• 児童虐待(/)
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  1. 守谷市議会 2020-09-11
    令和 2年 9月定例月議会−09月11日-02号


    取得元: 守谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 2年 9月定例月議会−09月11日-02号令和 2年 9月定例月議会                令和2年守谷市議会              9月定例月議会会議録 第2号        ─────────────────────────           令和2年9月11日 午前10時00分開議        ───────────────────────── 1.出席議員 20名     議長 18番 高 橋 典 久 君   副議長 17番 高 梨 恭 子 君         1番 小 菅 勝 彦 君        2番 海老原 博 幸 君         3番 首 藤 太 亮 君        4番 田 中 啓 一 君         5番 山 本 広 行 君        6番 渡 辺 大 士 君         7番 砂 川   誠 君        8番 神 宮 栄 二 君         9番 堤   茂 信 君       10番 高 梨   隆 君        11番 渡 辺 秀 一 君       12番 長谷川 信 市 君        13番 青 木 公 達 君       14番 山 田 美枝子 君        15番 寺 田 文 彦 君       16番 山 崎 裕 子 君        19番 伯耆田 富 夫 君       20番 梅 木 伸 治 君 1.欠席議員
            な し 1.出席説明者         市長                 松 丸 修 久 君         副市長                田 中   健 君         教育長                町 田   香 君         総務部長               岩 田   賢 君         生活経済部長             飯 塚 俊 雄 君         保健福祉部長             堀     浩 君         都市整備部長             古 谷 浩 一 君         教育部長               宇田野 信 彦 君         総務部市長公室長           浜 田 耕 志 君         生活経済部次長            鈴 木 規 純 君         保健福祉部次長            稲 葉 みどり 君         都市整備部次長            石 塚 成 美 君         教育部次長              小 林 伸 稔 君 1.本会議に職務のため出席した者         議会事務局長      高 橋 弘 人         議会事務局長補佐    山 崎 隆 裕           令和2年9月定例月議会一般質問通告事項 通 告 順 1番 首 藤 太 亮 議員  1.新型コロナウイルス対策について 〔市長・教育長・担当部長〕   (1)学校の新型コロナウイルス感染予防対策について   (2)オンライン授業実施に向けての授業形態・コンテンツについて   (3)withコロナにおける今後の学校行事開催について  2.大野地区土地活用について 〔市長・担当部長〕   (1)大野地区土地活用の当該危険地域における水害対策について   (2)今後の大野地区開発実現に向けての事前調査及び計画について 2番 山 本 広 行 議員  1.サポカー補助金導入について 〔市長・担当部長〕   (1)市として補助金導入の有無を問う   (2)導入を検討であれば,具体的な金額は   (3)また対象となる年齢・基準は  2.市道また市管轄の交通網の整備について 〔市長・担当部長〕   (1)現在の市道の舗装や整備などで,これから着手する案件はいくつあるのか   (2)舗装依頼や改善依頼をした後の対応状況は   (3)市民の皆様へ情報の共有を図るためにも,「ご依頼窓口」の設置,また開示は可能か 3番 小 菅 勝 彦 議員  1.動物愛護について 〔市長・担当部長〕   (1)事業の概要と課題   (2)県との連携や市民団体との連携   (3)地域猫活動支援やTNR(不妊・去勢による繁殖抑制)支援に対しての考え  2.まちづくり協議会について 〔市長・担当部長〕   (1)現在の協議会の進捗状況について   (2)現在の活動内容と将来の構想について 4番 山 田 美枝子 議員  1.地方創生臨時交付金第二次補正の活用について 〔市長・担当部長〕   (1)第二次補正の交付限度額決定について   (2)事業継続や雇用維持等への対応分は   (3)地域経済の活性化等への対応分  2.「新しい生活様式」を進めるための施策について 〔市長・担当部長〕   (1)市として,医療,学校,福祉,高齢者関係の人たちへのPCR検査徹底補助を   (2)保健所が直接行政検査,また委託した医療機関への市としての補助は考えているか   (3)小中全生徒のタブレット使用に伴う教師・生徒・保護者への使用方法練達への支援 5番 砂 川   誠 議員  1.地方創生臨時交付金について 〔市長・担当部長〕   (1)守谷市への地方創生臨時交付金額はいくらか   (2)実施計画の提出状況は   (3)交付金を活用した守谷市の目玉となる政策はあるのか   (4)内閣府主催の「地域未来構想20」オープンラボを活用しなかった理由は   (5)避難所のコロナ対応の資材整備費について 6番 海老原 博 幸 議員  1.新守谷駅のきずな橋の費用負担について 〔市長・担当部長〕   (1)なぜ,守谷市がきずな橋の費用を一部負担する必要があったのか  2.守谷駅東口市有地の開発状況について 〔市長・担当部長〕   (1)オープンスペースのデザインの進行状況   (2)完成後オープンスペースを見直す場合の大和リースとの契約上の問題   (3)現在の進行状況・完成予定時期について 7番 田 中 啓 一 議員  1.黒内小学校松並エリア通学状況及び校舎増築に関する進捗 〔市長・教育長・担当部長〕   (1)現在の全校児童数と学年別児童数(構成比)   (2)現在の国道294号線を横断してくる児童数の詳細及び地域ごとの学年別児童数   (3)国道294号線を横断してくる児童の登校渋滞に関する安全及び効率対策   (4)児童数増加に伴う校舎増築に関する進捗状況及び工期その他現状報告 8番 青 木 公 達 議員  1.守谷市ボランティア活動について 〔市長・担当部長〕   (1)守谷市全体を範囲とするボランティア活動と地区単位のボランティア活動の課題は     ア.まちづくり協議会設立後のボランティア活動への助成金は二重構造になっているのでは     イ.ボランティア活動を支えるための守谷市の今後の施策は   (2)まちづくり協議会の課題は     ア.まちづくり協議会活動支援交付金交付要綱の第4条第2項第1号の意味するところは     イ.まちづくり協議会内のボランティア活動の最終責任者は  2.コロナ禍における守谷市のICT教育について 〔市長・教育長・担当部長〕   (1)学校教育改革プラン(第2次)のプラン2「タブレット・フューチャープラン」の進捗状況は     ア.「遠隔教育,オンライン学習のさらなる充実・発展」の現況は     イ.「一人1台のタブレット学習を見据えた計画的環境整備や教員研修の充実」の現況は   (2)「臨時休業等期間中における家庭学習サポート事業」について     ア.達成された事業と達成出来なかった事業は     イ.双方向のオンライン学習の構築は考えているか
    9番 堤   茂 信 議員  1.コロナ下における市の財政運営について 〔市長・担当部長〕   (1)地方債を起債できるのはどのような場合か   (2)起債のメリットとデメリットはどのようなものか   (3)守谷市の財政規模に占める地方債の比率は他市町村と比較してどうか   (4)現状の起債状況について,どのように評価するか   (5)コロナ下で先行きが不透明な中,今後の財政運営の中で起債に対する考え方はいかがか 10番 神 宮 栄 二 議員  1.守谷市総合計画について 〔市長・担当部長〕   (1)総合計画策定の目的と意義について(第二次総合計画後期の着地見込み含む)   (2)策定委員会の役割と策定スケジュールについて   (3)審議会の役割について(市民公募委員の結果を含む)   (4)市民アンケートについて(実施時期と内容)   (5)人口ビジョンについて(まち・ひと・しごと創生総合戦略)   (6)都市計画マスタープランについて(みずき野地区と守谷駅周辺再開発について)   (7)財政計画について(公共施設等総合管理計画含め,除く水道事業) 11番 渡 辺 秀 一 議員  1.不妊・不育症治療助成について 〔市長・担当部長〕   (1)不妊治療助成事業について     ア.助成件数について     イ.これまでの助成事業からみえる課題について   (2)不育症治療について     ア.不育症治療とは     イ.不育症治療の助成について  2.人事評価制度について 〔市長・担当部長〕   (1)人事評価制度について     ア.守谷市の人事評価とはどの様な仕組みで導入の目的は何か     イ.過去5年間の職員のS評価からD評価までの総合評価の分布について     ウ.運用基準について     エ.これまでの人事評価制度に対しての課題について     オ.市長の考えについて 12番 山 崎 裕 子 議員  1.みずき野地内商業施設跡地利活用の早期実現を望むがどうか 〔市長・担当部長〕   (1)現在の進捗状況はどうなっているか   (2)今後の方向性や方策,実現時期の目処は  2.守谷市役所パソコンのクラウド化で経費削減を 〔市長・担当部長〕   (1)現状は   (2)3月定例月議会の決算予算特別委員会で,市役所パソコンサーバーのクラウド化で経費削減をと提言したが,クラウド化はいつか 13番 長谷川 信 市 議員  1.大野地区土地利用について 〔市長・担当部長〕   (1)土地利用意向調査について   (2)土地利用の具現化に向けた検証について   (3)関連計画,事業の現状(メリット,デメリット)について 14番 高 梨  隆 議員  1.選挙公報について 〔市長・担当部長〕   (1)市議会議員選挙の投票率について   (2)選挙公報発行の目的は   (3)選挙公報の配布方法と実績は   (4)選挙公報作成や配布などの改善点について 15番 渡 辺 大 士 議員  1.(株)セールスフォース・ドットコムとの包括連携協定について 〔市長・担当部長〕   (1)包括連携協定に至った経緯について   (2)協定内容について締結から現在まで具体的にどのような協力を行ったか   (3)協定内容で市が考える優先順位と見据えている展望とはどのようなものか 1.議事日程        ──────────────────────────               議 事 日 程 第 2 号                          令和2年9月11日(金曜日)                              午前10時00分開議 日程第1.議案の訂正について 日程第2.市政に関する一般質問     1. 首 藤 太 亮 議員     2. 山 本 広 行 議員     3. 小 菅 勝 彦 議員     4. 山 田 美枝子 議員     5. 砂 川   誠 議員 1.本日の会議に付した事件  日程第1.議案の訂正について  日程第2.市政に関する一般質問        ──────────────────────────                午前10時00分開議 ○議長(高橋典久君) これから本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は20名であります。  定足数に達しておりますので,会議は成立いたします。        ────────────────────────── △議案の訂正について ○議長(高橋典久君) それでは,日程第1,議案の訂正についてを議題といたします。  訂正の理由を求めます。  市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) 訂正の理由を申し上げます。  議案第81号については,補正予算給与費明細書の特殊勤務手当の区分の誤記による訂正でございます。  また,議案第81号から議案第84号及び議案第87号,議案第88号の各補正予算給与費明細書の期末手当,勤勉手当の記載について,勤勉手当の支給率において,守谷市職員の給与に関する条例第21条に規定されている支給率を記載すべきところ,当該支給率に成績率を加味した支給率を記載したことによる訂正でございます。  大変申し訳ございませんでした。 ○議長(高橋典久君) ただいまの件につきまして,質疑ございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋典久君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいまの議題となっております議案の訂正について,承認することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(高橋典久君) 御異議なしと認めます。よって,議案の訂正については承認することに決定いたしました。  ここで暫時休憩いたします。                午前10時01分休憩          ──────────────────────                午前10時05分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  ただいまの出席議員は11名であります。  次,日程第2,市政に関する一般質問を行います。        ────────────────────────── △一般質問 ○議長(高橋典久君) それでは,通告順に発言を許します。  通告順位1番,首藤太亮君,登壇願います。  首藤太亮君。                〔3番首藤太亮君登壇〕 ◆3番(首藤太亮君) 通告番号1番,国民民主党,首藤太亮でございます。  本日,偶然にも,私が所属する国民民主党が解党する日となっております。国民民主党としては,私,最後の一般質問となります。政党名がいずれ変わりましても,改革中道の政策提案型のスタイルで,現実的な方策で市政の諸問題を解決できるよう,引き続き取り組んでまいりたいと思います。  それでは,通告に従いまして,一般質問に入ります。  まず一つ目の質問です。  新型コロナウイルスの今後の対策,対応について伺います。  前回の一般質問と同様になりますが,引き続き子供たちのウイズコロナの時代と言われる現在で,子供たちの学力や学校生活について,どのような対策を講じていくのか,今後を担う子供たちに関する施策は,このコロナ禍の現状において,まさに待ったなしの状況でございます。  今年は新型コロナウイルスの影響下において,全国的に短い夏休みとなりました。小学校1年生を除く学年の,その他の学年の子供たちは,今年の夏休みは短く,どこか物足りなさや違和感を感じる,そんな夏休みだったのではないでしょうか。  そんな異例の夏休みが終了し,先月の8月24日から登校が始まりました。  例年とは違う夏休みを過ごし,登校日を迎えた現在の子供たちの様子,いかがなものでしょうか。また,休み明け後の登校状況なども併せてお示しください。 ○議長(高橋典久君) 教育部次長小林伸稔君。 ◎教育部次長(小林伸稔君) お答えいたします。  議員がおっしゃられたとおり,子供たちは例年とは違った短い夏休みということで,8月24日から登校のほうを始めたところでございます。  夏休みの期間中,各学校におきましては,子供たちが心身の健康などに関して問題が生じないように,不登校ぎみの子などを対象に,電話等を通じて直接会話するなどの対応をしたこともありまして,児童生徒共に元気に登校していただいているというような状況となっております。  また,長期の休み明けにつきましては,学校へ行くのに心と体を適応できず,不登校が増加する傾向にありますが,学校からは,新規の不登校であったりとか,登校渋りといった報告のほうはございません。また,新型コロナウイルスを要因とした不登校についても,今のところ報告はないというような状況となっております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。非常に短い夏休みで,子供たちも正直不慣れな状況で,環境,夏休みを過ごしたかと思います。もちろん登校状況についてもそうなんですが,日頃の授業とか,そういった態度,学校に,授業に臨む態度,そういったものも比較的夏休み後となると,やっぱり乱れてくる可能性も非常にありますので,今後引き続き子供たちの様子を見てあげてください。  では,次の質問に移ります。  前回6月議会終了後の6月26日頃,経済産業省,厚生労働省が正式に次亜塩素酸水,噴霧を推奨しない旨,連日話題になったかと思います。  もともと我が守谷市においても,次亜塩素酸水を噴霧し,学校終了後の教室において使用することを視野に入れ,より安全な学校環境の整備を進めていたのかと思います。  前回の一般質問では,次亜塩素酸水を用い,学校生活下での感染対策としておりましたが,今後の学校生活において,取り組んでいる感染症対策などございましたら,お答えください。 ○議長(高橋典久君) 教育部次長小林伸稔君。 ◎教育部次長(小林伸稔君) 今の各学校におきます感染症対策なんですけれども,学校生活におきましては,国のガイドラインであります学校の新しい生活様式を基に感染症予防対策に取り組んでいるところでございます。  基本的な感染対策としましては,手洗いや咳エチケットの指導,それから,換気を徹底し行い,常に密接,密集,密閉の状況をつくらないことを意識して,教育活動を行っております。  また,学校が再開した6月から8月末までに,これは国の調査なんですけれども,全国で1,166名の児童生徒が感染をしてございます。これらの感染経路の状況を見ますと,感染経路は家庭内感染が7割を占めておりますので,引き続き御家庭には,学校にウイルスを持ち込まない対策として,登校前の検温と,それから健康観察を行っていただき,発熱や風邪の症状がある場合には,登校させずに休養させるよう,お願いをしているところでございます。  そのほか,各学校におきましては,児童数に応じた様々な感染症対策を行っております。児童数が多い学校におきましては,登校の時間を班ごとに時間をずらして登校する時差登校を行うことで,昇降口の混雑緩和を図ったり,もしくは昼休み等の休憩時間のグラウンドの利用を学年ごとに制限して利用するなどの対策を行っております。そのほか,トイレや手洗い場,遊具で遊ぶ際も,一列に並んで,他の児童との距離を十分に取るなどして,とにかく密にならない対策,指導のほうを行っているところでございます。  また,感染症対策としまして,各学校におきましては,先生たちが下校時間を使って,児童生徒が触るドアノブであったりとか手すり,それからスイッチなどの消毒作業を,ポイントを絞って1日1回消毒作業を行っているところでございます。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。  この,先ほどいただいた回答の関連のような御質問になりますが,今年の夏,40度を超える猛暑日がございました。年々地球環境が地球温暖化が進んでいる,そう思うこの頃でございますが,今年はさらに新型コロナウイルス対策で,感染症対策ですね,マスク着用しながらの生活,大人でも非常につらい,その一言でございます。  そんな中,関連の質問になりますが,子供たちの学校生活の中で,熱中症対策として,エアコンの使用を余儀なくされていると思いますが,その中で,新型コロナウイルス感染予防はどのように行っていくのか。今まで守谷市では噴霧するぞうくんというものを買うという予定でしたが,今それがなくなって,ポイントごとに消毒,拭いたりしてやっているということで対応していただいているようなんですが,エアコンを使ったりすると,空気の換気というより循環がメインの装置になりますので,ウイルスが非常に飛び交いやすいような環境になるかと思いますので,そちらのほうを何か対策等ございましたらお示しください。 ○議長(高橋典久君) 教育部次長小林伸稔君。 ◎教育部次長(小林伸稔君) 議員がおっしゃられるとおり,夏休みが明けて以来,気温の高い日が続いていることから,各学校におきましては,常に各教室のエアコンを稼働させ,熱中症の予防に努めているところでございます。エアコンを使用する際には,必ず換気扇を作動させるとともに,1時間に1回,大体5分から10分程度,窓や出入口を開け,換気を行うなど,熱中症対策と感染症対策を並行して行っているというような状況となっております。  また,喚起により室内の温度が上昇することで熱中症のリスクもありますので,こまめな水分補給であったりとか,児童生徒が暑さで息苦しいと感じたときには,また人との十分な距離が取れる場合には,マスクを外すよう指導しているところでございます。  そのほか,各学校におきましては,熱中症の暑さ指数計測器というのがハンディタイプのものと,それと熱中症注意目安付温度計というのがございまして,それらを使って,各学校におきましては,機器が示す暑さ指数によって,体育の授業であったりとか,屋外の活動等の教育活動のほうを制限するなどして,児童生徒が熱中症にならないよう努めているところでございます。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。引き続き熱中症対策,気をつけながら,新型コロナウイルスのほうも,感染症ですね,予防をお願いいたします。  続きまして,オンライン授業の件で御質問させていただきます。  現在,新型コロナウイルス感染者が出続ける中,集団クラスター,第3波,第4波の可能性も否定はできません。  そこで,前回の一般質問でも述べましたとおり,子供たちの学力や学校生活において,どのような対策を講じていくのか。今後を担う子供たち,このコロナ禍においては,まさに待ったなしの状況で,どんどん市のほうから感染予防対策を打ち出していかねばならないと思います。  そこでの質問ですが,GIGAスクール構想の実現に向けた校内通信ネットワーク設備事業等に関する地方財源措置により,オンライン学習の実現が近く現実的になっていると思いますが,このオンライン学習の守谷市の現状,具体的な導入時期などございましたらお示しください。 ○議長(高橋典久君) 教育部長宇田野信彦君。 ◎教育部長(宇田野信彦君) オンライン学習についてでございますけれども,現在,市といたしましても,新型コロナウイルスの感染拡大に備えまして,オンライン授業の実施に向けた準備を進めているところでございます。  オンライン授業につきましては,主に二通りございます。一つは,同時に双方向で授業をするという,対面で授業ができるものですね。それからもう一つは,非同期型とでも申しましょうか,動画を配信する。これはいつでも見られるという,リアルタイムではないんですけれども,いつでも見られるというメリットがあると。  前回の休校のときには,この動画配信を実際に行いまして,茨城県教育委員会の茨城オンラインスタディ,あるいは守谷市の独自のユーチューブチャンネルとして,守谷市学びのチャンネル,こういったものを実施いたしました。  もう一つの双方向型,同時に行うリアルタイムの双方向型の授業というものの実施に向け,現在準備に取り組んでおりまして,夏休みの期間中,市内小中学校,これ全校なんですけれども,テレビ会議システムのZoomというものを利用させていただきまして,オンラインで朝の会,あるいは学級活動,いわゆる学活ですね,そういったものに取り組みました。  そういったところも新聞等でも取り上げていただきまして,報道されたところなんですけれども,現在,それ以外にインターネット上でクラスをつくって,学校と家庭を連携するようなアプリケーションで,Google Classroomというものがございます。この導入を現在進めておりまして,これを導入いたしますと,授業動画を配信,あるいは学習課題の配付や提出,そういったものができるようになるというものでございます。こちらを夏季休業期間中にも教職員のほうも研修を行いまして,10月以降,もし学校が休業になった場合には,既存の機器を利用した中,あるいは御家庭の機器を御利用いただく形でのオンライン学習というものをできるように,今現在進めているところでございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。  次の質問も,ただいまの質問に関連したような御質問をさせていただきたいのですが,実際に生徒1人につき1台,タブレットの支給となります。自宅でオンライン学習化が進んでいくのかなと,先ほど御説明あったように,リアルタイム型やオンデマンド型,そういった様々なもので,自宅でできるような環境が整うのかなと思うのですけれども,自宅での学習機会が増えれば,必ずそこには保護者の協力が必要不可欠かと思います。  そこで御質問をさせていただきたいのですが,オンライン授業の導入に向けて,各保護者への操作説明,これはやっぱり保護者の協力が必要不可欠になってくると思いますので,どうしてもやはり難しい操作だったりとか,慣れていない方,もちろんいると思うんですね。そういう方々に,保護者にも同時に説明するような場が設けないのか,そういったところを含めてお示しください。 ○議長(高橋典久君) 教育部長宇田野信彦君。 ◎教育部長(宇田野信彦君) 先ほどお答えした中に,夏休み中に実際にオンラインの授業の形を行わせていただいたということで,こちら任意で御参加いただいたものでございまして,約7割ほどの御家庭で御参加いただけたというような実績がございます。そういった実践というのも一つ踏ませていただきましたが,それ以外,操作に慣れていない,分からないという方も当然いらっしゃるかと思います。そういった方に対しては,まずは紙になりますけれども,紙で使用の説明をするというようなものを考えてございます。  それから,これはインターネットを使える場合になってしまいますけれども,ユーチューブなどでも,守谷市学びのチャンネルというものが既にございますので,そういったところで動画で御説明するといったものも予定しているところでございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) お答えありがとうございます。非常に各家庭で新しいものを導入するということは非常に負担にもつながりますし,やはりその辺は細かいケアをしていただけないと,やはりお父さんお母さん,仕事で夜も帰ってから御飯を作って,子供たちを寝かせてという生活になりますと,やはりどうしてもそういった難しそうな,また取っかかりが難しそうなものに関して,やはり後手後手に回ってしまう家庭ももちろんあると思いますので,その辺は引き続き徹底してケアをしていただくような形でお願いしたいと思います。  では,次の質問に移ります。  オンライン学習の具体的な授業内容についてお伺いしていきたいと思います。  オンライン上での授業や自宅学習を導入する形となると,従来いわゆる教室内で先生と生徒がコミュニケーションを取りながらの授業ということと環境が全く違ってくるかと思います。その中で,教室でなく,自宅で学習を視野に入れているものであればなおのこと,動画のコンテンツ内容,あと検収,最後に動画を確認して編集する方など,監修する方が非常に重要な役目を担ってくると思います。  そこで,三つ目の質問ですが,オンラインでの授業に対して,コンテンツの制作,一体誰が行っているのか,また監修は誰が担当するのか。こちらのほうをお答えください。 ○議長(高橋典久君) 教育部長宇田野信彦君。 ◎教育部長(宇田野信彦君) オンライン授業で活用するコンテンツということでございますけれども,前回にも動画配信を,休校のとき行っているところなんですけれども,基本的には教職員が作成しております。その教職員が作成したものを,当然管理職が指導監督した上で配信するというようなことになります。  今後,Zoomなどを活用いたしまして双方向の事業ということになりますと,そこで使用するコンテンツというのは動画ではなくて,授業教材になるわけなんですけれども,そちらについてはデジタル教科書というものがございますので,そういったものの使用を現在検討しているところでございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。比較的,今回の私,請願にも出させていただいたことなんですけれども,教職員の定数改善という話になりますが,教職員の方々は,やはり仕事がかなり多くなっておりまして,特にその授業以外,子供と関わる,子供に本来教えるのが先生の役目かと思うんですけれども,それ以外の雑務など,そういったものに追われて,やはり子供たちとコミュニケーションが取れず,学校の先生たちに非常につらい労働を強いている,そんな現状でございますが,こういったものが新しく増えたりすると,やはり先生たち,教職員の方々が先ほど作成しているということだったんですけれども,非常に負担が大きくなるんじゃないかなと,私はその辺をすごい危惧しております。  子供たちに関して,私も1人の父親でありますので,一個人の感想を言わせていただきますと,今の子供たちというのは非常に情報を抜粋して選び出すと言うんですかね,抜き出す,情報を選択する能力に非常にたけている,そんな印象を受けます。  ユーチューブなんかで言うと,子供たちに人気のチャンネル,そういったものを自分で探し出して,自分の趣味に合った,自分の楽しめる動画,そういったものを抜粋して抜き出す,そういった作業が非常に私たち世代,もしくは私の上世代の方々に比べると,非常に能力が高いんじゃないかなというところになります。  一言で簡潔に言うと,非常に内容次第で,子供たちがやはり興味を持って学習するのか,もしくは興味を持たず,そのまま情報を流してしまうのか,そういった判断をするに当たって,非常に今の子供たちは敏感なんだと思います。  我々世代は物珍しくて,やはりそういった授業があれば,興味を示して見る可能性も非常に高いんですけれども,今の子供たちはその環境が当たり前となっているような,そんな一個人の意見ではございますが,そういった中で,非常にそのコンテンツだったりとか,そういった動画の内容の精査,そういったものを教職員の方々がなるべく負担にならず,なおかつ,やはり子供たちが興味を持って,学習意欲が湧くような,そういった動画の作成を今後努力していただきたいなというところでございます。  では,次の質問に移ります。  先ほどコンテンツの話をしましたが,これと関連した内容でございます。  先ほども述べましたとおり,従来教室で行う授業とは違いまして,まず子供たちの表情だったり,醸し出す空気だったり,そういったものを先生たちが察知,感じ取ることができないような,そういったオンラインの授業の中で,やはり子供たちが多く発信するシグナルというものが恐らくあるんだなと思っております。それに気づきにくい環境の中,今後低学年,学年別で言うと,中学校,小学校,小学校の低学年とか,そういった各生徒間において,授業内容に対する理解度がかなり差が出てくるんじゃないかなと私は危惧しております。  そのような生徒たちに対しては,今後どのような形でフォロー,ケアしていくのか,そういったもののお考えがあれば,お示しお願いいたします。 ○議長(高橋典久君) 教育部長宇田野信彦君。 ◎教育部長(宇田野信彦君) オンライン授業での子供たちへの対応になろうかと思いますが,前回,やはり休校のとき実施したのは,紙媒体で課題をお配りして,それを回収すると。その課題の疑問点などについてはメールで質問をいただいたりということで,その担当者が,担任の先生であったりがお答えしているということです。  実際にオンライン授業を進める場合に,質問とは限りませんけれども,相談であったり,質問であったり,いろいろあると思うんですけれども,先生との会話と言いますか,そういったものをどういう手段でということですけれども,やはり同様にメールで行うということは当然継続していきたいと考えてございます。  双方向のオンライン上での授業という場合には,対面でということも可能になります。もちろん実際に教室で全員と対面するよりも,それぞれに接続されますので,画面上で幾つも児童生徒が映っているという状況にはなりますけれども,そういった中で対面でのお話というのもできようかということで考えてございます。そういったことで,画面の反応を,例えばお話いただいた児童生徒は,当然先生も集中して表情等を見ることができますので,そういった反応も見ながら指導ということもできるのかなということで,今まで以上にきめ細かな対応も可能となるようなことで考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。ぜひ先生たちには,本来先生たる仕事,子供たちとの関わり,子供たちに学業,学業以外のこともやはり教える,そういったところの仕事を注力していただくような環境づくりからまず始めていただき,子供たちに学力格差が生まれないように,私はこの一般質問を今回投じて御質問させていただきましたが,そういった機会を,守谷市は特に教育関係に力を入れていただいておるようですので,そういったところもぜひ今後注力しながらお願いしたいと思います。  では,次の質問に移ります。  ウイズコロナという単語ができてから,このコロナ禍において,教育現場において問題や課題,非常に今お話ししたような内容が山積みなのかという印象を受けております。  ですが,今,GIGAスクール構想で今後環境設備,どんどん進んでいく中で,どのようにオンライン授業を取り組んでいくのか,先ほど子供たちに理解ができるか,理解度の差があるというような話をしましたけれども,オンライン学習を今後どのように使っていきたいのか,そういったところを現状お考えがあれば,お答えください。 ○議長(高橋典久君) 教育部長宇田野信彦君。
    ◎教育部長(宇田野信彦君) オンライン学習につきまして,先ほど来お答えしているとおり,双方向が今後主流になっていくというようなことで捉えてございます。  そういった中で,これもやはり先ほどお答えした課題を紙で配付するという対応を今までさせていただきましたけれども,今,Google Classroomというものを導入を予定しているというところで,このGoogle Classroomにおきましては,課題の配付とか提出,そういったものもできるというような機能も備えてございます。ですから,そういったことを含めてオンラインで実施するということ,それから,当然通信環境のない御家庭もございますので,そういった対応としまして,タブレット端末,あるいはWi−Fiルーター,モバイルルーターですね,こういったものの貸出しというものも準備している状況でございます。こういったものを活用し,さらに今までも実施していた動画の配信というものも併せて対応していくということで考えてございます。  ただ,全てオンラインでというのは,やはり教育としては難しいのかなということがございますので,やはり定期的に登校日を設定するなどして,児童生徒の状況に応じて進めていく必要があろうかと考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。こういったせっかくの技術を使わない手はないと私は思っておりますので,今後この新型コロナウイルスが巻き起こした世界全体の変化と言いますか,新しいやはり時代が来たんじゃないかと,皆さん肌で感じるような節目になったかと思いますが,こういった技術を遺憾なく発揮,使用していただきながら,先ほどいろいろな登校日を定期的に設けたりとか,そういったところの対応策等あるみたいなので,こういったところを,また時代に応じて,これからどんどん新しい形ができてくるんじゃないかなというところを私は感じております。  私も引き続き,子育てを通じながら,新しい答えを常に出していけるような,そういったところで,私のほうもどんどん提案させていただきたいと思いますので,引き続きよろしくお願いいたします。  では,続いての質問に移ります。  先ほども何度も単語出ておりますが,しっかり周知されたようなウイズコロナという単語でございますが,今年度は休校から始まり,小学校,中学校の入学式の小規模の実施,夏休みの短縮など,異例の学校生活をこの生徒たちが送っている,そんな時代になったんじゃないかなと,そんな1年になったんじゃないかなと私のほうでは感じております。先ほども述べましたとおり,ウイズコロナの時代において,今後新型コロナウイルスがいきなりなくなるというお話も,恐らく皆さんはもうないんじゃないかなと心の中に思っている中で,今後,行事事等,たくさんこれからまた迎えると思います。  そういった中で,まず今年度における学校行事及び各行事ごとの実施方法,また,実施した際の感染症対策など,行政ではどのように考えているのか,こちらをお答えください。 ○議長(高橋典久君) 教育部長宇田野信彦君。 ◎教育部長(宇田野信彦君) 学校における行事ということでございますけれども,御質問にもありましたとおり,今年度新型コロナウイルスの感染拡大予防ということで,現在までのところ,例年どおりには行事は行えていないという状況でございます。ただ,このような中でも,規模の縮小,あるいは実施方法を変更をいたしまして,できる限り行事を行えるようにということで努力しているところでございます。  感染の対策といたしましては,使用するその場所や用具の消毒,それから児童生徒の検温や体調管理の徹底という基本的なことを当然といたしまして,学校によって細かい部分の実施方法等異なりますけれども,例えば体育祭,運動会,こういったものを時間の短縮であったりとか種目の精査,それから学年ごとの実施等,それぞれの学校で工夫して対応しているところです。実際に中学校につきましては,1校を残して体育祭を既に実施しているところでございます。  また,中学校の文化祭を例に申し上げますと,合唱祭のみを学年ごとに実施しまして,ほかの学年や保護者の方にはオンラインで歌声を届けるというような試みも考えているところです。  それから,校外学習,修学旅行等なんですけれども,泊まりを伴うものは中止させていただくことになってしまいました。ただ,別の形で,泊まりを伴わず行う代替の行事と言いますか,そういったものも現在検討しているところでございます。  卒業式については,昨年度,時間短縮とか,参加学年の精査,それから来賓の方の対応等々,工夫させていただいたところですけれども,そういったものも必要なんだろうなということで,まだちょっと先ですけれども,考えているところです。  現在もまだ終息には新型コロナウイルスは至っていないという状況ですので,感染予防というのがどうしても必要になってきてしまいますけれども,行事,こちらも子供たちにとっては非常に思い出に残る大切なものですので,今後も感染状況を見ながら,各校,それから教育委員会で検討してまいりたいと考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) お答えいただきありがとうございます。私ごとではありますが,私の子供も今年入学式を迎えた年になりまして,私も入学式は参加させていただきましたが,やはりどこか寂しいというか,入学を祝ってもらえる人生に一度の行事事ですので,やはり来年度以降,今年度は卒業式はまだ残っているかと思うんですけれども,やはり学校は学びだけではなくて,何か友達とか,そういった思い出に残る,先ほどおっしゃられたとおり,非常に思い出に残るようなイベントごとがたくさんで,そういったことで,コロナという時代もあるとは思いますが,やはり子供たちにとって大事な大事な思い出とか,そういった勉強以外のことを。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君の一般質問中ですが,ここで暫時休憩いたします。                午前10時37分休憩          ──────────────────────                午前10時46分開議 ○議長(高橋典久君) それでは,休憩前に復し会議を再開いたします。  首藤太亮君の一般質問を続行いたします。  首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。  先ほどお話ししていた途中ではございましたが,やはり子供たちの思い出づくりというか,そういった大切なものを,これから市の行政として守っていくためにも,今後引き続き,難しい問題ではあると思うんですが,対策,対応をよろしくお願いします。  では,次の質問に移らせていただきます。  先ほどの,今年度の行事事の関連した質問ではございますが,来年度以降,また新しい新入学生,もしくは部活動,総体体育大会,そういったものを来年度以降,このコロナの環境,状況が続いたとして,市政としてはどのように実施していこうと考えているのか,そういったお考えがありましたらお示しください。 ○議長(高橋典久君) 教育部長宇田野信彦君。 ◎教育部長(宇田野信彦君) 来年度以降の行事に関しましても,今後の新型コロナウイルスの感染の状況,こちらが一番重要になってきてしまうわけですけれども,そういったことを見ながら検討してまいりたいと考えてございます。  特に入学式や卒業式,こういった式典,入学生,卒業生,保護者の方々にとっても大切な行事ということで,やはり今年度も入学式,まだ卒業式はこれからですけれども,中止せずに実施していくと,強行するというようなこともございます。  来年度以降も安全・安心というものをもちろん第一に考えながらですけれども,子供たち,あるいは保護者の皆様の思いというものも大切にする必要がございます。そういったことを踏まえて,学校行事を計画,実施してまいりたいと考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。入学式,卒業式,修学旅行と,いろいろな行事事あると思いますが,非常に今年入学されたお子さん,生徒の子たち,卒業した生徒もしくは中学校3年生で最後の大会を迎える子供たち,非常に歯がゆいというか,今まで経験したことがないようなことですので,一言に言葉に表すのは難しいですが,非常に歯がゆい思いもしたんじゃないかなと思っております。  私も学生時代,いろいろなスポーツを経験して,特にその大会に向けて,やはりチームを仕上げたり,一個人の肉体というか,体を鍛えて,コンディションを整えて,最後の大会に臨む子供たち,その大会が実施されないというところで,非常に行き場のないというか,そういった感情があるんじゃないかなと思いました。  行政含め,我々大人が子供たちに何をしてあげられるか,何をしなきゃいけないのか,やはり次の世代へどんどんバトンタッチをしていく中で,私たちが子供の頃,体験したこと,思ったこと,感動したこと,そういったのを次の世代に,やはり受け継いでいかなければいけないと思います。  私が理念として持っている一つのこととしては,やはり次の世代の子供たちに責任を果たすような,そういったしっかりとした対策,対応を今後ともしていきたいと,私,議員として思っておりますので,行政のほうとも連携しながら,今後引き続きお願いしたいと思っております。  では,次の質問に移ります。  話は変わりまして,大野地区土地開発についてお尋ねしていきたいと思います。  私以外にも,もうひと方,長谷川議員ですかね,のほうも同じような質問をされると思うんですが,私のほうでは簡単に外側部分を抜粋して聞いていきたいなと思っております。  まず土地開発について,今後の市民生活向上のためにも,私ももともと不動産の仕事をしていたものでして,開発行為というのは非常に重要なプロジェクトになるのかなと思っております。それと同時に,やはり莫大な税金がかかってくるのかなと思っておりますが,そういった,やっぱり市民生活,福祉の向上と,やはり住んでいる方々の税金を使わせていただく以上,慎重に審議を進めて行わなければならないことかなと,私的にはそう思います。  そこで,まず大野地区開発地域は守谷市のハザードマップで見ると水害危険地域になっているのかなと私的には思うのですが,どのような方法でそのハザードマップ,その危険地域を脱するのか,何かお考えがあればお示しをお願いいたします。 ○議長(高橋典久君) 都市整備部次長石塚成美君。 ◎都市整備部次長(石塚成美君) お答えします。  議員がおっしゃられますとおり,大野地区は土地を想定しています今回の区域,約58ヘクタールとなりますが,もし利根川が決壊した場合におきまして,最大規模で10メートルから20メートル未満の浸水が想定されている区域が大部分を占めております。  具体的な対策ということでございますが,現在委託しております大野地区,仮称ではございますが,守谷サービスエリアスマートインターチェンジ周辺複合産業拠点事業化検討業務というのがあります。この中で検討しておりますが,実際で想定される対策としましては,周辺基盤を考慮しながら盛土を行うというようなことと,また堤防の強化ということが考えられると思います。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。非常にこの土地を整地する,そういったこと,堤防とか,恐らくいろいろ考えていらっしゃるのかなと思うんですけれども,かなりお金が,莫大な税金がかかってくるのかと思います。そういった中で,せっかく造るのであれば,やっぱり市民の方々に還元できるようなすばらしいもの,あとはやはり命の危険ですね,やっぱり生命の危険,命を危険にさらすような,そういった工事をしてほしくはないなと。いろいろニュースで世間では騒いでいたこともあると思いますが,守谷市ではきちんとした形で市民の方々に還元できるよう,今後引き続き計画を練っていただきたいなと思っております。  では,次の質問です。  大野地区土地開発について,先ほどお伺いしたと思うんですが,基本的に財源というのはどういった形になるのか,こちらお示しください。 ○議長(高橋典久君) 都市整備部次長石塚成美君。 ◎都市整備部次長(石塚成美君) お答えします。  今回の大野地区の土地利用の想定地区でございますが,こちらの開発におきましては,業務代行方式によります土地区画整理組合での土地区画整理事業を想定しております。  盛土を行うに当たりましては,この土地区画整理事業で行うということになりますので,土地区画整理組合が負担での施工となります。堤防の強化に当たりましては,国が施工ということでなりますので,要望をこちらのほうで行っていきたいと考えております。  また,土地区画整理事業に当たりましては,国庫補助事業等の導入を様々検討させていただきまして,組合の負担ができるだけ少なくなるよう努めていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。限られたやはり財源の中で実施しなければいけないと思いますので,そういった補助金,補助だったりとか,そういったものをフルで活用していただきつつ,やはりお金をかけなければいけないところ,そういったところはあると思いますので,引き続き,財源には限りがあると念頭に置いていただきながら,計画をお願いいたします。  先ほども何度かお話しさせていただいているとおり,守谷市に住んでいる市民の方々がやはり有意義なもの,造ってよかったなと。後に守谷市の財産になるような,そういった開発していただきたいなと私的には考えておりますが,この守谷市,守谷市民の方々のために造るようなものですので,先ほども慎重に計画を進めていただきたいということを,意見を述べさせていただきましたが,大規模開発の際,恐らく事前調査というものが非常に大事になってくるかなと思っております。  それに関して,ちょっと御質問させていただきたいんですけれども,今後の大野地区開発実現に向けて,土地所有者及び近隣の住民の方々への意識調査などは行っているのか,あとは現在の進捗状況,もしございましたらお示しください。 ○議長(高橋典久君) 都市整備部次長石塚成美君。 ◎都市整備部次長(石塚成美君) お答えします。  この大野地区の想定区域でございますが,土地所有者及び耕作者に対しまして,令和元年,昨年ではございますが,9月から令和2年3月にかけまして,土地利用の意向調査を行っております。  対象者数は142名で,所有者が135名,耕作者が7名という内訳です。  回答数が130名と,回答率で約97%となっております。  調査の結果となりますが,土地区画整理事業による農地以外の土地利用について賛成,どちらかというと賛成,条件によって賛成と,賛成寄りの方が108名と,約83%となっておりました。  一方,反対,どちらかというと反対という反対寄りの意見が13名で,約10%という結果でございました。  現在,この結果が出て,今年,先ほどの事業化検討業務というようなことでございますが,8月に一度,このアンケートの結果,調査の結果につきまして説明会を開き,今後の土地利用の具現化に対した検証をしていきますよというようなお話を説明させていただき,また,出席できなかった方には,その内容について郵送でお送りしているとこでございます。  今後,こちらの事業の具現化に向けまして,地権者等と個別にも含めて説明に上がって,意見を集約し,事業のほうへ進めていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。まだ開発が始まったばかりと私は認識しておりますので,今後さらに土地所有者もしくは近隣住民の方といろいろ計画を練っていただきつつ,進めていただきたいなと思っております。  最後に,関連した御質問をさせていただきます。  具体的に開発案というのはどのように決めていくのか。それと,開発案ということは誘致するような形になると思うんですけれども,現在誘致する企業はどのような業種が想定されているのか,お示しいただければと思います。 ○議長(高橋典久君) 都市整備部次長石塚成美君。 ◎都市整備部次長(石塚成美君) お答えします。  まず,開発の案というようなことになりますが,今現在,委託業務の中で,事業化検討業務の中でございますが,この中で検討対象区域のまちづくりの基本構想や概略計画につきまして検討を行っております。その後,土地区画整理組合と業務代行者等で検討を行っていくこととなりますが,現在,今検討中ということでございまして,また今後,その誘致というようなお話なんですが,民間事業者,デベロッパーやゼネコン,こちらに対しまして意向調査を行いまして,誘致する企業を検討していきたいと考えております。  想定されるものとしましては,研究所や各種工場,物流施設,周辺農業と連携した六次産業化施設などが考えられるかと思います。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) ありがとうございます。ぜひ,やはり土地というものは限りあるものでございますので,有意義かつ,先ほども述べましたとおり,守谷市民のためになるようなものを造っていただきたいなと,私は常にそう願いながら,今後提案させていただくと思いますので,どうぞよろしくお願いします。  多額の税金,守谷市民の税金を投じて行う事業に対して,必ず有意義なものにしていきたいと思っておりますので,今後の開発計画等,期待しております。  最後になりますが,いろいろ今,世間でもニュースで話題になっていると思いますが,いろいろと選挙が近かったりと,いろいろ人の思いがあって,私はこういう道に進む,ああいう道に進みたいという御意見,御感想,いろいろと私の支援者からもお伺いしておりますが,やはり守谷市のために,あとは守谷市に住んでいる方々がまず第一に考えて,新しい答えを私的には常に提案していきたいなと思っておりますので,今後とも行政,あと松丸市長含め,ぜひこの守谷市のために尽力していただきたいなと思っております。連日の新型コロナウイルス対策対応,非常にお疲れさまでございます。皆さんのおかげで守谷市の方々が安心して暮らせるのかなと思いますので,私もそこに一言二言,どんどん提案をさせていただきながら,右にも左にも寄らず,常に真っすぐ進み続けていきたいと思いますので,今後ともよろしくお願いいたします。  私の一般質問は以上となります。 ○議長(高橋典久君) 都市整備部次長石塚成美君。 ◎都市整備部次長(石塚成美君) すみません。私,先ほど,市民への意識調査の回答の中で,対象者数が142名で回答は130名ということで,回答率を本来92%というところ,97%と申し上げてしまいました。大変申し訳ございません。訂正させてください。よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋典久君) 首藤太亮君。 ◆3番(首藤太亮君) 訂正ありがとうございます。非常にこういった数字も大事になってくるのかなと思いますので,この83%,残りの反対された方の意見も,やはり数字として見れば,多数決の原理からすれば,やはり少ない数字なのかなと思うところもありますが,やはり一人一人,一個人の持っている土地を使わせていただく,使うことになりますので,ぜひそういった方々の意見,考え等を酌み取っていただきながら,事業を進めていただきたいなと思いますので,改めてよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(高橋典久君) これで首藤太亮君の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩をいたします。議場の換気をお願いします。                午前11時04分休憩          ──────────────────────                午前11時15分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  私語は慎んでいただきますようよろしくお願いします。  それでは,引き続き一般質問を続行いたします。  次,通告順位2番,山本広行君,登壇願います。
     山本広行君。                〔5番山本広行君登壇〕 ◆5番(山本広行君) 通告順位2番,公明党の山本広行です。  6月に初めての一般質問で,今回が2回目となりますけれども,前回は私自身も初めてのことでしたので,ネット中継でも見返したんですが,やはり大分緊張していたなというふうに思います。このマイクへの声の通り方ですとか,議場内を見渡す余裕が全く正直ありませんでした。なので,今回は2回目ですので,しっかりと落ちついて対応できるように心がけていきますので,よろしくお願いいたします。  また,市長をはじめ執行部の皆様にも,今回も貴重な時間を頂戴しておりますので,真剣に行っていきますので,よろしくお願いいたします。  さて,今回は通告に従って2点質問させていただきます。  1点目は,サポカー補助金導入についてとなります。  昨今,皆様の記憶にも新しいところで,高齢者の自動車運転の過失事故に伴いまして,痛ましくも無念とも言うべき悲しい事故が起きました。その後も,全国至るところで高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故は後を絶ちません。運転操作における瞬間的な判断などは,加齢により年々難しくなってくるのは致し方ないことだと思います。  自動車を運転するということは,公共の上で責任を持つことは当たり前です。この事故により,高齢者の方で免許を自主的に返納する方が増えたこともありますし,自動車の運転に危機感を抱いて,改めて運転をすることに不安を抱えている方も多いと思われます。  しかしながら,この守谷市で暮らす高齢者にとっても,免許を返納したい,しかし,いざ返納してしまうと,明日からの生活をする上で,この上なく不便となってしまう。返したくても返せない方も多いという現状です。  現在守谷市では,モコバスやデマンドタクシー,また,みずき野ではお買物サポートなどもあり,市でできるあらゆる公助があります。しかし,市民の方々の声は,まだまだ可能な限り自家用車を運転したい,自分の運転で自由に行動していきたいのが本音ではあります。  その中で,昨年12月13日,国会で閣議決定された補正予算案に,65歳以上の高齢運転者による衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進等抑制措置が搭載されました安全運転サポート車の購入等を補助するサポカー補助金が盛り込まれました。予算総額は1,127億円です。  特に私が重要としていきたいのが,後づけのペダル踏み間違い急発進抑制措置への補助金となります。  政府の補助金としましては,障害物検知機能付には4万円,障害物検知機能なしには2万円が現状下りております。今さら説明不要かもしれませんが,これは万が一誤ってアクセルを踏み込んでしまったときに制御装置が稼働しまして,加速をストップさせるシステムです。これにより,踏み間違いによる悲惨な事故の回避が可能となる装置であります。  この後づけの装置取付けに国からの補助金が現在も出ております。しかし,この補助金も予定としては,明年,来年2月頃までというふうになっております。この装置取付け自体にかかる費用は,車種にもよりますが,大体4万円から5万円ほどというふうに調査しました。  東京都では,いち早くこれに取り組んでおりまして,対象となるのは70歳以上の方となりますが,装置の取付けにかかった費用の約9割を補助としており,さらに先月8月末までの予定を10月末までと期間延長しました。  そこでお伺いします。  我が守谷市では,このサポカー補助金について,今現在導入の予定はあるかを問いたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 国ではおっしゃるように,高齢者の運転による交通事故が全国で相次いでいることを受け,経済産業省でサポカー補助金を今年3月9日から申請を受け付けております。  その内容は,65歳以上の高齢者運転者を対象に,対歩行者の衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進制御装置に最大10万円,後づけのペダル踏み間違い急発進抑制装置に最大4万円の導入,購入補助を実施しております。装置を後づけした場合には,車種や装置の種類もよりますが,取付け費用の約4割から5割程度の補助になるのではないかということでございます。  また,東京都においては,10月末に自己負担が1割となる補助ですが,11月以降は自己負担が5割となる補助となり,経済産業省の補助制度の併用はできないため,国の補助制度と同程度となるようでございます。  さて,茨城県の状況ですが,茨城県では独自のサポカー補助金は実施していない状況ですが,一般財団法人茨城県交通安全協会においては,県内に居住する70歳以上の本人名義の車両を有している方へ急発進抑制装置取付けに対する費用の1万円補助を令和2年3月まで実施しておりました。  守谷市におきましては,市内の移動手段を目的に,65歳の方や身体障害者手帳を所有している方を対象としまして,デマンド乗り合い交通の運行を行ってございます。また,高齢者運転免許自主返納の事業といたしまして,デマンド乗り合い交通,35回分の1万500円分の利用券をお渡ししている状況でございます。  現在,このような状況で,現在サポカー補助金については検討してございませんが,今後,近隣市町村の状況を調査し,茨城県への要望も含め,検討してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) 前向きに検討するというふうに捉えてもよろしいでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 我々の分かっている状況はここまでの情報しかございませんので,今後,状況を確認しながら,あと茨城県も実施してございませんので,茨城県の意向等も踏まえながら検討していきたいと考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) ぜひ,検討の段階にあるという返事をいただいたと思いますので,まずは土俵に上がれたのかなというふうに思います。ここで,まずはちょっと検討する段階にすらないというふうになってしまいますと,なかなか難しくなってくる部分だと思いますので,まずはちょっとほっとしております。  では,詳細についてというふうになるんですけれども,これから協議していく段階にあるかもしれませんが,具体的な予算でしたり,対象年齢ですとか,また基準などについて,お答えできるものというか,お考えなどありましたら,御回答のほうよろしくお願いいたします。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 後づけのペダル踏み間違い急発進装置のサポカー補助金について見てみますと,国では65歳以上の方に最大4万円,東京都では70歳以上の方に10万円を上限に9割補助,11月1日以降は6万円を上限に5割補助で,茨城県は,先ほど申しましたけれども,交通安全協会では令和2年3月末までで70歳以上の方1万円と,内容が様々でございますので,今後,茨城県や近隣市町村の状況を調査してまいりますので,現時点ではいつということはお答えできませんので御理解ください。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) ありがとうございます。なかなか検討するという段階なので,なかなか数字を今この場で上げるのはなかなか難しいと思いますので,それではここで,市長のお考えもぜひ伺わせていただきたいというふうに思います。  市長は,本年の施政方針の中でも,いきいきシニア王国もりやを掲げております。  市長の目指すいきいきシニア王国では,サポカー補助金を使っての,さらに元気に行動していきたい高齢者の方々への支援はどのように捉えていらっしゃいますか。また,現状進める守谷市独自の補助について,市長のお考えをお聞かせ願えたらと思います。 ○議長(高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) 今,担当部長のほうからお話があったというふうに思いますけれども,やはり高齢の方が必然的に反射能力であったりということが低下をしていくというのは,これは肉体的にやむを得ない状況にあるんだろうというふうに思います。  多分サポカー補助制度というもののやはり主たる目的というのは,やはり交通事故をなくす,また非常にブレーキとアクセルを踏み間違えるということによって,その被害を受ける方たちが例えばお子さんであったりという,非常にリスクの高い状況で運転をされる可能性があるということをいかに機械的に抑制をしていくかということが,一つの大きな目的なんだろうというふうに思っています。  守谷市で今,いきいきシニア王国という形で,シルバーの方たちの安全・安心,そして健康寿命を長くするというような,いろいろ取組をさせていただいている中で,やはりお買物であったり,お出かけであったりということ,そういう意味では福祉的な意味から言えばフレイル予防であったりということで,できるだけ外に出ていただきたいということで,デマンド乗り合い交通であったり,また,これからやるカスミと協定を結んだお買物の支援であったりということなんだというふうに思います。  そういう中で,サポカーの補助制度というのをどこに位置づけるかというような,非常に我々としては,車が市内だけで動いているのであれば,まだ何となく市の補助金という部分も考えやすいのかなというふうに思いますが,車はある意味では全国どこへでも移動してしまうということからすると,やはり守谷市内をどの程度の人がどれだけ活用して走っているか等々のやはりデータを調べないと,なかなか踏み切れない部分があるのかなというふうに思っておりますし,やはり広域的な中で,県が主体となって,できればこのサポカー補助制度というのをやっていただければ,ある程度いろいろな市町村の高齢者の皆さんがこの補助を受けて,安全に運転をできるというようなことができるんだろうというふうに思っていますので,県の動向も踏まえながら,我々も独自に調査をした中で,その方向性を見いだしていきたいというふうに思っています。  御不便をおかけする,やはり運転免許という免許を受けているということ自体がやはり,ある意味で車というのはもちろん自分の利便には供すると同時に,時にはやはり凶器にもなり得るというものでございますので,その辺をよく市民の皆様にも御理解をいただいて,早期に免許を返納していただいて,できるだけデマンド乗り合いタクシーを利用していただくというようなことも含めて,市民の皆さんによく御理解いただくように広報もしてまいりたいというふうに思っておりますので,よろしくお願いします。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) 市長の考えはよく分かりました。  私としては,どんなにモコバスですとかデマンド交通が普及したとしても,車が好きで,幾つになっても,体が動く限り自分で運転をしたいという高齢者の方は必ずいらっしゃると思います。私は,もちろんそれには否定はしません。しかし,だからこそ事故を起こしてはならない,だからこそ安全・安心なまちづくりが必要なのではないかなというふうに思います。また,逆の視点で見れば,幾つになっても元気でずっと運転したい。また,運転ができるということ自体が,それ自体が高齢者の宝ではないかというふうに,それこそ何にも代え難い誉れであるのではないかなというふうに思います。  現在,まだコロナ禍でありまして,収束のめどは立ちません。今回もマスクをしての一般質問となっております。  今回私がどうしても,このサポカー補助金について問いたかった理由としましては,この新型コロナウイルスがいずれ終息した後に,しばらく外出されなかった方,また,しばらく車の運転をしなかった方が久しぶりに運転する機会が増えるでしょうと。そのときのことを危惧する部分があるからです。現在,GoToキャンペーンも行っておりまして,今後も久しぶりに運転をする方は増えていくというふうに思います。その際は,御自身で運転される方への安全運転の呼びかけとか,また,絶対無事故を私は徹底して訴えていきたいと思います。また,1日も早く,守谷市でのサポカー補助金導入が実現できるように,また後押しもしていきたいというふうに思います。  なかなか市の財政ですとか,市で取り組んでいくという部分に関しましては,なかなか大きな案というふうな形になるかと思うんですけれども,私は守谷市に来て,前回も申し上げましたが,4年たちまして,やっぱりこの守谷市というまちをもっともっと好きになっていきたい。もっと魅力あふれるまちにしていきたいという思いももちろんございます。それであれば,やっぱりいろいろなところで高齢者にも若い方にも優しいまちというのを,ぜひ率先してつくっていける市にしていきたいなというふうに思っておりますので,またぜひとも,いろいろまた御検討のほうを,ぜひ前向きな御検討のほう,また一つどうぞよろしくお願いいたします。  それでは,2点目の質問に移らせていただきます。  2点目は,市道,また市管轄の交通網整備についてであります。  私が当選させていただきまして,議員として着任し半年がたちました。私も市民の皆様からいただいたお声は,極力即日,また翌日にはすぐ市役所の各課窓口に出向き,改善してほしい,どうなっているのかなどの問い合わせ,また要望を伝えさせていただいておりますが,都度気にかかっている点がありますので,ここで質問させていただきます。  外出する際は,誰もが道,道路を歩きますよね。そのため,路上に関しては,新たに道が整備された箇所ですとか,傷んでいる箇所というのは,正直大人から子供まで,誰にでも容易に判別できると思います。誰もが目につくその場所だからこそ,道路の修繕要望ですとか改善要望などは,私が最も多く市民の皆様からいただいている声でもあります。  そこで質問いたします。  現在,守谷市が管理している市道で,これから整備していく路線,また修復が必要な箇所は現時点で具体的にどれほどあるのか,可能であれば,数字で出してお答えいただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋典久君) 都市整備部長古谷浩一君。 ◎都市整備部長(古谷浩一君) お答えさせていただきます。  市が管理している道路ですけれども,補修等々しなければならないアスファルト舗装の部分ですが,大体アスファルト舗装というのは耐用年数が10年と言われております。ただ,これは交通量によって大分違いますので,一般的な住宅の6メーター道路等はそれ以上もつような形になってございます。  最終的に,今現在で市が修繕で考えている路線が,今,二次計画でやってございますが,それは今後と言われますと,先ほど申したように10年というスパンがございますので,なくならないというのが現実でございます。そういう意味で,今分かっている直近で申し上げさせていただきますが,今年度位置づけた路線ですが,ふれあい道路とか市道4263号線,これ松ケ丘のアクロスモールの裏になります。等々,計14路線を舗装の修繕ということで予定しております。また,ふれあい道路につきましては,7キロで幹線道路であるということで,先ほど申しました10年というものもかなり正確な数字で表れてきますので,10年サイクルを目途に修繕を行っているというような形になってございます。  また,そのほか,議員のおっしゃっている市民の方からの御意見,あと,守谷市災害協力隊や職員によるパトロールにより舗装の傷み具合を確認するなどして,緊急に要する修繕や簡易的な修繕,こちらは即時対応しながらやっている状況ですが,大規模修繕については確認して,次年度以降,予算の範囲内で修繕計画をつくって実施しているような状況でございます。なお,軽微な修繕につきましては,昨年度で道路に関する要望が500件ございまして,その都度対応しているような状況になってございます。  修繕に関わるものについては以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) やはり相当な件数を抱えていると思います。  もちろん道路というのは,車だったり,人だったりが通る以上,やっぱり消耗品だと思いますので,これは言ってみたら,半永久的になくならないものかなというふうには思っております。  では,さらに,先ほどお答えいただいた件数から,つまり今後対応していく箇所を,今現在要望いただいている箇所のトラブルとか災害とかがないと仮定した場合に,順調に行ったとして,どれほどの日数がかかるのかお答えいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 都市整備部長古谷浩一君。 ◎都市整備部長(古谷浩一君) 先ほどのお答えと重なる部分がございますが,本当に緊急を要する場合は即日に対応させていただいております。それで緊急を要しない箇所等々がございますが,それは職員の時間等々を考慮しながら,直接やっているというような状況,または職員にできないものは業者の方に発注して行っているような状況でございます。  一番大きなものとしましては,先ほど言ったふれあい道路の切削オーバーレイ,大体200から400メーターございますが,そちらにつきましては,修繕期間は大体二,三か月というような形でなってございます。いずれにしましても,すみません,修繕期間が二,三週間ですね。発注して完了するまでが二,三か月というような形になります。  いずれにしましても,先ほど申しましたように,この修繕については限りなく続くというような形になりますので,予算と計画的に修繕箇所等々を確認しながら進めてまいりたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) あれだけの,これだけ件数がございますので,それを鑑みれば,日数,時間がかかることは当然致し方ないかとは思いますけれども,私がどうしても引っかかるところというのが,市民の皆様からいただいた御要望,お声,また私からもお伝えした案件とかが,一度依頼した後に,その後の完了に至るまで,途中経過などの報告を,なかなか毎回というのができれば欲しいところではあるんですが,いただけないこともどうしてもございます。依頼した後に,翌日また翌々日にすぐ対応してくれたときなどもありまして,このときは本当迅速な動きにひたすら感謝でありますし,やはり市役所に勤める皆様は頼もしいなというふうに思います。  しかし,一点,進歩がない場合ですとか,依頼した案件がその後どうなっているのか,その後の途中経過の連絡をやっぱりいただけないというふうなことがあると,取り進めている最中なのか,もしくは平行線のまま進められていない状況なのかが,私たち,また一般市民の人たちにはなかなか分からないというところが不審を抱いてしまう部分にもなってしまうというふうに思います。  これは当然,私が上から物を申しているわけではございませんで,市民の皆様にいち早くお答えしたい,また,期待していただいているからこそ,その後の経過というのが気にかかるところでありますし,市民の皆様に安心していただきたいという思いから,ちょっと口酸っぱく申してしまっている次第であります。  こちらから依頼した案件を完了したときですとか,また途中経過などの連絡をきちんといただけることは随時可能かどうか,今後の方向性としてお答えいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 都市整備部長古谷浩一君。 ◎都市整備部長(古谷浩一君) いろいろと何か行き届かないところもあったかもしれませんが,それはおわび申し上げます。  依頼された案件に関しまして,途中経過とか,完了したとか,そういう報告は全然やっていると私は思っていますし,可能だと思います。ただ,依頼された方が詳細な確認が必要とか,そういうふうに言われた場合とか,あとはお名前と連絡先を言っていただければ,そのような形で対応しているというような形になってございます。  そういう部分で,依頼された方に対して,そういう形で確認して,窓口のほうも対応していきたいと思いますので,そちらの途中経過とか,完了したという報告は,今後できる限りしたいと思ってございます。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) 確かに一般市民の方からすると,やっぱり今個人情報のこと云々で,伝えることだけ伝えて,やっぱりお名前とか連絡先は言いたくないという方もいらっしゃるかと思うんですけれども,そういう方は取りあえず伝えたので,まず伝えることで,一つその役目を終わったのかなというふうに思うんですが,なかなか途中経過とか,その後どうなっているか知りたいという方が,その後連絡をいただけないというケースが以前ありましたもので,そこに関しては,極力漏れのないように,徹底をお願いしたいというふうに思います。  いろいろ大変ではあるかとは思うんですけれども,市民の皆様からの声というのは非常に貴重な意見であって,また改善していけるための大事な指摘であると思います。なかなか執行部の皆様の抱えている業務に,さらに負担をかけるようなことはしたくありませんし,かといって守谷市,なかんずく守谷市民の皆様に満足いただける生活を構築する立場としては,その苦労もやむを得ない部分もあるかというふうに思います。  そこで,これは私からの願望と言いますか,もしあれば便利ではあるなと思うのがございまして,市民の皆様への情報開示として,御依頼窓口と言いますか,また途中経過などを公表できる場,もしくはネットのサイトなどを設置することなどは可能かどうかをお聞かせいただきたく思います。  今,既存でMorinfoのレポートマップなんかもあるかとは思うんですけれども,またそれ以外に新たな窓口と言いますか,新たな守谷市独自の御依頼窓口的なネットサイトを作成したりですとか,そういうことはまた可能なのかどうか,そこをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 都市整備部長古谷浩一君。 ◎都市整備部長(古谷浩一君) 議員がおっしゃるとおり,今現在,そういうものに対しましては,Morinfoというものがかなり活躍しているような状況です。  先ほど言ったネットとなりますと,スマートフォンとか持っていらっしゃる方だと思いますので,できればMorinfoのほうに登録していただきまして,そういうもので窓口に来ないで,そういう貴重な情報をいただければ,うちのほうもどういうような状態だというものを都度都度発信しておりますので,そちらで御利用いただければと思ってございます。また,ほかに私の提案とかメール,あとは先ほど言った窓口の対応,様々な方法で皆様の御意見をいただいて,皆さんの安全を確保していくということで今やっている状況でございます。ただ,電子媒体を使用していない方は直接来ていただくというような形か,電話というような形になっております。  大規模修繕工事につきましては,事前に広報紙や回覧等でお知らせしておりますが,小規模改修工事につきましては,先ほど申し上げましたとおり,年間500件以上ありますので,それをどういうような状況だとか,完了したとか,そういうものをホームページ,電子媒体で公表するだけで事務量が膨大になってしまうというような形になりますので,現在のところは考えていないと,申し訳ないんですが,考えていないという状況です。その時間を道路の安全確保のために費やしたいという状況でございます。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) Morinfoは,当然,前回の私の一般質問のときも飛び出たワードではありますけれども,私も個人的に,守谷市民の皆様に流布するというか,進めていく活動も,こちらのほうも行っております。  前回でも話題に上がりましたが,さらに,ここらはちょっとごめんなさい,ヒアリングではしていない部分になりますが,登録者数が前回は8,000件というふうに伺っていたんですけれども,そこからまた増えた数とか分かればありがたいなと思うんですが,いかがでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 市長公室長浜田耕志君。 ◎市長公室長(浜田耕志君) すみません,今手元に資料がございませんので,後ほど御報告をさせていただきます。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) 前回,私が3月から6月の時点で,たしかMorinfoの登録者数が結構がんと増えた感じがありましたので,この3か月の間に,またどれだけ増えたのかなというのも,今すみません,ちょっと興味が湧いてしまったので,いきなり質問してしまいましたけれども,このMorinfoの,本当に前回も言いましたけれども,登録者数が本当にどんどん増えていけば,いろいろな部分で,情報とか安心・安全という部分もすごくまた広がってくる部分があるかと思いますので,いずれにせよ,いただいたお声というのをしっかりと反映させられるような行政の方の対応も今後もよろしくお願いいたします。  さて,今回のこのコロナ禍なんですけれども,一体いつまで続いていくのかというのか,いつになったら収束した後の日常という安心できる状況になるのか,まだ見えていない中ではあります。大変残念ながら,今回も私もマスク着用での一般質問となってしまいました。私たち一人一人で,できることをしっかりと模索して,12月の議会ではマスクなしで,大きな声でこの議場で話ができるような,そういう環境を整えていけるように私も頑張っていきたいというふうに思います。  本日も市長をはじめ執行部の皆様,お忙しい中大変にありがとうございました。  以上で,私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(高橋典久君) 市長公室長浜田耕志君。
    ◎市長公室長(浜田耕志君) Morinfoのほうの登録件数でございますが,本日9月11日現在で9,023件ということでございます。 ○議長(高橋典久君) 山本広行君。 ◆5番(山本広行君) 1,000件,また3か月で増えたというふうな御回答だったと思いますので,またこの数値も楽しみにしながら,また次回臨んでいきたいと思います。  すみません,何か一度終わっちゃってあれでしたけれども,どうもすみません,ありがとうございました。 ○議長(高橋典久君) これで山本広行君の一般質問を終わります。  間もなく正午になりますので,ここで休憩といたします。  午後は1時ちょうどより再開をいたします。                午前11時50分休憩          ──────────────────────                午後 1時00分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,引き続き一般質問を続行いたします。  次,通告順位3番,小菅勝彦君,登壇を願います。  小菅勝彦君。                〔1番小菅勝彦君登壇〕 ◆1番(小菅勝彦君) 通告番号3番,立憲もりや,小菅勝彦です。よろしくお願いいたします。  通告に従い,市政に対する一般質問をいたします。  9月になりまして,もう中旬,残暑はまだ厳しいのですが,朝夕は随分過ごしやすい季節になりました。  この9月は,動物愛護及び管理に関する法律で,動物愛護週間を設けることが定められており,期間も同法により9月20日から9月26日までと定められています。毎年この期間に合わせて,公益社団法人日本愛玩動物協会などが行事や啓発活動を行っております。茨城県は,この9月を動物愛護月間として啓発活動などに力を入れて,県庁で動物愛護に関するパネル展を開催しています。  守谷市でも,動物愛護政策は守谷市動物愛護協会や動物愛護団体,市民と連携して啓発活動や犬猫譲渡会などを積極的に進めています。これらの団体や先輩議員たちのおかげで,平成31年には予算化されまして,15万6,000円がつきました。今年度は8万6,000円の増額,24万2,000円の予算がつきました。増額したことは大変よいことと思われます。  そこで,動物愛護につきまして,現在の事業の概要と課題についてお聞きいたします。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えいたします。  守谷市では,動物と調和の取れた共生社会を実現することを目的に,平成27年度に市の責務や飼い主の責務,それから飼い主が判明しない犬猫の一時預かり等を定めた,守谷市動物の愛護及び管理に関する条例を制定いたしました。また,保護や一時預かりした犬猫につきましては,動物愛護協議会やボランティア団体,それから里親サポーターとの連携を図り,保護した犬猫のお世話や飼い主探し,それから飼い主が現れない犬猫の里親探し等により,殺処分頭数ゼロに取り組んでおるところでございます。  それから,市の抱える問題といたしましては,一時預かりの保護等が多くなる時期がございまして,里親サポーターやボランティア団体に一時預かりをお願いしているところですが,保護できる頭数が許容範囲を超えてしまう場合があり,受皿の拡大が必要であると考えてございます。そのため,広報等で里親サポーターを随時募集していますが,応募がない状況にあり,事業の継続を図るため,今後も市の広報媒体の活用に加え,里親サポーターや知人等のサポーター登録の声かけをしてもらうなど,ネットワークの活用等により,継続して募集をしてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。一時預かりサポーター,その他いろいろ施策されていらっしゃるようなんですけれども,この時期,この夏場とか冬場,寒いとき,そういったときの一時預かり,そういったところの環境なんですけれども,ちょっと聞いたというか,実際の場所がこの議会棟の左手側,こちらの奥に屋根付の駐車場があって,その辺あたりに犬をつないでいる,ゲージに入れて保管をされている。そういったところ,動物の環境としていかがなものかなとも思えるんですけれども,そういったところはどのようにお考えになりますでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えします。  市では,先ほど申しました条例の中で,飼い主が判明しない犬猫,一時的に預かるということが明記されていまして,預かった日から記載して七日以内を期限として保護してございます。その期間,飼い主が現れた場合は返却し,飼い主が見つからない場合は里親に譲渡をしております。  保護場所につきましては,猫及び小型犬は庁舎1階の生活環境課脇で保護しているところですが,それ以外の犬につきましては,市役所敷地内の屋根付駐車場の一角で保護してございます。なお,保護場所の環境につきましては,里親サポーターから,猛暑時,犬の体調が心配であるとの意見をいただいてございます。今後,より広い場所の確保や日よけを用意するなど,改善を図っていきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。場所の確保等,お考えになられているということなんですけれども,例えばコンテナハウスのようなものを置くスペース,そういったものを確保できるとか,そういったお考えはございますでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) コンテナハウスにつきましては,設置場所等に関して関係課と協議しましたが,庁舎敷地内の設置は難しいとの回答がございましたので,今後,先ほど申しましたように,場所の確保ということで,例えば今預かっています駐車場を車を2台出して広くするとか,そういうので対応していきたいなと。また,ほかにも広い場所があるかどうかというのを検討していきたいと考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。場所の確保が難しいということですね。分かりました。この件に関しては,やっぱり駐車場のところ,あそこ車を移動していただいて場所をつくる。ただ,その駐車場ではやはり吹きさらしになる場合が多いと思います。特に冬場,あと夏場,この猛暑が続く夏,やはりかなり動物にはもう大変なストレス及び健康上の問題が考えられると思いますので,できましたらば,コンテナハウスを置けるような場所,確保していただけるように考えていただければ,ありがたいと思います。それに関しては,いろいろ費用等出てくるかもしれませんが,これは愛護団体や市民の方,いろいろお手伝いいただきながら進めていけるかとは思いますので,まずは場所,できましたら御検討いただきたいと思います。  そして,この今の質問はここまでにしまして,次の小項目の2番としまして,茨城県との連携,市民との連携について質問させていただきます。  茨城県の今月の動物愛護月間に対して,守谷市ではどのような連携を取られていますか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 茨城県は,人と動物が共生する地域社会の実現に向けて,平成15年度,茨城県動物愛護管理推進計画を策定し,動物愛護の施策を総合的に推進していますが,犬や猫の殺処分されている状況があり,その後,平成28年度に茨城県犬猫殺処分ゼロを目指す条例を制定し,犬猫殺処分ゼロに向けた取組を推進してございます。この条例に基づきまして,犬猫の殺処分ゼロを目指す環境整備事業として,犬猫殺処分ゼロ推進活動支援事業や,地域猫活動推進事業等を展開してございます。  市では,県事業に対するフォローとしまして,犬猫殺処分ゼロ推進活動支援事業を活用し,守谷市動物愛護協会と協力して,動物愛護に関するセミナーを毎年開催してございます。なお,開催に当たりましては,県の担当者に出席いただくなど,連携を強化してございます。さらに,地域猫活動推進事業を活用しまして,地域住民の理解の下,地域猫活動を実施していく地域猫活動グループに対し,技術的支援及び不妊除去手術の費用の支援など,市単位で動物愛護事業に対する底上げに取り組んでいるところでございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。県との連携,市民との連携,取られているように感じました。  この茨城県殺処分ゼロを目指す条例,こちら第9条に市町村への支援があります。  県は,市町村が次に掲げる施策を講じようとする場合においては,必要な情報の提供,技術的な助言,その他の支援を行うものとする。  1,犬及び猫の愛護並びに適正な飼養及び保管に関する知識の普及啓発に関する施策。  2,この条例の趣旨を尊重した活動を目的とした協議会等の設置。収用される犬及び猫の頭数を減ずるための協議。このようにあります。こちらのほう,できているというように感じました。  ただ,これもっと一般市民の方にも広めていただいて,実際まだまだ野良猫状態の猫たちというのはまだまだ見かけるときがあります。このような状態をなるだけ減らせるように保護していただいて,里親の元に預けて,飼ってもらえるように,そのような形になれればいいかと思います。  市の施策も県との連携をしていくということで,市民からの要望の解決にもつながるとも思われますので,しっかりと連携していくことを改めて要望したいと思います。  それでは,動物愛護の最後の質問になります。  地域猫活動推進事業やTNR,不妊・去勢による繁殖抑制の支援に対しての考えです。  猫による被害の実情についてはどのように把握しているのでしょうか。また,その対応についてはどうしているのか。TNR活動,こちらの支援に対して,市と愛護団体との連携で行っているとは思いますが,支援策はどのように行われているのかお聞きいたします。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) まず,犬猫による被害の状況でございますけれども,猫の被害の実態につきましては,令和元年度で申し上げますと,市に寄せられた苦情件数が21件ございました。  その苦情のうち,比較的多かったのは,近所の飼い猫が庭を荒らしたり,ふん尿をするという内容が11件あり,その対応として,飼い主宅を訪問し,苦情の内容を伝え,飼い主の指導を行っております。また,野良猫の苦情についてですけれども,10件ありました。地域猫活動として取り組める場合は,守谷市動物愛護協会と連携し,不妊除去手術による繁殖制限を行い,1代限りの命として,地域で見守っていただけるよう,地域住民に理解を求め,猫を守りたい市民と,猫の迷惑をなくしたい市民と,野良猫の去勢を図っております。現在までに12か所において取り組まれております。今年度は,守谷市ひがし野2丁目において実施を予定してございます。  それから,TNRにつきましては,TNRは飼い主が判明しない猫の過剰繁殖やふん尿による被害を防止するため,猫を捕らえ,それから不妊除去手術をし,元の場所へ戻すと。このことにより,1代限りの命として,将来的には飼い主のいない猫をなくしていくことを目的としてございます。令和元年度には,守谷市動物愛護協会で19頭の不妊除去手術費用に対する助成を行っており,この助成の一部に市の補助金も含まれてございます。このTNR支援につきましては,殺処分をすることなく,自然に野良猫の頭数を減らすことができることで,飼い主のいない猫がいなくなるまで,今後も継続していく必要があると考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。市の取組,充実したその取組の仕方,非常に評価されるものだと思います。市の職員の皆様方もロビーで猫の世話,かつ犬の世話,結構大変かとは思います。こういった活動,愛護団体のほうでもされているわけです。その辺のところ,今後もよろしくお願いいたします。  そこで最後の質問になるんですけれども,今年度予算が8万6,000円増額,24万2,000円になりました。その中で活動していく中で,団体の負担分も大きくなってくると思われます。団体の負担を軽減することも重要になるかと思います。  市との連携が団体の負担を増やす状況では,施策として縮小してしまいかねませんので,まだ始まったばかりの施策なので,成長していく段階にあるかと思います。そのことからも,予算の増額をして,団体の負担を軽減し,動物愛護についてしっかりと取り組むことが重要であるかと思います。そのことで,動物愛護施策が守谷市のもう一つのまちの魅力,これにつながると思います。  いかがでしょう。この質問には予算が伴いますので,市長の答弁をお願いしたいと思います。どのようにお考えになるか,お願いいたします。 ○議長(高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) 動物愛護に関しましては,県のほうの施策として先行している感もありますけれども,我々地方自治体としても,やはりそこにいる犬猫に関しては非常に関心が高い,また逆に言うと,迷惑を被っている方たちもいるという現状からすると,適正な対応というのは求められているんだろうというふうに思います。  予算に関しましては,今,守谷市におきましては,補助金の市議会という第三者機関,市民の皆様の中で構成していただいている補助金審議会の中で審査をしていただいているということはございますので,その中で審査内容については結論が見いだされるんだろうというふうに思います。多分,今年もまた審査を出しておられるんだろうというふうに思いますので,そこにある意味では我々があまり強く意見を申し出るということは,その補助金審査会のメンバーの皆さんに大変失礼に当たるというふうに思いますので,その点は我々は尊重してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございました。今後とも動物愛護のほうによろしくお願いいたします。  動物愛護の大切さは命につながっております。また,虐待や差別など,社会的な問題ともなっております。その底辺に対して政治はどうあるべきかと考えますと,市民に寄り添うということになります。これは同じように動物にも寄り添うことができる。そういうまちは必然的に市民に寄り添うことができるまちのあかしとなると思われます。  私は,それぞれの生きるに寄り添う守谷市政を目指して活動しております。動物愛護も命の大切さ,そして尊厳につながると思いますので,今後もしっかりと施策を支援していただきたいと述べまして,次の質問に移りたいと思います。  続きまして,まちづくり協議会について質問させていただきます。  市長は,住民と行政がどれだけ近づいていくか。住民と行政の信頼関係がどれだけ保てるか,それが新たなまちづくりには欠かせない要素だろうと。そのために,まちづくり協議会ということで,一方では地域分権,域内分権,守谷市をさらに細かく分け,少なくとも旧村単位に分けようということで,大井沢,大野,高野,旧守谷という旧村単位のもう一回まちづくりを基本を見直そうということで施策を進めていただきましたと,6月の定例議会,寺田議員の質問の中で,まちづくり協議会の設置の理由と今後の守谷市のまちづくり,住民自治の在り方を述べています。  市長の大きな公約の一つですが,約4年たち,具体的に見えてきたかと思います。今後,このまちづくり協議会がどのようになっていくかによって,人々の生活も関わってくる大きな問題と考えます。  そこで,まちづくり協議会の現在の進捗状況についてお伺いいたします。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部次長鈴木規純君。 ◎生活経済部次長(鈴木規純君) お答えさせていただきます。  まちづくり協議会の現在の状況でございますが,平成30年度に北守谷地区,大野地区,高野地区のまちづくり協議会が設立されまして,令和元年7月に大井沢地区,みずき野地区のまちづくり協議会が設立されました。この五つの協議会におきましては,既に具体的な活動が始まってございます。  令和元年度に入りまして,末に守谷B地区,守谷A地区,守谷C地区,守谷E市区につきましては,設立直後に新型コロナウイルスの感染が広がりまして,具体的な協議等がすぐに始められない状況がございました。6月頃になりまして協議が再開できたところでございますが,再び感染者が増加している状況におきまして,各地区のまちづくり協議会が昨年度実施してきた活動や,新たな計画していた活動の実施が難しくなってきた状況でございます。  その新型コロナウイルスの関係でございまして,全てのまちづくり協議会では,予定していた地区敬老行事につきましても,イベント型は中止となってございます。そのような中で,今できることに取り組もうということで,今年度は全てのまちづくり協議会におきまして,敬老対象者に記念品を贈呈する事業を実施することとしてございます。  このように,新型コロナウイルス感染拡大という状況の下においても,各地区まちづくり協議会は地区に必要なこと,ものについて協議,実行をいただいており,市が掲げます地域主導,住民主導のまちづくりを着々と推進いただいていると感じてございます。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。ステップ4の活動として,将来ビジョンの実現に向け,まちづくり活動を実施します。地域づくり,人材づくり。市の役割としては,まちづくり活動に対し,人的支援,財政支援を展開まで行っているところもあるということになると思います。それは頼もしく感じる,そう思っております。  それでは,第2項目といたしまして,現在の活動内容と将来の構想についてお伺いいたします。  各地区の活動内容について,市民の理解度,参加状況等はいかがか。まちづくり協議会の将来の構想はどのようなものか。ステップ4から先の構想ということにもつながると思いますので,お答えいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部次長鈴木規純君。 ◎生活経済部次長(鈴木規純君) お答えいたします。  各地区のまちづくり協議会の活動内容につきましては,各地区のまちづくり協議会が広報紙を作成し配布することで,自らの活動を市民に知っていただこう,理解していただこう,参加していただこうということに努めてございます。  各地区のまちづくり協議会の活動への参加状況につきましては,各地区まちづくり協議会の会員数と事業への参加人数という二つの視点があると思います。  まず会員数については,会員数が最も多いのは北守谷地区で90名,次いで多いのが高野地区で70名,最も少ないのが守谷地区で21名となってございます。全てのまちづくり協議会におきまして,随時会員を募集,声かけ等により加入促進を行っており,現在も増加傾向にございます。  また,事業への参加状況としましては,例としまして,地区敬老行事を上げさせていただきますと,昨年度につきましては,まちづくり協議会として開催した地区が5地区でございます。参加者は延べ2,400名強ということになってございます。  先ほども申し上げましたが,新型コロナウイルス感染拡大防止のために,まちづくり協議会の様々な活動が自粛されておりますが,この新型コロナウイルスが終息すれば,活動を再開し,多くの方を取り込み,充実した活動を展開できると確信してございます。  そのような中で,まちづくり協議会の将来構想でございますが,将来を見据えた地域づくりの考え方におきまして,全体の進行状況としては,議員がおっしゃられますように,ステップ4という状況でございます。その先にあるものが,将来構想であると考えてございます。各地区におきまして,地域の活性化,課題解決が継続的に行われまして,さらには活動が発展し,理想の地域がつくられることで,市が目指します地域主導,住民主導のまちづくりの実現が可能になると考えてございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。守谷市が目指す地域主導,住民主導のまちづくりを実現することができるのと考えるのであれば,市民と行政の信頼関係については,情報の共有などが基本になると考えていかなきゃならないのですが,その辺はうまく行われているのでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部次長鈴木規純君。 ◎生活経済部次長(鈴木規純君) 市民と行政の信頼関係ということでございますが,市が各地区にまちづくり協議会を設立するという方針を決定しましてから,市職員が地域の皆さんと議論いたしまして,設立に御納得をいただき,設立に向けて一緒に取り組んでまいりました。設立までの会議回数につきましては,100回を超えてございます。十分な協議がなされてきたと考えてございます。活動につきましても,まちづくり協議会支援担当職員を配置しまして,担当課に限らず,横断的な支援に努めてまいりました。  そのようなことからも,市民と行政の距離は以前よりも縮まってございます。強固な信頼関係が築けていると考えてございます。
     以上です。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。強固な信頼関係が築けているということですけれども,強固というのがちょっと気になりまして,いろいろな市民の方がいらっしゃいますので,多様性を重んじながら進めていっていただければいいかなと思いますので,よろしくお願いいたします。  また,よく言われる話なんですけれども,新旧住民の融和という点で,旧村部との関係,それに関してはいかがでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部次長鈴木規純君。 ◎生活経済部次長(鈴木規純君) お答えさせていただきます。  旧村部との関係についてということでございますが,旧大野村,旧大井沢村は,それぞれ単独でまちづくり協議会を設立してございます。昔ながらの伝統やつながりを維持しながら,新たな活動にも取り組んでいただいております。  旧高野村につきましては,区画整理事業等で整備された宅地でございます松ケ丘,けやき台,美園地区を含みまして,高野地区まちづくり協議会を設立してございます。新旧が混在している状況でございますが,活動につきましては非常にうまくいっている好事例であると考えてございます。旧高野地区で行われておりますどんと焼きや,高野小学校の家づくりの体験学習等につきましても,一丸となって取り組んでいる状況が見られます。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。答弁を聞きますと,新旧の融和が図られているように思います。  ただ,私のほう,地元を歩っていますと,あまり参加している方少ない。以前は参加したんだけれども,何か自然と離れてしまった。そういう方の話を若干聞きます。その会員の出席率が落ちているようなところ,地域や新旧の融合のバランス,そういったものが悪いところが少しあるようなところも感じられるところがあります。  特に高野地区の場合は,高野公民館,これのある場所が高野なんですけれども,住所は,ほとんど松ケ丘,けやき台,その付近になりまして,高野の旧高野村の住民からすると,非常に遠いところ,何か極端,お年寄りの中には極端にはもう別世界というふうに感じている方も若干いらっしゃるようなんです。まちづくり協議会の方とちょっとお話をしたときに,私たちは決してそういった方を遠ざけているのではない。受け入れている体制はつくっているというふうなお話は聞きました。ただ実際,これは地域性なのかもしれません。そういうところに行くのも面倒だとか,行事やっていても特段関心がないとか,そういう方もいらっしゃるのは事実なので,これから先,そういう活動が,そういう地域にも広まれる方向,方策をちょっと考えていただきたいなとも思います。  要するに,楽しみながらやれる協議会というふうに持っていければいいのかなと私は思っております。  そういった中,今,お年寄りの話が出てきました。  その中でも,実際,小学校区である程度区切られていたりするかと思うんですけれども,子育て王国もりやという公約の中で大きな施策なんですが,まちづくり協議会の中でも子育て,こちらを考えていくことが重要になるかと思われます。  まちづくりとしての地域での子育てについての考えはいかがでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部次長鈴木規純君。 ◎生活経済部次長(鈴木規純君) お答えをさせていただきます。  地域での子育てについてということでございますが,各地区のまちづくり協議会では,学校との連携を重視してございます。地域で子供を守る,地域で子供を育てるという活動に注力することを方針としてございます。  また,地区によっては未就学児や未就学児と親に視点を向けまして,活動を協議してございます。具体的な活動としましては,高野まちづくり協議会が南守谷児童センターの事業をお手伝いするということも行ってございます。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。地域で子育てをしていくということはかなりの理想に近いんですが,現代的なツールも考えて,多様な子育てを地域で可能とすることができると,より一層よいかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  子育て王国と,もう一つ,シニア王国とまちづくり協議会との関係も出てくるかと思います。  地域でのシニアコミュニティーについてのお考え,現状をお知らせください。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部次長鈴木規純君。 ◎生活経済部次長(鈴木規純君) お答えをさせていただきます。  地域でのシニアコミュニティーについてでございますが,各地区のまちづくり協議会では,地域福祉の推進という観点から,サロン活動の推進,支え合い,助け合い活動の推進に努めてございます。そのような活動を通しまして,歩いて行ける距離に集いの場,相談できる場をつくり出し,シニアコミュニティーを充実させることができると考えてございます。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。  先ほどに戻るんですけれども,今のお答えの中で,歩いて行ける場所,そういったもので,先ほどのその高野の話になるんですけれども,やっぱりそういった場所はまだない,やっぱりそこのところ,どういうふうに接点つないでいくか,私のほうでもいろいろこれから努力していくべきところではあると思っていますので,ぜひとも今後の課題としていただきたいと思います。  ここでまちづくり協議会についての質問並べますと,守谷市の主な施策が述べられているように思います。それはどのようなことかと考えますと,まちづくり協議会の今後の在り方は,守谷市政の在り方にもつながっている重要な施策となるからだと思います。この施策が,守谷市が目指す地域主導,住民指導のまちづくりを実現するには,もう少し市政への参加を考える必要もあるかと思います。そうしませんと,市との独立性を保つことが市との上下関係になる恐れがあるようにも思います。市政への参加というのは,市の施策の施策立案過程への市民の参加がなされていないと,市民との情報の共有がなされないと思います。  その点,守谷市は審議会などの公開はなされていますが,傍聴などには市民の参加がかなり少ないと思われます。また,ホームページなどでの議事録の公開,こちらもちょっと活性化が必要になるかなと思われます。あまり多分一般の市民の方は見に行く機会がないのかどうか,そういったとこにも注目される広報の仕方も必要かと思われます。  そのことがまちづくり協議会などの市民サイドでの動きとともに,市政への参加も積極にみなされていく必要があるかと思いますので,そのことにつきまして答弁がありましたら,市長からお答えいただけたらありがたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) まちづくり協議会ということを,市民の皆さんの御協力で9地区で発足をすることができました。  私が市長になって3年と10か月ほどたちますけれども,やはりこれからの守谷市の在り方の基本であります,やはり住民と行政の信頼感の構築ということと,それから10年,15年先にいずれ訪れるであろう守谷市の人口減少ということを踏まえたときに,やはり守谷市の域内,確かにコンパクトシティーという中で,非常に狭い地域ではありますけれども,やはり住民との行政との結びつきというのは,できるだけ小さい単位が理想だろうというのが,私の民主主義の基本的な考えでございます。  できれば1人対行政がつながれば一番いい話になるんだろうというふうに思いますけれども,なかなかそこまで行政対応というのが今の時点では難しい。これからデジタルトランスフォーメーション,新しい技術が導入されれば,ある意味では行政と市民一人一人がつながれるような時代が来るかも分かりませんけれども,今の時点においては,やはりそれぞれの地域の中で特性を持って,そしてそこに行政が参加をさせていただいて,行政と市民が一緒になってまちづくりを進めていくというのが,今の中でのまちづくり協議会の基本的な目標だろうというふうに思います。  2000年の地方分権一括法が通ってから,やはり自考,自分で考える,そして自分で行動する自行,この二つの「じこう」と共助であったりということが,これから我々のまちづくりの中では基本的なスタンスになってくるというふうに思いますし,守谷市の住みやすさというのは全国からも高い評価を得ている。私は,ひとえにそれは,ここに住まわれている住民の皆様の意識の高さと,住民と守谷市行政との信頼関係があるからこそ,そういう評価をいただいてるんだろうというふうに,常々市民の皆様には感謝をしている次第でもございますし,そういう中で,これからのまちづくりの基本になる住民指導,そして地域主導のまちづくりということに対しては,私も精いっぱい努力をしていく覚悟でもございますし,また,各議員におかれましても,それぞれいろいろな形で知恵を貸していただいて,こうしたほうがいいだろう,ああしたほうがいいだろう。これじゃ駄目だということじゃなくて,こうしたほうがいいだろうという御提案をいただけると非常にありがたいなというふうに思っておりますので,今後ともよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高橋典久君) 小菅勝彦君。 ◆1番(小菅勝彦君) ありがとうございます。市民参加,これをもっとしやすく,受け止めていただける,そのような形にぜひしていただきたいと思います。  私のほうもそちらのほうには努力を惜しまないつもりでございます。市議会議員は,市と市民,間になってつなぐ,そういう役目でもあると思っておりますので,今後ともよろしくお願いいたします。  これにて私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(高橋典久君) これで小菅勝彦君の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩をいたします。議場の空気の入替えをお願いします。                午後1時41分休憩          ──────────────────────                午後1時50分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,引き続き一般質問を続行いたします。  次,通告順位4番,山田美枝子君,登壇願います。  山田美枝子君。                〔14番山田美枝子君登壇〕 ◆14番(山田美枝子君) 通告順位4番,日本共産党の山田美枝子です。  本日は相変わらずの不順な天候の中,傍聴席でお出かけいただきまして誠にありがとうございます。この夏は,私にとって大事な夫を亡くし,夫はいつも傍聴席にいるものですから,二度と来られない天国に行ってしまったということで,めそめそはするまいと思うのですが,私の住む住宅地でも高齢化率は40%を超え,私のような独り暮らし,そして2人暮らしの高齢者が多くいて,私自身,夫がめそめそしないで元気に生きていくようにという遺言がございますので,元気に一般質問に入らせていただきます。よろしくお願いいたします。  今,新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金,第二次補正というのが出まして,決定されました。そのことについて一つ目。二つ目は,新しい生活様式を進めるための施策について質問させていただきます。  新型コロナウイルス感染症対応として,内閣地方創生推進室から今年度5月1日に,地方創生臨時交付金の活用事例集,前回の一般質問でもお示しいたしましたが,このような活用事例集が各議員に配られております。私はその活用について質問したいと思います。  さて,8月18日付で,イギリスの医学雑誌が日本政府に警告をしています。今後,検査医療強化がなければ,日本は多数の犠牲者を生むだろうという警告です。英国医師会発行の医学雑誌BMJは,日本政府の新型コロナウイルス対応の問題点を分析して,対策の変更がない場合,医療機関が危機に瀕し,多数の犠牲者を生むと警告しています。医師から多くのPCR検査依頼があっても,現在保健所は断らざるを得ず,市中感染や院内感染が増加したと紹介しています。  PCR検査数は現在,1日当たり4万件以下に限られ,安倍首相は1日20万件を目指すと述べていますが,病院と隔離施設の容量は感染再拡大に対処するには不十分だとイギリスの雑誌が述べています。今後は効果的な接触者追跡,検疫,医療関係者と患者を保護する資材の供給など,一連の施策を提起しています。  さて,我々の守谷市におきましても,感染者が出ている現在を踏まえ,国からのこの第二次補正の限度額決定について,その補正についての内容検討についてお示しいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) 第二次補正についてになりますけれども,限度額ということで国のほうから示されておりまして,そちらが3億4,981万2,000円ということで通知のほうをいただいているところでございます。こちらにつきましては,9月30日までにどのようなことを実施するかということで,それに合わせた実施計画のほうを提出のほうをいたしまして,そちらにつきましては11月頃には決定いたしましてということで流れとなってございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 今,この日本の国中が新型コロナウイルスにおきまして,多くの生活困窮とか事業者の先行きが見えない,そのような状態の中,国からこのような予算が配分され,事業継続や雇用維持などへの対応分の補助金が出ているということなので,守谷市内の業者のそれに対する申請者数など,お示しいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えいたします。  事業継続のための持続化給付金につきましては,事業者が直接国へオンライン申請を行う仕組みとなっているため,市では件数は把握してございません。ただ,国が公表してございます8月24日現在の状況では312万件,給付総額が約4.1兆円となってございます。  それから,持続化給付金の申請のサポートということで,サポートキャラバン隊というのが守谷市の商工会のほうに令和2年6月23日から30日の間に来て,サポートしてございます。その間の相談件数を参考に申しますと,経済課のほうでは72件,商工会では63件あったということでございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 市内では72件と63件という数字が出ましたけれども,先ほどの全国的に8月24日,312万件のその次の数字は何でしたか。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 先ほど私が申し上げました312万件は,直接事業者が国へオンライン申請した件数でございます。 ◆14番(山田美枝子君) その下の金額をおっしゃった。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 金額が給付額ということで,総額約4.1兆円という数字になってございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 4.1兆円ね。ありがとうございました。  私の手元の資料では,この守谷市の近隣市でも,例えば龍ケ崎市は事業全般に広く使える龍ケ崎市独自の支援金を支給しています。牛久市でも事業者支援金20万円,固定資産税,都市計画税の減免をしています。利根町でも中小規模事業者緊急経営支援助成金を,法人30万円,個人20万円。また,収入が20%減収の企業に,茨城パワーアップ助成の融資の信用保証料10万円補助などと,自治体独自策を出していますが,守谷市では,このような中小事業者への市独自の施策はないのかお尋ねいたします。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えいたします。  他市で行っているような国の持続化給付金の要件を満たさない中小企業向け事業継続の直接的な支援はございませんが,間接的な支援として,守谷市はテイクアウト事業,テイクアウト応援クーポン事業を実施してございます。この事業は,全世帯にクーポン券を配布し,市民の感染リスクの低減,それから利用客が減少している飲食店などへの支援として,7月31日まで実施してございます。  その後,新型コロナウイルス感染拡大に伴いまして影響を受けている市民生活の支援と地域経済の活性化を目的に,モリヤガーレ商品券を販売するとともに,75歳以上の高齢者には,いきいきシニア王国商品券を支給し,消費の喚起を図るとともに,市民が安心して登録店を御利用できるように,各店舗におけるいばらきアマビエちゃんを登録するための感染拡大防止の費用を補助する予算措置を行ってございます。  さらに,市独自の支援として,公共交通事業者,路線バス事業者,それから貸切りバス事業者,タクシー事業者及び地域鉄道事業者,福祉タクシーに対し,地域交通緊急支援金を交付してございます。  説明は以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 今言及していただいたテイクアウトクーポンとか,市民個人に対する支援,中小の食品のお店などは助かったようですが,このタクシーに比較して,いち早くその300円のクーポン券5枚を全世帯に配布した事業というのは,私も評価したいと思います。  今後の対策として,今ちらっとおっしゃっていただきましたけれども,1世帯1万円とか,そのほか固定資産税の減免などは計画としてはないんでしょうか。あと,中小事業者に対する。 ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) 固定資産税,償却資産とか,そういったものの減免ということかと思いますけれども,そちらにつきましては,国のほうの法律,税法のほうが改正となりまして,今回条例のほうも改正させていただいているところでございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) これからあるということなんでしょうけれども,総務省の発表では,7月の非正規雇用者は131万人も減じています。外出自粛の影響を受けた宿泊業,飲食サービスが対前年比,対月日でマイナス22万人,減少幅が最も大きく,また建設業のマイナス20万人,生活関連サービス業,娯楽業,マイナス18万人と続きます。  市民の困難に対し,市としての独自策をもっと検討していただきたいと思うんですけれども,守谷市長の松丸市長のお考えがありましたらお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) 個人的には,今まで2月以降,今,部長のほうからお話ありましたように,子供たちに対する支給であったり,もちろんマスクの支給,それから現金の支給,また独り親世帯に対する援助,それから全世帯向けでテイクアウトクーポン券であったり,マスクの配布であったり,またこれから10月早々に予定をしておりますモリヤガーレの商品券の販売,そして75歳以上の高齢者向けに1万円ずつ商品券を配付をさせていただいて,それによって消費の喚起をしていただく。特に今回の商品券は,全業種,ほとんどの業種に当てはまるということになっております。  5月に配付をさせていただいたテイクアウトクーポン券は,どちらかというと中小の食堂であったり,飲食関係のお店が多かったわけでございますけれども,今回のは,ほかのサービス業も含めて御使用いただけるというようなことになっておりますので,それによって幾分かは地域の経済状況,財政状況というのも緩和されるのかなというふうに思っておりますし,また6月からの,5月だったか6月だったか半年分,水道料金の基本料金を値下げをさせていただきました。やはり平等性ということからすると,全世帯,またに平等に行き渡るということからして,やはり守谷市の場合は,ほとんどの家庭に水道,下水道が入っておりますので,上下水道料金の基本料金を値下げすることによって,ある意味では減税的な意味合いのことをさせていただいたというふうに認識をしております。 ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) 先ほど,私,持続化給付金の中で御質問ありました8月24日現在の給付件数との中で,私,給付件数を申請件数としてお答えしてしまいました。正解のほうは給付件数でございますので,訂正させていただきます。失礼いたしました。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。
    ◆14番(山田美枝子君) 市長,ありがとうございました。  この地方創生臨時交付金2兆円が国から放出され,その使い方として内閣府が示している二つの方向のうちの一つを伺ったので,二つ目として,新しい生活様式を進めるための施策について伺います。  新型コロナウイルス感染症対応の国からの地方創生臨時交付金の活用は,一つが家賃支援を含む事業継続や雇用維持への対応,二つ目として,新しい生活様式を踏まえた地域経済の活性化への対応分になっています。  そこで,この二つ目の守谷市として対応分をお示しいただきたいと思います。  日本医師会が設置した新型コロナウイルス感染症の有識者会議がPCR検査の拡大を求める緊急提言をまとめました。新型コロナウイルス感染制御と社会経済活動の両立のためには,検査体制の確立を提案しています。  守谷市では何か所のPCR検査所がありますか。市として医療,学校,福祉,高齢者施設関係の人たちへの検査拡充はどのような今現状かお示しください。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  PCR検査につきましては,県主体で実施をしているところでございます。ですので,市町村ごとの検査数,検査場所というのは公表されておりません。大変申し訳ありません。  現在,県の衛生研究所及び水戸の保健所ほか民間検査機関での検査が行われる状況でございまして,茨城県の公表資料,これは8月15日現在で,ちょっと古いんですけれども,県全体で検査数は2万2,548件となっております。また,県衛生研究所,それから水戸の保健所における検査実施の人数につきましては,8月24日現在で1万111人となっており,このうち守谷市が所属しております竜ケ崎保健所管内の人数につきましては868人の検査を実施しております。うち,陽性者につきましては55人となっております。なお,昨日9日現在で58人の陽性者が出ている状況となっています。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 竜ケ崎保健所の管内に守谷市は属するということで,今58人という陽性者ということなんですけれども,守谷市としては保健所があるところが主な,要するに対応しているようなんですけれども,守谷市は残念ながらまだ保健センターなんですけれども,そこに対してとか,あと市内にも何か所か実際にPCR検査しているとこがあるんですけれども,そこに対して,市としてはどのような支援をなされていますか。 ○議長(高橋典久君) 保健福祉部長堀 浩君。 ◎保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきます。  PCR検査というよりも,医療機関への支援ということでお話をさせていただきたいと思います。  医療機関に関しましては,新型コロナウイルスが発生し始めたときに,マスクの在庫が大変逼迫している状況がございました。医療機関の医療現場が支障がないようにということで,マスクの配布,市内の病院,三つの病院,それから一般診療所,それから歯医者さんですね,歯科診療所,合計77診療所に対しまして,2回にわたり,合計7万9,450枚のマスクを配布している状況でございます。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 7万9,000枚以上のマスクを市として調達したと。そのほかに,医療機関としてはいろいろなものが不足していて,随時フォローしていたんじゃないかなという,その辺は私はちょっと知っておりますけれども,市長としては,そこに対してどのような御認識でしょうか。 ○議長(高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) 今,議員が御質問のように,守谷市,また茨城県内では独自に保健所機能を有しているのは,今,水戸だけでございますので,そういう中では,我々も本当にPCR検査をやっているのか,やっていないかという,守谷市民の中でPCR検査をやっている方がどのぐらいいるかとか,また発熱やらで,例えばPCR検査を今現実,その瞬間瞬間に受けている方が何人いるか,またどういう方かというのは一切情報がございません。市内の在住の方で陽性者が判明をしたという時点で初めて保健所から連絡があるというような状況でございますので,その方の職業的な部分も,会社員とか,東京勤務とか,そういう程度のことは情報として我々も把握できるんですが,そのほかの詳細にわたっては全く情報が入ってまいりません。  ですから,これはいかんともし難いのは現実でもございますし,そういう中で,守谷第一病院には,たまたま私の知り合いが大きな医療用のテントがあったということで,守谷第一病院のほうでぜひ活用したいというお話がありましたので,それをつないだというような経緯もございますし,発熱をしている人を一義的にやはりそこで検温をしていくということも必要だった時期でもございますので,そういう中で,本当に急に感染が広がったという感がございましたし,対応策そのものが確立をされていない中での今回の一時の感染状況だったというようなこともございましたので,何をしたらいいのかということは分からないまま来てしまったということで,ないものはできるだけいろいろな形で集めて,病院が逼迫しないような環境をつくっていこうということをやってきたというような状況が現実でございますし,ただ,今回の第2波とされている環境の中では,割かし病院のほうも落ち着いて対応していただいているというような状況でもございますし,病院サイドの内部の方からお話をすると,第1波のときとは大分様相が違ってきているんだよというような情報だけはいただいているというのが現実でございますので,そのほかに関しましては,我々は言われたことをできるだけ対応していくというのが現実だということをお伝えするしかできないというのが,今の現状でございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 世界,地球規模的に,今コロナ禍と言うか,その大きな災いが来ているわけで,それに対する今後の対応については楽観的な見方と,かなり悲観的な見方とあるとしても,行政としては,やはり悲観的な見方を採用して,それに対して,このせっかくの国の予算というのを使っていただきたいなと,惜しみなく使っていただきたいなと思っております。  この三つ目の質問で,これは実は補正予算とは別らしいんですけれども,先ほどから,さっき首藤議員が御質問なさっていましたけれども,文科省からの補助金でGIGAスクール構想というので,今実際に子供たちは家にいなきゃならない状況がこれからもあるとしたら,本当に大事なこのオンライン学習ということになると思うんですけれども,これ最後の質問なんですけれども,そこで小中全生徒のタブレット使用に伴う,私は教師の方々,生徒,保護者への使用方法の練達ということに視点を置いて,ちょっと質問させていただきたいんですけれども,現在も小中学校において,守谷市においては2,000台のPC端末がレンタルで使用していますね。電子黒板もあり,大変恵まれた環境だと他市の方からも評価をいただいていますが,また今回文科省からの補助金を使って,さらに4,000台,つまり今,守谷市には6,600人ぐらいの小中公立学校生徒がいらっしゃいますけれども,生徒1人1台のPC端末が準備されて,GIGAスクール構想に一歩踏み出すということなんですけれども,最初にお聞きしたいのは,これまでの2,000台との調整をどのようにされるのかお示しください。 ○議長(高橋典久君) 教育部長宇田野信彦君。 ◎教育部長(宇田野信彦君) 国が進めますGIGAスクール構想ということで,御質問にもありましたとおり,今回補正の御審議をお願いいたしまして,4,000台を導入すると。既存で約2,000台,3人に1人のパソコン,実際タブレット型のPCなんですけれども,こちらがある状況です。これを4,000台を追加して,合計6,000台,児童生徒1人に1台という形にするわけですけれども,まず今年度中に約4,000台の新規購入を行う。今年度ですね,今年度の補正予算を今御審議いただいておりますので,そちらでまず4,000台ほどを購入させていただくという計画でございます。残りの2,000台,こちらにつきましては,御質問にもありましたように,現在リース,賃貸借契約で使っているものでございます。こちらは来年度夏にその期間が満了いたしますので,期間が満了いたしましたら購入という形で2,000台を整備する。合計6,000台,1人1台の状況になるということでございます。  と言いますのも,現在使用しているタブレットPCというものがこの2,000台ですけれどもオペレーティングシステム,要するに基本ソフトであるものがWIndows,このタブレットを使用しております。  1人1台にするに当たって,やはり今までは複数人で使ったりということが当然使い方のメインでしたので,1人1台で使っていくとなると,やはり使用しやすい,あるいは動きも即応性があると,いろいろな視点があるかと思います。教育関係のソフトの充実だとか,そういったことを総合的に各学校の教職員の皆さんと話合いをさせていただいて,iPadというタブレットを導入することを今回決定させていただいております。このiPad,先ほど申し上げましたWindowsと違いまして,基本ソフトがiOSという別のものになってきますので,それらを合わせて6,000台が来年の夏以降にそろうというのが,今回の配備整備計画でございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) これまでの2,000台はWindowsが使われていて,今度はiPadになるということなんですけれども,これから教師の皆さんと生徒が学び合える実証のために,やはりこの使用方法の練達への支援のプログラムというものはとても重要になってくると思うんですね。  失礼ながら,先生という職業にいながらも,やはり不得意な方もいるのではないかという感じもいたします。なお,またPTAの中では,その子供たちがそういうのに対応するためのフォローアップできる父兄と,そうじゃない方と,やはりいると思うので,その辺の使用プログラムはどのように,支援ですね,支援のプランはどのようになっているのかお示しください。 ○議長(高橋典久君) 教育部長宇田野信彦君。 ◎教育部長(宇田野信彦君) お答えいたします。  今までも,このICT機器を使った事業というのは,先ほど来お話しいただいているように,実践してきたところです。  ただ,タブレットが変更になるということで,基本的な使い方が若干違ってくるというのはもちろんございますので,そういったことも含めて,まず教職員の利用につきましては,ICT支援員というのが教職員以外にお願いしている方がいらっしゃいます。こちら,今年度から2名だったものを4名に増員させていただいています。これはプログラミング教育を始めたということもあって増員しているんですけれども,そういった方々,通常は授業とか公務の,そのICT機器の使用の支援,それからアドバイスなどをしていただいているところですけれども,実際にこの夏,夏休み期間中に,このICT支援員の方に全校で教職員の方対象に研修を行っております。大体半日ぐらいで1回行っているんですけれども,こういったことも通じて,今後の利用に親しんでいただくと言いますか,慣れていただくというようなことで考えております。既存機器での研修ですので,新しいiPadの時にはまた新たにということには当然なりますけれども,そういったことも含めて研修は継続していくということで考えております。  それから保護者の方,やはりどういうふうに使うのかというのがそもそも分からないので,御不安なことが非常に多いと思うんですけれども,保護者の方が実際に使うというのは,オンライン学習をするときとか,あるいは御自宅で持ち帰りするようになった場合に使うことがあるだろうというのは想定しております。  実際に使用の方法といたしましては,午前中に首藤議員の御質問にもお答えしましたけれども,紙媒体での利用方法,使用方法,それから動画を配信しての使用方法等を基本的に考えてございます。  それと,もう一つは,これはまだ未定なんですが,考えられるのは,今までに保護者の方にアンケートを実施してきた経緯がございます。ICT教育に関してですね。  その中で,ICTスキルが非常にお持ちの保護者の方,ICT化に協力もできますよ,あるいは協力したいですというようなお答えをいただいている方もかなりの数いらっしゃるということがありますので,そういった保護者の方には,こういった機器の利用等々についても何か御協力をいただいて,研修なりということも,学校での御協力のお願いというのも考えていこうということで今考えているところでございます。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) 今,ICT支援員が2名から4名っての,ちょっと少ないんじゃないかなと思ったんですけれども,実際に今,教育部長がおっしゃったように,市民の中にも大変そういうICTに優れた方が私の住宅地でも,結構お歳召した方がパソコン教室みたいのに行って,大変いろいろなものを発信できるようになっているんですけれども,こういうところにこそ市のお金をかけていいんじゃないか,雇用促進にもつながるんじゃないかと思うんですけれども,市長のお考えを聞きたいんですけれども,やはり今こそ,何にお金を使うかって,要するにこういう対応というのを完全に成功させるためには,やはりお金をかけなくちゃいけないということをしみじみ思うのですけれども,市長のお考えいかがでしょうか。 ○議長(高橋典久君) 市長松丸修久君。 ◎市長(松丸修久君) どちらかというと与党の質問のように聞こえてしまうのは,山田議員が少し弱っちゃったせいなのかなというふうに思っているんですが,御存じのように,私は子育て王国もりやということを一つの大きな柱にさせていただいて,この3年と10か月走らせていただきました。  子供は未来である。未来をつくるのはまさしく子供たちであるということが私の政治の原点でもございますし,そういう意味では,今コロナ禍において,去年から2学期制を導入をさせていただいたり,また去年から前倒しでプログラミング教育を導入をさせていただいたりというようなことで,教育においては,本当に全国的にも先進地として認知をされ,そして文科大臣も訪問していただいたというようなことが,ある意味では他市町村との比較でしかありませんけれども,非常に他市町村から見ると羨ましい限りだという言葉は,私も市長同士の会話の中で何度も聞くような限りでございます。  また,そういう中において,まさしく重点的にどこにお金をかけていくかということが我々行政並びに政治の役目だというふうに思っておりますし,子供たちにお金を先行的に投資をしていくということは引き続き続けていかなければいけないし,また,今,山田議員がおっしゃったように,守谷市というのは非常に,守谷市に住んでおられる方というのは多種多様な,有能な方がいっぱいいらっしゃるということからすれば,やはり先ほどの話とも連携するんですが,地域主導,住民主導のまちづくりという中で,そのまちづくり協議会と学校というものがもっともっと一体化してくると,いろいろな形で住民の皆さんにお手伝いをいただくというような姿も見えてくるんだろうというふうに思っております。  そういう意味で,今回,今議員がおっしゃるように,重点的に投資をして,そして,それが守谷市の未来につながり,子供たちの未来につながり,それがひいては守谷市の住みやすさというところの評価をいただくというような一連の流れをしっかりとつくってまいりたいというふうに思っておりますので,山田議員も気を落とさずに頑張ってください。お願いします。 ○議長(高橋典久君) 山田美枝子君。 ◆14番(山田美枝子君) ありがとうございました。  ここに新聞赤旗の記事なんですけれども,千葉県松戸市が体制拡充の一環として,全児童PCR検査を導入した検査機,千葉県松戸市の市立総合医療センターは新型コロナウイルス感染症に対する検査体制拡充のため,全児童PCR検査装置を導入しました。段階的に活用していきますという記事を読んだんですけれども,今こそ市民の命を守るために,市政として,大いに新型コロナウイルス対策の予算を使うべきと申し上げて,私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(高橋典久君) これで山田美枝子君の一般質問を終わります。  ここで10分間休憩をいたします。議場の空気の入替えをお願いします。                午後2時26分休憩          ──────────────────────                午後2時36分開議 ○議長(高橋典久君) 休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,引き続き一般質問を続行いたします。  次,通告順位5番,砂川 誠君,登壇願います。  砂川 誠君。                〔7番砂川 誠君登壇〕 ◆7番(砂川誠君) 通告順位5番,公明党の砂川 誠でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  先ほど,山田議員の質問と結構重複するところがありましたので,私のほうから重複しないような質問の仕方をしていきたいと思いますので,よろしくお願いをいたします。  国の2020年度の第一次補正予算,これで1兆円の臨時交付金がつきました。その後の二次補正で約2兆円,合わせて3兆円の地方創生臨時交付金が確定をいたしました。もちろん,この交付金は各自治体のいろいろな事情で査定が変わってくるというふうに思います。  まず,最初の私の質問なんですけれども,この地方創生臨時交付金,これの金額,先ほど二次補正で3.4億円と,3億4,000万円ほどついたというふうに伺いました。  一次補正と合わせてどれぐらいなのかという数字と,あと,その査定の基準を,どういうふうにして査定をされているのかというところをお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) お答えいたします。  新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金になりますけれども,まず一次補正につきましては,国に実施計画等々提出いたしまして,1億2,956万9,000円を6月に交付の内定をいただきまして,7月8日に同額で決定をいただいたところでございます。そして,先ほども申し上げましたとおり,第二次補正予算分につきましては3億4,981万2,000円の交付限度額ということで通知をいただいているところでございます。  その算定方法についてということでございますけれども,こちらにつきましては,人口であったり財政力,それと保健所のある地域かどうか,そういったもの,それから財政力指数,そういったものの数値であったり,指標を基に算出をされているところでございます。 ○議長(高橋典久君) 砂川 誠君。 ◆7番(砂川誠君) 私の質問はかなり山田議員の質問と重複するという部分があります。  1番,2番というふうなところはまさにそこなんですけれども,特に私の(2)番のほうでの実施計画の提出状況というところで御質問をしたいというふうに思います。  先ほど一次,二次という話がありましたけれども,この一次,二次,どういうふうな事業で,何事業ぐらい提出をしたのかと,提出をされる予定なのかというところをお聞きしたいと思います。 ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) お答えいたします。  まず,第一次交付申請時の実施計画におきましては,大きく分けまして,新型コロナウイルス感染症対策事業ですね,マスクや除菌電解水。二つ目として,認証保育園委託事業,減免保育料分の補填ですね。それと三つ目としまして,テイクアウト応援クーポン事業,個人経営者等の支援。そして四つ目としまして,庁内ICT環境整備事業,これはサブオフィスやICT環境の整備ですね。それと,五つ目といたしまして,公共的空間安全・安心確保事業,こちらはマスク,消毒液,飛沫防止ガードですね。それと非接触型の体温計の設置といったものの5事業のほうを申請のほうをしてございます。  それと,第二次交付申請の実施計画におきましては,一つ目としまして,子育て王国子育て世帯応援金ということで,これは18歳以下の子供のいる世帯の給付金支給。二つ目としまして,子育て王国ひとり親家庭応援給付金,独り親家庭に手当の支給ですね。それと三つ目としまして,新型コロナウイルス感染症経済対策商品券事業。これは先ほど出ましたモリヤガーレ商品券,いきいきシニア王国商品券となっております。それと四つ目としまして,新型コロナウイルスにかかる地域交通緊急支援金。これは路線バス,貸切りバス,タクシー事業者等の支援ということで,五つ目としまして,学校給食費の支援事業。それと六つ目としまして,上下水道料金減免の補填事業。これは基本料金の6か月間の免除という形で,この6事業を新設する予定となってございます。  以上です。 ○議長(高橋典久君) 砂川 誠君。 ◆7番(砂川誠君) ありがとうございます。一次補正の場合で5事業,二次補正では6事業を今のところ見込んでいるというふうなことだというふうに認識をいたしました。  (3)ですね,私の質問の中で,この交付金,これを活用した守谷市,これ,第二次補正へのところでかかるというふうには思うんですけれども,交付金を活用した守谷市の目玉となる政策事業というのはあるのかというふうな私の質問です。  これもこの挙げた中に多分あるんだろうというふうに思って,先ほど市長の答弁で,市長になられてからの自分の政策の柱というのが,子育て王国もりやだというふうにおっしゃっておりました。ここにも,子育て王国独り親,また,子育て世代への応援金という形でのこの事業が提起されているわけです。そこで,これが一番の目玉なのかなというふうには思います。  足元の新型コロナウイルス対策というところでの臨時交付金の活用というのもありますけれども,やっぱり子育て王国,そしてシニアにももう少し頑張ってもらう。そういう意味での市長のこの事業割当てだというふうに私は理解をしまして,この3番の質問,ここまでといたします。  続きまして,(4)内閣府主催の地域未来構想20というふうなオープンラボ,これが開催をされております。この地方創生会臨時交付金を利用して,各自治体が行う事業に対して,民間の専門,専門家をくっつけよう。また,各政府の各省庁の専門家をその事業に合って,専門的な知識を自治体に注いでいこうというふうなのが,このオープンラボの趣旨,これは地方自治体が登録をして,こういう事業をしたいと各分野に登録をすると,その分野での民間のこの専門家であるところが,いろんなノウハウ,技術,これの提供を行っていくと,話合いをしていく,計画をつくっていく,そういうふうなオープンラボだというふうに私は理解をしております。  このオープンラボに,茨城では五,六か所の自治体の参加が多分あったんだろうというふうには思います。私の知っているところでは,多分つくばみらいが応募していたのかなというふうな思いでありますけれども,このオープンラボ,参加しなかった理由というものをちょっとお伺いしたいなというふうに思いますので,よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋典久君) 総務部長岩田 賢君。 ◎総務部長(岩田賢君) お答えいたします。  オープンラボにつきましては,議員がおっしゃるとおり,新しい生活様式の実現に向けてということで,こちらの新しい生活様式に対するアドバイスにたけている専門家などをマッチングをいたしまして,検討を進めることとなるわけでございますけれども,守谷市におきましては,提案があった段階におきまして,臨時交付金の充当事業につきまして,新型コロナウイルスの感染症の拡大に伴い,影響を受けている市民の生活を支援する事業を第一に優先順位として考えておりましたことから,オープンラボへの参加は見送りさせていただいたところでございます。  しかしながら,参加しない場合におきましても,情報は得ることができるということでございますので,そういった情報に注意するとともに,今後新たな生活様式への対応におきまして,事業が具体化していく中で,専門家などのアドバイスの必要性が生じる場合には,ラボへの参加というものを検討してみたいなというふうに考えてございます。 ○議長(高橋典久君) 砂川 誠君。 ◆7番(砂川誠君) ありがとうございます。事業が確定して,こういうラボにおいて,つながりを持って,いろいろな情報とかノウハウ,これをアドバイスできれば,ぜひ参加したいというふうな答弁でしたので,ぜひとも,これ検討していただきたいなというふうに思います。  一次補正では,足元の新型コロナウイルス対策というのに主眼が置かれるというふうな,そういうふうな状態だったというふうに思います。二次予算では,二次補正ではいろいろな形,雇用の維持であったり,そういうところを今度は新しい生活様式という部分が入ってきております。  今,感染拡大をして,2波が襲っているわけではありますけれども,2波,3波,これがもし終息した後,1年先か2年先か,まだ先が見えないんですけれども,そういった場合に,今度は我々のこれまでの生活様式というものが変わってくるんだろうというふうな報道もされております。また,いろんな感染学,そういった専門家もおっしゃっております。  これまでのような生活様式から,この新型コロナウイルス,先ほども話があったように,ウイズコロナ,この場合はポストコロナ,新型コロナウイルスが終わった後,新しい生活様式がどういうふうにしてなっていくのか。ここら辺もなかなか見通しがつかない部分で,こういう事業を早めに先取りしてやったらどうかというのも,なかなか考えとしては浮かばないのかもしれませんけれども,やっぱりそこは地方創生の専門家というのも,まち,ひと,しごと創生のスタートのときには,やっぱりそういう専門家というのもかなりいましたけれども,そういう専門家じゃなくて,1点に絞った専門家,例えば,そういう図書館の空間であったり,配置であったり,そういうところって,なかなか自治体の職員もなかなか考えにくい部分だろうというふうに思います。そういったところを専門家の知識,アドバイスを受ければ,こういうことができるんだと,こういうふうにすればいいんだというのがあると思います。  そういったところをしっかり,このオープンラボに参加をして,やる,やらないは関係ないというふうに政府のこの説明会でも言っておりました。一応登録をして,つながりをつけておく。そのつながりがつければ,何かあったときにアドバイスをいただける,もらえる,そういうふうなのを今のうちにつながりをしっかりつくっておいてほしいな,それが市民のためにもなっていくのかなというふうな思いで,ぜひともこのオープンラボ,専門家たちによるいろいろなノウハウ,技術,知識を自治体に引っ張り込めるような,そういうつながりを持ってほしいなという意味で,ぜひオープンラボに参加してほしいなという意味で,この質問を取り上げさせてもらいました。ぜひとも,よろしくお願いをいたします。  最後に,(5)番,避難所の新型コロナウイルス対応の資材整備費についてというところでございます。  これまでの避難所というのは,避難所運営,新型コロナウイルスがなかったときは,実際,前年避難所開設というのを守谷市でも実際に行っております。しかし,この新型コロナウイルスが始まってからは,やっぱり収容人数の制限,また,そこに係る職員の人数の増加,それに関わる資材や,そういう資機材がだんだん,だんだん増えていくという意味で,この地方創生臨時交付金,これをうまくこれにつなげないのかなというふうな思いで,私質問をしようかなというふうに思っておりましたけれども,ヒアリングの際にグサッと言われました。  先ほどもこの地方臨時交付金の算定には,人口であったり,その人口の形態であったり,保健所があるかないか,また,その地方自治体の財政力にもよるんだというところで,不交付団体というところにあっては,やっぱりその交付金というものがかなり目減りをするんだろうなと。ただ,そういう不交付団体でない場合の多額な交付金というのは,こういった避難所運営であったり,そういうのの資材整備に思い切って使えるのかな。  ただ,守谷市はそれが少ない分,なかなか思い切って使うところがないというところで,これまで,この一次を含め,補正で上がってきた地方創生臨時交付金,これは避難所に対してどういうふうな費用をかけたのか,どういうふうなところにこの臨時交付金を当てたのかというところをお聞きしたいと思います。
    ○議長(高橋典久君) 生活経済部長飯塚俊雄君。 ◎生活経済部長(飯塚俊雄君) お答えします。  新型コロナウイルスの影響下での避難所の資機材としましては,購入しましたのが,非接触型体温計,それからアルコール消毒液,マスク,それから避難所係員の防護服ですね,ガウン,つなぎ,キャップ,それからシューズカバー,冷却ベスト,それからフェースシールド,手袋等を購入しております。また,昨年度の台風19号の避難者数を参考に,プライベート空間の確保を目的に簡易テント120張り,それからエアマットを購入しましたが,新型コロナウイルス感染予防にも効果ですので,追加で簡易テント30張りを発注してございます。  さらに今後,新型コロナウイルス感染予防対策としての間仕切りテントや段ボールベッドの購入を検討しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(高橋典久君) 砂川 誠君。 ◆7番(砂川誠君) ありがとうございます。一次補正でもやっぱりいろいろなマスクであったり,防護服であったり,アルコール消毒液であったりというものを,体温計等もそれに当たるのかなというふうには思います。  先日,私も郷州小学校の防災訓練を拝見させていただきました。先ほども言ったように,これまでの避難所運営というものとはやっぱり違うなと。人もかかるし,資材もかかる。そこにあって,やっぱり市民の安心・安全,これを確保しなければならないという観点から,もっと資機材を豊富にして,分散型もそうなんですけれども,やっぱり避難所に来る方もある。そういったところで,しっかりと段ボールベッドであったり,テントであったり,マットであったり,そういうものがしっかりと市民が活用できる,そういった避難所にしていっていただきたい。それがこれから台風シーズンもまだあります。いつ何が起こるか分からない状況の中で,しっかりと個々に対応していっていただきたいというふうに思います。  この地方創生臨時交付金,いろいろな使い道がある。政府はそういった意味で20も事例を出して,こういうふうな形で進めていくんだよというふうなことを言っております。しかし,そこにはやっぱり,その自治体の特徴を生かして,しっかりと取り組んでいってほしい。  先ほども私が申し上げましたけれども,このオープンラボというものに関しては,しっかりと専門家とつながっていてほしいな。自治体の職員が駄目だというわけではないんですけれども,でも職員は職員の仕事で,やっぱり専門家は専門家,餅は餅屋という部分があろうかと思いますので,しっかりそこら辺,利用できるものは利用していっていただきたいなというふうな思いで,今回臨時交付金を取り上げさせていただきました。  しっかり防災も含めて,この臨時交付金で新型コロナウイルスを乗り切って,次なる新しい生活様式に向かって,しっかり市民の安心安全を守っていただきたいなというふうな思いでいっぱいであります。  これをもって私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(高橋典久君) これで砂川 誠君の一般質問を終わります。  本日の一般質問はこれをもって終了とし,14日月曜日は通告順位6番の海老原博幸君から続行したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高橋典久君) 御異議なしと認めます。  よって,本日はこれにて散会いたします。                午後2時57分散会...