守谷市議会 > 2020-11-10 >
令和 2年11月10日決算予算特別委員会−11月10日-01号
令和 2年11月10日総務教育常任委員会−11月10日-01号

  • プログラミング(/)
ツイート シェア
  1. 守谷市議会 2020-11-10
    令和 2年11月10日総務教育常任委員会−11月10日-01号


    取得元: 守谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 2年11月10日総務教育常任委員会−11月10日-01号令和 2年11月10日総務教育常任委員会               守谷市議会総務教育常任委員会         ──────────────────────────            令和2年11月10日 午後1時29分開会         ────────────────────────── 出 席 委 員                       委 員 長  長谷川 信 市 君                       副委員長  高 梨   隆 君                       委  員  田 中 啓 一 君                         〃    山 本 広 行 君                         〃    堤   茂 信 君                         〃    青 木 公 達 君                         〃    高 梨 恭 子 君         ────────────────────────── 欠 席 委 員                       な  し         ────────────────────────── 傍 聴 議 員                             海老原 博 幸 君
                                首 藤 太 亮 君         ────────────────────────── 出 席 説 明 者                 指導室長        古 橋 雅 文 君                 指導室副参事      大 場 邦 宏 君         ────────────────────────── 本会議に職務のため出席した者                 議会事務局主任     寺 田 茂 紀         ──────────────────────────                 議  事  日  程                           令和2年11月10日(火曜日)                                 午後1時29分開会 1.付託案件  1)守谷市の学校教育現場現状について  2)その他 1.本日の会議に付した事件  1)守谷市の学校教育現場現状について  2)その他         ──────────────────────────                 午後1時29分開会 ○長谷川 委員長  午前中に引き続き,お疲れさまです。  これから総務教育常任委員会を開会いたします。  ただいまの出席委員は7名であります。  定足数に達しておりますので,会議は成立いたします。  傍聴議員として,首藤議員海老原議員が出席しております。  開会に当たり,一言御挨拶を申し上げます。委員の皆様におかれましては,御多用のところお集まりをいただきましてありがとうございます。また,お忙しい中,指導室の皆様には御出席をいただきまして,誠にありがとうございます。本日は,守谷市の学校教育現場現状先生職場環境等について説明をいただきたいと思います。  それでは,早速協議に入りたいと思います。  本日の協議事項は,守谷市の学校教育現場現状についてとその他でございます。  内容説明者及び答弁者は挙手をし,職,氏名を述べてください。説明が終了次第,各委員の質疑をお願いいたします。  なお,質疑に当たりましては,挙手を願い,指名された委員以外の発言は控えていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。  それでは,守谷学校教育現場現状について説明をお願いいたします。  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  それでは,守谷教育現状について御説明申し上げたいと思います。  まず,守谷教員の数等について御報告をしたいと思います。  現在,県費職員としまして,小学校では162名,中学校では89名,さらに小学校では再任用,一度退職された先生がそのまま続けるといったものが小学校で6名,中学校で2名。さらに,これでは現状足りませんので,県費として常勤講師といたしまして,小学校34名,中学校14名を採用しております。合計307名の県費職員児童生徒のための指導に現在当たっているところでございます。  これには,校長,副校長,教頭及び養護教諭栄養教諭等は含んではおりません。いわゆる教科指導と,担任を持っている先生方の数という数になっております。  現在,小学校1年,2年生は35人学級というのが法で決まっております。それ以上は基本が40人学級というふうにはなっておりますが,学年が3クラス以上の場合には弾力化といった措置がございまして,35人学級等になるケースもございます。この辺は各学年の学級数とか,あと児童生徒数の数によりまして,細かい規定がございます。  この規定により,守谷市はほとんどの学級現状35人以下の学級になっております。若干超えているクラスもございます。  ただし,この35人学級の規定というのが,通常学級在籍児童生徒の数でカウントすることになっております。実際には,この35名以内の通常学級児童生徒に加えまして,特別支援学級在籍児童生徒が,国語や算数の授業以外の授業通常学級のほうに来て授業を受けているという形になりまして,この特別支援学級在籍子供たちについては,通常学級児童生徒数にカウントしておりません。  ですので,実際には35人学級とは言っても,国語,算数以外の授業については,特別支援学級の子も通常学級に来て授業を受けているケースがございますので,多い学級ですと,実際には37名から38名で授業を受けているというケースもございます。  この子供たちを,小学校の場合には基本的には担任が,中学校の場合には教科担任のほうで御指導に当たっているという形になっております。当然のごとく,学力保障というのが一番になりますので,1人の取りこぼしもないように,学習の保障をしております。  その中で,今,GIGA構想等も出てきておりますが,ICTを活用した教育が進められておりますので,やはり先生方はこのICT技術の活用をいかに進めていくかといったところが大きな課題であり,非常に大きな時間を割いている部分でもございます。  特に来年からは1人1台のタブレットも始まりますので,それに向けて様々なソフトの活用等について,現在,先生方も時間を割いて検証しているところが,必要ではありながら多少負担になっているという部分もございます。  それに加えまして,現在では道徳の教育化プログラミング教育の推進,小学校においては外国語教育教科化等もありまして,様々なものに対応する現状先生方には求められております。  それに加えまして生徒指導面では,やはりいじめ未然防止早期発見早期対応といったところにつきましては,やはり数年前に比べますと,アンテナを高く,子供たちの小さな戸惑い等についても把握していくところで,先生方も大変なところでは実際ございます。  また不登校のほうも,なかなか減らないといった現状もございますので,不登校児童生徒に対するケア,支援放課後家庭訪問したり,電話連絡をしたり,宿題等届けたり。また,学びの里にあります支援センターのほうに通っている子供たちもおりますので,空き時間を見つけては,そちらのほうへ顔を出して,先生方子供たちの交流を図るといったこともしております。  さらに中学校では,これ昔からですけれども,土日を含めました部活動,さらには3年生に至っては進路指導等もございますので,なかなか働き方改革を進めていくという中においても,数年前に比べるとちょっとずつ仕事内容も精査をされてきているところではありますけれども,なかなか思い切って仕事が減るといいますか,精査されるというところまでは行っていないという現状がございます。  ですので,守谷はこれを少しでもフォローするような意味で,本年度より,教科担任ということで小学校では14名の先生方市費先生方,また,以前から学習支援ティーチャーという形で,各学校のほうに数名の市費先生方がT2という形,担任をフォローするという形で,お1人で何かしていただくということではないんですけれども,多少なりとも担任を助けていただくという形で,今年は小学校25名,中学校8名の先生方が入っていただいている中で進めているというのが現状になっております。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○長谷川 委員長  ありがとうございました。  以上で説明が終わりました。  各委員の質疑をお願いします。  いろいろな質問で構わないです。この請願の内容を含めた質問でも構わないですし,現況の守谷市の教育環境等々の質問でも結構でございます。  田中啓一委員。 ◆田中啓一 委員  田中でございます。要は学校教育の中での教員人数含めてそうですけれども,守谷市に関しては非常に,松丸市長をはじめ,教育現場には力を入れているってことは物すごくいいい取組だなというふうには思っているんですが,守谷市に限っては2学期制をしいている部分,ここはいい部分と悪い部分が恐らくあると思うんですね。そういった部分指導室からの見解としてはどういうふうに見られているのかなというところをちょっとお聞かせください。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  ありがとうございます。  メリットデメリット両方あるかなと思いますけれども,多くの点としましては,メリットのほうのが大きいのかなというふうには思っております。  一つは,年間を三つに分けるより二つに分けたほうが,長期のスパンで学習に取り組んでいけるということがありますので,余裕を持って様々な学習に取り組むことができます。  あと学期制の場合には,やはり学期末,学期初めというのはなかなか行事が入れづらいので,学校行事等はどうしても5月ですとか10月あたりに集中してしまうものが,学期末,学期初めというのが別の時期にずれる関係で,7月や9月なんかにも大きな行事を入れることができますので,年間を通して負担平準化といったものが行えているといったところが,大きなメリットであるかなというふうに思っております。  また,先生方もゆっくり評価をすることができますし,一つ学期に対する評価の材料といったものもそろいますので,より正確な成績を出すことができているかというふうに思っております。  一方,デメリットとしましては,教員側はそんなにはないかなというふうに思うんですが,やはり保護者側としまして,長期休みに入る前に成績が欲しいと,長期休み中に復習をするための何か指針が欲しいといった御意見もございますので,その辺については2者面談を行ったり3者面談を行ったり,夏休み中や冬休み中に復習するような内容が分かるような,何かこういったものを提示していく必要があるのかなといったことで,現在改良のほうを進めているところでございます。  以上です。 ○長谷川 委員長  田中啓一委員。 ◆田中啓一 委員  ありがとうございます。実はですね,ちょっと中学校先生なんかにヒアリングをさせてもらったりしたことがありまして,やっぱり3学期制から2学期制に変わったことによって,多少慣れというのももちろんあるんでしょうし,いきなり3分割している学期が二つになって,いろいろな習慣が変わってくるという慣れが,いつ慣れてくるのかというのはちょっとまだ分かりませんけれども,やはり教員の意見として聞こえてきたのは,やはり今室長が言ったメリット部分以外にやっぱりデメリット部分も,例えばその処理的な事務的なところも増える,増えているというのもありますし,それから,私,実は親の立場からしても言えば,ちょっとテストの範囲とかそういうのは,やはり学力格差の中で,勉強のできる子というのは勉強ができで,もちろん皆さんやればできるんでしょうけれども,どうしてもやっぱり格差,順番というのがつく,点数というのがつく世界ですので,やっぱり見ると,できない子のフォロー体制というのが僕は少し,もう少しこの2学期制部分については必要じゃないかなというふうに思っていまして。  なぜかと言うと,やっぱり私も大人の目線で見ても,範囲が広過ぎるんですよね。ですから2学期制の中でテストの区切りを,もう少し中間,期末じゃないんですけれども持った上で,ある程度3分の1ぐらい終わったらテストをしかけていく,最終的に学期テストを行っていくみたいなことも取り入れていったほうが,どかっと一気にテストになると,もう最初の頃の勉強忘れちゃっていて,ここは正直,議員の立場と親の立場を言わせてもらえれば,実はうちの息子のこと言っているような話になっちゃうんですけれども,そこは先生の,この議題の部分とプラスアルファ,2学期制部分というのもリンクしてくる部分で,制度の部分というところもちょっと今後は見直しが必要かなという,2学期制は賛成なんですが,その中でも少し細かな刻みが必要じゃないかなというところはちょっと感じています。  以上です。 ○長谷川 委員長  堤委員。 ◆堤茂信 委員  今回の請願の一つ目教職員定数の改善,少人数学級の推進ということになっているんですけれども,先ほど教職員の方々の人数の御説明があって,すみません,すごい基本的なところで,まず県費による教職員というお話は,いわゆる県の費用によって雇われている方々というふうなことだと思うんですけれども,そうすると守谷市として,少人数学級を推進するというのは,具体的にできるんですか。それとも,県がそもそも教職員人数を決めているので,守谷市としては,それは守谷市としてはできないのか。守谷市独自に少人数学級の推進というのが,県とは別路線でできるのか,そのあたりのちょっと仕組みというんでしょうか。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  お答えいたします。  現在も県費で数名,ちょっと大規模校のほうには少人数加配というのは入っているところではありますので,ちょっとその辺のというのは細かくは調べていないんですけれども,申し訳ございません。ただ,教科センターとして市費教員が単独で授業を持てるというところを考えますと,市費でもし雇うことが可能であれば,少人数的な部分を手厚くすることは可能だとは認識しております。 ○長谷川 委員長  堤委員。 ◆堤茂信 委員  そうすると,守谷市として少人数学級をより推進しようとするならば,市費教職員を増やしてやるという方法が,予算が取れるかどうか別にして,ということですね。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  おっしゃるとおり,人員の確保というのが今,時代的になかなか難しい部分はあるんですけれども,もし可能であれば,実施することができるかと思います。 ○長谷川 委員長  堤委員。 ◆堤茂信 委員  あと,すみません。もう一つは,これもごめんなさい,勉強不足で申し訳ないんですが,今回請願のもう一つが,義務教育費国庫負担制度の堅持ということになっているんですけれども,この義務教育費国庫負担金というんでしょうかね,負担金というのがあるとするならば,それはごめんなさい,一体何に使われているものなんですか。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  主に教職員のお給料といいますか,お金のほうの負担を国が半分は今まではしてくれて,あとは県のほうでやっていたものが,国の負担が3分の1に減ってしまったということになっております。 ○長谷川 委員長  堤委員。 ◆堤茂信 委員  なるほど,じゃあそこのパーセンテージが減った分は,県の支出が増えちゃっているということですね。市でその教職員を増やそうと思ったときに,この制度というのはもう別物だから,もう全く関係がないと思って。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  おっしゃるとおり,市費で雇う場合には,100%市の持ち出しという形になりますので,この制度を利用することはできません。 ○長谷川 委員長  堤委員。 ◆堤茂信 委員  すみません,最後にもう一つ,最初の少人数学級の推進というところで,守谷市はほとんどの場合が35人以下ということなんですけれども,これは他市町村あるいは全国の指標に比べて,水準としてはどういう水準だというふうに評価できる。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  ごく標準的な水準であるかなと。特に取り立てて多くもなく,少なくもなくというところだと思いますが,ただ,やっぱり都市部としてはこの辺が標準かと思うんですが,やはり農村部に行きますと,今,児童生徒の減少というのが激しい状態もございますので,茨城の中でも,どちらかというと農村部学校は自動的にといいますか,単学級化が進んでおりまして,そういったところでは15人学級,自動的に15人とか20人とかってケースもありますので,そういった地区と比べると,やはり1学級人数が多いのかなというふうに思っております。 ○長谷川 委員長  どうですか。  山本広行委員。 ◆山本広行 委員  すみません。率直な,現場の教職員の方々の今の一番の悩みどころというか,一番ここをちょっと早く改善してほしいとかいうところというのは,大体どういうところが一番声が上がってきているところなんですか。 ○長谷川 委員長  古橋室長大場先生でもいいですよ,お答え。どちらでもいいですよ。 ◎古橋 指導室長  なかなか一口にこれがなくなればというものは,実際のところはございません。なかなか細かいものの積み重ねといった部分も正直ございます。  具体的には,単純には授業時間とか子供がいない,変な話なんですが,子供たちが帰った後の時間がもっとあればいいというところが一番大きなところではあるんですけれども,実際そういったところで教材研究をする時間が欲しいですとか,なかなか新しい,ちょっと授業で使う写真をネットで検索してよりいいもの見つけるだけでも,あっという間に15分,20分,場合によっては30分とすぐに過ぎてしまう部分もございます。あとは,ちょっと学級通信を印刷したりといったものも,作成し印刷までやると,やっぱり数時間かかるものではあります。  あとは,なかなかここは永遠の課題であるんですけれども,多種多様な子供たちもおりますし,いじめということではなく,トラブル保護者からの御要望というのも多々ございますので,放課後保護者の方と電話や面会をさせていただいて,学校教育現状をお話しさせていただくとか,子供同士の小さなトラブルを早期に解決するために意見を聞いて,それを家庭に返して,御家族の納得を得てとか,またそこがなかなか得られない場合には,再度子供たちから聞き取りをしてとかといった,やはりそういった実務的な生徒指導的な面も,ちょっと一つトラブルが起きると,結構完全に解決するまでには長い時間がかかりますので,またこの辺はちょっとおろそかにしますと,余計こじれたりといったケースもありますので,これがなくなればというのはなかなかないところではあるんですけれども,そういった放課後の事務的な数時間。あと生徒指導というか保護者対応部分はなかなか減らない部分ではあるんですけれども,その辺がちょっと大きな時間になっているかなというふうに思っております。 ○長谷川 委員長  山本広行委員。 ◆山本広行 委員  教職のほう,職員の方々の,要は先生もね,とはいっても何だかんだいっても人ですので,当然そのメンタル部分のケアとかいうか,そういう部分とかっていうのは,今はどんなか策というか。もうそれは各個人がうまくやりくりされているというような感じですかね。特別,学校側として教師を支えるためのメンタルケアのシステムというか,そういうのは現状では今あまりないような感じですかね。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  これといったすごい大きなものはないんですけれども,年3回管理職との個人個人面談等がございますので,その場でいろいろお話をしていただいて,悩みなどを言っていただければ,その都度そのときのリーダーである学年主任ですとか,教務主任ですとか場合によっては教頭とかが対応して,仕事内容をちょっと調整したりとか,日々声をかけさせていただいて,ちょっと後に回せる仕事は回していただいて,ちょっと早めに帰っていただくとか,そういった管理職の能力といいますか,気づきが非常に大きな部分ではあるんですけれども,そこは以前なんかに比べれば,大分,先生方一人一人に目を向けて実践しているところでございます。
    長谷川 委員長  よろしいですか。ほか,ないですか。  青木委員。 ◆青木公達 委員  数点お聞きしたいことあるんですけれども,まず最初にお聞きしたいのは,非常に基礎的というのか,常識的なこと聞いて申し訳ないんですけれども,先生方の正式な勤務時間というのは,何時から何時なんですか。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  基本的には,ちょっと5分くらいずれている学校もあるんですけれども,8時10分から16時40分が大体基本になっております。 ○長谷川 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  実質的な勤務時間というのは何時から何時頃になっています。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  この辺は非常に難しい部分もあるんですけれども,朝早い先生方はやはり7時過ぎると出勤されて,ちょっと準備をされるような先生方もいらっしゃいます。ただ,子育てをされている先生方とか,家庭で介護がある先生方とかは,やはりぎりぎりに来られる先生ももちろんいらっしゃいます。それは全く問題であるということでは当然ございません。  あと放課後につきましても,やはり保育園のお迎えとかある先生は定時にかなり近い時間に帰り,場合によっては家庭でといったこともございます。ただ標準的には,やはり,何とも言えないところなんですが,6時ぐらいまでは大体やっている先生方が多いかな。場合によってはもっと,中学校の部活なんかは通常夏も6時ぐらいまでやって,そこからちょっと校務に入ったりするケースもございますので,中学校はちょっと遅くなるケースもございます。 ○長谷川 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  そうしますと,これは大体でいいんですけれども,その前に,学校先生って残業時間って申請できるんですよね。できないんですか。 ○長谷川 委員長  大場副参事。 ◎大場 指導室副参事  教職員は残業はありません。残業代は出ません。その代わり,4%ですか,特殊業務手当教員調整額が出ています。それが4%という形で出させていただいています。 ○長谷川 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  よく聞くのは,そうか,時間手当は書かれないから,よく聞くのは,学校先生というのは雑用がすごく多いと。その雑用という範囲をどこの辺まで含めるかが問題なのでしょうけれども,先ほど,対父兄とかそういうものも雑用の中に入るかどうかという問題もありますけれども,私は基本的に,個人の思いとしては,学校先生というのは子供たちに教科を教えるプロであってほしいと思っているんです。  そういう観点から見たときに,翌日の教材の研究したり準備したりするのが,私は学校先生の本来の仕事だろうと思っているんですね。そういう観点から見たときに,それ以外に費やされている時間というのは,ざくっとでいいですので,何%ぐらい何割ぐらいあるものなんですか。(「数字が出れば何%」と呼ぶ者あり)数字は無理でしょうから,ざくっとでいいです。感覚的な話だと思うんで,統計も取ってないでしょうから。例えば先ほど,授業16時40分が一応の定時になっていますよとなったときに,教材を作るのに帰るまでの2時間を充てられていて,先ほど教材を作る時間が足りないというお話があったじゃないですか。そうすると,足りないってことはほかの時間に費やされているんだろうなというふうに思っているんですけれども,そのときに,16時40分にもし出るとすれば,その前の2時間ぐらい取れて,あと1時間ぐらいは何か違う報告書をまとめたり何かしている時間なのかなと思ったり,そういうざっくばらんというか大ざっぱな話でいいんですけれども,感覚的に,我々は学校先生仕事内容ってよく分かんないんで,何とも言えないんですけれども。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  なかなかちょっと数字的に難しい部分もあって,教員でなければできない仕事というふうに限定して,教員以外にできる仕事をやっているかってことになりますと,実際にはそんなに多くはないかなというふうには,二,三割かなという感覚的には。それがやはり教員でないとできない部分,ちょっと先ほど申し上げなかったものとしましては,いわゆる職員会議みたいな学年会議ですとか,行事の打合せなんかも結構かなり綿密に行い,例えば運動会があるときにはどういった種目にするのか,子供たちを係にどれくらい費やすのか,何日前からどの時間はどのクラスが校庭を使うのか,雨だったらどうするのか,保護者をどこまで協力を要請するのか等やり出しますと,それだけでも本当に何十時間という放課後の時間が必要になってきますので,そういった部分について,やはり教員じゃないと難しいかなというふうには思います。  あと,これちょっと乱暴な言い方かもしれないんですけれども,どこまでの完成度を求めるのかといった部分も非常に大きく,授業研究なんかも,やり出したら本当に切りがないところはございます。ちょっとよさそうな写真をネットで見つけたときに,そこで次の日この写真でいくか,いや,これよりもっといい写真をその後探し出すかというだけでも,また時間の費やし方は大分変わってきますし,黒板にどんな文字を書くかというのも,どこまでその言葉を追求していくかって事によっても変わっていきますので,その辺は先生方の,私たちがまじめさといいますか,本当にもういいんじゃないのって言いたくなるくらい本当に,生活の全てをその教材研究にかけている先生なんかもいらっしゃいますので,一概に,じゃあほかの方に任せられるかというと,なかなか任せられない部分というのは大きいかなというふうには思っております。 ○長谷川 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  私が知りたいのは,今先生がおっしゃったやつというのは,結局子供たちに教えるための教材作りとか,何か教えるためにつながっているものじゃないですか。私が知りたいのは,それ以外の,何だろうな,例えば今の時期だとコロナのために,学校中というのか教室中,担任先生は教室中みんな消毒して,自分で拭いて回っているという話もありますし,それから小学校,給食の配膳も今までは子供たちにやらせていたけれども,今,先生が,担任先生がみんなやっているとかね。そういうもの,教えることに関わらないことがどのくらいなのか。例えば対父兄の関係もそうだと思うんですよ。あるいは,どこか教育委員会に報告書を作るとか,それも先生の知識が必要なものと全然要らないものもあるだろうと。そこのところをちょっとはっきりさせたいなと。  学校先生教育改革,働き方改革というのは,そこのところ区別はっきりしないと。多分,今,私の質問を受けて,先生のほうは頭の中,多分,頭ぐちゃぐちゃなっていると思うんですよね。どこまでがどうなんだか,どこまではどうなんだと。だから,そこで,そこをはっきりさせないと,働き方改革もできないと思うんですよね。で,ちょっとしつこく聞いているんですけれども。 ○長谷川 委員長  大場副参事。 ◎大場 指導室副参事  先ほどコロナの話が出ましたので,まず,コロナの消毒の話をさせていただきます。市内の小中学校,県内の学校全部そうですけれども,学校ガイドラインが,再開ガイドラインが県のほうから出されています。そこで,そこの消毒のマニュアルに従って取り組んでいるところなんですけれども,最近緩和されまして,床等の消毒はなくなりました。通常の清掃活動と,実際消毒どこしなきゃいけないかというと,多くの児童生徒が触る場所,ドアノブとか,手すり,スイッチ等,そこは1日1回以上消毒をやっていただかなきゃいけないと。現在,市内の小中学校のほうで消毒に使われている時間,やっぱり20分,30分かかっているかと思われます。担任教員がやっているというところです。  あと青木委員がおっしゃいました保護者対応というのにも,やはり時間は多く取られます。5時には帰れる体制が取れて,6時,7時。2時間,7時までやっているとしたら,実質,先ほど教材,授業に直結する時間は半分ぐらいかなというところというふうに考えています。  以上です。 ○長谷川 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  これはですね,これ,いつだったっけかな。1か月ぐらい前のテレビの報道でやっていたやつなんですけれども,通常の出勤退勤を8時から18時までとしたときに,コロナになってから増えたのが,8時出勤して帰るのが7時半頃になっていると。その理由として,まず出勤したときに,子供たち一人一人の検温カードのチェックをするんだと。それから,授業が始まってから,生徒にプリントを回すときに,今までは前の子供に,一番前の子供に,こういったプリントをやって,後ろに回してってやっていたけれども,今は先生が1枚1枚,一人一人配っているということ。これ,正しいかどうか分かんないですよ,守谷の実情に合っているか。ただ,テレビで言っていたやつです。  あと,音楽の授業に関しては,生徒が使った消毒を先生一つ一つ消毒していると。それと,これはどうなのかな。ちょっとこれは関係ないな。それから,給食に関しては先生が手袋着用でお代わりを取り分けていると。  あとは,放課後になってからは教室の消毒,それとあと,これ毎日毎日やっているのか分かんないですけれども,コロナ対策会議をやっていると。そういうのを合わせて,結局,大体帰るのが7時半頃,1時間半ぐらい伸びているというようなことを,この前テレビでやっていたんですけれども,これって大体,感覚的には正しい報道なんですか。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  今お話しいただいたのは,学校が再開して二,三か月の間という感じとしては正しいと思います。現状では大分,またここちょっと増えてきてはいるんですけれども,大分感染が広がりがなくなってきたところなので,今言っていた中では,検温カードのほうは現在も継続して行っていますけれども,1枚1枚配ったりですとかそういった部分についてはもう現在ではやってはおりません。  また,消毒についても,先ほど大場のほうが申し上げたように,今までは全部をやっていたんですけれども,最近ではスイッチを触るスイッチの部分ですとか,ドアノブの部分ですとか,かなり簡略化されてきているので,その部分については大分軽減はされてきてはいるかなというふうには認識しております。 ○長谷川 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  あと,確認です。ごめんなさい。県費の職員数,教職員の数を教えていただきましたけれども,講師というのはいないんですか,講師というのは何かに入るんですか。今,学校先生に講師っていますよね。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  先ほどちょっとお話の中に入れさせていただいたんですが,34と14名が常勤の講師。 ◆青木公達 委員  これが講師ってことですか。 ◎古橋 指導室長  はい。それが講師で,162と89というのは教諭と呼ばれる先生方です。 ◆青木公達 委員  足して307。 ◎古橋 指導室長  あと再任用の6と2を含めて,307。 ○長谷川 委員長  大丈夫ですか。 ◆青木公達 委員  はい,分かりました。 ○長谷川 委員長  ほか,ないですか。  1点,私からいいですか。これ,教職員って今どうなんですか,なりたい人が多いのか,それとも少ないのか。どうでしょう。  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  正直に申し上げまして,年々倍率のほうは下がっております。 ○長谷川 委員長  やはり守谷教育教育環境というのは茨城県のトップクラスだと思っています。全国でももう高いほうの水準だと思うんですけれども,やはりまだ,もっとこれがすれば,こうすれば,守谷はもっと上がっていくよと。水準は上がれるよというのであれば,やはり今回の請願の中でのこういう国庫負担制度も3分の1ではなくて,2分の1のほうがいいよと。そうすれば教職員の予算もつくという考えは,もうこの文面どおりですよね。  少なければ少ないほど,やっぱり単費というか,独自の予算でやらなきゃならないんで,それで守谷市は独自予算相当使ってやっていると思うんですけれども,限度があると思うので,やはり国,県のほうの補助がもっとあればいいよという内容ですよね。  室長。 ◎古橋 指導室長  今おっしゃっていただいたとおりでして,守谷教育が充実しておりまして,先ほど出た教科担任ですとか学習支援ティーチャー等もあるんですが,やはりこれより先につきましては,やはり県,国のほうで,人数を増やすため,先生方負担を軽減していただくためのさらなる措置をいただけるとありがたいというふうに思いますので,1学級人数が今より減れば,その分,子供たちにも目が行き届きますし,逆に言えばトラブルの数も減っていくのかなというふうに思いますので,ぜひこれは実現していただけるとありがたいなというふうに思っておりました。 ○長谷川 委員長  今回,全然質も違うんですけれども,今コロナ禍の中で,各学校マスク対応というのはどういうふうにしています。マスクはもう義務づけています。手洗いとかマスクは義務づけなんだろうけれども。  大場先生。 ◎大場 指導室副参事  マスクの着用に関しましても,先ほど話しました学校再開ガイドラインのほうに載っておりまして,身体的距離が十分に取れないときはマスクを着用するというふうに載っております。ですので,例えば登下校で距離があるという場合は外しても構いませんし,あと体育の授業で呼吸困難になってしまう可能性がありますので,そのときは外しても構わない,もちろん距離は取ってですけれども,いう形になります。  なので,教室等の中では十分な距離が取れないというのは現状ですので,十分な距離というのは1メートル離れるというところなんですけれども,マスクを着用を協力依頼をしているというところです。義務化はここまでは,そこまではしてはいないです。 ○長谷川 委員長  それでもマスクをしてこなかった子供はどうします。 ◎大場 指導室副参事  マスクをしてこなかった子供。 ○長谷川 委員長  はい。例えば親御さんにマスクはいいんじゃないのみたいな話で,学校にマスクをしていかなくてもいいよと。そのときに先生らの対応,マスクしなきゃ駄目だよという対応なのか,マスクしなくてもいいよという対応を取るのか。 ◎大場 指導室副参事  まず,マスクをするように促しは,学校ではしているはずです。それでもやはり考え方等,コロナに対する考え方の相違もあると思いますので,マスクしていないから駄目だよというようなことはできない。あと教育の機会均等もありますので,差別にもつながることもあります。ですので,そういう強い指導はしていないというというところです。 ○長谷川 委員長  すみません。ちょっとずれてしまいまして,申し訳ないです。  青木委員。 ◆青木公達 委員  ちょっと,この陳情に従った国の政策についてちょっとお聞きしたいんですけれども。この陳情の基になっている,1番目の教職員定数改善によりというのは,これ多分,義務教育法,教職員定数法という法律での話をしているんだと思うんですけれども,これによると,調べてみると,文科省はいわゆる基礎定数に基づいて,子供の数に合わせて職員数を,要するに学級を30名だったら30名っていうふうにして,それに,あと学校先生の数を上下させてくれというのが文科省の考え方で,財務省がこれに対して反対していて,加配定数というのを主張していて,要するに個別案件に考えて,加配というのか,要するに一般企業で言えば,正社員じゃなくて派遣とかそこで調整してくれというのが,この財務省の主張だと思うんですよね。  多分,ここの請願で出ているのは,この文科省の基礎定数のところを基にしてやってくれという話なんでしょうけれども,これは学校先生にとっては,非常に言いにくいかも分かんないですけれども,文科省のことをやっぱり支持しているというふうに考えてよろしいですか。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  基本的にはやはり文科省のほうがありがたいというふうには思っております。基礎定数が変わるということは1学級人数が延べて全部同じ数になりますので,そのほうが教育のほうも進みやすいというのがございます。  財務省のいわゆる加配というのは,単年度契約という形になりますので,今年ついた加配が来年度はつかないというケースもございますし,なかなかここに教諭を充てることが難しい現状もございますので,その都度,加配がつくたびに新しい先生を探すといいますか,新しい方をつけるような形になったりしてしまう場合もございます。  あと,欲しいところにも,やはり加配の場合には必ずつくというものではないので,やはり予算の関係で,実際に必要な部分につき切らないというケースも多々ございますので,そういうのであれば,必ずつく基礎定数のほうをしっかりしていただいたほうが,教育現場としては極めてありがたいかなというふうに思います。 ○長谷川 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  もう一つだけ,1か月まだたってないと思うんですけれども,ニュースで,自民党の中で,この学校教育を考える会があって,そこの中で,30人学級を早急に達成しようという,そのグループの中で決めて,今活動を始めたという話がニュースでやっていたんですけれども,これについて何か,詳しい話とか何かというのは御存じですか。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  基本的に今は県教委のほうから,それについて何か文書とか連絡が来ているということはございません。 ○長谷川 委員長  高梨恭子委員。 ◆高梨恭子 委員  たしか9月24日,自民党で教育再生実行本部が小中学校30人教育の義務化を申し入れ,それに追随して公明党もその義務標準法,義務標準法とは公立義務教育学校学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の略称,それの改正の申入れをしたというのは,私の情報の中でございます。  以上です。 ○長谷川 委員長  山本委員,補足はないですか。公明党さんのほうで補足はないですか。 ◆山本広行 委員  はい。 ○長谷川 委員長  堤委員。 ◆堤茂信 委員  少人数学級が推進されたときに,全ていいことだけではなくて,例えば守谷の場合は子供が今増えているので,部屋が足りないとかそういう問題が起こると思うんですけれども,それって,要は建物を増やさない限り対応できないんですよね。 ○長谷川 委員長  古橋室長。 ◎古橋 指導室長  おっしゃるとおりで,現状,突然来年から30人学級になりますといった場合には,学級が足りなくなってしまう学校も,現状では存在するということにはなっております。 ○長谷川 委員長  ほかはないですか。  ちなみに社会人TTって何人ぐらいいるんですか。  室長。 ◎古橋 指導室長  社会人TTという名前の職種は現在なく,多分学習支援ティーチャーって呼ばれるものになっているかなというふうに思いますが。 ○長谷川 委員長  ほかないですか。  田中啓一委員。 ◆田中啓一 委員  青木委員の先ほどの話の中の残業ってところで,もう一回ちょっと教えてほしいんですけれども。30時間ぐらいの残業代を給与にみなしで入っての支給とかそういうことなんでしょうか。残業代を払っていませんっておっしゃっていましたけれども。 ○長谷川 委員長  大場副参事。 ◎大場 指導室副参事  おっしゃるとおりで,給料の4%がもう給与として中に入っている状況になっております。 ○長谷川 委員長  田中委員。 ◆田中啓一 委員  そうすると,部活動なんかの顧問の教員というのは,では,もうほとんどサービス残業で教えているということなんですか。 ○長谷川 委員長  大場副参事。 ◎大場 指導室副参事  平日の部活動はおっしゃるとおりです。全く4%に入らない。ただ土日行う部活動に関しましては,教員特殊業務手当という形で3時間から4時間以上行うことで3,600円,現在3,600円だと思うんですけれども,そういう金額が支払われている。給与として入って,給与の中に入るという形になっていると思います。 ○長谷川 委員長  よろしいですか。  そのほか,なければこれで質疑を終結します。  よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○長谷川 委員長  質疑を終結します。  ここで執行部からのヒアリングを終了いたします。
     指導室の皆様には退出していただいて結構です。お忙しい中,ありがとうございました。子供たちのために頑張ってください。                   〔執行部退場〕 ○長谷川 委員長  その他としまして,ほかの皆さんから何かございますか。  なければ,終了したいと思います。  今回のヒアリングを通しての12月の議会の継続審議について,マル・バツという判断を,また委員会でも上げますものね。委員会にも付託されていますので,そこで賛否をつけると。今日のヒアリングを十分に頭に入れてもらって,委員なりの考えをまとめていただければなというふうに思います。  以上をもちまして,総務教育常任委員会を……すみません。  青木委員。 ◆青木公達 委員  継続審議にしたんだけれども,今日1回だけでもう終わりってこと。 ○長谷川 委員長  そうです。来月,委員あるんで。  よろしいですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○長谷川 委員長  じゃあ,委員会を閉会いたします。  お疲れさまでした。                 午後2時17分閉会  委員会条例第30条第1項の規定により署名する       総務教育常任委員長  長谷川 信 市...