潮来市議会 > 2021-12-20 >
12月20日-04号

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  1. 潮来市議会 2021-12-20
    12月20日-04号


    取得元: 潮来市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-26
    令和 3年 12月 定例会(第4回)     令和3年第4回潮来市議会定例会議事日程(第4号)                      令和3年12月20日(月)                      午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告質問日程第2 休会の件-----------------------------------出席議員(15名) 議長16番   笠間丈夫君   副議長 9番   箕輪 昇君    1番   佐々木 徹君      2番   志村 一君    3番   石田裕二君       4番   阿部慶介君    5番   兼平直紀君       6番   小峰 進君    7番   飯田幸弘君       8番   平田健三君   10番   飯島康弘君      11番   田崎 清君   13番   藤崎忠徳君      14番   薄井征記君   15番   今泉利拓欠席議員(なし)-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長        原 浩道君   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   市長公室長総務部長                               額賀 浩君   総務部参事総務課長        市民福祉部長福祉事務所長             実川智史君             茂木 衛君   環境経済部長    榊原 徹君   建設部長      本村敏行君   建設技監兼上下水道課長       教育部長      塙 誠一君             岡野正弘君   企画調整課長    草野吉広君   環境課長      橋本 太君   市民課長      打越桂子君   かすみ保健福祉センター長                               石神弘幸君   社会福祉課長    黒須勝巳-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    湯崎浩安君   局長補佐      山田晴美君   書記        小林 肇君   書記        方波見友紀----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(笠間丈夫君) 大変ご苦労さまです。 これから本日の会議を開きます。 先日に続き、新型コロナウイルス感染拡大のさらなる防止に取り組み、会議を進めてまいります。皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 ご報告いたします。 本日、説明のため出席した執行部の職員は、原市長以下、ただいま着席のとおりです。                         (午前10時00分)-----------------------------------市政一般に関する通告質問 ○議長(笠間丈夫君) 議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問については、質問事項ごとに初めの質問は大項目を一括で質問し、一括で答弁願います。再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問については会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに申し上げます。質問は簡単明瞭に、答弁は的を射てお願いします。また、質問は市民の立場に立ち、的確に行い、議題の範囲を超えないこと。同一の議題については3回までとするものです。ただし、答弁の内容によってはこれを超えて認める場合もあります。質問内容が重複する場合は、考慮の上お願いしたいと思います。-----------------------------------飯島康弘君 ○議長(笠間丈夫君) 10番、飯島康弘議員の質問を許可いたします。議員は質問席に移動願います。 飯島議員。     (10番 飯島康弘君 登壇) ◆10番(飯島康弘君) 皆さん、おはようございます。 10番、飯島康弘でございます。ただいま議長より許可を頂戴しましたので、順次質問していきたいと思います。 我々議会、議員の役割というものは、正しい意味での行財政運営の監視と批判であると、この議員必携にしっかりうたわれております。それを念頭に置きまして、質問したいと思います。 最初の質問です。 マイナンバー制度についてを質問いたします。 マイナンバー制度とは、行政の効率化、国民の利便性の向上、公平公正な社会の実現、そのための社会基盤であると総務省が発しております。この制度を利用するに当たり、まずは市民の方にマイナンバーカードを取得いただくことが必要であると考え、以下を伺ってまいります。 1つ、現状についてでございます。 ①潮来市の直近の交付率をお伺いいたします。 ②国・県、近隣自治体交付率を伺います。 ③市民にこのマイナンバーカードを取得いただくための現在の取組と課題をお伺いします。 続いて、(2)として、今後です。 ①国においてもカード普及のため、さらには経済対策にも絡め、ポイントの付与などを打ち出しておりますが、現場にて直接対応される職員の方々、また、申請される市民の皆様に混乱のないように行っていただきたいと思っております。どのようにされるのか、考えをお伺いしたいと思います。 以上、4点お願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長茂木衛君) それでは、1点目のご質問の潮来市の直近の交付率について答弁させていただきます。 令和3年11月末現在の交付率でございますが、交付率42.3%となります。 続きまして、2点目のご質問の国・県、近隣自治体交付率でございますが、こちらも令和3年11月末現在の交付率となります。全国交付率39.9%。茨城県交付率38.0%。近隣自治体の鹿行4市の交付率となりますが、まず鹿島市41.0%。次に、神栖市37.5%。次に、行方市31.3%。次に鉾田市28.7%。鹿行5市の平均交付率につきましては、36.5%となります。 次に、3点目のご質問の、市民に取得いただくための現在の取組と課題について答弁させていただきます。 マイナンバーカード取得のための取組としまして、市役所での申請サポート出張サポートを実施しております。申請サポートにつきましては、ホームページ等で発信してございます。出張申請サポートの実施につきましては、市の特定健診の会場となる中央公民館や、乳幼児健診の会場となるかすみ保健福祉センターで実施しております。また、9月から12月までの第2日曜日には、商業施設ベイシア仮設コーナーを設置させていただいております。さらに市内外の事業所にも出張申請サポートを実施しております。 課題といたしましては、まだ、6割弱の方がカード申請されていないこと、6か月以上前に申請された方の受け取りが進んでいないこととなります。 続きまして、今後のご質問の、直接対応される職員、申請される市民の方に混乱のないよう行っていただきたいがどのように考えるということについてのご質問に答弁させていただきます。 ポイント付与など国の動向を注視しながら、関係部署と連携し、職員への情報共有や対応の共通理解を図り、申請される市民の方の混乱のないよう、手続サポート体制を整えてまいります。 また、マイナンバーカードの申請や交付、更新等の手続、保険証へのひもづけを希望される市民の方などをスムーズにご案内できるよう、引き続き市役所正面玄関付近に、仮設のマイナンバー専用コーナーを設置し対応してまいります。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆10番(飯島康弘君) ①、②は再質はございません。③の再質をしたいんですが、その前に、①、②の数字を踏まえまして、高い交付率を潮来市は保っていらっしゃるということで、非常に評価すべき点だなと思っております。これまで何度も質問しておりますが、常に鹿行ではトップで、茨城、また国の平均を上回っている。これは、皆さん、職員の皆様は分からないかもしれませんが、これは、この頑張りは非常に大変なことであり、今後も頑張っていただきたいなと願っております。 その思いを胸に、③の再質問をしますけれども、先ほど答弁ありましたように、いろいろ出張したり、いろいろやられているんですが、この潮来が4割で高いと、ですが、言い換えれば6割の方がこれからだという、そこがこれからの課題であるという、おっしゃるとおりだと思うんですけれども、今までやるのと、プラスというか、6割の方に的を絞る。ターゲットを絞って、これだけマイナンバー制度始まっているよというのをやられているんですけれども、まだ申請まで至っていない人に向けて、地道にというか、着実にやられていくというのが、本当に課題かなと思うんですが、その6割に向けた、具体的にこうやってこうとか、そういう思いをもうちょっと詳しく、あれば伺いたいと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 打越市民課長。 ◎市民課長打越桂子君) お答えさせていただきます。 現在、先ほど部長から説明のありました出張申請サポート等を、より一層広報させていただきまして、現在は、市内外の潮来市在住の方向けの出張申請ということで出向かせていただきまして、現在、申請をしていただいている状況です。4月から11月までの出張申請なんですけれども、56か所で、449名の方に申請をしていただく、また、交付ができているという状況ですので、引き続き、SNS等を使いまして広報させていただきながら、皆様の申請をしていただくように進めていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆10番(飯島康弘君) ぜひ、頑張っていただきたいと思います。取ってくれる、その4割の方が徐々に増えていけば増えていくほど、追い風になって、じゃ私も取ろうかしらという感じで市民に広がっていくと思っておりますので、引き続きお願いしたいと思います。 じゃ、2の①の再質問をさせていただきます。 国のポイント付与について、ちょっと具体的に知りたいと思っておりまして質問しますが、皆さんテレビ新聞報道等いろいろあるんですけれども、ポイントのやり方が様々、何というか後から後から出てきたり、これはどうなっているんだとか、そういう面でもちょっと市民の皆さんはどうなっているのとか、困っている。せっかく取ろうと思ってもそれが逆に邪魔をしちゃって、よく分かりづらいわというふうな印象も受けられますので、今現在、潮来市としてはっきり、これはできますよとか、これは今後始まっていくものですとか、そういったポイントの内容を具体的に、どこまで現時点で把握されているか、内容をちょっと伺いたいと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 草野企画調整課長。 ◎企画調整課長草野吉広君) ポイントの内容でございますけれども、現在、マイナポイントを踏まえました経済対策としまして、総務省ホームページによりますと、マイナポイント第2弾としまして、令和3年11月19日にコロナ克服・新時代開拓のための経済対策が閣議決定されました。詳しい内容につきましては、決定次第ホームページ等で修正されると掲載されております。マイナポイント第2弾は、マイナンバーカードの普及を促進するとともに、消費喚起や生活の質の向上につなげるために、マイナンバーカードを活用して幅広いサービスを商品の購入などに利用できるように、ポイントを付与するものと示されております。 具体的には3つございまして、1つ目としまして、マイナンバーカード新規取得者に最大5,000円相当のポイントということでございます。2つ目につきましては、健康保険証としての利用登録を行った者に対しまして7,500円相当のポイントを付与するということでございます。3つ目でございますけれども、公金受取口座の登録を行った者に対しまして7,500円相当のポイントを付与すると掲載されております。 これらの補正予算臨時国会で審議中でございまして、12月20日、今日の新聞等によりますと、本日20日午後、参議院本会において成立するという運びと記述がございます。 成立次第、国・県等々の通達を見させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長総務部長額賀浩君) ただいま、マイナポイントの第2弾をご説明させていただきました。 現在は、議員もご承知かと思いますが、マイナンバーカードを取得した人には最大5,000円相当のポイントが付与するというのが今月の31日までということで、実施しているところでございます。現在の進めているもの、そして先ほど企画調整課長から第2弾の、まだ補正予算は成立してございませんが、第2弾も国は用意をということで進めているところでございます。 私どもも、成立後、情報を正確に入手いたしまして、マイナポイント、ひいてはマイナンバーカード普及促進に努めてまいりたいと考えておるところでございます。
    ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆10番(飯島康弘君) それじゃ、最後に再々質問をしたいと思うんですけれども、非常に、今答弁いただきましたけれども、市民の皆様にとっては1回聞いても分からないと思うんで、何回も説明が必要かなと思いますし、あとはできるだけ分かりやすい言葉で分かりやすく、窓口なりで説明できて、あ、なるほど、こういうことなのねと市民が受け止めてもらえるように、鋭意努力していただきたいなと思います。 で、再々質問なんですけれども、このマイナンバー制度にはもうちょっと課題があるかなと私は思っておりまして、この高い交付率を誇る潮来市でさえ4割であって、6割の方という、市民が2つに分かれておりまして、マイナンバー制度マイナンバーカードを持って市民の利便性の向上であったり行政サービスが簡素化されてよりよくなるとうたっているんですが、今の現状では、カードを持っている人の手続、持っていない人の手続という、業務が二重になってしまう。逆に負担になっているという時期に来ている。過渡期で仕方がないんですが、であるならば、この時期を縮める努力というか、それをなるべく短縮、皆さんの頑張りで短縮していただいて、いち早く本来の制度になるのがいいんじゃないのかなと今、感じているんですけれども、そのあたりはやはり二重業務だったり、職員の負担が増えてしまうというのも、今現在の問題じゃないかなと思うんですけれども、そちらに関しての見解はいかがでしょうか。 ○議長(笠間丈夫君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長茂木衛君) 再々質問に答弁させていただきます。 国のほうでは、令和5年3月までに9割の国民の方がマイナンバーを取得することを想定してございます。潮来市におきましても、マイナンバーカード交付円滑化計画を策定しまして、国の目指す交付率に向けて取組をしているところでございます。議員のおっしゃるとおり、多くの市民がカードを持つことが、結果的に市民の方の手続、また行政の事務の効率化につながるものと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆10番(飯島康弘君) 我々議会もようやく100%取得しておりますので、私としても協力していきたいなと思ってますので、引き続き頑張ってください。 それでは、大項目の2へ移ります。 コロナ禍における行政と地域の在り方について伺いたいと思います。 まずは現状についてでございます。 ①コロナ禍の影響により、これまでも危惧されていた地域コミュニティの衰退、具体的には市民と市民であったり、市民と行政、これらの関係の希薄化が進んだなと肌で感じるところでございます。本市、行政としてはこの状況をどのように考えているか伺います。 続いて、2として今後でございます。 2の①として、市民協働という言葉、フレーズ、これが重要。あらゆる施策のキーワードと考えております。そのためには、ここで改めて市民と行政の希薄化の改善という視点を、今後の計画や予算に盛り込んでいただきたいと思いますがいかがでしょうか。 ②イベント等においても自粛、延期、中止、またその中においても十分な対策を取って開催できたものと、様々ございましたが、こちらの状況をそのときそのときで判断されてきました。今後はどのようになっていくか、今後の展開を伺いたいと思います。 ③先般、閣議決定されました、先ほど答弁にもございましたが、コロナ克服・新時代開拓のための経済対策が示されました。現段階での地方創生交付金等の配分や内容、また、それらを踏まえ潮来市独自で検討されていることはあるか、お伺いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長総務部長額賀浩君) それでは、まず、片括弧1の①、1点目のご質問でございます。 コロナ禍の影響による地域コミュニティの衰退、市民と市民、市民と行政の関係の希薄化というところであります。本市、行政としてこの状況をどのように考えるかというご質問にお答えをさせていただきます。 ご質問のとおり、コロナ禍による地域コミュニティにおける活動の減少は一層進んでいると捉えております。現在は、日常における活動制限がある状況でございます。感染症対策をしながら、これまで築かれた様々な地域活動を元に戻せるかどうかを踏まえ、新たな活動方法も模索しながら、市民協働の施策には力を入れて取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。 続きまして、片括弧2の1点目、①でございます。市民と行政の希薄化の改善という視点を、今後の計画や予算に盛り込んでいただきたいというご質問にお答えをさせていただきます。 市民協働につきましては大きな課題であり、その中の一部としてコミュニティ事業につきましては、各区の課題を調整するとともに、最近では区長と加入促進を中心に取り組んでいる状況でございます。 今後も重点施策でございまして、かつスピードも求められているものと捉えております。取組方法につきましては、調査及び区長会との協議を繰り返しながら進めてまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(笠間丈夫君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長茂木衛君) それでは、片括弧2の今後についての2点目のご質問、イベント等の今後の展開について答弁させていただきます。 コロナ禍におけるイベント等の開催の今後の展開でございますが、令和3年11月19日付、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策本部において、新型コロナウイルス感染症対策基本的対処方針が変更されまして、イベント開催等における宣言下での方向性が示されました。また、ワクチン接種が進む中で、感染対策日常生活の回復の両立に向けて、緊急事態宣言まん延防止等重点措置下であっても、感染リスクを低減させることにより、飲食やイベント、人の移動等の各分野における行動制限の緩和を可能とするため、ワクチン検査パッケージ制度が制定されました。このワクチン検査パッケージ制度は、飲食店やイベント主催者等事業者が入店者、入場者利用者ワクチン接種履歴または検査結果の陰性のいずれかを確認することにより、行動制限を緩和するものでございます。 今後、イベント行事等の実施につきましては、ブレイクスルー感染等の状況や国・県の動向を踏まえながら、ワクチン検査パッケージ制度等の適切な運用を図り、行ってまいります。 また、引き続き感染予防対策周知徹底や、3回目の追加接種体制構築等により、感染拡大防止に努め、日常生活の回復を目指してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長総務部長額賀浩君) それでは、3点目のご質問でございます。 現段階で地方創生交付金等の配分や内容、また、それらを踏まえた潮来市独自で検討されていることはあるかというご質問にお答えをさせていただきます。 令和3年の潮来市に配当された新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金交付限度額は、4月に1億5,526万7,000円、7月に620万4,000円、10月に事業者支援分として2,647万2,000円がありました。合計金額は1億8,794万3,000円でございまして、事業を進めているところでございます。 現在、国会では令和3年度の補正予算において新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の6兆8,000億円が追加計上され、審議されているところでございます。今後、国の補正予算成立後に各自治体への通達があると考えております。 潮来市独自の事業につきましては、交付限度額にもよりますが、これからの市民の皆さん事業者皆さんにとって何が必要かを考え、検討してまいります。 交付限度額使用用途が分かり次第、速やかに議会へもお示しをさせていただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆10番(飯島康弘君) それでは、再質問をさせていただきたいと思います。 最初に、現状についてと今後についての1番ということで、答弁の中に地域コミュニティの代表の一つである区長会のお話出てきましたけれども、具体的には、現在このコロナ禍で集まることができていない状況の中、区長会との連携であったり、どのような内容を話されているのか、もうちょっと詳しく、こちら多くの同僚議員も質問をされている、それぞれが心配をされていることだと思いますので、直近というか、現在もちゃんと連携を取られているのかなというところを伺いたいと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 実川総務部参事。 ◎総務部参事総務課長実川智史君) それでは、私のほうから再質問という形で、区長会との連携というご質問を受けました。区長会、役員会を今年度は4月3日に開催しまして、次回は8月に予定しておりましたが、ちょっと開催できなかったという状況で、12月16日にやっと第2回目を開催できたという状況にございます。その中で研修を、今後の、どうしようかという協議をさせていただきまして、やはり1泊2日の例年どおりの勉強を兼ねた研修はなかなか難しいということになりまして、事務局からは提案を、加入促進のほうで提案をさせていただいております。 3点ほどありまして、アンケート調査を行ってはどうかという協議をいただきまして、その中では区長に対するアンケートを実施しようという話になっております。また、加入促進策としまして、研修で外部講師による講演の研修を来年早々予定していきたいというものと、その後、外部講師による加入促進に当たる、各連合とかそういうものに対する助言をしていただくことも今後、調整していこうというふうになっております。その中で、加入促進に対する課題は各役員から出されたという状況と、日の出地区洲崎地区からは、これまで行っていただいたチラシの内容とか、そういう内容の協議、連携を出されまして、今後もそういう情報交換をしながら加入促進を進めていこうという調整を今、行っているところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆10番(飯島康弘君) 大変な中ではございますが、ぜひ、連携を密に取っていただいて、今の市民の声、区長さんはその地区の代表の方であり、また、任期もありますので、やはり役員は切り替わってしまうものですから、ぜひ今の市民の声を拾っていただく、集めていただいて、それを生かしていっていただきたいなと思います。 それでは、(2)の②の再質問をさせていただきたいと思います。イベントに関してでございます。 こちらに関して、昨日、社会福祉協議会の地内で潮来市に住まわれているひとり親世帯のご家庭に向けて、子育て応援セットというものを配付したイベントがございました。そちらに関しては、行政の代表として茂木部長をはじめとする職員の方々、有志の方々であったり、今回茂木部長はトナカイの角をかぶって一生懸命やられておりましたけれども、あとは我々議会のほうからも有志が参加させていただいて、もちろん市民のボランティアの方もいらして、さらには潮来市内で立ち上がりましたこども食堂がございまして、日の出地区を中心にやられているこども食堂、また延方地区で行われているこども食堂。その、今言った皆さん方が一堂に集まって、市内のお困りであろうという方々に対して、お米など食料品などを配付したということがございました。感染対策も十分取って行ったイベントなんですが、それでプレゼントを受け取った一人のお母さんは非常に喜んで、こんなことをやってくれるのは本当に助かると。なおかつ言ってくれたのが、こんなことやっているのも知らなかったし、こういうことをやるならば私もお手伝いしたいです、そういう言葉をいただいたことがございましたので、こういう思いが市内に広がっていくことがこれから必要なんじゃないかなと思いました。ですので、様々なイベント、今大変な時期ですが、ぜひとも、何とか開催されるようなふうに、市内のイベントに対しての考え、今、大きく答弁いただきましたけれども、市としてはどう実際思っているのか、詳しくお聞きしたいと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長茂木衛君) それでは、市内のイベントの実施についての考えについての再質問に答弁させていただきます。 現在、市内での感染者がしばらくないという状況にございます。また、先ほどの答弁でも申しましたとおり、国・県の方針、あとワクチン検査パッケージ制度の活用によって、行動制限の緩和がされるということもございますので、感染防止の対策を十分に取っていただきながら、なるべく実施できるような方向で進めていきたいと考えてございます。 しかしながら、オミクロン株の感染拡大が懸念されますので、今後も国・県の動向も注視しながら、イベント行事等の実行の判断についても、動向を注視しながら判断していくことも必要と考えております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆10番(飯島康弘君) ぜひ、潮来の今後につながるように、開催できるように努めていただきたいと思います。 それでは、2の③の再質問をさせていただきたいと思います。 答弁にあったとおり、まさに今、国のほうにおいては衆議院通過して、参議院のほうで予定どおりというか、お話では今日あたり採決されて、成立の方向かなということだと思うんですが、その中で金額のほうが示されるんじゃないかという感じなんですけれども、今後のことなんですが、潮来市に対する限度額みたいなのは、いつ頃示されるとお考えか、ちょっとそのあたり伺いたいと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長総務部長額賀浩君) 限度額という、いつ頃というような再質問でございますが、先ほど答弁させていただきましたが、国の補正予算の成立後、国・県を通じて通達等が参るというふうに考えているところでございます。ですから、限度額についても、まだ私どももちょっと分かりませんし、それらの通達等がいつ頃かというのも、まだ分からないところでございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆10番(飯島康弘君) では、最後再々ということで、先のことなので答弁難しかったと思うんですが、ぜひ、それを想定していただいて、独自で考えていただきたいという思いがあります。 これまでも、例えば市内の交通事業者に対して、難しいと言われておりましたが、市民の声を聴いていただいて、実現していただいております。そういったように、市内の状況を踏まえ、市民の声だったり事業者の声をしっかりと施策に生かしていただきたいと。交付金は使用の制限とか、これに使ってくださいとかいろいろ、厳しい中ありますけれども、やはり潮来市で重要なのは、市民の皆さんにこれはやってもらってよかったよと言われる施策、それが一番だなと思っておりますので、私は一市民として思いますし、議員としてもそうやって使っていってほしいという思いがありますが、それを含めて、最後に市の見解を伺いたいと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長総務部長額賀浩君) それでは、3点目の再々質問をいただきました。 議員おっしゃるとおりです。これまでも、臨時交付金につきましては議員各位と大いに議論をさせていただいたところでございます。これからも、国・県等々からお示しをいただきましたら市民の皆さん事業者皆さんにとって何が必要かを考え、そして大いに議員各位と議論を踏まえながら進めていければなと考えております。引き続きよろしくお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆10番(飯島康弘君) ぜひ、皆さんで力を合わせて、この苦境を乗り越えていきたいと思います。 以上で、10番、飯島康弘の質問を終了いたします。 ○議長(笠間丈夫君) 以上で、10番、飯島康弘議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は10時50分にいたします。                         (午前10時42分)----------------------------------- ○議長(笠間丈夫君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。 なお、2番、志村一議員、10番、飯島康弘議員につきましては、所用のため退席となります。                         (午前10時50分)-----------------------------------阿部慶介君 ○議長(笠間丈夫君) 4番、阿部慶介議員の質問を許可いたします。議員は質問席に移動願います。 阿部議員。     (4番 阿部慶介君 登壇) ◆4番(阿部慶介君) 4番、阿部慶介です。 ただいま、議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 私が今日、一般質問の最後ということになりました。 令和3年もいろいろ大変な年でした。私の質問は、動物を愛する方々と、本当に困っている方々が、本当にありがたいな、潮来市民でありがたいなと思えるような市になるように、僕も質問させていただきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。 それでは、1、動物殺処分ゼロを目指して。 茨城県では、平成28年12月に茨城県犬猫殺処分ゼロを目指す条例が施行されたことに伴い、犬猫殺処分ゼロを目指すプロジェクト事業を推進しており、動物指導センターでは収容された犬猫に対して、感染症予防のためのワクチン接種等を実施し、日々の健康管理に努めるとともに、幼齢の子猫に数時間ごとにミルクをやり行うなど、命をつなぐ取組を行い、1頭でも多くの譲渡につなげるため、職員一丸となって日々奮闘していただいています。こうしてつないだ命を、動物愛護団体等に譲渡の仲介役としてご協力いただき、行政と動物愛護団体等が一体となって、犬猫殺処分の削減に努めた結果、平成29年度は前年度と比較して殺処分頭数を約7割減少させることができたそうです。 そこで質問させていただきます。 ①迷い犬や猫等の動物が発見された場合の現在の流れは。 ②年間殺処分される動物の数は。 ③殺処分される動物を減らすために、潮来市でも何かされていますか。 以上、3点、よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、まず1点目でございます。 迷い犬や猫等の動物が発見された場合の現在の流れについて、お答え申し上げます。 まず、迷い犬につきましては、狂犬病予防法の観点から、連絡をいただいた後保護を行い、名札などの確認によって身元が判明した場合は飼い主へ返還しているところでございます。不明の場合は、市で一定期間保護して、飼い主や里親を探した上で、見つからない場合は県動物指導センターへ引き渡す流れとなっているところです。 次に、猫についてでございますが、迷い猫については、負傷猫や母猫が近くにいない子猫のみが保護の対象となっております。この場合も、犬と同様の扱いで対応をしているところでございます。 2点目でございます。年間殺処分される動物の数はというご質問でございます。 お答え申し上げます。殺処分頭数についてでございますが、これには県動物指導センター等にて致死処分したものと収容中の死亡、これは病気で亡くなったり、衰弱によって亡くなったりする死亡を指しますが、それらが含まれております。昨年度の茨城県内における殺処分頭数ですが、犬が40頭。うち、収容中の死亡が38頭。猫、358頭。うち、収容中の死亡が337頭となっているところです。よって、昨年度の致死処分は犬が2頭、猫が21頭となっているところでございます。この致死処分となる犬猫でございますけれども、重い病気であったり、事故などで回復の見込みがない場合、その犬猫にとって安楽死させたほうがよいと判断された場合に限られるということでございます。 また、センターに引き取られた、殺処分された以外の犬猫につきましては、譲渡会などを通して、新しい飼い主を見つけることになってまいります。 3点目でございます。殺処分される動物を減らすために、潮来市でも何かされていますかというようなご質問でございます。 市としましては、捨てられたり殺されたりなどの不幸な犬猫を減らすため、県と連携した動物愛護に関わる情報発信の継続が重要と考えているところでございます。今後も引き続き、広報などを通じて、動物愛護について周知を図ってまいりたいと考えているところです。特に、飼い主に対して、動物が命を終えるまで適切に飼養する終生飼養、飼育ですね、命を終えるまでしっかりと飼育をしていく終生飼養や、動物の健康と安全を守り、人に危害を加えたり迷惑をかけないように飼育する適正飼育などを中心に、市民への動物愛護意識の啓発に努めてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) それでは、①のほうの質問をさせていただきます。 皆さんも動物、ペットを飼われている方も多いと思います。僕も、1年くらい前までは家で鳥を飼っておりました。インコだったんですけれども、僕は最初反対だったんですけれども、家族が勝手に買ってきてしまいまして、でも一緒にいるとやはり心が和みますし、帰ってきてから僕の肩に止まってくれると嬉しかったりすることもありまして、やはり心が和みます。 残念ながら、やはり潮来市でもなかなか、個人的事情もあるんでしょうけれども、どうしても保護される犬猫がやはり多いということで、再質なんですけれども、収容された動物のほとんどは返還、譲渡されていると思うんですけれども、環境課のカウンターのほうにも、2階のところですかね、ワンちゃんの写真が掲載されています。できれば、そこに飾ってあるワンちゃんも、なるべく飼い主さんが見つかったり、譲渡につながってはと思うんですけれども、場所がちょっとあそこですと、なかなか一般の皆様というか市民の皆様には目につかない場所だったりするので、例えばなんですけれども、1階のもうちょっと目立つところに移動されてはと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(笠間丈夫君) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本太君) 目立つところに移動されてはということについて、お答えいたします。 環境課のカウンターに貼り出されている犬猫につきましては、迷子とかになって飼い主を捜している犬猫でございます。同時に、環境課では動物の愛護及び管理に関する条例に基づいた茨城県動物指導センターからの通知により、迷い犬や猫の写真をカウンターに貼り出し、飼い主に対してお知らせをしてまいります。同時に、市のホームページでは動物指導センターが保護した犬猫が掲載されているホームページへのリンクを張るなどして、迷い犬、猫の公表を行っております。 また、潮来市内で保護され、動物指導センターに引き取られた狂犬病予防法に基づく抑留犬については、市の掲示板へ公示して、飼い主を捜すお手伝いをしておるところです。 今後、分かりやすいようにできるかどうか検討をしてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) そこで①の再質なんですけれども、いろいろ、今後分かりやすいように検討してくれるということで、再々質なんですけれども、逃げ出した動物や逸走した動物たちの譲渡がやはり決まれば、処分も減ると思います。逸走し、収容された犬の飼い主さんへの返還頭数は、動物指導センターの資料によりますと、令和元年では1,421頭中、返還が149と。譲渡になると、1,184頭となります。また、猫ちゃんになりますと、収容頭数は1,338頭。そのうち、返還がなぜか2頭しかなかったんですけれども、でも、譲渡になりますと940頭と、資料を見てからも返還よりは譲渡のほうが多くなっております。飼い主さんの見つからない動物たちを、なるべく譲渡に結び付ける、さっきの検討していただけるといいますか、分かりやすいカウンターの下で、1階のほうとかいろいろ検討していただけるとは思うんですけれども、分かりやすく、譲渡してもらいたい方と収容されたワンちゃん猫ちゃんを結び付ける、そういったものって何かないんですかね。例えば、潮来市の情報板の空いているところにちょっと載せたりとか、そういうものがあればと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(笠間丈夫君) 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本太君) 情報板とかに載せてはというご意見に、ご答弁させていただきます。 情報板ですと、タイムラグがございます。できれば、ホームページのほうへ載たいところですが、ホームページもいろいろほかの記事もございますので、今後、載せてはどうか検討をさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) ご検討いただいて、なるべく市民の皆様に触れる形でと思います。 それでは、③のほうの再質をさせていただきます。 ③の広報等いろいろされているところとは思いますが、もちろんご存じだとは思うんですけれども、動物指導センターのほうで小・中学校向けに犬猫などの身近な動物との触れ合いを通じて、命を大切にする心を育んだり、動物を飼うことの自覚と責任の重さや、飼い主に捨てられた犬や猫の不幸な動物の現状と解決策を学習したり、自分自身でいろいろ考える、動物触れ合い教室、また命の教室を潮来市内での小・中学校でも開催してはいかがかとは思うんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(笠間丈夫君) 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) 学校教育との連携というようなご質問でございますが、確かに、県の動物愛護管理推進計画の中にも学校教育との連携というようなことで記載もございます。この点につきましては、教育委員会をはじめとして学校のほうと連携するような企画を、今後ご相談のほうを進めさせていただきたいというふうに考えています。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 正直、学校もいろいろな行事がいっぱいありまして、なかなかこういった教室がいいとは思っても、入れるのは正直難しいとは思うんですけれども、皆さんも聞いたことあるとは思うんですけれども、生類憐みの令という、5代将軍の徳川綱吉が発した法令なんですけれども、結構皆さんのイメージでは生類憐みの令というのは駄目な法令みたいなイメージなんですけれども、綱吉の時代にはやはり世の中もすごく平和になりまして、経済も好調で、そのときたまたま富士山の大爆発や、忠臣蔵の赤穂浪士の討ち入りなんかも行われた時代ではありますが、生類憐みの令というのは、一つの法令ではなく動物保護を目的とする130以上の法令の総称のことらしいです。保護対象は馬や牛、鳥、魚、いろいろ、貝や虫までに及んだということもありまして、あまりよいイメージではない法令というイメージがありますが、その頃の江戸時代というのはやはり、戦国の時代を引きずっていまして、歌舞伎者という、荒ぶれた方々たちがかっこいいというか、そういうのがまかり通っていた時代だったんですね。やはり、殺生に対する気持ちも軽くて、年取ったご高齢の老人がいれば山に捨てたり、子供を、口減らしと言われていたと思うんですけれども、子供が増えたら捨て子をしたりと、気に入らなければけんかしてすぐ斬ってしまうという、命を軽く重んじている時代だったと思うんです。そこで、綱吉は何とか改善したいということで、まず動物を大切にしようと、動物くらい大切にできない人たちが、人のことを大切にすることなんかできないだろうということで、この法令を発したと聞いております。この生類憐みの令の中には、病人に限っては許可なく籠に乗れたりとか、そういう法令もあったらしいです。ので、正直、小学校とか中学校、ましてやそのお子さんたちが、命の大切さが分かれば、それに親も影響されて、そしてそこからさらに高齢の方々も影響されて、孫が犬を捨てたらかわいそうだよとか言ったらやはりそうやって犬を処分しようと思っていた方々も踏みとどまったりしてくれたり、最近ではやはり、この前もビルの火災、放火があったり、電車で大量の無差別殺人があったり、やはり命を軽く感じている時代になってきてしまっています。正直、さっきも質問でありましたが、人間関係の希薄化がやはりそういうことにつながっているかなということもありますので、ぜひご検討いただければと思います。 よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) ただいま阿部議員のほうからもご紹介をいただきましたけれども、今般の動物愛護及び管理に関する法律の改正は、基本的には平田議員のご質問にもありましたように、業者等への規制等を厳しくしたというふうなことになっております。その中で、この法律そのものがそもそも、手元にございますが、動物の虐待及び遺棄の防止、動物の適正な取扱い、その他動物の健康及び安全の保持等の動物の愛護に関する事項を定めて、国民の間に動物を愛護する気風を招来し、次に生命尊重、友愛及び平和の情操の涵養に資するとともにというようなくだりもございます。阿部議員がおっしゃられたように、こういったものを、動物はきちんと大事にするというようなところから、人と動物が豊かに共生をする社会を目指していくというようなことにもつながってまいるというふうにも考えております。したがいまして、こういった動物愛護の教育なども通じながら、また啓発等も、今後も一層進めてまいりたいというように考えてございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 次に移らせていただきます。 2、住民の皆様のための総合窓口の創設を。 重層的支援体制整備事業は、市町村の手挙げによる任意事業で取り組む市町村は、①相談支援、②参加支援事業、③地域づくりの事業の3つを一体的に実施することが必須になる。委託も可能です。また、重層的支援体制整備事業は市町村全体で包括的な支援体制の構築を進めることを目指すものであり、個々の支援拠点の具体的な設置形態については、既存の各分野の拠点のままほかの分野の関係機関と連携して対応する形態、ワンストップ総合窓口を設けるものなど、様々な形態が想定される。 そこで、質問させていただきます。 ①重層的支援体制整備事業の実施は、市町村の任意で国や都道府県から交付金を受け取ることができます。これまでは、支援対象者の属性(介護、障害、子供)で社会福祉法改正による地域生活課題への包括的な支援体制の整備によって各分野の補助金の財源を分けていたが、属性を問わず一括化して交付することで、各市町村が実情に応じた柔軟な支援が可能となるようですが、潮来市で重層的支援体制整備事業の実施は行う予定ですか。 ②社会福祉法の改正により、地域生活課題への支援は制度、分野ごとの行政体制を超えた包括的な支援体制へシフトしていますが、実情に合った柔軟な支援が可能になる一方で、今まで対応できなかったような制度のはざまのニーズへの対応をすることや、支援が必要にもかかわらず支援が行き届いていない人たちに対する働きかけも求められること等による業務量の増加も懸念されることもあると思います。業務量が増加する中で、支援の質の低下を招かぬよう、十分な人材確保や教育体制の強化、しっかりとしたバックアップ体制を取るために潮来市でも検討されていますか。 以上、2点よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長茂木衛君) それでは、まず1点目の重層的支援体制整備事業の実施予定について答弁させていただきます。 重層的支援体制整備事業を取り組む上で、現在、関係部署情報共有を行い、委託を含め、総合相談窓口を設けるか、体制はそのままで、既存の体制で連携強化を図るか、本市に合った相談支援体制の方向性等について調査研究しているところでございます。 次に、2点目の十分な人材確保や教育体制の強化等、しっかりしたバックアップ体制を取るための検討についてのご質問で、答弁させていただきます。 現在、重層的支援体制整備事業への取組や体制整備を調査研究している段階でございます。人員確保や教育体制の強化等のバックアップ体制の検討まで進んでいない状況にございます。今後、体制が整い、重層的支援体制整備事業を取り組んでいくことが決まった際には、バックアップ体制の検討も進めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) ①の再質なんですけれども、今のところ関係部署と相談しながら、総合相談窓口か連携強化で検討中ということですが、大体いつぐらいからやろうとかいうめどみたいなものは少しあったりしますか。 ○議長(笠間丈夫君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長茂木衛君) それでは、再質問にお答えさせていただきます。 いつ頃予定されているかということでございますが、重層的支援体制整備事業でございますが、地域住民の複雑化、複合化した市政ニーズに対応する包括的な支援体制を整備するため、阿部議員のおっしゃるとおり、1つ目は介護、障害、子育て、生活困窮などの属性を問わない相談支援。もう一つが参加支援、それと地域づくりに向けた支援を柱として、さらに他機関協働による視点やアウトリーチ等を通じた継続的な支援を、新たな基本機能として強化するなどして、一体的に実施するものでございます。 この整備事業に取り組むに当たりまして、実施計画の策定や、ケースごとに説明等を行い、支援プランを策定することとなります。さらに、その支援プランを精査する機関として、重層的支援会議を創設するなど、事前に体制整備をしていかなければなりません。引き続き、本市に合った重層的支援体制整備事業に基づく支援体制整備について、調査研究してまいりたいと考えてございます。 そういった状況の中で、事業実施の予定でございますが、あくまでも目標となりますが、目標として令和3年3月に策定しました潮来市地域福祉計画、地域福祉活動計画、第2次後期の計画期間となります令和5年度末までに体制整備をし、事業実施に向け取り組んでまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 今、聞いただけでも課題がいろいろありまして、体制の整備、また令和3年3月に策定した福祉計画で令和5年度末までに目標ということですが、正直、今まで各分野で分けていた補助金が一括化して交付されるようになったり、ワンストップ窓口を設けたりと、分野を問わず相談支援を行えたりと、正直、重層的支援体制整備事業としてよさそうなんですが、それが本当に潮来市の実情に合った総合的なサービスなのか、また、潮来市の支援やニーズの現状、また、将来的変動の人口の状況やまちづくりの方針等を踏まえると、本当にこの支援事業が合っているのかというのがどうなのかと思うところもあるんですけれども、その辺いかがでしょう。 ○議長(笠間丈夫君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長茂木衛君) 再々質問に答弁させていただきます。 議員のおっしゃるとおり、ワンストップ窓口というのはなかなか、市の今の状況に合っているかどうかというような課題がございます。市民ニーズを考えますと、1か所での窓口で相談が可能であれば、そのほうが分かりやすく便利だと考えますが、福祉全般の相談となりますと、広範囲に及ぶ内容となります。そういったことから、設置場所や職員の体制など課題が多々ございます。また、相談がまだ場合によっては集中します。事務の煩雑化等ございまして、結果的に各部署で対応したほうが早いという場合も考えられます。相談者にとって、窓口体制につきましては、ワンストップがいいのか、本市に合った体制として、今お答えしたとおり、市内関係部署として、また社会福祉協議会等も含めて、協議が必要と考えてございます。 整備につきましては、したがいまして、先ほどのとおり窓口はワンストップ、必ずしもしなきゃならないというものではございませんので、市に合った窓口、連携強化がいいのかを含めて、また委託も含めて検討してまいりたいと考えてございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) それでは、②のほうの再質に移らせていただきます。 現在、調査研究中と、なかなか進むのも難しいということですが、人材確保の教育体制の強化など、バックアップ体制を取るのに今のところの課題みたいな難しい部分とかいろいろあったりするんでしょうか。 ○議長(笠間丈夫君) 黒須社会福祉課長。 ◎社会福祉課長黒須勝巳君) それでは、答弁させていただきます。 バックアップ体制の検討する課題ということなんですが、基本的に先ほど部長のほうからありましたとおり、福祉の部門となりますと、相当幅が広いことになります。そういった様々な相談等に対応する各職員の個々のスキルなどを一定、平均的にスキルアップが求められていくということになりますし、あと、一定数の職員の確保等が必要になってくるかと思われます。スキルアップにつきましては、いろいろ国・県等で実施されます講習会ですとか研修会等への参加により知識を得たり、情報共有することができると思いますが、職員の確保となりますと、限られた数で今対応しているという現状もございます。そういった中で、外部対応が可能と思われる社会福祉法人等の業務委託なんかも視野に入れながら検討していく必要があると、今考えてございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 先ほど部長からも答弁をいただきましたけれども、潮来市は潮来市なりの現状、実情等もあります。中でも、それでもワンストップがよければワンストップを設けていただければいいですし、別にワンストップに限ったわけでなくても、本当に困った方々、はざまにいる方々の支援が、アウトリーチがなればいいと思いますので、その辺ぜひ今後も研究、ご検討よろしくお願いいたします。 以上で、4番、阿部慶介の一般質問を終わりにします。 ○議長(笠間丈夫君) 以上で、4番、阿部慶介議員の質問が終わりました。 本日予定していた一般通告質問は以上のとおりです。----------------------------------- △休会の件 ○議長(笠間丈夫君) 日程第2、休会の件を議題といたします。 お諮りいたします。 明日12月21日は議事整理のため休会としたいと思います。ご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(笠間丈夫君) 異議なしと認めます。 よって、以上のように決定いたしました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(笠間丈夫君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次会は、あさって12月22日水曜日午前10時から本会議を行います。 本日はこれにて散会といたします。 大変ご苦労さまでした。                         (午前11時22分)...