ひたちなか市議会 > 2018-12-11 >
平成30年第 4回12月定例会-12月11日-01号
平成30年第 4回12月定例会-12月11日-目次
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  1. ひたちなか市議会 2018-12-11
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    平成30年第 4回12月定例会-12月11日-01号平成30年第 4回12月定例会            平成30年第4回ひたちなか市議会12月定例会                 議事日程(第 1 号)                          平成30年12月11日午前10時開議 日程第1 会期決定 日程第2 会議録署名議員の指名 日程第3 諸報告      (1)議案等 日程第4 産業の振興と観光の推進調査特別委員会報告 日程第5 市長所信表明 日程第6 報告第 27号 専決処分の報告について〈損害賠償額の決定について〉              (報告,質疑) 日程第7 報告第 28号 専決処分の報告について〈和解について〉              (報告,質疑,討論,採決) 日程第8 議案第 95号 平成30年度ひたちなか一般会計補正予算(第3号)              ないし      議案第 99号 高場雨水11号幹線管きょ布設工事2工区(30国補公下雨第1号)請負契約の締結について
                 (以上5件,提案理由の説明) 日程第9 休会の件  ────────────────────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件 日程第1 会期決定 日程第2 会議録署名議員の指名 日程第3 諸報告      (1)議案等 日程第4 産業の振興と観光の推進調査特別委員会報告 日程第5 市長所信表明 日程第6 報告第 27号 専決処分の報告について〈損害賠償額の決定について〉              (報告,質疑) 日程第7 報告第 28号 専決処分の報告について〈和解について〉              (報告,質疑,討論,採決) 日程第8 議案第 95号 平成30年度ひたちなか一般会計補正予算(第3号)              ないし      議案第 99号 高場雨水11号幹線管きょ布設工事2工区(30国補公下雨第1号)請負契約の締結について              (以上5件,提案理由の説明) 日程第9 休会の件  ────────────────────────────────────────── 〇出席議員 25名                          1番  清 水 健 司 議員                          2番  所   茂 樹 議員                          3番  大 内 健 寿 議員                          4番  弓 削 仁 一 議員                          5番  海 野 富 男 議員                          6番  北 原 祐 二 議員                          7番  岩 本 尚 之 議員                          8番  鈴 木 道 生 議員                          9番  宇 田 貴 子 議員                         10番  山 形 由美子 議員                         11番  加 藤 恭 子 議員                         12番  雨 澤   正 議員                         13番  鈴 木 一 成 議員                         14番  大 谷   隆 議員                         15番  清 水 立 雄 議員                         16番  三 瓶   武 議員                         17番  深 谷 寿 一 議員                         18番  武 藤   猛 議員                         19番  薄 井 宏 安 議員                         20番  大 内 聖 仁 議員                         21番  佐 藤 良 元 議員                         22番  樋之口 英 嗣 議員                         23番  打 越   浩 議員                         24番  井 坂   章 議員                         25番  安   雄 三 議員  ────────────────────────────────────────── 〇欠席議員  0名  ────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者                         大 谷   明 市長                         永 盛 啓 司 副市長                         野 沢 恵 子 教育長                         村 上 剛 久 水道事業管理者                         小 倉   健 企画部長                         稲 田 修 一 総務部長                         須 藤 雅 由 市民生活部長                         高 田 晃 一 福祉部長                         海 埜 敏 之 経済環境部長                         川 崎 昭 人 建設部長                         堀 川   滋 都市整備部長                         白 石 好 浩 会計管理者                         福 地 佳 子 教育次長                         山 田   篤 代表監査委員                         清 水 八洲雄 選挙管理委員会委員長                         安   智 明 農業委員会会長  ────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者                         黒 澤   浩 事務局長                         永 井 四十三 次長                         田 口 清 幸 次長補佐兼係長                         成 田 賢 一 主幹                         益 子   太 主幹                         安   信 也 主事           午前10時 開議 ○清水立雄 議長  ただいまから平成30年第4回ひたちなか市議会12月定例会を開会します。  これより本日の会議を開きます。  議事日程を報告します。本日の議事日程は,あらかじめお手元に配付しました日程により議事を進めたいと思います。  ────────────────────────────────────────── △日程第1 会期決定 ○清水立雄 議長  日程第1会期決定を議題とします。  お諮りします。今期定例会の会期は,本日から26日までの16日間としたいと思います。異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  異議なしと認め,会期は16日間と決定しました。  ────────────────────────────────────────── △日程第2 会議録署名議員の指名 ○清水立雄 議長  日程第2会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,3番大内健寿議員,4番弓削仁一議員,以上2名を指名します。  ────────────────────────────────────────── △日程第3 諸報告 ○清水立雄 議長  日程第3諸報告を行います。  今期定例会に提出されました議案等について事務局職員に報告させます。永井四十三次長。          〔永井四十三次長登壇〕 ◎永井四十三 次長  今期定例会に提出されました付議事件につきましてご報告申し上げます。  まず,報告案件としまして,専決処分の報告2件となっています。  次に,議案としまして,平成30年度各会計補正予算2件,条例制定2件,契約の締結1件,計5件となっています。  次に,監査委員より,8月,9月,10月分の出納検査及び財政援助を行った団体の監査の結果報告がございました。これらの関係書類につきましては,事務局に備えつけてありますので,後ほどご参照賜りたいと存じます。
     以上で報告を終わります。 ○清水立雄 議長  次に,常任委員会委員の選任について報告します。  委員会条例第7条第1項の規定により,12月3日付をもって,予算委員会委員決算委員会委員をお手元に配付しました名簿のとおり選任したので報告します。  なお,予算委員会決算委員会より,委員長,副委員長が互選された旨の通知がありましたので報告します。予算委員長樋之口英嗣議員,副委員長に雨澤 正議員,決算委員長に薄井宏安議員,副委員長に海野富男議員,以上のとおりです。  ────────────────────────────────────────── △日程第4 産業の振興と観光の推進調査特別委員会報告 ○清水立雄 議長  日程第4産業の振興と観光の推進調査特別委員会報告を議題とします。  本特別委員会に付託された事件について,調査を終了し,その報告書が提出されています。  産業の振興と観光の推進調査特別委員長の報告を願います。19番薄井宏安議員。          〔19番 薄井宏安議員登壇〕 ◎19番(薄井宏安議員) 産業の振興と観光の推進調査特別委員会の報告をします。  特別委員会調査報告書  本委員会付託の事件について,次のとおり会議規則第110条の規定により報告します。  最初に,1.付託事件ですが,平成28年6月24日のひたちなか市議会定例会において調査研究を付託された事件は,次のとおりである。  1 賑わいの創出による観光振興に関すること  2 ひたちなか地区の魅力発信に関すること  3 企業誘致に関すること  なお,本調査については,調査終了まで継続して閉会中も調査できるよう議決されているものである。  2.特別委員会の構成,3.調査の経過については,お手元の報告書をご参照いただきたいと思います。  次に,6ページの4.調査の結果について入ります。  人口減少・少子高齢化と東京への人口の一極集中の進展により,地方経済の弱体化が懸念される中,国では,まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し,地方における雇用の創出を目指しており,観光は大きな成長が見込める分野であるとされている。さらに,平成28年3月に策定した明日の日本を支える観光ビジョンにおいて,2020年訪日外国人旅行者数4,000万人,旅行消費額8兆円等の大きな目標を掲げるとともに,観光を我が国の基幹産業へと成長させ,観光先進国の実現を図るため,政府一丸,官民一体となって取り組んでいる。  茨城県においては,平成31年に,いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会,翌32年に東京オリンピックパラリンピック開催を控え,多様化する観光客のニーズに的確に対応し,観光の振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため,また,県政運営の基本方針である茨城県総合計画の部門別計画として,平成28年度を初年度とする5年間の茨城県観光振興基本計画(平成28年度~平成32年度)を策定した。  本市においては,国や県の施策と整合性を図りながら,ひたちなか市が有する数々の魅力を人々に伝えるとともに,来訪客を温かく迎え入れるまちと人をつくるために,県内でも有数の観光来訪地域となるよう取り組むことを目的に,ひたちなか市第2期観光振興計画を平成28年3月に策定した。美しい自然景観,国営ひたち海浜公園などの観光施設,史跡・名勝,祭りや伝統文化などの観光資源を地域の食やイベントなどと結びつけ,ひたちなか海浜鉄道湊線をはじめとした公共交通機関とも連携しながら,回遊性のある観光ネットワークづくりを推進している。また,ソーシャルネットワークの活用など戦略的な情報発信を行うほか,おもてなしの心による地域に根差した観光振興を図るとともに,広く海外からの観光客へ対応し,交流人口の拡大に積極的に取り組んでいる。  本市が末永く発展を続けていくためには,本市の持つ観光資源の魅力を広く内外にアピールするとともに,本市の地理的,交通インフラ等の優位性を生かした産業を活性化し,日々の生活を支える働く場を確保するとともに,近隣自治体とともに連携し,まちの活力を高めながら,自立と協働のもとに職住近接のまちづくりをさらに進めていくことが必要である。  本委員会は,本市の観光施策,産業振興施策についてさまざまな意見を執行部に提言し,また,ひたちなか海浜鉄道湊線の延伸に関しては,その進捗状況等を調査研究してきた。本報告書は,その委員会の活動及び調査研究結果を報告するものである。  (1)賑わいの創出による観光振興に関することについて  市内各所の観光資源の発掘,磨き上げ等を進め,観光地域づくりを高めていく上で,10年,20年と賑わいを持続させ,地域の活性化,観光の振興につなげていくためには,交流行事の創出と交流人口の増加を促進することが必要である。また,過去の観光施策の検証や先進事例から必要な取り組みや要素を学び,それを関係する部署で横のつながりを持って共有していくことも重要である。  各種イベントについては,ひたちなか祭りや,みなと産業祭産業交流フェアといった催し物が開催され,地域の賑わいの創出とともに,ひたちなか市をPRするよい機会となっている。そのほかにも,民間イベント(ドゥナイトマーケットやTA・MA・RI・BA)が開催されていることから,それらを交流人口の増加に一層活用することも必要である。  そこで,交流人口の拡大の1つの例として,次のことを挙げる。阿字ヶ浦地区は海岸線の魅力だけでなく,学生陸上競技サッカー合宿地の拠点であることはあまり知られていない。毎年多くの部活動が阿字ヶ浦地区の民宿等に長期滞在し,汗を流している。ラグビー合宿の菅平のように,阿字ヶ浦地区スポーツ合宿地の憧れの場所として県内外に認識される取り組みを図られたい。  また,スポーツ合宿や試合の開催以外にも,引き続きロック・イン・ジャパン開催都市として音楽のまちで聖地を目指し,市民相互や県内外者との交流を活発化させ,スポーツや音楽を通じた交流の盛んな都市で,かつ持続可能な賑わいを有するまちづくりに取り組むべきである。  ア 道の駅  道の駅は,道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供と地域の振興に寄与することを目的に全国に整備が進められている。本市近郊でも常陸大宮市に続き常陸太田市でも相次いで道の駅が開業した。  道の駅建設は,地元特産品の販売や交流人口の拡大による地域経済の振興の観点から地元の要望は強い。一方で,前述のとおり,本市近郊,県内各地に道の駅は建設されており,また,これから建設を希望する自治体も多い。そのような状況を鑑みれば,今後は経営悪化等を理由に閉鎖するリスクもあることを認識しなければならない。  委員会の視察では,全国モデルの道の駅に選定された岩手県遠野市の「遠野風の丘」や,登録博物館を併設する北海道函館市の「縄文ロマン南かやべ」などに赴き,現状等を調査してきた。今後,市内において建設を検討する際には,立地条件や建設のコンセプトを十分に調査検討した上で判断することが必要であるとの結論に至った。  イ 平磯電波研究所  平磯電波研究所は,平成28年12月,その役割を終え閉鎖された。電波研究所の前身は1915年,大正4年に発足していた逓信省電気試験場平磯出張所である。その所管や名称を変え,2001年,独立行政法人通信総合研究所となるまで,太陽活動の観測や無線通信技術発展に貢献してきた。  当施設は,平成33年開校予定の統合校に隣接しており,また,市内の景勝地である水戸藩内随一の波の見どころとされていた観涛所にも近い。また,一帯はジオパークの候補地でもある。このような地理的,歴史的特性等を考慮しつつ,地元との協議を重ねながら,今後の跡地利用を検討していくことが望まれる。  ウ おさかな市場  おさかな市場は東京からも近く,テレビの情報番組などでも取り上げられることも多いため,県内外に広く認知されるようになった。その一方で,年末や5月の大型連休をはじめ週末の交通渋滞は,地域住民生活にも大きな影響を与えている。交通アクセスは観光の生命線である。おさかな市場に通じる市内道路の渋滞は長年指摘され続けている懸案事項であり,引き続き道路の拡幅や駐車場の拡大を県と協議し,要望活動を継続していくことを求める。また,本市としても,高速道路からの迂回路案内の周知や臨時駐車場の確保など,抜本的な取り組みが必要である。  エ 市内史跡名勝  市内には,国指定史跡の虎塚古墳や水戸徳川家ゆかり文化的建造物をはじめ,史跡名勝が点在している。地域に眠る貴重で魅力的な資源を発見,発掘し,磨きをかけることも重要である。  近年はニーズの多様化により「ものよりコト」と言われるように,観光客みずからが体験できるツアーに人気がある。このような観光ニーズを的確に把握し,本市のすばらしさを堪能できる市内観光地史跡名勝等を結ぶ観光周遊モデルコースを充実させ,広く周知することが必要である。  さらには,市内の貴重な文化遺産を次世代に継承することも重要である。那珂湊地区には,湊公園,反射炉,山上門など歴史的な資源が数多く集積しているが,老朽化が目につく。地区の重要な観光資源を保存,活用するためにも,国の補助事業を活用するなどして早急に文化財保存活用の基本計画を策定することを検討すべきである。  また,教育委員会経済環境部都市整備部の横の連携を密にし,史跡名勝周辺の観光環境の維持整備を進めることも重要である。留意すべきなのが,駐車場,トイレの重要性である。史跡名勝,観光地の駐車場の確保及びトイレの美化と数の確保(特に女性用)に集中的に取り組むことが必要である。  (2)ひたちなか地区の魅力発信に関することについて  ひたちなか地区は,ひたちなか市と東海村にまたがる面積1,182ヘクタールの開発地である。地区内には,都市ゾーン商業施設等),レクリエーションゾーン(国営ひたち海浜公園等),産業ゾーン(工場等),港湾ゾーンに分かれ,そのうち都市ゾーンには大規模商業施設が複数店舗立地しているものの,その周辺には未利用地が残っており,留保地利用計画にのっとれば,今後発展の可能性が大きい地区である。  ひたちなか地区土地利用計画を定めるひたちなか地区留保地利用計画(平成18年策定)は,策定後10年が経過し,インフラ整備企業立地状況など計画策定当時とは情勢が大きく変化していることから,現況に応じた見直しがなされ,平成29年3月改定がされたところである。  ひたちなか市内を走行するひたちなか海浜鉄道湊線沿線には,買い物客で賑わうおさかな市場史跡名勝等の観光資源が数多く存在する。これら観光集客地を結びつける公共交通体系が十分とは言えないことから,来訪者の移動は自動車利用に依存しているのが実態である。公共交通体系が改善されれば,沿線はもとより,ひたちなか地区としての魅力の向上につながることが期待できる。また,ひたちなか海浜鉄道湊線の延伸とその終着駅予定地に検討されている交通ターミナルを中心とした駅前広場(交通結節点)の整備は,よりよい公共交通体系の構築と,観光資源等を有機的に結びつけることによる来訪者の回遊性向上,交流人口の増加につながり,ひたちなか海浜鉄道湊線自体の活性化や魅力向上に寄与することも期待できる。  ア 茨城港常陸那珂港区  茨城港常陸那珂港区は,北関東自動車道東水戸道路)が港に直結した日本で唯一の港と高速道路を一体として計画された港湾である。北関東自動車道は,平成23年3月に茨城県から栃木県を経て群馬県へ至る整備が完了し,関越自動車道,東北自動車道,常磐自動車道とも接続され,アクセスが格段に向上し,かつ渋滞もほとんどないため計画性を持った輸送が可能である。さらに,常陸那珂港区は港湾内でのゲート待ち時間がないことから,1日に複数回往復することが可能であり,輸送時間の短縮によるコストの低減やトラックドライバーの負担軽減など,物流の効率化に優位性がある。  茨城港常陸那珂港区では,現在,国内外を結ぶ定期航路全17航路が就航している。また,北埠頭への出入港船舶の航行の安全及び湾内の静穏性の向上等を目的とした東防波堤整備(全体延長計画6,000メートル)が進められている。さらに,港湾貨物需要増加に対応するための中央埠頭整備も進んでおり,平成28年に水深12メートル耐震強化岸壁が供用開始され,大型船の就航も可能となった。供用開始後,飛鳥Ⅱをはじめ大型観光クルーズ船の寄港もあり,輸送産業,観光両面で港区の活性化に結びついている。  引き続き,前述の優位性を前面に押し出した港湾利用促進に取り組み,首都圏における物流拠点である京浜港の代替港としての役割を担うべく,中核国際港湾として発展することが期待される。  イ ひたちなか海浜鉄道湊線の延伸  ひたちなか海浜鉄道湊線は,第三セクター方式に移行し,平成30年で開業10周年を迎えた。廃線の危機を乗り越え,年間乗客数100万人を超えるまでに回復した。  市内には,年間200万人の来場客数を誇る国営ひたち海浜公園や100万人のおさかな市場が存在する。ひたちなか海浜鉄道湊線ひたちなか地区方面への延伸は,このような地域観光資源回遊性向上や交流人口の増進などとともに,ひたちなか地区まちづくりと田園風景や海を臨むことのできる地方鉄道の魅力発信のコンテンツとして期待できる。さらに,おらが湊鐵道応援団自治会等地元団体と連携することで,地域の活性化に寄与することも期待できる。  しかし,一方で,事業費高騰による市の財政負担の増加や延伸に対する市民理解が低い状況,少子高齢化による利用者の減少などを懸念する声も聞かれる。いずれにしても,地域の人が乗ってこそのローカル鉄道を念頭に,JR,路線バス,スマイルあおぞらバス等との接続に着目し,交通弱者の移動手段としてさらなる利用促進を図られたい。今後は,いろいろな角度からの分析が必要である。  ウ 新駅  ひたちなか海浜鉄道湊線延伸計画区間における新駅整備について,当初計画では延伸区間に3駅を整備予定であったが,建設費用等を総合的に判断し,2駅整備に変更された。終着駅予定地には,交通ターミナルを中心とした駅前広場(交通結節点)と,市内外の人々に向けたインフォメーションや休憩所,地元特産品の購入や地元食材を楽しむことのできる物産館など,拠点の整備が必要である。  エ 国営ひたち海浜公園の位置づけ(市内観光との有機的結合)  春のネモフィラ,秋のコキアに代表されるように,国営ひたち海浜公園は彩り豊かな花々が咲き,四季を通じて楽しめ,年間を通じて多くの来訪者がある。近年は雑誌やSNSで取り上げられるようになり,アジア圏などの海外でも評判となり外国人観光客が急増している。  市内を訪れる観光客は,外国人を含め日帰り旅行者が圧倒的である。日帰りが多い理由として,首都圏から近距離であるということもあるが,観光客が国営ひたち海浜公園を軸とした市内周遊「海浜公園+α」を知らないことが影響している。  今後は,宿泊客と国営ひたち海浜公園来園者の相乗的な増加を狙ったホテル・旅館とのタイアップの強化や,旅行会社と協力し観光パッケージ商品の開発,県や周辺自治体と連携し,エリア観光の周知,そして観光客が必要としている情報の効果的・適時的に提供できる情報の一元化を検討する必要がある。  (3)企業誘致に関することについて  茨城県は東京から近いという地理的優位性や交通ネットワーク環境の整備,各種優遇制度等を活用した積極的な企業誘致により,立地面積や県外企業立地件数は全国トップクラスを維持している。  本市は,北関東自動車道をはじめとする広域幹線道路網や茨城港常陸那珂港区などの地理的優位性を生かして企業立地を推進し,雇用の場の創出や拡大を図っている。また,ひたちなかテクノセンターをはじめとする産業支援機関と連携し,やる気を持って創意工夫に努めるベンチャー企業の進出支援,環境づくりに努めるとともに,市内や近隣自治体に立地する高等学校,大学等と連携して地元雇用を促進し,若年層の定住を進め,職住近接のまちづくりをさらに推進することが必要である。  さらに,優良企業誘致の素地にもなり得る技術力の高い地元企業育成のために,これまで以上に産業活性化コーディネーターの活用を充実させ,地元企業育成に邁進すべき時期である。民間企業の誘致と同様に,公的機関や各種学校の誘致も地域経済に大きなメリットを与える意味では選択肢の一つとして考慮していくべきである。  ア 山崎工業団地  本市は,電気・機械産業の大手企業の工場とそれらを支える高度な技術を有する中小企業が集積しており,IT企業を含めたものづくり産業の集積地となっている。また,隣接の東海村には,大強度陽子加速器施設J-PARCをはじめ,原子力関係の研究機関が集積している。こうした産業の集積を最大限に活用すれば,今後成長が見込まれる経済的波及効果の大きい分野を中心に,さまざまな分野で国際競争力のある新技術・新製品の開発が可能である。山崎工業団地には,印刷業,製造業や輸送業など地元に根づいた各種中小企業が立地している。今後は,団地内企業のニーズや空き状況をいち早く把握する体制を整備し,要望解決へ向けた取り組みを進めるとともに,進出希望企業に対して的確で迅速な情報提供の環境整備構築が必要である。  イ 常陸那珂工業団地  常陸那珂工業団地は,茨城港常陸那珂港区に隣接し,北関東自動車道に直結した交通アクセスにすぐれている工業団地である。近年の販売単価や売却面積の見直し等により,進出希望企業にとってこれまで以上の魅力的な工業団地となっている。本市も引き続き県と協議し,市内外を問わず進出希望企業の発掘とさらなるPR活動に注力する必要がある。  おわりに  本委員会は平成28年6月に設置され,約2年半にわたり活動し,さまざまな調査研究,そして提言を行ってきた。特に観光施策とひたちなか海浜鉄道湊線の延伸に関することについては,多くの時間を充て重点的に調査研究してきたところである。  今後は,本市においては,ひたちなか市第3次総合計画や,ひたちなか市まち・ひと・しごと創生総合戦略ひたちなか市第2期観光振興計画など,各計画を本委員会の意見を踏まえながら着実に推進するとともに,定期的に議会へ成果報告を行い,そして今回の提言等を市政運営に反映されるよう期待する。  以上で報告を終わります。 ○清水立雄 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  以上で,産業の振興と観光の推進調査特別委員会の調査を終了しました。  ────────────────────────────────────────── △日程第5 市長所信表明 ○清水立雄 議長  日程第5市長所信表明を行います。大谷 明市長の登壇を願います。          〔大谷 明市長登壇〕 ◎大谷明 市長  平成30年第4回ひたちなか市議会12月定例会の開催に当たりまして,一言ご挨拶を申し上げます。  多くの市民の皆様からの力強いご支援とご期待に背中を押され,ひたちなか市長に就任してから2週間がたちました。今,改めてその責任の重さを実感し,身の引き締まる思いでございます。市長就任に当たり,ここに,ひたちなか市自立と協働のまちづくり基本条例を尊重することをお誓い申し上げます。  私は,地域をくまなく歩きながら選挙に臨む中で,多くの市民の皆様の声をいただいてまいりました。本市では,暮らしやすいまち,活力あるまちを目指し,自主的な活動を行っている魅力あふれる市民や団体が数多く活躍しています。こうした皆様と行政とが適切な役割分担のもとに力を合わせていくことで,持てる力を最大限発揮し,発展を続けることができるのではないかと考えております。  これまで本間前市長が4期16年で培ってこられました自立と協働の精神に基づくまちづくりを引き継ぎ,さらに発展させてまいります。市民の知恵と力で,ひたちなか市の価値を高め,魅力あふれるまちとなるよう,今後4年間のかじ取り役として,全力で市政運営に取り組んでまいります。  我が国は,人口減少とともに少子高齢化が進展するなど,地方の危機が叫ばれて久しいところであります。将来不安も高まる中,社会保障体制の再構築がますます重要になっております。特に,高齢者の健康と安心を支える医療・介護制度,そして,若い世代に寄り添う子育て支援や教育の充実は,本市においても重要な課題であります。  私は,民間企業で培った感性・感覚,茨城県議会議員として地域活動に携わる中で広めた見聞,子育てや両親の介護の経験などの全てを生かし,子どもから高齢者まで,誰もが安心して暮らすことのできる社会の実現に向けて取り組んでまいります。  本市は,海や緑に恵まれた豊かな自然,バランスよく発展した多様な産業,快適な都市環境など,多彩な魅力にあふれております。それらを高い市民力と結び合わせ,まちの価値をさらに高めていくことで,人口減少も乗り越えることができると信じております。夢のある未来志向のもと,市民の声に寄り添い,一人一人の幸せを実現していくため,次に申し述べます4つの項目にわたる政策を柱として,積極的に市政運営に当たってまいります。  1つ目は,生涯を通じて生き生きと暮らせるまちづくりであります。  いわゆる団塊の世代の方々が全て75歳以上の後期高齢者となる2025年に向け,医療・介護等の連携強化がさらに必要とされております。高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けられるよう,在宅医療や介護予防,そして介護を行う家族も支える取り組みも含めた地域包括ケアシステムを確立してまいります。  本市においては,人口当たりの医師や看護師の数が,全国平均と比較して非常に少ないという問題があります。医療・介護・福祉分野の専門家を目指す学生が市内で学ぶことができるよう,看護学校や医療・福祉分野の専門学校などの誘致に向けて,積極的に検討を進めてまいります。また,福祉分野でのニーズの多様化や高齢化の進展に伴い,介護福祉士や保育士など,専門的な人材が不足していることに対応するため,子育てを終えた方や定年退職された方たちの復職等を支援してまいります。  高齢者の生活機能の低下をできる限り防ぐ取り組みの推進につきましては,寝たきりを予防する体操教室への参加促進や,指導する人材の育成を図るとともに,健康づくりの活動がさらに各地域へ広がるようサポートしてまいります。  高齢により運転免許を返納した方の通院や買い物など,日常生活における外出のニーズへの対応につきましては,スマイルあおぞらバスの運行ルートや本数を見直すなど,利便性の向上に努めてまいります。さらに,高齢の方や障害をお持ちの方など,コミュニティバスの利用が困難な方々のニーズにつきましては,介護や福祉の観点から支援のあり方を検討してまいります。  高齢者が生き生きと活動できる場や,近所の仲間が集えるカフェなど,地域の中での支え合いや共生の拠点づくりの推進につきましては,高齢化や核家族化の進行に伴って増加している空き家の活用も方策の一つとして検討してまいります。  また,定年後に地域デビューする方を応援するため,自治会,コミュニティ活動に関するガイドブック等を作成してまいりますとともに,自治会役員の高齢化が進んでいることから,自治会活動へのサポート体制を強化してまいります。  2つ目は,子育て世代に選ばれるまちづくりであります。  私自身,2児の親であり,子どもたちがすくすくと育っていく姿に元気をもらう一方,働きながら育児をする中での大変さも身を持って感じているところであります。育児と仕事に忙しい保護者の働きやすい環境づくりの一つとして,児童の放課後の安全安心な居場所を確保する放課後学童クラブにつきましては,子どもたちの健やかな育成のための保育環境や支援体制を整備するとともに,夏休み期間中の昼食など,保育内容の充実について検討してまいります。あわせて,特に高学年の子どもたちの放課後の居場所づくり活動を行う市民団体の活動を支援してまいります。  また,学校における学習環境の向上策の一つとして,9月補正予算で計上されております小中学校の全ての普通教室,特別支援教室,特別教室などへのエアコン設置につきましては,来年の夏までの整備完了を目指し,着実に進めてまいります。  昨今,外遊びの機会が減少していると言われておりますが,私は子どもたちが自然に触れながら創造力を働かせて遊ぶことで,より健やかに成長することができるものと考えております。自由に遊べる機会を提供するような,魅力ある公園のあり方について検討してまいります。
     3つ目は,地域経済の活性化とにぎわいのあるまちづくりであります。  本市の発展の基盤となるひたちなか地区の開発につきましては,ひたちなか地区留保地利用計画に基づき,国や県と連携を図りながら,まちづくりの観点から未来の大きな発展につながる機能の誘導を図るとともに,ポートセールス等の営業活動を強化していきます。茨城港常陸那珂港区の利用促進を図ることにより,さらなる企業立地や設備投資を呼び込んでまいります。  商業につきましては,商店街を休日のイベント会場と位置づけ,にぎわいづくりの一環として子どもたちも楽しめ,親子に来てもらえる催しの開催などを支援してまいります。  農業・漁業の振興につきましては,本市の豊かな農水産物を使った料理を提供する店舗と連携し,実際に食べていただくことで効果的なPRを図ってまいります。  また,生産量日本一を誇るほしいもについては,県内にとどまらず,全国の産地との競争が激化しております。危機意識を市内の生産者の間で共有できるよう啓発に努めるとともに,販売促進・販路拡大など,経営力向上に向けた取り組みを支援してまいります。  観光につきましては,本市の魅力を伝える新しいお土産品の開発を行う事業者に対し,マーケティング調査に基づく販売ターゲット層や商品デザイン等の専門的な助言を行うなどの支援を検討してまいります。  また,那珂湊地区のにぎわいづくりにつながるよう,本市の伝統ある湊八朔祭りや平磯三社祭などについて,市内外に情報発信を行ってまいります。  商工業や農水産業,観光など,地域に根差した多様な産業の持続的な発展を図り,生活する上で基本となる働く場をしっかりと確保することにより,安心して家庭を築き,暮らし続けることができるよう,職住近接のまちづくりに取り組んでまいります。  4つ目は,都市基盤の整備による住みよいまちづくりであります。  市民の安全を確保することは,行政の最大の使命であります。近年,全国で台風や集中豪雨による大きな被害が頻発していることに鑑み,河川改修の進捗を図るとともに,雨水幹線の整備に重点的に取り組んでまいります。あわせて,水道施設の強靭化による水の安定供給のため,上坪浄水場の移転・改築事業を進めてまいります。  市内7地区で実施している土地区画整理事業につきましては,全体事業費の抑制と早期完結を目的とした事業計画の見直しにより,着実に事業を進め,良好な住環境を備えた街並みの形成と定住の促進につなげてまいります。  また,中央図書館につきましては,建てかえに向けて,誰もが利用しやすい快適な施設であることはもちろんのこと,市民に親しまれ,まちのシンボルともなるようなデザインにも配慮しながら,ひたちなか市の文化拠点にふさわしい空間の創出を目指してまいります。  日常生活の足である公共交通につきましては,高齢化対策や環境保全などが社会的に大きな課題となる中,交通弱者にとって不可欠であるとともに,自然環境にも優しい移動手段であり,ますます重要性を高めております。本市の大切な地域資源であるひたちなか海浜鉄道湊線につきましては,国営ひたち海浜公園西口まで延伸することにより,市民の利便性の向上はもとより,観光客による需要を取り込むことで経営を安定させ,地域公共交通としての役割を永続的に担うことができるものと考えております。本年度中の国の事業許可取得及び2024年度の運行開始を目指してまいります。  以上,私の所信の一端を申し述べましたが,市民の皆様一人一人の将来を担う責任と使命を深く認識し,市民の声に真っすぐに向き合いながら,公平・公正で身近に感じられる市政運営を心がけてまいります。そして,これからの将来を担う子どもたちの世代に,よりよい形でふるさとを引き継いでいくことができるよう,ひたちなか市のさらなる発展に向けて邁進する所存でございます。議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げ,ご挨拶とさせていただきます。  ────────────────────────────────────────── △日程第6 報告第27号 専決処分の報告について〈損害賠償額の決定について〉 ○清水立雄 議長  日程第6報告第27号 専決処分の報告について〈損害賠償額の決定について〉を議題とします。  本件について,提出者の説明を願います。大谷 明市長。          〔大谷 明市長登壇〕 ◎大谷明 市長  平成30年第4回ひたちなか市議会12月定例会に当たり,提出議案等につきまして,概要をご説明申し上げます。  報告第27号につきましては,本年10月9日午前10時30分ごろ,武田地内の武田仲坪公園の除草作業中に草刈り機の刃に当たった石が飛び,隣接する道路に駐車中の車を損傷させた事故に係る損害賠償額の決定について,本年11月16日付で専決処分をしたものであります。  以上,御報告申し上げます。 ○清水立雄 議長  これより質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  ────────────────────────────────────────── △日程第7 報告第28号 専決処分の報告について〈和解について〉 ○清水立雄 議長  日程第7報告第28号 専決処分の報告について〈和解について〉を議題とします。  本件について,提出者の説明を願います。大谷 明市長。          〔大谷 明市長登壇〕 ◎大谷明 市長  ただいま議題となりました報告第28号の専決処分の報告につきまして,概要をご説明申し上げます。  報告第28号につきましては,昨年6月12日午後5時40分ごろ,足崎地内の市道を走行中の公用車が,交差点を右折しようとした際に直進してきた小型自動車と衝突した事故による車両損傷及び負傷に係る和解について,本年11月22日付で専決処分したものであります。  以上,ご承認を賜りますようお願いを申し上げます。 ○清水立雄 議長  これより質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  質疑なしと認め,質疑を終了します。  お諮りします。ただいま議題となっています報告第28号は,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  異議なしと認め,本件は委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  討論なしと認め,討論を終了します。  これより報告第28号を採決します。本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  異議なしと認め,報告第28号は承認されました。  ────────────────────────────────────────── △日程第8 議案第95号 平成30年度ひたちなか一般会計補正予算(第3号)              ないし       議案第99号 高場雨水11号幹線管きょ布設工事2工区(30国補公下雨第1号)請負契約の締結について ○清水立雄 議長  日程第8議案第95号 平成30年度ひたちなか一般会計補正予算(第3号)ないし議案第99号 高場雨水11号幹線管きょ布設工事2工区(30国補公下雨第1号)請負契約の締結について,以上5件を一括して議題とします。  提案理由の説明を願います。大谷 明市長。          〔大谷 明市長登壇〕 ◎大谷明 市長  ただいま議題となりました提出議案につきまして,提案の理由をご説明申し上げます。  まず,議案第95号 平成30年度一般会計補正予算(第3号)につきましては,予算総額から986万円を減額し,545億4,780万4,000円と定めるとともに,地方債を補正しようとするものであります。  歳出の主な内容につきましては,国の平成30年度補正予算に盛り込まれた学校の緊急重点安全確保対策への対応に係る経費を追加するとともに,議案第97号で提案しております職員給与の改定及び人事異動に伴う人件費の過不足を補正しようとするものです。  追加及び増額しようとする主な事務事業につきまして,ご説明申し上げます。  総務費は総務管理費において,過年度における児童手当負担金ほか3件の交付額の確定に伴い,国及び県への返納金を増額しようとするものであります。  教育費につきましては,教育総務費において,奨学金返還支援補助金について,本年4月から申請を受け付け,順次補助の決定を行っているところでありますが,今後,補助金の不足が見込まれることから,所要の経費を増額しようとするものであります。  また,小学校費,中学校費及び幼稚園費において,国の補正予算に計上されたブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金を活用して,小中学校及び幼稚園において対応を要する既存ブロック塀の撤去や改修等の安全確保対策に要する経費を措置しようとするものであります。  歳入につきましては,歳出補正予算との関連において,国庫支出金及び市債をそれぞれ増額するとともに,繰入金を減額しようとするものであります。  地方債につきましては,小学校施設整備事業債ほか2件の限度額を変更しようとするものであります。  次に,議案第96号 平成30年度ひたちなか市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては,一般会計と同様に,職員給与の改定及び人事異動に伴う人件費の過不足を補正しようとするものであります。  収益的支出につきましては184万9,000円を減額し,資本的支出につきましては76万4,000円を増額しようとするものであります。  次に,議案第97号 ひたちなか市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定につきましては,人事院勧告に基づく国の一般職の給与に関する法律の改正に伴い,一般職の職員に適用される給料表において,平均して約0.2%の引き上げを行うとともに,勤勉手当の支給割合を0.05月引き上げ,さらに特別職の期末手当の支給割合の引き上げなど,所要の改正を行おうとするものであります。  次に,議案第98号 水戸・勝田都市計画事業佐和駅東土地区画整理事業施行規程を定める条例の一部を改正する条例制定につきましては,佐和駅東土地区画整理事業の事業見直し内容を踏まえた事業計画の変更に伴い,優先して整備する第1工区と,その後整備を行おうとする第2工区とに工区を分けて事業を進めるため,工区を分ける規定を追加しようとするものであります。  次に,議案第99号 高場雨水11号幹線管きょ布設工事2工区(30国補公下雨第1号)請負契約の締結は,市内における浸水被害の早期解消のため,雨水幹線管きょ布設工事について,一般競争入札により,契約金額2億8,825万2,000円で大須賀・上肥特定建設工事共同企業体と契約を締結しようとするものであります。  以上,慎重審議の上,適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○清水立雄 議長  ただいま議題となっています議案第95号ないし議案第99号,以上5件に対する質疑は19日に予定しています。質疑は通告されますよう,議会運営にご協力をお願いいたします。  ────────────────────────────────────────── △日程第9 休会の件 ○清水立雄 議長  日程第9休会の件を議題とします。  お諮りします。会議規則第10条第2項の規定により,あす12日から16日までの5日間は,議案調査等のため休会としたいと思います。異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○清水立雄 議長  異議なしと認め,あす12日から16日までの5日間は休会とすることに決定しました。  以上で本日の日程は全部終了しました。本日はこれをもちまして散会します。           午前10時52分 散会...