潮来市議会 2019-06-12
06月12日-03号
令和 1年 6月 定例会(第2回)
令和元年第2回
潮来市議会定例会議事日程(第3号)
令和元年6月12日(水) 午前10時
開議日程第1
市政一般に関する
通告質問-----------------------------------出席議員(16名) 議長16番
薄井征記君 副議長12番 笠間丈夫君 1番
阿部慶介君 2番 兼平直紀君 3番 小峰 進君 4番 大野政則君 5番 飯田幸弘君 6番 兼平好一君 7番 平田健三君 8番 箕輪 昇君 9番 飯島康弘君 10番 田崎 清君 11番
沼里真一郎君 13番
今泉利拓君 14番 小沼英明君 15番
粟飯原治雄君
欠席議員(なし
)-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長 原 浩道君 副市長 庄司敦子君 教育長 横田直樹君 参与 吉川博美君
総務部長 柿崎純一君
市長公室長 額賀 浩君
市長福祉部長兼
福祉事務所長 建設部長 土子正彦君 小沼雅義君
環境経済部長 石津利衛君
教育部長 加藤益生君
秘書政策課長兼
行財政改革推進室長 総務課長 実川智史君 茂木 衛君
財政課長 吉田信好君
社会福祉課長 今泉典子君
高齢福祉課長 沼田武男君
かすみ保健福祉センター長 石田栄美子君
産業観光課長 榊原 徹君
農業委員会事務局長 若槇和昭君
都市建設課長 岡野正弘君
学校教育課長 前島正浩君 生涯
学習課長 塙 誠一君
会計管理者 磯山義之君
-----------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長 石井俊哉君
局長補佐 小谷野美樹夫君 書記 酒井信明君 書記 山口 瞳君
-----------------------------------
△開議の宣告
○議長(
薄井征記君) 皆さん、
大変ご苦労さまです。 これから本日の会議を開きます。 次に、本日説明のため出席した執行部の職員は、原市長以下ただいま着席のとおりでございます。 なお、説明のために執行部の職員が入れかわります。 (午前10時00分)
-----------------------------------
△
市政一般に関する
通告質問
○議長(
薄井征記君) これより議事日程、日程第1、
市政一般に関する
通告質問を行います。
通告質問については、
質問ごとに初めの質問は大項目で一括で質問し、一括で答弁願います。再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問については
議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに、質問は簡明に行い、議題の範囲を超えてはならないこと、質問は同一議題について3回までとする、ただし答弁の内容によってはこれを超えて認める場合もある。 市民の立場に立った的確な質問と簡単明瞭で的を射た答弁をお願いいたしたいと思います。 傍聴されている皆様方に申し上げます。
潮来市議会傍聴規則を遵守の上、私語または談笑をしないようにお願い申し上げます。
-----------------------------------
△
阿部慶介君
○議長(
薄井征記君) それでは、1番、
阿部慶介議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。
阿部議員。 (1番
阿部慶介君 登壇)
◆1番(
阿部慶介君) 1番、
阿部慶介。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきたいと思います。 自分としては
令和元年初の
一般通告質問ということですので、気持ちを高めようと思いまして赤い服を着てきました。本日は明朗会計、市民の立場に立った的を射た質問をしたいと思いますので、皆様、執行部の皆様、よろしくお願いいたします。 1、いざというときのためのAEDについて。 3月の平成最後の
一般通告者としてAEDについて何点か質問させていただきました。本当にいざというときにAEDが役に立って命を救うことができるように、前回の
一般通告質問から進捗をお聞きしたいと思います。 ①多くの市民が参加する
イベントにおいて迅速に
救命処置ができる環境を整えるため、AEDを無料で
貸し出してはいかがですかという質問をさせていただいたところ、今後市民の方々への
貸し出しについては研究をさせていただきたいとご答弁いただきました。その後の
進捗状況はいかがですか。
②学校の児童・生徒や先生だけでなく、夜や休日の昼間の緊急事態に対応できるように体育館にAEDの設置はいかがですかと質問させていただいたところ、検討させていただきますとの答弁をいただきました。その後の
進捗状況はいかがですか。 ③せっかくAEDの
貸し出しが行えるようになったとしても、それを使える人がいなければいけないと思います。前回の質問で新しく今度、年度の切りかえですので、新しくなる区長さんとかにAEDを使用した
緊急講習とかをやってはどうですかと質問させていただいたところ、提案するとのご答弁をいただきました。その後の
進捗状況はいかがですか。 ④前回、意識向上のために点検日を統一してはと質問させていただいたところ、点検等を一斉に実施することで機器類が適切に管理されることもございますし、また、防災の意識啓発にもなる、あるいはその
置き場所等を施設の全員で確認することによって緊急の際に誰でも速やかに対応できることと、そういうような利点も考えられますので、そちらにつきましては前向きに考えてまいりたいと思いますとのご答弁をいただきました。その後の
進捗状況はいかがですか。 以上4点、よろしくお願いいたします。
○議長(
薄井征記君) 質問は終わりました。
柿崎総務部長、お願いします。
◎
総務部長(
柿崎純一君) それでは、ご質問にご答弁をさせていただきたいと思います。 まず1点目のAEDの
貸し出しについてでございます。 近年緊急時の対応としまして、AEDの認知度、必要性はかなり高いものとなっております。3月にご質問をいただいたということで、すぐにたくさんのAEDを
貸し出し用として設置することは難しいところでございますが、
スポーツイベントの多い生涯学習課では本年の4月に国体用にAEDを1台用意しております。こちらの1台を国体に関する
イベントがないときに
貸し出しができるよう、現在要綱等の調製を進めさせていただいております。できるだけ早期に運用ができるよう努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 2点目の体育館への
AED設置というご質問にお答えをさせていただきたいと思います。 現在
学校開放事業として
体育館等は多くの市民が利用されており、本市の
スポーツ等の振興に大きくつながっております。安心して
スポーツに打ち込める環境の整備は必要なことだと認識しております。1点目に回答しましたように、そちらの場合の
貸し出しについては現在調整を進めているところでございます。また、体育館にAEDが設置されている学校もございます。こちらにつきましては、潮来第二中学校、それから
日の出中学校、
延方小学校の3校、こちらについては既に設置が行われております。現在設置は学校の校舎内には全ての学校が設置しております。そちらのものを体育館に設置することにつきましては、
学校管理者の皆様にもご意見を伺っております。そのご意見を伺った中では、校舎内での事故があったときに迅速に対応できる点からなかなか体育館に置いておくことは今の時点では課題があるのではないかというご意見が多かったというところでございます。これらの点も考慮しながら、引き続き研究を続けてまいりたいというふうに考えております。 3点目でございます。 区長さんたちへのAEDの
普通救命講習という点でございますが、区長会の皆様につきましては5月29日開催の役員会で
AED講習を諮ったところでございます。その他の団体、区長会以外の団体の状況としましては、潮来市体育協会が毎年、また、
潮来市民生委員児童委員協議会では2年から3年に1度、
普通救命講習が開講されていると伺っております。この
普通救命講習は
潮来消防署員からAEDの
使用方法のほか、人工呼吸や応急処置などを学ぶ3時間の講習でございます。以前は個別に消防団も受講しておりましたが、現在は
夏季訓練の際にAEDの取り扱いについて訓練を続けているところでございます。また、ことし行われる
夏季訓練では
女性消防団員も入団されておりますので、
普通救命講習を受講していただくことを消防署様と協議しているところでございます。市民の皆様の多くがAEDの
使用方法、こちらを知っていることは
市民生活の安心・安全につながるものでございますので、その他の団体の皆様へも積極的に講習の周知を図ってまいりたいと思っております。 4点目でございます。AEDの一斉点検のご提案についてご答弁をさせていただきます。 一斉点検の日時につきましては、現在調整中でございますが、防災の日、これが9月1日になっております。その直前の金曜日設定にしてはどうかということで現在調整を進めているところでございます。9月1日の固定日時というご意見もあったのですけれども、その日が休日になってしまう場合もございまして、施設の開いている日に行うことが適切ではないかということで、そちらで調整を進めさせていただいているところでございます。 なお、その指定日以外でも防災の日である9月1日や
東日本大震災、こちらが発生した3月11日などに合わせて電池や操作、そして附属品について施設の職員が合同で確認することは、操作する上でも効果的でございますので、
施設管理者の皆様には推奨してまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) それでは、①のほうで再質させていただきます。 生涯学習課さんのほうで国体用に買った1台があるということで、それを使用していないときに運用できればというお話だったんですけれども、今要綱をつくられているということで、例えば要綱ができて、今後
貸し出しの運用をしていくときに、やはりその
貸し出しのことを多くの市民の皆様に知っていただく必要があると思うんですよ。その辺の伝え方というのはどのように考えていますか。
○議長(
薄井征記君)
柿崎総務部長。
◎
総務部長(
柿崎純一君) そちらの今要綱を調製中だと申し上げましたが、そちらが整いましたならば、ホームページやあるいは広報等を通じて皆様にお伝えできればというふうに考えているところでございます。また、先ほど私、体育館に何校か置いてあるとご答弁させていただきましたが、1つ漏れまして、大
生原小学校の体育館にも設置されているということでございますので、訂正をさせていただきます。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) そうですね、要綱がまとまって準備ができたのであれば、なるべく多くの方に使っていただけるようなPRをお願いいたします。 それでは、②のほうの再質にさせていただきたいと思います。 学校にアンケートというか聞き取りをされたんですよね、体育館のそのAEDについては。それで、聞き取りを行ったところ校舎で事故とかがあったときは、校舎にあったほうが迅速に対応できるということで、体育館は難しいということだったと思うんですけれども、例えばこの近隣地区、鹿行地域などで周辺の地域などのAEDの
設置場所というのは、学校のAEDの
設置場所というのはどのような状況になっていますか。
○議長(
薄井征記君)
柿崎総務部長。
◎
総務部長(
柿崎純一君) それでは、近隣の自治体の状況ということで、私どものほうで近隣の自治体の皆様へも問い合わせをさせていただいたところでございます。近隣市の状況でございますが、まずお隣の行方市、こちらにつきましては学校の校舎には全てを設置、それから体育館には小学校4校中3校が設置。それから、中学校が3校中2校が設置されているということで伺っております。それから、鉾田市さんでございますが、こちらは校舎全て設置、それから体育館には設置していないということでございます。それから、鹿島市さんです。鹿島市さんは校舎には設置がない、ただ、体育館には全て設置がされているということでございました。それから、神栖市さんでございます。こちらは校舎に全て設置、それで体育館には設置していないということでお答えをいただいているところでございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) 今のお話を聞くと、行方市さんが一番体育館に設置、校舎にも両方一番設置されているということだと思うんですけれども、多分、合併等のいろいろそういうのもあって、一番あるのかなとは思います。鹿島市さんは校舎には逆になくて、体育館には全部設置されているということで、各自治体というか地域でいろいろ考え方があると思うんですけれども、やはりAED、できれば
正直体育館と校舎にあったらいいなとは思っているんですが、先ほど潮来でも体育館にAEDが設置されているという学校で潮来二中さん、日の出中さん、
延方小さん、
あと大生原小さんも寄贈されたAEDがあるということなんですけれども、その寄贈されたAEDの今後の
メンテナンスというのはどのように考えていますか。
○議長(
薄井征記君)
柿崎総務部長。
◎
総務部長(
柿崎純一君) 議員がおっしゃるとおり、寄贈されたものもございます。ただ、こちらでも寄贈された方の意向というか思いもございますので、市のほうで大切に
メンテナンスをさせていただければというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) 寄贈していただいた方には大変ありがたい、感謝しかないですけれども、今後市のほうでもぜひ、体育館のほうに設置のほう、ご検討いただければと思います。 それでは、③のほうの再質に入りたいと思います。 区長会さんのほうにAEDの講習のことは伝えたということで、今後区長さんたちが講習とかを受けてくれるかどうかはその地区次第ということだと思うんですけれども、市民の皆さんの誰もがAEDを使えるようになることが一番望ましいと思います。例えば、講習会を開くのに最低何人いればその講習会というのは開催できるんでしょうか。
○議長(
薄井征記君)
実川総務課長。
◎
総務課長(
実川智史君) 講習会の人数でございます。
潮来消防署のほうで講習会のほうを調整していただいております。1講習につきましては、
潮来消防署の場所で行ってほしいという旨があります。その会場の制限から15名から30名でという形にお願いしているところでございます。 以上です。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) 15名から30名ということで、頑張ればすぐ集まる人数かなとは思います。なるべく多くの方に受けていただきたいと思います。 再々なんですけれども、各地区にAEDの講習の案内を回覧するということですが、なるべく多くの地区にAEDの講習を受けていただきたいと思います。それには、ただ回覧を回すだけではなくて、AEDの講習の大切さも伝えないといけないと思いますが、その辺はいかがですか。
○議長(
薄井征記君)
実川総務課長。
◎
総務課長(
実川智史君) 区長を通して市民のほうの参加を促す手法でございます。1回区長会、役員会を通しまして、AED合わせて
普通救命救急の講習のほうの推奨をうちのほうはしてまいります旨、お話をさせていただきました。今後そういうAEDが使える環境、大切なものという形のものをわかりやすい内容にしまして、区長さんに周知するとともに市民の方が参加できる
環境づくりをお願いしまして、参加、
普通救命救急の講習が進みますよう事業調整をしてまいります。 以上です。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) ふだんAEDって使うことが全くないので、
潮来市内でもほとんど使ったことがないと思いますので、AEDの大切さというのはなかなか認識というか、皆さんに伝わらないので、ぜひ、PRのときにこの大切さというのも伝えていただければと思います。 それでは④のほうの再質に入らせていただきます。 一斉訓練は今のところ9月1日の防災の日で、その日は休日かもしれないということで、多分前の週の何曜日か、金曜日とか週末とかぐらいをご検討されているのかなとは思います。例えば、その一斉訓練を行うときに市内の
公共施設全部で一斉に行うのでしょうか。お願いします。
○議長(
薄井征記君)
柿崎総務部長。
◎
総務部長(
柿崎純一君) 現在AEDのほうは市内34の
公共施設に設置されておりますが、その施設全体で行うことを考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) 34の
公共施設全部ということですが、この全部でやるときその施設の職員の方全員で点検をやられるのでしょうか。
○議長(
薄井征記君)
柿崎総務部長。
◎
総務部長(
柿崎純一君) 点検に際しましては、器具の目視の点検だけではなく、施設にいる職員の者が全てあり場所とその
設置場所等についても理解が必要だというふうに認識しております。できる限り施設に勤める職員全員で受けていただく方向で現在調整を考えております。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) なるべく全員ということで、ぜひ、お願いいたします。先日も防災の話がありましたが、まさかとか本当に考えられない状況があったりするので、なるべく多くの方がその
設置場所やその使い方などを認識していただければと思います。 それでは、2のほうの質問に入りたいと思います。
スポーツのすばらしさを伝えるJFA夢の教室と
オリンピック委員会や
パラリンピックサポートセンターが
オリンピアンを派遣する
オリンピック教室、あすチャレ!
Schoolについて。 昨年12月の定例会で夢の教室や
オリンピック教室、あすチャレ!
Schoolについて質問させていただきました。夢の教室はさまざまな競技の現役OB、OGの
スポーツ選手などを夢先生として学校に派遣し、夢を持つことや、その夢に向かって努力することの大切さ、仲間と協力することの大切さなどを夢の先生の体験談を通じて
子供たちに伝えたり、
オリンピック教室、あすチャレ!などは
オリンピック出場経験アスリートとなります
オリンピアンが教師役となりまして、
オリンピアン自身のさまざまな経験を通して
オリンピックの価値等を伝え、多くの人々が共有し、日常生活にも生かすことのできるものであることを学習する授業です。そこで質問させていただきます。 ①夢の教室や
オリンピック教室、あすチャレ!の現在の
進捗状況と開催日の予定はいつですか。
②対象学校はどこになりますか。
③オリンピック終了後も続けてこのような授業を続けていきますか。 以上3点、よろしくお願いします。
○議長(
薄井征記君)
加藤教育部長、お願いします。
◎
教育部長(
加藤益生君) それでは、初めに私のほうから夢の教室について答弁をさせていただきます。 この夢の教室につきましては、議員おっしゃられましたように昨年の12
月定例会においてご質問をいただきました。その後、検討のほうもさせていただいております。その結果としましては、今年度市としましては夢の教室と同様な心の教育につながる授業として
秘書政策課のほうで進めております
オリンピック教室やあすチャレ!
Schoolに取り組む予定でございます。夢の教室の開催につきましては経費的な課題もあるものですから、授業の実施につきましては見送りをさせていただいているところです。 以上です。
○議長(
薄井征記君)
額賀市長公室長、お願いします。
◎
市長公室長(額賀浩君) それでは、私のほうから同じく1点目、①の
オリンピック教室あすチャレ!の現在の
進捗状況と開催日の予定ということにお答えをさせていただきます。 まず、
JOCオリンピック教室についてお答えをさせていただきます。 昨年度に
JOCオリンピック教室の申請を行ったところ、潮来市では潮来第一中学校と
牛堀中学校の2校が実施できることとなりました。実施日は、潮来第一中学校は11月22日、
牛堀中学校は12月3日に予定実施となっているところでございます。 続きまして、あすチャレ!
Schoolについて答弁いたします。 あすチャレ!
Schoolも
JOCオリンピック教室と同様に昨年度に申請を行い、ことしの12月に
市内小学校5校が実施できることとなりました。しかし、市内の小学校は6校あるため、小学校1校が実施できない状況となっているところでございます。今後の進め方としましては、7月ごろにもう一度申請を行い、12月に6校できるように調整を図っていきたいと考えているところでございます。 続きまして、2点目の対象の学校はどこになりますかという点でお答えをさせていただきます。 実施校は
JOCオリンピック教室、潮来第一中学校と
牛堀中学校でございます。あすチャレ!
Schoolは小学校5校の実施が決まっておりますが、先ほども答弁いたしましたが、どの学校で実施するかはまだ決まっていないところでございます。 3点目の
オリンピック終了後もこのような授業を続けていきますかというご質問にお答えをさせていただきます。 今年度実施する
JOCオリンピック教室やあすチャレ!
Schoolについては、2020年に
東京オリンピックが地元で開催されることもございまして、機運醸成を図るために申請をさせていただいたところでございます。このような事業は
子供たちに夢や希望を与えることができるすばらしい事業であると考えておりますので、
東京オリンピック終了後も引き続き実施できるよう、検討してまいりたいと考えているところでございます。しかし、このような事業はとても人気がございまして、全国から多くの申請があることから、毎年確実に実施できるものではないということをご承知おきいただけたらというところでございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 答弁が終わりました。
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) それでは、①のほうの再質にさせていただきます。
オリンピック教室、あすチャレ!
Schoolは日程も決まって中学校のほうは一中さんと牛中さん、11月22日と12月3日、あすチャレ!
Schoolのほうは小学校5校で12月中という感じだけれども、6校あるので5校しかできないから、また7月に申請するということだと思うんですけれども、その
オリンピック教室やあすチャレ!は
全校生徒で聞くものですか、それとも
学年単位で聞くのですか。
○議長(
薄井征記君)
茂木秘書政策課長。
◎
秘書政策課長兼
行財政改革推進室長(茂木衛君) それでは、再質問に答弁させていただきます。
学年単位なのか学校全体なのかということでございますけれども、まず、
JOCオリンピック教室、こちらにつきましては基本的には中学校2年生が対象ということに決まってございます。ということで、中学校2年生ということになります。それと学年ということです。あすチャレ!
Schoolに関しましては、基本的には1学年から
全校生徒、それは学校側で判断するということになってございまして、今5校小学校、実施できることになってございますが、まだ学校、どこがやるか決まってございませんので、今後この後、詳細が決まれば1学年でやるか全体でやるか決まってくるというところでございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) あすチャレ!
Schoolのほうは1年から6年生でやられるということで、学校次第だということなんですけれども、
オリンピック教室やあすチャレ!
Schoolのその授業の時間というのは、大体どれぐらいなんですか。
○議長(
薄井征記君)
茂木秘書政策課長。
◎
秘書政策課長兼
行財政改革推進室長(茂木衛君) それでは、再質問に答弁させていただきます。
JOCオリンピック教室、こちらにつきましては100分授業となります。クラス単位を基本としまして、2こま1セットの授業ということで、1時限目が運動の時間ということで50分、2時限目が座学の時間で50分という構成になってございます。 あすチャレ!
Schoolにつきましては90分授業となります。パラ
スポーツデモンストレーションが30分、パラ
スポーツ体験が30分、講話が30分ということでなってございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) 今お話を聞くと盛りだくさんで、例えば小学校1年生でも飽きずにずっとできるのではないかと思うすばらしい授業だと思います。 それでは、②のほうの再質に入りたいと思います。
オリンピック教室やあすチャレ!の授業などは、今の話を聞いてもすばらしいと思うので、それは保護者というのは見に行けたりできるのでしょうか。
○議長(
薄井征記君)
額賀市長公室長。
◎
市長公室長(額賀浩君)
JOCオリンピック教室もあすチャレ!
Schoolともに会場等の関係はあるものの、学校側で調整対応ができれば見学での参加は原則可能という中で伺っておりますので、盛り上がりの中で皆さんがすばらしいお話を、体験をできるような機会としていきたいなというふうに考えています。 以上です。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) 保護者の方も参加可能ということで、やはり2020年の
オリンピックに向けて、ぜひ、そういう話も聞いて、
オリンピックを潮来市でも盛り上げていければなとは思います。 それでは、3のほうの質問に入りたいと思います。 いつまでに完了する、日の出地区の電線地中化について。 日の出地区の液状化対策工事が完了して三、四年がたとうとしています。しかし、日の出地区の電線地中化予定箇所にまだ斜めになって撤去されていない電柱が見受けられます。そこで質問させていただきます。 ①電線地中化の現在の
進捗状況、予定の何パーセント完了ですか。 ②電線地中化の進捗に支障となっているものは何ですか。 ③電線地中化の完了予定はいつですか。 以上3点、よろしくお願いします。
○議長(
薄井征記君) 土子
建設部長、お願いします。
◎
建設部長(土子正彦君) それでは、まず1点目の現在の
進捗状況についてお答えいたします。 電線管理者、こちらは東京電力とNTTさんのほうになりますが、確認しましたところ5月末時点で全工程のうち約70%との回答をいただきました。 続きまして2点目の進捗に支障となるものは何かとのご質問にお答えいたします。 沿線の一部の方々のご協力が得られないとの報告を受けてございます。 3点目になりますが、完了予定はいつかについてお答えいたします。 現状で全ての電柱を撤去することはできない状況ではありますが、令和2年3月末、来年3月末までには撤去できる電柱は全て撤去が完了する予定と伺ってございます。 以上となります。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) ①のほうの再質をさせていただきます。 管理者の東電さんとNTTさんからの回答で70%完了ということですけれども、70%と聞くとかなり進んでいるような気がしますが、僕は日の出に住んでいますが、正直何かちょっとギャップがあるような、そんなに進んでいるのという感じがあるんですけれども、その70%というのはどういう意味の
進捗状況で70%というのが出ているのでしょうか。
○議長(
薄井征記君) 岡野
都市建設課長。
◎
都市建設課長(岡野正弘君) それでは、再質問にご答弁させていただきます。 どのような状況で70%ということを東電及びNTTから伺っているかといいますと、全事業ベースで一応言っていますけれども、とりあえず現状で残っているのが例のあの1級13号線、4車線道路の道路沿いが全部残っている状況でございます。これを100%ベースと考えまして、一応東電、NTTのほうは70%進捗しているというふうな報告を受けておるところなのでございますが、この70%というのは地中埋設作業とかそういうのも全部含んでいますので、それを含めて70%の工程が完了していると。残り30%というのは架空電線とか抜柱できていない電柱が残っているという状況になってございますので、ちょうどその4車線道路をお通りになったときにはかなり電柱が残っている状況でございますので、状況的にそういうふうに見えてしまうのかなという状況でございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) すみません、意味がわかりました。埋設とかそういうのを含めて70%、残っている電柱が多分30%ということだということがわかりました。 それでは②のほうの再質に入りたいと思います。 一部の方の協力が得られないということで進んでいないということなんですけれども、わかればなんですけれども、反対されている方は大体何件くらいで、どこら辺の地区に多く住まわれていたりとか、そういうのはわかったりしますかね。
○議長(
薄井征記君) 岡野
都市建設課長。
◎
都市建設課長(岡野正弘君) 東電及びNTTに伺いましたところ、6件ほどその未施工状態になっているというふうに聞いてございます。そのうちの3件が協力を得られない、要は反対しているという方がおりまして、その中には多分、接触できない方も含まれているという話を伺っています。ですので、接触できないイコール切りかえの協議ができない状況になっているというのが長く続いているみたいなんですけれども、それを含めて反対者として全部含めて言ってしまったらおかしいんですけれども、3件が困難であるというふうに聞いてございます。 場所的には日の出1丁目、2丁目に集中してございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) 皆さんいろいろお考えがあるとは思いますけれども、電線地中化して景観もよくなってよいことのような気がしますが、もしかしたら東電さんとかの説明が足らないのかよくわからないんですけれども、何で反対されている理由とかまでは聞いてはいないですか、その辺は。
○議長(
薄井征記君) 岡野
都市建設課長。
◎
都市建設課長(岡野正弘君) 反対の理由についてなんですが、東電さんに伺ったところ、接触できた方には一応聞き取りしたみたいなんですが、内容的にはもともと地中化は反対だったの一辺倒だったそうでございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) わかりました。 それでは、③の再質に入りたいと思います。 2年の3月末には完了ですが、現在撤去できないところですけれども、撤去できないというのは1丁目、2丁目のあたりですか。
○議長(
薄井征記君) 岡野
都市建設課長。
◎
都市建設課長(岡野正弘君) 先ほどの再質のときにもちょっとご答弁させていただきましたけれども、1丁目、2丁目に未施工状態の件数が全部で6件あって、その中の3件が反対者だというお話をさっきさせていただきましたけれども、その3件のお宅が1丁目、2丁目に集中していると。その1丁目、2丁目に反対している3件の人が集中しており、その隣接地の方で、その反対者がいるためにちょっと施工が困難だよというのが先ほど全体で6件と言いましたけれども、残りの3件が含まれる、ですので、ちょっと施工困難な箇所が1丁目、2丁目周辺合わせまして6件あると。それで、1丁目、2丁目が一応一番電線地中化の作業に支障を来している箇所であるという話は伺っています。その順列といったらおかしいんですけれども、1丁目、2丁目がちょっと施工が困難なために、ご賛同いただいている7丁目、8丁目とかのお住まいの方がいらっしゃいますけれども、そちらのほうが全体の工事の架線の流れからいうと、賛成していただいている方のところが最後のほうの完成になってしまうかなということを一応東電とNTTのほうからは伺っているところでございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) 1丁目、2丁目さんのところができないから、賛成をもらっている7、8丁目さんのほうが工事の流れ的には賛成をもらっているけれども、最後になってしまうということだと思います。この辺の、もし、市民の皆さんからそういう問い合わせがあったときには、そういう事情を丁寧に説明していただいて、ご理解をいただけるようにしていただけるとありがたいと思います。できれば、市のほうからも何らかの形でなるべく早く進むようにご協力いただければと思います。 それでは、④のほうの質問に入りたいと思います。 メガファーム事業について。 将来懸念される農業者の担い手不足の解消や農地集積集約を茨城県が推進するメガファーム事業で解消が進むことも期待しています。現在潮来市もメガファーム事業を成功させるために邁進されていると思います。 ①メガファーム事業の現在の
進捗状況は。 よろしくお願いします。
○議長(
薄井征記君) 石津
環境経済部長、お願いします。
◎
環境経済部長(
石津利衛君) それでは、メガファーム事業の
進捗状況につきまして答弁をさせていただきます。 先般、5月23日に農業従事者、いわゆる担い手に対します説明会を実施いたしました。昨年7月24日の説明会以降、メガファームの推進エリア、その推進エリアの中でメガエリアを設定するために農地の実態調査を行い、その現状の把握をいたしました。さらに、ことしの2月には担い手アンケートを行い、おのおのの担い手が集積を希望する拠点や将来の営農意向等の調査をいたしました。今回の5月23日の説明会におきましては、農地利用実態調査に基づき、潮来市土地改良区内のメガファーム推進エリア約640ヘクタールについて調査の実態を説明させていただき、また、担い手の集積希望箇所について示させていただきました。これらのアンケート結果を踏まえて、競合するところが少ない場所がメガエリアとなる可能性の箇所であることを改めて示させていただきました。 今後につきましては、地権者説明会の実施、あわせまして担い手の方にもさらにご理解をしていただくための説明会を実施するなど、今後とも農業者の皆様には丁寧な説明をしてまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) 昨年の7月24日に実態を調査して、2月に担い手のアンケートを実施、先月の23日に説明会ということで、僕も説明会に参加させていただきました。そのとき、こういった資料で地権者のアンケートの調査結果と現況で推進エリアの面積が641ヘクタール、現況把握面積が531で、自作が何パーセント、休耕が何パーセントとかそういう資料をいただきました。その中の説明会の中で気になったことがあるんですけれども、メガファーム推進エリアの設定と担い手の方々の希望エリアの設定を同時に行っていくという回答がありました。5月20日はそういう説明を受けましたが、さらに今後は地権者の方々の希望も入ってくる。それを全部同時に設定していくのって難しいと思うんですけれども、いかがですか。
○議長(
薄井征記君) 石津
環境経済部長。
◎
環境経済部長(
石津利衛君) それでは、お答えさせていただきます。 メガエリアとなる可能性のある箇所につきましては、アンケート調査によりましてポイントを示させていただいた経過がございます。そうした中で、一部重複する箇所につきましては該当する担い手との話し合いが必要となります。その都度対応が必要であると考えまして、そうした中では同時進行で進めていくことが一番効率的な対応ではないかと考えまして、進めさせていただくこととしております。 以上です。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) やり方はいろいろあると思います。その中で一番担い手、地権者の方が一番いいと思う、一番嫌な気持にならないで進めていただければと思います。 それでは、再々です。 5月23日の説明会で、先ほど見せた現況把握面積図があり、その中に相対地権者が116ヘクタール、全体の22%あると示されていました。相対賃借している地権者のところにメガファーム事業の話を持って行くと、これはまさに貸しはがしになる可能性があると思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(
薄井征記君) 榊原
産業観光課長。
◎
産業観光課長(榊原徹君) ただいまの貸しはがしについての懸念でございますけれども、議員がおっしゃられましたように相対ということでは22%というような数字が出ているところでございます。今回の地権者アンケートに基づきまして既に相対の貸し借りを行っている、そういった箇所については推進を行わないというような形で基本的に考えているところでございます。さらに、地権者から仮に希望があってもこちらについては相対での貸し借りが成立をしていますというようなことで、こちらはそういったことで判断される場合には逆にお断りをするというような形で進んでいければなというように考えているところでございます。 以上です。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) 相対のところには説明というか、行わないということで、あと、地権者から希望があっても断るということで、なるべく貸しはがしにはならないかなとは思うんですけれども、先ほどの現況把握面積図でもありましたけれども、潮来市の自作の方がかなり多いということで、そこでももしかしたら相対みたいに契約されている場合もあるので、先ほど部長の答弁でもありましたけれども、丁寧な本当に説明を心がけていただければと思います。 議長、もう一つだけ質問してもよろしいでしょうか。
○議長(
薄井征記君) どうぞ。
◆1番(
阿部慶介君) いつまでにメガファームの推進エリアを設定するとかの具体的なスケジュールはありますか。
○議長(
薄井征記君) 榊原
産業観光課長。
◎
産業観光課長(榊原徹君) それでは、現時点ではまだ明確な期日等は設定はしてございません。ただいま関係機関とそちらの説明会等々の日程については近日中に設定できるよう調整をしているところでございます。 以上です。
○議長(
薄井征記君)
阿部議員。
◆1番(
阿部慶介君) メガファーム推進事業って本当にいいとは思います。ただ、やり方を間違えると農家の方々のいろいろな不平不満が出てくるということで、執行部の皆さんとあと、県の皆さんで、あとは皆さんで話し合って、膝と膝をつき合わせて、お互い人間ですので不満がないようにやっていただければ、僕も協力できるところはいたしますので、よろしくお願いいたします。 以上、1番、
阿部慶介の
一般通告質問を終わりたいと思います。
○議長(
薄井征記君) ここで、執行部の職員が入れかわります。
-----------------------------------
△飯田幸弘君
○議長(
薄井征記君) 次に5番、飯田幸弘議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 飯田議員。 (5番 飯田幸弘君 登壇)
◆5番(飯田幸弘君) 5番、飯田幸弘です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきたいと存じます。 1、移住定住施策について。
令和元年度潮来市主要事業の概要説明からは、市の移住定住施策については主に3つの事業、移住定住促進事業、高速バス通勤通学助成事業、若年世帯促進助成金事業など見受けられるが、取り組み内容について伺います。 1、市の移住定住施策については3事業以外進めているものはあるのかお伺いをいたします。 2、高速バス通勤通学助成事業の成果を検証している数字など伺います。 3、通勤通学助成制度の県内での取り組み団体数及びその助成内容をお伺いいたします。 4、通勤通学助成制度は幾度と補正予算などを行うなど、好評ではあります。電車利用者また遠距離通勤通学者などへの対象としている市も見受けられるが、今後の助成制度の方向性についてお伺いをいたします。 以上4点、よろしくお願いいたします。
○議長(
薄井征記君)
額賀市長公室長、お願いします。
◎
市長公室長(額賀浩君) それでは、1点目の市の移住定住施策について3事業以外に進められているものはあるかというご質問でございます。 平成28年から実施をしています高速バス通勤通学定期券助成事業と平成30年度から実施をしています若年世帯定住促進助成金事業、そして本年度からは移住定住促進事業としまして地方創生推進交付金事業として企業情報、求人情報発信をする就労支援サイトを構築し、市内企業PR、ビジネスマッチングや求職者の市内雇用を促進し、移住定住につなげる取り組みを実施してまいります。これらの3事業に加え、転入した新規就労者等に対しまして移住支援金を支給する事業を6月補正で予算化し、実施する予定でございます。 次に2点目でございます。 高速バス通勤通学助成事業の成果を検証している数値というご質問でございます。 まず、平成28年から平成30年度までの利用者数でございますが、平成28年度は通勤者1名、通学者17名、合計18名でございます。平成29年度は通勤者4名、通学者29名、合計33名でございます。平成30年度は通勤者8名、通学者44名、合計52名でございます。このように制度開始から通勤通学ともに増加してございまして、多くの方々に認知をしていただいてきているところでございます。また、通勤利用者のうち新規で転入された方は、平成28年度は1名、平成29年度は3名、平成30年度は4名いらっしゃるところでございます。 続きまして、3点目でございます。 通勤通学助成制度の県内での取り組み団体数及びその内容というご質問でございます。 まず、県内で通勤もしくは通学に関する助成制度を行っている団体は、潮来市以外では石岡市、高萩市、常陸太田市、城里町、かすみがうら市の5市町でございます。その中でも移住定住を目的としているのが石岡市で行われている制度になりますので、その内容についてご説明をさせていただきます。 石岡市では若い世代の転出抑制と石岡市への移住促進を図るため、通勤者通学者特急券購入費補助制度、そして通学者定期券購入費補助制度がございます。まず、通勤者通学者特急券購入費補助制度についてでございますが、鉄道を利用する通勤者及び通学者に対し、特急券の購入に要する経費の一部、特急券の購入費に2分の1を乗じた金額、最大で年額19万2,000円を補助する制度でございます。また、通学者定期券購入費補助制度につきましては、鉄道を利用する通学者に対し、通学定期券の購入に要する経費の一部、最大年間3万6,000円を補助する制度でございます。どちらも年齢制限と対象条件がございます。 4点目でございます。 今後の助成制度の方向性について伺うというご質問でございます。 議員おっしゃるとおり本制度の認知度も高くなってきている中で、先ほどの答弁の中でも申し上げましたが、年々利用者が増加しているところでございます。また、2019年2月に制度利用者と過去の利用者の合計67名に対しましてのアンケートでも、この制度についてどのようにお考えかという問いに対しまして、回答者全員がよいという回答でございました。また、自由記述の中で制度継続を希望する声を最も多くいただいたところでもございます。この制度があることで、通勤通学の選択肢が広がったという好意的なご意見もいただいているところでございます。また一方で平成30年度に通学でご利用の方のうち、就職を考える上で優先されることは何かという問いに対し、居住する場所に捉われず、職種等で検討という回答が6割ございました。また、過去の通学利用者のうち現在のお住まいを尋ねたところ、約7割の方が市外に居住という回答でございました。これらのアンケート結果も踏まえ、現行の制度のものを他の自治体の事例等も参考にしながら研究してまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) 1について再質問させていただきたいと存じます。 移住支援金を支給する事業ということですが、具体的にどのような事業内容になるのかお伺いをさせていただいてよろしいでしょうか。
○議長(
薄井征記君)
茂木秘書政策課長。
◎
秘書政策課長兼
行財政改革推進室長(茂木衛君) それでは、再質問に答弁させていただきたいと思います。 移住支援金の具体的な内容ということでございます。本事業は茨城県が移住の促進や中小企業の人材不足の解消を図るために地方創生推進交付金を活用し、実施するわくわく茨城生活実現事業において移住支援金を支給する事業を実施することから、本市も本事業に参画し、県と連携して事業を実施するものでございます。この移住支援金は、一定の条件を満たす東京圏から転入した新規就労者または企業者で、5年以上継続して居住する意思を持って定住したものに対しまして1件100万円の移住支援金を支給する事業でございます。また、ただし単身の移住者の場合は60万円となります。 なお、この事業の負担割合でございますが、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1となっているところでございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) ありがとうございました。よくわかりました。 2については再質問はございません。3について再質問させていただきたいと存じます。 石岡市についてはよく説明いただきましてありがとうございました。わかりました。あとの4市町の事業内容はどのようなものになっているかお伺いをさせていただきたいと存じます。
○議長(
薄井征記君)
茂木秘書政策課長。
◎
秘書政策課長兼
行財政改革推進室長(茂木衛君) それでは、再質問に答弁させていただきたいと思います。 石岡市以外の4市町の状況でございますが、まず高萩市でございます。子育て応援通勤費助成金というものでございまして、遠方へ通勤している小学3年生までのお子さんがいる世帯の保護者を対象に、JR特急や高速道路を通行する際に係る費用の一部を助成しておりまして、通勤時間を短縮し、少しでも多くの時間を子育てに充てて子供の健全育成及び転出抑制の一助となることを目的に実施している事業だということでございます。助成金でございますが、上限月額5,000円、年額6万円までとなってございます。 次に、常陸太田市でございますが、高校生バス通学用定期券購入助成金というものでございまして、高等学校に通学する方を対象に、市内のバス停留所を発着地とする通学用定期券の購入費の一部を助成しておりまして、高校生の地方路線バスの利用を促進し、公共交通の維持、活性化を図ることを目的とした事業でございまして、助成額が1カ月当たりの金額が1万円を超える部分の8割を助成とあるものでございます。 次に、城里町でございます。高等学校通学費助成という事業でございます。こちら、町内から路線バスまたは鉄道の通学年間定期券を購入する生徒の保護者を対象にその購入費の一部を助成するものでございまして、経済的な負担を軽減し、城里町における子育て環境の整備を図ることを目的とした事業でございます。助成額は定期券代の3割に相当する金額となります。ただし、1年間で27万円以上の場合、補助金額は8万円が上限となるものでございます。 最後にかすみがうら市でございますが、通学定期券購入費助成金という事業でございまして、鉄道を利用し、茨城県外の大学等に通う学生の保護者を対象に通学定期券の購入費の一部を助成する事業でございまして、経済的な負担を軽減することで、教育の機会均等を図るとともに大学生等を自宅通学へ誘導することにより、市外への流出を抑制することを目的とした事業でございます。対象条件として年齢が18歳以上30歳以下となってございまして、JR神立駅を基準として算出した1カ月当たりの通学定期券代が7,900円以上あることが条件となってございまして、助成額につきましては1カ月当たりの定期券相当額が2万円未満の場合は、1カ月当たりの通勤定期券の代金から7,900円を差し引いた2分の1が対象となります。また、1カ月当たりの定期券の額が2万円以上の場合は、7,900円を差し引いた残りの4分の3を助成する事業でございます。ただし、学生1人当たり最大で年額15万円となります。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) ありがとうございました。 議長、4について再質問をさせていただきたいと存じます。 現行の制度のままではなく、他自治体の事例なども参考にし、見直しなど検討を考えたいというお話でございますが、本市には鉄道も通っており、東京、千葉の玄関口となっております。石岡市などの購入助成制度ですか、を参考にしながら制度設計も行ってはどうかと思いますがお伺いをさせていただきたいと存じます。
○議長(
薄井征記君)
額賀市長公室長。
◎
市長公室長(額賀浩君) 4点目の再質問でございます。 石岡市の取り組みもご紹介させていただいたところでございます。そのような中で、電車通勤等についてのお話かと存じますが、私ども本市に関係いたします公共交通機関といろいろな協議、調整をさせていただきながら潮来駅、延方駅の利用活性化というような考えもあろうと思います。改めて潮来市の公共交通の利用状況、さまざまな考え、協議をさせていただきながら、要するに調査と研究をまず大いにさせていただきたいなというふうに思います。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) ご答弁ありがとうございました。 移住定住政策のよりよい制度設計を今後ともよろしくお願いをしたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。 大きい2に移ります。
令和元年度、津軽河岸を生かした事業内容について。 津軽河岸周辺整備が完了し、指定管理者も選定されました。あやめまつりの期間がこの施設のPR及び利用促進の絶好の機会であると思います。そこで、津軽河岸を利用した事業内容と今後の利活用計画をお伺いいたします。 1、現時点で実施した事業内容について伺います。 2、津軽河岸の潮来市民に対する利用についてお伺いをいたします。 3、津軽河岸を利用した周遊など計画をお伺いいたします。
○議長(
薄井征記君) 石津
環境経済部長、お願いします。
◎
環境経済部長(
石津利衛君) それでは、1点目、現時点での実施事業の内容について答弁をさせていただきたいと存じます。 先般第68回水郷潮来あやめまつり大会の開会式を津軽河岸跡広場完成の竣工式と合わせまして開催をさせていただきました。それ以降につきましては、津軽河岸跡広場において物産販売等を行っております。週末には道の駅のキッチンカー、モット君による米粉麺フォーの販売も行っており、また、石蔵内におきましては潮来市の情報配信として潮来市のプロモーションDVDの上映、また、潮来の歴史写真やパネル展示のほか、観光案内パンフレット等の配布、また、青森県のPRポスター等も掲示しております。また、蔵の中の広いスペースは休憩できる場所としても利用しております。さらに今年度は商工会青年部OBの方々に協力をいただきまして、にぎわいを高めるべく津軽河岸からの櫓舟運行を週末の土日に行っております。そして、津軽河岸にちなみ、週末土日には津軽フェアを開催いたしまして、津軽ならではの食を楽しんでいただける物産販売等のブースが設置されております。また、水郷旧家磯山邸におきましても、花嫁衣裳の展示を行っているなど、この津軽河岸の跡広場を新たな町なか観光の拠点としてPRしながら、観光客のおもてなしをさせていただいているところであります。 2点目としまして、潮来市民の津軽河岸利用について答弁をさせていただきたいと存じます。 水郷旧家磯山邸及び津軽河岸跡広場につきましては、潮来市の地方創生事業として市民の憩いの場や地場産業の育成、またにぎわいの創出、さらには交流人口の拡大及び地域活性化に資することを目的として整備を進めてまいりました。したがいまして、市民の憩いの場としての活用も重要な部分となっております。昨今では水郷旧家磯山邸において各種のワークショップの開催や、潮来祇園祭礼時のお休みどころ、また、七五三参りなど季節ごとの催事開催を通じて、多くの市民の方々との交流が図られてきたところでございます。今後につきましても、市民の交流拠点として、また、市内の地域行事や文化行事などと連携をするとともに、町なかの井戸端会議的な場所としても市民の方々に活用いただけるよう、今後も指定管理者や石蔵テナント事業者と連携をいたしまして運用管理に努めてまいりたいと考えております。 3点目、津軽河岸を利用した周遊等の計画について答弁をさせていただきたいと思います。 津軽河岸跡広場の指定管理者である株式会社潮来の中期経営計画、水郷まちおこしプラン2021では、まちづくり会社としての役割強化として潮来市版の市内観光システムの稼働なども具体的な取り組みとして位置づけられており、市内に点在する観光拠点を周遊する観光ツアーの実施も計画されております。当該の津軽河岸跡に加えまして、仙台河岸や大門河岸、長勝寺や稲荷山、さらには島崎城跡や権現山公園、大生神社や大生古墳群、また、霞ケ浦と北浦、浪逆浦など市内には数多くの観光資源が点在しております。それを結びつけました観光周遊は滞在時間の増加にとどまらず、通年型観光商品として有効なものと考えられますことから、ツアーの実現に向け、指定管理者との連携をしながら取り組みを進めてまいりたいと考えております。 以上であります。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) ご答弁ありがとうございました。 1について再質問させていただきたいと存じます。 町なかの観光拠点ということでございますが、今後どのような事業内容を行っていくのかお伺いをさせていただきたいと存じます。
○議長(
薄井征記君) 石津
環境経済部長。
◎
環境経済部長(
石津利衛君) それでは、答弁をさせていただきたいと思います。 現在開催中のあやめまつりの期間中は、水郷旧家磯山邸も嫁入り舟
イベントの人力車の出発及び帰着地点となっていることから、花嫁に会えるまちというイメージを大事にした運用を行ってまいりたいと考えております。また、あやめまつり終了後につきましては、水郷潮来あやめ園とともに町なか観光の拠点としてインバウンド観光や通年型観光などの事業展開が図れるよう、指定管理者である株式会社いたこと連携しまして、にぎわいの創出、いわゆる事業に邁進してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) ありがとうございました。 2については、今後は交流拠点として地域行事や文化行事を連携して行うということなので、再質問はありません。 3について再質問させていただきたいと存じます。 まちおこしプラン2021ですか、観光拠点と周遊する観光ツアーも実施の計画だということでございますが、観光ツアー実現に向けてどのように調整実現をしていくのかお伺いをさせていただきたいと存じます。
○議長(
薄井征記君) 榊原
産業観光課長。
◎
産業観光課長(榊原徹君) それでは、ツアーの実現に向けてどのようにというようなご質問でございます。 既に株式会社いたこではこちら、先進地として千葉県館山市にある道の駅とみうら枇杷倶楽部の視察研修を行ったというように聞いてございます。この枇杷倶楽部では地域支援の食事施設、そして宿泊施設、体験プログラム、これらを効果的に活用できるようにということで枇杷倶楽部がコーディネーターの役割を担う、そして、旅行会社との窓口となるというような取り組みが行われているというようなことでございます。このことによって、これまで手薄だったオフシーズンの団体客の誘致、これに成功をしているというようなところから、道の駅いたこも
潮来市内におきまして、この枇杷倶楽部と同様な役割発揮ができるように新たに創設をされましたまちづくり観光事業部、これでこの団体観光客の誘致、そして通年型観光に向けて取り組みを進めるというようなこととしているというようなことでございます。したがいまして、これらに基づいたそれぞれの食事施設や宿泊施設等々の地域資源との調整が今後このまちづくり観光事業部を通して進められるものというふうに考えてございます。私どもといたしましても潮来市版の市内観光システム、これらの稼働を初め、秋の嫁入り舟、あるいは成田空港からのインバウンド誘客等々の問題などをこの(株)いたこと連携をしながら取り組みを進めてまいりたいというように考えているところでございます。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) ご答弁ありがとうございました。 枇杷倶楽部ですか、実現に向けて潮来市も頑張っていただきたいと存じます。 要望でございますが、今ご答弁にあったインバウンドとか、通年型を行うに当たり移動手段ですか、が限られていると思うんですが、さらなる周遊のための移動手段も考えていただければと思います。 大きい3に移ります。 いきいき茨城ゆめ国体に向けた機運醸成について。 国体開会が迫り、リハーサル大会や準備が進められている。今年度国体開催、来年度
オリンピック・パラリンピックの開催が市外に向けた絶好のPR機会であり、また、市民に潮来市に対する意識向上の機会であると捉えております。そこで、国体に対する準備状況と今後の取り組みについてお伺いをさせていただきます。 1、会場及び啓発などこれまでの実施状況について伺います。 なお、3月の一般質問でもお聞きしましたので、その後の状況についてお願いをいたしたいと存じます。 2、潮来市民及び大会関係者の大会期間中の参加内容及び参加予定者について伺います。 3、記憶に残す取り組みと国体による施設整備についてお伺いをさせていただきます。
○議長(
薄井征記君)
加藤教育部長、お願いします。
◎
教育部長(
加藤益生君) それでは、私のほうからまず1点目の会場及び啓発等の実施について答弁のほうをさせていただきます。 まず、会場の整備でございますが、ボートセンターの改修と周辺整備としまして用地取得と舗装整備、誘導案内板の整備を行っているところでございます。今後はいよいよ本大会開催に向けまして、競技施設と会場設営の整備を進めてまいります。つきまして、広報啓発活動でございますが、先ほど議員がおっしゃられたように3月の定例会におきまして広報情報発信、
イベントの開催等
進捗状況のほうを答えさせていただいたところでございますが、その後の取り組みとしましては市内の小・中学校、幼稚園、保育園、認定こども園などのご協力をいただきまして、横断幕やのぼり旗を設置させていただいております。校庭のフェンスなどを利用しまして合計で横断幕が25枚、のぼり旗150本を設置しているところでございます。また、このほか競技団体と協力をしながら競技体験
イベントなどを行っているところでございます。これまでに市内のショッピングセンターや日の出の復興
イベントなどに出店したほか、アントラーズホームタウンデイズ潮来の日、また、茨城県国体局と合同で市外のショッピングセンターでもPR活動を行っているところでございます。中でもボートの競技体験はトレーニングマシンを利用しまして、3名から4名で模擬レースができるシステムを導入しました。レースの映像が大型モニターに映し出され、子供から大人の方まで楽しんでいただき、大変人気がございます。さらに、各種団体の総会を初めとする会議等でのPR、ボランティア研修会の開催、小・中学生のポスターコンクールの優秀作品を掲載しましたクリアファイルなども制作し、啓発グッズとして活用しているところでございます。今後も
公共施設を初めショッピングセンターなど多くの人が集まる場所での装飾を進めるなど、効果的な広報啓発活動を行ってまいりたいと考えております。 続きまして、2点目の潮来市民及び大会関係者の大会期間中の参加内容及び予定者について答弁をさせていただきます。 市民の皆さんのこの国体への参加としましては、私どもとしましては大きく4つの参加方法があるのではと考えているところでございます。 まず1点目として選手としての参加、2つ目としまして競技を支える競技補助員としての参加、3つ目が大会運営のお手伝いをいただきますボランティアとしての参加、そして4つ目で応援、観覧としての参加が見込まれております。 まず1点目の選手としての参加でございますが、ボート競技では少年の部に参加します潮来高校ボート部、青年の部に参加します国体専門員の皆様、社会人チームに所属する市民の皆さんでございます。また、本市の開催競技ではございませんが、競泳では昨年の福井国体少年女子背泳ぎ200メートルに入賞のイダマユミさんも上位入賞が期待されているところでございます。 2つ目の競技を支える競技補助員としましては、ボート競技におけるボートホルダーがございます。スタートの重要な役割となり、こちらについては潮来市消防団の皆さんを中心にしましてこの役割を担っていただく予定となっております。また、トライアスロン競技ではエイドステーション、いわゆる給水場でございます、そちらで選手に給水を行っていただいたり、また、ゴールエリアにおいて水分補給やタオルなどを渡す役割があります。こちらの係につきましては、市内の中学生の皆さんにお願いをしているところでございます。 3つとしまして、大会運営をお手伝いいただくボランティアの方々ですが、前回のご質問のときには200名を上回る応募をいただいているということで答弁をさせていただいておりますが、最終的には317名の方にお申し込みをいただいております。ボランティアの皆さんには受付案内、環境美化、おもてなしなどの業務を担っていただく予定でございまして、現在早速先月5月11日には1回目の研修のほうを行っておりまして、今後数回研修を予定しているところでございます。 4点目でございますが、このほか市民の皆さんには競技を身近で観戦をしていただきたいと思っております。大きな声援は選手のモチベーションにもつながりますので、観覧席や沿道からの選手の応援をお願いしたいと思っているところでございます。また、市内の小・中学校では学校観戦による参加をいただく予定となっております。応援という形で茨城国体に参加をしていただき、皆さんの記憶に残る大会にしていきたいと考えておりますので、皆さんの応援をお待ちしているところでございます。 3点目の記憶に残す取り組み、また、国体による施設整備について答弁をさせていただきます。 記憶に残す取り組みとしましては、たくさんの
子供たちにさまざまな場面で国体にかかわっていただき、そこで感じたことをそれぞれの記憶に残していただけたらなというふうに考えております。学校観戦につきましては、前回の質問でもお答えをしたところでございますが、先生方のご協力をいただき、市内全小・中学校にご参加をいただく予定でございます。さらにトライアスロン競技のゴールエリアやエイドステーション、ボート競技での船の運搬などで中学生の協力もまたいただく予定でございます。また、競技とは間接的なかかわりとはなりますが、茨城国体ポスターコンクール、国体塗り絵、炬火、また、競技体験
イベントなど、茨城国体の開催を感じていただけるような機会を提供させていただいてもいるところでございます。 続きまして、国体による施設整備でございますが、潮来市開催の3競技はグラウンドや体育館などの常設の施設を使用する競技ではございません。そのため、競技施設については仮設の施設となりますが、これまでにも先ほども答弁させていただきましたが、ボートセンターの改修工事や周辺の用地を取得しまして、舗装整備を行い、交流エリアやボート競技のリギング場としての使用をすることになっております。また、国体終了後はボートセンター利用者や大会等開催時の駐車場としての利用、また、今後開催が予定されております全国市町村交流レガッタ、
東京オリンピック・パラリンピックキャンプ地誘致での活用が期待されているところでございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) ご答弁ありがとうございました。 1については、今後も効果的な啓発活動を行うということで、再質問はございません。 2について再質問させていただきたいと存じます。 消防団や中学生にお手伝いをいただくということで、大変ありがたいことだと存じます。当初はボランティアの募集を200名ということでございましたが、今回最終的に317名ということで、運営面で十分な人数を確保できたということでよろしいのかお伺いをさせていただきたいと存じます。
○議長(
薄井征記君) 塙生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(塙誠一君) それでは、ボランティアの数、運営面で十分な人数を確保できたかという再質問にお答えいたします。 国体のボランティアの皆様につきましては3競技の大会日6日間と公式競技の練習日5日間、合わせまして11日間大会運営を担っていただくというような予定でございます。また、7月7日には国体のオープンウォータースイミング競技のリハーサル大会がございまして、そちらにも一部のボランティアの方には従事をしていただく予定となっております。最終的にはボランティアの登録者が300人を超えておりますので、運営面で必要となる人数は確保できているものと考えてございます。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) 再々質問をさせていただきます。 おもてなしの向上ということで、研修は必要だと思いますが、今後ボランティアの研修を進めていくのにどのようなスケジュールで行うのか、内容をお伺いさせていただきたいと存じます。
○議長(
薄井征記君) 塙生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(塙誠一君) それでは、再々質問のほうに答弁させていただきます。 国体のボランティア研修につきましては、昨年度おもてなしボランティアとしての心構え、そしてマナーというようなテーマで2回開催をしてございます。また、トライアスロン、そしてボート競技につきましてはリハーサル大会がございましたので、研修の一環として従事をしていただいたというようなところもございます。また、本年度は5月11日に全体の研修会のほう、開催をさせていただきました。「潮来市鹿行地域の観光ガイドになろう」をテーマに研修のほうを開催してございます。第2回目につきましては、6月23日に実施する予定となっておりまして、本年3月と5月に研修を受けられなかった方々について、研修会のほうを受講していただくという予定になっております。また、先ほど申しました7月7日にはオープンウォータースイミングのリハーサル大会のボランティアとしてご活躍をいただくというような予定になっております。 なお、最終回となりますボランティア研修につきましては、8月の下旬に各業務担当ごとに業務の精査、理解をしていただきまして、グループで動きますので顔合わせという意味でもコミュニケーションをとる時間をとるなど、また、参加を希望する人は救急救命講習も開く予定でございますので、そちらもあわせて受講していただきたいと思っております。担当の生涯学習課のほうではこれらの研修を多くのボランティアさんに受けていただいて、ボランティアの業務がスムーズに、そしておもてなしがきっちりできるように体制を整えた上で、皆さんに喜んでいただけるような国体となりますよう努めていきたいというふうに考えてございます。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) ありがとうございました。 3について再質問させていただきたいと存じます。 3競技を行う上で、施設面で工夫されたことはあるのかお伺いをさせていただきます。また、大会は日の出を中心に行うと思うのですが、ご協力を得ることなどはあるのかお伺いをさせていただきたいと存じます。
○議長(
薄井征記君) 塙生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(塙誠一君) 正式3競技を同じ会場で今回開催するというようなことになりました。そういった中で工夫した取り組みでございますけれども、まず、3競技の開催に当たりましては会場の設営、施設の共用化によって効率的な大会運営が可能になるものと考えてございます。潮来市の開催競技は3競技とも仮設整備となります。会場の集約化をこれまでも検討してきたところでございます。こうした中、競技団体のご理解をいただきまして、トライアスロン競技につきましては、これまでリハーサル大会も国交省の霞ケ浦河川事務所をメーン会場として開催をしていたところでございますけれども、会場のほうをボートセンターのほうに移動をさせていただいております。こういったことから、オープンウォータースイミング、トライアスロン、ボート競技、それらの会場を集約化できることになりました。これによって効率化が一層進められるというふうに考えてございます。 具体的な内容でございますけれども、効率化というところではボートセンターの利用によって、会議室、更衣室とかトイレ、そういったものの相互利用、また、開会式や表彰式を行う大型のテントなども共用することができるというようなことになりました。さらに会期ごとにオープンウォータースイミング、トライアスロン、ボート競技と
大会会場の会場の転換を行うわけでございますけれども、それぞれ使用するテントなどの資器材等を転用することで作業の効率化であったり、経費の抑制につながるものと考えてございます。これらの業務を効率的に行うため、会場設営業務につきましては3競技一括して発注するよう現在手続を進めているというようなところでございます。 2点目の日の出地区の協力というような点につきましては、特にトライアスロン競技につきましては1の13号線を一部区間使うというようなところで、地元の方の生活道路を使うというような状況になります。これまで地元の区長さんの方々と定期的に会議の場を設けさせていただきまして、競技団体とともに説明会を実施しているところでございます。そうした打ち合わせの中で、休憩施設として集会所を使わせていただくとか、これはブッショウ指導員、交通の規制が入りますのでそういった係員の方も見に来た方も、集会所でトイレが使えるというようなことでご理解をいただいております。しかしながら、大会期間中は交通規制をある一定の期間設けるということもございますので、地元の方々にはかなりご不便、交通の渋滞等もございまして、ご不便をかけると思います。行きたいところにその時間車で出られないとか、帰ってこられないとかというところのご不便をおかけしますので、今後とも地元の方々とはその辺のところを区長さん方とまず調整させていただいて、区民の方にご理解いただけるような周知を図っていきたいというふうに考えてございます。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) 日の出区の皆さんにご理解を得られるよう、努力していただきたいと存じます。 再々質問をさせていただきたいと存じます。 3競技は仮設施設でというお話ですが、仮設施設の主な内容についてお伺いをさせていただいてよろしいでしょうか。
○議長(
薄井征記君) 塙生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(塙誠一君) それでは、再々質問でございます。答弁させていただきます。 潮来市の競技施設につきましては、常設施設ではないと。仮設整備を行うというような状況にございます。具体的にはまず、オープンウォータースイミングにつきましては、常陸利根川にターンブイというものを設置します。これは折り返しの目印となるブイを設置させていただきます。また、フィニッシュゲートのほうの設置、また、計測機器などを設置しまして競技施設といたします。また、トライアスロンにつきましては、スイムからバイク、ランから成る競技でございます。まず飛び込みを行うスタート用の桟橋、そしてターンブイ、折り返しのブイ、また、スイムからバイクでは一般道を使用しますので、安全対策のためのフェンス、また、カラーコーンなどによるバイクコースを整備することになります。ランのほうではカラーコーン、エイドステーション、これは給水所などを整備することになります。さらにコース競技の転換を行うトランジッション、これはスイムから上がってきて、バイクのほうに乗りかえるというふうなところで、トランジッション、バイク用、バイクを置くところ、そしてその他の用具を置くところというのを、用具置き場を設置することになります。また、ゴールエリアにフィニッシュゲートを設置させていただきます。ボートコースにつきましては、ボート競技につきましてはコースのロープ、1,000メートルです、そのロープを張ります。また、レーンごとにブイ、そしてランドマーク、表示看板などを設置させていただきます。このほか、出艇の桟橋、スタート用デッキボート、計測機器、こういったものを競技施設として整備をしていくことになっております。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) 先ほど部長のほうからご答弁がありましたが、
子供たちにさまざまな場面でかかわっていただき、感じたことを記憶に残していただきたいということでございますが、
子供たちのためによりよい準備、よりよい体制のもと、すばらしい記憶を残していただけるよう体制整備に全力を期していただきたいと存じます。これは要望でございます。答弁は結構でございます。 大きな4に移らせていただきたいと存じます。 高齢者ひとり暮らしの状況について。 高齢になっても健康で安全にひとり暮らしを続けていくには、周囲からの何らかの配慮や支援が必要です。現在介護保険によるサービスに加え、多くの自治体でひとり暮らしの高齢者への支援を提供しています。そこで、潮来市の状況をお伺いさせていただきます。 1、ひとり暮らし高齢者など、緊急通報システム事業実施要項など取り組まれているが、市が把握している高齢者ひとり暮らしの状況をお伺いいたします。 2、ひとり暮らし高齢者の方への通常時の見守り体制と緊急時の対応についてお伺いをいたします。 3、ひとり暮らし高齢者の方への本年度事業内容についてお伺いをさせていただきます。
○議長(
薄井征記君) 小沼市民福祉部長、お願いします。
◎市民福祉部長兼
福祉事務所長(小沼雅義君) それでは、まず第1点の市が把握している高齢者ひとり暮らしの状況についてお答えいたします。 市では毎年民生委員、児童委員の協力を得て、市内の高齢者のひとり暮らし調査を実施しております。この調査の中で高齢者の健康状態、かかりつけ医、高齢者の方が在宅で生活するために必要な情報を把握し、個々の高齢者ひとり暮らしの支援に努めているというのが状況でございます。 続いて2点目、通常時の見守り体制と緊急時の対応についてお答えいたします。 当市としては民生委員の皆さんにご協力をいただき、ひとり暮らし高齢者の訪問をしていただいているほか、社会福祉協議会に委託し実施している見守り支援事業など、高齢者の見守り事業を実施しております。そのほか、市内の14事業所と地域見守り活動への協力に関する協定を締結し、ひとり暮らし高齢者の見守り支援を実施しております。また、緊急時においては地元の民生委員さんや見守り協力の協定をしている事業所などから高齢福祉課、もしくは高齢者総合相談窓口となっている地域包括支援センターに連絡をいただき、対応をさせていただいているところでございます。 続いて3点目、本年度の事業内容についてでございます。 本年度の事業につきましては、前年度に引き続きひとり暮らし高齢者調査、在宅高齢者安否確認、外出支援などの老人福祉事業を実施し、ひとり暮らし高齢者の支援を行ってまいります。本年度よりこれまで実施してきた寝たきり老人等紙おむつ給付事業を拡充いたしました。拡充の内容としては、支給対象者の範囲を要介護3以上から要介護1以上とするものでございます。また、これまで
秘書政策課で実施してきました高齢者交通対策事業の潮来市高齢者タクシー利用料金助成事業と潮来市高齢者運転免許返納促進事業を本年度より高齢福祉課での対応とさせていただきました。引き続き交通弱者と言われる高齢者のための支援を実施していきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) 1についてですが、民生委員さんの協力を得て実現しているということで再質はございません。 2について再質問させていただきます。 緊急対応について、具体的にどのように対応されているのかお伺いをさせていただきたいと存じます。
○議長(
薄井征記君) 沼田
高齢福祉課長。
◎
高齢福祉課長(沼田武男君) ただいまの飯田議員の質問に対して答弁のほうをさせていただきたいと思います。 まず、連絡緊急時ですが、緊急の連絡を受けた際、その方のお名前のほうを、これも各地区の民生委員さんのご協力をいただいてつくらせていただいております高齢者ひとり暮らし名簿にて確認のほうをさせていただきます。そして、その名簿に掲載をされている場合、そちらの緊急連絡先のほうに連絡をさせていただき、対応のほうをさせていただいております。また、ご連絡をさせていただくだけでは対応できない場合というものも多々ございます。そういう場合、直接その方のご自宅のほうに訪問するなどの対応のほうもとらせていただいております。その訪問する際の場合ですけれども、高齢者の総合窓口となっている社会福祉協議会にあります地域包括支援センターの職員と市役所関係部の連携を図りながら訪問などの対応のほうをとらせていただいております。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) 再々質問をさせていただきたいと存じます。 緊急対応についてはお聞きしましたが、災害時の対応についてはどのようになっているのだか、災害により全国的に高齢者の方が事故などが起きているということですので、本市においては災害時にどのような体制で対応し、高齢者ひとり暮らしの方に十分な対応ができるよう想定されているのかをお伺いさせていただきたいと存じます。
○議長(
薄井征記君) 沼田
高齢福祉課長。
◎
高齢福祉課長(沼田武男君) 答弁のほうをさせていただきたいと思います。 市のほうでは毎年各地区の民生委員さんの協力をいただいて、避難行動要支援者名簿というものと先ほどご説明をさせていただきましたひとり暮らし高齢者名簿の2つの名簿のほうを作成させていただいております。今年度につきましても、現在各地区の民生委員さんの方々に名簿の作成のほうをお願いしているところでございます。こちらのほうは8月をめどに報告のほうをお願いしているところでございます。この名簿のほうを利用させていただきまして、災害が発生した場合、または災害が発生するおそれがある場合につきましては、特に避難行動要支援者名簿、こちらのほうを活用のほうをさせていただきます。この名簿に従いまして災害時、災害が発生する場合におきましては、各地区の自主防災組織の皆さん、区長さんを中心とした組織となりますけれども、こちらのほうを中心としてひとり暮らし高齢者の方々を避難所等へ案内をするとかの対応のほうをさせていただき、高齢者の方々が安全に生活できるような支援のほうをとらせていただいております。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) 3について再質問をさせていただきたいと存じます。 本年度より寝たきり老人など紙おむつ給付事業の支給対象者の範囲を要介護1以上に拡充したということでございますが、4月以降の申請者はどのぐらいいたのか、また、本年度どのぐらいふえるような見込みでおるのかお伺いをさせていただきたいと存じます。
○議長(
薄井征記君) 沼田
高齢福祉課長。
◎
高齢福祉課長(沼田武男君) ただいまの寝たきり老人等紙おむつ給付事業の拡充の問いの設問について答弁をさせていただきたいと思います。 まず、答弁をさせていただく前に昨年度の実績について報告のほうをさせていただきたいと思います。昨年度までは要介護度が3以上の方に対し支給のほうをさせていただいておりました。平成30年度の要介護度3から要介護度5までの認定の方々の数は462名となります。そのうちおむつ券のほうの申請をされた方の合計は168名となります。申請割合につきましては36.4%の方が申請をされているという実績のほうがございます。そして、質問のほうでございますが、今年度支給対象の方を要介護度3から要介護度1以上の方にふやさせていただいております。要介護度1から要介護度が5までの方の認定者数は4月1日現在で942名の方が要介護度1から要介護度5までの認定者となります。その方々のうち、5月末現在で271名の方がおむつ券のほうの申請のほうをされております。申請割合につきましては28.8%の方が5月末までに申請のほうをされております。そして、今年度申請の予定の方の数でございますが、対象人数は942名のうち350名のほうを申請の想定とさせていただいております。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) ありがとうございました。 大きい5に移らせていただきたいと存じます。 潮来東部地区区長会からの要望である市道2級24号線の路面改修について。 前年度まで潮来東部地区区長会四丁目、五丁目、六丁目、七丁目、八丁目、七軒丁よりこの地域を結ぶ重要な路線であり、小・中学校の通学路となる市道2級24号線について老朽化と震災の影響のためによる多くの凹凸部分の早期改修について、平成29年7月20日付で要望されているものです。そこで、市道の改修について伺います。 1、市道2級24号線の要望についての現在の状況を伺います。 2、本年度修復など対応についての考え方についてお伺いをいたします。 3、津軽河岸が整備されたことにより、観光周遊としても重要な路線であると思うが、この市道の新たな活用の方向性を伺います。
○議長(
薄井征記君) 土子
建設部長、お願いします。
◎
建設部長(土子正彦君) それでは、1点目の現在の状況についてお答えいたします。 潮来東部地区区長会からの要望については、大きく分けまして2つございました。1つは道路の凹凸部の早期修復、もう一つは老朽化による路線の抜本的な道路改修でございます。道路の凹凸部の早期修復への対応につきましては、路面の穴の補修や破損した側溝蓋の交換など、特に危険性の高い箇所の補修を実施しております。そのほか下水マンホールと路面との段差につきましては、既設マンホールの高さ調整が可能かどうかを含め、補修方法や時期について関係機関である上下水道課と検討しているところでございます。 路線全体の抜本的な路面改修につきましては、平成26年より市内の舗装の傷んでいる箇所を交付金事業により修繕工事を進めております。そういった中で、この事業の採択事業の基準ですが、ひび割れ率で40%、またはわだちぼれ、路面のへこみですが、これが40ミリ以上となってございます。当該市道(潮)2級24号線につきましてはひび割れ率は平均で20%、わだちぼれが平均で20ミリとなっており、非採択となってございます。今後何らかの補助事業がないか調査してまいりたいというところでございます。 2点目でございます。本年度の修復等の考え方についてお答えします。 路面の穴の補修などを継続していくとともに、経年劣化によるひび割れ箇所並びに道路の凹凸により雨水がたまってしまう箇所の部分的な舗装の補修、そして下水道マンホールによる段差の解消等の検討をしていきたいと考えてございます。先ほど申しましたが、路線全体の大規模な改修につきましては今後何らかの補助事業はないか調査してまいります。 それでは、3点目になります。この道路の新たな活用の方向性についてお答えします。 平成29年12月第4回定例会において飯田議員様のほうから防災の観点、景観形成並びに観光振興の観点から市道(潮)2級24号線及び駅前までの市道(潮)1級10号線の無電柱化の検討についてのご質問がございました。その際にも説明させていただきましたが、やはり多額の工事費を要しますので、すぐにそれを整備を行うのは難しいと考えてございます。まずは安全に通行できるよう荒れている路面の道路補修や整備を進めてまいりたいと思っております。現在前川河川整備を潮来土木事務所さんのほうで河川の拡幅及び橋梁のかけかえを進めていただいております。また、市では河岸整備を進めていく予定となってございます。それらの整備の進捗を見据え、観光周遊道路等の道路の新たな活用の方向性を見出していきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) ご答弁ありがとうございました。 1と2、合わせて再質問をさせていただきたいと存じます。 下水道マンホールの段差解消ということでございますが、本年度下水道マンホールを下げる工事は予定されていますか、お伺いをさせていただきたいと存じます。
○議長(
薄井征記君) 岡野
都市建設課長。
◎
都市建設課長(岡野正弘君) マンホールを下げる予定ということで、ちょっとご答弁させていただきます。 担当部署であります上下水道課の下水道部門とよく現地を調査いたしまして、マンホールの種類、多々ございますので、下げられる箇所がございますれば下げるような方策をとっていきたいというふうに考えてございます。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 飯田議員。
◆5番(飯田幸弘君) 危険な場所もあると思いますので、検討のほうをよろしくお願いしたいと存じます。 3についてでございますが、河岸整備の
進捗状況を見据えて新たな市道の活用の方向性を見出したいということでございますので、再質問はございません。 最後にお願いとして、東部地区区長会の皆様は小・中学生の通学路を安全で安心して登下校でき、歩きやすい道路にしたいと日々見守り安全を願っているものと思います。通学路としても県道竜ヶ崎・潮来線、また51号線よりも安全に東西に移動できる路線でございますので、歩きやすく走行しやすい道路整備をぜひとも進めていただきたいと存じますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上、5番、飯田、質問を終了します。
○議長(
薄井征記君) 以上で、5番、飯田幸弘議員の質問は終わりました。 ここで暫時休憩をいたします。 再開は午後1時30分といたします。よろしくお願いします。 (午前11時59分)
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○議長(
薄井征記君) それでは、少々時間は早いですけれども、全員おそろいですので再開いたします。 (午後1時25分)
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△飯島康弘君
○議長(
薄井征記君) 9番、飯島康弘議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 飯島議員。 (9番 飯島康弘君 登壇)
◆9番(飯島康弘君) 9番、飯島康弘でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、順次質問を行っていきたいと思います。 午前中も終わりまして、お昼、私も明朗会計にてお昼を済ませてまいりました。簡単明瞭な質問もございます。どうぞよろしくお願いいたします。あわせて、本日は水曜日でございまして、あやめ園では潮来花嫁さんが執り行われている日でございます。あやめまつり、終盤戦に向かっておりますが一組一組ずつ花嫁さんが旦那さんのもとへ嫁いでいかれます。花嫁の幸せを願うばかりでございます。 それでは、最初の質問に移ります。 潮来の日についてご質問させていただきます。読んで字のごとしでございます。潮来の日でございます。 潮来市は鹿島アントラーズのホームタウンであります。ホームタウンとは鹿行5市のことであり、その地元鹿行の地域とともに歩んでいくというアントラーズの理念は大変すばらしいものであります。年に1度、ホームタウンデイズ潮来の日というものがあります。ホームゲーム、アントラーズのホームゲームの日に潮来市民が招待される特別な日であります。しかしながら、近年市内の小学校の行事と重なっており、参加できないという市民の声が上がっております。どちらも大切なものでございます。日程調整等改善できないものなのか、以下をお伺いいたします。 ①としまして、現在の状況、これまでの経緯をお伺いいたします。 ②としまして、日程を調整し、市民が参加できる形をとっていただきたいがいかがでしょうか。
○議長(
薄井征記君)
額賀市長公室長、お願いします。
◎
市長公室長(額賀浩君) それでは、1点目のホームタウンデイズ、潮来の日の開催状況、これまでの経緯についてというご質問にお答えをさせていただきます。 ホームタウンデイズ潮来の日は、サッカーを通し明るく豊かな潮来市を築くとともに本市の観光や特産品を紹介することにより、観光の振興を図ることを目的として実施をしているところでございます。当日は小・中学生、高校生、65歳以上の方及びファンクラブ会員は無料、それ以外の市内在住、在勤、在学の方は優待料金の1,000円で観戦することができ、本年度は平成31年4月20日に開催をしたところでございます。本市においては5月に開催されますあやめまつりのPRを、現在あやめまつりは開催中でございますが、こちらのPRを重視していることもございまして、直近5年間においても4月の中旬から下旬に開催をしてきたところでございます。 本年度の日程が決まった経緯でございますが、本年1月23日に鹿島アントラーズFCから2019年の上期の日程が送付されました。4月上旬から5月上旬のホームゲーム開催日である4月5日、4月20日、5月3日の中であやめまつりのPRに最も適していると考えられる4月20日を第一候補といたしまして提出をさせていただきました。その後ホームタウン等々とも協議を行わせていただきまして、2月27日に日程が決まったところでございます。日程が決まったことによりまして、3月1日に開催されました市内小・中学校の校長会において、潮来の日の日程が決まった経緯及び潮来の日の事業概要を説明させていただいたところでございます。 以上、経緯でございます。 2点目でございます。日程を調整し、市民が参加できる形をとっていただきたいというご質問でございます。 今回市内の小・中学校の授業参観と日程が重なってしまった要因の一つに、潮来の日の開催日提案の小・中学校への周知が3月1日になってしまったことが挙げられると。そのような中で3月28日に実施をしましたホームタウン協議会、鹿行5市、茨城県及び鹿島アントラーズFCで構成してございますホームタウン協議会の幹事会において、ホームタウンデイズの日程を決めることを早目にすることは可能かどうかを提案させていただき、協議をさせていただいたところでございます。これによりまして令和2年度の開催においては、ホームタウンデイズの日程案等々教育委員会等と早目に、1月下旬を目途に小・中学校へ情報提供させていただき、学校行事等との重複を避ける日程を検討させていただきたいと考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 答弁が終わりました。 飯島議員。
◆9番(飯島康弘君) 再質させていただきますが、今の答弁をいただきまして、議長、①と②を合わせての再質ということでよろしいでしょうか。 今の答弁で、PRを重視した日程決定であったことがわかりました。しかしながら、来年度、令和2年度は重複を避けるよう情報を早い段階で共有し、避ける考えであるという答弁をいただきました。非常にうれしく思います。 重ねての再質とさせていただきますが、今回の質問のきっかけはちょっとお話しさせていただきますと、ある一人のサッカー少年の言葉でございました。サッカーをすごく好きな少年が言いました。「何で僕は潮来の日なのにサッカーに行けないの、何で授業参観なの」と。その言葉を聞いて、僕もPRだから行かなくていいよと、そういうことは言えないじゃないですか。やはり、ホームタウンであり、地元の
子供たちが行ける環境にあるのに行けないというのは、潮来の日というにはふさわしくないのではないかと思いまして質問しようと思いました。あわせてちょっと調査させていただくと、その子だけでなく市内の小学校が4月20日で、潮来の日も4月20日でありました。聞きますと、やはりそういう声も複数ございました。調べていただければわかるかもしれませんが、ことしだけではございません。恐らく数年前も重なっている年はあったと思います。ただ、今回先ほどのような答弁もございました。 再質なんですけれども、改めてですけれども、PRはもちろん大切でございますが、同時に
子供たちを含め多くの市民が楽しみにしています潮来の日でございます。重複を避けることにより、参加できる市民は確実にふえます。市民も一緒になって参加すること、そしてPRと一緒になって一緒に参加できることが真のホームタウン潮来の日のPRになろうかと思っております。この決定権が行政にあるならば、ここはやはり、行政の皆さんの腕の見せどころであると考えます。ぜひ、多くの市民が喜ぶと思います。その点を踏まえ、ぜひともいま一度力強く、そして前向きな答弁を伺いたいと思います。
○議長(
薄井征記君)
額賀市長公室長。
◎
市長公室長(額賀浩君) 先ほども答弁をさせていただきましたが、日程を調整させていただくには、まずアントラーズホームタウン協議会等々と協議をさせていただかなければなりません。その後、その日程を複数もらった中で本市のPRも含め、そしてPTAの皆さんを初めとする多くのサッカーファン、そして市民の方が参加しやすい日程調整をさせていただくべく、今後検討も含めさせていただきますので、ご心配をおかけのような形を引き続き取っていければなというふうに思っています。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 飯島議員。
◆9番(飯島康弘君) ぜひともお願いしたいところでございます。 次の質問に移りますが、職員の皆さん、地元の皆さんも試合の前日、当日には赤いシャツを着て、一丸となって応援しております。そして、ジーコも来ましたよね、ジーコも来てあやめ傘をかぶるというんですか、かぶせるというんですか、かぶっていただいた、神様ジーコにあやめ傘をかぶってもらうなんていうことは、やはりホームタウンでないとできないことであると思います。みんなで地元のアントラーズを支えていけたらなと思います。我々市議会のほうにも赤いシャツがあれば一丸となって皆さんと一緒に応援していきたいと思います。 来年にご期待して、次の質問に移ります。 大きい2番でございます。中高一貫教育についてご質問いたします。
子供たちを取り巻く教育環境は目まぐるしく変わってきております。その1つに近隣市において2020年度より県立の中高一貫校が開講予定とのことであり、その説明会には申し込みが殺到し、急遽追加開催をするなど、関心の高さがうかがえると新聞報道にもございました。本市の
子供たちの将来の選択肢が一つふえる一つとなり得るものでございます。そこで、以下をお伺いいたします。 ①市教育委員会としての対応はどのようなものか。また、県立でございますから、県からの説明はあるのかお伺いいたします。 ②としまして、正確な情報をつかみ、タイムリーに市民に伝えていただきたいがいかがでしょうか、お伺いいたします。
○議長(
薄井征記君)
加藤教育部長、お願いします。
◎
教育部長(
加藤益生君) それでは、中高一貫校についてご答弁をさせていただきます。 まず、この茨城県立の中高一貫校の設置の目的でございますが、探求活動、国際教育、科学教育等に重点を置いた教育を展開し、豊かな人間性と起業家精神を兼ね備えた地域のリーダーや世界へ飛び立つ人材を育成することが中高一貫教育校の狙いとなっております。来年の4月に新たに県内で5校が設置されるため、その準備が県において進められているところでございます。 また、中高一貫校の設置に関しましてですが、県からの説明等々ということでございますが、特に県のほうからは対応や説明等についてはございません。 続きまして、2点目の情報を市民に伝えていただきたいということでございます。市の教育委員会としましても県の教育委員会のほうから何か新たな情報等々が入ったときには市内の各学校を通しまして、保護者の皆様にお伝えをしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 飯島議員。
◆9番(飯島康弘君) では、①の再質としまして、目的でやはりいろんな国際的な人材育成というお話で、話は、言葉を聞けばなるほどなとはわかりますけれども、説明会であったり、やはりお話をお伺いしますと、県からは特には市に対して説明がないと。これは、ちょっと残念というか、やはり情報は欲しいものでございますし、何といっても中高一貫、中学受験ということは受験するのは潮来の
子供たち、小学校6年生でございますので、市の管轄と言ったらおかしいですけれども、そういうふうになると思います。ですので、こちらから県のほうにお話しするではないですけれども、今後の予定として3月、4月は説明会は確かにございましたけれども、今後説明会はあるのかお伺いしたいと思います。
○議長(
薄井征記君)
加藤教育部長。
◎
教育部長(
加藤益生君) 今議員がおっしゃられたように、当然保護者の方からしますと非常に情報というものをするとは当然のことだと思います。そういった中で、うちのほうとしても県のほうに確認をさせていただきました。今の予定では夏ごろに新たに開設する学校、県内で5校、先ほど申し上げました、ちなみにその5校を申し上げますと太田一高、鉾田一高、一番近いところでは鹿島高校、そして竜ヶ崎一高、下館一高の5校でございますが、その学校が主催となり夏ごろに説明会が開催される予定ということでございます。また、こちらについては県のホームページのほうにも掲載をされているということでございますので、ご確認をいただければというふうに思っております。また、先日新聞紙上でもありましたけれども、今のところ予定では、年明けの1月11日に選抜試験を実施する予定であるということも新聞のほうに情報でございますが、それは掲載されておりました。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 飯島議員。
◆9番(飯島康弘君) 選抜試験も行われる予定であると。わかりました。 やはり、そういう情報が早く市民に伝わってほしいという願いの質問でございます。 ②として改めて再質をさせていただきますけれども、やはり市民にとっては正確な情報、早目の情報の共有を求めていると思います。その場合、やはりどこに聞きたい、知りたい情報があるかというと、やはり身近なところでは市に頼ってしまうと、市に求めてしまうのが我々市民からの考え方と思いますので、説明会とかわかった情報は教育委員会から学校へ行ってという流れで保護者には届くかもしれませんが、あわせて、先ほど県のホームページにも載っているとありましたけれども、市のホームページや広報などでも広く市民に伝えていただいて、なるべく情報がつかみやすいというんですか、のがいいのではないかなと思いますが、そういうふうには行っていただけるお考えはありますでしょうか。
○議長(
薄井征記君)
加藤教育部長。
◎
教育部長(
加藤益生君) 市の教育委員会としましても、知り得た情報といいますか、そういったものについては、やはり正確に皆様方にお伝えをしていきたいというふうに考えております。そうなると、先ほど議員がおっしゃられたようにちょうど受験生となると、小学校の6年生になりますので、そうするとやはり、まずは小学校を通した中で6年生の父兄の方へお知らせをする、また、私ども市としましても市のホームページ、また、場合によっては広報紙などの紙面も利用させていただいてお伝えをしていければいいのかなというふうに考えております。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 飯島議員。
◆9番(飯島康弘君)
子供たちを取り巻く環境は本当に目まぐるしくて、大学受験制度も変わったり、こうした中高一貫教育がこの辺の県立にできるなんて、我々のころとか昔1学年に5組も6組もあった時代から比べれば1クラスしかない。子供は、数は昔から比べれば減っていますけれども、子供の可能性とか、そういう将来に向けた夢は無限大でございますから、ぜひとも環境を整えていただきたいと思います。その広報も保護者だけでなく、やはり市民に周知、市民の認識が大事かなと。昔のままの考えでいる方もいらっしゃれば、そうすると会話も成立しないし、やはり現実に合わせていっていただきたいと強く思います。どうぞ、引き続きお願いいたします。 それでは、次の質問に移ります。 3番でございます。潮来市の観光ビジョンについてお伺いいたします。 現在あやめまつりが開催中であり、多くの観光客が訪れています。行政の方々だけでなく、多くの市民もかかわる一大事業になっていると思います。また、全国においても地域活性化のため、各自治体がさまざまな手法をとっております。しかしながら、ここへ来て地方創生に差が出始めてきているということを耳にいたします。その大きな要因は理想と現実のギャップにあると私は考えます。ここはこうしたほうがいい、ああしたほうがいいという、そういうような議論はなされますが、実際にそれをやる人がいない。現場が置き去りになってしまうパターンが一番危険でございます。潮来市がそうならないためにも、今の観光の現場にしっかりと根差した観光ビジョンを、まさにあやめまつりをやっている期間中でございますが、ここで示していただきたいと思いますが、市の見解をお伺いいたします。
○議長(
薄井征記君) 石津
環境経済部長、お願いします。
◎
環境経済部長(
石津利衛君) それでは、現場に根差した観光ビジョンについての市の見解とのご質問に答弁をさせていただきたいと存じます。 まず、市の最上位計画である潮来市第7次総合計画がこの3月に策定されました。今年度からの新たなまちづくりの方向性が示されております。その中で観光分野は重要な産業であり、観光産業が活性することは市全体の活性につながると考えております。社会経済情勢や本市の観光における状況の変化、観光を取り巻く課題や特徴を踏まえ、新たな観光資源の発掘、また、宿泊型、滞在型、通年型観光の実現と外国人観光客の誘客や受け入れ態勢の充実、さらには広域観光との連携により、より実効性が高く継続的な観光ビジョンが必要と考え、本年市では潮来市観光振興基本計画の策定に取り組み、その中で潮来市における観光の課題を明確にし、今後の観光産業の進むべき方向性をお示しできるように考えております。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 飯島議員。
◆9番(飯島康弘君) 再質させていただきますが、その計画の中でいろいろ立派と言ってはあれですけれども、言葉はすばらしいものでございますが、やはり何においても受け入れ態勢ができていないと、充実していないと元も子もないというか、その点が大変重要であると思います。準備していなかったチャンスはピンチという言葉もございます。十分な具体的対応策が必要かと思いますが、その点はいかがでしょうか。
○議長(
薄井征記君) 榊原
産業観光課長。
◎
産業観光課長(榊原徹君) ただいまの受け入れ態勢充実にかかわっての再質問でございますけれども、そこの部分も含めて振興計画のほうは策定をしてまいりたいというようにまず考えてございます。また、策定に当たりましては本市の観光におけるターゲット、あるいは観光ニーズ、これらをまずは明確にしてまいりたいというように考えているところでございます。潮来市を訪れます外国人観光客の実態、また第6次産業につきましても調査、分析を加えてまいりたいというふうに考えているところです。昨年度、道の駅いたこが重点道の駅に選定をされたこと、また、日本風景街道として潮来あやめ花街道がなったことも本市の観光において大きな力になったのではないか、このように考えているところでございます。また、現在あやめまつりにおきましても商工会青年部さんで運行していただいております櫓舟遊覧、これも大変好評をいただいているところでございます。何とか通年型の観光にこれらをできないかというようなところで取り組みを重ねてきているところです。潮来市は歴史、文化、自然資源、風土、宿泊、飲食等多くの魅力を持った地域というようなことで考えております。それらを活用いたしまして、議員ご指摘の受け入れ態勢の充実も含めて潮来市が潤う施策、これらにかかわっての振興基本計画が策定できればというように考えているところでございます。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 飯島議員。
◆9番(飯島康弘君) やはり計画はすばらしいものであると、私もそのとおりだと思います。ただ、その計画の中に最初に申し上げましたけれども、いざやるときにやる人がいないでは困ってしまうので、その点、やはり人材育成と申しますか、きのうからの質問や答弁の中でも市長からのお話がありましたけれども、人材育成が大事になってくると、私もそう思います。人材育成については計画とかその中にお考えは入っているのか、そこがやはり最重要だと思いますので、その点をお聞かせください。
○議長(
薄井征記君) 榊原
産業観光課長。
◎
産業観光課長(榊原徹君) それでは、人材育成についての質問に答弁させていただきたいと思います。 まず、先ほど答弁にもありましたように上位計画の総合計画の中にも観光の中で観光産業によって地域経済の活性化を目指し、観光協会や商工会、高等教育機関等が連携をし、マネジメントに関する専門的な知識や能力を有する人材の育成を図りますというようなことも位置づけられているところでございます。同時に、今ご指摘のように、この今議会の中でも潮来高校の新たな地域ビジネス科の開設についてもさまざまな方向から議論、そしてそれらについてのこうあるべきという姿が追求をされているようなことと考えています。その地域ビジネス科の中でも学ぶべきカリキュラムの中で、観光の科目がございます。これが潮来高校と行政、潮来市がつながってお互いに効果が得られる関係になれる、そういったことが極めて重要になってこようかなというふうに考えているところでございます。潮来高校には潮来からだけでなく、市外から通学をされる生徒さんもいらっしゃいます。そういった中で、こういう学びの場を通して潮来市の魅力を知っていただく、そして潮来市にさらに根づいていただく、こういうようなことで通して、また、進学されて県外に行かれましても、また潮来に戻ってきていただく、こういうような魅力ある自治体づくり、そういったものも含めて人材育成も進めていくことができればなというように考えているところでございます。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 飯島議員。
◆9番(飯島康弘君) まさにその人材育成が本当にこれからの潮来を支えると思います。人材育成にもいろいろありまして、今まさに必要な人と、中期的に、長期的にとつながっていくことが重要だと思います。新しい時代に入りました。潮来も新しい潮来になりますよう、人材育成に私は力を注いでいただきたいなと切に願うばかりでございます。 甚だ簡単明瞭ではございますが、9番、飯島康弘の質問を終了とさせていただきます。
○議長(
薄井征記君) 以上で、9番、飯島康弘議員の質問が終わりました。 ここで執行部が入れかわります。
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△
今泉利拓君
○議長(
薄井征記君) 続きまして13番、
今泉利拓議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 今泉議員。 (13番
今泉利拓君 登壇)
◆13番(
今泉利拓君) 13番の今泉でございます。薄井議長から発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問をしていきたいと思います。 飯島議員が大変要領よくまとめられましたので、私も簡潔に質問していきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 まず、第1点目でございますが、道の駅いたこが重点道の駅に認定された件について伺います。 道の駅いたこはどういう機関から重点道の駅に認定をされたのか。 2番目といたしまして、重点道の駅に認定されたことによるメリットは何かお伺いをいたします。
○議長(
薄井征記君) 石津
環境経済部長、お願いします。
◎
環境経済部長(
石津利衛君) 1点目、道の駅いたこはどういう機関から重点道の駅に認定されたのかということに対して答弁をさせていただきたいと存じます。 重点道の駅につきましては昨年の10月に国土交通省道路局企画課より、地方創生や地域活性化の拠点の形成等を目指した道の駅の新たな設置やリニューアル等の企画提案の募集がありまして、潮来市として今回企画提案の申請をした中、1月30日付で国土交通大臣より重点道の駅の選定を受けるに至りました。 2点目といたしまして、この重点道の駅に認定されたことによるメリットということでご答弁をさせていただきます。 今回の選定を受けますと、今後リニューアル等の施設整備に向け、駐車場や休憩施設等は社会資本整備総合交付金等で重点支援を受けられるとの、また、自治体関係機関による協議会の開催、さらには複数の関係機関の制度活用等についてワンストップでの対応ができる体制を構築するなどのハード、ソフト面両面から大きな支援が受けられることとなります。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 今泉議員。
◆13番(
今泉利拓君) そういたしますと、市長が進めようとしております道の駅とバスターミナルの一体的な整備、こういうものがございますが、こういうものには助けてもらう意図はあるのでしょうか。
○議長(
薄井征記君) 石津
環境経済部長。
◎
環境経済部長(
石津利衛君) 整備内容につきましては、道の駅はもとよりバスターミナル関連や周辺整備、また、多岐にわたりまして社会資本整備交付金が活用されます。今回の企画提案により選定をしていただきましたが、大枠での実施でございますので、現在詳細についての内容精査を進めているところでございます。そうした中、議員のおっしゃるとおり私の手元の資料でありますけれども、繰り返しになりますがバスターミナルの関連、また、道の駅いたこの関連、そして周辺整備、また、51号対策等々多くのメニューを提案してございますので、そこで対応させていただければと考えております。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 今泉議員。
◆13番(
今泉利拓君) せっかく選定をされた、認定をされたわけでございますので、大いにこれを活用するようにしていただきたいと思います。 次に移ります。前川の河川整備についてでございます。 前川の津軽河岸跡がきれいに整備されました。これから先、前川のどこをどういうふうに、いつごろ整備されるのか、現時点でわかる範囲で結構でございますので、説明をお願いいたします。
○議長(
薄井征記君) 土子
建設部長、お願いします。
◎
建設部長(土子正彦君) それでは、前川の整備に関するご質問にお答えしたいと思います。 潮来市では茨城県と共同で策定しました前川かわまちづくり計画に基づきまして、1級河川前川河川改修を進めております。前川河川改修につきましては、茨城県潮来土木事務所さんのほうで整備を進めていただいております。前川河川改修の区間は常陸利根川合流点から大洲閘門までの3,060メートル、河川拡幅区間が出島橋付近から上米橋付近の820メートルで計画されております。現時点で確認できる整備時期及び整備の内容につきましては、平成27年より出島橋の整備を開始し、平成30年4月に開通いたしたところでございまして、現在はまこも橋、一本上流側の橋になりますが、設計を進めております。今年度より工事を開始する予定であるとのことでございました。今後の整備予定といたしましては、橋梁につきましては先ほども言いましたようにまこも橋、それと千石橋、上米橋と続き橋梁以外でも築堤、護岸、道路整備等を行う予定となってございます。前川河川改修の工事期間につきましては、当初出島橋を含めまして約20年と伺ってございましたが、昨年開通した出島橋の橋の撤去に約1年、橋台に約1年、それと橋の架設及び前後の取りつけ道路の整備に約1年ということで、1つの橋でかけかえに約3年ほどかかっているというところでございまして、河川改修全体ではかなりの工事期間がかかるというように思われます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 今泉議員。
◆13番(
今泉利拓君) 大きい事業であればあるほど予算もかかる、日数もかかるわけでございますが、前川は何といっても潮来の観光のメッカでございますので、一日も早く整備が整うように茨城県とも十分な連携をとって進めていただきたいと思います。 なお、私のところにも大分、津軽河岸の関係で質問が来ておりますが、津軽河岸、立派に整備されました。かなり予算もかかったと思います。津軽河岸を初め津軽河岸跡の広場、石の蔵とわかる範囲で結構でございますので、お金がどのぐらいかかっているか説明をお願いしたいと思います。
○議長(
薄井征記君)
額賀市長公室長。
◎
市長公室長(額賀浩君) それでは、今泉議員の再質問でございます。津軽河岸、石の蔵、津軽河岸跡広場等々にどのぐらいの事業経費がかかったのかというようなお話かと思います。 まず、津軽河岸でございますが、津軽河岸の護岸整備につきましては茨城県事業の津軽河岸親水護岸工事として行っていただいたものでございます。事業費といたしましては、潮来土木事務所に確認いたしましたところ約8,000万円とのことでございました。市の負担はございません。 次に石の蔵でございますが、石の蔵の総事業費は約9,590万円で補助金は地方創生関連交付金として約4,560万円、市の支出は約5,030万円となります。 それと、津軽河岸跡広場でございます。津軽河岸跡広場の広場工事でございますが、総事業費は約1億2,580万円で補助金は地方創生関連交付金でございます。約6,090万円、市の支出は約6,490万円となるところでございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 今泉議員。
◆13番(
今泉利拓君) 大分お金がかかっているわけでございますから、一日も早く石の蔵の利用についても、いい業者とかそういう方を選定してもらいたい、かように考えます。 次に入っていきたいと思います。 ショッピングセンター、アイモアの封鎖についてでございます。 潮来市としてはアイモアの封鎖をどう受けとめておられるか。 また、2点目といたしましてアイモア跡の利活用について、潮来市として何か妙案は考えてもらえないかどうか、大いに期待をしているところでございますが、お伺いをいたします。
○議長(
薄井征記君)
額賀市長公室長、お願いします。
◎
市長公室長(額賀浩君) それでは、1点目のアイモアの封鎖をどう受けとめているかというご質問でございます。答弁をさせていただきます。 食品から衣料、生活必需品を取りそろえ、また、歌謡ショーや映画の上映など、さまざまな催し物が行われておりました本市の情報発信基地でもありますショッピングセンターが閉じてしまったことは、本市にとって大きな損失であると考えておるところでございます。 続きまして、2点目でございます。アイモア跡の利活用について何か妙案を考えてもらえないか期待をしたいがというご質問でございます。答弁をさせていただきます。 ショッピングセンター、アイモアを設置運営する協同組合、潮来ショッピングセンターが破産となり、アイモアは平成30年11月に閉鎖となったところでございます。利活用ということでございますが、引き続き商業施設としての活用が図られることを期待したいと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 今泉議員。
◆13番(
今泉利拓君) 行政のほうに対してどこからか話はありませんでしょうか、アイモアの件について。
○議長(
薄井征記君)
額賀市長公室長。
◎
市長公室長(額賀浩君) 再質問でございますが、行政に対して何かということでございますが、特にお話のほうは、情報というか、そういうお話は受けていないところでございます。そう言いますが、私どもといたしましては、市の商工会と連携をしながらこれまでも見守りをさせていただいたところでございます。これからも引き続き、商工会と連携しながら見守らせていただきたいなというふうに考えているところでございます。 以上です。
○議長(
薄井征記君) 今泉議員。
◆13番(
今泉利拓君) 実を言うと、私が町長時代にこのショッピングセンターはできたものでありますから、人それぞれ考えがあると思いますが、私といたしましては特別な思いがあるショッピングセンターでございます。どうか、これからもアイモアの生き残り策、生き返り策、これについてご努力をいただければと思います。 では、次に移ります。 潮来市民の命を守る
潮来市内での
潮来消防署員による救急救命活動について伺います。 ここ3年間、平成28年、29年、30年、31年はまだ途中でございますから、この28、29、30年の潮来市民を対象にした救急車の出動回数はどのくらいになっているだろうか。 2番目といたしまして、患者の受け入れに協力をしてくれた病院名と患者数。 3番目としまして、患者が救急病院へ搬送されるまでの平均所要時間について伺います。
○議長(
薄井征記君)
柿崎総務部長、お願いします。
◎
総務部長(
柿崎純一君) それでは、ご質問にお答えしてまいりたいと思います。 まず1点目でございます。ここ3年間、平成28、29、30年の救急の出動回数ということでございます。こちら、
潮来消防署へのお問い合わせの結果に基づきましてご答弁したいと思います。 なお、出動はしましたが実際に搬送をしないケースもございますので、実搬送の件数でお答えをさせていただければと思います。 平成28年、946人。消防のデータは1月から12月でとっているということでございますので、年でお答えをさせていただきます。28年が946人、平成29年が972人、それから平成30年が1,036人、以上のように年々多少増加している傾向にあるとのことでございます。 続きまして2点目でございます。患者様を受け入れに協力してくれた病院名と患者数ということでご答弁をさせていただきたいと思います。こちらにつきましても、消防署からのデータに基づきましてご答弁をさせていただきたいと思います。 まず、平成28年でございます。小山記念病院が404人、なめがた地域医療センターが159人、白十字総合病院が149人、土浦協同病院が57人、神栖済生会病院が50人、それから川向こうの千葉県立佐原病院、こちらが36人、同じく国保旭中央病院、こちらが16人、それから東京医大茨城医療センターが15人、そのほかに少数を受け入れしていただいたたくさんの病院がございますが、そちらは合計で60人ということでございます。それから平成29年、小山記念病院が348人、なめがた地域医療センターが189人、白十字総合病院が161人、土浦協同病院が83人、神栖済生会病院48人、それから千葉県立佐原病院が47人、成田赤十字病院19人、日本医科大学千葉北総病院15人、その他が62人となっております。 続きまして、平成30年でございます。小山病院が380人、白十字総合病院が198人、なめがた地域医療センターが140人、土浦協同病院が79人、神栖済生会病院が66人、千葉県立佐原病院が50人、成田赤十字病院が21人、東京医大茨城医療センターが16人、その他が86人となっております。 各年度とも受け入れ上位の病院につきましては、その順番は平成30年に白十字総合病院がなめがた地域医療センターと入れかわった以外、上位6番目までこの3年間同じ結果となっております。潮来市民が搬送される病院につきましては、約85%が鹿行地区と香取市へ搬送され、残りの15%が千葉県や水戸、土浦方面へ搬送されているという実態でございます。また、ドクターヘリでの搬送でございますが、平成28年は7人、29年、30年はともに14人でございました。 続きまして3番目、患者が救急病院へ搬送されるまでの平均所要時間ということでございます。 こちらの平均所要時間につきましては、平成28年が44分23秒、平成29年が47分26秒、平成30年が46分26秒となっております。この時間は各地から消防署への通報、こちらの時間から医師引き継ぎ、こちらまでの時間となります。医師引き継ぎは病院への到達時間ということで計測のほうを行ったものでございます。 ご答弁は以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 今泉議員。
◆13番(
今泉利拓君) 近くでは小山さん、白十字さん、それに地域医療センターというようなことのようでございますが、やはり1分でも早く急病人を収容できる体制というものを確立していただかなければ困るわけでございます。こうした中で、地域医療センターのほうでいろいろトラブルが、トラブルといいますか困った事態が発生したということで、当潮来市議会でも薄井議長の名前で茨城県厚生農業協同組合連合会代表理事兼理事長小堀さんにいろいろ要望書を提出したわけでございますが、それらを踏まえながら質問をしていきたいと思いますけれども、土浦協同病院なめがた地域医療センターへの救急患者の搬送についてでございます。 2019年4月1日から土浦協同病院なめがた地域医療センターで新体制による診療が始まっております。救急患者の受け入れでトラブルはないのかどうか、2番目といたしまして平成28年、29年、30年の3カ年間、行方市、鉾田市、潮来市から成るなめがた地域医療センターに搬送された救急患者は各市それぞれ何人ぐらいになっているのでしょうか、説明をお願いいたします。
○議長(
薄井征記君)
柿崎総務部長。
◎
総務部長(
柿崎純一君) 申しわけございません、ご答弁をする中で、大きい5項目めということでご答弁をしてよろしいでしょうか。 それでは、まずなめがた地域医療センターへの搬送についてということで、救急患者の受け入れで、まず、トラブルはないかということでございます。鹿行消防本部に確認をさせていただきましたところ、現在診療の規模縮小によるトラブルの報告はないという回答をいただいております。 なお、本年4月1カ月間の潮来市の搬送患者につきまして触れさせていただきますと、4月は潮来市で80人の方が病院に搬送されており、その多い順に申し上げますと、小山病院が33件、白十字総合病院が12件、神栖済生会病院が9名、それから土浦協同病院が8件、それでなめがた地域医療センターは1件という状況でございます。搬送時間やトラブル報告につきましては1カ月間の短い時間でありますので、もう少々データを見ていかないとなかなか結論は出せない状況であると考えております。今後もその動向等に注視して研究を進めてまいりたいというふうに考えております。 続きまして、2点目でございます。平成28、29、30の3カ年、行方市、鉾田市、潮来市からなめがた地域医療センターへ搬送された救急患者の各市の状況でございます。 平成28年が行方市544人、鉾田市が246人、潮来市が159人。平成29年が行方市601人、鉾田市が293人、潮来市が189人。続きまして平成30年、行方市が435人、鉾田市が223人、潮来市が140人となっております。 以上のようにどの市も平成30年に前年を大きく下回る搬送患者数となっておりました。 答弁のほうは以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 今泉議員。
◆13番(
今泉利拓君) 地元の行政、県関係者を構成メンバーとする協議検討委員会の設置について伺います。 地域の医療状況やなめがた地域医療センター及び当連合会の経営状況について情報共有を図るとともに、今後のなめがた地域医療センターのあり方について協議、検討する機関を設置すると薄井議長宛ての回答書には明記されております。そこでお伺いいたしますが、協議機関は設置されたのか伺います。協議機関に問い合わせの上、答弁をお願いいたします。
○議長(
薄井征記君) 小沼市民福祉部長、お願いします。
◎市民福祉部長兼
福祉事務所長(小沼雅義君) それでは、6番目の協議機関は設置されたのかどうかということについてお答えいたします。 なめがた地域医療センターについての協議機関の設置ですが、同センターあり方検討協議会、なめがた地域医療センターあり方検討会議の第1回が
令和元年5月29日に開催されました。出席者は鹿行5市、鹿行広域事務組合及び鹿島地方事務組合の消防本部、県保健福祉部、潮来保健所、水郷医師会、鹿島医師会、小山記念病院、高須病院、土浦協同病院、厚生連本所等で意見交換をいたしました。今回が1回目ということですので、今後継続して開催を予定しております。あくまでここの場は課題の検討をするための協議会ということで位置づけをしております。 以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 今泉議員。
◆13番(
今泉利拓君) 薄井議長宛提出の回答書にもあるんですけれども、一番最後のほうに、機能充実のために地元の新たな財政面でのご支援、ご協力が不可欠であると想定されますので、何とぞご検討をお願いいたしますとあるんです。今私くどいほど数を確認させてもらいましたけれども、やはり潮来でもそれなりの財政負担が求められることが起こりはしないか、その場合にどれぐらいの負担をすればいいのか、これを算出するためには、やはり利用度、医療センターを活用している、利用している人の数というものは大事な要素であると思っております。行方市、鉾田市に比べるとやはり距離の問題もあるのでしょうけれども、潮来市は少ない。こうした状況の中でこれから先、潮来市としてはどういう態度でこの医療問題に取り組んでいかれるのか、市長から考えがあればお聞かせをいただきたい。
○議長(
薄井征記君) 原市長。
◎市長(原浩道君) ご質問にお答え申し上げます。 潮来市のまず、現状と申しましょうか、救急医療に関しましては、なめがた地域総合医療センターが受け入れられないということになって、今近隣の病院に大変ご迷惑というかご負担をおかけしております。こういった中で、なめがた地域医療センターをもとのように受け入れられるような病院にするには、多分ですけれども、多額の自治体の負担が発生するのだろうと思っております。 今の現状の潮来市の状況から申し上げますと、潮来市としては搬送時間のほうも行方、鉾田よりも短い時間で搬送されております。これは1つには周りにいわゆる千葉県に向って成田日赤等もございますし、佐原の病院もございます。小山、そして済生会、こういったもので周りを病院に囲まれているんです。ですから、救急搬送の場合は高速を使えばすぐ千葉のほうにも行けますし、こういった意味では搬送時間というのは潮来市は他市2市よりも短い時間で行っていると。ただし、実情を申し上げますと、行政としてこの病院の方々に対してご負担というか補助は一切しておりません。病院を持っている自治体は多額の病院負担を実施しております。神栖にしても、また、鹿島にしても。しかし、今後は病院が地元にないからといって、自治体が一切負担していないでいいのかどうかという問題も顕著にあらわれてきております。しっかりと病院の今後の医療に関してもよく検証して、やはり出すべきところは出さなければならないでしょうし、ただし、出すにしてもやはりしっかりとした理由がなければ負担もできませんので、こういったことをしっかりと検討しながら、今後のこの地域の医療のあり方というところも踏まえてしっかりと検討して、それに対応できるように進めていきたいと考えております。 私からは以上でございます。
○議長(
薄井征記君) 今泉議員。
◆13番(
今泉利拓君) 大変難しい局面も予想されるわけでございますが、ある本を読みまして、人の命は地球よりも重いということを読んだことがございますが、ある程度の財政負担というものは覚悟していかなければならないのかなという感じがいたしております。市長にもそうしたことを踏まえて、実のある協議に加わっていただきたいと、このように考えております。 ごく簡単でございますが、私の質問はこれで終わりになります。ありがとうございました。
○議長(
薄井征記君) 以上で13番、
今泉利拓議員の質問が終わりました。 本日予定していました
一般通告質問は以上です。
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△散会の宣告
○議長(
薄井征記君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次会はあす13日木曜日午前10時から本会議を開き、
一般通告質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。
大変ご苦労さまでした。 (午後2時33分)...