潮来市議会 > 2024-06-05 >
06月05日-03号

  • "連絡"(/)
ツイート シェア
  1. 潮来市議会 2024-06-05
    06月05日-03号


    取得元: 潮来市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 6年  6月 定例会(第2回)     令和6年第2回潮来市議会定例会議事日程(第3号)                        令和6年6月5日(水)                        午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告質問-----------------------------------出席議員(16名) 議長16番   小峰 進君   副議長10番   飯田幸弘君    1番   黒須俊行君       2番   鴇田正信君    3番   吉川利一君       4番   和田直子君    5番   佐々木 徹君      6番   志村 一君    7番   石田裕二君       8番   阿部慶介君    9番   兼平直紀君      11番   平田健三君   12番   箕輪 昇君      13番   飯島康弘君   14番   田崎 清君      15番   小沼英明君欠席議員(なし)-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長        原 浩道君   副市長       庄司敦子君   教育長       塙 誠一君   市長公室長兼総務部長                               榊原 徹君   市民福祉部長福祉事務所長     建設部長      小沼 豊君             実川智史君   環境経済部長    沼田武男君   企画政策課長    河瀬由香君   総務課長      濱野一也君   財政課長      下河和之君   秘書課長      青柳幸広君   都市建設課長    草野吉広君   観光商工課長    実川治子君   社会福祉課長    村田政子君   学校教育課長    吉川増夫君   税務課長      橋本 太君   行財政改革推進室長 箕輪 充君   高齢福祉課長    大川敏幸君   環境課長      安藤正幸君   農政課長      篠塚伸之君   農業委員会事務局長 遠矢博明君   生涯学習課長    大崎優一君-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    村田慎一郎君  局長補佐      篠塚和浩君   書記        小林 肇君   書記        塙 友紀君----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(小峰進君) 皆さん、大変ご苦労さまでございます。 これから本日の会議を開きます。 ご報告いたします。 8番、阿部慶介議員から午後より早退の届出がありましたので、ご報告いたします。 本日説明のため出席した執行部の職員は、原市長以下、ただいま着席のとおりでございます。 傍聴されている皆様に申し上げます。潮来市議会傍聴規則を遵守の上、私語または談笑をしないようお願い申し上げます。                         (午前10時00分)----------------------------------- △市政一般に関する通告質問 ○議長(小峰進君) 議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問については、質問事項ごとに初めの質問は大項目を一括で質問し、一括で答弁願います。 再質問がある場合は項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問については議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに申し上げます。質問は簡明に行い、議題の範囲を超えてはならない。当然ながら、通告外は認めないとする。また、同一議題については3回までとする。ただし、答弁の内容によってはこれを超えて認める場合もある。質問は市民の立場に立ち的確に、答弁は簡単明瞭に的を射てお願い申します。----------------------------------- △佐々木徹君 ○議長(小峰進君) 5番、佐々木徹議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 佐々木議員。     (5番 佐々木 徹君 登壇) ◆5番(佐々木徹君) 5番、佐々木徹です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 それでは、大項目です。道の駅「いたこ」について。 株式会社いたこが運営する道の駅「いたこ」は、第23期(令和5年度)の取引高が10億円を超え、過去最高となったようだが、以下3点をお伺いします。 ①令和6年度市から株式会社いたこへ支出している各事業の内容及び金額とその合計金額を伺う。 ②道の駅「いたこ」の指定管理者収益納付金について、納付を始めた時期とその金額を伺う。(納付金額が変わった時期と金額も併せて伺う。) ③収益納付開始前後及び収益納付金額変更前後の経常利益を伺う。 以上、3点お願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 沼田環境経済部長。 ◎環境経済部長(沼田武男君) それでは、まず1点目、令和6年度市から株式会社いたこへ支出している各事業の内容及び金額とその合計金額につきまして答弁をさせていただきます。 環境経済部におきましては、農政課及び観光商工課から株式会社いたこへ支出のほうをしております。 初めに、農政課から株式会社いたこに支出している事業につきましては、道の駅「いたこ」の基本協定及び年度協定に記載されております指定管理料400万円となっております。指定管理料につきましては、年度協定に基づき今業務の対価として支出をしております。 観光商工課からは3件の事業支出をしております。まず1件目は、津軽河岸あと周辺施設指定管理料です。この事業は水郷旧家磯山邸津軽河岸あと広場の施設の運営管理費となっております。指定管理料として660万円となります。2件目は、ろ舟等運航通年化事業委託です。事業内容は、四季型観光に向けて本市において特色のある遊覧船やろ舟、人力車の管理運営等を委託し、通年化観光事業を実施しているものです。契約金額は49万9,994円です。3件目は、観光船運航業務委託です。こちらは、水郷潮来あやめまつり期間中の嫁入り舟やろ舟遊覧の管理、運航等の業務委託です。契約金額は49万9,994円となります。 合計金額ですが、農政課からは400万円、観光商工課からは3件合わせて759万9,988円となり、合計で1,159万9,988円となります。 以上となります。 ○議長(小峰進君) 小沼建設部長。 ◎建設部長(小沼豊君) それでは、私からは、水郷潮来バスターミナル駐車場施設の指定管理についてご答弁させていただきます。 内容につきましては、駐車場施設の維持管理に関すること、駐車場の利用に関すること、管理棟の利用に関すること、駐車場使用料の徴収に関すること、その他駐車場の管理運営することとなっております。指定管理料につきましては、令和6年度は1,175万9,000円でございます。 指定管理の期間につきましては、令和2年度から令和6年度の5か年となっております。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 沼田環境経済部長。 ◎環境経済部長(沼田武男君) それでは、2点目の道の駅「いたこ」の指定管理者収益納付金につきまして答弁をさせていただきます。 収益納付金は平成20年度より1,500万円を納付していただいております。納付が変わった時期につきましては、平成29年度から1,800万円の納付となり、現在も同額となってございます。ただし、平成29年度におきましては、平成29年10月から一時的に市職員を株式会社いたこに派遣をさせていただいた関係もあり、当時の給与相当額の329万8,940円が上乗せされ納付されております。 平成18年度から株式会社いたこと指定管理が結ばれ、さきにも述べましたが、平成20年度から収益金の納付が行われました。年度協定の中で本業務の対価として得た収益金の一部1,500万円を納付することとなっております。以降、平成28年度までは同様の内容となります。平成29年度からは農産物直売所がリニューアルされたことにより敷地面積が拡大され、宅地面積に変更が生じたため、減価償却費に敷地面積使用料を足し上げ、収益納付額の協議を行い1,800万円となったものです。 続きまして、3点目、収益納付開始前後及び収益納付金額変更前後の経常利益につきまして答弁をさせていただきます。 収益納付開始年度につきましては、平成20年度となります。また、金額変更年度につきましては、平成29年度となりますので、平成19年度及び21年度、また平成28年度及び平成30年度の経常利益を答弁させていただきます。 平成19年度の経常利益は2,041万9,042円、平成21年度は1,772万3,350円となります。平成28年度は1,402万2,315円、平成30年度は1,326万6,542円となっております。 以上となります。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) 今回の質問の趣旨なんですけれども、道の駅「いたこ」が過去売上高、取引高最高ということで10億円を達成したということは本当に喜ばしいことで、今後も引き続き、やはり知恵を絞り合って頑張っていただきたいというふうに思っております。 それで、先ほど納付金の金額のほうもお伺いしまして、要は道の駅から市に支払う、そして市が委託して指定管理料等、そういったもので払うのとそういったものをちょっとお伺いしながら質問をさせていただきたいと思います。 各事業があるんですけれども、1番ですね、再質問です。 各事業があるんですけれども、収益を上げられる事業、例えば、先ほどありました旧家磯山邸と津軽河岸広場の運営管理等に関する協定ということで、こちらが660万、指定管理料として道の駅「いたこ」に支払う。そこでは津軽河岸あと広場でイベントをやったり、いろんなもので収入も生まれてくる、そういった事業だというふうに認識しております。また、磯山邸でも宿泊やいろんなイベントをやっております。そういったところで生まれてくるお金があって、そして指定管理料として払う。 そこなんですけれども、その協定の内容というのを簡単でいいんですけれども、教えていただきたい。それはなぜかと言うと、当然660万払っていると、収益が生まれる。当然生まれたときには納付金が発生する。そういった内容、もしいただければと思います。再質問お願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 実川観光商工課長。 ◎観光商工課長(実川治子君) それでは、佐々木議員の収益の生まれるところの部分について、協定の内容ということにご答弁いたします。 今回、令和4年から令和8年、こちらのほうの基本協定、こちらの中につきましては、収益金の還元というところを、項を設けております。そこにつきましては、本業務実施の対価として得た収益金は、公共財産である公の施設の管理運営業務から生まれたものであることから、計画を大きく超える収益が生じた際には、その一部について市への収益金の還元を求める場合があるということを記載されております。こちらにつきましても、議員のお見込みのとおり、収益が得られる視点として頑張っていけると思いますので、こちらのほうは協定の中に項を入れております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) 収益が大幅に見込まれた場合というふうにありましたけれども、令和4年度からその事業が始まりまして、まだ利益の収益納付というのは見受けられないんですけれども、それというのは、要はどこまで売上げが上がったら、例えば、どこまで利益が発生したら、今その経営状態というのはそこの個々の単体の経営状態というのはどういう状況なのか、そしてどこまで利益が生まれればそういうふうに納付が発生するのかお答えいただければと思います。
    ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 沼田環境経済部長。 ◎環境経済部長(沼田武男君) それでは、答弁のほうをさせていただきたいと思います。 今の津軽河岸広場、指定管理につきましては、まだまだ収益が上がっているような状況ではございません。ということで、まだ収益納付金のところまで達してございません。また、収益納付金、いつの段階で納付ができるのかという部分につきましても、年度協定書を締結させていただいております。そこの中で納付額につきましては甲乙協議の上決定するものとされてございますので、収益金が上がってきた中で株式会社いたこと協議をさせていただきまして、納付金額について決定をさせていただきたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) それでは、2番目のほうの再質問に入らせていただきます。 先ほど納付金額ですけれども、1,500万円と1,800万円と出ました。これ平成20年度から1,500万円、利益が出たから還元しますというお金ですね。これが発生しました。そこから平成29年、約10年ぐらいたって道の駅の改修もあり、1,800万円に今度上がったと、そういうことでございます。この収益納付金、これが始まった時期というのは、これどういった協定の中で話合いがあってその金額を決めたのか。そして、そうですね、この300万円、これ1,500万、先ほどありましたけれども、この300万円上がった。そして次、上がるというタイミングというのはどれを指標にして決めていくのか教えていただけますか、よろしくお願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 沼田環境経済部長。 ◎環境経済部長(沼田武男君) 先ほどの答弁と重複する部分あるかと思いますが、道の駅「いたこ」、株式会社いたこと収益納付金の決定につきましては、年度協定の中で締結をさせていただいておりまして、平成20年度から1,500万円を納付させていただいてございます。そしてその後、野菜売場のほうリニューアルさせていただきまして、面積を拡張させていただきました。その関係で平成29年度から300万円を上げさせていただいた1,800万円を納付させていただいてございます。 今後、まだ収益がどういう形で変更させていただくかという部分につきましては、今のところ、明確な部分持ってございませんが、今までの経過を考えていきますと施設の面積等に変更があったとき、そういった場合に、この収益納付金について変更のほうを株式会社いたこと協議をさせていただきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) 再々質問になりますけれども、先ほど収益のほうが大幅に増えたときに検討するという話を伺ったと思うんですけれども、その面積が増えたとか、そういうところじゃなくて、次の質問にもありますけれども、経常利益、要はその利益が上がれば当然収納金を市に渡す、そういう考え方だと私は思っているんですけれども、その辺の認識というのはお答えいただけますでしょうか。 ○議長(小峰進君) 答弁願います。 沼田環境経済部長。 ◎環境経済部長(沼田武男君) すみません。先ほどの答弁の中で少し漏れてしまっておりますが、平成20年当初、収益納付金の決定につきまして、すみません、追加で答弁のほうをさせていただきたいと思います。 収益納付金の決定につきましては、当時、建物の減価償却費を基礎とさせていただいて収益納付金のほうを決定させていただいております。その関係で平成29年度、施設の増築に伴いまして減価償却費が増加したため、収益納付金の変更もさせていただいてございます。 そういった観点で今現在、収益納付金につきましては、減価償却費相当分として収益納付金を株式会社いたこのほうから潮来市のほうに納付をさせていただいているようなことでございますので、経常利益の増減に伴って収益納付金を変更しているというような現状ではございませんので、ご理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) それでは、3番目の質問に入ります。 今、建物の減価償却ということで決めているということでありました。今回のこの質問の趣旨なんですけれども、先ほども言いました、市から、要は指定管理料として、指定管理として道の駅「いたこ」、また株いたこに渡している、そういった市から支出している事業がありますけれども、道の駅自体、トータルしたときに、要は利益が上がっているんだったらそういったところというのは完全に市から独立させていいんじゃないかなというところで質問をこれしているわけです。 先ほど経常利益では考えていないということでしたが、今年度、令和5年度、昨年度ですね。決算が出たと思いますけれども、令和5年度の経常利益をお伺いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 暫時休憩します。                         (午前10時21分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 再開します。                         (午前10時22分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 沼田環境経済部長。 ◎環境経済部長(沼田武男君) 令和5年度の経常利益につきましては4,131万4,465円となります。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) 過去最高の取引高ということで経常利益も大分伸びているように見受けられます。 先ほど1,500万円納付が始まった時期の前後の経常利益をお伺いしました。というのは、要は納付すれば当然道の駅としても経常利益が減ってくるのかなと。それからまた持ち返していって努力しながら、また300万円上げる時期が来たのかなというふうに自分は思っていたんですけれども。平成20年度の前後でいきますと、経常利益、先ほど2,000万と1,700万ということで、そんなにこう差がない。非常に頑張っていただいているという結果だとは思います。そして、平成29年度に今度1,800万に上がりました。そのときの前後の経常利益、これも前は1,400万円、1,800万円になった後が1,300万円ということで、この要はそこから経常利益が令和5年度4,100万、4,131万4,000円、およそ3,000万近く経常利益が上がっているんですね。そういったときにこの市から送られているお金というのをもう一度、これ再検討する必要があるんじゃないかというのは、私、昨日、すごい衝撃を受けたんですけれども、10年ぐらい前ですか、その財調が、財政調整基金、要は市の貯金ですよね。それが25億あったのが今4億しかないという石田議員の質問の中での話ありました。これ約10年間で20億円も貯金がなくなっちゃたんですよね。こういったことを考えていったときに、私はその知る前にちょっと議員として恥ずかしい点もありますけれども、何とか捻出するところはないのかな、そうやって削減できるところはないのかなという思いで、今回は質問ももう一個ありますけれども、したつもりでございます。 要するにこういうところを見直していくということが、要は1つの財源確保、そして削減につながっていくというふうに考えております。この4,000万、経常利益が4,000万、これも含めて市の考え方を、事業に対しての考え方、そして指定管理料に関してのその考え方お答えいただければと思います。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 沼田環境経済部長。 ◎環境経済部長(沼田武男君) それでは、答弁のほうをさせていただきたいと思います。 現在、道の駅「いたこ」と基本協定を締結させていただいております期間というものは、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間の中で基本協定、そしてその中で年度協定を締結させていただいております。 今度改めて、今、議員の言われた指定管理料、または収益納付金の部分につきまして、今後、令和7年度に指定管理者の新たな公募等をさせていただく部分がございます。その中で指定管理者の募集をさせていただく部分の中で収益納付金、また指定管理料につきましては協議をさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) 年度で協定も結んでいるんですよね。そういう中でそこの8年度が来るまでではなく、後年度でいろいろ検討していくことも必要なのかなというふうには思いますし、こういう本当に頑張って道の駅「いたこ」も、こういうふうに経常利益をたくさん上げていただいている。それであれば、もっと頑張っていただくために、またできる支援の方法というのも検討していただければというふうに思っております。 それでは、次の質問に参ります。 大項目2番、津知小学校のグラウンドについて。 ぜひとも将来の子供たちのためにも残したい土地であるが、昨年度、急遽、測量業務が発注されました。測量を行うということは土地を売却するための第1段階であり、次には不動産鑑定業務を発注し、売却価格を決定するであろう。そこでお伺いします。 ①今年度の予算の中には津知小学校グラウンド不動産鑑定業務という項目はないが、実施しないということでよろしいかお伺いします。 ②保健所用地として県へ売却する時期はいつか伺います。 以上、2点お願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) まず第1点目の不動産鑑定業務という項目はないが実施しないということでよろしいかということについてご答弁申し上げます。 令和8年4月に潮来小学校との統合を予定している津知小学校につきましては、不動産の適正な価格を法的な基準にのっとって評価し、統合後の利活用を図るため、不動産鑑定業務を行ってまいりたいと考えております。 茨城県から潮来保健所の移転先として津知小学校を希望するとの見解をいただいておりますので、茨城県のスケジュールに合わせて事業を進められるよう調整を進めてまいりたいと考えております。 2点目でございます。県へ売却する時期はいつかというご質問にご答弁申し上げます。 茨城県からは潮来保健所の移転先として津知小学校を希望するとの見解をいただいておりますが、具体的な土地売買の時期については現時点で伺っておりません。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) この保健所の問題、津知小のグラウンドですね。これ3月議会で私、その明許繰越し、要はその測量業務に対してですが、反対討論をさせていただきました。というのは、やはり反対討論もちょっと苦しいところもあったんですけれども、津知小学校のあのグランドは前も言いましたけれども、あれだけ自然豊かで、そして子供たちにとってもこれから残していきたい土地、そしてまた、例えば、企業誘致したときにでも、あそこはもう誰もがいい土地ですねと言う、私は土地だと思っています。ポテンシャルの高い土地、そのように思っております。 昨日、石田議員の質問の中にもありましたけれども、県が、要は黙っててくれと、まだ公表しないでくれという話であったと思うんですけれども、実際にその昨日の市長の答弁でもありました。当時、藤島県議がいるからほかの地域には行かないだろう、そういった答弁もいただいていますよね。保健所、当然、潮来に残っていただきたい。それは誰もが思うことでありますけれども、要はその土地に問題が私はあると思います。もっと調べる必要もあっただろうし、潮来のそのいろんな土地があります。そこをやはり私たち議員も探しますし、市民もそうですし、あの津知小のグラウンドを何とかほかに残していきたい。今でも私はそのように思っているところでございます。 実際に副市長も、多分県職員の方ですし、元県職員の方ですし、県の保健所の担当の方に恐らく話を持っていった。そこで県議、今の県議に言わなかった、言うというのは本当に県の職員が伏せておきましょうというふうな話をしたのかというのをちょっとお伺いしたいんです。よろしくお願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) ただいまの佐々木議員の再質問のほうにお答えしたいと思います。 県における保健所の対応につきましては、私ども市のほうから申し上げることはできない状況でございますので、その辺はご理解をいただければと思います。 また、昨日も石田議員のほうにご答弁いたしましたけれども、現在の松田県議のほうからご提案いただきました土地についても、潮来市といたしましては、県のほうにきちんと提案という形で追加提案させていただいておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) その松田県議からご提案いただいた土地があると今おっしゃいました。昨日の答弁でもありました。それって、要は内密にしてなければ、そういう土俵に上がれたわけだと思うんです、その当時。その3月議会の前ですかね。そうやって予算を繰り越すとかそういう話をする前にいろんな情報というのはやっぱりみんな持っているわけで、きっとそういうことってやはりみんなで私は考えていくことだと。先ほども言っています内密にしておいてほしいというのも分かりますけれども、実際にそうやって提案して、じゃそれをのんでいるんですか。それを土俵に上げるんですか。今もう測量業務も始まっていますよ。ちょっとそれ答弁お願いします。 測量業務も始まっている不動産鑑定業務もこれからかける。そうやって進めて、また松田県議が提案してくれたもの、それもまた土俵にのせるんですか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) ただいまの再々質問お答えいたします。 前にご答弁申し上げたかもしれないんですけれども、県のほうの当初の保健所の要件といいますか、希望する箇所としては、松田県議から今回追加でご提案あった部分というのは場所がちょっと離れておりまして、市としては要件を満たしていないということで提案しておりませんでした。ただせっかく県議のほうからお話もいただきましたので、尊重して市のほうとしては追加提案した次第でございます。 また現在、津知小のほうで先ほどお話ありました測量の部分につきましては、今後、保健所云々ではなくて、津知小を利活用していくために測量というのはやっておかなければならないというものでございますので、その辺もご理解をいただければ幸いです。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) 2番目の質問です。再質問になります。 実際、その私もその保健所の移転について津知小学校はどうなのかという相談は県議にも当時しました。というのは、自分が質問をすることによって県議、保健所がもし例えば、鹿島、神栖に行ったとしたときに、県議の責任にならないのかと、県議に私はちょっと相談したことがあるんです。県議も津知小のあの跡地はこれからの子供たちのために残しておくべき土地だし、おまえたちがそういうふうに考えるんだったらそれはそれでいいと、そのように私は県議からいただいて反対討論をさせてもらった経緯があります。 その後も、採決されたわけですけれども、自分たちに何ができるか、土地を大分探しました。潮来市の中も歩いて。有志の議員と一緒に、ここはどうだ、ここはどうだと。私も実際、あそこの県の工業団地の入り口の土地、島須、あそこの土地、調べました、法務局行って。自分はあそこは県民の森第5駐車場と書いてあるので、県の看板もしてあるので。ですので、私は県の土地だとばかり思っていたんです。それは法務局行って調べたら、行方郡牛堀町所有というふうに書いてあったんです。面積もどうなのかと思って、そこも気になるところだったのでざっと見、1万平米あるだろうなという感覚はありましたけども、1万1,000平米、その辺も調べました。その中でもやはりあそこは工業団地なので、緑地の面積というのが当然かかってくる。ですので、安易にはできないかもしれないということはありました。ただ今回の議会で説明がありました工業団地の中の公園売却の話5,000平米ですね。それは緑地の面積はクリアできるから売却できるという。それは全協のほうでもお伺いします。残りまだ残っている、緑地の面積残っている。まだ1万平米ぐらい残る。大丈夫。これって、あそこは高台で交通の便もすごいいい。ましてや信号機がすぐそばにあって入り口も入りやすい。改修はしなくても平地だし、使い勝手すごいいい土地。それ誰が見てももう分かります。そういった土地をこれから先に、後に吉川議員も質問しますけれども、この土地というのが実際これ把握していたのか、市として。候補地に何で挙げなかったのか、この辺はちょっとお伺いしたいところです。 ○議長(小峰進君) 佐々木議員、大分、議員の名前とかそういう名前を言いますけれども、固有名詞はあまり使わないということで議運のほうからも指導していると思うので、吉川議員だの、石田議員だのというのは使わないでもらって、議員がと、昨日の議員がと、昨日の議員がというふうに訂正しますので、よろしくお願いします。 答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) 昨日もご答弁をさせていただいているところですけれども、茨城県からは公共用地というようなこと、併せて潮来保健所の管轄区域である鹿嶋方面等へのアクセスを考慮し、国道51号付近などが希望であると、こういった例示がございました。したがいまして、それに基づいた選択ということで茨城県に回答をさせていただいたということでございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) 大生原小学校とそこの県民の森の工業団地の入り口、51号からどちらが遠いのかなと考えたときに、ちょっと首をかしげるかなとは思いますけれども。 実際にやはりこういうふうな大事な子供たち、そして将来の潮来の土地、これをどうやって活用していくかと考えたときにやはり私はみんなの力を借りて進めていく、県に言われようとも、私はそういう姿勢を見せることが大事なんじゃないのかな。それは市民が一番よく分かっていますから、ここの土地が大事だって。そういったことはぜひとも考えていただいて、また候補地が挙がったようですけれども、津知小、これはもし津知小になるようだったら、住民はどうですかね。最後、もしご答弁いただければお願いします。 ○議長(小峰進君) 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) ご答弁申し上げますが、こちらにつきましては、先ほどもご答弁をさせていただきましたけれども、松田県議からも新たな候補地として潮来市島須地内にあります潮来工業団地入り口付近の緑地の一部についてご提案をいただきましたので、潮来市といたしましても、新たな候補地として茨城県に対して追加提案をしたところでございますので、これらのスタンスについては、こういった形で今後取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) よく考えていただいて結論を出していただきたいと、県のほうに進めていっていただきたいというふうに思います。 それでは、3点目に入ります。3番目、老朽化したクリーンセンターについて。 3月議会の市長答弁の中で、新施設はコスト面を考えても行方も潮来も造れない。新たなものを行方と潮来で共同で造るということはない。近隣市でごみを引き受けてもらう、こういう方策しかない。しっかり交渉して3年以内に方向づけをすると市の方向性を断言しました。 市民の皆様にもさらに関心を持っていただくために、以下の質問をさせていただきます。 ①令和4年1月10日にセンター内の粗大ごみ処理施設の選別機で発生した火災について原因を伺う。 ②修繕費用と期間、稼働停止日数を伺う。 ③その後の予防対策とその費用を伺う。 以上、3点お願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 沼田環境経済部長。 ◎環境経済部長(沼田武男君) それでは、まず1点目、令和4年1月10日にクリーンセンター内の粗大ごみ処理施設の選別機で発生した火災の原因について答弁のほうをさせていただきたいと思います。 令和4年1月10日、潮来クリーンセンター内の粗大ごみ処理施設の可燃・不燃物選別機及び不燃物ホッパーにて発生した原因には、潮来消防署及び行方警察署の現場検証の結果、混入したリチウムイオン電池が圧縮され発熱し、可燃ごみが燃えたことが原因と判断がされました。 続きまして、2点目でございます。修繕費につきましては1,504万8,000円で、仮設工事を実施いたしました。工事期間は3月24日から3月28日の5日間、その後、29日から31日にかけまして試運転及び最終点検を行った上で4月1日からの運転を再開いたしました。 なお、稼働停止期間につきましては、火災発生の1月10日から3月31日までの81日間となります。 続きまして、3点目、予防対策とその費用を伺うと、答弁をいたします。 予防対策についてですが、広報いたこや潮来市ホームページによる広報のほか、潮来クリーンセンター見学の際のリサイクル促進の講習と併せてリチウムイオン電池やその他注意してほしいごみ分別の説明をしてございます。 予防対策としては、運転管理業務委託における重点確認箇所と位置づけ、見回りや点検を強化してございます。 費用につきましては、特段ここに予防対策にしてかかっている経費はございません。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) 私も5月にクリーンセンターの研修視察ということで、有志議員で行ってきました。やはり私も質問する以上は今どういう状況にあってどういう状態なのかというのを把握して、やはりそこで何らかの得るものがあるというところで視察をした。そして、今回この質問をさせていただきました。 その際、安藤課長、そしてセンター長の荒原センター長ですね。そして、従業員の方々、相当お時間を割いていただきまして、本当にお礼申し上げます。 そして、私が今回質問することによって多少なりともこの財政が非常に厳しい中でございますので、少しでも市民の方々に分かっていただいてごみの出し方、分別、その辺を理解いただければというふうに、そういう思いで質問しております。 今、リチウムイオン電池、携帯のバッテリーもそうですけれども、それのごみの出し方、それがこのようにごみの中に入っていて、粉砕したときに力が加わって発火する。そういった事例がいろんな自治体、その組合で起きているというふうにも伺っております。その修理費用、特に億単位かかっているところもあれば、潮来市は、これ1,500万円で済んでいるといったほうがいいんですよね。これが1億、2億、そして10億って施設の規模にもよりますけれども、かかったときに今の財政でそれを直せるのかと、いろんなそういうようなことも考えてしまうところです。 ですので、今回、このように質問をさせていただいて、市民の皆様に分別に対してもうちょっと意識を持っていただきたい。そして、自分も含めて。それが2万6,000人の市民の皆さんが協力をいただければ、これは相当な削減につながっていく、そのように思っております。 今後、いろんな取組をしていくと思いますけれども、1から3番として、再質問とさせていただきます。 要はリチウムイオン電池が入っているか、入っていないか、それを手選別しているような状況も見受けました。そちらは、これに対しての費用というのが当然発生していると思うんですけれども、それをちょっと聞きたかったんです、3番のほうの予防対策。実際にセンターへ行ったときに、手選別で仕分けてリチウムイオン電池が、電池とか入っていないかとか、そういう選別をしていました。そういった費用というのも当然かかっているというふうに思いますので。もしざっくりでいいんですけれども、1日何人入っています。それを1年間で何日稼働してというぐらいでも構いませんので、教えていただけますでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 安藤環境課長。 ◎環境課長(安藤正幸君) ただいまのご質問にお答えいたします。 現在、可燃・不燃選別機が火災に起きまして、稼働が一部停止している状態でございます。それに伴いまして、アルミと可燃物が分別できない状態になっております。これを現在、シルバー人材センターに委託しまして、1日当たり2人の人員で手選別を行っております。場合によっては、ごみ量の多いときには2人から3人、それは適時判断しながら分別を行っております。おおよそ一月当たり20万から30万の費用をかけて手選別を行っております。年間でいたしますと240万から50万程度の分別費用をかけてございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) 老朽化しているクリーンセンターでございますが、市長の3月の答弁でもありました。これを残していく。3年は当然その方向性は見えない状況で残していくであろう。それを市民の皆様がどう受け止めて、そしてどう負担していくかということも当然考えていかなければならない。それは故障したときに当然古いから改修も必要、故障もする。そういって手選別もする。そういった中でどうすれば削減できるかというところを、先ほども言いましたけれども、考えていきたい。そのように思っておりますし、ぜひ最後、答弁いただきたいんですけれども、市民の皆さんに対してこうしてほしい、自分も含めてですけれども、こういうごみの出し方、そして選別していただきたいということをいただければというふうに思います。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 安藤環境課長。 ◎環境課長(安藤正幸君) ただいまの佐々木議員のご質問に答弁させていただきます。 ごみ処理につきなるべくお金をかけない方法といたしましては、混ぜればごみ、分ければ資源という言葉がございます。小さなことですけれども、市民一人一人がご協力あれば少しでも多くの分別が進みます。それに伴いまして、クリーンセンターにおける燃やせるごみ量が減ります。延命化につながっておりますので、分別のほうのご協力をお願いいたします。 なお、細かい分別につきましては、直接環境課にお問合せをいたしていただければ、その都度お答えしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆5番(佐々木徹君) 市民の皆様の一人一人のその考え方、そして選別の仕方によって大分削減もさせていただけることになると思いますので、ぜひともこの財政が非常に厳しい中、また自分たちもいろいろと調査して研究してやっていきたいと思います。 以上をもちまして、5番、佐々木徹の質問を終わりにします。 ○議長(小峰進君) 以上で5番、佐々木徹議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は11時5分といたします。なお、全員がそろいましたら再開をしたいと思いますので、よろしくお願いします。                         (午前10時55分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 再開いたします。                         (午前11時04分)----------------------------------- △兼平直紀君 ○議長(小峰進君) 9番、兼平直紀議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 兼平議員。     (9番 兼平直紀君 登壇) ◆9番(兼平直紀君) 兼平直紀。ただいま議長より発言の許可を得ましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 大項目1番、潮来市のふるさと納税の現状と今後について。 ふるさと納税制度は、全国的な認知度の高まりにより受入額及び受入件数ともに増加傾向にあり、地方自治体の貴重な独自財源になっております。 潮来市においても、独自財源の確保及び返礼品業者の収益向上による地域経済の活性化を図るとともに、さらなるふるさと納税の活性化を目指すために返礼品の磨き上げや開発を積極的に実施しております。そこで伺う。 ①ふるさと納税は潮来市民の方がほかの自治体に寄附すること。潮来市の税収が減少する側面があります。そこで、過去5年間の当市への納税額、当市からの納税額について伺う。 ②地域活性化起業人制度を利用した効果について伺う。 ③ふるさと納税、企業版ふるさと納税の現状の取組体制、課題、今後の方針について伺う。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) それでは、まず1点目です。ふるさと納税の過去5年間の当市への納税額、当市からの納税額についてご答弁を申し上げます。 当市への寄附額につきましては、令和元年度は1億3,007万4,500円、令和2年度は1億5,076万円、令和3年度は1億8,086万3,000円、令和4年度は2億2,313万9,000円、令和5年度は2億6,259万円となっております。 当市から他自治体への寄附額につきまして、令和5年度分はまだ集計中でございますので、平成30年度から令和4年度までについてお答えいたします。また、ふるさと納税は市・県民税から控除されますので、市及び県分の控除額も併せて申し上げます。平成30年度、人数332人、寄附金額3,496万4,206円、市控除額1,455万6,247円、県控除額970万4,232円、令和元年度、人数318人、寄附金額3,572万9,947円、市控除額1,468万5,419円、県控除額979万344円、令和2年度、人数450人、寄附金額4,035万7,200円、市控除額1,721万9,262円、県控除額1,147万9,604円、令和3年度、人数690人、寄附金額6,047万6,000円、市控除額2,609万4,738円、県控除額1,739万6,639円、令和4年度、人数890人、寄附金額7,032万500円、市控除額3,222万7,010円、県控除額2,148万4,853円。 2点目でございます。地域活性化起業人制度を利用した効果についてご答弁申し上げます。 ふるさと納税事業に関する地域活性化起業人制度の活用につきましては、令和5年9月から株式会社フィーチャーリンクネットワークから派遣していただき、ふるさと納税事業を軸とした地域の魅力発信にご協力いただきました。 効果としましては、既存事業者をはじめ、多くの事業者にアプローチしていただき、新規事業者の開拓と新規返礼品を増やすことができました。昨年9月から今年3月末をもって半年間の契約は終了となりましたが、今回の起業人の成果と新たなる課題が見えてきたことを通して、今後の戦略を立て直し、引き続き起業人の活用をしていくことが必要であり、現在募集を行っているところです。 3点目でございます。ふるさと納税、企業版ふるさと納税の現状の取組体制、課題、今後の方針についてご答弁申し上げます。 ふるさと納税の現状の取組体制につきましては、市職員が中心となり寄附向上に努めております。主に新たな返礼品提供事業者の開拓及び新規返礼品を増やすための取組を行っております。既にご協力をいただいている事業者には新たな返礼品等の聞き取りや提案等、まだ返礼品の取扱いがない事業者には直接訪問や事業者説明会を行い、新規開拓を進めております。 当市のふるさと納税の課題としましては4つあると考えております。 1点目は、ポータルサイトの強化でございます。ポータルサイトを増やすことでより多くの寄附者の目に留まるよう取組を進めてまいります。 2点目は、新規返礼品の開拓でございます。市内事業者に引き続き丁寧な説明を行う、より多くの返礼品を提供できるよう努めてまいります。 3点目は、SNSなどを活用した戦略的な広報でございます。ターゲットを絞った効率的なPRを進めてまいります。 4点目は、庁内の連携でございます。これまで以上に関係部署間の連携を強化し、全庁的に取り組んでまいります。 また、今後につきましては、早期に地域活性化起業人を活用し、課題解決に努め、寄附額の増加及び地域経済の活性化に取り組んでまいります。 次に、企業版ふるさと納税の取組体制につきましては、内閣府や市ホームページでの広報や、名刺へのQRコード記載などPRに努めているところでございます。 課題としましては、内閣府や市のホームページでの広報、職員によるPRでは全国の事業者への周知にも限りがございます。今年度につきましては、より多くの事業者の働きかけをしていくため、民間事業者へ業務委託の取組を進めてまいります。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆9番(兼平直紀君) ただいまご答弁いただきまして、再質問させていただきます。 今までさんざん質問してきましたが、今回はちょっと違う角度で。非常に業績がいいという印象を受けております。事実、業績は毎年上がっている。平成20年度から始めて平成27年度ぐらいまでですかね。毎年100万もいかなかったのが、ここ近年で1億を超していると。ここ5年ざっと計算すると、今答弁いただいた約10億ですかね、5年間で。半分を原価としましても、贈り物というのは大体30%以下と言われているので、潮来市の業者は5年間で10億とすると3億から4億の商売を頑張ってやっているんじゃないかと、非常に地域活性化につながっていると思っています。 そこで、今1番の質問で、私がちょっと質問足りなかったんですが、潮来市から出ている金額は非常に大きな額でいっているんですが、ここはちょっと皆さん勘違いしちゃうと思うんですが、例えば、令和5年が出ていないので、令和4年度で2億2,300万円頂いた。潮来市からの納税額が約7,000万で、市税、県の税金で足すと4,000万ぐらい、失礼いたしました。5,000万ぐらいですね。差額があるんですね。これは所得税としてもともと国に行っている金額で、この潮来市の市税の3,200万のうち、潮来市は交付団体でありますから75%が交付金で入ってくる。そうするとこの3,200万流れている中の25%が、実質潮来市から出ている。そうするとざっと今ちょっと簡単なんですが約800万が。だから、情報を提供するときは、今後ここまで潮来市から実際出ているのは800万ぐらいかなと。これはちょっと数字合っているかどうか分からないんですが、そのぐらいの規模で推移しているという説明を求めればよかったのかと思います。 そこで、この好調な原因、要因についてを再質問させていただきます。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 河瀬企画政策課長。 ◎企画政策課長(河瀬由香君) ただいまの質問にお答えさせていただきます。 ふるさと納税の伸びている要因についてご答弁申し上げますけれども、ふるさと納税全体が全国的にふるさと納税に対する関心度も高まっているというようなところから、全国的に増えているというのがまずもって要因だとは思われます。 その中で、潮来市の返礼品の特徴としましては、干し芋であったり、ウナギであったりと、そういった返礼品に対しての寄附が増えたというようなこと。そして、返礼品の協力事業者が増えた。そして、併せて新規の返礼品を増やしてきたというようなところが増えた要因だと考えて捉えているところでございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆9番(兼平直紀君) 伸びた原因は、非常に好調な原因もやっぱり全国的に競争が激しくなっているということが言えると思いますので、今後も引き続き頑張っていただきたいと思います。 それで、ちょっとさっきの付け足しなんですが、潮来市から実質出ているのは800万なんですが、2億2,300万で、半分が経費として。800万と減るとやはり純増で1億ぐらいは自主財源を確保できているのかなと。ここ近年、二、三年その推移でいっているのかなというのは推測されるんですが、これちょっと数字を聞いていないんですが、大体この辺の数字が合っているかどうかだけ確認はできますか。ちょっと数字を言っちゃったもんですから、お願いします。 ○議長(小峰進君) 答弁できますか。 河瀬企画政策課長。 ◎企画政策課長(河瀬由香君) ただいまの質問にお答えいたします。 令和5年度につきましては、まだ集計中というようなところでございますので、令和4年度の差額についてご答弁のほうを申し上げます。 この差額についての考え方なんですが、議員のおっしゃいますように、寄附金額、ご寄附をいただいた金額からふるさと納税事業にかかっている経費、そして市の控除額を引いた額が実際の差額となっております。寄附金の市控除額、減収分になりますわけですが、それにつきましては、75%が普通交付税によって補填されておりますので、実際減収分としては25%と、議員のお見込みのとおりでございます。 令和4年度の増減額としましては、令和4年度約1億5,000万円の増収というふうに見込んでいるところでございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆9番(兼平直紀君) 私が言っている金額5,000万があったということで喜ばしいことだと思います。 続きまして、2番の再質問させていただきます。 起業人を採用したと。従来から外部から人を呼んで見てもらったほうがいいんじゃないかというのはずっと提言しておりました。その提言を受けて、3番の課題とか対応していくものが見つかったと思います。そこで、またこの課題に向けて新しい人を採用していくという方針でありますが、今までと違った内容のことを求める、あるいはさっきの目標に対しての方を求めるのか、答弁願います。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 河瀬企画政策課長。 ◎企画政策課長(河瀬由香君) ただいまのご質問についてご答弁申し上げます。 先ほど③のところで、見えてきた課題のほうを公室長のほうから答弁申し上げさせていただきましたけれども、この半年間、令和5年度のこの半年間の起業人の採用、来ていただいたことで非常に効果があったもの、そして課題、併せて双方に出てきたところです。 令和6年度につきましては、その見えてきた課題、特に新商品の開拓も引き続き行うことはもちろん重要なことなんですけれども、非常に苦手だった部分、課題だった部分としましては、SNSでの情報発信であったり、見せ方、見え方、そういったところをもう少しブラッシュアップするべきではないか、商品のブランディングについてもう少し関わるべきじゃないかというような課題が見えてきた。そんな中でここに突出した、この見えてきた課題解決をしてくれる起業人をぜひ採用していきたいというような考えを持ちまして、募集に至っているところでございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆9番(兼平直紀君) 続きまして、3番の再質問をさせていただきます。 先ほど大きな4点、あと企業版のほうでふるさと納税の課題と今後に向けての方針を答弁いただきました。 その中で横に広がる運動もあるんですが、やはりこの金額を伸ばしていくというのは種類を増やす、品数を増やすというのは大切だと思いますが、やはりもう一つ、在庫の問題ですね。人気ある商品を深掘りする。やはり数が限られた中で売上げを今後伸ばしていくということはやっぱり機会創出というのを逃さないために、やっぱり人気商品を厚くするということも必要だと思うんですね。 その点について今、企業さんとかいろいろやっているんです。募集したり開拓していると。その中で成功している事業なので、さらに成功させるためにちょっと提案なんですが、ふるさと納税返礼品開発に関する支援金、あるいは補助金でも考えたほうがいいんじゃないかと。いわゆるその対象といたしまして、ふるさと納税返礼品を新たに開発する事業所に対して、あとは実際、今、在庫を増やしたりレベルアップするために既存のふるさと納税返礼品等を改良する事業、そういうものに新たに補助金制度を、成功している事業なので、対して、そういう補助金制度というものを考えてみたらどうかという提案なんですが、その点についてはどうでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 河瀬企画政策課長。 ◎企画政策課長(河瀬由香君) ただいまの兼平議員のご提案につきましては、他市の事例など参考にさせていただきながら、様々な補助金の活用を調査しまして研究のほうをしてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆9番(兼平直紀君) ぜひ好調な事業なので、自主財源を確保するという意味でも頑張っていただきたい事業なのでよろしくお願いいたします。 続きまして、大きな2番の質問をさせていただきます。 第6次潮来市行財政改革大綱について。 第6次潮来市行財政改革大綱は、近年の気候変動による大規模な自然災害、震災、新型コロナウイルスの感染症拡大、国際紛争など、社会経済にこれまでにない大きな変化が起こしてきた中で令和6年3月に策定されました。自治体を取り巻く環境がだんだん厳しくなり、今後人口減が予想される中での当市の行財政運営について伺う。 ①第5次潮来市行財政改革の成果について伺う。 ②第6次潮来市行財政改革の方針について伺う。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) まず第1点目、第5次潮来市行財政改革の成果についてご答弁を申し上げます。 潮来市では地方分権時代に対応した行政体制の整備、確立を図るため、より簡素で効率的な行政運営を実現する観点から最少の経費で最大の効果を目標として掲げ、第5次にわたり行財政改革大綱を策定してきました。この第5次行財政改革での主な成果につきましてご答弁申し上げます。 まず、市民サービスの向上という面では、給食費の無償化、マイナンバーカードの出張申請サポート、高齢者のごみ出し支援、こども家庭センター開設などが挙げられます。 次に、歳出削減の面では、競争入札の促進が挙げられます。条件つき一般競争入札や指名入札制度による落札率の低減を図ることにより、工事費などの削減を行った結果、令和4年度においては、予定価格に対し約1億2,000万円の削減に至っております。 また、市債抑制による公債費の削減が挙げられます。利子を含めた市債残高としましては、平成29年度末残高211億8,000万円に対しまして令和4年度末残高193億円となり、5年間で18億8,000万円の削減に至っております。 さらに、指定管理者制度等の導入により管理運営費の抑制が挙げられます。令和元年度から新たに水郷旧家磯山邸津軽河岸あと広場、また、業務委託となりますが、令和3年度から潮来市放課後学童クラブ運営業務委託を開始し民間委託をしております。 自主財源の確保の面では、ふるさと納税の推進が挙げられます。寄附額としましては、平成29年度5,744万円に対しまして令和5年度2億6,259万円となり、6年間で2億515万円の増加に至っております。 公共施設の計画的な維持管理の面では、公立保育所・幼稚園施設の再編が挙げられます。潮来保育所、牛堀幼稚園、延方幼稚園を統合し、令和2年4月にあやめこども園として開園しております。削減額としましては1,753万円の削減に至っております。 2点目でございます。第6次潮来市行財政改革の方針についてご答弁を申し上げます。 第6次潮来市行財政改革大綱では3つの基本方針を立てております。 1つ目の基本方針としましては、行政運営の効率化、広域連携の推進でございます。これはデジタルトランスフォーメーション、DXの視点を効果的に取り入れた行政運営や一部事務組合との連携強化などになります。 2つ目の基本方針としましては、職員のスキル向上、新たな働き方改革への環境整備でございます。これは、職員の人材育成や働き方改革などになります。 3つ目の基本方針としては、計画的な財政運営と財源確保でございます。これは歳入増、歳出減に向けた取組などになります。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆9番(兼平直紀君) それでは、①の再質をさせていただきます。 こちらに、手元に行財政計画第5次のというのがあるんですが、そこに目標に対して進めていただいた。この中で数字が結構出ているんですが、令和5年度の決算がまだなので、こちら数字については決算時についてさせていただくつもりでございます。 その中で質問する前に財調とかいろいろな言葉が出ておりまして、この中で金額、借入金が20億減らした、あるいはいろんな状態で財調が減ってきている。これはいろいろな意味があると思います。私が議員になってから役務費ですか、人件費、公債費、扶助費で。9年、8年やらせてもらって、人件費と公債費はさほど変わらないんですが、扶助費のほうが4億から5億増えたんです。これ何もやらなくても、潮来市の社会福祉を整備する上、支える上で増えていく。今後、潮来市のやっていく宿命と申しますか、そういうふうに感じております。こちらは決算時でやらせていただきます。 再質問の1番目で、今、潮来市の現状は費用に対して提供しているサービス、費用に対して手数料とかいろいろもらっていると思うんですね。その差額を市税で補っている。先日のやつで給食費なんかもそうなんです。これがどんどん、それ以外にもですよ。費用に対してもらっている金額、受益者に対するという負担になるんですが、この差額がどんどん広がって、それをどんどん市税で補っている。これがボディーブローのように効いてくるのも一つの原因だと思います。それで、財政の面で今すぐ上げろと勘違いしていただきたくないんですが、その上で再質問させていただきます。 第5次の大綱の中に主な推進事業の中で受益者負担の原則に立った手数料、使用料の見直し、改定が記載されているが、こちらのものについて検討したか。いわゆる検討して予算を立てていると思いますので、これで成り立っていくという予算の立て方していると思いますが、このシミュレーションをしているのか、考えたのかということに対しての答弁を願います。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 箕輪行財政改革推進室長。 ◎行財政改革推進室長(箕輪充君) ただいまのご質問に対してご答弁いたします。 第5次の、申し訳ありません。計画的な財政運営と財源確保の観点からも、将来にわたりまして持続可能な行政サービスを提供するためには、例えばでございますが、水道料金、下水道料金、そちらの見直しは効果的ではございますが、コロナ禍や物価高騰という社会経済状況のほうでは市民生活への影響が大きいものと考えております。 なお、改定につきましては、今後、必要に応じて検討していくものと考えております。 以上となります。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆9番(兼平直紀君) ただいまの答弁につきまして今検討しているということ。 実際、今もらっていない金額をもらう、金額を上げるというのは、このご時世到底無理なことなので、ぜひこれを維持しながらの予算の組み方や財政健全化を目指していただきたいと思います。 続きまして、②番の再質をさせていただきます。 この財政計画の中で、いろいろ財政のいろいろ考えた中で、大きな、私が気になっているのは、昨年度末から会計年度任用職員を一般職で扱えるような企業体系に変わっていく。本年度から役職定年という、いわゆる実質定年の延長という形になって、そこで質問させていただきます。 定年引上げが始まったことで人件費と定員管理計画とのバランスはどう考えているか伺う。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 箕輪行財政改革推進室長。 ◎行財政改革推進室長(箕輪充君) それでは、ただいまの質問に対してご答弁いたします。 定年の引上げに伴いまして、人件費の影響というものは確かにございます。影響額としましては、これまでの60歳定年の場合ですと、60歳定年後は再任用職員となったわけでございますが、役職定年制、こちらのほうが導入されたことによりまして、60歳到達時点での役職の職層にもよってしまうものなんですが、これまでの再任用職員制度と比べまして、市が負担する共済組合負担金なども含めまして、1人当たり約190万円程度の増額の影響のほうが出ております。 なお、潮来市定員管理計画での終期でございます令和9年度の計画職員数としましては225人となっておりまして、令和6年度4月時点での職員数は223人でございますので、定員管理計画内での職員数となっております。 これらのことから、職員数は定員管理計画での計画職員数内での職員数となっておりますが、人件費につきましては、定年引上げの要因だけではございませんが、賃金引上げの影響もございまして、人件費のほうは増額となっておりますので、職員の人員配置計画と併せまして、行財政改革のほうをさらに推進していかなればならないと考えております。 以上となります。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆9番(兼平直紀君) 今答弁いただきまして、これは全国的な流れで致し方ないと思っておりますが、ただ活用の方法といたしまして、定年制が延長、役職だけが変わるということであれば、すごいベテランの人がいる、すごい人材活用していただければ、いわゆるDXやる前にエキスパートが市民の中に逆に役所に、逆に言えばさっき言った起業人制度みたいなものがもう自然に採用されている状態だと思いますので、ぜひ市役所の業務改善、あるいはレベルアップに皆さん頑張っていただければと思います。 続きまして、3番の質問をさせていただきます。 稲荷山公園管理整備、北利根川前川沿いの桜並木の管理について。 稲荷山公園の施設管理、また、いたこフィルムコミッションの中でロケーションライブラリーで形成されている桜並木の管理について伺います。 ①稲荷山公園の施設管理、現状の把握、方針について伺う。 ②北利根川前川沿いの桜並木の管理者について伺う。 ③1級河川前川の洪水氾濫防止及び護岸の美化整備を目的とする河川堤防改修工事のお知らせの案内が5月上旬にありました。工事前・後の説明図で木々が伐採されております。その内容について伺う。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 沼田環境経済部長。 ◎環境経済部長(沼田武男君) それでは、稲荷山公園の施設管理、現状把握及び方針について答弁をさせていただきます。 まず、稲荷山公園の施設管理につきましては、年間を通して除草作業、清掃作業を委託し、維持管理に努めております。また、公園内のトイレにつきましても、清掃作業を委託して管理をしております。 状況に変化があれば、その都度、報告をいただき状況把握をしている状況でございます。 管理方針についてですが、引き続き委託業務による管理作業を中心に自然環境の維持を図ってまいりたいと考えてございます。 続きまして、2点目、北利根川前川沿いの桜並木の管理者について答弁をさせていただきます。 北利根川前川沿いの桜並木の管理につきましては、ともに観光商工課が管理担当となってございます。 具体的な管理といたしましては、委託による毛虫の防除、また桜の木の状態を見ながら職員による枝の剪定、委託による枝の剪定、場合によっては伐採等を行っている状況でございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 小沼建設部長。 ◎建設部長(小沼豊君) それでは、私からは3点目の前川の堤防改修工事のお知らせの工事前、工事後の説明図の木々が伐採されているという件について答弁させていただきます。 前川河川整備を進めていただいております茨城県潮来土木事務所に確認させていただきました。 前川中流部拡幅工事に伴う桜並木の取扱いにつきましては、平成25年5月13日に潮来土木事務所と潮来市で協議を行っております。その中で桜並木につきましては、樹齢の問題から移植することは不可能のため伐採、また堤防上に樹木を植えることにつきましては、根が張ると堤防に穴が空き、そこから水が差し込むと堤防が崩れてしまうおそれがあるという考えから堤防に樹木を植えられないことにより再度植栽はしないこととなっております。 しかし、日本一の水路のまち基本計画におきまして、前川筋の町の景観整備の一つとして、リズムを刻む桜、柳、ポプラの並木などの記載などがされております。このようなことから、茨城県へ強く要望してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆9番(兼平直紀君) ①の再質問をさせていただきます。 稲荷山の公園の施設管理なんですが、昨日の議員の答弁の中でも説明いただきましたが、稲荷山の場合は都市公園になっていまして、事業計画の中では都市計画の公園整備というのが年度ごとにあって必ず整備されているんですけれども、稲荷山については観光課で、あと一部借りているというところがあるんですが、今後、稲荷山公園にある公園設備についての遊具、あるいは設備について更新、あるいは増設、新設というのは考えていますか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 実川観光商工課長。 ◎観光商工課長(実川治子君) それでは、今、稲荷山公園設備の新たに何か今後考えているかということでご答弁させていただきます。 現時点で新たな設備、施設を設置するという予定はございません。しかしながら、こちらの稲荷山公園につきましては、水郷筑波国定公園の第2種特別地域に指定されているため、工作物の設置について関係機関との調整が必要となっていること、また稲荷山公園の土地賃貸借契約において当該土地に建物、工作物を設けたり、既存物件の現状を変更する場合には協議の上行うということにされています。 まず、遊具だけではなく、魅力ある施設なりを稲荷山神社、または管理組合の方と協議をし、多くの方が稲荷山公園に訪れるような環境整備を引き続き行っていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 兼平議員。
    ◆9番(兼平直紀君) 続きまして、②の再質をさせていただきます。 こちらは桜並木、いわゆる川沿い、前川の岸辺ですね。今、原風景があるのがなくなるというのは住民にとって非常に寂しい思いになります。こちらを管理していく上で、今まで都市建設課において権現山で樹木医を採用して見ていただくという事業がございます。その際に前からもご質問させていただいたんですが、そこだけではなく、どうせ呼ぶんであれば、潮来市の環境、いわゆる市が管理している樹木に対しても横のつながりを持ってやってみてくださいと、あるいはやってみてはどうかというお願いというか提案をしてまいりました。それについて、今後の方針あるいは現状どうなっているかお伺いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 実川観光商工課長。 ◎観光商工課長(実川治子君) 樹木医の件につきまして、現在、こちらの桜並木関係に樹木医を入れている状況はございません。しかしながら、桜の木に対して樹木医の診断、こちらをしていただくということについては、権現山の桜の木、こちらのほうに樹木医の対応等しています都市建設課と一緒に状況を共有しながら連携を図っていきたいと思います。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆9番(兼平直紀君) これは市が管轄しているところに木々があって原風景を守っていく、守るべきものに対して、言われたところじゃなく自主的に守る方向でやっていただければと思います。 続きまして、3の再質問は、これは再質問というか提案でございます。これは河川法とかいろいろあってこうならざるを得ないという事情も分かりますが、ぜひあそこは洪水で被害を防ぐという目的で拡張しています。そのために今まであったものは法律が変わってできなくなるというのは重々理解しておりますが、やはりそっけない、あるいは何もないということではなくて、原風景や今後の日本一の水路という目標に向かって整備できる、あるいは植樹できる植物を選んで、できるだけ県の事業ですので県の費用でやっていただくようにぜひ進言、提案させていただきたいんですが、この辺は提言として受け取ってもらえるでしょうか。 ○議長(小峰進君) 小沼建設部長。 ◎建設部長(小沼豊君) ただいまのご意見ありがとうございます。 引き続き、県のほう、潮来土木事務所になりますが、そちらのほうに要望してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 兼平議員。 ◆9番(兼平直紀君) 続きまして、4番の質問をさせていただきます。 茨城県の文化財保護を目的とした補助制度について。 人口減少やコロナ禍などの影響で継承が危惧されている地域のお祭りをサポートしようと、茨城県教育委員会は新たに設けた補助制度の対象として無形民俗文化財で構成される県内の5つの祭りを選定したと発表した。県教育委員会によると、文化財保護を目的とした祭りへの補助制度は全国で唯一という。そこで伺う。 ①選定の条件、選定された経緯について伺う。 ②補助制度の内容について伺う。 ③補助制度の活用方法、申請方法を伺う。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 沼田環境経済部長。 ◎環境経済部長(沼田武男君) それでは、まず1点目、選定の条件、選定された経緯についてご答弁をさせていただきます。 選定条件につきましては、茨城県教育庁総務企画部文化課に当方で確認をさせていただきました。 1つ目といたしまして、県内に伝承され、地域社会あるいは保存会を単位に行われている祭礼行事を含むものであること。 2つ目として、近世以前から歴史を有し、現在まで継承されているものであること。 3つ目として、構成要素に国・県指定、または国選択の無形民俗文化財を含むものであること。 4つ目として、一定、約1万人の入り込み客数があり、地域に寄与するものであること。 以上が選定条件になっております。 また、選定の経緯につきましては、茨城県におきまして、有識者で構成する茨城県民俗文化財活性化検討委員会が選定組織となり、潮来祇園祭礼、潮来ばやしが県内数多くあるお祭りの中から選ばれたこととなります。 この補助金制度により、潮来祇園祭礼、潮来ばやしが多くの方々にさらなる興味と関心を持っていただき、歴史のある山車や人形、彫刻等の保存、お囃子連や山車引き回し参加者の後継者育成を含め、伝統文化が末永く継承できるよう有効に活用してまいります。 2点目、補助金の補助制度の内容について答弁をさせていただきます。 先日の答弁と同じになりますが、茨城県民俗文化財活性促進事業補助金交付要綱が令和6年5月10日に施行され、補助内容が示されました。この補助の趣旨は歴史的・文化的価値を有し、地域振興に寄与する一定規模以上のモデルとなるものを選定し、後世に継承していくため、対象となるお祭りに対し補助金を交付することとしております。 補助額につきましては、上限が500万となります。また、お祭りの開催に係る事業及び経費が補助対象となります。 補助対象となる事業、または経費は大きく分けて3つとなります。 1つ目はお祭りの開催、運営事業費、2つ目は民俗文化財後継継承事業、3つ目は記録作成、情報発信事業でございます。 続きまして、3点目、補助制度の活用方法、申請方法について答弁をさせていただきます。 活用方法につきましても、先日の答弁と同じになります。潮来祇園祭礼に関する関係団体等の方を構成員とした実行委員会を設置し、補助事業の趣旨である伝統文化の継承をしていくため、活用方法と補助対象を照らし合わせながら協議をしてまいります。 申請方法につきましては、申請者、補助事業者、今のところ実行委員会を想定させていただいておりますが、実行委員会となり、茨城県教育委員会教育長宛てに申請となります。その提出する際、書類は市長または市教育委員会を経由しなければならないとされております。 以上となります。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆9番(兼平直紀君) それでは、再質はまとめて、あるいは提案という形にさせていただきます。 こちらを文化財の補助制度に乗った、あるいは選定されたというところは金額もあるんですが、この金額については、実行委員会から県にいく、県が了承したものがおりる。これは実行委員会で上げていくという流れで分かっております。私はその金額ではなくて、使い方というのもあるんですが、この大きな大変前進したんだと思うのが、今までこの潮来祇園祭礼というのを無形民俗文化財にしていただきたいという活動は職員の方とか、あるいは今までしてきたと思うんですね。大きく、この前亡き藤島先生が毎年県の職員を呼んで祭りを見てもらう。そのたびに呼び出されていたし、説明した方もいると思います。私も説明いたしました。2年前に茨城県知事が潮来市に来ていただいて祭りを見ていただいた。そのときに、山車は無形文化財の山車だったんですけれども、そこの山車を説明して、いわれを説明して持っていったという運動していた実績がございます。その中でこのやつが出た。その中で大変ありがたいなと思ったのは、無形文化財の中に祇園祭礼という言葉を使っていただいたんですね。今まで何かるたんびに祭礼と文教とか、いろいろ分ける言葉がありましたが、この言葉で選定委員会、県の教育委員会の専門部会の有識者が入れてくれた。日本で、全国で唯一という何か希望が見えたと思っていますので、今後、潮来市の山車引き、祭礼というのを県の無形民俗文化財にしていただく活動に際して、ぜひ市のほうに今後のアドバイス、協力、申請するには市を通さなきゃいけないということなので、ぜひこの今からも歴史があって、今からも続く祭礼になります。歴史は積み重なっていきますので、実績は必ず重なっていきますので、この申請する、あるいはそういう目的に向かって、ぜひ市といたしましても協力をお願いします。手続も資料づくりもお願いしますという形で提案させていただきたいんですが、その点についてはどうですか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 塙教育長。 ◎教育長(塙誠一君) それでは、ただいまの再質問のほう答弁させていただきます。 この祇園祭礼、まず確認しておきたいところが、我々もすばらしい祭礼だと、文化財であるというふうに認識しているところでございます。しかしながら、県の文化財の前に潮来市の文化財での指定、必ず市の指定を受けた後、県のほうに申請をして県で指定を受けるというような流れがございます。まず、市の文化財というようなお話のところは、教育委員会のほうでも書類等も含めましてご相談に乗ってまいりたいというふうに考えてございます。 また、県のほうの文化財の指定というようなところも今現在、無形民俗指定文化財が、潮来市におきましては4つの指定がございます。その中で祭礼、潮来祇園祭礼と深く結びついております潮来ばやし、これのほうが県の指定文化財というところでございます。これらを踏まえまして、また県の登録となれば、地元としても大変喜ばしいものと考えております。 今後、教育委員会のほうでもご支援をしてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆9番(兼平直紀君) 答弁ありがとうございます。 市の文化財が先ということ、申し訳ございません。先走ってしまいまして。 ただ政教分離という考え方もございますが、こういう補助制度の中で祭礼という言葉が使われたということで大きな前進として考えておりますので、ぜひ前向きに考えていただきたいと思います。 以上で9番、兼平直紀の質問を終わりにします。 ○議長(小峰進君) 以上で9番、兼平直紀議員の質問が終わりました。 お昼の時間になりましたので、ここで暫時休憩といたします。 再開は13時30分といたします。                          (午後0時01分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後1時30分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 午前中の兼平直紀議員に対する執行部の答弁の訂正がございますので、お願いしたいと思います。 河瀬企画政策課長。 ◎企画政策課長(河瀬由香君) 兼平議員のふるさと納税に関する再質問の答弁の中で金額に間違いがございましたので、訂正をさせていただきたいと思います。 令和4年度のふるさと納税の差額につきましては、1億5,000万と答弁をさせていただいたところですが、正しくは1億500万の誤りでございます。1億500万円に訂正をさせていただきたいと思います。----------------------------------- △田崎清君 ○議長(小峰進君) では、14番、田崎清議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 田崎議員。     (14番 田崎 清君 登壇) ◆14番(田崎清君) 14番、田崎清です。議長の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 最初に、いたこ大使、観光大使について。 ①いたこ大使、観光大使の氏名、人数をお伺いします。 ②選任の方法、任期について伺います。 ③本市に対する活動支援状況をお伺いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) まず、いたこ大使の氏名、人数についてご答弁を申し上げます。 令和6年5月20日現在、15名の方に水郷いたこ大使を委嘱しております。水郷いたこ大使の氏名を委嘱した順に申し上げますと、海老沢勝二様、本條秀太郎様、香取綾子様、栗原徹様、戸恒喜代美様、柳町光男様、大津忠男様、橋幸夫様、大谷徹奘様、潮来市PRキャラクターのあやめ、眞中秀幸様、村田基様、渡辺教子様、奈良崎正明様、スキップ・マーティン様、以上の15名でございます。 なお、潮来市では観光大使の制度はございません。 2点目でございます。選任の方法と任期についてご答弁を申し上げます。 水郷いたこ大使は市にゆかりのある者で、市に愛着と理解を持ち、国内外にその認知とイメージを高めることができる者の中から市長が委嘱することとなっております。 大使の任期は3年でございますが、再任は妨げないこととしております。 3点目、本市に対する活動支援状況についてご答弁を申し上げます。 水郷いたこ大使の皆様方には、それぞれの居住地域や職域において、配布をしている水郷いたこ大使の名刺やパンフレット等を利用いただきながら、機会あるごとに潮来市の魅力の紹介に努めていただいております。さらには、適宜、情報交換会を開催し、市政運営について積極的なご提言をいただいております。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆14番(田崎清君) じゃ、まとめての質問で、1は結構です、15名。2の選任の方法、市長が任命し、任期は3年と、この中で途中で辞めた方、もしくは潮来市の任命されてから最近の方が分かれば。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 青柳秘書課長。 ◎秘書課長(青柳幸広君) ただいまの質問に答弁させていただきます。 これまで水郷大使を辞めた方はいるかというご質問ですが、現時点で本人の意思で辞職された方はおりませんが、平成17年に水郷いたこ大使を委嘱しました歌手の花村菊江様につきましては、平成23年にご逝去されたため、同年水郷いたこ大使の任務を解かさせていただいております。 続きまして、昨年度任命した方が2名ほどございます。1名は奈良崎正明様、もう1人はスキップ・マーティン様です。 答弁は以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆14番(田崎清君) 潮来市の発展のためにご尽力をいただいている方々でございますが、私もなかなか海老沢さん、本條さん、最近では渡辺教子さんあたりとはお会いするんですが、ほかに行っての活動をしてくれていると思うんですが、もっと潮来市と交流というか、成功している方でございますので、ぜひ潮来市においでになられてもらいたいと思うんですが、奈良崎さん、再々質問で申し訳ないんですが、奈良崎さん、隣の行方市です。行方市で潮来ゆかりの牛堀町出身のトネハルオサムを歌を歌ったりいろいろ活動してくれているんですが、本市にも歌手をやられております軽部美智子さん、辻出身のデビュー25年、あやめ恋唄、潮来市の町の推薦曲でデビューし、キングレコードで全国興行、潮来歌フェスティバルを今年も潮来公民館でやってくれた。悠々塾の最初からカラオケ講師をしていただいています。 また、小林哲也さん、8丁目出身、デビュー23年、夢に抱かれて、幸せの誓いでデビュー、社団法人日本歌手協会の会員、チャリティー潮来歌謡祭紅白歌合戦を開催したり、令和4年度より潮来の伊太郎プロジェクトを発足し、3代目潮来の伊太郎として、潮来あやめ園、水郷佐原あやめパークに来場客との交流を今年もやられております。また、茨城空港応援歌、夢空港を歌ったり、潮来夢つづりオリジナル曲ですか、潮来笠伊太郎で活動しております。 また、チズさん、上町出身、デビュー9年、ロンリースノウでデビューし、元あやめ娘、日本製鉄野球部マスコットガール、潮音寺の万燈へ津軽川岸磯山邸でのライブ、FMかしまで潮来の応援番組をやります。 この3人なんですが、花火大会の始まる前、去年ですか、牛堀市役所跡地での歌謡ライブを観光課より要請されたりして実施しております。この3人に対して、どのように市のほうとしてはこの貢献している3人の歌手に対しての考えをお伺いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) 新たな大使を任命する予定というようなご質問かというふうに存じます。 水郷いたこ大使は、本市の認知とイメージを高めることができる方で、まちづくりに貢献いただける方の中から委嘱をしているところでございます。 今後そのような要件を満たし、本市のまちづくりに積極的にご協力いただける方がいらっしゃれば、広報になり得るものというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆14番(田崎清君) この3人とも地元に貢献していますので、ぜひ市長よろしくお願いしたいと思いまして、2番に入ります。 潮来市総合防災ハザードマップについて。 令和4年9月作成された全戸に配布された総合防災ハザードマップについてお伺いします。 ①浸水想定区域とされる地区と面積をお伺いします。 ②近く発刊されるとする県のハザードマップとの相違点をお伺いします。 ③真っ赤に染められた浸水想定区域にお住いの市民の方々の災害時の不安と不動産価値の下落に対する市の考え方をお伺いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) それでは、まず第1点目でございます。 浸水想定の区域とされる地区と面積についてご答弁を申し上げます。 総合防災マップに掲載されております潮来市洪水土砂災害ハザードマップは、河川管理者である国土交通省と茨城県から利根川水系霞ケ浦、北浦、鰐川、常陸利根川及び横利根川、前川が氾濫した場合に浸水が想定される区域図の資料提供を受け、減災対策の一環として作成をしております。 潮来市洪水ハザードマップにおいて、浸水想定とされる地区は一部該当範囲となる地区まで含めると、市内66地区中50地区となります。また、浸水想定とされる面積についてですが、洪水ハザードマップ作成に際して区域面積の計測は行っておりません。なお、資料提供をいただいた国土交通省や茨城県でも区域面積の計測は行っておりませんでした。 2件目でございます。 近く発刊されるとする県のハザードマップとの相違点、これらについてご答弁を申し上げます。 茨城県に確認しましたところ、市内を流れる夜越川及び稲井川に関する洪水浸水想定区域図等のデータを令和6年度中に作成予定であるとのことでございました。データが作成完了後に潮来市へデータ提供を行う予定であると伺っております。なお、データ提供の時期につきましては、現時点では確認できておりません。 3点目でございます。 真っ赤に染められた浸水想定区域にお住いの市民の方々の災害時の不安、不動産価値の下落に対する市の考え方についてご答弁を申し上げます。 近年の台風の大型化、そして線状降水帯発生に見られる記録的大雨の発生が増加する最近の実情を踏まえ、令和5年度に洪水、河川反乱を想定した防災訓練を実施いたしました。また、本年度におきましても同様の想定で防災訓練を実施いたします。実際に災害が発生した場合、安全に迅速に住民の皆様が避難行動を取れるよう準備しておくとともに、住民の皆様の不安を少しでも払しょくできるよう、市としましても防災訓練を通じて啓発を図ってまいりたいと考えております。 なお、浸水想定区域内の不動産価値等に対しましては、その関係性について確認しておりません。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆14番(田崎清君) ハザードマップ、この真っ赤に染められたこれを見た人が不安をどう思うかと思うのと、ひとつ疑問に思うのが、市長が申されている消防署建設日の出に消防署建設、令和5年度のまちづくり座談会において、日の出消防建設について質問されたときに、鹿行広域に検討、老朽化建て替えの時期、優位性の高い高速道路付近で用地の確保ができれば、鉾田、行方、潮来3市の合意が必要なので、現在合意形成を図っていると答えております。 この問題につきまして、消防署建設、これ浸水地域に入っています日の出は。どの辺を想定して考えているかをお願いします。 ○議長(小峰進君) 田崎議員。 これは何番の質問ですか、再質問ですか。 2番、消防をまず通告外になりますよね、消防の。 はい。 ◆14番(田崎清君) ないですけれども、これまちづくり座談会に行ったときにこの浸水想定区域に入っているから今日の出を建てるこういう話があったからどうなんですかと聞いているんです。 ○議長(小峰進君) 答弁できますか。 暫時休憩します。                          (午後1時47分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後1時48分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 田崎議員そういうわけで通告外ということで答弁はできないということでございますから、次に移ってください。 ◆14番(田崎清君) この問題はハザードマップはこれにしまして、3に入ります。 潮来保健所の移転について。 潮来市大洲の調整区域に建つ潮来保健所、浸水想定区域と老朽化で移転建て替えについての経過をお伺いします。 ②移転場所設定(八代小跡地・大生原小跡地・津知小)選定に至る経過をお伺いします。 ③保健所が本市にあるメリットをお伺いします。 ④潮来小グラウンドへの移転に対し、地元津知地区市民への説明もなく決められている移転建て替え先の変更、再考の考えはないかをお伺いします。 ○議長(小峰進君) 田崎議員、今潮来小と津知小間違えました。 ちょっと。 4番。 ◆14番(田崎清君) 地元津知地区市民への説明なく決められている移転建て替え先の変更、再考の考えはないかをお伺いします。 ○議長(小峰進君) 津知小でよろしいですよね。 では、質問が終わりました。 答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) それではまず第1点目でございます。 浸水想定区域と老朽化で移転建て替えについて経緯を伺うというご質問にご答弁をさせていただきます。 移転建て替えに係る経緯ということでご答弁させていただきますが、令和6年第1回定例会において、兼平議員からのご質問の際にもご答弁させていただいておりますが、茨城県は令和元年に保健所の再編統合をしているとのことです。 当時再編を検討した際の茨城県保健所再編検討懇話会で、老朽化が進んでいる庁舎建て替えの際には、その時点における人口動態の変化や、地理的条件等を踏まえ、より適切な位置へ庁舎を移転することも検討するよう意見書が提出されているとのことでございます。 そのような中、茨城県内の保健所庁舎につきましては、旧保健所のうち、5保健所が築年数40年を経過し、老朽化等が進んでいることを理由に、建て替えや移転により、機能強化に取り組むとされており、潮来保健所につきましても、築年数が40年を超える老朽化した庁舎であることから、保健所庁舎リニューアル事業に該当する保健所となっております。 また、現在の潮来保健所が立地している場所は、浸水想定区域であることから、整備の方向として、移転建て替えとの方針が示されていると伺っております。 2点目でございます。 移転場所選定、選定に至る経緯についてご答弁をさせていただきます。 令和6年第1回定例会におきまして、兼平議員の質問においてご答弁させていただいております。また、今定例会石田議員の一般通告質問でもご答弁させていただきましたが、繰り返しになりますけれども、経緯といたしましては、まず令和3年5月に茨城県から潮来保健所の現庁舎が築40年以上を経過すること、また、浸水想定区域内に位置することから、保健所が移転可能な浸水想定区域外に立地する市内公共施設等について紹介がございました。その際、市としましては、旧八代小学校、旧大原小学校、旧牛堀町民プール跡地を候補としてご提案し、県の職員に現地確認していただきました。 その後、期間が空きましたが、令和5年10月に茨城県から連絡があり、潮来保健所移転について改めて候補地を確認したいとのことでございました。 その際にも旧八代小学校、旧大原小学校、旧牛堀町民プール跡地を茨城県職員に現地確認していただきました。その後、令和5年12月に茨城県から旧八代小学校、旧大原小学校、旧牛堀町民プール跡地は移転候補地として適さないと判断したとの連絡がございました。市としましては、旧八代小学校を再度ご検討いただくようお伝えしましたが、茨城県としては旧八代小学校は近くに川や水路があることから、保健所移転候補地としては適さないと判断したとの回答でございました。 市としましては、保健所移転に際しても引き続き市内にとどまってもらうため、茨城県が計画している整備スケジュールに合う新たな移転候補地を早急に選定し、改めて茨城県に対し、令和8年4月に潮来小学校との統合を予定している津知小学校をご提案いたしました。これが昨年12月のことでございます。 今年に入りまして、1月に茨城県の職員が津知小学校の現地確認し、茨城県から津知小学校を保健所移転の候補地として検討を進めたいとの意向を示す連絡がありました。 令和6年4月に入ってからは、茨城県保健政策課内に新設された保健所整備推進室や、茨城県営繕課、潮来保健所職員におきまして再度津知小学校の現地確認を行っていただいております。また、令和6年5月に入ってからは、松田県議会議員より、新たな候補地として潮来市島須地内にあります潮来工業団地入口付近の緑地の一部についてご提案いただいたことから、潮来市といたしましても、新たな候補地として茨城県に対し、追加提案をしたところでございます。 3点目です。 保健所が本市にあるメリットをについてご答弁を申し上げます。 保健所の主要な役割は、地域保健法に基づき、地域の医療機関や保健センター等の活動を調整して地域住民に必要なサービスを提供する仕組みづくりや、健康危機管理の拠点となることとなっております。保健所は地域住民の健康を支える広域的、専門的、技術的拠点として難病や精神保健に関する相談、結核、感染症対策、薬事、食品衛生、環境衛生に関する監視指導など、専門性の高い業務を行っております。 感染症や食中毒などから生じる健康被害の発生予防や、被害の拡大を防止するための拠点施設として、市内に保健所が立地することで、市民の安心安全な生活を確保することができ、また、保健衛生に係る専門職が配置されることで、公共医療、地域住民の健康の保持及び増進により、健康都市潮来として健康都市の宣言を行っている本市市民生活の健康を守ることができるものと考えております。 今年の3月第1回定例議会質疑討論の中で、田崎議員からも保健所は迷惑施設ではない潮来市にあってほしいとおっしゃっていただいておりますように、潮来市としましても、同様に保健所は地域住民の健康を支え、地域の活性化に資する重要な施設であるとして、保健所移転に際しては、市内にとどまってもらうため、茨城県が計画している整備スケジュールに沿って進めていけるよう今後も引き続き茨城県と協議してまいりたいというふうに考えているところです。 4点目です。 移転建て替えの変更の考えはないかにご答弁を申し上げます。 茨城県におかれましては現在津知小学校が保健所移転の候補地として適地であり、希望するとの見解をいただいているところです。先ほどもご答弁させていただきましたとおり、令和6年5月に入ってから松田県議会議員より新たな候補地として潮来市島須地内にあります潮来工業団地入口付近の緑地の一部についてもご提案いただいたことから、潮来市といたしましても新たな候補地として茨城県に対し追加提案をしたところでございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆14番(田崎清君) 1番は結構です。2番の移転場所設定の選定に至る経過の再質問を行います。 八代小学校跡地、大生原小学校跡地、牛堀町町民プール跡地を提案したとお伺いしましたが、令和3年の5月最初に話があってから情報提供したのはこの3つか、そのほかはないのか、民間用地もしくはそのほかの公有地、公共施設用地でそのほかの提案はなかったかを伺います。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 河瀬企画政策課長。 ◎企画政策課長(河瀬由香君) ただいまの質問にお答えします。 こちらのほうでご提案させていただいた土地につきましては、この3点の候補地としてご提案させていただいておりますし、公共用地のほうをご提案させていただいたところでございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆14番(田崎清君) 令和3年から時間的にはもっと余裕あったと思うんですが、私たちが聞いたのは3月です。3月でその後鹿嶋とアクセスがよい51号線沿い、また神栖とのアクセスがよい行方縦貫道路沿いの用地を聞いたりしたんですが、民間用地で延方地区には潮来高校付近、田んぼもありますし、延方地区の小泉、クロネコヤマト宅急便の跡地付近、また先ほど申しました神栖にアクセスのよい水戸神栖線、行方縦貫道路沿い、延方地区須賀松崎土木前の山、辻地区貝塚川尾団地先の山、また公共施設用地としましては、先ほど県議が申します県民の森の緑地公園、またクリーンセンター入口にあります公園など5,000平米以上の土地はたくさんあったですね。そこらをこの3月からで見たんですが、探せばあると、まだ民間用地は税金がかからないと、そういった中でまずは民間用地からの入れなかったのかな。公共用地はなかったのかもしれませんけれども、その辺で検討する余地はなかったかをお伺いします。 ○議長(小峰進君) 田崎議員、民間の件は民間の土地の所有者にはある程度確認はしているんですかこれ。 しています。 じゃあ答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) ご答弁繰り返しになりますけれども、県から示されましたのは、保健所が移転可能な浸水想定区域外に立地する市内公共施設等というようなことで例示をいただいたところです。 それに加えまして、今ほど議員のほうからもありましたけれども、浸水想定区域は5,000平米以上といった点、そして、国道51号付近、行方縦貫道路というようなキーワードは私どもは承ってございません。国道51号付近などが希望というような例示に基づいて選考をしたところが経緯でございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆14番(田崎清君) これは津知小学校が51号沿いでなくて、ちょっと中入ります。そういったところで縦貫道路沿いのアクセスがよいところ、鹿嶋だけじゃなくて神栖にもアクセスがよいところと思って探した経緯があります。これは行政のほうで探さなかったというのは結構ですけれども、私たちはちょっと探してもそれだけ見つけられた。提案どれだけしたか知りませんけれども、昨日の市長の答弁で探したけれども見つからなかったというような昨日の石田議員のときの答弁がありましたが、市長が答えた昨日答えましたよね。それがあったから用地はありましたという話をしたので、市長よろしければ。 ○議長(小峰進君) 田崎議員これは再々再ですか、再々終わってますよ。終わっていますから次やってください。 ③に入ってください。 ◆14番(田崎清君) じゃあ津知小の③は結構です。 ④の移転に対して、地元市民への説明なく決められている。これは昨日もいろいろ答弁はありましたけれども、地元に説明なく進められた件に対しての再質問で、最初に3月の20日ですか、3月の20日に全員協議会のときの席での話が申し訳ない3月20日は津知地区の市長は説明会をやると言ったんですが、報告会があったんです。3月20日にこの市役所で。その説明があった中で、建設業組合さん3名ほど来ていました。何で来ているか分からないと。また、そこにプラスで合併協議会との中で統合準備委員会のメンバーのほかに津知地区の区長さん、代表区長さん抜かして準備委員会に入っていない区長さんだけが呼ばれての報告会、それが3月20日にこの津知公民館が使えないから市役所で説明会といったのが報告会になってあったんですが、その報告会どこまで声かけて、どこまで呼んだのかといった場合に来たのが私が先ほど申した人数だけなのかをお伺いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 河瀬企画政策課長。 ◎企画政策課長(河瀬由香君) ただいまの質問にお答えいたします。 3月20日の報告会の出席をしていただいたお声をかけさせていただいた皆様なんですけれども、まず潮来小学校・津知小学校統合準備委員会、これが改めて検討委員会になっておりますが、今検討委員会の皆様をお呼び立てしております。 この委員会の構成なんですけれども、津知小、潮来小学校の保護者の代表者の皆様、そして、地域住民代表としまして市議会議員、地元選出議員というようなことで、メンバーの構成の中に入っております。 そして、潮来地区、津知地区の代表区長、副代表区長様、そして教職員代表施設部会としまして、潮来小学校、津知小学校の校長先生を検討委員会としてお呼び立てしているところです。 それ以外に、区長会より津知地区の区長様5名の皆様をご案内申し上げました。区長は、後明区長、将監区長、江寺区長、築地区長、川尾区長の5名の皆様をお呼び立てしております。 それと、議員の話にもありましたけれども、潮来市建設業組合の中から組合長理事代表、副組合長理事2名ということでお呼び立てしております。 この潮来小学校津知小学校統合検討委員会と、区長会よりお呼びしている。それと建設業組合、この3つの構成団体のところからお呼び立てをしております。 建設業組合の皆様に関しましては、今後、将来というか今後予定される公共事業の可能性があるというようなところで情報の共有ということでお呼び立てをしているところです。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆14番(田崎清君) 津知小学校の存在、これに潮来小学校適正化実施計画、令和2年3月、これによりますと、中学校の統合先として市内中心に位置する潮来一中校舎の利用検討した場合、そのあとある程度敷地の広さ確保のできる津知小学校の敷地等を活用した建て替えなどの検討するとなっております。そういった中で、津知小学校が5,000平米の半分のグラウンド切り売りするというような形になる、申し訳ないけれども言葉悪いですけれども半分残ったあとの土地はどうするのというのが一番先人たちが第一小学校と第二小学校が統合してあそこに立派な最高潮来市でもここらにないほどの最高の環境の設備のところで子どもたちの勉強をするという先人たちが提供してくれた土地を、ここで切り売りする、切り売りというのは申し訳ないけれども、半分建ったらば、切り売りになっちゃう。その後の利用方法もちょっと昨日校舎を壊しての学童保育の話しもあったんですが、そういった話しをされますと、地元としては、やはりコミュニティの場所、防災の拠点、これが一番大事だし、この前市長が言いました牛堀小学校の統合につきましては、考えは防災の拠点と地域のコミュニティのために残すと、で、津知小学校は何でそうなったら残さないの地元の人はなります。そういった中で、市長が議員時代に通告質問でさまざまな問題を細かくよく調べて執行部に問いただしております。特に企業誘致等の公共用地売却では、牛堀地区永山に福祉施設のえんむすび、また、潮来市の旧アイモアに隣接した市営駐車場などのとき、議会及び地域関係市民への説明を激しく求めて市長が議員のとき。それと今回の津知小学校の内緒にしていたとか申しますか、その事案との違いをお伺いします。 ○議長(小峰進君) 田崎議員、あの内緒にしていたということはちょっと言葉が内緒にしていたって内緒にしているかどうかというのは田崎議員個人の判断だと思うんで、その辺はちょっと削除させていただきます。 答弁できますか。 原市長。 ◎市長(原浩道君) 私のほうから答弁させていただきます。 これまでも再三ご説明しているとおりなんでございますけれども、内緒にしていたわけではなくて、やはりこれは誘致事業でございますので、県のほうからこれは情報は出さないでほしいということで進めてきております。ですので言いたくても言えない状況であったということをご理解願いたいと思いますし、私が議員時代に質問していたということは、いろいろ問題があって、私も質問しておりました。この件と一緒にされるというのは大変私にとっても違和感がございます。 また、これ仮に新しい土地、県議から出た土地を最優先で今県のほうに上げておりますけれども、防災拠点と言っておりましたけれども、半分保健所ができることによって、あと半分今度は防災機能ということで消防署が老朽化しているのがそこに持っていくという計画も立てられます。ですので、一概に半分切り売りしたからこれが利便性が下がるということではなくて、そのことによって、利活用の幅が広がるということもありますので、私どもは今現在は県議から上がったところを最優先でお願いしますということで提出しておりますけれども、無理やり津知小学校に持ってきたわけでもございませんし、最終最後まで令和3年度からは牛堀の跡地を最後までお願いをしておりました。しかしながら、民間も調べさせていただきましたけれども51号沿いというところで探しましたけれども、その面積の確保できる私有地はないということで、最終的にあとはどこだということで津知小学校が2年後に合併されますけれども、そこを紹介したら、県のほうがここが適地ですという判断をされたということでございますので、ご理解を賜りたいと思います。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆14番(田崎清君) どうもありがとうございます。 よりよい方向に向かえるように皆さんで知恵を出しながら選んでいきたいと思いますし、また協力していきたいと思いますので、これで14番、田崎清の通告質問を終わりとします。 ○議長(小峰進君) 以上で、14番、田崎清議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は14時25分といたします。なお、全員がそろいましたら再開をしたいと思いますんで、よろしくお願いします。                          (午後2時15分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。                          (午後2時23分)----------------------------------- △吉川利一君 ○議長(小峰進君) 3番、吉川利一議員の質問を許可します。 議員は質問席に移動願います。 吉川議員。     (3番 吉川利一君 登壇) ◆3番(吉川利一君) 3番、吉川利一でございます。 小峰議長の登壇を許可を得ましたので、質問事項に準じて質問をさせていただきます。 まず最初に大きい1項目ですけれども、消滅可能性のある自治体の潮来市の今後についてでございます。 潮来市をよくしようとする思いは、潮来市長をはじめ、職員、議員皆同じだと思います。そこで、潮来市が2020年から50年の間に30年間の間で消滅可能性のある自治体潮来市と、令和6年4月25日の茨城新聞に公表されました。 消滅と人口減少には歯止めがかからず、自治体運営ができなくなる状態を指すとある自治体のリストを公表することで、人口減少対策の機運が高まり、政府は東京一極集中の是正を目指す、地方創成を始めたとあるが、そこで伺います。 1つ、①です。市長はこのような新聞の記事を見て、どのように感じ、牛堀地区の過疎対策だけではなく、今後潮来市独自の対策を考え、潮来丸のかじ取りをしていくのか、伺います。 市長に伺います。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) それでは、こちら潮来市独自の対策を考えということで、ご答弁を申し上げます。 人口減少問題へ関心を高めるために民間組織、人口戦略会議が分析し、公表に至ったものでございますが、当然のことながら、結果を見て20歳から39歳の女性が半数以下に減少することは深刻な問題と再認識をしているところでございます。 人口の減少は、自然減、社会減、双方の要因によって生じるものでありますが、やはりこれは一自治体の努力だけで抜本的な改善を図れるものではないことから、これからは、この10年ごとに若年人口が増減している日本全体の社会問題に一喜一憂するだけでなく、人口が減った中でも、いかに市民一人一人が心豊かに暮らせ、若者たちも安心して家族形成に迎えられるかとそのような視点を持ちながら取り組む必要があるというふうに考えております。今後も引き続き住みたいまち潮来、そして持続可能なまちづくりを目指して取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 吉川議員。 ◆3番(吉川利一君) それでは今の再質問に。 市長に答えていただきたかったんですが、潮来市は近隣市町に比べて人口も面積も少ない。しかしながら交通の要所として国・県道が通って東京都心にも近い好条件にあります。そういうことですから、努力すれば潮来市は未来は開けるものと思います。そういうことで、今後も努力していっていただきたいと思います。 答弁は結構です。 2番目の潮来市の遊休地についてお伺いします。 令和6年度予算の中で各補助金の一律カットが実施されました。いろいろな事業を推進する上で、一例として財源確保のためと思いますが、今まで学校、市営住宅等公共施設など、そのときに必要として買い入れた土地が今では負の財産化している土地がある。 そこで伺います。 1つとして、遊休地となっている市所有の土地が種別ごとにどれだけあるのか、また面積がどこにあるのか、面積とそれからどこにあるのかを伺いたいと思います。 2点目も、旧牛堀庁舎跡地と町民プール解体の進捗状況を伺います。 以上です。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) まず1点目でございます。 遊休地となっている市所有の土地、種別ごとにどれだけの面積がどこにあるのかにご答弁をさせていただきます。 市の普通財産のうち、遊休地と思われる土地について種別ごとの面積をお答えいたします。 現時点で、山林は1万4,592.52平方メートル、宅地は1万4,938.24平方メートル、田は5万3,273.44平方メートル、雑種地は1万3,305.00平方メートル、畑は543.91平方メートル、原野は3,210.61平方メートル、ため池は284.00平方メートル、その他の施設2万8,994.00平方メートルで、合計12万9,141.72平方メートルとなっております。 場所については、市内全域に数多く点在しているところでございます。 2点目です。 旧牛堀庁舎跡地と町民プール解体の進捗状況についてご答弁を申し上げます。 旧牛堀出張所跡地及び旧牛堀町民プール跡地の利活用につきましては、吉川議員にもご参画いただきました、市民ワークショップ等を開催し、牛堀地区住民を中心としたワークショップメンバーの跡地利用の意向を確認しながら、令和5年度に牛堀地区跡地利用基本計画を取りまとめたところでございます。 この基本計画の中で実現に向けた事業の想定スケジュールを掲げております。想定スケジュールの中では、まずは旧牛堀出張所跡地の整備を優先的に着手することとしております。今年度は整備に必要となる事業用地の取得に向けて調査を進めているところとなっております。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 吉川議員。 ◆3番(吉川利一君) 遊休地なんですけれども、これ全部で12万9,000平米近くあります。今財政が苦しい中で、このような遊休地、あるいは保健所の移転なんかもありましたけれども、そういうところでこれだけの遊休地を持っていながら、保健所の移転にも時間がかかったり、それから財政が苦しいということなので、官地で市で持っていると、やはり固定資産税なんかも入らないわけなんで、企業戦略室なんかでもって企業誘致をして、雇用を募って、それから、官が持っているところで資産税が入らないわけなんで、民地に払下げをしたときには固定資産税なんかも入るわけなんで、そういうところをもうちょっと企業誘致を含めて払下げをしたほうがいいと思いますので、その点は答弁はいいですけれども、②の牛堀の庁舎跡地とプール、これワークショップで令和5年に話合いをもって5年度の予算の中で1,339万8,000円ほどの予算をつけたわけです。その根拠はどういうような根拠で予算をつけて、そしてコンサルに頼んで出来上がったのが392万5,000円と、これだけのもので予算をつけて、それだけで収めて、今後、このスケジュールを見ますと、それぞれ牛堀の庁舎跡地と図書館と含めてというのと、それから町民プールこれを抱き合わせしてコンサルでスケジュールの計画を立てたようですけれども、これ15年見ますと、5年、5年、5年で長期、中期、短期で15年かかるわけです。これでまず用地交渉から入ると、相手がいることですんで、なかなか進まないと思うんです。なので、やはり最初のとおり、プール跡地とそれから公民館跡地利用というのかな、2つは分けて同時に進行していただきたいと思います。 そういうことで、それが可能かどうかお伺いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 河瀬企画政策課長。 ◎企画政策課長(河瀬由香君) ただいまの質問の中で、旧牛堀出張所の跡地と旧牛堀町民プールの跡地同時にとりかかることはできるのかというような質問に関しましては、令和5年度に吉川議員にも参画をいただきました、策定させていただきました牛堀地区跡地利用基本計画においては、想定スケジュールの中では牛堀出張所の跡地周辺の整備を優先に着手するというふうに位置づけております。 もし進まなかったらというような仮定の質問にはちょっとお答えはできないんですけれども、まずは進められるように、私たちどもはまずは優先に取り組んでまいりますし、同時には計画の中でも優先に牛堀出張所跡地のほうを優先にさせていただいているというような位置づけでございますので、同時に事業を着手するということはできないと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 吉川議員。 ◆3番(吉川利一君) 跡地利用計画そのものができたのが令和5年ですよね。令和5年の12月に第1回の会議があって、私も参加しましたけれども3月にもう一度2回目の会議がありまして、それをいろんな代表の人の話を聞いてやると、やはり5年度での事業なんで3月頃に仕上げれば6年度の事業には反映されないわけなんで、そうすると1年マイナスになっちゃいます。 また、さっき言ったように、用地交渉って用地を交渉しなければならないような状況の中で、それを優先してやんなきゃならないとなると、用地が決まらないとこれ15年が16年、17年になっちゃいますんで、これはやはり次年度の6年度の7年度の予算付けというのはやはり12月までだと思うんで、それまでにやはり同時に進行するかというかじを切っていただきたい。そうでないと、本当にやってもらえるのかどうかというのも心配になってくるわけです。 また、もう一つそういうことでもう一つでその中で、この跡地利用については、旧牛堀町の骨格となる事業なんです。それに対して、市長はこの会議の中で、何回出席されましたか。そこのところちょっとお聞きします。 ○議長(小峰進君) 再々質問です。 質問が終わりました。 答弁願います。 河瀬企画政策課長。 ◎企画政策課長(河瀬由香君) 牛堀地区跡地利用計画の策定の市民ワークショップの選出のメンバーにつきましては、市長はメンバーには入ってございませんので、出席のほうは求めておりません。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁終わりました。 吉川議員、大きい3番に入ってください。 ◆3番(吉川利一君) それでは、大きい3番に入りたいと思います。 潮来市の道路整備について、本市には重要な国・県道が市道があります。慢性的な交通渋滞の緩和策として道路整備が進められております。また、道路が整備されることで、生活の利便性の向上され、過疎化対策の一つとも考えられます。 そこで伺います。 ①国道51号の潮来駅入口交差点から、台上戸の市道1級10号線の進捗状況、それから今後の進め方についてお伺いします。 それから2番目、国道355号、これ牛堀麻生バイパスの一部が供用開始されております。運動公園までです。かすみの郷の。それが行方警察署まで供用開始はいつ頃なのか、これもまたお伺いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 小沼建設部長。 ◎建設部長(小沼豊君) それでは、まず1点目の市道(潮)1級10号線の進捗状況と今後の進め方について答弁させていただきます。 立金から台上戸の市道(潮)1級10号線につきましては、国の社会資本整備総合交付金を活用して事業を進めておるところでございます。これまでに、用地買収、立金山の樹木の伐採などが完了したところでございます。今年度は田んぼの盛土を予定しているところでございます。また、それに併せまして、木の伐根のほうも行ってまいります。 今後の進め方につきましては、社会資本整備交付金の配分状況により事業を進めてまいりたいと考えております。 続きまして、2点目の国道355号牛堀麻生バイパスの供用開始について答弁させていただきます。 国道355号牛堀麻生バイパスにつきましては、茨城県が整備を進めております。潮来市牛堀地内から行方市橋門地内までの延長約10.9キロメートルでございます。 平成26年10月24日に潮来市牛堀地内の国道51号山下交差点から堀之内地内の県道繁昌潮来線までの区間約1.2キロが供用開始されました。さらに、令和4年3月28日に県道繁昌潮来線からかすみの郷公園前の市道牛2240号線までの区間、こちらは約0.8キロメートルになります。こちらが供用開始されたところでございます。残りの区間約8.9キロにつきましては、潮来土木事務所に確認させていただきました。その中で、かすみの郷公園から行方警察署まで約3キロメートルございます。こちらの区間の供用開始については、現段階で決まっておりませんが、早期に開通できるよう、事業を進めてまいりたいということでございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 吉川議員。 ◆3番(吉川利一君) 2番はそういうことでよろしいですが、1番目の①の国道51号の1級10号線、これはこの間の第7次総合計画の中にも環状道路として入っているわけで、合併当時からの道路の、要するに町村をつなげる道路であります。そしてまた、牛堀の台上戸地区から潮来の駅までに行くのに、利便性のすごくいいところなんで、その地区の人は、やっぱり待っているわけです。 また、高速道路あるいは51号、行方縦貫道路、これそういうような道路が大体めどがついてきたというようなことで、今度は51号線のバイパスということが前から要望はされておりましたけれども、それが実現するようになったときに、台上戸のこの1級10号線というのは、供用を開始していたならば、将来取付道路は国でやっていただけるわけなんです。これがやっぱり供用開始しないで遅れるとなると、本当に市のほうで負担になるということなので、できるだけそういう点からもそういう市に損失をかけない、それから台上戸の利便性、それからいろいろな防災上の問題で水害とかいろんな問題で台地のほうに駆け上がれる避難路ということで道路は必要だと思いますんで、早急にやっていただきたい。 その延長の中で、1級4号線とやっぱり環状道路でかち合うんですけれども、その中で今6月1日から供用開始をしているようですが、これは台上戸から古宿に抜ける道の中で何か崖崩れが起きてるようなところがあるんで、現場は見させてもらいましたけれども、これ本当に供用開始していいのかどうか。土のうは積んでありますけど、本当にこれ早急に上に50年から100年くらい近く大きい椎の木がかぶさっています。電線にも影響するような危険な状態にありますので、そこで6月1日からの供用開始というのもなかなかこれあれなんで、早急にこれこそ災害につながるもんなんで、直していただきたいと思いますんで、どうですかね。 ○議長(小峰進君) 吉川議員、この1級10号線の今話ですか。 ◆3番(吉川利一君) 延長。 ○議長(小峰進君) 延長なんですか。私もちょっと分からないんで。そうですか。じゃ通告内ですね。通告内。 ◆3番(吉川利一君) 通告内です。 ○議長(小峰進君) 答弁できますか。     (「暫時休憩お願いします」と呼ぶ者あり)
    ○議長(小峰進君) はい、暫時休憩です。                          (午後2時46分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 再開いたします。                          (午後2時48分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 答弁お願いします。 草野都市建設課長。 ◎都市建設課長(草野吉広君) 先ほどの再質問に答弁させていただきます。 先ほどの1級10号線の延長上ということで、牛堀の1級4号線ということで、この間一応開通というよりも暫定開通をさせていただいたということでございます。その中で、ちょっと崩れの話とか木のほうがあるということで、そちらの関係でございますけれども、個人のほうの土地でございますので、個人との調整もありますので、現在お話をさせていただいている段階でございますので、ちょっとここについては細かくは詳細は控えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 吉川議員。 ◆3番(吉川利一君) 質問ではないんですけれども、緊急性があるんで、そこのところは大至急お願いしたいと思います。 次に、大きい4番の潮来市の観光について入ります。 ○議長(小峰進君) はい、お願いします。 ◆3番(吉川利一君) 潮来市は、何と言っても観光イメージが強い。特に、あやめまつりは、多いときで70万から80万の国・県内外から訪れると言われています。 そこでお伺いします。 ①何度も申し上げますけれども、あやめまつりの知名度、広告・宣伝は申し分ございません。あやめ園の栽培管理となるとまた別でございます。市の担当者が1年、2年で異動する。また一度に3人の管理職が動いてしまうというこういうような状態の中で、アヤメを毎年きれいに完璧に咲かせなければならないような潮来市は、73回を迎える回数を重ねるあやめ祭りでございます。 そういうわけで、毎年咲かせるためには、アヤメに精通した民間の人が健在のときに専門の組織を立ち上げるべきと思いますが、そこで市でもアヤメ課は別として、アヤメ室とかそういうようなやる気度を出していただきたい、そう思いますんで、どうでしょうか。 ○議長(小峰進君) 2番、3番もお願いします。 ◆3番(吉川利一君) 2番、3番がありました。2番で、それから牛堀地区で水郷花火大会は昨年多くの市民が感動し、大成功でありました。今年度は9月28日が予定されております。昨年度の課題に対しどのような対策を講じる予定であるかお伺いいたします。 3番目、③です。権現山公園の桜の木の伐採と雑木の伐採、それから防災対策も兼ねた遊歩道の整備の予定はいつ頃かお伺いいたします。 以上です。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 沼田環境経済部長。 ◎環境経済部長(沼田武男君) それでは、私のほうから、まず1点目、アヤメの栽培に精通した民間の方が健在のときに専門の組織を立ち上げるべきについてご答弁を差し上げます。 この質問は、3月の定例会におきましても同様のご質問をいただきました。同様のご答弁になります。 まず、水郷潮来あやめ園でのアヤメの栽培に関しましては、これまで栽培や育成に関わっていただいたアヤメ栽培農家の皆様や茨城県鹿行農林事務所、行方地域農業改良普及センター、土壌改良等の有識者の方から指導・助言をいただいているほか、水郷佐原あやめパークとも情報交換を実施し、栽培管理を行っているほか、土壌の検査結果や有識者からのアドバイスを参考に施肥の内容や散布の回数を増やすなどの対策を実施しております。加えて、全国市町村あやめサミット連絡協議会の加盟自治体間での情報共有をさせていただいているところであります。 本市といたしましては、現在のところ、アヤメの栽培に精通した方と栽培技術を調査・研究するとともに、これまで栽培管理に関わっていただいた皆様と連携をしながら、取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、2点目でございます。 水郷潮来花火大会の昨年度の課題に対し、どのような対策を講じるかについてご答弁いたします。 議員にも観光協会副会長としてご出席いただきましたが、本年3月27日の水郷潮来花火大会実行委員会において、昨年度の花火大会実施状況を報告させていただいたところ、多くの委員の方から、10月末の開催では気候的に寒いというご意見をいただきました。会議の中で議論を行い、開催期日を昨年度より約1か月早め、本年度につきましては、9月28日に決定させていただいた次第です。 また、昨年度の花火大会においては、当初想定をしていた額を上回る779万4,000円の協賛をいただきました。協賛金のお声かけをしていただきました水郷潮来観光協会や潮来市商工会の皆様とご賛同いただいた皆様のおかげと感謝しております。 近年の物価高騰により、資材、人件費等の経費が大幅に増え、事業経費の増が見込まれるため、今年度は昨年以上に財源の確保をすることが重要と考えます。本市の花火大会を楽しみにしていただいている市民の方々や市外から観覧に来られる多くの方々に感動を与えられるよう、協賛金集金活動や桟敷席の販売促進等に取り組んでいきたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 小沼建設部長。 ◎建設部長(小沼豊君) それでは、私から、3点目の権現山の公園の桜について答弁させていただきます。 近年、花の咲き具合が思わしくないこともあり、昨年度、一般社団法人茨城樹木医会に桜の木の調査を依頼いたしました。その結果、19本が伐採の対象とすべきで、そのほかにつきましても密集による枝の重なりや枝が上に伸びることができず横に広がっているなど、不適切な成長に関する指摘がございました。 また、桜以外の樹木につきまして、眺望や日当たりを確保するなどの目的で、昨年度一部の伐採を実施しております。その他の樹木につきましては、記録に残る前から園内に植生している樹木もあります。茨城樹木医会からの意見では、不適切な伐採があるというような指摘もございましたことから、安易に伐採するのではなく、樹勢を維持できるよう管理してまいりたいと思います。 今後、樹木医などの専門家のアドバイスをいただきながら、今年度、権現山公園全体の植栽管理計画などの策定を予定しております。 次に、遊歩道の整備につきまして、老朽化により傷んだ箇所があったことから、令和5年度に一部修繕を行っております。順次、耐久性の高い擬木などを利用した遊歩道に更新する予定でございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 吉川議員。 ◆3番(吉川利一君) 小沼部長のほうから、いろいろ普及上とか精通した人から意見を聞きながら栽培管理をしているということなので、今のところ精通した人たちの組織はつくる予定はないと解釈していいんですかね。 それと、今年の出来ですけれども、はっきり言って、さっき言ったように来てくださいというような宣伝とかそういうものはもう申し分ないんですけれども、さっき言ったように、栽培のほうが人に見せられるようなあやめというのが3分の1くらいで、3分の2はもう見せられないんじゃないかな、はっきり言ってね。そういうようなことをやはり市民の方、あるいは来客の人からも聞こえるんですね。またこの間も聞いてきたんですけれども、そういうようなことで、だんだん来客数少なくなってきてしまう。 基本は、潮来はやっぱりアヤメは代名詞なんで、これほかの四季型観光とかといっていろいろとやるのは結構なんですけれども、アヤメが完璧にできて初めて水路なんかに移るというようなことがあっていいと思うんです。アヤメを抜かして、それで次のことをやっても、これはやはり潮来の観光にとってはマイナスになるわけなんです。責任ある立場で、市長、副市長は、ここの現場を見たり、それから市民と来客者の意見を聞いたことがありますか。ちょっとお聞きします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 沼田環境経済部長。 ◎環境経済部長(沼田武男君) ただいまの吉川議員の再質問のほうに答弁をさせていただきたいと思います。 潮来市の職員全ての方が多くあやめ園整備事業等でたくさんお手伝いをいただいているところでございます。また、市長を含め幹部の皆様も多くあやめ園、毎週のように、また毎日のように来訪され、アヤメの栽培、育成の状況等をきちんと確認を取らせていただいてございます。 その中で、私どもとしても、どうにかしてこのアヤメをきちんと栽培していくか、ここについては重要な課題として考えてございます。今後もこのアヤメの栽培につきまして、育成農家であり、行方地域普及センター、また他のあやめ園を所有している各市と連携を密にしながらアヤメの栽培に取り組んでいきたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 吉川議員。次に入ってください。 ◆3番(吉川利一君) 市長に。現場行ったかどうか。 ○議長(小峰進君) 答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) それでは、あやめ園に行ったかどうかというご質問ということでよろしいでしょうか。 ◆3番(吉川利一君) 行ってどう感じたか。 ◎副市長(庄司敦子君) はい。公務等で重なったときは花がら摘みとか参加できないんですけれども、私のほうも積極的になるべく参加できるように伺っております。 また、嫁入りのときに、周りの方にも確認といいますか、お話を伺うような機会もございます。また、前回の委員会協議会でもお話させていただきましたが、開会式のときに来賓の方に花つきの状況とかお伺いしたときに、全国的に今年はいろいろ花の咲きの具合もありますので、その辺はあまりお気になさらないほうがいいんじゃないですかという温かいお言葉もいただいている状況でございます。 以上でございます。いろいろお話のほうは確認させていただいております。 ○議長(小峰進君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 私からも答弁させていただきます。 本当に本年の花は昨年度よりもちょっと悪いのかなという状態で、この4年間ぐらい、あまりいい状態でないということは認識しておりますし、全国あやめサミットの中でも首長さんたちといろいろ花の育て方、それから施肥のやり方、こういったことは情報を共有してやっているんですけれども、現場の臨時の職員の皆さんも一生懸命やっているんですけれども、残念ながらいい花ではないというのが現実でございます。 お客様からの声も私も帰るとき、来るときあやめ園に寄って、必ず来ていますけれども、いろんな方からはあまりよくないねというお声をいただいております。それに影響して、お客様数も今はスマホですぐ開花が見れますので、やはりアヤメを目的とした方の入り込み客数というのは減少しているんだろうと思います。しかしながら、イベント等の入り込み客数は増加傾向にあるということでございます。しっかりとそのアヤメの栽培もあそこのあやめ園だけではなくて、前は圃場も持っていました。仮の圃場があったんですけれども、それ潰してしまいましたので、その圃場も今現在ありませんから、今後はそういった植え替えができるような圃場の整備ということも検討していく必要があるのかなと思っております。 吉川議員の言うとおり、専門家と言いますけれども、実際に今やっている臨時の方も含めて近隣でアヤメ栽培をしている方々、この方々が専門家ですので、その意見をしっかり聞いて、できるだけいい花でお客様が迎えられるようにしっかりと頑張ってまいりたいと思いますので、ご指摘、ご支援のほうをよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 吉川議員。 ◆3番(吉川利一君) 質問じゃなくていいですか。 ○議長(小峰進君) 提案ですか。質問じゃなくて何ですか。 ◆3番(吉川利一君) 再質問。 ○議長(小峰進君) 再質問ね、はい。 ◆3番(吉川利一君) 市長の反省された件はいいと思います。これは駄目なものは駄目とやっぱり認めてもらわなくちゃ駄目なんですよ。それで、次はやっぱり努力してよくしようと。最初に私が質問したように、潮来市のよくしようとする思いは、市の職員も議員の方々もみんな同じだと思います。副市長、申し訳ないけど、気候がどうのこうのと言ったって、隣で咲いていて隣で咲かなかったというのは気候には関係ないですから。また佐原のほうで咲いてるという。これは気候じゃないんですよ。何か別なことなんですよ。だから、やっぱりできなかったことはできないと、やっぱり素直に認めて、それから次に、市長が言っているように何とかしようとするような姿勢が大事なんですよ。 ということで、次に移ります。 ○議長(小峰進君) 吉川議員、大分アヤメのこと詳しいようなので、それこそアドバイスしてもらってもいいかなと思います。次に入ってください。 ◆3番(吉川利一君) 今度5番目です。潮来市の農業についてです。 次に、世界は今、異常気象や戦争により食料を外国に依存することは困難な状況にあります。日本の食料自給率は約30から40%、欧米は100%近いと聞きます。日本も自給率100%であるべきと考えます。 そこで、①今の土地改良の水田は乾田化が進められております。土地改良のほうも私やっていますんで。今後も一層有効利用できる水田にしていくために、国・県の補助、市の補助をもらって、乾田化を進めていきたいと思います。市のほうの考えもお伺いしたいと思います。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 沼田環境経済部長。 ◎環境経済部長(沼田武男君) それでは、答弁をさせていただきたいと思います。 水田を有効利用するために、今後も市は援助を行うかとのことでございます。 これまでも県営の土地改良事業を行う際には、義務負担として事業費の10%を負担してまいりました。そのほか、県単事業や土地改良区維持適正化事業に対しましても、要綱に基づき土地改良区へ負担をしているところでございます。また、生産調整の奨励金として農家個人へも負担を行い、農地の維持に努めていただいているところでございます。 今後につきましては、できる限り農地の維持に努め、国や県の事業を活用しながら土地改良区や農家個人に支援を進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 吉川議員。 ◆3番(吉川利一君) ちょっとまだ時間があるんで。 ○議長(小峰進君) はい、どうぞ。 ◆3番(吉川利一君) 今後、農業のほうについても、食料というのはやっぱり日本の食料は日本で賄わなくちゃならないという考えを持っていますんで、本当に市のほうからも応援のほうをこれからもよろしくお願いしたいと思います。答弁は結構です。 以上です。 ○議長(小峰進君) 名前を言ってください。3番。 ◆3番(吉川利一君) 3番、吉川です。 ○議長(小峰進君) 一応決まりなんでね。 以上で3番、吉川利一議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は15時15分といたします。                          (午後3時08分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 再開いたします。                          (午後3時15分)----------------------------------- △小沼英明君 ○議長(小峰進君) 15番、小沼英明議員の質問を許可します。 議員は質問席に移動願います。 小沼議員。     (15番 小沼英明君 登壇) ◆15番(小沼英明君) 15番、小沼英明です。 議長より質問の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問をしてまいりたいと思います。 大項目の1番ですが、工事成績条件付一般競争入札についてをお伺いいたします。 本年4月4日に、潮来市財政課長名で、潮来市建設業組合組合長・理事に向けて送られた工事成績条件付一般競争入札の試行についてお伺いをいたします。 なお、同日、組合長より組合員に送られたものであります。 こちらがそうなんです。この書類なんですけれども、名前だけでは非常に分かりづらく、原文と質問を混ぜながら読んでまいりたいと思いますので、質問が長文になっておりますがご理解をいただきたいと思います。 「令和3年度から潮来市優秀建設業者表彰を実施し、令和4年度から工事成績の公表を実施している中で、さらに優良事業者の育成を図るため、工事成績の条件付一般競争入札制度を導入することで、施工監理能力、技術力、品質等の向上に寄与し、全体として能力等の底上げが図れるものと考える」とあるが、令和3年度からの優秀建設業者として表彰された業者をお伺いします。 以降は文章のほうを紹介してまいりたいと思います。 1、概要。従来の入札参加資格を満たした条件に加え、工事成績条件を満たしたものに対して入札参加資格を認めるもの。 2、工事成績条件を満たす者。当該年度を含めず、前2年度、令和4年から5年度において、完成した評価対象工事の中で工事成績評価の点数が78点以上の者。ただし、欠格要件に該当する者は除く。②潮来市が発注した工事のうち、工事完成事務を契約金額が500万円以上で工事成績評定結果の通知を受けた者。ただし、共同企業体として施工した場合には、代表構成員とて施工した者に限る。 3、欠落要因に該当する者。①前2年度の評価対象工事に65点未満の工事成績のある者。②発注案件の条件適用期間内、前2年及び当該案件発注までに潮来市建設工事請負業者指名停止等措置要綱の規定による指名停止を受けた者、または指名停止を受けている者。適用期間、当面の間運用し、試行の結果により本格運用への移行を検討していく。 その他として、①発注本数は、特別枠として年間1ないし2本とする。②予定時期は、年度の第1四半期及び第3四半期に発注する予定。 ここからは2番の質問になります。工事成績評価の点数は100点満点から減点され、78点以上というのはどのように算出しているのか。また、78点以上は、全体のどれだけを占めるのかお伺いします。 3番といたしまして、65点未満の工事は幾つあるのか。また、記してあるように、指名停止を受けた者、指名停止を受けている者は何社あるのか。 4番といたしまして、65点以上78点未満の扱いはいかがになるのか。 5番、試行とは、試しにやってみるという語彙。本格的運用への移行をするとはどのような運びになるということであるのかお伺いします。 6番目、予定価格が2,500万以上5,000万未満の入札案件であるのはなぜか。また、なぜ年度の第1四半期及び第3四半期の発注予定なのかお伺いします。 大項目1番は以上です。よろしくお願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) それでは、まず第1点目でございます。 令和3年度からの優秀建設業者として表彰された業者を教えていただきたいということにご答弁申し上げます。 令和3年度は、土木部門で株式会社茂木工務店様と株式会社鈴木工務店様の2社、その他部門で株式会社小林電気商会様の1社の合計3社です。 令和4年度は、土木部門で株式会社茂木工務店様と田崎・鈴木特定建設工事共同企業体様の2社、建築部門で澤田建設株式会社の1社の合計3社です。 令和5年度は、土木部門で株式会社松田建設様と有限会社篠塚工建様の2社、建築部門で株式会社二輝建設様の1社の合計3社となります。 2点目でございます。 工事成績評価の点数100点満点から減点され、78点以上というのはどのように算出されているのか。78点以上は全体のどれだけを占めるのかについてお答えいたします。 採点は、当該工事の出来形を対象として、契約図書に基づき施工体制、施工状況、出来形及び出来栄え、工事特性、創意工夫、社会性等及び法令順守等の項目で構成されており、これらの項目について適否を行います。採点者は、当該工事担当の監督員、主幹課長、検査員の3名で採点をし、それぞれの点数配分率により算出した合計が工事成績点数となります。 次に、78点以上はどれだけを占めるのかについてお答えいたします。 令和5年度の工事では、78点以上は全体の約22%となります。 3点目でございます。 65点未満の工事は幾つあるのか。また、記してあるように指名停止を受けた者、指名停止を受けている者は何社あるのかについてご答弁申し上げます。 令和4年度で65点未満の工事は3件ございました。令和5年度で65点未満の工事はゼロ件となります。 次に、指名停止を受けた者、指名停止を受けている者についてお答えいたします。 指名停止を受けた者及び指名停止を受けている者について、令和4年度、令和5年度ともに該当者はございません。 4点目でございます。 65点以上78点未満の扱いについてご答弁申し上げます。 潮来市の採点区分としては、92点以上は「極めて良好」、92点未満78点以上は「良好」、78点未満65点以上は「普通」、65点未満50点以上は「やや劣る」、50点未満は「劣る」となります。 以上より、今回の質問の65点以上78点未満の工事成績評価は「普通」となります。そのため、今回の質問である工事成績条件付一般競争入札には該当になりませんが、通常の条件付一般競争入札には条件が合えば入札参加できるものとなります。 5点目でございます。 試行とは、試しにやってみるという語彙。本格運用への移行するとはどのような運びになるのかということにご答弁申し上げます。 公共工事の品質確保の促進に関する法律におきまして、多様な入札の方法を選択するよううたわれていることを踏まえ、新たな試みとして、令和6年度より運用を開始し、試行を数年行う中で、78点以上の工事成績を取る事業者の割合が増えてくれば、事業者の技術の向上が図られたことであり、本格運用に移行していきたいと考えております。 6点目でございます。 予定価格が2,500万円以上5,000万円未満の入札案件であるのはなぜか。また、なぜ年度の第1四半期及び第3四半期の発注予定なのかについてご答弁申し上げます。 まず、予定価格についてですが、潮来市条件付一般競争入札要綱第2条の規定により、一般競争入札の対象工事は2,500万円以上となっておりますので、それに準拠したものでございます。また、5,000万円未満までの価格としたのは、通常Aランク以上が対象となる価格ですが、この工事成績条件付一般競争入札は、特別枠としてSランクからA、B、Cランクまで全てのランクが参加可能としているため、事業者の能力、経験及び工事規模等を考慮し、5,000万円未満としております。 次に、発注時期の第1四半期は、年度の始めの時期であるため発注案件も多く、予定価格範囲の案件も発注される可能性が高いことから、この時期に発注することで事業者も受注しやすいとしたものでございます。また、国・県からの「施工時期の平準化を図る取組について」の通達もある中で、第3四半期の時期までに発注しないと工期が難しくなることも含め、この時期までにまだ手持ちの受注案件がない事業者へ受注の機会を確保するために設定しております。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。     (「暫時休憩よろしいですか」と呼ぶ者あり) ○議長(小峰進君) はい、暫時休憩。                          (午後3時28分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 再開いたします。                          (午後3時29分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 小沼議員。 ◆15番(小沼英明君) 丁寧に答弁いただきましてありがとうございました。 優秀建設業者、令和3年、4年、5年とこれ3社ずつお出でになったと思いますが、この施工した工事が78点以上の方が3社ずつであったということなんでしょうか。全体の22%ということでしたが、そこをちょっと確認といいますか、答弁いただければと思います。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 下河財政課長。 ◎財政課長(下河和之君) 小沼議員の質問に答弁いたします。 この表彰制度でございますが、年度ごとに各発注課から78点以上の工事について推薦をしていただきます。ちなみに、令和3年度では、土木部門で6社、その他部門で1社の合計7社の推薦がございました。令和4年度は、土木部門で3社、建築部門で2社、その他部門で1社の合計6社の推薦がございました。続きまして、令和5年度は、土木部門で3社、建築部門で1社の合計4社の推薦があったうち、令和3年度では3社、令和4年度も3社、令和5年度も3社の表彰となったものとなります。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆15番(小沼英明君) といいますと、先ほど監督員、検査員そして担当課長が点数のほうをというお話でしたけれども、この優秀建設業者を選定するときには、今言った方々ではなく審査される、予定数といいますか、6社あったり2社あったり4社あったりで、そこから選抜されて賞に値したものと思われますが、これを判断を下す委員といいますか、どういう方々が構成しているのかお答えいただければと思います。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 下河財政課長。 ◎財政課長(下河和之君) 小沼議員の再質問に答弁いたします。 推薦された者のうちから審査会を開くわけなんですが、審査会の委員のメンバーにつきましては、潮来市優秀建設業者表彰要綱第9条の規定に基づきまして、副市長、市長公室長兼総務部長、建設部長、市民福祉部長環境経済部長、教育部長、契約主管課長、財政課長ですね。のメンバーによって審査会を開催しております。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆15番(小沼英明君) ちょっと飛びますが、再質問、今度3番のほうにいきます。 令和4年に65点未満の工事が3件あったというようなお話をいただきましたけれども、この35点減点になるというのは、何か大きなミスをされているとか、そういうことになるんでしょうか。工期が遅れた、また設計と違う工事が行われたみたいな、3件ということはよほど大きなミスになるのかお伺いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 下河財政課長。 ◎財政課長(下河和之君) 小沼議員の質問に答弁いたします。 細かい詳しいところまでは申し上げられませんが、65点未満の低い理由につきましては、先ほど評価項目が7項目ありましたが、その各成績が低いとか、施工体制がちょっと行き届かなかった、そういった部分で65点未満だということになった結果でございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆15番(小沼英明君) 3番にも4番にもなるんですが、再質問としてください。 最初に申し上げたとおり、令和4年度から工事成績の公表を実施している中で、さらにということで今回優良事業者の育成を図るため今回の工事成績の条件付一般競争入札制度が導入されたということですが、ちなみに、ホームページのほうから令和5年、6年度潮来市建設工事等級表市内事業者、いわゆるS級、A級、B級、C級というこちらですね、議員皆さんご存じだと思いますけれども、この中で今の答弁によりますと、S級であってもA級であっても、B級でもC級でも、その工事で78点以上を取れることがあれば、その工事成績の条件付一般競争入札制度に参加できると。そこで門をくぐることができるということで、それはC級でも間違いなく78点以上取ればできるということなんでしょうが、その手前でC級の方々が入れる入札というのは、大きなものと言ったらおかしいですけれども、それは指名を受ければ入れるんでしょうけれども、指名がなければ前2年度の中で優秀業者として受けていないと入れないということでいいんでしょうか。 ですから、S級もC級も同じ扱いにはなるけれども、いい工事をすれば前2年度の中で入る。しかし、そこの門をくぐるのには、まず工事を請け負わなければできないという解釈でよろしいんでしょうか。 ○議長(小峰進君) 小沼議員、これは④の再質でいいんですか。 ◆15番(小沼英明君) そうです。 ○議長(小峰進君) ④の再質ですね。4のほうでいいですね、じゃね。 下河財政課長。 ◎財政課長(下河和之君) 小沼議員の再質問に答弁いたします。 議員お見込みのとおり、今年の工事でしたら令和4年度、5年度の500万円以上の工事で78点以上の成績を収めた工事があれば、ランクS、A、B、C関係なくこの工事成績付一般競争入札に参加できるという制度でございます。 ですので、点数を取れば参加資格が得られるという制度設計になっております。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆15番(小沼英明君) 今の答弁に対しての再々質問ということになりますんで、ちょっとお伺いをしたいのは、その前にも聞いたと同じようなことになってしまいますが、このC級の方が入札に入る、また指名を受けるということも、これはこの先は可能であるのでしょうか。いわゆる入れる人は入れるけれども、一切その指名を受けなければ、また入札が取れなければ入れないという、私は疎外される方はどんどん疎外されていってしまうような、それが1本か2本にしても、これが試行となっていずれはもっと増えていくということであれば、その門戸がどんどん狭まっていくような気がするんですが、また財政課長、本当に4月1日に異動になって、4月4日で財政課長名でこの通知が出ているのは非常に気の毒な気もするんですけれども、答弁のほう、まだ入札のほうの責任者である副市長、もし答弁いただければその辺、総務部長も4月1日付で総務部長になったばっかりかと思うんです。責任者である副市長にもし答弁いただければと思います。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) ただいまのご質問にご答弁させていただきたいと思います。 そもそもこちらの制度は、優良事業者の表彰制度というものにさらに付加価値をつけるということで、ほかで実施している参考例を参考にしながら、試行という形で実施するというものでございます。 ですので、今、議員がおっしゃられたような危惧という部分は、実際どうなるかというのはこれからでございますけれども、状況を見ながら、改めるべき部分があれば改めていきたいと思いますし、とにかく市内の事業者の方々が優良事業者として全て皆様いろいろな機会を得てご活躍できる場を設定できればという思いで設定しているものでございますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆15番(小沼英明君) それでは、6番目で結構です。再質問させていただきます。 予定価格が2,500万円以上5,000万未満の入札案件であるということなんで、例えばこれから作るであろう人工芝のグラウンド、5億5,000万のような予算が組まれているような工事は、基本的にはやらないということでよろしいでしょうか。大きな金額のものに関しては、この入札は値しないということでよろしいでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 下河財政課長。 ◎財政課長(下河和之君) ただいまの小沼議員の質問に答弁いたします。 5,000万未満までの工事対象となりますので、5,000万以上となりますと、この工事成績付条件付一般競争入札の対象外となりますので、小沼議員のお見込みのとおり対象外ということになります。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆15番(小沼英明君) 最後の質問になります。 副市長の答弁いただきましたんで、見直すこともあるということで安心をしております。本格的な運用に移行することがあれば、前2年度に工事を請負ことのない業者は、既に競争にならずスタートラインにも立てないということになります。全体としての能力等の底上げをするなら、いっそここ数年請負ったことのない業者を年に数回条件付一般競争入札をしていただくほうが私はフェアじゃないかなというような気がいたしますので、公明・公正な入札ができるように努めてご尽力をいただければと思います。答弁は結構です。これに関しては。そのようにお願いします。 大項目の2番のほうを伺います。 潮来市地域公共交通計画についてお伺いいたします。 1、公共交通のネットワークとして、鹿行北浦ライン及びあやめ白帆ラインが運行されております。現在の利用数等見直しの時期など、今後の予定についてお伺いします。 2番、私の家の隣にバス停があるのですが、時刻表の下に時刻表が張ってあって、しかも裏返しに、上りも下りの停留所にも同じように張ってあります。非常に不可解であるので、すぐにでも張り直してもらいたいと思いますが、これはバス会社の管理であろうかということでしたが、これは質問を提出いたしましたら、河瀬課長をはじめいろんな職員が来ていただいて、すぐ対応をしていただいて、今朝はきれいな絵が貼ってありましたので、ここについては答弁は結構です。本当にありがとうございました。 3番にまいります。高齢者、75歳以上で市内に住む免許証を持たない人に対して配布する潮来市高齢者タクシー利用助成金でありますが、現在1回900円の助成であると思いますが、1人1年で最高48枚、市全体で対象者がどれくらいいて、どれくらいの枚数が発行、予算化され、実際にどれくらいの金額が使用されているのか。ここ3年の金額と傾向をお伺いいたします。 4番、例を挙げますが、どうすればよいのかお答え願います。 日の出中学校付近からヘルスランドさくらへ何らかの交通手段を使って通いたい。 次に、大賀地区に住む高齢者が小山病院へ朝早く診療に行きたい。どうしたらよろしいでしょうか。 千葉近郊に住む者ですが、お誘いがあって鹿行地域の病院へ勤務してみたいが、マイカーは使いたくない。どうしたらよいか。 以上、お答えをお願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) まず、第1点目でございます。 現在の利用数と見直しの時期など、今後の予定についてご答弁を申し上げます。 鹿行北浦ラインの利用数につきましては、令和5年度の1年間の実績値として9,788人となっており、1便当たりの利用数は2.23人となっております。神宮あやめ白帆ラインの利用数につきましては、令和5年度の1年間の実績値として3万4,804人となっており、1便当たりの利用数は5.94人となっております。 鹿行北浦ライン及び神宮あやめ白帆ラインの見直しに向けては、令和5年度に潮来市地域公共交通施策推進調査業務を実施し、市民アンケート調査、広域路線バス利用者アンケート調査及びヒアリング調査、高校生や高齢者を対象とするグループインタビューを実施し、利用実態や利用者ニーズを把握した上で公共交通ネットワーク改善策の検討を行ってまいりました。 この成果を基に、今年度、潮来市地域公共交通活性化協議会において、広域路線バスの見直しを含め、公共交通ネットワークの改善に向けた検討を進めていく予定となっております。 ○議長(小峰進君) 実川市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(実川智史君) 私からは、3点目という形で高齢者タクシーの利用につきまして、市全体で対象者がどれくらい。どれくらいの枚数が発行されたか、予算化されたか。実際にどれくらいの金額が使用されているか。ここ3年の金額と傾向についてご答弁させていただきます。 市全体の対象者につきましては把握できないことから、これまでの答弁と同様に、高齢者タクシー利用券の申請者数、発行枚数、予算額、助成額につきまして、3年分の各項目の増減の内容、傾向を答弁させていただきます。 なお、5年度は決算の見込値となります。 1番目としまして申請者数でございます。令和3年度756人、令和4年度801人、令和5年度852人。2年間で96人の増となっております。 2番目としまして発行枚数、令和3年度3万5,112枚でございます。令和4年度3万6,984枚、令和5年度3万9,336枚でございます。2年間で4,224枚の増となっております。 3点目としまして予算額でございます。令和3年度、千円単位で810万円、令和4年度1,198万8,000円、令和5年度1,415万円でございます。 助成額、実際に使った助成額についても千円単位で答弁いたします。令和3年度590万4,000円、令和4年度1,118万5,000円、令和5年度1,247万4,000円でございまして、2年間で957万円の増となっております。 申請者、発行枚数は2年間で1.1倍の増加、予算額につきましては1.75倍の増加、助成額につきましては2.1倍の増加傾向となっております。 3点目は以上です。 ○議長(小峰進君) 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) それでは、4点目でございます。 例を挙げるので、どうすればよいのかお答え願いたい。ご答弁申し上げます。 議員からは、例としてご提示がございましたけれども、これまでも仮定のご質問に対する答弁は差し控えさせていただいております。市といたしましては、公共交通利用者の様々なご事情、ご要望、これらを踏まえ個別にご相談に対応させていただきたいと考えております。 ただし、公共交通に関する業務を行っていくに当たり、シミュレーションをしたデータとして議員が例示されたものと類似をしたケースをお答えさせていただきますと、日の出からヘルスランドさくらへ交通手段を公共交通機関で通う場合、ヘルスランドさくらを経由するバスは現在運行されておりませんので、タクシーによる移動が必要となります。一例ではありますが、安価に移動する方法として、日の出中学校前の停留所から神宮あやめ白帆ラインに乗車し、県道竜ケ崎潮来線の牛堀中央の停留所で下車、そこからタクシー移動する方法が考えられます。なお、タクシーのみで移動するシミュレートでは、予想料金は2,900円、所要時間で13分となります。広域路線バスとタクシーで異動する場合には、神宮あやめ白帆ライン日の出中学校前から牛堀中央の料金が200円、所要時間約14分となり、タクシー牛堀中央からヘルスランドさくらについては予想料金1,200円、所要時間4分となります。 このように、この事業を進める中でシミュレーションをしておりますが、冒頭でも答弁をさせていただきましたように、今後も様々なご相談に対しましては、丁寧な対応をしてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆15番(小沼英明君) 総務部長にはご迷惑かけまして申し訳ありません。仮定の話なんで、これはご迷惑をかけたかと思っております。 昨日の市長の答弁にもありましたが、神宮あやめ白帆ラインのほうでしたか、非常に増えているというようなことで、以前道の駅から各方面にバスが出ていたと思ったんですが、いろんな方々から空気を運んでいると言って、いつの間にか道の駅からのバス路線というのはなくなってしまいました。ただ、その頃文句を言っていたような人が今足がなくて困っているというのが事実であります。何とかこらえながら、1人でも多くの方が乗っていただけるようなバス路線を今後も継続していっていただきたいと思っております。 バス路線のほうはこれで結構です。 それで、高齢者のタクシー助成のほうですけれども、ちょっとタクシー会社の方に伺いますと、今迎車料金というのが300円かかるんですかね。それで初乗りが1.1キロまで500円。900円というチケット、これ一応質問になりますけれども、900円のその根拠がちょっと今の時点では分かりづらい。ですから、500円というチケットを作っていただいたほうがお釣りは要らないという中で、例えばですけれども、先日伺ったらば、牛堀の町うちの方のところまで旧潮来のタクシー会社さんが迎えに行く。そうすると300円の料金が発生します。牛堀の町うちに住んでいる方がラ・ラ・ルーまでお願いしますというと1.1キロ以内で、払うのはその初乗りの500円だけ。でもチケットは900円。何か損をしたような気がするというような話を伺いました。500円は無料なんですけれども、迎車料金の300円がかかるということで、それをタクシー料金と一緒に払うことはできないのか、まずそれをお答えいただければと思います。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 大川高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(大川敏幸君) それでは、小沼議員のご質問に対しましてご答弁させていただきます。 迎車料金を一緒にタクシーチケットで払えないかというところでございます。 今回の私どものほう、9月から運賃のほうの改定がございました。当初740円を900円に、運賃のほうの補助を上げさせていただいてございます。運賃についての補助ということで、今回私どものほうの要綱等も整備させていただいていますので、迎車料金については、そのチケットの中には含まれていないというところになりますので、ご理解をいただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆15番(小沼英明君) ただいまの答弁、含まれていないということはよく分かるんですが、高齢者の方にとってみれば、呼ぶということが非常に、300円が非常にもったいないと言われるようなことがあったんで、タクシー乗車券のほうには多分迎車料金は含まれていませんということは記してはあるんですね。ただ、なかなか高齢者の方にはちょっと理解をいただけない部分があるんで、はっきり明記をしていただいたほうがいいのかなと思った次第であります。 あと、非常に900円というのは、多分740円からの初乗り料金から900円になったのかなと思うんですけれども、高齢者の方から見れば、500円というほうが非常に分かりやすいような気がするんで、今後改定する機会があれば、このチケットというものも500円にしていただければと思います。 年々この利用が増えているということで、もっと充実しやすくしたり、また年度末でしたか、これを発行するのは、基本的には。年度末に役所へ来るのもなかなか代理人が来るのもあれだし、何かもう少し簡単にできる方法論があれば、こちらに足を運ぶというのもうまい手があれば何とか考えていただければと思います。利用が多くなっているというのは非常にいいことなんで、改善の余地があればまた皆さんで協議していただいて、便利になるようにしていただければと思います。 行方地域では、デマンドタクシーやら今度は何かアプリを使ってまたいろんな方法でライドシェアですか、こういうことをやるようですけれども、潮来はもう少しタクシー乗車券のほうを利用できるようにして、上限をできれば今900円しか使えない、2人で乗って1,800円ということはできるかと思うんですけれども、ちょっと遠くに出かけなきゃいけない、また交通弱者のためにも2,000円ぐらいまで使えたら、随分お年寄りは楽になるんじゃないかなと思うんですけれども、もし答弁いただけたらそれもお願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 実川市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(実川智史君) 議員のご質問いただいたとおり、現在初乗りの前の引継ぎで9月からという形で900円という形で利用のほうを進めてまいっているところでございます。また、迎車という形で300円かかる部分について、含まれておりませんという形でホームページ、高齢者の方が申請にいただけるときには用紙等も用いまして案内はさせていただいているところなんですが、なかなかここについてもお金の300円のところになかなかご理解いただけないというご意見もいただいているのも実情でございます。制度が始まったところでございますというところと、この助成については増額になっているところもございますので、ご意見を賜りながら制度の見直しができるのかどうかも含めまして検討させていただきたいという形で調査研究を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆15番(小沼英明君) それでは、1つだけ、議長いいですか。 ○議長(小峰進君) はい。 ◆15番(小沼英明君) 例えばというところで質問した部分で、ちょっとひとつやらせていただいても、問わせていただいてもいいですかね。 ○議長(小峰進君) はい、どうぞ。 ◆15番(小沼英明君) 実は、千葉近郊に住む者ですが、お誘いがあって鹿行地域の病院へ勤務してみたいが、マイカーは使いたくない、どうしたらいいかというものがあったんですけれども、こちらなんですけれども、昨日もお話がありました都内までのバス通は補助がある。しかしながら千葉、幕張方面、テレポートのほうに行くバスは、朝2本ぐらい出ているかと思います。午後の便、夜の便がこちらにあるんですけれども、本当に成田、千葉ぐらいまでは医者が来るんですけれども、潮来をはじめ鹿嶋、神栖へはなかなか医者が来ない。そこにはいろんな複雑な問題があるかと思うんですけれども、お医者さんのご子息が行くような学校がない、それから非常に陸の孤島のようで不便であるというようなことがあろうかと思います。こちらから通うというような部分もあるんですけれども、千葉、幕張方面からこちらに人間が来るような便の誘致といいますか、案内はできないものかと思いまして、それがこの質問の本来の自分の聞きたかったところであるんですけれども、こういうものが努力してできないものか、ひとつお尋ねします。
    ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 榊原総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(榊原徹君) なかなか苦しい答弁になりそうな気がするんですけれども、千葉近郊に住む方がまたこちらのほうへというときに利便性の高い公共交通機関ということだと思いますが、こちらの例示をしていただいた例で言うと、鹿行地域にある病院ということであれば、鹿行のどこに位置をするのかにつきましても、なかなかそれぞれご答弁というのが難しくなってくるかなと。それらに応じた形でのご案内ということになろうかと思います。 同時に、今、小沼議員もご指摘をいただきましたように、行方市は行方市の取組、鹿嶋は鹿嶋の取組、神栖は神栖の取組というようなところで、私どもと同様に公共交通の取組については、それぞれ努力をされているところかというように思ってございます。 そういう意味では、今議員からご指摘をいただいたものも含めて、逆に双方向性のあって利便性の高い公共交通機関の在り方、これらについては今後も様々な関係機関の皆様共々しっかりと議論を重ねてまいりたいというように思っております。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆15番(小沼英明君) 質問として成り立つように次回はもう少し質問整えてまいりますが、学校でも千葉へ行けば選択肢がかなりある、職場もある。やはり地元に住んでもらうためには、こちらから通う、また先方から優秀な方々が来てもらうというようなことで、またこの質問に関しましては後にしてみたいと思いますので、よろしくお願いします。 では、大きな3番のほう入らせていただきます。 野球をする人たちの環境づくりについてをお伺いいたします。 ここ近年、高校野球で活躍した潮来出身の選手が2人おります。現在は2人とも大学で野球をして活躍しているようでありますが、彼らは潮来の少年野球団の出身、その後違う強豪校へ進学したのはご存じのとおりであります。広報いたこにも登場し、甲子園でも大活躍したのは昨日のことのようです。大谷翔平選手ではないが、身近にすばらしい選手がいれば、そのスポーツをするのも子供たちの夢であります。また、この地にはマスターズ野球の盛んな地でもあり、全国大会に出場されたことがあったと思います。 そこでお伺いします。 1番、今後もすばらしい野球選手を輩出してもらう意味でも、前川グラウンドの人工芝に対抗するわけではありませんが、野球場のほうの整備をすることはできないであろうか、お伺いします。 2番、現在も市の少年野球団は活動していると思いますが、中学校の部活動としての野球部は、1つの中学校で部活動は成り立っているのであろうか、お伺いします。 3番、他の市のクラブチームや部活動へ所属し野球をしている子供たちもいるのであろうか、お伺いします。 4番、野球グラウンドに対する市民からの改善要望等をお伺いします。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 小沼建設部長。 ◎建設部長(小沼豊君) それでは、私からは、1点目の前川グラウンドの人工芝サッカー場に対抗するわけではないが、野球場のほうの整備をすることはできないだろうかというご質問に答弁させていただきます。 まず、前川運動公園の人工芝サッカー場は、スポーツツーリズムの推進の一つとしてサッカーの合宿や大会を誘致し、市内の宿泊施設などを利用していただくことで、交流人口の拡大や地域の活性化を図るため整備したものでございます。 一方で、本市における野球ができる施設といたしましては、前川運動公園内に野球専用グラウンド1面とかすみの郷公園内に野球グラウンドが取れる2面の多目的グラウンドですか、こちらと日の出運動広場多目的グラウンドで1面、またコミュニティグラウンドで2面、合計6面がございます。 前川運動公園内の野球場につきましては、既存野球場の老朽化や野球団体からの要望を受けまして、平成22年野球専用グラウンドとして整備いたしました。また、かすみの郷公園につきましては、平成11年の供用開始から20年以上経過し、老朽化した施設の改修を令和5年度に実施しております。改修の内容としましては、野球場の施設改修として防球ネットの張り替え、フェンス高を2メートルにする改修、バックネットの衝撃材の張り替え1面、メイン側のダッグアウト壁面の塗装2か所、サブグラウンドのダッグアウトを2か所を設置しております。 今後も既存施設の長寿命化を図りながら、市民皆様方が利用できるよう努めてまいりたいと考えております。 私からは以上です。 ○議長(小峰進君) 吉川学校教育課長。 ◎学校教育課長(吉川増夫君) 私のほうからは、2点目、中学校の部活動、野球部は1つの中学校で成り立っているのかというところで答弁をさせていただきます。 現在、市内で野球部がある中学校は日の出中学校のみとなっております。なお、部員は3年生8名のみであり、鹿嶋市の平井中学校と合同チームとしてこの夏の総合体育大会まで活動することになっています。そして、総合体育大会後は、野球部としての活動がなくなります。 また、潮来市では、この野球部の問題だけではなく、学校部活動全般に関して、部活動地域移行や学校適正化計画の状況も考慮しながら、今後取り組んでまいります。 続きまして、3点目、ほかの市のクラブチームや部活動へ所属し野球をしている子供たちもいるかというところで答弁をさせていただきます。 現在、他市の野球クラブチームに所属している中学生は19名おります。また、部活動としましては、先ほど述べましたとおり、日の出中学校が鹿嶋市の平井中学校と合同チームとして活動しているところです。 私からは以上です。 ○議長(小峰進君) 大崎生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大崎優一君) それでは、私のほうから4点目、野球グラウンドに対する市民からの改善要望につきましてご答弁申し上げます。 野球グラウンドに対する市民の皆様からの要望についてでございますが、かすみの郷公園につきましては、サブグラウンドのファールエリアが狭い、メイングラウンドのホームベースが劣化している、内野と芝生の境目に段差がある、スコアボードが破損しているなどのご意見をいただいております。 今後の改善につきましては、関係課と協議をしながら修繕等も含め既存の施設を管理してまいりたいと思っております。 前川運動公園の野球グラウンドにつきましては、特に市民の皆様からの要望等は伺っておりません。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 小沼建設部長。 ◎建設部長(小沼豊君) それでは、4点目、都市建設課に対するところですが、都市建設課には現在のところ野球グラウンドの整備に関する改善要望等はございません。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆15番(小沼英明君) 最後の質問をさせていただきたいと思います。まとめてです。 私のほうで、いわゆる野球をやっている方、子供の野球の保護者から伺っているのは、常用の草刈り機があればレイキがけ、トンボがけが非常に楽になるので、ぜひ1台用意をしていただければということと、できれば前川グラウンドには暗渠を入れて水はけをよくしていただきたいというような要望を伺っております。 これは何とかお願いしたいんで、答弁を時間内でいただければお願いしたいと思いますが、そのほかにもう一つ、学校教育課長のほうに伺いたいのは、大谷翔平グローブというのは、各学校に来てどのような使われ方というか、分かっている範疇で結構なので、今日の新聞に出ていましたけれども、それでグローブを買って子供たちが野球を始まったというようなものが出ていたんで、各学校でどのように扱っているか、それだけお伺いしたいと思います。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 吉川学校教育課長。 ◎学校教育課長(吉川増夫君) それでは、私のほうから、大谷翔平のグローブのことにつきまして、先に答弁をさせていただきます。 学校のほうに届きまして、すぐに子供たち、1つの学校から聞いた話ですけれども、キャッチボールをしたと。楽しくキャッチボールをしたというようなお話を伺っております。 以上です。 ○議長(小峰進君) もう1点なかったっけ。 大崎生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大崎優一君) それでは、小沼議員の再質問にご答弁申し上げます。 常用の草刈り機があればということ、それと前川グラウンドの水はけ、暗渠の件につきまして、その件についても今後関係課とともに協議してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆15番(小沼英明君) 15番、小沼。 以上で質問を終わらせていただきます。丁寧なご答弁ありがとうございました。 ○議長(小峰進君) 以上で15番、小沼英明議員の質問が終わりました。 本日予定しておりました一般通告質問は以上です。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(小峰進君) 以上で本日の日程は全て終了しました。 次回は、明日6月6日木曜日午前10時から本会議を開き、一般通告質問を行います。 本日はこれにて散会といたします。 大変ご苦労さまでした。                          (午後4時13分)...