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  1. ひたちなか市議会 2020-05-27
    令和 2年第 2回 5月臨時会−05月27日-01号


    取得元: ひたちなか市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 2年第 2回 5月臨時会−05月27日-01号令和 2年第 2回 5月臨時会            令和2年第2回ひたちなか市議会5月臨時会                 議事日程(第 1 号)                            令和2年5月27日午前10時開議 日程第1 議席の指定 日程第2 会期決定 日程第3 会議録署名議員の指名 日程第4 諸報告      (1)議案等 日程第5 報告第  2号 令和2年度公益財団法人ひたちなか市生活・文化・スポーツ公社事業計画及び予算について      報告第  3号 令和2年度ひたちなか海浜鉄道株式会社事業計画及び予算について              (以上2件,報告) 日程第6 報告第  4号 令和元年度ひたちなか水道事業会計継続費繰越計算書の報告について              ないし      報告第 18号 専決処分の報告について〈損害賠償額の決定について〉              (以上15件,報告,質疑) 日程第7 報告第 19号 専決処分の報告について〈令和元年度ひたちなか一般会計補正予算(第6号)〉
                 ないし      報告第 29号 専決処分の報告について〈和解について〉              (以上11件,報告,質疑,討論,採決) 日程第8 議案第 58号 令和2年度ひたちなか一般会計補正予算(第2号)              ないし      議案第 63号 勝田第一中学校給食備品購入売買契約の締結について              (以上6件,提案理由の説明,質疑,委員会付託)              (以上6件,委員長報告,質疑,討論,採決)  ────────────────────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件 日程第1 議席の指定 日程第2 会期決定 日程第3 会議録署名議員の指名 日程第4 諸報告      (1)議案等 日程第5 報告第  2号 令和2年度公益財団法人ひたちなか市生活・文化・スポーツ公社事業計画及び予算について      報告第  3号 令和2年度ひたちなか海浜鉄道株式会社事業計画及び予算について              (以上2件,報告) 日程第6 報告第  4号 令和元年度ひたちなか水道事業会計継続費繰越計算書の報告について              ないし      報告第 18号 専決処分の報告について〈損害賠償額の決定について〉              (以上15件,報告,質疑) 日程第7 報告第 19号 専決処分の報告について〈令和元年度ひたちなか一般会計補正予算(第6号)〉              ないし      報告第 29号 専決処分の報告について〈和解について〉              (以上11件,報告,質疑,討論,採決) 日程第8 議案第 58号 令和2年度ひたちなか一般会計補正予算(第2号)              ないし      議案第 63号 勝田第一中学校給食備品購入売買契約の締結について              (以上6件,提案理由の説明,質疑,委員会付託)              (以上6件,委員長報告,質疑,討論,採決)  ────────────────────────────────────────── 〇出席議員 24名                          1番  井 坂 涼 子 議員                          2番  萩 原   健 議員                          4番  宇 田 貴 子 議員                          5番  山 田 恵 子 議員                          6番  北 原 祐 二 議員                          7番  清 水 健 司 議員                          8番  大 内 健 寿 議員                          9番  弓 削 仁 一 議員                         10番  大久保 清 美 議員                         11番  鈴 木 道 生 議員                         12番  大 内 聖 仁 議員                         13番  薄 井 宏 安 議員                         14番  加 藤 恭 子 議員                         15番  雨 澤   正 議員                         16番  三 瓶   武 議員                         17番  深 谷 寿 一 議員                         18番  海 野 富 男 議員                         19番  鈴 木 一 成 議員                         20番  大 谷   隆 議員                         21番  清 水 立 雄 議員                         22番  樋之口 英 嗣 議員                         23番  井 坂   章 議員                         24番  武 藤   猛 議員                         25番  打 越   浩 議員  ────────────────────────────────────────── 〇欠席議員  1名                          3番  山 形 由美子 議員  ────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者                         大 谷   明 市長                         渡 邊 政 美 副市長                         野 沢 恵 子 教育長                         堀 川   滋 水道事業管理者                         福 地 佳 子 企画部長                         高 田 晃 一 総務部長                         海 埜 敏 之 市民生活部長                         湯 浅 博 人 福祉部長                         井 坂 健 一 経済環境部長                         三 木 昭 夫 建設部長                         小 倉   健 都市整備部長                         白 石 好 浩 会計管理者                         山 村   均 代表監査委員                         清 水 八洲雄 選挙管理委員会委員長                         安   智 明 農業委員会会長  ────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者                         黒 澤   浩 事務局長                         永 井 四十三 次長                         鯉 沼 光 人 次長補佐兼係長                         益 子   太 主幹                         吉 村 真 純 主任                         安   信 也 主事                         折 本   光 主事           午前10時 開議 ○鈴木一成 議長  ただいまから令和2年第2回ひたちなか市議会5月臨時会を開会します。  これより本日の会議を開きます。  議事日程を報告します。本日の議事日程は,あらかじめお手元に配付しました日程により議事を進めたいと思います。  ────────────────────────────────────────── △日程第1 議席の指定 ○鈴木一成 議長  日程第1議席の指定を行います。  議席は,会議規則第4条第1項の規定により,ただいま着席のとおり指定します。  ────────────────────────────────────────── △日程第2 会期決定鈴木一成 議長  日程第2会期決定を議題とします。  お諮りします。今期臨時会の会期は,本日1日間としたいと思います。異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,会期は1日間と決定しました。  ────────────────────────────────────────── △日程第3 会議録署名議員の指名 ○鈴木一成 議長  日程第3会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,7番清水健司議員,8番大内健寿議員,以上2名を指名します。  ────────────────────────────────────────── △日程第4 諸報告 ○鈴木一成 議長  日程第4諸報告を行います。  今期臨時会に提出されました議案等について事務局職員に報告させます。永井四十三次長。          〔永井四十三次長登壇〕 ◎永井四十三 次長  今期臨時会に提出されました付議事件につきましてご報告申し上げます。  まず,報告案件としまして,出資法人経営状況に係る報告2件,繰越明許費などの繰越計算書の報告11件,専決処分の報告15件,計28件となっています。  次に,議案としまして,令和2年度一般会計補正予算1件,契約の締結5件,計6件となっています。  次に,監査委員より,2月・3月分の出納検査の結果報告及びひたちなか監査基準策定の通知がございました。これらの関係書類につきましては,事務局に備え付けてありますので,後ほどご参照賜りたいと存じます。  以上で報告を終わります。  ────────────────────────────────────────── △日程第5 報告第2号 令和2年度公益財団法人ひたちなか市生活・文化・スポーツ公社事業計画及び予算について       報告第3号 令和2年度ひたちなか海浜鉄道株式会社事業計画及び予算について ○鈴木一成 議長  日程第5報告第2号 令和2年度公益財団法人ひたちなか市生活・文化・スポーツ公社事業計画及び予算について,報告第3号 令和2年度ひたちなか海浜鉄道株式会社事業計画及び予算について,以上2件を一括して議題とします。  本件について提出者の説明を願います。大谷 明市長。          〔大谷 明市長登壇〕 ◎大谷明 市長  令和2年第2回ひたちなか市議会5月臨時会に当たり,提出議案等につきまして概要をご説明申し上げます。  報告第2号 令和2年度公益財団法人ひたちなか市生活・文化・スポーツ公社事業計画及び予算について,報告第3号 令和2年度ひたちなか海浜鉄道株式会社事業計画及び予算について,以上2件につきましては,地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき,それぞれの経営状況を説明する予算書類を提出するものであります。  内容につきましては記載のとおりであります。  以上,ご報告申し上げます。  ────────────────────────────────────────── △日程第6 報告第 4号 令和元年度ひたちなか水道事業会計継続費繰越計算書の報告について              ないし       報告第18号 専決処分の報告について〈損害賠償額の決定について〉 ○鈴木一成 議長  日程第6報告第4号 令和元年度ひたちなか水道事業会計継続費繰越計算書の報告についてないし報告第18号 専決処分の報告について〈損害賠償額の決定について〉,以上15件を一括して議題とします。  本件について提出者の説明を願います。大谷 明市長。          〔大谷 明市長登壇〕 ◎大谷明 市長  ただいま議題となりました報告第4号から報告第18号につきまして,概要をご説明申し上げます。  初めに,報告第4号から報告第14号までの令和元年度予算の繰越しにつきまして,ご報告申し上げます。  まず,報告第4号 令和元年度ひたちなか水道事業会計継続費繰越計算書につきましては,平成29年度から令和2年度までの4か年の継続事業として実施している上坪浄水場更新事業及び上坪浄水場更新工事監理業務委託並びに令和元年度から令和2年度までの2か年の継続事業として実施している導水管更新事業繰越額が確定いたしましたので,ご報告申し上げるものであります。  次に,報告第5号から報告第13号までの令和元年度予算繰越明許費繰越計算書につきましては,一般会計において庁舎改修整備事業ほか36件,公共下水道事業特別会計において下水道事業広域化共同化検討事業ほか4件,東部第1土地区画整理事業特別会計において建築物移転補償ほか1件,東部第2土地区画整理事業特別会計において道路改良等工事ほか4件,佐和駅東土地区画整理事業特別会計において道路改良工事ほか3件,武田土地区画整理事業特別会計において道路改良工事ほか1件,六ッ野土地区画整理事業特別会計において工作物移転補償料算定業務委託ほか9件,阿字ヶ浦土地区画整理事業特別会計において建築物等移転補償船窪土地区画整理事業特別会計において道路改良工事ほか3件,いずれも繰越額が確定いたしましたので,ご報告申し上げます。  次に,報告第14号 令和元年度東部第2土地区画整理事業特別会計の事故繰越しにつきましては,建築物移転補償において,施工業者の選定及び補償契約締結後に契約者が入院したことで不測の日数を要したことにより,年度内に事業が完了できなかったことから,やむを得ず令和2年度に繰越しをしたものであります。これらの繰越し事業につきましては,鋭意,早期完結に努めているところであります。  次に,報告第15号につきましては,本年1月20日午前8時10分頃,田彦地内の市道を走行中の軽自動車舗装欠損箇所を通過した際にタイヤ及び車両の底部を損傷した事故に係る和解について,本年3月31日付で専決処分したものであります。  次に,報告第16号につきましては,昨年9月9日午後4時30分頃,勝倉地内で公用車訪問先から市道に出る際,近接する民家の敷地に付設されているアルミ製フェンスに接触し,損傷させた事故に係る損害賠償額の決定について,本年3月30日付で専決処分したものであります。  次に,報告第17号につきましては,本年1月30日午後1時35分頃,水戸市元吉田町地内の店舗駐車場において,駐車のため後退した公用車が後方に停車中の軽自動車に衝突し,損傷させた事故に係る損害賠償額の決定について,本年3月30日付で専決処分したものであります。  次に,報告第18号につきましては,昨年12月27日午後0時30分頃,つだ保育所敷地内において,ごみ保管庫が強風で飛ばされ,駐車場に駐車中の普通自動車を損傷させた事故に係る損害賠償額の決定について,本年5月1日付で専決処分したものであります。  以上,ご報告申し上げます。 ○鈴木一成 議長  これより質疑を行います。質疑は分割して行います。  最初に,報告第4号 令和元年度ひたちなか水道事業会計継続費繰越計算書の報告についてないし報告第14号 令和元年度水戸勝田都市計画事業東部第2土地区画整理事業特別会計事故繰越し繰越計算書の報告について,以上11件について質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,報告第4号ないし報告第14号,以上11件について質疑を終わります。  次に,報告第15号 専決処分の報告について〈和解について〉ないし報告第18号 専決処分の報告について〈損害賠償額の決定について〉,以上4件について質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,報告第15号ないし報告第18号,以上4件について質疑を終わります。  以上で質疑を終了します。  ────────────────────────────────────────── △日程第7 報告第19号 専決処分の報告について〈令和元年度ひたちなか一般会計補正予算(第6号)〉              ないし       報告第29号 専決処分の報告について〈和解について〉 ○鈴木一成 議長  日程第7報告第19号 専決処分の報告について〈令和元年度ひたちなか一般会計補正予算(第6号)〉ないし報告第29号 専決処分の報告について〈和解について〉,以上11件を一括して議題とします。  本件について提出者の説明を願います。大谷 明市長。          〔大谷 明市長登壇〕 ◎大谷明 市長  ただいま議題となりました報告第19号から報告第29号までの専決処分の報告につきまして,概要をご説明申し上げます。  初めに,報告第19号から報告第21号までの各会計の補正予算専決処分につきましてご報告申し上げます。  報告第19号につきましては,本年3月30日付で専決処分いたしました令和元年度一般会計補正予算(第6号)でありまして,予算総額に1,900万7,000円を追加し,582億247万3,000円と定めたものであります。  この補正につきましては,新型コロナウイルス感染症対策に要する緊急的経費を措置するとともに,繰越明許費の追加及び変更をしたものであります。  歳出の主な内容につきましては,教育費は,小学校費及び中学校費並びに保健体育費において,小中学校臨時休業に伴う学校給食休止により生じた経費を増額したものであります。また,社会教育費において,公立学童クラブ運営に要する支援員人件費を増額するとともに,民間学童クラブ運営及び感染防止対策を行うための補助金に要する経費を増額したものであります。  歳入につきましては,歳出補正予算との関連において,国庫支出金繰入金及び諸収入をそれぞれ増額したものであります。  繰越明許費につきましては,庁舎改修整備事業ほか3件,8,621万3,000円について,新型コロナウイルス感染拡大の影響により,中国製製品資材等の入荷に遅れが生じたため,年度内事業完了が見込めないことから,やむを得ず令和2年度に繰越しをしたものであります。  次に,報告第20号につきましては,本年5月1日付で専決処分いたしました令和2年度一般会計補正予算(第1号)でありまして,予算総額に163億2,439万5,000円を追加し,756億6,739万5,000円と定めたものであります。  この補正につきましては,国の令和2年度補正予算に計上された特別定額給付金のほか,新型コロナウイルス感染症対策に要する緊急的経費を措置したものであります。  歳出の主な内容につきましては,総務費は,総務管理費において,特別定額給付金の交付に係る経費を新たに措置するとともに,公共施設の予約がキャンセルされた場合の返還に係る経費を増額したものであります。  民生費につきましては,児童福祉費において,子育て世帯への臨時特別給付金の給付に係る経費を新たに措置するとともに,公立及び民間保育所における感染症対策用保健衛生用品の購入に係る経費を増額したものであります。  衛生費につきましては,保健衛生費において,医療機関,学校,妊婦等へ配布するためのマスク購入に係る経費を新たに措置したものであります。商工費は,商工費において,売上げが減少している市内の飲食業等に対し,テイクアウト&デリバリーでの提供を支援するための経費を新たに措置するとともに,中小企業個人事業主雇用維持事業継続支援を目的に茨城県が創設した「中小企業事業継続応援貸付金」に対する負担金を新たに措置したものであります。  教育費につきましては,小中学校臨時休業に伴い,教育総務費において,自宅での読書活動のため,児童生徒図書カードを配布するための経費及び給食費返還に要する事務に係る経費を新たに措置したものであります。また,小学校費及び中学校費並びに保健体育費において,学校給食休止により生じた経費を新たに措置したものであります。  さらに,幼稚園費において,公立及び私立の幼稚園における感染症対策用保健衛生用品の購入に係る経費を新たに措置したものであります。また,社会教育費において,公立及び民間の学童クラブへ配布する消毒液購入に係る経費を新たに措置したものであります。  歳入につきましては,歳出補正予算との関連において,国庫支出金県支出金繰入金及び諸収入をそれぞれ増額したものであります。  次に,報告第21号につきましては,本年5月1日付で専決処分いたしました令和2年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でありまして,予算総額に141万円を追加し,132億5,660万6,000円と定めたものであります。  この補正につきましては,新型コロナウイルスに感染した被用者等に対する傷病手当金の支給に要する経費を増額したものであります。  歳入につきましては,歳出補正予算との関連において,県支出金を増額したものであります。  次に,報告第22号から報告第28号までの条例の専決処分につきましてご報告申し上げます。  まず,報告第22号につきましては,本年3月31日付で専決処分いたしましたひたちなか市税条例等の一部を改正する条例制定についてであります。  地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い,固定資産税における,固定資産所有者が特定できない場合に使用者所有者とみなして課税対象とする制度の拡大のほか,固定資産税及び都市計画税における,わがまち特例の対象となる浸水被害軽減地区の指定を受けた土地に係る課税標準特例措置創設等について,所要の改正を行おうとするものであります。  次に,報告第23号につきましては,本年3月31日付で専決処分いたしましたひたちなか国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてであります。  地方税法施行令の改正に伴い,国民健康保険基礎課税限度額を61万円から63万円に,介護納付金課税限度額を16万円から17万円にそれぞれ引き上げ,後期高齢者支援金等課税限度額19万円と合わせた国民健康保険税課税限度額の合計を96万円から99万円に引き上げるとともに,低所得者層に係る国民健康保険税の5割軽減及び2割軽減を判定するための所得基準額をそれぞれ引き上げ,国民健康保険税軽減対象世帯を拡大しようとするものであります。  次に,本年3月31日付で専決処分いたしました報告第24号 東日本大震災に係る災害被害者に対する市税等の減免に関する条例の一部を改正する条例制定及び報告第25号 東日本大震災に係る災害被害者に対する介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例制定につきましては,関連いたしますので,一括してご説明申し上げます。  これらは,原子力災害対策特別措置法の規定により,東日本大震災によって被災し避難を行っている被災者に対し,国民健康保険税及び介護保険料について,令和元年度に引き続き,令和2年度におきましても減免措置を講じようとするものであります。  次に,報告第26号につきましては,本年5月13日付で専決処分いたしましたひたちなか市税条例等の一部を改正する条例制定についてであります。新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置として,地方税法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い,一定の期間において収入が大幅に減少した場合の徴収猶予の特例措置を創設するとともに,固定資産税における,わがまち特例の対象となる生産性革命の実現に向けた設備に係る資産の拡充のほか,軽自動車税における環境性能割の臨時的軽減の延長等について,所要の改正を行おうとするものであります。  次に,本年5月13日付で専決処分いたしました報告第27号 ひたちなか国民健康保険条例の一部を改正する条例制定及び報告第28号 ひたちなか市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定につきましては,関連いたしますので,一括してご説明申し上げます。  国民健康保険及び後期高齢者医療の被保険者のうち,新型コロナウイルス感染症に感染した者またはその感染が疑われる者が,労務に服することができないため給与等の全部または一部を受け取ることができない場合に,傷病手当金を支給するための改正を行おうとするものであります。  次に,報告第29号につきましては,昨年10月13日午後6時30分頃,三反田地内の市道を走行中の普通自動車が冠水している道路へ進入し,車両を損傷した事故に係る和解について,本年3月31日付で専決処分したものであります。  以上,ご承認を賜りますようお願いを申し上げます。 ○鈴木一成 議長  これより質疑を行います。質疑は分割して行います。  最初に,報告第19号 専決処分の報告について〈令和元年度ひたちなか一般会計補正予算(第6号)〉ないし報告第21号 専決処分の報告について〈令和2年度ひたちなか国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)〉,以上3件について質疑ありませんか。7番清水健司議員。          〔7番 清水健司議員登壇〕 ◆7番(清水健司議員) 議席番号7番,清水健司でございます。  ただいまご説明がありました報告第20号 専決処分の報告について〈令和2年度ひたちなか一般会計補正予算(第1号)〉について質疑させていただきます。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大による広範な影響から国民生活等を支えるため,迅速かつ的確に家計の支援を行う国民1人当たり10万円の特別定額給付金が給付されることとなり,本市においても,5月1日付市長専決処分により,本給付金に関する予算措置がなされました。本給付金に関しては市民の皆様の関心も非常に高く,本市への問合せも殺到しているものと思います。  その影響から市代表電話へのアクセスが非常に悪くなっており,市民生活全体に関わる問合せ自体がつながらなくなっている状況にあります。そういった状況からも,本給付金独自の問合せ窓口を設けるなどの対応が必要であると考えております。  先ほどの報告案件の説明にもありましたが,総務管理費において,特別定額給付金の交付に係る経費を新たに措置されたということがありましたが,本給付金独自の対応窓口,特に電話での対応,問合せ窓口,こういったものを設けている,そういった対応をとられているのか,または検討されているのか,お伺いいたします。 ○鈴木一成 議長  井坂健一経済環境部長。          〔井坂健一経済環境部長登壇〕 ◎井坂健一 経済環境部長  ただいまの質問にお答えいたします。  定額給付金の電話相談の窓口の件だとは思いますが,現在,給付金室のほうにおいて,給付金室4名の職員と,あと,各職場のほうから動員いただきました職員によって,そちらの職員のほうが四,五名入りまして,約10名体制で電話対応のほうは行っております。1日当たり約30名の体制で,給付申請に対する対応,それから処理などを行っておりまして,そのうち10名によって電話対応のほうは行っているような状況でございます。
    鈴木一成 議長  7番清水健司議員。          〔7番 清水健司議員登壇〕 ◆7番(清水健司議員) 議席番号7番,清水健司です。  ご答弁いただきましてありがとうございます。  今,ご答弁いただいた内容を聞いていまして,対応を,給付金室というものを設けて対応していただいているということは理解をしているところなんですが,私が質問したかったのは,その入り口の部分ですよね,市の代表番号へ電話問合せということをされる市民の方は非常に多い状況にあります。私自身も,本日もそうですけれども,何度か,ご連絡,電話をする要件があり,電話をしたところ,つながらないという状況が実際にあります。  実際に対応する中の人員が増員されて,対応を厚くされているというのは理解ができるんですが,それ自体は評価できると思いますが,まず,導入の入り口の部分で詰まってしまっているという現状をどう解決していくかというのが課題だと思っておりまして,その点について再度,質疑させていただければと思います。よろしくお願いします。 ○鈴木一成 議長  高田晃一総務部長。          〔高田晃一総務部長登壇〕 ◎高田晃一 総務部長  それでは,再度のご質問にお答えいたします。  給付金室で,非常に問合せ等が多くて,市民の方に,非常につながりにくいという現状もございます。そういった中で,例えば電話を,代表電話じゃなくて,直通で電話ができるどうか等,改めて検討しながら,市民の方にご不便をかけないよう,改善に努めていきたいと,そういうふうに考えております。 ○鈴木一成 議長  ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,報告第19号ないし報告第21号,以上3件について質疑を終わります。  次に,報告第22号 専決処分の報告について〈ひたちなか市税条例等の一部を改正する条例制定について〉ないし報告第29号 専決処分の報告について〈和解について〉,以上8件について質疑ありませんか。 ○鈴木一成 議長  4番宇田貴子議員。          〔4番 宇田貴子議員登壇〕 ◆4番(宇田貴子議員) 日本共産党市議団の宇田貴子です。  報告第23号 専決処分の報告〈ひたちなか国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について〉,質疑を行います。  1点目は,国民皆保険制度の下,国民健康保険はどの医療保険にも入っていない全ての国民が強制的に加入させられる医療保険であり,加入者構成では,年金生活者など無職の高齢者,非正規雇用などで働く低所得の方の割合が高くなっています。保険税は所得に応じて賦課される所得割のほか,生まれたばかりの赤ちゃんも含め,世帯の人数分課せられる均等割に加え,世帯ごとに掛けられる平等割が課せられることから,給与収入に税率を掛けて算出するだけの他の被用者保険に比べて,収入に対する保険税の負担が非常に高くなっています。そのため,低所得の方に配慮した軽減措置があるわけですが,今回の改正は,課税限度額の引上げと,5割軽減,2割軽減の軽減判定所得の見直しを行うものです。  それぞれについて対象世帯数の増減について伺います。2点目としては,今回の改正に伴う本市保険税への影響について伺います。 ○鈴木一成 議長  湯浅博人福祉部長。          〔湯浅博人福祉部長登壇〕 ◎湯浅博人 福祉部長  宇田議員のご質問にお答えいたします。  まず,1点目の今回の改正に伴う対象世帯数の増減についてでございますけれども,令和元年度本算定時の課税状況に基づく試算となりますが,課税限度額の引上げの対象となる世帯につきましては10世帯,5割軽減となる世帯は48世帯の増,2割軽減となる世帯につきましては58世帯の増となっております。  次に,2点目の本市保険税への影響につきましては,課税限度額引上げに伴う保険税の増額分につきましては553万3,000円,5割軽減・2割軽減の判定所得の見直しに伴う減額分につきましては合計で248万6,000円となっております。本市国民健康保険税全体といたしましては約304万7,000円の増額を見込んでいるところでございます。 ○鈴木一成 議長  25番打越 浩議員。          〔25番 打越 浩議員登壇〕 ◆25番(打越浩議員) 報告第29号につきまして質疑をいたします。  昨年10月13日午後6時半に三反田地内の市道を走行中の普通自動車が冠水している道路へ進入し,車両を損傷した事故に関わる和解についてでございます。  当日,10月13日には,午前2時頃,ひたちなか市の災害本部から各避難所開設がございました。特に,ここであります三反田小学校は午前2時頃から開設したと考えておりますが,午後6時30分頃ということでありまして,那珂川の警戒水位はオーバーをして,極めて危険な,最たる時間でございました。  そのように避難所開設をした中で,那珂川周辺では,警察はもとより,消防,分団,河川課の職員,自治会の方々が,介助を受ける世帯に対しまして,1件ずつ歩いて処置をした関係でございますが,私の感覚から申しますと,その日の状況でおけば,関係者が通行止めの処置をし,各道路にバリケード,そしてカラーコーン,そして看板などを設置してあったと考えております。ここでありますように,金額として223万5,811円の30%が市の持ち出しでございますが,考えてみると,これは,車は全損でございまして,もし何かあれば人命の危機に対処するような金額だと思っております。  そういう中で,先ほども申しましたように,災害の対応は適切であったのかどうか,そして対策本部の今後の処置について,そしてまた,30%が妥当であるのかどうかをお聞き申し上げます。よろしくお願いします。 ○鈴木一成 議長  三木昭夫建設部長。          〔三木昭夫建設部長登壇〕 ◎三木昭夫 建設部長  ご質問にお答えいたします。  当日の管理でございますけれども,確かに通行止めの措置をしておりました。夕方の時点から通行止めの解消ですか,その辺を確認しながら,通行止めのエリアを縮小するための作業もしておりました。そんな中で,車が冠水箇所に突っ込んで,今回は損傷という形になっております。  過失割合の件でございますけれども,これに関しては,これまでの通常のものを見まして,妥当だというふうに思っております。 ○鈴木一成 議長  25番打越 浩議員。          〔25番 打越 浩議員登壇〕 ◆25番(打越浩議員) 過失割合についてはいろいろな考え方がございますので,それはそれとして結構だと思いますが,先ほども申しましたように,220万を超す,全損ですよね。例えば水が入ってきたときに,その車が,そこにいて,人命がなくなったというようなものも相当考えられると思いますが,そういうときの災害の対策の,これからの処置はどういうふうな状況でやっていくのかということをお聞きしております。  災害があるのは,もう確かでございますので,その対策のやり方ですね,そういうものをしっかりお願いしたいと思いますし,当日,午前2時から午後8時ぐらいまで現場に私もおりましたので,一番危ない時間帯が6時でございました。午後6時。そういうことで,地元の水の関係者は全部いたと思いますが,そういう中の事故でございますので,対策本部のこれからの対応の方法をお願いいたします。 ○鈴木一成 議長  海埜敏之市民生活部長。          〔海埜敏之市民生活部長登壇〕 ◎海埜敏之 市民生活部長  打越議員からの再度のご質問にお答えいたします。  昨年の台風19号の対応につきましては,その前日の夜から災害対策本部を開きまして,対応に当たってきたところなんですけれども,先ほど打越議員がおっしゃったとおり,職員が直接行く,あるいは自治会のほうにも協力いただいて,避難のほうを呼びかけ,避難をしていただいたというところであります。  今回の,質問の中にあります自動車の損害,それから,場合によっては人命が損なわれていたのではないかということなんですけれども,もちろん,そういったことについては,前回の台風の対応について,もちろん全てが完璧にいったというふうには考えておりません。今後,そういったことも踏まえて,今後の教訓として,今後の災害対応,各課,市内部においての連絡,それから各担当におけるそれぞれの役割分担につきましても,検討して改善していきたいというふうに考えております。 ○鈴木一成 議長  ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,報告第22号ないし報告第29号,以上8件について質疑を終わります。  以上で質疑を終了します。  お諮りします。  ただいま議題となっています報告第19号ないし報告第29号,以上11件は,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,本件は委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。  討論は一括して行います。討論はありませんか。4番宇田貴子議員。          〔4番 宇田貴子議員登壇〕 ◆4番(宇田貴子議員) 日本共産党市議団の宇田貴子です。  報告第23号 専決処分の報告〈ひたちなか国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について〉,反対の立場から討論します。  今回の国保税条例の一部改正の内容で反対するのは,法令等により,課税限度額の引上げについてです。基礎課税額を61万円から63万円に,介護納付金課税額を16万円から17万円に増額するもので,今回据置きの後期高齢支援金分19万円を含め,合計金額で99万円となり,現行より3万円の増額となるものです。  一方,均等割・平等割の5割・2割軽減の判定基準が改正され,低所得者に対する税額軽減の対象者が拡大されます。この点については賛成します。  5割軽減で,所得基準額が28万円から28万5,000円になることにより,新たに48世帯の方が軽減対象となり,2割軽減では,51万円から52万円に改正されることにより,新たに56世帯の方が軽減の対象となる見込みです。しかし,全体として見れば,今回の改正により,市民の税負担は新たに300万円余り増えることとなります。  国保税は,他の被用者保険に比べ,収入に対する保険税の占める割合が大きく,低所得者に対する軽減措置があるにもかかわらず,本市30年度決算を見ても,滞納世帯が3,625世帯,加入世帯全体の2割近くとなっています。国保世帯の負担軽減を図るには,国庫負担を大幅に増やすことで構造的な問題を解決しなければならない。このことは,全国知事会,全国市長会,全国町村会なども政府に要望し続けており,平成26年度には,全国知事会から総額1兆円の公費投入が必要だとの意見も提出されました。  市は,被保険者である市民の命と健康を守る観点で,国庫負担の増額を求めると同時に,当面,市独自の対応を取るべきと考えます。コロナ禍の今,市の独自施策は,とりわけ急を要するものと考えます。  以上を述べまして,報告第23号 専決処分の報告〈ひたちなか国民健康保険税条例の一部を改正する条例〉について,反対の討論とします。 ○鈴木一成 議長  ほかに討論はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  討論なしと認め,討論を終了します。  ただいまの討論において,報告第23号については反対討論がありましたので,別に採決します。  これより報告第19号ないし報告第22号,報告第24号ないし報告第29号,以上10件を一括して採決します。  本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,報告第19号ないし報告第22号,報告第24号ないし報告第29号,以上10件は承認されました。  次に,報告第23号を採決します。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          〔賛成者起立〕 ○鈴木一成 議長  起立多数です。よって,報告第23号は承認されました。  ────────────────────────────────────────── △日程第8 議案第58号 令和2年度ひたちなか一般会計補正予算(第2号)              ないし       議案第63号 勝田第一中学校給食備品購入売買契約の締結について ○鈴木一成 議長  日程第8議案第58号 令和2年度ひたちなか一般会計補正予算(第2号)ないし議案第63号 勝田第一中学校給食備品購入売買契約の締結について,以上6件を一括して議題とします。  提案理由の説明を願います。大谷 明市長。          〔大谷 明市長登壇〕 ◎大谷明 市長  ただいま議題となりました提出議案につきまして,提案の理由をご説明申し上げます。  まず,議案第58号 令和2年度一般会計補正予算(第2号)につきましては,新型コロナウイルス感染症の影響が拡大する中で,売上げの減少等により厳しい環境にある事業者の方々への支援を行うとともに,さらなる感染症拡大防止対策への取組に必要な経費を計上いたしました。  補正額といたしましては,予算総額に3億9,547万9,000円を追加し,760億6,287万4,000円とするものでありますが,追加する金額のうち,新型コロナウイルス感染症対策に係る分としましては,3億62万5,000円を計上しております。  歳出の主な内容につきまして,総務費は,総務管理費において,市民の皆様に周知を図るため,新型コロナウイルス感染症に関する支援情報をまとめた総合案内チラシの配布に要する経費を新たに措置するとともに,帰省を自粛している県外に在住する市内出身の大学生等に対して,「ひたちなか学生エール便」として市の特産品を郵送し,生活支援を行うための経費について新たに措置しようとするものであります。また,売上げの減少した事業者を支援するため,ふるさと納税の返礼品について,体験型に加え,市内特産品などへの取組を開始することとし,その開発や磨き上げに取り組む事業者への補助金について新たに措置しようとするものであります。さらに,市役所におけるテレワークを実施するためのネットワーク環境整備に要する経費を新たに措置しようとするものであります。  また,防災費において,災害時の避難所における感染症防止対策として,衛生体制強化のための簡易間仕切りや隔離用テント,保健衛生用品等の購入に要する経費を新たに措置しようとするものであります。  衛生費につきましては,保健衛生費において,幼児健診等の再開に向けた経費や国の施策であります妊婦用布マスクの配布に係る経費のほか,防護服,フェースシールド等の購入経費を新たに措置しようとするものであります。また,休日夜間診療所において屋外診療を実施するためのひさしの設置に要する経費を新たに措置しようとするものであります。  農林水産業費につきましては,農業費及び水産業費において,新型コロナウイルス感染症の影響により,前年同月と比べて売上げが20%以上減少した農業者及び水産業者が取り組むインターネット及びファクス等による商品販売を支援するための補助金について新たに措置するとともに,販売促進に取り組む農業者及び水産業者に対し,ホームページの開設やリニューアルを支援するための補助金について新たに措置しようとするものであります。そのほか,農業費において,カンショの作付面積の拡大及び生産力の向上を図るため,県のかんしょ生産体制整備事業費補助金を活用し,生産者が行う施設整備や機材整備に係る補助金を新たに措置しようとするものであります。  商工費につきましては,商工費において,新型コロナウイルス感染症の影響により増加している商工業者に対する各種相談会への支援のため,ひたちなか商工会議所が行う中小企業者等向けの専門家の派遣及び相談事業に対する補助金を増額するとともに,国の持続化給付金の支給対象外である,前年同月と比べて売上げが30%以上50%未満減少した市内中小企業等に対する支援金について新たに措置しようとするものであります。また,10以上の事業者が売上げ回復のために共同で取り組む新規プロジェクトに対する補助金を新たに措置するとともに,好評となっておりますテイクアウト&デリバリー応援補助金については,参加事業者が増えていることから増額しようとするものであります。さらに,ひたちなか商工会議所が行うプレミアム付地域商品券発行事業について,本年度は,売上げ減少が著しい中小・小規模事業者や個人事業主の経営する店舗などでの利用促進等を図るため,これらの店舗限定のものを発行し,従来のものと2種類をワンセットとして,さらにプレミアム分を10%から20%に上乗せして実施しようとするものであります。  また,市民の足として不可欠な公共交通機関である鉄道,バス,タクシーの事業者に対しては,外出自粛に伴う観光客等の激減により利用客が大きく落ち込んでいる状況を踏まえ,運行維持を支援することを目的とした補助金を新たに措置するとともに,前年同月と比べて売上げが30%以上減少した宿泊事業者に対しては,ひたちなか市観光協会を通して,経営維持のための支援を行おうとするものであります。このほか,新型コロナウイルス感染症により大きく影響を受けている観光関連事業者に対しても,観光業の推進に向けた取組を後押しするため,クラウドファンディング等の事業に対する補助金を新たに措置しようとするものであります。  教育費につきましては,小中学校臨時休業に伴い,教育総務費において,給食費返還に要する事務に係る経費を増額するとともに,小学校費及び中学校費並びに保健体育費において,学校給食休止により影響を受けた主食の委託加工業者に対する支援金について新たに措置しようとするものであります。  また,社会教育費において,市民の皆様に安心して利用いただくために,各図書館に配置する図書消毒機の購入に係る経費を新たに措置しようとするものであります。  歳入につきましては,国の令和2年度補正予算に計上された新型コロナウイルス感染症対応臨時交付金を活用するとともに,歳出補正予算との関連において,国庫支出金県支出金を増額しようとするものであります。  市といたしましては,引き続き感染症防止対策を進めつつ,地域経済や安全・安心な市民生活に必要な対策を講じていく所存であります。  次に,その他の一般議案につきましてご説明申し上げます。  議案第59号から議案第63号までにつきましては,新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け,建設資材等の流通が不安定な状況となるなど,早急に契約を締結し,適正工期または納期を確保する必要があることから,本臨時会に提案するものであります。  まず,議案第59号 平磯・磯崎・阿字ヶ浦地区統合校建設外構工事請負契約の締結は,令和3年度開校を予定している統合校の外構工事について,一般競争入札により契約金額6億9,300万円で大栄・ニシノグループ特定建設工事共同企業体と契約を締結しようとするものであります。
     次に,議案第60号 平磯・磯崎・阿字ヶ浦地区統合校建設校舎棟電気設備工事請負変更契約の締結は,統合校に整備する無線LAN設備を文部科学省が推進するGIGAスクール構想のネットワーク環境基準に準拠する仕様に変更するため,当該設備部分について別工事として発注することから,契約金額を2,662万円減額し,4億1,833万円に変更しようとするものであります。  次に,議案第61号 平磯・磯崎・阿字ヶ浦地区統合校給食備品購入売買契約の締結は,統合校の校舎建設に伴う給食室の厨房機器等の購入について,指名競争入札により契約金額1億76万円で佐藤厨房株式会社と契約を締結しようとするものであります。  次に,議案第62号 中根小学校給食備品購入売買契約の締結は,中根小学校の給食室改修に伴う厨房機器等の購入について,指名競争入札により契約金額4,895万円で三英物産株式会社と契約を締結しようとするものであります。  次に,議案第63号 勝田第一中学校給食備品購入売買契約の締結は,勝田第一中学校の給食室改修に伴う厨房機器等の購入について,指名競争入札により契約金額7,986万円で日立調理機株式会社と契約を締結しようとするものであります。  以上,慎重審議の上,適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○鈴木一成 議長  これより質疑を行います。質疑は分割して行います。  最初に,議案第58号 令和2年度ひたちなか一般会計補正予算(第2号)について,質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,議案第58号の質疑を終わります。  次に,議案第59号 平磯・磯崎・阿字ヶ浦地区統合校建設外構工事請負契約の締結についてないし議案第63号 勝田第一中学校給食備品購入売買契約の締結について,以上5件について質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,議案第59号ないし議案第63号,以上5件の質疑を終わります。  これをもちまして質疑を終了します。  ただいま議題となっています議案第58号ないし議案第63号,以上6件は,お手元に配付しました議案付託表のとおり,それぞれ所管の常任委員会に付託します。  各常任委員会は直ちに審査を行い,本会議に報告されますよう,議会運営にご協力をお願いします。  暫時休憩します。           午前10時58分 休憩  ──────────────────────────────────────────           午後3時59分 開議 ○鈴木一成 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま議題となっています議案第58号ないし議案第63号,以上6件について,各常任委員長から,審査を終了し,会議規則第110条の規定により審査報告書が提出されました。  最初に,予算委員長の報告を願います。13番薄井宏安議員。          〔13番 薄井宏安議員登壇〕 ◎13番(薄井宏安議員) 予算委員会の審査報告をします。  本委員会に付託された議案は,審査の結果,次のとおり決定したので,会議規則第110条の規定により報告します。  1 議案番号及び件名 議案第58号 令和2年度ひたちなか一般会計補正予算(第2号)  2 議決の結果 原案のとおり可決すべきものとする。  3 議決の理由 提案の趣旨及び質疑を通しておおむね妥当であると認める。  以上,審査報告を終わります。 ○鈴木一成 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  次に,文教福祉委員長の報告を願います。14番加藤恭子議員。          〔14番 加藤恭子議員登壇〕 ◎14番(加藤恭子議員) 文教福祉委員会の審査報告をします。  本委員会に付託された議案は,審査の結果,次のとおり決定したので,会議規則第110条の規定により報告します。  1 議案番号及び件名 議案第59号 平磯・磯崎・阿字ヶ浦地区統合校建設外構工事請負契約の締結についてないし議案第63号 勝田第一中学校給食備品購入売買契約の締結について,以上5件です。  2 議決の結果 原案のとおり可決すべきものとする。  3 議決の理由 提案の趣旨及び質疑を通しておおむね妥当であると認める。  以上,審査報告を終わります。 ○鈴木一成 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  これより討論を行います。討論は一括して行います。  討論はありませんか。20番大谷 隆議員。          〔20番 大谷 隆議員登壇〕 ◆20番(大谷隆議員) 20番,未来ひたちなかの大谷 隆です。  議案第58号 令和2年度ひたちなか一般会計補正予算(第2号)について討論します。  今回の補正で提出されたものは,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し,国が地域の実情を踏まえて対策を打つために用意した1兆円の交付金,地方創生臨時交付金におけるメニューから導き出したものが主であって,これだけでは市独自の事業と言い切ることはできません。  さらには,項目に間接的なものやアフター・コロナが目立ち,今現在の喫緊の課題に対する直接的支援に希薄さを感じます。アフター・コロナも大事であり,その支援をもって次につなげようとすることにも理解はできますが,現状はもっと深刻で,その前に,人や企業がドロップアウトしないための生活者の支援や,雇用を維持するための支援,企業を持続化するための追加支援など,国の対策を補強し,さらに制度から漏れるもののくみ上げなど,広く直接的に届く支援も切にお願いします。  本交付金に加え,ひたちなか市自身の予算を組み替えてでも費用を捻出し,市民とともに痛みを分かち合おうとするものでなくてはなりません。予定された諸行事,諸事業の多くは,既に中止が決定し,本年度予定した予算が行き場を失っている今このときにこそ,不用額等を集め,また,備え蓄えてきた財政調整基金等の拠出,種々の減免措置など,地域経済の立て直しと住民生活の支援を図らなければ手後れになります。  さらなる救済をお願いしつつ,本議案についてはスピード感を持って実行されることを望むため,一言加えて賛成討論とします。(拍手) ○鈴木一成 議長  ほかに討論はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  討論なしと認め,討論を終了します。  これより議案第58号ないし議案第63号,以上6件を一括して採決します。  本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木一成 議長  異議なしと認め,議案第58号ないし議案第63号,以上6件は可決されました。  以上で今期臨時会に付議されました案件は全て終了しました。  これをもちまして令和2年第2回ひたちなか市議会5月臨時会を閉会します。           午後4時7分 閉会...