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  1. 守谷市議会 2020-02-12
    令和 2年 2月12日決算予算特別委員会−02月12日-01号


    取得元: 守谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 2年 2月12日決算予算特別委員会−02月12日-01号令和 2年 2月12日決算予算特別委員会               守谷市議会決算予算特別委員会         ──────────────────────────            令和2年2月12日 午後2時35分開会         ────────────────────────── 出 席 委 員                       委 員 長   堤   茂 信 君                       副委員長   渡 辺 大 士 君                       委  員   砂 川   誠 君                         〃     神 宮 栄 二 君                         〃     浅 川 利 夫 君                         〃     末 村 英一郎 君                         〃     高 梨   隆 君                         〃     渡 辺 秀 一 君                         〃     長谷川 信  君                         〃     青 木 公 達 君                         〃     山 田 美枝子 君                         〃     寺 田 文 彦 君                         〃     高 梨 恭 子 君
                            〃     高 橋 典 久 君                         〃      川 和 代 君                         〃     佐 藤 弘 子 君                         〃     伯耆田 富 夫 君         ──────────────────────────                       議  長   梅 木 伸 治 君         ────────────────────────── 欠 席 委 員                       な  し         ────────────────────────── 傍 聴 議 員                              川 名 敏 子 君         ────────────────────────── 出席説明者         上下水道事務所長             長 田   誠 君         上下水道課長               奥 野 清 輝 君         上下水道課長補佐             大久保   務 君         上下水道課係長              海老原 茂 生 君         ────────────────────────── 本会議に職務のため出席した者                  議会事務局長      高 橋 弘 人                  議会事務局係長     岩 地 祐 子         ──────────────────────────                 議  事  日  程                            令和2年2月12日(水曜日)                                 午後2時35分開会 1.付託案件  1)議案第1号 平成30年度守谷市水道事業会計決算認定  2)議案第2号 平成30年度守谷市公共下水道事業会計決算認定 1.本日の会議に付した事件  1)議案第1号  2)議案第2号         ──────────────────────────                 午後2時35分開会 ○堤 委員長  これから決算予算特別委員会開会いたします。  ただいまの出席委員は17名であります。定足数に達しておりますので,会議は成立いたします。  傍聴議員として,川名議員が出席しております。  一般の傍聴者におかれましては,くれぐれも許可のない発言や私語を慎むようにお願いをいたします。  先ほどの本会議におきまして当委員会に付託されました案件は,議案第1号 平成30年度守谷市水道事業会計決算認定議案第2号 平成30年度守谷市公共下水道事業会計決算認定議案2件です。  関係資料は,モアノート内,10決算予算特別委員会,2020臨時議会,2月臨時議会に保存してあります。  内容説明者及び答弁者は,挙手をし,職,指名を述べてください。  説明が終了次第,各委員質疑お願いをいたします。  なお,質疑に当たりましては,挙手を願い,指名された委員以外の発言は控えていただきたいと思いますので,よろしくお願いをいたします。  それでは,審査に入ります。  初めに,議案第1号 平成30年度守谷市水道事業会計決算認定について,内容説明お願いをいたします。  長田所長。 ◎長田 上下水道事務所長  議案第1号 平成30年度守谷市水道事業会計決算認定についてご説明させていただきます。  初めに,決算の再認定に至った経緯についてご説明をさせていただきます。  上下水道施設に係る将来の更新費用を明らかにした上で経営戦略を策定することを目的として,平成28年度施設設備台帳業務委託により整備し,全資産取得価格を算定いたしました。その結果,平成27年度決算時点財務諸表固定資産額設備台帳で算定した取得価格において乖離が明らかとなったことから,公認会計士や茨城県市町村課からの意見を踏まえて平成30年度決算修正するものでございます。  なお,今回の修正固定資産減価償却累計額等修正となるため,現金及び内部留保資金変動はございません。  固定資産乖離が生じた主な要因は,平成11年度以降の美園ひがし野守谷周辺原東松並の5地区における土地区画整理事業により築造され,無償取得した水道施設について財務諸表計上されていなかったことによるものでございます。  議案書の9ページをお願いいたします。  地方公営企業法第30条第4項の逐条解説により,損益以外の事項を修正するときは決算書類にその旨を注記することとされております。今回の修正により,片仮名のオ,受贈による財産取得を追加しております。  1固定資産,(1)有形固定資産,2構築物取得価格は18億1万2,602円増となり,同額繰延収益の(1)長期前受金に追加計上しています。  減価償却累計額は6億7,768万8,261円増となり,同額を(2)収益化累計額に追加計上しています。  これらをまとめますと,過去に無償取得した区画整理地区水道管等で約18億円の資産を追加し,減価償却累計額は約7億円追加することとなります。  議案書の2ページから3ページは,修正前の平成30年度末の貸借対照表で,修正箇所アンダーラインで示しております。  4ページから5ページは,修正後の貸借対照表となります。  6ページは,修正前の固定資産明細書,7ページは,修正後の固定資産明細書でございます。  8ページは,修正前の平成30年度決算報告書です。  10ページ以降は,決算報告書注記に,カ,キャッシュフロー計算書等関連を追加し,貸借対照表変更箇所を抜粋し,記載しております。  今後の予定ですが,令和年度減価償却費及び長期前受金戻入を3月定例月議会で補正する予定でございます。  説明は以上でございます。よろしくご審査のほどお願いいたします。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  先ほども言っているんですが,無償ということで起きた問題ですよね。無償っていうのは,こういったことこれまでないことなんですよね,区画整理やった中で。どういう理由無償で受けたっていう,最初のとき,それが本会議の中で聞き取れておれません。無償。 ○堤 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  無償取得した資産というのは,お金を出して公共下水道事業会計水道事業会計お金を出して水道管とかを布設したものではなくて,区画整理土地区画整理組合であるとか,そういったところが開発とかでみずから水道管を布設してございます。  これらの資産を,管理うちのほうで行っているんですけれども,資産としての計上がなされていなかったと。無償というのは,うちのほうでお金を出したわけではなく,民間事業者等が,組合とかですね,そういったところがお金を出して施工したものを資産として引き継いだために無償資産として新たに計上したという内容になります。  なぜこれまで計上されていなかったかというご質問もあったかと思うんですけれども,今回,先ほど本会議でもご説明あったとおり,経営戦略というものをつくる中で,将来の財政収支を見通す中で,どれぐらいの資産があって,どれぐらいの費用がかかるかというのを,ある程度の精度を高くして計算していかなければ将来の安定運営ができないだろうということがございました。そのために,過去に取得した資産というものを平成28年度設備台帳策定業務という中で,詳細なものをつくる必要があるということから資産の洗い出しを行ったものです。  逆に言うと,これまでそういったことがなされていなかったと,これは守谷市に限らずいろいろなところでそういった問題が出てきていますけれども,守谷市の場合は,これを業務委託によって全資産を洗い出したわけです。その結果として,例えば水道で言えば,五つの区画整理事業お金を出したわけではないんですけれども,帰属を受けたこれらの資産を正式に資産計上するために,今回改めて修正をかけるという内容となっています。  以上です。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  ということは,その無償っていうのは,その区画整理の中から生まれたものだということですけれども,区画整理はほかにもやってきましたけれども,こういった例はないんですよね。 ○堤 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  今のところうちのほうで試算した結果,水道事業で言えば,平成6年から平成10年に概成されました美園地区,それから,平成年度から平成16年に概成したひがし野地区,そして平成9年から平成19年に概成した守谷中央,こちら駅周辺土地区画整理事業ですね。あと,平成24年の原東平成28年度松並,これらの区画整理事業によってつくられた資産,これらを今回計上漏れだったことが判明したものです。  ですので,公団とか,そういった旧都市整備公団でつくられたもの,これらは固定資産計上されていたものとして整理しています。  以上です。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  そうすると,その資産がふえるということになるわけだから,当然,経営状態でいくと資産がもっと膨れ上がるというふうに見込むんだけれども,私たち市民立場でいくと,これだけの資産があり,これだけの売り上げがあることによって,水道の料金を下げてほしいということを常に言ってきたわけなんですけれども,そういう立場の中で言ったら,どういうふうな位置づけになるか,入るのか入らないのか,そこら辺をもし伺えたら。 ○堤 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  あくまでもこれは,現金の動きを示すものではなくて,固定資産がふえたということになります。固定資産がふえるとどうなるかというと,減価償却累計額がふえていきます。それに対応するものとして,今度は負債の部に記載しています長期前受金,こちらで計上していきますので,お金的には,お金というか資産としてはバランスするんですね。行って来いになるんです。なので,市民の皆様に対してお金がふえるとか減ったとか,そういったものとは内容が別です。そのために現金とか内部留保資金とか,そういったものの変動はないものとなっています。 ○堤 委員長  ほかに質問のある方はいらっしゃいますか。  末村委員。 ◆末村英一郎 委員  先ほどの再度確認なんですけれども,今回新たに計上した固定資産によって,新たに何か費用が発生して経営戦略上マイナスになるということはない。 ○堤 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  経営戦略を策定する中では,既にこれら計上漏れだった資産,これらを含めた中で更新費用というものを出していますので,しっかりとそこら辺は考えた上で策定されています。  以上です。 ○堤 委員長  よろしいですか。  ほかに質疑ございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  質疑を終結します。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  討論なしと認めます。
     これから議案第1号 平成30年度守谷市水道事業会計決算認定を採決します。  原案認定することに賛成委員挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○堤 委員長  挙手多数です。よって,議案第1号を認定することに決定しました。  続いて,議案第2号 平成30年度守谷市公共下水道事業会計決算認定について内容説明お願いいたします。  長田所長。 ◎長田 上下水道事務所長  議案第2号 平成30年度守谷市公共下水道事業会計決算認定についてご説明させていただきます。  決算の再認定に至った経緯につきましては,水道事業会計と同様でございます。  また,水道事業会計と同様に固定資産減価償却累計額等修正となるため,現金及び内部留保資金変動はございません。  公共下水道事業会計におきまして固定資産乖離が生じた主な要因は,平成16年度以降のひがし野守谷周辺原東松並の4地区に加えて,大山新田,小屋場,稲子田の3樋管について財務諸表計上されていなかったことによるものでございます。  議案書の9ページをお願いいたします。  決算報告書に,オ,受贈による財産取得を追加しております。  1固定資産,(1)有形固定資産,ハ,構築物取得価格は31億4,312万2,074円の増,二つ下の,ニ,機械及び装置取得価格は1億4,678万8,750円の増となり,合わせて32億8,991万824円を5繰延収益の(1)長期前受金に追加計上しています。  構築物減価償却累計額は,ハ,11億8,855万8,849円の増,機械及び装置減価償却累計額は,ニ,1億3,944万9,311円の増となり,合わせて13億2,800万8,160円を5繰延収益,(2)の収益化累計額に追加計上しています。  これらをまとめますと,過去に無償取得した区画整理地区下水道管等と3カ所の樋管で約33億円の資産を追加し,減価償却累計額は約13億円増加することとなります。  議案書の2ページから3ページは,修正前の平成30年度末の貸借対照表で,修正箇所アンダーラインで示しております。  4ページから5ページは,修正後の貸借対照表となります。  6ページは,修正前の固定資産明細書,7ページは,修正後の固定資産明細書でございます。  8ページは,修正前の平成30年度決算報告書でございます。  10ページ以降は,決算報告書注記に,カ,キャッシュフロー計算書等関連を追加し,貸借対照表変更箇所を抜粋し,記載しております。  今後の予定ですが,令和年度減価償却費及び長期前受金戻入を3月定例月議会で補正する予定でございます。  説明は以上でございます。よろしくご審査のほどお願いいたします。 ○堤 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員挙手願います。  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  平成16年以降っておっしゃいましたけれども,その下水道事業の振りかえたのが16年前から比較してっていうことになるんですか。 ○堤 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  平成16年度以降といいますのは,一番近いところで言うと,ひがし野地区ですね。ひがし野地区が平成4年から平成17年にかけて順次帰属を受けています。償却を開始したのが平成5年から平成18年という計算をかけています,今回。それ以降,うちのほうで計算に入れたのが平成16年度以降に帰属を受けた資産として今回計上していますので,ひがし野松並中央などの資産を新たに今回増額するというものとなっています。 ○堤 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  下水道事務所のほうが,お金がいっぱい,資産が多いというのは,それはその理由としてはどういうことなんでしょうか。 ○堤 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  恐らく今のご質問は,水道と比較してというご質問かと思います。  下水道については,水道と違ってかなり深い位置に下水道管というのは埋設されていきます。圧送,圧力で送る水道に対して自然流化という方式を採用しますので,下流に行くに従って下水道埋設物っていうのは深くなっていくんですね。管路で言えば,そういったものも高くなりますし,今度は機械設備とかそういったものも,汚れた水をきれいにして川に流すまでにはいろいろな工程を含むんですね。沈殿池であるとか,脱硫塔であるとか,消化ガスタンクであるとか,こういった水道にはないような施設がたくさんございますので,資産としてはかなり多くなるという傾向にございます。  以上です。 ○堤 委員長  山田委員よろしいですか。  ほか,浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  ちょっと教えてほしいんですけれども,これは帰属受けたっていう,これは基盤整備事業の中でやはり社会資本として投資したそのものを無償のほうに寄贈するっていうことだと思うんですけれども,仮にこれ,土地区画整理事業のほうで負担しなかった場合は,個人的負担か,もしくはのほうである程度のお金を投入してやる事業なんでしょうか。 ○堤 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  土地区画整理事業全てがそうだとは言いませんけれども,開発の大きくなったような事業体ですよね。民間開発に伴うものなので,そこをどういうふうな土地利用にするかとか,都市計画道路入れて整備するとか,その中に下水道水道も入れていくというようなものです。そういうところでない場合には,面整備として負担して下水道水道管を入れているわけなんですけれども,今回はあくまでもその開発者の意向によって埋設するということで,組合さんの負担であったり,そういったものの中で整備しています。当然その中には,一部国庫補助金であるとか,そういったものも入っていますので,全てが民間お金だけではないとは思うんですけれども,あくまでも公共下水道事業会計として言えば,民間さんがつくった,または区画整理さんがつくったものを無償で受け入れたという内容になります。 ○堤 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  そうしますと,民間で寄贈受けなければ,民間のほうでそれの維持管理をやると思うんですけれども,そういうふうなことに寄贈を受けることによって,維持管理とか将来的な負担っていうものは発生するっていう意味合いもあると思うんですけれども,その辺はどうなんでしょうか。 ○堤 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  民間がつくってに寄贈しないというと,そもそも公共下水道として認可されませんので,それは一般的にはないと思います。水道の場合だと,民間がつくって民間で運営するっていう場合もあるんですけれども,下水の場合は,そういった話は私は聞いたことがありません。  無償帰属を受けるんですけれども,帰属を受けた後は財政によって維持管理を行っていきます。  以上です。 ◆浅川利夫 委員  ありがとうございました。 ○堤 委員長  意見等のある委員挙手を願います。  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  この議案は,第2号議案であります下水道会計の再認定をしてくださいということでありました。これにつきましては9年前の,この地域は,ひがし野,原,大山新田というようなところの地名の経営戦略によってこの問題が明らかになったということであります。それでありますけれども,明らかになったということは,これまでのやっぱり業務内容がそこに集中した,きちっとした整理をしていなかったということが私は言えるんではないかと思いますね。だから,固定資産のそのハのところの構築物が31億円ですよ,これ。これまでにないようなことが起きているっていうことは,大いにやっぱり反省をすべきだというように私は思うんですけれども,その点が何にもなかった。責任とれとは言わないけれども,業務内容にきちっと反省を求め,そうした中で再認定ということではないかと思うんですね。いきなりこういうものが出されてきて認定しろって言ったって,非常に判断が難しいというふうに思いまして,私は意見を述べたわけですけれども。  以上です。 ○堤 委員長  ほかに意見のある方いらっしゃいますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論のある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  討論なしと認めます。  これから議案第2号 平成30年度守谷市公共下水道事業会計決算認定を採決します。  原案認定することに賛成委員挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○堤 委員長  挙手多数です。よって,議案第2号を認定することに決定しました。  以上をもちまして,当委員会に付託されました案件審査が終了しました。  これをもちまして,決算予算特別委員会を閉会いたします。  大変ご苦労さまでした。                 午後2時55分閉会  委員会条例第30条第1項の規定により署名する      決算予算特別委員長  堤   茂 信...