平成31年 3月 定例会(第1回) 鹿嶋市議会第1回
定例会会議録議事日程(第5号) 平成31年3月14日(木曜日) 午前10時開議第1 議案第1号 平成31年度鹿嶋市一般会計予算 議案第2号 平成31年度鹿嶋市
国民健康保険特別会計予算 議案第3号 平成31年度鹿嶋市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第4号 平成31年度鹿嶋市
介護保険特別会計予算 議案第5号 平成31年度
鹿島臨海都市計画事業鹿嶋市
平井東部土地区画整理事業特別会計予算 議案第6号 平成31年度鹿嶋市
農業集落排水特別会計予算 議案第7号 平成31年度鹿嶋市
墓地特別会計予算 議案第8号 平成31年度鹿嶋市
公共料金等集合支払特別会計予算 議案第9号 平成31年度鹿嶋市
下水道事業会計予算 議案第10号 平成31年度鹿嶋市
水道事業会計予算 議案第11号 平成31年度鹿嶋市
大野区域水道事業会計予算 議案第12号 平成30年度鹿嶋市
一般会計補正予算(第5号) 議案第13号 平成30年度鹿嶋市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第14号 平成30年度鹿嶋市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第15号 平成30年度鹿嶋市
介護保険特別会計補正予算(第3号) 議案第16号 平成30年度
鹿島臨海都市計画事業鹿嶋市
平井東部土地区画整理事業特別会計補正 予算(第1号) 議案第17号 平成30年度鹿嶋市
農業集落排水特別会計補正予算(第2号) 議案第18号 平成30年度鹿嶋市
下水道事業会計補正予算(第3号) 議案第19号 平成30年度鹿嶋市
水道事業会計補正予算(第2号) 議案第20号 平成30年度鹿嶋市
大野区域水道事業会計補正予算(第1号) 議案第21号 鹿嶋市職員の
自己啓発等休業に関する条例 議案第22号 鹿嶋市職員の
配偶者同行休業に関する条例 議案第23号 鹿嶋市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条 例 議案第24号 鹿嶋市職員定数条例の一部を改正する条例 議案第25号 鹿嶋市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正す る条例 議案第26号 鹿嶋市職員の公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例 議案第27号 鹿嶋市浄化槽清掃業に関する条例の一部を改正する条例 議案第28号 鹿嶋市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例 議案第29号 鹿嶋市
国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案第30号 鹿嶋市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例 議案第31号 鹿嶋市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条 例 議案第32号 鹿嶋市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部 を改正する条例 第2 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について 第3 平成31年請願第1号 「鹿行地域の医療体制維持のため、なめがた
地域医療センターの入院・
夜間救急受け入れの停止の方針が見直されるよう、茨城県厚生連および 茨城県へ要請すること」を求める請願書 第4 意見書第1号 「地域を守る救急医療機関に対し、責任ある支援を継続すること」を求める意 見書 第5 第1号議案
鹿嶋市議会委員会条例の一部を改正する条例 第6
議会改革推進特別委員会調査報告 第7 東京2020
オリンピック推進調査特別委員会調査報告 第8 意見書第2号 東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会に向けた環境整備等の取組み への支援を求める意見書 第9 第2号議案 東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会鹿嶋市の取り組みに関する提言第10 第3号議案 (仮称)
歴史資料館建設及び
関東鉄道跡地利用関連事業の賛否を問う住民投票条 例 第11
総務生活委員会所管事務調査報告について 第12 閉会中の継続調査について 〇会議に付した事件 日程第1 議案第1号ないし議案第32号について 日程第2 諮問第1号について 日程第3 平成31年請願第1号について 日程第4 意見書第1号について 日程第5 第1号議案について 日程第6
議会改革推進特別委員会調査報告 日程第7 東京2020
オリンピック推進調査特別委員会調査報告 日程第8 意見書第2号について 日程第9 第2号議案について 日程第10 第3号議案について 日程第11
総務生活委員会所管事務調査報告について 日程第12 閉会中の継続調査について〇出席議員(21名) 1番 笹 沼 康 弘 君 2番 小松﨑 敏 紀 君 3番 池 田 法 子 君 5番 川 井 宏 子 君 6番 菅 谷 毅 君 7番 樋 口 富士男 君 8番 栗 林 京 子 君 10番 宇 田 一 男 君 11番 出 頭 克 明 君 12番 山 口 哲 秀 君 13番 小 池 みよ子 君 14番 西 塚 保 男 君 15番 篠 塚 洋 三 君 16番 河 津 亨 君 17番 立 原 弘 一 君 18番 坂 本 仙 一 君 19番 田 口 茂 君 20番 池 田 芳 範 君 21番 根 崎 彰 君 22番 内 田 政 文 君 23番 飯 塚 俊 雄 君〇欠席議員(なし) 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市 長 錦 織 孝 一 君 副 市 長 市 村 修 君 教 育 長 川 村 等 君 政 策 企画部長 堀 田 博 史 君
政策企画部次長 君 和 田 厚 君 兼政策担当参事
政策企画部次長 池 田 茂 男 君 兼 重 点 プ ロ ジェクト 推 進 室 長 参 事 兼 茂 木 伸 明 君 政 策 秘書課長 財 政 課 長 藤 松 研 君 総 務 部 長 杉 山 敏 之 君 総 務 部 次 長 細 田 光 天 君 人 事 課 長 片 岡 智 樹 君 市 民 生活部長 津 賀 利 幸 君 市民生活部次長 宮 崎 正 明 君 廃 棄 物 対 策 内 田 義 人 君 担 当 参 事 健 康 福祉部長 野 口 ゆ か り 君 兼福祉事務所長
健康福祉部次長 實 川 克 宏 君 兼 福 祉事務所 次 長
健康福祉部次長 桐 生 進 一 君 経 済 振興部長 栗 林 裕 君
経済振興部次長 久 保 重 也 君 兼港湾振興室長 都 市 整備部長 林 昌 利 君 兼水道事業都市 整 備 部 長
都市整備部次長 大 川 康 徳 君 兼水道事業都市 整 備 部 次 長 兼 区 画 整 理 事 務 所 長 会 計 管 理 者 石 井 修 司 君 教 育 委 員 会 浅 野 正 君 事 務 局 部 長 教 育 委 員 会 大 須 賀 規 幸 君 事 務 局 次 長 教 育 委 員 会 佐 藤 由 起 子 君 事 務 局 次 長 兼 国 体 推 進 担 当 参 事 農 業 委 員 会 磯 網 俊 一 君 事 務 局 長 監 査 委 員 藤 枝 英 夫 君 事 務 局 長 〇本会議に出席した事務局職員 事 務 局 長 内 堀 和 則 事 務 局 課 長 小 田 光 男 事 務 局 係 長 内 田 俊 範
△開議の宣告
○議長(池田芳範君) ただいま出席議員は20名で定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。 (午前10時04分)
△諸般の報告
○議長(池田芳範君) 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。 出頭克明君から遅刻する旨届け出がありましたので、ご報告をいたします。
△議案の送付
○議長(池田芳範君) 次に、委員会及び議員から議案が提出されましたので、報告をさせます。 事務局長。 〔事務局長 内堀和則君登壇〕
◎事務局長(内堀和則君) 命によりご報告いたします。 平成31年3月14日
鹿嶋市議会議長 池 田 芳 範 様 提出者
文教厚生委員会委員長 栗 林 京 子 議 案 の 提 出 に つ い て
鹿嶋市議会会議規則第14条第2項の規定に基づき、次の議案を別紙のとおり提出します。 記意見書第1号 「地域を守る救急医療機関に対し、責任ある支援を継続すること」を求める意見書 続きまして、 平成31年3月14日
鹿嶋市議会議長 池 田 芳 範 様 提出者
議会運営委員会委員長 出 頭 克 明 議 案 の 提 出 に つ い て
鹿嶋市議会会議規則第14条第2項の規定に基づき、次の議案を別紙のとおり提出します。 記第1号議案
鹿嶋市議会委員会条例の一部を改正する条例 続きまして、 平成31年3月14日
鹿嶋市議会議長 池 田 芳 範 様 提出者 東京2020
オリンピック推進調査特別委員会委員長 河 津 亨 議 案 の 提 出 に つ い て
鹿嶋市議会会議規則第14条第2項の規定に基づき、次の議案を別紙のとおり提出します。 記第2号議案 東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会鹿嶋市の取り組みに関する提言 =及び=意見書第2号 東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会に向けた環境整備等の取組みへの支 援を求める意見書 続きまして、 平成31年3月14日
鹿嶋市議会議長 池 田 芳 範 様 提出者
鹿嶋市議会議員 出 頭 克 明 賛成者
鹿嶋市議会議員 立 原 弘 一 〃
鹿嶋市議会議員 河 津 亨 議 案 の 提 出 に つ い て
鹿嶋市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき、次の議案を別紙のとおり提出します。 記第3号議案 (仮称)
歴史資料館建設及び
関東鉄道跡地利用関連事業の賛否を問う住民投票条例 以上でございます。
△議案第1号~議案第32号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(池田芳範君) これより議事日程に入ります。 日程第1、議案第1号ないし議案第32号を一括して議題といたします。 これより順次各
常任委員会委員長の報告を求めます。 まず、
総務生活委員会委員長から同委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 委員長、宇田一男君。 〔
総務生活委員会委員長 宇田一男君登壇〕
◎
総務生活委員会委員長(宇田一男君) それでは、
総務生活委員会委員長報告をいたします。 去る2月26日の本会議において
総務生活委員会に付託されました案件について、3月4日に
総務生活委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第21号ないし議案第28号の8議案であります。 審査経過でありますが、付託案件について執行部より議案内容の説明を受け、慎重に審査を行いました。 議案第21号 鹿嶋市職員の
自己啓発等休業に関する条例及び議案第22号 鹿嶋市職員の
配偶者同行休業に関する条例については、地方公務員法等の根拠法令の内容、職員団体との協議の有無、公務の運営に支障がないことの判断基準、休業期間に関して質疑がありました。 また、休業期間を勤続年数に含めるなどの配慮が必要との意見がありました。 議案第24号 鹿嶋市職員定数条例の一部を改正する条例については、行政組織の見直し及び改正の必要性、定員管理の適正化に関して質疑がありました。 また、業務量に見合った定数にすべきとの意見がありました。 議案第26号 鹿嶋市職員の公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例については、市と派遣先の給与の負担割合に関して質疑がありました。 質疑終了後、議案第24号については、1名の委員から、保育部門を教育委員会へ全て集約することは疑問との意見を付しての反対討論がありました。 採決の結果、議案第21号ないし議案第23号、議案第25号ないし議案第28号は全会一致で、議案第24号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が本委員会に付託されました案件についての審査の経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対しご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、
総務生活委員会委員長報告といたします。
○議長(池田芳範君) ここで出頭克明君の出席を報告いたします。 次に、
文教厚生委員会委員長から同委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 委員長、栗林京子君。 〔
文教厚生委員会委員長 栗林京子君登壇〕
◎
文教厚生委員会委員長(栗林京子君)
文教厚生委員会委員長報告。 去る2月26日の本会議において
文教厚生委員会に付託されました案件について、3月4日に
文教厚生委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第29号、議案第30号及び議案第32号であります。 まず、審査に先立ち、平成31年度に児童クラブを増設する
波野小学校児童クラブについて現地調査を実施し、次に案件の審査を行いました。 議案第29号 鹿嶋市
国民健康保険条例の一部を改正する条例については、
国民健康保険支払準備基金の状況及び目的等について質疑がありました。 議案第32号 鹿嶋市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、
放課後児童クラブの運営状況や指導員の待遇、確保方法などについて質疑がありました。 採決を行った結果、議案第29号、議案第30号及び議案第32号については、全会一致をもって、いずれも必要かつ適正と認め、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が本委員会に付託されました案件についての審査の経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対しご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、
文教厚生委員会委員長報告といたします。
○議長(池田芳範君) 次に、
都市経済委員会委員長から同委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 委員長、小池みよ子君。 〔
都市経済委員会委員長 小池みよ子君登壇〕
◎
都市経済委員会委員長(小池みよ子君)
都市経済委員会委員長報告。 去る2月26日の本会議において
都市経済委員会に付託されました案件について、3月4日に
都市経済委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、その審査の経過と結果についてご報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、議案第31号 鹿嶋市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の1議案であります。 審査に先立ち、沼尾・
林地区整備計画区域の現地調査を行い、調査終了後、付託案件の審査を行いました。審査経過の主な内容につきましては、次のとおりであります。 初めに、付託された案件について詳細な説明を受け、質疑を行いました。 議案第31号については、
農業経営基盤強化促進法に基づく隣接計画との一体整備、
鹿島特別支援学校との雇用に関する連携、改正後の用途制限変更の可能性、温浴施設の市民利用見込み、既存開発計画との整合性及び今後の開発行為の手続について質疑がありました。 また、周辺道路等については隣接への影響を考慮した対策を講ずるべき、既存排水施設については補修または改修を検討すべきとの意見がありました。 採決の結果、議案第31号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が本委員会に付託されました案件についての審査の経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対しご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、
都市経済委員会委員長報告といたします。
○議長(池田芳範君) 次に、
予算決算常任委員会委員長から同委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 委員長、篠塚洋三君。 〔
予算決算常任委員会委員長 篠塚洋三君登壇〕
◎
予算決算常任委員会委員長(篠塚洋三君)
予算決算常任委員会委員長報告をいたします。 去る2月26日の本会議において
予算決算常任委員会に付託されました案件については、2月26日、27日に
予算決算常任委員会、3月5日ないし7日に
予算決算常任委員会分科会、11日に
予算決算常任委員会理事会、12日に
予算決算常任委員会を開催し、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 本委員会の審査案件は、議案第1号ないし議案第20号の20件であります。 まず、2月26日に議案第12号ないし議案第20号の平成30年度各
会計補正予算案について執行部より説明を受け、慎重に審査を行いました。 議案第12号 平成30年度鹿嶋市
一般会計補正予算(第5号)については、住宅債に係る
公営住宅建設事業の内容、
保育士嘱託職員や
専科担当非常勤講師嘱託職員等の人材確保に関する考え方、ごみ処理
施設改修工事費の減額理由、
平井東部地区区画整理事業特別会計への繰出金についての考え方、食の
自立支援事業委託料の減額理由、がん検診委託料の減額理由、
母子保健コーディネート嘱託職員が一定期間採用できなかった要因、農業振興事業における
機構集積協力金交付事業補助金の内容、
まちづくり市民センター及び大野ふれあいセンターにおける
太陽光パネル補強工事の内容と当初施工時における工事事業者との協議の内容、2次
救急医療体制確保のための予算管理の考え方、中央図書館の今後、施設改修の見通し、
震災復興特別交付税繰越金及び繰入金の補正理由、
鹿島小学校防犯カメラの当初導入経費、看護嘱託職員の月額報酬、小中学校における
防火シャッター改修工事の減額理由などについて質疑がありました。 また、
保育士嘱託職員や
専科担当非常勤講師嘱託職員、
看護嘱託職員等の専門嘱託職員の採用が困難となっている現状を鑑み、処遇改善を検討すべき、救急医療体制の構築に向けた医師確保が必要な現状は理解するものの、予算配分のルールは設けるべき、中央図書館の冷暖房は
公共施設等総合管理計画に基づき計画的な改修を行うべき、小中学校等に設置する防犯カメラは
タブレット端末等による遠隔操作が可能となるよう検討すべきなどの意見がありました。 議案第19号 平成30年度鹿嶋市
水道事業会計補正予算(第2号)は、水道管の耐用年数と今後の更新期のピークについての質疑がありました。 採決の結果、議案第12号ないし議案第20号は、全会一致をもって、いずれも必要かつ適正と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 2月27日に、議案第1号ないし議案第11号の平成31年度各会計予算案について、執行部より予算概要及び主要事業の説明を受け、総括質疑を行いました。 議案第1号 平成31年度鹿嶋市一般会計予算については、今後の経常収支比率の見通し、臨時財政対策債の発行額が減少傾向にある理由、積立金残高が減少傾向にあることについての考え方、持続可能な財政運営に向けての子宝手当のあり方、歳入における市税が対前年度増額になった要因、財政確保策として未利用市有地売却の内容、文化会館大規模改修事業の内容、
オリンピック関連事業費の見通し、
宮中地区賑わい創出事業における歴史館に係る予算の有無、(仮称)第3駐車場に係る設計委託料と平成30年第4回定例会における市道路線認定の際の附帯決議との関係性、港湾振興事業におけるポートセールスの内容、鹿嶋商い元気塾の利用による創業者が平成30年11月末時点でいないことに対する考え方、桜まつりで使われているちょうちんの更新予定、竜王戦鹿島神宮対局誘致に係る経費の内訳、適応指導教室相談員の報酬、
公共施設等総合管理計画に基づく施設改修に係る予算額、オリンピック開催に向けた道路整備の進捗、鹿嶋消防署東側の神宮北宮中地区地区計画における事業の進捗、歳出目的別に対前年度減額科目が多い要因、市全体を対象とした災害対策に関する考え方、高校や大学までの一貫した市独自の英語教育の必要性に対する考え方、その他、公園管理費の予算減額に伴う今後の公園管理のあり方、幹線道路整備事業に係る今後の危険箇所への対応方針などについて質疑がありました。 また、財政運営に目を向けた行財政改革に取り組むべき、個人に対する金銭給付型補助については、今後の財政負担を考慮しつつ十分な検討を行うべき、平井東部土地区画整理事業への財政調整基金からの拠出については、貸し付けである旨、予算関連指標に明記すべき、オリンピック関連事業に要する経費については組織委員会や茨城県に負担を求めるべき、市民がオリンピックを観戦できるよう、仕組みづくりを早期に検討すべき、子宝手当は市長公約であり、財政負担軽減の目的で減額すべきではないなどの意見がありました。 議案第2号 平成31年度鹿嶋市
国民健康保険特別会計予算については、対前年度で予算総額が大幅に減額になったことを踏まえ、今後の国民健康保険事業の見通しについて質疑がありました。 また、今後の見通しを立てた上で、納付と給付のバランスについて調査研究すべきとの意見がありました。 総括質疑の後、総務生活分科会、文教厚生分科会、都市経済分科会の3分科会に分担し、3月5日ないし7日にそれぞれの分科会において慎重に審査を行いました。 3月12日に、採決に先立ち、各分科会委員長からそれぞれの分担事項について審査経過の報告を受けました。 報告終了後、中央図書館改修の方向性に関する議論内容、平成29年度決算審査評価事業でC評価とした事業についての議論内容、
宮中地区賑わい創出事業における第3駐車場整備についての議論内容と今後見込まれる工事費についての議論の有無、支援が必要な障がい者数の推移傾向、子宝手当を初めとする個人への助成に対する議論の有無、消防団員に対するオートマ車限定解除に係る支援について議論の有無などについての質疑がありました。 また、
宮中地区賑わい創出事業における第3駐車場の設計委託の予算審議に当たり、今後生じる土地借上料に関する議論をすべき、租税負担と個人助成のあり方について十分な議論が必要などの意見がありました。 その後、2名の委員から、議案第1号について、平成31年10月に予定されている消費税10%の増税を見込んだ予算を改め、その中止を前提とした予算に修正すべき、地域交通利用料金助成事業の廃止について再考すべき、
宮中地区賑わい創出事業における歴史館や交流館に関連する予算については今後注意深く見る必要がある、第3駐車場の設計委託に係る予算審議については、整備後、土地借上料が発生することに対する議論が不十分、農業振興事業におけるパイプハウス整備補助の要件が厳しくなったことは遺憾などの意見を付して反対討論がありました。 また、2名の委員から、議案第1号について、平成31年度予算の執行に当たって、経営資源として、人、物、金の活用の観点から、人材育成や定員管理をしっかりと行うべき、老朽化した公共施設の改修にしっかりと取り組むべきとともに、リニューアルする鹿島神宮駅前広場を有効に活用すべき、個人への助成については、市民サービスと租税負担のバランスについて十分に検討し、方向性を導き出すべき、平成29年度決算審査評価事業でC評価としたことについて十分な議論を行うべき、子宝手当の見直しに関連する福祉予算については十分に説明を行うべき、厳しい財政状況の中、議会と執行部との十分な議論を行うための仕組みづくりが必要などの意見を付して賛成討論がありました。 採決の結果、議案第1号については賛成多数をもって、議案第2号ないし議案第11号については全会一致をもって、いずれも必要かつ適正と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 また、本委員会において、平成31年度予算の分科会審査に際し、より慎重な審査を行うために現地調査を行うとともに、平成29年度決算審査における評価事業8件及び主要事業から新たに抽出した事業7件について重点調査を行いました。その調査結果は、お手元に配付しました分科会予算調査報告書のとおりであります。 以上が本委員会に付託されました案件についての審査の経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対してご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、
予算決算常任委員会委員長報告といたします。
○議長(池田芳範君) 以上で各委員長の報告を終わります。 なお、各委員会の審査報告書の写しはお手元に配付してあります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 16番、河津亨君の質疑を許可いたします。 河津亨君。
◆16番(河津亨君) それでは、
予算決算常任委員会の委員長にひとつ質問をさせていただきたいと思います。 文書の内容中、2ページになるのですか、1ページ裏側の下段から6行目、子宝手当は市長公約であり、財政負担軽減の目的で減額すべきではないなどの意見がありましたとあります。これは、委員長にも、質問の内容にも、答弁にもちょっと触れていただきたいのですが、私の意見を取り上げていただいているのかなというふうに思います。取り上げていただいていることは大変光栄ではありますが、ちょっと、だとすれば、趣旨が、子宝手当は市長公約でありますと、ただし、財政負担、これが鹿嶋市の財政の中で考えられて、財政を考えた上で減額になるというのであれば、これは私は仕方がないものだと思うけれども、違った子宝手当の事業費のほうに、そちらの財源に回すために子宝手当のほうを減額するという考え方は違うのではないかと。ですから、このまま子宝手当が、財政負担軽減のためになくしますよということはだめですよと言ったわけではないのです。そのときの副市長の答弁では、また違う答弁があったので、納得した経過はあったのですが、ちょっと、これが私の意見だとすると、少し本意ではない文章になっているのですけれども、そこら辺の説明はどういったものなのか、お答えをお願いします。
○議長(池田芳範君) 河津議員、予算決算の委員長に対する質問でありますか。
◆16番(河津亨君) そうです、はい。
○議長(池田芳範君) そうしますと、先例集によりまして、自己の所属する委員会の委員長報告については質疑をしないということになっておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
◆16番(河津亨君) では、私は意見を言わせていただいたので、それで納得いたします。
○議長(池田芳範君) 次に質疑ございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) なければ、以上で委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありましたので、発言を許可いたします。 5番、川井宏子君の発言を許可いたします。 5番、川井宏子君。 〔5番 川井宏子君登壇〕
◆5番(川井宏子君) 5番、会派日本共産党の川井宏子です。議長より発言の許可をいただきましたので、議案第1号、議案第24号に対し、反対の立場から討論を行いたいと思います。 議案第1号の今回の福祉関連予算の内容については、委員会の中でも障がい者に対する大幅な予算減について質疑をしましたが、基本的には安倍政治の誤った予算の押しつけに追随する内容になっていると考えられます。そういった中でも、各担当課長が言うように、限られた厳しい予算財源の中からサービスの維持のための努力は評価したいところです。 しかしながら、予算全体が、10月に予定されている消費税10%増税を盛り込む、国民生活、経済破壊の危険を伴う、財界本位の欺瞞的な庶民いじめの計画に追随する内容だと言わざるを得ません。そもそも国民生活と実体経済の現状を見たら、家計直撃、低所得者ほど重い負担となる消費税増税はあり得ません。たとえば昨年12月に発表された平成18年7月から9月期の国内総生産、GDPの2次報告では、実質成長率が年率換算で2.5%減という大幅な落ち込みとなりました。安倍政権が過去に2回、消費税増税の延長を決定した時期に比べても景気が悪化傾向にあることは明らかです。さらに、GDP全体の成長率が低いだけでなく、個人消費、企業の設備投資、輸出など主要な経済指標の全てで下回っています。 今回、1月に政府は、景気拡大期間が戦後最長になったと見られるとの判断を示しました。ところが、3月7日に内閣府が発表した1月の景気動向指数速報値は3カ月連続で悪化しています。内閣府は、前月までの足踏みをしているから、下方への局面変化を示しているに引き下げました。安倍首相が言う景気回復どころか、日本経済が落ち込みに入っている可能性を認めざるを得なくなりました。10月の消費税増税の根拠が崩れてしまったことになります。 さらに、日本の景気は、2014年の消費税増税後、家計消費の落ち込みによって低迷が続いています。2018年の国内総生産は、4つの四半期のうち2期がマイナスでした。加えて、海外リスクの深刻化で生産も後退しつつあります。 こういった傾向の中で消費税を増税すれば、年収200万円未満の低所得者世帯の負担率は年収2,000万円以上の高所得者世帯の6倍にもなります。増税によって高所得者世帯の負担は0.4%しか増えないのに、低所得者世帯では1.6%も増えてしまいます。 そればかりか、年金生活者にはさらに何重もの被害が生ずることになります。年金生活者には、これまで行われた年金制度の3つの改悪と消費税増税が合わさるからです。3つの改悪とは、1、物価が上がっても、賃金が下がったら年金額を下げる、2、物価も賃金も上がっても、マクロ経済スライド分だけ年金の伸びを抑える、3、マクロ経済スライドによる削減ができなかった年は、削減を翌年度以降に持ち越すキャリーオーバーがされるということです。 このことから読み取れる、消費税を10%に増税することでの影響は、平成19年度の年金は、前年、平成18年の物価が1%上昇しますが、過去の賃金が0.6%しか伸びていないため、それに合わせた上、平成18年度からキャリーオーバー分を含めたマクロ経済スライド調整率0.5%を引いて0.1%しか増えません。実質0.9%の目減りです。そして、平成19年10月に消費税が増税されると、平成20年の物価が大きく上がります。本来なら平成21年度の年金がその分だけ増えるべきですが、またもマクロ経済スライドが働き、年金はほとんど上がらないと思われます。さらに、消費税増税により平成20年度の実質賃金が低下すると、その影響が平成22年から24年度の年金額に反映され、年金額が実額で減らされることになります。これは、実質的な目減りにとどまらず、名目額での削減です。 最後に、平成22年から24年度に実施されなかったマクロ経済スライドによる削減がキャリーオーバーされる結果、2025年度以降の年金も増えないことになります。このことから見ても、年金生活者の被害は消費税増税分の倍以上になる可能性があるということです。このことから見ても、ことし10月に消費税増税すれば、家計も日本経済も破綻することは明らかです。 安倍首相は年頭に、経済回復の暖かい風が日本列島津々浦々に届き始めたと言っていましたが、消費税増税で暮らしと経済を破綻させ、大軍拡で憲法と平和を壊し、二重に亡国への道を突き進む予算であると強く批判します。これらのことから、日本共産党は消費税増税を中止することを強く求めています。 保育料の無料化についてですが、そもそもそのものに反対するものではありません。むしろ、低所得者層の子育て世帯も含めた、全体が潤うような徹底した子育て支援が必要と考えます。 幼児教育、保育の無償化については、4つの問題があると考えられます。1つ、現在でも解決していない待機児童問題です。政府が進める保育の受け皿の整備は、認可保育園ではなく、企業主導型保育事業の比重が大きくなってきています。企業主導型保育は、保育士の配置が認可保育所の半分でいいなど、保育の質に問題があります。 2つ、認可保育所の保育料は、所得に応じた段階保育料になっており、幼稚園も低所得者には減免制度があります。このため、無償化にした場合、新たな負担軽減の恩恵は比較的所得の高い層に偏ることとなります。低所得者世帯には恩恵が少ないことになるわけです。 3つ目、給食費などの負担が残るという点です。厚生労働省の公定価格で計算した場合、低所得者には無償化される保育料より給食費のほうが高く、逆に負担増となる可能性があるということです。 4つ目、公立保育施設の負担は全額市町村の負担となるということです。このことは、議案第24号に通ずる問題でもあります。そして、現在、少ない財源から鹿嶋市独自で行っている18歳までの医療費の無料化に対し、ペナルティーでおどす政府ですが、鹿嶋市はこの5年間に3億9,000万円ものペナルティーが課せられています。 これらのことを改められるのは、超富裕層と大企業優遇の逆立ちした税制を転換し、異常なまでに膨らんだ大企業の内部留保の一部を賃金に回すなど、当たり前の経済改革を実施すれば十分な財源は生み出せます。 執行部の皆さんにお願いしたいのは、国に対し、消費税を10%に増税することを中止するよう強く要望していただきたいこと、そして消費税増税に頼る予算づくりを改めて、大変な作業ではありますけれども、消費税増税中止を前提とした内容に大幅な修正を求めるものです。 議案第24号に対しては、平成31年4月からの行政組織の見直しです。こども福祉課の保育グループの保育園を含む認定こども園を教育委員会へ移管、少子化対策室と統合し、こども相談課、幼稚園、保育園及び認定こども園を一体的に所管する課を新設し、出先機関として各園を位置づけるとしています。 先ほども少し触れましたが、今回の消費税の増税で無償化となるのは私立保育園、幼稚園に対してのもので、公立保育施設に対しては各市町村が負担となります。国・県の補助がなくなるということは、公立保育施設の廃止、民営化を意味するものと考えられます。鹿嶋市の保育施設の老朽化を理由に、このことを加速させることは許されることではありません。 消費税増税をすることで保育の無償化という体裁のいい政策をするのではなく、アメリカから米戦闘機の爆買いをやめれば、保育の無償化も施設の増設も給食の無償化も消費税増税しなくても実現します。これらのことを全て考えても、議案第1号、議案第24号に賛成することは到底できません。このことを申し上げて、反対討論といたします。
○議長(池田芳範君) 次に、10番、宇田一男君の発言を許可いたします。 10番、宇田一男君。 〔10番 宇田一男君登壇〕
◆10番(宇田一男君) 10番議員、会派幹会の宇田一男です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、議案第1号 平成31年度鹿嶋市一般会計予算について賛成の立場で討論を行います。 平成31年度は、新元号へと変わる新たなスタートの年であると同時に、茨城国体開催や東京2020オリンピックの準備など、鹿嶋市においてもビッグイベント成功に向けて確実な推進が求められる変革の年であり、市民にとって大きな期待を感じている年と考えます。 しかしながら、財政面では、平成29年度決算でも大変厳しい状況であり、財政的には緊急事態とも言える状況下のもと、さらなる事業の選択と集中は必要とも感じるところでありますが、持続可能な健全財政に向け、市長公約含め事業の再構築を進めるなど、市長を初め執行部の強い決意が伝わる予算となっており、期待をしていきたいと思います。本議案についても賛成するものであります。新年度、10月より消費税増税後の交付金の動向や国主導の政策などの見きわめを行いながら、状況変化に対応した柔軟性のある事業運営をお願いしたいと思います。 予算委員会の中でも討論させていただきましたが、改めて予算執行に当たり、以下の内容をお願いしたいと思います。既に当初予算ではさまざまな事業変更などを行っている状況でありますが、厳しい財政状況を乗り越えるため、自治体経営として、人、物、金の内部資源の有効活用を行い、十分な議論のもと、将来に向けた方向性を導き出していただきたいと思います。 人については、高度化、多様化する各種事業や施設管理がさらに必要となることから、人材育成を行いながら業務量を把握し、的確な人的資源の投入をお願いします。 物については、老朽化する公共施設の適切な管理と予算執行はもちろんのこと、戦略的な公共資産の利活用などを検討するようお願いします。新年度は、鹿島神宮駅前リニューアルなど、オリンピックを見据えつつ、新たな鹿嶋市に向けた事業も計画されています。ぜひとも、市有地の有効利用の観点からも、時間的な制約はあるものの、将来にわたり財政的にも寄与する事業へのつくり込みに期待したいと思います。 金については、持続可能な事業かつ公平性を担保した財政投入となるよう、市長公約含め制度設計について市長みずから検証を行うとともに、安易に補正に頼らない予算管理をお願いしたいと思います。 人口減少時代に突入し、生産労働人口が減少する中、当市においても税負担と行政サービスのあり方そのものが問われる時代となってきていると考えます。ぜひとも多くの課題に向き合い、将来にわたる持続可能な行政事業となるよう、職員の皆様にはさらなる頑張りをお願いしまして、賛成討論を終わります。
○議長(池田芳範君) 次に、11番、出頭克明君の発言を許可いたします。 11番、出頭克明君。 〔11番 出頭克明君登壇〕
◆11番(出頭克明君) 11番、出頭です。まずは、本会議に遅刻したこと、大変申しわけなく思います。 議案第1号 平成31年度鹿嶋市一般会計予算について反対の立場で討論します。平成31年度予算については、大変厳しい緊縮財政の中、幾つもの事業費削減という選択をせざるを得なかった状況は理解するところです。 今回、1号議案に反対する理由は2つです。まずは、農林水産予算、事業コード5560中、パイプハウス関連補助金740万3,000円の削減です。ただ単に予算が削減されたから反対するものではありません。この補助金は、本市農家にとって大変利用しやすい補助金メニューでありました。しかしながら、茨城県は平成30年度予算からICTを活用したハウス設計に補助金要件を見直したわけです。これは、農林水産省の方針に準ずる政策であると思われます。 しかしながら、その結果、農家からのハウス建設要望がなくなったわけです。その理由は、ICTという最先端技術と現状の栽培方法とのマッチングにまだまだ課題があることが原因であると思われます。
予算決算常任委員会において担当課長から、今回の削減理由は設置要望がなかったことが主な理由であると説明を受けましたが、これは間違った判断であることを次に説明します。 県が農林水産省の方針に沿ってICTという新たな目標を設定した以上、ICT成果が達成できるまでの数年間は補助金を継続することが補助金本来の目的であるはずです。それなのに、県が新たに示したICT目標から1年程度で補助金を打ち切ってしまった事実から言えることは、ICTという要件は補助金本来の目的を逸脱した行為であるとともに、29年度までのパイプハウス建設補助金削減の手段にすぎないと判断できます。 次に、
宮中地区賑わい創出事業中、第3駐車場の整備に係る事業費についてです。委託設計料600万円については、本体工事予算がおよそ7,000万円前後であることが推測できます。また、第3駐車場は鹿島神宮名義の土地であることから、借地料が発生することも推測できるが、その借地料も開示されないことから、余りにも不透明であり、本事業費を承認できるものではないとともに、この不透明な事実、さらには賃貸借契約書が議決事項でないことも問題視することであります。これは、監査請求に値する案件だと私は思います。 第3駐車場については、現在有料駐車場として利用している日数は年間18日程度であり、本市が鹿島神宮から土地を借り入れ、駐車場を整備したところで、借地料に合う駐車料金が得られるとは到底思えません。また、本市の土地借上料の総額は31年度予算で約1億円であり、財政課題となっている費用であると言えます。新たに第3駐車場を借り上げることは、土地借上料の費用負担増となり、本市財政のさらなる悪化を招くとともに他の事業費削減につながる可能性があることから、市民福祉の向上の観点から、現状市民サービスの低下を招く可能性を秘めていると言えます。 以上2つの理由により、第1号議案を反対するものであります。
○議長(池田芳範君) 以上で通告による討論は終了いたしました。 以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、議案第1号 平成31年度鹿嶋市一般会計予算を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(池田芳範君) 起立多数であります。 よって、議案第1号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第2号ないし議案第23号を一括して採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第2号ないし議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第24号 鹿嶋市職員定数条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(池田芳範君) 起立多数であります。 よって、議案第24号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第25号ないし議案第32号を一括して採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第25号ないし議案第32号は委員長の報告のとおり可決されました。
△諮問第1号の討論、採決
○議長(池田芳範君) 日程第2、諮問第1号を議題といたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 諮問第1号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり適任と認めることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第1号は原案のとおり適任と認めることに決しました。
△平成31年請願第1号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(池田芳範君) 日程第3、平成31年請願第1号を議題といたします。
文教厚生委員会委員長から同委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。 委員長、栗林京子君。 〔
文教厚生委員会委員長 栗林京子君登壇〕
◎
文教厚生委員会委員長(栗林京子君)
文教厚生委員会委員長報告(請願)。 去る2月26日の本会議において
文教厚生委員会に付託されました平成31年請願第1号について、3月8日に
文教厚生委員会を開催し、慎重に審査を行いましたので、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 平成31年請願第1号 「鹿行地域の医療体制維持のため、なめがた
地域医療センターの入院・
夜間救急受け入れの停止の方針が見直されるよう、茨城県厚生連および茨城県へ要請すること」を求める請願書について、事務局より紹介議員より請願趣旨の説明を受け、慎重に審査を行いました。 平成31年請願第1号は、鹿行地域の住民の命と健康、暮らしを守るため、なめがた
地域医療センターの入院、夜間救急の診療体制を維持することを目的に、1、茨城県厚生連に対し、鹿行地域の医療体制をこれ以上縮小させることのないよう、なめがた
地域医療センターにおける入院受け入れ及び夜間救急停止の方針を見直すことを要請すること。 2、なめがた
地域医療センターへの医師派遣を2019年4月から一部取りやめるという筑波大学当該医局の判断を見直していただくよう、茨城県から筑波大学に要請することを県へ申し入れることについて、地方自治法第99条の規定に基づき意見書の提出を求める内容であります。 審査においては、筑波大学からなめがた
地域医療センターへの医師派遣の縮小についての審議及び情報が十分精査し切れていないことなどの意見がありました。 その後、1名の委員から、地域における切実な問題としての観点から採択すべきとの賛成討論が、2名の委員から、願意妥当ではあるものの、事態の推移を見守り、慎重に判断すべきとの反対討論がありました。 採決の結果、平成31年請願第1号は賛成少数により不採択とすべきものと決しました。 以上が本委員会に付託されました請願の審査の経過と結果であります。議員各位におかれましては、本委員会の決定に対しご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、
文教厚生委員会委員長報告といたします。
○議長(池田芳範君) 以上で委員長の報告を終わります。 なお、委員会の審査報告書の写しはお手元に配付してあります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 17番、立原弘一君の質疑を許可いたします。
◆17番(立原弘一君) 委員長報告に全く賛同できないので、質疑を行います。 この請願は、2月のたしか7日だったかの茨城新聞の報道を受けて急遽出されたものであります。普通は、議会が始まる直前の議会運営委員会までに出していただくというのが議会の側の取り決めではありますけれども、請願権というのは全ての国民にひとしく保障されているものでありまして、議会中であろうがなかろうが、請願が出されれば、それは受け付けなければならないと、これは大前提であります。そういう中で、議長の判断によって、特に今回の問題は、この定例議会を見送って、6月の議会でやりましょうということにすると、この願意が全く反映されないということもあって、急遽、この議会の中での判断をしなければならないということになったわけであります。 きのう、きょうの茨城新聞等の報道にもあるように、この鹿行医療圏の状況というのは、医師不足を含め大変な状況にありまして、その中で特になめがた
地域医療センターの夜間救急医療の撤退、さらには入院の縮小と、これは極めて緊急事態であり、急いで議会としての意思を鮮明にしなければならないということで、報告の中に願意は妥当だと一言書いてありますけれども、だったら採択したらいいではないかというのが素直な私の思いなのです。もっと詳しく、願意は妥当だとしながら、なぜ不採択になったのか。 実は、この請願をどうするかについての、議会運営委員会の中でさまざま意見がありました。新聞報道に書かれていない内容がこの請願には書かれているではないかとか、あとは相手が厚生連でいいのかとか、いろいろ枝葉の問題でありましたけれども、そこに実は、請願人であります木村泉さんですか、実は本人が議運を傍聴しておりまして、その書いていない内容については根拠がありますと、当局との3時間にわたる話し合いの議事録も提出することができますということが明言されていた。その点を考えれば、当然、確かに議会運営委員会は委員会付託ということで委員会に振ったわけでありますけれども、当然、提出者の意思を尊重して、その点の議事録の提出を求めるなりして、慎重かつ徹底した審査が必要だったのではないかと私は思うのですけれども、その点どうだったのか、委員長の説明を求めたいと思います。
○議長(池田芳範君) 立原弘一君の1回目の質疑に対する答弁を求めます。 栗林委員長。 〔
文教厚生委員会委員長 栗林京子君登壇〕
◎
文教厚生委員会委員長(栗林京子君) 立原議員の今のご質問にお答えさせていただきたいと思います。 委員会ではなかったのですが、事務局といろいろ事前に打ち合わせをさせていただきました。その中で、願意妥当という方向性というのもあるという提案はいただきました。しかしながら、会議規則の中ではないということから、今回は、この請願を受けるか、受けないかをはっきり決めてから、それから次のことをということでさせていただきました。 〔「議長、議長。ちょっといいですか」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) 立原弘一君。
◆17番(立原弘一君) ちょっと、今、請願を受けるか、受けないかという、これはとんでもない発言ですから、それはだめだよ、委員長。請願を受けるか、受けないかということをあなた方は判断できないの。この請願はもう受けてしまっているのだから。これは請願権の侵害になってしまうのだから。 〔「済みません、事前のお話ということで」と言う人あり〕
◆17番(立原弘一君) いやいや、事前って、もう受けてしまったでしょう、あの時点でもう、議運が開かれて。そういうことを聞いているのではなくて、それは、そういうことを聞いているのではなくて、願意妥当と判断しながら不採択になったということ、これはいいのよ。不採択の判断そのものは、委員会で多数決でやったのだから、それはしようがない。ただ、何で願意妥当なのに不採択になってしまったのということを聞いているのであって、これは受ける、受けないの話ではない、もう受けているのだから、受けているのだから。受けているのだから、委員長、そういうちぐはぐな発言してはだめだよ。これは、受けた上で不採択にしたのです、これは間違いなく。これを、なぜそうなってしまったのという、私は、せめて、いろいろな思惑があったにしても、これだけ大事な問題だったら、願意妥当と思うのだったら、せめて趣旨採択ぐらいにしておいて、これは今回意見書が出ているようだけれども、この意見書、私は当然大賛成します。だけれども、この請願を不採択にした上で意見書を出す、それには整合性のある論立てが必要でしょうということを言っているの。そのことをちゃんと答えてほしいのです。
○議長(池田芳範君) ただいま、立原議員の2回目の質疑といたします。 2回目の質疑に対する答弁を求めます。 〔「ちゃんと、それ、訂正してくださいよ。受ける、受けないの話 は」と言う人あり〕 〔
文教厚生委員会委員長 栗林京子君登壇〕
◎
文教厚生委員会委員長(栗林京子君) はい。ただいまの請願の受ける、受けないは訂正させていただきます。 やはり、内容といたしましては、厚生連には出すことができないということが一つの大きな要因でございました。その次に、筑波大学の当該医局の撤退ということも不確実だということから、採択はできないという判断になりました。
○議長(池田芳範君) 立原弘一君。
◆17番(立原弘一君) 議長のほうでは、2回目だから、以上はだめだというならしようがないけれども、私、聞きたいのは、なぜ厚生連に出してはだめなのか。さらには、何で、内容が不確実と思うのだったらば、どうして、請願人を呼んで、根拠がありますと言っている、その議事録を提出してもらわなかったのか、このことを私は当然手順としてやるべきだったと思うのです。ただ、私、今回、願意妥当としながら、ただ、委員長から言ってもらいたかったのは、願意妥当であり、趣旨採択、これもしたかったと、これは事実上の趣旨採択の中で議会としての意見書を提出したのだというような旨の、気持ちをきちんと表明してもらいたかったのです。ただ、これは請願人の議運での主張も全然聞いていない、聞かない、ただ、ちょっと内容が云々かんぬんという、簡単に片づけて不採択って、私にはこれは到底納得できないのです。その点は申し上げておきたいと思います。これに対する答弁は認められないのですよね。
○議長(池田芳範君) はい。
◆17番(立原弘一君) では、終わります。
○議長(池田芳範君) 以上で立原弘一君の質疑は終了いたしました。 ほかにありませんか。 16番、河津亨君の質疑を許可いたします。
◆16番(河津亨君) それでは、
文教厚生委員会委員長報告に対して質問をさせていただきます。 先ほどの立原議員の質問を引き継ぐ形とまではいかないのですけれども、私は趣旨というのは大変よくわかっていますが、ただ、これはきのう、きょうと新聞で取り上げられ、鹿嶋市の市民の関心も高く、またこの病院存続に対して市民も大分署名活動に参加されているというふうに聞いております。そういう中で、議会の役割というのがやはりしっかりと市民にわかってもらえることが大事だなという中においては、ちょっと誤解が生まれかねないような委員長報告ではないかなというふうに思っております。 そこで、このときの内容、先ほどの意見とも同様ですが、もう少し、なぜこうなったのかという部分を委員長報告になぜ盛り込めなかったのか。この中の、委員長報告の中からでは、願意が妥当ではあるものの、事態の推移を見守り、慎重にということになれば、今後もう少し事態を見守らなければ、議会というのは何らかの判断ができませんよということになります。すると、何らかの、次の意見書が、まだ検討がされていませんが、きょう出せるわけがない。ですから、もう少し、どこの部分が、事態の推移を見守る、慎重に判断すべき必要があったのかという部分までも委員長報告に盛り込む必要があると思うのですが、そこら辺のお考えをお聞かせいただきたい。
○議長(池田芳範君) 河津亨君の1回目の質疑に対する答弁を求めます。 栗林委員長。 〔
文教厚生委員会委員長 栗林京子君登壇〕
◎
文教厚生委員会委員長(栗林京子君) やはり、委員の中から市民の心配は酌み取るということですが、今回、3月の議会が始まった時期の関係から、無理に請願を受け付け、本来の時期ではないこともあり、差し戻しするということもできない状況であったので、厚生連に出すということが議会としてはできないということから、やはり、第1項目めの請願の場所、出す場所が違うだろうということもあり、第1の原因は大体そちらだったのかなと思っております。
○議長(池田芳範君) 河津亨君の2回目の質疑を許可いたします。
◆16番(河津亨君) 請願から求められた意見書の提出先が違うと、そこに出せないのでということで、そういった問題を解決するために、よりよいものを出すためにというのであれば、この委員長報告が理由としている、事態の推移を見守り、慎重に判断すべきという、この意見がこの委員会の反対としての材料になったという、意見になったということは、多少、これは委員会の趣旨と、この委員長報告自体の反対の趣旨が違っているのではないかと思うのです。そこら辺をちょっと、これではまだまだ市民に対して、ちょっと内容の説明責任は果たせないのではないかと意見をしまして、大体の趣旨はわかりますが、意見として言わせていただきます。
○議長(池田芳範君) 以上で河津亨君の質疑を終了いたしました。 ほかにありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) ほかになければ、以上で委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 17番、立原弘一君の発言を許可いたします。 〔17番 立原弘一君登壇〕
◆17番(立原弘一君) 委員長報告には反対ですけれども、原案に対しての判断だと思いますので、賛成の立場で討論を行います。 「鹿行地域の医療体制維持のため、なめがた
地域医療センターの入院・
夜間救急受け入れの停止の方針が見直されるよう、茨城県厚生連および茨城県へ要請すること」を求める請願書と、これが委員会で不採択になったという点については非常に納得のできない内容であります。願意は妥当と認めておられるわけですから、ぜひ、この請願は採択の上で、議会独自で意見書を出すという形にしてもらいたいと切に願うものであります。しかも、新聞報道によれば、わずか2週間程度で1万数千の署名が集まり、さらにどんどん積み重なっている、この鹿嶋市でも市民の皆さんが大きく関心を持って、この請願が持ち込まれた時点ではまだ2,000を超えたところという話を私は聞いていましたけれども、もう今はかなり進んでいる、ますます増えていく。こういう中で、鹿嶋市議会がこの請願を、さまざまな事情があるにせよ、不採択にしたということは、ちょっと私は鹿嶋の議会の人間として外で話しづらい、非常に情けない、その思いが強いです。ですから、せめて趣旨採択と言ったけれども、議会に、この鹿嶋市議会に決まりがきちんとできていないということであります。それも委員長報告、委員長の今の答えの中にはそれはなかったと、それをしてもらいたかったのだけれども、それもなかったということでは、これはちょっと市民に顔向けができないなという内容であります。ぜひ、今回の請願については、委員会は不採択だったかもしれないけれども、ぜひ皆さんのご賛同を得て、この本会議で採択にしていただいて、その上で堂々と、議会がつくった意見書、全会一致で採択で、市民の皆さんに堂々と報告できるようにしていただきたいと、そのことを申し上げて、討論を終わります。
○議長(池田芳範君) 討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 平成31年請願第1号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 よって、本件は原案について採決をいたします。 お諮りいたします。平成31年請願第1号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(池田芳範君) 起立少数であります。 よって、平成31年請願第1号は不採択とすることに決しました。
△意見書第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(池田芳範君) 日程第4、意見書第1号を議題といたします。 提出議案の説明を求めます。
文教厚生委員会委員長、栗林京子君。 〔
文教厚生委員会委員長 栗林京子君登壇〕
◎
文教厚生委員会委員長(栗林京子君) 意見書第1号 「地域を守る救急医療機関に対し、責任ある支援を継続すること」を求める意見書。 鹿行南部地域では、神栖済生会病院と鹿島労災病院の再編機能統合が急速に進められているものの、深刻な医師不足を背景に多くの休眠病床を抱え、2次救急医療を十分に担えていない状況にあります。そのような中、茨城新聞に土浦協同病院なめがた
地域医療センターに関し、「病院規模 大幅縮小へ」という記事が掲載され、救急医療体制は破綻しかねない現状について、鹿行地域の住民はもちろん、行政や医療機関は大変な危機感と不安を抱いたところであります。 なめがた
地域医療センターは、鹿行地域で唯一、重篤な救急患者に対応する3次救急医療機関としての救命救急センターに準じた地域救命センター及び災害拠点病院の県指定を受けており、鹿行地域全体の救急医療の中核病院として、その責務は重大かつ明白であります。このため、地域の救急医療体制の充実、なめがた
地域医療センターの救急医療体制及び入院病床数の継続、同センターにおける強力な医師確保の推進に努めることを求め、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。 以上のとおり提案いたしますので、お手元の議案書等により審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(池田芳範君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 19番、田口茂君の質疑を許可いたします。
◆19番(田口茂君) 先ほど意見書が1点、請願が採択できなかったのですけれども、実は私は、議会運営委員会、木村さんと一緒に傍聴していまして、議会運営委員会の中で4人の委員さんから意見が出されたのを聞いていまして、4人の委員さんは同じような請願に対して賛成の意見を申していました。その中で反対だったのは、意見が食い違ったのは、請願を受けるか、受けないかということについてどうも勘違いされて、意見の食い違いがあったというふうに認識しております。いずれの委員さんも、この問題について大変、緊急避難的に対応しなければならないと、こういう意見を木村さんに、議員さんは大変深刻に受けとめているよと、なので、皆さんの請願について、さらに肉づけして請願を扱ってくるのではないのかと、こういうお話をして、木村さんも安心をしておりました。ですので、当然、請願は委員会で、私は全会一致でもって採択されるのかなという、こういう期待をしていたのが一つであります。先ほどの中で質疑すればいいのですけれども、それは一緒の問題ですから、あえてこちらにさせていただきました。ちょっと前書きが長くなりましたけれども、先ほど同僚議員の立原さんから言われたとおり、私は、2つの点、審議の問題と願意妥当については全く理解がしがたいところであります。 そこで、意見書第1号について質疑をしたいと思います。昨日、本日と茨城新聞報道で、この鹿行地域の問題について問題提起がされておりました。ご承知のように、この文章の中にも、なめがた
地域医療センターというのは救命救急センターに準じた施設であります。ご承知のように、このセンターというのは約30万人でなければなかなかできないと、こういう認識について、まず委員長にお伺いしたいのですけれども、この救急センターというものの認識、これらについての議論はどのような議論があったのかお聞きしたいなと。 さらに、2つ目には、意見書の後段3行には、地域の救急医療体制の充実、なめがた
地域医療センター云々と。一昨日、昨日の新聞によると、このような状況にはとてもなっていないのではないのかなと、もっと事態は厳しいわけであります。今回の請願は、なめがたのあの施設、センターに対する請願であります。どうも委員会の中で勘違いされた議論をされているのではないのかなと、私はまさに筋違いな議論ではなかったのかなと、この点についてお聞きしたいなと思います。
○議長(池田芳範君) 田口茂君の1回目の質疑に対する答弁を求めます。 栗林委員長。 〔
文教厚生委員会委員長 栗林京子君登壇〕
◎
文教厚生委員会委員長(栗林京子君) 田口議員からのご質問で、委員会の報告とさせていただいた場合、副委員長からのご提案をいただいて、鹿行地域全体の支援を含む要望として意見書を作成しました。医師不足等の鹿行地域の現状、なめがた
地域医療センターの規模の縮小の問題、また県として知事へ出していくという内容から、これは皆さん、願意は妥当であるということで、この案でよい、現状を考えれば、県に対してアピールしていく内容の案で、これでよいという意見がございました。 以上です。
○議長(池田芳範君) 田口茂君の2回目の質疑を許可いたします。
◆19番(田口茂君) 次に、議運の委員長に議案の取り扱いについて、さらには後で議長にもご検討いただきたいなと、これからの議会の仕組みとして、請願が出されまして、意見書ということで、私は評価はしております。請願がさらに議会の意見を入れて、盛り込まれて意見書にしたのであるならば評価をしたいのですけれども、どうもミスマッチのような、請願を否決して意見書を出すと。そういうことではなく、この辺、議運の委員長に取り扱いとして、請願と意見書が包含できなかったのかどうか、さらにはそういう議論が議運の中でなかったのかということについてお伺いしたいと思います。 文教委員長でもいいのです。ただ、取り扱いとして。
○議長(池田芳範君) 今回の提出者は委員会の委員長でありますので、議運の委員長は一応、提出者にはなっておりませんので、もし何か意見があれば、議運の委員長でも、では宇田副委員長にお願いします。 〔議会運営委員会副委員長 宇田一男君登壇〕
◎議会運営委員会副委員長(宇田一男君) 議運の副委員長の宇田であります。 田口委員の質疑に対して、本日、議会運営委員会でその辺の件について話し合ったところであります。今回の請願につきましては、
文教厚生委員会に付託された中で審議をされております。その中において、当然ながら、願意は妥当であり、緊急性もあるために趣旨採択が可能ではないのかという話がありました。現状の会議規則においては、願意と、請願と趣旨が余り、方向性が変わる場合はなかなか採択が難しいような状況ということで、趣旨採択という形はとれないような仕組みになっているということでありましたので、私のほうから議長のほうを通しまして、今後、議会事務局と十分検討した上で、願意については趣旨採択も可能な形をとれるようにできないか、その可能性についても検討を要請しているところであります。その辺ですか、今回議論として上がったところは以上であります。 今任期についてはこれで終わりですけれども、その辺はしっかり、それと議会として当然ながら意見書は提出しますので、その願意を酌み取った上で、さらに議会として、提出先、そういうのも含めてしっかり出せるような体制づくりというのは必要だということで、委員のほうからも意見があったと思います。 以上です。
○議長(池田芳範君) 田口議員。
◆19番(田口茂君) ありがとうございます。 私が言いたいのは、せっかく、請願のきっかけとしてはいい中身ではないのかなと、意見書もいいと思うのです。しかし、先ほど立原議員がおっしゃったように、この状況を知らない市民はどう感じるかということを、やっぱり議会の責任として、議会としては、議長を中心とする代表者会議、さらには各会派の議会運営委員会も開催されてあります。私は傍聴したときに、4人の委員さんは皆さん、真剣にこの状況を受けとめたのがなぜこういう結果になってしまったという、ある意味お互いに反省をしていただきたいなということで、質疑を終わります。 以上です。
○議長(池田芳範君) 以上で田口茂君の質疑は終了いたしました。 ほかにありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) なければ質疑を終結いたします。 請願は法的に、憲法16条に国民の権利として保障されております。今後、市議会といたしましても、法に沿って幅広く丁寧に進めてまいります。以上でございます。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) なければ、以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。意見書第1号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) ご異議なしと認め、意見書第1号は原案のとおり可決されました。
△第1号議案の上程、採決
○議長(池田芳範君) 日程第5、第1号議案を議題といたします。 お諮りします。本件に係る提出者の説明、質疑及び討論は省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) ご異議なしと認め、これより直ちに採決に入ります。 お諮りします。第1号議案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) ご異議なしと認め、第1号議案は原案のとおり可決されました。
△
議会改革推進特別委員会調査報告
○議長(池田芳範君) 日程第6、
議会改革推進特別委員会調査報告を議題といたします。 議会改革推進特別委員会から調査報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付してございます。 議会改革推進特別委員会委員長から報告を求めます。 委員長、飯塚俊雄君。 〔議会改革推進特別委員会委員長 飯塚俊雄君登壇〕
◎議会改革推進特別委員会委員長(飯塚俊雄君) 鹿嶋市議会改革推進特別委員会最終報告。 本委員会は、鹿嶋市議会基本条例第2条に掲げる、積極的に議会改革に取り組み、地域主権の時代にふさわしい議会を目指すことを目的に平成27年8月10日に設置されました。 委員会は、委員数を20名とし、議長、副議長をオブザーバーとして迎え、全議員22名で構成する組織といたしました。また、議論を集中的かつ効率的に進めるため、委員会の下部組織に議員定数・報酬部会、情報公開部会、議会機能強化部会の3部会を設け、あらかじめ設定した44調査項目について、各部会の所管ごとにこれらを振り分け、協議を行いました。 本委員会設置からこれまでの間、本委員会を16回、議員定数・報酬部会を11回、情報公開部会を11回、議会機能強化部会を10回開催いたしました。これらの会議における議論の結果、その成果として議会改革に取り組んだ事項は、議員の賛否結果の公開、広聴機能を追加した広報委員会の機能強化、会議へのタブレット使用、議員間討議の導入、政策検討会の設置のためのスキーム構築等であります。 特に政策検討会を設置するためのスキームを構築したことは、議会の機能強化の重要な取り組みの一つであり、これを契機に市民の多数の意見を市政に反映させる政策立案及び政策提言を実行すべく、積極的にこの制度を活用していきたいと考えております。 また、報酬、定数のあり方については、議員定数・報酬部会の議論を経、さらに公聴会を開催し、公述人の意見を聴取した上で本体委員会での協議をいたしましたが、議員定数を削減する意見と現状維持とする意見に二分され、意見の一致を見ることには至りませんでした。 そのほかの協議事項及び本委員会のこれまでの協議の経過については、皆様のお手元に配付しました議会改革推進特別委員会報告書にまとめたとおりでございます。 積み残した課題については、今後の議会活動の中で再度議論をし、市民に開かれ、信頼される議会の実現に向け鋭意努力をしていきたいと考えております。 最後になりますが、私は平成30年5月10日に佐藤前委員長の後任として委員長に選任されたわけでございますが、本委員会立ち上げの段階から熱心に委員会運営を切り盛りされた佐藤前委員長、補佐役として事務に専念された小松﨑副委員長、部会をまとめていただいた部会長及び副部会長、真摯に議論をいただいた委員各位の皆様、オブザーバーとして4年間参加していただきました池田議長、西塚副議長、そして公聴会で貴重な意見をいただいた公述人の皆様に感謝申し上げ、議会改革推進特別委員会委員長の最終報告といたします。ありがとうございました。
○議長(池田芳範君) 特別委員会に付託いたしました調査については、ただいまの委員長報告をもって終了といたします。
△東京2020
オリンピック推進調査特別委員会調査報告
○議長(池田芳範君) 日程第7、東京2020
オリンピック推進調査特別委員会調査報告を議題といたします。 東京2020オリンピック推進調査特別委員会から調査報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付してございます。 東京2020
オリンピック推進調査特別委員会委員長から報告を求めます。 委員長、河津亨君。 〔東京2020
オリンピック推進調査特別委員会委員長 河津 亨君登 壇〕
◎東京2020
オリンピック推進調査特別委員会委員長(河津亨君) 東京2020オリンピック推進調査特別委員会より報告書を提出いたします。 平成29年7月、国際オリンピック委員会において、本市のスポーツ推進のシンボルとなっている茨城カシマサッカースタジアムでの東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会、以下、東京2020大会と言います、サッカー競技開催が正式に決定しました。 東京2020大会では、本市に選手、スタッフを初めメディア関係者や観客など、世界中から多数の来場が見込まれると同時に、会場地である本市に関する情報が国内外に広く発信されます。さらに、東京2020大会は復興五輪として位置づけられ、被災地が復興をなし遂げつつある姿を全世界にアピールする大会でもあります。 本市では、東京2020大会開催を地域活性化を促進する絶好の好機として捉え、地域スポーツの振興や観光客の誘客対策、国際理解の推進などのまちづくりにおいてレガシーの創出を図っていくことを重点施策として位置づけました。このような状況の中、本委員会は、東京2020大会の本市サッカー競技開催を成功に導くため、さまざまな諸課題について調査研究を行うべく、平成29年9月26日に設置されました。 本報告書は、茨城県や本市担当課を招いた会議など、延べ10回開催した委員会の協議、検討結果、また本市同様、地方開催都市の千葉県一宮町、静岡県伊豆市の視察を踏まえ、調査研究したものをまとめたものであります。また、検討、協議を行った中で取りまとめた事項については、茨城県に対し意見書、本市に対して提言書を提出することとなりましたので、あわせて掲載しております。 東京2020大会まで、残すところあと1年4カ月余りとなりました。東京2020大会サッカー競技本市開催は、国内外から訪れる多くの観客に対し、市民、ボランティア、各団体、行政、議会などがオール鹿嶋を結成し、一致協力しておもてなしをすることで、鹿嶋のよさを知っていただくまたとないチャンスであることはもちろんのこと、このイベントをみんなの力で成功に導くことが鹿嶋市にとっての最大のメリットであり、最も重要な意義でもあります。そして、開催に向けて私たちが準備、実行する一つ一つの取り組みが鹿嶋市の歴史の一ページに貴重なレガシーとして刻まれるものと確信しております。 これまで取り組んできた本委員会の活動が東京2020大会本市サッカー競技開催成功の一助となることを願うとともに、調査にご協力いただいた皆様に感謝申し上げ、東京2020オリンピック調査推進特別委員会の報告といたします。
○議長(池田芳範君) 特別委員会に付託いたしました調査につきましては、ただいまの委員長報告をもって終了といたします。
△意見書第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(池田芳範君) 日程第8、意見書第2号を議題といたします。 提出議案の説明を求めます。 東京2020
オリンピック推進調査特別委員会委員長、河津亨君。 〔東京2020
オリンピック推進調査特別委員会委員長 河津 亨君登 壇〕
◎東京2020
オリンピック推進調査特別委員会委員長(河津亨君) 意見書第2号 東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会に向けた環境整備等の取組みへの支援を求める意見書。 本市でのオリンピック競技の開催等に向けて、諸課題の解決及び環境整備等を図る必要性があることから、アクセス強化に向けた県道鉾田鹿嶋線、荒井行方線、都市計画道路宮中佐田線など未整備区間について、交通インフラの整備等の実施、渋滞対策のため、パーク・アンド・バスライドを実施する等の対応を行い、周辺住民に対する生活環境への影響を最小限にとどめるよう対策の実施、公共交通機関に乗りおくれるなどの帰宅困難者が想定されることから、2002FIFAワールドカップを参考にその対応策の検討、東京2020オリンピックのメディアセンターとして使用するカシマスポーツセンターを初めオリンピック開催に伴う関連施設の整備、改修等に伴う経費について特段の配慮、カシマサッカースタジアム周辺にオリンピック開催記念のレガシーとして残る施設やメモリアル等の整備の検討、県全体の取り組みとして、茨城県特産品販売イベントや震災からの復興の取り組みを紹介するブース等を設置し、にぎわいの場を創出を求め、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出いたします。 以上のとおり提案いたしますので、お手元の議案書等によりご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いをいたします。
○議長(池田芳範君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) 質疑はありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) 討論がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。意見書第2号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) ご異議なしと認め、意見書第2号は原案のとおり可決されました。
△第2号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(池田芳範君) 日程第9、第2号議案を議題といたします。 提出議案の説明を求めます。 東京2020
オリンピック推進調査特別委員会委員長、河津亨君。 〔東京2020
オリンピック推進調査特別委員会委員長 河津 亨君登 壇〕
◎東京2020
オリンピック推進調査特別委員会委員長(河津亨君) 第2号議案 東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会鹿嶋市の取り組みに関する提言。 平成29年7月、本市の茨城カシマサッカースタジアムでの東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会、以下、東京2020大会と言います、サッカー競技開催が正式に決定をいたしました。 東京2020大会では、本市に選手、スタッフを初めメディア関係者や観客など、世界中から多数の来場が見込まれると同時に、会場地である本市に関する情報が国内外に広く発信されます。さらに、東京2020大会は復興五輪として位置づけられ、被災地が復興をなし遂げつつある姿を全世界にアピールする大会でもあります。 本市議会は、東京2020大会の本市サッカー競技開催を成功に導くため、さまざまな諸課題について調査研究を行なうべく、東京2020オリンピック推進調査特別委員会を設置し、延べ10回の委員会を開催し、調査、検討したほか、本市同様、地方開催都市の千葉県一宮町、静岡県伊豆市の視察を行いました。その結果を取りまとめ、提言いたします。 以上のとおり提案いたしますので、お手元の議案書等によりご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(池田芳範君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) 質疑はありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) ないようでありますので、以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。第2号議案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) ご異議なしと認め、第2号議案は原案のとおり可決されました。
△第3号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(池田芳範君) 日程第10、第3号議案を議題といたします。 提出議案の説明を求めます。 出頭克明君。 〔11番 出頭克明君登壇〕
◆11番(出頭克明君) それでは、平成31年第1回鹿嶋市議会定例会議員提出議案の説明をいたします。 第3号議案 (仮称)
歴史資料館建設及び
関東鉄道跡地利用関連事業の賛否を問う住民投票条例。
宮中地区賑わい創出事業(
歴史資料館建設及び関東鉄道跡地利用等関連事業であり、オリンピック関連を除く。以下「本事業」という)は、そもそも
歴史資料館建設をコア事業として開始された事業である。現市長の白紙発言からすれば、現状の事業の進め方に対し疑念を抱いている市民も多いことから、下記の理由により、本事業を住民投票の対象とし、住民投票条例を制定する。 理由1、
歴史資料館建設については、平成28年12月定例会において、請願第4号 鹿嶋市立歴史博物館・歴史民俗資料館等の建設に関する請願を全会一致で議会採択された。 しかしながら、平成30年2月21日、現市長により議場において、
歴史資料館建設に向けた取り組みにつきましては、白紙とする重大な決断をいたしましたとの発言がなされた。同年4月15日に行われた鹿嶋市長選挙において、
歴史資料館建設を白紙と公約して2度目の当選を果たしたことから、
歴史資料館建設の白紙は鹿嶋市民の民意であると言える。 しかしながら、平成31年第1回定例会の予算議案中、
宮中地区賑わい創出事業費2億8,971万1,000円が計上されたことから、
歴史資料館建設が再開されたことが明らかであると判断せざるを得ない。 また、内閣府からのアドバイスによる、市民からのコンセンサスを得るための市民懇談会を数回実施するも、いまだに市民からコンセンサスを得たとは言えない。 よって、本事業は、住民自治の権利者である鹿嶋市民の民意に反するから、住民投票により事業の賛成または反対(見直しを含む)の判断を市民に求めるべきである。 理由2、
歴史資料館建設については、鹿嶋の歴史の重要性は理解するとともに、その保存、継承も重要課題であると理解する。 しかしながら、市主導の、歴史館を建てましたから、皆さん、見に来てくださいという一方的思考の現状の計画は、観光客及び市民ニーズにマッチしているとは言えない。 また、関東鉄道跡地の利用について、第3駐車場としての計画については、現状、有料駐車場としての利用日数は年間18日程度であって、新たに隣接市道の整備並びにアスファルト整備を実施したところで、鹿島神宮へ支払う借地料に合う駐車料金が徴収できないことは明らかである。 31年度予算における鹿嶋市の土地借上料の総額は年間1億円強である。関東鉄道跡地利用によるさらなる土地借上料を増やす行為は、鹿嶋市財政のさらなる悪化を招くとともに他事業の予算削減を余儀なくされる可能性を秘めている。 よって、本事業は大幅な事業見直しが必要と判断せざるを得ないから、住民投票による事業の賛成または反対(見直しを含む)の判断を市民に求めるべきである。 以上のとおり提案いたしますので、お手元の議案書等により審議の上、適切な議決を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(池田芳範君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) 質疑はありませんので、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件は、
鹿嶋市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(池田芳範君) 討論がないようでありますので、以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。第3号議案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(池田芳範君) 起立少数であります。 よって、第3号議案は否決されました。
△
総務生活委員会所管事務調査報告
○議長(池田芳範君) 日程第11、
総務生活委員会所管事務調査報告を議題といたします。
総務生活委員会より所管事務調査報告書が提出されておりますので、
総務生活委員会委員長の報告を求めます。 委員長、宇田一男君。 〔
総務生活委員会委員長 宇田一男君登壇〕
◎
総務生活委員会委員長(宇田一男君)
総務生活委員会所管事務調査報告をいたします。 本委員会は、平成29年6月以降、一般廃棄物処理及びごみ分別、回収等に関することについて重点的に所管事務調査を行ってきました。その調査結果についてご報告いたします。 平成29年6月から平成30年12月の間に調査を行い、調査項目は、一般廃棄物処理施設の現状と課題及び今後の方向性、ごみリサイクル、ごみ分別、ごみ減量化の現状、ごみ回収、運搬、地域におけるごみ処理回収等に関する課題についてであります。 生活ごみの処理は必要不可欠な問題であり、その処理については安定的、持続的な運営が求められているが、当市における廃棄物処理施設は使用開始から16年から17年が経過し、主要機械設備の老朽化により稼働機械の損失及び経費の増大が顕著となってきた。また、RDF施設については、低炭素化社会に適合しない施設となってきていることから、鹿嶋市と神栖市において施設整備構想が策定され、設備建設が進められている。現設備の維持管理がさらに厳しくなることが予想されるため、一刻も早い建設、稼働が望まれる。早急に具体的な建設候補地を決定し、廃棄物処理施設の安定的な運用を強く要望する。 また、焼却残渣の処理についても、将来を見据えた対策の確立をお願いする。 あわせて、今後はRDF施設が不要となり、中間処理施設が遠方となり、ごみの自己搬出が困難となることも予想されるため、住民に配慮した搬入体制についても十分な検討をお願いする。 ごみの減量化は、環境に配慮した社会の構築、地球温暖化の観点より重要なため、ごみ減水化も含め取り組み強化をお願いする。 また、ごみの資源化については、資源リサイクルの観点よりさらに細分化するとともに、アプリケーション等を活用したわかりやすい分別周知、情報提供をご検討願いたい。 自治会にて管理されているごみステーションについては、地域トラブルの大きな課題となっていることや用地確保が困難な区域も散見できることから、将来的なごみ集積、回収の方向性を検討する時期に来ている。高齢化の進展もあり、戸別回収も含め、財政的な課題とあわせ、さらなる検討を願いたい。 今回、
総務生活委員会において、一般廃棄物の処理及びごみの分別、回収に関する調査を行ったが、現状の取り組みに対する課題や市民要望の聴取等で具体的な委員会提言の集約には至っていないが、市との具体的な課題の共有化は図られたと考える。市民生活に密着した課題であるため、引き続き継続調査することとし、本委員会の所管事務調査報告といたします。 なお、詳細につきましては、お手元に配付の
総務生活委員会所管事務調査報告書をご確認いただきますようお願いいたします。
○議長(池田芳範君) 以上で
総務生活委員会所管事務調査報告を終了といたします。