ひたちなか市議会 > 2019-09-26 >
令和 元年第 3回 9月定例会-09月26日-付録
令和 元年第 3回 9月定例会−09月26日-04号
令和 元年第 3回 9月定例会−09月26日-04号
令和 元年第 3回 9月定例会-09月26日-付録

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  1. ひたちなか市議会 2019-09-26
    令和 元年第 3回 9月定例会−09月26日-04号


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    令和 元年第 3回 9月定例会−09月26日-04号令和 元年第 3回 9月定例会             令和元年第3回ひたちなか市議会9月定例会                 議事日程(第 4 号)                             令和元年9月26日午前10時開議 日程第1 議案第 64号 平成30年度ひたちなか一般会計決算認定について              ないし      議案第101号 ひたちなか東海広域事務組合規約変更について      議案第107号 佐野小学校給食備品購入売買契約の締結について              ないし      議案第111号 市道路線認定及び変更について              (以上43件,委員長報告質疑討論,採決) 日程第2 諮問第  2号 人権擁護委員候補者推薦について              ないし      諮問第  4号 人権擁護委員候補者推薦について              (以上3件,提案理由の説明,質疑討論,採決) 日程第3 閉会中の継続調査申し出について  ──────────────────────────────────────────
    〇本日の会議に付した事件 日程第1 議案第 64号 平成30年度ひたちなか一般会計決算認定について              ないし      議案第101号 ひたちなか東海広域事務組合規約変更について      議案第107号 佐野小学校給食備品購入売買契約の締結について              ないし      議案第111号 市道路線認定及び変更について              (以上43件,委員長報告質疑討論,採決) 日程第2 諮問第  2号 人権擁護委員候補者推薦について              ないし      諮問第  4号 人権擁護委員候補者推薦について              (以上3件,提案理由の説明,質疑討論,採決) 日程第3 閉会中の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────────── 〇出席議員 24名                          1番  清 水 健 司 議員                          2番  所   茂 樹 議員                          3番  大 内 健 寿 議員                          4番  弓 削 仁 一 議員                          5番  海 野 富 男 議員                          6番  北 原 祐 二 議員                          7番  岩 本 尚 之 議員                          8番  鈴 木 道 生 議員                          9番  宇 田 貴 子 議員                         10番  山 形 由美子 議員                         11番  加 藤 恭 子 議員                         12番  雨 澤   正 議員                         13番  鈴 木 一 成 議員                         14番  大 谷   隆 議員                         15番  清 水 立 雄 議員                         16番  三 瓶   武 議員                         17番  深 谷 寿 一 議員                         18番  武 藤   猛 議員                         19番  薄 井 宏 安 議員                         20番  大 内 聖 仁 議員                         21番  佐 藤 良 元 議員                         22番  樋之口 英 嗣 議員                         23番  打 越   浩 議員                         24番  井 坂   章 議員  ────────────────────────────────────────── 〇欠席議員  1名               25番  安   雄 三 議員  ────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者                         大 谷   明 市長                         永 盛 啓 司 副市長                         野 沢 恵 子 教育長                         村 上 剛 久 水道事業管理者                         小 倉   健 企画部長                         高 田 晃 一 総務部長                         海 埜 敏 之 市民生活部長                         湯 浅 博 人 福祉部長                         井 坂 健 一 経済環境部長                         川 崎 昭 人 建設部長                         堀 川   滋 都市整備部長                         白 石 好 浩 会計管理者                         福 地 佳 子 教育次長                         山 村   均 代表監査委員                         清 水 八洲雄 選挙管理委員会委員長                         安   智 明 農業委員会会長  ────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者                         黒 澤   浩 事務局長                         永 井 四十三 次長                         田 口 清 幸 次長補佐兼係長                         成 田 賢 一 主幹                         益 子   太 主幹                         安   信 也 主事                         吉 村 真 純 主事           午前10時 開議 ○清水立雄 議長  これより本日の会議を開きます。  議事日程報告します。本日の議事日程は,あらかじめお手元に配付しました日程により議事を進めたいと思います。  ────────────────────────────────────────── △日程第1 議案第 64号 平成30年度ひたちなか一般会計決算認定について               ないし       議案第101号 ひたちなか東海広域事務組合規約変更について       議案第107号 佐野小学校給食備品購入売買契約の締結について               ないし       議案第111号 市道路線認定及び変更について ○清水立雄 議長  日程第1議案第64号 平成30年度ひたちなか一般会計決算認定についてないし議案第101号 ひたちなか東海広域事務組合規約変更について,議案第107号 佐野小学校給食備品購入売買契約の締結についてないし議案第111号 市道路線認定及び変更について,以上43件を一括して議題とします。  本件について,各常任委員長から審査を終了し,会議規則第110条の規定により審査報告書が提出されました。  最初に,決算委員長報告を願います。19番薄井宏議員。          〔19番 薄井宏議員登壇〕 ◎19番(薄井宏議員) 決算委員会審査報告をいたします。  本委員会に付託された議案は,審査の結果,次のとおり決定したので,会議規則第110条の規定により報告をいたします。  1 議案番号及び件名 議案第64号 平成30年度ひたちなか一般会計決算認定についてないし議案第81号 平成30年度ひたちなか水道事業会計利益の処分及び決算認定について,以上18件です。  2 議決の結果 次の意見をつけて,議案第64号ないし議案第80号,以上17件は認定すべきもの,議案第81号は可決及び認定すべきものとする。  3 意見 (1)違法と認める事項 なし       (2)不当と認める事項 なし       (3)特に留意すべき事項  ア 市税については,市民負担公平性自主財源の確保という観点から,現年度分の徴収を徹底するとともに,滞納繰越分についても滞納者の実態を十分把握しながら,収納率の向上と収入未済額及び不納欠損額の縮減に引き続き努められたい。  イ 自主財源確保の推進のため,企業誘致の促進,産業支援策及び観光の振興などに引き続き取り組まれたい。  ウ 負担金補助金交付金及び委託料について,対象団体事業内容活動状況を精査するとともに,重複や効果についての検証を行い,効率的な支出となるよう指導・監督に努められたい。  エ 市民の利用参加率が低い事業については,引き続き市報やホームページ等を活用し更なる周知を図られたい。  オ 人件費について,職員の働き方改革や生産性向上の推進により,長時間残業の縮減や働きやすい職場環境の確保に努められたい。  カ 社会保障関連経費,防災・減災対策費小中一貫校建設費公共施設老朽化に伴う維持補修費など多額の財政支出が見込まれる。将来を見据えた投資により限られた財源で最大の効果が得られるよう効率的,効果的に事業を実施し,引き続き行財政改革の推進と財政の健全化に取り組まれたい。  キ 国保会計及び後期高齢者医療会計について,滞納者生活状況等に即した,きめ細やかな対応に配慮されたい。また,引き続き各種啓発ジェネリック医薬品利用差額通知等により,被保険者健康保持医療費適正化及び保険給付費の削減に努められたい。  以上,審査報告を終わります。
    清水立雄 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  次に,予算委員長報告を願います。22番樋之口英嗣議員。          〔22番 樋之口英嗣議員登壇〕 ◎22番(樋之口英嗣議員) 予算委員会審査報告をします。  本委員会に付託された議案は,審査の結果,次のとおり決定したので,会議規則第110条の規定により報告します。  1 議案番号及び件名 議案第82号 令和年度ひたちなか一般会計補正予算(第2号)  議案第83号 令和年度ひたちなか介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  議案第84号 令和元年度水戸・勝田都市計画ひたちなか公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)  2 議決の結果 原案のとおり可決すべきものとする。  3 議決理由 提案の趣旨及び質疑を通しておおむね妥当であると認める。  以上,審査報告を終わります。 ○清水立雄 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  次に,総務生活委員長報告を願います。16番三瓶 武議員。          〔16番 三瓶 武議員登壇〕 ◎16番(三瓶武議員) 総務生活委員会審査報告をします。  本委員会に付託された議案は,審査の結果,次のとおり決定したので,会議規則第110条の規定により報告します。  1 議案番号及び件名 議案第85号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例整備等に関する条例制定について  議案第86号 ひたちなか行政不服審査法施行条例の一部を改正する条例制定について  議案第88号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例整備等に関する条例制定についてないし議案第90号 ひたちなか市税条例の一部を改正する条例制定について  議案第92号 ひたちなか印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定について  議案第109号 財産の処分について  議案第110号 公有水面埋立てに関する意見について  2 議決の結果 原案のとおり可決すべきものとする。  3 議決理由 提案の趣旨及び質疑を通しておおむね妥当であると認める。  以上,審査報告を終わります。 ○清水立雄 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  次に,文教福祉委員長報告を願います。18番武藤 猛議員。          〔18番 武藤 猛議員登壇〕 ◎18番(武藤猛議員) 文教福祉委員会審査報告をします。  本委員会に付託された議案は,審査の結果,次のとおり決定したので,会議規則第110条の規定により報告します。  1 議案番号及び件名 議案第87号 ひたちなか個人番号利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について  議案第93号 ひたちなか特定教育保育施設及び特定地域型保育事業に関する条例の一部を改正する条例制定について  議案第94号 ひたちなか市立保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について  議案第100号 ひたちなか市立幼稚園授業料等徴収条例及びひたちなか市立幼稚園保育料等助成金支給条例を廃止する条例制定について  議案第107号 佐野小学校給食備品購入売買契約の締結について  議案第108号 勝田第三中学校給食備品購入売買契約の締結について  2 議決の結果 原案のとおり可決すべきものとする。  3 議決理由 提案の趣旨及び質疑を通しておおむね妥当であると認める。  以上,審査報告を終わります。 ○清水立雄 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  次に,経済建設委員長報告を願います。14番大谷 隆議員。          〔14番 大谷 隆議員登壇〕 ◎14番(大谷隆議員) 経済建設委員会審査報告をします。  本委員会に付託された議案は,審査の結果,次のとおり決定したので,会議規則第110条の規定により報告します。  1 議案番号及び件名 議案第91号 ひたちなか基金条例の一部を改正する条例制定について  議案第95号 ひたちなか下水道事業設置等に関する条例制定についてないし議案第99号 ひたちなか水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について  議案第101号 ひたちなか東海広域事務組合規約変更について  議案第111号 市道路線認定及び変更について  2 議決の結果 原案のとおり可決すべきものとする。  3 議決理由 提案の趣旨及び質疑を通しておおむね妥当であると認める。  以上,審査報告を終わります。 ○清水立雄 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  以上で,委員長報告に対する質疑を終了します。  これより討論を行います。討論は一括して行います。  討論の通告がありますので,発言を許可します。最初に,10番山形由美子議員。          〔10番 山形由美子議員登壇〕 ◆10番(山形由美子議員) 日本共産党市議団山形由美子でございます。  議案第64号 平成30年度ひたちなか一般会計決算認定について,議案第65号 平成30年度ひたちなか国民健康保険事業特別会計決算認定について,議案第66号 平成30年度ひたちなか後期高齢者医療事業特別会計決算認定について,議案第67号 平成30年度ひたちなか介護保険事業特別会計決算認定について,議案第87号 ひたちなか個人番号利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について,以上5議案について,反対の立場で討論を行います。  まず,議案第64号 平成30年度ひたちなか一般会計決算認定についてです。  平成30年度の一般会計決算は,歳入総額で530億4,512万円,歳出総額で515億5,701万円で,翌年度へ繰り越すべき財源を引いた実質収支額は10億5,818万円でした。それぞれの分野で予算額決算額に乖離があり,もっと積極的な予算執行に取り組むべきです。特に現在は,市民が申請しないと始まらないという「申請主義」となっています。行政の役割として「しっかり市民に知らせる」「利用を図るために積極的に働きかける」ということを進めていただきたいと考えます。  積み立て基金についてですが,財政調整基金平成30年度末で52億9,257万円,市債管理基金は83億9,942万円となっており,他市と比べても非常に大きな額となっています。基金については,総務省から「適正な管理・運営に努められたい」と,基金の活用を求める要請が出ているとおり,住民要求実現財源として活用することを求めます。  歳出ですが,市報ひたちなかの発行の決算額は4,302万円となっています。自治会加入を前提に,世帯数の約6割に配付されていると推測されますが,市政と市民をつなぐ大切な媒体である市報は,全世帯を対象に配付されなければなりません。  勝田高等学校敷地関連用地代約520万円を本市は毎年支払っていますが,地方財政法に反します。早急な解決を求めます。  茨城租税債権管理機構負担金は,約1,347万円となっています。税金の滞納者について,茨城租税債権管理機構に依頼し差し押さえた件数は,昨年より少ない975件でした。差し押さえや強制的な徴収を必要とする悪質な滞納者はむしろまれで,税金を払いたくても払えない,困っているという方のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。困っている方々の生活再建にいち早く取り組むという視点が必要です。  マイナンバーカード発行推進のための決算がありました。発行は,現在,11%ということです。全員が取得するようにということで,まず,公務員は3月までに全員取得するよう通達が国からあったそうです。税と社会保障個人情報を国が一元的に管理し,徴税の強化,給付の抑制を図るというこの制度は,完全に破綻しており,運用を中止すべきです。ふえ続ける高齢者に対し,ひとり暮らし「愛の定期便」,配食サービス緊急通報システムなどのサービスを提供しています。高齢者が安心して暮らせるように,さらなる利用者拡大要件緩和などに早急に取り組むことを求めます。  那珂川沿岸地区国営土地改良事業は,ほとんど事業が進んでいない中で,平成30年度も約2,254万円支出しています。農業従事者が減る中で,かんがい用水が本当に必要なのでしょうか。水が供給されたら,利用者にも大きな負担が求められます。利用者負担軽減のために,公益財団法人那珂川沿岸土地改良基金協会は,現在,63億3,296万円の基金を積み立てているといいます。こうした財源利用し,農業の発展の方向を改めて議論し,支援策を検討すべきだと考えます。  茨城港常陸那珂港建設に約2億7,112万円負担しました。復興特別交付金を活用しているといいますが,これも国民の税金です。港湾工事によって著しく利益を受ける場合は,港湾工事の費用の一部を負担させることができるという港湾法がありますが,本市にとってどれだけの利益を得ているのか明らかにしていません。先の見通しもなく,今後さらに本市の負担が求められるこの事業は,中止すべきです。  学校教育充実のために,少人数学級の実現,司書教諭補助員学校介助員の増員を求めます。  小中一貫校建設のために4億9,430万円が支出されています。建設の目的は,経費削減のためであり,小中一貫校建設には反対です。  以上が一般会計決算に反対する主な理由です。  次に,議案第65号 平成30年度ひたちなか国民健康保険事業特別会計決算認定についてですが,平成30年4月から国保事業制度が変わりました。本市では,県に国保事業費納付金の支払いが43億536万円,一般会計からの繰出金は前年より1億900万円少ない7億3,000万円となっています。もともと国保は,年金者や低所得者が多く加入し,国や県の負担金がなければ成り立たない事業です。国に対し,国庫支出金大幅引き上げを強く求めるべきです。実際,本市においても,低所得で7割,5割,2割の軽減を受けている国保世帯は58%という実態です。1人当たりの保険税額は8万1,636円で,保険税が高くて,払いたくても払えず,滞納に追い込まれる人も少なくありません。平成30年度は,短期保険証発行が392世帯資格証明書197世帯でした。資格証明書を発行すれば,病院で全額自己負担となるために,病院にかかれず重度化を招きます。資格証明書は絶対に発行すべきではありません。  以上の理由から反対をいたします。  議案第66号 平成30年度ひたちなか後期高齢者医療事業特別会計決算認定について。  平成30年度は,賦課限度額が57万円から62万円に上がり,負担がふえた高齢者もいます。また,高齢者の増加で,平成30年度保険料が8,500万円も増加しました。この制度は,75歳以上の高齢者を他の医療保険から完全に切り離し,高齢化医療給付が増加すれば,そのまま保険料に跳ね返る,そして,際限なく引き上げられるという大変な制度で,世界に例を見ません。本市では,保険料滞納世帯に対する短期保険証発行は,平成30年度,31世帯になっています。後期高齢者に対し,短期保険証は発行すべきではありません。社会に貢献してきた高齢者を年齢で差別し,お金のない人は切り捨てる,かかれる医療の範囲も制限するという,こうした制度は廃止しかありません。  議案第67号 平成30年度ひたちなか介護保険事業特別会計決算認定についてですが,介護保険制度では,平成27年10月から介護予防日常生活支援総合事業が始まりました。介護保険制度で要支援1,要支援2の認定を受けた人たちには,従来の介護保険サービス利用を可能とすべきです。また,平成30年8月から,高所得者と言われる方々の自己負担割合が3割になり,大変な負担増となりました。高齢化が進み,今後ますます厳しい財政運営制度形骸化が進む状況が見受けられます。平成30年度保険料滞納した人は727人,1年以上滞納全額自己負担になっている人は3名ということです。状況をしっかりと把握し,保険料滞納があるなしにかかわらず,必要な人はサービスが受けられる制度にすべきです。  次に,議案第87号 ひたちなか個人番号利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定についてです。  これは,子ども・子育て支援制度の導入に伴って,マイナンバーを活用することを定める条例制定ですが,本市では,マイナンバーカードの発行は11%にとどまっていることからもわかるように,マイナンバー制度は国民の願いから生まれたものではありません。国民の所得,資産を厳格に把握し,徴税,社会保険料徴収の強化など,効率よく実施,管理したい政府と,マイナンバーをビジネスチャンスにしたい大企業の長年の要求から出発したものです。初期費用だけでも3,000億円が投じられています。こんな狙いの制度で国民のプライバシーが侵害されていいはずがありません。個人情報を格段に危険にさらすマイナンバー制度の活用には反対です。 ○清水立雄 議長  次に,9番宇田貴子議員。          〔9番 宇田貴子議員登壇〕 ◆9番(宇田貴子議員) 日本共産党市議団の宇田貴子です。  議案第110号 公有水面埋立てに関する意見について,反対の立場から討論します。  常陸那珂港湾の建設は,バブル経済が崩壊し始めた平成5年(1993年)に着工されました。湾になっていないところに港湾をつくるために,埋め立てと同時に,6,000メートルに及ぶ防波堤をつくるなど,初めから膨大な経費がかかり,周辺環境を壊してしまうことは承知の開発でした。  総事業費は6,800億円,既に約3,600億円が投入され,うち本市は,地元負担金として平成30年度末までに約67億円負担しています。今年度当初予算では,約2億6,700万円計上しており,このような億を超える地元負担金がこの先も経常経費のように何年先まで続くかわからないほど毎年課され続けます。しかも,利用はほぼ一部の大企業の専用ふ頭と化しているのが現状です。  茨城県は,このような大型開発優先の県政が続く中,莫大な予算をつぎ込む土木費が民生費を圧迫し,結果,医師数,看護師数,老人ホームの定員数など,全国最低レベルとなり,県民の命を脅かすほどの事態に追い込まれています。  本市においても,常陸那珂港湾開発関連の支出がふえ,市民の安全・安心につながる一番身近な施策が後回しにされることを懸念します。中央ふ頭,南ふ頭のこれ以上の開発は中止し,県民,市民が必要とする生活に密着した公共事業や中小企業の振興,そして,福祉,教育の充実に予算をかけることが必要です。  よって,港湾建設拡充につながる公有水面の埋立てに関する議案には反対します。 ○清水立雄 議長  ほかに討論はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  討論なしと認め,討論を終了します。  ただいまの討論において,議案第64号ないし議案第67号,議案第87号,議案第110号,以上6件については反対討論がありましたので,別に採決します。
     これより議案第68号ないし議案第86号,議案第88号ないし議案第101号,議案第107号ないし議案第109号,議案第111号,以上37件を一括して採決します。  本案に対する委員長報告は,議案第68号ないし議案第80号,以上13件は認定すべきもの,議案第81号は可決及び認定すべきもの,議案第82号ないし議案第86号,議案第88号ないし議案第101号,議案第107号ないし議案第109号,議案第111号,以上23件は可決すべきものです。本案は委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  異議なしと認め,議案第68号ないし議案第80号,以上13件は認定議案第81号は可決及び認定議案第82号ないし議案第86号,議案第88号ないし議案第101号,議案第107号ないし議案第109号,議案第111号,以上23件は可決されました。  次に,議案第64号を採決します。本案に対する委員長報告認定すべきものです。本案は認定することに賛成の議員の起立を願います。          (賛成者起立) ○清水立雄 議長  起立多数です。よって,議案第64号は認定されました。  次に,議案第65号を採決します。本案に対する委員長報告認定すべきものです。本案は認定することに賛成の議員の起立を願います。          (賛成者起立) ○清水立雄 議長  起立多数です。よって,議案第65号は認定されました。  次に,議案第66号を採決します。本案に対する委員長報告認定すべきものです。本案は認定することに賛成の議員の起立を願います。          (賛成者起立) ○清水立雄 議長  起立多数です。よって,議案第66号は認定されました。  次に,議案第67号を採決します。本案に対する委員長報告認定すべきものです。本案は認定することに賛成の議員の起立を願います。          (賛成者起立) ○清水立雄 議長  起立多数です。よって,議案第67号は認定されました。  次に,議案第87号を採決します。本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          (賛成者起立) ○清水立雄 議長  起立多数です。よって,議案第87号は可決されました。  次に,議案第110号を採決します。本案に対する委員長報告は可決すべきものです。本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を願います。          (賛成者起立) ○清水立雄 議長  起立多数です。よって,議案第110号は可決されました。  ────────────────────────────────────────── △日程第2 諮問第2号 人権擁護委員候補者推薦について             ないし       諮問第4号 人権擁護委員候補者推薦について ○清水立雄 議長  日程第2諮問第2号 人権擁護委員候補者推薦についてないし諮問第4号 人権擁護委員候補者推薦について,以上3件を一括して議題とします。  提案理由の説明を願います。大谷 明市長。          〔大谷 明市長登壇〕 ◎大谷明 市長  ただいま議題となりました諮問第2号から諮問第4号までの人権擁護委員候補者推薦につきまして,提案の理由をご説明申し上げます。  これらの議案につきましては,人権擁護委員である日向野冨司男氏,武子みち子氏及び荒木幹枝氏の3名の方々が,令和元年12月31日付をもって任期満了となりますので,それぞれの方を再び委員の候補者として推薦することについて,人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき,議会の同意を求めようとするものであります。  各候補者の経歴を概略申し上げますと,まず,諮問第2号で提案しております日向野冨司男氏につきましては,弥生西谷津自治会副会長等を歴任されるなど,地域社会の発展のため尽力され,平成19年から人権擁護委員としてご活躍をいただいているところであります。  次に,諮問第3号で提案しております武子みち子氏につきましては,昭和52年から小学校教諭として勤務されるなど,児童教育に尽力され,平成23年から人権擁護委員としてご活躍をいただいているところであります。  次に,諮問第4号で提案しております荒木幹枝氏につきましては,昭和47年から日立製作所水戸総合病院の看護師として勤務されるなど,地域医療の向上のために尽力され,平成29年から人権擁護委員としてご活躍をいただいているところであります。  いずれの方々におかれましても,人格が高潔であり,広く社会の実情にも精通された適任者と存じますので,よろしくご審議の上,推薦についてご同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○清水立雄 議長  これより質疑を行います。質疑は一括して行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  質疑なし認め,質疑を終了します。  お諮りします。ただいま議題となっています諮問第2号ないし諮問第4号,以上3件は,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  異議なしと認め,本案は委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。討論は一括して行います。討論ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  討論なしと認め,討論を終了します。  これより諮問第2号を採決します。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  異議なしと認め,諮問第2号は同意することに決定しました。  次に,諮問第3号を採決します。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  異議なしと認め,諮問第3号は同意することに決定しました。  次に,諮問第4号を採決します。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  異議なしと認め,諮問第4号は同意することに決定しました。  ────────────────────────────────────────── △日程第3 閉会中の継続調査申し出について ○清水立雄 議長  日程第3閉会中の継続調査申し出についてを議題とします。  議会広報委員長,議会運営委員長から,会議規則第111条の規定により,お手元に配付しました申出書のとおり,閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りします。これを承認することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  異議なしと認め,各委員長の申し出のとおり,これを承認することに決定しました。  以上で今期定例会に付議されました案件は全て終了しました。  今期定例会を閉会するに当たり一言ご挨拶申し上げます。  去る8月29日以来,本日まで29日間の長期にわたり,熱心なご審議を賜りまして,厚く御礼申し上げます。この間の審議を通じ,市長をはじめ執行部の皆様の積極的な対応に対しまして,深く敬意と感謝を表する次第であります。今後とも市民本位の市政運営に努められますとともに,市政発展のため一層のご努力をされますようお願い申し上げます。  さて,この議場において皆様方と顔を合わせるのも,本日をもって今期最後になります。この4年間においては,社会福祉関連経費の増加などによる厳しい財政状況が続く中,当市市議会といたしまして,この間の真剣かつ円滑なる議会運営を通じて,市民福祉の向上に携わることができたことに感謝申し上げます。  私たちは,10月31日をもって任期が満了となるわけでありますが,各位におかれましては,健康に十分留意され,ひたちなか市発展のため,さらなるご尽力を賜りますようお願い申し上げまして,甚だ簡単ではありますが,挨拶とさせていただきます。  これをもちまして令和元年第3回ひたちなか市議会9月定例会を閉会します。           午前10時37分 閉会...