潮来市議会 > 2020-09-08 >
09月08日-02号

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  1. 潮来市議会 2020-09-08
    09月08日-02号


    取得元: 潮来市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-26
    令和 2年  9月 定例会(第3回)     令和2年第3回潮来市議会定例会議事日程(第2号)                        令和2年9月8日(火)                        午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告質問-----------------------------------出席議員(16名) 議長16番   笠間丈夫君  副議長 9番   箕輪 昇君    1番   佐々木 徹君     2番   志村 一君    3番   石田裕二君      4番   阿部慶介君    5番   兼平直紀君      6番   小峰 進君    7番   飯田幸弘君      8番   平田健三君   10番   飯島康弘君     11番   田崎 清君   12番   沼里真一郎君    13番   藤崎忠徳君   14番   薄井征記君     15番   今泉利拓君欠席議員(なし)-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長        原 浩道君   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   市長公室長兼総務部長                               額賀 浩君   市民福祉部長福祉事務所長     環境経済部長    土子正彦君             小沼雅義君   建設部長      石津利衛君   建設技監      本村敏行君   教育部長      加藤益生君   秘書課長      打越伸是君   企画調整課長    草野吉広君   総務課長      実川智史君   財政課長      吉田信好君   社会福祉課長    黒須勝巳君   観光商工課長    榊原 徹君   都市建設課長    岡野正弘君   高齢福祉課長    沼田武男君   子育て支援課長   吉田美枝子君   かすみ保健福祉センター長      農政課長      前島正治君             石神弘幸君   学校教育課長    茂木 衛君   生涯学習課長    塙 誠一君-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    石井俊哉君   局長補佐      山田晴美君   書記        山口 瞳君   書記        小林 肇君----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(笠間丈夫君) 皆さん、大変ご苦労さまです。 これから本日の会議を開きます。 本日の会議におきましては、3密回避のため途中で適宜休憩を挟み行いますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 次に、本日、説明のために出席した執行部の職員は、原市長以下ただいま着席のとおりです。ご報告いたします。 なお、説明のため途中で執行部職員が入れ替わります。                         (午前10時00分)----------------------------------- △市政一般に関する通告質問 ○議長(笠間丈夫君) 議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問については、質問事項ごとに初めの質問は大項目で一括で質問し、一括で答弁をお願いいたします。 再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問については議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに申し上げます。質問は簡明に行い議題の範囲を超えてはならないこと。質問は同一議題について3回までとする。ただし、答弁の内容によってはこれを超えて認める場合もあること。市民の立場に立った的確な質問と、簡単明瞭で的を射た答弁をお願いいたします。 傍聴されている皆様に申し上げます。潮来市議会傍聴規則を遵守の上、私語または談笑はしないようお願いを申し上げます。----------------------------------- △平田健三君 ○議長(笠間丈夫君) 8番、平田健三議員の質問を許可いたします。議員は質問席に移動願います。 平田議員。     (8番 平田健三君 登壇) ◆8番(平田健三君) おはようございます。8番、平田健三です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問いたします。 まず、質問の前に、今回の台風10号に対しまして、特に沖縄・九州地方において多大な被害があり、被害者に対してお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧・復興を願っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは質問に入ります。 1つ、豪雨・災害時の感染対策強化を図れ。 コロナ禍での災害時における備えや感染対策が急務である。感染症を踏まえた在宅避難や分散避難の情報伝達方法や消毒液、仕切り、段ボールベッド等備品の確保、避難所の運営見直しや訓練等の取組が必要でございます。 そこで4点お伺いいたします。 1点目、マスク等衛生用品、段ボール仕切り、ベッド等防災資機材備蓄、整備状況をお伺いいたします。 2点目、避難所マニュアルの見直しと開設運営訓練をお伺いいたします。 3点目、高齢者・福祉施設等の取組強化をお伺いいたします。 4点目、防災情報は市メルマガ、今回新たに公式のLINE等ございます。しかし、スマホのない方には、防災行政無線等を受信する、防災等の無線が聞こえない等があります。そこで防災ラジオの補助、無償化を提案します。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目の防災資機材備蓄の整備状況のご質問について、お答えをさせていただきます。 現在のところ防災関係の主な備蓄品につきましては、マスクが700枚、ベッドが12台、毛布が1,000枚、非接触体温計が4機、発電機が6台、間仕切りが38枚などとなっておるところでございます。 また現在、地方創生交付金を活用いたしまして、今年度末までにマスクは2万枚、ベッドについては段ボール、簡易式、エア式などを組み合わせて150台、間仕切りも段ボール、ワンタッチ式、テント式など組み合わせて約2,000名に対応できるもの、発電機をプロパンガス対応のものも含めまして15台程度、蓄電池とソーラーパネルを5セット、非接触型の体温計を40機、毛布1,200枚などを含めまして、約30品目の整備を進めてまいるところでございます。 次に、2点目でございます。避難所の運営マニュアルの見直しと開設運営訓練を伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 本年5月に新型コロナウイルス感染症対策を含めた避難所運営マニュアルの改訂をしておるところでございます。このマニュアルには、感染症対策を踏まえた避難所の運営方針や避難所のレイアウト例でございます、避難フローも盛り込んでいるところでございます。また、避難所の開設訓練を9月10日牛堀公民館において、総務部、市民福祉部、教育部の職員と共に実施をさせていただく予定でございます。訓練内容は感染症対策を踏まえた避難所の開設、受付において避難者の受け入れ、ソーシャルディスタンスを考慮した避難所のレイアウト、こちらは既存のテント式、ワンタッチ式の間仕切りを使用させていただいて設置及び収納の方法、避難所に必要な備品の配置、要配慮者スペースレイアウト確認、年配者への対応について訓練を予定しているところでございます。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 私は3点目の、高齢者・福祉施設等の取組強化を伺うの答弁でございます。 高齢者・福祉施設等の取組につきましては、茨城県が作成しました新型コロナウイルス感染症対策マニュアルというものがございます。このマニュアルに基づき感染症対策に対応しております。 対応としましては、まず施設内に持ち込まない対策の徹底。次に、広げない対策の徹底を基本方針としております。施設職員、面会等のご家族の方、施設への出入りの業者の方などの感染防止の徹底、手洗い、消毒等や感染時の職員の対応訓練など感染対策を徹底したマニュアルにより取組を強化するということになっております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 4点目のご質問でございます。防災ラジオの補助、無償化を提案するというご質問にお答えをさせていただきます。 防災ラジオでの受信手段を考えておったところでございますが、防災ラジオを製造しているメーカーに再確認しましたところ、現在、防災ラジオを製造するメーカーがほとんどいないというところでございます。理由といたしましては、デジタル式は秘匿性が高く、容易に周波数に入り込めない構造上の問題があり、撤退が相次ぎ、現在の防災ラジオはアナログ式の対応のみになっている現状を確認しているところでございます。市といたしましても、誠に残念ではございますが、防災ラジオの選択は困難な状況でございます。 現在の潮来市の対応としましては、今年度末の完全デジタル化に伴い、難聴地域を少なくするため、防災無線のスピーカーの調整等により実施をしているところでございます。聞こえない方への対応は、電話による確認、防災無線、テレフォンサービス0299-62-4688、電話による確認等とメールマガジンの登録を中心にお願いしているところでございます。 また、FMかしまとも継続協議をしてございまして、災害時の放送協力として有事の際には市の災害情報も聞ける状況になっているところでございます。このような方法を引き続き周知をさせていただきますとともに、今年度LINEも始めたところでございますので、考えられる様々な方法についても調査をしてまいりたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) それでは、1番、2番目含めて再質問いたします。 今回、かなりのコロナ禍においての備品の準備をしているということで、年末までにはかなりの備品、機材が揃います。そこで市民の皆さんに、どこにどういうものがあるのか等の情報をこれは知っていただいたほうがいいのかなと思います。また、かなりの多くの機材になりますので、今まで少なかったと思うのでどこか違うところに保管するのかお伺いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 実川総務課長。 ◎総務課長(実川智史君) 備品の保存場所をという形で明確に知らせたほうがよいのではないかというご質問でございます。 現在、今のところ各中学校の避難所における場所に、入れる分については配分しようと考えております。そのほかについては、役所と今、旧八代小学校の一部を防災の備品倉庫としておりますので、そこに配置させていただこうというふうに思っております。 細かい備品のお知らせについては、八代小学校自体が警備上の問題がありまして、高額なもの、備品とかそういうものの安全性というものが心配なところもありますので、そこら辺のところをよく調査しながら、市民にお知らせできる範囲を研究しまして、検討してまいろうかと思っております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 再々質問でございます。 先ほどの避難所のマニュアル、また訓練等がございました。今回の沖縄・九州の台風では、最初に計画していた人数よりも避難者が多くなったということで急遽違う場所に移動したという報道もございますので、その辺等はこれからだと思いますが、何かありましたら答弁お願いします。
    ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 先ほど答弁させていただきましたが、9月10日に避難所の開設訓練を進めさせていただきます。また、避難所の運営マニュアルも5月に改訂をさせていただいております。各避難所にコロナ禍の中での避難人員を想定もさせていただいているところです。九州の例もございますが、9月10日の開設訓練を踏まえながら研究させていたければと考えております。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 3番目の再質問でございます。 高齢者・福祉施設等は県のマニュアルということで答弁ございました。 市としてはどういう関わりが可能なのか、また、どういうふうに考えているかお伺いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 沼田高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(沼田武男君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。 潮来市でも高齢施設、社会福祉施設等、非常に重要な施設と考えております。そのような中で潮来市といたしましては、要配慮者利用施設避難確保計画というものを各施設に策定をお願いしてございます。この策定の中身ですけれども、仮に災害が発生、または発生の恐れがある時、要配慮者が利用する施設、早急な避難が重要となります。そういった中で、円滑な避難ルート、避難先などを事前に選定をしておき、先になるべく早くそういった避難の方を優先的に避難をさせていただく計画のほうを作成させていただいているものです。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 4番目の再質問に入ります。 先ほどの答弁で、ちょっと私の言い方が間違ったかもしれませんけれども、今、国の総務省のほうで防災ラジオの普及強化を進めております。補正予算等も準備をして、そういう実態でございます。 先日、新聞を見ましたら茨城県の常総市で、防災ラジオに対して1億3,600万の補正をして市民の方に配布をするという報道もございました。また、潮来と同じくらいの岩手県の二戸市という、人口が2万6,000余りの市でございますけれども、そこは地元の民間のFM放送をしている局がございまして、そこと連携をしてこの二戸市も防災ラジオを無償で配布するという。 この背景については、先ほど話したように、いざ台風になったら当然雨戸を閉めます。そういう意味ではいくら防災無線があっても聞こえない。また高齢者に対しては、なかなかスマホを持っていない方がかなりおります。そういう意味では有効であるということで、各自治体が対策を練っている。また、国自体も補正予算を組んで進めているという実態がございますので、その辺で答弁できればお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 先ほども答弁させていただきましたが、防災無線が聞き取れないという中では、防災無線のスピーカーを調整させていただいているところだというようなお話と、あとは電話で確認できるという中で、防災無線テレフォンサービスということで0299-62-4688に有料になってしまうところでございますが、確認をしていただきたい。さらには、ホームページでもご紹介をしてございます。さらには、LINE等でもお知らせもしているところでございます。そもそも防災関係のメルマガのところも見ていただいておるところでございます。 そういった中で、ある程度の届かないというところについてのお話は、今いただいているのかなというようなところでございますが、これまでの中では防災無線等の関係で、戸別受信機というところで対応してきた経過もございます。この戸別受信機も踏まえながら、冒頭の答弁でもお話をさせていただきましたが、引き続き別の方法があるのかどうか検討、研究をさせていただければなというようなところでございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 ◆8番(平田健三君) それでは、大きな2番目の質問に移ります。 あやめ園整備基金の創設を提案ということでございます。 コロナ禍において、今年の水郷潮来あやめまつりは残念ながら中止となりました。今年も多くのアヤメ、ハナショウブが咲きました。あやめ園を整備するためには多額な費用がかかり、ほとんど市の税金で賄われているのが現状でございます。整備の財源については、これまで何回か一般質問してまいりましたが、今回のコロナ禍において、財源を考えると大変厳しいものと予想されます。 そこで3点お伺いいたします。 1点目、今年のあやめ園整備状況をお伺します。 2点目、今年69回ということだったのですけれども、来年は節目の70回目の記念の水郷潮来あやめまつりとなります。どのように開催するのかお伺いいたします。 3点目、今後の水郷潮来あやめまつりの継続、また映画や歌謡曲の舞台となった水郷潮来の保存整備のためにも、入園者に協力金等寄附を求め、基金の設置を提案いたします。 以上3点よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) それでは、1点目のあやめ園整備状況について答弁いたします。 今年度のあやめ園整備としまして予定されている事業は、6つの事業がございます。そのうち一般財源による事業は3事業、地方創生推進交付金を活用した事業が3事業ございます。 一般財源による事業の1つ目といたしましては、あやめ園圃場整備工事でございます。 工事の内容は、4年ごとにハナショウブの株分けを行うものでございます。予算につきましては336万6,000円となります。 2つ目に、あやめ園照明設備設置工事でございます。あやめ園内照明のLED化を行うもので、予算につきましては146万6,000円となります。 3つ目に、あやめ園内看板設置工事がございます。あやめ園からまちなか周遊を案内する看板設置工事で、予算につきましては54万2,000円となります。 次に、地方創生推進交付金を活用した事業の1つ目といたしまして、遊歩道整備工事でございます。工事内容は、あやめ園から潮音橋下をくぐり天王橋までの動線をつなぐ遊歩道整備となります。予算につきましては、253万円となってございます。 2つ目に、あやめ園デザイン業務委託でございます。予算額50万円となっております。 3つ目に、八つ橋整備工事設計委託でございまして予算が110万円ほどございます。 以上6の事業が、今年度あやめ園整備に係る事業となります。今後もあやめ園整備を初めとしまして、観光事業全般を進めるに当たって、一般財源に頼るだけでなく活用可能な交付金や補助事業等による事業推進を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。 2点目になります。第70回大会をどのように開催するのかというご質問に答弁いたします。 現在、新型コロナウイルス感染への対応については、予断を許さない状況が続いておりますが、国及び県の大型イベント開催要領を初めとしました、新型コロナウイルス感染防止対策方針に基づきながら、大会開催に向けた準備を進めてまいりたいと考えているところでございます。水郷潮来あやめまつり実行委員会におきまして、あやめまつり大会の開催可否、イベント開催時の各種感染症対策等の検討を進めてまいります。 また、来年の大会はご指摘がありましたとおり70回という節目の大会となります。併せまして、今年度本市において開催予定でありました、全国市町村あやめサミット連絡協議会が1年延期で潮来市開催となり、サミット参加の1道7県11自治体の首長をお呼びして、本市のあやめまつり大会をさせていただく予定でございますので、それにふさわしい大会になるよう準備を進めてまいりたいというふうに考えております。 先ほども申し上げましたとおり、新型コロナウイルスの今後の状況を注視しながら、最終的には水郷潮来あやめまつり大会実行委員会において、どのようなイベントを実施していくかにつきましては、慎重に検討させていただきたいと考えております。 続きまして、3点目でございます。入園者に協力金の寄附、基金等の設置についてのご提案に対する答弁になります。 今年度残念ながら中止いたしました第69回水郷潮来あやめまつり大会では、園内に募金、協力金ボックスを設置し、来園者に協力金のお願いをする準備を進めていたところでございます。したがいまして、次年度開催に向けても実行委員会での了承を前提としながら、同様の準備を進めてまいりたいというふうに考えております。また、その他の整備財源確保といたしましては、ふるさと納税制度におきまして、寄附者に対しての寄附の使い道、選択の中に、あやめまつり応援事業という選択肢を設けまして、当市を代表するイベントである水郷潮来あやめまつりの拡充に特化させまして、園内の整備や維持管理等に寄附を活用させていただきたいとの要請を行っているところでございます。 答弁は以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 1番目は再質問はございません。 2番目については、来年は先ほど言ったように潮来市としてもチャンスかなと思います。オリンピックはちょっとどうなるか分かりませんけれども、そういう意味ではコロナを克服して、本当に元気な姿を全国また世界の方にあやめ園を見てもらう、こういう意識が必要かと思います。そういう意味で、これからの県議会等で話し合うということなんですけれども、どうか一般の市民の方からも何かいい提案をいただいて、来場者に記念品を頂くとか、またこれまでの70回までの、早々のあやめまつりの展示とか模様とかそういうものを視聴、視覚とか展示でお見せするとか等々、ある意味ではビッグチャンスかなと思いますので、よろしくお願いします。これについては答弁は結構です。 3番目については再質問いたします。 今回、私が基金の設置をずっと前から提案したことなんですけれども、世の中においては、ただで何か見せるというのは、なかなかない社会でございます。当然、あやめ園整備、まつりにしても、とにかく多額な国や県のいろいろな基金、交付金を利用するにしても市税が投入されますので、これは長続きは絶対しないと思います。今回、潮来市においては観光振興基本計画というものを5年間について発表されました。その中を見ますと「歴史と花香るこころのまち水郷潮来」ということで全面的にこの潮来の水郷について作成をしております。 そういう意味ではただ単なる花をきれいに咲かすということで、植栽ということではなく、本当に潮来に来てよかったと、また潮来に住んでいきたいと、そういう方が1人でも多くなるような、そういう潮来市の発展になろうかなと思います。そういう意味では課題がいっぱいございます。アヤメの植栽、また、ろ舟の運航、またボランティア団体がどんどん高齢化されて人材が不足しております。そういうハードの面、ソフトの面を含めてしっかりとしたこの整備基金を立ち上げて、何か1つの大きな団体にしてそういう事業を展開したほうがいいのではないか。今後のためと思いますので、何か答弁がございましたらよろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) 再質問ということで、基金の設置の提案に関しての再答弁になりますが、今いろいろお話をいただきました。 どういった形であやめまつりを今後継続していくのかというところで課題も確かに多いように感じてございます。そういった中でどのようになるのか、市民の声というものを大事にしながら、どういったものが一番潮来市のあやめまつり大会について今後継続するために必要なものを、少しでも今後継続して観光振興、それと地域の発展というものに寄与できるような形にしていきたいという考えは議員さんも一緒かと思いますので、執行部のほうでも今後も改善できる部分は改善しながら、多くの意見を聞きながら一番より良い方法を選択して進めていければなというふうに思いますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 3番目の質問に入ります。 マコモタケ潮来特産品の強化についてでございます。 この5月マコモの稲の植付けが始まり、9月下旬から収穫ができるということでございます。また、今まで破棄をしていた若葉の部分を活用した新たな商品開発に取り組んでおります。 そこで4点お伺いいたします。 マコモタケの収穫実績と現状をお伺いいたします。 2点目、3年計画である若葉部分の活用、商品開発と課題をお伺いします。 3点目、マコモ若葉の他自治体の視察と取組状況をお伺いします。 4点目、市、道の駅、シルバー人材センターと連携協力して、団体を設置して拡大強化を提案します。 この4点お願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) それでは1問目の収穫実績と実情でございますが、平成30年度から作付面積と収穫量について答弁させていただきます。 実績といたしまして把握しておりますシルバー人材センターでの収穫量となります。平成30年度の作付面積は1,920平方メートル、収穫量は1,679キログラムです。令和元年度作付面積は3,480平方メートル、収穫量につきましては2,225キログラムでございます。令和2年度の作付面積は4,280平方メートルでございまして、収穫は9月下旬からとなります。 令和元年度より地方創生推進交付金事業を活用しまして、水郷潮来MYSTERYプロジェクトに取り組んでおります。 また、マコモ若葉の商品開発を行うため、令和元年度は若葉25キロを収穫いたしまして、5キログラムのパウダーを商品開発に利用してございます。本年度も7月と8月の2回、若葉の刈取りを実施いたしておりまして、若葉のパウダーを利用した商品開発を行ってまいります。 2点目でございます。商品開発と課題について答弁させていただきます。 若葉部分の商品開発につきましては、地方創生予算を活用した水郷潮来MYSTERYプロジェクトで昨年度から実施しており、本年度が2年目となっております。昨年の実績といたしまして、マコモ若葉パウダーの可能性を実証するべく3名のフードコートアドバイザーにご協力をお願いしまして、14の試作品を作っていただき試食会を実施いたしました。試食した中で高評価だったものにつきましては、マコモのパウンドケーキ、マコモのシフォンケーキ、マコモ寒天、マコモ茶という商品でございます。本年度につきましても、新たな試作品を加え潮来の名産、お土産となるよう商品開発に取り組んでまいります。 次に、課題のほうでございますが、マコモの生産は機械化がされておらず、植付け、除草、刈取りまで人力での作業となるため、マコモの作付面積が増えていかないのが実情でございます。そのため、マコモ若葉のパウダーも少ないということで多くの商品を作るのではなく、主力製品を作ることを目指しているところでございます。 続きまして、3点目のマコモ若葉の他自治体の視察と取組状況について答弁いたします。 マコモの生産につきましては、東北から九州まで広く生産されております。2年に1度全国マコモサミットが開催されており、平成30年度に参加したときには約300名の方が出席されておりました。その際、交流があった三重県菰野町ではマコモの実の部分と若葉の部分についても商品化している話を伺いましたので、改めて視察研修をさせていただきました。 菰野町では、温泉旅館の女将さんたちが、料理の食材としてマコモを使用し特産品としてのPRを行い、さらに商工会が商品開発を行い、マコモが特産品として確立されていったということでございました。 現在は13名で約2ヘクタール、1人当たり10アールから20アールの栽培に取り組んでいると伺ってございます。葉の部分の商品化につきましては、同一圃場から実と葉を採取しており、葉の部分につきましては4月に植付けをして、葉が伸びた6月から7月の初めに柔らかい部分約60センチを刈り取り、熱湯消毒、乾燥し、粉末にしているとのことでございました。葉の部分は無味無臭であるため色が大事ということで、この時期に1回刈り取り、業者に1キロ50円で販売していると伺ってございます。葉の部分につきましては、パウダーにしたものを食品に練り込んで使用しているということでございました。 続きまして、4点目になります。連携しての団体の設置というご提案でございますが、現在、水郷潮来MYSTERYプロジェクト事業では、市、道の駅、シルバー人材センター、さらに茨城県農業改良普及センターに協力をいただき連携を図っておるところでございます。引き続き連携して進めてまいりたいというふうに考えてございます。 このプロジェクト事業は3年間という事業となっておりますが、事業終了後も継続していけるよう作付面積の拡大、そして収穫時まで必要な水の問題、商品化等の課題解決に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 答弁は以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 ◆8番(平田健三君) 全体的に再質問をいたします。 今、答弁がありましたように、このマコモタケ若葉については、ほとんど機械化がされず手作業だということで、水田を利用して古高地区で今聞いたら4反歩ほどというふうに伺いました。そういう意味ではこれからの商品開発をして潮来の特産品、独自産業とするためには、そういうまず作る方の人材育成が必要だろうと、どの方が育成するのだろうと。また、商品開発にしても道の駅を中心に行っていますけれども、本当にどういう形がいいんだろうというふうに感じております。 また、市の農政課も絡みながら全体でやっていくということで、もう少し、先ほど言った三重県の菰野町についてもしっかりとした団体を、民間から呼んだ中心者を呼び込んで、そういう専門の方が中心者となって行政またシルバー、また作る方の農家とかそういうことも含めてやっているという状況を勉強させていただきましたので、そういう方向がいいのだろうというふうに思いますので、再度その辺、もし答弁があったらよろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 市長。 ◎市長(原浩道君) 私のほうからご答弁をさせていただきます。 団体をつくって教育する人とかいろいろな方々交えてやっていくというご提案でございますけれども、実際にはマコモの収穫量、これを増やさなければやはり特産品になりません。実証をいろいろ道の駅を中心にやっておりますけれども、市で今考えているのは来年度から、できれば農家の方々がマコモの植栽をしていっていただけるような、いわゆる転作奨励金等を設置したり、それから水を張っていないといけませんので、今の農地でマコモというのはなかなか難しい部分がございますので、放棄地だったりそういう使いづらいところが、マコモの植栽には水さえあれば便利になってきますので、井戸を掘ったときの助成をしたりとか、そういったこともパッケージで農家の方にぜひやってもらいたいということを進めていきたいと思っております。 また、販売のほうをしっかりとまずは市が保障していくということも含めて耕作面積を大きく拡大していきたいと思っております。マコモは潮来市の特産にするんだということで長いことやっております。途中で途切れたり中途半端になって、再度今、始めておりますけれども、コメの3倍、収益が3倍以上、これが商品化されていくと多分5倍ぐらいの付加価値がついて販売できるんだろうと思います。 ただし、先ほど議員のご指摘のとおり、機械化ができないと。しかし、作付面積が増えていけばおのずと草刈る部分等も自然と、ある程度の機械化の部分も見えてくるのではないだろうかと考えております。できる部分とできない部分ありますけれども、そういう全国的に大量に作っている市町村はありませんので、潮来がメインになってしっかりと生産拡大をして、また販売のほうも行政もしっかりとバックアップしながら、農家の方々に所得を得てもらえるようなそういうことを描いておりますので、議員の今後ともご提案をいただいて、一緒になってマコモの普及を進めてまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 市長の答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) それでは、最後の4点目の質問に入ります。 令和3年度は市制30周年記念となります。この事業と今後の方針ということについてお伺いします。 令和3年度は市制30周年の佳節を迎えます。しかし、人口の現状については国勢調査によると1995年3万2,133人から今年の8月の広報紙の4月1日現在の人口ですけれども、2万7,768人と減少しております。人口減少対策、企業誘致等、本市独自の施策が重要でございます。コロナ後の本市の取組強化が大事となってきます。今、新型コロナウイルス感染拡大におきまして、首都圏東京一極集中から地方分散型社会への転換ということが今話題になっており、求められております。 そこで3点お伺いします。 1点目、来年度の市制30周年の何か主要行事があればお伺いします。 2点目、コロナ後の地方移住が注目されている、人口減少対策、移住定住促進強化等の専門的な部署の設置を提案いたします。 3点目、この5年間が大事だと思います。市制35周年、令和8年に向けての方針をお伺いいたします。 よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 平田議員、今、発言の中で市制20周年を30周年、25周年を35周年ということですか。修正ですね。 ◆8番(平田健三君) 市制20周年と、5年後の市制25周年ということです。すみません、訂正します。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目の市制20周年主要行事の予定を伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 令和3年度につきましては、議員おっしゃるとおり市制20周年を迎える節目の年となるところでございます。平時の状況であれば、記念式典の開催やあやめまつりなど当市の主要な行事イベント等に20周年の冠をつけるなどしながら、市民の皆様とともに20周年の節目を慶祝していきたいと考えるところでございます。 しかしながら、現在の新型コロナウイルス感染症が世界的広がりを見せ収束が見通せない現状を鑑みますと、開催時期、開催内容について慎重に検討してまいりたいと考えているところでございます。 2点目でございます。人口減少対策、移住定住促進強化等の専門部署の設置を提案するというご質問にお答えをさせていただきます。 現在、企画調整課において、田舎暮らしの潮来市移住定住のホームページを活用させていただきまして、潮来暮らしの提案をしているところでございます。また、移住支援金や都市建設課における若年世帯定住促進助成金事業のご用意もしているところでございます。さらには、宿泊型のお試しテレワークについても現在研究をさせていただいておるところです。ご質問の、強化するための専門部署ということでございますが、本市においては引き続き小規模自治体の利点を生かしながら、市役所内部において共通認識の上、連携して取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。 3点目でございます。市制25周年に向けての方針というご質問でございます。 答弁ですが、現状では市制25周年についての方針等についての考えは現在のところございません。先ほどのご質問で答弁をさせていただいたとおり、まずは来年の市制20周年に向けて検討を行ってまいりたいと考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) それでは、全体的に再質問させていただきます。 新聞の報道ですけれども、今、東京一極集中が見直されている、様々に報道がされています。これは内閣府の調査でございますけれども、東京23区、20代の方に地方移住に対してどうですかというアンケートを取っております。その中で35.4%の人が関心があるというふうに答えているデータがございます。そういう意味では確かにコロナ禍ではありますけれども、来年市制20周年を迎え、またその市制25周年については今計画であります潮来市7次総合計画、また第2期潮来市人口ビジョン総合戦略、また潮来市の観光振興計画、また潮来市の国土強靭化計画等々、本当に市としては5年後を見据えたそういう計画を今、皆さん、市民の方に示されているというのがあります。ただ、まだまだ市民の方が潮来市はどこに向かっているのか、どういう姿なのかというのが分かりづらいというのがいっぱい聞かれます。このまま潮来は大丈夫なのか。 今現在、新神宮橋については4車線化が進められております。また、高速道路の延伸化に伴って51号のバイパスも今整備されています。時代はどんどん変化していきます。また、そういういろいろな変化に対して潮来市はどういう方向なのかということを示さなければ、私はどんどん他市に追い抜かれていくのではないかと思いますので、できれば市長、答弁をよろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) ご質問の内容が多岐にわたっておりますので、答弁もしづらいのですけれども、方向性ということで、今議員がおっしゃったように、高速道路も東関東自動車道が5年から7年くらいの間で完成します。鹿島の神宮橋の4車線化、それから今進めようとしている道の駅からバスターミナルの自動運転、そして自動でアントラーズの競技場まで行けるようにというような、いろいろな構想と実際に動いている事業とたくさんございます。水路に関すれば、前川沿線の水路の日本一の水路を目指すんだということで一つ一つ事業は進み始めております。 こういう中で、潮来市が今後どういう方向に向いていくのだということでございますけれども、やはり住民の方々が住んで安心して暮らせていいところなんだよと、住民の方が自信をもって外の方々に言える、そういうまちが一番なんだろうと思います。そのためにはやはり夢もなければならないし、現実生活の中でやはり困っている方々がしっかりと潮来市では支えているのだというようなことも大事でございます。 ただ、全体の方向性としては、潮来市は観光をメインとしたこれまでのまちですので、まず観光をしっかり立て直そうというところで水郷を利用したまちづくりを目指そうということで今進めております。同時に、茨城県の南の玄関口としての交通結節点としての優位性を最大限発揮しようと、そのためにバスターミナルの拡張を今しております。 後背地のことも構想段階ですけれども、国に働きかけを始めております。道の駅も重点道の駅にしていただいて、そこからまちなか、または鹿島・神栖方面に行くときに要所となるような施設にグレードアップしていこうということも進めております。時間、すぐできませんけれども、少なくとも6年から7年の間には形が見えてくるのかなと考えております。その頃には教育面では学校の統廃合が済んで中学校、小学校、計画にのっとった事業が多分終わっている時期に当たるのだろうと思います。そのときの人口もやはりかなり減っているんだろうと、しかしその減り具合をできるだけ少なくしながら、潮来市の規模に見合った行政サービスをまずしっかりやるために、今できることを1年1年しっかりやっていきたいと思っております。 市民の皆さんにご負担をおかけする場合も多々出てくると思います。しかしながら、この潮来市が本当に住んでよかった、住みたいと思えるようなまちにしてくためには、やはり市民にお願いする部分、それから市民に協力をいただく部分も、そういったところもしっかり説明責任を果たしながら進めてまいりたいと考えておりますので、今後とも議員のご協力とご支援を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 以上で、8番、平田健三の質問を終了いたします。ありがとうございました。 ○議長(笠間丈夫君) ここで暫時休憩に入ります。 開始は11時15分といたします。                         (午前10時58分)----------------------------------- ○議長(笠間丈夫君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                         (午前11時15分)----------------------------------- △佐々木徹君 ○議長(笠間丈夫君) 1番、佐々木徹議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 佐々木議員。     (1番 佐々木 徹君 登壇) ◆1番(佐々木徹君) 1番、佐々木徹でございます。議長の許可をいただきましたので、順次通告に従って質問をさせていただきます。 それでは1番目、前川運動公園の管理状況について。 前川運動公園は市民総スポーツの推進のため、約10ヘクタールの規模を誇る総合的なスポーツレクリエーション施設を有する運動公園と理解しております。また、平成26年3月竣工記念として、スポーツだけでなくたくさんの方々に憩いの場として足を運んでいただけるようオーナー制度を取り、1人参加費1,000円で植樹した330本のハナモモですが、震災の際にご支援をいただいた長野県阿智村で栽培されたハナモモを記念植樹いたしました。 今後も継続的に施設計画が挙げられている中、現状と今後の施設管理について問いたいと思います。 それでは、①各施設ごとの年間利用日数と延べ人数を伺う。 ②現行の管理について、利用者から指摘、要望の件数と内容を伺う。 3つ目、施設に関わる委託管理費の内訳を伺う。 4つ目、今後グラウンド等の維持管理の在り方として、受益者団体(施設利用者団体)への管理の委託を検討できないか伺う。 ⑤ハナモモの管理状況、生育状況を伺う。 ⑥今後のハナモモの管理について伺う。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは私のほうからは、まず1点目のご質問に答弁をさせていただきたいと思います。 前川運動公園の各施設ごと、4つほど施設がございますが、施設ごとの年間の利用日数と延べ人数につきましては、令和元年度の利用実績値のほうで答弁させていただきます。 まず、野球場でございますが利用日数が73日、利用者数が2,938人です。続きまして多目的グラウンド、こちらが利用日数が95日、利用者数が3,612名です。続きまして多目的広場、こちらの利用日数が2日、利用者数につきましては65名です。続きまして芝生広場、こちらが利用日数が39日、利用者数が3,128名でございます。 続きまして、2点目のご質問でございます。利用者等からのご指摘ご要望の件数ということでございますが、指摘、ご要望につきましては教育委員会、また私どもの生涯学習課のほうへお寄せいただいた指摘内容等につきまして答弁させていただきたいと思います。 こちらやはり数件ございまして、主な内容としましては、多目的広場の水はけをよくしてほしい、除草作業を増やしてほしい、芝刈り等を状況に応じて実施してほしい、芝生の補植をしてほしい等の指摘、ご要望等がございました。 私のほうからは以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) それでは、私からは3点目、前川運動公園に係ります委託管理費の内訳また数についての答弁をさせていただきたいと存じます。 今年度の委託管理費予算の内訳として、年に3回の草刈り、そしてそのほかにも年間の管理といたしまして芝生広場の管理、ハナモモの管理等の植栽管理費が合わせまして389万7,000円。また浄化槽管理費が年に4回でございまして14万円。そして、2か所ございますトイレの掃除費が週1回で26万5,188円。全体で430万2,188円の予算となっております。 続きまして、4点目のグラウンドの維持管理の在り方として、利用者団体への管理委託の検討はいかがというご質問でございます。今後の公園管理につきましては、維持管理の予算等についての限りもございまして、市としての対応のみでは行き届かないことも多々ございますので、今回の議員のご提案も踏まえ、利用者の方々へご協力いただくことも今後研究してまいりたいと考えます。 続きまして、ハナモモの管理、育成状況についてのご質問となります。 管理につきましては、専門業者への委託をしております。内容といたしまして、散水、病害虫の防除、除草となります。また、生育状況につきましては、植樹の場所によっても大きくばらつきが見られるのが現状であります。 続きまして、ハナモモの今後の管理についてのご質問でございます。 今後につきましては、枯れてしまったり生育の悪いハナモモにつきましては植替えにての対応を考えておりまして、随時専門業者と相談をしながら適切に管理をしてまいりたいと考えております。 以上であります。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) それでは、①から④について再質問させていただきます。 今の管理状況、管理人数、日数を見ると、野球、そしてソフトボールそちらのほうが非常に多く使われているのかなというふうに感じました。あと芝生広場、こちらサッカー専用のグラウンドに今なっているのかなと思いますが、こちらも養生期間等もあったりするので、多少抑えられているのかというイメージがございます。それで多目的広場、こちらは実際ちょっと管理が行き届いていないところで、水はけも悪かったりしてなかなか使用する方々もちょっと遠慮されているような雰囲気、この数字にも表れているのかなというふうに感じております。 要望、指摘等こちらも多分同じ内容になってくると思うのですけれども、実際使われていれば使うだけ傷んできたりもしますし、使えば使うほどその設備に対してやはり要望のほうも強くなってくるのかなというふうに感じております。 そして、多目的広場のほう、今現在、昨年度の9月の災害のごみがまだ置かれているという状況であります。こちらはもう1年近く経つのですけれども、いつまであの状態になるのか。そして今後どのようになっていくのか、ちょっとお伺いできればと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 今、議員おっしゃるとおり、多目的広場の状況等につきましては、ちょっとお時間をいただきまして、今資料を持ち合わせておりませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。 また、先ほど来議員おっしゃるとおり、基本的に施設の利用の中心はやはり野球、ソフトボールそしてサッカーとなっております。そういった中で利用者の方から、当然いろいろな先ほど申し上げましたご要望がございます。内容によっては早急に対応できるものもございますし、やはり経費も含めて時間、そういったものもどうしても要してしまう修繕等々もありますので、いずれにしましても私ども、スポーツを推進する課としましては、利用していただいて何ぼというところもございますので、そこは関連している建設部とも連携をしながら、なるべくご要望に沿った形で対応のほうをさせていただければというふうに考えております。 なお、災害ごみ関係につきましては、後ほど環境経済部のほうから答弁させていただきますのでよろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 芝生広場についてなんですけれども、こちらについて再質問させていただきたいと思います。 委託管理費、こちら内訳というのを明細は分からなかったんですけれども、確か芝生の年間管理をされていると思います。そこについてなんですが、実際使われている市民含めて、私もそうなんですけれども、やはり受益者、そこで使われている方々というのが一番芝生、施設も含めてなんですけれども、状況を把握して、いいところ悪い所すぐ気づくようなそういう受益者というのを、今後そういう受益者の団体等から意見があったときに、しっかりと聞いていただいて、できる限り市民協働で施設を管理していける方向で行ければいいと思います。それについて、もしあればお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) 先ほどの答弁もさせていただいておりますが、芝生広場に関しましては、芝の管理に特に内容のしっかりした業者さんに、年間を通して管理していただいているのが現状でありまして、利用者の方々から利用に関しまして、表現的にあまりよくないのですが、細かなことなかなか管理側では分からないことも幾多あろうかと思いますので、まずはそういう部分を私どものほうにもお伝えいただいて、当然、業者に年間を通して管理費をお支払いしている部分もございますので、その辺からうちのほうは考え方をまとめさせていただいて、また、その利用者の皆様からのいろいろな形でお手伝いなりいただける部分があれば、またそれも研究させていただくような形をとらせていただければありがたいのかなと考えます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) それでは、5番について、ハナモモの管理状況、生育状況について再質問させていただきます。 こちら平成28年の12月の議会で一般質問で答弁していただいている内容です。 造園業者の専門的見地の下に技術的助言を求めながら適正な維持管理をしていく。そして、枯れた木に関しては植替えをしていくというふうに4年前も答弁いただきました。そして、現在も定期的に専門業者を入れて管理していただいているということで、感謝申し上げます。 そして、私のほうも実際に前川運動公園に行ってハナモモの状況、今の現状というのを確認させていただきました。実際、雑草が結構生い茂っている部分もありましたので、正確な数字というのはちょっと把握はできなかったのですが、実際に生きている木239本、枯れている木28本、合計267本、こちら確認することができました。それで実際330本当時植えたということなので、未確認というのですか、自分もちょっと確認できなかった分もあると思うのですがそれが63本ということになります。 あと当時、記念のネームプレートというのですか、オーナーのプレートがついているのですけれども、こちらのほう確認できたのが142枚。プレートの記載の内容なんですが、個人名で記入されていたのが93枚、あと団体ほか49枚確認することができました。 そのオーナーのプレートなんですけれども、実際風等も強かったりして木から外れてしまったり、落ちていたりちょっと破れてしまったりしているプレートも中にはございました。そして、当時記念植樹ということでいろいろな思いを込めて植樹をされたというふうに思うプレートもありました。その中には、おじいちゃんおばあちゃん、おめでとう、こういうプレートもありました。これは当時お孫さんの思いが、この植樹に込められていたのかなというふうに感じております。そのお孫さんも6年が過ぎて大分大きく成長されたことと思います。あと当時、ある中学生、植樹された中学生がいるんですけれども、成人した際にはこの記念樹の隣で写真撮影しようねというふうにおっしゃっておりました。 植樹して6年が経過しましたが、現在のハナモモの状況、こちらは十分な管理が行き届いているかその評価お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) 詳細な確認をしていただきまして、ありがとうございます。 私も当然、現地のほうは確認させていただいております。十分な管理が行き届いているかとのご質問に対して、ちゃんと管理がされているか、そのような形で言えば、非常に残念な形でないかと私も同様の考えを持っております。どうしても吹きさらしといいますか、環境の良くない場所だったかと、一つはあるかと思います。水路沿いの、のりの部分などはほとんど生育がままならず、非常に残念な形を呈してる部分もございます。 先ほど議員からもいただきましたように、いろいろな思いを込めて植樹されているという部分もございますので、前回も答弁でお話した経過はあると思いますが、改めて管理のほうは今後しっかりやっていければと考えますので、その辺でご了承いただければと思います。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 非常に管理をしていくというのは、すごい難しいことなのかなというふうには感じております。実際に非常に風も強くて風を防ぐものもなく、のり面なんかはほとんどない状態だと思います。 6番目の再質問に移らさせていただきます。 こちらのハナモモなんですけれども、維持管理こちらのほうをしっかり管理していくことが、当初の目的でもあったように、スポーツだけでなく憩いの場として足を運んでいただける整備の行き届いたハナモモの里、前川運動公園になるものだと思います。今後も今までと同様に管理をしていただいて、やはりオーナーの思いもありますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 再々でよろしいですか。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) 先ほど管理の場面でもお話させていただきましたが、今後につきましては、十分対応ができるように対応させていただきたく存じますので、その辺でご了承いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) それでは、最後にちょっと提案として述べさせていただきます。 やはり市民に愛される施設、前川運動公園にするためには、まずオーナー様にちょっとお声をかけていただいたり、ご意見を頂戴して可能ならばそれを管理する組織なんかを立ち上げて、維持管理できればよろしいのかなというふうには思います。そこに先ほど部長からもありましたとおり、市のほうも全面的に協力をいただきながら、すばらしいハナモモの里をつくっていければというふうに思っております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) 大変失礼しましたが、前川グラウンドに、多目的広場にある災害ごみ、昨年の台風15号に関する災害ごみでございますが、災害ごみの処分につきましてはほぼ完了したというふうなことでございまして、今後は盛土、整地そういったものを工事を行うということで、こちらのほうの工事が10月16日までかかる予定ございますので、使用できるのはそれ以降になる予定でございます。よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 先ほどの答弁漏れの部分であります。 佐々木議員、今の、ハナモモの関係の提案というのは答弁いただくわけですか。 ◆1番(佐々木徹君) 大丈夫です。 ○議長(笠間丈夫君) 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 続きまして、2番、日の出地区の街路樹について。 樹木には、環境を守り市民に四季の季節感と憩いや安らぎを与えるとともに、街路景観の向上の役割があります。日の出の街路樹は市からの要請で地域住民からの提案により、カイヅカイブキと温州ミカンを植樹しました。植樹祭には地域の幼稚園、保育園の園児、約100人が参加して行われました。そこで伺います。 ①街路樹の管理方法と生育状況を伺う。 ②15本程度立ち枯れが見受けられますが、そちらの対処方法について伺います。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) それでは、1点目の街路樹に関します管理方法と育成状況ということでご答弁させていただきます。 日の出地区の街路樹は平成30年4月に植樹をされ、約2年4か月が経過しております。管理方法につきましては、日の出地区の各区にお願いしている現状がございます。また、育成状況については現在のところ、日の出一丁目のカイヅカイブキは約1.5メートルほどに成長し、日の出二丁目区から八丁目区の温州ミカンにつきましては、場所によってもばらつきがあるものの、全体的にはよく育ち、実がなっているものも現在確認されているのが現状であります。 続きまして、2点目、現在15本程度の立ち枯れが見受けられるが、その対処方法ということでございます。 各地区で管理育成していただいている中で、今回のように夏の暑さ等により枯れてしまった場合は、基本当市で新たに樹木を提供させていただき、植替えにつきましては日の出地区の各区にお願いしたいと考えております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) それでは、1番の再質問とさせていただきます。 生育状況に多少の違いはございますが、非常に管理の行き届いている状態と見受けられます。その理由としまして、当時温州ミカンを選定した際、いろいろと賛否がございました。管理の問題であったり、落ちた実は誰が片づけるのかとか、道路に落ちたら危ないとか、枝が道路を、歩道を狭くする、そういったいろいろな意見がございました。また、四季を感じることができて非常に楽しめるものであるという意見で、今回は選んでいただいたものと理解しております。 通常であれば、なるべく手がかからない木を選定するというのが一般的な大半の意見だと思うんですけれども、今回はそれを逆手に取って、手をかけたくなるそのような木、まさにそれがミカンの木だったのかなというふうに理解しております。市民の方も散歩していれば、ミカンの花が咲いている、そして今度は実をつけたね、そしてまた10月になれば収穫するようになります。そうすればまた甘かったり酸っぱかったり、そういった非常に四季を楽しめる、管理しがいのある、1年を通して話題性のある楽しめる木でございます。 現在、順調に管理されておりますが、街路樹としては非常に、全国的にも珍しいミカンの木でございます。こちら定期的な発信、管理方法について等もそうですけれども、話題性も含めて市のほうからも何か発信をできればというふうなご提案させていただきたいのですが、ご答弁お願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) 今、議員のほうからも、非常に手のかかるミカンであると、それなりに愛着も湧き、季節を感じ取れるというような有意義な植樹であったということを聞かされまして、私は最近ではございますが、植樹されましたカイヅカイブキなり温州ミカン、道路沿いにあるものを全て確認をさせていただきました。おおよそ大分茂っているものもございますし、まだ育ちが良くない部分もございまして、実のなり方としては私の主観ではございますが、七、八割のミカンの木には実がたくさんなっているような状況も見受けられます。 まずは、発信ということでありますと、非常にフラワーロードとかそういう部分というのは取り上げやすいというような部分もございます。ただ、このミカンについても、議員おっしゃるように非常に珍しいものでないかなということも私も感じますし、まずは実がなって赤らんでミカンという部分を感じ取れるようになると非常にそれなりの色も出るでしょうし、その際には観光の分野とも含めましてフラワーロードではないんですが、ミカンに関する発信もおのずと表現できるのかなと考えます。ご提案もございましたので、早速私どもの道路環境なり、あとは観光の分野のフラワーロードなり、そういう部分も併せて内部で協議してまいりたいと考えます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) それでは2番の再質問とさせていただきます。 ミカン、枯れた木ですけれども、そちらのほうは市のほうで購入していただいて各区が植えるという方向で、今後も不慮の災害等が発生した場合に恐らく枯れてしまうのも出てくると思うんですけれども、そういったものも継続的に対応していただけるということでよろしいでしょうか。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) 植樹ますに植えていただいております街路樹でございますので、当然私どもの管理する分野も数多かろうと思います。また、平成30年10月5日に日の出区の連合区と各区長さんと管理協定書も結ばれていますので、そういう過去の経過も踏まえまして協議をしながら、市の街路樹という定義は当然崩れませんので、その辺で対応がされればよろしいのかなと考えます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) それでは次の質問に移らせていただきます。 市営住宅について。 市営住宅の現状と今後の方針についてお伺いします。 ①各市営住宅の管理戸数、入居率を伺います。 ②市営住宅の募集は数年前から止まっておりますが、その理由をお伺いします。 ③今後の市営住宅についての市の方針をお伺いします。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) それでは、1点目の市営住宅の管理戸数、入居率についての答弁をさせていただきたいと存じます。 まず、市営住宅全体の管理戸数につきましては182戸、その中で入居戸数は124戸、入居率につきましては68.1%でございます。 続きまして、各地区に存在いたします市営住宅の管理戸数及び入居率について述べさせていただきたいと思います。 まず、日の出一丁目第1住宅、管理戸数が12戸、入居率が91.7%。同じく第2住宅が管理戸数10戸、入居率が33.3%。同じく日の出一丁目になりますが、第3住宅が管理戸数が10戸、入居率が80%です。続きまして、日の出二丁目の第1住宅が管理戸数34戸、入居率が82.4%、同じく日の出二丁目第2住宅が管理戸数16戸、入居率として75%。続きまして第3住宅が管理戸数が12戸、入居率が33.3%、同じく日の出二丁目第4住宅が管理戸数が8戸、入居率が62.5%、続きまして日の出八丁目第1住宅の管理戸数が8戸、入居率が50%、同じく日の出八丁目の第2住宅が管理戸数36戸、入居率69.4%。横須賀住宅、牛堀になりますが、管理戸数が12戸、入居率50%、北斎アパートが管理戸数12戸、入居率75%。最後に大塚野住宅が管理戸数12戸、入居率が75%となっております。 以上が管理戸数と入居率についてのご答弁となります。 続きまして、市営住宅の新規入居を受け入れていないことについてのご答弁となります。 まず大きな要因といたしましては、市営住宅の多くが耐用年数を迎えていることがございます。現在耐用年数を迎えていない北斎アパートを除き、ほぼ全ての住宅が2年ほどで耐用年数を迎えてしまいます。そのため、入居者の安全確保や居住に際しました快適性を考慮し、新規の募集を停止していることが現状でございます。 3点目、市営住宅についての今後の市の方針ということでございます。 まずは耐用年数も含めまして、居住に適さない住宅から順次解体を行ってまいります。また、今後の新規住宅の建設につきましては、地域の住宅事情も鑑みる中での判断を基本としまして、現段階での具体的な計画はございません。 また、補足ではございますが鹿行5市に建設されております県営住宅の管理戸数、鹿行5市にございます県営住宅の管理戸数は620戸、その中で潮来市内、日の出地区には272戸、牛堀地区には72戸、合わせまして潮来市内には344戸が存在しております。鹿行地区に建っています県営住宅の割合としては55%が潮来市内に建設されているというような数字がございます。 また、鹿行5市におのおのの市営住宅が存在しまして、全体で5市で769戸ございます。その中で潮来市の管理戸数は182戸でありますので、平均である154戸を上回っていることも現状であることを併せて述べさせていただきたいと思います。 以上であります。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) それでは質問の3つ、まとめて再質問させていただきます。 潮来市にある市営住宅の入居率68%、こちらは恐らくだんだん年数がたつにつれて下がってきているものかと思います。そして、潮来市にあります県営住宅、こちらが先ほどもおっしゃられたとおり、やはり鹿行地区でも群を抜いて設置されているということで、非常にありがたい話かなというふうに思います。 今実際、日の出にある浪逆アパート、県営住宅ですね。こちらですけれども、こちらが随時募集という形でいつでも募集かけていますというふうな形を取っているところでありますが、実際空いているのが3階だったり、風呂釜、風呂、浴槽ですね、風呂釜がないような状態というのが多々見受けられるような状況でございます。基本的に入居する際に、そういった風呂釜だったり浴槽を入居者のほうが購入して設置するというようなことを伺っております。実際非常に経済的にも苦しい方々が、高齢の方だったり、そういう方々が入居を望んでいるというのが現実にあると思うんですけれども、そういった方々を少しでも援助していくような形を取るならば、風呂釜だったり浴槽に対しての支援をしていただく、そういう形もいいのかなというふうに思います。その点についてお伺いします。 ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) 生活の中でいろいろな大変な方もいらっしゃいましょうし、また高齢な方もいらっしゃると思います。現実的にはどのくらいの求める方がいらっしゃるのか、数字的にも明確な部分がございますし、今ここで私のほうから早急な対応をということはちょっと難しいご答弁になるのかと存じます。 また現実的に、今も申し上げましたとおり相当数の県営住宅、そしてましてや民間の社宅、アパート等も幾多建っている現状がございますんで、その辺も含めて全て市が負わなければならないのかというような部分も大きな要因ではございますし、いろいろと情報を得ながら対応していくべき問題ではないかなと、そういうふうに考えます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。12時ですけれども継続してやりたいと思います。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) それでは再々質問ということにさせていただきます。 今後、市営住宅は解体の方向で進んでいくということでございますが、高齢者の方だったり、生活困窮者の方だったり、本当に苦しい方がいらっしゃると思います。そういった方々にぜひとも県営住宅に代わる受け皿、そういう民間等も含めて、考え方はあると思いますので、ぜひともご検討いただければと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁は。 ◆1番(佐々木徹君) いいです、大丈夫です。 以上をもちまして、1番、佐々木徹、質問を終わりにします。 ○議長(笠間丈夫君) 以上で、1番、佐々木徹議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は13時30分といたします。                          (午後0時00分)----------------------------------- ○議長(笠間丈夫君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後1時30分)----------------------------------- △阿部慶介君 ○議長(笠間丈夫君) 4番、阿部慶介議員の質問を許可いたします。議員は質問席に移動願います。 阿部議員。     (4番 阿部慶介君 登壇) ◆4番(阿部慶介君) 4番、阿部慶介。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 新型コロナにより影響を受けられました市民の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い終息と皆様のご健康をお祈りいたします。 それでは質問させていただきます。 午後1番ということで、皆様を迷宮入りさせることなくスムーズな質問を心がけていきたいと思います。よろしくお願いします。 1、前川運動公園に人工芝のサッカー場と野球場の整備を。 潮来市の前川運動公園はとても市民の皆様に人気の運動公園です。近隣市の運動公園より高速インターから最も近く、サッカー練習場や野球練習場もあり、ここを整備することは利用される市民の皆様だけでなく、県内・県外からの利用者が合宿や大会を開催することによって、観光面でも重要な事業だと思います。 ①近隣市町村において、スポーツ振興センター所管のスポーツ振興くじ助成金を活用して運動公園等の整備を進めている。潮来市ではスポーツ振興くじ助成金--以後ToTo助成金--の活用を考えていますか。また、現在の進捗状況は。 ②潮来市にはかすみの郷公園やその他の施設があります。多目的グラウンドが人工芝化された場合、ほかの施設との連携が必要になってくると思いますがいかがですか。 ③前川運動公園整備事業の完成はいつ頃を目指していますか。 以上3点、よろしくお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは、まず1点目のスポーツ振興くじの活用と進捗状況について答弁をさせていただきます。 当潮来市におきましても、スポーツ振興くじ助成金につきましては活用を考えているところでございます。また、現在の進捗状況ということでございますが、令和3年度の助成金募集の概要等がまだ示されておりませんので、示され次第申請できるように準備のほうを進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 続きまして2点目のご質問のほうの答弁させていただきます。人口芝生化された場合の他施設との連携でございますが、現在多目的グラウンドを野球、ソフトボールで土曜・日曜に定期的に利用いただいておりますチームが2チームございますが、毎回運動公園には野球とソフトボールに対応したグラウンドとしては、野球場とそれと多目的広場がございますので、そちらをご利用いただければなというふうに考えております。 また、野球等に対応するグラウンドとしましては、そのほかにもかすみの郷公園に2面、日の出運動広場に1面ございますので、本市で現在活動等しておりますチーム数、活動状況などから見ますと、野球及びソフトボールのグラウンドについては十分充足しているものであるというふうに考えているところでございます。 私のほうからは以上となります。
    ○議長(笠間丈夫君) 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) それでは3点目の、今回の整備事業の完成はいつになるのかというご質問でございます。 整備の完成予定につきましては、令和3年度中の完成を予定しております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) それでは①のほうの再質をさせていただきます。 ToToの助成金の人工芝化の限度額、補助率はどのように設定されていますか。 ○議長(笠間丈夫君) 塙生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(塙誠一君) 当市でToToの助成金の活用というところで、このToToの助成金にはいろいろメニューがございます。そういった中で、人口芝生化新設事業というものがございまして、こちらでの助成金の活用を考えてございます。助成金の算出につきましては、対象経費の限度額が6,000万円、対象経費に対する助成割合は5分の4ということになっておりまして、助成金の限度額は4,800万円でございます。 ちなみに今、私がお示しをさせていただいた数字、割合につきましては、令和2年度の募集の要項でございます。まだ令和3年度の募集が出ていないというふうな状況でございますので、昨年度の割合を述べさせていただきました。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 令和2年度では人工芝生化新設事業ということで、対象経費の6,000万円の5分の4で4,800万円、これ助成していただけたらすごくありがたいと思うので、ぜひ頑張っていただければと思います。 そしたら2番のほうの再質はございません。 ③のほうの再質です。 人工芝のグラウンドができることによって、市民の皆様のスポーツの環境はかなり変わると思います。また、先ほども言いましたが、大会、合宿等の誘致もしやすくなると思いますので、観光面でも起爆剤になるのではないかと思います。そういった大変ありがたい施設なので、竣工したときの竣工式に併せてイベントのようなものも現在検討されているのか、お願いいたします。 ◎建設部長(石津利衛君) 石津建設部長。 ○議長(笠間丈夫君) 今の竣工式の関係でございますが、あくまで私の立場での考え方として前置きをさせていただきますが、今後前川運動公園の核となる施設でもございますし、また多くの方に喜んでいただける、また待ち望んでいる方も大勢いらっしゃると思いますので、イベント等の開催につきましては前向きな検討が、今後なされるものと考えております。 以上であります。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) ①のほうは以上で終わりにします。 2のほうにいきたいと思います。 各地区の消防水利を潮来市ホームページで確認について。 消防団は市町村の消防機関であり、その構成員である消防団員は、ほかに本業を持ちながらも権限と責任を有する非常勤特別職の地方公務員として、「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護精神に基づき、消防防災活動を行っています。 平成23年3月11日に発生した東日本大震災は、広範囲にわたり未曾有の巨大災害となりました。このような災害の中、消防職団員は、避難誘導、救助、消火、捜索、被災住民の支援等広範囲な活動を長期にわたって実施し、その活動は地域住民からも高く評価されました。 ふだんの消火活動で必要な消防水利は、火災鎮火のために消防車両とともに不可欠なものであります。消防水利の充足率の低い地域では有効な水利が確保できず、被害を大きくすることになります。 そこで質問いたします。 ①ふだんの消火活動で消防水利(消火栓、防火水槽、自然水利)等の場所はどのようにして各団員に伝わりますか。 ②地元地区でない消化活動で消防水利を見つけるのは大変な作業だと思います。全消防団員がいち早く消防水利の場所を把握するには、かすみがうら市のように潮来市のホームページ上に消防水利の場所を公開しておけば誰でも携帯からアクセスができ、デジタルマップ上で簡単に確認できます。潮来市の消防水利の場所を市のホームページ上にアップしてはいかがですか。 ③潮来市では、さきの巨大地震からの経験を生かし、計画的な耐震性防火水槽の整備を進めていますか。 以上3点、よろしくお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは1点目の、ふだんの消火活動で消防水利等の場所はどのようにして各団員に伝わりますかというご質問にお答えをさせていただきます。 潮来市消防団の各部には、当該地区、担当地区の水利の一覧表がございます。水利等の場所の確認は、月2回の点検時に行っております。 次に2点目でございます。消防水利の場所を市のホームページ上にアップしてはいかがですかというご質問にお答えをさせていただきます。 潮来市消防団の分団内での消防水利については情報共有はされていると考えておりますが、管轄外になりますと難しい状況があると考えているところです。消防水利の場所や中継などは、消防団の分団長以上の誘導によって行っているところでございます。消防水利のデジタル化につきましては、先進地の状況を初め、研究をさせていただきたいと存じます。 3点目でございます。計画的な耐震性防火水槽の整備を進めていますかというご質問にお答えをさせていただきます。 耐震性防火水槽の整備においては、自然水利がなく消火栓の設置ができない箇所において耐震性貯水槽の設置を協議しているところでございまして、本年は水原地区に1基設置してまいります。これにより、水利整備の現時点での課題は解消されますので、来年以降は整備の予定は現在のところないところでございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) それでは①のほうの再質はありません。②のほうなんですけれども、今その分団内では情報は共有されているということなんですけれども、これは地図か何か紙ベースのもので共有されているということですか。 ○議長(笠間丈夫君) 実川総務課長。 ◎総務課長(実川智史君) 水利の状況でございますが、紙ベースのものでございます。それが車両に積載してあるものと機庫に掲示してあるという状況になっております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 紙ベースの地図で車両または機庫のほうに置いてあるということなんですけれども、現在はデジタル化されていないということですね。先ほどもちょっとご答弁でいただきましたけれども、現地に行った場合、各分団長さんがいて、その方がほかの地区の方に、ここから水利を取ってくれという指示をしてやられているということだと思います。僕も正直この質問をするに当たって、やはりいろいろな方に、何人かの方にお聞きしました。そうしたらやはり同じような答えをいただきまして、ただ中にはあったらいいなと、ホームページ上に載っていたらいいなという意見もいただきました。中には「大丈夫だよ、分団長がいるから、その方に従ってやれば大丈夫だよ」という方もいました。 僕考えたんですけれども、全部が全部同じ答えにはならないと思うので、中には必要とされている方もいるんじゃないかなと思って質問させていただきました。そして、今紙ベースということなので、今後デジタル化していくこともやはり必要なんじゃないかと思うんですよ。なので、消化活動でやはり時間ってすごく大切だと思うんで、いつもはうまくいっていたんだけれども、たまたま連絡系統がうまくいかなくて、どこだか分からなくて時間がかかってしまったというのも、やはりちょっと問題だと思います。そのとき、ふだんは使っていないんだけれども「ああそうだ、ホームページにあったよね」、と言って確認できれば、消化活動も何かあったときにはスムーズにいくんじゃないかと思うんですけれども、どうでしょうか。デジタル化して水利の場所と地図をひもづけしてホームページにアップをしたほうがよいのではと思うんですけれども。よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 先ほども答弁させていただきましたが、デジタル化については研究をさせていただきますという答弁をさせていただきました。 ただ、私どもといたしましては、ホームページに掲載することがよいのか、それとも消防団員のみにデジタル化で情報を伝えたほうがよいのか、それらもよく踏まえながら先進地の状況を学ばせていただきながら研究をさせていただきたいというところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) ②のほうは再質はないです。 ③のほうで再質させていただきます。 災害時に水道が使えなくなって水利として使えない場合、やはり自然水利とか防火水槽はすごく大事だと思います。今自然水利のないところとか消火栓が少ないところを耐震化していったというお話だったんですけれども、ほかの耐震化されていない既存の防火水槽は、今後耐震化されていく予定ですか。 ○議長(笠間丈夫君) 実川総務課長。 ◎総務課長(実川智史君) 防火水槽の耐震性化というご質問でございます。現在防火水槽のほうが500基を超えるものを抱えておりまして、ほとんどが耐震性型でない貯水槽でありまして、貯水、保水している状況も7トンだったり10トンだったりという様々なものでございます。耐震性貯水槽であれば20トン、40トンという形でございますが、それの今保水能力がある、貯水能力がある貯水槽を直ちに耐震性にするということにつきましては、費用もかかる状況もございます。また、その古くからあります貯水槽につきましては住民から土地をお借りして維持しているということがありますので、その内容を変えるという状況については調整がかなりかかりますので、貯水槽の耐震性化につきましては時期を見ながらという形で調整をさせていただければというふうに思っております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 500基以上を超えていて大体7トンから10トンと。それで耐震性のものは20トン、40トンクラス、また住民の方に土地をお借りしている状況なので、いざというときに使える状態であれば無理して耐震化する必要もないとは思うんですけれども、ただ老朽化等その辺をよく確認しながら、必要なときは耐震化していただければと思います。 2のほうは終わりにします。3のほうに移りたいと思います。 3、国による子育て世帯への臨時特別給付金で対象外になった17、18歳の子供に応援給付金を。 国による子育て世帯への臨時特別給付金は、平成16年4月2日から令和2年3月31日までに生まれた児童が対象です。平成14年4月2日から平成16年4月1日に生まれた17、18歳の同じ潮来市内の児童にもかかわらず、対象外になりました。高校生になると小・中学生ではかからなかった交通費やお弁当などいろいろ出費がかかり、家庭への負担も大きくなります。 そこで質問させていただきます。①令和2年度中に満17、18歳になる国の子育て世帯への臨時特別給付金対象外になった児童の保護者に特別応援給付金を支給している県内または近隣市町村はありますか。 ②対象外になった児童の保護者に潮来市独自の特別応援給付金を支給してはいかがですか。 以上2点、よろしくお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) それでは1点目に答弁させていただきます。 国における子育て世帯への臨時特別給付金については、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策において、子育て世帯に関し特例給付を除いた児童手当を受給する世帯に対し、児童1人当たり1万円を上乗せする臨時特別給付金となっております。 今年度中に満17歳、18歳になる児童がいる世帯等への給付金の支給については、近隣では2市、鹿嶋市と神栖市が独自の給付を行っております。また、本市を除く県内43自治体の状況について当方で調べたところでは、鹿嶋市、神栖市を含めた11自治体が18歳までの児童に給付金の支給を行っております。 2点目の答弁をさせていただきます。 潮来市独自の特別応援給付金についてのご提案と伺いました。今後調査研究をさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 近隣市では鹿嶋、神栖ということで県内43自治体では11自治体ということですね。 隣の神栖、鹿嶋では所得制限を設けていないんですけれども、もし潮来市で応援給付金をやるとなった場合、分かればなんですけれども、所得制限を設けない場合の対象者というのは何人くらいか、分かればお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 吉田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(吉田美枝子君) 現在、市内の17歳、18歳の方はおおむね460人となっております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 460人、単純に神栖、鹿嶋と同じ給付金にすると大体460万円くらいになると思います。そこでなんですけれども、厚生労働省の4月22日付の資料を見せていただくと、この応援給付金の取扱い方針によると、施策の目的について、「新型コロナウイルスの感染影響を受けている子育て世帯の生活を支援する取組の一つ」となっていますと書いてあります。17歳、18歳の児童の保護者も子育て世帯だと思います。国で対象から外れてしまった子育て世帯を、やはり潮来市で何とかしてあげるというのも、生活支援のために必要なことではないかと思うんですけれども、答弁に関しては、もしよろしければ市長、よろしくお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 答弁のほうはさせていただきます。 まさしく議員の言うとおりなんでございますけれども、今言ったように、国の対象外になっているところは近隣では鹿嶋市、神栖市で実施していると、県内では約鹿嶋、神栖を含めて11自治体と。検討は今でもしているんですけれども、やはり横並びで隣の市がやったから潮来市もやる、また県内で半数以上の市町村がそこに助成をしているからやるというんではなくて、やはり潮来市にとって今どこを支えてあげるのが一番効果的なのか、そこを見極めないと、市民にしてみれば隣の市で1万円、17、18歳まで支給している、潮来市は支給していない、これは不満があろうと思いますけれども、全て同じように市町村がやったからやってくるとなると、本当に潮来市にとって今必要なところに財源が回らないという状況になってしまいます。ですので、これを潮来市ではやらないというわけではなくて、慎重に第3次の国の交付金と財源の確保ができた段階でどうするか慎重に検討してまいりたい、そう考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 阿部議員、再々が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 確かに、隣がやったからやるというのでは本当に必要なところに必要なものが行かないという市長の答弁、本当に僕もそう思います。ですが、先ほども言いましたが高校生を抱えている保護者、子育て世帯というのは、正直いろいろお金もかかります。この後進学するとなるとお金もためなければいけません。1万円って少ないかもしれないですけれども、それでも頂ければ、応援給付を頂ければやはり支えになると思います。そういった意味でも、今後の第3次の予算もありますので研究していっていただければと思います。 以上です。4番、阿部慶介の通告質問を終わりにしたいと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 4番、阿部慶介議員の質問が終わりました。 ここで10分間休憩したいと思います。暫時休憩に入ります。 開始は14時10分にいたします。                          (午後1時58分)----------------------------------- ○議長(笠間丈夫君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後2時10分)----------------------------------- △石田裕二君 ○議長(笠間丈夫君) 3番、石田裕二議員の質問を許可します。石田議員、質問席に移動願います。 石田議員。     (3番 石田裕二君 登壇) ◆3番(石田裕二君) 笠間議長から質問の許可をいただきました、3番、石田でございます。通告書に基づきましてご質問申し上げます。 今定例会におきましては、新型コロナ対策については既に特別委員会が設置され、執行部はもとより国・県に対する要望を提出、今後ともコロナ対策に特化した議論を特別委員会で対策、対応を進めることから、今回私の質問につきましては本市の将来計画に基づいた大項目3点についてお伺いさせていただきます。 まず、大項目1点目でございますが、潮来・鹿嶋交通拠点環境整備基本計画について、本地域の広域的アクセス拠点として、防災、地域振興、交通の利便性の向上等を目的とする当整備基本計画についてお伺いをいたします。 1点目でございます。潮来市バスターミナルハブ化構想の概要を伺いたいと思います。これは構想の中にハブ化構想ということがうたわれております。 2点目でございますが、道の駅「いたこ」パーキングエリア誘致に伴うその概算費用が未定ということでございますが、これまで議会においてもハイウエーオアシス、あるいはETC関連の質問がございました。そのときは非常に高額なためになかなか整備が難しいということを記憶してございます。そのようなこれまでの調査検討の状況を伺いたいと思います。 3点目でございますが、本計画における道の駅関連の地域振興をお伺いいたします。 3月議会におきましては、これまでの地域振興の効果ということをお伺いしたんですが、今回はこれからの地域振興を伺いたいと思います。 4点目でございますが、潮来市観光振興基本計画、今年3月策定されております。そういうようなことからこの計画とどのような整合性があるのか、さらに将来像を伺いたいと思います。 以上、大項目1点目、よろしくお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目バスターミナルハブ化構想の概要を伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 まず、水郷潮来バスターミナルにつきましては、東京行などを結ぶ高速バスが平時には200便以上発着する本県の南の玄関口であるという認識の下、本構想では水郷潮来バスターミナルと近隣市などを含めた地域全体の各拠点とを路線バス等のいわゆる2次交通で接続することにより、本バスターミナルを地域の中心的な交通結節点とすることを目標としておるところでございます。 例えば、首都圏などから本地域へ高速バスによりお越しになられた方々が、水郷潮来バスターミナルで路線バス等へスムーズに乗換えを行い、本地域の各拠点へ移動できるような姿を目指すことによりまして、公共交通全体の利便性向上、さらには交流人口の増大、地域の活性化を図ってまいりたいと考えているところでございます。この目指すべき姿の達成に向けて、現在水郷潮来バスターミナルの再整備事業等を進めているところでもございます。 2点目の、これまでのハイウエーオアシス等の調査検討の状況を伺うというご質問でございます。 これまでは、高速道路上から専用道路を整備することなどにより、高速道路に乗ったまま直接道の駅いたこへアクセスする方法などを中心に検討しておりましたが、事業費が増大になることなどによりまして、整備が極めて難しいという状況でございました。一方、今回の基本計画に記載のあるパーキングエリアとしての活用という部分の内容につきましては、導入の進みつつあるETC2.0を活用することにより、道の駅利用のために高速道路から一時退出しても目的地まで高速道路を下りずに利用した場合と同じ料金で高速道路を継続利用できるという利点を活用したものとなります。道の駅いたこへのETC2.0のゲート整備など、事業費はもちろん発生いたしますが、これまでの専用道路の整備などに比べますと安価に整備ができるものと考えているところでございます。こちらの取組につきましては、東関東自動車道延伸に合わせて導入することを目標にさせていただいておるところでございます。 続きまして、3点目の道の駅関連の地域振興策を伺うのご質問にお答えをさせていただきます。 本計画では、道の駅関連の地域振興策として主に5つの取組について位置づけをしているところでございます。申し上げますと、1点目が平常時及び災害時に子育て世代へ安心・安全に提供できる施設の整備、2点目がサイクリング施設の新設、3点目がパーキングエリアとしての活用、4点目が情報提供施設の充実、5点目が駐車場のバリアフリー化、照明灯のLED化、案内看板の多言語化でございます。 これらの事業は他の事業と一体的に整備を進めることにより、相乗効果が発現すると考えているところでございまして、一体的な整備に向け引き続き関係機関との調整等を進めてまいりたいと考えているところでございます。 続いて4点目の、観光振興基本計画との整合性、さらには将来像を伺うとのご質問にお答えをさせていただきます。 潮来市観光振興基本計画との関係でございますが、両基本計画は策定趣旨こそ異なりますが、大きな目的では地域の活性化という将来像を掲げているところでございます。具体的な施策などについても共有できる内容が多々ございまして、十分に整合性が取れているものと認識をしているところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) それでは1点目のハブ化構想についてお伺いをしたいと思います。 今のお答えの中で、高速バスから路線バスにスムーズにという、1つは茨城県、あるいは潮来の南の玄関口として地域の玄関として高速が造られているということでございます。そこで1つお伺いしたいんですが、今進められている計画、これは基本計画のほうなんですけれども、例えば高速バスで水郷潮来まで来る場合に、あそこを終着あるいは発着という考えはあるんでしょうかね。 例えば路線バスに行くとかそういう場合に、あそこを終点ですとか、あるいは発着にするということがあれば、バスの駐車代だとかあるいは休憩所だとか、運転手さんのですね、そういう機能も必要なんじゃないかなと思うんですが、まずは考え方としてあそこの発着というものは考えられているのかどうか、ちょっとお伺いをしたいなと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) バスターミナルにおいての終着と発着という再質問かと存じますが、現在のところは例えば高速バスの鹿島線においてはあそこから発着という便は今のところはございません。神宮駅やら鹿島サッカースタジアムからの高速バス等々でございます。また成田空港、羽田空港等々に関しましても、同じような状況でございます。 重点道の駅の関係で14項目の研究している中で、バスターミナルのほうもその項目の中の一つとして研究をさせていただいているところでございます。その中で水郷潮来バスターミナルから今後発着できるような、そういうような仮称ではございますが、バスタ潮来ふうな、そういうようなハブ化構想の延長上の物の考え方も現在研究をしているところでございます。ですから、発着についても現在のところ研究は進めているところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) そもそもハブ化ということ自体は、これは自転車のハブですね、スポークの中心ですね、それがハブ化という、空港のハブ化とかいうのが有名なんですが、いわゆる結節点の中心となると。そこからいろいろなスポークが延びて、道路が延びて中心の役割をすると、それがハブ化ということだと思うんですが、できればこれは市だけの考えではできないんですけれども、当然運行のバス会社ですとか茨城県の考え方だとかいろいろあろうと思うんですが、ただ利用者からすると一番利便性があると思うんですよ、あそこを発着にするとですね。あそこに止めて、あるいは道の駅に止めて、自動運転、これからまた質問させていただきますけれども、一体化することによって地域全体の玄関となり得るということありますから、できれば関鉄が近くにもう造ってしまっていますけれども、バスの支社だとかあるいは車庫だとか、待合所だとかね、バス関連の会社の誘致というのも十分にあの周りは土地ありますからね、そういうことも考えていけばハブ化構想というのはより生きてくるんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょう。 ○議長(笠間丈夫君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) お答え申し上げます。 まさしく石田議員の言うとおりでございまして、ただ、今臨時便もコロナでもうがくんと今は少ないですけれども、その前は臨時便でも潮来から早朝は何便も出ております。今度のレーンの改修、1レーン増やして大きくしていこうという次の段階の工事に入りますと、多少なりとも余裕が生まれてくると思うので、これまでも潮来発着ということはバス会社に要望しておりましたけれども、それが少しずつですけれども具体化されるんだろうと思いますし、今おっしゃられたようにバス会社が近隣に待機所とかがあれば、また今まで以上に発着が可能になってくると考えております。 後ろのほうの後背地を今、防災公園等にできないかということで動いておりますけれども、それと並行してその計画の中に入れ込んでいきたいなと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) ありがとうございました。 1番目につきましては、今後そういうふうに進めていただければありがたいなと思っております。地域のためにも本当に茨城県の南の玄関口として整備していただきたいなというところを願っております。 2点目でございますが、これまでハイウエーバス等いろいろ議論がされてきました。先ほどの答えでは専用道路が要らないと、ETC2.0によると、これはETCが感知してその車が移動することによって特定できるということでよろしいでしょうかね。簡単でいいです。 ○議長(笠間丈夫君) 草野企画調整課長。 ◎企画調整課長(草野吉広君) ETC2.0ということでよろしいでしょうか、はい。 今までのETCとの違いということで考えさせていただきます。今までのETCのほうは、料金の収支だけのシステムでございました。今回のご説明させていただきますETC2.0につきましては、高速道路と自動車がリアルタイムに情報の連携をしていただきまして、渋滞の回避ルートとかを教えていただいたり、安全運転をサポートしていただいたり、また災害時の適切な誘導をしてくれてと、多彩な情報を、サービスを受けられるということでございます。全国の高速道路に設置されましたITSスポットとの高速・大容量の大量の情報の送受信が可能になるということでございますので、目的地まで高速道路を下りずに利用した場合の同じような料金で……すみません、失礼しました、大概受けることができるというシステムでございますので、そちらを利用していただければ渋滞の多彩な機能があるということでございます。申し訳ありません。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) はい、答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) いわゆる専用道路が要らないので、それだけお金がかからないということだと思うんですが、これはありがたい話で技術の進歩で、こういう特定ができるということだと思います。 ただ、気になるちょっと新聞記事が8月29日に出まして、これ茨城新聞だと思うんですけれども、東関東水戸線潮来インターから鉾田インターですね、その間、麻生インター、北浦インター、仮称なんでしょうけれども、その間に休憩施設を整備するという方針が固められたということが発表されたわけでございます。これ、潮来市がいわゆるETC2.0を使ってパーキングエリアをやろうというところに、余り近いとそういうところがどういうものなのかどうか、影響があるんじゃないかなと思うんですけれども、そこら辺しっかりとアピールしていただければ、潮来にぜひ下りていただくシステムにしていただくというのがありがたいことなんですけれども、そこら辺の状況というのはこれは先の話なんでね、報道されたばかりでなかなか答えづらいでしょうけれども、よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 2点目のご質問でございますが、私も新聞等々の報道を見させていただきました。そうした中で、議員おっしゃるようにETC2.0を使った道の駅の今後の利活用のPRをしっかりとというようなお話をいただけたところでございます。まさしくETC2.0が使えるようになった際には、ぜひとも道の駅いたこの利活用を大いにPRしていきたいなというふうに思います。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) じゃ、2点目については以上でございます。 3点目の地域振興でございますが、5点お答えいただきました。3月の効果でも道の駅が非常に売上げが上がっておるとかそういう話をいただいたんですが、最初に平田議員が道の駅関連で今後の商品化に取り組んでいるんだよというお答えがありましたけれども、私地域振興とは、例えば道の駅を介して農業者が収益を上げたとか、農業者の皆さんが増えたとか、特産品が増えたとか商業者がそれぞれ名産品ができて道の駅を介して売上げが増えたとか、そういういろいろな2次的に、本来の目的は潮来市のそういう関連の方々が活性化するということだと思うんですね。道の駅が活性化するんじゃなくて、そこの潮来に住んでいる農業者や商業者やそういう方々が農業振興をした、商業の振興、観光振興をしたということが本来の市としての地域振興ではないかなと思っております。 そういう観点から、いろいろハード部門、これ挙げられていますけれども、ソフトとして地域振興としてどういうふうに考えるか伺いたいなと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 重点道の駅の事業につきまして、議員おっしゃるとおり道の駅の売上げだけが上がるということではなくて、道の駅に関連されている方々の利益の向上につながったり、また道の駅バスターミナル、茨城の南の玄関口でございますが、バスターミナルが活性化されたり、自動運転で結ぶような計画も今進めさせていただいておるところです。さらには日本一の水路のまちづくりという計画もさせていただきながら、道の駅からまちなかへ船でお客さんを誘導していきたいというような考えがあるところでもございます。 そういった中で、ご質問のソフトの関係でございますが、私どもが今議論している中では、今どちらかというとハード整備をメニューとして掲げさせていただいておるところでございます。そのハード整備がある程度充実した中で、そのハードをPRできるようなソフト事業を進めることはできないかというような議論をしているところでございます。 例えば道の駅にサイクリング施設をと考える際に、サイクリング施設がある程度形づくりがなってきた際に、サイクリング愛好家に集まっていただきながらさらなるサイクリング施設の充実を考えるなど、さらにはでき上がった際にはサイクリストを招いたりしながら、サイクリング施設を市民の方、そしてサイクリストの方、多くの皆さんと喜びを分かち合いたい、そのようなソフト事業を、これからハードが進む具合によって、ぜひ研究をさせていただきたいなというふうに考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) ありがとうございました。 この整備基本計画がほとんどがハード事業ですから、私自身は今お答えいただいたように、ソフトは絶対セットじゃなければならないなと思っておるところです。いわゆる観光振興計画であったり農業者支援であったりあるいは特産品、名産品の開発支援とか、地域振興の部分ですね。あとはこの中には防災計画も当然関わってきますよね、防災に関するものがあったりとか健康づくりですとか、あと母子支援とかコミュニティ支援だとか様々なソフトがここへ関わってきますので、ソフトとハードをうまくミックスさせていただいて、全体的な推進を図っていただければなと思っています。 やはりハード先行だと物をやる場合、魂が入らないというか、ソフトがあってこそハードなのかなというふうに思っています。よろしくお願いいたします。 以上でございます。 続きまして大項目、自動運転サービス導入の支援事業についてお伺いしたいと思います。 道の駅いたこ・水郷潮来バスターミナルの地域拠点を接続する自動運転サービス事業についてお伺いをしたいと思います。 まず1点目でございますが、当該事業において、道の駅いたこに駐車してのバス利用者を想定するのか、お伺いをいたします。これ、道の駅いたこに駐車スペースがないですけれども、将来にわたって、そういうのを想定するのかどうかということでございます。 2点目としまして、自動運転サービス事業において専用道路あるいは、もしくは専用用地、確保する必要があると思うが、事業の内容をお伺いを、今自動運転レベル3まできているそうでございますけれども、専用道とか、そういうものが必要があるのかどうかということです。よろしくお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目の道の駅に駐車してのバス利用者を想定するのかというご質問にお答えをさせていただきます。 自動運転の実証実験につきましては、道の駅いたこと水郷潮来バスターミナルの間を考えているところでございます。道の駅いたこが水郷潮来バスターミナルの約1キロ離れたエリアに立地しているものの、バス路線が昼間の時間帯のみに1時間に1本程度の運行であるため、道の駅いたこと水郷潮来バスターミナルの連携が図られていない状況でございます。また、水郷潮来バスターミナル利用者が道の駅いたこを利用せず、通過している状況もございます。そのため、道の駅いたこと水郷潮来バスターミナルの拠点を連結させながら地域の活性化を目指したいものと考えているところでございます。 ご質問の道の駅いたこに駐車してのバス利用者を想定するのかというご質問でございますが、お話しいただいておる想定するのかということも今現在検討しているところでございます。 2点目でございますが、自動運転サービス事業において専用道路もしくは専用用地を確保する必要があると思うが、事業内容を伺うとのご質問にお答えをさせていただきます。 この区間をつなぐ道の駅と水郷潮来バスターミナルの間の道路として県道潮来・佐原線がございますが、実証実験として行う用地は、現在のところ、県道の側道を利用して行うことを検討しているところでございます。側道の利用の際は、農繁期を除いた時期に行うことを検討しておりまして、そのために国・県、県警本部等々の関係機関との調整を図りながら実証実験の準備を進めてまいりたいと考えております。 今後の事業予定でございますが、本年令和2年度は関係機関との協議会の設置、自動運転の計画の立案と令和3年度に実証実験を考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) 2点質問させていただきましたけれども、一括で再質問させていただきます。 道の駅とバスターミナル、これ一体化、連携というのは、これは不可欠だと私も思っております。さらにその上には51号バイパスもこれから通っていくということになると本当に交通の要衝ですよね、結節点になってくるということでございます。それを結ぶのに有効な手段として自動運転サービスが今後必要性はあると。自動運転というのは、近い将来そういうふうになっていくだろうと思いますから、そういう、いわゆる個人の自動運転というのはなかなか進まないにしろ、公共交通についての自動運転というのは進んでいくだろうと思うんですよね。 そこで、これは進めていっていただきたいと思うところなんですが、やはり一体的な連携というものをちょっと想像してみていただければ、バスターミナルからインターチェンジがあって、途中で道の駅があって、51号を波崎バスが通ると。道の駅まで1キロ、その先は1キロないにしろ七、八百メートルかもしれませんね。これは点としてなっているんですよね、それぞれがね。インター周辺の企業用地はありますけれども、面としてなっていますけれども、その間にはみんな農地なんです、農振地域なんです。やはりあれだけの交通の要衝、結節点というところを一体的に地区計画ないし全体的な構想というものをつくっていかないと、潮来のあそこは非常にもったいないなと思うんですよね。農振地域で難しいですけれども、構想ないし、そういうことも広げていく必要があるかなと思っておりますが、そこら辺、なかなか壮大な話、いろいろな計画が大きな計画がなっていますんで、そういうことも考えていく必要があるだろうと思うんです。よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 市長。 ◎市長(原浩道君) お答え申し上げます。 次の段階になったら、それも必要だと思いますし、土地利用に関しては早めに手をつけないとなかなか進みませんので、それも並行して進めていきたい、そう思っております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) 非常にポイントになる追加と思います。よろしくお願いしたいと思います。 大項目3点目に移らせていただきます。潮来市学校適正化計画に伴う教育施設の活用についてでございます。 既に本市では公立の幼稚園と保育園の統合、さらに大生原小学校、延方小学校の統合準備委員会が組織され、潮来市学校適正化実施計画に基づき子供たちが安心・安全に学べるよう、将来にわたって教育環境が確保できるよう進められているところです。 そこで、教育施設跡地の利活用についてお伺いをいたします。 1点目でございますが、現時点で教育施設、また跡地の利活用の方針があるのか、お伺いをしたいと思います。 2点目でございますが、教育施設を民間活力の有効利用、そういうことも考えられると思うんですが、行政手続として、それらに要するおおむねの期間、手続をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目の教育施設、また跡地の利活用の方針があるのか伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 潮来市学校適正化計画及び実施計画の適正化に向けた配慮すべき事項の中に、小・中学校は地域の核となる施設であり、潮来市ではそれぞれの学校が地域との密接な関係を持って活動を行っている状況であります。 適正化に当たっては、統廃合の地域活動の在り方や学校跡地の利用等についての保護者や地域住民とともに話合いというふうに明記がされておるところでございます。これに基づきまして、現在教育委員会において統合準備委員会を8月7日に設置されまして、既設関係部会の中で閉校後の跡地利用について話合いが行われる予定でございます。また、これを受けて、今後、市役所関係各課や保護者及び地域住民の皆さんと、跡地の利活用などを話し合ってまいりたいと考えているところでございます。 続きまして、2点目でございます。 教育施設を民間活力の有効利用する場合の行政手続と、それらに要するおおむねの期間を伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 民間活力の有効利用は大切なことであると考えておりますが、まずは、一般的に学校跡地利用を図るための手続といたしまして、先ほど答弁させていただきましたが、保護者や地域住民の皆さんとの話合いが最初だろうと考えているところでございます。 次に、全市的な行政需要はどうかと、基本コンセプトを取りまとめさせていただきながら地域のニーズを検討、民間事業者等の活用の検討、市の基本的方向の検討、決定と、これらの手続を地域の方も含めた検討組織と調整を図りながら進めることになるものと考えます。また、要するおおむねの期間でございますが、ある程度の期間は必要であろうと考えているところでございまして、この場でおおむねの期間をお話しすることは難しいところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) 当然、これは地域の意向やニーズというのは、まず配慮しなきゃならない。これ、重々承知しておるところでございます。 ただ、学校跡地、年間約500校ぐらいが全国で廃校になっていると言われているところなんですね。廃校になっても、それの利活用というのがなかなか進まない原因というのは、例えば調整区域にある学校は利用できないんですよ、民間活力ができない、基本的には。そこのところの地区計画ないし用途変更しなきゃなりませんから、これ非常にハードルが高い。期間もかかる。地区計画をやるとすれば2年も3年もかかります、ご存じだと。やはり企業が来たいとかこういう話が来たときに、これは無理ですよという話になっちゃうんですよ、そういう場合は。 ですから、当然、地域住民の意向を聞きながら、同時にそれぞれの地域の特性がありますから、地域性だとか立地条件だとか、そういうものは検討しながら、どういうものにこれは活用できるのかという方針は、基本は市民の意向ないし、それですけれども、役所として、あれだけの広大な土地利用をそのまま遊ばせておく、遊休状態にする。暫定利用として、取りあえず使っていこうというものがほとんどだと思うんです。今も八代小学校だとか、ほとんどのやつが暫定利用の状態だと思うんですね。 あれだけの広大な土地を利用するには、例えばマスタープランをまず、10年近くたっていると思うんですけれども、それを見直しするとか、土地利用の関係を基本的に見直しをして積極的に活用していこうという方針がないと、これはなかなか難しいんで、それを同時にやっていったらどうでしょうかという提案でございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) ただいま議員からご意見を伺えた内容、こちらにつきましては、私どもとしては、今後のぜひ参考にさせていただきたいなというふうに思います。 確かにおっしゃるとおり、八代小とか、牛堀西小跡地ですか、暫定利用的なところもございます。そうした反面、大生原小学校につきましては問合わせも来ている状況もございます。そうした中で、市として少し研究をさせていただいておるのは、議員同様、民間の活用というようなところを議論させていただいておるところでございます。 今後、先ほど答弁させていただきました手続等に、議員のおっしゃっていただいたお話等を参考に進めていければなというふうに思います。ありがとうございました。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) 3点大項目で進めさせていただきましたけれども、いずれも将来にわたって早く進めていこうよと、準備を進めていこうよという提案でございまして、やはり行政というのは行政手続上計画が先行しますから、計画がなければ、すぐできないわけです。ですから、せっかくポテンシャルがあったりとか、活用ができるものを準備して、いわゆる受け身じゃなくて積極的に活用する方針というものを、まずは市民の意見を聞きながら進めていっていただきたいという願いでございます。よろしくどうぞお願いします。 3番、石田でございます。質問終わりました。ありがとうございました。 ○議長(笠間丈夫君) 3番、石田裕二議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩をとりたいと思います。 次は3時5分再開としたいと思います。                          (午後2時53分)----------------------------------- ○議長(笠間丈夫君) それでは休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後3時05分)----------------------------------- △沼里真一郎君 ○議長(笠間丈夫君) 12番、沼里真一郎議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 沼里議員。     (12番 沼里真一郎君 登壇) ◆12番(沼里真一郎君) 12番議員、沼里真一郎です。ただいま議長より質問の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問させていただきます。 まず、6月議会一般質問がなかったということで、新型コロナウイルス、大変な状況であったと思いますので、被害に遭われた方々、今も苦しんでいる方々にお見舞い申し上げるとともに、さきの台風被害の方に関してもお見舞い申し上げます。 それでは質問に入らせていただきます。 先ほど6月議会一般質問できなくて、せめて30分でも質問させてくれとお願いしたところではありますが、今回質問できるようになって、本当に自分は市民のために質問すべきだった、答弁調整は密にならずにできたと思うので、今回質問できて市民のためによかったと思っているところであります。 それでは、1番の質問に入らさせていただきます。 新型コロナウイルス対応と現状や国・県へのまちとしての要望について質問させていただきます。 6点質問させていただきます。 まず、①コロナ感染者について質問させていただきます。 今現在、県内では9月7日現在、583例のコロナ発症例がありまして、潮来市内では2名、千葉県で、ほか1名ということで発生状況であります。 コロナ感染者の特定はいけない。個人情報、そして人権の問題も感染者特定はいけない状況であります。ただ、市民が参考に気をつけるべき感染ルートについて県の発表、市の発表ではそういったところがないところでありますので、可能性はどうだったのか県から少しでも聞いて分かればと思うが、市民のためになると思いますが、そこはどうか、1点目、まず、お尋ねいたします。 2点目、県や鹿行の新型コロナ医療体制は十分か。県等からどこまで聞いているか、質問させていただきます。 これは、以前、一般質問で行方総合病院の復活についても質問させていただきました。3月議会では新型コロナウイルス対策、自分は質問項目に入れて質問させていただいておりましたが、鹿行の縮小された2病院の縮小病棟の活用についても発言させていただいたところであります。その後、国・県への意見書案を議会のほうへも、臨時議会前の議会運営委員会に提出して、今特別委員会のほうでいろいろな皆さんの議員の意見を集めながら国・県への意見書のほうもまとめているところであります。鹿行2病院のそういう活用については、分科会の中でも、ほかの議員はそこまでもといった形で、議会のほうからは盛り込まれないと思いますが、県や鹿行の新型コロナ医療体制は十分か、どこまで聞いているか質問いたします。 ちなみに保健所は、国の方針で人数を減らされてきて、数名の中で作業して、第1波のときは増員されていたところで、それが第1波が収まって、また元の体制に戻ったところでありますが、今どういう状況にあるかもお聞きしたいので、2点目質問させていただきました。 ③について、PCR検査の拡充や医療体制の補助や国・県からの新型コロナ対策への財源の交付が必要と思うが、国・県への要望はどうか質問いたします。 6月議会中、それ以前3月議会後から今までも教育福祉常任委員会でもいろいろ提案・意見させてもらってきたり、特別委員会の中でも質疑したり、意見を言わさせて、提案もさせていただいてきましたが、PCR検査の拡充が必要だと、これは3月議会の質問で言ったところではありますがというところであります。それに国からの方針で、各自治体、財政調整基金をなるべく使うようにということで、潮来市もそうしてきたところで、市の貯金の財政調整基金が少なくなっている現状で、新型コロナ対策への財源がどこの自治体も少なくなっているというところであります。 国の新型コロナの補正の1次、2次に対して募集して、それでも足りない部分は3次に回すというところでありますが、必要な対策は大変あるところであります。生活困窮者、コロナ離職者、大学生も生活費や学費を自分でバイトで稼いでいる子もいます。就職も大変厳しい。高校生までも就職も厳しいところであります。直接雇用も少し1次補正、2次補正、国のほうのやつで市もやってもらうところでありますが、財源の交付を国・県へ求めるのが必要だと思いますが、その要望は市としてはどうか。議会のほうでは、そちらの要望をもんでいただいておりますが、要望はどうか、お尋ねいたします。 ④保育士も市から民間へも、今までも質問してきましたが、少しだけでも補助等気持ちを示すべきだと思いますが、どうか質問いたします。 県のほうでは、医療機関従事者や介護施設のほうへは2月から6月の10日間勤務した方には20万円から5万円の慰労金を支給しているところであります。これは、調剤薬局は患者と接する機会があるかも、外れてしまったり、そういう問題もありますが、保育士へはそういう慰労金は国・県のほうからも、施設のほうへは減収の補填はあっても、保育士に直接、慰労金は国・県も今のところない状況でありますんで、保育士は大変な重労働で、それで給料は低いという現状、なり手不足ということもあります。東京のほうが給料がいい、都会のほうが給料がいいというところもありますので、今までも少しでも補助をと質問してきましたが、今回コロナのこともあって、消毒と作業等、対応も大変であります。少しだけでも補助等できないかどうか、質問いたします。 5点目、市持続化給付金については、現状数はどうなっているか、質問いたします。 こちらは、飲食店や観光の店また遊覧船等については10万円給付、減収関係なく一律行ったわけでありますが、減収の30%以下であっても、50%以下であっても国のコロナの補正で、そちらもやろうと思えばできたということが後から分かったところでもあります。飲食店は先に、減収関係なく配りましたが、市持続化給付金は現状数どうなっているか、減収の数値とその割合に応じて予算を組んだわけでありますが、そちらには飲食店も入っていたと思います。飲食店は別に減収50%以上になって、国の給付金をもらったとしても恐らく返さなくていい。減収が30%以下でも10万円そのまま、先んじてやって、そちらはふるさと納税の基金を活用して、それが第1次補正の余りがもし出たら、そちらに切り替えるということではありますが、そういう現状になっているんで、そちらの割合の計算した数値の中には飲食店も多く入っているのではないかと思っておりますので、そういう現状等をどうなっているか、お尋ねいたします。 最後の6点目であります。コロナ禍で10代の妊娠が増えている現状が全国である状況であります。潮来市ではどうなのか、質問いたします。 以上、お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) それでは、1問から答弁させていただきます。 ご理解いただいているとおり、感染者やその家族、また治療に当たる医療従事者やその家族等に関する偏見や差別につながる行為は決して許されるものではありません。特に感染者やその家族の個人情報の追及やSNS等による拡散のおそれは深刻であります。 感染者情報の開示につきましては、第3回潮来市新型コロナウイルス感染症対策本部会におきまして、令和2年2月27日付で厚生労働省より示された一類感染症が国内で発生した場合における情報の公表に係る基本方針に基づき、感染者等に対して不当な差別及び偏見が生じないように個人情報の保護に留意しつつ、感染症の蔓延防止のために必要な範囲で公表していく旨の決定をしております。 今後の公表につきましても、新型コロナウイルス感染症を蔓延させないための適切な行動を個人が取れるよう、また誤った情報が広がることのないよう注意してまいりたいと思います。 続いて2点目の答弁でございます。 県において、さらなる感染拡大に備えて、医療機関等に対する感染拡大防止支援関連事業や病床確保に対する補助の拡充など、地域医療の確保に必要な診療を継続する医療機関への支援を行っております。現在、医療感染患者を集中的に受け入れる重点医療機関、併せて感染が疑われる患者に対応する協力医療機関を複数している状況です。 続いて3点目、鹿行地域PCR検査センターについては、現在の相談者数での推移の場合であれば運営を維持できる状態にはあります。医療体制につきましては、国・県において医療機関等に対する支援を実施中でございます。よって、必要があれば、鹿行管内の5市と連携をしながら要望してまいりたいと思います。 続いて、答弁、4番目になります。新型コロナウイルス感染症の対応の中、認定こども園等は緊急事態宣言後も国からの通知により原則開所とされ、感染予防対策を徹底しながら事業の継続をしていただいております。その中で、認定こども園等は家に一人でいることのできないお子さんや保護者の就労等により保育の必要性があるお子さんの受皿となり、強い使命感で教育・保育にご尽力いただいていると認識しております。また、本市には公立を含め9つの認定こども園があり、保育教諭のほか園長、副園長、栄養士、調理師等、約230名の職員の方がおります。保育士への補助等につきましては、潮来市に限らず全国的に考えていくことが必要ではないかと考え、今後国や県の動向を注視しつつ研究してまいります。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) 続きまして、5点目の市持続化給付金の現状数についてお答えいたします。 9月1日から申請の受付を開始いたしました。9月4日現在、申請受付件数につきましてはゼロ件でございます。また、申請受付前の事前相談会を8月27、28日の2日間、潮来商工会の会場をお借りしまして実施しましたが、そこで相談事業者数は8事業所ございました。このほか観光商工課に電話によるお問合せもあり、9月4日現在で約35件の問合せを受けているところでございます。 答弁は以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 続いて、6点目の答弁でございます。 10代の妊娠が増えているということでございますが、現在のところ、当市においてコロナ禍で10代の妊娠が増えている現状は確認されておりません。また、望まない妊娠等の相談も受けてはおりません。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 1点目、再質問させていただきます。 厚生労働省の方針もあって、今後蔓延させない適切な範囲で公表という話でありましたが、今の答弁では国・県からでありますが、感染ルートの可能性とか、そういった情報はもらっているのか。それの公表基準に鑑みて市では公表しない、あくまでも県に合わせてやっているというのか、お答えお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 基本的に茨城県、また水戸市保健所が公表している情報のみでございます。
    ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 分かりました。もし聞いていればと思ったので、感染ルートを気をつけるよう市民に少しでもと思ったので、聞いていないということが分かりました。 2点目の再質問いたします。 今の情報では重点医療機関、協力医療機関を県のほうで指定しているという話でしたけれども、そういうふうに今第2波は少しは収まってきているところであります。茨城県の人数はそのまま維持しているというところで、東京都のほうもまだ人数は多いという状況もあります。新型コロナ医療体制、幸い潮来市では2名プラス1名で、今のところは済んでおりますが、鹿行の新型コロナ医療体制は今後も含めて十分なのかどうか、そういった重点医療機関、協力医療機関の内容等も指定したという話だけだったんで、そういった内容もお聞かせいただいてないので、それを十分かどうかの参考にするためにも、もし情報がある限り教えていただけたら、お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 医療体制の整備に関しましては、基本的に茨城県の所管ということになっておりますので具体的な話はできません。 ただ、ご存じのとおり新聞等で報道されています。8月28日の国のほうで第42回対策本部の中で、今後は新型コロナウイルスの性質等がおおむね把握されている中で、医療機関に関しましては重症化を予防する、重症化の方に重点的に対応するための医療体制を整備していくという方針が出されたところでございます。 それに向けて、今後茨城県の地域医療体制についての具体的な内容が発表されるのではないかと、それによって潮来市のほうもその方針に従って、5市連携しながら対応していきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) その詳しい情報を十分な量があるのか、潮来市でどういったところが指定されているかどうかというのは把握していない、もしくは答弁できないということでいいのか、お尋ねいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 恐らく答弁の中で重点医療機関とか協力医療機関という固有名詞が出てきたからということだと思いますが、先日茨城新聞のほうで重点医療機関と協力医療機関の件数は出されたわけなんですが、茨城県で公表はまだされてない、どこの病院ということも発表されていない状況でございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 公表されていないので、鹿行で指定されているかどうか、何個指定されているか答えられないということというふうに理解いたしました。 PCR検査、この医療体制でありますが、国のほうも今指定感染症二類相当から、今後五類への引下げ、いわゆる季節性インフルエンザと同じような形でやるという方向も検討されているところでありますが、3点目の再質問に移ります。 PCR検査の拡充や医療体制の補助等も運営も厳しいところであります、必要だと思っているところであります。第2波のほうも夜のまち関連の最初のクラスター対策で補助等を出して抑えていれば、こんなには、もしかしたら広がらなかったかもしれないというところで、幸い重傷者・死亡者数が第1波に比べて割合が少ないというところでありますが、今後感染症を蔓延させないためにPCR検査の拡充も必要だと思っております。 東京都では季節性インフルエンザの助成についても、これから行うということで、そういったことは必要だと思っておりますが、潮来市でも考えていないのかどうか、お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 先ほどの答弁で誤解を招いたら申し訳ないのですが、鹿行管内で医療機関を指定するということはありませんので、あくまでも茨城県が指定していることであって、鹿行で指定するわけではございません。そこだけは誤解をしないようにして……。 はい。ということで、続いて、今度PCR検査からの流れで今度はインフルエンザというのの流行期に向けての対応ということかと思います。 今マスコミ等でも、各自治体のほうでインフルエンザ予防のための65歳以上とか、15歳未満までのインフルエンザの助成とかありますが、そもそも潮来では65歳以上の方は2,100円の助成金、また15歳未満であれば1,000円の助成金を出しているところです。さらなる拡充に関しましては、今後県内の状況等も見ていきながら研究はしていく必要があるかなと思っておるところです。そこまでの話です。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 3点目の再々質問になりますが、そういったもろもろの対策の財源につきまして、またPCR検査の医療体制の補助につきましても財源の交付が必要と思います。 先ほどの第1回の答弁では、必要あれば鹿行5市でということでありましたが、市長が先頭に立って鹿行5市をまとめて要望するなり、市長回答いろいろありますが、そういった要望を積極的に動くべきだと思いますが、市長の考えをお答えいただければ、お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) このPCR検査等も含めて、これは県保健所、県が主管して県が動かしていますので、県の方針等にのっとって市町村がそれに対応していくという形でございますので、事務方のほうでは県としっかり連携して今動いております。いろいろなご意見、医師会等との会議だったり、いろいろなことをしておりますけれども、今現在、国も県も一生懸命、もう最先端の情報を基に対応しておりますので、それ以外で要望するということは現在は考えておりません。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 再々答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 今までもいろいろな提案を、今日の質問でもいろいろな提案を、4点目の保育士のほうもそうでありますが、市のそういう新型コロナ対策への拡充、緊急雇用についても直接雇用についてももっとやってほしい部分もありますし、そういう対応のために要望してほしいと思いますんで、今後検討いただけたらと思います。 4点目も、先ほどの市長答弁で結構です。 5点目についても、市持続化給付金はそういうふうに要望する。これも含めて市持続化給付金、さらに広く普及するよう、そういう申請の補助も含めまして、これからもやっていただきたいと思います。 最後6点目、再質問いたします。 コロナ禍で10代の妊娠、当市では把握していないということで、以前にも一般質問させていただきましたが、全国ではそういった事例があるということであります。生活が苦しかったり、親と疎遠になったり、学校がなくなってしまって行き場がなくなってしまって、そういう不特定の人とネットでつながってしまったり、そういうことで10代の妊娠が全国増えているということもあります。 以前にも一般質問させていただいたり、委員会でも質問させていただき、性教育の必要性ということで保健師、看護師等の専門家の外部講師を招いて教育等を充実させるべきだと思うんですが、その考えについてお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁できますか。 石神センター長。 ◎かすみ保健福祉センター長(石神弘幸君) お答え申し上げます。 現在は性教育関係につきましては、各学校からの要望に応じまして、保健師を派遣させていただきまして対応してございます。このまま続けていきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 大きな2番の質問に入らさせていただきます。 先生の負担軽減策を。これ、新型コロナウイルスでさらに負担も増しましたが、先生の負担軽減策を学校適正化計画内の急時期の小・中学校それぞれ統合の見直しをについて質問させていただきます。 これは昨年も素案時に質問させていただきましたし、3月議会でも、コロナの一般質問の中でも急時期に対して準備期間をと質問いたしました。3月議会でもこの適正化計画見直しのほうを質問させていただきました。 今回新型コロナも含めまして、状況もコロナ後の状況も変わりましたので、改めて質問させていただきます。 6点質問させていただきます。 先生の消毒作業は、使用した特別教室や給食の配膳、使用したパソコンの消毒等もあります。負担減の対策を強化すべきだが、ボランティアがいない学校もある状況であります。現状や今後の対策はどうか、質問いたします。 ②今年は新教育課程導入もされ、新指導要領を導入され大変な状況であります。非常勤講師の募集も行っているが、今のところの現状はどうなっているか。国のお金で講師や学習支援員を導入できる状況であります。新型コロナウイルス対策からしても有償で雇い、確実な人的保障をすべきと思いますがどうか、お尋ねいたします。 これは、非常勤講師、免許のある方は免許の更新制の問題もありまして、国も制度見直しを行っているところでありますが、人手不足は。ただ、学習支援員も国のお金を導入できるということでありますので、それを確実な人的保障で有償で雇って、それはできる。高萩市では民間の清掃業者を雇って、学校のある日は毎日消毒作業を行ってもらっているということであります。先生の負担大変な状況でありますんで、そちらについて質問させていただきます。 3点目に質問させていただきます。 WHOの基準から日本では1クラスの人数が多い状況です。基本40人学級、小学校1年35人学級ですがというところであります。いい教育をするためには先生の負担軽減や少人数学級への取組をすべきだが、どうか、質問いたします。国・県へ市としての要望はどうか質問いたします。 こちら、議会の請願も今議会も出ておりますが、毎年議会で採択して、国へ意見書を採択しているところであります。国も30人学級を考えているところでありますが、こちらのほうをお願いいたします。 ちなみに新型コロナウイルス感染症対策からも40人学級では密になってしまうということで、そういう30人学級への見直しを行っているというところでありまして、私は国・県への意見書も、さきの臨時議会の前の議会運営委員会に意見書案を作成して、町村会でそういう少人数学級の意見書をしていたもので、そちらを参考に案を提出したところであります。よろしくお願いいたします。 ④学校を統合すると市の予算は何が削減や減少になるのか、何が新たな負担になるのか、今の計画ではそれぞれおおよそ幾らぐらいと想定して計画を策定したのか、バス通学をした場合、保護者の負担は今のところ幾らになりそうと考えているのか、お尋ねいたします。 5点目に、市内の中学校4校を1校化という計画でありますが、これでは距離が遠く、先生の数が減ってしまって、先生の負担も増える状況であります。何校も統合して、1校にして大変だった事例もあります。他市の事例では、近隣でも協議の証言も聞いているところであります。1校では人口流入時に二の足を踏まれるのではないかと不安に思うところであります。2校化であっても、専任教科の先生は全て配置できる基準になります。2校に見直してもいいのではないかと思っております。新型コロナウイルス後の価値観、対応や状況の変化、コロナ禍の基準変更してもいいと思っております。 また、もし2校に見直さないなら、もしくは形式上は1校にして、生徒が距離の近い実質2校の校舎にそれぞれ通い、2校舎連携制にして、校長、教頭もそれぞれの校舎へ交代制等の配置でもいいのではないかと思います。質問いたします。 最後、6点目であります。 いい教育をするために先生の負担軽減、感染症対策で少人数学級をするためにも、統合計画が再来年度4月初めからでありまして急であり、コロナ禍もあるので、潮来小学校と津知小学校の統合は延期したほうがいいと思います。見直しの考えはどうか、お尋ねいたします。 大生原小と延方小につきましては、大生原小は7月になっているということでありまして、過去の徳島小と延方小の合併の例からも考えて、複式学級になってしまっても仕方ない部分はあると思いますが、潮来小、津知小は、20人から30人のクラス編制になって、ちょうどいいところもありますので、新型コロナ、状況の変化もありますんで、見直ししたほうがいいのではないかということで質問いたします。 また、統合は地域コミュニティも影響が大きい大変な問題であります。これも市民に直結する、市の人口にも直結する問題であると思います。地域の理解や承諾を十分得てから統合すべきだと思います。この計画に関しては保護者アンケートは取ったとはいえ、もうこの適正化計画という文言に関しまして、市民がなかなか分かりづらい。統合とは思っていなかった。区長さんも統合の話を知らなかったり、保護者のほうも統合になったのかどうか、いつ統合するのかとかというようなことは、反対の話をその後自分は聞いたところでありますので、理解や承諾を得てから統合すべき、市のため、市民のため、住民のためにも、と思っております。 そちらについて、以上6点お尋ねいたします。お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは、まず1点目のご質問でございます。 校内の消毒作業の現状でございますが、教職員の先生方にとっては大変な負担であるというふうに私どもも認識をしております。その対策としまして、市の社会福祉協議会と連携して保護者の方を対象に消毒ボランティアの方を募集したところ、17名の保護者の方が登録され、各小・中学校で活動をしていただいております。残念ながら、ボランティアがいない学校のほうも実際にはございます。 校内消毒作業については、これまで学校再開ガイドラインに基づき各学校で取り組んでいただいておりましたが、国の学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルが見直され、消毒の簡略化がされたことから、現在、見直しのあったガイドラインに沿って各学校は消毒をしているところでございます。そのため、学校によってはボランティアの方の受入れを実際には終了したところもある状況でございます。 今後は市のコロナウイルスの感染状況や国・県の動向、学校の状況等を注視しながら、引き続き先生方の負担軽減を図れるように取り組んでまいりたいというふうに考えております。 続きまして、2点目のご質問です。 学校の人的配置でございますが、各学校の意見や状況等を踏まえ、適正配置に努めているところでございます。 まず、非常勤講師の募集の現状ですが、教育委員会において非常勤講師のほかに常勤講師についても、市ホームページや広報いたこ情報版等を活用して募集しているところでございます。今年度は非常勤講師1名に応募があり、現在配置しております。常勤講師については、現在応募がない状況でございますが、随時募集をし、講師確保に努めているところでございます。また、今年度、県の新型コロナ対策事業として、教員免許を有する学習指導員を各校1名配置できることになりました。現在6名の講師の配置が決まっております。残り4名の方につきましても、引き続き募集をして配置できるように努めてまいります。 続きまして、3点目のご質問でございますが、議員の質問の中のWHOですか、そちらは世界保健機関のことと思われますが、WHOで学校の1クラスの人数基準が出されていることにつきましては、私どものほうで、申し訳ありませんが、ちょっと確認のほうはできませんでした。なお、参考までに、経済協力開発機構、OECDですね、の調査で1学級当たり児童・生徒数の国際比較では、日本がOECD平均より多いというデータは出されております。国基準では1学級の上限を40人とし、小学校1年生は35人としておりますが、茨城県では弾力的な運用で、小学校2年生も35人としているところでございます。 市としましては、学校適正化計画策定の際の学校へのヒアリング等から小学校1学級の平均を25人程度、中学校1学級の平均を30人程度が望ましいものと考えております。また、それらを参考に将来の必要な学校数を算出して学校適正化計画を策定しております。 なお、本年7月に文部科学省に対し、全国知事会、全国市長会、全国町村会の3団体連名で公立小・中学校で少人数学級を早急に導入するよう求める緊急提言書が提出されております。このことからも、潮来市単独での要望というものは考えておりません。 続きまして、4点目、ご質問のほうにお答えをさせていただきます。 こちら、8月の教育福祉経済委員会のほうでもご説明のほうをさせていただきましたが、学校適正化実施計画の策定に当たっては、少子化や社会情勢の変化等の中、児童・生徒の学習環境の向上とともに、将来にわたって適切な教育環境が維持されることを目指して策定したものであって、予算の削減や新たな負担を想定して計画のほうは策定しておりません。 その上でですが、学校統合で削減が見込まれる市の予算としましては、学校施設の修繕等の維持管理費や光熱水費、非常勤講師や学校医などの報酬などが考えられるところでございます。また、新たな負担としましては、スクールバス運行等の委託料などが考えられるところでございます。なお、予算増減の試算のほうは、してはおりません。 次に、バス通学の保護者の負担については、学校適正化実施計画にも示しているとおり、潮来市スクールバス等の運行に関する要綱に基づいた利用料として、ほかの学校同様に1人月額3,000円程度を予定しております。 続きまして、5点目のご質問のほうにお答えします。 学校適正化計画及び学校適正化実施計画の策定に当たっては、平成29年度から策定委員会等を設置し、児童・生徒、保護者、教職員、市民へのアンケートやヒアリング、素案に対するパブリックコメント等を実施するなど、市民意向の把握や計画案の周知等を踏まえ策定した計画となっております。市内中学校の統合につきましては、この計画に基づき4校を1校に統合するよう進めてまいりたいというふうに考えております。 続きまして、6点目のご質問のほうにお答えします。 令和2年3月に策定した学校適正化実施計画の年次計画案として、潮来小学校と津知小学校の統合については統合新校を現在の潮来小学校とし、令和4年4月に新たな小学校の開校を目指すとしております。 本実施計画に基づき統合を進める上で、今後、両学校の保護者や地域の皆様に向けての説明会や懇談会等を開催し、意見の調整を図りながら統合準備を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 再質問させていただきます。 先生も大変な状況でありますが、先生は週8時間以上の過労死ラインに達している教員が過半数に及んでという報道もあったところであります。さらに今年は新教育課程、新指導要領が導入されて、新しい教材の事前研修やオンライン授業準備、オンラインのほうは国のほうが前倒しして今年度中ということで、タブレットのほうも年度内にできるかどうかというところもありますが、進めているところであります。また、今までになかった英語指導、プログラミング学習指導の準備、新型コロナウイルス対応として放課後の不安を抱えた保護者との電話対応など、いろいろな対応もあるところであって、先生の手が足りないところであります。 そこで、講師のほうは、国のほうのそういった免許制度の更新の講習の見直し等でそういう教員確保を、今少なくなっているところでありまして、確保しやすく今後なっていくところはあるとは思いますが、講師だけでなく、学習支援員のほうも、そういう免許を持たない学習支援員のほうも外部からということになってしまいますが、そういったのも国のお金でできる状況であります。そういった導入も考えるべきだと思います。 ちなみに消毒ボランティアのときは、そういうなるべく外部の人は入れないということで保護者に限って募集して、それで4時以降、4時からの消毒作業というのを、保護者が忙しい時間で応募がなかった学校もあったというところでありますので、外部の人が入ったほうがそういったほうで、先生も緊張感を持ってできる。実際も現場の先生助かる部分もあると思うので、そういったことも、学習支援員の検討も今後考えてほしいと思いますが、お答えいただけたらお願いいたします。     (発言する者あり) ◆12番(沼里真一郎君) 1番、2番、併せてです、今。 ○議長(笠間丈夫君) 1番、2番、併せてやるわけですね。 ◆12番(沼里真一郎君) お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) では、1番、2番併せて再質問ということでお願いします。 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) まず、消毒員のボランティアの方ですが、ということで、これは学校の現場の意見を拝聴しまして、それで募集をさせていただいたということがありますので、外部の方、どなたでも結構ですよということではなかったというところで、制限をかけたというよりも現場の意見に沿って対応したということでございます。 それと、今国の制度を利活用して人的保障をということで、2番になりますけれども、私のほうとしても、国の制度については大いに活用させていただきまして、先ほども答弁させていただきましたけれども、随時募集をしているところでございます。 ただ、応募がないという、ちょっと残念な今状況ではあるということでございますので、ご理解いただきたいと思います。引き続き募集はしているところでございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 先ほども、高萩市では民間の清掃業者が消毒作業を行っていたり、学習支援員は免許がなくても導入できる、国のほうのお金でできるということで今後検討していただけると思います。 3点目につきましては、OECDに関しましては、先進国中、日本は最も低い教育の予算の割合で、それなのに先生は最長の教育労働時間という問題もあります。先生の負担軽減がなれば10人から20人がいいという全国他市の事例もあります、先生が目が行き届いて。そういうふうに国が本当は平等にやるべき、国がかけるべきところなので、国・県へ要望していただきたいと思います。ちなみに日本は相対的貧困率が最低でありますし、またユニセフの調査でも先進38カ国中、精神的な幸福度が37位、ワースト2位であった。自殺数が多かったり、生活満足度の低い状況でもありますので、そういった予算をかけていただけるとありがたいと思います。 最後、5点目、6点目……。 ○議長(笠間丈夫君) 沼里議員、今の3番目が再質問ですか。 ◆12番(沼里真一郎君) 要望で結構です。 ○議長(笠間丈夫君) 要望ということはなるべく控えていただいて、再質問であれば再質問、答弁もらいますか。 ◆12番(沼里真一郎君) 5点目、6点目について再質問させていただきます。 ○議長(笠間丈夫君) そしたら、3番目は。 ◆12番(沼里真一郎君) 結構です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁は要らないということですね。 ◆12番(沼里真一郎君) はい。 5点目、6点目でありますが、新型コロナ後に関して国・県が30人学級進めているように、このまま統合してしまっては、逆にそういう40人クラス、人数で多くしてしまったり、1校ずつなら20人、30人の学級で済むところもあって、感染症対策になる部分もあります。今後そういう動向を見て考えるということですが、国・県へ市から要望してもいいと思っておりますが、そういった考えはあるかどうかお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 今要望という、さっき、ちょっとキーワードが頭に残っているんですけれども、要望に関しましては、先ほど申しましたように全国市長会等々で要望等をしておりますので、単独での要望は考えてはいないということ。 またあと、感染症もしておりますが、やはり子供たちの教育環境というのは、今回コロナウイルス感染症が一番怖い状況でありますけれども、いろいろな形で子供たちの教育環境は整備していかなければならないのではないのかなというふうに考えております。一概にコロナだけではないと思っています。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員、議長の指示の下にやってください。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 予算の関係もありまして、それで国・県の要望と言いましたが、今の範囲内でもそういった見直しをしていただければと思います。少なくとも統合は、保護者の、また地域の人のそういった了承を得てから、統合計画にこだわらずにしていただきたいと思います。時間も15分切りましたので、大きな3番の……。 ○議長(笠間丈夫君) 沼里議員、今のやつは再々質問ですか。 ◆12番(沼里真一郎君) 答弁は結構です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁は結構と言っているけどね……。 ◆12番(沼里真一郎君) 意見を言わせていただきました。 3番、市の人口増加へ県へ市街化区域と調整区域の柔軟運用と線引き変更要望を。土地改良区者の脱退負担金について質問いたします。 4点質問いたします。 ①市での市街化区域、調整区域の区域や制度での違いはどうなっているか、質問いたします。 ②市街化調整区域ではできなことも多いです。市の人口増加や発展を阻害してしまっている部分もあると思います。県へ柔軟運用や線引きの変更への要望はどうなっているか、お尋ねいたします。日の出地区の市街化区域率はまだというところもありますが、質問いたします。 3点目に、土地改良区加入者の負担金は、脱退時にも負担金がかかる状況であります。1平米800円ですか、市ではどのように把握しているか、お尋ねいたします。余り利用していなかった畑等で余り恩恵を受けていなかった人も負担金はありますし、そういう脱退時にまた負担金がある状況でありますので質問いたします。 最後4点目、これらのように市では人口増加へ、もっと人口増加に頑張ってほしいです。せめて人口流入増で人口低減の最低限を頑張ってほしいと思いますが、どんなように人口ビジョンを持っているか、人口ビジョン計画はありますが、現実的に減少の数値でビジョン計画がなりましたが、そういうことにどう思っているか、質問いたします。 潮来市には教育を充実させれば自然環境が充実して、平均レベル、福祉を近づければ人口流入を図れると思っていますので質問いたします。御答弁お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 沼里議員、項目の中で人口増加への県の市街化区域と調整区域の柔軟運用と線引きという部分と土地改良区の脱退者負担金という項目が2つ、3つ入っているんですよ。これを整理しながら質問してください。 石津建設部長。 ◎建設部長(石津利衛君) それでは私から1点目の市街化区域、調整区域制度の違いについて答弁をさせていただきたいと存じます。 この2つの区域は、どちらも都市計画法によって定められているものでございます。 まず、市街化区域は、既に市街地を形成している区域であり、市街化を活性化する地域のことで敷地が一定の面積以下であれば、住宅なども許可なく建築することができます。また、市街化調整区域は、市街化を抑制する地域のことでありまして市街化を目的としてはおりません。人が住むために必要な一般的な住宅や商業施設などを建築することが原則として認められておりません。 2点目、県への柔軟運用や線引き等の変更等の要望ということで答弁させていただきます。 県への柔軟運用や線引き変更の正式な要望は行っておりませんが、以前より、県とは市街化調整区域内において土地の有効利用ができないのか協議調整をたびたび行っている経過はございます。今後も協議調整は継続していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 土子環境経済部長。 ◎環境経済部長(土子正彦君) それでは、3点目のご質問の負担金ですが、土地改良区加入金の負担金とは組合への賦課金、また脱退時の負担金とは地区除外決済金のことと解して答弁してよろしいでしょうか。 それでは答弁いたします。 土地改良区の運営につきましては、組合員からの賦課金等を原資として施設の維持管理や借入金の返済を行い運営しております。賦課金は組合員に対し、毎年度面積に応じ賦課されております。改良区内の受益地が転用等で除外となると、その後に残りの受益地の組合が負担していくことになるため、組合員が受益地から除外する際には、公平性の観点からも地区除外決済金として必要な決済をするよう土地改良法で規定されているところでございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、4点目の市では人口増加へどのようにビジョンを持っているかとのご質問でございます。 人口に関するビジョンにつきましては、昨年度策定いたしました第2期潮来市人口ビジョンと第2期潮来市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で、雇用創出を初めとする施策の展開を推進することをお示ししているところでございます。 定住人口の増加に向けては、まず働く場所の確保が重要であります。市では潮来インター周辺地区や須賀地区、稲井川周辺地区への企業誘致を積極的に進めさせていただいているところもございます。 以上です。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) これらの市街化調整区域等の柔軟運用を協議しているということで、引き続き頑張ってそれを勝ち取っていただければと思います。また、線引きのほうも今後要望していただけたらと思います。また、土地改良区加入者にそういった現状もありますので、人口増加化策、そういうふうに頑張っていただきたいと思います。 最後、大きな4番の質問に移ります。 戦後75年。戦争証言収集アーカイブ化や戦争遺構遺跡化保存について質問いたします。アーカイブはデジタル化保存といいますか、お願いいたします。 2点質問いたします。 戦後75年であります。市内でも戦争被害や被害者や戦争遺構遺跡はどうなっているか、お尋ねいたします。 2点目、戦争証言収集やアーカイブ化すべきと思いますが、どうなっているか、お尋ねいたします。 このアーカイブ化は、個人的には古墳や城跡や歴史的文化財も各民間に眠る文化財調査して、発見や、そして古文書を収集したり地図化して、そういう観光にも生かしていける部分もあると思いますんで、まず、戦争証言アーカイブ化について質問いたします。お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) それでは、答弁、1番のほうでお答えさせていただきます。 戦時下における住民の暮らしや教育、戦争に関することなど当時の様子については、ご存じのとおり「潮来町史」、「ふるさと牛堀」等に記載されております。市内の戦争遺構としては、北浦海軍航空隊跡がありますが、当時のものが一部存在はしていますが、現状は市民の生活の場となっている状況でございます。戦争に関する施設に代わるものとして、文献や写真などの資料について末永く記録史として残さなくてはならないものと考えております。 続いて2点目の答弁になります。 平成30年8月号広報いたこ、もうご覧になっているかと思いますが、「語り継ぐ 戦争と平和」と題して5名の市民から戦争経験談をまとめた特集が掲載されております。「潮来町史」や「ふるさと牛堀」、その他の文献や写真など、後世に語り継ぐためにも大切に保存していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 1点目、再質問させていただきます。 北浦海軍の航空隊跡の話がありましたが、その保存の話も出てきましたが、そういった保存について、もっと具体的に保存の策を進めていくべきじゃないかと思っております。また、そういう戦争被害、被害者についても調査もっとしてもいいんじゃないかと思って、また、そちらお答えいただけたらと思います。 ○議長(笠間丈夫君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 北浦海軍航空隊跡地とかという遺跡等はございますが、まずは、今記録として残っているものをいかに活用して後世に伝えていくかということが市の行政としては記録としては文化財保護審議委員さんとか、もしくは編さん委員の皆さんにご協力いただきながら、ここまでの資料をつくったという実績がございますんで、これを今度市民の方が、議員さんを含めてよく読んでいただいて、活用して市民の方が隅々まで潮来市の歴史と戦争体験とか、そういうのを共有していただくということが大切な今仕事になるのではないかと思います。その辺のところで、できれば活用をお願いしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(笠間丈夫君) 再答弁が終わりました。 沼里議員。 ◆12番(沼里真一郎君) 2点目にも続く内容でありますが、再質問させていただきます。 戦争証言の収集、戦後75年でありまして、当時戦争で子供だった方も高齢になってきているところで、今が最後のチャンスというところもあります。 そこで、「潮来町史」、「ふるさと牛堀」のほうは分かりますが、過去の調査も分かったり、そういう広報いたこ特集も分かりますが、もっと広くそういうふうな潮来市内でも戦争被害について戦争遺構ほかにもないか、そして保存できないか調査し、そしてデジタル化保存して、アーカイブ化して、場合によっては公表していくべきだと思いますし、そういう戦争のことについても、潮来市内だけの被害じゃなく、お嫁に来た方とかもいらっしゃいますので、そういった他市の事例でもいいので、そういったものを証言収集していくべきと思います。そういったものも本当に文化として大変大切だと思いますし、場合によっては、そういったものを教育に生かしていくというのも重要ですし、さらに、場合によっては観光に生かしていく、ウェブ上で掲載する、そういったことも可能ではないかと思っております。そちらは、古墳とか城跡とか、そういう文化財的なものに関しても調査、発掘してほしいと思っておりますし、いろいろ市にも文化財ありますが、そういった方向で検討いただけないかと思っていますんで、答弁お願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 答弁できますか。 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 私、福祉部門で答えていいものかとちょっと迷うところがあったんですが、基本的に文化財と言われているものは、今生活の現状に合せて開発行為はしなくてはいけない。市街化調整区域、先ほど話ありますが、市街化というところの中に文化財があるといった場合、文化財保護法からいいますと、記録として保存をするという、そういうのが前提になっております。そのために、潮来町史にしても、ふるさと潮来、遺跡地図等でそれぞれの文化財の所在について記録を取っていてあるところでございます。その前提に基づいて、市としての行政の役割は記録を残す、それをいかに今度活用していくか、またそれを今後の皆さんに役立ててもらうには、どうしたらいいかというのは行政が考えるというよりは、市民の皆さんがこの中身を通して、次はどのような行動に移していくかというところが一番大事なところだと思います。 先ほど議員が言ったように、教育の現場で「潮来町史」や「ふるさと牛堀」を再検証してみようかという市民の方々の提言なども必要かと思います。ぜひ活用のほう、よろしくお願いいたします。 ○議長(笠間丈夫君) 再々質問が終わりました。 12番、沼里真一郎議員の質問が終了いたしました。     (「はい、議長」と呼ぶ者あり) ○議長(笠間丈夫君) どうしましたか。 ◆12番(沼里真一郎君) ぜひお願いいたします。 以上で、12番議員、沼里真一郎の一般質問を終わります。ありがとうございました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(笠間丈夫君) 本日予定していました一般通告質問は以上です。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次回は、明日9月9日水曜日午前10時から本会議を開き、一般通告質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。                          (午後4時07分)...