潮来市議会 > 2022-09-07 >
09月07日-03号

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  1. 潮来市議会 2022-09-07
    09月07日-03号


    取得元: 潮来市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-26
    令和 4年  9月 定例会(第3回)     令和4年第3回潮来市議会定例会議事日程(第3号)                        令和4年9月7日(水)                        午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告書-----------------------------------出席議員(14名) 議長15番   箕輪 昇君   副議長 6番   小峰 進君    1番   佐々木 徹君      2番   志村 一君    3番   石田裕二君       4番   阿部慶介君    5番   兼平直紀君       8番   平田健三君    9番   飯島康弘君      10番   田崎 清君   11番   笠間丈夫君      12番   藤崎忠徳君   13番   薄井征記君      14番   今泉利拓君欠席議員(1名)    7番   飯田幸弘君-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長        原 浩道君   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   市長公室長兼総務部長                               額賀 浩君   建設部長      常井俊宏君   環境経済部長    榊原 徹君   教育部長      塙 誠一君   建設技監兼都市建設課長                               吉川秀樹君   環境経済部参事併任農業委員会事務局長             若槇和昭君   企画調整課長    草野吉広君   財政課長      小沼 豊君   秘書課長      浜野一也君   観光商工課長    河瀬由香君   農政課長      篠塚伸之君   生涯学習課長    吉川増夫君   学校教育課長    村田慎一郎君   かすみ保健福祉センター長      かすみ保健福祉副センター長             石神弘幸君             石川朋子君   企業誘致推進室長  酒井 進君-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    打越伸是君   局長補佐      山田晴美君   書記        小林 肇君   書記        大塚麻菜美君----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(箕輪昇君) 大変ご苦労さまです。 これから本日の会議を開きます。 昨日に続き、本日の会議におきましても、3密回避のため、途中で適宜休憩を挟み行いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ご報告いたします。7番、飯田幸弘議員から会議規則第2条により欠席の届出がありましたので、ご報告いたします。 ご報告いたします。本日説明のため出席した執行部の職員は、原市長以下、ただいま着席のとおりです。                         (午前10時00分)----------------------------------- △市政一般に関する通告質問 ○議長(箕輪昇君) これより議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問については、質問事項ごとに初めの質問は大項目を一括で質問し、一括で答弁願います。再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問については、議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに申し上げます。質問は簡単明瞭に、答弁は的を射てお願いします。また、質問は市民の立場に立ち的確に行い、議題の範囲を超えないこと。同一議題については3回までとするものです。ただし、答弁の内容によってはこれを超えて認める場合もあります。質問内容が重複する場合は、考慮の上、お願いしたいと思います。 傍聴されている皆様に申し上げます。潮来市議会傍聴規則を遵守の上、私語または談笑はしないようお願い申し上げます。----------------------------------- △兼平直紀君 ○議長(箕輪昇君) 5番、兼平直紀議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 兼平議員。     (5番 兼平直紀君 登壇) ◆5番(兼平直紀君) 5番、兼平直紀。ただいま議長より発言の許可を得ましたので、通告に従い、順次質問させていただきます。 大きな1番、茨城県サッカースタジアムについて。 令和4年6月定例議会で、茨城県立カシマサッカースタジアムについて質問いたしました。その後の経過について伺う。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目でございます。 これまでの経過について答弁をさせていただきます。 6月定例会において、原市長より答弁させていただきましたとおり、5月31日に鹿島アントラーズに対して、新スタジアムの候補地としての提案を提出をいたしました。なお、その具体的な提案書の内容やプロセスについては、当面非公開とすることとなってございます。 現在の状況といたしましては、6月定例会後、6月29日開催されたアントラーズホームタウン協議会の総会の中で、小泉社長より鹿島アントラーズ内部で様々な議論を行っており、現段階では決定できない状況である旨説明をいただいておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 今の動きで再質問させていただきます。 先日の新聞発表で鉾田市がスタジアム誘致を辞退したという報道がありました。潮来市以外またはホームタウン以外で立候補している市町村があるのか伺います。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 再質問にお答えをさせていただきます。 私も新聞等を見させていただきましたが、実際の他市町村の提案状況についてはお答えいたしかねます。ご理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 再々質問で、先日の会見で、原市長から40億という数字の発言がございました。提案の内容書に関わることではないのか。提案内容とかそれは非公開であったと答弁をいただきましたが、この点について市長はどのように考えているのか伺う。 ○議長(箕輪昇君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) お答え申し上げます。 この発言の内容でございますけれども、議員のご案内のとおり、私の発言が周辺市町村にかなりの影響を及ぼして事態を混乱させたと痛感しております。今後は公表できる範囲、また時期を調整の上、議会の皆様、市民の皆様にもお示ししてご意見をいただきながら、少しでも潮来市の将来にプラスになるように進めてまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 再々々でなくてその前にさせていただきたいんですが、その前に市長の発言というのは非常に重く、その発言によっていろいろなところでハレーションを起こす原因になっております。今後は、立場を重々理解していただき、発言には慎重に対応していただきたいと思います。 続いて、再々のほう続けて質問させていただきます。 この結果がどうあれ、潮来市というのは過去水運で栄え、それからいろいろな栄枯盛衰を繰り返してきて、橋幸夫さんだったり、美空ひばりさんだったり、そういう全国区の人が潮来市を盛り上げてくれたという事情がございます。今、現時点で考えると鹿島アントラーズというのはそれにも劣らない全国の名前あるいはサッカーなんでワールドワイドに展開できるようなネームバリューを持っている存在だと思います。これを今後利用していくというのは潮来市にとってプラスということになります。あと、鹿島アントラーズの関連施設を誘致するということは、企業誘致というところにおいても雇用創出や土地開発等に含めてでも規制緩和等に十分役立つコンテンツだと思います。 さらには東関道延伸が決まり、潮来市に何とか寄ってもらいたいという上でアントラーズ関係の誘致をするということは、関係人口を増加するという上でも非常に大切なことだと思います。 今後、この一つの結果あるいはそれが出たときに今後どういう、結果にどうあれ、潮来市としては今後もアントラーズホームタウンの一員として今後、大切に事業に対応していくべきだと思うんですが、その点については市長どう思いますか。
    ○議長(箕輪昇君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 再々質問にお答え申し上げます。 議員のおっしゃるとおり、コンテンツとしてはサッカーを通したまちづくりということで、ホームタウンでございますので、鹿島アントラーズさんに協力して一緒になってまちづくりを進めていくというのはこれは当たり前のことだろうと思いますし、潮来市のみならずこのホームタウン内鹿行5市がしっかりと手をつなぎ、あわせて、このアントラーズというネームバリューを最大限生かせるような広域観光ルートの制定だったりいろんなことができるようなそういう地域にしていければ一番いいのかなと考えておりますし、安易にいろんな市町村と競争するのではなくて、アントラーズにとって最大のメリットは何なんだということが一番重要でありますので、そういう点でアントラーズの意見を尊重してこの事業が進んでいけば一番いいのかなと考えております。 私からは以上です。 ○議長(箕輪昇君) 兼平議員、大項目2番に進んでください。 ◆5番(兼平直紀君) 答弁をいただきましたので、大きな2番のほうに進ませていただきたいと思います。 大きな2番、水郷潮来あやめまつりについて。 今回のあやめまつりは嫁入り舟が3年ぶりに運航されました。来場者、関係者ともに新型コロナウイルス感染症対策を行い、密にならないようにイベント内容の変更、中止など様々な課題を解決しながら開催に結びつけて関係者全ての方に敬意を表します。 潮来市にとって、あやめまつりは観光客を呼ぶ最大のコンテンツです。よりよいコンテンツにするため、今回のあやめまつりを振り返って今後の対応について伺う。 ①今回開催するに当たって、関係部署との協議を行ってきたと思います。開催前、開催中、開催後、課題や反省点等を協議できる体制は整っているか。 2番目、あやめ園整備について。通年事業を実施する上でまたは憩いの場としてまつり期間前後だけでなく、通年で整備を考えるべきではないか。 3番、前川に沈んでいる舟について、以前に対応したことはあるのか。今後の対応は。 ④今後あやめまつりを実施していくため、舟、潮来市に造れる方がいなくなったと聞いております。櫓等を計画的に製作していかなければならないと考えるが。 5番、嫁入り舟の回数を増やしたり、櫓舟遊覧を維持していくのに人材募集、育成について伺う。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、私からご答弁をさせていただきます。 まず1点目でございます。 関係部署との協議についてのご質問でございます。 今年度の第71回水郷潮来あやめまつり大会開催に当たっては、3月30日に開催されました第1回実行委員会におきまして、開催に向けた協議を行いました。また、イベント等の具体的な実施に向けて嫁入り舟と櫓舟遊覧の事業主体となりました株式会社いたこまちづくり観光事業部や美容室、タクシー事業者、潮来はやし保存会などとも協議を重ねながら準備を進めました。開催中におきましては、随時協議を重ねながらイベント実施を進めております。 大会終了後は、8月3日に第2回実行委員会を開催し、実績報告と来年に向けた中間総括を行っております。各実行委員の方々から、よかった点や具体的な見直しを求める点など、率直なご意見をいただくことができたところでございます。さらにこの第2回実行委員会での議論に基づきながら、各関連事業者等の協議の場を設け、振り返りとともに来年に向けての議論を始めているところでございます。 続きまして、2点目でございます。 あやめ園整備についてご答弁申し上げます。 あやめ園整備につきましては、会計年度任用職員シルバー人材センターへの作業委託によって、年間を通しました栽培管理、除草作業を行っているところでございます。また、議員ご指摘のとおり、あやめまつり期間前後において、あやめ園整備事業、1人1鉢運動と銘を打って、議員の皆様をはじめ市民の方々にご協力をいただきながら進めさせていただいているところでございます。 通年での整備につきましては、市民自らの手によるあやめ園の管理という市民協働をこれまで以上に進めてはどうかというような積極的なご提案として、どのように具体化が図れるのか検討を進めてまいりたいと考えておるところでございます。 続いて3点目でございます。 前川の沈船の対応でございます。 前川に沈んでいる沈船の対応につきましては、これまでも河川管理者である茨城県潮来土木事務所に対応を求め、処理をしていただいている経過がございます。今年度の大会に先立って確認された沈船も同様に潮来土木事務所河川整備課へ連絡をしております。 現在、潮来土木事務所で対応を進めていただいている旨を確認いたしております。引き続き情報共有などを含め、県と連携してまいりたいと考えております。 続きまして、4点目です。 あやめまつりの舟、櫓の計画的な製作というご質問にご答弁させていただきます。 議員のご指摘のとおり、嫁入り舟と櫓舟遊覧の継続に当たっては、市内に舟大工が見当たらない今、現在保有するサッパ舟や櫓を大切に維持管理することが重要になっているものと認識しているところです。あわせて、水郷固有の和舟であるサッパ舟の新造については引き続き追求してまいりたいと考えております。 5点目でございます。 嫁入り舟の回数、櫓舟遊覧の維持に関わる人材募集についてのご質問でございます。 嫁入り舟、櫓舟遊覧を維持、発展させていくためには、船頭をはじめとした人材の確保と育成は重要だと考えております。現在、櫓舟遊覧における人材育成については、株式会社いたこまちづくり観光事業部において櫓舟船頭育成塾を開催し、船頭の育成を行っているところです。今後も引き続き人材の募集と育成に向けて関係団体などと連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) こちらの質問させていただきましたのは、今回あやめまつりを復活して、やはりあやめまつりは潮来市にとって最大のコンテンツだと、これ以上観光客を呼ぶコンテンツは今のところないので、これをどうにかブラッシュアップして魅力あるほうにしていく必要があるなと。質問も過去何回か繰り返されたようなことも含まれるんですが、自発的にこういう問題が出ないようにグルグル回していくようなサイクルをつくる必要があるんではないかという意味で質問させていただきました。 ①については、今回コロナがあって復活させる。来年もきっとこういう会議が多くなると思います。これは大切なことなんで、今、対応していくということなんでぜひ続けていただきたい。1番についてはございません。 ②通年で整備を考えるべきではないか、こちらについては検討していくという答弁をいただいていますので、整備というところで違う再質問をさせていただきます。 今回、コースが変わったり、いろいろこうしたところがあるんで、変わったんですが、津軽河岸で花嫁さんが出るときにやっぱり、津軽河岸の対面にあるあやめ園の整備、あと夜、どうしてもあそこから出るとちょっと暗い。これは来年コース変わるかもしれませんが、その点についての整備についてはどのようにお考えですか。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。 河瀬観光商工課長。 ◎観光商工課長(河瀬由香君) 議員の質問にお答えします。 議員のご指摘のとおり、今回から潮来嫁入り舟のルートが変更になりまして、あやめ園と津軽河岸を結ぶ動線が初めて整いました。それによって、同時に課題となっている部分については、除草作業の必要性が出てきたり、足元であったり、明るさなど整備に必要性が出てきたのかなというふうに私どもも認識しております。こちら本当に見せる場所、そして見られる場所が広がったという点で今後本当に整備が必要になってきたと認識しておりますので、私たちのほうでも整備をしてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 対応していくということで、ここで再々質問として、このコース、あるいは嫁入り舟から見学して花嫁さんを津軽河岸から送ってそれから向こうに行くわけですが、どうしても移動するとき、あやめ橋の下をくぐったり、あやめ公園までに行く通路とか、そういうところがちょっと行きづらい。前をかがんで入ったりとか、そういうことに通路に関する整備についてはどのようにお考えですか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 河瀬課長。 ◎観光商工課長(河瀬由香君) あやめ橋周辺についてのご質問にお答えしたいと思いますけれども。 あやめ橋含め観光客の周辺を歩く環境整備につきましては、整備充実につきましては、「日本一の水路のまち基本計画」などにも掲げられているというようなところがありますので、それらと整合性を図りながら進めていくことができればなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) こちらはすぐにできるというような仕事ではないと思いますが、十分に計画して観光客の動線を確保していただきたいと思います。 次に3番に移ります。 舟が沈んでいる、これは観光客の方にも結構言われることで、今、対応していただけるということなんで、来年ないことを期待しております。やはり、今後ここにないことが一番いい状態なので、この状態は常に保っていただきたいと思います。 次に、4番に移らせていただきます。 計画、対応していかなければならないという答弁をいただいているんですが、これを進める上でぜひ現場、要するに舟をこいでいる人がいるわけですよね。そういうふうにやりやすい舟あるいは風情に合った舟、やはりその現場にいる人たちの意見を聞きながら進めていただきたいと思うんですが、その辺についてはどうでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) ただいま現場の声を反映させてというようなご質問であったかと思います。その点については現場の声を生かしながらそういったものを進められればというように思っております。水郷、風情に合った和船、さらにそちらの新造に向けては引き続きこちらのほう追求していくというような構えについてはしっかり取ってまいりたいというように思います。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 続きまして、⑤の再質問させていただきます。 あやめ関係については嫁入り舟という商標を潮来市取っていたり、あとはふるさとイベント大賞特別賞という、やはり市で受けている。それはやはりこの伝統を守っていくということの表れだと思います。これをやはり今、様々な努力をして人員確保、あるいは継承していくためにやってきていると思うんですが、一つこちらはどういう質問というか提案になるんですが、市役所の職員の方ですか、いわゆるダブルワークとはいかないんですが、地域貢献あるいは地域に貢献できる方がいれば有償でできる、あるいはそういう制度を、できるかできないかわかんないですが、率先してそういうことが市役所の職員がやってもいいんではないか。こういうのが進めば、昨日の質問で、部活指導員とかいろいろなところに地域限定貢献という意味でできるんじゃないかなと。それも一つの提案として考えるべきではないのかなというところがあるんで、これは副市長、答弁お願いできますか。 ○議長(箕輪昇君) 庄司副市長。 ◎副市長(庄司敦子君) ただいまの議員のご提案にお答えしたいと思います。 議員ご提案ございましたとおり、公務員の社会貢献活動ということについて、今、国のほうでも大変進める方向でございます。これは公務員自身が社会貢献するというものと、あと公務員自体の人材育成といった視点、そういったものがございます。ただ、この兼業とよく国の方では言っているんですけれども、兼業の場合には許可が必要なものと許可が必要でないものがございますが、許可が必要なものにつきましては、基準というものがございまして、ちなみに潮来市の規則でこの基準というのを定めてございます。具体的に申し上げますと、職務遂行に支障がないこと、それから職員の職、業務との間に利害関係がないことまたはそのおそれがないことというのがございます。こういった許可基準、既にございますけれども、実際これを運用して兼業に生かして行くとなりますと、より具体的なまた明確な基準というものが求められるのではないかということは課題となってございます。 ちなみに、本県ではございませんが他県で先進的な事例ということで既に実施しているところもございまして、そういったところで実施しているのがNPO法人であったり、農事組合法人であったりというところで兼業という形で仕事をすると。また、議員もご案内のとおり、その部活動の外部コーチといった部分で活躍している公務員もいると、そのような状況でございます。 ただ、いずれにいたしましても、こういった先進事例を潮来市のほうでも研究してはまいりたいとは思いますが、あやめまつり自体のまつりの方向性といったものも念頭に置いて検討していかなければならないのかなと思います。最初に市の方でご答弁申し上げましたとおり、株式会社いたこまちづくり観光事業部のほうで人材育成について取り組んでいるとそのような状況でございますので、そういったまちづくりのコンセプト、潮来市の場合には常日頃から市民協働のまちづくり、それから日本一の水路といったものにつきましても、市民とともにつくり上げる日本一の水路のまちということをコンセプトに置いておりますので、この辺との兼ね合いというものをよく調整をした上で、公務員の兼業といったものについても先進事例を踏まえながら研究してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 今、答弁いただきまして、いろいろ課題はあることだと思いますが、いろいろな意味で道が開ける懸案だと思いますので、検討のほうを続けていただければと思います。 続きまして、大きな3番のほうに移ります。 潮来市観光振興計画の見直しについて。 この計画は、令和2年度から令和6年までの5年間のものです。本年度でちょうど中間の時期に当たり、計画の中に今後の観光ニーズや社会情勢に大きな変化が生じた場合は必要に応じて見直しを行うこととするとあります。この計画がスタートしてすぐに新型コロナ感染症により大きく社会情勢が変化しました。今後は、アフターコロナ、ウィズコロナあるいは終息し戻るのか、今までどおりのスタンスの計画ではいかないかと思います。また、当市でも人工芝サッカー場ができたことからスポーツツーリズムの実現性が出てきました。そこで伺う。現状、今後の社会情勢、また当市の新しい要素を踏まえて検討する必要があるのではないか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、観光振興基本計画の見直しについて、現在の社会情勢、また新しい要素を踏まえて検討する必要があるのではというご質問にご答弁をいたします。 本計画の策定と時期を同じくして発生をした新型コロナウイルスの感染は、パンデミックと呼ばれる地球規模での広がりとなり市民生活はじめ行政、経済、福祉、教育などあらゆる分野に計り知れない影響を及ぼすなど、ご質問にあるように大きく社会情勢が変化をしています。したがいまして、今計画の在り方につきましては、計画の進捗管理を担う潮来市観光開発審議会での議論に付してまいりたいと考えているところでございます。審議会そのものが感染拡大によってその開催自体ができておりませんが、感染状況を見極めながら準備を進めてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 今、答弁いただきまして再質問させていただきます。 考える必要があるという準備はしていかなきゃならないという。全体を変えるというのは非常に難しいところなんですが、昨日来質問で、この人工サッカー場ができたことでスポーツツーリズムのことはチャンスになってくるかなというところがあるのを踏まえて、この観光振興計画あるいはスポーツツーリズムという言葉の中には、潮来市の場合はボートだったりサイクリングだったり、いわゆるスポーツツーリズムという言葉がございます。先日来、市長の答弁等いろいろ聞いていると、スポーツによる町おこしとか、いわゆるスポーツツーリズムがちょっとサッカー中心に話されている部分があります。このサッカー中心のスポーツツーリズムと考えていくと、アントラーズホームタウンゲームを、いわゆる自走式の団体が主導していくようなのかな。今度こちらの観光振興計画に載っているスポーツツーリズムというのは、行政主導あるいは行政が考えているというか、地元に根ざしたということなんでしょうか、そういうことをやっている。同じ言葉で書いてあります。これは両方潮来市にとってやっぱり大切にしていかなきゃならないことなんで、今後、ある意味民間が主導するあるいは行政が主導する、営利目的とあとは平等という考え方があって、これは今後ミックスさせていかなきゃならないことだと思うんですね。今、このスポーツツーリズムを今後観光振興計画に当然含めていかなきゃならないというときに、スポーツツーリズムという言葉、あるいはこれで町おこしする、あるいは観光客を呼ぶというのはもう今までの考え方ではなくて、上手に利用してあるいはプロの専門家というんですか、そういうのをやって本当に上手に形づくってやっていかなければならないと思うんですが、その点についてはどのようにお考えですかということなんですが。これは答弁はどちらに。 ○議長(箕輪昇君) 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それではスポーツツーリズムということで、また観光開発振興計画というようなこともございますので、私のほうからご答弁をさせていただきたいと存じます。 議員のほうのご指摘のとおり、現在、進めてございます潮来市の観光進行基本計画、この中でも多様なスポーツ観光の推進と銘打ってございます。また、さらに議員のご質問の中にもございましたように、アントラーズホームタウンDMOの存在もございます。こちら、アントラーズホームタウンDMOは鹿行地域にスポーツツーリズムを核とした観光のプラットフォームをつくって、交流人口の拡大あるいは地域経済の活性化を行うために設立をされた組織でございます。ご存じのように鹿行5市そして民間が加わったこの組織で地域の稼ぐ力を向上させようということで取り組んでいるところでございます。 先日の議会の中でもやり取りがございましたように、また議員のご質問にもありましたように、新たな人工芝のサッカー場、このこけら落としにもアントラーズホームタウンDMOが関わりながら、アントラーズネームバリューを生かした形でこけら落としもされ、またそれぞれ関係者が献身的なお力添えも加わりながら順調な滑り出しをしているというところでございます。 ただし、もう一方では、議員ご指摘のように様々なスポーツをやはり展開していくというのがスポーツツーリズムの進める部分だろうというふうに考えているところです。その点では今月開催を予定されております市町村レガッタ、これも潮来市の持つ伝統がここにつながっておりますし、これまでのボート競技を通じた各市町村との連携のたまものというようなこともいえるものだろうというように考えてございます。 またさらに、事前にご周知することができませんでしたけれども、在京の民放の放送局で人気番組が先般日曜日、潮来市で収録がされました。こちらの放映はやはり潮来がやはりトライアスロンというスポーツを通じてこの間取り組んできたこの到達点と深く結びついているものだろうというようにも考えているところです。 また、グラウンドゴルフの道の駅に隣接をしたグラウンドゴルフ場も先般公認コースということで公認がされました。これも市の高齢者団体にもお力添えをいただきながら公認化の結びになった次第でございます。 さらに、つくば霞ヶ浦りんりんロード、ナショナルサイクルルートとしてこれらに伴っての観光客、またアスリートの来訪というのも増えているところでございます。それらに関わってB.B.BASEというJRの車両が潮来市に初めて入った際には、まさに潮来市民の底力ということで水面からはボートの皆さん、そして土手の上からは観光ボランティアやそれぞれの団体の皆さん、そしてホームには市長を先頭に招き入れることができました。これもまさに潮来市の力が発揮されたところだというように思っています。 したがいまして、そういったものを目的として設立をされましたアントラーズホームタウンDMO、これらとの関係、連携とそしてそれらを生かした中でのスポーツツーリズムの推進、それをこれからもしっかりと進めてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 今、答弁いただきまして、非常に重要なコンテンツがあって、また新しいコンテンツが生まれて、こういう地域もないと思うんですね。だからこれはもうプラスに考えていただいて、今やっていること、これから進むこと、やはり上手にまとめて、潮来市ならではのスポーツツーリズムという体系をつくっていただければいいんではないかと思いますのでよろしくお願いいたします。 続きまして、4番のほうに移らせていただきます。 多数ある体育運動施設の管理のあり方について。 潮来市には、避難場所、防災拠点、文化活動等様々なイベントで利用されている施設が多数あります。潮来市公共施設等総合管理計画で管理されている施設もあります。今回の質問は管理計画とは別に、主に健康増進、部活動等で利用するための施設の管理維持、備品等について伺う。 ①使用する器具、備品や施設整備はどのように把握しているのか。 ②今後の施設利用頻度、使用者数、利用団体数を考慮し、安心・安全に最適な環境を整備する計画等が必要と考えるかどうか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 塙教育部長。 ◎教育部長(塙誠一君) それでは、備品、施設整備、どのように把握しているかのご質問に答弁させていただきます。 器具、備品、施設整備の把握でございますが、健康増進施設、社会体育施設におきましては、市民プールであれば指定管理者及び市担当職員による日常の点検で把握をしてございます。ほかの施設につきましては、担当職員が定期的な点検を行うなど対応をしております。部活動や学校開放事業で使用する体育館などの学校教育施設につきましては、主に学校側が随時点検を行い、報告をいただくとともに、あわせて、担当課の点検により把握をしてございます。 また、学校開放事業の利用者からご連絡をいただき、把握をする場合もございます。 続きまして、2点目です。 最適な環境を整備する計画等が必要と考えるがどうかにつきまして答弁をさせていただきます。 兼平議員のお見込みのとおり、安全・安心な利用環境を提供するため、施設利用頻度、使用者数、利用団体数なども考慮しながら、施設の維持管理及び備品等の計画的な整備を進めてまいりたいと考えてございます。計画策定も含めまして、最善な手法を研究してまいります。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 今、答弁いただきまして、学校施設あるいは健康増進で利用されているグループに分けて点検しているということで、それに対して備品を整えるあるいは施設の維持というか、きれいにしていただいてというような維持は、これは自主的にやる、あるいは要望があってすることが多いんでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 吉川生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(吉川増夫君) 要望があってから行うことが多いのでしょうかというような再質問に答弁させていただきます。 職員が実際に見て、だめなところを把握する、それから利用者からも教えていただくというようなこともありますので、どちらもその場合、その場合によってございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 1番の再々質問はございません。 ②で計画的にやっていくという考えで検討していくという答弁でした。この質問では、公共総合管理計画のほうでは、躯体を主に考えていると思うんですね。この躯体に対して、今後、人口の減少傾向が続くと予想される中、公共施設ではインフラの老築化に対応するため、公共施設等の規模、役割及び機能の見直しなどを長期的に補佐する。体育施設というのは、いわゆる体育ができて当たり前の施設なんですね。それは備品が整っている、あるいはグラウンドが整備されている、あと体育館でやればバレーの線がないとか、そういう線が薄れてきたと、これはやはり常に整備していかなきゃいけないものだと思うんです。これは要望があったからとかではなくて、今後、この施設管理の中に、躯体という意味だけではなく、今後、そこを利用する施設になるんであれば、それをちゃんとそろえておくという、計画に織り込んでもいいんではないかと。いろいろ予算上とかあるんで、いろいろあると思うんですが、そういう意味で、今後そういう整備にかける予算も計上していくべきではないかと思うんですね。今後、人口減少あるいはどういう施設を使うとかそういう団体がどのぐらいある、また今後は学校適正化とかいろんなところで統廃合をやってきたときに、どういうところを利用してどういうところを残すというところも一緒に含めてその辺の関係というところもこの辺のことも考えていくべきではと思うんですが、その点についてはどうでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 吉川課長。 ◎生涯学習課長(吉川増夫君) ただいまの質問につきまして、お答えさせていただきます。 確かに建物だけではなくて、備品のほうもスポーツをする上では非常に重要であるというように考えております。グラウンド、バレーのライン、その他各種スポーツの備品等常に整備していくという意味では整備計画なども含めまして、最善の手法、それを研究してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 今、検討していくという答弁をいただきましたので、今後、体育施設のみならず、旧運動施設、管理指定している施設については、外の施設に対しても対応願いたいと思います。 以上で、5番、兼平直紀の質問を終わります。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、5番、兼平直紀議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は10時55分に再開といたします。 なお、全員がそろいましたら再開をしたいと思います。 暫時休憩をいたします。                         (午前10時49分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。                         (午前10時55分)----------------------------------- △田崎清君 ○議長(箕輪昇君) 10番、田崎清議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 田崎議員。     (10番 田崎 清君 登壇) ◆10番(田崎清君) 10番、田崎清です。議長の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問させていただきます。 最初に、新型コロナウイルス感染症について。 本市の感染者数が市人口の1割3分超えの3,500人おり、感染が拡大している状況であります。 ①5歳から11歳時のワクチン接種状況、接種率をお伺いします。 ②4回目の接種が始まっていますが、現状と各回の接種率をお伺いします。 ③高齢者、基礎疾患者の感染状況をお伺いします。 ④児童・生徒の感染状況をお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。 石神かすみ保健福祉センター長。 ◎かすみ保健福祉センター長(石神弘幸君) それでは1点目、5歳から11歳児のワクチン接種状況、接種率について答弁させていただきます。 小児ワクチン接種の状況でございます。対象児及び保護者の安心・安全確保のため、神栖済生会病院小児科のご協力をいただきまして、かすみ保健福祉センターにおいて実施してございます。接種後の体調管理や保護者の利便性を考慮しまして、金曜日の夜と日曜日、こちらを中心に接種日を設定して実施しているところでございます。 接種率でございます。こちらにつきましては、令和4年8月31日現在の数値となります。対象児1,492人。1回目接種率約29%、2回目接種率約28%となります。 以上でございます。 続きまして、2点目でございます。4回目の接種が始まっているが、現状と各回の接種率のご質問でございます。答弁させていただきます。 4回目の新型コロナワクチン接種の状況でございます。3回目接種から5か月以上が経過した60歳以上の方や18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する方などを対象としまして、重症化予防を目的としました追加接種を主として実施してございます。接種会場としまして、現在、かすみ保健福祉センターにおきまして、1回目、2回目接種となる初回接種、3回目と4回目となる追加接種、こちらを市内医療機関のご協力を得まして実施しているところでございます。 また、大規模接種会場となる鹿島セントラルホテルにおきましては、3回目と4回目、こちらの追加接種を実施してございます。 次に、各回の接種率でございます。こちらも令和4年8月30日現在の数値となります。接種対象者に対する割合としての接種率でございます。 1回目接種率、約91%、2回目接種率約90%、3回目接種率約85%、4回目の接種率約81%となります。 続きまして、高齢者基礎疾患者の感染状況につきまして答弁させていただきます。 第6波となりますオミクロン株の感染拡大、急拡大によりまして、新規陽性者が急増したことから、保健所等の業務負担、こちらの軽減のため、令和4年1月19日以降、各市町村の新型コロナウイルス感染症患者の発生についての県からの情報は、患者の新規感染及び濃厚接触感染の人数のみとなっております。 また、第7波に入りまして、第6波以上の感染拡大によりまして、令和4年8月1日から発生件数のみの公表となってございます。さらに、令和4年9月2日から茨城県におきましては、全国に先駆けまして発生届の対象を高齢者や入院を要する方等に限定したことから、9月3日からの各市町村別の公表は発生届の提出があったもののみの件数となってございます。そのため、各市町村の高齢者、基礎疾患者の感染者数は公表されておりません。市におきましては、県が公表する内容以外の情報は把握してございません。 続きまして、児童・生徒の感染状況について答弁させていただきます。 3点目のご質問での答弁と同様の理由によりまして、各市町村の児童・生徒の感染状況についても県から公表されておりません。市では、県が公表する内容以外の情報は把握していないという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 子供たちのワクチン接種率が1回目が29%、2回目が28%。保護者の協力が大事だと思いますが、これ、子供たちが先ほど申しましたが、市民の約13%が感染しているような状態、そうすると子供たちもかなりかかっていると思うんですね。そういった中で学校が一斉休校だったときは同じ環境でよかったんですが、このかかった子供たちが感染したら、昨日からですか、1週間となりましたが、10日間、感染者、濃厚接触者5日、そのような休校したりしますと、子供たちの授業とか、そういう遅れ、心配されるんですね。その辺はいかがですか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 塙教育部長。 ◎教育部長(塙誠一君) ただいまのご質問、児童・生徒がコロナに感染して学校お休みして授業が遅れるんではないかというようなご質問かと思います。 現在の状況としまして、この夏休み期間中はかなり感染者数が多かったというところで、今現在、学校新学期始まりまして大分落ち着いてきているという報告を受けております。今後、そういった感染者数が増えてくるということも考えられます。その辺のところはそのお子様、児童・生徒の状況を踏まえて、学校のほうと連携を取ってできる限り授業の遅れがないような対応をいろいろ手当てをしていこうというような考え方でおります。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) これ、今、夏休みが終わって、夏休みがあってよかったというある反面、2学期が始まって子供たちの心の悩みとか本当にかかった人に対するフォロー、これ本当に大事だと思うんですよね。だからそこのところ本当にしっかりやってもらわないと、授業の遅ればかりではなく、先ほど総括言いましたけれど、重い人はもっとかかってくるかもしれない、休んでるかもしれない、その実態が私たちは分からないんですが、学校関係者の、先ほど申しましたけれども、一斉休校じゃないんですから、このフォローのほうよろしくお願いします。 また、新しくワクチンが始まりましたので、高齢者と基礎疾患の公表はないというような話でしたので、この食料支援ですか、昨年度ですか、11所帯3日目に食料支援をしたような形になっていますが、この第7波で感染者が増えて、この食料支援をどのくらい増えたかお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 石神センター長。 ◎かすみ保健福祉センター長(石神弘幸君) コロナ感染者にかかる食料支援と実績ということで答弁させていただきます。 令和4年度の4月1日から8月29日までの実績でございます。こちらにつきましては26世帯、88名の方の支援をさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 26世帯、88名、本当ありがたいことだと思います。これは家族で住んでいる場合いいですが、家族でなかったり、近所に連絡がしようがないとかそうなった場合に大変ありがたいことですから、これはどのような体制で、市役所に電話それとも民生委員とかそういうところまで連絡が回っているんですか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 石神センター長。 ◎かすみ保健福祉センター長(石神弘幸君) 食料支援の流れでございますが、基本的にその方、家族代表の方がかすみ保健センターへご連絡いただくことになっています。これは保健所を通じまして、そういった案内をしていただくということで進めてまいりました。その中で、そちらの方の生活状況とか、いろいろ人数、それも再確認しながら、必要最低限のものにはなってしまうかもしれませんが、寄り添いながら対応させていただいています。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問が終わりましたので、次に……。 ◆10番(田崎清君) ありがたいことです。 新型コロナウイルス感染症については以上を持ちまして、2に入らせていただきます。 JR鹿島線について。 利用者が少ない地方路線の収支が公表され、赤字区間としての経営、8億6,700万円が投じられました。 ①本市の通学、通勤の利用状況をお伺いします。 ②イベントとしての県内外からのあやめまつり、サイクルトレイン等の観光客の利用状況をお伺いします。 ③沿線、鹿嶋市、香取市、自治体との協議、方向性をお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは1点目、通学、通勤の利用状況を伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 JR鹿島神宮駅に伺いましたところ、令和3年度の潮来駅の日平均乗車人数について、定期券の方が208人、定期券以外の方が58人、合計で266人という状況は把握してございますが、通勤、通学の利用状況は把握してございません。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、2点目のイベントとして県内外からのあやめまつり、サイクルトレイン等の観光客の利用状況についてご答弁申し上げます。 あやめまつり開催中の5月28日から6月19日において、毎週土、日曜日1日1本ペースの運行で、合計8本、8往復の特急あやめまつり号の利用者数は、全体で3,734名となっております。乗車率は76.3%と伺っております。 次に、サイクルトレインのB.B.BASEの利用者数ですが、今年度、6月現在、全体で613名の方が利用されているところです。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 続きまして、3点目の沿線自治体との協議、方向性を伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 7月28日にJR東日本旅客鉄道株式会社千葉支社及び鹿島神宮駅の担当者が来市されまして、2019年度の収支データで利用の少ない線区の経営情報を開示する旨の説明を受けまして、鹿島線の香取・鹿島サッカースタジアム駅17.4キロ、8億6,700万円の赤字ということでございますが、廃線とのことではありません、伺ったところでございます。 また、茨城県は、JR側からは収支の公表は受けて、直ちに協議するものではないと説明を受けていると。県としてはJRと沿線自治体とともに自治体の地元の人や観光で来る人にさらに利用してもらうため、促進を図っていきたいというような内容を伺っているところでございます。 これまでも茨城県及び鹿嶋市、香取市、大洗鹿島線を育てる沿線市長会議の会長でございます。大洗町と共同でJR東日本千葉支社に対しまして、鹿島線の利便性向上等に係る要望を実施するなど、沿線の連携を図っているところでございます。 市民の皆様の移動手段の確保や観光振興等の観点からも、JR鹿島線の地域における役割や公共インフラとしての意義を踏まえ、沿線自治体及び茨城県と利用促進について、協議を進めてまいりたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) ①について再質問します。 定期利用者が208名、その他が58名、バスと比較すると直行便とか高速バスの利便性がかなり上げられておりますが、この鉄道のよさ、時間が正確である。ただ、朝の始発6時11分、潮来発、それ1本だけ、東京、あと成田が1本、あと全部乗り換え、そういった状況では利用する人がおらん。もう少しせめて朝2本とか、東京直通、帰りは直通まだ2本ぐらいあれば、本当に定住促進じゃないんですが、バスのほうは通学通勤に1万円の助成金が出ていると、この前もテレビでやっていましたけれども、この鉄道、もっと利用させるには、確実な朝晩の定期的な便数を、朝の6時11分は4両編成になっておりますけれども、確実に東京に着きます。それを鹿嶋市と、鹿島発で快速で東京へ向かうとか、そのような方法を考えられないかをお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 再質問をいただきました。 3点目の答弁でもお話はさせていただいたところでございますが、茨城県及び鹿嶋市、香取市、大洗鹿島線を育てる沿線市町会議の会長でもございます大洗町とJR千葉支社に対して要望活動など進めておるところでございます。 今回、議員からご提案をいただいた内容、このような内容も含めまして、今後、この沿線の皆さんと協議をすることも大切であると感じてございます。 ただ、しかし、1点目で答弁させていただきましたが、日平均の乗車人数が平均で208人で定期が58人という現状もございます。今後さらにご利用者の皆さんはじめ、沿線自治体の皆さんと利用促進について協議も進めなければならないとも考えております。 まずはご提案いただいた内容、少し研究をさせていただきたいなと思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 私のほうからご答弁申し上げます。 今、田崎議員がおっしゃっていた内容にほぼ近い内容で、この4年間ずっと千葉支社のほうに鹿嶋、潮来、香取、それから大洗という形で、それに加えまして、アントラーズの試合のあるときに増便をお願いしたり、アントラーズスタジアム駅までの延伸等のお願いとか、その他もろもろ4つほどあったんですけれども、そういったことでJRのほうには要望という形で毎年お願いをしております。JRのほうもその要望のうちの幾つかはSuicaを導入したりとか、潮来の駅も無人化になりましたけれども、無人化に対してでもきちんと駅を維持していくような要望活動も並行して実施しておりますので、いかんせんこの要望が全て達成されるということはありませんけれども、地道に継続して、4つの団体で要望しておりますので、その点はご理解いただきたいと思います。 私からは以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 一生懸命努力してくれていることには感謝申し上げます。 イベントとしてこのあやめ期間だけでも3,730人、サイクルトレ線も610何名と、これ、今後の期待されますし、あやめも今年が3年ぶりだったと、このようなイベントで使うのもあれですが、桜の祭り、潮来の市民は電車で見に行く。延方から潮来に飲みに来る、また電車で帰る、そういう人もおります。この地元の意識を高めるためにも今後一層鉄道の利用PRをお願いして、また、潮来駅なんですが、鹿島駅、香取駅、どちらもきれいに改築されて、潮来駅だけと申しますのも一生懸命、無人駅になるところを市が観光協会を通して、もう3年目ですか、一生懸命掃除したり、手入れして、きれいにはしていますし、Suicaの売上げとかそういうのでかなり効果はありますので、今後とも何とかあの駅前をきれいにしてもらいたい。 できれば、いつも申しますけれども、駅前にトイレ、祭りのときに仮説トイレ、あやめもそうですけれども、祭りのときにトイレがない、駅の中のトイレを使う、あやめまつりのときもそう、バスがあそこで待ち合わせして、バスに乗るときに駅のトイレを使ってください、そういう現状です。水道代は潮来市が持つようになったと言っていますけれども、そんな状態じゃなくて、駅前に立派なトイレ、どこの観光地に行っても駅前には立派なトイレがあります。ぜひ再開発をお願いして、3つ目の質問に入ります。 公有地の跡地利用について。 現在解体が進行している横須賀市営住宅地をはじめ、公有跡地についてお伺いします。 ①市営住宅、小学校等の現状と維持管理状況をお伺いします。 ②今後の方向性をお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 1点目の市営住宅に関して、現状と維持管理状況についてお答えいたします。 本市の市営住宅は12団地、182戸となっておりまして、北斎アパートの12戸を除く170戸は既に耐用年数を迎えている状況となってございます。 横須賀住宅につきましては、老朽化が著しいことから、現在解体工事を行っているところでございます。解体後の跡地につきましては、周囲に迷惑のかからないよう草刈り等を実施しながら、適正に管理してまいります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 同じく1点目の小学校等の現状と維持管理状況を伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 市営大生住宅跡地につきましては、現在更地になっておりまして、年2回程度でございますが、シルバー人材センターに委託をし、除草作業を行っております。 次に、旧大生原小学校につきましては、現在体育館を地域のバレーボールクラブ等が利用しておりますが、校舎やグラウンドを含めての利活用につきましては、公募型プロポーザルでの優先交渉事業者と協議を進めているところでございます。 また、除草については、潮来市指定管工事組合の皆様にご協力をいただいたところでございます。そのほかの旧小学校につきましては、体育館やグラウンド等を地域の皆様が利用してございまして、維持管理につきましても利用者の皆様や市職員等で除草作業などを実施してございます。 ○議長(箕輪昇君) 常井部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) それでは、2点目の市営住宅の今後の方向性についてお答えいたします。 横須賀住宅の解体後の跡地利用につきましては、潮来市の将来人口、公営住宅の需要等を踏まえ、関係部局と連携を図りながら、適切に対応してまいります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 小学校等の方向性でございますが、市営大生住宅跡地は、鹿行潮来荘の建て替え予定地として、鹿行広域事務組合に譲渡をする予定でございます。旧徳島小学校及び旧八代小学校につきましては、現在も地域の方々などが利用してございますが、有効な利活用が見込めれば、事業を推進してまいりたいと考えているところです。また、旧大生原小学校につきましては、利活用について、先ほども申し上げましたが、公募型プロポーザルを行い、優先事業者と協議を進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 市営住宅、横須賀は解体する、4千何百万解体費用がかかるような話なんですが、かつてと申しますか、立金に町営住宅があったんですね。延方、曲松方面にも……、昔払下げという方法があったんですね。払下げというのは、住んでいる人に買うか買わないかは別にして、そういう払下げという方法もあったんですが、その方向性、築地にもあった市営住宅、解体してあります。兼平スタンドの後ろですか、それも今後どうするのかと。 市営住宅につきましては、あと、大生原市営住宅跡地、広大な面積です。あそこが鹿行事務組合に払い下げるというような話なんですが、面積がかなりあると思うんですよ。その残りをどのようにするのか、全部事務組合に譲るほどの面積じゃない、面積大きいです。草刈りはシルバー頼んでやっていてくれるそうですが。 また、大生原小学校がプロポーザルで募集していると、そのような、これ、プロポーザルの今後のどのような会社が、どのような……、まだ説明できないか分かりませんけれども、そのプロポーザルの公募型の内容をお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 吉川建設技監。 ◎建設技監兼都市建設課長(吉川秀樹君) それでは、私のほうから今出されました再質問、横須賀住宅の解体後というようなことで、過去にこれまで市営住宅等解体をして、払下げの事例等があったということでございますが、現在進めておる考えといたしましては、今まで横須賀住宅に住んでいらっしゃった方につきましては、既設の市営住宅のほうに移動をお願いをして、集約をしてございます。 市営住宅全体として老朽化が進んでおりますので、そういう老朽化が進んだ住宅については、解体等を進めていくというようなことで、今までいらっしゃった方については移動をしてもらっているような、そういう状況で現在進めております。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 小沼財政課長。 ◎財政課長(小沼豊君) 私のほうから、大生住宅跡地の件についてご答弁させていただきます。 大生住宅跡地につきましては、敷地面積が1万158平方メートルございます。こちらを全部譲渡する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 暫時休憩します。                         (午前11時30分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 休憩前に引き続き再開をいたします。                         (午前11時32分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 旧大生原小学校の内容につきましては、調べさせていただきまして、答弁させていただきたいと存じます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 再々であれなんですが、現状と維持管理、大生原小学校、この前7月除草をやりました。市の職員と管工事組合、ボランティアで、ボランティアの管工事組合は1社2名、ボランティア参加を入札のときのポイントになるような、そういう形で、市の職員は恐らくボランティアでやったと思うんですが、これが地元であそこは、これ、公募型やっておりますけれども、将来の方向性とか、これ、地元に説明会とか、あそこは災害の体育館などは避難所になっていたと思うんですよね。 そういった中で、お世話になった地元の人の草刈りがなくて、何で管工事組合、市役所の職員で、これ、公募型が決まってから……。なんでこれ聞くかと申しますと、昨年も1号堤で副市長、市長も来ましたけれども、草刈り、管工事組合と土地改良でやりました。これ、ボランティアだから、やるのは市の職員も一緒にボランティアだからやるのは分かるんですが、本当に何ために管工事組合、心からやるんじゃなくて、要請じゃくて、そういう方向でできなかったのか、この大生原小学校につきまして、特に7月2日土曜日に管工事組合1社2名、そのような通達が来て、市役所職員も来ました。これはボランティアで来ているとは思うんですが、その気持ちが、先ほど申しましたように、地元の今までお世話になった学校、地元の人が体育館利用している、そういう人たちに声かけないで、あそこだけやったのか、ちょっとお伺いしたい。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。 額賀部長。
    ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 再質問をいただきました。 その中で、管工事組合と除草作業に協力していただけた内容でございますが、議員も管工事組合に入っていらっしゃると思いますが、管工事組合さんのほうからお話をいただけたところでございます。 また、今回この旧大生原小学校のボランティアのご協力をいただきましたけれども、また、建設業組合とか、市の商工会とか、あと観光協会とかの皆さん、また、管工事組合の皆さんもインターから道の駅までのボランティア等々も参加をしていただいておりまして、花いっぱいの事業に大いにご協力をいただいておるところでございます。 ですから、その辺は、管工事組合さんのほうからご協力をいただけるというお話でございますので、誤解がないように、ご理解のほどをよろしくお願いしたいんですが。 あと、地元の大生原地区の皆さんも今回の大生原小学校の利活用につきましては、プロポーザルをやる前に委員会を開催して、地元の方に参画をしていただいて、そのプロポーザルを進めるに当たって、進めてきたところでもございますし、地元の方のご意見はお聞きしてございますので、よろしくお願いしたいなと思います。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 地元の方がまとまっていれば、一番結構なんですが、もう一つ再々なんですが、学校の跡地の八代小、徳島小、定住促進で分譲というような形、不動産会社と分譲、そういうような形に、あれだけの広大な面積、安く分譲し、安く建てて、住まわせて、定住促進につなげているような自治体もあります。そういう方向性は考えられないかをお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 先ほど2点目の今後の方向性というところで答弁をさせていただきましたが、旧徳島小学校、旧八代小学校につきましては、現在も地域の方々などが利用していただいておるところでございます。そういった中で、有効な利活用が見込めれば、事業を推進してまいりたいとも答弁をさせていただきました。議員から分譲というようなお話もいただけたところでございますが、そのような有効な利活用を見込めるなどの研究を引き続きしていかなければならないというふうに考えておるところでございます。 また、ここで恐縮なんですが、先ほど、答弁ということで調べさせていただきますという話をさせていただいた旧大生原小学校の跡地の優先交渉事業者ということで、もう既にホームページ等々で公表をさせていただいておりますが、株式会社シナリーという会社がプロポーザルで優先交渉事業者というところでプロポーザルで選ばせていただいたところでございます。こちらの事業所と現在利活用について協議を進めさせていただいておるところでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 今の大生原小学校跡のシナリーさん、これ、会社ちょっと今初めて聞いた感じ、ホームページ見れば分かるんでしょうけれども、利活用、これ、売買するのか、貸すのか、また、どのような方向性でこれ利活用考えているのか、そのプロポーザルで募集したその内容をお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 先ほど申しました株式会社シナリーさんからのご提案は、農業関係で旧大生原小学校の施設を活用していきたいというような話でございます。 また、売却かというようなお話でございますが、売却か賃貸かというような内容につきましては、今、株式会社シナリーさんから詳しい計画をいただく予定でございます。その計画書を見せていただきながら、市のほうでもその計画の内容を踏まえながら考えていかなければならないというところでございまして、売却か賃貸というのは決まっていないところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 昔は先ほど申しましたが大生原市営住宅跡地へ、あそこにたくさんの人が住んでおりました。住んでおりましたというのは、結婚したりして、低所得じゃないですけれども、若い人たちが、今先ほど聞きましたけれども、潮来の市営住宅はもうあらかた40年以上たっていて、日の出2丁目、日の出8丁目、日の出1丁目、大塚野もまだかなりありますけれども、だんだん解体するか、傷んでいるから、もうそうする……、解体する方向に向かっていると先ほど言われましたけれども、この若い人たちに安い家賃で住めるような住宅を提供、一生懸命定住促進のために住宅に補助金は出しています。家建てられる人ばっかりじゃないです。本当に安い賃貸の、申し訳ないですけれども、若いときにためて、子供が仕上がったら家を建てると、そういう希望を持てるような、かつて大生原住宅にはたくさんいました。 大生原小学校跡地がそういう方向に、先ほど申しましたが、分譲は難しいかもしれませんけれども、かつてあった住宅地域であり、また若い人たちが…… ○議長(箕輪昇君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) はい。 ○議長(箕輪昇君) 簡単明瞭に質問をお願いします。 ◆10番(田崎清君) 質問は終わったんですけれども、そういう方向でやってもらえるかと思います。 4に入ります。 市長の公約について。 2期目就任残り半年となりましたが、市長公約についてお伺いします。 ①延方に病院誘致決定の進捗状況をお伺いします。 ②日の出に消防署を設置の進捗状況をお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 原市長。 ◎市長(原浩道君) ご質問にお答え申し上げます。 延方の病院誘致決定の進捗状況ということでございますけれども、昨日、今泉議員に答弁した内容と同様になりますけれども、鹿行地域で運営している医療法人が延方地区への移転を計画しております。事業用地の確保までは完了してございますが、新型コロナウイルス感染症の対応をはじめ、物価上昇などの社会経済情勢の影響によって、現在は時期は未定ですけれども、潮来市に病院の移転を予定しているということを伺ってございます。 2点目の日の出の消防署設置の進捗状況でございますけれども、これも昨日今泉議員にお答えしたとおりの内容となりますが、消防署の設置につきましては、高速道路の延伸により、管轄エリアが拡大されることを考えましても、日の出地区周辺に消防署を設置することは、地域住民にとっての安全・安心の確保につながるものと考えております。 これまで事務レベルでは、日の出地区周辺に消防署の設置を提案させていただいておりますが、現在鹿行広域事務組合と潮来市で調査中でありまして、近いうちに鹿行広域事務組合をはじめ構成する鉾田市、行方市との協議を行えられるように進めてまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 病院誘致、これ、2期目の公約は延方病院誘致決定、1期目のときには、大生原に病院誘致で、1期目の大生原の病院誘致は誘致に至らなかったと、平成31年、当時の市長が答えておりますが、これ、平成30年に役所のほうに病院の事務長の方が土地利用について相談に来て、31年の定例会で質問したときには、先ほど市長が申されました鹿行地域で現在運営している病院が延方地区へ移転してくるものと承知しておると。 病院と土地所有者との協議をしていて手続の最中、名前は控えさせてほしいと、そのように当時の市長は答え、また、市長も7月に問合せがあって、潮来市で建てられている場所と、規制とこういったものの手続を進めてきた、これ、平成31年です。それから、もう5年もたつんです。 鹿嶋にある病院が、医療法人が、民間が、その土地の所有者と購入契約の交渉をしている、用地を借りているのがございますが、その辺で7月からその場所で、場所は具体的には答えられませんと、答えています。 また、令和1年12月の定例会、このときの市長は、現在病院側と関係機関で調整中。開設時期、場所等病院内部で検討などしていると。潮来市に建設する意思は変わらないと、これ、令和1年です、3年前、今の総務部長が答えております。 そして、令和3年3月に大川企業誘致室長が、事業者は公表を控えてほしいと。開設時期は内部で検討と。 全然進歩もない、5年間に。何を隠す必要があるのか。今コロナで困っておる。潮来に病院がなくて困っている。今、行方市でもあれほど香取県議が一生懸命建てた病院が庁舎問題に揺れている。潮来には何がなくても病院は必要です。この問題をもう一度市長から答弁をお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 原市長。 暫時休憩いたします。                         (午前11時49分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 休憩前に引き続き再開をいたします。                         (午前11時51分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 病院は間違いなくできると、安心しました。 なぜこれは何回も病院といって、これ、本当に市民との約束、公約とは市民との約束であります。やってくれる、ぜひお願いします。 数々の…… ○議長(箕輪昇君) いいですか。 原市長、答弁もらいます。 ◎市長(原浩道君) 病院の誘致の公約でございますけれども、病院の誘致が決定したということで、病院の建設が100%達成するのが最終的な目標でございますけれども、誘致がこの時点では誘致は決定したんです。潮来に出すということで、土地まで買収して。ですから、その時点での公約は病院誘致決定ということでございますが、病院が建設されて、運営が始まるという公約ではございません。その点ご理解いただきたいなと思います。 ○議長(箕輪昇君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 分かりました。 病院のなんですけれども、潮来市民は病院建設、本当に待っている。そのことを考えて、公約ですから、何とか建設までやってもらえるようにお願いして、10番、田崎清の質問を終わります。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、10番、田崎清議員の質問が終わりました。 ○議長(箕輪昇君) ここで暫時休憩といたします。 再開は午後1時30分といたします。                         (午前11時53分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。                          (午後1時30分)----------------------------------- △石田裕二君 ○議長(箕輪昇君) 3番、石田裕二議員の質問を許可します。議員は質問席に移動を願います。 石田議員。     (3番 石田裕二君 登壇) ◆3番(石田裕二君) 箕輪議長より質問の許可をいただきました。3番、石田でございます。通告書に基づき、質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 今期、9月の定例会でございますが、決算の議会、当時に次年度以降の実施計画のローリング、あるいは新規事業の検討、さらに次年度に向けた予算編成が始まるときでございます。それらを踏まえまして、これからの取組や施策について質問、さらにはご提案を申し上げたいと思います。 それでは、早速ですがまいります。 まず、大項目の1点目でありますが、牛堀地区の地域振興について。 今期議会において、潮来市過疎地域持続的発展計画(案)が示され、さらに過疎対策事業債の補正予算が上程されております。令和7年度までの地域活性化の取組についてお伺いをいたします。 1点目でございますが、計画策定に当たりまして、牛堀地域の皆さんの意見、意向をどのように調査をしたのかお伺いいたします。 2点目でございますが、当該計画には、地域文化の活用が示されておりますが、今後の活用方針をお伺いいたします。 2点、よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、まず1点目でございます。 意見、意向をどのように調査をしたのかというご質問にお答えをさせていただきます。 本計画案については、過疎地域として指定された旧牛堀町区域のみに限定することなく、本市全体における持続可能な地域社会の形成や、地域活力の向上を目指したものとなっており、広くパブリック・コメントを実施させていただいたところです。 また、牛堀地域の皆さんのきめ細かな調査はできておりませんが、過疎対策事業債の活用に当たりましては、これまでの地元要望等を参考にさせていただいておるところでございます。 2点目でございます。 地域文化の活用が示されているが、今後の活用方針をというご質問にお答えをさせていただきます。 本市には、潮来ばやしをはじめとする郷土の伝統文化や島崎城跡や長山城跡といった歴史文化資源など、有形、無形の文化財や史跡など貴重な地域資源があります。これらの地域資源の保全を図ることにより、未来を担う子供たちや若者が本市を誇りに思えるよう郷土文化への理解や、郷土愛を育む資源として活用するとともに、地域の魅力の創出を図ってまいりたいと考えているところでございます。 また、観光施策と連携をしながら、地域資源の活用による文化交流を促進し、関係人口、交流人口の増加に向けた取組を進めてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) この牛堀地域の振興につきましては、6月議会にもお尋ねをさせていただいたところです。牛堀地域の振興については、まず、このソフト事業の追加の意味とか、過疎債の、大事なのは地域を支える人材の確保、育成、そして、まず地域住民の意向を伺う機会を望むということで、6月も申し上げさせていただきました。 現在、市では、まちづくり懇談会を開催しておりますが、牛堀地域が今月30日でございます。また、かすみ地区が今月の30日ですね。10月5日には八代地区が予定されております。せっかくの機会ですから、多くの皆さんに呼びかけをしまして、過疎地域持続的発展計画、この過疎債の活用について、皆さんの直接の意向を聞くいい機会じゃないかなと思います。どうでしょうか、この機会に牛堀地区の皆さんにこの過疎債、あるいは牛堀地区の振興についてお伺いするような機会として設けていただけたらいかがかと思いますけれども、見解を求めたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 額賀部長。 暫時休憩します。                          (午後1時37分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後1時37分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 私から答弁のほうさせていただきます。 議員のご提案のとおり、いい機会ですので、この過疎債のことも含めて説明しながら、どういったまちづくりで、こういうことしたいとか、ああいうことしたいというような要望をお伺いしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) せっかくの機会ですから、ぜひ活用いただきたいなと思います。 さらに、できる限り多くの方にご意見を伺う機会というのが必要かと思うんですね。議会には3名の牛堀の議員がいらっしゃいます。あるいは、各自治会にはそれを治める区長さん、地域福祉を担う民生委員さん、産業分野では農業委員さんですとか、商工会の皆さん、教育分野では教育委員、子ども会育成会ですとか、PTAの方々がいらっしゃるわけです。できれば、こういう方にヒアリングをしたりとか、そういういろんな方のご意見を伺うというのはまず大事かなと思っております。 私も牛堀の方に何人かちょっとどういうものがあるかなということでお聞きした経過がございますんで、これ、本当に何人かなんですが、いろいろな懸案がありますけれども、まず、旧八代小学校の跡地の利用、次の議員さんも質問されますが、権現山公園ですとか、今回かすみの郷の整備が検討されているということ。あるいは、唯一の工業団地、これが拡張というか、あるいは文化財の保護、活用、先ほどの文化財の保護、長山城ですとか、島崎城址、あと大山崎というのはもともと区画整理事業計画されていたところです。 牛堀地区というのは、市街化区域が非常に少ないんです。日の出地区と同じような人口なんですが、市街化区域が日の出地区の半分ほどです。日の出地区が200ヘクタール強あるんですが、その半分ほどが牛堀地区、さらになかなか土地が出ないと、新たな売り物の土地が出ない、そういう関係で牛堀には子供たちが、大家族じゃなくて今別に家建てますんで、日の出とか大塚野の方面へ流れる傾向があるというふうに私は感じております。 そういう都市計画上のやはり特性が牛堀地区にはあるんじゃないかなと思うんです。それでも、これからも住み続ける方もいらっしゃいますし、牛堀地区の振興というものをやっぱりしっかりと特性に合わせて検討していかなきゃならないと思うんです。 そういう新たな居住の検討、あとは旧牛堀庁舎の整備、これは旧町民プール跡の活用、あと図書館入り口の整備、図書館入り口、今非常に狭いです。入り口が非常に、旧牛堀庁舎のほうから入ると、どこから入るか分からないような状態、あそこをやっぱりしっかり活用するためには、入り口の整備というのは必要だろうというご意見がありました。 さらに、県民の森、これは牛堀地区にありますから、新たな何かしら隣接して市の施設を造るとか、県民の森の相乗効果を上げるとか、そういうものもいいかなと思っています。ウルトラCを考えれば、焼却炉整備というのも、牛堀地区ですから、牛堀地区の皆さん利用しますから、過疎債の利活用というのもできるかなと思います。 そういうことで、いろんな方のご意見、最初に戻りますけれども、伺う機会を今後も増やしていただくということはいかがかなと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) ただいま1点目の再々質問でございますが、いただきました再々質問は、ご意見を伺うというお話を伺ったところでございます。 先ほど市長が答弁されましたまちづくり座談会をはじめ、また、この過疎債の事業については、先ほど石田議員もおっしゃっていただきましたが、これから予算編成、さらにはこれまで実施計画のローリングというようなお話もしていただけたところです。 そのように、過疎債につきましても令和5年度、令和6年度、令和7年度と具体的な事業を進めなければなりません。そういった中で、具体的な事業を進める上において、そういうようなお話を伺える、そういうような機会をよく研究させていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) それでは、牛堀地区の振興については以上でございますが、やはり聞くにことによって、市長が政策の基本とされている市民協働というのが、よりやりやすくなるだろうと思うんですね。まず、聞くことによって、事業展開をする、さらには、事業展開の中で市民を巻き込むというときに、まず聞いた話を実行するということになれば、それだけ市民の皆さんも参加しやすい、お互いに協力しやすいということになろうと思います。よろしくお願いします。 それでは、広域環境の推進についてということで、2点目に入らせていただきます。 今年のあやめまつりの後に8月9日でございますが、水郷潮来観光ボランティア連絡協議会主催によります潮来の観光資源進展と魅力アップ勉強会が開催されました。当協議会も提案する広域観光推進の取組についてお伺いをいたします。 1点目でございますが、水郷三都事業の経過と今後の取組をお伺いいたします。 2点目が広域観光の推進のために、官民連携をどのように取り組むべきか、本市の考えを伺います。 3点目でございますが、広域観光には、様々な協議会や地域連携があります。これは実際には実存しているものだと思いますが、現在、どのような組織が活動しているのか、お伺いをしたいと思います。 以上、3点よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、まず1点目でございます。 水郷三都事業の経過と今後の取組を伺うというご質問にお答え申し上げます。 水郷三都事業の経過につきましては、平成17年に鹿嶋市、香取市、潮来市の3市により、水郷三都観光推進協議会として設立をされ、水郷地域の魅力を発信し、国内外の観光客の誘客を目的として3市共同で観光事業に取り組んでまいりました。 令和2年度事業の東国三社めぐりを中心とした広域観光推進事業では、オブザーバーとして神栖市が参画した形で取り組まれております。その後、令和4年度総会において、神栖市が当協議会に正式加入となり、協議会の名称も東国水郷観光推進協議会と変更されました。今後の取組としましては、4市の魅力発信と東国三社である鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の歴史や文化等の魅力を国内外に発信し、当地域に誘客する活動を展開する予定となってございます。今年度は、4市の観光資源情報を発信、小冊子作成やホームページの改修、観光コンテンツ開発、ガイド研修等を実施していく予定となっております。 2点目でございます。 広域観光の推進のために、官民連携をどのように取り組むべきか、本市の考えということでのご答弁でございます。 近年多様化してきている観光客のニーズを満たし、観光客の滞在時間延長と観光客誘客促進のためには、1つの観光地ではなく、広域的な観光の推進が必要であるとともに、観光振興を持続的に行っていくためには、市民と民間事業者との協働が不可欠であると考えております。 これまでの行政主導型による観光推進から、各市の観光協会や商工会、観光ボランティア団体、地域事業者などの相互連携がより一層進むよう、関係者による協議の場を設けるなどしながら、官民一体となって広域による観光推進を図っていく必要があると考えております。 この間の協議会主催による取組の中でも、昨年度の令和4年3月5日土曜日にはシンポジウム「水郷観光圏と東国三社参りの魅力と展望」を開催をし、4市の首長や観光協会や商工会などの関係団体、鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の関係者、旅行エージェント、観光ボランティアなどの出席により、官民連携による水郷観光圏の観光振興に向けた取組を行っております。 3点目でございます。 広域観光の協議会や地域連携、現在はどのような組織があるのか、ご質問にご答弁をいたします。 現在、広域観光として活動しております組織としましては、アントラーズホームタウンDMO、民間4者と5市によって構成をしております。内容については、鹿行地域でスポーツや地域資源を活用して、事業を展開する組織でございます。 続いて、東国水郷観光推進協議会、これは、旧水郷三都観光推進協議会でございます。先ほどと重複しますが、4市によって構成されました鹿嶋、香取、神栖、潮来の4市の広域観光推進を目的とする組織でございます。 続いて、茨城観光キャンペーン推進協議会、こちらは306団体による構成となってございます。これは、旧漫遊いばらき観光キャンペーン推進協議会が開始したものでございます。茨城県における観光を推進する組織として活動をしてございます。 次に、つくば霞ヶ浦りんりんロード利活用推進協議会、こちらは52団体による構成でございます。サイクリングで県民の健康増進、観光客増加による活性化を図る組織として組織をされています。 続きまして、これは組織体ではございませんが、地方創生の推進事業による広域連携として、土浦市、かすみがうら市、行方市、潮来市の4市でサイクリングによる地域活性化事業を連携して推進してございます。こちらは、地方創生推進事業ですので、令和3年度から令和5年度の年次的な取組となってございます。 続きまして、全国市町村あやめサミット連絡協議会、現在全国12市町で構成をしてございます。アヤメを生かしたまちづくりを推進する組織としてございます。 続いて、水郷筑波国定公園協会、14の市町村で構成をしてございます。水郷筑波国定公園区域が、広域観光産業振興及びそれを発展するための組織として構成をしてございます。 続きまして、霞ヶ浦広域観光ルート促進協議会、こちらは10市町村と観光協会による組織でございます。霞ヶ浦の観光利用の啓発、推進を図り、事業展開をする組織として組織をされてございます。 続いて、利根川・舟運地域づくり協議会、こちらは24団体によって構成をされてございます。利根川を連携軸としながら、舟運による水運利用の促進をする組織として構成をしているところでございます。 以上が主な組織となります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) それでは、1点目の水郷三都事業の関係でお伺いをしたいと思います。 水郷三都、今、東国4市で構成される広域観光連携ということだと思うんですが、この、さきの議員からも話ありましたけれども、JR鉄道ですとか、あるいは舟運を基本とした巡りを想定されておると思うんですね。公共交通があって、つないで連携が図られるというようなことだと思うんです。当然ながら、舟運、鉄道、道路、あるいはサイクリングツーリズムによる流れ、そういうことでぜひいろんな公共交通の形態を皆さんで話合いしながら、活用して、それぞれの地域を回れると。 神栖だっても、小見川から行けば近いんですよね、鉄道ですと。そういういろんな想定ができますが、皆さんがウインウインになるような、それぞれの人が、皆さんがなるような取組をぜひお願いしたいなと思います。あくまでもこれはこれからいろんな公共交通網というか、考え方の中で検討されていくかなと思います。いかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) ご提案をいただきました公共交通との連携というのもやはり私も重要な大事な観点かなというふうに考えているところです。 これは、成田空港からの誘客というようなところを考えたときにも、二次交通の問題というのは、これはやはりキーとなるだろうという議論はこれまでもされてきているところでございます。 先ほど議員からも提案されましたように、神栖とのまた組合せというものもございましたので、それらを含めて、さらに面積が広がった中で、それぞれのよさを生かした中で広域的な観光促進を図ってまいりたいというふう考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) 基本は舟運というものが、この古来からのルートだったんですけれども、赤字路線であるJR鹿島線、こういうこともやはり地域のやっぱり資源ですから、ずっと存続していただけるような、やはり地元としてもそれぞれが連携して活用していくということが必要かなと思います。ぜひご検討いただきたいと思います。 2点目の官民連携につきまして再質問させていただきます。 2点目につきましては、先ほど冒頭に申し上げた水郷潮来観光ボランティア連絡協議会の勉強会において、これは参加者の意見だったんですが、「来てくれるお客さん視点で考えてもらいたい」というのが趣旨でございました。それは、潮来に来る、佐原に来る、鹿嶋に来るというふうに来る方はそういうふうに思っていないんだよと。この地域に、水郷という地域に来て、この地域の魅力を味わいたい、そういうのが私たちも観光に行くときには、どこどこの市に行くというよりは、そこの地域に行くということが皆さん思うでしょうと。そういう視点から考えてもらいたい。 そのためには、行政と民間の役割でやはり主導は民間の皆さんが主体的に、結果的には経済につながるような、そういう仕組みづくりが必要かなと思うんですね。行政側というのはあくまでも下支えというか、あるいは、種まきとかということになろうかと思います。 そこで、いろいろな4市による事業、シンポジウムやられていますし、佐原とはコラボしたシャトルバスを今年もやりました。今後、民間の主導の観光推進というのもぜひお願いしたいなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) ただいま石田議員のほうからご指摘をいただきました民間主導というのは、まさにそれが私どもが目指すべき姿ではないかというように考えているところでございます。 やはり、この観光圏というものも法律の中におきましても、観光圏は、自然、歴史、文化等において密接な関係のある観光地を一体とした区域であって、区域内の関係者が連携をし、地域の幅広い観光資源を活用して、観光客が滞在、周遊できる魅力ある観光地域というような規定が法律の中でも規定をされているところでございます。 先ほどもお話の中にありましたように、観光客の視点というのがまさに大事にしなければいけない視点だろうというようにも考えているところでございます。 自分の視点から考えるのではなく、やはり来訪者の視点に立っていくということも非常に大切な視点でございますし、また、主人公となるのが行政ではなく市民になる、これも非常に重要なポイントだろうというふうに考えてございます。行政としては、やはりそういったことができるように、行政側が市民が主人公となるような立場でのコーディネーター役、これを果たしていくことが我々に求められているものだろうというように考えているところでございますので、この後もしっかりとそういう視点を持って、取組のほう進めてまいれればというように考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) ぜひ、市長も先ほど答弁の中で、隣接する市とは争うのじゃなくて、お互いに協力し合って、これは、アントラーズの関係の話で出た言葉でございますけれども、やはり観光というのも同様かなと思いますので、よろしくお願いいたします。 続いて、そういう観光振興する上で、民間の方々にぜひ参加をしていただくということになりますと、やっぱりこれは3点目のいわゆる広域の組織の活用方をどうやっていくかということかと思います。 広域観光を新たな組織化せよということじゃなくて、今、聞いただけでも9つあるわけですよね。しっかりとその役割ですとか、あるいはどういう団体が携わりながらいくのかなと。基本は、私、アントラーズのDMO、これ、やはり5市のホームタウンとして連携をして、アントラーズといわゆる地域振興がつながる、そういうものが非常にしっかりしたものになると思うんですね。DMOというのは、観光物件ですとか、自然、食、芸術、芸能、風習、風俗、あらゆる当該地域の目的をうまくコーディネートしていく企業体というか、団体ということになろうかと思うんですけれども、それを活用していくことが大事かなと思います。 さらに、東国の4市、これは当然地域の特性として、これからの観光の核になろうかなと思います。そのほかにつきましては、サイクリングですとか、いろんなものが当然ありますんで、うまく活用しながら、それぞれの組織を一度ブラッシュアップしていただいて、その上で、やはり役割とか、行政としての関わり方、できる限り民間に参加していただくような手法を検討していくことが大事かなと思いますが、いかがでしょう。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) ただいま石田議員にご指摘いただいた点は、まさにポイントを得ているものだろうというふうに考えています。 これだけ構成された組織体もいっぱいございますし、ブラッシュアップというのも、やはり必要になってきている部分もあろうかと思います。新たな観光の中では、やはり先ほどご提案をいただきましたアントラーズホームタウンDMO、これを軸にしながら、また地域の歴史資源や地域の様々な観光資源、これらをきちんと有機的に結びつけ、さらには有機的な地域的な連携も深めながら、進めてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) この地域の特性というのは、非常に豊かなポテンシャルというか、ものがあろうかと思います。また、海もあるし、川もあるし、神宮が2つもあるんですね。息栖入れると3つですけれども。そのほか小さいものもいろいろありますから、有名なものだけでもそれだけある。さらには、産物として、JAしおさい、基本的に農産物と考えれば、日本有数の農産物を持っている地域ですよね。いろんなものを組み合わせることによって、この地域、それは1つの町じゃなくて、地域として、総合力として、売り出して、体験していただいて、満足していただくと。そういう仕組みをぜひ広域連携の中で、広域観光の中でやっていただきたい。よろしくお願いしたいと。これは答弁結構です。 ○議長(箕輪昇君) じゃ、答弁いいですか。 ◆3番(石田裕二君) はい。 ○議長(箕輪昇君) じゃ、次に進んでください。 ◆3番(石田裕二君) 大項目3点目にまいります。 水郷県民の森の活用について、3点目です。 今年の5月31日に第46回全国育樹祭茨城県実行委員会が組織され、原市長も副会長に就任がされております。育樹祭では、皇族殿下によるお手入れ、式典の開催が行われます。来年秋に本市水郷県民の森で予定される育樹祭を契機に、その活用についてお伺いいたします。 2点ございますが、育樹祭の概要及び運営計画をお伺いいたします。 2点目が育樹祭を契機とした水郷県民の森の活用方針をお伺いします。 2点よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、まず第1点目でございますが、育樹祭の概要及び運営計画へのご答弁をさせていただきます。 育樹祭の概要及び運営計画でございますが、概要につきましては、本年3月に基本計画が示され、その中で、全国育樹祭は継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発するため、過去に全国植樹祭を開催をした都道府県において、昭和52年から国土緑化推進機構との共催で行われています。 育樹祭では、植樹祭において天皇皇后両陛下がお手植えされた樹木について、皇族殿下によるお手入れを行うほか、皇族殿下による、お言葉や各種表彰、参加者の育樹活動などの行事が催されますとされているところです。 それに基づき、第46回育樹祭では、当市県民の森においてお手入れ式が行われ、翌日水戸市での式典という開催概要になっております。 運営計画につきましては、茨城県において、8月9日に育樹祭実施計画策定支援等業務委託のプロポーザル審査が実施され、委託業者が選定された段階となっております。 2点目でございます。 育樹祭を契機とした水郷県民の森の活用方針へのご答弁でございます。 育樹祭を契機とした県民の森の活用方針とのことですが、育樹祭が実施されることにより、県内外に発信され、来場者や利用者が見込まれるため、県民の森の有効活用とそれを通じての周辺地域活性化を茨城県と連携して取り組んでいきたいと考えております。 県が制定をいたしました茨城県水郷県民の森利活用事業の提案が、年間を通して公募されていることから、さらに周知に努め、水郷県民の森の有効活用に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) 水郷県民の森はいわゆる県営の公園ということになろうかと思うんです。所在が潮来市なんですが、なかなか今は非常にいいところなんですけれども、利活用が散歩される方、あるいは子供たちとあの広場の中で遊ばれる風景というのはありますけれども、やはりいいところでありながら、利活用されていない。多く利活用されていないという、私の感想なんですけれども。 そこで、新たにいろんなものを組合せしながら、考えながら、県にお願いするんじゃなくて、市としても、隣接してそこに投資してもいいんじゃないかなと思うんです。そういう大きな投資じゃなくても構わないと私は思います。 1つは、牛堀地区にありますんで、これ、過疎債も活用できる地域でありますから、例えば今の水郷県民の森の自然の森、自然というか林政課整備した森ですから、そういう林業ですとか、そういうものに絡んで公園としてつくられたものなんですけれども、例えば今ですと、アウトドア関係のキャンプ場ですとか、そういうものも考えられますし、あるいは、周りはサツマイモとかそういうものもあるし、果樹園ですとか、サツマイモの農園ですとか、笠間ではクラインガルテンみたいなものもつくられています。あるいは、水戸では、県の施設に隣接して、キノコ博物館があったりとか、あるいは、下妻のほうでは昆虫博物館、オオムラサキとか、そういう関係ですけれども、近年子どもたちに自由に遊べるプレイパーク、あるいはグラウンドゴルフも一部整備されましたけれども、利活用されていない状態。小さな動物園もいいかもしれない、小動物、家畜の。さらに、商工会青年部が今年カヌーを体験会をやって、非常に好評だったということもあります。アスレチックもどうかなというふうなことを商工会青年部では考えていたようです。 そのように、県にただお願いするんじゃなくて、市としても何かしらタイアップしながら、利活用、相乗効果ができるようなことというのも考えてもいいかなと思うんですが、いかがでしょうか。そういうせっかくですから、実施計画に盛り込んで、調査費ですとか、過疎債の1つのメニューに加えるとか、そういうこといかがでしょうか。直接は無理かもしれないですけれども。 ○議長(箕輪昇君) 石田議員。 2番目の活用の再質問でよろしいですか。 では、再質問に答弁願います。 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、私の答えられる範囲でのご答弁をさせていただきたいというふうに存じます。 先ほども触れていただきましたように、既にもう大膳池での商工会青年部の皆様によるカヌーなどの取組などにも、こちらでも一応申請の支援、あるいは占用等に関わってというようなところで一緒にやらせていただいているところではございますが、これも主体はもうおおむね商工会青年部の方々が精力的にこの取組を実施していただくことができてございます。こういった前例がございますので、こういうような事例等が、また先ほどのご答弁させていただきましたが、市民が主人公となって取り組めるような、そういった支援の形で現段階では進めてまいりたいというように思っております。 さらに、将来展望に関わってですが、現在は具体的なものは構想等は今のところ持ってはございませんが、今後の計画等の中での非常に示唆に富む参考とさせていただければというように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) そもそも県民の森自体の事業計画自体は、地権者の理解を得られなくて、大分縮小している部分もあるんですね。ですから、広場の裏側のところが農地になっている部分も、本来であれば、事業用地として計画されておったり、あるいは大膳池も周遊できるような、そういう設定もされていたようでございます、当初は。 そういうやはりある程度、ちょっと今不完全な状態ですから、それを補完するのも市の役割かな、あるいは育樹祭を契機にそういう本来の整備計画に基づいたものにもう一度つくり上げていくというのも必要かなと思っております。ぜひ、せっかくの施設ですから、活用していただいて、今後の管理というのも当然出てきますんで、それを踏まえてぜひもう一度になっちゃいますけれども、活用方策というのも検討いただければなと思います。 ○議長(箕輪昇君) 答弁はよろしいですか。 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) 活用について、やはり今冒頭にもございましたが、県有施設でございますが、潮来市にある施設という点では可能性を大きく含んだ施設として考えたいと思います。 今後もこちらの活用については、引き続きそちら生かせるような形での内部での協議等も含めて、進めていければというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) ちょっと言い忘れていたのが1点ありまして、もともと県民の森の潮来側、古墳側なんですけれども、あそこは風土記が丘といういわゆる公園構想みたいなものが隣接してあったんですね。これはしっかりした計画ではないんですけれども、こういうものがあったらいいねという程度の話なんですけれども、向こう側にそういうこともありますんで、そういう資料もちょっともう一度めくっていただいて、県民の森のさらなる魅力というか、利活用がされることを願いまして、終わりにしたいと思います。 3番、石田、これをもちまして質問を終わりにいたします。ありがとうございました。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、3番、石田裕二議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は午後2時25分といたします。なお、全員そろいましたら、再開をしたいと思います。 暫時休憩いたします。                          (午後2時16分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後2時23分)----------------------------------- △志村一君 ○議長(箕輪昇君) 2番、志村一議員の質問を許可します。議員は質問席に移動を願います。 志村議員。     (2番 志村 一君 登壇) ◆2番(志村一君) 2番、志村一でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問をさせていただきます。 それでは、まず初めに、質問事項の大項目1番、水郷北斎公園を会場とする伝統ある水郷潮来花火大会開催に向けて、これについて質問をさせていただきます。 質問の趣旨でございますが、日本各地では、コロナ対策を講じながら3年ぶりに花火大会を開催している地域もございます。水郷北斎公園を会場とする水郷潮来花火大会は3年連続中止となってしまいました。来年こそはコロナ対策を徹底した上で、水郷潮来花火大会を開催し、花火大会を楽しみにしている市民の声に応えることができるようにしたいと強く願っております。 そこで、以下の9点についてまとめてお伺いいたします。 まず、1点目に、今回の水郷潮来花火大会中止に至るまでの水郷潮来花火大会実行委員会の経緯についてお伺いいたします。 2点目に、5月下旬には早々と花火大会中止が決定されたが、延期案など十分検討されたのか、この点について具体的にお伺いいたします。 3点目に、花火大会は3年連続の中止となったが、現在の繰越金及び積立金はどのようになっているのかお伺いいたします。 4点目に、桟敷席を有料化し、多くの桟敷席を購入していただくためにも、花火打ち上げ開始までの余興を導入してはどうか、お伺いいたします。 5点目に、コロナ対策として、会場である北斎公園全体の1区画の桟敷席の人数を制限し、区画数を多くしてはどうか、お伺いいたします。 6点目に、コロナ対策として、露天エリアでは、出入り口を設け、上限人数を超えないよう、随時人数制限をしてはどうか、お伺いいたします。 7点目に、コロナ対策を徹底した花火大会にするために花火大会予算の拡大をしてはどうか、お伺いいたします。 8点目に、コロナの感染状況に応じた延期案も十分検討しておいてはどうか、お伺いいたします。 9点目に、コロナ禍でも開催できる水郷潮来花火大会にするためにも、多くの時間が必要と思われ、早速実行委員会をスタートさせてはどうか、お伺いいたします。 以上9点、よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、まず第1点目でございます。 花火大会中止に至るまでの実行委員会の経過についてにご答弁をさせていただきます。 第1回実行委員会は3月30日に行っております。開催日程の決定と開催に向けた課題についての協議を行い、開催日を8月20日土曜日とし、開催に向け準備を進めながら感染状況の推移を見定めることを確認をいたしました。 第2回実行委員会は5月23日に行われ、開催に向けた最終判断を協議いたしました。この時点におきましても感染状況に収束が見られず、国・県から示されたイベント開催に当たってのガイドラインにある1メートル以上の社会的距離の確保や、来場者の連絡先の把握などをすることが極めて困難であることから、市民や観光客の健康上の安全確保が難しく、さらには長引くコロナ禍による影響を受ける中で、協賛金を求めることなどがなかなか難しいのではないかとの議論もなされ、実行委員会として中止とする最終的な判断に至った経過となります。 続きまして、2点目でございます。 5月下旬には早々と中止決定されたが、延期案など十分に検討されたのか、この点についてご答弁を申し上げます。 実行委員会での延期の検討につきましては、中止の判断要因となった国並びに県が求める感染対策のガイドラインやコロナ禍の影響による経済状況が依然として厳しい状況であることなどにより、延期とする判断には至りませんでした。 また、花火大会の開催に向けた準備といたしましては、花火業者や打ち上げ関係業者との契約、花火打ち上げに関わる茨城県への火薬類煙火消費許可申請、道路の規制等の行方、稲敷、香取の各警察署への申請、河川使用に際しての国土交通省への専用申請など関係各所に対し、申請手続があることから、例年の8月中旬の打ち上げでも5月下旬が最終判断の時期となってございます。 3点目でございます。 3年連続の中止となったが、繰越金、積立金はどうなっているのかご答弁申し上げます。 花火大会の予算につきましては年度ごと大会実施後に精算する形となっており、繰越金及び積立金につきましては、持ってございません。 4点目でございます。 桟敷席を有料化し、多くの桟敷席を購入していただくためにも、花火打ち上げ開始までの余興はどうかと、ご質問でございます。ご答弁申し上げます。 これまでも花火の打ち上げだけなく、日中のイベント開催をとの要望から、前回の開催時には、和太鼓の演奏や、大道芸人を呼ぶなどして、打ち上げ前のイベントを行っております。今後もこのようなスタイルで楽しみを増やしていければと考えております。 また、花火大会の運営そのものにつきましても、これまで以上に市民参加型で、地域が活性化するようなにぎわいのある花火大会となるよう工夫してまいりたいと考えております。 5点目でございます。 コロナ対策として、会場である北斎公園全体の1区画の桟敷席の人数を制限してはどうか、区画数を多くしてはどうかというようなご質問でございます。ご答弁いたします。 ご提案の内容は、感染対策として来場者の把握や密の回避の観点から、効果的なコロナ対策の一つとして実行委員会に諮ってまいりたいと思います。 6点目でございます。 コロナ対策として、露天エリアでは出入口を設け、上限人数を超えないよう人数制限をしてはどうかというご質問でございます。 こちらは、大会会場における観覧者の誘導につきましては、会場がどこからでも出入りできてしまうことと併せ、夜間ということから、雑踏整理も含めて大きな課題であると捉えております。花火大会全体として必要とされる対策について、警察をはじめ関係機関と連携をして、より効果的な対策が取れるよう情報収集など準備を進めてまいりたいと考えてございます。 7点目でございます。 花火大会予算の拡大をしてはどうかというご質問でございます。ご答弁いたします。 花火大会の予算は、市からの補助金と協賛金、桟敷席の売上げなどで構成されております。今後は、花火大会を充実させ、魅力を高めていくことで、より多くの協賛金を頂けるような花火大会となるよう実行委員会を中心に関係各所との連携も図りながら、準備を進めてまいりたいと考えております。 8点目でございます。 延期案も十分検討しておいてはどうかというご質問でございます。 大会の開催に際しましては、今年度と同様に、コロナウイルスの感染状況を注視するとともに、国・県が求めるガイドラインなどに基づいて実行委員会において判断してまいります。 また、延期案については、市内の年間行事、イベントとの調整等をはじめ、地域の方々の声やご意見を伺いながら、今後の実行委員会で協議してまいりたいと考えております。 9点目でございます。 コロナ禍でも開催できる花火大会として多くの時間が必要だ、早速実行委員会をスタートさせてはどうかというご質問でございます。 議員のご提案のとおり、年内に実行委員会を開催し、来年度の開催に向けて十分な時間を確保した中で、地域の方々の声やご意見も伺いながら、協議を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 質問事項1点目の今回の水郷潮来花火大会の実行委員会の経緯について再質問をさせていただきます。 過去2年の花火大会中止を受けての今年の実行委員会でございますが、コロナ禍における様々な課題も山積している中、たった2回の実行委員会で終了してしまいました。これでは、コロナ禍における花火大会に向けて十分な議論もできなかったのではないでしょうか。この点についてお伺いたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) たった2回でどうだったのかというような再質問でございます。 これまで花火大会の実行委員会につきましては、大会開催前に1回というようなことで、この間ずっときてございます。議員がご指摘をいただきましたように、コロナ禍で2年連続というようなことでございました。したがいまして、コロナの動向も非常に波がありながら、そういった推移もありましたので、その点では通年よりももう少し時間をかけようということで、1回ではございましたが、2回に増やして、さらに、通常であれば、先ほどもご答弁させていただきましたが、5月の開催でスタートを切るというようなスタートだったんですが、3月での開催にして、十分助走期間、また、推移を見定める期間、そういったものを取った中でということで、2回に増やし、またスタートも早めたというようなところが実態でございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁については分かりました。 続きまして、質問2点目の延期案など十分検討されたのかについて再質問をさせていただきます。 過去2年中止になってしまった花火大会を楽しみにしている方々のためにも、今年は延期案について検討すべきではなかったのでは。国あるいは県の示すガイドラインに沿った準備を進めるなど、実行委員会としても今年は何とか花火大会を実施する方向での努力、これが必要だったのではないでしょうか。この点についてお伺いをいたします。 ○議長(箕輪昇君) 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) 慎重な検討が必要であったんじゃないかというようなご質問でございますが、今年度については、この後、皆様にもご協力をいただくような形で、秋口の大きなイベントとして市町村レガッタというような予定もございました。さらには、そのほかにもウェイクボードの大会、これらもこの9月以降での中で開催を予定をしているというようなそういった他の行事との関係、そういったのもございました。 また、さらには、この第2回の実行委員会の時点では、国・県から示されているガイドラインの緩和、これらの部分については準備をされていなかったというように考えています。 また、この感染状況が悪化した場合には、これまでの経過から見れば、行動制限などの発令等もこの後予測される一つの想定としては、含まれていたというようなことでございます。 そういった中で、また、先ほどもご答弁させていただきましたが、市民の方々、また、観覧者の方々の安全の確保、これらから、このコロナの感染の中にあって、短期的に、また、安易な判断というのは避けるべきではないだろうかというような議論から、今年も中止というような判断になった、これが事実経過でございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁につきましては分かりました。 続きまして、質問事項3点目の現在の繰越金及び積立金について、再質問をさせていただきます。 令和2年度、令和3年度は、協賛金は募ったのでしょうか。また、花火大会のために使ってくださいという寄附金でもある協賛金については、今までどのように精算されていたのかお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。 河瀬観光商工課長。 ◎観光商工課長(河瀬由香君) それでは、令和2年度、令和3年度、協賛金は募っていたのかというようなご質問に対してお答えします。 令和2年度、令和3年度につきましては、協賛金は頂いておりません。募っておりません。そして、先ほどもご答弁申し上げましたとおり、毎年、毎年度精算をさせていただいておりますので、集められた協賛金、桟敷での収益、そして市の補助金、支出に対して、収入に関しては、全てその精算をさせていただいているというようなところで、したがって、繰り越すような事業費は今、持ち合わせでございません。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 例えば、残金、これが出たようなときには、一般財源のほうに入れられるというふうなことでしょうか。
    ○議長(箕輪昇君) 河瀬課長。 ◎観光商工課長(河瀬由香君) 事業費につきましては、支出に対して補助を充てるというような事業の、補助金のスタイルになりますので、支出、そして補助金を最初、概算でお支払いして、それで精算というようなところになりますので、補助金のほうで調整して収入と支出とバランスがゼロになるような形になります。もちろん、不足した場合はそういうような対応で補助金のほうを対応するというようなところになります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの再々質問につきましては分かりました。 続きまして、もう一点、再々質問をしたいのですが、議長、よろしいものでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 今の3番ですか。 ◆2番(志村一君) また別な再質問という形なんですが。あと1点お伺いしたいことがあるんですが。 ○議長(箕輪昇君) 何番の項目で。 ◆2番(志村一君) ただいまの3点目についてでございます。 ○議長(箕輪昇君) はい、どうぞ。 ◆2番(志村一君) 再々質問をさせていただきます。 協賛金でございますが、主に市職員が協賛金を募っていたようですが、市職員の負担は大きいのではないでしょうか。ほかに協賛金の募り方によい方法などございましたらば、案としてでも結構です。お伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再々、再になりますけれども、答弁。 河瀬課長。 ◎観光商工課長(河瀬由香君) 協賛金を職員が集めていたというようなところ、前の経過についてのご答弁申し上げます。 お話のありましたように、確かに、職員、協賛金のほう歩いてお願いをしてまいりました。観光協会、そして商工会の皆様と共にというようなところでございました。 今後のその募り方につきましては、他市など、本当に参考にさせていただいた中では、新たな手法としてクラウドファンディングとかございますので、その協賛金の募り方につきましてもよりよい募り方を研究させていただいて、実行委員会の中でしっかりと議論を重ねてまいりたいなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 4点以降の再質問に進めてください。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 質問事項4点目の桟敷席の有料化と花火打ち上げ開始までの余興導入について、再質問をさせていただきます。 桟敷席の有料化について、そのお考えをお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁。 河瀬課長。 ◎観光商工課長(河瀬由香君) 桟敷席の有料化についてということでご答弁申し上げます。 桟敷席については、既に有料化はされております。 有料化ではありますが、桟敷席をもっと拡大してはどうかというような意見も、今まで実行委員会の中で何度か議論の場にお話が持ち上がっておりました。そういったことを踏まえて、今まで以上の桟敷席の有料化についても実行委員会にお諮りをしてまいりたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 再々質問をさせていただきます。 これからの花火大会は花火だけではなく、総合的な花火大会を楽しむ新しいスタイルも必要と思われます。 例えば、北利根川の水辺を生かした余興や、子供たち、高齢者も楽しめるイベントを組み合わせる花火大会など、花火大会の魅力度アップについての構想案等がもしございましたらお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、魅力度アップということで、具体的な構想までには至ってございません。これまでの過去の例の中でも、今、議員からご提案いただきました水際での、そういったイベント等も行われてきた経過もございます。ああいった水辺でを生かした中での一つの提案として、この後、参考にさせていただきながらどんなことができるのかというものも、実行委員会の中でも議論に付していきたいというふうに思いますし、先ほど来、やはり、地域の方々のご意見や、そういった方々、また、地域の活性化に結びつけるにはどうしたらいいのか、これらをやはり、今後追求していく重要なポイントとして考えていきたいなというように思っています。 したがいまして、花火大会直前の事例だけにとどまるのではなく、例えば、朝の時点から何かそういった取組などが、組むことが可能かどうなのか、また、そういったものがいろいろ考えることはできないか、こういったことも来年に向けて、じっくりと時間のある中で、実行委員会の中でご意見をいただきながら、来年に向けた準備を進めてまいれればというように考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいま、答弁いただきましたけれども、このイベントについて、十分実行委員会で話し合って、協議していただいて、ぜひ、子供たち、あるいは高齢者の方々、花火大会を待つまで十分に楽しんでいただく、そういったイベント企画、これをどうぞよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、質問事項5点目のコロナ対策として、会場である北斎公園全体の1区画の桟敷席の人数を制限し、区画数を多くしてはについての再質問をさせていただきます。 北斎公園は北利根川沿い約1キロメートルに及ぶ広さでございます。1区画の人数制限や、区画数を増やすという点での運営側の課題と、もしその解決策ございましたらお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 河瀬課長。 ◎観光商工課長(河瀬由香君) 人数制限等についてということでお答えしたいと思います。 人数制限につきましては、やはり国とか、県のガイドラインに基づいて適正な人数を割り出していくというようなところが、研究していく必要が出てくるのかなというふうに思います。 今現在の桟敷区画数の増につきましては、区画につきましては、北利根川を正面に見て、本部を正面に見て左側のエリアが桟敷席150区画用意させていただいているわけなんですけれども、先ほども申し上げたように、実行委員会でもっと桟敷の席を広げてはどうかというような議論もされてきた経過はございます。 そうなると、一般席、自由席の部分、どの辺まで広げられるのか、どのぐらいまで可能なのかというようなところは、しっかりと地盤というか、そういったところも確認しながら進める必要があるのかなというふうに感じますので、やはり、実行委員会の中できちんと議論を深めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁につきましては分かりました。 続きまして、質問事項6点目のコロナ対策として、露店エリアでは出入口を設け随時人数制限してはについて、再質問をさせていただきます。 露店エリアを定めて、例えば、ロープなどで規制していかないと、当然、どこからでも出入りができてしまいます。人数制限ができる露店エリアづくりについてお考えをお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 河瀬課長。 ◎観光商工課長(河瀬由香君) 制限のできる露店エリアづくりについてというようなところの答弁させていただきます。 露店エリア含めて、全体についてなんですけれども、規制、制限、そして夜間での人流の整理などは非常に難しい部分があるのかなというふうに正直考えております。 花火大会の会場の周辺の地理的条件などもありますので、難しい部分があるのかとは思いますけれども、警察などと連携を図ったり、協力を依頼したり、様々な部分をご指導いただいたり、アドバイスをいただいて、協力を求めながらよりよい方策を探っていきたいなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいま答弁をいただきましたけれども、これ、何分にも、コロナ対策、これを前提にして進めていかなければならない難しい点だと分かっておりますけれども、ロープで駄目ならハードル、学校で使うようなハードルでも結構です、マットでも結構です。何とか対策をしていかないと、コロナ対策に徹底した花火大会には結びつかないと思いますので、この点、ひとつ、実行委員会のほうでも十分話し合っていただければと思います。 続きまして、質問事項7点目のコロナ対策を徹底するために花火大会予算の拡大について、再質問をさせていただきます。 コロナ対策を徹底した花火大会にするためには、今までのやり方、予算では追いつかないのは明確と思います。例えば、約1キロメートルにも及ぶ桟敷席の管理や露店エリアの管理など、運営側の人数増員、購入物品の増などを考えると、協賛金や桟敷席の売上げを多くするだけでは追いつかないと思われます。 運営資金の核となるのは、やはり、市からの補助金拡大を図らなければならないのではないでしょうか。この点についてお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) 補助金拡大によるこの運営費の拡充という点でございますが、結論から申し上げますが、現時点では、補助金による拡充という考えは持っていないところでございます。 しかしながら、一方では、志村議員のご指摘にあるように、コロナへの対策を十分に取る、あるいは人的の部分、マンパワーの確保であったりとか、さらには対策、どのようになっていくのか、これらについて精査をする中で、こういったところがどの程度の予算を、経費を伴うものなのか、そういったことも精度を上げて、こちらについては調査をしながら準備を進めていく、このことから始めていきたいというように思っています。 また、こういった事業、やはり十分貴重な一般財源が補助金となって充当されておりますので、まずは、やはりこの先ほど来、私ご答弁させていただいておりますけれども、やはり魅力を高める、こういったことでご協賛金をいただけるような、そういった魅力ある花火大会に、今後も付加価値を1つでも2つでも高めていくことで、この予算的なものを拡充してまいりたいというように考えているところでございますので、いわゆるそういった点ではご理解を賜りたいと思います。 どうぞ、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいま答弁の中にもございましたが、お金がかかると、これはコロナ禍ということを考えればなおさら、これ、かかることでございますので、お金に関すること、これは市のほうにお任せするしかないと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項8点目のコロナの感染状況に応じた延期案も十分しておいてはについて、再質問をさせていただきます。 コロナ感染状況によっては延期するという案を最初からつくらなければ、過去3回同様中止になってしまうと思われます。延期案を最初からつくるという点についてお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) これも非常に今回悩ましい判断、また、苦渋の判断ということもございました。ただ、またほかの大会等を学びますと、延期というような形態で、今度、土浦の花火大会もそういうような判断がされたようでございますので、この点も含めて実行委員会のほうへ諮ってまいりたいというように考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁については分かりました。 続きまして、質問事項9点目の早速花火大会実行委員会をスタートさせてはどうかについて、再質問をさせていただきます。 先ほど答弁の中にも、今年中の実行委員会のスタートという答弁をいただきました。ぜひ、お願いするとともに、日中から楽しめる花火を核とする花火大会にするためにも、多方面からの実行委員会のメンバー構成も必要かと思われますが、この点についてお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) 実行委員会の構成につきましても、先ほど来、お話ししていますように、この地域の方々のご意見であったり、やはり地域の方々のお力によって運営できるような、そういった形がつくれることが一番望まれる形かろうというふうに考えてございます。 現在は、団体と市というような形にとどまっていますが、これらについてもこの間の議論の中では、もう少し地域の方にも関わってもらってはどうかというような、そういったお話もございましたので、また、現在の実行委員会の中で、今後、この実行委員会体制、地域の方々のご意見がまた生かされ、また、地域の方々の力も反映できるような体制づくりについても十分議論をし、また、必要な構成の変更等があれば、そういった点も考えてまいりたいなというようには考えてございます。 いずれにしましても、この昭和25年から始まったというふうに伺ってございます。伝統ある水郷牛堀の花火大会、かつては空中宝探しなどと言われるような落下傘による落下傘花火で、大いに子供たちも喜んだ、また、最盛期には、商店の中でお客様が山のようになって仕事を辞めたいなどと言う人も現れたというようなことが、ふるさと牛堀の中の記載にもございました。 しかし、残念ながら交通渋滞等の理由によって途中中断をされ、中断が余儀なくされましたが、また再開をし、今に至っていると。本当に、水郷牛堀の大事な一つの行事だというふうに認識してございます。 そういった点では、冒頭から大会を望まれるのは、私自身もまた再開を望んでいる一人でもございます。したがいまして、また、再開に当たっては、さらにこれまで以上に魅力がある花火大会として再開できるよう、今後も十分な議論を基に準備のほうを進めてまいれればというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 本当に力強いご答弁、ありがとうございました。 伝統ある北斎公園での水郷潮来花火大会を心待ちにしている方々のためにも、また、過疎地域に認定された旧牛堀町のにぎわいを取り戻すためにも、市民の皆様と共に力を合わせて水郷潮来花火大会が開催できますこと、心より願っております。 それでは、大項目2番に移らさせていただきます。 質問事項の大項目2番、茨城百景にも選ばれた権現山公園の復活に向けてについて、質問をさせていただきます。 質問の趣旨でございますが、茨城百景にも選ばれた桜とツツジの名所である権現山公園は、水郷地帯や霞ヶ浦が一望できるとともに、筑波山、富士山、きれいな夕日など見ることができるビューポイントでもございます。また、ソメイヨシノや八重桜が咲き誇り、潮来市で一番の花見スポットでもございます。 しかし、今は桜やツツジの手入れが行き届かないばかりか、草も伸び放題になっているのが現状でございます。月1回、ボランティアの方々が環境整備をしてくださっておりますが、それだけでは十分な環境整備には至っておりません。 今こそ権現山公園を見直し、環境整備を進めることで茨城百景に値する公園に復活させていきたいと強く願っております。そこで、以下の4点についてまとめてお伺いをさせていただきます。 まず1点目に、権現山公園の将来を見据えた環境整備計画を立ち上げ、市として主体的に権現山公園の環境整備に取り組むべきではないか、この点についてお伺いいたします。 2点目に、権現山公園の桜を絶やさないためにも、樹木医を交えた桜の手入れと新たな桜の植樹が必要ではないか、この点についてお伺いいたします。 3点目に、権現山公園の遊歩道を舗装してはどうか、この点についてお伺いいたします。 4点目に、権現山公園の桜まつり開催に向けて、市としての支援策を講じていただきたい、具体的にその内容をお伺いいたします。 以上4点、よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) まず、1点目の権現山の環境整備についてお答えいたします。 権現山公園の環境整備につきましては、現時点で総合的な計画等はございませんが、除草作業は公園ごとに計画を立て行っているところでございます。 権現山公園の今年度につきましては、昨年度の年2回から、桜まつり前の3月上旬、梅雨明けの7月上旬、9月の計3回に増やして実施しております。さらに令和2年度からは、議員ご案内のとおり、水郷観光協会の方々と当課職員合わせまして、10名程度で毎月1回共同で実施し、適切な維持管理に努めているところでございます。 しかしながら、夏休み期間である8月は猛暑により観光協会との除草作業が行われなかったこともありまして、草が伸び、良好な環境が確保されていない状況となってございました。このような状況を改善するために来年度以降につきましては、8月頃の夏季期間の除草作業を1回増やし、年4回とすることで良好な環境保全に努めてまいります。 続きまして、2点目の権現山公園の桜についてお答えいたします。 権現山公園の桜につきましては、昭和57年の植樹後約40年経過しております。桜の寿命につきましては、一般的に50年から60年と言われており、現在も寿命により一部伐採しておりますが、今後もますます寿命により伐採する桜が増えていくものと想定しているところでございます。 また、桜は植樹後花を咲かせるまでに約3年間の期間を要すると言われております。このようなことから、権現山公園の桜を絶やさぬよう、また、桜まつりを継続的に実施できるよう、樹木医などの専門家の意見を参考にしながら計画的な入替えについて検討してまいります。 続きまして、3点目の権現山公園の遊歩道の舗装についてお答えいたします。 権現山公園には高台の芝生公園につながる経路として、約1.5メートルほどの階段の遊歩道が3か所ございます。その遊歩道の舗装に関しましては、急勾配であることから、工事の施工性、歩行者の安全性を踏まえますと非常に難しいものと考えております。市といたしましては、現在、階段の枕木などが経年劣化により損傷していますことから、今後は計画的に修繕を行ってまいりますとともに、市民の皆様が安全に快適に利用できるよう、除草作業などの維持管理に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) 私から4点目の桜まつりの開催に向けた支援策についてご答弁をさせていただきます。 権現山公園桜まつりは、水郷潮来観光協会が主催する事業となっており、潮来市は後援という立場で参画をしております。 今後もこれまで同様、水郷潮来観光協会との連携を通じて支援を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) それでは、再質問、1点目の権現山公園の将来を見据えた環境整備計画について、再質問をさせていただきます。 環境整備計画(案)の作成に向けて、まず、権現山公園の現状把握から始めていただきたいと思います。そのためには、実際に権現山公園をくまなく足で歩いていただいて、実態調査をしていただき、権現山公園のひどさ、これを目の当たりにしていただくとともに、特に、権現山公園の土砂災害の危険性までも想定した環境整備計画の作成に当たっていただきたいと思います。この点についてお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 常井部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 再質問にお答えいたします。 権現山公園、確かに、権現山公園に関しましては、その権現山公園ののり面が非常に危なく、災害の急傾斜の指定区域となってございます。 権現山公園のそれを踏まえまして、のり面……、暫時休憩をお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 暫時休憩いたします。                          (午後3時12分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後3時13分)----------------------------------- ◎建設部長(常井俊宏君) 失礼いたしました。 権現山公園につきましては、昨年度から、先ほどお話ししましたように、草刈りの回を増やして年2回、昨年度は年2回、今年度は年3回、来年度は年4回と、現場の状況を踏まえまして1回ずつ増やしまして、現状把握しまして、草刈り等を増やしてございます。 それから、今年度につきましては、権現山公園のトイレにつきましても改修をいたしまして、洋式化をしてございます。それらをしながら、計画案というのは現在作成はしていない状況ですが、そういう現場状況を踏まえながらより喚起していくように努めてまいりたいと思っております。 失礼しました。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) それでは、1点目について再々質問をさせていただきます。 環境整備の具体的な一つの提案として、小さな子供たちが楽しめる遊具の設置、筑波山、霞ヶ浦を眺望できる広い展望台、第2駐車場の拡幅とサイクリストも訪れてくるというようなことで駐輪場の整備、清潔感あふれるきれいなトイレの設置、案内板の設置など、権現山公園を訪れる方々の笑顔で楽しめる環境整備についての考えをお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 吉川建設技監。 ◎建設技監兼都市建設課長(吉川秀樹君) 権現山公園の、景勝地として知られている、花が咲いて皆さん見に来られるような、そういった公園ということなんですけれども、権現山だけではなくてその下に北斎公園等もございまして、これらの公園も併せてトイレの洋式化だとか、整備だとか、全体的に今、公園、一体的に整備を図っているというようなところもございます。 それにあわせて、今、言われました遊具だとかにつきましても、その公園の特性を考えながら、特に権現山公園に関しては、景勝地で自然の花が美しいようなところではございまして、以前に遊具等もあって、今、一部老朽化で撤去したようなところもございますので、この点につきましては、公園全体では遊具等も老朽化をして新設をしているような状況もございますので、全体的な計画の中で進めていきたいというようなことで考えてございます。 あと、先ほど言われました急傾斜の問題でございますが、権現山自体の周りが急なのりというようなことになってございまして、法律の改正により、あそこ自体が急傾斜の区域というようなことで、今、指定をされております。そんな関係で、以前は避難所等に指定されていたところもあったんですが、今はそういったところではないというようなところで、急傾斜のところについては危険な場所というようなことで皆さんに周知をさせていただいて、ですが、その遊歩道については、下からこう上がれるような、そういうところは今現在ございますので、先ほど部長が答弁させていただいたように、今後、その老朽化したところについては安全が確保できるような形で登れるような、そういったことを進めていきたいというようなことで考えてございます。 ○議長(箕輪昇君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 私からご答弁させていただきます。 急傾斜で危険というのであれば、やはり県のほうにしっかりとお話をして、危険じゃないような改修策を考えていくのが当たり前のことだろうと思いますし、また、権現山公園だけじゃなくて、牛堀にはたくさんの歴史ある遺跡だったり、そういったものもございます。こういう中で、どこに集中して整備をかけていくかということは、庁内でまだ全く検討しておりません。 ですので、やはり牛堀地区全体を、どこに資源を集中して整備していくのかという優先順位と、それからやはり、まず構想もつくっていませんので、そういったところを議員の皆様と話し合いながら、まず形づくっていくということが第1のスタートなのかなと思っております。 ぜひとも、議員の皆様方にもご協力を賜って、牛堀地区はここから整備していったほうがいいというようなご意見がいただければそのように進めていきたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。 私からは以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 続きまして、質問事項の2点目、これ再質問させていただきます。 先ほど、答弁の中で、小まめな除草作業について年間4回ほどというような答弁ございましたが、年間4回では全く、大変失礼ですが足りないと思います。もう1月たてば草ぼうぼうでございます。その草ぼうぼうの中にマムシに注意という看板も立っております。これじゃおっかなくて誰も寄りつきません。 ぜひ、除草作業は小まめに、最低でも月1回、そして冬場は桜の枝の剪定やら、落ちた枝を清掃するなど、そういった環境美化、権現山の環境美化に努めるべきではないでしょうか。 この点についてお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 常井部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 再質問にお答えいたします。 今年は年3回、来年度は年1回増やして4回ということで、4回では足りないというお話なんですが、そのほかに議員ご案内のとおり、職員と観光協会の方と合わせて月1回やっているところでございます。 確かにボランティアの方だけでは、当然、全面というのは確かに難しいとは思います。 先ほど、議員おっしゃっていたマムシ注意という看板ですかね、そういった人目に見せなきゃならないところ、そういうところを重点化して、確かに月1回できれば理想かもしれませんが、なかなかほかの公園の兼ね合いもありますので、ほかの公園は本当、年3回を標準にして、それでも権現山は1回増やしてやっていますというところでして、それも勘案しながら、フルではできないので、必要なところ、そういうところを重点にして、利用者の安全を図れるような、そういったやり方をちょっと工夫しながら除草というのは、来年度以降はちょっとやっていきたいと思っていますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの質問事項2点目の再々質問をさせていただきます。 桜、権現山の桜でございますが、もう寿命を迎えております。早く樹木医の方を交えて、枯れている枝、虫がついている枝、虫食っている枝、そういったものを早急に切るなり、あるいは消毒するなりしていかないと、待ったなしで権現山公園の桜はもう絶えてしまいます。 これからどのようにしていくかではなく、すぐ、権現山の公園の桜、これを診ていただいて、手を打っていただきたいと思います。 あと、新しい苗、植樹をしていかないとやはり絶えてしまいます。この桜の樹木医を交えてよく桜を診ていただくことと、新しい植樹、これについてもう一回再質問させていただきます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。 常井部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 再質問にお答えいたします。 議員おっしゃるとおり、権現山の桜というのは寿命を迎えておりまして、今でも伐採をしているところもございます。 まずは伐採したところ、そこを植樹することが大前提だと思っていますので、来年度は植樹に関しても、少しでもやりたいとは考えております。 それとあわせまして、議員おっしゃった専門医の鑑定ですか、そういうところを併せてやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 最後になりますが、権現山公園は潮来一を誇る桜の名所でもあり、茨城百景にも選ばれております。このままでは権現山公園は息絶えてしまいます。過疎地域、旧牛堀町にある権現山公園を潮来市の観光スポットとして、権現山公園が復活することを願っております。 以上で、2番志村一の一般通告質問を終わります。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、2番、志村一議員の質問が終わりました。 本日予定しておりました一般通告質問は以上です。----------------------------------- △休会の件 ○議長(箕輪昇君) 日程第2、休会の件を議題といたします。 お諮りいたします。 明日9月8日を議事整理のため休会としたいと思います。ご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(箕輪昇君) 異議なしと認めます。 よって、ただいまのとおり決定いたしました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(箕輪昇君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 次回は、明後日9月9日金曜日午前10時から本会議を開き、議案に対する質疑、委員会付託を行います。 本日はこれにて散会といたします。 大変ご苦労さまでした。                          (午後3時25分)...