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  1. つくば市議会 2021-01-18
    令和 3年 1月18日つくば中心市街地まちづくり調査特別委員会-01月18日-01号


    取得元: つくば市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    令和 3年 1月18日つくば中心市街地まちづくり調査特別委員会-01月18日-01号令和 3年 1月18日つくば中心市街地まちづくり調査特別委員会            つくば市議会つくば中心市街地まちづくり調査特別委員会               ────────────────────                令和3年1月18日 午後3時20分開会               ──────────────────── 出 席 委 員                            委員長      ヘイズ ジョン 君                            副委員長     山 本 美 和 君                            委員       小 村 政 文 君                            〃        川久保 皆 実 君                            〃        宮 本 達 也 君                            〃        川 村 直 子 君                            〃        中 村 重 雄 君                            〃        あさの えくこ 君                            〃        山 中 真 弓 君                            〃        小森谷 さやか 君                            〃        高 野 文 男 君                            〃        長 塚 俊 宏 君                            〃        黒 田 健 祐 君
                               〃        神 谷 大 蔵 君                            〃        皆 川 幸 枝 君                            〃        五 頭 泰 誠 君                            〃        木 村 清 隆 君                            〃        木 村 修 寿 君                            〃        塚 本 洋 二 君                            〃        浜 中 勝 美 君                            〃        飯 岡 宏 之 君                            〃        橋 本 佳 子 君                            〃        小 野 泰 宏 君                            〃        鈴 木 富士雄 君                            〃        塩 田   尚 君                            〃        金 子 和 雄 君                            〃        久保谷 孝 夫 君        ──────────────────────────────────── 議     長                                     小久保 貴 史 君        ──────────────────────────────────── 欠 席 委 員                            なし        ──────────────────────────────────── 出 席 説 明 者             都市計画部長                  中 根 祐 一 君             都市計画部次長                 大 塚 賢 太 君             都市計画部市街地振興課学園地区市街地振興室長  渋 谷   亘 君        ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員                       事務局長          川 崎   誠                       事務局次長         中 島 一 美                       議会総務課長        町 井 浩 美                       議会総務課長補佐      野 嶋 章 裕                       議会総務課議事係長     大 坪 哲 也                       議会総務課主任       藤 代   拓                       議会総務課主任       岡 野 冴 季        ────────────────────────────────────                     議  事  日  程                                 令和3年1月18日(月曜日)                                 午後3時20分開会 1 開会 2 案件   つくばセンタービルリニューアルについて        ────────────────────────────────────                      午後3時19分 ○ヘイズ 委員長 お疲れさまでございます。つくば中心市街地まちづくり調査特別委員会に委員及び執行部の御出席を賜り、お礼申し上げます。  それでは、開会に先立ちまして、小久保議長から御挨拶をいただきます。 ○小久保 議長  委員及び執行部の皆様には、臨時会及び全員協議会終了後のお疲れのところ、つくば中心市街地まちづくり調査特別委員会に出席を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。  本日の内容は、つくばセンタービルリニューアルについてと伺っております。  委員各位には、中心市街地の現状の共有認識を図り、魅力あるまちづくり調査研究のため御尽力をいただきますようお願い申し上げまして、開会に際しての挨拶とさせていただきます。 ○ヘイズ 委員長 ありがとうございました。        ────────────────────────────────────                      午後3時20分開会 ○ヘイズ 委員長 ただいまの出席委員数は26名であります。  定足数に達しておりますので、直ちにつくば中心市街地まちづくり調査特別委員会を開会いたします。  本日の委員会の進め方について説明をさせていただきます。  昨年12月25日の全員協議会において、執行部から説明がありましたつくば中心市街地における取組状況についての質問、意見、要望が14日までに提出されました。より議論を深めていくため、本日は、センタービルリニューアルについて協議を行いたいと思います。  エリアマネジメント団体の設立に関しては、次回以降の協議とさせていただきたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。  まず初めに、執行部からつくばセンタービルリニューアルにおけるこれまでの経緯について説明を受けた後に、委員間での協議を進めたいと思います。  委員の皆様には、委員会の円滑な運営のため、御協力をよろしくお願いいたします。  それでは、本日の案件でありますつくばセンタービルリニューアルについて説明をお願いします。  中根都市計画部長。 ◎中根 都市計画部長  本日は、中心市街地まちづくりについて御説明させていただく機会をいただきまして、ありがとうございます。  議員各位におかれましては、つくば市全域の活力の創出及び魅力向上を含めたつくば中心市街地の魅力あるまちづくりのため、本委員会において調査研究を進めていただいており、厚くお礼を申し上げます。  本日、つくばセンタービルリニューアルについてを中心に御報告させていただきます。  それでは、内容説明に入る前に、資料の説明をさせていただきたいと思います。  皆様の資料に次第関係レジュメがございまして、その中でA4の縦の中で特別委員会説明事項といったものがございます。この中に(1)と(2)がございまして、資料は1から4までという形になっております。この順番について、順番から説明させていただきますけれども、その中で、資料の1、A4が横になっているタイプでございます。この一番右側に議員からの質問との対応という形で、右側に質問1、2から質問6まで書いてございます。その件に関しましては、今日ここでお答えできるような形になると思います。それのタイアップする資料といたしましては、次に、A4で資料も何も書いていなくて申し訳ないのですけれども、両面になっている形のA4の縦のもの、これについての質問と回答という形になっておりますので、この左側の番号が先ほどの資料1の右端の質問1、2と、この質問6というところまでが合っている形になります。それらを踏まえまして、御説明させていただきたいと思います。  それでは、担当から説明に入らせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○ヘイズ 委員長 渋谷学園地区市街地振興室長。 ◎渋谷 学園地区市街地振興室長  着座のまま御説明させていただきます。  先ほど、部長からもありました、お手元の中心市街地調査特別委員会説明事項に基づいて御説明いたします。  まずは、センタービルリニューアルについてのうち、(1)としてセンタービルリニューアル計画への補足について、これまでの経緯や全員協議会で出された質問、補足したい部分を整理しております。それから、(2)として、オープンハウス市民意見の結果についても御説明いたします。  委員から事前にいただいた質問についてですが、先ほど部長も申しましたが、回答については、基本的に次回以降の回答としたいと思いますが、センタービルリニューアルの質問の一部につきましては、今回用意した資料の中で回答となりますものもありますので、この資料の中でお答えしたいと思います。  資料1と合わせて、こちらの事前にいただいた質問と回答、センタービルリニューアルについてのみというところを、まず見ていただければと思います。  番号のうち1から6までは、これから説明します資料1の中で御説明いたします。  7番につきましては、オープンハウス意見交換の結果ということで、こちらは資料3で用意していますので、こちらで御説明します。  8番、今までの利用者や現場の意見はどのように生かされているかということですが、こちらは、センタービルリニューアルの方向性をまとめたときに、5月1日の調査特別委員会でそちらについてはまとめておりますので、今回御用意がなくて申し訳ないのですが、そちらでまとめておりましたので、今回はお出ししていません。  9番の磯崎 新氏の建築物内にエスカレーターなど設置した例はあるか、こちらは次回の委員会で提示する予定です。  裏を御覧ください。  10番、エレベーターが5基あるが現在の利用状況ということで次回の委員会で提示する予定ですが、市以外の利用状況については回答できなかったり、市のものであっても調査の状況によっては回答できない場合もあるのですが、こちらはお調べしたいと思います。  11番、フリースペースが活用できる人数はどのようになるかは、次回の委員会で提示する予定です。  12番、座席数はどのくらい想定しているかということにつきましても、現在整理していますので、整理次第提示したいと思いますが、座席を設置しない使い方もあるため、こちらについては、提示できない可能性もございます。  13番、公共エリア工事費用の内訳はどうなるかということで、現在基本計画で詳細な費用を算出しておりますので、算出次第提示したいと思います。  14番、センタービル設備関係全面改修や更新が必要とされるのであれば、その計画はあるかということで、こちらにつきましては、現在、市単独の設備については原則全て入れ替える予定でございます。ただ、躯体や設備の多くが3者の区分所有共有財産でございますので、それぞれの共有部分については市以外の所有者という形になりますので、公表できない場合がありますので、こちらは御了承ください。  こちらが、センタービルの部分についていただいた質問の回答の対応についてでございます。  これから、資料に基づきまして御説明します。  では、資料1を御覧ください。  時間が限られておりますので、質問を受けた部分、それから、センタービルに関わる部分を中心に御説明します。  ページをめくって、2ページを御覧ください。  繰り返しになる部分もございますが、初めて聞く方もいらっしゃいますので、リニューアル考え方については重ねて御説明します。  まずは、つくば駅周辺まちづくりの課題でございます。  中心市街地の様々な課題を解決し、魅力あるまちづくりを推進するということで、課題について整理しています。  ①居住者や来街者にとって、つくば駅周辺のまちの魅力が低下しているという課題がございます。くつろげる場や交流の場が少ない、それから、つくばならではの体験できる場が少ない、働く場や働く人が交流できる場が少ない、それから、移動手段が不十分で駐車場の問題などもあり、訪れやすい環境ではない、大型施設の撤退など商業施設サービス機能が低下しているなどの課題が挙げられます。  2番として、つくばならではの資源をまちづくりに生かし切れていないということで、つくばの特徴であります科学技術の集積というものをまちづくりに生かされていない、それからペデや公園などパブリックスペースが特徴的ですが、そちらを活用して生かされていないということが課題として挙げられます。  3番として、つくばならではの景観、まち並みが大きく変化しているが、まち並み誘導が不足しているということで、御存じのとおり、公務員宿舎跡地の開発によって大きくまち並みが変化している中で、これまで宿舎と一体となっていたペデや公園周辺などの特徴的なまち並みも、こちらを引き続き維持するような誘導が不足している、既存建物とペデや公園等の動線の連続性が低いなどの課題があります。  4番として、研究機関の集積を生かし、さらなる企業の創出を図る必要があるということで、スタートアップ企業をはじめとした企業等が入居できるオフィスが不足している、イノベーションを誘発する環境が不足しているということで、研究機関が多く存在しますが、いわゆる製造業のような市の財政を支援するような基幹産業には成り切れていないという課題もあるかと思います。  5番として、まちづくりを主体的に実行、調整する機能が不足しているということで、まちの価値を高めるアイデアを形にする人が不足している、また、それら様々な事業を実施する人が少ない、それから様々な機関が様々な取組を行っていますが、それらを調整するものがいない、公共公益用地が多いことから民間事業者の立地が少ないということで、こういった課題を解決するため、これまで、つくば中心市街地まちづくりヴィジョン及びその実現のための戦略というものを策定してきたところです。  3ページつくば駅周辺土地利用の動向を御覧ください。  左が現在の主な土地利用になります。つくばの特徴として、駅の周辺について、公共公益施設の利用が多いということで、通常駅周辺に多く見られる商業利用業務利用が、つくばの場合は少ないという特徴が見られます。  一方、右側、今後土地利用や機能の変化が想定される箇所ということで、駅周辺にあっても国家公務員宿舎の廃止などの影響で、今後土地利用や機能の変化が想定される箇所というのが、中心市街地に多くあるというのもつくばの特徴でございます。  ページをめくって、4ページを御覧ください。  つくば駅周辺市場動向でございます。
     民間事業者にアンケートやヒアリングを行っており、以下のような意見をいただいております。  商業やホテルについては、市内外に多くの商業施設が立地しているため、1万平米を超えるような大型商業施設の立地というのは、なかなか厳しいという意見をいただいております。賃貸条件が合えば出店したいと考えているテナント一定程度存在しております。また、宴会ができるようなシティホテルの需要は厳しい一方、ビジネスホテルの需要も一定程度ございましたが、現在はコロナの影響でビジネスホテルについても落ち込んでいると聞いています。  いわゆる業務施設オフィスについては、新規のオフィスビルの建設は、地価の高騰、建設費高騰などによる利回り低下により事業の収益性が高くないことから、ほかの都市に比べると進出する優先順位が低い、結果的に建設されていないということで聞いております。また、駅周辺における新規オフィスビルが供給されることがほとんどないので、既存物件は高稼働率を維持している。また、この後少し説明しますが、中心市街地空室率は、平成30年1%でありましたが、現在クレオ等の大規模なオフィスが建設中であることから、現在は13.7%の空室率となっています。ですが、テナントの入居、契約は、順調に進んでいますので、空室は減少しているということから、需要は存在していると考えております。  マンションの需要につきましては、平成23年以降、つくば駅最寄りの物件では、年間200戸から300戸が成約されております。しかし、一部のマンション事業者の見解ですと、需要が底をついてきているのではないかということで、今後実施が難しいという厳しい意見をいただいております。  戸建て住宅については、一定の需要があるということで聞いております。  5ページにつきましては、市で策定しました、まちづくりヴィジョンまちづくりの将来イメージを示すまちづくりヴィジョンになります。  ページをめくっていただきまして、6ページ、こちらは、まちづくりヴィジョンを実現するための戦略になります。  方針を四つ掲げておりまして、方針に位置づけた意図としましては、方針1として、つくば市全体の活力を生んで中心市街地の魅力を創出するためには、つくば駅周辺周辺地域の人や魅力をつなぐことが必要であるということから、方針1を策定しております。  方針2につきましては、中心市街地にはつくばにしかないまち並みが存在しますので、これらを生かすことで、つくばならでは魅力創出が可能になるということで、方針2を掲げています。  方針3と4につきましては、魅力あるまちの創出には多様な機能が必要ですので、働く場や定住者の増加、平日の人の流れのために重要な機能でございます。また、学園都市としてイノベーションを誘発することは、つくば市の使命であるとともに、定住者の増加や人の交流、ビジネス交流など持続可能なまちづくりに必要なために方針3と4を掲げています。中心市街地には、多様な機能が必要でありまして、働く場など雇用や税収を生むような機能も必要であると考えています。  7ページにつきましては、5年以内に優先的に進めるリーディングプロジェクトを八つ掲げておりまして、今回説明するセンタービルリニューアル及びセンター広場リニューアルも、そのプロジェクトになっております。  続きまして、8ページを御覧ください。  8ページでは、つくば駅周辺で必要な機能や取組ということで御説明しています。  これまで、説明の中でも、つくば駅周辺に不足している取組や機能ということで御説明していたところですが、そちらを具体的にどういったものをイメージしているかを整理しております。  機能として、取組及び機能を五つに分類していまして、①として憩いや交流の場、②としてにぎわいの場、③として働く場、④として新たな拠点、⑤がその他、それから市内全域に関わることということで、四つの方針に分けて整理しております。  方針1としましては、例えば域内のアクセスということで、公共交通、自転車などの取組、周辺部の魅力を発信するイベント等活動の場、それから様々な市民が活動する場、挑戦したい人を支援するチャレンジショップ、様々な都市機能の集積、それから地域の食が味わえる場などが不足している取組と考えています。  方針2としましては、つくば市にしかないまち並みや体験を提供するまちづくりということで、自然体験アウトドア体験季節ごとの体験などが体験できる場、それから子供の感性を磨く遊び場や子供が自ら遊び方を考える場、多世代がくつろぐことができる場、イベント等の活動の場、子供が科学を体験して遊べる場、ペデストリアンデッキ沿道へのにぎわいの誘導、それから、まちが一体となったプランニングや魅力の発信、人に応じた滞在ができる一時的滞在施設など、こういったところが不足している取組であると考えております。  また、方針3、4につきましては、まちなかでの科学技術の導入や生活利便を促進する科学技術実験的導入、多様な働き方ができる場や支援するサービスの提供などを考えております。  これらの取組は、必要とされながら実現されずに中心市街地では不足している取組と考えております。これら一部は、市が戦略の中で実現する一方、多くの取組につきましては、新たな地域運営会社でも行うことが期待されます。  これらの取組について、民間事業者による実施が望ましいものもございますが、結果的には現在実施されていないことから、市の支援も必要となる取組だと思います。こういったところが市に不足している取組であると考えております。  次に、9ページを御覧ください。  中心市街地の今後の機能導入役割イメージということで、つくば駅のまちづくりを行う際には、一つの施設のみだけで考えるのではなくて、民間施設も含めたエリア全体で役割を分担し、それぞれが連携することで人の流れを生み出し、まちのにぎわいの創出やまちの魅力を向上させるということが重要であると考えております。これは、まちづくりヴィジョンや戦略、そういったところでも共通の考え方でございまして、センタービルについても、こういった考え方の下に在り方やリニューアルを検討しているところです。  具体的には、中央公園周辺につきましては、広大な公園やエキスポセンターなど、子供が楽しめる施設や図書館、美術館など文化施設が既に立地しておりますので、それらを生かした子供から大人まで楽しめる憩いの場とすることが効果的と考えております。  クレオスクエアデイズタウン周辺については、クレオスクエア商業施設として再生を目指していることや、デイズタウンには物販や飲食店や集積していることから、クレアスクエアデイズタウン周辺にぎわいとなる商業施設を集積させる、こういったことで集客にも効果的ですし、閉店や撤退のリスクも下がるということで考えています。  つくばセンタービル及び三井ビル周辺につきましては、持続可能なまちづくりのために利便性が高い駅近くに働く場所が必要なことから、センタービルの一部や三井ビル周辺オフィス機能を集積する必要があると考えています。  センター広場、カピオ、国際会議場周辺については、多くの交流を促進する施設が立地していることから、多様な交流を促進することが効果的であると考えております。特に、センター広場につきましては、駅直近の立地を生かして、磯崎 新氏の設計思想を継承し、来街者や住民、就業者など様々な人が交流する庭と位置づけ、多くの交流を誘発させることが必要だと思っております。  質問でいただいています、飲食店や販売する場所がないかであったり、ほかの民間事業者との連携ということでは、こういった形で機能導入の役割、イメージということで考えているというところが回答になります。  ページをめくっていただきまして、10ページを御覧ください。  つくば駅周辺におけるオフィスの状況でございます。全員協議会の中でも一部御質問が出ましたが、現在のオフィスの状況、周辺の状況はどうなっているかということで御説明します。  まず1番、つくば駅周辺へのオフィスの進出意向ということで、昨年度UR都市機構がつくばに関するスタートアップ企業にアンケートを実施しておりまして、市内立地機関発ベンチャー及びつくば研究支援センターに入居する企業310社にアンケートを出し、74社から回答をいただいております。そのうち23社、約34%がつくば駅周辺オフィスがあれば進出したいという希望があるということで結果が出ております。  また、市にも定期的につくば駅周辺オフィスを紹介してほしいという依頼や、センタービルにつきましても具体的な問合せを5社ほどいただいておりますので、進出意向が高いということで考えております。  つくば駅周辺オフィスの現状につきましては、先ほどと重複になりますが、空室率、2018年に1%だったものが2021年1月に再度調査したところ、現在13.7%ということになっております。こちらにつきましては、約2年で2万平米のオフィス、こちらクレオや元のライトオンのところになるのですが、こちらがテナント募集を開始したため空室が多くなっております。  その一方、これだけの募集、供給が増えても空室については13.7%、右のグラフで見えるとおりなので、大分需要は増えているけれども、また契約されている数も順調に多いと考えております。  ページをめくっていただきまして、13ページを御覧ください。  13ページが磯崎 新氏の意向についてということで、こちらは、質問3でいただいている磯崎 新氏の事務所とどのような協議、やり取りをしているのかということになります。  13ページにつきましては、センタービルの在り方のときに御説明していますので、こちら読み上げは省略させていただきます。  次の14ページを御覧ください。  14ページリニューアル検討中に進捗の報告、意向確認を行っている内容でございます。  2020年9月にメールで報告した際には、特に意見はないが進捗があったら連絡いただきたいということで、メールを回答いただいております。  2020年12月には、リニューアルの計画について、メールで御報告し、改修案への意見は特にございませんということで、メールで回答をいただいております。  次に、めくっていただきまして、16ページ、動線の考え方についてを御覧ください。  こちらは、質問4、エスカレーターへの設置要望はまたどれくらい寄せられているのか、利用する対象者とはということで、こちらの資料で御説明します。  エスカレーターにつきましては、エスカレーターというよりも1、2階の動線を改善してほしいという意見を多くいただいているところです。そのため、まちとの連続性を重視した施設の配置と動線を計画しております。  ①として、多くの人、特に不特定多数の人が使う施設を公園通り側、図面右側、西側に配置する。公共施設である市民活動拠点、市民窓口、小ホールというものを図面の右側に配置するという考えでございます。  ②として、1階に配置する市民活動拠点及び市民窓口へ2階から直結する動線を設置ということで、新設エスカレーターと既存エレベーターで、1階に配置する市民活動拠点及び市民窓口への動線を設置します。  ③として、庭であるセンター広場の1階と2階を行きやすくする、イベント等の利用をしやすくするということで、新設エスカレーター、それから既存階段の拡幅でこれら動線を改修したいと考えております。  右にありますように、センター広場の1階と2階を行き来する人の想定としましては、イベント時の来場者やメインの入り口が1階となる市民活動拠点、窓口の利用者、それからホテルや働く人を支援する場の利用者ということで想定しております。  17ページが、それらのそれぞれの施設の入り口を整理したものでございます。  めくっていただきまして、18ページが、公共施設などの入り口を表したものになります。  次に、19ページを御覧ください。  センタービルに導入する機能の考え方についてということで、このページは、5番の交流センター、市民活動センター、国際交流センターの機能の充実とは具体的にどのようなことなのかということの回答の一つになります。  センタービルに導入する機能につきましては、まず1番、導入する機能を選定に向けての方針ということで、まずは、先ほども申しました周辺全体の役割分担を踏まえた機能を導入するということで、役割分担を踏まえ、交流を促進する機能、オフィス機能を補完する働く人を支援する機能等を導入すると考えております。  また、2番としては、センタービルに既存で設置されている公共施設の利便性を向上する。  それから、3番として、センタービルの動線を抜本的に解決することは難しいことから、視認性が高い部分以外は不特定多数が利用しない機能を導入するということで、センタービルの西側にはペデストリアンデッキが面しているので、視認性が高いので、不特定多数が利用する交流機能を配置する一方、東側は、動線が分かりにくいことや視認性が悪いことから、不特定多数ではない人が目的を持って利用する施設とすることとしております。  4番は、ほかの区分所有者との相乗効果を見込める機能とするということで、ホテル日航つくばと相乗効果を生む機能を導入することで、ビル全体の価値を高めることが必要であると考えております。  2番が、具体的に導入する機能になります。  働く市民活動の拠点としましては、これまでの現在ございます吾妻交流センター、それから市民活動センター、新たに国際交流センターを設置しまして、それから、消費生活センターをこちらに移転するということで、市民活動や交流を支える拠点としたいと考えております。また、新たに市民窓口を設置して、市民の生活を支える窓口サービルを実施したいという計画でございます。  3番として、ノバホールとして、大ホールの改修は行いませんが、小ホールについては改修し、それぞれ一体化することで文化拠点としたいと思っております。  4番につきましては、様々なイベントや活動ができるイベント広場。  5番として、つくば駅周辺のまちを高めるための働く人を支援する場ということで、導入する企業については考えております。  こちらが、質問5の回答になります。  次のページを御覧ください。20ページでございます。  こちらが少し追加した資料でございますが、リニューアル後に市民ができることのイメージということで表しております。  右側に1階市民活動拠点がございます。こちらの右上には、フリースペースや音楽室などを使いまして、勉強や音楽活動、交流などで中高生が集う場やイベント等を提供できると思っております。  一番右の2段目が趣味などの活動をする場ということで、市民活動支援こちらもフリースペースや調理室などを利用して、趣味などの活動をすることができます。  3番目が、いろいろな活動や人に出会う交流の支援ということで、これまで市民活動であったり交流センター、国際交流協会など、それぞれ別個にありましたが、今後は1か所に集まることで、様々な人、様々な活動、大人や学生や外国の方など、様々な方が交流することが可能になるかと思います。また、国際交流機能も高めまして、外国人の悩みの相談や集う機能、それから消費者の相談をする機能など、こういったところが市民活動拠点、1階のイメージになります。  また、こちらの左側にありますように、1階には行政窓口を設置し、3階については市民活動の拠点として、これまでも使っていた会議、それから趣味の場などの提供ということで、会議室については一部改修しながら利便性を高めたいと思っております。  左上のノバホールにつきましては、小ホールを改修し、文化を楽しむ、音楽や演劇であったり市民が発表する場ということを創出していきたいと考えております。  左側の働く人を支援する場につきましては、多様な働き方をするリモートワークやテレビ会議、子連れ出勤、それから働く人同士が出会い交流する場としたいと考えております。  そして、それらの施設の中心になる交流の場、センター広場につきましては、毎週何かしらのイベントが行われたり、多様な人が交流するイベントを自らつくる、それからソファーやハンモック、暖炉など日常の居場所としてくつろぐ場として中心にセンター広場があるというイメージで考えております。室内と室外とのつながりなども開放的にするなどの改修も検討しております。  次に、ページをめくっていただきまして、22ページを御覧ください。  こちらは、質問6の交流センター、市民活動センター、国際交流センターの現在の面積はどのくらいか、活用はどうなっているかということで整理しております。こちらが現面積に対する新面積ということで整理しております。  まず、新たな市民活動拠点としましては、会議室やフリースペース等多様な機能を設置するということで、全体面積としては710平米から2,030平米ということで拡大をしております。  それから、その下にある交流センター、市民活動センター、国際交流センター、消費生活センターという機能につきましては、それぞれ一体化することでそれぞれが連携し交流できるということだけではなくて、事務所等を供用化することによって、個別に設置するより維持管理を効果的に利用できる、また、供用化で新たな面積を生み出すということで、こういった機能についても広く取りたいと考えております。  ノバホール小ホールにつきましては、面積は同程度ですが、演出者や利用者の動線を改善したいと考えております。  市民窓口は新たに設置しますので、ゼロから120平米ということで、市民活動拠点のフリースペースや待合スペースと供用化するなどで柔軟な運営を可能な配置にしたいと考えております。  また、一番下に廃止する施設として、飲食店街だったアイアイモール、それから事務室機能が多かったイノベーションプラザについては廃止しまして、働く人を支援する場というものを新たに2,500平米設置したいと考えております。  こちらが、質問6の回答になります。  資料1の御説明は以上になります。  続きまして、資料2のA3カラーの資料でございます。  こちらにつきましては、前回の全協で配付した資料が小さくて分かりにくいということだったので、それぞれの配置を大きくして印刷しておりますので、こちらは御覧いただければと思います。  次に、資料3を御覧ください。  センタービルリニューアルに関するオープンハウスの結果概要になります。  こちら実施期間は、12月15日から12月28日まで。あわせて、ウェブでの意見募集は1月11日まで行っております。来場者数は109名、こちらは職員が常駐していたときに数えたものですので、夜間や不在時などはございません。職員がいるときの集計になります。  調査方法及び回答数につきましては、会場内に御意見ボックスという形で御用意しまして、そちらが37件、ウェブでの意見募集が28件、それから中心市街地の地図を置きまして、そちらで付箋によって自由に意見が書けるということをやりまして、そちらの付箋の枚数が176枚ということになります。自由記述でございますので、そちらの回答を希望する施設に関する投稿、それから課題に関する投稿、提案その他に関する投稿ということで整理しております。  センタービルに対する意見としては、自習室や市民活動関連の部屋の充実を望む意見や、赤ちゃん連れでも憩える場所を望む意見が多い一方で、飲食等の商業機能の導入を望む意見なども見られました。  こちらについては、整理したもの、回答も含めて資料4でも御説明いたしますので、資料4を御覧ください。  資料4、こちらがつくばセンタービルリニューアルに関する市民意見募集に対する対応方針ということで、市民意見募集について出された意見に対し、市の対応方針を示すものです。今回は、センタービルリニューアルに関する意見募集であることから、ほかの施設に関する要望については、今回は示しておりません。  これらの意見の内容、原文については、対応も含め、今後市のホームページにも公開予定です。こちらの委員会で報告しましたら、今後公表していくということで考えております。  まず、一つ目、機能に関する意見ということでいただいております。  商業機能を導入してほしい、スーパーやデパ地下、デパートなどということで意見をいただいております。  市の考え方としましては、センタービル機能導入は施設単体で考えるのではなく、エリア全体で役割分担を考える必要があります。商業機能については、クレオスクエア及びデイズタウンに集積させることが望ましいと考えているので、センタービルには導入いたしませんが、ただし、カフェなどの機能につきましては、導入機能との相乗効果が見込まれる可能性があるため、ホテル日航つくばなど周辺施設との調整も踏まえて、導入を検討したいと考えております。  2番目が、子育て関係施設を導入してほしいということで、こちらも同じく、施設単体ではなくエリア全体で考えると、大規模な子育て関係施設については、センタービルには導入いたしませんが、ただ、新たな市民活動拠点では、子供や青少年が集えるスペースを設置しますし、また、働く人を支援する場では、子連れ出勤を支援する保育、託児サービス等を提供することで考えているという回答になります。  2ページを御覧ください。  帰宅困難者がとどまれるような防災機能を導入してほしいということで、センタービルつくば駅に近接しておりますので、災害時の帰宅困難者の受入れ拠点になることが想定されることから、導入は検討しますという回答になります。  自転車サイクリングの拠点がほしいという意見もございますが、センタービルには、現在具体的には自転車サイクリング拠点の計画はしておりませんが、昨年Biviつくばに組立てスペースを設置しております。  旅行者が利用できる温泉という意見もいただいております。こちらについても役割分担を考えると、温浴施設などはセンタービルではない場所に設置することが望ましいということで考えております。  次に、フリースペースや学習施設ができるのはありがたい、夜遅くまで使用できる自習室がほしいということで、こちらにつきましては、300平米を越えるフリースペースを設置しております。運営時間につきましては、今後利便性が高くなるよう検討していきますということで、運営については今後検討していきたいと考えております。  市民活動の部屋を多くほしいということでは、市民活動拠点に多くの活動スペースを確保しております。  それから、遊べる場や遊具がほしいという意見でございますが、センター広場は多くの人の交流の場や憩いの場とすることから、多世代が集える仕掛けを検討します。その中で必ずしも常設ではなく、期間限定であったり、季節限定など様々な遊具の設置については検討していきたいと考えております。
     学生が放課後に集まって活動できるスペースがほしいということについても、フリースペース、音楽室等の集える場を設置しております。  学生と大人が交流できる場所がほしいという意見についても、フリースペース等の交流を促進できる場を整備することから、大人と学生が交流できるような仕組みなどについても検討しますということで回答いたします。  研究所同士の打合せや小規模研究会で気軽に使える会議室がほしい、会議室についても新たに設置いたします。  2ページの最後のところにつきましては、シェアオフィスやコワーキング施設がもっと必要である、こちらもコワーキング施設及びシェアオフィスを設置するという解答になります。  3ページを御覧ください。  ホテルにプラスになる企業を呼ぶべきという意見については、ホテル日航つくばと相乗効果を生むリニューアルが実施可能であると考えていますという回答です。  センター広場で様々なイベントをしてほしいという意見もございますが、こちらについても、今後多くのイベントが行えるように誘導したいと思います。  センター広場でドラマ撮影が行われているので、引き続き行えるようにしてほしいという意見もございましたが、外観については大きな変更はございませんので、今後も行えるように働きかけていくという回答になります。  ビルが分かりにくかったので、公共施設が分かりやすい場所に集約されてよかったという意見、こちらについても、今後動線を改善する予定ですということです。  図書館についても意見を多くいただいていまして、図書館を24時間営業するものにしてほしい、現在の図書館は古くて汚いということですが、現在のところは、図書館については懇話会において方向性を提言いただいておりますということになります。  それから、動線、アクセスに関する意見でございます。  駅からの直通通路を検討してほしいということで、こちらは、検討を行った経緯もございますが、構造上難しいという結論に至っております。  また、1、2階のつながりが悪いということで意見もいただいておりますので、こちらについては、1階、2階の動線が不十分であることから、1、2階双方を使用した取組が実施しにくい、市民活動拠点窓口を設置することから、エスカレーターの新設及び階段の拡幅など動線の強化を図っていくという回答になります。  ページをめくっていただきまして、4ページを御覧ください。  動線が分かるように案内標示をしてほしいということでいただいておりますので、こちらは、案内標示を検討いたします。  無料の駐輪場がほしいということの意見につきましては、リニューアルに当たって、ビル利用者の方が無料で使用できる駐輪場の設置は検討していきたいと思います。  駐車料金の設定を改善してほしいという意見もいただいておりますが、つくば駅周辺については、各施設が駐車場を設置するのではなく、集中駐車場を設置しております。また、その運営は、つくば都市交通センターが行っておりますので協議していきますという回答になります。  景観に関する意見としましては、後世に語り継げる景観計画をしてほしい、磯崎作品としての意匠を残したまま機能導入をしてほしいということで、こちらについては、外観のデザインについて継承していくとともに、センター広場、破損している部分もありますので、そういった修繕も併せて実施しますという回答になります。  それから、エスカレーターにも意見をいただいております。エスカレーターは不要、可能な限り今の外観を壊れない工夫をしてほしい、それから、エスカレーターについては屋根を広めにしてほしいという意見もいただいております。こちらも外観のデザインについては継承していきながら、動線を改善していきたいということで回答になります。  その他としまして、説明会を開催してほしい、オープンハウスを開催してほしいということで、研究学園駅でもオープンハウスを開催してほしいという意見をいただいております。  今回、市としましては、多くの市民の方の意見を伺いたいと考えましたので、日時を指定して、その日にしか参加できない説明会ではなく、一定期間いつでも来場できる、また、あわせて新型コロナウイルス感染症の対策を取りやすいオープンハウスの形式で開催いたしました。場所につきましては、センタービルリニューアルであることから、現地で実施することが望ましいと考え、Biviつくばで実施しております。なお、市役所1階でも同じパネルの展示を行っております。  5ページになります。  情報発信をもっとしてほしいということでいただいております。今後も市のホームページや広報等で情報発信を工夫してやっていきたいと思います。  市民ボランティアが広場を掃除できるような道具を設置してほしいという意見もいただいております。こういったところも、誰でも使えるような清掃道具の設置なども検討したいと考えております。  以上、資料4が市民意見募集でいただいたものに対する市の対応方針ということでまとめたものでございます。  今回我々の説明としては以上になります。御清聴ありがとうございました。 ○ヘイズ 委員長 ここで、執行部は退席していただいて結構です。                       〔執行部退席〕 ○ヘイズ 委員長 それでは、本件について委員各位の御意見を伺います。  順次、発言を許します。  山本副委員長。 ◆山本美和 委員  若干補足します。  今、皆さんから事前にいただいた質問に対して、執行部から御答弁いただきました。このまま質疑を続けますと、多分延々と終わらなくなりますので、時間も今日は限られておりまして、各自今日の説明ともう一度資料を読み込んでいただいて、再度また書面で質問を提出していただくような形でまいりたいと思います。  それと、今日は今リニューアルだけだったのですけれども、続いて、後ほど委員長から説明ございますが、エリアマネジメントに関しても追加の資料もございますので、そちらも併せて読んでいただくようにしたいと思います。  委員の皆様には、今ここで、例えばもう少しこういった話を聞きたいとか、ここについてはもう少し調査が必要ではないかとか、また自分たちの会派ではこのリニューアルについての問題意識をどこに持っているとか、そういったものを委員会の中でしっかりと議論、討論をしていきたいと思いますので、ぜひこの場での御発言をお願いしたいと思います。  ここでの御発言を受けて、この後資料請求であったり、調査の在り方等検討していけたらいいのではないかということになっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○ヘイズ 委員長 黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  時間が限られているということで、今回こういった形になったのは理解するところなのですけれども、質問いろいろな会派の方から出ていて、私もぺらぺら全体を目を通したところ、まだ答えられていないところがあって、またここで資料追加となると、多分質問が重なっていくと思うのですよね。ただ、それをどういうふうに解消していくかというのは、結構大切なのかなと思いまして、そこのところお考えがあれば、現時点でお聞かせいただければと思います。 ○ヘイズ 委員長 この間、質問を結構もらいましたので、とりあえずこれから整理していきます。  山中委員。 ◆山中真弓 委員  私もずっとこの問題は一般質問でもやっているのですけれども、全国でこういうふうに自治体が絡んで何かのまちづくり会社みたいなものをつくったりして、本当に成功しているのかどうかみたいな事例とかをきちんと調査したほうがいいのではないかなと思うのですね。そういうものが、どういうやり方が成功しているのか、失敗しているのかというのも、執行部としてどういうふうに調査していて、それを示してほしいというのは言っているのですけれども、いまだに私たちにはそういう説明がないわけですよね。なので、もし執行部でそういう調査をしていないのだったら問題だなと思うのですが、私たち自身もそういうのを調べられるようにしていったらいいかなと思うのですが。  それと、今すぐという話ではないのですけれども、この特別委員会として、今後どういうふうにこの計画について落としどころを持っていくのかというのも全体として話し合っていかなければいけないかなと思っていて、3月に出資する計画だとなっているにもかかわらず、市民にはエリアマネジメント団体の説明はいまだにないわけですよね。それについて、いつ市民にきちんとした詳細な報告をするのかということも執行部にはきちんと確認する必要もありますし、議会としても、この計画に対してどういうふうにしていくべきなのかという、これをこのまま継続して出資させてしまっていいのかとか、もう少し調査する必要があるということで先延ばししたほうがいいのではないかとか、その辺の意見をまとめていく必要があるのかなと思うので、その辺についてもすぐにではないのですけれども、落としどころを持っていかないといけないのかなと。3月なので早めに決めていかなきゃいけないかなと思いますので、ぜひ、その辺も委員長と副委員長を中心にして、議会の皆さんで話し合って方針を決めていけたらいいかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○ヘイズ 委員長 後でエリアマネジメントの書類を出します。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  どういう方向性かというお話でしたけれども、今エリアマネジメント会社についてはこれからというので、方向性と言われてもどうかなという意見もありつつ、リニューアルについて説明を受けたのだけれども、まだまだリニューアルの場所とか、場所というよりも市民が使うべきスペースの確保が本当にこれで妥当なのか、そこら辺のところがまだもう一つ、今の説明だけではしっくりこないのですよね。  例えば、いろいろなものには若干の定員数というのがあると思うのですけれども、椅子も並べることもあるので、それは今分からないとか、そんな話だったけれど、大体のスペースの定員数みたいなものは私はあるのではないかなと思うので、そこら辺はっきりしてもらうと、今現実どのぐらいの会議室にどれだけの人が入れて、どういうふうに使っていて、足りているのか足りていないのかというのが比較できるので、そういうのがもう少しはっきりすれば、今度のリニューアルは市民が活用するには十分耐えるものだという、今そこの確信が持てない、まだ持ち切れない。  調理室というのも出ていたけれども、前の調理室はどのぐらいのスペースで、どういったことがあったのか、課題は何があったのか、それをこういうふうに改善したためにこれだけのスペースで、こういう調理室を造るにはこれだけのスペースがいるからこれになりましたとか、具体的なことを言ってもらわないと、本当にこの計画で市民が満足できるリニューアルになるかというところが、今の段階で疑問なのですよね。  前から言っているように、働く場と市民が活躍する場のすみ分けができているけれども、状況によっては、もう少し市民が使える場所を広げる可能性とかはないのですかと市長には聞いているけれども、それについて、できるともできないとも何とも返事はないという段階なので、そこら辺をはっきりとしてもらわないと、リニューアルについてもこれはいいですねとは言えないので、そこがはっきりできるように提案してもらいたい、説明してもらいたいというのが私の考えで、もしこれができないのであれば、このままリニューアルをこの形で行くということには、時期尚早で延ばして考慮してほしいというのが、そういう結論が出せればいいなというのが、私の気持ちなのです。  その上で、敷地を広げた場合、まちづくり会社立ち上げてやることにメリットがあるのかという次の段階に行けるのかなと。今このスペースの中でだから、まちづくり会社が提案されているわけでしょう。これがもし変わってしまったら、それでもそのまままちづくり会社がいいのか、例えば何か団体立ち上げてやるのがいいのかというところの議論も変ってくるのではないかなというのもあって、時期尚早だなと今の段階では、急ぐ必要はないなと。足を緩めてもいいのではないかなと、そういう結論に達してもいいのではないかなというぐらいの気持ちで、私は今いますけれども。 ○ヘイズ 委員長 山中委員。 ◆山中真弓 委員  今回いろいろ25日に頂いた資料とかを読み込んで、いろいろな方の意見なども聞いたりしたのですけれども、エリアマネジメント団体の説明のところで、まちに愛着を持ち変化を強力に推進する者が少ないと書いてあるけれども、中には、市民団体でいろいろなイベントをやってきた団体の方がたくさんいるのですよね。私自身も全然調査していなくて、そういう方がどういった活動をしてきて、どういうふうにあそこでいろいろなイベントを企画してやってきたのかというのを、私自身もそうだし、多分多くの方が知らないのではないかなというのを思っていて、私たちは一生懸命やってきたのに何でないと言うんだと怒っている方もいるわけですよ。  この4年間でかなりこういう活動団体が減ってきているのですよという話も聞いたのですね。それに対して、市は一体どういうことをしてくれてきたのかとか、お金もきちんと支援するお金であったり場所であったりそういうことも、きちんと市としても努力してくれていたのかというところも何も検証しなくて、ないと決めつけてしまっているような言い方に非常に怒りを感じている団体もいらっしゃって、こういう検証は必要なのではないかなというのは感じました。  本当になかったのかどうかもそうだし、活性化協議会の活動も本当に全然推進できていなかったのかと言ったら、そんなことないと思うのですけれども、例えばそこに人数を増やせばもっとできるのではないかとか、そういう検証も何もしていないわけですよね。なので、これをないものとして、まちづくり会社に移行していくことが果たして正しい選択なのかどうかというところも全然検証されていないなというのを感じたので、そこら辺の調査も必要ではないかというのを感じました。  それと、あそこのセンタービルというのは、プリツカー賞を取った磯崎 新氏が造った芸術作品でもあるわけですよね。あそこの中というのは、筑波山のジオパークをあそこに集約させたような造りにもなっていて、これからジオパークの審査もされる中で、あそこを果たして改造してしまっていいのかというところも考えなければいけないかなと。せっかくのジオパークの小さなモデルというか、造った芸術作品を市が誇りに思っているのかよく分からないですけれども、あれを手を加えてしまっていいのかどうかというところも検証が必要かなというのは感じるので、いろいろな点でこのまま進めてしまうのは問題かなと感じております。 ○ヘイズ 委員長 塚本委員。 ◆塚本洋二 委員  今日頂いた資料の中でも、おおむね5年で優先的に進める事業というのは入っているわけですよね。そうすると、ここにあるだけでもプロジェクトが八つあって、そういった中でも、ある程度計画の内容であるとか費用であるとか、そういったのは議会として見るべきだと思うのですね。そういったのも、ある程度出していただきたいと思っています。 ○ヘイズ 委員長 小森谷委員。 ◆小森谷さやか 委員  議論の進め方で確認なのですけれども、今日は、センタービルリニューアルの配置的なことについてで、次回がエリアマネジメント団体とか地域運営会社のことについてと理解していたのですけれども、話が混ざっていると思うのです。なので、地域運営会社のことについては、私もいろいろ聞きたいことがあるので、どうしますか。こういうやり方は初めてなので、解決策があるわけではないのですが、今日はリニューアルの配置的な中身についてということで限定して、さらに意見があればということで、そういう方向で皆さん話をしたらいいのではないかなと思うのですけれども。  リニューアルについて進めて、今度地域運営会社とかエリアマネジメント団体とか、そっちは盛り上がりそうなので。ということでお願いします。 ○ヘイズ 委員長 神谷委員。 ◆神谷大蔵 委員  今、小森谷委員のお話もっともだと思うのですけれども、先ほどからお話いろいろ伺っていますと、この2年間で小野委員長の下で、この中心市街地委員会で皆さん2年間激論続けてきたわけですよ。その中で我々は段階を踏んで様々な勉強会を8回ぐらいたしか行ったと思うのですが、その後に中間提言というものを市長に提出したわけです。それを基に今皆さんがお読みいただいているものは、執行部がつくり上げているわけです。  誰が、これのもともとをつくったのかというのは、我々がつくったものですから。これ山中委員も勘違いなく、今さらこれの何かを一から検討しよう、検証しようなんていう場面じゃなくて、2年間勉強し続けて、これを中間提言したことによって、これが出来上がってきている。ここからなおさら最終的な予算執行について、我々は、具体的に今日はリニューアルに関する考え方、次は我々がエリアマネジメント、いわゆるまち会社をつくりなさいと提言書に載せたので次の話が出てくる。もう全て、プロセス的に2年間で段階を踏んでいるわけです。そこで、今さら何々の検証しなさいといったら、小野委員長黙っていますけれども怒りますからね、本当に。  どれだけ時間をかけて合意形成を図って、この中心市街地にこのつくば市議会としては、どういうものを位置づけをきちんと執行部に、こういう道筋で進めていきなさいよというものを我々はつくったわけですから。それにのっとってやっているのに、もう1回振出しに戻るのだったら2年間返してくださいという話になりますから。  皆さんが責任を持って今回はつくったことなので、エリマネについては、いろいろまた御議論があるでしょうから、いろいろその場その場で言いたいことをただこの場で言う委員会ではなくて、きちんと事前に皆さん資料をよく読み込んで、どういったものを執行部に説明を求めたいのか、ちゃんと整理しながら、貴重な時間なのでなるべく無駄なく、それでなくても我々今議会は忙しいのですから、そういったところをもう少し御理解いただいて、2年間よく振り返っていただいてやっていただければなと思います。 ○ヘイズ 委員長 山本副委員長。 ◆山本美和 委員  ありがとうございます。細かいところは、それぞれ各委員ごとにいろいろな観点からの意見がおありだと思うのですけれども、一応この委員会として今までやってきた、今神谷委員からもありましたけれども、提言まで結んできた。  その先の話として、多分今皆さんの御意見を伺っていて出てくるのは、働く場と市民活動の場の割合が果たしてこれでいいのかというのが、一つ目の課題。それから、磯崎 新氏というデザイン性の下でできているセンタービルリニューアルするに当たって、リニューアルの度合いというか、そこのところについての御意見というものがあったのかなと思います。なので、その働く場と市民活動の場の割合というところについて、この後どのように考えていくべきなのかというのはあるのかなと思っているのですけれども、それは、若干執行部も次回の回答というところで示していただいているところもありますので、そこは、次回の回答を見ながら進めていきたいと思います。リニューアルについては、まずそういうことです。  その先のエリアマネジメントについては、今日これから委員長からも御説明ありますけれども、以前配った資料にはなりますが、再度皆様に御提示をして、そこに、実はエリアマネジメントの他の成功事例を全て報告書の中で比較検討されているものがございますので、もう一度皆で見ながらその先の課題を探っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。補足です。        ──────────────────────────────────── ○ヘイズ 委員長 以上で予定の案件は終了いたしました。  よって、つくば中心市街地まちづくり調査特別委員会を閉会いたします。  次回の委員会は、エリアマネジメント団体の設立について協議を行いますが、これから机上に31中心市街地エリアマネジメント検討業務委託報告書を配付します。この報告書を元に執行部からの説明がありますが、事前にお読みいただき、御質問があれば25日までに事務局まで提出をお願いいたします。  次の委員会は、1月27日水曜日10時からとなりますので、よろしくお願いいたします。                      午後4時23分閉会  つくば市議会委員会条例第60条第1項の規定により署名する    令和3年1月18日                 委 員 長  ヘイズ ジョン...