鹿嶋市議会 > 2022-12-20 >
12月20日-委員長報告、質疑、討論、採決-05号

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  1. 鹿嶋市議会 2022-12-20
    12月20日-委員長報告、質疑、討論、採決-05号


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    最終取得日: 2023-04-19
    令和 4年 12月 定例会(第4回)            鹿嶋市議会第4回定例会会議録議事日程(第5号)                       令和4年12月20日(火曜日) 午前10時開議第1 議案第51号 令和4年度鹿嶋市一般会計補正予算(第7号)                  議案第52号 令和4年度鹿嶋市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)            議案第53号 令和4年度鹿嶋市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)           議案第54号 令和4年度鹿嶋市介護保険特別会計補正予算(第2号)              議案第55号 令和4年度鹿嶋市農業集落排水特別会計補正予算(第2号)            議案第56号 令和4年度鹿嶋市公共料金等集合支払特別会計補正予算(第1号)         議案第57号 令和4年度鹿嶋市下水道事業会計補正予算(第2号)               議案第58号 令和4年度鹿嶋市水道事業会計補正予算(第2号)                議案第59号 鹿嶋市農業集落排水事業設置等に関する条例                  議案第60号 鹿嶋市議会議員及び鹿嶋市長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公費負         担に関する条例及び鹿嶋市議会議員及び鹿嶋市長の選挙におけるビラの作成の公         費負担に関する条例の一部を改正する条例                    議案第61号 鹿嶋市職員の給与に関する条例及び鹿嶋市一般職任期付職員の採用及び給与の         特例に関する条例の一部を改正する条例                     議案第62号 鹿嶋市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正す         る条例                                    議案第63号 鹿嶋市行政組織条例の一部を改正する条例                    議案第64号 鹿嶋市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例   議案第65号 鹿嶋市介護保険条例の一部を改正する条例                    議案第66号 鹿嶋市任期付市費負担教職員の採用、給与及び勤務条件等の特例に関する条例の         一部を改正する条例                              議案第67号 鹿嶋市立公民館の設置、管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例      議案第68号 損害賠償の額を定め、和解することについて                第2 令和4年請願第5号 手話を言語として普及できる環境整備を求める意見書の提出を求める請             願                                  令和4年請願第7号 高齢者・障がい者に対する鍼灸マッサージ施術費助成制度の鹿嶋市にお             いて導入の可否の調査検討を議会に求める請願書          第3 意見書第4号 手話を言語として普及できる環境整備を求める意見書           第4 令和4年請願第6号 インボイス制度実施中止を求める意見書に関する請願書      第5 令和4年陳情第6号 地域社会に貢献するシルバー人材センターの決意と支援の要望    第6 閉会中の継続調査について                              第7 議員派遣の件                                    〇会議に付した事件 日程第1 議案第51号ないし議案第68号について                       日程第2 令和4年請願第5号及び令和4年請願第7号について                日程第3 意見書第4号について                              日程第4 令和4年請願第6号について                           日程第5 令和4年陳情第6号について                           日程第6 閉会中の継続調査について                            日程第7 議員派遣の件〇出席議員(20名)   1番  内 野 敬 仁 君       2番  舛 井 明 宏 君   3番  笹 沼 康 弘 君       5番  川 井 宏 子 君   6番  菅 谷   毅 君       7番  樋 口 富士男 君   8番  栗 林 京 子 君       9番  佐 藤 信 成 君  10番  宇 田 一 男 君      11番  山 口 哲 秀 君  12番  小 池 みよ子 君      13番  篠 塚 洋 三 君  14番  河 津   亨 君      15番  立 原 弘 一 君  16番  坂 本 仙 一 君      17番  田 口   茂 君  18番  池 田 芳 範 君      19番  根 崎   彰 君  20番  内 田 政 文 君      21番  飯 塚 俊 雄 君〇欠席議員(なし)                                           〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名       市     長      田  口  伸  一  君       副  市  長      栗  林     裕  君       教  育  長      川  村     等  君       政 策 企画部長      池  田  茂  男  君       政策企画部次長      大  沢  英  樹  君       兼政策担当参事       兼広報推進課長       政 策 企 画 部      鈴  木  欽  章  君       次 長 兼 重 点       政 策 推 進       担 当 参 事       総 務 部 長      細  田  光  天  君       総 務 部 次 長      村  山  謙  二  君       市 民 生活部長      久  保  重  也  君       市民生活部次長      田  村  清  純  君       健 康 福祉部長      野  口  ゆ か り  君       兼  福  祉       事 務 所 長       健 康 福 祉 部      茂  木  伸  明  君       次 長 兼感染症       対 策 担当参事       健 康 福 祉 部      國  邑  洋  枝  君       次 長 兼 福 祉       事 務 所次長兼       こども家庭支援       担 当 参 事       経 済 振興部長      桐  生  進  一  君        経 済 振 興 部      櫻  井  浩  子  君       次  長  兼       緊 急 経済対策       担 当 参 事       都市整備部長兼      大  川  康  徳  君       水 道 事業都市       整 備 部 長       都 市 整 備 部      髙  田  俊  昭  君       次  長  兼       水 道 事業都市       整 備 部 次 長       会 計 管 理 者      君 和 田     厚  君       教 育 委 員 会      大 須 賀  規  幸  君       事 務 局 部 長       教 育 委 員 会      君 和 田  浩  幸  君       事 務 局 次 長       農 業 委 員 会      児  島  教  夫  君       事 務 局 長       監 査 委 員      東  峰  由 美 子  君       事 務 局 長                                           〇本会議に出席した事務局職員       事 務 局 長      清  宮  博  史       事 務 局 課 長      田  中  聡  子       事 務 局 主 幹      山  中  秀  平 △開議の宣告 ○議長(篠塚洋三君) ただいま出席議員は20名で定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。                                   (午前10時01分) △追加議案の送付 ○議長(篠塚洋三君) 文教厚生委員会から意見書が提出されましたので、報告をさせます。 事務局長。          〔事務局長 清宮博史君登壇〕 ◎事務局長清宮博史君) 命によりご報告いたします。                                     令和4年12月20日 鹿嶋市議会議長 篠 塚 洋 三 様                       提出者 文教厚生委員会委員長 樋 口 富士男          議 案 の 提 出 に つ い て 鹿嶋市議会会議規則第14条第2項の規定に基づき、次の議案を別紙のとおり提出します。                      記意見書第4号 手話を言語として普及できる環境整備を求める意見書 以上でございます。 △議案第51号~議案第68号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(篠塚洋三君) これより議事日程に入ります。 日程第1、議案第51号ないし議案第68号を一括して議題といたします。 これより順次各常任委員会委員長の報告を求めます。 まず、総務生活委員会委員長から、同委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 委員長池田芳範君。          〔総務生活委員会委員長 池田芳範君登壇〕 ◎総務生活委員会委員長池田芳範君) 総務生活委員会委員長報告をいたします。 去る12月13日の本会議において総務生活委員会に付託されました案件について、12月15日に総務生活委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、その審査の経過と結果についてご報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第60号ないし議案第64号の5議案であります。 審査経過でありますが、付託案件について執行部より議案内容の説明を受け、慎重に審査を行いました。 議案第60号 鹿嶋市議会議員及び鹿嶋市長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公費負担に関する条例及び鹿嶋市議会議員及び鹿嶋市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例については、条例改正に至った判断の根拠、ビラの公費負担について質疑がありました。 議案第61号 鹿嶋市職員の給与に関する条例及び鹿嶋市一般職任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例については、条例改正による影響額の交付税措置の有無、賞与に含まれる勤勉手当の概要、給料表が引上げとなる年齢層などについて質疑がありました。また、職員一人一人が地域の小売店や飲食店を積極的に利用するよう意識の醸成を図るべきとの意見がありました。質疑終了後、1名の委員から、給料表の改正に当たっては、若年層のみならず全体的なバランスを考慮し、公平に行うべきとの意見を付しての賛成討論がありました。 議案第62号 鹿嶋市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、一般職に準じて特別職の給与を見直すことの妥当性について質疑がありました。質疑終了後、1名の委員から、人事院勧告一般職員に対するものであって、特別職の給与等の改正については市民感情に配慮すべきとの反対討論がありました。 議案第63号 鹿嶋市行政組織条例の一部を改正する条例については、将来における公民館の在り方及び人員配置補助執行の見直しによる今後の支援体制ふるさと納税事業の戦略とその方針、新たな設置部署職員体制洋上風力発電推進事業の進捗などについて質疑がありました。また、平井東部区画整理事業は今後も市民が納得いくような形で進めるべき、スタジアム周辺整備に当たってはまちづくり全体を考慮し進めるべきとの意見がありました。質疑終了後、1名の委員から、行財政改革の観点からも新たな組織体制で最大限努力してほしいとの賛成討論がありました。 採決の結果、議案第60号、議案第61号、議案第63号及び議案第64号は全会一致をもって、議案第62号は賛成多数をもってそれぞれ必要かつ適正と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が本委員会に付託されました案件についての審査の経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対しご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、総務生活委員会委員長報告といたします。 以上です。 ○議長(篠塚洋三君) 次に、文教厚生委員会委員長から同委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 委員長樋口富士男君。          〔文教厚生委員会委員長 樋口富士男君登壇〕 ◎文教厚生委員会委員長樋口富士男君) 文教厚生委員会委員長報告。 去る12月13日の本会議において文教厚生委員会に付託されました案件について、12月15日に文教厚生委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第65号ないし議案第67号の3件であります。 審査経過でありますが、付託案件について執行部より議案内容の説明を受け、慎重に審査を行いました。 議案第65号 鹿嶋市介護保険条例の一部を改正する条例については、普通徴収に係る現行の年6回納期と改正後の年8回納期のそれぞれにおける納付のしやすさに関する考え方、本算定賦課方式に関して国が推進しているのか否か、県内他自治体の導入状況改正内容周知方法、改正後の納期当たりの納付額などについて質疑がありました。また、改正によって混乱が生じないよう、地域包括支援センターをはじめとした関係機関にも周知するなどして個別に説明ができるようにしていくべきとの意見がありました。 議案第66号 鹿嶋市任期付市費負担教職員の採用、給与及び勤務条件等の特例に関する条例の一部を改正する条例については、市費負担教職員の人数、改正に伴っての金額は1人分なのか全体分なのか、市費負担教職員公立幼稚園長が含まれているか否かなどについて質疑がありました。 議案第67号 鹿嶋市立公民館の設置、管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例については、施設の名称が変更となったことによって混乱が生じないよう明確な周知を願うとの意見がありました。 採決の結果、議案第65号ないし議案第67号については、全会一致をもってそれぞれ必要かつ適正と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が本委員会に付託されました案件についての審査の経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対しご賛同賜りますようお願い申し上げまして、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(篠塚洋三君) 次に、都市経済委員会委員長から同委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 委員長坂本仙一君。          〔都市経済委員会委員長 坂本仙一君登壇〕 ◎都市経済委員会委員長坂本仙一君) 都市経済委員会委員長報告。 去る12月13日の本会議において都市経済委員会に付託されました案件について、12月15日に都市経済委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第59号 鹿嶋市農業集落排水事業設置等に関する条例及び議案第68号 損害賠償の額を定め、和解することについての2議案であります。 審査に先立ち、卜伝の郷運動公園現地調査を行い、調査終了後、付託案件の審査を行いました。 審査経過の主な内容につきましては次のとおりであります。 初めに、付託されました案件について詳細な説明を受け、質疑を行いました。 議案第59号では、企業会計への移行費用について、職員の賠償責任を規定する必要性について、下水道事業との関連について、地方公営企業法の適用を全部ではなく財務規定等のみとした理由について質疑がありました。また、農業集落排水公共下水道への早期編入を検討するべきとの意見がありました。 議案第68号では、賠償額の内訳、過失割合の算定について、和解書面記載方法について、改修を行うときの国庫補助対象項目について質疑がありました。また、今後は同様の事態が生じないよう適切な管理を行うこととの意見がありました。 採決の結果、議案第59号及び第68号は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が本委員会に付託されました案件についての審査の経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対しご賛同賜りますようお願い申し上げまして、都市経済委員会委員長報告といたします。 ○議長(篠塚洋三君) 次に、予算決算常任委員会委員長から同委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 委員長栗林京子君。          〔予算決算常任委員会委員長 栗林京子君登壇〕 ◎予算決算常任委員会委員長栗林京子君) 予算決算常任委員会委員長報告。 去る12月13日の本会議において予算決算常任委員会に付託されました案件について、同日予算決算常任委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 本委員会審査案件は、議案第51号ないし議案第58号の8件であります。 審査経過でありますが、付託案件について執行部より説明を受け、慎重に審査を行いました。 議案第51号 令和4年度鹿嶋市一般会計補正予算(第7号)については、企画調整事務経費における新スタジアム誘致の状況、移住、定住対策考え方情報政策推進費におけるマイナンバーカードの用途拡大の状況、機器保守点検委託料に係る内容の詳細や対象となるシステムの範囲、特別養護老人ホーム管理費におけるウェルポート鹿嶋郷受水槽更新工事国庫補助金不採択の理由や選定方法、施設の状況と今後の対応、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金充当事業における医療機器などへの支援金積算根拠や国の基準などの有無、他自治体の支援の状況及び対象となる事業の範囲、母子保健推進事業における新生児聴覚検査実施状況、新可燃ごみ処理施設に係る契約の準備期間や試運転の時期及び中継施設建設に伴う経費と費用負担考え方光熱水費に係る電気料金高騰への対策や特別会計公営企業会計への繰出金に対する考え方電気料金高騰に対する国などの補助の有無、過年度国庫補助金返還金に係る財源の根拠、学校給食センター経費における賄材料費の増加額及び今後の上昇に伴う保護者負担考え方などについて質疑がありました。 また、スタジアム建設については、市への誘致にしっかりと取り組むべき、移住、定住については法人、企業の誘致活動に取り組むべき、ウェルポート鹿嶋郷受水槽更新工事に係る国庫補助金が不採択になった案件については関係機関と再度協議すべき、物価等高騰に対する事業者への支援については他自治体の状況を調査した上で対応すべき、新生児聴覚検査への助成を実施すべき、電気料金の高騰に伴う節電対策は全庁的に取り組むべきなどの意見がありました。 議案第52号 令和4年度鹿嶋市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、保険給付費における新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金支給対象範囲について質疑がありました。また、新型コロナウイルス感染症の後遺症については行政が対策をしっかりと行うべきとの意見がありました。 議案第54号 令和4年度鹿嶋市介護保険特別会計補正予算(第2号)については、高齢者等安心見守り事業における現状と方向性、緊急時の連絡体制認知症高齢者徘回時等の家族への対応などについて質疑がありました。また、認知症高齢者の徘回については家族が安心できるよう主体的な対策を講じるべきとの意見がありました。 採決の結果、議案第51号ないし議案第58号については、全会一致をもって必要かつ適正と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が本委員会に付託されました案件についての審査の経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対しご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、予算決算常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(篠塚洋三君) 以上で委員長の報告を終わります。 なお、各委員会審査報告書の写しは配付してあります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 質疑はありませんので、以上で委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありましたので、発言を許可します。 5番、川井宏子君、発言を許可します。 5番、川井宏子君。              〔5番 川井宏子君登壇〕 ◆5番(川井宏子君) 5番、会派日本共産党川井宏子です。議長より発言の許可をいただきましたので、議案第62号 鹿嶋市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、反対の立場から討論を行います。 この条例は特別職員の給与、旅費、費用弁償を引き上げる内容です。特別職の給与を引き上げる理由として、民間給与との是正を図るために一般職員の給与を引き上げる人事院勧告の勧告に準じて特別職の条例を改正するものとしています。一般職員の給与を上げることに何ら問題はありません。むしろコロナで様々な申請や相談などが多くなっている中で頑張っておられる職員の皆様には少ない上げ幅だと申し上げたいと思います。 しかし、特別職については別です。年金収入だけが頼りの高齢者は年金を減らされ、生涯現役世代シルバー人材で働く意欲を削ぐインボイス医療費の2倍化で命に関わる受診すら諦めるなど追い込まれ、困窮にあえいでいる生活状況、働き盛り、子育て世代の方については、コロナ対策無為無策により収入が減り、支援金はあったものの一時的で職を失うなど貧困層の広がりは思わぬところにまで及んでいます。 さらに、自民、公明両党は2023年税制改正大綱を決定し、岸田政権が5年以内に実現を狙う軍事費2倍化の財源について復興特別所得税の期限を延長して税収分を充てることを明記するなど、東日本大震災復興予算を流用して国民負担軍事費の増額を強要、軍事財源確保に向けた財政の骨格を示しておきながら、増税時期については24年以降の適切な時期と国民には知らせることすらしません。27年には増税で1兆円を確保するのです。 このような報道をされている中で、この先希望の持てる政策どころか不安しかない市民生活を考えた場合、特別職の私たちが苦しむ市民を置き去りにして給与などを引き上げることに到底賛成するわけにはいきません。 議案第62号 鹿嶋市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について反対する理由を述べまして、反対討論といたします。 ○議長(篠塚洋三君) 以上で通告による討論は終了しました。 以上で討論を終結します。 これより採決に入ります。 初めに、議案第51号ないし議案第61号を一括して採決します。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。本件は委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 異議なしと認めます。 よって、議案第51号ないし議案第61号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第62号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。議案第62号は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕
    ○議長(篠塚洋三君) 起立多数であります。 よって、議案第62号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第63号ないし議案第68号を一括して採決します。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。本件は委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 異議なしと認めます。 よって、議案第63号ないし議案第68号は委員長の報告のとおり可決されました。 △令和4年請願第5号、令和4年請願第7号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(篠塚洋三君) 日程第2、令和4年請願第5号及び請願第7号を一括して議題とします。 文教厚生委員会委員長から同委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 委員長樋口富士男君。          〔文教厚生委員会委員長 樋口富士男君登壇〕 ◎文教厚生委員会委員長樋口富士男君) 文教厚生委員会委員長報告。 去る12月13日の本会議において文教厚生委員会に付託されました令和4年請願第5号 手話を言語として普及できる環境整備を求める意見書の提出を求める請願及び令和4年請願第7号 高齢者・障がい者に対する鍼灸マッサージ施術費助成制度の鹿嶋市において導入の可否の調査検討を議会に求める請願書について、12月15日に委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 まず、令和4年請願第5号について、事務局より請願趣旨の説明を受け、慎重に審査を行いました。 令和4年請願第5号は、手話が音声言語と対等な言語であることを広く住民に広め、さらには子どもたちが言語を習得するための手段として手話を学び、手話を通して言葉を獲得する方法を身につけ、手話を言語として普及、研究することができる環境を整えることが必要であることから、市へ手話が言語であるとの認識に基づき、手話言語の理解と広がりをもって地域で支え合い、手話言語を使って安心して暮らすことができる環境整備を求めることについて、市への意見書の提出を求める内容であります。 なお、委員間討議の中では、請願内容は願意妥当であり、意見書の提出については問題ないとの意見がありました。 慎重に審査を行った結果、令和4年請願第5号は願意妥当と認め、全会一致をもって採択すべきものと決しました。 また、本請願は市へ意見書の提出を求めるものであることから、文教厚生委員会として意見書第4号 手話を言語として普及できる環境整備を求める意見書を提案することに決定したところであります。 次に、令和4年請願第7号について、事務局より請願趣旨の説明を受け、慎重に審査を行いました。 令和4年請願第7号は、身体障がい者、特に視覚障がい者は職業選択の幅も少なく、限られた職種に就労しており、鍼灸マッサージ業はその受皿となる職業として多くの視覚障がい者が従事しているが、視覚障がい者による鍼灸マッサージ業界は近年まれに見る経営不振に陥っている。この助成制度は鍼灸マッサージの経営者に直接的な助成金が入る仕組みではなく、市民の方々の生活の質の向上に資するものであり、視覚障がい者である鍼灸マッサージ師は、そのお手伝いをしながら鍼灸マッサージという仕事を通して社会に貢献し、障がいはあっても引き続き自立した生活を送っていくために、本制度の鹿嶋市における導入の可否についての調査検討を議会に求める内容です。 なお、委員間討議の中で、議会として調査検討していくべき、コロナ禍により様々な職業の方々が混乱に直面している現状から、この業界の方がよりよい生き方ができるため調査検討は必要であるなどの意見がありました。 慎重に審査を行った結果、令和4年請願第7号は願意妥当と認め、全会一致をもって採択すべきものと決しました。 また、本請願は高齢者、障がい者に対する鍼灸マッサージ施術費助成制度の鹿嶋市において導入の可否の調査検討を議会に求めるものであることから、文教厚生委員会において所管事務調査として取り扱っていくことに決定したところであります。 以上が本委員会に付託されました請願の審査の経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対しご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(篠塚洋三君) 以上で委員長の報告を終わります。 なお、委員会審査報告書の写しは配付してあります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 質疑はありませんので、委員長報告に対する質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論の通告はありませんでしたので、討論を終結します。 以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 初めに、令和4年請願第5号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。 お諮りいたします。本件は委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 異議なしと認め、令和4年請願第5号は委員長の報告のとおり採択されました。 次に、令和4年請願第7号を採決します。本件に対する委員長の報告は採択であります。 お諮りいたします。本件は委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 異議なしと認め、令和4年請願第7号は委員長の報告のとおり採択されました。 △意見書第4号の上程、採決 ○議長(篠塚洋三君) 日程第3、意見書第4号 手話を言語として普及できる環境整備を求める意見書を議題といたします。 提出議案の説明書はお手元に配付してあります。 お諮りいたします。本件は鹿嶋市議会会議規則第37条第3項の規定により、提出者の説明を省略したいと思いますが、これに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 異議なしと認めます。 よって、本件は提出者の説明を省略いたします。 続いて、お諮りいたします。本件は質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 異議なしと認めます。 よって、本件は質疑及び討論を省略します。 直ちに採決に入ります。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。意見書第4号は原案のとおり決することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 異議なしと認め、意見書第4号は原案のとおり可決されました。 △令和4年請願第6号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(篠塚洋三君) 日程第4、令和4年請願第6号を議題といたします。 総務生活委員会委員長から同委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 委員長池田芳範君。          〔総務生活委員会委員長 池田芳範君登壇〕 ◎総務生活委員会委員長池田芳範君) 総務生活委員会委員長報告をいたします。 去る12月13日の本会議において付託された令和4年請願第6号 インボイス制度実施中止を求める意見書に関する請願書について、12月15日に総務生活委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 令和4年請願第6号は、消費税のインボイス制度実施中止を求め、地方自治法第99条に基づき、国の関係機関意見書の提出を求める内容であります。 審査においては、9月から現在に至るまでの情勢の変化などについて紹介議員へ質疑がありました。 なお、委員間討議の中で、状況が刻々と変化しており、海外では廃止、縮小している制度である、中小企業、個人事業主の立場に立ち、制度の実施に反対していくべき、5年間の猶予があり、その間に制度への理解を深めていくべき、あるインターネット調査では当制度に反対と回答した個人事業主は44%、賛成は僅か4%である、鹿嶋市は鹿島臨海工業地帯を抱え、その下請企業を含め個人事業主が多く、地域の実情に鑑み、全国一律に適用される当制度の導入には反対すべき、制度導入後、問題が生じた時点でその都度修正していくべき、制度導入による事業が立ち行かなくなってから修正を図っても遅いなどとの意見がありました。 その後、2名の委員から、市民や事業者の声を国に届けることが地方議会の役割である、日を追うごとに制度の問題点が明らかになっており、日本に先立って制度を導入した海外諸国では廃止、縮小が相次いでいるなどとの賛成討論がありました。 採決の結果、令和4年請願第6号は可否同数により、鹿嶋市議会委員会条例第17条第1項の規定に基づき、委員長において不採択とすることを決しました。 以上が本委員会に付託されました請願の審査の経過と結果であります。 以上、総務生活委員会委員長報告といたします。以上です。 ○議長(篠塚洋三君) 以上で総務生活委員会委員長の報告を終わります。 なお、総務生活委員会委員長報告の写しは配付してあります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 質疑はありませんので、以上で委員長報告に対する質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論の通告がありましたので、発言を許可します。 5番、川井宏子君の発言を許可します。 川井宏子君。           〔5番 川井宏子君登壇〕 ◆5番(川井宏子君) 5番、会派日本共産党川井宏子です。議長より発言の許可をいただきましたので、インボイス制度実施中止を求める請願に賛成の立場から討論を行いたいと思います。 インボイス制度の中止を求める請願の紹介議員になるのは今回で2度目です。6月議会までに中止を求める請願などが提出され、採択された議会は少数でしたが、9月議会に提出された請願、意見書などが急増となり、2022年1月から9月30日までに財務省が収受したインボイスに関わる意見書の件数は、重複件数のものを削除した534件を上回る件数です。 今年3月に私が一般質問で質問した内容より具体的内容が分かってきた今、議会として反対の意思を示さなければ、農業、畜産業はもちろん地方自治体にも大きな影響があります。まずは農業、畜産業に関してです。農家のほぼ9割が売上げ1,000万円以下の消費税の免税事業者です。22年の農業構造動態調査では、農業経営体数が100万を下回り、生産基盤の崩壊が深刻です。コロナ禍とウクライナ危機で農業生産に必要な種子、肥料、生産資材が高騰し、多くの農家が経営危機に陥っています。農業の経営危機が深刻なことは畜産業への飼料、生産資材にも大きな影響が及びます。そこにインボイス制度が導入されれば帳簿式での税額控除ができなくなります。インボイスが発行できない免税農家は価格引下げを求められ、取引そのものを断られるおそれも出てきます。 このことは学校の給食の食材にも影響が出てきます。給食の食材を納入している農家、肉屋、豆腐屋などは地元の専業小売店や生産者から買い入れるからです。公益財団法人の学校給食協会は仕入れ税額控除をすることができません。免税事業者の生産者、小売業者が締め出される心配があるということです。 地方自治体への影響はこれだけではありません。インボイス制度が始まることで自治体が小売手としてインボイスを発行する必要が発生するため、現在免税業者である特別会計企業会計も民間の事業所と同じように消費税を納税しなければならないのです。厚労省はシルバー人材センターに関して、センターが負担する総額は約200億円、高齢者の負担を回避してシルバー人材センターの存続を図るには補助金の増額や発注業者の単価の引上げなども考えられますが、結局は地方公共団体の財政次第であり、約200億規模の予算規模を考えると必要な支援はほぼ困難と見られています。 財務省は約161万事業者が課税事業者になると想定し、1事業者当たり15万4,000円の負担増で、合計2,480億円の増税になると回答しています。 そして、フリーランスなど中身の曖昧な業種についても問題があります。アニメーター、漫画家、声優、俳優、スポーツ選手などのインボイスの影響を受ける働き方の実態がはっきりする中で、鹿嶋市議会は一体となって内容把握に努めなければならないのではないでしょうか。それは、鹿嶋市は農業、漁業のまちであり、企業のまちでもあります。そして、観光のまちでもあり、アントラーズの選手の方が住まうまちでもあります。影響を受ける業種の方が多いということです。 事業者を守り、市民生活を守るというためにもインボイス制度の実施の中止を求める請願にご賛同いただけますようお願いを申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(篠塚洋三君) 以上で通告による討論は終了しました。          〔「通告にはない討論」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 佐藤信成君の討論を許可します。          〔9番 佐藤信成君登壇〕 ◆9番(佐藤信成君) 9番議員、無会派の佐藤信成です。議長より討論の発言の許可をいただきましたので、賛成の立場で討論を行います。 この制度の問題点については、ただいま川井議員からも指摘されているとおりですので改めて申し上げることはありませんが、私も今すぐに導入をするべきではないと考えております。理由として、政府も激変緩和措置として売上げ税額の20%、つまり納めるべき消費税が10%であればその2割を納めればよいとの案も出していますが、それも時限的なもので、近い将来全額を納めることになります。税に精通し、市民と国との税のかけ橋である税理士会をはじめ個人事業主の諸団体が反対の声を上げている状況も改善されておりません。 また、私が所属する文教厚生委員会でもシルバー人材センターが提出し、これから審議される陳情の中にもインボイス制度に反対する内容が含まれております。私もその場においていつもの陳情、シルバー人材センターが出してくるいつもと同じ陳情ではなく、今回はインボイス制度への反対の意向が含まれていると委員の方々には話を聞きました。その点についてほかの委員からも特段の意見もなく、インボイス制度への反対の趣旨も含まれている陳情についても、この点について新たな討論が行われることもなく全会一致で可決するものになったとされております。 つまり、今議会においてインボイス反対に関する案件は総務委員会と文教委員会に出されておりまして、文教委員会では陳情に対し全会一致の判断をしております。ゆえに、議員の皆様におかれましては、特に文教厚生委員会に所属の議員の皆様におかれましては、同じ会期中の議会において異なる判断をすることのないよう、本請願に対してもご賛同いただきますようお願い申し上げまして、私の討論といたします。 ○議長(篠塚洋三君) 以上で討論を終結します。 これより採決に入ります。本件に対する委員長の報告は不採択であります。 よって、本請願を採択することについてお諮りいたします。 お諮りいたします。令和4年請願第6号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立少数〕 ○議長(篠塚洋三君) 起立少数であります。 よって、令和4年請願第6号は不採択とすることに決しました。 △令和4年陳情第6号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(篠塚洋三君) 日程第5、令和4年陳情第6号を議題といたします。 地方自治法第117条の規定により樋口富士男君の退席を求めます。          〔7番 樋口富士男君退席〕 ○議長(篠塚洋三君) 文教厚生委員会委員長から同委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 副委員長川井宏子君。          〔文教厚生委員会委員長 川井宏子君登壇〕 ◎文教厚生委員会委員長川井宏子君) 文教厚生委員会委員長報告(陳情)。 去る12月13日の本会議において文教厚生委員会に付託されました令和4年陳情第6号について、12月15日に文教厚生委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 まず、令和4年陳情第6号 地域社会に貢献するシルバー人材センターの決意と支援の要望について、事務局より陳情趣旨の説明を受け、慎重に審査を行いました。 令和4年陳情第6号の概要は次のとおりです。我が国においては人口減少、少子高齢化が進展している中で、誰もが幾つになっても活躍できる社会の実現が求められています。企業においては70歳までの就業機会の確保が努力義務とされる一方で、シルバー人材センターについても人手不足分野などでの就業機会の開拓、マッチング機能や地域ごとの実情を踏まえた積極的な取組の強化が求められています。新型コロナウイルス感染症が完全に収束しないという状況ですが、国の施策の実現や地方自治体の施策、地域社会の期待に応えるべく、私たちは今平成30年度から令和6年度までの7年間を期間とする第2次会員100万人達成計画を踏まえ、会員拡大、とりわけ女性会員の拡大や企業退職(予定者)層への働きかけの強化の取組を強力に推進しています。80歳を超えても活躍できる就業機会の創出に努めています。 また、「自主・自立、協働・共助」という理念の下、高齢者の安全就業を確保し、国が定めた適正就業ガイドラインを遵守しつつ、地域の課題解決に資する事業などを重点に取り組み、地域社会の発展と就業意欲のある高齢者の受皿としての役割を果たしてまいる決意をし、令和5年度のシルバー人材センター事業の推進のために必要なセンターに対する鹿嶋市補助金について、さらにはシルバー人材センターに対する鹿嶋市からの事業発注の確保をすることについて強く要望するものであります。 また、令和5年10月に導入予定の消費税における適格請求等保存方式、インボイス制度が施行されると、免税業者である会員と取引関係にあるシルバー人材センターには相当額の新たな税負担が発生し、まさに死活問題となるため、安定的な事業運営が可能となる措置を要望するものであります。 なお、委員間討議の中で、就労関係、生きがいづくりに貢献しており、人材不足、働き手の不足の中、非常に助かっている部分がある、またインボイス制度についての要望はシルバー全体の思いだと思うので反対するものではないとの意見がありました。 採決の結果、令和4年陳情第6号は願意妥当と認め、全会一致をもって採択すべきと決しました。 以上が本委員会に付託されました陳情の審査の経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対しご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(篠塚洋三君) 以上で文教厚生委員会委員長の報告を終わります。 なお、文教厚生委員会審査報告書の写しは配付してあります。 これより副委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。 河津亨君。 ◆14番(河津亨君) 14番、河津です。委員長報告、副委員長ですが、の報告に対して質疑を行いたいと思います。 先ほど佐藤議員からもインボイス制度との関連が指摘されていました。そういった中で、インボイス制度の関連なく、こちらのほうがという委員長報告であったと思うのですが、であるならば、インボイス制度が取り入れられた場合にはシルバー人材センターに相当額の負担が出てくると、それに対して安定的な措置を求めている請願なわけですから、その分の新たな業務なり何なりをシルバーのほうに発注をというようなことだと思うのですけれども、より具体的にそのような約束が鹿嶋市の財源を踏まえてできるものなのか、どういった新たな業務というものがシルバー人材センターに向けて考えられるものなのか、そういった協議があったのかどうかをお聞かせください。 ○議長(篠塚洋三君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。 副委員長川井宏子君。          〔文教厚生委員会委員長 川井宏子君登壇〕 ◎文教厚生委員会委員長川井宏子君) 特に質疑という内容は、そういう内容はございませんでした。質疑はなく、本当にスムーズに全会一致という形で賛成がされました。 以上です。 ○議長(篠塚洋三君) 河津亨君。 ◆14番(河津亨君) 分かりました。スムーズだったということだったのですが、シルバー人材センターの役割、また高齢の方々の本当にそういったお仕事が大事だということも分かりますし、鹿嶋市でも支えていかなければというのは当然だと思うのですが、鹿嶋市も大変財源が厳しい、そしてシルバーだけでなく、今回のインボイス制度において個人事業者へ大分負担が出るというふうに予測されるのですけれども、そういった皆さんがやはり鹿嶋市から同様に支援なり補助というのを求めていくことになっていくと思います。今回インボイス制度鹿嶋市議会としては判断としては賛成ということになると思いますが、そこら辺の矛盾が出てこないように、ぜひとも鹿嶋市としてもインボイス制度で損失を出される方々への安定的な補償なり手助けの策を練っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(篠塚洋三君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 質疑がありませんので、質疑を終結します。 これより討論に入ります。討論はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 討論の通告がありませんので、討論を終結します。 これより採決に入ります。 本件に対する副委員長の報告は採択であります。 お諮りいたします。本件は副委員長の報告のとおり決することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 異議なしと認めます。 よって、令和4年陳情第6号は副委員長の報告のとおり採択されました。 ここで樋口富士男君の入場を許可します。          〔7番 樋口富士男君出席〕 △閉会中の継続調査について ○議長(篠塚洋三君) 日程第6、閉会中の継続調査についてを議題とします。 本件は、配付した資料のとおり、総務生活委員会文教厚生委員会、議会運営委員会並びに予算決算常任委員会から閉会中の継続調査について申出があったものです。 お諮りいたします。本件は各委員長からの申出のとおり決定することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 異議なしと認め、さよう決定いたしました。 △議員派遣の件 ○議長(篠塚洋三君) 日程第7、議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び鹿嶋市議会会議規則第167条の規定により、配付した資料のとおり派遣することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 異議なしと認め、よって議員派遣の件については配付した資料のとおり決定しました。 △市長挨拶 ○議長(篠塚洋三君) 以上で今議会に付議されました案件は全て議了いたしました。 市長から発言を求められておりますので、これを許可します。 市長、田口伸一君。          〔市長 田口伸一君登壇〕 ◎市長(田口伸一君) 12月1日に開会をいたしました令和4年第4回鹿嶋市議会定例会議員各位の慎重な審議によりまして、提案いたしました全ての議案につきまして可決をいただくことができました。誠にありがとうございます。 今年の4月の市長就任から早いもので約8か月が過ぎました。この間、市民、事業者の皆様、議員の皆様、そして国、県等の関係機関や市職員との対話を通じて本市の現状と課題を再確認するとともに、私の考えを皆様にお伝えをし、行財政改革の素地を整えてまいりました。 地方自治体を取り巻く環境は様々な側面で大きく変化をしております。本市におきましても進行する人口減少、少子高齢化にあり、教育、医療体制の充実とともに行財政改革やクリーンエネルギーの産業化などに的確にこつこつと取り組み、「明るく、心豊かに暮らせるまち鹿嶋」の実現を図ってまいりますので、市民、事業者議員各位におかれましては引き続きのご支援、ご協力のほどよろしくお願いを申し上げます。 結びに、皆様が来年も健康でよい年を迎えられますことをご祈念申し上げまして、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 △閉会の宣告 ○議長(篠塚洋三君) 以上をもちまして令和4年第4回鹿嶋市議会定例会を閉会します。 大変ご苦労さまでした。                                   (午前11時09分)...