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  1. 守谷市議会 2019-03-07
    平成31年決算予算特別委員会−03月07日-03号


    取得元: 守谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    平成31年決算予算特別委員会−03月07日-03号平成31年決算予算特別委員会  守谷市議会決算予算特別委員会                  (第 3 号)         ──────────────────────────            平成31年3月7日 午前10時00分開会         ────────────────────────── 出 席 委 員                       委 員 長   末 村 英一郎 君                       副委員長   堤   茂 信 君                       委  員   渡 辺 大 士 君                         〃     砂 川   誠 君                         〃     神 宮 栄 二 君                         〃     浅 川 利 夫 君                         〃     高 梨   隆 君                         〃     渡 辺 秀 一 君                         〃     長谷川 信 市 君                         〃     青 木 公 達 君                         〃     山 田 美枝子 君                         〃     寺 田 文 彦 君
                            〃     高 梨 恭 子 君                         〃     高 橋 典 久 君                         〃     川 名 敏 子 君                         〃     市 川 和 代 君                         〃     佐 藤 弘 子 君                         〃     伯耆田 富 夫 君         ──────────────────────────                       議  長   梅 木 伸 治 君         ────────────────────────── 欠 席 委 員                       な  し         ────────────────────────── 出席説明者         教育長                  町 田   香 君         教育部長                 山 崎 浩 行 君         教育部次長兼生涯学習課長         飯 塚 哲 夫 君         学校教育課長               小 島 義 久 君         学校教育課係長              小 島 一 博 君         生涯学習課長補佐             笠 見 高 志 君         生涯学習課主査              戸 崎 圭 一 君         指導室長                 奈 幡   正 君         指導室係長                森 山 公 枝 君         学校給食センター所長           坂   登司男 君         上下水道事務所長浄化センター長     長 田   誠 君         上下水道事務所上下水道課長        奥 野 清 輝 君         上下水道事務所上下水道課長補佐      大久保   務 君         上下水道事務所上下水道課係長       海老原 茂 生 君         ────────────────────────── 本会議に職務のため出席した者                  議会事務局長      高 橋 弘 人                  議会事務局係長     山 崎 隆 裕                  議会事務局係長     望 月 理 恵         ──────────────────────────                 議  事  日  程                            平成30年3月7日(木曜日)                                午前10時00分開会 1.審査案件  1)議案第34号 平成31年度守谷市一般会計予算  2)議案第35号 平成31年度守谷市国民健康保険特別会計予算  3)議案第36号 平成31年度守谷市後期高齢者医療特別会計予算  4)議案第37号 平成31年度守谷市介護保険特別会計予算  5)議案第48号 平成31年度守谷市介護サービス事業特別会計予算  6)議案第39号 平成31年度守谷市農業集落排水事業特別会計予算  7)議案第40号 平成31年度守谷市水道事業会計予算  8)議案第41号 平成31年度守谷市公共下水道事業会計予算 1.本日の会議に付した事件  1)議案第34号  2)議案第39号  3)議案第40号  4)議案第41号         ──────────────────────────                 午前10時00分開会 ○末村 委員長  おはようございます。  決算予算特別委員会を開催いたします。  本日の出席委員は18名であります。定足数に達しておりますので,会議は成立いたします。  決算予算特別委員会3日目を始めます。本日も,円滑な議事進行への委員各位のご協力をよろしくお願いいたします。  また,執行部の皆様におかれましても,先に結論から述べていただくなど,簡潔,的確な答弁,ご協力いただきますようお願い申し上げます。  一般傍聴者の方におかれましては,くれぐれも許可のない発言や私語を慎むようお願いいたします。  それでは,議長がおられますので,ご挨拶をお願いします。 ○梅木 議長  ありがとうございます。  改めまして,おはようございます。集中審議ということで,本日3日目になります。きょうあたりになると随分疲れも出てくるのかなというふうに感じるところでございますが,教育委員会所管というのは非常にボリュームもあろうかと思います。5時まで時間ありますから,しっかり審議してください。お願いします。 ○末村 委員長  ありがとうございました。  山崎部長。 ◎山崎 教育部長  出席予定者なんですけれども,学校教育課長の補佐が急遽出張が入りまして,かわりに小島係長を出席させておりますので,ご了承いただきたいと思います。  以上です。 ○末村 委員長  ありがとうございます。  それでは,議案第34号,教育委員会所管の質疑から再開をいたしますが,先立ちまして,青木委員のほうから資料請求をしたいという申し出があるそうですので,青木委員,内容と趣旨のご説明をお願いします。  青木委員。 ◆青木公達 委員  資料として,図書館の経費に関して,指定管理者と,それから指定管理者ではなくて直営になったときの比較表を,一体我々がどこを見て比較をすればいいのか,そういう表をいただきたいと,資料請求をしたいというのが1点です。  それと,あともう一点,これは急な話ですけれども,図書館審議会指定管理者から提出された指定管理者が行っていた事業に関しての資料があるとお聞きしていますので,それも提出していただければと思います。それは,理想から言うと,今会期中に提出していただければと思うんですけれども,もし無理な場合は4月になってからでも結構ですので,お願いいたしたいと思いますが,いかがでしょうか。 ○末村 委員長  ありがとうございます。  2点ですね。まず,市立図書館に関して,指定管理者時代と直営以降後の経費が対比できるような比較表的な資料が1点と,あと現在,図書館で指定管理者のもとで行われている図書館の事業がわかるような図書館協議会で用いられたような資料,これは直ちにではなくて後ほどで大丈夫ということですが,以上2点の資料を請求することにご異議ございませんでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  ご異議なしと認めます。  では,1点目は,最初の経費の対比の資料につきましては,配付のため,では暫時休憩いたします。  すぐ上がりますので,自席でお待ちください。                 午前10時05分休憩          ──────────────────────                 午前10時06分開議 ○末村 委員長  それでは,休憩前に復し会議を再開いたします。  図書館事業費比較という資料が上がっておりますので,こちらも踏まえて質疑をお願いしたいと思います。  申しわけないんですが,時間も押しておりますので,読み込みのために時間をとることはいたしません。とりあえず質疑を進めますので,まず,ご用意いただいた質疑をしていただきながら,こちらの資料に関して質疑等がある場合には関連質問等でしていただければと思いますので,まずは進めさせていただきますので,ご協力のほどよろしくお願いいたします。  それでは,教育委員会所管の分野につきまして,質疑のある方は挙手を願います。  それでは,渡辺大士委員からお願いします。 ◆渡辺大士 委員  それでは,2点お伺いしたいと思います。  まず1点目なんですが,予算説明書の158ページの成人式事業のところでございまして,場所変わったこともあって,前年度から比べると新年度で予算がふえていると思うんですが,ことし該当者706名,出席者473名ということで出席率が大体66%ぐらいなんですが,場所を変えたことによって,出席率等,変わった部分とか,何かそういった声って届いているでしょうか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えさせていただきます。  成人式変わりまして,参加者自体は例年と同じような割合の参加者あったんですけれども,常総広域に変わりまして非常に広くなったというようなことで,喜んでいる方が多くいらっしゃいます。  また,保護者の皆さんにおかれましても,2階席,こちらのほうから子供の成人式の様子が見られてよかったというようなご意見,そういったものをいただいております。  守谷市におきましては,今後も常総広域での開催,こういったものを続けていければなというようなことで考えております。  以上です。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺大士 委員  ありがとうございます。これ結構,親御さんのほうから,送っていって帰っちゃって,見られたんだったら見たかったななんていう声も聞いていますので,もし何かそういった見られるという情報あれば,お知らせしていただきたいなと思っております。  それでは,2点目に移ります。  予算説明書の171ページ,学校教育研究・研修事業についてなんですが,こちらのICTに関連する研修だというような話は聞いているんですか,詳しい研修の内容を教えていただけますか。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  結論から申し上げれば,学校教育研究全般にかかわる事業でございます。その中で大きいのが,2名のICT支援員配置のための委託料になります。1,144万円でございます。  ICT支援員につきましては,配置人数2名,業務日は平日8時半から17時15分まで。業務内容につきましては,授業支援,研修会支援,校務支援,環境整備支援などを行っております。
     4中学校区を二つに分け,それぞれの学区内の学校を1週間ずつ担当してローテーションをしております。学校からは,非常に好評を博しております。  以上でございます。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺大士 委員  このICT支援員なんですが,こちらは始まってまだ日が浅いというか,年がそんなたっておりませんので続けるとは思うんですが,大体いつごろぐらいまで,これは続ける予定ですか。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  現状として申し上げれば,ICT支援員の存在は極めて大きいという認識をしております。全国トップレベルの本市のICT教育環境,本当に議会の皆様のおかげで整備していただいて,また,その教育環境を最大限に生かすために継続して配置をしていただきたいというふうに考えております。  その理由でありますが,タブレット,電子黒板を効果的に活用した学び合い,テレビ会議システムを活用した離れた学校間での交流学習が日常的に行えております。これは,ICT支援員の専門性,機動性によるところが大きいというふうに認識をしております。  恵まれたICT環境ICTの支援というのはセットで考えていかなければいけないというのが,基本的な教育長の考え方にございます。本市の児童生徒の実態,また学習の質の高さの維持,さらに申し上げれば,次年度から始まるプログラミング学習の先取りなど,これからの守谷の情報教育を考慮すると継続配置,場合によっては増員をする場合も,必要もあると考えております。  ともあれ,28年度の8月から契約を開始して,来年度で4年間になります。4年間というスパンでの成果を総括,検証して,それを踏まえて方針を検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○末村 委員長  よろしいですか。  それでは,砂川委員お願いいたします。 ◆砂川誠 委員  1点,予算説明書の166ページ,中学生富士登山事業というのがありますけれども,大自然を前にして学ぶこと多々あるとは思うんですけれども,その後,この授業を終えて学校帰ってきて,その後,何か取り組んでいる取り組みがあれば教えてほしいんですけれども。 ○末村 委員長  飯塚課長。 ◎飯塚 教育部次長  中学生富士登山を終えて戻ってきてからというようなことでの取り組みというものは特にはないんですけれども,やはり中学生が富士山登って,その中で,苦労して登った後の山頂の景色,そういったものを子供たちが感じていただく,そういったものを事業としてやっておりますので,その後は,登った後,感想文ですね,そういったものを書いていただいて,中学生の皆さんには思い出として残していただけるように行っております。  以上です。 ○末村 委員長  砂川委員。 ◆砂川誠 委員  今,感想文というふうにあったんですけれども,やっぱり帰ってきてからも,そういう授業に対しての生徒の個々の思いというものをみんなに発表し合うような場があれば,より一層いいのかなと。また,次の世代にもつなげていけるような,そういう話し合いの場とかがあればいいのかなというふうに思ってお聞きしました。  以上です。 ○末村 委員長  浅川委員,お願いします。 ◆浅川利夫 委員  二つあります。ページ数が,予算書が202ページ,説明書が148ページ,守谷小学校改修工事費ということで2,700万計上されているわけなんですけれども,内容を見ると,外壁の塗装工事が,劣化したということで,確かにこういうふうに鉄骨とか,それからコンクリートから比べると,木造はランニングコストがかかるということなんですけれども,今後も,このままでいくと6年に1回ぐらいは塗装改修工事をやらなくちゃならないのか,それとも,この塗装の寿命とか,その塗装をやった後の耐用年数が6年じゃなくてもっと長いものがあるのか,その辺ちょっとお願いします。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  ただいまのご質問ですけれども,やはり木造ですので,劣化のほうは,鉄筋コンクリートのほうよりも早いというのはございます。  今回,外壁の塗装につきましては,長寿命化を図るという意味でも,まめに少しずつお金をかけていけば寿命が長くなるということで,そういう形で今回やらせていただいております。  今後も同じような形で,大体同じようなサイクルで外壁の塗装はやっていくような予定でおります。 ○末村 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  今回は,全部じゃなくて一部なんですか,塗装改修工事をやるのは。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  一応,全体は全体です。劣化が激しくなる前に,それを予防するというような形で早目の対応をしていくというような形になります。 ○末村 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  今回の木造建築で塗装だけなんですけれども,そのほかの木造箇所に関して,定期的にメンテナンスとかをやらない箇所というのは何カ所かあるわけですか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  今回,外壁のほかにも,廊下のほうが,昇降口ですとか玄関の近く,特になんですが,風が強い日ですとかは砂が入ってきたりしまして,その上を歩くとかなり床が削れて,ちょっとささくれ立ったりしてしまいますので,その辺の,削って塗装というのも今回一緒に考えております。 ○末村 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  二つ目は,予算には直接関係ない……。 ◆市川和代 委員  関連。 ○末村 委員長  では,市川委員からどうぞ。 ◆市川和代 委員  私も,ここをお聞きしたいと思っていたんですが,あのすごい長い廊下,非常に劣化がひどくて,もっと早い時点でやれなかったのかなというふうに思っているところなんですが,いかがだったんでしょうか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  おっしゃるとおりで,本来もう少し早目に手をつけていれば,もう少し予算もかからず済んだのかなというふうな思いもございますけれども,ある程度,定期的に今後やっていくことによって,それも防げるかなというふうに考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ○末村 委員長  長谷川委員。 ◆長谷川信市 委員  この予算を見ると2,700万,建ててから約五,六年だと,また五,六年スパンで同じ3,000万かけるのか,そうすると五,六年周期でやるわけじゃないですか。これ,例えば10年以上もつような塗装とかそういうのを使用してもらったほうが,もう確実にお金がかかるってわかるじゃないですか。木造メーンで,茨城の木を使って補助金が出るという学校だと思うんですけれども,その辺をきちんと精査してもらったほうが,お金かければもちますけれども,その耐用年数が長くなるような工法を検討していただきたいと。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  今後,研究させていただきたいと思います。 ○末村 委員長  よろしいですか,長谷川委員。 ◆長谷川信市 委員  はい,済みません。 ○末村 委員長  では,浅川委員どうぞ。 ◆浅川利夫 委員  一つは,直接予算には関係ないんですけれども,今,行政のほうはA版,B版というか,この用紙,Aタイプ,Bタイプあると思うんですけれども,市のほうは大体Aタイプに統一されているのかなと思うんですけれども,まだ,学校関係は時々Bタイプのやつ見られるんですけれども,その辺の使い分けというのはどういうふうな形になっているんでしょうかね。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  基本的には,学校の考え方にはよっております。学校によっては,A版で全て統一している学校もございます。  ただ,便り類ですね。学校便り,学年便り,保健便りなどの便りについてはB版で出している学校がほとんどだと思います。そこに載せる情報量,見やすさということを考えますと,A3版では大き過ぎるということもあるようです。  以上でございます。 ○末村 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  わかりました。ただ,こうやって回覧とかを見るときに,同じ内容であれば,ただ単にBタイプからAタイプに拡大するとかして見えるんですよね。だから,そういう面で,できればAタイプのほうが,統一した形で,今,在庫が残っている場合は仕方ないと思うんですけれども,やはりこうやって変えていったほうがよいのかなと思ったので,こういう場でちょっと質問させてもらいました。 ○末村 委員長  よろしいでしょうか。 ◆浅川利夫 委員  はい。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  恐れ入ります。A版で全て統一している学校もございます。先ほど申し上げた便り類も全てA4版で出している学校があることも申し添えます。  以上でございます。 ○末村 委員長  では,高梨 隆委員,お願いします。 ◆高梨隆 委員  4点あります。最初は,164ページ,市の体育協会について質問いたします。  体育協会の予算は,そこにあるように年間160万という金額なんですが,実は,ことしの市長の施政方針演説の中で,体育協会から発展させるために社団法人化するという,そういうふうな発表がありました。それについて,具体的なことを含めて説明していただきたいのが一つです。 ○末村 委員長  飯塚課長。 ◎飯塚 教育部次長  体育協会の件に関しましては,市としましても,体育協会に自立してほしいという思いがあり,今回,市長もそのような考えから,施政方針のほうに載せさせていただきました。  具体的な動きというのは,まだ正直できておりません。社団法人化するにしても,人材,そういったものの検討から,いろいろなことを検討しなくてはいけないというふうに思っておりますので,それにつきましては,施政方針にも載せさせていただきましたので早急に対応を考えていきたいというふうに思っているところです。  以上です。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  そうすると時間がかかるだろうということは予想されますけれども,目的は,守谷市のスポーツの活性化というものを中心に考えているということですか。 ○末村 委員長  飯塚課長。 ◎飯塚 教育部次長  おっしゃるとおりです。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  体育協会も,去年で設立50周年記念をやったところで,ちょうど節目だと思います。これから発展させるために,特に守谷市の場合には,スポーツの施設等,近隣市町村にちょっと見劣りする点もありますので,なるべく早く社団法人化しまして活発にしていただきたいと思います。  二つ目の質問に行きます。  二つ目は,169ページ,教育委員会指導室所管の総務事務の費用,約1,000万,ことしは上がっております。この指導室の1,000万プラスになったのは,多分この指導主事を増員するということが発表されましたけれども,この増員の理由というのは,もしできれば説明いただきたい。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  委員さんからのご指摘のとおり,派遣指導主事を1名増員させていただきたく思っております。  増員の理由,2点ございます。  一つは,学校教育改革プランを円滑に実施するためであります。改革プランにつきましては,これも議会の皆様のご支援をいただき,多くの保護者,地域,他の自治体から,今,支持,応援を受けているところであります。  週3日の5時間授業の実施による児童生徒の学びの深まり,教職員の働き方改革を実現できるカリキュラムマネジメントを初め,実効性のあるいじめ対策プログラミングの先取り,中央図書館との連携など,守谷市の学校教育に係る大きな改革になります。その推進には,やはり各プランに対して具体的な指導,助言をする指導主事が必要であるということ,これがまず1点目でございます。  2点目です。日常の業務量の増加ということがございます。本会におきましては,市役所の時間外勤務縮減に向けた取り組み方針にのっとって,時間外勤務縮減計画による目標管理は進めてきております。しかし,一方で,保護者や地域の皆様からの相談,また各学校における臨時突発的な生徒指導案件への対応など,業務がふえ続けているという現状はございます。  そういう点においても,今次,指導主事の1名増員を許可いただければ,指導行政を円滑に執行するためにも非常に実効性がある,有効であるというふうに認識をしているところであります。  以上でございます。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  今,2点の大きな理由がありましたけれども,先日,新聞によりますと,県議会でも,先生方,教職員の不祥事がことしは10件を超えたということで,大分,県議でも話題になったということですけれども,守谷市のこの不祥事に対する一つの対策だと,私はそういうふうなことをちょっと考えて勘ぐったんですけれども,そういう点はありませんか。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  コンプライアンスの問題は,指導主事の増員にかかわらず,極めて今重要な教育界の課題であります。特に教職員におきましてのコンプライアンスというのは,悪いことをしないということではなく,いいことをして,地域の方々,また児童生徒から信頼を集めるというプラスの部分での要素も含まれます。  私どもも,また学校長も努めて,コンプライアンスにつきましては積極的な研修をしているところであります。指導主事が学校訪問をするたびに,コンプライアンスの意識の向上,意識喚起,具体的な研修についても指導,助言をしておりますし,せんだっても,市の顧問弁護士市川先生をお招きして,市の管理職対象に研修会は実施したところであります。  最終的には,一人一人の教職員に委ねられてしまう部分もある問題ではありますが,もう少し教職員に余裕もでき,また指導主事がきめ細やかな指導することで教職員の負荷を少しでも回避できれば,そうした問題も減っていくのかなというふうに考えているところであります。  以上でございます。 ○末村 委員長  高梨委員,今の件は。 ◆高梨隆 委員  指導主事の増員ということも,外から見れば非常にいいことだとは思うんですけれども,これは現場の働いている先生から見れば,学校訪問,合同訪問,計画訪問,行政訪問,いろいろとにかく管理職というか,上からの指導という名のもとの一つの管理の強化になって,私,非常に若い先生方,伸び伸びやれない面もあるんじゃないか,そういうことを危惧する余り,こういう質問をさせていただきました。  守谷市には,そのような指導主事の方はいないと思いますけれども,そういうふうな兼ね合いの点をよろしく考慮してやっていただきたいと思います。  その質問は,これで終わりです。 ○末村 委員長  室長,何かありますか。  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  貴重なご指摘,ありがとうございます。指導主事のあり方についての,今,大事なご指導だというふうに受けとめました。  今,高梨委員さんからご指摘いただきましたように,訪問指導を強化するための増員ではございません。訪問指導は,基本的に計画訪問という,これは行政が必ず行わなければいけない訪問は,これはやらざるを得ません。年1回は必ず訪問させていただいて,授業の状況,また物品の管理,諸帳簿の管理などは確認させていただいておりますが,本市におきまして,その他の訪問というのは要請形式にしております。要望に応じて,その学校に入る,例えば国語の教化で授業研究をしたい,一貫教育で研修をしたい,そのニーズに応じて私どもは入っております。  もう少し申し上げれば,訪問のときには,若手の教員との個別の面談の時間もとっております。悩みはないか,管理職には言わないから,ここでは言ってもいいんだよなんていう話もさせていただいているところではあります。努めて,教職員には寄り添った訪問をこれからも心がけていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○末村 委員長  では,関連の質疑を,渡辺委員からお願いします。
    ◆渡辺秀一 委員  この指導主事の派遣人数にお尋ねしたいんですけれども,例えば,この派遣人数の規定というのは,学校何校に1人とか,そういう明確な規定というのはあるのかどうか。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  貴重なご指摘ありがとうございます。県で規定がございます。教職員の数に応じて人数が決められております。300人を超えたところで5名配置が可能になります。したがいまして,ことしから,守谷では1名増員をしたという背景がございます。  以上です。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  守谷市の中の学校の先生が300人を超えたから,5名の配置ということ。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  済みません,説明が不足しておりまして申しわけございません。  市町村の教職員数に応じて,配置人数という目安が決められております。既に守谷では,実は300名以上の教職員がおります。講師を含めると350名程度おります。しかしながら,その中で,今まで4名で対応してきました。  前向きな先進的な取り組みもたくさんやらせていただいております。先ほども申し上げましたように,新年度,新しいプランが始まり,また,それを円滑にスタートさせるという点では,ちょうどいい時期に1名の増員を申請したというふうに考えております。ぜひ,ご許可いただければ,承認していただければありがたく存じます。  以上でございます。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  そうしますと,300名以上だと5名配置だけれども,これは3名でも2名でも,それは各自治体によって構わないと。そうすると,近隣市町村だと,この派遣人数というのは,大体どのぐらいの目安でいるのか,今。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  これは,実は市町村の予算との関連もございます。例えば,利根町で申し上げますと,小学校3校,中学校1校ですので,守谷でいうと一つの学区と同じぐらいの規模になります。今,指導室1名でやっておりますが,やはりさまざまな教育課題に対応するということで,利根町は,町で予算を出し,1名指導主事を増員するという方法をとっております。  また,取手市におきましては,守谷と余り今,教職員数変わりありませんが,既に今まで5名で対応してきました。さらに,取手市におきましては,取手市の予算で参事職というのを置いていまして,その参事職が人事,学校事故対応などを行っております。  以上でございます。 ◆渡辺秀一 委員  わかりました。 ○末村 委員長  では,山田委員。 ◆山田美枝子 委員  指導主事さん,今,1名加わって5人になったということで,指導主事という(発言する者あり)なるの,なる予定で,指導主事の方の,要するに資格要件というのがあるとしたら,大事なことだと思うので聞かせていただきたいのが1点と,それからALTも2人増員ということで,どうして増員するのかを聞かせていただきたいというのと,あと大井沢小学校,去年の10月,問題が起こって,1人教員の方が今いない状態で,そのフォローはどうしているのか,伺います。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  貴重なご指摘,ありがとうございます。  まず,1点目の指導主事につきましては,教職経験年数おおむね15年以上で,教育的識見にすぐれた者というふうに学校教育法で規定をされております。基本的には,教育長,学校長の推薦により選抜をしております。県の選抜試験もございます。  2点目の質問にお答えいたします。  ALTの増員につきましては,昨年9月の定例会において,業務委託契約が今年度で終了することに伴って,3年間の債務負担行為の承認をいただきました。ありがとうございました。  その後,実は,茨城県の教育委員会からの通知によりまして,平成32年度から実施する予定であった小学校5,6年生の外国語科を県全体で先行実施するという方針が出されました。  実は,守谷市では先行実施するつもりでおりましたが,茨城県全体で,新学習指導要領の外国語教育を前倒して先行実施するという,今背景がございます。完全実施に伴って最も大きな課題は,5,6年生の外国語の時間が倍増するということになります。週2こま,外国語科の勉強をするということなります。  守谷市では,議会のご支援のおかげで全校にALTを常駐させ,全ての授業にALTが入ることを強みにしてまいりましたし,また,その成果も大きくあらわれていることは委員さんご承知おきのとおりであります。  しかしながら,高学年の外国語の授業増加をもとに,守谷でも試算をしました。ALTの指導時数を試算しますと,守谷小学校と黒内小学校の大規模校で1人のALTの指導時数の上限を超えてしまい,全ての外国語の授業での活用が困難であるということがわかりました。だからといって,すぐ2名増員という結論に至っただけではございません。  これを受けまして,部内でも熟慮,慎重審議を重ねました。授業での活用ということだけを考えれば,時間割りを工夫して,比較的学級数の少ない学校のALT,例えば守小であれば,同じ学区の郷州小のALTの空き時間を守小に回す,黒内小であれば,同じ学区の大野小のALTを回すことで授業時数に対応することは可能であるという試算はできました。  しかし,一方で,これも守谷市が行ってきたこれまでのALTの全校配置,この狙いに戻ったときに,授業だけではなくて,やはり朝の会から給食,掃除,帰りの会,学校行事のネイティブとの触れ合いをも狙ってきたという経緯はございます。  こうした本来の守谷市のALT配置の狙いを考慮しますと,大規模校の児童の外国語教育における機会均等を考慮するということで,2名配置が適切であると判断した経緯がございます。  ちなみに,保護者のアンケートが今手元にございます。ついせんだって行ったばかりであります。ALT全校配置をどう思うかということに対して,1,035名の保護者の回答,肯定的回答98%であります。  また,児童生徒のアンケートで申し上げれば,ALTとの交流は楽しいかという質問に対して,83%の児童が「とても思う」というふうに回答しております。  さらに,自由記述では,これは子供たちの声ではありますが,「ALTとの授業をふやしてほしい」「ALTをふやしてほしい」「ALTとの会話を重視した授業を行ってほしい」等の意見も出されております。  もし,議会の承認をいただければ,ぜひ13名から2名増員して15名に配置をしていただければ大変ありがたく思っているところであります。  3点目の質問にお答えいたします。  この案件につきましては,本当に大きな問題として捉えておりますし,また一方で,大井沢小学校では大きな混乱もなく,その後,子供たちが平常の教育活動を取り戻すことができました。これもまた議会の皆様のご支援,また学校の努力の成果であります。  そのサポートにつきましては,元担任は懲戒免職になりました。その後に入った担任が教務主任であります。この教務主任を配置した理由は,当該学年3年生を1年生のときに担任をしていた学年主任であります。子供たちのことをよくわかっている女性教員ということで配置をいたしました。  学級便りが,新担任になってから40号,50号出ました。保護者からは,たくさんの感謝の声が寄せられております。次年度も,岡口と申しますが,岡口先生,続けてほしいという声も出ております。学校の本当に努力のおかげで,日常の教育活動が円滑に行われておりますし,子供たちの学力もきちっと維持できております。  以上でございます。 ○末村 委員長  山田委員に申し上げますが,ALTと大井沢小学校の分野に関しては,関連質疑の範囲を逸脱しておりますので,そちらに関してはご自身の順番のときにやっていただきたい。 ◆山田美枝子 委員  関連じゃないの。 ○末村 委員長  はい。指導主事派遣に対して関連質疑がありましたら,そちらはこの場で,指導主事派遣に関してはやってください。  あと,奈幡室長に申し上げますが,大変申しわけないんですけれども,もう少しまとめていただいて,ごめんなさい。 ◎奈幡 指導室長  申しわけございません。 ○末村 委員長  では,山田委員,関連質疑を。 ◆山田美枝子 委員  今の,そうすると,教務主任が担任なったということで,教員数はふやしていないということですね。 ◎奈幡 指導室長  おっしゃるとおりです。 ○末村 委員長  今,大井沢小の話ですか。じゃあ,端的にお答えできますか。  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  増員はありません。欠員が生じました。  以上でございます。 ○末村 委員長  よろしいですね。  じゃあ,指導主事に関して,川名委員。 ◆川名敏子 委員  指導主事の仕事はたくさんあって,大変忙しく,また今回1人ふやすということで充実することと思います。  そういった中で,先般から話題になっていますSDGsについての研修,これも指導室のほうからやっていただけるのかということと,夏休みに人権学習というか,講演会等をやっていて,そちらは市民協働のほうの担当だとは思いますが,多くの先生方方が行くようになっています。これも含めて,指導主事のほうからSDGsについての説明,指導,講演等をやっていただけるのか,伺います。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  SDGsにつきましては,また一般質問で回答させていただく予定にはなっておりますが,既に研修は行っております。指導室と学校とで一貫教育の研修会を開催しております。  御所ケ丘中学校区の提案授業の中で,SDGsやフェアトレードなどについて研修を深めた教職員がおります。内地留学をしてきた教職員です。その教職員が提案授業を行い,市内の教職員で参観をしております。指導室もそれに参加し,その授業についての指導,助言をしております。  以上でございます。 ○末村 委員長  では,高梨委員に戻します。 ◆高梨隆 委員  三つ目でございます。三つ目は,守谷市内のプールについてちょっとお伺いします。  一つは,163ページの夏休みプール開放事業なんですが,夏休み,学校にプールがない学校が最近非常にふえちゃって,1人,利用権を3回発行してということが書いてあります。これは3回券を発行して,どのくらい子供たちがこの券を利用して泳いだかということを,数字を教えてください。 ○末村 委員長  飯塚課長。 ◎飯塚 教育部次長  済みません,今,数字のほうをまとめて,後ほどお答えさせていただきたいと思います。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  あと一つは,144ページには今度,小学校教育振興事業の中で,ふだんの学校の授業の中で,プールがないので,いろいろな施設で借りて,そこでやっているわけですけれども,例えば,この市内のそこに六つの小学校が,いろいろな例えば常総運動公園とかジョイフルアスレティックに行っているんですが,例えば交通手段についてと,それから,これは大体一夏にどのくらい行っているんですかね。何回ぐらい行っているかを教えていただければと。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  交通手段につきましては,大野小学校,守谷小学校,黒内小学校,松前台小学校につきましては,バスを利用して会場まで行くことになっております。  それから,御所ケ丘小学校につきましては,イトマンスイミングスクールまですぐですので,こちらは徒歩。  それから,郷州小学校につきましても,インターナショナルスイミングスクールがすぐ隣ですので,こちらも徒歩で会場まで行っているような状況です。  それから,こちらは授業でプールを利用しておりまして,大体平均8時間ぐらいの授業をしております。  以上です。 ○末村 委員長  飯塚課長,まとまりました。  飯塚課長。 ◎飯塚 教育部次長  先ほどの夏休みプール開放事業で,利用対象となる児童数が4,255人で,プールの利用を行った回数は延べで3,791回,利用率にして29.7%でございます。  以上です。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  今,29.7%の子供たちが利用したということで,3割弱ということはやっぱり,夏休みですからね,今,子供たちが少なくとも目標として半数以上ぐらいは泳げるような環境整備というか,あれが必要だと私は思うんですけれども,いかがですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  このプール利用に関しましては,昨年,ジョイフルアスレティックですとか,市内の民間プールも利用できるような形で,利用環境は上向くような形で努力しているんですけれども,平成30年度につきましては,夏休み,常総広域の外のプールのほうが改修工事等で使えなかったということもございまして,利用は通年よりも下がっているような状況にございます。引き続き,利用が向上するような形で努力していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  プール,最近私もよく泳いでいるんだけれども,やはり子供が幼児から今スイミングスクール行く子供が結構いるとはいえ,中には1回も泳いだことがないという金づちがふえているような気がしてなりません。  こういうふうなことを学校でやっぱり調べて,この数字で何とか金づちをなるべく少なくするような対策をとっていただきたいと思います。  三つ目はこれで終わりです。 ○末村 委員長  では,関連で市川委員。 ◆市川和代 委員  プール事業についてなんですけれども,自分の学校で維持管理するのと,それから,こうして他のところにバスを使ってとかといって授業をするのとで,その1校当たり幾らぐらいの差が出るのか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  済みません,今手元に細かい数字がないのであれなんですけれども,やはりプールを維持していく経費として,例えば古くなれば今度は改修とかそういうものもかかってくると思うんですけれども,そちらと比べますと,やはりバス代を出したとしても,ほかの施設を使うほうがコスト的には安く上がります。 ○末村 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  そのために,今どんどんそういう方向に進めているわけですけれども,幾らぐらい違うのかなというのが聞きたいのです。 ○末村 委員長  後ほど,まとめられますか。  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  はい。後ほど,まとめてご提示したいと思います。 ○末村 委員長  よろしくお願いいたします。  よろしいですか。 ◆市川和代 委員  はい。 ○末村 委員長  では,高梨委員。
    ◆高梨隆 委員  最後の質問で,四つ目です。  学校図書館について,163ページ,学校図書館の事業と,図書館運営管理事業と学校図書館活動推進事業,両方に関係あることなんですが,市の教育改革プランの三つの柱の一つに,今回の学校図書館が入っております。管理運営も今度は市,市直営で4月からやるということで非常に期待をしているところです。  そこに,例えば読書センターというのがあります。読書センターの解説がありまして,新しく学校図書館担当職員というそういうことを置いて,その下に司書教諭,学校司書,いろいろな役割の名前が入ってきました。それについて,どういうふうなシステムで,この学校図書館を運営していくのかを簡単に説明していただきたい。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  学校図書館につきましては,まず図書館のほうで,学校司書というような今度は名称で行わせていただきたいと思っていますが,それぞれ各学校に1人学校司書を配置して,学校図書館の運営していただくと。  その指導につきましては,中央図書館のほうに,まず,市の職員であります1人を図書館担当として置きます。そのほかに統括司書というような形で,学校図書館の指導を行うと,そういった方を1名置きまして,学校図書館を巡回して指導していただく,そういったことを行うと当時に,指導室のほうでも,学校図書館を,運営にかかわっていただく主事の方と協力しながら,また当然のことながら,学校とも連携をとってさまざまな事業を行っていくというようなことで考えております。  この中には,今まで行っておりました守谷市の取り組み,学校図書館への配送業務ですとか,いろいろなことを市では行っております。そういったものについても,今後活用しながら子供たちの読書環境の向上に努めていきたいと。  詳しくは,先日,平成31年度の図書館の運営計画,そちらのほうでも学校図書館の部分は触れておりますので,ごらんいただければというふうに思っております。  以上です。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  今の説明だと,各学校に学校司書という形で1名の,これは市の職員さんを置くということですか,今までのこの図書館奉仕員さんのことを言っているわけですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  図書館奉仕員という今までは呼び方をしておりましたけれども,国のほうでは,市が学校図書館に配置していろいろな運営を行っていただく方を学校司書というような名称で呼ぶような形になっていますので,そちらのほうに呼称は統一したいというふうに思っております。  その学校司書の方の勤務時間,こちらにつきましても,小学校で週5日5時間,あと中学校で今まで週3日だったのを週5日というような形で,時間をふやして学校図書館のほうを利用していただくようにしていくというようなことで考えてございます。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  すると,今の説明だと,各学校に今までの図書館奉仕員さんを昇格させたような形で学校司書を置き,今の各小中学校には司書教諭というのがおりますよね。学校の先生の中の学校の校務分掌の中で図書館担当の司書教諭というのがいますよね。その方はそのままですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  学校の司書教諭に関しましては,今までもおりますし,今後もいらっしゃいます。そういった司書教諭と綿密に連絡をとりながら,子供たちの読書環境や学習,そういった部分に学校図書館を役立てていくと,そのようなことで考えております。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  すると,小中学校に司書教諭がいて,そのほかに学校奉仕員が昇格して学校司書を置いて,それについて,この改革が成功するための非常に重要な要素が二つあると思います,私は。  1点は,この司書教諭,今,学校の先生が担任持ったり,いろいろな仕事をしている中で司書教諭をやっているわけですよね。そうすると非常に忙しくて,司書教諭が昼休みだけちょこちょこと来て,非常に本当に忙しいから,なかなか時間がないんですよね。そこの問題をどういうふうに解決していくか,それについてはどういうふうに考えていますか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  司書教諭が忙しくて,学校図書館の運営になかなかかかわれないというような状況については,今ご指摘のとおりだと思います。そのために,逆に守谷市では,学校司書という形で,非常勤の職員ですけれども,置きまして,その方たちが学校図書館の運営,司書教諭が行えない部分,そういった部分を補充といいますか,補足しまして,その学校図書館の運営を円滑に行っていくと,そのようなことで考えております。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  そうすると,この学校司書さんは今度,勤務時間も長くなったり,勤務日数も長くなるんですよね。勤務時間とか勤務日数について,どのような変更がありました。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  学校図書館の勤務体制ということに関しましては,先ほど若干触れましたけれども,小学校につきましては,今現在,週5日4時間であったものが週5日の6時間になります。済みません,先ほどちょっと,訂正させていただきます。  中学校につきましては,週3日3.5時間,1日勤務だったものを,週5日の1日4時間勤務というような形で充実させるような形で考えてございます。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  非常に,この改革によって,学校司書さんがこの学校にいる時間も長いし,児童生徒に接する時間も長くなるし,そういう点では非常に改革,これは非常に有効になると思います,私も。やはり本をそろえて,全部環境を整えて,それだけで子供たちが本を読むかといったら,そうとはならないわけですよね。やっぱりこの司書教諭,学校司書さんがいかに児童生徒と向き合って,児童生徒の心に火をつけながら本を読ませるような指導というのができると思います。  あと一つ重要なのは,学校全体としての取り組みについてはいかがですか,これにも何か変更がありますか。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  先ほど委員さんから,学校司書教諭の多忙さということについてのご指摘をいただきました。まさにそのとおりでありますが,実は,その背景には,学校図書館経営を学校司書教諭に任せきってきた,図書館は学校図書館担当がやるものだということがあったかと思います。  次年度から,学校長のリーダーシップのもと,学校図書館経営を行っていく,学校経営の柱の中に学校図書館運営を位置づけるという考えで,今既に進めております。例えば,学校図書館のガイドラインを策定いたしました。内容は,図書館の目的,運営,利活用,図書館にそろえる資料などについて改めて確認をさせていただいております。  また,業務の負担軽減,そしてまた効率化という点では,既に作成を進めておりますが,学校図書館年間利用計画というものを作成しました。各教科の年間指導計画に沿って,どの単元でどんな図書資料,どんな人材をするのかというものを一覧にしております。これを学校司書教諭と司書とが連携しながら,中央図書館の教育資源を有効に学校の中に使うというような方向でも考えております。  以上でございます。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  今の返答にありましたように,やはり学校全体での授業での取り組み,全て,現在ある教材とか図書館の資料,そういうものをいかに使うかがやっぱり一つの鍵だと思いますから,よろしくお願いいたします。  私の質問は以上です。 ◆山田美枝子 委員  関連。 ○末村 委員長  関連に絞ってよろしくお願いします。山田委員。 ◆山田美枝子 委員  学校司書というのは普通の司書と違うというのを今調べたんですけれども,司書資格がない人もいるのかということを聞きたいのと,あと,小学校9校を訪問したら,学校司書の方というのがみんないたんですけれども,時給どのくらいで,1人の方が週何回ぐらい学校にいるんでしょうか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  まず,学校司書につきましては,司書の資格を持ってない方もいらっしゃいます。これは,以前から図書館が雇用して配置する段階であっても,同じような形で,そういった方々でも,学校司書としては,雇用して配置すれば,そういう呼び方については問題ないということで,先ほど高梨委員のほうでもお答えしましたけれども,週5日,小学校も中学校もいるというような,中学校については今までは週3日だったものを週5日にするというようなことで,月曜日から金曜日までいるような形で考えております。  以上でよろしいでしょうか。 ◆山田美枝子 委員  時給。 ◎飯塚 教育部次長  済みません。時給につきましては880円という形で,今現在は行っております。 ◆山田美枝子 委員  ありがとうございます。 ○末村 委員長  では,渡辺秀一委員,お願いします。 ◆渡辺秀一 委員  ちょっと多くなっちゃって,7点聞きます。  まず最初,予算説明書の147ページをお願いします。黒内小学校校舎増築事業なんですけれども,これ簡単に,どの辺に建てるのか,検討しているのか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  黒内小学校増築につきましては,西側奥,児童クラブの奥のほうに今予定しております。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  多分今後,児童クラブもさらに足りなくなってきて児童もふえてきたときに,一方では,やっぱりマンモス校になったときに,その環境がどうなるのかと心配されている父兄さんの声もあるので,その辺をどのように,例えば,今,極端に言えば,校舎が小さくなっちゃうんじゃないなんて心配している父兄の方もいたので,それはないという解釈でよろしいですか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  今現在の普通教室と同じスペースを保てるという……。 ◆渡辺秀一 委員  校庭だ。ごめん,間違った,間違った,済みません,校庭。間違った。 ◎小島 学校教育課長  校庭のほうは小さくはなりません。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  わかりました。じゃあ2点目。 ◆佐藤弘子 委員  関連。 ○末村 委員長  ちょっと待ってくださいね。  今のは,いいですか。  では,佐藤委員,黒内小の件で。 ◆佐藤弘子 委員  黒内小学校は,この間増築したわけで,またふやさなくていけないということを校長先生がお話ししていましたけれども,本当にあの地域において,どの辺までシミュレーションした中でこれを出すのかということは,もう既に出ているのでしょうか。ただふえたから増築するということだけでは,問題ではありませんかということです。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  以前増築いたしました際には,まだ松並青葉地区のマンションの計画が未定でして,戸建てで入るということで想定して前回は増築したというふうに聞いております。  今回は,今,建築中のマンションも含めて,松並青葉地区の人口推計から児童推計をいたしまして,計画しております。 ○末村 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  どのぐらいの人数がふえることがもうわかっているはずだと思うんですけれども,どのぐらい予想しているんですか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  松並青葉地区の増員も含めまして,ピーク時が平成36年度になりますけれども,36年度で児童数の推計が1,268名,クラス数につきましては41クラスになるというふうな推計をしております。 ◆佐藤弘子 委員  わかりました。 ○末村 委員長  では,渡辺委員,2点目をどうぞ。 ◆渡辺秀一 委員  2点目は,予算書の184ページ,お願いします。  守谷市学校経営研修事業の中のこの負担金ですね。これは,毎年少し疑問に思っていたんですけれども,いろいろな会計の中のこの負担金を見ている中でも,この茨城県小中学校教頭会,茨城県教育研究会,県校長会,特に,この茨城県小中学校教頭会と県校長会と,これ50万円の負担金に合わせてなっているんですけれども,これはどのようなものに使われているのか,あと,どのような団体というか,会に負担金を出しているのか,ちょっと説明をお願いします。 ○末村 委員長  では,お答えできますか,小島課長。 ◎小島 学校教育課長  済みません,今ちょっと資料が手元にございませんので,調べてからの回答でもよろしいでしょうか。 ○末村 委員長  では,渡辺委員,3点目を。 ◆渡辺秀一 委員  3点目は,予算説明書の学習支援ティーチャー等配置事業の中の,この非常勤講師というのはどのような経歴を持った方なのか,お尋ねします。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  基本的には,教員免許状を持っている有資格者ということになります。  以上でございます。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  教員免許を持っている,例えば学校の先生のOBとか,そういう理解でよろしいんですか。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  委員さんおっしゃるとおりで,OBで教員免許状を有していれば非常勤講師として採用することは可能です。  以上でございます。 ◆長谷川信市 委員  関連。 ○末村 委員長  長谷川委員。 ◆長谷川信市 委員  関連になります。これ,予算が100万減になったんですけれども,単純にクラスの数が減ったのかを,まずお聞かせください。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  予算の減額につきましては,支援ティーチャー等の配置人数による差額になります。予算上の想定人数で申し上げますと,今年度,小学校32人から28人で4人減,中学校9人で変更なしということでの減額がその根拠になります。 ○末村 委員長  長谷川委員。 ◆長谷川信市 委員  これは守谷市独自の施策なんですけれども,小学校1年生が26名,2年生が30名という児童数だと思うんですけれども,私がちょっと危惧している小学校が,新学期が16名,16名ということなんですけれども,これは配置はできない,できます,どちらでしょう。 ○末村 委員長  奈幡室長。
    ◎奈幡 指導室長  結論から申し上げれば,配置はできません。現配置基準で申し上げればできません。今,長谷川委員さんからご指摘いただいたとおりでありますが,少し補足してもよろしいですか。 ○末村 委員長  はい。 ◎奈幡 指導室長  配置基準の見直しをいたしました。次年度からであります。これまでの配置基準は,1年生26名以上,2年生31人以上,これまでも,委員会でも委員の皆様から,1人の増減で配置されないことに対するご指摘あるいは小さな学校に対してのご心配などをいただいてきたとおりであります。ありがとうございます。  現状を申し上げますと,現行の基準で新年度の配置を試算いたしました。小学校1年で配置される学校は,8校中6校になります。約20名です。一方で,小学校2年生に至っては,31人以上の学級が一つもございません。ゼロになってしまいます。  過去8年間の配置実績を精査した結果,特に今までご指摘をいただいていた2年生の配置に偏りが見られ,ことしも2年生で配置されている学校は,実は8校中4校,配置の二極化が進んできているという現状がございます。  したがいまして,その背景には,実は子供たちのふえている学校とそうでない学校との格差があることは当然なんですが,茨城方式といいまして,35人以上の学級をつくらないという弾力化というやり方がございます。これは県独自で行っている方式なんですけれども,その学級編成も実は,なかなかその31人に満たない,これはいい意味で小人数学級をつくってくれているという捉えになりますが,結果として配置できないということになってしまいました。  本事業は,守谷市の学校教育の強み,売りとして,子供たち,教職員が大きな恩恵を受けてきた事業でありますが,ただ,その配置校が一部に偏るということは,教育の機会均等を妨げかねないという結論に達しました。  そこで,配置基準を,児童数ではなく学級数に応じて配置するということを,せんだっての教育委員会定例会において全委員から承認をいただきました。新しい配置基準,簡潔に申し上げます。  児童数にかかわらず,2学級に1人は必ず配置する。単学級の学校であれば,1年生,2年生2学級ございますので,必ず1人は配置する。3学級であれば2人は配置する。4学級では2人,5学級から6学級では3人,つまり5学級であれば3人,つまり半分以上の学級には必ず配置をする,学級数に応じて配置できるというように改善をしたところであります。  この見直しによるメリットはたくさんございまして,学級数に応じての配置のため,予定人数を把握しやすい,早目に人材を確保できる。一方で,今30人で,来年20人で10人減になってしまうような年度もつくってはいけないと思っております。年度間での人材の増減によって人的な確保が十分でなくなるということも防げるということです。  したがって,この見直しで,学年で半分以上の学校には配置ができますし,いわゆる平準化というんでしょうか,全ての学校に支援ティーチャーを配置できるということで新しく配置をしてまいりたいと思います。  なお,配置をした支援ティーチャーの運用については,学校長の裁量により,必要な学級,学年で活用をするということで方針を決めております。  以上でございます。 ○末村 委員長  長谷川委員。 ◆長谷川信市 委員  わかりました。児童数ではなくて学級数ということで安心いたしました。ありがとうございます。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  次,何点目になります。 ○末村 委員長  4点目ですかね。 ◆渡辺秀一 委員  4点目でしたっけ。  次,予算説明書171ページですね。済みません,私,先ほど関連で質問すればよかったんですけれども,学校教育研究・研修事業の若手教員研修指導員2名の配置なんですけれども,この研修指導員の職歴というか,経歴的にはどういった方なんですか。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  若手の教員を指導するにふさわしい人材2名を雇用しております。元学校長で県の初任者指導員をやっていた方,元守谷市の教育研究会の会長さんがお一人,それから,もう一方も元学校長で他の市町村の指導課長を経験していた方,2人に今お世話になっております。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  そうすると,学校の先生のOBという理解でよろしいですかね。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  おっしゃるとおりです。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  じゃあ,次,予算説明書172ページ,総合教育支援センター事業で,これも今年度,相談員を1名増員,センター長,検査員1人,相談員9名によりということなんですけれども,この人たちの,どういった人なのか,また職歴をお願いします。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  これは,実は,守谷市のセンターは非常に専門性の高い相談員がそろっております。具体的に申し上げれば,元学校長,それから小中高幼稚園の教諭の経験者だけでなく,その内容というんでしょうか,有資格者の資格を申し上げますと,例えばなんですが,茨城県の教育研修センターで特別支援教育課長をやっていた方がおります。  また,茨城県の最優秀教員,ティーチャーオブティーチャーというのがあります。その初代の受賞者がおります。もっと言うと,文部科学省の中央教育審議会の委員もおります。  また,資格でいえば,学校心理士,臨床心理士などがおります。また,大学院で特別支援教育,教育心理学を専攻した者などで構成をされております。  以上でございます。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  学校の先生のOBまたは学校関係のOBの方という理解でよろしいですか。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  全員ではありません。学校OBが,今7割から8割ぐらいになるかと思います。  以上でございます。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  じゃあ,次の質問をお願いします。  小学校サタデー学習支援教室事業で,学習指導員8名を配置,この学習指導員8名の職歴というか,どういった方がなっているのか,お願いします。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  元小学校長,これが今,教室長を務めております。その他,元小中学校の教員,それから教職を志す大学生,あと企画課と連携しまして,みずき野シェアハウスの学生,今5名を含む,ベテランと若者とで丁寧な支援を行っているところであります。  以上でございます。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  この中で,学校の先生のOBとか学校関係の方って何名いるんですか。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  7名でございます。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  わかりました。じゃあ,最後に質問させていただきますが,学校の先生のOB関連の方々が非常に配置が多いように,偏っているというか,確かに専門的な分野というのはわかるんですけれども,しかしながら,民間の方々でもやはりいろいろな才能というか,経歴を持った,そういった広く見識を持った方もいますが,その辺も考えてはいるんですけれども,現状どのように,この全体的な募集に関して考えているのか。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  やはり目的的な人材の活用ということ,また幅広い人材の活用ということを考えますと,委員さんの今のご指摘はごもっともだなというふうに認識はしております。  ただ,先ほどの,例えば学習支援ティーチャーなどは教育活動,いわゆる指導に携わるということを考えますと,教職員OBあるいは教員免許状所有者でなければならないという制限はございます。  一方で,センターにつきましては,保護者に寄り添う,児童生徒に寄り添う,その相談活動にふさわしい方であるということであれば,必ずしもOBでなくても可能であるという認識は持っております。  以上でございます。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  この質問は,これで終わりにします。 ◆川名敏子 委員  関連。 ○末村 委員長  川名委員。 ◆川名敏子 委員  小学校サタデー学習支援教室は,守谷中学校1カ所となっております。子供が行くには,誰かに送ってもらわないと行けない距離のところに住んでらっしゃる子も多いと思うんですが,ここを,クラスを分け,拡充するという予定はないんでしょうか。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  予算説明書のその他のところにも,主な名称,説明欄に,教室参加児童傷害保険料というのを入れさせていただいております。今年度から,これは原則,保護者送迎ではありますが,毎週送迎ができるご家庭ばかりではございませんので,徒歩,自転車で通室するお子さんの安全確保のために,その保険料を来年度負担するように考えております。  また,増室ということにつきましては,慎重に検討する必要があるというふうに認識はしています。  この教室を開くときに重視しましたのが,まず一つ,守谷中学校という場所が市内の中心にあること,モコバスからのアクセスのよさ,さらに,子供たちの交通事故防止のために,これは保護者送迎を原則としてスタートしております。  もう一点が,学習塾のような場所ではなくて,基礎,基本の確実な定着,学習習慣の確立で,勉強苦手なお子さんが安心して参加できる場であるという,この2点を目的に開室をしました。  したがいまして,通室の利便性,安全に適した場所の選定,あわせて,サタデー学習の狙いを踏まえて,地区ごとのニーズ,こうした把握が必要であるというふうに考えております。  今のところ適正規模で行っておりますので,増室の予定はございません。  以上でございます。 ◆川名敏子 委員  わかりました。 ○末村 委員長  渡辺委員,もう終わりですよね。 ◆渡辺秀一 委員  いや,最後,質問もう一個。 ○末村 委員長  もう一点,失礼しました。どうぞ。 ◆渡辺秀一 委員  予算書200ページ,中学校図書・教材等購入事務の中の児童用図書なんですけれども,新年度予算857万3,000円ですけれども,これ,昨年度から見ると多分400万ぐらい上がっているような感じなんですけれども,ということは,多分,昨年の予算を見ますと461万ぐらいですよね。倍ぐらい,400万ぐらい上がっている理由というのはどういった理由があるんですか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  こちらは,次年度から導入いたしますプログラミング学習にかかわる教材費が約488万円ほど上がっておりますので,そちらが主な原因となっております。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  プログラミング教材費がこの児童用図書に入ったという理解でよろしいんですか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  はい,そのとおりでございます。 ◆渡辺秀一 委員  わかりました。じゃあ,これで。 ○末村 委員長  小島課長,先ほどの件を。 ◎小島 学校教育課長  先ほどご質問いただきました教頭会と校長会の組織でございますけれども,研修会ですとか情報交換を校長先生,教頭先生が行うための組織でございまして,負担金につきましては,教頭会が1万円掛ける人数14名ということで,校長会のほうにつきましては,2,500円掛ける12カ月掛ける13校と,あと市町村負担金としまして1,139円掛ける13校というふうな形になっております。 ○末村 委員長  渡辺委員,よろしいですか。  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  年どのぐらい集まって,そうすると結構,相当な組織,各市町村からお金が集まるとかなりの予算規模の組織になると思うんですけれども,年どのぐらい,どういう組織で運営しているのか,もしくは,これは何か外郭団体なんですか,そういうわけではなく。 ○末村 委員長  奈幡室長。 ◎奈幡 指導室長  外郭団体というか,任意団体でございます。研修は,年に数回行っております。当然,教育にかかわる研修を中心に行っておりますが,せんだって,例えば県南の校長会で行った講演会などは,日本体育大学の集団行動で有名な清原先生などを招聘して講演会を聞いております。  また,各ブロックごとに分かれてテーマを設定した研修を行ったり,また研究機関誌なども出しております。いわゆる,そうした校長,教頭が資質を向上するための任意の団体であるということになります。  以上です。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  ただ,気になったのは,そういった任意団体で,そういうふうに校長の1人幾ら,月幾らでも見ても,その下の例えば全国連合小学校長会とか,全日本中学校校長会なんていうのは5万3,000円とか2万7,000円とか比較的安いような感じで,大体ほかのを見ても,教育長のそういったものを見ても,大体そのぐらいの負担金なのに,かなり片や36万6,000円,片や14万とか多いので,ちょっと気になったんですけれども,わかりました。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  先ほど市川議員からございましたプール事業の対比の件ですけれども,まず,学校がプールを持った場合ですけれども,こちらはプールの改修費用というものも含めまして,プールが例えばつくるのに6,000万円かかって,それを30年間使ったということで試算しますと,それだけでも年間で200万円かかります。そのほかに,上下水道使用料ですとか,薬品代,ろ過装置の保守点検,電気代等を合わせますと,年間で約275万円ぐらいかかるというふうに試算しております。  今回,プール授業を常総運動公園で行います松前台小学校を例に挙げますと,こちらが,プールの貸し出し料が9万円とバス代が88万9,000円,約97万9,000円,約100万円ということになりますので,対比しますと約170万円ほど施設を使ったほうが安いというふうな試算になっております。  以上です。 ○末村 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  それで,残り3校,今,自校でやっておりますが,この学校については,いつごろまでを予定しますか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  残りの3校につきましても,今のところ,まだプールが大きな改修等必要ない状況でございますので,大きな改修等が必要になりました時期に切りかえていきたいというふうに考えております。 ◆市川和代 委員  わかりました。ありがとうございます。
    ○末村 委員長  高梨委員,どうぞ。 ◆高梨隆 委員  この場合のプールのときの監視員は,どっちが担当しているんですか,このプールの運営者ですか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  もちろん学校の授業ですので,学校の先生が授業は見ておりますけれども,そのほかに,施設のほうの監視員というか,も一緒につけております。 ○末村 委員長  どうぞ。 ◆渡辺秀一 委員  先ほど,済みません,小島課長のほうから,プログラミング教材の費用だとおっしゃったんですけれども,これ,去年の予算から学校図書・教材等購入事務の中の内訳の各教科教材のほうも500万ぐらい,ことし多分,予算上がっていますよね。 ○末村 委員長  ちょっと確認してください。答えられますか。  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  こちらは,小学校図書・教材等購入事務でよろしかったですよね。 ◆渡辺秀一 委員  はい。 ◎小島 学校教育課長  昨年度と比較すると850万円ほどふえてございますけれども……。 ◆渡辺秀一 委員  じゃあ,今の質問を簡単にします。 ◎小島 学校教育課長  はい。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  済みません。各教科教材が上がった理由と児童用図書が上がった理由。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  児童用図書のほうは,学校図書館の充実のために予算をふやしたという形になっています。 ◆渡辺秀一 委員  そしたら,委員長,さっきの答弁って違うじゃないですか。 ○末村 委員長  渡辺委員,先ほどの答弁も踏まえて,ちょっとまとめていただいていいですか。 ◆渡辺秀一 委員  先ほど聞いたのは,小学校図書・教材等購入事務の児童用図書が昨年よりふえている理由は何かと聞いたときに,小島課長の答弁は,プログラミング教材がふえたということでご答弁されたので,そうだったんですねと私終わったんですけれども,ちょっとよくよくもう一回見たら,その上の各教科教材のほうもふえているわけじゃないですか,これは何かといったら,これがプログラミング教材ということでいいんですよね。そしたら,先ほどは間違っていたということですか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  申しわけありません。そうです。各教科教材のほうにプログラミングのほうの教材費が入っておりまして,児童用図書がふえているのは,国語辞典と英和辞典の3年生と5年生に配布するものがふえているものでございます。  訂正させていただきます。済みません,申しわけありませんでした。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  ということは,その学校用図書の中に,今回,先ほど冒頭,新聞で出ていた先般の議決した予算がここに入りましたという理解でよろしいですね。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  そのとおりでございます。 ◆渡辺秀一 委員  わかりました。 ○末村 委員長  では,続けます。  長谷川委員,お願いします。 ◆長谷川信市 委員  私から1点の質問をさせていただきます。  予算説明書の176ページ,学校給食センター改築事業についてお尋ねいたします。  以前,部長のほうから順番が逆だというようなご説明ありましたけれども,ここに出ている予算というのは,用地買収の予算ではないですよね。 ○末村 委員長  坂所長。 ◎坂 学校給食センター所長  用地買収費につきましては,まだ上げてございません。 ○末村 委員長  長谷川委員。 ◆長谷川信市 委員  そうしますと,今後,多分早急に進めていくと思うんですけれども,土地の評価額が決まって,どうなるかわからないですけれども,どのぐらいを予定しています,というのは,まず予算を決めて上げなきゃならないと思うんですけれども,それをどのぐらいで予定しているかをお聞かせください。 ○末村 委員長  坂所長。 ◎坂 学校給食センター所長  今,不動産鑑定のほうをかけておりまして,それと補償鑑定のほうもあわせて,土地の所有者様から,もう少し具体的なことでないとというお話がありましたので,急遽,今年度予算でやらせていただきまして,今現在,進行中なんですけれども,そちらの鑑定が出てこないとちょっとこの場で申し上げられないという状況です。済みません。 ○末村 委員長  長谷川委員。 ◆長谷川信市 委員  今年度予算。 ○末村 委員長  坂所長。 ◎坂 学校給食センター所長  今年度予算で鑑定のほうの予算を上げさせていただいて,用地代につきましては,新年度に入りましたら上げさせていただきたいと,臨時議会で上げさせていただきたいというふうに考えているところでございます。 ○末村 委員長  山崎部長。 ◎山崎 教育部長  きのうの説明のときにもご説明したかと思いますが,4月の臨時議会ということで上げさせていただく予定にしておりますので,ご協力のほどよろしくお願いしたいと思います。 ○末村 委員長  長谷川委員。 ◆長谷川信市 委員  ちなみに,地権者数はどのぐらいあるんでしょうか。 ○末村 委員長  坂所長。 ◎坂 学校給食センター所長  給食センターを拡張する用地としては,3地権者さんと,共同で持ってらっしゃるところが1筆です。 ○末村 委員長  では,青木委員,お願いします。 ◆青木公達 委員  大きく分けて3項目あります。  まず最初に,学校のICT環境整備事業で,これはページ数を言うと,説明書の146と152,予算書が200ページと208ページ,これは小中学校のICT環境整備事業について書いてあるんですけれども,大体この数年,小学校で1億3,000万から4,000万ぐらい,それから中学校で6,000万から7,000万ぐらいの数字が上がってきているんですけれども,この内容を見ると,コンピューターの賃借料が約90%ぐらい占めているんですが,この説明書に書いてある内容とか,そういう説明書き,これ毎年同じ文句が書いてあってよくわからないので聞くんですけれども,この賃借料に,小学校の場合,一億二,三千万,それから中学校の場合は6,000万前後の賃借料が上がっているんですけれども,この中でタブレットが占める割合というのはどのくらいあるか,ざくっとでいいですので教えていただけますか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  今,割合を計算して出したいと思いますので,少々お時間いただきたいと思います。 ◆青木公達 委員  細かい数字はいいですので,大体,感覚的につかんでおきたいと思っているので,そこだけお願いします。 ○末村 委員長  じゃあ,後ほどお願いします。 ◆青木公達 委員  次いいですか。 ○末村 委員長  はい。 ◆青木公達 委員  じゃあ,2項目めですけれども,これは説明書の161ページから62ページにかけて,図書館運営管理事業の中の公民館についてなんですが,162ページのところに,公民館の図書館についての蔵書と,それから貸し出し件数が書いてあるんですが,この中央公民館の図書館を見ると,公民館だけの蔵書数でいくと約40%を占めているんですね。ところが,貸し出し数は20%ちょっとぐらいなので,ちょっと中央公民館に偏り過ぎているのではないかというふうに思うんですが,この数値を見直すご予定はありませんでしょうか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  まず,蔵書数としましては,やはり図書室の大きさ,そういったものも関係してきますので,一番広い中央公民館の図書室,こちらのほうで蔵書数が多くなっているというような形でございます。  ほかの公民館につきましても,本の数をふやしたいというふうには思うんですけれども,何分,入るスペースのほうの問題があるというようなことでございます。  また,貸し出し数に関しましては,やはり中央図書館が比較的近くにあるというようなこと,あと,中央公民館の場合,古い資料等も若干を置いておりまして,そういったものの利用が限られているというようなことで,貸し出し数も若干伸びは少ないのかなというようなことで考えております。  中央公民館,今,改修を計画しておりますけれども,大幅な冊数,そういったものも,スペース的なものは変更ございませんので,そのあたりにつきましては変更するのは難しいのかなというふうには思っております。  以上です。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  私が質問しているのは中央公民館の図書館だけなので,中央図書館に関しては検討は結構ですので,なぜ中央公民館の図書館を取り上げているかというと,次長もおっしゃったように,非常にスペースが広いわけですよ,ほかの公民館から比べても。でも,だからスペースがあるので蔵書が多くなっていますと。でも,結果を見ると貸し出し件数は少ないですよと。この件数から見たって,一番公民館としては少ないわけですよ。だったら,何か考えたほうがいいんじゃないですか。  スペースが広いんだったら,狭くして,もっと有効的に何か使えばいい話であって,その辺のお考えはどうでしょうか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  中央公民館の図書室に関しましては,蔵書の入れかえ,そういったことも含めて検討させていただきたいと思います。  以上です。 ◆高梨恭子 委員  関連。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨恭子 委員  中央公民館の改修に伴い,図書館もお休みになると思うんですけれども,その間の対応についてお尋ねします。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  中央公民館の休館に伴いまして,当然,図書室につきましても休館するというような形になります。工事が入る関係で,蔵書につきましては,ほかの公共施設のほうに運んで保管をしておくというようなこと,現在貸し出し中のものに関しましては,返却を受けたものについては,中央図書館のほうで一時的に保管をしておくというようなこと,あと,雑誌等,そういったものにつきましては,ほかの公民館のほうに割り振って,市民のほうに提供はしていくというようなことで考えてございます。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨恭子 委員  そうしますと,中央公民館の蔵書は,あくまでも中央公民館にまた戻すというようなお考えに聞こえたんですけれども,そういうことですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  基本的には,そのような形で考えております。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨恭子 委員  先ほどの青木委員の提案にもありましたように,一度こういういい機会に整理して,中央公民館の図書は結構古いものが,大分年代物の本が多いように思うので,いい機会なので整理をすることも必要なのかなと思いますので,よろしくお願いします。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  済みません,言葉足らずで申しわけない。当然のことに,今,搬出して,また再開するというときには,そういったものを整理したいというようなことで考えております。 ○末村 委員長  青木委員は,今の件はいかがですか。  青木委員。 ◆青木公達 委員  いや,聞こうと思ったんですけれどもね。いや,検討していただけるというから非常に楽しみに待ってようかなと思ったんですけれども,スペースの件も,中央公民館にあれほど大きなスペースで図書館としては要らないんじゃないかって気がするんですよね。  中央公民館なので,あと中央図書館とも距離的には余り離れていないので,例えば中央公民館の図書館を半分ぐらいにして,もう完全に子供専用の図書館にしちゃうとかね,何かそういう思い切った方向も考えられるんではないかと思いますので,検討のほどよろしくお願いします。楽しみに待っています。  それと,最後になりますが,図書館の事業費に関して,いただいた資料に関してちょっと質問させていただきます。10分ぐらいですので,できるだけ早く終わりたいと思いますけれども。  まず最初に確認したいのは,ここに書いてある,いただいた資料に関して,これは30年度に関して指定管理者でやった場合の費用と31年度は直営でやった場合の費用を,漏れなくここに入っているというふうに理解してよろしいんですね。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  こちらにつきましては,図書館費というようなことで予算書のほうにも載っております。この指定管理者と直営ということで,それぞれ出した部分,ちなみに旧職員の給与関係経費,今現在,平成30年度に2人の職員がついておりますが,その部分も含めて記載のほうをさせていただいております。この内容で図書館の経費というものは見ているということでございます。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  そうしますと,指定管理者料というのは,委託料が今1億3,300万上がっていますけれども,これが今までの指定管理者料だったというふうに理解してよろしいんでしょうか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  そのとおりでございます。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  そのとおりですか。ちょっと待ってくださいね。確認しますね。前のほう……。
    ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  済みません,ちょっと言葉足りませんでした。  委託料の中に,主なものという形で考えていただいて……。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  失礼しました。この委託料の中には,市が業務委託で,例えば自動ドアの点検ですとか,そのほか……。 ◆青木公達 委員  済みません,指定管理料だけを先に言ってください。 ◎飯塚 教育部次長  はい。指定管理料につきましては,1億2,905万9,000円。 ◆青木公達 委員  1億。 ◎飯塚 教育部次長  5万9,000円ですか。 ◆青木公達 委員  済みません,1億幾らですか。 ◎飯塚 教育部次長  1億2,905万9,000円。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  平成28年から指定管理をしたと思うんですけれども,そのときの説明書の中に,図書館指定管理料として1億1,649万3,000円という数字が書いてあるんですけれども,これとは違うんですね,そうすると。 ○末村 委員長  青木委員,その確認したい数字,まとめて投げられますか。やっぱり答えが出てこないと。 ◆青木公達 委員  この数字がわかった後に,実はここに含まれている指定管理者が得ている利益を聞こうと思ったんです。 ○末村 委員長  じゃあ,そこだけ踏まえて少しまとめていただいて,青木委員,また戻しますので,ちょっと次に進んでいいですか。 ◆青木公達 委員  はい,いいです。また,ほかにいろいろ質問ありますけれども。 ○末村 委員長  はい。  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  先ほど青木委員さんのほうからありましたICT環境整備事業のうちのタブレットの割合ですけれども,約6割ぐらいです。 ◆青木公達 委員  わかりました。ありがとうございます。 ○末村 委員長  じゃあ,青木委員の質問はまた戻しますので,では寺田委員,先にやってもらっていいですか。  何点ありますか,ちなみに。 ◆寺田文彦 委員  2点です,事業に対して。 ○末村 委員長  では,お願いします。 ◆寺田文彦 委員  済みません,予算説明書の146ページ,147ページ,予算書の201,202ですけれども,御所ケ丘小学校校舎改修事業と大野小学校屋内運動場改修事業ですけれども,二つの事業は同じ質問を四つほどしますので,お願いします。  二つの事業ですけれども,工事内訳と金額ですね,それを教えてもらいたい。  二つ目が,30年前の建物ということで,その当時,アスベスト含有の建材をかなり使っていると思うんですけれども,その有無ですね。  3点目が,長寿命化の工事をするわけでありますけれども,この工事によってどれぐらい寿命が延びるのか,想定年数ですね。教えてください。  それと最後ですけれども,工事期間1年ぐらいになろうかと思いますけれども,その間,騒音とか振動あるかと思いますけれども,授業には支障がないのかどうか,その辺を教えてください。お願いします。 ○末村 委員長  間もなく正午になりますが,寺田委員の質疑が終結するまで続行いたします。ご異議ございませんでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  それでは,小島課長,お願いします。 ◎小島 学校教育課長  まず,御所ケ丘小学校のほうから申し上げます。  まず,建築工事が4億4,084万円,電気設備工事が1億135万円,機械設備工事が4,520万円,それから外構工事等が1,780万円となっております。  また,アスベストの有無についてでございますけれども,やはり外壁の塗装等,若干アスベストが含まれております。こちらに関しましては,法に沿って適正に処理をして工事を進める予定でございます。  また,こちら長寿命化につきましては,基本的には,この改修工事を行うことによりまして,80年程度のスパンで改築を考えるようなことになっておりますので,基本的には80年ぐらいまでを目標にしております。  それから,騒音につきましてでございますけれども,やはり音の出る作業につきましては長期休暇等を利用して,できるだけ児童に影響のないように工事を進めたいというふうに考えております。  また,大野小学校でございますけれども,大野小学校につきましては,体育館につきましては,建築工事が1億7,812万4,400円,電気設備改修工事につきましてが2,627万6,400円,機械設備改修工事につきまして1,814万4,000円,こちらも,やはりアスベストにつきましては,屋根裏のところから若干発見されまして,こちらにつきましても,法的に適切に処理をしたいというふうに考えております。  長寿命につきましても,やはり同じですね。80年ということになります。  それから,騒音につきましても,できるだけ児童の影響がないように工事を進めたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○末村 委員長  寺田委員。 ◆寺田文彦 委員  どうもありがとうございます。  御所小のほうですけれども,足していくと,これ予算は八億幾らですよね。今言った金額を足していくと,それに達していないような気がしますけれども,どうですか。  もう一回,確認のために御所小学校言ってもらえます。ゆっくりお願いします。 ○末村 委員長  小島課長。マイク入れてください。 ◎小島 学校教育課長  建築工事のほうが4億4,084万円,電気設備工事のほうが……申しわけありません,済みません,数字を見るところを間違えていました。済みません。  建築外構工事のほうが6億5,254万3,100円,電気設備工事のほうが1億5,074万2,386円,機械設備工事のほうが6,863万4,332円です。 ○末村 委員長  寺田委員。 ◆寺田文彦 委員  アスベストの撤去工事のほうは,建築外構のほうに入っているわけですか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  はい,含まれております。 ○末村 委員長  寺田委員。 ◆寺田文彦 委員  大丈夫です。 ◆山田美枝子 委員  関連で。 ○末村 委員長  関連で,山田委員どうぞ。 ◆山田美枝子 委員  実施設計がもう入っているようなんですけれども,会社はどういう会社。 ○末村 委員長  設計の会社ですか。 ◆山田美枝子 委員  そうです。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  御所ケ丘小学校のほうが桂設計,それから大野小学校の体育館のほうがAIS総合設計となっております。 ◆神宮栄二 委員  関連。 ○末村 委員長  神宮委員。 ◆神宮栄二 委員  これ,31年度の予算ですから,実施設計はまだ発注されていないはずですよね。これは,御所ケ丘小学校の31年度の実施設計費用として32万4,000円を計上されていますけれども,これが既に,先ほど挙げられた企業に発注させられているということですか。この工事費の積算見積もりは,その設計会社からの見積もりによるものですか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  こちらの実施設計の32万4,000円の費用につきましては,単価入れかえの業務でございまして,実施設計につきましては,今年度,30年度に実施しております。 ○末村 委員長  よろしいでしょうか。(発言する者あり)いいですよ,大丈夫です。 ◆寺田文彦 委員  追加です。 ○末村 委員長  追加で。まだ質疑あるんですか。 ◆寺田文彦 委員  そう,忘れちゃったの,年のせいで。 ○末村 委員長  どうぞ,寺田委員。 ◆寺田文彦 委員  ちなみにアスベスト撤去なんですけれども,御所小と,あと大野小のアスベストにかかる金額をちょっと教えてもらえますか。           〔「これで終わりにすべよ」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  午後にしますか。  じゃあ,調べていただいて,では,もう正午過ぎましたので,暫時休憩といたします。  では,13時10分から再開いたします。                 午後零時05分休憩          ──────────────────────                 午後1時07分開議 ○末村 委員長  休憩前に復し会議を再開いたします。  引き続き質疑を続行いたしますが,どうしましょう,青木委員の質疑に対する回答はできていますか。  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  午前中ありました,まず指定管理料についてですが,指定管理料については先ほどお答えしましたとおり,30年度につきましては1億2,905万9,000円でございます。  先ほど青木委員がおっしゃいました1億1,600万ほどの金額というのは,平成28年度の指定管理料でございます。当初,業務のほうで,館の清掃委託業務ですとか,市が長期契約を結んで移行できなかった部分ございましたので,28年度当初は1億1,600万ほどの金額であったと。その後,金額が変わりまして,全て清掃業務等を行うような形になり,1億2,900万ほどの指定管理料となっているというところでございます。  以上です。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  次にお聞きしたいのは,この指定管理料の中で,指定管理者が得る利益というのはどのくらい見込んでいるかというのは,多分プロポーザルのときに何か出ていると思うんですけれども,その辺はいかがでしょうか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  プロポーザルのときに収支の決算のほうはいただいておりますが,その内容につきましては,利益というようなことは書いてございませんでした。その後,指定管理を始まりまして,私どものほうでTRCのほうにお伺いしたところ,収支報告というのは出ているんですけれども,その中で会社の利益という部分については,別の記載等はございませんで,館長に聞きましたところ,人件費等の中に含まれているんだというようなことのお話でした。  予算と金額でいいますと,平成29年度の決算報告になりますが,額的には,支出が1億2,840万5,000円で,指定管理等の収入の実績が1億2,853万9,228円,差し引きしますと4万5,087円の差額がございます。これは会社の人件費等の中に利益も含んだ額だというふうにお伺いしております。  以上です。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  そうすると,向こうからの報告としては4万ぐらいしか利益が上がっていないんだと,そういう話ですね。これについて随分低いなと思っているけれども,議論のしようがないので,わかりました。  なぜ,これ聞いたかというと,今この比較表で500万ぐらい下がりますよというお話なので,もしかしたらこの部分が,普通考えれば,今までの執行部からの説明は,サービスはそのまま続けますよという話をしているので,指定管理料のところでやっているところを業務としてみんな一緒にやるんだから,そうすると浮いてくるのは向こうの利益として上がっている部分が500万なのかなと思ったんですけれども,ちょっと見事に予想が外れましたね。  次にお聞きしたいのは人件費関係なんですけれども,まず最初に,この図書館運営管理事業01のところの報酬の31年度4,200万というのが出ていますけれども,これは何人分なんですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  31年度の報酬の一番上の4,200万のところでよろしいでしょうか。 ◆青木公達 委員  そうです,はい。 ◎飯塚 教育部次長  こちらにつきましては,図書館で働く非常勤職員の報酬となります。こちらにつきましては,31年度につきましては35名の雇用を予定しております。その部分の報酬になります。
    ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  次に,02の学校図書館のところの報酬は,30年度で780万上がっていますけれども,それとあと,31年が1,400万上がっていますけれども,それぞれ,これは何名分か教えてください。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  こちら30年度につきましては,報酬のほう,13校分の図書館奉仕員,今度,学校司書という名前にしますが,そちらのほうの報酬でございます。  31年度分の1,400万ほどの金額につきましては,それにプラスすることの図書館に勤めます統括司書の方が1名ふえる部分と,それ以外に学校図書館の開館時間ふえますので,その時間がふえた部分と合わせた額となっております。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  聞いているのは,何人かを聞いているんですけれども。 ◎飯塚 教育部次長  13名。 ◆青木公達 委員  1,400万分が13名分ですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  こちらにつきましては,781万3,000円は13人分,31年度の1,424万4,000円につきましては14名分で,ただし,勤務時間等延びている部分も含められているため,金額のほうは開きがございます。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  1名ふえて倍近くになっているということですよね。  それと,最後の79番の職員給与関係経費,これは欄外のところで,30年度に関しては図書館グループ2名分と書いてありますけれども,同じところで,同じレベルで,31年度2,700万というのは何名分なんでしょう。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  こちらにつきましては,31年度分は8名分の給与になります。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  今の8名分なんですけれども,これは生涯学習課のところの机に座っている方の8名ということなんですか,それとも,図書館の中で働いている人も含めているんですか,これは。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  こちら31年度分につきましては,全て図書館のほうで働く職員の給与となっております。 ◆青木公達 委員  31年度の8名分は図書館の中で働いている方。 ◎飯塚 教育部次長  図書館の中で働いている。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  そうすると,例えば今,生涯学習課のところに,次長と,それから何人かの職員の方いらっしゃいますよね。その分はここには入っていない。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  今現在,生涯学習課で2人おりますが,その2人も図書館のほうに移って働くことになりますので,生涯学習課のほうはいなくなるというような形でございます。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  わかりました。そうすると,今ちょっと,これは感じなんですけれども,結構人数が当然ながらふえるわけですけれども,人件費がふえているにもかかわらず,総額的にマイナス500万になるということは,何かほかのサービスでカットしているコストって何かあるんですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  基本的には,サービスカットはしていないというような形になります。  一部,例えば以前お話ししたかと思うんですが,タブレットですとか,アロマですとか音,そういう部分で若干違う部分は確かにあると思いますが,開館時間,その他の部分というのは,指定管理者と同様の時間帯を行うということで考えております。  この差額について,なぜということになりますと,例えば職員経費だけ見ますと,こういう大きな開きありますけども,指定管理者,当然のことながら会社の社員もしくは会社のほうでかかる管理経費,こういったものも含めておりますので,そういったものは違ってくる。また,指定管理者の場合には,消費税,こういったものもかかってくると,そういった部分については,市が直接経営した場合になくなってくる部分がございます。  消費税等でいいますと,済みません,正確な数字では今手元に資料ないんですが,600万ほど消費税だけでもかかるという形であったかと思います。そういったものがなくなったりした,そのトータル的に見た場合に,こういう金額になるということです。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  職員だけで6名増員になっているわけですね。それで4,200万上がっているわけですから,単純に考えれば4,200万分,何かが減っている,消費税分減っているといっても,三千幾らは下がっているわけですよね。言っていることわかります。  職員だけで6名ふえていると。この表で行くと4,200万ふえていますよという話ですね。ごめんなさい。給与が2,000だけですね。あ,違う,違う,違う,共済費だから,みんな職員の関係だから4,200万ですね。4,200万円アップしていますよと。それで,先ほど言った,これ職員の経費だから消費税関係ないんですけれども,さっき言った,今次長がおっしゃった600万考慮に入れても,3,600万純増になっているわけですよね。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  まず,TRCのほうでの経費で見ますと,そういった部分は,この指定管理料の中に含まれているというような形になりますので,館長ほか,TRCのほうで採用していた職員分,そういったものが全て含まれますので,それと相殺という形の中で,2億の中の500万という差ですから,ほぼ同じくらいの金額でできますということでございます。  上の図書館運営管理事業で見ていただきますと,報酬ということで4,227万を計上しておりますけれども,こういったものは,30年度については全て指定管理料の中に含まれているために,金額としてあらわれていないということなんですね。  そういった同じような形で,人件費,そういったものを指定管理料の中に含まれているため,こういうような表になっているということです。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  実は,私もそれ考えていたんですよ。ただ,一番上の報酬の4,200万と,それから先ほど,その4,200万を説明する前に,職員関係費の5,700万関係もこの指定管理料に含まれているとおっしゃいましたよね。そうすると,差額で8,000万が,みんなここに入っているということでいうと,委託料1億3,300万で,人件費だけで8,000万かかっていて,ほかのいろいろなもので5,000万しかかかっていないという計算になっちゃうじゃないですか。  今,人件費でどうだこうだと言っていますけれども,本筋はサービス料を,人件費が上がっているにもかかわらず,総額で500万円少なくなっていると。だから,それを生み出すためには何かを減らさなくちゃいけないだろうという推測を私がしているわけです,今。それを知りたいがために今質問しているんです。だから,直接的に何かが減っているからというふうに言ってもらえれば,それで解決しちゃうんですけれども。  言っているポイントは理解していただいています。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  まず,何かのサービスを,直営するためになくなるからというよりは,先ほどの繰り返しになりますが,1億3,000万ほどの指定管理料,その中に人件費類がTRCのほうで8,500万ほどの人件費がかかっております。そのほかに,事業費で400万以上,あと施設管理のほうで2,600万,こういったものが大まかに言えば指定管理料の中に含まれているというようなことですから,人件費だけ,直営の部分では,職員給与のほうは上がりますけれども,そういった部分は,その1億3,000万の中に入っているということなんですね。ですから,何かを減らしたということではないかなというふうには思うんですが。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  今,知りたいことをおっしゃっていたんですけれども,この指定管理料の中には8,500万円の人件費が入っているとおっしゃいましたよね。そうすると,先ほどの約1億3,000万,これは30年度ですけれども。30年度の指定管理料が1億3,000万円ですよね。そのうちの人件費が8,500万ということは,残り3,500万,そうですよね,3,500万ぐらいで,ほかのものをみんな賄っていたんですか,TRCは。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  基本的に,館の運営に係る部分での経費ということでは賄っていたということです。  守谷市の場合には,資料費ですとか図書館システムのコンピューターのリース代,そういったものを市が持っていた部分がございます。それ以外の図書館の運営というものに関してはTRCのほうで負担していたというようなことになりますので,その部分については,この指定管理料の中に含まれていたということなんですが。ちょっとうまく説明できない。 ○末村 委員長  青木委員,ちょっと角度を変えて。 ◆青木公達 委員  ここの30年度の01の図書館運営管理料のところに出ているやつで,委託料を除けば,需用費と,それから使用料,賃借料,部品購入費だけですよね。そうすると,後のものは何もないから,指定管理料で賄うほかないわけですよね。そのうちの8,500万が人件費だというと,残りで一体何ができたのかなという,逆にそこが不思議で仕方がなくなっちゃうんですけれども。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  まず,この図書館運営管理事業の中で,委託料として1億3,372万残っておりますが,この中には指定管理者に支払う額があって,その中に人件費8,500万もそうですし,それ以外の事業費等を合わせまして1億2,800万ほどの金額を支払っていたと,それ以外に市が委託料として支払った部分は若干ありますので,その部分が,これに加算されて1億3,300万という金額になっておりますけれども,冒頭申し上げました指定管理料1億2,905万9,000円,この中に全て入って,指定管理者のほうで持っている部分は入っているということに……。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  ですので,そのうちの8,500万が人件費だということですよね。 ◎飯塚 教育部次長  人件費,そうですね。 ○末村 委員長  青木委員。 ◆青木公達 委員  多分,議論は進まないと思いますので,いいです。 ◆渡辺秀一 委員  関連いいですか。 ○末村 委員長  じゃあ,渡辺委員からどうぞ。 ◆渡辺秀一 委員  そうすると,新年度の市民1人当たりの図書料というのは幾らになるんですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  資料費につきましては,市民1人当たり444.4円になります。これは,予算の作成時点で,31年度については若干下げております。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  というのは,これ,いただいた資料の図書館運営管理の中の18の備品購入費の3,350万が新年度3,003万1,000円ということで,331万9,000円減というのが,これが図書資料費を削減したという理解でよろしいんですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  平成31年度については,削減したということで。 ○末村 委員長  渡辺委員。 ◆渡辺秀一 委員  市民1人当たりの図書資料費500円というのは,今後見直していくという考えでよろしいんですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  こちらにつきましては,予算のヒアリング等の中で,たしか委員のほうからも,図書資料費については,書庫がもういっぱいの状態でというような話もあった,そういったことを踏まえて,市長のほうと調整した結果,下げたということです。  以上です。 ○末村 委員長  渡辺委員,よろしいですか。 ◆渡辺秀一 委員  はい。 ○末村 委員長  先に山田委員。 ◆山田美枝子 委員  TRCさんに任せることなったときに,一番最初に市側がおっしゃったのは,人件費の8,000万円が節約になりますとおっしゃったのは,ここに出ている8,000万ということなんのかなとは思うんですけれども,TRCが学校図書のことも関連してやってくれと言ったときに,TRCの社長が学校図書までは手が回らない,回すには人件費が要るから,あと1億円の委託料が欲しいと言ったのが印象的だったんですけれども,あの社長がね。その学校図書に関して,今度は,だから,もうTRCは全然関係していなかったので,そのあたりは,この学校図書館の維持運営というのが,その30年度も多少お金が入っているので,これはどういう関係があったのか,全く学校と関係していないと思っていたんですけれども,それちょっと教えていただきたいのと,あとTRCが,ブックカバーとか,本を買った途端にビニールをかけたり,あとシールとか,たくさんTRCがやっている企業がそういう備品を納めていたと思うんですけれども,そのお金はこの中でどこに出ているんですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  まず,学校図書館の活動事業の中で,平成30年度分の1,132万9,000円,こちらの額は学校教育課のほうで予算を持って行っていたで部分でございます。こちらにつきましては,先ほど委員もおっしゃったとおり,TRCのほうにお任せしようということの考えも当初持っておりました。  しかしながら,見積もりを徴収したところ,記憶なので正確な数字ではありませんが,2,600万とか,そういうような大きな金額で高過ぎるというようなことで業務委託はしなかったというようなことでございます。その部分についても,今度,直営,31年度の部分については,事業として行うということで,費用は計上しております。  また,あとTRCのほうで,本のカバーですとか,そういったものをやっているんではないかというようなことで,TRCは本の納入業者ですので,そういった部分も確かにやっております。  ただ,これは,当然のことながら,市が購入する上でTRCから購入するということも継続して行っていくということで,通常は本の単価契約といいますか,割合なんですが,そういったものを契約して購入をしていくという形,その中で,本の装備と言いますけれども,ビニールのカバーかけですとか,そういったものも含まれてやっていただくと,そういう形になります。 ○末村 委員長  それは,31年度のどこにあるのかなということだと思うんですけれども。 ◎飯塚 教育部次長  これは,まず本の購入等については,こちらは備品購入,先ほど言いました3,000万という,上の01の図書館運営管理事業の18備品購入,こちらのほうで見ていただきたいんですが,3,000万というのが31年度の予算になっております。 ○末村 委員長  じゃあ,カバー等々も3,000万に入っているということですね。 ◎飯塚 教育部次長  はい。 ○末村 委員長  だそうです。山田委員。 ◆山田美枝子 委員  市民1人当たり500円の中に,そのTRCに払うカバー代も入っているということですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  本の装備をして納品していただくという形でやっていますので,その中に含まれております。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  せっかくつくってくれたこの比較表なんですが,基本的に,この平成30年度の網かけの部分,黒い部分は,これ結局何なんですか。これは……。 ○末村 委員長  高梨委員,下に書いてあります,一番下に。 ◆高梨隆 委員  ええ。でも,例えば職員給与があるじゃないですか。全部指定管理に任せたのに,何でここに,この職員2名分のあれを,ここに書くんですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。
    ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  こちらの職員給与2名分というのは,指定管理者を指導監督する,そういった部分,また,建物の例えば補修ですとか,そういったようなことを市が行っているんですね。そのために職員2人を置いて,毎週,選書の指導であったり,いろいろな指定管理者に対する指導を行ってきたと。そのための費用というのは,当然,図書館運営に必要な経費として計上しなくちゃいけませんから,指定管理者とは別に職員経費としてそれを2名分をのせているということです。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  じゃあ,その方は専従じゃなくて,ほかの仕事もしているということですね,結局。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  図書館の運営に関することを担当しているということです。 ◆高梨隆 委員  専門に,ほとんどの仕事が。 ◎飯塚 教育部次長  そうです。はい。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  そうすると,あと網かけのところの維持管理事業というのは,これ清掃業というのは,この委託料の中に入っているんですね,この清掃業務とかは全部,網かけのところの。維持管理事業という費用が全然そこに上がっていませんけれども,これが委託料の中に入っているんですよね。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  03の図書館施設維持管理事業,こちらで館の運営,そういったものについてはTRCがやっておりました。指定管理者がやっておりましたので,30年度についてはゼロになっています。  ただ,今度直営になった場合には,当然のことながら,清掃業務ですとかいろいろなものが発生しますが,そのために必要な経費,委託料1,500万ほど,それ等々を含めまして2,600万ほどの金額がかかってくると,そのようなことでございます。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨隆 委員  ということは,そこは,平成30年度はこの委託料の中にこの清掃業務の費用は入っているということでしょう。 ◎飯塚 教育部次長  指定管理料に。 ◆高梨隆 委員  指定管理料の中に入っているということだよね。 ○末村 委員長  よろしいですか。  では,この点に関しては以上で。  寺田委員の質疑も残っていましたよね。失礼しました。  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  先ほど寺田委員からご質問のありました,まず御所ケ丘小学校校舎改修に伴いますアスベスト撤去工事の費用ですけれども,1,430万円,それから大野小学校の屋内運動場の改修工事にかかわりますアスベスト撤去工事の費用が455万円となっております。  以上です。 ○末村 委員長  寺田委員,いかがですか。 ◆寺田文彦 委員  済みません,公民館なんかの場合,2億ぐらいしていたような感じするんですけれども,それに比べると,今の校舎は大きい割には金額が少ないなと思うんですけれども,本当の少量なんですか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  設計段階で外壁,全て上まで足場を組んで見ることができませんので,大体の目安で,見えるところからの目安で箇所を出しておりますので,これで間違いないというか,大体これぐらいということになると思います。 ○末村 委員長  寺田委員。 ◆寺田文彦 委員  じゃあ,間違えないように,くれぐれもよろしくお願いします。 ○末村 委員長  では,続けます。  山田委員,お願いします。 ◆山田美枝子 委員  じゃあ,4点。最初は,予算書の23ページのエネルギー教育という言葉がありますけれども,エネルギー教育というのは,どういうことを示しているんでしょうか。 ○末村 委員長  山田委員,ページ数,もう一度いいですか。ごめんなさい。 ◆山田美枝子 委員  23ページと書いてある。上から2番目ね。茨城県エネルギー教育支援事業補助金。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  エネルギー教育支援事業というのは茨城県の補助事業でございまして,今回は,手を挙げているのが御所ケ丘中学校ですね。御所ケ丘中学校が手を挙げて,エネルギー教育の支援事業ということで県から補助金をいただくわけですけれども,こちらにつきましては,例えばこの事業の内容ですけれども,中学校の理科においてエネルギーの概念を理解し,原子力を含むエネルギー全般における学習の実感の伴った理解につなげるための観察,実験等の器具を購入するというような形になっております。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  要するに,原子力といいますと原発の関係のものを買う,買うとおっしゃった。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  そうですね,そのエネルギー教育というか,それの実験器具なんですけれども,例えば,太陽からの放射熱エネルギーが受光面の角度により温度上昇にどのような違いを与えるかとかということで,放射温度計を購入したり,あとは運動エネルギーが熱エネルギーに変換されることを体験するということで,火起こし器とか,そういうような実験用具を購入する費用となっております。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  結構です。  じゃあ,今度,説明書の161ページの中央公民館改修事業なんですけれども,ここの新年度の予算が6億8,998万2,000円ですけれども,この間,示された金額は八億幾らでしたよね。何でその金額になっていないのかなというのと,まず,それをお示しください。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  こちら,中央公民館の改修事業につきましては……済みません,ちょっとお待ちください。 ○末村 委員長  山田委員,3点目も生涯学習課ですか。 ◆山田美枝子 委員  違いますね。給食センターの中だから違うよね。 ○末村 委員長  次長,少しゆっくりご確認いただいて,山田委員,3点目を。 ◆山田美枝子 委員  今に関連して,もう一個聞こうと思ったの,ここの中央公民館。(発言する者あり)そうなの,じゃあ,これ後にする。 ○末村 委員長  はい。  3点目は給食センターですね。 ◆山田美枝子 委員  そうですね。いいですか,176の給食センターね。これが,初期費用として新年度は2億ぐらいなんですけれども,最終的に,この下を見ると,2022年までにトータルで35億という巨大な金額になっているんですけれども,とりあえず今,衛生管理基準が満たしていないということが一番喫緊の課題だと思うんですけれども,衛生管理基準がどの程度満たされていないということなんでしょうか。 ○末村 委員長  坂所長。 ◎坂 学校給食センター所長  主に,一番は汚染エリアと非汚染エリアと言いまして,下処理をするところと調理をするところ,また配送するところの壁の,仕切りなさいというふうに書いてあるんですけれども,それが今,仕切りがない,空間的には分けているんですけれども,仕切りはない状態で,委員の皆さんにも見ていただいたところですけれども,衛生管理基準ができました平成9年以降の施設であれば,そこはきちっと壁の仕切りができている施設なのかなと思います。  それと,床にドライ仕様といいまして,床をぬらさない仕様にすることに衛生管理基準ではうたっているところですが,うちのほうは,できないところはドライ運用にしなさいと,努めなさいということですけれども,ドライ運用といいまして,水を流して,それをすぐに乾かすようにしているというところで,大きく言いますと,そこの点が合致していないのかなと思われます。  以上です。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  その平成9年に衛生管理基準が変わったと。それ以降,もう随分,今平成31年ですから,20年ぐらいの間,その衛生管理基準に合致しないまま来たということなんでしょうか。 ○末村 委員長  坂所長。 ◎坂 学校給食センター所長  こちらは努力義務になるので,できる限りの,できるところはやってきたということだと思います。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  必然的に,ということは直さなきゃいけないんでしょうけれども,今回,プロポーザル方式でDB,要するにデザイン・アンド・ビルドを採用しと書いてありますけれども,このデザイン・アンド・ビルドによることによって高くなっているという意見があるんですけれども,その辺は,要するに識者の意見というのは聞いた結果,こういう,今のところとても高いという印象なんですけれども,私なりに,つくば市の前例なんかを見ますと,半分以上高いんじゃないかなと思うんですけれども,その辺,DB方式のデメリットというのはわかっていらっしゃるんでしょうか。 ○末村 委員長  坂所長。 ◎坂 学校給食センター所長  この入札の金額につきましては,確かに委員おっしゃるとおり,設計の入札,その後,積算ができてからの工事の入札と二つに,入札,入札で安いほう,一番価格が低いところで入札をするということであれば透明性もしっかりしていますし,金額が安いところを選んでいますということでの説明がなるのかなと思うんですが,ただDB,プロポーザルのいいところは,それだけじゃない,もっと使い勝手がいいとか,調理員の配置,金額が少し高くても,調理員の,栄養士さんから見て,こちらのほうの配置のほうが使いやすいとか,そちらのほうを選ぶことができるというところは,プロポーザルのほうの大きなメリットなのかなと思います。  それと,金額が高いということでございますが,どうしても予算どりの見積もりになりますと,ある程度は高い金額になってしまうのかなと思います。実際,土浦さんなんかも,平成32年だったと思うんですが,稼働する施設ですけれども,同じ設計会社が土浦は組んでいるんですが,28億くらいでできていますので,入札をすれば下がることは十分期待できると思います。  以上です。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  ありがとうございました。  では,三つ目なんですけれども,三つ目は,図書館で……。 ○末村 委員長  4点目は,もう関連で終わっていますか。 ◆山田美枝子 委員  はい。 ○末村 委員長  では,中央公民館に関して,飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  済みません,申しわけありません。  こちら金額,中央公民館改修に6億8,998万2,000円を計上しておりますが,こちらは31年度中に工事完了する部分の支払い額として出ております。  平成30年度におきまして契約を行うということで前払金が生じますので,その部分を除いた額というようなことで,金額が8億等ではなくて,こちらの6億8,900万ほどの金額になっております。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  じゃあ,要するに,前払金はもう発生したということか,今年度。前払金は済んでいる。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  こちらにつきましては,支払いのほうはまだ行ってないかと思います。こちら,2月21日に予算のほう,入札のほうを執行しまして,建設工事が4億2,710万円,電気設備工事が2億430万,あと機械設備工事で1億6,050万という形で,合計7億9,190万ほどになっております。こちらの金額について,前払金として,契約締結の際,お支払いをするというような形になるかと思います。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  ちょっと確認したいんですけれども,ホール改修の中に,舞台装置,音響設備,照明器具等とか入っているんですけれども,唯一実際使っていた身としては,ホールと,あと和室や何かの控室とのモニターが全くなかったので,舞台の進行状況が誰にもわからなかったんですけれども,その辺の改修は入っていますか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  要望として上がっていたことは存じ上げているんですが,済みません,積算のほうを間違えてはいけませんので,確認させていただいた上でお答えしたいと思います。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  それは,物すごく出演者にとって重要なことなので,一々客席まで見に行って,今どこだと,とても時間がかかっていたので,ぜひチェックしていただきたいと思います。  以上です。 ○末村 委員長  では,そちらは,後ほどお願いいたします。  高梨恭子委員,お願いします。 ◆高梨恭子 委員  2点ほどございます。  予算説明書の154ページの児童クラブ運営事業について,内容の2行目なんですけれども,小学校保育スキル向上に向けた取り組みを実施(保育コンサルタントを配置)とあります。この保育コンサルタントとは,どういう資格なのでしょうか。  また,各学校に置くのか,市が雇うのか,委託先のアンフィニがこれを配置するのか,その辺のことをお願いします。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  こちらにつきましては,基本的には,委託事業者でありますアンフィニのほうでお願いして配置するという考えでございます。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨恭子 委員  特に,これは特筆して保育コンサルタントと言っていますが,その3行先のプランマネジャーとはどこがどう違うのか,お願いします。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えさせていただきます。  プランマネジャーといいますのは,各小学校の中で児童クラブと放課後子ども教室,両方を合わせた放課後子どもプラン,こちらを統括して担当するその学校のマネジャートップといいますか,そちらの方になります。
     保育コンサルタントというのは,そういった保育の取り組み,こういったもので指導する,そういうマネジャーもそうですし,そういう方々に指導する形の方ということで,実務と研修というようなことの違いがあるかなと思います。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨恭子 委員  そうすると,違う分野をやるということで,アンフィニとしては人材を多く投入するという意味に捉えてよろしいんでしょうか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  アンフィニのほうでは,そういうものを充実させるという部分では多くなるということではあるかと思います。いろいろマネジャー等の指導,こういったものもやはり行っていかないと保育の質の向上というのはできないと思いますので,そういった部分では,アンフィニのほうでしっかりやっていただきたいというふうに思っております。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨恭子 委員  人数的に多分利用者がすごくふえている。前年度から比べて,入所負担金が3割,4割増しになっている。全体的にその値段が新年度予算に投入されているわけですが,利用者数というのは全部でどれくらいになっているのでしょうか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  児童クラブの利用者,こちらは平成31年3月1日現在になりますが,合計で1,269名の利用となっております。よろしいでしょうか。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨恭子 委員  ありがとうございます。  じゃあ,次の……。 ◆佐藤弘子 委員  関連でいいでしょうか。 ○末村 委員長  はい。じゃあ,佐藤委員どうぞ。 ◆佐藤弘子 委員  伺います。今の児童クラブの申し込み者が1,569人と言いましたけれども,これについての待機児童というのはなかったんですかということが1点,(「1,269」と呼ぶ者あり)1,269,待機児童というのはなかったんですか,ないんですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  こちらにつきましては,申し込みがあった児童は,全て受け入れのほうを行っております。 ○末村 委員長  佐藤委員,どうぞ。 ◆佐藤弘子 委員  せんだって,放課後子どもプランに対してのアンケートを行ったようでありましたけれども,そのアンケートの中身において,この放課後の子供たちの受け入れ状況というのはどのように変わるのか,変わらないのか,アンケートした結果,伺います。 ◎飯塚 教育部次長  済みません,ちょっと……。 ○末村 委員長  ごめんなさい。佐藤委員,もう一度,趣旨を明確にお願いします。 ◆佐藤弘子 委員  せんだって,アンケートを行いましたよね,アンケート。それで,放課後児童クラブの方々のアンケートなので,これが何か大きく変わることがあって,こうしたものを行ったのかどうなのか,変わらないのかというところ,変わったか,変わらないかだけです。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  放課後児童クラブにつきましては,保育料といいますか,保護者の負担金,こちらについては下げるような形での改正,これはありましたけれども,運営自体については大きく変わることはありません。 ○末村 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  その料金が変わるって,国のほうの方針で変わるということ。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  まず,児童クラブにつきましては,今年度,学校改革プランの中で,夏休み期間が1週間ほど休みが短くなると,そのようなことがございました。それをきっかけに料金を変更しようというようなことで,市としまして検討したんですけれども,実際に平成29年度以降,国のほうの補助金,そういったもので一部改訂がございましたので,あわせて,全体的な見直しも10年ほど行っておりませんでしたので見直しをかけました。そうしたところ,減額してもいいのではないかということで,保育料を引き下げを行ったと。  これは,利用の日数ですとか時間,こういったものを参考に金額のほうを出しまして,結果的に下がったという形で,一度,保育料については議員の皆様にもお話しさせていただいたかなと思うんですが,全協の場で一度報告させていただいたかと思います。 ○末村 委員長  市川委員,どうぞ。 ◆市川和代 委員  プランマネジャーについてです。放課後子ども教室と両方だということで,説明書の159ページ,業務委託料の振り分けを見直すというようなことがありますが,実際にはどのようにしていくかを。 ◎飯塚 教育部次長  済みません,ちょっと最後よく……。 ○末村 委員長  市川委員,もう一度お願いします。 ◆市川和代 委員  ごめんなさいね。入ってなかったから,ごめんなさい。 ○末村 委員長  プランマネジャーは,子ども教室と児童クラブをあわせて指導しているため,業務実態に合わせ,運営業務委託料の振り分けを見直すということなんですけれども,どのように見直すのかを伺います。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  こちらプランマネジャーについては,今おっしゃったとおり,児童クラブと放課後子ども教室,両方の事業をやっているというようなことで,今までは放課後子ども教室のほうにだけプランマネジャーの運営経費というものは計上してあったんです。  ただ,そういったものについて児童クラブを見ているということから,その分,マネジャーの費用,こういったものを児童クラブのほうにつけかえ,そういったものを行っていると,そういうことです。 ○末村 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  ということは,全体的には,つけかえをするということなので,アンフィニに委託する部分というのは変わらないということでよろしいでしょうか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  アンフィニに委託する内容は変わりません。 ◆川名敏子 委員  関連。 ○末村 委員長  川名委員,どうぞ。 ◆川名敏子 委員  済みません。市川委員のところからの関連もあるんですけれども,国の支援金,それが児童クラブのほうは厚労省のほうで国からの支援金が入っていますけれども,放課後子ども教室のほうは文科省の管轄ということで国からの支援が入っておりません。そのことによって,今おっしゃったみたいに,マネジャーへの支払いも,上乗せ金もなかったということで,そこに差異が生じていたんですけれども,そちらが加わるということになったら,アンフィニに対する,それも含めたトータルの依頼する金額というものが出てくると思うので,前年度よりもその分上がるということでよろしいんでしょうか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  おっしゃるとおりで,児童クラブのほうにつけかえた部分については,当然マネジャーのほうにキャリアアップ事業等の補助も受けられるような形になりますので,その部分は加算されるという形になると思います。 ◆川名敏子 委員  了解しました。 ○末村 委員長  山田委員,どうぞ。 ◆山田美枝子 委員  夏休みが減ったというのは,要するに減るという予測って,2学期制導入によってということなんでしょうか。ほかに,休みが減るというのは夏休みだけですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  基本的には,休みが減るという部分ではそのとおりです。夏休み,あと一部,学校の創立記念日ですとか県民の日,こういった部分について事業を行うという形での変更は,部分的にはございます。 ○末村 委員長  高梨委員,お待たせしました。 ◆高梨恭子 委員  では,二つ目の質問です。説明書の160ページ,公民館運営管理事業についてお尋ねいたします。  中央公民館の改修工事が予定されることによって,4月から,もうすぐですね,3月まで1年間休館を予定するということですが,これの間,休館をするにもかかわらず,新年度の事業費予算が安くなったという感覚がないのですけれども,このアクティオさんへの経費というのは,安くなるというか,1年間やらない分どうにかなっているのかなとか,ペナルティーがあったのかなとか,いろいろ思うわけですけれども,その辺のことをお尋ねします。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答え申し上げます。  まず,中央公民館1年間休館するということで,そこに対する人的な配置は必要なくなるということで基本的には考えております。  ただ,中央公民館では,各公民館,その他の公民館の社会教育事業,講座ですとか教室事業,そういったものを統括して行っていたということがございますので,その部分については,北守谷公民館のほうに場所を移しまして引き続き事業を行っていただくということ。  また,下がる部分としましては,例えばシルバーの配置が必要なくなるですとか,そういった細かい部分ではございます。この部分については,今現在,年度協定を結んで,額的には小さいと思うんですが,減額になるというようなことで考えております。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨恭子 委員  お聞きしたかった二つ目の統括する場所はどこですかというのは,今お答えいただいたとおり,北守谷公民館のほうでやられるということで理解いたしました。  さらにですけれども,この公民館をそもそも指定管理者にするに当たって,それぞればらばらに指定管理をお願いするという案が当初あったと思うんですね。今,まち協のほうが進んでいて,公民館2カ所に対してプレハブのものをつくりますよということを言っている。そうすると,今後これを一括して,公民館として,指定管理ではなく,例えばまちづくり協議会がこれを運営管理する,例えば北守谷のまち協が育っていきました,そしたらこの次の指定管理は,そういうところにも任せられますよみたいな広い考えになっていくのでしょうか。済みません,考え方をお尋ねしたいんですけれども,お願いします。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  お答えします。  まず,その指定管理という観点からしますと,事業者として,まち協の方々が,例えばNPOの団体ですとか,そういうものをつくって指定管理者の選考対象として応募するということは十分可能です。  そのあたりは,まち協がどれだけ,そういった管理,運営,そういったもので行っていただけるのか,そういったものはプロポーザルの中で判断するような形になっていくのではないかというふうに思っております。 ○末村 委員長  高梨委員。 ◆高梨恭子 委員  ありがとうございます。せっかく敷地内につくるということもあるのであれば,もう皆さん頑張っていただいて,こういうところも受けられるように育てばいいのかなと,生涯学習課じゃない課にもお願いしたいと思います。ありがとうございました。  以上です。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  先ほど山田委員のほうからありましたモニターについてですが,ホール控室とホワイエというロビーのような場所あるんですが,そちらのほう3カ所,モニターのほうはつける予定という形になっております。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  ホール控室というのは,ホールの後ろにある部屋ですか。 ○末村 委員長  飯塚次長。 ◎飯塚 教育部次長  ホールの裏側に新しく建てた控室,そちらのほうに(「廊下です」と呼ぶ者あり)済みません,廊下ということで,設置するということです。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  今3カ所とおっしゃっていますけれども,ホワイエに一つとホールの控室に……。 ◎飯塚 教育部次長  あと,控室に1カ所です,2階。 ◆山田美枝子 委員  はい,わかりました。 ○末村 委員長  次は,市川委員お願いします。 ◆市川和代 委員  2点お願いします。  予算書の183ページ,通学補助員について伺いたいと思います。  通学補助員の謝礼ということになっておりますが,837万9,000円,これは何人分でしょうか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  通学補助員につきましては,23名の費用になります。 ○末村 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  各学校にというか,もしかしたら,郷州小学校なんかは大勢のボランティアさんがついていますし,各学校も見守りという形でボランティアさんがたくさんついているんですが,そのボランティアさんと補助員との違い,責任の違いとかいろいろあるのかと思うんですが,そこはどうですか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  有償で雇っておりますので,責任感という面ではやはり違うと思います。  それとあと,通学補助員につきましては,危険な交差点ですとか,そういうところに重点的に,市内16カ所に張りつけております。 ○末村 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  謝礼ということになっていますが,これは時給で計算しているんですか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  毎朝7時半から8時半までの1時間,こちらは1,700円の支払いをしております。 ○末村 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  その危険な箇所ということで16カ所と今伺いましたけれども,学校によっては,つけていないところがあるでしょうか。 ○末村 委員長  小島課長。
    ◎小島 学校教育課長  ついていない学校はないです。 ○末村 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  そうすると,夕方は補助員はいないわけで,ボランティアさんがついているということなんですが,責任というお話で,いわゆる時給1,700円をつけているということですが,その責任の範囲を,例えば事故があったらとか,そういう意味合いの責任ですか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  授業がある日は毎日必ずそこにつくというところの責任ということと,それからあと,何か事故等があった場合には,必ず学校と教育委員会のほうに連絡をしてもらうというふうな形になっております。 ○末村 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  とても夕方も含めて,今,見守りで,もう本当に10年,20年,ボランティアさんやってくださっている方も結構いらっしゃるんですね。だからその辺の,責任とはいえ,整合性みたいなものがどういう形かなという思いがあって,例えば信号があって危なくないよといえばそれまでなのかもしれないですけれども,これから,まだまだそういうふうにボランティアで見守りをしてくれる方も多くなってくると思われるんですが,その辺の整合性的な考え方というのは何かありますか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  確かに今,地域の方,かなりの数で見守りということで子供たちの安全を守っていただいているという状況ございます。ですので,今後,そのような状況も考えまして検討していきたいなというふうに思っております。 ○末村 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  ありがとうございます。  では2点目,説明書167ページ,国体のことでございます。  花いっぱい運動ということの推進がこれからあろうかと思いますが,具体的にはどのような形で花いっぱい運動を進めていくのかを伺います。 ○末村 委員長  笠見課長補佐。 ◎笠見 生涯学習課長補佐  花いっぱい運動なんですが,まず県のほうから配られる花というのもあります。そちらは,プランターの数が400だったと思うんですが,それらに関しましては,学校を通して育ててもらおうと思っております。  私どものほうでは,市民向けにお願いをしたいというのが生涯学習課で予算をとってありまして,プランター500個を用意して,プランター500個に対して,1人プランター三つで,土が1袋というような形のセットにして育ててもらおうということで考えております。  これにつきましては,4月下旬ぐらいの広報で市民に呼びかけて,育ててもらい,最終的には大会の会期2週間ぐらい前に市役所なりに集めていただいて,守谷駅とかに設置するといったようなことで考えております。 ○末村 委員長  市川委員。 ◆市川和代 委員  ありがとうございます。学校にということと,それから市民にということで,トータルするとプランターが900個ぐらいということでよろしいんですね。当然,会場周辺も飾るということで考えてよろしいということで,わかりました,ありがとうございます。 ○末村 委員長  川名委員,お願いします。 ◆川名敏子 委員  1点お願いします。  説明書の150ページ,中学校教育振興事業のところですが,2,104万3,000円ということですが,たくさんの事業が盛り込まれておりまして,その中の一つで,中学校3年生,平和教育のために広島を訪れる修学旅行の旅費の一部というところがあります。  遠方まで出向くことになったので,去年からということですけれども,今年度も1人は幾らぐらいかかっていて,どれぐらいの補助を1人に対してされているのかということと,それに引き続いて,部活動の指導に係る諸経費もこの中に入っているということなんですが,部活動指導員ですね,それは先生方の負担を軽減するとか,生徒への指導,技術の指導の向上等も図れるものと思われるんですけれども,これは何の部活に何人ぐらいを採用されているのかを伺います。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  まず,一つ目のご質問ですけれども,こちらは京都から広島までの交通費が約1万円ほどかかりますので,それの半額5,000円を,1人当たり5,000円を補助しておるというふうなことです。  それから,二つ目の部活動指導員でございますけれども……済みません,ちょっと今,お調べしてからでよろしいでしょうか,済みません。 ○末村 委員長  川名委員の質疑は,以上。 ◆川名敏子 委員  以上です。 ○末村 委員長  では,後ほどということで,佐藤委員,お願いします。 ◆佐藤弘子 委員  私のもほとんど出てしまったので,一つだけになりましたね。就学援助事業ということで,今年度予算がふえているんですけれども……。 ○末村 委員長  佐藤委員,ページ数をお願いします。ページ数をお願いします。 ◆佐藤弘子 委員  ページ数は,説明書のところでいくと,中学校が151かな。小学校と同じでいいんですけれども,両方上がっているんですけれども,今年度予算がふえている理由は何か,子供の数がふえたのかどうなのかわかりませんですけれども,伺います。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  お答えいたします。  平成30年度の当初予算では合計438名を見込んでおりましたけれども,平成31年度につきましては450名を見込んでおりますので,その分上がっております。 ○末村 委員長  佐藤委員,よろしいですか。 ◆佐藤弘子 委員  わかりました。1個だけですから,いいです。 ○末村 委員長  小島課長,出ますか。  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  部活動指導員の配置状況でございますけれども,今現在9名配置しております。その中で種目ですけれども,バスケットボールが3名,サッカーが1名,卓球が1名,柔道が1名,野球が1名,ソフトテニスが2名になっております。 ○末村 委員長  川名委員。 ◆川名敏子 委員  ありがとうございます。他市からも大変注目されていて,先生方の負担軽減と子供たちの技術の向上のために大変いい事業なのではないかということで,ここの中で溶け込んでいて独立はしておりませんが,ぜひ,これをさらに進めていただきたいものなのでよろしくお願いいたします。  以上です。 ◆山田美枝子 委員  佐藤委員の関連でいいでしょうか。 ○末村 委員長  はい,どうぞ。 ◆山田美枝子 委員  就学援助,今,450名にふえたのは中学校ですか,小学校もふえていますか。 ○末村 委員長  小島課長。 ◎小島 学校教育課長  小学校,中学校,合わせて450名です。小学校のほうが273名,中学校のほうが177名で,合計450名になります。 ◆山田美枝子 委員  ありがとうございました。 ○末村 委員長  質疑を終結します。  以上で教育委員会所管の審査を終了します。ありがとうございました。  10分間休憩します。                 午後2時23分休憩          ──────────────────────                 午前2時30分開議 ○末村 委員長  では,休憩前に復し会議を再開いたします。  まず,学校教育課から訂正があるそうですので,小島課長,お願いします。 ◎小島 学校教育課長  先ほどの答弁の中で,2点ほど訂正させていただきたいと思います。  通学補助員の設置箇所についてですけれども,大野小学校区だけ実はついていないということで1点訂正と,あと部活動指導員なんですけれども,今年度の途中で1名ふえておりまして,合計10名で,指導については卓球のほうが1名ふえております。  以上でございます。 ○末村 委員長  ありがとうございました。  それでは,上下水道事務所所管の審査に入ります。  内容説明者及び答弁者は挙手をし,職・氏名を述べてください。  内容説明及び答弁は主に所長とし,補足的な説明答弁のみ課長等にお願いします。  それでは,議案第34号の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。  長田所長お願いします。 ◎長田 上下水道事務所長  着座にて説明をさせていただきます。  議案第34号 平成31年度守谷市一般会計予算の上下水道事務所所管分につきまして,説明をさせていただきます。  歳入歳出予算のうち,初めに歳入についてご説明をいたします。  予算書の25ページをお願いいたします。  中段の表,款18繰入金,項1他会計繰入金,目4農業集落排水事業特別会計繰入金の1,000円は,農業集落排水事業特別会計の前年度繰越金を現年度の一般会計に繰り入れて精算するものでございます。  なお,平成30年度決算で農業集落排水事業特別会計の歳入歳出額が確定した後,補正で対応する予定でございます。  次に,歳出についてご説明いたします。  歳出につきましては,農業集落排水事業特別会計,水道事業会計及び公共下水道事業会計の3会計に対する一般会計からの繰出金となります。  予算書の147ページをお願いいたします。  款4衛生費,項1保健衛生費,目4上水道費,説明欄61の水道事業会計負担金47万6,000円は,水道事業支弁職員3名に係る児童手当に要する経費の一部について,地方公営企業法第17条の2の規定に基づく,国の繰り出し基準通知により,水道事業会計に対して一般会計から繰り出すものでございます。  次に,159ページをお願いいたします。  款6農林水産業費,項1農業費,目5農地費の説明欄60農業集落排水事業特別会計繰出金3,972万3,000円は,平成31年度農業集落排水事業特別会計の歳出予算に対する歳入不足額について一般会計から繰り出しするものでございます。  繰り入れする農業集落排水事業特別会計では,主に農業集落排水施設維持管理経費の一部と農業集落排水事業の元金償還金及び利子償還金に充当しています。  次に,175ページをお願いいたします。  款8土木費,項4都市計画費,二つ目の枠,目3公共下水道費,説明欄60公共下水道事業会計負担金5,620万1,000円は,水道事業会計同様,地方公営企業法第17条の2の規定に基づく国の繰り出し基準通知に基づき,公共下水道事業会計に対し一般会計から繰り出すものでございます。  まず,一つ目の雨水処理維持管理負担金2,950万円は,主に下水道計画等策定業務委託,マンホールの鉄ぶた交換,雨水排水路及び排水管の草刈りや維持管理経費に対する繰出金でございます。  次に,二つ目の水質規制負担金254万5,000円は,下水道に排除される下水の規制に関する事務に要する経費として,事業所排水調査に対する繰出金です。  三つ目の下水道事業債償還元利負担金2,258万円は,守谷駅周辺一体型土地区画整理事業地内の汚水管渠の移設及び布設がえ工事の一部について,新市街地整備事業債を充当したことから,その工事資金の元金償還金及び利子償還金並びに雨水管渠のために借り入れした企業債の元金償還金及び利子償還金に対して繰り出しするものでございます。  四つ目のその他繰り出し157万6,000円は,生活保護世帯への水洗便所改造資金として,1件分の助成金計上と,公共下水道事業支弁職員5名に係る児童手当に要する経費が主なものでございます。  次に,181ページをお願いいたします。  款9消防費,項1消防費,一番上の枠,目3消防施設費,説明欄02消火栓設置維持管理事業負担金2,205万4,000円は,配水管や鉛製給水管の布設がえにあわせて行う消火栓の交換工事や材料費及び消火活動に係る保険料に対する繰出金でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○末村 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑をお願いします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  質疑を終結します。  以上で,議案第34号 平成31年度守谷市一般会計予算の全ての審査が終了しました。  これから議案第34号について自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。
     佐藤委員,賛成でしょうか,反対でしょうか。 ◆佐藤弘子 委員  反対討論です。  34号の一般会計予算につきまして審議した結果に基づき,日本共産党,私,佐藤弘子,討論を行います。  一つには,学校関係の改修工事がたくさん進められようとしている中,さらに,また新たに増築をするというようなことが,もうラッシュですね,これ,建設ラッシュ,そういう内容で行われること,確かに子供たちの環境を守ることは非常に重要でありますけれども,なぜここに来て,こんなにもラッシュでもってこれを始めなければならないかということ。中でも,必要なものにやられていないということです。  昨日,学校訪問を行いました。ある学校の大井沢小学校の中で訪問いたしまして,その中には雨漏りがされて,本当に雨が降ったときに苦労していますという声などあり,また,各学校の図書室を全部調査をいたしました。その中でも,環境の中の椅子や机が不十分であると。特に椅子などは,修理を出そうと思ったら,物すごいお金がかかって修理には出せないというようなこと,子供が座ったらゆらゆらするような状況な中で,図書室の環境があったということなんですね。こういう必要なものにお金をかけないのではないかということを感じました。  これは今後,私ども共産党議員団といたしましても続けてまいりますけれども,さらにまた,中央図書館,中央公民館につきましての改修,私の質問の中に,質問抑制されました。当初の説明からして,10億からのものが安くなったからいいのではないかというだけでは済まされないということです。二億何千万も見積もりが変わってきたところにきちっと説明がないということ。  さらにまた,私たち市民が知りませんということの声が寄せられました。みずき野のエクセル跡地につきまして,この利用について,もう既に着々とこの問題が進んでいたということ,今回の予算を通じて知りましたけれども,余りにも市民が知らないうちにどんどん進められているというこのまちの経営方針はどうかしているというふうに思っております。  あともう一つは,オリンピック・パラリンピックに向けまして,ニジェールという国のアフリカの選手団を,協力をする体制の中で,こちらは当然その協力体制は必要なことと考えます。しかし,これに伴って訪問をするというようなことがわかりました。  今,アフリカのニジェール,あの周辺においては非常に治安も悪いというふうに聞いていますし,外務省も渡航するなというふうに言っている中で,こういうことが進められている今回の予算を見て何なんだろうと。本当に金余り現象がこういったことが進められていくのではないかということから,もっともっと市民の身近な要求をきちっと予算に繰り入れることがやっぱり努めではないかということで,私どもはこれを認めるわけにはいかないことで反対といたします。  以上。 ○末村 委員長  ほかに討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  討論なしと認めます。  これから議案第34号を採決します。  本案に賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○末村 委員長  挙手多数です。よって,議案第34号は原案のとおり可決されました。  次に,議案第39号 平成31年度守谷市農業集落排水事業特別会計予算の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。  長田所長。 ◎長田 上下水道事務所長  議案第39号 平成31年度守谷市農業集落排水事業特別会計予算の主なものにつきまして,説明をさせていただきます。  予算書の348ページをお願いいたします。  平成31年度の予算総額は,歳入歳出それぞれ4,643万5,000円です。前年度と比べ420万8,000円,10%の増となっております。  それでは,歳入から説明をさせていただきます。  350ページをお願いいたします。  歳入の主なものは,2段目の款2使用料及び手数料,項1使用料,目1農業集落排水処理施設使用料601万7,000円と,4段目の款3繰入金,項1他会計繰入金,目1一般会計繰入金3,972万3,000円です。この二つで歳入総額の98.5%を占めております。  次に,歳出をご説明いたします。  351ページをお願いいたします。主なものについて申し上げます。  款1農業集落排水費,項1農業集落排水管理費,目1農業集落排水管理費,説明欄の一番上,01農業集落排水管理費315万2,000円の主なものは,節13委託料の二つ目,農業集落排水処理施設機能診断調査委託料301万6,000円で,平成12年度の供用開始から19年が経過するため,処理場やポンプ場等の施設について点検調査を行い,劣化の程度を診断するものでございます。  中段よりやや下の説明欄03農業集落排水施設維持管理経費2,324万7,000円の主なものは,13委託料の汚泥搬出運搬業務委託料217万2,000円と,352ページに移りまして,説明欄19負担金補助及び交付金2,029万5,000円で,農業集落排水施設運転管理等は,主に上下水道事業と一体的包括管理委託で行う農業集落排水処理場及びマンホールポンプの運転管理及び維持管理に要する経費並びに管路管理システム経費等について,公共下水道事業会計へ支出するものでございます。  中段の項2農業集落排水整備費,目1農業集落排水事業費,説明欄01汚水処理施設建設工事の99万円は,農業集落排水の利用に伴う公共汚水ますの設置工事費です。  一番下の款2公債費,項1公債費は,地方債の償還金です。平成31年度は,元金1,479万1,000円と利子295万7,000円の償還を予定しております。  354ページをお願いいたします。こちらは地方債に関しての調書となります。  右側が,平成31年度末時点での借入金に対する未償還残高見込み額で,1億3,941万9,000円を見込んでおります。また,利子の未償還残高見込み額は1,295万7,000円で,元利合わせた未償還残高見込み額は1億5,237万6,000円を見込んでおります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○末村 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑をお願いします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  質疑を終結します。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  討論なしと認めます。  これから議案第39号を採決します。  本案に賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○末村 委員長  挙手多数です。よって,議案第39号は原案のとおり可決されました。  次に,議案第40号 平成31年度守谷市水道事業会計予算の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。  長田所長。 ◎長田 上下水道事務所長  議案第40号 平成31年度守谷市水道事業会計予算の主なものにつきまして,説明させていただきます。  予算書の355ページをお願いいたします。  初めに,第2条から説明をさせていただきます。  平成31年度の業務の予定量として,給水戸数は2万7,585戸,年間の総給水量は674万7,800立方メートル,1日当たり平均給水量は1万8,430立方メートルを見込んでおります。主要な建設改良事業は,上水道建設事業費として,主に配水管の布設及び布設がえ工事など3億428万6,000円を予定しております。  次に,第3条の収益的収入及び支出は,事業経営に関する予算でございます。  収入で,第1款の水道事業収益は,対前年度2,878万4,000円増の15億9,192万7,000円を予定しております。  第1項の営業収益は,対前年度3,855万7,000円増の13億9,764万8,000円で,収益全体の87.8%を占め,主に水道料金収入でございます。  項2の営業外収益は,対前年度977万3,000円減の1億9,427万6,000円で,主に受託事業収益,分担金収入及び長期前受金戻入です。  歳出で,第1款の水道事業費用は,対前年度171万9,000円減の15億5,238万円を予定しております。  第1項の営業費用は,対前年度1,176万1,000円増の15億1,331万4,000円で,主に県企業局に支払う受水費,水道施設の運転管理と維持管理経費,料金徴収経費,鉛製給水管の布設がえ及び減価償却費でございます。  平成31年度は,上下水道事務所の車庫及び倉庫の屋根が劣化し塗装修繕が必要なことから,総係費において,施設建物修繕費445万5,000円を計上しております。  第2項の営業外費用は,対前年度1,348万円減の3,530万8,000円で,主に未償還の企業債に対する支払い利息,受託事業費及び消費税でございます。  356ページをお願いいたします。  第4条の資本的収入及び支出は,施設や設備等の整備拡張等に要する建設改良費及びこれら建設改良に要する資金として,他会計からの補助金並びに企業債の元金償還に関する予算でございます。  収入で,第1款の資本的収入は,対前年度103万1,000円減の14万1,000円を予定しております。他会計補助金として国の繰り出し基準に基づき,職員の児童手当に係る経費14万円を一般会計から繰り入れるものでございます。  支出で,第1款の資本的支出は,対前年度1億6,893万8,000円増の3億1,245万1,000円を予定しております。  第1項の建設改良費は,対前年度1億7,287万1,000円増の3億714万1,000円です。配水管の布設及び布設がえ工事並びに老朽化した次亜塩素注入施設の改築更新工事などが主要なものでございます。  第2項の企業債償還金530万9,000円は,企業債の元金償還金でございます。  なお,資本的収支に対して不足する額3億1,231万円は,積立金530万9,000円,過年度分損益勘定留保資金2億8,019万3,000円及び当年度分消費税資本的収支調整額2,680万8,000円で補填を予定しております。  357ページをお願いいたします。  第8条は,水道事業は安心安全かつ継続した事業運営のもと,市民に安定した水道水の供給が必要なため,施設や設備の修繕及び建設改良が行えるよう資機材の保有を必要とし,この購入予算について予算第3条及び予算第4条とは別に法令に基づき,棚卸資産購入限度額を3,000万円と定めています。  なお,購入品は貯蔵品として整理して管理し,出庫時には,使用内容に応じ,予算第3条または予算第4条の支出予算の当該科目から予算を執行いたします。  358ページをお願いいたします。  こちらは,予算の科目区分において,款以降の目単位での予定額を記載した平成31年度の予算実施計画で説明資料となります。主なものについて説明させていただきます。  収益的収入で,款1水道事業収益,項1営業収益,目1給水収益13億1,935万円は,1年間の水道料金収入で,年間有収水量を647万7,800立方メートルと見込んでおります。  目2受託事業収益4,292万3,000円は,農業集落排水事業特別会計及び公共下水道事業会計で負担する料金徴収に係る委託料分を受け入れるものでございます。  目3その他営業収益3,537万5,000円は,一般会計で負担する消火栓維持管理負担金と公共下水道事業会計で負担する量水器管理経費を含む共通の事業運営経費負担金が主なものでございます。  次に,項2営業外収益,目2受託事業収益1,612万2,000円は,水道工事にあわせて行います一般会計負担分の市道舗装工事費の収入でございます。  目3分担金収入6,404万円は,水道加入の際の加入分担金で,平成31年度はマンションの分譲を含む個人申請295件を見込んでおります。  目5長期前受金戻入の1億1,090万3,000円は,国庫補助金等の長期前受金部分の平成31年度減価償却費相当額の戻し入れによる収益化となります。  収益的支出で,款1水道事業費用,項1営業費用,目1原水及び浄水費と目2配水及び給水費は,合わせて9億4,890万2,000円です。主に受水費,浄水場運転管理委託料及び平成32年度の完了を予定している鉛製給水管の布設がえ工事や量水器交換経費,水質検査委託料など,水道使用者に対して安全な水道水の安定給水に必要な直接的事業運営経費でございます。  なお,石綿セメント管更新事業及びアセットマネジメントの策定が平成30年度に完了することに伴い,平成31年度は,配水及び給水費において,新たに,老朽管更新計画策定委託料1,023万円を計上しました。  359ページの目4総係費1億6,265万9,000円は,職員人件費,上下水道料金徴収委託料及び電気料のほか,先ほどご説明しました上下水道事務所の車庫等の塗装修繕費を計上しております。  目5減価償却費は,3億5,208万5,000円を予定しています。  項2営業外費用の目2受託事業費1,612万2,000円は,給配水管布設工事にあわせて行う一般会計負担の道路舗装工事費です。  360ページをお願いいたします。資本的収入及び支出となります。  上段の表,款1資本的収入につきましては,一般会計が負担する児童手当給付補助金となります。  下段の表,款1資本的支出の項1建設改良費,目1,上水道建設費3億428万6,000円は,主に都市計画道路坂町清水線の整備にあわせて行います配水管布設工事,老朽化した配水管布設がえ工事及び,先ほどご説明しました次亜塩素注入施設の改築更新工事でございます。  項2企業債償還金の530万9,000円は,平成7年度から平成12年度までに借り入れた企業債の元金償還金でございます。平成31年度末の元金の未償還残高は3,974万4,000円を予定しております。  361ページから366ページまでが給与明細書,債務負担行為に関する調書となっております。  なお,368ページから374ページまでが企業会計特有のもので,財政状態を示した平成31年度末と平成30年度末の予定貸借対照表,平成30年度の予定損益計算書及び平成31年度の予定キャッシュフロー計算書となっております。  375ページ以降は予算明細書となっており,主なものにつきましては,先ほど実施計画書のところで説明をさせていただきましたので,省略をさせていただきます。  なお,平成31年度の予定損益計算書につきましては,予算説明書234ページに記載をしました。損益計算書は1年間の経営成績をあらわす決算書であるため,予算書には記載しないことから,参考として予算説明書に記載したものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○末村 委員長  ありがとうございます。以上で説明が終わりました。  質疑をお願いします。
     山田委員だけでよろしいですか。  では,山田委員どうぞ。 ◆山田美枝子 委員  説明書の201ページの深井戸の写真があるんですけれども,借地している井戸施設を撤去するため,業務委託により実施設計を行うと書いてあるんですけれども,この借地している井戸というのは7カ所全部,借地なのでしょうか。  それから,その実施設計というのは,実際にどこの設計会社がやるのかを伺います。 ○末村 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  ご説明いたします。  今回撤去を行う井戸なんですけれども,こちらの業者さんは,31年度の予算が決定してからじゃないと入札等を行えませんので,まだ未定でございます。  今回の撤去の設計委託料は,浄水場にも1カ所ありますので,それを除いた6カ所分,こちらの撤去について検討を行うものとなっています。  以上です。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  じゃあ,全部借地にあるということですか。 ○末村 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  先ほどご説明したとおり,1カ所は上下水道事務所内にありますので6カ所となります。 ◆山田美枝子 委員  済みません,ありがとうございました。 ○末村 委員長  では,質疑を終結します。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  討論なしと認めます。  これから議案第40号を採決します。  本案に賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○末村 委員長  挙手多数です。よって,議案第40号は原案のとおり可決されました。  次に,議案第41号 平成31年度守谷市公共下水道事業会計予算の審査に入ります。  上下水道事務所長から内容の説明をお願いします。  長田所長。 ◎長田 上下水道事務所長  議案第41号 平成31年度守谷市公共下水道事業会計予算につきまして,説明させていただきます。  予算書の385ページをお願いいたします。  初めに,第2条から説明させていただきます。  平成31年度の業務の予定量は,年度末の水洗便所設置戸数は2万7,030戸,年間の総処理水量は1,244万3,500立方メートル,1日当たりの平均処理水量は3万3,990立方メートルを見込んでおります。  主要な建設改良事業は,整備申請に基づく新たな汚水管布設工事や汚水管布設がえ工事が主なもので,1億4,185万8,000円を予定しております。  次に,第3条の収益的収入及び支出は,事業経営に関する予算となっております。  収入で,第1款の下水道事業収益は,対前年度3,944万3,000円増の20億7,344万3,000円を予定しております。  第1項の営業収益は,対前年度1,928万3,000円増の15億6,760万3,000円で,主に下水道使用料収入でございます。  第2項の営業外収益は,対前年度2,016万増の5億583万7,000円を予定し,主に国庫補助金と長期前受金戻入でございます。  支出で,第1款の下水道事業費用は,対前年度3,152万8,000円増の19億1,514万7,000円を予定しております。  第1項の営業費用は,対前年度4,074万6,000円増の17億7,387万1,000円で,主に農業集落排水処理場を含む守谷浄化センター及びポンプ場施設の運転管理並びに管路施設を含む下水道施設の維持管理に要する包括管理委託料,さらに減価償却費です。  第2項の営業外費用は,対前年度921万8,000円減の1億3,784万2,000円で,主に未償還の企業債に対する支払い利息と消費税でございます。  386ページをお願いいたします。  第4条の資本的収入及び支出は,施設や設備等の整備拡張等に要する建設改良費及びこれら建設改良に要する資金として繰り出し基準に基づく他会計負担金,一般貸付金返還金,受益者負担金など及び企業債の元金償還に関する予算でございます。  収入で,第1款の資本的収入は,対前年度8,206万1,000円増の1億1,288万1,000円を予定しております。  第1項の他会計負担金は,対前年度35万円増の1,708万円で,主に下水道会計での雨水幹線整備費等の立てかえ払いに対する一般会計からの管渠整備資本費負担金でございます。  そのほか,第2項は児童手当給付に対する一般会計支出の他会計補助金,第3項は土地開発公社への貸し付けに係る返還金,第4項は新たな下水道利用に伴う受益者負担金でございます。  支出で,第1款の資本的支出は,対前年度3,726万2,000円減の6億6,699万8,000円を予定しております。  第1項の建設改良費は,対前年度1,564万4,000円減の1億4,248万2,000円で,都市計画道路坂町清水線や整備申請に基づく新たな汚水管布設工事及び汚水管布設がえ工事が主なものでございます。  第2項の企業債償還金2億7,811万6,000円は,企業債の元金償還金でございます。  なお,資本的収支に対して不足する額5億5,411万7,000円は,積立金9,377万9,000円,過年度分損益勘定留保資金4億5,140万円及び当年度分消費税資本的収支調整額893万8,000円で補填する予定でございます。  387ページをお願いいたします。  第8条の棚卸資産の購入限度額は2,200万円で,主にマンホールの鉄ぶたを予定しております。  388ページをお願いいたします。  こちらは,目単位での予定額を記載した平成31年度の予算実施計画で,説明資料でございます。主なものについて説明させていただきます。  収益的収入で,款1下水道事業収益,項1営業収益,目1下水道使用料は,1年間の下水道使用料収入15億1,717万7,000円で,汚水処理水量の増加により2,096万9,000円の増額を見込んでおります。また,年間の有収処理水量は1,057万6,960立方メートルを見込んでおります。  目2雨水処理負担金2,950万円は,主に汚水管渠の維持管理費で一般会計からの負担金です。  目3委託事業収益2,029万5,000円は,主に上下水道包括管理委託による農業集落排水処理施設の維持管理経費に対する農業集落排水事業特別会計からの負担金でございます。  項2営業外収益,目3国庫補助金2,552万円は,ストックマネジメント計画,総合地震対策計画及び汚水処理事業広域化・共同化検討等の策定業務の国庫補助事業によるものでございます。  目4他会計負担金は,主に雨水幹線整備に要する事業資金として借り入れた企業債の支払い利息等に対する一般会計からの負担金でございます。  目6長期前受金戻入4億6,168万5,000円は,水道事業会計と同様に,償却資産のうち国国庫補助金等長期前受金部分の平成31年度の減価償却費相当額の戻し入れによる収益化となります。  収益的支出で,款1下水道事業費用は,項1営業費用のうち,389ページの目1管渠費,目2ポンプ場費,目3浄化センター費を合わせて6億7,952万7,000円は,浄化センターの運転管理を含むポンプ場管路施設等の包括管理委託など維持管理経費が主なものでございます。  目4受託事業費2,029万5,000円は,上下水道包括管理委託により行う農業集落排水処理施設の運転管理及び維持管理に係る経費でございます。  目5総係費1億7,806万3,000円は,主に職員人件費及び下水道使用料徴収委託料並びに汚水処理事業広域化・共同化検討委託料などを計上しました。汚水処理事業の広域化・共同化の検討につきましては,全国的に課題となっています人口減少や老朽化施設の増加による更新費用の増加に対応するため,近隣事業体との広域化や共通する事業の共同化,農業集落排水事業と下水道事業の共同化について検討するように国からの要請を受けて検討する業務で,1,217万7,000円を計上いたしました。  目6減価償却費は8億8,799万8,000円を予定しています。  項2営業外費用,目1支払い利息6,510万8,000円は,平成元年度から平成19年度までに借り入れた企業債に対する利息の支払いでございます。  390ページをお願いいたします。  資本的収入で,款1資本的収入,項1他会計負担金1,708万円は,先ほどご説明したとおり,主に雨水幹線整備費の下水道会計で立てかえ払いに対する一般会計からの管渠整備資本費負担金でございます。  項3一般貸付金返還金8,050万円は,都市計画道路坂町清水線整備事業に伴い,守谷市土地開発公社に貸し付けた用地取得資金の返還金でございます。  項4受益者負担金1,528万円は,新たな土地利用に伴い,下水道使用者となる受益者からの負担金です。  資本的支出で,款1資本的支出,項1建設改良費,目1下水道建設費1億4,185万8,000円は,先ほどご説明したとおり,都市計画道路坂町清水線や整備申請に基づく新たな汚水管布設工事及び汚水管布設がえ工事が主なものでございます。  項2企業債償還金2億7,811万6,000円は,平成元年度から平成19年度までに借り入れた企業債の元金償還金でございます。  項3一般貸付金2億4,640万円は,都市計画道路坂町清水線整備事業に伴い,守谷市土地開発公社からの依頼で貸し付ける用地取得資金でございます。  391ページから397ページまでは,給与費明細書,継続費に係る調書,債務負担行為に関する調書でございます。  なお,398ページから404ページまでが企業会計特有なもので,財政状態を示した平成31年度末と平成30年度末の予定貸借対照表,平成30年度の予定損益計算書及び平成31年度の予定キャッシュフロー計算書となっております。  405ページ以降は予算明細書となっており,主なものにつきましては,先ほど実施計画書のところで説明をさせていただきましたので省略をさせていただきます。  また,平成31年度の予定損益計算書につきましては,水道事業会計と同様に,参考として予算説明書235ページに記載をいたしました。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○末村 委員長  以上で説明が終わりました。  質疑をお願いします。  では,浅川委員からお願いします。 ◆浅川利夫 委員  説明書のほう209ページ,その中で受益者負担の中で,地域によってかなり負担額,平米当たり310円から,一番多いのでは780円ということになっているわけなんですけれども,これのもとになった基準って,これはどういうふうな形で決めたのか,その辺の経緯をお願いします。 ○末村 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  こちらは,整備当時の地区によって段階的に負荷金というのが変わってきます。この一番安い310円というのは,整備当初の金額で,市街地,昔の駅の周辺とか市街地のあたりを中心に整備が始まっていて,そこでの費用見合い分で面積を割って金額を出しています。  ただ,この面積で全部が当然整備を賄えるわけではございませんので,下水道使用料とかそういったものを見込んだ上で,一般の方にも受益者の負担ということで設定しているものです。その整備,整備で,その負担区ごとに単価が分かれているのは,そのときの整備費用見合い分ということでご理解いただければと思います。 ○末村 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  その時期,時期によっては,整備によって負担金が変わったということなんですけれども,当時から比べると,かなりこの守谷市全体の土地利用も変わっているので,当時から比べるとそのままこれに当てはめると公平性にどうかなというふうなことも考えられるかなと思うんですけれども,これの見直しというのが,現在というか,将来的な形での考えはあるんでしょうか。 ○末村 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  例えば,平米310円のところにお住まいの方がいて,例えばそこで新しい土地利用で家を建てるので受益者負担金が猶予されていて,新たに猶予を取り消して使えますよというときに,その人に780円を掛けるということになってしまうと,その近隣の方との整合がとれなくなりますので,あくまでも負担区というのは,そのような形で一旦設定したものを,その地区について見直すということはやっておりません。もうそこで整備は完了しているという前提ですから。たまたまそこは執行が猶予されていたと,たまたま家が建っていなくて,崖地だったり,何か家も建っていなくて使っていないという状態で猶予されていたと。ただ,使うことになったので,それを取り消して使うということになったので,そのときの費用としていただくというだけのものなので,見直すとかそういったものではございません。 ○末村 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  確かに,こうやって同じ地域に住んでいて,後で安くなった,高くなったというのは,そこに住んでいる人から比べれば,1日違いで不公平感というのはあろうかなと思うんですけれども,逆に,これを安くするということ,高い地区をもっと安く,何割か安くするとか,そういうふうな考えというのは,現在ではないんでしょうか。 ○末村 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  現時点では考えておりません。 ○末村 委員長  浅川委員。 ◆浅川利夫 委員  ありがとうございました。 ○末村 委員長  では,山田委員どうぞ。 ◆山田美枝子 委員  今の浅川委員の質問の,この表の中,みずき野が入っていないのはなぜかというのと,2点だけ,もう一つは,389ページの減価償却費8億8,799万8,000円というのは,これは最終的に,目的というのが幾らに対する何の償却費なのか教えてください。 ○末村 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  ただいま,みずき野が入っていないのはというご質問なんですけれども,みずき野を含めて区画整理で行った場所,こちらについては受益者負担金を徴収していません。  その理由としては,区画整理事業で下水道を整備していただいているので,そのかわり受益者負担金は納めてもらわないでいいということになっています。(発言する者あり)だけではありません。ほかの区画整理事業もございますし,公団もございます。
     もう一点目の質問で,減価償却費のことなんですけれども,この減価償却費というのは,一番最初に整備したとき,例えば何かをつくったときに,その年度だけで費用を捻出するというのは不合理なので,企業会計ではそれを,例えば耐用年数で割って,例えばコンクリート構造物であれば50年とかありますので,50年で割って1年当たりの費用として毎年度支出すると,そういった処理をしています。  以上です。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  これは,だから最終的に幾らに対する減価償却なんですか。何年分,50年なんですか,8億を50年間。 ○末村 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  そういった計算ではございませんで,取得額というのはもっと大きいんですね,全ての資産ですから。例えば,それを見るのには貸借対照表をちょっと見ていただきたいんですけれども,こちらの貸借対照表は,398ページをごらんいただくと固定資産というものがあります。ここで,例えば土地であれば10億ぐらい記載されていると思うんですけれども,土地というのは,減価償却というのはないので土地はそのままなんですけれども,それ以降の建物であるとか構築物,こういったものに,例えば建物であれば17億8,000万何がしと記載されています。これらを毎年度の費用で減価償却費として支出していくと,そのようなものとなっています。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  減価償却というのがいつも入っているんですけれども,これが消えることはないわけですか。 ○末村 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  最終的に耐用年数を迎えて除却するとか,そういったことがあれば,その部分についてはなくなりますけれども,全部なくなっちゃうと資産がないことになっちゃうので,物がある以上は残っていきます。 ○末村 委員長  山田委員。 ◆山田美枝子 委員  ありがとうございました。 ○末村 委員長  では,佐藤委員どうぞ。 ◆佐藤弘子 委員  一つ。今,予算説明書の中で208ページのところで,過年度損益修正損というのが出ているんですね。43万3,000円。これを見ていると,要するに貸し倒れ損失というのになっているんですけれども,貸し倒れ損失で43万2,000円もというか,相当な金額ですよね,下水道料金なんですけれども,どういう人が何人でもって貸し倒れを受けたのか,伺います。 ○末村 委員長  貸し倒れ損失は1,000円じゃないですか。 ◆佐藤弘子 委員  1,000円,貸し倒れ,修正したんだよ。間違ったんでしょう。何で間違ったの。  説明を求めています。 ○末村 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  この特別損失の過年度損益修正損なんですけれども,こちらは平成23年度から平成29年度までに調定した下水道使用料の変更額となっています。 ◆佐藤弘子 委員  変更。 ◎奥野 上下水道課長  ちょっとお待ちください。済みません。 ○末村 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  済みませんでした。こちらは,実際に何があるというわけではなくて,そのときに万が一,例えば調定した金額に申し出があって変更があったことが,事実が発生したときに予算化をするものであって,過去の実績から43万2,000円というのを出しているだけで,予定されているものではないです。何かがあったときに支出するための予算しているだけで,何かが予定されているわけでは,今,あるわけではないです。 ○末村 委員長  佐藤委員。マイク入れて発言してください。 ◆佐藤弘子 委員  予定されていないときには出ないということを言ったんですか,今。 ○末村 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  そのとおりです。予定がなければ支出は発生しません。 ○末村 委員長  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  じゃあ,この1,000円というのは何なんですか。 ○末村 委員長  奥野課長。 ◎奥野 上下水道課長  こちらも1,000円を入れているだけで,実際に何か予定されているわけではないんですけれども,何か不納欠損とか,そういったものが発生して充てなければならない費用が生じたときのための予算を計上しているだけで,今何があるというわけではないです。 ○末村 委員長  では,質疑を終結します。  これから自由討議を行います。  意見等のある委員は挙手を願います。  佐藤委員。 ◆佐藤弘子 委員  下水道会計におきましては,これだけの黒字が単年度で出ているということで,当然その利用者に還元を求めるべきだというふうに私は常々思っておりますし,市民からもそういう声をいただいております。  単年度だけでも,3億からの黒字ということでありますので,当然料金の引き下げを求める声を大にして言いたいと思います。  以上。 ○末村 委員長  ほかにご意見等がある委員は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  自由討議を終結します。  これから討論を行います。  討論ある方は挙手を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  討論なしと認めます。  これから議案第41号を採決します。  本案に賛成の委員は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○末村 委員長  挙手多数です。よって,議案第41号は原案のとおり可決されました。  以上で上下水道事務所所管の審査を終了します。ありがとうございました。  以上をもちまして,決算予算特別委員会に付託されました全議案の審査が終了しました。議決しました全議案の審査結果報告書及び委員長報告の作成につきましては,正副委員長に一任願いたいと思いますが,ご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○末村 委員長  ご異議なしと認めます。よって,そのように決定いたします。  ここで暫時休憩します。                 午後2時36分休憩          ──────────────────────                 午後2時36分開議 ○末村 委員長  休憩前に復し会議を再開します。  今定例月会議におきまして,決算予算特別委員会に付託されました議案8件の全ての審査が終了しました。  審査の終了に当たり,一言ご挨拶申し上げます。  決算予算特別委員会におきまして,3月4日の本会議で付託された平成31年度各会計予算は,本日全ての審査を終えることができました。各会計予算とも原案のとおり可決されましたが,市長以下,執行機関におかれましては,審査の過程で提起された問題点や意見,議会が行った事業評価の提言等を参考にしていただき,平成31年度の予算を執行していただきたいと思います。  ここで,市長から一言ご挨拶をお願いいたします。 ◎松丸 市長  決算予算特別委員会の閉会に当たりまして,一言ご挨拶を申し上げたいというふうに思います。  久しぶりに3日間の決算予算特別委員会というふうになりましたけれども,大変皆さん,疲労の色が隠せないのかなというように思います。この会の中で出された皆さんのいろいろな意見等々も参酌をしながら予算の執行に当たりたいというふうに思いますけれども,執行に当たる中でも,随時,皆さんの気づいた点,それから予算の執行に当たっても,それぞれある意味では監視をしていただいて,私1人では目が届きませんので,皆さんの(「38」と呼ぶ者あり)38個の目でしっかりと監視をしていただければ幸いだなというふうに思います。  3日間にわたりました皆さんのご労苦に対して敬意と感謝を申し上げ,御礼の言葉にさせていただきます。ありがとうございました。 ○末村 委員長  ありがとうございました。  それでは,執行部三役は退室していただいて結構です。                  〔執行部三役退場〕 ○末村 委員長  これをもちまして,決算予算特別委員会を閉会いたします。  大変ご苦労さまでした。                 午後2時38分閉会  委員会条例第30条第1項の規定により署名する      決算予算特別委員長  末 村 英一郎...