潮来市議会 > 2016-06-07 >
06月07日-02号

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  1. 潮来市議会 2016-06-07
    06月07日-02号


    取得元: 潮来市議会公式サイト
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    平成28年  6月 定例会(第2回)     平成28年第2回潮来市議会定例会議事日程(第2号)                       平成28年6月7日(火)                       午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告質問-----------------------------------出席議員(15名) 議長16番   今泉利拓君  副議長13番   薄井征記君    1番   阿部慶介君      2番   兼平直紀君    3番   小峰 進君      4番   大野政則君    5番   飯田幸弘君      6番   兼平好一君    7番   平田健三君      8番   箕輪 昇君    9番   飯島康弘君     10番   田崎 清君   11番   沼里真一郎君    14番   小沼英明君   15番   粟飯原治雄君欠席議員(1名)   12番   笠間丈夫君-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長        原 浩道君   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   総務部長      柿崎純一君   市民福祉部長兼福祉事務所長     建設部長兼復興工事推進事務所長             岩本 是君             寺田明弘君   環境経済部長    吉川博美君   教育部長      石田裕二君   会計管理者     岸根則夫君   秘書政策課長兼行財政改革推進室長                               塙 誠一君   総務課長      額賀 浩君   財政課長      実川智史君   税務課長      荻 恵美子君  学校教育課長    前島正治君   社会福祉課長    茂木 衛君   市民課長      今泉典子君   農業委員会事務局長 根本富美雄君  産業観光課長    加藤益生君   都市建設課長    土子正彦君   上下水道課長    石井俊哉君   企業誘致推進室長  崎岡正浩君   子育て支援課長   小沼雅義君   復興工事推進事務所課長       高齢福祉課長    若槇和昭君             土屋健司君-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    木村悦也君   係長        小谷野美樹夫君   係長        関口信枝君   書記        酒井信明君----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(今泉利拓君) 皆さん、大変ご苦労さまでございます。 これから本日の会議を開きます。 ご報告をいたします。12番、笠間丈夫議員から会議規則第2条により欠席の届け出がありましたので、ご報告いたします。 次に、本日説明のため出席をされました執行部の職員は、原市長以下、ただいま着席のとおりでございます。ご報告いたします。 なお、説明のため、途中で執行部職員が入れかわります。                         (午前10時00分)----------------------------------- △市政一般に関する通告質問 ○議長(今泉利拓君) 議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問につきましては、質問事項ごとに、初めの質問は大項目で一括で質問し、一括で答弁をお願いいたします。再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問につきましては、議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに申し上げますが、潮来市議会会議規則には、質問は簡明に行い、議題の範囲を超えてはならないこと。質問は、同一議題について3回までとする。ただし、答弁の内容によっては、これを超えて認める場合もあるということでございますので、念のため申し上げます。 傍聴されている皆様に申し上げます。参考まででございますが、潮来市議会傍聴規則を遵守の上、私語または談笑はしないようにお願い申し上げます。----------------------------------- △兼平好一君 ○議長(今泉利拓君) それでは、一般通告質問に入ります。 6番、兼平好一議員の質問を許可いたします。議員は質問席に移動願います。 兼平議員。     (6番 兼平好一君 登壇) ◆6番(兼平好一君) 6番、兼平好一です。 まずは、4月14日に発生しました熊本地震において亡くなられた方々にご冥福をお祈りするとともに、甚大な被災をされました方々に心よりお見舞いを申し上げます。 それでは、ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問させていただきます。 まず、防犯体制の整備について。 安心安全なまちづくり事業で、暮らしの基本であります防災や防犯に関しては、潮来市と地域が一体となり取り組んでいるところであります。 そこで、防犯灯、空き家対策について5点ほど伺います。 1、現在、既存防犯灯のLED化への切りかえ率はどの程度になっているか、伺います。 2つ目、昨年27年度の切りかえ箇所は何カ所ありますか、伺います。 3、今年度の切りかえ計画の箇所数は何カ所で、今後の計画、取り組みを伺います。 4、現在把握されている空き家とする件数は何件ございますか、伺います。 5、今後の対応、対策について伺います。 以上5点、お願いします。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員の第1回目の質問が終わりました。 執行部に答弁を求めます。 額賀総務課長。 ◎総務課長(額賀浩君) それでは、兼平議員からご質問をいただきました。 まず、1点目でございます。 現在、既存防犯灯のLED化への切りかえ率はどの程度かというご質問でございます。答弁させていただきます。 LED化への切りかえ率は11.57%でございます。 続きまして、2点目でございます。 27年度の切りかえ箇所は何カ所かというご質問でございます。答弁させていただきます。 27年度のLED防犯灯への切りかえ箇所は、182カ所でございます。 3点目でございます。 今年度の切りかえ計画の箇所数は何カ所で、今後の計画、取り組みを伺うというご質問でございます。 今年度の切りかえ計画の箇所数は、210カ所程度をLED防犯灯に器具交換をする予定としておるところでございます。また、今後の計画、取り組みにつきましては、残り約3,000基の防犯灯を年間約200基程度を約15年間かけて交換をしていくという考えでございます。 続きまして、4点目でございます。 現在、空き家対策等で把握されている空き家とする件数は何件かというご質問でございます。 総務省が行った平成25年住宅土地統計調査によりますと、潮来市の空き家件数は共同住宅も含めて住宅1,850件ございます。そのうち不朽、腐って形が崩れている様子や破損している住宅は810件ございます。また、そのうち議員がご心配されております空き家とは管理する方がなく、老朽化が激しい一軒家であると思われますが、そのような空き家は180件となっているところでございます。 5点目でございます。 空き家対策の今後の対応、対策についてというご質問でございます。 市役所内部において関係各課と協議を重ねてまいったところでございます。今後の対応につきましては、全国及び県内の先進自治体を参考にしながら、対策等について進めてまいりたいと考えているところでございます。また、県での担当者会議等などいろいろな事案がございますので、そこでの内容を踏まえながら、市役所内部において本格的な関係各課でのワーキングチームをつくらせていただき、調整を図らせていただきたいというところでございます。よろしくお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 第1回目の答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) ありがとうございます。 それでは、再質をお願いします。 切りかえ率11.57%ということで、ちょっと数字的に見ると低い感じがするんですが、既存の防犯灯の設置台数は潮来市で全部で幾つあるのか、お伺いします。 ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 再質問についてお答えをさせていただきます。 既存の防犯灯の基数でございますが、平成27年度末で3,490基でございます。そのうち平成24年度から防犯灯LEDとして新規した分が92基でございます。それらを差し引きますと3,398基でございます。 そのうち3,398基のうち修繕という形で既存の防犯灯をLED化したのが393基でございます。既存の防犯灯はLEDを含めて3,490基でございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) 再々質問でお願いいたします。 防犯灯の設置基準はどのようになっているか、伺いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 再々質問にお答えをさせていただきます。 設置基準というご質問でございます。 潮来市には潮来市防犯灯設置及び維持管理要綱という規定がございます。この規定によりますと、防犯灯の設置基準は市街地で50メートルに1カ所の割合で設置をさせていただく、そのほかの地域には100メートルに1カ所というような割合で設置をさせていただくというところでございます。よろしくお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) ありがとうございました。1番目につきましては以上です。 次に、2番目の切りかえ箇所182カ所ということでございまして、27年度の防犯灯の新設、修繕の要望は幾つの区から何カ所ぐらい来ているのか、それらは全て設置、修繕されたのでしょうか、伺いたいと思います。
    ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 2点目の再質問でございます。 防犯灯の新設、修繕の要望というところと、その要望に対しての設置、修繕はされたのかというところでございますが、新設要望の地区は22地区56カ所でございます。それと、修繕の要望でございますが、39地区182カ所でございます。修繕箇所は全て交換をさせていただきましたが、新設箇所につきましては2地区14カ所を本年度平成28年度に繰り越しをさせていただいたところがございます。よろしくお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) ただいまの2地区14カ所が繰り越されたということでございますけれども、それらの理由と、27年度設置分の電気料金はどのぐらいに相当するのか、お伺いいたします。 ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 繰り越しをされた箇所の理由はというところと27年の設置分の電気料は幾らぐらいかというような再々質問でございます。 2地区14カ所につきましては、大きな理由としては予算の関係というところがございます。もう一つの理由は、1点目のご質問でお話をさせていただきましたが、市街地は50メートル、その他の地域は100メートルのところの考え方で設置をするというような話をさせていただきましたが、その割合が距離が短かったというところもございます。そのような2点の理由で、2地区14カ所を28年度に繰り越しをさせていただいたところでございます。 また、電気料に関しましては、新規、器具交換合わせて224基、平成27年度設置をさせていただきました。LED一月当たり1基の電気料を伺いましたところ88円46銭、これに224基を掛けまして12カ月で概算で出しましたところ、23万7,780円というような数字でつかんでおるところでございます。お願いします。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) それでは、次の3番に移らせていただきます。 年間210基の予定とのことですけれども、どこからどのような交換計画をされるのかお願いしたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 交換の計画という再質問でございますが、やはり防犯灯につきましては規定がございますとおり、区長さんからの要望という形をとっておるところでございます。そして、その区長さんからの要望が来次第、私どもの総務課のほうで現地を確認して、そしてそれが設置基準に合っているかどうかというような内容を踏まえながら設置をしておるところでございます。現在のところはまずは区長さんの要望が来次第、それを精査させていただいて、設置をさせていただくというところでございまして、ある程度半年ぐらい待って、順番を決めるというようなことではございませんで、まずは区長さんの要望を最優先にしておるところでございます。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) 再々質問させていただきます。 今年度始まって2カ月ほどたってございますけれども、今年度の要望箇所、幾つの区から何カ所程度、要望が来ているのか、お伺いをいたします。 ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 再々質問にお答えをさせていただきます。 今年度平成28年度の設置要望箇所は、新規、交換を合わせて20地区41カ所から要望が来てございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) それでは、3番は終わります。 4番目の空き家の件でございますけれども、180件ということで把握されているようでございますが、これらについて、法的に市町村としてはどうしなければならないかということで伺いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 空き家の対策においての市町村における法的なところはというところでございますが、空き家等の対策の推進に関する特別措置法の施行、これが平成27年5月26日に施行されました。そして、倒壊等もしくは保安上危険となるおそれとおそれのある状態、著しく衛生上有害となるおそれのある状態の家屋等を特定空き家等として空き家の中でも区別できるようになりました。 市町村といたしましては、空き家全体の中でも国の基本指針に則しまして、空き家等対策計画を策定していきながら協議会を設置してまいります。法律の範囲内で空き家等への調査の実施、空き家等の所有者を把握するために固定資産税情報の内部利用も可能になっておりまして、空き家等に関するデータベースの整備等を行う必要が生じてまいったところであります。また、それから特定空き家等に対しては、除去、修繕、立ち木等の伐採等の措置、助言、指導、勧告、命令が可能になりまして、要件が明確化された行政代執行の方法により強制執行が可能になったところでもございます。このように市町村の空き家対策の役割がこのような形で示されたところでもございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) 再々質問でございます。 それらの空き家に関しまして、これまでに近隣住民から苦情、あるいは相談事等がありましたかどうか、何件ぐらいあったか、それと内容等につきましてどのようなものが寄せられているのか、伺いたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) それでは、これまでに住民から苦情や相談が寄せられた様子というところでございますが、件数的には私どもでつかんでいますのが現在までのところ15件でございます。また、内容につきましては、隣の敷地から枝がはみ出ておるというような相談をいただきましたり、同じ地区の中で倒壊しそうな家屋があるというような相談が来ておるところでございます。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) 続きまして、5番目の今後の対応について再質問させていただきます。 近隣鹿行地区の市町村の対応状況がわかれば教えていただきたいと思います。また、県内で代表的な対応をされている地区がございましたらば、どの辺か教えていただきたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 5点目の再質問でございますが、鹿行地区の市町村の状況と県内においての代表的な市の取り組みというようなご質問であったと思います。 鹿行管内では、まだ潮来市と同様空き家対策については本格的に動き出していないのが現状でございます。また、県内においての先進的な取り組みをしている市町村はつくば市でございます。つくば市においては空き家対策の専門部署を構えて対応しているところでございます。 このような鹿行の動きはまだ本格的な動きではございませんが、つくば市とか先進的な市町村の動きを参考にしながら、本市の空き家対策について進めてまいりたいというふうに思っているところです。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) ありがとうございます。 空き家を減らすことや防犯灯の計画的な設置を進める中で犯罪を抑止するとともに、LED化を進め、省エネルギー化による環境への配慮と経済性を向上させていただきたいと思っております。 次の質問に移らせていただきます。 ふるさとづくり寄附金についてお伺いいたします。 ふるさとづくり寄附金は潮来市の将来の発展を目指し、明るい未来を築くため、その原動力となる人づくりや住みよい環境のもととなる美しい自然を守ることなど大切な財源となっておるものと考えます。 そこで5点ほど伺います。 1つ、昨年27年度の実績の件数と金額はどの程度か。 2、寄附金の事業への構成比率を伺います。 3、寄附者の希望どおり使われているか、伺います。 4つ目、返礼品特典が40品目以上ありますが、人気商品は何か。今後見直しを考えておりますか。 5番目、今年度の目標と今後の対応についてお伺いいたします。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 加藤課長。 ◎産業観光課長(加藤益生君) それでは、ふるさと納税の寄附金について答弁をさせていただきます。 まず、1点目の27年度の実績の件数と金額でございますが、平成27年度3月31日までの寄附金申込件数ですが、こちら504件でございます。申し込みの金額は1,583万6,000円です。 続きまして、2点目の寄附金の事業への構成比率でございますが、寄附金、いわゆるふるさと納税をしていただく際には7つの項目の中から選んでいただくようになっておりまして、その比率でございますが、一番多いのが自然環境の保護に関する事業、こちらが一番多く133件で26.4%です。2番目がその他潮来市全体の発展に寄与する事業、こちらが118件23.4%です。3番目が保健・医療・福祉の増進に関する事業、こちらが113件22.4%です。続きまして、4番目が教育・文化・スポーツ活動の充実に関する事業、こちらが79件で15.7%です。続きまして、5番目ですが、こちら産業振興及び観光振興に関する事業、こちらが32件6.4%です。続きまして、6番目ですが、防災・防犯に関する事業、こちらが27件5.4%となります。最後、7番目でございますが、こちら市民協働に関する事業、こちらが2件で0.3%となっております。 続きまして、寄附金の希望どおり使われていますかという3点目のご質問でございますが、こちら現在のところ使用はございません。ふるさと応援基金のほうへ積み立てをしているところでございます。 4点目のご質問、返礼品の中の人気商品は何か、今後見直しを考えているかというご質問でございますが、現在返礼品の中で最も申し込みの多いものは潮来産コシヒカリ玄米20キロでございまして、こちらが全体の4割を占めております。次に多いものでございますが、釣りざおに人気がありまして、その後、常陸牛の切り落としやすき焼き用の牛肉の申込件数が多くなっております。 また、返礼品につきましての見直しということでございますが、見直しというよりは新商品の発掘、特産品の開拓、そちらにも非常につながるものと考えておりますので、追加公募を行い内容の更新、そういったものに努めてまいりたいと考えております。 続きまして、5点目のご質問、今年度の目標と今後の対応についてでございますが、平成28年度の目標でございますが、こちら歳入予算上は平成27年度同様に1,500万となっておりますが、私どもとしましては昨年度を上回れるよう2,250万を目標としたいと思っております。 それと、今後の対応でございますが、こちらは市のPRや特産品の開発、開拓にもつながると考えておりますので、引き続き内容の充実を図るとともに、寄附金の多い市町村そういったものも参考にさせていただきながら取り組んでまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) ありがとうございました。 それでは、1番目、再質問させていただきます。 去年の504件、1,583万6,000円ということでございます。目標が1,500万程度だったと思うのでクリアされているのかと思うんですが、前年度は10件程度しかございませんでした。27年度が500件を超えたということで、PR等があるんでしょうけれども、要因としては何か、伺いたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) 加藤産業観光課長。 ◎産業観光課長(加藤益生君) これまで市としましては、特にふるさと納税といったもの取り組みというものがほとんどなかったかなと思うんですが、昨年のプロジェクトチームといったものを発足しまして、庁内、庁外からもいろいろご意見を伺いまして、昨年の8月からいろいろな返礼品とかそういったものを整えまして、PRそういったものに努めてきた。そういうことが広く周知されてきたのかなというふうに感じているところでございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) もう1点お願いいたします、再々質問で。 金額ごとにグループがAからGまで分かれているようでございますけれども、その寄附された方の幾らの金額が一番多いのか、その辺の割合がわかりましたらお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 加藤産業観光課長。 ◎産業観光課長(加藤益生君) 基本的にAからありますけれども、やはり一番多いのはAグループの1万円から3万円、こちらが一番多くなってございます。 ○議長(今泉利拓君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) それでは、1番目終わります。2番目も結構です。 3番目、まだ応援基金のほうに積み立てていて、使っていらっしゃらないということでございましたけれども、これらの寄附者への使われてからの報告等はどうしていかれるのか、お伺いいたします。 ○議長(今泉利拓君) 加藤課長。 ◎産業観光課長(加藤益生君) まだ寄附金に関して使用をしていないということでございますので、寄附いただいた方にはご報告等はまだしていないところでございますが、今後支出したときには何らかの形で寄附いただいた方にお知らせをしたいというふうには考えてございます。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) わかりました。 それでは、5番目の今後の対応について…… ○議長(今泉利拓君) 4番はいいですか。 ◆6番(兼平好一君) 4番は結構です。 5番目、今後の対応について、今後の周知、PR方法について先ほど言われましたけれども、もう少し詳しくどのようにされていくのか、またことしの目標が2,250万ということでございますので、それらの周知徹底をどのようにされるのか、お伺いいたします。 ○議長(今泉利拓君) 加藤産業観光課長。 ◎産業観光課長(加藤益生君) まず、新たな返礼品の内容の見直しそういったものも必要になってくるかと思います。そういった中で先ほど答弁をさせていただいた中に公募して商品の充実等も図っていきたい、そういった中でカタログ等の作成をして、これまでご寄附いただいた方にカタログの送付またはホームページそういったもので周知を図ってまいりたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) ありがとうございました。 都市計画税の廃止に伴う新たな財源の一つとして挙げられているふるさとづくり寄附金でございますので、今後のPR活動等に期待をしております。 以上で次の質問に移らせていただきます。 加速化交付金事業について。 地方創生総合戦略事業の中で、加速化交付金により広域連携路線バスが試験的に運行されましたが、ほかの事業について伺います、3点ほど。 1つ、水郷つくばサイクリングロード整備事業の進捗状況を伺います。 2つ、第2のふるさと・いばらきプロジェクトの事業の進捗状況を伺います。 3、移住定住おもてなし事業の進捗状況を伺いいたします。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 塙秘書政策課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) それでは、水郷つくばサイクリングロード整備事業の進捗についてご説明をいたします。 地方加速化交付金事業の事業名としましては、水郷つくばサイクリングによるまちづくりプロジェクトでございます。この事業は、県が主体となってそのほか13市町村との広域連携事業としてそれぞれに事業を進めているところでございます。 潮来市におきましては、県で進められております広域レンタサイクル事業に負担をしまして、広域で快適なサイクリングを楽しんでいただけるような自転車レンタル事業を実施しております。また、今後サイクリングやウオーキングで本市を訪れる方や観光客の方々が利用できるようなまち歩きのウエブサイトマップの作成、サイクリングのイベント等を含めた交流人口の増加につながるようなイベントを予定してございます。 続きまして、第2のふるさと・いばらきプロジェクト事業の進捗状況についてご答弁させていただきます。 このふるさと・いばらきプロジェクトにつきましても県と16市町村との連携で進めてございます。 潮来市では、県が中心となり進められていますふるさと県民登録制度への積極的なPRを行っております。このほか都内にあるふるさと回帰センターへパンフレットやチラシを置かせていただいております。 今後、区への加入率の低い日の出地区の加入率向上の取り組みに補助を行ってまいります。そのほかには近隣市と連携して、広域で水郷の魅力を体験していただく移住体験ツアーを実施するとともに、移住定住の小冊子及びポスターも作成してまいります。 続きまして、3の移住定住おもてなし事業の進捗状況でございます。 この事業につきましては、水郷旧家磯山邸を中心としました事業を計画しております。昨年度から取り組んでおります磯山邸の活用につきましては、今年度も既に展示や体験を中心としたイベントを行っているところでございます。この6月中の土日に開催するのは、水郷旧家で見せる花嫁衣裳展ということで企画をしてございます。今までの実績から展示だけでなく、体験が好評だったことから、花嫁さんを意識したものづくり体験を取り入れたイベントの内容になってございます。 6月のイベント終了後、今後7月から翌年2月末までに耐震改修工事を予定してございます。使えるはりなど残す工事になるため、若干工期が長くなるとは思いますが、今後は見せるだけでなく、住民の交流の場として活用できる館、移住体験のできる宿泊機能を兼ね備えた館、観光商工にも寄与できるような多目的な館としての活用も図ってまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) ありがとうございました。 1番目、再質問させていただきます。 サイクリングイベント等が計画されているようでございますけれども、これはまだ決定とかそういう計画がございましたらば教えていただきたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) 塙秘書政策課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) 今後のこのサイクリングのイベントでございますけれども、具体的には、今どの時期にどういった内容のイベントというのは確定はしてございません。 想定しておりますのが、まず、サイクリングロードとして今、茨城県がこの水郷つくばサイクリングロードの整備に力を入れてございます。そういった中で潮来市のその川沿いのサイクリングロード、そしてまた北浦のほうもかなりサイクリングコースとしてはポテンシャルが高いというふうに評価を受けておりますので、例えばサイクリングのモニターツアー等も潮来、そして北浦等も含めたポテンシャル、どういった実際に体験をしていただいて、そういった声を生かしながらこういったサイクリングの整備、そして今後の事業のほうの展開を考えていきたいというふうな考え方でございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) 再々質問でお願いいたします。 サイクリングの中でAED整備事業が含まれているようでございますけれども、AEDの設置場所はどの辺になるのか、考えをお伺いいたします。 ○議長(今泉利拓君) 塙課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) この事業の中では、AEDの設置というのは予定はされておりません。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) それでは、次の2番目の再質問をお願いいたします。 区加入率向上に向けた対策等についてどのような方法、施策をされているのか、伺いたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) 塙課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) 兼平議員、もう一度お願いいたします、すみません。 ◆6番(兼平好一君) 先ほど日の出の地区に区加入率が悪いということで…… ○議長(今泉利拓君) ちょっと待ってください。今、ちょっと質問が違うんじゃないか、いいんですか。 ◆6番(兼平好一君) 2番目の質問で、第2のふるさと…… ○議長(今泉利拓君) 大丈夫ですか。     (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(今泉利拓君) じゃ、続けてください。 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) 日の出地区の区加入勧誘ということでご答弁ありましたけれども、その施策どうされるのか、お伺いします。 ○議長(今泉利拓君) いいですか。 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 議員おっしゃるとおり日の出の区への加入率が低いものですから、区長さんを先頭に区の役員さんが一丁目から八丁目ございますが、おのおのの町内で区長さん、区の役員さんが加入促進のチラシを持って、そして未加入の世帯へ加入促進をするというような事業を先ほど説明させていただいた事業の中で進めさせていただいているところでございます。日の出地区においては、おおむねその事業を進めていただいたところでもございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) 今の答弁で、成果はございましたかどうか、ちょっと再質問でお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 再々質問でございますが、成果というところでございますが、先ほど再質問で答弁させていただきましたとおりおおむね終了というところの話は受けていますが、成果の話は事業が終わった時点でいただけるものというふうに私どもでは考えておるところでございます。その段階で把握をさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) ありがとうございました。 3番目につきましては、結構です。 次の質問に移らせていただきます。 震災復興元年について。 東日本大震災より5年が経過しております。日の出地区の液状化対策工事も終了しまして、ことしは復興元年としております。 そこで、2点ほど伺います。 復興記念イベントの時期と内容を伺いいたします。 2つ目、そのほかに復興元年として計画されているものはございましたらばお伺いいたします。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 塙秘書政策課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) それでは、復興記念イベントの時期と内容ということでご答弁させていただきます。 日の出地区の復興、そして潮来市の復興を記念して、多くの市民の参加のもと、復興記念イベントの開催を計画してございます。しかしながら、現在日の出地区におきましては地下水低下作業を行い、地下水低下や地盤沈下量などのモニタリングを実施しながら、徐々に地下水を低下させているところでございます。今後、日の出地区液状化対策事業効果検討委員会において経過観察を行いながら、段階的に地下水低下を行っていく予定でございます。この検討委員会によって日の出地区の地下水が予定どおり低下したと判断された後、復興記念イベントを開催したいと考えてございます。内容につきましては、記念式典、物産展、スポーツ関連イベント等を視野に入れながら開催したいと考えてございます。 2番としまして、そのほかで計画されているものでございます。 現時点で復興記念事業として計画しているものはございません。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) まだ時期は定かでないということでお聞きいたしました。当初10月というようなお話をちょっと伺ったことがありましたので、設問をさせていただきました。ありがとうございます。 それでは、以上で6番、兼平……     (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(今泉利拓君) ちょっと待ってください。 塙課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) 追加答弁でお願いいたします。 ○議長(今泉利拓君) 追加答弁があるようですから、塙課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) 先ほど水郷つくばサイクリングロードの質問の中にAEDの整備ということで再質問がございました。 先ほどの水郷つくばサイクリングによるまちづくりプロジェクト、これは加速化交付金の事業でございます。そちらではAEDの整備は行わないんですけれども、それとは別な事業のほう、これは県の事業なんですけれども、水郷つくばサイクリングコースAED整備事業、そちらのほうで予算をとっておりまして、今後5基設置する予定でございます。 ○議長(今泉利拓君) 追加答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆6番(兼平好一君) ご丁寧な答弁ありがとうございました。 以上で6番、兼平好一、質問を終了いたします。ありがとうございました。 ○議長(今泉利拓君) 以上をもちまして兼平議員の質問を終わります。 職員が入れかわりますので、ちょっとお待ちください。----------------------------------- △小沼英明君 ○議長(今泉利拓君) それでは、14番、小沼英明議員の質問を許可いたします。議員は質問席に移動願います。 小沼議員。     (14番 小沼英明君 登壇) ◆14番(小沼英明君) 14番議員、小沼でございます。 議長より許可をいただき、通告に従い、質問を順次してまいりたいと存じます。 まず初めに、ことし4月に起きました熊本大地震におきまして亡くなられた皆様方をお悔やみ申し上げ、多くの被害を受けた皆様にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げるものでございます。 それでは、質問のほうへ入らせていただきたいと思います。 まず、大きな1番のほう入らせていただきます。 旧有料道路の須賀地区の中央分離帯の件についてお伺いをいたしたいと思います。 旧水郷有料道路のしまむらとウエルシアの前からAKオートと今泉葬儀社の車庫にかけまして、中央分離帯にポールが立ち、51号線からしまむらやウエルシアのほうへ行こうとしますと、大洲の信号でUターンをしてからでないと駐車場へ入れなくなってしまいました。また、日の出や神栖方面へ戻る車に関しましては、ポールの途切れるAKオートの前まで進んでUターンをしないと戻れなくなってしまいました。 そこでお伺いをいたしたいと思います。 1、県の管理であろうと思いますが、なぜ店舗に入りづらくなるような策をとってしまったのか、お伺いをいたします。 2番目、沿線の店舗や住宅の方に、また市に対しての十分な説明はあったのか、お伺いをいたします。 3番、須賀曲松下へ向かう道路の信号が開通した時点で解決をされるのか、お伺いをいたします。 まずは、1番の質問をお伺いいたします。 ○議長(今泉利拓君) 土子都市建設課長。 ◎都市建設課長(土子正彦君) それでは、1点目でございますが、議員のおっしゃるとおり当該道路の管理者は茨城県潮来土木事務所でございます。ただし、今回の工事に関しましては市道(潮)1655号線との交差点設置を目的としたものであるため、潮来市が茨城県より道路法第24条、これは道路管理者以外の者が行う工事でございまして、許可を得て工事を行いました。 当該箇所の設計に当たっては、道路法第95条の2第1項の規定に基づきまして交通管理者である茨城県公安委員会と交差点協議を行う必要があります。その交差点協議で出された指示に基づき修正等を重ね、最終的に現在の形態で許可をいただくことができたということでございます。 2点目でございます。 地元への十分な説明という質問でございますが、今回できる新しい交差点近くの店舗、そういったところには事前に周知について各店舗を訪問し、概要説明そういったものを行うとともに、計画図をお渡ししてまいりました。 その一方でなんですが、交差点から少し離れた一部の路線の店舗並びに住民の皆様への対応につきまして、工事のお知らせはしたものの、ポール設置等の交通規制強化の部分について説明がおくれてしまったということでございます。しかし、ご理解はいただいているというところでございます。関係者の皆様に対し、事前の説明が不十分であったものと反省してございます。 3点目、須賀曲松下に向かう道路の信号が設置されたときに解決されるのかというご質問です。 茨城県公安委員会との交差点協議結果に基づき当該交差点箇所に信号機が設置された後に関しましても、国道51号方面から進行してくる車両の右折レーンの設置や右折の路面標示はされません。そのため解決されるとまでは言えないものと考えてございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) いろいろご説明いただいたんですけれども、まず、1番のほうの再質問となりますけれども、こちらが第24条、第95条の2とか言われましたけれども、よく説明をされても正直わからない部分であります。 まず、この店舗に入りづらくなるような策をとってしまったということ、いわゆる市としては企業誘致をどんどん今受けようとしている段階で、既存のいわゆる中小企業のしまむらさん、これ量販店ではかなり大きな売り上げあると思います。そして、ウエルシアさん、これも地方の薬局としてはかなり大きな規模の薬局だと思うんですが、ポールがいきなり立ったときに、たまたま私もあそこを通りまして、前の車が右にウインカーを、いわゆる51号から大洲方面に向かっていって、右にウインカーを出したまま真っすぐ走っているんです。とうとう曲がるところがなくて、大洲の信号まで行って、そのままウインカーを戻して真っすぐ行ってしまったというような、結局入りづらくて入れない。コンビニエンスストアが例えば知らないところへ行ったときに、左側にあるけれども、右側にあれば行かない、ましてや右折ができないところでは行かないということなんです。 ですから、何が言いたいかといいますと、企業誘致を推進している市が何でこういう既存の営業にマイナスになるような方向づけをしてしまったのかなという部分、今まで右折できたものができなくなってしまった、そして須賀下が開発も道路もできて、いずれはあそこも信号ができるというちょっと後ろでまた伺いますが、ただ現時点であそこを右折できなくなることのメリット・デメリットというものを考えたときに、入りづらくしてしまったというデメリットのほうが大きいと思うんですけれども、市のほうとしては、事前に今の説明でいけば、しまむらとウエルシアさんのほうには早目に説明をしたという解釈であって、その両店舗はそういうことであれば仕方がないという旨で納得をいただいたという解釈をしてよろしいんでしょうか、伺います。 ○議長(今泉利拓君) 土子都市建設課長。 ◎都市建設課長(土子正彦君) では、再質問でございますが、先ほどちょっとわかりづらい説明だったかと思うんですが、今回、県道で新しく交差点をつくるということで道路管理者である茨城県にかわって潮来市が工事を行う、それは許可をいただいて行ったというところなんですが、交差点協議に関しては私ども潮来市のほうで行っています。 ただ、当初、交差点協議をする際に、従前の交通形態を踏襲してポールの設置は考えておりませんでした。しかし、協議を進める中、これは茨城県の公安委員会です、以前から右折する車両が後方から来る車両に追突されるおそれや、ゼブラゾーンを横切る際に対向車と接触する等の危険性があった旨のご指摘を受けたことから、結果として安全性の確保を目的にポールの設置をすることで許可を受けたというような経過がございます。 先ほど議員が言われたましたとおり、先ほどの量販店2店舗につきましては事前に説明して了解を得たというところでございます。 要は公安委員会、警察のほうの許可を得るためにポールを設置した形になってしまったというようなことでございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) それでは、2番のほうになってしまうんですけれども、量販店のほうにはご説明をいただいたけれども、若干の説明のおくれはあったという旨を課長から答弁でいただきましたけれども、AKオートさんのところでちょっと立っていて見ますと、多い時間帯は本当に5分ぐらいの間に3台ぐらいUターンを、いわゆる神栖方面から来てまた戻っていきます。いわゆるポールの途切れたところでUターンをしている。 そのポールの長さですけれども、それも十分計算されておつくりになったのかなというふうには思うんですが、いわゆるAKオートさんの向かい側には今泉葬儀社さんの車庫兼住宅みたいなものがあります。当然もし今泉さんに協議をしておれば、今泉さんの車庫から車が出るときに右に曲がろうとしたら右に曲がれないんですよね、課長。今泉さんの車が国道へ出ようとしたらば、左へ一旦曲がって、前川の橋を越えて、大洲の信号のところでUターンするのが最短の距離、しかも恐らくや今泉さんのあそこの車庫にはマイクロバスか大きなバスが入っていると思います。そうしたときに非常に不合理である。あのポールが立ってしまったがために右折ができない、左折して回り込もうと思っても、多分大洲の信号ではマイクロバスやバスはUターンというのはあの信号内では非常に厳しいのかなと思うんですけれども、非常に危ないから中央分離帯のところを右折しないようにしたということでありますけれども、やはり町うちのほうからもしくは車屋さん、いわゆる51号のほうからウエルシア、それからしまむらに入ろうとしたときにはUターンをしなきゃいけない。 道のわかっている私らであれば、町うちから行くときには前川の橋を手前のほうから渡って大洲の信号を左へ曲がってくれば行けますけれども、だから、非常にかえって危ないのではないのかなという思いがあるのですが、仮に土子課長が買い物に行くとしても、恐らく大洲の信号でUターンをしなければウエルシアやしまむらに行けない。あそこに行くのは面倒だから、例えばサンキやヤックスドラッグへ行くというようなことだってなってしまう。決してお金いただいているわけでも何でもありませんけれども、ただ非常に入りづらくなってしまったのは事実、そして、近隣の商店、それからそういう車庫をお持ちの方、また一般の住宅もあそこが右折できなくなってしまったということで非常に不便である。 例えばもう少しあのポールをゼブラゾーンの端っこを手前にして、今泉さんのところを例えば苦情が出て、そこまでの思いはまだ聞いてはいませんけれども、あそこを右折することが可能になるような、例えば手法はないのでしょうか、お伺いしたいと思います。
    ○議長(今泉利拓君) これは1番についての再質問でよろしいですか。 ◆14番(小沼英明君) いや、2番で結構です。 ○議長(今泉利拓君) 2番でいいですか。 原市長。 ◎市長(原浩道君) 小沼議員のご質問にお答え申し上げます。 まさしく小沼議員がおっしゃったとおりでございまして、須賀曲松の事業を起こす時点できちっと精査すべき問題、大もとは問題だったんだろうと思います。事業が進んできた段階で県との協議、今、小沼議員がおっしゃったように私もじかに確認しました。何とかゼブラを短くできないのかということでございますけれども、県の公安のほうでは、やはり安全性を確保するのにはあの形でないと許可しませんよということでございますので、何としてもできなかったということでございます。 それと、事前の説明が不十分であったということも私もじかに聞いておりますので、大変申しわけなかったなという思いがしております。やはり商売している方々のところがああいうふうに不便になるわけですから、きちっとこういう事業でこういう計画でなりますけれどもということは、じかに直接説明すべきであったろうと思っております。 今後は須賀曲松の事業もどんどん進んでおりますので、小沼議員がおっしゃるとおりしっかりと企業誘致、あそこに張りつけられるような活動をしていきたいと思っておりますので、ご理解のほどを賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) ありがとうございます。 市長のほうに大分ご理解をいただいて、本当におくれがあったことを認めていただくこと、そしてまた地域の方と話す機会があれば、ぜひ市長のほうまたは部長のほうあたりからもお話をいただければありがたいと思います。 3番のほうで1つだけ再質問をさせていただきたいと思いますけれども、須賀曲松下、現在間もなく道路が通るのかなというような思いがあるんですけれども、最終的に土子課長の説明でいけば、あそこから出てくるものは右折はできないという説明でしたよね。須賀曲松の中から出てくるあそこに信号を仮につくっても右折はできない、いわゆる中央分離帯部が切れたままであるということの説明だったような気がするんですが。     (「違います」と呼ぶ者あり) ◆14番(小沼英明君) 違うかな。そこも含めて答弁いただきたいと思いますけれども、もう少し言いたいのが、いわゆる大洲の信号があります、大洲の信号というか、つくみさんの信号です。そこから前川の橋があります。仮に須賀下のところが出てくるところに信号をつくるというと、あそこはせいぜい三、四百メーターあるかないか、300メーター強でしょうか、そうするとその先にはいわゆる事故の多い稲井川橋の信号があって、その後に今度は51号と旧有料道路の交差する信号があるわけであります。 ですから、何が一番言いたいかというとこの3番の質問のほうですけれども、総合的に本当に考えていただいて、今まで何度も何度も施策の中で県道と有料道路が接する信号と国道と有料道路が交差する信号を見間違えて、信号無視の車が非常に多いということで事故が多かったわけです。ですから、そこいらも含めて、ゼブラゾーンで右折、Uターンも非常に危ない、そして今度信号ができるときに再度その県道の交差する有料道路の信号、そして51号と有料道路が交差する信号、そして須賀下に入る信号、そして大洲の信号という部分の中で総合的に交差点を考えた市としての要望というものを市の内部でも十分協議していただいて、また、公安なり警察のほうなりとの話し合うものを持って行っていただきたいと思いますが、そこいらを含めて答弁をまとめていただければと思います。 ○議長(今泉利拓君) 土子課長。 ◎都市建設課長(土子正彦君) 右折レーンが設置されないという部分ですが、これは現在の水戸・神栖線、旧有料道路でございまして、51号から神栖方面へ向かって今2車線です。そこに逆側に神栖のほうから51号来たところには右折レーンを設けました。設けていますが、逆に51号から神栖に向かう路線は2車線のままです。そこに今回信号がつく、交差点、新しくつくった、そこに右折レーンとか右に曲がる矢印、そういった標示はされないというような説明をしたつもりでございます。ですから、今回道路市道(潮)1655号線から来る路線からの右折は可能でございます。市道から県道に出たところの交差点、信号がつきますが、そこを右折することは可能でございます。     (「ちょっと休憩いいですか」と呼ぶ者あり) ○議長(今泉利拓君) ちょっと休憩。                         (午前11時15分)----------------------------------- ○議長(今泉利拓君) 休憩を解きます。                         (午前11時16分)----------------------------------- ○議長(今泉利拓君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) お答え申し上げます。 今答弁したのは、Uターンは可能なんですけれども、危険な状態であるということには変わりがないんです。警察のほうではそこをUターン禁止にはしないけれども、危険だと、規制はしないけれども、危険な状態ではある。ですから、様子を見て仮に事故等が発生した場合は、Uターン禁止の規制がかかるんだろうという、そういうふうに市としては捉えております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) わかりましたか。 寺田建設部長。 ◎建設部長兼復興工事推進事務所長(寺田明弘君) 県道水戸・神栖線と1655号線、T字になります。T字になりますので、右折する箇所ができます。それは神栖方面から潮来51号方面に来る際に市道側に右折する場合、これ右折になって市道になります。あとは市道から出て、T字にぶつかったところを今度は51号方面に右折するのは右折できます。その2カ所については右折レーンが設けられます。がしかし、51号から神栖方面に向かうときにはT字で右折する道路がございませんので、右折レーン及び路面の右折標示は設けられません。しかるに直線となるんですが、右折レーンはできませんが、Uターンというようなことが物理的にできるかできないかという話なれば、右折レーンがない、あるいは路面標示がないというだけであって、そこのところについては特に規制は設けられないというような形では聞いております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) わかりましたか。 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) ある程度わかりましたので、ただ、総合的に本当に商売のため、事故がないようになるためわかりやすい道路をつくる、全てを協議した上でこの先は県、そして警察と協議の上でこの道路というものをつくっていっていただきたいと思います。 ただ、執行部のほうで十分理解をいただいているようなので、この先の協議の中では十分配慮、早目の説明をお願いして、2番のほうへいきたいと思います。1番のほうは結構です。 ○議長(今泉利拓君) 何かありますか。 建設部長。 ◎建設部長兼復興工事推進事務所長(寺田明弘君) ただいま小沼議員からございました市からの要望ということも含めましてのお話ですけれども、先ほど市長から答弁させていただきましたように、市道ができた後への企業の立地の状況等々も踏まえまして、その近辺の交差点の形状、あるいは交通量等々を今後状況を見ながら、必要に応じて交通管理者である公安委員会等のほうについては、要望する必要があれば要望してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) じゃ、次に移ってください。 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) それでは、大きな2番のほうに入らせていただきたいと思います。 農業委員の推薦とその後についてをお伺いいたしたいと思います。 3月定例会において、新たな農業委員会の委員案が市長推薦により提出をされ、議会の同意を得て12名の農業委員が誕生され、さらに6名の農地利用最適化推進委員を選出されたと思うのでありますが、そこでお伺いをいたしたいと思います。 1番、農業委員と農地利用最適化推進委員の役割を改めてお伺いをいたしたいと思います。 2番といたしまして、その推進委員の6名をお教えいただきたいと思います。 3番といたしまして、その選出理由、そして基準をお教えいただきたいと思います。 以上であります。 ○議長(今泉利拓君) 根本農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(根本富美雄君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。 まず、1番でございますけれども、農業委員と農地利用最適化推進委員の役割についてでございます。 改正農業委員会法が4月1日に施行され、農業委員会に農業委員のほかに新たに農地利用最適化推進委員が設置されました。また、業務内容におきましては、これまで任意業務でありました農地等の利用の最適化、担い手への農地の集積・集約化等でございますけれども、こちらの業務が必須の業務になりました。やらなければならないという業務になりました。これに伴い、農業委員と農地利用最適化推進委員がお互い連携をとりながら農業委員会の活動を今後行うことになります。 それぞれの役割でございますけれども、簡潔に申しますと、農業委員は合議体としての意思決定を行い、推進委員はそれぞれの担当地区において、担い手への農地の集積・集約化、耕作放棄地の発生防止・解消等の農地の利用の最適化の推進に関する活動を行うことが基本となっております。 続きまして、2番の質問でございます。 その推進委員の6名を教えていただきたいという質問でございます。 推進委員につきましては、改正農業委員会法で、農業委員会において委嘱をするということになっております。農業委員会のほうで5月1日付で6名の方を委嘱をいたしております。それぞれ担当区ごとに委嘱をいたしております。潮来地区におきましては柄津幸男さん、辻地区におきましては石井一夫さん、延方地区におきましては関沢勝衛さん、大生原地区は……     (「すみません、ゆっくり」と呼ぶ者あり) ◎農業委員会事務局長(根本富美雄君) はい。もう一度じゃ、潮来地区は柄津幸男さんです、辻地区は石井一夫さんです、延方地区は関沢勝衛さんです、大生原地区は原正章さんです、霞地区は薄井登三男さんです、八代地区は高柳好男さんです。以上6名の方です。 続きまして、3番の質問でございます。 その選出理由と基準を教えていただきたいという質問でございます。 農地利用最適化推進委員につきましては、改正農業委員会法第17条により「農業委員会は、農地等の利用の最適化の推進に熱意と識見を要する者のうちから、農地利用最適化推進委員を委嘱しなければならない。」と定められております。また、同条によりまして、推進委員は委嘱するときには各推進委員の担当区域を定めることになっております。 推進委員の選出につきましては各地区の農業者、あるいは団体等から推薦、応募がありました候補者の届出書、さらに農業委員会の農地台帳等の情報、さらには茨城県農業会議等からの評価項目の情報等に基づきまして、農業委員会の総会のほうで選出をいたしました。 選出の参考項目としては、1番として、経営の状況がどうかということでございます。2番目としまして、農業の経験、経年数がどのぐらいかということでございます。3番目としまして、農業委員の経験があるかどうかということでございます。4番目としまして、農業関係団体の役員の経験があるかどうかでございます。5番目としまして、生産調整の達成者であるかどうか、6番としまして、違反転用をしていないかどうかということでございます。これらの項目を参考といたしました。 なお、選出におきましては候補者の経歴、推薦理由、ただいまご説明しました参考項目、さらにそれぞれの担当区域で当該地域の農業委員さんの意見を聞きまして、総合的に判断をいたしまして、農業委員会の総会において選出をいたしました。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) 1番からお伺いをしてまいりたいと思います。 再質問になりますが、農業委員さんから推薦を受けて、最適化推進委員というのは選出されたということですけれども、農業委員といいますと今までは大体25日が基本のとおり定例会みたいなものが行われていたと思うんですけれども、今度この農地利用最適化推進委員さんというのは独自に農業委員会とは別に会議をされるのか、また一緒になる会議もあるのか、12名と6名が一緒に出席されるような会議というのはまだこの法が改正になって、4月1日に改正になり、さらには5月1日付でその推進委員というのは生まれたばかりかと思うんですけれども、現在まで、そして今後どのように会議というのは設けられていくのか、まずお伺いしたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) 根本事務局長。 ◎農業委員会事務局長(根本富美雄君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。 5月1日付で農地利用最適化推進委員のほうは委嘱をしてございます。その後5月に入りまして、その推進委員会議を1回開催しております。そこでやはりこれからの活動の状況、計画等を話した中で月1回、推進委員会議を設けながら、お互いその情報を交換しながら活動していこうということで、月1回の推進委員会議を今後開催していく予定でございます。 あわせまして、その会議で推進委員の方から農業委員さんと密接に活動したいということで、総会等にも出席をさせていただきたいというご意見がございましたので、これから推進委員会議月1回と総会のほうに出ていただいて、いろんな意見をいただくようになるかと思います。そんなことで活動を進めたいと思っております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) 再々になってしまうんですけれども、農業委員さんの報酬と農地利用最適化推進委員の皆さんの報酬というのはまずこの報酬お教えください。 それから、今度一緒に会議も出られるということでしたが、これはオブザーバーではなく、ちゃんと意見を述べることのできる農業委員会の一員ではないんですけれども、意見もともに協議できるという解釈でよろしいでしょうか。 以上、再々質問お願いしたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) 根本事務局長。 ◎農業委員会事務局長(根本富美雄君) 報酬でございますけれども、報酬につきましては農業委員の一般の委員さん、これが5万3,100円でございます。農地利用最適化推進委員も同額の5万3,100円ということで条例のほうで定めていただきました。 なお、会議等に出席し、オブザーバーという話でございますけれども、その農業委員会の総会に出席しまして、その農地の利用の最適化の意見を述べることはできるということになっております。また、農地利用最適化の推進委員の指針という計画書をつくるわけなんですけれども、これらの計画をつくる際には、その農地利用最適化推進委員の意見を聞かなければならないということになってございますので、総会でちゃんと自分の意見を述べていただきながら、そういう計画のほうつくっていくようになるかと思います。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) それでは、2番のほうで再質問としてお伺いをいたしますけれども、各地区からいわゆる推進委員さんというのは代表で6名お決まりになったということでありました。それで、この推進委員というのはいわゆる担当する地区内の農地の利用状況の調査を行い、遊休農地の解消と有効利用、違反転用防止、是正等の活動などが含まれるというご説明もいただきましたけれども、たまたまですけれども、インターネットのほうで、ちょっと他の自治体どんなぐあいかというものを調べさせていただきました。 たまたま上位順で出て来た市なので、そこで近隣市ということで調べましたところ、笠間市がたまたま出てまいりました。笠間市が農業委員さん19名おいでになるそうです。報酬のほうが月に4万円。ただし、農地利用最適化推進委員、こちらは26名、農業委員さんよりはるかに多いんです。月額の報酬のほうは2万5,000円と報酬は安い。そのほかに出てきて近いところと思ったのが横芝光町、千葉県ですけれども、町ですからまたそれなりの状況も違うと思いますが、農業委員が12名、報酬が月3万円です。農地利用最適化推進委員に関しましては倍の24名おいでになるようです。報酬といいますと月1万5,000円なんです。 報酬の問題につきましては、私どもも議員の報酬云々言われるのも余り好きなものじゃないですからともかくといたしまして、その6名の推進委員でほかの自治体見ますとかなりの数がおいでになって、その農地利用の適正化を考えるに少し人数少ないんじゃないかなというような気がするんですが、たまたまいわゆる近隣の行方市であるとか、鉾田であるとか、鹿嶋であるとか、神栖であるというのはちょっとデータを引く暇がなかった、また調べる時間がなかったので、わかりかねるんですけれども、そういう意味においても6名という推進委員は少なくないのか、また、もし把握できていれば近隣の行方、鉾田あたりの現状はどうなっているのか、お伺いをいたしたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) 根本事務局長。 ◎農業委員会事務局長(根本富美雄君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。 まず、近隣の状況でございますけれども、鹿行地区におきましては、この改正農業委員会法によりまして4月から農地利用最適化推進委員を委嘱する市町村は5市のうち3市、潮来市と神栖市と鉾田市の3市が新しく組織が変わります。それで、鉾田市におきましては、農地利用最適化推進委員は36名が定数でございます。それで、神栖市におきましては、15人が定数になっております。潮来市は6名ということで少ないというお話しでございますけれども、推進委員の上限というのは政令で決まっておりまして、大体100ヘクタールに1人という割合ということで政令のほうで決まっておりまして、それを基準にして市の条例で定めるということになっております。 それで、潮来市におきましては、改正農業委員会法の施行前におきまして農業委員さんが21名おりました。この21名でその合議体としての意思決定と任意業務でありましたけれども、その農地の利用の最適化の推進を兼ねて行ってきたわけでございます。施行後は農業委員が12名、推進委員が6名、合計しますと18名でございます。実質的には3名の減というような形になっておりますけれども、それぞれの役割を分担しながら活動を行っていくということで、お互い協力のできるところは協力しながら、連携をとりながら活動を行っていくということになります。 そういう中では農地面積も潮来市は2,000ヘクタールでございます。鉾田市は9,000ヘクタールございますので、鉾田市は三十何人ということでございますけれども、2,000ヘクタールの中で実際農地の集積も3割ぐらい進んでいるかと思いますので、そういう中で6名プラスの12人、農業委員さんと協力しながらそれぞれの業務を適正に行っていただければ、活動についてはできるのではないかと思っております。 以上でございます。 あと、先ほど報酬の件で推進委員が5万3,100円ということでございましたけれども、こちらの報酬額につきましては、12月の議会において議決をいただいておることでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) 再々になりますけれども、今伺いますと潮来2,000ヘクタール、鉾田9,000ヘクタール、約4.5倍、ただ6名に対して36名の定数ということ、さらには農業委員会と協議しながらという部分のお話もあったかと思いますけれども、やはり農業委員会の皆さんとこの最適化推進委員というのは、ある意味区別化してやることに新たな法改正があったんではないのかなという憶測ですけれども、役割を農業委員とその推進を分けることによって、その農地利用やら何やらというのはスムーズにいく部分があるのではないのかなという気がするものと、報酬については決してものを言うところではありませんけれども、先ほど2市町の例を言いましたとおり、報酬は安くても人数が多いほうが推進委員というのは役割を全うできるのではないのかなという気がいたしたもので、この質問を立ち上げたわけであります。 今すぐどうのこうのということはないですけれども、今後6名で不都合があった場合にはやはりもう少し地区1人ではなくて、やりやすいように、協議できるように私は例えばこの倍の12名にするべきであろうと思いますし、その辺はもう少しフレキシブルに考えていただいてはいかがかなと思います。それを再々質問としたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 小沼議員の再々質問にご答弁申し上げます。 経緯から申しますと、農業委員が12名で推進委員が6名と、推進委員の6名の方は農業委員会の中で選出していただいて、各地区に配置されるということでございまして、まず報酬に関しましては、1つはいろんな議論がございまして、報酬をぐっと下げた形ではどうだろうとか、人数も12名にしたほうがいいんじゃないかといろんな議論がございました。そういう中で農地の面積で行方や鉾田等と比べますとかなり少ない面積で、先ほど農業委員会の事務局のほうからご答弁があったように、ある程度進み出しているという状況の中で各地区1人で大丈夫だろうということでこの決定をしたわけです。これも12月議会のほうでご承認いただいております。 また、農業委員と推進委員の役割というと冷静にその仕事の内容を見ますと、推進委員のほうが確かに大変なんです。農地集約ということで言えば、農業委員よりも作業量としては推進委員のほうが大変であります。ですから、別々ではなくて、農業委員さんのところに1人ずつ必ず推進委員が入っていますので、その方と協力しながら、意見をもらいながら農地集約を図っていくという考えで6名になっております。 報酬はこれまでもずっと茨城県の中では上位に位置する報酬を農業委員会払ってきております。それと同等に、じゃ、払いましょうということで決定させていただきました。 何よりも推進委員が機能的にしっかりとお仕事をしていただけるように、やはり会議等、研修等、そして目標設定をしっかりしていただいて、半年、1年で何ヘクタールの農地集約をするんだと、ただ推進委員で目的だけ与えるのではなくて、やはり推進委員がみずからしっかりとその地域の実情に合わせて農地集約を図るとそういう意味では事務局も含めて、やはり市のほうもしっかりとその機能が果たせるようにしっかりと助言をしていきたい、そう思っておりますので、ご理解のほどをお願い申し上げます。 以上であります。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) それでは、3番のほうで再質問したいと思いますけれども、先ほどその選出基準といたしまして経営の状況、いわゆる農業の経験、それと農業委員の経験があるか、また農業関係団体の経験はあるか、生産調整をちゃんと達成しているか、違反転用していないかというような6項目でしたか、そういうものを基準に選択されたということ、それに推薦があってお決めになったということですが、そういいますと、じゃ、生産調整あたりの未達成の方は一切今回の推進委員の中にはおいでにならない、さらには一定の経験、また違反転用などはないということで解してよろしいでしょうか。 ○議長(今泉利拓君) 根本事務局長。 ◎農業委員会事務局長(根本富美雄君) ただいまのご質問にお答えします。 まず、違反転用については候補者の方はございません。 続きまして、生産調整でございますけれども、生産調整につきましては米の価格の安定ということで重要な対策でございますので、公職につく方につきましては達成をお願いしているところでございます。それで、生産調整につきましてこちらでちょっと調査をしたところ、候補者の中で1名の方は何年か未達成の方がございました。あと1名の方は1年だけ何らかの事情で未達成の方がございました。そのような状況です。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) ありがとうございます。 正直にお答えいただいたのであれですけれども、本当にそういうもし未達成の方、過去においてそういう方があったらやはり公人であること、そのお立場というものを十分に考えていただいて、今後執行部のほうとしても、また農業委員会さんのほうからも指導のほどをよろしくお願いしたいと思います。この答弁は結構です。 それでは、3番のほうへ入りたいと思います。 都市計画税廃止に伴う財源についてをお伺いいたします。 昨年の9月議会において、1億5,000万円の財源見込みができたということで、議決の上、都市計画税が廃止になったわけであります。そのときに提示されました10項目の財源の現状についてお伺いをしてまいりたいと思います。 1番といたしまして、市税徴収率向上94%から94.5%に上げて年間1,590万円と言われておりましたが、その後の徴収率のほうはいかがであるか、お伺いをいたしたいと思います。 2番といたしまして、ふるさと納税の促進で約1,500万円、その後のふるさと納税はいかがであろうか。兼平議員のほうにお答えがありましたんですが、一応簡単で結構ですからお答えいただきたいと思います。 3番といたしまして、随意契約(工事、委託、備品等)約10億を見直し3%で約3,000万円。その後の契約見直しはいかがであろうか、お伺いをいたしたいと思います。 4番目といたしまして、今後の増収と言われておりました潮来インター周辺固定資産、いわゆる土地、建物のその後はいかがか、お伺いいたします。 ○議長(今泉利拓君) 荻税務課長。 ◎税務課長(荻恵美子君) では、1点目の徴収率についてお答えいたします。 平成26年度市税徴収率は94.03%、平成27年度は94.70%を見込んでおり、約0.7ポイントアップとなる予定でございます。また、平成28年度も27年度の徴収率を維持できるよう取り組んでまいります。 ○議長(今泉利拓君) 加藤産業観光課長。 ◎産業観光課長(加藤益生君) 2点目のふるさと納税でございます。 こちら先ほどの兼平議員と同様の答弁となりますが、件数が504件でございまして、金額のほうが1,583万6,000円です。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 実川財政課長。 ◎財政課長(実川智史君) 3点目でございます。 財源の確保としまして、随意契約の見直しについてです。 本年2月に、随意契約の対象関連法令であります地方自治法施行令第167条の2第1項及び財務規則第134条の考え方を中心としまして潮来市随意契約ガイドラインを作成しております。このガイドラインを運用しまして、より競争性を高めながら、適正な事務執行に努めているところでございます。 また、昨年度末であります債務負担行為の設定によりまして、施設管理委託を入札へ移行しております。それにより給食センター調理加工業務委託の入札差金2,370万5,000円の減、3年間分でございます。その結果、平成28年度当初予算の額を955万8,000円を減額することができております。 また、特別会計におきましては、下水道会計の中継ポンプ場運転管理委託640万円の減額、この契約期間が1,826日を持っておりましたので、年額換算しますと約128万円の減額となります。 農業集落排水浄化センター等運転管理委託においても30万円の減額、1,826日を持っておりましたので、年額としますと約6万円の減額とすることができております。 さらに、上下水道料金徴収等業務委託の入札差金2,925万円の減額、1,826日の契約期間を持っておりましたので、年額にしますと585万円の減額となります。 そのほか水道関連業務委託3件ございまして、その合計年額の減が125万円の減額となります。 一般会計、通常事業に戻りまして、前川運動公園芝生管理及び都市公園トイレ清掃委託を入札にしまして、入札差金43万円の減額とすることができております。 このように、28年度当初予算において昨年度末、債務負担行為を設定したことによりまして、随意契約の見直しを行いまして、既に一般会計、下水道、農排の関連会計で年額1,089万8,000円を減額、水道事業としまして年額710万円というふうに減額できております。行政経営費として減額することができている状況でございます。引き続きこのように努力してまいります。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 答弁が終わりました。     (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(今泉利拓君) 失礼しました、もう一つあります。 崎岡企業誘致推進室長。 ◎企業誘致推進室長(崎岡正浩君) それでは、4点目、潮来インター周辺の固定資産の増収の状況についてご説明させていただきます。 潮来インター周辺地区につきましては、平成26年度に倉庫を建設した企業がございます。その企業は現在、潮来市の企業立地支援制度による固定資産税の課税免除を行っております。それは5年間の課税免除の制度でございますので、平成32年度から課税を開始いたしまして、約200万円程度の増収を見込んでいるところでございます。そのほか潮来インター周辺で新たな企業が進出する予定でございましたが、立地には至りませんでした。 しかしながら、例えば潮来工業団地内のある事業所におきましては、家屋償却資産の課税免除期間終了に伴う税収が本年度約2,200万円程度見込まれております。また、同じく潮来工業団地内では、企業の工場増設の計画もございます。現在工事が進められておりますが、こちらも多額の投資による増設になっております。 このように潮来市全体で見ますと、税の増収は今後も見込めると考えております。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) 明快な答弁、ありがとうございました。 まず、1番の市税のほうの思ったよりも94.5よりも上がって94.70%ということですが、もし数字がわかれば94.70%になりますと1,590万円がお幾らになるか、お教えいただければと思います。もしわかればで結構です。 ○議長(今泉利拓君) 荻税務課長。 ◎税務課長(荻恵美子君) ただいまのご質問にお答えいたします。 0.5%で1,590万円でございますので、0.7となった場合には約2,190万円ぐらいの増加になるかと思っております。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) 1番のほうは結構です。引き続き平成28年度の徴収率のほうも上げていただきたいと思います。 さて、ふるさと納税の促進のほうですけれども、現在504件、1,583万6,000円ということでしたが、昨年もこの件に関しましては、喧々囂々やってまいった経緯がございます。経費はやはり55%ないし60%ぐらいはこのふるさと納税の返礼品に関してはかかってしまうのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(今泉利拓君) 加藤産業観光課長。 ◎産業観光課長(加藤益生君) これまでの答弁、当初実施していく中で約5割から6割の返礼品の金額、手数料等々で経費として見ているということでございました。ちなみに27年度のほう、精査しまして、経費のほうは総額で約4割で済んでございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) ふるさと納税ですけれども、各地でしのぎを削ってそこの名産品をかなり上げているというような状況でありますが、日立市におけるような電気製品の返礼品を出すと制限がかかったり、過剰な競争の中でいろいろ各自治体が努力をしているところでありますけれども、この先も潮来独自の特色ある返礼品をご用意いただいて、市内のいわゆるあきんどの皆さんも潤って、市のほうも潤うような施策でどんどんこのふるさと納税も上げていただきたいと思います。こちらの答弁も結構です。 それから、3番のほうまいりますけれども、随契の見直しで約3,000万の件ですが、ただいまありました上下水道のこちらの入札をして年額585万円の減額になったということですけれども、これ従来のジェネッツさんとは違う業者さんになられたのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(今泉利拓君) 実川財政課長。 ◎財政課長(実川智史君) お答えいたします。 契約業者は従来の業者という形で聞いております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) そうしますと、従来よりかなり安く契約ができたということは改めて入札をして、競争意識が芽生えたことで随契ではなく、その中での金額の提示があって安くなったという解し方をしてよろしいでしょうか。 ○議長(今泉利拓君) 実川財政課長。 ◎財政課長(実川智史君) 今回、今ご報告させていただきましたものについては同様でございまして、全部債務負担行為という設定を持ちまして、競争の中でこういう運営委託を行っていただいておりますので、そういう競争が働いたという形で捉えております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) それでは、大きい4番のほうへ入らせていただきます。 ○議長(今泉利拓君) ちょっと待って。 ちょうど区切りがいいですから、申しわけありませんが、4番は午後1時半からお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆14番(小沼英明君) 了解です。                         (午前11時54分)----------------------------------- ○議長(今泉利拓君) 定刻1時半前でございますが、全員そろいましたので、会議を再開いたします。                          (午後1時25分)----------------------------------- ○議長(今泉利拓君) それでは、小沼英明議員、質問を続けてください。 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) それでは、大きな4番のほうに入らせていただきたいと思います。 平成27年度入札について。 平成27年度入開札結果を市役所のホームページよりダウンロードし、拝見をしてみました。142件の指名競争入札、一般競争入札、また、内容は工事、委託業務、物品購入とさまざまなものが明記をされておりました。 そこで、幾つかお伺いをしてまいりたいと思います。 1番、入札番号78、79番の日の出第2中継ポンプ場の場所と役割をお伺いいたします。 2番、78番、27国補流潮公下日の出第2中継ポンプ場改築工事(電気設備)の入札された期日、予定価格、落札額、落札率、参加業者、落札業者をお伺いいたします。 3番といたしまして、79番、27国補流潮公下日の出第2中継ポンプ場改築工事(機械設備)の入札された期日、予定価格をお伺いいたします。5社全て辞退により中止となっているようでありますが、その5社と中止になった要因をお伺いいたします。 4番といたしまして、124番、27国補流潮公下日の出第2中継ポンプ場改築工事(機械設備)の入札された期日、予定価格、落札額、落札率、参加業者、落札業者をお伺いいたします。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(今泉利拓君) 質問が終わりました。 石井上下水道課長。 ◎上下水道課長(石井俊哉君) それでは、小沼議員の質問の1点目でございます。 入札番号78、79番の日の出第2中継ポンプ場の場所と役割を伺うということに答弁させていただきたいと思います。 場所につきましては、潮来市日の出四丁目地内にあります。日の出第2近隣公園がある区画内、ここにひょうたん池がございますが、このひょうたん池の北西角地に位置しております。 役割につきましては、日の出第1中継ポンプ場及び大洲地区日の出第2中継ポンプ場の各区域から流入した汚水の残渣を除去した後、自然流下により日の出八丁目にあります茨城県の潮来浄化センターへ排水しております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 実川財政課長。 ◎財政課長(実川智史君) 続きまして、2点目のご質問でございます。 78番、27国補流潮公下日の出第2中継ポンプ場改築工事(電気設備)の入札期日は、平成27年11月24日でございます。予定価格は1億1,121万円で、落札額は6,180万円です。落札率は55.6%です。参加者は、あきら株式会社茨城支店でございます。株式会社東芝東関東支社、メタウォーター株式会社首都圏南部営業部の3社となっております。なお、落札者はあきら株式会社茨城支店となっております。 続きまして、3点目のご質問と4点目のご質問におきましては、同一工事の入札の過程でございますので、3回の入札を行っております。一括してご説明いたします。 ○議長(今泉利拓君) はい、結構です。やってください。 ◎財政課長(実川智史君) 第1点目は、3点目のご質問の案件でございます。 平成27年度入開札結果、79番目のものでございます。条件つき一般競争入札にて、入札日、平成27年11月24日、予定価格が3,387万円でございます。申し込みが5社ありましたが、入札の参加者はございませんでした。申込者は株式会社第一テクノ関東支店、古河産機システムズ株式会社、ドリコ株式会社、あきら株式会社茨城支店、株式会社鶴見製作所東京支社の5社でございます。 その調整といたしまして、価格が折り合わなかったため設計書の見直しをしております。土木施工経費を分離いたしまして、工期等の関係から指名競争の申し入れを選考委員会にしております。それをもちまして、選考委員会にて入札方法の変更決定をしております。 それにより、第2回目でございます。この案件は質問案件ではございませんが、経過として説明させていただきます。 指名競争入札にて、入札日は平成27年12月24日でございます。予定価格は3,282万円でございます。10社の指名をしまして、全社辞退となっております。なお、平成27年入開札結果の98番に当たるものとなっております。指名業者でございます。前回の5社、株式会社第一テクノ関東支店、古河産機システムズ株式会社、ドリコ株式会社、あきら株式会社茨城支店、株式会社鶴見製作所東京支社に新たに5社、メタウォーター株式会社首都圏南部営業部、月島機械株式会社東京支社及び前澤工業株式会社北関東営業所並びに藤井産業株式会社つくば支店、最後に株式会社酉島製作所東京支社の10社となっております。 これをもちましてこの工事の調整でございますが、茨城県の機械設備の積算基準による設計では契約ができない特殊工事となっております。これをもちまして市場調査を行った結果、再度、設計書の見直しを行っております。 続いて、3回目の入札の説明をさせていただきます。 4点目の質問事項であります平成27年度入札結果124番のものでございます。指名競争入札にて、入札日、平成28年2月4日に行っております。予定価格4,204万円でございます。10社指名をしております。3社が応札の結果、3,980万円、落札率94.7で落札しております。指名業者は第2回目と全く同じ10社となっております。なお、3社の応札におきましては、株式会社第一テクノ関東支店並びにドリコ株式会社並びにあきら株式会社茨城支店でございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 答弁が終わりました。 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) ありがとうございます。 1番のほうをまずちょっとお伺いしたいと思いますけれども、日の出第2中継ポンプ場、ひょうたん池の角地のところにあるものという旨は十分わかったんですけれども、専門知識があるわけじゃないんですけれども、容量ですとか性能的なもの、どれぐらいのものを許容するのか、簡単で結構ですからその性能といいますか、そういう容量というか、その辺をお教えいただいてもいいですか。金額が非常に大きなものですので、何千軒の分とか、どれぐらい処理する能力があるとかというものを簡単でわかれば結構です。 ○議長(今泉利拓君) 石井課長。 ◎上下水道課長(石井俊哉君) それでは、日の出第2中継ポンプ場の施設の概要ということですが、まず、日の出第2中継ポンプ場が処理する区域としましては、まず日の出第1中継ポンプ場、これは一丁目、二丁目のほうから流れてくる汚水を第2中継ポンプ場で受けます。その第1中継ポンプ場から流れてくる分、あとは第2中継ポンプ場に入る分、こちらにつきましては日の出二丁目の一部、三丁目のほぼ全域、四丁目、五丁目、あと大洲を含めました汚水量がそのポンプ場に流れてくるわけですが、その第1中継ポンプ場を含めました汚水全量を面積にしますと193ヘクタールほどあります。こちらにおきましての総排水を第1から流れてくる汚水を1回くみ上げまして、第2ポンプ場から自然流下によって下水に流すというような、県の流域下水道の浄化センターへ流すというような機能をそこで持っているわけです。 水量につきましては、ちょっと今現時点で把握しておりませんので、すみません。 ○議長(今泉利拓君) 答弁続きます。 石井課長。 ◎上下水道課長(石井俊哉君) ただいま面積を申し上げましたが、誤りがありまして、第1中継ポンプ場分が約52ヘクタールです。第2中継ポンプ場が受け持つ面積につきましては、約141ヘクタールというようなことで訂正をさせていただきたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) いいですか。 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) 時間のほうも押してきましたので、ちょっと一遍に尋ねてまいりたいと思います。 それでは、2番のほうにまいりたいと思いますけれども、あきら株式会社というのは漢字で上が日、下が立つと書いて日立と書くと思うんですけれども、聞くところによりますと日立製作所の子会社のようなプラント系の仕事をする会社だという旨は聞いております。 この落札価格が、その予定価格の1億1,121万円が6,180万円、落札率55.6%という非常に考えようではありがたいんですけれども、私ども聞くに当たっては非常に不安な、昨年、柿崎課長とマンホールポンプの件の入札でいろいろとやり合ったときには、96.7%の落札率、この大きなものが55.6%で落札するということの不自然さが私にはいささか疑問でありまして、お手柄であるとは思うんですけれども、なぜにこのように3社の中で安くできたかという旨をお答えいただければと思います。 ○議長(今泉利拓君) 実川財政課長。 ◎財政課長(実川智史君) これにおきましてはご紹介がありましたとおり落札率が55.6と極端に低いことから、後日、任意ではありますが、業者のほうに聞き取り調査を行っております。小沼議員からもありましたとおりこの会社の経営能力、施工能力としまして系列の特約店という形でそこら辺を確認しまして、施工ができるということを確認しているところでございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) それでは、もう一つのほうを伺いたいと思いますが、79番に始まりまして98番、そして124番というふうにただいまの答弁の中では当初11月24日に予定されたものが辞退により中止、その中には電気設備を落札されたあきら株式会社も入っておいでだったということで、予定価格のこの当初の3,387万円というこの金額がかなり無理があって、仕切り直し仕切り直しということで2月4日の入札で予定価格が4,204万、そして落札額が3,980万、そして落札率が94.7%というものが業者にしてもしかり、また市のほうもしかりで納得できるこれは入札ができて、その結果とこちらは解釈してよろしいのでしょうか、お伺いします。 ○議長(今泉利拓君) 実川財政課長。 ◎財政課長(実川智史君) それでは、お答えいたします。 工事の設計のルールといたしまして茨城県の積算基準を運用して最初計算をしております。そういった中で逆に経過を踏まえまして、第2回目に至りましては土木経費を外すというような努力をしながら第2回目を迎えましたが、機械設備の単価におきましては今回の工事におきましてはなかなかその茨城県の積算基準が合わないといったことの現象がわかりまして、そういう経過をたどった中で3回という形をとっておりますので、ご理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) 1億5,000万以上を超えませんと私どもにはその落札の結果が聞こえません。ただ、やっぱり有意義で立派な入札ができたということであれば、ご報告いただければもろ手を挙げて喜ぶ次第でありますので、これからも健全で明瞭な入札をまた安く、市民のためになるようなものを続けていただければと思います。 では、5番のほう、最後の項目に移りたいと思います。 平成28年度の入札についてお伺いいたします。 潮来市ホームページに平成28年度潮来市公共工事等発注見通し(当初分)が掲示されておりましたので、ダウンロードをしてみました。 そこでお伺いをいたしたいと思います。 1番といたしまして、5月26日、入札をされましたH27市道(牛)1027号線道路改良工事は、平成28年発注見通しの中では一般競争入札の予定であったと思うが、なぜ指名競争入札になったのか、お伺いをいたします。 2番といたしまして、5月26日、入札をされましたH28市道(潮)193、195号線道路改良工事も平成28年発注見通しの中では一般競争入札の予定であったものが、なぜ指名競争入札になったのか、お伺いをいたします。 3番といたしまして、潮来市公告第83号、工事名、潮来市立牛堀公民館耐震補強工事の参加資格に明記してある「総合評定値(P)が650点以上900点未満のもの」とありますが、この内容についてご説明をいただきたいと思います。 以上3点、お願いいたします。
    ○議長(今泉利拓君) 実川財政課長。 ◎財政課長(実川智史君) 私のほうから3点の質問について答弁させていただきます。 1点目のご質問と2点目のご質問の回答は全く同じ回答となります。審査事項が入っておりますので、それを踏まえまして、同回答をさせていただきます。 平成28年5月6日に市ホームページに掲載させていただきました平成28年度潮来市公共工事発注見通しのお知らせは、潮来市の本年度における当初の発注見通しについてお知らせをしたものでございます。計画的で円滑な執行を目指すため、公表しているものでございます。市のホームページにも掲載されておりますが、条件つき一般競争入札、原則500万円以上であることを基準といたしまして掲載しております。当初予算による公表でありますので、ご理解をお願いいたします。 実際の発注に当たりましては、設計等を行い入札に付するための指名選考委員会にて先行する中におきまして、工事の内容、期間、地域の事情、隣接工事等の調整状況を指名選考の選考において考慮した結果、指名競争入札として執行している工事と2つの工事がなっております。 3点目になります。 3点目のご質問にお答えいたします。 まず、総合評点値(P点)についてご説明いたします。総合評点値(P点)とは、建設業法により国に登録した経営状況分析機関におきまして、それぞれの工事とか建築という業種ごとにつけられる点数でございます。 ご質問の総合評点値(P)が650点以上900点未満のものとは、有効期限内の最新の経営事項審査における総合評値でございます。条件つき一般競争入札の条件をつける上において、点数の基準においては650点未満または900点以上の業者の方が対象とならない工事といたしまして、入札の案件を調整している案件でございます。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) ありがとうございます。 そうしますと、この指名選考委員会でまず昨年の12月議会でも、時の柿崎総務課長から原則として500万以上の工事については一般競争入札というふうに運用されているというような話で、努めて500万を超えるものに関してはという答弁いただいています。非常に明確にお答えいただいたと思うんですが、その中で、選考委員会の中でこの予定価格700万、それから600万ちょっとというものに関してその協議の結果ですけれども、協議はなぜそのように持って行かれたのかという説明があえてないような気がしますので、なぜ指名競争入札になったかという納得のいく説明だけ簡単にお教えいただければと思います。 ○議長(今泉利拓君) 実川財政課長。 ◎財政課長(実川智史君) ご質問でございますが、その審査案件でございます。審査事項、協議事項でございますが、選考委員会の規定におきまして第12条に守秘義務がございまして、審査事項を漏らしてはならないということがありまして案件自体の審査事項については私もここでは申し上げることはできませんので、一般的な例を申し上げさせていただくという形になります。 先ほどの答弁と重なりますが、この2つの案件も大体そうでございますが、工事期間の調整と地域事情の調整というところが大きくかかわってまいります。地域事情の例といたしましては、やはりその地区のお祭りだったり地区の行事だったりするものとの調整、土地協力者の施工調整等がございまして、議員がおっしゃるとおり予定価格が700万円のもの、600万円のものではございましたが、そのようなものを審査した中で指名競争で取り扱うという形になっております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) 守秘義務もございますし、その工事工事の事情もあるという旨で踏んでおきます。 では、最後の部分ですけれども、いわゆるランクと言われる部分です。これは建築の評価点になろうかと思いますけれども、650点以上900未満、650点未満というのは何社か当然おありかと思います。900点を超える業者さん、潮来に何社あるのか、お伺いします。 ○議長(今泉利拓君) 実川財政課長。 ◎財政課長(実川智史君) お答えいたします。 900点を超える業者でございますが、土木におきましては市内3業者になります。建築におきましては1業者となっております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小沼議員。 ◆14番(小沼英明君) 最後になろうかと思いますけれども、この工事というものは耐震工事であります。これは土木ではないですよね、携わる方というのは、当然建築ということだと思います。その900点以上の技術のある業者を使わない理由というのがどこにあるのか。 私どもは若いうちに日の出中学校、潮来第一中学校、潮来二中、その工事をするためにこの点数がいわゆるゼネコンでなければ、1,200点以上ですとか1,300点以上というような旨で私どもは同意してきた経緯があります。この牛堀公民館の耐震工事におきまして、安全でかつ人々が出入りする中で、その技術点が多いところを省く理由というものはどこにもないと思うんですけれども、その小さな工事であれば、小さな二、三メーターの道路を舗装するとか何とかということであればランクを超えないように小さな業者に任せるというのは公平の法則からもわかりますけれども、この安全を考える、人々の出入りする公民館においてなぜランク点の大きいところを省くというような理由が私どもには全くわからない、そのご説明をいただきたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) 実川財政課長。 ◎財政課長(実川智史君) それでは、お答えしたいと思います。 900点以上1社で建築業者ございますが、そのランクの上のものがなぜ工事に入らないかということでございます。 確かに上のランクのものは下のランクのものをとる能力がございます。という形で今回そのランクまでのところで制限をした、下限も上限も設定しております。工事の金額とその工事のランクに伴いまして、下限のものについてはその施工能力がないというのはわかりやすいことだと思います。 小沼議員がおっしゃるとおり高いものをなぜ入れないんだということでございますが、これにおきましてもある程度条件つき一般競争におきましても条件の中で市内業者の方に入っていただく、しかもランクについても今回の条件つきのところには業者さんがたくさんいらっしゃいますので、そのランクの中で650から今回は900というところがございますが、そのランクの中で競争していただいたほうがいいんじゃないかという形で、なお、900点以上のランクの方というのは手持ち工事もいっぱいあったりとかそういう調整もありまして、これ以上は審査事項のところが多分にかかわってきますのであれですが、審査結果といたしましては市内の方、しかも650から900点の方の中で競争していただいたほうがいいという選考委員会の結果を持ちまして、条件つきというふうな形にさせていただいているものでございます。 ○議長(今泉利拓君) いいですか。また何かの機会にやってください。 ◆14番(小沼英明君) それでは、小沼英明、以上で質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(今泉利拓君) 以上で小沼英明議員の一般質問を終わります。----------------------------------- △答弁の訂正 ○議長(今泉利拓君) それでは、ここで若干時間をいただきまして、先ほどの答弁の修正がございます。 兼平好一議員に対する再説明答弁を塙課長からお願いいたします。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) 兼平好一議員の大項目3、(1)の水郷つくばサイクリングロード整備事業の中でAEDの設置ということでこれから設置してまいりますというような答弁をさせていただいたんですが、もう既に5カ所整備を、設置のほうをしているというところで訂正をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(今泉利拓君) 兼平好一議員、ただいま答弁がありましたので、ご了解ください。 ◆6番(兼平好一君) はい。 ○議長(今泉利拓君) 職員の入れかえがあります。----------------------------------- △小峰進君 ○議長(今泉利拓君) お待たせいたしました。 それでは、3番、小峰進議員の質問を許可いたします。議員は質問席に移動願います。 小峰議員。     (3番 小峰 進君 登壇) ◆3番(小峰進君) 3番、小峰進でございます。 ただいま議長のほうより発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして順次質問をさせていただきます。 その前に4月14日起きました熊本大震災でお亡くなりになりました皆さんにご冥福を申し上げるとともに、被災されました皆様にお見舞いを申し上げます。 では、始めさせていただきます。 1番、子育て支援について。 潮来市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンによる潮来市の現状では、本市は平成7年の3万2,133人をピークに年々減少し、直近の市民課の窓口掲示では2万8,773人と3,000人以上の減少があります。 同総合戦略でも人口減少が本市で想定される影響は、地域活動の衰退、使われなくなる公共施設の増加、市内の事業活動の縮小、観光サービス産業の衰退が挙げられ、人口減少の抑制を図るために出生率の向上、移動率の均衡の施策の展開するとしております。 そこで、本市の出生率の向上の柱となる子育て支援の取り組みについて伺います。 ①としまして、本市のファミリーサポートセンターは利用料の助成制度など他市と比べて充実していると思うが、利用状況を伺う。 ②本市は鹿行5市と比べても充実した子育て支援がある。ファミリーサポートセンターの助成制度、認定こども園や民間学童クラブの整備支援、多子世帯の保育料軽減、不妊治療費の助成拡大、健やかマル福などその他にもさまざまな施策を展開している。もっと子育てに優しいまちとして市民にPR、イメージアップを図ることで定住促進の一つになると思うが、見解を伺う。 ③本市では、つどいの広場事業を展開して、子育て中の親の情報交換や交流の場として活用されている。また、自主的な子育てグループやサークルもある。まち・ひと・しごと創生総合戦略にもうたわれているように子育て支援の拠点づくりが早急に望まれるが、実現性を伺う。 3点、よろしくお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 質問が終わりました。 小沼子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) それでは、小峰議員のご質問にお答えいたします。 まず1点目、ファミリーサポートセンターの利用状況についてお答えいたします。 ファミリーサポートセンターは子育ての援助を受けたい人と子育ての援助を行いたい人が会員となり地域で支え合う組織で、会員同士でお子さんの一時預かりや送迎活動などを行っております。 利用状況については過去3年間の状況を申し上げます。平成25年度227件、平成26年度286件、平成27年度529件でございます。 続きまして、2点目、PR、イメージアップを図ることで定住促進の一つになるということでの見解ということなんですが、各種の子育て支援事業については今までも広報等でお知らせしてきたところでございますが、多種多様な事業や支援制度がありますので、今後も広報、ホームページ等で周知し、PRに努めてまいります。 また、より身近なPRの手段としてスマートフォンによる子育て情報アプリ、ポータルサイトを立ち上げる予定でございます。子育て中の市民の方に役立つ情報の発信を進めて、イメージアップにつなげてまいります。 3点目に移ります。 子育て支援の拠点づくりが早急に望まれる、実現性を伺うということでございます。 平成27年3月策定の潮来市子ども・子育て支援事業計画において、いつでも地域の身近な場所において親子の居場所を確保し、子供の成長、発達段階にあわせた遊びや専門的な相談支援が受けられる拠点として、総合的な子育て支援センターの整備を進めることとしています。 計画の推進に当たり、先月、15名の方に潮来市子ども・子育て会議委員を委嘱させていただきました。今後会議での意見を聞きながら、計画の推進、実現に向け、公立保育所、幼稚園などの既存施設の活用や多機能化することも視野に入れ、子育て支援の拠点となる子育て支援センター整備の検討を進めてまいります。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 答弁が終わりました。 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 1番の再質問をさせていただきます。 利用料の助成内容と助成金の実績を伺います。 ○議長(今泉利拓君) 小沼課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) それでは、再質問にお答えいたします。 まず、助成というか料金設定でございます。利用料金は月曜日から金曜日の朝の7時から夜の7時まで、1時間当たり700円。休日及び上記時間外では、1時間当たり800円です。これが定額となります。助成金は平日の700円のうちの400円を市で助成いたします。休日におかれましても800円に対して400円が助成されます。続いて、実績ですが、市からの平成27年度の実績としましては、トータルで35万1,200円が助成金として支出されております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 再々質問です。 ファミリーサポートセンター事業は子育てを地域で支えるすばらしい事業だと思いますが、少ない予算であります。少ないなりにも利用者に喜ばれると思いますが、今後、利用者拡大に向けての取り組み、課題、あれば伺います。 ○議長(今泉利拓君) 小沼課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) 再質問にお答えします。 現在、子育て支援課としましてはファミリーサポートセンターの利用会員203名、協力会員112名、両方会員22名、合計337名の方がファミリーサポートセンターの会員として登録されております。 その中の協力会員、現在112名でございます。協力会員には今後も研修等をさせていただきながら、さまざまなファミリーサポートセンターへの利用についてのご要望に応えられるような協力員の研修の充実をさせていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 2番の再質問をさせていただきます。 市民のイメージとしては鹿島地区では鹿嶋市、神栖市全てにおいて何事も手厚いという思いがあると思うんです。あえて本市の子育て支援においてすぐれている点、また自慢できる点ありましたら、また施策ですが、ありましたら伺いたいと思います。 ○議長(今泉利拓君) 小沼課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) 2点目の再質問にお答えいたします。 まず、潮来市ならではの特徴として他市に比べるとすぐれているのではないかという点をお答えいたします。2点ほど代表的なものをお話しさせていただきます。 まず1点目、今ファミリーサポートセンターの助成金、実際は管内の市町村で行っている以上の助成金として負担の軽減をさせていただいております。 2点目は、保育所、幼稚園に通っている兄弟の方が多い場合、専門用語では多子軽減措置という言葉を使っております。小学校3年生第1子の方がいらっしゃる場合、第2子に関しては半額、第3子に対しては無料と幼稚園、保育園に行っている第2子、第3子に対して軽減措置を行っております。これは国が行っている収入360万を超えた場合は該当にならないという所得制限と比較しますと、潮来独自で小学3年生以下のお子さんをお持ちの保護者の経済的な負担を軽減しているということが言えます。 以上、代表的なもの2点をお答えさせていただきました。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) ③に入らせていただきます。 ファミリーサポートセンターの整備をできるだけ早く実現するためには、実現計画のようなセンター機能の方針、開設スケジュールを決定することが大事だと思います。これらを本年度中に策定できないか、市の見解を伺います。 ○議長(今泉利拓君) 小沼課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) 3点目の再質問にお答えいたします。 質問の内容が子育て支援センターの拠点づくりということで回答させていただきます。 現在、先ほどもご説明させていただきました子ども・子育て会議におきまして、支援計画にのっとった事業が計画に基づいて計画どおり行われているかということを進捗状況を図っているところでございます。その進捗状況の中身によっては、計画におくれがあるもしくは計画を変更することもあり得るというような意見を今後取りまとめていこうと思っております。 その中で重要な課題となっている子育て支援センターを整備するということが計画の中でうたわれておりますので、会議の中で具体的に方針等についても案として提言できればと考えております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 再々質問で、先ほど構成メンバー15名と言っていましたけれども、15名どなたなのかちょっと教えてください。 ○議長(今泉利拓君) 小沼課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) 正式名称は潮来市子ども・子育て会議といいます。これは会議の条例がありまして、その第3条により組織されております。 今回5月23日、15名の方に委嘱をさせていただきました。主なメンバーとしましては、支援事業に従事する者、具体的には市内の施設事業者、2点目が保護者、要は施設等を利用している方、子育て真っ最中の方々の保護者、潮来市副市長、民生児童員の会長、主任児童員、PTA連絡協議会会長、学校関係から教育会会長、それと庁内の教育、福祉の担当部長の出席をいただいております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) ありがとうございました。 では、大きい2番目に入らせていただきます。 結婚対策について。 潮来市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンで子育て支援とのセット事業となっている定住・婚活促進事業がうたわれているが、本年度の結婚対策事業の取り組みの予定を伺います。 ①潮来市結婚支援協議会の設置の予定と具体的な活動内容を伺う。 ②ふれあいパーティーの開催予定と内容を伺う。 ③お見合い支援の具体的な活動内容を伺う。 3点、よろしくお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 小沼子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) それでは、お答えいたします。 まず第1点の協議会の設置の予定と具体的な活動についてお答えいたします。 結婚対策支援協議会については、平成27年11月に結婚対策支援協議会準備のための会議を開催し、協議をさせていただき、平成28年4月に協議会設置要綱を制定したところでございます。現在、各機関の代表者等から協議会委員の推薦を受け、協議会設置に向けて準備を進めているところでございます。設置の時期は、現在潮来市婚活サイトを更新中ですので、6月の更新が済み次第、第1回協議会を開催していきたいと存じます。 具体的な活動内容としましては、結婚対策支援事業のイベント等の事業計画や提案、また地域の結婚支援に関する情報提供や課題を把握していただくこととしています。また、結婚希望者を登録し、婚活イベント等の情報提供や情報交換等ができるシステムを含めた潮来市婚活サイトの普及と啓発活動をお願いする予定でおります。 続きまして、2点目、ふれあいパーティーの開催予定と内容について。 今年度の結婚対策事業ですが、本年度は婚活に対しての情報収集を目的に庁内15の課の職員を集めてプロジェクトチームを設置し、昨日第1回の会議を開催したところでございます。今後、プロジェクトチームの情報と意見を参考にイベントの内容、時期を計画してまいります。開催予定としては今年度中にふれあいパーティーを含めた婚活イベント、セミナーをそれぞれ2回程度開催していくことを考えております。 続いて、3点目、お見合い支援の具体的な活動ということでございますが、潮来市結婚活動支援事業実施要綱により、異性との新たな出会いの機会が少なくなっている男女に出会いの場づくりとあっせん及び仲介を行うものです。具体的には、結婚事業支援員による結婚の相談、結婚のあっせんや仲介などです。結婚希望者を登録した婚活イベント等の情報提供や情報交換等ができるシステムを含めた潮来市婚活応援サイトへ登録していただいた方の中で、条件の合う方に対してお見合いの場の設定をしていただくことも考えております。より多くの方に潮来市婚活応援サイトの登録をしていただきたいと考えておりますので、積極的なPR活動をしていただき、サイトへの登録者をふやしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) ①で、潮来市結婚支援協議会の構成メンバーはどのようになっているか。あと、婚活サイトとありますが、今後どのような情報を発信していくのか、伺います。 ○議長(今泉利拓君) 小沼課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) それでは、再質問の潮来市結婚支援協議会の委員の構成でございます。 潮来市結婚支援協議会要綱第2条により、潮来市議会議員、農業委員会委員、区長会、民生児童委員、商工会青年部、青年会議所、観光協会、社会福祉協議会、女性団体連絡協議会、交通安全母の会、高齢者クラブ、まち・ひと・しごと創生市民会議の14人で構成しております。 続きまして、潮来市婚活応援サイトの今後の活用ということでございますが、このサイトには本市や近隣自治体、県の婚活イベント情報の掲載、また、多様な出会いの場の創設として商工会、農業関係者、地元企業等などと連携し、地域の人、もの、スペースを活用した民間主催のイベント企画などの結婚支援に関する情報も掲載する予定でおります。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 今聞きましたら、構成メンバーが各種団体の代表者ですよね。魅力的な出会いの場を提供するにはもちろん団体がだめなわけじゃないんですけれども、結婚希望の参加者とか若い世代の参加、結婚支援に関心を持ち、積極的に働いていただけるようなメンバーが大事かなと思います。それに対して市の見解をお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 小沼課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) それでは、お答えいたします。 今回の潮来市結婚支援協議会の委員におきましては、婚活サイトができ上がり、市で登録をしたり情報を発信したりということができるようになったという情報を、各種団体を通してPRをしていただきたいという考えがまず前提にございます。あわせて、商工会青年部、青年会議所等におかれましては今後の地元産業の後継者の問題もございます。会員の皆様にもこちらの結婚サイト、また登録についての呼びかけ等を行っていただければということで、このような構成メンバーとなっております。 一方、この結婚支援協議会とはまた別に、ご存じだと思うんですが、おせっかいさんというのを昨年公募させていただきました。現在8名の方がおせっかいさんとして登録をしていただいております。今後、登録されてお見合いの場の設定を望まれる方がいらっしゃった場合、おせっかいさんたちによります場の提供と仲介等を具体的に行っていきたいと思っております。さらに、おせっかいさんのほかにイベントということでイベントを行う支援員を、現在まだ委嘱はしておりませんが、イベント担当の支援員を予定しております。 2つの支援員がいるわけなんですが、自然に出会う機会を設定するイベント支援員と、積極的な出会いをつくり出すおせっかい支援員さんのこの2つを通して今後婚活事業を進めていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) ②の再質問させていただきます。 市内だけでなく、地域で幅広く募集をするような広域の連携が必要じゃないかと思うんです。それらの取り組みについて市はどういうふうに思っているのか、お願いします。 ○議長(今泉利拓君) 小沼課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) それでは、再質問にお答えします。 潮来市はイベントのほう直近で平成28年3月5日、第41回としょコンを行った実績がございます。41回といいますから最初に始まったのは平成7年9月29日、ふれあいパーティーで行ったのを始めてから41回目となります。その中で41回目のとしょコンにおきましては、行方市と潮来市のほうで広域的な婚活イベントを実施したところでございます。 議員のおっしゃるとおり、今後は広域的な連携のもとに婚活イベントを考えてみてはどうかと昨日のプロジェクトチームでも話があったところでございます。婚活の事業におきましては、1市だけの問題ではなくて、近隣の市町村と連携をしながら広域的に婚活事業を進めていくことを現在考えて、具体的にプロジェクトチームのほうで進めていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) ③に移ります。 結婚希望者の登録を募るのも出会いの場を提供するのにも支援員の役割が大きいと思います。また、より多くの幅広い支援員が必要であろうと思いますが、現在支援員は8名いると聞きましたが、支援員はどのような仕事をしているのか、また募集をどんなふうにするのか教えてください。 ○議長(今泉利拓君) 小沼課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) それでは、ご質問にお答えします。 現在、支援員の方、おせっかいさんということで昨年公募したところ、8名の方がご応募いただきました。その8名の方はどういう方かということなのですが、茨城出会いサポートセンターの会員の方と、元ブライダル関係に従事していた方、それから福祉関係に現在委員として委嘱をされている方が8名の中の構成でございます。 今後、支援員の方におきましては、まず、おせっかいの支援におきましては、7月1日に全国結婚応援フォーラムinいばらきというのが県民文化センター大ホールで行われます。まず、そこで県内の情報などを共有していただくために研修を行う予定でございます。今決まっているおせっかいさんの研修としてはその研修を考えています。 続いて、あと、イベントに関しての支援員につきましては、今後プロジェクトチームのほうで具体的なイベント等が決まり次第、そのイベント等についても支援員を公募かもしくはやる気のある参加者の中から選任していくという一つの方法もございますので、今後プロジェクトチームのほうで検討させていただきます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) ありがとうございます。 貴重な場所なので、この場所は、ひとつよろしくお願い申し上げます。 続きまして、大きい3番に入らせていただきます。 定住促進事業の市内外への周知活動について。 現在、まちづくりの重要施策の一つとして定住促進事業の推進が進められている。6月より申請の受け付けが始まった高速バスを利用している通勤・通学者への助成制度もその一つである。また、そのほかにも今後いろいろな支援策が実施される計画があろうと思う。そこで、それらの支援制度の周知活動の方法を伺う。 ①これまでどのような周知活動を行ってきたのか。 ②特に市外への周知はどのように行っているのか。 ③4月に情報発信室が設置されたが、今後どのようにこれらの支援策を市内外へ発信していくのか。 3点、よろしくお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 塙秘書政策課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) それでは、定住促進事業の市内外への周知活動についてということで、まず1番、これまでどのような周知活動を行ってきたのかについて答弁させていただきます。 平成27年度から、移住者向けの相談会やフェアに参加して、潮来市の移住定住をPRしてまいりました。また、情報提供の方法としましては市のホームページ、またメール配信、ツイッターなどSNSを活用し、さらに市内につきましては広報紙の情報版広報紙、また新聞の折り込み等で周知のほうを図ってまいりました。 以上です。 次に、2番の特に市外への周知はどのように行っているかというところでございますが、先ほど申しました外向きでございます。都内にありますふるさと回帰センターや移住交流ガーデンに潮来市のパンフレットを配備させていただいております。また、相談会、フェア等にブースを設けてPRに参加をしてございます。このほかツイッター、ホームページそういったSNSの情報発信を行っているところでございます。 続きまして、3番です。 4月に情報発信室が設置されたが、今後どのようにこれらの支援策を市内外に発信していくのかについて答弁いたします。 4月1日に情報発信室が新設されました。公募により選出された民間出身の情報発信マネージャーが着任をしてございまして、現在3名体制で業務の遂行をしてございます。 支援制度の周知活動につきましては、先ほど申しました定住促進については平成27年度末にホームページ、特に専用のホームページを開催してございます。今後はフェイスブックやブログ、ツイッターなどSNSをより積極的に活用した情報提供を行ってまいりたいと思っております。そのほかにも多数刊行されている田舎暮らしの雑誌や本、テレビ番組、ウエブサイトや編集者やライターへの情報の入れ込みも積極的に行いまして、情報発信の強化を図ってまいりたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 1番はわかりました。 2番の再質問をさせていただきます。 先ほどふるさと回帰センターと移住交流ガーデンと言っていましたが、都内のどこにあるのかが1つと、あと相談会等のPR参加と言っていましたが、これの頻度はどのくらいの数で行うのか、これまでの実績を伺います。 ○議長(今泉利拓君) 塙秘書政策課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) それでは、ふるさと回帰センターでございますけれども、東京都の有楽町のほうにございます。また、移住交流ガーデンにつきましては、日本橋、これは八重洲のほうにございます。また、相談会とフェアのほうは1回ずつ参加してございます。今後、今年度もそういった外向き、外に出て行ったPRというのも計画してございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) わかりました。 では、3番です。 3番の情報ですが、本市としましても非常に大切な力の入っている事業だと思います。やはりみんなで一致団結してやらないと成果は出ない、情報を収集できないと思うんですが、先ほど3名でやっていると言っていましたが、職員と民間から来ているわけですから連携はよくできているのか、ちょっと伺います。 ○議長(今泉利拓君) 塙秘書政策課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) 民間のほうからおいでいただいておりますので、行政の物事の進め方、民間の進め方というようなところでは多少なりとも違いがございますので、その辺のところは民間のよいところはより行政はそれを活用させていただいて、また、行政は行政でいろんな法令的なこともございます、役所内のルールもございますので、できる限りこの民間から来たマネージャーを最大限活用できるような環境を整えてまいりたいなというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) わかりました。仲よく一生懸命協力し合ってやっていただければ、幸いかと思います。 続きまして、大きい4番に入らせていただきます。 稲井川周辺地区の整備について。 現在、稲井川周辺地区の整備(排水管工事等)が進められているが、今後行われる工事等の計画と整備終了後の土地利用について伺います。 ①今後、道路が新設されると思うが、その予定路線のルートをどのようにするのか伺います。 ②整備終了後、この地区はどのような土地利用を展開していくのか。 2点、お願いします。 ○議長(今泉利拓君) 土子都市建設課長。 ◎都市建設課長(土子正彦君) それでは、1点目でございます。 道路の新設される予定のルートというところでございますが、須賀曲松下地区の整備につきましては平成23年3月31日に策定した稲井川周辺地区計画に基づき、現在、地区内の幹線道路である市道(潮)1655号線の整備を進めております。 当該路線のルートでございますが、主要地方道水戸・神栖線沿線に立地しているファッションセンターしまむら前の交差点箇所を起点といたしまして、曲松南地内のアンコウ川の親水公園付近までの全長約1.1キロの整備を予定してございます。 2点目でございます。 整備終了後の土地利用の展開というところでございます。 先ほど申しましたが稲井川周辺地区の土地利用につきましては、都市計画決定した稲井川地区計画に基づきまして適正な誘導を図ってまいります。当該区域は辻将監地区というところになりますが、須賀、曲松南、須賀南等の各一部を含めた約49.2ヘクタールの区域でございます。土地利用の方針といたしまして、古くから集落が形成されている区域に関しては、居住環境の保全を基本とする土地利用の誘導を図ってまいります。一方で前川に面する須賀南、曲松南の区域の約11ヘクタールの土地につきましては、都市的未利用地を対象に商業、業務等の土地利用を計画的に誘導してまいります。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) ①の再質問します。 アンコウ川公園まで1.1キロと言っていましたが、この道路幅は何メーターか。あと、私が見ている範囲内ではどのように道路がアンコウ川まで行くかわかりませんが、途中住居があると思うんですけれども、その移転等は伴わないのか、あと完成予定時期はいつなのか、伺います。よろしくお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 土子都市建設課長。 ◎都市建設課長(土子正彦君) どのようなルートと1点目最初の質問でございましたので、起点のしまむら前の交差点のところはご存じかと思います。そちらのほうから曲松南地区に木がございます。その辺で前川の堤防のほうにずっとカーブしながら接近します。そこから左にカーブするような形で、オオサキさんというお宅の脇を通って、それで西区に抜けるアンコウ川に小さな橋がかかってございますが、そちらのほうを結ぶとちょっと言葉ではわかりづらいとは思うんです。 ○議長(今泉利拓君) ちょっと待ってください。何だろう。大丈夫ですか。 原因わかりませんから、やっちゃってください。しようがない。 ◎都市建設課長(土子正彦君) ルートにつきましてはちょっとカーブしながら行くような形になりますので、1回前川に近づき、そこから離れていくような形になります。曲松のNTTから前川のプールのちょうど中間あたりに接続するようなルートになります。道路の幅員でございます。片側車線で幅が3メーターというところで、車道幅で6メーター、そこの両側に歩道を設置するというところです。用地買収のほうは既に済んでございまして、田等についての補償はもう既に終わっています。一部使っていないアパートがありましたが、そちらのほうの補償と買収は既に済んでございます。用地のほうはもう決まっております。 ○議長(今泉利拓君) 道路幅は言いましたか。 ◎都市建設課長(土子正彦君) 先ほど道路幅は申しました。 ○議長(今泉利拓君) もう1回聞かせてください。 ◎都市建設課長(土子正彦君) 片側車道の幅員が3メーターです、それが2車線、対面交通です。 ○議長(今泉利拓君) 6メートル。 ◎都市建設課長(土子正彦君) はい、6メートル。その両サイドに歩道がつくというような形になります。 ○議長(今泉利拓君) わかりました。議員さんそういうことで。 ◎都市建設課長(土子正彦君) 完成予定でございますが、平成26年度、27年度先ほど質問がございましたが、県道のほうの交差点の改良のほうを行いました。それで、28年度、県道側から608メーターほど工事のほうを現在進めてございます。残り500メーターにつきまして平成28年、今年度9月ないし10月に発注を予定してございます。28年度中の完成を目指すというところで現在進めてございます。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 1番はオーケーです。 2番の再質問をさせていただきます。 先ほど課長のほうより前川の須賀曲松のほうの11ヘクタール、それは商業、業務用指定になっているのか、ここに住宅は建てられないんですか、質問します。
    ○議長(今泉利拓君) 土子都市建設課長。 ◎都市建設課長(土子正彦君) それでは、今現在約11ヘクタールについてはほとんど使われていない区域でございまして、前川と既存の集落の間というふうに考えていただければと思います。こちらのほうに住宅が建つのかというご質問でございますが、現時点で制限をかけていまして、住宅は建設はできませんというところです。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 再質問。 あれ、中の1軒だけぽつんと家ありますよね、今整地しているところに。前、今どうか知らない、あったんですけれども、あれはそうなりますとその11ヘクタールの中に入っているんじゃないんですか。それはどんなふうにするのか、お願いします。 ○議長(今泉利拓君) 土子課長。 ◎都市建設課長(土子正彦君) それでは、先ほど住宅は新しいものは建たないんですけれども、一応今回の都市計画決定する際に、既存の建築物につきましては、適合しないものとして継続して使用するというところを認めているということで適用除外になってございます。ですから、今ある住居につきましては問題ないというところでございます。新しいものについては制限がかかるというところでございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 今建っている人に支障のないような企業誘致なりしていただければ、幸いと思います。よろしくお願い申し上げます。 大きい5番に入ります。 水辺を生かした新たな観光ルートについて。 以前、道の駅いたこまで延方干拓水路を利用して、遊覧船を道の駅まで運航するような話があったと聞いています。 次のことを伺います。 ①そのような具体的な計画はあったのか、あったとすればどのような計画内容だったのか。 ②道の駅まで遊覧船を運航するということができれば、水辺を生かした新しい観光ルートができると思うが、市の考えを伺います。 2点、よろしくお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 塙秘書政策課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) 水辺を生かした新たな観光ルートというところで、延方干拓水路の利用、これまでのこれらの具体的な計画があったのかというものでございます。 これまで前川周辺に関しましては水郷潮来を象徴する存在として、平成13年度には前川整備基本計画、平成16年度には前川ふるさとの川整備計画、平成21年度は水辺のまち再生計画など前川を中心とした水辺の整備、治水対策、観光地としてのまちづくりなどが計画されてきたところでございます。 これらの計画の中に道の駅いたこがまちづくりに果たす役割を勘案し、町なかと道の駅とを一体化する前川のネットワークづくりが構想されておりました。市民プール前の大洲の校門から道の駅付近の福島橋までの延方干拓南幹線用水路を準用河川として川の駅の整備または観光船等の運航により、あやめ園から道の駅までの新たな水上観光ルートを計画したものでございます。これまで安全面、水質浄化、河川管理に関しての課題等について県や土地改良区と協議した経過があったと聞いてございますが、計画の実施には至ってはおりません。今後この新たなルートにつきまして前向きに検討してまいりたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 加藤産業観光課長。 ◎産業観光課長(加藤益生君) それでは、2点目のご質問でございますが、水辺を生かした新たな観光ルートという点でございますが、水郷潮来こちらを象徴するものの一つには水辺の空間であるというふうに私どもも考えております。 その点からも水辺や自然を生かした新たな観光資源が開発されるということであれば観光振興の観点からは魅力的なものであろうとは考えているところでございます。ただ、河川、水路といったように用途の違いなどさまざまな課題等もあると思います。そういった課題があると思いますが、私どもとしましても新たな観光ルートの開発ということで前向きに検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) 1番、2番がちょっと関連するんですが、1番が決まらないと2番ができないと。今話がありましたように前向きに考えるのは誰でもそういう返事はあるんですけれども、やるかやらないかという、市としてはやる方向でやるとそういう考えはあるのか、再度伺います。 ○議長(今泉利拓君) これは市長に答弁してもらったほうがいいですね。 原市長。 ◎市長(原浩道君) 市として前向きというか確定はできないんですが、私自身はやるという考えでおります。ただし、まだ構想がありますけれども、あそこの道の駅からプールまでがあそこは河川じゃなくて、水路になっているんです、土地改良の。私も見たんですけれども、あのままではなかなか行き来ができないということなので、そこまで行くルートを馬車とかいろんな違うものにして、プールから今度はあそこの曲松近辺はまだ護岸が整備されていないところがあって自然が残っていますので、ああいうルートでできれば非常に道の駅と前川あやめ園のほうがつながりますので、いろんな意味で、広い意味でこの潮来市の水運観光というのが広がるというのがまさしく今小峰議員が言ったとおり大切なことだろうと考えています。 私自身はもう進めたいという思いでおりますけれども、今構想ですから、構想をきちっと練った後に計画づくりをしっかりとしていかなくちゃなりません。ですから、1年、2年でできることではございませんので、ただし、私の任期中に何とかしたいという思いで早急に検討、土地改良と交渉して、そして事業化できるように進めてまいる所存でございますので、皆様のご協力も陳情等も発生いたしますし、いろんな意味でハードル高い部分がございますので、議員の皆様方のご協力を賜りまして何としてもやっていきたい、そういう思いでおります。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) すばらしいやる気のあるご答弁、ありがとうございます。そうなりますと、2番につながるんです。 2番の再質問に入らせていただきます。 現在、あやめ祭り大会が行われていまして、大型バスが来て観光客が駅前のロータリーでおりて、観光後にまたバスが迎えに来るような方法がとられているかと思いますが、私の思いは道の駅まで遊覧船が運航できるとなれば、市長がやると言いますからできると思うんですけれども、バスは道の駅の駐車場で待っていてもらうような手法も考えられるし、またこの逆も考えられると思います。駅のほうで待って、逆に道の駅のほうから遊覧をやると。そうなれば、遊覧船の新たなルートもできますし、売り上げも増加しますし、また、この道の駅の活性化にもつながると考えますが、市の見解を伺います。 ○議長(今泉利拓君) 担当課長がやりますか、原市長がやりますか。 原市長。 ◎市長(原浩道君) お答え申し上げます。 今道の駅の活性化ということで、今道の駅のほうは改修をかけて、いわゆる今ハウスみたいなところで足湯とかあるところをあそこを消防法でもちょっとひっかかる部分が多々ございまして、あそこをきちっと整理します、今回の改築で。10月ぐらいをめどに道の駅の計画をしっかりとかけます、建築も含めて。それにのっとって、その河川を使って前川あやめ園に行けるかどうかということも一緒に検討していきますので、そういう意味で少しお時間をいただいて、少しずつですけれども、小峰議員が言ったとおりそれに合致するような形で道の駅の改装のほうも考えておりますので、ご理解のほどをお願い申し上げます。 ○議長(今泉利拓君) 小峰議員。 ◆3番(小峰進君) ありがとうございました。 3番、小峰進、以上をもちまして質問を終わらせていただきます。 ○議長(今泉利拓君) 以上で3番、小峰進議員の質問が終わりました。 暫時休憩をいたします。 3時30分再開をいたします。                          (午後2時58分)----------------------------------- ○議長(今泉利拓君) 若干早いですけれども、会議を再開いたします。                          (午後3時27分)----------------------------------- △答弁の訂正 ○議長(今泉利拓君) 次の質問に入る前に、先ほど小峰議員の質問に対する土子都市建設課長の答弁、若干修正がありますので、許可します。 土子都市建設課長。 ◎都市建設課長(土子正彦君) それでは、先ほど車道幅員で3メーター、3メーターの6メーター、その後、両側に歩道という説明をしたかと思います。ただ、両側歩道がつく区間というのが県道水戸・神栖線側から約600メーター区間、それから奥、残りの500メーター、これから工事を出す区間については片側歩道ということで、県道のほうから見ると左側に歩道がつきますが、右側は歩道はなくなります。 以上、そういうふうに説明を修正させていただきます。 ○議長(今泉利拓君) どうもありがとうございました。----------------------------------- △大野政則君 ○議長(今泉利拓君) それでは、4番、大野政則議員の質問を許可いたします。議員は質問席に移動願います。 大野議員。     (4番 大野政則君 登壇) ◆4番(大野政則君) 4番、大野政則です。 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問いたします。 まず、冒頭より熊本地震で被災され、亡くなられた方にご冥福をお祈りします。 それでは、質問に入らせていただきます。 1、日の出地区地下水位低下工法並びに復興記念事業について。 平成23年3月11日に発生した東日本大震災において潮来市でも大きな被害が発生しました。特に日の出地区は液状化により甚大な被害が発生しました。日の出地区には復興工事推進事務所を設置していただき、執行部の皆様を初め、関係者のご尽力により、復旧・復興工事が全国に先駆けて完了させていただきましたことに対して感謝申し上げます。 平成27年度末までに液状化対策工事が完了して、本年4月15日からは地下水排出試験が行われ、地下水位を低下させているところでありますが、さきの新聞報道では、地下水位を低下させる試験期間の延長を諮る方針案を取りまとめたとの報道がありました。 ①地下水位低下工法による自然排水とポンプ排水のそれぞれの水量について伺います。 ②地下水の排水対策に関する現状と課題、さらには今後のスケジュール等について伺います。 ③平成28年度予算において復興記念事業に係る経費が計上されているが、復興記念事業の趣旨並びに事業内容等について伺います。 以上3点、お願いします。 ○議長(今泉利拓君) 執行部の答弁を求めます。 復興工事推進事務所、土屋課長。 ◎復興工事推進事務所課長(土屋健司君) それでは、大野議員の①番の自然排水とポンプ排水のそれぞれの水量についてでございますが、昨日6月6日現在、自然排水につきましては現在排水を行っておりません。ポンプ排水量につきましてですが、日の出地区内7カ所のマンホールポンプのうち、日の出一丁目のマンホールポンプナンバー7と日の出七丁目と八丁目の間のマンホールポンプナンバー1の2カ所を稼働しておるところでございます。このポンプの能力ですが、ポンプナンバー1が毎分1.8立米、ポンプナンバー7が毎分0.79立米のポンプの能力でございます。稼働時間がナンバー1が492時間、ナンバー7が264時間、排水量でありますが、ポンプナンバー1が5万3,200立米、ナンバー7が1万2,532立米、2カ所合計で6万5,732立米でございます。 続きまして、②番、地下水の排水対策に関する現状と課題、さらには今後のスケジュール等についてというご質問でございます。 現状といたしまして、4月15日より試験的に水位を10センチ低下させるためナンバー1、ナンバー7のマンホールポンプを稼働しているところでございます。この経過を地区内12カ所で地下水位を観測しており、6月6日現在の地下水位は、マンホールポンプナンバー1近傍でマイナス2メートル55、マイナス16センチの低下。マンホールナンバー7近傍でマイナス2メートル38、マイナス9センチの水位低下となっております。また、この水位低下による地盤沈下は発生しておりません。 今後は観測箇所を1カ所ふやしましてモニタリング調査を行い、地盤沈下の状況を確認しながら日の出地区液状化対策事業効果検討委員会の意見を踏まえまして、ほかのマンホールポンプを段階的に追加稼働し、ゆっくりバランスよく地下水を低下させてまいります。 今後のスケジュールといたしましては、地下水位低下方法をこの委員会の先生方に諮り、了解を得てから地下水位の高い箇所をマイナス2メートルまで低下させ、その後は段階的に約30センチずつ地下水位を低下させていく予定でございます。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 塙秘書政策課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) 3点目の復興記念事業の趣旨並びに事業内容等について答弁させていただきます。 復興記念事業につきましては今年度復興元年を迎えたことから、市民の皆様を初め、復興にご協力をいただいた皆様に感謝の意を表するとともに、潮来市の発展、振興を記念し、開催をするものでございます。しかしながら、現在日の出地区においては地下水位低下作業を行い、地下水位や地盤沈下量などのモニタリングを実施しながら徐々に地下水位を低下させているところでございます。今後、日の出地区液状化対策事業効果検討委員会において経過観察を行いながら段階的に地下水位低下を行っていく予定でございます。 この検討委員会により日の出地区の地下水位が予定どおり低下したと判断された後、復興記念イベントを開催したいと考えてございます。内容につきましては、記念式典、物産展、スポーツ関連イベント等を視野に入れながら開催したいと考えてございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) 1番は再質問ございません。 2番の再質問をしたいと思います。 答弁の中でかなりモニタリングの中で水の排水に伴う地盤沈下のリスクを懸念されているように感じられますが、万が一地盤沈下が起きた場合、現時点で補償問題はどのようになっているか、お伺いします。 ○議長(今泉利拓君) 土屋課長。 ◎復興工事推進事務所課長(土屋健司君) もしもの沈下の場合の補償についてというところでございますが、その地盤沈下、不同沈下が起きないように慎重に、段階的にゆっくり下げているところでございます。また、もし万が一そういう場合になったといたしましても、現在まだ国のほうで予算は認められておりませんので、今後県を通じながら国のほうへ協議をさせていただくというところでございます。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) ただいまの答弁に対して再質問ですが、国のほうで認められない場合の執行部の見解としてはどうするのか、お伺いします。 ○議長(今泉利拓君) 寺田建設部長。 ◎建設部長兼復興工事推進事務所長(寺田明弘君) 大野議員の再々質問にお答えいたします。 先ほど課長のほうから答弁させていただきましたように、現在、沈下が生じないように慎重に、段階的に、ある意味時間をかけて地下水を下げていっているところでございます。今後、沈下が生じて補償問題に発展するということが極力ないように進めていくのはもちろんです。 ただ、今ご質問の中でそれが生じた場合、どうするのかというお話でございます。こちらについてはまず具体的な量といいましょうか、発生している件数であるとか、それによる被害の額だとかそういったもののまず把握に努めて、事業との因果関係などとの関連なんかも調べることが必要になってくると思います。その上で国のほうに要望していくというか、協議していくという形になってくるかと思います。最悪それが認められないという話につきましては、これまでの議会答弁についても市のほうで何らかのその対応をさせていただくという方向で考えていくようになるだろうということで答弁させていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) ありがとうございました。 続きまして、3番の再質問に入らせていただきます。 先ほど執行部のほうからの答弁の中で、物産展やスポーツ関連のイベントを計画しているという形でございますが、この日の出地区に関しましてはこの5年間復興工事に対しまして耐えてまいりました。少しでも区民の気持ちを和らげる、元気をつけるためにもぜひともその計画を日の出を中心に考えていただきたいと考えますが、執行部のほうの見解をお伺いします。 ○議長(今泉利拓君) 塙秘書政策課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) ただいま日の出区民を和らげる、元気の出るようなと日の出地区を中心にというようなご質問だったと思います。 まず、私たち今の計画、今後については日の出地区を中心としてこういった式典、そのほかのイベントも計画する予定でございます。また、特にスポーツというところにおきましては、ほかの周辺の施設を使うとかあるとは思うんですけれども、できる限り日の出地区に多くの皆さんをおいでいただいて、あれだけ復興したきれいな安心・安全なまちになったというところを実感していただきたいというふうに思っております。そういった面では日の出の皆様にまず喜んでいただけるようなそういったイベント、記念事業としてまいりたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 続きまして、2番に入らせていただきます。 2、日の出地区への消防施設、警察施設の誘致並びに防災公園の整備について。 平成28年4月より、新たな定住促進策として、高速バスにより通勤・通学される方に対して定期券購入費助成制度が導入されているとともに、都市計画税についても28年4月から廃止されています。さらには、東関東自動車道水戸線については用地買収も進み、近い将来には延伸されることが決定しており、今後は日の出地区へ移住定住される方々がふえることが予想されることから、私は日の出地区へ消防施設、警察施設の誘致を選挙公約として上げております。 また、茨城県警によると平成27年中における潮来市の犯罪認知件数は304件、1,000人当たりの犯罪率は10.445件、県内における犯罪率はワースト13位となっているとともに、窃盗や住居進入などの犯罪も多発している。 ①潮来市内の各地区(潮来、津知、日の出、延方、大生原、牛堀)における犯罪認知件数並びに1,000人当たりの犯罪率について伺います。 ②東関東自動車道水戸線は茨城国体、さらには東京オリンピックまでの早期開通が望まれますが、潮来インター北の新たに延伸される高速道路上における交通取り締まりや交通事故処理、事件等が発生した場合の初動捜査や遺失物の扱いはどこで管轄するようになるのか、伺います。 ③鹿行広域市町村圏事務組合が所管している各市(潮来市、鉾田市、行方市)における消防署(出張所含む)の設置状況について伺います。 ④これまでに設置されている消防署等(出張所)の設置基準について伺います。 ⑤東日本大震災の教訓を踏まえながら、今後発生するであろう大規模災害に備え、避難場所や活動拠点として活用できる各種防災機能を備えた防災公園を整備する必要があると考えるが、執行部の見解を伺います。 以上5点、よろしくお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 額賀総務課長。 ◎総務課長(額賀浩君) それでは、まず1点目の各地区(潮来、津知、日の出、延方、大生原、牛堀)における犯罪認知件数並びに1,000人当たりの犯罪率についてというご質問でございます。お答えをさせていただきます。 行方警察署に伺いさせていただきました。潮来市内の各地区における犯罪認知件数はということでございますが、潮来地区90件、津知地区10件、日の出地区55件、延方地区82件、大生原地区9件、牛堀地区58件でございます。 次に、1,000人当たりの犯罪率でございますが、こちらは各地区の人口の数字につきましては住民基本台帳をもとに算出をさせていただきました。潮来地区19.05件、津知地区2.67件、日の出地区8.17件、これご質問に犯罪率ということでございますが、犯罪率を%ではなくて、件数で単位で示してございますので、ご理解をいただきたいと思います。延方地区11.96件、大生原地区4.67件、牛堀地区10.90件でございます。これが1点目の答弁でございます。 2点目のご質問でございますが、東関道自動車道水戸線の高速道路上の交通取り締まり等の管轄の確認というご質問でございます。 こちらも行方警察署に伺いました。基本的には茨城県内の高速道路は本県高速道路交通警察隊が管轄するということになりますが、千葉県と隣接していることから開通した際には千葉県警と協議をして管轄が決まるということを伺わせていただいたところでございます。 次に、3点目でございます。 鹿行広域市町村圏事務組合が所管している消防署の設置状況というご質問でございます。答弁をさせていただきます。 鹿行広域市町村圏事務組合が所管している消防署、出張所を含む設置状況でございますが、潮来市には潮来消防署、鉾田市に鉾田消防署、旭出張所、大洋出張所、行方市に行方消防署、麻生出張所、玉造出張所がございます。 続いて、4点目のご質問でございます。 消防署等の設置基準についてでございます。 答弁でございますが、鹿行広域事務組合は昭和50年4月に設立されまして、設立当時の消防署は3署、現在の名称でございますが、鉾田、潮来、行方消防署でございます。設置の場所としましては町村境を基準として設置されたと伺っておるところでございます。 出張所につきましては平成11年から平成14年にかけて計画をされ、計画内容は年々増加する救急業務や各種災害に対し、地域住民に適切、公平な消防行政を提供するため、組合の第3次広域市町村圏計画後期基本計画に基づいて平成11年から平成14年までの4年間で鉾田消防署の管内に大洋村、旭村に出張所を、行方消防署の管内に旧玉造町、麻生町のところに2カ所、合わせて4カ所出張所を建設する計画でございました。各出張所の場所は先ほども言いましたが、出動区域内の現場到着時間を消防署、出張所とも6キロ、6分を基準としておおむねその旧市町村の役場周辺を検討されたと伺ってございます。敷地の確保及びこれらに関する費用の一切は、出張所が設置される町村が負担するものとして、敷地面積は地域の防災の拠点となる性格と行事、訓練の実施を考慮したものとして約1,500平米から2,000平米とされたところでございます。 次に、5点目でございます。 各種防災機能を備えた防災公園をというご質問でございます。答弁をさせていただきます。 潮来市では現在、避難所として小・中学校や公民館など22カ所の避難所を用意してございます。災害時には、これらの避難所の中から災害の発生状況によって避難所を指定しておるところでございます。 防災公園の設置につきましては、今後必要性や設置場所を、設置希望を検討していきたいと考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) 1番の再質問をお願いします。 先ほどの答弁の中で日の出地区は27年度は犯罪件数は少なかったというお答えでした。その中で日の出地区はこの5年間復興工事中だったため常時工事の業者さん、そして警備員の方がいらしたと思われ、やはり人の目があれば犯罪件数は少なくなるというのが実証されていると思います。このことから今現在、復興工事が完了しまして、日の出地区は震災前の日の出、きれいになった日の出となっております。震災前は日の出地区でも犯罪件数が多発していたと私自身認識していまして、そのため民間交番等が日の出二丁目に設立されていると思われます。このことから今後日の出地区で犯罪が多発する可能性が多いということから、市民の安全・安心を確保するための上からも日の出地区に警察施設を誘致すべきと考えますが、執行部のご意見を、検討をお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 再質問についてお答えをさせていただきます。 ただいま議員のほうから復興工事にかかわって日の出地区に警備員さんとか工事車両がというようなお話がございました。市の執行部としても、まさにそのようなある意味見守りがあったのかなというような考えも持つところでございます。そうした中で行方警察署に平成22年の日の出地区の犯罪認知件数を伺いましたら76件という数字を伺うことができました。先ほど答弁させていただきました27年度の犯罪認知件数は55件でございまして、21件ほど減少しているところでございます。そういった中で復興工事は終了した中でございますので、見守りというような先ほどお話をさせていただきましたが、警察施設の設置につきましては、引き続き警察関係機関と協議をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) ありがとうございます。ぜひともよろしくお願いします。 続きまして、3番、4番関連で再質問させていただきたいと思います。 先ほどの答弁で行方市の消防署の出張所が2、鉾田管轄で2、潮来では本署1という形の中で、先ほどの答弁の中で到着基準時間が6キロ、6分という範囲に囲まれているという形の話がございましたが、その6キロ、6分という範囲は現状全てがクリアされているのか。また、されていないのであれば、されていない地区はどこなのか、お伺いします。 ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 再質問にお答えをさせていただきます。 6キロ、6分のエリアというお話をさせていただきました。また、そのエリアの関係のご質問でございます。 鹿行広域事務組合の消防の担当の方とお話をさせていただきました際には、潮来市内おおむねカバーはできておるという中で、おおむねという言葉の中で一部カバーできていない状況もございます。それらの地域につきましては、米島、徳島、福島の一部の地域が6キロ、6分のエリアに入っていないという現状もございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) ただいまの再々質問です。 ただいまの答弁で米島、徳島、福島がエリア外であるという中で、現在日の出の復興工事も完成し、定期券助成制度を含めたさまざまな定住促進が打ち出されている中、これまで以上に定住促進が進むものと考え、市民の安全・安心を確保する上でも日の出地区に消防施設を誘致すべきと考えますが、執行部の意見をお伺いします。 ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 先ほど答弁させていただきましたエリア外のお話ですが、米島、徳島、福島の一部ということで、まずもってご理解をいただきたいなというふうに思います。そして、そのエリアがカバーされていない中では、やはり消防施設の誘致に向けて鹿行広域市町村圏事務組合を初めとして、関係機関の皆さんとの協議を引き続き進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) ご答弁させていただきます。 ちょうど今私が鹿行広域事務組合の管理者になっておりますので、消防のほうとは今いろいろ準備を進めております。なかなかはっきりは言えないんですけれども、私も官公署の日の出地区への誘致は選挙の公約にしております。着実に進むように今鋭意努力しているところでございます。 何といっても一番の課題は、土地を潮来市で確保していかなくちゃならないということが一番のネックでございまして、いい場所にしっかりとした空き地ないしは購入するなり、このことが一番のネックになっておりますので、それと3市での意見の統一を図らなければなりません。いわゆる出張所ができることによって人件費、その他消防の定数等も変わってきますので、その辺を本年度から来年度にかけてしっかりと議論の俎上にのせていくということを今進めておりますので、ご理解のほどを賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) 市長みずからありがとうございます。ぜひとも早急に対応していただきたいと思います。 5番の再質問としまして、今後定住者がふえる日の出地区に防災公園と一体となった警察施設、消防施設を誘致すべきと考えるが、執行部の見解をお伺いします。 ○議長(今泉利拓君) 額賀課長。 ◎総務課長(額賀浩君) 防災公園の設置において警察施設、消防施設と併設してというようなお話でございますが、その内容も含めて今後必要性とか、設置場所とか、その設置の規模等々を検討してまいりたいと考えるところでございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) ありがとうございます。これがまとまれば日の出に定住者がふえるのは間違いないと思いますので、ぜひとも前向きにお願いしたいと思います。 続きまして、3番の質問に入らせていただきます。 3、地域公共交通網形成計画等について。 平成28年4月に新宿駅南口にすばらしいバスターミナルが新設され、運行が開始されています。このターミナルはバスタ新宿と呼ばれ、大いに注目を浴びているわけであるが、利用者からの評価は非常に便利だという声が日に日に増しています。 このような中、潮来市においては、原市長が水郷潮来バスターミナルハブ化に向けた構想を唱えています。また、本年2月には、潮来市地域交通活性化協議会が発足され、本年度中には、潮来市公共交通網形成計画が策定されると伺っています。さらに、5月21日からは、潮来市、行方市、鹿嶋市の3市による連携事業として広域連携路線バスの実証運行として、潮来駅から鹿島大野駅までの運行が開始されています。 ①潮来市地域交通活性化協議会の概要と今後のスケジュール、さらには本協議会で策定される地域公共交通網形成計画の活用法等について伺います。 ②原市長が唱える水郷高速バスターミナルハブ化構想の概要並びに今後の進め方について伺います。 ③茨城県公共交通活性化指針において水郷潮来バスターミナルが位置づけられたとのことであるが、茨城県公共交通活性化指針の概要について伺います。 ④広域連携バスの実証試験として路線バスが運行されているが、3市連携事業として実施されることになった経過並びに事業概要(事業主体、事業費、事業目的、財源内訳、運行期間等)について伺います。 以上4点、お願いします。 ○議長(今泉利拓君) 塙秘書政策課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) それでは、潮来市地域公共交通活性化協議会の概要と今後のスケジュール、そして本協議会で策定される地域公共交通網形成計画の活用方法等について答弁させていただきます。 大野議員からのお話しのとおり潮来市地域公共交通活性化協議会はことし2月に設立されており、委員としまして茨城県バス協会及びハイヤー・タクシー協会、また旅客自動車運送事業者及び水郷潮来バスターミナル構内組合、茨城運輸支局及び茨城県の関係部局、行方警察署、潮来土木事務所、潮来市商工会、水郷潮来観光協会、潮来市区長会、潮来市市議会、学識経験者としまして筑波大学の先生です。また、行方市、香取市の広く潮来市の公共交通に関係される各機関からもご参画をいただいているところでございます。現在の委員数は潮来市職員も含め21名となっており、会長に庄司副市長、副会長に今泉市議会議長が就任いただいてございます。 本協議会の当面の目標は、今年度中に6回の会議を開催しまして、今年度末までに潮来市地域公共交通網形成計画を作成するということになってございます。本協議会で策定されますこの網形成計画は、潮来市における公共交通関係者との合意形成を図った上で策定される、潮来市にとって望ましい公共交通網の姿を明らかにするマスタープランとしての役割を果たすものであります。事業実施の根拠としていけること、そして国庫補助金の上限がかさ上げされることなど策定によりいろいろなメリットがございます。本計画は潮来市にとって公共交通施策の最上位計画として位置づけられるものとなり、水郷潮来バスターミナルハブ化構想の具体化のための各種施策についても位置づけていく予定となってございます。 続きまして、2番でございます。 原市長が唱える水郷高速バスターミナルハブ化構想の概要並びに今後の進め方について答弁させていただきます。 この水郷潮来バスターミナルハブ化構想の概要につきましては、バスターミナルは1日当たり東京駅間等を往復200便以上の便数で連絡しております。東京駅アクセス便の利用者数は年間150万にも上っております。全国屈指の運行便数を有するバスターミナルとなっております。また、茨城県公共交通活性化指針では、県内外の地域間を結ぶ広域交通の結節点として茨城空港や水戸駅、つくば駅と並び位置づけをされたところでございます。 こうした状況を踏まえまして、水郷潮来バスターミナルハブ化構想は鹿行5市、さらには千葉県香取市等との連携の上、水郷潮来バスターミナルを本地域の玄関口として捉え、本地域の主要な拠点とバス等の公共交通網により本バスターミナルをハブとして結び、地域住民の利便性の向上はもちろんのこと地域全体の産業振興及び発展を図るというような構想でございます。 去る5月21日土曜日に運行を開始しました広域連携路線バスは、市民の移動手段の確保に加え、水郷潮来バスターミナルハブ化構想の先駆的な取り組みの一つとしての位置づけもございます。 今後の進め方についてですけれども、公共交通の所管部局であります国土交通省関東運輸局、茨城県企画部企画課交通対策室等からもいろいろとご助言をいただいておりまして、近隣各市とも密接の連携の上、近々に本格的な協議会等が立ち上げられる予定となっております。これらの協議会等の会議を十分に活用した上、先般の広域連携路線バスに続く新たな路線を整備するなど、この水郷潮来バスターミナルハブ化構想をより具体化していきたいと考えてございます。 続きまして、茨城県公共交通活性化指針において水郷潮来バスターミナルが位置づけられたとのことであるというところの答弁でございます。 この指針の概要についてご答弁いたします。 平成26年5月に地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の一部が改正されてございます。地方公共団体が中心となり、まちづくりと連携し、面的な公共交通ネットワークの再構築を図ることが規定されておりますが、この法改正を受け、茨城県では圏域全体の公共交通の活性化を図るため今般、茨城県公共交通活性化指針を改定し、県民、企業、交通事業者、行政機関などの関係者が一体となって取り組むべき施策の基本的な考え方をまとめました。 この茨城県公共交通活性化指針においては、基本理念として「人が輝く元気で住みよい『いばらき』を支える交通ネットワークの構築」が掲げられております。この基本理念を具現化していくために3つの目標、その目標に基づき22の施策が上げられております。その中の施策の一つである広域交通の結節点からの二次交通の充実の中に茨城県水戸駅及びつくば駅と並んで水郷潮来バスターミナルが位置づけされました。これは茨城県と潮来市が協議をしまして、水郷潮来バスターミナルのポテンシャル及び潮来市の思い等について茨城県にご認識をいただけたために達成できたと思ってございます。この茨城県公共交通活性化指針において、水郷潮来バスターミナルの位置づけが明確になったことによって今後の施策展開が活発化するものと確信をしているところでございます。 続きまして、広域連携路線バスの経過並びに事業の概要について答弁をさせていただきます。 初めに、この広域連携路線バスの実証試験に関するこれまでの経緯でございます。 昨年11月に原潮来市長と鈴木行方市長が公共交通に関する協議を行っております。両市が連携し、潮来市から北浦沿いを運行して、行方市へアクセスするルートを広域連携ルートとして設置することで基本的な合意がなされました。その後、実際の運行に向けて両市で協議を行ってまいりましたが、ことしに入ってから国が掲げる地方創生の動き等もございまして、潮来市及び行方市の2市に鹿嶋市が加わっていただきまして、地方創生加速化交付金事業、鹿行広域DMOプロジェクトの1事業として、本路線の試験運行を行うことで検討を進めてきたところでございました。 本年3月中旬に本交付金による事業実施の採択がなされたことを受けまして、以降、運行のための事業者選定及び事業者による許認可申請等が進められてまいりました。本路線の運行に関しましては、行方市の法定協議会であります行方市地域公共交通協議会が発注元となっておりますので、そちらで事業者の選定及び事業者による許認可申請等の対応窓口を代表して行っていただいております。 4月15日付で潮来市、行方市、鹿嶋市、行方市地域公共交通協議会及び交通事業者である関鉄グリーンバス株式会社の5者による協定の締結、交通事業者による関東運輸局への認可申請等が実施され、5月20日付で認可を取得してございます。翌日の21日に運行が開始される運びとなりました。 続きまして、事業の概要でございます。 事業の主体につきましては行方市地域公共交通協議会、これは潮来市、行方市、鹿嶋市の負担金を財源といたします。 運行事業者、関鉄グリーンバス株式会社。 事業費につきましては1,950万、3市それぞれ650万の負担金により事業を行っております。 事業の目的でございますが、鹿行5市の共通課題である観光強化を図るため、魅力的な広域観光ルートの創出、情報発信の強化並びに水郷バスターミナルからの二次交通網を整備して、観光客の利便性の向上を図るとともに、域内の広域公共交通においても交通弱者に対しての課題解消を図るとしてございます。 財源の内訳につきましては、地方創生加速化交付金でございます。 運行期間につきましては、平成28年5月21日から半年間程度としてございます。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) 再質問で、1番はございません。 2番の再質問をお願いします。 潮来市がハブ化構想を進める上でさまざまな課題があると思います。現時点でどのような課題があるのか、特に土地の利用上、財源確保等についてお伺いします。また、この問題点は潮来市だけでは対応できないと思いますが、どのような対応をとって他5町村プラス香取市という形という先ほどの答弁でしたので、どのような対応でやっていくのかをお伺いします。 ○議長(今泉利拓君) 塙課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) ただいまの再質問、このバスターミナルハブ化構想の課題、財源確保、用地の確保、5市プラス香取市とどのように対応していくのかというような再質問でございます。 今年度、一般的にこの計画、地域公共交通網形成計画は長いので、網計画というような表現で我々ふだんは話しております。この網計画におきまして、さまざまなアンケート調査をとっていきます。またはグループインタビューであったり、いろいろ事業者さんのお声も聞きながら進めていくわけであります。その中で広域バスルートも具体に想定されるものを見出していくと。そういった中で用地がどれだけ必要なのか、駐車場またはそのバスターミナルの用地がどれだけ必要なのかというのも明らかになっていくというようなところでございます。 この計画が今年度策定されます。今の段階で課題というのは、大野議員さん申しました確かに用地の拡大というのも必要になってくる可能性は多分にあると思います。そういった課題をこの計画の策定の中で何とか課題を克服するような案をつくっていくというような考え方でございます。これからそういったところの詳細が明らかになっていくというような段階にございますので、課題についてはそこまでとさせていただきたいと思います。 また、この財源の確保につきましても国のさまざまな補助事業がございます。運行に対しての補助であったり、また今後具体にそういったハブ化構想に向けて該当要件として当てはまる補助、そういったものも見つけ出していくというところを考えてございます。 この鹿行5市プラス香取市というような考え方、枠組みが今想定されているところではあります。実はこの6月の末にでも、茨城県のほうが茨城県内に4つのこの公共交通の協議会を立ち上げるということでお話をいただいております。その4つの地域、これは鹿行5市を予定されているというようなところでございます。また、関東運輸局のほうからもかなりこの広域バスルートハブ化構想につきましては、期待をしていただいているところでございまして、この鹿行5市のまた県の協議会とはまた別に勉強会等を立ち上げまして、具現化を図っていきたいなというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) ありがとうございました。 続きまして、4番の再質問で、広域連携バスの実証試験を行っているわけでございますが、今現在空白になっているところがあります。これから空白地域の交通網に関しまして延ばしていく予定があるのか、執行部のほうに見解をお伺いします。 ○議長(今泉利拓君) 塙課長。 ◎秘書政策課長兼行財政改革推進室長(塙誠一君) この網計画につきましては、もちろんハブ化構想も一つありますけれども、その前提として市内の公共交通をどうしていくか、潮来市に合った公共交通の体系というのはどういうものなのかというのを内容を定めていくというようなところでございます。今現在、ほとんどバス空白地域のような状況でございますので、その辺幹線に例えばバスを走らせて、あとはフィーダーでほかの交通を使っていくとかいろんな考え方があると思うんですが、この今年度策定します網計画の中でその辺のところはしっかり詳細を検討していくというようなことでご理解いただければなというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) ありがとうございます。 私の考えとしまして、この計画についてプラスとしまして高齢者が使うだけでなく、子育て世代の奥様達も使えるような形でこのバスが運行できるような形をとっていただければ幸いかなと思います。 続きまして、4番に移らせていただきます。 4、児童館設置について。 潮来市の少子高齢化はかなり深刻な問題と認識しています。また、地方創生総合戦略の中でも出生率を高めることが最大の重要課題とされています。このような中、子供を安心して産み、育てる環境を整えるためにも児童館の整備は必要であると考えます。 ①現在、潮来市では待機児童はいるのか、伺います。 ②3月定例会において、平成28年度に学童保育の充実を図ったとの説明があったが、拡充した具体的な内容について伺います。 ③現在、公立の保育園と幼稚園は何施設あって、それぞれの児童数は何人いるのか、伺います。また、民間が運営しているこども園は何施設あって、それぞれの児童数は何人いるのか、お伺いします。 ④子供に健全な遊びの場を提供して、その心身の健康を増進し、情操を豊かにするために児童館を設置すべきと考えるが、児童館を整備する予定はあるのか、伺います。 以上4点、お願いします。 ○議長(今泉利拓君) 小沼子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) それでは、大野議員のご質問にお答えいたします。 まず1番、待機児童はいるか。 現在、潮来市では待機児童はおりません。 続いて、2番にいきます。 学童保育の拡充した内容についてお答えいたします。 学童保育5施設において、これまで午後5時までとしていた開所時間を30分延長し、午後6時30分としました。また、学校休業日の開所時間を30分早めて午前8時からとすることにより、多様化する保護者の就労形態に対応し、利便性を向上させました。 続きまして、3番、公立の保育所と幼稚園の施設数と児童数、民間の認定こども園の施設数と児童数をお答えします。 公立の保育所は1カ所で、児童数は48人です。公立の幼稚園は2カ所で、児童数は66人です。民間の認定こども園は8施設あります。園児数は638人です。 続いて、4点目、児童館を整備する予定はありますかについてお答えいたします。 平成27年3月に策定した潮来市子ども・子育て支援事業計画では、重点的な取り組みとして地域の身近な場所において親子の居場所を確保し、子供の成長、発達段階にあわせた遊びや専門的な相談支援が受けられる子育て支援センターの整備が盛り込まれております。児童館の機能を有した子育て支援センターの整備については、現在潮来市子ども・子育て会議において具体的に検討しております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) いいですか。 大野議員、ちょっと待ってください。 小沼課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) 改めて2点目の件をもう一度復唱させていただきます。 学童保育の拡充した内容でございます。学童保育市内5施設においてこれまで午後6時までとしていた開所時間を30分延長し、午後6時30分としました。さらに、学校休業日の開所時間を30分早めて、午前8時からといたしました。多様化する保護者の就労形態に対応し、利便性を向上させました。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) ただいまの答弁の中で④の再質問でございますが、整備していくというお話でしたが、時期的なものは決まっているのか、お伺いします。 ○議長(今泉利拓君) 小沼課長。 ◎子育て支援課長(小沼雅義君) 先ほど平成27年3月に策定されましたこちら潮来市子ども・子育て支援事業計画に基づきまして、27年から31年の5年間の間で重点施策として子ども・子育て支援センター整備ということがございます。 この会議が先ほどお話しした子ども・子育て会議ということで、その会議を先月第1回、今まで通算しますと第7回の会議を開いております。8月もしくは9月上旬までには第2回の会議を開かせていただきまして、この計画の進捗状況とその計画の中にある重点課題、子ども・子育て支援センターの方針案というものをまとめていければと考えております。その中で具体的な方針も掲載できればと思っております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 大野議員。 ◆4番(大野政則君) ありがとうございました。前向きにお願いしたいと思います。 以上で4番、大野政則、質問を終了します。 ○議長(今泉利拓君) 以上で4番、大野政則議員の質問が終わりました。 職員が入れかわります。----------------------------------- △飯田幸弘君 ○議長(今泉利拓君) それでは、次にまいります。 5番、飯田幸弘議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 飯田議員。     (5番 飯田幸弘君 登壇) ◆5番(飯田幸弘君) 5番、飯田幸弘でございます。 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問いたします。 まず、冒頭に4月14日、熊本地震においてお亡くなりになられた方のご冥福を申し上げ、おけがをされた方のお見舞いを申し上げる次第でございます。 1、主権者教育についてでございます。 平成27年6月17日に公職選挙法等の一部改正する法律が成立し、同年6月19日に公布された。改正法の成立に伴い、公職の選挙の選挙権を有する者の年齢が満18歳以上に引き下げられ、公布の日から起算して1年を経過した日(平成28年6月19日)後に初めて行われる国政選挙の公示日以後の公示、告示される選挙から満18歳以上の者が選挙権を有することとされた。 本改正により、未来の日本のあり方を決める政治について、より多くの世代の声を反映することが可能となったが、一方でこれまで以上に国家、社会の形成者としての意識を醸成するとともに、自身が課題を多面的、多角的に考え、自分なりの考え方をつくっていく力を育むことが重要となっている。また、根拠を持って自分の考えを主張し、説明する力をつけていくことが求められるが、本市における主権者教育についてお伺いをいたします。 ①子供たちの発達段階に応じた取り組みをどのように行っていくか、伺う。 ②教育基本法第14条第1項「良識ある公民として必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならない。」、教育基本法第14条第2項「法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。」に基づき、政治的中立を確保しつつ、具体的にどう行っていくか、伺う。 以上、2点をお伺いさせていただきます。 ○議長(今泉利拓君) 執行部の答弁をお願いいたします。 前島学校教育課長。 ◎学校教育課長(前島正治君) それでは、主権者教育につきまして議員の質問にお答えいたします。 選挙年齢が満18歳以上に引き下げられたことにより主権者として社会に関心を持ち、政治に参加することの大切さを学び、課題を多面的、多角的に考え、自分なりの考えをつくっていく力を育むことなどが重要となってきております。 本市といたしましても文部科学省の取り組みなどを初めとして国内のさまざまな情勢を鑑みながら、市内小・中学校の児童・生徒への発達段階に応じた主権者教育を実施していかなければならないと考えております。そのためには学校、家庭、地域の3者が連携、共同しながら社会全体で多様な取り組みを行っていく必要もあります。潮来市の児童・生徒が主権者としての自覚を持ち、行動していくことができるよう学校教育活動のあらゆる場面で充実を図っていきたいと考えております。 続きまして、2点目の政治的中立を確保しつつ、具体的にどのように行っていくかということでございますが、民主主義社会においては、政治に関するさまざまな知識やこれに対する批判力などの政治的教養が必要であることを踏まえ、それが教育において尊重されなければなりません。また、学校においてはその政治的中立性を確保するため、教育内容に一党一派の政治的な主義主張が持ち込まれたり、学校が政治的活動の舞台となるようなことは現に避けなくてはなりません。また、特定の政党を支持しまたはこれに反対するための政治的教育、すなわち党派的政治教育は、学校教育において、ある政党の政策や主張を支持ないし反対するよう教育を行うことは禁止されております。 しかしながら、教員が政治的教養に関する教育を行う場合、党派的な主張や政策に触れることはあり得ることであり、各政党の政策等を批判することが直ちに抵触するものではありませんが、その場合にはほかの考え方や見方を紹介したり、異なる見解を示した複数の資料を使用したりするとともに、教員の個人的な主義主張を避けて中立かつ公正な立場で指導するよう留意しなければならないと考えます。 各学校においては、政治的中立を確保しつつ、主権者教育に取り組んでいただきたいと考えております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。
    ◆5番(飯田幸弘君) ①について再質問をさせていただきます。 学校教育のあらゆる場面で取り組むということでございますが、どのような取り組みをするか、お伺いをさせていただきます。 ○議長(今泉利拓君) 前島課長。 ◎学校教育課長(前島正治君) それでは、お答えいたします。 具体的には、年代や発達段階に応じた参加型、体験型の活動を通して主権者教育への啓発を行っていきたいと考えております。 小学校では、日ごろより各学年、各学級で取り組んでいる話し合い活動を充実させ、みずから考え、みずから判断し、行動していく態度が身についてくると考えられます。それをさらに発展させた討論会も効果的であり、さらに学年が上がればディベート方式を取り入れることも有効だと考えられます。 中学校では、さらに模擬選挙、それに関連して模擬政見放送等の実施によりその効果が上がるものと考えております。実際、市内の中学校では生徒会役員選挙に関連して、立会演説会や投票が行われており、全生徒が選挙というものを経験しております。中には潮来市選挙管理委員会から投票箱を借用し、実際に行われる選挙と同じ形をとっている中学校もございます。こうした取り組みは日ごろから学校教育の中で主権者教育へとつながっていると考えられます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 今の取り組みでございますが、学習指導要領に基づいた取り組みかどうか、お伺いをさせていただきます。 ○議長(今泉利拓君) 教育長。 ◎教育長(横田直樹君) 飯田議員のご質問でございますが、子供たちに指導をする内容につきましては、これはもとより学校教育指導要領に準じた教育活動を展開しております。これは小学校、中学校共通でございます。 ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) ありがとうございます。 ②について再質問をさせていただきます。 教師がより客観性を持った授業ということでございますが、どのような授業を行うか、お伺いをさせていただきます。 ○議長(今泉利拓君) 前島課長。 ◎学校教育課長(前島正治君) それでは、お答えいたします。 ②のほうの政治的中立を確保しつつ、児童・生徒にどのように指導していくか、授業における具体的な方法を幾つかお示ししたいと思います。 まず1点目、政治的に対立する見解がある現実の課題については種々の見解があり、1つの見解が絶対的に正しく、ほかのものは誤りであると断定することは困難であるとともに、一般に政治とは自分の意見を持ちながら議論を交わし、合意形成を図っていくことが重要であることから、1つの結論を出すよりも結論に至るまでの冷静で理性的な議論の過程が大切であることを理解させること。 2点目は、多様な見方や考え方のできる事柄、未確定な事柄を取り上げる場合には、生徒の考えや議論が深まるようさまざまな見解を提示することなどが重要であること。 3つ目は、その際教員は中立かつ公正な立場で指導することが必要であること。また、特定の事柄を強調し過ぎたり、一面的な見解を十分な配慮なく取り上げたりすることなど特定の見方や偏った取り扱いとならないよう指導することが必要であること。 4点目は、なお、補助教材を活用する場合には、学校における補助教材の適正な取り扱いについて、平成27年3月4日文部科学省通知にも十分留意すること。 以上の留意点を踏まえつつ、各学校においては校長先生を中心に学校として指導の狙いを明確にしつつ、取り組んでいただきたいと考えております。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 児童・生徒の社会参加の態度を育むためにも社会で自立した継続的な社会の形成参画の必要があるため、さらなる取り組みをよろしくお願いしたいと存じます。 2に移らせていただきます。 英語教科化についてでございます。 平成32年度に完全実施される小学校5年生からの英語教科化と3年生からの外国語活動必修化について伺う。 ①小学校における指導体制整備について伺う。 ②外部人材の活用促進について伺う。 ③指導用教材整備について伺う。 以上、3点でございます。 ○議長(今泉利拓君) 前島学校教育課長。 ◎学校教育課長(前島正治君) それでは、まず1点目の小学校における指導体制整備についてでございますが、平成32年度の新学習指導要領全面実施により、議員がおっしゃるとおり小学5、6年生での英語教育の教科化と小学3、4年生での活動型英語教育、いわゆる外国語活動が開始されます。 まず、英語教育の教科化による指導内容の高度化、指導時間の増加に対応する必要がある中、十分な英語指導力を備えた人材の確保が急務となっております。また、活動型英語教育の開始に伴い、3、4年生の学級担任も外国語活動の指導を行う必要が生じるため、研修を初めとした指導体制の強化が重要となってまいります。 このような状況を踏まえ、本市としましては、県と連携して小学校外国語活動推進事業により英語教育の一層の充実を推進しているところでございます。 続きまして、2点目の外部人材の活用促進についてでございますが、現在、本市では外部人材としてALTと呼ばれる外国語指導助手を3名採用しております。うち1名を小学校に、2名を中学校に配置しているところですが、国の動向を見据え、本年度、中学校に配置しているALTを4名に増員してまいります。県の国際課と調整を図り、7月からその体制が整うこととなっているところでございます。 現在、小学校に配置しているALT1名と合わせ合計5名で中学校の英語及び小学校5、6年生の外国語活動の充実を図ることはもちろん、幼稚園や小学1年から4年生の英語の授業時間をふやしていくことで早期の英語教育の推進を図ってまいります。 続きまして、3点目でございますが、指導用教材の整備についてでございます。 現在、小学5、6年生は外国語活動指導教材「Hi,friends!」を活用して授業を進めているところです。一方、小学校低学年から英語の音や日常生活に必要な基礎的会話表現になれ親しませることも非常に重要なことであると考えているところです。そこで、本市は県の事業、小学校ともに学ぶ英語推進事業による英語CDと児童用ワークシート、教員用解説本を外国語活動の時間だけでなく、給食や掃除の時間、休み時間の校内放送などを活用し、英語教育を推進しているところでございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) ①について再質問をさせていただきます。 小学校外国語活動推進事業とはどのような事業か、お伺いをさせていただきます。 ○議長(今泉利拓君) 横田教育長。 ◎教育長(横田直樹君) ただいまのご質問でございますが、潮来市の子供たちの特に小学生の英語指導に関する重要な部分でございますので、私のほうから回答をさせていただきます。 まず、この小学校外国語活動推進事業でございますが、これは県主催の事業でございます。この事業につきまして本市でもその事業に取り組んでいるということになります。この事業でございますが、大きく分けて2つの研修から成り立っております。 1点目は、小学校教員の英語力向上研修というものでございまして、これは茨城県の場合には小学校の免許のみ、あるいは中学校での指導経験のない教員がおります。そういう教員に英語指導を当たらせるために40歳以下の教員で英語の免許がない、しかも中学校の経験のない教員は一応悉皆ということで、研修指定をされた中学校において研修をすることと、それから県にございます教育研修センターのほうで年2回、これは英語の発音力を高めるための研修、特に民間ですが、英検の検定等に携わる先生からの指導等を受けて、みずからの英語の発音力を向上するという研修に取り組んでおります。 2点目の研修ですが、これは小学校の教員の指導力の向上研修ということで、これは文字どおりその学校で英語指導の中心となる教員について、これも地域で中学校が指定をされまして、その中学校に出向いて県内から推薦され、ハワイ大学で語学研修をした教員等とともに英語の研修をする。また、長期休業中、これ夏休みになりますが、夏休みに10課程の英語の勉強をしていただいて、子供たちの英語の指導力をつけるということになっております。なお、このハワイ大学へ留学をしました教員につきましては、本市でも1名配置を中学にしておりますので、この教員につきましては、今後潮来市の英語教育全体の指導的立場になって取り組んでもらうということで、現在計画を進めているところでございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) ハワイ大学で研修したということでございますが、これは事業化か何かのあれで研修に行ったわけでございますか。 ○議長(今泉利拓君) 横田教育長。 ◎教育長(横田直樹君) 県指定の研修でございます。 ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) ②について再質問をさせていただきます。 ALTの選出方法と出身国がわかればお伺いをさせていただきたいと存じます。 ○議長(今泉利拓君) 前島課長。 ◎学校教育課長(前島正治君) どのような方がALTになっているかということでございますが、7月から採用予定の方で申しますと、4名がJETプログラムと呼ばれる語学指導等を行う外国青年招致事業によって採用されております。こちらの先生はいずれもアメリカ出身の方であります。もう一人はALTを派遣する民間会社から採用しております。こちらの方はフィリピン出身の方であります。いずれも英語を母国語とする外国人で、児童生徒の英語発音や国際理解力の向上を目的に各学校に配置し、授業を補助しています。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) ありがとうございました。 3に移らせていただきます。 公共施設等総合管理計画についてお伺いをさせていただきます。 本市において公共施設等の老朽化対策が課題となっているが、厳しい財政状況の中で、今後人口減少等により公共施設等の利用需要が変化していくことと予想されることを踏まえ、早急に公共施設等の全体の状況を把握し、長期的な視点を持って更新、統廃合、長寿命化などを計画していくことにより、財政負担の軽減、平準化をするとともに、公共施設等の最適な配置を実現することが必要となっております。また、このように公共施設等を総合的かつ計画的に管理することにより、地域社会の実情に合った将来のまちづくりを進める上で不可欠であると考えております。 そこで、公共施設等総合管理計画についてお伺いをさせていただきます。 ①公共施設等総合管理計画策定の進捗状況を伺う。 ②公共施設等総合管理計画の策定に当たって指針が示されているが、その中にインフラ長寿命化基本計画を参考にとあるが、どのように取り入れていくか、伺う。 以上、2点でございます。よろしくお願いします。 ○議長(今泉利拓君) 実川財政課長。 ◎財政課長(実川智史君) それでは、1点目のご質問でございます。 平成27年度は公共施設等総合管理計画を作成するため、各課で管理していました固定資産に関しての台帳を集約しております。3月末に整備が完了したところでございます。現在はその台帳をもとに総合管理計画策定業務委託の設計が済み、発注の準備をしているところでございます。 完了は平成29年3月上旬を予定しております。 本年度の計画におきましては、市有資産の総把握によりまして今後の維持管理経費を明確にしまして、今後の人口推移と財政推移をあわせました上で、市の総合的な管理計画の計画期間20年間の基本方針を策定していく考えでおります。 この作成過程におきましては、主に資産活用と財政バランスについて協議いただく計画策定委員会を設置しまして、委員会のご意見を反映した計画を作成していきたいと考えております。 2点目でございます。 2点目、インフラ長寿命化基本計画は平成25年11月に国において決定されたものであります。その中で地方公共団体に対しましてインフラの維持管理、更新等を着実に推進するための中長期的な取り組みを明らかにする行動計画としまして、公共施設等総合管理計画の策定が要請されたところでございます。また、この計画に基づき個別施設ごとの長寿命化計画を作成することになっております。 本市におきましては、既に橋梁長寿命化修繕計画と公園、下水道の長寿命化計画が個別に作成されているところでございます。それら個別のインフラ計画と今回の公共施設等総合管理計画を一体として調整しまして、総合的な計画を作成していきたいと考えております。 以上です。----------------------------------- ○議長(今泉利拓君) 時間でございますが、会議を若干延長して続けます。よろしくお願いいたします。----------------------------------- ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) ①について再質問をさせていただきます。 計画策定委員会を設置するということでございますが、メンバー構成はどのようにするか、お伺いをさせていただきたいと存じます。 ○議長(今泉利拓君) 実川課長。 ◎財政課長(実川智史君) 委員会の構成ということでございます。 現在のところ、委員会は8名から10名という形で他市の例、県の例をとりまして考えております。委員会の構成のメンバーでございますが、市議会のほうから2名程度、住民代表、区長の協力2、3名程度、学校、福祉施設の関係者2名程度と学識経験者、資産、会計に詳しい方2、3名程度という形で8名から10名程度という形で検討しているところでございます。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 4に移らせていただきます。 地域自立支援協議会についてお伺いをさせていただきます。 3月定例会において、協議会の中の療育専門部会、相談支援専門部会の2つの専門部会を設置して機能強化を図るとのことでしたが、進捗状況をお伺いさせていただきます。 ○議長(今泉利拓君) 茂木社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(茂木衛君) それでは、地域自立支援協議会の機能強化としての専門部会の設置の進捗状況についてのご質問に対して答弁させていただきます。 療育専門部会につきましては、昨年度10月6日と3月18日の2回開催しております。開催内容でございますが、第1回目となります10月の部会では、潮来市の巡回支援専門員事業の現状などを説明いたしまして、潮来市の療育の現状についての意見交換を行いました。 第2回目となります3月の部会におきましては、小学校との連携が必要であるとの第1回目の部会のご意見がございましたので、教育委員会から指導主事の先生と市内の小学校の特別支援学級の代表の先生を新たに委員に加えまして、発達が気になる子の就学前及び就学後の取り組みについて重点を置いて意見交換をいたしました。 なお、療育専門部会の委員の皆様には昨年10月に開催いたしました児童精神科医による講演会やことし3月に開催いたしました子供の発達に関する研修会にも参加していただいておるところでございます。 次に、専門支援部会につきましては、昨年度は市内の特定相談支援事業所7カ所から委員10名を推薦をいただきまして、3月22日に部会を開催いたしました。開催内容でございますが、本市の障害福祉のサービス等の利用状況の把握と相談支援についての協議をし、また、困難事例の事案の意見交換を行いました。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 2点、再質問をさせていただきたいと存じます。 1点目、専門部会での意見等どのように今後生かしていくか、お伺いをさせていただきます。 2点目、現在は2つの専門部会がございますが、今後、ふやす予定はあるか、お伺いをさせていただきたいと存じます。 ○議長(今泉利拓君) 茂木社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(茂木衛君) まず、1点目の専門部会の意見を生かしていくということでございますが、既にまず療育専門部会におきまして幾つかご意見をいただいてございます。お示ししますと、まず、移動発達相談などでできることを発掘しても、つなぐ先が近くにないということとか、幼児教室の充実を図ったらどうか、あと、幼児期からの一貫した支援、支援シートの作成をしたらどうかというご意見と、幼稚園、保育所、学校との情報交換、身近な場所での保育担当者を対象として研修会を開催したらどうかということと、保護者に対する発達に関する啓発などのご意見がございました。 それに対しまして、そういったご意見をもとに取り組んでいる事業がもう既にございます。まず、発達、発育で支援が必要な子供の早期に気づける体制整備といたしまして、個別相談の実施、回数をふやしました。また、言語聴覚士によります言語に関する相談も新たに開始いたしました。あと、市内幼児施設への訪問による移動発達相談の回数も年1回だったのが2回ということでふやしてございます。また、発達、発育面での経過観察が必要な児童のフォロー教室として以前から実施しております幼児教室を昨年度まで月2回だったものを今年度から月4回ということで実施回数をふやしてございます。 さらに、市内幼児施設の保育者等に対しての子供の発達に関する研修会を先ほども申しましたが、開催してございます。こちらに関しましては、今年度も実施する予定で計画してございます。 以上なことで、意見を実現していっているところでございます。 あと、療育部会、今2つございます。基本的に18歳未満のお子さんに対する療育の部分と、18歳以上の大人の方を対象にした相談支援部会ということで分けてございます。今後この上の自立支援協議会のほうとの中でいろいろご意見等伺いまして、新たな部会も必要であれば設置していきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) ありがとうございました。 5に移らせていただきます。 地域包括ケアシステム構築について。 地域包括ケアシステム構築に向けた取り組み内容の中の生活支援サービスの整備については、3月定例会において本年度取り組むとのことでしたが、進捗状況をお伺いさせていただきます。 ○議長(今泉利拓君) 若槇高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(若槇和昭君) 生活支援サービス整備の進捗状況についてお答えします。 生活支援サービス整備の取り組みとして、平成27年度は現在行われている高齢者を支えるための介護予防事業などの公的サービスや食事宅配サービスなどの民間サービスの実態を把握するとともに、高齢者を支えるために不足しているサービスや課題の検討を行いました。これまで複数の課で担当していた高齢福祉サービスに関する業務について、高齢福祉サービスの向上と効率化を図るため機構改革を行い、1つの部署にまとめ、新たに高齢福祉課を設置いたしました。 平成27年4月の介護保険法改正により平成30年4月の事業実施を目指し、平成28年度につきましては事業推進の体制づくりとして今後配置を予定している生活支援コーディネーターについて確保できるよう努めます。また、協議会の設置に向け、地域のボランティア団体や民間企業等の協力を得て、生活支援サービスの整備を進めてまいります。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) 2点ほど、再質問をさせていただきたいと存じます。 1点目、生活支援コーディネーターということでございますが、コーディネーターの役割と資格要件をお伺いします。もう一つ、配置のほうは高齢者福祉課になるのか、社会福祉協議会になるのか、お伺いをさせていただきたいと存じます。 また、2点目といたしまして、現在、地域包括支援センターは社会福祉協議会で担当していると思うんですが、今後委託を継続する場合に強化支援が必要と存じますが、見解をお伺いさせていただきたいと存じます。 ○議長(今泉利拓君) 若槇課長。 ◎高齢福祉課長(若槇和昭君) まず1点目ですが、生活支援コーディネーターの役割ですが、高齢者の生活支援、介護予防サービスの体制整備を推進していくことを目的とし、地域において資源開発、高齢者の方を支援する公的サービスや民間サービスやネットワーク構築機能と生活支援、介護予防サービスの提供体制の構築に向けたコーディネート機能を果たすものであります。 次に、資格要件については特定の資格要件の定めはありませんが、市民協働への理解があり、多様な理念を持つ地域のサービスを提供主体と連絡調整ができる立場の者であって、国や県が実施する研修を終了した者が望ましいとされ、公平中立的な視点を有することが適当とされております。 最後に、配置ですが、社会福祉協議会内を予定しております。 次に、2点目の質問ですが、地域包括支援センターの強化支援ということなんですが、平成27年度は地域包括ケアシステム構築に向け、認知症施策の推進として地域包括支援センターに認知症地域支援推進員1名を配置し、機能強化を図りました。平成28年度についてももう1名配置する予定です。 また、生活支援コーディネーターについても地域包括支援センターに配置を予定しており、人件費等の財政的支援を行い、センターのさらなる機能強化に努めてまいります。 以上です。 ○議長(今泉利拓君) 飯田議員。 ◆5番(飯田幸弘君) ありがとうございました。 地域支援センターのさらなる強化をお願いしたいと存じます。 以上をもちまして5番、飯田、質問を終了します。 ○議長(今泉利拓君) 以上で5番、飯田幸弘議員の質問が終わりました。 本日予定していました一般通告質問は以上でございます。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(今泉利拓君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次会はあす8日、午前10時から本会議を開き、一般通告質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでございました。                          (午後5時12分)...