守谷市議会 > 2019-09-02 >
令和 元年決算予算特別委員会−09月02日-02号

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  1. 守谷市議会 2019-09-02
    令和 元年決算予算特別委員会−09月02日-02号


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    令和 元年決算予算特別委員会−09月02日-02号令和 元年決算予算特別委員会               守谷市議会決算予算特別委員会                  (第 2 号)         ──────────────────────────            令和元年9月2日 午前9時55分開会         ────────────────────────── 出 席 委 員                       委 員 長   堤   茂 信 君                       副委員長   渡 辺 大 士 君                       委  員   砂 川   誠 君                         〃     神 宮 栄 二 君                         〃     浅 川 利 夫 君                         〃     末 村 英一郎 君                         〃     高 梨   隆 君                         〃     渡 辺 秀 一 君                         〃     長谷川 信 市 君                         〃     青 木 公 達 君                         〃     山 田 美枝子 君                         〃     寺 田 文 彦 君
                            〃     高 梨 恭 子 君                         〃     高 橋 典 久 君                         〃     市 川 和 代 君                         〃     佐 藤 弘 子 君                         〃     伯耆田 富 夫 君         ──────────────────────────                       議  長   梅 木 伸 治 君         ────────────────────────── 欠 席 委 員                       な  し         ────────────────────────── 傍 聴 議 員                              川 名 敏 子 君         ────────────────────────── 出 席 説 明 者         市長                   松 丸 修 久 君         副市長                  田 中   健 君         教育長                  町 田   香 君         保健福祉部長兼福祉事務所長        堀     浩 君         保健福祉部次長兼介護福祉課長兼福祉事務所次長                              稲 葉 みどり 君         保健福祉部次長兼国保年金課長兼福祉事務所次長                              椎 名 恵美子 君         国保年金課長補佐             椎 名   均 君         介護福祉課地域包括支援センター所長    森 山 範 彦 君         介護福祉課長補佐             鈴 木 貴 直 君         都市整備部長               古 谷 浩 一 君         都市整備部次長兼建設課長         飯 塚 俊 雄 君         都市計画課長               高 橋 幸 司 君         都市計画課長補佐             坂 本 朋 夫 君         建設課長補佐               藤 原 義 訓 君         建設課長補佐               中 山 耕 一 君         教育部長                 宇田野 信 彦 君         教育部次長兼学校教育課長         小 林 伸 稔 君         学校教育課長補佐             小 島 一 博 君         生涯学習課長               福 島 晶 子 君         生涯学習課長補佐             笠 見 高 志 君         生涯学習課主査              戸 崎 圭 一 君         生涯学習課中央図書館長          石 川 みどり 君         生涯学習課中央図書館副館長        塚 原 恭 子 君         指導室長                 奈 幡   正 君         指導室副参事               古 橋 雅 文 君         指導室係長                菊 地 正 恵 君         学校給食センター所長           坂   登司男 君         上下水道事務所長兼浄化センター長     長 田   誠 君         上下水道課長               奥 野 清 輝 君         上下水道課長補佐             大久保   務 君         上下水道課係長              海老原 茂 生 君         ────────────────────────── 本会議に職務のため出席した者                  議会事務局長      高 橋 弘 人                  議会事務局係長     望 月 理 恵         ──────────────────────────                 議  事  日  程                            令和元年9月2日(月曜日)                                午前9時55分開会 1.審査案件  1)議案第60号 平成30年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定  2)議案第61号 平成30年度守谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定  3)議案第62号 平成30年度守谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定  4)議案第63号 平成30年度守谷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定  5)議案第64号 平成30年度守谷市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定  6)議案第65号 平成30年度守谷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定  7)議案第66号 平成30年度守谷市水道事業会計決算認定  8)議案第67号 平成30年度守谷市公共下水道事業会計決算認定  9)議案第68号 平成30年度守谷市水道事業会計利益の処分  10)議案第69号 平成30年度守谷市公共下水道事業会計利益の処分 1.本日の会議に付した事件  1)議案第60号  2)議案第61号  3)議案第62号  4)議案第63号  5)議案第64号  6)議案第65号  7)議案第66号  8)議案第67号  9)議案第68号  10)議案第69号         ──────────────────────────                 午前9時55分開会 ○堤 委員長  改めまして,皆さんおはようございます。  ただいまから決算予算特別委員会の2日目を開会いたします。  本日の出席委員は17名であります。定足数に達しておりますので,会議は成立いたします。  傍聴議員として川名議員が出席をしております。  また,一般の傍聴者の方におかれましては,許可のない発言や私語を慎むよう,お願いをいたします。  本日,議長に出席いただいておりますので,ご挨拶をお願いいたします。 ○梅木 議長  改めましておはようございます。  決算2日目ということで,きょうになるとちょっと疲れが出てきちゃうかもしれません。また,昨日は防災訓練ということで大変ご協力いただきまして,本当に感謝したいと思います。  まだ行方不明の方が1人いるようでございますが,全員そろってきょうは会議ができることを喜びたいと思います。お疲れさまです。 ○堤 委員長  それでは,議案第61号 平成30年度守谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の審査に入ります。  保健福祉部長から内容の説明をお願いいたします。  堀保健福祉部長。 ◎堀 保健福祉部長  おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは,平成30年度守谷市国民健康保険特別会計決算につきまして,ご説明をさせていただきます。  平成30年度から茨城県が財政運営の責任主体となりました。制度の安定化を図り,市町村においては保険証の発行の手続窓口業務ですね,特定保健指導等の保健事業を重点的に実施していくように制度改正がなされております。このことに伴いまして,国保会計の科目等についても変更がございました。  決算報告書の202,203ページに掲載をされております歳入歳出の状況をごらんいただきますと,増減率が皆減,皆増が大幅増となっているものが変更となった科目となっております。  それでは,歳入について説明をさせていただきます。  決算書,428,429ページをお願いいたします。なお,決算報告書につきましては202ページから掲載をしております。  款1国民健康保険税の調定額は,現年度課税分及び滞納繰越分を合わせて17億7,728万6,118円となりました。こちらは昨年度と比較しますと7,969万6,576円の減となっております。収入済額につきましては15億3,590万8,125円,前年と比較しますと4,256万6,023円の減となっております。
     これは,被保険者数の減少により保険税が減となったものでございます。被保険者数につきましては,平成29年度が1万3,352人,平成30年度が1万2,739人となり,613人の減がございました。  432,433ページをお願いいたします。  款4県支出金の収入済額は34億4,391万3,470円で,主なものは項1県補助金の保険給付に要する費用が全額県から交付されているものです。  その下の款6繰入金,項1他会計繰入金は一般会計からの繰入金で3億9,124万8,354円となっております。こちらは全額法定内の繰入金となっております。  続きまして,歳出について説明させていただきます。  少し飛びまして446,447ページをお願いいたします。  款2保険給付費の支出済額は33億7,330万3,917円で,平成29年度と比較しますと5,435万184円の減となりました。  450ページ,451ページをお願いいたします。  款3国民健康保険事業費納付金の支出済額18億9,427万2,020円は,制度改正により,茨城県で決定された納付金を納付するために新設をしたものでございます。  456,457ページをお願いいたします。  款5保健事業費,項2特定健康診査等事業費の支出済額4,234万559円は,40歳以上74歳までの被保険者を対象に支出しておりますメタボリックシンドローム(メタボ),こちらに着目した特定健康診査と,その結果によりまして生活習慣病の発症や重症化を予防する特定保健指導の経費となっております。  保健指導の一事業として,平成30年度から糖尿病性腎症重症化予防事業を開始しております。糖尿病から腎臓病や透析に移行しないよう支援を行っております。  以上が平成30年度の国民健康保険特別会計決算の主な内容です。どうぞよろしくお願いいたします。 ○堤 委員長  以上で説明が終了しました。  質疑のある委員の方は挙手をお願いいたします。  ありがとうございます。  それでは,浅川委員のほうから順番にお願いしたいと思いますが,ご質問はお幾つございますでしょうか。  はい,よろしくお願いします。 ◆浅川利夫 委員  よろしくお願いします。  保険加入者が減ったということですけれども,その理由はどういうことが考えられるか,お願いします。 ○堤 委員長  椎名保健福祉部次長。 ◎椎名 保健福祉部次長  よろしくお願いします。  高齢化というところで,国保加入者が75歳になると後期高齢のほうに移ることになります。国保全体の被保険者の構成を見ますと,大体60代,70代が多く若い人たちが少ないものですから,後期に移るということと,それから,今は,例えばお仕事をやめても社会保険に継続して加入という事業所もふえておりますので,そういった理由から被保険者は減ってきていると思われます。 ○堤 委員長  よろしいですか。  続きまして,山田委員のほうからお願いしたいと思いますけれども,質問はお幾つございますか。 ◆山田美枝子 委員  1点です。 ○堤 委員長  はい,よろしくお願いします。 ◆山田美枝子 委員  伺いますけれども,ジェネリック医薬品利用差額通知というのが私のところに来たんですけれども,医療費の抑制ということでこの通知が出されていると思うんですけれども,その効果というのが出ているのか伺います。 ○堤 委員長  椎名保健福祉部次長。 ◎椎名 保健福祉部次長  こちらのジェネリックへの移行の通知なんですが,こちらは移行することによって300円以上安くなるのが見込まれる方,それから,継続してお薬が必要な,高血圧だったりというようなお薬を飲んでいる方に対して送っているものです。  県内の普及率の順位などが出ておりますので,そちらでちょっとお話させていただきますと,平成29年度が76.9%で県内2位でございました。平成30年度は81.97%で,こちら県内1位となっております。  ですので,その通知の効果は大きかったのかなと考えております。 ◆山田美枝子 委員  わかりました。すみません。 ○堤 委員長  続きまして,寺田委員のほうからお願いしたいと思います。  ご質問は幾つですか。 ◆寺田文彦 委員  1点です。 ○堤 委員長  よろしくお願いします。 ◆寺田文彦 委員  収納状況を見ますと,滞納繰越分とか不納欠損があって非常に収納率が悪くなっていると思うんですけれども,もし国保税を滞納するとどのような措置が段階的に行われるのか,ちょっと教えていただけますか。 ○堤 委員長  椎名保健福祉部次長。 ◎椎名 保健福祉部次長  まず,納期におくれますと督促状のおはがきをお出しします。収納関係につきましては,国保というよりも納税課のほうが主にやっていただいているところなんですけれども。  保険証のお話をさせていただくと,納付が1年以上おくれますと,通常は1年間の期限のある保険証をお渡ししているところなんですが,1カ月の短期の保険証ということで,1カ月先までの期限の保険証をお出しして,切れる前にまた来ていただいて少し納めていただいて,また1カ月延ばすというようなものになります。  さらにそれでもまだ納めるのがおくれたりした場合には,今度は資格証明書というもので,短期保険証は通常の保険証と同じように医療費での支払う割合というのは,その人その人によって割合があるんですが,その後おくれますと資格証というものになります。こちらは10割で医療費をお支払いしなければならないものなんですが,というような形で段階を追って保険証でペナルティーが科されるというところになっております。 ○堤 委員長  寺田委員。 ◆寺田文彦 委員  初めて資格証って聞いたんですけれども,10割負担だったら別に資格証を出さなくてもいいんじゃないかなと思うんですけれども。 ○堤 委員長  椎名保健福祉部次長。 ◎椎名 保健福祉部次長  資格証があると,診療の点数が1点10円で計算されるんですが,その資格証がないと自由診療というものになりまして,1点の金額がそのお医者さんによって10円ではなく自由に決められるようになるんですね。なので,10割ではあるけれども,医療費はある程度,その資格証があることで,ないよりも負担は少し少ないというようなことですね。 ○堤 委員長  寺田委員。 ◆寺田文彦 委員  その資格証というのは,結構な人数の人がいるんですか。 ○堤 委員長  椎名保健福祉部次長。 ◎椎名 保健福祉部次長  ことし3月末現在で126人の方です。 ○堤 委員長  寺田委員,よろしいですか。  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  今,資格証のお話を伺いましたけれども,そうしますと,その資格証がなくて子供がいる方はどのように扱いをするのでしょうか,子供も同じように資格証の中で保険診療にかかることができるかどうか。 ○堤 委員長  椎名保健福祉部次長。 ◎椎名 保健福祉部次長  お子さんについては,高校生未満の方は,保護者の方が資格証明書であってもお子さんは短期保険証となります。1年ではなく短い期間での保険証を交付しております。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  子供さんは何歳までがそれを適用していただけるんですか。資格証をいただいたときに。 ○堤 委員長  椎名保健福祉部次長。 ◎椎名 保健福祉部次長  高校生以下のお子さんです。 ○堤 委員長  以上で質疑を終結いたします。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手をお願いします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手をお願いします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  討論なしと認めます。  これから議案第61号 平成30年度守谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の方は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○堤 委員長  挙手多数です。よって,議案第61号を認定することに決定しました。  次に,議案第62号 平成30年度守谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の審査に入ります。  保健福祉部長から内容の説明をお願いいたします。  堀保健福祉部長。 ◎堀 保健福祉部長  よろしくお願いいたします。  平成30年度守谷市後期高齢者医療特別会計決算について説明を申し上げます。  この会計につきましては,後期高齢者医療保険料を被保険者から徴収しまして,茨城県後期高齢者医療広域連合に納付する保険料の収支が主なものとなっております。  歳入について説明させていただきます。  468ページ,469ページをお願いいたします。決算報告書につきましては207ページからとなっております。よろしくお願いいたします。  款1後期高齢者医療保険料の収入済額4億6,225万4,400円は,歳入の構成比81.3%を占めております。  続きまして,歳出について説明いたします。  474,475ページをお願いいたします。  款2後期高齢者医療広域連合納付金は5億3,075万1,756円で,全支出額の93.8%となっております。徴収した保険料等について,茨城県後期高齢者医療広域連合に納付しているものです。  以上,簡単ですが,平成30年度後期高齢者医療特別会計決算の主な内容でございます。よろしくお願いいたします。 ○堤 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員の方は挙手をお願いいたします。  佐藤委員のほうから,質問はお幾つでしょうか。 ◆佐藤弘子 委員  1点です。 ○堤 委員長  よろしくお願いします。 ◆佐藤弘子 委員  後期高齢者につきましての税金が払えない方に対しては,どのような措置をされているのか伺います。 ○堤 委員長  椎名保健福祉部次長。 ◎椎名 保健福祉部次長  国民健康保険と同様に短期保険証を,通常でしたならば1年間期限のものを短期での保険証の交付となっております。  ちなみに,人数を申し上げますと6名の方が短期保険証と現在なっております。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  6名の方がいらっしゃるという今の答弁でありましたけれども,そうしますと高齢者ですから,年齢によって病院を必要とするようなことが起きるということもありますけれども,これまでにそういった,保険証がいただけないということで,不測の事態が起きたということはあるのでしょうか。 ○堤 委員長  椎名保健福祉部次長。 ◎椎名 保健福祉部次長  今までにそういったお話はありませんでした。  短期の保険証ということは期限が1カ月後ですが,期限が切れるまでにお約束の分納の金額のものを納めていただいて,またさらに延ばしますので,例えばお医者さんにかかりたいというときには,お越しいただいて,多少でも納めていただいて保険証はお出ししておりますので,特に問題はないと思っております。 ○堤 委員長  よろしいですか。
     質疑を終結します。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論のある方は挙手をお願いします。  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  反対の立場で討論を行います。  後期高齢者というのは非常に弱者ですよね,そういう意味で保険証が渡されていないという実例がはっきりしたということにおきましては,親身になって相談に応じるべきだと思います。  6名とおっしゃいましたけれども,まだ苦しんでいる方もいると聞いておりますので,そういう意味からして,行政というのは,命にかかわるということも含めて親身な相談をしてもらいたいということで討論といたします。 ○堤 委員長  ほかに討論はありませんか。  市川委員。 ◆市川和代 委員  賛成討論です。  6名の方も,多少でも納付してもらって短期保険証を交付しているということでございますので,親身になって対応していただいていると思いますので,賛成の立場で討論します。 ○堤 委員長  ほかに討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  これで討論を終わります。  これから議案第62号 平成30年度守谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手をお願いします。                   〔賛成者挙手〕 ○堤 委員長  挙手多数です。よって,議案第62号を認定することに決定しました。  次に,議案第63号 平成30年度守谷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の審査に入ります。  保健福祉部長から内容の説明をお願いします。  堀保健福祉部長。 ◎堀 保健福祉部長  よろしくお願いいたします。  平成30年度守谷市介護保険特別会計決算についてご説明させていただきます。  最初に,被保険者数ですが,平成30年4月1日は1万4,465人でした。平成31年4月1日,平成30年度末におきましては1万5,003人ということで3.7%の増をしております。  それでは,決算書は479ページから,決算報告書につきましては211ページから掲載をしております。  初めに,歳入について,主なものを説明させていただきます。  決算書484,485ページの一番上の段をお願いいたします。  款1保険料は,65歳以上の第1号被保険者の保険料で,収入済額は8億4,160万6,742円となり,収納率は98.1%となりました。  下段の款3国庫支出金,目1介護給付費負担金5億4,206万8,364円は,居宅介護サービス給付費の20%,施設介護給付費の15%,これを国が負担するものとなっております。  次に,486,487ページをお願いいたします。  中段の款4支払基金交付金,目1介護給付費交付金,節1現年度分7億8,342万2,000円は,介護保険給付費の27%,それから,第2号被保険者,こちらは40歳から64歳の方,こちらの保険料に当たる分として社会保険診療報酬支払基金から交付をされたものです。  款5県支出金,目1介護給付費負担金4億2,886万451円は,居宅介護サービス給付費の12.5%,施設介護サービス給付費の17.5%を県が負担するものです。  488,489ページの下段をお願いいたします。  款7繰入金,目1一般会計繰入金,節1介護給付費繰入金3億7,638万3,000円は,介護保険給付費の12.5%を市が負担するものです。  続きまして,歳出の主なものについて説明いたします。  496,497ページをお願いいたします。  中ほどにあります目1介護認定審査会費1,438万7,597円は,要介護・要支援認定のための介護認定審査会に要した経費となっております。  次に,500ページ,501ページをお願いいたします。  下段にあります款2保険給付費,項1介護サービス費26億8,542万8,114円は,居宅介護,施設介護などのサービス給付費となっております。  続いて,502,503ページをお願いいたします。  中段の項2介護予防サービス費6,354万2,602円は,要支援認定者に対するサービス給付費となっております。  504,505ページの中段をお願いいたします。  項3高額介護サービス費7,054万295円は,要介護・要支援認定者が受けたサービスに係る利用負担額が高額になった場合に,利用者負担額を軽減するために支給したものでございます。  506,507ページをお願いいたします。  中段の項5特定入所者介護サービス等費9,396万9,583円は,低所得者の方が短期入所を利用した場合や,介護保険施設である特養,老健,介護療養型等に入所した場合に,低所得者の方の負担軽減を図るため,食費,居住費の一部を支給したものです。  次に,少し飛びまして520ページ,521ページをお願いいたします。  中段の款5諸支出金,項1償還金及び還付加算金,目2償還金1,285万2,037円は,介護保険給付費に対する国県支出金及び支払基金交付金の平成29年度の精算金となっております。  項2繰出金,目1一般会計繰出金2,703万9,447円は,介護保険給付に対する市負担分の平成29年度の精算金となっております。  以上で説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○堤 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑がある委員の方は挙手をお願いします。  4名の方ですね,それでは今度は逆から,神宮委員のほうからお願いしたいと思いますが,ご質問は幾つでしょうか。 ◆神宮栄二 委員  1件です。 ○堤 委員長  お願いします。 ◆神宮栄二 委員  決算説明書の215ページ,介護予防・生活支援サービス事業,これ大きく増となっているんですが,下のほうに「旧介護予防訪問介護及び通所介護に相当するサービスの提供を行った。要支援認定者等の増加に伴い,訪問型及び通所型サービスともに利用者が増加した」となっているんですが,これは以前違う事業の代替の部分であったのかどうか。それと,訪問型及び通所型サービスともに利用者が増加したというのは,具体的にどれくらい増加したのか教えていただきたい。 ○堤 委員長  森山介護福祉課地域包括支援センター所長。 ◎森山 介護福祉課地域包括支援センター所長  よろしくお願いいたします。  違う事業からの代替ということなんですが,これは平成29年度から,介護保険の給付のうち予防給付のうちの訪問介護と通所介護が,市が行う総合事業というものに移行しております。その関係で要支援認定を受けた方の利用する訪問のサービス,あと通所のサービスについては,こちら地域支援事業の中の生活支援サービス事業の中に位置づけられるような形になっております。  増加した数ということなんですが。 ○堤 委員長  稲葉保健福祉部次長。 ◎稲葉 保健福祉部次長  すみません,この後,説明させていただきます。  平成29年度は総合事業の法的に移行期でありましたので,件数が平成29年度と平成30年度を比較しますと件数が大分ふえました。  ちなみに,平成29年度の訪問型サービス,これは訪問介護,ヘルパーさんの訪問のことです。こちらが251件に対して,平成30年度の実績は720件,これは延べです。通所型サービスというのは総合事業の中では通所介護というデイサービスの件です。これが平成29年度につきましては449件という実績に対して,平成30年度は1,085件という実績になりました。  先ほど言いましたように,平成29年度に関しては移行期ということですから,保険給付というサービス,更新の段階で総合事業に切りかわったということもありましたので,件数が平成30年度は丸々総合事業のサービスにかわりましたので,件数がふえたこととあわせて,要支援認定者がここ3年ぐらいで毎年度,毎年度,15%ぐらいから20%ぐらいの割合でふえているような状況です。  要支援の方たちが使うサービスでありますので,こういった認定者がふえているということも合わせてふえていると思います。よろしいでしょうか。 ○堤 委員長  神宮委員,いかがですか。 ◆神宮栄二 委員  結構です。 ○堤 委員長  ありがとうございます。  続きまして,末村委員,お願いしたいと思いますが,ご質問は幾つでしょうか。 ◆末村英一郎 委員  1点だけです。 ○堤 委員長  お願いいたします。 ◆末村英一郎 委員  ちょっと基礎的なところを教えてほしいんですけれども,介護保険の2号被保険者に係る部分は,保険料の歳入ですとか事務経費とか,もしあれば保険給付費の部分とか,それもここに入っているのか,それとも国保のほうに入っている部分もあるのか,もうちょっと教えていただきたいんですけれども。 ○堤 委員長  森山介護福祉課地域包括支援センター所長。 ◎森山 介護福祉課地域包括支援センター所長  第2号被保険者分の介護保険料は,それぞれが加入する医療保険の保険料と一体的に徴収されることになっております。対象は40歳から64歳までの方ということになりますが,国保に加入する方であれば国民健康保険税と合わせて納付をしていただきます。また社会保険に入られている方に対しては,社会保険の保険料としてお支払いいただくことになります。  それを,全国の医療保険者から国のほうに一旦プールをしまして,それを年間の給付額にあわせて市町村に交付するような仕組みになっております。給付額の27%がその第2号被保険者の負担割合ということで介護保険法で定められておりますので,その分が歳入として入ってくるというような財政の仕組みになっております。 ○堤 委員長  末村委員。 ◆末村英一郎 委員  ありがとうございます。  例えばうちの国保で一緒に払っている人の保険料収入は,この介護の特会のほうで入っているんですか。全国に納付する金額として,歳出の部分で出ちゃっているということですか。 ○堤 委員長  森山介護福祉課地域包括支援センター所長。 ◎森山 介護福祉課地域包括支援センター所長  国保の特別会計から出る分というのは……すみません,担当をかわります。 ○堤 委員長  椎名国保年金課長補佐,すみません。 ◎椎名 国保年金課長補佐  国民健康保険の介護納付金の件について,私のほうから説明させていただきます。  守谷市の国民健康保険税は医療分と後期高齢者支援分と介護分の三つに分かれておりまして,そのうちの介護分という形で,守谷市は40歳から65歳未満の方から徴収した介護保険の納付金については,一旦,茨城県のほうに介護納付金という形で納めるような形になっております。  そちらのほうから,県が今度国のほうにそれを県全体でまとめて支払って,それでそこから国のほうが各県介護保険のほうに支払っていくというシステムになっております。  ちなみに,守谷市のほうの介護納付金分の税率のほうを申し上げますと,2.2%が所得割となりまして,均等割が1万8,000円という形になっております。 ○堤 委員長  末村委員。 ◆末村英一郎 委員  ありがとうございます。最後に,ここが一番聞きたかったんですけれども,2号被保険者で保険給付を使っている事例って,数は少ないのかもしれませんけれども,あるのかというのと,あったらその人が何保険かによるのかもしれないんですけれども,保険給付費の歳出はどこで表現されるというか,どこに入るんですか。  財源として最終的に国からもらえるのでしょうけれども,保険給付2号,45歳とかそういう人で使っている人がいるのか,何件ぐらいあるのかというのをちょっと教えていただければと思うんですけれども。 ○堤 委員長  今すぐわかりそうですか。  すぐにわからなければ,調べている間に次のご質問をさせていただいてと思いますが,どうでしょうか,すぐに答えられそうでしょうか。 ◎稲葉 保健福祉部次長  認定者自体は数は少ないです。今,直近の月報で言うと第2号の被保険者で認定者は50人弱,48人ぐらい,その中で給付がどれぐらい使われているかというご質問ですね。 ◆末村英一郎 委員  はい。そんなに細かくなくていいです。 ○堤 委員長  森山介護福祉課地域包括支援センター所長。 ◎森山 介護福祉課地域包括支援センター所長  第2号被保険者の介護保険の費用額として,平成30年度実績で6,250万円ぐらいの費用が負担ということになっております。 ○堤 委員長  末村委員,どうですか。 ◆末村英一郎 委員  ありがとうございました。
    ○堤 委員長  よろしいですか。  それでは,次の質問に移らせていただきたいと思いますけれども,佐藤委員のほうからお願いいたします。何件でしょうか。ご質問は幾つですか。 ◆佐藤弘子 委員  2点です。 ○堤 委員長  2点,よろしくお願いします。 ◆佐藤弘子 委員  先ほど歳出のところで3億7,000万何がしが言われました。要支援も含めてという金額でありましたけれども,この要支援も含めて居宅介護までいくと,利用者というのはどのぐらいいるのか伺います。 ○堤 委員長  森山介護福祉課地域包括支援センター所長。 ◎森山 介護福祉課地域包括支援センター所長  要支援認定を受けた方も含めた介護保険サービスの利用者は,平成30年度実績で1,647名ということになっております。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  1,647人ということでありますけれども,いずれなくなるということなので,この決算におきましては,この中で絞って要支援1にはどれぐらいに。 ○堤 委員長  森山介護福祉課地域包括支援センター所長。 ◎森山 介護福祉課地域包括支援センター所長  170名となっております。 ◆佐藤弘子 委員  170名,はい,わかりました。 ○堤 委員長  次の二つ目のご質問をお願いします。  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  そうすると,先ほど502ページの特定保健の利用者というのが言われたんですけれども,これを実施している状況を伺いたいと思います。 ○堤 委員長  稲葉保健福祉部次長。 ◎稲葉 保健福祉部次長  申しわけございません。もう一度,質問のほうをお願いいたします。ごめんなさい。 ○堤 委員長  ご質問をもう一度,わかりやすく。 ◆佐藤弘子 委員  先ほど502ページのところで特定保健についての状況が話されましたけれども,では具体的にどのぐらいの利用者になっているのか,その内容が知りたいんです。 ○堤 委員長  稲葉保健福祉部次長。 ◎稲葉 保健福祉部次長  506ページ,507ページの特定入所者介護サービスの件でよろしいでしょうか。 ◆佐藤弘子 委員  はい。 ○堤 委員長  佐藤委員,もう一度場所を確認いたしますけれども,502ページでよろしかったですか。 ◆佐藤弘子 委員  502ページと聞こえましたんですけれども,502ページではないですね。特定ではない,ここは介護予防です。 ○堤 委員長  佐藤委員がご質問したいのは何ページですか。 ◆佐藤弘子 委員  特定ですから507ページ。 ○堤 委員長  稲葉保健福祉部次長。 ◎稲葉 保健福祉部次長  特定入所者介護サービス費の利用者ということですね,平成30年度につきましては241名となっております。 ◆佐藤弘子 委員  はい,わかりました。 ○堤 委員長  続きまして,山田委員からお願いしたいと思いますが,ご質問は幾つですか。 ◆山田美枝子 委員  一つです。 ○堤 委員長  よろしくお願いします。 ◆山田美枝子 委員  報告書の218ページに書いてあるんですけれども,最近「フレイル」という言葉をいろいろ聞くんですけれども,私の友人も,お医者さんにあなたのやる気の起きないのはフレイルだと,すごくフレイルの人がふえているという印象を受けるんですけれども,ここにフレイル予防講座の結果を評価・分析し,効果的な事業を各地域において展開すると,そのフレイル予防講座というのはどういう形で行われたか,で,どうしていくのかを伺いたいと思います。 ○堤 委員長  稲葉保健福祉部次長。 ◎稲葉 保健福祉部次長  フレイル予防講座につきましては,昨年度,平成30年度,今までの介護保険の状況,それと平成29年度に7期計画をつくるに当たって65歳以上の高齢者の実態調査を行いました。その分析を行った結果,やっぱり地域の特性があるだろうと,ある地区の女性につきましては介護認定の前段階,転倒しやすいとか,階段を上るのに手すりが必要だとか,そういったのが特化して多いというような状況を踏まえまして,モデル事業として企画をしました。  フレイルの予防講座につきましては,地域特化型で去年,平成30年度は実施をしまして,地区的には大井沢という地区で行いました。それも女性が介護認定者数の大半を占めますので,年齢を介護予防という観点で70代をターゲットにして行った講座です。  この講座の教室内容の評価をするために,効果があったかどうかというのを3カ月間の教室を継続的に行って,体力測定を行いました。体力測定の結果で全体のこの内容,プログラムが効果があったかどうかというのも検証する目的で行いましたので,評価というのがプログラムの検証をするため,それと継続性がどうか,やはり3カ月の講座だけでは保たれませんので,何の要素を持っていくとこのプログラムが効果的に生きるかというところをアンケートをとりまして行った,そういった内容で今年度もモデル的に,ニーズ調査の結果,実態調査で,問題があるような地域をもう1点やる計画です。 ○堤 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  3カ月の講座を受けた方に,あなたはフレイルの状態だというような,そういうアドバイスとかは本人にしているんですか。 ○堤 委員長  稲葉保健福祉部次長。 ◎稲葉 保健福祉部次長  全体のデータが悪い人を集めたわけではなくて,予防ということなので,体力テストの結果ちょっと気になる方に関しては,理学療法士または作業療法士も入ったプログラムですので個別指導まで行いましたが,全体的にはポピュレーションという今データが悪い人ではないので,必要時には行いましたけれども,全体的には集団の教育ということで行いました。 ○堤 委員長  それでは,質疑を終結します。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手をお願いします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  討論なしと認めます。  これから議案第63号 平成30年度守谷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○堤 委員長  挙手多数です。よって,議案第63号を認定することに決定しました。  次に,議案第64号 平成30年度守谷市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定の審査に入ります。  保健福祉部長から内容の説明をお願いします。  堀保健福祉部長。 ◎堀 保健福祉部長  よろしくお願いいたします。  平成30年度守谷市介護サービス事業特別会計決算について説明させていただきます。  初めに,歳入について説明いたします。  決算書530ページ,531ページをお願いいたします。決算報告書につきましては,223ページから参照をお願いいたします。  歳入の主なものは,款1サービス収入,目1介護予防支援サービス費収入844万588円で,要支援認定者への介護予防支援のサービス費収入となっております。  歳出の主なものにつきましては,534ページ,535ページをお願いいたします。  款2サービス事業費,目1居宅介護予防支援サービス費の備考欄,01居宅介護予防支援サービス費636万3,076円は,要支援認定者の介護予防支援でありますケアプラン作成を委託した経費となっております。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○堤 委員長  以上で説明が終わりました。  各委員の質疑をお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  質疑を終結します。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論のある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  討論なしと認めます。  これから議案第64号 平成30年度守谷市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○堤 委員長  挙手多数です。よって,議案第64号を認定することに決定しました。  以上で保健福祉部所管の全ての審査が終了しました。  ここで10分間,休憩とします。                 午前10時44分休憩          ──────────────────────                 午前10時54分開議 ○堤 委員長  休憩前に復し会議を再開いたします。  保健福祉部より発言の申し出がございましたので,それを許可いたします。 ◎羽田 社会福祉課長  よろしくお願いいたします。  先日の決算予算特別委員会における佐藤弘子委員からの難病患者手当の際の質問としまして,ALSの方の患者数ということでお話がありまして,その際に,すみません,疾病別での分類をしていないとお答えしたんですけれども,改めて県のほうのデータで確認しまして,筋萎縮性側索硬化症ALSの守谷市での特定疾病の受給者数につきましては7名ということがわかりましたので,ここで改めてご報告させていただきます。  申しわけございませんでした。 ○堤 委員長  ありがとうございました。  それでは,議案第60号 平成30年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定の都市整備部所管の審査に入ります。  内容説明者及び答弁者は挙手をし,職,氏名を述べてください。  内容説明及び答弁は主に部長とし,補足的な説明答弁のみ課長等にお願いをいたします。  それでは,都市整備部長から内容の説明をお願いいたします。  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  おはようございます。議案第60号 平成30年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定の都市整備部所管分につきまして説明させていただきます。  最初に,歳入の主なものを説明させていただきます。  決算書22ページの上段をお願いいたします。
     目5土木使用料5,610万2,896円の主なものは,節1道路使用料3,658万5,784円は,東部ガス,NTT東日本,東京電力などからの埋設管等の占用料です。  節4市営住宅使用料,収入済額1,472万5,880円は,市営薬師台住宅66戸分の家賃収入でございます。  26ページの上段をお願いいたします。  目4土木手数料,節1都市計画手数料,収入済額302万5,900円の主なものは,屋外広告物許可申請手数料と開発許可等手数料でございます。  30ページの中段をお願いいたします。  目4土木費国庫補助金は1億9,490万1,080円です。内訳ですが,節1道路維持費補助金2,241万80円は,市内61橋の橋梁修繕計画と荻久保大橋ほか3橋の実施設計及び山王下歩道橋,ひがし野橋の補修工事に充当したものでございます。  節2公園事業費補助金1,100万円は,松ケ丘公園の園路改修工事に充当したものです。  節3街路事業費補助金1億3,750万円は,新守谷駅自由通路線橋梁新設工事に対する交付金でございます。  節4住宅費補助金1,542万4,000円は,市営薬師台住宅の浴室改修に対する交付金です。  節5国土調査費補助金590万円は,赤法花地籍調査事業に対する補助金です。  節6集約都市形成支援事業費補助266万7,000円は,立地適正化計画策定に対する補助金です。  40ページの上段をお願いいたします。  目6土木費県補助金,節1国土調査費補助金295万円は,赤法花地籍調査事業に対する県の補助金です。  42ページの中段をお願いいたします。  目4土木費県委託金,節2公園費委託金654万9,768円は,北守谷,南守谷の防災調節池管理委託金で,事業費の2分の1が県の負担となっております  44ページの上段をお願いいたします。  目1財産貸付収入,節1土地建物貸付収入,収入済額1億5,038万4,353円のうち,アワーズもりや分として,土地貸付料が1,913万3,484円,貸店舗貸付料が1億650万1,152円です。  46ページの上段をお願いいたします。  目1ふるさとづくり寄附金,節1緑化基金寄附金1億4,652万9,483円は,ふるさとづくり寄附金の緑化基金分でございます。  50ページ上段をお願いいたします。  目5緑化基金繰入金,節1緑化基金繰入金1億8,722万2,336円は,平成29年度のふるさとづくり寄附金及びひがし野プロムナード水路維持管理分としていただいた寄附金を繰り入れたものでございます  目6市営住宅修繕費積立金繰入金,節1市営住宅修繕積立金繰入金548万9,000円は,市営薬師台住宅の浴室改修工事費に対して繰り入れたものでございます。  54ページ,最下段をお願いいたします。  目4土木費受託事業収入,節1街路事業受託事業収入1億144万7,000円は,新守谷駅自由通路線整備事業負担金としまして,つくばみらい市と開智学園からの負担分になってございます。  64ページをお願いいたします。  節13雑入,備考欄下段,アワーズもりや賃貸借料精算金159万7,266円は,家賃の精算分としていただいたものでございます。  続きまして,歳出の主なものを説明させていただきます。  決算報告書は135ページから155ページとなりますので,参照いただければと思います。  それでは,決算書300ページをお願いいたします。  下段の款8土木費,支出済額19億466万8,677円は,一般会計歳出総額の約9.1%となっており,予算現額に対する執行率は繰越明許費を含めまして約94.8%でございます。  説明は備考欄に記載されている事業名に沿って説明させていただきます。  303ページをお願いいたします。  備考欄下段,02道路管理事業の主なものは,13委託料,道路台帳管理業務1,123万2,000円で,道路の新設拡幅改良工事等に伴う道路台帳の補正業務でございます。  307ページをお願いいたします。  備考欄上段,01道路補修事業の主なものは,13委託料4,381万5,811円で,側溝清掃や道路の除草を実施したものと,15工事請負費7,962万4,880円は,ふれあい道路ほか2路線の補修工事を実施したものでございます。  詳細につきましては,決算報告書141ページに記載しておりますので,ごらんいただければと思います。  02橋梁寿命化修繕事業の主なものは,長寿命化計画に基づき実施した13委託料2,438万6,400円で,荻久保大橋ほか3橋補修設計業務と15工事請負費3,975万4,229円は,山王下歩道橋等の修繕工事でございます。  04守谷駅自由通路等維持管理事業の主なものは,309ページとなりますが,13委託料1,775万4,795円で,自由通路及びトイレの清掃とエレベーター,エスカレーターの保守点検をしたものでございます。  15工事請負費3,590万787円は,昇降機の修繕を年次計画により進めており,駆動部スプロケット等の消耗品の交換工事を実施したものでございます。  備考欄中段,01市道整備改良事業の主なものは,13委託料1,930万6,080円で,立沢ほか3路線の測量設計費と15工事請負費6,530万9,000円で,板戸井地区ほか10路線の拡幅改良工事を実施したものでございます。  311ページをお願いいたします。  備考欄上段,22補償補填及び賠償金3,982万5,684円は,用地買収に伴う補償費のほか,道路改良工事に伴う電柱等移設費及び水道工事に伴う路面復旧費用の建設課負担分でございます。  今までの詳細につきましては,決算報告書145ページに記載してございます。  備考欄下段,02河川・調節池維持管理事業3,499万2,218円は,みずき野第2調節池,守谷工業団地内調節池,ひがし野プロムナード水路の草刈り等を実施したほか,乙子高野排水路河川放流部護岸補修設計業務を行ったものございます。  313ページをお願いいたします。  01都市計画庶務事務588万9,718円の主なものは,13委託料533万5,200円で,立地適正化計画策定業務の委託料です。  315ページをお願いいたします。  07アワーズもりや管理事業の主なものは,14使用料及び賃借料1億2,395万1,744円で,アワーズもりやの賃借料でございます。  09公共交通運行事業9,510万4,000円は,主にモコバス運行に係る経費でございます。  317ページをお願いいたします。  備考欄中段,02保存緑地等事業339万6,212円の主なものは,保存緑地指定による緑地及び樹木所有者への管理助成金288万5,000円でございます。  319ページをお願いいたします。  備考欄中段,05公園維持管理事業3億8,955万8,866円の主なものは,13委託料3億6,603万9,185円で,公園緑地及び街路樹等を管理するための経費でございます。詳細につきましては,決算報告書147ページから149ページにかけて記載してございます。  321ページをお願いいたします。  備考欄中段,06公園施設改修事業の主なものは,15工事請負費2,339万2,800円で,松ケ丘公園の園路等改修工事を行ったものでございます。  07公園まちづくり団体助成事業の主なものは,11需用費369万9,924円で,公園等里親事業の71団体へ花苗等を提供し,公園,街路,ます等の清掃,環境美化を図っていただいたものと,323ページになりますが,19負担金補助及び交付金288万9,000円で,公園管理まちづくり団体17団体への補助を行い,維持管理をしていただいたものでございます  08常総地方広域市町村圏事務組合負担金(公園分)としまして6,196万9,000円ですが,常総運動公園の管理運営に伴う負担金でございます  325ページをお願いいたします。  備考欄上段,02坂町清水線整備事業の主なものは,13委託料1,171万8,000円で,設計及び補償調査を実施したものでございます。  03西口大柏線整備事業の主なものは,17公有財産購入費2,093万2,200円で,公有地拡大法による申し出があった土地を買収したものでございます。  06新守谷駅自由通路線整備事業の主なものは,13委託料2億8,593万4,400円で,関東鉄道株式会社へ橋梁の委託工事を発注した分でございます。  15工事請負費784万3,200円は,仮設進入路の設置及び水路の切り回しの工事分で,橋梁の附帯工事分でございます。  327ページをお願いいたします。  01市営住宅管理事業の主なものは,15工事請負費4,140万7,200円で,市営住宅浴室改修工事現年分と繰越分,合わせて24室を行ったものでございます。  01国土調査事業の主なものは,13委託料950万4,000円で,赤法花地区の境界立ち会い及び測量業務を実施したものでございます。  飛びまして,421ページをお願いいたします  備考欄最上段,01緑化基金は1億4,511万3,490円で,緑化基金の元金及び利子を積み立てたものでございます。  説明は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○堤 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手をお願いいたします。  それでは,砂川委員のほうから順番にお願いしたいと思いますけれども,今,10名の方に挙手をしていただきました。1番目の砂川委員,質問はお幾つでしょうか。 ◆砂川誠 委員  1点だけ。 ○堤 委員長  よろしくお願いします。 ◆砂川誠 委員  報告書の142ページ,交通安全施設整備事業でこれもガードレール側線等ってあるんですけれども,以前,滋賀県の大津市で,信号待ちしていた園児らに車が突っ込んだ事故があったんですけれども,守谷市でそういう状況になりやすいところというのがあるのかどうか,それを調査したのかどうかというのをちょっとお聞きしたいんですけれども。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  よろしくお願いします。  先ほどご質問のありました,交差点に待っている間に車が飛び込むということで,今現在,国土交通省それから文科省等々から通達が来ておりまして,9月までに点検をして報告しなさいというのが来てございます。  それで,9月5日に会議を開きまして,12日に市内保育園のルートを点検するということになっています。  それで,今,交通防災課のほうで先に交差点の危険な場所については安全柵というか,立ち入り防具のほうを危険な交差点に対して設置しているという状況でございます。 ○堤 委員長  砂川委員。 ◆砂川誠 委員  それって応急的なものですかね。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  交通防災課のほうで現在設置しているものは,ガードレールではなくて柱ですね,今までプラスチックのものでよく交差点のほうでやっていたんですけれども,それではなくて金属製のものをしてございます。 ○堤 委員長  関連で高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  今の歩行者の安全を守るという意味では非常に必要だと思うんですが,一つだけ,この間いろいろ道路の安全について勉強していたら,横断歩道には人が待機するスペースが必要だということで,逆にそういう障害物というか,ガードレールを設置することはまずいという意見があるようですが,その辺はいかがですか。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  おっしゃるとおりで,私どものほう建設課なんですけれども,横断歩道を要望するとき,警察のほうで人がたまるところを確保しなさいというのがあります。ただ今回,全て確保して対応というのが一番ベストではございますけれども,まず応急的に交通防災課のほうでは飛び込み防止という柵を設置したという経緯になってございます。  今,建設課のほうで一つ例等を申し上げますと,西林寺のところで横断歩道と信号を要望してございますけれども,そこについては,人だまりのほうを設置してほしいということで,片側のほうはもともとのりがありますので,そこを確保して,片側のほうはセブン−イレブンがあるんですけれども,そちらは今,借りられないかという交渉をしてございます。  ですので,今つけるものは,警察のほうでは人だまりをつけてほしいと,既存のものについては交通防災課のほうで安全対策,飛び込み防止をやっているという状況でございます。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  補足させていただきますが,確かに滞留スペースは必要でございます。ただ,今回,交通防災課でガードパイプをつけましたが,そちらにつきましては警察と協議しておりますので,その辺は十分考慮した中でやって設置しているという形になってございます。 ○堤 委員長  次の質問の方に移らせていただきたいと思います。  浅川委員,ご質問は幾つですか。 ◆浅川利夫 委員  5点あります。  最初の質問なんですけれども,決算報告書P139ページの中の保全緑地帯等事業について質問いたします。  内容的に二つあるんですけれども,一つは,「愛宕谷津一帯を,借地することにより恒久的に保全していく」という文言があるんですけれども,これはほとんど私有地だと思うんですけれども,市としては永久的というのであればすごくいいんですけれども,恒久的ということはある程度期間が想定されているかなと思うんですけれども,何年ぐらい,それとも将来的にはこれをどういう形で管理,予算面で考えていくのか,ちょっとお願いします。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  愛宕谷津につきましては,非常に重要な緑の拠点と位置づけていまして,緑の基本計画にも位置づけている場所でございますので,今は借地という形で,こちらには恒久的という形で書いてありますが,意味合い的には永久的に残していきたいと思ってございます。  それで,今,借地という手段をとっていますが,都市計画法での規制も今考えてございまして,風致地区という規制がありますが,そういう規制と,あとは将来的に買えるかどうかということで,いろいろな補助事業やふるさと納税等々を活用できるかとか,いろいろ考えておりますが,今ちょっと資金面ではなかなかいいものが該当していないために,ことし,来年等は借地という形で継続させていただくという形の状況になってございます。  風致地区については,別途県と協議させていただいております。
    ○堤 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  その中で緑地保全という形で市のほうとしてもかなり入れている中で,基本的にはもし何かあった場合には地権者が責任を持って対応するような,そういう取り決めになっているのかなと思うんですけれども,その中で管理補助金も含むという予算的な措置もとられているみたいなんですけれども,もし自然災害,実際に去年災害があっていろいろ問題もあったと思うんですけれども,なかなか地権者のほうで自然災害まで万が一責任を持つということであれば,協力もちょっと難しいのかなと思うんですけれども,その辺の市の対応,特に自然災害って不可抗力があると思うんですけれども,その辺の責任問題等を含めて保険で対応するとか,協力者が安心して協力できる予算措置というのは考えているのでしょうか。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  今のところは考えてございませんというのが率直なお話でございまして,やはり保存緑地は地権者の皆さんが守っていただくということで,管理ということでは微々たるものでございますけれども,助成させていただいているというのが現状でございます。  ただ,この間の一般質問でもお話があったかと思うんですが,確かに地権者はそういうものは懸念しているというのは事実だと伺ってございますので,どういうものができるかというのは,今後の検討事項だと私も認識してございます。 ○堤 委員長  順番で長谷川委員,関連で。 ◆長谷川信市 委員  関連で,保存緑地でなくて保存樹木に関して質問なんですけれども,これ,平成23年に市内全域を調査して10年ですよね。あと2年,2年後にまた調査をするということで,調査対象というか,どういう基準で樹木を選定しているのか。  ことしでしたっけ,八坂神社のケヤキを2本切りましたよね。その保存も,先ほど言ったように緑地と同じで管理は地権者なのか,その基準がわからないところなんです。例えばそれを除外してくれと,切ってしまうからというのも簡単にできるのか,その辺はどうなんですか。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  まさしく保存緑地よりも保存樹木のほうが維持管理がものすごく大変だということで私も認識してございまして,ついせんだって景観審議会等々で,保存緑地に対してどう扱うべきかというところで,今,検討しておりますということで,保存樹木は太さとか高さ,あとは地域に根差しているとか,そういう基準がございますが,本当に太さと高さだけで保存する樹木なのかというのも疑問視があるので,保存樹木に関しましては10年で見直さないで,常に永久なんですよね。それなので,今後保存樹木として残すべきかどうかというものを,もう少し具体的にこういうものを残すべきだとか,そういうものをまず整えて,指定して,また樹木の管理の方にもお聞きしながら,あと,地域の方にとってその樹木がどういう形で受けとめているのか等々も踏まえて,今年度検討させていただきたいと思ってございます。 ◆山田美枝子 委員  関連です。2人の地権者から4筆3,539平米,新たに賃貸借契約と,平米幾らの賃借契約なのかを伺いたいのと同時に,もう一つ,管理助成金というのは,この賃借料に当たるのかということなんですけれども,この保存緑地の所有者は固定資産税はどういう形で支払っているのでしょうか。 ◎高橋 都市計画課長  その借地料金なんですが,1平米当たり5円です。  固定資産税の方につきましては,課税されているものについてはそのまま課税を受けていただいて納税をしていただいているという状況でございます。 ○堤 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  ちなみに,5円の賃借料で固定資産税を引くとどのような雰囲気になるのでしょうか。持ち出しというか。 ○堤 委員長  高橋都市計画課長。 ◎高橋 都市計画課長  そうですね,差し引いた額で賄い切れないぐらいの税金がかかっている可能性もあります。ただ,調整区域で3人等でございますので,一般宅地と比べると低額ではあると思います。 ○堤 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  そのことで,地権者から,不満で買い取ってくれというようなお話ではないんですか。 ◎高橋 都市計画課長  そのような理由ではございません。 ○堤 委員長  よろしいですか。 ◆山田美枝子 委員  はい。 ○堤 委員長  では,浅川委員,二つ目の質問をお願いします。 ◆浅川利夫 委員  次は決算報告書140ページ,道路管理事業について質問いたします。  この中で道路台帳ということでうたっているわけなんですけれども,その道路台帳の中に赤道,青道ということも入っているのかなと思うんですけれども,その赤道,青道というのがこの道路管理事業の中に入っているのか,入っていないのか,ひとつ確認します。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  道路台帳補正業務につきましては,まず道路法で管理のほうは明確にされていまして,今は道路台帳でやっているのは,調書として策定しているのは認定された道路でございます。それに調書として現況図,平面図がございます。  それで,赤道,青道については,現況平面図のほうで,例えば使われているところであれば,その形態を現況図に落としてなってございます。通行不能のようなところについては,道路台帳平面図のほうで通行不能というような明示で管理してございます。  基本は認定されたものが何番の地番から幅幾つで幾つになっていますよという調書を作成しているのは,認定道路だけでございます。 ○堤 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  今の赤道,青道,今はさほど問題にならないようなんですけれども,結構これは昔,一般の人が使っていて,今で言うと大体年齢的には80歳以上の人は地区にどういうものがあるかというのはわかるんですけれども,それより若い人たちがわからなくて,何らかの形でその場所を使用するとか,自分の屋敷の中に赤道,青道があるんですけれども,わからなくて,後で建築確認か何かでもめたりとか,そういうことが実際に起きているわけなんですけれども,そういう特に赤道,青道については,地域の人に公示というか,こういうものがあるよということをお知らせするということも必要かなと思うんです。特に田舎の農道関係とか,そういうところでかなりわからなくなっているということがあるので,道路管理事業の中にそういうことも含めた意味で取り組むべきかなと思うんですけれども,それは無理でしょうか。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  おっしゃる赤道,青道というものがどういうものかという経緯だけご説明させていただきますと,まず,平成17年の地方分権に伴いまして,国で管理している財産を地方で受けないかということで受けたのが始まりなんですね。その受け方というのは,あくまで公図にのっかっているものを,当然地番があって,国のものであれば地番がない無地番というものなんですけれども,そういうものを国から法定外道路として市のほうで管理しますよと受けたときに,贈与の対象のやり取りは,あくまで公図とスタートと終わりの地番で調書で受けているんですね。  我々今,道路台帳を整備しているのは,道路法上のもので管理する中で道路台帳を整備しておりますので,今の段階ではそこまで手が行っていないというのが状況,基本的に歌われているのが道路台帳にうたわれていますので,道路台帳で認定道路を管理しなさいとなっていますので,法定外のほうでうたわれていないので,まずそこまでには至っていないという状況です。 ○堤 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  三つ目の質問なんですけれども,決算報告書のP141ページ,道路補修事業について質問いたします。  車で歩いても道路の補修が必要かなとか,例えば事前にやっておいたほうがいいのかなということがちょっと目につくわけなんですけれども,それに関連して予算も立ててあるわけなんですけれども,道路巡回回数,道路を常に巡回していると思うんですけれども,そういう基準と,それから,補修基準というものは予算の中であるのか,お願いいたします。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  道路管理の補修の費用の取り方なんですけれども,まず大規模な修繕になるものというものがふれあい道路とか102号線とか大きな道路については,年次計画で整備してございます。  それと,それに準ずる小さな,例えば10メートルぐらいのものについてもやっていますけれども,生活用道路については,今のところ,ここということではなくて,緊急修繕費用として予算を取りまして,その中で要望があったもの,それから,やらなければ壊れてしまうというものをうちのほうで整備しています。  そのほかに緊急でスポット的に空いたものについては,作業員がおりますので,その方にお願いして常温合材で補修したり,砕石補修ということで実施してございます。 ○堤 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  その中でちょっと気がついたのが,アスファルトで舗装してあるところ,結構新しく舗装したところなんかで亀裂があるんですよね。その亀裂が年々大きくなっているようなところがあるので,例えば亀裂など,これから何せ冬になると雨水がしみて,温度が低くなると氷化というか,それがどんどん広がる,そういうことで特に予防修理という意味からすると必要かなと思うんですけれども,その辺の場所は後でもし必要なら連絡しますけれども,亀裂の幅はどのくらいまでになったら補修するとか,その辺の考えはあるんですか。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  クラック補修につきましては,クラック補修材がございまして,そのクラック補修は液体と固形物があるんですけれども,それがクラックの幅に入らないと補修できませんので,そこまで乳剤が入る範囲であれば補修はしてございます。 ○堤 委員長  浅川委員,ちょっと関連がございますので市川委員。 ◆市川和代 委員  補修の件で関連なんですけれども,Morinfoでかなりスポット的な部分で連絡が来て,早急に補修をしていただいていると思いますが,その件数はどれぐらいになっていますでしょうか。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  Morinfoのデータは今ここにないんですけれども,そのほかに建設課独自で苦情処理簿,要望処理簿というものを設けていまして,その中で全て受けるような形なんですけれども,その中では道路に関しては年間460件の要望がございます。 ○堤 委員長  市川委員,よろしいですか。  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  関連で,このいろいろな投稿型のアプリの投稿例等によりということで書いてあるんですけれども,この中で側溝清掃についての依頼等があったかどうか。  ことし419万8,176円の側溝清掃の費用を上げておられるんですけれども,これは何メートル清掃したのか教えてください。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  今の何メートルは調べていますので,ちょっとお待ちいただいて,Morinfoによる投稿は,側溝清掃はございました。記憶で二,三件あったと思われます。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  側溝清掃の件数をお答えさせていただきます。  側溝件数の要望が7件ありまして,延長で行きますと421メートルを実施してございます。 ○堤 委員長  神宮委員,よろしいですか。  では,浅川委員に戻りまして,なるべく質問を簡潔にお願いします。 ◆浅川利夫 委員  わかりました。  決算報告書146ページ,河川・調整池維持管理事業の中で質問いたします。  これは河川と書いてあるんですけれども,この河川というのは,市内で言いますと普通の小川みたいなところもあれば,1級河川が3本ですか,この1級河川については全然市としては関係しない。そうしますと,この河川というのはどの辺までの内容を含んでいるのでしょうか。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  ここの河川という中では,プロムナード水路,工業団地とかありますけれども,これは県が管理しております1級河川,大野川とか,そこに開発行為であった公団区域の水を一時的に調整池にためて,そこで流すという仕組みになっていますので,防災調整池,プロムナードとか工業団地,それから,南北団地の防災調整池,河川の位置づけになっていますので,それは市のほうで管理していますので,それを南北が防災調整池で,それから,下流の河川に対する排水に影響を及ぼさないようにフロムナード水路とか,そういうものを管理しているので,河川の中ということでこれを整備の中に入れてございます。 ○堤 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  5件目,最後になりますけれども,決算報告書155ページ,国土調査事業についてお聞きいたします。  本市は,この内容を見ますと実施面積予定は2,770ヘクタール,平成30年度は16.8ヘクタール,これが2,770ヘクタール全部をやるということでなくて,それにまだ実施すべき面というのは少なくなると思うんですけれども,これは市としては何年ぐらいを予定しているのか。それから実質的な市の負担,これは交付金等を含めると5%ぐらいで市の負担はできるということもちょっとお聞きしたんですけれども,その辺をお願いいたします。  期間はどれくらいかけて全部やるのか。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  現在,計画を立てておりますのが,まず事業費のほうなんですけれども,全体事業費を20億円として想定してございます。そのうち市の負担分でございますけれども,これが平成30年度で実施しますと,事業費に対して市の負担分は約5%になりますけれども,335万円ということで想定してございます。  これが長くやれば予算のほうも年間の負担は少なくなってくるんですけれども,なかなか国,県,それから,市の三者で負担していきますので,国,県の負担金補助金等がなかなかとれないので,結果的には30年で長くなってしまうという計画になってございます。 ○堤 委員長  浅川委員,今の件はどうですか。 ◆浅川利夫 委員  これは本当に守谷市の大きな台帳になろうかと思うんですけれども,今予算の関係,それから,市の負担が早くやろうとするとふえるという形もあると思うんですけれども,その辺は5%,あと5%で1割負担としても,こういうものは道路行政とか,それから,その境界の面からするともっと早く予算をつけて町の姿というものをやるべきだなと思いますけれども。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  担当のほうも早く進めたいと思っております。  ただ,国の予算,県の予算等がございますので,市の予算はその中では本当に微々たるものですから,そういうものがある中で市の単独費をぶち込むというわけにもいきませんので,国のほうに予算をつけてほしいということを今後も要望してまいります。 ◆浅川利夫 委員  ありがとうございました。 ○堤 委員長  伯耆田委員,関連でお願いします。 ◆伯耆田富夫 委員  まず私が最初に手を挙げたのは,この質問をしたかったので手を挙げたので,この関連質問で終わりにしますから。  今回のこの地籍調査で約1%にも満たない進行状況ですよね。赤法花地区を最初にスタートしたんですけれども,登記簿類に反映されるのは,その都度,その都度に反映されていくわけなんですか。その辺をちょっと聞きたいと思います。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  地籍調査の整備につきましては,3カ年で1地区を終わる予定で計画してございます。  まず1年目が調査,どういう方が持っているか,どういうものがあるか。2年目で現地立ち会い,全筆の立ち会いをやります。その後,法務局で閲覧してこれでいいかというもので了解をもらえたときに縦覧しまして,それで法務局に登記するということで,着手して正確に4年目ですか,4年目に法務局のほうの公図が変わるような計画で着手して,4年目に法務局の公図が変わるというので,それが1サイクル,それが終わる前に違う地区に着手してございますので,最大で地区ごとに法務局の公図のほうが修正されます。 ○堤 委員長  伯耆田委員。 ◆伯耆田富夫 委員  ということは,確認しますけれども,今回の赤法花地区が登記簿上,法務局で変わってくるのは,令和4年という感じになる予定ですか。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  赤法花のほうはことし縦覧行為をしますので,それが終わって来年度に法務局のほうの公図修正に入ります。 ◆伯耆田富夫 委員  わかりました。ありがとうございます。 ○堤 委員長  それでは,高梨 隆委員の質問をお願いしたいと思いますが,質問は幾つですか。 ◆高梨隆 委員  1点です。 ○堤 委員長  はい,お願いします。 ◆高梨隆 委員  決算報告書の138ページ,空家等対策事業があります。空家対策事業の中で敷地内の樹木は,生活環境でなくて担当は都市計画課になっているんですね。それで,空き家の中での樹木が例えば道路にはみだしちゃったとか,ほかの敷地に来て非常に迷惑しているという,そういう件数は何件ぐらいありましたか。 ○堤 委員長  高橋都市計画課長。 ◎高橋 都市計画課長  1年間で大体30件程度だと思います。  そして,もちろん空き家ということですので,住んでいない方のお宅でのご近所からのお話等があって対応している件数でございます。 ○堤 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  この前,金曜日には生活環境課のほうの報告によりますと,これは空き地だよね,空き地の除草が非常に苦情が多いと,その中で権利者に早目に通知したりして,何と空き地の雑草の除去率が98%なんですよね。空き地の雑草を刈ってくれという要望に対して,それが何か空き家内の敷地の樹木に関しては非常に関心が薄いというか,なかなかうまくいかないのはなぜですか。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  今回,空き家という形で窓口を一本化してございますが,本当は空き家という形なので生活環境課とタイアップして実施するという形になってはございます。
     ただそうは言っても都市計のほうが主体でやっていますが,なぜ樹木がだめなのかと言うと,かなりの費用がかかるというのが一番の原因だと思われます。 ○堤 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  生活環境課のほうの空き地の除草はうまくいっても,この空き家の敷地内の樹木についてはなかなか進まないと。その理由はわかりました。  非常に近隣の住民からの苦情で,例えばある地区では民生委員がはさみで刈っていたり,近隣の人が道にかかった木を切ったり,そういうことがありますので,今後とも空き家の樹木もよろしくお願いいたします。 ○堤 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  特定空き家についてお伺いします。  3軒の空き家があって,1軒は解体をしたということですが,あとの2軒は今後どのようになるのかをお聞きいたします。 ○堤 委員長  高橋都市計画課長。 ◎高橋 都市計画課長  そちらの2軒でございますが,これまでも所有者になっている方に対して通知等で連絡した上で,また,直接お話等もさせていただいているんですが,ちょっと権利関係が親族等の中で整理がつかないところがございますので,そのあたりの早期解決に向けてお話はさせていただいているんですが,私的な事情等もあるということでの理由等がありますので,継続して協議を進めたいとは思ってございます。 ○堤 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  相続とか,そういった問題で誰が管理をするのかというのが決まっていない段階で,先ほどお話があったように,伐採するにしても何してもお金がかかる,それを権利が確定しないうちに誰がやるかというのは非常に難しいことだと思うんですが,何人もいる場合と二人の場合もあるかもしれないですけれども,そのご近所に対する責任の部分で,解体まではいかないまでも,管理をどこまでやってほしいということはお願いできるのでしょうか。 ○堤 委員長  高橋都市計画課長。 ◎高橋 都市計画課長  これまでも,樹木等,雑草等が出た場合,常々この時期になりますと大分目立ちますのでお願いはしてございます。ただ,先ほどのお金関係というところで,空き地等に関しては,その先の処分等も意外と容易ですので先が見えるかなと思うんですが,建物については,使えないような建物となると解体費から何からということでいろいろ費用的な莫大なものがかかると。親族等の中でも,その解体費を最初に誰が出すのか,後々の土地代についてどうするかというお話も検討はしていただくんですが,そのあたりの整理等がつかないという状況がございますので,建物があると非常に難しいという状況です。 ○堤 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  守谷に関しては代執行をするというような空き家は,今のところないということでよろしいでしょうか。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  特定空き家に関しましては,不特定多数に危険を及ぼす可能性があるものに対して認定します。  今まだ認定して,次に勧告という形に移ります。勧告に従わない場合は命令,それから代執行という形になりますので,守谷市の場合,行わないかと言いますと,これは行います。他人に被害を及ぼすという形ですので,ただ時期が相当かかるということだけは,お互いに話し合いながらこれは実行していきますので,時期は相当かかるということはご認識いただければと思います。 ○堤 委員長  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  まず1番は,事業費ですね。1年間で4万7,000円って,空き家対策事業を具体的に平成30年度は何をやられたんですか。 ○堤 委員長  高橋都市計画課長。 ◎高橋 都市計画課長  こちらは空き家の協議会での費用でございます。協議会の委員の方にお支払いしております。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  空き家対策事業は職員の人件費がほとんどです。ですから,苦情に対して現地を確認に行って,そちらに通知を出したり,電話連絡したりというような形なので,職員の人件費なのでここに入ってこない,何をやっていたかと言うと,空き家対策をしていたとしか私には言えないんですけれども,費用的には入ってこない。  あと,パンフレットも,広告を入れることでただでつくったというのもございますので,なかなか事業費的には見えてこない,やっている割には見えてこないという事業でございます。 ○堤 委員長  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  せんだってブロック塀の危険な箇所が100カ所以上,まだ存在するということの報告がありました。この空き家の中で危険ブロック塀ですか,そういったのがあるのか,ないのか,認識されていますでしょうか。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  特定空き家に関しては,ブロック塀があるものは危険だということです。  あと,ブロック塀の危険な状態,明らかに危険な状態というのは100カ所は確認してございますが,それと空き家を突き合わせばすぐわかるんですけれども,空き家と突き合わせていないというのが現状で,申しわけございません。 ○堤 委員長  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  ぜひそれはやっていただきたいと思います。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  ちょっと私の認識不足で,課員がやっておりまして,100カ所の中には空き家は該当しないということでした。 ○堤 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  関連で申しわけないんですけれども,空き家も本当は壊して更地にしたいんだけど,更地にすると固定資産税が急に高くなるので,知っていてもそのまま放置しておく。例えば更地にしても10年間は特例で既存の固定資産税ということで,相手に対して少し前向きで空き家を壊すとか,そういうことも市としては動きが考えられない。やはり極端に壊したからお金がかかるからということで躊躇している人もいるだろうし,例えば5年とか10年の有効期限があれば,回りに迷惑をかける,もし犯罪の温床になる可能性があれば積極的な形で更地にもなるんじゃないかなと思うんですけれども。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  特定空き家に関しましては,本当に今でも危険だという状態なので,猶予はないというのが現状でございます。ただ,そうは言っても他人の財産なので,市がどうのこうのできるような状態ではないというのも現状です。  更地になると確かに税金は上がりますけれども,特定空き家の法律自体は,勧告を受けると税金は更地と同じ状態になります。ということで,かなり厳しい。ですから,早く除去してもらう措置と,逆の認識の法律になってございます。 ○堤 委員長  よろしいですか。  次は長谷川委員ですが,ご質問は幾つございますか。先ほどの関連で。  山田委員はご質問,幾つ。  では間もなく正午になりますけれども,山田委員の質疑まではやりたいと思いますが,よろしいですか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  では,山田委員,よろしくお願いします。 ◆山田美枝子 委員  報告書の153ページの新守谷駅自由通路線整備事業なんですけれども,これは今,出来上がった段階なんですけれども,守谷市からの持ち出しというのはトータルで幾らになっているのかを教えていただきたいというのと,もう一つが,完成した結果,はっきり言うとユニバーサルデザインになっていないと。今度附帯工事を行うと書いてあるんですけれども,これはユニバーサルデザインにするための附帯工事かと,この2点のご説明をお願いします。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  新守谷駅自由通路につきましては,現在,本体工事が終わりまして開通してございます。ただ,今,水路のほうのつけかえと,あと進入路の撤去と,今後9月までに終わるということで想定してございます。  今回の事業費の負担ですけれども,総事業費から補助金を除いた分を各3市,守谷市,つくばみらい市,開智学園で同じく負担するという協定書になってございます。  それでいきますと,今,額は確定していませんけれども,9月以降に精算行為をしまして確定するんですけれども,今までかかった中で想定しますと,総額で補助金を除きますと3市の1市当たりの負担は約1億円弱になるのかなということで想定してございます。  それと,ユニバーサルデザインのお話なんですけれども,まず自由通路だけユニバーサルデザインのエレベーター,エスカレーターをつけても,関鉄のほうがなってございませんので,関鉄のほうは乗降客数が3,000人以上を超えたら駅舎内を検討するという話になっていますので,当然これは我々町側だけではなくて,関鉄と連携した中でどう進めていくかというのは今後の課題となってございます。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  今回エレベーターをつけなかったのは,エレベーターが補助にならないという形でつけませんでした。  なぜかと言いますと,バリアフリー基本計画というものをつくる必要があるからです。  バリアフリー基本計画というのは,どういうものにつくるかと言うと,駅利用者が3,000人以上の場合という限定がございまして,その3,000人以上になりましたらバリアフリー基本計画をつくりまして,関東鉄道も含めまして駅舎内,駅舎外,全てにおいてバリアフリーという計画をつくって,それをもとに補助事業ということで要望していくという形になるかと思います。 ○堤 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  エレベーターとまでは言わないんですけれども,スロープになっていないということで,自転車の人とかが使えないということについては,どうお考えでしょうか。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  今,新守谷駅自由通路線が接続されている,ちょうど国道294を渡る歩道橋ですけれども,そちらも自転車は通行できないような状態になっていまして,最終的には新守谷駅の自由通路も反対側に駐輪場を設けるような形を考えてございます。  そうは言っても乗らないで押していけば乗れるよというのもありますが,ただ,車両をつけるとものすごい階段の延長になってしまう。今でも開智学園側は階段の段数が多いです。スロープにすると,今の倍以上になって敷地もなかなか確保もできないので,今回はエレベーターを待つという形でさせていただきました。 ○堤 委員長  山田委員,よろしいですか。  それでは,ここで休憩といたします。午後は13時より再開いたします。                 午前11時57分休憩          ──────────────────────                 午後 零時57分開議 ○堤 委員長  それでは,休憩前に復し会議を再開いたします。  午前中に引き続き質疑を続けて行っていただきます。  次,市川委員のほうから質疑をお願いいたします。 ◆市川和代 委員  それではよろしくお願いします。  決算書319ページの公園維持管理事業,松くい虫のところです。多分これは松並のところの枯れたのを切ったんだと思うんですが,何本,松を切ったのでしょうか。 ○堤 委員長  すぐには出なさそうですか。  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  調べますので少々お時間をください。 ○堤 委員長  引き続きお願いします。 ◆市川和代 委員  樹木医が当然この管理をしてくださっていると思うんですけれども,松くい虫だけではなくて,あそこにササがたくさん公園としてあるんですが,そういう影響というのは特にはないのでしょうか。松の木に対する悪影響というのはないですか。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  松くい虫の根本的原因は,松くい線虫というものが中に食いまして,それで枯れると。春先になると,それが飛び立って次の木に行くということですので,基本的に下のササが線虫をふやすというような話は聞いてございません。 ○堤 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  確かに松くい虫はそうなんですけれども,松の環境に対して,根の張り方とか,そういうことに関しての影響がないのかどうかということなんです。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  私,あそこの計画に携わっていたのでいろいろ知っているのでちょっとお答えさせていただきますが,そういうものを加味した中でササという選定をしていますので,影響はありません。 ○堤 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  何本かはまた後で聞きますけれども,今非常に,守谷ということではないんですが,例えば長野県とか群馬県とかの山の松は全部枯れています。なので守谷市だけでどうこうなる問題ではないのかなとは感じているところですが,あそこはどうしても残したいところなので,松くい虫がどこから飛んでくるとか,そういうのが全くわからない状況なので,考えられることの部分でササも影響しているのかなと思ったので聞いたところです。  もしまたいろいろなことで残せる,補植もするのでしょうけれども,そういうことを考えていただきたいなと思いました。 ○堤 委員長  後ほど,本数の件はわかり次第,ご回答のほうをお受けしたいと思います。  佐藤委員,よろしくお願いいたします。  ご質問は何件でしょうか。 ◆佐藤弘子 委員  3点ですね。 ○堤 委員長  よろしくお願いします。 ◆佐藤弘子 委員  一つ目,伺います。  報告書152ページの西口大柏線整備事業ということで2,114万7,000円,先ほど説明をもらいまして,先行して要望があれば買っていくよということでありますけれども,ではいつの時期までにそういうことをするのか,わかればお願いします。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  現在,都市計画道路につきましては,坂町清水線,みずき野大日線について認可をもらって補助金をということで事業を進めてございます。  ご指摘の西口大柏線については認可をとってございませんので,その都度,これも公拡法に基づき買ってほしいと,家を建てるということがありましたので,先に先行させていただいた状況でございます。  今後もそういうものがあれば,対応のほうを検討していくということで考えてございます。認可までですね。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  ということは,それこそ計画的にするということであれば,坂町清水線の後となれば10年先,20年先ということになるのですか。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  坂町清水線,みずき野大日線は通学路になっていまして,通学に危険ということで狭隘な道路があります。その狭隘な道路を今通っているような状況でして,坂町清水線とみずき野大日線は両側に歩道がつきますので,児童の安全確保という面もあります。ただ,街路事業の補助がつかないというのが反面ありまして,今おくれているような状況なんですが,来年度から都市再生整備事業という新たな補助を見つけまして,そちらを導入して促進させていただきたいと考えておりまして,そこは要望のほとんど満額つくような補助事業になるものですから,そうすると10年先とかという話ではなくて,もっと早く西口のほうが整備できるような状態になるのかなと思っております。 ○堤 委員長  佐藤委員。
    ◆佐藤弘子 委員  はい,わかりました。  二つ目です。二つ目は,報告書の147ページの公園事業ということで,先ほど委託先ということの説明はあったんですけれども,じゃあ委託先の業者名というのがわかればお願いします。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  管理工につきましては,工区分けいたしまして,まず1工区のほうが有限会社小林造園になります。2工区が株式会社山富造園になります。それから,3工区が有限会社守谷造園になります。続きまして,4工区,有限会社染谷ガーデンでございます。5工区が有限会社みどり園造園土木です。6工区が有限会社松丸造園工事でございます。7工区が常陸建設工業株式会社になります。8工区が北総園になります。9工区が有限会社三美園になります。それから,10工区が有限会社協伸機工になります。11工区がシルバー人材センターになります。12工区がてすとぴあになります。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  細かく出しているということはわかりましたけれども,その中でシルバー人材センターというところはどのぐらいの金額で予定しているんですか。 ○堤 委員長  佐藤委員,148ページに記載されているのでよろしいですよね。表の中に金額が書いてあります。右端に。 ◆佐藤弘子 委員  これね,はい,わかりました。 ○堤 委員長  よろしいですか。 ◆佐藤弘子 委員  次,三つ目です。  先ほど山田委員のほうから質問もありましたけれども,新守谷駅自由通路につきまして,一応終わったわけですから,全てが,新守谷駅の自由通路の金額の総額はこれだけですか。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  金額で申しますと,平成28年度から実施しておりまして,総額でいきますと精算行為には行っていませんけれども,予定では5億1,200万円になるかなということで想定してございます。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  5億1,200万円ということでわかりましたけれども,次のバリアフリーということで考えているのは,それはどのぐらいの期間の工期の中でやるのか,予定は。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  関鉄の利用客数が3,000人を超えたというのがまず条件になりますので,今のところいつやるかというのは定かに決まってございません。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  そうしますと,今の段階におきましては,関鉄の利用客数は3,000万人を超えていないですよね。 ○堤 委員長  3,000人ですね。 ◆佐藤弘子 委員  3,000万人でなくて,3,000名の利用者ということを達成してからでないとかかれないというようなことなんですか。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  そのとおりなんですが,ここ多分一,二年で3,000人になる予定をしてございます。  なぜかと言うと,開智学園の児童生徒がふえるという形になりますので。 ○堤 委員長  よろしいですか。  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  おくれましてすみません,先ほど市川委員の松枯れの切った本数ということで質問がありましたが,全体で24本です。そのうち松並木にある松は4本という形になります。 ◆市川和代 委員  ありがとうございました。 ○堤 委員長  続きまして,末村委員からお願いしたいと思いますが,ご質問はお幾つでしょうか。 ◆末村英一郎 委員  1点だけです。 ○堤 委員長  お願いいたします。 ◆末村英一郎 委員  説明書154ページ,市営住宅に関してなんですが,事業費全体の内訳のうちその他の部分2,920万6,000円の内訳なんですけれども,市営住宅使用料ですとか積立金からの繰り入れ等あるかと思うんですけれども,使用料が1,453万円と歳入の部分であると思います。あと修繕費からの積立金が548万円あるかと思うんですけれども,あと何がありますか。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  その他の財源としましては,事業にかかります現年度の使用料を先に使用しまして,その残り分を積立金で補充するという形で実施してございます。  こちらに,その他の財源には前年度分の繰越分も入ってございます。 ◆末村英一郎 委員  何の繰り越しですか。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  市営住宅の浴室改修工事として次年度に繰り越した分が,その他の分に加算されているということです。で,現年度分の工事費のうち,使用料と,それから積立金のほうをプラスしたものです。 ○堤 委員長  末村委員。 ◆末村英一郎 委員  ということは,浴室の改修工事分ということは,前年度からの積立金のお金ということですか。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  前年度分の改修工事につきましても,使用料で足りない分は積立金として充当して,そのうち事業として繰り越した分がその他の事業のほうに,その他の財源に加算されて,当年度平成30年度は平成30年度の使用料と,それから足りない工事費を引いたものの差を積立金で補っているということです。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  簡単に言いますと,こちら24戸なんですが,12戸が繰り越したものを,財源的にはここに入っているという形になります。  繰り越しなんですが,既収入特定財源として繰り越してその他ということで,前年度分の使用料と前年度繰り入れた分を財源として繰り越していますので,ここの全体の事業費はあくまでも使用料と積立金からの繰入金という財源という形になります。 ○堤 委員長  末村委員。 ◆末村英一郎 委員  ちょっとわかりやすく示していただけると助かるんですけれども,今年度の住宅使用料は1,453万円ですよね。今年度の積立金からの取り崩し分は548万円,差額の1,000万円弱はどこにあるんですか。 ◎古谷 都市整備部長  前年度で使用料と前年度繰り入れた基金を,そのまま既収入として繰り越しているんですね。財源を。  普通は既収入特定財源というのはそんなことをしないで,未収入という形で繰り越す場合があるんですけれども,今回は既収入ということで充てていますので,そういう形で充てた形になります。 ○堤 委員長  末村委員。 ◆末村英一郎 委員  いずれにせよ,財源としては家賃,住んでいる人が払うお金か,積立金も全額使用料からの積み立てですよね。一財は入れていないですよね。  要は,2,920万6,000円の部分に関しては,全部住んでいる人の家賃から賄っていると,そういった理解でよろしいですね。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  そのとおりでございます。 ◆末村英一郎 委員  以上です。ありがとうございました。 ○堤 委員長  はい。 ◆渡辺秀一 委員  決算説明書の294ページ,この積立金の状況の中の一般会計の市営住宅修繕費積立金があるじゃないですか。この中の平成30年度の増減額の中で4万4,416円というのは,結局あそこに住んでいる人からいただいたお金から修繕か何か差し引いたものの残り4万4,000円がここの積み立てに入りましたよという理解でよろしいんですよね。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  そのような考えで。 ◆渡辺秀一 委員  そうすると,基本的に住んでいる人からいただいたお金というのは,全てここの基金の中に入るという理解でよろしいですか。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  市営住宅の収入を,その年度で事業でかかったものを引いて,残りは全て積み立てにしているという状況でございます。 ○堤 委員長  渡辺秀一委員。 ◆渡辺秀一 委員  その残が今,積み立て基金として1億8,800万円あるよということで。 ○堤 委員長  飯塚都市整備部次長。 ◎飯塚 都市整備部次長  そのとおりでございます。 ○堤 委員長  よろしいですね。  それでは最後,神宮委員,ご質問は幾つでしょうか。 ◆神宮栄二 委員  項目は1項目ですけれども,二,三,質問します。 ○堤 委員長  はい。 ◆神宮栄二 委員  私は説明書136ページ,アワーズもりやでございます。例年お聞きしていると思うんですけれども,ここには歳出の部分で1億2,429万5,000円と書いてあるんですけれども,歳入があったはずなんですね。歳入歳出の差額を毎年お聞きしていると思うんですけれども,幾らになるかどうか。すぐ出ないようでしたら,次の質問を先にいたします。  歳入のところで,先ほど一度説明されていますよね,幾らということ,それを差し引いていただければ結構かなと思います。  先に次の細かい質問をします。  この下の欄に駐車場賃料の引き上げ,それから,建物管理費の引き下げを行ったと書いてあります。駐車場賃料の引き上げは幾らから幾らに引き上げたのか,建物管理費は幾らから幾らに引き下げを行ったのかお聞きしたい。 ○堤 委員長  高橋都市計画課長。 ◎高橋 都市計画課長  まず,駐車場の賃料でございますが,月額で言いますと253万8,000円となっているんですが,こちらの金額は33万3,226円を足した金額となっておりまして,それが増額となっております。 ◆神宮栄二 委員  プラス33万3,226円,220万円ぐらいだったのが253万円だから10%強値上げになったと。 ○堤 委員長  そういうことです。 ◎高橋 都市計画課長  ほぼ,はい。 ◆神宮栄二 委員  じゃあ建物管理費の引き下げを行った部分は幾らなんですか。 ◎高橋 都市計画課長  当初20万円でございましたが,引き下げ額5万円を引き下げまして15万円となっております。 ◆神宮栄二 委員  はい,ありがとうございます。  先ほどの歳入歳出差し引きはわかりますか。  この帳票は以前エクセルでつくっていただきましたよね。賃料の収入と歳出が幾らあったかということを帳票でつくってもらったと思うんですけど。 ○堤 委員長  高橋都市計画課長。 ◎高橋 都市計画課長  申しわけございません,遅くなりまして。  差額でございますが,133万9,668円,こちらが歳入として多かったものです。 ○堤 委員長  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  この中には,一番上にあります子供の施設の費用は勘案していないで計算せずに,ということでしたね,あくまでも。 ○堤 委員長  高橋都市計画課長。 ◎高橋 都市計画課長  そのとおりでございます。 ○堤 委員長  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  以前ここを賃貸として出した場合には,大体想定される賃貸料が幾ら幾らだったということで計算してもらったことがあると思うんですが,その辺についての収支の感覚はまだ残っていますでしょうか。 ○堤 委員長  高橋都市計画課長。 ◎高橋 都市計画課長  児童福祉課のほうに貸し出しているような形ということで,実際,お金ということで流れるということが本来なのかもしれないのですが,一般会計の中で動くということで前にご説明させていただいたかなと思うんですが,そのまま継続となっております。 ○堤 委員長  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  引き上げたり,引き下げたりしているんですけれども,例えば今後消費税率が上がった場合には,価格変動ってあるんですか。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  当然,歳入歳出もございます。 ◆神宮栄二 委員  どうもありがとうございます。
    ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  先ほど課長が申し上げたのは,歳入の土地の歳入と,あと建物の歳入を足したものを歳出から引いたお金でして,実は精算分というのがありまして,そこに159万7,266円を足していただいて約300万円という形でご理解ください。 ○堤 委員長  関連で渡辺秀一委員。 ◆渡辺秀一 委員  神宮委員の質問の最初の部分の家賃の引き下げの15万円という金額と,あと駐車場の収入の増額分,その金額というのは,これは税込み価格なんですか。 ○堤 委員長  高橋都市計画課長。 ◎高橋 都市計画課長  税込み相当額で計算しております。 ○堤 委員長  渡辺秀一委員。 ◆渡辺秀一 委員  消費税込みで15万円をいただいている,消費税込みで駐車料金が253万8,000円をいただいているということで,そういう理解でよろしいですか。 ○堤 委員長  高橋都市計画課長。 ◎高橋 都市計画課長  その駐車場の料金は税込み相当額で見ているんですが,すみません不動産の管理費については税込みではないです。すみません。 ○堤 委員長  渡辺秀一委員。 ◆渡辺秀一 委員  15万円プラス消費税をいただくという形。 ○堤 委員長  古谷都市整備部長。 ◎古谷 都市整備部長  すみません,申しわけございません。下がる前は20万円プラス消費税でいただいているということです。            〔「上がっているということ」と呼ぶ者あり〕 ◎古谷 都市整備部長  すみません,ごめんなさい,上がっているということです。 ○堤 委員長  よろしいですか。  それでは,質疑を終結します。  以上で都市整備部所管の審査を終了します。  職員の入れかえをお願いいたします。                 〔執行部入れかえ〕 ○堤 委員長  それでは,議案第60号 平成30年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定の教育委員会所管の審査に入ります。  内容説明者及び答弁者は挙手をし,職,氏名を述べてください。  内容説明及び答弁は主に部長とし,補足的な説明答弁のみ課長等にお願いいたします。  それでは,教育部長から説明をお願いいたします。  宇田野教育部長。 ◎宇田野 教育部長  よろしくお願いいたします。  それでは,教育委員会所管の平成30年度決算についてご説明いたします。  最初に,決算書の8ページ,9ページ見開きをお願いいたします。  款10教育費の平成30年度決算は,31億7,647万1,286円となっておりますが,教育委員会所管の決算額は,これに民生費の児童クラブ事業分及び諸支出金の教育文化振興基金費を加え,教育費の中の項6幼稚園費を差し引いた合計33億2,670万2,952円となります。これは,一般会計決算総額の15.9%という割合となってございます。  それでは,決算書をもとに,まず,歳入の主なものからご説明いたします。  18,19ページをお願いいたします。  款11分担金及び負担金,項1負担金,目2民生費負担金,節3児童福祉費負担金,備考欄の中段,児童クラブ入所負担金4,464万2,500円は児童クラブの入所負担金です。  目3教育費負担金,節1及び節2小学校負担金及び中学校負担金,各備考欄の日本スポーツ振興センター保護者負担金,小学校188万20円,中学校82万640円は,小中学校児童生徒の災害共済給付契約掛金の個人負担分です。1人当たり945円の約2分の1の460円を保護者が負担し,残り485円を市が負担しております。  最下段の節3社会教育費負担金,備考欄の放課後子ども教室事業保護者負担金663万2,000円は,放課後子ども教室に参加した児童の参加料です。  次に,28,29ページ,款13国庫支出金,中段の項2国庫補助金,目2民生費国庫補助金,節2児童福祉費補助金,備考欄の子ども・子育て支援交付金(放課後児童健全育成事業)3,238万8,000円及びページ飛びますけれども,36,37ページ中段の款14県支出金,項2県補助金,目2民生費県補助金,節4児童福祉費補助金,備考欄の子ども・子育て支援交付金(放課後児童健全育成事業)3,263万2,000円は,9小学校の児童クラブの運営に対するものです。対象経費に対し,補助基準額の3分の1ずつを国と県がそれぞれ負担するものでございます。  次に,40ページ,41ページをお願いいたします。  款14県支出金,項2県補助金,中段の目7教育費県補助金,節1教育総務費補助金の備考欄,教育支援体制等構築事業補助金88万円は,小学校サタデー学習支援教室事業に係る補助金です。  節3社会教育費補助金,備考欄の放課後子ども教室推進事業費補助金1,078万円は,9小学校で実施している放課後子ども教室事業の補助金です。  その下の節4保健体育費補助金,備考欄の国体リハーサル大会運営交付金438万1,000円は,2019年に開催する国民体育大会のハンドボール競技会リハーサル大会の運営経費に係る交付金です。  次に,42,43ページ。  款14県支出金,項3県委託金,中段下の目5教育費県委託金,節1教育研究費委託金の備考欄で,スクールライフサポーター配置事業委託金29万4,000円は,不登校児童生徒や学校に不適応傾向にある児童生徒を支援するサポーターに係る委託金です。  その下の人権教育総合推進地域事業委託金80万7,706円は,人権教育の改善に資するため,学校,家庭,地域社会が一体となって総合的な取り組みを推進する事業の委託金です。  その下の学力向上サポートプラン事業委託金54万7,400円は,夏休みに小学校4年生,5年生を対象に実施した算数の補習学習「学びの広場」に係る委託金です。市内全9校44学級で実施いたしました。  続いて,50ページ,51ページ。  款17繰入金,項2基金繰入金,中段の目7教育文化振興基金繰入金,節1教育文化振興基金繰入金1億1,439万613円は,小中学校のタブレット端末や電子黒板の賃借料に充てるために基金から繰り入れしたものです。  次に,56ページ,57ページをお願いします。  款19諸収入,項5雑入,目1雑入,節5学校給食費納付金の収入済額3億1,134万5,653円は,給食を提供した児童生徒の保護者及び教職員等から納付された学校給食費で,調定額に対し97.96%の収納率となっております。この中には過年度滞納繰越分も含まれておりますので,現年度分の収納率では99.91%となります。  続きまして,歳出の主なものをご説明いたします。  217ページをお願いいたします。  款3民生費,項2児童福祉費,目1児童福祉総務費,備考欄の11児童クラブ運営事業1億4,372万9,515円は,児童クラブ運営業務の委託料が主なものです。決算報告書には171ページに記載しております。  飛びまして,332ページ,こちらの下段から款10教育費になります。  初めに,項1教育総務費です。決算報告書では190ページから199ページに掲載しております。  まず,343ページをお願いいたします。  目3教育研究指導費の備考欄中段,04外国語教育推進事業の5,820万8,623円は,全小中学校に1名ずつ配置したALT,外国語指導助手に要する経費です。平成30年度の中学3年生の実用英語技能検定,英検ですが,3級以上取得率が,全国平均23.9%のところ,守谷市全体では51%という結果になってございます。  その下,06学習支援ティーチャー等配置事業の5,872万8,233円は,主に非常勤講師の報酬です。小中学校合わせて36名を配置し,複数の教職員で小学校1・2年生,中学校1年生を初め,各校の実態に応じて学習指導や生活指導を行いました。  次に,345ページをお願いいたします。  備考欄07学校教育研究研修事業の1,476万4,679円は,主にICT活用支援業務委託料です。ICT環境を有効に活用するため,2名のICT支援員を配置いたしました。  その下の09総合教育支援センター事業の1,429万8,819円は,主に指導員の報酬です。不登校や発達障がい等の特別な支援を必要とする児童生徒及びその保護者や担任教諭に対して専門的かつ積極的な支援を行いました。  次に,351ページをお願いいたします。  備考欄の中段,23小学校サタデー学習支援教室事業の141万5,300円は,主に学習指導員の報酬です。小学校4年生から6年生までの希望する児童を対象に,土曜日の午前中に学習支援教室を27回実施しました。登録児童は85名でした。  355ページをお願いいたします。  目4学校給食センター費の備考欄,03給食センター施設維持管理事業5,225万2,253円は,施設維持管理のための各種保守点検,清掃等委託料,また,357ページに記載がございます給食センター備品購入費,スチームコンベクションオーブン3台,フードスライサー等の購入ですが,こちらが主なものとなっております。  中段の04給食提供事業4億8,188万1,825円は,賄い材料費として,給食日数192日分の主食,牛乳及び副食材料等の購入に要した費用3億4,474万1,930円と,給食配送業務委託料,給食調理業務委託料が主なものです。  次に,項2小学校費です。  決算報告書は156ページから163ページに記載しております。  363ページをお願いいたします。  目1学校管理費の備考欄,02小学校施設維持管理事業7,354万1,251円は,小学校9校分の学校施設を維持管理するための点検委託料及び修繕料が主なものです。  369ページをお願いいたします。  目2教育振興費の備考欄,03小学校就学援助事業の1,473万1,428円は,経済的理由により就学困難な児童や特別支援学級に就学する児童263人に対して援助を行いました。  その下の04小学校ICT教育環境整備事業の1億4,034万8,634円は,情報機器になれ親しむことや学習意欲及び思考力等の向上を目的として,情報化社会に対応した学習環境を整備するもので,タブレット端末や電子黒板等の賃借料が主なものです。  また,教職員の事務効率化と負担軽減を図るため,校務支援システムを新たに導入いたしました。  続きまして,371ページをお願いいたします。  目3学校建設費の備考欄01御所ケ丘小学校校舎改修事業3,112万8,200円及び03大野小学校屋内運動場改修事業1,036万8,000円は,改修工事を進めるに当たり,実施設計を行ったものです。  次に,項3中学校費です。  決算報告書は163ページから170ページに記載しております。  375ページをお願いいたします。  目1学校管理費の備考欄下段,03中学校施設維持管理事業4,918万6,826円は,中学校4校分の学校施設を維持管理するための点検委託料及び修繕料が主なものです。  383ページをお願いいたします。  目2教育振興費の備考欄中段,03中学校就学援助事業1,338万1,419円は,小学校就学援助事業と同様,133人に対して援助を行いました。  その下,04中学校ICT教育環境整備事業6,535万5,055円は,情報や情報手段の主体的選択能力,学習での情報活用能力などを養う目的で情報化社会に対応した学習環境を整備するもので,小学校同様,タブレット端末や電子黒板等の賃借料が主なものです。  なお,小学校と同様に教職員の事務効率化を図るため,校務支援システムを導入いたしました。  続きまして,385ページをお願いいたします。  目3学校建設費,備考欄下段の01御所ケ丘中学校屋内運動場改修事業1億7,739万円は体育館の改修工事費です。  次に,項4社会教育費です。  決算報告書は171ページから182ページに記載しております。  391ページをお願いいたします。  備考欄下段の11もりや学びの里施設維持管理事業1,737万8,832円は,通常の維持管理費に加えて,県道取手豊岡線拡幅工事に伴う補償工事,ブロック塀改修工事などを行ったものです。  次に,395ページをお願いいたします。  備考欄下段の17スポーツ・文化振興奨励事業129万7,761円は,市民にスポーツや文化活動を奨励するもので,47件,延べ93名の方が対象となりました。  続きまして,397ページをお願いいたします。  備考欄中段の22成人式事業192万2,068円は,常総運動公園総合体育館への会場変更に伴う式典設営委託料,記念品代が主なものです。  備考欄最下段の23放課後子ども教室事業5,758万8,586円は,放課後子ども教室運営業務の委託料が主なものです。  次に,403ページをお願いいたします。  目4公民館費,備考欄中段の01公民館運営管理事業1億1,903万9,503円は,市内公民館4館の指定管理料が主なものです。  最下段,05中央公民館改修事業3億3,727万7,600円は,施設整備の長寿命化に向けた大規模改修工事の実施設計費と工事請負費の前払い金です。  405ページをお願いいたします。  目5図書館費,備考欄下段の01図書館運営管理事業1億8,763万4,286円は,指定管理料と図書館システムのリース料,図書館資料費が主なものです。平成30年度は29万8,124人の方が来館し,延べ98万5,254点の資料の貸し出しを行いました。  続きまして,項5保健体育費です。  決算報告書では183ページから189ページに記載しております。
     413ページをお願いいたします。  備考欄中段の08守谷ハーフマラソン開催補助事業300万円は,2月3日に開催した大会に対する補助金で,大会では4,995人の方が完走いたしました。  備考欄の最下段で11国民体育大会開催事業2,256万9,482円は,2019年に開催する国民体育大会のハンドボール競技会について,常総市,坂東市とともに組織する実行委員会の運営に必要な経費の3市同額負担による積み立てと,リハーサル大会,おもてなしコーナーの運営費が主なものです。  以上が,平成30年度教育委員会所管の決算の概要です。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○堤 委員長  ありがとうございます。以上で説明が終わりました。  質疑のある委員の方は挙手をお願いいたします。  ちょっとそのままお待ちください。  それでは,今度は逆回りで神宮委員からお願いしたいと思いますけれども,また,質問をたくさんいただくということなので,質問は要点を絞って,平成30年度の決算審議の中身に特化をしてお願いをしたいと思います。  それでは,神宮委員,ご質問は幾つございますでしょうか。 ◆神宮栄二 委員  2点でございます。 ○堤 委員長  よろしくお願いします。 ◆神宮栄二 委員  それではお願いいたします。  第1点は,児童クラブでございます。平成29年度から平成30年度,1割近く事業費も伸びているわけですけれども,延べ人数での利用者が5%弱ぐらい,15万3,000人から16万人ですから,事業費は大体10%近く伸びて利用延べ人数は5%ぐらいふえていると。  この延べ人数で書いてあるんですけれども,逆に児童生徒数に対する児童クラブ利用者数で出せませんでしょうか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  神宮委員,それは割合とかでよろしいですか。 ◆神宮栄二 委員  児童が四千何百名で児童クラブ利用者が何名というぐあいに答えていただければ結構ですし,その中で一番利用率の高い小学校を上げていただければ幸いです。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  かしこまりました。  決算のベースで行きますので,これは平成31年3月1日現在の人数でお話をさせていただきたいと思います。  児童在籍数で全体で4,254人です。そのうち児童クラブの通所者なんですけれども,通年で1年間全て通われる方が796人おります。そこに夏休みや春休み,冬休みなども来る児童を加えますと1,268人になります。  それで,一番多いところ,通年それから長期込み,いずれも大野小学校の児童が一番高い割合です。申し上げますと,通年のみの方ですと全体の24%です。長期込みにいたしますと41%になります。 ○堤 委員長  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  それは大野小学校の児童数に対して24%と41%という意味ですね。 ◎福島 生涯学習課長  そのとおりです。ちなみに,大野小学校の在籍児童数ですけれども,3月1日現在で164人でございます。 ○堤 委員長  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  どうもありがとうございます。  もう1項目は,公民館運営管理事業,180ページなんですが,この運営管理事業のところに,その他として公民館貸付料,これがどういうわけか796万7,000円が54万7,000円となっています。これは,公民館貸付料は本当にこれだけ減ったのですか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  平成29年度の796万7,000円の中には,こちらふるさと納税が充てられておりましたので,そちらで大きい数字になっております。平成30年度はふるさと納税が含まれておりませんので,そこで54万7,000円という数字になっております。 ○堤 委員長  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  では,この公民館貸付料というところの内容は,表示が不適切じゃないですか。  それまではその他財源としてふるさと納税を充当していたものが,それを使わなくなったから減ったというのが正しい表示であって,これだと,わざわざ内容として,公民館貸付料が減りましたと書いているとしか読めないものですからお聞きいたしました。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  こちらの主な名称のところに書いてございますのは,平成30年度の内容について記載しておりますので,これは公民館貸付料の数字ということになります。  54万7,000円の内訳なんですけれども,こちらは貸付料として自動販売機の分,こちらで10万8,000円,こちらが5台ございます。中央公民館に3台,郷州公民館に1台,高野公民館に1台の5台です。  それと,行政財産使用料と言いまして,こちらが7,000円になります。そちらは東京電力ですとかNTTへの電柱の敷地の貸付料になります。  合わせて54万7,000円になっております。 ○堤 委員長  関連で山田委員,お願いします。 ◆山田美枝子 委員  公民館運営管理料というのは,主に管理先としてアンフィニに支払っている金額ということでしょうか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  今の貸付料についてですか。 ◆山田美枝子 委員  はい。 ◎福島 生涯学習課長  貸付料につきましては,これは違います。 ◆山田美枝子 委員  事業費,ごめんなさい,事業費。 ◎福島 生涯学習課長  事業費につきましては,主には株式会社アクティオと,それから,シルバー人材センターの共同事業体に払っております指定管理料が主なものになります。 ◆山田美枝子 委員  アクティオ,ありがとうございました。 ○堤 委員長  山田委員,よろしいですか。 ◆山田美枝子 委員  はい,すみません。 ○堤 委員長  それでは,次は青木委員からお願いをいたします。  ご質問は幾つでしょう。 ◆青木公達 委員  3点。 ○堤 委員長  はい,よろしくお願いします。 ◆青木公達 委員  まず最初に決算報告書の156ページ,下段のほうに小学校管理事務とありますが,後のページに中学校管理事務というのがありまして,何でこんなことを今さら聞くんだと怒られるかもわかりませんけれども,ちょっと金額が大きいので復習も込めて聞きたいと思います。  小学校の管理事務の児童1人当たりの支出額が平成30年度で3,300万円,小学生1人当たりですね,それから,中学校が2,800万円,かなり多額の数字になっているんですけれども,この管理事務というのは一体何を含んでいるのか,ちょっと教えていただきたいんですが。 ○堤 委員長  小林教育部次長。 ◎小林 教育部次長  こちらの管理事務につきましては,非常勤職員の報酬がまず含まれております。非常勤職員というのは,学校医であったりとか,学校歯科医,学校薬剤師,そのほか学校の介護補助員であったりとか用務員,それから,給食配膳員への報酬が大きく占めております。  そのほか,各種消耗品ということでコピー用紙代であったりとか,そのほか蛍光灯代,それから,光熱水費,それから,通信運搬費,そういったもろもろの経費がこちらのほうには含まれております。  また,1人当たりの金額にしますと,当然小学校のほうは9校ということで,中学校に比べますと学校数も多いので金額的にすごく中学校よりも多くなっているという状況となっております。 ○堤 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  そうしますと,実はその次のページの157ページに小学校施設維持管理事業と書いてあるんですけれども,この施設維持というのは学校の建物等の修繕関係のものが入っていて,それ以外のソフトと言ったらいいのか,学校内部で必要な雑費と言ったらちょっと言い過ぎかもしれませんけれども,もろもろのものがこの管理事務にみんなぶち込んでいると,そういう理解をしてよろしいですか。 ○堤 委員長  小林教育部次長。 ◎小林 教育部次長  確かに委員おっしゃるとおり,こちら小学校の施設維持管理費につきましては,こちらは修繕であったりとか,そういったものが主となってございます。施設が老朽化しておりますので,そういったものを直す費用がこちらのほうに含まれていまして,そのほかの部分のもろもろのものにつきまして,管理事務のほうに含めてございます。 ○堤 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  そうしますと,その管理事務の中身の話ですけれども,大きな部分だけで結構なんですけれども,資料的にそろってあるなら,何が一番かかって,ベスト3ぐらいまでわかりますか。非常勤職員の部分が例えば30%を占めているとか,そういう意味合いですけれども。大体でいいです。 ○堤 委員長  小林教育部次長。 ◎小林 教育部次長  節単位で申し上げますと,一番多いのが先ほど申し上げましたとおり非常勤の職員の方が約6,000万円ぐらい計上してございます。そのほか需用費ということで,消耗品であったりとか光熱水費,光熱水費が結構多くて需用費のほうが大体6,300万円ぐらいです。 ◆青木公達 委員  パーセントにしてどのくらいですか。  今言っているのは,小学校,中学校。 ◎小林 教育部次長  今のは小学校でございます。 ◆青木公達 委員  小学校ね。 ◎小林 教育部次長  あとは使用料及び賃借料ということで借地しているところがございますので,そちらの金額で約650万円ぐらいとなってございます。 ◆青木公達 委員  非常勤職員は幾らとおっしゃいました。 ◎小林 教育部次長  非常勤職員は全部で正確に言いますと5,850万円です。 ○堤 委員長  高梨恭子委員。 ◆高梨恭子 委員  今,青木委員の質問の中に1人当たり3,290万円とおっしゃっていましたけれども,単位は3万2,990円だと思うのですが。変だと思うので,家が一つ買えちゃうぐらいの金額が要るわけはないなと思って聞いていたので,すみません。 ◆青木公達 委員  わかりました。失礼しました。数字が合わないなと思いながら,わかりました。 ○堤 委員長  続いてお願いします。 ◆青木公達 委員  次の質問に移ります。  次に,児童クラブと放課後子ども教室事業についてお聞きしたいんですが,報告書で171ページの児童クラブ,児童クラブの今後の事業の方向性に,将来的には,クラブ利用者増加に対応するため民設民営クラブの運営支援制度を検討すると書いてあって,放課後子ども教室に関しては人数がふえるだろうという話は書いてあるんですけれども,このところが書いていないと。  一つは,児童クラブに関してこう書いてあるということは,何か具体的に考えていることがあるのかどうか,まずこれをお答えください。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  委員の皆様もご存じのとおり,今,黒内小学校地区が大分児童がふえているような状況にございまして,今後なんですけれども,まず,1段階として来年度,再来年度にもまた少しずつふえるんですが,その次ぐらいになると,今の施設が足りなくなるという見込みがございますので,今そちらの対応としましては,二,三年後の対応に関しましては,新設でもう1棟ということで考えておりますが,その後もまだ人口の推移を見ていきますと伸びる可能性が大きいものですから,そうしますと学校敷地内もスペースがありませんし,隣接地にもないということになりますと,今,市の保育所に民間で入っていたりとかしていますので,そういったところにちょっとお話を聞きながら,保育所を卒園した後も引き続き,いわゆる小学生になってからもいられる施設について検討していただけないかということで相談を持っていこうかなと検討しております。  実際にはまだそちらの動きはしておりません。 ○堤 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  そうすると,放課後子ども教室のほうも考えざるを得ない状態になってくるということですか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  はい,放課後子ども教室のほうは,学校の施設を活用した放課後の居場所という活動になりますので,こちらのほうは学校敷地内でということで今考えております。  ですので,もしお部屋が足りないという場合には,放課後空く特別教室ですとか,それから,もしかしたら一部教室もお借りするようになるかもしれませんけれども,そちらは学校のほうにご相談しながら考えてまいりたいと思います。 ○堤 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  わかりました。  では,最後の質問に移ります。報告書の182ページ,図書館運営事業なんですけれども,平成29年度から平成30年度にかけて経費を比較すると,約2,800万円,約15%の減になっているんですけれども,この主要な理由は何なのか教えてください……ごめんなさい,質問を取り消します。私,一般財源で比べていました。事業費はほとんど変わらないので。 ○堤 委員長  よろしいですか。 ◆青木公達 委員  私からは終わります。 ○堤 委員長  それでは,次,高橋委員のほうからお願いしたいと思いますが,ご質問はお幾つですか。 ◆高橋典久 委員  1点です。 ○堤 委員長  はい,よろしくお願いします。 ◆高橋典久 委員  私のほうから成人式典事業,予算書で言うと397ページ,これは前回に比べて倍以上の金額になっていますが,今回常総広域の体育館を使ったということで,その設営費用がかかっていると。バス代が6万4,800円ついているんですけれども,このバスは守谷駅からあそこまでの送迎というか,輸送というか,その詳細をちょっと教えてほしいなと思います。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  こちらのほうなんですけれども,ただいま高橋委員おっしゃったように,今までの中央公民館でしたら駅から徒歩で皆さんかなりの人数,歩いてこられていたんですけれども,会場が動きますと,収容の人数に関してはクリアできるんですけれども,やはり足がないと参加しづらいという方もいらっしゃいますので,その方たちのために,守谷駅から常総運動公園までのバスを回したという経緯でございます。
    ○堤 委員長  高橋委員。 ◆高橋典久 委員  それはわかっていたんですけれども,例えば2便あるよとか,もちろん帰りも駅まで送っていってくれるんだと思うんですけれども,それと利用率ってどのぐらいだったんですか,利用状況はどのぐらいだったのか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  29人乗りのバスで行き帰りでございまして,大体参加者の数が500人前後ですので,30人としますと,1便ですので,利用率としましては参加者と比べると五,六%というところだと思います。 ○堤 委員長  高橋委員。 ◆高橋典久 委員  1便というのは帰りも乗せてくれるということですよね。わかりました。  それと,これ直接お金に関することじゃないんですけれども,我々議員も来賓としてあのとき参加しましたが,皆さんもご存じだと思いますけれども,市長が登壇するステージの目の前で,何かわけのわからない旗を振って騒いでいた方が数名いらっしゃったと。これまでそういったのも,あったこともあったんですけれども,でも守谷の子供たちだからちょっと多目に見てやろうぐらいな雰囲気は,これまでもあったんですけれども,終わった後にちょっと小耳にしたんですけれども,何か守谷の人じゃないという話なんですね。やっぱり部外者が来てあそこで騒がれて妨害されると,我々ももう行きたくないなという気持ちになりますし,何よりも新成人のご家族なんかどう思うのかなんて,そこら辺は新成人に任せて運営させていると言っていますけれども,ちゃんと担当課がリードしてあげないと,近隣では暴れて翌年成人式をやめたというところもあるように聞いていますので,そこら辺はしっかり担当課がやってくれないと困るなと。  それに関連してなんですけれども,今回,警察官が何人かいらっしゃったので,警察の協力をいただいていたみたいなんですね。これからずっと警察官というのはあそこに来てくれるのでしょうか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  ただいまのご質問で,新成人者に全て任せるのではなくてということが1点ございましたけれども,一応私ども担当のほうでも会場誘導係,案内係という形で職員は新成人と一緒に張りつくようにはなっております。  ですので,また今回のようなことがある場合には,私たちのほうでも防げる範囲で防ぐということにはしてまいりたいと考えております。  あと,警察官の方なんですけれども,警察官は守谷市だけではなくて,近隣も全て巡回されているようです。それで事前に守谷市の成人式はいついつの何時からですかという確認が入りますので,それで警察のほうで対応していただいているような状況ですので,これは毎年続いておりますので,これ以降も同じような状況になってくるかと思います。 ○堤 委員長  高橋委員,いかがですか。 ◆高橋典久 委員  では最後に一言,警察官にお世話になるような成人式だと困るんですけれども,そこら辺は人生に一度のことなので,みんなが気持ちよくお祝いできるような,そんな成人式にしていただきたいなと思います。 ◎福島 生涯学習課長  ありがとうございます。 ○堤 委員長  それでは,佐藤委員のほうからご質問をお願いしたいと思いますが,ご質問は幾つございますか。 ◆佐藤弘子 委員  二つ。 ○堤 委員長  よろしくお願いいたします。  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  報告書の183ページ,夏休みのプールの問題ですけれども,夏休みは終わりましたが利用状況が平成30年度におきましては少なくなっておりますが,親のほうから,連れていかなければならないような状況があるわけなので,これが年々減っていくような傾向になるということは,子供のプールって教育の一つだと思うんですけれども,そういうものが低下するのではないかという思いがあって,今ここで言っているのは,金額的には幾らでもないんですけれども,ジョイフル本田とか常総広域となっているんですけれども,これからもこういった方向でしかプールの利用というのはできないのでしょうか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  プール開放のほうの利用率が少し下がっておりますけれども,もともとは広域の屋外プールのみということで始めたものなんですけれども,やはり天候が悪かったりするときもあるので,徐々に屋内プールにふやしていったりとか,それから,今,佐藤委員がおっしゃったように利便性の問題もございますので,自分の家からすぐ近く歩いていけるようなところに行ければいいなという思いが私たちにもありましたので,このジョイフルアスレチックプールで守谷南団地の地区の方たちが行きやすいように,あとは,イトマンさんですとか,みずき野のインターナショナルなどにもお声はかけているんですけれども,なかなかクラブの教室などと重なってしまって,うまく調整がとれないような状況です。  できるだけ利便性のよいところに,徒歩でも自転車でも行けるようなところに広げていきたいなと考えておりますけれども,今すぐには対応ができていないところです。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  これに対して交通費みたいなバスが出ているとか,そういうものは出ていないみたいなんですけれども,そういったものの利便性を考えてあげたらもっと利用状況が上がるような気がするんですけれども,それは考えていないんです。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  バスを出すとなりますと,学校みんなで移動できるとか,そういうことでしたらいいんですけれども,これは夏休みの遊び場開放の一環ですので,一人一人がまちまちで行くような状況になってしまいますし,あとは,公共交通機関とかもあるのでしょうけれども,そちらのほうも検討した経緯はあるんですけれども,やはりお金のやり取りですね,関鉄になってしまいますけれども,そちらとのやり取りですとか,事務的なことになかなか課題がありましてできない状況にあります。  あとは,実は今これ,全体でプール券を配った方で参加しているのが33%というパーセンテージなんですね。そのうち2回利用された方が半分ぐらいで,あと1回だけ利用した人が25%,3回利用したよという人も25%ぐらいの中で,今みんなに均等にその費用を分けられるのかということもありますので,もう少しアンケートなどをとりながら,ニーズを聞きながらでないと,そういったことまではできないかなと考えております。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  バスというのは,私はバスをチャーターしてほしいと言ったわけではなくて,公共交通の中のモコバスが走っているんじゃないんですか。そういったものを子供が利用することによって,無料で行かれる,そういう方法も取り入れたらどうなのかなと思ったので提案したんです。  そのアンケートをとるようなことをして,声を聞いてほしいと思います。 ○堤 委員長  今のはご要望で,それで検討していただけるということだったので,引き続きご検討いただけるということでよろしいですか。  この件はよろしいですか。  関連で。 ◆神宮栄二 委員  学校プールの再開は,検討する余地はありませんか。 ○堤 委員長  小林教育部次長。 ◎小林 教育部次長  今,小学校で4校がプールを使えないという状況で,委員もご存じかと思うのですが,今,民間の先ほど言ったジョイフルであったりと,イトマンにインターナショナルというところをおかりしてやっているところではあるんですが,いかんせんプールの改修に当たりましては,修繕費というか,修理をするにあたり多額の金額がかかるという状況もございますので,今のところプールが壊れてしまったならば民間の施設を利用するという方向ではやらさせていただいております。  あとは,今後どんどんプールも壊れる可能性もございますので,その点について今後方向性をどうしていくのかというのを決めていきたいと考えております。 ○堤 委員長  神宮委員,よろしいですか。  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  ちょっと関連で質問させていただきます。  小学生のプールについては,決算報告書の159ページで,今説明にあったように,市内の四つの小学校がプールがないんですよね。さっき佐藤委員が言ったのは夏休みのプール利用なんだけれども,普通の正規の授業内でこの四つの小学校は,今説明があったように,どこかに行っているわけです。それの日にちは何日ぐらい行っているんですか。 ○堤 委員長  奈幡指導室長。 ◎奈幡 指導室長  民間でお世話になっておりますので,時期は夏に限定せず,春から冬にかけて約10時間実施しております。 ○堤 委員長  高梨 隆委員,よろしいですか。 ◆高梨隆 委員  その10時間,とにかく学校にプールがないもので,そういう民間のところに行くと。それは,交通手段は何で行っているんですか。 ○堤 委員長  奈幡指導室長。 ◎奈幡 指導室長  市で出しているバスで移動しております。 ◆高梨隆 委員  はい,わかりました。 ◆佐藤弘子 委員  ちょっと待って,今の関連で。  そうしますと,プールの利用は守谷小学校,御所ケ丘小学校,黒内小学校,郷州小学校となっておりますけれども,この1,559万円というのは,全く借りる利用料なんですか。これは何なんですか。プールの借り代ということですか。 ○堤 委員長  今おっしゃった金額は159ページの金額ですか。 ◆佐藤弘子 委員  そうです,そうです。  随分高いものじゃない。 ○堤 委員長  小林教育部次長。 ◎小林 教育部次長  プールの使用料と言いますか,そちらにかかっている費用としましては,平成30年度が民間のプールの賃借料としまして200万6,000円かかってございます。  そのほかバスの借上料,こちらのほうが340万円ほどかかっております。ただ郷州小学校と御所ケ丘小学校につきましては,プールに行くまでの距離が近いので,そちらのほうはバスのほうは利用しておりません。 ○堤 委員長  よろしいですか。 ◆佐藤弘子 委員  そうすると,今私が聞いた1,559万円に対して使用料ですかと言ったら,使用料は320万円と200万円ということですけれども,そうすると,これは,ほかは何にお使いになるの。プールだけの項目で振興事業ということでなっているんだけれども。 ○堤 委員長  小林教育部次長。 ◎小林 教育部次長  こちらは消耗品関係で,各小学校のほうに予算を一部配分しております。また,そのほか教師用の教科書であったりとか指導書,そちらのほうの購入費用もこちらに含まれております。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  はい,わかりました。  二つ目を伺います。二つ目は,私が毎回ライフワークですけれども,要するに教育費は無償ということになっているんですけれども,教育の要支援・要保護の支援金が今年度は減っているんですよね。だからこの減っている理由は何なのかということを伺います。160ページです。 ○堤 委員長  小林教育部次長。 ◎小林 教育部次長  小学校の就学援助事業ということで,こちら平成30年度が195名ということで,こちら延べ人数になってございます。金額にしますと,確かに委員おっしゃられるとおり,平成30年度と平成29年度を比べますと24万1,000円金額が安くなっているという状況なんですが,こちら修学旅行代とか,そういったものも含まれておりますので,学年の人数の上下によっても,こちらの金額のほうは上下するという形になりますので,24万1,000円というのは途中で守谷市から離れていった方もいらっしゃれば,もしくは修学旅行費などでかからない方がいたということで,金額のほうが少なくなっているという状況になっております。 ◆佐藤弘子 委員  そうですか,わかりました。 ○堤 委員長  続きまして,市川委員,ご質問は幾つですか。 ◆市川和代 委員  1点です。 ○堤 委員長  よろしくお願いします。 ◆市川和代 委員  文化財保護についてお尋ねいたします。  平成30年度施政方針の中に「文化財につきましては,市民の皆様からお預かりした古文書の保存や調査研究を進め,守谷の貴重な歴史を後世に残し,市民の郷土に対する愛着を深めてまいります」という文言があります。  そこで,お尋ねをさせていただきます。「預かっている」というのは,どういうことを言われているでしょうか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  今,市のほうで1件お預かりしているものがございまして,解読がまだ進んでおりませんけれども,学びの里の書庫のほうで保存させていただいているものがあります。そちらについて解読を進めたいということで施政方針のほうに記されているものです。 ○堤 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  そうしますと,この解読に係る費用とか,誰がやっているのかというのをお願いいたします。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  申しわけありません。ただいまお預かりはしているんですけれども,そちらの費用をかけて解読という段階にはなってございません。  今,一緒にやっていただくといたしましたら,観光協会のほうでいろいろな歴史書物などを調べ始まっておりますので,そちらのほうと一緒にできたらと思っております。 ○堤 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  守谷市の文化財,史跡,それは数で数えるとすれば何点ぐらいずつあるのでしょうか。ホームページを見ると余りのってはいないんですが,全体としてはどんな感じでしょうか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  こちらのほうで文化財として保護しておりますのが,市のほうで20件ございます。  県の指定になっているものが,大木地区の大円寺にあります釈迦如来坐像なんですけれども,そちらのほうが県の指定で1件,先ほど申し上げました20件の1件は無形民俗文化財ということで八坂神社の祇園祭になっております。  それと,そのほかに彫刻が4件,それと絵画が1件,工芸品が2件,それと建築物が1件,古文書ですとただいま5件ございます。  考古学資料としまして土器が1件,それと,史跡は守谷城址と赤法花の一里塚の2件です。  それと,天然記念物といたしまして3件指定させていただいています。  以上で市の指定が20件になります。 ○堤 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  ということは,ホームページにのっているものということですね。  これに関しての保存に関しては,市としてはどのように協力をしているのかというところだと思うんですが,どうなのでしょうか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  保存に関しましては,県の指定になりますと幾らかの補助がありますので,県の補助を使ってということをしております。  管理していただくのが,実は市ではなくて所有者になっておりますので,そちらのほうと定期的に市のほうでは見に行ったりはしておりますけれども,特に補助的なものというのはしておりません。 ○堤 委員長  よろしいですか。  それでは,次は高梨恭子委員のほうから。  何件ございますか。 ◆高梨恭子 委員  1件です。 ○堤 委員長  よろしくお願いいたします。
    ◆高梨恭子 委員  決算書の349ページ,報告書の196ページの保幼小中高一貫教育推進事業についてお尋ねいたします。  これは,守谷市の教育の目玉となるきらめきプロジェクトというものにつながる事業だとは思うんですけれども,年々決算ベースで減っているというところの理由を,まずお聞かせください。 ○堤 委員長  奈幡指導室長。 ◎奈幡 指導室長  委員おっしゃるとおり,守谷市の柱となる事業でございます。  まず,221万2,000円の減額につきましては,平成29年度まで配置をしておりました学校教育指導員,これは学校経営一貫教育に対する助言指導を行うということで配置をしていた学校教育指導員の,未配置による減額ということになります。本市の一貫教育も立ち上げ以来,7年目に入りまして,今第2期の2年目という時期を迎えております。  したがいまして,安定をした取り組みになってきている。むしろ研修講師の謝金ですとか,備品などの予算で質の高い一貫教育を維持できていると捉えております。 ○堤 委員長  高梨恭子委員。 ◆高梨恭子 委員  ありがとうございます。  その中で,学校教育指導員というのが不要になって,180万円ぐらいの予算で執行されていたと思うんですけれども,それがなくて安定期に入ったということですが,保育所がふえている現状,それから,今後またふえていくに伴って保幼と小の間の,いわゆる小一プロブレムについて,それの取り組みは,想像するに,小学校と中学校はうまくいっていると思うんです。でも幼稚園,保育園が小一になるときのその対策というのは,何か手立てがあるのでしょうか,また,連携するにしても,新しい事業者が参入してくる上で何か考えがあるのかをお聞かせいただけたらと思います。 ○堤 委員長  奈幡指導室長。 ◎奈幡 指導室長  そもそも設置者の異なる保幼と公との一貫の困難さということは,7年前に立ち上げたときから,関係者からご指摘をいただいていた部分ではございます。  しかし,本市におきましては,設置者の異なる保幼あるいは県立高校の一貫は困難だから,その可能性を制限するという立場をとらずにスタートしたという背景がございます。  もっと率直に言ってしまえば,守谷で学ぶ子供,守谷で生活する子供を育む,守谷の子供をよりよく育む,そして子供の成長に切れ目はないというのが,本市一貫教育の基本的な理念となっております。したがいまして,設置者は異なりますけれども,つながるためのあらゆる手立てを実施してまいりました。  具体的に保幼と小とでどのような連携一貫を図ってきたかということで申し上げますと,まず,一貫教育のプランの中に学びのプランという柱となるプランがございます。これは学習と生活のスキルを明らかにしたものでありますが,その中に保幼小接続のためのスキルというのを明確にしております。  文部科学省から出されております遊び,学び,精神の自立という三つの視点を分析しまして,例えばですけれども,返事がきちんとできるとか,忘れ物をしないとか,挨拶ができるとか,思いやりの行動をとれるとかということを,保幼の先生方と小学校の教職員とで共有する保幼小連絡協議会という場を設定しております。  これには,大変ありがたいことに,ほとんどの私立が,委員の皆さんご承知おきのように,本市には二つの公立の保育所しかございません。幼稚園に至っては全て私立であります。二十幾つの代表の園長先生が,その集まりに参加をしてくださっております。実際その場でその学びのスキルについて共有化を図り,アプローチカリキュラムという言い方をしておりますけれども,あと小学校ではスタートカリキュラムという言い方をしておりますが,保幼と小の生活,学びをいかに円滑につなげるかという研修をしております。 ○堤 委員長  できるだけ簡明に伝えていただければ。  高梨恭子委員。 ◆高梨恭子 委員  連絡協議会がつくられて大変よい取り組みをされているというご答弁だと思います。その中でこの196ページの指標のところの表を見ますと,保幼小中高一貫教育の目標の達成に努めている教師の割合というのが50%を切っている状況である。この「(まあまあ努めている)を含まない」とありますが,これはアンケートをとったのか,この教師というのは対象はどういう方なのか,小学校の教員なのか,中学校の教員なのか,幼稚園なのかというところがちょっと知りたいのと,この四十何%というものの割り出し方はどういうふうにされたのかお尋ねしたいと思います。 ○堤 委員長  奈幡指導室長。 ◎奈幡 指導室長  指標につきましては,ご承知のように,「とても努めている」という教師の割合がここにあらわれている数字になります。実は「まあまあ努めている」を含めると,昨年度,平成30年度の調査で96%になっております。言ってみれば,守谷市の教職員ほとんど一貫教育に対する意識が高いということと捉えております。  対象は小中学校の教職員であります。  先ほど保幼の先生方が積極的に保幼小連絡協議会に参加してくださっているという報告をさせていただきましたが,そうした先生方は入っておりません。しかし,設置者の異なる保幼の先生方が守谷の学校教育の理念に賛同してくださっている,そうしたことのあらわれかなと思っているところであります。 ○堤 委員長  高梨恭子委員。 ◆高梨恭子 委員  総力を挙げて取り組んでいて,「まあまあ」を含めると九十六,七%までということで大変安心いたしました。ありがとうございます。 ○堤 委員長  それでは,山田委員,よろしくお願いします。  何点ございますか。 ◆山田美枝子 委員  3点。 ○堤 委員長  よろしくお願いします。 ◆山田美枝子 委員  43ページのスクールライフサポーター配置事業委託金が29万4,000円,このときに不登校に対する対応と聞いたんですけれども,不登校児が何人で,今そのサポーターが何人いるのかということを伺いたい。  同じページの下に学力向上サポートプラン事業委託金,これは上とは全く性質が異なるサポートプラン事業なのか,もうちょっとご説明いただきたいと思います。 ○堤 委員長  奈幡指導室長。 ◎奈幡 指導室長  まず,スクールライフサポーターについて申し上げます。  先ほど冒頭に部長からも説明を差し上げましたが,スクールライフサポーターは不登校の児童生徒,学校生活に不適応傾向にある子供たちを支援するサポーターであります。  特に資格は求められておりませんが,幸い,守谷市には元教員で元総合教育支援センターの相談員,学校支援士の資格を有している者がこれを引き受けてくれております。  配置校は1校です。  不登校児童生徒の多い学校に,実は不登校解消支援教師というのが配置されますが,その配置された中学校区の中で不登校など支援児童の多い学校にスクールライフサポーターが配置されるという制度でつけております。北部地区の小学校に配置をしております。  あと不登校の数につきましては,これは全校でよろしいでしょうか。 ◆山田美枝子 委員  はい。 ◎奈幡 指導室長  まず,支援センターの指標にもお示しをしたんですけれども,不登校率は若干上昇気味であります。  人数で申し上げます。不登校,小学校,平成30年度48人,中学校52人です。  中学校は全国県比で減少しておりますが,小学校はやや出現率が上昇しているという傾向にございます。  それともう1点,学力向上サポートプランとの違いということでのご質問をいただきました。  学力向上サポートプランと申しますのは,県の学力向上事業に当たります。夏休みに小学校4年生,5年生を対象に算数の補習学習を実施しております。学びの広場と称するものですが,その指導に当たるサポーターに対する報酬がこの委託金になっておりますので,スクールライフサポーターと非常に名前が似ている事業でございますけれども,一方は学力向上,一方は不登校支援ということになっております。 ○堤 委員長  浅川委員,関連ですか。 ◆浅川利夫 委員  不登校が残念ながらいるということで,不登校になる要因,よく言うと家庭環境とか,それから,学力についていけないということは耳にするわけなんですけれども,本市においてはどのような傾向があるのかお願いいたします。 ○堤 委員長  簡便に答弁をお願いします。  奈幡指導室長。 ◎奈幡 指導室長  気をつけたいと思います。  実は不登校の要因というのは,国で五つに分けています。不安,無気力,学校における人間関係,遊び・非行,その他,実は今申し上げた順番が守谷市の傾向になります。  不安,無気力,人間関係,遊び・非行,その他,その他というのはどれにも類しないということになります。 ○堤 委員長  続いて,山田委員。 ◆山田美枝子 委員  2点目,決算書の343ページ,学習支援ティーチャー5,872万円というので,小中学校に36名配置と言うんですけれども,学習支援ティーチャーというのは,いろいろ今海外からのお子さんがふえているというのを聞いているんですけれども,語学としてはどういう先生たちが学習支援ティーチャーとして入っているのかを伺います。 ○堤 委員長  奈幡指導室長。 ◎奈幡 指導室長  ありがとうございます。学習支援ティーチャー配置事業の中に,いわゆる学習指導,生活指導を行う学習支援ティーチャーというティーム・ティーチングに入る者と別に,今,委員からご指摘のあった語学指導協力員というものを配置しております。対象は外国人,日本籍の児童生徒で日本語の理解,表現が十分でないお子さんを対象にし配置をしております。  平成30年度は中国語で2名,スペイン語で1名,英語で1名,配置をしております。 ○堤 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  わかりました。ありがとうございました。  では,3点目なんですけれども,391ページ,もりや学びの里の施設維持費の中に,今,もりや学びの里に障がい児が利用するトランポリンがあると聞いているんですけれども,それはこの施設維持の中の金額に入っているのか,ちょっとどういう状況かをご説明いただきたいと思います。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  トランポリンにつきましては,今,学びの里のほうに2台ございまして,そのうち1台が市の所有のものです。もう1台は,使っているサークルの持ち物を置いているという形になります。  維持管理費の中にその分,メンテナンスなどのことでしょうか。 ◆山田美枝子 委員  そうです。 ◎福島 生涯学習課長  そちらが入っていますかということなんですけれども,これは特に何年ごとに点検をするとかというものはないんですけれども,もちろんサークルはサークルのほうで管理をしていただいていますので,そちらでメンテナンスはやっているようです。私どものほうも年に一度,ほかの体育館の器具などと一緒に器具点検の機会があるんですけれども,そちらに毎年という形では入れていないんです。平成30年度はメンテナンスはしておりません。ですので,今年度に入りまして,少しそちらのほうのメンテナンスはやっていこうかなとは考えております。 ○堤 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  結構です。 ○堤 委員長  あと2名ですね。  高梨 隆委員。  何問ございますか。 ◆高梨隆 委員  四つです。 ○堤 委員長  はい,お願いいたします。 ◆高梨隆 委員  みんな簡単です,簡単に答えてください。  1点目,決算報告書の161ページの小学校ICT教育環境整備事業,それと中学校のほうも同じくあります。その中でICT教育環境のためには非常にお金がかかるということは,前からわかっていたことです。小学校のICT教育環境整備で1億4,000万円,それから,中学校で6,000万円,合わせて2億円のICT教育環境の費用がかかっております。  ことしはその下に指標という欄がありまして,令和3年度には児童用コンピューター整備数(児童数を台数で割ったもの)1.0ということは,結局全校児童生徒に1台は必ず配置するということでいいんですか。 ○堤 委員長  小林教育部次長。 ◎小林 教育部次長  こちら目標値が1ということで,1人1台ということなんですけれども,配置するかどうかにつきましては,背景としましては,実は国のほうで学校教育法というのが一部改正されまして,今度は教科書のほうが紙の教科書からデジタルの教科書もできるよと,ことし4月から改正されております。  というのも,障がいをお持ちで視力の悪い方とか,そういった児童に対してもきちっとした教育を受けましょうという形で時代が変化してきているんですね。  となりますと,将来的にはICTを活用した完全な授業へ移管するということが見込まれていますので,ここではあくまで目標値ですので,今必ず令和3年に1人1台配置するというところでは,また方針は決まっていないんですが,今後そこら辺は検討していきたいなと考えております。 ○堤 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  わかりました。それが,例えば小学校の場合は目標値が3.1になっていますよね。既にパソコン1台が児童3.1人に対してあるという状況なわけですよね。これは,今は電子教科書の導入ということが目標値だということが今説明されましたけれども,例えば自分の考えでは,全校一斉にパソコンを使った授業をやらない限り,または今の教科書が電子化にならなければ,そんなに,パソコン台数というのは使い回しでいいわけですよね。その点は,そういう時代ではなくなっちゃっているんですかね。 ○堤 委員長  ここは国の方針でそういうことが示されていて,それに対して一応目安として台数を置かれているということなので,恐らく市のほうからお答えできないのではないかと思いますけれども,何かコメントがございますか。  宇田野教育部長。 ◎宇田野 教育部長  おっしゃるとおり,これはコンピューターと言いますか,タブレットの台数を表示させていただいて,それの賃借料をお支払いしているんですけれども,中学校も小学校もおおよそ3人に1台という状況が,もう既にできているということです。  委員からお話があったように,1人1台にした場合には,それは使い回しではなくて1人1台が必ず使う,その使い方というものが必要になるだろうということはもちろんあるかと思います。ですから,これを例えば目標を達成するために1人1台にしていくに関しましては,その使い方,利用の仕方,そういったものも含めてトータルで必要性を検討して台数というものを導き出すと言いますか,導入していくということになろうかと思います。  それについて,今,検討を始めているところでございますので,その結果については,またその時期が来ましたら皆様にご協議というか,ご報告というか,させていただくようなことになろうかと思いますので,よろしくお願いいたします。 ○堤 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  はい,わかりました。この件に関して最後ですけれども,こういうICT機器というのは,恐らくリースでやっていると思うんですけれども,大体バージョンアップとか何かでその機器が何年ぐらいで交換になるんですか。 ○堤 委員長  小林教育部次長。 ◎小林 教育部次長  5年でリース契約のほうをさせていただいておりまして,今後どういった形でバージョンアップがされるのかというのはちょっとわからないんですけれども,今のところ大体5年ぐらいの長期契約かなということで見込んでおります。 ○堤 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  2点目,行きます。  2点目は,さっき山田委員が質問したんですが,学びの里施設維持管理事業の中で,ちょうどことしになって学びの里の前の県道が改良されることになって,あそこの入り口がなくなっちゃったんですよね。大分利用者の方から私のところに問い合わせがあって,何で入り口,あそこを入れなくしちゃったんだと言うけれども,公式にはどういう理由で入り口を変更したんですか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  このたびの補償工事の中で信号機があるところなんですけれども,信号機のあるところのすぐに入り口があるというのは非常に危険だというので,警察のほうから指導がありまして,それで奥のほうに入り口を移動したということになります。  学びの里の正門と言いますか,正門になりますのは守谷高校のほうから向かってすぐ右に曲がりますとそちらにも入り口があるんですけれども,正規の門というのはあの門になってまいります。 ○堤 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  その門の話なんですが,そこには門柱及びモニュメント撤去と書いてありましたよね。それで初めて私も合点がいったんですが,あそこには旧大井沢小学校のモニュメントとか二宮金次郎の像があったんですが,いつの間にかどこか歩いていってしまったようですけれども,あれはなぜ撤去したんですか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  門柱と石でできたものなんですけれども,昨年のブロック塀の調査などがありまして,それの制限で引っかかりまして,それで撤去をしたということを聞いております。 ○堤 委員長  高梨 隆委員。
    ◆高梨隆 委員  相当古い石の像だったものだから,そういうことを考えたら,それは仕方がないと思いますけれども,実はこの間,筑西の道の駅に行ったら,何と道の駅を新しくつくった隅に二宮金次郎の像が新しく建ててあったんですよね。 ○堤 委員長  すみません,決算予算に関係あるようにできますか。 ◆高梨隆 委員  すみません,その理由はわかりました。非常に残念な気もします。  三つ目です。三つ目は,186ページの守谷ハーフマラソンについて質問いたします。  ちょうど平成30年度はふるさと納税の額も入ったということで100万円ふえていますけれども,この100万円がふえてどういうものに充当したかを教えていただけますか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  ここ数年で,以前にはなかった医療スタッフというスタッフを配置しておりまして,そちらのほうで大分費用がかさんでまいりますので,そちらのほうに充てさせていただいております。 ○堤 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  その費用というのは,マラソンのタイムを計測する費用ということですか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  そちらのほうは,医療スタッフの費用ですので,そのときにお医者ですとか看護師ですとか,理学療法士とか,そういう方たちにご協力いただいているわけなんですね。そちらのほうにいろいろな設備がかかったりとか,それから,来ていただくに当たって,ボランティアでというわけにもいきませんので,そちらのほうの謝金で支払ったりということで予算を使っているようになっております。 ○堤 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  そうすると,令和元年度は終わりましたから,来年度あたりも全部100万円プラスの予算でいくんですか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  こちらは補助金になるんですけれども,令和2年度の補助金審議会が間もなく開催されると思うんですが,そのときも同じく300万円のほうを申請させていただいております。 ◆高梨隆 委員  はい,わかりました。 ○堤 委員長  青木委員が関連があるそうです。 ◆青木公達 委員  守谷ハーフマラソンのときに,あそこにテントで出店が出ますよね。あそこに出店している人から頼まれて出しているみたいなんですけれども,出店料が高過ぎると,そこは私が聞いているのは一張5,000円,それで守谷ハーフマラソンなので二,三時間なんですね。それで5,000円というのはちょっと高過ぎると,そこのところをどこに言ったら下げてもらえるのかがよくわからない,ちょうどこれ100万円が上がっているので,100万円上げたら,あそこをもう少し下げるとか,あるいは無料にするとか何か方法が講じられるのではないかと思うんですけれども,いかがでしょうか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  守谷ハーフマラソンは全体の総事業費で3,400万円ぐらいかかっている中で,今回補助金を100万円上げていただいているわけなんですけれども,それと合わせて参加費なども上げていきませんと,とても大会の維持ができないという状況にありまして,あと私たちが広告費とか,協賛費とかいろいろなところに呼びかけて収入をふやしてはいるんですけれども,その中で模擬店の出店料などに関しても,今の金額でとんとんというところですので,もう少し助賛などいただけるようなところがあれば,声をかけさせていただくなどして,再検討をさせていただけたらと思います。 ○堤 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  守谷ハーフマラソンを成功に導いているのは,別にランナーばかりでなくて,あそこで働いているボランティアとか,それから,今出店の数も多ければ多いほどにぎわいを見せるわけですから,多分今のままだと,そういう人たちというのは,あと数年たったら多分やめちゃうんじゃないかと思うんです。  ですので,そこのところの兼ね合いもしっかり考えてやっていかないとまずいと思いますので,ご検討のほど,よろしくお願いします。 ○堤 委員長  これは今後の検討事項ということで。 ◎福島 生涯学習課長  ありがとうございます。 ○堤 委員長  高梨 隆委員,質問のほう。 ◆高梨隆 委員  では最後,四つ目です。決算報告書172ページ,アーカスプロジェクト参画事業についてお尋ねします。  予算の内容を見ますと,450万円はまるっきりふるさと納税を充てるようになったようですけれども,その意図はどういうことですか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  この意図なんですけれども,すみません,私どものほうでふるさと納税を充ててよということではなくて,市全体の事業の中でどれに充てようかということで検討された中で充てられておりますので,経緯というものはちょっとわからないです。  基金としましては,協働のまちづくりの基金をこちらに充てているようになっております。 ○堤 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  今後の事業の方向性という中で,市民の認知度が低いということで市のほうでも本当のことを認めちゃったような書き方なんですけれども,その割にはこの事業に参加した市民の数というのはふえているみたいな気もするんですけれども,この市民の数というのはどういうところから算出した数字ですか。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  例年行われております事業に,オープンスタジオですとか,それから,きらめき守谷夢彩都のブースで出したり,「ようこそ守谷へ」ですとか市の事業に参加しましたり,あと市民向けプログラムということで,オープンスタジオのときに中学生などを招いて見学をさせたりということも試みているところです。  それから,アーティストがお帰りになるときに,活動の報告会ですとか,そういったものをアーカスのスタッフのほうもいろいろ案を考えまして,イベントをふやしているというところで参加者のほうは,これは延べですのでふえている状況にはあります。  ただ,少しお顔ぶれを見ますと,固定化しているのかなというところがありますので,もう少し広く市民の方に知っていただけたらというところで,課題として認知度がまだまだ低いということで上げさせていただきました。 ○堤 委員長  高梨 隆委員。 ◆高梨隆 委員  なかなかそこに向けてというか,なかなか守谷市内のいろいろな団体との交流が最近ちょっと少ないような気がしますので,そこを何とかよろしくお願いいたします。 ○堤 委員長  最後,浅川委員の質問で,ここでこの後,休憩を入れたいと思いますので,浅川委員,ご質問のほうをお願いいたします。  何件ございますか。 ◆浅川利夫 委員  1件です。  決算報告書177ページで放課後子ども教室事業について質問させてもらいます。  これは平成29年度と平成30年度を比較しますと,利用者数が少なくなっているにもかかわらず事業費がふえているということはどういう理由か,お願いいたします。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  参加人数は延べなんですけれども,事業費がふえているというところは,これは高野小学校の放課後子ども教室が実は以前に教室として使っていたプレハブの校舎なんですね。そちらを取り壊さずに放課後子ども教室のほうに提供していただいて,今使っているところです。  そこに,エアコンが実はなかったんです。それでエアコンの設置を平成30年度にいたしましたので,少し事業費がふえております。 ○堤 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  保護者の負担金というのは変わりはないですね。 ○堤 委員長  福島生涯学習課長。 ◎福島 生涯学習課長  月に1,000円で変わってはおりません。 ○堤 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  以前,この放課後子ども教室について,週1は無料という形であったのかなと思うんです。そのときになぜ無料がなくなったかというと,公平性の形だから,お金を払っている保護者の方からクレームが来たのか,それとも市役所のほうで考えたのかわかりませんけれども,ただこういうふうに無料のときに参加するということは,かなり子供たちが遊びの場というか,そういうものを欲しているというか,そういうことがわかるかなと思うんです。  特に私がちょっと危惧するのは,公平性の原理というもの確かに公平ですけれども,こういう教育の場において余りにも負担の中の公平性でなくて,貧困対策だか何か理由はわかりませんけれども,教育の場の公平性というのか,そちらのほうを重点的にやるべきかなと思います。  この予算決算から外れる場合はちょっと許してほしいんですけれども,今,地域で子供が少なくなって子供同士で遊ぶという家はほとんどないんですよ。異学年,例えば1年生,2年生,5年生とか,そういうのは学校教育の場でしかないんですよ。  そういうことを考えると,人間形成の上からも,ただ単に公平性の原理,費用がかかるということでなくて,子供の成長の過程の中で公平に場を与える,お金をかけても,市の支出がふえてもそういうことは必要かなと思います。  これは,この予算書の現実の中と,それから,これからの守谷が目指す教育とかいろいろ言っていますよね,そういうふうに基本的なことを考えると,やはりやるべきかなと私は思います。これは一つの要望であるし,市の立場としても考えるべきだと思うので,この点は十二分に検討のほうをお願いします。 ○堤 委員長  今のは決算に対する質疑でなく意見ということで,一応承っておくということにさせていただきたいと思います。  以上でよろしいですか。  以上で質疑を終結いたします。  以上で教育委員会所管の審査を終了いたします。  ここで3時10分まで休憩を入れたいと思いますので,よろしくお願いいたします。                 午後2時57分休憩          ──────────────────────                 午後3時07分開議 ○堤 委員長  休憩前に復し会議を再開いたします。  それでは,議案第60号 平成30年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定の上下水道事務所所管の審査に入ります。  内容説明者及び答弁者は挙手をし,職,氏名を述べてください。  内容説明及び答弁は,主に所長とし,補足的な説明,答弁のみ課長等にお願いをいたします。  それでは,上下水道事務所長から内容の説明をお願いいたします。  長田所長,お願いします。 ◎長田 上下水道事務所長  よろしくお願いいたします。着座にて説明をさせていただきます。  議案第60号 平成30年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定の上下水道事務所所管分について説明させていただきます。  初めに,歳入についてご説明いたします。  決算書の48,49ページをお願いいたします。  款17繰入金,項1他会計繰入金,目4農業集落排水事業特別会計繰入金,備考欄の農業集落排水事業特別会計繰入金(前年度精算分)の261万4,915円は,平成29年度の農業集落排水事業特別会計の歳入歳出決算額の確定に伴い,同会計から繰り入れたものでございます。  次に,歳出についてご説明いたします。  歳出は,農業集落排水事業特別会計,水道事業会計及び公共下水道事業会計の3会計に対する一般会計からの繰出金となります。  決算書の270ページ,271ページをお開きください。  款4衛生費,項1保健衛生費,目4上水道費,備考欄61水道事業会計負担金の56万2,000円は,水道事業支弁職員3名に係る児童手当に要する経費について,地方公営企業法第17条の2の規定に基づく国の繰出基準通知により,水道事業会計に対して一般会計から繰り出したものでございます。  次に,294ページ,295ページをお願いいたします。  款6農林水産業費,項1農業費,上の枠の目5農地費,備考欄60農業集落排水事業特別会計繰出金の3,530万6,000円は,平成30年度農業集落排水事業特別会計への歳出決算に対する歳入不足額について,一般会計から繰り出したものでございます。  繰り入れをする農業集落排水事業特別会計では,主に農業集落排水施設維持管理経費の一部と農業集落排水事業債の元金及び利子の償還に充当しております。  次に,322ページ,323ページをお願いいたします。  款8土木費,項4都市計画費の上から二つ目の枠,目3公共下水道費,備考欄60公共下水道事業会計負担金の6,353万9,734円は,水道事業会計同様,国の繰出基準通知により,公共下水道事業会計に対し一般会計から繰り出したものでございます。  次に,332ページ,333ページをお願いいたします。  款9消防費,項1消防費,目3消防施設費,備考欄02消火栓設置維持管理事業負担金の2,884万876円は,石綿管や鉛製給水管の布設がえにあわせて行った消火栓の交換工事で,国の繰出基準通知により,消火栓に要する経費として水道事業会計に対し一般会計から繰り出したものでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○堤 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員の方は挙手をお願いいたします。  お二人でよろしいですか。  それでは,山田委員からお願いをいたします。  ご質問はお幾つ。 ◆山田美枝子 委員  一つ。  報告書226ページにマンホールのふたに起因する事故を未然に防ぐため,古くなったマンホールのふたの交換工事を実施したということなんですけれども,マンホールのふたに起因する事故って,どんなものがあるのかということと,古くなったマンホールのふたというのは,どのくらいで古くなったと判定して,幾つぐらい交換したのか,参考までにお示ししようかと思ったけれども……(「全然違う」と呼ぶ者あり)それはだめ,これは違うの,ごめんなさい。 ○堤 委員長  その質問は後ほどでよろしいですか。  では,神宮委員,ご質問をお願いいたします。 ◆神宮栄二 委員  報告書の236ページ,企業債及び一時借入金の概況,平成30年度末残高4,505万2,235円,企業債,これ以外に……(「それは水道会計です」と呼ぶ者あり)ごめんなさい,俺も勘違いしてすみません。 ○堤 委員長  それも後ほどお願いします。  今は一般会計に関する質疑を受け付けております。
     そうしますと,質疑はなしでよろしいですか。  質疑を終結します。  以上で,議案第60号 平成30年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定の全ての審査が終了しました。  これから議案第60号の自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。  佐藤委員,どうぞ。 ◆佐藤弘子 委員  平成30年度の一般会計の決算につきまして反対の討論を行います。  一つには,220億円からの決算内容でありますけれども,そういう中におきましても,これまでもずっと言い続けてきておりますけれども,中央公民館の改修工事にいたしましても,今度の決算の中では3億3,727万7,600円という金額が出されておりますけれども,本当にこれまで以上の改修を望むということができるのだろうかという疑念を抱いております。  二つ目には,新守谷駅自由通路でございますけれども,これまでも質問して伺いましたが,5億1,200万円かかっているということであります。自由通路にいたしまして実地検証をいたしましたけれども,朝の時間だけで子供の利用する時間,約200名ぐらいのお子さんでありました。多額のお金をかけている割には,本当に市民のものなのか。特に老人も子育て世代のベビーカーなども利用できない状況にあります。こういう中でこれからまた新たにユニバーサルデザインという形で変えていくということでありますけれども,幾らかけたら気が済むのかというようなことではないでしょうか。  アワーズもりやでございますけれども,年々利用状況がふえておりますから,マイナスは減っておりますけれども,いずれにいたしましてもこれを黒字になるのは最後でなければならないと思います。  また,税金の差し押さえ,今年度ほど大きく,あきれてしまうほどのものであります。茨城県の租税債権管理機構に217件もの差し押さえの要請をしているということであって,市民の暮らしの立場に立って,そして暮らしの予算というのは福祉とか教育に十分に予算をつけるべきだと思います。  私は住民の立場から,この決算を一部認めることができませんので,反対といたします。 ○堤 委員長  ほかに討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  これで討論を終わります。  これから,議案第60号 平成30年度守谷市一般会計歳入歳出決算認定を採決いたします。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○堤 委員長  挙手多数です。よって,議案第60号を認定することに決定しました。  次に,議案第65号 平成30年度守谷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の審査に入ります。  上下水道事務所長から,内容の説明をお願いいたします。  長田上下水道事務所長。 ◎長田 上下水道事務所長  よろしくお願いいたします。  議案第65号 平成30年度守谷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について,説明をさせていただきます。  初めに,歳入について説明をいたします。  決算書の538ページ,539ページをお願いいたします。なお,決算報告書につきましては225ページからとなりますので,よろしくお願いいたします。  一番下の歳入合計欄,予算現額4,446万7,000円に対して,収入済額は4,396万373円です。予算現額に対する収入済額の割合は98.86%でございます。主な内容については,後ほどご説明いたします。  次に,歳出について説明をさせていただきます。  540ページ,541ページをお願いいたします。  一番下の歳出合計欄,予算現額4,446万7,000円に対し,支出済額は4,042万6,042円で,予算現額に対する支出済額の割合は90.91%でございます。  次に,歳入歳出決算事項別明細書を説明いたします。  542ページ,543ページをお願いいたします。  歳入の主なものについて説明をいたします。  款2使用料及び手数料,項1使用料,目1農業集落排水処理施設使用料,節1現年徴収分の収入済額は599万4,468円で,収納率は99.26%でございます。  節2滞納繰越分は4万2,190円で,収納率は100%でございます。  次に,款3繰入金,項1他会計繰入金,目1一般会計繰入金の収入済額3,530万6,000円は,主に施設の維持管理費及び地方債償還に対する一般会計からの繰り入れでございます。  次に,歳出の主なものについて説明をいたします。  546ページ,547ページをお願いいたします。  款1農業集落排水費,項1農業集落排水管理費,目1農業集落排水管理費,備考欄の中段,03農業集落排水施設維持管理経費の1,965万6,025円の主なものは,13委託料の汚泥搬出運搬業務委託料157万4,028円と19負担金補助及び交付金で,農業集落排水施設の包括管理委託に係る公共下水道会計の負担金1,749万1,055円でございます。  548ページ,549ページをお願いいたします。  款2公債費1,774万7,236円は,平成8年度から平成12年度まで借り入れした地方債の元利償還金でございます。平成30年度末の元金の未償還額は1億5,420万9,755円でございます。  なお,詳細につきましては,歳入歳出決算書の618ページに記載してあります。  説明は以上でございます。よろしくご審査のほどお願いいたします。 ○堤 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員の方は挙手をお願いします。  3名,それでは山田委員からお願いいたします。 ◆山田美枝子 委員  2点伺います。  この分担金というのは,私たち一般家庭の分担金と意味合いとしては同じなのかということと,今回の金額は,そうだとしたら何件分に当たるのかということ。  それから,さっき聞きましたけれども,マンホールのふたに起因する事故ってどんなものがあるのか,で,古くなったマンホールのふたは今回どのぐらい古くなったので幾つ取りかえたのか,伺います。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  まず,分担金についてご説明いたします。  分担金は,農業集落排水事業地内におきまして新しく下水道を使いたいという方に対する分担金でございまして,平成30年度の実績はございませんのでゼロ円でございます。  古くなったマンホールのふたですけれども,車道で15年,歩道で30年というのが標準的な耐用年数となっています。  箇所数については,後ほど調べてお答えいたします。 ○堤 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  平成30年度は分担金がなかったというのはわかるんですけれども,参考までに平成29年度の100万円というのは何軒分なのでしょうか。 ◎奥野 上下水道課長  平成29年度の分担金ですか。  そちらも後ほどお答えします。 ○堤 委員長  山田委員,後ほど確認をしてご回答ということでよろしいですか。 ◆山田美枝子 委員  はい。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  3軒分です。 ○堤 委員長  3軒分だそうです。  マンホールの件に関することだけ,後ほどお願いをいたします。  引き続きまして佐藤委員のほうからお願いしたいと思いますが,ご質問は幾つございますか。 ◆佐藤弘子 委員  1件です。 ○堤 委員長  よろしくお願いします。 ◆佐藤弘子 委員  この農業集落排水事業におきましては,一般会計からの繰り入れが3,500万円ちょっとあるわけですけれども,これを抜きにして独立採算制でやる意向ということは考えていないのですか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  原則として農業集落排水事業については,もともとの経緯としましては独立採算で経営することができないということから,一般会計を繰り入れて事業を展開するということでスタートしております。  こちらは,もともと公共下水道と違って利用する人数が少ないけれども,事業費はかかる。ただ使用料で経営することは困難ということで,独立採算制では営めないということで,今,企業会計には移行していません。  ただ,国からの要請もありまして,公共下水道と農業集落,これらの広域化した運営ができないかということは検討する必要がございますので,今年度,まず第1弾として,農業集落排水事業にかかわる広域化の検討とか,下水道との共同的な事業ができないかといった検討は入っていきます。ただ,実際できるかどうかというのは,何とも言えないというのが現状です。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  実際に使用料というのは何%になっているんですか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  全体の収入に占める割合は13.73%です。 ○堤 委員長  佐藤委員,どうぞ。 ◆佐藤弘子 委員  これは,やっぱり将来にかけて急激な人口増というものが期待されないのであれば,見直しの検討をしていかないとまずいのではないかと思うんですね。  では,一般会計でほかのものに繰り入れてほしいということを私たち,水道,下水など言ってきましたけれども,全然それは入っておりませんですよ。そういうことからして,公平性も含めて,公平性というよりも見直しですね,国がそのように指導したらということを言うのであれば考えるべきであって,またこれによって借金もいっぱい残っているのかどうかちょっとわからないんですけれども,あるのかどうか,そこを伺います。 ○堤 委員長  ご質問は借金があるかどうかというご質問でよろしいですか。 ◆佐藤弘子 委員  そうですね。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  農業集落排水の借り入れというか,起債ですね,こちらの状況ですけれども,平成30年度末で申し上げますと元金が1億5,421万円です。 ○堤 委員長  佐藤委員,よろしいですか。  続きまして,神宮委員,よろしくお願いします。  ご質問は1件ですか。 ◆神宮栄二 委員  2件です。  先ほど質問しかけました説明書の236ページ,企業債及び……(「今は農業集落排水事業です」と呼ぶ者あり)また,すみません。早く終わらせようと思って,ありません。 ○堤 委員長  それは後ほどでよろしいですか。 ◆神宮栄二 委員  はい。 ○堤 委員長  そうしましたら,先ほどの山田委員のご質問に答えていただければと思うんですが。  山田委員,何かございますか。 ◆山田美枝子 委員  時間があるなら,さっきの分担金100万円が3軒ということは,1軒33万円ぐらいということですか。 ◎奥野 上下水道課長  分担金は,もともと下水道が目の前に入っていれば単純なんですけれども,入っていない場合には,その整備費の5%をいただいたりもするので。 ◆山田美枝子 委員  そう,すみません。 ○堤 委員長  暫時休憩といたします。
                    午後3時30分休憩          ──────────────────────                 午後3時31分開議 ○堤 委員長  休憩前に復し会議を再開いたします。  先ほどの山田委員からのご質問は,後ほどのご回答でも採決に影響しないということでございますので,質疑は一旦保留はございますけれども,終結をさせていただいて,これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  討論なしと認めます。  これから議案第65号 平成30年度守谷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○堤 委員長  挙手多数です。よって,議案第65号を認定することに決定しました。  次に,議案第66号 平成30年度守谷市水道事業会計決算認定の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。  長田上下水道事務所長。 ◎長田 上下水道事務所長  よろしくお願いいたします。  議案第66号 平成30年度守谷市水道事業会計決算認定について,ご説明させていただきます。  初めに,平成30年度の事業概況についてご説明いたします。  決算報告書の227ページをお願いいたします。  1概況,(1)総括事項,アの業務状況ですが,平成30年度末の給水人口は6万7,322人,普及率は99.40%でございます。昨年度,水道使用者に対して給水した水道水の年間総給水量は667万291立方メートルでございます。また,料金収入の対象となった年間の総有収水量は647万9,989立方メートルで,有収率は97.15%となりました。  それでは,決算についてご説明いたします。  決算書の552ページをお願いいたします。  こちらが収益的収支の決算報告書となり,1年間の事業活動で得られた収益と,その収益を得るために要した費用でございます。いずれも税込額となっております。  上段の表,収入からご説明いたします。  款1水道事業収益の決算額は16億2,884万7,106円で,予算額合計に対して104.68%でございます。  第1項営業収益は13億9,875万9,814円で,大半が水道料金収入でございます。  第2項営業外収益は2億2,896万2,717円です。この額には,分担金収入のほか,長期前受金戻入1億2,164万9,443円が含まれております。  第3項特別利益は112万4,575円で,貸倒引当金,賞与引当金の戻入額となります。  次に,553ページをお願いいたします。  支出についてご説明いたします。  決算額の一番上,14億8,670万6,702円は,第1款水道事業費用で予算額に対して92.99%です。  2段目の14億5,073万3,571円は,第1項の営業費用でございます。主なものは受水費6億484万9,011円,浄水場等の運転管理と維持管理及び料金徴収業務委託料の1億5,693万9,082円,減価償却費3億6,337万3,174円でございます。そのほか,浄水場等の維持,修繕,本管の漏水及び消火栓の修繕,取りかえ,並びに鉛製給水管の布設がえ,検満によるメーター交換費用等を含む修繕費につきましては1億1,715万6,060円でございます。  554ページをお願いいたします。  こちらが資本的収支の決算で,税込額となっております。  初めに,上段の表,収入からご説明いたします。  555ページをお願いいたします。  決算額の一番上,456万280円は,第1款資本的収入で予算額に対して77.89%でございます。  4段目の431万280円は,第3項の工事負担金で電線関連工事に伴う配水管の布設替え工事負担金でございます。  次に,下の表,支出についてご説明いたします。  決算額の一番上,2億5,647万5,374円は,第1款資本的支出で予算額に対して65.43%でございます。翌年度への繰越額を除いた予算額2億6,232万3,600円に対する実質の予算執行率は97.7%でございます。  2段目の2億4,723万3,277円は,第1項建設改良費で主に石綿セメント管の布設替え工事費でございます。  3段目は第2項企業債償還金で,元金分の償還金でございます。  また,欄外には,資本的収入額が資本的支出額に対して不足する分の補填財源を記載しております。財源は,積立金2億3,450万8,725円と当年度分消費税資本的収支調整額1,740万6,369円でございます。  557ページをお願いいたします。  損益計算書となります。  先ほど説明しました収益的収入及び支出を税抜きにして,1年間の経営成績について,地方公営企業法施行規則に基づき報告であらわしたものでございます。  1の営業収益は12億9,847万9,924円です。2の営業費用は13億7,686万1,793円でございます。営業収益から営業費用を差し引いた営業収支は7,838万1,869円のマイナスとなり,営業損失でございます。  次に,3の営業外収益は2億2,127万4,692円です。4の営業外費用は2,193万7,379円でございます。営業収支に営業外収支を加えたものが経常収支となり,1億2,095万5,444円のプラスで経常利益です。  この経常利益に5の特別利益を加え,6の特別損失を差し引いた下から4段目の1億2,185万3,131円が当年度の純利益でございます。  また,純利益に前年度の繰越利益剰余金1億6,408万8,920円を加え,さらに既に資本的収支補填財源として使用した減債及び建設改良積立金の合計額のその他未処分利益剰余金変動額2億3,450万8,725円を加えた5億2,045万776円が,平成30年度末の未処分利益剰余金でございます。  次に,558ページをお願いいたします。  こちら,貸借対照表でバランスシートと呼ばれております。  平成30年度末の水道事業の財政状態を示したもので,地方公営企業法に基づく会計基準にのっとり,資産の部,そして559ページで負債の部及び資本の部に分けて示したものでございます。全て税抜き金額となります。  初めに,資産の部ですが,資産は,1固定資産と2流動資産からなります。固定資産は,事業用の土地や建物及び浄配水施設の構築物等からなる有形固定資産と県水増量のための受水にかかわる費用で,県に支出した負担金を会計基準に基づき施設利用権とする無形固定資産からなります。流動資産は,現金預金及び1年以内に現金化が可能な流動性債権からなります。資産合計は69億8,855万8,159円でございます。  次に,559ページをお願いいたします。  負債の部ですが,負債は,3固定負債と4流動負債及び5繰延収益となります。固定負債は,建設改良費等の財源に充てるために借り入れした企業債で,1年を超えて返済日が到来する企業債と修繕引当金でございます。流動負債は,1年以内に返済が到来する企業債と未払金及び賞与引当金等でございます。さらに,資産の形成及び取得の際に企業債以外の補助金や負担金等の外部から受け入れした資金で将来収益化される資金を,長期前受金として,また繰延収益として新会計基準により計上しております。固定負債,流動負債及び繰延収益で収益化累計額を差し引いた後の負債合計は22億6,867万6,510円でございます。  資本の部ですが,資本は,6資本金と7剰余金からなります。資本金は,簡易水道特別会計から水道事業企業会計に移行した時点での引継現金,国の繰出金制度に基づく一般会計からの出資金及び減債積立金等の積立金取り崩し使用による資本金勘定への組み入れ額で,37億3,126万5,393円でございます。剰余金は,主に減価償却を要しない土地の帳簿価格からなる資本剰余金と,減債積立金及び建設改良積立金並びに当年度未処分利益剰余金の利益剰余金となり,合わせて9億8,861万6,256円でございます。さらに,資本金と剰余金を合わせた資本合計は47億1,988万1,649円でございます。負債資本合計は,資産合計額と同額の69億8,855万8,159円となります。  560ページと561ページは剰余金計算書となります。  559ページの貸借対照表の資本金と剰余金の平成30年度中の変動額と増減額をあらわしたものでございます。  562ページをお願いいたします。  こちらは平成30年度中の現金の増減をあらわしたもので,キャッシュ・フロー計算書となります。一番下の資金期末残高については,558ページの貸借対照表の資産の部の2の流動資産(1)現金預金残高と同額で28億3,470万6,064円でございます。期首残高よりも約5,573万円増加いたしました。  563ページからは,収益的収支,資本的収支,固定資産税及び企業債の明細書となっております。収益的収支,資本的収支につきましては,いずれも税込額と税抜額で記載し,また説明欄にはその詳細について税抜額により記載をいたしました。  説明は以上でございます。よろしくご審査のほどお願いいたします。 ○堤 委員長  先ほどの回答ですか,奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  失礼いたしました。  農業集落排水でご質問のあったマンホールのふたの基数なんですけれども,平成30年度1カ所でございました。失礼いたしました。 ○堤 委員長  山田委員,よろしいですか。  それでは説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手を願います。  ありがとうございます。それでは神宮委員から順番にお願いいたします。 ◆神宮栄二 委員  すみません,2回もお手つきをしまして。  聞きたかったのは,236ページの企業債なんですね。4,505万円という企業債の残高があるんですけれども,これは最終返済はいつぐらいを予定した金額でしょうか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  こちらの最終終期は令和13年3月となっております。 ○堤 委員長  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  もう1件ですね。この件は利益処分に関係ありますかね,280ページのキャッシュ・フロー概略表,先ほど報告がありました5,500万円ほどキャッシュ・フローが平成30年度末残高でふえているわけなんですが,累計で28億3,000万円のキャッシュ・フロー残高をお持ちだということなんですけれども,これは大体ここの事業費の内容からしたら単純に税抜き,税込みというのはあるかもしれませんけれども,2年分ぐらいの費用を払えるぐらいのキャッシュ・フロー残をお持ちだというような理解でよろしいですか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  直接的にこの企業債とキャッシュ・フローの影響はございません。 ○堤 委員長  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  企業債はわかっていますので,その後のキャッシュ・フローの件なんですが,280ページのキャッシュ・フロー,先ほどのキャッシュ・フローの図でも5,573万円ぐらい現金がふえたということでしたね。これを合わせて28億3,400万円ぐらいキャッシュ・フロー残を持っておられるということは,私ども個人的な考え方で言ったら,令和元年度のスタートに貯金とか現金を合わせて28億3,000万円持っているよと。ということは,仮に収入がゼロでも28億円払うだけの能力はあるというような理解でよろしいでしょうかと聞いたんです。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  そのとおりです。 ○堤 委員長  続きまして,末村委員。  ご質問は幾つでしょう。  よろしくお願いします。 ◆末村英一郎 委員  今さらな質問になってしまうかもしれないですけれども,料金の徴収を委託しているシーデーシー情報システム株式会社についてなんですが,これ,業者をどうやって選んでいるんでしたっけ。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  こちらは入札で決定しています。 ○堤 委員長  末村委員。 ◆末村英一郎 委員  システムごと買うので余り選択肢はもしかしたらないのかなとも思うんですけれども,これ千葉県の会社ですよね。茨城県の会社があるのか等も含めて,実際業者の選択肢は何社ぐらい現実的にあるんですか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  この料金徴収をやっている会社というのは結構多くて,入札で決定はしているんですけれども,今委員がおっしゃるとおり,もともと例えばうちのシステムが入っていると,もともとやっている業者のほうが有利であろうとは思います。ただ,その後,他の会社が入ってまた一からシステムをつくり直すとか,そういったことをやると多分高くなると思うので,難しいのかもしれません。  私のほうではそれ以上のことはわからないですけれども。 ◆末村英一郎 委員  わかりました。 ○堤 委員長  続いて,佐藤委員,お願いをいたします。 ◆佐藤弘子 委員  二つ伺います。
     ページ数で555ページですけれども,ここに不用額が出ているんですけれども,どういった内容の不用額なのか伺います。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  当初予定していた配水管の工事とか,そういったもので入札の差金が生じたり,あとは,計画していたとおりにできなかったもの,こういったものがあって不用額が生じています。 ◆佐藤弘子 委員  そうですか。  では,二つ目ですね。  557ページの損益計算書を見ておりますと,当年度純利益でも1億2,100万円が利益になっていますよね。そして利益剰余金とか利益剰余金変動額を足すと5億2,000万円の利益ということなんですけれども,このような多額の利益を,今回は決算ですけれども,あとで議案に料金の引き下げというのも出てくるんですけれども,これをどのように使うつもりなんですか,5億2,000万円。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  ここで出ている5億2,000万円というのは,利益ではなくて,利益というのはこの上の1億2,100万円が当年度の純利益です。 ◆佐藤弘子 委員  余剰金も。 ◎奥野 上下水道課長  それで,この前,本会議でご報告いたしましたとおり,この金額の処分については,来年度以降の建設改良費に充てるための2億3,500万円積み立てておりますので,差し引きが5,000万円になります。その5,000万円を繰り越し利益剰余金として処分を考えているところですので,実際に当年度の純利益として自由というか,使えるのは1億2,100万円ということになります。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  そうすると,その2億3,000万円の積み立てというのは,来年度何をやる予定なんですか,もう一度お願いします。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  令和2年度以降は石綿管の更新が終わりますので,それ以降の老朽管の布設替え工事等に充てる予定です。 ◆佐藤弘子 委員  老朽管の布設替えね,はい,わかりました。 ○堤 委員長  よろしいですか。  そうしましたら,山田委員,次,お願いをいたします。  ご質問はお幾つでしょうか。 ◆山田美枝子 委員  一つとも言えるんですけれども,一つでいいです。  議案第77号,議案第78号で今回の議会で給水条例の一部改正が出るんだろうけれども,新聞記事等ニュースで先に知ってしまったんですけれども,ここで質問することでもないのかしらと思うんですけれども,あの金額について,どういう検討をしてああいう発表をしたのかと,この平成30年度の利益を見ていると,2点,なぜ先に公表してしまったのかと,あの値下げの金額の根拠ですね。これから条例で検討するのでしょうけれども,ちょっと何の説明もなくて,ここで平成30年度のだけで知らん顔して討論していいものかなと思うんですけれども,その辺の見解を,決算だからこそ聞きたいんですけれども,十分利益が上がっているのに,すみません。 ○堤 委員長  それは,別議案ですよね。それで,都市経済のほうに付託されている中で審議されると思いますが,大変申しわけないんですが,決算の認定の中では,申しわけございません。 ◆山田美枝子 委員  では質問の方向を変えて,何年も,共産党としては10年以上ももっと値下げできるんじゃないかという,さっき佐藤委員が収益をどう充てるのかということを申し上げたんですけれども,市民に還元するというような検討というのはなされないということでしょうか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  先ほどのも含めましてですけれども,水道事業,下水道事業も関連しますけれども,当年度の純利益が生じます。その純利益は何に充てるか,極端に言えばそれを翌年度以降の建設改良費に充てるわけですね。  例えば先ほど言いましたとおり,水道で言えば古くなった管の更新であるとか,下水道であれば古くなった施設の更新,それは水道も下水道も一緒ですけれども,そういった将来の改築更新にかかわる費用というのは,この利益をもって充てていくわけです。それが最終的には内部留保資金として蓄えられて,またそれを使いながら,またそれがなくなれば今度は新たに企業債を借り入れるとか,そういったことをやっていくわけなので,例えばここで1億2,000万円の純利益が出たから,すぐにその分を下げてしまうと,次の年以降のお金がなくなってしまうわけですね。  なので,この利益をもって積み立てをしていくと,そういうようなことなので,それらを考えた結果がこの前の条例案ということになります。 ○堤 委員長  続きまして,浅川委員,お願いします。  ご質問は幾つですか。  はい,よろしくお願いします。 ◆浅川利夫 委員  内容的には上水道と下水道は大体同じような感じがするんですけれども,これからの引当金ということで,かなりこれからの事業,現物の埋設,それから新しく埋設する管,特に今お話が出たような水道管の更新という形で,その場合も本管と支流管,それから各自持ちの管というものがあると思うんですけれども,今実際に源流で今までやった耐用年数,それから,今回新しく交換ですか,それの耐用年数,ここで239ページを見ると有形固定資産ということでその辺の耐用年数が書いていないので,実際の耐用年数はどのくらいを考えているのか,ちょっとお願いします。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  法定耐用年数で言えば,水道管だと40年,下水道管だと50年と定められています。これは法律で定められている耐用年数ですね。  ただ,実際にはもっと使える場所もあったり,もしくは地盤条件が悪くて腐食が進んでもっと短くなる場合もあります。  今回,経営戦略というものを策定しまして,また,新水道ビジョンというものも策定した中では,実使用年数でもっと使えるものは使っていこうということで計算しています。  例えば管路で言えば,水道管路,石綿管,これは今回布設替えを終わったんですけれども,ダクタイル鋳鉄管という鉄でできている管がありますが,これも継ぎ手が今の耐震継ぎ手というものがありますけれども,こういったものでつくられているものは,法定耐用年数が40年に対して80年で今回計算しています。また,耐震継ぎ手ではない,地震に弱いような,こういったダクタイル鋳鉄管の場合,これは40年という耐用年数に対して,60年で設定しています。  これらの設定の根拠というのは,例えば日本水道協会であったり,あとはいろいろな研究機関,またはほかの事業体で出している調査結果,こういったものを加味して設定をしています。 ○堤 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  こういうものは長くなればなるほど,特に上物というのは割と簡単にできると思うんですけれども,埋設に関してはかなり大がかりな工事になると思うので,その辺は,今まで見ると倍近くのものもあると思うんですけれども,これは支流管においても同じですか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  支流管というのは,多分宅地へ引き込む管のことをおっしゃっているのかなと。 ◆浅川利夫 委員  本管がありますよね,太いもの,それから各地区に分かれているような。 ◎奥野 上下水道課長  例えば宅地内に引き込むような給水管のたぐい,これらは今,施工規定というものを新たにつくったんですね。平成29年度に策定したんですけれども,これはポリエチレン管というもので,高密度の強化ポリエチレン管というのがあるんですけれども,これらを採用することにしたんですね。今まで40年と言われていた給水管も,そのメーカーの指標では100年もつということで,特に中越沖地震とか,そういったところで断層ずれがあったようなところ,こういったところでポリエチレン管が非常に一体性を持った,熱で溶かして継ぎ手を形成するんですけれども,こういったものを採用することで,できるだけ延命化していこうとか,そういった取り組みも守谷市では行っています。  この青いポリエチレン管は,本管でも今は採用し始めていますので,そういったことで取り組んでいます。 ◆浅川利夫 委員  ありがとうございました。 ○堤 委員長  質疑を終結します。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  討論なしと認めます。  これから議案第66号 平成30年度守谷市水道事業会計決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○堤 委員長  挙手多数です。よって,議案第66号を認定することに決定しました。  次に,議案第67号 平成30年度守谷市公共下水道事業会計決算認定の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。  長田上下水道事務所長。 ◎長田 上下水道事務所長  よろしくお願いいたします。  議案第67号 平成30年度守谷市公共下水道事業会計決算認定について,ご説明をさせていただきます。  決算書の578ページをお願いいたします。  こちら,収益的収支の決算報告書となります。水道事業会計と同様,1年間の営業活動で得られた収益とその収益を得るために要した費用でございます。いずれも税込額となっております。  上段の表,収入からご説明いたします。  第1款下水道事業収益の決算額は21億867万5,332円で,予算額に対して103.82%でございます。  第1項営業収益は15億8,173万2,790円で,大半が下水道の使用料収入でございます。  第2項営業外収益の5億2,652万3,786円は,ストックマネジメント計画策定及び人孔鉄ぶた更新事業に係る国庫補助金と一般会計からの負担金のほか,長期前受金戻入等でございます。  次に,579ページをお願いいたします。  下段の表,支出についてご説明いたします。  決算額の一番上,19億884万7,188円は第1款下水道事業費用で,予算額に対して91.41%でございます。  2段目の17億9,029万3,467円は第1項営業費用で,主なものは農業集落排水処理場を含む浄化センター等の運転管理と維持修繕及び汚泥処分,並びに使用料徴収委託費5億9,836万1,014円,あと減価償却費8億6,743万7,171円でございます。  3段目の1億1,840万2,449円は第2項営業外費用でございます。  580ページをお願いいたします。  こちらは資本的収支の決算となり,税込額となっております。  初めに,上段の表,収入からご説明いたします。  581ページをお願いいたします。  決算額の一番上,1億1,042万1,900円は第1款資本的収入で,予算額に対して104.87%でございます。主な収入は,2段目の1,672万8,400円の第1項他会計負担金と5段目の1,842万6,500円の第4項受益者負担金,一番下の段,7,514万7,000円の第6項国庫補助金でございます。  次に,下段の表,支出についてご説明いたします。  決算額の一番上,7億6,333万9,183円は第1款資本的支出の決算額で,予算額に対して82.43%でございます。翌年度への繰越額を除いた8億3,917万6,800円に対する実質の予算執行率は90.96%でございます。  2段目の3億1,970万5,482円は第1項建設改良費でございます。主に整備申請に基づく汚水管布設工事や公共汚水ます設置工事,また,浄化センター中央監視制御施設改築更新工事でございます。  3段目の2億8,513万3,701円は第2項企業債償還金で,元金分の償還金でございます。  一番下の1億5,850万円は第3項一般貸付金で,都市計画道路坂町清水線用地取得のための土地開発公社への貸付金でございます。翌年度繰越額の合計8,691万7,000円の主なものは,本町地内の下水道管布設工事と整備申請に基づく下水道管布設工事で,いずれも完了が令和元年度となることから,6月定例月議会で報告しましたとおり,予算の繰り越しを行ったものでございます。  表の欄外には,資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額の補填財源を記載しておりますので,説明は省略させていただきます。  583ページをお願いいたします。  損益計算書となります。  先ほど説明しました収益的収入及び支出を税抜きにして,1年間の経営成績について,地方公営企業法施行規則に基づき報告であらわしたものでございます。  1の営業収益は14億6,771万5,224円でございます。  2の営業費用は17億2,811万8,929円でございます。  3の営業外収益は5億2,626万7,842円でございます。  4の営業外費用は8,170万9,392円でございます。  5の特別利益は41万8,756円,6の特別損失は14万178円でございます。  これらの全てについて,収益から費用を差し引きして得られた下から4段目の1億8,443万3,323円が当年度の純利益でございます。また,純利益に前年度の繰越利益剰余金及びその他未処分利益剰余金変動額を加えた4億8,580万7,673円が,平成30年度末の未処分利益剰余金でございます。  次に,584ページをお願いいたします。  貸借対照表でございます。  平成30年度末の公共下水道事業の財政状況について,資産の部,そして585ページで負債の部及び資本の部に分けて示したものとなります。こちらも水道事業会計と同様で,全て税抜き金額となっております。  初めに,資産の部ですが,資産は,1固定資産と2流動資産を合わせまして292億5,893万4,512円でございます。  次に,585ページをお願いいたします。  負債の部ですが,負債は,3固定負債,4流動負債,5繰延収益を合わせまして,213億2,188万477円でございます。  資本の部ですが,資本は,6資本金と7剰余金からなり,当年度未処分利益剰余金を含む資本合計は,下から2段目で79億3,705万4,035円でございます。負債資本合計は,資産合計と同額の292億5,893万4,512円となります。
     586ページと587ページは剰余金計算書でございます。こちらも水道事業会計と同様,貸借対照表の資本金と剰余金の平成30年度中の変動額及び増減額をあらわしたものでございます。  次に,588ページをお願いいたします。  キャッシュ・フロー計算書でございます。  一番下の資金期末残高につきましては,584ページの貸借対照表の資産の部の2流動資産,(1)現金預金の額と一致し,41億8,289万8,743円でございます。期首残高よりも約4,430万円減少しました。  589ページからは,水道会計と同様に収益的収支,資本的収支,固定資産税及び企業債の明細書となっております。  説明は以上でございます。よろしくご審査のほどお願いいたします。 ○堤 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員の方は挙手願います。  4名の方ですね,山田委員からお願いいたします。 ◆山田美枝子 委員  581ページにある土地開発公社への貸付金なんですけれども,これは利率がどのくらいで貸して,償還としてはどういう形で償還してもらうのかお聞きします。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  こちらは利率が0.02%となっております。 ○堤 委員長  山田委員,よろしいですか。 ◆山田美枝子 委員  償還。 ◎奥野 上下水道課長  失礼しました。令和4年3月末までとなっています。 ○堤 委員長  よろしいですか。  それでは,佐藤委員,よろしくお願いいたします。  質問はお幾つでしょうか。 ◆佐藤弘子 委員  一つ。  この下水道事業会計ですけれども,今年度の純利益にいたしましても1億8,400万円からの純利益となっておりますが,内部留保として41億8,200万円,これが内部留保という形で見てよろしいですか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  内部留保資金としましては38億9,600万円ございまして,そのほかに減価償却費とか,そういったもろもろございます。そういったものを含めまして合計で42億3,100万円が現金として使用できる内部留保資金となっています。 ◆佐藤弘子 委員  はい,わかりました。 ○堤 委員長  よろしいですか。はい,ありがとうございます。  それでは,高橋委員。  ご質問はお幾つですか。 ◆高橋典久 委員  2点。  まず1点目は,多分昨年も聞いたと思うんですけれども,消化ガスの件なんですが,あれって契約というか,向こうと結んでいるのはいつまでだったでしょうか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  あれは平成27年10月から20年間なので,平成47年なので令和17年になりますかね。 ○堤 委員長  高橋委員。 ◆高橋典久 委員  昨年のところを見ればわかると思うんですけれども,売却の金額というのは上下,ふえたり減ったりしているのかちょっと教えてください。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  増減しています。  平成30年度はほぼ予定どおり税込みで400万円近い収入があったんですけれども,平成28年度,平成29年度は消化ガスタンクの改築更新とかがちょうど重なった時期だったので,そのときは少なかったんですね。  平成29年度では321万3,000円税抜きだったんですね。平成30年度は374万7,000円だったので,平成30年度のほうが発生量が多くてよかったというような状況です。 ○堤 委員長  高橋委員。 ◆高橋典久 委員  わかりました。  去年も言いましたけれども,すごくいい取り組みだと思うので,もっとアピールしていただければなと。  あと2点目なんですけれども,収納状況についてお尋ねしたいんですが,今回この説明書で見ると254ページになると思うんですけれども,不納欠損分というのがあって,これで見ると過年度分で140万円ぐらいですね,これ一緒に上下水で払ってもらっているので,上水だけ払って下水は払わないということは多分ないと思うんです。  これ,よく水道をとめられたとか,下水をとめられたというのは余り聞かないですけれども,不納欠損になった場合って,どういう処理をしていくんですか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  実際,おっしゃるとおり,下水道のほうはとめることができないんですけれども,基本的に守谷市の場合にはほとんどが水道と下水道を使っていますので,給水停止をかけることで,できるだけそういった抑制は図っています。  不納欠損が生じたときには,例えば今年度であれば,令和元年度に予算を計上するときに不納欠損が予定される繰入金,これをまず予算化します。その5年後とかに不納欠損が到来したときに,その使用額と実際に繰り入れた額を差し引いて決算処分させるんですね。今年度も実際に繰り入れていたものと使用した額で差が生じていますので,それについては戻入金として,特別利益のほうに充てています。 ○堤 委員長  高橋委員。 ◆高橋典久 委員  下水は今,とめることができないって話があったんです,上水の場合のとめるタイミングというのは,例えば現年度分でお支払いいただけなかったといった場合に,一体どのタイミングでとめるのでしょうか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  お答えします。  最初,未納があったときには,当然催促状が行くわけなんですけれども,それでもなお未納があったといったときには,まず生活保護世帯かどうかといった調査をかけます。そういった方でないということがわかった場合には,またいついつまでにお支払いがないと停止しますよと2回ほどやります。それでもなおないときには給水停止に入るというようなことになっていますので,2回ほど通知と催促を行っています。 ○堤 委員長  高橋委員。 ◆高橋典久 委員  そうすると,期間的に言えば大体半年ぐらいでとめるよというイメージなんですか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  大体2期分で4カ月から5カ月,それまでの間はあります。 ◆高橋典久 委員  わかりました。ありがとうございました。 ○堤 委員長  よろしいですか。  それでは関連で浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  とめる場合,通知を2回ほどやるということなんですけれども,実際に担当者が行って,口頭か何か本人と会って,そのやり取りというのはないんですか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  やります。  私たちがやるというよりも,委託しているシーデーシーという会社のほうでやるんですけれども,実際行って,実際に家があるかとか,住んでいるかといった調査もかけたりもします。  もう住んでいないような場合には,これは収納が不可能だねということもやりますけれども,まだメーターが回っていれば,そこで給水停止の処分の材料とします。 ○堤 委員長  よろしいですか。  それでは,神宮委員,ご質問のほうをお願いします。 ◆神宮栄二 委員  説明書の252ページ,先ほどと同じ質問なんですが,企業債の残高28億9,300万円が平成30年度末であるんですが,右側のほうに借り入れ利息があるんですけど,まだ7%以下のものまで含めて若干残っていると。  先ほど上水のほうはほとんど4,000万円ぐらいですから4%以下だったんですけれども,この平成30年度末の残高は最終的には何年ごろの返済になるかどうか,繰り上げ返済が可能かどうかちょっとお聞きします。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  繰り上げ返済というのは,借入先のほうで認めていないのでできないことになっています。 ◆神宮栄二 委員  最終,何年末ぐらい。 ◎奥野 上下水道課長  最終的な償還の終期なんですけれども,令和20年3月となっています。 ○堤 委員長  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  すみません,キャッシュ・フローを含めて内部留保をしっかり持っておられるんですけれども,それでも繰り上げ償還はできない。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  下水道の場合はかなりお金がかかる事業というのもあるんですけれども,こちらが幾ら繰り上げ償還したくても,相手が認めてくれないと繰り上げ償還できないということになります。 ○堤 委員長  よろしいですか。  質疑を終結します。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  議案第67号,下水道会計について,反対の討論です。  今回の下水道の純利益1億8,443万何がしでございますけれども,ただいま質問の中で確認いたしましたけれども,内部留保が42億8,000万円もあると。こうした会計は日本中歩いてもないのではないかと思います。しかし,この決算とは別に料金の引き下げということが出されておりますけれども,福祉の向上ということで言うならば,わずかの引き下げではなくて内部留保の42億円を活用すべきだと。  今,神宮委員からも,これを企業債の返済にできないかということが出されましたけれども,それもできないわけですね。ならば,利用者に還元をすることが筋ではないかという立場で,私はこれについては意見を申し上げたいと思います。 ○堤 委員長  ほかに討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  これで討論を終わります。  これから議案第67号 平成30年度守谷市公共下水道事業会計決算認定を採決します。  原案を認定することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○堤 委員長  挙手多数です。よって,議案第67号を認定することに決定しました。  次に,議案第68号 平成30年度守谷市水道事業会計利益の処分の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。  長田上下水道事務所長。 ◎長田 上下水道事務所長  よろしくお願いいたします。  議案第68号 平成30年度守谷市水道事業会計利益の処分について,説明をさせていただきます。  守谷市水道事業会計の平成30年度決算によって得られた当年度純利益を含む当年度末の未処分利益剰余金について,地方公営企業法第32条第2項に基づき,その利益の処分を行うに当たり,議会の議決を求めるものでございます。  利益の処分につきましては,引き続き安全・安心な水道水を水道使用者に安定して供給できるよう,また,安定した事業の持続と経営を確保することを主眼として行うものでございます。  それでは,2ページをお願いいたします。
     平成30年度会計決算に基づく利益の処分対象額は,剰余金処分計算書の表の右側,上から2行目の未処分利益剰余金の当年度末残高5億2,045万776円となります。このうち処分額は,その下の4億6,950万8,725円となります。内訳は,資本金への組み入れに2億3,450万8,725円を処分するものでございます。これは,平成30年度末の資本的支出の補填財源として使用した額で,事業の安定性を確保するため,資本金へ組み入れ処分するものでございます。  次に,その下の減債積立金の積み立てにつきましては,既に企業債元金残高に対する積み立てが終わっており,処分は行わず,令和2年度以降の改築更新や施設整備のための事業資金として建設改良積立金へ2億3,500万円を積み立てするものでございます。  なお,処分後の残高5,094万2,051円につきましては,翌年度の繰越利益剰余金となります。そのため,昨年度の繰越利益剰余金1億6,408万8,920円に対して,1億1,314万6,869円少ない繰越額となっております。  説明は以上でございます。よろしくご審査のほどお願いいたします。 ○堤 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員は挙手願います。  佐藤委員,お願いします。 ◆佐藤弘子 委員  ちょっと伺います。  私の理解不足だと思いますけれども,利益の処分を剰余金に当てはめると,入れるということでありますけれども,これはどこから出たものが利益の剰余金なんですか。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  多分今のご質問は,5億2,045万円の内訳についてのご質問だと思いますので,どういうところからそのお金があったのかというご質問だと思いますので,それについてお答えいたします。  この5億2,000万円の内訳は,平成29年度からの繰越利益剰余金1億6,408万8,920円,それから平成30年度の純利益1億2,185万3,131円,その他未処分利益剰余金の変動額2億3,450万8,725円でございます。  この2億3,400万円というのは,資本的収支で不足する額に補填財源として使用する額になっています。  これらを合わせたものが5億2,000万円となります。 ○堤 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  そうすると,例えば処分額の4億6,950万8,725円ということは,これからこのお金も当然会計の中でお金が使えると,そういう理解でよろしいですか。特別に積み立てているというだけではないですよね。 ○堤 委員長  奥野上下水道課長。 ◎奥野 上下水道課長  この4億6,900万円というのは,先ほど言った資本的収支で不足するために使用する資本金への組み入れ額2億3,400万円がありますので,実際に使えるお金というのは2億3,500万円というのが建設改良費に充てる積立金になります。これが令和2年度以降に使用できる金額として積み立てられるということになります。 ◆佐藤弘子 委員  そうですか,わかりました。これで終わります。 ○堤 委員長  よろしいですか。  以上で質疑を終結します。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  討論なしと認めます。  これから議案第68号 平成30年度守谷市水道事業会計利益の処分を採決します。  原案を可決することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○堤 委員長  挙手多数です。よって,議案第68号を可決することに決定しました。  次に,議案第69号 平成30年度守谷市公共下水道事業会計利益の処分の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。  長田上下水道事務所長。 ◎長田 上下水道事務所長  よろしくお願いいたします。  議案第69号 平成30年度守谷市公共下水道事業会計利益の処分について,説明させていただきます。  守谷市公共下水道事業会計の平成30年度決算によって得られた当年度純利益を含む当年度末の未処分利益剰余金について,地方公営企業法第32条第2項に基づき,その利益の処分を行うに当たり,議会の議決を求めるものでございます。  利益の処分につきましては,引き続き下水道使用者が排水する汚水の安定した移送と適正な汚水処理のもと,生活環境の維持及び改善を図るとともに,公共水域の水質向上,さらに雨水からの生命財産を守るため,安定した事業の持続と経営を確保することを主眼として行うものでございます。  2ページをお願いいたします。  平成30年度会計決算に基づく利益の処分対象額は,剰余金処分計算書,表の右側,上から2行目の未処分利益剰余金の当年度末残高4億8,580万7,673円となります。うち処分額は,その下の4億3,397万8,801円となります。内訳は,資本金への組み入れに2億4,997万8,801円を処分するものでございます。これは,平成30年度末の資本的支出の補填財源として使用した額で,事業の安定性を確保するため資本金へ組み入れ処分するものでございます。  次に,その下の減債積立金への積み立てにつきましては,1億8,400万円を積み立てし,引き続き安定した事業の持続と経営を確保するため,企業債の償還財源とするものでございます。なお,処分後の残高5,182万8,872円につきましては,令和元年度に繰り越すものでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審査のほどお願いいたします。 ○堤 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑のある委員の方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  質疑を終結します。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論のある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  討論なしと認めます。  これから議案第69号 平成30年度守谷市公共下水道事業会計利益の処分を採決します。  原案を可決することに賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○堤 委員長  挙手多数です。よって,議案第69号を可決することに決定しました。  以上で,上下水道事務所所管の審査を終了します。  職員は退室していただいて結構です。お疲れさまでした。                   〔執行部退場〕 ○堤 委員長  それでは,以上をもちまして,決算予算特別委員会に付託された決算認定及び利益の処分の審査が終了しました。  審査結果報告書及び委員長報告の作成につきましては,正副委員長に一任願いたいと思いますが,ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堤 委員長  ご異議なしと認めます。よって,そのようにいたします。  審査終了に当たり,一言申し上げます。  本定例月議会におきまして,決算予算特別委員会に付託された平成30年度各会計決算認定及び利益の処分を慎重に審査し,本日,議案10件全ての審査を終えることができました。  各会計とも認定すべきものと決定したところではありますが,執行部におかれましては,決算予算特別委員会での意見等を参考に,限られた予算をより効率的に執行することを強く望むところであります。  また,あすの決算予算特別委員会では,4事業の評価を行い,より詳細な指摘事項が挙げられると思いますので,対応をお願いいたします。  ここで市長からご挨拶を頂戴したいと存じます。  松丸市長。 ◎松丸 市長  堤委員長,渡辺大士副委員長,2日間にわたりお疲れさまでございました。  皆さんにも各委員2日間,精力的に事業の審査をしていただきまして,349億円に上る予算,全てをご認定いただいたということに感謝を申し上げたいと思います。  この審査の過程で皆様から出されたさまざまな質疑事項,またご意見等々を参酌しながら新年度の予算に反映をさせていければいいかなと思っておりますし,これから非常に難しい時代も来るのだろうと予測をしておりますので,効率のいい予算の配分等々も考えていかなければいけないと思います。  また,これから我々行政としては,来年3月に提出をするべく予算編成に当たるわけでございますけれども,それぞれの過程,またそれぞれの委員会の中で個別事項で特に委員会としても注意すべき事項という部分があろうかと思いますので,それは個別的に各事業部長等々に申し出ていただければ,そういうことも参酌しながら検討してまいりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。  ただ,あれもやれ,これもやれじゃなくて,これやめてあっちやれというようなご意見が賜れればありがたいなと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。  本当にありがとうございました。 ○堤 委員長  ありがとうございました。  以上をもちまして,令和元年9月定例月議会決算予算特別委員会の決算審査を終了いたします。  なお,あす3日火曜日10時から事業評価を行いますので,よろしくお願いをいたします。                 午後4時33分閉会...