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03月11日-02号

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  1. 潮来市議会 2024-03-11
    03月11日-02号


    取得元: 潮来市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 6年  3月 定例会(第1回)     令和6年第1回潮来市議会定例会議事日程(第2号)                       令和6年3月11日(月)                       午後1時30分開議日程第1 市政一般に関する通告質問-----------------------------------出席議員(15名) 議長16番   小峰 進君   副議長10番   飯田幸弘君    1番   黒須俊行君       2番   鴇田正信君    3番   吉川利一君       4番   和田直子君    6番   志村 一君       7番   石田裕二君    8番   阿部慶介君       9番   兼平直紀君   11番   平田健三君      12番   箕輪 昇君   13番   飯島康弘君      14番   田崎 清君   15番   小沼英明君欠席議員(1名)    5番   佐々木 徹君-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長        原 浩道君   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   市長公室長総務部長                               塙 誠一君   市民福祉部長福祉事務所長     建設部長      常井俊宏君             榊原 徹君   環境経済部長    吉川秀樹君   教育部長      石神弘幸君   企画政策課長    河瀬由香君   総務課長      村田政子君   財政課長      小沼 豊君   秘書課長      濱野一也君   都市建設課長    草野吉広君   上下水道課長    森内 浩君   学校教育課長    村田慎一郎君  生涯学習課長    吉川増夫君   高齢福祉課長    下河和之君   社会福祉課長    沼田武男君   子育て支援課長   実川治子君   環境課長      安藤正幸君   観光商工課長    大崎優一君   税務課長      橋本 太君-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    打越伸是君   局長補佐      山田晴美君   書記        小林 肇君   書記        大塚麻菜美----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(小峰進君) 大変ご苦労さまです。 開会に先立ちまして、皆様にお願いを申し上げます。 本日3月11日は、東日本大震災が発生した日でございます。午後2時46分に、1分間の黙祷をささげたいと思います。本会議中となることで、一時中断を行いますので、ご協力のほう、よろしくお願い申し上げます。 それでは、ただいまから本日の会議を開きます。 ご報告いたします。 5番、佐々木徹議員から、会議規則第2条により、欠席の届出がありましたので、ご報告いたします。また、8番、阿部慶介議員より、早退の届出がありましたので、ご報告をいたします。 ご報告いたします。 本日説明のため出席した執行部の職員は、原市長以下、ただいま着席のとおりです。                          (午後1時30分)-----------------------------------市政一般に関する通告質問 ○議長(小峰進君) それでは議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問については、質問事項ごとに初めの質問は大項目を一括で質問し、一括で答弁願います。 再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問については、議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに申し上げます。 質問は簡単明瞭に、答弁は的を射てお願いします。また、質問は市民の立場に立ち、的確に行い、議題の範囲を超えないこと、同一議題については3回までとするもの。ただし、答弁の内容によってはこれを超えて認める場合もあります。質問内容が重複する場合は、考慮の上、お願いしたいと思います。 傍聴されている皆様に申し上げます。 潮来市議会傍聴規則を遵守の上、私語または談笑はしないようお願いを申し上げます。-----------------------------------阿部慶介君 ○議長(小峰進君) 8番、阿部慶介議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 阿部議員。     (8番 阿部慶介君 登壇) ◆8番(阿部慶介君) 8番、阿部慶介。ただいま議長より発言の許可をいただいたので、通告に従い順次質問してまいります。 東日本大震災能登半島地震で被災された方々に、お見舞いを申し上げますとともにお悔やみを申し上げます。 1、ご年配の方々の移動手段デマンドタクシーについて。 交通空白地域の多くは、地方都市に存在している。高齢者の多い地方都市では、移動に課題を抱える買物難民が発生している。買物難民の多くは高齢者であり、公共の交通手段がないために無理をして自ら運転せざるを得ない。また、交通手段を自ら画すことができない場合には、外出手段がないことによって引き籠もりがちになり、心身に悪影響を与えることも考えられ、医療費が増し、市の財政に負担となる。また、高齢者による運転は、しばしばメディアで取り上げられているように、死亡事故を引き起こす可能性が、他の年代と比べて高くなっている。デマンドタクシーの必要性は高まっている。 そこで質問させていただきます。 ①現在、鹿行地域で、デマンドタクシーを行っていないのは潮来市だけという状況です。令和5年度に、バスルートの見直しを含めた公共交通利用ニーズ調査を計画していましたが、その結果はどうでしたか。 ②デマンドタクシーは、国からの補助制度地域公共交通確保維持改善事業費補助金の対象となるのか。近隣他市は、どのような補助制度を利用しているのか。 ③昨年の6月の一般質問でも、事業費が大体2,500万から3,000万ぐらいになるだろうとしました。そのときに、今後、持続可能な公共交通の形成に向けてしっかりと研究し、総合的に判断させていただきたいと答弁していましたが、地域の高齢化は待ったなしで進んでおります。買物難民の防止や高齢者の福祉など、地域活性化では、使い方によっては多くのメリットが見込まれます。ただ、費用面などで財政負担になることがあり、継続して運行することが難しいです。ですが、本格的に、早めに進めるべきだと思いますが、いかがですか。 以上、3点、よろしくお願いします。 ○議長(小峰進君) 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) それでは、1点目、利用者のニーズ調査につきまして、ご答弁をいたします。 今年度、潮来市地域公共交通活性化協議会が実施しました、潮来市公共交通施策推進調査業務では、無作為に抽出しました市民に対する市民アンケート広域路線バスを実際に利用している方に対する利用者アンケート、高齢者及び高校生に対するグループインタビュー高速バス利用者に対する個別インタビューなどを行い、市内における公共交通のニーズを把握しております。調査結果につきましては、現在取りまとめを行っているところですが、3月下旬に開催を予定しております潮来市地域公共交通活性化協議会において、調査結果に基づき公共交通の現状、課題及び改善に向けての検討案が示される予定となっております。 続きまして、2点目の近隣市の補助制度につきまして、ご答弁をいたします。 デマンドタクシーは、国土交通省国庫補助である地域公共交通確保維持改善事業費補助金のメニューの一つである地域内フィーダー系統確保維持費国庫補助金通称フィーダー補助といいますけれども、これが対象となります。近隣他市でデマンドタクシーを運行しております市の補助制度を確認させていただきましたところ、鉾田市につきましては、このフィーダー補助を活用しておりました。行方市につきましては、フィーダー補助ではなく、百里飛行場周辺自治体に交付されます、防衛省の交付金である再編関連訓練移転等交付金を活用して運行しているとのことでございます。鹿嶋市、神栖市につきましては、補助制度は活用をしておりませんでした。なお、潮来市では、この国交省のフィーダー補助を活用し、神宮あやめ白帆ライン及び鹿行北浦ラインの2路線の広域路線バスを運行してございます。 次に、3点目でございます。 デマンドタクシーの導入を本格的に早めに進めるべきではとのご質問でございますが、議員のご指摘のとおり、高齢化の進む当市におきましては、買物難民の防止や高齢者福祉は、非常に重要だと捉えております。この観点から、これまでも高齢者タクシー利用料金助成や、運転免許を返納した75歳以上の方へバスの乗車券を配付するなどの事業を継続して行っております。今回の議員のご提案でありますデマンドタクシー導入につきましては、メリットデメリットを研究しているところでございます。今年度実施しました潮来市公共交通施策推進調査業務の結果を踏まえ、今後の当市における公共交通在り方全般の課題として捉え、市民の皆様にとってよりよい潮来市地域公共交通になりますよう、努力してまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) それでは、①のほうの再質にいきたいと思います。 調査業務ということで、高速バス公共バスを利用している方々、そのほかの方々にもアンケートで、現在取りまとめているということでよろしいでしょうかね。取りまとめているので、完璧には出来上がっていないと思うんですけれども、その中でやっぱりいろいろ高齢者の方々からもいろんな意見があったと思うんですけれども、もし、その辺が、どんな意見があったかというのを答えられればお願いしたいんですけれども。 ○議長(小峰進君) 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) それでは、再質問の高齢者からの意見はどのようなものだったのかにつきまして、ご答弁をさせていただきます。 高齢者の方からのグループインタビューにおきましては、日常的な外出についてはできるだけ市内で用事を済ませるようにしている、大きな病院にかかる場合、必要な場合には鹿嶋市など市外で行く意見や、バスの利用に関しましては、沿線に近い人は利用しやすく、高低差のある地域に住んでいる人にとっては不便に感じているなどの意見がございました。また、今回のインタビューの中で分かったこととしましては、そもそも潮来市公共交通利用ガイドがあることをよく知っていなかったというようなところもございます。時刻表を持っていないなどのご意見、そして公共交通利用ガイドの浸透性が低いこと、さらなる周知が必要であるというようなところが分かったところでございます。これに対しましては即対応すべきと、周知徹底に取り組んでまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) 高齢者の方々もなるべく遠くに外出はせず、外出などはしないで、なるべく行かないようにしているということと、大きな病院へは鹿嶋などに行くしかないと。先ほど公共交通のバスの話で、今いただいた答弁で、やっぱり沿線の方々は、確かにバス停が近ければ利用しやすいというお話、離れていれば使いづらい。公共交通の質問って、ほかの議員からもいろいろいつも議題に上がってくると思うんですけれども、やっぱりいまだに知らない方もおられると。また、時刻表も持っていないと。これだけやっていてもまだそんな状態というのがやっぱり現実で、正直、このアンケートで本当の市民の皆様の意見が聞けたというのはよかったなと思います。 今後はなんですけれども、神栖とか鹿嶋、ほかでもみんな高齢者以外の方、高校生、潮来市もそうです、公共交通バスは、学校に通うとき、高校生の方々も使っていると思うんですけれども、そういった方々、高校生の方々の意見も、もし答えられるんであればお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 河瀬企画政策課長。 ◎企画政策課長河瀬由香君) それでは、ただいまの質問にお答えします。 高校生へのインタビューについてなんですけれども、近隣市に通う高校生男女グループインタビューを行いました。その中では、普通の通学では、自転車や原動機付バイクスクールバスなどを利用していますが、スクールバスは朝の運行が非常に早い、部活が遅くなるときにスクールバスがないので困っているというような意見がございました。また、市外の娯楽施設や飲食店へ行くときに、バスを利用してみたいといった意見がありました。 以上です。 ○議長(小峰進君) 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) 高校生からは、近隣の学校に通う高校生で、スクールバスなどは朝が早いと、帰りも部活までやると遅い時間がない。これ、僕のところの、自分のところの子供もそうだったんですけれども、バスを利用するときはやっぱり結構早めに出るしかなくて、早めに学校に着いてしまうと。部活は遅いとちょっとやっていないというのが、これ、子供がいたので分かってはいたんですけれども、皆同じような意見ということをいただきました。 この公共交通バスって、利益が出ないからといって大体便数を減らしてしまうことが多いんですけれども、逆に考えると、ある経済の評論家みたいな方が言っていたんですけれども、採算の取れない便ほどその便数を増やして利用しやすいようにするべきだと。減らせば減らすほど、どんどんどんどん使われていかなくなっちゃうよというようなことも聞いたことがあるんですけれども。バスももちろん大事ですけれども、今回の質問はデマンドタクシーなので、デマンドタクシーの②のほうの再質をさせていただきます。 フィーダーの補助金の補助率なんですけれども、補助率はいくらか、どれくらいかというのと、フィーダー補助金を今、潮来市はバスのほうに振り分けていますけれども、デマンドタクシーとバスに振り分けて、柔軟な対応をしてはどうですかという質問なんですけれども、お願いします。
    ○議長(小峰進君) 質問は終わりました。 答弁願います。 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) 今、フィーダー補助の補助率についてのご質問かと思います。この補助率でございますけれども、年間の運行にかかった経費から運賃収入等を差し引いた金額を補助対象経費としまして、補助対象経費の2分の1が補助率となります。ただ、自治体ごとに補助の上限額が定められており、補助上限額補助対象経費の2分の1を比較して、金額が低いほうが最終的な補助額となります。 以上です。 ○議長(小峰進君) 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) 運賃収入を差し引いた補助額の2分の1ということなんですけれども、そのフィーダー補助以外にも、いろいろネットでいろんな他市のいろんなやっていることを調べていくと、NPO団体とかが運営する自家用有償旅客制度なども、そういったものもありますけれども、そういった別の補助金というか、そういう制度なども検討されたりはしているのでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問は終わりました。 答弁願います。 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) 今、うちのほうは地域間のバスの運行ということでやっております。そういったフィーダー補助について、うちのほうは取り組んでいるというところで、また、その他の補助制度につきましても、研究はしているところではございますが、まだ、今後の公共交通につきましては、その在り方というのも今後詰めていくというようなところもございます。引き続き、研究はしてまいりたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) それでは、③のほうの再質に移りたいと思います。 本格的に、早めに進めるべきだということを質問したんですけれども、今、メリットデメリットを含めて研究されているということですけれども、ちなみに、デマンドタクシーデメリットって一体何なんでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問は終わりました。 答弁願います。 河瀬企画政策課長。 ◎企画政策課長河瀬由香君) デマンドタクシーデメリットの主なものについてお答えします。 うちのほうで確認させていただいておりますのは、まず、利用することへの抵抗感。こちらにつきましては、狭い車内で知らない方と、知らない人との相乗りをすることに非常に抵抗感を感じる方が多い、相乗り率が上がらない原因というようなところが、主なものの一つとして掲げられています。 そして、利用者の固定化。こちらは、利用者がいつも同じ、一部の方に固定してしまう傾向がある。これは、どのデマンドタクシーを活用している市においても、同じような状況が生じているとお聞きしております。 続いて、混雑の可能性。こちらは、予約が多い場合には、希望の時間には利用できないことがあり、安定したサービスができず低下してしまっているというところです。 そして、高コスト、コストの問題。利用申込みを受け付けるためには、市は予約システムやオペレーターの導入が必要になってくるわけなんですが、路線バスの運行に比べて経費が増大する可能性があるという点です。 続いて、運転手の不足。こちらにつきましては、需要に応じて柔軟な運転手、車両を確保することが難しく、タクシー事業者側の対応ができずに協力が得られないという可能性がある。 最後に、デメリットとして、運行範囲。こちらは、原則として運行範囲が市内に限られて、市の市域を超えた広域的な移動手段としての利用が限定されてしまうというようなところがデメリットとして、市としては認識しているところでございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) ③の再々で質問します。 デメリットで、知らない人との相乗りというと、これを嫌がるとデマンドタクシーは何にもならなくなっちゃうんですけれども、あと、利用者が固定化とか混雑の可能性で安定しない、高コストというのも、これ、言われていますよね。あとまあ、運転手が不足とかありますけれども、デマンドタクシー配車システムを、僕、ちょっと思ったんですけれども、ほかでも言われているかもしれませんが、民間のタクシー会社さんって、そんなすごいシステム組んでいるわけじゃなくてもちゃんと配車されているんですよね。だから、その民間のタクシー会社さんみたいな配車システムをちょっと取り入れれば、少ない予算、少ない人数でできるんじゃないかなと思うんですよね。また、運転手不足、車両も含めてですけれども、民間のタクシーさんにご協力いただいてやってもらうというのが一番だとは思うんですけれども、その辺どうでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) 今、その配車システム、民間のタクシーのシステムというような話、民間のタクシー業者さんの協力を得てという再々質問であったかなと思います。 以前、潮来市にあります民間タクシー会社の組合がございます。そちらに、仮にデマンドタクシーを導入するということになったときに、タクシー会社さんのほうでの対応はできますかというようなことをお聞きしたことがございます。今の市内のタクシー業者さんにおきましては、人手不足もあり、なかなか対応は難しいというようなお話を、数年前ではございますが、いただいたというようなことがございました。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) 前、聞かれたときに、何年か前、結構二、三年、質問になっちゃいます。いいです、何年か前だけちょっと。 ○議長(小峰進君) 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) 私が課長時代でしたので、秘書政策課時代でしたので、五、六年前の話でございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) 五、六年前ということで、そのときはそういう意見があったかもしれませんが、やっぱり時代は流れてきて、タクシー会社さんもそういった市民の方々からのいろんな要望が上がっているはずだと思います。そのときのやり方では難しいけれども、今、こんなやり方をすればどうでしょうかという形で、やっぱり新しく車両を買ってやっていくと、新しい人を雇ってとなると大変だと思うんですけれども、その辺はやっぱり民間のタクシー会社さんとどうしたら一緒にやっていけるかなとすり合わせを、ぜひ今後も研究していただいて、なるべく早くこの公共交通のこのデマンドタクシーというのを進めていただければと思います。 それでは、大きい2番のほうに入りたいと思います。 前川運動公園人工芝サッカー場を利用したスポーツツーリズムの状況について。 令和4年3月に完成した前川運動公園人工芝サッカー場ですが、完成当初からかなりの利用率を聞いております。そこで、現在、人工芝サッカー場利用状況について質問いたします。 ①令和5年度のスポーツツーリズムとしての人工芝サッカー場利用状況は。令和6年度の予定は。 ②現在、どのようなルートやどのようなところから人工芝サッカー場の予約が入るのか。 ③予約の問合せがあったときの対応は、どのようにしているのか。 ④第2人工芝サッカー場の予定はどうですか。 以上、4点、よろしくお願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 石神教育部長。 ◎教育部長石神弘幸君) それでは、1点目でございます。人工芝サッカー場利用状況及び令和6年度の予定について、答弁申し上げます。 人工芝サッカー場につきましては、竣工当初から市内外の未就学児から大人までの多くの皆様にご利用いただいております。令和5年度の1日当たりの稼働率は、令和6年2月末現在で93.84%、延べ3万124人となっております。そのうち、合宿や大会での利用状況は延べ46日、4,233人の方にご利用いただいております。令和6年度の利用予定につきましては、潮来市及び関係団体主催の大会は、アントラーズ潮来カップが3回、市長杯1回、市民スポーツ大会2回などを実施する予定となっております。また、これからも中体連、高体連、茨城県サッカー協会等の主催する公式戦の利用をいただいておりました。引き続き利用いただける予定となっております。さらに、多くの市民、多くの市内宿泊者が見込まれるところでございます。見込まれます鹿嶋市で開催されている鹿嶋サッカーフェスティバルの会場として、誘致も決定いたしております。鹿嶋市との地域間連携を図ってまいります。 次に、合宿での利用でございますが、高校・大学等の合宿は、夏休みをはじめ長期休校期間がメインとなります。合宿スケジュールの決定は、新年度明けてからとなる見込みですので、それに合わせて事前に学校等へアプローチをしているところでございます。なお、昨年も合宿をしていただきました東京都の高校や県内の高校から、今年も夏合宿をしたいとの連絡をいただいております。令和6年度につきましても、市民の皆様の利用とともに、合宿・大会のスポーツツーリズムの推進による利用とのバランスを取りながら、スポーツによる地域の活性化を図ってまいります。 続きまして、2点目でございます。人工芝サッカー場予約ルートや利用者につきまして、ご答弁申し上げます。 潮来市近郊で練習場所や大会会場を探している団体からは、口コミによるお問合せが多くございます。また、過去に前川運動公園サッカー場で開催された大会に参加されたチームからは、合宿や大会を開催したいとの連絡があります。 続きまして、3点目でございます。予約の問合せのときの対応をどのようにしているかということでございます。ご答弁申し上げます。 通常利用は、利用希望の1か月前から予約を受け付けております。お電話や窓口にて問合せをいただき、空き状況を確認後、申請書を提出していただいた後にご利用をいただいております。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 4点目の増設する人工芝サッカー場についてお答えいたします。 現在、基本計画及び実施設計を行っておりまして、今年度内には完了する予定となってございます。計画に当たりましては、事前に前川運動公園を利用している団体を対象にアンケートを実施いたしまして、選手がプレーするフィールドであるピッチや照明施設の満足度が非常に高いことから、既存の施設と同規模のサッカー場を増設することといたしました。主な施設といたしましては、人工芝サッカーグラウンド1面、アップスペース4面、ナイター照明6基、観覧席300席、管理棟1棟を予定をしております。来年度から工事に着手しまして、早期に利用できるよう整備を進めてまいります。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) それでは、①のほうの再質にいきます。 令和6年度も90%を超える使用率ということで、大会とか合宿に利用された方が4,233人で、宿泊の補助をたしか200億円くらいあったと思うんですけれども、その方々がその宿泊の補助を利用して全員宿泊されたということでよろしいんでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 吉川生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(吉川増夫君) 1点目の再質問のほうご答弁させていただきます。 大会参加者の中には、日帰りで利用されている方もいらっしゃいます。今年度からスタートしましたスポーツ合宿大会助成金の2月末までの利用状況からですと、延べ1,500人以上が潮来市内に宿泊しております。また、この3月末には、鹿嶋サッカーフェスティバルの出場チームの宿泊が100名程度予定されておりますので、それを合わせますと、延べ1,600人を超える方に宿泊していただいているということになります。それから、また選手だけでなく、保護者や関係者の皆様にもご宿泊をいただいておりますが、こちらは詳細がつかみ切れておりませんので、宿泊者実績には入っておりません。あくまでも補助金申請の宿泊利用の人数ということで捉えていただければなと思います。なお、宿泊のほかにもお弁当、道の駅いたこなど、市内の飲食店でのお食事やお土産の購入など、経済効果につながっているものと考えております。 私からは以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) 4,233人という、日帰りの方々もおられたりするので、助成の申請は1,500人と、あと大会のやつで100人で大体1,600人ぐらいということで、結構多くの方、さらに大会に来られた方々がお弁当などを頼んでいただいて、やっぱりすごいスポーツツーリズムとしての活性というか、あるなと思うんですよね。それで、潮来市としては、今後、人工芝のサッカー場を活用して、もっとこう、どのようにスポーツツーリズムを行っていく予定でございますか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 吉川生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(吉川増夫君) 潮来市としてどのようにスポーツツーリズムを推進していくかというような問合せですけれども、こちらに関しましてご答弁いたします。 サッカー大会の開催では、アントラーズホームタウンDMOをはじめとする大会の主催者、エージェント、合宿には、企業、実業団、学校等に対し誘致を働きかけております。また、大会や合宿では、宿泊施設や昼食の弁当の手配なども必要となることから、観光商工課をはじめ、道の駅いたこ、商工会、旅館組合、観光協会等と連携を図りながら、人工芝サッカー場を活用したスポーツツーリズムを推進してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) ②のほうの再質に入ります。 今後、スポーツツーリズムで、市役所以外のほかの団体の方らと連携しながらやっていくということなんですけれども、今後という意味では、今後はもうその、今もエージェントに頼まれているということなんですけれども、エージェントの方に、人工芝とか天然芝のサッカー場でサッカーだけじゃない使い方とか、あと中央公民館の体育室なんかも、正直、平日の昼間なんかは空いていると思うんですよね。そういったところどころに、いろんなスポーツ、体育室でもできるし、人工芝だったらほかのスポーツ、ラクロスとかいろいろあります。天然芝のところでもほかのスポーツもできたりしますし、そういったサッカー以外の大会とか合宿の誘致をお願いしてはと思うんですよね。 ネットでもいろいろ調べると、合宿地って出てくるんですよね。僕もちょっと今回調べさせていただいて、ちょっと簡単な検索ですけれども、茨城、合宿、サッカーみたいなのを入れると、潮来市は3番目に出てくるんです。ただ、ほかではスポーツがどうなんでしょうという、やっぱり皆さん最初に、先ほど口コミというお話をいただきましたけれども、確かに潮来市のスポーツ、人工芝のサッカー場はすばらしいです。その評判は、僕も聞きます、いろんな方々からすごいと。あそこで1回練習したら、ほかではできないというぐらいすばらしいものだったんです。そういった口コミの評判ももちろんありがたいですけれども、やっぱりそういうところもちょっと幅を広げて有効活用していただけるというのはどうでしょうか。そういう、また誘致の仕方というのはどうでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 吉川生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(吉川増夫君) サッカー以外の運動施設ということのところでございますけれども、今後、その当市の運動施設の魅力をエージェントの皆さんにPRをしていきたいと考えております。先ほどラクロスというお話もありました。令和4年度には、ラクロスのほうも市内の施設を使っていただいたというようなことがあります。それから、令和5年度、今年度ですけれども、サッカー以外ですと、合宿の補助を活用して、バドミントンなんかも市の施設を使っていただきましたので、潮来市の運動施設の魅力をエージェントの皆様にもPRしながら、スポーツツーリズムの推進を図ってまいりたいと考えています。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) 潮来市、本当、魅力的でございます。どうPRするか、どのように活用するかで全然違ってくると思います。 それでは、③の再質にいきたいと思います。 予約の問合せで、対応は通常1か月ということなんですけれども、いろんなところから予約は来ると思うんですけれども、その優先順位ってどのようになっていますか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 吉川生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(吉川増夫君) 予約の優先順位につきまして、ご答弁いたします。 年間計画に基づき、長期的な計画による大会、イベント等が優先、まず最優先となります。次に、市主催の大会及びイベントの予約を受け付けます。その次になりますけれども、その次が、中体連・高体連・茨城県サッカー協会等が主催する公式戦となりまして、その次に、ローカル大会や合宿というような順になって、最後に練習等の通常利用というような、そういう順番となっております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) 優先順位は分かりました。市の大会・イベントで、中体・高体・茨城県・サッカー協会とローカル大会で、通常の練習の方ということで、この中でいろんな予約があると思うんですけれども、その予約される方々から、ちょっと予約が取りづらいなとか、こうしてくれたらなっていう意見なんかはございますでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 吉川生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(吉川増夫君) 予約が取りづらいのではないかというようなお話ですけれども、確かにそういうお話もございます。これにつきましては、来年度、隣接してもう1面、人工芝サッカー場が整備される予定となっておりますので、今以上にご利用いただける機会が増えてくるものと考えております。今後も多くの皆様に潮来市の施設をご利用いただけるよう、その受入方法を、予約が取りづらいも含めまして、受入方法を研究してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) すみません。今、再々でした。 ○議長(小峰進君) 再々。 ◆8番(阿部慶介君) 再々。 ○議長(小峰進君) はい、再々。 4番にお願いします。 ◆8番(阿部慶介君) ちょっと、1つ、質問したかったのをちょっと失念していて、今、再々々とかお願いできればと。よろしいですか。 ○議長(小峰進君) はい。 ◆8番(阿部慶介君) そういった利用しづらいという意見があるということで、僕のところにも正直、そういってご相談が来ております。通常の利用は1か月ですけれども、そういった合宿とかの、たしか予定は3か月前からということでよろしかったですよね。3か月前だと、僕のところに来た相談だと、ほかの地域でそういったサッカー場の合宿とか、そういった大会の予約をするときに、半年前くらいかららしいんですよ。そこで、潮来市さんにもぜひ使いたいという、エージェントの方々からのお話とかも、旅館組合の方々とかにもお話があるんですけれども、いや、実は3か月前にならないとちょっと分からないんだよねと言われると、頼みたい人たちは、じゃあという話で、6か月前に先に予約できるところに早めに押さえたいので、そっちへ流れてしまうと思うんですよ。せっかく潮来市のサッカー場は、すごく人気があって、みんなやりたいと思っているのに、ちょっと3か月前だとぎりぎり過ぎて、ちょっとやっぱりどうしても受けづらいと。旅館の方々も、そういったお話をもらってもどうしていいのか分からない。お客さんには来てもらいたいけれども、予約が取れない。見切り発車で予約はできないので、正直、困っているということです。 来年度、もう一つ使えるというお話で、使える方も増えるだろうということですが、その時期はやっぱり半年前ということでなるべく、確かにいろんな大会とか通常利用の方々もいて難しいとは思うんですけれども、やっぱりそこをちょっとやっていただければなと思うのと、あとホームページで、そういった利用のやつも載せてみてはどうかなと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁ありますか。 吉川生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(吉川増夫君) 同じような答弁にはなるかなと思うんですけれども、今現在の3か月を半年、それから利用状況をホームページでというようなお話でした。利用していただく皆様から、そういう予約が取りづらい、それから、もっと先の予約が取りたいというようなお話も聞いておりますので、いろいろなご意見をお聞きしながら、その予約方法を研究してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) そうしたら、④に移ります。 ④ですけれども、現在の予約は生涯学習課さんが行っていると思うんですけれども、いろいろ観光都市、観光地に行きまして、いろんなことを聞こうかなと思うと、大体観光協会に連絡してくださいって電話番号がホームページとかいろんなところに載っております。潮来市も観光事業部とか道の駅にありますけれども、今後、第2サッカー場もできて、いろんな合宿や大会の誘致とか入っていると、予約の電話がすごいことになると思うんですよね。それを生涯学習課さんの方々に、ふだんの通常業務をやりながらやるというのは、かなり難しいことだと思うんです。だから、外部というか別の、生涯学習課さんから離れて、そういうのを専属でやってくれるところを、ぜひ今後つくっていってはどうかと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 吉川生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(吉川増夫君) これまで、予約に関しましては、生涯学習課のほうで行ってまいりました。グラウンドの空き状況を確認し、なるべく多くの皆様にご利用いただけるよう、細心の注意を払いながら予約業務を実施してまいりました。今後、人工芝サッカー場ももう一面増えまして、その予約業務も煩雑となることが予想されておりますので、利用者様にとってどのような予約方法が分かりやすく便利であるかも含め、今後、調査、研究してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) 大きな4番の3番です、入りたいと思います。 支給されるランドセルの色について。 令和6年度も潮来市内の小学校に入学される新1年生及び潮来市在住で市外の小学校に入学される新1年生全員に、本年度に引き続きランドセルが配付されます。これは、子育て世代の方には大変ありがたい制度だと思います。そこで、質問させていただきます。令和5年度配付分より、デザインのリニューアルを行い、従来品から横幅が約10ミリ、奥行きが約20ミリ大きくなりました。A4判フラットファイルがぴったり入る大きさに変わりました。さらに、肩ベルトの防犯ブザー用フックが片側から両側に増え、本体と同素材の持ち手がついて、左利きのお子さんや低学年のお子さんにも使いやすくなりました。支給当初から比べて、利用した方の意見が反映されてとても使いやすくなっていると思いますが、今回のリニューアルされた箇所以外の変更要望はありますか。 ②近年、ジェンダーレスという言葉をよく耳にします。ジェンダー、社会的・文化的な性に捉われないこと、また、いわゆる男らしさ・女らしさなど、ジェンダーによる区別をせず、ジェンダーの境界をなくそうという考え方。例えば、男の子だからブルー、女の子はピンクというように性別による振り分けをしないことや、同じ職業の中で、看護婦・看護士、保母・保父といった呼び分けをなくすこともジェンダーレスの考え方といえます。国連などが取り組んできた男女の機会均等や女性差別の撤廃を求める活動や、LGBTQをはじめとする性的マイノリティの人々など多様性を尊重する社会の広がりによって注目されているSDGsでも、ターゲット5としてジェンダーの平等を実現しようという目標が掲げられている。潮来市でも、中学校の制服で、女生徒がズボンを着用することが可能になりました。1年生に支給されるランドセルもジェンダーレスの考え方を取り入れて、男子は黒、女子は赤ではなく、ほかの色を増やしてはいかがですか。 以上、2点、よろしくお願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 榊原市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(榊原徹君) それでは、1点目でございます。ランドセルの変更要望についてご答弁申し上げます。 ランドセルの大きさや形などの機能面につきましては、議員ご指摘のとおり、これまで2度改良を行っております。事業開始から5年が経過したことと今後を見据えて、昨年アンケート調査を実施いたしました。その調査結果からも、A4フラットファイルが入る現在のランドセルの大きさはちょうどよいとした回答が約96%となるなどおおむね好評で、これまでに改良した箇所以外の機能面に関する変更要望は、特にいただいておりません。 2点目でございます。ランドセルの色分けについてご答弁申し上げます。 議員ご指摘のとおり、近年、社会性別に捉われないジェンダーレスの考え方が広まりつつあります。県内におきましても、高萩市や鹿嶋市がジェンダー平等の観点から、配付するランドセルの色を男女で同じ色で統一しております。先ほどもご答弁いたしましたアンケート結果からは、現在と同様に、男児へ藍色、女児へ赤色を配色するほうがよいとの回答が46%、男女とも同じ色を配付するほうがよいとの回答が54%となりました。 現在の、男児へは藍色、女児は赤色という色分けにつきましては、昨年の和田議員への答弁とも重なりますが、当初男女で区別することなく、藍色1色を検討しておりました。潮来市では、古来藍染めが盛んであったという歴史的な背景に加え、教え子が恩師よりも立身出世するという意味の「青は藍より出でて藍より青し」という言葉を潮来市の子供たちへの願いといたしまして、藍色をオリジナルとして進めてまいりました。しかし、女児は赤色のほうがよいのではないかとのご意見をいただき、男児は藍色、女児は赤色の2色として贈呈を開始したという経緯でございます。 これらを踏まえまして、潮来市としましては、配付するランドセルの男女での色分けにつきましては、検討してまいりたいと考えております。令和6年度開催予定の子ども・子育て会議において、今後配付するランドセルの色について協議をする予定でございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) それでは、①のほうの再質にいきたいと思います。 ①アンケートを行ったということなんですけれども、それで、96%の方がサイズでよいと、そのほかの意見がなかったというんですけれども、アンケートの質問内容というのはどういった内容だと。全部でなくて分かりやすく。 ○議長(小峰進君) 質問は終わりました。 答弁願います。 実川子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(実川治子君) それでは、アンケートの内容、こちらについてご答弁させていただきたいと思います。 まず、今回のランドセルの調査につきましては、市内に住所のある3歳児及び4歳児、こちらの世帯、これは令和7年度及び令和8年度、こちらに入学する児童の保護者281世帯、こちらを対象にウェブアンケート形式で実施いたしました。回答のほうは、127世帯から回答をいただきました。こちらの内容につきましては、ランドセルの機能の面で最も重視するもの、そして大きさ、色、事業の継続についてお聞きいたしております。各設問に対しまして回答数の多いものは、機能面では軽さ、大きさはちょうどよい、男女の色分けにつきましては同じ色の配付、事業継続につきましては継続すべきという回答をいただいております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 再々ですね。阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) それでは、②のほうの再質にいきたいと思います。 今のお話ですと、最初は藍色で、そこから意見があって藍色と赤に分けたけれども、またアンケートを取ってみたら同一色ということなんですけれども、僕的には、なるべく色を選べたほうがいいかなと思うんですけれども、色を選べるようにするにはどういった課題があるかと、今後ジェンダーレスに対応していくということなので、そういったのが令和7年度、来年度にそういった対応が可能になのでしょうか。そこ、2つお願いします。 ○議長(小峰進君) 質問は終わりました。 答弁願います。 実川子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(実川治子君) まず、こちらのランドセルの色について、こちらのほうの課題としましては、やはり議員がおっしゃるとおりに、ジェンダーレスやジェンダーフリー、こちらへの配慮が考えられます。先般実施しましたアンケート、こちらにおいても、同じ色の配付と回答された方が半数を上回っているということ、そして男女の色分けや、また性別に固定されないイメージ、こちらを考えるジェンダーレス、またジェンダーフリーの観点を考えますと、同一色ということを捉えているという状況にございます。 また、こちらのほうのランドセルにつきましては、それぞれの世帯によって、ご自分で購入したもの、こちらのものも使用して構わないということにしております。今回のランドセルにつきましても、潮来市の子供たちに願いを込めるというふうな意味もございますので、こちらに対しては、子ども・子育て会議、令和6年度に開催いたしますが、こちらでアンケートの結果も踏まえながら考えて、協議を重ねてまいりたいと思います。また、その上で、その会議の中で検討しながら、令和7年度、こちらの入学児童、こちらのほうの配付に間に合うように反映をしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁は終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) 令和6年度の子育て会議でアンケートというのはご検討ということなので、僕も、同一色というのが過半数を超えているのでいいかなとは思うんですけれども、藍色、赤色以外にももう2色くらい増やして、最近だったらキャラメル色とか、そういうのもちょっと増やしてみてあげたほうがいいのかなというのもちょっと思います。その辺は、アンケートでその保護者の方々からの意見を聞いて対応していただければと思います。 それでは、大きな4番に入りたいと思います。 地域コミュニティ活性化事業について。 平成29年9月から始まった地域コミュニティ活性化事業は、地域を盛り上げ、区への加入者を促進しようという事業です。そこで、質問させていただきます。 ①これまでの地域コミュニティ活性化事業の実績は。 ②この事業に対する区民の方々からの要望はありますか。 以上、2点、よろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問は終わりました。 答弁願います。 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) それでは、1点目、地域コミュニティ活性化事業の実績につきまして答弁させていただきます。 本事業は、原則としまして、潮来、日の出、辻、延方、大生原、かすみ、八代の各7地区を、それぞれ事業実施単位としてございます。平成29年度の事業開始以降、これまで延べ13地区が、区の加入者数の向上に資する事業や、防災・防犯・交通安全等に関する活動により安全及び安心な地域づくりに資する事業を実施しているところでございます。 2点目の区民の方々からの要望等につきましてご答弁申し上げます。 本事業の制度内容に関する要望等につきましては、事業の対象範囲等、いわゆる事業の使い勝手に関するご要望をいただいているところでございます。具体例を申し上げますと、事業実施主体は、先ほど申し上げましたとおり、原則として7地区としているところでございます。各7地区としているところでございますが、2つから3つの区単位で実施できないのかというような内容や、各地区が新たに行う事業を対象としておりますが、既に行っている事業の財源に充てることはできないのかというような内容、補助対象経費の内容を拡充することはできないかというようなご要望等をいただいているところでございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) ①は大丈夫です。 ②のほうですけれども、この事業に対する区民の方々からの要望ということで、対象範囲の要望で、原則として7地区ですけれども、そのうちで2から3の区で実施したいとか、新たな事業だけというと制限がかかっていますけれども、継続とか、今の事業で使いたいとか、内容の拡充をしていただきたいという要望があるというお話なんですけれども、区に入ってもらうためのコミュニティ活性化事業で、区民の方々がそういった要望をしているのであれば、その要望に応えてあげないとこの制度の意味がないんじゃないかなと、僕は思うんですけれども、そういう声があるならば、ぜひ、そういうふうに制度を柔軟というか、変えるとか拡充されてはいかがですかと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問は終わりました。 答弁願います。 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) 本事業の目的につきましては、地域力の向上を図る、地域の課題解決に寄与するために、加入促進事業・安心安全対策事業を対象とする新規事業に対して補助金を交付する制度であるというところでございます。 今後につきましては、事業の実績やご要望等を踏まえまして、事業の廃止を含めて見直しをしていく必要があるとも考えてございます。新たな区会への支援等も大きな課題であると認識しておりますので、引き続き区長の皆様をはじめとした方々にご意見も伺いながら、各種事業の調査研究、この補助事業の研究、いいものにしていきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁は終わりました。 阿部議員。 ◆8番(阿部慶介君) ぜひ、地域コミュニティ活性化事業というのは悪いものではなかったとは思うんですよ。平成29年度から13地区の方々が利用されているということで、活性化にはつながったのかなとは思うんですけれども、やっぱりもうここでちょっと、先ほど廃止して、また今後新しい事業というお話もちょっと出ましたので、やっぱりその時代にそぐわなくなってきたら、新しく拡充とか改変するとか、もう一回これをやめて、もうちょっと使いやすい事業をしようよというふうに変えていかないと。 本当に潮来市内を含め、特に、僕も日の出なんですけれども、日の出地区の区の加入というのは、もう本当、減少しております。やっぱり、よくこういうので、お祭りとかでこういうのを使うと言われるんですけれども、でも、僕もお祭り、参加しますけれども、お祭りほど、区長さんから、年配の方々から、僕ら世代、子育て世代から、またさらにもっと下の育成会の方々までが一つにつながって行事をやるって、祭りが一番だと思うんですよね。確かに神事なので、そこにというのはありますけれども、神事だけではなくて、そういった地域コミュニティの協力しているのが祭りだと思うんですよ。祭りというから何か神事のあれでという感じになりますけれども、実質は、地域コミュニティを活性化してくれているのは、祭りってすごく大きなことだなと思うんですよ。こういったところにも、ざるでお金を補助してくれということじゃないんですけれども、地域コミュニティの活性につながるようなお祭りで何かやっているのであれば、そういうところにも補助していってあげるという柔軟な姿勢も今後必要になってくるのではないかなと、僕は思いますので、その辺もぜひご検討いただければと思います。 以上、8番、阿部慶介一般質問を終わりにします。 ○議長(小峰進君) 以上で、8番、阿部慶介議員の質問は終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は2時45分といたします。 なお、全員がそろいましたら、再開をいたしたいと思います。                          (午後2時34分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 休憩前に引き続き再開をいたします。                          (午後2時47分)----------------------------------- △志村一君 ○議長(小峰進君) 6番、志村一議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 志村議員。     (6番 志村 一君 登壇) ◆6番(志村一君) 6番、志村一でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問をさせていただきます。 それでは、まず初めに、質問事項の大項目1番、第2期潮来市学校適正化計画(素案)における潮来一中と牛堀中の令和8年度の統合が示されました。特に、牛堀中については、各学年単学級である状況から、緊急的かつ速やかに統合を進めていく必要があるとされております。市内中学校初の統合計画となりますが、生徒の夢や希望、期待は大きいと思われます。課題は山積していることと思われます。統合は、児童・生徒のために実施する、これが大前提とならなければなりません。そこで以下の3点について、まとめてお伺いいたします。 まず、1点目に、令和8年度に、潮来一中と牛堀中を統合することで期待できる教育効果をどのように捉えているのかお伺いいたします。 2点目に、第2期潮来市学校適正化計画(素案)について、パブリックコメントが令和6年2月1日から令和6年3月1日まで実施されましたが、その主な意見内容についてお伺いいたします。 3点目に、令和8年度の潮来一中と牛堀中の統合に向け、どのような計画を立てて進めていくのかお伺いいたします。 以上、3点、よろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 石神教育部長。 ◎教育部長石神弘幸君) それでは、1点目の統合による期待できる教育効果につきましてお答えいたします。 現在、牛堀中は全学年が単学級ですが、潮来一中と統合することにより、全学年で複数学級を編成することができます。このことによる効果といたしまして、クラス替えができ人間関係が活性化することによる友達関係の広がりや、体育や音楽などの集団学習、体育祭などの集団で行う行事の充実、多様な考え方に触れる機会が増え、切磋琢磨する場が増えることによる思考力の向上、グループ学習や習熟度別学習など多様な学習の指導形態を取りやすくなり、また部活動の選択肢が増えるなどの教育的効果があると捉えております。また、その他、保護者数が増え、PTA活動がより活性化するといったメリットもあると考えてございます。 続きまして、2点目でございます。パブリックコメントの主な意見内容につきましてご答弁申し上げます。 パブリックコメントにつきましては、市役所・中央公民館・市立図書館・各地区の公民館に設置させていただきました。また、市のホームページより、電子申請届出サービスにて、オンラインのご意見もいただいております。5名の方より、13件のご意見をいただきました。内訳としまして、学校適正化計画に関するご意見が7件、教育振興基本計画に関するご意見が6件ございました。第2期潮来市学校適正化計画(素案)についていただいたご意見としまして、中学校の適正化を進める上でよい資料であるや、生徒数が100名を割っている牛堀中学校が潮来第一中学校と統合することは妥当である、また、潮来第一中学校、潮来第二中学校、日の出中学校となってから、一気に統合することは十分な検討が必要であるなどがございました。 続きまして、3点目でございます。統合に向けた計画につきましてお答えいたします。 第2期潮来市学校適正化実施計画におきましては、中学校の統合に関して、計画期間内に市内の中学校4校の統合を進めていくこととしており、その中で、潮来第一中学校と牛堀中学校を令和8年4月を目標に、統合に向けて進めていくこととしています。現状の生徒数や施設の状態等を考慮し、校地は潮来第一中学校として、統合に向け進めていくことになり、具体的には、5月から6月に学区ごとに説明会を開催していくことになります。また、第2期潮来市学校適正化計画内の適正化の準備態勢に基づきまして、統合準備委員会を設置するとともに、学校行事や部活動、通学路や通学手段、施設整備などについては部会を設置し、スムーズな統合に向け協議を進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆6番(志村一君) それでは、1点目の潮来一中と牛堀中を統合することでの期待できる教育効果についての再質問をさせていただきます。 統合によって生徒にこのような教育効果があるという答弁が、知・徳・体の観点から具体的にいただき、私も同感しております。この教育効果を基盤に、統合は児童・生徒のために実施するという大前提をもう少し学校適正化計画の中に大きく盛り込むことや、広報いたこを通して市民の皆様に広くご理解をいただく必要があるのではないでしょうか。この点について、お伺いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 村田学校教育課長。 ◎学校教育課長村田慎一郎君) それでは、ただいまの志村議員の再質問にお答えさせていただきたいと思います。 本当に貴重なご提言、ありがとうございます。先ほど教育部長答弁にもございました教育効果について、市民の皆様にご理解いただくというようなこと、あるいは計画の中に盛り込んでいくというようなことにつきましては、私どもも重要であるというふうに考えてございます。本計画の策定委員会を今後、開く予定にしておりますので、その中にお示しさせていただいて、議論をさせていただければなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆6番(志村一君) それでは、続きまして、2点目の第2期潮来市学校適正化計画(素案)についてのパブリックコメントの主な意見内容について、再質問させていただきます。 今回の2月、3月のパブリックコメントにおける意見、これ、13件というようなことで、思ったより少なかったこと。また、10月、11月に行った学校適正化アンケートの保護者の回収率、これが20.9%、低かったというようなことで、今後のパブリックコメントやアンケート調査方法、これをどのようにしていくのかお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 村田学校教育課長。 ◎学校教育課長村田慎一郎君) それでは、ただいまの再質問にお答えさせていただきたいと思います。 まず、アンケート調査、20%程度と、低かったというようなこと、それから、パブリックコメントについても数が少なかったのではないかというところでございます。まず、アンケート調査の件ですが、こちらについては、今回新たにウェブアンケートというようなことを取り入れさせていただいてございます。そして、保護者の皆様に関しましては、各学校よりメール配信システムの連絡機能なんですが、こちらを利用させていただきましてご協力を呼びかけたというようなことも実施させていただいてございました。同じく、パブリックコメントにつきましても、そのような形でメール配信などで保護者の方についても協力というようなこと、それから、市のホームページ等にも掲載させていただいて、周知を図ってきたところでございました。 その中で、今回の計画策定における調査結果について、この事業のコンサルタントも意見交換が少なかったねということで、意見交換をさせていただいた中では、サンプル数については統計上必要な数は満たしているんじゃないですかというようなご意見は、その中ではありました。しかしながら、少ないということもあるというのは、当然我々も認識しているところでございます。今回、先ほども申しましたウェブアンケートなどという新しい取組も実施してきたところなんですけれども、もっと市民の皆様が回答しやすくなるように、設問の設定等を今後、工夫しながら今後はやっていきたいなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆6番(志村一君) それでは、3点目の令和8年度の潮来一中と牛堀中の統合に向け、どのような計画を立て、進めていくかについての再質問をさせていただきます。 令和8年度の中学3年生と中学2年生は直接横にスライドするような状況、スライド統合というような該当生徒となります。令和7年度までの潮来一中・牛堀中の学校生活、これががらりと変わるという該当生徒でございますか、その該当生徒の不安を払拭すること、これが重要と考えております。この点について、どのように進めていくのかということをお伺いさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。 答弁願います。 村田学校教育課長。 ◎学校教育課長村田慎一郎君) それでは、ただいまの再質問にお答えさせていただきたいと思います。 生徒も不安を感じるというようなところ、その解消のため、どのようなことをしていくのかなというような内容だったかなと思います。統合という環境変化が大きくあると思いますが、中学生にとって非常に重大なことであるのかなというふうに我々も捉えているところでございます。学校側にも、生徒の状況について、当然確認していただく。それから生徒の不安を解消するために、相談できる体制の整備であるとか、スクールカウンセラーの利活用など、内面的なケアにも当然取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。 詳細については今後、先ほど仮称という話で、統合準備委員会というのを組織される予定でございますが、その統合準備委員会や各部会で協議していくことになると思うんですが、例えば、学区単位での交流事業あるいは部活動などについて、様々なご意見をその中で伺いながら十分に配慮した形で、実施に向けた協議、検討をしてまいりたいなというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。
    ◆6番(志村一君) 再々質問はございませんが、現在、素案という段階でございますので、もし、統合が決定すれば、特に、生徒が希望を持って安心して統合するためにも、令和8年度統合の該当生徒に当たる令和6年度からの津知小学校・潮来小学校の6年生、潮来一中・牛堀中の1年生の交流を深めることが重要であると考えております。例えば、今、ご答弁いただいた中にもございました部活動の件、これ、合同部活動というような点、あと学習面でも先ほど答弁の中にございましたが、合同学習会だとか、あるいはもっと身近なものですそく楽しんで交流できるとなれば、合同給食なども挙げられるのかなと思います。児童・生徒が2年後にお互いに一緒に頑張っていこうなというような人間関係づくりに取り組んでいただけたら、まさに生徒にとって、笑顔の統合につながるのではないかと思っております。 いろいろ内面的な対応、これ大変かと思いますがよろしくお願いしたいと思います。 では議長、続きます。 ○議長(小峰進君) 2番にお願いします。 ◆6番(志村一君) 続きまして、質問事項の大項目2番、潮来一の眺望を誇る権現山公園について質問をさせていただきます。 質問の趣旨でございますが、茨城百景に選ばれた権現山公園は、桜まつりが有名ですが、筑波山、富士山、霞ケ浦が一望できるビューポイントでもございます。現在トイレの改修工事や遊具の設置などの整備も進んできております。特に人の集まるところはきれいなトイレが絶対条件と思います。 また、権現山の遊具については、孫を連れて行けるなと。子供が遊べる場所ができたと遊具完成を楽しみにしている方がたくさんおられます。市民の一人として大変うれしく感謝しております。 しかし、権現山公園の整備につきましては、まだまだ課題が残されております。そこで以下の3点について、まとめてお伺いをさせていただきます。 まず1点目に、寿命を迎えた桜の木の伐採や新たな桜の木の植樹計画についてお伺いいたします。 2点目に、令和4年第3回定例会において、権現山公園の遊歩道の枕木の交換をしていただけると答弁をいただきましたが、いつ頃から始めていくのかお伺いいたします。 3点目に、権現山公園からの眺望を、無造作に伸びた草木が遮っております。権現山公園のよさを引き出すためにも、早急な対応が必要と考えますが、この点についてお伺いいたします。 以上3点、よろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) それでは、1点目の権現山公園の寿命を迎えた桜の木の伐採と、植樹計画についてご答弁申し上げます。 桜につきましては、昨年10月に樹木医により、芝生公園、芝生広場周辺の91本の桜を対象に調査を実施しております。その結果、不朽病等にかかっていることから、根元から伐採をしたほうがよいと判断されたものが19本、枝の伸び過ぎや、樹木が病気のため、枝を剪定したほうがよいと判断されたものが12本、その他枝先がてんぐ巣病にかかってしまっているものが多数ございました。 このようなことから、まずは、伸び過ぎや、病気にかかっている枝の剪定と、てんぐ巣病の枝の切除を実施をしてございます。現在は、どのような場所にどのような間隔で植樹すべきかなどについて、樹木医による調査を実施しているところでございます。 今後につきましては、この調査結果を基に桜の木の植樹計画を作成してまいりたいと考えております。 次に、2点目の権現山のある遊歩道の階段補修の進捗状況についてご答弁申し上げます。 現在、杉切り丸太を使用した遊歩道の階段につきましては、横木やくい自体の老朽化が見受けられ、中には階段の形態がなくなってしまったものもございます。そのため、今年の3月に特に老朽化の激しい三熊野神社から公園芝生広場に通ずる遊歩道の階段20段につきまして、耐用年数も長く、景観上も優れており、また取扱いも安易な擬木で修繕してございます。残りの破損箇所につきましても来年度以降引き続き修繕してまいります。 次に、3点目の眺望を遮る草木の対応についてご答弁申し上げます。 権現山公園は、供用開始後約40年以上経過しておりますことから、特に急勾配のり面等の除草作業が難しい箇所につきましては、樹木が繁茂している状況でございます。このようなことから、市といたしましては、昨年1月に公園からの良好な景観確保のため、展望台周辺における育ち過ぎて景観を阻害する樹木の伐採や剪定を行い、今年度は3月23日からの桜まつりまでに、展望台付近の西側のり面の樹木を伐採する予定でございます。 今後につきましては、急勾配や高所などにおける育ち過ぎた樹木の伐採など、作業条件が厳しい箇所もあり、全てに対応ことは難しいところではございますが、少しでも昔ながらのすばらしい眺望を取り戻せるよう良好な景観形成に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆6番(志村一君) 1点目の桜の木の植樹計画についてでございますが、伐採する桜19本というようなことでございますが、いつ頃予定されているのでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問終わりました。答弁願います。 草野都市建設課長。 ◎都市建設課長(草野吉広君) ただいまのご質問にご答弁させていただきます。 この19本につきましてなんでございますけれども、現在、樹木医さんのほうに確認させていただいたところ、倒木の恐れはすぐにはないということもございましたので、来年度から進めてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆6番(志村一君) それでは、2点目の遊歩道の枕木の交換について再質問をさせていただきます。 権現山公園の麓にあるこの三熊野神社からの遊歩道が、使用頻度としては一番高いと思われます。北斎公園ともつながるこの三熊野神社の枕木整備を、先ほどの答弁では20段という答弁いただきましたけれども、一気に上まで交換、そしてこの三熊野神社の遊歩道を完成させる、まず4つございますが、1本だけきちんと完成させるというような点についてお伺いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 再質問にお答えいたします。 三熊野神社からの遊歩道ということなんですが、うちのほうで確認しましたところ、老朽化してひどいところが約50か所ございました。まだまだ使えるところも、全部で百十何段ありまして、まだ使えるようなところが60本ぐらいございます。なので、今、今年度20本直しました。残り30本を来年度直しまして、特に危険な箇所について、来年度に早急に直すこととしております。残りの使える箇所につきましては、当然、使えるものを直すのももったいないので、それは状況を見ながら順次交換していこうと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆6番(志村一君) 再々質問というよりも、お願いでございますが、この枕木を交換するときにこの三熊野神社から上がっていくとき、手すりの部分が支柱が倒れていたり、ロープも大分古くなって頼りない手すりというような印象を受けますが、この点、同時に補修というようなことでお勧めできたらと思いますが、この点いかがでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁できますか。 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 手すり、当然ながら安全のために手すりというのは当然つけておりますので、現地を確認して、危険な箇所についてはその都度修繕をしていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆6番(志村一君) よろしくお願いしたいと思います。 それでは、3点目の権現山公園の無造作に伸びた草木の早急な対応について、再質問をさせていただきます。 市の職員の方々や、ボランティアの方々でも安全に除草作業ができる継続的な環境づくり、これが必要と考えますが、今後この点についてどのように取り組んでいくかお伺いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 再質問にお答えいたします。 権現山公園ではボランティアの方が日々管理していただいて、市としても大変貴重にもありがたく思っておるところでございます。ボランティアの方が作業しやすい環境づくりというのは当然市としてもそれは大事なことと思いますので、今後、ボランティアの方の意見を聞きながらお互いできることをやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆6番(志村一君) それでは、続きまして、質問事項の大項目3番、運転免許を有しない高齢者の方々の移動交通手段について質問をさせていただきます。 質問の趣旨でございますが、潮来市の運転免許を返納する高齢者の方々は、年間約60人前後いるようです。しかし、返納したくても移動交通手段がないため、交通事故という高いリスクを背負いながらも運転を続けている高齢者の方々がおります。市としても広域路線バスや高齢者タクシーなどの対応をしていただき、何とか運転免許を有しない高齢者のためにと努力していただいております。しかし、公共交通空白地域に住む運転免許を有しない高齢者の方々は、移動交通手段の不便さと不安を抱えているのが現状でございます。 そこで、以下の3点について、まとめてお伺いをさせていただきます。 まず1点目に、公共交通空白地域に住む運転免許を有しない高齢者の方々の移動交通手段の課題をどのように捉えているのかお伺いいたします。 2点目に、運転免許を有しない高齢者の方々への移動交通手段希望調査を実施し、対策を講ずることが潮来市としての緊急課題の一つと捉えますが、この点についてどのように取り組んでいくのかお伺いいたします。 3点目に、来年度の潮来市地域公共交通活性化協議会開催予定回数と内容についてお伺いいたします。 以上3点、よろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 榊原市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(榊原徹君) それでは、まず1点目でございます。どのように課題を捉えているのか具体的にということでご答弁申し上げます。 まず、具体的な課題といたしましては、通院移動、買物移動やバス停までの距離などが上げられます。それらを踏まえ、これまでの高齢福祉課として行いましたアンケート結果から見えてくる課題は、「1乗車1枚の使用制限」、「金額が少ない」、「枚数が少ない」などがございました。高齢福祉課としましては、今後もアンケート調査等により、利用者の声を聞きながら潮来市地域公共交通活性化協議会と連携して、進めてまいりたいと考えてまいります。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆6番(志村一君) それでは、2点目、3点目も続けて。 ○議長(小峰進君) 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) それでは、2点目、免許を有しない高齢者の方々への移動交通手段希望調査についての実施につきましてご答弁をさせていただきます。 高齢福祉課におきまして、免許を持っていない75歳以上の方で、タクシー利用券を申請される方に対して、アンケートを取らせていただいております。また、企画政策課では、今年度、潮来市公共交通施策推進調査として、無作為に抽出された市民にアンケートインタビューを行っており、ただいま集計をしているところでございます。アンケート項目には、年齢を記載いただいており、年齢層による公共交通に関する意向につきましても、分析を行いながら調査にとどまらず、対策を講じることは重要だと認識してございます。 今回の調査業務の結果を踏まえまして、運転免許を有しない高齢者の方々を含めた潮来市における公共交通の在り方につきまして、潮来市地域公共交通活性化協議会の中で検討してまいりたいと考えてございます。 続きまして、来年度の潮来市地域公共交通活性化協議会は、4回程度の開催を予定してございます。主な内容としましては、今年度実施しました公共交通施策推進調査業務の結果を踏まえた潮来市における公共交通の在り方の検討を予定してございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆6番(志村一君) 1点目の公共交通空白地域の高齢者の方々の課題についてに関しては、再質問は特にございませんが、買物や病院まで行けない、広域路線バス停まで遠い、また、私がこう耳にしたのには新たな課題として、タクシー会社運転手不足で、タクシーが思うように呼べないんだというようなそういう声も私聞いております。 特に、公共交通空白地域に住む運転免許を有しない高齢者の方々にとっては、生活に関わる重大な問題であると思われます。これは、平成28年に発足した潮来市地域公共交通活性化協議会から何年も続いてきた課題であるとも思われます。今こそ、この浮き彫りになった課題解決に向け、本気で対策を講じていかなければならないのではないでしょうか。 それでは、2点目の運転免許を有しない方々への移動交通手段の希望調査を実施し、対策を講ずることについて、再質問をさせていただきます。 今まで、実施してきたアンケート調査ではなく、移動交通手段だけに的を絞って、希望調査を行うことによって、運転免許を有しない方々のニーズが明確になり、幾つかの移動交通手段の提案も生まれてくるのではないでしょうか。 そこで、私も1つ提案をさせていただきます。 公共交通空白地域は地理的に、潮来市の背骨に当たる行方縦貫道沿いの地域と、十四番地区と捉えますが、この地域を2地区から3地区に分け、循環ワゴン車を実証運転として導入してはいかがでしょうか。具体的な提案内容でございますが、1点目といたしまして、公共交通空白地域の内訳でございますが、潮来地区では、江寺、大山団地、川尾団地、古高、大賀台、水原台、大塚野、徳島、十四番、牛堀地区では、堀之内、茂木、清水、島須、大上戸、永山が上げられると思います。 2点目として、運転日と運転時間帯についてでございますが、週2日から3日の平日とする。運転時間帯は、午前1便と、午後1便の2便とする。 3点目として、利用料金については、均一料金とする。 4点目として、循環ワゴン車の運転ルートの条件についてですが、大きな目的となる買物、病院移動については、スーパーマーケット、ラ・ラ・ルー、ベイシア、セイミヤを必ず回る。また、他市、鹿嶋市、神栖市等の病院へのアクセスとなる広域路線バスの重要中継地点、潮来駅、道の駅、ラ・ラ・ルーを必ず回る。 5点目として、循環ワゴン車の利点についてでございますが、タクシーと違い、運転日と時間帯が決まっているので、課題である運転手の確保もしやすいのではないでしょうか。ワゴン車なので、道幅が狭くても対応できるのではないでしょうか。運行曜日と時間が決まっているので、利用者が利用計画を立てやすいのではないでしょうか。あくまでも公共交通空白地域に住む移動交通手段のない方々への循環ワゴン車の実証運転の一つの提案でございますが、これに対しての答弁がございましたらお伺いいたします。 ○議長(小峰進君) 提案が終わりました。答弁願います。 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) 具体的なご提案、詳細なるご提案ありがとうございました。しかしながら、この5点についてここですぐ回答、答弁というのも難しいところではございますので、ご理解をいただければなというふうに思います。 駅やバス停が一定の距離内にない公共交通の空白地域では、特に自家用車の運転が困難な高齢者などにとりましては、買物や通院などの日常生活に大きな影響があるというところは認識してございます。潮来市高齢者タクシー利用助成制度を実施しております。利用料金の助成制度です。それを実施しておりますけれども、しかしながら、タクシー広域路線バスを結びつけての利用に関しましては、うまく路線バスの時間に合わせるのが難しいなど、利用方法につきまして課題があるというところの認識はしてございます。今後、開催されます潮来市地域公共交通活性化協議会のほうにも、議員からご提案をいただきましたところを参考にさせていただきながら進めてまいりたいというふうに考えてございます。 これら公共交通空白地域に関する課題を含めて、市全域における地域の活力を維持向上させるために、公共交通の在り方について検討してまいりたいと考えてございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆6番(志村一君) 再々質問ではございませんが、今答弁いただいた中でも、確かに高齢者タクシー広域路線バス、この利用度というような点に関しましては、ずっと30%前後というようなことで伸び悩んでいるというようなところが現状でございます。そういったところも加味して、ぜひ新たな交通手段、これはもう進めていただければなと思っております。 では、3点目の潮来市地域公共交通活性化協議会の開催予定について、再質問をさせていただきます。 潮来市地域公共交通活性化協議会の開催予定も年4回程度と少ないような感じがいたします。公共交通空白地域交通手段の確保は、市にとって緊急課題の一つではないでしょうか。潮来市地域公共交通活性化協議会の構成委員の方々も幅が広く、小まめになかなか集まれないのが現状ではないでしょうか。目の前の課題である公共交通空白地域交通手段の確保については、やはり時間を調整すればスピード感を持ってすぐ協議できる、企画政策課が中心となるよう、公共交通空白地域交通手段プロジェクトチーム、こういうのを立ち上げる必要があるのではないでしょうか。この点について、お伺いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) ただいまの再質問でございますが、プロジェクトチームの立ち上げというご提案でございました。現在、当市の公共交通における課題等について議論し、ご意見を伺っております潮来市地域公共交通活性化協議会では、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づきまして、地域公共交通に関する協議を行うために設置をしているものでございます。協議会委員としましては、茨城県バス協会や、茨城県ハイヤータクシー協会、関東運輸局茨城支局など公共交通に関する専門的な知識や経験を有する方々のほか、市内からは県ハイヤータクシー協会鹿行支部潮来地区会、それと商工会、区長会からもご参加をいただいておりまして、地元を代表してご意見をいただいているところでございます。 公共交通空白地域交通手段プロジェクトチームをつくってはどうかという議員のご提案ではございますが、公共交通空白地域などに関する課題につきましては、庁内におきましても、しっかりと議論をしていきますとともに、今後、活性化協議会におきましても、さらなる協議をしてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆6番(志村一君) それでは、再々質問をさせていただきます。 ただいまの答弁で、潮来市地域公共交通活性化協議会で取り上げて進めていくというような答弁をいただきましたけれども、やはり先ほど申したように、市役所の中で身近に集まって、この問題どうする、こういう交通手段があるよねと話し合ったたたき台をつくって、それを公共交通活性化協議会、これに諮られるようにしていけばスピード感を持って対応できるのではないかな、何が何でも潮来市公共交通活性化協議会、これに諮るんだとそれは分かります。それ諮る前にもっと手短に話し合って、プロジェクトチームなどつくって、こういう問題今度協議会で諮っていこうなというようなこと、そういったことも必要なんではないのかなと思うんですが、この点について再々質問とさせていただきます。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) 先ほどの再質問のほうでも答弁はさせていただきましたが、この役所内、内部、庁内におきましてもしっかりその辺のところは議論を重ねて、活性化協議会頼みではなくて、何事もまずはその担当課、そして関係する例えば市民福祉部のほうとか、そういった関係課との協議であったり、そういったものはしっかり踏まえた上で、協議会のほうに案件のほうは提出したいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆6番(志村一君) 答弁いただきましたけれども、やっぱり関係課である程度集まって、ある程度の案をつくってそれを協議会に諮っていこうというような答弁をいただきまして、ぜひこれを進めていっていただければなと思っております。 やっぱりスピード感を持ってこの困っている高齢者の方々、交通空白地域に住む高齢者の方々になるべく早く対応していただければなと思っております。よろしくお願いいたします。 以上で、6番、志村一の質問を終わります。 ○議長(小峰進君) 以上で、6番、志村一議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は3時45分といたします。 なお、全員がそろいましたら再開したいと思います。                          (午後3時36分)----------------------------------- ○議長(小峰進君) 休憩前に引き続き再開をいたします。                          (午後3時44分)----------------------------------- △平田健三君 ○議長(小峰進君) 11番、平田健三議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 平田議員。     (11番 平田健三君 登壇) ◆11番(平田健三君) 11番、平田健三です。ただいま議長から発言の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問いたします。 大項目1番目でございます。空き家対策の強化についてです。 2014年制定の空家対策特別措置法により、倒壊のおそれなど高い場合は、自治体が改善など勧告、措置が特定空家に指定できるが、そうした状況に陥る前に未然防止が大事となります。2023年12月13日、空き家の管理強化や活用を促すために、自治体ができる対応を拡大する改正空家対策措置法が施行されました。 そこで3点、お伺いいたします。 1点目、本市の空き家対策の現状をお伺いいたします。 2点目、改正空家対策措置法の内容、概略をお伺いいたします。 3点目、今回の改正空家対策措置法に対して、所有者に是正を勧告した管理不全空家数と今後の取組をお伺いいたします。 3点、よろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) それでは、まず1点目、本市の空き家対策の現状につきまして、答弁させていただきます。 空き家対策でございますが、空き家所有者からの相談や、近隣住民からの苦情を受けまして、現地を確認いたします。現地確認後、近隣住民から聞き取り調査や固定資産税情報等によりまして、所有者の把握に努め、所有者が特定できた場合に通知を送付してございます。 本年度、現時点で49件の相談を受け付けまして、所有者が特定できた34件に対しまして通知を発送してございます。 続きまして、2点目、主な改正内容についてご説明いたします。 1点目でございますが、空き家等の所有者につきまして、現行の適切な管理の努力義務に加え、国や自治体の施策に協力する努力義務が明記されました。 2点目でございますが、適切な管理が行われていないことにより、放置すれば特定空家等になるおそれのある空き家等を管理不全空家等と位置づけ、市区町村長は、改正法に基づき管理不全空家等の所有者等に対して、指導及び勧告ができることになりました。また、勧告を受けた管理不全空家等の敷地について、住宅用地特例から除外され、土地の固定資産税の軽減措置6分の1等の減額が受けられなくなります。 続きまして、3点目、是正を勧告した管理不全空家はまだございません。また、今後の取組といたしましては、今回の法改正により、空き家管理の強化が図られたこと、空き家を放置し管理不全空家として勧告を受けた場合、敷地の固定資産税等の税負担軽減が受けられなくなるというリスクを十分に伝えること。さらに空き家を活用するような取組事例について、ホームページや広報紙で周知を行い、空き家の適正な管理の啓発も行ってまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 平田議員。 ◆11番(平田健三君) それでは、全体的に再質問いたします。 これまでの改正前の措置法では、所有者に対して市が書面で通告し、だけどなかなかその所有者が改善がされなくて、最終的には崩壊のおそれ、また危害のおそれがあって初めて自治体が執行代行してそのお金は自治体が持つという前の法律から、今回は、今説明があったように、例えばその所有者に対して私どもにもいろんな方から問合せがあります。屋根の瓦が飛んできて危ないとか、大風、台風等で今にも崩れそうだとか、それでもなかなか現状の法律では対処できないことが、今回の改正法によって、今説明があったように、例えば屋根や柱が腐食しているとか、また、窓ガラスが割れているとか、いろんな近隣住民からそういう不安があった場合に是正勧告して、最悪には固定資産税の軽減ができなくなるということで、かなり厳しい法律ができたかなと私は認識しております。 そういう意味では、私たち自身も、また所有者に対してもこの内容をもう少しやっぱり周知徹底することが、今回の私たちの空き家対策に対しての強化の一因になるかなと思いますので、こんなに具体的にいつ頃今の改正空家法の措置法の概略とか、また所有者にはこういうペナルティーがあるよとか、そういうことをいつ頃この辺を周知徹底できるか、この辺だけ1点お伺いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 村田総務課長。 ◎総務課長(村田政子君) それでは、いつ頃から市民に対して周知ですとか徹底ですとかできるかということでございますが、もう12月に法律のほうが改正されまして、ほかの自治体もホームページ等で周知のほうをしているという現状もございます。潮来市につきましても、ただいまのご質問をいただきましたことによりまして、なるべく早急に、すぐにホームページ等で広報のほうをしてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆11番(平田健三君) ホームページというのはなかなか周知徹底というのは難しいかと思うので、できれば広報紙等で特別な紙面をつくって、みんなが知っているよと、これで空き家対策とか不安が除かれるねというそういうところがやっぱり市民が望んでいるんじゃないかと思いますので、もう一回ちょっと広報紙に載せたほうがいいと私は思いますが、どうでしょうか。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 村田総務課長。 ◎総務課長(村田政子君) 広報紙のほうでも同様に周知のほうを進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆11番(平田健三君) じゃ周知徹底のほう、よろしくお願いします。 それで、大きな2点目になります。水道施設の耐震化についてでございます。 本市は、水道事業については、令和5年度より県水の全量受水が開始されました。今回の能登半島地震では、報道にあるように生活に欠かせない水道に甚大な被害が生じ、多大な影響が今現在出ている、進行中でございます。 本市においても水道施設の耐震化や老朽対策が進められております。2021年度の新聞報道では、現在の耐震適合率というのがありますけれども、全国平均が41.2%、このような報告を認識しております。 そこで2点、お伺いいたします。 水道事業経営戦略、令和2年から令和11年の重要給水施設、また管路の耐震化、停電時対応等の進捗状況をお伺いします。 2点目、今後の水道施設の耐震化等取組をお伺いします。 2点、よろしくお願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) それでは、1点目の重要給水施設管路の耐震化、停電時対応等の進捗状況についてお答えいたします。 重要給水施設管路の耐震化につきましては、水道事業経営戦略に基づき、全管路延長約31キロメートルのうち、耐震性の低い塩化ビニール管約10キロメートルにつきまして、令和7年度より耐震化を行っていく計画としております。 停電時の対応としましては、水の給水供給が行えるよう、田の森配水場及び茂木配水場におきまして、非常用自家発電設備が備えつけられております。設置後、約40年経過している田の森配水場の受変電設備及び非常用自家発電設備につきましては、水道事業経営戦略に基づき、更新事業を令和6年度より実施する予定となってございます。 2点目の今後の水道施設の耐震化等の取組についてお答えいたします。 水道事業経営戦略では、管路以外の水道施設の耐震化対策としまして、令和9年度より田の森配水場における管理棟の耐震補強が位置づけられております。今後計画どおり進められるよう、準備してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆11番(平田健三君) 全体的に再質問いたします。 先ほど申し上げましたように、水道管路の耐震の適合率が全国平均41.2%ということでございますけれども、同じこの令和3年度、2021年度の潮来市の耐震化率はどのくらいでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 森内上下水道課長。 ◎上下水道課長(森内浩君) ただいまのご質問にお答えいたします。 潮来市の耐震適応率につきましては、41.6%となってございます。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆11番(平田健三君) 今の答弁で、41.6ということは全国平均というよりちょっと高いかなという気はいたします。 再々質問になりますけれども、先ほど令和7年度に31キロのうち耐震化される10キロ、これは随時耐震化するということでございますけれども、今現在進められている具体的な状況だけをちょっと教えてもらいたいんですけれども。多分、古い接続のつなぎ目とかそういうところが耐震化されていないということあると思うんですけれども、その辺のちょっと具体的な市がどういう状況になっているのか、能登半島では、要は二、三十年前の古い管が結合部分が耐震化されていなくて、なかなか復旧できないという報告を受けていますので、潮来市はその辺の状況を教えてもらいたい。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 森内上下水道課長。 ◎上下水道課長(森内浩君) 潮来市の管の更新状況、耐震化状況についてご答弁申し上げます。 潮来市の現在の管路の更新状況といたしましては、約40年以上過ぎている老朽管をメインに耐震化工事をしてございます。そちらをすることによって、老朽管対策及び耐震化対策ができると考えております。 以上となります。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆11番(平田健三君) 分かりました。じゃ今後も引き続き耐震化ということで理解いたしました。 それでは、大きな3番目に移ります。 ごみ処理場についてでございます。 潮来クリーンセンターごみ処理場は平成3年度竣工。既設の更新目安が25年から30年ということで、平成28年度に長期補修計画を作成いたしました。平成29年から令和8年までの10年間でございます。そろそろ10年間過ぎ去ろうとしております。今後さらなる延命化や広域処理が必要と考えます。 そこで3点、お伺いいたします。 鉾田、行方、潮来3市による広域ごみ処理施設計画に係る協議会を検討した経緯を改めてお伺いいたします。 2点目、市で単独で処理施設を新設した場合、工事費はどのくらいかかるか、想定されるかお伺いいたします。 3点目、市で単独では新たなごみ処理場、多大な財政負担になると思います。また、これも後世に残すかと思います。長期化補修計画終了時、令和8年でございますけれども、これを見据えて、広域的な取組、ここ数年で再検討すべきと思いますが、市の見解をお伺いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 吉川環境経済部長。 ◎環境経済部長(吉川秀樹君) それでは、1点目の広域ごみ処理施設計画に係る協議会を検討してきた経緯について答弁いたします。 鉾田、行方及び潮来市は、平成20年7月に3市の廃棄物対策担当課の事務研究会である鉾田市・行方市・潮来市廃棄物連絡協議会を設置し、ごみ処理の広域化について検討を開始いたしました。その後、平成24年4月に3市の職員による準備室を行方市北浦庁舎に設置し、同年5月には3市の市長と担当部長で構成する一般廃棄物広域処理促進協議会を発足し、翌25年7月には、3市の住民、識見者、議会代表、市職員などで構成するごみ処理広域化総合検討委員会を設置し、ごみの分別の種類や減量化などを検討し、平成27年3月にごみ処理広域化基本構想といたしましてまとめました。 また、この総合検討委員会の設置から1か月後の平成25年8月には、3市の副市長と担当課長で構成するごみ処理施設建設候補地選定委員会を設置をし、建設規模や用地の検討を行ってまいりました。平成28年度からは鹿行広域事務組合に、ごみ処理施設建設準備室を設置し、広域ごみ処理場の建設について事業化を進めるため、3市の市長及び担当部長で構成する用地選定委員会と、3市の担当課長及び処理施設長で構成するごみ処理施設建設調整会議により、建設用地の選定を行ってまいりました。 当初3市から1か所ずつ出されていた建設候補地ですが、取下げをした候補地があったことから、再提出を求めましたけれども、提出されませんでした。それにより、進展が見込めない状態となったことや、3市のうちで稼働が古い潮来市クリーンセンターの老朽化による補修工事の増加が懸念されたことから、3市の広域ごみ処理事業より、離脱をし、鹿嶋市と神栖市で進めていた広域ごみ処理施設建設事業への参加要請をいたしましたが、受け入れられず、現在に至っております。 一方で、潮来クリーンセンターの補修工事につきましては、鉾田市、行方市、潮来市3市によるごみ処理広域化を想定して、平成29年度から令和8年度までの10年間の長期補修計画を平成28年3月に策定しておりますが、今後、検討すべき近隣自治体との広域化、もしくは単独処理の検討もふまえ、毎年度必要な工事箇所の見直しを行いながら、適正に維持管理を行っておるところでございます。 続きまして、2点目の潮来市単独で処理施設を新設した場合の想定される工事費について答弁いたします。 造成費が1億4,300万円、建設費が57億6,900万円、合計で59億1,200万円でございます。 今回の処理能力を算出するに当たりましては、令和4年度末のごみ量をベースとしてございます。炉の数と1日の運転時間は、現在と同様に2炉設置、24時間稼働とすることに変わりはございませんが、能力を1炉当たり36トンから18トンへ縮小し、合計処理量を1日当たり36トンとしております。能力縮小については、今後の人口減少や、SDGs推進によるごみ減量化なども考慮し、算出をしてございます。このほかに、運転監視などとして1年当たり4億円程度が必要となります。 また、事業費の算出に当たりましては、20年から25年間程度の運転及び維持管理費を含んだDBO方式で行ってございます。DBO方式とは、公共が起債や交付金などにより、自ら資金を調達をし、施設の設計、建設、運営等を民間事業に包括的に委託する方式でございます。 続きまして、3点目でございます。 広域的な取組について、再検討すべきと思うが市の見解を伺うとのことについて答弁いたします。 平成28年3月に策定いたしました長期補修計画は、令和8年までの計画となっておりますが、1点目で答弁いたしましたように毎年度必要な工事箇所の見直しを行いながら、適正に維持管理を行っておるところでございます。しかしながら、令和6年度には長期補修計画末の令和8年度まで残り3か年となることから、それまでには、近隣自治体と調整を図り、共同してごみ処理ができるよう進めてまいります。 答弁は以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆11番(平田健三君) 全体的に再質問いたします。 今の答弁で3市の協議会の経緯については理解いたしました。その後、この10年間で補修計画があり、現在補修費がかかっているというところでございます。 今、私のところに結構多くの市民の方から、毎年この10年間でかなりの処理費がかかっていると、それはもう協議会離脱したからじゃないかとか、様々な私自身もいろんな指摘をされています。そういう意味で、実際潮来と同じような稼働処理とか処理費に対して、補修費に対して、近隣市で比較して、本当に潮来だけが特別にこんな補修費かかっているのか、その辺の答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 安藤環境課長。 ◎環境課長(安藤正幸君) ただいまのご質問に答弁させていただきます。 ごみの分別とか地域特性、地域特性というのは自治体ごとに異なる第1次、第2次産業、あと自宅それとか田畑で地域ごとに容認されているようなこともごみの発生が異なるものも含め、そのほかにごみ処理能力、これなどによって単純比較はできませんけれども、鹿行地区において稼働開始と年間のごみの処理量、これが比較的近い鉾田市との比較はできると思いますので、どういうことか考えております。 ちなみに、行方市はダイオキシン類対策特別措置法施行後の対応施設でございまして、また、鹿嶋市、神栖市、これにつきましては新しい処理場を建設中、それと現在この2市につきましては、RDF処理施設によって、固形燃料をつくり出す施設でであるため、比較対象になりませんので、そこら辺は外してございます。 単位としましては、比較しやすいためにごみ1トン当たりの補修工事費ということで算出させていただいております。潮来市は、平成30年度から令和4年度の5年間の平均の補修工事ですが、1トン当たり1万7,700円でございます。鉾田市につきましては、1トン当たり1万7,100円となっております。 以上です。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆11番(平田健三君) 今、答弁ありましたように、行方市はもうちょっと比較できない、また神栖、鹿島もちょっと処理の仕方がで比較できない。おおむね今鉾田市ですか、同じような平均で1億7,000万等の補修費がかかるということでありますので、特に潮来だけが何か特質な補修がかかっているという認識ではないということが、一応認識として分かりました。 再々質問になりますけれども、いずれにしても単独では約60億くらいのお金がかかります。単独であればちょうど今の国の法律では国や県の補助ができません。そういう意味では、今後のこの二、三年のうち令和8年終わるまでには、隣の神栖、鹿嶋市と連携、広域だったり、または隣の行方市の枠組みであったりとそういうことしかやっぱり道はないのかなというふうに考えますが、本当に3年後でありますので、早急にこれは答えをというか方向性を決めていかないといけないと思いますので、最後にその市の見解をお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 吉川環境経済部長。 ◎環境経済部長(吉川秀樹君) それでは、ただいまの再質問について答弁いたします。 平田議員のお見込みのとおりでございます。県が示した茨城県ごみ処理広域化計画に基づきまして、近隣自治体と調整を進めてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆11番(平田健三君) 今の答弁でありましたように、県の計画では、令和41年にそこで今のブロックが広域でありますけれども、含めて29ブロックを10ブロックに統合する、広域するという計画がありますので、何とかその間かなりありますけれども、広域な考え方を進めてもらいたいというふうに思います。 それでは、最後に大きい項目4番目に移ります。 4番目、定額減税・給付についてでございます。 物価高から暮らしを守るとともにデフレ脱却に向けた一時的な措置として、6月以降1人当たり計4万円が定額減税されます。また、減税の恩恵を受けられない人には給付が行われます。 そこで3点、お伺いいたします。 1点目、住民、所得税課税所帯の定額減税の内容をお伺いします。 ②減税し切れない人への給付の内容をお伺いします。 3点目、今後の定額減税・給付について市民への周知方法をお伺いします。 3点、よろしくお願いします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 塙総務部長。 ◎市長公室長総務部長(塙誠一君) それでは、1点目、住民税、所得税課税所帯の定額減税の内容につきましてご答弁申し上げます。 この定額減税は、賃金上昇が物価高に追いついていない国民の負担を緩和し、物価上昇を十分に超える持続的な賃金が、賃上げが行われる経済の実現を目指す観点から、国の経済対策として実施されることとなります。 当市では、令和6年度の住民税額が確定します令和6年6月から行う予定でございます。対象者は、合計所得金額が1,805万円以下、給与収入のみの場合は、給与収入額2,000万円以下の方で住民税の所得割が課税される方が対象となり、非課税の方や、均等割のみ課税される方は対象にはなりません。住民税の定額減税額としましては、納税義務者本人でございますが、住民税から1万円の減税を行います。 また、控除対象配偶者、国内居住者に限りますが、扶養親族、これも国内居住者に限ります。1人につき住民税1万円の減税を行います。 また、所得税の定額減税では、納税義務者に所得税から3万円、控除対象配偶者、国内居住者に限りますが、これも配偶者や扶養親族、これも国内居住者に限ります。1人につき所得税3万円の減税を行い、住民税と所得税を合わせると、1人当たり計4万円の定額減税額となります。 次に、当市に納付していただきます住民税の定額減税の実施方法でございますが、給与の特別徴収で納付する方は給与の天引きの際に、普通徴収で納付する方は納付書や口座振替での納付の際に控除が行われます。また、公的年金に係る所得に係る特別徴収の方は、10月からの年金受給時に控除されることになります。 続きまして、定額減税し切れない人への給付の内容といたしまして、対象となりますのは、1人当たりの年間納税額が、個人住民税所得割額で1万円、所得税額で3万円に満たない人で、減税し切れないと見込まれる差額を合算の上、1万円単位で切り上げにより給付されるものでございます。例を申し上げますと、住民税所得割と所得税を合わせて3万円が減税された場合、4万円との差額となる1万円が給付されます。ただし、納税義務者本人の合計所得金額が、1,805万円以下である場合に給付の対象となります。 本給付金につきまして、令和6年2月21日時点版としまして、内閣官房令和5年経済対策給付金等事業企画室内閣府地方創生推進室より示された概要資料によりますと、令和6年6月3日を事務処理基準日の目安として設定し、令和6年夏以降支給開始と記載されてございます。ただし本資料につきましては、未定稿の資料でございまして、今後修正があり得るとの注釈があることから、今後発出予定の通知、事務連絡等を基に事業に取り組んでまいります。 3点目の今後の定額減税給付の市民の周知につきましては、市広報紙や公式ホームページ、公式SNS等を活用しまして周知を図ってまいります。また、住民税所得割に係る定額減税額につきましては、住民税納税通知書に減税額が記載される予定となっております。また、給付対象となりました方につきましては、申請が必要となることから、対象者に対し個別に通知を送付する予定となっております。 答弁は以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆11番(平田健三君) 全体的に再質問いたします。 よく聞かれます。何かお金がもらえるんじゃないかという市民の方が多くいらっしゃいます。そういう意味である程度今言ったように、広報紙等で丁寧なちょっと複雑だと思いますので、分かりやすく丁寧な広報をしていただければと思います。 再度ちょっと確認いたします。特に年金のみの方がよく私どもに質問されて、実際の年金だけの、所得なくて年金だけの方はいつから減税されるんだということが多くの方からちょっと聞かれますので、特に年金だけの方についての明確な分かっている範囲で再度よろしくお願いいたします。 ○議長(小峰進君) 質問が終わりました。答弁願います。 橋本税務課長。 ◎税務課長(橋本太君) ただいまの平田議員の年金の方については、いつから減税されるのかについてご答弁差し上げます。 先ほども部長のほうからご答弁差し上げましたが、公的年金に係る所得に係る特別徴収の方は、10月からの年金受給時に控除されることになります。 以上でございます。 ○議長(小峰進君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆11番(平田健三君) 以上で、11番、平田健三の質問を終わります。 ○議長(小峰進君) 以上で、11番、平田健三議員の質問が終わりました。 本日予定しておりました一般通告質問は以上でございます。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(小峰進君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次会は、明日3月12日火曜日午前10時から本会議を開き、市政一般に関する通告質問を行います。 本日はこれにて散会といたします。 大変ご苦労さまでございました。                          (午後4時23分)...