潮来市議会 > 2019-12-09 >
12月09日-02号

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  1. 潮来市議会 2019-12-09
    12月09日-02号


    取得元: 潮来市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-26
    令和 1年 12月 定例会(第4回)     令和元年第4回潮来市議会定例会議事日程(第2号)                       令和元年12月9日(月)                       午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告質問-----------------------------------出席議員(16名) 議長16番   薄井征記君  副議長12番   笠間丈夫君    1番   阿部慶介君      2番   兼平直紀君    3番   小峰 進君      4番   大野政則君    5番   飯田幸弘君      6番   兼平好一君    7番   平田健三君      8番   箕輪 昇君    9番   飯島康弘君     10番   田崎 清君   11番   沼里真一郎君    13番   今泉利拓君   14番   小沼英明君     15番   粟飯原治雄君欠席議員(なし)-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長        原 浩道君   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   参与        吉川博美君   総務部長      柿崎純一君   市長公室長     額賀 浩君   市民福祉部長福祉事務所長     建設部長      土子正彦君             小沼雅義君   環境経済部長    石津利衛君   教育部長      加藤益生君   秘書政策課長行財政改革推進室長  総務課長      実川智史君             茂木 衛君   財政課長      吉田信好君   社会福祉課長    今泉典子君   産業観光課長    榊原 徹君   環境課長      湯崎浩安君   農業委員会事務局長 若槇和昭君   都市建設課長    岡野正弘君   学校教育課長    前島正治君   生涯学習課長    塙 誠一君   会計管理者     磯山義之君-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    石井俊哉君   局長補佐      小谷野美樹夫君   書記        酒井信明君   書記        山口 瞳君----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(薄井征記君) 皆さん、大変ご苦労さまです。 これから本日の会議を開きます。 ご報告いたします。1番、阿部慶介議員が午前中、欠席の届け出がありました。報告いたします。 次に、本日説明のため出席した執行部の職員は、原市長以下、ただいま着席のとおりです。ご報告いたします。なお、説明のため途中で執行部の職員が入れかわります。                         (午前10時00分)----------------------------------- △市政一般に関する通告質問 ○議長(薄井征記君) 議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問については、質問事項ごとに初めの質問は大項目で一括で質問し、一括で答弁願います。再質問がある場合は、項目ごとに一問一答式により行います。また、質問については議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに、質問は簡明に行い、議題の範囲を超えてはならないこと。質問は同一議題について3回までとする。ただし、答弁の内容によってはこれを超えて認める場合もあります。 市民の立場に立った的確な質問と、簡単明瞭で的を射た答弁をお願いします。 傍聴されている皆様に申し上げます。潮来市議会傍聴規則を遵守の上、私語または談笑はしないようにお願いします。----------------------------------- △田崎清君 ○議長(薄井征記君) それでは、10番、田崎清議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 田崎議員。     (10番 田崎 清君 登壇) ◆10番(田崎清君) 10番、田崎清です。議長の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 冒頭に、今回の台風、大雨によって被害を受けました皆様にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。 それでは、始めさせていただきます。 1、台風・豪雨について。 9月9日早朝の台風15号、10月の台風19号、10月25日の大雨豪雨による被害について。 ①本市の被害状況を伺います。 ②市役所、消防署等の初動対応をお伺いします。 ③被害による災害廃棄物持ち込み状況をお伺いします。 ④被災された方々への支援策、制度をお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 質問は終わりました。答弁を願います。 柿崎総務部長。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、1点目の被害状況について、災害ごとにお答えしてまいりたいと思います。 まず、台風10号でございます。 こちらは本年9月8日夜から9日早朝にかけまして、千葉市付近に上陸後、本市に接近をしております。特徴は暴風雨で、水戸気象台鹿嶋市観測では、最大風速約36.6メートルを記録しておりまして、これは観測史上第1位となっているところでございます。 本市の被害では、人的被害、こちらの負傷者の方4名、それから建物等被害1,034棟、こちらは11月末現在、被害状況でございます。 それから、公共施設被害、公共施設は25棟、それから公営住宅は80戸の被害を受けております。また、同時に大規模停電も発生しておりまして、市内で約6,600戸のお宅が停電となっておりました。 当時、2カ所の自主避難所を市は設置しておりまして、避難者の方36名の受け入れを行っているところでございます。 次に、台風19号でございます。こちらは10月12日から13日にかけまして接近しておりまして、猛烈な台風に発達しまして、特徴は雨量でございました。14日には、利根川が氾濫危険水位に達するような状況でございました。 本市の被害といたしましては、人的被害はなく、建物等被害38棟、こちらも11月末現在の数でございます。 停電でございますが、この際には市内約1,700戸が停電となっておりました。 この台風の際には、市内公共施設6カ所に避難所を設置しておりまして、12日には300名、13日には14名の方を受け入れをしているところでございます。 また、利根川の増水に伴いまして、香取市に避難勧告が発令されたため、利根川流域4市協定に基づきまして、香取市民の方476名の避難者を受け入れております。 続きまして、10月25日の大雨でございます。 こちらは台風21号の影響によりまして、温帯低気圧が刺激され、25日、26日、鹿行地域では大雨となったところでございます。 本市の被害では、土砂崩れ3カ所、それから公共施設被害といたしましては、市内市道の多くが通行どめとなったところでございます。 本市では、国土交通省潮来土木事務所を初め、潮来消防署、消防団と連携しまして、浸水被害の抑止に努めたところでございます。特に、市内前川では、河川氾濫の危険が増したため、前川水門を閉鎖後、排水機場がフル稼働で運用しておりまして、被害を最小限とすることができたというふうに認識しているところでございます。 また、避難所を3カ所設置し、11名の避難者を受け入れたところでございます。 続きまして、2点目の初動対応について、お答えさせていただきます。 潮来市では、平成25年に台風・大雨事前行動計画を策定しておりまして、その計画に基づき、台風、大雨に備え、3日から4日前には、災害警戒対策会議を開き、警戒態勢をとっております。その際には、各部連絡体制の確認及び国・県連絡体制の確認、それから各部署、台風接近前後の対策行動確認、それから自主避難所の設置及び避難所開設行動の確認、それから土のう数のほうの確認、また災害対策本部設置時期の確認、職員待機の確認、防災無線の運用確認、それぞれそのような対策を行っております。 消防署及び消防団につきましては、事前に連絡体制の確認を行うほか、台風接近時、大雨発生時には消防署員や消防団員の方に市役所にお集まりいただきまして、緊急時に即応可能な体制をとっていただいておるところでございます。 また、今回の猛烈に発達した台風19号、こちらでは災害対策本部を設置しまして、市役所、消防署、消防団、総員体制で対応に当たらせていただいたところでございます。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長石津利衛君) それでは、3点目のご質問、災害廃棄物持ち込み状況について、答弁をさせていただきたいと思います。 今回、前川運動公園の仮置き場へ持ち込まれました災害廃棄物は、ほぼ台風15号の被害によるものと考えられます。 受け入れた種類といたしまして、大きく、金属類、瓦、コンクリート殻、ガラス、木くず、畳となっております。その中で、倒木については10月まで受け入れをし、そして、可燃物、不燃物につきましては、区民センターにて、11月まで受け入れをいたしました。 持ち込みの状況についてを車両の搬入台数で申し上げますと、9月が災害発生から毎日の22日間で6,995台、1日当たりですと318台。そして、10月が週2日の9日間、台数で申し上げますと1,061台、1日当たり118台。そして、11月が週2回、午前中のみの6日間で233台、1日当たりで申し上げますと39台となっておりまして、合わせて8,289台の搬入がございました。 以上であります。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長、お願いします。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 私のほうからは4点目、被災された方々への支援策制度について伺う、答弁でございます。 市民福祉部は、被災された方々への支援策としては、被災者生活再建支援制度があります。台風15号、19号、10月25日の豪雨を一連の災害とし、その災害により被災した状況に応じて支援金が支給されます。 大規模半壊以上、または半壊の判定が出て、危険があるため解体した場合には、国からの支援金の支給対象となります。また、半壊で解体しない場合は、潮来市からの支援金の対象者となります。それぞれ申請が必要で、申請期限も定められております。 被害の状況によって支給される基礎支援金は、令和2年10月8日まで、再建方法により支給される加算支援金は、令和4年10月8日までとなっております。 支援への周知については、市ホームページや広報紙への掲載、また、支援制度に該当すると思われる方へは、直接郵送で案内しております。 そのほか、台風19号に限り、災害援護資金貸付制度が適用されております。これらについても、該当者へ個別に案内しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長、お願いします。 ◎建設部長(土子正彦君) 支援策のほうでございますが、土地建設課所管では茨城県独自の支援となります被災住宅復旧緊急支援事業がございます。 この事業は台風15号により被災した住宅で、市町村が交付した罹災証明書の判定結果が半壊、または一部損壊である自己住宅を対象に、復旧費の一部といたしまして一定の補助金を交付するものでございます。 今議会におきまして、補正予算の議決後に申請の受け付けを実施する予定となっております。 補助金は住宅1戸当たりでございますが、復旧費の20%まで、最大で50万円までを交付されることになります。 市の財政負担率といたしましては、補助金の20%となってございます。 答弁は以上です。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 今回、台風、豪雨につきましての関連質問が7名の方より出ていますので、再質問は1つだけお願いします。 廃棄物持ち込み、今月の22日が最終となっているようでございますが、まだまだ業者によって、なかなか来てもらえないというような方もおります。そういった中で、来年、持ち込みはやらないのか、そうなった場合には、個人負担で処分するような形になるのかをお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長石津利衛君) 今、12月の段階で搬入申し込みは最終の受け付けというご案内をさせていただいております。基本的に近隣の市町村も含めまして、既に終了している自治体もございますので、市としては基本、最終の12月の受け付けで終了する考えでございます。 以上です。
    ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) そうすると本当に業者が来なくて、まだ待つ人もおります。そうすると受け入れないとなれば個人負担で処分料も業者に払うような形になりますが、そのような形でなることで、この台風の被害に遭われられました皆様に対しての支援がよろしいのか、来年はほかの団体はやらないと言っていますが、この潮来市ではどのくらい残っているか把握はしているのかお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長石津利衛君) 今の段階で、受け付けにおいでになっている方々から聞く中では、おおよその対応はできているとの考えで対応させていただいているところでございます。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) それでは、2に入らせていただきます。 テレビ東京緊急SOS!池の水全部抜く大作戦について、市長の公約、日本一の水路にする、また、元市長、土地改良区理事長の長年にわたる懸案事項と申された水路清掃作業。 ①この企画、参加の経緯を伺います。 ②参加団体、人数、経費をお伺いします。 ③今後の動向、方向性をお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 質問が終わりました。 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、まず1点目でございます。 企画、参加の経緯を伺うという点に、お答えをさせていただきます。 水路を管理しております潮来市土地改良区と市において、水路に家電製品などの粗大ごみが投棄されていることや、水路でも舟の運航をしていきたいというお話をしておった際に、テレビ制作会社から池の水をきれいにして、池本来の姿を取り戻す、水抜きに関しては全面的に協力しますというような相談が市にあったところでございます。その相談を受けて、潮来市土地改良区と市において協議を行い、水路の水を抜く企画、提案をさせていただいたところでございます。 その後、制作会社と潮来市土地改良区、そして市で協議を重ねた中で、制作会社の方から、この水路で実施をしたいというお話をいただきました。これらが企画、参加の経緯でございます。 次に、2点目でございます。 参加団体、人数、経費を伺うというご質問でございます。 参加団体でございますが、潮来市土地改良区、潮来市議会、前川をきれいにする会、潮来市消防団、そして、潮来市役所でございます。そのほかにボランティアで参加をしていただいた数多くの皆さんがいらっしゃいます。その方々を含めまして約200名の方にご協力をいただいたところでございます。 また、経費でございますが、9月の潮来市議会全員協議会の際に申させていただいたところでございますが、ふるさと応援基金積立金から200万円以内の流用をさせていただき、進めさせていただきますと報告を、説明をさせていただきましたとおり、200万円以内で進めさせていただいているところでございます。 3点目でございます。 今後の動向、方向性を伺うということに、お答えをさせていただきます。 今後の動向、方向性でございますが、まずは水を抜いた水路の管理を進め、水がたくさんたまらないようしていくところでございます。 そして、今回、補正予算に計上してございますが、潮来市土地改良区の水路のしゅんせつ等を補助をしていきたいというところでございます。 議員からも質問の中で、日本一の水路に向けてというお話をいただいております。潮来市土地改良区と連携をさせていただきながら、少しずつではございますが、水路の環境整備等を進めていきたいと考えているところでございます。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) では、1について再質問させていただきます。 これ、10月13日に最初の収録が行われる予定なったものが、中止になったいきさつをお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、再質問にお答えをさせていただきます。 当初、10月13日の収録日が一時中止となったいきさつというお話でございます。 これらにつきましては、収録を行う上で、さまざまなご意見、メールが制作会社や市へ寄せられたところでございまして、安全な収録を行いたいというテレビ制作会社のお考えのもと収録が一時中止となったところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) それと、南延方干拓南幹線用水路有効活用、平成28年、30年と茨城県へ要望、協議をなされてきたと思いますが、この清掃作業には、県としてのかかわり合いはなく、市と土地改良で行ったというような形でよろしいのでしょうか、お伺いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) 県とのかかわりという再々質問でございますが、この収録を進めるに当たって、水路のサイホウコウ届という届け出を茨城県へ提出し、ご指導をいただいたところでございます。 また、水路の水を抜く作業に当たって、水路の隣、水門を隔てて、1級河川前川がございます。そちらに水を抜いた関係もございますので、潮来土木事務所のほうへご相談をさせていただきながら、ご指導もいただいたところでございます。 また、収録に当たっては、11月6日に実施をさせていただいたところなんですが、平日ということもございまして、テレビ制作会社と相談をしまして、さらには、当然潮来市土地改良区と相談をいたしまして、なるべく潮来土地改良区と市で進めていこうというような考えもあったことから、協力者については、なるべく最小限にとどまるような形を進めさせていただいたところでもございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) それでは、2の参加団体なんですが、消防署、消防団関係がちょっと見えなかったような、消防団の制服を着ていたのが1人だったような、また、経費、先ほどふるさと応援基金積立金200万以内の流用、これで経費足りたのか、また、土地改良の負担というのはなかったのかをお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) 再質問という中で、3点ほどあったかと思います。 まず1点目は、消防団の関係だと思います。消防団につきましては、当初、10月13日の収録に当たっては、消防団の方にも水路で生物を捕獲していただく方とか、さらには生物を運搬していただく方というような役割を担っていただこうと協力をお願いさせていただいたところでございますが、11月6日の収録においては、先ほども答弁させていただきましたが、なるべく土地改良と市で収録は担っていこうという考えのもとに、救護のほうを消防団の方に当日11月6日、お手伝いをしていただいたところでございます。 それと2点目でございますが、経費の関係でございますが、流用させていただいて、200万円以内というところでございまして、それらの考えのもと、200万円以内で進めているところでございまして、足りるということで考えております。 それと3点目でございますが、土地改良の負担というところでございますが、今回、この収録に当たっては、土地改良区と当初から協議をしておったところでございまして、せきとめに関しては市のほうが費用を負担をさせていただいたところでございます。それと水のせきとめ、水抜きに関して、土地改良のほうで全面的にご支援をいただいて、車両なり土地改良の方なりに出ていただいて、準備をしていただいたところでございます。 また、この後、収録の後の浚渫等につきましては、土地改良区の事業において、進めていただけるものでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) それでは、3の今後の動向、方向性についての再質問をさせていただきますが、残りの水路、4キロ余りのうちの1.3キロが今回行われました。その残りの水路をどうするのかと。あの地区に、米島、福島地区の方、まだ冷蔵庫も浮いているような水路が、そのような清掃作業、今後どうするのか。また今、浚渫を土地改良で行うと申しましたが、浚渫とはどのようにするのか、今、乾かしてから浚渫するのかなと思っていたんですが、現在、水がたまっているような状態、そうなるとヘドロ、そうするとこの処理もありますし、置き場もあります。そういった方向をどのようにするのかお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) 3点目の再質問にお答えをさせていただきます。 まず、1点目が水路4キロございます。1.3キロをせきとめて水を抜き、環境整備をさせていただきました。残りの2.7キロ、また、現場付近の福島、米島の方々から、まだ冷蔵庫があるというようなお話を伺っているということでございますが、1点目、2点目、こちらいずれも管理をしております潮来市土地改良区と十分協議をさせていただきながら、進めさせていただきたいと考えているところでございます。 そして、3点目の浚渫のお話でございますが、議員も現場でごらんになったかと思いますが、水路の右岸の土どめが崩れかかっている状況にございます。そちらののり面の補強をさせていただきながら、浚渫、へドロ等を含めて、土を重機等で水路から持ち出すような作業を考えておるところでございます。そちらは土地改良区からお話を伺ったところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 土地改良と協議をしてということでありますが、この水路、今、せきとめてあります。これをまた抜いて継続しないと、また抜いてまたやると、それこそ二度手間、三度手間になります。今の状態でおいて、継続的にやったほうがいいとは思いますが、土地改良との協議でございますので、よくより慎重に協議をしていただきまして、ヘドロの問題、これはかなりの金額がかかります。日干しにしたユンボを使っての作業と違いまして、ヘドロになるとぎらぎら垂れる、流れる車に積めない、そのような状態での作業となりますので、よく土地改良と協議をしていただきたいと思うことと、市長が公約で申されていました日本一の水路、道の駅から嫁入り舟、花嫁さんを運航したいというように申されておりますが、現在の前川、この前も3月にも申しましたが、前川の現状、ヘドロの臭さ、泥水の臭さ、これを前任の寺田建設部長、県に戻るときにぜひ前川の浚渫をしていただきたいと、私、お願いしたんですが、県とのかかわり合いで、前川浚渫、一度やったことがあります。それと、あそこにさっきも申されましたが機場があります。ぜひ県と協議していただいて、前川をきれいにしていただきたい。延方干拓の南幹線用水路、大事でございますが、現在の観光でありますあやめ園の前の前川の浚渫をぜひ、せっかく舟に乗ってもらっても観光でやっているのに、あのにおい、庄司副市長、ぜひ県とのつながりでよろしくお願いします。 3に入らせていただきます。 定住促進について。 ついに人口2万8,000人を割った本市。定住促進施策都市計画税廃止高速通勤バス助成若年世帯定住促進助成金に伴う、①効用、成果をお伺いします。 ②実績数をお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 答弁願います。 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、3の定住促進の定住促進施策、そして高速通勤バス助成のご質問について、お答えをさせていただきます。 定住促進施策といたしましては、主に高速バス通勤、通学定期券購入費助成事業や若年世帯定住促進助成事業となるものでございまして、まずは高速バス通勤、通学定期券購入費助成事業の効果及び成果について、お答えをさせていただきます。 平成28年度から令和元年度まで、現在までの利用者数は、通勤者延べ19名、通学者延べ124名、累計で延べ143名の方にご利用をいただいておるところでございます。 また、通勤利用者のうち、新規で転入された方は、平成28年度は1名、平成29年度は3名、平成30年度は4名、令和元年度は1名、累計で9名となります。 また、新規の通学利用者は、4年間で74名おり、高速バスにて東京駅を利用する通学者には、転出せず自宅から通学できるという意味では、一定の効果があったものと考えているところでございます。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、続きまして都市計画税廃止による定住促進の効果、成果についてでございますが、都市計画税廃止による定住促進による効果、こちらは通常の補助制度とは異なるものでございますので、具体的な把握は難しいというふうに考えております。ただ、都市計画税が廃止されまして、現在お住まいの市民の負担が軽減されたことによる転出の抑制、それからこの地域に定住しようと考えておる方、こちらがより定住をしていただけるような環境が整ったものではないかというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長、お願いします。 ◎建設部長(土子正彦君) それでは、1点目、最後となりますが、若年世帯定住促進助成金の効用につきましては、交付を受けた方を対象にアンケートを実施した結果、当制度が住宅を購入するきっかけの1つになったと回答をいただいている方が、全体で約35%ほどございました。 また、市外に転出していった方が、住宅の購入を機に、当市にUターンする件数も平成30年度から令和元年、本年度にかけまして、転入者26件のうち20件程度ございました。 成果につきましても、この助成金を利用した多くの方々から感謝や今後続けてほしいといった声をいただいていることから、一定の成果はあったものと考えてございます。 子育て支援や市内の土地住宅建設などの促進の観点からも、当制度の役割は大きいというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、次に高速バス助成の実績数について、お答えをさせていただきます。 高速バス通勤・通学定期券購入費の助成事業の実績でございますが、平成28年度から令和元年度までの利用者数でございますが、平成28年度は通勤者1名、通学者17名、合計18名でございます。平成29年度は通勤者4名、通学者29名、合計33名でございます。平成30年度は通勤者8名、通学者44名、合計52名でございます。令和元年度は、令和元年11月1日現在で通勤者6名、通学者34名、合計40名でございます。 また、通勤者のうち、新規で転入された方は、平成28年度は1名、29年度は3名、平成30年度は4名、令和元年度は1名となります。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) 続きまして、都市計画税廃止による定住促進の実績数、こちらにつきましては、先ほど申し上げましたように、実績数の把握については難しいと考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長、お願いします。 ◎建設部長(土子正彦君) 若年世帯定住促進助成金の交付件数の実績でございますが、平成30年度が36件、令和元年度が56件、合わせまして合計で92件となってございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 答弁は終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 効用、効果をお伺いしました。 そういった中で、高速通勤バス助成、通勤、転入者が9名、これありがたいことでございます。ですが、そのほかの人に19名のうち9名が転入者ですが、10名の方に補助金を出している。 また、学生143名が利用されておりますが、自宅から通学できるという意味で、一定の効果があるというような話がありましたが、その後、学校を終わってから潮来にそのまま就職しないで、潮来から仕事につけるというような通学者、これは後で追跡調査となると思うんですが、通勤の方に東京通勤バス、そのほかだっていると思うんです。通勤している方は、水戸に行っている、電車で通勤している。そういった方と不公平にならないかと思うんです。本当に転入してくれた人に助成するというのはわかるんですが、これをいつまで続けるのかお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) 本事業をいつまで続けるのかというような再質問であろうと思います。 本事業につきましては、今年度が事業の最終年度となっておるところでございまして、これまでの実績等々踏まえながら、アンケートを実施させていただきまして、そのアンケートの結果を精査させていただきながら、現在、事業の継続や見直し等々、検討させていただいておるところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) また、若年世帯定住促進助成金、大変な利用で、これは継続して続けていただきたいと思います。 4に入ります。 市長公約について。 就任後、間もなく1年。選挙前に公約した病院誘致、日の出に警察署、消防署設置、また、給食費無料化などを数々の公約を挙げておられます。 そういった中で、①進捗状況をお伺いします。 ②空洞化している本町、牛堀地区の今後のまちづくりを市長の考えをお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、4点目の、まず①でございますが、進捗状況を伺うというご質問でございます。 選挙公約で上げさせていただいた公約について、まず、病院誘致の件でございますが、現在、病院側で関係機関と調整中ということで伺っているところでございます。 次に、日の出に警察署の設置という点ですが、これまで何度か行方警察署や茨城県警に要望、協議をさせていただきましたが、なかなか難しいというお話をいただいておるところです。 次に、消防署設置でございます。広域消防を運営しております鹿行事務組合を初め、構成市であります鉾田市、行方市とも協議をさせていただき、ご理解をいただいた後、場所や規模等の検討を進めていきたいと考えているところでございます。また、設置に向けては、市内全体の消防体制を総合的に判断をした上で、考えていきたいと思うところでございます。 続きまして、給食費無料化については、現在、制度設計を行っている最中でございます。また、茨城県の市長会でも給食費無料化を国に働きかけを行っているところでございます。 続きまして、②の空洞化している本町、牛堀地区の今後のまちづくり、市長の考えはという点にお答えさせていただきます。 人口減少や少子高齢化の進行により、議員ご指摘のとおり、空洞化が目立っているところもございます。それぞれの地区の特性を生かした市街の魅力が高められるよう、調査研究を図ってまいりたいと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) それでは、1について、再質問させていただきます。 この病院、いつごろできるのか。また場所、病院名は、個人情報の関係で答えられないのかわかりませんが、病院ですので、この場所と病院、いつごろできるのかをお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、1点目の再質問でございます。 いつごろ、そして場所というご質問であると思います。 開設時期、場所等々、病院内部で検討しているということで伺っているところでございます。潮来市に建設する意思は変わらないというお話も伺っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) そのうち場所を教えてもらえる形になると思いますが、再々で、警察署はなかなか難しい。消防署も協議されているというような中で、給食費の無料化、これ、私たちは1月改選でございますが、歩いていると、給食費無料化、前の市長と今回の市長、両方が無料化にすると言っているのに、この1年間何の変化もない、いつから無料化なんですかと、歩くところどころの父兄から言われます。そういった中で、今、制度設計を考えている、また市長がちょうど1年前、インターネットサイト討論会を市長候補者同士でやった中で、段階的にやっていくとそのようなことを申されておりましたが、この段階的、公約でありますので、どのような形で進捗しているかをお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、給食費に係る再々質問でございます。 給食費無料化でございます。市長の公約で給食費無料化、段階的というようなご質問でございます。そういった中で、先ほども答弁をさせていただいたところでございますが、茨城県の市長会でも給食費無料化を国に働きかけをしているところでございます。 また、本市においても無料化につきましては、現在、制度設計を行っているというお話をさせていただいたところでございます。 本年の第2回の定例会において、市長のほうがこの議場で答弁をさせていただいておりますが、繰り返しになりますが、まずは制度設計をしっかり行って、4年間のうちに何とか進めていきたいというような考えのもと、私どもも現在、来年に向けながら制度設計を進めさせていただいておるところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 来年に向けてと制度、よろしくお願いしますとともに、この内容充実で、通告外になってしまうかもしれないんですが、残食、給食、無料化とちょっと離れるかもしれないんですが、残食と内容をぜひ父兄でなくて子供たちからのアンケートと申しませんが、子供たちの意見を聞き入れてもらえればと思います。 ②の空洞化している本町について、再質問させていただきます。 現在、アイモアもなくなって1年、また、最近ではございますが、大黒天もなくなりました。また、駅の周辺の飲食店も閉店しているところもあり、本当に駅の周りも暗い。こういった中で、本当に潮来をこれからどうするかを、もう一度市長から答弁をいただいて、終わりにしたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 原市長、お願いします。 ◎市長(原浩道君) 田崎議員の再々質問にお答えを申し上げます。 議員ご指摘のように、市内商店街、そして牛堀も含めて大変厳しい状況にあるということは認識しております。 こういった中で、総合計画にのって、やはり事業を進めているんですけれども、それだけではなかなか食いとめることができません。 そういう中では、牛堀地区、今、小さいスタートでございますけれども、島崎城等もございますし、図書館もあります。市内商店街はなかなか厳しい状況にありますけれども、水辺を利用したこの総合計画にのっとって誘致を図っていくということと同時に、今、住んでいる方々がやはり元気にならないとなかなかまちづくりは進みませんので、そういったところもきちんと光を当てて、できるところからしっかりと進めていきたいと考えております。 今回の水抜きも、基本的には日本一の水路をつくっていこうというきっかけづくりで誘致を図ったところでございます。いかんせん水路も土地改良区でございますので、市が勝手にできることではございません。こういった中では、皆さんでみんなでまちを盛り上げていこうと、そういうきっかけづくりをしっかり行政がやっていこうということで進めております。 昨日も牛堀の図書館には、本物のサンタクロースさんが来ていただいて、子供たちと触れ合うということもいたしました。いろんなところで、そのきっかけというものをしっかりつくって、それをもとに議員の皆様、そして市民の皆様方のお知恵をかりながら、まちづくりを進めていきたいと考えておりますので、ご協力とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。 私からは以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 以上をもちまして、10番、田崎清の通告質問を終わりとします。 ○議長(薄井征記君) 以上で、10番、田崎議員の質問が終わりました。 ここで、執行部入れかえがあります。----------------------------------- △飯田幸弘君 ○議長(薄井征記君) 次に、5番、飯田幸弘議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 飯田議員。     (5番 飯田幸弘君 登壇) ◆5番(飯田幸弘君) 5番、飯田幸弘でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 台風、大雨に備えた体制について。 令和元年度において台風15号、19号、21号が東海、関東甲信越、東北に甚大な被害をもたらした。本市においても人的被害、公共施設の被害、建物の被害、農作物の被害など、中でも台風15号においては、大規模停電による市内6,600戸が数日間停電を強いられました。そこで、何点かお伺いをいたします。 1、9月、10月における台風による潮来市の主な被害状況をお伺いします。 1については、前質問者において答弁をいただいておりますので、答弁は結構でございます。後で集会所について再質問をさせていただきますので。 2について、台風によって前川沿いの避難準備が出されたが、前川水門のポンプ稼働状況及び消防団、消防車両における排水状況を伺います。 3、西丁区の急傾斜の倒木及び傾斜面の亀裂などの対応について伺います。 4、9月、10月台風に備えた事前行動と対応をお伺いします。 4も前質問者において答弁をいただいておりますので、答弁は結構でございます。 以上、4点をお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 質問は終わりました。 答弁を願います。 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、2点目の前川の排水状況、こちらのほうお答えさせていただきたいと思います。 議員のおっしゃられました排水状況につきましては、今回10月25日と大雨時、台風21号に伴いまして増水いたしましたので、そちらのことかと思われますので、そちらの状況をご説明申し上げたいと思います。 前川水門ポンプの稼働状況でございますが、10月25日13時、前川水門の閉鎖を開始いたしました。そして、閉鎖後14時10分からポンプの運転を開始しております。そこから連続いたしまして、10月26日翌日のお昼の12時18分までですが、連続して稼働をさせていただきました。一旦水位のほうが低下おけまして、一旦お休みしまして、13時53分から再度ポンプの運転を開始しております。そして、当日の17時26分まで連続稼働をいたしまして、停止のほうをさせていただいております。この間、合計25時間41分稼働したということで、前川の排水機場設置以来、最長の稼働ということになったところでございます。 また、特に水位が上昇いたしました10月25日の22時前後から10月26日の早朝7時半までの間は、国土交通省の排水ポンプ車を臨時的に2台追加設置しまして、対応に当たったところでございます。そのほか、前川の排水ポンプ場付近では、それを補完する形で消防車両6台が排水対応に当たっていたというふうに消防団のほうからは報告を受けているところでございます。 続きまして、3点目、西丁区の休憩施設の倒木及び急斜面の亀裂などのご質問にお答えさせていただきたいと思います。 今回の台風等による国道51号下の斜面の倒木及び亀裂、こちらにつきましては地域の住民の方からも通報いただいておりまして、現地確認を行っております。倒木や斜面に影響を及ぼすような樹木の伐採、剪定は、今後行っていくという予定になっているところでございます。 説明は以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 1について再質問させていただきます。 主な被害状況をお伺いしました。 今回は台風による被害ということで、想定外かもしれません。今後、温暖化が進む中において、このような事態も予想されるわけでございます。各地区の集会所は、地域防災の拠点であります。被災された地区の集会所の助成は考えているのか。さらにお話しさせていただければ、ふるさと納税を財源に助成制度をつくるべきと思いますが、見解をお伺いさせていただきたいと存じます。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、集会所等の再質問にお答えをさせていただきたいと思います。 現在、区長会の皆様方では、地区の被害状況も取りまとめまして、今後市のほうへ集会所等の補修、修繕、そちらに向けた要望書の提出を考えているところだというふうに伺っているところでございます。 議員がおっしゃるように、身近な災害への備えとして、集会所のほうは大変大切な施設でもございますので、そちらの要望書も拝見させていただいた上で、助成制度のほう考えてまいれればというふうに考えております。ただ、財源につきましては、いろいろ考え方もたくさんあろうかと思いますので、そちらは適宜こちらで判断をさせていただいて考えてまいれればというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 要望書が出るというお話でございます。ぜひとも、一日も早い助成制度を確立していただければと存じます。 2について再質問させていただきます。 台風による今回の水位の上昇は、どのような要因が考えられるのかお伺いさせていただければと存じます。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、2の増水の要因ということですが、今回台風によりましてこの地域に降った雨、この量も多大なものとなりました。特に台風19号、それから10月25、26日の低気圧による影響。こちらは集中的に雨量のほうが降ったということで、そちらで増水をしたものというふうに考えておるところです。 また、前川の水位が上昇した理由としては、常陸利根川の水位、こちら常陸利根川流域に降りました雨の影響で、常陸利根川が増水することによりまして、その影響というふうに認識をしているところでございます。 今後、当市に降る雨以外でも、霞ヶ浦流域に降る雨量等も注視しながら、対応をとってまいれればというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 再質問させていただきます。 消防団の排水活動をしていただいたということで、ご答弁いただきました。 実際に台風時の活動をする上で、市長、消防団の指示、連携系統はどのようにされたのかお伺いをさせていただきたいと存じます。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、消防団の連携のご質問にお答えしたいと思います。 今回の台風では、潮来消防団の皆さんには大変お世話になりました。特に消防団長、消防本部の皆さんには、市役所に実際に増水している間は詰めていただきまして、そこから各方面隊のほうに指示を出していただいておりました。それによりまして、各消防団が機庫に待機して防災に当たるなど、深夜に及ぶ中ではございましたが、大変ご尽力をいただきました。この席でも感謝を申し上げたいというふうに考えているところです。 今後も防災に当たりましては、関係機関以外にも消防団の皆様とも連携しながら、対応をしてまいりたいというふうに思っているところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 消防団の皆様には、先ほど答弁の中で夜半まで排水活動を行っていただいたということで、私からも感謝を申し上げたいと存じます。 3について再質問をさせていただきたいと存じます。 樹木を切る予定であるということでございますが、いつごろになるのかお伺いをさせていただければと存じます。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) 先ほどご説明申し上げました樹木の伐採等の予定でございますが、現在、復旧・復興のほうございまして、事業者の皆さんも大変お忙しくなっているということでございます。できるだけ早急に対応をというふうに考えておりますが、残念ながら年明けになってしまうものかというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 年明けということでございますが、地域の皆様の方々の安心のためにも一日も早く行っていただければと思いますので、よろしくお願いします。 4について再質問いたします。 先ほど答弁の中で緊急時に即した対応可能な体制との答弁がございました。具体的にどのような体制かお伺いをさせていただければと存じます。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、災害時の対応につきまして、体制のところでお答えをさせていただきたいと思います。 私どもでは、先ほど事前行動計画に基づき、台風等が来る前から準備を進めているというふうにお話を申し上げました。その中では、国・県、関係機関を初め、それぞれの受け持ちのところを確認し、またそれぞれ担当する土地改良区ですとか建設業組合の皆様、それぞれとも連携をとりまして対応させていただいております。 また職員につきましては、災害にもよりますけれども順番に応じて、総務部、建設部、それから市民福祉部などと連携をとりながら、十分な職員体制をとらせていただいていると思っております。 また、災害対策本部等が設置された折には、職員のほとんどがそちらの災害対応に当たるというようなことで取り組ませていただいているところでございます。また、今回の災害では、19号のときには災害対策本部のほうを設置させていただきまして、それぞれが一堂に会して会議等をまめに行いまして、即対応ができるような体制をとらせていただいたというところでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) ご答弁ありがとうございました。 大きな2に移らせていただきたいと存じます。 つくば霞ヶ浦りんりんロードについて。 自転車活用促進法(平成28年)法律第113号に基づき、自転車を通じてすぐれた観光資源を有機的に連携するサイクルツーリズムの推進により、日本における新たな観光資源を創造し、地域の創生を図るため、令和元年9月にナショナルサイクルルート制度が創設されて、つくば霞ヶ浦りんりんロードが指定を受けた。そこで、本市においても、つくば霞ヶ浦りんりんロードの一躍を担う自治体として、取り組みを何点かお伺いをいたします。 1、最近のつくば霞ヶ浦りんりんロードの全体の利用者数と本市内のコースの利用者についてお伺いします。 2、サイクリストの当市の受け入れ環境と情報発信状況について伺います。 3、サイクリストに対する観光対策として、今後の活用方法や取り組みについてお伺いいたします。 以上、3点よろしくお願いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、1点目の最近のつくば霞ヶ浦りんりんロードの全体の利用者数と潮来市内のコースの利用者数等についてというご質問でございます。 つくば霞ヶ浦りんりんロードの全体の利用者数についてでございますが、茨城県が集計したデータによりますと、平成30年度の推計値として8万1,000人となります。なお、潮来市内コースの利用者数等については、コース個別ごとの集計値が算出されていないため、推計値は出ていないところでございます。 また参考までに、市内のサイクルサポートステーションとなる飲食店等のサイクリストの利用状況でございますが、本年4月から11月までの8カ月間での主要18カ所の利用状況を確認しましたところ、場所によって人数の差はございますが、合計すると約800人おったところでございます。市内のサイクルサポートステーションは、46カ所ありますので、単純計算をしますと年間約3,000人以上が利用していることになります。市内コースのみの利用者数も多くいらっしゃると思いますので、多くのサイクリストが本市に訪れているものと推察をしているところでございます。 2点目でございます。 サイクリストの当市の受け入れ環境と情報発信状況についてというご質問でございます。サイクリストの受け入れ環境についてお答えをさせていただきます。 つくば霞ヶ浦りんりんロードの利用者が安心・安全にサイクリングを楽しむために、県内にはサイクルサポートステーションと呼ばれる安全、快適なサイクリングのため、駐輪ラックの設置、空気入れや工具の貸し出し、サイクリスト向け優待サービスを提供するための施設が設置されており、コンビニや飲食店、道の駅など、現在約300カ所以上の施設にご協力をいただいておるところでございます。 市内においては、水郷潮来観光協会や潮来市商工会の協力のもと、サイクルサポートステーションが46カ所ございます。そのうち、空気入れや工具の貸し出しをしているところが10カ所、サイクリストが店舗等に立ち寄り食事などをした際に、ドリンクサービスなどの提供をするサイクリスト優待サービス店が40店舗ございまして、サイクリストの受け入れ環境の向上に努めているところでございます。 また、サイクリングロードの整備についても、サイクリストが安心・安全に走行するための矢羽根の表示等の整備を継続して進めております。 次に、情報発信状況についてでございますが、水郷潮来市サイクリングマップの配布や潮来サイクリングガイドというホームページにおいて、霞ヶ浦周辺のサイクリングコースの紹介や立ち寄りスポット情報の紹介などを行っているところでございます。今後は、つくば霞ヶ浦りんりんロードの公式ホームページと連携を図りながら、情報発信の充実に努めてまいりたいと考えているところでございます。 3点目でございます。 サイクリストに対して、観光対策として今後の活用方法や取り組みについてというご質問でございます。 つくば霞ヶ浦りんりんロードの起終点となっておる本市といたしましても、全国でふえつつあるサイクリストや訪日客の間でも注目が高まってございますサイクルツーリズムを通して、観光資源をPRし交流人口をふやし、地域活性化につなげていくことが必要であると考えているところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 1については再質問はございません。 2について再質問させていただきます。 サイクルサポートが46カ所あるということでございますが、今後はふやしていく予定は考えているのかお伺いさせていただきます。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) 2点目の再質問でございます。 サイクルサポートステーションをふやしていくのかというご質問でございますが、私どももサイクルサポートステーションはふやしていきたいと考えておるところでございます。利便性の向上が図られるよう関係機関などと調整をしていきたいと考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 3について再質問をさせていただきたいと存じます。 皆さんもご存じだと思いますが、しまなみ海道サイクリングロードは、サイクリストの聖地として呼ばれております。その中で人気なのが、片道ライドやハーフライドであります。提案として潮来駅やバスターミナルを活用した片道ライドやハーフライド、例えば潮来駅から土浦へ、また逆に土浦から潮来駅へというふうに観光目的のお客様をふやす取り組みを行ってはどうかと思いますが、いかがでしょうか。お伺いをいたします。 ○議長(薄井征記君) 茂木秘書政策課長。 ◎秘書政策課長行財政改革推進室長(茂木衛君) それでは再質問に答弁させていただきたいと存じます。 片道ライド、ハーフライドの取り組みのご提案だと存じます。 飯田議員のおっしゃるとおり、片道ライド、ハーフライドは、サイクリストから一定の需要があると。それにつながる施策としては、現在茨城県と土浦市、あと行方市と潮来市で共同で実施しております霞ヶ浦広域サイクルーズというものを、今現在実施しております。サイクリングとクルージングを合わせた事業となっておりまして、土浦港から行方市を経由しまして、常陸利根川の潮来港を終着として運航しているところでございます。 利用方法の一例としましては、土浦港から自転車を船に乗せて潮来まで来ていただいて、潮来市内での観光を楽しみ、その後、土浦市へ自転車で帰るといったような利用がございます。 今後は、議員のご提案いただいた潮来駅やバスターミナルを活用した片道ライドやハーフライドについても、土浦市も含めて広域的な観点で調査研究してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 前向きなご意見ありがとうございました。 再質問でございますが、しまなみ海道サイクリングロードでは、手ぶらでサイクリングサービスや自転車配送サービスを行っているが、どのように考えているのかお伺いをさせていただきます。
    ○議長(薄井征記君) 茂木秘書政策課長、お願いします。 ◎秘書政策課長行財政改革推進室長(茂木衛君) それでは、再々質問に答弁させていただきたいと存じます。 手ぶらでのサイクリングサービスと自転車の配送サービスのご提案だと存じます。 議員のおっしゃるとおり、しまなみ海道の手ぶらサイクリングについてでございますが、もっと手軽にサイクリングを楽しんでもらいたいというコンセプトのもと、出発の宿泊から到着の宿泊までの即日配送を可能にしたサービスと認識しているところでございます。利用者から大変好評を得ていると聞いてございます。しまなみ海道が、利用者が日本最多となっている要因の一つと考えているところでございます。 現在つくば霞ヶ浦りんりんロードでは、同様のサービスは今行っておりません。より手軽にサイクリングを楽しめる環境づくりをしていく上で、つくば霞ヶ浦りんりんロード利活用推進協議会におきまして、検討していくことが必要かと考えてございますので、今後提案をしていきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) ぜひとも利活用推進協議会でご検討いただきまして、実現できるようよろしくお願いをしたいと存じます。 大きな3に移ります。 津軽河岸周辺を生かした「わくわく商工祭」について。 本年、津軽河岸あと広場において、わくわく商工祭が11月10日に開催されました。多くの催し物が開催され、にぎわいの創出、地域活性化につながったと思います。そこで、何点かお伺いをさせていただきます。 1、津軽河岸あと広場、石蔵、磯山邸それぞれの利点を生かして開催されたと思うが、地方創生に係り、市と商工会など関係団体との連携についてお伺いをいたします。 2、ろ舟運航及び秋の夫婦舟、さらにヘルスウオーキング大会も同時開催されたが、状況をお伺いいたします。 3、津軽河岸周辺の活性化事業の今後の方向性をお伺いいたします。 以上、3点お伺いをいたします。よろしくお願いします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長石津利衛君) それでは、1点目、市と商工会等関係団体との連携について答弁をさせていただきます。 先月10日に開催されました潮来市商工会主催「わくわく商工祭」は、初めての試みとして開催会場を津軽河岸あと広場、石蔵、磯山邸を活用などし、にぎわいのあるイベントとなりました。3つの施設が隣接をしているため、それぞれの施設の利点を生かし、うまく活用ができていたのではないかと感じております。私どもも地域のにぎわいを創出するために、行政のみならず市民や団体等との協働が最も重要であると認識しており、今回津軽河岸あと広場や周辺施設を商工会で活用していただいたことは、官民協働のよい例になるのではないかと考え、今後も各種団体との連携を強化し、地域活性につなげていきたいと考えております。 2点目として、共催内容についてでございます。 わくわく商工祭当日には、株式会社いたこまちづくり観光事業部による津軽河岸あと広場と水郷旧家磯山邸を活用した「秋の夫婦舟」がとり行われ、多くの方々から祝福をしていただきました。花嫁さんと花婿さんが一緒に乗船することや、結婚宣言をするスタイルなど、津軽河岸あと広場を活用した初めての企画であり、これまでのあやめまつりに行われている嫁入り舟とは異なるイベントとして、今後につながるものと期待するところであります。また、商工会主催のろ舟運航もあり、どちらも津軽河岸と水辺を生かした潮来らしい行事であったと感じております。 さらには、潮来市ヘルスウオーキング連合会主催によります恒例のヘルスウオーキング大会が、ゴール地点として津軽河岸あと広場に設定されており、参加者として40名に立ち寄っていただくことができました。 3点目として、津軽河岸周辺の活性化と方向性について述べさせていただきます。 磯山邸を含めた津軽河岸周辺の施設整備につきましては、平成27年度より観光の拠点、住民と観光客の交流の場として、さらにはまた地域経済の活性化を目指した地域創生事業として取り組んでまいりました。津軽河岸あと広場周辺やあやめ園、前川を含む、このエリア一帯で潮来の産業が活性化し、さらには経済効果が生まれ、新たな観光産業の確立ができるよう事業を推進してまいりました。そして、にぎわいをつくることから、誘客へと結びつく観光事業の展開ができる拠点となり得るよう、今後の指定管理者である株式会社いたこと連携をしてまいりたいと考えております。 以上であります。 ○議長(薄井征記君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 1については再質問はございませんが、今後も連携を強化して、さらに地域の活性化につなげ、にぎわいの拠点にしていただければと存じます。よろしくお願いします。 2についても再質問はございませんが、6月の嫁入り舟、秋の夫婦舟ということで、数年間に向けてさらなる推進をお願いしたいと存じます。 3について再質問をさせていただきたいと存じます。 今後も指定管理者である株式会社いたこと連携をしていきたいと思うということでございますが、津軽河岸あと広場、石蔵において、今後も短期的、定期的なイベントなど、例えば音楽コンサートとか、また子供たちやおじいちゃん、おばあちゃんが集える憩いの場として、コミュニティカフェなどを含めた利活用、さらには近隣自治体との協働のイベントなど行ってはどうかと思いますが、見解をお伺いいたしたいと存じます。 ○議長(薄井征記君) 榊原産業観光課長、お願いします。 ◎産業観光課長(榊原徹君) それでは、議員ご指摘、ご提案いただきましたように、昨日行われました津軽河岸あと広場で開催をされましたクリスマスイベント等も、ご指摘いただいたご提案いただいたようなものになり得たのかなというように、今考えているところでございます。 また、ご提案いただきましたように、小さな子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで多くの幅広い世代の方々に、地域コミュニティをつくり出す場としても活用していただきながら、街中の観光拠点としてのにぎわいにつなげてまいれればというように考えているところでございます。 さらに、地域間連携というような広域連携のことでございますけれども、やはり観光施策を一つの自治体だけで推進していくというのは、効果がなかなかうまく上がらないのかなというように考えているところです。したがいまして、ご提案いただきましたように周辺自治体、あるいはその他の広域連携をしながら、観光施策を進めてまいりたいというように考えているところでございます。その中では昨日のようなイベントや、近隣自治体、広域連携の中での短期的イベントなども含めながら、そういったものを取り組んでまいれればというように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) お願いでございますが、コミュニティカフェの運営目的といたしましては、地域活性化プラス保健福祉、さらに地域貢献であります。また、近隣自治体を初めとした広域的な連携を模索する時代ということでございますので、ぜひとも連携を密にして推進をしていただければと思います。 大きな4に移ります。 市道(潮)2級24号線の路面修繕について。 令和元年6月定例会において、市道(潮)2級24号線(前川沿いの道路)の路面改修についてお聞きしました。 本年度、修復などの考え方について路面の穴の補修など継続していくとともに、経年劣化によるひび割れ箇所並びに道路の凹凸による雨水がたまった箇所の部分的な舗装の補修、そして下水道マンホールによる段差解消などの検討をしていきたいと考えています。路線全体の大規模改修については、今後何らかの補助事業はないか調査するとの答弁でございました。 そこで、現在の状況及び予定についてお伺いをいたします。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長、お願いします。 ◎建設部長(土子正彦君) それでは、現在の状況と予定について答弁させていただきます。 初めに、部分的な舗装の補修の状況について答弁いたします。 7月上旬から10月にかけまして、現地調査のほうを行ってございます。 11月上旬から都市建設課と上下水道課により、路面の部分的な補修工事を開始したところでございます。 工事の内容でございますが、路面のひび割れや凹凸部の舗装打ちかえ、こちらが7カ所、面積にして約140平方メートル。止まれ表示と停止線の再設置、こちらのほうが3カ所。そして、上下水道マンホールの高さの調整のほうを行ってございます。こちらのほうが4カ所でございます。合わせまして14カ所となっており、補修工事の完成につきましては12月上旬、今月上旬ということで予定をしているところでございます。 次に、路面の大規模な改修の補助事業につきましても、茨城県潮来土木事務所にも相談しながら調査を進めておりますが、今のところ該当するような補助はないというのが現状でございます。 今後といたしましては、路面の穴の補修など部分的な補修を継続して行うとともに、該当する補助事業につきましては、引き続き調査のほうを行っていくという予定でございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 再質問はございませんが、お願いとして、現在下水道の段差の解消と凹凸によるひび割れで雨水がたまった箇所の修繕をしていただいているということで、全区長さんまた地域の父兄の方も少しは前進したのかなということで感じておると思いますので、引き続きお願いしたいと思います。 しかし、路面の修繕をした箇所が、すぐに壊れるなどのことも起きる上でございますので、その辺は調整をしていただきましてよろしくお願いしたいと、安全な状況で維持をしていただきたいと存じます。さらに、路面全体の改修について、土木事務所とお話をさせて調整していただいているということでございますが、さらに調整していただきまして、でき得る限りやっていただけるような方向でよろしくお願いしたいと存じます。 以上をもちまして、5番、飯田、質問を終了します。 ○議長(薄井征記君) 以上で、5番、飯田幸弘議員の質問が終わりました。 ここで、執行部の入れかえがあります。----------------------------------- △平田健三君 ○議長(薄井征記君) 次に、7番、平田健三議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 平田議員。     (7番 平田健三君 登壇) ◆7番(平田健三君) 7番、平田健三です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問いたします。 大きな項目でございます。第1点目。防災・減災対策の強化についてでございます。 今回の台風15号、19号さらには21号に伴う記録的な豪雨が重なり、本市においても甚大な被害が発生いたしました。幸い前川の氾濫こそなかったが、避難準備等が発令され、防災無線放送、緊急速報メール、避難所開設等々さまざまな課題も出ました。この異常気象による経験したことのないような豪雨に対して、さらに防災・減災対策の取り組み強化が望まれます。そこで何点かお伺いいたします。 今回の台風15号、19号、さらには21号に伴う記録的な豪雨で、自治区の対応をどのように評価しているのかお伺いします。 2点目、常陸利根川の堤防は今回の大雨で決壊の心配はなかったのか。その後の対応や調査されたのかお伺いします。 3点目、香取、稲敷、神栖、潮来4市の防災協定で、利根川で避難勧告が出された状況と対応をお伺いします。 4点目、牛堀中、潮来二中の避難所開設の状況と対応をお伺いします。 5点目、災害時の被害を最小限に抑えるため、自治区地区タイムライン(地区防災計画)の作成やマイ・タイムラインの普及をお伺いします。 6点目、避難所の備蓄品で、近隣市で液体ミルクの備蓄状況と本市の備蓄導入を提案いたします。 7点目、避難所へ低コストの大型スポットクーラーの導入を提案いたします。 7点でございます。先ほど来のいろんな答弁ございましたので、割愛して簡単で結構ですのでよろしくお願いします。 ○議長(薄井征記君) 答弁を願います。 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、順番にご質問にお答えしてまいりたいと思います。 まず、1点目の各自治区の対応について、お答えをさせていただきたいと思います。 今回の台風におきましては、自治区として独自に、地区公民館を避難所として開所した区が数件あったというふうにお話をいただいているところでございます。また各地区では、区民の皆様が協力しまして、倒木処理や施設の修繕等行っていただいているというお話をいただいております。 今後も共助の考えに基づきまして、区長様を中心とし共助活動に尽力していただければ、さらなる潮来市の安全・安心につながってまいるものと考えているところでございます。 市といたしましても、今災害での各地区の活動に感謝申し上げるとともに、なお一層の連携、支援に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 2点目でございます。 常陸利根川の堤防のご質問にお答えしたいと思います。 今回の災害に当たりましても、国土交通省霞ヶ浦河川事務所様とは緊密に連携をしながら対応させていただいたところでございます。今回の3つの風水害について、常陸利根川での堤防決壊や越水の心配はなかったというふうに聞いているところでございます。また、常陸利根川の堤防調査の対応を先ほどの河川事務所さんに確認したところ、台風通過前、事前確認よる堤防天端の軽微な修繕対応を実施し、台風通過後、事後確認におきましては被害箇所のない旨ご連絡をいただいているところでございます。 3点目でございます。 香取、稲敷、神栖、潮来4市協定のご質問にお答えしたいと思います。 今回の台風19号では、10月13日午後6時ごろ横利根での水位が氾濫危険水位を超えたため、香取市で避難勧告が出されております。利根川洪水対策避難所につきましては、事前に香取市長から潮来市長へ避難受け入れの要請がございまして、潮来市災害対策本部では、対象地域の潮来市民の避難及び香取市からの広域避難の準備態勢を整えたところでございます。 避難勧告が発令される前、17時には香取市では避難準備、高齢者等避難開始の発令がされており、当市におきましても16時50分には、十四番地区と永山ムコウズ地区に対しまして、避難準備、高齢者等避難開始を発令したところでございます。 続きまして、4点目でございます。 牛堀中、潮来中の広域の避難の受け入れについての質問についてお答えをさせていただきます。 潮来市、香取市の避難準備、高齢者等避難開始の発令を受けまして、10月13日午後5時に牛堀中、潮来二中体育館を利根川洪水対策避難所として開設しまして、避難者476名の受け入れを行ったところでございます。 10月13日は利根川の水位が非常に上昇しておりまして、当日午後には潮来市教育委員会と連携して、避難所開設に向けて準備を進めておりましたので、円滑に受け入れできたものというふうに認識しております。なお、避難所の運営に当たりましては、香取市の災害対策本部と連絡を密にした上で、協定の定めに基づきまして、潮来市防災担当が鍵や体育館の使用方法、こちらを香取市の担当者の方に引き継ぐ形をとらせていただいて、実際の避難所の受付や運営につきましては、香取市の担当者のほうに行っていただいたところでございます。 続きまして、5点目でございます。 タイムラインのご質問に対しましてお答えをしたいと思います。 タイムラインは事前の防災行動計画と呼ばれているものでございまして、これまでは主に行政機関が作成し、防災対策に活用してまいりました。しかし、最近では常総市での堤防決壊をきっかけに、住民の方が自分の計画であるマイ・タイムラインをつくる取り組みが注目されているところでございます。 このマイ・タイムラインの普及のため、本年度も茨城県と連携しまして研修会等の開催に向けた協議を行っております。実際にお住まいの地域では、それぞれ自然環境や、あるいは道路環境なども異なるため、平常時から各世帯で避難に関しまして、家族の皆さんとも打ち合わせ等を行っていくことは、大変有意義なものでございますし、その機運が高まっていただきたいものというふうに考えておるところでございます。 次年度以降もできれば作成講座や研修会等が実現できるように、努力をしてまいりたいと考えておるところでございます。 続きまして、6点目の液体ミルクの備蓄、こちらに関するご質問にお答えをさせていただきたいと思います。 まず、近隣市の状況でございます。 神栖市が今年度より液体ミルクの備蓄を行っているそうでございます。また、鹿嶋市は基本的に粉ミルクの備蓄だそうですが、台風時については避難所開設までに時間的余裕があることから、ある程度の数の液体ミルクを直前に購入しているということでございました。行方市、香取市では現在両市とも粉ミルクでございますが、災害協定さまざまな災害協定が結ばれているところなんですが、そちらに液体ミルクを盛り込みまして、協定先の皆様と災害時優先的に提供していただくようにお願いを申し上げることで、対応を進めてまいりたいという意向だとお聞きしました。 潮来市での備蓄についてでございます。 液体ミルクは利便性と安全性は高いものの保存期限が短く、缶タイプのものでございますと製造日から1年、それから紙パックタイプのものでございますと6カ月と、そちらが一般的な期限とされているところだということです。その点を考えれば、災害協定に液体ミルクを盛り込み、協定先に災害時優先的に提供していただくようお願いしていくことが、より効果的ではないかと現在は考えているところでございます。 貴重なご意見でございますので、今後協定内でも確認し、優先的な提供をお願いするとともに備蓄が可能かどうかも視野に入れながら、柔軟に対応してまいれればというふうに考えております。 続きまして、7点目、スポットクーラーの導入でございます。 こちらに関しましては、貴重なご提案というふうに認識しております。今回ご提案のスポットクーラーの導入でございますが、調べたところによりますと体育館など冷房施設のない場合だと思いますが、設置場所やそれから外気の遮断、それからリース方法、さまざまな課題があるように思われました。今後、引き続きそれらの課題を解消できるかどうか研究をしてまいれればというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆7番(平田健三君) 1から4番まで、全体的にちょっと再質問をしたいと思います。 今回、自治区に対しては、本当に区長を中心に、さっき答弁がありましたように大変な避難に対して、各区を回ったりいろんな被害状況を聞いたり、区長さんが大変苦労されたということも、私の地元の大塚野区も一緒に区長さんと回らせていただきました。市民の方からさまざまな要望や意見やゴトがなせまして、とてもこれ行政、市やまた消防団だけでは対応できない状況がございました。そういう意味では自治区のこれからの災害に対しての支援というか強化に対して、しっかり取り組む必要があろうかなと思います。そういう意味でもう一度区長さんと協議をされながら、どのような自治区に支援ができるのか、また経済面またいろんなコスト面もかかると思いますけれども、さまざまなことがありますので市としても今後そういう協議会、また今回反省会もされていなかったと思いますので、その辺の協議をしていただけると思いますが、その辺の答弁をお願いします。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、再質問のほうにお答えしてまいりたいと思います。 平田議員さんがおっしゃるように、今回の大規模な災害に対しましては、区長さんたちの協力なくして対応できなかったというふうには認識しております。毎年行われております防災訓練の際にも、地区の皆さんには自主防災組織として避難訓練等に参加していただくほか、さまざまな災害に関する情報もお伝えしているところでございます。 今回も災害に対しまして、各地区では、先ほど集会所のほうの修繕等に関してご答弁をさせていただいたところでございますが、それぞれ各地区におきまして、それ以外にもさまざまな課題等があろうかなというふうに思っております。今後区長の皆様方とも、今回の災害を踏まえてご協議してまいれればというふうに思っております。具体的な支援というのはそういう課題の中から生まれてまいるということですので、今後そういう活動も重要と考えて進めてまいれればいうふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 平田議員。 ◆7番(平田健三君) それでは、6点目の液体ミルクについてでございます。 この液体ミルクについては先ほど答弁がありました。お湯で溶かさずに乳幼児の方にミルクを提供する、災害時のことであります。これが今、各自治体に広がっております。なかなか先ほどの賞味期限等もございますが、各自治体では無料で、乳幼児の健診のときに賞味期限が切れる前に渡したり、また防災訓練のときに実際に使用してもらう等と、さまざまな工夫でこの液体ミルクの普及をしている状況でございますので、さまざまな方から本当に助かったと。実際の災害の出た避難所で、実際に出されたところでは大変に助かっているということも聞いております。断水もします、お湯も出ません、お湯も沸かせません、そういう状況では必ず災害に必要なものと思いますので、また検討をお願いしたいと思います。これは答弁結構です。 あと、7点目の大型スポットクーラーでございます。 これ1つだけちょっと事例をお話しして終わりにします。 奈良県の葛城市というところがあります。ここで、この大型スポットクーラーを導入しております。先ほど答弁がありましたように、体育館で本当にクーラーを設置しようと思うと、1億円くらいの費用がかかります。実際、ここの葛城市で検討されたコストが10分の1で済んだということで、今後葛城市でも随時体育館に普及をしていくということの報道も載っておりました。いずれにしても災害は冬ばかりではございませんので、真夏日の、どうしても我が市は、もし大規模で避難するとなると体育館を使用しなきゃいけませんので、それもどうか研究していただいて、前向きにしてもらえればと思いますのでよろしくお願いいたします。答弁は結構です。 ○議長(薄井征記君) それでは、次をお願いします。 何か平田議員が時計のほうを見ておりますので、決まりのいいところで暫時休憩にしたいと思います。 午後は1時30分より再開いたします。                         (午前11時57分)----------------------------------- ○議長(薄井征記君) それでは、少々時間は早いですけれども、おそろいですので、休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後1時25分)----------------------------------- ○議長(薄井征記君) それでは、平田議員、どうぞ。 平田議員。 ◆7番(平田健三君) それでは、午前中に引き続き、午後からも質問いたします。 大きな2番でございます。 つくば霞ヶ浦りんりんロードの国指定の取り組みについてでございます。 桜川市と潮来市を結ぶ県道と霞ヶ浦湖畔の市町村などをつなげたサイクリングコースであるつくば霞ヶ浦りんりんロードが、11月7日、ナショナルサイクルルートに指定されました。自転車を活用した観光振興に今後期待が大いに高まるところでございます。そこで何点か質問いたします。 ①指定を受けた内容を伺います。 ②どのような計画になるのかを伺います。 ③今後の本市のPRと取り組みと対応をお伺いします。 ④市の魅力を自転車で楽しんでもらうサイクルガイドブック等の作成を提案しますが伺います。 以上、4点お願いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、まず1点目でございます。ナショナルサイクルルートの指定を受けた内容を伺うというご質問でございます。 ナショナルサイクルルート制度は、自転車活用推進法に基づき、自転車を通じてすぐれた観光資源を有機的に連携するサイクルツーリズムの推進により、日本における新たな観光価値を創造し、地域の創造を図るため創設された制度でございます。この制度の指定を受けるためには、サイクルツーリズムの推進に資する魅力的で安全なルートであることなど一定の要件を満たす必要がございます。今回、つくば霞ヶ浦りんりんロードを初め、ビワイチ及びしまなみ海道サイクリングロードの3ルートが9月9日に第一次候補ルートとして選定され、その後、学識経験者等から成るナショナルサイクルルート審査委員会の審査を経て11月7日に指定を受けております。この制度を創設した国土交通省は、今後、日本を代表し、世界に誇れるサイクリングルートとして国内外にPRしていくことを発表しているところでございます。 2点目でございます。どのような計画になるのかというご質問でございます。 ナショナルサイクルルート制度は、自転車活用推進法に基づくサイクルツーリズムの推進策の一環として進められていたものでございまして、今回指定を受けたつくば霞ヶ浦りんりんロードを含む3ルートは、日本を代表し世界に誇り得るサイクリングルートとの評価を得たと言えます。また、制度を所管する国土交通省はサイクルツーリズムの推進による観光立国の本格的なスタートとして位置づけており、今後は日本の新たな観光価値を発掘することでインバウンドの誘致などが期待されているところでございます。 3点目でございます。今後の本市のPR取り組みと対応を伺うというご質問でございます。 ナショナルサイクルルートに指定されたことで、つくば霞ヶ浦りんりんロードのブランド価値も向上していくことが見込まれるところです。つくば霞ヶ浦りんりんロードの起終点となっている本市としても、全国でふえつつあるサイクリストや訪日客の間でも注目が高まっているサイクルツーリズムを通じて観光資源をPRし、交流人口をふやし、地域活性化につなげていくことが必要であると考えているところでございます。 4点目でございます。サイクルガイドブックの作成を提案するがというご質問でございます。 本市では、平成28年度に水郷潮来サイクリングMAPを作成しております。平田議員提案のサイクリングガイドブックにつきましては、今後県の動向等を踏まえ、関係団体等と連携し研究してまいりたいと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆7番(平田健三君) それでは、1、2番、3番含めて再質問いたします。 今回のこのナショナルサイクルルートに指定されたことによって、潮来市としては本当に観光の目玉でありますあやめまつりと同等くらいの規模に将来なろうかと思います。また、来年はオリンピックも開かれまして、かなりの外国の方も来られるということで、大いにPRする絶好のチャンスかなと思います。そういう意味では、ただ単なる取り組み、PRじゃなくて、もっともっと、本当にこの事業を立ち上げるくらいの、そういう課をつくるくらいの意気込みがあってもいいのではないかなと、このように思います。 そういう意味では、潮来市でなかなかあやめまつり以外に通年型の観光事業がございません。そういう意味では、その辺の今の取り組みだけで、そういう方向性をちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、1点目、2点目、3点目の再質問で、PRの取り組みということでよろしいでしょうか。 現在、広報紙を初め本市のサイクリングサイトにおいてナショナルサイクルルートに指定されたつくば霞ヶ浦りんりんロードについて掲載をするために準備を進めておるところでございます。議員おっしゃるとおり、このサイクリングの指定を大切にしながら、さらなるPRを進めていかなければならないと考えております。水郷潮来観光協会、商工会等々と連携しながらPRを進めてまいりたいと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 平田議員。 ◆7番(平田健三君) それでは、4点目の再質問にかかります。 このサイクルガイドブックでございますが、既にそれなりのガイドブック、マップ等はありますが、もう少しサイクリスト、または外国人にわかりやすいような、そういうガイドブックにしなければいけないかなと思います。そういう意味では、もう一度サイクリストに潮来市のいろんな重要な史跡であるとか、観光名所であるとか、またちょっと立ち寄れるカフェであるとか、食堂であるとか、そういう意味ではちょっと丁寧なそういうガイドブックがもう少し必要じゃないかなというふうに考えています。先日もちょっと新聞読んでみましたら、茨城町では本当にサイクル専用のガイドブックを充実させて無料配布をしていると。そういう意味では、市民の方にもわかりやすく、いろんな方が受けられるそういうおもてなしをしているという取り組みの報道もありましたので、その辺、最後に聞かせていただきたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) 4点目の再質問でございます。 先ほども答弁をさせていただきましたが、指定を受けまして、県とも打ち合わせ等々協議をさせていただいておるところでございます。今後、茨城県の動向も踏まえながら、このサイクリングガイドブック、茨城県の動向を踏まえながら、関係団体と連携しながら研究していきたいと、このように考えておるところでございます。 ○議長(薄井征記君) 平田議員。 ◆7番(平田健三君) それでは、大きな3番目に移ります。公園の維持管理についてでございます。 本市には数多くの都市公園があり、児童・生徒、また市民の憩いの場でもあります。しかし、雑草が茂り、景観も悪く、雑草の草刈りや枯れ枝処理等々、環境維持管理に課題も多くございます。 そこで、何点かお伺いいたします。 1点目、地区ごとの公園数と今後の計画をお伺いします。 2点目、草刈り等の計画や施工をどのように実施されているのか伺います。 3点目、自治区で草刈り等実施の場合、どのように対応されているのかお伺いします。 4点目、公園の草刈り、維持管理等、自治区や市民の依頼等に対応するために、「すぐやる課」等創設を提案いたします。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長、お願いします。 ◎建設部長(土子正彦君) それでは、公園の管理について。 まず、1点目でございます。公園数の今後の計画についてでございます。 答弁いたします。 都市公園として供用している地区ごとの公園数でございますが、運動公園を含めまして、潮来地区に2カ所、大塚野地区に3カ所、あやめ地区に2カ所、前川地区に1カ所、宮前地区に3カ所、日の出地区に8カ所、牛堀地区に2カ所、堀之内地区に1カ所、永山地区に1カ所、島須地区に1カ所、合計で24カ所となってございます。 今後の計画といたしましては、老朽化が進み危険な遊具を撤去し、新たな遊具を計画的に設置してまいりたいというふうに考えてございます。なお、公園開設時に比べて撤去等により設置率が下がった、50%を下回っている公園を優先したいというふうに考えておるところです。 続きまして、2点目になります。草刈り等の計画や施工をどのように実施しているのかという質問でございます。 市内は、24カ所の都市公園のうち17カ所は地域の方々の協力により草刈りを行っていただいております。残り7カ所につきましては、都市建設課で草刈り及び枯れ枝処理を実施しているところでございます。この7カ所の公園がどこかと申しますと、前川運動公園、かすみの郷運動公園、権現山公園、大塚野第2児童公園、大塚野第3児童公園、大塚野第4児童公園、宮前第3児童公園、以上7カ所になります。都市建設課では、例年の実績をもとに実施時期及び回数を決定し草刈り作業を実施しております。それ以外にも、地元区長様や地域住民のほうから緊急な草刈り要望を受けまして、現地のほうを確認しまして実施する場合等もございます。 3点目になります。自治区で草刈りを実施した場合の対応についてというご質問になりますが、潮来市内の都市公園において地元の区で草刈りや樹木の枝払いを行っていただいた場合には、区からの要請により草刈りや伐採枝の搬出等を行ってございます。また、要望があれば、草刈りの際、草刈り機や熊手等の貸し出し等も行っております。さらに、作業時に報告をしていただくことで、わずかではございますが、報償金のほうをお支払いしております。 続きまして、4点目です。公園の草刈りの維持管理等に対応するための「すぐやる課」の創設のご提案について答弁いたします。 現在は、潮来市において、自治区や市民からの依頼に対しまして、それぞれの担当部署で対応している状況でございます。今回は、公園の維持管理等に対して自治区や住民からの依頼に対応する、迅速に対応を図るため維持管理部も部署としてすぐやる課等の創設をご提案いただいたと思いますので、建設部より答弁をさせていただきますが、創設につきましては、人員、業務形態、予算等の問題がございますので、今後、現状の公園管理の問題点を整理しまして、調査等を行って研究をしていきたいというふうに考えているところでございます。 答弁は以上です。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆7番(平田健三君) それでは、1、2番、3番をまとめて再質問いたします。 今答弁がありましたように、地域で17カ所、あと市で実施しているのは7カ所ということでございます。なかなか、一般市民の方には全てが市でやっているというふうに思われます。いろんな方とお会いすると、このように言われました。町が発展するためには、きれいな町でなければ人は集まらないよと。このように言われて、私もぐさったと来たんですけれども、やはりきれいなところには魚はすみます。また、きれいな、管理されたところには人が住むと思います。現在、私も町中の公園を、全部は見たわけじゃないんですけれども、見ると、やはり雑草があったり、また雑草が山になってまだ未放置だったり、また池の周りにはなかなか地域の方も草取りができないような危険な場所もあったり、さまざまな公園がありますので、もう一度全体的に自治区、管理含めて、そういう計画なり、また看板も汚れていたり紙がはがれていたり、もう本当にこの町に住んでいいのかというところも実際はありますので、ちょっともう一度パトロールしてもらって、そういう声を聞いて、本当に住みよい、人が本当に住んでよかったと言われるようなやっぱり町にしなきゃいけないなと、このように、私のほうからもいろんな、さまざまなご意見を頂戴しておりますので、その辺も含めてちょっと全体的に答弁いただければと思います。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長、お願いします。 ◎建設部長(土子正彦君) それでは、再質問のほうに答弁させていただきます。 実際、公園のほうのパトロール等につきましては定期的に回ってございます。ただ、今議員さんのほうが言われたように、公園の銘板とかそういったものまでをチェックしているのかというと、正直されていないのが事実かと思いますので、今後はそういった、遊具だけではなくてそういった観点からもきれいな公園で、安心して遊んでいただける、人が集まるような公園になるようにやっていければなというふうに思ってございます。ただ、市内、都市公園以外にも公園等もございますので、関係部署のほうと連携を図って維持管理のほう努められればなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 平田議員。 ◆7番(平田健三君) 今答弁いただいたように、本当に真摯な市民の生の声でございますので、しっかり取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 以上で、7番、平田健三の質問を終了いたします。 ○議長(薄井征記君) 7番、平田健三議員の質問が終わりました。 ここで、執行部が入れかわります。----------------------------------- △兼平好一君 ○議長(薄井征記君) 6番、兼平好一議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 兼平議員。     (6番 兼平好一君 登壇) ◆6番(兼平好一君) 6番、兼平好一です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問をさせていただきます。 それでは、質問に入らせていただきます。 大項目1、潮来市の防災対策及び支援策は万全でしょうか。 9月、10月の台風15号、19号、大雨による被害は甚大なものがありました。人的被害は少なかったものの、停電、建物等被害公共施設被害、農作物被害、ビニールハウス等、さまざまな被害が発生してしまいました。 そこでお伺いいたします。 1)潮来市の被害状況についてお伺いいたします。これにつきましては、ご答弁いただいておりますので結構でございます。その中で、公共施設等の大きな被害があったものについてちょっとご説明いただきたいと思います。また、罹災証明書発行状況などを教えていただきたいと思います。 2)今般の台風に対して、潮来市の対応・対策は十分であったかをお伺いいたします。 3)避難所が開設されましたけれども、今後ペット同伴の避難所の考えはないのか、お伺いいたします。 4)災害廃棄物の受け入れを早々に対応されました。その中で問題はなかったか、お伺いいたします。 5)前川運動公園災害廃棄物の仮置き後、搬出されていると思いますが、経費はどの程度見込まれるのか、お伺いいたします。 6)被災者生活再建支援金で、該当になる件数と金額をお伺いします。 7)被災住宅復旧緊急支援事業の概要をお伺いいたします。 以上、7点お願いします。 ○議長(薄井征記君) 質問が終わりました。 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、1点目の被害状況ということですが、先般の田崎議員さんの質問にもお答えしたところでございます。公共施設の被害といたしましては、特に今回小・中学校を初めとした公共施設、それから市営住宅等々で被害が発生しておりまして、今般の議会でも補正予算等の提案をさせていただいているところでございます。 続きまして、2点目のほうでございます。潮来市の対応・対策は十分であったかというご質問にお答えさせていただければと思います。 失礼しました。罹災証明のところ、ちょっと抜けてしまいました。 罹災証明のところにつきましては、ただいま台風15号、直近で12月5日受け付け分までのお話をさせていただきますと、申請された方765人いらっしゃいました。棟数で申し上げると1,040棟。この中で、住宅の中では大規模半壊が7、それから半壊39、それ以外は一部損壊というような対応にさせていただいております。また、台風19号ですが、現在のところ41棟の申請を受け付けておりまして、半壊が6ということで、残りのところは一部損壊というようなところになっております。 続きまして、2点目にまいります。 2点目のほうですが、今回の台風等の災害におきまして、行政としては関係機関とも協力させていただくなど、でき得る限りの対応をさせていただいたものと認識をしているところでございます。これまでのご質問で答弁させていただいた内容の対応・対策につきましては、潮来市だけではなく、国・県等の関係機関、また消防団の皆様、それから先ほど来の地元の区長さんを中心とした自主防災組織の皆さん、さまざまな方の協力を得て対応してまいりました。しかし、残念ながら負傷者を含めまして市内に多大なる被害が出ている状況でございました。また、浸水による住宅被害は関係機関のご協力、特に国土交通省さんのご協力もありまして最小限に食いとめられたものというふうに考えております。今回、ご質問、ご意見を頂戴しました内容も検証させていただきながら、今後の台風対策がより有効なものになりますよう、今後も研究のほうは続けてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 続きまして、3点目でございます。ペット同伴の避難所、こちらの質問にお答えしてまいりたいと思います。 近年では、ペットを愛好する方、大変多くなっております。その中では、災害に際しましてもペットのほうと一緒に避難をしたいというご希望の方はいらっしゃると思います。しかし、今回ペット対応型の避難所は潮来市では開設をしておりませんでした。さまざまな人が集まり、共同生活をする避難所では、中には動物が苦手な方や、それから動物に対してアレルギーのある方、さまざまな方がいらっしゃる可能性があります。ご質問のペット同行避難には、飼育場所と居住場所の分離や、それからペットの所有者明示、またワクチン接種、外部寄生虫の駆除、それから基本的なしつけ、そういうものも含めまして考えなければいけない課題もたくさんあるものというふうに思っております。今後、その辺を踏まえて調査研究をさせていただきながら対応を考えてまいれればというふうに考えておるところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長石津利衛君) それでは、私から4点目、災害ごみの受け入れ対応について問題はなかったかとのご質問に答弁させていただきます。 前川運動公園に開設いたしました災害廃棄物の仮置き場は、議員のおっしゃるとおり、近隣市のどこよりも早く、災害発生当日の午後2時には防災無線におきまして市民の方々に周知をさせていただき、2時半からの受け入れを開始したところでありました。当日、5時までの2時間半の搬入台数は120台の受け入れがございました。翌日以降は1日当たり300台を超える台数となり、災害の大きさを感じたところでありました。また、今回早くからの受け入れ対応ができましたことにつきましては、さきの震災時の教訓が大きく生かされたものと考えており、特に大きな問題の発生はなく、冷静な対応ができたものと考えております。 5点目のご質問、災害ごみ処理に係ります経費について述べさせていただきます。 仮置き場となっております前川運動公園災害廃棄物につきましては、議員のおっしゃるとおり、既に搬出されているものが一部ございます。先般、金属類については有価物売却という形で10月23日から数日間にわたり搬出を行いました。また、廃棄物の処理については、今議会に補正予算として9,757万円を計上させていただいております。なお、これに伴う国の補助率は50%、また全体経費の70%が特別交付税措置となることから、市の負担率は全体の10%になると考えております。 以上であります。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長、お願いします。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 私からは6点目、被災者生活再建支援金で、該当になる件数と金額についてお答えいたします。 台風15号、19号、10月25日の豪雨を一連の災害とし、その災害により被災した状況に応じて被災者生活再建支援金が支給されます。支援金が支給されるのは住宅の半壊以上の判定が出た世帯が対象となりますので、こちらは12月3日の時点での大規模な半壊、大規模半壊については7件、半壊については15号が39件、19号が5件、大雨が1件ということで45件ということになります。しかし、9月9日の被災時にその住居に住んでいなかった方、例えば住宅の大家さんなどの所有者が罹災証明書を求めていることがありますので、支援金支給件数は罹災証明書の発行件数より少なくなることが想定されます。金額については、世帯の構成員数や被害の程度、再建方法によって金額はさまざまになってしまいます。例えば、構成員が2人以上の世帯で半壊以上の被害を受け解体した場合は、基礎支援金が100万円、その後、家を建設、購入するとなった場合には加算支援金として200万円、合計300万円となります。また、半壊の被害を受けて修理で対応となると、2人以上の世帯で25万円の支援金となります。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長、お願いします。 ◎建設部長(土子正彦君) それでは、7点目の被災住宅復旧緊急支援事業の概要について答弁いたします。 台風15号により被災した市内の住宅で、市が交付した罹災証明書の判定結果が半壊または一部損壊である事故住宅を対象に復旧費の一部に対して一定の補助金を交付する事業となってございます。今議会において補正予算の議会を受けた後になりますが、申請の受け付け等を行っていくという予定でございます。補助金ですが、1戸当たり復旧費の20%までの、最大50万円までが交付されることになります。市の財政負担率は、補助金の20%となってございます。 答弁は以上です。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) ありがとうございました。 それでは、1番目から再質お願いいたします。 罹災証明書の発行でございますけれども、大規模が7件、半壊が39件というご答弁いただきましたけれども、大規模と半壊と、この定義は地震のときと違うんでしょうか。傾きとかそういう定義をお伺いしたいんですけれども。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) 詳細については、それぞれ国が定める基準がございまして、大規模半壊の場合は階層崩壊とかさまざまな定義があると認識しております。ただ、東日本大震災のときにはそれに液状化等が加わっておりました。ですので、地震時の罹災証明の被災の判定に当たりましては、地震とこういう台風災害は異なっているものというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) 2つ目の再質で、対応としまして土のう袋を用意されたと思うんですが、全体的にどのぐらいの量が必要で、幾つぐらい使用されたのか、おわかりでしたらばお願いいたします。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) 個々にどれだけの量が必要であったのかは、具体的な把握はちょっと難しいところだと思います。ただ、我々のほうでは、今回3つの災害に対しまして4,000袋以上の土のう袋のほうを用意させていただきまして、市民の皆様に対応させていただきました。その中で、ほとんどがお持ちになられたということですので、今回は4,000袋以上の土のうが災害に当たり必要であったのかなというふうに考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) ありがとうございます。 3番目のペットの同伴の避難所なんですが、先ほどご答弁いただきましたけれども、現在では難しい状況であるというのはわかりました。しかしながら、近年のペットブームということで、またこれもペットの定義も難しいと思うんですが、犬、猫ばかりではございませんし、いろんなペットがございます。難しいところではございますが、他地区、千葉でしたか、ペットを大事にしている方が死亡されたという事案もございましたので、今後は考えていく必要があるのかなというふうに思っておりますので、ご検討いただければと思います。 4つ目、災害廃棄物に関しまして、別段問題はなかったということでございますけれども、早々の対応ということで、大変お疲れさまでございました。 その中で、発生当時から持ち込みされたということで、罹災証明書なしで受け入れされていた部分が早々あったと思うんですが、その辺で問題はなかったのか、もう一度お伺いしたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長石津利衛君) 議員おっしゃるとおり、最初の1カ月につきましては全てを受け入れたに近い状態でございました。現実、受け入れできないものや災害のごみでなかったと思われるものも何点か搬入がなされたものがございます。どうしても、1日に搬入台数が500台を超える場面があったり、どうしても手が回らなく家電品やタイヤとかバッテリーとか本来ならば持ち込めないものもそっと置かれてしまったという現実もございました。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) 今後もこのような台風災害があろうかと思います。対応、対策よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、大きな2番入ります。 水稲メガファーム育成事業の進捗上についてお伺いいたします。 短期間、3年間で大規模水稲経営体を育成する事業でございますけれども、その後の進捗についてお伺いいたします。 1)推進エリア内の進捗状況をお伺いします。 2)今年度の目標がございましたらば、お伺いさせていただきます。 3)実施要綱の変更等があったのか、お伺いいたします。 以上、3点です。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長石津利衛君) それでは、1点目、事業の進捗状況について述べさせていただきたいと思います。 現在、メガファーム推進員によりまして貸し付け希望の耕作者や説明会に欠席された耕作者を中心に1軒1軒自宅を訪問させていただきまして、説明をしながら希望者を募っているところであります。11月末現在で訪問した農家戸数につきましては103戸、その中でメガファーム事業に貸し付けを希望されている戸数は19戸でありました。貸し付け希望面積の合計につきましては、約4.2ヘクタールとなっており、契約については今後結んでいく予定としております。 2点目、今年度の目標について述べさせていただきます。 これまで推進してきた中では、この事業の理解を深めていただくとともに、できるだけ多くの農地の集積を行うことを目標としておりまして、茨城県の設定している目標値としては、1年目10ヘクタールでありますので、その数値以上の集積ができるように取り組んでいるところでございます。 3点目の実施要綱の変更があったのかというご質問でございます。 実施要綱の変更につきましては、実は茨城県より10月4日に初めてお話がございました。改正の理由といたしましては、本事業実施に当たって、事業実施に関する地域での合意や農地の集積、集約に関する年次計画、推進体制などについて事前に計画を立てて綿密に推進する必要があることと、その取り組み経過について進捗状況の確認を行うため、今回要綱改正により新たな手続を設けることとなりました。また、事業の推進が困難な場合は事業の中止を判断できるよう新たな手続を設けることになったとの説明を受けました。この説明を受けまして、市はこれまでの要綱で進めてきたこともあり、その相違について10月17日、11月7日、11月17日と3度にわたり説明を求めてまいりました。まず、潮来市では要綱変更が唐突に示されたこと、あわせて従前の実施要綱に基づき既に事業を着手していることなどから従前要綱に基づき進める形を強く求めてまいりましたが、残念ながら市としての要望は酌んでいただくことができず、11月20日付で県の主導であります実施要綱の変更がなされております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) ありがとうございました。 1番目から再質させていただきます。 11月現在で、希望19戸、4.2ヘクタールということでございますけれども、まだ契約の状況はないということでよろしいでしょうか。 ○議長(薄井征記君) 榊原産業観光課長。 ◎産業観光課長(榊原徹君) 現時点では契約に至っていないというところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) 2番目の、今年度の目標をお伺いしましたところ、10ヘクタールということでご答弁いただきましたけれども、1番目で現在4.2ヘクタールということでございます。今年度中10ヘクタール、何とかなりますでしょうか、お伺いします。 ○議長(薄井征記君) 榊原産業観光課長。 ◎産業観光課長(榊原徹君) 目標値でございますので、この後努力をして10ヘクタールのほう目指してまいりたいというように考えているところです。 ○議長(薄井征記君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) 3番目、実施要綱の変更についてですが、1年目10%、次年度30%、最終年度100%ということで、これ次年度で30%いかないときには事業中止というような判断、あるいは今年度10%いかないときには事業中止というような判断になってしまうのか、その辺お聞きしたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 榊原産業観光課長。 ◎産業観光課長(榊原徹君) ただいま議員ご指摘がありましたように、要綱上はそういった形で読み取れる部分もあろうかと考えているところですが、これにつきましては私どももまだまだ精査が必要な段階でございますし、県の事業ということもございますので、茨城県とも今後これら事業推進に向けてどのようにこういった数字について考えていくべきか、あるいは取り組んでいくべきかというようなことを踏まえて相談をしながら進めてまいりたいというようには考えているところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) 再々で質問させていただきます。 推進エリア内で合意が得られるということでございましたけれども、60%以上の合意というものはどのような合意なんでしょうか。 ○議長(薄井征記君) 榊原産業観光課長。 ◎産業観光課長(榊原徹君) ただいま準備をしてございます意向確認でございますけれども、これにつきましては、当地区において茨城モデル水稲メガファーム育成事業の実施により将来にわたって活力ある潮来の水田農業を維持することに対して合意するのか、あるいは合意をいただけないのかというものを確認するものでございます。そういったことで確認をしてまいりたいというように考えているところです。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) それで、60%以上の合意がとれることを望んでおります。大変でしょうけれども、始まった事業でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 次、大きな3番に入らせていただきます。 いきいき茨城ゆめ国体の成果についてお伺いいたします。 いきいき茨城ゆめ国体が9月、10月で開催されました。天皇杯、皇后杯ともに茨城県が獲得し、無事終了いたしました。潮来市でも3競技が開催され、盛り上がり、感動を受けた次第でございます。 そこでお伺いいたします。 1)3競技、来場者数はどの程度かお伺いします。 2)おふるまい協力団体の活動成果をお伺いします。 3)3競技を通して、問題、課題、反省点はあるかお伺いいたします。 以上、3点です。 ○議長(薄井征記君) 加藤教育部長、お願いします。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは、初めに、議員の皆様方には、この国体開催に当たりまして、実行委員会委員としてのご支援、ご協力を初め、大会期間中には式典への出席、また観覧等いただきまして、大変ありがとうございました。この場をおかりしましてお礼申し上げます。 それでは、初めに1点目のご質問のほうに答弁させていただきます。 潮来市開催競技、3競技の来場者数でございますが、それぞれ競技ごとに来場者数のほうお答えさせていただきます。 まず、初めに大会前競技としまして9月11日に開催されましたオープンウオータースイミングでございますが、こちらは選手、監督134名、競技役員、大会係員、ボランティアの方を含めた大会関係者が504名、観覧者が2,865名、合計で3,504名でございます。次に、トライアスロン競技では、選手、監督が276名、大会関係者320名、観覧者7,885名、合計で8,481名でございます。ボート競技ですが、こちらは選手、監督が1,857名、大会関係者1,121名、観覧者2万4,590名、合計で2万7,568名の来場があったということでございます。なお、3競技を合わせました来場者の総数でございますが、3万9,552名になります。 続きまして、2点目のおふるまいの活動成果でございますが、こちらは、全国から訪れます選手、監督、大会関係者を温かくお迎えするため、郷土料理や地元食材を使った料理や特産品を提供させていただくおもてなしコーナーのほうを設置させていただきました。ご協力いただきますグループ、団体を広く募集し、今回は6団体の方にご協力をいただいております。強風により競技が中止となった日もございましたが、大型テント内において大会期間中の6日間、お振る舞いのほうを実施しております。内容としましては、潮来産モチ米を使用しました揚げ餅、地元産の食材を使用したマロンパイ、蒸しパン、カステラ、フルーツ、ヨーグルトなど、各日とも300食の地元産特産品を用意しましたが、いずれも昼ごろには配布のほうが終了いたしております。多くの皆さんに地元産の料理、特産品を試食していただきましたが、おいしいという声を多くの皆さんから聞くことができまして、大変よいおもてなしになったと思われますし、PRにつながったものとも考えております。ご協力、ご提供いただいた皆さんには、この場をおかりして大変感謝申し上げます。 続きまして、3競技を通しての問題、課題、反省点でございますが、国体開催に当たりましては、特に大きな問題はなく順調に準備を進めることができたものと考えております。しかしながら、潮来市での開催競技はいずれも屋外競技であります。そのため、天候による影響を非常に大きく受けてしまいました。屋外競技であるがゆえ、悪天候となった場合には荒天対策、競技内容や日程の変更、状況によっては大会そのものが中止となってしまいます。今回の国体では、オープンウオータースイミング開催前の台風15号や、ボートでは、温帯低気圧に変わったものの台風18号による強風の影響により大きな被害を受け、さまざまな対策や競技日程、競技内容の変更が必要となり、開催に向けての判断の難しさがあることを改めて実感したところでございます。 反省点としましては、まずオープンウオータースイミングでは9月6日には会場設営のほうは完了しておりましたが、台風15号の発生に伴いまして9月8日に台風対策を行い、設営施設の撤去を行いましたが、翌日の9日、予想を超える強風によりボートセンターを含む競技施設に大きな被害を受けました。その後、競技団体を初め大会関係者と協議を重ね、どのように大会運営を行うのか、どこまで施設運営を再設置するのかと大会運営の再開に集中せざる得ない状況になりました。その一方で、高速道路の通行どめや公共交通機関の運休など交通機関の乱れを初め、市内の広範囲にわたり停電も発生しました。選手、監督の皆さんは移動もままならず、到着できた選手団も停電による影響を受け、大変なご不便をおかけすることになってしまいました。対応としましては、配宿センターと連携をとりまして停電をしていない宿泊施設への振りかえなどを行うことができましたが、大会本部としましては、先ほども申し上げましたとおり競技会場の復旧に集中をしていたため、各都道府県の選手団の皆様に交通機関やライフラインの状況をお伝えすることがおくれてしまいまして、大変ご迷惑をおかけしたしまったことが反省点であります。 この反省を生かす上でも、年明け、1月でございますが、今後5年後までに国体を開催する予定の自治体の方々にお集まりをいただきまして、事業報告、事業説明会を開催することになっておりますので、その席で今回私どもが経験したことを伝えさせていただき、今後の国体運営に生かしていただければというふうに考えております。 以上です。
    ○議長(薄井征記君) 説明が終わりました。 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) ありがとうございました。 今回の国体、多くの方が来場していただけたというご報告をいただきました。また、お振る舞い協力団体6団体の方による振る舞い、私も参加させていただいたんですが、大変好評でございました。6団体の方々に御礼を申し上げたいと思います。 また、部長答弁にありましたように、今回、天候に大分左右されまして、大変な大会でございました。今回、昨年から準備あるいは大会実施に向けて大変皆さんにお世話になったと思います。大変お疲れさまでございました。教訓に、先ほど言われましたように、ほかの県にも参考にしていただければと思っております。 6番、兼平好一、これで質問終了いたします。ありがとうございました。 ○議長(薄井征記君) 6番、兼平好一議員の質問が終わりました。 ここで、執行部が入れかわります。----------------------------------- △飯島康弘君 ○議長(薄井征記君) 続きまして、9番、飯島康弘議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 飯島議員。     (9番 飯島康弘君 登壇) ◆9番(飯島康弘君) 9番、飯島康弘でございます。本日最後の質問者でございます。いつもはおもしろいことを言うんですが、今回はまじめにいきたいと思います。 さて、今回は多くの議員さんの質問が災害や防災関連に集中してございます。これらは、やはり市民の関心も高まっているあらわれでないかなと思います。私のほうからは、その中でも避難所と防災無線に関しての質問をさせていただきたいと思います。 それでは、最初の質問でございます。 避難所についてお伺いいたします。 災害時における避難所の設置について、以下をお伺いいたします。 ①これまでの避難所の設置はどのように行われているのか。 ②避難所での体制(運営方法)をお伺いいたします。 ③避難所として、市内学校施設(校舎等)も想定されているのか。また、その場合の運営方法をお伺いいたします。 ○議長(薄井征記君) 質問が終わりました。 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、1点目の避難所の設置についてお答えしたいと思います。 潮来市では、台風災害に備え、おおむね三、四日前には台風、大雨事前行動計画に基づき災害警戒対策会議を招集し、台風の進路、規模や発生による被害などの検討、こちらを行っていることはさきの答弁でもお答えさせていただいております。その会議の中では避難所の設置についても協議されまして、必要に応じ箇所数や開設時間、また運営分担等の案を決定し、最終的に市長のほうを了解を得た上で避難所のほうの開設を行っているところでございます。1問目は以上です。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長、お願いします。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 私は、2点目の避難所での体制についてお答えいたします。 今回、台風15号、19号、10月25日の大雨の際には、いずれも自主避難所を開設しましたので、自主避難所の体制についてお答えいたします。 自主避難所の開設が決まりましたら、閉鎖時刻まで施設ごとに絶えず複数名の職員が常駐する体制を整えております。自主避難所では、行政は自助、共助、公助のうちの自助の部分を側面からサポートする体制をとらせていただいているところでございます。また、避難所の運営は潮来市避難所運営マニュアルに基づき行っております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 加藤教育部長、お願いします。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは、私のほうから3点目の市内の学校施設(校舎等)も想定されるのかと。また、その運営方法について答弁をさせていただきます。 まず、避難所として市内学校施設(校舎等)も想定されるのかというご質問のほうに答弁させていただきます。潮来市地域防災計画におきましては、市内の小学校6校、また中学校4校、全てが二次避難所として指定をされております。 次に、その運営方法でございますが、防災計画の避難所開設基準に基づき、学校管理者と連絡をとり開設することとなっております。使用します施設につきましては、潮来市避難所運営マニュアルにおきまして、原則体育館を使用するということになっております。運営につきましては、主に市民福祉部、教育部の職員が交代で配置されることになっており、運営マニュアルに基づきボランティアの方や市民の方との協働体制を確立し避難所の運営をしてまいります。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 1は、設置までは流れはわかりました。 2の再質ということなんですけれども、今答弁いただいて、それぞれの所管が分かれているというのもわかりました。2に、避難所の体制なんですけれども、マニュアルがあるというお話をお伺いしましたけれども、そのマニュアルというのは行政の人しか見られないものなのか、一般の方とか、避難した人は見られるのか、その辺どんなものなんでしょうか。 ○議長(薄井征記君) 今泉社会福祉課長、お願いします。 ◎社会福祉課長(今泉典子君) 今、議員のご質問で、潮来市の避難所運営マニュアルについては一般の人も見られるのかというようなことでございますが、これ行政の内部の資料という形になっております。ただ、皆さんのお名前とか、そういうような形のものをちゃんと台帳に記載するというような形で、このマニュアルにのっとってやっておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) わかりました。 再々という形で、職員の体制もその中にあると思うんですけれども、交代で複数やられるのかなと思うんですが、その場合、例えば被災、職員さんが被災されている、来られないという場合も細かく書いてあったりするのか、その場合はどういう対応をされるのか、お聞きします。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長、お願いします。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 今回の台風15号、19号、それから大雨の災害に対する避難順、具体的にお話ししますと市民福祉部職員と教育部職員がそれぞれ避難所、自主避難所に指定されたところへ2人1組になっておおむね8時間巡回しながらローテーションを組んで体制を整えております。その中で、仮に出られないと、来られないといった場合は、その中で随時交代をしながら体制をつくってきているというのが今回の台風でございました。また、基本的に自主避難所運営マニュアルということではなくて、今回の運営マニュアルに関しては一般的な話で、県のほうのホームページからも県の指定しているマニュアルもございますし、おおむねそこの部分をとって使っているという部分が大きくございますので、市民の方にも、もしよければホームページ等をごらんいただければと思います。 ただ、潮来市としては自主避難所、今回の場合に関しては先ほどお話ししたように、あくまで自主避難でございます。自助、共助、公助の中の自助の部分を側面から支援をしていく。まず、市民の方自身がこういう災害にはどのようなことをしていったらいいかというまず災害の危機の意識、それに向けて必要な情報を市のほうから知識として提供していく、そういうことで備えが十分にできていけるのかなと思っています。ぜひ、これからも市民の方には、今回の台風ばかりでなく地震もあるかと思いますので、この危機意識と、それに対する情報収集と、そしてそれにあわせた備えというものをみずからできれば整えていただけると助かります。もし、仮に自主避難所があった場合、また避難所が運営された場合にはぜひ、集団で生活をするわけですので、運営マニュアルにも最初に書いてありますが、集団生活として皆さんでルールを守って一緒に生活していくということをお約束していただくようにお願いしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) よくわかりました。 ③のほうの再質ということで、先ほど答弁で原則は体育館ですよとお伺いしました。ただ、想定される中で、避難所で、トイレとかの問題で、そんなにトイレも数多くあるわけではないので校舎のほうに流れたりという可能性もあろうかと思うんですけれども、学校管理者ですから先生ということですよね。先生との連携というのはどんなふうになっているか、もうちょっと詳しくお聞かせ願えればなと思います。 ○議長(薄井征記君) 加藤教育部長、お願いします。 ◎教育部長(加藤益生君) 最初のトイレのほうの話もありましたけれども、災害の状況によっても異なってくるのかと思います。今回のように大雨、台風ですと避難所の開設期間といってもある程度短期のものである。また、東日本大震災のような本当に大規模災害になりますと、ある程度の一定期間の開設といったことがありますので、そういった中では、状況によっては避難所の開設の期間、開設する場所といったものも違ってくるのかなというふうには考えているところなんですが、先ほどの答弁でも、原則は体育館、ただ、状況によっては校舎側も使用せざるを得ない場合もあるのかなと思います。そういった場合には、当然学校管理者の方と協議をした上で、使用できる状況になった上で開設をしていくというようなことになってくるかと思います。また、先ほど質問ありました先生方とということで、当然管理者というのは校長先生を初め教頭先生というようなことになってくるかと思います。ここでも私ども市のほうが勝手に行って鍵をあけてということでございませんで、当然その場で先生にも立ち会っていただきまして、それで開錠をすると。必ず現場で先生にも来ていただいて、そこで開設する場所、状況等を確認し合って、避難所として開設を、現場において協議をして対応するというような状況になっております。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) その情報の共有というか、前もってやられるのが一番いいことかなと思うんですけれども、先ほど答弁あったんですが、再々という形で、すみません。市民の方、ボランティアというお話もあったと思うんですけれども、手伝っていただくとか、自助、共助、公助ですか、避難しても私何かお手伝いしますよという市民の方もいれば、先生が、遠くから来られている先生もいらっしゃると思うんで、いざ現場にいたときに間に合わないというか、避難の方が先に来てしまうとか、そういう場合もあろうかと思います。そのときに、やはり、私が思ったのはマニュアルという言葉じゃないですけれども、何か前もってわかっているということが大事かなと思いまして、やれること、やれないこと、行政としてできること、できないことがあろうかと思うんですが、そういう市民の理解がやはり大事かなと思っていたんですけれども、先ほど答弁いただいたんですけれども、そういうもっとわかりやすいのは前もってわかっていると、備えあれば憂いなしという言葉だと思うんですけれども、そういうふうにもっと、特に今回の質問は学校、もし校舎がなったらと考えたんですけれども、学校は日常は子供たち、そして先生がいて、学びの空間であるので、そうすると、特別非常事態ですのであれですけれども、その辺もちょっと深く煮詰めていっていただければ今後また対応できるんではないかなと思うんですが、その点はいかがでしょうか。 ○議長(薄井征記君) 加藤教育部長、お願いします。 ◎教育部長(加藤益生君) まず、先生方も遠方の方もいらっしゃいます。職員もおりますけれども、そういった中では、まず先生方が参集できるかどうかという確認も当然校長さん方にはお願いするようなことになりますし、鍵のほうも、学校によって多少違いはありますけれども、基本的には近隣の先生がお持ちになっていると。また、市のほうでも鍵のは持っております。ただ、それはあくまでも学校管理者の許可を得てあけるということを前提にしているところでございます。 また、年度当初については校長さん方ともそういった協議をさせていただいているとことでございますけれども、やはり今定期的に校長会、教頭会というのは毎月定例会で行っております。そういった中では、市でも防災訓練を行っておりますが、学校側とも事前のそういった話、確認になるかと思いますけれども、そういったものは進めていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ぜひお願いしたいと思います。 それでは、次の質問に移ります。 防災無線とメルマガ配信の連携についてお伺いいたします。 無線が聞きづらいという声はいまだ残っておると思います。私は、シンプルに無線が鳴ったらメールを見るという無線とメルマガの連携の形がよいのではないかと考えております。 そこで伺います。 ①として、聞きづらいという声は届いているかお伺いいたします。 ②としまして、メルマガの登録状況をお伺いいたします。 ③連携方法について、どのように考えているかお伺いいたします。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、1点目の防災無線で聞きづらいという声は届いているのかというご質問にお答えしたいと思います。 防災無線放送が聞き取れない、あるいは聞こえづらい等々につきましては、住民の方からも直接通報いただくなりで把握しているつもりでございます。また、ほかに住民の方とお会いするような会議、それから懇談会等の席等々、いろいろな場面でお伺いすることはあります。ですので、そういうのを通じて把握をするように努めているというところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、2点目のメルマガの登録状況を伺いますというご質問にお答えをさせていただきます。 11月26日現在のメルマガ、アヤメールの登録者数は2,945名で、昨年12月1日と比較をしますと531名の増となっているところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、3点目の防災無線とメルマガの連携方法についてお答えしたいと思います。 現在も防災無線とメルマガは連携配信をさせていただいております。しかし、個々の携帯電話の事情もございまして、ほぼ同時に配信がされるものと防災無線が鳴ってからしばらくしてメルマガが配信される場合があるというような状況も伺っております。放送時、防災無線とメルマガは自動連係ではございません。放送後に職員がメール配信のため内容を打ち込んでございます。放送前に済ませることが可能なものも中にはございますけれども、緊急性のあるような放送の場合は放送後入力して配信するというようなことになります。総務課のほうで打ち込むようになりますけれども、総務課では防災担当者以外にも無線放送及びメール配信ができるように操作方法を共有しまして、できる限り同時配信がされるように心がけているところでございます。 また、それとは別に防災無線と同様の内容が複数、1日のうちにされる場合もございます。そういう場合については、1回目の放送時にメルマガのほうを配信させていただくというようなことで対応させていただいているところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 1のほうで、聞きづらいという声が届いていることはわかりました。 ②の再質させていただきたいんですけれども、聞きづらいという声があるんですけれども、正直こういうメルマガとかテレフォンサービスあるんですけれども、聞きづらいという文句ではないですけれども、クレームというか、言う方は、ピンポンパンポンは聞こえる、そこから何言っているかわからない。そこまでは非常によくわかるんですけれども、じゃメルマガがあります、テレフォンサービスがありますというと、それは面倒くさいからいいですという方も多くいらっしゃるのも現状かなと思います。そんな中で、この数字を聞きましたが、531名アップと、これはただふえたわけじゃないと思います。これは職員さんの地道な努力があって、ことあるごとに案内して、いかがですかとやった結果だと思うんで、これはもっと評価されるべきだと私は思ってございます。できれば、もっと市民の方に認知していっていただいて、そういう聞こえないという声がなくなって、メールを見ればいいんだとなってほしいなという願いも込めてはございますが、この登録に当たっての現場での状況というか、例えばこの間防災訓練ございましたけれども、私も参加させていただきましたが、ちゃんとしっかり登録ブースがあったようです。皆さん案内されていましたので、そんな中でのご苦労とか状況はどんな感じだったか、具体的に教えていただければと思います。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、2点目の再質問でございます。 お褒めの言葉をいただきまして、大変ありがとうございます。531名の増となったところにつきましては、職員のわかりやすい登録用のチラシを作成することができたのかなというふうな思いもございます。また、そういうようなチラシを広報いたこの紙面で周知をさせていただいた、こういうようなことが登録の増につながったのかなというふうにも考えているところでございます。 また、防災訓練の際のブースの関係でございますが、昨年の防災訓練からブースを設けさせていただいておりまして、メルマガの積極的な登録のサポートを行っているところでございます。ことしの防災訓練においても積極的なサポートを進めさせていただいたり、また登録用のチラシを配布させていただいたりと、メルマガ登録の積極的な登録に向けて進めさせていただいたところでございます。このような一つ一つのことが531名の増につながったものと考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ③の再質ということで、連携という言葉を使わせていただきましたが、今回の質問で私が思ったのは、やはり市民みずからが情報をつかみやすい環境づくりが必要なんじゃないかなと考えたからでございます。その目的は、速やかに市民へ情報が届く、今後、これからの未来というか、今後また時代が変わって、新しい方法とかいろんな形は変わるけれども目的はそれだと思うので、その中で現状今一番いいのは無線が鳴ったらメールを見るというのが一番より現実的なんじゃないかなと思い質問させていただきました。 最後に、531名ふえましたけれども、今後もさらにふやしていくのに、意気込みというか、我々議会も協力したいなという思いもございますが、広報いたこの後ろにでっかく載っていました、この間も。ああいうふうに、行政としてやれることは限られているかもしれませんが、やはり地道な活動が一番だと思いますので、その辺、今後についてお聞かせ願えれば、連携とメルマガ増加、アップにつなげる思いを聞かせてもらえればいいかなと思います。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、今後ということでございます。 今回の台風災害、全国でたくさんの方が命を落とされたり、あるいは生活に不自由されたり、たくさんのケースがありました。そういう災害のときに、皆さんまずテレビや報道等で情報を得ると。事前に、台風災害などはかなり前から情報が流れているはずです。これから、台風から身を守るためにそれぞれが情報収集をするということは大変大切なことではないかと思います。全体の情報等をそういう方法でとっていただいた上で、身近なエリアの内容についても知っていただくということで少なからず命が守られたり財産が守られたり、たくさんのことに寄与できるものというふうに思っております。今の現状の中で、携帯電話の普及率はかなり高いということで、議員の皆さんもそれぞれお持ちだと思いますけれども、この媒体が今としては一番普及しやすいものだというふうに認識しております。先ほど来531名というお話がありましたが、私できれば全員が、市民の方皆さんが登録をいただいて災害情報、あるいは防災無線の情報等を受け取っていただくのが一番好ましいというふうに思っております。方法によりましては難しいところはあります。確かに、これまで同様広報紙等でも取り上げる、あるいはイベント等の際にもご案内申し上げる、いろいろな方法はありますが、ぜひ市民の方にも積極的にそちらに目を向けていただきたいという思いは強うございます。ですので、今後も頑張って普及をしてまいりたいというふうにお答えさせていただきます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 本当にメルマガは便利だと思います。情報もしっかりした情報が載っています。例えば、休日当番医ですか、ああいうのも知っているだけでお母さん方とか安心しますし、市民に身になる情報がいっぱい入っていると思いますので、ぜひ全市民が見られるような環境づくり、お願いいたしたいと思います。 それでは、最後の質問です。 今後の市政についてお伺いいたします。 これからの潮来市における最も重要なことは何とお考えになっているか、最後にお伺いいたします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、3点目の潮来市における最も重要なことは何と考えるかというご質問でございます。 人口減少と少子高齢化に対する地方創生等の取り組みが重要なことと考えます。第7次総合計画のまちづくり理念でございます「地域への親しみと誇りを育て、全ての世代の市民が日々の生活を愉しみながら,未来へつなぐまちづくり」、これらに基づきまして、安心・安全で住みたいまち潮来の実現をすることが重要であると考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 再質させていただきます。 先ほどの答弁の総合計画の理念と住みたいまち潮来の実現、お伺いしました。そのためには、私は、やはり必要なことはそれを市民が知っていてもらわないと、市民の理解、そして市民の協力がないとできないと思います。ということは、まちづくりは市民の心を育てるというか、まちづくりは人づくりだと僕は常々考えておるんですが、行政だけがまちづくりをやるとは思ってはいなくて、行政と市民が一緒になってつくっていく、それというのはやっぱりよくございますが市民協働という言葉につながっていくかなと思います。市民協働、私いつもすぐ理想ばかり掲げてしまうんですが、行政の皆さんが考える理想の市民協働というのはどのようなものだと思いますか、お伺いしたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) なかなか難しいご質問でございますが、理想の市民協働というようなご質問でございます。 市民協働は、進めなければならない施策であるというふうに認識をしているところでございます。市民の皆さん、自治会の皆さん、団体の皆さん、企業の皆さんと、そして本市、市などさまざまな方が連携、そして協力し合い、まちづくり、地域づくりに取り組めることが大切であるというふうに考えておるところでございます。これまでもそういうような取り組みを進めてきていただいておるところでございますが、ご承知のように高齢化や、また後継者不足というような課題もあろうかと思います。そういった課題を、先ほど議員も触れられました、人づくりをもって進めながら、さらに市民協働によるまちづくりが進められることが本市にとって住みたいまち潮来を実現するために重要であるというような認識で答弁とさせていただきたいと存じます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 以上で終わります。 引き続き、潮来市のためにご尽力ください。私も、一市民として頑張りたいと思います。また、この場でお会いできますよう。以上で質問を終了します。 ○議長(薄井征記君) 9番、飯島康弘議員の質問が終わりました。 本日予定していました一般通告質問は以上です。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(薄井征記君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次回は、あす12月10日火曜日午前10時から本会議を開き、一般通告質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。                          (午後2時55分)...