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06月17日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号

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  1. 鹿嶋市議会 2021-06-17
    06月17日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号


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    最終取得日: 2024-09-17
    令和 3年  6月 定例会(第2回)            鹿嶋市議会第2回定例会会議録議事日程(第4号)                        令和3年6月17日(木曜日) 午前10時開議第1 議案第35号 令和3年度鹿嶋一般会計補正予算(第3号)                  議案第50号 中野東小学校規模改造建築工事北校舎請負契約について        第2 議案第36号 鹿嶋農業委員会委員任命について                      議案第37号 鹿嶋農業委員会委員任命について                      議案第38号 鹿嶋農業委員会委員任命について                      議案第39号 鹿嶋農業委員会委員任命について                      議案第40号 鹿嶋農業委員会委員任命について                      議案第41号 鹿嶋農業委員会委員任命について                      議案第42号 鹿嶋農業委員会委員任命について                      議案第43号 鹿嶋農業委員会委員任命について                      議案第44号 鹿嶋農業委員会委員任命について                      議案第45号 鹿嶋農業委員会委員任命について                      議案第46号 鹿嶋農業委員会委員任命について                      議案第47号 鹿嶋農業委員会委員任命について                      議案第48号 鹿嶋農業委員会委員任命について                      議案第49号 鹿嶋農業委員会委員任命について                   第3 令和3年請願第1号 「安全・安心の医療・介護の実現と国民いのちと健康を守るための意             見書」を国に提出することを求める請願書             第4 意見書第1号 安全・安心の医療・介護の実現と国民いのちと健康を守るための意見書  第5 第4号議案 東京五輪サッカー大会小中全校応援実施に関する要望書          第6 閉会中の継続調査について                              〇会議に付した事件 日程第1 議案第35号及び議案第50号について                        日程第2 議案第36号ないし議案第49号について                       日程第3 令和3年請願第1号について                           日程第4 意見書第1号について 日程第5 第4号議案について                               日程第6 閉会中の継続調査について                           〇出席議員(20名)   1番  舛 井 明 宏 君       2番  笹 沼 康 弘 君   3番  小松﨑 敏 紀 君       5番  川 井 宏 子 君   6番  菅 谷   毅 君       7番  樋 口 富士男 君   8番  栗 林 京 子 君       9番  佐 藤 信 成 君  10番  宇 田 一 男 君      11番  山 口 哲 秀 君  12番  小 池 みよ子 君      13番  篠 塚 洋 三 君  14番  河 津   亨 君      15番  立 原 弘 一 君  16番  坂 本 仙 一 君      17番  田 口   茂 君  18番  池 田 芳 範 君      19番  根 崎   彰 君  20番  内 田 政 文 君      21番  飯 塚 俊 雄 君〇欠席議員(なし)                                           〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名       市     長      錦  織  孝  一  君       副  市  長      市  村     修  君       教  育  長      川  村     等  君       政 策 企画部長      池  田  茂  男  君       政策企画部次長      大  沢  英  樹  君       兼政策担当参事       兼オリンピック       ・パラリンピック       課     長       総 務 部 長      細  田  光  天  君       総 務 部 次 長      村  山  謙  二  君       市 民 生活部長      久  保  重  也  君       健 康 福祉部長      野  口  ゆ か り  君       兼福祉事務所長       経 済 振興部長      桐  生  進  一  君       都市整備部長兼      大  川  康  徳  君       水 道 事業都市       整 備 部 長       会 計 管 理 者      君 和 田     厚  君       教 育 委 員 会      大 須 賀  規  幸  君       事 務 局 部 長                                           〇本会議に出席した事務局職員       事 務 局 長      清  宮  博  史       事 務 局 課 長      市  原  み づ ほ       事 務 局 主 事      山  中  秀  平 △開議の宣告 ○議長篠塚洋三君) ただいま出席議員は20名で定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。                                   (午前10時14分) △議案の送付 ○議長篠塚洋三君) 次に、各委員会から意見書及び議案が提出されておりますので、報告させます。 事務局長。          〔事務局長 清宮博史登壇〕 ◎事務局長清宮博史君) 命によりご報告いたします。                                     令和3年6月17日 鹿嶋市議会議長 篠 塚 洋 三 様                       提出者 文教厚生委員会委員長 樋 口 富士男          議 案 の 提 出 に つ い て 鹿嶋市議会会議規則第14条第2項の規定に基づき、次の議案を別紙のとおり提出します。                      記意見書第1号 安全・安心の医療・介護の実現と国民いのちと健康を守るための意見書 次に、                                     令和3年6月17日 鹿嶋市議会議長 篠 塚 洋 三 様           提出者 東京2020オリンピック推進調査特別委員会委員長 河 津   亨          議 案 の 提 出 に つ い て 鹿嶋市議会会議規則第14条第2項の規定に基づき、次の議案を別紙のとおり提出します。                      記第4号議案 東京五輪サッカー大会小中全校応援実施に関する要望書 以上でございます。 △議案第35号、議案第50号の委員長報告質疑討論、採決 ○議長篠塚洋三君) これより議事日程に入ります。 日程第1、議案第35号及び議案第50号を一括して議題といたします。 これより順次各常任委員会委員長報告を求めます。 まず、文教厚生委員会委員長から、同委員会審査経過並びに結果の報告を求めます。 委員長樋口富士男君。          〔文教厚生委員会委員長 樋口富士男登壇〕 ◎文教厚生委員会委員長樋口富士男君) おはようございます。文教厚生委員会委員長報告。 去る6月11日の本会議において文教厚生委員会に付託されました案件について、6月15日に文教厚生委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、その審査経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第50号の1議案であります。 審査経過でありますが、執行部より議案に関する詳細な説明を受け、慎重に審査を行いました。 議案第50号 中野東小学校規模改造建築工事北校舎請負契約については、市内学校施設アスベスト対策に関して質疑がありました。 また、工事についてはアスベスト除去を含め、安全に行うこととの意見がありました。 採決の結果、議案第50号は全会一致をもって必要かつ適正と認め、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上が本委員会に付託されました案件についての審査経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対しご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長篠塚洋三君) 次に、予算決算常任委員会委員長から同委員会審査経過並びに結果の報告を求めます。 委員長栗林京子君。          〔予算決算常任委員会委員長 栗林京子登壇〕 ◎予算決算常任委員会委員長栗林京子君) 予算決算常任委員会委員長報告。 去る6月11日の本会議において予算決算常任委員会に付託されました案件について、6月11日に予算決算常任委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、議案第35号の1議案であります。 審査経過でありますが、付託案件について執行部より説明を受け、慎重に審査を行いました。 議案第35号 令和3年度鹿嶋一般会計補正予算(第3号) については、企画調整事務経費における移住定住促進調査事業に係る委託先やこれまで同様に行ってきた取組との整合性調査業務の詳細な内容、今後の予算措置事業を進める上での市の狙い、当該事業への新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用の考え方DX推進事業に係る委託先や今後の方向性導入支援内容マイナンバーカード普及や納税時の決済手数料との関連性ホームタウン推進事業費における鹿島アントラーズクラウドファンディングを実施する理由と実施に当たっての総務省の見解、今後対象となる民間企業考え方、他のホームタウン市との関係性、今後の実施方針、市のメリットなどの交渉の有無、業務委託料積算根拠市有財産管理費における財源の考え方土地貸付料の未納の金額とその内容裁判期間の見込み、災害対策経費における避難所物品購入数保管場所、各避難所への配備計画、今回の補正予算における新型コロナウイルス感染症対策予算考え方保育園幼稚園等管理経費における保育園幼稚園消耗品の詳細と現在の状況埋蔵文化財保管施設管理費におけるどきどきセンターの今後の活用、子育て世帯生活支援特別給付金事業における給付対象となる世帯見込み数コロナ禍におけるその増減の状況などについて質疑がありました。 また、鹿島アントラーズクラウドファンディングの実施に当たっては市のメリットを示すべき、支援金の使い道については疑問、DX推進事業については電子申請の具体的な説明を行うべき、マイナンバーカード普及率が低く、その効果に疑問、移住定住促進事業については現状で進めている事業との整合性を図るとともに、検証を行うべき、雇用、医療、介護など、様々な観点から民間事業者と連携、協力して進めるべき、避難所の備品については保管場所も含めてしっかりと適正な管理を行うべき、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてはもっと市民生活支援に使うべき、市有財産管理経費については裁判費用を支出することに矛盾があるなどの意見がありました。 その後、3名の委員から、移住定住促進調査事業については臨時交付金ではなく、当初から国の補助を申請すべき、この時期に事業を進めるのではなく、感染症対策に取り組むべき、アフターコロナに係る事業を実施すべきではなく、今は日本製鉄の問題を含めて若者の定住支援を考えるべき、感染症が拡大する中で、その対策に適応した補正予算内容ではないなどとの意見を付しての反対討論がありました。 また、2名の委員から、子育て世帯への支援変異株に伴う感染リスクへの早急な対応を行う内容であり、終息が見えない中で今後も事業内容を精査した上で何が最優先なのかを判断し、柔軟な対応を行うべき、新型コロナウイルス感染症対策について、現在の状況と先を見据えたバランスの取れた内容であるとの意見を付しての賛成討論がありました。 採決の結果、議案第35号については、賛成多数をもって必要かつ適正と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が本委員会審査経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対しご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、予算決算常任委員会委員長報告といたします。 ○議長篠塚洋三君) 以上で各委員長報告を終わります。 なお、各委員会審査報告書の写しはお手元に配付してあります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 17番、田口茂君。 ◆17番(田口茂君) 文教厚生委員会委員長に2点確認したいと思います。 アスベスト関係委員長アスベスト対策に関する質疑があったということですけれども、どの程度のアスベストの量があるのかというのが1点です。もし分かったら教えていただきたい。 もう一点は、小学校なものですから、アスベスト状況を含め安全ということで、工事の安全と子どもたちの安全とあると思うのですけれども、どの辺を、たとえば当然業者の皆さんはプロですから、あれですけれども、子どもたちのそういうアスベスト対策としては何か議論あったのか、執行部のほうから説明あったのか、ちょっともし分かったら教えていただきたい。 ○議長篠塚洋三君) 田口茂君の1回目の質疑に対する答弁を求めます。 文教厚生委員長樋口富士男君。          〔文教厚生委員会委員長 樋口富士男登壇〕 ◎文教厚生委員会委員長樋口富士男君) ただいま田口議員からのご質問にお答えいたします。 アスベストに関しては、平成17年頃に1回公民館アスベスト対策で塗装を行うということでやった場合に、最近その方法が誤りだったと、もう少し対策をきちんとしなければいけないということで、今回公民館アスベスト対策を根本からやり直すということで、予算の増額があったのです。今回は、このことを踏まえてアスベスト対策をしますというご返答でした。 それから、子ども対策ですけれども、これは基本的にはそこの部分をやるときは夏休みを利用して行うという答弁でした。 以上です。 ○議長篠塚洋三君) 田口茂君。 ◆17番(田口茂君) 今費用の関係の話が出ていましたので、私もその辺ちょっとお願いしようかなと思ったのですけれども、当然アスベストについては処分費含めてトン4万円とか金額がかかりますので、これからも公共物アスベスト状況については、当然費用がかかるということについてはその分の上乗せというのをぜひご検討いただきたいというのと、夏休みにやるということで、直接子どもたちに影響がないということで安心しましたので、ぜひ子どもたち対策ということについては今後もよろしくお願いしたいなと思います。 以上です。 ○議長篠塚洋三君) ほかに。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) なければ、以上で委員長報告に対する質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論の通告がありましたので、発言を許可します。 15番、立原弘一君の発言を許可します。 15番、立原弘一君。          〔15番 立原弘一登壇〕 ◆15番(立原弘一君) おはようございます。15番、日本共産党立原弘一です。市議団を代表して議案第35号に対し、反対の立場から討論をいたします。35号というのは、令和3年度鹿嶋一般会計補正予算(第3号)のことであります。 新型コロナウイルス感染症という世界パンデミックが始まって、はや1年半が過ぎようとしておりますが、日本は安倍、菅政権の異常なまでの無為無策によって、対策は世界から見て大きく遅れを取り、PCR検査もまともに取り組まないなど、やるべきことをやらないばかりか、アベノマスクなど、余計なところに多額の予算を投じたかと思えば、専門家の警鐘に耳を貸さず、Go To事業を強行し、事態をさらに悪化させ、挙げ句の果てには多くの国民が反対しているにもかかわらず、2020東京オリンピックを強行しようとしています。 その姿は、まさに戦前の大本営によってうその情報を垂れ流し、ガダルカナルやインパール作戦など、何十万という犠牲を出しながら隠し切れなくなるとお国のために玉砕した英雄、こういうふうにすり替え、進め一億火の玉だと突っ走り、結局は国家を滅ぼした精神論思想とうり二つのものです。このことについて言い換えれば、科学の見解、あるいは科学の警鐘を全く無視をする、あるいは都合のいいところだけ使って、都合の悪いところは力でねじ伏せて言うことを聞かない。科学を尊重しようとしない学術会議の問題や、今の菅政権も今専門分科会尾身会長の警鐘にも耳を傾けず突っ走るという異常事態が生じています。ナチス・ドイツや戦前、戦中の日本をはじめ、この犯した誤りの中身は何かといえばまさに科学を尊重しない、科学の上に政治を置く、あるいは政治政治科学をごちゃ混ぜにしていいところだけ利用し、都合の悪いところは言うこと聞かない。政治科学関係では絶対にしてはならないこと、それは科学をこのようにいいかげんに扱うことです。政治科学がごちゃごちゃに混ざり合って政治利用されたら、その国を滅亡に導くものとなります。要するに言い換えれば、政治科学関係というのは混ぜるな危険ということであります。それを今破って、めちゃくちゃに暴走しているのが今の政治であると言わざるを得ません。国政がそうなら、地方政治もそうだというふうに言われては困る。今の政治国民には自粛と自己責任を押しつけながらまともな支援もしない、国民国家権力の言いなりになるのが当たり前とでも考えているのかと取らざるを得ません。G7の中、税金を最も国民に還元しない国でもある日本政治、一刻も早く変えていかなければなりません。コロナ禍でさらけ出された悪政により、国民市民の暮らしと営業は疲弊し切っています。 今回の補正予算で残念なのは、今日、明日の生活をどうしようと苦しんでいる方が数多くおられる中にもかかわらず、ウィズコロナアフターコロナなどと銘打った事業ばかりが計上されていることです。この実態を見たとき、多くの市民の失望の声が聞こえてくるようです。今市民が望んでいるのは、電子化を急ぐことでも、先々のためにとコンサルに委託してライフスタイル開拓などと耳触りのよいことに交付金、大事なコロナ対策のための交付金です。これをつぎ込むことではありません。コロナ禍で追い詰められた途方に暮れている方にどのような手を打つのかが、またそういう市の思いが伝わるような施策です。我々は、税金の使用を任されているという意識がしっかりと感じられる施策です。今この瞬間困っている市民のための対策をまともに行わず、無防備な子どもたちオリンピック観戦に動員するという支離滅裂さ、このようなことがまかり通る道理はありません。 補正予算を根本的に見直し、地方創生臨時交付金の積み残し5,000万円を含め、事業者困窮者支援検査体制の充実や医療従事者支援のための対策を最優先に位置づけ、たとえ不十分であっても納税者である市民が納得できる明解なメッセージを発信するような内容に修正することを強く求めて、討論を終わります。
    議長篠塚洋三君) 次に、9番、佐藤信成君の発言を許可いたします。 佐藤信成君。          〔9番 佐藤信成登壇〕 ◆9番(佐藤信成君) 9番議員、無会派の佐藤信成です。ただいまより補正予算、35号に対しての反対の立場での討論をさせていただきます。 今回の補正予算については、新型コロナウイルス対策対応するための予算が多く含まれており、これから説明する事業以外の予算執行については何ら反対する意思はないことを申し添えておきます。 反対理由としては、新型コロナ対策という名の下に不要不急とも言える事業、この移住支援のために1,000万円弱の補正予算が盛り込まれているからです。本来であれば、困窮する鹿嶋市民のために優先して使うべきである国から交付されたコロナ対策お金をお試し移住支援に使おうとしている。事業内容も10人ほどを各延べ7日間滞在してもらうという内容になっていますが、成果が出るかも不透明で、イベント性の高い事業になぜコロナ対策として国から交付されている1,000万円ものお金を使うのかが理解できません。これは、予算委員会の中でも指摘をされていましたが、この事業を受託する組織のために宛てがわれた予算と言われても仕方がない内容ではないかと感じております。 この事業は、一般的な政策でいうところの人口増加対策の中の社会増対策に位置づけられているからです。今鹿嶋市が取らなければいけない人口の社会増対策は、何よりも日本製鉄高炉停止による失業者の抑制や若者への就労支援による地域へとどまり続けてもらうことへの対策お金を使うべきだからであります。 現在のところ、鹿嶋市としてはこの高炉停止に伴う人口減少が予測される中、何ら手だてを打っていないにもかかわらず、お試し移住支援には1,000万円近いお金を使おうとしている。1,000万円かけて10人のお試し居住イベントに今コロナ対策用お金を使うべきなのでしょうか。このお金は、先が見えない市内の事業者のために使うべきだと思いますし、ほかの市町村もそのようにしているはずです。1,000万円を使って市外の人を10人招待することと高炉の停止によって影響を受ける事業者を救うこと、市外への流出が避けられない高校卒業者への引き止め対策に使うことのほうが今の鹿嶋市にとってはよほど必要な事業であり、政策の対象となるのは数千人規模にもなり、政策の効果は大きなものになると考えられています。コロナ対策お金鹿嶋市民ではなく、お試し移住の市外の人のために使う、このように矛盾だらけ使い方をしていく背景には、この事業を受託するであろう組織のためにこの事業が企画されたのではないかという不信感が拭えないからであります。 また、さきの一般質問では、経産省の事業構築支援補助金がこういった事業転換を図る市内の中小企業者に対して事業構築支援補助金が使える可能性があるとの答弁もされております。今私がしている反対討論の中ではそのことを加味していないと皆様方お気づき、お考えの議員、職員の方もいるかと思います。私は、この高炉停止による生産量低下の影響を受けた企業は、この補助金の対象にならないと考えており、この責任ある発言をするために中小企業庁の技術・経営革新課にも問合せをした上でこのような考えに至っております。こういったところに問合せをしても、最終的に使える可能性があるという話を伺うことはできませんでした。つまり現状鹿嶋市は、高炉停止の影響による人口、社会増対策に対して何ら予算措置をせずに、たった10人のお客様の受入れのために1,000万円ものお金を使おうとしているのです。 以上のような理由から、私は使うべきではないと確信を持って言えますし、こんなお金使い方をしていることがコロナで困窮している市民の知れることとなったら、その批判は市長以下執行部だけでなく、我々議会、議員に対しても向けられることでしょう。 また、今回の予算会議の中で話題になりましたこのことにも触れなければいけません。市内小中学生のオリンピック、サッカー観戦の費用についてです。これもPCR検査がもし必要になったら、1人当たり1万6,000円もの検査費用がかかる、そういったような可能性も指摘をされています。こういった多額のお金がかかる事業に対して、専決処分で済ますということは私は到底看過することができません。財政調整基金を取り崩してこのような検査費用に回すのであれば、その分何らかの市長政策の予算執行を廃止するなど、予算の歳入歳出の整合性も取っていただきたい。それゆえ、専決処分ではなく、補正予算審議というものをきっちりとしていただきたいということもここで申し添えさせていただきます。 また、昨日のNHKの報道などによると、五輪観戦を取りやめる自治体も続出しているとのことです。埼玉県では38の自治体中29の市町村がチケットの全てまたは一部をキャンセルしたとのこと、千葉県では人口10万人以上の17つの市の回答として、13の市がチケットの全てか一部をキャンセルするとの意向であります。こういったことも拙速に鹿嶋市は判断するのではなく、ぎりぎりまで市内のコロナ状況市民感情なども留意した上で補正予算として審議をするべきだということも併せて添えさせていただきます。 以上のような理由から、今回補正予算、まずはお試し移住支援に使われる1,000万円というもの、どうしても私としては理解し難い内容でございましたので、反対の討論とさせていただきました。 以上です。 ○議長篠塚洋三君) 以上で通告による討論は終了いたしました。 以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 初めに、議案第35号 令和3年度鹿嶋一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案可決であります。 お諮りいたします。議案第35号は委員長報告のとおりに決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長篠塚洋三君) 起立多数であります。 よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号について採決いたします。 本件に対する委員長報告は原案可決であります。 お諮りいたします。本件は委員長報告のとおりに決することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認めます。 よって、議案第50号は委員長報告のとおり可決されました。 △議案第36号~議案第49号の討論、採決 ○議長篠塚洋三君) 日程第2、議案第36号ないし議案第49号について一括して議題といたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、議案第36号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第36号は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第37号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することに異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第37号は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第38号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第38号は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第39号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第39号は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第40号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第40号は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第41号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第41号は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第42号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第42号は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第43号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することに異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第43号は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第44号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第44号は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第45号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第45号は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第46号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第46号は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第47号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することに異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第47号は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第48号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第48号は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第49号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり同意することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、議案第49号は原案のとおり同意することに決しました。 △令和3年請願第1号の委員長報告質疑討論、採決 ○議長篠塚洋三君) 日程第3、令和3年請願第1号を議題といたします。 文教厚生委員会委員長から同委員会審査経過並びに結果の報告を求めます。 委員長樋口富士男君。          〔文教厚生委員会委員長 樋口富士男登壇〕 ◎文教厚生委員会委員長樋口富士男君) 文教厚生委員会委員長報告。 去る6月11日の本会議において文教厚生委員会に付託されました令和3年請願第1号 「安全・安心の医療・介護の実現と国民いのちと健康を守るための意見書」を国に提出することを求める請願書について、6月15日に文教厚生委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、その審査経過と結果についてご報告申し上げます。 令和3年請願第1号は、新型コロナウイルス感染対策の教訓を経て、国民の命と健康、暮らしを守るためにも、また新たなウイルス感染や自然災害などの事態の際に経済活動への影響を最小限に抑え込むためにも医療、介護、福祉に対する十分な財源確保、地域の声を踏まえた医療体制の充実、医師、看護師、医療技術職、介護職等の大幅な増員、保健所の増設、保健師等の増員など、公衆衛生行政の拡充、ウイルス研究、検査、検疫体制などの強化、拡充、社会保障に関わる国民負担軽減等の実現について、地方自治法第99条に基づき、国会または関係行政庁への意見書の提出を求める内容であります。 審査においては、鹿行地域の脆弱な医療体制からも重要な請願である、新型コロナウイルスも次々と変異型が発生している状況において、ウイルス研究のための人材育成や財政面の支援医療を支えていくことにつながっていくとの意見がありました。 採決の結果、令和3年請願第1号は願意妥当と認め、全会一致をもって採択するべきものと決しました。 また、本請願は国会または関係行政庁への意見書の提出を求めるものであることから、文教厚生委員会として意見書第1号 安全・安心の医療・介護の実現と国民いのちと健康を守るための意見書を提案することに決定したところであります。 以上が本委員会に付託されました請願の審査経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対しご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長篠塚洋三君) 以上で委員長報告を終わります。 なお、委員会審査報告書の写しはお手元に配付してあります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 質疑はありませんので、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決に入ります。令和3年請願第1号を採決いたします。 本件に対する委員長報告は採択であります。 お諮りいたします。令和3年請願第1号は委員長報告のとおり決することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、令和3年請願第1号は委員長報告のとおり採択されました。 △意見書第1号の上程、採決 ○議長篠塚洋三君) 日程第4、意見書第1号を議題といたします。 提出議案の説明書はお手元に配付してあります。 お諮りいたします。本件は鹿嶋市議会会議規則第37条の第3項の規定により、提出者の説明を省略したいと思いますが、異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認めます。 続いて、お諮りいたします。本件は質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、これより直ちに採決に入ります。 意見書第1号を採決いたします。 お諮りいたします。意見書第1号は原案のとおり決することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、意見書第1号は原案のとおり可決されました。 △第4号議案の上程、採決 ○議長篠塚洋三君) 日程第5、第4号議案を議題といたします。 提出議案の説明書はお手元に配付してあります。 お諮りいたします。本件は鹿嶋市議会会議規則第37条第3項の規定により、提出者の説明を省略したいと思いますが、異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認めます。 続いて、お諮りいたします。本件は質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、これより直ちに採決に入ります。 第4号議案を採決いたします。 お諮りいたします。第4号議案は原案のとおり決することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、第4号議案は原案のとおり可決されました。 △閉会中の継続調査について ○議長篠塚洋三君) 日程第6、閉会中の継続調査についてを議題といたします。 本件は、お手元に配付の印刷物のとおり、総務生活委員会文教厚生委員会予算決算常任委員会及び議会運営委員会から閉会中の継続審査について申出があったものです。 お諮りいたします。本件は各委員長からの申出のとおり決定することに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長篠塚洋三君) 異議なしと認め、さよう決定いたしました。 △市長挨拶 ○議長篠塚洋三君) 以上で今議会に付議されました案件は全て議了いたしました。 市長から発言を求められておりますので、これを許可します。 市長、錦織孝一君。          〔市長 錦織孝一君登壇〕 ◎市長(錦織孝一君) 6月3日に開会いたしました令和3年第2回鹿嶋市議会定例会も、議員各位の慎重な審議によりまして、提案させていただきました全ての議案等について可決、承認することができました。誠にありがとうございました。 新型コロナウイルス感染症についてですけれども、昨日大野のふれあいセンター、まちづくりセンターに行って接種状況、160人くらい、医師2名と関係者含めて30人くらいで一生懸命特別問題もなく実施をしてくれて、ありがたいなと。医師会や関係者にお礼を申し上げますけれども、何といっても65歳以上はある程度見通しつきましたけれども、なるべく早く64歳以下にしてもできるように、ワクチン接種プロジェクトチーム少し残業等多くなって大変過労になってきています。その辺の部分で、トータル的に32名各部からも応援をしたりして、兼業でやる人もいますけれども、専業の部分含めて月曜日に拡充、補充の人事発令をしたい、そして一日でも早く65歳以下の方にもワクチン接種ができるように、11月ということで目標をしていますけれども、なるべく一か月でも早くできるように体制を取って幾らかでも、安全安心にできるようにしていきたいと思っています。 また、オリンピック関係の小中学生の観戦の問題、まだはっきりとしていませんけれども、昨日時点でも、オリンピックとは関係ありませんけれども、野球とか、サッカーとか、いろんな普通のイベント、1万人くらいまでは認めましょうよみたいな話が出てきています。その辺の部分で、オリンピックのほうにはどうなるのかはっきりまだしませんけれども、かなり二、三日のうちに結論が出てくるのだと思っています。この意見書いただきましたので、その辺のところを踏まえながら、幾らかでも安心でできるようにいろいろと、私何回も言っていますけれども、子どもはちょっとしたきっかけで、体験、経験で大きな夢を広げて、していきます。そういう機会を地元でこれ開かれるわけですから、何とか経験をさせてやりたいと、歴史的なイベントですので、その辺の部分でいろいろなことを考慮しながらやっていきたいと、いろいろとボランティアの方々、いろんな方々も協力をいただけるということになっておりますので、安全対策を十分しながら何とか鹿嶋市でやってよかったと、レガシーとして残るような大会にできればなと、賛成、反対、いろいろあるでしょうけれども、何とか私としては成功させたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思っています。 議員各位におかれましては、引き続きお互いにコロナ等注意しながら、健康に留意しながら頑張っていただけること、ご協力いただけることをお願い申し上げまして、挨拶とさせてもらいます。本当ありがとうございました。 △閉会の宣告 ○議長篠塚洋三君) 以上をもちまして令和3年第2回鹿嶋市議会定例会を閉会いたします。 大変ご苦労さまでした。                                   (午前11時01分)...