このたび
新型コロナウイルスワクチン接種事業というの,私どもまだ皆目見当がつかないんですけれども,この
接種事業に対して
タクシー券というのが,ある意味でどういう
根拠の下にこの
金額を出しているのか,
対象は何人ぐらいを考えているのか,まずその
根拠となるその
金額の
根拠というのを教えていただきたいと思います。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(
堀浩君)
お答えをさせていただきます。
まず
金額でございますが,1人当たり1回400円を想定しております。この
数字につきましては,今
タクシーの
初乗り料金740円となっております。これのおおむね半額を
助成させていただきたいと考えております。これを2回
接種分,往復4回分,そして人数のほうなのですが,65歳以上の方,来年度,
令和3年度内で65歳になる方,65歳以上になっている方というのが,今現在1万6,000人を超えております。
転入転出もございますので,1万7,000人分ということで作成をさせていただいて,1万7,000人掛ける400掛ける4という形での積算でございます。
以上でございます。
○
議長(
高橋典久君)
山田美枝子君。
◆14番(
山田美枝子君) それは地方自治体のほうから国に対して要望を出したということでしょうか。その
予算。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(
堀浩君)
お答えをさせていただきます。
市としまして,より多くの
方々に移動に対して,
ワクチン接種をより多くの方にやっていただくということから,こちらの
事業を展開するということになったことでございます。市の
事業として展開してまいります。結局,最終的には
ワクチン事業の
補正の国の
補助の中で対応できるものがあれば,財源は
充当をしていきたいと考えております。
以上でございます。
○
議長(
高橋典久君)
神宮栄二君。
◆8番(
神宮栄二君) 8番
神宮栄二でございます。
説明の中で,今回
守谷市の
接種方法,
接種場所,
接種従事者,これはどのようになっているのでしょうか。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(
堀浩君)
お答えをさせていただきます。
現在,
ワクチンのこの
接種事業につきましては,
対策室を設けて
準備を進めております。2月8日に
人事異動,
人事発令をさせていただいて,8名
プラス保健福祉部から
保健師を振らせていただいて,9名体制でやっているところでございますが,
医療関係者との
打合せをまだ詰めている
状況にございます。
基本方針としましては,各
病院,
診療所等で行う
個別接種,そして
集団接種の
併用で
接種を進めてまいりたいと考えております。
個別接種がどのぐらい
先生方,各医院で打てるのかどうかということで,今調査をお願いして,
先生方の
協力を得られる
部分のその数量,
接種数を
確認をさせていただいているところです。また,
集団接種における
先生方の御
協力についても,今アンケートを取らせていただいている
状況にございますので,今の
状況では
個別接種,
集団接種,この
併用でやるという
状況でお伝えするしかないというふうに考えております。
この後,
医療機関との
打合せを細かくやっていって,実際にどのような形で
接種ができるのか,
シミュレーション等も含めて
準備を進めてまいりたいと考えております。
以上です。
○
議長(
高橋典久君)
神宮栄二君。
◆8番(
神宮栄二君) 同様の
タクシー補助については,茨城県でも
水戸市が行うということが先日テレビでも放映されておりました。
水戸市の場合は,明確に開業医何件中何件が
接種事業に当たり,そして
集中接種場所はどこどこということが明確に示されて初めて
タクシー事業の申請をなされていると。
守谷市の場合は,まだ何も決まっていない。先ほど1万6,000人,7,000人の65歳以上の方,寝たきりの方もいらっしゃる。施設に入所されている方もいらっしゃる。あるいは
病院に入ったままの方もいらっしゃるかもしれません。一切そういったことが不明なままに,なぜ
タクシー事業だけが先行していくのか,その件について明確に
お答え願いたい。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(
堀浩君)
お答えをさせていただきます。
神宮議員おっしゃりますように,確かにいろいろなことが決まっていて,その後
助成について進めていきたいところでございますが,4月スタートするということを踏まえますと,まず
助成の
部分を考えさせていただいたところがございます。
神宮議員おっしゃいますように,
医療機関との調整,こちらは正直言って進み具合がなかなか厳しいものがございます。金曜日に
医療機関会議を行いまして,
先生方にも
説明をさせていただきました。
守谷市においては,
取手市
医師会が
一つ先生方の取りまとめをしているところであり,
医師会との協議をその前の週に行いまして,なかなか2市1町全部足並みを揃えるのは難しいので,それぞれの市で動き出しながら,
取手医師会との連携を取りながら進めていくという形となっております。なかなか
情報も少ない中で,
先生方も簡単に現在行っている
インフルエンザワクチンのような
接種の仕方ではないということから,慎重に進めているところもございます。
この後,実際に4月から
高齢者の
方々が打てるように,先行としまして,
医療従事者のほうがどうもあしたあさって,第一
病院にディープフリーザーが入ってまいりまして,スタートする
予定となっております。
基幹病院であり,
協力病院であります第一
病院,そして
慶友病院,こちらの二つ大きな
病院と共に,そして
先生方,
診療所,クリニックの
先生方と
協力して,安全で安心して
接種ができるよう進めてまいりたいと思っております。
なかなか
情報が完全に手に入っているわけじゃないところもありますが,よく言う走りながら進めるというような形になって申し訳ありませんけれども,全力で取り組んでまいっております。よろしくお願いいたします。
○
議長(
高橋典久君)
青木公達君。
◆13番(
青木公達君) 13番
青木公達でございます。
神宮議員の
質問と一部同じような
内容になるか分かりませんけれども,今回の国からの
助成金と全く同じ
名前で2月1日に
助成金4,300万円,4,400万円ぐらいの
金額を使って,これは
会場設定,
接種するためのプログラムが組んであり,いろいろ,もろもろが,その
接種するものに直接関わるものについての
予算を組んで承認されていますけれども,今回これが全く同じ
名前の
助成金を使ってやっているということは,2月1日に行ったものの
残りを使ってこれを行っていると。それで何を使うかということで,
水戸市でやっている
タクシー券というものが出てきたというふうに理解するんですけれども,これでよろしいでしょうか。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(
堀浩君)
お答えをさせていただきます。
こちらの国の
助成につきましては,今正確な日付は把握していないんですけれども,当初の
予定から倍の
補助を頂くという形に変わりました。そのものを含めて,
助成を大きく,
タクシー券との
助成など勘案したものでございます。2月1日
時点で
提案させていただいたものの
残りを使うということではなくて,新たに
追加をしていくということでございます。
以上です。
○
議長(
高橋典久君)
青木公達君。
◆13番(
青木公達君) 私が言っているのは,国からの
助成金の中で使い切れなかったものを利用しているんですかという
質問です。新たにというのは,新たに国に申請したわけじゃないですよね。今のお話だと,申請来た
金額よりもかなり多くの
金額が国から来たのでってお話ししましたよね。ということは,推測するに,2月1日に行ったもので余ったものがあったので,今回それを使いましたと,そういう
説明が正しいんじゃないですか。
○
議長(
高橋典久君) 誰ですか。
ここで暫時
休憩いたします。
午後2時17分
休憩
──────────────────────
午後2時18分
開議
○
議長(
高橋典久君)
休憩前に復し
会議を再開いたします。
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(
堀浩君)
説明が不足で申し訳ありません。
当初,この
コロナワクチン関係で8,000万円という
数字が国から
通知が来ました。その後,実際には8,000万円じゃ,もううちのほうの
事業としては足りない
状況にございまして,いろいろな
状況から,国が今度はその8,000万円を1億6,000万円という形に増やしていただいたというのが実情でございます。
既にその
最初の
時点で8,000万円超えていましたので,その分を今度新たに付け足した形で
予算を
計上しているというものでございます。ですから,残ったものということではなくて,もともと8,000万円だったのですが,実際の
事業費としては9,000ちょっと行っていましたので,それが国からの
通知で1億6,000万円まで,国の
通知としては,
支出にかかった
部分は10分の10持ちますという
通知でございました。ですから今回この
部分について,そのまま国の
補助金を
充当するという形で
予算の
計上をさせていただいているってことでございます。
説明が分かりづらいかもしれません。申し訳ありません。よろしくお願いします。
○
議長(
高橋典久君)
青木公達君。
◆13番(
青木公達君) いや,言っていることは分かるんですよ。言っていることは分かるんですけれども,論理的によく分からない。というのは,今8,000万円の
予算で国に申請しましたと。そうですよね,
最初ね。
お金が来ましたと。それで,九千何がしの実際
お金がかかっていますと。その後に1億6,000万円の
予算があるよということがありましたと。だから1億6,000万円と,それから9,000万円マイナス8,000万円,1,000万円ちょっとですよね,そこの
部分が結局は残ったわけですよね,
予算として。違います。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(
堀浩君) そうですね,全体の
予算の
事業費の
状況,今私のほうでちょっと把握していない
部分がありました。
その当時,九千
幾つでしたから,今回の
補正を足しますと,1億円を超えてまいります。これ,最終的にはその分の
充当を受けるという形になると思いますので,最終的にこの
事業が幾らになるというのをもう少し
確認をさせていただいて,課題にさせていただきたいと思います。
以上です。
○
議長(
高橋典久君)
青木公達君。
◆13番(
青木公達君) そんなに難しい話じゃないと思うんですよ。
最初8,000万円の
予定を国のほうに申請していますと,
予算としてね。それが1億6,000万円に国のほうで
増額してくれましたと。でも実際は九千何がしの
お金,
予算を使っていますと。だから1億6,000万円と9,000万円の差額が
予算として,現金が
守谷市にあるかどうか分からないですけれども,いずれにしても国とのそのやり取りの中では
予算として残っていますと,そういう話ですよね。
そこを言っている,そこだけを
確認してもらえば,それでいいんですよ。
○
議長(
高橋典久君) 暫時
休憩いたします。
午後2時23分
休憩
──────────────────────
午後2時26分
開議
○
議長(
高橋典久君)
休憩前に復し
会議を再開いたします。
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(
堀浩君)
お答えをさせていただきます。
先ほどの1億6,000万円,こちらの国の
補助ですけれども,
現時点で来年9月までの
事業費分としての
人口割での国の
割当金額となっております。
そして,青木
議員おっしゃられるように,この
事業費の今想定している
部分というのは,まだ分からない
部分がありまして,
先生方の
報酬,
集団接種での
報酬等がまだ決まっていません。ですから
事業費枠としてはどのぐらいになっているのかというのが
お答えできない
状況にございます。当然この1億6,000万円では足りない
状況になってくるというふうに考えております。
本来ですと,
事業費が決まって,そこから
助成金額,10分の10,10分の
幾つというような形が出てくると思いますけれども,
現時点ではそのような形で割当ての分が
充当される分として1億6,000万円分かっているという
状況でございます。国の
通知としては,この
事業に係るものについては
充当していく,
補助をしていくということでございます。ですから,今現在その引き算で残っている分ということではないということでございます。
以上でございます。
○
議長(
高橋典久君)
青木公達君。
◆13番(
青木公達君) これ以上多分いろいろ
質問しても,多分同じことしか返ってこなくて,私の
質問には全然外れた答えになっていくと思いますので,これはこれでやめます。ただ,こういう
案件を出してくるんだったら,もう少し中身を精査して,
説明できるようにしていただきたいと思います。無駄な時間を我々も取るわけにもいかないので,さっさと済ませていただければ,もし違うんだったら違う,そうだったらそうだというように言ってもらえば,もうさっさとこの
案件は済んでいるはずなので,もう少しちゃんと精査して,
準備していただければと思います。
それで,私の
質問の本筋は,2月1日に全く同じような
臨時議会を開いて,この
ワクチン関係接種に関するものと,それから
コールセンターに関するものの
臨時議会を開いているわけです。それで,今回のやつがその
時点で何で上がってこなかったのか。これがその1日の前にもし
予定として初めから組まれているものだったら,1日の
臨時議会に入れ込むことは可能だったと思うんですね。
それがまた1週,2週間後ですか,に
臨時会を開くはめになったのか。その辺のところはどういうプロセスを取ったのか教えていただければと思います。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(
堀浩君)
お答えさせていただきます。
やはり急を要することで,我々も今,青木
議員おっしゃりますように,全体のところをきちっと定めてやれれば確かにいいところでございます。しかしながら,この
ワクチン接種のことについては,なかなか進まないところがございまして,大変申し訳ないんですけれども,その都度その都度,
部分をやってきたところがあります。
前に1月
議会,2月
議会のときに,このようなとこも含めてやれれば確かによかったというふうに思いますが,全体像がなかなかつかめていない中で,どのような形をしていればいいのかと。その都度考えながらやってきたところでございますので,今後,特にまたこれから
接種が始まるところまでにつきましては,計画的に
予算計上等も進めてまいりたいと考えます。
以上でございます。
○
議長(
高橋典久君)
青木公達君。
◆13番(
青木公達君) 私のポイントは,別に
接種事業のためにいろいろ
保健センター中心にして動いているということに関しては,非常に私は評価しています。別にそれについて問題,文句があるわけではございません。ただ今回の
タクシー事業というのが,いかにも唐突なんですよ。私にとってはね。ほかの
議員の方は分かりませんよ。ただ私にとっては非常に唐突なんです。それで,だから何で1日に上げられるものを上げてこなかったのか。邪推すれば,
お金が,
予算が庁内で検討して,その
お金が使える
予算があったので,慌てて
タクシー使うかと,
タクシー代配るかというような判断になったという,ちょっと邪推されてもおかしくないような
状況になっているんじゃないかと思うんですね。
だから,その辺のところをしっかりと
説明できるようにしていただきたいんですよ。今回の
タクシー券については,何で
タクシー券なのかよく分からない。もしこの
お金があるんだったら,私も一応
高齢者の仲間に入っているので,この恩恵を受ける1人ですけれども,ただ,はっきり言って,自分の車で行けば400円なんてつかないですよね。
そんなことで
予算使うんだったら,前みたいに
医療従事者に
お金を手だてするとか,そっちのほうが市民の方も納得できますよ。しますよ。何でそういう体制を取れないのか。その辺はいかがでしょうか。
○
議長(
高橋典久君)
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(
堀浩君)
お答えさせていただきます。
様々な面で検討を加えていることはございます。
先ほど委員がおっしゃいました
医療機関へのプラスアルファの
部分,そういうところも考慮していたところでございますが,まずは
高齢者の
方々への足の確保,若干でございますけれども,
助成をしていけばいいことではないかということで検討させていただいて,今回のところに出している次第でございます。より多くの
方々が移動しやすい,
接種しやすい体制の一つとして
計上したものでございます。
そのほか,確かにほかの市町村においては,
医療機関への
補助というものもございます。我々もそういったものも検討した
部分がございますが,
取手医師会との調整なども必要なところもあり,
現時点でやれるところということで,この
タクシー券の
補助,足の確保,
補助ということで
計上させていただいているとこでございます。
先ほどの繰り返しになりますけれども,この後,再度またいろいろな形で
助成をしたり,シミュレーションによって
接種に必要なものというのも出てくるかと思います。なかなか計画的に全部全て賄って,
議会の方に提出するというのができないかもしれません。今現在でも
集団接種のやり方,様々な検討を加えているところですけれども,我々だけでは当然できないことですし,
医療機関との調整,会場の調整を含めて,なかなかすぐに計画どおりいかない
部分もございます。
青木
議員おっしゃるように,計画的にきっちりやりたいところでございますけれども,今現在やれるところは今やっているというところの回答でございます。できるだけ計画的に,そして早く,より早く皆様が安全を打てるように,
接種事業について取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いします。
○
議長(
高橋典久君)
青木公達君。
◆13番(
青木公達君) 何回も繰り返しますけれども,私は今の行政のコロナ対策に対して,いろいろ手を打っていることに関して,全然文句も不満もありません。よくやっていると思って,逆によくやっていると思って評価しています。ただ,この
タクシー券に関しては,僕はどうも納得できない。
あとは,これから
保健福祉常任委員会があって,そこで活発に議論していただくのだと思いますけれども,もう少し発想を転換したほうがいいんじゃないかと思いますよね。それでないと,多分若い人から,俺たちの
タクシー券出るのかって話出た場合に,何も言い返せないですよね。同じ税金使っているんだから,俺たちにも回せって言われたら。その辺のところも考えて,発想の転換が必要じゃないかと思います。
以上,私やめます,これで。
○
議長(
高橋典久君) そのほか
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
高橋典久君) これで
議案第3号の
質疑を終わります。
次,
日程第5,
議案第3号について
委員会付託を行います。
──────────────────────────
△
議案第3号について
委員会付託