潮来市議会 > 2020-12-08 >
12月08日-02号

  • いじめ自殺(/)
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  1. 潮来市議会 2020-12-08
    12月08日-02号


    取得元: 潮来市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-26
    令和 2年 12月 定例会(第4回)     令和2年第4回潮来市議会定例会議事日程(第2号)                        令和2年12月8日(火)                        午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告質問-----------------------------------出席議員(16名) 議長16番   笠間丈夫君   副議長 9番   箕輪 昇君    1番   佐々木 徹君      2番   志村 一君    3番   石田裕二君       4番   阿部慶介君    5番   兼平直紀君       6番   小峰 進君    7番   飯田幸弘君       8番   平田健三君   10番   飯島康弘君      11番   田崎 清君   12番   沼里真一郎君     13番   藤崎忠徳君   14番   薄井征記君      15番   今泉利拓君欠席議員(なし)-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長        原 浩道君   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   市長公室長兼総務部長                               額賀 浩君   市民福祉部長兼福祉事務所長     環境経済部長    土子正彦君             小沼雅義君   建設部長      石津利衛君   建設技監      本村敏行君   教育部長      加藤益生君   上下水道課長    小沼 豊君   企画調整課長    草野吉広君   総務課長      実川智史君   財政課長      吉田信好君   社会福祉課長    黒須勝巳君   観光商工課長    榊原 徹君   都市建設課長    岡野正弘君   高齢福祉課長    沼田武男君   子育て支援課長   吉田美枝子君   かすみ保健福祉センター長      農政課長      前島正治君             石神弘幸君   学校教育課長    茂木 衛君   生涯学習課長    塙 誠一君   企業誘致推進室長  大川敏幸君-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    石井俊哉君   局長補佐      山田晴美君   書記        小林 肇君----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(笠間丈夫君) 皆さん、大変ご苦労さまです。 これから本日の会議を開きます。 本日の会議におきましては、3密回避のため、途中で適宜、休憩を挟み行いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 次に、本日説明のため出席いたしました執行部の職員は、原市長以下、ただいま着席のとおりです。ご報告いたします。なお、説明のため途中で執行部職員が入れ替わります。                         (午前10時00分)----------------------------------- △市政一般に関する通告質問 ○議長(笠間丈夫君) 議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問については、質疑事項ごとに初めの質問は大項目で一括で質問し、一括で答弁をお願いいたします。再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式で行います。また、質問については、議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに申し上げます。質問は簡明に行い、議題の範囲を超えてはならないこと。質問は同一議題について3回までとする。ただし、答弁の内容によっては、これを超えて認める場合もあること。 市民の立場に立った的確な質問と、簡単明瞭で的を射た答弁をお願いいたします。----------------------------------- △小峰進君 ○議長(笠間丈夫君) 6番、小峰進議員の質問を許可いたします。議員は質問席に移動願います。 小峰議員。     (6番 小峰 進君 登壇) ◆6番(小峰進君) 6番、小峰進でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問をさせていただきます。 初めに、新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになられました方々に哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げますとともに、罹患されました皆様方に心よりお見舞いを申し上げます。また、医療機関及び医療従事者の皆さんのご尽力に敬意と感謝を申し上げたいと思います。 では、始めたいと思います。 大きい1番です。B・B・BASEについて。「サイクルトレイン」ということで、B・B・BASEについては、平成30年度第3回定例会において、潮来駅までの運行をお願いした経過があります。それから2年を経て、執行部及び関係機関等のご尽力により、今回実現いたしました。改めて感謝申し上げます。 そこで伺います。 1、サイクルトレインの乗車状況と潮来駅利用者の状況は。 2、サイクルトレインは、潮来からどのようなコースをたどったか。 3、サイクリストたちの反応は。 4、潮来市にもたらした経済効果等は把握しているか。 5、今後の展開は。 6、新たなサイクリングコースとして、北浦周遊をサイクリングコースとして整備できないか。 6点でございます。よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) それでは、1点目のサイクリストの乗車状況と潮来駅利用者の状況についてのご質問に答弁いたします。 サイクリストのB・B・BASE乗車状況につきましては、茨城県初となった10月3日土曜日、往路が70名、復路が57名でございました。翌10月4日日曜日ですが、往路16名、復路28名でございました。11月7日土曜日になりますが、往路が99名、復路が65名、次の日の11月8日日曜日になります。こちらほうが、往路が65名、復路が98名となっております。 次に、JR潮来駅利用者の状況につきましては、おもてなしプロジェクトを行いました10月3日土曜日、こちらが35名、10月4日日曜日が2名、11月7日土曜日が50名、11月8日日曜日が3名が潮来駅降車した人数となります。 続きまして、2点目でございます。 潮来からどのようなコースをたどったのかというようなご質問に答弁いたします。 コースについてでございますが、サイクリストは体力や時間に応じて、自由なコースをオリジナルでつくるため、潮来からどのようなコースをたどったのかについては把握できておりませんが、JR東日本では、鹿島神宮をはじめとする神社や史跡と豊かな自然風景が比較的近い範囲に点在するエリアで、坂道も少ないことから、初心者でも安心して楽しめるルートとして、鹿島神宮駅から南下するルートを推奨しておりますので、鹿島から潮来へ、そして佐原駅から両国行きの列車に乗車するルートが想定されます。また、11月3日の県と報道機関によるサイクルツアーにつきましては、潮来駅から行方市、かすみがうら市を経由して土浦へ向かうコースとなっておりました。 続きまして、3点目でございます。 サイクリストの反応でございますが、サイクリストの皆様からは、まず、市民一体となったお出迎えに対して、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。堤防の上から、たくさんの市民が手を振る姿や、中学生や高校生による30艇のボートからの歓迎、さらにホームでは芸座連による潮来ばやしの演奏、そして原市長を先頭に、ようこそ潮来への横断幕での出迎えは、サイクリストからは非常に感動したという声、県の関係者からは、潮来市の本気のお出迎えというお言葉、それと、JR関係者からは、今までにないお出迎えとの評価をいただくことができました。 続きまして、4点目です。 市にもたらした経済効果についてのご質問ですが、答弁いたします。 経済効果についての数値は、把握できてございません。B・B・BASE運行日サイクリストの立ち寄り状況について、市内事業者に聞き取りを行ったところ、買物をしてくれたとか、サイクリストのために準備したスタンプラリーに参加してくれたという確認はできております。 5点目になります。 今後の展開はというご質問でございます。つくば霞ヶ浦りんりんロードのナショナルサイクルルート指定とB・B・BASEの潮来駅乗り入れなど、今後、より多くのサイクリストの来訪が期待できる環境が整いました。したがいまして、これらを有効に活用して、市外や県外からの誘客、サイクリングによる周遊促進に向け、PRの強化やサイクリスト受入れ環境の整備等をさらに図ってまいりたいと考えております。 6点目になります。 新たなサイクリングコースとしての北浦周遊をサイクリングコースとして整備できないかとのご質問でございますが、茨城県において、つくば霞ヶ浦りんりんロードを核にしながら、誰もが多様にサイクリングを楽しむことができる日本一のエリアの形成を目指しております。潮来市といたしましても、茨城県と同様に、サイクルツーリズムの推進による地域の活性化を目指しているところでございます。県の推奨するコース設定では、北浦一周コースは、湖岸ののどかな風景を味わうという位置づけで紹介されております。したがいまして、今後のサイクリングコースの整備実現に向けて、茨城県や関係自治体と連携を図ってまいりたいと考えております。 その一つとしまして、12月5日には、鹿島臨海鉄道株式会社と潮来市も参画する大洗鹿島線を育てる沿線市長会議により、大洗鹿島線で初めてのサイクルトレイン実証実験が行われました。水戸駅を出発し、長者ヶ浜潮騒はまなす公園で下車、なめがたファーマーズヴィレッジで昼食後、潮来市を通過して神宮橋を渡り、鹿嶋市の荒野台駅まで周遊するルートをたどっております。こういった取組を通じて、課題の検証を行いながら、サイクルツーリズムの推進を図ってまいりたいと考えております。 それでは、すみません、2点目で先ほど、潮来からのどのようなコースかというようなところでございますが、先ほど、県と報道機関の部分、10月3日と答弁いたしましたが、11月7日の誤りでございました。申し訳ございません。 答弁は以上となります。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 小峰です。 (1)の再質ですが、先ほど、乗車と、あと降車人数、お聞きしましたけれども、今後どのように計画をしているのか、ちょっとそこら辺、お聞きしたいんですがよろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) 今後の予定でございますが、12月6日には運行されます。それと、今後ですが、12月20日、それと1月24日の運行が決定しておるところでございます。今後につきましては、現在のところ、おもてなしプロジェクトで行いましたことにつきましては、予定はしてございませんが、PR等を行いまして、積極的に誘致のほうをしていければなというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 今、ちょっと12月の、もう1回、日にちを教えてください。 ◎環境経済部長(土子正彦君) 12月6日には、B・B・BASEのほう、運行されてございました。ただ、実際の乗車人数等については、把握ができていない状況でございます。それと、今後は12月20日、それと来年の1月24日までは運行されるということでお伺いしております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 6日と20日とあと1月24日、これは曜日、日曜日かな。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長
    環境経済部長(土子正彦君) 失礼しました。日曜日になります。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 再々になっちゃうかな。議長、大丈夫ですか。 ○議長(笠間丈夫君) はい。 ◆6番(小峰進君) すみません。先ほどの答弁で、土日やって、おもてなしプロジェクトをやって、降車人数が土曜日のが多かったですよね。これは、おもてなしプロジェクトをやったせいもあるんでしょうけれども、今回の、この日にちになると、日曜日となりますと、これは何かそういう経緯があったのか、その辺をお聞きしたいです。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) こちら、B・B・BASEを運行しているのがJR東日本千葉支社ということになりまして、こちらのほうが、今後の予定ということで発表をした日付であり、曜日であるというところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 分かりました。相手も民間でございますから、その辺もよく打合せしていただいて、やはり乗車の多いほうがよろしいんで、よろしくお願いしたいと思います。 2番、3番の再質、させていただきます。2番、3番、併せてさせていただきます。 前回、30年3月定例会でやったときに、やはりサイクルトレインは、なかなか難しいような答弁があったんです。その答弁の中の一つとしまして、要は、潮来駅の階段の上がり下りの課題があったと思うんですが、今回、潮来を訪れたサイクリストは、支障はなかったのか、その辺は、話は聞いていますか、お伺いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) 今、階段の関係のご質問があったわけなんですが、実際サイクリストのほうからは、階段が不便だという意見といいますか、話は聞いていないという状況にございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) じゃ、なかったということですから、そうすると、私もお迎えに行きましたけれども、女性の方が階段を自転車持って歩いていました。持ってきましたけれども、非常に、持たせていただいたら、軽いんです、やっぱり。そういうのがあって、きっと支障がないということだと思うんで、階段よりはスロープがあったほうがいいかと思いますんで、今後はその辺も検討に入れていただければいいかと思います。 あと、(4)番に入ります。 (4)番の再質ですが、把握していないという部長の話でございましたんですけれども、これアンケートなんかは取らなかったんですかね。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) 実際にアンケートについては、取っていないという状況かと思います。ただ、特に11月7日には、茨城県のほうも同じように乗車して、体験のほうされておりますので、そういった中で、直接お話を聞くことができたのかなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 分かりました。 続きまして、5番の再質になります。 先ほど、部長のほうで説明ありましたけれども、例えば、今後、潮来市の経済効果を図るために、商工会等とのタイアップしまして、B・B・BASEの利用者に乗車証明書を見せれば、そういう証明書を渡して見せれば、飲食した場所にドリンクサービスとか、何か特典をつけるような仕組みづくりを考えてはどうかと考えますが、執行部の見解はどうかよろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) それでは、商工会と連携してサービス等というようなご質問でございますが、現在、潮来市で、サイクリスト向けで優待サービスを行っている事業者が34ございます。そういったものをサイクリングガイド等を含めまして掲載しまして、実際にその方々へ、お越しいただいた際には、ソフトドリンクのサービス等が受けられるというようなことで、今やってございます。そういった中で、34事業者でございますので、今後はもっとこういったサービスを受けられる店舗のほうを増やしていければなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 分かりました。よろしくお願いします。 (6)番の再質に入ります。 先ほども説明ありましたけれども、鹿行DMOでは、北浦を周遊するのに、今回中止になりましたけれども、茨城100Kマラソンin鹿行を展開しております。コースが、もう日立ができていますから、今後、鹿行DMOとタイアップして、新たなサイクリングコースを整備するような考えはないのか伺います。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) それでは、鹿行DMOとの連携というお話でございますが、こちらの北浦一周となると、関係自治体がありますので、そういった形の中で、県と近隣市町村を含めまして、いろいろ、今後こういったサイクリングコースとして、整備について協議のほうをさせていただきたいというふうに考えておる次第でございまして、鹿行DMOに関しましても、今後検討していけられればなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 一応、検討していくということでございますから、サイクリングというのは、健康増進にはもってこいだと思うんです。潮来市のためにもよろしいし、ただ、霞ヶ浦りんりんロードだと、大分距離が大きゅうございまして、土浦駅まで行っても精いっぱいかなと思いますんで、北浦大橋の方で、短い距離で誰でもできるような、自転車乗りが家族でできるような、そういうコースをつくったらいいかなと思いまして、今回、質問させていただきました。 大きい2番に入ります。 水辺を生かした新たな観光ルートについて。 この件につきましては、これまでに数回にわたり、質問をし、その進捗について伺っております。今回、道の駅での事業展開や延方干拓水路での護岸整備など、新たな進展があったようである。 そこで伺います。 1、これまでの進捗状況(ソフト面、ハード面)。 2、今後の計画は。 2点、よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目がこれまでの進捗状況は(ソフト面、ハード面)いうご質問にお答えをさせていただきます。 まず、ソフト面でございますが、本市の地域資源でもございます前川南幹線用水路及び舟運などを活用し、また、環境整備も含めてさらなる魅力向上のため、本年度、国土交通省霞ヶ浦河川事務所、茨城県河川課、茨城県都市計画課及び潮来土木事務所と潮来市で意見交換会を立ち上げ、これまでに会議を2回、4月28日と10月8日、さらに事務レベルの勉強会を2回、6月29日と10月8日と開催をしてきたところでございます。その会議の中で、南幹線用水路を用水路のままでの整備でよいのか、河川格上げでの整備がよいのか、格上げの際に、様々な課題や規制があるのかなどの意見交換を行わせていただいたところでございます。今後は、日本一の水路のまち基本計画策定に伴う基本計画策定協議会へとつなげて、協議を進めてまいりたいというふうに考えております。 ハード面になりますが、本年度、潮来市土地改良区において、大洲閘門のゲートの修繕工事を行いました。9月でございますが、ゲートの稼働ができるようになったところでございます。現在は、用水路の閘門のゲートを閉門し、水抜きを行い、震災復旧工事の測量設計業務を行っているところでございます。調査が終了し、開門され水が戻りましたら、潮来市舟運運航調査業務の中で、舟運の運行ルートの試験運行を行いたいと考えているところでございます。 2点目の今後の計画はというご質問でございます。 まず、南幹線用水路については、現在、調査及び測量設計業務を実施しているところでございます。調査及び測量設計の業務の内容を見せていただき、復旧工事費を取りまとめ、3月の補正予算にて、議会へお示しをさせていただき、発注等に向け進めてまいります。また、日本一の水路のまち基本計画の策定が、年度末に完了する予定となっておりますので、議会へお示しをさせていただきながら、策定しました基本計画に沿って整備を進めていくものでございます。 答弁は以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) (1)の再質させていただきます。 今、部長の説明の中にありましたように、舟運運航調査業務委託と言われましたけれども、契約はどのようになっているのか伺います。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 再質問でございまして、契約の内容というところでございます。 契約についてでございますが、この業務の委託の名称が、議員もおっしゃっていただきましたが、潮来市舟運運航調査業務委託というところでございます。 請負者は株式会社いたこでございます。 請負金額は616万円でございます。 契約日は令和2年10月30日でございます。期間は、令和2年10月31日から来年の3月26日までとなっているところでございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 再々質問させていただきます。 契約の内容は聞きましたけれども、委託はどのような業務内容なのか伺います。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 再々質問でございます。 委託においての業務内容というところでございますが、主な内容をご説明させていただきます。 1つ目でございますが、舟運ルートの調査としまして、実際に舟で試験運航を行っていただき、前川と南幹線用水路の周辺環境や水域状況の調査を行っていただくというものでございます。 2点目でございますが、運航調査に係る人員の確保を行っていただきたいとお願いしてございます。職を失った方を採用していただきたいというところでございます。 3つ目でございますが、前川及び南幹線用水路の景観環境整備といたしまして、清掃等をお願いをさせていただくというところでございます。 4つ目でございますが、舟運利用促進の検討をしていただきたいというところでございます。 あと、5つ目でございますが、舟運利用のモニタリング調査を行っていただき、実際に舟に乗っていただき、ご意見を伺うという内容は、5つ挙げさせていただきましたが、主な内容でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 分かりました。 (2)の再質に入ります。 護岸の復旧工事の期間はどのくらいかかるのかお聞きしたいです。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 南幹線用水路の復旧工事の期間というところでございますが、令和3年、4年の2か年を予定しておるというふうに伺っておるところでございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 再々質です。 道の駅もですが、護岸復旧整備について、今の答弁ですと、2年で完成する見込みだということでございますが、それを待っている時間で、この業務、要は舟運運航委託をしているわけですから、それを待たずに、新たな観光ルートとして、先行して船を運航するような予定はあるのか伺います。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) ただいま調査業務を委託しておるところでございます。そういった中で、南幹線用水路の測量等も、水を抜いて行っているところでもございます。その測量調査が終わりましたら、また、その南幹線用水路には、農業用水としての目的もございますので、水が返されるというふうに考えておるところでございます。そのような南幹線用水路の測量調査や今後の工事等々も踏まえながら、それらの様子を見ながら調査をさせていただきたいと、その合間の中で、調査をさせていただきたいというところが、私どものほうで委託を出しておる事業者等々と話をしているところでもございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 分かりました。よろしくお願いしたいと思います。 大きい3番に入ります。 地方創生事業「Trip Base道の駅プロジェクト」についてです。 この事業は、大手ハウスメーカーと大手ホテルチェーンが大規模展開する事業であり、これまで旅の通過点であった道の駅の隣接地にホテルを造ることで、旅の拠点として活性化する取組である。近場での旅行やワーケーションの普及、インバウンド需要にも視野に入れていますので、既に、25都道府県の自治体が34社のパートナー企業と連携し、大手ホテルチェーンが運営し、大手ハウスメーカーが施工し、2025年までに約3,000室規模の拡大を目指しているということでございます。 そこで伺います。 1、この事業について、これまでに検討したことはあるのか。 2、道の駅周辺の土地の確保については様々な課題があるが、土地の確保が可能であれば、この事業を展開することで、新たな道の駅の活用が図られると思う。潮来市の地域活性化にもつながる新たなプログラムを生むものと考えるが、市の見解を伺います。 2点、よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 大川企業誘致推進室長。 ◎企業誘致推進室長(大川敏幸君) それでは、小峰議員のご質問に対しまして、これまで検討したことがあるかというご質問に対しまして、ご答弁いたしたいと思います。 この事業につきましては、茨城県が県内の道の駅について資料等を取りまとめ、事業者側と協議を進めているとのことです。茨城県において、潮来市のアピールポイントとして、立地的な面として、高速インターに近いことや成田空港に近いことなどの情報を事業者側に伝えていただいてございます。 2点目でございます。 潮来市の活性化につながる新たなプログラムを生むことと考えるが、市の見解はという2点目でございます。 当地区は、潮来市第7次総合計画の土地利用方針等や潮来市の都市計画マスタープランにおいて、新産業拠点として位置づけられて、地域活性化を創出するための産業機能の導入が期待されている地区でもあります。そのため、本市の道の駅周辺を含めて、機能強化は市の施策上の観点からも、重要なものであると考えます。課題等もあるため、その課題の整理、検討をはじめ、関係機関との調整が今後必要となると考えております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) (1)の再質、いきます。 他県で、この事業が決定し、既にホテルも建設され、運営を展開しているところがあります。茨城県の状況は、どのようになっているのか伺います。 ○議長(笠間丈夫君) 大川企業誘致推進室長。 ◎企業誘致推進室長(大川敏幸君) それでは、再質のほうにご答弁させていただきます。 県内の状況はというところでございます。ホテル誘致を所管しております茨城県観光物産課へ、確認を行ってございます。県内においての現時点での決定している状況は、今は、場所はないというところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) ないということですから、どんどんPRをしていただいて県のほうの係に話をしていただきたいと思います。 (2)の再質をします。 課題をするためには、様々な法的規制等があるのは十分理解しております。今までもいろいろ質問しましたが、潮来市は何かと規制、規制でなかなか進捗しません。強いて言いますと、県道潮来・佐原線、あれも前に質問しましたけれども、なかなか1種農家ということで、無理だということでございますが、特区はないかなということでそういう質問をしたことありますけれども、やっぱりこの道の駅周辺も、何とかして規制緩和を実現しなければ、潮来市の展開は望めないと思います。市の考えを伺います。 ○議長(笠間丈夫君) 大川企業誘致推進室長。 ◎企業誘致推進室長(大川敏幸君) それでは、ただいまの小峰議員のご質問に対しまして、ご答弁させていただきます。 先ほどご説明させていただきましたとおり、当地区につきましては、新産業拠点として位置づけられており、活力を創出するための産業機能の導入が期待されている地区でもございます。本市の道の駅周辺等を含め、課題等を一つ一つクリアをさせていただきながら、関係機関と検討をしてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 検討するということで、毎回答弁だと、そういう言葉が専ら出るわけでございますから、検討じゃなく、やる方向でお願いしたいというふうに思いますんで、人口も少子高齢化で減っていますからね。いろいろな問題で、規制緩和はあらゆるところで必要なんで、その一部でも結構ですから、できるように努力をしていただきたいと思います。 大きい4番に入ります。公園等の整備について。 「住みたいまち、潮来」に一歩ずつ近づくためには、誰もが安心できるまち、子育て世代が住みたいまちなど、様々な施策を総合的かつ継続的に進めていくことが大切であり、公園等の整備及び利活用は重要な施策であると考えます。 そこで、水郷県民の森と水郷トンボ公園の利活用について伺います。 1、水郷県民の森は、潮来市にとってすばらしい資源であります。県立の公園であることから、県と連携して利活用を進めていかなければなりません。利活用に対する市長の考えを伺います。 2、平成31年第1回定例会で、水郷トンボ公園と徳島園地について質問した経緯があります。運営の状況と市の計画における位置づけはどのようになっているか伺います。 2点よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 小峰議員のご質問にお答えを申し上げます。 これまで議会の中でも、議員の皆様から、水郷県民の森の利活用について、ご意見とご要望をいただいております。本市としましても、一層のこの県民の森の利活用を図ってほしいということで、県知事のほうに直接お話をさせていただきました。 そういう中、11月に、県と市の担当者レベルで水郷県民の森の利活用について、協議をさせていただきました。今後の利活用につきましては、潮来市の提案内容など実施可能なものを、市と共催で試行的にイベントとして実施していきたいとの提案がございましたので、実施する場合には、実施する事業者の負担とする条件で事業を公募して、民間も入れて施設利用の拡大を図っていくということでございました。 主な内容としましては、ため池など、いわゆる里山の景観を売りに今ある自然環境を生かして、使い方を広げていく各種体験メニューの実施なども提案いただいております。引き続き茨城県と水郷県民の森の利活用を一緒に考えながら、実施可能なイベント等をできるだけ早く開催しまして、いろんな多方面に意見があろうと思いますので、そういったこと、これまでは火を使えないとかいろいろありましたけれども、そういうことではなくて、民間も入っていただいて、大いに県民の森を多くの皆さんに来ていただいたり、利活用していただくと。そういう方向性は県と一致しておりますので、今後、市もどんどん提案して、いろんなものに活用できるように進めていきたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) それでは、2点目の水郷トンボ公園と徳島園地の運営の状況と市の計画における位置づけについてのご質問でございます。答弁いたします。 運営の状況についてでございますが、水郷トンボ公園につきましては、市で会計年度任用職員を配置し、アサザ基金とも連携しながら維持管理を行っております。また、徳島園地につきましては、以前と同様に徳島園地管理組合に除草作業をお願いしているところでございます。 市の計画における位置づけでございますが、令和元年度に作成しました潮来市観光振興計画の中で、環境利用学習の推進と市民協働による自然公園の自然環境の維持を目標並びに将来像として位置づけてございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) (1)の、市長から答弁していただきましたが、今までもこの件に関しましては、数名の議員からも同様の質問があったわけでございます。その中で、進展がなかなか難しいという答弁が多かったみたいでございますが、今回、市長も先頭に立ちまして、執行部の努力と、また関係機関の協力がありまして、大いに前進したかと思うんですが、先ほど市長がちょっと最後に言いましたけれども、火を使えるようにというような、できればということでございますけれども、家族総出で公園に遊びに行こうといった場合には、やはりバーベキュー施設、ドッグランから、あとはキャンプ場、そうなりますとやはり火はなくてはならないものになると思うんで、それも併せて、県のほうといろいろ協議していただきたいと思います。 (2)の再質疑にいきます。 観光振興基本計画というのに、市民協働、民間協働のモデル構築や環境利用学習の場という位置づけであるということで、しかし、モデルとなる現場を見てきたんですけれども、やっぱり子供たちも来る、一般の人も来る、その場所に人が来ればということで、トイレは必ず必要なわけでございますが、そのトイレの状況が非常にひどくなっています。管理がです。トイレは今後どのようにするのか、ちょっと伺います。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) トイレの質問でございますが、現時点で申しますと、トイレの建て替えの予定はございません。そういった中で、現地のほうをよく調査しまして、改修、修繕できるところは修繕しながら管理のほうをしていきたいというところでございます。 現在、週2回ほど定期的に管理、清掃委託のほうをさせていただいている状況ですので、そういった中での報告も含めてやっていければなというふうに思います。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) トイレの改修、修理はないと。一応、週に2回掃除をしているということでございますが、私が見たところだと、使う人のモラルもあるんでしょうけれども、非常にひどいです。なおかつ、材質が鉄で造ってあるのか、特殊なトイレとは聞いていますけれども、中も腐っちゃっていまして、女性の方が入るようなトイレではございません。やっぱり先ほどの話じゃないけれども、家族で来るとなると、男性よりは女性がトイレは一番必要なんで、トイレを何とか建て直す。修繕するよりは建て直したほうが早いと、私、素人は思うんですが、今は潮来市も推薦しておりますNP型、高度処理型合併浄化槽、そういうものはあの場所にはできないのか伺います。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) それでは、トイレのNP型、高度処理型の合併浄化槽のご質問でございますが、現在、設置されておりますトイレでございますが、自己完結型水洗トイレというような形でございまして、一応、そちらの施設、トイレの中で処理して、その処理した水を再度洗浄水として使うということで、循環型のトイレになってございます。こういった形で、自然環境を学習する場というところもございますので、高度型合併処理浄化槽というよりも、こういった完結型のトイレのほうがふさわしいのかなというふうに思います。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) そういう用途があるというのは私も分かって質問しているわけです。ですから、これを何とか、国交省の問題もあると思うんですが、やはりトイレはきれいなほうがいいですから。その辺も今後いろいろ検討していただきたいと思います。 大きい5番に入ります。徳島小学校の跡地利用について。 現在、校舎とプールの解体工事が順調に進んでおり、来年の3月には終了する予定である。跡地利用については、地元の活性化につながるような利用をしていただきたいと地元住民も考えていると思います。 そこで、伺います。 (1)解体後の跡地利用の計画はどのようになっているか伺います。 (2)水郷トンボ公園、徳島園地と徳島小学校跡地を一体的に整備するような考えはないか伺います。2点よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目の解体後の跡地利用はというご質問でございます。 議員おっしゃるとおり、地元の活性化につながるような利用が理想であるというふうに考えているところでございますが、徳島小学校跡地につきましては、現在のところ、具体的な計画等はございません。 次に、2点目でございますが、水郷トンボ公園、徳島園地と徳島小学校跡地を一体的に整備するような考えというご質問でございますが、本市としまして、水郷トンボ公園、徳島園地と徳島小学校跡地を一体的な整備をするような考えは、現在のところございません。 まずは、研究してみたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) (1)の再質問させていただきますが、要は、跡地は、確かに地元の皆さんと協議していただいて、地元の人が一番利用してもいいし、活性化になるのを期待するのは当たり前でございまして、ただ、今回も見ていますと、来年の3月までかかる、その後、数年要するとなると、この間に地元で維持管理、要は更地になりますんで、草が生えますよね。そうすると、維持管理に大変負担を背負うわけでございますね。何かその負担がかからないような方向はないか確認いたします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 再質問でございますが、維持管理で負担がかからないようなというようなお話でございますが、現在、市と徳島区で、旧徳島小学校のエリアを賃貸という形で、徳島区が管理をし、維持をしていただいておるところだというふうに考えます。そういった中で、多少の維持管理を少しだけ抑えるというような考えであれば、例えば、今、旧校舎を解体しております。また、プールは解体し終えたところでございます。 そのような用地を今後利活用する上で、また、徳島区が維持管理をする上で、現在のその解体したところは市へお返しするような、そのような地元で協議がなされてはいかがかなと。その辺を踏まえながら、市とも十分な協議をしながら、地元の負担を抑えていければなというふうに考えるところでもございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) 分かりました。地元の解体後にいろいろ協議会があると思いますんで、そのときに、地元のためになるように、方向で、いろいろと方向を練っていただきたいと思います。 (2)の再質ですが、先ほど総務部長より研究しますということでございますんで、なかなか一体は難しいところですが、やはりトンボ公園と園地をまずは決めていただいて、あと、徳島の跡地を駐車場とかそういうのに使っていただければいいかなと思いますが、その辺の考えはあるか伺います。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 2点目の再質問でございますが、旧徳島小学校の跡地につきましては、地元の皆様と跡地の利用の検討の委員会等々を設置しながら、考えていければなというふうに思っているところでございます。そこと徳島園地をこう一体的にというところでございますが、議員からご提案いただいておるところでもございますので、最初の答弁とは同様になりますが、まずは市役所内部の関係部署等々において話をさせていただきながら、研究をさせていただきたいなという答弁で恐縮でございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆6番(小峰進君) いろいろ難しいというのは分かりますが、やはり一般質問は、執行部に難しいことを質問するのが一般質問でございまして、簡単なことは質問する必要はないんですね。ですけれども、今後、本当に徳島地区も少子高齢化の本当の一番ひどいところでございますんで、ひとつその辺も併せてよく執行部でも考えていただいて、人口を増やしていただきたいと。徳島が非常に、過疎地になったら困りますから。ひとつよろしくお願いしたいと思います。 以上、6番、小峰進、質問を終わりにします。 ○議長(笠間丈夫君) 以上で、6番、小峰進議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は11時10分としたいと思います。よろしくお願いいたします。                         (午前10時59分)----------------------------------- ○議長(笠間丈夫君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                         (午前11時10分)----------------------------------- △田崎清君 ○議長(笠間丈夫君) 11番、田崎清議員の質問を許可いたします。議員は質問席に移動願います。 田崎議員。     (11番 田崎 清君 登壇) ◆11番(田崎清君) 11番、田崎清です。 議長の許可をいただましたので、通告に従い、一般質問をします。 最初に、学校適正化実施計画について。 児童・生徒数が減少傾向の中、適正化計画に基づいた大生原小学校と延方小学校の統合、潮来小学校と津知小学校の統合、潮来第一中学校、潮来第二中学校、牛堀中学校、日の出中学校の統合再編について。 ①潮来小学校、津知小学校で11月に行われた説明会において、保護者からの意見、要望等をお伺いします。 ②統合への進捗状況及び今後のスケジュールをお伺いします。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) まず、それでは、1点目のご質問のほうに答弁させていただきます。 令和2年3月に策定をいたしました潮来市学校適正化実施計画の説明会のほうを、まず津知小学校では11月10日、潮来小学校では11月13日にそれぞれ開催をさせていただきました。その中で、いただきましたご意見、ご要望といたしましては、潮来小学校では、保護者に対する統合準備委員会等の詳細な情報提供をタイムリーになるべく早くお願いしたいということや、統合に伴いまして経済的な負担が出てくる場合には、市からの援助等をしてほしいといった要望がございました。また、津知小学校では、コロナ禍において、1学級の人数が多くなるような統合や複式学級にもなっていないのに、急に急がなくてもよいのではないかという意見や、潮来市学校適正化計画を策定したときのアンケート結果ではなく、現状についてアンケートを実施し、保護者や地域住民の意見を反映してほしいといったご要望のほうをいただいております。 続きまして、2点目のご質問ですが、進捗状況、今後のスケジュールについて答弁させていただきます。 本年3月に策定いたしました潮来市学校適正化実施計画に基づき、学校統合等による学校適正化を現在進めているところでございます。学校適正化実施計画では、計画期間となる令和2年度から令和6年度で、小・中学校全体の規模の適正化を図ることを目標として、年次計画案を示しております。この計画案に沿って、本実施計画の説明会や統合準備を進めているところでございます。 まず、大生原小学校、延方小学校の統合については、昨年度から、保護者や地域住民の皆様への懇談会等を開催し、統合へのご理解をいただいてきたところでございます。そこで、本年8月に、学校、保護者、地域、行政による統合準備委員会及び4つの部会を設置し、それぞれの分野で必要な項目を協議し、統合準備をしているところでございます。現在、統合準備委員会を1か月置きに開催し、その間に4つの部会を開催しているところです。今後、12月に第3回の統合準備委員会を開催し、1月に各部会の開催を予定しております。2月に第4回の統合準備委員会を開催して、3月に大生原小学校の閉校となる予定となっております。その間に、児童の交流ですとか、閉校記念誌の発行、閉校記念行事の開催等を予定しているところでございます。 潮来小学校、津知小学校の統合については、まず、両校の保護者の皆様に学校適正化実施計画の説明をし、統合の必要性のご理解とご意見等を伺う機会として、先ほど申し上げたように11月に両校それぞれの保護者説明会を開催したところでございます。今後、潮来地区、津知地区の区長さん等への説明会や地域住民の方への説明会等を開催する予定をしているところでございます。 市内4つの中学校の統合につきましては、今後ですが、中学校区単位での潮来市学校適正化実施計画等に関する説明会を開催する予定をしているところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) 11月に行われました保護者の説明会、その中で、現状のアンケートを取ってもらいたいというような話があったようですが、これはいつ頃実施するか、また、どのような内容で行うかをお伺いします。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 先日、そういったご要望等々もいただきましたので、今現時点で、いつということはなかなか申し上げられませんが、内容等も含めまして、どういった内容がいいのかということを含めまして、年度内のなるべく早い時期にはご意見等をお伺いしたいというふうに考えております。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) 津知小学校には、教育後援会という立派な組織があります。区長をはじめ三役、その他PTA関連の方々のこのような教育後援会には、コロナ騒ぎで今年は総会も、年2回の集まりがあるんですが、コロナ騒ぎで総会もできなかった、今回も集まりはないような状況。また、先生方の、新しい校長先生をはじめ、全然コミュニケーションを取っていないような状態の中、この教育後援会はじめ地元の住民の説明、先ほどのアンケートもありましたけれども、地元住民はじめ保護者、後援会に丁寧な説明が必要だと思うんですが、こういうコロナ騒ぎもありますけれども、何もなかった今年、また来年もどうなるか分からないような状況の中で、令和4年に進んでいくというような話でございますが、その辺のところをどのようにするかをお伺いします。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 今、議員がおっしゃられましたとおり、当初の私どもの予定としましては、もう今年度当初には、そういった地域の皆様への説明会というものを、昨年の段階では予定をしておったところでございます。やはり私どもとしてもやはり予測のできないこういう社会情勢の中でございますので、今の段階で、いつ開催できるかということはなかなか申し上げづらいんですが、いずれにしましても、保護者の方をはじめ地域の皆様のご意見、ご要望等をよくお聞かせいただきまして、そういった中で総合的に判断していきたいということでございまして、必ずしも、今、計画に沿って進めておりますけれども、こういった社会情勢の中でございますので、必ずしも無理に進めていくという考えはございません。いろいろご意見は伺わせていただきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) よろしくお願いしますとともに、2に入らせていただきたいと思います。 2の大生原小学校と延方小学校の統合、来年3月。そういった中で、今、準備が進んでいると思うんですが、この通学を大生原から延方に行くのに、公的交通機関を使う、もしくはスクールバス、その辺で地元説明とか。スクールバスならば、入札もしなければならない。そういった現状も、年の瀬も押し迫って残すところあと少しでありますので、その辺は、延方小学校、大生原小学校の統合でどのように考えているか。
    ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 大生原小学校と延方小学校の統合につきましても、やはりこれもコロナ禍の影響で、当初予定していたスケジュールより遅れていたというのは事実でございます。そういった中、まず、今年早々に、当初ですと、準備委員会というものを立ち上げて進めていくという予定になっておったんですが、それがまずコロナウイルス関係で、8月の開催になってしまったという部分で、まずちょっとそこで遅れてしまったんですが、その後、準備委員会の委員の皆様や両校のご協力によりまして、今、ほぼ予定どおりで計画のほう進んでいるところでございます。 先ほどのちょっと答弁の中でも、準備委員会のほかに部会のほうをつくらせていただいたと答弁させていただきました。その中でも、やはりそういった通学方法等を検討する部会のほうもございます。そういった中では、今現在、スクールバス、コースとしては2コースになるのかなというようなところで、ご要望がございまして、今、スクールバスを使っての登校というものを考えております。 また、今回、債務負担行為のほうでも出させていただいておりますが、そうした中で、延方小学校へ通うバスですので、そこら辺も併せて、今回、提案をさせていただいております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) もう一つ、延方小学校と合併のときに、今回、補正で、体操服、予算組みました。また、駐車場の整備、このような内容と申しますか、どのような位置づけを、お伺いします。 ○議長(笠間丈夫君) 茂木学校教育課長。 ◎学校教育課長(茂木衛君) それでは、再々質問に答弁させていただきます。 まず、体操服でございますが、こちら、統合準備の部会のほうから、いろいろご要望ございまして、また、保護者からは要望もいただきまして、今回、大生原小学校の今1年生から5先生、来年2年生と6年生になる児童の皆さんに、延方小学校の体操服を、上下半袖、ハーフのやつも含めて、あと長袖、長ズボンも含めて一式、市のほうで購入して支給するような予算を今回取らせていただいております。今後、予算が通りましたら、保護者の皆さんに、学校を通して注文のほうを受けさせてもらって、こちらから購入して、学校から配布していただくというような段取りになってございます。 それと、駐車場も、やはり部会の中で、いろいろやはり今、延方小学校自体が駐車場が狭いということの中で、今、既にスクールバスが1台、あと学童クラブの送迎のバスが2台、あとタクシーも1台入っているということで、そのほかに保護者の送迎が入ってくるとなるとなかなか手狭でということで、今後、新たに2台のスクールバスが入るとやはりかなり厳しいという状況がありましたので、駐車場の拡張をお願いしたいというようなご要望ございました。それを踏まえまして、今回、補正で取らせていただいたのが、駐車場の拡張の工事ということになります。一応4月まで間に合わせるということで、常時止める駐車場というよりは、送迎の車が特に混み合わないような形を取らす部分の用地の確保というような形になると思います。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) そうすると、延方小学校のほうはそのまま、延方小学校に合わせると。5年生、6年生になってきたら、そのままの状態で、大丈夫だとちょっと危惧しますけれども、古くなってきている可能性も。その辺は答弁結構ですけれども。 それと、潮来小学校と津知小学校の統合、この中において、校舎は潮来を使うような、津知小学校、最高のあそこ、市内の小学校の陸上競技はじめ活用がされるのは最高の環境、場所ですか。昨日も津知小学校のマラソン大会、あの辺、どこにも出ださないで、道路まで行って、元保育園のほう回って、あそこでマラソン大会が実施できた。片や一方、潮来小学校は、かすみの郷へ行ってやったような話も聞きます。 そういった中で、津知小学校が潮来小学校に行くというような話が、この後も申しますけれども、今、中学校跡地になるのか、そういう話もありますけれども、もし潮来に行った場合、今、潮来で本当に市民運動会やっても、本当に狭いと言ったら申し訳ないですけれども、でやって、駐車場もない。そういった中で、津知小学校、雨が降って、父兄の送り迎えで車が回る場所、そういう、先ほども延方小学校行ったらば、そういうのがないから、駐車場、用地確保とか、そういう方向に行くというような話がありましたけれども。 これ、潮来小学校と一緒になった場合、駐車場問題をはじめ、今の現状の津知小学校の場所、最高な場所だと思うんですけれども、その辺の考えと申しますか、もう適正実施計画にはそのようなふうに説明もされているようなところなんですが、そういう駐車場問題をはじめ、その辺の考えをお伺いします。 ○議長(笠間丈夫君) 田崎議員、これは全体的な再々ということですか。 ◆11番(田崎清君) 小学校のこの進捗状況を聞いてもらえますか。だから、分けて、聞きますけれども。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) まず、校舎等々、状況等を考えますと、それは説明会においても、やはり津知小学校のほうの自然環境が非常にいいところにあるといったことも、ご父兄の方からも意見として確かに言われております。逆に言えば、潮来小学校はやはり市街地にあるといったところで、状況が違ってくるというところでございますが、特に跡地というものも、考えていかないと当然いけないことではございますが、やはり計画の中でもまだ必ずしも中学校の跡地ということで位置づけをしているわけではございません。 そういった中では、何度か申し上げましたが、やはり準備委員会、部会等々を設置した中で、協議なり、検討をしていかなきゃならないものであるというふうに考えておりますし、確かに駐車場に関しましては、やはり今申し上げたように、潮来小学校のほうが市街地にございますので、なかなか場所的にも難しいというのもあります。ただ、正面といったらよろしいんですか、反対側に市営の駐車場がございます。また、状況によっては、そういったものを活用していかなければならないのではないのかなという考えもありますので、そういったことも含めて、そうした準備委員会、部会、当然部会には、それも言いましたけれども、地元の方ですが、区長さん、当然学校関係者、保護者、私ども行政というふうに大体4者が入って、いろいろ協議をする場でございますので、そういった中で、細部まで検討していきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) どうか早急な準備委員会立ち上げて、地元の声を参考にしながら、よろしく、いい方向に向かうようにお願いします。 それでは、2の公共下水道接続補助金についてお伺いします。 令和3年までの期間限定となる公共下水道接続補助金について。 ①下水道の接続率をお伺いします。 ②今年度までの補助金利用件数をお伺いします。 ③水原地区において、下水道本管工事完了後の接続補助金に代わる支援策があるかをお伺いします。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) それでは、私のほうから、1点目、公共下水道の接続率について答弁をさせていただきたいと存じます。 接続率は、市内で公共下水道整備が完了し、供用開始区域内で下水道に接続いたしました人口の割合であります。率としまして、令和2年3月末時点で89.3%となります。 2点目、接続に係ります補助金の利用件数について、お答えさせていただきます。 排水設備等に係ります工事費補助金は、平成30年度から令和3年度までの4年間において、霞ヶ浦の水質浄化を目的とした森林湖沼環境税を活用した期間限定で補助金が拡充されている事業でございます。実績としての補助金交付件数としては、平成30年度が25件、令和元年度が26件、令和2年度11月末時点で24件でございます。 続きまして、3点目、4年間の支援期間が終えてしまうと考えられます水原地区の今後の接続支援とのご質問でございます。水原地区の本管工事完了は令和4年度を予定しておりまして、整備が完了した区域から順次供用を開始し、接続促進を行ってまいりたいと考えております。 現時点での令和元年度以降の拡充支援補助金等につきましては未定となっておりますが、市としましては、県の担当部署であります下水道課に対し、排水設備工事費補助金の拡充措置の延長をしていただけるように、要望しているところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) 接続率が、目標、2023年が県の平均の89.6%。今回89.3%と、立派な成績というか、アップしております。これも補助金の影響とまではいかないと思いますが、補助金の効果はあると思います。 それで、接続率アップへのいろいろ推進策をやっておると思いますが、その推進策をお伺いします。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) お褒めの言葉ありがとうございます。 平成30年度から補助の拡充が図られまして、私どもとしましては、該当者に対するダイレクトメールや下水道の接続キャンペーン、また戸別訪問など、制度の周知や普及啓発を行ったこともありまして、今回、数字が伸びているものと考えております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) 頑張ってもらって、これが本当に90、100といくようによろしくお願いします。 ②の再質問で、利用件数が25件、26件、24件って、数が限られると申しますか。これは今年度はもう枠がなくなったというように聞いています。これは県からの拡充の件数ですか、補助金の。そのようなものがあるのですか。お伺いします。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) 議員おっしゃるように、どうしても枠、配分の関係がございまして、十分にいただいている現状ではございません。しかしながら、来年、令和3年度も続く事業でございますので、その辺は引き続き吸収しながら対応させていただく考えでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) 今年度がなくなった後、令和3年、最後の年となると、業者のところにはかなりの申込みが現在も来ております。補助金がないからと次年度というふうにしているところもありますが、この補助金申請があったらば、その予定数で打ち切っちゃう、それとも、来年はどのようにするかをお伺いします。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) 現時点では、あくまでも枠の中での対応ということもありますが、接続を希望される方のお気持ち、当然、私どもとしてもありがたいものでございますし、その辺は市の中でいろいろと今後協議をさせていただく内容だと考えます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) 本当にきれいにするのには接続率アップですから、これ、3に入りますけれども、高齢者が多くなってきて、補助金利用をしながらならば、接続しようというような方もおります。そういった中で、県に要望を出したり、未定ではございますけれども、大生原、今、下水道工事で真っただ中の中であります。令和4年の完成を目指しているようでございますが、3年間のアンケート調査やって遅れたという、これ大変な事故があったわけですから。ぜひ今後、水原地区が下水道工事が終わった、補助金はなくなったでは、地元の人にせっかく工事をお願いしてやっているわけですから。先ほども県民の森で県に要望に行っているようですから、ぜひ県のほうに行ったときには、この拡充要望、下水道の補助金のほうもよろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁はどうしますか。 ◆11番(田崎清君) 答弁は結構です。 じゃ、3に入らせていただきます。 入札制度について。 潮来市の指名競争入札の条件が、ある時期を境に突然1,000万円未満から2,500万円未満へ大幅に変更となったことにより、指名競争入札の件数が大幅に増え、条件を満たせば自由に参加できる一般競争入札の件数が激減しました。 そこで、お伺いします。 ①潮来市で指名競争入札を2,500万円未満にする理由をお伺いします。 ②指名競争入札の金額上限が2,500万円未満に変更した時期から現在までの物件で、潮来市建設業組合に加盟しているBランクの業者に限り、指名件数が多い業者順及び件数、落札件数が多い業者順及び件数をお伺いします。 ③コロナ禍において、地元飲食店、企業等を救う施策を打ち出している中、地元業者で施工可能な物件でありながら、市外の業者に指名をかける理由をお伺いします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目の指名競争入札を2,500万円未満にする理由はというご質問でございますが、令和元年第2回定例会、一般通告でも同じ質問をされていらっしゃるというふうに存じます。再度同じような答弁となりますが、ご了承いただきたいと存じます。 潮来市では、近隣自治体の状況や契約事務効率化の観点から、平成30年度執行分より指名競争入札の適用を予定価格500万円未満から1,000万円未満に引き上げているところでございます。平成30年度の工事の入札では、平成29年度と比較をし、一般競争入札は94.3%から91.2%、マイナス3.1ポイントであるのに対し、指名競争入札は96.9%から90.4%とマイナス6.5ポイントで、一般競争入札より指名競争入札のほうが落札率の下げ幅が大きく、かつ指名競争入札のほうが落札率が低いという結果になっているところでございます。 そのため、県内市町村の実施状況を参考にさせていただき、土木一式工事の等級Aランク2,500万円以上を目安とし、一般競争入札の範囲を引き上げることとしたものでございます。 続きまして、2点目でございます。 指名業者及び落札業者におきましては、そのたびにホームページに公開を行っているところでございます。ご質問は、指名件数、落札件数の多い順の業者を伺うということでございますが、今後の入札に影響を及ぼす可能性や民間企業及び他自治体への受注の影響が考えられるところでございます。また、特定の業者名を公表することで、他の発注者が業者の信用度等をはかる目安とすることも考えられるというところでございますので、控えさせていただきたいと存じます。 業者をランクづけしている土木工事について、参考までに、土木工事のBランク16社の業者について、指名件数の業者数と落札件数の業者数をお答えさせていただきます。指名業者の回数については令和元年度と令和2年度の合計でございますが、18回が1社、14回が1社、12回が3社、11回が3社、10回が1社、8回が2社、5回が2社、3回が2社、2回が1社となっているところでございます。落札業者の回数についてでございますが、令和元年度、令和2年度の合計でございます。4回が3社、3回が2社、2回が1社、1回が4社となっているところでございます。 続きまして、3点目でございます。 市外の業者に指名をかける理由についてというところで答弁をさせていただきます。 基本でございますが、地元業者を優先し、指名選考を行っている状況でございます。しかし、専門性のある特殊工事の場合などでは、市内では対応できる業者が少ないため、指名業者数を確保させていただき競争性を持たせる必要があることから、市外の業者を指定、指名しているところでございます。 答弁は以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) 1番について再質問します。これ近隣の自治体どこがあるんですか。潮来市と倣っているような自治体、今、県に倣ってというようなこの入札制度、市長になったときに始まったんですが、今、この2,500万未満にする、これ、近隣の自治体。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 近隣の自治体という再質問でございますが、私どもでは、国による令和2年8月現在の県内他市の状況の様子を持ってございます。そちらで答弁をさせていただきます。 令和2年8月現在の県内の他市の状況でございますが、一般競争入札の範囲が2,000万円以上が20自治体、3,000万円以上が16自治体となっている情報を持っているところでございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) これ、2,000万円以上が20自治体、3,000万円以上が16自治体。これは潮来市と比べて、全然規模が違うと思うんですよね。近隣でも本当にこれ。そういった中で、今度は8月の入札工事から最低価格制を設ける。これ来年の3月まで行い、成果があれば、また検討すると。これ、何の成果を期待しているんですか。最低価格を設ける。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 1点目の再々質問でございます。最低価格の基準額を事前公表というところだろうというふうに思いますが、令和元年度及び令和2年度までの間に、落札率が年々こう上がってきており、業者間の競争性が弱まっているというところを考えられるところでございます。そのような中で、直接工事費である低価格制限基準額を公表することにより、入札参加者が企業努力をしていただけるというところを狙いとして、試行的に行っているところでございます。 答弁以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) ちょっと理解に苦しむというか、県なんかの最低価格というのは、失格する最低価格を設けているんですが。これ一般の指名競争用に、これ指名競札が18回、12回が3社、11回が3社、また、これ少ない5回だ、3回だ、2回だというような、これ隔たりがあると思うんですよね。これ指名入札で。この辺はどのような、指名選考委員会で考えて、これ指名しているのか。お伺いします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、これ2点目の再質問ということでよろしいでしょうか。 ◆11番(田崎清君) はい。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) その隔たりといいますか、その辺については、やはり企業さん、事業所さんの努力がその辺を乞うご期待したいというところでございます。 また、その指名選考委員会というようなお話でございますが、指名選考委員会の審議の内容についてはお答えはできませんが、潮来市請負者の選考規定というところはもう議員もご存じかと思いますが、要するに請負金額に応じた等級に格付をされたものの中から、1つには信用度、2つ目には工事の成績または履行成績、3つ目には手持ち工事や手持ち契約の状況、4つ目には施工能力の現状把握または履行能力でございます。5つ目には当該工事に対する地理的要件などを留意して選定をさせていただいておるところでございます。 また、潮来市請負業者選考規定の8条においては、潮来市内に本店を有する業者、また、支店出張所を有する業者を優先としつつ、業務内容により競争性が確保できるよう適切に選定をしますというような内容を規定してございまして、引き続き適正に進めてまいりたいな、そして、事業所の皆様には、工事の内容をよく理解していただきながら、企業努力をしていただければなというふうに考えておるところでございます。 よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) 今の答弁で申しますけれども、潮来市の入札参加している業者は、それなりの審査を受けながら適合しているから入札参加できるようになったと思うんですよね。それを企業努力だという、行政のほうから企業努力を判断しているかは分かりませんけれども、潮来市の業者、これ皆さん一生懸命震災のときに200億の仕事を地元の業者でやったような実績もあります。市長、ゼネコンでやらなければまとまらないと言った問題も地元の業者でまとめました。そういった中で、指名競争より一般競争入札のほうが競争の原理が働き、落札率が下がるのは誰もが理解できることで、今の時代に逆行している、指名願いをして一般競争を応募したほうが、やっぱり参加がしたくても参加ができない、そういった業者が出てしまう。本来の在り方はやっぱり、やりたい人が参加する。参加したい物件に参加するというような、そのような皆さん地元の業者、努力していると思います。 先ほども部長申されましたが、3の県外ですか、地元ではなくやった場合、専門性とかそういう形でやっていると言いながらも、地元の業者も一緒に参加になっている。そういった中で、この県外の人が専門性だからというような言い訳が通らない工事も最近の中であったわけなんですね。 一例を申しますと、ヘルスランドさくら、今回ですか、入札がありました。そういった中で、予定価格も最低価格も意味がないじゃないかという落札率がダンピングではないかというほどの値段で取っているわけです。本当のこの近況の、また保留の期間が、入札終わってから保留、10日以上も保留になっている。この状態をどのようなことなのか説明をお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) これは3番の再質ということですね。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 3点目の再質問をいただいているところだと思いますが、まず、ヘルスランドさくらのお話をいただいたところでございます。こちらについては、市内業者が入っていない工事というのは、議員おっしゃるとおり7件ございました。これは、排水ポンプ分解整備工事とか、クリーンセンターのハイクレーン交換工事、焼却施設のダブルダンパー交換工事等々の工事でございまして、こちらにつきましては、ある意味専門性のあるところでございまして、市内業者は入っていないというところでございます。 また、保留というようなお話もいただいたところでございますが、そちらにつきましても繰り返しのお話になろうかなというふうに思いますが、今後も引き続き市内の事業者の皆さんにご協力をいただきながら、適正な入札を進めていきたいというところの答弁をさせていただきたいというところでございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆11番(田崎清君) 今の専門性は分かります。 私が言ったのは、今回のろ過装置、空調設備、このような工事は地元の業者でもできると思うんですよね。そういった中での話でございます。地元の本当に業者育成と、公平・公正な入札制度をお願いして、11番、田崎清の質問を終わりとします。 ○議長(笠間丈夫君) 以上で、11番、田崎清議員の質問が終わりました。 ここで、暫時休憩といたします。 再開は午後1時30分といたします。                         (午前11時59分)----------------------------------- ○議長(笠間丈夫君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後1時30分)----------------------------------- △沼里真一郎君 ○議長(笠間丈夫君) 12番、沼里真一郎議員の質問を許可いたします。議員は質問席に移動願います。 沼里議員。     (12番 沼里真一郎君 登壇) ◆12番(沼里真一郎君) 12番議員、沼里真一郎です。ただいま議長より質問の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問させていただきます。 コロナ禍で大変な中でありますが、コロナの質問もさせていただいております。 それでは、まず、大きく5点質問させていただきますが、まず、1点目の大きな質問に入ります。 新型コロナウイルス対応と現状をお聞きします。3点お聞きします。 コロナ感染者は数や現状、どうなっているかお尋ねいたします。市や近隣市や県はどうかお尋ねいたします。 これは、潮来市でも先日3人と1人感染者が出て、最近では鹿嶋市が急増していて、第1波の最初は神栖市が急増した例がありますが、現状どうなっているかお聞きいたします。 2点目について、PCR検査や検査処理能力数についてお尋ねいたします。欧米では日本製の自動大量PCR検査機が普及していたので、大量検査していましたが、日本では当初手作業で、少しずつこの大量検査機投入しているところであります。この検査能力や、また、保健所におきましては、全国的に人員減少していた保健所もそうでありましたが、第1波のときは人員増していましたが、この能力数はどうかをお尋ねいたします。 3点目に、現状や今後の増加懸念に対し、県や鹿行の新型コロナ医療体制は十分そうかお尋ねいたします。 全国的には病床数の確保に加え、実際の今入院可能な病床数のその違いで、既に医療逼迫をしているというところもありますし、鹿行ではどうかということをお尋ねいたします。 第1波のときは、済生会病院も対応していると報道がありましたが、今の現状でも鹿行の大きな病院は対応しているかもしれませんが、この医療体制は十分そうかお尋ねいたします。 以上、3点お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) それでは、1点目。コロナ感染者の数、市や近隣市町村、県のほうの状況です。 潮来保健所管内の感染者につきましては、医療機関、検査も含めまして、12月7日現在、神栖市34人、鹿嶋市38人、行方市5人、鉾田市2人、潮来市8人となっております。県につきましては、12月7日現在、1,844人の感染者数です。 続きまして、2点目、PCR検査体制や検査処理能力数は現状どうか。 答弁でございます。 鹿行地域PCRセンターにつきましては、月曜日から金曜日の午後1時から2時間程度実施しております。20名程度の検査能力を有しておりますが、11月におきましては、1日平均15.4人となっております。また、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行に備え、発熱患者の対応可能な診療・検査医療機関が指定されております。発熱等の症状がある方は、まず、かかりつけ医に必ず電話などで連絡した上で、医療機関の指示に従って受診願います。かかりつけ医がない場合などには、県の受診相談センター、もしくは潮来保健所にご相談願います。 なお、市といたしましても、高齢者や基礎疾患を有する無症状の方に対するPCR検査を計画中でございます。 続いて、3点目、県や鹿行の新型コロナ医療体制はどうか。 答弁でございます。 現在、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行が懸念されております。こちらの対応としまして、症状では判別し難い両方の診療または検査が行えるよう受入れ体制を整備した診療検査機関が非公表の診療所も含め、潮来保健所管内においても複数指定しております。本県の医療提供体制でございますが、12月7日現在の状況としまして、重症病床稼働率35.4%、病床稼働率53.8%となっております。医療機関体制を守るためにも、手洗い、うがい、体温チェック等の継続や、感染リスクの高まる5つの場面、飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間に及ぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わりでの感染対策の徹底を図ることが必要となっている現状でございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 1点目の再質問で、市の職員の感染対策をちょっとだけお聞きいたします。 今、社会的には共有のパソコンで立体的なキーボードが共有している場合に、そういう感染は指先から起こりますので、そういったところでなかなか立体的なキーボードは掃除しにくく、そういう感染のクラスターの事例とかありますが、市の庁舎だと1人1台、基本的にはパソコンはあるとは思いますが、共有したりする場合もあると思いますので、そういう庁舎の感染対策について少しだけお聞かせ願えたらお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) 市の職員に対する感染症対策でございますが、まず議員のほうご存じのとおりに、市役所内には入る前に消毒液、そして市民の方におかれましては、検温する機械を設置しております。また、就業時間中の10時の休憩、お昼休み、朝からなんですが、あと夕方と、周辺のアルコールによる消毒などもしております。 仮に職員が例えばPCR検査を受けるということになった場合、職員のルールをお示ししているところであります。グループウェアというのが各職員が見られるようになっておりますので、もし仮に感染するおそれがあるということで、PCR検査を受けたということの場合には、直属の上司に報告をして、その後休暇等をしていただくと。また、体調が悪い場合には、お休みを取ってもらうことも考えてもらうということも周知徹底しているところです。 また、仮にPCR検査陽性になった場合の対応としては、基本的にウイルスの物品等に定着している期間というのが24時間から72時間というふうに大体おおむねそういうふうに研究結果出ておりますので、それを見越しながら、消毒等をしながら対応していくことを考えております。また、保健所の指導に従って濃厚接触者等があれば待機期間、休むことを念頭に入れながらも保健所指導で従っていこうと思っております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 1点目の再々質問でありますが、今先ほど答弁していただいた内容については、そういう立体パソコンの消毒していないところもありますが、そういうところを気をつけていただければと思います。 別件で再々質問いたしますが、コロナの感染者、例えば市内の学校では、高校に関しては近隣の市から来て生徒が感染したりしますし、また、鹿行ではそういったような学校についてお聞きしたいのですが、そういう休校や分散登校等についてどうなっているかお尋ねいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) 所管としては恐らく義務教育関係に関しては教育委員会かと思うんですが、おおむね文部科学省で出されているガイドラインがございますので、それに従って対応するということになっております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 結構です。 2点目の再質問に移ります。 第1波のときは保健所を必ず通すということで、今はちょっとかかりつけ医にも直接相談できるという体制になりましたが、ただ、そういう入院するかどうかについて判断したり、また、そういったホテルに住むか自宅療養にするか、判断するにやっぱり保健所の人員と、県のセンターもあります。そういう人員が必要だ、濃厚接触をたどっていく、クラスターを防ぐ人員が必要と思いますが、保健所に関しては人員がどうなのか。第1波のときは少し増員されていましたが、また、増員されているのかどうかお尋ねいたします。 お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) まず、相談窓口として、以前は保健所のほうでワンストップでやっていたわけなんですが、先ほど説明しましたように、今はかかりつけ医による受診、診療・検査医療機関というのを指定しておりますので、保健所の逼迫するということは今少なくなっているのではないかと思います。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 保健所の今の人員が増やしているかどうかとか、そこまではちょっと県からは聞いていないということで、そういうふうに理解いたしました。 3点目の再質問に移ります。 先ほどの答弁では、重症稼働率、鹿行ですかね。この管内で重症稼働率35.4%、病床稼働率53.8%とありました。これは、自分が最初の質問で説明したように、この確保病床数に加えて、本来の医療をやっている病床をコロナ用に切り替えられる、確保できる病床に対しての数字ではないかと思いますが、実際に今コロナ用に稼働させる、今現状すぐ入れるという病床に関しては、もっと稼働率が上がって医療が逼迫しているというように全国でもありますので、この数字に関してどうなのかをお尋ねいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) ここで言う病床稼働数としまして、具体的な数字を言わせていただきますと、まず、茨城県、本県の医療提供体制ですが、現在316床です。そのうち重症者は44床を確保していると。ちなみに潮来保健所管内においては、12月1日現在で9床を確保しております。運用病床数については、入退院等により流動的でありますので、そこら辺のほうは数字は動いております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 自分の質問にちょっと答えてもらっていなくて、自分が言っているのは、今現在すぐ入れる病床数と全国的な問題で、今、ほかの診療を行っているけれども、コロナ用に確保できているという数、各切り替えられる確保できる病床数を数えて、それにはまだ大丈夫だけれども、実際入れる病床は逼迫、今現在すぐ入れる病床は逼迫しているという状況も全国的には見られるということで、その医療の逼迫具合に関して、入院がどうなのかということと、ホテル、自宅療養それによって切り替える、それによっては保健所の人員も必要、感染追っていくの保健所の人員が必要と思う、この医療体制として今後、今現状と、これから切替えも含めて、現状どうなのか再度お尋ねしたいと思います。 例えば、保健所のことで言えば、第3波より第2波の時点では、全国では接触アプリCOCOAの通知が来てもPCR検査を受けられないという現状も、国の説明と違うという現状もありましたし、また、医療機関におきましては、全国的に看護師不足、コロナ前からでありますが、さらにコロナやって看護師不足ということが問題になっております。医療機関はこのコロナによって診療リカイが起こって収入が減ったりしていますし、また、コロナに対応すれば対応するほど赤字ということになって、その看護師と医療関係者がボーナスが下がっているという現状もあってその看護師不足にもつながっております。医療体制を確保するためには、防護服、ガウン、医療用マスクの確保も大事と思っておりますし、そういう医療体制が十分かどうかということをお尋ねいたします。 併せてもう1点目…… ○議長(笠間丈夫君) 沼里議員、整理してから…… ◆12番(沼里真一郎君) もう一点だけ、簡潔にすみません。 ○議長(笠間丈夫君) よろしくお願いしますよ。 ◆12番(沼里真一郎君) 前回の私の一般質問でも行いましたが、こういう医療体制の確保のためには、行方総合病院の今の病院の築造した病棟や、旧労災病院の旧病棟なども活用して、国・県のほうで専用ベッドを作ってもらってそういうコロナ体制を確保するのも場合によっては必要ではないかと思いますが、そういったことも国・県の要望も含めて答弁をいただけたらお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) 医療機関の逼迫ということでございますが、今、茨城県のほうで、コロナ対策に向けて、協力医療機関という病院が指定されております。また、コロナで重症化、中等症以上に関しましては重点医療機関ということで、茨城県内にも病院が指定されております。今、それらの重点病院、それから協力病院のそれぞれを利用しながら、全県下で今、県が動いているというのが現状と聞いております。 続いて、保健所の関係ですが、実は新型コロナウイルス感染症情報把握管理支援システムというのが動いています。通称HER-SYSというものでございます。これは、どこの保健所がどのような状況になっているかというのを一括して知ることができるというシステムでございます。これは、あくまで県のほう、国の方でやっていることでございます。また、そこに関しましては、申し訳ないですが、茨城県のほうの業務になりますので、なかなかお答えできないところではあります。 また、医療機関の先ほど言った行方地域医療センター労災病院等いろいろと出てきましたが、基本的に地域医療構想につきましては、感染症も含めて茨城県の所管となっております。大変申し訳ないですが、こちらから情報提供できるということではございませんので、ご理解のほどをお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 大きな1番は以上で、コロナの生活困窮者への支援や提案については、大きな5番で分けて質問させていただきます。その前に、大きな2番から4番まで、学校教育の問題について、コロナも含めまして質問させていただきます。 まず、大きな2番のいじめ問題対応強化について質問をさせていただきます。 こちら、いじめは、大津市の事件があってから、そういういじめをちゃんと把握しようという流れで、そういう件数が増えたりして、対策は進んできているところであります。そういういじめの問題対策の委員会とかも市で設置できるようになったりしているところではあります。そこで質問をさせていただきます。 今、日本の子供は、ユニセフの調査で、精神的幸福度は先進38か国で37位で最低レベル、ワースト2位であります。生活の満足度は高いと答えた割合や、自殺数の数値を比較したものでありまして、日本は自殺数が高い、生活の満足度は低い、これはコロナ前のものでありますが、こういった状況であります。 それで、今回コロナになりまして、コロナに関するコロナいじめというものもある現状で、全国的には問題になっているということであります。教員組合の調査では、1,185校中不登校が増加となっていると、全体の23%でありました。小学校では20%が増加した、中学校では24%が増加した、高校では28%が増加した、行かせない親がいる学校は15%があるという現状であります。 そこで、3点質問させていただきます。 市内小学校で、現在あるいじめ問題の現状や、今までの対応はどうなっているか質問いたします。 2点目、数年前にほかの小学校でもいじめ問題があり転校等がありました。近年での市内小・中学校でのいじめの実態や、数や内容はどうなっているか、どの学校でどのようなものがあったか、あるかお尋ねいたします。 最後、3点目、不登校児童数や学校やそれぞれの状況、内容はどうか。どう把握しているか。近年の推移はどうか質問をいたします。 お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは、まず1点目の現状いじめの対応どうなっているかというご質問のほうに答弁させていただきます。 いじめ問題の現状と対応としては、いじめはどの子供にも起こり得る、どの子供も被害者にも加害者にもなり得る可能性があるという考えの下、児童・生徒をいじめに向かわせないための未然防止に努めるよう教職員に対して指導をしているところでございます。そのような中、各学校の具体的な取組としましては、日常的な児童・生徒の行動の様子の把握、定期的なアンケート調査、児童・生徒の欠席状況などの検証等があります。また、校内にいじめ対策組織を位置づけて、いじめに関する情報や相談が寄せられたときは、速やかに事実の確認を行っております。そして、いじめとして認知した場合は、児童・生徒の気持ちに寄り添いながら解決に向けて組織的対応を進めております。 そのほかにも、各学校でいじめをなくすための時間を年間計画に位置づけ、教職員が指導をしたり、児童・生徒が企画したりしながら活動を行っております。いじめをなくすための時間の取組は、潮来市独自のものでございます。また、年に2回のhyper-QUテストも実施をしております。このテストは、児童・生徒の学級内での満足度等の確認することができますので、テストの結果を分析して、児童・生徒の指導に生かしております。 それでは、続きまして2点目でございます。 いじめの実態や数、内容、どの学校でどのようなものがあったかということでございますけれども、個人を特定される可能性がありますので、市内全校での内容で答弁をさせていただきます。 昨年度の潮来市内の小・中学校の年間いじめ認知件数は、10月末になりますが118件、年間で135件でした。本年度は10月末現在で72件の報告を受けています。この件数だけを聞きますと、多いように感じると思いますが、文部科学省の認知の事例の1つに、いわゆる自力、自分で問題を解いていた児童に、これは教室でですね。問題を解いていた児童に、近くで見ていた児童が答えを教えてしまったことにより、問題を解いていた児童が意地悪をされたと感じた場合もいじめと認知するというものがあります。相手の児童が善意で行ったと思っていても、教えられた児童の受け取り方で違ってきます。そのため、学校では、児童・生徒の見取りを大事にしながら、積極的に認知を進め、一つ一つの事案の解消に力を入れており、昨年度のいじめの認知解消率は小学校で100%、中学校は92.7%でした。 いじめの認知の内容としましては、冷やかし、からかいなどが61%と最も多く、次に、軽くぶつかられる、遊ぶふりをしてたたかれるなどが13%、仲間外れや無視等が8%、ひどくぶつかられる、たたかれるなどが6%、金品を盗まれる、壊されるなどが4%、嫌なことや恥ずかしいことなどをさせられるが3%、パソコンや携帯電話等で誹謗中傷が3%となっております。 続きまして、3点目でございます。 こちらのご質問に関しましても、個人を特定される可能性もありますので、市内全校での内容で答弁をさせていただきます。 潮来市内で昨年度、30日以上欠席した小学生は8名、中学生は24名です。本年度は新型コロナウイルス感染症により、4月、5月は臨時休業期間となりましたが、10月末現在で小学生7名、中学生13名という状況でございます。不登校児童の把握については、月ごとに各学校の生徒指導主事に報告書を提出していただき、その際に欠席の状況や、具体的な対応について担当の指導主事が直接話を聞くようにしております。今年度30日以上欠席している児童・生徒の主たる要因としては、無気力、不安、親子の関わり、生活のリズムの乱れとなっております。対応には各学校の教職員が中心になっておりますが、状況等によりスクールカウンセラーや、スクールソーシャルワーカー、関係機関との連携も含め、対応に当たっているところでございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 1点目の再質問をさせていただきます。 この市内小学校で現在あるいじめ問題というの一番最初に通告書を提出した時点では具体的に書いてあったわけでありますが、そこのいじめ問題の対応、ひどいいじめ問題が起こっておりまして、先ほどパーセントとしては少ない割合のものの問題が起こりまして、まず保護者だけで解決しようとしまして、それで学校で教室を借りようと思ったら学校に貸してもらえなかったというところがありましたし、教育委員会へこのいじめ問題の把握も、外部の方がまず教育長へ直接連絡したのが教育委員会としての把握は初めてだったのではないか、学校から上がっていなかったのではないかという現状があります。そちらの体制の遅れについて、どうだったのかをお尋ねいたします。 例えば、いじめの定義に関しましては、今までご説明した内容がありましたが、いじめ対策推進法では、そのいじめの防止等のための組織第22条では、当該学校の複数の教職員、心理、福祉等に関する専門的な知識を有する者その他の関係者により構成される組織を置くとなっています。組織が機能していたのかどうかをお尋ねいたします。また、いじめ防止対策推進法では、定期的な調査の16条や相談体制の整備16条の3がありましたが、どの程度の調査体制があったのかお尋ねいたします。また、先ほど聞いた内容ですが、適切かつ迅速にこれに対処する第8条とありますが、通報、事実確認、支援等、必要な措置と加害者に対する組織や懲戒とあります。被害者対策が遅れたと思いますが、なぜかをお尋ねいたします。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 横田教育長。 ◎教育長(横田直樹君) それでは、ただいまの沼里議員のご質問にお答えさせていただきます。 個々の状況ということは、これはお子さんの特定にもなりますので、ただ一般論として申し上げますが、私どものほうで、そのいじめについてのご相談等が教育委員会にありました場合、もちろん私が受けました場合には、まず、当該校の校長に対しまして事実の確認、そして、その事実があった場合には、そのお子さんへの対応等も十分配慮しながら、そのいじめの解決に向かうと、その努力をするようにということ、それをすぐに行うようにということのこれは指示を出します。 そうした問題が起こる以前の、これまで私どもが各学校に示してきた対応といたしましては、これは私が教育長に就任させていただいて以来行っていることですが、個々の子供たちの学級での人間関係の把握、そして、もし問題がある場合の改善に役立てるためのhyper-QUテスト、年2回、小学校4年生以上、中学校3年生まで実施すると、これを継続しております。これによって子供たちの状況の把握が、各学校の職員がしやすくなってきているということは言えるかと思います。 併せまして、問題は、そのいじめが発生した場合の対応であると思います。その対応につきましても、それは1人の担任に任せるのではなくて、いじめということが事実として発生したということが確認できた場合は、これは学校を挙げて各先生方に協力をもらって、担任任せにせず、その対応を解決に向けて取り組んでいくというのが、私ども潮来市教育委員会の学校に対するいじめに対応の姿勢ですし、これまでもそういう形でいじめ問題については対応をしてまいりました。 以上でございます。    (「沼里議員の質問に対して発言があるんですけれども、いいですか」と呼ぶ者あり) ○議長(笠間丈夫君) はい。 ◆14番(薄井征記君) 沼里議員はね、今先ほど質問を聞いていると、またとかまたとかと、何度も1個の質問でやっているんですよ。これを許可してもよろしいですか、これ。今までで1問、2問とやっている中で、5点ぐらい、また、またと質問しているんですよ。これは通告に入っていないと思うのですけれども、それを認めてもいいのですか。 ○議長(笠間丈夫君) 今後気をつけたらいいと思います。 沼里議員、申し上げます。 一番初めに質問されていることに関連づけて、次から次からという項目が出てしまうと、通告制とはちょっと違うかなとなってしまいますので、通告した内容で質問していただけますか。 じゃ、答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 今、薄井議員から何点も、議長から何点もというお話がありましたが、自分は最初に先ほどの再質問のときに、今回の大きないじめの事例について対応が遅くなってはいないかということで聞くということで、それで、法律の名称を挙げながら細かく3点聞いただけで、ちゃんとした内容に沿って聞いているだけであります。 そこで、再々質問させていただきます。 今のいじめ問題対策連絡協議会14条で、いじめ防止等の対策のための組織を学校に置くということが先ほど再質問のときに挙げさせていただきましたが、今回の問題で組織が機能していたのかどうか、どのような、どの程度の調査体制があったのか、また、もう一点お聞きいたしますが、今回そのまず、調査に入ったのはその後、親だけで学校の教室を貸してもらう、親だけで集まった後にそういうふうに教育委員会に通報、自分も対応をお願いしていたからか、学校へのそういう調査が入ったのか、そういう被害者、聴き取り調査の前に、まず加害者に行ったということで、自分は被害者から行くべきではなかったのかというところもあります。自分は被害者対策が遅れたのではないか、重大ないじめがあったということもあったと思っております。その点についてお聞ききいたします。 このいじめ防止対策推進法の重大事態の定義28条でありますが、「生命、心身、財産、重大な被害となって、いじめにより当該学校に在籍する児童等の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき」とあります。 よろしくお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 質問ですか。 ◆12番(沼里真一郎君) はい。 ○議長(笠間丈夫君) 範囲を整理して質問してください。 答弁できますか、よろしいですか。 横田教育長。
    ◎教育長(横田直樹君) 先ほども申し上げましたように、個々の事例について、児童その他の特定がされるようなことはちょっとお答えはできません。ただ、今、議員がご説明いただいていることにつきましては、当該校の校長をはじめ、それぞれの職員がしっかり対応をしてくれているということだけは、私として申し上げたいと思います。 ご答弁させていただきます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 次の質問に移ってください。 ◆12番(沼里真一郎君) 2点目の再質問に移らせていただきます。 不登校の重大事態では、当該学校に在籍している児童等は相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている疑いが認めるときというのも、今回も含めてあったというところであります。市内全体の話になりますと、犯人捜しはするな、事なかれ主義ではいけない、実際数年前にほかの小学校でもそういう転校等の事例があったというところがあります。このような、先ほど説明したいじめ問題のそういう連絡協議会や学校内のこういういじめ問題の組織、市のそういういじめ問題があったときの委員会は今回また、自分は設置すべきと思いますが、設置されておりませんが、そういった現状はどうなっているかお尋ねいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 沼里議員、これは3番目の不登校の問題ですか。2番ではなくて。 ◆12番(沼里真一郎君) 2点目の再質問。 ○議長(笠間丈夫君) 2点目、不登校ではなくて。数年前という関係ですか。 ◆12番(沼里真一郎君) それも含めて、市内全体の……    (「議長、暫時休憩」と呼ぶ者あり) ○議長(笠間丈夫君) 暫時休憩いたしますか。                          (午後2時07分)----------------------------------- ○議長(笠間丈夫君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後2時10分)----------------------------------- ○議長(笠間丈夫君) 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 答弁をお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 簡潔にということですので、たしか最初のご質問は、いじめによっての転校というようなお話だったかと思いますが、委員会としましては、転校の手続の際には保護者の方へ理由等を書類のほうに記入していただくのですが、これまでいじめというようなことで書かれたものはございません。 それと、校内でのいじめ委員会ですね。 ◆12番(沼里真一郎君) 市内の全体の、校内の…… ◎教育部長(加藤益生君) 校内ですよね。体制は各学校とも取られております。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 今回重大な事例が起きていますので、対応を引き続きお願いいたします。 大きな3番に移ります。 少人数学級化を。学校適正化計画の急時期の統合の見直しをご質問いたします。 3点質問いたします。 市内学校の消毒ボランティアは学校によってPTAから募集を行いましたが、応募がなかった学校も多かったです。どうだったかをお尋ねいたします。 そして2点目、今、県では、1校1人を配置する学校サポーター、消毒作業も含めましての市内現状はどうなっているかお尋ねいたします。 最後、3点目、津知小学校保護者への決定した学校適正化計画についての説明会では、統合反対の意見が多かったと聞いております。これは委員会、協議会の答弁からもありました。その委員会、協議会でもお話ししましたが、私の周囲や聞いた話からは、津知小学校の保護者の多くの方がこういうふうに統合に反対しているという自分はそういうふうに聞いているところであります。 そこで、国は30人学級化を実現していく方向で検討し、子供たちのためにも先生の負担軽減、いじめ防止からも少人数学級のほうが望ましい、コロナ等の感染症の面からも少人数学級ではないと生徒同士の距離が取れないということがあります。そこで、市が決めた計画年にこだわらず、保護者や地域の人が了解してから統合するべきと思います。再来年4月からのこの津知小学校、潮来小学校の急な統合をどう考えるかお尋ねいたします。 これは、前回の一般質問でも答弁いただきましたし、さっきの田崎議員の答弁でもコロナのこともあり、そういうふうに今は計画どおり進めているが、場合によっては計画どおりではないという答弁もいただいていますので、少人数学級の面も答弁いただけたらお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは、3番目の質問ですね。 まず、1点目の消毒ボランティアでございます。こちらについて、9月の定例会のときにご同様のご質問のほうをいただいているかと思います。 ボランティアの募集でございますが、こちらは、市社会福祉協議会と連携しまして、保護者の方を対象に消毒ボランティアを募集し、17名の保護者の方からご登録をいただき、各小・中学校で活動をしていただきました。その募集において、ボランティアがいない学校が4校とございました。9月の定例会におきましても答弁をさせていただきましたが、国の学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルが見直されまして、消毒の簡略化がされたことから、ボランティアの受入れを実際には終了した学校もございます。また、現在も保護者の方にご活動をいただいている学校のほうは、まだ2校、5名いらっしゃるところでございます。 2点目の県のスクールサポーターでございます。 この県のスクールサポーターということでございますが、これ茨城県の9月補正予算において事業化されました学校サポーター配置事業による学校サポーターのことと思われますので、学校サポーターの配置について答弁をさせていただきます。 学校サポーターは感染症対策を徹底しながら、円滑に授業カリキュラムを進めるため、小・中学校に各校1名派遣、配置されるものでございます。本市では現在6名の学校サポーターが配置をされています。 続きまして、3点目でございます。 こちらにつきましては、先ほど議員からもおっしゃられましたように、田崎議員に答弁をさせていただきましたが、同様の内容になってくるかと思います。津知小学校の保護者の皆様に、学校適正化実施計画の説明をさせていただき、統合の必要性のご理解と、ご意見等を伺う機会として、11月10日に津知小学校保護者説明会、こちらを開催させていただきました。田崎議員のご質問のほうにも答弁をさせていただいたとおり、コロナ禍でもあり、複式学級になっていない状況で、令和4年4月統合は早いのではないのかなどのご意見のほうも受けているところでございます。 今回の説明会は、学校適正化実施計画を策定し、津知小学校の保護者の皆様に対する最初の説明会であり、今後、区長さんや地域住民の方に対しても同様の説明会を開催していく予定をしております。このような説明会や懇談会を重ね、統合の必要性をご理解いただきながら、保護者や地域の皆様のご意見等も踏まえ、実際の統合時期等の判断をしていきたいと考えております。ただし、教育委員会としましては、児童への統合時の負担等を少しでも軽減できるよう、適切な時期での統合に向けて統合準備委員会の設置等にも取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 1点目の再質問で、学校のクラスター対策、例として消毒や感染対策でありますが、夏の熱中症対策のなごりで、距離を取っていればマスクを外していいとなっておりまして、合唱のときマスクをしないという例で、クラスターが学校で起きてしまった事例がありますが、市内ではどうかをお尋ねいたします。 ○議長(笠間丈夫君) これ、スクールサポーターと感染症絡めているわけですか。 1点目の消毒ボランティアの関係が…… ◆12番(沼里真一郎君) 消毒ボランティアに関して、学校の消毒に関して再質問。①の再質問。 ○議長(笠間丈夫君) ちょっといまいち……。 ちょっと、私、議長として聞いていても、なかなか理解ができない部分がありますので、整理して発言してください。 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 今の合唱というふうに…… ◆12番(沼里真一郎君) 合唱のときマスクを外したりという、それでクラスターが発生したというクレームが入って。練習です。 ◎教育部長(加藤益生君) 市のほうも音楽会のほうは実施しておりますが、たしかコーラスとか合唱のほうは中止にされたかと思います。演奏のほうですかね、だけにたしかされたかと思います。すみません、それ以上のちょっと情報は私今は持っておりません。 ○議長(笠間丈夫君) 沼里議員、先ほど申しましたように、今、各学校の学校サポーターの市内状況についての再質問ですよね。これが、合唱を催したら、そこでクラスターというのは、再質問という内容よりは別の質問だと思いますので、そこの辺り注意しながら質問してください。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) すみません、結構です。 3点目の再質問、こちら答弁の中で、田崎議員への答弁でありましたが、津知小学校の保護者でそういった事例を聞いて、反対の意見が多かったと、委員会、協議会でも多かったことを聞きましたが、ということであります。保護者からでは、現時点でのアンケート、こんな計画、前のアンケートでありますが、こんな急な統合とは思わなかったと言っています。それで、コロナになってしまって予定ということもあります。感染症対策の距離を取る面からも、学力の面のほうからも少人数学級のほうが望ましい。津知小学校は複式学級にもなっていなくて、そういって人数が少ないからといって隣の潮来小学校へお話のように半数の生徒が通っているわけでもないという現状でもあります。また、潮来小学校に統合してしまうと、そういうふうに保護者はバスの負担等が増えたりするわけでありますが、そのバスのロータリー等の場所もない。長勝寺横の稲荷山下の市営の駐車場の話もありますが、ふだんもあそこは車が埋まっている。また、市役所に隣接する認定こども園あやめ、今年統合したそのこども園の親の送迎でもあそこの駐車場を使っているという現状で、ふだんも車も止まっていて、そういうバスのロータリーにする場所もないというところであります。 計画の中では、津知小の跡地にその市内1校になる中学校を統合すると考えておりますが、コロナになってしまって、大生原小と延方小の場合には2か年かけてそういう交流会とか行っていたわけで、あまりにも早急ということがありますので、そういったちゃんと親やこれ地域の中核でもありますので、そういうコミュニティのそういったことを踏まえて、ちゃんと今後早急なことは行わないようにしていただきたい。ゆっくりやっていただきたい、丁寧にやっていただきたいと思います。 そこで、最後に1点再質問しますが、いじめがあったときに近隣の学校へ行けるのが、この統合を行わないことで、例えば中学校でも中学校に上がるときになって、他校へ行けるというところもある。ただ、中学校も1校になってしまっては、そういう市内でほかに行ける学校がないというところもありますので、こういう早急な統合は避けるべきだと思いますが、全体的な考えを含めて答弁いただけたらお願いします。簡潔でもいいので、お願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 沼里議員、小学校の統合の話と中学校の統合の話を一括してやっているわけですか。 答弁できますか。 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 全体的な中でちょっと頑張って答弁したいと思います。 まず、先ほど田崎議員のときにも答弁のほうさせていただきました。非常に駐車場のことも申し上げさせていただきましたけれども、1つの候補であるということ。それと、あくまでも適正化として、ちょっと沼里議員の今の質問の中で順序どおりではなくて前後するかもしれませんけれども、まず、中学校ですけれども、適正化計画の中で、今後の潮来市の将来性を見据えた中で、クラス設定や学級数、一緒ですが、学級数などを見た場合に、潮来の規模としては1校が適当であろうという結果が出たということでございます。学級数なども含めて。ですから、これも必ずもう既に1校にするという決定をしたわけではありません。適正化計画ですから、あくまでも適正人員、適正の数はこうであろうという計画を立てたということですので、まだそこまで市のほうは考えてはいないということと、あと、津知小学校と潮来小学校の統合でございますけれども、あくまでも計画としましては、やはり子供の少子化等々もございます。そういった中では令和4年4月というのを1つの計画上の目標として出させていただきました。当然このコロナ禍の影響もございますし、いろいろ社会情勢等々も変化しております。そういった中では、無理やり何でもかんでもそこへ統合ということではなくて、ちょっと先ほども答弁させていただきましたけれども、そういう統合準備委員会というものを設置させていただいて、その中で先ほどバスの配置ですとか、そういったものも含めて、皆さんの意見をお聞きしながら、市としては進めてまいりたいと。強行するとか、そういうことではございません。いろいろとご意見を聞きながら進めていきたいということでございます。ただ、しかし、今申し上げましたけれども、少子化は進んでおります。やはり近い将来統合はせざるを得ないというふうには考えているところでございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 将来的には仕方ないと思いますが、ただあまりにも現状から言うと急、津知小、潮来小が1年ちょっとで統合してしまって、その4年後に市内中学校が1校になってしまうということもあります。地域コミュニティの中心でもありますので、自分はもっとゆっくりでもいいのではないかと思っております。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁はどうしますか。 ◆12番(沼里真一郎君) 答弁は結構です。自分の意見を言っただけなので。 その教員の給与は県が負担してくれるわけでありますし、維持管理費も活用するのであれば、そんなに変わらないということでありますので、大きな4番の質問に移ります。 特別な支援が必要な児童の増加、学びへの意欲、幼児教育強化を、について質問します。 少子化で子供が減ってきているのに、特別な支援を必要とする児童が全国的に増え続けています。茨城県や鹿行地域や潮来市も例外ではありません。 ①市での現状や推移はどうか、お尋ねいたします。2点目の前にその一因としても低学年を持つことの多い担任教諭の話では、指導しても入っていかない子が年々増えていると嘆いているそうであります。学びに向かう意欲は、ほぼ幼児期の教育で決まると言われます。幼保一元化でこども園は増えましたが、近隣市のような園を直接回って指導の質や先生の授業準備時間の研修の時間が確保されているか直接確認する制度や人材を潮来市は置いていない。近隣市はそういう経験者が回って見る仕組みになっています。 そこで、⑤まで伺います。 ②今後、設置や導入はどうか。 ③今年統合した公立あやめ認定こども園では現状どうか。 ④教育委員会の主管理へ変更すべきではないか。 ⑤コロナ禍で園の講師やパート就労者等の減収へ国臨時金が園へ行く仕組みでありました。しかし、全国的には、園の幼稚園教諭や保育士の講師、パート就労者へお金がちゃんと支給されているとは限りません。潮来市で現状どうであったか。市内ではどう把握しているか、チェック体制はあるか、お尋ねいたします。お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは、まず1点目の市での現状や推移はどうかについて答弁をさせていただきます。 潮来市の現状と推移としましては、市内小・中学校、児童・生徒全体に対する特別支援学級入級者の割合として答弁をさせていただきます。 平成29年度の特別支援学級入級者の割合は6.1%、平成30年度では6.8%、令和元年度では7.4%、令和2年度も同じく7.4%となります。平成29年度から見てみますと1.3ポイント増となっておりますが、令和元年度からの変動はございません。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) 私、2点目です。 今後、設置導入はどうか。答弁でございます。 市内認定こども園の指導等につきましては、教育委員会と連携し取り組んでおります。研修につきましても、幼小接続研修等、教育委員会指導室が中心となり開催し、認定こども園、職員も参加をしております。 一例としまして、令和2年1月に学校教育課主催により市内公立及び私立幼児施設、市内小学校の先生方を対象に、延方幼稚園において保育参観及び分科会を開催いたしました。研修会の狙いは、発達の段階を踏まえた保育教育をより一層充実させるものでした。設置導入の提案につきましては、ある程度導入済みと認識しているところですが、今後も教育委員会と連携し進めてまいります。 続いて、3点目になります。 今年統合した公立あやめ認定こども園の現状です。 あやめこども園につきましては、潮来市教育委員会、学校教育課、指導主事等に直接指導を受ける機会を設けています。また、令和元年度には、あやめこども園開園準備として、幼稚園、保育所の職員でワーキングチームを編成しカリキュラム作成に当たりましたが、その際、学校教育課、指導主事に指導を受け研修しながら作成作業を進め、各指導計画等を完成させました。開園後もこれまでの公立幼稚園と同様に学校教育課、計画訪問の機会を通して指導室長、指導主事より直接指導をいただいております。研修につきましては、保育教諭が県教育委員会の規定に即した研修やその他加入団体組織の研修を受けており、園内研修の実施も含め指導の質を高めるように努めているところでございます。 続いて、4点目、教育委員会の主管理へ変更すべきではないか。 答弁でございます。 これまでの答弁どおり、認定こども園の管理について教育委員会へ移管する予定は現在ございません。 続いて、コロナ禍での講師やパート就労者等の臨時金、チェック体制とちょっと中身を読んでみて、こちらで解釈をしているんですが、これ休業手当ということで、その説明をさせていただきたいと思います。 答弁でございます。 国における事業所や労働者に対する助成制度として、新型コロナウイルス感染症の影響により事業活動の縮小を余儀なくされた場合に、休業を実施する事業主に対して休業手当の一部を助成する雇用調整助成金と、そして新型コロナウイルス感染症の蔓延防止の影響により休業となった中小企業の労働者のうち、休業手当を受け取ることことができなかった方に対しての支援金として、新型コロナウイルス感染症対応休業支援金はございます。実はこれは所管は県労働局、または職業安定所(ハローワーク)となっております。チェック体制については、諸条件、要件をそちらの所管のほうで取りまとめていただけると思っております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤部長、2番目は加藤さんの…… 沼里議員、答弁が終わりました。 ◆12番(沼里真一郎君) 自分はそういう幼児教育を充実させるため先生も大変でありますので、近隣市のように、そういう経験のある指導主事を置いて回る仕組みにしたほうがいいと思います。公立のあやめ認定こども園、今年合併して大変で、さらにコロナで大変ですが、頑張っていただきたいと思います。 教育委員会の主管理の4点目の件でありますが、以前質問したときは幼稚園教諭や職員評価を行っていたということでしたが、県に確認したところ、教員評価でないというところで違法になってしまうかもしれませんので、今後対応をお願いいたします。 5点目については…… ○議長(笠間丈夫君) 沼里議員、答弁はどうするの。 ◆12番(沼里真一郎君) 答弁結構です。大きな5番の質問に移ります。 ○議長(笠間丈夫君) 沼里議員、質問されていて答弁があると思うんですが、時間を気にして、たたっとやるというのは、これはあまりいいあれではないわけですから。真摯に取り組んでいただきたいと思うんですが、よろしいですか。 ◆12番(沼里真一郎君) はい、大丈夫です。自分は最初の質問で聞きたいことは聞いているので、大きな5番の質問に移ります。 ○議長(笠間丈夫君) 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) コロナ禍での生活困窮者把握支援を、市持続化給付金の拡充をに7点質問します。 ①持続化給付金の件数や現状はどうか。 ②市持続化給付金の件数や現状はどうか。件数が少ない要因は何か。 ③市持続化給付金の要件を変更し、先行給付した飲食店等のように、国持続化給付金との二重給付可へ要件変更してはどうか。 ④コロナ禍での生活保護申請増や社会福祉協議会で行っている短期貸付金の件数や現状はどうか。どう分類されて件数割合やそれぞれの事例はどういったものがあるか。 ⑤市として生活困窮者のコロナ禍での現状把握や分析は現在どうなっているか。どういう現状の分析結果か。 ⑥もし今後、成人式中止になった場合は、衣装レンタルキャンセル代等の補助はどうか。 ⑦鉄印帳の市活用をしてはどうか。 お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 沼里議員、ここで議長として注意を申し上げます。時間がないからといって質問が読み取れない、聞き取れないようなやり方は慎んでください。 答弁お願いします。 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) それでは、1点目の持続化給付金の件数と現状ということでございますが、国の持続化給付金の答弁でよろしいですかね。 国のほうの持続化給付金の件数につきましては、国への直接申請となっておりますので、市では把握できていないというところでございます。 2点目になりますが、市持続化給付金のほうでございます。 11月25日時点での市持続化給付金の相談件数につきましては54件ありました。ただ申請件数につきましては5件となっております。件数が少ない要因は何かというご質問でございますが、現時点の申請件数につきましては、給付要件である前年から30%以上50%未満売上高が減少している事業者数が結果として表れているものと考えております。申請は来年の2月末までとなってございますので、あくまでも現状の到達数として捉えているところでございます。 3点目でございます。 市持続化給付金の要件変更をしてはどうかというご質問です。 潮来市持続化給付金につきましては、潮来市議会並びに新型コロナウイルス感染症対策委員会特別委員会からのご提言を受けて実施している給付事業でございます。内容としまして、新型コロナウイルス感染症の影響で同年同月比で売上げが30%以上50%未満の減少をし、潮来市飲食観光旅館業等に対する事業継続応援給付金給付の対象外の事業者を対象にした事業者応援給付金の交付をとのご提言を受けて、これに基づいて実施しておりますので、現時点では要件の変更は予定はございません。3点目までです。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) 4番の答弁でございます。 短期貸付の件数や現状はどうかと。生活保護の現況は、令和2年10月末現在で219世帯、255名の方が生活保護の受給者となっています。2年度4月から10月末までに生活保護を申請された世帯は17世帯で、このうち生活保護開始となられた世帯が11世帯で、申請数及び開始数は前年度同期と比較して減少しています。 生活保護の分類件数割合は、保護世帯総数219世帯に対し内訳高齢者世帯が147世帯、全体の67.1%、母子世帯が5世帯2.3%、障害者世帯が16世帯7.3%、傷病者世帯が29世帯13.2%、いずれも属さないその他の世帯が22世帯10%となっております。 貸付金につきましては、茨城県社会福祉協議会が行っている生活福祉資金貸付制度のうち、今般のコロナ禍の影響により、生活の維持が困難となった方に対して特例措置として行われているのが、生活福祉資金特例貸付制度です。この制度の1つが緊急小口貸付けです。コロナ禍の影響を受け休業などによる減収があった方に、緊急かつ一時的な生活維持のための資金貸付けを行うもので、令和2年10月末現在で213件の申込を受け付けております。 もう一つ、総合支援資金というのがあります。同じくコロナ禍の影響により収入減少や失業等により生活維持が困難となった世帯を対象に行われるもので、令和2年10月末現在で180件の申込があります。申請者の分類については、県の社会福祉協議会で集計を行っておらず、お答えすることはできません。 続いて、5点目、生活困窮者のコロナ禍での現状把握や分析。 答弁でございます。 潮来市においては、現在のところコロナの影響による生活保護の顕著な増加は見られず、コロナ以外の原因による生活相談も例年に比較して少ない状況です。しかしながら、生活保護に至らないまでも休業や失業による収入減少により社会福祉協議会で行っている生活福祉資金特例貸付制度の利用者は増加傾向にあるのが現状です。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは、6番目の答弁になります。 新成人の集いにつきましては、国・県等から示されております感染予防ガイドライン等に基づき、感染予防対策を講じまして開催できるよう現在準備を進めております。今、進めているところでございますので、キャンセル等々については特に考えてございません。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 7点目の鉄印帳の市活用というご質問でございます。 鉄印帳につきましては、御朱印長の鉄道版として第三セクター鉄道会社40社が参加し、地方鉄道と沿線地域の親交を目的として本年7月10日にスタートした取組であると認識をしているところでございます。当市内を運行している東日本旅客鉄道株式会社JRは、本取組には参加しておりませんので、現在の枠組みの中では参加することはできないと考えているところでございます。引き続き、今回の鉄印帳の事例も参考にさせていただきながら、地域振興策の研究に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 12番、沼里真一郎議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は2時55分といたします。                          (午後2時42分)----------------------------------- ○議長(笠間丈夫君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後2時55分)----------------------------------- △佐々木徹君 ○議長(笠間丈夫君) 1番、佐々木徹議員の質問を許可いたします。議員は質問席に移動願います。 佐々木議員。     (1番 佐々木 徹君 登壇) ◆1番(佐々木徹君) 1番、佐々木徹。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 それでは、まず1つ目、日の出地区での署名運動について。 10月3日付で日の出、大洲、十番地区の住民宛てに日の出地区連合区長より就労事業所の設置反対を要望し、署名を求める回覧が回りました。 そこで、伺います。 ①市長宛てに届いた署名(要望)の趣旨及び署名人数を伺います。 ②潮来市として、この署名(要望)をどのように取り扱うのか伺います。 ③今後の市の関わり方を伺います。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) それでは、1点目の趣旨及び署名人数について。 答弁でございます。 要望書の趣旨は、依存症の方の回復や社会復帰を支援する団体で、鹿嶋市内に本部を有するNPO法人潮騒ジョブトレーニングセンターが、就労事業所と生活寮の設置を予定している場所が日の出小学校に隣接していることから、設置計画の撤回を求め、市として対応してほしいというものでありました。署名人数は1,738名の署名が添付されています。 2点目、どのように市は取り扱うのか。 答弁でございます。 この要望で設置反対しているものとして、就労事業所と生活寮の2つがあります。 まず、就労事業所については、障害者総合支援法に基づく就労継続支援B型というサービスで、許認可の権限は茨城県に属しており、その認可申請時に地元である潮来市が交付する意見書を添付しなければなりません。就労事業所開所に対して、地区住民の理解が得られなければ意見書は交付することは難しくなるものと考えており、これまでの説明会でも説明はしてきました。 次に、生活寮ですが、茨城県、潮来市ともに許認可等に関わるものではなく、潮騒ジョブトレーニングセンター内において定義されているものであります。既にその場所で生活を送っている方もいる状況です。場所が小・中学校に隣接していることから、不安を抱えているPTAや住民がいることは確認しております。 市としましては、今回の地域住民からの要望を無視して行政を進めることはできません。しかし、就労事業所については、障害者の就労訓練する場が増えることは、障害福祉の向上につながることから推進しなければならない立場ではあります。このような状況でありますが、今回の要望は、地区住民からの意見として重く受け止めております。 続いて、3点目、今後の市の関わり方を伺う。 答弁でございます。 これまで日の出連合区長会に協力をいただき、3回の説明会を実施してきました。先ほども申し上げたとおり、地区住民と潮騒ジョブトレーニングセンターとの間で調整を進めていくつもりでございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 今、答弁がございましたとおり、日の出小学校のすぐそばに就労事業所が計画されているということでございます。そこは日の出の中心的な場所でありまして、日の出小学校、お隣に中央公民館、そして日の出中学校と、あとこども園も2園近くにございます。そしてセブンイレブン、日の出の子供たち、そして住民の方々が本当に集まる場所となっております。そこで安心・安全なまちづくりの安心というところが今非常に不安に感じている。特に日の出の区民であったり、日の出の保護者が多くおられるということです。先ほどもお聞きしましたが、社会福祉の観点からも必要な施設であるというのは理解はされているというふうに思っておりますが、今回の設置場所が日の出小学校のすぐそばということで、すごく場所のほうが非常に不安というふうに思っている。そういうところから、今回その短期間で1,738名という署名が集まったということで、その不安の裏づけになっているのかと思っております。住民の説明会も開催されて、地域の近所の住民の方だったり、保護者の方を中心に説明会等々も開催されましたが、実際にはそこで不安を解消できたというふうには至っていないのかなというふうに認識しております。 そこで、再質問をさせていただきます。 市として、市民に寄り添い市民の不安を解消する方法、そういうものはないか、お伺いさせていただきます。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) まず、不安という、どこに不安があるのか。お互いに当事者同士がしっかりと話し合う機会を今後も続けていく必要があるかと思っております。事業所にしてみれば、共生社会ということで福祉として事業所を行っている以上は、市民の方にご理解をいただく努力をする。市民の方も福祉の事業所として、こういう事業所があるんだということを理解していただく機会でもあります。今後、この2つの関係者の間での話合いということが、やはりこれを継続していかざるを得ないかなというふうに思っております。理解を深める、お互いに分かり合うというところ、そこで何かしら方針が出来上がればと思っております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 1番と2番を合わせてになりますけれども、先ほど意見書の交付というのが市から交付されるということでございますが、こちらの意見書の交付はまだしていないというところで、これは今後交付する予定があるのか。また、交付する期限、いつまでに交付するとか、そういった期限というのはあるのか。お伺いさせていただきます。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) 意見書の期限といいますか、事業所さんが就労支援継続B型という事業所を認可してもらいたいという申請書に添付するという書類になりますので、先ほどから繰り返しになりますが、市としては、地域の皆様にご理解いただくことができなければ、この意見書のほうを作成し、依頼があっても添付なかなかできないというのが今の状況でございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) それでは、意見書のほうは住民の方々の同意がいただけなければなかなか難しいということで、3番の再質問のほうに移らせていただきます。 署名活動の発信等々で、これ非常に重責を区長が担っているということがございます。今回3回行われた説明会、実際、近隣の住民でしたり保護者を対象に行ったのは2回でございますが、そちらも区長側からの発信によって事業者側が開催したものだというふうに伺っております。区長側からの発信をして、ようやく開催に至ったというふうな経緯がある。すなわち、区長の役割、そして負担が非常に大きいということは、私どもも非常に感じているところでございます。日の出区は特に区長の成り手がいない中で、また区長の改正の時期にくるんですけれども、非常に次期の区長を見つけるのに本当に苦慮しているところでございます。何よりそれも日の出の住民、そして子供たち、そして保護者の方々が不安に思っているということを解消できればということで、みんな動いているところでございますけれども、こちら何とか市民の不安を解決すべくぜひ日の出にお住まいの原市長の見解をいただければと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) お答えを申し上げます。 何度かこの事業者さんと市が間に入って区長の皆さん、PTAの皆さんと説明会等を開催してまいりました。 市としては、やはり福祉施設ができるということで、本来であれば行政側としては、それを推進するという立場にあります。しかしながら、地域住民の皆さんの不安が払拭できない限り、市としては、やはりその意見書を添付することはできないというのが今の現状でございます。私も日の出に住んでおりますので、やはり子供たち、それからPTAの皆さん、地域住民の皆様の不安というのは重々承知しております。ただ行政として、やっぱり事業者さんを駄目ですよということは言えませんし、その事業者さんと地域住民が最終的に話し合った上でオーケーなのか、駄目なのか。これはそこで判断していただくようなことになろうと思います。 いずれにしましても、市として、こうだああだということは現段階では申し上げられませんので、地域住民とそれから事業者さんとの間を取り持って、話合いの場をお手伝いするというスタンスで今考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) じゃ、再々になります。 この間、11月7日に保護者を中心に説明会、話合いが行われたんですけれども、その後、事業者さん側からそのような住民の説明会等々の話合いの場を持ちたいというふうな話というのはありましたか。 ○議長(笠間丈夫君) 黒須社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(黒須勝巳君) 11月7日の後に私らのほうから説明会の内容についてメールで法人のほうには問いかけをしました。そうしましたら、やはりまた皆さんに分かっていただきたいということで、説明会はやる準備はあるという意思表示は確認してございます。その後、日の出連合区長会さんのほうに12月3日にちょっとお時間を頂戴しまして、現状の状況、今後のことについてまた協力お願いしたいということで一度伺っている。そういう状況でございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 非常に不安に思っていることでございますので、市と市民が協力しながらいい方向に向かっていければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 じゃ、続きまして、2番目の質問に入らせていただきます。 子育て支援について。 少子化が進む中、出生率の向上や保護者が安心して子供を産み育てることができる環境づくり等を推進し、取り組んでいるところである子育て支援策についてお伺いします。 ①今年度より第3子以降の児童に学校給食費の免除制度を導入していますが、対象者への発信方法及び対象人数と実際に免除を受けている人数を伺います。 ②新入学児童記念品として、新一年生全員にランドセルを贈呈しているが、その費用対効果を伺う。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは、まず1点目の第3子以降の給食費の免除について、答弁させていただきます。 本来でありますれば、今年度当初に対象者の方に通知をするところでありますが、新型コロナウイルス感染症の対応や学校休業、そして再開、また8月夏休み中の授業等においての給食の調整、また8月までの給食費無料化等の対応、学校との対象者確認調整等により対象者の方への通知が遅くなったことを大変申し訳なく思っておるところでございます。現在、免除申請書の受付のほうをしているところでございまして、対象者の方への発信方法としましては、直接郵送にて免除申請依頼通知をお送りしているところでございます。対象の児童の人数でございますが、103名となります。また、実際に免除を受けている人数でございますが、先ほど申し上げましたように、対象者の方への通知が遅れたことから、現在受付のほうが完了しておりませんので、実際の免除につきましては、これからとなるところです。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) 2点目のランドセル贈呈の費用対効果でございます。 答弁でございます。 市内小学校に入学する児童全員を対象にランドセルを贈呈する子育て応援サポート事業は、子育て家庭における経済的負担の軽減格差の解消等を目的に平成31年4月入学者から実施し、今年で2年目となり、現在、小学校2年生までのお子さんに使用していただいております。また、各小学校で行われている就学時健康診断に子育て支援課職員が伺い、ランドセルの説明をさせていただきました。保護者の方に潮来市オリジナルランドセルを実際に手に取っていただき、使っていただいているところです。保護者の声として軽い、ステッチの色がいい、ランドセル購入に悩まなくていいという声があり、目的に対して効果は図られていると考えております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) それでは、①について再質問させていただきます。 私のところにも先日、対象者の保護者から通知が届きましたというふうに連絡がございました。発信について速やかに対応いただきまして感謝申し上げます。その件について、対象者全員103名に贈られたということでよろしいでしょうか。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 本来ですれば年度当初にお送りできればよかったんですが、大変申し訳ないと思っております。今、議員おっしゃるとおり103名の全員の方にお送りさせていただいております。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) それでは、再々質問になるんですけれども、ちょっと問合せがあったんですけれども、今回のこの案内の差出人なんですけれども、これが給食センターの発信になっています。実際おわびの内容が含まれている中で、給食センターが発信するというのは、ちょっとどうなのかなというふうに思ったので、その件について、ちょっとお伺いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 議員おっしゃるとおり、確かに教育委員会では学校給食センター名で発送のほうを通知をさせていただきました。特に他意等々はございませんでして、私どもとしましては、やはり給食センター名で発送したほうが、ちょっとより分かりやすいかなというところで通知のほうを出させていただきました。大変申し訳なかったと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 佐々木議員のご質問にお答え申し上げます。 ご指摘のとおり、本来であれば市長名でやるべきものだろうと思います。今後は注意して進めていきたいと考えております。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) そのように対象者の方からそういう声が上がってきましたので、ぜひともその辺を注意しながら発信のほうをしていただければと思います。 じゃ、次に、ランドセルの件について再質問させていただきます。 これ、全員にランドセルを配布されているということで、その中でも自らランドセルを購入される方もおられます。そういう方は入学式の日にランドセルが2つになってしまいます。それは1つは購入したランドセルを背負って、もう一つは、記念品としてランドセルを手に持って帰る。そういうふうに今現状なっているということです。その手に持ったランドセルは予備として使ってください。というふうに言われて持って帰るということです。今回この対象者の方から2つもランドセルは要らないので、使い道を検討してもらえませんかという問合せがありました。また、今回九州での豪雨災害被災された方に使っていない新品のランドセルを送ったらどうか。そういったご意見もいただきました。 そこで、質問をさせていただきます。 このように使われない高価なランドセル、これ予備として配る必要があるのかどうか伺います。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) もともとのこのランドセル始まったそもそもの目的は、先ほどお伝えしたように、経済的な負担の軽減、また格差解消ということがあります。まさにこのコロナの時期でお金が入ってこないという時期、まさにこの経済的な負担や軽減をする目的に合致しているものと思っております。 始めたときの私のほうで計画をした中で、共働きにもかかわらず年間所得が大分低いという世帯が潮来市内に、記憶ですが、4割少し超えるくらいの方がいらっしゃった。当時、今もそうですが、ランドセル、安いものでも五、六万、高価なもの、兄弟がたくさん今まで買ってきてあげたから、十五、六万のランドセルを買ってあげるんだという方もいらっしゃるかもしれませんが、現実問題として6万のランドセルを購入するという経済的な負担はいかばかりか。逆にいうと、市がその部分を公平に、また格差解消のためにも均等にお使いいただけるような機会を提供することで、その6万円出すはずだったお金を他の教材、またもしかするとおじいちゃん、おばあちゃんにしたら、もっと高価な机等を購入する機会に使えると。そういう意味で常に使うランドセルに関して提供してみてはどうかというところが、そもそもの発端です。 そういうことから、今まさにコロナ禍で大分共働きでパート収入が少なくなっている中の生活困窮のおそれがあるという方で、貸付金などもたくさん増えている。まさにこのコロナ禍で、ある市のほうからも潮来市に対して、このランドセル、どのようにやっているんですかというような問合せも来ているところでございます。ということで、今のところ、先ほど言ったように使い道に関しては、うちは提供しますので、その後の使い方については、あとは家族で考えていただければと思います。ちなみにですが、ランドセルを辞退した世帯、された場合どうするのかということですが、令和2年4月入学者の中で1名だけでございました。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 先ほどの給食費の件もこのランドセルの件もそうなんですけれども、非常に今コロナ禍の中で、子供が3人、多くおられる方、特に非常に家計が苦しいところでございまして、やはり給食費のほうも第3子以降を免除していただくとか、ランドセルを支給していただくとか本当にありがたいことだと思っております。そしてランドセルも多くの方が実際使われているのを私も知っておりますし、非常に助かっているという声も聞きます。ですが、今部長がおっしゃった1名というのは実際に辞退をされた方なのかなと思うんですけれども、実際に持って帰った方もいらっしゃるんです。今回もちょっと日の出の方に聞いて、どれぐらいおじいちゃん、おばあちゃんだったりが購入して、そのランドセルを背負っていくのかなと聞いたときに、やっぱり1割ぐらいは私が調べるところによるといらっしゃいます。ですので、そういった方に対して事前に、もし要りませんよと、うちはいいですよということがあるのならば把握して、そのお金を違った形で対象者に何か違った形でもいいので配っていただければいいのかなというふうに感じたんですけれども、その点について……
    ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) 当初始まるときもお金のほうがいいんじゃないかという話もありました。申し訳ないんですが、お金ですと、何に使われるか分からないというところがございます。明らかに目的は子供さんたちの就学するこのお祝いということで使うということでいうと、ランドセルがいいのではないかということで結論を出していただきました。そういうわけでお金に関しては、これはちょっと何に使われる、目的外に使われてしまうと、ちょっと本来の目的から外れてしまいますので、そこら辺のところをご理解いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 先ほどもちょっと言わせてもらいましたけれども、辞退しますよという方の発信というんですか、多分いらっしゃると思うので、そういった方には、事前にまだ4か月程度ございますので、できればやっていただければいいのかなというふうに思います。 じゃ、次の質問のほうに移らせていただきます。 3番、メガファーム事業について。 平成30年度事業の採択を受け、翌年度(令和元年度)から農地の集約を始めて2年目になります。3年間で100ヘクタールという広大な農地を集約することを掲げたメガファーム事業でありますが、現在の進捗状況を伺います。 ①2年目現在、集積面積と事業として掲げている集団化率について伺います。 ②2020年9月8日付の茨城新聞にメガファーム事業が掲載されていましたが、農地集約が計画どおりに進まない理由を新型コロナウイルスの影響を主な理由にしておりましたが、潮来市において事業を推進する上での課題を伺います。 ③稲敷市東地区では、事業エリアが約403ヘクタールとして事業を進めておりますが、潮来地区では当初計画から2度も事業推進エリアを変更しておりますが、今現在の推進エリアの面積を伺います。また、推進エリアを2度も拡大したことで不審に思っている農家もあると思いますが、なぜ変更しなければならなかったのか伺います。 ④来年度が事業の最終年度に当たりますが、集積の今後の見通しについて伺います。 ⑤今までの議会の議事録を見ると、貸し剥しという言葉を使って、これまで耕作していた農家から耕作地を取り上げることはないと答弁しておりますが、これまでに集めた農地にそのような土地はないか、お伺いします。 ⑥メガファームというイメージは、集約された一団の農地のイメージだと思いますが、事業主体である潮来市のメガファームの形は。 以上、6点お願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) それでは、1点目のご質問、2年目の現在の集積面積と事業として掲げている集団化率についての質問に答弁いたします。 現在、メガファーム推進委員によって延方干拓地区を中心に集積を行っております。集積面積につきましては、11月30日現在の農地中間管理機構受付分で17万608平方メートルとなっております。 次に、集団化率というご質問でございますが、茨城モデル水稲メガファーム育成事業実施要綱では、集団化について規定されておりませんので数値化はしてございません。メガファーム推進エリアとして潮来出島地区と延方干拓地区を合わせまして640ヘクタールとなっており、この推進エリアの中でメガエリアとして100ヘクタールを集積する事業となってございます。メガエリアについては4地点を中心に設定しておりますが、本年度中にメガエリアの線引きを行う予定となってございます。 続きまして、2点目になります。 事業推進をする上での課題というご質問ですが、潮来市の水稲栽培は、担い手と地権者の信頼関係によって農地の賃借が実施されてきた地域でございます。そのため、地権者が外部から新たに参入してきた特定の担い手に農地の集積を行うことに対し、少なからず不安を抱いております。そのような中、事業を推進していくことによって、延方干拓地区を中心とした事業エリアに拡大意欲のある農家がほかにもいたことが分かってきました。この水稲メガファーム事業の取組に当たりまして、一部の担い手から理解を得られていないというところでございます。そういったことから、引き続き、この事業を理解していただくために丁寧に説明して進めてまいりたいというところでございます。 続きまして、3点目になります。 現時点の推進エリアの面積は、それと推進エリアを2度も拡大したことで不審に思っている農家もあるが、なぜ変更しなければならなかったのかというご質問ですが、メガファーム推進エリアにつきましては、昨年事業開始から640ヘクタールと説明しており、変更はしてございません。 しかしながら、事業の進め方といたしまして、3年間で640ヘクタールを3分割にしたことから誤解を招いたものと思われます。1年目は、640ヘクタールのうち174ヘクタールを推進エリア、2年目は640ヘクタールのうち410ヘクタールを推進エリア、3年目は全体の640ヘクタールが推進エリアとなっております。分割した理由につきましては、重点的に推進するためとメガエリアが確定していないため、該当する農地が散在しないようにするためでございます。 では、続きまして、4点目になります。 集積の今後の見通しについて、答弁させていただきます。 現在、市のメガファーム推進委員だけではなく鹿行農林事務所に駐在する推進委員も加え、市外農家や小規模農家に対し積極的に推進しております。目標達成に向けて、今後丁寧に説明しながら進めてまいります。 5点目になります。 これまでに貸し剥しはなかったのかというご質問ですが、貸し剥しはなかったと考えております。しかしながら、一部メガファーム事業で契約した農家が、ほかの担い手と相対で作業の一部だけ、この3作業というのは、田のかき起しと田植え、稲刈り、この3つの作業のうちの一部だけを作業受託していることが後から分かった事例がございました。それ以降は、借受け農家事前チェックリストにて耕作状況を確認し、相対による作業受託等が行われている場合には、メガファーム事業では契約をしないように徹底をしておるところでございます。 6点目になります。 メガファームの形は、とのご質問でございますが、メガエリア内で集積された農地がメガファームの形となります。茨城モデル水稲メガファーム育成事業は、3年間の期間限定で終了となりますが、潮来市の集積・集約につきましては、以降も続くものと考えております。議員のおっしゃる一団の農地に将来になることが理想と考えております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 1番についてですけれども、2年目の11月30日現在、これ17ヘクタールでよろしいですか、の集積ということで、今年度2年目終了時点で目標は30ヘクタールというふうに伺っております。こちらは達成する見込みがあるのか。また、この事業に行き詰っていないのか、お伺いします。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) それでは、30ヘクタール、今年の目標ということで、見込みはどうなっているのかというご質問でございますが、現在、先ほども申し上げましたとおり、17ヘクタールというところでございまして、市外の農家の方、それと事業者の方に今接触といいますか、話をしながら集積のほうを進めているところでございまして、目標を高いという部分もあるかとは思うんですが、こちらのほう達成できるように引き続き鹿行農林事務所のほうと連携しながら事業のほうを進めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 分かりました。じゃ、続きまして、2、3については特にございません。 4番について、質問させていただきます。 来年度で事業の最終年度に当たるということで、以前、令和元年度の第4回定例会の答弁の中で、県から令和元年10月8日に実施要綱の変更についての話があり、事業の推進が困難な場合は、事業の中止を判断できるよう新たな手続を設けることになった等の説明があったというふうに答弁がございました。 また、遡ること平成30年の第3回定例会で、原市長の答弁がございました。 この事業は募集期間が短く、決定プロセスに問題があったと思う。県の事業だが、市が実施主体なので、事業がよりよく耕作者に不利益をもたらさないように県に言うべきことはしっかりと言って、変更できる点があれば大いに声を出して持っていきたいと考えているというふうに今非常に困った耕作者の方おられると思うんですけれども、その耕作者の方からすれば、非常に柔軟に対応していただけるという心強い答弁なのかなというふうに理解します。 私が耕作者の方から聞いた限りですと、その10月8日の去年の実施要綱の変更についての話とは、まさしく潮来市に対して発信してくれたものではないかというふうに、その耕作者の方から伺っております。そういったことも踏まえて、見直しを検討する余地というのはあるのか伺います。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) 事業の見直しの再質問でございますが、先ほども答弁のほうをしておりますが、一応100ヘクタール3年目ということを最終目標というところで今現在進めているところでございます。 潮来市の水稲栽培といいますか、稲作に関しましては、日本全国そうだと思うんですが、やはり価格が高くなるために大規模化が必要になってくるだろうという中で進めている茨城県の事業なのかなというふうには思いますが、実施事業は潮来市というところでは、これまでにも推進状況等も含めまして鹿行農林事務所のほうと打合せ等をしながら計画の変更等を行ってきているのも事実でございます。 ただ、先ほども申しましたが、集積化、これは必要なものなのかなというふうに考えております。そういった中で現在、推進エリア640ヘクタールの中で協力いただける方がメガエリア外になった場合、そういった担い手の方と土地を交換してメガエリアの中に集積するような形ですかね。メガエリアに耕作していた方は、そのメガエリア外の推進エリア内の土地と交換というようなことでも担い手さんのほうも集積が可能なのかなというふうに考えているところでございます。その辺を丁寧に担い手の方々、担い手さんのほうへ説明をしながら今後進めていきたいなというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 再々質問になりますけれども、実際今コロナ禍において、今必要な施策というのが、2か月後、3か月後、実際に必要なのかと、これ非常に問われているところであると思います。そういった中で時代はすごく目まぐるしく動いていて、そのときに必要なものをやっぱり提供していく。必要な施策を組んでいく。これはもう実際そういう動きをどこの自治体のほうもされていると私は思っております。 そういった中で、このメガファーム事業というのは、実際に必要なものだというふうには非常に思います。ただやはり一度立ち止まって見直してみる。非常に勇気の要ることだとは思うんですけれども、そういった時代に対応できる潮来市であっていただきたいなという強い思いもありますので、ぜひともそういう考え方をひとつ頭に入れておいていただければと思いますが、答弁お願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) 今、見直しというような再質問がございましたが、現時点で、このメガファーム事業につきましては100ヘクタールというところで、その面積の緩和とかそういったものは現時点ではないような状況でございまして、集積化を進めるという上では、今後も継続して進めていきたいというふうに思っております。それが潮来市の水稲の担い手様のほうへの支援になるのかなというふうに思っております。現時点では見直しは考えていないと、あと1年間ございます。そういった中でできるだけ集積のほうは進めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) じゃ、達成に向けてご尽力いただきたいと思います。 ⑤について、貸し剥しという言葉は、もう議会でも何度も出てきていると思いますけれども、実際、私のところにも、この間確認したんですけれども、やはり貸し剥しが行われているということをお聞きしました。実際、これ終了時期が迫ってくれば、また集積が困難であれば貸し剥しが発生しかねないんじゃないかなというふうに懸念されるところでございます。その辺をよく耕作者の方と密に話をし合って対応していただきたいと思いますが、答弁いただけますか。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) 答弁のほう繰り返しになってしまうかもしれませんが、これまでに実際に一部でそういった事例もあったというところから、借受け農地事前チェックリストというものを作成しまして、間違いなく耕作者に対して担い手さんとなる方がかぶるような、貸し剥しになるようなことがないように、チェックして、もしそういったことがあるのであれば、メガファームのほうの契約はしないということで十分注意しながら進めていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 6番については再質問はございません。 最後に、全ての質問を通してなんですけれども、再度今まで以上に農家の方々と話合いを重ねていただいて、今後の潮来市に合った水稲事業が展開されるように議論を重ねていただきたいと切に願いたいと思います。 以上になります。 1番、佐々木徹、質問終了します。 ○議長(笠間丈夫君) 1番、佐々木徹議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は午後3時55分といたします。                          (午後3時44分)----------------------------------- ○議長(笠間丈夫君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後3時55分)----------------------------------- △志村一君 ○議長(笠間丈夫君) 2番、志村一議員の質問を許可いたします。議員は質問席に移動願います。 志村議員。     (2番 志村 一君 登壇) ◆2番(志村一君) 2番、志村一でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問をさせていただきます。 それでは、まず初めに、質問事項の大項目1番、潮来市高齢者タクシー利用料金助成事業について質問をさせていただきます。 まず初めに、質問の趣旨でございますが、潮来市では、高齢者に対する支援の一つとして、高齢者タクシー利用料金助成事業を展開しております。しかし、この事業はあまり利用されていないのが現状と捉えております。このことを踏まえ、以下の3点について、まとめてお伺いをさせていただきます。 まず、1点目に、令和元年度のタクシー利用料金助成券の利用率は37.7%でございます。この数値の要因をどのように捉えているのか、お伺いいたします。 2点目に、1回の乗車につき1人1枚限り助成券(500円)を利用できると使用上の注意点に挙げられておりますが、この趣旨についてお伺いいたします。 3点目に、タクシー利用料金助成券の利用率を引き上げるための具体的な工夫、改善点についてお伺いいたします。 以上、3点よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) それでは、1点目の利用率37.7%、この数値の要因どのように捉えるか。 答弁でございます。 潮来市タクシー利用料金助成事業については、令和元年度申請者738名に対しアンケート調査を行い、本事業利用における意見、要望等の調査を行いました。このアンケートには414名、回答率56.1%の方にご回答をいただきました。その中で質問に、「タクシー券を利用しない理由を教えてください」という項目があります。こちらの回答が数値の要因になっていると推測されますので、回答させていただきます。 この質問には、67名の方にご回答をいただきました。大方回答には、助成金額の不足分を払う必要があるためが17名、24%、送迎をしてくれる人がいるため、これが16名、23%ございました。この2つの回答が主に利用率37.7%に起因していると考えられます。 また、タクシー利用料金助成事業は、平成30年度から事業を開始、現在3年目を迎えている事業となります。30年度の利用実績は26.4%、元年度の実績は37.7%、11.3%利用実績は増えており、利用されている方に対し事業をご理解いただけていると考えております。 続きまして、2点目、1回の乗車につき1人1枚限り助成券を利用できると使用上の注意点、この趣旨です。 答弁でございます。 これは潮来市地域公共交通活性化協議会で研究、協議を進めた中で、タクシー利用券の利用につきましては、月に2回、2週間に1回程度病院等への通院のための利用と想定して、往復で1日2枚、月に4枚の利用となります。12か月分として年48枚の利用ということで、利用券の助成事業とさせていただいております。1回の利用で複数枚利用できるようにした場合、利用回数が減ってしまうため、1回の乗車につき1人1枚と設定をさせていただいております。 続きまして、3点目、利用率を上げるための具体的な工夫、改善点。 答弁でございます。 タクシー券の利用増加のために、今年3月に令和元年度申請者738名、令和2年度から使用できるタクシー券申請の案内文を送付しております。そのほかにも広報いたこ、潮来市公式ホームページ、SNS、鹿行地域情報サイトロコティに当事業の内容を掲載し、対象者に広く周知を図り利用者の増加に努めています。また、本事業を効果的にご利用いただくために、ご本人だけでなくご家族や関係者の方にも情報を発信していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまご答弁いただきましたことにつきまして、再質問をさせていただきます。 それでは、1点目の再質問についてでございますが、平成30年度はタクシー助成券の利用率が26.4%、令和元年度には37.7%というようなことで、アンケートのほうも実施しておられるというようなことで、この13%近く利用率が上がったという点に関しまして、どのように具体的に検討された結果かなというところをお伺いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) 始まって3年目ということで、ようやくタクシーの助成券の使い方、これに関して皆さん考えるようになった。いかに利用率を上げるかというのを、いかに効率的にこのタクシー券を利用していくかというところが一番皆さんの利用の度数を上げる点ではないかと思います。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁については分かりました。 続きまして、2点目の再質問についてでございますが、単刀直入に申し上げます。例えばタクシー料金1,500円でしたら3枚使えるというバスの回数券のように利用できるでは駄目なのでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小沼雅義君) 大変貴重なご提案だと存じます。ありがとうございます。ただ基本的に、この500円という根拠がございまして、実は公共交通の協議会で協議をした結果ということで、先ほどお話ししましたが、このタクシー利用料金の一部を補助して要は初乗り料、今実際700円ちょっとを超えるかであります、タクシーは。それから500円を引くと大体今バスの乗車が公共交通のバスですね、それが大体かかっても200円くらいということを考えて、バスの乗車料金と同等の負担で移動機関を利用してもらおうということで考えたのがこの500円という金額のものですから。これいかに回数券的にやるかというところはこれはよく精査してからでないと、なかなかちょっと難しい部分がありますし、また、市民福祉部でこちらで検討するのではなくて、公共交通の協議会のほうで、またこういう議員さんからご提案があったということはお話ししていきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁につきましては分かりました。 ぜひ回数券のように使用できるというようなことにつながればよいかと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。 続きまして、3点目の再質問についてでございますが、タクシー利用料金助成券の利用者の声、これをどのように把握し、先ほどはアンケートというようなご答弁ございましたが、それをどのように生かしているのか。そこを伺いたいと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 沼田高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(沼田武男君) では、お答えのほうをさせていただきたいと思います。 先ほど、部長の小沼のほうからご回答差し上げましたとおり、この計画、潮来市地域公共交通再編実施計画というものに基づいて事業のほうを実施させていただいております。この事業の計画期間が平成30年10月から令和4年9月までの事業計画となってございます。そちらの中で今アンケートも昨年度も取らせていただきましたが、今年度もアンケートを取らせていただいた中で、この協議会の中で検討させていただいて、よりよい形で提供できるようなものができるように協議をさせていただければと思います。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁につきましては分かりました。 ぜひタクシー利用料金助成券利用者のニーズに合った具体的な対応、これからもよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、質問事項の大項目2番、通学路の安全確保について質問をさせていただきます。 質問の趣旨でございますが、シノや雑草が覆いかぶさっている歩道や縁石のない歩道、不審者の出没など、人家がなく危険を感じる道を通学路として利用している児童・生徒もおります。交通事故防止、防犯上の観点から3点まとめて伺わせていただきます。 まず1点目に、通学路の危険箇所の把握方法とその対応についてお伺いいたします。 2点目に、通学路における歩道の整備が必要と思われる箇所の整備計画についてお伺いいたします。 3点目に、通学路における防犯カメラの設置が必要と思われる箇所の設置計画についてお伺いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは、まず1点目の通学路の危険箇所の把握方法とその対応につきましては、通学路安全推進会議を通し、警察、道路管理者などの関係機関と連携して児童・生徒が安全に通学できるように、通学路の安全確保を図っております。内容といたしましては、各小・中学校において、通学路の危険箇所の確認を行います。その後、教育委員会において、再度危険箇所の現地確認を行い、通学路危険箇所マップを作成し、それらを基に通学路安全推進会議を開催し重点課題を設定し、その後、関係機関による合同点検等を実施しております。合同点検等の結果から、対応が必要な危険箇所につきましては、道路管理者等へ連絡するとともに、関係機関とも連携を図り、安全な通学路になるよう努めているところでございます。 続きまして、2点目の歩道の整備につきましても、先ほどの答弁と同様に、各小・中学校で通学路の危険箇所の確認を行います。そこで危険箇所の解消のため歩道の整備の必要があった際は、教育委員会において再度現地確認を行い、通学路危険箇所マップを作成し、通学路安全推進会議が開催された際に、警察や道路管理者などの関係機関と連携して、通学路の安全確保のため歩道の整備についての協議を行っております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) 私のほうから2点目の都市建設課におきまして、歩道つき通学路の整備計画を立てておりますので、その辺をお答えさせていただきたいと存じます。 現在、都市建設課で計画的に整備している歩道を含む路線につきましては2路線ございまして、1路線目はクリーンセンター方面から国道355線バイパスに向かう牛堀小・中学校付近の市道(牛)3143号線道路改良工事につきましては、令和3年3月末の完成を目指し工事の安全に配慮しながら取り組んでおります。また、2路線目としては、令和3年度からになりますが、宿の田園都市センターから牛堀小・中学校へ向かう市道(牛)294号線の歩道工事として用地測量と舗装調査の委託業務を計画しております。 以上であります。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 続きまして、3点目の防犯カメラでございますが、まず、学校教育課のほうから先に答弁をさせていただきます。 現在、市内小・中学校全ての校内に防犯カメラが設置してありますが、通学路においては防犯カメラの設置計画はございません。通学路における防犯カメラの設置計画はございませんが、登下校時の子供たちの安心・安全に向けての取組として、少人数での登下校を避けるため集団での登下校を行っております。また、先生方やPTAの皆さんに立哨指導をしていただいたり、多くの地域の方々にも子供たちを見守っていただいておるところでございます。今後も地域と学校が連携した人の目による見守りを行い、子供たちの安心・安全の確保に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 3点目の防犯カメラを総務のほうでも所管してございますので、総務のほうでも答弁をさせていただきたいというふうに存じます。 先般でございますが、行方警察署長が防犯カメラの件で市長のところへいらっしゃいました。 茨城県警では、来年度から年間120台、3か年合計で360台の防犯カメラを県内各地に新たに設置いたしたく市町村長に協力を求めているというところでございました。また、カメラの設置場所につきましても要望がございまして、これは警察署からです。本市には、毎年3か所、3年間で合計9か所を設置していただきたいと。防犯カメラの設置には、茨城県警察本部より1台につき30万円を上限として設置補助がされるという内容もお話がございました。県警の要望箇所全てが通学路に該当するものではございませんが、これらを活用しながら議員の危惧される通学路の安全確保につながればというところでございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまご答弁をいただきましたことにつきまして、再質問をさせていただきます。 それでは、1点目の再質問についてでございますが、市内の各学校の通学路の実態は様々であると思いますが、それらに潜む危険性を把握し、改善していくことが急務であると、これ当然誰もが認識していることと存じます。 そこで、再質問をさせていただきます。 通学路の危険箇所について、学校との話合いの場、または学校へのヒアリングなど、これは行っているのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 先ほどにもちょっと答弁させていただきました。まず学校から危険箇所というものを挙げていただいておるところでございます。例年秋からちょうどこの時期、秋から冬にかけて通学路安全推進会議を開きまして、実際に現場を確認するという方法を取っております。それで、実際にその都度関係者、当然学校関係者、多分教務主任の先生あたりになるのかなと思いますが、一緒に同行していただいて、実際に現場で確認を行っているところです。ただ、今年に限りましては、現在書面で取りまとめを行ってはいるところではございますが、ちょっと会議のほうについては今調整をしておりますが、現在のコロナ禍でございますので、今年に限りましては、それぞれ個別対応を取らせていただこうかなというふうに考えているところでございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁については分かりました。 続きまして、2点目の再質問をさせていただきます。 歩道の縁石がない通学路、あるいは歩道部分のラインや歩道表示などが薄くなっているなどの実態把握、これはどのようにしているのか、お伺いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 岡野都市建設課長。 ◎都市建設課長(岡野正弘君) 通学路というだけに限定はしていませんけれども、市道全般的にパトロール、都市建設課のほうでしておりまして、ラインの薄くなっているところ等については、一応チェックは入れてございます。維持補修のほうで修繕できるところはさせていただいている形になります。 あと、地区住民の区の方とかからも情報は寄せられるんですけれども、薄くなっているので、ちょっと引き直ししてほしいとかという要望もございます。通学路限定ではないんですけれども、道路全般でそういう形でございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 教育委員会からのほう、当然委員会としましても、やはり歩道のない道路というのは非常に危険な箇所であるということは十分認識しております。対応としましては、先ほどの答弁と同様でして、実際に現地で確認を行い、関係機関等へ危険な場合は連絡を取るという方法を取っておるんですが、やはり中には物理的に非常に改善が難しい箇所というものもあります。やはり膨大な期間を要するような道路もございます。そうしたところに関しましては、学校と協議をしまして子供たちが安全に気をつけて通行するように、そういった指導というものをお願いしているところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁については分かりました。 続きまして、3点目の再質問についてでございますが、市内においても、児童・生徒の下校中における付きまといや声かけなどの不審者が出没しております。学校における下校は、学年ブロックや一斉下校など多くの人数で校門を出ますが、家まで遠い子は2人になり、やがて1人になります。特に水田や山林近くなど、人家の少ない箇所は子供たちにとって危険なゾーンでございます。防犯カメラは記録するばかりでなく、不審者の犯罪などの抑止力にもつながります。 そこで、再質問をさせていただきます。 予算の関係上、防犯カメラが設置できない通学路においては、せめて防犯カメラ作動区域などの看板の設置についてのお考えをお伺いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、防犯カメラを総務のほうで設置しておる関係で再質問にお答えをさせていただきたいというふうに思うんですが、防犯カメラを市のほうで設置した場合には、その防犯カメラのついている箇所の下に防犯カメラ作動中という表示をさせていただいておるところでございます。 現在、市のほうで設置をさせていただいておるところを再確認をしていただきたいところでございますが、29年度で3か所、防犯カメラを設置してございます。1つ目が潮来駅の東口でございます。2つ目が行方縦貫道路国道51号の須賀の交差点、旧有料道路と51号の交差点でございます。あと3つ目が日の出2丁目地内で、保険会社があるところの交差点なんですが、また、30年度にも3か所設置してございます。1つ目が牛堀駐在所跡地でございます。2つ目が旧大黒天前のあやめ入り口交差点でございます。3つ目が国道51号の洲崎の交差点でございます。 それで、その防犯カメラの場所を決める際には、行方警察署と協定を結んでございまして、行方警察署のほうで潮来市内の犯罪状況をある程度踏まえていただいて、防犯カメラの設置をしていきたい場所を選定していただいておるところでございます。このようなのを踏まえながら、本年行方署からお話があったところの9か所につきましては、まず1つ目が堀之内交差点、2つ目が行方縦貫道路島須交差点。3つ目が大賀坂下交差点。4つ目が水郷潮来バスターミナル前5つ目が徳島地区の鰐川橋西交差点、セブンイレブンさんの交差点から1つ上須賀に行ったところです。6つ目が日の出6丁目、セブンイレブンさんの交差点です。7つ目が延方駅前です。8つ目が日の出2丁目、日の出1丁目、2丁目の境の県営住宅の裏の交差点です。9つ目が潮来市役所前ということで、お話は承っておるところでございます。 これらが直接通学路とイコールということはお話はできないところでございますが、広く市内全域を防犯という視点で捉えながら、市民の安心・安全を見守る上で行方警察署と協議を進めながら、このように設置を計画的にできていけたらいいなというところでございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁につきましては分かりました。 続きまして、質問事項の大項目3番、児童公園について質問をさせていただきます。 質問の趣旨でございますが、児童公園は、園児や児童が安心・安全に遊ぶことができる場でなければなりません。しかし、児童公園の中には危険と感じられる箇所が見られる児童公園もございます。特に毎日のように目にしている牛堀地区の大山崎児童公園について、3点まとめてお伺いさせていただきます。 1点目に、牛堀地区にある大山崎児童公園内の危険性、建物を撤去した後のコンクリートの基礎部分が残っている。太い倒木が見られる。側溝の蓋がない。放置タイヤがそのままである。低過ぎる植え込みの剪定、蛇口から水が出ないなどについて、どのように対応していくのか、お伺いいたします。 2点目に、大山崎児童公園を含め、市内には地区公園が39か所ございますが、これらの公園の安全点検及び管理はどのようにしているのか、お伺いいたします。 3点目に、大山崎児童公園の名称看板は設置されておりませんが、他の地区公園の名称看板の設置状況と今後の名称看板設置予定についてお伺いいたします。 よろしくお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) それでは、1点目、牛堀地区大山崎児童公園の施設管理についての答弁をさせていただきます。 今回ご質問いただきました公園につきましては、都市建設課と財政課で所管が分かれますので、まずは都市建設課で公園内の倒木及び植え込みについてのお答えをさせていただきます。 ご指摘をいただきました公園内にございました倒木については、園内に横たわっている状態でございましたので、早速処分の対応をさせていただきました。 次に、公園内の植え込みにつきましては、10月に公園全体の除草、剪定作業を行った際に一部公園西側の植え込みを生育の関係から深く刈り込んだ経緯がございます。今後は議員の危惧される利用者の安全面を考慮し、また、植え込み等の生育状況を確認しながら除草、剪定作業を実施してまいりたいと考えます。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) ただいま建設部長のほうからもお話がございましたが、財政課のほうで管理している部分もございますので、私のほうからも答弁をさせていただきます。 財政課で管理している部分については、公園ではなく普通財産ということになります。そこにございました建造物を撤去した後の基礎部分についてでございますが、これらは早急に撤去してまいります。また、蛇口に関しましては、水が出ない状態でございまして現在は使われていないところでございます。また、以前、不正使用などの管理もあったということで管理も難しいというところでございます。撤去をしていきたいというところでございます。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) 2点目であります市内39か所ある公園の安全点検及び管理についてのお答えをさせていただきたいと存じます。 地区公園39か所につきましては、地区の要望により造られたものや従前から各地区の広場、公園として存在していたもの、あるいは区画整理や開発に伴う要件の1つとして造られたものなど様々なものがあり、市役所内で管理所管が分かれます。その中で地区公園39か所のうち都市建設課所管として19か所の都市公園がございますので、安全点検及び管理について、ご説明をさせていただきます。 まず安全点検ですが、公園内での除草や剪定の作業をする際には、必ず危険箇所の確認をするよう心がけております。また、子供たちが使用する遊具につきましては、安全確保のため毎年資格を有しました専門の業者による点検を実施し、その結果を基に遊具の改修、撤去を実施しております。 次に、公園の管理につきましては、公園内の除草作業及び植栽の剪定の状況を確認しながら、年二、三回程度行っております。そして公園の施設でありますトイレ、水道、電灯等につきましては、年間の清掃業務を委託しております業者により、清掃時に施設の異常を発見した際には、必ず報告をいただくようお願いしており、その報告により現地確認を行い修繕等の対応をしております。そのほかにも、公園利用者からの危険箇所等のご連絡等があった場合には、早急に現地確認を行い対応しているところでございます。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) それでは、2点目の公園の中で農政課所管の公園としまして農村公園がございます。農村公園のほうですが、市のホームページで10か所ほど記載されてございますが、用途廃止をした公園が1つございますので、現時点では9か所となってございます。遊具につきましては、老朽化により、そのほとんどが撤去されておりますが、現在も遊具があるところについては年2回、職員による遊具の点検を行っております。また、草刈り等の日常の管理については、各区で行っているところでございます。 農村公園は以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 私のほうからは児童公園と農村公園以外の公園について、お答えをさせていただきます。 地区公園のうち児童公園、農村公園以外の規模が小さく、地域に密着した公園10か所についてはということで、もともと船着き場の跡を共有名義であって、それを公園にしている地区公園と捉えていただきたいんですが、これらの地区公園は、地区において除草作業等や安全点検などの管理をしていただいておるところでございます。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) それでは、3点目、地区公園の名称看板の設置状況と今後の名称看板設置予定についての答弁をさせていただきたいと存じます。 地区の公園として、都市建設課が所管する都市公園の名称看板の設置と今後の名称看板設置予定についてですが、現在の名称看板設置状況ですが、19公園管理しているうち4公園には既に名称看板が設置されております。しかしながら、大山崎公園を含めた残り5公園には経年劣化、あるいは破損等による撤去、設置されていない状況となっておる箇所もございます。今後につきましては、名称看板の設置について検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) 農村公園のほうの名称看板につきましては、ほとんどが老朽化により撤去済みとなってございます。設置の予定はとご質問でございますが、各区の集会所や神社の敷地に遊具が設置されておりましたが、ほとんどの遊具が撤去されておりますので、改めて農村公園の看板を設置する予定はないというところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 私からのほうですが、児童公園、農村公園以外の公園でございますが、管理が地元でございまして、地元地区が管理をしている公園でございますので、名称看板等の設置の予定は今のところございません。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまのご答弁をいただきましたことにつきまして、再質問をさせていただきます。 それでは、1点目の再質問についてでございますが、大山崎児童公園の出入口付近は財政課の管轄、そこから先は都市建設課の管轄とのことでございますが、大山崎児童公園の出入口は1か所しかございません。出入口前面はブロック塀と植え込みがあって、市民の誰が見ても入り口から入れば全て大山崎児童公園の敷地内と思われることと存じます。 そこで、再質問をさせていただきます。 大山崎児童公園の出入口付近の財政課管轄の土地を、都市建設課の管轄の児童公園としてしまえば管理もしやすくなるのではないでしょうか。この点についてお伺いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) まずは、今現時点でも一部存在します財政課の敷地についても、私ども都市建設課で除草作業等々の作業はしているのが現実であります。ただ、ご提案いただいた部分ですが、まず公園の生い立ちとかいろいろ関係がございまして、今所管が分かれているという現状がございますので、議員おっしゃる内容は重々に理解できているものと思います、私も。なので、今後につきましては、内部で協議をさせていただきたいと存じます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 2点目、3点目についての再質問はございませんが、大山崎児童公園に訪れた3家族にこの公園の名称を訪ねると逆に3家族とも何という公園なんでしょうと聞かれました。やはり、ほとんどの方が公園名を知らないようです。 大山崎児童公園は、旧牛堀町営グラウンドの跡地に造られ、児童公園としては滑り台もカラフルで大きなものが設置されております。敷地も広々としたすばらしい児童公園でございます。 ぜひ市民の皆様にも、市内のそれぞれの地区公園に愛着を持っていただくためにも、どの公園にも名称看板の設置をよろしくお願いいたします。 以上で、2番、志村一の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁は要らないですか。 ◆2番(志村一君) 結構でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 2番、志村一議員の質問が終了いたしました。 本日予定していました一般通告質問は以上です。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(笠間丈夫君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次回は、明日12月9日水曜日午前10時から本会議を開き、一般通告質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。                         (午後4時40分)...