会社に大体500トンぐらい,この会社に1,000トンぐらいとかって,安いところから順に多めにやっていったりするんですけれども,あまり選ぶ余地がないので,そこは随意契約で複数社と契約していますが,そのほかは入札ですね。
    渡辺秀一 委員  分かりました。 ○渡辺 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  金額云々より,まず受けてくれるところありきということが前提だと。ほか,いいか。  すみません,ほかのこの徴収委託とか,そういったのは。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  この料金徴収委託は,CDCという会社が今請け負っています。これは料金を徴収するのに検針,派遣だとか,あとはその用途別,例えばここは家庭なのか,それとも営業用なのかとか,そういったものも調査したり,そういった料金に係るもの一切をお願いしているんですね。ここは入札で決定してやっています。 ◆渡辺秀一 委員  分かりました。 ○渡辺 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  これは一般公募,それとも指名,どっち。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  こちらは指名です。 ○渡辺 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  ちなみに何社ぐらいを。 ○渡辺 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  数年前なので,5年契約なのであれですけれども,たしか5社ぐらい指名して,辞退されたところもあったかなとは思うんですけれども。ちょっと記憶です。ごめんなさい。 ○渡辺 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  以上です。 ○渡辺 委員長  それでは,質疑を終結いたします。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  討論なしと認めます。  これから,議案第29号 令和3年度守谷市公共下水道事業会計予算を採決します。  本案に賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○渡辺 委員長  挙手多数です。よって,当委員会に付託されました議案第29号を可決することに決定しました。  以上で,上下水道事務所所管の審査を終了いたします。職員は退席していただいて結構です。お疲れさまでした。                〔上下水道事務所退室〕 ○渡辺 委員長  以上をもちまして,決算予算特別委員会に付託されました全議案の審査が終了しました。  委員会の審査結果報告書及び委員長報告の作成につきましては,正副委員長に一任いただきたいと思いますが,これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡辺 委員長  御異議なしと認めます。よって,そのように決定をいたします。  審査の終了に当たりまして,一言御挨拶申し上げます。  決算予算特別委員会におきまして,今定例月議会で付託されました令和3年度各会計予算は,本日全ての審査を終えることができました。  各会計予算とも原案のとおり可決されましたが,市長以下,執行機関におかれましては,審査の過程で提起された問題点や意見を参考にしていただき,令和3年度の予算を執行していただきたいと思います。  ここで,市長から御挨拶を頂戴したいと存じます。 ◎松丸 市長  決算予算特別委員会の閉会に当たりまして,一言御礼の言葉を申し上げたいというふうに思います。  3日間にわたりまして,集中して御審議をいただき,全ての議案を可決いただいたこと,感謝申し上げたいというふうに思います。この過程でなされた皆さんの御意見,また御要望等も非常に重要な部分があるんだろうというふうに思っておりますので,それらを基に事業の執行に当たりたいというふうに思います。  施政方針でも述べさせていただきましたけれども,やはり特に重点事項については,今年まさしく新しいデジタル化という部分が,全ての事業に対してどういう効果をもたらすかということが非常に重要だというふうに私も考えておりますので,その点も踏まえながら,議会の皆さんとともにまちづくりに励んで参りたいと,改めて皆さんにお礼を申し上げて私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○渡辺 委員長  ありがとうございました。  これをもちまして,決算予算特別委員会を閉会いたします。  大変御苦労さまでした。                 午前11時43分閉会  委員会条例第30条第1項の規定により署名する      決算予算特別委員長  渡 辺 大 士...