潮来市議会 > 2019-09-12 >
09月12日-03号

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  1. 潮来市議会 2019-09-12
    09月12日-03号


    取得元: 潮来市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-26
    令和 1年  9月 定例会(第3回)     令和元年第3回潮来市議会定例会議事日程(第3号)                      令和元年9月12日(木)                      午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告質問-----------------------------------出席議員(15名) 議長16番   薄井征記君  副議長12番   笠間丈夫君    1番   阿部慶介君      2番   兼平直紀君    3番   小峰 進君      4番   大野政則君    6番   兼平好一君      7番   平田健三君    8番   箕輪 昇君      9番   飯島康弘君   10番   田崎 清君     11番   沼里真一郎君   13番   今泉利拓君     14番   小沼英明君   15番   粟飯原治雄君欠席議員(1名)    5番   飯 幸弘君-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長        原 浩道君   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   参与        吉川博美君   総務部長      柿崎純一君   市長公室長     額賀 浩君   市民福祉部長福祉事務所長     建設部長      土子正彦君             小沼雅義君   環境経済部長    石津利衛君   教育部長      加藤益生君   秘書政策課長行財政改革推進室長  総務課長      実川智史君             茂木 衛君   財政課長      吉田信好君   社会福祉課長    今泉典子君   市民課長      長谷川哲也君  かすみ保健福祉センター長                               石田栄美子君   子育て支援課長   吉田美枝子君  高齢福祉課長    沼田武男君   産業観光課長    榊原 徹君   環境課長      湯崎浩安君   農業委員会事務局長 若槇和昭君   都市建設課長    岡野正弘君   上下水道課長    吉川秀樹君   学校教育課長    前島正治君   生涯学習課長    塙 誠一君-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    石井俊哉君   局長補佐      小谷野美樹夫君   書記        酒井信明君   書記        山口 瞳君----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(薄井征記君) 皆さん、大変ご苦労さまです。 これから本日の会議を開きます。 ご報告いたします。5番、飯田幸弘議員から、会議規則第2条により欠席の届け出がありましたので報告いたします。 次に、本日説明のため出席した執行部の職員は、原市長以下、ただいま着席のとおりでございます。報告いたします。 なお、説明のため、執行部職員が入れかわります。                         (午前10時00分)----------------------------------- △市政一般に関する通告質問 ○議長(薄井征記君) これより、議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 なお、9月9日の本議会が延会となりましたので、当日予定しておりました4名の議員の一般質問から順に行い、引き続き、本日予定の4名の一般質問も行います。 通告質問については、質問事項ごとに、初めの質問は大項目で一括で質問し、一括で答弁願います。再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問については、会議規則を遵守の上、質問を願います。参考までに、質問は簡明に行い、議題の範囲を超えてはならないこと。質問は同一議題について3回までとする。ただし、答弁の内容によってはこれを超えて認める場合もある。 市民の立場に立った的確な質問と簡単明瞭で的を射た答弁をお願いします。 傍聴されている皆様にお願い申し上げます。潮来市議会傍聴規則を遵守の上、私語または談笑はしないようにお願いいたします。----------------------------------- ○議長(薄井征記君) 原市長、お願いします。 ◎市長(原浩道君) 一般通告質問が始まる前に、報告事項がございますので、少しお時間をいただきたいと思います。ご了承を願います。 本日は、台風15号の影響によりまして、9日に行われる予定だった一般通告質問が延会となり、本日行われることに当たり、本市の台風15号被害状況及び対応策についてご報告をさせていただきます。 9月5日に南鳥島近海で発生いたしました台風15号は、9月9日土曜未明には関東甲信地方を中心に上陸いたしました。記録的な暴風雨により、各地で大きな被害を発生させ、お隣の千葉県では千葉市で最大瞬間風速57.5メートルを観測するなど、その被害により、いまだ全面復旧の見通しが立たないほどの大規模な停電が続き、いろいろなところで影響が出ております。 潮来市でも倒木、シャッターや瓦屋根の破損、ハウスの倒壊等、市内全域でいろいろな被害が発生いたしました。また、大規模停電も発生し、台風通過後の猛暑中、大変な思いをされた方が多くいらっしゃったものと思います。被害に遭われた方々に対しましてお見舞いを申し上げます。 ここで、本市の現在まで確認しております被害状況をご報告させていただきます。 人的被害といたしましては、潮来消防署確認によりますと、けがをされた方が4名いらっしゃいました。建物等の被害は現在調査中ではありますが、公共施設の被害では国体会場となるボートセンターあめんぼのシャッターの破損や津知小学校体育館の一部破損、潮来第一中学校のアトリウム屋根の破損、市立図書館の屋根破損、磯山邸の塀の倒壊などいろいろな施設で被害が出ております。 その他倒木等によりまして道路が通れない、民家の屋根の破損や塀の倒壊、農業用ハウスの倒壊など被害が多数報告されております。その他、停電に対する問い合わせも多数ございました。また、まだまだ確認できていない被害もあると思います。 大規模停電につきましては、市内6,600戸となり、10日の午後6時30分には一部を除いてほぼ解消されております。 次に、本市の災害及び被災者への対応をご報告させていただきます。 職員体制といたしましては、6日木曜に警戒対策会議を開催し、台風15号対策の協議体制を整えました。台風の影響が出る前の8日日曜の午後5時30分から自主避難所を潮来保健センターかすみ保健福祉センターの2カ所を開設し、5名の方が避難されております。その後、停電対応の避難所を潮来保健センターに開設し、延べ33名の方が避難をされております。また、災害ごみ搬入受け入れ前川運動公園で9日から9月末までの予定で開始をいたしました。受け入れ時間は午前9時から午後5時まで、土、日も受け付けるようにしております。 罹災証明書及び被災証明書の申請受け付けを9日から開始しております。 その他としては、防災無線やホームページ等での注意喚起、避難所災害廃棄物等の情報発信、小・中学校の休校、幼稚園の休園の実施などを実施いたしました。 今後は、災害状況等を把握しながら、緊急性の高い被害に対しできるだけ早い措置を講じ、新たな台風等の被害が発生しないようにするとともに、被災者支援、公共施設修繕等に取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員の皆様方のご支援とご協力をよろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。----------------------------------- △小峰進君 ○議長(薄井征記君) それでは、3番、小峰進議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 小峰議員。     (3番 小峰 進君 登壇) ◆3番(小峰進君) 3番、小峰進でございます。ただいま議長のほうより発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 初めに、先ほど市長からもありましたように、台風15号によりまして被害を受けられました皆様方に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。 では、大きい1番から入らせていただきます。 ふるさと納税について。 先日、県内市町村が2018年度に受け取った納税の寄附額等が公表されました。潮来市は受け入れ額8,729万円に対して、前年比52%、収支額2,006万円の黒字でありました。返礼品競争が過熱したことに伴い、本年6月から返礼品は地場産品に限った上で、金額の30%、経費総額は寄附額の50%を上限と法律で定められました。 このような状況を踏まえて、次の点について伺います。 1、本年6月から始まった規制強化による本市の影響を伺います。 2としまして、返礼品で人気のあった釣り具関係が除外されていると聞くが、新たな返礼品の開拓等は進んでいるのか伺います。 2点よろしくお願い申し上げます。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長(石津利衛君) それでは、1点目、規制強化の影響について答弁をさせていただきたいと存じます。 潮来市を応援してくださった皆様のご厚意によりまして、昨年度は8,728万5,000円のふるさと納税をしていただきました。寄附をいただいた皆様には、改めて感謝を申し上げる次第でございます。 その中で、本年6月からふるさと納税のルールが変わり、返礼品は地場産品であり、かつ寄附額の3割以下、さらに募集のための広告費や返礼品の送料等の費用を含めた経費を寄附額の5割以下に抑える必要がございます。そのような状況の中で、ふるさと納税にかかわる寄附額について比較をしてみますと、手元の資料として本年6月の実績と昨年同月比では寄附金の差はほぼございませんでした。 しかし、1カ月のみの比較ですので、影響がないと言い切ることは難しいと存じます。今後の経緯、実績を注視してまいりたいと考えてございます。 2点目のご質問、返礼品の開拓についてでございます。 現時点では、このふるさと納税ルールの変更後、新たな制度への対応等もあり、新しい返礼品の開拓は進んでいないのが実情でございます。議員のおっしゃるとおり、ふるさと納税の返礼品で人気のございました釣り具関係は地場産品の条件を満たさないことから、残念ながら返礼品としての取り扱いをすることができなくなりました。 今後につきましては、寄附者にとって魅力があり、ニーズの高い返礼品を開拓していくことが重要であり、従来型のいわゆる物消費にとどまらず、資源を生かした事消費も含め、返礼品の開拓をしてまいりたいと考えてございます。 また、昨今では近隣自治体と連携した返礼品も可能となったこともございまして、ふるさと納税の確保にさらに努めてまいりたいと考えております。 以上であります。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) では、(1)の再質問をさせていただきますが、これは28年、29年、30年とあると思うんですが、納税の実績を教えてください。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長。 ◎環境経済部長(石津利衛君) 28年度の寄附金額は3,565万円、29年度の寄附金額は5,744万円でございました。 ○議長(薄井征記君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) この釣り具が入ってから売り上げが大分上がっているという傾向が見えますが、今回はこれ1カ月の差額でありまして、なかなかわからないと思うんですが、今後よく数字を見ていただいて、その辺の対応をしていただきたいと思います。 2番に入らせていただきます。 先ほど部長より事消費ということが出ましたけれども、もともとふるさと納税は、潮来の場合は物消費というんですか、物を売りにしていたみたいですけれども、いろいろ規制がありまして、事消費ということはいろいろ体験、そういう言葉だと思うんですけれども、私から提案があります。 事消費をするに当たって、私は大賛成なんですが、潮来には何があるのかなと考えた場合には、やはりアヤメとか、今回ありました牛堀の花火、あと津軽河岸といろいろあると思うんですが、最近ですと水郷花火の桟敷席というんですか、そういうのをあわせてふるさと納税に上げるとか、今回やっています津軽河岸から遊覧、もしくは花火の遊覧ですか、そういうものをどんどんやっていただいて、潮来に足を運んでいただくと。花火の屋形船、そういうのもセットにしてやるとか、いろいろ潮来ではあると思うんですよ。 物の場合は、やはりだめになった鉾田にはなかなか農産物はかなわないんで、それ以外に、潮来にはまだまだ掘り出し物がいっぱいあると思うんですよね。その辺を今後ともアンテナを高くしていただいて、やはりふるさと納税は貴重な財源になると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 では、大きい2番に入らせていただきます。 徳島地区の生活環境整備について。 9月1日は防災の日でありました。この時期は、台風、近年ではゲリラ豪雨など、水郷の地である本市においては治水対策が大切であります。これまで徳島地区の西エリアの道路のかさ上げにより、市民の危険が緩和され安堵している状況です。また、9月定例会に徳島中エリアの船溜樋門の整備が計上されました。さらには、本年度、旧徳島小学校校舎解体設計も計上されているところです。 そこで、伺います。 1、徳島中船溜樋門の整備はいつから始まり、いつごろ終えるのか。 2、道路のかさ上げ、徳島中船溜樋門の整備など対策を講じていただいているところであるが、今回も台風がありましたけれども、台風が大雨の際に、徳島地区の内水が西エリアにまた集まるのではないかと危惧しています。市はどのように考えているか伺います。 3としまして、本年度、旧徳島小学校校舎解体設計を進めていただいているところですが、いつから始まり、いつ終えるのか、また設計後の解体工事の予定を伺います。 4番、同じ敷地内に旧プールがあるんですが、この解体も同時に行われるか伺います。 4点お願いします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長(石津利衛君) それでは、私のほうから1点目の船溜樋門の整備についての答弁をさせていただきたいと存じます。 徳島中船溜樋門については、5月16日に実施されました霞ヶ浦河川事務所による履行検査におきまして、全体的な経年劣化が見受けられることがあることと、樋門の開閉について支障が出るのではないかとの強い指摘がございましたので、今回の9月の補正予算に計上させていただいたところでございます。 整備の時期ですが、実施設計業務を経ての工事入札となりますので、工事発注は12月ごろとなり、またメーカーへの受注生産品である巻き上げ機等の交換もございますので、工事完了時期は年度末になる見込みでございます。 以上です。
    ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、2点目の徳島地区の内水被害のご質問にお答えをしたいと思います。 徳島地区につきましては、近年では平成25年の台風のほか、平成29年にも内水被害のほうが発生しております。特に神栖側寄りの西エリアにつきましては、道路のかさ上げと側溝整備を市が行い、また堤脚水路清掃霞ヶ浦河川事務所に実施していただき、従前より安全性は高まっているものと認識しているところでございます。 しかしながら、自然の力は時として我々の想像の上をいく状況でもございます。内水被害が発生する見込みがある場合は、発生した状況もございますので、そちらの対応についてご説明をしたいと思います。 まず、内水の被害が出そうな状況下におきましては、国土交通省霞ヶ浦河川事務所ほか消防団や市の建設業組合にご協力をいただき、内水の強制排水、こちらを行ってまいります。内水の排水交換につきましては、堤防外の常陸利根川、また外浪逆浦の水位に大きく影響をするところでもございます。上流地域での大雨による数日後の水位上昇時に潮来市の大雨が重なる場合もございますので、現場の状況と今後の雨量等を綿密に確認しながら内水の上昇を最小限に抑えられるよう、早期準備と連絡実施をしてまいりたいというふうに考えております。 続きまして、3点目でございます。徳島小学校の解体のご質問にお答えをしたいと思います。 旧徳島小学校校舎解体工事詳細設計業務、こちらの入札を本年の6月24日に執行いたしまして、現在は設計中となっております。工期につきましては6月27日から10月31日までになっております。 内容は、現在残っている2棟のうち北側校舎を解体する工事の設計になっております。解体工事につきましては、そちらの設計が済んだ後、来年度予算計上いたしまして実施をしてまいりたいというふうに考えております。 4点目のプールでございます。 徳島小学校にはプールもございまして、現在使われていないということでそのままのところになっております。しかしながら、プールについて今回は一緒にやる計画はございません。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 2番の再質問をさせていただきますが、今回この台風15号ということで、私も9日の朝、車でぐるっと徳島地区及び周りを歩きました。この西の工事をしてかさ上げをしていただいたところももちろん見させていただきましたところ、皆さんのご尽力の賜物で、とりあえず水はそのグレッジの底にありました。ほっとしました。本当に感謝申し上げます。 しかしながら、今回の15号台風もそうですし、非常に雨風強いときに私が思うことは、市役所の職員が24時間待機しているわけでございますが、その現場を車で点検するわけですけれども、これはどのようにやっているのかちょっとお聞きしたいんですけれども。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長。 ◎総務部長(柿崎純一君) まず、道路の対応とかが効果があって、非常に喜んでおるところでございます。 実際に雨風が強いとき、我々、市役所のほうも24時間体制で当直のほうを行っております。その当直を行う中で、これまで被害が特に発生しているようなところは定期的に巡回をするようにはしております。あと、市民の方からも、待機しておりますとさまざまな通報をいただけます。そういう中で被害状況とかを確認しながら対応させていただいているところでございます。 今後も、でき得る限り一生懸命努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) わかりました。もう数は限りないでしょうけれども、まめにそういうときは、大変でも市民の皆さんからの連絡もあるということですから、それを密にしていただきまして、よろしくお願いしたいと思います。 では、3番と4番ですが、3番からいきますけれども、要は、小学校は解体すると。問題は、地元としましては解体した後どうするんだやという方もいます。ただ箱物が置いてあっても使えないんで、解体していただかないと何もできないんで、これは解体には大歓迎の方が多いんですけれども、それも後の心配がございますけれども、そういう構想はあるのか教えてください。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、施設の解体後の利用についてでございますが、まだ徳島小学校跡地につきましては、その後の利用は具体化されておりません。しかしながら、これまでの例を示しますと、昨年解体した旧牛堀小の跡地利用につきましては、地元の皆さん集まっていただきまして協議会等を結成しながら、なるべく地元の人たちが喜んでいただけるような土地利用、そちらについてご提案等をいただいて、その中で跡地利用について一定の方針を示せたところもございます。 今後、徳島小学校解体が進みますれば、同じように地元の皆様のご意見を傾聴して、跡地利用の方針等を固めてまいれればというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) ありがとうございます。 私からの案なんですが、要は、徳島小学校牛堀商工会跡地と違って、非常に土地面積が大きゅうございます。中間に、市役所から借りていますセンターが建っています。ですから、真ん中に建物があって、後ろを壊すわけですから、極端なことを言えば中途半端なんですが、でも大分面積があるんで、前々からいろいろ質問しています堤外ですか、トンボ公園の続きを、何とか人を寄せられるようなレジャー施設としていただきまして、あそこを駐車場とかね。とにかく人が来てもらわないと、どこの地区でもそうだと思うんですが、こういう時代ですから、学校のとったとか、合併はしようがないんですけれども、非常に過疎化になっちゃうんですよ。目印がない、小学校の。人も来ない。本当のそこの部落だけのつき合いになっちゃうし、部落の中でも交流がなくなってきているのが現実でございますんで、その辺もあわせて、地元の声はもちろんですが、計画を立てていただきたいと思います。 4番は、それと兼ね合いがあるんですけれども、私が思うには、普通、民間でしたら同じ敷地内に学校とプールがあって、解体してもらうのが普通じゃないかなと。なぜかというと、解体にはすごい特別な重機を手配するんで諸経費がかかるわけですね、とんでもない諸経費が。何十万なんかわかりませんが、かかると思うんで、やはりそこも交通規制もしますし、子供らのためにも、危ないから早い期間で壊していただきたいし、私の希望としましては、さっきの話しでは無理だというような答弁でしたが、何とか早く、そのまま重機を置いて、終わった分から解体できるようにできないのか、再度聞かせていただきます。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、ともにできないかというご質問にお答えしたいと思います。 現時点では、まず解体につきましても、解体の設計を先にしないと実施のときに支障を来すという場合がございます。現在の計画の進行状況からして、同時に行うことはなかなか難しいところがございます。それにまた、解体等は公共施設、役割を終えたものについては順次解体を進めておりますが、市としましては、1年に余り多額の費用がかさばらないように、なるべく平準化をしながら対応させていただければというふうな方向でも考えているところでございます。 ただ、役割を終えたものにつきましては、できるだけ早期に解体のほうは進めてまいりたいというふうに考えておりますので、そこのところはご理解を賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 原市長、お願いします。 ◎市長(原浩道君) お答えを申し上げます。 ただいま部長のほうからご答弁ございましたけれども、少し検討をしているところでございます。ただし、もう発注しておりますので、これにプラスまたプールの部分を同時にできるかというのは、手続上もいろいろ問題がございまして、すぐにはご返答できませんけれども、検討はしているということでございます。 ただし、実際にそれが同時にできるかということは、この場では発言できませんので、ご理解を賜りたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 市長のほうで検討しているということでございますから、少しでも早い解体をしていただきたいと思います。 3番の案件プラスよろしくお願いします。提案ですからね、よろしくお願いします。 では、大きい3番に入らせていただきます。 消費税増税に伴う高齢者福祉施策について。 安心して暮らせる社会保障ということであります。 10月より消費税が8%から10%に増税となります。軽減税率が導入され、買い物の仕方も少し複雑となります。また、金融庁が公表した公的年金以外に老後資金2,000万円が必要との報告書が話題を集めています。 そこで、伺います。 1、消費税の増税に伴う低所得者となる年金受給者への支援内容を伺います。 2、市民への周知はされているか伺います。 3、年金改革や福祉制度改革により複雑となっている中で、高齢者は今後の生活にさまざまな不安を抱えていると思いますが、市の相談体制はどうなっているか伺います。 3点よろしくお願いいたします。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長、お願いします。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) それでは、1点目と2点目の質問についてあわせて答えさせていただきます。 令和元年10月1日から年金生活者支援給付金の制度が施行されます。給付金を受け取ることができる対象者なんですが、1として公的年金等の収入金額と一定の所得との合計額が一定の基準以下の老齢基礎年金との受給権者、2点目が、所得が一定基準以下の障害基礎年金及び遺族基礎年金の受給権者です。 対象者には日本年金機構から今月中に請求書が郵送にて届く予定となっておりまして、対象となられた方は日本年金機構へ返送して申請することとなっております。 給付額は、1カ月当たり5,000円を基準に年金受給日に年金額に上乗せして支給されます。最短で10月、11月分の給付金が12月の年金に上乗せされることになっております。 潮来市としての広報活動についてですが、9月12日発行の広報いたこ及び市ホームページにて制度の周知を行っております。 また、市民からの問い合わせに応じ、対象者の方が受給できるように今後も引き続き進めてまいります。 続いて、3点目、市の相談体制はできているか。 現状では、高齢者の方は高齢福祉課または潮来市社会福祉協議会に相談にお越しいただくケースが多くなっております。そのような中でのお話を聞いて、年金の相談であれば市民課、障害の相談であれば社会福祉課など、担当課をご案内させていただいております。 議員のご指摘のような高齢者のための総合的な相談体制ということにはなっておりませんが、現状の中で各課の連携体制を密にして、高齢者が安心して相談できる体制づくりを進めております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 1番、2番あわせての答弁でしたので、私も1番、2番あわせて再質問させていただきますが、一定基準というのは、どのくらいの金額かわからないとわからない。その辺。 あとは、対象者がどのくらいいるのか教えていただきたいと思います。 1番、2番一緒にお願いします。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 年金生活者支援給付金の低所得者の基準の目安ということで支給要件がございます。老齢基礎年金は65歳以上ということになっておりまして、その請求する方の世帯全員の市町村民税が非課税となっていること。あと、前年の年金収入額とその他の所得額が合計で87万9,300円以下。基礎年金、今基準額が77万9,300円以下ですので、その他の所得ということでは10万円、合わせて87万9,300円以下という3つの要件に該当する方が今回の年金生活者支援給付金の対象になってくるということです。 また、対象者の人数はどのくらいかということですが、現時点では日本年金機構への調査中でありまして、令和元年の10月に請求書の送付者リストを提供いただくことになっております。それまではちょっと人数のほうは把握できておりません。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 1番、2番は一応日本年金機構からはがきが来ないとわからないということですから、来た時点でいろいろ電話があると思うんで、そういう対応をよろしくお願いしたいと思います。 3番の再質問をさせていただきますが、今回エレベーターが本庁舎につきまして、非常に私どもにも便利です。もちろん高齢者や車椅子の方にとっては本当に最高に喜んでいただいていると思います。前に、市役所のワンストップ化ということは、昨年の12月の定例会で質問した経緯がございます。その後に、どのように相談に対して進捗しているかお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 高齢者の方の相談の窓口のワンストップ化というご提言をいただきました。現状の体制の中で考えてみますと、潮来市役所のこの規模、そして今の窓口の状況からいきますと、今の状態でもきめ細かく連携して密に高齢者の方へ相談できる体制ができております。また、高齢者の方がいろいろなことで相談したいというのであれば、潮来市地域包括支援センターが高齢者全般の相談窓口として対応させていただいております。潮来市役所1階部分において、年金相談、医療・福祉の関係、高齢者の福祉、さらに必要があれば介護支援であれば地域包括支援センター、近いところに固まっておりますので、今のところワンストップにはなりませんが、連携しながらしっかりとした体制ができているんだと思っております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 小沼部長より、ワンストップはできていないけれども連携して頑張っているという答弁がありましたから、期待していますので、高齢者の方が来て、あっちだこっちだとやらないように。もしくは年配の方が来た場合には、一緒に職員がついていって教えると。ほかの課でも対応して、そういうやはりやさしさが必要だと思いますんで、市民サービスの一環ですから、よろしくお願いしたいと思います。 大きい4番に入らせていただきます。 排水設備設置に対する支援事業について。 平成19年には従来の茨城県霞ヶ浦富栄養化の防止に関する条例を全面改正し、茨城県霞ヶ浦水質保全条例として、小規模な工場への廃止規制や生活排水、農業、畜産業等における水質対策の徹底を新たに規定し、適切な排水処理を推進しているところであります。 加えて、平成20年度森林湖沼環境税を導入し、この財源を活用した新たな補助制度などを創設され、下水道への接続や高度処理浄化槽の設置促進が進められているが、そこで伺います。 1、下水道・農業集落排水への接続の状況と補助金支援の状況を伺います。 2、合併処理浄化槽の補助支援制度とその状況を伺います。 2点よろしくお願いします。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長、お願いします。 ◎建設部長(土子正彦君) それでは、下水道・農業集落排水の接続の状況と補助金の支援の状況についてお答えいたします。 霞ヶ浦の水質浄化を目的とし、森林環境湖沼税を活用した排水設備等工事費支援制度が創設されており、平成30年度から令和3年までの期間限定ではございますが、補助金が拡充されております。 補助対象としまして、個人住宅の改造工事になります。市の補助金と合わせまして最大で35万円から38万円の補助金となります。平成30年度の新規接続の状況でございますが、公共下水道では新築による接続が96件、改築による接続が25件でございました。そのうち補助対象となった件数が25件というところでございます。接続率で申しますと89.1%の状況でございます。 続きまして、農業集落排水では、改築による接続が1件ございまして、そちらのほうが補助対象となってございます。30年度末の接続率ですが、人口の接続率で78%となってございます。本年は公共下水道が37件、農業集落排水が5件の接続を見込んでいるところでございます。 令和元年8月末時点でございますが、24件の申請、相談がございます。 続きまして、2点目の合併処理浄化槽の支援制度とその状況についてお答えします。 霞ヶ浦流域では高度処理型浄化槽の設置が義務化となってございますが、高度処理浄化槽には窒素除去型のN型、窒素・リン除去型のNP型があり、それぞれが設置可能となりますが、茨城県補助金交付要綱の規定によりまして、NP型のみが補助対象となってございます。 合併浄化槽の設置基準額に対する補助額でございますが、5人槽の設置基準額が132万2,000円、そのうち補助金は新築で98万7,000円、転換で109万9,000円、7人槽の設置基準額、こちらが173万2,000円、そのうち補助のほうでございますが、新築で134万7,000円、転換で147万5,000円でございます。10人槽の設置基準額が240万7,000円、そのうち補助金は、新築で189万1,000円、転換で206万3,000円となってございます。この額が補助金の上限となっております。 補助申請の添付書類といたしまして公図の見積書を提出していただいており、見積もり額が補助金の上限に満たない場合は、見積もり額が補助金の交付額となってございます。平成30年度の設置の実績でございますが、設置件数は32件ございました。そのうち補助対象となったNP型につきましては10件ございました。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 1の再質問をさせていただきます。 この改造のほうで接続の費用が出ると、これは新築の場合は補助対象とならないのか。やはり定住促進の観点から、新しいうちの接続は補助を出していただければと思いますが、その辺伺います。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長。 ◎建設部長(土子正彦君) それでは、再質問にお答えいたします。 現在の補助制度でございますが、新設はもともとその地区に建てた場合は設置義務がございますので、設置しなければいけないということでございまして、今ある合併浄化槽ではなくて単独槽、くみ取り槽の方が改築になった場合、これにつきましてはあくまででございますが、今の処理能力からすると合併の浄化槽よりも大分落ちるというようなところから、そういったものが水質に関して悪影響を及ぼしていると。そういった方々を少しでも支援することで、今後そういった水質をよくしていこうというような取り組みでございますので、現時点では、このような森林湖沼環境税、こちらを使いまして水質浄化を図っているという状況でございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) では、1番はそういうわけで。じゃ、何かやはりそういう補助金があれば、今後あるようでしたら、早目に広報ででも出していただきまして、なかなかうちを建てる方は、どういううちでも何千万のうちを建てるわけですね。ちょっと金銭感覚が変わっちゃう場合があるんですけれども、接続も何十万いただければ物すごい助かると思うんで、定住促進をしていただかないと、これ人口が減る一方と思いますんで、それもあわせていろいろご検討していただきたいと思います。 2番の再質ですが、撤去費用、要は、新しくするため撤去する方もいるわけですから、撤去費用は補助対象となるのか教えていただきたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長。 ◎建設部長(土子正彦君) 大変失礼しました。 1点目の再質問ですが、私、合併浄化槽の話をしてしまいまして申しわけございません。再度、1問目の再質問にお答えいたしたいと思います。 普通の公共下水道と農業集落排水事業でございますが、冒頭の話は一緒の答弁になります。要は水質浄化が目的というところでございますので、こういったエリアにつきましては、もう最初から、建築の確認の段階から、新築の場合は接続しないと建築はできないような状況になってございますので、長年、せっかく多額の費用を使いまして工事を行ってきたという中で、接続されていない家がございます、そういったものを接続していただくことで水質浄化につながるというようなところでございます。早く接続率を100%に近づけるという試みでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 それと、2点目、単独槽を撤去した場合、補助があるのかというご質問でございますが、補助はございます。9万円ほどの補助がございます。あくまでもNP型を設置する場合でございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 時間もあと17分しかありませんのでね。 2番の再々なんですが、要は、県のほうの補助がNP型は出しますよと、N型は出せませんよというんですけれども、先ほど32件あって、NPが10件ですか、残りの人はN型ということですよね。このN型が金額的にも安いし、ですから補助金は出ないと思っている方が多いんですよ。NPは、聞いてみると工事込みで100万以上もするような状態なんで、何かこれ、N型のほうにも市役所のほうで何か出るような、そういうあれはないんですかね。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長。 ◎建設部長(土子正彦君) 再々質問でございますが、現在、N型、NP型2種類あって、一応どちらも高度処理型の合併浄化槽であるという中で、どうしても霞ヶ浦、北浦の水質に対して、この流域に関しては水質が大分悪いという中で、窒素だけではなくて、窒素とリンを除去できるタイプの浄化槽を推奨していると、それを支援して普及させていこうというようなところで試みでございます。 現時点で、N型につきましては、まずNP型を優先的に支援していきまして、市のほうでも単独での助成というものは、現時点では考えていないというところでございます。NP型の設置で進めていきたいというところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) わかりました。 大きい5番に入らせていただきます。 鹿島線でスイカの導入について。 これまで執行部の皆さんがJR東日本等への要望活動を進めていただいた中で、8月1日、JR東日本は千葉県の香取駅と茨城県の鹿島サッカースタジアム駅を結ぶ鹿島線でもスイカを利用可能にすると発表がありました。実施時期は2020年の春ごろの予定だそうです。 本市は潮来駅、延方駅と2つのJR駅があります。今後の活性化対策が期待できると思いますが、そこで伺います。 1、スイカが利用可能になるまでの近年の要望活動を伺う。 2、スイカが利用可能となれば、これからの普及啓発・促進が求められますが、今後の取り組みについて伺います。 3、スイカの利用可能により、潮来駅、延方駅の今後の活性化策について市長に伺います。 3点よろしくお願いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、1点目の近年の要望活動を伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 近年では、昨年3月と本年5月に茨城県、鹿嶋市、香取市及び大洗鹿島線を育てる沿線市町会議とともにJR東日本千葉支社へ要望活動を行ったところでございます。また、これらの要望活動のほか、自治体同士の情報共有を行いつつ、JR東日本千葉支社も交えた意見交換会等も開催し、関係者間で密に連携をしてきたところでございます。 続きまして、2点目でございます。今後の取り組みを伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 今回、自治体側からの要望もあり、JR東日本においてスイカ導入の決定をいただきましたので、これに対し自治体側も普及啓発・促進活動を活発に進めていく必要があると考えているところでございます。 現在、茨城県及び鹿嶋市等と連携し取り組み内容について協議を行っている状況でございますので、取り組み内容が決定しましたら、関係者とも調整を行い、積極的に普及啓発・促進活動を展開してまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(薄井征記君) 原市長、お願いします。 ◎市長(原浩道君) 3点目のスイカの利用可能により潮来・延方両駅の活性化についてということでございます。 今回のスイカの導入によりまして、まずは鉄道の利便性が多少なりとも向上するものと考えております。これは市民だけではなくて、水郷潮来あやめまつり等を訪れる観光のお客様、特にあやめまつりの際、潮来駅の混雑が緩和されるものと思っております。 また、スイカの電子マネーによりまして駅周辺の利便性の向上が期待されるなど、商業、観光、交流機能等の向上に資するものと思っております。 さらには、千葉県や成田駅への直通列車の増発、それから特急列車の復活、駅舎のバリアフリー化などの要望をこれまでもずっとしているところでございます。今後も関係機関、特にJR東日本千葉支社と密に連携いたしまして、利用者の増を図るべく住民と知恵を出し合って、活性化策を見出していきたいなと思っております。 まずは、JR千葉支社のほうには感謝を申し上げたいんですが、通常ですと1日の利用客が3,000人以上のところじゃないとスイカは導入しないという方針がありましたけれども、鹿島のほうでオリンピックもあるということで、鹿嶋市長、宇井市長、私、3市の首長で何度もJR千葉支所のほうにお願いに行ったかいもあって、通常のスイカの形態とは違うんですけれども、少し簡易な形のスイカの導入になりますけれども、スイカが入ったということが第一歩になったのかなと思っております。 これから時代とともに1日の利用者数、潮来市だと3,000人に対して約10分の1の利用者ですので、今後、JR千葉支社のほうもいろいろと検討しているようでございます。少ない乗客数のところの駅舎をどうするんだということも検討の土台に上がっておりますので、そういったものも注視しながら、いかに駅を利用して町の活性化を図れるか、こういったところを一緒になって考えてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) では、1番、2番は結構です。 3番、市長のほうへ。非常に執行部を初め、市長が大分苦労して、何とか、実は3,000人以上じゃないと無理なものをやったということで、本当にありがたい話でございます。 潮来市は、私もそうなんですが、自慢なのは高速道路があって、駅が2つある、神栖にはないよね、鹿嶋にもないよねと、日ごろ友達とそういう話をするんですが、やはり駅周辺の活性化が地域の活性化につながると思うんですよ、潮来にしろ、延方にしろ。だから、その辺を皆さんでいろいろ議論していただきまして、今後、国際観光ということもございますから、していただきたいと思います。 私が思う潮来市としましては、やはり住みたいまち潮来、住みたくなるまち潮来、住み続けたいまち潮来というふうに私は思いますんで、今後も皆さんいろいろ大変だと思いますが、ご尽力よろしくお願いを申し上げ、質問を終わらせていただきます。 ○議長(薄井征記君) 以上で3番、小峰進議員の質問が終わりました。 ここで、執行部が入れかわります。----------------------------------- △田崎清君 ○議長(薄井征記君) 次に、10番、田崎清議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 田崎議員。     (10番 田崎 清君 登壇) ◆10番(田崎清君) 10番、田崎清です。議長の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 冒頭に、先の台風15号により被害に遭われました皆様に心よりお見舞いを申し上げます。早期の復旧をお祈りいたします。 早速入らせていたただきます。 1番、ごみ処理施設について。 昨年に頓挫したごみ処理場建設問題、1つとしまして、鹿嶋市、神栖市に受け入れ参加申し込みをされましたが却下され、この1年で行われた問題に対しての動向、解決案などをお伺いします。 2つ目としまして、今後の方向性をお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長(石津利衛君) それでは、1点目のこの1年で行われました問題に対しての動向ということでございますが、まず経緯といたしましては、ご存じのとおり、鉾田、行方、潮来の3市にてごみ処理の広域化という観点から、平成27年3月に3市によるごみ処理広域化基本構想が策定されましたが、当市は建設候補地の選定が難航、長期化していることや、施設維持並びにごみ処理施設の建設進捗に対する懸念を踏まえた中での苦渋の選択として、昨年度、3市の枠組みを離脱し、鹿嶋・神栖の2市で事業を進めておりますごみ処理施設建設計画の構成市として受託要請をしていただくことを、昨年7月に開催をされました臨時の全員協議会においてご了承いただき、同月31日付で2市への受け入れ要請書を提出いたしました。 しかしながら、議員の言われますように、鹿嶋・神栖2市が本市の要請を受け入れできないという意向を受け、10月、11月の全員協議会において、その旨を報告させていただきました。 ご質問であります、その後の動向、進捗につきましては、現時点では特にございません。 続きまして、2点目、今後の方向性についてということでございます。 今後につきましては、近隣自治体との情報共有をしながら、また平成29年度に策定をいたしました施設の長期修繕計画に基づきまして適切な修繕や点検整備に努め、施設の延命を図り、安定的なごみ処理を行ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 1番について再質問します。 現実的ではないと。鹿嶋・神栖市では新施設の場所が決定、鉾田市は大洗町と協議を進めると岸田市長が申しております。そういった中で、潮来が残された方法としては、行方市と共同するか、また、昨年の全員協議会で市長が、鹿嶋・神栖で受け入れられなかった場合は市単独でも行うと、そのように申されましたが、この二者選択しかないと思うんですが、いかがですか。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長。 ◎環境経済部長(石津利衛君) 議員のおっしゃられます提案も確かに存在するのかと考えますが、現時点では、まず市の体制として、今後の協議ということで進めさせていただくのかなと考えます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 再々質問ですが、28年度に策定しました長期補修計画、鉾田市長も申しておりました、延命措置は多額な費用がかかると。そういった中で、この費用を年間にして、そのときによると申されましたが、億の修理費をかけて10年、20年と延命化を図るとなると、その分を一刻も早く建設に向けた決断をするべきと思いますが、市長いかがですか。 ○議長(薄井征記君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) ご質問にお答え申し上げます。 3市のほうを潮来市がリーダーとして神栖・鹿嶋のほうで受け入れられなくなったということで、このごみ処理問題が大きくクローズアップされましたけれども、潮来市としては、行方・鉾田・潮来でやっている建設予定地の場所がいつになっても決まらないと、このままずるずる続けていくことによって、一番古い炉である潮来市の炉がきちっとした形で修繕計画どおり実施していくということは、昨年もそうですし、本年度も修繕計画にのっとって備品、それから修繕を変えてきています。これを今までとめていたわけなんです。いわゆる3市でつくった場合には、その投資した分が無駄になってしまうということで、できるだけだましだましその炉を使ってきたわけでございますけれども、昨年離脱をして、鹿嶋・神栖に入れていただければ、そちらでやっていきたいと。また、それがだめな場合は、修繕計画にのっとって、きちんと10年、15年ともつように炉を修繕していくと。 その2つをもって考えて実行してきたわけですけれども、離脱して受け入れていただけませんでしたので、昨年からしっかりと修繕をして延命化を図っていくということですので、今、行方市のほうの炉も、まだまだ有効的に利用できる状況にあります。潮来市も延命策を図って、昨年、本年と大型の投資をしました。ですので、これが延々と投資し続けるわけでございませんので、あともう一つ大きいところをやれば、もう修繕にお金はそんなにかかりませんので、それでまず10年、15年のスパンで修繕しながらいけるだろうということでございます。 ですので、潮来市の炉で焼却していくからお金がかかるということではございませんので、新炉に参加するには何十億という負担をして、その炉のほうに入っていくわけですので、できるだけ市の炉をもたせて、その間で、すぐにではないですけれども、近隣と連携を図りながら将来の潮来市のごみをどのように焼却していくのか、これを連携を図りながら話し合っていくという考えでおります。 ですので、今後二、三年、焼却炉について連携をこうしましょう、ああしましょうという話し合いは、多分、行方市のほうもしないでしょうし、潮来市のほうも考えておりません。ただ、本当の将来、先行きは、やはりどこかと一緒にやるのか、それから炉も年々近代化してきて、1市でやった場合の投資でもできる炉が開発されるかもしれませんし、ごみの処理の方法も、残飯を有機肥料化したり、そういった技術も発達してきておりますので、潮来市にとって一番メリットのある焼却の方法ということも同時に検討しながら進めていきたいと、そう思っております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 2番の方向性というような形で再質問なんですが、今市長が申されました行方市の選定が決まらなかったと、そこを潮来市にどうかと、どのくらいの面積が必要かはちょっとあれなんですが、現在使用されている牛堀の焼却施設の用地もしくは、迷惑施設とは申しませんが、人口が少ないところと申しますか、私が昔住んでいた戸数が少ない地域に迷惑施設としてし尿処理施設ができました。そういったものをつくるのには人口が少ないところ、現在は迷惑施設とは申しませんが、用地が選定にならなかったときの潮来市で手を挙げて、市長が潮来にどうだというようなあれはできなかったのかをお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 潮来市にごみ処理場を積極的に誘致を図るという考えは全くございませんでした。また、先ほど議員のほうがおっしゃったように、行方市で建設場所が決まらなかったということではなくて、鉾田・行方・潮来3地域でのごみ処理場の建設地がなかなか決まらないと、こういうことでございますので、行方市が決まらないから悪いということではございません。やはり3市で一緒になって話し合いをしながら進めてきた問題でございますので、その点はご理解を賜ればありがたいなと思います。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 先ほど部長から、近隣の自治体を見ながらというような話がありましたが、もう残された道は、鉾田市が大洗と協議、鹿嶋・神栖も建てる用地が決まってもう設計に入っている。一番古い炉は潮来、これを考えますと、一刻も早く協議に入っていくのが道ではないかなと思いますが、もう一度部長のほうからその辺の考えをお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) お答えを申し上げます。 行方市と潮来市で炉の建設、これは首長間ではいろいろ話し合っていて、協議会を立ち上げようと思えばすぐにでもできます。しかし、今の時期ではないでしょうということでございます。 行方市のほうも、やはり行方市には事情がございます。潮来市にも炉を延命化を図っている段階ですので、こういったところで3市がやらないということになって、急にまた行方市と潮来市が炉をやっていくというのも、なかなか理解の賛同が難しいだろうというところで、やはりこれからは、コンセンサスはしっかりとってありますので、ただ今の時期ではないということでございますので、ご理解を賜ればありがたいなと。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 国の交付金の条件が人口5万人以上というような枠組みになりますと、潮来市も2万8,000人を割りました。行方市も減少傾向にあります。そういった中で、国の交付金の要件をクリアすることができないような場合も考えられますので、早期な決断をしながら、ごみ処理施設の問題に向かっていただきたいと思います。 それでは、2のふるさと納税について質問します。 先ほどの小峰議員の質問とダブるところがありますので、答弁は重なるところがありますところは削除で結構でございますので。 総務省の公表で、2018年度、各自治体の受け入れ実績が報告されました。 1、潮来市での過年の寄附受け入れ額、前年比、収支額をお伺いします。 2、6月から始まった返礼品の規制強化の影響を伺いますは、結構です。 3、返礼品の各品目における推移をお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長(石津利衛君) それでは、1点目のご質問、ふるさと納税に関しましての過去3年間の実績をお答えさせていただきます。 寄附受け入れ額は、平成28年度は3,565万円、平成29年度5,744万円、前年度比1.61、次に平成30年度、寄附受け入れ額8,728万5,000円、前年比1.52となります。寄附の金額から税控除額、そして費用を引いた収支額は、平成28年度、127万2,000円、平成29年度は1,119万8,000円、平成30年度は2,005万8,000円となります。 2点目のご質問は、3番の返礼品の推移についてということでご答弁をさせていただきます。 本市のふるさと納税の返礼品につきましては、ふるさと納税ポータブルサイトにおいて現在19種類が掲載されております。その返礼品の種別といたしましては、農産物やその加工品、水産物加工品、肉類やその加工品、調味料、酒、菓子類、そして体験、雑貨等となり、平成30年度は野菜とお米の詰め合わせセットの1品目を追加いたしました。 続きまして、返礼品の寄附金額の上位3種類の推移についてでございますが、平成29年度は1位がおせち、1,755万円、2位は釣り竿でありまして、1,644万円、3番目として米でございまして、982万3,000円でございました。そして、平成30年度につきましては、1位が米、2,994万5,000円、2位がおせちでございまして、1,299万5,000円、3番目が釣り竿でございまして、1,161万円となりました。 以上、答弁させていただきました。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 再質問、トータル的にさせていただきます。 この公表の各自治体の受け入れ実績、半分以上が赤字と、そのように新聞に出ておりましたが、本年度2,006万ですか、31年度の見込みですが、潮来の釣り具を除くと米「一番星」「あやめちゃん」、これをいかにふやすか、一番星が減反という傾向にあるような話を伺っております。これを毎年ふえる方向でいかないと、一番の本市の産業でございます米、特産物として何とか米の拡大をお願いしたいと思いますが、その辺をよろしくお願いします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長。 ◎環境経済部長(石津利衛君) 再質問のほうで答弁をさせていただきます。 議員のおっしゃるとおり、今稼ぎ頭のおせちであり、釣り竿という部分が対応できなくなっている状態の中では、おっしゃるとおり、潮来市の特産物である米というのは重要な品目であることは十分認識しているところでございます。環境経済のほうでも、産業観光課は多くの地域へ米のキャンペーンに出ておりますし、これからも米を前面に出してふるさと納税のほうの分野でも努力していただきたいと存じます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) もう一つ、再々質問になりますが、ふるさと納税が始まったころ、若手職員に返礼品開拓を任せたと思います。そういった若手の知恵、どのようなものが現在もなっているのか。 もう一つは、体験型、先ほども話が出ましたが、潮来の水辺を利用した、ボートを利用した。ちょっとお聞きしますと、ゼロだったというような話も聞くんですね、ボート屋さんに。そういう体験型をアピールしたと思うんですが、ここ最近の体験型はどのような推移になっているかをお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長(石津利衛君) 議員のおっしゃるように、水上オートバイの体験ということで、今後この1つで上げさせていただいておりますが、私どもも確認したところ、体験者ゼロということで、残念な結果に終わっております。 先ほどの小峰議員の質問の中にも事消費ということで体験を取り入れた分野で活路を見出せないかというご提案もございました。幸いにも、周囲にはゴルフ場が2場開場しておりますし、また、道の駅にはグランドゴルフの場所もございますし、いろんな形で次の目玉商品を見つけていきたいと思います。 また、二番煎じではないんですが、多くの地域のポータブルサイト等を確認しながら、今、新しい商品開発ということで取り組んでおりますので、その辺、ご認識いただきたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) それでは、3に入らせていただきます。 あやめまつりについて。 5月から6月まで開催されました第68回水郷潮来あやめまつりですが、観光客が前年比10%減の72万人との報告がありました。 1、大幅な来客数減少となった要因をお伺いします。 2、あやめまつり期間中に運行されていた周遊巡回バスの各運行箇所の利用者数をお伺いします。 3、トイレ、駐車場のクレーム、課題に対する今後の対策をお伺いします。 4、園内に植栽されているあやめ、菖蒲の育成、管理方法を市ではどのように指示をし、また報告を受けているかをお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長。 ◎環境経済部長(石津利衛君) それでは、1点目のご質問、第68回水郷潮来あやめまつり大会の来場者数、いわゆる入込み数の減について答弁をさせていただきたいと存じます。 今年度の入込み者数は72万人と確認してございます。前年度より減少いたしました大きな理由としては3つが挙げられると検証しております。まず1つ目として、国内の観光動向として、5月のゴールデンウィークが10連休となり、例年のゴールデンウィークよりも観光消費が多かったと発表されている中で、その後の反動が大きく影響し、消費動向が減少していたのではないかと捉えております。 2つ目として、ことしのあやめ園において、残念ながら花菖蒲のエリアごとの生育、開花状況にばらつきがあったという点も影響したものと考えてございます。 続いて、3つ目でございますが、天候によるものと考えております。あやめまつり期間中30日間のうち、見ごろの6月上旬の土、日を含めた6日間が雨模様となり、さらに曇りや気温低下などの悪天候が続くなど、櫓船、乗車などにも影響が出ておりました。 以上、さまざまな要因が重なって来客の減少につながったと今回は検証させていただきました。 続きまして、2点目、周遊バスの循環についてご答弁をさせていただきたいと思います。 あやめまつり周遊巡回バスは、あやめまつり期間中の土、日10日間、1日7便の運行をいたしました。バスの乗り降り箇所5カ所ごとにお答えさせていただきます。 まず、JR潮来駅273人、水郷まちかどギャラリー15人、二本松寺238人、愛友酒造33人、水郷旧家磯山邸29人、延べの乗車人数といたしましては588人になりました。 3点目、トイレ、駐車場の対応について答弁をさせていただきます。 今年度のあやめまつりでは、議員もご指摘のとおり、トイレや駐車場についての課題がございました。 まず、駐車場については旧アイモア駐車場を借用し対応させていただきました。また、駐車場には仮設トイレを設置しまして利用者の方への配慮もいたしました。 あやめ園内トイレにつきましても、常設トイレのほか仮設トイレを設置し、また、あやめまつりパンフレットには周辺のトイレ利用協力店9店舗を掲載しまして、園内トイレ以外への誘導を行いましたが、花の満開の時期には園内トイレは行列になってしまうことがあり、明らかにトイレが不足している状況が見受けられました。 その結果を踏まえ、あやめ園トイレの不足に対し、今回の補正予算にトイレの増設のための改修事業費を計上させていただいております。また、駐車場については、大きな課題でもありますことから、旧アイモアの動向を注視しながら、重ねて検討をしてまいりたいと考えております。 4点目のご質問、あやめの育成管理についてでございます。 市において、花菖蒲栽培管理マニュアルを作成しておりまして、このマニュアルを共有して、基本的には内容に沿って管理を進めております。また、生育の状況については、行方地域農業改良普及センターへの相談、そして助言をいただきながら適宜対応するようにしております。 また、花菖蒲の育成管理につきましては、日々、嘱託員と連携をとり、圃場において管理に係ります進捗状況等を報告いただいております。 以上であります。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 1番について再質問なんですが、5月のゴールデンウィークと重なった、天候もある、そういった中で、香取市もあやめパークをやっております。潮来市と香取市で、あやめまつりに入る前に手を結んで、一緒に何かをやろうというような形の話があったと思うんですが、1番は、同じあやめをご近所でやっていて、香取市のあやめパークの入場者数、またあやめの育ち方は潮来市と比べてどうだったのかなというのをお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長。 ◎環境経済部長(石津利衛君) まず、あやめパークの入場者数につきましては、お尋ねしたところ、ほんの少しでありますが、入場者数は昨年より少なかったと聞いております。ただ、大きな違いはないということだけはお話しいただきました。 私どものあやめ園とあやめパークの場合、当然、入場無料という大きな違いもございますし、形的にどこまで共有できるのかというような部分は微妙でございますけれども、おのおのの特性といいますか、地域のエリアごとのあやめ、当然、私が個人的に訪れたとしても、潮来のあやめ園の解放感のあるよさ、そして管理されたあやめパークのよさ等もございますし、いろいろな形で2市は常に共有している部分も観光の分野におきましてはございますし、今後もよりよい形で享受しながら観光に尽くしていきたいと思います。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) それでは、2の再質問に入らせていただきます。 周回バス10日間、1日7便、延べ588人、そうすると、本当に周遊してもらう人たちは歩けるのかな。磯山邸、愛友、まちかどギャラリー、二本松寺のお寺さんはちょっと離れているからと、JRバスターミナルは離れているから利用が多いと思うんですが、この磯山邸、愛友さん、まちかどギャラリーの人数を見ますと、1便当たりの利用する人が少ないと思うんですが、その辺をお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長。 ◎環境経済部長(石津利衛君) 利用者の数字につきましては、当然明らかだと思います。今回、ことしの一つの形として、スタンプラリーという形で幾つかの施設を回っていただいて、そこの判こを押していただくとバッジであったり、写真であったり、そういうものをお渡ししているというような経過がございます。私の個人的感想ですが、思いもよらず多くのスタンプを回収させていただいたことでございます。ただ、周遊バスにつきましては体のご不自由な年配の方とか、いろんな方がいらっしゃいますし、サービスの一環としては存続の形が望まれるものではないかというふうに考えております。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 再々質問で、二本松寺、たくさんの入場者数が、あやめまつりとこのあじさいのまつりが並行して、潮来の名物と申しますか、あじさい寺で有名になってきたと思うんですが、このような中で、市民バス、市の税金でやっているバス、二本松寺は入場料いただいていると。応分のこのバスの負担をいただくような考えと申しますか、その辺はいかがですか、お伺いします。
    ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長。 ◎環境経済部長(石津利衛君) 二本松寺のあじさいは、私も今回一度拝見させていただきましたが、非常にきれいな状態を保っておりました。同時期で、同地域でありますし、やはり二本松寺は大きな観光資源の一つではないかなと私は理解しております。そういう中では、確かに若干の応分の負担はいただいているようですけれども、地域全体の観光という面では、今のところ負担をいただくような形は考えておりません。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) では、3のトイレの問題なんですが、今、仮設トイレがなくて増設するような話をお伺いしました。結構なことだと思います。できれば香取市のあやめパークのトイレを参考とは申しませんが、何カ所もあって、と申しますのは、駅前、先ほど小峰議員も申しましたが、駅前の活性化、あそこでバスターミナルが待機します。一番最初には乗る場合トイレ、そうすると、トイレがことしは入場料を払わないと使えない、そのような事態が発生しました。これ本当に来年の課題と思いますが、できますれば駅前にトイレ、鉄道の下の先のほうにトイレがあるのはわかっておりますが、観光都市、本当にトイレが駅前になくて、バスに乗るのに、トイレどこですか、駅の中にあります、入場料払って。国際観光都市を目指すのに観光客にトイレに不便な思いさせたくありませんので、前も要請しましたが、潮来の祇園祭もあります、潮来の駅前に集まります。あれだけのイベントにトイレが仮設トイレ、毎年のことです、その辺のことを考えての考えをお願いします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長。 ◎環境経済部長(石津利衛君) 議員おっしゃるように、トイレというのは非常に大切な施設だと認識してございます。そういう中で、今回、補正予算で施設の改修ということで計上させていただいております。 また、あやめまつり大会終了後も、この大きな課題については執行部の中で何度も協議してございますし、JRのほうにもおいでいただくなど、会議を重ねてトイレの問題解決に努力をしているところでございます。その辺につきましては、来年の開催時期までの間によりよい方策をとれるように、今後も対応を詰めさせていただきたいと考えております。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) あやめまつりについて、もう一つよろしいでしょうか。 津軽河岸あと広場、7月までのテナントの運営を募集しておりましたが、7月決まったか動向。7月末でしたよね、募集要項。その辺の説明をお願いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) 津軽河岸あと広場にございます石の蔵のテナント募集を現在もしているところでございます。現在のところは、まだ決まってはおりません。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) どうか本当に、あの津軽河岸、石蔵ね、本当にあそこの運営なくしてはあやめ園との一体化が保たれないと思いますので、早急によろしくお願いします。 それでは、4の国体について質問します。 まずは、きのうのウォータースイミング、大変ご苦労さまでした。見学させていただきましたが、全員の協力で無事に終わったと言っても過言ではないと思います。大変な台風被害もありましてあれだったんですが、あの中での開催、ご苦労さまでした。 それでは、いきいき茨城ゆめ国体第74回国民体育大会が今月より開催されます。会期は、きのうウォータースイミングが開催されました。また、トライアスロンが9月29日、ボートが10月4日から7日まで開催されます。そういった中で、1つとしまして、市民への大会の周知、協力を得るための方法をお伺いします。 2、準備受け入れ体制、案内表示、駐車場管理、交通規制をお伺いします。 3、各競技での出場選手数と関係者数、大会関係の宿泊予定者数をお伺いします。 4としまして、国体による潮来市のメリット、経済効果の想定をお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 加藤教育部長、お願いします。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは、答弁の前に少しお時間を頂戴しまして、きのうのオープンウォーター競技のご報告のほうをちょっと簡単にさせていただきたいと思っておりますが、よろしいでしょうか。 それでは、簡単でございますが、ご報告のほうさせていただきます。 台風15号の影響によりまして、大会会場も多くの被害を受けたところでございますが、関係者の皆様を初め、多くの関係機関のご協力によりまして無事開催をすることができました。この場をおかりしましてお礼申し上げます。 また、議員の皆様にも会場に足をお運びいただきまして、大変ありがとうございました。 競技のほうでございますが、交通機関等の乱れによりまして若干到着がおくれた選手団もございましたが、エントリーされました選手全員が競技を無事終了することができました。 また、来場者の方につきましては、まだ集計等は午後になりますが、昨年の福井の国体を上回る人であったというふうに報告をいただいているところでございます。 国体につきましては、先ほど議員からもお話がありました、この後トライアスロン競技、ボート競技と続いてまいりますので、引き続きご支援のほどをよろしくお願いしたいと思います。 それでは、答弁のほうに入らせていただきます。 まず、1点目の大会の周知、協力を得るための方法でございます。 周知につきましては、広報いたこを初め、ホームページ、SNSでの情報発信、各種啓発イベントの開催など、国体のPRを行ってまいりました。また、のぼり旗、横断幕、公用車のラッピングカーなどもごらんいただいているものと思います。 市民の方のご協力を得るための方法につきましては、関係機関、団体等で構成をしておりますいきいき茨城ゆめ国体潮来市実行委員会を組織しまして、大会の準備、運営を進めてまいりました。また、大会会場でご活躍いただきますボランティアにつきましては広く募集を行い、各種団体の会合などでボランティア募集の説明を重ねてまいりましたところ、200名の募集に対し300名を超えるご応募をいただき、地域の皆さんの関心の高さを感じておるとともに、昨日のオープンウォーター競技では多くのボランティアの方にご活躍をいただいております。 また、トライアスロン競技の交通規制に当たりましては、日の出区長会の皆様には意見交換の場を幾度となく設けていただきました。そうした中で円滑な競技運営に向けた貴重なご意見をいただいたほか、大会当日には交通立哨員としての参加や、休憩施設として地区の集会所の提供など、ご協力をいただくことになっております。 さらに、昨年から潮来市消防団に国体の機運醸成に向けた協力を打診させていただいたところ、市民レガッタへの消防団の参加に始まり、昨年のボート競技リハーサル大会での競技補助員、ボートホルダーとしてご参加をいただきました。また、本大会におきましてもボートホルダーとして活躍していただくことになっているところでございます。 続きまして、2点目の準備受け入れ体制でございます。 準備でございますが、昨日のオープンウォーター競技、スイミング競技につきましては終了しておりますが、引き続きトライアスロン、ボート競技についても作業を進めております。大会の中心となりますユニットハウスですとか、大型テントなどは9月17日から設営が始まる予定となっております。 次に、受け入れ体制でございますが、案内表示、駐車場管理、交通規制について順に説明をさせていただきます。 まず、案内表示でございますが、恒久的な案内誘導板として県道潮来・佐原線と県道水戸・神栖線にボートセンター案内誘導板の設置を行っております。さらに、本大会開催時には交通誘導案内計画に基づき、80枚ほどの案内誘導板、駐車場案内を設置しております。 2つ目の駐車場につきましては、一般観覧者を初め、選手、監督、大会関係者用を含め7カ所、1,400台のスペースを確保しております。これらの関連につきましては、臨時駐車場整備を行い、使用する駐車場の草刈り、区画線の整備、ぬかるみ対策などを行っております。 交通規制につきましては、競技会場となるボートセンター前の道路は通行どめとし、迂回措置を行い、選手、監督を初め、来場者の安全確保を図ってまいります。 さらに、トライアスロン競技においては、生活道路が競技コースとなりますので、大会当日の午前8時から午後3時30分まで、日の出地区を中心に十番、福島地区の道路の一部において交通規制が行われます。交通規制につきましては、広報いたこ、ホームページなどでお知らせをしております。また、このほかにも規制対象地域のご家庭には郵送による全戸配布のほか、防災無線、広報車等による広報も予定してございます。 続きまして、3点目の各競技での出場選手数、関係者数、宿泊予定数でございます。 初めに、オープンウォータースイミング競技の参加者でございますが、当初見込みとしましては、選手88名、監督、チームスタッフのほか競技役員、ボランティアなど関係者が約500名、また一般観覧者を含めた来場者数は1,500名を見込んでおりましたが、昨日の様子をお伺いしますと、見込みを上回る来場者があったというふうに感じているところでございます。 トライアスロン競技につきましては、選手188名、大会関係者約800名、一般観覧者を含めた来場者数は2,500名を見込んでおります。 続きまして、ボート競技でございますが、選手754名、大会関係者約3,000名、一般観覧者を含めた4日間の延べ来場者数につきましては、約1万1,500名を見込んでおります。 なお、3競技を合わせました競技の来場者数については、約1万5,500名を見込んでおります。 次に、大会関係の宿泊予定数につきましては、お1人の方が数日連泊する場合もございますので、宿泊数ということでお答えをさせていただきたいと思います。 先進県の配宿実績に基づきまして宿泊想定数を想定しております。配宿計画では、オープンウォータースイミング競技で約450泊を見込んでおりましたが、若干やはり台風で、停電の影響でちょっと配宿の変更もございますので、少し減るという可能性がございます。 トライアスロン競技が約1,000泊、ボート競技で約6,800泊の宿泊を見込んでおりまして、3競技を合わせました宿泊数が約8,250泊ということになります。 続きまして、4点目の国体による潮来市のメリット、経済効果の想定について答弁をさせていただきます。 先ほど答弁をさせていただいたように、競技の選手、監督、関係者、一般観覧者を含めた来場者は延べ約1万5,500人を見込んでおります。さらに、公式練習日を含めた11日間の来場者数は延べ2万人と見込んでいるところでございます。多くの参加者が潮来市を訪れていただいたことで魅力をお感じいただければ、それだけ潮来市のPRですとか、知名度のアップにもつながるものと感じております。 さらにまた、またこの潮来を訪れたいと感じていただければ、国際観光都市を目指す潮来市としても大変大きなプラスになってまいるのかなというように思っております。 また、今回の国体では、市内の全小・中学校に学校観戦で参加をしていただきます。昨日は大生原小学校の全校生徒に観戦をしていただいております。 日本のトップアスリートによる熱戦を観戦できる貴重な機会となります。さらには、中学生と潮来高校生には競技補助員として給水所、ボートの運搬、式典等の業務にもかかわっていただく予定になっております。昨日の式典においても潮来高校生のご協力をいただいているところでございます。 ほかにも、市民ボランティアの皆様には大会前から花いっぱい運動として花壇の整備、除草作業などへご協力をいただくとともに、大会運営に欠かせない役割を担っていただいております。 児童・生徒を初め、多くの市民の皆様にさまざまな場面で直接国体にかかわっていただくことで、おもてなしの心の醸成を初め、熱戦を間近で見た感動など、それぞれよい思い出として記憶に残ることが期待をされております。このような体験は、これからのまちづくりに大変大きな財産になるものではないかというふうに感じております。 次に、経済効果としましては、宿泊で約8,250泊、昼食のお弁当については支給弁当、あっせん弁当合わせて約4,700食の提供を予定しております。そのほかにも関係者の方々や、個人的な飲食店の利用、お土産の購入なども想定されているところでございます。 具体的な経済効果につきましては、宿泊ですと宿泊施設ごとの料金設定や食事の条件などにより金額が異なること、また個人消費もあるため具体的な金額は明言できませんが、先ほど申し上げました宿泊数や弁当の数などを参考にしていただければと思っております。 答弁長くなりましたが、以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 答弁ありがとうございました。 きのうの大会を糧にして、残る2つあります、市民、ボランティアの皆さん一丸となって、またこのような立派な要請項目つくっていただきました。ぜひ事故のないよう、成功におさめたいと思います。頑張っていきたいと思います。どうもありがとうございました。 以上をもちまして、10番、田崎清の通告質問を終了とします。 ○議長(薄井征記君) 以上で、10番、田崎清議員の質問が終わりました。 ここで執行部の入れかえがあります。----------------------------------- ○議長(薄井征記君) 時間少々早いですけれども、区切りのいいところで、ここで午前中暫時休憩とさせていただきます。 それでは、午後は1時30分より再開いたします。                         (午前11時54分)----------------------------------- ○議長(薄井征記君) それでは、少々時間は早いですけれども、おそろいですので会議を始めます。                          (午後1時28分)----------------------------------- △沼里真一郎君 ○議長(薄井征記君) 次に、11番、沼里真一郎議員に申し上げます。 質問事項中、大項目1の道の駅潮来無料バスの存続をと大項目4、生活困窮者の発見・手続等の支援体制を及び大項目6、市の民有地を埋め立ては問題ないのか(権現山~永山への三叉路角地)につきましては、過日の議会運営委員会での協議の結果に基づき削除をお願いしたいと思います。 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) 今、削除をお願いしたいということなんですけれども、今それに対して答えるということなんですか、今質問に入っちゃってから、質問の中でやりとりさせてもらっていいんですか。 ○議長(薄井征記君) 削除をしてくれれば質問を許可します。 ◆11番(沼里真一郎君) 質問を許可していただけないということなんですか。 ○議長(薄井征記君) はい。削除をしないと質問を許可しません。 ◆11番(沼里真一郎君) 先週の金曜日に議会運営委員会が、一般質問終了後に急遽お声かけをいただきました、副議長から。それで削除について話があるということでしたら、急遽、議運が開かれまして、自分一人の議運と、皆さん出席でありました。その中で、自分が事前通告した、全員協議会の1日前ですけれども通告した中で、次の日議運が開かれまして、削除のものが来ました。先ほど言われたとおり、削除ということで文書が来たわけであります。これの理由ですけれども、書類の中にあったんですけれども、削除理由は6月定例会で質問された内容とほぼ同様である、答弁としても前回とほぼ同様となるためです。また、大項目6、7で民有地埋め立てはの削除理由につきましては、上記理由に合わせ質問者が土地所有者との意見交換がない中で、第3者からの情報だけで質問することは適切ではないということがこちらに書かれておりました。 それにつきまして、先週金曜日、一般質問終了後の急遽開かれた議会運営委員会で、本来、議員の質問権の侵害に当たるので、議会運営委員会は法的根拠もなく、権限もない中でありますので、これはあくまでも要望だったということをその前に確認しておりました。このファクスが来た2日後に議会事務局へ行って、そういう削除の権限はないので、あくまでも要請・要望だ、お願いだということで確認しておりまして、それで対応は、じゃ、自分のほうでするということで、そして先週の金曜日のときでは、本来削除する権限はないので削除するのはおかしいですが、部分的には削除に応じると答えていたものです。しかし、そちらの議運では、議会運営委員会の権限によってこれを削除する、議長もそういう作業をするということでありまして、自分が抗議しただけでも退場懲罰をすることもあり得るということまでおっしゃっておりました。 さきの6月議会の質疑でも同じように、道の駅いたこの無料バスについて一般質問は行いましたが、質疑のほうは一方的に削除されました。そちらはランドセルの…… ○議長(薄井征記君) 沼里議員、削除に答えられるか、られないかを議長は言ったんでありまして、内容はいいです。 じゃ、その件について改めて議会運営委員長から詳しく説明をしてもらいます。 ◆11番(沼里真一郎君) じゃ、後で発言をさせていただきます。 ○議長(薄井征記君) 発言はやめてください。 ◆議会運営委員会委員長(笠間丈夫君) 議会運営委員会委員長の笠間丈夫でございます。 ただいまの沼里議員の発言削除の関係につきまして、繰り返し議会運営委員会で協議をした結果を報告したいと思います。 なお、本日は、台風の関係もありまして、一般質問、非常にタイトな時間帯になっておりますので、るる細かく一々説明はできない部分もありますけれども、その削除要請した観点について、議会運営委員会としての決定事項をお話ししたいと思います。 その前に、権利とか、憲法とかいろんな部分でお話が出ておりますけれども、議員の皆さん、これは議員必携という議員の心構えを書いてあるものであります。この中を若干説明させていただきますと、まず、25ページには、議長の権限というのが書かれております。この神聖な議場でありますんで、秩序やルール、円滑な運営、これは議長の一番大きな権限になっております。 また、ページ31には議会運営委員会の権限ということで記載されております。これは議会運営に関する事項、一般質問の取り扱い、その他運営上必要と認められる事項、議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、議長の諮問に関する事項、まとめとして、議会運営委員会の結果については、これを遵守するのは当然であるということで、規則にある、ないじゃなくて、これは議員として、人間として当たり前のことですよという部分で書いております。 また、発言がこの議会では最優先される、一番尊重されるべきものでありますが、120ページには発言の自由と責任という部分があります。確かに発言は自由、しかし自由だからといって何でも話していい、何でも発言していいということは書いていない。その逆は書いてあります。がせネタやうわさ話、人に聞いたこと、その程度の根拠のないことで発言した場合には、発言者の責任を問われますと明確に書いております。 本題の3つの項目、削除を要請した内容についてお話ししてまいりたいと思います。 まず1点目、道の駅いたこ無料バスの存続をの項目です。 6月議会でこれは一般質問しております。ランドセル贈呈の件も一緒であります。後日の質疑で同内容を質疑するということでありまして、削除を要請いたしました。なぜ一般質問で答弁を受けているのに質疑するのかという問い合わせに対して、沼里議員の回答としては、きょう傍聴に来ていない人がいるから、また聞く。これは、この本会議場で一般質問に対して答弁した執行部の答弁を無視している。この議会一般質問の時間帯を無視しているというような内容であります。議運として協議の結果でありますが、議会や議運、執行部の答弁無視から、これが明らかでありますんで、本会議の秩序維持不能となりますので、削除を要請しました。 2点目、生活困窮者の発見・手続等の支援体制を。 これにつきましては、6月議会で一般質問しております。ほとんど6月議会質問の文言のコピー、張りつけですね、そのままきております。これを指摘しましたところ、沼里議員の回答としては、新たな質問も入れ、その後の経過を聞くということでありました。それなら、前回聞いた項目、その文言、その文章をなぜ削除しないのでしょうかねということで、同じく議会一般質問を本当に侮辱しているということで、削除を要請いたしました。 3点目、市で民有地を埋め立ては問題ないのか(権現山~永山への三叉路角地)、この関係につきましては、平成30年6月議会にて一般質問をされております。平成31年3月議会では、建設課長の説明を受け納得したので取り下げますと、これは議会運営委員会からの要請じゃなくて、本人の取り下げです。そして、ことしの6月議会にて一般質問、内容は従来とほぼ一緒です。しかも、6月議会のこと、あってはならないような状況でありました。工事費の関係につきまして半額でどうかと価格交渉を始めました、この本会議場で。どのような権限で価格交渉を始めたのか、疑問であります。どうしてそのようなことをするんだと、地権者はこの件を知っているのかと問いただしました。沼里議員の回答としては、「会ったことも話したこともありません」でした。念のため、所有者、地権者に問い合わせしました。「沼里議員と会ったことも話したこともありません」ということでありました。内容もほとんどコピー、張りつけ、そのような文章でありました。 議運協議の結果、議会、議運、執行部の答弁無視が明らかで、本会議の秩序維持不能となるため、また平成31年3月に納得したはず。そして、他人の所有地に対して、本人の承諾を得ないまま行政に金額交渉まで始めている、これは口利き、またはあっせん利得処罰法に抵触する懸念が大いにあるのではないかということで、削除を要請しました。 数年間、同様の問題にて議運にて指摘してまいりましたが、発言の権利、憲法で保障されているということで、一向に改善は見られませんでした。憲法で保障されているのは万民に対して保障しているのであって、一部の人間に保障、それではほかの人間または団体、それに対しての保障は無視していいのかということになります。あくまでも公平に、憲法はそのような精神でなっていると思います。他人への侮辱や権利擁護、また議会制度について十分に理解していただきたいと思います。 以上、議会運営委員会の見解であります。 削除要請を強く求めます。 ○議長(薄井征記君) 議会運営委員長より削除の理由について説明をいたしました。 この理由で納得できたんでしょうか。 はい。 ◆11番(沼里真一郎君) ご指名いただきましたので、今の議運の説明に対しまして私の見解を述べさせていただきたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 今回は見解は申し述べなくていいです。議会の進行上、必要なことは発言許可しますけれども、それ以外は発言をやめてください。 ◆11番(沼里真一郎君) これは必要なことだと思い聞いてみてください。 ○議長(薄井征記君) いや、そう思いません。 議長から申し述べます。先ほど注意しましたけれども、なお議長の命令に従わない場合は、地方自治法第129条の1項に基づきまして、本日の会議が終わるまで発言を禁止します。 納得してくれるのか、くれないのか、それだけでよろしいです。 ◆11番(沼里真一郎君) 今の時点では納得できません。これは憲法に保障された議員の質問権の侵害であります。 ○議長(薄井征記君) 発言は許可しませんのでやめてください。 発言を中止しないと退去の命令になりますので、発言はやめてください。 ◆11番(沼里真一郎君) 大事な憲法違反、法令違反の大事な問題ですので、自分が質問できないことかもしれないので、議長に今問い合わせています。発言させてください。 ○議長(薄井征記君) 発言はとりあえずやめてください。 とりあえず、暫時休憩をして、議会運営委員会を開きますので、暫時休憩をします。                          (午後1時45分)----------------------------------- ○議長(薄井征記君) それでは、休憩前に引き続き再開します。                          (午後1時51分)----------------------------------- ○議長(薄井征記君) 議会運営委員長から、ただいまの協議の結果を説明願います。 委員長。 ◆議会運営委員会委員長(笠間丈夫君) 議会運営委員会のただいまの協議について報告を申し上げます。 まず初めに、議長に要請したいということでありまして、1項目めの道の駅いたこの関係、4項目めの生活困窮者の関係、6項目めの市有地の関係、この削除の議長の指示に従っていただきたい。 これに従っていただけない場合には、発言停止、または本日この会場からの退場を命じていただきたいと思います。 議会運営委員会の決定事項は以上です。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員、委員長の説明、わかりましたか。 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) 今までも、おととしの12月議会、その公立幼稚園の耐震問題につきましても再質問一切認められなかったときも、それは議長采配で認められませんでしたが、その場での議長采配なので、根拠は法的にはおかしいかもしれないけど、その場合は議長に従わざるを得ないので従ってきました。6月議会の質疑においても、本来おかしいことでありますが、議長采配に従って削除したものであります。 一般質問が始まりましたら、その議長采配、手続や法的にはもしかしたら憲法的にはおかしいかもしれませんが、今までも従ってきたところでありまして、それは今までどおり、確かには、もし議長が質問させないというならば、納得はいきませんが、従うことは従います。 ただこれは、重大な違反であります。全国の先例事例集、地方議会事務提要でも…… ○議長(薄井征記君) 沼里議員。特別なことはいいです。従ってくれるか、くれないかを聞いていますので。 それは後にしてください。 では、従うということで、1番と4番と6番を除いて質問をするんですね。 ◆11番(沼里真一郎君) それは納得いきません。本当に大事な問題、生存権に係る質問をしているので納得はできませんが、議事采配なので、最終的に議事采配には従います。 ○議長(薄井征記君) 納得しないで…… ◆11番(沼里真一郎君) 納得はしていませんが、議長の議事采配でありますので、それは手続上おかしな部分はあるかもしれませんが、今は、この議場の今においては、今までどおり従います。 ○議長(薄井征記君) その3項目を削除して質問をするのであれば、一般質問を許可します。 ◆11番(沼里真一郎君) 自分はしたいですが、実際できないのであれば、それに従わざるを得ないということです。納得はしておりません。 ○議長(薄井征記君) それでは、沼里真一郎議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 沼里議員。     (11番 沼里真一郎君 登壇) ◆11番(沼里真一郎君) 質問の前に、潮来市議会に質問状を、9月6日金曜日、一般質問後に議会事務局へ提出しておりますが、こちらの回答を求めておりますが、しかも文書で求めておるんですが、回答はいただけないのでしょうか。さっき説明したようなことであります。 ○議長(薄井征記君) それは、議会運営委員会に来て沼里議員と協議をしているので、文書で回答しなくてもわかっているはずです。 ◆11番(沼里真一郎君) これは、一般質問後の、議運の後、その日のうちに提出したものであります。     (「議長、退出。だめです。議会として運営できません」と呼ぶ者あり) ○議長(薄井征記君) 議会の進行上、それは今回ではなくて、一般質問を続けますので、一般質問2番からお願いします。 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) 全国の先例事例集でも同一の質問を認められておりますし、今回、同一の質問ではありません。     (何事か呼ぶ者あり) ◆11番(沼里真一郎君) その後の進捗状況を聞いています。納得できておりませんが、質問させていただきたいと思います。 少々お待ちください。 すみません、時間が進んでおりますので、ちょっとまだ準備できておりませんが説明させていただきたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) まず、今回の台風被害におきまして、千葉県、茨城県を中心に全国で多大な被害が出てしまいました。また、近隣市、潮来市においても、重大な被害が出て、うちも被害を出してしまったところで、台風中、台風後、対応、そしてまだ終わっていない部分もあるところであります。 停電被害も、潮来市でも残っておりますし、被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。 また、話は変わりますが、昨日、国体のオープンウォータースイミングが潮来市で開催されまして、開会式から女子男子の競技、そして表彰式まで見学させていただきました。本当に開催に当たりまして、皆様のご協力、そして大変お疲れさまでした。 それでは、質問に入らせていただきます。 1番の、道の駅無料バスについてでありますが、議長の議事采配ということで、受けましたので……     (「何を言ってんだ。おかしいじゃないか」と呼ぶ者あり) ◆11番(沼里真一郎君) 議長、不規則発言をとめてもらえますか。 自分は削除することを説明しているんでありますので。 ○議長(薄井征記君) 説明はいいです。ですから2番の3歳から5歳の幼児無償化からの質問を進めてください。 ◆11番(沼里真一郎君) 6月議会の一般質問では、昨年度の数字を聞いて質疑で今年度の数字を聞こうとして認められずに、これで一般質問を入れたわけでありますが、それも、この議場、議論の場でありますので、質問できないということで、そういう質問する自分の意見を言う、質問をする場はなくなってしまいますので、大変残念に思います。 それでは、2番目の3歳から5歳の幼児教育無償化(10月から)と食材費徴収の変更について質問させていただきます。 3点質問させていただきます。 ①今までの保育料と変更点はどこになるかお尋ねいたします。 2点目、給食費は今までの保育料中の負担と比べた場合は負担増になるのか。 ③今回の変更により市の給食費負担はふやすのか。ふえる場合は幾らか。質問いたします。 お願いいたします。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長、お願いします。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) それでは、1点目、今までの保育料と変更点はどこかということで答弁でございます。 今までの保育料と10月からの保育料の変更点については大きなもの3点について説明させていただきます。 まず1点目は、幼稚園、保育所、認定こども園などを利用する3歳から5歳までの子供の保育料が無償化されます。 2点目は、保育所、認定こども園などを利用する住民税非課税世帯のゼロ歳から2歳までのお子さんの保育料が無償化されるものです。 3点目、保育料の無償化に伴い、今まで3歳から5歳で保育を利用している方の、保育料の中に含まれていた食材料費については、自宅で子育てを行う保護者と同様に費用負担をしていただくことが原則となることから、10月からは保育料から切り分けられ実費徴収となるものでございます。 続きまして、給食費は今までの保育料中の負担と比べた場合は負担増となるのか。答弁でございます。 負担増にはなりません。 今まで保育料の中に含まれていた保護者負担の食材料費については、国から4,500円という目安が示されております。国の目安を基準に公立保育所においては4,500円に設定する予定でおります。主食費につきましては、これまでどおり1,000円の徴収になりますので、食材料費全部で5,500円となるものでございます。 3点目、今回の変更により市の給食費負担はふやすのか。ふえる場合は幾らか。答弁でございます。 今までと同様で変更するものではありません。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) 副食費が、これまで保育料に含まれていたものが、これからはそれを家で保育している分と同じような食費の4,500円、今まで保育料をとられてもそれが幾らだったのか、保育料を払っていた者にはわかりませんが、それが新たにとられるということであります。 また、副食費の免除対象も年収300万円未満の世帯の全ての子供、下記の多子カウント方法による全所得階層の第3子以降という、年収360万円以降、1号認定(基本的には3歳から小学3年生までの子)でその3人に含まれれば、無償化、副食費の免除になる。2号認定は保育園、ゼロ歳から小学校就学前までの子で第3子以降になれば副食費が免除になるということであります。 それらでありますけれども、この副食費でありますが、今までは、先ほど説明では、保育料の中に含まれていて、それが今まで4,500円分だったのかどうかわからないところであります。その払っていたものについては、この今まで保育料に含まれていたこの副食費の額の内訳というのは、4,500円分のままだった、そのままだったということなんでしょうか。 それとも、市の負担の中で、もっと副食費かけていたものなのか。この4,500円分、市のこの保育料の中の内訳で副食費を、市の負担も含めてかけていたものなのかどうなのか、お願いします。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 恐らく4,500円ということが、大変議員のほう気になるかと思いますが、あくまでこれは国の基準に従って4,500円というのが目安として示されたというだけのことでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) 自分が聞いた答弁にちょっとなってなかったんですけれども。 これからは4,500円ということが示されて、副食費として4,500円新たにとられるということはわかっている。その前の段階のことを説明して聞いていたんですけれども、今まで副食費とられなかった、10月改正になります、今の時点、その前までは、この4,500円はとられないっていうことで、これは保育料に入っていて、副食を賄っていたということでありますが、その副食は市のほうで4,500円を今までやっていたのか、そういう副食の内容が、この4,500円によって、保護者の負担によって副食の内容がランクが落ちてしまったり食材が少なくなってしまったり、そういうことがあり得るのか、もっと手厚く保育料の中でやっていたものなのかどうかをお願いいたします。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 保育料の中に含まれていたというのは10月、これから始まる前の話でございまして、これはあくまでどれくらいの量が金額になるのか、国のほうで算定した額が4,500円という基準だと。かと言って、10月1日から、じゃ、その金額で、目安となるものを潮来市では予定しておりますが、それで、食材費を4,500円にすることで、質の低下になるかということについては、そういうことはございません。いつもと変わりはございません。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) それで、今までは4,500円分以上の金額をかけていたのか、そこら辺の内訳はどうなのか、全員協議会の時点でも聞いたわけですが、その場では答えられなかったわけでありますが、答えられますでしょうか。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 今答えるものが、公立の保育所としての食材費なのか、もしくは民間の認定こども園も含めての食材費の話なのかということで、例えば潮来市の公立幼稚園でなくて、公立の保育所ということでお話ししますと、大体今5,500円と言われている実費弁償、実費費ですか。それに見合う金額で国の出されている指針はある程度妥当かなというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) 質問に答えてもらっていないんですけれども、今の時点では、そのどのくらい食材費にかけているのかわからないということなんですか。民間側のほうはわからないのかと、公立の部分もどのくらい食材費、今副食費4,500円分ぐらいの、それ以上もっとかけているのか、ちょっと値段少なくなってしまうのか。その値段少なくなってしまうとしても質は保つようにするという答弁は、それは頑張っていただきたいと思うんですけれども。今はその内訳はどうなっているのかなという数字はないんですか。 ○議長(薄井征記君) 何か、こう質問がちくはぐなような感じになっていますけれど。じゃ、もう一回答弁できたらお願いします。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 議員におかれましては、どうしても幼稚園の部分と保育所の部分と、ちょっと混同している可能性があるかなと思うんですが、公立の保育所という点で答弁させていただきますと、先ほど、前回、今繰り返しましたように、主食費1,000円、それから副食費4,500円、合わせて5,500円、これが大体、今、潮来保育所においては実費弁償に当たる、基準に当たる、妥当な金額というふうに今試算はできております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) では、すみません。給食費4,110円のほう答えていただけていないので、一応幼稚園のほうも同じなのか、同様なのかお願いします。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員、もう4問も質問してますので、②に移ってください。 答弁も、そうなかなかないですから。 また新たな答弁にしてください。 はい、どうぞ。 ◆11番(沼里真一郎君) 幼稚園のほうも同様なんですかね。それはわからない。 ○議長(薄井征記君) あの。 ◆11番(沼里真一郎君) だめですか。 ○議長(薄井征記君) ②の給食費のほうに移ってください。 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) すみません。4点目、5点目になっておりますが、給食費のことを2点目で今聞いておりましたので、回数制限3回も超えても議長の許可認められるように、ちょっと変えていただいたところでありますので、③のところで、幼稚園のほう、じゃ、お聞きできますでしょうか。4,110円の分。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 4,110円の話でよろしいですか。これは潮来市の規則で決まっている4,110円でございますので、これは変わらないと。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) あと、幼児教育無償化につきまして、食材費だけじゃなくても本来いろいろあるところでありますが、次の大きな3番の質問に移らせていただきたいと思います。 今回、90分の質問が60分になってしまいましたので、6問中3問になってしまいましたが、大きな3番の質問に入らせていただきます。 育児相談体制・子育て広場事業をより充実化をについて質問いたします。 ①子育て広場事業において中央公民館と市立図書館を併用する場合と市立図書館のみを使う場合の利用者の変化はどうか。利用者数の変化はどうかお尋ねいたします。 また、育児相談は何名から何世帯、何件あったか。利用者の変化と同様に、中央公民館と図書館のみのそれぞれでは相談数に変化はあるかお尋ねいたします。 2点目、②母子・父子自立支援での相談のうち、家庭相談は何名から何件あったかお尋ねいたします。 また、3点目、③家庭児童相談室で相談は何名から相談があったか。世帯数は把握できるか(何世帯か。)ということをお訪ねいたします。 ④乳児育児相談(2カ月児訪問、4カ月児相談、7カ月児相談、1歳児相談)がありますが、また幼児検診(1歳6カ月児、3歳児)の幼児検診がありますが、その参加率はどうかお尋ねいたします。 ⑤子育て広場事業の充実はどう考えているか質問いたします。 最後6点目であります。育児相談体制は十分か。より充実をについて質問いたします。 これら質問でありますが、決算状況報告書、執行状況報告書に数字が載っている部分以外のことを質問しておりますのでお願いいたします。 また、私も2歳6カ月の息子を育てておりますが、上の子が生まれてからずっと夜泣きをしているような状況もありまして、また下の子がおなかにいるときから、赤ちゃん返り、最近また赤ちゃん返りをして、イヤイヤ期とあわせて大変苦労しているところでありますので、そういう相談体制の充実について今回質問したところでありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。お願いします。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 全部で6件。まず1点目、1番、子育て広場事業の場所による変化の、利用者の変化、利用者数の変化、育児相談は何名か、何世帯か、何件か、相談数に変化はあったかについて、答弁させていただきます。 まず、子育て広場について、実施場所における利用者の状況についてですが、昨年度4月から6月までは、中央公民館と潮来市立図書館で実施し、今年度は4月からこれまで図書館のみで利用ですので、同じ時期で比較しますと、利用者数はほとんど変化はありません。 続いて、育児相談については保護者との対応の中で不安を解消するため相談を受けることがありますが、個別相談の事業ではありませんので、正確な件数については把握しておりません。 相談の頻度については、中央公民館と併用する場合と図書館のみとで、それぞれ件数に差があるということではございません。 続いて2番目。母子・父子自立支援での家庭相談は何名から何件あったか。答弁でございます。 母子・父子自立支援での相談については、平成30年度は年間延べ相談件数124件でしたが、全体の相談件数のうち家庭相談は6名から8件の相談がありました。 続いて3番目。家庭児童相談室、何名から相談があったか、何世帯か。答弁でございます。 家庭児童相談室への相談は、平成30年度中におかれましては、延べ件数で相談来室が20件、電話相談が605件、家庭学校訪問が264件となっております。それぞれの世帯数は把握しておりませんが、昨年度新規の相談件数は60件で41世帯となっております。 続いて4番目。乳児育児相談、幼児検診の参加率はどうか。 これは実は主要な成果のほうに、そのまま参加率は載っております。それを申しわけないのですが、参加率ということですので、お話をさせていただきます。 保健センターでは、さまざまな母子保健に関する事業に取り組んでおり、各事業の平成30年度の実施率は次のとおりになります。 まず、議員のご質問の育児相談、2カ月児訪問、これは99%訪問しております。4カ月児育児相談、これは88.3%。7カ月児育児相談88.3%。1歳児育児相談82.9%。1歳6カ月児検診94.2%。3歳児検診96.6%。 恐らく議員のほうも主要な成果でごらんになっているかと思いますので、このような数字になっております。 では、続いて5点目。子育て広場事業の充実、どう考えているか。答弁でございます。 子育て広場事業の充実につきまして、今年度は図書館との共催により、親子で楽しむリトミック講座を開催しております。内容としましては、リトミック講師による電子ピアノ演奏に合わせ、親子で触れ合いながら体を揺らしたり、抱き上げたりしてひとときを過ごしております。選曲は季節に合わせたもの、手遊び、童謡を取り入れます。今年度は6月より月2回実施し、また、七夕、運動会、お楽しみ会、クリスマス会など、イベントも実施しております。 なお、子育て広場参加保護者から幼児施設の申込方法等のお問い合わせに対応するため、子育て支援課の職員による説明会等も開催する予定となっております。 6点目になります。育児相談体制は十分か。答弁でございます。 保健センターでは、定期の育児相談や幼児検診だけでなく、随時来所相談や家庭訪問等で相談を実施しています。気軽に相談できるよう地区担当制をとり、担当の保健師と信頼関係を築けるようにかかわっております。 また、育児相談や幼児検診に来所しなかった子については、電話や家庭訪問等で状況の確認をしております。連絡がつかないケースには入園状況を確認し、園を通して検診・受診を促してもらったり、子の状況確認を行っております。母子の様子が全くわからないということがないように、子育て支援課等々、関係機関とも連携して対応しているところでございます。 答弁は以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) かすみ保健センターにお電話すれば相談に乗ってくれることは自分もわかっているところではあります。私のほうも予防接種のほうとか前後したり期限とかもあるものでありますから、何歳のときに、いつまでに受けるもの、その期限もあるものですから、どの順番で行っていれば間に合うかとか、そういう相談もさせてもらっているところであります。 子育て広場、一応相談事業というのも含まれておりますので、今回、質問させてもらったところでありますが。 ①の再質問になるんですけれども、今回、その相談事業をしているけれども、数は把握していないということでありましたけれども、おおよそどのくらいとか、そういう数も把握していないんですか。それは一切数は数えていないということなんでしょうか。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 子育て広場というのは、不特定多数、おおむねゼロ歳から2歳くらいまでのお子さんをお持ちの方、もしくは妊婦の方が気軽に同じ状態にあるお母様が集まってコミュニケーションをとる場でもあるし、その中で不安がある場合には、その方々に、同じような不安を持っているということで、個別ではなくて、全体的にお話をさせていただいて不安を解消する、ある意味コミュニケーションの場であり、またみんなで同じ悩みを抱えている者が、気軽に同じ話題で相談をしていくという、緩い感じで行っております。 以上でございます。 ですから、数字に関しては申しわけないのですが、とってはおりません。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。
    ◆11番(沼里真一郎君) はい、わかりました。 数字はとっていないということでありましたけれども。そうなりますと、そういう子育て広場より参加してもらったり、潮来は大きな公園もなかったり、そういう児童館で室内で遊ぶ大きなとこもなかったりするもので。子育て広場、より充実してもらって、より参加してもらって相談しやすい話し合いできるようになってほしいなと思うんですけれども。 昨年、中央公民館と図書館で、今までは昨年までは実施してきました、両方で。 昨年は、そういう中央公民館、大ホールの改修とかもあって、その和室で行っていた子育て支援、和室のほうを、その子育て広場のほうを全部図書館でやっていたのかわかりませんが、今回はその中央公民館大ホールの改修が終わっても、全部図書館ということ。 今の話だと4月から図書館で全部行っているということは、中央公民館大ホールでは今後はやらないということなんですか。そういう地域によっても図書館だと牛堀の中にあるので、潮来の中心ではないので、近くのほうが行きやすいというのもあると思うんですけども、今後はどうするのか。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 今、中央公民館の和室をいつも使っているんですが、今、和室、国体推進室の事務所になっております。ということで、和室のほうは現在使えない状態です。ただ、図書館においても参加人数に変わりはございませんので、今のところ支障なく受け入れ態勢をできておりますし、図書館の職員の皆さんと、読み聞かせ等でも、複合的な支援を連携しているところでございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) 中央公民館和室、そういえばそうでした。失礼いたしました。 そうなりますと、国体が終わった後は、また中央公民館を使い始めるということか、それとも今図書館だけでも好評なのでその継続も考えているのか。そこら辺はどうお考えになっているのか。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。また、これ4問目になっちゃいますので。 ◆11番(沼里真一郎君) そうですか。 ○議長(薄井征記君) 余り多くなると、準備もしてませんから簡潔に、次々と質問してください。 ◆11番(沼里真一郎君) はい、すみません。今後のこと。 ○議長(薄井征記君) はい。どうぞ。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) まずは、国体の事務局が置いてありますので、その状況をよく見定めて、そして、中央公民館の和室の今後の使用状況も考えてから検討していきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) ③家庭児童相談室は件数、世帯数把握していない、新規については60件、41世帯ということもお答えいただき、④の2カ月児訪問、4カ月相談、7カ月相談、1歳児相談、1歳6カ月乳幼児健診、3歳児幼児検診の参加率も80%、90%を超える参加率を伺ったところであります。 私も子供がそういう検診等のときに参加させていただいたときに、そういう育児の不安とかも相談させてもらっているところで。3カ月、高い状況、80%、90%は超えておりますが、来ていない人もいらっしゃるということで、それの答弁はそういうふうに連絡をとって、なるべく確認をして、そういう入所、園とかに入っているのであれば、そちらのほうも確認しているということでありました。 こういう検診事業、幼児・乳幼児の健診事業というのは、参加して、実際見ることによって、虐待防止、けが等していないか、虐待をしていないか。子供を育てるに当たっては、ついカッとなって怒ってしまうこともよくあることだと思います。そういう確認もありますので、そういう、もしそういった場合が発見された場合は児童相談所でしたっけ。     (「はい」と呼ぶ者あり) ◆11番(沼里真一郎君) に報告して、通報等、それと連携して行くことも重要だと思っておりますが、そういったことのケースっていうのも連携とかとったり、潮来市では数が少なめとか、そういうのはわかりますかね。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) そもそも、虐待防止ということで言いますと、昨年度から始まった、子ども・子育て世代包括支援センター、妊娠届けを出した段階から、そのパートナーの状況、それから妊婦さんの状況、そしてまたそれを取り巻く家族環境等を、それぞれ全員の方に、しっかりとお話を聞いて、その後、妊娠・出産、そして子育ての中での、こういう育児相談。そして、幼児検診というのを、切れ目なくやれる体制が今潮来市ではできております。 ですから、その中で要支援妊婦とか、もしくは何かしら虐待ということで、恐れがあるという場合は、子育て支援課とまずは連携をして情報共有をして、必要があれば、関係機関が集まって協議会を開いて情報を共有し対応をして、役割分担をしていくという体制はでき上がっております。 数字的なものに関しましては、大変申しわけありませんが、今手持ち資料がありませんので、お答えできません。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) では、児童相談所への、そういう通報、連携する場合も中にはあり得るっていうことで、連携はできているということでありますか。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 児童相談所という、県の機関になるわけなんですが、通告という場合には、潮来市での児童相談所でも、どちらでも受付はする。ただ、この今言った妊婦から幼児、育児、検診、相談の間に、何かしらそういう必要があって、明らかに重篤の恐れがあるという場合には、一時保護の権限は児童相談所はありますので、それは権限があるところに、送致をするということもあり得ます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) ⑤の子育て広場事業の充実につながる、図書館のほうでいろいろイベントも読み聞かせも含めてやっていただいて好評ということでありますけれども、先ほど、答弁にもあったかすみ保健センターを子育て支援センターにしたと言ってました。子ども・子育て支援センターに、お世話になっているわけでありますけれども、丸々。そちらのほうも、随時、例えば奥の和室で遊べたりとか、子育て広場みたいにほかの児童館みたいに解放したり、隣の元八代小に遊具とか、そういうような形で、児童館みたいに普段から集って、子育て広場と別にまた集まったり、集まって相談等遊べたりすることは、潮来市は大きな公園もないので、そこら辺までは、ちょっと今後できないかお尋ねいたします。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 議員も、まさに子育て真っ最中ということで大変気になるところかと思いますが、今、そういう設備とか、人的な配置という点から今後、今ご提言、ご提案ということで受けさせていただいて、聞かせていただくということでよろしいでしょうか。 ◆11番(沼里真一郎君) はい。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) ありがとうございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) それでは、提言ということでありまして、公立幼稚園、本来自分は、うしぼり幼稚園、延方幼稚園を残してほしかったところでありますが、潮来保育所に統合されて、公立幼稚園はそのかわりなくならずに、公立のこども園として1園、潮来保育所のところに残るということでありますが、本来、公立  園、幼稚園残してもらいたいところでありますが、一応、そのなくなってしまうということであります。 そちらには、立派な遊具、そしてちゃんと取り囲まれたところもありますので、そちらも児童館みたいな形で活用できるんじゃないかということで、今後検討していく考えはあるのか。提言だけで受ける形になるかも知れませんがお尋ねします。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) いろいろと議員のほうから案をいただきましてありがとうございます。貴重なご意見としていただきます。ありがとうございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) 育児相談体制、先ほど、そういう場所も含めて、拡充できないかということで提言させていただいたわけでありますけれども。そういうふうに育児相談体制、ほかにも何か充実とか考えていることはあるんですか。今まで答弁していただいたとおりですか。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 潮来市の子育て支援ということで、るるあるんですが、ぜひあの子育てガイドブックというのが潮来市つくっております。ぜひ、そこの中にある制度を読んでいただいて、自分の子育ての年代によって、その備えるべき環境があるかと思います。その環境に合ったものを、親御さんの選択でうまく上手に利用していただければと思います。 細かい説明については申しわけないんですが、ここではちょっとお話できませんので、もし必要があれば子育てガイドブックのほうを通して、個々に相談させていただければと思います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) 子育てガイドブックは自分もいただいておりまして、今の制度少しずつ充実、今までも委員会の中で質問したり、議場でも質問したり少しずつ要望はしているところでありますので、今の制度をさらに充実していくためにということで質問をさせてもらったところでありますので、提言もさせていただきましたが、今後もより充実を、これからもよろしくお願いいたします。 次の質問に移ります。 次の予定していました大きな4番、生活困窮者の発見、手続等の支援体制をにつきましては、これは6月議会で質問したところでありますが、そのときの答弁で、地域支援員のところを社協で考えているところで、その後の進捗状況を今回お聞きしたものです。それを聞けなくて残念であります。 これは道の駅の無料バス月4万円で生活しているご老人の、大変生存権の重要な問題だと思います。立てかえをしていたり、支援者が立てかえしていたりするところもありますので、それを聞けないのは残念ではありますが、次の質問に移りたいと思います。 大きな5番。これで最後の質問になってしまいます。大きな6番がないので。 大きな5番、中学校の教科担任の不足状況について質問いたします。 潮来市の4つの中学校には正規の家庭科教諭が1人も配置されていないと聞きました。家庭科は臨時免許制度で指導している状況であります。そのほかにも先生が療養休暇、育児休暇等で抜けていて、教科担任が配置されていないケースもあると聞きました。 そこで、質問させていただきます。 市内、4つの中学校でのほかの教科担任の不足状況は現状あるか、どうなっているか。現場でどのような対策を行っているかをお聞きいたします。お願いいたします。 ○議長(薄井征記君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは、まず、潮来市の4つの中学校におけます家庭科の免許を持った教員の配置についてお答えをさせていただきます。 家庭科の教員につきましては、もともと国の教員配置基準に基づいて配置がないということでございます。潮来市内の中学校のように、通常学級数が6クラスの場合、家庭科の免許を持った教員の配置はありませんので、教育職員免許法則第2項の規定により、免許外教科教授担任の申請をしまして許可を得て授業に当たっております。ほかの教科担任の不足はございません。 続いて、療養休暇、育児休暇等で休みをとっている職員の教科担任の不足についてお答えをさせていただきます。 現在、潮来市内の中学校において不足はございません。療養休暇や育児休暇等を取得する職員のかわりとして、免許を持った講師を配置しております。配置に当たりましては、茨城県鹿行教育事務所や鹿嶋市、行方市、鉾田市、神栖市を中心に、他市とも連絡調整を図るとともに、市のホームページ等々でも募集を呼びかけるなど、人員の確保に努めております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) 1点目のほうの、ちょっと分けてさせていただいて、家庭科の教師の不足について、再質問させていただきたいと思います。 家庭科以外の他教科では不足はないということでありました。その6クラス以下の基準でそういう家庭科の専任を置かない準用の免許で行っていることはわかっております。 ただ市内4つありまして、どこにも家庭科の専任講師がいない。これは免許を持っている方もいないということで、準用のみで行っているということで。市内4つあるんでしたら1人ぐらい免許を持った方がいるのであれば、そういう家庭科について相談しやすいということであると思います。 家庭科、これから生活していく、食事をつくることもそうですし、生活、掃除、洗濯もそうですし、大変1人でこれから生きていく重要な教科だと思います。それに、市内1人も免許を持った方がいない、準用だけで行っているというのは、相談、連絡、連携体制もちょっとできない状況でありますので、こちら何とか早急に1人だけでも配置するとかできないものかお尋ねいたします。 それで、他教科はそういうことはないということでよろしいですか。 ○議長(薄井征記君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 先ほど国の基準というふうに申し上げました。市内4つの中学校というのは各現在それぞれ学年が2クラスずつということで、それで各学校6クラスというふうになってきます。これが7クラス以上になると、国からの配置というものがあるんですが、そういった中で基準を満たしていないということで配置がされていないということでございますので、4つの中学校に家庭科の免許を持った教員の先生はいないということでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) 免許を持った方も準用でありますので、やはり免許を持った方がいないということで、確認できたんですけども、その先のことを聞いています。その免許を持った方が市内4つも中学校あると1人ぐらいいれば、ほかの中学校についても相談したりそういう支援したり、家庭科のちゃんとした教科を教えるに当たって準用の教諭にもそういうサポートができる、市内全体の家庭科の教育のためになるんじゃないかということでありますので、現状、今の時点でいないことはわかったんでありますけども、免許を持った方を講師で募集するとか何かしら対応は、今年度中できればいいですが、せめて来年度からでも対応できないかどうかお尋ねいたします。 ○議長(薄井征記君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 現に、そういうこととなったときには当然、先ほどの答弁でも申し上げました他市との連携ですとか、教育事務所、また、ホームページや広報紙等々でも、当然そういったもので資格を有している方ということで、募集はしているところでございます。 ただ、やはり家庭科の免許、特別教科の免許なんですが、これは潮来市だけではなくて、教員の免許を持っている方が全体的に少ないっていう現状もあるようです。 そういった中で、私どもも必要な配置というものは当然してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) 全国の問題と制度の問題も確かにありますし、教員の不足の問題も確かにそれはわかっております。教員も団塊の世代が退職しまして、教員になりやすくはなりましたが、そういう意味でも不足している状況。 昔から、なかなか先生になりたくてなれなかった人が講師をやっていたりしましたが、制度も少し変わって、講師をしながら勉強できない中でも、そういう1次試験が免除されたりして、教員になりやすいように配慮されるようにはなったところでありますが、その全体、団塊の世代が退職された影響で、教諭に、講師になってくれる人の数が昔も少なかった中で、今もさらに少なくなっている状況はわかっているところであります。 潮来市でも、一番学習指導支援員、学習支援員のほうの配置を今まで質問してきましたが、講師の補充、ALTのほうやっていただきましたが、講師のほうも手厚くといった、潮来市単独講師を配置できないかという以前から昔から質問させていただいているところであります。 講師の募集については他市との連携も行っているとのことでありますが。いろいろ昔から先生の知り合いに頼んだり、うちの姉も教諭になったり講師をやっていたり高校のほうでやっているところでありますが、そういうふうに講師の不足状況をこういうような、育児休暇、療養休暇等で不足する場合も、先生も心のほう病んでしまうところも多いところでありますので、そういう休暇等もあり得ます。 そういう潮来市では、講師の不足状況というのは現状どうなのか、そういう不足の期間があったりとか、なかなか募集にあらわれなかったりとか、そういう穴になってしまったりしているところもあるのかどうかお尋ねいたします。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。3問が超えていまして、本来であれば、再々再質問もよろしいんですけど、沼里議員だけそうやるっていうわけにはいかないんで、これで終わりにしてください。 ◆11番(沼里真一郎君) すみません、議長。先ほど再質問のときに、ちょっとこの臨時免許制度と、この休暇制度の不足計数を分けて質問をさせていただきますということでちょっと言ったつもりだったんですが。 ○議長(薄井征記君) そうすると、というのは、通告外でしょう。これないから。 ◆11番(沼里真一郎君) それで今は、その臨時免許制度のほうが終わって。 ○議長(薄井征記君) 答弁をする方がわかりやすいように質問をしておかないと、答弁の準備がしていないので。 ◆11番(沼里真一郎君) わかりやすいように分けて質問させてください、再質問させてくださいとお願いしたんですけど。そうじゃなくても、再々再々質問であります4回目でありますので、ちょっと今回認めていただけないでしょうか。お願いいたします。 自分は分けてわかりやすくしたつもりだったんでありますけれども。 ○議長(薄井征記君) 議長としては答弁させてあげたいですけれども、答弁者ができるのかどうか、その辺までは準備していないとできないこともありますから。 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 不足している期間があるのではというご質問でよろしいんですかね。 まず、教科が担任等々が不足しないように努めることが我々の職務だと思っておりますし、当然現実としては、例えとしまして、あすから急にお休みになるという先生があった場合やはり人の配置ですので、ですから全く期間をあけないでというのは必ずしもそうはいかないときがありますので、そういった中では多少のあいている間というんですか、そういうものはあり得るとは思いますが、それがないように私どもはいろいろな、県の教育委員会、他市とも連携を取ってそういったものがないように努力しているというところでございます。 ○議長(薄井征記君) 沼里議員。 ◆11番(沼里真一郎君) 今の答弁を聞きますと大きく穴があいてしまう、いない期間が長くなってそういうことはなく何とかやれているということで解釈いたしました。わかりました。 最後、6番の市で民有地を埋め立ては問題ないのか、権現山、永山、3差路の角地につきましては、これもその後のことを聞いて、細かい値段が決まっていなかったので金額を聞いたことでありますので、市の答弁をもとにどこが妥協で聞いたこともあるので、決して本人を特定したり侮辱したりする内容でもないし、本人に聞いていないからといって質問できないことでもないし、私は本人にもお話を伺ったところであります。質問できないのは残念であります。 今回、質問時間最後でありますが、今回質問時間90分から60分になったことは、議長がこの議場で宣言されていないことでありますので、本当に大変重要な問題であります。私はこの7月の1回の集まりで自分が抗議しただけで、この60分間に質問時間がなってしまったのでありますが、その中で質問項目削って6項目に絞って質問した内容であります。ところが3項目大きく削られてしまって3問しか質問できなかった、ほかは生存権のかかわり、公金の使い方…… ○議長(薄井征記君) あの沼里議員、数ができるできないは内容によってだから、6問やるのはやっても別にいいんですよ。1時間に決めたのをこの議場で言わないと言っていますけれども、全員協議会では皆さんに承認をいただいておりますから。 ◆11番(沼里真一郎君) それは決定したことなんですか。 ○議長(薄井征記君) はい、決定しています。 議会制民主主義は皆さんの決定に従ってもらうしかないので、そのように決まりました。 本人が納得すればそうすると言ったんですから、一方的ではないですよ。しなかったら、議会運営委員会の決定に従ってくださいと言っただけですから、それに従わなかった場合には退席もありますよとそういうことは前もって言っておきましたから。当然でしょう。決まったことに賛同できない場合にはそうなりますよと。 そういう問題は一般通告質問の内容の中外ですので、別な機会に話しましょう。 以上で、11番、沼里真一郎議員の質問が終わりました。 ここで、執行部職員の入れかわりがあります。----------------------------------- △飯島康弘君 ○議長(薄井征記君) それでは、9番、飯島康弘議員の質問を許可します。議員は質問席に移動を願います。 飯島議員。     (9番 飯島康弘君 登壇) ◆9番(飯島康弘君) 9番、飯島康弘でございます。 質問に入る前に、今回の台風の被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。あわせて一日も早い復旧をご祈念いたします。 では、議長より発言の許可を頂戴いたしましたので、質問に入らせていただきたいと思います。私口下手ではございますが、できる限りわかりやすい質問を心がけたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、最初の質問でございます。潮来市の人口について質問します。 こちらの通告原稿を提出したときが8月27日でございました。その時点での人口は、2万8,027人でございました。本日ホームページを確認しますと、人口としては2万8,011人でございました。今月中にはこの2万8,000人台を割り込むと推測されます。 そこで、以下をお伺いいたします。 ①としまして、この減少傾向は、市の予測と合っているのか、お尋ねいたします。 ②としまして、人口が減ることによる、この行政の形というのはどのように今後変わっていくのかをお伺いいたします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、まず1点目の減少の傾向は市の予測と合っているのかというご質問にお答えをさせていただきます。 平成28年3月に策定された潮来市人口ビジョン及びまち・ひと・しごと創生総合戦略によりますと、人口についてほぼ予測どおりに推移している状況でございます。 次に、2点目でございますが、人口が減ることによる行政の形がどのように変わっていくのかというご質問にお答えをさせていただきます。 平成28年3月に策定された潮来市人口ビジョン及びまち・ひと・しごと創生総合戦略によると、人口減少が地域に与える影響として、行政区や地域コミュニティの衰退、地域産業の衰退、生活支援機能の衰退、生活産業環境への影響、公共公益施設の維持管理水準の低下、行政サービスの縮小と、社会保障の負担増などが懸念、予想されているところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ①の再質問をさせていただきます。 予測どおりという答弁でしたけれども、その当時、その28年度であった予測、その根拠、どういう根拠があってこういうふうに見込みましたというところと、あとは現在令和元年度ということで、今後その予測の見直しというか今後こういうふうに大きい台風がいきなり来たとかいうことも予測されると思うんですけれども、見直し等もあるのか、お尋ねします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、再質問にお答えをさせていただきます。 まず、1点目の根拠というお話でございますが、2040年までの移動率が均衡し、出生率が1.8まで回復した場合、2020年の人口は2万7,907人。2060年までに移動率が均衡し、出生率が1.8まで回復した場合は、2020年の人口は2万7,824人としているところでして、またそのこれらの人口ビジョンの見直しという再質問2点目でございました。本年度、この潮来市人口ビジョン及びまち・ひと・しごと創生総合戦略を改訂するため、見直し等を行う予定でございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ぜひ見直し期間は結構常々見ていただいて、現状と差が出ないように新しいデータを常に市民へ示していただきたいと思います。 ②の再質問させていただきます。 行政サービスの変化ということだったんですけれども、考えられるのはやはり人が少なくなって地域産業の低下とかコミュニティ衰退とかおっしゃっていましたが、簡単な言葉で言うと区が、それぞれの区が成り立たないよとか、区長さんのなり手がいないとか、子供の数が減ってしまって子供会が成り立たないとかそういうことが予想されていくと思うんですけれども、その中でどういうふうにもっていくかとか、どこに力を注ぐかということを私なりに考えた場合は、やはり今行政的には移住、定住とかそういうところに力を入れていくのかなと思うんですけれども、この移住、定住という言葉が4文字ではなくて、私は移住は移住、定住は定住と分けて考えていったほうがよりいいのではないかなと。その中でも、私は人は少なくなってしまいますけれども、定住、今住んでいただいている人に安心感、不安なく過ごしていただく、これを続けることが結果定住につながり、住んでいる人がいいと言うのであれば、じゃ、潮来へ行こうかなということで移住につながっていくと考えるんですけれども。 本当に先ほども答弁があったとおり、いろいろ考えることが山積みでして、何でも行政サービスやってくれというのは、限られた財源では不可能であると思っていますので、その中で優先順位ではないですが、やるべきことをやって、行政の役割はここまでです、あとは皆さんで一緒に。いつも市民協働という言葉が出てきますけれども、そこまでもっていけることがいいと思います。 そこで、お伺いしたいんですけれども、今移住、定住施策を行っている中で大事なのは、今潮来市はこの段階です、こういうことをやっております、何のためにここをやっているかと、目的はここに着地点はあるんですけれども、そのために今こういう施策を行っているんだとか、そういうところを教えていただければ。または、そうでなければそういう考えを、今現在の市の考えをお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、2点目の再質問にお答えをさせていただきたいと思いますが、今再質問で議員が述べられたお話ございました。これから私もお話させていただきたいと思いますが、私も今住んでいらっしゃる市民の皆さんへ定住支援策が進むことによって移住を希望される方の潮来市の情報を、定住の情報をつかみながら、移住を希望されるのではないのかなというふうな思いがございます。さらには、あわせて移住支援策も行っていくことが本市のやさしいまちづくりにつながっていくものなのかなというふうな考えも持っているところでございます。 そういった中で、人口減少のお話もございました。どれだけ緩やかに人口減少をしていくかということの必要性が大事になってくるのかなというふうに考えます。議員のお話もございましたが、行政もある意味限界があるのかなというふうに思っているところです。市民協働によるまちづくり、地域資源を活用した小規模自治体だからこそできるまちづくり、周辺自治体と連携したまちづくり、このような考え方を本市も示しながら皆さんと一緒にやさしいまちづくりをしていきたいというところが総合戦略のほうにも述べているところでございまして、1点目の質問でお話しましたが、潮来市人口ビジョン及びまち・ひと・しごと創生総合戦略の見直しをしてまいりたいなというふうに考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ぜひ見直しを行っていただきたいと思っております。私もこの質問をするに当たりまして、実際2万8,000人、どのくらいかなと。イメージでいきますと、考えたのですけれども、ちょっと当てはまらなかったんですけれども、鹿島スタジアムに潮来市民が全員行ったら全員入ってしまいます。スタジアムのキャパは4万人ということで、2万8,000ですので約70%。3割はスタジアム空いているような状態でございました。ほかの鹿行を参考にしますと、大体、神栖が9万5,000人、鹿嶋6万7,000人、鉾田4万6,000人、行方3万3,000人という形で、ほかよりやはり少ないんですけれども、小さい自治体なんですけれども、逆に考えますと、神栖、鹿嶋はもうちょっとあれですけれども、今の潮来の人口に何年か後にはほかの自治体もなっていくと。だからちょっと先に行っているんじゃないかなと。 人口の減少を緩やかにするのではなくて、この人口でもちゃんとやっていけると、みんなでやっていこうとさっきおっしゃっていましたけれども、そういう形を率先して見せられているんじゃないのかなと。必ず今やっている施策でもいいものはいっぱいありますし、もちろんそんなに裕福な自治体ではございませんが、皆さん潮来のことが好きだと思うので、私も好きですけれども、ここでほかへ行こうとは思っておりませんので、そういうふうにやっていければと思ったんですけれども。 今私の意見を述べさせていただいたんですけれども、次の質問にいきたいと思います。そういう思いもある市民がいるよということを残しておいてください。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員、ここで暫時休憩をしたいと思いますので、次に3時15分から再開しますので、よろしくお願いします。 ◆9番(飯島康弘君) 議長の采配に従います。                          (午後3時02分)----------------------------------- ○議長(薄井征記君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後3時15分)----------------------------------- ○議長(薄井征記君) 飯島議員、2番からお願いします。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 後半戦、移らせていただきたいと思います。 先ほどの質問なんですけれども、やはり市の考えはこうであって、そのための市の段階はここなんだというのを強く訴えさせていただきました。 次の質問に移ります。2の質問でございます。 市民の声についてご質問させていただきます。 まさに人口は減少しておりますが、市民が行政に求めるものは多岐にわたると思います。 そこで、以下をお伺いいたします。 ①市民からの相談や問い合わせはどのようなものがあるかお尋ねいたします。 ②としまして、市民の声に対する各課の所管のずれはないかお尋ねいたします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、2点目の①でございます。 市民からの相談や問い合わせはどのようなものがあるかというご質問にお答えをさせていただきます。 市長への便り、電子メールを含みますが、こちらで申し上げますと平成29年度は55件、平成30年度は72件、令和元年7月末現在でありますが、30件となっております。 議員のおっしゃるようにその内容は多岐にわたっております。主な内容として教育関連、安心安全関連、環境関連、建設関係が多く寄せられているところでございます。 ②でございます。 市民の声に対する各課の所管にずれはないかというご質問にお答えをさせていただきます。 先ほどの①に引き続き、市長への便りに関するもので申しますと、所管課へ直接対応するよう依頼をしているところでございまして、ずれはないものと考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ①の再質問をさせていただきます。 教育関連からいろいろありまして大きくは4つくらいあるというお話だったんですけれども、それぞれが質問ありました。それをどのように解決に向けてその声を形にしているのか、あるいはそうならない場合もあるかもしれませんけれども、その市長へのお便りはどのようになっていくのか、その辺を具体的にお伺いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、再質問にお答えをさせていただきます。 市長への便りがまいりましたら、まずその市長への便りの内容をこういうような便りがありましたということで所管課へ連絡を私ども市長政策課のほうからさせていただきます。同時に市長等への報告もさせていただくところでございます。で、受け取った所管課においてはその便りに対する回答をつくるところでございます。その回答がいかがなものかということで市長等への報告がございます。それでこの市長への便りに対する対応をこれでいきましょうというところで市長への便りをくれた方、メールも含みまして、その方へメールの場合は返信しますし、その便りの方に対して回答をするというような形でございます。 よろしいですか。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ちゃんと回答しているというお話でしたので安心いたしました。やはり声を上げたけれども一方通行で、市から何の便りもないよ、何の返事もないよというのが一番まずいかたちだと思いますので、できるできない、できることとできないことはあろうかと思いますが、やはりスピーディーにレスポンスというかお返事を今後も続けていただければと思います。 で、①の再々なんですけれども、そのように市民の方で市長のお便りという存在を知っていて声を上げて届けられる人はある一定数おるというのはわかりましたけれども、例えばそういう市に何も言えないけれども悩みを抱えているような人が、小さな声というか届かないような声、そういう市民の人もいるとは思うんですけれども、そういう声については考えられたことはあるのかとか、その辺はどのようになっていますでしょうか。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、再々質問にお答えをさせていただきたいと思います。 小さな声と申しますか、届かない声は届かないんじゃないかなと今ちょっと考えたんですが、小さな声でございます。市では、行政運営を進めるに当たってさまざまな市民アンケートとかパブリックコメント等々を実施しておるところです。そのような際にそのお声をいただくとか、さらには、例えば行政委員と申しますか、市議会議員の皆様、さらには区長の皆様、そして民生委員の皆様と多くの市民関係していただける行政委員の皆様もいらっしゃるところだというふうに考えておるところでございます。皆様を通じながらのお声もいただいているところもございます。そういった中で、私どもも行政運営を進めるに当たっては、さまざまな声を聞かせてもらいたいとも思っているところでございますので、引き続き行政委員の皆様にご協力をいただきながらも、まちづくりを進めていきたいなと、お声をお聞かせ願いたいなというふうに考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) まさに我々議会もそうなんですけれども、区長さんや民生委員さんとかいろいろな方が地域におられて行政が成り立っているのかなと思いますので、そこでの声がやはりこれからの潮来の未来のヒントがあるのではないかなと思いますので、引き続き市民の声に耳を傾けていただければと思います。 ②の再質問をさせていただきます。 ずれはないか、ずれという言葉を使いましたけれども、ずれはないよという答弁でございました。ちょっと書き方が悪かったんですけれども、所管のずれではないんですけれども、関連しまして新しい制度とか次々に国や県からおりてきたときにそれに従って粛々と手続は行っていくと思うんですけれども、そんなに一般の市民にとっては変わったからといってすぐそれがあるというわけではないので、あれこうだったのに違うのねというようなずれとかはどうしても、その所管でもあろうかと思うんですけれども、そういう今の体制というか今のやり方と、時代のやり方と、市民の皆さんの考え方が違うよということがあろうかと思います。 例えば、議員で言いますと、議員さん年金もらっていいねとか、いろんな報酬があっていいね、いっぱいもらっていてと、そういう声をよく言われるんですけれども、そういうのは一切ございません。今は粛々と我々も一生懸命やっていますけれども、昔は確かにあったようでございますが今はないよと。そういうこともやはりずれというか、そういうのも市民の考えと行政の皆さんの考えがずれがあるのではないかなという感じでご質問させていただいたんですけれども、そのずれというか考えの違いをちょっとずつ減らしていくことがいいんじゃないかなと思いましたけれども、その辺はどうお考えになるか、ちょっと見解を伺いたいんですが、いかがでしょう。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) なかなか2点目の再質問、難しい再質問でございます。 ずれというようなお話でございますが、まず私ども行政としましては、多くの市民の方の声を、2番目の1点目に戻りますが、声をお聞かせ願うことがよろしいのかなというふうな思いがございます。 何と申しますか、飯島議員の1点目の質問で、人口減少のご質問がございました。そういった中では、高齢者世帯の増加とか、例えば経済活動の担い手の減少とかそのような大きな課題、さらには医療、介護、福祉サービスの増大など、空き家とか、さまざまな社会環境の変化が、飯島議員のおっしゃるずれにつながっている背景なのかなと推察するところであるんですが、そのような中でやはり多くの市民の方のご意見を聴収できるような、そのような研究もしていかなければならないのかなというような思いもございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ぜひやはり同じ組織でずっとやられる、我々もそうですけれども、それがその議会での当たり前とか行政での当たり前が市民の当たり前という感じにはイコールではならないと思うので、認識のレベルをなるべく同じものに近づけていくということが必要かと思いますので、それを踏まえて最後の質問に移ります。 大きい3番でございます。 こちらもやはり市民の声というか、市民の考えをもとに考えた質問でございまして、死亡後の手続についてです。 このような質問は、私が窓口に行って聞いてくればいいでしょうと思われるかもしれませんが、やはり全ての市民にかかわることですし、あらかじめ市民が情報としてわかっていると市民生活の不安の解消の一つになるのではないかなと思いまして質問させていただきます。 この我々の大切な家族が亡くなられた場合、さまざまな手続が必要になります。 そこで、以下をお伺いします。 ①本市ではどのように対応しているか。 ②としまして、手続に不安のある市民に対し、ワンストップで対応する自治体もございます。本市の考えをお伺いいたします。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長、お願いします。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) それでは、1点目、本市ではどのように対応しているかということでございますが、まず、亡くなられた場合には主にご遺族の方か葬儀社の従業員が死亡届出を市役所の窓口に届け出していただき、そのときに埋火葬許可書をお渡ししております。その際に、告別式終了後の手続に必要な書類を事前にお渡しし、ご案内しております。必要な書類は、亡くなられた方によって手続の内容が違いますので、その人ごとにお調べして必要に応じた書類をお渡ししております。 例えば、国民健康保険に加入していらっしゃれば、国民健康保険葬祭費の請求書、5万円の請求書があります。また、後期高齢者、75歳以上であれば、後期高齢者医療葬祭費支給申請書、これやはり5万円の申請書があります。それから、介護保険給付費及び還付金受領申請書、介護保険料を納め過ぎたものに関しては戻すという手続もありますので、そういう申請書をお渡しすると。そして、固定資産税の場合は、名義が変わりますので、相続人代表者申請書というのもお渡ししております。また、法務局からお亡くなりになると相続の問題も出てきますので、相続関係資料として法定相続情報証明制度のパンフレットなどをお渡ししております。 このように、事前に書類をお渡しすることにより、ご遺族の方の手間を少しでも省けるように心がけております。 続きまして、2点目。ワンストップで対応する自治体もあるが、本市の考えを伺うと。答弁でございます。 ご遺族の方が市役所での手続においでになった際には、死亡届け出時にお渡しした書類の手続を担当課へご案内しております。手続につきましては、1階フロア、2番、3番、4番。2番としては医療福祉、保険年金、3番、後期高齢、4番と窓口で対応させていただいておりますので、従いまして既に1階のフロアがワンストップ的な対応をさせていただいているものと認識しております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。
    ◆9番(飯島康弘君) ①の再質問をさせていただきます。 家族の手間を省くように、なるべく負担がないように、来たときにご遺族の方か、今は葬儀屋さんが多いよという声をよく聞きますけれども、あらかじめのこれが必要ですという書類を用意していただいてそれを渡していただけると。で、来る回数を減らしていただけると。大変ありがたいなと思いました。で、告別式が終わった後に来てくださいというお話でしたけれども、例えばいつまでにというか、そういうのも案内にはあるのかとか、おおむねいつまでにやるべきことなのかというのも、その辺ちょっと詳しくお聞かせください。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 一応、潮来市役所のほうで所管として行わなくてはいけない、先ほど言いましたように国民健康保険、後期高齢者医療保険、そして介護保険に関しましては、告別式終わってからおいでいただければ、いつでも葬祭費等の支払い、もしくは納め過ぎの保険料の還付ということの手続のほうはさせていただくようにしていますし、いつまでにと言うよりは、落ち着いてからご相談ください、手続してくださいというふうにしております。 それから、相続人の関係に関しましては、これは法律的な相続人を特定するというそれぞれ個別の問題、権利関係が出てきますので、一概に詳しいことまでは説明ができないというのが現状でございます。ですので、それは専門的な機関のほう、例えば司法書士とか、弁護士とかもしくは家庭裁判所のほうに、相続放棄とかそういうところで説明を聞いてくださいという話になってくるかと思いますが、そこまでもちょっと話はできないところでございます。潮来市で持っている国保、後期、介護、それに関しましては告別式終わって落ち着いてからということでお話をさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ②のほうの再質問なんですけれども、ワンストップというふうに書かせていただきましたが、お話、答弁聞きますと、1回でその番号順に、お客様ではないですけれども、市民の方の動線ができているようなイメージが私でも簡単に湧きましたので、やはり1階ワンフロアで全てがスムーズに1個ずつ行えるというのはすごくいいことだと思います。 私の質問では、ほかの自治体はその専用の所管があって、それでやっているよというのを知ったものですから、そういうのがあったらいいねと思ったんですけれども、今の答弁であればもう直接同じではないけれども1階でそれができていると。午前中で福祉のご質問がありましたけれども、福祉に関しても同じようにやられているというのはすごく潮来市ならではではないけれどもいいことなのではないかなと思います。 ちょっと改めてお伺いしたいんですけれども、私もワンストップという言葉を使わせていただきましたが、いわゆる行政で言うワンストップの認識というか概念はどのようなものでしょうか。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) ワンストップということでご質問をいただきましたが、こちら答弁書を作成するに当たって考え方としては、市民の方がその場に来れば、おおむね該当するところに手続ができ上がるというイメージで進めております。例えば、ご存じのとおり死亡届を出すということは、住民基本台帳の中での住民票からこの方が亡くなるということ。住民票を所管しているのは市民課でして、その住民票の中にはその方が国保に入っているか、年金に入っているか、もしくは後期高齢のほうの保険を使っているか、また介護保険、児童手当、どういうものを受給もしくは権利としてやっているかという一覧できるようになっております。それを見ながらその人が関係するところへ職員が丁寧にご案内をさせて、先ほど言った2番、3番、4番のほうへ案内をさせていただく。必要があれば児童手当とか障害福祉とか、ある意味1階のフロアで全て完結するということでのワンストップというふうにイメージとして答弁をさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 非常によくわかりました。今回部長の答弁が、出番が多かったなと思いながら聞かせていただきました。 以上で終わるんですけれども、総括しまして、やはり小さい自治体ではございますが、それによってできることがある、その強みを生かして今後も市の発展に尽力していただければと思います。 以上、9番、飯島康弘の質問を終了いたします。 ○議長(薄井征記君) 以上で、9番、飯島康弘議員の質問が終わりました。 ここで、執行部職員が入れかわります。----------------------------------- △箕輪昇君 ○議長(薄井征記君) 続いて、8番、箕輪昇議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 箕輪議員。     (8番 箕輪 昇君 登壇) ◆8番(箕輪昇君) 8番、箕輪昇です。ただいま議長より質問の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問をさせていただきます。 質問の前に、このたびの台風15号で被害を受けられました皆様に心よりお見舞いを申し上げます。また、情報収集、対応に当たっていただいた市の職員の方々、それから自主ボランティアで支援していただいている皆様、大変ご苦労さまでございました。 ここで、台風15号の被害などについて、通告にはありませんけれども、議長の許可をいただいて通告外質問をしたいと思いますが、議長、許可をお願いしたいと思います。 ○議長(薄井征記君) どうぞ。 ◆8番(箕輪昇君) それでは、通告外になりますが、質問させていただきます。 議会当初、市長より台風15号の市内の被害状況並びにその対策についての説明がありました。住まいの被害や電気、水、道路等インフラの対応が優先されているところであると思います。 農業者にとって、農業被害は生活面に直結をしておりまして、深刻な状況になっております。ビニールハウスの被害、畑作物、稲作などに対しての状況把握はどこまで進んでいるのかお伺いするとともに、市としてはこの農業被害に対してどう支援していくのか、対応していくのかお伺いをいたします。 ○議長(薄井征記君) この件につきましては、台風15号で特別被害がありましたので、箕輪議員より特別ということで、できる範囲でよろしいですから、お答えをお願いしたいと思います。 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長(石津利衛君) ただいまの箕輪議員のご質問、農業関係の調整といいますか、確認作業についてのご報告としては、まず月曜日、朝から班編成を行いまして農業の施設、当然ビニールハウスを含めました圃場関係全て区分けをしまして確認作業をさせていただきました。またその確認作業をした結果についても、県への報告、迅速な対応ということで職員一丸となりまして行動をさせていただきました。 内容は、手元の数字が今突然のご質問なのでちょっと数字的なものを表現できませんが、精いっぱい農業者の皆様に対しても向かわれるように対応している現況がございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 箕輪議員。 ◆8番(箕輪昇君) ありがとうございました。 議長、もう一点だけ質問の許可をお願いしたいんですが、市内各地区の区長さんからもこの台風に対しての被害というのはもう集まってきているのかなと思っておりますが、状況とかそういう認定についてはまだ全部掌握はできていないなと思いますけれども、市のほうではこれは的確に対応していただきたいなと思いますが、ご答弁をどなたかお願いしたいと思います。 ○議長(薄井征記君) この件も通告にはありませんけれども、できる範囲で、よかったらお願いします。 柿崎総務部長。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、区長さん方からのそういう問い合わせの件に関してご答弁をさせていただきたいと思います。 我々、台風発生以来、お電話等の問い合わせが多いんですけれども、そちらに対応させていただいて、区長さん方からもいろいろお問い合わせはいただいております。例えば、倒木の処理、それから被害を受けた集会施設、さまざまなお問い合わせをいただいております。ただ、まだ災害が発生したばかりということもありまして、具体的にどういう支援策が取れるのかというのが今後の課題となろうかと思います。 ただ、市のほうでは倒木等につきましては、既に災害ごみの受け入れ等は始めてございます。そういうところを、お問い合わせに関して答えられるところはお答えしながら、迅速に対応を進めてまいりたいということで頑張っております。 今後もそれぞれのたくさんの課題はあろうかと思いますが、一つ一つ真摯に向き合って対応を進めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 箕輪議員。 ◆8番(箕輪昇君) 特別な質問をし、またご答弁をいただきましてありがとうございました。 まず、道路インフラが先であろうというふうに思います。あとは優先順位を決めて、的確に対応していただきたいということをお願いして、私の本来の質問に入らせていただきます。 1番目、たばこ喫煙についての質問であります。 健康増進法により、喫煙場所の制約が一段と厳しくなっております。健康に害があるとされ、喫煙者は片隅に追われている感じであります。喫煙者数は2018年統計で全国で1,881万人となっていますが、2017年よりはそれでも37万人減少しております。 喫煙者自身の健康と受動喫煙者の健康を考えると、喫煙者数は減少すべきと考えますが、反面、たばこ税収の減少にもつながってまいります。 誰もがわかる、理解される喫煙場所の設置、周知が求められているところであります。 そこで、4点お伺をいたします。 1番目、市役所、公民館などでの喫煙場所は決められていると思いますが、利用する一般市民の方が利用しやすくなっているのか、お伺いをいたします。 2点目、一般の各業種、各業態への分煙の取り組みの啓発、相談窓口はどこか、また罰則はあるのかお伺いをいたします。 3番目、たばこ税収はどのぐらいあるのか、どう推移してきたのかお伺いをいたします。 4番目、分煙に取り組む事業者の支援のための助成制度はあるのかお伺いをいたします。 以上4点、お伺いをいたします。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、1点目の公共施設の喫煙所のご質問に対してお答えをしたいと思います。 平成30年7月、昨年の7月に望まない受動喫煙の防止を目的とする改正健康増進法、こちらが制定されました。この改正によりまして、学校、医療機関、児童福祉施設、地方自治体の行政機関の庁舎など、こちらは第一種施設に分類されまして、令和元年7月1日から原則敷地内禁煙が義務づけられました。ただし、特定屋外喫煙所を設置することによりまして、敷地内での喫煙は可能ということになっております。 望まない受動喫煙の防止という目的から、特定屋外喫煙所に必要な処置に、施設利用者が通常立ち入らない場所に設置されていること、こちらがございます。こちらはいわゆる分煙の関係からということになりますが、潮来市役所では施設利用者が通常立ち入らない場所ということで、特定屋外喫煙所は現在市役所の西側の公用車駐車場の隅のほうに設置しております。案内につきましては、市役所の入り口のところに案内表示、それから喫煙所には喫煙所である旨の表示をして、市民の皆様にご利用をいただいております。 また、公民館等につきましては、第二種の施設となるため、令和2年4月1日からの施行となりますので、喫煙所の場所は今後検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長、お願いします。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 2点目の受動喫煙防止対策についての各事業所への分煙対策等の取り組み、啓発と相談窓口、罰則について答弁させていただきます。 健康増進法の一部改正により、受動喫煙防止対策についてマナーからルールに変わりました。それらの取り組みを周知するため、5月には商工会を通して事業者向けに「なくそう望まない受動喫煙」のチラシを配布いたしました。また、7月1日からの一部施行により、学校、病院、児童福祉施設、行政機関等が敷地内禁煙になることや、2020年4月1日の全面施行に向け市のホームページにて事業所における受動喫煙対策の一層の推進を図るため、職場における受動喫煙防止のためのガイドライン等を掲載し、周知しているところです。 相談窓口は、茨城県労働局及び国から委託を受けた一般社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会が窓口となっております。 また、罰則については、義務違反について、県知事等が指導を行い、指導に従わない場合は違反の内容に応じて勧告、命令、さらに改善がみられない場合に限って罰則を適用するとされております。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長、お願いします。 ◎総務部長(柿崎純一君) それでは、3点目のたばこ税収の推移ということで、直近5年間のたばこ税収のほうについてご答弁させていただきたいと思います。 平成26年度のたばこ税の収入済み額は、2億4,362万855円。平成27年度のたばこ税の収入済み額は、2億3,913万8,188円。平成28年度の税収は、2億3,117万1,749円。平成29年度の税収は、2億1,671万3,670円。平成30年度のたばこ税の収入済み額は、2億397万4,722円と年々減少しているところでございます。26年度と30年度を比較いたしますと、3,964万6,133円減少しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 小沼市民福祉部長、お願いします。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(小沼雅義君) 4点目、分煙に取り組む事業所の支援のための助成金制度について答弁いたします。 国からの助成金制度として、受動喫煙防止対策助成金があります。受動喫煙防止対策を実施するに当たり、一定の要件を満たす喫煙専用室の設置や、屋外喫煙室の設置、改修費用等の一部助成が受けられます。助成についての内容や申請方法等の詳細は、事業所を管轄する茨城県労働局にご相談いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 答弁が終わりました。 箕輪議員。 ◆8番(箕輪昇君) 1番の再質問でありますが、本庁舎の駐車場の奥にあります喫煙所ですが、非常に私が見る限りではたばこを吸う方、日中何度もあればいいんですけれども、風が強い、雨が降っている、非常に大変だと思います。これも法律でそういうふうになっているというような今、答弁をいただきましたのでやむを得ないのかと思いますが、庁舎を訪れる一般市民の方に対しては、ちょっと不便極まりないと、雨風の日は特にです。 先ほど、3番目の答弁でもありましたが、たばこによる税収、これ2億、大きな金額です。健康を考えると余りお勧めする事柄ではありませんけれども、この税収も2億、これも看過できないいう反面があります。 私がこれ質問したのは、やはりこの辺を踏まえて、もう少し市民の立場に立った喫煙場所の設置、あるいは案内はあってはいいのではないかというような趣旨で今回の質問をしたわけであります。 その辺は現状なのか、それとも何か改善していく計画があるのかも含めて、公民館もそういうわけで、ちょっと片隅のほうで今、喫煙しているという状況を聞かれております。その辺も含めて、現状のまま進むのか、また、どうにか考えるのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 柿崎総務部長。 ◎総務部長(柿崎純一君) 再質問のほうにお答えしたいと思います。 一般の市民の方の喫煙する方には大変ご不便をおかけしているというふうな認識はございます。しかしながら、先ほども答弁しましたように、今回の健康増進法の中では、施設利用者が通常立ち入らない場所、要は市役所を訪れる方で吸う人、吸わない人がなるべく交わらないようにという点がございます。そのため、ちょっと遠くはなってしまうんですけれども、西側の公用車駐車場のほうに設置をさせていただいているところです。そちら側を設置するに当たっては、いろいろな候補も考えました。検討させていただいて、なるべく交わらない点はどこなのかというのも含めまして検討した結果でございます。 今後、なかなか議員がおっしゃるように利用しやすい場所というのは難しいところもございまして、利用しやすいイコール玄関のところに近いとか、そういうところもあると交わる点が相当多くなってしまうというようなところもございます。できるだけ市のほうでは、案内等には力を入れさせていただいて、充実させるように考えてまいりたいというふうに考えているところでございます。 また、ほかの施設に関しましても、そういう点を配慮しながら、場所のほうは検討してみたいと思いますが、できれば雨風等はしのげるような場所を選定してまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 箕輪議員。 ◆8番(箕輪昇君) わかりました。 なかなか難しいこれ問題でありまして、別にたばこを勧めているわけでもなんでもないんですけれども、1番、2番、それから、3番も含めた再質問になりますけれども、1つだけ、今回、国体あめんぼを中心になりますけれども、ここの喫煙はどういう体制になっているのかお伺いをしたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 昨日、オープンウォーター競技のほう開催をさせていただきました。 今回、国体開催中におけます喫煙所、当然1カ所ではございますが、ボートセンターの裏手になります。そちらへ1カ所設置をしているというところでございます。その他、ほか会場内は全て禁煙ということになります。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 箕輪議員。 ◆8番(箕輪昇君) 再々になりますけれども、たばこの吸いやすい、要するに屋根のかぶった、風の余りつけないそういう場所の提供も考えたほうがいいんではないかということでございます。これは私の要望ですので、答弁は結構でございます。 それで、次の質問に移らせていただきます。 2番目、高速道路の進捗について質問をいたします。先の一般質問での答弁で、高速道路用地の買収進捗率が86%であると聞いております。残り14%の買収が困難をきわめているということでございました。ここに来て土地収用法によって、高速道路用地の確保をしていくというふうに聞いております。 地域の人々のさまざまな利便性向上に大いに期待できる高速道路の早期開通を目指して、3市による東関東自動車道水戸線用地取得推進というものの成果を期待しているところであります。 関連質問とあわせて、6点ほどお伺いをいたします。 1番、現在の用地の取得状況はどのくらいなのか。 2番、鉾田までの30.9キロメートルの工事予算額、それから、及び予算の執行進捗はどのぐらいかお伺いをいたします。 3番目、土地収用法はどのような手続を経て効力が発生するのか。また、最終権利取得まで、どのぐらいの期間がかかるのかご質問をいたします。 4番、鉾田ICまでの開通の見通しはいつごろか、これもお伺いいたします。 5番、ハイウェイオアシスの計画について、潮来、行方、鉾田の各地での研修会などは現在行われているのかどうかお伺いをいたします。 6点目、関連質問ですが、国・県での工事関係で地元説明会が行われますが、図面を開いての説明だけでは十分に理解できない、そういう事例が多々あります。平面図から立体的に読み解くのは非常に困難です。誰もが理解できる説明会の提示の方法の改善についての考えを伺います。 以上、6点お願いいたします。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長、お願いします。 ◎建設部長(土子正彦君) それでは、今回、高速道路の進捗についてのご質問ですが、こちら事業主体でございます国土交通省関東地方整備局常総国道事務所のほうに確認しての答弁になります。 まず、1点目につきましては、現在の用地取得状況でございますが、常総国道事務所のほうに確認しましたところ、潮来インターから鉾田インターの間につきまして、平成31年3月末現在で、用地取得率が約89%とのことでございました。 続きまして、2点目でございます、鉾田までの工事予算額と執行進捗のご質問です。こちら全体事業費で申しますと約710億円となっており、予算の執行率は平成30年度までにおきまして約67%とのことでございました。 続きまして、3点目でございます。土地収用法の効力の発生と権利取得の期間についてのご質問です。土地収用法の手続は、収用の前提である事業認定の手続と裁決の申請から裁決に至るまでの収用裁決の手続に分かれます。事業の認定はその告示の日から効力を生ずることとされており、その効力は土地物件調査権発生、裁決申請検討が規定されております。土地収用法には事業認定の効力が発生する時期を3年間保留することができる制度も規定されてございます。保留していた事業認定の効力を発生させるときは、都道府県知事に対し、その旨の申し立てを行う必要がございます。 また、最終権利取得までの期間についてでございますが、収用裁決は茨城県収用委員会が判断して実施するものです。ですから、事業者が判断できるものではないということで、期間についてはお答えすることができないというようなことでございました。 続きまして、4点目でございます。潮来インターまでの開通の見通しについてのご質問です。土地取得率は、先ほども申しましたが約89%となっておりますが、残る用地の一部において、用地取得のめどが立たない状況が見受けられるということで、3月26日に土地収用法の事業認定の告示がされたところでございます。開通時期についてはまだ見通しが立たない状況と聞いてございます。 続きまして、5点目でございます。ハイウェイのオアシス計画ということで、研修会などが行われているのかとのご質問ですが、特に3市で研修会などは行われておりません。 続きまして、6点目でございます。こちら説明会に関する質問でございます。地元の方々に理解していただくことが大切であると考えますので、説明会が開催される際の説明資料につきましては、平面図のほか高低差がわかる図面、完成イメージ図、また、専門的な用語を避けるなど、誰もが理解できる説明資料の工夫等について、国及び県へ要望してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 箕輪議員。 ◆8番(箕輪昇君) 1、2、3、4まとめての再質問になりますが、茨城空港のインターから鉾田インターまでもやはり最終的には土地収用法で買収になったと聞いておりますが、距離数で8キロちょっとですけれども、筆数、それから、面積いろいろありますけれども、これは土地収用にかかった期間はどのくらいなのかわかる範囲で結構ですので、答弁いただければと思います。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長。 ◎建設部長(土子正彦君) 再質問をいただきましたが、茨城空港北から鉾田の区間、収用手続の期間なんですが、申しわけございませんが、ちょっと確認をしてないというところで答弁はできない状況にございます。申しわけございません。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 箕輪議員。 ◆8番(箕輪昇君) これはちょっと唐突な質問かと思いましたんで、それはやむを得ないと思います。 それから、ハイウェイオアシスの計画ということで、こういうパーキングだとか、それから道の駅と合体したハイウェイオアシスになろうかと思いますけれども、お隣の行方では、少し取りざたされていると聞いております。これがもしもの話になってしまいますけれども、実現になると潮来が今進めている重点道の駅との兼ね合いというのもちょっと危惧されているところであります。もしもの答弁になるんで、お答えいただけなければやむを得ないと思いますけれども、そういうのが想定してあってこういう対応だという何か計画がありましたらば、答弁いただきたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長。 ◎建設部長(土子正彦君) ハイウェイオアシスの関係でございますが、これまでにも何度かこの議会のほうでもご質問等いただいて、答弁をさせていただいた経過があるかと思います。 ハイウェイオアシスにつきましては、道の駅の隣接にそういった施設ができればというようなことで、いろいろ常総国道、事業主体のほうにも確認等させていただきました。いろいろカーブがあって、なかなかランプ、取りつけの関係、駐車場の確保、そういったものから事業費の関係もございまして、なかなか難しいというような説明を受けているというところもございまして、今現在、潮来市のほうとしましては、潮来インターから1キロメートルという近距離にあるというところでございまして、そういったことからETCの2.0というものが今、実際にあります。そういったものをこの潮来インターから重点道の駅となる道の駅いたこまでを活用して、料金が変わらない、また、継続して乗っていけるような制度がありますので、そういったものに今後、高速がつながらないとそういったものはできませんので、引き続き、そういったものの協議とか要望等はしていきたいというところです。あくまでも通過点にしないようなことでETC2.0のほうを今後、協議等、要望等をしていくというようなことで考えてございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 箕輪議員。 ◆8番(箕輪昇君) 6点目の再質問になりますが、先ほど部長の答弁も非常に前向きな答弁いただきました。 地元の人、説明会に出てもなかなかわからない。出ない人はなおさら、出た人に話を聞いてもちんぷんかんぷんでわからないというようなことで、概略すらもわからないという声が随分聞かれております。そういったことで、今、部長のほうからの答弁で、非常に前向きで考えていらっしゃるということで安心をいたしました。 次の3番目の質問に入ります。学校適正化計画についての質問であります。 潮来市学校適正化計画についての意見交換会が各地域ごとに行われました。少子化の傾向が進んで、短期的、中長期的な方向性についての説明がされていたところであります。 その中で、大生原小学校は市内小学校の中で唯一適正化の優先度がAの急ぐ必要があるとあり、今後、短期的に統合の方向で検討することが必要であると考えるとあります。そこで伺います。 1番目、大生原小学校区の市民、保護者、教職員、児童のアンケート調査の結果はどうであったのかお伺いをいたします。 2番目、存続の方向での検討、検証はされたのかお伺いをいたします。 3番、統合の場合、児童の通学手段、通学路の整備はどう進めるのか。保護者の方や、地域の方々の負担増にはならないのかお伺いをいたします。 4番目、地元、それから市にとっても重要な施策となるので、今後、地域との意思疎通が大切と思うが、どう進めていくのかお伺いをいたします。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(薄井征記君) 加藤教育部長、お願いします。 ◎教育部長(加藤益生君) それでは、まず1点目のアンケート調査の結果について、答弁をさせていただきます。 今回、学校適正化計画を策定するに当たりましては、平成29年10月に、児童・生徒等の学習状況や教育環境などのさまざまな課題や意見を把握するため、市内全体から1,000人を抽出した市民の方を初め、小学校4年生から中学校3年生児童・生徒、市立幼稚園、小学校、中学校の保護者の方、教職員合計で約4,000名に対してアンケート調査のほうを実施させていただきました。 その中で、結果の中で、大生原小学校における適正化に関しての主な調査結果でございますが、次のように分析のほうがされております。 まず、1点目としましては、市民の方、保護者の方、教職員、児童全てにおいて、児童数が少ないというふうに感じているということでございます。 2点目としましては、保護者、教職員では、統合はやむを得ず、または積極的に統合の意向という方が約6割を占めてございます。市民の方全体においても同様の傾向がみられております。 続きまして、2点目の存続の方向での検討、検証はされたのかというご質問でございます。今回、策定をいたしました潮来市学校適正化計画は、アンケート結果と皆様のご意向や、関係法令や茨城県教育委員会の指針等に基づき、潮来市全体の小・中学校の将来の適正規模や適正配置の方針を示す計画でございますので、存続の方向での検討、検証はしておりません。次世代を担う子供たちが笑顔で学校生活を送れるよう、安心・安全に学べる教育環境を将来にわたって確保していくことを最重要に考えた計画でございます。ご理解をいただきたいと思います。 続きまして、3点目の統合の場合ということでございます。通学手段、通学路の整備、また、保護者や地域の負担増があるのかというご質問でございます。今年度、適正化におけます詳細な事柄、事項を定める潮来市学校適正化実施計画を現在、その策定を進めているところでございます。その計画の中で、通学の手段ですとか、保護者の方の負担等についても検討を行っているところでございます。 次に、4点目になります。こちらは議員のご指摘のとおり、地元の方、そして、市にとっても大変重要な施策でございます。PTAの方、また、地域の方々、学校現場等へ子供たちに寄り添った計画があるということを丁寧に、まず、ご説明させていただきたいと思っております。具体的には、先ほど議員からもありましたが、この6月に各市内の中学校区ごとに懇談会を開催いたしまして、ご意見のほうを頂戴してまいりました。それらを踏まえまして、今月の中旬ごろに予定をしておりますPTAの方や学校現場、また、その後に地域の皆様へと段階的に説明のほうを進めさせていただければというふうに考えております。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 箕輪議員。 ◆8番(箕輪昇君) それでは、1番の再質問でありますけれども、地元の年配の方については非常に存続だと、寂しいというような意見が、私もいろいろお話を伺っていると入ってきますが、やはり保護者の方、若い人はもう子供の教育を考えたら、もう複式学級では子供の社会性の教育にはならないということで、統合に賛成のほうというような話になってきております。 大生原小学校も小堀画伯、村山画伯といずれも潮来市の名誉市民であります。原市長も母校であります、小学校です。何とか存続をしたいと、私自身は思っているところでございますけれども、アンケートで統合はやむを得ないというようなアンケートが大半を占めているとお伺いしましたので、これもありかなというふうに考えております。これは答弁結構でございます。 それから、2番目、存続の方向での検証というのはやっていないという話を今、出ましたけれども、そういった意味でこれはしていないのかというふうに思います。 それから、3番目の再質問なんですけれども、登下校でかなり、例えばどこと統合する、どこに行くというのはいろいろあると思うんですけれども、今、直近だと延方小学校かと思いますが、例えば延方小学校にした場合にこの受け入れに支障はないのかどうかお伺いをしたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 今、延方小学校というお話がありました。基本的には、今後進めていく中で、やはり潮来第2中学校区と申しましょうか、そちらがやはり中心になってくるかと思います。 その中で、当然、今後、大生原小学校と延方小学校の統合を進めていくという中では、当然、大生原小学校の父兄の皆様や地域の方々にご説明をさせていただくのと同様に、やはり今後は受け入れ先となる地域の方、保護者の方にもご説明はしていく必要があるというふうに考えておりますし、現に延方小学校としての学校としての受け入れには特に問題はないというふうに認識をしております。 ○議長(薄井征記君) 箕輪議員。 ◆8番(箕輪昇君) それでは、4番の再質問になりますが、今月の中旬、話し合いがあるということですね。それを踏まえて、具体的には計画としては統合の方向で動くとしたらば、いつごろ、例えば来年度だとか、再来年度だとか計画はいろいろあると思うのですが、わかる範囲で結構ですので、早急にどうのこうのはないとは思いますけれども、わかる範囲で結構ですので、いつごろなのか答弁いただければと思います。 ○議長(薄井征記君) 加藤教育部長。 ◎教育部長(加藤益生君) 先日9月中旬ごろを目途にと、説明のほうをということでございまして、現に先月末、PTAのまず役員の方々の意見をお聞かせいただきました。そういった中で、その意見も踏まえて、今後、説明というものを進めさせていただきたいというふうに思っております。 また、実施計画でございますが、その計画というのが一応今年度末を目標に進めているところでございますので、やはり地域の皆様方のご意見などもお聞かせていただきながら、その声かけにも入れられるべきところは入れて計画のほうはつくってまいりたいというふうに思っております。 実際にその後に、今度統合に向けた準備というものを進めてまいりますので、まだ具体的なことはなかなか申し上げられないところではございますが、1つの目安としましては、再来年度になりますかぐらいを目標に進めていきたいと、私どもの教育委員会のほうでは考えているところでございます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 箕輪議員。 ◆8番(箕輪昇君) 4番目の再質問になりますが、小学校の令和3年度、一応目安ということで今、答弁ありましたけれども、それ以後の小学校の跡地について、今のところまだ白紙かという感じはしないでもないのですが、その辺も含めた計画が大事であろうと、地元の皆さんとのコミュニケーションの中で、当然出てくる問題であろうというふうに考えますが、市のほうとして何か考えがあればお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 原市長、お願いします。 ◎市長(原浩道君) ご質問にお答え申し上げますけれども、まず、まだ大生原小学校が合併を、仮に延方小学校に入るというようなことは決定しておりません。 今の段階では、まず学校の適正規模を市民の皆様によくご理解していただくという段階でございまして、まだ詳細にそういったことが決まっているわけでもございませんし、実施計画でこれがある程度決まれば、いろいろ通学路の問題とかいろんなことが発生してきますけれども、まだそういうところまでいっておりませんので、答弁できる範囲がちょっと申しわけないんですけれども、議場での答弁は控えたいと思います。 また、これは今回のいろいろ適正規模の市民にお知らせというのは、本来であればもう10年も前にこれをやって、将来の学校のあり方、規模という、人口がわかっているわけですからやるべきであって、おくればせながらやっとスタートしたという段階でございます。 鉾田、行方にしても、7校ある小学校を1校にしたり、こういったことをもう10年も前に計画をつくって実施しております。潮来市は残念ながら、中学校も小規模な中学校ばかりで、クラブ活動も容易にできない、こういう状況にもうなっております。大生原小学校は複式学級になってしまって、なかなか児童の教育を考えれば、これを今まで放置してきたということが行政の責任だと思っております。ですので、しっかりと市民の皆様方に中学校のあり方、これも今後、同時に実施計画の中でつくっていって、実行に移していこうという考えでおります。 中学校も現に、全中学生を集めても6.5クラスしかないんです。ですので、逆に言えば潮来市の中学校を2つにしていくんだと言えば、また2年後、3年後には、また今度は1つにやるようなそういう計画ができてしまいます。 本当に市民の皆様方にこういう形で将来5年後、10年後にはこういう学校が適正だということをしっかり理解していただいて、そして、私も大生原小学校は母校でございます。長年100年も超える学校でございます。そういう寂しい思いもございますけれども、今通学している子供たちに、本当にちゃんとした教育、競争力も保っていけるのかというと、やはりどうしてもこれは通らなければならないところだと思っております。 多くの市民の皆様に丁寧に説明して、議員の皆様の知恵をかりながら、よりよい学校を配置していきたい、そう願っておりますので、答弁のほうなかなかできませんけれども、ご理解のほう賜りたいと思います。 私から、以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 箕輪議員。 ◆8番(箕輪昇君) 市長のほうから答弁をいただきました。まだ未知数であるということでございますが、早かれ遅かれ、今の状況から脱却するのには統合はやむを得ないのかという感じがしております。 小学校は、地域の集まりの中心、小学校区というのは一番中心的な役割をしておりますので、非常に寂しいのですけれども、ひとつ子供たちの教育、一番大事でこざいますので、前向きな検討で早急に進めていただきたいとお願いをして、私の質問を終わります。 以上で、8番、箕輪昇の質問を終わります。 ○議長(薄井征記君) 以上で、8番、箕輪昇議員の質問は終わりました。 ここで、執行部の入れかえがあります。----------------------------------- △平田健三君 ○議長(薄井征記君) それでは、7番、平田健三議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 平田議員。     (7番 平田健三君 登壇) ◆7番(平田健三君) 7番、平田健三です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問をいたします。 まず、質問に際しまして、今回の台風15号におきまして、市民の皆さんにたくさんの被害をこうむられたことに対して心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を願っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは、質問に入ります。 大きい1番目でございます。農業振興施策の取り組み強化についてでございます。 農業を取り巻く環境は、高齢化と後継者不足等により、就業人口が減少する中、厳しさを増しております。このような中、新規就業やブランド化、6次産業等取り組み強化が求められております。 そこで、4点お伺いいたします。 1点目、6次産業化、ブランド化、新たな特産品開発の現況と今後の取り組みをお伺いします。 2点目、GAP認証の現況と今後の取り組みをお伺いします。 3点目、新規就農者の取り組みの現況と成果をお伺いします。 4点目、今後の新規就農者の取り組みをお伺いします。 以上、4点よろしくお願いいたします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長(石津利衛君) それでは、まず1点目の農業におけます6次産業化、ブランド化、新たな特産品開発についての答弁をさせていただきたいと存じます。 潮来市では平成28年度から、地方創生推進交付金事業を使い、水郷プライド米プロジェクト事業に取り組みをいたしました。この事業は米どころ潮来の魅力を発信するために、米による6次化を進めるために取り組んだ事業であり、道の駅いたこを中心に米粉を使用した米粉麺フォーの開発に取り組み、平成29年には、潮来市産米、米粉用米を作付いたしまして、翌年の平成30年7月に商品化をいたしました。 また、同年12月にはキッチンカーを購入し、道の駅いたこ内外での販売を実施し、PRを行っております。 また、本年度からは水郷プライド米プロジェクト事業の後継事業としての、水郷潮来MYSTERYプロジェクト事業に取り組んでおります。この事業では、これまで取り組んでまいりましたフォーをさらに魅力あるものとし、生麺での製麺販売や過去に取り組んだまこもたけについても、まこも若葉を製粉することでの商品開発に取り組んでおります。 また、ブランド化につきましては、潮来市大規模稲作研究会で、地域オリジナル米潮来あやめちゃんの生産、販売を平成20年から行っております。潮来あやめちゃんは化学肥料、化学合成農薬を慣行栽培の2分の1以下に削減して栽培された特別栽培農産物であります。 今後につきましては、米粉麺フォー及びまこも若葉を含むまこもたけの商品開発などに取り組み、幅広く多くの皆様方に知っていただき、ブランド化を目指すともに、さらなる農産物の開発を行ってまいりたいと考えております。 2点目のご質問、GAP認証、いわゆる適正な農業生産工程管理の現況でございますが、現在、潮来市において、GAP認証の取得者はおりません。また、GAP認証取得を希望している生産者もいらっしゃらない状況にあります。 GAP認証につきましては、認証取得することによって消費者等に対する信頼の確保が期待されますが、農産物が高く売れるものとは限らないことから、認証取得するに当たり、販路の確保なども必要となってまいります。まずは、認定農業者など、農業経営の発展に意欲の高い生産者の方々を中心にGAP認証に関する情報発信を行い、さらにはGAP認証に興味を持っていただき、また、県などの協力を得ながら生産者の皆様のGAP認証取得を支援してまいりたいと考えております。 3点目として、新規就農者の取り組みについて、答弁をさせていただきます。 新規就農者の支援につきましては、潮来市、行方市、JAなめがたしおさい、行方地域農業改良普及センターと協力しながら、行方地域就農支援協議会を組織しております。 内容といたしましては、農業に関心があり、農業を始めたい意欲の高い新規就農希望者が、就農支援アドバイザーとの優れた農業経営技術並びに農家生活を実際に体験することで、就農に対する認識を深めていただくための取り組みとなっております。 潮来市における、過去5年間の新規就農者の現況についてはですが、平成26年に1名の方、27年に1名の方、計2名の方が新規就農しております。 4点目、新規就農者を募る取り組みについて、答弁をさせていただきます。 茨城県農業振興公社による農場見学や就農相談会、いばらき農業アカデミー主催の農業体験講座などの情報を発信し、新たな就農者に結びつけてまいりたいと考えております。 また、令和元年8月には2名の新規就農者が青年等就農計画認定申請書の提出をしていただきまして、潮来市の担い手育成総合支援協議会の審査を受け、認定される見込みとなってございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 平田議員。 ◆7番(平田健三君) 1点目、2点目については、再質問はございません。さらなる新開発、また、GAPの認証の目標等も2023年には3経営体という目標もありますので、よろしくお願いいたします。 3点目、4点目で2つあわせた再質問いたします。 この新規就農者ですけれども、今の農家の子弟の方が引き継ぐ、そういう新規自営で就農者と、また、新たに新規で参入する、要は農家経験、子弟ではない、また、経験もない方が新しく農家をしたいということの新規就農者ということで捉えております。全国的にも新規参入者、ほとんど自営の子弟の方は6割強そのままお米であればお米を継ぐということもございますが、新しく始められる新規の参入については、8割方が園芸作物というふうに聞いております。そういう状況もございますので、いろんな課題がなかなか26年から1名、2名ということでございますので、なかなかその参入者が取り組めない課題等がいっぱいあろうかと思います。ちょっと多分資金の状態とか、または経営に対して技術の問題等もあろうかと思いますけれども、その辺、最後にそういう取り組みについて、答弁願いたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長。 ◎環境経済部長(石津利衛君) 私、4点目のご質問の際に新規就農する場合に青年等就農計画認定申請書を提出いただくというような表現もさせていただきました。その内容につきましては、提出いただきますと県から150万円を年間ですが、5カ年間合わせまして750万円の給付金ということで、表現では現次世代人材投資資金というような表現もございますが、県としても就農に際しまして手厚い、当然初期投資等もございますので、応援をしている現状等もございます。 また、どうしてもやはり農業を始めるに当たっては、機械、そして機械を収納する施設、当然、投資等々も必要となってまいるわけなんで、私どもとしても、やはりこの就農される方、そのものもやはりお父さん、お母さん、当然農家の方が継いだ形で就農されるという現実はございます。 しかしながら、よくマスコミ等々で新たな地に住み着いて、就農をというような希望を持っていらっしゃる方もよくテレビ等でも見させていただいております。そういう場面の中で、仮に私ども潮来市にそういう希望者が訪れるならば、当然のごとくいろいろな形でフォローしていくような体制もとれると思いますので、その辺努力してまいりたいと存じます。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 平田議員。 ◆7番(平田健三君) それでは、大きな2番目に移ります。合併浄化槽についてでございます。 本年6月、合併処理浄化槽への転換を促すため改正浄化槽法が成立いたしました。単独槽は家庭から出る生活排水の汚れ2割しか除去できず、河川への悪臭や水槽汚染の原因になってございます。合併処理浄化槽の転換は、費用が高額なこともあり、思うように進んでいないのが現状かと思います。 そこで、5点お伺いいたします。 本市の単独槽の設置数と管理状況をお伺いします。 2点目、合併処理浄化槽の費用と本市の補助をお伺いします。 3点目、今回の法改正のポイントと施行日をお伺いします。 4点目、単独槽から合併槽への転換に伴う工事費の助成拡充をお伺いします。 5点目、本市の転換を促す今後の取り組みをお伺いします。 なお、2点目の合併処理の費用とか、本市の補助については、午前中の答弁がございましたので、補足があればよろしくお願いします。 以上、5点よろしくお願いします。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長、お願いします。 ◎建設部長(土子正彦君) それでは、合併浄化槽についてのご質問でございます。 1点目でございます。本市の単独設置数と管理状況について、お答えいたします。単独槽の設置数については、正確な数は把握できておりません。市で把握できているのは、公共下水道、農業集落排水、合併浄化槽の処理人口となってございます。市全体から差し引いた人口が単独槽、くみ取り槽を使用している人口ということになります。約6,400人いらっしゃいます。1世帯2.5人とすると約2,560世帯となります。 管理状況につきましては、個人管理となっております。定期的に法定検査を行うようになります。 2点目でございます。合併浄化槽の補助支援制度とその状況でございます。こちら午前中の答弁のとおりでございます。実際に年間30年度で32件と、そのうち補助の対象というのが10件あったというところでございます。大体例年同じぐらいの数値でございます。2点目は以上です。 3点目のご質問の浄化槽の改正のポイントです。施行日について、お答えいたします。浄化槽法の改正のポイントにつきましては、合併浄化槽の転換命令規定や台帳の整備義務などになります。これによりまして、単独浄化槽から合併浄化槽へ転換と、浄化槽の管理の向上が進むものと考えております。 施行日につきましては、公布の日から起算して1年を超えない範囲内において、政令で定める日からとなってございまして、県に確認しましたところ、現時点では、令和2年4月1日予定とのことでございました。 4点目になります。単独槽から合併槽への転換に伴う工事費の助成費の拡充についてお答えいたします。先ほどの補助金について、答弁させていただきましたが、単独槽から合併槽への転換については、新設に比べ補助金が増額されてございます。 5点目でございます。本市の転換を促す取り組みについてでございます。こちらも補助の制度のほう、市のホームページ、広報紙で補助金のお知らせを掲載してございます。上下水道課窓口でも配布、案内を行っているという状況でございます。 答弁は以上です。 ○議長(薄井征記君) 平田議員。 ◆7番(平田健三君) 全体的にあわせて再質問いたします。 この法改正については、さまざまな角度から、本当に河川の汚辱、環境問題でございます。これは国・県あげてということになります。そういう意味で、1つ目の再質問ですけれども、自治体によっては、本当にそういう単独槽、浄化槽、先ほどの2,500世帯くらいだろうという答弁でございましたけれども、自治体によってはしっかりとしたそういう浄化槽台帳システムをつくって、1件1件潰している自治体もございます。当然、今後、空き家になります。また家主、また所有者が高齢化になって、本当にどうなるかわからないということも出てきます。また、そういう意味では取り組みをちょっとしなければ、せっかくいい法律ができても、ちょっと後手に回るのかと思います。 もう一つ、合併槽については、いろんな意味で単独槽が転換をしなくても、何とか浄化できるようなそういう技術も開発されるということも伺っていますので、最後にちょっと今言った内容で、浄化システムとかそういう管理強化という意味で答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(薄井征記君) 土子建設部長。 ◎建設部長(土子正彦君) 浄化槽の台帳ということでございますが、今回の法改正に伴いまして、先ほど答弁いたしましたが、県のほうでは来年の2月1日だろうというような話が答弁いたしました。そういった中で、今現在、潮来市においても各市町村において、台帳整備のための資料をいろいろ取りそろえて調査を行っているというところでございまして、こちらのほうにつきましては、台帳の作成と保管の義務がうたわれておりますので、今後しっかりと協力をしていきたいというところでございます。 それと単独槽の性能が上がっていく技術開発というようなお話でございますが、確かに技術は進むというふうに思いますが、単独槽は基本的にトイレだけなんです。ですから、家庭から出る排水全てですから台所、お風呂そういったものから出るものも全部処理する、それが合併浄化槽ですので、そちらのほうに転換のほうをしていくということが大事なのかというふうに思っております。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 平田議員。 ◆7番(平田健三君) それでは、3番目の質問に入ります。あやめ園事業の取り組みについてでございます。 第68回水郷潮来あやめまつりは多くの来園者で、潮来の魅力をさらに発信できたと思います。しかし、今後の取り組みでにぎわい、またハナショウブの栽培管理や嫁入り舟、また櫓舟運行等管理と、多くの課題が1つ出てまいっております。 そこで、5点お伺いします。 ハナショウブの栽培、あやめ園の管理状況と今後の取り組みを伺います。 2点目、来園者の駐車場、仮設トイレや仮設ブース等の状況をお伺いします。 3点目、仮設トイレ、仮設テント、仮設ブース等の経費をお伺いします。 4点目、これは提案でございますが、常設型の多目的トイレの設備の拡充を提案いたします。 また、5点目に常設型のテント、テナントの設備の拡充もあわせて提案いたします。 なお、午前中の答弁で、1番、2番等はちょっと答弁が重なると思いますので、割愛しても結構ですから、3番目からでもよろしいので、よろしくお願いします。 ○議長(薄井征記君) 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長(石津利衛君) それでは、3点目のあやめまつり期間中のあやめ園での仮設のトイレ、テント、ブースの経費についての答弁をさせていただきたいと存じます。 仮設トイレの2基につきましては66万4,200円。大会本部前、大型のやはり仮設テントは59万7,240円。各ブースのテント11張りになりますが、46万9,692円となります。 4点目、多目的トイレの設備拡充のご提案ということで、あやめ園内には常設型トイレが2棟ございまして、そのうち1棟に障害者用トイレ1カ所を設置しております。あやめ園のトイレについては、不足が生じているんではないかとのご意見もあり、今回の補正予算でトイレの改修経費を計上させていただいております。議決をいただければ、今年度中に園内のトイレ2棟を改修し、便器の個数をふやす予定でございます。これまではトイレの個数の不足により、健常者が障害者用トイレを利用することもあり、必要とする方が使用できないという状況もあったかと思いますが、トイレの個数をふやすことでそのような状況は解消できるのではないかと考えております。 また、今回ご提案の多目的トイレの拡充につきましては、今回のトイレ改修とあわせて検討をさせていただきたいと存じます。 5点目の常設型テント、テナントの設備拡充というご質問でございます。水郷潮来あやめ園は、都市公園の一部でもございまして、どなたでも気軽に入れ、年間を通して住民に親しまれている公園の1つだと認識があります。 あやめまつり期間中のテナントにつきましては、平日を含めた30日間、毎日オープンしたことによりましてあやめ園内のにぎわいを創出することができました。しかしながら、期間中の営業状況は観光客入り込み数によって、また、天候などの理由により収益を左右することもあったという声もございました。 水郷潮来あやめ園への常設テントにつきましては、このような状況を踏まえた中で、今後は関係各課、そしてまた、都市公園法に基づきまして、効果検証を進めてまいりたいと考えております。 以上であります。 ○議長(薄井征記君) 平田議員。 ◆7番(平田健三君) 1番、2番、3番については再質問はございません。 4番、5番含めて再質問いたします。 現在、日本の多くの自治体の取り組みの中で、快適なトイレのある場所は人が集まる、このように取り組みを自治体は強化しています。現に道の駅、観光施設に本当にホテル並みのトイレをしたところ、今まで以上に人が集まり、また、市民の憩いの場になっている、こういう事例が数多くあります。そういう意味では、本当に長年、潮来あやめが68回を数えて、いろんな方が全国からお見えになります。1分でも多くやはり滞在していくためには、やはりそこが1つの焦点になるかなという意味で、各全国自治体でもある意味ではトイレを整備することが、1つの観光振興の覇者の1つになっている。このように関門でもない取り組みをされているところがいっぱいあります。 そういう意味では、年々、障害者や高齢者がふえると思います。そういう意味では、ここの整備をしっかりした上でなれば、本来このあやめまつりも本当に1分でも長く滞在できる観光イベントになろうかと思いますので、その辺の答弁を最後、だれかまとめてお願いします。 ○議長(薄井征記君) 市長、お願いします。 ◎市長(原浩道君) ご質問にお答え申し上げます。 平田議員のおっしゃるとおり、まさしくそのとおりでございまして、駅前に本来であればしっかりとしたトイレを整備できるのが一番いいのかと長年考えておりましたけれども、なかなか土地の確保が譲っていただけない等もありますし、鉄道の真下ではなかなか隠れた場所ではトイレの設置する目的からちょっとずれてしまうというようなことで、本年度、議会のほうに、まず、あやめ園の中のトイレをしっかりさせようということで、上程させていただきました。これでもまだまだ足りないんだろうと思います。津軽河岸にもトイレが新しいのもできておりますけれども、まだあと1つ2つはしっかりとしたものを、また、集客できるお客様をバスが来ても、多少は並ぶにしてもすんなりとトイレを利用できる、中型から大型ぐらいのトイレがまだまだ必要なのかと考えております。 今後のトイレをどこに設置していこうかということは、JRのほうとの関係もございますので、よく内部で検討して、できるだけ早く駅前のトイレ整備ができるように進めてまいりたいと思いますので、今後とも議員のご支援とご協力をお願いを申し上げます。 私からは以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 平田議員。 ◆7番(平田健三君) それでは、4番目の質問に入ります。 4番目、津軽河岸跡地周辺整備活用事業についてでございます。 去る8月8日、青森県弘前市市議会の会派の視察がございました。水郷旧磯山邸、また、津軽河岸あと広場等、観光拠点案内をいたしました。水郷旧磯山邸、津軽河岸あと広場石蔵の有効活用等、通年型観光エリアとしても今後さらに取り組みが求められております。 そこで、3点お伺いいたします。 1点目、これはちょっと津軽河岸あと広場の石蔵、磯山邸は別に結構ですので、これまでの活用状況をお伺いします。 2点目、青森県弘前市議会会派の視察の感想等お伺いします。 3点目、今後の青森県弘前市との交流をどう考えているのか、お伺いいたします。 3点、よろしくお願いします。 ○議長(薄井征記君) 少々、時間が延長しますので、よろしくお願いします。延長して行います。 石津環境経済部長、お願いします。 ◎環境経済部長(石津利衛君) それでは、津軽河岸あと広場の関係、石の蔵の関係でよろしいですか。 午前中の答弁にもございましたが、現在、業者を、お店を募っている状況にございますが、今現在では、今までの経過について、述べさせていただきます。 5月25日には、竣工記念式典が行われ、また、あやめまつり期間中においては石蔵をバックにした、潮来花嫁さんの記念撮影の場所としての活用のほか、米粉麺フォーの販売やいちごジェラートなどの物販を行っております。 さらに集客のイベントといたしましては、竣工記念式典の日には迫力ある津軽三味線の演奏が会場に響き渡り、そしてまた、青森県フェアを実施いたしまして、青森県産の飲食販売を行っていただきました。 また、8月の祇園祭礼時には、広場を憩いのスペースとしてPRさせていただき、冷たい飲み物等の物販を行っております。石の蔵内につきましては、テナントの募集のほか、水郷潮来や青森県にちなんだ展示等を行っておりました。 以上です。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長、お願いします。
    ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、私のほうから2点目でございます。青森県弘前市議会会派の感想等を伺うというご質問でございます。 青森県弘前市議会会派の方々が8月8日に、津軽河岸あと広場整備事業等の視察のため本市を訪れてくださいました。 原市長との会談のあと、本市のまなびールーム、教育委員会の事業でございますが、まなびールームの様子の説明をさせていただいて、その後、水郷旧家磯山邸と津軽河岸あと広場の石の蔵等を視察されまして、磯山邸と石の蔵のリノベーションについて、昔の趣を残しながら風情ある仕上げになっていると感心しておられたところでございます。 その後、櫓舟に乗ってあやめ園へ移動し、あやめ園や長勝寺を散策しながら、市内を視察していただいたところでございます。その間、本市と津軽との歴史的つながりを説明させていただきました。 弘前市議会会派の方々は有意義な視察ができ、また、多くの職員の出迎えや対応に対し、大変喜んでくださいました。今後の弘前市との交流に向けて、とてもよい印象を持っていただけたものと感じているところでございます。 3点目でございます。今後の青森県弘前市との交流をどう考えているのか伺うというご質問でございます。 弘前市との交流は、引き続き行っていきたいと考えているところです。本年11月16、17日に潮来市商工会が弘前市へ視察に、さらに11月17日には東京青森県人会が本市を訪問していただける予定と伺っているところでございます。このような市商工会や観光協会など民間交流などが図られることも大切であると考えているところでございます。 ○議長(薄井征記君) 平田議員。 ◆7番(平田健三君) 全体的に再質問します。 今回、弘前会派については、この交付金を使い、本当に潮来市の津軽河岸跡ということで、一つ大きな観光事業として、私自身も議員という立場で、何としてもこの津軽藩の弘前市の交流をと思って、声をかけたところ、28名の弘前市定数の議員がいますけれども、6名が会派を組んでまして、たまたまその会派の中に議長と副議長、また前議長もその6名の中にいまして、今回私もちょっとそういうことで感想も聞きましたら、これほどまでに津軽藩を専用しているところは日本中ないということでした。津軽藩の石碑とかはこうあるみたいですけれども、こういう広場を設けて大々的に自治体でやっているところはないと。そういう意味でこの会派の方も、今後一層交流を深めたいという感想で、地元に帰ってもしっかりと執行部に対して、交流の成果を求めるということでございましたので、できればこういう関係を持ちましたので、友好都市みたいなのを提供できるようなと、自分では考えております。それについて、最後どなたか答弁お願いします。 ○議長(薄井征記君) 額賀市長公室長。 ◎市長公室長(額賀浩君) それでは、再質問をいただいたところでございます。 弘前市の会派の視察の際には、平田議員には大変お世話になりました。また、櫓舟についても飯島議員に大船頭をやっていただきました。前川めぐりが有意義に過ごせたものでございます。 先ほど答弁と重複するところがございますが、民間交流が大いに図られるというところがとても大切だというふうに考えておるところでございます。友好都市を目指してというようなお話もございましたが、このような民間交流、そして、私ども行政も交流を積極的に進めながら、そういう交流をさらに深めながら、友好交流の方向に進んでいければいいというような考えがございます。 以上でございます。 ○議長(薄井征記君) 平田議員。 ◆7番(平田健三君) それでは、以上で7番、平田健三の質問を終了いたします。 ○議長(薄井征記君) 以上で、7番、平田議員の質問が終わりました。 本日、一般通告質問は以上といたします。 なお、残る2名の議員の一般質問は、あす9月13日に延会といたします。----------------------------------- △延会の宣告 ○議長(薄井征記君) お諮りいたします。本会の議会はこれで延会したいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(薄井征記君) 異議なしと認めます。 本日はこれにて延会することと、決定いたしました。 次会はあす9月13日金曜日午前10時から本会議を開き、一般通告質問を行います。 終了後引き続き、議案等に対する質疑及び委員会付託を行います。 本日はこれにて延会いたします。 大変ご苦労さまでした。                          (午後5時09分)...