守谷市議会 2019-09-06
令和 元年 9月 6日総務教育常任委員会−09月06日-01号
令和 元年 9月 6日
総務教育常任委員会−09月06日-01号令和 元年 9月 6日
総務教育常任委員会
守谷市議会総務教育常任委員会
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令和元年9月6日 午前9時55分開会
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出 席 委 員
委 員 長 青 木 公 達 君
副委員長 長谷川 信 市 君
委 員 渡 辺 大 士 君
〃 浅 川 利 夫 君
〃 市 川 和 代 君
〃 佐 藤 弘 子 君
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欠 席 委 員
な し
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傍 聴 議 員
山 田 美枝子 君
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出 席 説 明 者
総務部長 坂 浩 君
総務部市長公室長 浜 田 耕 志 君
総務部次長兼総務課長 川 村 和 彦 君
市長公室企画課長 前 川 岳 人 君
市長公室企画課長補佐 宮 本 博 行 君
総務課長補佐 寺 田 政 志 君
市長公室秘書課長 高 橋 賢一郎 君
市長公室秘書課長補佐 藤 沼 重 信 君
市長公室財政課長 石 塚 成 美 君
市長公室財政課長補佐 石 神 敬 史 君
管財課長 飯 島 聡 君
管財課長補佐 笠 川 輝 章 君
学校教育課長 小 林 伸 稔 君
学校教育課長補佐 小 島 一 博 君
教育部長 宇田野 信 彦 君
生涯学習課長 福 島 晶 子 君
生涯
学習課長補佐 笠 見 高 志 君
議会事務局長 高 橋 弘 人 君
議会事務局長補佐 山 崎 隆 裕 君
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本会議に職務のため出席した者
議会事務局係長 望 月 理 恵
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議 事 日 程
令和元年9月6日(金曜日)
午前9時55分開会
1.審査案件
1)議案第70号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例
2)議案第71号 守谷市
会計年度任用職員の報酬,期末手当及び費用弁償に関する条例
3)議案第72号 成年被後見人等の権利の
制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例
4)議案第76号 守谷市
児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
5)議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)
6)議案第90号
工事請負契約の締結について(
御所ケ丘小学校校舎改修及び
エレベーター棟増築工事)
7)
受理番号第4号
文学碑建立に関する陳情
8)
受理番号第6号
守谷飛行場の存続に関する請願
1.本日の会議に付した事件
1)議案第70号
2)議案第71号
3)議案第72号
4)議案第76号
5)議案第82号
6)議案第90号
7)
受理番号第4号
8)
受理番号第6号
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午前9時55分開会
○青木 委員長 それでは,これから
総務教育常任委員会を開会いたします。
ただいまの出席委員は6名でありますので,定足数に達しておりますので,会議は成立いたします。
傍聴議員として
山田美枝子議員が出席しております。
一般の傍聴者におかれましては,くれぐれも許可のない発言や私語を慎むようにお願いいたします。
それでは,付託案件の審査に入ります。
今
定例月議会におきまして当委員会に付託された案件は,議案第70号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例,議案第71号 守谷市
会計年度任用職員の報酬,期末手当及び費用弁償に関する条例,議案第72号 成年被後見人等の権利の
制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例,議案第76号 守谷市
児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例,議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号),議案第90号
工事請負契約の締結について(
御所ケ丘小学校校舎改修及び
エレベーター棟増築工事),
受理番号第4号
文学碑建立に関する陳情,
受理番号第6号
守谷飛行場の存続に関する請願の議案6件,請願1件,陳情1件であります。
関係資料につきましては,
モアノート内04
総務教育常任委員会,2019
定例月議会,9月
定例月議会に保存されておりますので,ごらんください。
なお,総務課から説明資料の提出がありましたので,
総務課説明資料として
モアノート内に保存してあります。
内容説明者及び答弁者は,挙手をし,職,氏名を述べてください。説明が終了次第,各委員の質疑をお願いいたします。
なお,質疑に当たりましては,挙手を願い,指名された委員以外の発言は控えていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)の採決につきましては,
総務教育常任委員会所管の全ての審査を終了した後に一括して行いたいと思います。
審査に入る前に申し上げます。
付託案件,
受理番号第4号
文学碑建立に関する陳情及び
受理番号第6号
守谷飛行場の存続に関する請願につきましては,8月29日に開催した当委員会におきまして,提出者の
渡邊雄一氏及び池田克明氏に参考人として出席を求めております。
当該案件の審査におきましては,参考人の渡邊氏及び池田氏から請願・陳情に関し,ご意見を述べていただきたいと思っております。
それでは,審査に入ります。
まず,
受理番号第4号
文学碑建立に関する陳情の審査に入ります。
陳情審査のため,提出者の
渡邊雄一氏に参考人としてご出席いただいております。
参考人はご着席ください。
よろしいですか。
それでは,一言ご挨拶申し上げます。
本日は,お忙しい中,当委員会にご出席していただき,まことにありがとうございます。委員会を代表しまして心から御礼を申し上げますとともに,忌憚のないご意見を伺いたいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。
早速ですが,議事の順序について申し上げます。
まず,参考人である渡邊氏から,ご提出いただいた陳情に関してご意見を述べていただきます。その後,委員の質疑にお答えいただくようお願いいたします。
よろしいでしょうか。
◎
渡邊雄一氏 はい。
○青木 委員長 それでは,
参考人渡邊雄一氏,ご説明をお願いいたします。よろしくお願いします。
◎
渡邊雄一氏 改めてこんにちは。大変貴重な時間を,まずもって設けていただきましたことに感謝申し上げます。
今回,私ども,この
文学碑建立ということを考えた経緯は,どこの居住地でも人が住めばいろいろな業績が残されます。それは,そこで生まれた人,育った人,またそこに出向いてきた人,さまざまな視点があろうかと思いますけれども,それらの業績を残し,そして次の世代に受け継いでいくと,その受け継ぐに当たっては,永続性のある石の材料,石碑ということになろうかと思うんですけれども,そこに着目したわけです。
それを観点に守谷を眺めたときに,殊,文学に関する,文化に関する,そういう石碑が思ったほど,ほかの地域に比べて少ないことに気がつきました。まずもって,市民の方,重々ご承知の西林寺に小林一茶の「行くとしや空の名残を守谷まで」という石碑が一つございますけれども,それに類するものがちょっと,もう我々の見聞の狭さかもしれませんけれども,目につくことがないということです。
それと,もう1点は,かつて江戸時代,守谷は非常に栄えたときがありました。それ江戸時代の初め,初期ですけれども,徳川幕府になって土岐氏の城下町になって一万石の城下町,非常に栄えたわけですね。それとともに,江戸でも平 将門が非常に復権したわけです。平 将門,その流れを組む千葉氏,そして相馬氏という流れがあるわけですけれども,そこで,江戸ですごく将門が盛り上がった,そこで具体的に言いますと,歌舞伎とか浄瑠璃とか,それから錦絵など非常に盛り上がりました。江戸の著名な文人たちも,非常にその将門,それで将門がつくったというか,将門がいたんではないかという例の守谷城ですね,そこに畏敬の念とともにあこがれを持って江戸の文人たちがたくさん守谷にやってきたわけです。それぞれが守谷城を眺めながら将門のその時代を思いをはせながら,いろいろな作品を残しているわけです。
これは,この参考資料に載っておりますけれども,10人を超える,15人前後の江戸で活躍した著名な文人たちが守谷にやってきていました。その中で特に,特にですね,江戸で名前の通った,そして守谷へ来て実際に守谷で歌った句,それらを収集しまして,7人ですね,一茶がダブりますけれども,それらの句を石碑として今後も残していきたいと。それに当たっては,できるだけ真筆,一茶なら一茶の直筆を集める,それから直筆が集められなかった場合については,それに一番関係の深い方がつくられたというか,書かれたというか,掘られたというか,そういうようなものを参考にして集めたのが今回の例です。
この中で付言させていただきますと,文化9年の1812年,一茶が守谷で「松陰に寝てくふ六十よ州哉」というすばらしい句をつくっているんですよ,守谷でですよ。これが,一茶は2万句つくったと言われていますけれども,その一茶の2万句の中で門人たちが一茶の句でどれがいいか選んだのが,その「松陰に寝てくふ六十よ州哉」これが一番最初の一茶の句,これはきちんとした形で,今の信濃町,かつての柏原,そこに諏訪神社の境内に残っております。
ですから,本当は,この「松陰に寝てくふ六十よ州哉」なんかは,守谷にあってしかるべき句碑なんですよ。それは西林寺の
徳川家康画像,それを見て松平,徳川,
徳川江戸時代,徳川の恩恵で,みんな六十余州,全国隅から隅まで安泰の生活が送られている,すばらしいことじゃないかなというすばらしい句なんですね。というようなことで,これらを選びました。
それから,
肝心かなめの建立につきましては,いろいろ打診して,それから生涯学習課の担当の職員にも調べていただいて,あちらこちら見て歩きまして,北園公園,ちょうどトイレ,このところに写真載せておきましたけれども,トイレの今案内板が,説明板がありますけれども,そこに隣接して石碑をつくったらいいんじゃないかなという思いでいるわけです。
ただ,この写真はあくまでもモデルです。実際の建立に当たっては,台座もつくんなきゃならないでしょうし,刻字は目線,目線でいかないとだめなので,これよりもうちょっと高くするということが必要じゃないかと。私の近くの大柏神社にも似たようなサイズのあれがありますけれども,ちゃんと台座がついていますけれどもね。そんなところかと思います。
それから,ちなみに守谷の行政体でつくったのは川の一里塚,ごらんなっているかと思うんですけれども,あの川の一里塚,すばらしいですよね。あれ守谷町で建立していますので,そういう前例がありますから,川の一里塚よりは文化的なことを考えたときには,よっぽど自画自賛かもしれませんけれども,我々サイドの文学碑のほうが意味があろうかなと。蛇足かもしれませんけれども,せっかくあの川の一里塚,年号が間違えているとは,元和年間などと堂々と書いてありますけれども,何であんな間違いしたのかなと,皆さんで検証してやったとは思うんですけれどもね。もう今あれは
国土交通省を初め共通見解は,寛永6年,1629年に鬼怒川が開削されたということはほぼ定着していますけれども,何であんな元和年間と書いたのかなと,余分なこと申し上げました。
以上が概略ですけれども,限られた時間ですので,あとは議員の皆さんの見解といいますか,いろいろな思いに委ねたいと思います。よろしくお願いします。
○青木 委員長 ありがとうございました。
それでは,各委員からの質疑をお願いいたします。
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 わからないのでお聞きいたしますけれども,これだけのたくさんの資料が出されたんですけれども,これ,もうほとんどが実在のものなんですね。仮に,要するに,これを写したものとか,そういうものではなくて実在のものということが,今ここに出されていただいたのは,ものですかというのを一つ伺いたいと思うんですね。
○青木 委員長
渡邊参考人,お願いします。
◎
渡邊雄一氏 直筆だと読めない人が多いと思いますので,直筆だと,後ろのところに,ここに添えてありますけれども,当用漢字といいますかね,そういうもので,あと簡単な1行程度のその人の業績を記す予定になっています。
◆
佐藤弘子 委員 つけ加えてですね。
◎
渡邊雄一氏 ごめんなさい。私も耳が遠いんで,質問の意味と違った答えしたかもしれません。
○青木 委員長 今の質問は,これは実物というのか,実際にあったものですねというのと,それが主な質問です。
◎
渡邊雄一氏 はい。
◆
佐藤弘子 委員 間違いないんですね。
◎
渡邊雄一氏 そこにまた価値があろうかと思うんですよね。
◆
佐藤弘子 委員 もう一つ伺います。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 かなり歴史的にも古いものがあるということを初めて知ることができましたんですけれども,江戸時代の前のもあるのかもしれませんですけれども,そうしたものが今までに,この長い間,なぜにしてこの守谷ではこういう歴史物がつくられなかったんでしょうかね。本当にもう以前につくられていいものだというふうに思うんですけれどもね。それは何か特別なことがあったかどうか,あれば教えてください。
◎
渡邊雄一氏 じゃあ,よろしいですか
○青木 委員長 はい,
渡邊参考人,お願いします。
◎
渡邊雄一氏 我々のこの取り組んできたことは,本来から言えば,
市教育委員会とあれでやるべきものだったと思うんですよ。我々は,それ我慢できなくてこういう行動をとってきたんですけれども,実は言っていいかどうかわかりませんけれども,守谷市,非常に珍しいんですけれども,学芸員という専門職を置いてないんですね。これが大きな
マイナスポイントだと思うんです。
ですから,この界隈には学芸員,どの市町村にもいますね。それから,皆さんご承知のように
歴史民俗館なり
民俗歴史資料室,全てにあります。守谷にはそれありません。ないと言ったら語弊がありますけれども,学びの里の一番奥の
突き当たりに,何ていうんですかね,誰もが見られるとは言いながら説明も不十分な簡単な荒っぽい資料室がありますけれども,ほかはもうみんな立派な
歴史民俗資料館,あるいは資料室があります。
ちなみに,一昨年,我孫子で盛大な平
将門フォーラムがあったんですよ。そのときにも守谷だけには声かかっていないんですよ,守谷だけにね。坂東市なんか市挙げてやっていますし,我孫子,それから取手,常総市初め,全てそこに尽きるかと思います。
ですから,これも言っていいかどうかわかりませんけれども,茨城県下44市町村の中で,国指定の文化財,県指定の文化財,たったの一つというのが守谷と,もう一つあるだけなんですよ。この界隈には2桁ある国なり県の
指定文化財があるところがありますけれども,守谷,たったの一つなんで,その辺も何か原因があるのかなと。平成26年に例の大円寺,釈迦の立像が県の文化財にようやく指定されましたよね。我々,あれはもう元禄2年に修理が入ったので,あれがなければ完全に国宝級だといわれていますよね。
だから,いろいろな意味で,守谷は,私の持論かも知らんけれども,文化教育については本当に,この周りの市町村と比べてみても本当に見劣りするというのかな。ですから,守谷には,ほかの市町村で出している市史研究とか,一番顕著なのは守谷には典型的なしっかりとした学術に耐える市史がないんですよ。市史,守谷町史,守谷市史。例えば取手なんかだって全何巻かの通史があって,資料編,常総市も坂東市も,この界隈はみんな,野田もそうですけれども,だから,我々は勉強するときには,わざわざ野田の市史とか取手の市史とか,そういうの拝借するしかしようがないんですけれども,なぜこんなに
文化行政面で立ちおくれてきているのかなということですね。
ですから,本当だったら,例えば流山市なんかは,市の正面玄関の前に一茶の句碑があるわけですよ。ちゃんと柏原市と姉妹都市も結んで交流したり,いろいろなイベントやっていますね。あのちっちゃな利根町でさえも,今,一茶の句碑が五つもあって,絶えず一茶に伴ういろいろな句会が盛んに行われていますけれども,守谷にはそういうイベントもなければ動きもないという,非常に残念というか。
◆
佐藤弘子 委員 そうですね。
◎
渡邊雄一氏 ですから,これはぜひ議員さんたち,ご理解というか,ご鑑賞いただいて,もっともっと守谷に文化教育,住みよさ云々ということをよく宣伝というか,喧伝されてきていますけれども,それは趣旨が違うと思います。
◆
佐藤弘子 委員 わかりました。ありがとうございます。
○青木 委員長 ありがとうございました。
ほかに質疑のある委員いますか。
浅川委員。
◆浅川利夫 委員 本当に,ここまで資料をそろえたということは,ご苦労なされたかなと思います。うちのほうの
野木崎地区にも,それ相当の昔の古文書とか持っている家あったり,うちのほうでフルヤさんという人が,割とこういうふうに歴史の関係の関心のある人がいまして,その人が幕末の吉田松陰が逃亡生活の中で流山から守谷を通って水海道に行ったよねとか言ったとかなんて,そういうふうな検証している人もいるし,守谷ではかなり歴史的にいろいろ関心の持っている,残念ながら資料的に実在するというものは少ないと思うんですけれども,前後の関係とか見て,この人たちが守谷に関係したとか,そういうものがかなり多く見られるのかなと思います。
今回,こういうふうな形で提案されたということは,守谷の文化,それから,この歴史というものを後世に残す,現代,我々がいる責務というものが感じられるかなと思いまして,今の説明の中でもすごく感じるものがありました。
○青木 委員長 質問じゃないですね。
◆浅川利夫 委員 質問,ごめんなさい。
○青木 委員長 ご意見,感想ですね,じゃあね。
◆浅川利夫 委員 いやいや,それで。
○青木 委員長 それで。
◆浅川利夫 委員 守谷には大体どのくらいの,こういうふうな歴史的な価値のあるものが今現在どのくらいわかっているんでしょうか。数,どのくらいあるのかなということで。
○青木 委員長 歴史的なものがどのくらいあるか,残っているかということですか。
◆浅川利夫 委員 そういうのがあるのかということです。
○青木 委員長
渡邊参考人,わかりますか。
◎
渡邊雄一氏 先ほども強調しましたけれども,守谷にも文化財結構たくさんあるんですよね。ただ,それを整理したりアピールしたりする専属の担当者がいないというのが思うように動けない最大の欠陥かなと思うんですよね。ですから,この守谷にも,ほかの市町村と同じ学芸員でもちゃんといれば,毎年いろいろな形で発表,あるいは提言がなされるかと思うんですけれども,先ほど浅川委員触れられた,例えば吉田松陰だって,利根川渡って守谷を通って水海道に出ている。ですから,
高野あたりのところに,本当に松陰通りじゃないけれども,何かそんなことも専門の方がいらっしゃれば可能だと思うんですけれども,残念ながら本当にごく一部の人という感じ。ごめんなさい。何かいろいろなことをお話ししてしまって。
○青木 委員長 いや,ありがとうございました。
よろしいですか,浅川委員は。
◆浅川利夫 委員 終わります。
○青木 委員長 ほかに。
市川委員。
◆市川和代 委員 それではまず,
渡邊参考人にお礼を申し上げたいと思います。本当に守谷の歴史とか,あるいは相馬市のことで,野馬追とか,本当にふだんからさまざまなことをやっていただいていることに感謝を申し上げたいと思います。
お聞きしたいのは,この
文学碑建立実行委員会が発足したのはいつでしょうか。
◎
渡邊雄一氏
実行委員会としては,2018年になりますかね。その前に我々でいろいろ立ち上げていったのは,2017年9月7日から立ち上げていって,
実行委員のメンバー,いろいろな関係の方々に声をかけました。最初は,たくさんの方を
実行委員のメンバーにリストアップしまして,だんだん
実行委員,こんな多くちゃだめだということで,どんどん削っていったりしたり,あるいはご本人の了解いただいて,ここまで絞っていったわけです。
◆市川和代 委員 いいですか。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 2018年,去年の何月に,この規約にあるメンバーというか,会員になったのかをお伺いしたいと思います。
◎
渡邊雄一氏 ごめんなさい。第1回の
文学碑建立実行委員会は平成30年4月9日です。訂正いたします。
◆市川和代 委員 4月9日,ありがとうございます。
続けていいですか。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 規約の中に団体と個人,団体と個人がありますが,団体の会長さん名でお名前が載っています。この団体の会長さんとして個人なのか,それとも団体のメンバーがどれくらいこれに賛同しているのかというのがここではわからないんですが,全体のメンバー,この会のメンバーというのは何人いらっしゃるんでしょうか。
◎
渡邊雄一氏 例えば,私の所属する守谷の歴史を学ぶ会,メンバー24人です。
例会のたびごとにこの流れを説明しております。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 お聞きしたいのは,例えば商工会で
小川一成会長ということになっていますが,商工会も多分多くの方がいらっしゃると思うんですが,それでは商工会の皆さんはどんなふうにこれに関して活動なり,あるいは賛同なりをされているのかを伺いたいと思います。
○青木 委員長
渡邊参考人,お願いします。
◎
渡邊雄一氏 その詳細というか,具体的なことについては定かじゃないところがありますけれども,これまでも
実行委員会,3回のうち1回は商工会の会議室をお借りして,会議室というんですかね,そこで開催しておりまして,ですから,商工会の事務局にいたスタッフは,少なくとも,こういうようなことが今進行中だということはご理解いただけると思います。あとは,それぞれの会長さんがどこまで,そのメンバーに浸透しているかについては,私は未確認です。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 続けて,お伺いさせていただきますが,この
文学碑建立について,これまで,例えば市の教育委員会や観光協会とはどのように連携をしてここまで来たんでしょうか。
○青木 委員長
渡邊参考人,お願いします。
◎
渡邊雄一氏 観光協会に関しては,会長の作部屋さんとも,口頭ですけれども,趣旨を説明してありますし,ご理解もいただいておりますが,
肝心かなめの
実行委員会への参加ということについては,会長の作部屋さんのほうから,それは遠慮させてほしいという言葉がちらっと出たもんですから,それ以上は詮索しておりません。ちゃんと観光協会会長さんには,この趣旨は説明してございます。
それから,教育委員会に関しては,もちろん生涯学習課,場所の選定からいろいろなことでたびたび話し合ってきております。そもそも今の場所を選定したところも生涯学習課からの推薦というか,あったわけです。それに基づいて,都市計画課で市の所有地であると,ですから,あとは転用願を出してもらえば結構ですということで,教育委員会,生涯学習課とはたびたび,何といいますかね,協議とまではいきませんけれども,情報は提供しております。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 建立する場所ということではなくて,ここに7名の句を出す方ですね。素丸から始まって,そういう,皆さんが本当にお時間をかけて調べてくださったことの中身について,教育委員会とはどういうやりとりがあったのかをお伺いしたいと思います。
○青木 委員長
渡邊参考人,お願いします。
◎
渡邊雄一氏 特にございません。こちらで一方的に説明したという感じで,教育委員会側からは,特段のアドバイスというか,提言はございませんでした。
◆市川和代 委員 いいですか,続けて,私だけ。
○青木 委員長 はい,いいです。
市川委員。
◆市川和代 委員 それでは,この句碑,文学碑ですけれども,建立にかかるお金,これは幾らぐらいを予算として見積もるのか。またそれは,この会で,皆さん方が出資をして,そこで場所だけ市が提供という,そういう意味合いでなんでしょうか。お金,建立のお金は,どこが出すということでしょうか。
○青木 委員長
渡邊参考人,お願いします。
◎
渡邊雄一氏 これが一番ポイントになろうかと思うんですけれども,これは正直言って市民全体の持つ代物だと思うんですよ。ですから,ぜひ,我々一個人あるいは一部の篤志家の寄附という感じじゃなくし,市でつくってもらいたいんです,絶対に。ですから,川の一里塚じゃないですけれども,川の一里塚もちゃんと守谷町長会田真一というふうに大きく記名されておりますけれども,本当にもう守谷市での建立という形にぜひ持っていっていただければと思います。
この見積もり関係,付言いたしますと,一応,今のところは石が270万と,諸経費にほぼ300万弱なんですけれども,これはどういう観点で選んでいるかというと,守谷の,もしこの市のお金を使うんであれば,守谷市内の業者がいいだろうということと,それから国産の石材ということで,実は,これを輸入材を使ったり,それから真壁といいますか,羽黒といいますか,守谷の石材屋さんじゃないところを使えば,もっともっと経費は,単価は安くなっていきます。例えば守谷高校の入り口のところに剣道全国一の立派な記念碑が建っておりますけれども,あれなんかも守谷の業者じゃないんですよね。真壁のほうの業者で,もう随分,だから単価が安くつくられています。
ですから,この経費に関しては,ぜひ市の担当者のほうで見積もりでもとっていただければと思いますけれども。ですから,再度発言します。これは市の財産ですから,我々の財産じゃないので,ぜひ市で面倒見ていただければ幸いです。ですから,それから先の見積もり等に関しては委ねたいと思います。これはぜひ議員の方々の熱意に委ねたいと思います。
◆市川和代 委員 質問以上です。
○青木 委員長 よろしいですか。
ほかに質問のある方。
長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 本日は,もう早朝からありがとうございます。この
実行委員会の規約についてお尋ねしたいんですけれども,例えば石碑の建立が目的だと思うんですよね。それ石碑,目的の完遂をもって解散する。石碑が建てたら,この
実行委員会は解散するという趣旨だと思うんですけれども,その後の例えば建ったとした場合,維持管理的にはどのように考えているのか,考えがあれば教えてください。
○青木 委員長
渡邊参考人,お願いします。
◎
渡邊雄一氏 ですから,その件も川の一里塚と同じですけれども,市で建立していただいて,その先の維持管理,市に委ねたいと思います。じゃないと,我々一個人というか,小グループでつくった場合に,もちろん維持管理も,それはこちら側でやる形になりますけれども,それでは市の財産というか市民の財産には全くならない。
ですから,ぜひこの意義というか狙いをご理解いただいて,お願いできればと思いますけれども,維持管理といっても,今あるところのいろいろな石碑を拝見いたしますと,それほどの経費は必要ではないんじゃないかなという感じしますけれどもね。例えばこの市役所のそこの駐車場のところに記念樹碑文がございますね。あれなんかも,多分ほとんど維持管理費かかってないんじゃないでしょうかね,わかりませんけれども。ちょっと拭いているぐらいじゃないかなとは思うんですけれどもね。
以上です。
◆長谷川信市 委員 いいですか。
○青木 委員長 長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 あともう1点なんですけれども,先ほど説明の中に石は国産の石で市内業者でという話ですけれども,多分,石自体は真壁とかから持ってくると思うんですよね。加工自体は守谷の業者もいると思うんですけれども,これ国産にこだわる理由,国外ではだめなんですか。石自体は,多分諸経費は270万,多分石自体だと,変な中国産とかありますよね。そうしたら,多分半値以下で入ってくると思うんですよ。実際の話,ここが一番大事なポイントだと思うんですけれども,予算,予算組みというのは,なかなか行政としても予算がない状態で,じゃあ,こういう江戸時代からの文化がある守谷に今後継承していきたいというお気持ちは本当わかるんですけれども,その辺の先ほど
市川委員からおっしゃったように,商工会さんも絡んでいると,いろいろな団体さん絡んでいる中で,石碑は用意します,場所の提供だけという考えは
実行委員会の中ではなかったという理解でよろしいでしょうか。
◎
渡邊雄一氏 そうです。ともかく念を押しますけれども,市民のこれからの末代の財産である,だから,これは当然市でつくるべきだろうと,これも最初に申し上げましたけれども,できれば,これ我々がこういうものに取り組むんじゃなくて,市でぜひ取り組んでもらいたかったというところです。
ですから,この見積もりとったのは,頭からもう市のお金。ですから国産,それから石屋さんも守谷という観点でとってあります。ですから,これはほとんど最大
価格に近いかと思います。
今,長谷川委員からお話が出ましたけれども,輸入材だと半値以下とか,全て真壁の石屋さんに任せれば,守谷高校の例じゃないですけれども,相当値段が安くなることは事実です。ですから,その辺も含めて,これから先のことはもう本当に市に委ねたいと思うんですけれども。
◆長谷川信市 委員 じゃあ,済みません。
○青木 委員長 長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 済みません。勉強不足で申しわけないんですけれども,7人の文人が守谷を訪れて句を読んだ,句というか,書いたというんですけれども,私も本当ね,小林一茶しかわかんないですよ,この中では。ほか6名の方の名前も今回初めて知ったような段階なんですけれども,この小林一茶は小学校から教科書に載っているんで多分誰でも聞いた名前だというふうに思うんですよね。そのほかの人の書いたやつって,結構信憑性的にはどうなんですかね。それを勉強不足で申しわけないですけれども,信憑性と,あとはどのぐらいの人物なのか,私が知らないだけで,ほかの人らはもう相当知っている名前だよというのか,教えてください。
○青木 委員長
渡邊参考人,お願いします。
◎
渡邊雄一氏 まず第一に,これぜひ,江戸で本当に力のあった,人気のあったというか,実績残した方です。その方が守谷へ来て,ですから,守谷の方にぜひ。例えば相馬日記,高田與清だとか,十方庵敬順だとか,そういう方々ですね。守谷の歴史を知るためにはもう絶対に忘れてはならないというか,大きな位置づけのある方々です。ですから,多分,守谷の方々も余り知られてない名前だとは思うんですけれども,守谷の歴史を考えていくときには清水浜臣もそうですけれども,ぜひ知ってもらいたい,PRしたいということなんですよ。
ですから,長谷川委員のおっしゃることは重々理解できますけれども,であるからこそ,なおさら市民にアピールしたいんですよね。こんなに文化歴史,砂漠みたいなところは本当に少ないですよねという感じです。
◆長谷川信市 委員 ありがとうございました。
○青木 委員長 ありがとうございます。
ほかに質疑のある方。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 それでは,以上で参考人に対する質疑を終了いたします。
委員会を代表しまして一言御礼申し上げます。
本日は,お忙しい中,当委員会におきまして貴重なご意見を述べていただき,心から感謝いたします。渡邊氏から頂戴した貴重なご意見を審査に十分生かしてまいります。本日は,まことにありがとうございました。
それでは,参考人はご退席していただいて結構でございます。
◎
渡邊雄一氏 どうもありがとうございました。
○青木 委員長 それでは,陳情について自由討議を行います。
意見等のある委員は挙手をお願いします。
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 自由討議ですね。
○青木 委員長 自由討議です。
◆
佐藤弘子 委員 このたび,守谷でのこれまでの歴史,それから文学等につきまして,守谷が一番問題なのは,
渡邊雄一様もおっしゃっておりましたように,資料館,歴史館,そういったものをこれまでつくってこなかった。そうした古文書,全てのものはあるんですけれども,そういうものもきちっと展示することができなかったというところに大きな,守谷としてのそこに力を入れてないということを私は言えるんではないかと思うんですね。
そして,皆様方が今回は本当に文学碑をどうしてもつくっていきたいという強い思いの中で陳情という形になったわけでありますから,私は今これを手始めに行って,そしてさらに,資料館をつくるような市でなくてはいけないと思います。
きょうの新聞の中でも,いろいろな古文書がインターネットで売られてしまうというようなことが出ておりました。そういうことのないように,歴史をこれを後世に伝えていくためにも必要なことではないかということで,ぜひ皆さんの思いが届けられるような行政へと働きかけをするべきではないかということで私の自由の討議といたします。
○青木 委員長 ほかに自由討議ある方。
なしでよろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 それでは,次,自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論のある方は挙手をお願いします。
市川委員。
◆市川和代 委員 私は。
○青木 委員長 賛成,反対。
◆市川和代 委員 反対の討論をさせていただきます。
渡邊参考人が,
渡邊参考人だけじゃなくて皆様が本当に努力をしていただいていること,そして,この文学碑を建てたいという思い,それは本当にすばらしいことだと思いますし,先ほど自由討議で
佐藤委員が言われましたように,これから資料館とか,そういったことも考えていくべきだろうと思います。
ただ,今お話を伺った中で私が思うことは,先ほどおっしゃっていた市民の末代までの財産であるということ,それから川の一里塚,それの年代が違っていたということ,そして何よりも学芸員がいないということ,また守谷として,守谷としてというか,教育委員会と,それから観光協会,これは例えば,この7名の句にしても,しっかりと連携をするべきであろうと思います。
流山とかがすごいのは,流山にはみりんをつくった秋元双樹がいて,一茶とはもうすごい長いおつき合いをされて,こちらの画廊も,これたくさん来られましたけれども,双樹に関してはすごくもう本当に親しい友人というようなことで,50回以上来られているという歴史的なところが,市の取り組み方もそうでしょうけれども,例えば句碑をつくるにしても,本当に一茶の住まわれている黒姫山の石を使ってとか,そういうふうにしっかりとやられているということを私も知りました。
ですから,今ここで,急いでこの御影石に句碑をつくるのではなくて,少し時間をかけて,学芸員もつくりながら,しっかりしたものをつくるべきだろうと思いますので,今回は時期尚早という思いがありまして反対とさせていただきます。
○青木 委員長 ほかにありますか。
浅川委員,賛成ですか,反対ですか。
◆浅川利夫 委員 賛成の立場で。
○青木 委員長 賛成。
◆浅川利夫 委員 今まで何回というか,何となく守谷でも,こういうふうな歴史とか文化のあるものを提唱されてきたかなと思うんですけれども,なかなか今まで市として,行政として全然取り組みにはしたことがない。また,今の話からすると,今後じっくりというふうなこともあろうかなと思うんですけれども,ただ,今の市政とか,今までの姿を見ると,到底それ今すぐ実現ということは不可能だろうし,今こういうふうに何とかしようというふうな,こういうふうな声が上がったときに,これをずるずる先延ばしにする必要はないと思います。
今回,こういうふうな7名の方が中心的なメンバーになろうかなと思うんですけれども,その裏には,この守谷の歴史というものを深く考えている人が多いと思います。ぜひとも,こういうふうな市民からの上がった要望については,議会,それと市としても,とるべきかなと思いまして,私はこれの陳情書については賛成いたします。
○青木 委員長 ほかに。
長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 じゃあ,賛成,反対,賛成でしたっけ。
○青木 委員長 賛成か反対か。
◆長谷川信市 委員 ですね。今回の件に関しては,賛成,反対かと申すと,私の考えは
市川委員と同じ考えであります。
というのも,浅川委員の考えもわかります。
渡邊参考人が説明した,もう本当に調べて,守谷の歴史,美術,文化というのは,後世に残さなきゃならないというのは私も同じ考えであります。先ほど
市川委員のほうからおっしゃったように,守谷市には今まで何もなかったと,そこの部分から議会としても行政に投げかけるというのが大事なのかなと。
このお気持ちはわかります。石碑を建てるというお気持ちはわかりますけれども,そうすると,浅川委員言われたように,毎回こういう形で何かしらの石碑を建ててくれといった場合には,例えば議会の行動というのもありますし,一番考えなければならないのは守谷市の文化,そういうところで,その組織を立ち上げるとか,そういう提案を議会のほうからしていくというのがいいのかなと,その中にこの石碑という部分が入ってくれば,ますます守谷のそういった歴史が後世に残しやすい形になるのかなというふうに思いました。
以上です。
○青木 委員長 ほかに討論。
渡辺委員。
◆渡辺大士 委員 賛成の立場から討論のほうをさせていただきます。
今までも,こういった陳情は幾つも挙げられて,趣旨採択であったり,否決されたり,賛成されたりしていますけれども,守谷にいたしましては,この歴史について,これまでのはっきり言って,市としての行動というものは,はっきり言って見られません。多少の行動はもちろん見られるかもしれませんが,はっきり言って,歴史に関して重要視しているというところは,私の目から見ても,ないと断言できるかなと思っています。
一つには,先ほどの
渡邊参考人のお話でも,平 将門のお話とかもありましたけれども,私はまだ生まれていないころですが,1970年代ですか,うちの父のほうは駅前に住んでおりますので,平 将門のNHKの大河ドラマをやるときに,NHKの職員の方が守谷のほうまで来られて将門について調べていますと,何かご存じのことありませんかと,市役所,そのときは町役場ですけれども,役場に行ってもそういった情報が得られませんと。協力が欲しいんですが,将門の情報,ここに必ずあるはずなんですけれども,どうしたらいいでしょうというお話をされたと。数週間後に,もう一度来られて,坂東市のほうに行きましたら,坂東市のほうで情報の提供と協力のほうが得られたので,本当は守谷市のほうで必ずここに私たちは将門の由来というものがあると思うので,ここでロケ等も考えていたんですけれども,申しわけありませんが,今回は坂東市のほうでそういったことをやらせていただきますというふうにNHKの職員の方が来られたというようなお話も聞いています。
そういうところから見ましても,守谷市というのが,今まで歴史というものを少し軽んじてきたのかなというところも見られますので,この陳情にある文学碑を皮切りにして,これから守谷が,自分たちのまちがどんなまちなのか,歴史を持って,こういった歴史があってこういうまちなんだよと言えるような,学芸員を置く置かないの話もありましたが,歴史に関して関心を持って自分たちのまちはこういうまちなんだと言えるような行政運営に努めていただきたいという思いも込めまして賛成をしたいと思います。
以上です。
○青木 委員長 ほかに討論のある方。
いいですか,
佐藤委員は。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 それでは,これから
受理番号第4号
文学碑建立に関する陳情を採択いたします。
受理番号第4号を採択することに賛成の委員は挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
○青木 委員長 挙手多数です。よって,
受理番号第4号を採択することに決定しました。
以上で,
受理番号第4号の審査を終了いたします。
ここで暫時休憩といたします。
午前10時47分休憩
──────────────────────
午前10時50分開議
○青木 委員長 それでは,休憩前に復し会議を再開いたします。
次に,
受理番号第6号
守谷飛行場の存続に関する請願の審査に入ります。
請願審査のため,提出者の池田克明氏に参考人としてご出席いただいております。
一言申し上げます。
本日は,お忙しい中,当委員会にご出席いただき,まことにありがとうございます。委員会を代表して,心から御礼を申し上げるとともに,忌憚のないご意見をお願いいたします。
早速ですが,議事の順序について申し上げます。
まず,参考人である池田氏から,ご提出いただいた陳情に関して,ご意見を述べていただき,その後,委員の質疑にお答えいただくようにお願いいたします。
それでは,参考人池田克明氏,お願いいたします。
◎池田克明氏 私,
守谷飛行場の存続を目指す会というの代表をやっております池田と申します。今回は請願のご審議をいただきまして,まことにありがとうございます。よろしくお願いいたします。
まず,請願の趣旨でございますが,現在,我々の
守谷飛行場は稲戸井調整池,調節池ですね,調節池の中にありまして,今掘削のための工事が行われておりまして,今飛行場,もう立ち退きを要請されております。
我々は稲戸井調整池の中に設立された民間の飛行場でございまして,現在は33年間ほど営業をしております。私は飛行場の直接の経営をしている者ではございませんで,経営は今民間会社のほうでやっておりますけれども,そこのスカイスポーツ関係の会員の団体でありますオーナーズクラブというのがございます。そのほとんど全員が今存続を目指す会というのを結成いたしまして,そこで今,存続活動をやっております。
守谷飛行場と申しますのは,基本的にはスカイスポーツ関係の飛行場として設立されたんですけれども,現在は,平日はヘリコプターの操縦士の訓練というものに使われておりまして,そこで
守谷飛行場でしかできない緊急時の訓練とか,操縦士の養成の訓練というようなものが行われておりまして,非常に養成にとっては貴重な存在になっております。
それで,こういう民間,ヘリコプターの操縦士の訓練という国家的要請,社会的ニーズに応えるためにも,この
守谷飛行場を,現在ございます
守谷飛行場を存続させていただきたい。
具体的には,守谷市から河川事務所に対して占有許可申請というのを出していただくということをお願いしたい。これは行政のほうからなので,行政のほうに勧告していただきたいというふうにお願いしたいと思っております。
個別のほうも,ご説明してよろしいんですか,趣旨,請願理由のほうなんですが。
○青木 委員長 それは質疑の中で,こちらのほうから質問していきたいと思います。
◎池田克明氏 はい。基本的には,存続の力点は,このヘリコプターの訓練,訓練は先ほど申しましたように,緊急時のヘリコプターの訓練,エンジンが停止したときに安全に着陸できるための訓練でございます。これはどこでもできるわけではなくて,草地で,それも整備された草地でないとできません。それで,関東ではこの
守谷飛行場と龍ケ崎飛行場というのがございます。龍ケ崎飛行場というのは舗装された滑走路が多くて,草地というのは一部分しかないんですね。それで,
守谷飛行場ほど整備された草地ではないということで,現在,こういう訓練ができるのは,もう
守谷飛行場しかないということでございます。
それで,国家資格取得の訓練も行われているんですけれども,これも龍ケ崎飛行場というのは,非常に混み合っておりまして,なかなか自由に訓練する時間がとれないということで,関東地区では
守谷飛行場でしか,こういう十分な訓練ができないという状況でございます。
それで,現状もそうなんですけれども,少し先を見ますと,現在のヘリの操縦士が大幅,大量に退職するという問題が2030年問題というふうに呼ばれておりますけれども,これが深刻になりまして,より事態が深刻になると,現状でも足らないのにさらに深刻になると,このような時期に
守谷飛行場がなくなるということは大きな問題であろうと考えております。
それで,もう一つは,この
守谷飛行場の公共性といいますか,
守谷飛行場の公共性というのは,こういうヘリの国家的,社会的ニーズに従った訓練が行われている
守谷飛行場,それを公共性と呼んでいるんですけれども,公共性というものを,もう一つ,現在,稲戸井調整池の洪水対策としての公共性というものと比較して考えた場合,両方の公共性とも国の公共性であると,飛行場のほうもそうですし,洪水対策も国のために行われている事業であると。ということは両方とも同じであって,それで,じゃあ,洪水対策の公共性というのは,洪水対策というのは,今穴を掘る,掘削するということなので,掘削するということは守谷市さんのためだけでは,もっと言えば守谷市さんのためではなく下流の市町村のために行われていると。しかし,それは国策に従ってやっているわけで,この洪水対策と公共性は守谷市さんの,そういう意味での守谷市さんの公共性であると言えるわけなんですが,じゃあ,飛行場も同じように,守谷市のこういう利根川に面して,東京圏にも近く,非常に地の利のいいところの飛行場が現在守谷市さんにあると。それは,そして,そのヘリコプターの訓練というものをやっていると,その地理的潜在能力を持つ,この守谷市さんが国策に協力しているということは,同じではないかという考え方でいます。
○青木 委員長 参考人にお願いしたいんですが,この請願に書いてある内容は,もう委員みんな読んでいますので,その中でも重要な点を言っていただければ結構ですので。
◎池田克明氏 はい,わかりました。それで,今,河川事務所さんにもお話を直接させていただいておりまして,活用懇談会というものが平成15年から平成30年まで行われていたんですけれども,これに我々が呼ばれなかったという問題がございまして,我々の意見がなかなか反映されていない。こういう今まで我々の主張が伝わっていないという問題,それ伝わっていない状況で掘削計画が決まってしまったということに対して,河川事務所さんに,この決定プロセスに関しての説明を今求めておりまして,直接お話をさせていただいております。しかし,まだ,ご回答いただいておりませんけれども,そういう河川事務所さんにも対応はさせていただいております。
我々は,現在の飛行場をそのまま残すんではなくて,より騒音の低い土手に平行な部分,住宅地域により遠い離れた部分,そこだけ残してくださいというお話しをさせていただいています。
それで,現在,
守谷飛行場の半分は国有地になっております。掘削のために買収は済んでおりますので,半分はもう国有地なんですが,あと半分は今まだ民有地で残っております。
○青木 委員長 参考人,ポイントだけお願いできますか。
◎池田克明氏 はい。
○青木 委員長 ここに書いてあることは,基本的には委員はみんな理解していますので,書いてあることに関しては。
◎池田克明氏 わかりました。
○青木 委員長 ですので,その中で強調したいところとか問題点とか等を簡潔に述べていただければと思います。
◎池田克明氏
守谷飛行場がもうこういう意味で存続をさせていただきたいというのは,現状あるものを,新規につくるわけではございませんので,それで独立採算でやろうとしておりますので,金銭的には守谷市さんにご迷惑はおかけしないということで,さらに
守谷飛行場の環境を,これ掘ってしまえば立入禁止になりますので,守谷市さんの環境,さらに守谷市の飛行場としての機能,それを使って地域の住民の方にヘリ体験搭乗とか紙飛行機大会とか,そういう飛行場の機能として地域貢献をしていきたいというふうに考えております。
ぜひ,現状の
守谷飛行場の公共性というものをお考えいただきまして,ぜひ存続をさせていただきたいというふうに考えております。
以上です。
○青木 委員長 ありがとうございました。
それでは,以上で参考人の説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いいたします。
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 この請願につきましては,今あるヘリコプター等を訓練をするところを残してほしいということであるようですけれども,それでは,その残す場所が今の状態ではなくて,今説明がありましたところによると,住宅地から離れた位置に残すような形ということであるけれども,そうすると,これは掘削をしている場所と隣接しているのか,別なところなのか,そこがわからないので伺います。
○青木 委員長 参考人。
◎池田克明氏
守谷飛行場というのはL型になっておりまして,土手に平行な部分と土手に直角な部分がございます。それで,土手に平行な部分が今,両方,そのL型は両方とも稲戸井調整池との真っただ中にあります。中にあります。それで,土手に直角のほうは住宅地のほうへ,例えば飛行機が離陸しますと上を飛ぶような話になりますので,土手に直角なほうは放棄いたしまして,土手に平行な部分,川に平行なんですね。それで,ある程度住宅から距離が500メートル以上離れておりますので,そこに飛行場を残していただきたいと,現状ある飛行場の滑走路の一部を残していただきたいということです。
○青木 委員長 ここにも出ておりますけれども,このヘリコプターの訓練というのは,公共性に大きく関係をしているんだということに言われておりますけれども,公共性というと,じゃあ,例えば今ドクターヘリなんかも病院や学校などにも着地できるようになっておりますけれども,防災についてのヘリ,全国的には訓練が十分か十分でないか,よくわかりませんけれども,墜落事故なんかが起きております。その公共性の中の防災についての訓練を必要とするのであるならば,資格を取得する,あるいは前段での訓練というものは大体どのぐらいの時間を必要とする,その目安というものがあるのでしょうか,伺います。
○青木 委員長 参考人,お願いします。
◎池田克明氏 防災ヘリもドクターヘリも同じなんですが,今1,000時間以上の機上経験を要求されております。それで,朝日航洋さんは防災ヘリもドクターヘリも委託の飛行委託を受けておりまして,運行委託を受けておりまして,それとドクターヘリは朝日航洋さん自身もお持ちです。そこの人の訓練も当然
守谷飛行場では行われているわけですね。
しかし,ドクターヘリと防災ヘリは少し機体が大きいので,そのものは飛んできておりません。そのものは
守谷飛行場には飛んできませんが,その防災ヘリの操縦士の方の訓練としては,緊急時の訓練もございますので,行われているということで,実際そこに来ているのかと言われると来てないんですが,操縦士としては,防災ヘリ,ドクターヘリに関係しているということでございます。
◆
佐藤弘子 委員 これまでの
守谷飛行場の関係する中におきまして,消防関係の防災関係の訓練した人たちを百何十名以上,もう輩出しているという点では大きな実績というふうには思うんですけれども,こういったものを使えなくなるとなれば,当然,目的とする防災の方々にも影響が出るような気がするんですけれども,今までの百何十名という方を輩出しているということを伺ったんですけれども,それはもう実績として上がっているわけでございますか。
◎池田克明氏 はい,そうです。全体で170名ぐらい養成しているんですが,そのうちの110名が公官庁に就職しているということでございます。
○青木 委員長 よろしいですか。
長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 本日はありがとうございます。何点かお聞きしたいんですけれども,昭和63年,30年以上のその場所でやっているということですけれども,訓練に対して,今まで事故等,事故とかそういうのはあったのか,まずお尋ねしたいと思います。
○青木 委員長 参考人。
◎池田克明氏 訓練に関しては,事故はございません。それで,スカイスポーツ関係で,スカイスポーツ関係といいますかセスナなんですけれども,平成8年に死亡事故が起こっておりまして,それ以降は,事故はございません。
○青木 委員長 長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 訓練ということであれば,先ほどあったと思うんですけれども,住宅地の上空は飛ばない。必ず,絶対に飛ばないですか。
○青木 委員長 参考人。
◎池田克明氏 今の土手に平行なほうであれば,住宅地の上は飛ばないで,河川敷,さらに川の上を飛ぶということですね。
◆長谷川信市 委員 済みません。
○青木 委員長 長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 実際,今まで飛んだことはない,そういう何飛んでんだというような住民からの声というのも一切ないですか。
○青木 委員長 池田参考人。
◎池田克明氏 いや,有料橋のほうへの先が戸頭,取手の戸頭,あそこの上から大きなヘリコプターが着陸訓練をやりますと少し苦情が出たことはございます。
しかし,守谷市さんのほうの住宅に関しては,上空は一切飛びませんので,離れておりますので,来るのが防災ヘリみたい大きなやつが来ますと,さらに大きな音がしますので,それはできないということで,初めからもうあそこには来ないですね。特に大きなやつはですね。6人乗りぐらいの,我々から見たら大きいだと思いますが,6人乗りぐらいのヘリコプター,それは全体から言うと小型ヘリコプターになるんですけれども,そういうのは来て訓練をしております。350というガスタービンのヘリコプターですけれども,そういうのが来ております。
○青木 委員長 長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 今の確認ですけれども,防災ヘリ6人乗り用とかのヘリは来ない。
○青木 委員長 参考人。
◎池田克明氏 いや,防災ヘリはもっと大きいんです。
◆長谷川信市 委員 大きい,大きいですか。
◎池田克明氏 もっと大きいんです。
◆長谷川信市 委員 はい。
◎池田克明氏 ドクターヘリも大きいんです。6人乗りが来ているヘリコプターですね。
○青木 委員長 ほかに質疑。
いいですか,長谷川委員は。
◆長谷川信市 委員 いいです。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 きょうはありがとうございます。何点かお聞きをさせていただきます。
今,長谷川委員からありました住宅地の上空は飛ばないかということですが,住民にとってみれば,セスナでも,それから訓練用でも,飛んでいれば,それは飛行場から飛んでいるという判断だと思うんですが,実際に高野の地区にお住まいの方から,上空を飛ぶことがあって,先ほどおっしゃいました平成18年3月,死亡事故があって,万が一,例えば我が家の上とか,そばとかに落ちたときに,平成18年の事故は幸い火災はありませんでしたが,火事になることもあるということで,ぜひやめてほしいということで私は直接要望を受けたことかあります。
質問ですけれども,平日の訓練というのは週に何日ぐらいやっているものなのでしょうか。
○青木 委員長 池田参考人。
◎池田克明氏 特定の日が限られているわけではなくて,通常訓練というのは,ほとんど毎日行われております。緊急時の訓練というのは,不定期で向こうさんの都合で来るということで,計画的に来ているわけではございません。今からあいていますかと言って連絡が来て,あいていますと言ったら飛んでくるというような状況ですね。
それで,先ほど申されました事故は,これ平成8年なんですけれども。
これは土手に直角なほうで飛んだんですね。それで,苦情が出る可能性はあることは我々も承知しておりまして,この事故のときは,確かに直角のほうの滑走路で飛び立ったんですね,セスナは。なぜかというと,直角なほうに一部舗装したときがございまして,その舗装の滑走路を使ってセスナが飛んだということなんですね。
土手に平行な方は舗装はされておりませんので,そこはセスナは使えないので,そういうことになったということです。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 私,先日も飛行場を見せていただきに行きました。どなたもいらっしゃいませんでしたので,お話を伺うことはございませんでした。朝日新聞の記事も,これ参考に出ておりますけれども,毎年のように,先ほど半分は国に買収されているというお話がありましたけれども,あそこに格納庫があって,それをどかしてほしいということが指導を受けているということですけれども,それに対して,実際には動かしてない,どかしてないということだと思いますが,貴クラブのお考えを,どのようなお考えで,その指導に従わないのかをお伺いしたいと思います。
○青木 委員長 池田参考人。
◎池田克明氏 格納庫の問題は,不法建築かどうかという問題が,いろいろ紆余曲折があるんですけれども,ある時点,もう10年も前ですか,茨城県さんが河川事務所さんと一緒に調査に来られまして,不法建築かどうかという調査をされたことはございます。そのときに茨城県さんは,不法建築ではない,パイプ構造なので不法建築ではないと。基礎があるものはだめなんですけれども,基礎がないパイプ構造であれば不法建築でないという見解をいただいたことがあります。しかし,河川事務所さんの所長がかわるたびに,そういう状況が変わったり,一時,稲戸井調整池の計画が中断された時期がございまして,それでまた復活して今の計画があるわけなんですね。だから,そういう紆余曲折がある中で,格納庫がよかったり悪かったりした状況がございます。
現在は確かに撤去しろという指導をいただいておりまして,我々としては,一部壊せるものは,あいたところから壊していると,余り進んではいませんが,そういう姿勢はございます。
そして,もしこれが存続された場合には,今の格納庫が今のままで残るとは思っていなくて,それはいろいろご相談はさせていただきたいというふうには思っております。だから,今すぐ全部撤去するということは今考えていません。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 ここの新聞の記事の中では,違法建築だから撤去しろということではなくて,河川事務所からは,土地を不法占用しているということで指導を受けているというふうに書いてありますが,それは違法建築というふうに捉えているという。
○青木 委員長 池田参考人。
◎池田克明氏 違法建築という意味ではないというふうに我々理解して,不法に建っているというのは河川事務所さんの見解ではあるというのは承知しております。そういう連絡はいただいておりますので。だから,壊すという姿勢はございますと,あいたところから壊していくと,そういうふうに河川事務所には伝えてはあります。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 その不法占用だというふうに言われている格納庫の数は,お幾つになりますか。
○青木 委員長 池田参考人。
◎池田克明氏 大小ございますが,二十数戸あると思いますね。
◆市川和代 委員 30の中で。
◎池田克明氏 30弱だと思いますね。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 30の中で二十数戸が,その土地,現在の民有地ではなくて,国交省の買収した土地の上に建っているという理解でいいですか。
○青木 委員長 池田参考人。
◎池田克明氏 現状はそうです。民有地のほうには数戸ございますが,大部分は土手に平行な部分,そこに建っております。そこは今ほとんど国有地になっております。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 資料をいただいています。資料の5ですけれども,ドクターヘリのランデブーポイントというふうなことで活用をお考えのようですけれども,現在,けやき台公園がランデブーポイントになっておりまして,ドクターヘリは割合と頻繁にけやき台公園に来ております。
ですから,余りその必要性,
守谷飛行場としては必要性は薄いのではないかなというふうに思っていますし,例えば常総市の水害のとき防災ヘリがあそこに降り立ったということもないと思いますので,そういう形での災害とかドクターヘリとかの場所としての使い方として今後も適当だというふうに思われているのかどうか,伺います。
○青木 委員長 池田参考人。
◎池田克明氏 それは訓練場所としてのほうを中心に考えておりまして,ランデブーポイントとかいうのは応用問題ということで,守谷市さんにそのニーズがないんであれば,それはいたし方がないと思いますが,訓練としての意味合いのほうが濃いですね。訓練場所としてですね。訓練場所はどこでもできるわけじゃないので。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 もう1点,お尋ねをさせていただきます。資料の6です。先ほどもおっしゃっていましたけれども,私どもには話がなかったというお話をいただきまして,守谷飛行連盟というところが,その懇談会の参加メンバーになっているというふうに資料ではありますが,この団体と貴団体とはどういう関係にあるんですか。
○青木 委員長 池田参考人。
◎池田克明氏 稲戸井調整池の中に二つの飛行場がございまして,我々は下流のほうの飛行場,守谷飛行連盟は上流のほうの飛行場の一つの飛行クラブです。その飛行クラブだけが呼ばれて,我々には声がかからなかったということを言っているわけです。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 そうすると,同じ飛行機を飛ばす人たちで,ここに連盟と書いてあるのでつながりがあるのかなと思ったんですけれども。
◎池田克明氏 全然。
◆市川和代 委員 それは全く別だというふうに。
◎池田克明氏 そうです。
○青木 委員長 池田参考人。
◎池田克明氏 関係はございません。
それで,もう一つよろしいですか。上流のほうの飛行場というのと我々は考え方が違いまして,我々は航空法にのっとってやろうという姿勢でやっているんですけれども,上流は,そういう航空法は度外視する,無視するという姿勢でやっておりますので,一体で動くということは余りやっていないんですね。人は知っています。それは個人的には話しますけれども,飛行場としては連携をとって動くというようなことはしておりません。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 そうしますと,その上流クラブのほうでは,訓練するという場所はないということでよろしいでしょうか。
○青木 委員長 池田参考人。
◎池田克明氏 上流クラブのほうは,土手に直角な滑走路で訓練をやろうとすると,もう騒音がすぐ問題になりますので,もう土手,向こうで訓練をやることは現実問題不可能ですね。確かに一見見たときは向こうの飛行場のほうがきれいですけれども,訓練には不適ということだと思います。
○青木 委員長 じゃあ,いいですか。
ほかに質疑のある方。
浅川委員。
◆浅川利夫 委員 どうもご苦労さまです。今回,稲戸井調整池は掘削するわけなんですけれども,今だと大体土手よりちょっと低いくらいな形で滑走路は使われているかなと思うんですけれども,これ今国交省のほうの予定ではかなり深く掘削して,今から見ると,土手とか周りから見ると深くなるような感じ,そうしたときに,ヘリコプター,軽飛行機ですか,そういうやつの訓練というのは影響あるというか,できなくなるわけなんですか。
○青木 委員長 池田参考人。
◎池田克明氏 掘った後を使うということを言われているんでしょうか。
◆浅川利夫 委員 はい,ええ。
◎池田克明氏 それは掘りますと水がなかなか引かないんですね,常に湿っている。水がたまれば,なかなかあかない。大体今から7メートルぐらい掘る計画なんですね,我々の場所で。そうしますと,もう周りから水が全部集まってまいりますんで,なかなか引かない。そのようなところで現実に飛行場として使うというのは難しいかなと思ってはいます。
もう一つは,掘った後は立ち入り禁止にする計画なんですよね,河川事務所さんは。だから,それは別途お話をしないと,すぐにそういうものを,掘った跡を使えるというものではないということですね。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 結構,遊水池においては,田畑というか,そういうふうな形で使っているところがほとんどかなと思って,今回もそういうふうにすみ分けという形では,すみ分けというか共有という形で,掘った中で排水を自分たちで管理して,もしできるんであれば,その一部分を利用させてもらって,本当にこれから災害が今言われているんで,大事な訓練になろうかなと思って,そういうやつできないかなと思ったんで質問させていただきました。いいです。
○青木 委員長 池田参考人。
◎池田克明氏 全く100%不可能ではないと思いますけれども,代替案としては考えられるとは思います。
○青木 委員長 ありがとうございます。
ほかに質疑のある方。
◆
佐藤弘子 委員 一つ伺いたいんです。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 先ほど上流の飛行場と下流ではないんでしょうけれども,今池田さんが言われたところとは別物だという理解でいいんでしょうか。その連絡会の中に呼ばれなかったということがお話しされたんですけれども,ならば,上流の飛行場と,今,今回提案されたところとは別という考え方でよろしいでしょうか。
○青木 委員長 池田参考人。
◎池田克明氏 別物です。
○青木 委員長 別物だそうです。
◆
佐藤弘子 委員 もう一回言って,聞こえない。
○青木 委員長 別物だそうです。
◆
佐藤弘子 委員 そうですか。
○青木 委員長 はい。
ほかに質疑のある方。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 それでは,以上で参考人に対する質疑を終了いたします。
委員会を代表しまして,一言御礼申し上げます。本日は,お忙しい中,当委員会におきまして貴重なご意見を述べていただき,心から感謝申し上げます。池田氏からいただいた貴重なご意見を審査に十分生かしてまいります。本日は,まことにありがとうございました。
参考人はご退席していただいて結構でございます。
◎池田克明氏 ありがとうございました。
○青木 委員長 それでは次に,執行部から,陳情内容について,当市の現状等について情報提供があれば,説明をお願いしたいと思います。
それでは,説明の内容をお願いいたします。
前川課長。
◎前川 企画課長 情報提供でございますが,今までの,今回の請願に係る池田さん等々からいろいろなご相談とか状況を聞いたという経緯のほうをご説明いたします。
企画課のほうで窓口となって,
守谷飛行場存続を目指す会,当時はナカムラさんというオーナー側の方,あと利用者の方の池田さん,あともう一人,利用者の方のイシハラさんという3名で,ことし2月8日に,まずいろいろなご相談と市に対しての請願に係るご要望がありました。ここから計約8回ほどご相談を受けまして,いろいろ経緯を聞いてきたわけでございます。
私ども,守谷市があそこの河川の事業にはかかわってはございませんが,いろいろな,先ほど出ました利活用の懇談会というのが国の事務局でやっていたことに関しましては,市としても守谷市長が委員のメンバーとして参加をしてきて,あそこの利活用を懇談会として参加してきましたという経緯とか,あと市としてもなかなか,守谷市民の方がかかわっていないので厳しいというお話をしてきたと,このようなやりとりがございました。
簡単ですが,以上でございます。
○青木 委員長 以上で説明が終わりました。
各委員の質疑がありましたらお願いします。
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 これまで初めて,8回もお話し合いを持たれたというところにおいては,持ったというだけで,中身について今答弁がされていないんですけれども,結論的にはどういうふうなお話し合いを持っていたのか,そこがわかれば教えてください。
○青木 委員長 前川課長。
◎前川 企画課長 どういう状況かというのを確認してきたわけでございますが,守谷市で,まずあそこの飛行場というのが掘削を,稲戸井調節池事業ということで掘削を進めていくという中で,掘削に関して,掘削したい国側と存続したい
守谷飛行場側のご意見があるというのは,現状をまず私どもで把握をして,当然,守谷市のほうで,占用して飛行場を残したいというご要望があったというお話は,このお話の中で聞いてきたわけでございますが,いろいろ私ども,利根川上流河川事務所のほうにも聞き取りなんかをして,まずは,その現状を聞いた中で,守谷市でご要望を受けている中で,私どもでどういうふうに対応するかというのを中で話し合ってきて,それを池田さんにもご説明をしてきたというような状況でございます。
以上でございます。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 というその経過の中から,さらに今池田さんのほうからは請願という形で上がったけれども,実際にはこれ,もう話を決めていく方向としては,市は考えていないということなんですか。何か期日というものがあるというふうに聞いているもんですから,そういう点で,そう長く延ばすものではないのかなというふうに思っているんですけれども,その点。
○青木 委員長 前川課長。
◎前川 企画課長 市としても,積極的にこれを占用して,あそこをどういうふうにしていこうかというのがなかなか整理ができなかったわけで,それで,守谷市として飛行場を存続させるという考えには至ってございません。これが今の段階の結論でございます。
当然,ご意見の中で,この後,池田さんのお話にも出てきました朝日航洋さんとか会社の方もいらして,来られなくなったらどうするんですかというお話聞いた中では,当然ほかを探すけれども,ただここ以上の条件はないというような事実は聞き取りをしてございました。
ただ,そこを踏まえても,なかなか市としても,飛行場の存続という部分のところの判断はできなかったというような状況でございます。
以上でございます。
○青木 委員長 よろしいですか。
◆
佐藤弘子 委員 はい。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 教えてほしいんですけれども,今の通常の利根川の水位と,それから稲戸井調整池,今の話で7メートルぐらい掘り下げる,いずれはもっと掘り下げるような話もあったんですけれども,その掘削後の高低差というのはどういうふうな形になるのか教えてください。例えば利根川通常水位に対して,何メートル高いとか,何メートル低くなるというふうな形で結構です。
○青木 委員長 資料の事業概要というやつ,そうじゃない。17分の8というところが,それらしきものが書いてあると思うんだけれども,違うのか,これとは。
わかりました,17分の8。質問しているの,こういうことじゃない。
◆浅川利夫 委員 いや,うん,そうなんだ。だから,どのくらい差があるのかなと思って,さっきの川より低ければ,常時,水がたまるであろうし,川より高ければ,自然排水という形になろうかなと思うんで,あとは,今は立ち入り禁止ということなんですが。
○青木 委員長 浅川委員,それ質疑するんだったら,ちゃんとして。
◆浅川利夫 委員 わかりました。
今の高低差によっては,今さっき,じゃあ利活用とか,いろいろな問題が出てくるかなと思うし,またそれによっては今後の使い勝手というものかぶるかなと思うんで,その辺,将来的な面になるかもしれないし,現在というような面では,先ほど話した平行的,共有という形でやると水がたまって排水できないというようなことがあったんで,じゃあ,どのくらい違うのかなというふうなことで教えてくださいということで質問しました。
○青木 委員長 前川課長。
◎前川 企画課長 先ほどの資料のところというところの部分が,今私の手元にもございまして,こちらが縦断面図でございます。一番上の12というところのラインが堤防の高さだと聞いています。これに対して,次の曲線のライン,大体10メートル前後から低いところで7メートルくらいのところがあって,これが今の現状の河川敷の高さのほうをあらわしています。それを一番下の左側8メートルくらいから入って,がくんと下流に向かって,下流というのが右側に向かうと下流なんですけれども,下流に向かって行くところがあります。これが掘削の計画というふうに聞いてございます。
そうしますと,現状の土手,現状の地形ですね,地形から最大で,池田さんおっしゃったように7メートルくらい掘るところが一番深く掘るところでございまして,そのような状況になっています。上流のほうは余り掘らないというふうにこの計画ではなってございます。
以上でございます。
○青木 委員長 浅川委員,よろしいですか。
浅川委員。
◆浅川利夫 委員 じゃあ,その高低差というのは,今のところはわからないということで。
○青木 委員長 前川課長。
◎前川 企画課長 高低差というのは,今の現状の。
◆浅川利夫 委員 利根川の平均水位と今流れていますよね,大水のときと渇水時期,そうすると,今
最低掘ったときの完成後の高低差というんですか。
○青木 委員長 前川課長。
◎前川 企画課長 済みません。その辺わからないんですけれども,YPというのが江戸川のラインを指しているそうなんですけれども,江戸川のラインを標準として,このYPがどれくらい高い位置にあるのかということになっています。ですので,余り高低差というのはないのかなというふうに思っていますが,利根川との差というのは,済みません,わからないです。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 わかったら,後で教えてください。
○青木 委員長 それは委員会の後でよろしいですね。
◆浅川利夫 委員 いいです,はい。
○青木 委員長 ほかに質疑のある方。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 それでは,質疑を終結します。
それでは,陳情について自由討議を行います。
意見等のある委員は挙手をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論のある方は挙手をお願いします。
佐藤委員,反対ですか,賛成ですか。
◆
佐藤弘子 委員 賛成。
○青木 委員長 賛成,はい。
◆
佐藤弘子 委員 どっちでもいいの。先やっても,順番はどっちでもいいんですか。
○青木 委員長 反対がいれば,反対のほうで。
◆市川和代 委員 じゃあ,私から。
○青木 委員長 じゃあ,
市川委員。
◆市川和代 委員 反対討論をさせていただきます。
先ほど,参考人が公共性ということで,どちらも国のためだというふうにおっしゃいました。もちろん,そのとおりだと思います。しかし,飛行場で訓練をする,
守谷飛行場は訓練に最適なというところだということもお聞きした上でですけれども,この国の災害に対する稲戸井調節池という,もう既に95%買収が済んでいるという中にあって,飛行訓練に関しては他の飛行場でも代替ができるのではないか。そういうことを考えれば,市が河川事務所のほうに市で使いたいということを,飛行場として使いたいということを言っていくのは無理があると私は思って反対をいたします。
○青木 委員長
佐藤委員,賛成討論をお願いします。
◆
佐藤弘子 委員 この請願・陳情につきましては,説明を池田参考人から伺いましたけれども,独立採算でやっている民間の訓練をする飛行場ということであって,さらにまた,これらが公共性が大きくかかわってきたというところが非常に大きなことだと思うんですね。民間でこれをやろうと思っても適地というのがなかなか難しい中におきまして,今30年間そういうふうな形で行われてきたことに対して,本当に水がめの中にドボンとなくしてしまうのかということは非常に無理があると,この頑張ってきた民間の訓練を維持すべきではないかというふうに思います。
そして,公共性の中に170人からの関係する官公庁への資格者が送られているということは,非常に大きな実績ではないかというふうに思います。
ですから,これ国策でもって稲戸井調整池を進めているわけですけれども,ほんの0.何%にしかならない位置を残してほしいという声が請願者の主題とするところかなというふうに思いまして,ぜひとも,そういう,ほかに例のない,適地がないというところにおいては,守谷がそういう意味では先進的な部分をしているということも言えるので,私は公共性ということを非常に重視,受けとめまして,この請願に対して賛成といたします。
以上。
○青木 委員長 ほかに討論のある方は。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 これで討論を終わります。
これから,
受理番号第6号
守谷飛行場の存続に関する請願を採決します。
受理番号第6号を採択することに賛成の委員は挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
○青木 委員長 挙手少数です。よって,
受理番号第6号を不採択とすることに決定いたしました。
以上で,
受理番号第6号の審査を終了いたします。
ここで暫時休憩といたします。
昼にまたがりますので,再開は1時からにしたいと思いますが,よろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
午前11時46分休憩
──────────────────────
午後1時00分開議
○青木 委員長 それじゃ,休憩前に復しまして会議を再開したいと思います。
それでは,総務部所管の審査に入ります。
各課の審査に入ります前に,議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)につきましては,人事異動に伴う人件費の組み替えがございますので,人件費に関する部分については,人件費補正の資料に基づき,総務部長からまとめてご説明があります。
それでは,内容の説明をお願いします。
坂部長。
◎坂 総務部長 総務部長の坂でございます。よろしくお願いします。
それでは,各課の審査の前に,議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)の総務部所管の人件費補正について説明をさせていただきます。
配付しております令和元年度9月補正,人件費補正の内容(人事異動分)の資料をごらんください。
今回の全体的な理由としましては,一番下に主な理由として記載してありますとおり,定期的な人事異動のほか,各種手当の増減,育児休業等代替任期付職員の採用,標準報酬月額の改定,共済費負担率の改定等がございます。
そのうち総務部所管の人件費でございますが,上段の表,1,一般会計での中で2の一般管理費(任期付)から6の税務総務費,一つ飛びまして,8の統計調査総務費の6項目が該当しております。
当初予算との職員数の比較では,5の一般管理費で2名の減となったほか,共済費負担率の改定,人事異動に伴う組み替えが今回の総務所管の主な内容となっております。
これらの理由に伴います補正のほか,5の一般管理費におきましては,2課から業務量の増加に伴います時間外勤務手当の増額補正を計上させていただいておりますので,各課の審査の際に,担当課のほうから説明させていただきますので,よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○青木 委員長 ありがとうございました。
説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 じゃあ,質疑を終結します。
それでは,各課の審査に入ります。
初めに,総務課所管の議案第70号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について内容の説明をお願いします。
川村課長。
◎川村
総務部次長 総務課長の川村です。よろしくお願いをいたします。
お配りさせていただいております
会計年度任用職員制度の導入に伴う条例についてという資料をもとに説明をさせていただきます。よろしいでしょうか。
地方公務員法と
地方自治法が改正されまして,令和2年度から
会計年度任用職員制度が導入されるに当たりまして,この議案第70号,そして,次の議案第71号により関係する条例の改正及び新規制定を行うものでございます。
第1として改正法の趣旨ですけれども,(1)として,
会計年度任用職員の創設ということで,現在の制度上,非常勤職員の区分けが不明確となっておりまして,守谷市では,特定の学識または経験に基づいて任用する特別職非常勤の嘱託職員,それから一般的な事務の増加に対応するため,臨時的に任用する臨時的任用職員,守谷市はいませんけれども,これと常勤とする必要のない者で嘱託職員,臨時的任用職員のいずれにも該当しない非常勤一般職として運用しておりますけれども,
会計年度任用職員制度への移行をするに当たり,国において任用根拠を明確にするため,1会計年度を超えない範囲で任用される職を
会計年度任用職員と定義しまして,勤務条件の見直しを行うこととされました。
会計年度任用職員は,1週間当たりの勤務時間が常勤職員と全く同じであるフルタイムと,1週間当たりの勤務時間が常勤勤務より短いパートタイムの種類に区分されます。
なお,守谷市では現在,フルタイムの非常勤職員は雇用していません。また,会計年度職員制度に移行する次年度以降も,フルタイムの雇用は予定されていないので,次年度はパートタイムの会計年度職員のみの雇用となります。
(2)の臨時的任用職員及び特別職非常勤,嘱託職員の任用の明確化ということですけれども,これら二つの職と会計年度職員との違いを明確にするため,臨時的任用職員,守谷市では雇用していませんけれども,これにつきましては,災害等により常勤職員に欠員が生じた場合に任用する職員とされまして,例えばですけれども,災害で職員が死亡した際に,緊急で必要な職員を補充する必要がある場合,採用試験などの正規の任用手続を経ないで臨時的にその欠けた常勤職員と同じ仕事をする職員となりまして,必ずフルタイムでの任用となって,この職員は育児休業を取得することができません。
特別職非常勤職員,嘱託職員ですけれども,こちらは専門的知識経験または識見を有する者が助言・審査・診断を行う場合に限り任用する職員で,労働性のない職と厳格化されます。例えばですが,現在,嘱託職員は保健センターにおいて,健診時にスポット的に専門知識を有する保健師ですとか,看護師などを雇用しておりますけれども,業務内容につきましては,市の保健師の職員と同じような仕事をこなしておりますので,助言・審査・診断を行っているわけではありませんので,このような実務をこなしている職員は
会計年度任用職員に移行するということになります。
1ページ下段,第2になります。
議案第70号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例案についてご説明をさせていただきます。
法改正により,一部改正が必要となる八つの条例を一まとめにして,一つの条例で改正をいたします。
(1)番,第1条,職員の懲戒の手続及び効果に関する条例です。
会計年度任用職員につきましても,常勤職員同様,懲戒処分の対象となることから,減給の効果の規定に
会計年度任用職員も加える改正を行います。また,これまで減給の対象は給料だけでしたけれども,地域手当も対象とするのが標準的でありますので,減給の対象に地域手当も含めるという改正をあわせてやらせていただきます。
(2)第2条,守谷市職員の給与に関する条例です。
会計年度任用職員の給与につきましては,次の議案第71号において,守谷市
会計年度任用職員の報酬,期末手当及び費用弁償に関する条例を新たに制定しまして,この中で報酬の規定を盛り込むため,この給与に関する条例につきましては,常勤を要しない非常勤の職員の給与は,この議案第71条の新条例に委任する規定に改正をいたします。
(3)第3条,守谷市特別職の職員の給与,報酬,議員報酬,旅費及び費用弁償に関する条例です。これまで公職選挙法に規定されております投票管理者,開票管理者,選挙長,投票立会人,開票立会人等の職は,
地方公務員法第3条第3項第3号の臨時または非常勤の顧問,参与,調査員,嘱託員及びこれらに準ずる者の中に含まれておりましたけれども,これらの職を同項の第2として分割して別の累計で明記されることになりました。これにより当条例の第1条に,今まで第11号までしかありませんでしたけれども,第12号を追加するものでございます。
また,この条例,別表につられております特別職非常勤の嘱託職分類部分になりますけれども,これについて,特別職非常勤は専門的知識経験または識見を有する者が助言・審査・診断を行う場合に限り任用する職員という定義のもと,各課にヒアリングを行いまして,実務職または労働性のある職については,
会計年度任用職員へ移行するために削除するとともに,これまで謝金で対応していた精神科医につきましては,診断する職でありますので,新たに特別職に追加する整理をしたものです。
(4)第4条,守谷市職員の育児休業等に関する条例です。
会計年度任用職員につきましても育児休業を取得することが可能になりますけれども,
会計年度任用職員には支給対象外となる勤勉手当,また職務復帰後の号給調整を除外する規定を盛り込むものでございます。
(5)第5条,守谷市の職員の分限に関する条例でございます。
会計年度任用職員も分限処分の対象となるため,その期間内で任命権者が定める範囲内で休職の期間を定める規定を追加するものでございます。
(6)第6条,守谷市,人事行政の運用等の状況の公表に関する条例です。毎年,職員の給与や休暇等の人事行政につきまして広報紙で公表していますところですけれども,これも
地方公務員法によりまして,この職員にフルタイムの
会計年度任用職員を含めることになったことから,その旨を文書で追加するものでございます。
(7)第7条,外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例です。これは条ずれによる修正と漢字の訂正でございます。第2条第3項第3号に記載があります
地方公務員法第22条第1項が第22条に変わったために,そのための改正と,あと「条件附」という「附」という言葉があるんですけれども,この漢字がこざとへんがついているということで,このこざとへんをとるということで,それによる改正を行うものでございます。
(8)第8条,守谷市市長等の政治倫理に関する条例です。第3条の政治倫理基準及び市長の責務等のところで,市職員(臨時職員及び嘱託職員を含む)と入っていますけれども,こちらを
地方公務員法に規定する
会計年度任用職員に改めるものでございます。
この一括改正条例の説明は以上となります。よろしくお願いいたします。
○青木 委員長 ありがとうございました。
以上で説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 守谷市ではフルタイムの任期付職員を採用しないということだと思いますが,その理由をお聞かせください。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 採用しないということではなくて,各課に要望を聞いて,フルタイムの職員が必要かどうかというヒアリングを行った結果,各課でその要望がなかったということでございます。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 ということは,今後も,今のところは任用する予定はないわけですが,将来的には必要になったら,そういうこともあり得るということでよろしいですか。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 将来的に必要とされることになりましたら,今度はフルタイムの条例をもう一度つくり直して対応するということになります。
◆市川和代 委員 ありがとうございます。
○青木 委員長 長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 それについて関連です。
パートタイム,働いている方は今守谷市役所で何人ぐらいいますか。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 4月1日現在になりますけれども,非常勤一般職の方が215名,嘱託職員が176名,合計で391名でございます。
○青木 委員長 ほかに質疑は。
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 今度の新たなこの公務員法の改正によって,災害補償制度の中でも条例が位置づけられているんですけれども,こういった問題とか,それからパワハラの問題とか,そういった問題を実際には労働組合との交渉というか,話し合いというのはきちっと持っていらっしゃるんですか。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 非常勤職員の方については労働組合に入っていらっしゃらないです。
◆
佐藤弘子 委員 義務づけにはなっていないけれども,任意になっているよね。任意で。
○青木 委員長 個人的にやるということですか。
◆
佐藤弘子 委員 個人的に。
◎川村
総務部次長 でも,実際に組合に入っている方いらっしゃらないので,組合との交渉というのはないということですね,今のところ。臨時職員の方が組合員になっている方いらっしゃらないので,組合との交渉はないということです。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 そうしますと,公務災害の補償ということが仮に起きた場合にはどういう対応をするのでしょうか。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 会計年度職員につきましては,職員の待遇ということになりますので,当然,公務災害は出るという形になります。
◆
佐藤弘子 委員 出る。
もう一つ。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 ここで言っている精神科医について,これを条例の中に組み込んだということは,今後,そういった方を新たに制度の中で設けるというか,採用というか,するんですか。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 先ほども申し上げましたけれども,診断をするとか,そういう業務,労働性のない職,アドバイス,助言をするとか,そういう職員の方を採用するということになったときには,特別職のほうに組み込まれると,職員と同じように市民に対する相談業務とかを行う職であれば,
会計年度任用職員のほうで採用するという形になろうかと思います。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 これにつきまして,可能性というのは,そういう事例とかもあったかどうかということで,その可能性はあるのかなということを聞きたい。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 今現在,想定されるものはないのですけれども,もし新たにそういう医師ですとか,そういう方の診断を仰ぐような職が生じた場合には,特別職の嘱託職員として条例上にうたっていく必要があるんだろうというふうに思います。
◆
佐藤弘子 委員 わかりました。いいです。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 従来の雇用と,今度は会計年度任用制度の中の採用ですか。それは内容的には同じか,もう根本的に会計年度だと,1年とかそういうふうな形になろうかなと思うんですけれども,従来との違いというのはどういうところが違ってくる,採用に関して。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 会計年度任用職員になりますと,あくまで1年置きの契約,継続という言い方はないんですね。ですから,1年置きに1回白紙に戻して,同じ方がたまたまなったとしても,再度白紙に戻して募集してからの契約となりますんで,その点,今やっている方々が継続するのとは違うことになります。
あと,職責につきましては,
会計年度任用職員になりましても,かわっても誰でもできる仕事ということになりますんで,その辺は変わらないんだと思います。
あと,違うのは処遇ですね。賃金面である程度改善がされているというところが違うところであろうかと思いますけれども。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 処遇で賃金面というようなことなんですけれども,例えば同じ人が窓口業務やっても,かなり長くやっていると,割とてきぱきやる人と,新しく来た人ではなかなかできない。守谷市の場合だと,
最低賃金の800,茨城県は822円,守谷市の場合は若干それに上乗せになっているわけなんですけれども,そういうふうな,この会計年度任用制度の中での若干の昇給というんですかね。そういうふうな可能性というのはあるんでしょうか。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 この件については,次の議案での説明になろうかと思いますので,済みませんが。
◆浅川利夫 委員 わかりました。
○青木 委員長 ほかに質疑のある方。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 質疑を終結します。
これから自由討議を行います。
意見等のある委員は挙手をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 自由討議を終結します。
これから討論に移ります。
討論のある方は挙手をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 討論なしと認めます。
これから議案第70号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について採決します。
原案を可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
○青木 委員長 挙手全員です。よって,当委員会に付託されました議案第70号を可決することに決定しました。
続いて,議案第71号 守谷市
会計年度任用職員の報酬,期末手当及び費用弁償に関する条例について内容の説明をお願いします。
川村課長。
◎川村
総務部次長 総務課長の川村です。よろしくお願いいたします。
資料の中段になります。守谷市
会計年度任用職員の報酬,期末手当及び費用弁償に関する条例でございます。
こちら1番,条例の必要性ということで,まず(1)
会計年度任用職員の給与等についてということで,こちら先ほども申しましたとおり,
地方自治法,
地方公務員法により,職員の給与は条例で定めるということになっておりまして,
会計年度任用職員もこの規定が適用されます。
会計年度任用職員の給与等につきましては,基本的に我々常勤職員と同一の勤務時間であるフルタイム,それからパートタイムに分かれることになります。守谷市では,先ほども申しましたけれども,現在フルタイム勤務はおりません。また,各課にヒアリングを実施した結果,
会計年度任用職員に移行してもフルタイム勤務を募集する課はございません。
このことから,フルタイム任用の
会計年度任用職員の任用予定がないことから,総務省の見解も踏まえまして,フルタイムの給与に関する条例は整備せず,パートタイムの
会計年度任用職員の報酬等に係る条例のみを定めるということにいたしました。
次のページになりますかね,済みません,3ページになります。
(2)パートタイム会計年度職員の報酬について定めるべき事項についてということですけれども,パートタイム
会計年度任用職員の報酬額につきましては,条例で定めることが基本になりますけれども,多様な職種,それから勤務形態が存在するパートタイム職員につきまして詳細までを条例に定めることは,新しい職種ができた場合や小さな変更点に際しましても全て議会の議決が必要となりまして,運用面で支障が出ると考えてございます。
総務省の
会計年度任用職員に関するマニュアルというものがあるんですけれども,こちらにおきましても,条例上では報酬の上限及び種類,期末手当の決定方法,費用弁償の内容等の基本事項を規定するにとどめて支障ないとされているところから,職名ごとの報酬額等の詳細事項は規則に委任する方式で条例に制定を行いたいと考えております。
2番,条例の内容ですね。済みませんでした。
アの給料表につきましてです。こちら
会計年度任用職員の報酬につきましては,常勤職員の職務内容とのつり合いを考えながら常勤職員の給与表を準用することになってございます。ただし,
会計年度任用職員が担う職というのは,1級または2級の主事補,主事の範囲に限られるということから,3級,主任以上の給与は除外してございます。
イ,職種ついて。先ほど説明させていただきましたが,それぞれの職名ごとの報酬額の詳細事項は規則に委任する方式としますので,条例では事務職,専門職,労務職,教育職の四つに職分を分類しまして,職分ごとに報酬の上限下限を定めることにいたします。
ウ,報酬額の算定方法。現在の非常勤職員の
最低賃金は一般事務職で時給880円でございます。常勤の職員の給与表の
最低額,1級1号級になりますけれども,こちらに地域手当を加算して時給に換算した場合980円となります。したがいまして,
会計年度任用職員の報酬額,時給ですけれども,こちらは
最低でも980円にする必要がございます。このため,880円から980円への引き上げ率11%の増を基本として,全職種の報酬引き上げを行います。ただし,各課のヒアリングの結果,現在の報酬額が職務内容と比較して著しく高額であると,または低額であると考える職種については,改めて見直しをかけているところでございます。
続きまして,4ページをお願いいたします。(2)期末手当になります。
期末手当の支給月数について,アの部分でございます。
会計年度任用職員には期末手当を支給いたします。総務省が示しているマニュアルでは,6月以上の任期のある者について,常勤職員同様に支給月数2.6月といたします。また,6月未満の在職職員の場合は,その期間により割合を減らして支給することになります。
イの支給対象です。対象者は今申し上げましたとおり,こちらも総務省マニュアルに従い,週当たり15時間30分,週2日勤務未満の者につきましては期末手当を支給しないということにいたします。
(3)費用弁償について。
ア,通勤に係る費用弁償について。パートタイムの
会計年度任用職員には通勤手当としてではなく,費用弁償として通勤に係る費用を支給いたします。額については常勤職員の通勤手当と同額になりますけれども,通勤日数の少ない任用職員につきましては,再任用の短時間勤務職員同様に,勤務回数が月10回未満の場合は半額,交通機関の場合は回数券を利用した場合の金額といたします。
イ,出張に係る費用弁償について。パートタイムの
会計年度任用職員が出張,旅行した場合は,通常の職員,正職員と同じ基準で費用弁償を支給いたします。
簡単ですが,説明は以上となります。よろしくお願いいたします。
○青木 委員長 以上で説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
浅川委員。
◆浅川利夫 委員 何点かありますけれども,一つは,先ほどフルタイムはいない,それから,パートタイムは215人というような話の中で,パートタイム以下の15時間30分以下の人数というのは,どのくらい職員いるんでしょうか。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 約60人でございます。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 今回の内容を見ると,非公務員の救済というような面が強くうたわれているのかなと思うんですけれども,ここで今までなかった地域手当というのは,このパートタイム,これは15時間30分以下の人も対象になるのか,お願いします。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 なります。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 そうしますと,ボーナスは,このパートタイム,15時間30分以下の人は対象にならないというふうな形ですかね。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 はい,期末手当は支給しないということになります。
◆浅川利夫 委員 わかりました。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 それから,職種について33種,四つの分類ということなんですけれども,ほぼ窓口は事務職が多いかなと思うんですけれども,この窓口のパートタイム,それから15時間30分以下,トータル的には275名になるんですけれども,ほとんどこれは1級1号に該当するような賃金体系に組み込まれているんでしょうか。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 こちら一般事務補助職員が1級1号級,
最低の額が1級1号級,それからあとは,専門職とか労務職,違う職になりますと若干上がったりはしておりますけれども,この一般事務職の980円というのは
最低額だと考えていただければと思います。
◆浅川利夫 委員 ありがとうございました。
○青木 委員長 よろしいですか。
◆浅川利夫 委員 はい。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 この条例が可決されますと,パートタイム任用職員の全体の予算額がどれぐらいになるのか,お伺いします。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 ざっくりで申しわけないんですけれども,約1億5,000万円上がるであろうという予想をしています。
◆市川和代 委員 ありがとうございます。
○青木 委員長 ほかにありますか。
長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 各課から上がってきて,フルタイムの人は要らないという話ですけれども,職員数とか間に合っているんですかね。先ほど,前の第70号なんですけれども,非常勤,ここで391名は正規の職員の数よりは多いですよね,まだ。
○青木 委員長 それで質問しています,それとも意見。
◆長谷川信市 委員 質問。
○青木 委員長 質問でいいですか。
◆長谷川信市 委員 もう一つ,ちなみに令和2年度の新規採用人数がわかれば教えてください。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 今募集をもう既にかけているんですけれども,その人数では20人程度ということになっています。
○青木 委員長 最初の質問はいいんですか。
◆長谷川信市 委員 いいです。
○青木 委員長 いいそうです,回答は。
ほかに。
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 この制度が変わることによって,今非正規という人数は52%ということが県内で報道されているわけですけれども,この制度が変わることによって,逆にそれは下がるんですか。少なくなるんですか,比重は。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 正職員を採らない限りは,基本的には変わらないというふうには考えます。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 先ほど215と175というのは,これは専門職と,その内容を分けた人数なんですか。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 先ほど申し上げた数は,非常勤の一般職,俗に言う事務職の方,こちらの方の数ですね。もう一つ,ごめんなさい,それが215名,それから嘱託職員,こちらは,ある程度知識を有した方でスポット的に,先ほど申しましたように健診とかで入ってもらう保健師さんですか,看護師さんの方,こちらなぜ嘱託職員かというと,嘱託職員の方って兼職ができるんですね。ですので,ふだんは病院に勤めているんですけれども,健診のときだけスポットで来てもらうということができますので,そういう方が嘱託職員として入ってらっしゃるということです。
◆
佐藤弘子 委員 わかりました。いいです。
○青木 委員長 ほかに。
市川委員。
◆市川和代 委員 そうしますと,この人たち,今の非常勤の人たちですね。制度の説明というのは,どのように行うんでしょうか。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 今後,条例可決となりますれば,総務課のほうで今いる全ての臨時職員の方に説明をいたします。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 一括説明なんですか。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 人数がかなりいらっしゃいますので,分けて行いたいと思います。
◆市川和代 委員 わかりました。
○青木 委員長 ほかに質疑のある方。
浅川委員。
◆浅川利夫 委員 今度は新しい会計任用制度で,1年交代で募集をかけるということで,結構話によると,市役所のこういうふうなパートタイムの需要,需要というか,そういうところで働きたいという人が多いという話も聞いたことあるんですけれども,そうすると,従来で長くやっていた人と,それから新しく入った手を挙げた人,その中で聞いた,耳にしたので,公平性の原理から,新しい人を優先的な形でやって,長くというか勤めた人に遠慮してもらうとか,そういうような話も聞いたことあるし,ただ,業務の一般的な,そのなれからすると,長くやって,周りの話で臨機応変にやれる人のほうがいいというふうに思うんですけれども,その辺の切り分けというのはどういうふうに考えているんでしょうか。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 我々としましても,1年やっていただいた人,なれた人を続けて使いたいというのは情でありますけれども,この
会計年度任用職員はそういうものではなくて,広く雇用機会を与えなさいということですので,1年で1回,契約を白紙にした中で再度募集をかけて,その中で適正な人間を選んで雇いなさいということになっていますので,そういうところで選考する部分で,今1年目経験した
会計年度任用職員も人事評価をやることになっていますので,その結果も参考にして,あくまでそれで優遇するんではなくて,参考にしながら募集された中から選考していくという方法をとるということですので,
会計年度任用職員の趣旨はそこにあるんだろうというふうに思いますけれども。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 深い意味ではわからないんですけれども,この会計年度任用制度というのは,これは公務員対象,一般的な会社までは調べ切れないんですけれども,どうなんでしょうか。
○青木 委員長 川村課長。
◎川村
総務部次長 こちらは国と地方自治体ということで制度がつくられたものでございます。
◆浅川利夫 委員 わかりました。いいです。
○青木 委員長 よろしいですか。
◆浅川利夫 委員 済みません。
○青木 委員長 ほかに質疑のある方。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 それでは,質疑を終結します。
これから自由討議を行います。
意見等のある委員は挙手をお願いします。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論のある方は挙手をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 討論なしと認めます。
これから議案第71号 守谷市
会計年度任用職員の報酬,期末手当及び費用弁償に関する条例について採決します。
原案を可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
○青木 委員長 挙手全員です。よって,当委員会に付託されました議案第71号を可決することに決定しました。
続いて,議案第72号 成年被後見人等の権利の
制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について内容の説明をお願いします。
川村課長。
◎川村
総務部次長 総務課長の川村です。引き続きよろしくお願いいたします。
成年被後見人等の権利の
制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律,いわゆる一括改正法ですが,これは成年被後見人と被補佐人の人権が尊重され,この成年被後見人等であることを理由に不当に差別されることのないよう,成年被後見人等に係る欠格条項やその他の権利の
制限に係る措置の適正化等を図るものでございます。
この一括法改正により,
地方公務員法が改正されます。改正内容は,成年被後見人等であることをもって資格,職種,業務等から排除する規定,これを欠格条項と言いますけれども,これを排除するものでございます。
具体的には
地方公務員法第16条のところに欠格条項がございまして,それを読みますと,次の各項のいずれかに該当する者は職員となり,または競争試験もしくは選考を受けることができないとされています。試験を受けることすらできないということになっています。
ここに第1号から第5号まで欠格要件が列記されておりますが,その第1号に成年被後見人または被補佐人という規定がございます。この第1号の規定を削除しまして,第2号以降の規定を前に繰り上げる改正となります。
初めに,この
地方公務員法第16条の規定によりまして,この部分を引用している3本の条例について改正を行います。第1条におきまして守谷市職員の給与に関する条例,第2条で守谷市職員の旅費に関する条例,第3条で守谷市職員の分限に関する条例を改正いたします。3本の条例とも,
地方公務員法第16条第1項という言葉を引用している部分につきましては,当該部分を削除いたしまして,第16条第2項から第5号を引用している部分については,号が一つずつ繰り上がっておりますので,それに対応するための改正を行うものでございます。
続きまして,第4条の守谷市表彰条例です。こちらは
地方公務員法第16条を引用しているわけではございませんけれども,条例第9条で表彰しない規定として,第1号に成年被後見人及び被補佐人が記載されています。この部分につきましても,今回の法改正の趣旨を踏まえますと,当然削除すべきであるとの判断から,この一括条例案に追加させていただいたものでございます。
説明は以上です。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○青木 委員長 以上で説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 質疑を終結します。
これから自由討議を行います。
意見等のある委員は挙手をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論のある方は挙手をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 討論なしと認めます。
これから議案第72号 成年被後見人等の権利の
制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について採決します。
原案を可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
○青木 委員長 挙手全員です。よって,当委員会に付託されました議案第72号を可決することに決定しました。
次に,市長公室企画課所管の議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)について内容の説明をお願いします。
前川課長。
◎前川 企画課長 企画課前川でございます。
今回9月の補正,人件費,時間外の補正を上げました。内容でございますが,当初予定では1,410時間の時間外を見込んで予算360万強ですね,予定をしていたんですが,前半終わりまして,主に臨時的な事業,大野地区の利活用関係の事業であったり,あとは駅前の1.2ヘクタールの公募,あとエクセル跡地関係の公募ですね,あとオリンピック・パラリンピックの事前の交渉ですとか,そういったものも予定以上に重なりまして,実質的には増額,金額にして約139万の増額を予定しまして,今回,時間外の補正を上げた次第でございます。
簡単ですが,説明は以上でございます。
○青木 委員長 以上で説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
市川委員。
◆市川和代 委員 本当に大変お忙しいお仕事をされていると思います。直接この予算ということではないんですけれども,これだけ残業しているということは,もしかすると,振替休日,あるいはふだんから自分がこの日休みたいという時に休めないという状況があるのかなと思うんですが,その点はいかがでしょうか。
○青木 委員長 前川課長。
◎前川 企画課長 夏休み期間中においては,7,8,9月の中で6日夏休みがございますが,今なかなか8月も忙しくて休日出勤もございました。振休対応等で,できるだけ時間外はとらないようにしています。振休についてはもちろん,ほかの日の平日でとっていただくんですけれども,そういった中で今,順次休みをとっているような状況でございます。
以上でございます。
○青木 委員長 よろしいですか。
ほかに質疑のある方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 それでは,質疑を終結します。
次に,市長公室財政課所管の議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)について内容の説明をお願いします。
石塚課長。
◎石塚 財政課長 財政課長の石塚です。よろしくお願いいたします。
それでは,議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)の財政課所管についてご説明させていただきます。
5ページをお願いいたします。
第2表,債務負担行為補正,1行目のふるさと納税管理業務委託限度額2,525万6,000円は,ふるさと納税返礼品管理業務の一部を,委託先を令和2年度から市内のNPO法人に移行するに当たり,本年度中に必要な契約を行い,準備作業を進めるために設定するものです。
続きまして,歳入の補正内容について説明いたします。
8ページをお願いいたします。
1段目,款9地方特例交付金,項1地方特例交付金,目1地方特例交付金,節1地方特例交付金2,886万6,000円の増額は,令和元年度地方特例交付額が確定したため増額するものでございます。
9ページをお願いいたします。
3段目,款18繰入金,項2基金繰入金,目1財政調整基金繰入金,節1財政調整基金繰入金5,019万円の増額は,今回の補正で財源不足が生じたため補正するものです。なお,今回補正後の財政調整基金の令和元年度末残高は,31億2,609万5,000円となる見込みです。
続きまして,歳出の補正内容についてご説明いたします。
12ページをお願いいたします。
2枠目,款2総務費,項1総務管理費,目6財政管理費,説明欄06ふるさとづくり寄附金事業485万5,000円の増額は,債務負担行為の行為補正でも説明しましたが,ふるさと納税返礼品の管理業務の委託先を令和2年度から市内NPO法人に移行するに当たり,本年の必要な事務作業の業務委託管理用のシステムの購入をするものでございます。
以上が財政課所管の補正内容です。どうぞよろしくお願いいたします。
○青木 委員長 説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 債務負担行為ということですけれども,このふるさと返礼品についてだけ行う内容なのか,その中身ってどんなものなんですか。どんなものをそれやろうとしているのか。
○青木 委員長 石塚課長。
◎石塚 財政課長 このたび,ふるさとづくりの業務委託の部分でございますが,今JTBがやっている部分でございまして,ふるさとチョイスというポータルサイトがあって,そこから寄附をした方の情報,また返礼品に係る発送業務,管理等をJTBに行っていただいているところでございますが,ここの部分につきまして,このNPO法人に管理業務をお願いするものでございまして,そのチョイスでやっていますポータルサイトの掲載の事務や返礼品の配送の発送事務,また返礼品協力事業者との調整事務等々をお願いするものでございます。
以上です。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 全国的にもいろいろ総務省からこの問題が出されて,実際には泉佐野市なんか問題が起きて係争中の問題が出てきておりますけれども,前よりかも関係する会社契約というのも少なくなっているし,守谷としては今後,それをこれまでのもの以上のものを広めるとか地産地消をもっと広めるというような,そういうお考えはあるのですか。
○青木 委員長 石塚課長。
◎石塚 財政課長 お答えします。
今実際,登録者,返礼品の協力者の事業者のほうの募集というか,に対する要綱を制定しているところでございまして,時間がかかっているところではございますが,今月中にはどうにかその要綱をつくって,広く周知,ただ随時受け付けのような形をして,できるだけ早く協力に参加し,また掲載等をできるようにしたいと考えているところでございます。
以上です。
○青木 委員長 ほかに質疑ある方。
市川委員。
◆市川和代 委員 業務委託をするに当たって,備品購入が必要になるということですけれども,具体的に,この納税管理システムというもの,何を買うのか。
○青木 委員長 石塚課長。
◎石塚 財政課長 こちらはシステムのクラウドですね,こちらのほうを取得しまして,それを活用していくということでございます。
以上です。
◆市川和代 委員 わかりました。
○青木 委員長 渡辺委員。
◆渡辺大士 委員 関連になるんですけれども,ふるさと納税管理業務委託のほうの業務委託先のNPO法人の名前と,決まっていれば名前と,そのNPO法人の設立時期を教えてください。
○青木 委員長 石塚課長。
◎石塚 財政課長 NPO法人は協働もりやというところと今お話を進めているところでございます。設立については,ただいま私のほう今存じておりません。申しわけございません。
◆長谷川信市 委員 最後いいですか。
○青木 委員長 長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 そもそもJTBからNPO法人に移行する理由,なぜ移行なのか,教えてください。
○青木 委員長 石塚課長。
◎石塚 財政課長 お答えします。今JTBのほうには,寄附金額の8%掛ける消費税ということで,利用料という形でお支払いしております。これがNPO法人さんですと,低額で同程度の作業ができるということでございまして,もちろん,儲けというか,それに走る団体ではございませんので,今回,債務負担行為で上げているところの2,500万程度の数字なんですが,これが契約によってもう少し下がるかもしれませんけれども,これにしますと,3億弱ぐらいですかね,2億9,000を超える寄附があれば,その8%に見合うだけのお仕事がしていただけるということなんで,寄附額がふえればふえるほど経費の削減になるという考えでございます。
以上です。
○青木 委員長 長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 その逆は,減れば減るほど。
○青木 委員長 石塚課長。
◎石塚 財政課長 お含みのとおりでございまして,今のところ,今年度ですか,実際には,返礼品の見直しだったり返礼率の見直し等々があった中で,昨年度の同月ですと45%ぐらいしか寄附はされておらず,1億7,000万程度です。ですんで,見込みからすると,当初予算ぐらい,8億ぐらいが見込めるのかなと少し考えているところでございますが,その中で寄附の内容になりますと,今主流がふるさとチョイスと,あともう一つやっている楽天からの寄附がありまして,大体,若干楽天からの寄附が今上回っているような状態でございまして,半々としましても,あくまでも見込みではございますが,3億を超えるということはあるのかと,もちろん,これは超えるよう推進,日々努力していかなくちゃならないと思っておりますので,こちらのほうに考えているところでございます。
以上です。
◆長谷川信市 委員 わかりました。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 そうしますと,JTBのほうをかえてNPOにするというお話ですが,じゃあ,NPOの代表とか,会社の規模とか,そういったものがわかれば,お願いします。NPOのお名前は,もりやと聞きましたけれども。
○青木 委員長 石塚課長。
◎石塚 財政課長 規模,今のあそこはプラザの中でしたっけ,やっています協働もりやさんのところなんですけれども,済みません,手持ちで規模なり,内容が私のほうで今持っていませんので,お答えすることはできません。申しわけございません。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 そうしますと,システム的に受ける会社がかわったということなんですけれども,じゃあ,全体の寄附額の60%,JTBがこれまで持っていましたけれども,その割合は同じなんですか。
○青木 委員長 60%持っていくというのは。
石塚課長。
◎石塚 財政課長 今,寄附の割合というお話が出ましたが,ポータルサイトをふやしたのは昨年11月からですので,ほとんど昨年度まではふるさとチョイスからの寄附で,JTBが取り扱っていたものがほとんどでございます。今年度の状況を先ほどお話ししたところでございますが,それがふるさとチョイスからの寄附と,もう一つ,楽天というサイトも開設しておりますので,そちらのサイトからで,ほぼほぼ同じくらいの寄附割合で入っているというのが現状でございまして,これはどちらからというよりは寄附者の判断でございますので,ただ傾向としては同等程度の寄附金額が今入っているという状況でございます。
以上です。
◆
佐藤弘子 委員 わかりました。いいや,後でする。
よろしいですか。
ほかに質疑のある方。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 それでは,質疑を終結します。
ここで執行部職員の入れかえのため暫時休憩いたします。
午後1時54分休憩
──────────────────────
午後1時56分開議
○青木 委員長 それでは,休憩前に復し会議を再開したいと思います。
総務課長。
◎川村
総務部次長 先ほどの説明で,一部間違った説明をしたので訂正させていただきます。
議案第72号のところで,私,3条で守谷市職員の分限,4条で守谷市表彰条例と言ってしまいましたけれども,逆になっておりまして,3条で守谷市表彰条例,4条で守谷市の分限に関する条例になりますので訂正させていただきます。申しわけございませんでした。
○青木 委員長 よろしいですね。
それでは,会議に移ります。
次に,管財課所管の議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)について内容の説明をお願いいたします。
飯島課長。
◎飯島 管財課長 管財課の飯島です。どうぞよろしくお願いします。
それでは,議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)の管財課所管について説明をいたします。
歳出の項目について説明をいたします。11ページをお願いいたします。
1段目の款2総務費,項1総務管理費,目1一般管理費,説明欄の79職員給与関係経費の時間外勤務手当233万5,000円のうち94万4,000円の増額補正については,2年に一度の入札参加申請受付後の登録内容等が有効となる5月からの事務に反映するための事務作業等を行ったことによるもの,また施設設計検査事務では,4月の人事異動に伴い学校教育課で施設設計等を担当していた建築士が管財課に配属となったことから,学校教育課分の施設設計等の事務に係る時間外を見込んでいなかったことなどから増額補正をお願いするものでございます。
次に,2段目の目4財産管理費,説明欄1庁舎施設維持管理事務54万2,000円の増額補正は,庁舎電話着信履歴管理システムの購入費用となります。
当該システムの導入経緯は,市役所から市民の方へ留守中に電話連絡等を入れた際,相手方が市役所代表局番からの着信履歴を確認して市役所代表局番に電話をいただくことがありますが,相手の着信履歴のほうには市役所の代表局番のみが表示され,内線番号等がわからないため,市役所に連絡をいただいても担当課が特定できないというようなことがございます。その対応としまして,市役所に電話における発着信履歴をデータ化する今回の当該システムを導入することによりまして対応するものでございます。そのための増額補正ということでお願いをするものでございます。
次に,説明欄02普通財産維持管理事業1,319万9,000円の増額補正につきましては,初めに,市役所来庁者駐車場の慢性的な混雑緩和を図るため,土地取得の調査費用としまして,不動産鑑定料66万8,000円のうち,49万5,000円及び測量業務経費としまして61万3,000円を計上するものでございます。
対象の土地については,現在の職員駐車場,砂利で敷き詰められている駐車場でございます。そちらの賃貸借契約を締結している民有地3筆と,新たに駐車場予定地とするための畑1筆,こちらは現職員駐車場の隣接となります。あわせて4筆分で,全体で5,584平米になりますが,こちらが対象となります。
つきましては,市役所駐車場の不足等への対応としまして,来庁者駐車場に駐車している非常勤職員,再任用職員の約100台分の駐車スペースを新たに確保し,土地の取得の調査をして,増額補正をお願いするものというところでございます。
次に,次のページをお願いします。
公共公益用地買収費としまして,1,191万8,000円は都市計画道路,山王下南守谷線が平成30年10月11日付で廃止となりました。対象となる1筆は378.33平方メートル,こちらの土地の隣接者から払い下げの要望のほうが提出され,土地の活用方法が決定されたことから,土地開発基金から一般会計に買い戻すための費用を計上するものでございます。
また,前ページの不動産鑑定料66万8,000円のうち,17万3,000円を本県の不動産鑑定料として計上するもので,土地の購入費とあわせて土地の払い下げに対応するために増額補正をお願いするものでございます。
説明は以上となります。よろしくお願いをいたします。
○青木 委員長 説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
浅川委員。
◆浅川利夫 委員 先ほど説明の中で,今後は市役所のほうから発信,個人宛てに来たときに,今度それをさかのぼって,どこの課から発信がわかるようになるというふうなシステム導入ということなんですけれども,これいつから導入が可能なんですか。
○青木 委員長 飯島課長。
◎飯島 管財課長 導入の時期という件でお伺いします。
こちら議決のほういただいて,見積もりを徴取しまして,契約手続をとりまして,それから工程などを確認しますので,今年度末までにはある程度稼働できるのかなというふうには見込んでおりますが,そのようなお答えになります。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 それの運用は,例えば私が電話受けたときに,45の111のほうに電話して,私の電話番号は何番ですけれども,市役所のほうからかかったんですけれども,どっからでしょうかというふうな形で,即,もとのところにつながるんでしょうか。その仕組み,できれば教えてください。
○青木 委員長 飯島課長。
◎飯島 管財課長 運用の仕方は,まだまだこれから詰めなくてはならないかなとは考えている部分は多々あるんですけれども,まず基本的には管財課の職員がシステムの仕組みを理解することが必要だなというふうに考えてございます。まずは,第一義的には交換のほうから,そういう問い合わせがあった場合,管財課のほうに電話を回していただいて,お問い合わせの内容等の検索により対象を特定するというふうな対応になってくるかと思います。
以上です。
○青木 委員長 じゃあ,長谷川委員。
◆
佐藤弘子 委員 関連でございます。
○青木 委員長 関連。
◆
佐藤弘子 委員 同じね。
○青木 委員長 長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 関連なんですけれども,固定電話の話だと思うんすけれども,携帯には対応できないですね。よく携帯でも,私,守谷市役所登録しているんですけれども,誰からかかってきたかわかんないんですよ,実際こちらから携帯にかけた場合に。固定電話で今内線とかを表示できるシステムを構築するという話ですけれども,携帯に関してはできないですよね。わかんないですよね。
○青木 委員長 番号あればできる。
飯島課長。
◎飯島 管財課長 基本的に固定電話で考えていたんですけれども,携帯,まだ情報確かではないんですけれども,電話の発信履歴として今認識できるものというふうに踏んでいるんですかが,その確認は必要なんですが,この辺については契約後に調査したいなというふうには思っております。
◆長谷川信市 委員 済みません。
◎飯島 管財課長 済みません。よろしくお願いします。
以上です。
○青木 委員長 つけ加えますと,今,長谷川委員のポイントは,我々議員に電話かかってきたとき,みんな代表番号でなっているんですよ。そうすると,どっからかかってきて,その折り返ししたいんだけれども,できないとか,緊急性がよくわかんない。なので,できるなら,その担当課の電話番号がわかるようなものにしていただければいいなというのが我々議員一同のお願いでございます。
◆長谷川信市 委員 要望ですか。
○青木 委員長 要望でございます。
◆市川和代 委員 留守電に入っている。
○青木 委員長 留守電を一度入れていただければ,どこどこの課の誰々なので折り返しお願いしますと言えば,何か折り返しされるのが嫌みたいで全然そういうメッセージが入っていないので,ぜひ考慮していただければと思いますのでよろしくお願いします。
◆長谷川信市 委員 以前は事務局のほうに声かけましたと,連絡1回来たんだ。それが今薄くなっちゃったのかなということになりますね。
○青木 委員長 それでは,
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 私,今。
○青木 委員長 終わっちゃった。
◆
佐藤弘子 委員 今の関連なんですが,関連で言おうと思ったんだけれども,実際,家の電話だって,かかってきた履歴出ますよね。そういうものであってほしいと思うんだけれども,どうも,そちらで考えているものは違うんだけれども,録音機みたいなものではないの,何かそういう。
○青木 委員長 飯島課長。
◎飯島 管財課長 申しわけございませんが,今回のシステムは録音機ではございません。電話の交換台のほうからケーブルを引いて,パソコンのほうでシステムを入れて,その交換台を経由した情報を分析できるというシステムを入れていますので,あくまで履歴を検索して特定するというような仕組みになってきます。
以上です。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 何か実効性がないような感じがしてきたね,これね。54万2,000円なんてわずかのお金ですけれども,もっと今の何ですか,スマホとか,そういったものにすぐ反応できるような,そういうものを研究していただきたいと思いますけれども,これ認められないと言ったらどうしますか,そうはなんないでしょうけれども。
○青木 委員長 今のは要望でいいですか。
◆
佐藤弘子 委員 要望で,はい。もう少し研究してほしい。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 システムを入れるということですから,現在はそういうことでかなり件数があるのかと思うんですが,1日何件ぐらい対応する件数があるでしょうか。
○青木 委員長 飯島課長。
◎飯島 管財課長 こちらの電話対応のほうではありますけれども,今でもわからないということで,特定を求められるケースがあるんですが,その前段の対応としまして,基本的には職員は相手に電話したときは,ルールとして留守電に市役所からこんな旨で電話しましたという簡単な履歴を留守番電話に入れるというのが原則になっています。ただ,それがかなわなかった場合には,その場合はイントラネットの課メールという仕組みがありまして,管財課のほうに,相手,こういう人に電話したんですけれども,不在でした,留守でしたというような案内をいただくんですね。それが情報として管財課のほうに蓄積されます。問い合わせをいただいた際に,交換のほうから回ってきますので,その際に,その履歴を見て,ぶつけて,返答して,担当課のほうに回してあげたりとかという対応をしています。
ただ,その履歴に載ってないケースが月に3件から5件あるんです。そういうケースに限って複数回電話していると,相手にすれば,かなり何回も電話して心当たりもないのに,どうにかならないのかというところ,そういう場合は掲示板に載せて,見つかるまで小まめに案内をしているんですが,最近ここ1カ月ぐらいは掲示板に載せればすぐ担当課のほうから連絡が入るというケースもあるんですけれども,その前なんかは全然ナシのつぶてで,相手にだけ迷惑がかかっていてという部分もあったので,そういう相手のことを考えますと,どうにかしてあげなくてはという部分がございまして,今回このような形で増額補正のほうをお願いしたというような経緯でございます。
以上です。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 そうすると,導入すると,かなり管財課としても仕事が軽減できるということでよろしいですか。
○青木 委員長 飯島課長。
◎飯島 管財課長 ご理解いただきましてありがとうございます。
○青木 委員長 よろしいですか。
◎飯島 管財課長 はい。
○青木 委員長 長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 よろしいですか,最後。普通財産維持管理事業についてお尋ねしたいんですけれども,非常勤の職員の車100台分を予定して,筆数にすれば1筆足して4筆,それ賃貸の試算なんですか。例えば,その畑を借りる事前の不動産鑑定をかけたりする予算。
○青木 委員長 飯島課長。
◎飯島 管財課長 砂利を敷き詰めた駐車場について,今,総務課のほうで賃貸借を結んでいると,新たに畑を取得しようかと考えているところですが,賃貸している物件についても不確定要素になりますので,賃貸ですと,将来的を見込んで,できることならば購入するという方向で考えています。そのための調査費用というふうにご理解をいただきたいと思います。
○青木 委員長 長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 将来的には,あの駐車場,砂利の駐車場と畑も取得していくと,守谷市のものにするという動きですね。
○青木 委員長 飯島課長。
◎飯島 管財課長 はい,そのとおりでございます。
◆長谷川信市 委員 わかりました。
○青木 委員長 ほかに質疑のある方。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 以上で質疑を終結します。
続いて,議案第90号
工事請負契約の締結について(
御所ケ丘小学校校舎改修及び
エレベーター棟増築工事)について内容の説明をお願いします。
飯島課長。
◎飯島 管財課長 議案第90号の
工事請負契約の締結について説明をいたします。
本件は,守谷市立御所ケ丘小学校校舎及び
エレベーター棟増築工事の請負契約の締結の承認をお願いするものでございます。
まず,工事の内容は,小学校校舎鉄筋コンクリート造3階建てのこちらの改修に当たります。屋上防水,外装塗装工事,普通教室,職員室,校長室,廊下等の内装工事のほか,増築工事では,エレベーター棟及び倉庫棟の増築を行うというものでございます。
また,工事期間は議決を得た日の翌日から令和2年3月31日までを予定しており,請負代金額は,消費税込みで4億5,430万円となります。
なお,この工事の発注に当たりましては,入札方法を守谷市一般競争入札としております。入札参加資格は,営業所の所在地が守谷市,取手市,つくばみらい市,常総市,つくば市,龍ケ崎市に建設業に基づく本店を有すること。令和元年度,2年度,入札参加資格規定に基づく有資格者名簿に登録されたもので,特定建設業の許可を有し,建築一式工事において直近の経営規模等評価結果通知書のほうで総合評点値900点以上,年間平均完成工事高が2億円以上であることなどを定め,公告を行いました。
入札参加申請は,4ページの入札顛末書に記載してあるとおりでございます。5社の申請がありました。入札につきましては,電子入札により実施しております。その結果,オオシン株式会社が,消費税を除いた金額となりますが,4億1,300万円で落札し,同日付で,3ページ,資料の建設工事請負仮契約書を締結したものでございます。
以上が今回の議案第90号の
工事請負契約の締結の内容となります。
説明は以上です。よろしくお願いします。
○青木 委員長 説明が終わりました。
質疑のある委員は挙手をお願いします。
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 本会議でも聞きましたけれども,御所ケ丘小学校の改修に伴いましたエレベーター棟の設置ということで,当初1億というあれが訂正が入って5,500万ということでありますけれども,本当にこのエレベーターが今すぐ必要としないというふうに思ったんですけれども,ついでだからやるということのように思いますけれども,これはそういう必要性が出てきてからじゃ遅いんですか。
◎小林
学校教育課長 学校教育課の小林です。
○青木 委員長 小林課長。
◎小林
学校教育課長 済みません。学校施設につきましては,当然,子供たちが長い期間使用する施設ということになります。また,市のほうでは,これまでも恒久施設につきましては人に優しいまちづくり整備指針というものが出ておりまして,その中でバリアフリー化を進めようというような形で,これまでもいろいろな施設の改修に当たっては,スロープをつけたりですとか,そういった改修に当たっては取り組んできたと。学校におきましても,そういった観点から,エレベーターの設置というものは,そういった指針に基づく一つの取り組みであるというふうに考えておりますので,今後児童が,今のところはいらっしゃらないんですけれども,今後そういった必要となる児童が出てくる可能性もございますので,この改修をやるに当たって,あわせて,そのエレベーターのほうを設置したいというふうに考えております。
以上です。
○青木 委員長 よろしいですか。
◆
佐藤弘子 委員 いいです。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 今回,将来的見越して小学校にエレベーターをつけるということなんですけれども,もし仮に御所ケ丘学区以外で,どうしてもいろいろな問題があってエレベーターとか必要,もしくは人の介護が必要なというふうな児童が入学する予定があった場合は,その児童に対しては,行政としては極力学区変更でそのエレベーター設備のある御所ケ丘小学校に行ってくださいというふうに考えなのか,それとも,その発生した小学校区ですか,そこにエレベーターを急遽取りつけるか。事前に恐らく二,三年前にはわかると思うんですよね。保健福祉部ですか,そちらと一体的な対応すれば。その辺はどういうふうな考えでしょうか。
○青木 委員長 小林課長。
◎小林
学校教育課長 仮になんですけれども,そういった方が,児童がいるというような話になって,例えば御所ケ丘小学校で入りたいと,だけれども,御所ケ丘小学校にエレベーター棟がないという話になれば,当然,学校生活に支障がその子にとっては出ますので,その場合は学区をエレベーター棟のあるところに行っていただくとか,そういう対応が必要になるかなというふうに思います。
また,入学前にそういった児童が出てくるとか,そういったこともあろうかとは思うんですけれども,今のところ,そういった情報はこちらでは入手してないんですね。
ただ,そういった子が出るからといって,じゃあ,すぐエレベーター棟つけられるかというと,多分,実施設計からやっていかなくちゃいけないんで年数もかかる話になってくると思うので,当面は校舎の大規模改修にあわせてエレベーター棟につきましてはつけていくと,将来的には全学校設置できるような形でつけていきたいなというふうに考えております。
以上です。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 今,小中学校でエレベーター設置がない学校はどこですか。
◎小林
学校教育課長 至急,済みません,確認します。
○青木 委員長 じゃあ,
佐藤委員,どうぞ
◆
佐藤弘子 委員 そうしますと,その必要性と将来にかける必要性,バリアフリーということでは理解するものではあるけれども,その維持管理のメンテナンス料かかりますよね。そのメンテナンス料というのは幾ら見ているんですか。
○青木 委員長 小林課長。
◎小林
学校教育課長 当然,年に1回とか,エレベーターの保守点検というのは必要になるかと思うんですが,済みません,金額のほうはお調べさせていただいてもよろしいでしょうか。申しわけございません。
◆
佐藤弘子 委員 はい。
○青木 委員長 ほかに質疑のある方。
◆長谷川信市 委員 お願いします。
○青木 委員長 長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 小林課長,さっきのエレベーターに関して,そういう該当者がいないときには,前,けやき台中学校,その何年か前に,その年になると,障がい持った生徒が入ると,そのためにエレベーターつけますという実際工事ありましたよね。今の話だと,なければ,よそ行ってくださいというような答弁でいいんですか,確認です。
○青木 委員長 小林課長。
◎小林
学校教育課長 済みません。今までの方針が,どういうふうに緊急の場合対応してきたかというと存じ上げなかったものですから,もしこれまでの対応で,そういう対応をしているのであれば,事前にもしわかっているんであれば,それは対応したいというふうに考えます。
◆長谷川信市 委員 はい。
◎小林
学校教育課長 申しわけございません。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 確かに将来にということで予定,何年後に上がってくるという予定があるかもしれないですけれども,事故とか何かで急遽そうなるということだってあるわけですから,バリアフリーいうのは,そういう意味では,いつでも対応できるという,そういうことで進めるということだと思うんですが,いかがでしょうか。
○青木 委員長 小林課長。
◎小林
学校教育課長 議員のおっしゃるとおりだと思います。そういった形で必要な子が出てくれば,早急にそういった環境を整備してあげるというのが役所としての務めだと思いますんで,そういった方向で努めていきたいと思います。
○青木 委員長 ほかに質疑はなしですね。
小林課長。
◎小林
学校教育課長 先ほど
市川委員の質問の中で,エレベーター棟がついていない学校なんですけれども,今現在4校ございます。まず,一つが大野小学校,それと郷州小学校,それから松前台小学校と松ケ丘小学校の4校になります。ただ郷州小学校につきましては,令和2年から,来年からですかね,大規模改修のほう入りますので,その中でエレベーター棟のほうは設置していきたいというふうに考えております。
以上です。済みませんでした。
◆市川和代 委員 ありがとうございます。
◆浅川利夫 委員 関連でいいですか。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 その4校以外で設置ということなんですけれども,実際にそれに,じゃあ,逆に,それを今そういうふうに該当する生徒がいないで,休んでいる,使っていないというところはあるんですか。
○青木 委員長 小林課長。
◎小林
学校教育課長 先ほどお話にあった,けやき台中学校の生徒さんですか,卒業してしまって,その後は今エレベーターを必要としているというか,車椅子であったりとか,使っている児童生徒の方はいらっしゃらないというような状況になっております。
○青木 委員長 渡辺委員。
◆渡辺大士 委員 エレベーター設置されている学校なんですけれども,そのエレベーター設置されているエレベーターの種類というか,種類,エレベーターの会社。
○青木 委員長 メーカーでいいですか。
◆渡辺大士 委員 というのは統一されていますか。
○青木 委員長 飯島課長。
◎飯島 管財課長 統一はされていないです。たしか日立さんと三菱さん,日立が圧倒的には多いとは思うんですが,ただ性能のほうの規格はほぼ一緒です。
以上です。
○青木 委員長 小林課長。
◎小林
学校教育課長 済みません。エレベーターの点検のほうの
佐藤委員からのご質問なんですけれども,年間で,ほかの学校の事例にしますと,58万8,000円ほどかかっております。
◆
佐藤弘子 委員 はい。
○青木 委員長 ほかに質疑はありませんね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 それでは,質疑を終結します。
議案第90号の自由討議を行います。
意見等のある委員は挙手をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 じゃあ,次に討論を行います。
討論のある方は挙手をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 討論なしと認めます。
これから議案第90号
工事請負契約の締結について(
御所ケ丘小学校校舎改修及び
エレベーター棟増築工事)について採決します。
原案を可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
○青木 委員長 挙手全員です。よって,当委員会に付託されました議案第90号を可決することに決定いたしました。
これで総務部所管の審査を終了いたします。
ここで執行部職員入れかえのため暫時休憩いたします。
午後2時26分休憩
──────────────────────
午後2時33分開議
○青木 委員長 それでは,休憩前に復し会議を継続したいと思います。
それでは,教育委員会所管の審査に入ります。
各課の審査に入る前に,議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)につきましては,人事異動に伴う人件費の組み替えがございますので,人件費に関する部分については,人件費補正の資料に基づき,教育部長からまとめてご説明があります。
それでは,内容の説明をお願いいたします。
宇田野部長。
◎宇田野 教育部長 教育部長の宇田野です。よろしくお願いいたします。
議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)の教育委員会所管の人件費補正について説明いたします。
人件費の補正理由といたしましては,定期人事異動のほか各種手当の増減,育児休業等代替任期付職員の採用,標準報酬月額の改定,共済費負担率の改定となってございます。
教育委員会所管におきましては,資料,令和元年度9月補正・人件費補正の内容という資料の中で,番号が20学校教育総務費(特別職)から26図書館費の7項目が該当いたします。
当初予算編成時との職員数比較では,学校教育総務費及び学校給食センター費で,それぞれ1人の増員が,それから社会教育総務費では1人の減ということになっております。そのほか,共済費負担率の改定,人事異動に伴う組みかえが主な内容でございます。
説明は以上です。
○青木 委員長 以上で説明が終わりました。
各委員の質疑お願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 質疑を終結します。
それでは,各課の審査に入ります。
まず,生涯学習課所管の議案第76号 守谷市
児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について内容の説明をお願いします。
福島課長。
◎福島 生涯学習課長 生涯学習課長の福島です。よろしくお願いいたします。
議案第76号 守谷市
児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてご説明をいたします。
改正の内容は2点です。
第5条第2項の,まず1点目が,閉所日についてです。これまで第2号のお盆期間に当たる閉所日が8月12日から8月16日,また第3号の年末年始の閉所日が12月28日から1月4日となっておりましたが,いずれも一般的な期間である8月13日から8月16日及び12月29日から翌年1月3日に改めるものです。
2点目は,第6条第2項の開所時間についてです。保育時間の変更を希望する保護者がいる場合,これまでは通常の保育時間の午前7時30分から午後7時に対して,開始時刻のみを通常から30分繰り上げ午前7時からとしていたところですが,それに加えまして,保護者の要望や利用状況の実態を考慮しまして,新たに終了時刻を15分延長して午後7時15分とするものです。これによって保育可能な時間は,最長で午前7時から午後7時15分になります。
簡単ですが,説明は以上です。
○青木 委員長 説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 預かり時間をもっと早めたということですよね,これ7時半から7時ということは,そうしますと。
○青木 委員長 福島課長。
◎福島 生涯学習課長 この開始時間につきましては,もう既に早めてございまして,今回新たに設定いたしますのが終了時刻の延長になります。
◆
佐藤弘子 委員 延長。
◎福島 生涯学習課長 はい。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 じゃあ,伺います。これによって,負担割合はどういうふうにふえるんですか。何,お残り保育みたいな感じで。
○青木 委員長 負担というのは父兄。
◎福島 生涯学習課長 保護者の負担。
○青木 委員長 保護者の負担。
◆
佐藤弘子 委員 保護者の負担。
○青木 委員長 福島課長。
◎福島 生涯学習課長 今前半,朝,もともと設定してございました早朝の保育のほう,そちら100円をいただいているところなんですけれども,今回,延長15分につきましても,同じく100円をプラスでいただくようになります。
◆
佐藤弘子 委員 そうですか。わかりました。
◎福島 生涯学習課長 ですので,朝と晩の場合には1日200円ということになります。
○青木 委員長
市川委員。
◆市川和代 委員 今回,預かり日あるいは預かり時間の本当に保護者の対応ということで,やっていただくということなんだと思うんですが,7時15分までを希望する,あるいはもっと希望する人もいる,長時間希望する人もいるかもしれませんけれども,現在,この7時15分までを希望している方は何名ぐらいいるんでしょうか。
○青木 委員長 福島課長。
◎福島 生涯学習課長 平成30年度の記録なんですけれども,閉所時刻,今までは7時だったんですけれども,それ以降にお迎えになってしまった方,7時を超えてしまった方が428件ございました。そのうち,最も多いのが15分以内でお迎えに来られている方なんですね。15分以内のおくれだったということで,そちらが390件,全体の91%がここの枠に当たる方です。30分以内で,30分以上おくれてしまった方ですね,その方が34件で8%,一番遅い方が45分おくれという方もいらっしゃるんですが,その方は年間でも4件で,いずれも同じ方でございました。
以上です。
○青木 委員長 いいですか。
長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 これ事業委託,アンフィニさんだと思うんですけれども,快くいいですよと,15分だけだけれども,その教室には残っているだろうけれども,そういうのも臨機応変に対応してくれているというところですかね。
○青木 委員長 福島課長。
◎福島 生涯学習課長 それは今の状況でございますか。
◆長谷川信市 委員 うん。
◎福島 生涯学習課長 今は臨機応変に15分,現場にはいていただく,それ以上ももちろんいてはくださっているんですけれども,対応はしていただいております。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 今回,閉鎖日数を少なくするということでいるわけなんですけれども,これ1日延ばすことによって,どのくらいの費用かかるんでしょうか。
○青木 委員長 福島課長。
◎福島 生涯学習課長 今,済みません,どのくらいという実数は出ていないんですけれども,今現在で大体支援員の時給が880万から900円というところですので,それで,そうですね。その時間帯に大体2人はいてくださるということで,その分が加算になるかなと思います。
○青木 委員長 浅川委員。
◆浅川利夫 委員 実際に880円というのは,何ていうのかな,パートで働いた従業員というか,その方に払われると思うんですけれども,ただ予算計上とかやる場合は,ここに管理費とか,光熱費とかいろいろかかると思うんですよね。そういうものも含めた意味だと3倍から4倍ぐらいなろうかなと思うんですけれども,そういうことを加味しないのですか。
◎福島 生涯学習課長 それは。
○青木 委員長 福島課長。
◎福島 生涯学習課長 およそ人件費が主で,光熱水費まで入れて3倍とか4倍までには恐らく行かないんではないかなとは思います。
○青木 委員長 よろしいですか,浅川委員。
ほかに質疑のある方。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 それでは,質疑を終結します。
これから自由討議を行います。
意見等のある委員は挙手をお願いします。
市川委員。
◆市川和代 委員 非常に保護者にとってはありがたいことなんですが,15分延びるということは,また,ずるずるとならないとも限りませんので,そこの部分はしっかりと,これが今度30分まで延ばしてくださいというようなことにならないように,ぜひよろしくお願いしたいと思います。要望です。
○青木 委員長 今自由討議なんで,こちらを向いて。
◆市川和代 委員 そうですが,自由討議なので要望したいと思います。
◆長谷川信市 委員 間違いないです。
○青木 委員長 ほかに自由討議のある方。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 それでは,自由討議を終結します
これから討論を行います。
討論のある方は挙手をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 討論なしと認めます。
これから議案第76号 守谷市
児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について採決します。
原案を可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
○青木 委員長 挙手全員です。よって,当委員会に付託されました議案第76号を可決することに決定しました。
続いて,生涯学習課所管の議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)について内容の説明をお願いします。
福島課長。
◎福島 生涯学習課長 生涯学習課所管の議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)についてご説明をいたします。
初めに,債務負担行為の補正,5ページの上から2番目の枠の放課後子ども総合プラン運営事業,
児童クラブ分は,民間への運営業務委託に当たり,令和2年度から令和6年度までの5年間の債務負担行為を設定するものです。限度額は10億5,174万円で,財源の内訳は,36ページにありますとおり,国・県補助金が3億612万円,入所負担金が2億550万5,000円で,一般財産が5億4,011万5,000円です。
また,3番目の枠の放課後子ども総合プラン運営事業,放課後子ども教室分は
児童クラブと一体的な運営を行うもので,同じく5年間の債務負担行為を設定するものです。限度額は2億8,482万8,000円で,財源の内訳は県補助金が8,812万5,000円,入所負担金が2,571万円で,一般財源が2億7,049万3,000円です。いずれも現在の契約期間が満了となる本年度に設定するものです。
説明は以上です。
済みません。申しわけありません。もう一件あります。
次に,17ページのほうお願いいたします。
歳出で,下の枠の款3民生費,項2児童福祉費,目1児童福祉総務費,説明欄12黒内小学校
児童クラブ建設事業,節12役務費の9万4,000円の増額は,令和3年4月に中央公民館隣接地に開設を予定しております黒内小学校
児童クラブ1棟4室の建設に伴う建築確認申請手数料を計上するものです。
その下の節13委託料の1,533万4,000円の増額は,同施設の実施設計委託料を計上するものです。
なお,各室の定員は1室40人で,合計で160人を収容できる施設の建設を予定しております。
説明は以上です。ご審議のほどお願いいたします。
○青木 委員長 説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
長谷川委員。
◆長谷川信市 委員 黒内小学校
児童クラブの設計事業に関してご質問します。この設計管理委託料というのは,前にも黒内小学校って増築しましたよね。あれとはまた違う形,同じ形,まず先に。
○青木 委員長 福島課長。
◎福島 生涯学習課長 前に建設しました建物は1棟2室ですね,1階だけなんですけれども,今度は4室になりますので,2階建てになりますので,別のつくり,構造になります。
以上です。
◆長谷川信市 委員 わかりました。いいです。
○青木 委員長 いいですか。
◆
佐藤弘子 委員 その件で。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 黒内小学校にまた新しくつくるスペースって,本当どこにあるんですか。
○青木 委員長 福島課長。
◎福島 生涯学習課長 平成29年4月から開設いたしました中央公民館の隣接地にございます
児童クラブのちょうど裏手に建つようになります。同じ敷地に建設を予定しております。
◆
佐藤弘子 委員 ということは,2階に上げるということ。
◎福島 生涯学習課長 そうです,はい。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 その債務負担行為なんですけれども,これ前回の期間より金額が上がっているような気がするんだけれども,上がっていないですか,10億。
○青木 委員長 福島課長。
◎福島 生涯学習課長 全体の5年間のときよりも上がっているのではないかということですね。
◆
佐藤弘子 委員 はい。
◎福島 生涯学習課長 前回のときよりも金額はアップしております。前回のときは当初が5億何がしで,最終的には7億幾らかの契約になってくるんですけれども,今回は10億円超えということになっておりますのが,支援員の時給,先ほど880円から900円と申しましたけれども,今度は少しそれよりもアップをさせております。といいますのが,ここのところ,千葉県の我孫子市ですとか流山あたりが大変時給上がっておりまして,そうしますと,もう隣接していますので,よい支援員が流出してしまうですとか,それから最初から確保しづらいとか,そういったことがありますので,少し金額を上げてあるということで,今回の債務負担行為は5年間で,合計で少し上がっているような状況になっております。
○青木 委員長
佐藤委員。
◆
佐藤弘子 委員 もう一つ,この10億とありましたけれども,一般財源のほうから出るのと,国から出る部分があると思うんですけれども,そこのところ書けなかったので,もう一度,ごめんなさい,教えてください。
○青木 委員長 福島課長。
◎福島 生涯学習課長
佐藤委員おっしゃるとおり,放課後の
児童クラブのほうは,国と県から3分の1ずつの補助金が出ます。子ども教室のほうも,これ県からだけなんですけれども,県のほうから補助が出るようにはなっています。
こちらに載せている金額なんですけれども,そちらが流動的で対象になる経費と対象外の経費と,流動的でどういったものが対象になるかというのがまだはっきりしないので,実はこれ今年度の予算を補助金に積み上げておりまして,ですので,3分の1とは合わないような金額にはなっておりますが,そういった状況になります。実際には対象経費の3分の1が補助されるというようになります。
◆
佐藤弘子 委員 そうですか。わかりました。
○青木 委員長 よろしいですか。
◆
佐藤弘子 委員 はい。
○青木 委員長 ほかに質疑のある方。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 それじゃ,質疑を終結します。
これで教育委員会所管の審査を終了いたしました。
ここで執行部職員の入れかえのため暫時休憩いたします。
午後2時51分休憩
──────────────────────
午後2時52分開議
○青木 委員長 休憩前に復し会議を続行します。
福島課長,どうぞ。
◎福島 生涯学習課長 第82号の5ページ見ていただきますと,令和元年度から令和6年度までと期間がなっております。実際にお金を支出するのは令和2年から令和6年まで,36ページのようになるんですけれども,今年度,入札などを開始する手前,今もう債務負担行為として設定しておかなければなりませんので支出しない,今年度も含めて,令和元年から令和6年というこちらの5ページは表示になっております。補足させていただきました。
○青木 委員長 よろしいですか。何か質問とか。
それでは,暫時休憩といたします。
午後2時53分休憩
──────────────────────
午後2時54分開議
○青木 委員長 それでは,休憩前に復し会議を続行いたします。
それでは,議会事務局所管の議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)についての内容の説明をお願いいたします。
高橋局長。
◎高橋
議会事務局長 議会事務局長の高橋です。よろしくお願いいたします。
議会事務局所管の議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)について説明させていただきます。
10ページをお願いいたします。
款1議会費,項1議会費,目1議会費51万6,000円の増額補正です。
補正の内容につきましては,説明欄79職員給与関係経費で,4月の人事異動に伴う人件費の組み替え及び共済費負担金率の改定によるものです。
議会事務局所管の補正は以上です。よろしくお願いいたします。
○青木 委員長 説明が終わりました。
質疑のある方は挙手をお願いします。
なしでよろしいですね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 質疑を終結します。
以上で,当委員会に付託されました議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)の全ての審査が終了しました。
これから議案第82号について自由討議を行います。
意見等のある方は挙手をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 自由討議を終結します。
討論を行います。
討論のある方は挙手をお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青木 委員長 討論なしと認めます。
これから議案第82号 令和元年度守谷市
一般会計補正予算(第3号)について採決をいたします。
原案を可決することに賛成の方は挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
○青木 委員長 挙手全員でございます。よって,当委員会に付託されました議案第82号を可決することに決定いたしました。
以上をもちまして,当委員会に付託されました案件の審査が終了いたしました。
これをもちまして,
総務教育常任委員会を閉会いたします。
大変ご苦労さまでした。
午後2時56分閉会
委員会条例第30条第1項の規定により署名する
総務教育常任委員長 青 木 公 達...