守谷市議会 2019-03-04
平成31年 3月定例月議会−03月04日-02号
平成31年 3月定
例月議会−03月04日-02号平成31年 3月定
例月議会
平成31年
守谷市議会
3月定
例月議会会議録 第2号
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平成31年3月4日 午前10時00分開議
─────────────────────────
1.
出席議員 19名
議長 20番 梅 木 伸 治 君 副議長 15番 高 橋 典 久 君
1番 渡 辺 大 士 君 2番 砂 川 誠 君
3番 神 宮 栄 二 君 4番 堤 茂 信 君
5番 浅 川 利 夫 君 6番 末 村 英一郎 君
7番 高 梨 隆 君 8番 渡 辺 秀 一 君
9番 長谷川 信 市 君 10番 青 木 公 達 君
12番 山 田 美枝子 君 13番 寺 田 文 彦 君
14番 高 梨 恭 子 君 16番 川 名 敏 子 君
17番 市 川 和 代 君 18番 佐 藤 弘 子 君
19番 伯耆田 富 夫 君
1.
欠席議員
以上でございます。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君)
まちづくり基本条例についてでございますけれども,今,私が常日ごろから申し上げているとおり,地方自治体というのは自立自走していかなければいけない,そういう中で,守谷市独自のあるべき姿という部分をしっかりと行政,市民,そして議会が一体となって
まちづくりを進めていくという中でのそれぞれの分担があったり,それぞれの基本的な向く方向があったりということをしっかりとうたい込んだものにしていきたいというふうに考えております。
○議長(
梅木伸治君)
都市整備部長古谷浩一君。
◎
都市整備部長(
古谷浩一君)
立地適正化計画ですが,まず
立地適正化計画の目的としましては,持続可能なまちを目的に,福祉,防災等々も取り入れた形で
土地利用の推進を図っていくというような計画になってございます。
その中では,
居住誘導区域と
都市機能誘導区域というのが定められるというような形になっていますが,守谷市はもう既に
コンパクトシティーなので,市街化区域を
居住誘導区域として考えております。
都市機能誘導区域,こちらが守谷駅周辺という形で考えておりまして,こちらを指定しますと,いろいろな施策が国の補助等も受けられるような形になりまして,民間の誘導が図られるというような形になりますので,こちらをもとに守谷駅周辺の
にぎわい,
都市機能等々を集約していきたいと思ってございます。
○議長(
梅木伸治君) よろしいですか,再質問。
神宮栄二君。
◆3番(
神宮栄二君) その守谷市の
立地適正化計画ですけれども,駅周辺には個人の地主さんが非常に多いというぐあいをお聞きしているんですけれども,この
適正化計画,守谷市の
都市計画マスタープランが制定されれば,その辺の地主さんからの土地の収用といいますか,買収ができると,それで,ある程度まとまった土地が集約化されるというぐあいに考えてよろしいんでしょうか。
○議長(
梅木伸治君)
都市整備部長古谷浩一君。
◎
都市整備部長(
古谷浩一君) こちらに関しましては,そういう民間の土地を買収して集約ができるとかというような計画ではございませんで,民間の土地,今,駐車場等々が民間でなっていて更地になっている部分があるかと思います。そういう土地に関しまして,いろいろな建物,
都市機能誘導区域で指定されたものですね,こちらについて国費等の民間に対しての
補助制度が活用できるというような,ある程度の基準というのもありますが,そういうものがあります。そういうところを紹介しながら,民間の方に,または,
土地所有者ではなくて,企業とか,そういうところが優先的にそういうところに建てていただけるというような施策というような形でご理解いただければと思います。
○議長(
梅木伸治君) ほかに質疑ありませんか。
浅川利夫君。
◆5番(
浅川利夫君) 5番浅川です。今回の
施政方針の中から一つ質問いたします。
施策の中で,
社会情勢の変化の中,時代は集権から分権,または物から心,それに成長から持続ということで,今までの成長一辺倒やりから,少し足元を見ようというような,そういうふうな施策が掲げられているのかなと思います。
そして,今,我々を取り巻く情報を的確に把握し,
SDGsや
グリーンインフラ,これは今回新しく出てきた言葉かなと思うんですけれども,そういうものを取り入れながら,誰も自分の生き方を実現できるようなまち,豊かな自然と共存していく持続可能なまちを目指すことが重要だと述べてあります。
ただ,守谷市のほうを見たときに,その自然というものがかなり毎年減少している中で,どのような形で,その自然との共存,調和を図っていくのか,また,この守谷市というものは,農地または民間の私有地,そういうものによって緑が残されている中で,強制力がないまま,このまま市が発展していく過程の中で,特に今市長が述べられました自然との共有の
まちづくりをどのような形で今後進めていくのか,考えをお願いいたします。
以上です。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) 今まで守谷市というのは,緑が多い,公園が多い,自然が豊かであるというようなところで評価をいただいております。その評価をできるだけ下げないように自然を残していかなきゃいけないなというふうに思っておりますけれども,例えば,今までは
斜面緑地を買い入れたり,借りたりということがありますけれども,拠点となるところ,全部,これ市の所有にするというわけにもいきませんので,とりあえずというか,まず野鳥のみちの一帯というのは,やはり守谷の原風景を残しておくべきだろうというふうに思っておりますので,そういうところを,例えばクラウドファンディングを利用した中で土地を買収していくとかということを,まず一義的には考えていきたいというふうに思います。
公的な部分と私の私権という部分というのは,やはり私権を侵すことはできませんので,私有地の山林であったりというところを,やはりその持ち主が利用していくということに対しての規制というのはなかなか難しいというふうに思っていますので,ある程度決められたところは残すようにしていきたいというふうに考えています。
○議長(
梅木伸治君) 次,高梨 隆君。手挙げていましたよね。
◆7番(高梨隆君) はい。
○議長(
梅木伸治君) 高梨 隆君。
◆7番(高梨隆君) 7番高梨 隆でございます。2点あります。
1点は,
施政方針の中で,
体育協会について初めて改革しようという意図だと思いますけれども,具体的に言いますと,
一般社団法人化に向け,人材の発掘や財源の確保など,自立に向けた検討を行ってまいりますという1文があります。
守谷は,龍ケ崎とかつくばなどの
スポーツ行政に関しましては,やはり
体育協会の中でも非常におくれをとっていると思っております。この内容について,説明いただきたい。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) 今,高梨 隆議員がおっしゃってくれたように,やはり
体育協会というのも,自立自走していくような体制を整えなければいけないと。そのためには,やはり自分のところで,例えば寄附金を集めたり,基金をつくったりというようなことが必要だろうというふうに思っておりますし,そのための手段としては,やはり
一般社団化であったり,団体としてきちっと認知されるような形にしていくことが必要だというふうに認識していますので,こういう文章を書かせていただきました。
○議長(
梅木伸治君) 高梨 隆君。
◆7番(高梨隆君) よくわかりました。非常にいいことだと思っております。
2点目は,非常に時流に即したということで,急にありましたけれども,私驚きましたけれども,
オリンピックに合わせて,西アフリカの
ニジェール共和国の関係者との交流を目指すということで,予算は何と
体育協会の
年間予算190万の約3倍ぐらいに当たる予算を計上しているようですが,このいきさつについてご説明いただきたい。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君)
オリンピックというのは,高梨 隆議員も多分,十四,五歳のころかな,最初の
東京オリンピックを体験なされているんだと思いますけれども,やはり
オリンピックというのは当時,一生に一度しか見られないからというようなことも言われていたものが,今回せっかく
オリンピックが東京で開かれる,日本で開かれるということにおいては,守谷も何とか
オリンピック旗を掲げられるような環境をつくりたいなというふうに思っておりますし,これは毎年やることでは当然ありませんので,そういう思い出をきちっと,例えば
子供たちであったり,今守谷に住まわれている住民の方だったりという人たちに喜んでもらう,また誇りを持ってもらうというような
意味合いからして,私は
ニジェールの国を招聘したいと。
ニジェールは,ご存じのように守谷市と縁がありますので,規模的にもそんなにお金がかからないというところもありますので,先進国の例えばドイツであるとか,いろいろなところを県内でも誘致をしておりますけれども,規模的にいうと数千万以上かかるというようなことも聞いておりますので,規模的に我々が今できるところは
オリンピック旗を掲げられる自治体であるということから,このような形をとらせていただいております。
◆18番(
佐藤弘子君) 関連。
○議長(
梅木伸治君)
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) 18番の
佐藤弘子です。
ただいまの
市長答弁の中に,
オリンピックということを主に言っていらっしゃるようでございますけれども,
ニジェールそのものには,今,数字まで出ましたね,数千万ということですけれども,具体的にどういう支援をするとか考えがあるのか,あるいは,
オリンピックということでありますから,その国の選手の方々が練習をするというような場所の提供というのは全国の中にもあります。そういう具体的なものであってほしいというふうに思うんですけれども,その数字を含めた,どういう支援なのかをもう一度伺います。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) お話をよく聞いていただきたいんですが,ドイツであるとか,そういう大きいところだと数千万かかってしまうと。うちの場合は三百数十万だったのかな,その程度で
オリンピック旗を掲げられる自治体でありたいというような意味で申し上げました。
ニジェールは,今のところ確定はしておりませんけれども,来られる人が5人から10人,今「いだてん」を見ておられるかどうかはわかりませんけれども,やはりそんなに豊かではないので,そんなに選手団を派遣できないというようなことで5人から10人程度であろうというようなことで,詳細についてはこれからの調整になりますけれども,何かテコンドーの選手が非常に強いんだというようなことも聞いておりますが,その練習をどうするかとか,その
対戦相手をどうするかという詳細については,まだ決まっておりません。
ですから,これから,ことし,来年度に向けて,
ニジェールとの
やりとりをしながら進めていきたいというふうに思っております。ですから,今のところは,
やりとりはしているけれども,正式な決定には至っていないという現状でございます。
○議長(
梅木伸治君) ほかに質疑ありませんか。
2列目は,どなたかいませんか,2列目の方で。
青木公達君と
山田美枝子君と
高梨恭子君だね。
質疑のときには挙手というのは当然ですから,議員として当たり前のことでございます。ご理解いただければと思います。
2列目,
青木公達君,お願いします。
◆10番(
青木公達君) それでは,10番の青木です。
大きく分けて二つ,今
ニジェールが出たから一つで結構です。ただ,中で二つに分かれます。
1ページに,市政を,これから運営から経営に変えたいと,それとともに,成長から持続へ持っていくだという言葉が書かれていますけれども,これは非常に多分,
松丸市政の根幹,理念だと思います。というのは,市長が,
松丸市政が発足してから,経営という言葉は盛んに出ておりますので再度お尋ねしたいのですが,まず最初に,この市政の運営から市政の経営に持ってくるというこの経営という言葉は,
企業経営という言葉と同意だと思ってよろしいのでしょうか,わかりやすい言葉でご説明願いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) 行政というのは,どちらかというと,今まで,入ってくるものを待っていて,入ってきたもので
行政サービスをしているというようなことで,どちらかというと,入りの部分をふやしていくということに対して非常に希薄だったのかなというような気がしています。そういう中では,やはりこれから
財源不足,財政的には非常に税収が減っていくという中で,税収の源を新たにつくっていくということが大切なんだろうというふうに思っています。
そういう意味では,どちらかというと,今までのような運営ということよりも,やはり財源を積極的に活用というか,財源を生み出していくとか,つくっていくという意味からいって,今までのように,ただ待ちではいけない,積極的に財源をつくっていくという意味からいうと,どちらかというと,民間の経営的な
意味合いを取り入れていかなければいけないという意味からいって,私はここでは経営という言葉を使わせていただきました。
○議長(
梅木伸治君)
青木公達君。
◆10番(
青木公達君) じゃあ,それでは次に,行政の成長から持続という言葉を使っていますが,行政の成長とはどういう意味を含んでいるのか,教えてください。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) 戦後,日本の経済というのは当然拡大してまいりました。例えば,GNP,GDPにしても,やはり拡大をしていくことがいいことだというふうにされてきましたけれども,もう既に,その成長していく,拡大していくということには陰りが見えてきているというのが,今の日本全体,特に自治体の
行政サービスをどうするかということも含めると,もう成長というよりも今の現状を持続していくというところに力点を置くべきだろうというふうに思っておりますし,この後に出てくるような
SDGsというような言葉も出てきますけれども,やはり持続可能な安定したものにしていくという概念が必要なんだろうというふうに思って,こういう言葉を書かせていただきました。
○議長(
梅木伸治君)
青木公達君。
◆10番(
青木公達君) そうしますと,経営という言葉に関しては,財政的に,特に歳入に関して積極的にいろいろ試みていくんだということ,それから成長から持続に関しては,
サービス面で,これからの世の中は
サービスをいかに持続していくかがその中心のテーマになっていくんだということというふうに理解してよろしいでしょうか。
成長から持続に関しては,これから
サービスを拡大していくのではなくて,いかにそこの中で
サービスを持続していくかを中心に考えていくんだと,そういう理解でよろしいでしょうか。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) おっしゃるとおりだというふうに思っておりますし,そういう意味で,今,
まちづくり協議会を各地域ごとにつくらせていただいております。それは,その地域に合った,また,できるだけ小さい単位の市民の皆さんのご意向に沿うような
行政サービスを,行政とともに,やはり市民と一緒に
サービスをしていくというような形のつくっていくということも必要なんだろうというふうに思っておりますし,今,
青木議員がおっしゃったように,
行政サービスを低下させないということが持続ということだろうというふうに思っています。
○議長(
梅木伸治君)
青木公達君。
◆10番(
青木公達君) これを最後にしますけれども,経営の中には,歳入ということも大事でしょうけれども,
サービスの
取捨選択ということも非常に大事な経営の一つだと思うんですけれども,その
取捨選択に関してどういうふうにお考えをお持ちか,聞きたいと思います。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君)
サービスの
取捨選択という部分においては,当然,
行政評価であったり,
事務事業評価であったりという外部のみなさん,市民の皆さんからいただいたご意見,また議会でされている事業仕分け等々もあろうかというふうに思います。そういうものを参酌しながら,
サービスというのを
取捨選択していきたいというふうに思っています。
○議長(
梅木伸治君) いいですか。
青木公達君。
◆10番(
青木公達君) 最後と言いましたけれども,ちょっともう一件,今の答弁の中で。
当然,
取捨選択を行うためには,行政のほうでいろいろ考えて
取捨選択をやっていかなくちゃいけないと思うんですけれども,その辺のところはどういうふうにお考えでしょうか。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) 行政が
取捨選択するという部分というのは,私は,行政というのは常に開かれていなければいけないし,そういう意味ではガバナンスという部分も必要でしょうし,そういう中で,市民の皆さんのやはりご意向等々をしっかりと聞いた中で,その
サービスがどうあるかということは決めていかなきゃいけないというふうに思いますけれども,行政だけで物事を,これはやる,これはやらないというふうに決めるのは,私はいかがなものかなというふうに思っています。
○議長(
梅木伸治君) よろしいですか。
◆10番(
青木公達君) やめます。
○議長(
梅木伸治君) 次,
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) 議席番号12番,日本共産党の
山田美枝子です。
1期目の市長,いよいよ4年最後の年になられて,意欲的な15ページの
施政方針に対して七つほど質問がありますので,一問一答でお願いしてよろしいでしょうか。
○議長(
梅木伸治君) はい。
◆12番(
山田美枝子君) では,最初の質問なんですけれども,私は,この文章おかしいんじゃないかと思ったんですけれども,1ページ目の人口から人間へって,こういう言い方,普通は人工というと,人のつくるという漢字で工なんですけれども,この人口というのは人間の数ですよね。それから人間へという,この意味がちょっととれなかったので,市長のお考えをお聞きします。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) 人口がふえる,人口が減るという,ある意味では数だと思うんですね,人口という言い方というのは。だけれども,もう時代は大きく変わっていて,やはり一人一人の人間の尊厳という部分をしっかり捉えていく時代に入っているんだろうというふうに思っておりますし,ですから一概に,人口がふえたから,人口が減ったからという価値観で物事を判断すべきではない,人間一人一人が幸せな生活ができているかどうかというところに行政も目を向けていかなければいけないというふうな意味からして,私は,今まで人口がふえた,減ったということじゃなくて,一人一人の人間の尊厳を大切にするような社会にしていきたい,守谷市にしていきたいという意味からいって,考え方を,やはりマスから一人一人へという思いで,この言葉を書かせていただきました。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) というと,一番足らなかった面じゃないかと思うんですけれども,松丸市長に。人間としての個を捉えるという意味でね。要するに,王国という言葉を使いながら,子供のため,お年寄りのためにどういう予算を配分しているかというと,今のところ全くそういう誠意を感じられないという印象を受けています。
じゃあ,二つ目に入らせていただきます。
6ページに保育
サービスで,遊ぶ育,遊育という面から事業を検討してまいりますと。この遊育というのは具体的にどんなことなのか,教えてください。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) この言葉も非常に,もしかしたら新しい概念に当たるのかというふうに思いますけれども,市長会で昨年,天童市のほうに行かせていただきました。当然雪深いところですから,室内で
子供たちを遊ばせる施設に行きました。そこには,鉄でできた,要するにパイプが張り出したような,木のかわりになるようなものがあったり,それから網目のネットがあったりというようなことで,そこで館長さんとお話をしている中で,いや,こんなのを登らせて大きなけがしないのと聞いたら,いや,子供は,自分の能力をしっかりと自覚していると,だから親が口をつけなければ大きなけがをすることはないんですよというようなことも言われました。
現実,例えば皆さんも子育てした中で,小さい子供が階段をおりるときに,ほとんど多分,頭からおりる子供はいないんだと思うんですよ。それは,教えていなくても多分,足からおりるというようなことがあるんだと思うんです。ですから,そういう本質的な人間の持った能力という部分をしっかりと生かしていくということからして,やはりそれは遊びの中から生まれるんだよということもありました。
その後,筑波大学の先生の講演会を伺った際にも,やはり余り小さいうちから一つのことだけをさせてしまうと,別の能力が退化してしまうというようなことも聞きました。ですから,できるだけ自由に,できるだけ自然の中で,自分の体を自由に使った遊び場というような部分をできればというか,そういう教育も含めてしていきたいなというふうに思っています。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) 一番懸念しているのは,ちょっと前になりますけれども,市内の各公園に,要するに,何ていうのかしら,
子供たちが遊べる遊具というか,大きなものがぼんといきなり配置されて,そのお金の使い方がどうなっているのかと市民から大分質問されたんですけれども,そういう宛てがいぶちみたいな遊具の配置の仕方というのが,この遊育という面から事業を検討という,そういうようなお金の使い方を考えているのかをちょっと懸念するんですけれども,いかがですか。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) 基本的に,例えば,お母さんたちに対する講演会であったり,正しい今のスポーツ科学にのっとった形の体の発達であったりということも含め,また逆に,遊具をつくるということではなくて,できれば自然の中で自然に学んで遊んでいくというようなことが望ましいんだろうというふうに思っておりますので,天童市に行ったみたいに,この辺は雪が降るわけではないので,冬でも夏でも,ある意味では,そういう少しの,もしかしたらちょっと危険だなと思うようなものはつくるかもわかりませんけれども,例えば綱渡りするとか,そういうことはあるかもわかりませんけれども,そういう意味では,お金をいっぱいかけて何かをつくるということではなくて,もっと講演会であったりということで一人一人の意識を変えていくということが大切なんだろうなというふうに思っています。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) じゃあ,三つ目に移ります。
その下の二つ下の段落なんですけれども,障がい福祉の推進なんですけれども,最後に,各種障がい福祉
サービスを提供してまいりますと,その各種障がいというのはどういう意味なのか,お尋ねします。
○議長(
梅木伸治君)
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(堀浩君) お答えをさせていただきたいと思います。
現在,障がい者の福祉
サービスにつきましては,特に放課後の
サービスなどが多くなっている状況です。こちらにつきましても,数ということではなくて質ということに確認をさせていただきながら,
サービスのほうを確認させていただきながら,さまざまな方への
サービスを提供していくということが,まず一つでございます。
今回,障がい者の方,精神障がいの
医療の関係の控除が拡大になったりといったことも含めまして,
サービスの拡大に努めてまいりますといったことを含んでおります。
以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) 今,精神障がい,発達障がいというお子さんがとてもふえてきて,ある種グレーゾーンにいるお子さんが多いと思うんですけれども,具体的に何か,その
サービスの内容というのがあるんですか,その各種障がい福祉
サービスを提供となっていますけれども,その提供の部分でどういうのが具体的にあるのかなと思いまして。
○議長(
梅木伸治君)
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(堀浩君) 既存の
サービスを確認させていただきながら,確実に進めてまいりたいと考えております。
以上です。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) 余り深みのないお答えだったんですけれども,次の4番目に移ります。
8ページなんですけれども,私,共産党の議員団として,今期,小学校をいろいろ回っていたんですけれども,大変,先生方の数が足りない状態に今なっていて,この8ページだと思うんですけれども,校務支援システムを本稼働することにより,教職員の事務に関する負担軽減を図り,児童生徒と向き合う時間を確保し,さらなる教育の向上と。
校務支援システムというのがとても大事だと思うんですけれども,これは具体的に,教務以外で煩わされている先生の仕事を助けるために,事務員の増加とかそのようなことを考えているのか,お聞きします。
○議長(
梅木伸治君) 答弁は
教育部長ですか。
◎
教育部長(山崎浩行君) はい,ちょっとお待ちください。
○議長(
梅木伸治君)
教育部長山崎浩行君。
◎
教育部長(山崎浩行君) 済みません,お待たせしました。
教育部長の山崎です。
校務支援システムの具体的な内容ということでご質問でございますが,具体的には,学籍管理,出欠管理,成績管理,学習者情報記録,時数管理ですね,週の時数管理,時間割りですね。時数管理というのは時間割のことをいいます。あと,保健管理,学校日誌の管理ですね。それと,市役所でも使用しているようなグループウエアのというような内容となっております。
以上です。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) そうしますと,先生方は実際,今の現実に物すごく厳しい状態があるらしいんですけれども,事務員の増員というような面からは全然考えていないということですか。
○議長(
梅木伸治君)
教育部長山崎浩行君。
◎
教育部長(山崎浩行君) 事務員の増員ということではなくて,現在,事務の共同実施という形で事務の軽減を図ることを今考えて進めております。
以上です。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) 本当に大変な実態が,ちょっと今,目にしたものですから,よりこの校務支援システムは充実してほしいなと思います。
では次,5番目の質問になります。
9ページになりますけれども,図書館につきまして,今度直営に戻しますけれども,中央図書館との連携で読書センター,学習センター,情報センターとしての機能強化に努めてまいりますと。このセンターと言う以上,職員を配置して増員につながるのかなと思ったんですけれども,このセンターというのを具体的にお示しください。
○議長(
梅木伸治君)
教育部次長飯塚哲夫君。
◎
教育部次長(飯塚哲夫君)
教育部次長の飯塚です。お答えします。
このセンターという言葉につきましては,学校図書館を読書の活動の拠点,そういったものにしていきたいと,同じように,学習する上でのいろいろな情報を提供しながら学習の拠点としても使う,また,さまざまな情報発信,こういったものを行っていく,その基地というような
意味合い,そういったものを同じ言葉,センターというような形で表現させていただいているということで,
子供たちの読書環境の充実,学習環境の充実,こういったものをしていきたいということでセンターという名前を使わせていただいております。
以上です。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) じゃあ,センター,センターと羅列していますけれども,別にセンターという窓口をつくるわけでも担当課をつくるわけでもないということですか。
○議長(
梅木伸治君)
教育部次長飯塚哲夫君。
◎
教育部次長(飯塚哲夫君) お答えします。
窓口とかそういうもの,特殊なものをつくるということではなくて,今現在の学校図書館,学校施設の中の一つになりますが,そちらを充実させるということで,基本的には配置する学校司書の方々,こういった者の勤務時間ですとか勤務日数,こういったものをふやしながら充実させていくと,そのような考えでございます。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) 九つの学校に訪問して全部図書館を見てまいりましたけれども,いらっしゃる学校司書の方によって,大分個性が,それぞれの学校図書室の個性が違うなと思ったんですけれども,こういういかにも何かありそうなセンター,センター,センターという羅列は,それだけ具体性がないならやめていただきたいなと思いました。
では,6番目の質問に移ります。
11ページなんですけれども,エクスプレスに関して,私は一般質問でもこの後やるんですけれども,やはり第三セクターの仕事でつくられた鉄道なので,もちろん私たちの税金も入っているわけで,今回,新聞記事でも値下げの要求が出ていて,本来,市長に頼むべきものではないというのは百も承知なんですけれども,市長の考えとして,守谷で7時台に乗って通勤通学者が物すごい数いるわけで,通勤定期券の値下げ,もちろん通学定期というのが一番喫緊の課題なんですけれども,その沿線自治体の方と首長と一緒に交渉はしていらっしゃると思うんですけれども,より強い交渉の仕方というのをやはり考えていくべき,要するに,北朝鮮の拉致の問題じゃないんですけれども,実際に困っている人が物すごくいるということを考えて,どういう情熱で市長が臨んでいらっしゃるかを確認したいと思います。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君の質疑の途中でございますが,その前センターについての関連の質問ということで挙手がありましたので,川名敏子君の発言を認めます。
◆16番(川名敏子君) ありがとうございます。話の途中で大変申しわけありません。
先ほどの中央図書館との連携強化で学校図書館を活用していくということで,こういったセンターの
意味合いを持たせるというふうにお受けいたしました。
これは,学校の生徒だけのためのものなのか,それとも,市民も中央図書館の司書として,学校図書館等もこのようなセンターの
意味合いで活用していくことができるのか,その1点の確認をお願いいたします。
○議長(
梅木伸治君)
教育部次長飯塚哲夫君。
◎
教育部次長(飯塚哲夫君) お答えします。
市民も学校図書館を使えるのか,そのようなことの
意味合いでよろしいでしょうか。
基本的には,学校図書館といいますのは学校長の管理下にある施設になります。それを市民が一緒に使えるかどうかということに関しましては,それぞれの学校長の考え方等もあると思いますので,今後検討する課題であるかなというふうに思っております。
以上です。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君の質疑を続けます。
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) TXの特に学生の学割については,沿線自治体で何度となくというか,今週もTX本社のほうに伺ってお願いをしてくるわけなんですが,これは,沿線自治体が今まさに子育て世代が多く住んでいる,東京の小中高にも通わせたりする方が多いという中においては,やはり少なくとも学割の値下げということに対しては強く要望をしております。
ただ一方で,山田議員がおっしゃったように,各自治体は株主でもあるわけですよね。そうすると,その株主として,じゃあ経営を圧迫するようなことを逆にした場合にどうなるんだということもありますので,やはり経営環境,経営状況の数字を見た中で,可能な限りの要望はしますけれども,赤字になってまでということはなかなか難しい部分があるんだろうというふうに思いますので,そのバランスを考えながら,いろいろな今後の投資等々に関しても見守っていきたいというふうに思っております。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) 市長のお言葉を返すようですけれども,赤字になるという言葉は,今は夢のような,逆に,借金はありますよ,だけれども,開業以来,驚くような黒字で続いているエクスプレスですから,その辺の要望はして当然かなとは思います。
では,最後の質問にします。
◆3番(
神宮栄二君) 関連。
○議長(
梅木伸治君)
神宮栄二君。
◆3番(
神宮栄二君) 3番神宮です。
守谷市には,現在,高校と言われるものは守谷高校しかありません。守谷市に在住の高校生が守谷市に通う確率的に,約1学年につき650人から700人,3学年合わせて約2,000人,その
子供たちが守谷市外へどのような方法で通学されているか,教育部のほうで把握されておりますでしょうか。それが全部全て家庭の負担になっているわけです。
守谷市には,人口7万近くになろうとしているのに,いまだに高校1校しかないという現状を,あわせてどのようにお感じになっておられるか,ご意見をお聞かせ願いたい。
○議長(
梅木伸治君) 教育長町田 香君。
◎教育長(町田香君) それでは,お答えをさせていただきます。
1番目のどのような方法で通学をしているかということですが,こうしたことについて詳細なデータはございません。
それから,二つ目の高校の新設ですけれども,これは県のほうの管轄になります。そして現在,学校の統廃合も含めて高等学校,学校を減らしている状況にあります。それは,倍率が上がらない,あるいは,定員割れの学校がたくさん出てきている,そういう現実もあると思いますが,現状,新しい学校をつくっていくということに関しては非常に難しい点があるのかな,これは私どもの管轄ではありません,県のほうの管轄ですので,意見として申し上げれば,そのような形で現状は難しいだろうなという,そういう思いは持っているところであります。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) 七つ目の最後の質問です。同じ11ページなんですけれども,上水道に関してなんですけれども,2020年度の県水受水への転換に合わせ,老朽化した塩素注入設備を更新しますというのはわかるんですけれども,2020年にも県水が100%になってしまうと。これまで,守谷は七つの井戸からの水とのブレンドであったと,その七つの井戸の重要性というのは,やはり大震災のときでも守谷は断水しなくて済んだと,井戸のおかげということなんですけれども,県水受水と同時に,この七つの井戸は,その災害用にとっておくというようなお考えはあるのかを確認したいと思います。
○議長(
梅木伸治君)
上下水道事務所長長田 誠君。
◎
上下水道事務所長(長田誠君) お答えいたします。
災害時についての水道についてどう対応するのかというご質問でございますけれども,守谷市の井戸から浄水施設までつなぐ管につきましては耐震化がされてございません。それに対して,県のほうの受水のほうの管につきましては,もう既に耐震化が完了されております。ですから,災害があったときということに関しますと,県水のほうが確実に受水が可能だということの判断でございます。
以上でございます。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) そのご説明,ちょっとにわかに信じがたいのは,要するに県水というのは長距離来るわけですよね。そうすると,広域にわたる災害になったときに,やはり地元に井戸があるということのほうが現実的に重要なんじゃないかなと思うんですけれども,その辺のお考えはどうですか。
○議長(
梅木伸治君)
上下水道事務所長長田 誠君。
◎
上下水道事務所長(長田誠君) お答えいたします。
ただいま申し上げましたように,今,水道事務所のあります浄水施設と,あと先ほど申し上げました市内の井戸から浄化センターまで来ております管につきましては,耐震化がまだされておりません。ですから,災害時には,それらの管が破損するおそれがございます。
それに対しまして,県の,これは取手のほうから水が来ておりますけれども,そちらのほうの管につきましては,既に二重化と言いまして耐震化がされておりまして,なおかつ,取手のほうの施設につきましても耐震化が済んでおります。
ですから,大地震とかあった場合,可能性としましては,市にある施設のほうが壊れる可能性が高いということでございます。
以上でございます。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) 3度目なので,これで。七つの井戸は完全にもう塞いでしまうということなんでしょうか。
○議長(
梅木伸治君)
上下水道事務所長長田 誠君。
◎
上下水道事務所長(長田誠君) 全て塞いでしまうかどうかにつきましては,まだ,これから検討するというところでございます。
以上でございます。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君。
◆12番(
山田美枝子君) 終わりますけれども,もうぜひ検討して残していただきたいと思います。
以上です。
○議長(
梅木伸治君) 次,
高梨恭子君,お願いします。
◆14番(
高梨恭子君) 挙げていないです。
○議長(
梅木伸治君) 手挙げていない。
◆14番(
高梨恭子君) はい。
○議長(
梅木伸治君) 川名敏子君。
◆16番(川名敏子君) 2点お聞きします。今回の
施政方針の中に新しい言葉がたくさん出てきておりまして,意欲を感じるところですが,その中の2点について伺いたいと思います。1点目は,
SDGsについてでございます。2点目は,スマートインターチェンジについてでございます。
最初の1点目,
SDGsのところですが,2ページのところに詳しくいただいておりまして,私たちは取り巻く状況を的確に把握し,
SDGsや
グリーンインフラなどの新しい概念や価値観を取り入れた新しいビジョンを描き,新たな行政手法にチャレンジするということで,ここは大変期待するところなんですけれども,まだまだこれから具体的なことは検討されていくのだとは思いますが,いつから,どのような形でこれらを浸透させ,また行政の各事業に反映させていくのか,まず職員,市民,また教育関係者にどのようにこの
SDGsの誰ひとり取り残さない施策について浸透させていくのか,具体的な策がございましたら,ぜひ教えていただきたいと思います。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君)
SDGsという新しい概念,概念としてはまとまった形で新しいんだというふうに思っていますけれども,もともとやはり行政であったり政治の役割というのは,一人一人を当然取り残さないというようなことをきちっと把握した上で
行政サービスが行われているんだろうというふうに思います。
ですから,その新しい概念を,逆に今行われている
行政サービスとどういうふうに結合させるというか,していくかということは,先般の12月の一般質問の中でもありましたように,やはり
SDGsをローカライズして,じゃあ市として,市という単位の中でどうあるべきかということを詳細に詰めていかないとなかなか難しい,漠然としたものになってしまうんだろうというふうに思いますし,その概念自体は,やはり国連を中心として世界各国,また,国を越えてしていかなきゃいけないという大きな理想,目標でもありますので,それらをローカライズして,じゃあ守谷市というところでどうなのかということは,ある意味で,先ほど質問がありましたように,
まちづくり基本条例等々の中にそういうことがもし盛り込められたらいいかなというふうには思っております。
○議長(
梅木伸治君) 川名敏子君。
◆16番(川名敏子君) お考えはよくわかりました。ぜひ具体的に,全ての市民,全ての教育者がそのことを意識して取り組んでいけるよう,皆様にお伝えしていくことを希望いたします。
2番目のスマートインターについてですが,それについては,かつてよりお話,私どものほうからもしてきたわけですが,なかなか当市だけでできることではないので進捗状況が見られないところでしたが,今回の最後のほうにも出てまいりますが,守谷市の大野地区の土地改良の件とあわせて,そこの地域の必要性ということからも鑑みて,このスマートインターチェンジ,守谷の
サービスエリアから出られるような形にするスマートインターチェンジを考えるということです。
これにはやはり,これにもございましたように,地域の方たちとの協議会等をつくって,考えをお聞きしながら進めていくことが大切だと思いますが,具体的に協議会等を地域住民も含めてつくっていくようなお考えがあるかどうか,お伺いいたします。
○議長(
梅木伸治君)
都市整備部長古谷浩一君。
◎
都市整備部長(
古谷浩一君) 今回,
施政方針に掲げましたこの
サービスエリアスマートインターチェンジなんですけれども,まず最初に,この整備効果というのが重要な形になってございます。スマートインターチェンジをつくることによって,
土地利用が推進するというのが大きな項目でございます。それなので,こういうふうな形で書かせていただきましたが,大野土地改良区地内の土地区画整理事業というのが一番の大きな項目になってくるかと思われます。
それで,どのような整備効果があるかというものを今回調査するというような形と,あと,そうした場合に,それを含めた需要予測調査,交通量調査ですね。将来交通量と今の交通量がどのように変わっていくかというような調査をさせていただくというのが,大きな調査の内容になってございます。
今回,その調査の内容を踏まえて,その結果を国のほうに勉強会という形でご提示して,国がそれで地区指定をしますよというような形になれば,その後,協議会というような形をとらせていただくというような形で考えていますので,よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
梅木伸治君) 川名敏子君。
◆16番(川名敏子君) 議会のほうにも示されました地図も拝見させていただいており,まして,どちらかといいますと,下り側のほうに開発の重きが置かれているかと思います。
スマートインターチェンジにつきましても,上下を同時にどうしてもやらなければいけないという決まりもございませんので,下りにつきましては,道路の敷設の条件も,上りに比べて簡単というか,できる方策もあるかと思われます。ここのところもぜひ加味し,大野土地改良区の改良とともに,下りのスマートインターチェンジも早急に考えていく方向でお願いしたいと考えます。
これは意見ですので,以上です。
○議長(
梅木伸治君) 内容は質疑にとどめ,要望,希望は別のステージでお願いしたいというふうに思います。
先ほど,
山田美枝子君の質疑に対して,答弁が何かあるようでございます。
上下水道事務所長長田 誠君。
◎
上下水道事務所長(長田誠君) 申しわけございません。先ほど,山田議員に対する私の答弁で,井戸のほうから上下水道事務所の浄化センターへ送られると回答しましたが,これは浄化センターではなく,浄水場の誤りでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
梅木伸治君)
山田美枝子君,よろしいですか。
◆12番(
山田美枝子君) はい。
○議長(
梅木伸治君) ほかに質疑,3列目。
それでは,市川和代君。
◆17番(市川和代君) 17番市川和代です。3点お聞きいたします。
まず,安全・安心に暮らせるまちへの対応で,4ページ,守谷野鳥のみちについて伺います。
市民,団体,事業者の皆様の協力のもと,緑地の保全整備を推進していくということですけれども,保全整備の具体的な取り組みと今後どのように活用していくことを想定されているのか,伺います。
○議長(
梅木伸治君)
生活経済部長岩田 賢君。
◎
生活経済部長(岩田賢君) 野鳥のみちということでございますけれども,まず環境協会等に対しまして補助金の増額などをいたしまして,木道,それと緑地の保全のほうを進めまして,守谷市の自然環境を形成している緑豊かな緑地の保全というものに努めまして,貴重な資源である緑を後世に残していきたいというふうに考えてございます。
○議長(
梅木伸治君) 市川和代君。
◆17番(市川和代君) 今までも,その環境協会の方たちが中心になって,もともとは,あそこは多分,池田先生とか校長先生がスタートしてきた事業が広がってきたのかなというふうに思っておりますが,例えば,団体だったらTXが今かかわってくださっていると思いますし,もういろいろな方たちがどのようにかかわって,観光協会に補助金を出すというだけではなくて,その辺をどう考えていくのかということが質問です。
それから,先ほど
市長答弁の中で原風景を残していきたいという思いがありまして,その原風景を残しながら,それをどう活用していくのかというのが2点目の質問です。
○議長(
梅木伸治君)
生活経済部長岩田 賢君。
◎
生活経済部長(岩田賢君) TXとの連携ということで,まず昨年になりますけれども,TXのほうでは,電車の中づり,そういったもののご協力等いただきまして,今後につきましては,駅前からのルートの周知であったり,そういったものを,啓発といったものを進めていきまして,守谷野鳥のみちの周知を図ってまいりたいと考えてございます。
○議長(
梅木伸治君) 市長公室長浜田耕志君。
◎
総務部市長公室長(浜田耕志君) 私のほうからもご説明をさせていただきます。
まず,野鳥の森に関しての今後の維持管理部分というのは,今想定をしているクラウドファンディング型のふるさと納税の寄附型のクラウドファンディングで資金を調達できないかということで,今,事業者さんとともに調整を図っているところでございます。
あわせて,今後予定をしているところが,自然体験ツアーであったり,あるいは,地域の小学生対象とした自然環境学習等々に活用できないか,あるいは,そのガイドさん育成のための講習であるとか研修会というところを具体的には予定をしているというところでございます。
○議長(
梅木伸治君) 市川和代君。
◆17番(市川和代君) それでは,2点目の質問をさせていただきます。
◆18番(
佐藤弘子君) 関連で伺いたいんですけれども,よろしいでしょうか。
◆17番(市川和代君) どうぞ。
○議長(
梅木伸治君)
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) この鳥のみちでありますけれども,今後その管理も含めてということの答弁でありましたけれども,市民の方からこういう声が寄せられております。確かに,守谷野鳥のみちをつくることに対してはよいことであるけれども,地権者との同意,あるいは,お話し合いを聞いていないというふうに伺ったんですけれども,そういう点も十分に把握した上でやるべきであるかなというふうに思うんですけれども,そこのところは確認がちゃんととれているのかどうか,一つ伺いたいと思います。
○議長(
梅木伸治君)
都市整備部長古谷浩一君。
◎
都市整備部長(
古谷浩一君) 野鳥のみちに関しましては,今現在,借地という形で地権者の同意をいただいているところです。
それで,今道のあるところは借地はしてございますが,やっぱり全体的に残したいということがございますので,全て借地をしたいということで地権者とは交渉を進めてございますが,今,現時点では,今現状の野鳥の部分とプラスアルファぐらいというような形で,今年度も来年度も地権者のご理解を得られるよう努力していきたいと思ってございます。
○議長(
梅木伸治君) 市川和代君。
◆17番(市川和代君) それでは,2点目の質問をさせていただきます。
空き缶,それから吸い殻等のポイ捨てなどのマナー違反の行為を一掃するということを目指していくというふうなことがありますが,昨年はポイ捨て条例施行10周年でありました。特に,TX駅周辺は強化区域になっておりまして,警察官OBを指導員に委嘱してパトロールをしてきましたけれども,その10年間の取り組みの検証はどうだったのか,その上で,一掃を目指すために意識向上にどうつなげていくのかを伺います。
○議長(
梅木伸治君)
生活経済部長岩田 賢君。
◎
生活経済部長(岩田賢君) ポイ捨て等防止についてとなりますけれども,こちらのポイ捨て等防止指導員,そちらのほうを配置しまして,最初の当初は指導というか,罰金といった形で,そういったものもありましたけれども,それからは徐々に,指導,注意喚起という形に形を変えてきまして,今現在,注意喚起という形で進めているような状況にございます。今後とも,そういった注意喚起を進めるような形で進めていきたいというふうには考えてございます。
○議長(
梅木伸治君) 市川和代君。
◆17番(市川和代君) 条例の中では,やはり過料ということがうたわれているわけですが,過料をするほどのことがないのかどうか,その辺がはっきりしません。
ただ,過料というところまでいくとなかなか難しい面があるのかというふうな思いもあるところですが,条例にうたってあるので,ずっと過料は取っていないと思いますが,今,答弁だと注意喚起をするということなんでしょうけれども,それを10年間やってきて,なかなか具体的にいい方向に行っていないというように,ここに書いてあるように私は捉えておりますので,市民に対しての意識向上ということでしょうから,全体的なものを考えたときに,どのように意識向上をさせていくのか,ただPRをするというだけではないんだろうと思うんですが,その点をもう一度お願いいたします。
○議長(
梅木伸治君)
生活経済部長岩田 賢君。
◎
生活経済部長(岩田賢君) 過料ということでございますけれども,今現状を申し上げますと,やはり注意喚起をする時点で,そのポイ捨て等だったり,たばこを吸うという形のものは現状やめていただいているような状況にございますので,過料を求めるような悪質なものというものは現在ないような状況となっておりますので,今後とも,悪質なものがあった場合には過料という形も考えられるかと思いますけれども,今後,やはりそのポイ捨て等という形で,皆さん,毎年1度,駅前クリーンという形で清掃等も行っておりますので,そういった悪質なもの等ないような形で進めていきたいと考えてございます。
○議長(
梅木伸治君) 市川和代君。
◆17番(市川和代君) それでは,3点目に移らせていただきます。健やかに暮らせるまちへの対応についてでございます。
まず,質問の前に,乳がん検診について,茨城県が対象年齢を40歳以上にするという中で,守谷市は30歳以上を対象にした検診を継続するということでございます。もうこれは非常にありがたいと思いますので,この英断というか,先ほど
SDGsの話もありましたけれども,誰ひとり取り残さない部分の早期発見,早期治療につながるということで評価をいたします。
質問でございます。食を通じた健康づくりを推進するということで,守谷市の第二次食育推進計画ですけれども,これが3年目に当たると思いますが,食生活改善推進員の増員は,どの程度進んでいるのか。
また,ひとり暮らしの方がふえたり,ライフスタイルによって食のあり方が変化していると思いますが,計画の見直しがあるのか,この点を伺います。
○議長(
梅木伸治君)
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(堀浩君) 食生活改善推進事業につきましては,食生活改善推進員さんが,さまざまな研修会を年9回ほど実施して,推進員の皆様のまず知識の向上というか,拡大,学びの場をつくっているわけですが,現在48名いらっしゃいます。この拡大については,まだ検討している状況ではありませんが,この推進事業を進めるに当たって,必要であれば検討もしていきたいというふうには考えております。
この方々につきましては,毎月19日,食育の日に,市内のスーパーで野菜の摂取や減塩の推進活動を実施しているところです。
あともう一つ,第二次食育推進計画ですが,こちらについては平成29年度から平成33年度までの5年間を計画期間としておりますので,平成32年度,前の年に再度検討を,次の第三次といいますか,検討に入るということになると思います。
以上です。
○議長(
梅木伸治君) 市川和代君。
◆17番(市川和代君) 当然そういうことでしょうけれども,もしかして途中で見直しもあるかもしれないということがありましたので,その点を伺いたいと思います。
○議長(
梅木伸治君)
保健福祉部長堀 浩君。
◎
保健福祉部長(堀浩君) 毎年,確認を,評価をさせていただいておりますので,不足している分につきましては,三次のところに反映をさせていくような形をとりたいと考えております。
以上です。
○議長(
梅木伸治君) よろしいですか。
◆17番(市川和代君) はい。
○議長(
梅木伸治君) 次,
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) 18番の
佐藤弘子です。
私は,今回の市長の
施政方針,大変に内容的には盛りだくさんというふうに感じました。その中で,本当にこうした全市民に向けて市長が表明したわけでありますから,当然その立場で行くんだろうというふうには思います。私は私の視点でもって,この問題について,これから5点ほど質問をさせていただきたいと思います。
一つには,保健センターについてであります。
これまで市の方針は,箱物は余りやらないというようなことがずっと言ってきましたけれども,今回の
施政方針の中には,この箱物,改善も含めた箱物の予算が多く含まれるのかなというふうに思います。
長寿命化ということが一番の命題であるかというふうに考えておりますけれども,今回の保健センターは,築26年の中で,どうしてその改修工事に進めていこうというお考えがあるのか,また移転をすることにお考えがあるのかということを先に伺いたいというふうに思いますけれども,理由も述べてください。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) 基本的に,保健センターの改修という部分に関しましては,今回,屋根とか外壁の改修をさせていただこうということになっております。
ただ,保健センター機能が役所と非常に離れているということにおいては,業務上の効率が非常に悪いというようなことも前々から聞いておりました。そういう中においては,守谷市の庁舎の近くに,もしくは,この中にあったほうが業務効率が非常にいいだろうというようなことも考えておりました。
ただ,保健センター,要するに東口,今,子育て世代の大半は常総線の北側というか,北東側というか,東口側に多くの
子供たちがいます。子育ての拠点というか,それはどちらかというと常総線の西側とか土塔口おりた側にあって,駅の北側には,なかなかまだ拠点がないという,少ないということからすると,保健センターを,ある意味では子育ての拠点化をしていくというような活用を考えているというのが現状でございます。
○議長(
梅木伸治君)
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) ただいまの答弁では,
施政方針ですからこれまでしておきますけれども,拠点にするということであるならば,じゃあ,どうして移転というものを考えるのかちょっと疑問に思いますね。これは,このぐらいにいたします,私,一般質問で通告しておりますので。
二つ目でございます。
長寿命化の中で,中央公民館の改修工事に入りましたですよね。それに対していろいろな意見がありましたけれども,当初10億7,000万の計画を立てました。そして,説明書の中で説明がありましたけれども,今度出された金額が8億ですよね。2億2,000万近く安くなる,当初の見積もりが甘かったんではないかということを私は考えているんですけれども,その点についてお答え願いたいと思います。
○議長(
梅木伸治君) 済みません,暫時休憩とします。
午前11時06分休憩
──────────────────────
午前11時15分開議
○議長(
梅木伸治君) 休憩前に復し会議を再開させていただきます。
先ほど,
佐藤弘子議員の質疑の途中でございました。その中で,10億,8億というような,まさに入札のてんまつに対する質疑というふうに思っております。今,事務レベルの協議をさせていただいた中で,この質問に関しては,委員会並びに,また一般質問等で議員としてやっていただくということで,市政に対する一般質問の枠の中で質疑を進めるということで,ご理解,ご協力をいただきたいというふうに思います。
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) ただいま議長から,一般質問なり委員会でやりなさいということが言われましたけれども,市政に関することに対して,どうしてそういう発言の抑制をするのでしょうか。これは,市民の方から言われていることを,市民から選ばれた議員として当然の権利であります。
じゃあ,二つ目伺いますよ,答弁ができないのであれば。この問題につきましては,安くなったか高くなったかは,後の判断にいたしましても,普通,企業において見積書が二転三転するようなことがあったならば,企業の中の社員は首ですよ。これぐらい重大な問題なんです。これは議員軽視ということではありませんか。つまりは,議員に対してなめてんじゃないよと言っているのかというふうに思いました。こういう立場で進めていいのかということであります。答弁あったらお願いします。
○議長(
梅木伸治君) 今の質疑に対しての答弁はございませんということでございますが,質問の内容並びに手法,質疑に対するね,ちょっと角度を変えて,もう一度お願いしたいというふうに思います。
どうぞ,どうぞ。
◆18番(
佐藤弘子君) なしということは,私流に言わせていただければ,もっともだということではないでしょうか。
三つ目に行きます。
三つ目につきましては,ページ数で9ページになりますけれども,これは要するに8ページと関連するのでありますけれども,今回,改修工事等がたくさん出されている中で,この9ページにおきましては,芸術文化に取り組んでまいりますということが出されておりますけれども,アーカスプロジェクトには参加するんだけれども,ここのそばに1億2,000万で買いました暴力団事務所の買収したモリヤガーレが盛り上がらずにしぼんでしまうんではないかと心配をいたしました。
市長だったら,当然これもどういうふうにするか,
施政方針の中に入れるべきではなかったかというに思いますけれども,その点について伺います。
○議長(
梅木伸治君)
施政方針の内々に対する質疑ということで市長の答弁を求めたいというふうに思いますので,よろしくお願いします。
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) ここに書かせていただいたように,今後,文化というものが非常に大切だというふうに思いますし,当然,今,モリヤガーレの話が出ましたけれども,モリヤガーレの活用を推進していきたいというふうに思っております。
○議長(
梅木伸治君)
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) モリヤガーレが一言も触れてないことに対して,私は何にも考えていないのかなという思いから質問いたしました。考えているということでございますが,同じ9ページでございますけれども,人権尊重の教育ということをうたっております。LGBT,こうした問題に取り組みながら啓発活動を行うということでございますけれども,具体的にどんな行為を考えていらっしゃるのか,伺いたいというふうに思います。
○議長(
梅木伸治君)
生活経済部長岩田 賢君。
◎
生活経済部長(岩田賢君) LGBTについての理解促進ということでございますけれども,こちらにつきましては,女性であったり,子供,高齢者,障がい者,また外国人といった従来の分野にとらわれず,性的少数者,LGBTにも配慮した人権教育,理解促進を進めるといったもので講演会等を考えてございます。
○議長(
梅木伸治君)
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) 講演の内容だけではなくて,私は,こうした性的少数者に対しての,要するに条例をやっぱり定めるようなそういう行政であってほしいなと思うし,当然これは市民も議員でも出せるということでありますけれども,そういったものが必要ではないかというふうに思いますが,これについてお考えがあれば,なければ次に進みます。
5個目でございますが,12ページ,農がつなぐまちを地域の原料とするということで,実際には,MORIYA GREEN BEERを共同開発いたしましたということであります。
さらにこれを,ことしもホップを栽培し,ビールをつくっていくということでありますけれども,どれだけのお金をかけたのかはわかりませんけれども,私は飲んでいませんよ,市民が試飲した方には,おいしさを言っておりません。水っぽいというような意見がありました。そういうことから,さらにこれを続けていくということでありますけれども,そこで一つ伺います。
守谷には,日本でも1番か2番のビール工場があります。こうしたビール工場との連携をして,こうしたものを開発をしていくことが,最も地域の企業に対しての共同提案ではないかというふうに思いますけれども,そういうお考えはないようであります。これはなぜなんでしょうか,伺います。
○議長(
梅木伸治君) 市長公室長浜田耕志君。
◎
総務部市長公室長(浜田耕志君) 当然ながら,これまでといいますか,MORIYA GREEN BEERの経緯としましては,当然,地元のビール工場さん含めて何度も協議をさせていただきました。あと,アドバイスもお願いをしました。
ただ,やはり実際の製造ということになりますと,やはり規模が規模ですから,何というんでしょう,その製品の製造,ビールの製造までは,なかなか協力はできませんということで,今回,MORIYA GREEN BEERの製造に当たっては,連携協定を結んでいるDHCさんのほうからの紹介もあって,関連会社のビールのほうの工場,小ロットで製造をしてくれているというところに,今回,そういう形で製造に至ったというところでございます。
○議長(
梅木伸治君)
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) 企業との連携はできないというような答弁だったかなというふうに思いますけれども,本当においしいものを,守谷のブランドまでいきませんけれども,地産のブランドということでは,考えるべきであったらだったら,もっと研究する時間をつくるべきだというふうに思います。
私,今回の
施政方針については5個だけしか通告しておりませんので,これにて終わります。
○議長(
梅木伸治君) 伯耆田富夫君。
◆19番(伯耆田富夫君) 19番の伯耆田でございます。
今回の3月定
例月議会の初日,市長のほうから,15ページにも及ぶ平成31年度の行政運営の指針とも言うべき
施政方針が示されました。その
施政方針の中で,財政運営に特化して質問をしていきたいと思うんですけれども,よろしくお願いしたいと思います。
この15ページにも及ぶ
施政方針,タブレットで私らに配信されてから,私も毎回,年度初めの
施政方針,何回も何回も,本当に紙がすり減るほど読ませていただいたんですけれども,今回,どうしても質問していきたいなと思いますのでお願いしたいと思います。
まず,1ページ目中段の守谷の財政状況は大幅な歳入の伸びは期待できない,相反して,扶助費や公共施設の改修費の増大が見込まれると言っております。私も,そのとおりのことかなと思います。大規模団地の熟成化に伴い,ここ数年で人口は安定していくのかなと,そう思います。
そんな中で,守谷市は,国から地方交付税の不交付団体となりました。一見すると,自前で歳入を確保し,国の援助を得ないで独立採算で運営している優良団体のように見えますが,一方,歳出が歳入を上回り,財政調整基金等の余裕のない団体については,国が均衡を図ることを目的に,額は年々減少しているものの,地方交付税で補填をしてバランスをとっています。その額も,少額なものから歳入の多くの部分を占める自治体もあり,考え方によっては,自前で歳入資源を一生懸命確保している団体には不交付,そして反対に,ちょっと失礼かもしれないですけれども,借金や歳入資源の確保を余り力を入れないでいる団体には交付税措置をする,何となく不公平感を感じているところでございます。
まず,この地方交付税制度に関して市長はどのような考えをお持ちか,その辺をお聞きしたいと思います。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) 今,伯耆田議員がおっしゃったように,守谷市は今年度,不交付団体というようなことになりました。国の制度でありますし,副市長も以前は総務省ということで,どうにかこういう制度がなくならないかとか,こういうふうに改正できないかというようなことがございましたけれども,やはり都市間の不均衡を埋めるために交付税の制度があるからというようなことで,これは私にはいかんともしがたい制度だなというふうに思っております。
ただ,特別交付税に関しましては,やはり市独自で普通交付税の及ばないところということがありますので,そういうところはいろいろなところでアピールをさせていただいて,特別交付税のほうで幾らかでもいただけるような努力はしているというのが現状でございます。
○議長(
梅木伸治君) 伯耆田富夫君。
◆19番(伯耆田富夫君) ありがとうございます。
次に,14ページ中段,財政運営について,今申し上げましたように,不交付団体となったことから,今,市長も申しましたように,自主財源の確保,歳出削減,受益者負担の見直し等の施策を掲げております。
私も,議会選出の監査委員として選出していただいた時期に,決算や財政健全化の審査をさせていただきました。その中で,普通会計,企業会計ともに健全化判断比率が優良で,模範的な団体に含まれておりました。特に,実質公債費比率は基準25%に対して,昨年度は4.9%,平成28年度は5.5%とかなり低い値となっており,将来負担比率にあっては,350%に対して数値がなしということになっております。
私が思うのには,今の市民が負担すべきものは当然であると思いますが,将来に市民の皆様にも負担していただくべきではないでしょうかという考えでございます。道路や公民館,図書館,さらには学校などの公共施設,今の市民の皆様はもとより,将来の市民の皆様も恒久的に使用,利用する者については負担の義務があると,そう思います。やはり現在の市民の皆様が全てを担っているということは不公平なんじゃないかなと,そう思うところでございます。
幸いにして,財政状況が比較的優良な時期に将来の市民負担を考え,借金,いわゆる起債を利用して整備していくべきと考えますが,市長はどのように考えているでしょうか,お願いします。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) 昨年10月の財政計画の見直しをさせていただきました。そういう中で,平成39年までに,今ある施設老朽化に伴って,その改修工事で必要なお金が約百六十数億,道路関係で三十数億という,これから大体平成39年度までで200億の財政の出費が,その改修費ということで予定をされておりますけれども,そのうちの公共施設の改修百六十数億のうちの100億ぐらいは,やはり起債に充てていきたい。
今,伯耆田議員がおっしゃったように,世代間の公平性という部分があります。その建物を使うのは,その時代,そこにいた瞬間に使うわけではございませんので,その後の利用者にもやはり公平に負担をさせるという世代間の公平性ということからしても,やはり起債というのは非常に必要な部分もありますし,ただ起債をどんどんすればいいということではなくて,やはり財政的なことをしっかりと考えた中で計画を立てさせていただいておりますし,これから10年にわたって,約110億から15億ぐらい起債を起こしていくというような中では,それが現実的に財政の判断比率がどう変わっていくかということも注視しながらですけれども,今のところは,そういう意味では平成三十五,六年で,昔というか,もう三十五,六年前に建てた完工費,要するに学校等々の起債が終わっていくというようなこともございますので,それらを鑑みますと,財政判断比率が悪化するというようなことはございません。
ただ,起債が,これから10年の間に約百数十億は起債を考えていかなきゃいけないという時代に入っているというようなことでございますので,まさしくその起債で世代間の公平性を保っていくということをして,逆に言えば,していかなければいけない時代に入ってきたというふうにご理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(
梅木伸治君) 伯耆田富夫君。
◆19番(伯耆田富夫君) ありがとうございます。
起債ですので,その辺は慎重に行わなければならないと,そう思います。北海道のどこかのまちのようになっちゃっても,これはいけないものでございます。そういうことで,起債をうまく活用して,そして現在,また未来の市民の皆様が住みよいまちと,そういうふうに感じる守谷の
まちづくりをしていっていただきたいなと,そう思うところでございます。
次に,最後の質問です。
施政方針のふるさとづくり寄附金のところで,これは14ページの下のところで,事業の見える化ということに触れております。給付金とはちょっと違ってきますが,先般,地方自治法の一部改正があり,都道府県及び指定都市の長は,内部統制に関する方針を定め,必要な体制を整備することになり,そのほかの市町村は,当然守谷もそうなんですけれども,努力義務となりました。内部統制は,市の事務が適切に実施され,住民福祉の増進を図ることを基本とする組織目標が達成することを目標とする,いわばリスク管理と言えるのでございます。
現在は,地方自治法により適正な事務執行が確保されており,市の条例,規則等,さらに職員個人の事務執行にも事務のリスク管理がなされておりますが,これをさらに透明化させるものと私は理解しております。
そこで,市長は,現在,努力義務となっておる内部統制を実施する考えがあるかないかを,その辺をお聞きしたいと思います。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) 内部統制に関しては,非常に必要なことでもございますし,これは市民の皆様によく見える透明化であったり,またPDCAサイクルをきちっと回していくということが基本になるのかなというふうに思っております。
今,守谷市においても,これは当然でございますけれども,行政改革推進会議のほうで事務事業の評価,施策の評価等々をいただいておりますし,それらに関してPDCAサイクルを回しているというような現実もございます。
ただ,その内部統制に関しましては,法令の中にありますように,大都市であれば,その経費率というのが多分少なくて済むのかなというふうに思っておりますし,一般の市町村については努力義務だよという裏にあるものは,それだけ事務量の負担が非常にふえてしまうという懸念もございますので,今後研究をさせていただいて,それに似た形になるのか,それを導入するのかということも含めて研究をさせていただきたいというふうに思います。
○議長(
梅木伸治君) 伯耆田富夫君。
◆19番(伯耆田富夫君) ありがとうございます。
いずれにしても,守谷市においては努力義務の範疇ですので,今後,十分検討していただきまして体制の整備をお願いしたいなと,そう思うところでございます。
以上で,市政に関する私の質疑,15ページにわたる内容の質疑を終了させていただきます。ありがとうございました。
○議長(
梅木伸治君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) これで,平成31年度
施政方針に対する質疑を終わります。
次,日程第2,諮問第1号及び議案第19号から議案第47号に対する質疑を行います。
──────────────────────────
△諮問第1号及び議案第19号〜議案第47号に対する質疑
○議長(
梅木伸治君) 初めに,諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について質疑を行います。
質疑はありませんか。
佐藤弘子君。
〔「諮問だよ」と呼ぶ者あり〕
◆18番(
佐藤弘子君) 諮問からですか,ごめんなさい,第19号からでした,私は。
〔「諮問についてはありませんということです」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑ございませんね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) これで諮問第1号の質疑を終わります。
次,議案第19号 守谷市
職員定数条例の一部を改正する条例について質疑を行います。
質疑はありませんか。
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) 18番の佐藤です。
この議案第19号につきましては,職員定数の条例を変えるという内容でありますが,これまでの312人から330人ということでありまして,市長部局をふやすということでございますけれども,具体的にはどのような配置の中で進めていくのか,伺います。
○議長(
梅木伸治君)
総務部次長川村和彦君。
◎
総務部次長(川村和彦君) お答えいたします。
市長部局につきましては,現在11名の増員を予定してございます。その内訳といたしましては,一般事務職が4名,それから管理栄養士2名,看護師が2名,保健師が1名,療育指導員1名,それから育児休業等代替任期つき職員1名という予定でございます。
以上です。
○議長(
梅木伸治君) よろしいですか。
ほかには質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) これで議案第19号の質疑を終わります。
次,議案第20号 守谷市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第21号 守谷市職員の
自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。
質疑ありませんか。
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) 18番の
佐藤弘子です。
この条例は,守谷市職員の自己啓発等の休業に関する条例ということでありますけれども,もしかして,これは上位法であったかどうかの確認をしておりませんですけれども,私は,今回のこの職員の自己啓発ということでありますが,学校教育に関係するようなことというふうに承っておりますけれども,どういった問題を取り上げるのか,考えているのか,伺います。
○議長(
梅木伸治君)
総務部次長川村和彦君。
◎
総務部次長(川村和彦君) この条例につきましては,地方公務員法の規定によりまして,職員が自己啓発のため,公務に支障のない範囲で休業できる制度についての条例でございます。
今回につきましては,学校教育法,こちらのほうの第204条第2号という規定が,本年4月1日施行の改正によりまして第104条第7項に条がずれてしまうということから,引用している当条例の部分を改正するという改正でございます。
以上です。
○議長(
梅木伸治君) よろしいですか。
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) これで議案第21号の質疑を終わります。
次,議案第22号 守谷市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。
質疑ありませんか。
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) 18番の
佐藤弘子です。
この第22号議案は,職員の勤務に対して,これまでの手当というようなことがありました。例えば,保健師手当や保育士,療育指導手当,生活保護のケースワーカー等に関する手当をなくすというものでありますけれども,これをなくすことによって,こうした専門職の方々はどのように配慮するのか,伺います。
○議長(
梅木伸治君)
総務部次長川村和彦君。
◎
総務部次長(川村和彦君) 今回,保健師の方,それから保育士,それから子供療育教室に勤める方の
特殊勤務手当,こちら従前から,資格を持っていることのみをもって支給されている
特殊勤務手当ということで,実際は,ほかにも専門職の資格を持っていながら
特殊勤務手当をもらっていない業種というのは数多くございます。
今回,当然,保健師ですと保健センターに主に勤める,それから保育士ですと保育士さんとして勤めるというのは当たり前の話ですので,そのために雇用しているというのが現状でございます。
ですので,今回,そのような資格を持っていることのみをもって支給される手当については,廃止させていただきたいということが考えでございます。
以上です。
○議長(
梅木伸治君)
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) 廃止したことによって,その処遇というものは全くなしということで,そういう理解でいいんですか,あるいは,別な形であらわすというようなことがあるのかどうか。
○議長(
梅木伸治君)
総務部次長川村和彦君。
◎
総務部次長(川村和彦君) 手当を廃止した代替としての処遇というものはございません。
○議長(
梅木伸治君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) これで議案第22号の質疑を終わります。
次,議案第23号 守谷市公の施設の
指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第24 守谷市
ふるさとづくり寄附条例の一部を改正する条例について質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第25号 守谷市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第26号 守谷市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次に,議案第27号 守谷市
水道事業の
布設工事監督者及び
水道技術管理者に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第28号 平成30年度守谷市
一般会計補正予算(第9号)について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第29号 平成30年度守谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第30号 平成30年度守谷市
介護保険特別会計補正予算(第5号について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第31号 平成30年度守谷市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第32号 平成30年度守谷市
水道事業会計補正予算(第4号)について質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第33号 平成30年度守谷市
公共下水道事業会計補正予算(第4号)について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第34号 平成31年度守谷市
一般会計予算について質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第35号 平成31年度守谷市
国民健康保険特別会計予算について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第36号 平成31年度守谷市
後期高齢者医療特別会計予算について質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第37号 平成31年度守谷市
介護保険特別会計予算について質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第38号 平成31年度守谷市
介護サービス事業特別会計予算について質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第39号 平成31年度守谷市
農業集落排水事業特別会計予算について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第40号 平成31年度守谷市
水道事業会計予算について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第41号 平成31年度守谷市
公共下水道事業会計予算ついて質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第42号 市有地の処分について質疑を行います。
質疑ありませんか。
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) 18番の
佐藤弘子です。
この第42号議案は,市有地の処分をすると,売り払いをするということであります。この土地は板戸井のほうにある土地でありますけれども,地目が公園ということになっておりますけれども,これらを,大きな会社なのかどうかはよくわかりませんが,エスケー
化学というところに売りたいということで出されましたけれども,それでは,この1億5,720万円の市の処分価格につきまして,鑑定書をつけてきちっと調査をしたのかどうか,それを伺います。
○議長(
梅木伸治君)
総務部長坂 浩君。
◎
総務部長(坂浩君) お答えいたします。
今回の当該土地の処分につきましては,参考資料として6ページに添付してございますように,最低売り渡し価格1億5,713万1,000円の価格を提示して,今回,仮契約をした価格で入札があったものでございます。
この最低売り渡し価格は,昨年10月に不動産鑑定士の鑑定評価をいたしまして,そこで,その結果で得られた価格を今回,最低売り渡し価格として売っております。
○議長(
梅木伸治君)
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) 鑑定士はつけたということでありますけれども,よりも安いというふうに私は思うんですけれども,その辺のところは,他のところでちゃんと調査してやったのかということ,かなりの7,000平米からの土地でありますので,買ったものを有効利用というのも非常に大きいのかなというふうに思うんですけれども,この坪7万ぐらいになるんだけれども,安いと思いますけれども,その価格について,鑑定士つけたから問題ないんだということかもしれませんけれども,他の状況のところでは,その近隣は調査したんでしょうか。
○議長(
梅木伸治君)
総務部長坂 浩君。
◎
総務部長(坂浩君) 今回の物件の売り渡しにつきましては,その所在地の置かれた場所,それから画地状況,その他,法的な要件等を踏まえて,その物件の適正な価格として,もろもろの状況を踏まえた上で不動産鑑定士に出していただいた価格ということですので,この物件に関する価格としては,この不動産鑑定結果が最も適正なものであると考えております。
○議長(
梅木伸治君) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) これで議案第42号の質疑を終わります。
次,議案第43号
工事請負契約の締結について(平成30年度
中央公民館改修建築工事)について質疑を行います。
質疑はありませんか。
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) 18番の
佐藤弘子です。
この第43号議案は,工事請負の締結ということでありますけれども,先ほどの私の
施政方針の中でも答えることができませんということでありましたが,今回のこの第43号につきましては,松丸工業株式会社というところのお名前が出て,決定するということになるのかどうかということでございますけれども,私は,市民の方からたくさんのことを言われますけれども,このような市長が提案をし,市長のこれまでの会社であった松丸工業さんが契約を受けるということに対して,おかしくないですかと,市民の声ですからね,市民から言われましたんですけれども,そういうことを何にも疑問をお感じにならなくしてこれを進めている行政というのは,どういうようなお考えを持っているのか,伺います。
○議長(
梅木伸治君)
市長松丸修久君。
◎市長(
松丸修久君) 松丸工業という会社は,確かに私が以前経営していた会社でございますけれども,前の一般質問でも申し上げましたように,もうこの株式は全部売却をしておりますので,一切経営には関係のないということでございますので,その認識を改めて,その市民の方によろしくお伝え願いたい。
○議長(
梅木伸治君)
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) 市長としては明快な答弁ということなのかもしれませんけれども,そういう疑念が市民の中にあるということは事実なんだから,そういう認識は持つべきだというのが私の意見であります。
以上です。
○議長(
梅木伸治君) 先ほども申し上げましたが,質疑は質疑の内々のということで,
佐藤弘子君のご意見は,一般質問とか委員会とか,別のステージでお願いしたいと思います。
ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) これで議案第43号の質疑を終わります。
次,議案第44号
工事請負契約の締結について(平成30年度
中央公民館改修電気設備工事)について質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第45号
工事請負契約の締結について(平成30年度
中央公民館改修機械設備工事)について質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,議案第46号
市道路線の廃止について質疑を行います。
質疑ありませんか。
佐藤弘子君。
◆18番(
佐藤弘子君) 18番の
佐藤弘子です。
この議案は,市道を廃止をするということになった議案でありますが,この道路に対して廃止して,今後つけ足し道路が認めるというのが次の議案になっているんですけれども,ここを潰してしまって,あとどういうふうにするのがわかりません。隣に,トーワ流通株式会社というところがありますけれども,先ほどの土地の売却と同じように,こちらに売り渡すというような計画の中でこれが進められているのかどうか,伺います。
○議長(
梅木伸治君)
都市整備部次長飯塚俊雄君。
◎
都市整備部次長(飯塚俊雄君) お答えいたします。
今回の案件につきましては,道路境界,行政界ですね,この行政界は,つくばみらい市と守谷市の間に水路,道路がありまして,通常,道路境界は図面上にありますけれども,通常,確定するには現地において境界を確定して初めて確定という形になります。
今回は,道路の境界の立ち会いについて,道路の境界が守谷市側,内側にあるということが判明しましたので,これが,つくばみらい市側になります。なったところで,その管理,無地番用地につきましては,つくばみらい市のほうが管理するということになってございます。
以上でございます。
○議長(
梅木伸治君) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) これで議案第46号の質疑を終わります。
間もなく正午になろうとしておりますが,このまま会議を続行したいと思います。よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) それでは,このまま会議を続行いたします。
次,議案第47号
市道路線の認定について質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梅木伸治君) 質疑なしと認めます。
次,日程第3,諮問第1号及び議案第19号から議案第47号並びに陳情・請願について各委員付託を行います。
──────────────────────────
△諮問第1号及び議案第19号〜議案第47号及び請願・陳情について各
委員会付託
○議長(
梅木伸治君) 諮問第1号及び議案第19号から議案第47号並びに請願・陳情の
委員会付託につきましては,会議規則第37条第1項の規定により,お手元に配付しました付託表のとおり,それぞれ所管の委員会に付託いたします。
以上で,本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれで散会します。
午前11時55分散会...