鹿嶋市議会 > 2021-06-03 >
06月03日-議案上程、説明-01号

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  1. 鹿嶋市議会 2021-06-03
    06月03日-議案上程、説明-01号


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    最終取得日: 2024-09-17
    令和 3年  6月 定例会(第2回)            鹿嶋市議会第2回定例会会議録議事日程(第1号)                         令和3年6月3日(木曜日) 午前10時開会第1 会期の決定について                                 第2 議案第35号 令和3年度鹿嶋市一般会計補正予算(第3号)                  議案第36号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第37号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第38号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第39号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第40号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第41号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第42号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第43号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第44号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第45号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第46号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第47号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第48号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第49号 鹿嶋市農業委員会委員の任命について                      議案第50号 中野東小学校規模改造建築工事北校舎請負契約について〇会議に付した事件 日程第1 会期の決定について 日程第2 議案第35号ないし議案第50号について〇出席議員(20名)   1番  舛 井 明 宏 君       2番  笹 沼 康 弘 君   3番  小松﨑 敏 紀 君       5番  川 井 宏 子 君   6番  菅 谷   毅 君       7番  樋 口 富士男 君   8番  栗 林 京 子 君       9番  佐 藤 信 成 君  10番  宇 田 一 男 君      11番  山 口 哲 秀 君  12番  小 池 みよ子 君      13番  篠 塚 洋 三 君  14番  河 津   亨 君      15番  立 原 弘 一 君  16番  坂 本 仙 一 君      17番  田 口   茂 君  18番  池 田 芳 範 君      19番  根 崎   彰 君  20番  内 田 政 文 君      21番  飯 塚 俊 雄 君〇欠席議員(なし)                                           〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名       市     長      錦  織  孝  一  君       副  市  長      市  村     修  君       教  育  長      川  村     等  君       政 策 企画部長      池  田  茂  男  君       政策企画部次長      大  沢  英  樹  君       兼政策担当参事       兼オリンピック       ・パラリンピック       課     長       総 務 部 長      細  田  光  天  君       総 務 部 次 長      村  山  謙  二  君       市 民 生活部長      久  保  重  也  君       健 康 福祉部長      野  口  ゆ か り  君       兼福祉事務所長       経 済 振興部長      桐  生  進  一  君       都市整備部長兼      大  川  康  徳  君       水 道 事業都市       整 備 部 長       会 計 管 理 者      君 和 田     厚  君       教 育 委 員 会      大 須 賀  規  幸  君       事 務 局 部 長                                           〇本会議に出席した事務局職員       事 務 局 長      清  宮  博  史       事 務 局 課 長      市  原  み づ ほ       事 務 局 主 幹      山  中  秀  平 △開会の宣告 ○議長(篠塚洋三君) ただいま出席議員は20名で定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。 ただいまから令和3年第2回鹿嶋市議会定例会を開会いたします。                                   (午前10時04分) △開議の宣告 ○議長(篠塚洋三君) それでは、これより本日の会議を開きます。 △会議録署名議員の指名 ○議長(篠塚洋三君) まず、会議録署名議員を定めます。鹿嶋市議会会議規則第88条の規定により、川井宏子君、小松﨑敏紀君、笹沼康弘君を指名します。 △諸般の報告 ○議長(篠塚洋三君) 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をします。 鹿嶋市議会広報聴委員会要綱第6条第1項の規定により、広報広聴委員会委員長小松﨑敏紀君、同副委員長樋口富士男君が選任されましたので、ご報告いたします。 次に、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、令和3年4月の例月出納検査の結果について報告がありましたので、その写しをお手元に配付しております。 次に、市長から地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、令和2年度鹿嶋市一般会計特別会計繰越明許費繰越計算書地方自治法施行令第150条第3項の規定に基づき、令和2年度鹿嶋市一般会計事故繰越繰越計算書地方公営企業法施行令第19条の規定に基づき、令和2年度鹿嶋市下水道事業会計予算繰越計算書並びに地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、一般財団法人鹿嶋農業公社及び公益財団法人鹿嶋文化スポーツ振興事業団より事業計画書等の提出がありましたので、その写しをお手元に配付しております。 次に、地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者につきましては、お手元に配付の印刷物によりご了承をお願いいたします。 △議案の送付 ○議長(篠塚洋三君) 次に、市長から議案が提出されましたので、報告させます。 事務局長。          〔事務局長 清宮博史君登壇〕 ◎事務局長清宮博史君) 命によりご報告いたします。                                     鹿総第85号                                     令和3年6月3日 鹿嶋市議会議長 篠 塚 洋 三 様                                    鹿嶋市長 錦織孝一          議 案 の 提 出 に つ い て 令和3年第2回鹿嶋市議会定例会に下記の議案を提出するため、説明書を添えて別添のとおり送付します。                      記議案第35号 令和3年度鹿嶋市一般会計補正予算(第3号)                        =ないし=                                  議案第50号 中野東小学校規模改造建築工事北校舎請負契約について            以上でございます。 △会期の決定 ○議長(篠塚洋三君) これより議事日程に入ります。 日程第1、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。今回の定例会の会期は、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日6月3日から6月17日までの15日間としたいと思いますが、ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 異議なしと認め、会期は本日6月3日から6月17日までの15日間と決定しました。 △議案第35号~議案第50号の上程、説明 ○議長(篠塚洋三君) 日程第2、議案第35号ないし議案第50号を一括して議題といたします。 市長から提出議案の説明を求めます。 市長、錦織孝一君。          〔市長 錦織孝一君登壇〕 ◎市長(錦織孝一君) 本日ここに令和3年第2回鹿嶋市議会定例会の開会に当たり、市政運営に関する所信の一端と、当面の事業概要並びに提出いたしました議案などの説明を申し上げます。 第4波となる新型コロナウイルス感染症の状況については、特に感染が急拡大した都道府県への緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置等の発令により、地域差はあるものの、全国的な新規感染者数については減少傾向にあります。しかし、依然として高い水準にあり、重症者数の増加、新たな変異株の流入などもあり、予断を許さない状況が続いています。 茨城県におきましても、この間、27市町村を県独自の感染拡大市町村に指定し、現在、新規感染者数は減少してきておりますが、変異株の割合の増加、散発的なクラスターの発生も見られ、県の指標である茨城版コロナNextは、依然Stage3にあるなど厳しい状況にあることに変わりはありません。 本市について見ると、5月中旬には1日に5名の感染が確認されるなど、新規感染者増加傾向にありました。その後は比較的落ち着いていますが、近隣市では複数の小中学生感染者が出ていることなどから、本市においてもしっかり注視していかなければならない状況にあるものと考えております。 県下においては、引き続き感染予防の強化が求められる中、先月21日には茨城県からの要請に基づき、「いばらきアマビエちゃん」に登録している飲食店感染予防対策状況確認として、市内約300の店舗への訪問を実施いたしました。私も職員と実際に店舗を訪問させていただき、手と指の消毒の徹底やパーティションの設置など、各店それぞれに工夫をして営業されていることを確認させていただきました。時短営業など非常に大きな打撃を受けている中、飲食店の皆様のご協力に改めて感謝申し上げますとともに、今後も引き続き感染防止に努めていただきますようよろしくお願いいたします。 ワクチン接種につきましては、65歳以上の高齢者を対象に、先月26日から28日にかけて予約の受付を実施いたしました。接種見込み率施設入所者を含め81%となり、市民の皆様の期待感の高さをうかがい知ることができました。一方で、想定以上の接種率の高さから、全高齢者へのワクチン接種を7月末に完了するとした当初計画におきましては、一部の方は8月中の接種になります。ワクチン接種につきましては、今後とも順次対象となる方々へ接種がスムーズに進むよう全力を挙げて取り組んでまいります。 そして、この間、見えない恐怖の中、長きにわたり最前線で献身的に対応に当たられている医療従事者の皆様には、心から感謝し、改めて御礼を申し上げます。 また、市民の皆様におかれましては、引き続き感染予防対策を徹底していただきますよう重ねてお願いいたします。 本年3月5日に発表された2025年3月を目途とする日本製鉄株式会社東日本製鉄所鹿島地区の高炉2基のうち1基の休止発表は大変な衝撃でした。日本製鉄は、本市にとりましては共に発展してきた相方であり、大きな不安と同時に寂しさも感じました。この生産設備の縮小は、関連会社を含めた雇用及び地域経済、そして市民生活へ甚大な影響を及ぼすものであります。 本件につきましては、茨城県並びに近隣自治体としても非常に大きな問題であることから、大井川茨城県知事を本部長とする合同対策本部が設置されております。発表を受けて早々に、高炉の稼働継続や残る高炉1基の長期的な稼働、地域経済や雇用への影響を最小化するための措置、あるいは水素還元製鉄電炉等技術開発洋上風力発電関連産業の集積に向けた取組への参画等の積極的な検討について、さらにはカーボンニュートラルポートの形成等港湾機能の強化の積極的な支援について、茨城県並びに神栖市とともに同社をはじめ関係省庁に対し要望してまいりました。 発表後、現在まで日鉄関連相談件数は、本市においては2件、ハローワーク常陸鹿嶋では17件となっておりますが、今後、具体的な動きがある中で増えていくものと考えられます。 本市といたしましては、引き続き茨城県、神栖市と連携しながら、鹿島臨海工業地帯活性化を目指し、後背地、未利用地の積極的な活用等を含め、新たな産業の創出や実証実験取組等について関係機関へ働きかけるとともに、日本製鉄の動向を注視しながら、適時必要な体制を取ってまいります。 続きまして、鹿嶋市のまちづくりの実績と当面の事業概要について、ご説明申し上げます。 来月4日には聖火リレーが、そして23日にはいよいよ東京2020オリンピックが開幕します。鹿島神宮からカシマスポーツセンターがルートとなる本市での聖火リレーにつきましては、皆様へ、ぜひ応援に来てくださいとはなかなか言えない状況にあります。しかし、この日を待ちわび、長い隊列車両を従え一定区間を走行されるランナーの皆様には、この地で誇りと一生の思い出をつくっていただきたいと思います。また、実施に当たりご協力いただくことになります多数のボランティアの皆様にとりましても記憶に残る貴重な経験となることをご祈念申し上げます。 茨城カシマスタジアムにおいて開催される東京2020オリンピックサッカー競技につきましては、オリンピック開幕前日の22日から8月5日にかけて、男女合わせて8日間11試合が開催されます。男女それぞれ4か国による予選組合せも決定し、スタジアム周辺では着々とネットワーク設備等仮設工事が進んでいます。また、先月20日には、県内から関係機関が集まり、テロを想定した災害対応実動訓練も行われております。 観戦客数の制限の決定が今月中になるなど、いまだ不透明な状況にはありますが、本市としましては無観客となった場合を考慮しながらも、観客が入ることを前提に、JR鹿島神宮駅周辺やまちづくり市民センターにおける受入れ事業を、より安全度を高めながら準備してまいります。そして、この状況においても活動の継続を希望された120名のボランティア並びに協力団体の皆様に対しまして、この場をお借りして御礼申し上げますとともに、改めて期間中のご協力をお願い申し上げます。 海外観戦客受入れ断念など、当初想定していたオリンピックの形とは、さま変わりしてしまいますが、開催に際しては、対戦各国の選手及びチーム関係者や各国のメディアにより「カシマ」の名前が世界に発信されることになり、当地でのオリンピック開催が「カシマ」ブランドの形成につながることを確信しております。 また、計画している市内小中学生競技観戦は、子どもたちにとってかけがえのない経験となります。開催都市に住んだ喜びをを感じてもらい、郷土愛の育みにつながるものと期待しております。 本年4月の待機児童に関しましては、民間保育所保育施設整備への支援等の取組による保育定員の拡大により、令和2年に続き、ゼロを達成することができました。今後とも各民間保育所と連携を図り、引き続き待機児童を出さないよう努めてまいります。 市内小中学校におきましては、本年度より1人1台端末の活用が本格的にスタートしました。端末につきましては、ドリルソフトによる家庭学習並びに学校と家庭の新たな連絡ツールとして活用するため、家庭へ持ち帰っていただくこととしております。今後、1人1台端末のより有効な活用へ向け、授業を担当する全教職員対象の研修とともに、各学校にICT推進リーダーを育成し、主体的・対話的で深い学びの実現に努めてまいります。 今般、株式会社鹿島アントラーズFC全面協力の下、小学1、2年生向けのTPR動画教材を制作いたしました。TPRは、日本語で「全身反応教授法」と言われるもので、指導者などの英語の指示を聞いて、体全身で反応し、理解する指導法になります。TPR教材の自治体独自の制作は例がなく、プロスポーツクラブとの連携は極めて独自性の高いものとなります。 憧れの鹿島アントラーズの選手が英語教材に登場することにより、子どもたちに英語への興味をより一層持たせることができ、英語教育の充実が一層図れるものと期待しております。 昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた子育て世帯への生活支援として、国の生活支援特別給付金の支給を進めております。今年度は、これまで独り親家庭への給付金の支給を一部実施してきました。今後は、独り親以外のその他の子育て世帯のうち、非課税の子育て世帯へも給付金を支給してまいります。 宮中地区賑わい創出事業において整備予定子育て支援施設につきましては、令和5年4月の開園を目指し、今年度は子育て世帯へのアンケート調査集計内容を踏まえた施設の機能の基本的な方針を検討した上で、基本設計実施設計を行ってまいります。 また、令和6年4月開館を予定する歴史資料館の整備につきましては、今月中にも学識経験者をはじめとする関係者を委員とした歴史資料館建設検討委員会を設置し、施設の基本的な方針や展示内容など、整備に当たって必要な事項の検討を進めながら基本設計を行ってまいります。 あわせまして、関鉄バスターミナル跡地に整備を予定している駐車場につきましては、実施設計が完了し、令和4年1月の供用開始に向け、整備工事の準備を進めております。 本市の代表的観光資源の一つである夏の海水浴場は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、昨年は開設することができませんでしたが、今年度は開設へ向けて鹿嶋市観光協会や、かしまライフガードチームなどの関係団体と調整を進めております。平井地区での防潮堤の工事やライフセーバーの確保等課題があり、一部開設期間の短縮や海水浴場の規模の縮小等も視野に入れながら、安全で安心な海水浴場の開設に努めてまいります。 同じく昨年中止した鹿嶋市花火大会につきましては、感染拡大の収束が見えない中での開催は難しいとの判断から、例年の8月開催を延期することといたしました。今後、一般の方へのワクチン接種も順次進むことが見込まれることから、状況を見ながら秋以降の開催について関係機関と調整してまいります。 先般、茨城県が「いばらきカーボンニュートラル産業拠点創出プロジェクト」を始動させることを発表いたしました。臨海部でのカーボンニュートラル産業拠点化へ向け、二酸化炭素を出さない水素やアンモニアを使う火力発電やゼロカーボン・スチール生産などの実現を目指すほか、水素や洋上風力発電といった新エネルギーの供給体制の整備を支援することとしております。その第一歩として、鹿島港や茨城港の立地自治体カーボンニュートラルビジネス促進区域に設定し、機運醸成を図るとともに、各種調査を実施し、新産業の創出に向けた具体策や港湾の脱炭素化に向けた計画の策定を予定しております。 特に洋上風力発電は、2050年カーボンニュートラル実現の切り札と称されています。その基地港湾に指定された鹿島港外港地区においては、洋上風力発電設備の効率的な輸送・保管・建設等を可能とし、千葉県銚子沖をはじめとする太平洋沿岸発電ポテンシャルエリアにおける導入促進を図るため、水深12メートルの耐震強化岸壁や、ふ頭用地地耐力強化等基地港湾に必要な施設整備がスタートしました。国土交通省鹿島港湾空港整備事務所によると、総事業費は47億円に及び、令和5年度末の完成を目指すとしています。 本事業の実施により、洋上風力発電設備の陸上でのプレアッセンブリ(仮組立)や、効率的な作業台船への積み込み等が可能となり、大幅なコストダウンにつながるなど、洋上風力発電設備導入促進が見込まれます。また、保管やメンテナンス等関連産業立地等により、雇用創出効果が見込まれるなど、地域経済活性化も期待されております。 本市としましては、関係機関との連携をさらに強化しながら、洋上風力発電拠点をはじめとした新しい産業の創出及び拠点化を目指してまいります。 新型コロナウイルス感染の有無を確認する検査である抗原定量検査を昨年度に引き続き実施いたします。今年度は対象者を、高齢者基礎疾患を有する方から市民全体に広げ、検査予定人数を2,000人へ大幅に増やします。ワクチン接種が先月24日から開始されておりますが、市民全員の接種が終了するまでにはまだまだ時間を要します。それまでは感染拡大が起こる可能性も否定できず、無症状の方の早期発見早期治療を行うことにより重症化予防を図り、個人の命と併せ医療崩壊を防ぐことを目指してまいります。 今年度の長寿をたたえる事業(敬老会事業)につきましては、現時点で新型コロナウイルスの収束はいまだ見込めず、市民へのワクチン接種進捗状況からも、対象となる方を式典にご案内しての敬老会を実施することは困難と判断させていただきました。感染症から高齢者の健康と安全安心を守ることを最優先として、昨年同様、メッセージ及び衛生用品の送付のほか、市内の飲食事業者経済支援を併せた長寿祝い膳事業として食事券の送付を行うことといたしました。 なお、コロナ収束後の敬老会事業につきましては、これまで本市の礎を築いてこられた高齢者の皆様に対して最大限の敬意と感謝の意を表す事業として、また地域の多くの方々が参画し実践する地域福祉推進事業として実施していくことを基本として据えつつも、これまでの実施方法では参加率や式典会場収容人員など検討しなければならない項目も多々あることから、対象となられる方々のご意見はもとより、各関係者団体などからもご意見を伺い、在り方を考えてまいります。 先月6日、本市とヤマト運輸株式会社との間で、配達時や移動中に高齢者や障がい者の安否が疑われる状況を発見した際の通報や、子どもの見守り等を行っていただく見守り活動等への協力に関する協定を締結いたしました。さきに締結しております日本郵政株式会社株式会社セイミヤとの見守り活動の協定と併せ、民間事業者と連携を図りながら、多くの見守りの目をもって、市民が安心して暮らせるまちづくりを推進し、地域福祉計画基本理念である「共に創る みんなで支え合う 福祉のまち かしま」の実現に取り組んでまいります。 資源循環を市民・行政・事業者が一体となり推進する新規リサイクル事業の第一歩として、先月12日、本市とサントリー食品インターナショナル株式会社及びサントリーMONOZUKURIエキスパート株式会社との間で、持続可能な資源循環型社会の形成に向けた「ボトルtoボトル水平リサイクルに関する協定を締結いたしました。本市が収集するペットボトルの100%循環利用二酸化炭素発生の抑制を図り、ごみの資源化及び減量化を目指してまいります。 また、本協定の締結に伴いまして、より一層の資源回収を図るため、令和4年4月から分別及び収集方法が変更になりますので、市民の皆様にはご協力いただきますようお願い申し上げます。 以上、まちづくりの実績と当面の事業概要についてご説明申し上げました。 次に、提出いたしました議案についてご説明申し上げます。 提出議案は、予算関係議案が1件、人事関係議案が14件、契約関係議案が1件の、合わせて16件であります。 まず、予算関係議案は、令和3年度の一般会計補正予算であります。既定の予算総額歳入歳出それぞれ4億1,006万1,000円を増額し、総額を241億6,968万1,000円とするものです。調査委託料などによる企画調整事務経費の増、鹿島アントラーズホームタウン支援金によるホームタウン推進事業の増、災害対策経費の増などを計上いたしました。 人事関係議案は、鹿嶋市農業委員会委員の任命についてであります。 契約関係議案は、中野東小学校規模改造建築工事北校舎請負契約についてであります。 私の説明は以上で終わりますが、予算以外の議案につきましては総務部長から補足説明をさせていただきます。 お手元の議案書によりご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(篠塚洋三君) 次に、提出議案の補足説明を求めます。 総務部長、細田光天君。          〔総務部長 細田光天君登壇〕 ◎総務部長(細田光天君) それでは、本議会に提案させていただきました予算を除く議案の補足説明をさせていただきます。 まず、議案第36号から議案第49号までは、鹿嶋市農業委員会の委員の任命についてであります。農業委員会の委員の任期が令和3年8月26日に満了となるため、同委員14名の任命に当たり、議会の同意を求めるものです。任期は、令和3年8月27日から3年間です。 議案第50号 中野東小学校規模改造建築工事北校舎請負契約についてであります。中野東小学校規模改造建築工事北校舎)について、条件付一般競争入札を電子入札で令和3年5月13日に執行した結果、落札した株式会社大地と2億2,770万円で請負契約を締結するため、議会の議決を求めるものです。 議案の補足説明は以上であります。
    ○議長(篠塚洋三君) ただいま説明のありました議案について、質疑のある議員は6月9日午後5時までに、討論のある議員は6月16日午後5時までに、議長宛て発言通告書の提出をお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(篠塚洋三君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次回の本会議は、6月8日午前10時から一般質問となります。 本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。                                   (午前10時36分)...