潮来市議会 > 2023-06-07 >
06月07日-03号

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  1. 潮来市議会 2023-06-07
    06月07日-03号


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    令和 5年  6月 定例会(第2回)          令和5年第2回潮来市議会定例会議事日程(第3号)                       令和5年6月7日(水)                       午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告質問-----------------------------------出席議員(16名) 議長16番   箕輪 昇君   副議長 7番   小峰 進君    1番   和田直子君       2番   佐々木 徹君    3番   志村 一君       4番   石田裕二君    5番   阿部慶介君       6番   兼平直紀君    8番   飯田幸弘君       9番   平田健三君   10番   飯島康弘君      11番   田崎 清君   12番   笠間丈夫君      13番   藤崎忠徳君   14番   薄井征記君      15番   今泉利拓君欠席議員(なし)-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   市民福祉部長福祉事務所長     教育部長      石神弘幸君             榊原 徹君   都市建設課長    草野吉広君   社会福祉課長    沼田武男君   財政課長      小沼 豊君   企画政策課長    河瀬由香君   子育て支援課長   実川治子君   農政課長      篠塚伸之君   観光商工課長    大崎優一君   企業立地戦略室長  酒井 進君   DX戦略室長    箕輪 充君   高齢福祉課長    下河和之君   かすみ保健福祉センター長             杉山英之君   会計管理者会計課長                               小谷野美樹夫君   総務課長補佐    宮内啓行君   総務課長補佐    高品喜昭君   学校教育課長補佐  泉 昭彦君   学校教育指導室長  大里俊一君-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    打越伸是君   局長補佐      山田晴美君   書記        小林 肇君   書記        大塚麻菜美----------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(箕輪昇君) 皆さん大変ご苦労さまです。 これから本日の会議を開きます。 ご報告いたします。 本日、説明のため出席した執行部の職員は、庄司副市長以下、ただいま着席のとおりです。                         (午前10時00分)-----------------------------------市政一般に関する通告質問 ○議長(箕輪昇君) これより議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問については、質問事項ごとに、初めの質問は大項目を一括で質問し、一括で答弁願います。再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問については、議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに申し上げます。質問は簡明に行い、議題の範囲を超えてはならないこと。また、同一議題については、3回までとする。ただし、答弁の内容によっては、これを超えて認める場合もある。質問は市民の立場に立ち、的確に、答弁は簡単明瞭に的を射てお願いいたします。 傍聴されている皆様に申し上げます。潮来市議会傍聴規則を遵守の上、私語または談笑はしないようお願い申し上げます。-----------------------------------今泉利拓君 ○議長(箕輪昇君) 15番、今泉利拓議員の質問を許可します。 なお、今泉議員から、体調上の理由から自席において着座での質問を行いたいとの申出がありましたので、これを許可いたしますので、議員は自席からの一般質問をお願いいたします。 今泉議員。 ◆15番(今泉利拓君) 15番の今泉でございます。ただいま議長から着座で質問をしてもいいという許可をいただきましたので、失礼ですが、お許しをいただきまして質問したいと思います。よろしくお願いいたします。 まず、第1点目でございますが、3期目の市長就任から3か月、原市長が最も力を込めて取組を始められた事業は何でしょうか。令和5年3月29日発行の広報いたこ情報版臨時号で、原市長は、令和5年度主要事業として7項目の事業を取り上げ、紹介をされております。これらの主要事業のうち、特に力点を置いて取組を始められた事業は何でしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) 特に力点を置いて取り組み始めた事業は何かというご質問にご答弁申し上げます。 令和5年3月29日発行の広報いたこ情報版臨時号で取り上げさせていただきました主要事業の中で、特に力点を置いて取り組み始めている5項目の事業について、ご説明申し上げます。 まず、1点目といたしまして、4月より、新たに企業立地戦略室を設置いたしました。新たな雇用の創出と地域経済の活性化を目指し、企業誘致推進に向け、潮来市産業用地基本計画策定委員会を設置したところでございます。今後も、引き続き東関東自動車道水戸線の開通を見据えながら企業誘致を推進してまいります。 2点目といたしまして、同じく4月より新たに設置したDX戦略室設置がございます。こちらでは、地域活性化起業人派遣事業を活用し、5月1日付で民間企業より派遣いただいた職員を委嘱しており、庁内の課題を洗い出すため、職員向けのアンケートを既に実施したところでございます。引き続きアンケート結果を精査しつつ、デジタル技術やデータ等を活用して市民生活をより豊かで便利なものに向上させるとともに、庁内の業務の効率化を図りながら、行政サービスの向上につなげる取組を推進してまいります。 3点目といたしまして、サッカーによるスポーツ振興及びスポーツツーリズムの推進を図る取組として、前川運動公園内に人工芝サッカー場を増設するため、実施計画業務委託を6月に契約したところでございます。 4点目といたしまして、今年11月11日、12日に行われます第46回全国育樹祭に向け、庁内に育樹祭実施プロジェクトチームを立ち上げており、全国育樹祭の成功と、市全体の機運醸成に向けた取組を進めてまいります。 5点目といたしまして、学校適正化の取組でございます。本年度は学校適正化計画の改定を進めるとともに、令和8年4月を目安に統合が予定されております潮来小学校津知小学校におきまして、5月24日に第1回目となる統合準備委員会が開催されました。少子化の中、次世代を担う子供たちのために、安心安全に学べる教育環境を将来にわたって確保してまいります。 これ以外の事業につきましても、誰もが健康で安心して暮らすことができる住みたいまち潮来の実現に向け、職員一丸となり、市民の皆様と一緒に活気あるまちづくりに取り組んでまいりますので、引き続きご支援とご協力をお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 今泉議員。 ◆15番(今泉利拓君) 再質問をいたします。企業誘致の関係が一番目に取り上げられておりますが、具体的に、どこに、どういう企業を誘致したいか、今分かっている範囲で結構でございますので、分かっていれば説明をお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) ただいまご質問をいただきました件につき、ご答弁申し上げます。 企業誘致関係につきましては、今年度計画等を定めてまいりたいということで、先ほども申し上げましたとおりこれから取り組む状況でございますので、その状況につきましては、決定し次第、あるいはその中間報告で皆様にお知らせする状況がございましたらお示ししてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 今泉議員。 ◆15番(今泉利拓君) 日本一の水路のまちづくりの事業について、既に着手をされている部分があるようでございますが、具体的に取組を始められた場所、取組を始めた事業、分かる範囲で結構ですので説明をお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) ただいまご質問いただきました日本一の水路の件でございますけれども、こちらにつきましては、一昨年度計画のほうを策定いたしまして、それに合わせて順次進めているところでございますが、昨年度は桜の植樹ということで、南幹線用水路、こちらにつきまして3月中に桜の植樹のほうをさせていただいたという状況でございます。また、今年度につきましては、水上のスポーツの利活用といったものを検討していくということで、イベント等ができればということで今進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 今泉議員。 ◆15番(今泉利拓君) 大変大きな事業がめじろ押しのようでございますが、執行部の皆さんも大変苦労されると思いますけれども、新しい潮来をつくっていくためには、こうした思い切った政策も必要かと思います。どうぞ執行部、力を合わせて大きな事業の成功に向けて頑張っていただきたいと思います。 それでは、大きな項目2番に入らせていただきます。 あやめまつりのご盛会を祈ると同時に、大会の安全確保に気配りを願いたいという件でございます。ただいま第72回水郷潮来あやめまつりが開かれております。コロナ禍を乗り越えてのあやめまつりであります。1つお尋ねをいたしますが、大会の途中でありますが、今年の人出はどういう状況でございましょうか。 2番といたしまして、あやめまつりにおいでをいただいている皆さんの関心は、アヤメの花、嫁入りなどそれぞれ好みがあると思いますけれども、あやめまつりの主催者としましては、祭りの華やかな部分だけではなく、祭りが平穏無事に終わるよう安全確保の面にも配慮することが必要だと思います。その点につきまして、担当としてはどうお考えかお答えいただきたいと思います。
    ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 大崎観光商工課長。 ◎観光商工課長大崎優一君) それでは、今泉議員のご質問にご答弁申し上げます。 まず、1番目の大会途中だが、今年の人出はどうかの件につきましてご答弁申し上げます。 5月19日に始まりました第72回水郷潮来あやめまつりは、2週間が経過をいたしましたが、アヤメや嫁入り舟など、ご覧いただくお客様は多いように感じております。 続きまして、2点目、あやめまつりにおいでいただいている皆様の関心は、嫁入り舟などそれぞれ好みがあると思うが、安全確保に配慮することが必要だと思う、この点についてということです。ご答弁申し上げます。 水郷潮来あやめまつり大会実行委員会といたしましては、華やかな面だけではなく、平穏無事に終われるよう安全確保には細心の注意を払っているところでございます。特に全国各地で発生しております船の事故につきましては、私どもも手こぎの櫓舟を運航しているため、事故が起きないよう乗船者の救命胴衣の着用や乗船定員の設定など、スタッフ一丸となって事故防止策を図っているところでございます。また、園内におきましても、嫁入り舟の運航時に人の流れが一気に集中したり移動したりすることが多々ございますので、園内通路の安全確保や危険な箇所へのスタッフの配置など、事故防止に努めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 今泉議員。 ◆15番(今泉利拓君) それでは、若干提言を込めて再質問をさせていただきます。 初めに、あやめ園の関係でございますが、嫁入り舟の運行が始まりますと、それまであやめ園の中を散策していた人たちが前川沿いのフェンスのところに集中されます。以前も注意をお願いしたわけでありますが、この場合、男性客のお尻のポケット、ここに財布が入っている場合が多いんですけれども、ここを狙ってすりの方が来る場合がある。実際に被害があったことがあります。この被害を見て、防犯協会の皆さんがパトロールしてくれたことがありますが、パトロールまではいかなくても、あやめ園の中に案内を促すことがありますけれども、この案内の人たちに、すりに注意してくれと呼びかけをされたらどうか、これが第1点であります。 第2点目といたしまして、前川に橋が架かっております。これはあやめ園と結ばれております。人気の嫁入り舟が近づいてまいりますと、カメラを片手にしたカメラマンの方々がえらい勢いで橋に殺到してまいります。その数は本当にすごい数になります。心配なのは、鉄の橋でありますから落ちることはないと思いますけれども、果たして今のままで人数が殺到した場合に、安全が保たれるだろうか、この辺が心配であります。一つの例として、兵庫県の明石市で、二、三年前、花火を見ていた皆さんが、花火がよく見える歩道橋の上に殺到して、歩道橋が落ちて、大変な死傷者が出たという事故が起こっております。そういうことにならないと思いますけれども、事前に安全確保のために橋の安全点検をしていただきたいということが第2点であります。それで、安全点検をされた上に、職員の皆さんでも雇った方々でもいいですから、走り上がる人たちの人数を制限して安全を図ったらどうかというのが第2点であります。 第3点として、櫓舟の安全確保であります。櫓舟も大分老朽化している舟が多いんではないかと心配されます。水漏れがあって、もし舟が、沈没するようなことはないと思いますけれども、もしそういうことがあったら大変ですから、これも安全点検をしてもらいたい。それで、櫓舟に乗るお客さんに安全ジャケットライフジャケットですか、これを着用するように徹底をしてください。今でもやっているようですが、より一層徹底を図っていただきたい。この3つを、皆さんよくご存じでありましょうが徹底をしてもらいたいと思いますけれども、担当としてはどうお考えでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 今、今泉議員から提言ということで3点ほどありましたけれども、執行部のほうで何か答弁、いいですか。 大崎課長。 ◎観光商工課長大崎優一君) ご提言大変ありがとうございました。 まず、1点目のことになりますが、ご答弁申し上げます。すりの被害の件につきましては、今現在もそうなんですけれども、この被害を出さないために、行方警察署の警察官及び潮来・牛堀セーフティネットワークセーフティ・マイ・タウンの方々のご協力をいただきながら巡視活動を行っているところでございます。やはり一気に人が集まってしまって、お花でも嫁入り舟でも見てしまうということがございますので、その点につきましては、そういう方々のパトロールのほうの巡視活動を強化して対応しているところでございます。 続きまして、前川の橋の件、強度についてということですが、ちょっと調べたところ、5年に一度、橋の橋梁点検を行っているという現状がございました。ですので、その点につきましては、強度のほうにつきましては問題ないということですので、人が大量に一気に流れたとしましても、安全は確保しているということの確認をいたしました。 続きまして、3点目、櫓舟のほうの安全確保、それとライフジャケット等々の確保についてということです。舟につきましては、櫓舟の運航時、その点につきましては、スタッフによりまして船の安全点検はしております。船に仮にですが穴が空いていて水が入っていると、雨以外の状況で水がある場合には、どこか漏れている、そういう状況も確認をしながら運航を図っておるところでございます。それと、ライフジャケット、救命胴衣につきましては、先ほどもご答弁いたしましたが、スタッフが一人一人に乗船をする方々に対して手渡しでライフジャケットのお渡しをしている。それと、その時点で着用してくださいという確認を取って安全確保には努めているところでございます。これからも引き続きこの状況、安全確保には努めてまいりたいと思います。 以上ご答弁のほう終わりにしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 今泉議員。 ◆15番(今泉利拓君) 注意をすることに越したことありませんから、安全に十分に注意して、潮来の最大のイベントあやめまつりが来る年も来る年も立派なイベントにして、無事に終わることをご祈念申し上げます。よろしくお願いいたします。 次の質問に移ります。 3番目といたしまして、女手一つで子育てに励むシングルマザーのつぶやきということで質問をいたします。女手一つで子育てに励むシングルマザーの方々は、当潮来市を含めて全国におられます。先日の統一地方選挙に合わせまして、3人の子育てに励むあるシングルマザーの様子が新聞紙上で紹介されておりました。記事によりますと、やりくりが大変で、近くに頼れる人もおらず、子供たちが病気になった際には、小児科に併設されている病児保育所を利用しているが、利用料で収入がほぼゼロの状態になるときもある。病気の子供を預ける場所があるだけでもありがたいと思う一方、何かいい方法はないのかと悩むときも多いようであります。全国的に共通する問題についての取材記事であります。女手一つで子育てに励むシングルマザーの皆さんの声が一日も早く十分に国の関係者に届くことを祈りたい気持ちになりました。 潮来市に置き換えてお尋ねをしたいと思います。 1つ目として、潮来市にはシングルマザーと呼ばれる人たちが何人ぐらいおられるでしょうか。 2番目として、シングルマザーの手で育てられている子供さんたちは潮来市に何人ぐらいおられるのでしょうか。 3番目といたしまして、シングルマザーの皆さんとその家族には、どういう名目で年間幾らぐらいの金額的支援がされているのでしょうか。 4番目といたしまして、潮来市あるいは隣接市に、公立でも私立でも結構ですが、病児保育所的な施設はあるのでしょうか、質問をいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 榊原市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(榊原徹君) それでは、私のほうから、まず第1点目、シングルマザーと呼ばれる人たちは何人ぐらいおられるかということにご答弁申し上げます。 潮来市内ひとり親世帯等の人数についてご答弁申し上げます。現在児童扶養手当の受給資格がある方は、5月1日時点で191名となっております。内訳といたしまして、ひとり親世帯等の母、これシングルマザーと呼ばれる方ですが、ひとり親世帯等の母が178名。父が11名、こちらはシングルファザーと呼ばれている方になりますが、父が11名。そして、父母以外の親族が養育している世帯が2名でございます。 2点目でございます。シングルマザーの手で育てられている子供さんたちは潮来市内に何人ぐらいおられるかのご質問にご答弁いたします。児童扶養手当は、ひとり親家庭のゼロ歳から18歳に達し最初の3月31日までにあるお子さんと、一定の障害がある場合は20歳の誕生月までのお子さんが手当の対象となっております。5月1日時点で児童扶養手当の受給資格がある191名のうち対象年齢のお子さんの数は、258名となっているところでございます。 3点目でございます。シングルマザーの皆さんとその家族にどういう名目で年間どれくらいの金銭的支援、こちらについてご答弁申し上げます。子育て支援課では、ひとり親世帯等へ、家庭の生活の安定と自立促進を目的に児童扶養手当の支給をしています。児童扶養手当は、ひとり親家庭のゼロ歳から18歳に達し最初の3月31日までにあるお子さん、また一定の障害があるお子さんの場合は20歳の誕生月までが手当の対象となります。支給金額につきましては、対象児童が1人の場合、最大で一月4万4,140円となり、年間52万9,680円。児童が2人の場合、最大で一月5万4,560円、年間65万4,720円。児童が3人の場合、最大で一月6万810円、年間72万9,720円が支給されることとなります。所得額が一定基準を超える場合は、手当額が減額または支給されない方もおられます。 4点目でございます。潮来市あるいは隣接市に病児保育所的な施設はあるかというご質問にご答弁申し上げます。病児保育事業とは、子供の病気の際に保護者が就労などによって自宅での保育が困難な場合に対応するため、病院、保育所等において病気の児童を一時的に保育するほか、保育中に体調不良となった児童への緊急対応等を行うものでございます。事業類型は、児童が病気の回復期に至らない病児対応型、児童が病気の回復期にあります病後児対応型、児童が保育中に体調不良となった場合に対応いたします体調不良児対応型、児童の自宅において一時的に保育をする非施設型、これは訪問型とも言い換えられますが、こちらの4種類がございます。市内におきましては、体調不良児対応型の事業を実施している施設が1件ございます。また、私どもの調査によりますと、鹿行地区におきまして、病児対応型が2件、病後児対応型が6件、体調不良児対応型が7件ございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 今泉議員。 ◆15番(今泉利拓君) 潮来市には1か所あるんですか。その施設について伺いますが、ここの施設では、急に病気になったときに見てもらえませんかと電話がきた場合、いつでも受け入れてもらえるんでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 今泉議員、これは4番の再質問になりますか。 ◆15番(今泉利拓君) 2番、3番は再質問は結構です。4番の再質問です。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 ◆15番(今泉利拓君) ちょっと待ってください。いつでも見てもらえるのかというのが1点。 第2点といたしまして、見てもらえる場合、利用料、診察料、この辺は幾らになっておりますか。現在のこの施設の利用者の数、それから、担当としては、こういう施設は増やしたほうがいいとお考えか、その4点を質問いたします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁よろしいですか。 実川子育て支援課長。 ◎子育て支援課長実川治子君) それでは、ご質問のありました、まず市内にある1か所の施設の状況、そちらにつきましては、今施設、市内にあります1か所につきましては、通常の保育のときにお子さんが発熱などした場合に、体調不良となった場合対応するという体調不良児型対応のみということになっております。通園しているお子さんが保育中に体調が悪くなった、その場合に、施設のほうの隔離の部屋のほうに行って、お父さんお母さんのお迎えが来るまでの間を見るという状況の対応となっていますので、いつでも誰でもということにはなっておりません。その施設に通園しているお子さんが対象ということになっております。 2点目の利用料、あとは幾らになっているかというところにつきましては、今こちら市内のほうについては、体調不良児型については利用料は取っておりません。通常の保育料の中で賄っているという状況でございます。また、そちらのほうの利用している人数ということですけれども、こちらで確認をしたところによりますと、令和4年度に利用したお子さんが79人。これは延べの人数ですので、79人が全て1人ずつではなく、延べとなっております。延べで79人が利用ということになっております。 また、担当としてこのような施設のことはどうだろうかというご質問ですけれども、やはり、働きながらお子さんの面倒を見ている、こういうひとり親というのは本当に大変なことになっていて、経済的な負担も大変だとは考えております。ただ、このような病児保育、こちらを実施するのには要件がございまして、まず病気のお子さんを見る看護師や保育士、こちらの配置をすること。また、病児的保育をする場合のスペース、こちら専用のスペース、またお子さんが安静に静養できる静養室の設置、あとはお子さんが急に病状が変化した場合、そちらのときに緊急時に受け入れをしてくれる病院との取決め、こちらのことが必要になっているというところがありまして、実際にこの要件がありますから、なかなかすぐに対応をしたいといってもできないことは、厳しいと思って考えております。ですけれども、就業しながら子育てを行うひとり親については、その状況に寄り添った子育て支援というのは必要だと考えております。 以上になります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 今泉議員。 ◆15番(今泉利拓君) 担当者の皆さんとしては、市民の声に1つでも多く答えたいというのが本心だろうと思います。ただ、施設の方面を充実させるにしても、金銭的な制約が、その辺は財源だと思います。私は福祉面の行政の物質的な支援も大事かもしれませんが、もう一つ精神的な支援、この面も大切なことだとではないかと思います。相談にもしこういう該当者が来た場合においては、担当としては、きめの細かい精神的な支えとして相談に乗ってあげたい、こういうふうに考えます。この辺はどう考えておられるか。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 実川課長。 ◎子育て支援課長実川治子君) それでは、精神的な支援というところで、担当としましては、今、子育て支援課のほうでは、そのような方たちの対応ができる子ども家庭相談員というのがございますし、子ども家庭支援拠点というものも昨年設置しております。また、小さなお子さんというところには、かすみ保健福祉センターの保健師さんもいらっしゃいますので、そちらと共有しながら、きめの細かい支援をしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 今泉議員。 ◆15番(今泉利拓君) いろいろ質問いたしました。ひとつこれからもよろしくお願いしたいと思います。 以上で質問を終わります。 ○議長(箕輪昇君) 以上で15番今泉利拓議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は10時40分、10時40分を予定しておりますが、全員がそろいましたら再開をしたいと思います。 暫時休憩いたします。                         (午前10時34分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、そろいましたので、休憩前に引き続き再開いたします。                         (午前10時39分)----------------------------------- △佐々木徹君 ○議長(箕輪昇君) 2番、佐々木徹議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 佐々木議員。     (2番 佐々木 徹君 登壇) ◆2番(佐々木徹君) 2番佐々木徹でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 まず、大項目1番目です。自治会について。特に日の出地区では自治会の加入率の低下が顕著であり、存続の危機に直面している。 そこで、3点伺います。 ①昨年度、日の出地区で行われた月一回の区長会議等に市役所職員も参加していましたが、その成果、そして課題を伺う。 ②今年度は区長ほか役員改選の年で新たな体制で自治会運営を行っていくが、アフターコロナの中で市としてどのような関わり方をしていくのか伺う。 ③加入率の低下で加入者への負担が増すばかりであるが、市の考え方を伺う。 以上3点お願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) ただいま3点ご質問いただきました件につきまして答弁申し上げます。 まず、日の出地区の区長会において、市職員が参加したその成果、課題を伺うというご質問にご答弁申し上げます。日の出地区において、より深刻な課題となっている区加入率の低下等について、解決の糸口を模索するため、昨年度、潮来市役所から日の出地区の区長様方で構成される会議に複数回参加させていただきました。まずは、大変お忙しいところお時間を割いていただいた日の出地区の区長様方に、この場をお借りして心から御礼申し上げます。この区長会議に参加させていただき、大変多くの事柄について情報共有や意見交換などをさせていただいたわけでございますが、その成果といたしまして、それまで市役所で認識していた、区を取り巻く現状や課題等では把握し切れない、より具体的な区会運営に当たっての課題等をお伺いすることができたこと、また、現状打開に向けた1つの対応として、市補助金を活用いただき、会議内において議論をいただきながら日の出地区独自の区会活動PRチラシを作成し、地区内の区加入、未加入を問わず、各世帯へ配布いただいたことなどが挙げられるかと思います。また、課題といたしましては、各区長様との意見交換を通しまして、区費の取扱いや日の出連合区の在り方、区役員の負担軽減、区の活動内容の再検討と現在日の出地区が直面している諸課題を共有させていただいたところでございます。 いずれにしましても、区加入率低下等への対応といたしましては、まだまだ道半ばでございますので、引き続き現状分析を進めながら必要な対策を検討してまいりたいと考えております。 続きまして、2点目といたしまして、アフターコロナで市としてどのような関わり方をしていくのか伺うというご質問にご答弁いたします。新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行されたことにより、今後は、区、区会等の活動もこれまでに比べ活発になってくると考えております。しかし、一方で、約3年半もの長い間、区会活動が制限されてきましたことを踏まえますと、コロナ前の状況を知っている区会役員様ばかりではない状況であると認識しているところでございます。このような点も踏まえまして、市といたしましては、区会等の運営が円滑に進むよう、潮来市区長会等を通して各地区区長様同士の情報共有などが図られるよう積極的に取り組んでまいりたいと考えております。また、コロナ禍を経験し、新たな区会運営の方法等も各区会において議論されている部分があるかと思いますので、市としてフォローアップできる部分については積極的に進めてまいりたいと考えております。 3点目でございます。加入率低下で加入者への負担が増すばかりであるが、市の考えを伺うというご質問に答弁させていただきます。佐々木議員ご案内のとおり、加入率の低下が加入者の負担を増大させてしまうことが大いに懸念されているところでございます。日の出地区の区長様方からも同様のお話を数多く伺っているところでございますが、市といたしましては、引き続き健康ポイント事業や若年世帯定住促進助成金事業など区加入のインセンティブとなるような事業を進め、区への加入促進に努めてまいりたいと考えているところでございます。また、区への加入促進と併せて、重要な部分として、区の運営方法の見直し等も掲げられると考えております。負担には、区費の金銭的な部分や活動の内容に関する部分がございますが、コロナ禍での教訓も踏まえまして、区加入者や区役員様の負担を減らすためにはどのようにすればよいかということにつきまして、引き続き区長様とともに議論を重ねながら検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆2番(佐々木徹君) 私もこの議会を通しまして、何度も自治会について質問をさせていただいているところです。今年度新しい体制になって、ある町内の活動方針というのが示されましたので、ちょっと読み上げさせていただきます。「区民のほとんどが70歳を超えるため、今までの活動ができない」「区に加入している世帯が減り、市の要求に応えられない状況に陥っている」「上記の理由により、活動を縮小して行うことを申し合わせた」。そして、区の行事の参加についてなんですけれども、「祭りへの参加は縮小する」「区民の高齢化及び区加入件数が少ないため、区としての食事づくり応援要請、山車の接待等ができない状況になっている」「祭りに参加したい人は個人参加とし、その間の食事は自己対応とする」。続きまして、「区民の高齢化により、市民運動会に参加できる状況にない」「個人としての参加は、公民館に分担金を支払います」。続きまして、公民館主催の球技大会についてですけれども、「区民の高齢化により、体力的に参加は無理」。その他、「その他の活動にも、個々の健康に留意し参加を見極める」。こういったある町内の活動方針が示された、そういった中で新体制でスタートしております。 それで、参考までに、日の出地区の区の加入率、加入件数ですね、これは平成10年、今から25年前になるんですけれども、その時点では1,800件弱、区の加入件数。平成20年のおおよそ15年前で935、そして、今年度、まだ正確な数字は出ておりませんが、おおよそ450程度だろうと。この先、区長さんも分かりやすいようにグラフを作って今後の推移というものを予想していただいたんですが、あと5年後には200件を切るような状況、今の状況ではそう予想しているというところです。今、日の出地区が大体2,900世帯ぐらいあるんですけれども、そのうちの加入している世帯が450前後、今年度ということで、時代の流れだったり、いろんなコロナの影響もあったり、そういったこともありながら、急加速して減少している。そういった、非常に先ほどの活動方針、ある町内の活動方針も含めてですけれども、そういうところが今回の区長会として感じているところだと私は思っております。それで、私が質問することによって、日の出区民の方もそうなんですけれども、潮来の各町内の方々が一人でも多く自治会に関して興味というか自分自身のことだと、そのように思っていただければ非常に幸いかなと思って質問をさせていただいている次第でございます。 あと、市の職員の方、執行部の方々もそうですけれども、去年もこのように区長会に出ていただいたりして、情報共有をしていただいた。それはすごい前進したと思うんです。そこで回答が出るかといったら、なかなか難しい問題だと思いますし、ただ、現状を一緒になって把握していただくということが、今後の対策、一歩踏み出した対策を取ろうとしたときに共有できるのかなと、そのように感じております。 再質問になるんですけれども、全体的な再質問で、せっかく前年度、日の出の区長会の会議に出席していただいたという経緯もあります。このままこういった情報、私が今回示させていただいたこのような状況というのは、やっぱり生の声を聞いて初めて分かることだと思いますので、時間がある限り、ぜひ区長会等に参加していただいて意見も聞いていただくのも一つだと思いますので、その辺、もしご答弁いただければよろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 全体についての再質問ということなんですが、答弁。 宮内総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(宮内啓行君) ただいまの佐々木議員の再質問のほうにご答弁させていただきます。 昨年、日の出地区の区長様の集まりのほうに職員のほうが数回出させていただきまして、日の出地区の声を聞かせていただいたところでございます。本年度につきましても、現在のところは予定のほうはまだ立ってはいないんですけれども、今後も引き続き密に情報の共有のほうをさせていただいて取り組んでいければと考えております。 あと、すみません、日の出地区の今回の加入率のほうなんですけれども、今回は日の出地区のほうの数字のほうを出していただいておりますけれども、日の出地区だけではなく、今後ほかの地区のほうにおいても深刻化するおそれは考えられると思いますので、その点を踏まえながら、今後検討のほうを進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 佐々木議員。 ◆2番(佐々木徹君) ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 それでは、大項目2番のほうに移ります。 ボランティア活動に対しての補償について。市民協働によるまちづくり、地域づくりの取組は今後一層不可欠になる。 そこで、2点伺います。 ①市が把握している市内ボランティア団体の数及び総人数を伺う。 ②市民が安心して活動するために、市として保険加入することはできないか伺う。 以上2点お願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 榊原市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(榊原徹君) それでは、私のほうから、市が把握している市内ボランティアの団体数及び総人数についてご答弁申し上げます。 社会福祉協議会にございます潮来市ボランティアセンターに登録をされている団体について、令和5年4月1日現在、団体数として24団体、総人数として501名となってございます。また、市内には、ボランティアセンターに登録をされていないボランティア団体も数多くございますが、団体数や人数につきましては全てを把握できておりません。 2点目でございます。安心して活動するために、市として保険加入することはできないかというご質問にご答弁申し上げます。 社会福祉協議会のボランティアセンターでは、ボランティア加盟団体に対し、ボランティア活動保険1人当たり350円のうち200円を社会福祉協議会が助成を行ってございます。市民の方々に安心して活動していただくために、ボランティア保険への加入に関しまして、ボランティアセンターを所管しております社会福祉協議会の機関誌である「きずな」やSNSを活用し、随時募集を行っているところです。まずは、その部分を通して安心して活動ができるよう取り組んでまいりたいと考えているところでございます。同時に、他市町村における同様事例などを調査研究し、ボランティアの方々が安心して活動できる環境づくりに努めてまいりたい、このように考えているところです。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆2番(佐々木徹君) 今回この質問を私がした経緯というのは、社協のほうから各ボランティア団体に案内が届いていたんですけれども、ボランティアの案内ということで届きました。これ、私もボランティアの5団体に所属させてもらって、社協が推奨するボランティア保険、活動保険に加入はさせてもらっております。銘々で活動しながら、そこで保険を対応してもらえる、そういうシステムになっていまして、私は5団体加入していますけれども、150円で、社協さんが200円。何団体所属していても、取りあえず所属していれば150円で保険が効きますよという、そういう保険の内容になっていると思います。そこで案内が届いたんですけれども、その中に、ボランティアのご案内ということで、市民あやめ園整備事業の実施についてということで、これ社協のほうから届きました。当然活動には、行政主導、民間でやっているボランティア、そういった主導の形というのが大きく分けて2つあると思うんですけれども、行政主導で、例えばあやめ園の整備事業、ハナモモの整備事業、あと例えば道の駅いたこからバスターミナルまでの植樹帯を花植えしたり、日本一の水路で花植えをしたりと、そういう行政主導的な活動に対して、これ市としては何か活動保険だったり行事保険というのは加入しているのかというのをお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 沼田社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(沼田武男君) それでは、佐々木議員の再質問について答弁のほうをさせていただきます。 潮来市におきまして、そういうあやめ園整備事業とか、その他大きな整備事業につきましては、全国町村会賠償補償制度という保険のほうに加入をさせていただいております。この補償制度の中で、市町村が主催する行事、ボランティア活動などにつきましては、社会奉仕活動の一環として組み入れさせていただいておりますので、こちらのほうの補償の対象となります。社会奉仕活動を実施していただくためには、この補償制度を利用させていただき、市民の方がボランティア活動で何かあった場合については、こちらのほうの保険に対して適用させていただいて、きちんと対応させていただく準備のほうは整えさせていただいております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆2番(佐々木徹君) 皆さん、やっぱり何かあった時の保険ということで、自分もこのボランティア団体に所属していて、草刈り機の飛び石で車のガラスを割ってしまったという事案がありました。たまたまこれ、社協で進めていただいて、加入していたので、そのときにかかった費用というのは十二、三万円かかったんです。それは社協さんが進めていただいた保険で対応はできました。ですので、このように行政主導で行うボランティア活動に関しては、それはそれで保険が利くということで安心したんですけれども。 今、団体数、24団体の501名、まだまだ多分おられると思うんですよね。そういった方々が本当に善意でやっていただいているところで、もし例えば事故が発生したり、第三者に賠償するようなことが発生した場合に、できる限り、その発信の仕方、もう少しアピールしていただいて。 これからどんどん市民協働作業というのが活発になっていかざるを得ないし、していかなければいけないというそういう中でございますので、ぜひとも発信の仕方を社協と協力しながらやっていっていただきたいと思うんですが、その点、答弁、再々質問でよろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 再々答弁願います。 榊原部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(榊原徹君) ただいま佐々木議員にもご指摘いただいたように、やはり安心してボランティア活動ができる環境を整えるということは非常に重要なことだというふうに私も考えているところです。 また、ご紹介にもいただきましたように、非常に保険としては充実をしているというようなお話をご報告いただきました。ありがとうございます。こういったものをやはり皆さんに広げていくために、ご提言いただいたように、様々な形で今後勧誘へのご案内のほうを社協と協力しながら進めてまいりたいというように考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆2番(佐々木徹君) ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、3番目になります。 不審者の学校侵入対策強化について。 今年3月、埼玉県戸田市の中学校で起きた事件を受け、文科省は各教育委員会等に対し学校侵入防止対策の強化についての事務連絡を発出した。 そこで2点伺います。 ①各学校、園で環境は異なるが、防犯対策上必要とされる施設に不備、改善点はないか伺う。 ②子供たちの見守りには市、学校教職員、関係機関及び地域ぐるみでの連携や対応能力の強化が必要とされるが、現状を踏まえた今後の取組について伺います。 2点、お願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 石神教育部長。 ◎教育部長(石神弘幸君) それでは、1点目でございます。 各学校、園で環境は異なるが、防犯対策上必要とされる施設に不備、改善点はというご質問でございます。 ご答弁申し上げます。 市内全ての小・中学校において、登下校時における安全確保、不審者への対応など危機管理マニュアルを作成しまして、防犯対策について対応しているところでございます。そのような中、近年の社会情勢等を踏まえまして、学校施設での不備、改善点については、各学校と連携を密に、学校ごとの建物等の特性を考えながら、状況に合った対応を心がけているところでございます。 なお、平田議員にも答弁させていただきましたが、令和5年度教育行政要望書で潮来第一中学校と日の出中学校、こちらの2校から防犯カメラ設置の要望がございました。 また、本年度に要望を受け協議している案件等につきましても、早急に対応してまいります。 引き続き、定期的な安全点検を行いながら必要な対策を講じてまいります。 ○議長(箕輪昇君) 榊原市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(榊原徹君) 続いて、私からは、潮来市立あやめこども園での状況についてお答え申し上げます。 当園は警備会社による機械警備を実施しており、防犯カメラ2台による監視を行っております。また、門扉、鍵に不備な点はなく、園舎につきましては、不審者の侵入を防止するため、登園時や降園時に園児や保護者が利用する1か所を除き施錠をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 石神教育部長。 ◎教育部長(石神弘幸君) 2点目でございます。 子供たちの見守りにつきまして、現状を踏まえての今後の取組というご質問でございます。 ご答弁させていただきます。 現状につきましては、各学校で作成しております危機管理マニュアルにおきまして、事故、不審者、台風や大雨等に備えているところでございます。 具体的事例としまして、登下校時の安全を確保するため、集団での登下校を行ってございます。教職員やPTAの皆様にも立哨指導を実施していただくなど、多くの地域の方々にも子供たちを見守っていただいているところでございます。 令和5年度から、学校と地域が一体となって子供たちを育む地域と共にある学校づくり、こちらを進めるためにコミュニティスクール事業を実施してまいります。 まず、モデル校としまして、津知小学校に学校運営協議会、こちらの設置を予定してございます。この学校運営協議会におきまして、学校と地域が目標や課題を共有し、地域住民が学校の応援団として支えていただくことを念頭に協議を重ねてまいります。児童・生徒の安全は学校だけで守られるものではございませんので、積極的に保護者や地域に呼びかけまして、地域全体で子供たちを見守っていく機運醸成に努めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 榊原市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(榊原徹君) 続きまして、あやめこども園についてお答え申し上げます。 現在、園との連携や情報交換を図るため、園児の保護者や地域住民の代表の方々に園の評議員を委嘱しております。今後、7月上旬に評議員会を開催し、議題の一つとして、不審者対策についても協議をする予定でございます。 茨城県教育庁による緊急メール情報発信システムにより、緊急事案などに関する情報を必要に応じて保護者に提供し、注意喚起を行っております。 また、園内での緊急事態や危険の発生に備え、園児を交えた避難訓練や職員による不審者対策訓練などに取り組んでいるところでございます。 今後も常に保護者とのつながりを密にし、近接する潮来小学校や地域の方々、警察と連携しながら、児童の見守りと安全の確保を実施してまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆2番(佐々木徹君) 私が今回、この質問をした経緯でございますが、5月9日に日の出小学校と中学校の保護者宛てに1通のメールが届きました。 その内容なんですけれども、日の出小学校及び日の出中学校において、5月8日月曜日から5月9日火曜日にかけて、学校敷地内で鳥の死骸やその一部が複数発見されました。本件については、警察と学校で連携して対応しております。また、教職員が児童・生徒の登下校時の見守りを行います。つきましては、登下校や外出時に一人での行動はなるべく避ける等、注意をお願いします。 こういったメールが、私も中学校の保護者でございますので届きました。これを受けたときにまずピンときたのが、冒頭でも説明しました埼玉県戸田市の職員が侵入者に刺されてしまったと、重傷を負ったという事件がございました。その事件を追っていきますと、その前に埼玉市内で切断された猫の死骸が相次いで見つかった事件について、俺がやったと、こういう新聞の記事ですけれども載っていたんです。 これは多分ご存じだと思うんですけれども、それに時を置いて3月1日に起きた事件で、3月17日に文科省のほうから、不審者の侵入事案を受けた学校安全の確保に向けた対策についてという事務連絡、これが届いていると思います。3月17日に届いて4月28日までに回答を出していると思うんです。それは、先ほども危機管理マニュアルだったりそういった内容を踏まえて、各学校がどういう状況にあるかというのを報告しているというふうに思います。 この通知の中で、防犯カメラの設置とかそういった関連に関して、令和5年度から令和7年度までの間、国のほうも集中的な支援を、金銭的な支援を行うというふうに書いてあります。これは、補助率だったりいろいろ条件が大分よくなってきていると思うんです。こういうのは利用していただいて、見ていただければ分かるんですけれども。 このメールを受けたときにぞっとしました。 それで、教育行政要望書、先ほどもおっしゃいましたけれども、各学校…私は日の出小、日の出中はよく知っております。ほかの学校がどのような要望を出しているかというのは、ある程度は頭に入っておりましたけれども、改めて調べてみたら、不審者の侵入に対しての対策というのが結構あるんですよね。それは防犯カメラだったり正門の施錠ができないとか、閉まらないとか、そういった保護者が不審者に対しての対応というのをやっぱり敏感に感じ取っていると。 例に挙げて潮来小学校で言うと、多分ずっと継続的にはなってきていると思うんですけれども、令和3年度には正門の修繕、閉まらない、ロックがかからない。不審者の侵入を防ぐためにも早急に対応をお願いします。これ、2年前の要望です。 昨年ですけれども、同じように潮来小で要望として出ている。ほかにも不審者の侵入に対してという要望が何件かある。で、今回、日の出小学校、中学校でこのようなことが起きたわけですけれども、私は日の出小学校の門扉が閉まらないのは分かっています。重くて一人では動かないのも分かっています。鍵もかからない。そういったことがずっと放置されているわけですけれども、これ、要望でも上げています。実際に防犯カメラの要望とかいろいろありますけれども、まずこの1つ、潮来小学校の上がってきている要望に対しての回答をお願いできますでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 再質に答弁願います。 暫時休憩をします。時計を止めてください。                         (午前11時14分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 休憩前に引き続き再開いたします。                         (午前11時15分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 石神教育部長。 ◎教育部長(石神弘幸君) それでは、ご質問に答弁させていただきます。 まず、潮来小の門扉ということでございます。この辺は、潮来小からの要望ございます。こちらにつきましては、現在、危険性、優先等鑑みながら、実施についてということで協議は重ねてございますが、実施につきましてはまだ未実施でございます。今後、早急に予定、計画立ててまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員、質問を簡明にお願いします。 佐々木議員。 ◆2番(佐々木徹君) じゃ、続きまして、日の出小・中でこのような事案が起きました。 まず、日の出小の不備というのは施錠がかからないというのがあったと思うんですけれども、その辺の対策はどのように対応しているか。 それと、中学校は公民館側がフェンスが設置されておりません。そういった防犯対策、侵入対策についてどのように考えているか、再質問お願いします。 ○議長(箕輪昇君) これ、再々質問なんですけれども。 ◆2番(佐々木徹君) はい。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 石神部長。 ◎教育部長(石神弘幸君) それでは答弁させていただきます。 まず、日の出小の門扉の件でございますが、こちらにつきましては、私ども確認はさせていただきましたが、現状でとりあえず不備はないというような判断はさせていただいているところでございます。 また、日の出中学校でございます。こちらにつきましては、議員ご指摘のとおり、公民館側からは自由に出入りできる状況ではございます。しかしながら、公民館用防犯カメラ、こちらも3台設置してございます。こちらで事務室のほうでモニタリングできますので、常時こちらに関しましては、日中、夕方も職員在住していますので、こちらのほうの不審者対策ということで公民館職員にはお話は伝えているところでございます。くれぐれも、不審な動きがあったらその都度連携取るようにというようなお話はさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆2番(佐々木徹君) 日の出中学校の防犯カメラは1台壊れている、それで、新しく今年度設置していただけるということなので、こういう事案もありましたから速やかに対応のほうお願いしたいと思います。 それでは、②のほうの再質問をさせていただきたいと思います。 こういった事案を受けて、日の出小学校のPTAの役員の方々も会議を開いたところでございます。そういった中で、当然、防犯カメラの設置というのは、今回どこで起きたのかというのも分かっていると思うんですけれども、そういったところまでカメラが行き届くような形を取ってもらいたいというのが保護者の当然意見だと思います。 予算がなかなかないということで、難しいというような回答をいただいたんですけれども。実際、市民の方の目線でいったときに、例えば、予算の使い方というのが当然あるのは私も分かっているんですけれども、昨日答弁があった桜の木を60本植えて308万かけるんであれば、防犯カメラの1台ぐらい、子供たちの心を、安心安全を守るために使えないのかなと多分そう思いますよね。桜の木5本抜けばカメラ1台つけられるんじゃないかなとか。 そういう、これからもそうですけれども、子供たちに対しての子供を預ける親の立場というのもいろいろ理解していただきながら進めていただきたいと思います。その辺踏まえてPTAの中でも話し合ったことなのですが、答弁いただければ。お願いします。 ○議長(箕輪昇君) 再質に答弁願います。 横田教育長。 ◎教育長(横田直樹君) ただいまの佐々木議員の再質にお答え申し上げます。 議員からご指摘をいただくまでもなく、今回の日の出小学校、中学校での動物の死骸の投げ込みということは私ども教育委員会としても大変ショッキングな事故だというふうに捉えております。その経緯経過については調査等をしておるところでございますが、今、議員のほうからお申出ございましたご意見として承りましたが、各学校の門扉あるいは照明施設、防犯カメラ、この整備につきましては、これまで教育委員会としても各校長先生方と協議しながら必要性に応じて順次取付け等をしてまいりました。 ただ、今回のように、突発的にこういう事件が起こったことで、それについてすぐに対応ということはなかなかございませんが、しかし、これも早急に対応できるように、年次計画のほう、あるいは順位制を変えても実施していくということで推し進めてまいりたいと思いますので、ご理解のほうを賜りたいと思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆2番(佐々木徹君) ぜひとも、子供たちの安心安全のために早急に対応いただければと思います。 続きまして、大項目の4番に入ります。 県との連携について。市が事業を遂行する上で、県との連携は不可欠である。昨年末、松田新県議が誕生し、ますます潮来市の発展が期待されるが、連携に対する市の考えを伺う。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) 県との連携についてということでご質問いただきましたのでご答弁申し上げます。 佐々木議員がおっしゃいますように、地域の連携や問題解決において、県と市の連携は非常に重要と捉えております。これまでも、様々な分野において連携して取り組んできております。 特に、観光振興、シティプロモーションをはじめ、地域資源の活用や交通インフラ整備、そして災害時において、県と市は一体となって取り組んでまいりました。両者が互いに緊密に協力し合うことで、より効果的かつ効率的な政策や施策の実施が可能になるものと考えております。 県は効率的な視点から地域全体を把握し、市は市民に密着したニーズや情報を把握できるため、相互の強みを生かしながら地域課題を解決し、事業を実行できるものだと考えております。 今後も、今まで同様に茨城県と連携を強化させていただきながら、併せて地元選出の県議会議員との連携を図るなど、潮来市の発展に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆2番(佐々木徹君) 県との連携といえば、県の職員だった庄司副市長だと思います。庄司副市長は、県の職員で重要なポストに就かれて、そしてこの潮来市にヘッドハンティングというんですか、そういう形で来ていただいたというふうに認識しております。 当然、県の職員時代では県議の立場、そして発言、意見、これは重さというんですか、それを十分理解して対応していただいていたのかと思います。ですから、副市長も最大のこのセールスポイントを生かして、県議と県と連携して、この潮来市をよくしていってもらいたいと思います。 今、観光振興に力を入れる、県と連携していくということで、この間、あやめ園の表敬訪問が2件、首相官邸と県庁のほうで行かれたと思うんですけれども、5月29日と6月1日。当然、国のほうは額賀福志郎代議士がおられますので、先生の指導で予定を組んでいただいて、当然、松田県議もお声がかかって行かれたと思います。その後、6月1日の県庁の表敬訪問、これなんですけれども、当然、地元の県議でありまして、お膝元の県庁に表敬訪問されるということで、その連絡が県議に、事務所にあったのが前日の夕方。で、その内容が、同行いただけますかではなくて、行きますからという報告だったんですね。 市の職員の方から連絡があったんですけれども、すごい嫌な役を市の職員の方もしたと思います。前々日の5月29日の首相の表敬訪問の際は、松田県議も潮来市から一緒に行かれたわけです。そのタイミングというのがありながら、県に表敬訪問するということをその場で話は出なかったんですよね、恐らく。県議も、事前に話があれば、潮来市のためにと主要な部署、当然、県議をやられていれば主要な部署はアポイントを取って、そこを観光のためとか潮来市のために案内をしていくとかそういうことをサポートできる、そういう時間があればなというふうにはおっしゃっておったんですけれども、前日で県議も予定があるということで、なかなか同行することはできなかった。事前に行きますよという、市のほうで伺いますからよろしくお願いしますというふうにはお伝えいただいたということで、私どもとしてもほっとしているところでございます。 再質問になるんですけれども、こういった対応で潮来市のためになるのか、副市長、すみません、答弁お願いします。 ○議長(箕輪昇君) よろしいですか。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) 今回、県へのPRのときに、松田県議のほうにご報告するのが遅くなったということで、今回ご質問いただいた次第でございます。 報告が遅れましたことは申し訳なく思っております。ただ、今回の県庁PR、こちらにつきましては、知事の日程調整のほうを先に進めまして、県議会開会前という、大変、県の方もそして県議もお忙しい時期になってしまったということもございます。 また、今回の県庁PR、私、元県職員でございますけれども、県庁PRのほうは忙しい時期に伺うということで、私自身も同行しておりません。 ほかの官邸のときのPRのときには、確かほかの団体の方にもご同行いただいてということで、余裕を持って調整させていただきました。そちらのほうには、松田県議のほうにもお忙しい中ご参加いただいたかと思います。ただ、県庁PR、何度も申し上げますけれども、県議会開会前の忙しい時期で県議も大変お忙しい時期ということもございましたので、今回はご同行という形ではなくてご報告という形で代えさせていただいた次第でございます。 県へのPRにつきましては、何度も申し上げますが、小規模で実施させていただいたということがございます。ほかの団体の方もご同行いただいていない状況でございましたので、ご理解をいただければ幸いでございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆2番(佐々木徹君) 松田新県議も12月11の選挙で民意を頂戴して当選されて、7,465票ですか、そういった潮来市民の民意を受けている、そして潮来市と連携してやっていくことを市民は期待しているんですよね。それは、いろんな、あるかもしれませんが、市民はそれを期待しています。そこは重々考えていただいて、今後の対応をしていただきたいというふうに思います。 じゃ、再々質問のほうです。 県との連携ということで、県議当選されて間もなく、市、庁舎、各機関、そちらに挨拶に回っていただきました。あと、行方市のほうも当然、1人区ですから市庁舎、そして各関係部署に挨拶をしたわけでございます。 松田県議のほうも事務所を構えて4か月がたとうとしております。当然、県の出先機関、県の職員、そして各種団体、挨拶に行ったり、挨拶に来ていただいたりというそういう中で、今、活動しているところだと思います。 ○議長(箕輪昇君) 佐々木議員、議題の範囲を超えない範囲で、県との連携の範囲で再々質問をお願いします。 ◆2番(佐々木徹君) 県との連携ということで、行方市も松田県議のところに挨拶に来ています。来ていないのは潮来市、これ、来れないというのは職員の方も非常に動きにくい、私はそう思います。 これ、再々質問ですけれども、県との連携を踏まえて、県議に挨拶に事務所に伺うという気はあるかお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) ちょっと、これに対する答弁はちょっとできないと思いますが。質問の内容を変えてください。 佐々木議員。 ◆2番(佐々木徹君) 連携ということになりますけれども、市民が望む、その連携の在り方というのは考えていただけますでしょうか。答弁いただけますでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) ただいまご質問いただきました件につきまして、ご答弁申し上げます。 当然、先ほど来答弁させていただいていますとおり、県との連携というのは今まで以上に進めてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆2番(佐々木徹君) 以上、2番、佐々木徹、質問を終わりにします。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、2番、佐々木徹議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は11時40分を予定しておりますが、なお、全員がそろいましたら再開をしたいと思います。                         (午前11時34分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、そろいましたので再開をいたします。 石田議員から早退の届出がありましたので、ご報告いたします。 それでは始めます。                         (午前11時39分)----------------------------------- △飯田幸弘君 ○議長(箕輪昇君) 8番、飯田幸弘議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 飯田議員。     (8番 飯田幸弘君 登壇) ◆8番(飯田幸弘君) 8番、飯田幸弘でございます。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきたいと存じます。 大項目1点目、市の交通安全対策について。 これまでの議会において、各議員の一般質問により、通学路の安全対策並びに信号、横断歩道等設置されてまいりました。その内容を踏まえまして、潮来市の総合的な交通安全対策について5点お伺いをさせていただきます。 1点目、潮来市の令和5年度からの交通安全対策ソフト事業については、感染症対策の緩和を考慮された見直しをされるなど、新たな事業をしていくのかを含め、事業概要を伺います。 2点目、当市の主な交通安全運動等に関わる団体名、活動状況及び団体継続の課題がありましたらお伺いをいたします。 3点目、高齢者・通学路対策が継続課題とされております。高齢者の免許返納も茨城県においても掲げている状況です。当市の今後の取組について伺います。 4点目、国・県の交通安全計画と当市の交通安全対策の関連性はどのように調整されるのか伺います。 5点目、市の交通安全事業において、どの部署がどのような経過において決定しているのか、改めてお伺いをいたします。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) 5点、ご質問いただきました。順次ご答弁させていただきたいと思います。 まず、令和5年度から交通安全対策ソフト事業の事業概要を伺うというご質問につきましてご答弁申し上げます。 コロナ禍の影響により、令和2年度から令和4年度にかけて、春、秋の全国交通安全運動、夏、年末の交通事故防止県民運動に伴う街頭キャンペーンの中止、または規模を縮小し実施しておりましたが、新型コロナウイルス感染症が5類に移行されたことに伴い、令和5年度はコロナ禍以前と同様の規模に戻し、行方警察署交通課、行方地区安全協会潮来支部、潮来市交通安全母の会連合会を主体に街頭キャンペーン、交通教室、街頭立哨等を開催してまいります。 続きまして2点目、団体名、活動状況及び団体継続の課題があれば伺うというご質問にご答弁申し上げます。 潮来市において交通安全運動を実施している主な団体として、行方地区交通安全協会潮来支部、潮来市交通安全母の会連合会がございます。 構成メンバーとして、各地区から推薦された方々で組織されており、年間を通して交通安全運動を実施しております。 主な活動内容といたしましては、新学期に各小学校付近で実施する街頭立哨や市内小・中学校、保育園等で交通教室の実施、春と秋の全国交通安全運動に伴う街頭キャンペーンの実施、あやめまつりやトライアスロン大会、市内各地区例祭開催等の交通整理協力などの活動も実施しております。 団体継続に関する課題でございますが、団体の資質向上のための支援や団体相互間の連絡協力体制の促進、団体が主体となった交通安全教室普及活動の促進を図り、次世代へとつないでいく幅広い年代の参画を目指していく必要があると考えます。 続きまして3点目、高齢者の免許返納等、今後の取組を伺うというご質問についてご答弁申し上げます。 高齢者や子供の交通事故防止の取組といたしましては、警察署と交通安全母の会、交通安全協会が連携し、交通安全教室や街頭立哨指導を行っております。 学校では、学期始め、学期末など、長期休業が始まる前に、交通安全等について継続的に指導を行ってまいります。 また、通学路の安全対策につきましては、各小・中学校と連携し、危険箇所の確認を行い、それらを基に警察署、道路管理者などで構成する通学路安全推進会議において重点課題を設定し、その後、関係機関による合同点検等を実施し、対策を講じているところでございます。 今後も引き続き、道路管理者等関係機関と連携を図りながら、安全な通学路になるよう努めてまいります。 高齢者の運転免許返納につきましては、交通事故防止対策といたしまして、自動車の運転に不安を感じた高齢者が運転免許を返納しやすいように、自主返納された75歳以上の方を対象に2万円の路線バス券を公布しております。今後は、市民の皆様にさらに利用していただけるよう周知してまいりたいと思います。 続きまして4点目、国・県の交通安全計画と当市の交通安全対策の関連性はどのように調整されているか伺うというご質問にご答弁申し上げます。 主な活動としまして、茨城県が策定した第11次茨城県交通安全計画にあります交通安全教育等の推進に基づき、行方地区交通安全協会潮来支部、潮来市交通安全母の会連合会、行方警察署が連携して、小・中学生、高齢者等を対象とした交通教室を開催しております。 また、交通安全に関する普及啓発活動の推進に基づき、年4回の交通安全運動期間において、街頭キャンペーンや街頭立哨を行うなど、組織的、継続的に展開しております。 続きまして5点目、市の交通安全事業において、どの部署がどのような経過において決定をしているのか、改めて伺うというご質問に答弁申し上げます。 交通安全事業については、総務課市民安心安全室で行っております。交通安全を確保するために、行方警察署交通課と現地確認、点検を行い、危険箇所へのカーブミラーの取付けなどを行い、市民の要望に対応しております。 また、道路改良などの要望については、市道が都市建設課、県道は潮来土木事務所、国道は国道事務所、通学路であれば、学校教育課を交えて現地確認、点検をその都度行っております。 このように、警察と関係機関と連携し、市民が安全に生活できる道路などの安全確保を図っております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯田議員。 ◆8番(飯田幸弘君) 2について再質問させていただきます。 長きにわたりボランティアをされている方々に、当市の交通安全を支えていただいていることに感謝をまずもって申し上げる次第でございます。 やはり、継続していくことが重要なことでございます。 当市でも、活動内容により広報していくことや警察署、その他団体等連携強化も必要と考えるが、活動支援について改めてお伺いをいたします。よろしくお願いします。
    ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 高品総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(高品喜昭君) 飯田議員のご質問に対してご答弁申し上げます。 交通安全運動に係る団体の活動支援でございますが、市民安心安全室が両団体の事務局として警察署等との連携調整や団体運営のサポートを行っております。 また、行方地区交通安全協会潮来支部、潮来市交通安全母の会連合会につきましては、補助金を交付して交通安全対策事業の活動支援を行っております。 今後も行方警察署交通課、行方地区交通安全協会、行方地区交通安全母の会連合会とそれぞれ連携して、交通安全活動を実施してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯田議員。 ◆8番(飯田幸弘君) 全体を含む再質問をさせていただきたいと存じます。 国・県では第11次交通安全計画を策定しております。当市における交通安全対策もしっかり取り組んでいる状況を答弁いただきました。しかし、各事業が各部署で連携して市全体の相互調整が分かりにくいと感じております。教育部門の潮来市通学路交通安全プログラムや建設部門の施設整備、そして総合部門の交通安全運動、福祉部門の高齢者免許返納等を総合的に分かりやすく見える化を図っていただきたい。 国・県に基づく計画が必要か、今ある事業計画を総合調整していくのか、市の交通安全計画を策定していくのかは市の考えによるものではございますが、総合的な交通安全対策をまとめたものを今後作成し、広報してほしいと考えますが、どうかお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 高品課長補佐。 ◎総務課長補佐(高品喜昭君) 飯田議員のご質問にご答弁申し上げます。 潮来市の交通安全関係の事業は、各課いろいろな課で行っております。どのようにしたら市民の皆様に分かりやすく案内できるかを今後研究してまいりたいと思います。 また、潮来市では交通安全計画を策定しておりませんが、茨城県が策定した茨城県交通安全計画に基づき、市の交通安全事業を推進してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯田議員。 ◆8番(飯田幸弘君) 大項目2のほうに移らせていただきます。 学校校務支援システム整備について。 統合型校務支援システムとは、教務系(成績処理、出欠管理、時数管理等)、保健系(健康診断票、保健室来室管理等)、学籍系(指導要録等)、学校事務系などを統合した機能を有しているシステムであり、システムを導入するメリットは、情報システムの利用により校務における業務負担を軽減することができることに加え、情報の一元管理及び共有ができる点にあります。 学校校務支援システムは、広く学校運営を支える情報基盤であると言えます。令和2年度にも導入の予定等を質問させていただきました。令和5年度は、鹿嶋市と潮来市、教育委員会による共同整備が事業化されておりますので、改めて課題と効果等について6点お伺いさせていただきます。 1点目、鹿嶋市と共同整備について、システム内容の調整方法、契約整備完了時期について伺います。 2点目、鹿嶋市と共同整備による見込まれる効果について伺います。 3点目、導入について、国が課題とした事務体制の整備について、両市の教育委員会はどのように調整されているのかお伺いいたします。 4点目、現場のシステムに対する必要性の理解も課題であったが、どのように調整されるのかお伺いいたします。 5点目、システム導入について、業務削減、児童・生徒に関する効果、教職員に関する効果等が挙げられていますが、今回整備するシステムについて期待している概要、または特色のある内容等が決定しているものがあればお伺いいたします。 6点目、統合型校務支援システムと市内で整備されているタブレット端末等そのほかの機器との連携などはあるのかお伺いいたします。 よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 石神教育部長。 ◎教育部長(石神弘幸君) それでは、1点目でございます。 鹿嶋市と共同整備について、システム内容の調達方法、契約整備時期についてご答弁させていただきます。 校務支援システムにつきましては、主に教職員が利用することから市単営ではなく広域で同様のシステムを利用することが好ましいと考えてございます。そのことから、鹿嶋市、潮来市での共同調達に至ってございます。 システム価格や導入実績だけでなく、その操作性や専門性、企画力等を勘案しまして、総合的な見地から判断して、最適なシステム事業者を選定するため、令和5年2月3日に鹿嶋市で共同プロポーザルを行いまして、システム事業者の選定を行いました。 その後、令和5年3月20日、両市におきまして、選定事業者と長期継続による5年間のリース契約を行ってございます。 整備時期につきましては、令和5年8月からの稼働を予定しております。 続きまして、2点目でございます。 鹿嶋市と共同整備により見込まれる効果についてというご質問でございます。 答弁させていただきます。 システムの導入による事務の効率化を図ることによりまして、教職員が児童・生徒と向き合う時間の拡充及び教育の質の向上、こちらを図ることを主な目的としております。 見込まれる効果につきましては、2市での共同整備によるスケールメリットによりまして、整備費用も5年ベースでございますが、約1,700万円低減できることや、定期人事異動、これに伴います教職員が利用するシステムでございますので、同様のシステムを利用することによりまして校務の効率化が図られ、教職員の負担が軽減されることが見込まれております。 続きまして、3点目でございます。 導入について国が課題とした事務体制の整備について、両市の教育委員会はどのように整備をしているのかというようなご質問でございます。 ご答弁申し上げます。 文部科学省の統合型校務支援システムの導入のための手引きに、事務体制整備の課題につきまして、必要性の理解、予算、事務体制の充実、こちらが示されてございます。 必要性の理解につきましては、近隣市の導入状況も含めまして、両市で必要性を共有させていただきました。さらに、予算、事務体制の充実につきましても、鹿嶋市と共同調達することによるスケールメリットを確認しまして、共同プロポーザルの実施に至ってございます。 両市とも、財務規則及びプロポーザルのガイドライン等に基づきまして、各市において随意契約方法によりまして契約を締結しております。8月からの稼働を目指しています。現在、事業整備を進めているところでございます。 続きまして、4点目でございます。 現場のシステムに対する必要性の理解も課題であると、どのように調整されたのかというようなご質問でございます。 ご答弁させていただきます。 必要性の理解につきましては、教育現場で実際にご利用いただく教員の皆様に導入効果の正しい理解を得ることが重要であると認識してございます。 効果として2つほど考えられます。1つ目としまして、業務時間の削減等数値化できる効果となります。2つ目としましては、教育の質の向上でございます。こちらにつきましては、数値化できない効果とはなってございます。 近隣市の導入状況や推進事例等からも、業務時間削減や教育の質の向上にシステム導入が効果的であると教員も認識しているところでございます。 さらに、校長会からも導入に当たりまして、導入を望む要望をいただいている件がございます。その点からも理解は進んでいると思われます。 今後、研修や丁寧なサポートを行いながら導入を進めてまいりたいと考えてございます。 続きまして、5点目でございます。 システム導入について期待している概要、また特色ある内容とのご質問でございます。 答弁させていただきます。 今回導入するものは、C4th(シーフォース)というようなシステムとなります。 導入実績としまして、茨城県44自治体中29自治体が導入してございます。導入の学校数につきましては、671校中566校でございます。鹿行管内では、神栖市、行方市、鹿嶋市、こちらが同システムを利用しております。 県内で多くの学校で採用されているシステムのため、教員が人事異動した場合に同様のシステムをすぐに利用することが可能となることが期待されております。 また、特色につきましては、これまでシステム化されていなかった校務事務がシステム化されることによりまして、校務の効率化、また、情報の一元管理、そしてセキュリティの向上が図られるものと考えております。 続きまして、6点目でございます。 統合型校務支援システムと市内で整備されているタブレット端末とその他の機器との連携などはどうなのかというようなご質問でございます。 答弁申し上げます。 校務支援システムにつきましては、主に教員が利用するシステムでございますので、用途が違ってございます。GIGAスクール構想で整備した学習端末とは基本的に連携はしませんが、教員用のタブレット端末との連携機能としましては、教室における出欠管理機能がございます。朝の出欠管理の際に、教室からタブレット端末でリアルタイムで出欠管理の情報の更新が可能となることから、移し替えや月ごとの集計、こちらの出欠管理業務の負担軽減につながっていくと思われます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりましたが、ここで暫時休憩したいと思います。 再開は午後1時30分にしたいと思います。                          (午後0時02分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、1時半になりましたので、休憩前に引き続き再開をいたします。 小峰議員から早退の届出がありましたので、ご報告いたします。 また、石田議員が戻りました。 それでは始めさせていただきます。                          (午後1時30分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 先ほどの答弁が終わりましたので、飯田議員、再質から入ってください。 飯田議員。 ◆8番(飯田幸弘君) 3、4、5まとめて再質をさせていただきます。 国が事前に示した課題整備について、確認をさせていただきました。やはり、システムを有効に活用するには、人がいかに使うかを整備していかなければならないと思っております。システム使用のフォロー体制について、委託なのか人的配置をされるのかお伺いさせていただきます。 ○議長(箕輪昇君) 再質に答弁願います。 泉学校教育課長補佐。 ◎学校教育課長補佐(泉昭彦君) それでは、ただいまの再質問に答弁をさせていただきたいと思います。 今回の調達につきましては、長期継続契約による5年間のリース契約ということになっております。その契約の調達使用の中で、システムの運用支援に係る研修会の開催やヘルプデスクの設置、それからICTの支援についても含まれております。新しいシステムではありますが、フォロー体制は十分整えられているものというふうに考えております。 また、セキュリティにも適切に対応した整備を図るとともに、安定的な運用保守も行ってまいりたいというように考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯田議員。 ◆8番(飯田幸弘君) 全体を含む再質問をさせていただきたいと存じます。 教育現場においてもいわゆるデジタル化の進みで事務の向上、教育の質の向上がされるものと捉えております。今回の事業に対する効果、今後の期待する内容等について、教育長のご意見をお伺いしたいと存じます。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。 横田教育長。 ◎教育長(横田直樹君) それでは、今の飯田議員のご質問にお答えをさせていただきます。 校務支援システム整備事業の効果、それから今後期待される内容等につきましてですが、校務支援システム整備事業によりまして情報の一元管理などが学校校務を効率化することにより、授業改善に取り組む時間やまた児童・生徒と向き合う時間の確保が先生方の中に生まれてくるという効果があると思います。また、先生方の自己研さんとして教員一人一人が持っている力をさらに高め、教育の質を向上させてつなげていくことを効果として見込んでいるところでございます。 また、今後も推進してまいります教育DX、デジタルトランスフォーメーションや教職員の働き方改革などについても効果があるものと期待をしているところでございます。 引き続き導入効果等を十分に検証しながら、業務の改善や教育活動の高度化、また学校現場における業務の適正化に向けまして、教育委員会と学校が一体となって取組を推進し、実効性を高めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯田議員。 ◆8番(飯田幸弘君) ありがとうございました。 大項目3に移らせていただきます。 流域治水対策について。 国土交通省は、流域治水の基本的な考え方、気候変動を踏まえ、あらゆる関係者が協働して流域全体で行う総合かつ多層的な水災害対策、従来の総合治水と流域治水について示しています。今後、気候変動による降雨量の増加に対応するため、都市部のみならず全国の河川に対象を拡大し、河川改修等の加速化に加え、流域のあらゆる既存施設を活用したり、リスクの低いエリアへの誘導、住まい方の工夫を含め、流域のあらゆる関係者との協働により、流域全体で総合かつ多層的な対策を実施、流域治水するとされております。 梅雨期に入る時期でありますので、当市の治水対策について、8点お伺いをさせていただきます。 1点目、治水対策全般における事前周知の状況について伺います。 2点目、河川別関係機関との流域治水対策連携、調整事項を改めてお伺いをいたします。 3点目、市内河川における冠水、浸水、地域の周知の状況を平常時と災害時においてどう対応されているのか、伺います。 4点目、市内河川の水位の確認方法及びその際の注意すべき点があればお伺いをいたします。 5点目、浸水対策を含む災害時にも重要な活動をされている行方警察署、潮来消防署、潮来市消防団及びその他団体等の連絡及び対応調整について伺います。 6点目、災害時の停電対策については、これまでも大変苦慮されている報告を受けております。停電時の市の対応と市民がどのようにすれば停電に対する正確な情報が得られるのか、お伺いをいたします。 7点目、個別マイ・タイムラインについて取り組まれております。今後の取組状況をお伺いいたします。 8点目、緊急避難を要する場合の市の対応について、特に災害時に逃げ遅れのない対応についてお伺いいたします。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) 8点ご質問いただきましたので、順次答弁させていただきます。 まず1点目、治水対策全般における事前周知の状況について答弁いたします。 潮来市の治水対策の事前周知につきましては、令和4年度に区長回覧にて各世帯へ潮来市総合防災マップの配布をし、ホームページでは防災・緊急情報にデジタルハザードマップ、液状化ハザードマップを掲載して市民へ周知しております。 また、大雨災害発生などの危機が迫っているときは、防災無線、メルマガ、SNS等により配信を行っておりますので、市民の皆様には事前に登録をお願いしております。本年3月からは潮来市公式LINEでメルマガが受信できるようになりました。登録方法については、市の広報誌やホームページにおいて周知しているところです。また、令和4年10月、令和5年3月には全戸ポスティングにより広報いたこ情報版臨時号において、メルマガやSNS等の登録用QRコードを掲載し、登録の案内をさせていただいております。 続きまして、2点目、河川別の関係機関との治水対策連携、調整事項について答弁いたします。 常陸利根川、霞ヶ浦、鰐川及び北浦については、霞ヶ浦流域大規模氾濫に関する減災対策協議会が構成されており、霞ヶ浦河川事務所など関係機関と治水対策や災害時の連携を図っております。また、前川、夜越川、稲井川など1級河川については、霞ヶ浦河川事務所、茨城県河川課、潮来土木事務所と連携し、治水対策を行っております。 また、関係機関による訓練も実施しており、4月24日には災害発生時における国と県、市町村の迅速かつ円滑な情報伝達体制の確立を図るため、メールやファクスを使用して情報伝達訓練を実施しました。5月10日には自治体代表、潮来市長と河川管理者、霞ヶ浦河川事務所長との緊急時の被害情報連絡のツールとして、ホットライン、電話による情報共有訓練を実施いたしました。また、6月22日には消防庁が開催する災害対応力強化のための研修に原市長が参加する予定でございます。毎年6月上旬には、霞ヶ浦河川事務所、潮来土木事務所、潮来市消防団、市役所による洪水に対してのリスクが高い区間の河川共同点検を行っております。 続きまして、3点目、市内河川における冠水、浸水地域の周辺の状況を平常時と災害時においてどう対応されるかというご質問に答弁いたします。 市内河川における平常時の対応でございますが、近くの河川の水位、状況と今いる場所の水害のリスクを知っていることが大切です。河川管理者は、常時河川水位を常設ライブカメラにより観測、監視しており、ホームページで河川の状況を確認することができます。また、洪水ハザードマップで今いる場所や自宅が浸水想定区域なのか、避難所がどこなのかなど確認しておくことも重要でございますので、潮来市防災マップ、ホームページの活用を周知してまいります。 災害が発生したときには、災害の状況に応じて避難情報を発信するとともに、逃げ遅れがないよう関係機関と連携し対応してまいります。 続きまして、4点目でございます。市内河川水位の確認方法及びその際の注意すべき点があれば伺うというご質問に答弁いたします。 市内河川の水位ですが、国土交通省の川の防災情報で確認できます。氾濫の基準となる河川氾濫基準水位観測所については、霞ヶ浦、北浦については白浜観測所、出島観測所、利根川下流部については横利根観測所、前川については潮来大橋観測所となっております。河川の横断図で氾濫注意が黄色、避難判断が赤、氾濫危険が紫で示しております。気象庁のホームページ「キキクル」では、大雨による災害の危険度の高まりを5段階に色分けして地図上に表示してお知らせしております。 続きまして、5点目、浸水対策を含む災害対策時にも重要な活動をされている関係団体との連携、連絡及び対応調整について伺うというご質問に答弁いたします。 霞ヶ浦河川事務所、潮来土木事務所、行方警察署、潮来消防署、潮来市消防団、東京電力などについては、災害対策時には連絡が取れる体制を構築しております。本市に災害が発生、または発生のおそれがある場合は、関係団体に連絡するとともに、災害対策基本法により、潮来市地域防災計画の設置基準に基づき潮来市災害対策本部を設置し、災害発生後の速やかな初動対応や災害に伴い必要となる情報収集、伝達、応急対応を確実に実行してまいります。 続きまして、6点目、停電時の市の対応と市民がどのように対応すれば停電に対する正確な情報を得られるのかというご質問に答弁いたします。 災害時の停電対応については、市民から停電の情報があった場合には停電の状況を聞き取り、東京電力パワーグリットへ状況を報告します。また、市民への正確な停電の情報を把握するには、東京電力パワーグリットの停電情報公式サイトで確認できます。TEPCO速報アプリを利用すると、アプリで登録した地域で発生した停電情報をすぐに確認することができます。 続きまして、7点目でございます。個別マイ・タイムラインについて今後の取組状況を伺うというご質問に答弁いたします。 マイ・タイムラインの取組でございますが、茨城県と連携し、洪水浸水想定区域、土砂災害計画区域にお住まいの市民の皆さんを対象に、我が家のタイムラインを6月下旬に回覧で配布し、対象区域の各家庭で作成していただけるように取り組んでまいります。 また、6月25日日曜日ですが、区長会で開催する自主防災組織リーダー研修会の中でもマイ・タイムラインについて実際に作成していただく予定です。11月に予定しております防災訓練では、昨年度に引き続きましてマイ・タイムラインのブースを設け、作成のサポートをしてまいります。 今後も継続して災害時の逃げ遅れをなくすため、市民の皆さんへマイ・タイムラインの普及、啓発に努めてまいります。 最後でございます。8番目でございます。緊急避難を要する場合の市の対応について、特に災害時、逃げ遅れのない対応について伺うというご質問に答弁いたします。 災害時に逃げ遅れのない対応といたしましては、市民の皆様には平常時からハザードマップを確認していただき、自宅の災害リスクである危険箇所や避難経路などを確認し、平常時からマイ・タイムラインを作成など確認していただくことが大事でございます。また、市といたしましても、防災無線、メルマガ、SNS、エリアメールにより避難情報や避難所情報を配信し、逃げ遅れゼロを目指してまいります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯田議員。 ◆8番(飯田幸弘君) 3について再質問させていただきます。 災害に備えるため、総合防災マップ及びデジタルハザードマップの活用を事前に進めていただきたいと考えております。今後、活用に対する取組をお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問に答弁願います。 高品総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(高品喜昭君) 飯田議員のご質問にご答弁申し上げます。 広報誌やホームページを活用し、市民への周知に努めてまいります。また、防災訓練などでデジタルハザードマップの使い方についてワークショップの開催を検討してまいります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯田議員。 ◆8番(飯田幸弘君) 4について再質問させていただきます。 前川の排水対策は特に苦慮していると思うんですけれども、そのほか特に注意するべき河川の状況があればお伺いをさせていただきたいと存じます。 ○議長(箕輪昇君) 再質に答弁願います。 高品課長補佐。 ◎総務課長補佐(高品喜昭君) 飯田議員のご質問にご答弁申し上げます。 前川については、大雨が降ると市内の雨水が前川に流れ込み、水位が上昇し氾濫した経緯もございます。市ではかすみがうら事務所、潮来土木事務所と連携し、前川水門の開閉及び前川排水機場の運転など、前川の内水で被害が起こらないように対応してまいります。 また、稲井川と夜越川については、令和元年の台風21号の際には越水した箇所がございましたので、大雨の際には注意が必要です。現在、潮来土木事務所が設置した水位計と監視カメラをウェブ上で確認できるようになっております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯田議員。 ◆8番(飯田幸弘君) 4について再々質問させていただきます。 国土交通省の川の防災情報のホームページにて、国・県の水位計と監視カメラが見られるようになっております。今後、日本一の水路のまち基本計画を進める中でも浸水対策、不法投棄対策、さらに河川内の安全対策、観光情報も含め、道の駅付近など前川に監視カメラを設置してはどうかと考えますがどうか、お伺いをいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 高品課長補佐。 ◎総務課長補佐(高品喜昭君) 飯田議員の再々質問にご答弁申し上げます。 道の駅付近の前川への監視カメラ設置につきましては、関係機関等もございます。そういった中で今後研究、調査してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯田議員。 ◆8番(飯田幸弘君) 8について再質問させていただきます。 高台避難等、市内指定箇所は学校利用が多い状況であります。災害復旧に時間を要する場合など、通常の学校活動と避難者が共存している状況は、当市の過去の経験から大変なものと捉えております。そこで、潮来市の中でも高い地域にある県民の森等の災害時活用を検討されてはと考えますがどうか、お伺いをさせていただきます。 ○議長(箕輪昇君) ⑧の再質に答弁願います。 高品課長補佐。 ◎総務課長補佐(高品喜昭君) 飯田議員のご質問にご答弁申し上げます。 県民の森は高台にあり、敷地面積も広いことから、緊急時に避難場所として利用することが必要になってくると思います。今後、茨城県林政課と協議しながら、災害時の利用について研究してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯田議員。 ◆8番(飯田幸弘君) 以上、8番、飯田、質問を終了します。 ○議長(箕輪昇君) 以上で8番、飯田幸弘議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は2時ちょうど、2時ちょうどを予定しておりますが、全員がそろいましたら、再開をしたいと思います。 暫時休憩いたします。                          (午後1時51分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、そろいましたので、休憩前に引き続き再開をいたします。                          (午後1時56分)----------------------------------- △和田直子君 ○議長(箕輪昇君) 1番、和田直子議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 和田議員。     (1番 和田直子君 登壇) ◆1番(和田直子君) 1番、和田直子です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問を行います。 大項目1点目、防災無線の夕方のチャイムについて伺います。 この防災無線の夕方のチャイムについては、前回議会におきまして、その目的と鳴らす時間について伺ったところでございます。目的は、防災行政無線が稼働できる状態であることの確認と、時刻については、防犯上から子供たちの帰宅時間の目安となるよう夕方の時刻に放送しているということでございました。 学校の生活指導に合わせ、夏場の放送時刻について5時にしてはいかがかという質問については、関係者の皆さんから情報を集め、変更が必要かどうかを含めて研究していくという回答をいただきました。現在その検討の段階にあるところかと存じます。市民の立場といたしましては、市がどのように検討をし、またどのように必要性を判断するかというそのプロセスに関心があるところかと思います。 そこで伺います。防災行政無線の放送時刻につきましては、平成18年に放送時刻の変更がありました。冬場のチャイムの時間を5時から4時半に変更するということがございました。この際、時刻の変更が必要であると判断した経緯について伺います。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) ただいまの和田議員のご質問に答弁させていただきます。 夕方のチャイム放送時刻を変更した理由でございますが、学校PTAから要望を受け、小学生への犯罪対策の一環として平成17年12月18日より午後5時から30分繰り上げ、暗くなる前にチャイムが放送されるように午後4時30分に変更いたしました。当時、栃木県と広島県で女児誘拐事件が相次いで起こったことなどを受け、下校時の防犯パトロールを強化するなど防犯対策を強化した経過がございます。以後、それまで4月から9月は午後6時、10月から3月は午後5時に放送していたチャイムを現在の放送時間、11月から2月が午後4時半、3月、4月と9月、10月が午後5時、5月から8月が午後6時に変更いたしました。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 再質問いたします。 PTAからの要望があったということですけれども、市で行政防災無線の時刻を変更する際には、PTA等の団体からの要望をもって必要かどうかを検討するということでしょうか。それともほかにも要望というか、必要と判断する点があるのでしょうか、伺います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 高品総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(高品喜昭君) 和田議員のご質問にご答弁申し上げます。 今のところ、現状、学校などからの時間変更等についての要望というのはございません。そういったことで今市民生活において、何というんですか、日没、日没の時間にちょうど鳴っているのかなというところでございますので、一応今のところチャイムの変更を考えて、今まだ研究中でございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) ちょっと、質問の内容はPTAだけかという話なんですけれども、それに対する答弁をしてください。 ◎総務課長補佐(高品喜昭君) はい、申し訳ございません。PTAなどからの要望等があれば再度検討させていただきたいとは思います。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) よろしいですか。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) では、大項目1点目についての質問は以上です。 大項目2点目に移りたいと思います。 大項目2点目について、職員の残業及び休日出勤の実態について伺います。 私、市役所の近くに住んでいるのですけれども、夜、市役所の前を51号線を通過いたしますと、遅くまで電気がついている課があるようにお見受けいたします。また、現在あやめまつり期間中ということもございまして、土日のあやめ園に伺いますと多くの職員の方をお見がけいたします。 残業や休日の出勤など職員の労働条件の実態を伺いたく、今回の質問をするわけですけれども、この質問の意図は、まず1つに、潮来市役所の職員の方々は潮来市にとって非常に大切な人材でございます。その方々が、現在適切な条件下で健康的に働けているのかということが1点。もう1点は、2040年、今から20年たたないぐらい先ですけれども、2040年には人口減少に伴って労働人口が激減するという統計データがございます。事務系に限って言いますと、2040年には全国的に人材が逼迫するという予想が出ております。潮来市役所が健康的に気持ちよく力を発揮できる労働環境でないとなれば、人材確保はより難しくなるということは言うまでもございません。その点を踏まえまして、現在、潮来市役所の労働状況がどのような状況なのかということについて伺いたいと思います。 4点伺います。 1点目、職員の時間外労働の計測方法、記録方法について伺います。 2点目、職員の時間外労働時間、月平均どれぐらいでしょうか。また、一番多い職員の時間外労働時間は1か月何時間ぐらいかを伺います。 3点目、時間外労働には残業手当というものがつくと思いますけれども、残業手当の支給要件があるのかを伺います。 4点目でございます。残業は減らす方向にあるかと思いますけれども、具体的には残業を減らすためどのような方策を取っているのかを伺います。 以上、4点です。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) ただいまの和田議員の4点の質問について順次答弁させていただきます。 まず1点目、職員の時間外労働の計測方法や記録方法についてご答弁申し上げます。 潮来市職員の給与に関する規則第16条に、「時間外勤務手当、休日勤務手当及び夜間勤務手当は、時間外勤務、休日勤務及び夜間勤務命令簿又は庶務事務システムにより勤務を命ぜられた職員に対して、その実際に勤務した時間について支給する」と定められております。時間外勤務を行う職員は、庶務事務システムで事前に時間外申請をし、時間外勤務終了後、実績を入力いたします。翌月、総務課で職員の勤務状況を一括抽出し、勤務時間を計測して、総務課で記録として残しております。 続きまして、2点目でございます。職員の時間外労働時間は月平均何時間くらいか。また、一番多い職員の時間外労働時間は何時間かというご質問に答弁させていただきます。 現時点ですので、令和4年度についてお答えさせていただきます。職員数240名、時間外申請は月平均8時間51分、8時間51分となります。時間外労働時間が一番多かった職員は、年間795時間、795時間、月平均66時間15分、66時間15分となってございます。 続きまして、3点目、残業手当の支給要件についてご答弁申し上げます。 潮来市職員の給与に関する条例第14条で、時間外勤務を命ぜられた職員は、勤務した全時間に対し時間外勤務手当を支給すると規定しております。潮来市の勤務時間は、原則午前8時30分から午後5時15分までとしておりますので、上司の命を受けて勤務時間を超えて勤務した場合には、時間外勤務手当を支給いたします。 続きまして、4点目、残業を減らすための方策はあるか伺うというご質問にご答弁します。 働き方改革の一環として原則毎週水曜日と金曜日にノー残業デーを実施し、特に8月と11月を茨城県と同様に働き方改革推進月間として重点的に取り組んでおります。 また、業務量を維持しつつ残業を削減するためには、業務の効率化が欠かせません。仕事の進め方を再確認し、業務の無理、無駄、むらを見分け、DXの導入やアウトソーシングなど事務改善を進め、残業時間の削減につなげていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 2つ目の時間外労働時間について再質問いたします。 平均が月8時間ということで思ったよりも少ないといいますか、健康的に働いている方が多いのかなという印象で非常に安心いたしました。一方で、多い方は月平均で66時間ということでございましたけれども、これは特に何というんですか、期間によって多い月、少ない月があろうかと思うんですけれども、平均ではなくて最大、令和4年度、一番残業時間の多かった月というのは何時間だったんでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 再質に答弁願います。 宮内総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(宮内啓行君) ただいまの和田議員の再質問にご答弁させていただきます。 今回のその一番多い月と言われていますのは、月100時間を超えている月がありました。昨年につきましては、選挙が3回ほどありました形で、選挙の関係でそこの部分が多かった月が見受けられたと数字のほうは出ております。 以上となります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 再々質問いたします。 選挙の関係ということで、私もご迷惑をおかけした一因かと思いますので非常に反省いたしますが、月100時間を超えたという月があったということですけれども、それは1か月だけでしょうか。それとも何か月かあったのでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 宮内総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(宮内啓行君) 今のご質問にご答弁させていただきます。 1回だけというわけではなく2回ほど、その職員に対しては100を超えた月がありました。 以上となります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 3つ目の残業手当の支給要件について再質問いたします。 上司の命を受けての時間外労働については残業代が支払われる、当然だと思いますけれども、業務、特に窓口業務等では、事前に申請をする前に結果的に時間を超えてしまうというようなことが予想されるのではないかと思いますけれども、上司の命というのは必ずしも事前ではなく、後からこの時間は残業と認めてもよいというような措置も取られるのでしょうか、伺います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 宮内課長補佐。 ◎総務課長補佐(宮内啓行君) ただいまの和田議員の質問にご答弁させていただきます。 規則上であれば、先に上司の指示というのが出てくるんですけれども、中にはそれをその後にということもあり得ると思います。先ほどの庶務事務システムのお話に戻らせていただきますけれども、先に事前申請をした後、実績の入力という流れにはなるんですが、実績を入れてそこで計算ということも場合によってはあり得る形になっております。 以上となります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 4つ目、残業を減らすための方策についての再質問です。 水曜日、金曜日がノー残業デーというのは、私も会計年度職員として勤めさせていただいておりましたので存じ上げております。このノー残業デーというのは、注意喚起というような意味合いが強いかと思います。先ほど副市長のほうで、仕事の無駄、むら、そういったものをなくして、事業そのもの、仕事そのものの効率化を進めていきたいということで、意識以上にシステムの改善というものが必要だなと思うわけですけれども、残業を減らすための各課目標、このぐらいの時間、現在の残業時間に比べてこのぐらい削減しようというような目標を設けて、残業削減について取り組んでいるのかどうかを伺います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 宮内課長補佐。 ◎総務課長補佐(宮内啓行君) ただいまの和田議員の再質問にご答弁させていただきます。 課ごとの目標というところについては、すみません、そこについては把握まではちょっとできていない状態にはなるんですけれども、労働時間を減らすためというよりは労働時間を把握するためなんですが、そちらには時間外勤務の事前申請、先ほども申し上げた事前申請を徹底しまして、残業時間の可視化を図ることが必要と考えます。また、職員間で退庁時間を共有する、させることで業務時間の使い方を考える機会をつくりまして、タイムマネジメント能力の向上を図ることも必要と考えます。所属長に対しましては、特定の職員のみに時間外が、業務が集中しないような業務の平準化のほうを図る事務分担の見直しなどのほうを進めていただく形で、時間外の削減のほうに取り組む形で考えております。 以上となります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 続きまして、大項目3点目に移らせていただきます。 行政サービスを効率よく進めるために業務委託ということをされることがあると思います。それに関連しましてPFS、ペイフォーサクセスという業務委託方法について質問させていただきます。 現在、総務省のほうで令和2年度から推進している新たな官民連携の手法であります成果連動型民間委託契約方式でございます。潮来市では既に導入をされているのでしょうか、伺います。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。 小沼財政課長。 ◎財政課長(小沼豊君) それでは、成果連動型民間委託契約方式、PFS、こちらの導入事例についてご答弁させていただきます。 ご質問のありました成果連動型民間委託契約方式、こちらにつきましては、国や自治体が事業の成果目標を設定して民間事業へ委託し、その達成度に応じて報酬を支払うものと認識しております。 現在、本市で実施している契約内容につきましては、仕様書を作成し、積算により予定価格を設定して発注する仕様発注方式、それと目的に対する企画を提案してもらい内容を評価し、優れた提案を行ったものを選定するプロポーザル方式、こちらがございます。したがいまして、現在まで成果連動型民間委託契約方式、こちらについての契約事例はございません。 しかしながら、近年では発注方式について、こちらの公共工事になるんですが、品質確保の促進に関する法律、こちらにおいて多様な入札及び契約方法を選択するよううたわれております。このようなことから、成果連動型民間委託契約方式につきましては、ほかの自治体における過去の事例を参考するとともに、案件につきまして活用できるか、メリット、デメリットや課題などを研究していきたいと考えております。 以上になります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 再質問いたします。 特にこの成果連動型民間委託契約方式では、健康、医療、介護、ひきこもり支援などの分野において一定の成果があるようでございます。総務省でも具体的なノウハウを持っている企業のリストをシーズリストとして公開しております。昨今ですと健康診断の受診率を上げるというような取組を潮来市でもされているかと思いますが、そういった成果の見込める分野に関してぜひ導入を検討してはいかがかと思いますが、お考えを伺います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 小沼財政課長。 ◎財政課長(小沼豊君) それでは、和田議員の再質問に答弁させていただきます。 和田議員がおっしゃるように期待される主な分野といたしまして、医療、健康、また介護、そのほかに再犯防止や就労支援、こちらの分野などが主に期待される事業となっております。今後につきましては、潮来市でも関係する各課と連携しながら、事業の内容を詰めて、有効なものかどうか、メリットデメリット、先ほどもちょっと答弁させていただきましたが、その辺を研究してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 続いて、大項目4項目めに移ります。 今、6月ですので、新学期が始まって2か月がたちました。新しい生活にも慣れてくる一方で、逆に新しい環境にはなじめない、あるいは人間関係、学校のことでの悩みなど、そういったことも聞かれてくる頃かと思います。午前中、副市長の答弁にもございましたが、安心・安全の教育環境ということから考えましても、問題がすぐに解決に至らないまでも相談ができる、あるいは問題解決に向けて動きがあるということが、悩みを抱えている当事者にとっては非常に大切なことだと考えます。 そこで、市内小中学校での保護者及び児童生徒からの相談受付体制について伺いたいと思います。 3点伺います。 1点目、保護者あるいは児童・生徒の学校生活での悩みなど、どのように把握をされているのか、伺います。 2点目、市内各校にスクールカウンセラーの派遣があるかと思いますが、スクールカウンセリングの利用の状況について伺います。 3点目です。潮来市としてスクールソーシャルワーカーを導入されているのかどうか、伺います。 以上3点です。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。 石神教育部長。 ◎教育部長(石神弘幸君) それでは、まず1点目からご答弁申し上げます。 各学校では定期的にアンケートや個別面談を実施してございます。児童・生徒の悩み事などを個別面談等を通しまして把握している状況でございます。また、教職員が常日頃から児童・生徒の様子の変化を注視し、保護者や他の児童・生徒等からの情報も得ながら把握しております。その内容につきましては原則学校全体で共有しまして、その解決に努めているところでございます。また、保護者につきましても電話や面談等で悩み事を伺い、把握している状況でございます。さらに市としましては、教育支援センター、こちらのびのびルームと称しておりますが、こちらの相談員が週2回、各中学校に常駐し、こころの相談員としまして生徒や保護者等の相談、対応を行っているところでございます。 続きまして、2点目でございます。スクールカウンセリング利用の状況についてというようなご質問でございます。答弁させていただきます。 現在、市内全ての小・中学校にスクールカウンセラー、これを配置しております。スクールカウンセリング利用の状況につきましては、今年度はスタートしたばかりでございますので、昨年度、令和4年度のスクールカウンセラーの利用、相談状況についてお答え申し上げます。昨年度は延べ人数で児童・生徒が150人、保護者が35人、利用、相談いただいております。 続きまして、3点目でございます。スクールソーシャルワーカーを導入しているかというようなお問いでございます。答弁させていただきます。 現在、市内小・中学校では5校にスクールソーシャルワーカー、こちらを派遣しております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) それでは、1点目、保護者、児童・生徒の生活の悩み事などの把握についての再質問をさせていただきます。 アンケートや個別面談、あるいは教職員の方の目配り等で悩み事の把握をされているということでしたけれども、アンケートについて伺います。 私も今、小学校の保護者の1人でございますので、学校から紙ベースで学校評価アンケート等、アンケートを頂くことがございます。保護者に対して行うアンケートというのは、紙以外にも例えばインターネット、グーグルフォームなどを使ったアンケートを実施されているのでしょうか。それとも紙でのアンケートというものが中心なのでしょうか、伺います。 ○議長(箕輪昇君) 再質に答弁願います。 石神部長。 ◎教育部長(石神弘幸君) アンケートの内容、紙ベースというようなお話でございます。答弁させていただきます。 アンケートにつきましては、紙媒体、ウェブ媒体等々、様々なものを用意してございます。アンケートの内容によりまして、匿名の場合と記名の場合があると考えますが、特に児童・生徒が悩みや不安等を相談した場合には早期に対応することが必要となりますので、記名等有効であると考えてございますので、紙媒体より、この辺の仕様につきましてはウェブ媒体のほうがよろしいかなというような考えもございますので、そのアンケートの内容、個別の内容につきまして、アンケートの手法も紙媒体を使ったりウェブでの調査と、アンケート調査ということを考えてございます。この辺も各学校と連携しながら、仕様、紙媒体、ウェブ媒体、こちらのほうの相談にも乗っていきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 再々質問いたします。 紙によるアンケート、あるいはウェブ媒体を使ってのアンケート、様々というご回答でございました。 学校評価アンケートについてのみ、ほかのアンケートについてはちょっと私も存じ上げないんですけれども、紙で回答していますと、これをどなたかが集計をするために入力をして、集計をされているんだろうなと考えると、昨今、教育現場においての業務削減ということが叫ばれている中で、これがウェブで直接回答ができれば、集計等非常に速やかなのではないかというふうに感じます。 そこで、ウェブを使えない方というのもきっといらっしゃるので、100%ということは難しいのかもしれませんが、ウェブ媒体を使ってアンケート実施できるものについてはできる限りウェブを活用する、そのような方針にされてはいかがかと思いますが、お考えを伺います。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。 石神部長。 ◎教育部長(石神弘幸君) 私どももウェブ媒体、こちらのほうの有効性も十分認識しているところでございます。おっしゃるとおり集計の自動化によりまして、教職員の働き方改革等にもつながってまいると考えてございます。積極的に検討してまいります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 2点目、スクールカウンセリング利用の状況について再質問いたします。 延べ人数150人、保護者35名ということでございましたけれども、この実施、スクールカウンセリングの実施日というのは、いつでも希望すればスクールカウンセリングを受けられるような状況にあるのでしょうか、伺います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 石神部長。 ◎教育部長(石神弘幸君) スクールカウンセラーの配置でございます。配置はおおむね月2回程度配置されております。この辺につきましては、日程等、年間スケジュールでの対応でございますので、ある程度日程等は定まってはございますが、そのほかにものびのびルーム、指導員等ございますので、いらっしゃいますので、その辺は臨機応変にお問合せいただければ対応できる状況ではございますので、その辺ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。
    ◆1番(和田直子君) 再々質問いたします。 月2回程度ということで、印象といたしましては、各校月2回というのはあまり多くないなという印象でございます。今、石神部長のご答弁ですと対応は十分可能ということではございますが、この日数について、月2回から増やすというようなことはお考えでしょうか、ご答弁をいただきます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。     (発言する者あり) ○議長(箕輪昇君) 暫時休憩します。時計止めてください。                          (午後2時30分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後2時31分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 石神部長。 ◎教育部長(石神弘幸君) 現在、検討の協議の中で月2回ということで実施している状態でございますが、この辺ですか、各学校に配置されているスクールカウンセラーにつきましては、全ての今現在、相談、保護者、生徒からの相談受けておる状況でございます。また、先ほども申し上げましたのびのびルームの指導員の先生方、これのご協力もいただけるとは考えてございます。また、それでもなかなか状況が変わるようでしたら、いろいろ相談等できる、県のほうにも相談できる可能性あるとは考えてございますが、今のところその辺の配置につきましては各方面との調整が必要となってございますので、その辺綿密なちょっと相談させていただきながら検討させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 3点目、スクールソーシャルワーカーについての再質問をいたします。 現在5校に派遣をされているということでございますけれども、前回の議会で潮来市内においてもヤングケアラーという児童・生徒が一定数、全国平均や県平均に匹敵するような形でいるようだということが分かりました。この5校のスクールソーシャルワーカーが現在対応している件の中にも、そういったヤングケアラーのような問題を抱えている方がいらっしゃるのかどうか、伺います。 ○議長(箕輪昇君) 再質に答弁願います。 石神部長。 ◎教育部長(石神弘幸君) ヤングケアラーに起因する状況ということでございますが、こちらにつきましては、現在のところ関わっている事案につきまして、ヤングケアラーを起因とするものは現在のところございません。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 再々質問です。 スクールソーシャルワーカーが担当している件の中には、ヤングケアラーは該当していないということでしたけれども、アンケート以外、児童・生徒にアンケートを取った以外で、学校のほう、あるいはスクールカウンセリングを含めてヤングケアラーの存在というのは把握されているのでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。     (「暫時休憩」と呼ぶ者あり) ○議長(箕輪昇君) 暫時休憩をします。                          (午後2時34分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 休憩前に引き続き再開します。                          (午後2時34分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 石神部長。 ◎教育部長(石神弘幸君) ヤングケアラーにつきましては、アンケート、起因のものはございませんというような答弁させていただきました。ヤングケアラーの問題につきましては、児童・生徒がヤングケアラーの理解を深める授業や自分の心の危機に気づきまして、適切に助けを求められるようになるためのSOSの出し方に関する教育を実施したり、24時間子供のSOSダイヤルなどの相談窓口やこども食堂等の周知をしたりするとともに、福祉部局との連携を図りながら、今後把握に努めていきたいとは考えてございますが、今のところ把握はしてございません。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 和田議員。 ◆1番(和田直子君) 以上で1番、和田直子の質問を終わります。 ○議長(箕輪昇君) 以上で1番、和田直子議員の質問が終わりました。 本日予定しておりました一般通告質問は以上です。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(箕輪昇君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次回は、明日6月8日木曜日午前10時から本会議を開き、一般通告質問を行います。 本日はこれにて散会といたします。 大変ご苦労さまでした。                          (午後2時36分)...