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令和 3年第 2回 3月定例会−03月26日-付録
令和 3年第 2回 3月定例会−03月26日-06号
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  1. ひたちなか市議会 2021-03-26
    令和 3年第 2回 3月定例会−03月26日-06号


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    令和 3年第 2回 3月定例会−03月26日-06号令和 3年第 2回 3月定例会            令和3年第2回ひたちなか市議会3月定例会                 議事日程(第 6 号)                             令和3年3月26日午後1時開議 日程第1 議案第  2号 令和3年度ひたちなか一般会計予算              ないし      議案第 18号 令和3年度ひたちなか下水道事業会計予算      議案第 36号 ひたちなか市職員の服務の宣誓に関する条例及びひたちなか建築審査会条例の一部を改正する条例制定について              ないし      議案第 69号 ひたちなか国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について              (以上51件,委員長報告,質疑,討論,採決) 日程第2 陳情第  9号 道の駅構想の推進に関することについて      請願第 15号 「乗り合いタクシー方式」(デマンド型交通システム)を取り入れることを求めることについて      請願第 16号 「核兵器禁止条約の批准を求める意見書の提出」を求めることについて              (報告,質疑,討論,採決) 日程第3 議案第 70号 ひたちなか教育委員会教育長の任命について              (提案理由の説明,質疑,討論,採決)
    日程第4 議案第 71号 ひたちなか市及びひたちなか東海広域事務組合公平委員会委員の選任について              (提案理由の説明,質疑,討論,採決) 日程第5 諮問第  1号 人権擁護委員候補者推薦について              (提案理由の説明,質疑,討論,採決) 日程第6 議案第 72号 ひたちなか市議会会議規則の一部を改正する規則制定について              (提案理由の説明,質疑,討論,採決) 日程第7 閉会中の継続審査申し出について 日程第8 閉会中の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件 日程第1 議案第  2号 令和3年度ひたちなか一般会計予算              ないし      議案第 18号 令和3年度ひたちなか下水道事業会計予算      議案第 36号 ひたちなか市職員の服務の宣誓に関する条例及びひたちなか建築審査会条例の一部を改正する条例制定について              ないし      議案第 69号 ひたちなか国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について              (以上51件,委員長報告,質疑,討論,採決) 日程第2 陳情第  9号 道の駅構想の推進に関することについて      請願第 15号 「乗り合いタクシー方式」(デマンド型交通システム)を取り入れることを求めることについて      請願第 16号 「核兵器禁止条約の批准を求める意見書の提出」を求めることについて              (報告,質疑,討論,採決) 日程第3 議案第 70号 ひたちなか教育委員会教育長の任命について              (提案理由の説明,質疑,討論,採決) 日程第4 議案第 71号 ひたちなか市及びひたちなか東海広域事務組合公平委員会委員の選任について              (提案理由の説明,質疑,討論,採決) 日程第5 諮問第  1号 人権擁護委員候補者推薦について              (提案理由の説明,質疑,討論,採決) 日程第6 議案第 72号 ひたちなか市議会会議規則の一部を改正する規則制定について              (提案理由の説明,質疑,討論,採決) 日程第7 閉会中の継続審査申し出について 日程第8 閉会中の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────────── 〇出席議員 24名                          1番  井 坂 涼 子 議員                          2番  萩 原   健 議員                          3番  山 形 由美子 議員                          4番  宇 田 貴 子 議員                          5番  山 田 恵 子 議員                          6番  北 原 祐 二 議員                          7番  清 水 健 司 議員                          8番  大 内 健 寿 議員                          9番  弓 削 仁 一 議員                         10番  大久保 清 美 議員                         11番  鈴 木 道 生 議員                         12番  大 内 聖 仁 議員                         13番  薄 井 宏 安 議員                         14番  加 藤 恭 子 議員                         15番  雨 澤   正 議員                         16番  三 瓶   武 議員                         17番  深 谷 寿 一 議員                         18番  海 野 富 男 議員                         19番  鈴 木 一 成 議員                         20番  大 谷   隆 議員                         21番  清 水 立 雄 議員                         23番  井 坂   章 議員                         24番  武 藤   猛 議員                         25番  打 越   浩 議員  ────────────────────────────────────────── 〇欠席議員  1名                         22番  樋之口 英 嗣 議員  ────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者                         大 谷   明 市長                         渡 邊 政 美 副市長                         野 沢 恵 子 教育長                         堀 川   滋 水道事業管理者                         福 地 佳 子 企画部長                         高 田 晃 一 総務部長                         海 埜 敏 之 市民生活部長                         湯 浅 博 人 福祉部長                         井 坂 健 一 経済環境部長                         三 木 昭 夫 建設部長                         小 倉   健 都市整備部長                         白 石 好 浩 会計管理者                         山 村   均 代表監査委員                         清 水 八洲雄 選挙管理委員会委員長                         安   智 明 農業委員会会長  ────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者                         黒 澤   浩 事務局長                         永 井 四十三 次長                         鯉 沼 光 人 次長補佐兼係長                         益 子   太 主幹                         安   信 也 主事                         折 本   光 主事           午後1時 開議 ○鈴木一成 議長  これより本日の会議を開きます。  議事日程を報告します。本日の議事日程は,あらかじめお手元に配付しました日程により議事を進めたいと思います。  お諮りします。3番山形由美子議員から,3月12日の一般質問中,「市民の安全確保最優先のまちづくりのためにも,東海第二原発の再稼働中止を求める。市の考えを問う」の発言の中で,言い違いがあったとの理由により,その部分を取り消したい旨の申し出がありました。この取消し申し出を許可することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,3番山形由美子議員からの発言取消し申し出を許可することに決定しました。  ────────────────────────────────────────── △日程第1 議案第 2号 令和3年度ひたちなか一般会計予算              ないし       議案第18号 令和3年度ひたちなか下水道事業会計予算       議案第36号 ひたちなか市職員の服務の宣誓に関する条例及びひたちなか建築審査会条例の一部を改正する条例制定について              ないし
          議案第69号 ひたちなか国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について ○鈴木一成 議長  日程第1議案第2号 令和3年度ひたちなか一般会計予算ないし議案第18号 令和3年度ひたちなか下水道事業会計予算,議案第36号 ひたちなか市職員の服務の宣誓に関する条例及びひたちなか建築審査会条例の一部を改正する条例制定についてないし議案第69号 ひたちなか国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について,以上51件を一括して議題とします。  本件について,各常任委員長から,審査を終了し,会議規則第110条の規定により審査報告書が提出されました。  最初に,予算委員長の報告を願います。23番井坂 章議員。          〔23番 井坂 章議員登壇〕 ◎23番(井坂章議員) 予算委員会審査報告をします。  本委員会に付託された議案は,審査の結果,次のとおり決定したので,会議規則第110条の規定により報告します。  1 議案番号及び件名 議案第2号 令和3年度ひたちなか一般会計予算ないし議案第18号 令和3年度ひたちなか下水道事業会計予算,議案第68号 令和2年度ひたちなか一般会計補正予算(第12号),以上18件です。  2 議決の結果 原案のとおり可決すべきものとする。  3 議決の理由 提案の趣旨及び質疑を通しておおむね妥当であると認める。  なお,提出者より議案第2号について一部訂正の申し出があり,本委員会において説明を受け,審査いたしました。  以上,審査報告を終わります。 ○鈴木一成 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  次に,総務生活委員長の報告を願います。24番武藤 猛議員。          〔24番 武藤 猛議員登壇〕 ◎24番(武藤猛議員) 総務生活委員会審査報告をします。  本委員会に付託された議案は,審査の結果,次のとおり決定したので,会議規則第110条の規定により報告します。  1 議案番号及び件名 議案第36号 ひたちなか市職員の服務の宣誓に関する条例及びひたちなか建築審査会条例の一部を改正する条例制定について,議案第38号 ひたちなか市特別職の職員で常勤のものの給与の減額に関する条例の一部を改正する条例制定について,議案第40号 ひたちなか集会施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について,議案第41号 ひたちなか男女共同参画センター設置及び管理条例を廃止する条例制定について,議案第55号 ひたちなか都市公園設置及び管理条例等の一部を改正する条例制定について,議案第60号 財産の譲渡について,議案第63号 ひたちなか体育施設指定管理者の指定について,議案第64号 ひたちなか自転車駐車場指定管理者の指定について,議案第66号 ひたちなか市文化会館の指定管理者の指定について。  2 議決の結果 原案のとおり可決すべきものとする。  3 議決の理由 提案の趣旨及び質疑を通しておおむね妥当であると認める。  以上,審査報告を終わります。 ○鈴木一成 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  次に,文教福祉委員長の報告を願います。14番加藤恭子議員。          〔14番 加藤恭子議員登壇〕 ◎14番(加藤恭子議員) 文教福祉委員会審査報告をします。  本委員会に付託された議案は,審査の結果,次のとおり決定したので,会議規則第110条の規定により報告します。  1 議案番号及び件名 議案第37号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について,議案第42号 ひたちなか総合福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例制定についてないし議案第52号 ひたちなか指定居宅介護支援等の事業に関する条例の一部を改正する条例制定について,議案第57号 ひたちなか市立小中学校学区審議会条例の一部を改正する条例制定についてないし議案第59号 ひたちなか虎塚古墳史跡公園設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について,議案第62号 ひたちなか社会福祉施設指定管理者の指定について,議案第69号 ひたちなか国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について,以上17件です。  2 議決の結果 原案のとおり可決すべきものとする。  3 議決の理由 提案の趣旨及び質疑を通しておおむね妥当であると認める。  以上,審査報告を終わります。 ○鈴木一成 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  次に,経済建設副委員長の報告を願います。8番大内健寿議員。          〔8番 大内健寿議員登壇〕 ◎8番(大内健寿議員) 経済建設委員会審査報告をします。  本委員会に付託された議案は,審査の結果,次のとおり決定したので,会議規則第110条の規定により報告します。  1 議案番号及び件名 議案第39号 ひたちなか手数料条例の一部を改正する条例制定について,議案第53号 ひたちなか市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について,議案第54号 水戸・勝田都市計画事業佐和中央土地区画整理事業施行規程を定める条例を廃止する等の条例制定について,議案第56号 ひたちなか建築基準条例の一部を改正する条例制定について,議案第61号 訴えの提起について,議案第65号 ひたちなか勤労者総合福祉センター指定管理者の指定について,議案第67号 市道路線の認定,廃止及び変更について。  2 議決の結果 原案のとおり可決すべきものとする。  3 議決の理由 提案の趣旨及び質疑を通しておおむね妥当であると認める。  以上,審査報告を終わります。 ○鈴木一成 議長  ただいまの副委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  以上で,委員長報告に対する質疑を終了します。  これより討論を行います。討論は一括して行います。  討論の通告がありますので,発言を許可します。最初に,4番宇田貴子議員。          〔4番 宇田貴子議員登壇〕 ◆4番(宇田貴子議員) 日本共産党市議団宇田貴子です。  通告に従いまして,議案第2号 令和3年度ひたちなか一般会計予算について,議案第3号 令和3年度ひたちなか国民健康保険事業特別会計予算について,議案第4号 令和3年度ひたちなか後期高齢者医療事業特別会計予算について,議案第5号 令和3年度ひたちなか介護保険事業特別会計予算について,議案第42号 ひたちなか総合福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について,議案第43号 ひたちなか那珂湊総合福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について,議案第45号 ひたちなか老人福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について,議案第46号 ひたちなか津田老人いこいの家設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について,議案第48号 ひたちなか介護保険条例の一部を改正する条例制定について,議案第61号 訴えの提起について,以上10件について,反対の立場から討論します。  最初に,議案第2号 令和3年度ひたちなか一般会計予算について。  新型コロナウイルス感染症感染拡大に世界中が翻弄され,いまだ収束の見通しはありません。日本経済も戦後最大の落ち込みとなりました。  一方,株式市場はバブル期のような株高となり,実体経済との乖離はすさまじく,一部の資産家に富がさらに蓄積し,格差と貧困が一層広がっています。住民の福祉の増進を第一の役割とする地方自治体の役割が強く求められます。打撃を受けた地域経済市民生活への支援が必要です。  同時に,来年度の事業の多くはコロナ感染の状況に大きく左右されることから,感染防止に全力を尽くすことが最優先課題となります。  そのような立場から,令和3年度ひたちなか一般会計予算の歳出について,評価できる事業とともに,要望,また,容認できない事業を指摘し,反対討論とします。  コロナ禍の中,その最前線で働く様々な職種の公務員は,歴代政権による人件費削減政策の中で,現場の疲弊は深刻です。その中でも,本市は人口規模に対する職員数が最低のランクにあり,職員の健康を維持し,住民サービス充実のために,職員体制のさらなる充実が必要です。  世界で初めて,核兵器を違法とする核兵器禁止条約が発効されました。核兵器廃絶平和都市を宣言した本市として,この条約発効を歓迎し,平和事業のさらなる充実を求めます。  市報ひたちなかを全市民に届けることは,市の責任です。そのための取組を強く求めます。  税の徴収業務においては,茨城租税債権管理機構への移管はせず,相談者が生活再建事業継続への希望が持てるような対応,福祉部との連携をお願いします。  生活保護生活困窮者自立支援の役割も増しています。相談者への丁寧な支援をし,扶養照会により申請をためらうことがないようお願いします。  低所得の方に対して,低廉で良好な住宅の提供を行う市営住宅をもっと利用しやすくするために,風呂釜,浴槽は標準装備とすることを求めます。  高齢者施策では,車の免許を返納した後も生活の質を維持し,生き生きと暮らし続けられる市となるよう,公共交通を含め,生活上の様々な施策の充実を求めます。  緊急通報システムの拡充,成年後見中核機関の設置,高齢者の保健事業を75歳という年齢で区切らずに,市で責任を持ち,一人一人に寄り添う支援の充実に期待します。  そのような中,65歳以上の方が利用できるマッサージ券の廃止は,一人一人に寄り添う高齢者施策に逆行するものです。  女性の生活困窮,DV,自殺などがコロナ禍で増加しています。関係部署が連携し,相談窓口の充実が必要です。  コロナ禍,妊産婦,子育て家庭の不安も増しています。そんな中,産後ケア事業が拡充されました。母子保健と家庭相談室関係部署との連携を強化し,必要な方に必要な支援が届くようお願いします。  子育て支援として,高校卒業まで外来受診もマル福が適用,公設学童の対象学年が6年生まで拡充されました。今後,さらなる子育て支援の充実に期待します。  そんな中,子ども政策課に新たに子育て相談窓口が設置されます。行政サービスの横断的な情報提供は大切ですが,そこに並列で民間企業のサービスを案内するということは見直しを求めます。  教育部所管では,1人1台のタブレットについて有効に活用できるよう,教師への支援を充実させると同時に,子どもへの電磁波や視力への影響については配慮が必要です。  不登校の子ども,学習や学校生活を送る上で特別の支援が必要な子への支援の充実を求めます。  就学援助認定基準の算定方法を収入ではなく所得にしたことは,コロナ禍自営業者への大きな支援につながるものと考えます。広く周知していただくことを求めます。  美乃浜学園が開校する中,既存の学校施設の老朽化に対する施設整備を,スピード感を持って進めてください。  湊線延伸に係る工事施行認可申請のための経費として,3億円計上されています。想定外のコロナ感染拡大の状況の中,湊線の延伸については再考すべきと考えます。  マイナンバーカード交付事業のための予算が4,892万3,000円計上されています。菅政権はコロナ禍に乗じて多額の税金を投入し,デジタル改革を一気に進めようとしています。その中心的な役割を果たすマイナンバーカードを全国民に普及し,行政のあらゆる分野のデジタル化を進め,個人のあらゆる情報をマイナンバーにひもづけようとしています。  このことは,国民にとっては多少の便利さと引換えに,国による国民総監視が行われる危険性,行政のデジタル化によるシステムの標準化・統一化は地方自治の破壊につながりかねず,集約されたビッグデータは一部の企業に莫大な利益をもたらすことにつながります。個人情報の保護も脅かされるマイナンバー制度は廃止すべきです。  平成4年に始まった那珂川沿岸地区国営土地改良事業に2,407万9,000円計上されています。本市は既に9億5,000万を超える負担金を支払い続けていますが,事業開始から28年たっても対象地区ではいまだに1滴の水も利用できていません。このような不要不急の事業は廃止を求めます。  所得補償,価格保証で農家を直接支援することが必要です。  茨城港常陸那珂港区建設に6,990万円計上されています。国が進める重要港湾は国,県が負担することを求めると同時に,「2050年カーボンニュートラルゼロ」を宣言する市として,北埠頭の火力発電所の焼却灰を埋め立て続ける中央埠頭のこれ以上の建設は中止を求めるべきです。  最後に,菅政権が進める「2050年カーボンニュートラルゼロ」宣言はそれによって原発政策を推進するものとなっていますが,ものづくりのまち本市としては,自然エネルギー自給自足を目指すロードマップを描いてほしいと考えます。  以上,要望とともに容認できない点を指摘し,反対討論とします。  次に,議案第3号 令和3年度ひたちなか国民健康保険事業特別会計予算について。  国民健康保険は,国民皆保険制度において,どの医療保険にも加入していない全ての国民の加入が義務づけられている社会保険制度であり,加入者の多くは無職の方や高齢者,低賃金で働く方です。  しかし,国保税は,所得だけを基準に算定される他の医療保険と異なり,所得割に加え,世帯割,生まれたばかりの赤ちゃんにもかかる均等割が所得に関係なく付加されるために,他の医療保険に比べ,所得に対する保険税の負担が重く,特に子どもの多い世帯の負担が重くなっています。値下げのため,一般会計からのさらなる繰入れを求めます。  国に対しては,国庫補助を抜本的に増やし,真に国民皆保険制度を下支えできる制度とすることを強く求めていただきたいと要望します。さらに,滞納世帯に対する資格証明書の発行はやめること,命を守るべき医療保険で健康や命を脅かされることがないよう,丁寧な対応を求めます。  次に,議案第4号 令和3年度ひたちなか後期高齢者医療事業特別会計予算について。  75歳以上の方を他の保険と切り分けて運営する後期高齢者医療制度は,75歳以上人口が増え,医療費が増大すれば同時に保険料も増額されるという仕組みであり,平成20年度の制度開始以来,高齢者の負担増に歯止めがかかりません。  国は,今国会で1割負担の医療費を2倍に引き上げるという,さらなる高齢者の負担増を行おうとしています。高齢になれば医療の必要性が高まるのは当然であり,必要な医療の抑制につながりかねません。  来年度から市が行う75歳以上の保健事業と介護予防事業の一体的取組には期待しますが,それ自体,75歳で医療保険を分断させた後期高齢者医療保険制度に問題があったということであり,改めてこの制度の廃止を求めるものです。  次に,議案第5号 令和3年度ひたちなか介護保険事業特別会計予算について。  介護保険制度がつくられた20年前,本市では月額2,700円だった保険料の基準額が,第8期の令和3年度からは,ついに月額5,500円になる見込みです。  介護保険制度は,高齢者人口が増え,介護サービスの給付費が増えたら,その分を被保険者の保険料や利用料の値上げで賄うため,被保険者の負担増と,一方では給付費を抑えるためのサービスの切下げが行われています。  このような制度の中で,市では,介護サービスの適正な利用,市独自の事業の充実に努力されていることは評価いたします。しかし,必要な方が安心して介護を受けられるようにするためには,国の責任で,さらなる財政支援をすることが不可欠です。  次に,議案第42号 ひたちなか総合福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について,議案第43号 ひたちなか那珂湊総合福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について。  本議案は,総合福祉センターで行っていた身体障害者福祉センター,心身障害児療育訓練センター,福祉作業所,心身障害者福祉センターを,また,那珂湊総合福祉センターで行っていた心身障害者福祉センターを廃止し,地域活動支援センターに一本化しようとするものです。  本来,行政がやるべきは,障害をお持ちの方が生きがいを持って生活し,安心して年齢を重ねていけるよう,各センターの機能をもっと充実させることです。地域活動支援センターの目的は,居場所,見守りであり,それをもってこれまでの事業を全て廃止することは,行政の障害者施策に対する責任の明らかな後退であると言わざるを得ません。  次に,議案第45号 ひたちなか老人福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について,議案第46号 ひたちなか津田老人いこいの家設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について。
     本議案をもって,市内6か所の老人福祉センター等で行っていた入浴サービスは廃止されます。  昨年11月,老人福祉センターへの張り紙1枚での廃止のお知らせは,あまりにも突然で一方的でした。公共施設は住民の財産でもあるという立場で,その施設にどのような課題があり,どうすべきかということについては,住民も交えた協議の場を持ち,また,時間がかかっても丁寧な説明を行うべきでした。  次に,議案第48号 ひたちなか介護保険条例の一部を改正する条例制定について。  来年度からの第8期介護保険料基準額が11%引き上げられ,5,500円となります。原則,年金から天引きされる介護保険料の引上げにより,高齢者の暮らしは一層困難になります。  必要なときに必要な介護サービスを受けられる,そういう安心感のある制度にするためには,現在の制度を改め,国からのさらなる財政支援が不可欠です。  次に,議案第61号 訴えの提起について。  市営住宅の家賃滞納者に対して,裁判という公権力を行使することには反対です。住宅に困窮する低所得者に対し,低廉な家賃で生活の安定と社会福祉の増進に寄与することが公営住宅の目的です。滞納が長引く前に,入居者の生活状況に応じたきめ細かい相談業務を可能とする職員体制の強化を強く求めます。  以上,指摘し,反対討論とします。 ○鈴木一成 議長  次に,13番薄井宏安議員。          〔13番 薄井宏安議員登壇〕 ◆13番(薄井宏安議員) 新生ふるさと21の薄井宏安でございます。  本定例会に提案され,議案となっております議案第2号 令和3年度ひたちなか一般会計予算をはじめ,全議案に対しまして意見,要望等を申し上げ,賛成の立場で,新生ふるさと21を代表いたしまして討論をさせていただきます。  あれから10年。もう10年か,まだ10年なのか,今年の3月11日に10年を迎えた東日本大震災。ここに改めて犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに,今なお避難生活を余儀なくされている方々に対しまして,心からお見舞いを申し上げます。  この東日本大震災で私たちは何を学んだでしょうか。単に節目の年として振り返るのではなく,10年という節目を迎えた今,私たちは新たな新型コロナウイルス感染症の脅威という危機に直面している今だからこそ,何をすべきか,向き合い方が問われているように感じます。  さて,政府は先日,3月の月例経済報告を公表し,景気全体の判断を「持ち直しの動きが続いているものの一部に弱さが見られる」とし,2月の「持ち直しの動きが見られる」から下方修正をされました。  景気の先行きについては,新型コロナウイルス感染の動向に十分注意する必要があると警戒感を示し,新型コロナウイルス感染症の影響により,依然として厳しい状況にあると判断をしております。  このような中,本市の令和3年度予算につきましては,一般会計で対前年度比8.2%減の544億5,000万円,特別会計で対前年度比2.1%増の482億4,708万円となり,合計では対前年度比で3.7%減の合計1,026億9,708万円と,予算の規模は減額の編成となりました。  税収減に伴い,普通交付税と臨時財政対策債を合わせた実質的な交付税の増が見込まれますが,国においても国税の減収が見込まれることから,臨時財政対策債の割合が大きくなる見込みであるため,不足する財源は基金からの繰入れに頼らざるを得なく,財政状況は厳しさを増す見通しとなっております。  コロナ禍において厳しい財政運営を強いられながらも,市民に密接に関わる重要な課題に対処するための予算編成は大変なご苦労があったと思われます。大谷市長をはじめ執行部,そして職員の皆さんのご尽力に改めて敬意を表するものであります。  それでは,歳入・歳出について,要望を含めて意見を述べさせていただきます。  歳入については,自主財源である市税収入は景気に大きく左右されがちであります。生産年齢人口が減少に転じている状況から,市税の大幅な増の期待は見込めない中,新型コロナウイルス感染症拡大の影響により,社会経済活動への先行きの不透明から企業の収益や雇用環境の悪化が見込まれ,個人市民税,法人市民税とも大幅な減収を見込まざるを得ない状況であり,固定資産税においても減額が見込まれるため,市税全体として前年度当初予算と比較し4.4%減となる233億8,260万円となることから,引き続き自主財源の確保と歳出の徹底した見直しを行い,財源の持続性と安定性を確保することをお願いいたします。  また,税の徴収においての負担の公平性の確保と一層の収入確保のため,市税の徴収率の向上や使用料徴収率の向上に努められるようお願いをいたします。そして,多重債務者などは,個々の事情に応じ必要な支援を実施することを望みます。  次に,歳出につきましては,美乃浜学園建設の大規模事業の完了により予算規模は減額となりましたが,引き続き,本市の発展に欠かせない都市基盤の整備や,子育て環境の充実に向けた取組を計画的に進めていただくことをお願いいたします。  また,負担金や補助金,委託金等については,事業内容や活動状況を把握し,妥当性について十分検証を行い,サマーレビューにおける見直しを含めた適正な執行を図っていただくことを要望いたします。  それでは,令和3年度の事業概要について,6つの施策の柱について順次申し上げます。  初めに,1,市民の安全安心な暮らしを守るまちづくりの中の新型コロナウイルスワクチンにつきましては,市民に対し,安全性・有効性が確認されたワクチンの万全な提供体制の整備をしていただき,できるだけ速やかに安心して接種できるよう,関係機関と連携を取りながら,混乱を招くことなく取り組んでいただくことをお願いいたします。  2,生涯を通じていきいきと暮らせるまちづくりの中では,ひたちなかしあわせプラン21が,令和3年度から令和5年度まで3年間,第8期計画としてスタートいたします。  団塊世代の全てが75歳以上となる2025年及び団塊ジュニア世代が高齢者となり生産年齢人口が急減すると見込まれる2040年を見据え,高齢者介護を支えるサービス基盤の整備や地域の支え合いの仕組みづくりなど,これまでの取組をさらに深めながら,本市の実情に合わせた地域包括ケアシステムのさらなる推進をお願いいたします。  3,子育て世代に選ばれるまちづくりであります。  小中学生に係る医療費の自己負担軽減の大幅な拡大は高く評価するものであり,引き続き,子ども,高齢者,障害者,女性に力点を置いた,命を最優先にする取組をお願いいたします。  また,ICT教育の推進においては,GIGAスクール構想に基づき,令和3年度から本格的にICTを活用した教育が始まります。児童生徒の意欲や学習効果を高める可能性が注目されておりますが,機器の活用には,児童生徒だけでなく教員においても一定の習熟度が求められ,慣れない教育現場に少なからぬ負担と混乱が予想されます。子どもたちを第一に考えた適切な対応をお願いいたします。  廃校となった学校跡地の利活用につきましては,様々な制約や制限が盾となり,利活用が頓挫することを避けるためにも,地元住民の意見を聞きながらスピード感を持った利活用計画の策定を求めます。  4,地域経済の活性化とにぎわいのあるまちづくりの中では,新型コロナウイルス感染が収束しない状況が続く中,市内の事業者の多くは依然として厳しい経営状況が続いております。様々な支援策を講じていただいておりますが,引き続き,国,県,商工会議所や金融機関と連携をしながら,市内の事業者の経営と雇用を守るためにも,切れ目のない対策を講じていただくことをお願いいたします。  観光については,新型コロナウイルスの影響により低下している観光需要を回復するための方策を講じていただき,観光PR活動を引き続き行いながら,収束後の観光振興につなげる取組を支援していただくことをお願いいたします。  5は,快適で機能的な住みよいまちづくりの中で,ごみの減量化・再資源化並びに災害廃棄物対策を力強く進めるための具体的な対応を示したごみ処理基本計画を,令和3年度から令和11年度までの計画としております。  資源循環型のまちづくりを目標とし,ごみを循環資源として捉え,市民,事業者,行政の3者協働による3R,リデュース,リユース,リサイクルの取組を推進し,引き続きごみの減量化に取り組んでいただくことをお願いいたします。  第6は,市民とともに知恵と力を合わせたまちづくりの中で,まちへの愛着,シビックプライドを醸成するための一環として,まちづくり推進事業におきましては,まちづくりシンポジウムが開催されることは,市民とともにまちづくりの基本的手法の方向性が共有できるものと期待をしております。引き続き,市民協働のまちづくりを推進していただくことをお願いいたします。  次に,議案第17号 水道事業会計予算につきましては,水道は毎日の暮らしになくてはならない重要なインフラであります。上坪浄水場の更新事業をはじめ,配水管の更新などを計画的に進めていただき,引き続き,安全・安心かつ安定的な水道の供給をお願いいたします。  以上,意見,要望等を申し上げましたが,今後も引き続き厳しい財政状況に変わりはないと思います。大谷市長におかれましては,限られた財源の中で本市が安定した財政運営を継続していただくためにも,令和3年度の予算がその効果を最大限に発揮され,第3次総合計画後期基本計画の元年として掲げた「選ばれるまち」の実現に向け邁進していただき,市民の声に真っすぐに,大胆かつ柔軟な市政運営を期待し,新生ふるさと21を代表いたしまして賛成討論とさせていただきます。 ○鈴木一成 議長  次に,3番山形由美子議員。          〔3番 山形由美子議員登壇〕 ◆3番(山形由美子議員) 日本共産党市議団の山形由美子でございます。  議案第41号 ひたちなか男女共同参画センター設置及び管理条例を廃止する条例制定について,反対の立場から討論を行います。  男女共同参画センター設置及び管理条例には,「女性を取り巻く諸問題の解決を図り,男女共同参画社会の実現のための場を提供し」とあります。また,幾つか事業として掲げられている中に「女性を取り巻く諸問題の相談及び指導」という明記があります。そうした役割を持つセンターが廃止されることは,大きな後退であります。  令和3年から7年までの5か年間のひたちなか市第4次男女共同参画計画が新たなスタートを切るときに,地域にセンターがなくなることを理解する人がいるでしょうか。  日本はジェンダー平等後進国とも言われています。女性の家事,育児,介護の負担が大きいこと,子育てで働きたくても働き続けられない,非正規雇用になってしまうという現実が広がっています。現在,女性の就業者は3,000万人と言われ,そのうち非正規率はこの30年間で3割から6割へと増加しました。非正規雇用全体で言えば7割が女性です。  また,コロナ危機の下でDV,家庭内暴力被害が深刻化しています。全国の配偶者暴力相談センターに寄せられた相談件数は,2020年4月から12月の9か月間で14万7,277件,前年同期間比で約1.5倍になっています。  こうした中で,誰もが気楽に立ち寄れる,そして相談できる,交流できるという場所が地域にあるということは,大きな意義があると考えています。市民一人一人の悩みに立ち向かい,解決のために協力していく,こうした取組が,男女が差別なく参加できる社会をつくり,ジェンダー平等社会づくりにつながっていくのではないでしょうか。  今までの場所がいいかどうかはあります。駅前とか表町通りとか,人々が比較的集まる場所に男女共同参画センターという看板を掲げて,誰もが立ち寄れて相談できる場所を今後ぜひともつくってほしいと考えます。  これまでの男女共同参画センターを移設し,継続した取組にすることができず,男女共同参画センターの設置及び管理条例を廃止する条例制定に至ったことには,反対をいたします。 ○鈴木一成 議長  次に,24番武藤 猛議員。          〔24番 武藤 猛議員登壇〕 ◆24番(武藤猛議員) 議案第2号 令和3年度ひたちなか一般会計予算について,日新クラブを代表して,賛成の立場で討論させていただきます。  新型コロナウイルス感染症は昨年1月に国内で初の感染者が確認され,依然として収束の時期を見通せない状況が続いており,社会の在り方,人々の生活様式は大きな変化を余儀なくされました。  本市においては,これまでの感染症拡大防止のための各イベントの中止,市民生活や市内経済への影響緩和策などの実施など,改めて御礼を申し上げます。  また,世界経済の大きな減速,日本経済においても先行き不透明感は否めず,このような状況下での令和3年度予算編成に当たっては,市長をはじめとする執行部の皆様には大変なご苦労があったものと推察し,敬意を表し,評価するものであります。  それでは,令和3年度の事業執行に当たり,今議会での代表質問や予算委員会等の質疑,答弁を踏まえ,意見,要望をさせていただきます。  まず,歳入面につきましては,歳入の根幹をなす市税が,前年度より10億7,340万円の減となる233億8,260万円と見込んでおります。  少子高齢化の進行による社会保障関連経費の増大や頻発している自然災害への対応など,課題は多くあります。さらに,今日の依然として収束の見えない新型コロナウイルス感染症への対策は大きな課題となっております。  このような中,財源確保に向けては,既存事業の検証,見直しのための取組としてのサマーレビューを継続,効率的な財政運営をお願いいたします。また,使用料・手数料などは,利便性の向上,感染症対策のためにも,キャッシュレスの導入を積極的に推進していただきたいと思います。  次に,歳出面につきましては,款ごとに申し上げます。  まず,総務費ですが,市民の命と財産を守ることは市に課せられた大きな使命です。そのため,職員が働きやすい環境整備,適正な人員配置,自然災害発生時の職員を守る環境整備などをお願いします。  次に,民生費ですが,社会福祉法人等が送迎車両を活用して行う買物支援,民間事業者による移動スーパーなど,さらなる拡大に取り組み,高齢等により公共交通の利用が困難な方々への公共交通を補完するような支援となることを要望します。  次に,教育費ですが,統合型務支援システム等を活用し事務管理の負担を軽減するなど,教職員の働き方改革の推進をお願いします。  次に,議案第17号 水道事業会計につきましては,水道施設は市民の生活や経済活動などに欠かすことのできない重要な施設です。上坪浄水場更新事業の早期完成,老朽管の計画的な更新など,水の安定供給を引き続きお願いいたします。  最後に,令和3年度は,今後5年間の市政運営の礎となる第3次総合計画後期計画のスタートの年となります。各種事業を通して新しい価値を生み出し,市内外から選ばれるまちづくりをお願いいたします。  以上,意見,要望を申し上げ,賛成討論といたします。 ○鈴木一成 議長  次に,5番山田恵子議員。          〔5番 山田恵子議員登壇〕 ◆5番(山田恵子議員) 公明党議員団の山田恵子です。  本定例会に提出され,議題となっております議案第2号 令和3年度ひたちなか一般会計予算をはじめ,全議案に対しまして,賛成の立場から,公明党議員団を代表して討論させていただきます。  予算編成におきましては,新型コロナウイルス感染症が喫緊の課題である中,激甚化,頻発する災害への対応,社会保障関連経費や公共施設の維持管理の更新,また,少子高齢化に伴う関連経費の増加等,市民生活に密接に関わる重要な課題に対処するための予算編成は,大変なご苦労があったものと思います。予算編成に当たられた市長をはじめ,執行部の皆様に改めて敬意を表します。  令和3年度予算は,一般会計544億5,000万円,対前年度比8.2%の減,特別会計482億4,708万円,対前年度比2.1%の増,合計1,026億9,708万円,対前年度比3.7%の減となっております。厳しい財政状況の中で,佐和駅東西自由通路・新駅舎整備事業,高場陸橋4車線化,雨水幹線整備事業,また,子育て支援事業や保育施設の整備など,生活者の声を反映した予算であると思います。  令和3年度の事業執行に当たり,今議会での代表質問や予算委員会,各常任委員会での質疑,答弁を踏まえ,若干,意見,要望を述べさせていただきます。  議案第2号 一般会計予算の歳入についてですが,歳入全体の42.9%を占める市税は,新型コロナウイルス感染症の影響により企業収益や雇用環境の悪化で,個人市民税,法人市民税とも近年にない大幅な減収が見込まれております。固定資産税においても新増築家屋の減少などから減収となり,市税全体では,前年度比,当初予算と比較し4.4%減となっております。自主財源の確保は重要であり,引き続き,税の公平性の確保と収納率の向上,滞納対策に努めていただきたいと思います。  また,不足する財源については,基金からの繰入金で対処するなど,厳しい財政状況がうかがえます。さらなる効率的な行政運営に努めるとともに,必要に応じ,各種事業について優先順位や計画の見直し等,柔軟に行う対応を要望いたします。  次に,歳出面についてですが,総務費につきましては,いつ起こるか分からない災害への備えと備蓄品の保管は重要です。随時,備蓄品に目を配り,必要があれば備えていただくようお願いいたします。  また,防災リーダーの育成支援につきましては,今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で中止になりましたが,来年度は多くの自主防災会が補助制度を活用し,地域の防災力の強化につながるような取組をお願いいたします。  交通事業につきましては,高齢化が進むことは喫緊の課題であることから,公共交通の充実に努めていただくようお願いいたします。  また,令和3年度からスタートする第3次総合計画後期基本計画では,SDGsを活用したまちづくりと,誰一人取り残さない社会の実現を目指すという理念が反映されております。SDGsの推進のためには市民の方への周知が重要ですので,認知度向上に取り組んでいただきますようお願いいたします。  次に,民生費につきましては,小児マル福の外来医療費助成の対象年齢を18歳までに拡充されたことに大変感謝申し上げます。今後は,所得制限の撤廃についても前向きに検討していただくようお願いいたします。  少子高齢化や核家族化が進展する中にあって,高齢者の見守りや買物支援の充実,子育て世代の支援事業,病児保育施設等の拡充等,保護者が安心して働ける環境となるよう取組をお願いいたします。  次に,衛生費につきましては,元気アップポイント事業への参加促進に向けた取組と,さらなる市民への周知をお願いいたします。  また,肺炎重症化を予防するため,65歳以上定期接種対象外の方への肺炎球菌ワクチン接種費用の一部助成の継続,さらに新型コロナウイルスワクチン接種につきましては,ご苦労も多いことと思いますが,円滑に接種するための体制づくりと,希望している人が安心して接種できるよう丁寧な対応をお願いいたします。  また,地球温暖化対策についてですが,ごみ減量化対策や環境政策を積極的に市民へ発信し,温室効果ガス排出削減に取り組んでいただきますようお願いいたします。  次に,商工費につきましては,感染症対策を講じながら地域経済の活性化を目指し,宿泊につながる体験メニューや新しいお土産の開発・商品化に引き続き取り組んでいただきますようお願いいたします。  次に,土木費につきましては,市民からの要望も多い道路整備,歩道の段差解消とともに,計画的な橋梁点検・補修,さらに雨水幹線整備事業の推進を要望いたします。  次に,教育費につきましては,公立学童クラブの対象年齢を令和3年度より6年生までに拡大していただいたことに感謝申し上げます。今後も,ひたちなか市の未来を担う児童生徒が生き生きと楽しく安心して学べるよう,スマイルスタディ・サポート事業,学校介助員配置事業,不登校対策支援事業のさらなる充実を要望いたします。  また,コミュニティ・スクールの導入につきましては,地域の方や保護者への丁寧な説明と,地域の実情に応じた推進に努めていただくようお願いいたします。  水道事業につきましては,令和4年から供用開始となる上坪浄水場とともに,老朽管の更新による耐震化を計画的に進め,今後も安心・安全な水道水の供給をお願いいたします。  下水道事業につきましては,未整備区域の整備と普及率の向上に取り組んでいただきますようお願いいたします。  令和3年度業務執行に当たっては,新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中,感染症対策や社会経済支援策でご苦労も多いかと思いますが,市民の生命,安全を守り抜き,市内経済への積極的な支援策を講じるようお願いいたします。  以上,意見,要望を述べさせていただき,公明党議員団を代表して,賛成討論といたします。 ○鈴木一成 議長  ほかに討論ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  討論なしと認め,討論を終了します。  ただいまの討論において,議案第2号ないし議案第5号,議案第41号ないし議案第43号,議案第45号,議案第46号,議案第48号,議案第61号,以上11件については反対討論がありましたので,別に採決します。  これより,議案第6号ないし議案第18号,議案第36号ないし議案第40号,議案第44号,議案第47号,議案第49号ないし議案第60号,議案第62号ないし議案第69号,以上40件を一括して採決します。本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,議案第6号ないし議案第18号,議案第36号ないし議案第40号,議案第44号,議案第47号,議案第49号ないし議案第60号,議案第62号ないし議案第69号,以上40件は可決されました。
     次に,議案第2号を採決します。本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立多数です。よって,議案第2号は可決されました。  次に,議案第3号を採決します。本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立多数です。よって,議案第3号は可決されました。  次に,議案第4号を採決します。本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立多数です。よって,議案第4号は可決されました。  次に,議案第5号を採決します。本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立多数です。よって,議案第5号は可決されました。  次に,議案第41号を採決します。本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立多数です。よって,議案第41号は可決されました。  次に,議案第42号を採決します。本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立多数です。よって,議案第42号は可決されました。  次に,議案第43号を採決します。本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立多数です。よって,議案第43号は可決されました。  次に,議案第45号を採決します。本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立多数です。よって,議案第45号は可決されました。  次に,議案第46号を採決します。本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立多数です。よって,議案第46号は可決されました。  次に,議案第48号を採決します。本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立多数です。よって,議案第48号は可決されました。  次に,議案第61号を採決します。本案に対する副委員長報告は可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立多数です。よって,議案第61号は可決されました。  ────────────────────────────────────────── △日程第2 陳情第 9号 道の駅構想の推進に関することについて       請願第15号 「乗り合いタクシー方式」(デマンド型交通システム)を取り入れることを求めることについて       請願第16号 「核兵器禁止条約の批准を求める意見書の提出」を求めることについて ○鈴木一成 議長  日程第2陳情第9号 道の駅構想の推進に関することについて,請願第15号 「乗り合いタクシー方式」(デマンド型交通システム)を取り入れることを求めることについて,請願第16号 「核兵器禁止条約の批准を求める意見書の提出」を求めることについて,以上3件を一括して議題とします。  本件について,総務生活委員長経済建設副委員長より,審査を終了し,お手元に配付のとおり,審査報告書が提出されています。  最初に,総務生活委員長に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  次に,経済建設副委員長に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  これより討論を行います。討論は一括して行います。  討論の通告がありますので,発言を許可します。3番山形由美子議員。          〔3番 山形由美子議員登壇〕 ◆3番(山形由美子議員) 日本共産党市議団の山形由美子でございます。  まず,請願第15号 「乗り合いタクシー方式」(デマンド型交通システム)を取り入れることを求めることについて,賛成の立場から討論を行います。  ひたちなか市の高齢化率は年々増加しており,令和2年度は25.7%となっています。近年は高齢者ドライバーの事故も多いことから免許返納の取組も盛んですが,免許を手放した高齢者の中には,自宅に閉じ籠もりがちになり,生活の質の低下,生活意欲の低下,病気の悪化などを招いています。  高齢者の外出支援を行い,元気に暮らす高齢者を増やすことは,医療,介護の予防,地域の活性化,子育て環境にも大きな財産をつくることになります。高齢者の足の確保は,地域のコミュニティづくり,地域経済の活性化を図っていく上でも,市政運営に欠かせない課題だと考えます。  ひたちなか市第3次総合計画後期計画の中には,コミュニティ交通の利便性向上の項目に「高齢者の増加に伴い,コミュニティ交通の利用ニーズが高まっている。公共交通の利用が困難になった高齢者等の日常生活の移動支援に対応していく必要がある」と書かれています。コミュニティ交通の充実の項目の方針の中には「公共交通の利用が困難になった高齢者等の日常生活の移動を支援するため,福祉の観点も踏まえ,新たな移動手段の導入を検討する」とあり,その主な取組として「新たな移動手段に関する先進事例の調査研究」と書いてあります。  デマンド交通も調査研究の対象だと執行部は説明していました。今回のデマンド交通実現の請願を議会として決議し,高齢者の足の確保の実現を求めてほしいと思います。  デマンド型乗り合いタクシーにはいろいろな方法があります。多くの高齢者が期待しているのは,タクシーのようにドア・ツー・ドアの乗り物ということ,決められた場所じゃなくて行きたいところに行ける,料金を安くしてほしい,そのためには同乗者がいてもいいよ,ということです。これがデマンド型乗り合いタクシーです。  行きたいところに行ける,どこにでも行ける,いつでも利用できる,誰とでも行ける,これが高齢者の人格を尊重した公共交通ではないでしょうか。今回の請願についての総務生活委員会での議論はデマンド型乗り合いタクシーを限定的に捉える方々も多く,市民の求める声が届かずに不採択となってしまいました。  以上,「乗り合いタクシー方式」,デマンド型交通システムを取り入れる請願に対する賛成討論といたします。  請願第16号 「核兵器禁止条約の批准を求める意見書の提出」を求めることについて,賛成の討論を行います。  核兵器禁止条約が2021年1月22日に発効しました。広島,長崎の被爆者をはじめ,核兵器のない世界を求める世界の圧倒的多数の政府と,市民社会の協働した取組による画期的な成果でした。核兵器禁止条約の発効は,史上初めて核兵器は違法という国際法が誕生したことを意味します。核兵器禁止条約は,核兵器の使用はもちろんのこと,その核による威嚇などを援助したり支援を求めたりすることも禁じています。  世界は今,地球規模での大災害,パンデミック,気候変動,資源紛争,貧困の問題などに直面しています。しかし,そこには核兵器は何の役にも立ちません。今日の世界では核兵器に膨大な資金が投資されていますが,核兵器によって人々は守れないということが日々明確になったのです。人々は核の威嚇によってではなく,国境を越えてお互いに協力し合うことを一番に求めているということを,核兵器禁止条約の発効は示しているのではないでしょうか。  日本政府は,中国や北朝鮮などの核兵器の脅威に対応するにはアメリカの核抑止力が不可欠だとしています。核抑止力とは,いざとなれば核攻撃を行うことを前提としたものです。核抑止力の標的にされた国は,それに対抗する抑止力の強化に進むでしょう。核を核で抑えることは,偶発的な衝突も含めて,大変危険な状態に陥ります。この悪循環から抜け出し,平和の流れをつくること,それを可能にするのは,核兵器の脅威,軍事力ではなく,外交力です。  日本は被爆国であり,憲法9条を持つ国にふさわしい外交を進めてこそ日本の平和と安全を強化することができます。政府は,核兵器禁止条約に署名,批准し,唯一の戦争被爆国の政府として,核兵器のない世界の実現に向け,先駆的な役割を果たすべきです。  最近の世論調査では,6割から7割の国民が禁止条約への参加を支持し,署名,批准を求める意見書を採択した自治体も500を超えています。国民の多数意思は明白です。  ひたちなか市においては,平成8年4月1日に核兵器廃絶平和都市を宣言しています。内容は,我が国は,核被爆国として多くの犠牲を生んだ広島,長崎のあの惨禍が二度と繰り返されることのないよう,核兵器の廃絶と被爆者の苦しみを強く全世界に訴え続けていかなければならない。あらゆる国の核兵器が完全に廃絶されることを心から願い,核兵器の廃絶と人類永遠の平和を希求し,ここに核兵器廃絶平和都市であることを宣言する,という内容です。  私たちの先輩方が築き上げてきたこの宣言,市民の皆さんの願いを継承し,実現するために今回の請願を採択して,国に核兵器禁止条約の批准を求める意見を提出すべきだということを訴えます。  以上,請願第16号 「核兵器禁止条約の批准を求める意見書の提出」を求めることについて,賛成をいたします。 ○鈴木一成 議長  ほかに討論ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  討論なしと認め,討論を終了します。  これより採決します。  最初に,陳情第9号を採決します。本件に対する副委員長報告は不採択とすべきものです。本件は採択することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立少数です。よって,陳情第9号は不採択と決定しました。  次に,請願第15号を採決します。本件に対する委員長報告は不採択とすべきものです。本件は採択することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立少数です。よって,請願第15号は不採択と決定しました。  次に,請願第16号を採決します。本件に対する委員長報告は不採択とすべきものです。本件は採択することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立少数です。よって,請願第16号は不採択と決定しました。  ────────────────────────────────────────── △日程第3 議案第70号 ひたちなか教育委員会教育長の任命について ○鈴木一成 議長  日程第3議案第70号 ひたちなか教育委員会教育長の任命についてを議題とします。 ○鈴木一成 議長  提案理由の説明を願います。大谷 明市長。          〔大谷 明市長登壇〕 ◎大谷明 市長  ただいま議題となりました議案第70号 ひたちなか教育委員会教育長の任命につきまして,提案の理由をご説明申し上げます。  教育委員会教育長である野沢恵子氏が本年3月31日付をもって任期満了となりますので,同氏を再び教育委員会教育長に任命することについて,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき,議会の同意を求めようとするものであります。  同氏の経歴の概略を申し上げますと,昭和55年に茨城県教育委員会に採用され,茨城県水戸教育事務所学校教育課長,東海村立東海中学校長など要職を歴任された後,平成30年からひたちなか教育委員会教育長としてご活躍をいただいているところであります。  同氏は,人格が高潔であり,教育行政に関して豊富な識見と経験を有する適任者と考えますので,よろしくご審議の上,ご同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○鈴木一成 議長  これより質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第70号は,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,本案は委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  討論なしと認め,討論を終了します。  これより議案第70号を採決します。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,議案第70号は同意することに決定しました。
     ────────────────────────────────────────── △日程第4 議案第71号 ひたちなか市及びひたちなか東海広域事務組合公平委員会委員の選任について ○鈴木一成 議長  日程第4議案第71号 ひたちなか市及びひたちなか東海広域事務組合公平委員会委員の選任についてを議題とします。  提案理由の説明を願います。大谷 明市長。          〔大谷 明市長登壇〕 ◎大谷明 市長  ただいま議題となりました議案第71号 ひたちなか市及びひたちなか東海広域事務組合公平委員会委員の選任につきまして,提案の理由をご説明申し上げます。  公平委員会委員である菅原功氏が本年4月13日付をもって任期満了となりますので,同氏を再び委員として任命することについて,地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき,議会の同意を求めようとするものであります。  同氏の経歴の概略を申し上げますと,昭和57年に株式会社日立製作所武蔵工場に入社され,現在は,ルネサスグループ労働組合連合会副会長,連合茨城常陸野地域協議会議長を務められるとともに,平成31年から本市の公平委員会委員としてご活躍をいただいているところであります。  同氏は,人格,識見ともに優れ,広く社会の実情にも精通された適任者と存じますので,よろしくご審議の上,ご同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○鈴木一成 議長  これより質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第71号は,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,本案は委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  討論なしと認め,討論を終了します。  これより議案第71号を採決します。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,議案第71号は同意することに決定しました。  ────────────────────────────────────────── △日程第5 諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦について ○鈴木一成 議長  日程第5諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦についてを議題とします。  提案理由の説明を願います。大谷 明市長。          〔大谷 明市長登壇〕 ◎大谷明 市長  ただいま議題となりました諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦につきまして,提案の理由をご説明申し上げます。  人権擁護委員である小池幸子氏が本年6月30日付をもって任期満了となりますので,後任の委員候補者として長山正宏氏を推薦することについて,人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき,議会の同意を求めようとするものであります。  同氏の経歴の概略を申し上げますと,昭和54年から小中学校及び海外の日本人学校等を教諭として勤務され,平成19年から県内の小学校及び海外の日本人学校の校長を務められるなど,長年にわたり教育の振興のために尽力されたところであります。  同氏は,人格が高潔であり,広く社会の実情にも精通された適任者であると存じますので,よろしくご審議の上,推薦についてご同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○鈴木一成 議長  これより質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  お諮りします。ただいま議題となっています諮問第1号は,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,本案は委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  討論なしと認め,討論を終了します。  これより諮問第1号を採決します。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,諮問第1号は同意することに決定しました。  ────────────────────────────────────────── △日程第6 議案第72号 ひたちなか市議会会議規則の一部を改正する規則制定について ○鈴木一成 議長  日程第6議案第72号 ひたちなか市議会会議規則の一部を改正する規則制定についてを議題とします。  提案理由の説明を願います。20番大谷 隆議員。          〔20番 大谷 隆議員登壇〕 ◎20番(大谷隆議員) ただいま議題となりました議案第72号 ひたちなか市議会会議規則の一部を改正する規則制定について,地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第2項の規定により提出します。  提案の理由について説明をします。  初めに,男女共同参画のさらなる促進のため,女性議員が活躍できる環境を整備すべく,出産について産前産後の期間に配慮した規定とし,併せて,育児や介護等についても欠席事由として文言を明確に規定しようとするものです。  次に,現在,本会議の記録方法については速記法としているところでありますが,近年,速記者の確保が困難となっていること,また,録音機器の高性能化等により速記と同等の記録が可能であることから,本会議の記録方法を改正しようとするものです。  次に,デジタル化政策の一環として,行政手続等において求めてきた押印について,特段の合理的な理由がある場合を除き,原則として廃止を広く推進している政府の方針を踏まえ,本市議会においても,議会運営に当たり,特段支障がない事項について押印を廃止しようとするなど,所要の改正を行おうとするものであります。  以上,慎重審議の上,適切なるご決定のほど,お願い申し上げます。 ○鈴木一成 議長  これより質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  ただいま議題となっています議案第72号は,委員会提出議案のため,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略します。  これより討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  討論なしと認め,討論を終了します。  これより議案第72号を採決します。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,議案第72号は可決されました。  ────────────────────────────────────────── △日程第7 閉会中の継続審査申し出について ○鈴木一成 議長  日程第7閉会中の継続審査申し出についてを議題とします。  経済建設委副員長から,会議規則第111条の規定により,お手元に配付しました申出書のとおり,閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りします。これを承認することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,経済建設副委員長の申し出のとおり,これを承認することに決定しました。  ────────────────────────────────────────── △日程第8 閉会中の継続調査申し出について ○鈴木一成 議長  日程第8閉会中の継続調査申し出についてを議題とします。  総務生活委員長文教福祉委員長経済建設副委員長,議会広報委員長,議会運営委員長から,会議規則第111条の規定により,お手元に配付しました申出書のとおり,閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りします。これを承認することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,各委員長の申し出のとおり,これを承認することに決定しました。  以上で今期定例会に付議されました案件は全て終了しました。  これをもちまして,令和3年第2回ひたちなか市議会3月定例会を閉会します。           午後2時28分 閉会...